マスコミがインペイする、小沢バッシングの真相は ?
20年超実施・史上最大・最悪の政治謀略の黒幕は誰か ?
改革者・小沢氏を抹殺する政府・最高会議で政治謀略実行 !
財務省・国税と法務・検察の首脳、官房副長官が集まる会合で謀略計画
鳥越俊太郎氏×長谷川幸洋氏
(ameblo.jp:2012-07-02 :週刊ポスト2012/07/13号より抜粋・転載)
◆ 西松・陸山会事件は、政治謀略で悪徳・検察が作り上げた”疑惑”
権力の家来・マスコミの異常な「小沢バッシング」
◆検察の意図に迎合した偏向・画一的集中報道のマスコミの異常さ
◆巧妙・大規模の捏造で、”大捜査を受ける小沢”を国民に洗脳大工作
◆捜査報告書を偽造、「検察による重大な犯罪」 !
◆官僚主導から政治主導へ、地域主権へ、政権交代と抜本的改革を推進する小沢氏を
米国・官僚・自民党の既得権益が抹殺を狙う
◆ 改革者・小沢氏は、悪徳官僚が警戒する「危険人物」
◆改革者・小沢氏を抹殺する最高会議で政治謀略実行財務省・国税と法務・検察の首脳、
官房副長官が集まる会合で謀略計画
以上は前回投稿済みです。以下はその続きです。
==================
※注1 故人献金問題 2009年6月、鳩山由紀夫元首相の資金管理団体・友愛政経懇話会の政治資金収支報告書(2006〜08年)に、既に亡くなっている人や実際に寄付していない人から個人献金があったかのように虚偽記載されていることが発覚。4年間で計193件、2177万円。
※注2 子ども手当 2009年11月、鳩山元首相や弟の鳩山邦夫・元総務相が、実母から巨額の資金提供を受けていたことが判明。利息を払っておらず、贈与税逃れを指摘された。後日、鳩山元首相はそのうち12億4500万円を贈与税として申告し、6億円の贈与税を支払った。
==================
◆小沢氏は、覇権国・米国の虎の尾も踏んだ?
米国の利益のため、対米隷属自民党体制強化が米国の狙い !
鳥越:これは直感的なものでしかないが、霞が関や法務・検察に加え、「小沢問題」にはどうも、アメリカが、関わってるんじゃないかという気がしてならない。
戦後の日米関係は、歴代の自民党政権がそうであったように、アメリカの言いなりでした。
毎年、アメリカから日本に「改革要望書」が就き付けられ、アメリカに都合の良いように日本の制度や法律がどんどん変えられていきました。
例えば、アメリカの大手小売店が、日本進出したいと思えば「大規模小売店舗法を廃止せよ」と”要望”し、日本はそれを”お説ごもっとも”と聞き入れる。
その結果、日本中にシャッター通りができた。
◆小沢氏は、日本の国益・民主主義向上を目指す愛国者・改革者、
対米隷属・売国奴と大違い !
小沢氏は、自民党時代に厳しい日米交渉を経験している。
官房副長官としては、異例の政府特使になり、建設交渉、電気通信交渉でアメリカとガンガンやり合ったタフ・ネゴシエーター。
アメリカは、警戒すべき人物だと思ったことでしょう。
長谷川:そこは、どうでしょうか。先ほどの話と合わせて言うなら、霞が関にとって日米記事軸は、絶対不可侵の話です。
だからアメリカを怒らせる政治家は危険人物ですが、『日本改造計画』の頃の小沢氏ははっきりと日米基軸を主張しています。
いつから日米中の「正三角形論」になったのかはよくわかりませんが、そうしたわかりにくい政治姿勢が、不信感を招いたという見方はできます。
鳥越:小沢氏は、今でも日米基軸でしょう。ただ、言いなりではなく、主張すべきは、主張する点がこれまでの親米派と違う。
期待感からそう思うのかもしれないが、普天間問題でもオスプレイの配備計画でも、もし「小沢総理」なら違う展開を見せたのではないですか。
長谷川:政治家としての小沢氏については、私は批判的です。著書や会見などでの主張は筋が通っているし、傾聴に値する点も多い。
でもそれは表の話。裏では違う顔を見せることがある。
党と政府の一体化は従来からの主張で、鳩山政権では幹事長として政府の政策に深く関与した。例えばガソリン税の暫定税率廃止をひっくり返したのは当時、幹事長だった小沢氏でした。
これはマニフェスト破りの第1号です。
ところが、小沢氏はその決定について自らきちんと説明していない。
著書では、幹事長は、入閣すべきだと主張していて、そこはまだ実現していなかった、というのかもしれませんが、それならそれで幹事長の自分が説明しなければならない。
理念と実際の行動に差がある。
鳥越:細川政権で実験済みなのでしょう。
その時は、政権の主導権を握りたい新党さきがけの武村正義代表と角突き合わせる関係で、小沢氏は、思うようにならないとすぐに雲隠れした。
国民福祉税も、本当は小沢氏と大蔵省の斎藤次郎事務次官が練り上げた政策で、細川総理の突然の発表が猛批判されて潰れたが、そういう黒幕のように動くやり方がマイナスイメージを招き、実際より巨大な悪役に見せている面はある。
長谷川:表できれいなことを言うのなら、政策決定のプロセスと結論はきちんと説明してもらいたい。
斎藤元次官は、鳩山政権発足直後に、日本郵政の社長に就きましたが、これだって国民新党の亀井静香氏と小沢氏の差配とされている。
この一発で、官僚は大手を振って天下りできるようになってしまった。脱官僚路線はあれで壊れたといっていい。
◆飲食代を「奢らない」と小沢氏を恨む記者大多数の与党政治家は、
家来・マスコミをてなづけるため、接待攻勢 !
鳥越:「夫人の手紙」はどう見ますか?私はあまりにも”うまくできてる”印象と、消費増税の採決直前という報じられたタイミングから、これは誰かが仕組んだなと感じました。
長谷川:心情の記述などはよく書けていて、これは本物かなと思わせる内容ではありましたね。
鳥越:その”小沢ならあるだろう”という多くの人の気持ちの合わせて作られたストーリーであるところが怪しい。
少なくとも、あのような私的な内容を、真偽の確認もないまま新聞までが報じることは疑問です。
やはり小沢氏は必要以上に恐れられているような気がしてなりません。
長谷川:簡単に言えば「記者に嫌われている」ということでしょう。
霞が関は、本当に恐れているかもしれないが、例えば、マスコミの人間は、もっと単純に、ネタをくれない、仲の悪い記者は、シカトする、気配りをしてくれない、というような理由で小沢氏を嫌っているんじゃないですか。
小沢氏の側近は、議員も記者も切られてしまうと、切られた理由もわからず、電話にも出てもらえなくなるんだそうですね。
「20回もメシを食ったが、1回しか奢ってくれない。あいつはケチだ」といった高名な評論かもいます。(笑)
それに霞が関が嫌う人間を良く書く記者がいないことも事実。
新大臣の人物評などは、実は官僚がくれた話とか評価をそのまま書く。逆に官僚が「あいつは駄目だ」と言えば、そのまま悪口を書いたりする。
鳥越:それでも生き残るところも小沢氏の稀有な点。今回も小沢支持票ではないにしろ、57人もの民主党議員が造反に同調した。
逆説的だが、特捜部に徹底的に狙われ、マスコミに叩かれ続けたことで、それでも潰されない小沢って、スゴイなという人もいる。
長谷川:そこに殉教者のような雰囲気を感じる国民もいるでしょうね。
なぜ小沢氏が政治にこだわるか?
それはもちろん、権力への欲望でしょう。
それは別に否定も批判もしませんけど、あれくらいの「重要人物」はもっと国民の前で語ってもらわないといけないと思います。
鳥越:小沢氏はこれまでも総理大臣になろうと思えばなれた。
それをせず、しかしここまで叩かれても政治に身を置き続けるのは、やはり日本に足りないもの、政治家として成し遂げたいものが残っているからではないか。
その志があることは、私は信じたい。