福島原発で働く作業員の日常をリアルで緻密な線で描く、ルポコミック !
3・11原発大事故、津波でなく、地震動だけで発生 !
データを、隠し続ける、東京電力・安倍政権 !
安倍首相発言、「原発の”世界最高基準”」、
驚きの現実、実は、日本は一周も遅れていた !
ウソつき常習者が、安倍首相の正体 !
(ダ・ヴィンチニュース:2014.12.21より抜粋・転載)
★ 3.11の東日本大震災、徹底的に破壊された町
3.11の東日本大震災。あれ以上テレビが
伝えた衝撃的な映像は、ないだろう。
どこが道でどこが家屋だったか見分けがつかぬほど、徹底的に破壊された町の風景。
恐ろしいうなりですべてを飲み込んでいった津波の力。モニタの前で魂が縮み上がる思いだった。
しかし片方で、メディアへの不信も残った。亡くなった方、つまりご遺体が一度も映像にあらわれなかったからだ(多分)。
まるであの震災の犠牲者は倒壊した建物と、荒廃したがれきの山であるかのように多くの人には印象づけられたのではないだろうか。もちろん最大の犠牲者は本望ではない死を遂げられた方々である。
そのもっとも人間的な真実がメディアの報道の中から閉め出されていた。
震災がきっかけで起きたもうひとつの惨事がある。
なかば人災ともいえるかも知れない、
福島第一原子力発電所のメルトダウンだ。
もしかすれば、福島県全体が、あるいは、最悪、日本全土が汚染されていたかも知れないこの事故でも、とめどもなく威力をにじみ出させてくる放射能の怖さばかり報じられるなか、どうしても気になってしかたのない
一点があった。
あの、現場で手作業で復炉あるいは廃炉(自民党が勝ったので復炉に向かうのだろうか)の労働に従事する人たちの具体的な顔だ。
誰があれをやっているのだろう。
高い放射能線量のエリアに深く入り込み危険な作業を引き受けたことを思うとき、放射能というもっとも危ない環境において地道に動かされているのはどんな手なのだろう。
★ その疑問の多くに答えてくれるのがこのルポコミックだ !
なによりも果敢なのは、政治的、社会的メッセージがみじんもないことである。
「福島の隠された真実」などいっさいない、ただ、現場での具体的な手続きや作業員同士のやりとりが、淡々ともいえる表現でリアルに描きとめられている。
半径数メートルの伸ばせば、の届く世界のことしか描かれておらず、それが逆に生々しい「声」となって読み手に届く。
だからこれは「労働記」なのだ。
「いちえふ」というのは「1F」、福島第一原子力発電所をさす。
まず原発敷地内に入る前に、「Jヴィレッジ」と呼ばれる元サッカー合宿所の建物に入り、
靴下、マスク、手袋などを装備、いまは無人となった田園風景のなかを走って、やっと
敷地エリアに到着、免震棟で防護服に着替え、放射能測定器をもらい、原子炉へ作業
に向かう。
実際に半年発電所で働いた著者の手によって描かれた建屋の外貌や、身にまとう数々の品は、細部まで緻密かつ正確なだけに、原発事故の大きさを訴えかけてくる。
いわゆる吹き出しの形での「セリフ」のほかに、四角い罫に囲まれた「解説」のような文章が多用されているが、それを読んでいると原発作業へのマニュアルというか、手引きのように思えてくるから、それも味がある。
どんな表現にもユーモア、つまり自分を外から見て描く視点がなければ、傑作にはならないという手本かも知れない。
また、作業員の確保・差配が、孫請けのまた孫請けにまわされる実態なども、活写されており、一読ウームと唸らざるを得ないのであった。
(参考資料)
T 3・11原発大事故、津波でなく、地震動だけで発生 !
データを、隠し続ける、東京電力・安倍政権 !
安倍政権の家来・マスコミもこの真相をインペイ !
(人民新聞2013年12月28日より抜粋・転載)
元東電社員の告発:
12月2日、伊方原発(愛媛県)に隣接する八幡浜市で、元東電社員・木村俊雄さんの講演会が行われた(主催・南予住民交流会)。
木村俊雄さんは、東電社員時代、原子炉の設計と制御に関わる部署で働いていた、経験と知識をもとに、過渡期現象記録装置データを解析。
福島原発事故は、津波ではなく、地震動によって炉心損傷が起こり、メルトダウンに至った可能性が高いことを立証しようとしている。
要旨は、
@ 「地震発生1分30秒」前後から、炉心冷却の安全機能が失われた。
A 原発事故の原因は、原子炉圧力容器に接続されている、「配管の破損」ある。
B 配管破損により、原子炉冷却材が漏えいし、本来あるべき炉心内の自然循環の流れを止め、さらに炉心内(シュラウド)冷却材の流れを逆方向に変えた。「自然循環冷却停止」は、事故を重大化させ、事故進展のスピードを加速させた要因といえる、というものだ。さらに、
C 東京電力報告書では、原子炉水位が燃料頂部に到達するのは、地震発生から、「約3時間後」(17時30分過ぎ)、炉心損傷による原子炉格納容器からの気相漏えいが発生するのは、その後という見解となっている。
しかし、同じ東電報告書では、津波来襲後の17時19分、「現場確認のために原子炉建屋に入ろうとした運転員は、既に線量が高く退きかえした」と記述されている。
東電が推定した時刻よりも早く、メルトダウンが起きていたことを示す記述だ。
木村さんは、“2つの事実は、明らかに「矛盾して」おり、津波を原因とする説明は、破綻している”、とも指摘している。(文責・編集部)
U 首相発言、「原発の”世界最高基準”」、
驚きの現実、日本は一周も遅れていた !
ウソつき常習者・安倍首相 !
二重の格納容器、コアキャッチャーの義務付けなしの日本 !
安倍政権の家来・マスコミもこの真相をインペイ !
(きむらとも @kimuratomo 21 hours ago:報道ステーションより抜粋・転載)
フィルターベントにコアキャッチャー。どれもこれも、ニッポンの原発には無いものだ。
世界最高基準どころか「周回遅れ」のお粗末原発。過酷事故の再現は、もはや必至。
もしこの事実が広まれば、原発近隣地価は大暴落だ。
コア‐キャッチャー 【core catcher】:《コア(core)は炉心の意》原子炉で炉心溶融事故が発生した場合に備えて、原子炉格納容器の下部に設置される、装置。溶融した炉心燃料を閉じ込めて冷却し、放射性物質の拡散を抑制する。炉心溶融物保持装置。
V また、大ウソを言う安倍首相、「世界最高水準の新しい安全基準」! !
http://www.asyura2.com/13/genpatu35/msg/663.html
(投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 1 月 07 日より抜粋・転載)
(日本原子力学会HP掲載資料から引用)
またウソ言う安倍「世界最高水準の新しい安全基準」!!
http://fkuoka.blog.fc2.com/blog-entry-1023.html
2014-01-07 原発隣接地帯から: 脱原発を考えるブログ
安部首相は6日、三重県伊勢市で年頭記者会見を行ったとのこと。で、また言ってます、ウソ。
「独立した原子力規制委員会によって世界最高水準の新しい安全基準が策定されました・・・略・・・/まずは、厳格は新安全基準を乗り越えた原発についてその再稼働を判断していく」(msn産経ニュース 1月6日)
メルトダウンが起きた時、日本の原発はどうなるのか。炉心溶融物を受け止める、コアキャッチャーがないので、炉心溶融物は、圧力容器や格納容器を溶かして、外に漏出、「メルトスルー」します。
まずは、水素爆発に至る可能性があります。そして、ここで再臨界なんぞ起きれば目も当てられませんが、再臨界を起こさなくても炉心溶融物は建屋のコンクリートと反応します。
ここで発熱がひどければ、コンクリートも溶かして、建屋を抜け、
外部へ漏出「メルトアウト」となります。
こうなると、福島原発の「最悪シナリオ」なら、250km圏、アウトです。
当然、東京都放棄です。
それというのも、コアキャッチャーがないせいです。ちなみに、ヨーロッパの原発の多くは、コアキャッチャー装備済みです。
つまり、コアキャッチャーを義務付けないということは
「世界最高水準の安全基準」ではないということです。
コアキャッチャー、何の事はない、炉心溶融物が一箇所に固まらず、広がるように流れる先を作り、その炉心溶融物受けの裏にはCPUクーラーみたいな、「放熱器貼り付け」といて
熱を逃がそう、ってだけのものです。ただしファンレス←ここ重要 ! !
「世界最高水準の」と言うからには、この程度のもの、義務付けて当然でしょう。
でもしません、原子力規制委員会。なぜなら、上の図、みたいなもの作ろうとしたら、原発、最初から建設しなおさなければならないからです。
でも、「これいらない」、と言って済ませるかというと、そうゆうわけにも行かなくて、やっています、資源エネルギー庁の方で、こっそりと研究、既存原発にも設置可能な「薄型コアキャッチャー」だそうです。
(捕捉説明)
欧州では、2002年、9.11同時多発テロ後に、航空機衝突対策で義務化され、格納容器は、二重構造になっている。
福島の教訓でつくられたフィルターベントは欧州ではすでに標準装備だった。