巨大地震、異常気象、凄惨事故、政変、戦争…西暦5がつく2015年未年は関西がヤバいねん!(1)
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週刊実話 2015年1月22日 特大号
アベノミクスの継続で、“日本復活”が期待される2015年−−。しかし、未年と重なる今年は災害・事故・政変が相次ぎ、日本沈没が現実のものとなりそうなのだ。
まずは災害から見てみよう。'14年11月22日に信州を襲った震度6弱の「長野県北部地震」は死者こそ出なかったものの、現在被災地は豪雪に覆われ、復興にはほど遠い。
「東日本大震災から4年になりますが、まだまだ余震は続いています。長野のようなケースが各地でもということがあり得るため、今年も大地震の可能性が懸念されます。日本列島に安全な場所など、どこにもないのです」(地震学者)
また、この1月17日には「阪神・淡路大震災」から20年を迎える。1995年1月17日午前5時46分、兵庫県・淡路島北部を震源とした大地震は神戸市全域で震度6(一部は震度7)を記録。死者6500余名という戦後最悪の直下型地震となった。
「まさか神戸で地震が起こるとは思ってへんから、みんな大パニックやったし、おまけに冬の一番寒いとき。避難所暮らしは一生忘れられへん」(西宮市の被災者)
「お客さんに被害はありませんでしたが、ボトルもグラスも全部割れました。お客さんが戻ってくるまで、一年はかかりました」(北新地のラウンジママ)
阪神・淡路大震災の3年前には奥尻島が津波と炎に包まれた「北海道南西沖地震」が起きている。また9年後の'04年には「中越地震」、'07年にも「中越沖地震」、そして'11年に「東日本大震災」が発生している。まさに平成は、巨大地震がとどまることを知らない時代なのだ。
中でも〈西暦5の年〉は、大地震の当たり年だという。
「1925年には但馬地震(M6.8)、'45年には前年の年末に起きた東南海地震(M7.9)からわずか37日後に三河地震(M6.8)も起きている。さらに幕末の1855年には、江戸の町が崩壊した推定マグニチュード7超えの安政大地震が起きました」(前出・地震学者)
また、今年は火山噴火も指摘されているが、こちらは未年に多いという。
「1991年には雲仙普賢岳の大火砕流、'79年には有史以来となった御嶽山が爆発しています」(防災ジャーナリストの福原田一氏)
すでに昨年9月には戦後最大の火山災害となった御嶽山が、11月には阿蘇山が22年ぶりにマグマ噴火(ストロンボリ式)を見せており、桜島も浅間山も一年中噴煙を上げている。さらに北海道の十勝岳、東北の蔵王、吾妻山の火山活動も活発化の様相を見せているため、これらがさらに活動を活発化させる可能性も高いのだ。
このように'15年は大地震や火山大爆発の危険性が高まり、大雪と寒波、さらに夏場のゲリラ豪雨も油断がならない状態が続きそうだ。
そうした意味では恐ろしい一年となりそうだが、自然災害以外にも“危険地帯”は存在するようだ。