ヘリポートの整備が進む中国浙江省の南●(=鹿の下に机のつくり)島=11月(共同)
中国、尖閣近くに軍事拠点整備 菅官房長官「動向を注視していく」
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20141222/frn1412221207006-n1.htm
2014.12.22 夕刊フジ
中国軍が、東シナ海の沖縄県・尖閣諸島の約300キロ北西にある浙江省・南●(=鹿の下に机のつくり)(なんき)列島で軍事拠点の整備に着手したことが21日、分かった。複数の中国筋が明らかにした。すでに最新鋭のレーダーを設置、ヘリポートも整備中。自衛隊や米軍の基地がある沖縄本島よりも尖閣に約100キロ近く、尖閣防衛に向けた日米安全保障戦略に影響を与えそうだ。
日米との有事を想定して危機対応能力を高めると同時に、東シナ海上空に設定した防空識別圏の監視を強化する狙いとみられる。関係筋によると、同列島の南●(=鹿の下に机のつくり)島に今秋、数百人の軍関係者が上陸。超高速インターネット通信網の敷設も始まったという。島の高台には数基の大型レーダーが設置され、ヘリポート整備区域では離着陸場が確認されている。南●(=鹿の下に机のつくり)島には2013年ごろに空軍が進出。将来的には陸海空3軍の部隊をそろえる方針とされる。
菅義偉官房長官は22日の記者会見で「政府として引き続き動向を注視していく」と述べた。 (共同)