http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NFOFE76K50Y601.html
11月26日(ブルームバーグ):携帯端末向け配車アプリのサービスを手掛ける米ウーバー・テクノロジーズは創業5年の新興企業だが、簡易ブログ運営の米ツイッター や米レンタカー会社ハーツ・グローバル・ホールディングスよりも企業価値が高く評価されている。
非公開情報であることを理由に事情に詳しい複数の関係者が匿名を条件に語ったところでは、ウーバーは350億−400億ドル(約4兆1150億−4兆7000億円)という企業評価に基づく資金調達で合意が近い。T・ロウ・プライス・グループが新たな投資家として協議に加わり、ウーバーに既に出資しているフィデリティ・インベストメンツも資金提供に参加する見通し。
ニューヨークを拠点とする調査会社CBインサイツのアナンド・サンワル最高経営責任者(CEO)は「この評価を見る限り、株式公開後のウーバーの企業価値が800億−1000億ドル(約9兆4000億−11兆7500億円)に達する可能性があると投資家は考えているようだ。今回のような巨額の資金調達を実現すれば、株式公開の時期を柔軟に決定できる余地が大いに広がる」と指摘する。
ウーバーの企業価値は6月の資金調達で170億ドルと評価されていたが、今回の調達が完了した段階の評価額は最大400億ドルと倍以上に膨らむ。この数字はツイッターの株式時価総額の約1.5倍に相当し、セールスフォース・ドット・コムやデルタ航空、クラフトフーズ・グループにほぼ匹敵する。これに比べれば、レンタカーのハーツは110億ドルと大きく見劣りすることになる。
ウーバーとT・ロウ、フィデリティの代表は25日の取材に対し、いずれもコメントを控えている。
原題:Uber at $40 Billion Valuation Would Eclipse Twitter and Hertz(抜粋)
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更新日時: 2014/11/27 11:58 JST
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