中国軍の武器、2020年には米軍の2000年当時の水準に達する―米メディア
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141107-00000019-xinhua-cn
XINHUA.JP 11月7日(金)11時19分配信
米サイト「Next Big Future」は5日、中国の国防予算は2020年の時点で2011年の1430億ドルから2590億ドルまで増加するとの予測を示した。ロシアは572億ドルから1083億ドル、米国は7200億ドルから5400億ドルへと減少するとしている。6日付で環球網が伝えた。
英国際戦略研究所(IISS)は2030年代に中国の軍事支出は米国を追い抜くが、中が米国に匹敵する軍事強国になるためにはあと数十年は必要だと指摘している。また、米シンクタンク・米大西洋評議会のロジャー・クリフ氏は、米軍は中国に対する圧倒的な軍事的優位を失いつつあるほか、中国は「追随者の優位性」を享受し、先に開発された技術を基に全く新しい技術を開発していると指摘した。
同氏は「2020年までに中国の武器系統は米軍の2000年時点の水準に達する。それでも米軍に20年遅れているという人もいるだろうが、問題なのは、その頃に米軍の武器系統が2000年当時よりどれほど進歩しているかである」との見方を示している。
(編集翻訳 小豆沢紀子)