盛者必衰の理をあらはす、諸行無常の響きあり
今のソニーにとってスマホ事業、ゲーム事業、イメージング事業はコア3事業。
液晶テレビやゲームを含むエレクトロニクス事業は2014年3月期まで3年連続で赤字を計上。
業績予想の一段の下振れリスクは中間決算で発表
追加の構造改革として発表したモバイル事業の人員削減の関連費用を織り込んでおらず、一段の下振れリスクも残した。
吉田憲一郎・最高財務責任者(CFO)は、今回の修正には、追加の人員削減費用を含めていないことを認めた上で「下振れリスクは中間決算で説明したい」と述べ、追加の下方修正を示唆した。
ソニーは前期、3回の下方修正を繰り返して、市場の信頼を失っている。今回の下方修正は、今期に入って1度目だが、平井社長が就任した12年4月から数えれば、通算6回目にのぼる。
ソニー最終赤字2300億円で初の無配へ、スマホ販売不振
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0HC0IC20140917?pageNumber=2&virtualBrandChannel=14280&sp=true
以上ロイターニュースのまとめ
現在の財務状況ではもうじき固定費3兆円が資産を食い潰し、1年か2年で債務超過にも…
任天堂のように貯金が豊富にあるとまだ余裕であるが、反対にソニーのように借金の方が多いと厳しい。
ソニー
総資産 15兆円
自己資本比率 14.9%
売上規模 7兆7000億円
利益剰余金 9,670億円
有利子負債 1兆630億円
固定費(人件費 15万人 x 2000万円? = 約3兆円)
同じように3期連続赤字の任天堂は
自己資本比率 88.8%
売上規模 5717億円
利益剰余金 1兆3570億円
固定費(人件費 5213人 x 2000万3兆円円? = 約1040億円)
任天堂の場合は仮に売上が急減し半分になったとしても、利益剰余金1.3兆円で10年以上もちます。
311の時も、いち早く避難した人が救われました
無配が発表されたこの2日間の株価はとても平穏でした。
一昨日のスコットランド独立ショックも無難に乗り切りました。
しかし、液晶テレビでトップだったシャープが2500円台から倒産価格同様な140円台に落ちたように、
赤字垂れ流し同然の名門企業ソニーも2200円台から100円台に収束するのが自然の流れ。
無配発表から2営業日過ぎて2100円台から1900円台で200円巾の下落、率で1割でしかない。
今のところココの株主も名門の機関投資家が多いらしく、まったく動ぜぬ気配のようだ。
しかしながら、韓国旅客船の沈没事故の時のように、ほとんどの乗客は避難をしないで船と共に沈んでしまった。
やはり名門機関投資家ともなればやがては決断し、名門大企業ソニー株を見切る日が必ず来るだろう。
その時期は早ければ、週次決済日の週明けの22日、遅くとも週末の26日。
ひょっとして月次決済で月が替わった10月初めか…
まさか中間決算後か?
昔のソニーエアーボードの思い出
2000年発売されたエアーボード
それは、今のタブレット、スマフォの原型だった。
http://www.sony.jp/products/Consumer/locationfree/IDT-LF2/internet.html
それがどうして
なぜ
自信のあった記録メディアにこだわり過ぎた、VTR、MD、CD、DVD、ブルーレイ…
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/CorporateInfo/History/sonyhistory.html
願わくば嘗てのライバルであったパナソニックのように復活し、日本をリードしてほしい。
テスラモデルS 50万台分のEV用リチウム電池の本格生産、
ロボット部門の子会社アプティブリンクに於いて、来年50万円で発売する
ロボットアシストスーツ AWN-02
http://activelink.co.jp/doc/1288.html
たけき者も遂にはほろびぬ、諸行無常の響きあり