13年前の9月11日に世界を侵略とファシズムの時代へ引きずり込んだ事件の謎は未解明のまま
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2014.09.10 05:37:02 櫻井ジャーナル
ニューヨークの世界貿易センターに立っていた超高層ビル2棟に航空機が突入、ワシントンDCの国防総省本部庁舎(ペンタゴン)が攻撃されたのは13年前の9月11日だった。4機の旅客機がハイジャックされ、アメリカン航空11便は8時46分にノースタワーへ、ユナイテッド航空175便は9時3分にサウスタワーへそれぞれ激突、アメリカン航空77便は9時37分にペンタゴンへ突入し、ユナイテッド航空93便はピッツバーグとワシントンDCとの中間で10時3分に墜落したことになっている。
その後、ノースタワーは10時58分(2時間12分後)、サウスタワーは9時58分(55分後)、爆破解体されたように崩れ落ちた。17時20分には航空機が激突したわけでない世界貿易センター7号館も同じように崩壊した。
ビルの崩壊が不自然だということは言うまでもないが、ペンタゴンが攻撃された直後に撮影された写真を見ると建物へ旅客機が突入したとは思えず、墜落したというUA93の残骸もなかった。
ペンタゴンへAA77が突入するためには大きく旋回し、地表に痕跡を残さずに大型旅客機が超低空で飛行し、防衛システムが機能しない必要がある。しかも、建物に残された穴が小さすぎる。
アメリカで「テロ」が計画されているという警告が事前に相次いでいたことも判明している。FBIやCIAだけでなく、イギリス、エジプト、ドイツ、ロシア、そしてイラクからも知らされていたというのだ。
アレックス・ブラウンという会社がプット・オプションを大量に買った(値下がりを予想)ことも話題になった。1998年まで同社の会長を務めていたバジー・クロンガードがその後、CIAの幹部になっていたからだ。事件の数日前には、航空会社やその関連企業の株式が大量に売られている。
この事件を利用してアメリカはアフガニスタンとイラクを先制攻撃しているが、事件の半年前、イラクへの軍事侵攻と占領について具体的に話し合ったとポール・オニール財務長官は語ったとしている。
この案はポール・ウォルフォウィッツなどネオコンが支持していたが、事件の10年前にウォルフォウィッツはイラク、シリア、イランを殲滅すると宣言していたとウェズリー・クラーク元欧州連合軍(現在のNATO作戦連合軍)最高司令官は話している。
https://www.youtube.com/watch?v=TY2DKzastu8
アメリカの支配層は1980年代からCOGという一種の戒厳令プロジェクトを秘密裏に推進していたが、9月11日の出来事によってプロジェクトは始動、「愛国者法」も瞬時に登場した。
9/11の真相は全く明らかになっていない。NSAの元長官も事件の再調査が必要だと話しているが、その通りだ。
航空機の関係した「怪事件」は少なくないが、そのひとつが1983年8月31日から9月1日にかけて起こった大韓航空007便の事件。KAL007は13時(UTC、以下同じ)にアンカレッジを離陸、10分も経たないうちに航路を大きく逸脱しはじめ、民間機の飛行が許されていない「緩衝空域」へ向かい、そのまま「飛行禁止空域」へ入り、ソ連領空を侵犯し、サハリンで撃墜されたとされている。
NORAD(北米航空宇宙防衛司令部)のアラスカ航空指揮規則によると、飛行禁止空域に迷い込みそうな航空機を発見した場合はすぐに接触を試み、FAA(連邦航空局)へ連絡しなければならないと決められている。
ところが、アメリカ軍は撃墜も予想される飛行禁止空域へ向かう民間機に対して何もアクションを起こさなかった。アメリカ軍のスタッフが信じがたいほど怠慢だったのか、事前に飛行許可を受けていたのだろう。
カムチャツカが目の前に迫っていた15時51分頃、KAL007はソ連防空軍の早期警戒管制レーダーに捕捉された。近くではアメリカ軍の戦略偵察機RC135が飛行している。
KAL007は大きくSの字を描いてからソ連の領空を侵犯するのだが、その直後、ソ連側は航空機を10分足らずの間、見失った。再び姿を現した航空機はサハリンに接近し、18時頃にはソ連軍が複数の迎撃機を発進させる。
18時13分に迎撃機は司令部に対し、ターゲットが呼びかけに応じないと報告、15分には司令部はターゲットと迎撃機がスクリーンから消えたと発言した。そして17分、領空を侵犯したとして撃墜命令が出る。
ところが、19分には強制着陸させるように命令、迎撃機はロックオンを解除して警告のために銃撃。21分にミサイルの発射が命令されるが、22分に再びスクリーン上から航空機が消えてしまう。23分に司令部は銃撃での破壊を命令するが、迎撃機からミサイルを発射すると伝え、26分にターゲットを破壊した報告。その後、ターゲットは右へ螺旋を描きながら降下していると迎撃機のパイロットは言っているが、レーダーの記録では左へ旋回している。
事件の直後、「自爆説」を唱えるアメリカ軍の退役将校がいた。おそらく、1960年代にキューバへ軍事侵攻する口実を作るために考えられたノースウッズ作戦からの連想だろう。
この作戦はライマン・レムニッツァー統合参謀本部議長やカーティス・ルメイ空軍参謀長などソ連に対する先制核攻撃を目論んでいたグループが作成したもので、キューバ人を装ってアメリカの諸都市で「偽装テロ」を実行、最終的には無線操縦の旅客機をキューバ近くで自爆させ、キューバ軍に撃墜されたように見せかけ、「反撃」という形でアメリカ軍がキューバを軍事侵攻するという内容だった。