東京新聞の美味しんぼの鼻血ダラダラの論説は明解だ!
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2014.05/20 ハイヒール女の痛快日記
はじめまして!東京ルミックスです。
この記者はハイヒールが絶対似合うと思う?!
流石に東京新聞はしっかりしている。女性だが署名入りで、美味しんぼの鼻血ダラダラ問題についてキッチリ正論を掲載している。残念だが、東京新聞を中日新聞が親元のローカル新聞だとバカにして、朝毎読が上だと思ってる人間が多い。購読者も少ないので微力だが私も代わりに拡散協力したい。これを読んだ人が、
それでも、被爆と鼻血は因果関係はないを信じるのか問うてみたい?
因みに福島の市民団体の4つの会が「風評被害を助長する」という佐藤知事の批判に対し、同会の井戸謙一弁護士らは「事実の歪曲。描写は根拠のない風評ではなく、体験に基づく見解だ」と反論している。
人気漫画「美味しんぼ」の福島第一原発事故を題材にした表現が波紋を広げる中、一本の電話がかかってきた。事故の直後に取材した双葉町民の男性(50)だった。男性は事故後、「フクイチ」を取材した作品の主人公のように鼻血が出た。原発から四キロにある双葉町の家は放射線量が高い。現在暮らしている南相馬市から帰宅するたびに体調を崩してしまう。
この間には心筋梗塞も患った。放射能の影響ではないかと不安でたまらないのに、国や県は「安全」を繰り返す。事故で出た放射線による健康被害は「確認されていない」、鼻血が出たという相次ぐ訴えにも「被ばくと因果関係はない」と言い切る。
「原発推進が国策では、何を言っても無駄だ」。怒りが萎えていたところに漫画の騒動が起きた。科学的根拠がないなどと、作品に対する批判は過剰とさえ思え、怖くなった。被災者の不安は封じこめられるのではないか。それが電話の訴えだった。
人々は被ばくの不安を抱える一方で、大丈夫だとも信じたい。そんな行き場のない思いをどこにやればいいのか。男性は記者の私に伝えたかった。表現に配慮がないと憤るよりも、口にできなかった不安が描かれていることに共感が勝った双葉町民がいることを。被ばくへの不安をタブーとしたり、隔離してはならない。(佐藤直子)