100回目を迎えた首相官邸前金曜行動(レイバーネット日本)
写真・文=shinya
「100回も言わせるな!NO
NUKES」。金曜の夜、女性は首相官邸に手書きのプラカードを突きつけた。首相官邸前の金曜行動は2012年3月以来、5月2日で100回目を迎えた。
2012年6月29日、大飯原発再稼働反対の声は議事堂前を20万の人で埋めた。参加者は少なくなったが、今でも金曜の夜になれば二千人近い人たちが国会
周辺に集まる。「炎の火種を消してはならない」。その思いを確かめ合い、ここで知り合い顔馴染じみになった人たちも多い。その中高年パワー全開の列に、初
めて参加したという子連れや若い人たちがいつもいる。プラカードにも「改憲反対」「秘密保護法反対」「TPP反対」「福島も沖縄も差別するな」なども目立
つようになってきた。それらは「再稼働反対」と根っこでつながっている。金曜行動は丸二年を経て、いま全国に拡がりつづけている。
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↓100回目の首相官邸前金曜行動。
↓財務省上交差点
↓財務省交差点から国会議事堂正門前までの通りは、踊りがあり、闇に向かってブブゼラの音が響き、忌野清志郎の音楽が流れ、ミニキャンドル広場の国
際交流もある通りだ。この日は忌野清志郎の命日。「勇気を出しなよ」って見つめている清志郎の写真に花が添えられ、お線香が上げられていた。彼は2009
年、58歳で亡くなった。
↓議事堂正面前。
↓ファミリーコーナー。
↓財務省上交差点。福島の子どもたちを被ばくから守るため、裁判や疎開・留学の活動をしている人たち。
↓金曜行動は8時に終わる。帰り道にある経産省前テント広場は、冬は温かい飲み物、夏には冷たい飲み物が用意され、参加者をねぎらうオアシスのようだ。
http://www.asyura2.com/14/genpatu37/msg/765.html