http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/33579621.html
新ベンチャー革命2014年4月30日 No.888
タイトル:米国国土安全保障省にマイクロソフトを攻略させている黒幕は何者か:東大ロボットベンチャーをグーグルが買ったのはなぜ?
1.米国政府(国土安全保障省)がマイクロソフトの営業妨害しているのはなぜ?
日本のマスコミは唐突に、マイクロソフトのインターネット・エクスプローラ(IE)を使わないよう米国政府(国土安全保障省)が警告したというニュースを大々的に取り上げています(注1)。その理由はIEが悪質なウィルスソフトに脆弱だからだそうです。
このニュースを観て、何の不審も感じず、早速、IEの使用を中止して、他のブラウザソフトに切り替える人は、簡単に言うと、振り込め詐欺などに騙されやすい人です、失礼ながら・・・。
このようなニュースにはウラがあるとまず疑うべきでしょう、なぜなら、このニュースは、グーグルなどアンチ・マイクロソフト勢を泣いて喜ばせるニュースだからです。
ところで、ブラウザの世界分布を観ると日本はIE主流で、グーグル・クローム(GC)はまだ少ないようです(注2)。要するに、インターネットの普及が早い地域はIE主流で、そうでない地域はGCが多いようです。
OSやコンピュータソフトにはパスデペンデンスという法則があって、マイクロソフトのウィンドウズOSやIEがいったんデファクト・スタンダードになると、後発の競合技術が登場して、その方が技術的にいかに優れていても、後発品に置き換わることは少ないわけです。
2.シリコンバレーのアンチ・マイクロソフト企業は10数年前から、逆襲の機会を狙ってきた
マイクロソフトのIEは、ウィンドウズOSとセットでPCにプレインストールされてきました。この商品戦略によって、90年代初めに先行していたネットスケープのブラウザが駆逐されてしまいました。このせいで、筆者の所属したSRIインターナショナルの開発したアーパネット技術の応用であるインターネット技術を世界で初めて商用化したジム・クラーク(注3)(ネットスケープ・コミュニケーションズ創業者)はビル・ゲイツ(マイクロソフト創業者)を心底恨んで、宿敵視してきました。ジム・クラークに同調する人物はシリコンバレーに多く、アップル創業者のスティーブ・ジョブズやオラクル創業者のラリー・エリソンもその仲間です。またエリソンに至ってはビル・ゲイツを忌み嫌っていたことで有名です。ジョブズもオモテムキはゲイツと仲良くしてみせていましたが、内心では嫌っていたと思われます。その証拠に、ジョブズはスマートフォン時代を先取りする際、マイクロソフトとインテルを戦略的に蹴落としたとみなせます。
マイクロソフトは90年代、IT人材の宝庫・シリコンバレーに本社を置こうとあの手この手で努力しましたが、ジム・クラーク一派に妨害され、やむを得ず、ワシントン州の田舎レッドモンドに本社を置いたと思われます。
このような流れから、シリコンバレーのアンチ・ビル・ゲイツ勢力がいよいよ本格的に、ビルに逆襲し始めたとみなすことができます。
3.グーグルは宿敵マイクロソフトを叩くため、米国戦争屋に取り入ったのか
上記、米国の国土安全保障省による露骨なマイクロソフト攻撃の背後に、グーグル会長・エリック・シュミットが控えているのではないかと疑われます。シュミットは当然、ジム・クラークの味方であり、ビル・ゲイツを宿敵視している可能性が大です。それではなぜ、国土安全保障省がシュミットの味方をしてグーグルに有利な行動に打って出たのでしょうか。
そこで、この国土安全保障省の生い立ちを観ると、この省は、ブッシュ米戦争屋政権の自作自演テロであることがほぼ確実な9.11事件勃発後の2003年にスタートした新興省庁の一つです。したがって、この省の設立を画策したのは、ブッシュ米国戦争屋政権下のネオコン・シンパであるラムズフェルドやチェイニーであるのは明らかです、彼らは理研の権威失墜を謀る米国技術覇権主義者の仲間でもあります。現在の国土安全保障省の長官・ジャネット・ナポリターノ(オバマが任命)は近々、辞任予定であり、後任長官に米戦争屋系人材を潜り込ませようと、米戦争屋が画策中なのではないでしょうか。
次期国土安全保障省長官はまだ決まっていないようですが、シュミットが暗躍して米戦争屋系が長官ポストを奪還しようとしているのではないでしょうか。
なお、上記、米国戦争屋(世界的寡頭勢力の主要構成メンバー)およびそのロボット・悪徳ペンタゴンを構成する日本人勢力の定義は本ブログNo.816の注記をご覧ください。
エリック・シュミットやジム・クラークのマイクロソフト攻略作戦は米戦争屋と結託して国土安全保障省を活用する作戦とみなせます。
このように観ると、米戦争屋のロボット・日本の悪徳ペンタゴン・マスコミがいっせいに、マイクロソフトにとって営業妨害的になる報道を堂々と流している謎が解けてきます。つまり、米戦争屋の指示なら、みんなで渡れば怖くないということです。
4.マイクロソフト攻略にユタ州国防総省人脈が動き出したのか
ところで、シュミットはユタ州国防総省人脈(注4)につながるIT企業ノベル社出身ですが、ユタ州国防総省人脈の筆頭株こそ、ビル・ゲイツを宿敵視するジム・クラーク(ユタ大学博士)その人です。
この意味で、今回のマイクロソフト攻略作戦の黒幕はユタ州国防総省人脈のジム・クラーク、エリック・シュミット、ラリー・エリソンなどである可能性が大で、シリコンバレー発のネット技術を横取りしたビル・ゲイツに意趣返しするために、米戦争屋系の米国技術覇権主義者と野合した可能性が大です。ちなみに、米国技術覇権主義者は国土安全保障省を根城にしている可能性があります。
ところで本ブログでは、小保方事件で理研(米国の国益を侵す許されざる日本の研究所)を攻略している黒幕も、米国技術覇権主義者とみなしています(注5)。
5.グーグル・シュミット会長は、米戦争屋に恩を売るために、米戦争屋の傀儡国家・北朝鮮を訪問したのではないか
さて、1年前の2013年初頭、グーグル・シュミット会長は唐突に北朝鮮を訪問しています(注6)。この唐突な行動は、北朝鮮を日米韓の敵役に利用する米戦争屋を喜ばす行動でした。この当時、マイクロソフト同様に、米民主党オバマ系でアンチ米戦争屋系企業の多いはずのシリコンバレーのシュミットがなぜ、北朝鮮に行くのか不思議でしたが、マイクロソフトを倒すために、米戦争屋と野合しようとしていたのなら解せます。筆者のいたSRIやシリコンバレーのユタ州・国防総省人脈の大物は元々、米戦争屋の牛耳ってきたペンタゴン米国防総省と近いわけです、ただし、ブッシュ政権時代の2000年代初頭は、ペンタゴンがネオコンに乗っ取られていました。しかしながら、ペンタゴン軍人の主流はWASP(注7)出身の伝統保守派であり、親イスラエル系ネオコンは決してペンタゴンの主流ではありません。
6.グーグルがロボット開発ベンチャーを買い集める謎も解けるか
2014年4月30日の朝日新聞では東大発のロボット開発ベンチャーがグーグルに買収されたことを報じています(注8)。グーグルが世界のロボット技術を買い集めているのは確かですが、なぜでしょうか。
上記のシュミットの行動から類推すると謎が解けてきます。
ズバリ、次世代の軍事技術の独占です。米戦争屋系の米国技術覇権主義者は、次世代の兵士をロボット化しようとしています。一方、グーグルはマイクロソフトやアップルと競って、コネクテッド・カーズ(注9)の領域に参入しようと競っています。この分野にもロボット技術に含まれる自動運転・操縦技術や精密制御技術が不可欠であり、ハイテク・ロボット技術が応用できます。
つまり、スマートフォン時代の次に来る新市場すなわち、車社会の米国市場で有望な新市場はコネクテッド・カーズ市場であり、その技術獲得競争と米戦争屋の狙う次世代軍事技術である、兵士ロボット化、軍事用航空機、船舶、車両の無人化・自動化技術の獲得競争は一石二鳥の相乗効果が出せるということです。
注1:テレビ朝日“MS製「エクスプローラー」ハッカー攻撃の危険が…”2014年4月29日
http://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000025969.html
注2:ウェブブラウザ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%96%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%82%B6
注3:ジェームズ・クラーク
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%82%AF_(%E4%BA%8B%E6%A5%AD%E5%AE%B6)
注4:ユタ州・国防省人脈
http://www.akashic-record.com/y2k/utah2.html
注5:本ブログNo.883『米国技術覇権主義者の対日観に無頓着な理研で起きた小保方研究員・STAP細胞事件と岡本・元研究員・遺伝子スパイ容疑事件の関連性を読み解く』2014年4月17日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/33507319.html
注6:本ブログNo.741『米国戦争屋と北朝鮮軍部が水面下でつながっている疑惑が米国で暴露された!:シリコンバレー企業が北朝鮮に参入する日が近いか』2013年4月11日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/31776600.html
注7:WASP
http://ja.wikipedia.org/wiki/WASP
注8:朝日新聞“(ザ・テクノロジー:2)「日本の快挙」がグーグルに”2014年4月30日
http://www.asahi.com/articles/ASG4Y7SV0G4YUHBI029.html
注9:Connected Cars
http://www.strategicbusinessinsights.com/explorer/cc.shtml
ベンチャー革命投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/melma.htm
テックベンチャー投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/8285/column-top.html
http://www.asyura2.com/14/hasan87/msg/426.html