1: ◆YKPE.6U.2. @ゆきぺφ ★:2013/09/12(木) 12:49:06.86 ID:???0
「もうオワコン」と言われつつも、『あまちゃん』や『半沢直樹』など、社会現象を巻き起こしているテレビ業界。
今年はNHKと日本テレビが開局60周年を迎えた記念イヤーだが、じつは視聴率調査を行うビデオリサーチが
創立されて50周年の節目でもある。そこで今回は、50周年を記念して出版された『「視聴率」50の物語 テレビの
歴史を創った50人が語る50の物語』(ビデオリサーチ/小学館)から、視聴率にまつわるテレビ裏話を紹介しよう。
まず、1987年から続く長寿討論番組『朝まで生テレビ!』の仰天エピソードから。『朝生』が高視聴率を取った
企画のひとつは、88年に放送した「天皇論」の回。ちょうど昭和天皇の様態が悪化し、自粛ムードが日本を覆った
時期で、田原総一朗は“菊タブー”を破るこの企画を提案。しかし、当時の編成局長からはもちろんダメ出しを受け、
「オリンピックと日本人」をやろうと逆に持ちかけられた。それでも田原は「(番組が)始まる時はあんたは
寝ているはずだ。何が起きても、気づかないはずだ」と説得になっていない説得を展開。「俺をだます気か」と
言い返され、「オリンピックと日本人」をやることに。
だが、開始30分で「今日はこんなことやってる日じゃないだろう」となり、話は「天皇論」に。街宣車が抗議で
テレビ局に押しかけないよう、右翼の大物・野村秋介をキャスティングしていたことからも、事前に「天皇論」に
方向転換させることは決めていたのだろう。この回の最高視聴率は、深夜では異例の5.1%。田原は編成局長から
「大晦日にもう1回やってくれ」と言われたという。なんという手のひら返し! と思うが、田原はこのエピソードを
振り返って「テレビって面白いでしょう」と話している。
(
>>2
に続く)ダ・ヴィンチ電子ナビ 9月12日 11時30分配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130912-00002838-davinci-ent
2: ◆YKPE.6U.2. @ゆきぺφ ★:2013/09/12(木) 12:49:21.71 ID:???0
(
>>1
の続き)
視聴率が高ければ、番組が打ち切られることはそうそうない。逆にいうと、数字は生命線だ。今では高視聴率
バラエティ番組として安定している『世界の果てまでイッテQ!』も、ディレクターの古立善之によると、番組開始時は
視聴率が伸び悩み、さらに海外ロケが多いため、当時のユーロ高に影響を受けて大赤字だったという。そんな番組存続の
瀬戸際を救ったのは、もちろんイモトアヤコ。大学生だったイモトのVTRを番組のメインにしたところ、大幅に
視聴率が上がったのだ。
しかし、なぜ素人同然のイモトを起用したのか。そこには彼女のレスポンスのよさもあったが、古立が参考にしたのは
萩本欽一の「番組をヒットさせるときに遠いところから連れてこい」という理論だった。有名な人よりも、誰も
知らない人のほうがハネる可能性は高いのではないか……その見立ては見事に当たったわけだ。古くは『進め! 電波少年』
が、最近では『月曜から夜ふかし』の株主優待券生活の桐谷さんなどが話題になっていることからも、古立の「人探しに
勝利した番組は当たっています」という言葉には納得だ。
もちろん、視聴率の捉え方は人によってさまざま。『探偵! ナイトスクープ』のプロデューサーである松本修は
“数字は悪いけど、いい番組”というのは言い逃れだと話し、一方、『アメトーーク!』のプロデューサー、
ディレクターである加地倫三は「視聴率をまったく吟味しません」と語っている。むしろ、長く視聴者に愛され
続けている両番組から見えてくるのは、問題は視聴率ではなく、面白さ、新鮮さを追求する姿勢。前出の田原が
「コンプライアンスに縛られない土俵をいかに用意するか」が重要だと話すように、テレビ離れの一因は批判を
恐れて“無難”に済ませる傾向にもあるのではないか。
『家政婦のミタ』や『あまちゃん』『半沢直樹』などのブームで、視聴率が取れない言い訳をネットに
押しつけられなくなったテレビ業界。目を向けるべきは、その内部にあるのかもしれない。
(ダ・ヴィンチ電子ナビより)
:http://www.awabi.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1378957746/
結局 中の人の問題 無能を入れて数字が悪くなるのは当たり前!
企業も甘えてんじゃねえよ!
http://www.asyura2.com/13/hihyo14/msg/187.html