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2013年09月04日 NEVADAブログ
6日間に渡り、西海岸(ラスベガスを含む)、ハワイを回り、明日帰国しますが、まず、ホームレスが異常に増えていることに驚きました。
ラスベガスもホノルルも目抜き通りにホームレスが日中座り込んでおり、ホノルルでは、カラカウア大通りに一体どれくらいのホームレスがいるのか、分からない程でした。
アラモアナショッピングセンターに通じるアラワイ運河のたもとには布団をひいて寝ている3〜5名、橋の下には
数名、そしてワイキキビーチから動物園方向に数名、ワイキキビーチのベンチにも数名、そしてメインのDFS付近にも数名と、ざっとメインの大通りをみるだけで、軽く20名近いホームレスが確認できたのです。
また、ラスベガスでも、いたるところにホームレス・ホームレス並みの者がたむろしており、お店の中には「物を販売しない権利を有する」という看板を掲げているところもあり、明らかに、それらの者を排除しようとしているのがわかります。
ところが、1億円を超える高額のマンションは売れ、レストランも高級店は予約も取れない程混んでいます。
反対に、中堅以下はガラガラとなっており、クーポンを配っても人が入らない状態になっています。
また、ラスベガスでは、ミュージカルがほぼ全滅しており、リーマンショック前は、ラスベガスは、ニューヨーク、ロンドンに次いで、世界で3番目のミュージカルタウンになっていましたが、今や見る影もありません。
これは極端な二極化が進んでいる証拠ですが、ニューヨークもそうですが、一般人がミュージカルに$100、$200というお金を払えない状態がいまだに続いているのです。
経済指標の統計から漏れた人々の生活はいまだ厳しい状態となっており、経済統計、株価では見えない、普通のアメリカ人の実感経済はいまだに悪化していると言えます。