韓国でM7級の地震が起こる可能性がある。そのことが2011年の東北地方太平洋沖地震が起こった直後、韓国でも指摘されている。その記事がつぎのURLで読める。
http://www.greenocean21.com/filen.php?work=view&file_table=go_fnews_e&fi_id=15&fi_listnum=14
残念ながら、この記事のコピーはできないようになっている様子。
朝鮮半島の東側にそって何本もの活断層が走り、それに近接して韓国の原発が立地している。もし、この地域の原発が事故れば、その影響はそのまま日本へ来る。
それに、こういった活断層の延長線上に白頭山が位置しているように見える。もし白頭山が噴火すれば、桜島などに比べてずっと大規模な噴火になり北半球全体の気温低下を引き起こす可能性があるという。
また、韓国の原発について次のような記事もある。
http://www.labornetjp.org/worldnews/korea/knews/00_2011/1300393686641Staff
「古里原発1号機は福島原発により寿命を延長」
釜山・蔚山の市民団体「梁山断層、古里原発団地化の再検討」を要求
チョ・ソンウン記者2011.03.16 12:44
福島原子力発電所の爆発事故により、古里原子力発電所の安定について政党と 市民団体などの憂慮の声が高まっている。
民主労働党蔚山・釜山市党、進歩新党釜山・蔚山市党、民主党釜山市党と古里 原子力発電所安全を憂慮する釜山・蔚山市民団体は、3月16日午前10時に釜山市 機張郡の古里原子力発電所前で記者会見を行い「韓国政府は地震発生の希薄性、 季節風による放射能の影響微弱、発電方式の差による安全性の強調など専門家 を動員して核産業界の防御に主力するばかりだ」と批判し「政府は日本からの 放射能に対する安全対策、寿命が尽きた古里1号機の稼動の中断、古里原子力発 電所の追加建設の全面的な再検討、釜山・蔚山市は発電所の事故に備えた市民 の安全対策」を要求した。
[出処:蔚山労働ニュース]
この日の記者会見には、釜山緑色連合、釜山女性環境センター、釜山参与連帯、 釜山環境運動連合、生命網、湿地と鳥の友人、エネルギー正義行動、蔚山人権 運動連帯、蔚山市民連帯、蔚山環境運動連合、全教組蔚山支部が参加した。
福島原子力発電所の爆発は、原子力神話が生んだ人災
これらの団体は「3月15日、福島原子力発電所の1、3号機に続いて2号機と4号機 も爆発した。定期点検で稼動が中断していた4号機まで爆発して、稼動が停止し ているためコントロールは可能と信じていた5、6号機まで爆発の可能性が提起 され、状況はさらに悪化している」とし「これは地震による天災ではなく安全 不感症と原子力神話が生んだ人災」と規定した。
続いて「原子力発電所はどんな条件の下でも統制できると自負した核産業界は、 明らかに予想される電力供給中断にも対応できず、人類を災害に追いやってい る」とし「一地域に大規模原子力発電所を集中的に建設し、寿命を延長させて 無理な稼動で発電所を運営したことが惨事をさらに大きくした」と糾弾した。
政府、放射能汚染の可能性についての国民の憂慮を流言飛語と...警察捜査
これらの団体は「政府は汚染の可能性に対する国民的な憂慮を流言飛語だと片 付け、ついに15日に流言飛語をまき散らした者を捕まえると警察が捜査を始め た」とし「安全神話を基礎とした安全不感症が大惨事を起したことを受け入れ れば、核の危険と放射能の危険について正確に語り、放射能の影響について、 一般市民の行動指針や放射能防災対策を議論すべきだ」と明らかにした。
古里原発1号機は福島の事例より寿命を延長...安全性情報も公開せず
古里原子力発電所の安全を憂慮するこれらの団体は「古里原子力発電所は、 2007年に福島原子力発電所の事例に基づき、古里1号機の寿命延長を強行した」 とし「寿命が尽きた原子力発電所は廃棄するのが当然だが、安全性についての 最低の情報も公開されないまま、韓国水力原子力(株)の営業の意志により寿命 延長が強行された」と批判した。
続いて「寿命延長の決定から5年たったが、原子力発電所閉鎖の規定は作られて いない」とし「政府と韓水原は市民の健康と生命の価値をさらに大切にして、 寿命が尽きた古里1号機の稼動を即刻中断しろ」と要求した。
古里は梁山断層地域、しかし政府は核団地化
古里原子力発電所安全を憂慮する政党市民団体は「古里地域は梁山産断層地域 で、地盤の安定性に問題があり、発電所の建設と稼動は危険であり、発電所が 多いほど危険が高まると問題提起したが、政府と核産業界は安全だというばか りで発電所団地化の危険に対して真摯な態度を取らなかった」と批判した。
すでに古里には5基の発電所が稼動しており、追加で5基が建設中で、2基が 2010年末の5次電力需給計画で、建設を決定した。
これらの団体は「現在8基の原子力発電所があって2023年には計12基の原子力発 電所が古里で稼動する。福島原子力発電所の事故は、一地域での災難がその地 域の可能な危険施設をすべて危険に陥れた」とし、古里地域の原子力発電所の 追加建設を再検討することを強く要求した。
古里原子力発電所安全を憂慮する政党と市民団体は記者会見を終えて抗議書簡 を古里原子力発電所に伝えた。(記事提携=蔚山労働ニュース)
原文(チャムセサン)
翻訳/文責:安田(ゆ)
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http://www.asyura2.com/13/jisin19/msg/241.html