(2013・8・17東京新聞)
原発日誌(34)原発作業員と秘密保全法
http://ameblo.jp/masaya1015/entry-11594870658.html
2013-08-18 11:25:00NEW ! 疲労困憊したおじさんのブログ
≪秘密保全法で作業員どうなる≫
9月に決まるやも知れない秘密保全法は一般の人々に危害が加わるばかりではなく、フクイチをはじめとした原発で働く作業員にも大きな危害が予想される。それは、何故かといえば、国益にかかわる情報を「特別秘密」に指定され、これを漏らしたり、入手した人を罰するという法律が公務員ばかりではなく適用される恐れがあるからだ。、
今回の福島事故は汚染水流出問題をはじめ、さまざまな課題を抱えていて、日本ばかりではなく世界中の人々が固唾を飲んで注目している。そして、それらの情報を得るには、事故収束にかかわっている経済優先とする東京電力をはじめとした企業からの情報だけでは危ういものだと私は考える。それが証拠に常に後だしジャンケンであり、それが、何を意味しているかと考えれば、事故そのものを、隠蔽もしくは風化させようとしているからだ。「フクシマはなかったことにしたい」という企業理念もそこには存在していると考えられる矢先に今回の悪しき「秘密保全法」である。
先だって安倍首相がこの汚染水流出をめぐっては「国で全力で取り組む」と発言した矢先に「秘密保全法」の提出である。
これが制定されれば、原発で働く作業員も然りだが、原発に反対している良識ある原子力科学者や文化人、あるいは、さまざまな団体に所属する人たちにおいても影響が及ぶと私は考える。さらに懸念されるのは、仮に誰かが犯罪者として囚われの身になっても、それを弁護できる弁護士さえも、囚われの身になる可能性があるのがこの「秘密保全法」である。
現在、日弁連ではこの「秘密保全法」の危険性を重視していて国民に広く呼びかけているので是非、次ぎのホームページを読んでいただきたいと思う。
(日弁連ホームページ)
http://www.nichibenren.or.jp/activity/human/secret/about.html