「ネガティブキャンペーンが始まった」って/(C)日刊ゲンダイ
山本太郎 騒然レイプ反論会見の一部始終
http://gendai.net/articles/view/syakai/143876
2013年8月7日 日刊ゲンダイ
感情的になる前にやることがある
66万票を獲得して当選した山本太郎・参院議員(38)が6日、会見を開いた。「離婚についての説明」で、山本は昨年8月末、わずか3カ月で18歳下のプロサーファーの女性と離婚していたことを明らかにした。衆院選に立候補した際、「母と妻の3人暮らし」と説明していたことを謝罪し、離婚理由については「月に1〜3回しか帰れなかった。妻からしんどいと言われていた」と告白。慰謝料200万円を支払ったことなどを明かした。
しかし、この会見、途中からまったく別の展開となった。折しも、7日発売の週刊新潮が「山本太郎に私は無理矢理乱暴された!」のタイトルで山本のレイプ話を報じたからだ。
新潮によれば、山本は16年前に当時17歳の女性をクラブでナンパし、深夜の車内で女性のパンツを強引に脱がせ、挿入したという。その後、山本がヤクザの組名を出し騒動をもみ消したというのだが……。
会見で山本は完全否定し、「すでにネガティブキャンペーンが始まった」とこう切り出した。
「週刊新潮という雑誌の名前を変えた方がいいと思ったんですね。週刊大人のアンデルセンとか。よくできた話です」
さらに、「自分の中にルールはあります。芸能人ですよ。暴力で迫って女性を暴行したことはない。あの記事で正しいのは、当時22歳だったことと、記事に出てきたクラブに遊びに行ったことがある2点だけ」と反論した。
だが、新潮記者も黙ってはいない。〈性的暴行や離婚について質問したのに、なぜ答えなかったのか〉と問いただし、山本は、「週刊新潮にはこれまでもコメントしてきたが、きちんとした形で載らない」と反論すると、新潮記者は「媒体を選んでいたということですね」と突っ込んだ。
山本は、「5ページも割いて書いているのは明らかに僕の活動を潰しにきている」とも言っていたが、山本のスキャンダルは選挙中から渦巻いていた。議員バッジをつければ、 「それっ」とばかりにいろいろ書かれるのは見えていたことだ。感情的になる前に、まず議員として実績を残すことだ。
130806 山本太郎参議院議員 離婚報道に関する記者会見
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2013/08/06 山本太郎氏「今後も続くと予想されるネガティブキャンペーンに屈しない」 〜山本太郎参議院議員 離婚報道に関する記者会見
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/95134
参議院議員の山本太郎氏は、昨年5月25日に入籍し、同年8月24日に離婚したことを、2013年8月6日、参議院議員会館で行った記者会見で伝えた。
山本氏は、参院選時に離婚を公にしなかった理由として「元妻をマスコミの取材などから守りたかった」と述べ、有権者の人々に黙っていたことを謝罪した。読売新聞の記者から、参院選時に妻と母親の3人で暮らしていると考えて投票した人がいたらどうするのかという旨の質問に対しては、そのように考えて投票をした人がいる場合は、謝罪にうかがうと報告。
また、7日発売の週刊新潮が報じる山本氏の16年前の婦女暴行疑惑について、記者から事実確認されると、「事実ではない」と否定。反原発やTPP問題を訴えて活動する山本氏に対する「ネガティブキャンペーン」であると言い切った。
山本氏は事実ではない記事を書いたとして「週刊新潮の5ページにもわたる記事は、(自分を)潰しにかかっている」と述べた。また、「こういうキャンペーンがこれからも、どんどんくる」との見方を示し、今後も続くと予想されるネガティブキャンペーンに屈しない意志を見せた。