都議選にかんしてNHKは開票速報で「自公」「民」「他」と表記。ニュースでも第3党になった共産党にほとんどふれず。都議会では民主は与党なのに「二大政党」の幻想にとらわれている?NHKに電話した人のNHKとのやりとりが今日の赤旗に。 http://t.co/2AsuM2Xvv4
— 女性のひろば編集部 (@joseinohiroba) June 25, 2013
<レーダー>NHKに問う 都議選報道/「二大政党」押し出すお粗末さ
「しんぶん赤旗」 2013年6月25日 日刊紙 14面 「テレビ・ラジオ」版
NHK都議選報道「自公、民主、他?」投稿者 gataro-clone
23日に投開票があった東京都議選で、日本共産党が17議席を得て第3党に躍進しました。翌24日、本紙読者の北海道・深川市の手島トモ子さんから「NHKに問う」と書かれたファクスが読者室に寄せられました。
「24日のテレビでどんな報道がされるか楽しみにし、朝7時のNHKのニュースを待っていました。自民党・公明党の全員当選と民主党の敗退について選挙戦も含めて詳しく報道されていましたが、共産党の倍増についてはあまりふれられていませんでした」
確かにニュースでは、民主が第4党に後退したのに、相変わらず自民と民主の「二大政党」が基調の報道に終始していました。
23日のNHKの開票速報番組にたいしても読者から意見がきています。
その中でたびたび出てきた図表がありました。左に「白公」、右に「民」を置き、「民」の隣に「他」と書かれ、「当確」が出るとそれぞれの数字が増えていきます。「いったい、この図表はどういう意味があるの」と、疑問に感じた都内に住む東村さき子さんがNHKのコールセンターに電話したといいます。
東村さん「図表にある『他』とは、何のことでしょうか?」
NHK「いまのところ、共産党しか該当しないと思います。開票が進むと、他党の数も入ってくると思われますが」
東村さん「なぜ、『自公』『民』『他』という図になったのですか?」
NHK「与党の『自公』を左に、野党の『民(民主)』を右に置きました」
東村さん「猪瀬直樹都政では、白公も民主も与党ではないですか?」
NHK「7月の参院選を踏まえたうえでの放送です。NHKはそう考えて報道しています」
東村さん「各党とも参議院選挙の前哨選といっています。では、今回の都議選報道に関するNHKの位置づけを聞かせてください」
NHK「…。ここ(コールセンター)は都議選担当ではないので…」
この二つの番組にNHKの選挙報道の構えが露骨に表れているといえないでしょうか。
「自民対民主」の二大政党制はすでに国民からは見離されているのに、民主と自民が対決しているかのように押し出すNHK報道はあまりにお阻末です。
アベノミクスのまやかし、憲法、原発に注がれる国民の目。都政については大型開発ではなく保育園や特養ホームをふやしてほしいとの願いがあります。共産党が第3党に進出したのは、自民党に対決する政策を持っていたからとする短い報道もありました。参院選では、この点を掘り下げることが求められます。 (辺)
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