実物市場、需要と供給が健全なら銀行なんか潰れても問題は無い。
株式市場が暴落しても問題は無い。
企業は需要さえ健全に伸びてくれれば銀行が倒産しても生きていける。
業績という信用が出来るからです。
経済は需要と供給で出来ているのに、需要を伸ばそうと考える人が居ない、
需要を伸ばす政策も取られない。
経済は需要が供給を引っ張る。
需要が無いのに生産が増えることは無い。
需要が増え、それが生産、雇用につながり、やがて労働需給が逼迫し、
賃金上昇というサイクルで経済成長に繋がる。
需要が増えない経済成長など有り得ない。
それを構造改革だ、競争力だ、財政破綻だと言って需要を潰そうとする。
これで経済成長などとはお笑いだ。
需要の元は個人消費です。個人消費を増やす政策が取られなければ成らない。
アベノミクス何て言っても、国民の負債の通貨発行で、株式市場にお金をばら撒き、
株式所有者の消費を増やしているようなものです。ミニバブル
不公正で詐欺的金融政策ですから破綻します。
ではどうすれば個人消費を増やせるのか。
共産党のように市場原理に逆らった賃上げなどという方法は
市場経済だから上手く行きません
簡単です、国民の負債としての通貨発行をして、国民個々の資産としての
通貨を創れば良いことです。
両建ての信用創造です、しかも返す必要が無い。
生産力が余って居る時には通貨発行益というものが使えます。
需要が健全だということは国民が困ってないということです。
企業は需要に支えられ、生産活動が行えます。
金融市場、株式市場が問題を起こしても大したことには成りません。
金融市場、株式市場に気を取られ、
実物経済を健全にするという肝心なことが
まったく忘れ去られています。
ユーロ諸国は相乗りのECBによる通貨発行ですから、この方法は難しい。
自治体ごとに地域通貨を補助通貨として両建てで発行し、
需要を伸ばし生産を伸ばすしかないでしょう。
PIIGS諸国には特例関税を認めることです。
でもお金に目が眩んだ人々には、その場凌ぎの対策しか出来ない。
今回の株式暴落など前奏曲でしょう。
やがて大規模なユーロショックが来ます。
緊縮財政で経済を縮小し、失業者を増やしているんだから、
そうならざるを得ないでしょう。