「安倍内閣誕生後、国債残高が31兆円増加し991兆に。今年度末には1107兆円に達する」財務省
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130510/t10014488961000.html
「賃金上がらず、非正規労働者が増えるばかりで、輸入物価の上昇が家計を圧迫し、原材料など輸入コストを上昇させ中小企業の経営を圧迫している。『輸出産業の利益が勝り、円安がみんなにとって良い時代は終わった』(財務省OB)」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2013051002000244.html
※空洞化企業も苦しくなる。日本国内と空洞化先の賃金差が縮小し、現地で製造した製品の販売先の6割は日本へのUターン輸出だから売上げが減る。かといって、空洞化先に巨額の直接投資をしているから、おいそれと工場をたたむわけにもゆかない。
空洞化企業を日本にUターンさせるには、10年単位の時間が必要。直接投資の償却を済ませ、日本国内の給料や地価を中国やタイ並みに引き下げ、更に中国やASEAN各国の国民に買う気を起こしてもらえる市場調査と商品開発に成功する必要がある。
インフレターゲットを主張している限り空洞化企業の本格的Uターンは無いと思う。敢えて言うなら、賃金下げと地価下落に見合うデフレターゲットこそ必要ではないか。実際にはこの15年間デフレが続いてきたのは、空洞化企業がUターンする準備であった。
その経済はバブルを求めず、足るを知る国民生活であり、経済覇権を求めず、国も地方も地域もそれぞれ持続可能な自活経済を基本とし、アジア各国と経済の共生を調整するという経済共同体であったはずである。
http://www.asyura2.com/13/hasan79/msg/756.html