米国コネチカット州ニュータウンのサンディフック小学校で銃を乱射し26人が犠牲となった事件の犯人、アダム・ランツァ(20歳)は、彼自身いじめの被害者だった可能性がある。
これは事件から1ヵ月後、彼の親族が、ジャーナリストに語ったもの。
軽度の自閉症を患っていたランツァ自身、7年生まで、このサンディフック小学校で学んでいたが、惨劇で最初の犠牲者となった彼の母親ナンシー・ランツァさんも、当時この学校でボランティアとして働いていた。
親族の話によれば、彼は体中あざだらけにして学校から戻ることがたびたびあったが、母親が何があったか尋ねても、彼は何も答えなかったという。
新聞「New York Daily News」が報じた。
母親は、自分の息子が学校でいじめられているのではないかと疑い、彼女の考えによれば「他の子供達の側からの肉体的精神的いじめに目をつぶっていた」教師達を裁判に訴えようとさえ考えていた、との事だ。
悲劇が起きたのは、昨年12月14日で、ピストルとライフル銃で武装したアダム・ランツァは、まず母親を殺害、その後、サンディフック小学校で学ぶ6歳から7歳の子供達20人を含め、26人を銃殺し、自ら命を絶った。
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