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http://www.labornetjp.org/news/2013/0314shasin
「ゼネコン救済のための国家事業」〜レイバーネットTVで除染作業員が語る(レイバーネット日本)
3月14日の「レイバーネットTV」第48号放送は、福島の除染作業問題を取り上げた。政府の発注事業で一人1万円の危険手当が出ているのに、末端に行くと総額で1〜1.2万円にしかならない。この日のゲスト、田村市除染作業員・中村さんと「被ばく労働を考えるネットワーク」の中村光男さんが、実態を生々しく証言した(写真)。「“除草の仕事”とだまして連れてこられた人もいる。放射線検査はおざなりで被ばく量もわからない。除染効果も少ない。業者は何がなんでも儲けてやろう、というだけだった」「ゼネコンは政府から食事代も宿代ももらっているのに、労働者からも食費・宿泊費をとっている。二重とりだ。これはゼネコン救済のための国家事業だ」。中村さんたちはユニオンを立ち上げ、政府・ゼネコンの不正を追及している。(M)