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2013年3月06日00時08分 〜
記事 [政治・選挙・NHK144] 大手メディアはなぜ自民の公約破りを批判しない [慶大教授 金子勝の天下の逆襲] (日刊ゲンダイ) 
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-8208.html
2013/3/5 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ


民主政権の時と違う

安倍政権に対する大手メディアの対応は、民主党時代とは様変わりだ。まるで日本ハムのルーキー、大谷翔平選手に対する報道を見ているようである。安倍首相が何をやっても、ガンバレ! と応援している。

あれほど民主党に対して「マニフェストを裏切った」と責め立て、追い込んだにもかかわらず、自民党の“マニフェスト違反”については批判しようともしない。

たとえば、自民党は昨年12月の総選挙の時、「無制限の金融緩和を実施する」と公約していたのに、いつの間にか「無制限」を「無期限」に変えている。「無期限」なら1990年代からずっと行っているではないか。

「10年間で200兆円の公共事業を行う」という訴えも、いつの間にか「機動的な財政政策」に変わり、財政健全化も考えると言いだした。この調子では、参院選が終わったら、財政赤字を減らすためにと称して社会保障の削減に乗り出すだろう。

一事が万事この調子。もっとヒドイのはTPPである。自民党は交渉参加について、▽聖域なき関税撤廃を前提にする限り、交渉参加に反対する▽国民皆保険を守る▽食の安全安心基準を守る▽ISD条項に合意しない……など6条件をつけていたはずだ。

ところが、安倍首相は訪米に際して「聖域なき関税撤廃」が前提でなければ交渉に参加すると、6条件ではなく1条件にしてしまった。ほかの5条件はどうしたのか。

しかも米韓FTAを考えると「関税撤廃の例外」は、コメだけになりかねない。公約破りもいいところで、もし民主党政権だったら、大手メディアは徹底的に批判しただろう。

そもそも自民党は、選挙前はTPPよりもRCEP(東アジア地域包括的経済連携)の方が有利だとも広報していた。ところが、RCEPを主張する議員はほとんどいなくなったが、誰も追及しない。

大手メディアは、なぜ自民党のマニフェスト違反を追及しないのか。マニフェスト違反が問題にされなければ、選挙の意味さえなくなり政党政治を破壊する。福島原発のメルトダウンを隠し、風評被害や電力不足キャンペーンと、メディアの情報操作は目に余る。新聞やテレビの衰退産業化は着実に進むだろう。



http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/716.html

記事 [政治・選挙・NHK144] 「本日3月5日、誕生日を迎えました。:生活の党 三宅雪子」 <今夜の「励ます会」は大盛会だった> 
hashimotokumi橋本久美(ガンバレ!小沢一郎と生活の党) 1時間
生活の党参議院公認候補となった三宅雪子前衆議院議員の今夜の「励ます会」は大盛会だった。会場がびっしり埋まってしまった。三宅雪子さんの選挙戦に向けた決意表明が大変素晴らしく、司会をやっていて思わず涙が出そうになった。終了後二人で握手。 pic.twitter.com/LO6rC0HpuX


「本日3月5日、誕生日を迎えました。:生活の党 三宅雪子」
http://sun.ap.teacup.com/souun/10214.html
2013/3/6 晴耕雨読


https://twitter.com/miyake_yukiko35


おはようございます。


本日3月5日、誕生日を迎えました。


たくさんのお祝いメッセージを有難うございます。


皆さんとの出会いに感謝をし、その出会いを宝のように大事にしながら、この1年頑張って参ります。


支えあう社会を目指して、三宅雪子


> 雪子先生には頑張って欲しいの。


はい。


私のことであれば、力が尽きるまで(たぶん、尽きない)、頑張ります!


> 雪子さん、お誕生日おめでとうございま〜す!雪子さんの日々の活動は素晴らしいと思いますが、たまには温泉に入ったり美味しいものを食べたりして体を休めてくださいね!自民党のボロが出る2〜3年後、雪子さんは次の政権にとって極めて重要な人なのですから♪


有り難うございます。


おかげさまで、アットホームな会になりました。


党は厳しい環境ではありますが、めげない、諦めない、くじけない!で何としても政に戻り、諸課題に立ち向かうべく頑張ります。


> 雪子さん(^^) 今日もお疲れ様でした。今回の雪子さんを励ます会には、残念ながら参加できませんでしたが、多くの方が雪子さんの応援にかけつけて、素敵な会になったようですね。あらためまして、お誕生日おめでとうございます。これからも応援します!


> おつかれさまでした。ほんと、アットホームなよい会でしたね。雪子さんのスピーチは力強く、励まされるものでしたし♪


ありがとうございました!!


有り難うございました!Twitterを通じても大変多くの方に来て頂けました。


大変励まされました。


>孫崎 享 三宅雪子:今日、励ます会出席。終戦直後予算の30%米軍経費、削減しようとして公職追放になった石橋湛山を支えたのが石田博英で、三宅さんはその孫、第二のニクソンショックを防ぐためハノイ入りし、キッシンジャーグループに米国は北爆していることを忘れるなと脅された三宅和助氏の娘と紹介


>橋本久美 生活の党参議院公認候補となった三宅雪子前衆議院議員の今夜の「励ます会」は大盛会だった。会場がびっしり埋まってしまった。三宅雪子さんの選挙戦に向けた決意表明が大変素晴らしく、司会をやっていて思わず涙が出そうになった。終了後二人で握手。 pic.twitter.com/LO6rC0HpuX


>橋本久美 今度は三宅雪子さんが私達の集会に司会として登場!3月7日豊島公会堂で行われる小沢一郎議員を支援する会、タイトル決定→「小沢政治裁判の総括と新たな闘いへの出発!」雪子姉さんには川内博史氏への突っ込みをお願いしてきました。さあ川内氏は遠慮ない質問にどこまで耐えうるか?乞うご期待!


録画ライブ 「日々坦々」ライヴ




http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/717.html

記事 [政治・選挙・NHK144] ハシャギ過ぎ安倍首相の嫌み この国の現実と楽天過ぎる首相の落差 (日刊ゲンダイ) 
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-8209.html
2013/3/5 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ


安倍首相が浮かれている。施政方針演説を終えた週末、2日夕から山梨・鳴沢村の別荘に出かけると、「休息を取るため」とかいって、昭恵夫人や秘書官とゴルフを楽しんだ。あの小泉元首相だって在任中はゴルフを封印していたのに、イイ気なものだ。

そういえば、年末年始も昭恵夫人と六本木ヒルズの超高級ホテルでプチバカンスを決め込んでいた。31日はホテル内の「スパ アンド フィットネス」で汗を流し、2日は昭恵夫人と映画「レ・ミゼラブル」を観賞。3日は秘書官らを引き連れて、千葉のゴルフ場に出かけた。

これには自民党のベテラン議員も眉をひそめていたものだ。不況に苦しむ庶民感情を逆なでするからだ。それなのに、安倍はまたやった。これは驚くべき感覚だ。

まもなく大震災から丸2年が経つ。しかし、被災地の復興は遅れたまま。自宅に帰りたくても帰れない避難者がいまだ32万人もいる。そういう人たちがゴルフに興じる安倍の優雅な休日を見て、どう思っただろうか?

「そういうセンスのなさというか、この無神経が政治家として問題なのです。第1次安倍内閣は『KY内閣』と言われたものですが、安倍首相は当時とまったく変わっていませんね。本質的に空気が読めないのです。しょせんはお坊ちゃん育ちの政治家3世で、苦しんでいる国民の気持ちなんか分からない。想像力も働かない。国のトップとして一番大事なものが彼には欠けているとしか言いようがありません」(政治評論家・森田実氏)

◆コイツは何も分かっちゃいない

そんな安倍は施政方針演説で「世界一を目指す」と声を張り上げていた。「2位じゃダメなんですか?」発言で物議を醸した民主党の蓮舫参院議員をあてこすって、わざわざ「世界一」と指を立てて挑発した。大方の庶民は、何をひとりでコーフンしているのか、と思ったのではないか。何が世界一だ。ただの安倍バブルじゃないか。製造業のメタメタぶりは目を覆うありさまだ。若者の就職率を知っているのか、彼らの年収が分かって言っているのか。コイツは何も分かっていない。それがハッキリした施政方針演説だったのだが、そんな安倍は高支持率に浮かれ、情けない野党は何も言えず、究極のデタラメ補正予算もあっさり通過の絶望状況。だから、ボンボン首相はますます勘違いし、ゴルフだ別荘だ、と遊び回っているのである。

この調子だと、政府・与党はやりたい放題、安倍はつけ上がり、その薄っぺらさゆえに、凧みたいに舞い上がっていく。庶民はもうドッチラケだ。

◆株価以上にバブルな危うい支持率

断っておくが、安倍の支持率なんて、砂上の楼閣みたいなものだ。空虚で、脆く、危うい。実体がない虚飾の数字だ。それは側近も認めていて、「株価以上に支持率はバブルだね。だって、まだ何もやっていないもの」と話している。

法大教授の五十嵐仁氏(政治学)もこう言う。

「実際、安倍首相は何もしていません。景気対策といったって、バラマキ補正は最初に金額規模ありきで、ガラクタを積み上げただけのインチキ予算です。無駄な工事を復活させたものだから、本当に工事が必要な被災地で資材や人手が不足し、復興の足を引っ張っている。日米首脳会談だって、何の成果もありません。米国から無理難題を押し付けられるためにわざわざ行ったようなものです。就任から2カ月以上が経つのに、コレといった実績はひとつもない。それなのに、支持率だけが上がっている。株価が上がっているからで、これは特異なケースです」

そこに安倍政権のいかがわしさがあるのだ。

「日銀総裁候補の黒田東彦氏が金融緩和を強化する意向を示したら、4日も円安・株高が進んだように、安倍政権がやっているのは口先で期待感を煽る手法です。ジャブジャブ金融緩和をするという期待値で、投機マネーを市場に向かわせている。そうやってバブルをつくっているのです。小泉政権時代の“いざなぎ超え景気”も、企業は最高益を更新しても給料は減り続け、“実感なき景気回復”といわれました。あの時とソックリです。株と不動産の上昇で景気が良くなったかのような幻想を振りまいているだけ。それに乗っかって喧(けん)伝(でん)するマスコミは非常に罪深いと思います」(五十嵐仁氏=前出)

無理してバブルをつくるのがなぜ、いけないのか。実体なきバブル相場は必ずはじけるし、その際、企業や銀行は膨大な損を抱え込んでしまう。その処理にまた、何十年もかかってしまう。今度の場合、その一番の被害者はおそらく、日銀になる。その時の後遺症は空恐ろしいが、それ以前にもう、悲劇は始まっている。

金融緩和→円安→株価上昇となったところで、実体経済は何も変わらないから、雇用は増えず、賃金だって上がらない。そこに円安による物価高だけが襲いかかってくることになるわけだ。ガソリンを筆頭に生活必需品が上がり、悪いインフレに庶民は苦しめられることになる。

◆三重苦、四重苦の「ダメ」のミックス

それでなくても、足元を見れば、震災復興はままならず、原発事故の収束も見えない。今も毎日3000人を超える作業員が事故処理に当たっているが、廃炉どころか、汚染水の処理すら出口なしだ。

こんな状況で、株・不動産バブルだけを膨らませ、「世界一」を気取っているのが安倍首相なのである。

「庶民には、株高なんか関係ありません。サラリーマンの賃上げは絶望的。その一方で、ジワリと生活必需品の値上がりが始まりました。そこに消費増税がのしかかってくる。生活は苦しくなるばかりで、世の中、ちっとも明るくありません。金持ちは喜ぶアベノミクスでも、庶民生活にしてみたら三重苦、四重苦の“ダメ”のミックスですよ。安倍首相がやっていることは労働者切り捨て、中小零細切り捨て、農業者切り捨て……。完全に特権階級向けの政治です」(森田実氏=前出)

アベノミクスで浮かれているのは、余剰資金があふれている金持ちだけだ。その代表格が安倍で、だから、冒頭のように浮かれ、ハシャぐ。

施政方針演説では「家計のやりくりは大変なご苦労です」などと分かったふうなことを言っていたが、都内の一等地に住み、別荘まで持っているボンボン首相がよく言う。

どうせ安倍バブルも一場の夢だろうが、日々のやりくりに本気で頭を悩ませている庶民にしてみれば、安倍の浮かれぶりは不愉快だ。それが分からないところが、安倍の限界なのである。



http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/718.html

記事 [政治・選挙・NHK144] 主権者よ!目を醒まして主権者連合を始動させよう (植草一秀の『知られざる真実』) 
主権者よ!目を醒まして主権者連合を始動させよう
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2013/03/post-99da.html
2013年3月 6日 植草一秀の『知られざる真実』


生活の党の「三宅雪子前衆議院議員を励ます会」が3月5日、ホテルニューオータニで開催された。

会場を埋め尽くす支持者が参集し、盛況裏に会は執り行われた。

冒頭、生活の党党首の小沢一郎衆議院議員があいさつに立った。

生活の党所属の現職および前職の国会議員が参集し、本年夏の参院選に向けて、勝利を勝ち取る渾身の覚悟が示された。

司会を担当したのは、橋本久美前衆院選公認候補者だった。

司会者のバイタリティーのある進行によって、励ます会は大いなる盛り上がりを示した。

この勢いを7月参院選の結果に結び付けてゆかなくてはならない。


4年前の3月3日、巨大政治謀略が禁断の領域に足を踏み入れた。

爾来、4年間にわたる「人物破壊工作」によって、日本の政治は根底から転覆されてしまった。

主権者国民の政治は雲散霧消してしまった。

日本の主権者国民が決して忘れてはならない日になることだろう。


3月5日は、三宅雪子議員の誕生日でもある。

励ます会では大きな誕生日ケーキが用意され、三宅雪子氏がローソクにともされた炎を吹き消した。

生活の党が躍進を遂げるため、大いなるエネルギーの結集が必要である。

http://uekusak.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2013/03/06/3.jpg


さらに、3月7日には、東京池袋の豊島公会堂で、小沢一郎議員を支援する会が主催する国民大集会が開催される。

会の正式名称は、

「小沢一郎議員の無罪判決確定報告と石川知裕、大久保隆規、池田光智元秘書の無罪を勝ちとる国民大集会」

開催概要は以下の通り。

http://minshushugi.net/activity/index.cgi

●日時
平成25年3月7日(木)
午後6時00分開場
午後6時30分開演

●場所
豊島公会堂
〒170-0013 東京都豊島区東池袋1−19−1
TEL.03−3984−7601

●会費
お1人 1,000円(含資料代)

●受付方法
当日、会場入口受付にて
(事前申込不要、定員数に達し次第終了)

●出席者
生活の党代表 小沢一郎 氏(衆議院議員)
東 祥三 氏(前衆議院議員)
川内博史 氏(前衆議院議員)
鈴木宗男 氏(元衆議院議員)
辻  惠 氏(前衆議院議員)
中村哲治 氏(前参議院議員)
はたともこ 氏(参議院議員)
姫井由美子 氏(前参議院議員)
平野貞夫 氏(日本一新の会代表・元参議院議員)
二見伸明 氏(元衆議院議員)
三宅雪子 氏(前衆議院議員)
森 ゆうこ 氏(参議院議員)

植草一秀 氏(経済評論家、経済学者)
鈴木邦男 氏(一水会顧問)
仙波敏郎 氏(元愛媛県警巡査部長・元阿久根市副市長)
三井 環 氏(元大阪高検公安部長)
宮崎 学 氏(評論家)
山崎行太郎 氏(文藝評論家)
(50音順)

●主催
小沢一郎議員を支援する会

●協賛
日本一新の会
火の玉応援団
「生活の党」を支援する市民の会
国民の生活が第一の政治を実現する会
市民連帯の会
なにわ市民セミナー団
小沢一郎支援デモ実行委員会
陸山会事件国策捜査・不当裁判糾弾デモ実行委員会
(順不同)

この会を成功させ、ストップ・ザ・ファシズムを推進してゆかなくてはならない。


私たちは忘れやすい。

すぐに流され、妥協し、長いものに巻かれてしまう。

この行動様式を変えない限り、日本政治を主権者国民のものにすることはできないだろう。

闘うということは、強烈なエネルギーを必要とすることでもある。

強大なエネルギーを注ぎ続けることなしに、大きな勝利を勝ち取ることはできない。

主権者国民が一度は手中に収めた国家の権力。

しかし、これを守ろうとするエネルギーは、これを奪い返そうとする既得権益のエネルギーよりも弱かったのだ。

政権は転覆され、権力は再び既得権益の側に移行してしまった。


このまま、日本の主権者が腰砕けになれば、日本の主権者が権力を奪還することは、恐らく二度となくなるだろう。日本は永遠に米国の植民地として生きてゆくことになる。

日本国首相は植民地日本の総統である。国民に対しては居丈高に振る舞うが、宗主国米国に対しては、最敬礼、土下座の対応を続けることになるのだ。

この現状を変えるには、主権者国民が覚醒するほかはない。

国民が覚醒し、政治勢力の結集を図る。「生活の党」は否応なく、中核的な働きを示さざるを得ないだろう。

この3月を、新たな闘いに向けての大いなる第一歩にしなければならない。



http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/719.html

記事 [政治・選挙・NHK144] TPPは自由貿易に非ず、それは多国籍企業群による“人類の奴隷化”を目指す(神州の泉) 
http://shimotazawa.cocolog-wbs.com/akebi/2013/03/post-1c42.html
2013年3月 6日 神州の泉


菅直人総理(当時)は2010年10月、横浜のAPEC会議で、唐突にTPP(環太平洋経済連携協定)を“平成の開国”だと言挙げした。また、2011年1月、スイスのダボス会議席上で、この開国を「第三の開国」と位置付けている。これに含まれる意味は、第一の開国を、幕末にペリーが黒船で来航し砲艦外交によって日米修好通商条約を締結させたことを言い、第二の開国を先の大戦終結直後、そして第三の開国が平成のTPPということらしい。これについては経済学者の宇沢弘文氏ほか、多くの知識人たちに歴史認識がおかしいと指摘されている。

 神州の泉も“TPPは平成の開国だ”には強い違和感を抱いていた。菅氏の基本認識の何がおかしいかといえば、日米修好通商条約もTPPも、日本側に関税自主権の放棄と治外法権が強制されているのに、これら二者を“開国”という積極的で、あたかも自主的な意志であるかのように述べていることにある。百歩譲って、江戸末期に無理やり締結させられた不平等条約を、外圧による開国だったと言うことはできるかもしれないが、TPPを開国というイメージで捉えるのは認識錯誤も甚だしい。

 菅直人氏がGHQ統治時代を“第二の開国”とイメージしているなら、占領統治のどこが開国なんだと言うしかない。江戸末期の不平等条約、大戦終了直後のGHQ統治、そして平成のTPP、これら三つを共通の属性でくくれるイメージがあるとするなら、それは“占領”なのであって、決して開国ではない。1858年に結ばれた日米修好通商条約によって、失われていた関税自主権が復活したのは1911年であるから、実に半世紀を超える時間をアメリカに蹂躙されていたことになる。クラウゼヴィッツを持ち出すまでもなく、経済占領は事実上の軍事占領に等しい。

 「木鐸百年」さんを参照すると、森首相(当時)の退陣表明を受けた2001年4月の総裁選で対立候補の亀井静香氏は、「小泉首相が訪米してブッシュ大統領と会談した際に、米国の日本占領統治に触れて、日本を開放してくれて有難うと感謝したと伝えられるが、それは間違った歴史認識であり国政の最高責任者としての見識を疑う」と批判している。つまり、菅直人氏の“TPPは平成の開国だ”というのは、小泉純一郎氏がGHQ占領統治を“開放”だと認識していることと全く同じであり噴飯ものである。この両者の売国奴史観は筋金入りである。

 今では、TPPの本質を説明する優良な図書はたくさん出ているが、政府もマスメディアも経産相(?)も、TPPの内容を極力小出しにしているばかりか、ISD条項やラチェット条項のような絶対的な治外法権性や自主権放棄については、言及することさえタブーにしているようだ。これは明らかに多国籍企業群の意を汲んだ政府、財界、マスコミ、官僚、自ら家畜化した知識人たちが、国民に真相を知らせないままに、条約の批准に持って行く魂胆であることは火を見るより明らかである。ここのところ、ネットで急速に拡散傾向にあり、人々を驚かせている貴重な動画がある。それは「Democracy Now!」さんに、昨年6月に紹介されていた、ニューヨークの独立放送局「パブリック・シチズン(アメリカの市民団体)」によるTPPの恐るべき姿を報じた動画である。この15分の動画は恐るべき訴求力を有している。


「TPPは貿易協定の衣を着た企業による世界支配の道具」
http://democracynow.jp/video/20120614-2


 天木直人氏によれば、ロリ・ウォラック女史によるこの貴重な放送は、米国当局によってすぐに削除されたようだから、アメリカはおろか、日本でも拡散されなかったようであある。多国籍企業群と腹を合わせ、アメリカ国民さえ騙し続けていた米国政府は、この動画が関係各国に漏れることを極度に恐れていて、その中でも最大の獲物である日本に知られることに戦々恐々としていることは明白である。だからこそ、この動画はネット有志が彼方此方にエネルギッシュに広めてほしい。

 隠密裏に進められているTPPはヴァンパイア(吸血鬼)と同じであり、陽光を当てると燃え尽きる。知らせることこそ最も強力な阻止になる。今からでも遅くはない。この動画を一人でも多くの人に閲覧してもらいたい。



http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/720.html

記事 [政治・選挙・NHK144] TPP 自民反対派 演技だけ(東京新聞:ニュースの追跡)
自民党の環太平洋連携協定(TPP)反対派がいつの間にやら条件闘争に入っている。先の衆院選で反対を叫び、党内の議員連盟で気勢を上げていたのは、支持団体向けのパフォーマンスだったのか。公約違反を問う声にも「どこ吹く風」と言わんばかりだ。(佐藤圭)


■TPP公約…はや条件闘争入り

「自民党は公約を守れ!」 「TPP交渉参加に断固反対!」

5日夕、首相官邸前にシュプレヒコールが響いた。TPP参加に反対する市民団体が呼び掛けた抗議行動だ。

だが、安倍晋三首相は来週にも、交渉参加を表明する見通しだ。自民党内のTPP反対派も、最近ではすっかりおとなしくなった。

同党のベテラン秘書は声を潜めて言う。

「反対派は、農協などへのアリバイ作りで少しは騒いだが、本気で交渉参加を阻止できるとは思っていない。支持率の高い首相に歯向かえば、悪者になるだけだ。それよりも条件闘争で実を取った方がいい。完全な出来レースだ」

同党は先の衆院選政権公約や政策集で、TPPについて「聖域なき関税撤廃を前提にする限り、交渉参加に反対する」 「自由貿易の理念に反する工業製品の数値目標は受け入れない」など、6項目を掲げて反対を約束した。

実際の選挙戦でも、多くのTPP反対派が「断固阻止」と訴えていた。それだけに、どのような理由を付けようが、交渉参加を「公約違反」と受け止める有権者は少なくない。

ところが、TPP参加に前のめりの首相を前にして、反対派はさしたる抵抗もしないまま、早々に条件闘争へとかじを切った。

首相は先月22日の日米首脳会談で「聖域なき関税撤廃を前提とせず、との参加条件が満たされた」と解釈。帰国するやいなや、参加問題で党の一任を取り付けた。

これに対し、TPP参加に慎重な自民党議員でつくる議連「TPP参加の即時撤回を求める会」が同26日に開いた総会では「党内の意見を聞かずに一任するのは納得できない」 「有権者に説明ができない」などの不満が噴き出した。

■関税撤廃する事態まで想定

しかし、ほどなく同会の森山裕会長は「首相が判断を任せてほしいと言っていることに異論があるわけではない」とトーンダウンした。森山氏はさらに踏み込んで「守れない分野が出てくれば、政策でどう支えていくかだ」と、関税撤廃の例外が認められない場合の手当ても想定する。具体的には、総額6兆円に上ったウルグアイ・ラウンド農業合意(1993年)の際の関連対策が念頭にあるようだ。

小枝義人・千葉科学大教授(現代日本政治)は「首相は、派閥の領袖を閣内に取り込むなど意図的に官邸主導の政権をつくった。こうした『政高党低』の状況がTPP参加問題にも表れている」と指摘した上で、皮肉交じりに政府・自民党をこう評価する。

「自民党は、お芝居ができる大人の政党だ。反対派も首相も、それぞれに与えられた役割をまじめに演じている。そこが党内抗争で自滅した民主党とは違うところだ」


2013年3月6日 東京新聞 朝刊 [こちら特報部:ニュースの追跡] より

http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/721.html

記事 [政治・選挙・NHK144] 参院選後の大分裂は免れない 「六分七裂」する維新の会〈週刊朝日〉 
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130305-00000003-sasahi-pol
週刊朝日 2013年3月15日号


 日本維新の会で内紛がまたまた勃発した。日銀の正副総裁人事案の賛否を巡り、共同代表の橋下徹大阪市長(43)と小沢鋭仁国対委員長(58)らがバトルを繰り広げたのだ。幹事長の松井一郎大阪府知事(49)の仲裁で小沢氏がすぐに会見し、「橋下さんに異論を唱えたつもりはない」と弁明したため、ひとまず収束したものの、国会議員団幹部は憤りを隠さない。

「橋下さんは、自分の意見が聞き入れられなければ、すぐにキレる。日銀人事の対応は、最後は国会議員団に任せると彼自身が言ってきたんだから、われわれは政府案に賛成する」

 若手の国会議員もこう指摘する。

「大阪方と国会議員団幹部との板挟みには慣れましたが、やることがチグハグすぎる。松井さんは安倍首相側近の菅義偉官房長官に頼み込んで、任期満了となる副知事の後任に総務省のキャリア官僚を斡旋してもらった。財務省はダメで総務省ならいいんですかね」

 関係者によると、維新は昨年末は「四分五裂」だったが、今は「六分七裂」に近い状態なのだという。

「国会議員団は今、石原慎太郎共同代表と近い平沼赳夫国会議員団代表や片山虎之助政調会長といった旧太陽組と、維新を政党化したときの創設メンバーである松野頼久幹事長ら5人組、中田宏前横浜市長や東国原英夫前宮崎県知事といった首長出身組、衆院選前に合流した小沢氏ら旧民主党組、橋下氏を支持する橋下ベイビーズに分かれている。さらに、大阪維新の会も、安倍首相を信奉する松井さんら自民党出身組と、橋下さんを信奉する組に割れています。参院選後の大分裂は必至でしょう」(別の所属議員)


http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/722.html

記事 [政治・選挙・NHK144] いざ、東京高裁!ヤマトの諸君、2013年3月6日(水)東京高裁に集結せよ

いざ、東京高裁!
ヤマトの諸君、2013年3月6日(水)東京高裁に
集結せよ!

午前8時30分頃から
集まり、「不正選挙反対」コールをやるといいと思う。
実際に、裁判というものは裁判外の強い意志が
あいまって作用して決まる。
9時までに登庁する人が多いからだ。
東京高等裁判所
http://www.courts.go.jp/tokyo-h/
東京高等裁判所  第24民事部

○午前9時40分までに2番抽選所に来た人に
藤島氏含め2名の不正選挙疑惑裁判の抽選会
事件番号 選挙無効 平成25年(行ケ)第7,17号

○午前10時40分までに2番交付所に来た人に
犬丸勝子氏、とうやん氏含めた7名の不正選挙疑惑裁判の抽選会
事件番号 選挙無効 平成25年(行ケ)第6,10,11,12,14,18,25号

○午前11時30分までに2番交付所に来た人に
原告団本来60名訴訟の不正選挙裁判の抽選会
事件番号 選挙無効 平成25年(行ケ)第4号

※裁判所は当初、原告団追加については、
「追加原告を、補正書類で提出することが可能」といっていたが、強い政治的圧力がかかったと推定される。
追加原告書類を高裁は受理したあとに、認定を保留、
突然、3月2日頃に
手のひらを返して
「追加原告については認定しない」と伝えてきたらしい。
これは、当初、裁判所が「追加原告を、補正書類で提出することが可能」と
いっていたことから
信義則に違反するものである。
行政の「不作為」に該当するため、これについては
違法である。この行政処分の取り消し裁判を
提訴するべきである。

○午後2時10分までに2番交付所に来た人に
一人一票実現訴訟裁判の抽選会
事件番号 選挙無効 平成24年(行ケ)第21号

傍聴券交付情報
http://www.courts.go.jp/search/jbsp0010?crtName=6
1<不正選挙疑惑裁判 原告団本来60名訴訟>
裁判所名 東京高等裁判所  第24民事部
日時・場所 2013年03月06日 午前11時30分 2番交付所
事件名 選挙無効 平成25年(行ケ)第4号 (原告団本来60名訴訟)
備考 当日,午前11時30分までに2番交付所に来られた方へ抽選券交付します。


2<不正選挙疑惑裁判 犬丸勝子氏、とうやん氏含め7名併合>
https://twitter.com/inumaru19
とうやん氏
https://twitter.com/tohyan

選挙無効事件期日呼出状内容です。口頭弁論期日3月6日午前11時00分、場所東京高裁第24民事部第429号法廷、平成25年(行ヶ)第6号、同第10号、同第11号、同第12号、同第14号、同第18号、同第25号選挙無効請求事件を併合する。裁判長三輪和雄、裁判官内藤正之、裁判官齋藤紀子
裁判所名 東京高等裁判所  第24民事部
日時・場所 2013年03月06日 午前10時40分 2番交付所
事件名 選挙無効 平成25年(行ケ)第6,10,11,12,14,18,25号
備考 当日,午前10時40分までに2番交付所に来られた方へ抽選券を交付します。

3<不正選挙疑惑裁判 藤島氏含め2名併合>
裁判所名 東京高等裁判所  第24民事部
日時・場所 2013年03月06日 午前9時40分 2番交付所
事件名 選挙無効 平成25年(行ケ)第7,17号(藤島利久氏含め2名)
備考 当日,午前9時40分までに2番交付所に来られた方へ抽選券を交付します。

4<これがいわゆる、一人一票実現訴訟→2012年衆院選挙の違憲判決が出る勝算大>一人一票実現会議ホームページ
http://www.ippyo.org/topics/2013011801.html
裁判所名 東京高等裁判所  第12民事部
日時・場所 2013年03月06日 午後2時10分 2番交付所
事件名 選挙無効 平成24年(行ケ)第21号
備考 当日,午後2時10分までに2番交付所に来られた方へ抽選券を交付します。


仙台高裁提訴の訴訟
「投票時間繰上げは不当」仙台高等裁判所に提訴http://www.asyura2.com/12/senkyo142/msg/879.html
3955

Q. 東京高裁の住所。最寄の駅(何番改札口か)は?
東京都千代田区霞が関1-1-4(最寄駅1 東京メトロ有楽町線 桜田門駅下車 徒歩約3分2 東京メトロ丸ノ内線,日比谷線,千代田線 霞ヶ関駅下車 徒歩約2分〜5分3 都営地下鉄三田線 内幸町駅下車 徒歩約10分4 都営地下鉄三田線 日比谷駅下車 徒歩約13分5 JR線 有楽町駅下車 徒歩約15分6 JR線 新橋駅下車 徒歩約15分)
Q. 3月6日(水)11時の傍聴席(券)の確保にはどうしたらよいか。
朝、早く高裁に行って並ぶしかありません。
もし、裁判長が「他に何か主張することはありませんか?」と
いい始めたら、それは、「ここで結審するぞ」という合図である。
このときは、即座に大きな声で
「待った。まだ、証拠を提出していないものがあります。次回までに提出します」
といってほしい。
行政がこれだけ大きい問題を勝手に一日で結審することなど許せるものではない。


一般に仲間同士であった場合に
途中で対立が生じる場合は
その対立しているAさんとBさんが目立つが、
必ず、隠れた扇動者のCさんがいるはず。

それを見つけないと対立はおさまらない。

それをやるには、AさんとBさんの信頼する誰かが
間にはいって
互いに
誰から何を相手について聞いたのかを
話し合わなければならない。

いっぱい人が出てくるかもしれないが、
たいていは、双方に
双方の悪口をねつ造含めて
いっている人物が突出して出てくる。

考えられるのは、
今回の不正選挙疑惑訴訟の相手方と思われるものは、
この「不正選挙疑惑訴訟」の同志を
うまく分断させることをやる可能性があるということ。

とにかく、日本と中国もそうだが、
一昔前はあんなに仲良かった国が
なぜ、最近、こんなにギスギスしているのか?

それは互いに対立させるように
日本には中国の悪口をいい、
中国には日本の悪口を
ねつ造含めて
いって対立をあおっている
「知られざる存在」があるからである。

とにかく互いに対立している場合ではない。

対立していたら、不正選挙疑惑の相手方の思うツボである。

大きな目で見れば、この3月6日は
歴史を変える日である。日本の歴史を変える。

○戦略について

<なぜ、不正選挙疑惑裁判は、すべて、同日の
一人一票の格差裁判の判決の前に集中しているのか?>

なぜ、不正選挙疑惑裁判が、東京高裁にて
すべて3月6日に集中して
審議されることになったのか?

これは、おそらく、
同じ3月6日に行われて判決が言い渡される
一人一票の格差裁判があるが
これは、ほぼ、「勝訴」は間違いない情勢である。
つまり、「一人一票の格差」が違憲であるという判決が出る→「先の衆議院選挙は
違憲」であると大々的に報道される。

となると、政権側としては、
そのあとに、「不正選挙疑惑裁判が行われると不利」になるはずである。

<すべて不正選挙疑惑裁判は、一人一票格差裁判判決の前に行われる>
日程を見ると、この一人一票の格差裁判の判決が出るのが
午後2時30分ごろ(20分前の午後2時10分までに傍聴券の抽選がある)
である。

この時点で、山のようにマスコミが参集して
おそらく全国に大々的に報道される。
つまり「一人一票訴訟は、勝訴。先の衆議院選挙は違憲である」
と報道されるだろう。

実は、不正選挙疑惑裁判は、すべて3月6日のこの「一人一票」裁判判決の
前の時間に設定されている。

<推定される強大な政治的圧力の存在>
ということは、推定するに、
政権側には、強大な圧力が存在しており、高裁に対して
「なんとかして、一人一票裁判判決の前に
不正選挙疑惑裁判(一人あたり0票裁判)を片付けろ。
さっさと「片をつけてしまえ」と、圧力がかかっているだろうことは想像できる。

<3月6日の攻防は、いかに次につなげるかが山である>
であるから、
3月6日の攻防は、時間をつめて裁判の日程がなされていることから
「いかにこの日の即日結審を防いで、次につなげるか」が
攻防になるはずである。

<裁判官の即日結審を防ぐためには>
裁判官の方は、
「とにかくこの日で結審してさっさと片付けろ」と言われている可能性が高いため
時間が来たら
「双方、何か、これ以上、言うことなどはありませんか。それでは(結審します)」と
言いかけるだろうから、

その瞬間に、大声で「まった。まだ、出していない証拠があります。
次回までに出します」といわなければならない。

<追加原告を突然、「認めない」と高裁が言ってきた背景には、強大な政治的圧力があると
推定される>

高裁が、当初、「追加原告については、OKです」という趣旨を言っておいて
追加原告の書類を受理しておきながら、認定をずっと保留にしていたらしいが
直前になって 突如として 手の平を返したように
「追加原告は認定しません」と言ってきたところから見ても
これは、背後に とても強力な政治的圧力があるはずであると推定される。

<集団訴訟は、国家が、認めなくないものを認めさせるため、
なんとかして、国側が訴訟を排除しようとするのは、今までの歴史からも明らか>

われわれがやっていることは、
「集団訴訟」と呼ばれるものである。
今回、原告団に手をあげた人たちは以下の本を読んでいただきたい。
集団訴訟実務マニュアルhttp://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4535517096.html
http://lawyer-koga.cocolog-nifty.com/fukuoka/2009/08/post-10fd.html
薬害肝炎弁護団事務局長による原告側弁護士のノウハウ。HIV訴訟もてがけている。被害の掘り起こしから弁護団と原告団の運営・訴訟・運動・マスコミ・国会対応・会計まで集団訴訟のエッセンスがこれ1冊でよくわかる!すぐに使える書式集など資料も充実。原告になる人、集団訴訟に関心のある人にも非常に便利。
○被告はあくまで「選挙管理委員会」である。
選挙管理委員会は、「管理する責任」が存在している。
ところが、推定するに、予算の削減(いわゆる事業仕分け)などが
影響を及ぼしているのかもしれないが、「きちんと管理していない」のである。
論理展開については、
われわれは、刑事裁判をやっているわけではない。
つまり、ピンポイントで悪いことをやっている「証拠」を入手する
→それを証明するという
アプローチというよりは

行政が、きちんと管理していない点を
つく。
つまり個別の悪いことを発見してそれが証拠である→選挙がおかしい
というアプローチではなく、
「結果としての選挙結果がおかしい」(各種グラフより明らか)
→きちんと管理していないからだ
→これだけ不自然で合理的には到底ありえないと思われる結果があるが、これについて
「いや、100%間違いはありません。誤作動もありません。PCソフトに
ウイルスが入ったこともありえません。もちろん、ハッキングもされていません。
どっからどうみても「この選挙結果は正しいんです」ということで選挙管理委員会は
責任をもってくれるんですか?」というアプローチである。

公務員の人たちはとにかく「責任をとりたくない」のである。
だから、個別にこの事例がおかしい→検証が必要だというアプローチ
だけをやると、「それは偶然です」と言い訳に終始して
一向に、検証しようとしてくれないはずである。

しかし、逆に、じゃあ、あなたは、この選挙結果、
「絶対に、実際の票数と、この公表されている票数と
同じである」ということで、こんなに不自然なグラフになっているのに、
責任をとってくれるんですね?」
と聞くのだ。この聞き方は、最終確認をしていないでいる
選挙管理委員会の人たちにとっては
非常にいやなものである。

公務員の人たちにとっては「最終確認をしていない」わけだから
そのまま放置するとあとで「責任をとらされることになる」
→それはいやだ
→じゃあ、検証しましょう。票について本当に実際の票数と一致しているのか
確認しましょうという方向に行くことが期待できる。
何が言いたいのかというと、
「何か不備をを発見してください。検証してください」とやると
公務員の人たちはそれは「悪いことが出てくるといやだから
責任をとりたくない」という意識が働き、
「それは偶然だ」といわれてしまう。

しかし、責任のとり方を変えて
「管理していない点」をつく。
この最終結果で
絶対間違いないということで責任をとれるんですか?
と聞くと、「最終確認をしていないから
最終確認をしてみましょうか」と公務員は
発想するのである。
これを応用してもらいたい。
電子投票の危険性 アジア共同体、世界政府

http://www.youtube.com/watch?v=6BQVdS3gq4c
4865回
こういった米国での例を、日本の選挙管理委員会は、まったく知らない。
こういうものを裁判所で映像として見せないといけない。
裁判官も知らないだろうし、日本の選挙管理委員会、東京都の選挙管理委員会も
知らないのである。
もちろん、これは、電子投票の話であるが、電子投票を「機械やPCソフトに完全に依存する選挙システム」として考えれば、今回の、衆議院選挙でもこの「PCソフトや機械」
に完全に依存しており、なんら検証をしていない部分が衆議院選挙にも存在していたことがわかるだろう。
<過去の岐阜県可児市の選挙無効、選挙やり直しの事例をあたる>
そして重要なことは、
過去に、電子投票を入れようとした岐阜県可児市の選挙では、
とんでもないトラブルが続出して、なんと名古屋高裁、最高裁が
「選挙無効」を宣言して、「選挙のやり直し」を命じている。
<裁判記録は名古屋高裁にあるはず。勝訴した担当弁護士を探す>
このときの裁判記録を見てみたほうがいいし、(裁判記録は名古屋高裁にあるはず)
また、このときに行政相手に「勝訴」をした担当弁護士を探し当てて
法律相談という形で話にいくべきだと思う。その担当弁護士は
かなり有能である。それにこの訴訟を通じて「選挙における問題点」を多数
知っているはずである。われわれが、今回の不正選挙疑惑で
大騒ぎをしており、全国で1500名以上も、この不正選挙疑惑訴訟に
賛意をしめしていること、700名超が原告団に参加してもいいと
表明していたほど大問題になっていることをわかってくれるはずである。
今からでも弁護を依頼してみてもいいと思う。
地方選挙における電子投票をめぐる訴訟
http://web.sfc.keio.ac.jp/~noboru/works/paper13.pdf#search='%E5%B2%90%E9%98%9C%E7%9C%8C%E5%8F%AF%E5%85%90%E5%B8%82+%E9%81%B8%E6%8C%99%E7%84%A1%E5%8A%B9'
とにかく、何があっても最高裁まで戦うべきである。

今回、仲間割れのような事例があったが、
これについては
最初のときに勇み足のあったメンバーが
メンバーを外れたところまでは、この不正選挙疑惑訴訟に対しての
準備の仕方からきているわけだから、それほど対立はない。
しかし、この対立が知られるようになってから、
どうも最初に勇み足のあったメンバーに
「苦情」と称して原告団についていろいろ言っている人が
新たに出現して言っているのかもしれない。
最初に勇み足のあったメンバーは、
その「苦情」を新たに持ち込んでくる人が「本当のことを言っているのかどうか」
を検証しないといけない。「苦情」と称してねつぞうが入ってくる可能性があるからだ。
よくありがちなのは、「みんなが言っています」といって
ねつ造した情報を持ち込む人間がいるから、そういった誰かに対しての
悪い情報は、出所がどこなのか確認すべきである。よくあるのは「みんなが言っている」
といって、実は一人か二人しか言っていないことをなるべく話をふくらましているか
またはまったくのねつ造であることもあるから注意が必要である。

また、トラブルになりかけている以上、最初に勇み足のあったメンバーに対しての
攻撃めいた書き込みは、以前書き込んでしまった人たちは
すべて本日中に削除ねがいたい。

われわれは、もともとの仲間同士でやりあっている場合ではない。
もし苦情があったら、すぐに、該当するものは削除すべきである。

不正選挙疑惑訴訟の内部分裂を
不正選挙疑惑の相手方は一番望んでいるのだから
相手の思うツボではないか。

ちょっと思い出してもらいたいのは、
著名な経済学者や
小沢一郎氏の事例である。

だから「○○さんが悪いことをしていますよ」と
「悪いニュース」を持ち込んでくる存在に対しては
「それは出所がどこなのか」「きちんと確認しているのか」
「なりすましなのではないのか」検証しないといけない。


http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/723.html

記事 [政治・選挙・NHK144] <民主党>日銀人事で岩田氏は同意せず 独自性で苦しい対応(毎日新聞):間違った方向の独自性発揮
 間違った方向の独自性発揮で笑える。

 国民多数の気持ちを裏切り続ける民主党。

**********************

<民主党>日銀人事で岩田氏は同意せず 独自性で苦しい対応(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130306-00000011-mai-pol

民主党は5日、次期日銀副総裁として岩田規久男学習院大教授を充てる国会同意人事案に同意しない方針を固めた。日銀正副総裁人事を巡り、民主党は総裁候補の黒田東彦アジア開発銀行総裁と、もう一人の副総裁候補の中曽宏日銀理事には同意する方針。3人のうち最も大胆な金融緩和を主張する岩田氏に同意せず、安倍晋三首相の経済政策「アベノミクス」に距離を置く姿勢を示すのが狙いだ。

民主党の津村啓介衆院議員は5日、衆院議院運営委員会で岩田氏からの所信聴取と質疑の後、「日銀法改正を公言する岩田氏(の起用)に賛成できない」と記者団に語った。民主党は6項目の日銀人事の基準に「金融行政の独立性を堅持する能力」を盛り込んでいる。

 ただ、みんなの党や新党改革などは岩田氏の人事案に同意する方向で、3人の正副総裁人事案は野党多数の参院で同意される見通し。3氏の同意が強まるなか、民主党があえて岩田氏に同意しないのは、世論と党の独自性との間で苦しい対応を迫られたためだ。

 黒田、中曽両氏はみんなの党などが不同意の方針で、民主党も不同意なら「総裁空白」の事態に再び陥りかねない。参院の最大会派として、世論の批判が民主党に向かいかねず、細野豪志幹事長は3日のNHKの番組で「空白は作らない。野党にも責任がある」と述べた。

 これに対し、岩田氏の人事案は既に他の野党が同意する方向で、民主党が不同意でもポストの空白は生じない。世論の批判を避けつつ、首相の経済政策に異議を唱える姿勢を示せると判断。党幹部は「本当は全部反対したいが、黒田、中曽両氏には賛成せざるを得ない」と苦しい胸の内をもらした。【高橋恵子】

http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/724.html

記事 [政治・選挙・NHK144] 農業保護と自動車譲歩の取引合意が成立したという報道のウソ  天木直人 
http://blogs.yahoo.co.jp/hellotomhanks/63833455.html
★「天木直人氏の視点ー(2013/03/06)」★ :本音言いまっせー!


 きょう3月6日の各紙は一斉に大きく報じている。

 TPPの事前協議において日米両国は農業と自動車の例外取引で大筋
合意したと。

 これにより安倍首相は来週15日にもTPP交渉参加を宣言すると。

 これは明らかに政府筋が流した情報をそのまま垂れ流す御用記事である。
国民を欺く作為的な報道だ。

 しかし、さすがにメディアもウソはつけない。その記事を詳しく読む
と真実が見えてくる。

 一つは日米合意などいまだ見られていないということである。
この報道は米国と事前交渉を重ねている日本側官僚の希望的見通しに
過ぎない。

 二つは、かりに合意ができたとしても、それは取引などではなく
日本側の一方的な譲歩に終るということである。

 すでに日本側は米国の自動車関税を維持し、輸入手続き簡素化で
米国車の日本市場参入を拡大させることで全面譲歩している。

 それどころか米国は韓国とのFTAでは自動車関税で譲歩している
から、日本は差別的な不利をこうむることになる。

 日本の自動車業界はそれを指をくわえて認めるというのだろうか。

 その一方で農業の例外化についてはまったく見通しは立っていない。

 それを決めるのは最後は米国議会だ。拒否されるおそれは多分にある。

 要するに合意のメドはまったく立っていないどころか、日本が合意を
急ごうとすればするほど全面譲歩を迫られるという馬鹿な交渉が
行なわれているのだ。

 そして安倍首相が来週にも交渉参加を宣言するというウソである。

 安倍首相はもちろんそうしたいだろう。そして70%の支持率を背景
にそれを強行するだろう。

 なぜならばオバマ大統領と約束してきたからである。

 宣言できなければ鳩山首相の二の舞になる。それだけは避けたいに
違いない。

 しかし私が報道の三つ目のウソという理由は、農業と自動車の取引が
成立したからといって、それだけでTPP交渉参加の条件がクリアした
ことにはならないということだ。

 TPP協定の反国民性は自動車分野の譲歩だけではない。

 医療・保険制度の市場開放から始まって多くの譲歩が待ち受けている。

 それらを国民の前で十分に議論し、説明することなくTPP交渉参加
宣言を行なうことは国民を欺くことであり、許されないことである。

 それを知っていながらTPP交渉参加宣言を容認する記事を当然の
ように書くメディアこそ大嘘つきだということである。



http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/725.html

記事 [政治・選挙・NHK144] 《PC遠隔操作事件》 警察も検察も、これで大丈夫なのか…  江川 紹子 
            検察に対する憤りをあらわにする佐藤弁護士


【PC遠隔操作事件】警察も検察も、これで大丈夫なのか…
http://bylines.news.yahoo.co.jp/egawashoko/20130305-00023753/
2013年3月5日 22時40分 江川 紹子 | ジャーナリスト


「もう、絶対許しません」ーー日航機の爆破予告などをしたとしてハイジャック防止法などの疑いで再逮捕された片山祐輔氏の弁護人である佐藤博史弁護士の怒りが炸裂した。片山氏は5日、東京地検に身柄を送られたが、そこで検事が弁解録取書の作成にかこつけて脅迫的な取り調べを行ったり、事実と異なる記載をしようとした、という。これまで、検察側の対応には期待を寄せていた佐藤弁護士だが、「こちらは、録音・録画をすれば黙秘せずに話すと言っているのに、こういうことをするとは…」と怒り心頭。今後は検察とも全面対決の方針で、勾留質問などで裁判所に行く時以外は留置場から出ず、一切の取り調べに応じないことになりそうだ。

■検察官の対決姿勢に反発

弁解録取書とは、逮捕された被疑者に対し、容疑についての言い分を初めに聞いて作成される文書。片山氏は、これは取り調べとは異なる手続きとして、警察でも作成に応じている。

佐藤弁護士によれば、検察官に対しては「今日の機会を利用して、録画したうえで思う存分取り調べをして下さい」と要望してきたが、検察側は録音・録画を拒否。片山氏が、「録音・録画がされないなら、弁解録取の手続きには応じるが、取り調べは拒否する」と伝えると、検察官は弁録は取らず、取り調べを始めた、という。

検察官は対決姿勢で臨み、「検察は、君を起訴できるし、有罪にできる」と断定。録音・録画について「(検察に)そういう義務はない。法律に違反しているのは君の方だ」などと述べ、「無実だと言うなら、録画などされなくても堂々と説明しろ」と迫った、という。こうした取り調べが午前10時から正午まで続き、弁録は作成されなかった。午後には、取り調べを拒否する旨の意思表示をしたが、「まだ弁録ができていないから」と言われてやむなく取調室に赴き、午後1時半から2時50分まで取り調べと弁録作成が行われた、という。

佐藤弁護士によれば、ウイルスが作成されたプログラム言語C#は使えないことを説明しても、検察官は「そんなことは(犯人でない)根拠にはならない。こっそり勉強しているかもしれない」と聞き入れず、片山氏が「それは悪魔の証明ですね」と言い返す場面もあった。正月に江ノ島に行った時の服装や当時持っていたリュックの行方を聞かれ、「服は古着やさんに売った。リュックはイタリア旅行に行った時に壊れたので取り替えた」と説明すると、証拠隠滅を図ったかのような記載が弁録の中に盛り込まれそうになった。片山氏が「サインはできない」と拒むと、検察官は渋々そこを削除した書面を作り直した、という。

片山氏は弁護人らに、「疲れました」「録画されていたら、こんな取り調べはできないと思う」などと述べた、とのこと。佐藤弁護士は「検察は片山さんを虚偽の自白に追い込もうとしている。これだから、録音・録画のない取り調べには応じられない」と語気強く語った。

■捜査機関のありようを案ずる

佐藤弁護士は検察に対し、どうしてもビデオ録画が無理ならば、ICレコーダーなどによる録音でもいいから記録をして欲しい、との妥協案も出していた、という。にも関わらず、検察は頑強に録音も録画も拒んだ。こういうやり方は、捜査機関にとって何のメリットがあるのだろう。

警察や検察は、録音・録画を行う対象は、裁判員対象事件や知的障害者が被疑者の事件、さらに地検特捜部の独自捜査などに限るとしている。それ以外の事件で、弁護人の請求によって録音・録画を行えば、これが前例となって、可視化の範囲が広がることを恐れているらしい。

しかし、それ以外の事件では録音・録画をしてはならない、という法律があるわけでもない。事件によって、真相解明のために利すると判断して、捜査機関の裁量で行うこともできるはずだ。弁護人の依頼に応じたという形ではなく、「誤認逮捕や虚偽の自白を招いたケースなので、特に慎重を期す」「IT関係の専門用語が頻出することが予想される」など、本件の特殊性に鑑みて、警察や検察の独自の判断として録音・録画を行うことにした、とするやり方もあった。そのうえで、本件は例外的なケースであり前例として扱わない、とすることも可能だっただろう。

そうして行う取り調べの中で、片山氏が事件に関わったことを裏付ける証拠があるなら、カメラの前でそれを突きつければいいし、供述に矛盾や不自然な点があれば指摘すればいい。その方が、よほど捜査機関にとってプラスだったのではないか。真相解明を望む国民の期待にも、応えることになっただろう。

何も自白を取るばかりが取り調べではない。被疑者の話を聞いて間違った嫌疑を正すほか、被疑者の説明を聞いて客観的な事実や他の人の供述などとの食い違いを洗い出したり、不自然な弁解をしている場合にはその旨を記録しておいて、後日の法廷での立証活動に備える、という意味もあるだろう。公判を担当する検察官からすれば、材料は多い方がいいはずだ。

このままだと被疑者が留置場に籠城し、一切取り調べが行えない状況が続く。常日頃、事案の真相解明のためには取り調べが重要だと強調しているのに、取り調べを行わず、供述には一切頼らない捜査を行う、と方針転換をしたわけでもあるまい。結局、捜査機関は可視化拒否を優先するがあまり、自縄自縛に陥っているのではないか。

しかも、佐藤弁護士の説明によれば、検察官は初っぱなから敵対的な取り調べを行い、被疑者の反発を招いている。佐藤弁護士は、「丁寧に扱われ、弁護人より検察官の方が信頼できるかもしれない、と信じ込まされる方が危ない。むしろ(糾弾的な取り調べで)よかった」と皮肉たっぷり。検察の対応は、あまりに稚拙だと言わざるをえない。

それに、捜査機関は前例を気にするなら、録音・録画の拒否を理由に取り調べ拒否をする被疑者が今後続出することを心配した方がいいのではないか。

本当に、警察も検察も、これで大丈夫なのだろうか…。


江川 紹子
ジャーナリスト

早稲田大学政治経済学部卒。神奈川新聞社会部記者を経てフリーランス。司法、災害、教育、カルト、音楽など関心分野は様々。著書『人を助ける仕事』(小学館文庫)、『勇気ってなんだろう』(岩波ジュニア新書)など。


       ◇


2013/03/04 「警察の暴走とメディアスクラム、影に潜む米国への配慮〜PC遠隔操作事件の全貌に迫る!」 佐藤博史弁護士緊急インタビュー
動画⇒http://iwj.co.jp/wj/open/archives/63241

 片山祐輔氏の「無実を確信」し、この事件に「弁護士生命を賭けている」、と佐藤博史弁護士は2013年3月4日(月)19時、東京都港区の初沢スタジオで行われた緊急インタビューに答え、片山氏の無実を強調した。佐藤弁護士は、足利事件における控訴審以降の主任弁護人を務め、DNA再鑑定により、冤罪を立証した実績を持つ。今回のPC遠隔操作事件でも主任弁護人を務めており、取り調べの可視化に応じない捜査機関の問題を指摘したほか、警察がマスコミに捜査情報をリークするといった、劇場型捜査を展開、マスコミのイメージ操作も先行していることなどを批判した。

 また、岩上が「アーミテージレポート」に記載されている「サイバーセキュリティを強化すべき」という日本へ向けた米国の指示が、今回の唐突とも思える「ハイジャック防止法」を持ち出した遠因にあるのではないかと指摘したのに対し、佐藤弁護士は「その可能性については考えていなかったが、十分にあり得ると感じた」と語った。



http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/726.html

記事 [政治・選挙・NHK144] <STOP TPP>参加反対を訴え 5日に緊急行動/首相は国民だますのか TPP 官邸前拡大行動


https://twitter.com/21csts/status/308945995893469184
井上哲士 @21csts
時事通信が18時過ぎに、総理が13日にもTPPへの参加表明の意向との速報を流しました。直ちに、官邸前でのTPP反対の緊急行動に参加して報告。「総理は国民の声を聞け。公約に違反し、農業も医療も破壊するTPP参加は許さない」と訴え。 http://pic.twitter.com/QxMztflvY5


<参照>


安倍首相、TPP交渉参加を来週表明=「自動車」分離で最終調整(時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130305-00000161-jij-pol
http://megalodon.jp/2013-0306-1018-02/headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130305-00000161-jij-pol


-------------------------------------------


http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2013-03-06/2013030601_02_1.html


「しんぶん赤旗」 2013年3月6日(水)
首相は国民だますのか/TPP 官邸前拡大行動


 「STOP TPP! 官邸前アクション緊急拡大行動」が5日、首相官邸前で行われました。北海道、群馬、茨城からの農業団体や白衣を着た開業医、「首相は国民をだますな」と書いた横断幕を掲げた労組員など幅広い各層の人たちが列をつくり、撤回を求める声をあげました。


 1000人(主催者発表)の参加者は、首相官邸に向かって反対のコール。司会者が、「本気でアベノミクスでデフレ脱却したいなら」と呼びかけ、「TPPは逆効果」「TPPは内需を下げる」などと唱和しました。


 JA茨城県中央会の男性(55)は「自民党に裏切られたという声が上がっている。安倍首相はTPPに参加すればどうなってしまうのか理解して、阻止する立場を取るべきだ」といいます。


 東京保険医協会の竹崎三立(みたて)副会長は「TPPは安心して医療を受けられる国民皆保険を根本から壊してしまう。医療にたずさわる者として絶対に許せません」と話しました。


 日本共産党の穀田恵二、赤嶺政賢、高橋ちづ子、宮本岳志の各衆院議員、井上哲士、紙智子の両参院議員があいさつ。農民運動全国連合会の白石淳一会長、全国保険医団体連合会の住江憲勇会長、日本医労連の山田真巳子委員長、主婦連合会の山根香織会長らが参加しました。


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【関連記事】


【TPP】参加反対を訴え5日に緊急行動  STOP TPP官邸前アクション(農政・農協ニュース)
http://www.jacom.or.jp/news/2013/03/news130304-19984.php
http://megalodon.jp/2013-0306-1027-36/www.jacom.or.jp/news/2013/03/news130304-19984.php



http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/727.html

記事 [政治・選挙・NHK144] <北朝鮮>国連安保理制裁決議案 貨物検査を一部義務化(毎日新聞):北朝鮮の体制崩壊につながれば良いが・・・
 北朝鮮の体制崩壊につながる実効性ある
 経済制裁であることを望むが、結果的に
 今まで通りの、のらりくらりが続くのなら、
 日本も核武装すると宣言しておくべきだ。

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<北朝鮮>国連安保理制裁決議案 貨物検査を一部義務化(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130306-00000007-mai-int

【ニューヨーク草野和彦】北朝鮮が2月12日に実施した3回目の核実験をめぐる国連安全保障理事会の新たな制裁決議案の概要が5日、分かった。北朝鮮に対する禁輸物資を発見した場合について、これまで加盟国への要請にとどまっていた貨物検査を一部義務化するほか、金融制裁も大幅に強化される内容となっている。

 5日午前11時過ぎ(日本時間6日午前1時過ぎ)からの非公式会合で決議案が配布され、今週中にも採択される見通しだ。

 複数の安保理外交筋によると、決議案では国連憲章7章の41条(非軍事措置)に基づく制裁であることを明示。禁輸物資の疑いがある貨物について発見した場合には検査を義務化することが盛り込まれている。検査の義務化は09年の2回目の核実験を受けた後にも協議されたが、中国の反対で見送りになった経緯がある。

http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/728.html

記事 [政治・選挙・NHK144] 自動車関税撤廃を猶予するならTPPのメリットは全くない (陽光堂主人の読書日記) 
http://yokodo999.blog104.fc2.com/blog-entry-908.html
2013-03-06  陽光堂主人の読書日記

 安倍政権がTPP交渉参加方針を示したことで、ネトウヨの間でバトルが繰り広げられています。自民党は当初、交渉参加について6つの条件を掲げていましたが、安倍はその中の「聖域なき関税撤廃を前提としない」という条件のみで強行突破を図ろうとしています。

 ネトウヨは安倍を愛国派と誤認していますから、完全に裏切られた形です。安倍の正体など最初から割れていますが、ネトウヨの大半は元々純真な人たちですから、これを機に覚醒することになるかも知れません。

 TPP参加は既定路線とは言え、安倍内閣の遣り口は余りにも強引です。TPP参加による数少ない(と言うか唯一の)メリットは米国の自動車関税撤廃ですが、日本が参加した場合、米国側に配慮して撤廃に猶予期間を設けるそうです。酷い裏切り行為です。

 読売新聞は、本日付で次のように報じています。
(http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20130306-OYT1T00254.htm?from=ylist)

  TPP・米の車関税、撤廃に猶予…日本と合意へ

 日本が環太平洋経済連携協定(TPP)交渉に参加する前提となる日米事前協議の合意案がわかった。

 焦点の自動車分野は、米国が課す自動車関税(乗用車2・5%など)の撤廃について、5〜10年の猶予期間を設けた米韓自由貿易協定(FTA)と同等以上の猶予期間を設ける。

 検査用の車を用意しなくてよいなど簡単な手続きで日本に輸出できる車の台数は、上限を現在の年間2000台から5000台以上に引き上げる。

 日米両政府が合意すれば、日本政府は17日の自民党大会前の平日(13〜15日)に安倍首相が記者会見を開き、TPP交渉への参加を表明する方向だ。日本は、自動車分野の関税撤廃の猶予期間に関し、米国に一定の配慮を示すことで、日本の農産品保護で米政府の理解を得る狙いがあるとみられる。


 5〜10年も関税撤廃を猶予するのみならず、無検査で輸出できる米国車の台数を2.5倍に増やすというオマケ付きです。ポンコツのアメ車なんて余程の物好きしか買いませんよ。

 当然売れませんから、「軽自動車なんて変なものがあるからだ」とイチャモンを付け、ISDS条項の発動も考えられます。米国得意のスキャンダルを仕掛けて政府やメーカーを追い込み、自動車産業を傘下に収めるつもりなのかも知れません。猶予期間の5〜10年は、そのための準備期間として設けられたのではないでしょうか? 悪辣な米国企業の経営陣なら、それぐらい考えていると思います。

 トヨタなど自動車メーカーは当然抗議すると思いますが、海外生産が相当進んでいますし、2.5%の関税が掛かっていてもよく売れるわけですから、大した痛手にはならず、容認することでしょう。当初から話が付いていた可能性もあり、自動車業界の反対運動は期待出来ません。米国の機嫌を損ねたら、売上に関わってきますから。

 自動車分野での譲歩は、米などの農業分野の保護と引き換えにするのが目的とされていますが、記事を見る限り、未だ確定していないようです。日米間のことですから、100%譲歩を迫られることも有り得ます。筆者は、最終的には米すらも守られないのではないかと危惧しています。

 TPPの問題は、農業分野に限らず広い分野に及んでおり、新たな侵略と呼ぶに相応しい内容です。TPPについては米国国民も内容を知らされておらず、その草案がリークされて大きな問題となっています。既にあちこちで採り上げられていますが、以下、5日付の「日刊ゲンダイ」の記事を引用します。
(http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-8206.html)

   米告発番組が物議 リークされたTPP草案 売国の中身

ヤバイのはコメだけじゃない!

TPP参加に突っ走る安倍政権への批判が噴出しているが、新たにとんでもない事実が判明した。米国と参加国の“秘密交渉”で詰められていた「TPP草案」が外部に流出し、そのデタラメ実態が白日の下にさらされたのだ。

◆「貿易自由化」は表向き、実質は米企業の"世界支配"

問題のTPP草案は、米市民団体「パブリック・シチズン」がリーク情報をもとに告発したもの。米独立系放送局「デモクラシー・ナウ」の番組上で暴露された。その内容には驚きを通り越して、背筋が寒くなる。

告発によると、草案は全26章から成るが、日本で議論になっているコメなど貿易関連のテーマはわずか2章のみ。残りは、いかにして米国企業に強大な権限を与え、各国の権限を奪い取るかに割かれているという。

市民団体のロリ・ウォラック氏は、〈TPPは1%が大多数の人々の生存権を奪うツールだ〉とこう告発している。

〈TPPは表向きは貿易協定ですが、実質は企業による“世界統治”です〉

〈各国が国内法や司法を使って権利を守ろうとしても、企業は別建ての司法制度を持ち、お抱え弁護士たちがインチキ国際法廷に加盟国の政府を引きずり出し、無制限の賠償を命じる〉

〈地域産業の優先を禁じ、地産地消や国産品の愛好は許されない。環境や人権に配慮する商品も提訴されかねません〉

米企業は医薬品や種子の独占権を強化し、薬価をつり上げるため、後発医薬品(ジェネリック薬品)の販売を阻止する案も画策。各国の金融規制を緩和し、高リスク金融商品を禁止できなくする、とも警告している。

さらに、〈600人の企業顧問に草案へのアクセス権を与えながら、米上院貿易委員会も蚊帳の外。貿易協定という名の『企業の権利章典』の中身は見られない〉とも指摘。徹底した秘密交渉に加え、〈交渉内容は、締結後4年間は非公開という密約もあった〉というからムチャクチャだ。

15分間の告発番組には、米テキサス企業協会の関係者がパーティーでスピーチをしている映像が流される。その内容も仰天で、「TPPは市民の意見におかまいなく、企業利益を最大にするものだ」と大ハシャギしているのである。

安倍は、こんなインチキ協定にノコノコと参加しようとしているのだ。

元外交官で評論家の天木直人氏がこう言う。「このリーク情報は昨年の大統領選のときに公表されたものですが、これまで一切報道されてこなかった。参加国の国民に知れたら、ただでさえ交渉が難航しているTPPはますます糾弾される。だからオバマ政権が隠蔽し、米国民をもダマし続けてきたのです。日本は交渉のテーブルに着いたが最後、あらゆる市場を開放させられ、経済は崩壊し、国民の食も健康も米国に支配されてしまうでしょう。逆らえば、米企業が法外な賠償金を求めて訴えてくる。国はひとたまりもありません。当然、日本政府と役人はすべてを知っているはずですが、日米安保条約の密約と同じでヒタ隠しにしているのです」

野党はきのう(4日)の代表質問で、「TPP参加は国民を欺く『安倍トリック』だ」とか批判していたが、論より証拠だ。このデタラメ草案と告発番組を国会で取り上げ、安倍政権を徹底的に追及すべきだ。 (下線及び太字は引用者が施しました)


 卒倒するような酷い内容で、TPPに賛成する人がいたらこの記事か、元になったYouTubeの番組を教える必要があります。それでもなお賛成する人は筋金入りの売国奴です。もちろん、安倍政権の面々や推進派の官僚は超弩級の反日集団で、擁護できる部分は全くありません。

 オスプレイの本土での訓練も本格化し、米軍はやりたい放題ですが、TPP問題などで反政府運動が起きるのを見越して上空から威嚇・監視するのが狙いではないかと思います。こんな状況でまともな交渉が成り立つと思う方がどうかしています。


http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/729.html

記事 [政治・選挙・NHK144] オスプレイ九州から一転、四国に/和歌山県知事も徳島県知事も、怒ってるのに愛媛の知事は?


https://twitter.com/doremin43/status/308932892799664128
Doremi ¶#NO NUKES! @doremin43
オスプレイ九州から一転、四国に 本土飛行、射撃訓練理由に http://www.47news.jp/CN/201303/CN2013030501002456.html … 和歌山県知事も徳島県知事も、怒ってる!あれ、えひめの知事は? http://pic.twitter.com/zXoXUxYmcS


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<参照>



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オスプレイ低空飛行訓練、四国にルート変更(読売新聞)
http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20130306-OYO1T00522.htm

>徳島県には午後3時20分、中国四国防衛局からメールが入った。県は全市町村にメールを転送、危機管理などの担当課長約20人が緊急会議を開き、目撃情報収集などを確認した。同県は、県内で低空飛行を行わないことやルートの情報提供などを防衛省を通じて要請しており、飯泉嘉門知事は、「強行は誠に遺憾」として、知事名の要請書を小野寺防衛相に改めて送った。


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【関連記事】


http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2013-03-06/2013030601_03_1.html


「しんぶん赤旗」 2013年3月6日(水)
オスプレイ 四国・紀伊半島で訓練へ/米軍通知 「容認できない」批判噴出/九州から変更


 防衛省は5日、米海兵隊普天間基地(沖縄県宜野湾市)所属の垂直離着陸機MV22オスプレイ3機が6日から8日まで、岩国基地(山口県岩国市)を拠点に、四国から和歌山県にかけて設定されている「オレンジルート」で低空飛行訓練を行うと関係自治体に通知しました。訓練ルート下の自治体首長や住民からは、「容認できない」「納得できない」などの抗議・批判が噴出しています。


 昨年10月の配備以来、本土での訓練は初めて。夜間訓練も行います。ただ、詳細なルートや時間は明らかにされていません。


 同省は4日夜、九州に設定されている「イエロールート」で実施すると通知していましたが、5日午後になって急きょ、変更しました。「同時期に九州で行われている陸上自衛隊の訓練との兼ね合い」を理由に挙げています。九州防衛局によれば、陸上自衛隊が大分県の日出生台(ひじゅうだい)演習場で7、8日に射撃訓練を行うためとしています。ただ、自衛隊の演習は以前から予定が組まれており、米軍側の事情という可能性もあります。


 オレンジルートは、和歌山県中部から紀伊水道を横切り、急しゅんな四国山地を縦断します。ルート周辺では、1994年に高知県本山町と土佐町にまたがる早明浦(さめうら)ダムの湖面に攻撃機が墜落。99年には、空中給油中に接触した攻撃機1機が土佐湾沖に墜落しました。

http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/730.html

記事 [政治・選挙・NHK144] 生活の党の小沢一郎代表が、参院議員選挙勝利を目指して、本格的戦いを (板垣 英憲) 
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/b9aa8940f5b12db3db3cfa299a5d9645
2013年03月06日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」


◆小沢一郎代表は3月5日午後6時から東京都千代田区紀尾井町のホテルニューオータニ東京「舞の間」で開かれた「生活の党 三宅雪子を励ます会」(『福祉と私』出版、そして活動再開へ)に出席して、あいさつ、激励した。

生活の党の小沢一郎代表、2013年3月5日「三宅雪子を励ます会」で挨拶


2013年3月5日「三宅雪子を励ます会」三宅雪子前衆院議員の演説


2013年3月5日「三宅雪子を励ます会」評論家・孫崎享氏のスピーチ


2013年3月5日「三宅雪子を励ます会」生活の党幹事長・鈴木克昌のスピーチ


2013年3月5日「三宅雪子を励ます会」で乾杯の音頭をとった森裕子代表


2013年3月5日「三宅雪子を励ます会」松木謙公前衆院議員スピーチ


◆また小沢一郎代表は3月3日〜5日の「2泊3日」の合宿日程により、東京都新宿区の日本青年館で「小沢一郎政治塾」(12期、13期生計53人)を開催し、次世代の政治を担う有為の人材養成を行った。小沢一郎代表は、講義のなかで「日本国憲法の改正」問題について、かねてよりの持論を展開、力説した。


◆小沢一郎議員を支援する会が3月7日午後6時30分から豊島公会堂(東京都豊島区東池袋1−19−1)で開催する会合に、小沢一郎代表は、初めて出席する。出席者は、以下の通り。


生活の党代表 小沢一郎 氏(衆議院議員)
東祥三 氏(前衆議院議員)
川内博史 氏(前衆議院議員)
鈴木宗男 氏(元衆議院議員)
辻惠 氏(前衆議院議員)
中村哲治 氏(前参議院議員)
はたともこ 氏(参議院議員)
姫井由美子 氏(前参議院議員)
平野貞夫 氏(日本一新の会代表・元参議院議員)
二見伸明 氏(元衆議院議員)
三宅雪子 氏(前衆議院議員)
森 ゆうこ 氏(参議院議員)
 
植草一秀 氏(経済評論家、経済学者)
鈴木邦男 氏(一水会顧問)
仙波敏郎 氏(元愛媛県警巡査部長・元阿久根市副市長)
三井 環 氏(元大阪高検公安部長)
宮崎 学 氏(評論家)
山崎行太郎 氏(文藝評論家)
(50音順)



http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/731.html

記事 [政治・選挙・NHK144] 3月6日 最高裁は「小沢架空起訴議決」を如何にして完成させたか!その1 『罠準備』 (一市民が斬る!!) 
http://civilopinions.main.jp/2013/03/361.html
2013年3月 6日 一市民が斬る!! [Civil Opinions Blog]


 小沢起訴議決について、多くの証拠や文献、そして現場での調査、資料分析等から、次のように結論せざるを得なかった。
 「検察審査員は存在しなかった」
 「審査会議は開かれなかった」
 「小沢強制起訴議決は架空議決だった」
 「この罠を仕掛けたのは最高裁だった」

 最高裁は小沢総理候補を「架空議決の罠」にはめるため早くから準備していた。

 最高裁の罠準備は以下の通り。


 <2004年5月、2度の起訴議決で強制起訴できるよう検察審査会法を改正>

 最高裁は改正の目的を、検察官だけに認められてきた起訴の権限を市民も握ることになり、被害救済の道が広がるとしている。
 本当の狙いは違うようだ。
 最高裁は、審査員、審査補助員が「評議の秘密」を洩らした場合の罰則を、懲役6か月あるいは罰金50万円と強化した。
 検審事務局、審査補助員、検察官の誘導があっても、審査員はそのことを外に漏らせない。
 また、審査員の存在が疑われた場合も、審査員の声が出ないのは罰則が怖いからと思わせてしまえる。
 検察審査会の密室づくりをやったのだ。
 余り知られていないが、検察審査会は設立当初から、最高裁の管轄下にある。
 人事、経理、予算その他管理業務は全て最高裁が握っている。
 最高裁は検察審査会並び検察審査会事務局を思い通りに動かせる。
 最高裁が思い通りに検察審査会を動かせるということは、最高裁が起訴権を持ったと同じことだ。

 小沢氏のように最高裁そして国家権力に都合の悪い者を自在に起訴するために法改正をしたように見える。

 最高裁は大きな罠を作った。


 <2008年1月、最高裁は東京第三、第四、第五、第六検察審査会を2009年4 月から新設すると発表>

 以下の新聞記事を見てほしい。
 最高裁が東京の検察審査会増設.pdf
http://civilopinions.main.jp/items/%E6%9C%80%E9%AB%98%E8%A3%81%E3%81%8C%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E3%81%AE%E6%A4%9C%E5%AF%9F%E5%AF%A9%E6%9F%BB%E4%BC%9A%E5%A2%97%E8%A8%AD.pdf

 制度発足以来、東京は東京第一検察審査会と第二検察審査会の2つで運営してきた。
 こっそり悪いことをするには組織は小さいほうがよい。
 2008年1月に、東京第三、第四、第五、第六を新設すると発表した。
 2か所を6ヵ所にした。
 これにより一層密室性は高まった。


 <2008年9月、最高裁事務総局が不正操作可能な審査員選定クジ引きソフトを急ぎ開発、検察審査会に配布>
   
 @新たな審査員候補者をハンド入力でき、Aくじ引き前に入力されている審査員候補者を自在に消除でき、B「選定ボタン」を押すと@とAのデータが消されてしまう仕組みが組み込まれた。
 くじ引きでは検事1人と判事1人が立ち会うことが義務付けられている。
 これまでやっていたガラガラポン抽選機では不正ができない。
 ところがソフトによるくじ引きであればイカサマは自由だ。ソフトにイカサマを組み込んでしまえばよいのだから。 立ち会う検事も判事もイカサマソフト犯罪は見抜けない。
 検審事務局はこれを利用して、恣意的に「都合のよい人」を「審査員」あるいは「画面上の審査員」にできる。


 <2009年初め、最高裁事務総局と最高検幹部は、検察審査会で小沢氏を起訴することを決めた?>

 彼らは審査会を開かずに起訴議決書を創作することにした。
 この方法については検察に知らせなかった。
 この謀議を匂わせる傍証が2つある。

傍証1 2010年2月1日 東京地検特捜部吉田副部長が取調べ中の石川知裕議員に「小沢はここで不起訴になっても、検察審査会で裁かれる可能性が高い。そんなことになって良いのでしょうか」と語った。

傍証2 大坪弘道元大阪特捜部長(郵政不正事件の一審で有罪)が、「最高検幹部が『最高裁幹部と民主党潰しを画策している。大阪特捜部で石井一を東京特捜部で小沢を捜査するが、検察が小沢を起訴するのは難しいので最高裁が検察審査会を利用して起訴する計画である』と私に打ち明けた」と知人に語った。


 <2009年2月から、東京第一検審事務局が東京第五検察審査会の「画面上だけの審査員・補充員」の選定を始めた>

 東京第五検察審査会は、2009年5月から審査業務を始めることになった。
 5月審査業務をスタートさせるには、審査員を事前に決めておく必要がある。
 東京第一検審事務局は、2008年11月に、2009年度一年度分の東京第五検審用審査員候補者400名を選挙管理委員会から提出させた。
 ルールでは、2008年12月にこの400名の中の100人から審査員6名・補充員6名を選び、そして、2009年3月に別の100人から審査員5名補充員6名を選び、併せて22名が2009年5月からの審査を担当することになる。
 ところが、東京第一検審事務局は、上記のイカサマ審査員選定ソフトを使って恣意的に「画面上だけの審査員・補充員」を決めたようだ。
 そして、「画面上だけの審査員・補充員」には審査員・補充員に選定されたことを告知しなかった。
こうして、新設時点から小沢検審が終わるまでの間、東京第五検察審査会は審査員のいない「空のボックス」を作り上げた。


 次回は、最高裁は「小沢架空起訴議決」を如何にして完成させたか!その2『罠の実行』



http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/732.html

記事 [政治・選挙・NHK144] 石原慎太郎氏“面会謝絶”も平沼氏は「大変お元気だった」
 先月27日に入院した日本維新の会の石原慎太郎共同代表(80)が「面会謝絶」であることが分かった。維新の平沼赳夫国会議員団代表が5日、国会内の国会議員団役員会で明らかにした。ただ、平沼氏は「大変お元気だった」とも語っており、国会復帰の時期が注目されそうだ。

 石原氏は風邪をこじらせて、約2週間の予定で都内の病院に入院した。党関係者によると「石原氏は体調管理に非常に気を使う。古くから仕えてきた側近男性が同時期に入院したこともあり、この機会に、いろいろ検査をしているようだ」というが、政治家の病気はトップシークレットゆえか、詳しい病状は伝わってこない。

 こうしたなか、平沼氏は役員会で、先週見舞いに行ったことを紹介し、「面会謝絶のようだったが、大変お元気だった。『皆さんにくれぐれもよろしく』ということだった」と語った。

 高齢の石原氏が「面会謝絶」と聞くと、ただ事ではないが、「石原氏クラスのVIPが入院すると、見舞客が後を絶たず、治療や検査、休養をとる時間がなくなる。病状とは関係なく面会謝絶にするケースはある」(病院関係者)という。

 維新の橋下徹共同代表(大阪市長)も4日、電話で入院中の石原氏に「国会議員団にまたはっぱをかけてください」と伝えると、石原氏が「わかった、わかった」と、元気そうに答えたことを明らかにしている。

 石原氏は先月12日の衆院予算委員会で、約1時間40分、憲法改正や、天皇陛下の靖国神社参拝などについて持論を展開して注目されたが、「もう一度、予算委員会に立ちたい」と維新の国対関係者に伝えているという。

 再度、国会を沸かせるために、体調を万全に整えているのか。

2013.03.06
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20130306/plt1303061139001-n1.htm
http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/733.html

記事 [政治・選挙・NHK144] 96条改正なら、政権ごとに憲法変わる…小沢氏(読売新聞) 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130305-00001147-yom-pol
読売新聞 3月5日(火)19時1分配信


 生活の党の小沢代表は5日、東京都内で開いた自らが主宰する「小沢一郎政治塾」で講演し、憲法の改正要件を定めた96条改正について、重ねて否定的な考えを示した。

 小沢氏は「(96条改正で憲法改正要件が緩和されれば)政権が代わるたびに憲法を変えることになる。日本のようにまだまだ民主主義の意識が希薄で、定着していない国家では、ますます混乱するのではないか」と述べた。「(憲法)改正に反対と言っているわけではない」とも語った。

 講演には党所属議員や塾生約60人が出席した。


http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/734.html

記事 [政治・選挙・NHK144] 衆院選1票の格差で違憲判決 東京高裁 (NHK) 
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130306/k10015993291000.html
3月6日 14時38分

去年12月の衆議院選挙で選挙区ごとの1票の価値に最大で2.43倍の格差があったことについて、東京高等裁判所は憲法に違反するという判決を言い渡しました。一方で、選挙の無効を求めた訴えは退けました。

去年12月の衆議院選挙は、選挙区ごとの1票の格差が最大で2.43倍と前回4年前よりもさらに広がり、弁護士などの2つのグループが「国民の意思を反映した正当な選挙と言えず、憲法違反だ」などと主張して、全国で選挙の無効を求める裁判を起こしています。

この一連の裁判で初めてとなる判決が、6日、東京高等裁判所で言い渡され、難波孝一裁判長は憲法に違反するという判断を示しました。一方で選挙の無効を求める訴えは退けました。

衆議院選挙については、去年、小選挙区を5つ減らして格差を是正する「0増5減」の法律が成立しました。しかし、区割りの見直し作業に時間がかかることから、去年の選挙は最高裁判所が「憲法違反の状態」と判断した4年前の選挙と同じ区割りで行われていました。

弁護士らのグループは全国14の裁判所で同じような訴えを起こしていて、各地の判決は、今月、相次いで言い渡されます。


http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/735.html

記事 [政治・選挙・NHK144] 孫崎享氏の挨拶でわかった、三宅雪子の強い意志と反骨精神は三代続くホンマもんだった!(日々坦々) 
孫崎享氏の挨拶でわかった、三宅雪子の強い意志と反骨精神は三代続くホンマもんだった!
http://etc8.blog83.fc2.com/blog-entry-1890.html
03/06 16:58 日々坦々


昨日は、ニューオータニで行われた「三宅雪子を励ます会」に参加し中継した。

大変に盛況で、植草一秀氏や山崎浩太郎氏とも久しぶりにお会いでき、お見かけしたことが会った板垣英憲氏と初めて名刺交換してプチインタビューができた。

その中では爆弾発言として、参院選前に小沢、亀井、輿石、石原、横路が何らかの形で連携する、という話にはびっくりした。

その板垣氏が非常に画質と音質がいい映像をアップしてくれていて、その中で来賓挨拶で孫崎享氏の話した内容が、興味深かったので書き起こししてみた。

(以上書き起こし)

孫崎享氏

今の日本というのは、本当に崖から落ちそうな日本になりつつあるんじゃないかと思っています。

原発、TPP、オスプレイ、どの問題を取り上げてみても、方向が非常におかしいところに行っているわけですけれども、それについて立ち上がる政治家がほとんどいない。

その中で、三宅先生は、まあ、断固として立ち上がっておいでになることに、本当に敬意を表します。

かつですね、これは三宅さんだけの、個人の能力だけじゃなくてですね、先ほどから出ていますように、お祖父さん、お父さんの影響もあると思います。

お祖父さんの、今出てきました石田博英さん。(いしだ ひろひで、あだ名がバクエイ)

この方は石橋湛山の側近でした。

日本が戦後、大変な困窮の中で占領軍に出していたお金は、国家予算の30%以上だったんですね、昭和21年、20年と。

それで、ゴルフ場の設営とかにも使った。

「こんなことがあるか」、と言って立ち上がったのが石橋湛山。

しかし、公職追放で切られます。

その時に石田博英さんは、みんなを集めた時に、最初38名集まった。

切られてから何名集まったかというと3名。

しかし石橋湛山は、そののち首相になるわけですね。

側近として支えてきた…

たぶん、三宅さんもそういう姿を将来、描いておいでになるんじゃないかと思いますが…(会場拍手)

参照:ウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%B3%E7%94%B0%E5%8D%9A%E8%8B%B1#.E6.9D.A5.E6.AD.B4.E3.83.BB.E4.BA.BA.E7.89.A9
<(石田博英は)石橋湛山に私淑するようになる。石橋が公職追放となると、他の政治家が占領軍を恐れて石橋との関係を疎遠にしていく中で、石田は「石橋側近」である事を公言してはばかる事はなかった。>


実は、私はもう一つ、三宅さんと皆さんがご存じないのは、お父さんの三宅和助さん。

三宅和助さんは、私が外務省に居ましたときに、ちょっとだけ上司でした。アジア局に置いていただきましたけれども…。

三宅和助さんは何をやったかというと、ニクソンショックというのがありました。

ニクソンショック・・・キッシンジャーとそれからニクソンが、中国に、日本に何もいわずに行った。

ということで、日本外交が、もう世間中から非難された。

その時にですね、もう一回、ニクソンショックを起こしたら大変だと、そのニクソンショックの可能性はベトナムだったんです。

それで、日本が独自外交をやって、三宅和助さんは家族にはアメリカへ行くと言って、北ベトナムのハノイに入ったんです。

その時にキッシンジャーのところに行かれました。連絡したらキッシンジャーオフィスが何と言ったかというと、
「行くのは反対だ。どうしても行くというなら、我々が北爆をやってることを忘れるな」

というのが、三宅和助さんなんですね。

ですから、闘う三宅雪子さんは、たぶんですね、ご自身のみならず、祖父、父、の血を引き継いでおいでになると思います。

この厳しい状況、これからも益々頑張っていただくことをお願いします。

参照:ウィキペディア http://bit.ly/ZfcKPT
三宅が北ベトナム政府と接触を図ろうとしたとき、当時の外務省は北ベトナムとの接触に消極的な意見が大勢を占めていた。さらに、田中政権中枢からも疑問の声が挙がり、三宅は省内で孤立し窮地に立たされることになる。このとき、田中政権の実力者だった福田赳夫が三宅を庇い、思うとおりにやってみろと激励した。

(以上書き起こし)


参照映像:(板垣英憲氏のブログより)
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/b9aa8940f5b12db3db3cfa299a5d9645

2013年3月5日「三宅雪子を励ます会」評論家・孫崎享氏のスピーチ
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=CwJe2f4vxIk


この三宅雪子パーティのタイトルは、≪生活の党「三宅雪子を励ます会〜『福祉と私』出版、そして活動再開へ〜」≫というものだった。

この著書の「福祉と私」には、小沢さんとの3回やったインタビューも書き起こされている。

何よりも、小沢さんとの出会いから選挙に出るまでの話など、大変興味深い。途中までしか読んでないが、この本は必読である。


福祉と私 ~「支えあう社会」を国政の場から~
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三宅 雪子
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http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/736.html

記事 [政治・選挙・NHK144] 特集ワイド:安倍政権は猫かぶり 外交発展に手腕−−元衆院議長・河野洋平氏に聞く (毎日新聞) 
安倍政権について語る河野洋平元衆院議長=東京都港区で2013年3月1日、森田剛史撮影


http://mainichi.jp/feature/news/20130305dde012010021000c.html
毎日新聞 2013年03月05日 東京夕刊

 ◇「アジアの中の日本」意識した協調を

 ◇不条理な事態のまま原発再稼働おかしい

 ◇解釈による集団的自衛権行使、不真面目な議論

 歴代最長の衆院議長、河野洋平氏(76)は、宮沢喜一内閣の官房長官として従軍慰安婦問題で旧日本軍や官憲の強制性を認めた「河野談話」(93年)を発表、アジア諸国との関係発展に尽力した。09年に政界を引退したリベラル派、河野氏に、安倍晋三政権や改憲論議はどのように映っているのか。松田喬和専門編集委員が聞いた。【構成・瀬尾忠義】

 −−安倍内閣の支持率が続伸しています。

 河野氏 これまでの短命政権と違い、発足後の支持率が発足時を上回っている、けうな政権です。高い支持率の理由は三つ。一つは経済で、株高・円安という数字で見える変化が好感されています。2点目は野党が非力で、期待できないという見方が安倍政権支持を支えています。3点目は安倍首相が「中国、韓国を刺激すべきではない」という米国の忠告を守っていること。安倍氏は不本意かもしれませんが、自分のやりたいことを抑制していることが支持につながっているのでしょう。

 −−自民党はこの3年間で変わったのでしょうか。

 河野氏 今の政策が野党時代に相当磨き上げた政策とは思えず、以前の政策と同じようです。例えば財政出動。公共事業に予算を付ければどのくらいの即効性があるのかは、自民党は何十年もの経験があるのでよく分かる。だから公共事業への対応は手際はいいのですが、効果は限定的ではないでしょうか。

 −−安倍政権の基本は憲法改正を含む保守政治。それを抑制していると党内に不満がたまります。一方、参院選で無党派層を取り込むには主張を抑制しないといけない。ジレンマに苦しみませんか。

 河野氏 安倍政権は「参院選まで安倍カラーは出しません」と言っています。参院選まで「猫をかぶる」とあからさまに言っているわけですよ。これを聞いた有権者が怒ったり、不安を感じたりしないのが不思議です。怒らない理由は、民主党政権が悪すぎたということ。今の政権は実に不誠実でおかしいけれど「今までよりはまだまし」という感じなのではないでしょうか。ここに日本の政治の危うさ、悲しさがあります。

 −−安倍政権は原発の再稼働に前向きです。

 河野氏 あれだけの事故を起こし、大勢の人々が古里に帰れない。こんな不条理な事態をそのままにして、原発を再稼働するのはおかしい。「安全審査をしたから大丈夫」と言われても国民は不安です。経済界が燃料を輸入して火力発電をしていたらエネルギーコストが上昇すると主張するのは分かります。ゼロか100かの議論ではなく、中期目標を具体的に策定して方向性を示すべきです。それに放射性廃棄物の問題はまったく解決されていません。たまっていく廃棄物をどうするかという指針も目標もありません。

  ■

 −−中国、韓国は領土問題では自説を強く主張し、関係が悪化しています。

 河野氏 日本は両国に政治家を派遣して関係を改善しようという姿勢を示しています。しかし、両国には「日本は米国の忠告通りに行動しているだけ。本心から関係改善のために一生懸命ではない」と映っているのではないでしょうか。

 −−保守主義者でも太平洋戦争を経験した政治家にはアジアに対する関心、思いやりがあったと思うのですが。

 河野氏 同感です。思いやりというよりも率直に「反省」がありました。1977年、マニラで福田赳夫首相(当時)が演説した「福田ドクトリン」が日本外交にとって非常に重要なんです。「日本は二度と軍事大国とはならない」と宣言しました。それまでのアジア外交の基本的な考えの底流にあった「日本とアジア」という意識を、「アジアの中の日本」に転換した。それが今は「日本とアジア」に戻ってしまいました。

 −−「福田ドクトリン」や「河野談話」「村山談話」はアジア諸国との関係を修復するものですが、自民党幹部らの不穏当な発言で、アジア諸国の不信感は継続しています。

 河野氏 政治家の異質な発言によって日中、日韓関係が崩れ、また修復するということを繰り返してきました。これまで特異な主張や頑固な言い分を持っている政治家がそのような発言をするのだと思っていました。しかし、最近の若い政治家の発言には歴史をきちんと勉強していないのではと思うようになりました。

 日本では韓流ブーム、韓国では日本文化の解放で日本の音楽や映画に触れる人々が増えたことで、草の根レベルで理解は深まっています。しかし、政治家は竹島問題などが浮上すると、やや感情的に、過剰と思える反応をしてしまう。日中関係でも同じですが、一番大事なことはトップ同士が話し合い、大局観を持って協調していくことです。

  ■

 −−安倍首相は憲法改正に積極的です。改正の発議要件を緩和する96条改正は野党の一部も主張しています。

 河野氏 何かを変えたいんですね。でも今の憲法によって不自由な生活を強いられている人はいません。憲法は「変えるしかない」という状況になってから改正すればいい。いつでも改正できる状況にしておくことに政治的なエネルギーを費やすのではなく、ほかにもっとやらなければならないことが今の日本にはたくさんあります。

 −−集団的自衛権の行使を容認しようという議論が安倍首相の私的懇談会でスタートしました。

 河野氏 集団的自衛権の行使は憲法を改正しない限り認められません。解釈によって行使を認めることは、憲法を空洞化することと一緒で、不真面目な議論です。これまでの自民党には憲法改正に抵抗する力がありました。特に宮沢元首相や後藤田正晴元副総理は、憲法9条とは外国で武器を使わないことだと整理していました。集団的自衛権の行使を容認すれば、自衛隊が中東まで行って戦争を手伝うことにもなります。

 −−民主党は復活できるのでしょうか。

 河野氏 可能だと思いますが、それには政治家の責任感が重要ですね。鳩山由紀夫元首相が評価されないのは、あまりにも発言や行動が無責任だったからです。昔の政治家は命がけで自分の発言を守りました。日中国交正常化、日中平和友好条約に携わった政治家は推進派も反対派も命がけでしたから。これからは沖縄問題が重要です。基地問題に限定せず、日本の安全保障や日米関係をもう一度、真剣に見直すべき時期なのです。

==============

 ■ことば

 ◇河野談話

 従軍慰安婦問題で、慰安婦の管理、慰安所の設置などに旧日本軍が関与し、強制的だったと公式に認めて謝罪した談話。政府調査結果に基づき93年、宮沢内閣の河野官房長官(当時)が発表した。

 ◇福田ドクトリン

 77年8月、福田赳夫首相(当時)がマニラで行った政策演説。軍事大国にならない▽東南アジア諸国との間に相互信頼関係を築く−−などが骨子。

 ◇村山談話

 戦後50年を迎えた95年8月15日に政府が閣議決定した村山富市首相(当時)の談話。過去の植民地支配や侵略に反省とおわびを表明した。

==============

 ■人物略歴

 ◇こうの・ようへい

 1937年神奈川県生まれ。早大卒。67年初当選。76年ロッキード事件を批判して自民党を出て、新自由クラブ結成。86年自民党復党。93年の細川政権では初の野党として自民党総裁を務めた。94年の村山内閣で副総理兼外相。03年から09年までの衆院議長在職は歴代最長。09年、引退。河野太郎衆院議員(自民)は長男。


http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/737.html

記事 [政治・選挙・NHK144] 勝谷誠彦氏、読売テレビ降板騒動に言及 「涙が止まらなくなっている」… (デイリースポーツ) 
勝谷誠彦氏、読売テレビ降板騒動に言及
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130306-00000036-dal-ent
デイリースポーツ 3月6日(水)15時48分配信

 レギュラー出演する読売テレビ「たかじんのそこまで言って委員会」(日曜、後1・30)を降板することが明らかとなったコラムニストの勝谷誠彦氏が6日、自身の公式サイトや有料配信メールを更新した。

 読売テレビは、5日、本紙などマスコミの取材に対し、勝谷氏の「‐委員会」の出演について、3月3日の放送が最後になることを認めた上で、降板理由を「お答えできない」と明らかにしなかったことについて、「私こそ知りたいんだから。直接聞きにいきましょうか(笑)」などと、“挑発”的にコメントした。

 勝谷氏は「ホントにどうでもいいことだと、この日記の読者のあなたや、あなたは思っている。だけど世間が騒ぐの面白いねえ。読者の特権だぁ(笑)」と題し、3月6日号のメールを配信。

 「ある番組をクビになったことなど、私にとってはホントにどうでもいいことなんですよ」などと切り出し、「‐委員会」出演について、読売テレビが降板理由を「お答えできない」と明かさなかったことに、「『お答え』してくださいよ。私こそ知りたいんだから。直接聞きにいきましょうか(笑)」と反応した。一方で、自身は降板理由について「書くまいと決めている」と公表するつもりはないことを明かし、読売テレビ側に「どういう風圧がかかるのかを愉しみにしている」ともつづった。

 勝谷氏は、この日の配信メールを書きながら、「涙が止まらなくなっている」などとも記した。

 勝谷氏は、5日の配信メールで、「『今週の金曜日(8日)の収録を最後に』と言われたので、『出ません』と私から断った。事実はクビだと言われたわけである」などと書いていた。



http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/738.html

記事 [政治・選挙・NHK144] TPPはアメリカ型ルールの日本社会への適用を求める協定 2013年3月4日 小沢一郎代表定例記者会見要旨 
TPPはアメリカ型ルールの日本社会への適用を求める協定
http://www.seikatsu1.jp/activity/act0000027.html
2013年3月6日 生活の党


【2013年3月4日・生活の党本部】小沢一郎代表 定例記者会見


小沢一郎代表定例記者会見要旨(2013年3月4日)


3月4日(月)午後、小沢一郎代表が党本部にて記者会見を行いました。
質疑の要旨は以下の通りです。


【内容】
•日銀総裁人事について
•韓国大統領就任式について
•裁判について
•経済連携協定について


日銀総裁人事について


Q.本日議院運営委員会で日銀総裁候補、黒田東彦氏の所信聴取があったが、黒田氏についてどう考えるか。


A.そのことについては報告があった。何を話したかはわからないが、そつない答弁だったということだった。本会議にかかるのは来週ではないか、というのが国対の流れだが、今度の総合政策会議で早めに結論を出そうということだった。


Q.現時点で、正副総裁3人セットで考えているか、それとも個別に考えているか。また人物本位で見ると言っているが、野党共闘の観点から他党と共同歩調を考慮しないのか、完全に人物本位で決めるのか。


A.それも政策担当者と総合政策会議で議論することだから、私が先走って話をすることではないが、全部丸々セットで賛否を決めなくてはいけないということではないのではないかと思っている。それから、人物の資質の問題について優劣をつけがたいということになれば、当然今言った政治的な連携ということも政治家だから、国会にいる以上頭に入れることもあると思う。ただそれについて私自身がどうこうと指示をしていることはない。


韓国大統領就任式について


Q.韓国大統領就任式典に出席しての所感と、新大統領が日本に対して正しい歴史認識を求め、それが日韓関係の発展につながると述べたことに関し、今後の日韓関係のあり方をどう考えるか。


A.(韓国に)行く前に報告したと思うが、大統領から特別ご招待を賜ったので、私も行ってきた。就任式そのものは7万数千人の人ということだったので、その中身がどうなっているかはよくわからなかったが、その夜の晩餐会、これもぜひ出席してくれということだったので行った。その中で、韓国の詳しい状況について日本人の招待客と話をした。割合少ないと言っていたが、百数十人ほど招待客がいた。その中で日本人が少ないと言っていた。(在大韓民国日本大使館)大使も招待されなかったのか都合が悪かったのかわからないが、日本の大使も来ていなかった。そういう状況をみると、なんとなく象徴的な感じがするのだが、よくよく留意していかないと、日韓関係は非常に難しいのではないかと思う。(朴大統領は)歴史認識ということをわざわざ就任直後にしゃべっているわけだから、そのことも一つの、彼女のスタンスの表れかもしれない。晩餐会の状況を見て、そういう感じをもった。


裁判について


Q.3月13日に小沢代表の元秘書3名の控訴審の判決が出るが、その裁判の裁判長が飯田喜信氏である。飯田氏は東電OL殺人事件の控訴審で裁判官を務め、一審の無罪判決から逆転、有罪判決を下した。再審で無罪確定したため、冤罪判決を下した形になるが、こういった裁判官を国会で辞めさせることはできないか。


A.おっしゃる通り、その裁判官について詳しく存じ上げないが、今度の秘書たちの公判にあたって、いろいろな証拠を提出したけれども、すべて、一顧だにされず、13日の公判期日ということが決められた、と聞いていた。登石裁判官についても、司法を批判するというのは必ずしもよろしくはない。しかしお話のように、機関として立法府には裁判官訴追委員会と弾劾裁判所というのがあるから、私の秘書、あるいは収支報告書の問題という、固有、個別の問題ではなくして、その裁判官の判断について、少なくとも真意を聞くということは、訴追委員会や弾劾裁判所でやれることではないかと思う。そしてむしろ必要ではないかと思う。検察官訴追委員会もある。だからその意味では、国会が制度的に定められた機能を発揮すべき問題ではないかと思う。ただ、私自身がいろいろ言うと、前にも申し上げたが、私の個人的な冤罪に対する恨みつらみのようなことに矮小化されてしまったのでは、将来に何の役にも立たない。なんとかそういった主権者の行為、あるいは主権者を代表している国会が機関として制度が設けられているわけだから、そのような機能を発揮できるようにしたら、司法改革にとっても非常にいいのではないかと思う。国会議員の多数党をはじめとして、国会議員自身の判断なので、私個人で主唱してやるわけにはいかないから、その点は少々残念だと思っている。


経済連携協定について


Q.経済連携協定について、TPPや日中韓FTA、RCEP、ASEAN+1などがあるが、日中韓FTAとRCEPについてどう考えるか。


A.詳しく事実関係を調べていないが、原則として自由貿易を促進するということについては、私は積極的な意見を持っている。なぜならば、自由貿易によって最も恩恵を受けるのは我が国だからである。ただTPPの場合は、アメリカが主唱して、いわゆる構造協議、アメリカの意図が見え隠れしているので、単なる自由貿易協定、促進ということとはちょっと異なった性格を持っているのではないかと思っている。ただ日中韓であろうがどこであろうが、原則私は積極的にやっていった方がいいと思う。あと日本の国内産業のいろんな問題については、それは国内的な措置で十分支援していけるのではないかと思っている。例えば、いわゆる戸別所得補償制度のことも、今の農水省がやっていることと必ずしも私らが考えたこととは一緒でないのだが。そういった、自由貿易をある程度前提にしながら国内の自給体制を守っていくという考え方なので、今後もその基本の考え方は変わらない。ただ日米間のTPP交渉については、今言ったように、構造協議、アメリカのルールを日本社会に適用させようという意図が非常に強いので、その意味では、よっぽど日本政府がアメリカとしっかり話し合える力関係にないと、参加すればアメリカの言いなりになる可能性が非常に強い。安倍さんが、すべての関税撤廃を前提としない、ということで、アメリカから相当な譲歩を引き出したかのように、マスコミ含めて伝えているけれども、交渉だから、最初から前提があっての交渉などないのだから当たり前のことで、それをTPP交渉参加の理由に日本が使えるというならいいだろう、というそのくらいのアメリカの態度ではないか。いずれにしてもこの点については非常に危惧している。



http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/739.html

記事 [政治・選挙・NHK144] 東京に70%の開催支持=IOCが調査結果伝える―20年五輪招致←日本に五輪を招致するのは無責任(JIROの独断的日記)
◆記事:東京に70%の開催支持=IOCが調査結果伝える―20年五輪招致(時事通信 3月5日(火)18時59分配信)
2020年夏季五輪の立候補3都市の開催能力を調査する国際オリンピック委員会(IOC)評価委員会(クレイグ・リーディー委員長)による2日目の東京視察が5日行われ、IOCが独自に実施した調査で都民の東京開催支持率が70%だったことが示された。東京招致委員会の竹田恒和理事長が、視察終了後の記者会見で明らかにした。全国では67%だった。

◆コメント:いつ大地震が起きても不思議はなく、さらに放射能で汚染されたところに五輪を招致すべきではない。東京都民の五輪開催支持率がどうあれ、そんなことは関係ありません。現在(東日本大震災以降)の日本列島は地震の活動期に入ったといわれています。

石原慎太郎前都知事が、東京への五輪招致を言い出す少し前に、東大地震研か、独法防災科学研究所が、マグニチュード7クラスの首都直下型地震が4年以内に起きる確率が70パーセントという趣旨の研究結果を発表していたので、そんなところに五輪を招致するとは、どういう神経なのか、理解に苦しみました。

この確率は五輪招致計画発表後、より控え目が内容に「修正さ」れましたが、偶然とは思えません。直下ではなくても、東京湾が震源で、津波が発生したら、東京湾に防波堤はなく、五輪の競技場の多くは江東区有明(ありあけ)という、最も海寄りに位置する場所にあります。

危機管理は、最悪の状況を想定するのが鉄則であるとするならば、もしも、東京湾震源で地震が起きて、津波が発生し、それが五輪競技時間帯なら、選手も観客も、全員逃げる暇もなく津波に呑み込まれるでしょう。「そんなことは、滅多に起きることではない」といえば、その通りですが、東日本大震災は、1,000年に1度の大地震が、現実に起きたのですから、10,000年に一度の大地震が、五輪期間中に起きない、とは誰にも断言できません。

さらに、福島第一原発は全く収束しておらず、特に4号機の使用済み核燃料プールが壊れたら、猛烈な放射能が拡散し、風向きによっては、横浜近辺まで核管理区域、つまり、本来人がいてはいけないほどの被曝環境になってしまいます。目も当てられません。どの国のどの街にも、何らかのリスクはありますが、何もわざわざ最も危険の蓋然性が高い、日本で五輪を開く合理的理由は存在しません。
http://jiro-dokudan.cocolog-nifty.com/jiro/2013/03/70ioc20-2a5a.html

http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/740.html

記事 [政治・選挙・NHK144] オスプレイの本土訓練強行をあえて歓迎する (天木直人のブログ) 
http://www.amakiblog.com/archives/2013/03/06/
2013年03月06日 天木直人のブログ

「(オスプレイの)配備自体は米国政府の方針だ。どうしろ、こうしろという話ではない」、という歴史に残る迷言を吐いて野田首相がオスプレイ受け入れを決めたのは昨年の7月だった。

 そのあまりの対米従属ぶりを私は繰り返し糾弾してきた。大きな間違いを犯した、オスプレイ受け入れは政権を苦しめ続けることになる、と。

 それから8ヶ月ほどたち、野田民主党政権から安倍自民党政権に移り、いよいよきょう3月6日から本土におけるオスプレイの低空飛行訓練が強行される。

 私はそれをあえて歓迎する。

 なぜならば安倍自民党政権がそれをそのまま受け入れのなら、この野田民主党政権の置き土産に苦しめ続けられる事になると確信するからだ。

 オスプレイ低空飛行訓練の不条理さはその危険性だけにあるのではない。たとえ安全性が確保されたとしても住民に与える騒音や生活環境破壊は人権問題である。

 それだけではない。今度のオスプレイ本土低空飛行訓練の強行は米国による日本の主権無視のあらゆる要素が凝縮されている。今度のオスプレイの本土低空飛行訓練開始にあたっては、日本政府や自治体の知らないところで勝手に決まり、変更された。日本への通報は遅れ、その都度、日本政府や自治体は振り回された。

 このような不条理は、沖縄では米国の統治下にあった時はもちろんの事、日本に復帰した後でさえも今日まで繰り返されて来た。その不条理から来る怒りと苦しみがやっと本土でも身にしみて共有されるということだ。

 権力に従順な日本国民もさすがに気づくであろう。日本は米国の属国なのかと。ここまで人権をないがしろにされて日本国民は黙っているのか、と。

 そんな占領状態を放置することは、日本を愛し、日本をトレモロスと国民の前で繰り返し公言している安倍首相にとっては耐えられない事に違いない。

 しかもオスプレイの低空試験飛行は始まったばかりだ。これから末永く繰り返されるのだ。その都度、日本の対米属国ぶりを国民は痛感し、安倍首相はそんな日本の首相であり続ける。

 米国に従わなければ日本の首相はつとまらなかったのがこれまでの日本だった。

 しかし、これからは米国に隷従するだけでは日本の首相はつとまらなくなるということだ。

 それほど米国の理不尽さが目に余るようになリ、日本の従属振りは世界でも稀な恥ずべき有様に行き着いているということだ。

 繰り返して言う。私はオスプレイの本土低空飛行訓練の強行をあえて歓迎する。

 その事によって日本国民も日本政府も、政治家もメディアも、対米従属から自立しなければ日本の未来はない事に気づくようにならなければならない。

 それでも対米従属を変える事ができないようでは日本は間違いなく終る(了)。


http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/741.html

記事 [政治・選挙・NHK144] アベノミクスには「密約」があった! (「国民生活を犠牲にするアベノミクス」『月刊日本』3月号より)
 円安になればアメリカの自動車業界などは打撃を受ける。それなのに、なぜアメリカやIMFは日本の金融緩和を黙認しているのか。
 実はそこには「密約」がある。アメリカは日本の円安を黙認する見返りとして、日本に様々なことを要求してきているのだ。
 目先の株高、円安に騙されずに、アベノミクスの本質を見抜く必要がある。


『月刊日本』3月号
「国民生活を犠牲にするアベノミクス」より
http://gekkan-nippon.com/?p=4796


アメリカが円安を黙認する理由

 急速な円安の進行に対して、海外では日本を批判する声が強くなっている。ドイツのメルケル首相やアメリカの自動車業界などが円安を厳しく批判し、メディアでは「通貨戦争」という言葉まで出始めている。
 この円安は明らかに安倍政権の誘導によってもたらされたものである。実際、日銀は円安になるような緩和を行っておらず、日米の二年国債の金利差もここ二、三ヵ月動いていない。円安を導くような環境変化が起こっていないにも関わらず円が安くなっているのは、ひとえに安倍政権が市場に流したメッセージのためである。
 諸外国が日本を批判する中、オバマ政権はこの円安に対して沈黙を守っている。アメリカが円安を黙認しているのには理由がある。彼らは円安容認を日本政府との取引カードに使っているのだ。具体的に言えば、円安を容認する見返りとして日本にアメリカの金利上昇を救済してもらおうとしているのだ。
 ここのところアメリカの金利はじわじわと上がってきており、昨年秋に1・3%台だった10年債の金利は今では2・0%を越えてきている。そのため、アメリカ国内ではFRBの金融緩和政策を心配する声が大きくなっている。このまま緩和を続ければインフレになり、金利が大きく上がってしまうためだ。たとえば、FRBが失業率が6・5%を下回るまで緩和を続けると主張していることに対して、セントルイス連銀のブラード総裁は失業率が7%台前半まで下がれば緩和の終了を検討すべきだと主張している。
 アメリカの失業は構造的な問題であり、金融緩和で解決できるようなものではない。とはいえ、アメリカ経済が盤石でない以上、支援を必要としていることもまた事実である。そこで、オバマ政権はかつてルービン、サマーズ両財務長官が行ったように、ドル高政策によって周辺国の金融緩和を取り込むことで、痛みを伴わずに金融緩和効果を得ることを目論んでいる。
 安倍政権が外債購入ファンドの設立に向けて動いているのはそのためだ。つまり、アメリカは日本の円安を容認する代わりに米国債を購入させ、金利の上昇を抑えようとしているのだ。アメリカはそれに加え、FRBが購入する段取りとなっていた銀行の不良債権をも日本に購入させようとするだろう。
 これはEUとの関係においても言えることである。麻生財務大臣は先日、欧州安定化メカニズム(ESM)が発行を始める債券について購入する意向を表明した。メルケル首相が円安批判をしている一方で、EU全体としては表立った日本批判を行っていないのはそのためだ。しかし、その欧米もいつまで沈黙してくれるのか怪しい。
 このように、日本政府は欧米と取引しつつ円安に誘導しようとしている。しかし、円安の見返りとして不良債権を掴まされると言うのであれば、その代償はあまりにも大きいと言わねばならない。


大企業だけが儲かる円安政策

 円安誘導の問題点は他にもある。現在の日本政府のように不自然な力を市場に与えれば、均衡が崩れて行き過ぎが生じてしまう。内閣官房参与の浜田宏一氏が目標としているような、1ドル100円で留まる保証もない。それどころか、円はさらに安くなる危険性がある。というのも、日銀がインフレ目標2%に達成するまで無制限の金融緩和を行うことになっているからだ。(以下略)


http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/742.html

記事 [政治・選挙・NHK144] 初回判決は違憲。16人の中には選挙無効判決を下す裁判長がいるはずである。 (かっちの言い分) 
http://31634308.at.webry.info/201303/article_5.html
2013/03/06 21:27 かっちの言い分

昨日は、生活の三宅雪子氏の「三宅雪子を励ます会」で誕生日というよりは、参議院選挙出馬への事実上の決起集会であった。「日々坦々」さんが実況中継をしてくれたのでライブで見させて頂いた。

また板垣 英憲氏のブログで「生活の党の小沢一郎代表が、参院議員選挙勝利を目指して、本格的戦いをhttp://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/b9aa8940f5b12db3db3cfa299a5d9645」に詳しく出席者のビデオが掲載されている。生活もいよいよ始動し始めてきた。

この選挙と関係するが、先日の記事で『衆議院選挙無効の判決は本当に出るのか?もし出たら、まだ日本に希望が持てる。http://31634308.at.webry.info/201303/article_3.html』と書いたが、昨年末の衆議院選挙は、以下の報道のように下馬評の通り違憲という判決が出た。

12年衆院選は違憲、東京高裁 無効は回避、抜本改革迫る
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013030601001298.html

 人口比例に基づかない区割りで、最大2・43倍の「1票の格差」を是正せずに実施した昨年12月の衆院選は違憲だとして、升永英俊弁護士らのグループが東京1区の選挙無効を求めた訴訟の判決で、東京高裁(難波孝一裁判長)は6日、違憲と判断した。選挙無効は認めなかった。

 現行区割りの違憲状態を解消せずに選挙に突入した国会に制度の抜本改革を厳しく迫った形だ。

しかし、選挙自体は無効にするとあまりに影響が大きいので無効は認めなかった。しかし、高裁も逃げている。違憲とは憲法に反していることである。憲法に違反しているのなら、当然無効なはずである。これから、全国で14の訴訟が起こされている。報道によると、全て3月中に判決が出るだろう言われている。

16の裁判所に訴訟が出されている。16の裁判所の中には、気骨のある裁判長が一人ぐらいいてほしいものである。欲しいというよりいなければならない。高裁で無効判決が出ると政府は最高裁判所に控訴するだろう。そのくらいやらないと、今の政治は動かないだろう。要するに高を括われているのである。1票の価値が1/2.43になれば、公平な民意は反映されない。

こういうことがまかり通るということが、日本という国である。政高立低である。最高裁判所判事も所詮政府に選ばれた人物であり、最高裁判所の事務総局が小沢氏の検察審査会で不正をしたと言われたらお終いである。裁判所の中にもまともな裁判長がいることを望むしかない。


http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/743.html

記事 [政治・選挙・NHK144] オピニオン:次期日銀総裁の使命とアベノミクスの宿題=フェルドマン氏(ロイター):コアコアCPIを金融政策決定の指標に
>金融政策運営の尺度となる指数を
>「食料品・エネルギーを除く消費者物価指数(CPI)」
>に変更することだ。

 原油価格の高騰と円安だけで、インフレ目標2%達成と
 判断されたら、確かに困りますね。

 日銀新執行部には、正しい指標で、金融政策の決定を
 行なっていくよう期待したい。

**********************

オピニオン:次期日銀総裁の使命とアベノミクスの宿題=フェルドマン氏(ロイター)
http://jp.reuters.com/article/jp_forum/idJPTYE92304620130304?sp=true

ロバート・フェルドマン モルガン・スタンレーMUFG証券 チーフエコノミスト 兼 債券調査本部長(2013年3月4日)

衆参両院の同意を得られれば、3月20日に次期日銀首脳部が発足する。モルガン・スタンレーMUFG証券のロバート・フェルドマン債券調査本部長は、デフレ脱却に向け、真のレジームチェンジ(体制転換)を果たすためには4つのアクションが必要だと語る。日銀新体制と安倍政権の課題に関する同氏の見解は以下の通り。

<市場へのアピールでは成功>

安倍晋三自民党政権による次期日銀正副総裁の選出プロセスは、内外の事例に照らしても、成熟したやり方だったと評価している。

一部閣僚や政府顧問が大雑把とはいえ具体的な人選基準として「英語力」「国際金融の知見」「大きな組織運営の経験」などをあげたことで、出身母体よりも能力を重視している姿勢を市場に対しアピールできた。金融緩和、財政出動、成長戦略の「三本の矢」を掲げる安倍政権の経済運営は、ひとまず手堅い滑り出しを見せたと言えよう。

とはいえ、問題は実行力だ。そもそも安倍政権の経済政策は、経済学のイロハに従ったものであり、わざわざ「アベノミクス」なる造語で呼ばれるほどの目新しさは備えてない。その真価は、当たり前のことを当たり前に実行・実現できるかで決まる。

最初の関門は、日銀次期首脳部発足後の金融政策である。国会承認手続きが順調に行けば、3月20日には黒田東彦総裁、岩田規久男副総裁、中曽宏副総裁が誕生し、新体制の下で4月3―4日に最初の金融政策決定会合が開かれることになる。安倍政権の経済政策が成果をあげるためには、これを機に、日銀が過去の失敗を認め、真のレジームチェンジ(体制転換)を果たすことが必要だ。具体的には、次期首脳部によって次の4つのアクションが実行に移されることが不可欠だと考える。

<経済改革要求も日銀総裁のミッション>

第1に、デフレファイターとしての日銀の信認を得るために、金融政策運営の尺度となる指数を「食料品・エネルギーを除く消費者物価指数(CPI)」に変更することだ。これまで日銀は総合CPIや生鮮食品を除いたCPIを尺度として利用してきたが、これらの指数は賃金動向を十分に捕捉できておらず、インフレ目標の尺度としては適切ではなかろう。

日本の場合、一次エネルギーのほぼ全量を輸入に頼っているため、エネルギー価格の変動は企業収益の変化などを通じて賃金を逆方向へと動かす要因となる。エネルギー価格が上昇すると、賃金は下がる傾向が強い。安倍政権の真の経済政策目標は2%インフレではなく持続的な経済成長であるわけだから、賃金すなわち雇用への影響を十分にくみ取れない指標で判断しては、道を間違える可能性がある。

第2に、年間インフレ率目標から物価水準目標へのシフトが必要だ。なぜこれが大事かというと、毎年の伸び率を目標にすると、過去達成できなかったことをすぐ忘れてしまうからである。「今年は勉強します」「勉強できませんでした」「来年こそ勉強します」の繰り返しでは、誰も約束を信じない。ある年の目標を達成できなければ、その後数年で達成の遅れを取り戻すことを日銀に強いるような仕組みが必要だ。さもなければ、長期的なインフレ期待は醸成できない。

3点目は、実際の物価と物価目標の乖離(かいり)に基づき、ベースマネーの伸びを決めるような「ルールに基づく政策」の導入だ。

米カーネギーメロン大学のベネット・マッカラム教授が考案した「マッカラム・ルール」のようなものを想像してほしい。これは、需給ギャップと実際のインフレ率と目標インフレ率の乖離に基づき、マネーサプライ伸び率を設定するというものだ。この種のルールに基づいて、金融政策のアクセルの踏み方を決めればよい。たとえば、最終目的地の名古屋に向かうとして、まだ東京にいるならばアクセルを思い切り踏み込む必要があるが、静岡あたりに差し掛かれば、少し緩めてもいいだろう。

確かに、経済の波乱要因が多数存在することを考えれば、日本に限らず中央銀行の政策運営に政策委員の知見に基づく裁量型アプローチを残す必要はあるが、ルールとの共存は可能だ。とりわけ日銀にとっては、毀損(きそん)したデフレファイターとしての信認を回復するための有効な手立てとなるはずだ。

最後の4点目は、日銀新首脳部も金融政策という自分の庭にとどまらず、ミクロ経済改革を積極的に訴えることである。日本のデフレ克服に向けた実体経済面の最大の障害は、投資を阻む規制にある。金融緩和が効果を発揮するためには、農業やエネルギー、ヘルスケア、医療など他業種に深く根を張る、これらの障害を排除することが必要だ。

新総裁には是非、経済財政諮問会議など討議の場でミクロ経済政策の持論を提示し、「われわれがお金を刷っているのだから、しっかりやりなさい」と主張してほしい。日銀が大きな声を上げることは、安倍首相への援護射撃にもなる。自分の管轄に入ってもらいたくないから、他人の管轄に入らないという姿勢は改めなければならない。

<アベノミクスのアキレス腱>

むろん、日銀次期首脳部がたとえこれら4つのアクションを実行したとしても、デフレ不況が終息するとは限らない。いみじくも安倍政権も掲げているように、民間投資を喚起する成長戦略が不可欠だ。

また、安倍政権はまだ最重要課題に取り組んでいない。歳出の大部分を占める社会保障の改革だ。国民と企業が納める社会保険料はだいたい55―60兆円だが、社会保障関連の支出は大雑把に言って年金60兆円、医療費40兆円、その他を合わせて120兆円を超える。明らかに持続不可能だ。

もとより安倍首相にも改革の意思はあろうが、夏の参院選後までは手を付けられないということなのかもしれない。ただ、それならば、参院選後に本腰を入れて取り組む必要がある。「自己責任のルール」を徹底し、社会保障に切り込まないと、経済成長も財政再建も絵に描いた餅になる。

乱暴に聞こえるかもしれないが、たとえば「年齢マイナス30」のルールで高齢者負担を決めるのはどうだろうか。60歳の人は3割、90歳の人は6割。一方で、現役世代に対しては、肥満度指標のBMI(ボディマス指数)などをベースに自己負担を決めてはどうか。暴飲暴食などが原因でBMIの数値が悪くなった人からは、もっと保険料を取るなど、そうした動機付けがなければ、自己責任はこの国に根付かないであろう。

ちなみに、医療費を5%削減するだけで2兆円が浮く計算となる。これを日本人学生の海外留学補助金に使えば何ができるか。生活費を含めた学生1人の留学費用は、日本円にしておよそ500万円。2兆円を500万円で割ると、40万人の日本人学生を海外に送ることができる計算だ。現在のほぼ10倍の人数である。これを5年間続けるだけで、日本の未来は大きく変わるだろう。あくまで一つのアイディアだが、未来のための歳出見直しとは、こういうことである。

また、技術革新が急速に進む世界にあって、日本は多くの分野で先頭を走っている。1994年に携帯電話の個人所有を認めたことでイノベーションと関連産業の活性化をもたらしたように、生産労働人口が減少しても、規制緩和策を有効に使えば、生産性向上によって成長率を高めることは可能だ。

最近、少子高齢化が進む日本の潜在成長率の大幅な向上はもはや見込めないといった悲観論を耳にするが、それは財政改革やイノベーションによる生産性向上の可能性を無視した議論である。繰り返すが、金融政策、財政政策、成長戦略のすべてにおいて日本はまだ経済学が教える当たり前のことを実行していない。あきらめの境地に陥るのはまだ早い。

*本稿はロバート・フェルドマン氏へのインタビューをもとに、同氏の見解に基づいて書かれています。

*ロバート・フェルドマン氏は、モルガン・スタンレーMUFG証券のチーフエコノミスト兼債券調査本部長。国際通貨基金(IMF)、ソロモン・ブラザーズ・アジア証券などを経て、現職。米マサチューセッツ工科大学(MIT)経済学博士。

http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/744.html

記事 [政治・選挙・NHK144] 1票の格差意見判決、しかし、今やるべきは脱原発だ
1票の格差意見判決、しかし、今やるべきは脱原発だ。

 最高裁が国会議員選挙での一票の格差を違憲と判決した。それがかなり話題になっているが、今の日本が取り組むべき喫緊の問題は脱原発であり、次の大地震への備えであり、財政破たん回避のための対策だ。既にガソリンタンクから燃料が漏れていて、いつ車両全体が燃え上がるかと言う状態の時に、バスの座席の座り方が不平等だと騒いでいる暇はない。

 次の原発事故が起こる可能性はかなり高い。なぜなら、今後数十年に渡り直下型の地震が全国各地で、特に西日本各地で続発するからだ。南海地震が今後30年ほどで起こるとされていて、その前の時期に南海地震の震源域を空白域にして、その周辺でマグニチュード6から7、または8程度の地震が起こる。このことは昭和南海地震・東南海地震が起こった終戦前後の前の30年から50年ほどで近畿から九州地方で数十のマグニチュード6声程度の地震が起こったことで実証されている。現状は、東海地震も含めて近い将来これらの海溝型地震が発生することは確実であり、関東から西側全体は海溝型地震の前に発生するマグにチュード6から7程度の地震の頻発期だし、北海道の南東沖も311の大地震である東北地方太平洋沖地震の揺れ残りがあり、やはり、泊原発のあたりや青森県の六ヶ所村付近でマグニチュード6程度の地震が起こる可能性はかなり高い。

 もう一つ、次の原発事故が危険だと思える理由は地震衝撃波だ。衝撃的な縦揺れだけでなく、実際の揺れを伴わず、単に衝撃波が重層して鉄筋鉄骨コンクリート造りの建造物を破壊することもある。しかもこれらの現象は震源域の真上にある建造物だけでなく、ある程度震源域から離れていても地下の状況次第で、つまり、地下にある程度硬いものがあれば、地上の建造物へ影響を与える。岩盤の上に直接建設されている原子炉は地震衝撃波の影響を大変に受けやすい。

*6月8日の記事「近づく戦争・テロ社会、これらの動きを止めるべきでは?」から一連番号を付していま<<1369>>TC:38577, BC:21183
http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/745.html

記事 [政治・選挙・NHK144] 米国に譲歩で自動車関税が維持へ、日本はTPPで年間たった0.027%しか成長せず (Shimarnyのブログ) 
http://ameblo.jp/shimarny/entry-11484834436.html
2013-03-06 21:34:33NEW !  Shimarnyのブログ

日本がTPP交渉参加に向けて事前交渉するほど反対が増加しているようである。
その理由はTPPの実態がようやく国民の目に晒されるようになったからである。

最終的に日本がTPPに参加すれば、自動車部門では軽自動車制度が撤廃する、保険部門ではかんぽが分離解体する、医療部門では国民皆保険制度が崩壊することが将来起こりうると国民に認知してきたからである。

つまり、TPPとは関税撤廃でなく制度撤廃がメインであると気付いたのである。

これまで国民に全く認知されてなかったのは、既存メディアがTPPに関する内容を一切触れないまま、「自由貿易=経済成長」とのレッテルを貼ってTPP交渉は早期に参加すべきしか報道しなかったからである。

しかし、TPPは「自由貿易=経済成長」さえ誤報という結果となりそうである。

TPP交渉参加に向けての日米の事前交渉で、日本がTPPに参加することで最も期待された日本車の関税を当面据え置くことで最終調整しているのである。

これまで、日本がTPP参加しても経済成長の可能性に疑問符が付いていたが、このことによって日本がTPP参加しても経済成長できないことがハッキリした。

つまり、TPPとは「ルール作り=制度破壊」であり日本は参加する必要がない。
経済成長せず制度破壊するTPPに交渉参加することを阻止しなければならない。


[3月6日 毎日新聞]TPP:米国の自動車関税、当面維持 業界に失望感 政府、農業の譲歩期待
http://mainichi.jp/select/news/20130306ddm008020040000c.html
環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉参加を巡る対米事前協議で、日本政府は米国の自動車関税を当面維持することを受け入れる方針だ。関税撤廃までの猶予期間を5−10年超と「例外」的に長く設定。米側の最大関心事の自動車分野で譲歩する代わりに、日本が「聖域」とするコメなど重要農産品で関税撤廃の「例外」を認めてもらうシナリオだが、政府の思惑通りに進むかは不透明だ。

「国内農業も大事だが、米国の自動車関税がいつまでも撤廃されないなら、何のためのTPP参加か」(大手自動車メーカー幹部)。日本の譲歩に対し、日本の自動車業界は失望感を隠せない。1980−90年代の日米貿易摩擦や円高を受けて、各社は現地生産を拡大してきた。しかし、エコカーなどを中心に12年の対米輸出は約170万台と、輸出全体の35%以上を占める「ドル箱」だ。

米国は乗用車に2・5%、トラックに25%の関税をかけている。撤廃されれば日本メーカーは対米輸出価格をその分安くでき、販売増につながる。米国市場で日本勢を追い上げる韓国メーカーは、昨年の米韓自由貿易協定(FTA)発効で、16年には乗用車関税がゼロになる。価格競争で不利になるため、日本勢は「公平な競争環境を整えてほしい」と、TPP交渉早期参加を求めてきた。にもかかわらず、自動車関税が長期間温存されれば、日本勢の恩恵は薄くなる。

日本のTPP参加の大きな利点である自動車分野で大幅譲歩するなら、コメなど重要農産品での「聖域」獲得は必須。だが、その成算も見通せない。TPP交渉は、まず2国間で各分野の関税の取り扱いを協議し、争点が出そろった段階で全体会合を開催。各国が政治的理由などから早期の関税撤廃が困難なセンシティブ品目を明示し、貿易自由化ルールにどれだけ反映させるかを決める。仮に米国が日本の農産品について、幅広い「例外」を容認しても、農産物の輸出拡大を目指すオーストラリア(豪州)など他の参加国が反対すれば、思惑通りにはいかなくなる。

外務省幹部は「現在の交渉でもセンシティブ品目は関税撤廃までの期間を20年近く取る案が出ている」と説明。交渉次第で日本の主張は反映できるとする。しかし、先行11カ国は年内妥結へ交渉を急いでおり、周回遅れの日本の意向がどれだけ取り上げられるかは分からない。


おそらく、毎日新聞が示すデータはTPPを正当に評価するには大甘査定である。

対米輸出全体で自動車は35%強を占めるが、これは関税の有無で分けていない。
現状の対米輸出において関税品目は約60%であり非関税品目は約40%である。

つまり、米国との自由貿易で日本が経済成長するには、対米輸出全体で約60%を占める関税品目の関税を如何に撤廃させることができるかどうかで決まる。

そして、対米輸出全体で自動車が35%強、対米輸出全体で関税品目が約60%であることは、関税品目で自動車が約50%強を占めているということである。

しかも、TPP参加国で日本の輸出割合を比較すれば、米国85%、豪州9%、その他6%であり、自動車が対TPP輸出の約50%を占めているのである。

つまり、日本がTPPに参加しても米国で自動車の関税が当面維持されれば、日本の経済成長は現在出ている試算の約50%しか達成できないのである。

このことを踏まえて、政府試算からTPPによる日本の経済成長を試算してみる。
現在出された政府の試算は、直近で2月18日の予算委員会の答弁の試算となる。

参考記事:日本がTPP参加しても年間わずか0.054%の経済成長、TPPの虚構実体が明らか
http://ameblo.jp/shimarny/entry-11474100313.html

つまり、政府の試算は10年間GDP成長率0.54%、GDP2.7兆円であり、年換算GDP成長率0.054%、GDP2700億円となるのである。

そして、米国で自動車の関税が当面維持されれば試算が約半減して、10年間GDP成長率0.27%、GDP1.35兆円であり、年換算GDP成長率0.027%、GDP1350億円となるのである。

これは、為替市場で1.5円の円高に振れただけで全て吹き飛ぶ経済成長である。

GDP520兆円の日本が「TPPに参加して経済成長する」と宣言しても、年間でGDPがたった1350億円しか増えないでは全くお話にならないだろう。

しかも、日本と米国の事前協議で米国の自動車関税を当面維持すると日本が譲歩しても、日本の米関税の当面維持を米国から勝ち取る気配すらないのである。

これは、日本と米国では事前交渉でさえ、圧倒的に劣っているという結果である。

TPP交渉参加に賛成派は、日本が交渉で勝ち取ればよい、日本が交渉を恐れることはない、日本が交渉に参加せずに負けるのかと盛んに吼えているが、単なる希望的観測だけでは国民を不幸にするだけだろう。

これまでの経緯と結果を客観的分析でTPP交渉参加の是非を決めるべきである。

日米首脳会談後の共同声明で、3つのパラグラフを簡潔にまとめると下記の通り。

・日本はTPP交渉に参加する場合に全ての物品が交渉の対象にすること。
・日本は「農産品」、米国は「工業製品」を例外品目となる可能性があること。
・日本は米国の懸念する自動車と保険、その他の非関税措置に対処すること。

つまり、日米首脳会談におけるTPPで譲歩の勝敗を付ければ、第1パラグラフは米国の勝ち、第2パラグラフは日米の引き分け、第3パラグラフは米国の勝ち、トータルで米国の2勝1分が妥当な判定となる。

そして今回、日本が米国の「工業製品」である自動車を例外品目にして当面関税を維持する方針を示したことで、唯一引き分けだった第2パラグラフさえ敗北を喫して米国が全勝で日本が全敗となったのである。

しかも、共同声明で残されている懸念事項は、日本は「農産品」の例外品目であり、米国は日本の自動車制度と保険制度とその他の制度の規制撤廃である。

おそらく、多くの制度の部分撤廃を許してようやく「米」の例外品目の決定する。
つまり、「米」の例外品目の獲得に余りに高い代償を払うことになったのである。

この結果、この時点で日本は交渉で勝ち取ることができない、日本は交渉を恐れなければならない、日本が交渉に参加しても負けるという判断が妥当である。

日本に交渉力があるかは別にして、米国との交渉では完敗したことは事実である。
TPP交渉に参加すれば、完敗した米国を含めて11カ国と交渉をするのである。

米国と日本が圧倒的な2大市場である状況で、交渉力が優れる米国に付くか、交渉力が劣る日本に付くか、国益を考えれば参加国が取る行動は明らかだろう。

事前交渉の結果、TPP交渉において日本がターゲットとされるのは必至となる。

現在の状況は、TPP交渉参加の前哨戦である日米の事前協議における戦況を全く把握せず、大本営発表で国民を扇動して負け戦をするようなものである。

国民は、TPP参加で日本が経済成長しないこと、TPP参加で日本の制度が破壊されること、TPP参加で日本は米国に交渉力で負けること、TPP参加で日本の国益にならないことを認識しなければならない。

そして、日本が国益を守るため唯一の手段はTPP交渉に参加しないことである。

安倍総理が日本の国益に資する行動としては、TPP交渉に参加しないことを表明するか、日米の事前交渉を引き延ばして時間切れに追い込むかの2つである。

日本の国益を損ねるTPPに参加しない選択こそ結果として国民を救うのである。



http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/746.html

記事 [政治・選挙・NHK144] 何とお粗末な裁判妨害工作!やはり原告に裏切り者がいた!事実なら寄付者は告訴すべし! (先住民族末裔の反乱) 
http://blogs.yahoo.co.jp/nothigcat2000/24608740.html
2013/3/6(水) 午後 9:46 先住民族末裔の反乱


いつも不正選挙関連で話題を振りまいていただく個性派ジャーナリスト中田 潤氏だが、彼が当該訴訟における原告の一人であることから、今回初公判の一部始終をネットで公開している。その中で原告団の中に、次のような問題行動があったと伝えている。

不正選挙!裁判は完全な「わざと負ける八百長」!!輿水・藤島利久「小悪党」コンビのプロレスだった!!
http://keibadameningen.cocolog-nifty.com/blog/2013/03/post-bf73.html

要点を纏めると、裁判長から「これ以上、証拠を吟味する必要はない」との発言があり、ここで何とか他の原告の抗弁で時間をつなぐも、新たな証拠提出が必要な状況にあった。
実は中田氏は過去の裁判で明らかにされたムサシ関連の悪行の数々を綴った陳述書を作成し手交していたにも拘わらず、原告団の一人Iがそれを態々自宅に持ち帰り提出阻止を謀ったとういもの。これについて詰め寄られると、Iは「ムサシなど企業のカウンター訴訟のリスクがあった」と言う。過去の公判で明らかにされた事実を陳述書に記載して何故カウンター訴訟を提起されるのか?馬鹿な屁理屈はやめてもらいたい。間違いなく工作員であろう!
ここでさらに他の原告団メンバーが詰め寄ると、なぜか同席していた藤島利久が「吊るし上げのようなことはよくないよ。みんなよくがんばったじゃないか」と意味不明な援護射撃を行ったというのだから呆れてものも言えない。
中田氏が彼のブログで主張しているように、藤島及び原告Iは、事前に裁判を形式的なもので済ませるための工作要員であった可能性は高いと私は思う。
昨日ツイッターで原告団が寄付を募り、かなりの金が集めっているとの情報を得たが、仮にそれが事実であれば、これは山崎行太郎氏が指摘していたとおり、寄付金詐欺の疑惑も浮上する。使途を明細に記載した会計報告書を関係者は速やかに寄付者に対して開示すべきである。私なら勿論無償で、徹底的に会計監査に協力できるのだが(笑)。

これで東京での裁判は終結するのか、それとも裁判官の裁量で併合された原告たちなのでIや藤島とは一線を画し、再度陳述書や証拠提出を行えるよう異議を申し立てるのか、不透明な部分はあるが、いずれにせよ当初からこうした工作員を送り込み、訴訟妨害を画策する意図があったと感じられる。こうした動きは前もって予測できたことであるが、訴訟に不慣れであろう他の善意の原告を責め立てることはできないであろう。今にして思えば、多少なりとも行政訴訟経験を有し専門的知識も僅かながらでも持ち合わせる私が協力を本原告団に願い出たにも拘わらず、何の連絡もなく足蹴にされた理由も理解できる。
中田氏はまた一連の妨害工作にRK氏と後援会たる独立党なる組織が絡んでいると断定しているが、今のところ私は判断しかねる。確かにRK氏は不正選挙の謀略と逸早く叫びながら、その後、何の検証も行わず構成員のネット情報任せの体質や違法なポスター貼りを奨励するに止まっているなど疑いだせば限がないのだが・・・・?

最後に、ただ福岡では不正側や裁判所の思惑通りに進まないとだけ、期待を込めて思わせぶりに予想しておこう(笑)。



http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/747.html

記事 [政治・選挙・NHK144] 民主党は再生できるのか?・・・かなり難しいと思う。(政経徒然草) 
http://haru55.blogspot.jp/2013/03/blog-post.html
2013年3月6日 政経徒然草


総選挙前から「民主党は消滅する可能性がある。」と書いてきたが、それに近い状態になりつつあるようだ。
「民主党は再生できるのか。」と問われた場合、現状では「かなり難しい。」と答えるしかないだろう。
問題は党内と最大の支援組織である連合の問題に大別される。
先ず党内であるが、第一に今の現状を生み出したことへの反省が足りないことと、そうなった原因の追求が足らないことが挙げられる。
何故、これほどまでに国民の信頼を失ってしまったのか。そして、それは誰の責任なのか。
一言で言えば、国民との約束を破ったことが最大の原因だろう。そして、自分たちの実力を過大評価していたこと。これらに集約されるだろう。
そして、それは誰の責任なのか。この責任を曖昧にしたままでは党の再生はままならないだろう。
その責任を問うべきは誰なのか。菅前首相と野田前首相、そして仙谷氏、前原氏、岡田氏らが責任を追求される立場にある。
党内をバラバラにしてしまったのは、挙党一致体制を拒んだ彼らだ。小沢さんを排除しようとした彼らこそが民主党を消滅の危機に陥れた戦犯である。
彼らに厳しい責任を取らせることが、最初にすべきことだろう。そもそも彼らは民主党に対する愛党精神に欠けている人たちだ。自分のことしか考えない人たちだ。
自分たちの権力維持のために自民党に擦り寄り大連立を画策したのも彼らだ。では現実はどうなっているのか・・・。大連立どころか自民党の独裁体制を作るのに加担した結果になってしまった。

次に最大支援組織である連合の問題である。
これについては、いづれ細かく述べたいが、労働組合のあり方と深く関連している。簡単に言えば労働組合が権力側に擦り寄れば、労働組合としての価値が半減するということである。そもそも労働組合自体が権力組織となってしまった現状では、こちらも再生は難しいだろう。
民主党という政党が国民の側に立った政党であることが唯一、民主党という政党の存在価値を高めていたのにもかかわらず、権力に取り憑かれ権力に擦り寄った時点から民主党の衰退は始まったと見るべきだろう。

では民主党は再生できるのか?
これは、かなり難しいと思われる。海江田氏では無理だろう。細野氏でも無理だろう。
今の民主党には強いリーダーがいない。
野党をまとめ上げるほどのリーダーシップを発揮できるようなリーダーが出てこないことには、再度、政権を目指せるような政党には戻れないだろう。

今の政治状況は国民にとっても好ましい形ではない。
「期待できる野党が存在しない。」というのが現状の政治状況ではないのか。
このような状況になった原因の一つにマスコミの報道姿勢が挙げられる。
そろそろ国民も新聞やテレビなどの大手マスコミの報道を鵜呑みにしないという意識を持たないと健全なマスコミも育たないし、健全な政治状況も生まれないように思う。
政治に対する関心が薄れ、諦めにも近い政治状況が生まれつつある現状に、憂鬱な日々を過ごす今日、この頃である。


http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/748.html

   

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