【エルサレム時事】国連児童基金(ユニセフ)は6日、イスラエル軍が投石などを理由に拘束したパレスチナ人の未成年者に対し、「組織的な虐待を行っている」と懸念を示す報告書を発表し、イスラエル側に状況を改善するよう勧告した。
報告書は「虐待行為は拘束時から判決に至るまでの過程で、広範囲にわたり、組織的で、慣行化している」と結論付けた。具体的な事例として、目隠しや、食事やトイレの機会を与えないこと、尋問時の暴力、自白の強要などを挙げた。
年平均で12〜17歳のパレスチナ人約700人が拘束され、尋問を受けたり、訴追されたりしているという。報告書は「(未成年の犯罪容疑者は)少年に関する司法の国際基準に基づいて扱われるべきだ」と主張している。
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2013030601024
http://www.asyura2.com/12/warb10/msg/758.html