http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0118&f=national_0118_010.shtml
2013/01/18(金) 12:41 サーチナ
英BBC放送は17日、日本と中国が沖縄県・尖閣諸島の領有をめぐり対立を激化させているとし、武力衝突は時間の問題だとする見方を伝えた。複数の韓国メディアが報じた。
同放送は英経済誌エコノミスト最新号を引用する形で、日本は保守系の安倍晋三内閣が発足してから対中強硬路線をとり、一方中国はこれに真っ向から反発するなど対立は深まっているとした。
日中の武力衝突が高まっている理由として、中国人の反日感情や、習近平指導部が対日強硬姿勢を主導していることを挙げ、「習近平総書記は日本と妥協しても何の利点もないと判断し、強い軍統帥権者のイメージを誇示したい考えがある」との分析を伝えた。
中国と日本が尖閣諸島近海で衝突の危機を何度も起こしたことも触れ、日本は中国機が領空を侵犯した場合は警告射撃を行うことも検討していると説明した。
中国が日本と武力衝突を起こした場合、中国は国際社会でのイメージが失墜し、経済的にも大きな損失となるが、そのリスクについて国民には正しく伝えていないと指摘。しかし中国が軍事行動を弱めた場合、自国内の民族主義勢力は反発し共産党指導部に無能の評価を下すだろうと伝えた。(編集担当:新川悠)