http://skywalker333.blog27.fc2.com/blog-entry-1780.html
アップル -3.15% 485ドル
アップルが完全に崩れてきましたが、NY株式市場しぶといですね。
今のところ欧州債務危機が落ち着いてアメリカの債務上限引き上げ問題ぐらいしか思い当たらないので強気なんですよね。
そんな中フィッチが債務上限引き上げ問題で揉めるならば米国格下げと言い出しました。
昨晩ドル高の中、金が元気だったのは「米国格下げ」を思い出したからだと思います。
アメリカすなわちドルに市場は強気になってきたことが金が振るわない一番の原因ですね。
「ドル暴落」とは最近言わなくなりました。
しかしながら無制限に量的緩和しバランスシートを膨らまし続けているFRBという現実を考えれば以前より危険度は増しているはずですよね。慣れというのは怖い。
そして相場は「意識」するというか「テーマ」にならないと反応しない。
「大丈夫」というのと「心配」という気持ちのバランスで成り立っていますから「大丈夫」派が多いうちは問題にならない。
★海運指数がリーマンショック並みで米株式がリーマンショック前というアンバランスに市場が慣れているのも面白いですね。海運指数は先行指標と言われますが、もう無視されています。(笑)
VIX +0.22% 13.55 VXX +0.04% 26.04 S&P500がプラスなのに恐怖指数が上昇しましたね。
ドルIMDEX 79.79 ドル円 88.79 ユーロドル 1.3304 原油 93.34 金 1678
イタリア10年債 4.22% スペイン10年債 5.02% スペインの住宅価格は、まだ30%下落余地ありという報道もあります。これからこれから。
お金がシャブシャブすぎてBDIが先行指標になっていないのでしょうか?
V字回復した米株式市場、それよりも買われているだろう米国債・・・おもいっきり膨らんだ風船のようです。(抜粋)
■もしかすると「出口」に危機が潜んでいる・・「バーナンキ交代」の扉を空けたら崖だった?
http://skywalker333.blog27.fc2.com/blog-entry-1779.html
・金相場は今年がピークかー上昇継続と終了で見通し分かれる
中央銀行による景気刺激策がインフレと通貨価値下落に対するヘッジ手段としての金の買いを下支えするとの見方から、3人とも今年の金相場の平均は過去最高水準に達すると予想している。ダンスケ銀とクレディ・スイスは、経済成長により資産保護手段としての金需要が抑制されるとみて、来年には相場が下落すると見込んでいる。一方、ウニクレディトは金利が過去最低水準にあるため金の魅力が持続すると予測している。(ブルームバーグ)
先日のFOMC議事録を受けて「微かな出口」にも下落した金です。アメリカや世界経済が順当に回復するならば金は下げ止まらない・・・もしかすると相場はそんなに単純じゃないかもしれません。バーナンキFRB議長の大実験は、景気が回復した後にも注意深く観察する必要があります。
その頃にはFRB議長が交代しているでしょうからバーンナンキは高みの見物でしょうがグリーンスパンがそうであったように「大失敗」となじられるかもしれません。
出口懸念は、FRBのバランスシート解体を恐れジャブジャブマネーが逃げ込んでいた米国債が急落する可能性があります。米国債金利が急上昇すれば、一気にアメリカ・デフォルト懸念に発展、金急騰というシナリオもありますよ。