50. 2012年10月07日 12:15:50 : cqRnZH2CUM
しかし測定装置の問題は結構、厄介だな
厳密にやろうとすると、複数の測定機種で、α、β、γが混ざった値を測定し、
対象物の構造をモデル化して(普通は∞平面近似?)、途中の空気での減衰効果を適当な指数関数を使って取り入れて分離するという感じだろうか
測定装置が自動的に、そういうことを常に正しくやっているとは思えないし、オーダーとして有効数字一桁くらいなら大丈夫そうだが、厳密にやろうとすると大変そうだな
http://www.mikage.to/radiation/info/info0001.html
ガイガーカウンターの検出器に,γ線の他にβ線も入るようにすれば, γ線+β線の両方が測定できて,人が受ける放射線量をより正確に測れると思ってしまう方もいると思います.
しかし,ガイガーカウンターの仕組み上,実際にそれをやってしまうと,実際のβ線+γ線の線量より, 十倍以上高い値が出てしまうことがあります. この数値をそのまま信じてしまうと,放射線のリスクの判断を誤ってしまいます.
(機種によってどのくらい極端に増えるかは異なり,10倍以上になる場合もあれば,2倍程度になる場合もあります.)
なお,汚染箇所を調べるためにα・β線を含めて測定することもあります.その場合は数値の大小で汚染度合いを判断します.
これも正しい使い方ですが,そのとき表示される○Sv/hを外部被曝量の判断に使うのは間違いです.