再生可能エネルギーの全量買い取り制度(FIT)を議論していた経産省の調達価格等算定委員会は、太陽光発電の買い取り価格を42円/kWhで20年間とする「委員長案」を発表した。これは最終決定ではないが、枝野経産相の了承が得られればこのまま決まる。この法外な価格は、いったいどういう根拠で決まったのだろうか。
植田和弘委員長は
記者会見で「価格は一貫してヒアリングを通した費用を積算し、事業リスクを発電ごとに個別で見る考え方で決定し、諸外国との比較を行っている。高くもなく低くもなく、
施行後3年間は例外的に利潤を高める、という意図を反映した価格」と述べた。これが業者の意向を反映していることは間違いないが、「諸外国との比較」ではどうだろうか。
これは
調達価格委員会の資料に書かれたドイツの買い取り価格だが、太陽光の最小規模(0〜30kW)でも24.43ユーロセント(26.1円)である。イタリアやフランスもほぼ同じだ。
尾崎弘之氏も指摘するように、40円以上の買い取り価格は金融危機で
太陽光バブルが崩壊する前の水準である。
ドイツでは財政危機でFITへの補助が大幅に切り下げられ、全量買い取りも中止された。このため太陽光パネルも値崩れして、2011年には前年の半値になり、Qセルズやソリンドラなどのパネルメーカーが次々に倒産している。ところが
孫正義氏は民主党の勉強会で、バブル崩壊前の2009年の数字を出して「ヨーロッパの平均買い取り価格は58円だ」と宣伝している。最近は「政商」として政治家をだます手口も板についてきたようだ。
特に奇妙なのは、植田委員長の「施行後3年間は例外的に利潤を高める」という言葉である。特定の業者への利益誘導で産業振興を行なうのは、一昔前のターゲティング政策の手法だ。こうした政策がことごとく失敗してきた歴史に、経産省は学んでいないのだろうか。
追記:調達価格委員会の資料によると、ドイツのFITによる一般家庭の負担(2011年)は14.7ドル/月で、孫氏の「最初だけ月500円」という話も嘘である。
ファーガソンが解説しているように、ローマ帝国からソ連に至るまで、歴史上の大国が崩壊する最大の原因は財政破綻とインフレである(ソ連の場合は物不足という抑圧されたインフレ)。日本の江戸幕府が崩壊した原因も、各藩の財政が困窮して下級武士の生活が成り立たなくなったことだが、実物経済だったのでインフレは起こらなかった。
財政破綻でインフレが起こるのは、政府債務を返済するために中央銀行が
銀行券を大量に発行するためで、現代でも国家破綻のほとんどはこのパターンだ。このしくみを発明したのが
ジョン・ローである。彼は史上最大の詐欺師として知られているが、「需要と供給で価格が決まる」という法則を発見した経済学の元祖であり、中央銀行や金融システムを発明した銀行家の元祖でもある。経済学者や銀行家が詐欺師に似ているのは偶然ではない。
ローはルイ15世の蔵相になり、政府債務を解消する天才的なスキームを提案した。彼は政府の債務をまかなうために王立銀行を設立して銀行券を発行させ、それを国立の西方会社(通称ミシシッピ会社)に貸し付けた。ミシシッピ会社は15億リーブルの銀行券を年3%の金利で政府に貸し、その資金を自社株の売却でまかなった。これは日銀が国債を引き受けて、その資金を日銀株でファイナンスするようなものだ。
ローはミシシッピ会社に一度も行ったことがなかったが、その事業の将来性を誇大に宣伝したので、この株式はバブルを発生させ、株価は額面の36倍になった。しかしミシシッピ会社の事業は実態がほとんどないことがわかってバブルは崩壊し、年率80%のハイパーインフレが起こった(このへんの事情は
北村行伸氏の解説にくわしい)。これによってフランスの財政は最終的に破綻し、民衆が蜂起してフランス革命を起こす原因となる。
ローの政策は、いわば
史上初のリフレ政策だが、彼の最大の間違いは、貨幣が実体経済に中立ではなく、貨幣の増発で誰もが豊かになると考えたことだ。貨幣というのは本質的にバブルなので、誰もがその価値を信じていれば誰もが豊かになれるが、誰も信じなくなれば価値は失われる。それは国家の信認が失われるときでもある。
フランスと
中国の王朝に共通しているのは、税率が意外に低いことだ。清の税率は5〜10%で、ブルボン王朝の税率もそれぐらいだったと言われる。これは専制君主に思いやりがあるためではなく、納税者が税負担を搾取と考えて逃亡や反乱で抵抗するためだ。都市国家では軍備のために30%ぐらい課税されたが、市民は反乱を起こさなかった。負担と公共サービスの関係が明確だったからだ。
財政が行き詰まると政治家が中央銀行に通貨の増発を迫るのは、ブルボン王朝から現代の「デフレ脱却議連」に至るまで変わらない。それが最終的に破局をもたらすことも、
ロゴフの示す通りだ。ただ租税反乱がアンシャン・レジームを打倒するほど大規模な「革命」になるためには、バブルとその崩壊という劇的な事件が必要だった。ローのリフレ政策は、財政危機を延期し、バブルを膨張させて、それが崩壊したとき全国民の生活が破綻する事態を作り出し、フランス革命の爆発的なエネルギーを生み出した。現代のリフレ派がそういう革命をめざしているとすれば、ローにも比肩する天才的な戦略である。
http://www.asyura2.com/12/hasan75/msg/826.html
コメント [原発・フッ素23] とうとう言っちゃった武田先生・・・でもそれが現実 (がんばれ福島原発!) 赤かぶ 54.
2012年5月03日 04:37:05
:
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原発事故の後、放射線をめぐるニュースが新聞やテレビに登場しない日はありません。ヨウ素やセシウムといった放射性物質の名前は、学術的な世界から飛び出し、すっかり市民権を得たような感じです。他にも原子炉から外に放出された物質に、ストロンチウムやプルトニウムがあります。2011年10月、福島第一原子力発電所から250km離れた横浜にあるマンションの屋上でストロンチウムが検出され、新聞やテレビで話題となりました。何やら、怖い物質が身近に迫ってきたと思った人は少なくなかったことでしょう。
ストロンチウムとは一体どのような物質なのでしょうか。これは、科学的にはカルシウムと似た物質なので、体内に取り込まれると骨に蓄積されます。摂取量が多ければ白血病や骨のがんの危険性があります。特に骨形成期の盛んな子供の感受性が高いと考えられています。飛散しにくいと想定されていたため、多くの専門家はストロンチウムが風に乗ってこれほど離れた場所まで到達するとは考えていなかったことでしょう。ストロンチウムは、主に魚の骨や内臓に蓄積され、食べ物を通じて体内に入ることも考えられます。これが人骨に吸収されると、排出されるまでにおおよそ3〜7年かかるといわれている物質です。
横浜で検出されたストロンチウムは、ストロンチウム90といって半減期が30年のものです。線量は195ベクレル(1kgあたり)。これは福島市内の土壌から2011年4〜5月にかけて検出された77ベクレルと比べても、非常に高いと言えます。現在、問題となる放射性物質はセシウムです。そして、セシウムが検出されるところにはストロンチウムもわずかながら認められています。ただ、その量は極めて少なく、ストロンチウムが人体に与える影響は、まず皆無といってよいと思います。今回横浜で検出された量も、決して健康に影響が及ぶ量ではありません。ところでこの横浜で見つかったストロンチウムですが、続きがあります。2011年11月、文部科学省は横浜市が採取した堆積物を詳細に分析した結果、いずれも福島第一原子力発電所事故にともなって新たに沈着したものではない、との結果を発表したのです。では、一体これはどこから来たのでしょうか。
このストロンチウムは、実はずいぶん昔から環境中に存在していました。1960年代、欧米やソ連(ロシア)、中国といった国々が競って大気圏内核兵器実験を行いましたが、その時大量のプルトニウムやストロンチウムが放出され、地球全体を覆うように広がりました。核実験で成層圏まで噴き上げられたプルトニウムは、徐々に地表に降下してきました。50年前の降下量は、現在の1000倍にもなります。これは、今回の事故により放出された量に比べると、膨大な数値です。それだけ核実験は罪深いのです。今回横浜で検出されたストロンチウムについて、文部科学省は、おそらく過去の大気圏核実験によって降下したもの、との見解を示しています。となると、横浜市だけに限ったことではないでしょう。今回の福島での事故がきっかけで、初めて身近なところに放射性物質があったことに気づかされたわけです。あまり知られていませんが、文部科学省は事故が起きる前から国内で検出されたこれらの物質に関するデータを公表しています。
プルトニウムは長崎の原爆に使われました。長崎市の上空で炸裂した爆弾から膨大な熱や放射線が発せられ、一瞬にして多くの尊い命が奪われました。被爆した人の写真を見ると、皮膚が焼けただれたケロイドがあります。人々の心に刻印された、被爆の最も残酷で印象的な症状でありましょう。ところでこのケロイドは、放射線を大量に浴びたから起きると思われますが、実は違うのです。原爆で犠牲になった方々の大半の死因は、放射線による被ばくではなく、ひどい火傷によるものでした。この一点を取り上げても、日本は被爆国であるにもかかわらず、原爆の被害の実態や、放射線が人体にどんな影響を与えるか、よく知られていないことがわかります。
今回の福島原発事故により、プルトニウムも放出されました。これもストロンチウム同様、飛び散りにくい物質と考えられています。しかし、文部科学省が2011年6月から7月にかけて原発80km圏内100カ所で土壌調査を行ったところ、今回の事故の影響と見られるプルトニウム238が福島県飯館村と双葉町、浪江町の6カ所で検出されました。その数値は、原発から45kmの飯館村では1uあたり0.82ベクレル、浪江町では4ベクレル、双葉町では0.57ベクレル。同様に南相馬市からも、プルトニウム239と240の合計15ベクレルが検出されました。横浜の例もありますから、これらのプルトニウムが本当に原発からのものであって、過去の大気圏内核実験によるものではないと言い切れるかどうかはわかりません。ただ、今一番問題となっているセシウムと比べて、遠くまで飛散しにくいのは確かで、量的にも健康被害はないと言えるでしょう。
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/378.html#c54
記事 [昼休み52] 大室指定弁護士へ そんな悩んだふりはいいから、黒幕のユダヤ人からどんな指示が出ているのかだけ話して そんな悩んだふりはいいから、黒幕のユダヤ人からどんな指示が出ているのかだけ話してくださいよ、大室さん。
小沢元代表の控訴、9日に判断=指定弁護士、協議で結論出ず
時事通信 5月2日(水)18時50分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120502-00000100-jij-soci
資金管理団体「陸山会」の土地取引をめぐり、政治資金規正法違反(収支報告書の虚偽記載)罪に問われた民主党元代表小沢一郎被告(69)に対する東京地裁の無罪判決を受け、検察官役の指定弁護士は2日、控訴するかどうかを協議した。結論は出ず、控訴期限前日の9日に改めて協議して最終判断することが決まった。
大室俊三弁護士によると、指定弁護士3人は2日午後、東京都内で約1時間にわたり協議。「判決の論理はおかしいとの指摘はできる」「心証として有罪と思っているので控訴したい」との意見が出る一方、「(結果を)ひっくり返せる確実な見通しがないのに、被告の立場に置いていいのか」との考えもあるという。
また、負担の大きさを理由に、指定弁護士を続けることに消極的な意見も出された。ただ、仮に控訴した場合には、引き続き同じ3人で担当する考えという。
3人は次回協議までに、証拠の見直しなどについて検討する。
作成日時 : 2012/05/02 20:50 リチャード・コシミズ・ブログ
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/231.html
コメント [原発・フッ素23] 特集ワイド:原子力学会定例会ルポ ムラ、やっぱり閉じたまま - 毎日新聞 千早@オーストラリア 01.
2012年5月03日 05:16:51
:
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〈◇反省の弁、全く
一方、放射線測定や除染に関する講演後には会場から活発な意見が相次いだ。京大の名誉教授は「原爆が落ちた広島は今や長寿県。放射線測定を熱心にやり過ぎると、被ばく線量100ミリシーベルト以下でも問題だと言い出す人が出てくるので心配だ」と語った。京大の若手研究者も「年間1ミリシーベルト以下を目標に除染するのは科学的見地からはいただけない(厳しすぎる)。学会としてどう考えるんだ」と詰め寄ると、参加者から大きな拍手が起きた。 〉
放射線管理区域の中で、親子3代生活して実証して下さい、京大の研究者の皆さん。
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/413.html#c1
コメント [原発・フッ素23] 江川紹子氏が上杉隆氏に公開質問状「福島の人たちが、捏造や嘘報道のせいで、相当の迷惑を被っている」(日本の将来 ) 赤かぶ 128.
2012年5月03日 05:20:16
:
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文部科学省委託調査報告書 原子力発電施設等 放射線業務従事者等に係る疫学的調査 (第W期調査 平成17 年度〜平成21 年度)平成22年3月 財団法人 放射線影響協会
本報告書は、文部科学省のエネルギー対策特別会計委託事業による委託業務として、(財)放射線影響協会が実施した平成21 年度「原子力発電施設等放射線業務従事者等に係る疫学的調査(契約書第1 条で定めた委託業務題目)」の成果を取りまとめたものです。
本委託業務実施のため、当協会は統計法に基づいて厚生労働大臣から人口動態調査に係る調査票情報の提供を受けました。本報告書には、提供を受けた調査票情報をもとに、当協会が放射線業務従事者に係る死亡統計を、独自に分析した成果が含まれています。
T.第W期調査の概要
1.調査目的
(財)放射線影響協会では、1990 年度(平成2 年度)から文部科学省(旧科学技
術庁)の委託を受けて、原子力発電施設、原子力研究開発施設等の放射線業務従事者等を対象とした疫学的調査(以下、放射線疫学調査と略記。)を実施している。
この放射線疫学調査は、未解明の点が多い低線量域放射線の健康影響について、科
学的知見を得ることを目的としており、(財)放射線影響協会放射線疫学調査センターがその実務を担当した。
この報告書は、前回の第V期調査(2000 年度(平成12 年度)〜2004 年度(平成
16 年度)から、さらに調査期間を5 年間延長し、2009 年度(平成21 年度)までの第W期調査結果をとりまとめたものである。
2.調査方法
2.1 追跡方法等
この放射線疫学調査の対象者数は、原子力発電施設等において放射線業務に従事
するため、1999 年(平成11 年)3 月31 日までに原子力事業者等から(財)放射
線影響協会放射線従事者中央登録センターへ登録され、実際に放射線業務に従事し
た日本人の男女合計約27万7千人である。
放射線従事者中央登録センターから提供された調査対象者の個人識別情報をも
とに調査した住所情報にもとづいて、市区町村長から調査対象者の住民票の写し等
の交付を受けて生死を確認した。また厚生労働省から人口動態調査死亡票(CD-R
転写分)の提供を受け、住民票の写し等により確認した死亡者を照合することによ
り死因を調査した。
放射線業務上の被ばく線量は、2007 年度(平成19 年度)までの年度別個人線量
を放射線従事者中央登録センターから提供を受けた。
調査対象者のうち、2009 年(平成21 年)3 月31 日までに、男女合計約21 万2
千人の生死を確認できた。残る約6 万5 千人は住所情報を収集できなかった等の理
由により生死を確認できていない。
2.2 解析方法
この放射線疫学調査の解析対象者は、前向きに生死を確認できた男性、すなわち
一旦住民票の写しの交付を受け、その後の生死を確認できた男性約20万4千人で
ある。
解析の対象となった放射線業務従事者について、前向き観察期間(1991 年(平
成3 年)〜2007 年(平成19 年))における、主として悪性新生物の死亡率と放射
線業務上の被ばく線量との関連を検討するため、「外部比較」および「内部比較」を行った。
「外部比較」では、解析対象者の死亡率が、全日本人男性死亡率(20 歳以上85
歳末満)に比べて高いか否かを検討するため、年齢、暦年で調整した標準化死亡比
(SMR)を求めた。SMR は、観察死亡数と、全日本人男性死亡率から算出した期
待死亡数との比である。またSMR が1 に等しいかどうかについて両側検定を行い、
p 値が0.05 未満の場合に有意であると判断した。
なお、外部比較では、放射線被ばくによる発がんの最短潜伏期を考慮しなかった。
「内部比較」では、解析対象者を年度別被ばく線量の累積値(以下、「累積線量」
と略記。)により10、20、50 および100mSv を区切りとする5 群に分類した。年
齢、暦年および最新の住民票の写し等の市区町村にもとづく地域で調整し、累積線
量の増加にともなって死亡率に増加する傾向があるかどうかについて片側検定を
行い、p 値が0.05 未満の場合に有意であると判断した。この場合の期待死亡数は、累積線量群別の死亡率が、線量群を無視した解析対象者全体の地域別・暦年別・年齢5 歳階級別死因別死亡率と同率であるとして求めた。
なお、解析にあたり、非新生物疾患については最短潜伏期を考慮せず、新生物に
ついては放射線被ばくによる発がんの最短潜伏期を、白血病では2 年、その他の新
生物では10 年を仮定した。
部位別悪性新生物については、多数の検定を繰り返して行うと偶然有意となるこ
とが考えられるので、解析対象の16 部位を検定回数とした多重比較(Bonferroni
の方法)を行った。
悪性新生物(固形がん)および非新生物疾患については、喫煙による交絡の可能
性を検討するため、15 ヵ国国際共同研究方法等を参考にそれぞれ喫煙関連疾患、
非喫煙関連疾患に分けて解析した。
3.調査結果
3.1 解析対象者の特性
前向きに観察した解析対象者(男性:203,904 人)の観察人年は222.7 万人年で、
一人当たりの平均観察期間は10.9 年であった。この観察期間内の死亡数は14,224
人、このうち悪性新生物の死亡は5,711 人であった。
また2007 年(平成19 年)12 月31 日現在、解析対象者の平均年齢は54 歳で、
出生年の最頻値は1950 年代であった。
被ばく線量に関しては、一人当たりの平均累積線量は13.3mSv であった。
3.2 外部比較
全死因のSMR(95%信頼区間)は1.01(0.99- 1.03)で有意差は認められなかった。
非新生物疾患のSMR は0.95(0.92- 0.97)で有意に1 より低く、疾患別(10 疾
患)のSMR にも有意に1 より高いものは認められなかった。
慢性リンパ性白血病を除く白血病のSMR は1.00(0.84- 1.18)で有意差は認め
られなかったが、白血病を除く全悪性新生物のSMR は1.04(1.01- 1.07)で有意
に1 より高かった。
部位別悪性新生物(16 部位)のSMR は、肝臓、肺の悪性新生物が有意に1 より
高かったが、他に高いものはなかった。
なお、外因死のSMR は有意に1 より高かった。
3.3 内部比較
累積線量の増加にともなって、慢性リンパ性白血病を除く白血病の死亡率には有
意の増加傾向は認められなかった(p=0.841)。一方、白血病を除く全悪性新生物の死亡率には有意の増加傾向が認められたが(p=0.024)、肺の悪性新生物を除くと有意の増加傾向は認められなかった(p=0.171)。
全死因、非新生物疾患および外因死の死亡率には、累積線量にともなう有意の増
加傾向は認められなかった(全死因; p=0.136、非新生物疾患; p=0.609、外因死;
p=0.087)。また非新生物疾患の疾患別(10 疾患)の死亡率にも、有意の増加傾向
は認められなかった(いずれの疾患もp≧0.05)。
部位別(16 部位)の悪性新生物では、食道、肝臓および肺の悪性新生物の死亡
率に、累積線量にともなう有意の増加傾向が認められた(食道; p=0.039、肝臓;
p=0.025、肺; p=0.007)。また非ホジキンリンパ腫、多発性骨髄腫に有意の増加傾向が認められた(非ホジキンリンパ腫; p=0.028、多発性骨髄腫; p=0.032)。
多重比較法では、これらすべての悪性新生物は有意ではなかった(食道; 調整後
p=0.471、肝臓; 調整後p=0.333、肺; 調整後p=0.106、非ホジキンリンパ腫; 調整
後p=0.365、多発性骨髄腫; 調整後p=0.406)。
喫煙関連の悪性新生物の死亡率には、累積線量の増加にともなう有意の増加傾向
が認められた(p=0.009)。しかし、喫煙関連の悪性新生物から、肺の悪性新生物を除くと有意の増加傾向は認められなかった(p=0.108)。
また非喫煙関連の悪性新生物の死亡率には、累積線量の増加にともなう有意の増
加傾向は認められなかった(p=0.830)。
一方、喫煙関連および非喫煙関連の非新生物疾患の死亡率には累積線量にともな
う有意の増加傾向は認められなかった(各々p=0.369、p=0.808)。
4.考察
4.1 外部比較の結果について
慢性リンパ性白血病を除く白血病の死亡率は、全日本人男性死亡率(20 歳以上
85 歳未満)との有意差は認められなかった。白血病を除く全悪性新生物の死亡率
は、全日本人男性死亡率に比べ有意に高かったが、これは肝臓、肺の悪性新生物の
死亡率が有意に高いことが寄与しているものと考えられ、喫煙、飲酒等の生活習慣
等による影響の可能性を否定できない。
非新生物疾患の死亡率は、全日本人男性死亡率に比べ有意に低く、疾患別(10
疾患)の死亡率においても有意に高い疾患は認められなかった。
非新生物疾患の死亡率を観察期間別にみると、近年では全日本人男性死亡率との
有意差は認められなくなりつつあるが、観察期間を通じた死亡率が有意に低いのは、健康労働者効果の影響が考えられる。また白血病を除く全悪性新生物は、相対的に健康労働者効果の影響を受けにくいことを示唆する結果が示されている。
4.2 内部比較の結果について
慢性リンパ性白血病を除く白血病の死亡率に、累積線量の増加にともなう有意の
増加傾向は認められなかった。
白血病を除く全悪性新生物の死亡率には有意の増加傾向が認められた。しかし、
白血病を除く全悪性新生物から、肺の悪性新生物を除外した場合には、累積線量に
ともなう有意の増加傾向は認められなかった。
また悪性新生物(固形がん)を喫煙関連および非喫煙関連の悪性新生物に分類し
た調査では、累積線量の増加にともなって、喫煙関連の悪性新生物の死亡率に有意
の増加傾向が認められた。しかし、喫煙関連の悪性新生物から肺の悪性新生物を除
外した場合および非喫煙関連の悪性新生物の死亡率には有意の増加傾向は認めら
れなかった。
このようなことから、累積線量にともなって白血病を除く全悪性新生物の死亡率
に有意の増加傾向が認められたのは、喫煙等による生活習慣等の交絡による影響の
可能性を否定できない。
一方、非新生物疾患についても悪性新生物(固形がん)と同様に、喫煙関連疾患、
非喫煙関連疾患に分類して調査したが、双方の死亡率には累積線量にともなう有意
の増加傾向は認められなかった。
喫煙関連の悪性新生物と喫煙関連の非新生物疾患で、死亡率と累積線量との関連
が異なるのは、喫煙による影響(リスク)は、悪性新生物が非新生物疾患より大き
いことに起因していることが考えられる。
食道、肝臓および肺の悪性新生物の死亡率、また非ホジキンリンパ腫、多発性骨
髄腫の死亡率に、累積線量にともなう有意の増加傾向が認められた。
なお、多重比較法では、これらすべての悪性新生物は有意ではなかった。
この放射線疫学調査では、一人当たりの平均観察期間が10.9 年と短いため、こ
れらの悪性新生物の死亡率は、累積線量との有意の関連を偶然示した可能性につい
ても否定できない。特に、非ホジキンリンパ腫、多発性骨髄腫は、死亡数が少なく
不確実性が高いと考えられ、また欧米の放射線疫学調査においても累積線量との有
意の関連を示す事例は多くない。
5.総合評価
第W期調査までの結果を総合して評価すると、以下のことから、低線量域の放射線
が悪性新生物の死亡率に影響を及ぼしている明確な証拠は認められなかったと言え
る。
外部比較では、慢性リンパ性白血病を除く白血病の死亡率は全日本人男性死亡率
(20 歳以上85 歳未満)に比べ差は認められなかった。また白血病を除く全悪性新生物の死亡率は、全日本人男性死亡率に比べ有意に高かったが、生活習慣等の影響の可能性を否定できない。
内部比較では、累積線量の増加にともなう慢性リンパ性白血病を除く白血病の死亡
率に有意の増加傾向は認められなかった。また白血病を除く全悪性新生物および喫煙関連の悪性新生物の死亡率に、累積線量の増加にともなう有意の増加傾向が認められた。しかし、これらの悪性新生物から肺の悪性新生物を除いた場合には、有意の増加傾向は認められなかった。
非喫煙関連の悪性新生物の死亡率に、累積線量にともなう有意の増加傾向は認めら
れなかった。
これらの事実を勘案すると、今回認められた白血病を除く全悪性新生物の死亡率と
累積線量との有意な関連は、生活習慣等の交絡による影響の可能性を否定できない。
6.今後の課題
今回の調査では、平均観察期間は約11 年であり、解析対象者約20万4千人のうち死亡者数は約7%と少ないため、この対象者について観察期間を更に延長する必要がある。また生活習慣等の交絡による影響の可能性を否定できないことが示唆されているため、交絡因子の関与についての調査も必要である。
したがって、低線量域放射線と健康影響について、より信頼性の高い科学的知見を得るためには、今後ともこの放射線疫学調査を継続する必要がある。
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/379.html#c128
記事 [テスト25] Re: テスト Twitter(ツイッター)を始めました(天木直人のブログ)
http://soba.txt-nifty.com/zatudan/2012/05/twitter-2848.html#top
4・26判決後の、このニュースは大きいと思います。天木さんは、原発問題でも、小沢裁判についても、また日米関係についてでも、タイムリーな発言をブログから発信されていました。
雑談日記の4・26判決前日エントリーで書いたように、既に「閉じられた言語空間」はネットによって打ち破られたと思います。ただし、まだ巧妙に分断されていると思ってます。
その一つの例が、「脱原発」と「小沢さんの国策裁判問題」です。デモ参加者を見ると、重なる人達もいますが、大多数のデモ参加者は、年齢層、参加している人の服装、服装から推察されるライフスタイルが違っています。国民運動になり得る怒りが融合して行かないのは、情報の流れが分断されているのではないかと思います。
ただし、この二つの怒りが合流するのは時間の問題と思っています。その理由としては、この「脱原発」と「小沢さんの国策裁判問題」については、共通する大きな部分が2点あるからです。
まず、第一の共通するキーワードは「国策裁判」です。必ず反原発・脱原発側が敗訴すると言う「国策裁判」の歴史がありました。片や「小沢さんの裁判」は正に国策裁判であり、正体不明の検察審査会、田代政弘検事による偽造捜査報告書など司法の闇が広がってます。
第二の共通するキーワードは「マスコミ問題」です。米占領軍の置き土産、クロスオーナーシップからくる弊害、「マスコミ問題」です(大本営発表報道、情報操作、情報隠蔽)。
この二つの大きな共通点があるので、この「脱原発」と「小沢さんの国策裁判問題」はいずれ国民運動として、怒りのうねりが交流していくと思ってます。今迄そうならなかったのは、両者を媒介する論者がいなかったからです。天木さんのTwitter参戦が大きな転機になるのではないかと思います。もう一人のキーパーソンは植草一秀さんと僕は見ています。小沢総理を実現するためにも、植草さんにはTwitterの有用性に気がついて頂きたいと思います。
(以下転載始め)
2012年05月02日
ツイッターを始めました(天木直人のブログ)
http://www.amakiblog.com/archives/2012/05/02/#002263
5月1日よりツイッターをはじめました。
ブログは従来どおり続けますが、当面はブログで発信したい内容を
ツイッターで先鋭的にささやくことにします。
この広がりを通じてあらたな政治の実現を模索します。
(以上転載終り)
SOBA:ブログエントリー中には書いてないですが、天木直人さんのIDは下記です。
@amakinaoto
https://twitter.com/amakinaoto/statuses/197124549664440321
以下、天木さんの記念すべきスタートからのツイートです。(5月1日と2日分。赤字フォント部分はわたくしSOBA)
Twitter始めました。きっかけは今日5月1日の朝日新聞です。ついに朝日新聞がTwitterをライバル視しはじめました。ジャーナリズム精神を忘れた朝日と、Twitterでガチンコ勝負します。
メディアに引き立てられて得意げに話す連中はまず食わせ者とかかってみるに限る。最近の典型は古市憲寿という若い社会学者だ。今の若者は幸福だとやたらに言いまくっている。彼にはバス事故の居眠り運転が小泉新自由主義の犠牲者だという発想は皆無だろう。
ゴールデンウィークの外遊は野田首相一人で十分だと思っていたら玄葉、前原、枝野らがインド、ロシア、カザフスタンと外遊しまくっている。これで消費税増税とはいくらなんでも国民を舐めているんじゃないかと一人ぐらい書いてみろよ、同行記者諸君。
野田首相が泊まったブレアハウスに小泉首相が記帳していたという。「テロと戦え。我々は米国の確固たる味方だ」、と。 おいおい、こんな事を書き残していいのか。よく日本はテロに狙われなかったものだ。野田首相は「テロとの戦いは止めたほうがいい」と上書きせよ。
NHKアナウンサーの堀潤さん。このメッセージを見たら連絡下さい。わたしたちはツイッターでこの国の権力構造を変えたい、平和な市民革命を起こしたいと動き出そうとしています。あなたの勇気と行動力は私たちの希望です。仲間に入ってください。
辻元清美も二股俳優塩谷にメロメロだったと日刊ゲンダイで知った。残念だ。平和の党社民党を見捨てて前原民主党にすりよったあたりからおかしいと思っていたけれど、その後は塩谷だったのか。恋人は憲法9条一人にしていてもらいたかった。
雑談日記の4・26公判前日エントリー。
フジサンケイグループのFNNでさえ記事中「うその捜査報告書の作成が判明した」と、これじゃあ明日の有罪はあり得ないだろう。
まず、FNNニュースから。(クリックすると拡大します)
(以下転載始め)
リンク先で動画が消されるのに備えmp3音声ファイル。
小沢一郎被告、26日判決 無罪の見方支配的も、有罪もあるとの声(FNNニュース、動画あり)
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00221966.html
(略)
(以上転載終り)
表題はイマイチだが、あのフジサンケイグループのFNNに「取り調べをひそかに録音していたことから、検事による、うその捜査報告書の作成が判明した」と、ここまで書かれて、明日大善が有罪を出すなら、それはそれでこの国の言論空間はかなり面白い展開になる。
普通の知能をもった者ならば、この日本に司法の正義・公正があるなど、もう誰も信じなくなるだろう。見せかけの民主主義、デタラメ裁判がまかり通る暗黒裁判、暗黒国家と国民が認識する記念日となる。だから、明日の有罪は本来あり得ない。
FNNまでが報じたのだが、このようにマスコミが報じるようになったのもネットの力が大きい。ネット社会になり、権力者が恣意的にコントロール出
来ない情報空間が生まれたのだ。マスコミが無視しても、「これは」と思う情報は、文章で、また動画で、ネット空間から繰り返し繰り返し伝えられ拡散され
る。川上から川下に水が流れるように、情報は始めのうちはネット利用者に広がるだけだが、次には情報弱者にも伝わるようになる。ウソの話しに騙されている
より、本当の話しの方がうれしいし面白いから当然の流れだ。
今やマスゴミが傲慢に跋扈していた「閉じられた言語空間」など既にない。マスゴミが思いのままに情報操作し、いくらでも健忘症にできると考えてい
た国民なんてのも元々いなかったのだ。マスコミがそう思い込んでいただけで、情報のチャネルがマスコミに独占されていて、国民は無理やりメクラにされ、健
忘症にさせられていただけだ。教育レベルの高い国民をなめるでない、マスゴミ(笑)
今やネットという武器を主権者・国民派は手にした。今ですらかなり大きくなったネット発の「怒り」は、さらに大きな「憤怒」となり利権悪徳ペンタゴンを完全に粉砕するだろう。
(始めに戻る)
今こそ、「主権者は私たち国民」、声をあげよう!!!、
浜岡原発と危険な駿河湾トラフ・南海トラフ
僕たちは知りたい真実の情報を 私たちは信じている情報の力を
@28SOBA 脱米救国 対米自尊 ↓クリックで地図 ↓TBP主権者は私たち国民について
http://www.asyura2.com/12/test25/msg/762.html
コメント [原発・フッ素23] 欧州輸入ジャムから基準超すセシウム(中日新聞) 紺屋高尾 18.
2012年5月03日 05:24:51
:
csu6dWJB3A
======
パイロットやスチワーデスにガンの発症が顕著である、
というデータはどこにも無いのです。
======
いまどきまだこんなことを言っている。悪質な工作員の記事だ。たとえば、
上記の航空機搭乗員の被爆については、各国で問題になっていて、文科省
でも、「航空機における宇宙線防護に関する諸外国の取組みについて」の
調査で取り上げている。
======
一年間の被曝線量1ミリシーベルト以内であれば安全、
という認識は如何なる科学的根拠にもとづいてのものなのありましょうか。
======
年間1ミリシーベルトという数字は国際放射線防護委員会(ICRP)が
その勧告で出した数字だということはよく知られています。しかし、ICRP
にしても、それ以下なら安心だなどとは一言も言っていません。これは、
放射線の利用にも利益があるのだから、1ミリでも害はあるけれど、我慢
しましょう、という数字なのです。ですから、ICRPはALARAの考
え方「すべての被ばくは,経済的及び社会的な要因を考慮に入れながら,
合理的に達成できる限り低く保たなければならない」を提唱もしているの
です。つまり1ミリでも安心ではない。より低くしましょう、ということ。
原子力推進とみられるICRPですら、このくらいのことを言っているのに
なんとレベルの低い記事だろう。工作員だから仕方ないか。笑い。
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/407.html#c18
コメント [議論30] 第二次大戦の敗戦国であるドイツ・イタリアは脱原発をしたが日本はどうするのか? taked4700 03. おどろこ
2012年5月03日 05:38:11
:
Eg0vnv1DLXzGI
:
El4BkJYK8c
ドイツが脱原発になったのは、緑の党が連立政権に入ったから。
ドイツでは「黒い森」が酸性雨の影響で枯れ果ててしまった。これは、当時のドイツ国民にかなりショックだったらしい。それで環境問題が盛んになり、緑の党が結成された。
その後ベルリンの壁が崩壊すると、それまでマルクス主義を信望していた左翼運動家たちは、存在意義を失った。しかし、彼らは、反原発運動にも取り組みはじめていた緑の党に参加した。原発は国家のエネルギー政策の象徴であり、反原発=反体制を意味していたからだ。その頃、チェルノブイリ事故があり、ソ連に近いドイツ国民の原発事故への恐怖が増幅された。その結果、緑の党が地方議会で議席数を伸ばし始めて行った。
そして、緑の党は地方で次第に勢力を拡大し、国政において連立政権を樹立させたのだ。その時に連立政権に入る条件として「脱原発決議」を提案し、決議させたのだ。これが、ドイツの脱原発の歴史。
http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/577.html#c3
コメント [経世済民75] 不可解なTPP反対論 MR 02.
2012年5月03日 06:04:31
:
GgZbHGY9Wp
この人がどういう経歴の人物なのかしらないが、言っていることは俗論もいいところ。
今回の野田訪米で、オバマ大統領が語ったように、日米でテーマとなるのは「牛肉」「自動車」「保険」。
TPPに参加すると、日本はBSE牛肉と、アメリカ本国でもシェアを失いつつあるアメリカ車を押し付けられ、簡保など(米国の保険会社からISDで訴えられて)は廃止になる。
まあ、自動車に関しては、日本は「関税ゼロ」とかいいつつ、事実上の非関税障壁である「軽自動車枠」とか、日本独自のわけのわからない排ガス規制とかやっているので、この機会にそういうものは撤廃してもらいたいが、それをやったとしても、国際競争力の乏しいアメリカ車が日本で売れるはずもなく、それをTPP協議を通じて日本に飲ませようという米国には「自由貿易」の理念などまったくない。
フェアな貿易など、ハナからやる気がない米国を参加したTPPなど、参加する意味があるはずがない。
http://www.asyura2.com/12/hasan75/msg/825.html#c2
コメント [原発・フッ素23] 「狂気の公文書」 新たな発想による事業事例の研究 「南相馬市」経済復興研究チーム作成文書より 宮島鹿おやじ 20. 宮島鹿おやじ
2012年5月03日 06:30:54
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NqHa.4ewCUAIk
:
uyVbPFiJMY
皆さん
コメントありがとうございます。
爺さん
いつも敬意をもってご投稿を拝見させていただいております。
おそらくは、ある意図の貫徹という観点からすれば確かにこの文書は合理的といえましょう。しかし、そんな意図は私にとってはクソ喰らえです。
>障害者が30年から50年の寿命で暮らし、1割ほどの長寿命者が統率する。歴史的にはありふれていませんか。
もしできることなら、そのような世界を作る者に一撃を食らわせたい。今、せめてできることは、その者に向かって「お前は狂っている」というだけですが。
爺さんの今までのご投稿から、私の言っていることなど「いわずもがな」とは思いますが、若気の至りとお許しください。
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/398.html#c20
コメント [原発・フッ素23] 「放射能が怖いのは文系、低所得、非正規、無職」 慶応大学の調査結果 魑魅魍魎男 117.
2012年5月03日 06:45:56
:
3MPlEmSSuY
千年間、放射性物質を完璧に封じ込めつつ原発を使い続けられる確率は0%。
文系でも理系でも経済系でも、良いところなんてない。
地球のマントルよりも深い地底に埋めることも、月よりも遠くへ捨てることもできない放射性物質を臨界点突破するまで増やす原発なんか、愚かとしか言いようがない。
何故、人は正答とは違う選択をするのだろう。
歴史は理不尽なことが多く起きていることを教えてくれるが、その教訓が生かされないとはどういうことだ?
今回は地震だったが、他にも経営破たんや戦争など、管理が滞ることはいろいろ発生する。
人間が原発を維持管理できる年数は1世紀保てばせいぜいなところ。
放射性物質は何万年も放射性物質のまま。
3000年から5000年前の遺跡を古代文明と呼ぶが、その時代の社会システムはとうに失われている。今の社会形態も諸行無常の法則で変容するか滅ぶ。
そうなると原子力関連の施設は100年も絶たず毒を吐く廃墟になる。
1000年も経てば廃墟さえも消滅するが、放たれた放射性物質による呪われた土地が残されるのだろう。
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/366.html#c117
コメント [原発・フッ素23] チェルノブイリ被曝の母娘が語る「放射能との26年の闘い」(日経ビジネス) BRIAN ENO 03.
2012年5月03日 06:46:43
:
csu6dWJB3A
-----設立以降、154人の子どもたちが神経芽細胞腫、肝臓がん、甲状腺がんなどと闘い、亡くなっていった。
母数がわからないので、正確なことはいえないが、たいへんな数だとおもう。
子供では、めったにない病気だし、設立10年で会員数373人の会でこれだけの
死者がでるとは。もともと病気、障害のある子とはいえ。
-----親だけでなく、子どもの世代にも影響が及んでいることが懸念されている。
子供が直接被爆していなくても、親の被爆だけでも子供のガンが増えるのは医学的に
証明されていますから、妊娠以降親が被爆を避け、子供の被爆も避けたとしても影響
は及ぶのでしょう。
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/401.html#c3
コメント [原発・フッ素23] 「狂気の公文書」 新たな発想による事業事例の研究 「南相馬市」経済復興研究チーム作成文書より 宮島鹿おやじ 21. 宮島鹿おやじ
2012年5月03日 06:52:18
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NqHa.4ewCUAIk
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uyVbPFiJMY
地方自治法
第一条の二 地方公共団体は、>住民の福祉の増進を図ることを基本として、地域における行政を自主的かつ総合的に実施する役割を広く担うものとする。
地方公務員法
(服務の根本基準)
第三十条 すべて職員は、全体の奉仕者として公共の利益のために勤務し、且つ、職務の遂行に当つては、全力を挙げてこれに専念しなければならない。
(法令等及び上司の職務上の命令に従う義務)
第三十二条 職員は、その職務を遂行するに当つて、法令、条例、地方公共団体の規則及び地方公共団体の機関の定める規程に従い、且つ、上司の職務上の命令に忠実に従わなければならない。
(信用失墜行為の禁止)
第三十三条 職員は、その職の信用を傷つけ、又は職員の職全体の不名誉となるような行為をしてはならない。
地方公務員
(降任、免職、休職等)
第二十八条 職員が、左の各号の一に該当する場合においては、その意に反して、これを降任し、又は免職することができる。
一 勤務実績が良くない場合
二 心身の故障のため、職務の遂行に支障があり、又はこれに堪えない場合
三 前二号に規定する場合の外、その職に必要な適格性を欠く場合
四 職制若しくは定数の改廃又は予算の減少により廃職又は過員を生じた場合
2 職員が、左の各号の一に該当する場合においては、その意に反してこれを休職することができる。
一 心身の故障のため、長期の休養を要する場合
二 刑事事件に関し起訴された場合
(懲戒)
第二十九条 職員が次の各号の一に該当する場合においては、これに対し懲戒処分として戒告、減給、停職又は免職の処分をすることができる。
一 この法律若しくは第五十七条に規定する特例を定めた法律又はこれに基く条例、地方公共団体の規則若しくは地方公共団体の機関の定める規程に違反した場合
二 職務上の義務に違反し、又は職務を怠つた場合
三 全体の奉仕者たるにふさわしくない非行のあつた場合
地方自治法
第十二条
2 日本国民たる普通地方公共団体の住民は、この法律の定めるところにより、その属する普通地方公共団体の事務の監査を請求する権利を有する。
第十三条
1 日本国民たる普通地方公共団体の住民は、この法律の定めるところにより、その属する普通地方公共団体の議会の解散を請求する権利を有する。
2 日本国民たる普通地方公共団体の住民は、この法律の定めるところにより、その属する普通地方公共団体の議会の議員、長、副知事若しくは副市町村長、選挙管理委員若しくは監査委員又は公安委員会の委員の解職を請求する権利を有する。
3 日本国民たる普通地方公共団体の住民は、法律の定めるところにより、その属する普通地方公共団体の教育委員会の委員の解職を請求する権利を有する。
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/398.html#c21
コメント [原発・フッ素23] 「狂気の公文書」 新たな発想による事業事例の研究 「南相馬市」経済復興研究チーム作成文書より 宮島鹿おやじ 22. 宮島鹿おやじ
2012年5月03日 06:53:36
:
NqHa.4ewCUAIk
:
uyVbPFiJMY
日本国憲法
第3章 国民の権利及び義務
第11条 国民は、すべての基本的人権の享有を妨げられない。この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利として、現在及び将来の国民に与へられる。
第13条 すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。
第15条 公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利である。
2 すべて公務員は、全体の奉仕者であつて、一部の奉仕者ではない。
3 公務員の選挙については、成年者による普通選挙を保障する。
4 すべて選挙における投票の秘密は、これを侵してはならない。選挙人は、その選択に関し公的にも私的にも責任を問はれない。
第17条 何人も、公務員の不法行為により、損害を受けたときは、法律の定めるところにより、国又は公共団体に、その賠償を求めることができる。
第18条 何人も、いかなる奴隷的拘束も受けない。又、犯罪に因る処罰の場合を除いては、その意に反する苦役に服させられない。
第19条 思想及び良心の自由は、これを侵してはならない。
第21条 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。
2 検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。
第25条 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
2 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/398.html#c22
記事 [自然災害18] 震度7の東京湾北部地震が発生すると赤坂のビルや山手線、アメ横が倒壊する (週プレNEWS) 震度7の東京湾北部地震が発生すると赤坂のビルや山手線、アメ横が倒壊する
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120502-00000304-playboyz-soci
週プレNEWS 5月2日(水)22時32分配信
大型連休が始まったばかりの4月29日19時28分、千葉県北東部を震源とするM5.8の地震が発生、千葉県旭市で震度5弱を記録したほか、都内でも震度3の揺れとなった。さらに数時間後の30日0時2分には、岩手県沖を震源とするM5.6の地震も発生。いまだ巨大地震への警戒は続いている。
現在、懸念されているのが首都直下地震「東京湾北部地震」だ。平成18年度の時点では「6強」と想定されていた震度を、東京都は4月18日、震源が以前の想定より10kmほど浅いとし、「7」になる可能性があると発表した。いったい震度6強と7では、どれほど被害状況が違うのか。
見直しを行った文部科学省の研究チームによると、木造建物の全壊戸数は震度6強で16万棟、震度7で39万棟に上る。震度が1段階上がれば、その破壊力は約2.4倍にもハネ上がることになる。防災・危機管理ジャーナリストの渡辺実氏が語る。
「首都圏には旧耐震基準の古い建物が全体の4分の1くらい残っていて、震度6強で壊れてしまう。それが16万棟。震度7になると、さらに23万棟が全壊する。これは新耐震基準の建物でも全壊することを意味する」
全壊39万棟というのは、あくまでも木造の建物だけの数字。それでは、コンクリートのビルならどうか。
「残念ながら17年前の阪神・淡路大震災のときには、コンクリートのビルが基礎からズレて崩れ落ちてしまった。港区赤坂には旧耐震の中低層ビルが 5割以上を占めています。そんな古いビルがバタバタ倒れてしまう危険性がある。しかも隣接するビルが壁となり、道路側に崩れ落ちてくる」(災害・危機管理アドバイザーの和田隆昌氏)
さらに、古い商店街のアーケードも危険だ。
「強度の低い建物の上に載せているので耐震基準などなく、阪神・淡路のときも神戸市の三宮や長田のアーケードは一瞬にして崩れ落ちてしまった」(和田氏)
また、東京の大動脈といえる山手線の高架を支えているのは古い石積みやレンガの柱。しかも上野御徒町間の高架下の「アメ横」には約400店が密集している。
「高架線の柱が崩れれば、『アメ横』もグシャリと潰れてしまう。そんな危険な柱が6700本以上も山手線を支えている」(和田氏)
結局、首都圏で震度7でも持ちこたえられる建物は、最新の免震技術を駆使した超高層ビルぐらいなのか。
「超高層ビルは施工管理も品質管理も厳しく一般の建物よりもはるかに強い構造ですが、3・11を経験して免震技術の核となるゴムにダメージが残り“体力”が落ちている。そこへ震度7がくればどうなるかはまったく未知数」(渡辺氏)
東京都は「東京湾北部地震」の死者数を約9700人と想定しているが、これが甘い見通しでないことを祈るばかりだ。
(取材/鈴木英介)
http://www.asyura2.com/12/jisin18/msg/299.html
コメント [原発・フッ素23] パソコン5台、ウイルス感染か=外部サイトと通信 〜 原子力安全基盤機構 - Yahoo!ニュース・時事通信 千早@オーストラリア 01.
2012年5月03日 07:10:05
:
csu6dWJB3A
サイバーテロの危険性というのは、原発の潜在的危険のなかでも特に重視しなくては
ならないものでしょう。
ある国がほかの国を攻撃しようとおもっても相当の覚悟がなければ、通常の攻撃は
なかなかできない。ところが、サイバーテロなら、証拠があがらない可能性がおおき
い。それでいて原子力発電所への攻撃なら、原爆攻撃いじょうの打撃を与えることが
できる。
サイバーテロは、およそ想定外の攻撃になる可能性がほとんどで、防衛は非常にむず
かしい。ドラマにあるようなハッキングばかりとはいえない。たとえば、資金力があ
れば、原発の制御系に発見されえない部品(ソフト入り)を組み込むことも可能
(保安関係者の買収等で)。だからシステムが通信網と切り離されていてもテロは
可能です。
しかし、どんな場合でも、まずは情報収集ということで、ウィルス等でインター
ネット接続をしているPCから攻撃すると考えられます。今回の事件がこういう
事情によるものでないことを祈ります。
言い古されたことですが、サイバーテロの観点からも原発の危険性は大きいといえます。
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/410.html#c1
記事 [経世済民75] 厚生年金未加入事業所は全国87万社 徴収漏れ10兆円規模か (週刊ポスト) 厚生年金未加入事業所は全国87万社 徴収漏れ10兆円規模か
http://www.news-postseven.com/archives/20120503_104633.html
週刊ポスト 2012年5月4・11日号
厚生年金の未加入問題は深刻だ。厚生年金に加入せず、国に保険料を納めていない事業所は全国で87万社。その徴収漏れ額はざっと10兆円に上ると推計されている。
「法律上は必ず加入しなければならないわけですから、黙認してきた厚労省は怠慢です。ようやく厚労省は加入指導に応じない事業所の名前を公表する方針を打ち出しましたが、それで加入逃れが激減するとは思えません」(社会保険労務士・北村庄吾氏)
有効な解決策ははっきりしている。民主党が掲げる「歳入庁」の創設である。
民主党の勉強会で歳入庁の重要性を説いてきた元財務官僚の高橋洋一・嘉悦大学教授が語る。
「旧社会保険庁(現・日本年金機構)と国税庁を統合して歳入庁を作れば、税金だけを納めて保険料は払わないということはできなくなりますから、保険料徴収漏れを一気に解決できます。加入逃れを防げるだけではなく、野田政権が社会保障財源のためといっている増税がなくても10兆円の社会保障財源を確保することもできるのです」
だが、歳入庁設置は進んでいない。財務省が絶対反対の立場を取り、設置を阻んでいるからだ。
「巨大な税務調査権を持つ国税庁は、財務省の『裏権力』の源です。これまで国税庁の幹部は財務省のキャリアで占められ、政治家でも民間人でも、財務省の政策に反対する人は税務調査という伝家の宝刀で恫喝されてきました。歳入庁創設はその権力を奪うことになる。だから絶対に阻止したいのです」(高橋氏)
国民の老後より役人の利権が優先されているのだ。
http://www.asyura2.com/12/hasan75/msg/827.html
コメント [原発・フッ素23] 「狂気の公文書」 新たな発想による事業事例の研究 「南相馬市」経済復興研究チーム作成文書より 宮島鹿おやじ 23. 宮島鹿おやじ
2012年5月03日 07:13:29
:
NqHa.4ewCUAIk
:
uyVbPFiJMY
公務員は等しく全体の奉仕者であり、特定個人、ましてや外国人の利益に奉仕するのではない。公務員は法令及び適切な上司の命令に従う義務がある。しかし、上司の命令が違法である場合は従う義務はない。上司に「あいつを殺して来い」といわれても従う義務はない。そして、すべての法律の基準となる日本国憲法には日本国民全員が等しく個人としてその生命・健康が尊重されるとある。この規定を受けて地方自治法の総則には、「地方自体は住民の福祉を目的とする」とある。
こういった観点から、この「研究チーム」の文書を見ると、明らかに、
日本国憲法違反
地方自治法違反
である。
さらに、地方公務員法によれば、「心身の故障」「非行」があった者に対しては、分限・懲戒処分が可能であり、なおかつ、住民は地方自治体の事務に対し監査請求を行え、さらには、議会の解散、長の解職を請求する権利がある。
南相馬市住民は速やかに、この「狂った文書」を作成した担当者を「心身の故障」を理由に処分することを長に要求すべきである。
というよりも、この文書の作成・公表を裁可した市長そのものの解職を求めるべきである。
これは法に認められた人民の権利である。
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/398.html#c23
記事 [原発・フッ素23] 放射線被曝の簡単なリスク分析 (オリーブの声) 放射線被曝の簡単なリスク分析
http://www.olivenews.net/news_30/newsdisp.php?n=127110
2012/05/02 18:50 オリーブの声
今回は、放射線被曝のリスクについて少し詳しく述べておきたい。
現在、日本政府が採用しているのはICRP(国際放射線防護委員会)であるが、その基になっているのは広島・長崎の原爆生存者の疫学研究である。理由は、原爆が投下されたのが1945年なのでその後長期間にわたり追跡調査した結果であるというのがその背景になっている。
放射能影響研究所が1950年に追跡を開始した寿命調査(LSS)集団を2003年まで追跡した結果、総固形がん死亡の過剰相対リスクは被曝放射線量に対して全線量域で直線の線量反応関係を示し、閾値は認められず、リスクが有意となる最低線量域は0−0.20Gyであったとしている。また、がん以外の疾患では、循環器疾患、呼吸器疾患、消化器疾患でのリスクが増加したが、放射線との因果関係については更なる検討を要するとしている。
原爆被爆者の死亡率に関する研究、第14 報、1950−2003、がんおよび非がん 疾患の概要
http://bit.ly/AiRk1u
表1:10mSv全身被曝リスク(ゴフマンの場合)
http://www.olivenews.net/news_30/rimg/127110_ins1.jpg
ERRとは、相対リスク(ある健康影響について、性、年齢などを一致させた対照群と比較して被曝群のリスクが何倍になっているかを表すもので、相対リスクが1であれば、放射線被曝はリスクに影響を及ぼしていないということを意味する。)から1を引いたものである。つまり過剰分のリスクを示している。
この表にある「線形の場合」と「上に凸の場合」はまさに低線量被曝に関する論争の焦点となっていて、ICRPやBEIR-7では直線関係を、ゴフマン博士やブルラコーワ博士らは上に凸を主張している。
従って本紙は、後者を支持しているが、リスクモデルを算出する場合は併記するかたちをとっている。
表2は放影研のプレストンらによるリスクモデルである。
表2:10mSv全身被曝リスク(プレストン(2003) の場合)
http://www.olivenews.net/news_30/rimg/127110_ins2.jpg
ゴフマンとプレストンのリスクモデルを比較した場合、線形モデルでの算出に大きな差異が両者に無いことが分かる。ゴフマン博士の疫学が放影研モデルと異なるのは、単にリスク評価の基になる線量−反応関係が異なるだけであると理解できる。
ここで最も注視すべきことは、幼児や子どもそして思春期までのリスクがどちらにしても高いことにある。
現在、厚生労働省は幼児向け食品の規制値を下げたが、文部科学省は、子供向けの線量基準を20ミリから下げておらず、ICRPを含むこのリスクモデルに対する説明が必要である。
なおがん死数は、左にあるERRから算出されたものなので、単純にこのERRを比べれば、年齢毎のリスクが分かる。
このリスク評価は、広島・長崎の原爆生存者の疫学研究が基なので、自治体と議論する時にも使える。
本紙は、直線関係に内部被曝リスクはより高いと評価し、やはり低線量領域で、それが線量−反応関係を押し上げることから、上に凸となることを支持している。
以上
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/419.html
記事 [社会問題8] 中国人が運転手=バス事故(上信越ハイウエーの入り口が読めなかった?) http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/
今回のバスの事故では、運転手の居眠りが原因と言われていますが、そもそもこの運転手は日本語が完全に理解出来ていない中国人と報道されており、これでは事故が起こっても仕方ない状態だったかも知れません。
人件費が安い中国人を採用したのでしょうが、人の命を預かる運転手に、インターチェンジの名前がわからない中国人を採用する方が悪いと言えます。
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中国出身の河野容疑者「ICの名前分からない」
読売新聞
群馬県藤岡市の関越自動車道で起きたバス事故で、自動車運転過失致死傷容疑で逮捕された運転手河野化山(かざん)容疑者(43)(千葉市中央区新宿)が「事故の瞬間はうとうとしていた」と供述していることが県警への取材でわかった。
なぜ居眠り運転につながったのか、県警は事故前の行動などを調べている。
県警幹部らによると、河野容疑者は、4月29日未明に事故が起きるまでのルートについて、出発地のJR金沢駅前から一般道を経て、富山県のJR高岡駅前でさらに客を乗せた後、「高岡駅から一番近いインターチェンジ(IC)で高速に乗った」と説明している。出発から事故までの約6時間半の間に、「15分ずつ計3回休憩した」「最初は、高岡から一番近い休憩所に入った」とも供述。しかし、利用したICや休憩場所については「名前は分からない」と話しているという。
http://www.asyura2.com/10/social8/msg/648.html
記事 [原発・フッ素23] 仏原発に環境保護活動家が侵入=大統領候補に危険伝えたい 仏原発に環境保護活動家が侵入=大統領候補に「危険伝えたい」
2012/05/02 JIJICOM
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012050200864
【パリ時事】フランス東部ビュジェにある原発に2日朝(日本時間同日午後)、環境保護団体グリーンピースの活動家が侵入する騒ぎが起きた。活動家はすぐに取り押さえられた。仏電力公社(EDF)によれば、原発の運転に問題はないという。
地元憲兵隊の話として仏メディアが報じたところでは、活動家はドイツ国籍。エンジン付きパラグライダーで上空から原発施設に侵入し、発煙筒をたくなどした。誘導役を務めたとみられる別の活動家も、敷地の外で身柄拘束された。
グリーンピース・フランスはAFP通信に対し、6日に決選投票が行われる仏大統領選の2候補に「原発に飛行機が墜落するなどの危険性を伝えたかった」と話している。同団体は昨年12月にも、仏国内で複数の原発に侵入し、原子炉建屋の屋根で横断幕を掲げるなどしている。(以上転載終了)
(以下感想)
グリンピースやシーシェパードなどのテロ環境団体に、資金援助や助言を行っているのは、アメリカを中心とした食肉輸出国の畜産団体や飼料穀物輸出団体のロビイストたちだ。自分たちの利権確保と利益のためには、何をやっても許されるという危険思想が根底にある。許してはならない。
ちなみに、日本の国家転覆を狙っている統一教会や創価学会は、自組織で有する特命テロチームに、原発とガソリンスタントを狙ったテロ攻撃をシミュレーションさせているという。
平和ボケしている防衛庁や警察庁は、小沢や北朝鮮のことより、国家や自分の家族を守るために、現実を見つめ直すべきだ!!
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/420.html
コメント [原発・フッ素23] 東日本大震災:福島第1原発事故 漁師「去年より苦しい」 セシウム厳格化、水揚げ自粛拡大 /宮城 (毎日新聞) 赤かぶ 02.
2012年5月03日 08:02:23
:
ZaQMqN6c76
西日本居住者だが、東北地方の産物は遠慮している。というか、スーパーにも出回っていない(仕入れても売れないのだろうね)。
東電が生産者の被害を補償するのは当たり前だが、それが回りまわって電気料金や税金に転嫁される、となると、その巧妙で奇妙な仕組みに唖然とさせられる。
原発推進派の身銭を切れせるようにする仕組みが必要だ。彼らは原発によって莫大な利益を上げたのだから、それを吐き出させる仕組みが必要だ。
利益は一部特権者に、補償は全国民にでは、不公平この上ない。
これは消費税にも言えることだ。
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/414.html#c2
コメント [原発・フッ素23] とうとう言っちゃった武田先生・・・でもそれが現実 (がんばれ福島原発!) 赤かぶ 56.
2012年5月03日 08:19:05
:
f9eTUDD2Nw
>54
説得力のある文章だと思います。
あなたのご意見なのか、どこかの記述を持ってきておられるのか分かりませんが、分からない点があるので、もしご存じでしたら教えてください。
ストロンチウムなどの放射性物質の降下に関して、
>文部科学省は事故が起きる前から国内で検出されたこれらの物質に関するデータを公表しています。
もしご存じでしたら、そのような過去のデータを閲覧できるサイトを教えてください。自分の眼で確かめてみたいです。
>>50年前の降下量は、現在の1000倍にもなります。
福島事故前と50年前との比較だと思いますが、その当時の降下量は具体的にどのくらいだったのでしょうか。当時排出された総量と福島の総量、日本の国土に降下した総量など、もし分かるとありがたいです。
また、横浜市の堆積物は50年かかって自然濃縮された物かも知れません。それと現在の福島とは単純に比較できないと思うのですが。
文章を読ませていただいての疑問点です。
文章にケチを付けるつもりはありませんが、「現在の1,000倍」という表現が「福島(からの降下物)の1,000倍(の降下が日本であった)」とも受け取れるような表現なので、ちょっと疑問をぶつけさせていただきました。
どなたかご存じの方でも結構です。教えてください。
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/378.html#c56
記事 [日本の事件30] 670qは大阪TDL間の距離だった。(日々雑感) 670qは大阪TDL間の距離だった。
http://km2295.iza.ne.jp/blog/entry/2675084/
2012/05/03 08:12 日々雑感
一人乗務が許される距離とされていた670qの根拠が明らかになった。大阪と浦和のディズニーランドの距離が670qだという。つまり国交省が定めた一人乗務の限界は人間工学に基づく安全性の確保できる基準に従ったものではなく、ツアーバスでドル箱を一人乗務で賄うの最大営業利益確保のための基準だったようだ。
国交省官僚は業界の要請に従って670q基準を定めたのだ。総務省は07年2月に起こった大阪スキーバス27人死傷事故をうけて、運転手から聞き取り調査した結果、一人乗車の限界を500qを前後として670q基準を見直すように10年に国交省に求めていたという。
官僚たちの無責任な「省益あって国益なし」を地で行く体質から、総務省の勧告は生かされず重大事故を招いてしまった。金沢からTDLまで510qのため、もし国交省が一人乗務基準を総務省の要請通り670qから改めていたら起こっていなかったかも知れない。
一人乗務を670qまでと定めた根拠が大阪とTDLとの距離だからというのなら、その基準を定めた当時の国交省の担当者や決済を下した責任者たちを国会に招致して説明を求めなければならないだろう。一つの基準が業界の最大利益擁護のために定められては、乗客の安全をどのように考えているのか、官僚の見解を聞かなければならないと思うのは国民の素朴な疑問だ。
http://www.asyura2.com/11/nihon30/msg/251.html
記事 [憲法3] 正論 憲法と私 駒沢大学名誉教授・西修 現実離れの「ごっこ的」解釈排せ (産経新聞) 【正論】憲法と私 駒沢大学名誉教授・西修 現実離れの「ごっこ的」解釈排せ
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120503/plc12050303220004-n1.htm
2012.5.3 03:20 産経新聞
私が大学に入ったのは、60年安保の年である。構内には、「安保反対」のデモの列が渦巻き、日米安全保障条約の改定はわが国を戦争に巻き込み、平和憲法に違反するという雰囲気がみなぎっていた。私にとって、憲法の研究へと向かう最初の契機となった。
≪国の安全と秩序正面に据えず≫
大学院に進み、本格的に憲法の勉学に勤しんでから半世紀になろうとしている。その間、学界の主流派になじめなかった。なぜか。当初、左翼的、観念的学説が中心だったことが影響したのは事実である。自衛隊は憲法違反であり、改憲などはもってのほかというのが、憲法学者の大勢であった。
憲法学は本来、憲法解釈、憲法思想、憲法史、比較憲法、憲法政策などを包摂する学問であるはずだ。だが、戦後の憲法学は、憲法学イコール憲法解釈という構図を形成してきた。しかも、その解釈は、個人の人権を中心に組み立てられ、国の安全や公共の秩序を真正面に見据えたものではない。
自分たちの世界でしか通用しない「ごっこ的」解釈が通説とされてきて、解釈が社会の現実から遊離しているとしても、それは社会がおかしいのであって、社会が憲法に合わせるべきだという憲法至上主義が支配的だったといって過言ではない。その結果、現実社会の中で解決を見いださなければならない最高裁判所の判決に、そう影響を及ぼすこともなかった。
憲法公布50周年を記念して開かれた日本公法学会の講演で、東京大学教授から最高裁判所判事に転じた伊藤正己氏はこう語った。
「民商法、刑事法などの領域では明治以来今日まで、学説と判例は一般的に手を携えて解釈法理を発展させてきた。ところが、憲法の領域では学説と判例の落差が相当に大きいように思われる。率直にいって、民刑事法の領域に比較して、憲法判例の場合に裁判官を指導する力に乏しい気がした」
15年を経た今も、憲法学説と最高裁判所の判例との関係に基本的な変化が生じたとは思われない。
≪文民条項の導入過程に興奮≫
私が日本国憲法の成立過程と比較憲法の研究に深入りしたのは、日本国憲法の原点を探り、そこから憲法解釈の糸口を見つけることができるのではないかと思ったのと、各国憲法の現状と傾向を知り日本国憲法のありようを考える縁(よすが)にしたいと考えたからである。
憲法の成立過程を調べていて、第66条2項(「内閣総理大臣その他の国務大臣は、文民でなければならない」)の導入過程を明確に示す2つの資料を発掘したときの興奮は、今でも忘れられない。
1つは、英国国立公文書館で極東委員会の文書を調査中に目に飛び込んできた、いわゆる芦田修正を受けた会議の要録である。中身は、芦田修正によって自衛のためならば軍隊が保持できると解釈されるようになった→そうすれば軍人が誕生し、かつてのように軍人が大臣になって軍部支配(ミリタリー・コントロール)の恐れが生じる→そのような事態を阻止するために、国務大臣をシビリアンとする条項(文民条項)を憲法に入れるよう連合国最高司令官に勧告すべきだというものであった。
もう1つは、アメリカのマッカーサー記念館で見つけた、陸軍次官補のピーターセンがマッカーサー宛てに送った至急電文である。それは、極東委員会の決定を受けてマッカーサーに対し、現在、審議中の議会に文民条項の導入を促すよう指示する趣旨であった。
こうして、いわば強制的に日本国憲法に文民条項が入れられた。2つの資料を突き合わせると、芦田修正と文民条項との不可分の関係が明らかになった。そして、そのことは、第9条の解釈にあたっては、芦田修正を前提にしなければ正しい答えを導くことができないという根拠を意味していた。
≪あるべき憲法像語る時がきた≫
比較憲法の視点から、全世界の憲法典を対象に研究していると、日々、新たな発見に遭遇することができる。新憲法といわれている日本国憲法は今や、古い方から14番目であること、60年以上も無改正の憲法は日本国憲法以外に存在しないこと、平和主義条項を設定している憲法典は優に80%を超えること、一方で、国家緊急事態対処規定を設けている憲法もそれ以上の数に上ること、人権では環境条項やプライバシー、統治機構では政党条項の編入はほぼ共通の現象になっていること、近年の傾向として財政均衡条項導入のための改正が多くの国で見られること等々。これら各国憲法の動向は、わが国における憲法改正論議で大いに参考にすべきだと思われる。
今の時代、憲法学者に求められているのは、存在(ザイン)を対象とする憲法解釈だけでなく、当為(ゾルレン)としての、あるべき憲法像を語ることではなかろうか。多くの憲法学者が、憲法学界を覆っている偏狭な殻を打ち破り、自らの研究成果に基づいて「国のかたち」としての憲法論を語ることを期待しているのだが。(にし おさむ)
http://www.asyura2.com/09/kenpo3/msg/374.html
コメント [経世済民75] バーナンキ議長の指摘は正しい (日刊ゲンダイ) 赤かぶ 05.
2012年5月03日 08:48:00
:
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FRBがどんなに紙幣を増刷しても、企業や個人世帯がカネを借りてくれないので、銀行がFRBに対する過剰準備の積み増しをしているのだ。さらに、民間投資家があまり買ってくれないので、財務省が発行したアメリカ国債をFRBが買うという究極のタコ足金融もやっている。でも、それもそろそろ限界に来ているような気がする。
2011年8月時点でアメリカ10年物国債は2%割れ直前という状態だった。その頃でさえ、異常な低金利と大騒ぎしていたわけだ。その後あっけなく2%台を割り込んでいる(2012年5月3日の5時14分で1.9277%)。
一般論としては、金利は高いより低い方が健全だ。でも、あまりにも低くなりすぎると、それでは金融政策で景気を刺激できなくなる。言い換えれば、中央銀行がいくら金利を下げてもカネを借りに来る民間企業や個人が少ないので、いつまでたっても経済全体に十分な量のカネが循環しない、すなわちデフレということになるわけだ。
この「あまりにも金利が低くなってしまって、もっと景気を刺激するために金利を下げたいと思っても、マイナスにはできないから金利を下げる余地がない」という状態のことを、経済学では「流動性の罠」と呼んでいる。
現下のアメリカ経済の不調がすでにデフレ状態に突入しかけていると勘定しても、20世紀以来、アメリカではデフレ期はたった3回しかなかった。日本は1990年代以来、穏やかなデフレが続いている。その日本とアメリカのデフレ期で、10年物国債の金利がどれほど大幅に下がったのかを見ると、いくつかの意外な事実が判明する。
まず、1930年代大不況期の10年物国債の金利の低下は、4%ポイント未満の穏やかなものにとどまっていた。じりじりと下げ続けて、アメリカの10年物国債が史上最低金利を記録したのは、1945年末、第二次世界大戦が終わってからのことだった。
また、1990年代の日本の場合、10年物国債の金利の大幅下落局面は1997年末くらいまでで終わった。その後は、じりじり下がってはいるが、基本的に0.9%〜1.2%の間で非常に安定している。
それに比べて、今回のアメリカの10年物国債の金利は、ピークを打ってから丸11年以上も下がり続け、その間に6%ポイントも下がっている。それなのに、まだ延々と下げ続けていて、まったく下げ止まりの気配がないのだ。
この金利低下傾向は、今のところ世界中の安全志向の強い資金を吸収することで、大きな混乱の原因にはなっていない。特に、史上初のアメリカ国債の格下げという大きなニュースがあったにもかかわらず、その後むしろアメリカ国債の価格は上がり(金利は下がり)、危機の時代にはいかに安定した利回りを確保できる金融商品の需要が高まるかを示している。逆に、持っているだけでは価格上昇も配当も自動的に期待できるものではない、株のようなリスク型の金融商品は、危機の時代には弱いわけだ。
では、問題はいつまでこの超低金利状態が続くのかということだ。日本でももう12〜13年続いているから、アメリカでも大丈夫だろうということにはならない。同じように低い名目金利でといっても、それをめぐる経済環境が日本とアメリカではあまりにも違うからだ。
まず、日本は経済全体がだいたい年率0.3〜0.5%の穏やかなデフレとなっているので、日本の10年物国債の0.9〜1.2%の名目金利は、実質ベースでは1.4〜1.8となり、決して低すぎる金利ではない。むしろ、実質ベースでは高金利だと言ってもいいだろう。だからこそ、日本国債の新発債はだいたい3〜5倍くらいの応募があって、市場での吸収に何の不安もないという状態が続いている。
一方、アメリカの10年物国債の2.0〜2.2%というのは、アメリカ政府が公式に発表している、かなりうさんくさいインフレ率でも、ぎりぎり実質金利がプラスになるかならないかという水準だ。シャドウ・ガバメント・スタティスティックスという民間団体が1980年代以前とまったく同じ方式で算出したインフレ率で計算すると、実質金利はもうマイナスになっている。つまり、長期間持てば持つほど金利を稼げるどころか、持ち出しになってしまう投資対象だということだ。
アメリカ国債の需要のだいたい3〜4割は、海外の投資家になっている。彼らにとっては、まず国内のインフレで実質金利はゼロから若干のマイナス、そのうえ慢性的なドル安で為替でもやられるということになったら、アメリカ国債を持つ理由はまったく見い出せなくなる。そういう意味でも、今のアメリカの10年物国債の低金利は、嵐の前の静けさという感が強いのだ。
http://www.asyura2.com/12/hasan75/msg/804.html#c5
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