小沢不当裁判を糾弾する集会に1200人
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2012/4/21 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
「裁判官は法に基づいて判決を出しているのか」
小沢裁判の判決を26日に控え、きのう(20日)、都内で「STOP! 権力の暴走」国民大集会―小沢一郎政治裁判の不当判決は許せない―が開かれた。50〜60代を中心に、北海道から沖縄まで全国から1220人が集結。元参議院議員で日本一新の会代表の平野貞夫氏、評論家の小沢遼子氏など10人以上の識者が、約2時間にわたり激論を繰り広げた。
評論家の宮崎学氏は、「疑わしきは罰する」最近の裁判のあり方をこう批判した。
「裁判官に確認したいことがある。あなたは法に基づいて判決を出そうとしているのか、既成メディアによってつくられた空気に基づいて出すのか。法に基づくのが裁判官のはずです。ところが雑になってきている。とりわけ(元小沢秘書の)石川さんの裁判の時に使われた“推認”に基づく判決。推認なら有罪にしないのが、法曹界の道理です」
現職警官として初めて警察の裏金問題を内部告発した元愛媛県警巡査部長の仙波敏郎氏は「秘書があの程度の証拠で有罪になるなら日本の警察は苦労しない。だって証拠なしで有罪ですよ。私の捜査の経験からすれば小沢さんは無罪です」と訴えた。
「これ以上にひどいものはない。戦後政治の中で最大の暗黒裁判です」と言ったのは、元外交官の天木直人氏。
「私は小沢さんは無罪だと思っていますが、無罪判決の時こそ、行動を起こさなければならない。今回の裁判では、いろいろな疑惑が出ている。(例えば)検察審査会は存在しなかったのではないか。関係者にも会いましたが、これが事実ならすべてひっくり返る。証人喚問でもなんでもいいから、政治家が行動を起こして欲しい」
集会の最後には、1200人が総立ち。「小沢議員に対する不当判決は許さないぞ!」などとシュプレヒコール響いた。