4月20日 小沢一郎政経フォーラムに出席して、小沢さんの国を憂うる思いに心打たれる。
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2012/04/20 22:50 かっちの言い分
今日は、昨日のブログでも予告したように、新幹線に乗って小沢一郎の政経フォーラムに出向いた。前回は用事があって出席出来なかったので、久しぶりである。石川議員が水谷建設の社長から喫茶店で5000万円を受け取ったという、いわくつきのANAインターコンチネンタルホテルである。
前半は、BS報道局長である鈴木哲夫氏の講演会であった。『民主主義の原点にもどれ!』という題で講演した。小沢氏が唱えている政治について述べたのだが、非常に示唆に富んだ内容であった。自分は小沢氏のシンパではないと断わっていたが、ジャーナリストの中では一番小沢氏の本質を理解しているのではないかと思った。これは明日の記事で述べる。
読売新聞が早速、このフォーラムの内容をつまみ食いをしている。これを読めば、小沢氏は単に要職が欲しいと思ってしまう。
もう一度最後の奉公…小沢氏、要職復帰目指す?
民主党の小沢一郎元代表は20日、東京都内のホテルで開いた自身の政治資金パーティーで、26日に控えた政治資金規正法違反事件の判決について、「皆さんの真心が通じ、天に声が届いて、もう一度最後のご奉公ができるようにしたい。はっきりしたら、ますます頑張りたい」と述べた。
小沢さんは、要職がほしいのではない。本当に日本を思って述べている。読売新聞が引用している第二部の懇親会冒頭の挨拶について、出来るだけ思い出して書いた。最後のくだりでは、小沢さんの心を打つ言葉に、思わず目がうるうるしてしまった。これを読めば、読売新聞の記事と全く違った思いを抱くだろう。
(略)
(今回)大臣が交代するとなると、野田内閣で5人となり、異例な状態である。これでは国民の信を無くす。民主党政権は、あと最大で1年半しかない。まだ1年半あるともいえる。野田執行部がもう一度思い起こして心を新たにして取り組めば、国民の皆さんもまた支持してくれると信じて、希望を捨てずに努力したいと思っている。
旧体制から批判され、批判に耐えて、攻められながらも、先頭に立って訴えて勝ちえた政権で、誰よりも誰よりも民主党政権を本当に皆さんに支持してもらえるようにしたいという思いは、誰よりも強い訳です。
政治は私のものでもないし、民主党のためでもない。政党のためでもない。本当に最後の最後どういう行動をとなければならないか、判断しなければならない。自民党がだめで、民主党に替え、それもだめではどこも過半数をとれるところはない。大変な混乱状態に陥ってしまう。そこにユーロの問題が起きる。政治経済、あらゆる混乱が起きる。北朝鮮も権力の継承がうまいっているかどうかわからない。中国では権力闘争が顕在化してきた。常任委員になろうという人が突然失脚するというのは、中国の歴史でもない(文化大革命以来)。世界規模の問題がある中、何としても日本の政治だけは安定したものにしなければならない。そうしないとどうしようもない状態になる。私もそんなことにはならないように全力を尽くしたいと思います。
3年前の3月から捜査が行われた。その当時は自民党政権で、それが来週結論が出ることになった。今日多くの人が来てくれて、また集会を開いてくれて、国民みなさんの大勢の純粋な力強いご支援を受けて、言葉に言い表せない感謝をしています。皆さんの真心が天に届いて、私ももう一度はれて天下のために御奉公がしたいと思います。