36. 2012年3月11日 00:00:04 : d1INYqu1to
RIの工業計測機器への応用原理 (08-04-03-02) - ATOMICA -
( http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_Key=08-04-03-02 )
の「3.1.2 β線厚さ計」によると、β線は紙の坪量に対して指数関数的に減衰するそうなので
@ 遮蔽なし
A 紙1枚で遮蔽
B 紙2枚で遮蔽
C 金属プレートで遮蔽
の4通りの測定を行えば、紙によるβ線の減衰を補正出来ると思います。
測定結果が
単位時間当たりの総カウント数
------------------------
遮蔽なし S0
紙1枚 S1
紙2枚 S2
金属プレート S3
------------------------
※ S3>1000である事
である場合、紙1枚の透過率Rを
R = (S2-S3)/(S1-S3)
と推定し、S1を
Z = (S3+(S1-S3)/R-S0)/√(S0)
と標準化します。
有意水準に応じたQを次表より求め
有意水準 Q
-------- ------
0.001 -3.090
0.005 -2.576
0.010 -2.326
0.025 -1.960
0.05 -1.645
-------- ------
Z≦Qであるなら、α核種が存在するものと判断します。
第2種の誤りの確率は
X = (S0-(S3+(S1-S3)/R))/√(S3+(S1-S3)/R)
なるXに対する確率を正規分布表から求めます。