モンゴル政府、核処分場建設計画を断念
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2011.10.15 :(まるこ姫の独り言)
やっぱり、モンゴル政府に断られた。
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<モンゴル政府>核処分場建設計画を断念 日本に伝達
毎日新聞 10月15日(土)2時30分配信
>モンゴル政府は、日米両国とともに進めてきたモンゴルに原子力発電所の使用済み核燃料の一時保管・処分場を建設する計画を断念することを決め、9月下旬に日本政府など関係者に伝えたことが14日、わかった。
日本政府は一時保管・処分場をモンゴルにお願いするとは言っているが、結局、国内ではどこも引き取り手がないことを考え合わせれば、モンゴルが最終処分場扱いだったのではなかろうか。
しかし、いくらなモンゴルでも、こんな厄介な使用済み核燃料の保管場所は、世論の反発が強いだろうと思っていた。
>3カ国の秘密交渉は、毎日新聞が5月に報道したが、モンゴル政府は公式には交渉の存在自体を否定してきた。報道後、モンゴル国内で市民が反発を強め、計画撤回と情報公開を求めてきた。
やはり市民は反発を強め、許さなかったという事だ。
今は、昔のように政府が秘密裏に国民に不利な事を行おうとしても、ネットでばらされてしまう事が多々ある。
環境や、人権意識は、発展途上国と呼ばれている国と言えども侮れない時代に来ているのだ。
大体が、自国の原発で使用した核燃料棒を、他国に保管させようとする方が無理があるし、傲慢とも言える。
多分、いろんなアメを用意したのだろうが、そうは問屋がおろさなかった。
そもそも原発を稼働するつもりなら、最終処分まで視野に入れていかに他国に迷惑がかからないかを図るのが、本来の姿だと思うが、地震国でそしてやたら狭い国土で、国民には安心安全を御用学者や、マスゴミを使って宣伝をして、知らぬうちに54基もの原発を作っていた。
私たち国民も、事故が起きてようやく、原発の怖さに、悲惨さに目覚めたが、時すでに遅しと言う事だ。
とてつもない、高い授業料だった。
モンゴルでは、市民が反発をして計画撤回と情報公開を求めてきたが、モンゴル大統領もそれに呼応した。
やはり、私たち日本人も、一人では何も出来ない、変わらないと悲観している部分が多くあるが、それでも一人一人が、国家権力に対して、常に監視、そして批判することがこの国を変える礎になると、改めて思ったりもする。
小さな声でも、声を出さなければ、何も変わらない。。。。