04. 2011年9月19日 00:00:11: Ish2R6V2P5
分かりました。
02<<様
気をつけます。学会員には(特に未来部には)気をつけます♪
http://www.asyura2.com/11/senkyo119/msg/613.html#c4
★阿修羅♪ > アーカイブ > 2011年9月 > 19日00時00分 〜 ★阿修羅♪ |
|
02<<様
気をつけます。学会員には(特に未来部には)気をつけます♪
http://www.asyura2.com/11/senkyo119/msg/613.html#c4
NHK、もちろん民法の番組もヤラセばかり。バラマキという言葉の連発はそれを示す。世論調査によれば増税に過半数の人が賛成らしい。しかし子はウソ。
現在金がばらまかれているのは利権団体。公務員が関係する団体である。
さらに電力、テレビ、新聞、宣伝等、業務独占の業界は異常に原価と経費が高く消費者の負担が大きくなっている。これが現実だろう。
http://www.asyura2.com/11/senkyo119/msg/602.html#c7
小泉純一郎元首相は18日、川崎市内で講演し、日中関係について、「『靖国神社に参拝しなければ中国とうまくいく』なんていうのは関係ない。参拝しようがしまいがいまだに沖縄・尖閣諸島で摩擦が起こっている」と述べ、民主党政権の対応を批判した。野田佳彦首相は首相在任中、閣僚を含め内閣として靖国神社に公式参拝しない方針を表明している。
小泉氏は講演で、首相在任中の平成16年11月、チリで開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)で、日中首脳会談の設定をめぐり、強硬姿勢に出ても会談が実現したエピソードを紹介した。
胡錦濤国家主席との2国間会談をめぐり、中国側から「来年、靖国神社を参拝しないなら受ける」と打診されたのに対し、外務省を通じ「必ず参拝します。それで会談を拒否するならかまわない」と返答したという。中国は最終的に、小泉氏が参拝を明言しないことを条件に、会談を受け入れたという。
小泉氏は靖国神社参拝に関し、「戦争を美化しているわけでも反中国でもない。日本の首相が犠牲を受けた国民に哀悼の念を表すために参拝して何が悪いのか、いまだに分からない」と強調した。
書かれている主旨は、賛成です。特に小沢氏の件は当初から国をあげて対応すべ
しと言われていました。
東電・保安院・原子力安全委員会等の官僚・OB共同体に頼った収拾方法では、結
果的に、放射能拡散は長期化すると思います。
しかし、東電より政府や旧与党 自民党に責任があることは正しい判断と思いま
すが、東電を処罰できないのにその上の権限者をいきなり捕まえることは不可能
でしょう。
例えは悪いかもしれませんが、殺人犯を特定しないのにその指示者や黒幕・巨悪
を追求するのは至難の業です。
東電さんの、とりあえず考えられる犯罪を構成しそうな事項
1.作業員さんの死亡・怪我、病気等の責任
2.周辺の方々の健康被害、生活・経済活動の阻害 への責任
3.周辺河川・農地・学校等への放射能の漏出および排出に係わる責任
4.今まで指摘のあった事故が起こる可能性に対する無対応の責任
(地震・津波・格納建屋の過小構造欠陥の放置等)
5.耐久年数が来た原子炉の使用期間の延伸に対する責任
6.原発事故発生時の作業方法の検証と責任
7.その他 もろもろ
もちろん、強制捜査し犯罪要件がなければ起訴しないだけ・・・
犯罪要件があれば、起訴し裁判にかけるだけ・・
記載ずれ(犯罪なのか?)で2〜3年もかけて、地方から検事を大量収集して捜査
したのに、この件はスルーでは世間一般には認められない。
捜査当局が、共犯 又は、買収されていない限り・・・アリエナイ!!
まあ、答えは政府がかばっているからだろ?
これを機に太陽光へ切り替えだ!
http://www.asyura2.com/11/senkyo116/msg/888.html#c83
じゃあ小沢が民主党の代表だったとき何かメリットは有りました?
http://www.asyura2.com/11/senkyo119/msg/551.html#c42
文句あるなら来いよ!
アイツは自己主張すら出来ないから国民に理解されないんだよ(笑)
> 契約書は2部作成され双方が1部ずつ持つからな。たぶん不動産屋の分にはちゃんとした実印が押されてるんじゃないかな?
それか不動産屋がオザワを信頼してそれで良しとしたか、どっちにしても双方に異議がなければ別に騒ぐ問題じゃない。
当方意見)
@ 契約書原本2通のうち、不動産業の売主分の1通にはたぶん実印が押されていて・・、もう1通がどうしたってぇ?
「箸立て」の日本語に類似して、意味が通じない。オマエの知力のなさが、あからさまに滲み出ているわな。自分で読んでみよ。
A 契約書上、陸山会代表 小沢一郎と署名し、小澤一郎の実印が押され、特段付帯事項がなければ、法律上の契約行為の主体と実質の契約当事者は分離せず、小澤一郎だ。(そうであれば、一貫して契約の主体及び当事者は陸山会ではなく、小澤一郎と見做すsmac説と一致する。)
B smac説とは見解を異にし「陸山会不動産取引」の本件においては、(契約の締結及び実行の時点でも)契約行為の主体と実質の契約当事者が異なるという説の事由は何だ?
「確認書で小沢がそう書いているし、本人もそう言っている。」という幼い主張は刑法で係争する上での有効な論理ではなく、仮に裁判官であったならば、鼻でせせ笑って無視するだろう。
C 反論は不要。 (何必聞他妈的臭狗屁?)
「田中内閣は日中正常化のあと、直ちに日朝正常化を断行しようとしたが、右翼派閥とCIAに阻止されてしまった。」は驚きましたが、考えてみれば成程と思いました。
韓国経済発展の原動力になったPOSCOは新日鉄の協力を得て作られていますが、北朝鮮にもPOSCO並みの高炉を新日鉄が協力してつくる動きがあったが、米国の圧力とCIAの意を受けた自民党内派閥に潰された経緯を実証したルポルタージュを読んだことがあるからです。
**********
<朝鮮民主主義人民共和国創建63周年> <中国大使の記憶力>など 本澤二郎の「日本の風景」(878)
http://www.asyura2.com/10/kokusai5/msg/887.html
http://www.asyura2.com/11/senkyo119/msg/588.html#c12
第1回
最もエキセントリックな反応を見せた桜井
「反日勢力の反撃が始まった。講談社などの底辺左翼、ルンペン左翼、ろくでなしのクズ左翼が必死に在特会を追っている。少しでもアラを探して、何とかして我々を潰そうとしている!」
今年1月、東京・池袋の豊島区民センターで開催された「在日特権を許さない市民の会」(在特会)の全国大会。集まった約170人の会員を前に、同会会長の桜井誠(本名・高田誠・39歳・注1)は壇上から声を張り上げた。
“年頭教書演説”と仰々しく銘打たれたこのスピーチで、さらに桜井はこうまくしたてた。
「バカが私の個人情報を流してくれたものだから、もはや脅迫だけじゃ済まない状況になっている。しかし、私がいなくなっても、後に続く者が必ずいる!」
彼が何かに脅え、焦り、苛ついていることだけは十分に理解できた。いつもならば緩急自在な桜井の話法も、この日ばかりは怒鳴り上げるばかりの一本調子である。まるで余裕がない。
本誌『G2』第6号(2010年12月発売)に掲載された『「在特会」の正体』は各所で様々な反響を呼んだが、なかでも最もエキセントリックな反応を見せたのが、この桜井だった。
自身のブログやネットの動画サイトで、「安田が取材中に乱暴狼藉をはたらき、負傷者が出た」「親族が脅迫された」などと事実無根のデマを撒き散らし、挙げ句、「私を殺せ、ナイフで刺せ」などとニコニコ動画の生放送で絶叫するに至っては、さすがに一部の会員からも「ウチの会長、ちょっと冷静さを失っているんです」との声が私に直接、寄せられたほどだった。
いまは活動から離れている同会の元地方支部幹部も呆れたように話す。
「論理的な批判ならばともかく、記事が意に沿わない内容だったというだけで逆上するのは情けない。1万人規模を誇る団体のトップなのだから、堂々とした態度を見せてほしかった」
在特会は、その活動においてこれまで延べ10名以上もの逮捕者を出している。社会的にも注目度の高い団体だ。公益性といった観点から、その団体トップの“人となり”を取材し、伝えることはメディアとして当然のことであるし、今後も取材をやめるつもりは一切ない。
注1 桜井誠
在特会の創設者。「朝鮮史研究家」を自称。前号では本名をイニシャル表記したが、すでにネット上では明らかになっていることから、本稿では本名の「高田誠」をそのまま記した。本誌に対しては一貫して「取材拒否」。トレードマークは蝶ネクタイ。本人のブログ「Doronpaの独り言」はhttp://ameblo.jp/doronpa01/
実際、在特会及びその周辺から記事内容そのものに対する「論理的な批判」など、私の耳には届いていない。「安田は朝鮮人」「講談社は左翼」などといった感情的な文言がネット上にあふれただけで、そこにせいぜい「会長のプライバシーを侵害した」「桜井会長にギャラを払え」などという筋違いの物言いが加わるだけである。
意見の異なる他者をすべて「朝鮮人」だと決め付けることで、どうにか自我を保っている人々に対して、私は何も反論する言葉を持たない。語彙の乏しさと貧困な想像力を憐れむだけである。そもそも在特会がしていることは、社会変革を目的とした「運動」と呼べるものなのか―。それこそが取材当初から私が抱かざるを得なかった疑問のひとつである。
在日の韓国・朝鮮人や中国人を「ゴキブリ」「うじ虫」「海に叩き込め」などと街頭で連呼する在特会は、訴えるべき言葉の重みを最初から放棄し、無駄に憎悪を煽っているようにしか私には思えないのだ。前述した全国大会の“年頭教書演説”で、桜井は次のように述べている。
「日本にはいま、北朝鮮系の朝鮮人が20万人います。みんな工作員だとしてもおかしくありません。ほかの国だったらね、この状態において敵性民族は断固として処断されるんです」
桜井自身は自らがレイシストであることを否定しているが、このロジックを排外主義と呼ばずして、なんと呼べばいいのだろう。
「朝鮮人は犬にも劣る」
「日本に住まわしてやってんねや。朝鮮人は端のほう歩いとったらええんや」
「朝鮮人はウンコでも食っとけ」
これらは前号でも触れた「京都朝鮮学校嫌がらせ事件」(注2)の際、在特会会員らが朝鮮学校の門前や街頭で、在日朝鮮人に浴びせた言葉の数々である。何度でも言う。この言葉に、いくばくかの正当性があるとでもいうのか。
いまだに在特会はこの事件を「正義の戦い」だと位置づけ、参加したメンバーを「勇士」として賞賛している。驚くべきことに彼らは、国連の人種差別撤廃委員会に向けて「(事件は)原住民である日本人の土地が、朝鮮人に奪われたことから起きた。いま、朝鮮人の立ち位置は、アパルトヘイト下の白人同様である」などといった書簡まで送りつけているのだ。
注2 京都朝鮮学校嫌がらせ事件
09年12月4日、在特会メンバーら十数名が京都朝鮮第一初級学校(日本の幼稚園・小学校に相当)に押しかけ、授業を妨害した事件。校門前で約1時間にわたり、ヘイトスピーチ(人種・民族を貶めるような言動)を交えて抗議活動をおこなった。在特会側は「学校が近隣の児童公園を不法占拠していることへの抗議」だと主張している。京都府警は威力業務妨害などでメンバー4人を逮捕。学校側も損害賠償を求めて提訴した。現在、京都地裁において刑事・民事双方の裁判が進められている。
本気でそう考えているならば、あまりにも捻じ曲がった「正義」である。どんな理屈をこねくり回そうとも、在特会が南アフリカの黒人と同じ地平に到達するとは思えない。
「なにが運動ですか。連中がやってることなんて、ただの押し込み強盗でしかない」
そう吐き捨てるように言うのは保守系市民運動の草分けとして知られる増木重夫(58歳・注3)だ。増木は大阪で学習塾を経営する傍ら、長きにわたり「反日教組」などの運動に取り組んできた。さらに在特会の草創期には、同会の関西支部長まで務めている。その増木も、いまや「在特会など潰してしまえ」と語気を荒らげて訴える。
「桜井に頼まれて一時は支部長を引き受けたが、結局、在特会はただの差別集団でしかなかった。結局のところ連中は鬱憤晴らしの“正義ごっこ”をしているだけだ」
そして“正義ごっこ”はさらに過激さを増していく。在特会は今年に入ってからも各地で排他性をむき出しにした行動を繰り返している。
注3 増木重夫
大阪府在住の政治活動家。「教育再生・地方議員百人と市民の会」(http://www 1.ocn.ne.jp/~h100prs/)事務局長。09年に「日教組組合員を処分しなければ街宣をかける」と小学校校長を脅したとして逮捕されるなど、活動をめぐって数度の逮捕歴を持つ(本人は政治弾圧だと主張している)。
第2回
水平社博物館に「街宣」
「日本から出て行け! コラ! アホンダラ! ボケ! 恥知らず!」
路上に怒声が響いた。逃げる女性に対して、男たちが一斉に悪態の限りを尽くす。
「チョンコ!(注1) クソババー!」
2月27日、大阪梅田の阪急百貨店前。関西在住の在特会会員らによって組織される「チーム関西」(注2)が主催した「民主党粉砕街宣」におけるひとコマである。
約30名の参加者による街宣行動は、この日も日の丸を林立させながら、例のごとく民主党の「在日優遇政策」などを批判する形で始まった。そこに通りすがりの高齢の女性がクレームをつけたところから空気が一変する。たったひとりの女性に対して男たちがワッと詰め寄り、口々に大声で罵りはじめたのであった。
「このババーの顔、チョンコ顔。チョンコ。チョンコ。これがチョンコですよ!」
「これ朝鮮人! 顔よう覚えてね。目の前ですれ違ったらどつき回したってください! 出て行けコラ! 売国奴!」
これでは集団リンチ以外のなにものでもない。しかも彼らはごていねいにもこの模様をビデオ撮影したうえ、一部始終を動画サイトに堂々とアップしているのである。この動画を視た民族派団体・一水会代表の木村三浩などは「国士を気取りながら弱いものイジメするとは……」と言ったきり、言葉を失くしてしまった。
ちなみに「チョンコ、チョンコ」と叫びながら執拗に女性を追い回した男―荒巻靖彦(46歳・注3)の自宅を私は昨年末に訪ねている。大阪キタの繁華街でバーを経営している荒巻は、一対一で会ってみれば礼儀正しく快活な人物でもある(これは他の在特会会員にも言えることだ)。高校時代までは「無政府主義的なパンクロッカー」だったともいう。
どうしてそこまで朝鮮人や中国人を毛嫌いするのかという私の問いに対し、そのときの荒巻は次のように答えている。
「商売柄、毎日が在日との戦いなんですよ。ウチの店に来るたちの悪い客の多くは在日なんです。チンピラ、やくざ、そんなのばかり。これまでどれほど嫌がらせを受けてきたか。連中とは徹底的に戦わなければあかんのです。それから僕はかつて、中国・上海で店を出していたこともあるのですが、そのときは腐敗した中国の公安(警察)から、やはり散々、むしり取られてきた。中国人も信用できません」
そうした経験から「だからこそ日本人は強くなければいけない」と、荒巻は強調した。
注1 チョンコ
朝鮮人に対する蔑称。
注2 チーム関西
関西地方で保守・右翼系の運動をおこなっている個人の集まり。組織というよりは「顔なじみ集団」(関係者)。在特会会員を多数含む。
http://www.team-kansai.com/
注3 荒巻靖彦
在特会会員。チーム関西メンバー。京都・徳島(後述)の両事件で逮捕されている。裁判では「朝鮮人を怖がっている人が多いが、そんなことないのだということを世間の人に知ってほしかった」と発言、無罪を主張した。高校卒業後、警察官の採用試験を受けたこともあるという。
強くありたいという気持ちは理解できるし、必要とあらば店を守るために徹底して戦えばいい。だが、商売の邪魔をしにきたわけではない通りすがりの、しかも高齢の女性を追いかけまわして「チョンコ」と罵る荒巻に対しては、どうしても理解は及ばない。
在特会関連で、今年に入ってもっとも衝撃的な「事件」といえば、副会長・川東大了(39歳・電気工事業・注4)による水平社博物館(奈良県御所市・注5)前での街宣活動であろう。
1月22日。水平社運動発祥の地に建つ同博物館では、このとき「コリアと日本」と題した特別展示を開催中だった。日本の朝鮮植民地政策にスポットを当てたもので、内容は当然ながら、在特会的な歴史認識とはかけ離れたものだ。これに抗議するという形で、川東は撮影役のカメラマンを引き連れ、博物館の目前で街宣活動をおこなったのである。
だが、川東の街宣は、博物館の職員や地域住民も「初めて耳にした」というほどに激烈で、聞くに堪えないものだった。被差別部落民に対する蔑称である「穢多」を、さらに下劣な「エッタ」「ドエッタ」などといった言葉に置き換え、メガホンで連呼したのである。
「出て来いよ! エッタども! ここはドエッタの聖地らしいですな。エッタ博物館!」
「これがエッタどもの正体です。ケガれた卑しい連中、文句あったらいつでも来い!」
このとき、博物館職員の仲林弘次は、事務所の中で拳を握り締めながら川東の街宣を聞いていた。すぐにでも外に飛び出してマイクを奪い取りたい気持ちではあったが、それを抑えたのは、警察から事前に「挑発に乗らないでほしい。彼らは相手の反応を引き出すのが目的だから」と告げられていたからだ。ところが、街宣を終えた川東はなんと、そのまま館内に入ってきたのである。仲林は思わず声をあげた。
「さっき、ドエッタと言っただろう!」
すると川東は平然とした表情のまま答えた。
「おたくらの展示物のなかにもエッタと書いてあるやないか」
結局、こうした短いやりとりだけで、川東は姿を消したが、仲林はいまでも思い出すたび怒りに震えるという。
注4 川東大了
在特会副会長。チーム関西メンバー。前出の荒巻と同様、京都・徳島の両事件で逮捕されている。京都事件では電気工事の技術を生かし、公園内に設置されていた朝鮮学校のスピーカーなどを「強制撤去」した。裁判では、やはり無罪を主張。「注目してもらうために、あえて過激な表現を使う」とも発言。
本人が運営するサイトhttp://www.eonet.ne.jp/~hi-kitty/
注5 水平社博物館
全国水平社(部落解放同盟の前身)の活動記録などが展示されている。
http://www1.mahoroba.ne.jp/~suihei/
「ここまであからさまに“ドエッタ”を連呼するケースなど聞いたことがありません。まさに確信犯。(博物館の運営主体でもある)部落解放同盟とも協議のうえ、なんらかの法的対応を検討しています」
ちなみに部落解放同盟の機関紙『解放新聞』は、この出来事について「水平社博物館前で差別発言連呼 『在特会』が企画展を妨害」という記事を3月7日付紙面で掲載した。これに対し在特会は急遽、「街宣は川東が個人でおこなったものであり、在特会は無関係」との声明を発表したものの、同時に「博物館の展示は、我々の祖先に対する人権侵害」との見解も示した。
私は川東の自宅を訪ね、“水平社街宣”の真意を尋ねた。
―なぜ、あのような街宣をおこなったのか。
「歴史の捏造に抗議するため。慰安婦を性奴隷と表現するなど、職業差別も甚だしい。正しい歴史認識を示さなければ、在日朝鮮人に対する差別が温存される」
―エッタ、ドエッタという言葉には相当の悪意が込められているように思う。
「何かまずいことでもあるのか。“士農工商穢多非人”という言葉があるではないか。ならば武士や商人も差別用語なのか」
―あなた自身、街宣では「エタ」という言葉を穢らわしいという意味で自覚的に使っている。言葉狩りをしたいわけではない。問題は悪意ある言葉で傷つく人もいるということだ。
「僕自身、差別をなくしたいと思っている。いま、あの言葉を用いた意図について、多くは答えられない。僕は朝鮮問題については色々と学んではいるが、エタ、ヒニンのことについては専門じゃないから」
自身のHPで“キティちゃんグッズ”の収集癖を明かす川東は、どこか中性的な雰囲気を漂わせ、向き合ってみれば物腰も柔らかい。けっして喧嘩腰の対応ではなかった。だが、以前にも私の取材に対し「活字は苦手。主にネットで知識を得ている」と答えた川東には、まさにネットと現実が地続きとなった“平坦な言語感覚”を感じた。歴史認識を議論することと、被差別部落の住民を侮蔑する行為が、同じ回路でつながっていて良いわけがない。そしてこの「事件」を組織とは無関係だと主張する在特会にもまた、私は言いようのない違和感を覚えるのだ。
たとえば、在特会はふだんから「拉致事件」とは無関係な在日朝鮮人に対しても「犯罪者」と罵っている。個人と組織の関係を、ずいぶん都合よく使い分けることができるものだ。
「シナ人は地球にいらない」
在特会の姿を追いながら、どうしても無視することのできなかった存在がある。同じ「行動するネット右翼」の側に身を置く、在特会の親睦団体や人気ブロガーたちだ。私はこれまで「象徴」としての在特会を取り上げてきたが、その周縁では数多くの「同志」が歩調を合わせて行動している。
互いに“共振”し、影響を与え合い、あるいは離合集散を繰り返しながら、地下茎のように絡み合って拡大している。そんな彼らに共通するのは、ネットを重視しながらも、街頭での活動も活発におこない、「在日」「シナ人」「民主党政権」などを仮想敵と見なしていることだ。
排外主義をもじった「排害社」(注6)なる団体を率いる金友隆幸(25歳)には、新宿の喫茶店でインタビューした。作務衣に雪駄という、いかにもな格好で現れた。彼はいわゆる“イケメン”の部類に入るだろうが、その端正な顔立ちとコワモテを意識したファッションが、どこかアンバランスな感じを与えた。
それまで、私は排害社が主催・協賛するデモや集会を何度か目にしてきた。受けた印象は最悪である。編み上げブーツに黒シャツといった出で立ちの金友を先頭に、文字通り排外的なメッセージを叫びながら繁華街を練り歩く隊列は、ヒトラーユーゲントを連想させた。
「シナ人は地球にいらない」
「シナ人を見たら泥棒と思え!」
中国人に対する敵意に満ちたシュプレヒコールは道行く人々の表情を凍らせるに十分だった。
最近では銀座や新宿などで、「中国人観光客が利用する観光バスが不法駐車を常態化させている」として、これらバス会社に対する糾弾活動も活発におこなっている。もちろん真のターゲットは中国人観光客だ。「異民族の進出によって無秩序が生まれる」といった主張を直接、旅先の中国人にぶつけることも珍しくない。
彼らは排外主義であることを堂々と主張する正真正銘のファシストだと思った。それだけに私は金友への関心が高まったのである。
注6 排害社
http://haigai.exblog.jp/
第3回
排外を唱えるNPO
その金友は、子どものころから右翼に憧れていたという。同じ年代の子どもたちが、画用紙にパトカーや救急車の絵を描いていたころ、金友は町で見かけた右翼の街宣車に興味を覚え、黒いクレヨンで画用紙を塗りつぶした。単純にカッコイイと感じたからだそうだ。本格的に右翼思想に触れるのは高校生になってからで、野村秋介(注1)など右翼活動家の本を読み漁った。大学は迷わず国士舘へ進んだ。国士舘に行けば本物の右翼と出会えると思ったからである。
ところが―。
「入学してみたら、あまりに普通の大学だったもんで、がっかりしたんですよ。周囲はシナの留学生ばかりですし、そのおかげで入学式には日の丸と並んで五星紅旗が掲げられているし。もう、とんでもない大学に入ってしまったものだと後悔しました」
金友は必死になって「国士舘らしさ」を探し求めた。ようやく見つけたのが、いまや国士舘でも圧倒的少数派の右翼集団「皇国史観研究会」である。右翼思想を学ぶ研究サークルのようなものだったが、金友はそこで水を得た魚のように青春を謳歌する。活動の傍ら北朝鮮拉致被害者の救出運動にかかわったり、国士舘OBが活躍する右翼団体の街宣にも参加した。
大学卒業後、レジャー関係の企業に就職するも、右翼活動はやめなかった。仕事を終えるとスーツ姿のまま、街宣活動に出かけるような日々が続いた。
「しかしね、次第に右翼活動そのものへの疑問も生まれてきたんです。街宣車で走り回って大声で叫ぶだけ。予定調和というか、どこの団体も惰性で運動しているように感じてしまったんです。しかも世間からは特殊な人による特殊な運動としか思われない。実際、一般右翼がどれだけ街宣をしたって、その主張は世間に浸透しなかった。次第に情熱が薄れてきたのです」
そうしたときに出会ったのが、前号でも触れた、西村修平(注2)が率いる「主権回復を目指す会」や「在特会」といった右派系市民団体だった。
「ネットなどを通じて社会に与える影響力は、街宣一本槍の一般右翼とは比較にならないほど大きい。しかも、そこに集っているのは、どこにでもいる普通の市民なんです。だからこそ市民目線から生まれた素朴な、しかし激しい怒りが世間に浸透する。本当の変革者というのは市民の中からこそ生まれるのだと確信しました」
注1 野村秋介
「新右翼」の活動家として知られた。93年、朝日新聞東京本社で拳銃自殺を遂げる。なお、野村自身は人種・民族差別を嫌悪していた。
注2 西村修平
1950年生まれ。政治活動家。「主権回復を目指す会」代表。保守でも右翼でもない「行動する保守」運動の提唱者として知られる。一時期は在特会・桜井とも親しい関係にあったが、最近では運動路線をめぐって距離を置いている。
金友は少しずつ一般右翼とは距離を置き、在特会などとのつながりを深めていく。そして昨年に自ら立ち上げたのが排害社であった。
「僕は日本にとって最大の災いはシナ人の増殖だと思っています。連中を“害”であると規定し、排撃しなければ、いまかろうじて機能している“日本らしさ”は失われてしまう」
その金友も、やはりネットを「最大の武器」として活用している。排害社に入ってくる若者たちのほとんどが、金友のブログをきっかけに参加を決めているからだ。
ブログに注ぐ情熱もなかなかのものだ。彼は常に一冊の大学ノートを持ち歩いている。中には細かい数字がびっしりと書き込まれていた。
「僕のブログの毎日のアクセス数です。どんなテーマで記事を書けばアクセスが伸びるか、どんな言葉を使えば反響が大きいか、常に分析しています」
現在、金友は勤めていた会社を退職し、運動中心の生活を送っているという。子どものころから得意だった「デザイン関係」の請負仕事で生計を立てていると話すが、果たして本当にそれだけで食っているのか不明な部分はある。排害社の会員数も「公安対策のために教えられない」とするなど謎は多い。
注目されるのは在特会との密接な関係である。かつては“本物の右翼”を目指した金友も「いまや在特会の事務所に入り浸っている」(関係者)状態だという。前号の記事に対し、私に真っ先に抗議してきたのも、実は金友だった。
「あんたねえ、桜井さんになんてことしてくれたんだよ」と食ってかかる金友は、ネットでグダグダと喚くだけの在特会会員と比べれば、潔い態度ではなかったかと私は思っている。
動画サイトで金友の活動に興味を覚え、昨年、排害社に入ったという関東在住の高校3年生と話をする機会があった。彼は私にこう語った。
「学校の教師は日本人としての誇りを失わせるような教育ばかりしている。同級生たちも国のことなど無関心です。僕は結局、変わり者扱いされる始末。しかし金友さんは、日本人の誇りと強さを教えてくれました」
若者の鬱積した感情と、国家への疼くような思いを、排外主義の波が掬い上げている。
排外を唱えるNPO
金友の排害社と同じく、外国人問題を最大のテーマとして活動しているのが、「NPO外国人犯罪追放運動」(注3)。東京都の認可を受けている、れっきとしたNPO(非営利団体)である。
代表の有門大輔(36歳)は大阪府生まれ。地元の高校を卒業後、エレベーターの保守管理会社、警備会社などに勤めた。だが21歳のとき、たまたま目にした民放のドキュメンタリー番組が彼の運命を変える。
「外国人追放を訴える極右団体がテーマでした。番組では彼らの活動を批判的に取り上げていたのですが、私はむしろ団体の主張に共鳴してしまった。日本にも外国人追放を訴える人々がいるのかと。すごい衝撃を受けたんです」
当時、有門が住んでいた大阪の工業地帯では、中東からの出稼ぎ外国人が急増していた。有門はこれに嫌悪感を覚えたのだという。
「このまま外国人が増えていけば日本はどうなってしまうのだろうかという不安があった。いずれ日本そのものが乗っ取られてしまうのではという危機感すら覚えた。そんなときに番組を目にしたものですから、すぐにでもあの極右団体の仲間に加わりたいと思ったのです」
団体の名は「国家社会主義者同盟」といった。ナチス(国家社会主義ドイツ労働者党)を意識した、文字通りの日本版ネオナチと言えよう。当時この団体は主に中東系外国人の排斥を訴え、カギ十字をあしらったビラを各所に貼りだすなどの活動で知られていた。
有門の行動力は特筆に価する。番組を観た数日後には会社を退職し、ほとんど身一つの状態で東京へ向かうのである。国家社会主義者同盟の所在地も電話番号も知らなかった彼は、繁華街を歩き回り、同盟のビラがどこかに貼られていないか、ひたすら探し続けた。
「何時間も歩き回って、ようやく新宿駅西口近くの電柱で、同盟の宣伝ビラを発見したんです。飛ぶようにして事務所へ足を運び、そのままいついてしまいました」
当時、組織の幹部のひとりに極右ジャーナリストとして知られる瀬戸弘幸(注4)がいた。有門は瀬戸の書生のような形で運動を学び、同盟が解散した後も瀬戸とともに業界紙発行などの仕事を手伝う。そして2004年、自らを代表とする外国人犯罪追放運動をNPOとして立ち上げたのである。
注3 NPO外国人犯罪追放運動
http://gaitsui.info/
なお、有門のブログはhttp://blog.livedoor.jp/samuraiari/
注4 瀬戸弘幸
52年生まれ。福島市職員を経て右翼活動家となる。少年時代からヒトラーの信奉者だった。現在は故郷の福島を拠点として、農場経営、りんごジュースの通信販売なども手がけている。今年の在特会全国大会では来賓として招かれた。ネット右翼にとって「最大の理解者」だと言われる。ブログhttp://blog.livedoor.jp/the_radical_right/
「外国人の増加は確実に犯罪を生んでいる。ネットで警鐘を鳴らし、街頭パトロールや外国人集住地域での街宣活動を繰り返して犯罪を排除する。それが私たちの役目です。日本は確実に、外国勢力に侵食されつつあります。特に朝鮮人とシナ人の跳梁跋扈は許しがたい。連中は日本という国家を食い物にしているだけです。しかも保守派や既存右翼は、何も有効な手を打っていない。だからこそ、我々が危機感を持って対峙するしかないのです」
会員は約20名と小所帯だが、ブログの閲覧者数は時に連日数千にも及び、街頭行動では前出の排害社や在特会とも共闘することが多い。
「多文化共生なんて絵空事。共生と唱えていれば、いつか外国勢力に飲み込まれてしまう」
有門は中国人入居者が増加する集合住宅や、池袋の中国人街で、あえて「外国人排斥」を訴えるなど、最近は直接対決の姿勢を強めている。今回の東日本大震災に関しても、「被災者が公営住宅へスムーズに入居できないのは、外国人入居者が増えすぎたせいである」といった主張をさっそくブログに掲載した。
「日本人に“反支那人・朝鮮人”の概念を、いまこそ定着させなければいけないんです」
私と同じくヘビースモーカーである有門は、せわしなくタバコをふかしながら何度もそう繰り返した。
第4回
クーデターを決意させた映画
「よーめん」(注1)という名前の人気ブロガーとは都内にあるホテルのロビーで会った。人懐っこい笑顔が印象的な男だった。Iという本名は「伏せてほしい」というのが彼の要望だった。
組織として活動をしているわけでもなく、本名も素顔もあまり知られてはいないが、ネット右翼の世界ではかなりの有名人である。ネット右翼勢力を糾合し、武装した親衛隊員を募り、将来的には日本でクーデターを目指そうと訴える彼のブログは一部に熱狂的なファンを持つ。
連れだって入ったラウンジで、彼はさしてあらたまった様子もなく、飄々とした感じで次のように訴えた。
「もう、日本を救うにはクーデターしかないと思いますよ。現政権を転覆させて、極右による軍事政権をつくるんです」
まるで街の活性化計画を打ち明ける商店主のような口調だった。
40代半ばだという「よーめん」は独身。高校卒業後、建設会社勤務を経て現在は健康食品の販売業を営んでいる。「クーデターの活動資金を得るために夜は運転代行のバイトをしている」と話す。軽い口調とは裏腹に、情熱は伝わってくる。実際、彼はネットで集めた「同志」とともに、迷彩服姿で登山訓練を実行したり、自らが主催する集会に格闘技の講師を呼び寄せたりと、それなりに大真面目な活動をおこなっている。
在特会の桜井とも親しい「よーめん」は、同会の主張を全面的に肯定しつつも、「その先の世界」を追っている。
「街宣だけで国は変わらない。いまの状況を見てください。右傾化だと言われながらも、祝日に日の丸を掲げている家がどれだけありますか。左翼マスコミによる情報統制だって、なにひとつ変わっていないじゃないですか。実力行使で国民の意識を覚醒させるしかないのです」
そう前置きして彼はクーデター実現に向けた詳細な「5ヵ年計画」を説明する。私なりに大雑把なまとめ方をすれば、ブログの閲覧者を増やす→そのなかの先鋭分子で「親衛隊」を組織する→「親衛隊」を中心に各地で宣伝活動をおこなう→警察、自衛隊、マスコミのなかにシンパを潜入させる→Xデーに一斉蜂起、といったプロセスのようだ。だが、私が興味を覚えたのは荒唐無稽なクーデター計画よりも、彼が「愛国」に目覚めたきっかけのほうである。
注1 よーめん
ブログhttp://youmenipip.exblog.jp/。実は「キャプテンハーロック」の大ファンでもある。
「高校時代に地元の映画館で観た『宇宙戦艦ヤマト』。このアニメが私のすべてを変えました」
地球を守るために戦うヤマト。ラストシーンで主人公の古代進は、乗組員に敬礼で見送られながら宇宙の彼方に散っていく。
「涙があふれてしかたなかった。あまりに感動して1日に6回も観てしまった。この犠牲的精神に憧れたんです。愛国心を持たなければ生きていく意味がないとさえ思いました」
自分の中で「愛国心」をくすぶらせながら、その後20年以上の月日を経て辿り着いたのがネットの世界だった。2ちゃんねるなどの掲示板で「言論戦」を展開した後、06年に初めてブログを開設する。当初こそ「左翼マスコミ」や「在日」に対する抗議を繰り返していたが、そのうちに「ヤマトの精神」で国を変えるべきだといった論調に転換させていく。
それが果たして本当に「宇宙戦艦ヤマト」が訴えたかったことなのかは別として、とにかく彼は大真面目にクーデターへ傾斜していくのだ。ネットで呼びかけ、会場を借りて「クーデター説明会」を開催し、ときには在特会などのデモを有志で「防衛」するなど、活発な活動を続けている。
「現役の自衛隊員からも問い合わせがきています。10代の少年や在特会の会員なども参加を申し出てくれた。いずれ私の勢力は拡大していく。クーデターの前段として、まずは愛国こそカッコイイのだという世論をつくりあげたい」
彼のなかで、すでに「愛国のヤマト」は出帆の準備を整えつつある。
学会のお膝元で学会攻撃
「日本を護る市民の会」(日護会・注2)の代表、黒田大輔(33歳・通称クロダイ)が待ち合わせ場所に指定したのは、信濃町駅(東京都新宿区)の改札だった。彼が「最大の反日勢力」だと指摘する創価学会のお膝元である。
私を近くのカフェに案内すると、やおらビデオカメラを取り出し、テーブルの上に設置した。取材の一部始終を録画するのだという。それが彼なりの「防衛策」であると同時に、同会のもっとも特徴的な活動スタイルでもある。
日護会はデモ、街宣、宣伝ビラのポスティングといった一連の活動を常に動画サイトで実況するだけでなく、黒田のメッセージ、会員同士の雑談まで随時中継をおこなう。活動中に邪魔が入ればしめたものだ。「敵」の表情を捉えて執拗に追い回すことで、それは活劇として視聴者の関心を一気に引き寄せる。「見せ場」を求めて走り回る新手のドキュメンタリストだ。
注2 日本を護る市民の会
代表の黒田によれば「会員は約500名」。春の統一地方選では新宿区議に組織から候補者を出す予定もあるという。本職が行政書士である黒田のブログhttp://seaside-office.at.webry.info/
さらに特徴的なのは、他団体と違って「反創価学会」を活動の中心に据えていることである。いまや街頭で「反学会行動」を執拗に展開するのは日護会をおいて他にない。
多くのネット右翼がそうであるように、黒田もまた、もともと政治に対して無関心だった。黒田が政治に目覚めたきっかけは、02年に開催されたサッカーの日韓ワールドカップだ。
「韓国人の反日感情に唖然としたんです。せっかくの共催だというのに、日本が負けると大喜びしている。それで韓国という国に不信感を持ち、ネットを通じて日韓関係を学びました」
ネットには、教科書では触れられることのない「真実」があふれていた。それまで日本だけが悪いと思っていた戦前の植民地政策も、実は誇るべき歴史なのだということを「知った」。やがて黒田はネット用語でいうところの「特定アジア(韓国、中国、北朝鮮)」に対する怒りを、自らのブログで綴るようになる。
07年、ネットの動画で観た「主権回復を目指す会」(279ページ脚注参照)の活動に興味を持ち、黒田は初めて同会の街宣に参加する。外国人参政権を求める「民団(韓国民団)」への抗議行動だった。
「これを端緒として、様々な街宣活動に参加するようになるのですが、僕はもともと他人の下で動くのがイヤなんです。どうせなら自分で団体を立ち上げたいと思いました」
08年、日護会を結成し、自らが代表に就任した。当初は在特会などと一緒に「在日」や「左翼」などを攻撃対象としてきた日護会だったが、徐々に矛先を創価学会へ向けていく。
もともとネット右翼の間で創価学会の評判は良くない。学会が中国に対して宥和的であること、外国人参政権の成立に熱心であることなどがその理由だ。それにしてもなぜ日護会は「反学会行動」を他よりも優先させるのか。
黒田は「(学会が)想像していた以上に巨大な敵であることがわかったから」だと話す。
「創価学会は敵のひとつに過ぎなかった。ところが、反創価学会の女性市議が謎の死を遂げた事件の真相追究を求める運動に参加したところ(注3)、僕のバイクが何者かにパンクさせられるなど、不可解なことが身の回りで起きはじめたんです。僕は売られたケンカは買うことにしているので、反学会のチラシなどをポスティングしてさらに運動に力を入れるようになりました。
注3 女性市議が謎の死を遂げた
95年、東村山市議だった朝木明代が東村山駅前のビルから転落死。朝木市議が創価学会や公明党と対立関係にあったことから、週刊誌などで死因と創価学会との関係が報じられた。地元警察署は「他殺の可能性は薄い」と結論を出しているが、いまなお「事件」の真相をめぐる論争は続いている。
すると学会側は我々の運動潰しをエスカレートさせ、僕らを尾行したり、ときには暴力までふるうようになった。そればかりかウチらに対して名誉毀損の裁判(注4)まで起こしたのです。もう後には引けませんよ。徹底的に学会と戦う覚悟を決めたのです。暴力団とつながりを持つなど、反社会活動をおこないながら税金を免除されている創価学会を許すことができません」
正直なところ私は黒田の説明を聞いても、なぜにそこまで「反学会」なのか、いまひとつピンとこなかった。だが、これまで数多くの「反学会活動」が存在したが、ある意味、日護会ほど泥臭い活動を進めている団体を他に知らない。
彼らはブログや動画で「反学会」を主張するだけではない。学会員が多く住む場所で、「創価学会とヤクザの関係を国会で解明せよ!」などと書かれたビラのポスティングをおこなう。学会施設が集中する信濃町近辺で車を走らせながら「カルトを取り締まれ」と連呼する。挙げ句には学会本部から至近距離にあるマンションに部屋を借り、「敵の喉元から撃つために」日護会会員による共同生活まで始めたのである。
「だからいつもビデオカメラを持ち歩いているんです。嫌がらせに遭ったら、すべて記録として残す。動かぬ証拠を積み重ね、敵に突きつける。カルト撲滅のために徹底的に戦いますよ」
注4 名誉毀損の裁判
黒田は自身のブログでジャーナリストや元警察副署長の顔写真に「犬作」「捏造」などと意味不明の落書きをして掲載。両者から名誉毀損で訴えられた(それぞれ黒田の敗訴、和解で裁判は終結)。なお、ジャーナリストと元警察副署長は、創価学会の会員であることを否定している。他にも街宣での「中傷発言」や動画の無断撮影などで学会側から名誉毀損と肖像権侵害の裁判を起こされている。
第5回
苦悩する“ダルビッシュ”
ただ、今年に入ってからネットの世界で日護会が注目されているのは活動そのものよりも、それまで蜜月状態にあった在特会との「決裂」である。昨年、信濃町で共同生活を送っていた日護会会員の間で、男女関係のもつれによるトラブルが発生した。その過程である男性会員が自殺未遂を起こし、結果として除名される。これで事態は沈静化するものと思われたが、その除名された男性を在特会が会員として受け入れたことから、両者の間で罵倒合戦が展開されたのであった。両団体のトップが直接に顔を合わせることなく、ブログや動画を通して言い争うというところが、いかにもネット右翼らしい。
「ふざけんな、テメー」
「もういい加減にしろ!」
黒田と在特会の桜井が携帯電話で罵倒し合いながら、その様子をそれぞれが管理する動画で実況する。まるで子どもの口げんかだ。桜井と黒田の双方と付き合いのあった「元ネット右翼」が呆れながら言う。
「愛国だの何だのと主張しながら、リアルな人間関係が貧困な連中が大半だから、つまらないことで離合集散を繰り返す。仲間割れはしょっちゅう。男女間のトラブルも多い。結局、国家以外にアイデンティティを持たない者の集まりだから、大人として自立できていないんです」
シビアに過ぎる物言いではある。しかし、現実社会から遊離した「ネット右翼」の言葉を耳にしていると、あながち的外れな評価とも言えないような気がするのだ。
苦悩する“ダルビッシュ”
2月―。京都事件(第1回の註釈を参照)で逮捕された「四天王」(注1)の一人、中谷辰一郎(41歳・事件後無職)の自宅を訪ねた。大阪市内のマンション。居間の壁は6歳と7歳になる2人の娘が描いた絵で埋められていた。子煩悩であることが窺える。私にとっては2度目の訪問だったが、以前にも増して中谷は「運動」に対する躊躇と懐疑を深めているようにも見えた。
事件に関しては「戦略的な問題提起だった」と自己弁護に努める一方で、在特会や一緒に逮捕された者たちを「幼稚すぎる。単なるサークル活動にしか見えない。政治に関わろうとする自覚がない」と批判したのだ。
同じように私の前で迷いを見せたのが、徳島県教組襲撃事件(注2)で逮捕された星エリヤス(24歳・事件後無職・注3)である。188センチの長身、ハーフ(母親がイラン人)独特の端正な顔立ちが特徴の星は、在特会の仲間からは「ダルビッシュ」と呼ばれていた。確かにモデルとしても通用しそうな美男子である。意外なことではあるが、在特会の中にはわずかながら、彼のように外国人の親を持つ者も存在する。
注1 四天王
チーム関西で活動する中谷、荒巻靖彦(前出)、川東大了(前出)、西村斉の4名は、中心メンバーであることと、その存在感により、周囲から「四天王」と呼ばれていた。京都事件ではこの全員が逮捕されている。
注2 徳島県教組襲撃事件
10年4月、在特会メンバーらが徳島県教組事務所に乱入。「国賊」「腹を切れ」などと拡声器で暴言を吐きながら業務を妨害した。同教組が、街頭募金で集めた金の一部を朝鮮学校に「献金」したからだというのが、在特会側の主張。なお、同教組は組合員から募金を募っただけで「街頭募金」はおこなっていない。威力業務妨害で7名が逮捕されている。
注3 星エリヤス
趣味は音楽(レゲエ)。クラブでDJを務めることもある。「色々と考えたいことがある。中国や韓国を旅してみたい」(本人談)。徳島事件で逮捕され、懲役8月(執行猶予3年)の判決を受けている。
星はハーフとしてこれまで生きてきたことが「しんどかった」と私に打ち明けた。
「僕が何人なのか、何人とのハーフなのか、これまで何千回と聞かれてきた。日本生まれの日本人なのに、外見ではそれを認めてもらえない。だからこそ日本人として認められたかった。在特会の活動に参加し、日の丸を掲げているとき、僕はようやく日本人であることを強く自覚できたように思う。しかも在特会のメンバーは僕のようなハーフを何の抵抗もなく受け入れてくれたのです」
在特会は彼を「愛国者」として承認した。最初は躊躇していたが、街頭で「朝鮮人は出て行け」と大声で叫んでみると、何かが吹っ切れたような気がした。
「活動を重ねるごとに、だんだん感覚が麻痺してきた。なぜか朝鮮人への憎悪も増してくる。正直に言えば……僕はアホやったと思う」
逮捕された後、急速に「熱が冷めた」という彼は、現在は会の活動から少しばかり距離を置いている。
「振り返ってみれば、在特会のメンバーの多くは、友達がいなさそうな人ばかりだった。僕には、入会する前は趣味の音楽を通じて多くの友達がいたのに、在特会の活動に熱中しているときは、彼らが僕からどんどん離れていった。他人にどう見られているかということが、わからなかった。いま、後悔はしていないけれど……以前と同じような運動をしたいとは思わない」
星は明らかに揺れていた。
伏し目がちに話す星を見ながら、なにかせつなくなった。日本人として生きたいと願う星に、高揚と自信を与えてくれたのは紛れもなく在特会である。そして同時に、必要のない他者への憎悪まで植えつけられたのだ。
星だけではないはずだ。在特会のようなネット右翼の組織に集う者たちは、「在日特権」こそが世の中の様々な矛盾を紐解くカギだと信じ込み、その剥奪を目指すことが「愛国」だと思い込んでいる。
第6回
「在日特権」を探してみた
この際、はっきり指摘しておきたい。仮に一部の人々が他に優越した権利を持つことが特権だとするならば、「在日特権」なるものは一種の都市伝説に過ぎない。
たとえば在特会など、ネット右翼が約束事のように持ち出すのが、「生活保護の優先支給」である。「日本人は生活保護をもらうことができずに餓死しているというのに、在日は優先的に生保を受けることができる」という主張だ。
だが、本当にそうなのか―。厚生労働省や福祉事務所は「優先支給などあるわけがない」と一蹴する。都内で生活保護を担当するケースワーカーも次のように答えた。
「生保の支給にあたって重視するのは、あくまでも申請基準を満たしているかどうかであり、“在日”だからと基準を曲げることなど、過去に遡っても聞いたことがない」
そもそも生活保護法は支給対象を「国民」と明記しているため、厳密に言えば永住者、定住者など外国籍の人間は法の適用外である。これら外国籍の住民にとって生活保護とは法律上の権利として保障されたものではなく、政府や自治体による一種の行政判断によって支給されているに過ぎないのだ。しかも支給が認められなかった場合、日本人であれば不服申し立てをすることで、支給が許可されるケースもあるが、外国人の訴えは却下するように厚生労働省は各自治体へ通達を出している。外国籍住民に対する支給の是非に関して政府内でも議論があるのは事実だが、こうした実情を無視して「優先的支給」と主張するのには無理がある。
なお、09年度の厚生労働省(社会・援護局)の調査(注1)によると、生活保護を受けているのは全国で121万5214世帯。そのうち世帯主が韓国・朝鮮籍の世帯は2万4827世帯である。国勢調査などの結果に照らし合わせ、かなり強引に被保護世帯率を割り出してみると、韓国・朝鮮籍の世帯は日本人世帯よりも4倍強の高さとなる。ネット右翼などはこの数値をもって「優先」だと指摘しているわけだ。
「その数値こそ、まさに在日の置かれてきた状況を表しているのです」
そう話すのは在日朝鮮人の弁護士、李春熙だ。
「もともと経済的、社会的基盤が脆弱であるうえ、特権どころか偏見や差別によって、厳しい生活を余儀なくされた在日は少なくない。しかも在日の生保受給者の多くは高齢者です。この世代の方々は国民年金制度の創設時には国籍条項によって、加入権を得ることができなかったという問題もある。そのために生保に頼らざるを得ない困窮状態にある人が多いのです」
注1 厚生労働省の調査
厚生労働省社会援護局保護課の担当者は次のように述べた。「外国籍の方は、やはり日本国籍の方と比較して、生活していくうえで厳しい状況にあることは否めない。就職の問題など制約も多い。そうしたことから日本国籍の方よりも被保護率が高い結果となってしまうといった事情もあります」
また、「在日は無条件で日本に滞在することが認められ、且つ、その子孫も韓国籍、朝鮮籍のまま何代にもわたって日本に居住することができる」「犯罪を犯しても本国へ強制退去させられることがない」との理由から、特別永住資格(注2)を「特権」だと批判する向きもある。この点については、日本の植民地政策から敗戦に続く過去の歴史的経緯を踏まえて考えるべきだろう。
「植民地の出身者に対して、宗主国にあった側が特別な法的地位を与えることは世界的にも通例となっています。終戦時、約200万人いた在日朝鮮人の多くが帰国しましたが、約60万人が残留。日本政府は47年、外国人登録令によってこれら旧植民地出身者から日本国籍を剥奪しました。そのことで在日の多くは帰属先を失い、しかも朝鮮半島の分断といった事態も加わり、長きにわたって事実上の無国籍状態を強いられたのです。そうした不合理な状態を是正するために、この在留資格が定められた。つまり特権というよりも、国籍と居住地の選択権が認められたというに過ぎません。これは特権ではなく、人間の基本的な権利ではないでしょうか」
現在、特別永住資格を持つ在日韓国・朝鮮人は約41万人に過ぎない。選挙権を持たないこれらの人々が、いかなる権力を持って、どれだけ日本人が羨む地位にあるというのだろうか。
保守派のジャーナリストとして知られる野村旗守は、07年に『ザ・在日特権』(宝島社)なる本を共著で出している。同書によって「在日特権」なる言葉が世間に定着したとも言われる。その野村ですら、ネット右翼が主張する「在日特権」については「言いがかりに等しい」と憤るのだ。
「戦後日本において在日韓国・朝鮮人に対する、ある種の優遇政策が存在したのは事実だという立場を私はとっています。たとえば、在日だけに認められた『通名』(注3)によって開設された架空口座が、脱税や資金洗浄に利用されてきた事例を私は告発してきました。しかし、民団や総連(朝鮮総連)といった民族系組織が強力な力を誇っていた時代ならまだしも、いま現在、どれだけの特権が残っているというのか。そんなもの、ほとんど消滅していますよ。仮にその残滓があったとしても、大の大人が徒党を組んで騒ぎ立てるようなものじゃないでしょう。みっともないとしか言いようがありません」
その他、ネットで流布される「在日は上下水道料金がタダ」「NHK受信料がタダ」「マスコミには在日採用枠がある」などといった主張は本来、取り上げる価値すらないデマであることは言うまでもない。
だが何の検証もなしに、こうした「特権」を信じ込む者たちは、今後も増えていくに違いない。フラストレーションを抱え、迷い、苦しんでいるときこそ、人はシンプルな極論に流されやすくなる。
注2 特別永住資格
入管特例法に基づき、戦前や戦中に日本へ移住した旧植民地出身者に与えられる在留資格。かつて日本国籍を有していたということで、他の外国人とは区別をした。たとえば治安・利益にかかわる重大な事件を起こさないかぎり、特別永住者は強制出国させられることがない。
注3 通名
戸籍上の名前とは別の通称名。在日朝鮮・韓国人の間では、周囲からの差別や偏見などを理由に、本名とは別の日本名を持つケースが多い。
それは私だって同じだ。前号の記事で、無口でおとなしく、孤立していた少年時代の桜井誠について触れた。それは私の姿でもある。少年時代の私にとって最大の友人は、夢想と妄想と空想で遊ぶ、もうひとりの自分だった。
早熟だった私は10代のころから、けっして成就しないであろう「革命」を夢見た。私をそこに導いたのはマルクスでもレーニンでもトロツキーでもない。世の中をぶち壊すことで、ダメな自分もようやく人と同じ地平に立てるのではないかという、一種の破壊願望だ。もしもそのとき―。私に差し出された手が在特会のような組織であったらと考えてみる。あるいは私はその手を握り返していたかもしれない。
前出の李は「在特会は新しい現象かもしれないけれど、“在特会的なるもの”は昔からあった。けっして新しい問題ではない」と私に指摘した。
なるほど。そうなのかもしれない。私たちの社会は、いつだって、憎悪と敵意を必要としてきた。誰かを犠牲とすることで、自分の存在が承認される機会を待っている者は、けっして少なくないはずなのだ。
第7回
憎悪の源
大阪市内の焼肉屋で、私は岡本祐樹(20歳・元鮮魚店店員・注1)と会った。岡本は在特会大阪支部運営という、今も現役の幹部会員であり、やはり徳島事件で逮捕されている。
「友達の大半は金や女のことしか興味がない。みんな政治に無関心だ」と彼は嘆いた。そして焼けた肉を口に運びながら、彼はいかに学校教育が日教組主導でおこなわれてきたかということを訥々と私に訴えた。
そんな岡本が、戸惑いの表情を浮かべた一瞬があった。在特会によっておこなわれた大阪・鶴橋での街宣活動について私が聞いたときである。鶴橋は日本有数のコリアンタウンだ。在特会はそこで「朝鮮人を叩きだせ!」と例のごとく喚きながら、デモ行進した。そして岡本もそこに参加している。
「正直言うと……あれはキツかった」
岡本はうめくように漏らした。鶴橋には、彼の親戚が大勢、住んでいたからである。実は、彼の父方の祖父は韓国籍だった。その後、日本に帰化しているので岡本自身はずっと日本人として育ってきたが、いまでも在日の親戚は少なくないのだ。
「僕も『朝鮮人をブチ殺せ』みたいなことを叫んだ記憶があるけど、本音じゃないです」
どことなくヤンチャな雰囲気を漂わせている岡本だが、その時ばかりはやけに幼い表情で、しかも消え入りそうな声で話すのである。
当然ながら私は「なぜ?」とたたみかけて聞いた。係累に在日を抱え、あるいは自分自身が在日の血を受け継いでいながら、どうして在特会の活動に参加するのか。
だが彼の口からは「右翼に興味があった。そのなかでも在特会が入りやすかった」といった答えしか返ってこない。逃げるでもなく受け止めるわけでもなく、岡本は私の問いかけをさらりとかわした。それ以上重ねて聞くと、なにか彼が抱えている大事なものを壊してしまいそうな気がした。
私たちは言葉の接ぎ穂を失い、ぎくしゃくしたままに焼肉をつついた。そして、気まずい話から逃れるように近くのガールズバーへと繰り出し、ただひたすらエッチな話で盛り上がったのだった。
私に対してきちんと敬語を使い、楽しそうにグラスを口に運ぶ岡本を見ながら、彼の胸奥に巣くう「日本」を思った。彼が目指すべき「日本」はどんな形をしているのか。なぜ、そこまで彼をひきつけるのか。
注1 岡本祐樹
徳島事件で懲役8月(執行猶予3年)の判決を受けている。逮捕されるまでは大阪市内の鮮魚店で働いていた。将来の夢は「自分の店(居酒屋など)を持つこと」。好きな作家は隆慶一郎。それをもじって、ネット上では「慶次郎」のハンドルネームを使っていた。
私が接した多くの在特会会員やネット右翼の顔が、岡本の優しい表情に重なった。もっともらしい理屈を口にしながら、それでも彼らは「何か」を抱えている。絆を求めて、矛盾を引きずり、彼ら彼女らはその実像すら明確でない「敵」に憎悪をたぎらせる。
私は結論を急がない。だが、これだけは断言してもかまわない。ネット右翼は決して右翼や民族派なんかじゃない。それらしい味付けを施しながら、自らの存在を国家に投影しつつ、ダイナミックに自分自身を描こうとしているに過ぎないのだ。そして集団で他者を貶め、「正義」に酔っているだけだ。
東日本大震災の日―揺れが収まった直後、私に連絡してきたのは、その岡本だった。
「大丈夫ですか? 無事ですか?」
電話口から伝わる息せき切った岡本の声が、私の耳に優しく響いた。「安心しました」と彼が電話を切った後に、思わず熱いものがこみ上げてきた。一生懸命に背伸びしながら、それでもどこか幼さを引きずった彼の姿が目に浮かんだ。在特会の活動を続けながら、在日の親戚を気づかう岡本の心情を思った。同時に「非国民、腹を切れ!」と徳島県教組の女性職員を怒鳴りあげたという岡本の、私の知らないもうひとつの顔を想像した。
だからこそ、もっと知りたいのだ。岡本や、彼の仲間たち、あるいは私を激しく罵る桜井誠も含めて、その憎悪の源に何があるのか。私は時間をかけてでも、その正体を探し出したいと思っている。
了
安田浩一
Koichi Yasuda
ジャーナリスト
1964年静岡県生まれ。週刊誌、月刊誌記者などを経て2001年よりフリーに。事件、労働問題などを中心に取材・執筆活動を続けている。著書に『ルポ 差別と貧困の外国人労働者』(光文社新書)、『外国人研修生殺人事件』(七つ森書館)ほか。Twitter ID: @yasudakoichi
前原は自民、ネトウヨとは犬猿の仲。
菅は、復活できないどころか逮捕される可能性大。
小沢は、国民を利用した売国奴ですね。
この上脇博之という人もそうですが、さまざまな人が色々なことを言います。
大事なことは、「事実か」「真実は何か」「言い出した人は金で買われていないか」「反論は何か」です。
阿修羅では、金で買われた人が苦しいながらもに意見を述べています。
良質な意見も多く出されます。
我々は、テレビ、新聞、雑誌など一方通行で反論がないものが必死になって伝えようとしているものと、阿修羅を比較するべきです。
また、テレビが一方通行との批判が当たらないというなら、お家芸の編集ができない実況で小沢氏らと討論してみるといい。
上脇氏も勇気があるなら小沢氏に討論を挑んでみるといい。
小沢氏側から「討論をしようじゃないか」と水を向けられると、「おい、小沢からこんなことを言ってきたぞ」と小沢包囲網に伺うようでは、憲法学者と肩書きを持つもので売ろうが、そうでないものであろうが、助けを求めうろたえる者以外の何者でもない。
編集なしで、ディベートをする勇気がない者は、おとなしくしていたほうがいいと思う。
「そうじゃない」と言うのなら、ディベートを挑むべきだ。
神戸学院大学大学院実務法学研究科教授2004年4月〜現在
この方のようですね。ロースクールの先生ということでしょうか。
先日、今年のロースクール別司法試験合格者数が発表されていましたが、
上脇教授のところは合格者数1人。
ブログに熱心なのも結構ですが、給料貰っている仕事にもう少し熱心に取り組まないといけんのと違いますかな。
http://www.asyura2.com/11/senkyo119/msg/608.html#c7
情報はオープンにすべき!
http://www.asyura2.com/11/senkyo119/msg/577.html#c122
いつも有用な情報を掲載いただきありがとうございます。
本澤二郎さんのブログは私もいつも参考にさせて頂いており、
一番自分の考え方に近いと感じています。
この本澤二郎さん以外に、私がいつもアップを楽しみにしているブログがあり、
是非一度こちらをご覧いただけませんか?
特に最新の情報は素晴らしい内容になっており、多くの方にご覧頂きたい
充実度です。
<sekilala&zowieさまのブログ>
【ウィキリークス米公電を振り返って@〜C】
http://threechords.blog134.fc2.com/
朝日新聞が検証したウィキリークスの記事の中で、マスコミにとって都合が悪く、
掲載しなかった部分を赤字や太字で示して下さっており、大変貴重な情報です。
これを読めば、朝日新聞の偽善者ぶりが手に取るようにわかってしまいます。
キーワードは「小沢一郎」、「マスコミ」で、小沢さんへの良い評価を全て削除、当時の藪中外務事務次官がアメリカに「マスメディアを使え」としきりに
勧めている部分を全て削除、していたようです。
既存の大手マスコミはもう本当にあらゆる意味で終焉を迎えつつあるようですね。
それにしても、中央官庁の中で最もアメリカのスパイとして暗躍し、
アメリカを助けているのは間違いなく「外務省」ですね。
http://www.asyura2.com/11/senkyo119/msg/588.html#c14
阿修羅に遊びにきては自分のガス抜きをしてますね。情けない。
官僚の一幹部として仕事をしていた古賀氏だからこそ、針の筵の中で主張し続ける事に意味がある、だから辞意を撤回したのでしょう。半端な根性では、このような行動はできない。自分の人生かけている人に、半端な批判はとてもできない、私には。
野田内閣も同様に、官僚の顔色を伺いながら様子見なのでしょう。 改革などする気はない。自民とどこが違うのか −
http://www.asyura2.com/11/senkyo119/msg/564.html#c62
バリバリのイルミナティ企業がオフショアに逃げて全くアメリカでは税金を払っていないのと同じようにね。GEとかメガバンク(ゴールドマンサックス、バンカメなどの国際金融マフィア)。そして税金も払ってないのに Too big to fail (大きすぎて潰せない)とか政治家に言わせてたっぷり税金をもらってましたよね。
日本では竹中が No banks are too big to fail とアメリカの飼い主から言えと言われて、たっぷり日本の税金をつぎこんで国際金融マフィアに献上してましたっけ。
あーやだやだ、このインチキシステム。取りあえず政治献金はいっさい禁止しないと、こういった詐欺は止まりません。
General Electric Paid No Federal Taxes in 2010
http://abcnews.go.com/Politics/general-electric-paid-federal-taxes-2010/story?id=13224558
Goldman Sachs’s Tax Rate Drops to 1%, or $14 Million
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=newsarchive&sid=aznONFlyupOI&refer=home
Bank Of America Paid Nothing In Federal Income Taxes Last Year And Got Almost $1 Billion From Taxpayers
http://thinkprogress.org/economy/2011/03/28/153790/bank-of-america-taxes/
Bank Of America Paid Nothing In Federal Income Taxes Last Year And Got Almost $1 Billion From Taxpayers
http://thinkprogress.org/economy/2011/09/16/320975/perry-texas-regressive-taxes/
亀井も部下の下地が郵政株を売れとか言い出してるからね、
どこまで日本を守ろうとしているのか不明だよ、
妄想ジャーナリスト、
過去の人だろう、
坂本龍一あたりの相手をしているのがお似合い
http://www.asyura2.com/11/senkyo119/msg/588.html#c15
ヤフーニュースの誰にも見やすい位置に掲載するほどの記事や写真なのかということなんですが
記事
「民主も与党の苦しみわかったはず」小泉元首相が皮肉混じりに批判
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110905-00000573-san-pol.view-000
9月5日掲載
画像
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/5558.jpg
記事
<小泉元首相>自然エネ開発で「脱原発依存」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110919-00000000-mai-pol.view-000
9月19日掲載
画像
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/5559.jpg
ちなみに孫正義と竹中平蔵の対談も載せておきます。
-----------------------------------------------------------------------------------------------
孫 竹中さんと小泉首相は、恐れずひるまずに改革を進めた最強のペアだったと思います。保護のために作られた規制が、企業活動や社会活動をがんじがらめにして成長を削いでしまうことがあります。頑張る人と頑張らない人との格差が生まれるのは当然のことです。そこを解き放たないと、国がまるごと凝り固まって全滅してしまうというリスクがあることを自覚して欲しいですね。解き放てばもう一度日本が成長軌道に乗るチャンスがあります。セーフティネットは大切ですが、最近、格差社会云々で頑張る人の足を引っ張るような空気が蔓延し始めているような気がしてとても心配です。
竹中 格差は所得の高い人と低い人ですから、高い人を非難するのかというのは問題ですね。高い人たちは頑張って高い収益をあげて高い税金を払ってくれるのですから。そういう人たちを非難する必要はないのです。そもそも格差論というのがおかしい。問題は低い人たちをどうするかです。これは格差論ではなくて貧困論です。貧困論だという位置づけをしないと格差だといっても何も解決策はででこない。サッチャーさんがいいことを言っています。「金持ちを貧乏人にしたところで貧乏人が金持ちになるわけではない」と。
http://kigyoka.com/kigyoka/public/news/news.jsp?id=765
-----------------------------------------------------------------------------------------------
ところで先日、BSフジの番組「プライム・ニュース」が野田首相の所信表明を論じた。度肝を抜かれたのが、野田政権の復興政策をまとめたフリップに『法人増税』が書かれていたこと。
これは厳密には、
・直ちに法人減税を行う
・3年間だけ法人減税を帳消しにするような増税を施行する
であり実際には法人減税である。
朝日新聞ですら『法人増税』とは表記していない。
この現状を見ると、バフェット氏がどのような人物かはさておき、彼の発言を取り上げる米国議会に羨ましさを感じざるを得ない。
http://www.asyura2.com/11/senkyo119/msg/612.html#c2
お気に入り登録いたしました。
内容の秀れたサイトのご紹介、ありがとうございます。
http://www.asyura2.com/11/senkyo119/msg/588.html#c16
告発サイト「ウィキリークス」が最近公開した米外交公電の中に、「東京発」として2010年2月、当時の前原誠司国土交通・沖縄および北方対策担当相とキャンベル米国務次官補らの会談内容が含まれていた。
そこには前原氏が、当時民主党幹事長だった小沢一郎氏の名を挙げて、「相手によって発言内容を変える」とキャンベル氏に注意を促していたと書かれていた。懸案となっていた沖縄の普天間基地移設問題についても、かなり踏み込んだ内容に及んでいた。
「相手に合わせて発言する」
発言内容がウィキリークスで「流出」 「前原発言」が掲載された公電は2010年2月8日付で、東京の米国大使館から発信された。「機密」扱いで、「2月2日、キャンベル国務次官補と前原沖縄担当相の会合について」との件名が付いている。暗礁に乗り上げていた普天間移設を中心に、両者が意見交換をしたようだ。
実は前原氏との会合の後、キャンベル氏はルース駐日米大使、グレッグソン国防次官補とともに小沢氏と会う予定になっていた。公電には前原氏が、小沢氏の「人物評」をした部分がある。そこには前原氏が、「小沢氏は相手に合わせた発言をするから、気をつけた方がよい」と助言した旨が明記されていた。
前原氏は、小沢氏が、当時連立政権を組んでいた国民新党と社民党に対して連立の維持を訴える一方、普天間基地を抱える沖縄に向けては負担軽減を強調していると指摘。そのうえで、小沢氏がキャンベル氏らと会った際には「日米同盟の重要性と、2010年5月までに普天間基地の移設に合意する必要性を強調するだろう」と話したという
翌2月9日、今度はキャンベル氏らと小沢氏の会合の内容を記した公電が発信された。それを見ると、前原氏の「予測」どおり小沢氏は、日米関係の重要性を確認。小沢氏は中国と強いパイプを持つと言われるが、この会合では「軍の影響力が中国国内で増大している点を憂慮しており、(場合によっては)日米両国が強い態度で中国に臨む必要がある」と述べたとなっている。
だが「今後の日本の政治の動き」というテーマについては、党幹事長という立場から「政府の政策を語る立場にない」とコメントを避けている。普天間問題についても、公電には記録されていない。前原氏の忠告は「空振り」に終わった感がある。
普天間問題の解決「防衛相がカギ握る」
普天間移設問題については、沖縄担当相だった前原氏が「雄弁」に語っていた。当時の鳩山由紀夫首相が、移設先について2010年5月までに決着すると明言していたが、前原氏は「連立を組んでいた国民新党と社民党に拒否権はない」とキャンベル氏らに説明。社民党の福島瑞穂党首に対してもそのことを明確に伝え、「移設先の案を出すように」と話したという。
一方、政府・民主党や国民新党の下地幹郎幹事長から出た複数の移設先案について前原氏は、決定の判断に当たっては「専門的な知識をもっているのは防衛省のみであり、北沢俊美防衛相(当時)がカギとなる役割を果たすだろう」と述べている。
しかし、ルース大使が「沖縄の情勢が停滞したままの現状はいつまで続くか」と質問すると前原氏は、「すぐには解決しないだろう」と厳しい見通しを伝えた。その理由として、沖縄県民は普天間基地の移設先が県外になるという期待を長らく持っており、2010年1月に実施された名護市市長選で、基地受け入れ反対派が当選したのもその表れだとした。また米国による沖縄振興策について、「沖縄科学技術大学」といった高等教育機関の創設を提案、米国から著名な研究者を招き、有能な学生を呼び込むことを挙げている。
在特会の会員になられている人々も本当のところ海外に行ったことすらない人たちの集まりなのではないでしょうか。
いや外国旅行などしたことがある、と主張されるのなら「どのように」海外を歩いておられたのか、わたしはそれが知りたいのです。
在特会の「表現形態」のままに海外で歩いてみてください。
誰からも相手にされないでしょう。本当に可哀想な井の中の蛙のような人々なのです。
外国に行って見知らぬ人間と人間が「理解」しあうためには最低限「言葉」で訴える必要があります。しかし根本的に相手が自分を迫害しない人だと信じなければ声さえかけられません。
在特会の人々は「日本国旗」をかかげています。
しかしこの国旗はわたしが掲げたいと思う端ではありません。あまりに狭量であり、あまりにも偏狭であり、人間の本質を何も理解していない団体だと言わざるをえません。
あなたたちが掲げる国旗は日本を誤った方向に導くだけです。
http://www.asyura2.com/11/senkyo119/msg/615.html#c2
朝鮮半島、中国、東南アジアの戦跡を訪れ、まだかろうじて存命の、生き証人を訪問して、日本軍がいったい何をしたか、つぶさに話を聞いてこい。
J-CASTは単なるゴシップ記事サイトと思っていたが、若干、自民党支持者向けに執筆している傾向が見受けられる。アクセス数アップに敏感なサイトのようだ。
http://www.asyura2.com/11/senkyo119/msg/617.html#c2
「おれも在日なんだよね」と言ったのは天皇だ。
「韓(朝鮮)半島との血縁を天皇自ら初めて発言した」
http://asyura.com/sora/bd16/msg/104.html
天皇の、アジアでは有名なあの「韓国とゆかり」発言。
http://www.han.org/a/half-moon/hm088.html
http://esashib.web.infoseek.co.jp/kenpo05.htm
天皇の「ワシらは在日だ」発言を韓国が高評価!
【ソウル2001 年 12 月 24 共同】韓国の韓昇洙・外交通商相は二十四日、韓
国人記者団との懇談で、古代天皇家と百済の血縁関係に言及した天皇陛下の会見内容について「既に知られている事実を再確認した点に意味がある。非常に良かった」と評価した。
韓外交通商相は「韓日両国がとても近い国だという象徴的な意味で話されたようだ」とも述べた。
http://www.asyura2.com/11/senkyo119/msg/615.html#c3
まるで、自民党政権の「事前審査制」である。
党の了承なしに法案を出せない自民党方式では、党側が実権を握り、首相主導の政治はかなわない。「族議員」がはびこり政官業の癒着が起こる――。
こう批判して、民主党は政策決定を政府に一元化させたはずだ。迷走を反省するとともに、単なる逆戻りにしないよう、工夫を凝らさなければならない。
鳩山政権は政府主導の証しとして、党の政策調査会を廃止した。菅政権は復活させたが、党の意見は政府への提言という位置づけだった。このため、閣僚や副大臣らをのぞく多くの議員が「我々の意見は聞き置くだけか。それでは単なる採決要員ではないか」と不満を募らせた。
だから、もっと党側の意見を反映させる新方式にする、ということらしい。
首相主導は大切だ。だが、国民の代表である議員の意見を生かさないのも確かにおかしい。そのバランスをとり、うまく両立させる工夫が必要だろう。
衆参ねじれの現状では、野党との話し合いが不可欠だ。それに対応するためにも、党側の発言力を強めたい事情もわかる。
けれども、その方策が事前審査なのか。政府の判断と責任で法案をつくり、提出し、与野党議員の意見は議会の審議で反映させるのが「世界標準」だ。それが首相主導を実現しつつ、議員の知恵も生かす道のはずだ。
国会でもっと建設的な議論を戦わせ、柔軟に法案を修正できるよう、審議のあり方などの見直しも進めてほしい。
新方式では、重要案件は、首相や幹事長ら6人でつくる「政府・民主三役会議」で党議決定するという。増税といった国民に負担を求める不人気な政策を遂行するには、自民党型の全会一致方式よりは現実的かもしれない。
一般の案件は、政調の役員会や幹部会で了承する。前段階の部門会議に副大臣や政務官が共同座長として加わるなど、政府の方針が骨抜きにされるのを防ごうとする工夫はみられる。だが族議員の暗躍や既得権を守る政治に陥らないためには、透明性の確保が欠かせない。
バラバラで未熟な民主党が、政権政党として機能していけるのか。成否を分けるのが政策決定の技術である。不断の努力を重ね、磨いてほしい。
「情けない」工作員のOSOz8FOXXAよりはましだと思っているけど。
古賀の後ろ盾はアメリカだろう。こいつは日本の資産をアメリカに叩き売るつもりだからな。いくらでも見せ掛けの官僚批判を披露するだろう。
野田内閣が伺うのは「官僚の顔色」というよりも「アメリカの顔色」だろう。
改革と言っても新自由主義改革だから国民生活は厳しくなる。痛みに耐えても富裕層が得するだけ。別の意味で「自民とどこが違うのか」!
http://www.asyura2.com/11/senkyo119/msg/564.html#c63
金子勝氏
「小泉元首相が「脱原発依存」を主張しています。2002年の福島原発の事故隠しとその後の発送電分離改革を潰した張本人なのに、なんと変わり身の早いことか。流れを読むことのうまい天才的ポピュリストならでは…。」
https://twitter.com/#!/masaru_kaneko/status/115483696781467648
おそらく世の流れが変われば「官僚主義」にでも変身すると思います。要するに目立ちたがり屋。まぁそれでも脱・原発がすすめば言うことないんだけどさ。
http://www.asyura2.com/11/senkyo119/msg/616.html#c6
創価信者ではありませんが、この世に病人はひとりでも少ないほうがよろしいかと思いますので、おだいじにどうぞ。
全然関係ないのですが、こちらの「池田」氏はオツムが重傷のようです。
宮台真司氏「池田信夫は本物の頓馬。」
https://twitter.com/#!/miyadai/status/115479417643479040
http://www.asyura2.com/11/senkyo119/msg/613.html#c5
そんなにも日本を売り飛ばしたいのか。
http://www.asyura2.com/11/senkyo119/msg/590.html#c11
小沢さん独り言
「まあ菅氏よりはましだし何でも反対のレッテルを貼られてもいけないので、後は実質的には民主党内では増税に反対してゆけばいいだろう」
http://www.asyura2.com/11/senkyo119/msg/594.html#c15
小泉政権は、官僚主導であり財界主導でもありました
もし、小泉政権が政治主導であったら、小泉はとっくに潰されてました
不思議なのは、鉢呂発言のニュースの後、テロップで民主党幹部「問題発言だ」とコメント・・・
「ん?」と思ったが、前原、枝野が「問題発言」とのニュース映像流れる・・・
野田、前原は、偽メール事件から反省せず、同僚を守るどころか、「言葉狩り」で、同僚を失脚させた・・・
反原発に伴う原発利権ももちろんですが、それ以上に代表選負け出追い詰められた、仙石・前原が
リビアも、ヨーロッパともめ、反イスラエルが蔓延する財政危機のアメリカが、
11月期限のTPPという名の「市場開放」について煮え切らないので、
仙石・前原に事前の根回しをさせ、今週の日米会議で念を押すのでは!?
財務官僚主導でした
・私はもう何年も、ことあるごとに、
日本の大新聞は日本の民主主義実現を阻む単独では最大の障害物だと書いてきた。
・(前略)日本の市民社会を最終的に乗っとったのは大新聞であった。
大新聞は、批判的な政治分析を邪魔だてし、官僚の権力をもり立て、世論を反映するよりむしろ捏造し、 巨大な偽りのリアリティを掲げることによって、この乗っとりをおこなったのである。
・今日、「世論の製造」に精を出しているのは新聞の編集者たちである。
社説や記事のなかで、彼らは「一般の人々」を自分の意見の論拠としてしょっちゅう引き合いに出す。
そのため、多くの人がそれは本当だと自動的に思ってしまう。
(中略)しかし、新聞が世論と呼ぶものは、日本人の本当の意見とは非常にしばしば食いちがう。
・日本における真実の報道は、ある不愉快な制度によって組織的に妨害されている。
改善の見込みはないから、もはや外科手術のようにすっぱりと取り除くしかない。
「記者クラブ」制度のことである。
『人間を幸福にしない日本というシステム』ウォルフレン著
http://esashib.web.infoseek.co.jp/ozawa01.htm
日本ほど政治権力よりも、行政権力に迎合した「司法」と「マスコミ」はない。
他では使いものにならない無知無能な行政官僚群が、
更に無知蒙昧なインチキ司法とインチキマスコミを操っているのである。
ところが国民は昔から「司法」と「マスコミ」に良いように信じ込まされ赤子のように教育されてきた。
無能な番犬でしかない「インチキ司法」や「インチキマスコミ」に、
あたかも権威があるように刷り込まれて来た。
自分が選んだ政治家を自分でバカにするように訓練され手なずけられて来たのだ。
言うまでもなく官僚やマスコミを一流の番犬に訓練してけし掛けるのは
腐り切った日本財界である、資本である。
戦前から何一つ変わっていない。
腐り切った財界に良いように転がされている自民党・民主党の時代は終わったということだ。
資本に飼育されて来たこういう腐敗政党では
国民の側に立った本質的な政治はもう出来ない。
病的な極右皇国史観を注入されたカルト団体から首相が誕生するまでになった。
http://blogs.yahoo.co.jp/maruimarui21/61685254.html
http://www.asyura2.com/11/senkyo119/msg/618.html#c2
このkojitakenという奴は、小沢一郎氏を貶めるために平気で捏造・改竄を行う稀代の大嘘つきの前科者。
http://www.asyura2.com/11/senkyo113/msg/806.html#c27
阿修羅に刻まれた、kojitakenの旧悪。「小沢一郎への原発推進責任なすりつけデッチ上げ事件」
・小沢一郎が原発に慎重だった民主党の政策を「原発推進」に転換した(kojitakenの日記)
http://www.asyura2.com/11/senkyo110/msg/556.html
投稿者 gataro 日時 2011 年 3 月 25 日 07:47:37: KbIx4LOvH6Ccw
↓具体的検証をした反論。
・小沢原発利権とは?〜小沢叩きもネタ切れ?
http://www.asyura2.com/11/senkyo111/msg/138.html
投稿者 どなんとぅ 日時 2011 年 4 月 03 日 20:40:58: Rpgn2femNHMTY
小沢一郎を貶めるために、年代の数値をずらすなど姑息な捏造をしていたことがバレてしまい袋叩きに。
今や少数のkojitaken「信者」を除いては、ネット上の評判は最悪。
「捏造してまで小沢一郎を貶めるあたり『フォース(反小沢論)の暗黒面に堕ちた』」
「他人に陰謀論者のレッテルを貼りまくっている自分自身が一番『反小沢陰謀論』にハマっていて洒落になってない」
「虚偽情報に基づいて他人を誹謗中傷する姿勢は、ネトウヨと変りない」
国内法を拘束する危険な意図
TPPは慎重な議論が不可欠
ジェーン・ケルシー教授が指摘
「TPP(Trans-Pacific Partnership=環太平洋戦略的経済連携協定)は、ニュージーランド国民を市場と大企業が支配する経済モデルの中で閉塞させようとしている」。オークランド大学のジェーン・ケルシー教授(法学博士)が、ニュージーランド・ヘラルド紙にTPPの危険性について寄稿している。日本でも菅内閣が進めようとしているTPP、「将来的に国内の規制政策と国内法をも拘束することになりかねない」と、その隠された意図と危険性について国民生活の立場から強く警鐘を鳴らし、世論の喚起を訴えている。ニュージーランドはTPPの事務局を担う立場、その国からも多くの問題をはらんでいる指摘がなされることの意味は大きい。「米国主導のTPP締結プロセスから一歩距離を置くべきである。協定に関する情報とその意図を厳格な分析にかけて公開する必要がある」とするケルシー教授の寄稿、TPPへ参加を進めようとしている日本も立ち止まって考えることが求められる。
ケルシー教授の寄稿は、ニュージーランド・ヘラルド紙に十一月八日付で掲載された。「通商協定は本来、将来に立ちはだかる金融不安、気候変動、エネルギー不足、食物主権などで“明日に備えるための協定”でなければならない」が、それに反し「ニュージーランドに対して最も広範囲にわたる義務を負わせようとする。すなわち市場経済政策への義務を深め、社会的、文化的な幸福に関わる国家としての政策決定に少なからぬ影響を及ぼす」と強調する。
ニュージーランドは農産物輸出国で、政府は「米国市場において新たなアクセス(参入権)を確保する」としているものの、「米国の農業ロビーが決して許さない」と指摘、「米国は酪農産業の要求どおりに、ニュージーランドの酪農製品のアクセスを防ぐ方向で構築されるだろう」と見通す。
また、TPPは「日本も含めた環太平洋圏アジア諸国の巨大な経済基盤を形成する」との主張に対して、「来世紀に至るまで政策を拘束する。しかもその実体を知る人はほとんどいない」と強く警鐘を鳴らす。
「TPPは、ニュージーランド国民を市場と大企業が支配するモデルに閉じ込めるもの。規制緩和、市場原理主義、グローバリゼーションが失敗した現実(金融危機)を敢えて無視しようとしている」と、今最も重要なことは「将来に向けて何を阻止すべきかだ」と主張。
「未だに雨漏りがする建物の中で、混沌を整理しなければならない状況」にあるとして、「不法な金融会社、アメリカ資本に売却された民営独占の電気通信事業体(ニュージーランドテレコム)が吸い上げる甘い汁など、市場原理主義ベースの多くの事例」を挙げる。そして、「高い代償を払わされてきたニュージーランド国民は、TPPの下で再び代償を支払わされることになる。今度はもっと高くつくものになるだろう」。
さらに「失敗した民営化を逆転させることなどは、TPPの下では法的に難しくなる」とし、「憲法上の重要な意味」を挙げて「TPPはその手段において、将来的に国内法が及ばないところで政府の政策を拘束することができる」と危険性を述べている。
「現在の(米国主導の)TPP締結プロセスから一歩距離を置き、協定に関する情報とその意図を厳格な分析にかけて公開する必要がある」ことを強く訴えている。
山形市長選挙の開票結果です。▽市川昭男、無所属・現、当選、4万7381票。▽佐藤孝弘、無所属・新、3万6559票。▽長岡寿一、無所属・新、1万1737票。民主・共産・社民の各党が推薦する現職の市川氏が、自民党が推薦する佐藤氏らを抑えて3回目の当選を果たしました。市川氏は、仙台市生まれで70歳。昭和42年に山形市の職員となり、総務部長や助役を務めたあと、平成15年の山形市長選挙で初当選しました。今回の選挙で、市川氏は、2期8年の実績を強調するとともに、防災計画を見直して安全で安心なまちづくりを進めることや、高齢者の介護施設を充実させることなどを訴えました。そして、推薦を受けた民主党などの支持層を固めるとともに、いわゆる無党派層や自民党の支持層からも一定の支持を集め、3回目の当選を果たしました。当選した市川氏は、「8年間の実績を理解してもらえたと思う。東日本大震災の経験をもとに、防災に強いまちづくりに当たりたい。介護施設の充実や待機児童の問題の解消に努め、スポーツ施設の建設や子どもの医療費の無料化についても、段階的に進めていきたい」と述べました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110919/t10015688041000.html
http://www.asyura2.com/11/senkyo119/msg/619.html
ついでにいいますと在特会は文字通りの活動をしているだけで
尊皇などについてそれほど重点的に置いているわけではありませんので
勘違いのないよう
>>02ですが、
海外に行ったからといって世界的な視野が持てるわけでもありません。
その動画をあげておきますので参照ください。
ピースボート、自衛隊に泣きつく
http://www.youtube.com/watch?v=HMAiigiqxVo&feature=related
9条は役に立たないことをピースボートが証明してくれました。
また>>03ですが
http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1248996859/l50
【歴史】薬師寺が韓国と深い関連があるのは、天皇が自ら「韓国人の血を引いている」と明らかにしたように皇室の願寺だったため[090730]
前略
このとき答えに詰まれば法床から降りなければならない。前管長の高田好胤僧侶と安田暎胤・現管長兼住持ともに日本の立派な僧侶として尊敬される理由が分かる。 薬師寺は大きなイベントがある度に韓国伝統の味噌汁を用意するなど、さまざまな 面から韓国と深い関連があるものとみられる。
天皇が自ら「韓国人の血を引いている」と明らかにしたように皇室の願寺だったため ではないかと思われる。
上述、コリアンが『韓国人の血を引いている』発言は、今上陛下の『ゆかり』発言に基づくものですが、そのゆかりというのがこれ
★現天皇陛下の縁発言で有名になった桓武天皇の母親の高野新笠の系図
武寧王[461年日本生まれ第25代百済王(在位501-523年)]
純陀太子 在日1世 (日本人質に)
斯我君 在日2世
法師君 在日3世
雄蘇利紀君 在日4世
和史宇奈羅 在日5世 (和氏に改名して日本に帰化)
和史粟勝 在日6世
和史浄足 在日7世
和史武助 在日8世
和史乙継 在日9世(娘を天皇家に嫁がせて高野姓を賜る)
高野朝臣新笠 在日10世 ― 桓武天皇[第50代天皇(在位781-806年)]
つまり桓武天皇の母親の高野新笠は10代前に渡来し、6代前に日本に帰化した百済系10世なのです。 彼女の百済系の割合は1/(2^10)=0.00098。パーセントにすると0.098%となります。 逆に日本系の割合は99.902%で、血筋から見ても帰化している事から見ても正真正銘の日本人です。 ましてや125代の今上天皇との関係は「0」と言って差し支えありません。 また「百済≠韓国の祖先」である事も強調しておきます。さらに「武寧王の父の東城王は日本(倭)からやって来た」と韓国の古文書に 書かれている事も付け加えておきます。
そして桓武天皇が即位したのは781年・・・つまり660年百済滅亡の121年後なのです。韓国とは一切関係の無い百済ですら政治的な関わりが「0」なのです。 だからこそ「ゆかり」というリップサービスが出たのでしょう。単なる「情緒」の世界ですから。
百済との血縁関係は、別なルートからもありそうですが、『新羅・エヴェンキ系 現生朝鮮半島人』とのかかわりは絶無です。
追記・みそ汁も捏造だったようです。
134 :(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2009/07/31(金) 09:10:02 ID:dmpBHZrn
122 名前: ハナムグラ(千葉県)[sage] 投稿日:2009/07/30(木) 16:12:50.49 ID:CuOMr8tp
ハイ、たった今薬師寺に電話確認しました。(電話 0742-33-6001 青木さん という女性の受付)
青木さん「そもそも私どもは、イベントで味噌汁をふるまったりしません。韓国伝統の味噌汁など聞いたこともありません」2009年7月30日16時7分ごろ
また中央日報の捏造でした。 腐りきった国ですね、韓国は。
http://era-tsushin.at.webry.info/200907/article_107.html
そして
朝鮮学校襲撃についてですが、在特会は襲撃など一切しておりません
襲撃とは以下のことを指すわけですが、安田という奴は日本人が被害に遭っても何も思わない
似非ジャーナリストなのでしょうか?
ソウル日本人学校園児襲撃事件(そうるにほんじんがっこうえんじしゅうげきじけん)は、2004年1月29日に大韓民国ソウル特別市江南区で発生した事件。
2004年1月29日、日本人学校前で通学バスから降りた幼稚園児2人が待ち伏せしていた現地の男に襲われ、うち一人が斧で頭を殴られた。犯人は別の園児を襲おうとしたが、学校の警備員に羽交い締めにされ、取り押さえられた。頭蓋骨陥没骨折の重傷を負った園児は手術を受け回復した。
犯人が過去に精神疾患の治療を受けていたため、警察は犯人の精神鑑定を行う一方、殺人未遂容疑で身柄を拘束した。検察は殺人未遂罪で起訴し、同年4月1日ソウル地方法院は犯人に懲役4年の判決を言い渡した。判決では、「抵抗力のない幼稚園児の頭を攻撃したことから、殺意がなかったとは言いがたい」としながらも、心神耗弱状態だったことを認め、量刑を考慮したという。
この事件を受けて、翌日、文部科学省初等中等教育局国際教育課は海外各地の日本人学校と補習授業校に安全対策再確認の通知を送っている。[1] また、この事件がトラウマとなって心的外傷後ストレス障害を引き起こした子どもや親に対する心のケアが必要であると判断された。日本人学校側の要請もあったため、文部科学省は2月9日から13日の間カウンセリングの専門家を日本より派遣した。
韓国ソウル 日本人学校襲撃 平成15年1月29日午前10時に韓国ソウルで起きた事件 を無視するのは何故?
http://www.asyura2.com/09/gaikokujin01/msg/732.html
投稿者 木卯正一 日時 2011 年 4 月 26 日 21:25:14: xdAt6v.ugMgqA
http://www.asyura2.com/11/senkyo119/msg/615.html#c4
しかもまるでこの時を狙っていたかのように、この復興増税には当面のB型肝炎賠償費の7000億円が含まれている(今後30年で3兆2000億円と言われている)。 さらに遡れば、厚生省は戦前の内務省として政治の中枢を支配し、ハンセン病では感染力が非常に弱いにもかかわらず、強制収容による隔離絶滅政策を指揮してきた。(参照資料http://www.hansenkokubai.gr.jp/history/index.html) まさに犯罪行為であり、官僚組織の致命的欠陥である。 そして今回の復興増税の中身である大津波被害による復興費用、そしてB型肝炎賠償費用は、すべて官僚支配政府の全面的な過失であり、責任である。 これを許せば、何度でも同じタカリが繰り返され、国民は骨までしゃぶられよう。
増税の時代が始まる。
官僚支配政府は、大津波による大震災と原発事故は想定外として責任逃れをしているが、過去の貞観津波から10mを超える大津波は指摘されていたことであり、国の過ちによる過失、すなわち人災以外の何者でもない。
本来最悪のシナリオが起こった場合でさえ、最小の被害で受け入れることができるように、海岸付近は数キロに渡って海岸林にするといった自然と調和した防災対策が必要であった。
しかし国は最強の防波堤や防潮堤さえ築けば、大津波も克服できるという過信と驕りがあり、利権ぐるみの過密港湾都市開発を長年に渡って指導してきた国の責任は重い。
このB型肝炎は、既に1953年に世界保健機関(WHO)が警告を出し、注射器使い回しによるウイルス感染の危険性を指摘していた。
したがって当時の厚生省(現在の厚労省)も1958年に予防接種法実施規則を改正したが、自治体への指導を徹底せず、その後も注射器の使い回しがなされ数十万人ものB型肝炎患者を生み出し、1988年ようやく厚生省通達で禁止された。
これは注射器の使い回しは当時としては致し方ないと、御用学者などを交えて証言しているが、1958年の改正時に禁止することはできた筈だ。
そうすれば、その後の数十万人という被害者は防ぐことはでき、単に厚生省の人災というだけでなく、結果的に恐ろしい犯罪である。
そのような薬害はこれまでに厖大な件数に上り、その代表がサリドマイドとエイズ(HIV)である。
睡眠薬サリドマイドは、61年にドイツのレンツ博士によって胎児奇形の原因であることが宣言され、世界のほとんどの国で即時発売停止措置が採られたにもかかわらず、日本では「因果関係が証明されたわけではない」としてその後一年間も使用を続け、数百人の奇形児が出産された。
しかし裁判では国や企業の責任は、証言する医学者が御用学者であることから、結局問われなかった。
またエイズ犯罪では、83年3月にアメリカ防疫センターCDCが「血友病患者のエイズの原因は、血液製剤とみられる」と厚生省に指摘警告したにもかかわらず無視し続け、ようやく85年8月に加熱処理血液製剤の製造を承認した。
しかしその後もエイズ汚染された非加熱の血液製剤は、2年4ヶ月以上にも渡って回収されることなく使用され続け、85年以降2000人にも上る人がエイズ感染させられた。
このような原因は、サリドマイドでは販売製薬の大日本製薬(当時)、エイズではミドリ十字(当時)の役員らが厚生省の天下りで企業利益を最優先させたことと、本質的には渦中において回収や禁止措置を採れば責任が問われることから、慣習に従って有耶無耶にしたと言えよう。
そのため戦後、劇的な治療効果のある特効薬のプロミンが登場していたにもかかわらず(当時の厚生省医務局長で、その後の都知事東龍太郎は48年の国会で隔離政策の転換を強く求めたが)、逆に隔離政策は逃亡が許されないように強化された。
それは戦前の人間性を無視した絶滅政策の犯罪性が、明らかにされることを恐れたからだと言われている。
このような経過でさらに半世紀も放置され、2001年に国際世論の高まりもあり、2001年にようやく違憲違法判決が下されたのであった。
すなわち官僚組織は自己目的化し、仲間内の面子と利益を守るための自閉的共同体となり、そのため失敗は徹底的に隠蔽され、同じような失敗が無限に繰り返されるのである(岸田秀『官僚病の起源』参照)。
それにもかかわらず、所得税などの増税によって全面的に国民に負担を押し付けている。
全く理不尽であり、無責任だ!
それは、最終的に日本の財政破綻を招こう。
何故なら増税しても、過去2回の消費税導入と値上げの事例が物語るように、肥大化した政官財の利権構造が食い尽くしていくからだ。
http://www.asyura2.com/11/senkyo119/msg/620.html
国家公務員の65歳定年延長が2013年から10年かけて
段階的に実施されることが人事院で本決まりとなった。
国家公務員の60歳時の給与は平均で1000万。
60歳以上は3割カットで700万となる。
これは民間大手でも60歳以上ではほとんど無い高給。
恐らく電力会社の再雇用位だろう。独占東電の再雇用給与を参考にしたのか。
また700万は新卒を2人雇える金額。
これで2013年からの公務員採用は総人件費と職員数は増やせないので
しばらく半分以下になる可能性が大きい。
主要大企業も国の定年延長にシブシブ従うだろうから2013年からの
大企業の新卒採用も半分以下になるだろう。
2013年から2025年卒業予定の新卒諸君は
ご愁傷様としか言えない。就職ウルトラ氷河期の到来だ。
新卒の半分も就職できれば恩の字になるだろう。
職のない若者が日本中にあふれる。
これで日本はますます少子化が進むことが決定。
また今後の超円高で公務員給与は先進国公務員に比べ益々高くなる。
一方で2025年には国の国債残高は1500兆円を超える。
公務員給与は益々上がる一方で国の債務は益々増えて行く。
日本では公務員待遇維持のための消費税大増税が必ず実施されることに
なるだろう。
http://www.asyura2.com/11/senkyo119/msg/620.html#c1
表でも米国派って名乗っているのだから、それなりの根性だ。
でも世界的には、先米が変わってきてるの知っているのかな?
知っていれば、譲歩も取れるのに。
へぇー面白い話だ。
でも『戦没者』=『靖国』でなくていいのに。
身勝手な発想だけど、尖閣の話は本当にそう。
そうか尖閣語って靖国放したいんだ。
徹底した行革をすべきがすべての増税・増負担の出発点だ。何度も書いたことだが、行革とは現行行政制度を前提とした小手先の改革だけでおざなりに済ますことではない。行政改革とは根本から現行行政をやり直すことだ。
しかし仕組みを変えることは大がかりなことではない。国民が負担するすべての公的負担を「歳入庁」へ入金することだ。特会などが独自の会計を所有することを根本的に廃止する。一切の別会計の存在を許さない。そしてすべては国の「歳入庁」へ入金される。
大がかりなことだと思うかもしれないが、実は大したことではない。窓口も新たに設ける必要はなくコンビニで振り込めるようにすれば良いだけだ。多少の手数料を国が支払っても、社会保険事務所を全廃すればその程度の経費は捻出できる。
次に、会計を複式簿記にして全国の社会インフラを減価償却資産として計上することだ。そうすれば各道路の「費用対効果」も一目瞭然となる。さらに社会保険番号も住基ネット番号も納税番号もすべて一個人に一つとし、カルテを電子化して国民総背番号に統合することだ。そうすれば確実に個々人を識別でき個々人の情報を一元管理できるだろう。役所で窓口を盥回しされることもなくなる。
とかく個人情報の漏洩だとか、個人情報が国に丸見えとなるとか、飛んでもない議論をする評論家が現れそうだが、現行でも特定の機関が本気になれば全国民は瞬時にして丸裸にされるだろう。国の機関を侮ってはならない。現に車社会で国道などに設置されているカメラにより車番などは通過時に瞬時に読み取られているし、車内の人物は特定できるほど鮮明な映像として残されている。今後ますます街角に多くの防犯カメラが設置されるが、それらは画素数が飛躍的に増加し一人一人が特定できる日も近いだろう。あなた方の行動は思っている以上に当局に丸見えなのだ。今更個人情報云々と青筋を立てて言う方がどうかしている。問題なのは丸見えの個人場を打をしっかりと管理するかどうかの意識こそが問われるべきだろう。
ついでにいえば現行の何年か毎に更新されるWindowsを使っている各省庁や都道府県や市町村のOSをどうかしなければならない。いよいよXPは延長サポートも切れようとしているし、32バイトから64へと移行すれば使えなくなるソフトも出てくるだろう。しかし今更PCを役場の机から追放することは不可能だ。
それなら独自のOSを開発する方がいかに安価で安全か明快だ。日本は叡智を結集して官公庁のOSを開発してクラウドを構築すべきだ。いつまでも米国の一企業に情報を握られている状況から一日も早く脱却すべきだ。
そうしたことを行えば、官僚は大幅に削減でき、全国市町村から都道府県から国まで、公的会計の連結決算も可能になる。そうすればいかに中央官庁から下流へと流れる「制度事業」や「補助金行政」が非効率で無駄の塊かが明らかになるだろう。現行の行政を前提としたいかなる改革もすべて小手先だといわざるを得ない。それらは官僚たちのアリバイ証明に使われる「事業仕分け」程度のものでしかない。
倭を古代日本列島の中だけに限定するのは、誤
りで、半島のかなりの面積(現在の北緯38度線
以南)を占めていて…洛東江流域の狭い地域は
最終的な状態、終末期だろう。
また、全国各地でご当地「邪馬台(壱)国」が
話題になるが、卑弥呼と馬韓(百済)伝の中に
登場する「卑弥国」との関係にはまったく触れ
ない。
中国社会科学院アジア研究所所長・李向陽氏によれば、「TPPは経済的に見れば金融危機以降、急速な発展の舞台となったアジアの活力を取り込みたいアメリカの思惑が色濃く投影されている交渉にほかならない。この地域で台頭しつつある中国を抑制しようとしているに違いない」と述べている。
日本の立場についても、同所長は次のように述べている。
「これまで日本は中国、韓国とともにASEAN(東南アジア諸国連合)+3を主軸にアジア域内経済連携構想を進めてきた。もし日本がTPPに参加することになれば、そうした戦略は変更を余儀なくされるであろう。ただ、ベトナムやマレーシアに加え、タイなどもアメリカ市場に向けた競争力を確保するために、TPP参加に舵を切ろうとしている。そのため日本がTPP参加の決断を下せば、ほかのアジア諸国の動きを加速させることになるはず。しかし、我々中国はASEAN(東南アジア諸国連合)+3にせよ、インドなどを加えた+6にせよ、こうした地域間の経済連携とTPPを同時に発展させることは難しいと受け止めている」。
そのうえで、中国の基本的立場を次のように説明する。曰く、「我々の戦略は、多国間の枠組みよりも2国間でのFTAのネットワークを広げることにある。その意味で、中国がTPPに参加する可能性や予定については短期的にはあり得ない。中国にとっての優先順位は低い。万が一、中国がすべての条件を満たすからTPPに加入したいと申し出たとしても、アメリカは中国に対して無理な条件を押し付け、加入を認めようとしないだろう。なぜなら、アメリカはTPPに限らず、経済連携については常に安全保障的な意味を付与したいと考えているからである。結論的にアジアの経済にとって最も望ましいシナリオは、日本、韓国、中国によるFTAを実現することである」。
実は、中国外務省もこうした李所長の主張を裏付けている。
すなわち、「TPPに関しては経済発展の地域格差と多様性を十分に考慮すべきであり、アジア太平洋地域における経済一体化のプロセスは順を追って段階的に進めるべきだ」というわけだ。要は、アメリカが進めるような、TPPによる急速な環太平洋、アジアの経済統合を牽制するという立場にほかならない。
その背景として、TPPでは関税撤廃の例外品目がわずかにしか認められないため、中国とすれば自国の農業が厳しい競争にさらされることを警戒しているに違いないと思われる。また、アメリカがこの地域の経済連携構想において主導権を握ろうとしていることに対する警戒心も強い。結果的に、中国外務省はアメリカが入りたくても入れない東南アジア諸国連合(ASEAN)などの枠組みを軸にした経済連携強化を進める方針を固めているようである。
参考資料
http://www.nochuri.co.jp/skrepo/pdf/sr20110217tpp.pdf
TPP(環太平洋連携協定)に関するQ&A
TPP(環太平洋連携協定)に関する国内での論議が急速に高まるなかで、得られる情報は今のところ乏しいのが実情であり、十分な検討材料がないままに議論が進められている。TPPは、農業は無論のこと、我が国の経済・社会に多大な影響を及ぼすとみられ、正しく基礎的な情報の把握が求められている。
本レポートは農中総研が執筆チームを編成し、TPPの概要、参加国の動向、韓国・中国の姿勢、日本農業・日本経済への影響、各界の意向について取りまとめたものである。
2011年2月
農林中金総合研究所
http://sugosoku.blog102.fc2.com/blog-entry-528.html
在特会副会長、仕事をしないで部屋に閉じこもり、明け方までパソコン お母さん「オウムみたい」
1 薬剤師(アラバマ州) 2010/08/28(土) 03:40:37.78 ID:AWBUSJtg0● BE:?-PLT(17778)
・川東大了(東山署)
8月15日接見 弁護士の選任、裁判に臨む方針などは在特会の意向並びに指示に従う旨を表明した。
西村修平代表は8月12日に川東大了氏の自宅を訪問。お母さんと長兄に大阪法律センター法律事務所の実体を報告した。
お母さんによると、川東氏が「ここ数ヵ月間以上に亘って、仕事をしないで部屋に閉じこもり、明け方までパソコンをいじって生活にも困っている。いつ寝ているのかさえも分からない。息子を見ているとまるでオウムのようだ。」とこぼしていた。
http://www.shukenkaifuku.com/info/main.cgi?mode=thr&no=106
元スレ
在特会 - 部屋に閉じこもり、明け方までパソコン、息子を見ているとまるでオウムのようだ
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/news/1282934437/
http://www.asyura2.com/11/senkyo119/msg/615.html#c6
ご意見正論だと思います。
>ある特定の人を、たたきすぎていませんか
>記者の方をたたきすぎのような気がしないでもないですが。
でも一国の大臣に、公然の中であれだけの失礼な暴言を吐きながら、
同記者会見室におられた別の記者の方に注意をされるまでわからず、
終了後はそそくさと退散されましたよね。
鈴木隆義さんは『報道という真実を伝える道』を歩まれている方です。
何かの信念があっての発言・暴言だと思いたいです。
伝え聞くにマスコミの世界には、鈴木隆義さんと
同じような方が沢山おられるとのです。
真実を知りたい私などは、鈴木隆義さんにここ一番怒って
反論していただきたいと願っています。
今回知った“言葉狩り”がマスコミの世界に本当に存在するならば、
放置していると国の流れ、歴史の流れさえ変えてしまう
怖さがあるように思えてならないのですが。
多くの犠牲と血を流してきた、流している戦争なども、
こんなことが発端になった、なっている気がするのですが。
『ペンは剣より強し』という言葉を聞いたことがありますが、
このネットの時代『言葉はペンより強し』の気がします。
ネットの時代にダダ漏れで流される映像は、
誤魔化しや修正をすることはできませんよね。
鈴木隆義さんは、マスコミという言葉を大事にする世界に
身を置かれている方です。
何故、ダダ漏れの修正されない映像の中で反論してくれないのですかね。
これだけ反響、関心のあった出来事です。
鈴木隆義さんには、
個人の人権を守るための見本を示して頂きたいと願っています。
06. 2011年9月19日 07:00:45: zxpmkwXtWs
川東大了宇治→川東大了氏
http://www.asyura2.com/11/senkyo119/msg/615.html#c7
>第二に、日本の債務はほとんど日本人が保有しており、まだギリシャのようになるには遠い。
違うでしょう。ギリシャの場合は国内資本は傷んでいない。日本の場合は、いわゆる企業の内部留保資金さえ国債購入に使われていて、国内四本のほとんどが傷んでいる。
つまり、資本そのものが海外へ引き上げられるということはないが、日本の場合は、既に国内資本は食いつくされていて、今後必要になるたびに日銀が国債引き受けという形で国内市場へ資金供給するしかない。
それだけ日本の場合は円の価値が低下することが大掛かりに予定されていることになる。
いつ、どのようなタイミングで円高が円安へ転換するか、その仕組みがどうなるか、それを注視していく必要がある。
しかし、それを実行するには、日本の現実にはあまりに障害が多い。
米国支配、官僚・大企業利権、権力・金持ち偏向マスゴミ連合、
小沢のことなんかじゃなく、検察マスゴミの取り上げない広い意味での「政治とカネ」…
とにかく、公正・公平な社会をつくるには、個々の日本人はまだ人間が全然できてないのだ。
kojiは、むしろ、それらに矢を放つべきなのに、小沢は期待はずれだ、詐欺師と、わめく。
「小さな政府」「大きな政府」論はともかく、小沢のこだわるマニフェスト、子ども手当、高校無償、農家保障、これらを、貧乏労働者の立場では、どう評価するかだろう。
そして、それらの実行や継続を実際に阻んだ、彼の冤罪をどう見るかだ。
これらに素通りしているんじゃ、kojiはいつまでもバカにされるだけだ。
http://www.asyura2.com/11/senkyo119/msg/611.html#c13
ノルウェーの極右テロリストが起した大量殺戮事件は、
ネット右翼が普段考えている、あるいは妄想していることをリアルやっちゃった事例。
■ノルウェーテロ、会いたい人「麻生太郎」
ノルウェーの連続テロで逮捕されたアンネシュ・ブレイビク容疑者(32)の身柄拘束を続ける必要があるかどうかの審理が25日、
首都オスロの裁判所で開かれ、裁判官は8週間の勾留を認めた。
同容疑者は犯行を認めたものの、有罪であることは認めなかった。
閉廷後、裁判官が記者会見で明らかにした。
同容疑者は「われわれの組織にはもう2つのグループが存在する」と主張、
テロを実行しうる協力組織が他にも存在することを示唆した。ただ、詳細は不明。
犯行の動機については「労働党によってこの国は駄目にされた。
イスラム系移民などからこの国を救うため必要だった」と述べた。
一方、同容疑者が犯行直前にインターネット上に掲載した約1500ページの文書「マニフェスト」の中で、
学ぶべき国として日本を挙げていたことが25日、分かった。
同容疑者は、日本は多文化主義を取っておらずイスラム系移民が少ないなどと高く評価。
会ってみたい人物の一人として、麻生太郎元首相(70)の名前も挙げていた。
http://www.sanspo.com/shakai/news/110726/sha1107260501001-n1.htm
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp1-20110726-810713.html
麻生は安倍と並ぶネット右翼の「神様」だからなあ。
そりゃ、ノルウェーの極右も親近感をもっているだろう(苦笑
>日本の若者の多くは、希望のない荒廃した経済社会を長く生きながら、
>極端に過激に峻烈に右翼化の傾向を深めていて、
>政治的にハードボイルドな精神性が固まっている。
>ネオナチ「行動する保守」やネット右翼にみられるよう極右冷血の性格が顕著で、
>ファナティックなレイシズム・排外主義を当然視していて、
>在日外国人に対する蔑視と拒絶と嫌悪の態度が一般化している。
>ノルウェイの事件が他人事とは思えない。
>率直に言うと、日本でも同じ右翼テロが起きるのではないか、
>悪夢がそこまで迫っているのではないかという恐怖を覚える。
ノルウェー容疑者の父、「息子は自殺すべきだった」 爆破・銃乱射事件
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2816194/7555189?utm_source=afpbb&utm_medium=topics&utm_campaign=txt_topics
http://www.asyura2.com/11/senkyo119/msg/615.html#c8
あ、もうやってるか
http://www.asyura2.com/11/senkyo119/msg/621.html#c1
パソコン通信時代はPC利用者はある意味「知的階層」に限られていたのが、
その後ネットの爆発的発展により一般庶民の流入があり、
2ちゃんねるを経て今の状況がある、みたいな感じか。
ネット民のレベル低下じゃなくて、低レベル民がネットに参入してきただけの話。
@netouyobotネトウヨみたいなヘイトスピーチを垂れ流すマジキチだらけ。
ネット民のレベル低下が著しい
posted at 10:39:15
インターネット普及の黎明期に「ネット市民」という意識の高い人々による
世の中の変革を目指したような理想主義は、現実によって木っ端微塵に打ち砕かれてしまった。
ネットなんて所詮は文字通りメディア=媒体にしかすぎない。
それを使うのは生身の人間。
posted at 11:02:00
@kmori58 @macron_ ネット社会化で露骨な差別主義が進んでるように見えるのは、
人間に本来備わるそうしたバイアスが匿名性により解放されすぎた結果かも。
http://twitter.com/#!/sunafukin99/status/94914774114119680
昔からヘイトスピーチを垂れ流す奴はいたけど、少なくとも一般人では内輪での話。
ネットでは内輪の話が内輪じゃなくなってしまう。
多分人間の差別的バイアスを持つ性質そのものは大昔からほとんど変わっていないと思う。
http://twitter.com/#!/sunafukin99/status/94916715779063808
ノルウェーの極右テロリストとネトウヨの思考様式は、ほぼ同じ。
ノルウェーの極右テロリスト:
「この社会を不健全にしているのは、移民と左翼労働党とその支持者だ。
こいつらを皆殺し・排除にすれば社会はよくなる。」
こう考えているのがノルウェーの極右テロリスト
posted at 10:58:47
ネトウヨ:
「この社会を不健全にしているのは、在日と左翼だ。
こいつらを皆殺し・排除にすれば社会はよくなる」
こう考えているのがネトウヨ。
posted at 11:10:23
公道で「チョンコ!チョンコ!」「朝鮮人はゴキブリ〜」などと叫んでいる
在特会の動画みればわかるけどネトウヨは総じて
頭が悪く、粗暴で、コミュ力も低く陰気なオーラがでている。
攻撃的でプライドが高く鼻持ちならない性格してるから他人からみれば完全なる無能力者であって
当然、馬鹿にされる。
こうなってくるとまともな人間関係はなくなって同じネトウヨ仲間内でリスペクトし合って
キチガイ度にさらに磨きがかかり社会との溝は深くなっていくという悪循環に陥っている。
ネトウヨによれば民主党やマスコミ、芸能界、司法、警察、闇社会までも
在日コリアンが牛耳っていて絶大な権力をもっているらしい。
普通の人がこの話を聞くと「大げさにいっているだけでいくらなんでもそんなこと信じてる人間はいない。」
こう思ってしまうけどこれは誇張でもなんでもなくネトウヨ本人に問いただしてほぼ間違ってないとお墨付きを得た情報。
これってどこかで聞いたことある話だと思ったらユダヤ陰謀論にそっくり。
2ちゃんねらーの中で韓国陰謀論を信じる人はどんな人かというといろんな人が指摘しているとおり
見下せる相手を渇望していたり、病気を患っていたり、陰謀論にはまりやすい人だったり
様々なタイプがいるが基本メディアリテラシーが無くって平均よりずば抜けて知能が低い。
陰謀論を信じていたとしても実際の生活に何の接点も影響もないのに妄想の世界に逃げ込んでまで
在日を憎悪する必要があるのかというとオオアリで、彼らは
韓国差別することが被差別日本人である等身大の自分から目をそむける手段になってるのだ。
http://www.asyura2.com/11/senkyo119/msg/615.html#c9
靖国と、尖閣事件は関係ない。
首相が靖国参拝をつづけていても、尖閣事件は起きただろう。
中国は、あそこは固有の領土だと言い張っているんだから。
それより、大規模なデモとか、嫌がらせ、日本製品排斥など、つまらないトラブルをもっと広汎に引き起こす。
日本人は、戦中の領土侵略の罪を、決して忘れてはいけない。
http://www.asyura2.com/11/senkyo119/msg/614.html#c4
なお、「行動する保守」諸団体は、一種のカルト団体ともみなせる。
カルト団体の真の目的はカネ集めや権力の獲得だが、そのことは末端の信者には隠され、
代わりに「幸福」だとか「愛」、「健康」などといった耳障りのよいキャッチフレーズでカムフラージュして、
人々を洗脳し、利用する。
「行動する保守」も同じ。
幹部の真の目的はカネ集めや権力の獲得だが、そのことは末端の会員には隠され、
代わりに「国益」だとか「愛国心」、「誇りある歴史」などといった耳障りのよいキャッチフレーズでカムフラージュして、
ネトウヨにみたいな低知能の馬鹿を洗脳して、利用する。
■ノルウェーの爆弾・銃乱射テロリストと日本のネトウヨの驚くべき類似性
ノルウェーで先日起きた爆弾テロと銃乱射テロには、驚きと同時に恐怖を覚える。
まだ単独犯と決まった訳ではないが、一人の人間がこの様な大量殺人を平然とやってしまう。
自分の主義や思想の為に、他人の命を、こうも簡単に奪ってしまう恐ろしい人間が現実にいるのだ。
私がこのニュースを見ていて感じるのは、
この犯人が日本のネットに巣くうネトウヨ(ネット右翼)の思想と極めて酷似している所だ。
このテロ犯人は、平素は普通の大人しい人間と周りに思われていたらしい。
しかし、ネットの世界に身を置くと、雄弁で過激な極右思想の人間にコロッと変わる。
ノルウェー国内に住む外国人を差別し、排斥する主張を繰り返し、暴力すら肯定する。
そして、今回のような卑劣なテロを起こした。
この犯人の主張や人物像は、そのまま日本のネトウヨとそっくりだ。
毎日毎日、自分達の優越性を主張し、外国人を差別し排斥する主張を繰り替えす。
そして、暴力や暗殺を肯定する。
恐ろしいほどに、今回のノルウェーのテロ犯とネトウヨが類似している。
違うのは、まだその極右的思想を現実に実行していないだけだ。
http://societynet.seesaa.net/article/216671129.html
>違うのは、まだその極右的思想を現実に実行していないだけだ
テロによる大量殺戮は起していないが、
部分的に実行している人たちはいる。
「行動する保守」と称する極右ネオナチ勢力だ。
その結果、脅迫、威力業務妨害、名誉毀損等の容疑で逮捕者が続出している。
■ノルウェーの爆弾・銃乱射テロリストと日本のネトウヨの驚くべき類似性
ノルウェーで先日起きた爆弾テロと銃乱射テロには、驚きと同時に恐怖を覚える。
まだ単独犯と決まった訳ではないが、一人の人間がこの様な大量殺人を平然とやってしまう。
自分の主義や思想の為に、他人の命を、こうも簡単に奪ってしまう恐ろしい人間が現実にいるのだ。
私がこのニュースを見ていて感じるのは、
この犯人が日本のネットに巣くうネトウヨ(ネット右翼)の思想と極めて酷似している所だ。
このテロ犯人は、平素は普通の大人しい人間と周りに思われていたらしい。
しかし、ネットの世界に身を置くと、雄弁で過激な極右思想の人間にコロッと変わる。
ノルウェー国内に住む外国人を差別し、排斥する主張を繰り返し、暴力すら肯定する。
そして、今回のような卑劣なテロを起こした。
この犯人の主張や人物像は、そのまま日本のネトウヨとそっくりだ。
毎日毎日、自分達の優越性を主張し、外国人を差別し排斥する主張を繰り替えす。
そして、暴力や暗殺を肯定する。
恐ろしいほどに、今回のノルウェーのテロ犯とネトウヨが類似している。
違うのは、まだその極右的思想を現実に実行していないだけだ。
http://societynet.seesaa.net/article/216671129.html
>違うのは、まだその極右的思想を現実に実行していないだけだ
テロによる大量殺戮は起していないが、
部分的に実行している人たちはいる。
「行動する保守」と称する極右ネオナチ勢力だ。
その結果、脅迫、威力業務妨害、名誉毀損等の容疑で逮捕者が続出している。
ノルウェーテロ犯人「日本すごい」 「私だけ彼女いない」 典型的ネトウヨな件
http://hogehogesokuhou.ldblog.jp/archives/51761674.html
ノルウェーの排外主義ネトウヨが、90人死亡テロ! 1
http://logsoku.com/thread/toki.2ch.net/asia/1311640026/
ネトウヨ「ノルウェー極右テロ断固支持!日本も異民族社会を抹殺しにかからなければならない!」
http://hogehogesokuhou.ldblog.jp/archives/51761573.html
ネトウヨはノルウェーのテロをどう思ってるの?
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/seiji/1311494291/
移民やら在日やらってのは異常な劣等感をこじらせた奴が
歪んだ優越感に浸る記号として利用されてる気がしてならない。
http://hogehogesokuhou.ldblog.jp/archives/51761573.html
426 :名無しさん@涙目です。(静岡県) : 2011/07/25(月) 16:24:49.56 ID:Q47TKVMP0
>>409
日本ではネトウヨ。韓国ではネチズン。中国では糞青。以上、各国に
おける(ネット)底辺層に対する蔑称についてのご紹介でした。
http://hogehogesokuhou.ldblog.jp/archives/51761674.html
ノルウェーテロ=あっちのネトウヨと判明
こいつ、移民に寛容な政策がある=左翼=悪=敵という1ビット思考がやべー。
どこの国でもネトウヨって残念な脳みそした奴が多いな…
http://plaza.rakuten.co.jp/summerslope/diary/201107250002/
ちなみに、日本でもっとも移民推進派なのは、自民党。
自民党応援団の経団連の意向を受けてことだろう。
経団連は、3K労働、劣悪な環境+長時間低賃金という条件で酷使できる奴隷が欲しい。
「移民反対!」のネトウヨは、「移民賛成」の自民党・経団連を支持するという残念な脳みそを持っている。
■【ノルウェーテロ】「愛国主義者」自称する容疑者、移民に寛容な社会を憎悪か…典型的なネトウヨ思想じゃんw
260 :名無しさん@涙目です。(秋田県) 投稿日:2011/07/24(日) 07:21:54.04
低賃金で単純労働に励む
経団連さまにとって都合のいい労働者が足りないから
移民を受け入れようってんだろ?
底辺ネトウヨが底辺肉体労働に従事すれば万事解決じゃん。
お国のためなんだから最低賃金でも喜んで働いてくれるよ。
272 :名無しさん@涙目です。(東京都) 投稿日:2011/07/24(日) 07:25:52.61
日本のネトウヨもGPS監視させとけよ。こええな。
281 :名無しさん@涙目です。(catv?) 投稿日:2011/07/24(日) 07:29:08.21
ウヨは単細胞馬鹿が多いな
298 :名無しさん@涙目です。(神奈川県) 投稿日:2011/07/24(日) 07:33:53.88
ネトウヨの末路は人殺しですか。。。
怖いなぁ。
300 :名無しさん@涙目です。(神奈川県) 投稿日:2011/07/24(日) 07:34:13.62
この犯人もネットで愛国を叫んでたんだろうな
愛国を叫びながら、王族と自国民を殺害って・・・完全に終わっているな。
http://blog.livedoor.jp/owaconch/archives/51756838.html
■ノルウェーのネトウヨによる大量虐殺テロ事件
90人以上の市民が、極右排外主義かぶれのネトウヨによって殺された、ノルウェーの大量虐殺テロ事件について。
>ノルウェーテロ容疑者、「理想の国」日本や韓国
>「次に会ってみたい人々」としては日本の麻生太郎・元首相など4人を挙げた。
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110725-OYT1T00958.htm
ネットを通じて、遠いヨーロッパでもこのようなネトウヨが生まれてしまったことに、驚きを禁じえない。
ほかには韓国の右翼政権の李明博大統領の名前も挙げていたようだ。
今の日本や韓国は、こうした極右テロリストから賞賛されるほど、
理想的なまでに右傾化しているということだ。
>ノルウェー連続テロなぜ 憎悪あおる右派 背景にイスラム嫌悪感情
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-07-31/2011073101_04_1.html
「欧州」を「日本」に、「イスラム」を「朝鮮」に、
「マルクス主義」を「日教組」などに置き換えれば、日本のネトウヨそのものになってしまう。
極右・排外主義の思考回路は、世界のどこでも一緒ということか。
この事件は、近年「在特会」などが野放しになっている日本にとって、他人事ではない。
「右翼の犯罪に大甘」「右翼と警察が持ちつ持たれつ」の日本社会では、このような事件を事前に防ぐ機運が生まれにくい。
日本の、極右排外主義かぶれのネトウヨが、同じような事件を起こさないという保証はどこにもない。
日本版の「反ナチ法」を作って、極右排外主義や、それを扇動するネット右翼を、ただちに違法化するべきだ。
http://mainahouse.blog.fc2.com/blog-entry-28.html
http://www.asyura2.com/11/senkyo119/msg/615.html#c10
この二人は「歴史上、最悪のコンビ」であった。米国の手先きである彼らは、中層階級が中核をなし、医療保険制度や失業者対策など、社会的にバランスがとられていた豊かな日本を、アメリカの命令に従い、「改革」ではなく「破壊」した。「グローバル化」と「民営化」は「アメリカ化」であったが、マスコミが「黒を白」と情報操作したため、今、日本国民は塗炭の苦しみを強いられている。
アメリカに忠実に従っているにも関わらず、次期防衛機として自衛隊が導入したいBsyuracom-22ラプターを「国家機密の固まり→実態は日本の技術を含む」として日本に売らないのは、いつまでも日本を植民地にしておくためだ。
竹中と小泉の二人は「国家反逆罪」で即刻逮捕し死刑にしなければならない。
http://www.asyura2.com/11/senkyo119/msg/616.html#c12
外国人板でオナニー投稿してリハビリに努めていればいいものを、ひょこひょこ出張ってきて妄想を振り交わしている様は安田氏の記事中に出てくる在特会や日護会の連中に見られる肥大化した被害意識を敵とみなした対象に投影し被害妄想を解放することで得るカタルシスを味わい悦に入る自己完結した姿のそれである。
救いようがない、いや、それより問題なのはこうした連中が日本を救おうと思い込んでいることだろう。
動画でクロダイとドロンパの内紛言い争いを見させてもらったが、なんというか…この連中お得意のとにかく言い負かすための言葉尻をつつく揚げ足取りに終始した低劣な悪口合戦であった。
言動が感情の発露であることを差し置いてもこの連中の発言には決まりきったタームと決まりきった反応しか出てこない。
それは論争というものではけしてなく、一方的に自分たちの言いたいことだけをあらぬ限りの刺激的な表現で周囲に知らしめて威嚇し相手を黙らせ口撃する戦術であり論理と呼ぶには程遠い、言葉の暴力そのものである。
道理でこの醜悪な内ゲバで飛び交う言葉の次元の低さが見事にそれを証明している。
文中に出てくる星エリヤスや岡本祐樹の自分たちの出自へのコンプレックスが磁石のように共同体に引き寄せられ在日がヤクザや右翼団体活動に生きがいを見出すことは自己肯定としてはむしろ古典的なパターンであり、他のメンバーのように変われないイケテない自分を国家という巨大なものに自己投影させて尊大ぶる排外主義者は従来の古典的なパターンとはまるで異なる、俺は虚言癖が行くところまで行き着いたパラノイア集団であると規定している。
残念ながらこのパラノイア集団に騙されて街中を大声張り上げて練り歩く次代のパラノイア候補が釣れてしまうネットに対するリテラシー欠如は年々増している。
ナショナリストと呼ばれる彼らが始末に悪いのは、国旗を掲げ国家を自称して、
その憎悪を弱者や他民族へ向けるレイシストに簡単に転化してしまうこと、
コンプレックスや欲求不満から来るドス黒い情念を「憂国の思い」だと勘違いしていることだ。
他国の占領下にあるわけでもなく、他民族の侵略に直面しているわけでもないのに、
彼らの疎外感が他国や他民族への憎悪として噴出するのは、見当違いも甚だしい。
本当の愛国者というのは、植民地からの独立や、独裁者の圧制を倒すために戦う、
強い「被抑圧者」たちのことだ。例えば英国からの独立戦争に立ち上がった米国人、
その米国のレイシズムに反抗したインディアンや、フランスやポーランドの
レジスタンスなど、家族や同胞を抑圧や迫害から守るために命を賭して戦った
無数の無名の人々である。
官民ともに必死で震災対策にあたっているさなかの今月1日、自民党の議員3名が、
日韓両国が領有権を主張している無人島の竹島(韓国名・独島)の「基礎資料
を得るため」と称して韓国入国を強行、韓国の「憂国の士」のデモなどで身辺の安全
を保証できないとして訪問自粛を求めた韓国政府により入国拒否にあった。
3人とも戦争を知らない世代で、韓国や中国嫌いで有名な議員だが、支持率低迷に
あえぐ民主党政権を揺さぶるパフォーマンスがみえみえである。歴史上、領土問題
(イコール資源問題)が戦争の第一原因だが、戦争を伴わない解決策を
考えることこそ「選良」たる政治家の務めだろう。
こうしたいたずらに対立をあおる行動に触発されたのか、7日と21日には東京のテレビ局に対し
「韓流ドラマ」の放映が多すぎ「偏向」しているとして抗議デモが行われたとのこと。「反韓・反中」
をあおるナショナリストの呼び掛けによるものだろうが、まがまがしいレイシズムが感じられ、まさに
国を憂える気持ちになる。
いまや日韓、日中は経済面で抜き差しならないくらい濃密な関係にあるだけではなく、文化、芸能、
観光の面でも、より一層の交流を図るべく官民が努力を続けている。一握りの熱狂的なレイシストたち
の行為はそうした努力をぶち壊し、歴史を逆転させようとする愚行である。
韓流スターやKポップに熱中する何十万という日本人と、Jポップや日本のアニメに
夢中の韓国人や中国人たちこそが、「偏向」を憂える「偏向」した「憂国の士」
たちよりはるかに親善友好に役立っているのだ。気をつけないと歴史は同じ過ちを繰り返す。
http://twitpic.com/6cu9ug
>ナショナリストと呼ばれる彼らが始末に悪いのは、
>国旗を掲げ国家を自称して、
>その憎悪を弱者や他民族へ向けるレイシストに簡単に転化してしまうこと、
>コンプレックスや欲求不満から来るドス黒い情念を「憂国の思い」だと勘違いしていることだ。
@yanegon:レイシストにたいしてちゃんと「レイシスト」と言うのは、
日本の新聞としては非常にめずらしいことですよね。
秋田魁新報やるなあ。
まあ、他の先進国では、
あたりまえのことであって、とりたてて賞賛するようなことでは本来ないのだけど。
「差別」や「弱者迫害」ほどの陋劣な行為は、殺人や強盗強姦など凶悪犯罪くらいしか考えられない。
レイシズムを煽る運動に、一切の正当性はない。
http://www.asyura2.com/11/senkyo119/msg/615.html#c12
韓国農村経済研究院の金泰坤(キムテコン)研究員曰く、「食糧輸入国にとってTPPに参加する利点はない。我が国はアメリカやEUとのFTAを優先し、同時に国内向けの農業対策を順調に進めている」。このように韓国の方針はすこぶる明確である。経済界出身の李明博(イ・ミョンバク)大統領の意向を受けてのことだと思われる。
実際、韓国農業は構造改革が進み、施設型農業(施設野菜園芸や中小畜産生産のように、施設の使用をその前提条件とし、その施設規模の大小によって所得水準が規定される農業)などで輸出が増えている部分もあるが、土地への依存度が高い土地利用型農業は大きな問題を抱えている。当然、対策がうまく機能しないこともあったようだ。結果的に食品輸出の伸びの多くは、原材料が海外から入る加工麺や焼酎、菓子といったたぐいで、農産物は少ないのが韓国の実情である。
つまり、食糧輸入国が市場開放を続けることは難しいというのが世界に共通した状況といえよう。韓国にとっても中国にとっても、農業問題こそがTPPへの加盟に対し慎重ないし反対の立場をとる最大の理由に違いない。
とはいえ、外交巧者の中国はTPPに関して各国の動きを注視し研究を進めているようだ。参加するか、参加しないかは研究段階であるとし、臨機応変な態度で選択肢を温存する構えをとっている。そのためか、「すでにTPPの交渉に参加している国々とも連絡をとっている」と駐日中国大使、程永華氏を通じてオープンな姿勢も印象づけようとしている。さすが、老練な外交官だ。
WTO、FTA(EPA)、TPPの違い
WTO(世界貿易機関)
関税削減交渉、153カ国・地域が加盟、加盟国共通のルール作り(関税削減率、国内補助金の削減、輸出補助金の撤廃)、我が国はWTO農業交渉で多様な農業の共存を主張
FTA(自由貿易協定)/EPA(経済連携協定)
2国間または複数国間で行う関税撤廃交渉
「実質上すべての貿易(一般的には90%以上と解釈)について、原則として10年以内の関税撤廃」とWTO協定で規定(10%は除外・例外が可能)
TPP(環太平洋パートナーシップ協定)
太平洋を取り巻く9か国間のFTA
9か国間で行う関税撤廃交渉
除外・例外品目を認めず、全品目の関税を撤廃する
TPPもFTAだが、重要品目の除外・例外扱いを認めていない。「実質上すべての貿易」を最も厳格に解釈
マスゴミは機密費と国有財産に喰らい付く立
派な「タックス イーター」に成り下がって、
新聞は部数減に歯止めがかからず(当然だ!)、
TVは広告収入減…機密費を当てにしないと経
営が成り立たない?
本来、政治家は「タックス ペイヤー」の代理
もしくは代表なのに、デモクラシーの原理、原
則に反して「タックス イーター」のお仲間だ?!
「タックス ペイヤー」も相変わらず「納税」
では喰い物にされ続けるか。しっかりしろよ、
「タックス ペイヤー」たち!
http://www.asyura2.com/11/senkyo119/msg/621.html#c2
お前等が決めた最低賃金だ。それで生きていけるだろ?
http://www.asyura2.com/11/senkyo119/msg/620.html#c2
ていうか、いつも野田さん習志野初降下行事や
空挺隊員の慰労会とかに招待されているのは事実なのに
おかしいですねぇ
http://www.asyura2.com/11/senkyo118/msg/899.html#c17
これじゃあ、書類を出す必然性がないじゃん!まったくもって時間の無駄だ。これについて東電の松本純一原子力・立地本部長代理は16日の会見で、同特別委の川内博史委員長から「事前に了解を得ていた」と反論したという。言った言わないの世界に持ち込めば話は進まない。大体、こんな大事な問題にも社長は一切出てこない。東電はナメてんのかよ?松本という髪の毛を染めたチャラチャラした小物が出て来てガタガタ云うんじゃねぇよ!
部長代理クラスのチンピラをテレビに出すんじゃない。消え失せろ!また、松本アホ代理は「手順書には機器の具体的な操作方法が記載されており、公開されるとテロリストに悪用され、世界の原発の安全に支障が出る恐れがある」と従来の説明を繰り返したという。
ツーか、こんなセリフをヌケヌケという男は即消すしかない。菅のバカが東電と安全保安院にコロリと騙されて東電を存続させたが、潰すべきだったのだ。やはり東電は破綻させて国有化し、現行の経営陣を入れ替えた上で、すべての情報を強制的に開示させる必要がある。もちろん、経営陣の退職金や年金に関しては、一切出す必要はない。逆に損害賠償で負担させるのだ。
東電の殺人者たちは親方日の丸体質そのもだ。罪の意識なんて一切ない。「電気がないと不便だろう」とせせら笑っているのだ。それに対抗するには、目には目、歯には歯をだ。すなわち、東電を潰し、役員、従業員のすべてを馘首、更には殺人罪で告訴するのだ。それに加えて、最近しらばっくれている菅、経済産業省、安全保安院も告訴するべきなのだ。でしょ?
http://tokyolumix.blog60.fc2.com/blog-entry-852.html
http://www.asyura2.com/11/senkyo119/msg/622.html
何だね、このチンピラは?
菅直人並みのしつこさで、掲示板を荒らす反小沢の狂信者がまた、ボウフラみたいに湧いてきた。特に、この屑は、変質的なまでに粘着質である。
小沢氏が最も軽蔑する、社会に何の役にも立たない穀潰しのチンピラがいきがって暴言吐くんじゃないよ。お前のような、ヒエラルキの最下層のゴミクズは、大人しく残飯あさって生きていくことをお勧めする。
ところで、お前は誰を支持し、その理由は何だ?もちろん、それに答えられないほどに頭が悪いのではないだろうな?
このチンピラは、知恵遅れか?
しかるべきなどど、知った風な口を叩くんじゃないよ。
http://www.asyura2.com/11/senkyo119/msg/390.html#c60
本日、9月19日、東京の明治公園で「さようなら原発」5万人集会が開かれる。
さよなら原発1000万人アクション
さようなら原発 5万人集会
日 時:9月19日(月・敬老の日)
13:00〜ライブ
13:30〜集会
14:15〜パレード
会 場:明治公園
交 通:JR「千駄ヶ谷」下車5分
/地下鉄大江戸線「国立競技場」(E25)下車2分
/地下鉄銀座線「外苑前」下車15分
内 容:オープニングライブ 寿
発 言:落合恵子さん/大江健三郎さん
/内橋克人さん/鎌田慧さん
/山本太郎さん/武藤類子さん
(ハイロアクション福島原発40年実行委員会)
ライブ:ランキン・タクシー、ナラカズヲ
米国スリーマイル島原発事故、ソ連チェルノブイリ原発事故、東電福島第一原発事故は、原子力が人類には制御不能であることを証明している。
原発事故の特徴は、ひとたび大事故を引き起こせば、このかけがえのない地球の生命体としての活動を、未来永劫にわたって麻痺させてしまうことにある。
二酸化炭素が地球の温度上昇をもたらすとの根拠の不明確な命題を信じて、二酸化炭素排出を抑制しようという敏感さを持つ人々は、その不確かな活動に力を注ぐ前に、脱原発運動に精力を注ぐべきである。
原子力事故がいかに制御不能であり、人類、生命体、地球の論理、倫理に反しているかは、誰の目にも明白であるからだ。
福島第一原発の事故を目撃して、なおかつ原発推進の旗を振る人間は、感性を失っているか、原発マネーに毒されているかのいずれかである。
本来であれば、日本全体の原子力発電所の稼働をすべて停止し、想定されるすべての自然災害に原発が耐え得るかどうか、厳格なテストを経たうえでなければ、再稼働は認められないとするのが正しい対応である。
そして、想定されるすべての自然災害を踏まえ、なおかつ、必然的に発生する人為的過失の発生確率を踏まえたときに、それでもなおかつ、重大事故発生の確率をゼロにまで引き下げることは不可能であることを認識し、脱原発を確定するしか、本来進むべき道はない。
原発を推進する者がいるとして、その可能性を、感性を失っているか、原発マネーに毒されているかのいずれかと記述したが、可能性としてはもう一つある。核武装を目論む人々が、そのために原発を推進しようとしていることだ。
この代表者が石破茂氏である。石破氏はやはり、単なる軍事マニアではなかった。核武装論者だったのだ。
暴力団を廃絶するために、暴力団関係者と親密な接触を持つ者を、暴力団構成員に準じる取り扱いをしようと警察が躍起になっている。
これとの比較で言うなら、核兵器推進の立場を示す人間を危険人物として取り扱うことを検討するべきだろう。
日本は世界で唯一の核爆弾の被爆国として、核廃絶運動の先頭に立つべきである。核を拡散させ、原発ビジネスを拡散することは、人類にとっての脅威である。
原子力ビジネスは年間3兆円を超すビッグビジネスであるから、原発マネーに目がくらむ人々は、原発ビジネスを温存しようと、血眼になっている。
言論人のなかでも、ひたすら原発ビジネスの温存を主張する輩が存在するが、カネの亡者か、さもなくば、ものごとの軽重を理解できない未熟な人々である。
短期の利害得失ではなく、長期の地球生命を考慮して考察するべき事項であるからだ。
「さようなら原発」一千万人署名市民の会は、3月11日の東日本大震災により引き起こされた東京電力福島第一原子力発電所の事故を受け、脱原発のために1000万人の署名を集めることを目標に展開されている運動である。
この運動の一環として、本日9月19日(月)に上記要領で、東京の明治公園で5万人規模の集会を開くことが呼びかけられている。
集会は内橋克人、大江健三郎、落合恵子、鎌田慧、坂本龍一、澤地久枝、瀬戸内寂聴、辻井喬、鶴見俊輔の各氏によって呼びかけられた。
これに呼応する形で「さようなら原発1000万人アクション」が署名活動とともに日本全国にひろがり、大きな動きとなりつつあるとのことだ。
この地球上にはカネよりも大切なものがある。カネでは手に入れることのできない、かけがえのないものがある。
東電福島第一原発の事故で、どれほどのものが失われたのかを考えてみたことがあるか。
福島に生まれて
福島で育って、
福島で働いて、
福島で結婚して、
福島で子どもを産んで
福島で子どもを育てて、
福島で孫を見て
福島でひ孫を見て
福島で最期を過ごす。
それが私の夢なのです。
の言葉を総理大臣が絶叫したところで、第二、第三の福島を生み出す道をせん滅しない限り、国会演説もただの言葉の羅列、人気取りのパフォーマンスに過ぎないことになる。
野田佳彦氏が、福島の女子学生のこの言葉を重く受け止め、こうした郷土に対する市民の熱い思いを大切にするなら、二度と、福島と同じ過ちを、絶対に日本で引き起こさないための、万全の方策を示し、実行することだ。
それは脱原発を決定し、実行することである。
その方策を示すこともなく、この言葉を引用したところで、何の意味もない。巧言令色鮮し仁だ。
野田佳彦氏の行動は、経団連の要求丸呑みのものだ。経団連の要求は、原発、法人税、TPPだ。脱原発経産大臣を辞任させ、法人税減税を強行し、11月のAPEC会合に向けて、TPP参加表明を行うとするなら、この首相は悪の代理人である。
脱原発、反法人税減税、反TPPこそ、正しい対応である。
朝日がおかしいのはそうした繋がりがあるからで、それが滲み出てる。
最近ではTBSも朝日をずば抜けておかしい。
http://www.asyura2.com/10/senkyo89/msg/713.html#c112
第1回
Tの“飛躍”はいつから始まったのか
2両編成の筑豊電鉄は起点の黒崎駅前駅(北九州市)を出ると、じきに洞海湾に面した工業地帯と並行するように走り、途中で南に大きく逸れて筑豊方面へ向かう。車窓越しに見えるのは低い山並みと住宅地からなる退屈な風景だけだ。無人駅をいくつかやり過ごし、中間市に入ったあたりで下車すると、駅前から延びる緩くて長い坂道の両脇に、戸建の住宅街が広がっていた。かつては炭鉱町として栄えたというが、往時の面影はすでにない。
それでも、薄れゆく採炭地としての記憶を懸命に守ろうとするかのように、唯一この町で存在を誇示しているのが、町はずれにあるボタ山である。長年の風雨によって形をだらしなく崩し、いまや雑木に覆われた小高い丘陵でしかないが、古くから地元に住む人々にとっては“石炭の栄光”を振り返るべく、もっともノスタルジックな場所となっている。
その荒れ果てたボタ山と向き合うように、県立高校の校舎が建っていた。
Tがこの学校を卒業してから、すでに20年が経過している。
彼は影の薄い男だった。
「おとなしくて目立たない、クラスで最も地味なヤツでした」と、元同級生のひとりは言う。
「友達もほとんどいなかったんじゃないかなあ。いつも、ひとりで行動していた。3年生のとき、確か家出して1週間ほど学校を休んで話題になったこともありましたね。でもそれ以外、彼のことって全然思い出すことができないですね」
私が話を聞いた元同級生たちは、誰もが同じ印象を口にした。
「無口」「物静か」「気が弱そう」
かつての女子生徒のなかには「T? そんな名前の人、聞いたことがない」と、存在そのものを否定する者までいた。卒業アルバムを確認してもらってようやく出た言葉は「ああ、小太りの男。見たことはあるかもしれない」だった。
Tは一時期、生徒会の役員を務めたこともあるが、その事実すら覚えている者は少ない。「生徒会なんて誰もやりたがらない雑用係みたいなものだったから、みんなでTに押し付けたに違いない」と断言する元同級生もいた。
存在感のなさ―その一点のみで、Tは同じ教室で過ごした者たちの記憶の端に、かろうじてぶら下がっているだけだ。
卒業アルバムにはTのあどけない笑顔の写真が収められている。高校生にしてはやけに幼く、突けばすぐにでも泣き出しそうなその表情に、私は気の遠くなるような“距離感”を覚えた。
「ゴキブリ朝鮮人を日本から叩き出せ!」
「シナ人を東京湾に叩き込め!」
「おい、コラ、そこの不逞朝鮮人! 日本から出て行け!」
カン高い声で絶叫しながら街頭を練り歩く「ネット右翼のカリスマ」が、まさかこの写真のTであるとは誰も気がつかないだろう。
在日特権を許さない市民の会(在特会)会長・桜井誠(38歳・ペンネーム)―「地味で無口」な少年だったTの、現在の姿である。
在特会はネット上の政治サークルを出自とする右派系市民団体だ。ここ数年、急速に勢力拡大を果たし、世間の注目を集めるようになった。同会公式サイトによれば、会員数は9837人(11月15日現在)。北海道から鹿児島まで全国29支部を持ち、海外にも約250人の会員を抱える。会費を必要とせず、クリックするだけで会員資格が付与される「メール会員」がその大部分を占めるにしても、数ある保守・右翼団体のなかでも有数の規模を誇ることは間違いない。
その名称が示す通り、同会が最重要の政治課題として掲げているのは在日韓国・朝鮮人の「特権剥奪」だ。日本は長きにわたって在日の犯罪や搾取によって苦しめられてきたというのが同会の“現状認識”であり、日夜、「不逞在日との戦い」を会員に呼びかけている。
昨今では、糾弾対象はいわゆる「在日」のみならず、韓国、北朝鮮、中国といった同会いうところの「反日国家」や、それらに宥和的な民主党政権にも及び、各地で精力的な抗議活動を展開している。デモや集会では数百人規模の動員力を見せ付けることも珍しくない。
この在特会の生みの親であり、“理論的指導者”でもあるのが桜井だ。カリスマと呼ばれ、ときに「先生」と崇めたてまつられる人物である。サスペンダーに蝶ネクタイといった芸人のような出で立ちでありながら、「朝鮮人を追い出せ」といったヘイトスピーチを何のためらいもなく繰り返す。その特異なキャラクターはネットを通じて国外にも知れ渡り、最近では『ニューヨークタイムズ』など複数の海外メディアが、「外国人排斥を主張する、日本の新しいタイプの右派指導者」として彼を取り上げた。
ネットの動画サイトにアップされる桜井の映像には何万という再生回数がつき、その一挙手一投足に、いわゆる「ネット右翼」と呼ばれる者たちが「支援するぞ!」といった賛辞のメッセージを寄せる。
以前から私は在特会主催の講演会などに何度か足を運んでいるが、確かに桜井の姿には、芝居がかっているとはいえ、ある種のカリスマ性を感じたのは事実だ。蝶ネクタイ姿の桜井が登壇すると、会場からは割れるような拍手と声援が沸き起こる。饒舌で、澱みなく、緩急自在な桜井の話法は、まるで新興宗教の教祖そのものだ。脆弱な論理は力で押し切り、根拠の怪しい「事実」を平然とタレ流し、話の各所で「朝鮮人の悪行」や「シナ人の狡猾さ」を叫ぶように訴えれば、聴衆は大いに盛り上がる。本名や経歴を一切明かさず、謎のベールに包まれていることも、なおさら桜井の“神格化”に力を貸した。
しかし―。昔の級友たちが語る桜井の前身、つまりTは、饒舌どころか寡黙であり、その存在すら疑われるあやふやな印象しか残していない。外国人の排斥を主張した場面など誰の記憶にもなく、むしろ彼自身が「排斥」されていたのではないかと思わせるような人物像しか浮かび上がってこないのだ。
Tの“飛躍”はいつから始まったのか。何がそうさせたのか。
第2回
リアル社会に躍り出たネット右翼
私が桜井と初めて言葉を交わしたのは、今年9月のことだった。
その日、大分市内で在特会主催の「(公費による)朝鮮学校(授業料)無償化反対」を訴える街頭宣伝活動がおこなわれたのだ。街宣が始まる前、私は桜井に名刺を手渡し、取材したい旨を伝えた。桜井はその申し出に特段の興味を見せることもなく、「ああ、そうですか」と無愛想に短く答えただけだった。
しばらくすると桜井はマイクを手にし、買い物客でにぎわうデパート前で、声を張り上げた。
「いいですか、皆さん。朝鮮学校というのは、まともな学校じゃないんですよ。我々の同胞を何百人と拉致した国家につながっているんです。そんな学校にいま、政府は税金を投入しようとしているんですよ。冗談じゃない。こんなこと許してはならない! 何が朝鮮人の人権だ!」
路上に置かれた2台の無線式大型拡声器から、意識的に抑揚をつけた独特の「桜井節」が響き渡る。即座に「そうだあ!」と唱和するのは、同会大分支部のメンバー十数人だ。その大半が20代から30代の若者で、それぞれ在特会の幟や日の丸、「在日特権」「横田めぐみさんを返せ」などと書かれたプラカードを手にしている。
桜井は周囲の反応を見ながら、攻撃の矛先を中国にも向けた。
「いま、大分県には大勢のシナ人が入り込んでいるんです。特に、お隣の別府! シナ人が入り込み、土地を買い漁っているんです。他人の財産を侵しても、屁とも思わないのがシナ人。恐ろしい連中だ。こんな状態を大分の皆さんは黙って見ているのか!」
ご当地ネタを織り込みながら、ときおり聴衆をも挑発する。これも桜井にとっては手馴れた話法である。人だかりができるというほどでもない。通行人の多くは「朝鮮人!」だの「シナ人!」といった言葉に一瞬ぎょっとした表情を浮かべ、あとはなにごとも聞かなかったような素振りで足早に通り過ぎるだけだ。
桜井にとっては、年寄りばかりが目立つ、地方都市での反応などどうでもよいのだろう。重要なのは、この「桜井節」が、リアルタイムでネット中継されていることなのである。後に詳述するが、若者たちが在特会へ入会するきっかけとなるのは、ネット上で「桜井動画」とも呼ばれる、これらの映像を観たからというケースが圧倒的に多いのだ。つまり桜井の視線の先には、振り上げる拳の向こう側には、パソコンに向かって快哉を叫ぶ多くの若者の姿がある。
初めて間近で目にした桜井は、前にせり出した腹を除けば、ぷっくりと膨らんだ頬も、短い手足も、実年齢を下回る印象を私に与えた。しかも、けっこう童顔なのである。だが、サスペンダーに蝶ネクタイという出で立ちのせいか、妙なアンバランスさを醸し出している。それは単なる演出というよりも、本来の自分を隠すための痛々しい変装にしか私には見えなかった。
そんな桜井をカリスマとして仰ぐのは、主に若者たちである。
ネットの掲示板やブログを通じて「愛国」と「反朝鮮」「反シナ(中国)」「反サヨク」を呼びかける者たちは、一般的に「ネット右翼」と呼称される。朝から晩までパソコンや携帯にかじりつき、「朝鮮人は死ね」だの「ブサヨク!」だのと必死に書き込む者たちの存在は、ネットが一般化した90年代後半以降、急速に目立つようになった。当初こそこの「ネット右翼」は、いわば変形型の「オタク」に位置づけられていた。匿名性を盾に差別的な言辞を繰り返す様から、攻撃的引きこもりと揶揄されることもある。
一方、今世紀に入った頃から、そうした「ネット右翼」のなかにも、キーボードを連打するだけでは飽き足らず、リアルな「連帯と団結」を目指す動きが活発化した。あくまでもネットを利用して情報収集、交流、呼びかけをおこないながら、「戦いの場」を街頭にも広げたのだ。
通常、彼らのほとんどは「右翼」と呼ばれることを極端に嫌う。実際、既存の右翼団体のように真っ黒い街宣車を連ねて街中を流したり、揃いの特攻服に身を固めるわけでもない。多くは街の風景に違和感を与えない程度のおとなしめファッション、つまりは何の工夫もない普段着姿でデモに参加する。早い話が日の丸を赤旗に持ち替えれば、即座に労組のデモ隊にも見えてしまうであろうありきたりな外見が特徴である。しかも彼ら彼女らは、あくまでも自分たちが「一般市民」であることを強調し、既存の右翼団体を「国家を貶める集団」「ヤクザの手先」などと罵る者さえ珍しくない。既存の右翼団体と一線を画すために、昨今は自らを「行動する保守」と称するようにもなった。
しかし「行動する保守」の運動スタイルは、バリバリの街宣右翼をして「下品」「品格がない」と言わしめるほど、過去に例のない奇妙な「過激さ」を“売り”としている。
前述したような「ゴキブリ朝鮮人」の連呼などはその典型で、国家的な主題を掲げながらも、ターゲットは常に「在日」や「シナ人」に向かう。ひとりでも身体を張って抗議の先頭に立つ、といった“国士的”発想はさらさらなく、常に集団で行動し、ハンドルネームで呼び合ったり、やたら動画や写真撮影にこだわるなど、運動の成果をネットに結びつける傾向がことさら強い。
また、一般的な右翼から連想されるコワモテは少ないぶん、世間の反応や警察権力に対する経験も免疫も不足しているので、何かあれば簡単に暴走するといった特徴を持つ。
たとえばデモの最中に沿道から批判の声が飛ぶと、「こら、朝鮮人!」「それともシナ人か?」「朝鮮人が妨害してるぞ!」などと口々に叫びながら集団で詰め寄ったりする姿は、もはやおなじみである。私も何度となく目にしてきた。よく見れば、まともにケンカもしたことのないような連中が、数の力で批判者を取り囲み、罵声を浴びせたり、小突いたりと、リンチまがいの行動に出たりするわけだが、いかんせん一人ひとりの「ひ弱さ」は隠すことができず、なにやら子どもの押しくらまんじゅうに見えなくもない。しかしその集団的狂気は、ときに女性や老人に向けられることもある。それだけをもってしても、既存右翼団体との違いは明らかだ。そしてデモを終えて帰宅すれば、自身のブログに「今日、不逞朝鮮人を退治しました」といった文言を嬉々として書き連ねるのである。
先鋭的な民族派組織として知られる統一戦線義勇軍の議長・針谷大輔(45歳)は、このような運動形態を「ネット言論をそのまま現実社会に移行させただけの運動だ」と批判する。
「要するにネットと現実の区別がついていないんです。すぐに暴走しやすいのは、日常生活のなかで物理的な衝突も経験していないのに、ネットの感覚で対処しようとするからですよ。あの人たちにとってみれば、ネットも現実も“地続き”なんです」(針谷)
キーボードを連打するだけで「相手を打ち負かした」と思い込む感覚を、そのまま路上に持ち込むのだ。針谷の言う「地続き」な関係によって、集団リンチも、ブログの「炎上」と同じ意味しか持たなくなる。
統一戦線義勇軍で情宣局長を務め、07年に防衛省内に侵入し、火炎瓶を投げて逮捕されたこともある山口祐二郎(25歳)も「国家を批判するならともかく、人間をゴキブリ呼ばわりするような運動など、それこそクズだと思う」と吐き捨てるように言った。
「もしも、その程度の運動で日本が良くなるというのであれば、僕にはそんなカッコ悪い日本なんて必要ありません」(山口)
しかしこうした言葉は、ネットを出自とする「行動する保守」の面々には何の影響も与えない。そればかりか「既存右翼が、これまで何か世の中を変えることができたのか」といった文言が、ネット上にはあふれている。
第3回
「在日特権」とは何か
その「行動する保守」の“最大手”が、桜井率いる在特会だ。同会が設立されたのは07年。
「もともとは『2ちゃんねる』などのネット掲示板で、保守的な意識をもって“活動”してきた人たちが集まってできた組織なのです」
そう話すのは同会広報局長の米田隆司(48歳)だ。私は10月半ばに、同会本部のある東京・秋葉原の雑居ビルで米田を取材した。いまは私に「在特会への出入り禁止」を通告しているが、その頃の米田は、クッキーを手土産に部屋を訪ねた私に対し、終始人懐っこい笑顔で接してくれた。
6畳一間ほどの質素な事務所である。すでに夜の10時を過ぎていた。米田は「会社の仕事を終えて急いで来た」と話しながら、額にうっすらと浮かぶ汗を拭った。仕事で疲れているだろうに、無理して取材に応じてくれた米田に、私はいまでも感謝している。
「ウチは専従なんていませんからね、取材を受けるのも、活動するのも、みんな仕事の合間を縫って、やりくりしてるんです。日当を払ってデモ要員をかき集める労組のような左翼団体とは、そのへんが大きく違うんですよ」
手弁当の活動こそ強いのだと、米田は何度か強調した。「嫌韓(朝)」「反中」といった点については、ある意味、米田は筋金入りだ。
「韓国料理の店には絶対に行きません。中華料理も、シナ人の店員がいない店を選びます」
その後、話はネット上の“有志”による「在特会設立」の経緯へと移った。
「中心となって動いたのが現会長の桜井です。彼はその前から東亜細亜問題研究会という勉強会を主宰し、やはりネット上で活躍していました。それまで日本の近現代史の主流であった“自虐史観”“謝罪史観”といった考え方に異を唱え、歴史の真実について研究を重ねていたんです」
歴史教科書に記された従軍慰安婦の「悲惨な境遇」など、まったくのデタラメであること。「南京大虐殺」など、虚構そのものであること。さらに、「虐げられた存在」として語られる在日韓国・朝鮮人は、実は弱者を装った特権人種であること―これら「歴史の真実」を桜井は訴え、保守系ネットユーザーを糾合していく。
その桜井を中心に創設されたのが、在特会であった。発足当時の会員数は約500人。07年1月におこなわれた設立集会には100人ほどが参加したという。
しかし当初から現在のような「デモ・集会」を中心とする路線を取っていたわけではない。「当初はどちらかといえば、勉強会みたいな雰囲気だった」と米田も指摘する。その穏健路線を一変する出来事が、その年の夏に起きた。
「行動する保守」の先駆者ともいえる西村修平(61歳)との出会いである。西村は「主権回復を目指す会」という右派系団体のリーダーで、長きにわたりチベット解放、反中国といった保守運動に関わってきた。私は在日中国人関連の取材で、何度か西村とは会ったことがある。本人は肯定も否定もしないが、学生時代は毛沢東主義を掲げる左翼運動団体にも出入りしていたと噂されている。実際、西村の事務所の書棚には毛沢東の著作が並び、それも相当に読み込んだ形跡があった。文学やクラシック音楽にも通暁し、普段は物静かな雰囲気を漂わせている。しかしひとたびデモの現場に立つと、これがまた凄まじく強烈なアジテーターに変わる。
「桜井はその西村と出会ったことで豹変するんです」とは、ある在特会関係者の言葉である。
「要するに西村から“街宣テクニック”を学び取ったのですよ」(同)
その頃の貴重な動画が、まだネット上に残されている。「河野談話の白紙撤回を求める署名運動」と題された動画だ。これは1993年に従軍慰安婦への謝罪を表明した当時の河野洋平官房長官の「談話」に対する抗議活動の一環として07年7月8日に東京・銀座で実施されたものだ。このなかに、署名活動を中止しろと迫る警察官に対し西村が猛然と抗議するシーンがあるが、そこには、まだサスペンダーも蝶ネクタイもない桜井の姿が映り込んでいる。いまであれば「キミたちは朝鮮人の味方か!」と怒鳴りまくっているはずの桜井だが、このときの彼はまるで助手のように西村のそばへ張り付き、注意深い視線を向けている。
先の関係者は「桜井はこのときを境に、まるで西村が乗り移ったかのようなアジテーションをするようになった。おそらくは西村の“激しさ”に感化され、必死になってその話法を学んだのでしょう」と語る。
その後、桜井は日増しに西村ばりの“激しさ”を身につけていく。そして在特会もまた、桜井の変貌に合わせるかのように、勉強会から行動団体への脱皮を図っていく。
第4回
我々は一種の階級闘争を闘っているんです。
米田の話に戻ろう。私が疑問に感じてならないのが、その「在日特権」なるものである。これについて米田は次のように話す。
「外国籍を持つ外国人でありながら、なぜ在日だけは日本人と同等の権利が与えられているのでしょうか。在日だけが他の外国人よりも優遇されなくてはならない理由などないでしょう」
米田が指摘する「特権」とは、たとえば戦前・戦中から日本に居住していた在日韓国・朝鮮人とその子孫は外国籍のまま何代にもわたって日本に住むことができるという「特別永住者」資格の付与であり、あるいは通名の使用が許されていたり、外国籍であるにもかかわらず生活保護が支給され、しかも「その支給率は日本人を上回る」(米田)といったことである。
果たしてそれが本当に糾弾対象としての「特権」にあたるものなのか、私には理解しがたいのだが、米田ら在特会会員に言わせれば「特権を享受しながら、差別反対運動や戦争犯罪追及など、事実無根の反日活動をおこなっている在日が日本人の生活を脅かしている」のだという。
「要するにですね」
米田はそこで一呼吸すると、私を正面から見据えたうえで、一気呵成にまくしたてた。
「我々は一種の階級闘争を闘っているんです。いまや左翼なんて権力そのものじゃないですか。在日も労働組合も、あるいはマスコミだって同じ。みんな社会のエリートなんです。特権批判というのはエリート批判でもあるんです」
少し前まで穏やかな表情を見せていた米田は、このときだけ、顔に険しさを浮かべていた。ちらりと覗く憎悪の色は、納得できない表情のままにペンを動かす私へ向けられたものかもしれなかった。
第5回
無機質な憎悪
米田の話を聞きながら、私は前述した在特会の大分街宣を思い出していた。手馴れた感じの桜井の演説はともかく、マイクを握る会員たちの声や表情から垣間見えたのは、怒りというよりは、得体の知れぬ憎悪のようなものだった。
その日、桜井の次に演説した30代の男性は、次のように声を張り上げた。
「生活保護など、日本人にはなかなか支給されないのに在日だけは優遇されているんです。通名制度だって、在日だけに許されているんですよ。日本人になりすますことができるんです!」
50代と思しき男性も、怒気を含んだ声のアジテーションを披露した。
「これまで朝鮮人は出て行けと言える団体はなかったんですよ。なぜか? 朝鮮総連や韓国民団が怖かったんです。でも、もういい加減にしてほしいと思って立ち上がったのが、我々在特会なんです。みなさん、本当に従軍慰安婦なんて存在したんですか?(「いませ〜ん」と、合いの手)いま、この大分にも韓国人の売春婦がいっぱいいるでしょう。慰安婦なんてのは、それと同じなんですよ。そんな女性たちに、なんで謝罪や賠償をしなければならないんですか! 日本人をナメるなと言いたい!」
参加者のなかで私が最も注目したのは、ボーダーのTシャツにジーンズというラフな格好で来ていた29歳のOLである。くりくりとした二重の目には幼さが残り、「少女」と表現してもおかしくないような顔立ちである。
「みなさ〜ん、ご静聴をお願いしま〜す」と、かわいらしい声で切り出した彼女であったが、話が「在日特権」に及ぶと、声色に突然、凄みが加わった。
「お前ら在日は、差別だ人権だと騒ぐばかりで、何かあれば顔を真っ赤にして金を要求する。それが人に物を頼む態度か! 高校サッカーの全国大会に、高校でもなんでもない朝鮮学校が出場している。それが特権なんですよ。朝鮮学校なんて得体の知れないものに、大学の受験資格まで与えている。そのうえ授業料の無償化ですかぁ? どこまで厚かましいんですか! いままで一度でも日本人に『ありがとう』って感謝したことがあるんですか? この恩知らず! 恥知らず! 礼儀知らず!」
私は演説を終えたばかりの彼女に話しかけた。わざわざ福岡市から駆けつけたという彼女は、1年前に在特会へ入会したという。
「『嫌韓流』を読んだり、2ちゃんねるで情報を集めていくなかで、在日特権の存在を知ったんです。外国人として日本に住んでいながら、反日ばかりを訴える在日に、ものすごく腹が立ちました。それに、私の住んでいる福岡でも、最近はハングルや中国語で書かれた標識や看板が増えてきたんです。なんだか街が汚されていくようで悲しいんです」
まるで故郷が外国の軍隊から侵略を受けたかのような、それこそ「悲しい」表情を浮かべながら、彼女はそう訴えた。
彼女が在特会に入る直接のきっかけとなったのは、動画投稿サイト「YouTube」にアップされた一本の動画だったという。
「在特会によるカルデロン一家への抗議デモ。この様子を映した動画を目にして、日本に居座る外国人に対して、強い憤りを覚えたんです。同時に、堂々と声を上げて抗議デモする在特会の姿に共感を覚えました」
これは09年4月におこなわれた、いわゆる「カルデロン一家追放デモ」と呼ばれるものだ。
その頃、不法滞在を理由に入国管理局から強制送還を迫られていたフィリピン人のカルデロン一家(当時、埼玉県蕨市在住)の問題は連日、大きく報道されていた。両親と娘から成る3人家族のカルデロン一家は、中学生の娘だけが日本生まれだったため、彼女自身は「友達と離れたくない」と、涙ながらに両親への送還処分撤回を訴えた。しかし結局、入管当局は両親だけをフィリピンへ送り返し、家族は離れて暮らすこととなった。支援団体は入管の処置を非人道的な行為であるとして強く抗議し、メディアの多くも「引き裂かれた家族の悲劇」を報じた。
ところが、問題発覚時から一貫して「強制送還支持」を訴えていたのがネット言論である。ネット掲示板には「処分は当然」「お涙頂戴の報道はやめろ」といった書き込みが殺到した。そして在特会を中心とする「行動する保守」は、カルデロン一家の居住地である埼玉県蕨市において、大々的な抗議デモを展開したのである。
約200人のデモ隊は「不法滞在者を追放せよ」「カルデロン一家を叩き出せ」といったシュプレヒコールを上げながら市内を行進した。しかもデモのコースには、当事者である娘が通う中学校前も含まれていた。いくらなんでも中学生の少女に対して「叩き出せ」はないだろうと、後に在特会がアップした動画でこのデモを知った私は、吐き気に近いものを覚えた。
だがネット言論の世界ではデモを称賛する声が相次いだ。しかもこの「追放デモ」は在特会に急成長を促す原動力ともなったのであった。
在特会広報局長の米田は言う。
「エポックと言ってもよいでしょう。このデモの動画が評判となり、会員が爆発的に増えたのです。しかもこれをきっかけに海外メディアからも注目されるようになり、ますます在特会は知名度を高めていったのです」
このように、在特会にとってデモや集会を撮影した動画は、“集客効果”を高めるための最大のツールとして機能している。実際、私が取材した在特会会員のほとんどが“入り口”として動画の存在を指摘した。
大分支部に所属する自動車整備士の男性(39歳)は、愛車である白いミニバンの中に、約100枚のDVDを積んでいた。なんとこれ、すべて在特会の動画を「焼いた(ダビングした)」ものだという。彼もまた、桜井の演説動画を目にしたことが在特会入会のきっかけとなったひとりだが、自宅のパソコンで動画を視聴するだけでは飽き足らず、車載のDVD再生機を用い、毎日の通勤時間をも動画視聴にあてている。
「動画の力はすごいと思う。ストレートに言葉が伝わってくる。僕も初めて在特会の動画に接したときは衝撃を受けましたよ。堂々と『朝鮮人は出て行け!』なんて叫ぶ人、見たことありませんでしたからね」
ちなみに、もともと朝鮮人に対する恨みや反発があったわけではないと彼は強調する。
「北朝鮮のミサイル実験や、なんといっても拉致問題。これだけはどうしても許せなかった。そうした思いをずっと抱いていたときに、ネット検索の過程で出会ったのが在特会。北朝鮮だけではなく、在日の存在も日本を危機に追いやっているのだと理解することができました」
在日の友人もいるが、「朝鮮人を叩き出せ」という主張に違和感はないと話す。
「刺激が強すぎるかもしれないけれど、その言葉によって、多くの人が在日特権について興味を持ってくれる。注目してもらえる。実際に一人残らず叩き出すことなんて不可能であることは知っていますが、せめて人々に在日特権のことを知ってもらいたい」
その日初めて街宣に参加したという農家の男性(32歳)は、「従来の保守は手ぬるい。在日問題を避けてきたとしか思えない」と話す。
「在日ほど矛盾した存在はないと思うんです。知り合いの在日は『祖国(韓国)に誇りを持っている』と言うのですが、それではなぜ日本に住んでいるのか。それは、日本で彼らが優遇されているからなんですよ。出ていけとまでは僕は言いませんが、もっと謙虚に暮らしたらいい」
それぞれが熱っぽく訴える。在日は恵まれている。普通の外国人になれ。日本に感謝しろ。
私は彼ら彼女らが口にする「在日」なる文言が、無機質な記号のようにも感じた。在日と一括りにされる人々の顔も、表情も、生活も、歴史も、風景も、そこからはまるで浮かび上がってこない。日本の危機をあらわす、あるいはすべての矛盾と問題を紐解くブラックボックスのような存在として、都合よく使われているような気がした。
第6回
大手メディアへの不信も
大分街宣を皮切りに、私はいくつかの街宣現場をまわり、できるだけ在特会会員の「生の声」に接した。差別主義者、レイシストだと毛嫌いするのは簡単だが、少なくとも在特会が社会に一定程度の影響を与えていることだけは認めなければならない。さらに認めた以上は、「知る」「伝える」ことが私の仕事でもある。
9月下旬、札幌市―。大通公園に面した路上で、在特会北海道支部による街宣がおこなわれていた。道内各地から集まった約20名の参加者が、それぞれマイクを握って「在日特権の廃止」や「中国の軍事的脅威」を訴えた。
ここでも一番に目を引いたのは、「中国の脅威」をなめらかな口調で説いていた、ひとりの女性である。高橋阿矢花(27歳)。最近、勤めていた企業を退職し、現在は求職活動中だという。大きめのイヤリングと、膝上丈のスカートで決めた高橋は、むさくるしい男たちの中にあって、ひときわ目立つ。
「もともとは政治なんかに興味はなかったんです」と高橋は言う。イデオロギーとは無縁の「普通のOL」だった。そんな高橋の目を政治に向けさせるきっかけとなったのは、08年の国籍法改正だった。これは、外国人との間で婚姻関係のないままに出生した子どもであっても、親が認知すれば日本国籍の取得が可能となるよう、法改正されたものだ。
「直感的に何かおかしいのではと思ったんですね。国籍というものが、こんなにも簡単に付与されていいものなのかと」
ネットで調べた。そこには「改正反対」の声があふれていた。同じ意見の者が大勢存在することを「発見」し、それまで意識する機会の少なかった「国家」というものに強い関心を抱くようになる。保守系の衛星テレビ局である「チャンネル桜」の番組を視聴したり、ネットで知った在特会の動画を観る機会が増えた。
「動画を視聴しているうちに、いま日本が置かれている状況に危機感を覚えたんです。中国や韓国の言いなりになっていたら、日本が植民地化されてしまう。私も何かできることをしなければならないって」
そして気がつけば、日の丸を掲げて街頭に立つようになっていたのだという。
いま、彼女の危機感は、国家のみならず、目の前を足早に通り過ぎる人や、友人、同居する両親にも向けられている。
「無関心な人が多すぎる。必死に訴えているのに目の前を素通りされると、少しばかりイラつきます。友人や両親も、まるでダメですね。
友人に外国人参政権の問題点などを話すと、不思議な顔をされてしまうんです。『どうかしたの?』って感じで。両親にいたってはネットに書かれたことを信用しないんですよ。『チャンネル桜』の番組や、在特会のサイトなどを両親に見せてはみたのですが、まるで怪しい宗教のようなものだと決め付けられてしまいました」
ある程度予測はしていたが、私が接した在特会会員は、友人や家族には活動のことを隠していたり、または最初から理解させる努力をあきらめているケースがほとんどだった。
この運動は、あくまでもネットを媒介として進められる。けっしてリアルな人間関係から生まれたものではない。ネットという広大な空間のなかで、分断されていた個と個が結びつき、属性とはまったく関係のない者同士が団結していく。友人同士で誘い合って参加するようなケースは皆無に近いだろう。だから同じ会員であっても互いの本名や住所を知らなかったりすることが少なくないのだ。
北海道支部長を務める藤田正論(デザイン会社経営・自称30代後半)は、「だからこそネットの力は軽視できない」と話す。
「ネットがなければ、不満や危機感を持つ者たちを結びつけることはできなかった。私はそれほどネットに依存はしていませんが、それでも、学生の頃にネットという入り口が存在すれば、もっと早く運動に参加できたかもしれません」
藤田自身、ネットが普及していなかった学生時代に、「誰とも怒りを共有できない寂しさ」を感じていた。
「私は保守的な家庭で育ったので、子どもの頃から国や民族というものをずっと意識してきました。ところが北海道はかつて社会党天国とも言われたくらいにリベラルな風土です。とても自分のなかにある愛国心や天皇陛下に対する敬愛の念を、披露できる環境にはない。大学生の頃、仲の良い友人と歩いていたら、たまたま『憲法九条を守ろう』とスローガンの書かれた平和団体の宣伝カーが通り過ぎたんです。私は思わず『ひどい主張だよなあ』と漏らしてしまったのですが、隣にいる友人が、ものすごく驚いた顔をするんですね。しかも、『おまえ、戦争好きなの?』って真顔で聞いてくるのです。ああ、そういう捉え方をされるのであれば、誰とも議論できないなあと感じましたね」
以来、大学でも、社会人になってからも、政治的な話題について自分から持ち出すことは避けてきたという。
「酒の力を借りて、居酒屋のマスター相手につぶやいてみるくらいでしたよ。ですからネットを通じて自由に発言することが可能で、しかも同じ問題意識を持った仲間を見つけることができるいまは、ものすごく幸せだと思います」
過去の自分が抱いた苦悩を隠すことなく聞かせてくれた藤田は、街宣時の激しさとは対照的に、穏やかで礼儀正しい人物だった。
「どうか批判も自由に書いてください。私たちの主張を聞いてくれるだけでも嬉しく思います。ただし、デタラメを書かれたら、私はしっかり抗議します」
別れ際、藤田はそう言って深く頭を下げた。
在特会宮城支部の街宣を取材したのは10月10日のことである。
街宣前の集合場所に足を運び、参加者へ挨拶していると、そのうちの一人が、やや挑発的な言葉を私に投げかけてきた。
「マスコミなんて信用していないんですよ」
ヨットパーカにカーゴパンツの若い男だ。
「悪いですけど、講談社って小沢一郎の言い分を垂れ流しているだけですよね」
どうやら『日刊ゲンダイ』のことを言っているらしい。確かに同紙はメディアのなかでも数少ない“小沢擁護”の論陣を張っていたかもしれない。だが、そもそも同紙は講談社とは別会社であり、私自身もフリーランスなのだから講談社の「社論」(なんてものがあるのか知らないけど)とは関係ないと説明した。
それでも彼は一方的にメディアの左翼偏向についてまくしたてる。語彙は豊富だし、根性も据わっている。面白い男だなと私は思った。年齢を聞いて、ますます興味を持った。なんと14歳。中学2年生である。彼もネットを閲覧していくなかで「在日の悪行を理解」し、次いで在特会の存在を知って入会したという。
「学校ではいまだに『在日は可哀想な人たち』みたいな教え方をしてるんですよ。まったくもっておかしいですよね。そもそも在日は、日本がイヤであるならば祖国に帰ればいいのに、それをしない。矛盾もいいとこですよ。まあ、学校ではこんな話はしませんけどね。学校ってのは政治の場じゃないでしょう? そんなことくらい僕だってわかってますよ」
仲の良い友人とも政治の話はしないそうだ。
「みんな無関心ですからね。どうせ『そんなこと高校受験には関係ないだろう』って程度の反応しかありませんよ」
背伸びしたくてたまらない年代なのだろう。大人に混じり、政治を語り、日本の危機を訴える中学2年生は、生意気な口調で私に突っかかりながらも、どこか楽しげな様子であった。
第7回
若い世代を積極的に“リクルート”
この日の街宣では、ちょっとしたハプニングもあった。銀行マンでもある支部長(当時)の菊地内記(26歳)が演説していると、自転車に乗った50がらみの男性が突然に近寄って、「了見が狭いねえ」と声をかけてきたのだ。
「人間、どこの国の出身でも仲良くしなくっちゃ」「特権なんて、本当にあるのかい?」
案の定、男性は激昂した会員らにたちまち取り囲まれた。
「お前、朝鮮人か?」
「ふざけるな、日本から出て行け!」
このとき、男性に対して最も激しく怒りをぶつけていたのは徳部㐂久夫(40歳)である。ダンプの運転手をしているというタオル鉢巻姿の徳部は、見た目も勇ましい。「頭に来ることが多すぎる」と徳部は声を張り上げる。
「在日なんてね、生活保護もらって、高級車乗り回してるヤツがいるからね。直接見たことはないけど、そういう話、ごろごろしてますよ。それにね、シナ人もどんどん増えてきて、このままじゃ日本は連中に占領されちゃうよ。仕事だって、ますますシナ人に奪われていく。なのにテレビなんかは、相変わらず呑気に韓流ドラマなんか流しやがって。あれはね、電通によってつくられたブームに過ぎないんですよ。テレビなんて信用しませんね。ネットで十分です」
ネットだけで流通する話題が、自身の論理に乗り移ったかのような話である。
この日の紅一点である30代のOLも、私に対してメディアの偏向を訴えた。
「左翼のデモならば、規模が小さくとも報道するのに、私たちのような保守系団体だと、少しも報道されることがない。一切無視されてしまうんです。こうやって一般の人々は、偏向マスコミの影響を受けてしまうのでしょうね」
支部長の菊地はさすがに銀行マンらしく、物腰も柔らかく、言葉遣いもていねいだった。
「メディア批判が出るのは当然だと思います。我々は基本的に大手メディアを信用していません。スポンサーであれ、外国勢力であれ、圧力を受けたら何もできない。結局、恣意的な報道に国民は踊らされているのではないでしょうか。在日の問題だって、メディアはまったく報道してきませんでしたよね」
街宣が終わって現場を離れる際、私はもう一度、あの小生意気な中学生に声をかけた。
―将来、どんな仕事をしたいと思ってる?
少年は表情ひとつ変えずに、さらっと答えた。
「中学生ですから、先のことはわかりませんよ。ただ、公務員には絶対ならないと思いますよ。ほら、公務員になってしまったら政治活動を制約されるじゃないですか」
最後までクソ生意気ではあったが、けっしてイヤな気持ちにはならなかった。
彼に限らず、私は何度か在特会関連の集会やデモで、高校生などの未成年者を見かけたことがある。いずれも真面目そうで、頭の回転も速く、ただし「友人や親には(活動のことは)言えない」と話していた。
在特会の側も、そうした若い世代を積極的に“リクルート”するかのような動きを見せている。たとえば9月には佐賀と東京で、それぞれ未成年者のみを対象とした桜井の講演会を開いている。これは完全にクローズドの催しで、事前に予約しなければ参加が許されないものだったが、この集会へ参加したある少年から、私は話を聞くことができた。彼によると「まるで日本史の授業のような歴史話が延々と続き、瑞穂の国がどうしたこうしたとか、とても退屈で、眠たくなるのをこらえるのに精一杯だった」という。相手が未成年者ということで、桜井も得意のヘイトスピーチは遠慮したのだろう。
第8回
逮捕された者たちの主張
排外主義的な言動を「売り」とする在特会だが、度が過ぎれば警察の介入を招くこともある。なかでも昨年来、在特会が京都と徳島で起こした二つの事件は、述べ十数人の逮捕者を出し、世間に大きな衝撃を与えた。
最初の事件が起きたのは昨年の12月4日午後である。京都朝鮮第一初級学校(京都市南区)に在特会のメンバーら十数名が押しかけ、校門前で突然騒ぎ出したのだ。
第一初級学校の向かい側には、勧進橋児童公園という公共の公園がある。在特会メンバーらは、「朝鮮学校が50年ものあいだ勧進橋児童公園を不法占拠している」として、突発的な街宣活動を始めたのであった。
実際、運動場を持たない同学校が創立以来、公園を運動場代わりに使用してきたのは事実である。だが、「京都市当局や周辺住民との間で、ずっと公園使用についての協議を進めてきた」というのが学校側の言い分だ。
しかし、在特会はこれを「不法占拠」「日本人の土地が奪われている」として、直接行動という強硬手段に出たのであった。
学校が公園内に設置していたスピーカーの電源コードを切断し、体育の授業に使用していたサッカーゴールや朝礼台を「返す」として、初級学校の校門前まで移動させた。そして授業中にもかかわらず拡声器を使い、その後1時間にわたって朝鮮学校および在日朝鮮人を非難する過激な抗議活動を繰り広げたのだ。
「朝鮮学校、こんなもんは、ぶっ壊せ!」
「日本に住まわせてやってんねや。おまえら端っこのほう歩いとったらええんや」
「(朝鮮人が)日本の女の人をレイプして奪ったのがこの土地や!」
「キムチ臭いでえ!」
同校の教師らが「子どもがいるから静かにしろ」と注意しても、「なにが子どもや。スパイの子やんけ」とやり返すばかりである。
龍谷大学法科大学院教授の金尚均は、学校側から連絡を受け、研究室を飛び出して現場へ向かった。3人の子どもが同校に通っているのだ。子どもを守らなければ、という思いで駆けつけてみれば、校門前では男たちが「朝鮮人はウンコ食っとけ」などと怒鳴っている最中だった。
「実は、なんとか彼らを説得できないものかとも考えていたんです。議論すればわかってもらえるかもしれないと。ところが、ウンコだ、キムチ臭いだと、そんな言葉をぶつけられたらとても議論になどならない。正直、戸惑ってしまいました。罵声を聞きながら、なんとなくわかったんですよね。彼らはけっして公園問題に怒っているわけではないと。公園問題を口実に、朝鮮人そのものを差別したかったのでしょう」(金氏)
校内では罵声に脅えて泣き出す子どももいたという。学校側は即座に主要メンバーらを威力業務妨害等の罪で刑事告訴した。
これまで「在特会には甘い」と言われてきた警察も、さすがに動かざるを得なかった。今年8月、右の容疑で西村斉、川東大了、荒巻靖彦、中谷辰一郎の4人が京都府警に逮捕されたのである。
事件はこれだけではない。
前出のメンバーを含む在特会会員らは、4月に徳島県教職員組合(徳島市)の事務所に乱入、日本教職員組合が主体となって集めた募金が朝鮮学校へ「献金」されたとして、事務職員らにやはり罵詈雑言を浴びせたのである。
「お前らは国賊だ!」「ネコババ日教組!」と室内にもかかわらず拡声器で叫び、書棚の本をいじったり、電話していた職員の手から受話器を奪ったりと、やりたい放題の乱暴狼藉をはたらいた。当然これも刑事告訴され、9月に7名が威力業務妨害等の容疑で逮捕された。
私は、この二つの事件の主犯格である4人をそれぞれの自宅に訪ねた。大阪市内でバーを経営する荒巻靖彦は、「いまでも間違ったことをしたとは思っていない」と話した。
「むしろ、やってよかったと思っています。僕らのやり方には批判も多いと思いますが、それでも僕らが行動したことで、朝鮮学校の不法行為を世間に周知することはできたと思うんです。徳島の問題も同様です。募金で集めた金を朝鮮学校へ流すことの是非は議論されてもいい」
中谷辰一郎(京都事件のみ参加)は逮捕後、勤務していた会社を退職し、いまは自宅で次の仕事に備えているという。私が訪ねると、きちんと正座し、穏やかな口調で応対した。
「反省すべき点はあったと思います。僕らがやろうとしたのは、あくまでも問題提起でした。しかし、法に触れたというのであれば、法治国家の国民として謝りたいと思っています」
意気軒昂な荒巻とは対照的に、中谷は「運動に復帰するかどうかはわからない」と漏らした。
「いま、色々と考えているところなんです。どんな運動であれば、人々の理解を得ることができるのか。少なくとも、暴走族にも間違えられてしまうような運動とは距離を置くと思います」
川東大了は実家の電気工事業を手伝っていた。
「保釈中だから事件についてはお話しできない」と、ていねいな口調で答えたが、私が「あの乱暴な振る舞いは動画で観ていても不愉快だった」と伝えると、少しばかりむっとした表情を見せ、このときばかりは「それはもう、人それぞれですから」と、ぞんざいな口調で返した。
一方、西村斉だけは「直接取材にはお答えできない」と連絡があり、いまの心境についてメールで回答してきた。以下、西村から届いたメール文面の一部である。
〈主張の正当性に揺らぎはありません。問題提起を主に狙っており、狼煙を上げる為にある程度の覚悟で行っているので反省点もありません朝鮮総連も似非同和団体も行政に多数で押しかけ、恫喝し、脅し言い分を呑ましてきたのが現状です〉(原文ママ)
彼らの主張が裁判で受け入れられるとは到底思えない。厳しい判決を予測する向きもある。
その反面、在特会の活動は従来の「過激路線」をいまだ維持したままだ。逮捕者が出たことによって少しは穏健路線に戻るかという見方もあったようだが、少なくとも私の目には以前と何も変わってはいない。むしろ開き直ったかのような暴走ぶりも、目立つようになっている。
火をつけたのは「尖閣問題」だ。在特会など「行動する保守」は連日、これに抗議する街宣を展開中である。街頭で「シナ人は人殺し」などと叫びながら、たまたま目の前を通り過ぎた無関係な中国人に対して「日本から出て行け」と怒鳴りつける。そんな光景も珍しくない。
私が会った在特会など「行動する保守」の面々は、一対一で向き合ってみれば、きわめて普通の人ばかりだった。日常生活においてはおそらく声を荒らげてケンカする機会もなさそうな、おとなしそうな人々ばかりである。
「だからこそ、暴走するんですよ」
そう私に打ち明けたのは、かつて桜井と親しかった時期もあり、いまは活動から離れた元在特会関係者だ。
「みんなで日の丸を持つと、自分が強い人間になったように錯覚してしまうんですよね。自分を国家そのものに重ねてしまう。だから気分も高揚する。つまりね、日本人という属性をはずせば、それ以外に自分を奮い立たせる機会を持たないからなんですよ。僕が見てきた在特会というのは、そんな人ばかりの集まりでしたね」
こうした内実に嫌気が差して、活動を離れる者も少なくないという。
それでは今後、在特会はどこへ向かおうとしているのか。ここはやはり、会長である桜井に直接尋ねてみたいと私は思った。
ところが肝心の桜井は10月以降、なぜかメディア対応をすべて広報に任せ、自身は「会長職に専念する」と言い出したのだ。
私には桜井に聞かなければならないことが、まだ他にも残っている。
いったい、あなたはなぜ、なにをきっかけに、そしていつ、「無口でおとなしいT」から「カリスマ」へと変わったのか―。
第9回
脅えるカリスマ
「桜井誠の前身」であるTが通っていた高校からさほど遠くない場所に、かつての実家があった。近所で聞き込みを続けても、旧友たちの口から漏れた人物像以上の話は出てこない。唯一、T家とわずかに交流を持っていたという主婦だけが、Tの記憶を無理やりに搾り出してくれた。
「お母さんとの間では、いろいろと問題があったみたい。衝突して彼が家を飛び出したこともあったわね。高校卒業後は進学することもなく、地元でアルバイトしていたと思いますよ。その後、彼だけ東京へ移りましたが、警備員をやっていると聞いたことがあります」
実家は、すでに人手に渡っていた。この土地に係累は残っていない。Tに父親はなく、地元でスナックを経営していた母親は10年ほど前に亡くなっていた。Tが東京に出てからしばらくは彼の弟夫婦が住んでいたというが、現在は県内の別の場所へ転居している。
実家のある地域は、九州でも有数の在日韓国・朝鮮人集住地区に隣接していた。地元の人によると、この近くには1950年代まで「朝鮮部落」と呼ばれるバラック小屋の並ぶ一帯があったという。その後、公営住宅の建設によって街路は整備され「混住化」も進んだが、現在でも在日の人々が多く住む場所として知られている。九州にただひとつの朝鮮学校も至近距離だ。
「朝鮮人を叩き出せ!」「ゴキブリ!」と鬼のような形相で叫ぶ「桜井誠」を“つくり上げた”のも、あるいはこうした環境と無関係ではないだろう。
「あの子、どうして、こんな風になっちゃったんやろねえ」
北九州市内の寂れた飲み屋街。10人も入れば満席となるような小さなスナックで、この店のママはグラス片手に深いため息を漏らした。
ママは独立する前、Tの母親が経営する店で働いていた。Tに関する証言を求めて走り回るなか、最後にたどり着いたのがこの女性だった。彼女には私が知っている限りのTの姿を話した。
「朝鮮人と戦って、世の中の何が変わるっちゅうのかねえ。おかしな子やなあ」
カウンターで頬杖をつきながら、ママは何度も「おかしいねえ」と呟いた。
彼女によると、Tの母親は「家族思いで働き者の女性」だったという。
「商売上手だったわ。お店には筋の良いお客さんがいっぱいついていた。あの人、日舞もできるし、ゴルフも上手やったし。大昔、結婚してたけど、いろいろあって別れて、それ以来、女手一つで2人の子どもを育てたんだからねえ。立派なもんよ」
10年ほど前に店の中で突然倒れ、運び込まれた病院で亡くなった。
「過労だったのかもしれませんね。手抜きしないで働く人やったから」
その母親が亡くなる直前まで頭を悩ませていたのが、他ならぬTのことだったという。
「よく嘆いていたんですよ。ウチの子、だんだんと別れた夫に似てきたって。何があったのか知らないけれど、しょっちゅう衝突していたみたい。何度も家出するものだから、そのたびに探しにいくのが大変だって話していたわね」
何の特徴も掴むことのできないTの人物評にあって、どこに行っても一度は耳にするのが、この「家出話」である。
Tは、どこに行きたかったのか。何から逃れようとしたのか。何を目指していたのか。
第10回
私はこの男に失望した。
地元を離れてから10年以上の歳月を経て、彼は「桜井誠」として生まれ変わる。
私は東京の下町にある桜井のアパートへ何度も通ったが、いつ訪ねても彼の姿はない。しかたなく、11月7日に名古屋で開催された桜井の講演会に足を運ぶことにした。
講演会場へ早めに到着し、パソコンをいじっていた桜井に私は挨拶した。ところが、桜井は私の顔を見るなり激昂したのである。
「あなたねえ、私の親族まで取材したでしょう。あなたの取材は受けない。出ていってくれ」
何を話しかけても桜井は応えない。私は気になってしかたのなかった桜井の「本業」についてだけ、早口で質問した。
―『ニューヨークタイムズ』の取材では、桜井さんは自身の本業を「税理士」だと答えていますね。それは本当ですか?
桜井は「そんなこと答えた覚えはない」とだけ吐き捨てるように返答した。そして私と目を合わせることもなく、そばにいた若い会員たちに「これ、叩き出して!」と命じたのだった。
桜井の命令は絶対である。会員たちは自らの身体をぐいぐいと私に押し付け、私を無理やり部屋から排除した。そして、その後、おこなわれた講演において、桜井は「私は安田という男に殺されるかもしれない。しかし、私が死んでも後に続く者が必ず出るはずだ!」と語った。
大げさな男である。
椅子に座ったまま、「叩き出して!」と年下の会員たちに命じた桜井を見た瞬間、私はこの男に失望した。日頃から「立ち上がれ」「覚悟を持て」と会員たちをけしかけている桜井自身は、なぜ自らの手で私を排除しなかったのか。
私は在特会の会員たちを取材しながら、彼ら彼女らの唱える主張の大部分に賛同はできなかった。なにがあろうと排除の論理は息苦しい。在日は生活保護が優先的に支給されるとか、在日は優遇されているとか、本気で考えているとすれば、どうかしている。1万人近くも会員がいながら、一人として厚生労働省などで確認作業する者はいないのか。特別永住者資格にせよ、それが本当に特権と呼べるものなのか。
そもそも在日の存在が、日常生活のなかで、我々にどんな脅威を与えているというのだろう。どんな権力を持っているというのだろう。
そんな疑問を持ちつつ、それでも私には、会員一人ひとりの苛立ちだけは切実に伝わってきた。それは在日や「シナ人」によってもたらされるものではなく、社会の中で器用にふるまうことのできない自分に対する苛立ちではないかと、あらためて会員たちに問うてみたい。
ある女性会員に、在特会に入ってよかったことは何かと訊ねたら、次のように答えた。
「いま、楽しくてしかたないんです。やっと本当の仲間ができたような気がするんです」
おそらくは人生の中で初めて手に入れた「連帯と団結」であろう。
友人もなく、いつもひとりでいるしかなかった桜井が欲しかったのも、実は、この「連帯と団結」ではなかったか。桜井がどんなに激しい物言いをしても、私の網膜に焼き付いているのは、寂しそうに微笑む「T」の姿だけである。
(文中敬称略)
了
安田浩一
Koichi Yasuda
ジャーナリスト
1964年静岡県生まれ。週刊誌、月刊誌記者などを経て2001年よりフリーに。事件、労働問題などを中心に取材・執筆活動を続けている。著書に『ルポ 差別と貧困の外国人労働者』(光文社新書)、『外国人研修生殺人事件』(七つ森書館)ほか。Twitter ID: @yasudakoichi
01. 2011年9月18日 11:00:48: 9sgsaTCGB6
20ベクレルまでは各農協で
不検出だとする申し合わせがあります。
02. 2011年9月18日 23:01:21: mdMbGwGEpU
検出限界と暫定基準以下は違うって!
ようするに農協では01.さんの20Bqが検出限界ってことで、それ以下は入っている可能性はありますね。
福島では基準値以下だったら不検出っていってるのかと思って、県のHPまで確認で見ちゃったけど、ND検出限界以下でした。
あんた風評被害拡散しちゃダメだよ。
http://www.asyura2.com/11/senkyo119/msg/591.html#c17
それをやらなければ 法治国家の意味がない
原発の安全性は 嘘八百の上に成り立っている
http://www.asyura2.com/11/senkyo119/msg/622.html#c1
>第5回 無機質な憎悪
>米田の話を聞きながら、私は前述した在特会の大分街宣を思い出していた。
>手馴れた感じの桜井の演説はともかく、
>マイクを握る会員たちの声や表情から垣間見えたのは、
>怒りというよりは、得体の知れぬ憎悪のようなものだった。
>だからこそ、もっと知りたいのだ。
>岡本や、彼の仲間たち、あるいは私を激しく罵る桜井誠も含めて、その憎悪の源に何があるのか。
>私は時間をかけてでも、その正体を探し出したいと思っている。
レイシストたちが抱く憎悪の源。
私もそれを知りたい。
もちろん、いかなる理由があろうと、
人種差別禁止条約や国際人権規約を引用するまでもなく、
レイシズムを煽る運動に、一切の正当性はない。
■秋田魁新報 月曜論壇 うごめきだしたレイシズム
このところ薄気味悪い風を感じる。放射能ではなく、ナショナリズム(国粋主義)と
レイシズム(人種・民族差別主義)のきな臭い風である。いつの時代にも、どこの国にも
自分の国、自分の民族、自分の宗教が一番だと信じ込むナショナリストと呼ばれる偏狭な
人間が存在する。政治の権力を握った彼らが戦前のドイツや日本で世界や自国民に残虐な
行為をして、結果として自らの国民に悲惨な結末をもたらしたのは遠い昔のことではない。
ナショナリストと呼ばれる彼らが始末に悪いのは、国旗を掲げ国家を自称して、
その憎悪を弱者や他民族へ向けるレイシストに簡単に転化してしまうこと、
コンプレックスや欲求不満から来るドス黒い情念を「憂国の思い」だと勘違いしていることだ。
他国の占領下にあるわけでもなく、他民族の侵略に直面しているわけでもないのに、
彼らの疎外感が他国や他民族への憎悪として噴出するのは、見当違いも甚だしい。
本当の愛国者というのは、植民地からの独立や、独裁者の圧制を倒すために戦う、
強い「被抑圧者」たちのことだ。例えば英国からの独立戦争に立ち上がった米国人、
その米国のレイシズムに反抗したインディアンや、フランスやポーランドの
レジスタンスなど、家族や同胞を抑圧や迫害から守るために命を賭して戦った
無数の無名の人々である。
官民ともに必死で震災対策にあたっているさなかの今月1日、自民党の議員3名が、
日韓両国が領有権を主張している無人島の竹島(韓国名・独島)の「基礎資料
を得るため」と称して韓国入国を強行、韓国の「憂国の士」のデモなどで身辺の安全
を保証できないとして訪問自粛を求めた韓国政府により入国拒否にあった。
3人とも戦争を知らない世代で、韓国や中国嫌いで有名な議員だが、支持率低迷に
あえぐ民主党政権を揺さぶるパフォーマンスがみえみえである。歴史上、領土問題
(イコール資源問題)が戦争の第一原因だが、戦争を伴わない解決策を
考えることこそ「選良」たる政治家の務めだろう。
こうしたいたずらに対立をあおる行動に触発されたのか、7日と21日には東京のテレビ局に対し
「韓流ドラマ」の放映が多すぎ「偏向」しているとして抗議デモが行われたとのこと。「反韓・反中」
をあおるナショナリストの呼び掛けによるものだろうが、まがまがしいレイシズムが感じられ、まさに
国を憂える気持ちになる。
いまや日韓、日中は経済面で抜き差しならないくらい濃密な関係にあるだけではなく、文化、芸能、
観光の面でも、より一層の交流を図るべく官民が努力を続けている。一握りの熱狂的なレイシストたち
の行為はそうした努力をぶち壊し、歴史を逆転させようとする愚行である。
韓流スターやKポップに熱中する何十万という日本人と、Jポップや日本のアニメに
夢中の韓国人や中国人たちこそが、「偏向」を憂える「偏向」した「憂国の士」
たちよりはるかに親善友好に役立っているのだ。気をつけないと歴史は同じ過ちを繰り返す。
http://twitpic.com/6cu9ug
>ナショナリストと呼ばれる彼らが始末に悪いのは、
>国旗を掲げ国家を自称して、
>その憎悪を弱者や他民族へ向けるレイシストに簡単に転化してしまうこと、
>コンプレックスや欲求不満から来るドス黒い情念を「憂国の思い」だと勘違いしていることだ。
@yanegon:レイシストにたいしてちゃんと「レイシスト」と言うのは、
日本の新聞としては非常にめずらしいことですよね。
秋田魁新報やるなあ。
まあ、他の先進国では、
あたりまえのことであって、とりたてて賞賛するようなことでは本来ないのだけど。
「差別」や「弱者迫害」ほどの陋劣な行為は、殺人や強盗強姦など凶悪犯罪くらいしか考えられない。
http://www.asyura2.com/11/senkyo119/msg/624.html#c1
内閣不信任案提出時の裏切り、
後、小沢派に”修行が足りなかった”と謝罪したが、
野田首相が誕生した後、すぐさま猟官運動。
中々の人物ですよ!
松下幸之助氏もとんでもない事をしましたよ。
彼の歴史的評価をこれほど下げるものはないでしょう。
亀さんが日本一の政治家?
もしそうなら、もう少し同志がいても良いのでは?
平沼氏すら説得できない亀さんが日本一?
冗談でしょう?
東電を解体せよ!
■東電はパンツ一丁になっても賠償金を支払え
■資産6000億円売却案は大甘だ。
■子会社169社、 関連会社89社を擁し、送電設備も含めると資産14兆円とも言われる大帝国に、血税投入は必要なし
独占事業で得たカネで買った豪華な服を脱ぎ去り、パンツ一丁になってでも賠償金を支払う---。
東電が罪を贖うには、すべての財を吐き出す覚悟が必要だ。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/7669
福島原発:南相馬の自治会が自力で詳細な放射線量地図
「国は54基もの原発を造っておいて、万一の時の対策はゼロだったということが、よく分かった」と話した。【日下部聡】
http://mainichi.jp/life/ecology/news/20110917k0000e040051000c.html
http://www.asyura2.com/11/senkyo119/msg/622.html#c2
そのとおり。
国税庁と旧社会保険庁(現・年金機構)を統合し、歳入庁を創設する必要がある。
民主党のマニフェストにも明記されていた。
ところが、官僚の抵抗と衆参ねじれで実現が不可能な状況になっている。
【高橋洋一の俗論を撃つ!】
◆増税一直線の野田政権に告ぐ
増税に代わる財源を示そう
野田新政権は財務省の戦略通りに「増税一直線」。ホップ、ステップ、
ジャンプの増税3段跳びの絵姿が浮かび上がってくる。しかし、復興財源にしろ、
社会保障財源にしろ、増税に代わる財源はある。そのことを示そう。
http://diamond.jp/articles/-/13925
■今年度予算の日銀引受枠の未使用分を使う
増税ではない最も簡単な方法は、今年度予算の日銀引受枠30兆円のうち未使用の18兆円の活用だ。
これなら法律改正なしで、しかも今の予算の枠内でできる。
4月21日付けの本コラムで紹介しているので、ご存じだろう。
最近、先の民主党代表戦に出馬した馬淵澄夫氏も主張している。
具体的にいえば、3次補正予算13兆円で、財源は税外収入4兆円、復興債9兆円だが、
復興債償還のための増税措置は不要だ。その代わりに、国債発行計画を書き直す。
まず今年度国債発行計画についてみると、
新規財源債44.3兆円、借換債111.3兆円、財投債14兆円の計169.6兆円が発行されるが、
借換債111.3兆円のうち11.8兆円を日銀が引受、
そのほかの借換債99.5兆円、新規財源債44.3兆円、財投債14兆円の計157.8兆円は市中消化される。
これに対して、復興債を9兆円発行するが、まず、市中消化とする。
ただし、市中消化分の借換債99.5兆円のうち9兆円を日銀引受に回す。
すると、市中消化分は、復興債9兆円、新規財源債44.3兆円、借換債90.5兆円、財投債14兆円の計157.8兆円
と今年度発行計画と同額になる。このため、市中金利の上昇はない。
と同時に、借換債の日銀引受は20.8兆円となって、現行の特会予算総則の範囲内になる(グラフ参照)。
今の予算枠を使っているので複雑なようにみえるが、復興債9兆円を日銀引受したのと同じ経済効果だ。
日銀引受は禁じ手であるという話があ。
安住財務相も就任後の記者会見で、そう語っている。
この程度は日銀のマネタリーベースを増加させずインフレのおそれがないとして、
毎年行われているし、すでに今年度予算でも認められていることだ。
安住財務相は、こうした事実さえも知らされずに、日銀引受は禁じ手といわされている。
次には償還財源にならないという反論があるだろう。
しかし、日銀引受ではシニョレッジ(通貨発行益)増となって、日銀納付金という形で将来の税外収入になる。
会計上の技術上の問題により一気に全額納付金とならないが、
もし日銀引受の代わりにそれと経済的には同等な政府貨幣を発行した場合を考えてみればいい。
ちなみに、記念通貨貨幣発行なら毎年行われて、それに伴うシニョレッジは税外収入として予算計上されている。
この18兆円の日銀引受枠の活用は、今の予算のままで、新たな法律措置も不必要で政府の判断だけでできる。
しかも、財源問題、円高問題、さらにデフレ脱却の一石三鳥になる。
■国債整理基金特別会計の10兆円、労働保険特会5兆円、そして日本郵政株5〜10兆円や日本たばこ産業株2兆円の売却
18兆円の日銀引受枠の活用だけで、3次補正の財源として十分であるが、他にもまだまだ財源はある。
国債整理基金特別会計の10兆円だ。
実は、それを取り崩さなくても、定率繰入を停止して今年度予算の中の償還費10兆円を3次補正予算の財源にすればいい。
具体的には、3次補正予算13兆円、税外収入4兆円、償還費9兆円減額となる。
この方法は過去に11回もやっている。
そのたびに国債償還には問題ないと国会で政府は答弁しており、実際にも問題になったことはない。
日銀引受枠18兆円と国債整理基金10兆円の他にも、
労働保険特会5兆円、日本郵政株5〜10兆円や日本たばこ産業株2兆円の売却など、手を付けるべきところはまだまだ残されている。
■国税庁と年金機構(旧社保庁)の徴収部門の合体、いわゆる歳入庁実現
■歳入庁により国民納税番号も導入できると、税務調査の効率がよくなり、結果として税収が数兆円以上増加
民主党は政権交代前は歳入庁に熱心であったが、政権交代後は、財務省と厚労省の意向を汲み、まったく及び腰になっている。
世界のほとんど国で、社会保険料は税金と同じ扱いで、social security taxと呼ばれる。
もちろん社会保険料の徴収と税の徴収は同じ機関だ。
1998年に同じ機関になった英国の場合、二つの機関の統合で人員の整理合理化になるとともに、
社会保険番号を国民納税番号として利用できるのも大きなメリットになっている。
なお、歳入庁により国民納税番号も導入できると、税務調査の効率がよくなり、結果として税収が数兆円以上増加するだろう。
■デフレ脱却による名目GDP成長率アップによる増収
財政再建についても、前回のコラムのように、
必ずしも増税ではなくデフレ脱却による名目GDP成長率アップによる増収で対応できる。
http://diamond.jp/articles/-/13925?page=5
http://www.asyura2.com/11/senkyo119/msg/621.html#c3
シカゴで、TPPの第8回交渉会合が閉幕した。これに関して、各メディア、とりわけゴミウリの煽りが本当にひどい。まさにCIAの専属新聞社の面目躍如だ。
連日煽りまくっているのだが、下記に一例を挙げる。「日本のTPP参加、APEC後では遅い」と煽る。11月のAPECでは、大枠合意せんばかりの勢いの書き方である。
******************
日本のTPP参加、APEC後は遅い…ベトナム
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20110916-OYT1T00512.htm
【シカゴ=岡田章裕】米国や豪州など9か国による環太平洋経済連携協定(TPP)の第8回交渉会合が15日、10日間の日程を終えて閉幕した。
各国は11月にハワイで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)の首脳会議での大枠合意に向け、詰めの協議を進める。交渉国からは、日本が早期に参加するかどうかの意思表示を求める発言もあった。
閉幕後の記者会見で、ベトナムのチャン・クオック・カイン首席交渉官(商工省副大臣)は、「日本が、11月の首脳会議後に参加するのには少し問題がある」と述べた。「各国はすでに本質的な交渉を行っている」ため、大枠合意後に日本が加わった場合、「交渉の経緯を一から説明するのは難しい」と指摘した。その上で同交渉官は、「野田政権から、何か情報を得られると期待している」と述べ、日本が早期に意思表示することを促した。********************
ところが実際はだいぶ事情が異なるようだ。労働者の権利や、国営企業をルールの対象にするかどうかなど、先進国と途上国で利害が異なる問題は草案ができないままであり、農産品などの例外品目を認めるかどうかも議論がまとまっていない。
天木直人氏は、「野田政権にTPPの早期決断を迫る意図的な工作記事」だと憤る。
大マスコミの連中は、TPP実現によってどのようなご褒美がアメリカから約束されているのか。周知のようにTPPは農業も含めて全24分野にわたって完全市場自由化となる。
TPP参加となれば、再販制も撤廃されるのではないか。そうなれば、ただでさえ部数減・広告減にあえぐ大新聞社は完全にアウトであろう。それすらも認識していないようだ。もしかして、これが想定されるTPP唯一のメリットかもしれないな。日本に既存の大新聞社はいらない。
基本的にはTPP参加で日本終了。頭の悪い大新聞社の記者連中は、中野剛志先生の言説も読んで勉強やり直せ。馬鹿さ加減にもほどがある。
そのうち朝日は、民主党政権が崩壊したのも小沢の自民党的政治のせいだと言い出すだろう。
朝日いわく、小沢が有罪だという証拠はないが、小沢には罪があるらしい。
そのうち朝日は、無罪判決を受けた小沢に対して政治家としては有罪だと言い出すだろう。
朝日いわく、原発事故直後は情報が限られてかつ錯綜していたため、ある程度の御用ジャーナリズム化は致し方ないらしい。
そのうち朝日は、日本を近隣諸国の脅威から守るためには、ある程度のアメポチ化も致し方ないと言い出すだろう。
そしてとうとう日本が破綻したとき、朝日には、責任を押し付けられる相手は全ていなくなりましたとさ。
追記:その後、朝日は社員同士で責任を押し付け合い、お互いを潰し合ったそうな。これが、後のutigebaの語源になった・・・、かどうかは定かではない。
http://www.asyura2.com/11/senkyo119/msg/587.html#c20
「ヒトゴト」 から 「ジブンゴト」へ - 市民メディア[レアリゼ]−新しいタイプの参加型オルタナティブメディア・プロジェクト
http://www.realiser.org/
お問い合わせ - インディペンデント・メディア[レアリゼ]− オルタナティブメディア・プロジェクト
http://www.realiser.org/supporter_form.html
「ヒトゴト」から「ジブンゴト」へ − 市民メディア[レアリゼ]− オルタナティブメディア・プロジェクト
http://www.realiser.org/about/
私たちの社会には、様々な問題があります。環境破壊は相変わらず深刻で、毎年700万Ha以上の森林が消失しています。世界ではいつもどこかで戦争が起きていて、「見えているけど見えない」どこかで人が人を殺すことが公然と行われています。貧困は一向に解消されず、格差は広がるばかりです。そうかと思えば、豊かな国では若者たちが生きる意味を見失って部屋に閉じこもったり、互いに暴力を向け合ったりしています。
ところが、それらの問題を自分の問題として捉えることができないような気がするのです。それは、現在のメディアの発信する方法が下手とか、受信する私たち側が無責任ということではないような気がする。それは言わば、このツールの設計上の限界なのではないか。これまでのメディアは、この社会のあり方と相互補完的な関係にあり、それゆえに、この社会が抱える問題を発見し、解決するツールとしてもはや機能できないのではないか。私たち一人一人が、この社会の問題を本当に発見して、それに立ち向かうようになるためには、新しいツールが必要なのではないか。そう思ったのが、レアリゼを立ち上げた理由です。
キャッチフレーズは、「ヒトゴト」から「ジブンゴト」へ。私たちが目指すのは、一人一人の市民が、社会の問題を発見し、それに立ち向かっていくためのツールとなるような、新しい形のメディアです。
↓PHOTO GALLERY
↓脱原発ポスター展
脱原発ポスター展
http://nonukeart.org/
脱原発ポスター展 : お問い合せ
http://nonukeart.org/contact
【脱原発ポスターのサンプル】
効果的ナ脱原発行動のススメ (1)
電力会社・原発利権・官僚組織に擦り寄ることで自らの既得権益を守る読売・朝日・毎日・産経・日経「大手新聞とNHKの解約」
http://www.tumblr.com/photo/1280/10200851149/1/tumblr_lrhwnjXXnq1qi1yrp
新聞購読をするなら地元紙がマシ。
キー局番組のスポンサー商品の不買も。
効果的ナ脱原発行動のススメ (2)
あなたの暮らす選挙区の「国会議員へ働きかける」
http://www.tumblr.com/photo/1280/10200866426/1/tumblr_lrhwoxnCm21qi1yrp
官僚や既得権益層に擦り寄ることが、
議員生命にとってマイナスになるよう、国民が賢くなって
投票行動や抗議で示しつつ官僚や報道の謀略から脱原発議員を守る。
効果的ナ脱原発行動のススメ (3)
原発施設に設備を納品する「東芝・日立・三菱の不買」
http://www.tumblr.com/photo/1280/10200899697/1/tumblr_lrhywoOfkP1qi1yrp
原発政策は「軍産複合体」ならぬ「核産複合体」
この経済界をも牛耳る巨大重工企業商品への不買圧力は
東電への抗議と同じくらいに大切。「原発作ると損」にしていこう。
http://www.asyura2.com/11/senkyo111/msg/341.html#c54
「小さな政府」とは何か?
まずその定義をはっきりさせませんか?>kojitakenさん
私は、「低負担・低福祉」という意味での「小さな政府」は反対ですが、
官僚・公務員の裁量権を極小化する、
官僚・公務員の天下り団体をなくす、
人件費・管理費を削減するという意味での「小さな政府」は、賛成ですね。
■大きな政府・小さな政府の議論は、福祉の大きさと、行政の大きさに話を分けて行うことが重要だ。
そうしないと、国民のニーズを正確に汲み取ることができない。
▼均等な「ばらまき」か、行政による「事業」か
この点に関しては、できるだけ偏らない配分で、使い道が自由な「お金」を再配分してくれる方が、
公平感があるし、行政コストが掛からないのではないか。
国や自治体がハコモノを作ったり、福祉関係の事業に補助金を出したり、
教育費などに使途を限定した支出を行ったりするのは、時に便利であるかも知れないが、
お金の使途が不自由であり、生活スタイルへの介入でもあるし、
何よりも、多くの行政関係者の関与を必要とする分コスト高だ。
こう考えると、何の権限にも天下り先の確保にもつながらずに予算を食う「子ども手当」を
官僚及びその周囲の利害関係者(大手マスコミなど)が目の敵にする理由がよく分かるのではないか。
尚、子ども手当に対する所得制限は事務を複雑にするし、不要だ。
お金持ちにも手当が支給されることが問題なら、お金持ちの資産なり所得なりにもっと課税すればいい。
手当の仕組みはシンプルに保って、公平性の調整は課税の見直しで行えばいい。
(経済評論家・楽天証券経済研究所客員研究員=山崎 元)
http://diamond.jp/articles/-/11333?page=3
■大きな政府、小さな政府、シンプルな政府。
一般的に、政府の大きい小さいは “予算規模”で区別される。
けれど、ブログ界隈で議論される政府の大きい小さいの場合は必ずしも予算規模の話ではなく、
政府を構成する組織・人員の大きさが焦点になっている場合が多い。
「小さな政府」を主張すると、(予算規模の話だととられて)
「福祉の切り捨てだ」「弱者の切り捨てだ」「所得の再配分ができない、格差を増大させる」と言われたりするけれど、
所得の再分配・福祉と(規模の意味で)小さな政府は両立可能だと思う。
ただ、それは小さな政府というより「シンプルな政府」なんだと思うけれど。
たとえば、ベーシックインカムや負の所得税を導入して年金・保険・育児教育補助を根本的に整理しなおして
厚生労働省の役割を1/5以下に縮小したら、それは予算的には「大きい政府」だけど、
機能的には「小さな政府」であり、よって「シンプルな政府」だ。
予算も機能も福祉もない“夜警国家”へ立ち返るのはやりすぎだと思うけれど、
18世紀から積み上げた経済学的知見や計算機科学を活用すれば、
規模を大きくせずに機能のみを伸ばした政府を実現するのも不可能ではないと思う。
複雑な政府では、みんなの目が届かないところでルールが悪用されたり、理不尽な運用がなされたりすることが多い。
一方、シンプルな政府はシンプルであるがゆえに悪が露見しやすい。
シンプルな政府は公正な政府により近い。
シンプルであるがゆえに行き届かない部分は、“時限的な”例外を設けて対処すればよい。
◇
政府機能は所詮必要悪だ。税金なんか払わずに済むのならばそうしたい。
しかし、それでは公共的な財やサービスの供給がなされず、長期的にみれば多くの可能性をコロしてしまう。
だから、社会的ゆるやかな合意のもと、みんなの信頼の上に政府という機構を構築している。
しかしそこで、複雑で規模が大きいがゆえ政府のX非効率、機能不備、汚職が増大すれば、
政府への信頼が揺らぎ、公共の仕組みとしての政府が支持されず、結局は破綻してしまう。
だから、いつの時代もヒトは本能的な嗅覚として政府の汚職と無能を嫌悪し、公正な政府を求めている。
http://www.be-styles.jp/archives/3213
■イメージ図
http://www.be-styles.jp/wp-content/image697.png
小さな政府でも、大きな政府でもなく、
官僚・公務員・族議員差配の複雑な政府でもない
効率的でシンプルな政府=公正な政府、
「シンプルな政府、普遍主義(非裁量的なルール)にもとづく社会保障」
民主党をはじめ各党は、小さな政府でも、大きな政府でもなく、
官僚・公務員・族議員差配の複雑な政府でもない
効率的でシンプルな政府=公正な政府、
「シンプルな政府、普遍主義(非裁量的なルール)にもとづく社会保障」
を目指して欲しい。
http://www.asyura2.com/11/senkyo119/msg/611.html#c15
野田内閣と民主党新役員の顔ぶれをみて気になるのは、ある団体の出身者が幅をきかせているということです。それは、保守政治家の養成機関である松下政経塾。今回、1期生の野田佳彦氏が、同塾出身では初の首相となりました。
松下政経塾とは、松下電器創業者の松下幸之助氏(故人)が私財から70億円を拠出し、1979年に神奈川県茅ケ崎市に設立した財団法人です。
今回の組閣では、野田氏以外にも同塾出身者の玄葉光一郎氏が外相に就任し、長浜博行氏が官房副長官に起用されました。党人事でも前原誠司氏が政調会長に座り、樽床伸二氏が幹事長代行に就いたことからみても、同塾出身者の中枢への浸透がみてとれます。
同塾出身者は現在、民主、自民の衆参38議員におよび、野田首相と同じ1期生には、自民党の逢沢一郎国対委員長がいます。ちなみに、「水産業復興特区」導入など“上からの復興策”を推進する宮城県の村井嘉浩知事も同塾出身者です。
一見すると、“この世の春”をおう歌しているかにみえる政経塾出身者ですが、松下氏の元秘書で、みんなの党最高顧問の江口克彦参院議員は、「松下政経塾出身の政治家が増えるにしたがって日本の国が衰退しているのは偶然だろうか」と指摘しています。
--------------------------------------
【関連記事】
愛は 社会システムを「徹底的に合理化」すべきだと 考えている
=== 一例として
決済システムとしての「銀行業務」は 国家として 唯一であるべきだと考える
いきなり 唯一にすることはできないとしても 「メイン銀行制度」とすべきだ
個人資産が 複数の銀行に分散されているのが 現状であるが
それら分散された預金は メイン銀行に 紐つけして メイン銀行は
税務署に報告する義務を負うわけだ これで 個人資産はすべて捕捉される
( メイン銀行に捕捉されない預金は 政府が没収すれば 100兆円の金が出てくる )
=== 不動産賃貸
愛は 不動産業だけども 家主 − 入居者 を結びつけるため
複雑な契約書の作成を行っている 政府は宅建業という法律をつくって
不動産業を正常にコントロールしているわけだが それくらいなら
不動産の契約や 管理業務は 政府の仕事にすればよいだけなのだ
今の契約では 家賃の不払いなどに 不動産屋や 家主は対応できないが
国家が管理すれば 「家賃不払い」は存在できないはずだから
家賃保証などの 社会的オーバーヘッド機能は 必要なくなる
=== 保険業など
火災などの保険を考えても 保険会社は 保険料 5000万を徴収して
火災の時には 1000万を保障する計算になる つまり
保険会社は 4000万円分 仕事をしていないことになる
要は 5000万の 火災消失にたいして 5000万の新築ができればよいだけのこと
保険業務も 国家が 一律に関与すれば 日本全体が 合理化される
===
日本は 国家の民間機能を 集約して 超合理化することによって
世界で唯一の国家を目指すことにより
労少なくして 豊かな生活ができるはずだ
http://www.asyura2.com/11/senkyo119/msg/621.html#c4
党内融和が良く図られているとでも言いたいの?
それとも、小沢氏はまだ駄目よと念押ししたいの?
この記事の後の方に書かれた反小沢派の議員の言葉
”どうせ影響力の無い人ばかりだから”という事を言いたいの?
同じ面に細川元首相のインタビユー記事が載っていたが、
これも解らん。予想通りどうでも良い内容。
朝日新聞は、もう救い難い状況。
読者から金を取ってはいけないですね。
http://www.asyura2.com/11/senkyo119/msg/587.html#c21
さて、アリエリの実験結果であるが、米国民のうち、「国3(つまり米国)に住みたい」と答えた人は10%にしか過ぎず、
9割の人が「国1あるいは国2に住みたい」と答えた。
さらに、国2と国3に比較を限定したとき、国3を選んだ被験者はわずかに8%。
92%の回答者が、そうとは知らずに「米国よりもスウェーデンに住みたい」という選択をしたのである。
次ぎに、被験者に米国における富の分配率を「推測」させたところ、その回答(平均)は、資産額が多い区分から順に
「58%−20%-13%-6%-3%」というものであった
(「84%−11%−4%−0.2%−0.1%」という非常に苛酷な不均衡があるとは夢にも思わずに、
現実はもっと甘い状況にあると「勘違い」しているのである)。
最後に、「理想」とする富の分配を答えさせたところ、
その答えは、「32%−22%−21%−14%−11%」となり、スウェーデンの分配率に極めて近い数字となった。
それだけでなく、この数字は、共和党・民主党の支持政党や所得額等の違いで大きく変わらず、
「こと富の分配に関する限り、スウェーデン型の社会が理想」ということで、
米国民のほとんどが(そうとは知らずに)意見を一致させているのである。
これまで何度も論じてきたように、
米国の保守派は、「富の再分配」という言葉に対して非常に強い拒絶反応を示す体質を持っている。
彼らのほとんどは、「(旧ソ連型の社会主義はもとより)西欧・北欧の社会民主主義も米国にはそぐわない」
と思い込み、「高負担・高福祉の『大きな政府』などもっての他」と言ってはばからない。
就任後一貫して高額所得者に対する課税強化を主張してきたオバマに対しても、
「米国は政府を今以上に小さくしなければいけないのだから、増税なぞまかりならん」と頑なに拒否してきた。
ところが、「大きな政府」が大嫌いな保守の人々に、「理想の富の分配率」を数字で答えさせると、
「(大きな政府で国家を運営している)スウェーデンの数字が理想」という答えが返ってくるのだから、
驚くとともに呆れざるを得ないのである。(中略)
以上、今回は、富の不均衡に関する米国民の勘違いについて論じたが、
最後に、日本における富の不均衡について、ショッキングなデータ
(サムネイルをクリックすると大きくなります)を示そう。
図は、日米英3カ国の「ジニ係数」(ジニ係数は所得の不均衡の指標。
「0」はすべての国民が等しい所得を分かつ「究極の平等」、
「1」はただ1人の国民がすべての所得を占有する「究極の不公平」。
数字が大きいほど、不均衡の度合いが強い。図は等価当初所得での比較)の推移を示したものだが、
90年代以降、米国をはるかに上回る勢いでジニ係数を増大させてきた
(つまり、所得の不均衡を増大させてきた)日本が、2008年に、
ついに、米国を追い抜いたことがおわかりいただけるだろうか?
換言すると、日本は、とっくに米国に匹敵する「貧困大国」になってしまっているのであり、
「日本の貧富の格差は米国ほどひどくない」と勘違いしている場合ではないのである。
http://blog.livedoor.jp/goredsox/archives/1632389.html
アメリカ人は、民主党支持者・共和党支持者の別なくスウェーデン型再分配が理想。
「32%−22%−21%−14%−11%」
なのに、ティーパーティなど保守派は、
それと知らずに「84%−11%−4%−0.2%−0.1%」という非常に苛酷な不均衡を
さらに推し進めようとしている。
共和党支持者の主張を実現したら、
「1%の富裕層が、富の99%を私有する」国になってしまう。
■世界のリセッション入り確率は50%に上昇−クルーグマン教授
9月9日(ブルームバーグ):ノーベル経済学賞受賞者のポール・クルーグマン教授は、
世界的リセッション(景気後退)再来の確率が50%に高まったとの見方を示した。
同教授はロシアでのフォーラムに参加後の8日にインタビューに応じ、
景気が「実際に失速し、世界経済が後退する確率は相当高い」とし、「恐らく50%だ」と述べた。
先月には3分の1より「若干高い」確率だとしていた。
クルーグマン教授は先進国・地域が緊縮財政政策を転換し、
中央銀行はより緩和的な金融政策を取る必要があるとの見解を示した。
また、オバマ米大統領が8日に発表した雇用創出計画が議会を通過する可能性は
限りなく「ゼロに近い」との見方を示した。
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90900001&sid=auoWhH5uKqIw
クルーグマンと共和党の主張は正反対。
http://www.asyura2.com/11/senkyo119/msg/612.html#c3
「松下政経塾出身の政治家が増えるにしたがって日本の国が衰退しているのは偶然だろうか」
江口克彦・みんなの党最高顧問《つぶやき》
◆富裕層増税 世界の流れ/米・英・独でも 格差拡大の是正に有効
世界中に押し付けられた新自由主義路線によって各国で貧富の格差が拡大しました。
その是正を目指す動きとして、富裕層への増税を目指す動きが広がっています。(田中一郎)◇
富裕層への増税が各国で検討されている背景の一つには、この間に富裕層減税が推し進められ、
所得格差が大きく拡大したことが挙げられます。
かつては米国でも所得税の最高税率は70%(1981年まで)、
英国では83%(78年まで)、日本でも75%(83年まで)でした。
その後、米国ではレーガン政権やブッシュ政権、英国ではサッチャー政権が最高税率の引き下げを実施。
現在では米国35%、英国40%、日本40%にまで引き下げられたのです。
この間に高額所得者の収入は激増しました。たとえば米国では、79年から2005年までの推移を見ると、
所得最下位の20%の世帯の実質所得が1%減少したのに対し、上位5%は約80%も増加しました(米国勢調査局調べ)。
その結果、06年には、所得上位のわずか1%の世帯が、全国民の収入の約23%を独占しているという専門家の指摘もあります。
弱肉強食の新自由主義路線のもとで、国民が痛めつけられる一方で大もうけをした富裕層に能力に応じた負担を求めるのは、
当然の流れといえます。
http://news.livedoor.com/article/detail/4278380/
http://www.asyura2.com/11/senkyo119/msg/612.html#c4
野田佳彦首相や玄葉光一郎外相、民主党の前原誠司政調会長、樽床伸二幹事長代行など野田政権中枢を松下政経塾出身者が占め、今、政経塾政権≠ネどとマスメディアで話題になっています。
松下政経塾とは、パナソニック(旧松下電器)創業者の松下幸之助氏(1894-1989)が79年6月、神奈川県茅ヶ崎市に設立した財団法人です。保守政治家の養成や「保守二大政党制」の実現をめざし、同氏が私財70億円を投じました。
卒塾生には、民主、自民両党の国会議員38人、地方議員30人に加え、宮城県の村井嘉浩知事など、10人の自治体首長がいます。
野田首相ら卒塾生の多くに共通するのが、その特異な歴史認識です。首相は、A級戦犯は戦争犯罪人ではないとする「靖国史観」の持ち主ですが、同塾出身の首長が、侵略戦争を肯定し、現憲法を敵視する「新しい歴史教科書をつくる会」主導の自由社版や、「日本教育再生機構」主導の育鵬社(扶桑社出資の子会社)版の中学校教科書(歴史、公民)の採択を推進してきました。
例えば、東京都杉並区の山田宏前区長や横浜市の中田宏前市長です。彼らは在任中、首長の権限を使い、教育委員の多数を扶桑社版・自由社版支持者にすげかえる強引な手法で、教育現場や住民の意見を無視して、侵略美化教科書の採択をお膳立てしました。今年7月末には、政経塾で山田氏と同期の海老根靖典神奈川県藤沢市長が、事前に教育長と教育委員を入れ替え、育鵬社版の中学校教科書を採択させています。
一方、扶桑社版を6年間使ってきた杉並区では、侵略戦争美化の教科書を不採択にしようと住民が立ち上がり、今年8月、「つくる会」系教科書を不採択としました。「子どもが自分で考えられる力がつかない」「教員が使いにくく、生徒の学ぶ意欲がわかない」との意見が多数を占めたからです。
政経塾出身者が、自由社版や育鵬社版など侵略戦争美化の歴史観に共鳴するのは、松下幸之助氏の思想と関係がありました。
松下氏は51年、松下電器の社内報で、次のように書いています。「戦に敗れるまでは日本人の愛国心は世界的に有名で、非常に強いものと思われていた。戦に敗れた日本人は全く誇りを失い、わが国の短所や醜さばかり見て、卑屈にも自らを劣等国民視する傾向があった」と。
これは、平和を希求し、憲法第9条を守る戦後の歴史教育を「自虐史観」と攻撃する「つくる会」の思想とうり二つです。
侵略戦争美化教科書の採択には、政経塾出身の政治家だけでなく、自民党の安倍晋三元首相ら靖国派の運動もあります。政経塾出身者は、自民党靖国派の改憲策動とも底流でつながっています。 (つづく)
となると、ごろつきマスゴミの息の根が途絶えるのも間近。
近頃の学生の就職希望として、マスゴミ希望者は激減。
高給をちらつかされても、反社会的に国民を騙すごろつきマスゴミに自分の一生を捧げようと思っている若者が激減している。
一時期、自己中で強欲で拝金主義の新自由主義に影響された若者が結構居て、マスゴミ人気だったが、若者達はその実態や本質をを知って、人としての良心を取り戻しつつあるようだ。
自分のことだけでなく、みんなのことも考えながら、ほんとうに社会に寄与できる仕事を自分の一生の仕事として選びたいと思っている若者が圧倒的に増えている。
このたびの震災などから、多くのことを学んだのだと思う。
http://www.asyura2.com/11/senkyo119/msg/577.html#c128
松下政経塾と同じく松下幸之助氏がつくったPHP総合研究所は2日、「野田総理に望むこと」と題する五つの提言を発表しました。
提言は、規制改革や歳出削減、消費税増税のための「税と社会保障の一体改革」を進めるために、自公政権時代の「経済財政諮問会議の枠組み」を使った「新しい会議」を設置するよう野田佳彦首相に迫りました。
提言を受けた野田首相の対応は素早いものでした。翌3日、経済財政運営の司令塔として、経済財政諮問会議をモデルに首相直轄の「国家戦略会議(仮称)」を新設し、日本経団連会長らを参加させる方針を固めたのです。
野田首相の師、松下幸之助氏は晩年、国会経営の基本方針として「無税国家」構想を唱え、増税反対の考えを示しました。1980年4月1日、政経塾1期生の入塾式で松下氏は「税金のいらない国にしよう…。これは必ずできると思うのです。どうしたらそれができるかということも、みなさんの今後の研究材料になると思います」と語りかけました。野田氏も一塾生としてこの言葉に耳を傾けました。
このことから、消費税増税をめざす野田首相が松下氏の教えに反しているとの見方もあります。
しかし、「高額納税者」だった松下氏は長年にわたり「税制改革」に執念を燃やし、その帰結が「無税国家」構想だったのです。
実際のところ、松下氏が考えた「無税国家」構想は、『Voice(ボイス)』78年7月号によると、企業経営のやり方を国会経営の参考にして、経営努力≠ノより国家予算の何パーセントかを積み立て、その資金を運用した金利収入で国家を運営するというもの。松下氏自身が言うように、国民を「株主」に見立て、「税金は投資」と宣伝して、大企業の税金をタダにするという、新自由主義そのものでした。
また、「抜本的な行政整理に成功したら、そのあかつきには国費がいまよりはるかに少なくてすむ」(同誌78年8月号)との考えも示し、財界・自民党流の「行政改革」の断行を求めました。道州制実現や公務員削減ができる政治家をつくりたいとの考えも披露しています。
政経塾元相談役に政府税調元会長として消費税率5%への引き上げに道を開いた加藤寛氏、現評議員に政府税調元委員の伊藤元重氏がいることを見ると、政経塾が消費税増税を志向してきたことがうかがえます。
◇
出身者が民主党政権の中枢を占めた松下政経塾。しかし、最近20年間の卒塾生は年平均5、6人にとどまっています。年平均15人の卒塾生を出していた開設当初とは比べようもありません。 (おわり)
元財務大臣さまがこういう間違った考えでいたかと思うと酷いよね。
金が儲かるかどうかってのは、儲かるポジションにいるかどうかだ。
頑張りとは関係ない。
民間で頑張っている人はわかっていると思う。
儲けというのは、儲けた金額に対する労働力が小さければ小さいほど出るものだ。
儲かっている人や会社は、頑張っても儲けたのではなく、頑張らないことで儲けたのだ。
民間の創意工夫、頑張りというのは、ひとつの仕事で得られる同一の利益に対していかに「頑張らない」か、いかに「経費をおさえる」か、いかに「人手をさかない」か、いかに「時間をかけない」かと言うことだ。
あと、個人に関しては金持ちほど楽ね。一般消費税も社会保障費も定率だから。
大企業については言うことないよな。
大きくなればなるほど政府に保護される。
銀行からの借金なんて何千億円借りてるのに事実上一銭も返していない。
輸出が減りそうになったら政府が為替介入してくれる。
たった数日レートを維持するためだけに一日数兆円を出して保護してもらえるのだ。こんな美味しいことはない。
しかも竹中様が労働基準を緩めて、半奴隷的な労働を合法化してくれた。
やはり、竹中は日本経済を破壊したA級戦犯として死刑が妥当だ。
http://www.asyura2.com/11/senkyo119/msg/616.html#c13
全貌をわかりやすく説明していただきありがとうございました。
117,118,124,125,127のコメントを一本のファイルにまとめて保存するといいでしょう。
●これだけ多くの問題を抱えたTPPをなんの疑念ももたず締結に前のめりになる前原や野田が米国の手先、売国奴であることがあまりにも明らかだ。
ニュージーランドの先例を見るまでもなく日本も米国の「年次要望書」に従って「小泉・竹中構造改革」を推し進めた結果が『貧困率第2位』だ。
もちろん不動の『貧困率第1位』は米国だ。
巨万の富を得る極僅かのアングロサクソン等と貧困ビジネスの生け贄にされる大多数の貧困層からなる社会。
それが米国の新自由主義の帰する所である。
このような米国型の社会を更に世界に拡大するのがTPPであると言っていい。
日本は本当にそういう社会を望むのか?
小沢さんは共生の社会を目指している。
我々は小沢さんの構想する国づくりを望んだから民主党に政権交代させたのではなかったか。
前原や野田は国民の前でTPPがなぜ日本にとって必要で、そしてTPP締結の結果日本がどのようになり、国民がどのように安全と安心と平和を享受できるのか説明する必要がある。
これほど重大な条約が米国の手先である前原や野田などの売国奴仙谷一派が密室で推し進めることなど決して許されない。
共感する人もいるだろうし(既存マスコミ不信は確かに分かるが過度のネット情報依存はマスコミ不信より性質が悪いと俺は最近感じている)阿修羅でも在特会とは言わないまでもそれに近い言動を見ることがある。
相対的にメディアを選ぶ重要さと目に痛いものでも逸らさずに読む我慢強さもネットリテラシーには必要だ。
でなければ誰もが容易にこうした怪物になる。気がつかないうちに。
「人柄が良い」
「具体的な事はおいておいて、この人は本当の国士だから」
本人が何を言っているのか、何を”わざわざ”言わないようにしているのか
小泉の頃とマニュアルが一緒なんだよね、ネット工作会社さんの
http://www.asyura2.com/11/senkyo119/msg/564.html#c64
確かに、時事通信記者は「社会人としての節度を欠いた発言」をした。
しかし個人的には大臣に払う敬意(=尊敬)など必要ないと考えている。
この件に関して、ハチロが脱原発だから、
ハチロの発言は「正しい」「正直だ」、
田中氏が非記者クラブだから、
田中氏「よく言った」という感想に偏っているように感じる。
あの発言がマダラメだったら?
山下だったら?
または他の原発推進派の政治家だったら?
それでも「正しい」「正直だ」となるのだろうか。
あの、むにゃむにゃ会見を(もうちょっと節度ある態度で)
フリージャーナリストがしつこくつっこんだのを
記者クラブの人間が「大臣に敬意を払え」と言っても
ここまで賛同を得られるだろうか。
どこに所属しているか、脱原発かそうでないのかで
言ったこと、やったことの肯定・否定が別れるのは健全ではない。
国民はフラットな目で見るべきだと思う。
こういうことを書くと、原発推進派なんだろう!などと
条件反射的な反論が出るだろう。
言っておくが当方はデモにも参加するガチガチの脱原発派だ。
http://www.asyura2.com/11/senkyo119/msg/577.html#c132
検察の犬!にしかなれなかったから
こんな文章能力と捏造記事しか書けなくなってしまった!
もうすでに新聞は世の中を動かせる!な〜んていう妄想は
通用しなくなった!
国民にも自覚ができ新聞を信用しなくなってしまった!
こんな新聞読んでたら
世界から置いてきぼり食っちゃいますよぅ〜(笑)
とっとと廃刊に追い込みましょう!
だって増税擁護の新聞ですんで
増税なんてなったら新聞なんてとっていられない!
もったいないもったいない!
http://www.asyura2.com/11/senkyo119/msg/587.html#c22
あくまでも「国民生活第一」を基本においている。
誤解のないように。
http://www.asyura2.com/11/senkyo119/msg/611.html#c17
まったく同感です。
若者達(学生達)の中には「拝金主義」をあがめる風潮はなくなってきたように思います。
ネットを通じて多くの事実情報に触れながら生きている若者世代には「B層洗脳」のような手段は通じない。
「B層は2015年には49%までに落ち込むことが必至」であることを期待したい。
そのためにも阿修羅他のネット参加者は良心に基づいて積極的に行動していかなければならない。
http://www.asyura2.com/11/senkyo119/msg/577.html#c133
ハッキリ言えば、アメリカにとって日本の入らないTPPなど何のメリットもない。本当に日本抜きで成立するなら早く決めて日本が入らないことを決定すればよい。日本、アメリカ以外の国のGDP合計など屁みたいなものだ。
ゴミ売り程度の頭で説得力のある加盟論など展開できるわけもなく笑止千万。TPPなどよく言われているように以前の日米構造協議の「年次改革要望」と全く同じものにすぎない。目くらましに他の加盟国があるだけ。
http://www.asyura2.com/11/senkyo119/msg/625.html#c1
いっそ潔く
早く死ね。。。と思う
http://www.asyura2.com/11/senkyo119/msg/577.html#c134
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > アーカイブ > 今月