20. 2011年9月12日 16:43:39: MC9MZ2WauU
無差別殺人者;アメリカ・トルーマン大統領を人類無差別殺人者として、
歴史に名を残せ!
広島・長崎市民殺戮;許せない行為である!
日本人よ! 目を覚ませ! 洗脳から解き放せ!
太平洋戦争は、日本から見て押し付けられた、望まない戦争だった。
歴史認識を変えよう! 二度と無駄な戦争をしないために!
日本人よ! 目を覚ませ!
http://www.asyura2.com/11/warb8/msg/139.html#c20
★阿修羅♪ > アーカイブ > 2011年9月 > 12日16時43分 〜 ★阿修羅♪ |
|
広島・長崎市民殺戮;許せない行為である!
日本人よ! 目を覚ませ! 洗脳から解き放せ!
太平洋戦争は、日本から見て押し付けられた、望まない戦争だった。
歴史認識を変えよう! 二度と無駄な戦争をしないために!
日本人よ! 目を覚ませ!
http://www.asyura2.com/11/warb8/msg/139.html#c20
識る者とは、不可視を識る者、
ただ観る者となった者。
観る者とは陣中見舞いさんの言葉にあるように、
手さえない。
つまり主義主張、思考を放棄しており純粋意識の真我のみである。
ゆえに、もはや語ることはしない。
1,このレベルは、>>01の引用と、同じレベルだ。
あれこれと語っている者は、思考する自我が語っている者。
つまりいまだに自我の虜(とりこ)となっている者であり、
識る者に至るにはほど遠いということ。
1,この自我のレベルの場合もあるが、そうでない、場合も存在する。
いかがでしょうか。
初級者 知識レベルです。
JM
これでは、>>01と、変りない。
まだ、>>01のように、レベルの低い解説だ。
http://www.asyura2.com/11/cult8/msg/535.html#c7
引用を利用して、自ら見解に辿り着かなければ、意味が無いのだ。
アホな学者は、引用ばかりで、論文を書く。独自性がない。
したがって、必ず、解説が行き詰まるのだ。
本物の学者は、引用はするが、かならず、その人自身の意見を書く。
http://www.asyura2.com/11/cult8/msg/535.html#c8
宇宙一の博士が一番語っている者では?
http://www.asyura2.com/11/cult8/msg/535.html#c9
>まだ、レベルの低い解説だ。
ありがとうございます。
愚答にお手間を取らせました。
そもそもみなさんは
『日本は貿易大国』だとか『貿易立国』だとか洗脳されてませんか?
つまり『日本は輸出で儲けています』ってことを信じてませんか?ってこと。
実は日本のGDP(国内総生産)の10%しか輸出金額がないんですね。
ちょっと前まで輸入に関してはGDPの10%弱でした。
トヨタとかSONYとかの輸出企業のイメージが強いんで
「日本は輸出が命」なんておもっちゃうんだね。
その輸出と輸入のバランスが震災の頃からちょっと逆転しちゃったんで
騒いでるんですね。
んじゃGDPって何?ってことだけど
簡単に言えば日本人が国産の物やサービスにどれだけお金を使ったのかってことだね。
で、その日本のGDP
一年間で約500兆円あるんだね
この日本のGDPも下がった下がったって騒いでます。
そりゃ個人も企業もみんな不景気だとかいってお金使わなけりゃ下がりますよ。
輸出も輸入もGDPの約10%
そん中で中国に対しては3%にも満たない額しか貿易してないんですね。
先の尖閣問題でレアアースがどうのとか中国経済に依存している日本はとか
ちょっと的外れな感じがしますよ。
大事なのは国内需要ってか
日本の中でお金が回らなくなってきていることが問題なんだね。
まさに『金は天下の回り物』
こんなときに震災のドサクサにまぎれて増税しちゃえって??
悪循環 デフレスパイラルってのはみなさんもご存知のとおり。
不況だとかデフレだとか騒ぐのはもうやめよう。
みんなの不安な気持ちを取り除かなきゃね。
ついでになぜ中国がGDPで日本を抜いて世界2位になったか?
この中国共産党の一党独裁だからできるトリックも解説してあります。
http://blog.so-net.ne.jp/cabaret/2011-06-09
http://www.asyura2.com/11/cult8/msg/535.html#c11
これは、ひどい!!!!!!!!!!!!
http://www.asyura2.com/11/genpatu16/msg/440.html#c13
14のような、ナチスドイツすら赤面する稚拙な優生学もどきが、
攻撃対象を故意にねじ曲げる手口も真似て、湧き出るのです。
放射能汚染食品を喰らうべきは、東電役員、政治家・官僚、学者、メディアの人間であって、
おそらく、その周辺にいる己が身に攻撃が降り掛かるのを怖れるあまり、
「年齢」というファクターを持ち出して来たのでしょう。
その後、無礼者の記者を警備員につまみ出させる。
以後、不良新聞社は記者会見に呼ばないし、来たなら締め出す。
記者の分際で大臣に対する口のきき方ではなかろう。
その馬鹿記者はさらしものにしてやれ。どこのチンピラ記者だ?
しかし、サンヘドリンを掌握したパリサイ派ユダヤ教は、タルムード、カバラ
が信仰の対象であり、その大本は、悪魔=ルシファー=サタンである。
米国では、正統派ユダヤ教徒が改革派に攻撃され、殺され追放されているという。
ナチスによって行われたホロコーストは、シオニスト・ユダヤによって計画、
実行されたのであり、その目的は、ユダヤ人を被害者としておいて、自分たち
の実行している犯罪行為が追求されるのを避けるためである。
パリサイ派ユダヤの最終目標は、世界一極支配(ワン・ワールド=新世界秩序)で
ある。
この連中は、計画実行のためなら、同朋も平気で殺すのである!
もっとも、タルムードの教えでは、ユダヤ人以外の民族(ゴイ)は、人間ではない
(動物と同じ)ので、殺しても罪にはならないし、すべての財産はもともと神
(悪魔)からユダヤに与えられたものだから、ゴイから奪ってもかまわないのである。
世界の国々の政府、企業、国際機関などの主要ポストはすべて改革派ユダヤ教徒
で占められている。
http://www.asyura2.com/11/bd60/msg/138.html#c2
普段からどういった心得・準備・どう災害時に対応すべきか
問題提起・提案がないね。
こんな発言は「無知」・「無能」って言われつつ、かき消されていくんだけど
あなた方(根拠もなく不安を煽る人)の人生が「そうならなかった」らいいね。
まぁ・・(何時死んでも良いように)心の準備を怠らないようにしましょうね。
頼むから他人に迷惑をかけない様してくれ。
http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/541.html#c9
何も人工的な地震ではないという証拠を探していたわけではないのですが、偶然、見つけたので記事にしておきます。
防災科学技術研究所の http://www.hinet.bosai.go.jp/topics/off-tohoku110311/ に「2011/03/09 10:00〜2011/03/12 0:00の震央分布アニメーション (MOV形式 4MB) 」があります。これを見ると、311の地震のほぼ二日前から311の地震の直前まで継続して、宮城県沖300キロほどのかなり広い地域で集中して地震活動が起こっていることが分かります。これが多くの地震学者が前震現象として捉えるべき現象だったと後悔したとされているものです。つまり、311の震災が人工のものだとするなら、3月9日から丸二日間で起こった多分100を超えるこれらの地震が人工的なものであったということになります。しかし、軽く福島県の面積を超えるような広い海底域に10kmを超える深さの掘削孔を100個以上掘ることはとても無理です。動画を見るときに3月11日の午后2時ぐらい、つまり、311の地震の直前で一時停止をかけるとこの前震活動が非常に活発なものだったことが分かります。動画の下の部分に日別のマグニチュード別の地震分布が示されています。こちらをみても3月9日から急に地震活動が活発化し、一気にあの大震災へ突き進むのが分かります。
東海地震でも同様な前兆現象があればいいなと思いましたがたった2日前ではなかなか避難もできないとも感じました。
*6月8日の記事「近づく戦争・テロ社会、これらの動きを止めるべきでは?」から一連番号を付しています。<<702>>
http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/543.html
日本製も中国製も使い方さえ習熟したら正確だよ。
それをロクに使った事のない「自称専門家」とか「知ったかぶりのマスコミ連中」
が不正確だと断言してるだけの話。
俺の察する「自称専門家」とは、高級な何十万もする線量計しか使った事がなく
その線量計の数字を絶対に正確なものと信じてる宗教家みたいなものだ。
俺は最低限、1分単位で5回測定し最高値と最低値を無視して残りの3回の
平均値を採用してる。それくらい「自称専門家」やってるのかね???
http://www.asyura2.com/11/genpatu16/msg/432.html#c36
最悪の事態を回避できた俺たちスゲー。原発安全となるだけ
やつらは恥も外聞もないから、何とでも言うよ
それに菅も自己弁護の為に言っているに過ぎず
何の役にも立たない
http://www.asyura2.com/11/genpatu16/msg/443.html#c24
番組では7月と8月の2回に分けてダッシュ村を訪問、8月の訪問の際に、ダッシュ村の自生していた植物と、7月に訪問した際に撒いたヒマワリの苗を持ちかえった模様が流され、検査結果は後日報告、というものだった。
ここで、番組に「1つの大きな流れ」が生まれた。
TOKIOの農業指南役の人物(アキオさん)が、福島市内と思われる場所に土地を借り、農業を始める準備を始めた、という報告だ。
この展開が「泥臭い演出」で、まさに「無き落とし」の演出だ。
今後、番組では、ダッシュ村の「除染」とともに、この「農業再開」の2本がテーマとなってゆく流れになりそうな様子だ。
さて、アキオさんやTOKIOらが福島で始める「仮農園」野菜を、内部被曝の危険性がある、といって危険視できるだろうか。
原発事故でわが家を奪われた高齢者たちが必至で作った野菜に「ベクレル表示しろ」などと言えるだろうか。
確かに、「こういう企画が準備されていたからこそ、山口メンバーを活動自粛にできなかった」訳だ。
http://www.asyura2.com/11/genpatu16/msg/422.html#c9
となった時点で始めて疑ってみれば良い
今は、疑惑の総本山を疑わないでどうすんの?
http://www.asyura2.com/11/genpatu16/msg/359.html#c102
ddmtbb dmtb
onodekitaがリツイート@
@aladdin_nv @tautautau1976 @onodekita 茶葉と同じく放射性セシウムを多く吸着する。水で薄めて「飲む」ことをしなければ汚染されないお茶よりも、副流煙で周囲の子供も妊婦も肺が汚染される懸念があるタバコ。子供や妊婦は喫煙者を見たら逃げるしかない。
5時間前
http://www.asyura2.com/11/cult8/msg/535.html#c12
みんなで決めよう「原発」国民投票より転載
http://kokumintohyo.com/
みなさんへ(2011.9.7)
こんばんは、会の事務局を担っている今井一です。
今月11日で【3.11】からちょうど半年となります。
菅氏から野田氏への政権移行で、「原発稼働」に関する国家意思は、いつのまにか「再開・稼働容認」となりました。
憲法に匹敵する重要事項の国家意思が、私たち主権者の意思を汲みあげない間接民主制で決められることに異議申し立てをしましょう。
さて、この会が結成されて以来初めて「檄」を飛ばします。
多くの賛同人のみなさんが、連日、署名収集に励んでくださっていますが、いっそうの弾みをつけるために【9.11】を挟んだ明日からの1週間は、すべての賛同人が署名獲得のためにちょこっとだけでも動いてください。
名付けて《仲間を増やそうウィーク》です。私自身も、もちろん頑張ります。
明日8日(木)〜【9.11】〜14日(水)。
この7日間で、1人が10人以上の署名と1人以上の賛同人を獲得して下さい。
決して難しい数字ではありません。これまで一度も署名収集をしたことがないという方も勇気を出し、友人宛てにメールや電話などで話してみてください。
また、もしツイッターをやってらしたら連日つぶやいてくださいね。
ウェブサイトでは、こちらから署名できます。
http://kokumintohyo.com/apply_form
署名用紙をプリントアウトして使っていただく方法もあります。
1枚に10名の署名を記入できますが、全部埋める必要はありません。
1人分でもかまいませんのでFAXや郵便などで事務局宛に送ってください。
http://kokumintohyo.com/archives/907
プリンターのない方は、事務局(info@kokumintohyo.com)にご請求下さい。
チラシもご活用下さい。
事務局(info@kokumintohyo.com)にご請求いただくか、以下のページよりダウンロードしたものをプリントアウトしてお使いください。
http://kokumintohyo.com/archives/1075
現在2600筆の署名を2万筆に。1600人の賛同人を4千人に。
1週間後の9月14日には必ずこうなると信じています。
みなさん、みんなで仲間を増やしましょう。
http://www.asyura2.com/11/genpatu16/msg/446.html
1,爆笑だ、釈迦に、言い給え! アホなんか!!!(爆笑)。
2,こういう連中が、老子の言葉を、ワザと利用するのだ!
だから、わざわざ、取り上げたのだ!
過去の聖者の解説、
知る者の、語りが、なければ、釈迦は、必要ない!
釈迦も、語ったのですよ!
すべての聖者は、語っている。
老子の言った意味は、これとは、違うのだ!!!
やっぱりカスが、湧いてくる、アホちゃうか!(爆笑)。
アホやから、引っかかるのだ(爆笑)。
http://www.asyura2.com/11/cult8/msg/535.html#c13
人の批判より、本質的なことを優先してください。
人の言動の議論より、放射能拡散を止める、避難させる人は避難させる、被爆が心配される子供のケア等々・・・が先です。
もっと建設的なことに労力と知恵と時間をさいてください。
http://www.asyura2.com/11/genpatu16/msg/393.html#c105
しばらく控えようかと思いましたが浮かんだままにあと一度だけ投稿します。
自燈明。
さいごは独りで彼岸への道を行かねばならない。
「識る者は語らず。語る者は識らず」
とは、そういうことだと思いました。
今後は控えます。
いろいろとありがとうございました。
JM
さいごは独りで彼岸への道を行かねばならない。
「識る者は語らず。語る者は識らず」
とは、そういうことだと思いました。
1,不正解、もっと、他でも、本でも、学びなさい。
http://www.asyura2.com/11/cult8/msg/535.html#c16
つまり円高が進む限り、日本は今の「損」が確定し、将来の損の為に
どんどん仕込んで行く。
これは日本の富が、アメリカにどんどん吸いだされる事を意味する。
介入などは将来の「損」を発生させる為に、今せっせと金を積んでる様な
もんだ。
為替介入とは、金をドブに捨てる事を言う
http://www.asyura2.com/11/hasan73/msg/211.html#c11
JM
1,もっと、知識、体験を、増やして、ここに来なさい。
まだ、レベルが、低すぎる。
投稿の中で、対象者は、中級以上だと、言及している。
初級者は、手間ひま、かかりすぎるのだ。
だから何でも、質問すれば、いいってもんじゃない。
基礎を身につけてから、来なさい。
http://www.asyura2.com/11/cult8/msg/535.html#c17
日経電子版は【国家破綻に身構える欧州金融危機】というタイトルで国家破たんを報じていますが、この国家破たんは即ち、ユーロ崩壊につながります。
ユーロ各国は単一通貨であるユーロを導入することで、信用も単一(共通)になった「筈」だったのですが、今やこのような認識は「幻」になり、信用もバラバラになり、ならば単一通貨を持つ意味がなくなったのです。
ギリシャ破たん・破産となれば、ヨーロッパ中央銀行はギリシャのような弱小国さえ救えない程、力がないと世界中に宣言することになります。
http://www.asyura2.com/11/hasan73/msg/237.html
意味がある内容が語られるとはそれほど考えていなかったが2倍速だと20数分で見られるので見てみた。今でもたぶん話す内容はライターが主導して決めているはずだから、もう少し注意深くまとめて欲しいと思わせるものだった。
「9・11同時多発テロ」はイスラム系過激派テロ組織アルカイダが実行したものという公式説やアルカイダは超有名でとんでもなく悪辣卑劣なテロ組織というその後に定着した“神話”やイメージにブッシュ元大統領(ライターを含む)までもが引きずられているようだ。
(日本人に限らずアメリカ人の多くさえ、9.11が起きた時点では“アルカイダ”という名前さえ知らず、すぐには覚えられずなかなか発音もできなかったというのが現実である)
「戦争板」に投稿するほどの内容ではないので投稿先として「雑談板」を選択した。
ナショナルジオグラフィックCh『ブッシュ元大統領が語る9.11』より:
番組は、9.11早朝のジョギングから始まるブッシュ元大統領の動きと「同時多発テロ」の進行状況を重ね合わせながら、ブッシュ氏のインタビューを織り交ぜていくというスタイルになっている。
突っ込みどころはいくつかあるが、ここでは一つだけに絞って紹介したい。
ブッシュ元大統領は、当日、フロリダ州サラソタで小学校の視察が予定されていた。
1機目がWTCノースタワーに激突した時刻にちょうど訪問先の小学校に到着している。
到着した時点でWTCに航空機が激突したことが伝えられたが、ブッシュ元大統領は軽飛行機が事故を起こしたのだろうと思ったと語っている。
(WTCに旅客機が激突した後で大統領に軽飛行機が激突したと思わせるような内容の報告があったとしたらお笑い草だが、軽飛行機がビルに激突したと思っているのに、「ニューヨーク市に全面的な援助を命じて教室に入った」というのも“過剰すぎる”対応だろう。軽飛行機がマンハッタン島のビルに激突したことはこれまでにもあり、そのときも大統領にわざわざ報告されたのか?そのときもニューヨーク市に全面的な援助を命じたのか?という突っ込みを入れたくなる)
2機目がWTCサウスタワーに激突した後、当時のカード首席補佐官が、教室の黒板前に座っていたブッシュ大統領に「2機目が激突した。これはアメリカへの攻撃です」と耳打ちした。
ブッシュ大統領は、それでも、子どもたちを動揺させたくないという理由でそのまま教室に残ったという。
(別に大げさに騒ぐ必要はないのだからにこやかに退室すれば済むのに(笑)このときに本を逆さまに持ったまま授業を聞く“醜態”を見せるが、この番組では触れられず)
9:25に教室から出て、別室で電話やTVで情報収集を行い、9:30になって事件後初めての声明を発表する。
(犯行主体は不明ながら攻撃されたという事実と米国にとって深刻な事態という評価の声明が出された)
9:35学校から退去。
3機目がペンタゴンに激突したことが伝えられた。
ブッシュ氏は、「1機目は事故だと思い、2機目で攻撃だとわかった。3機目は宣戦布告だった」と語った。
(ミサイルがペンタゴンに撃ち込まれたのだから、宣戦布告と判断するのは正しいと言えば正しいのだが...(笑))
このあと、サラソタ国際空港に向かい大統領専用機エアフォースワンに搭乗するが、ワシントンDCに帰るというブッシュ氏をまわりがさえぎり、空軍基地に向かうことになったという。
10時頃、ブッシュ氏はシャットダウン後(無許可で)飛行している航空機を撃墜する命令を出したという。
そのため、ペンシルバニアでUA93便が墜落した報を聞いた時撃墜されたと思ったという。
途中でWTC全崩壊の知らせを聞き、11:45にルイジアナのバークスデール空軍基地に到着する。
ここで“本題”の奇妙な発言が行われる。
ブッシュ氏:「車に移乗したら、若い運転手が猛スピードで飛ばすんだ。弾みながらの大暴走。だから言ってやった。「落ち着け。ここにアルカイダはいない」と。笑ったのはあの時くらいだ」
(「9.11同時多発テロ」の犯行主体がアルカイダであることは、この時点のブッシュ氏は知らなかった。そうであることは、彼自身が番組のなかでのちに語る)
バークスデール空軍基地で演説の録画を行い、戦略軍の本部があり頑丈なシェルターが築かれているネブラスカのオファット空軍基地に向かう。
そこのシェルターのなかで、ブッシュ政権の幹部が集い事件に関する話をしたそうだ。
ブッシュ氏:「犯人については、テネットCIA長官が「アルカイダだと思う。特徴的な攻撃だ」と言った。確定ではないもののアルカイダの犯行だと意識したのはそれが最初だ」
アルカイダは、9.11時点だと、ハマスやパレスチナ解放機構よりも名が売れていないマイナーな組織である。
9.11の犯行主体がアルカイダとわかっていない時点で、ブッシュ元大統領が、バークスデール空軍基地で車を暴走させる若者に、「落ち着け。ここにアルカイダはいない」というジョークが出たとしたら実に奇妙な話だ。
若い運転手も、大統領の“アルカイダ”という奇妙な単語を聞いて、なんのことだろう?と思ったはずだ。
もし本当にそう言ったのなら、ブッシュ氏は9.11がアルカイダの犯行であることを“事前”に知っていたことになる。逆に、知らなかったのなら、今回ブッシュ氏が語った9.11は「創作話」でしかないことになる。
テネットCIA長官の「アルカイダだと思う。特徴的な攻撃だ」も、何をもってアルカイダの“特徴的な攻撃”だと言うの?と突っ込みを入れたくなるが、カード首席補佐官の「2機目が激突した。これはアメリカへの攻撃です」も、米国ではオクラホマシティなど米国市民によるテロやウェイコーのように政府との武力対峙に及ぶ米国市民もそれほど珍しくないことだから、犯行主体がわかっていない時点で、外国勢力であることが前提になる“アメリカへの攻撃です”という表現も異様である。
早いもので、9.11からもう10年。
ブッシュ元大統領のインタビューよりも、03年12月にブッシュ氏と一緒にイラクから脱出したと思っているフセイン元大統領のインタビューのほうがずっと価値があると思うのだが..(笑)まだ生きていればの話だが、たぶん生きているような気がする。
太陽放射エネルギーには、惑星固有のアルベドと太陽定数によって決まる限度があって、これを「放射平衡温度」という。(Stefan-Boltzmann law)
地球の場合
@太陽放射エネルギー(太陽定数S=1366W/u、アルベド0,3)
放射平衡温度(最高;−18℃)(@5500m上空,500hPa)
−270℃〜―18℃ =252℃昇温
A重力場のエネルギー(気圧)(by重力場) ※
―18℃〜15℃=33℃昇温@地表(1.5m、1気圧)(ボイル・シャルルの法則)
⇒結果宇宙(3k=ー270℃)から
@ + A =285℃昇温
※;「二酸化炭素地球温暖化」はこの部分が、「温室効果」(by「再放射?」)と 言う空想の産物であるわけです。(第一種・第二種永久機関。実在できない。)
5,250兆トンの全大気(の質量)であるのに,特定の希ガス(「温室効果ガス?」)の「濃度」によるとしているのです。
「熱」に関することは物理(熱力学)の話であって、「化学」の話ではないのです。
また、熱・熱力学は物に関係しないのです。
重力がなく、人為起源で自然が変わるなどとするものがまともな理論ではありえない。
こうした非科学論の代表である「二酸化炭素地球温暖化」が大手を振ってはびこっていて、莫大なマネーが動いているのは困ったことです。
放射能汚染のがれきを燃やしたら、新たにヨウ素131が発生するのか?
君はアフォか?
http://www.asyura2.com/11/genpatu16/msg/363.html#c38
国や世界や、ましてや子供を守るのに、
体制も反体制も、あるものか・・・・。
>>24. 2011年9月12日 10:59:54: Xa9cHZhvLk ・・・の、おまえ。
市民=反原発煽動者、反原発反体制派が、
<デマ専のプロ>・・・ということを証明してくれや。
<デマ専用の専門家>ということらしいが、
具体例をあげて、展開してくれんか・・・、
このまま、黙って引っ込めば、おまえこそが、
<デマ専のプロ>ということになるぞ・・・。
>>>>>24. のXa9cHZhvLk ・・・の、おまえ。
おまえのことだ。どこの誰や???
・・・・なにが、「はい次」だ、
あんまり、笑わせるな・・・。
警察、公安、右翼、左翼、自衛隊などが雁首を揃えて、対策を練っているだろう。
5年後ぐらいには、倒閣というより官僚社会主義の終焉を迎える。
希望としては多くの人が犠牲になる前に、なだらかに終焉を迎えて欲しいね。
旧ソ連と同じで避けられない。どちらの立場の人にも、できれば犠牲は少なく。
公安刑事が恫喝三昧→逮捕 (9.11脱原発新宿デモ)
2011.9.11新宿反原発デモ 警察の暴力・不当逮捕と言われた逮捕現場
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110912/crm11091201140000-n1.htm
「反原発」デモで12人を逮捕 警視庁
2011.9.12 01:11
東京都内で行われた「反原発」を訴えるデモで、警備する警察官の指示に従わず、隊列を広げるなどしたとして、警視庁公安部は11日、公安条例違反などの現行犯で、住所不定、自称二木信容疑者(30)ら12人を逮捕した。公安部によると、二木容疑者は容疑を否認しているという。
二木容疑者の逮捕容疑は同日午後3時50分ごろ、新宿区西新宿の路上で抗議デモ中、許可条件や警察官の再三にわたる警告に反して、歩道上まで隊列を広げるなど違法な先導をしたとしている。
また、二木容疑者のほかにも、11人が警備中の機動隊員を殴るなどしたとして、公務執行妨害の現行犯で逮捕された。
同日は東日本大震災の発生から半年にあたり、JR新宿駅周辺では、反原発デモが行われていた。公安部によると、デモには約2200人が参加したという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110912-00000093-jij-soci
JR北海道は12日、同社の中島尚俊社長が同日朝から行方不明になっていると発表した。午後8時から札幌市内の同社本社で記者会見する。
http://www.asyura2.com/09/news8/msg/675.html
つまり爆発のエネルギーEは炸薬の種類F(爆速)と量t(燃焼時間)の積である。
衝突後、ビルを一周回した「連続小爆発」の衝撃波の速度と福島第一の1号炉と4号炉の建屋の爆発の衝撃波の速度(爆轟波速度)を比較してください。
同じに見えませんか?
電磁推進機研究者談
サムスンと云ふ泥船と共に沈み逝くNTTドコモ。
自業自得だな。
ドコモ社長 「(パクリで訴えられた)サムスンGALAXYの日本販売、支障なし」「サムスンが言ってた」|Hyper News 2ch
http://hypernews.2chblog.jp/archives/51407587.html
ドコモ社長 「(パクリで訴えられた)サムスンGALAXYの日本販売、支障なし」「サムスンが言ってた」
1:☆ばぐた☆ ◆JSGFLSFOXQ @☆ばぐ太☆φ ★:2011/09/08(木)23:44:29 ID:???0
★「GALAXYの日本国内販売に支障はない」 ドコモ山田社長
・NTTドコモの山田隆持社長は9月8日、同社が発売する「GALAXY Tab 10.1」について
「端末販売に支障はないとSamsungから聞いている」と述べ、Appleとの訴訟は
GALAXYの販売に影響はないとの見解を示した。
山田社長は「欧州で差し止められたケースがあったが、欧州の特許状況と日本の
特許状況が違い、欧州の訴訟の内容が日本に持ち込まれるということではないと
聞いている」と述べた。また「いずれにせよ注意深く見守っているが、一般的には
特許によってドコモの販売に支障はきたさない」とした。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1109/08/news044.html
47:名無しさん@12周年:2011/09/08(木)23:59:23 ID:bzqgnyCx0
これ泥棒に盗んだのか?って聞いて、
盗んでないと泥棒が言ったのを真に受けたのと同じことだろ。
こんな奴じゃないと社長になれないの?docomoは。墜ちたものだな
http://www.asyura2.com/11/hasan73/msg/238.html
JR北海道によると、同社の中島尚俊社長が12日朝から連絡がとれず、行方不明となっている。同社は同日午後8時から本社で記者会見を開き、状況を説明する。
Googleが運営する動画共有サービス「YouTube」が韓国からのアクセスを遮断したと発表。「韓国」と設定されているユーザーは動画をアップロードすることができなくなり、また再生にも規制が掛けられ、再生数も反映されなくなるという。
ユーチューブが韓国を遮断 K−POP宣伝ツールに使った報い
何故このような処置が執られたのだろうか? 実は韓国は国家ぐるみで自国K-POP推しをするために「YouTube」を使い、何百万回と再生数を上げているのだ。通常「YouTube」では同一動画において、1ユーザーにつき1回までしかカウントされないが、韓国ではツールを使い複数のアカウントを切り替え再生数を捏造している。
そのためブリトニー・スピアーズやアヴリル・ラヴィーンといった世界的トップアーティストよりも、少女時代の再生数の方が上になってしまっている。こういったアタック行為に対して処置が執られたという。
韓国は「ブランド委員会」というものがあり、このようなYouTubeの再生数を伸ばす仕事が実在する。もちろん韓国側は表だって認めていない。木村太郎氏がこの件を発言したところ、干されてしまったことは記憶に新しいだろう。この発言により韓国の「ブランド委員会」からクレームが入り、圧力が掛かったと言われている。
しかし今回のようにYouTubeに対策を取られてしまってはどうしようもない。今度はユーザーの設定国を偽装するツールを使ってでもアタックを仕掛けてくるのだろうか?
http://www.asyura2.com/11/hasan73/msg/239.html
東京電力福島第1原発事故で福島県の健康管理調査を先行的に受けた住民3373人のうち、同県浪江町の子供の内部被曝線量は最大でも生涯3ミリシーベルト未満と推計されることが分かった。県が12日に公表。「全員健康に影響が及ぶ数値ではない」としている。
先行調査は浪江町、川俣町、飯舘村など11市町村の住民が対象。成人の場合は今後50年間、子供は70歳になるまでの累積の内部被ばく線量を推計した。
受診した10歳未満の子どもは1149人。そのうち浪江町の男児(7)と女児(5)の2人の2ミリシーベルト以上3ミリシーベルト未満が最大だった。5〜7歳の5人が1ミリシーベルト以上2ミリシーベルト未満、残る全員が1ミリシーベルト未満だった。
今は反原発のデモであり、小規模デモを潰して訓練をしているのだろう。
だが、近い将来は反政府デモに大規模デモ化していく。それの
大規模デモ潰しの予行演習だろう。
汚染の実態が明らかになり、5年後辺りから重度な関東圏在住の住民の被爆障害が
顕在化してくる。
右翼も左翼も警察も公安も、自衛隊も含めたデモ潰しがこれから頻発する。
それでも、被爆実態が明らかになれば民衆の怒りは頂点に達する。
5年後ぐらいには、倒閣というより官僚社会主義の終焉を迎える。
希望としては多くの人が犠牲になる前に、なだらかに終焉を迎えて欲しいね。
旧ソ連と同じで避けられない。どちらの立場の人にも、できれば犠牲は少なく。
http://www.asyura2.com/11/genpatu16/msg/447.html#c1
まあ、団塊のボケ老に言ってもしかたがないかも知れないが。
少しは判断力を持ってほしいもんだが。
http://www.asyura2.com/11/genpatu16/msg/426.html#c20
モリケン(密室化されたメディアを介したタレント知事の存在と県民栄誉賞)→丸山(車椅子で入院・男子サッカーに比べて米国従属度が濃い)
http://www.sanspo.com/soccer/news/110912/scc1109121039011-n1.htm
http://www.pref.chiba.lg.jp/soumu/chijishou/eiyosyou20110804.html
金丸信(車椅子で入院)→竹下登、小沢一郎(自民党時代・現在に比べより米国従属度が濃い)
副島こそろくな死に方をしないだろう。副島が早死にした時に、初めて放射能安全デマは嘘だったんだ、ペテンだったのだ-、副島が金が欲しいために万人を誘導していたのだと騙された多くの信者や弟子が副島の墓に向かって槍を突き立てるだろう。死人に口なしとはこのことなのではないのか。
副島という男は恐ろしく低能で男のあばずれである。自己の利益のために、純粋な人の心を弄び利用して殺そうとしている。今回ほど副島の重刑に憤りを感じたことはない。副島という男こそ東電と反日カルト民主党東電労組の仕組んだ日本壊滅計画にのってピエロを演じているではないか。お前のような男こそ人体実験、生体実験になるのにふさわしい罪人だ。副島という男は、何の慈善の心も持たない自分さえよければそれでよいという最悪の物乞い男だと分かった。こいつは本当は日本人ではないであろう。
http://www.asyura2.com/11/cult8/msg/536.html#c6
有難う、役に立った。
運良く俺のJB4020上海精博という製品のテストをやっていてもらい
微調整が出来るようになった。
しかし中国製品の中では、このJB4020というのが一番成績が良かったようだ。
5.16μSv/hでは、調整済みの参考品よりも正確な数字が出てたくらいだ。
ほんとうに有難う!
http://www.asyura2.com/11/genpatu16/msg/432.html#c38
レッテルを貼らんと、ものごとを理解デキン、平面思考の<動物>には、
<レッテル貼り>こそが、世界を見渡せる、必要不可欠なモノなんだ。
<神武>などは、朝鮮半島出身だゼ?・・・もう、そこからどうすんだよ皇国史観は?。
神武は、根っこから、日ノ本潰しの戦略として働いている。シナリオ通りに、この国は
先の大戦で、ズタズタボロボロにされたわな・・・法則通りの、<ジンム>の担ぎ上げで。
今現在、その象徴的なシンボルが「靖国神社」となっている。あそこに引き寄せられる
<魂>は、日本潰しの先兵連中だ。それ故に、現在の天皇職務従事者(天皇)は、
絶対に、「靖国参拝」はしないんだ。これはココ阿修羅では、怪しいスピ情報にはなるが、
特攻隊員や戦没者の<霊>は、誰一人として、『靖国』には寄り付きもしていないんだ。
特攻隊員や戦没者の<霊>は、激しい「阿修羅」のごとくの怒りを『靖国』に抱いているんだ。
『靖国』こそが、日ノ本潰しの橋頭堡だから、当たり前なんだが・・・・。
『靖国』ガラミで、過去に、やいのやいのと騒がれていた”政治屋”が立ち去った後の
この国の状況を冷静に観察すれば、一目瞭然と、なるだろう・・・。
もう、ハッキリしてるんだよ・・・。
とにもかくにも・・・、
平面思考の<動物>から、・・・全員が早めに・・・
立体思考の<ヒト>に、成長していくことだよ。
誰が戦争を、人為的に計画し、不安材料を元に、
核武装やゲンパツを布設し、屁の突っ張りにもならない、
戦略核防衛ミサイルを、騙され購入し、
テポドンは、誰が指示し、打たせたか・・等々が、
が、スッキリクッキリ、見えてくるんだよ・・・。
するってぇ〜と、東京都民辺りが、
石原なんぞを、選ばないようになる、<洗脳猿>から、
<ヒト>としての当たり前の頭脳を獲得した
証になってくるんだよ・・・。
>04. 2011年9月12日 11:39:21: 1ff8ttxJ9I ・・に象徴される、
東京都民よ、ガンバレ・・・というところだ。
不可視の奥義を知る者とは、体験した者。
体験していない者に何を話しても、結局はその者が体験しなければ意味をなさないということでしょうか。
http://www.asyura2.com/11/cult8/msg/535.html#c18
恐らくは自民系のネトウヨ=工作員か、
石原本人だろうw
http://www.asyura2.com/11/genpatu16/msg/432.html#c39
9.11のいろいろな催しの中、武田先生の江戸川区での講演会をUstream配信していただいたのを見ることができました。配信者のgakuさん、ありがとうございました。音源も確保できたので、文字起こしをしています。まだ完成していませんが、ぼちぼち上げていきます。
武田先生は明快ですね。優先順位が明確で、聞いているBochibochiの迷いも少し整理ができたように思います。Bochibochiも第一優先は子供の健康ですから。
ちょっと言い切ってしまわれるところが不安になる個所もいくつかありますが、一度ご覧になってみてください。
では、どうぞ。
2011/09/11 武田邦彦教授 講演会@江戸川区
「こどもたちのみらいのために」
http://www.ustream.tv/recorded/17204168 (118:04)
【以下、時間のない方のために内容を起こしています。ご参考まで】
<10:00〜講演スタートです>
(武田氏)
では始めます。
今日は大変多くの方に来ていただきましてありがとうございます。
時間も限られておりまして、スケジュールは聞いてみると、1時間くらい私が話して、それは中心的なことを話しまして、それから30分くらい皆さんからご質問を主催者のほうでまとめたものがあるようで、それをやって、残りの30分くらいをご質問を受けるということで、一応させていただきたいというふうに思います。
それではさっそく時間ももったいないものですから、お話をさせていただきます。
福島第一原発が、ああやって爆発したということは、世界の人から見ると非常に不思議で、日本というのは非常に技術力が高くて、しかも民族は慎重派の民族で、しかも日本に地震があるということは百も承知だと、こういう中でああいった大事故が起こるっていうことは、非常に世界の人はびっくりしているんですね。
もう一つ世界の人がびっくりしているのは、今日の講演にも関係ありますが、『福島の人を助けるために、全国の子供が被曝しなければいけない』、そういう論理は、外国人から見ると、これもまた全然考えられません。
福島の人を助けるには、むしろ福島の子供たちは、そうでなくても普段から外部から高い線量を受けているわけですから、福島の人を助けるということがどういうことかというと、
福島に汚染されていない野菜を送るとか、そういうほうが福島の人を助けるのですが、今逆になっていて、何を錯覚してるのか非常に逆になって、
『福島の汚染された野菜を全国の子供が食べると、福島の人が助かる』
とそういう変な理屈になって、これはもう世界から見ると、日本が大変に孤児になった、世界の孤児になったとそういうふうに言えるわけです。
そういう点から言って、早く3月11日以前の状態に戻さないと、日本のもちろん食材とか輸出品も輸出できませんし、今東京のドイツ大使館なんかは、ほとんどガラガラなんですが、なぜかというと、ドイツ人は特に放射線に敏感なので、ドイツから日本に転勤命令が出ても誰も来ない状況。
そういういわゆる汚染された、汚れた日本というのは、残念ながら定着しちゃったわけですので、それを1日でも早く回復するということが極めて大切。
ところが、原子力発電所というのは、どうしても安全に動かさなきゃいけないんですが、その理由としては、当たり前だといわれるかもしれませんが、広島の原爆というのは、非常に強力で、大変なものだと思われますけれども、ウランの量としては、大体実際でこのくらいなんですね。このくらいしか使わないんです。ですから、広島の原爆に比べると、原発というのは、大体1万倍くらいの放射性物質を含むんです。
ちょっと考えますと、原爆のほうが爆弾ですから、ものすごい威力があってものすごく大量のウランを使うんじゃないかと思うんですけれども、それは瞬間的に熱を出すだけなので、案外小さいんですね。ですから、小さいということは放射性物質も少ないんです。
ところが、原子力発電所というのは、ものすごい熱を長い間出しますから、それで原爆よりは非常に大きいわけです。
今度の福島原発は、大体広島の1万倍あるんですけど、そのうちの100分の1が漏れたので、大体広島原爆の100倍の放射線が漏れたと、こういうふうになるわけです。
そうすると、広島が原爆落ちてから2年間人が住めなかったとしますと、大体計算上は福島に200年くらい人が住めない。こういうふうになる。
現実的には雨が降ったり風が吹いたり、人間の手で除染したりするから、実際上はもう少し回復するでしょうが、原発というのは、そういうふうに非常に大きなものなので、どんなことがあっても爆発したりしてはいけない、そういうものであるということを少し一般的に知られておりませんで、今でも
「広島があんなに大したことなかったんだから、福島も大したことないよ」
という人がいますが、これは全くの間違いなんですね。
チェルノブイリが今から25年前ですから、1986年に爆発をして、大体今度の福島と同じくらいの規模なんですが、25年経った現在でも、もちろん原発の中には人が入れないし、付近の村も全部廃墟の状態で人が行けないという状態にある。25年経ってもそういう状態。
私は、日本人は一生懸命除染しますし、雨も多いし、台風も多いので、台風来るのが嬉しいっていうのも変な話なんですが、実はこの前台風が来た時に、私は「いいな」と思ったわけです。「どんどん雨降ってくれ。」雨が降るとああいうふうに和歌山に被害出たりするのは困るんですけど、福島とか東京なんかには雨がふってくれないと、いつまでも減らないもんですから、やっぱり日本の自然の効果があって、少しでも早く放射性物質がなくなってくれるといいわけです。
もう一つは、非常に重要なことなんですが、始めは全体的なお話をいたします。
最後のほうに江戸川区で生活したら大丈夫か?とかそういう話をしますが、最初はちょっと全体的な話をさせていただきます。
驚くべきことなんですが、日本の原子力発電所は、震度6で壊れなかった原子力発電所って無いんです。今まで。
2007年に石川県に志賀原発っていうのがあるんですが、これが能登沖地震で震度6で壊れました。続いて2007年7月に新潟県の柏崎刈羽原発。これはやっぱり震度6で3億ベクレルの放射線が漏れて、火災があり、建物の中もむちゃくちゃだった。
私が『破壊した』っていうのは、「大体1年以上は工事しなければ復活できない」そういうものを破壊といいますと、2007年に二つの原発が破壊しました。
ちょっとあまり脱線してると、僕ちょっと学校の先生で脱線しがちなんですけど、脱線するといけないんですが、柏崎刈羽原発というのは、世界で最大なんです。日本の発電所ってみんな大きいんです。なんで大きくなるかというと、一つの発電所に1個原発を置くと、地元にお金が20年間で800億落ちるんです。
ですから、人間っていうのは、お金の魅力に勝てませんので、1個作っちゃったらまた作ってくれということになって、かたまりがちなんです。
これは日本独特の現象。
なんでかというと、日本以外にそんなに熱く地元にお金を配るということをしませんので、結果として日本に巨大な発電所ができるという傾向にある、その典型が柏崎刈羽原発。
2011年の今年の東北大震災で破壊されたのが、全部震度6ですけど、青森県の東通、それから宮城県の女川、それから福島県の第一・第二、茨城県の東海第二と5つの発電所が全部壊れました。
つまり東日本は現在、北は青森から南は石川県まで一個も壊れなかった原発は無いんです。すべて破壊しました。
そこで私はですね、どうも日本の原発は地震に弱いんじゃないかと思ったりしたんです。実は私、非常に罪深いんでありますが、日本の原発の耐震、地震に対する耐震設計の委員会の委員だったんですね。私は非常に大きな責任があるんですが。
今から5年前に出てきた耐震指針は、私の目から見て、到底こんなもので日本の原発を作ることはできないと思いまして。それから原発の反対派に転向しまして、3年前に日本の原発派地震で倒れるという内容の本を書いたんですが、全然売れない。なんで売れないかというと、今から3年前に誰も原発が地震で倒れると思ってなかったんですね。
だけど、よくよく考えてみますと、日本の原発が震度6に耐えられなかったんじゃなくて、世界で地震のあるところに原発がないんです。
強いて言えば、カリフォルニアの2基とイランの1基がそうなんですけど、それも日本みたいな巨大地震が来るところじゃないんです。
ですから、世界で日本だけが地震の起こるところに原発を持っていたんです。
結果としては、震度6で全部壊れたんです。
今西日本の原発と北海道の泊という原発がまだ生きてますけど、ここはまだ震度4が最高で4以上の地震が来たことないんです。
だから私たちはちょっと辛いんですけど、まず現実をきちっと見るという点では、世界で地震のあるところで原発が立っているのは日本だけ。それから、原発は震度6で壊れなかったものは無いということ。
ですから私はね、やはりしばらく原発は止めて、今でも動いているが不思議なんですけど、今でも動いてるんですよ。どういうわけだか。やっぱりこれだけはっきりしたんだから、やはり原発は止めて、そして考え直して再スタートしなきゃいけないんじゃないかというふうに思っています。
私は特に科学者なので、科学者っていうのは、自分の意見がどんな意見であっても、実験結果とか観察結果が出れば、それに素直にならなきゃいけない。これが科学者ですから。たとえ、私は実は5年前に随分遅く気が付いて、「お前はバカだ」と言われりゃそのとおりなんですが、5年前に
「これはダメだ」
と思って、原発反対のほうに変わったんですが、できれば福島と東日本の青森から石川県の原発が震度6で全部倒れたという実験事実って言ったら失礼なんですが、実験事実を見て、多くの原子力技術者が、
『原子力しばらくやめよう』
といわば、言い方悪いんですが、実験結果が出たんですから、だからやめようというふうに考えてもらいたいというふうに思っています。
<21:15頃>
それで、この前やしきたかじんっていう関西で放送する番組で、ちょっと過激なことを言ったものですから、多くの波紋を投げかけました。
まぁ東北の野菜の件はあとで話しますが、もう一つは
「畑に青酸カリを撒いたようなもので、その畑にそのまま米を植えるのは無謀だ」
という話をしたんですが、実は多くの人は放射性物質よりも青酸カリのほうが危ないと思っておられるんです。
本当に青酸カリが畑に撒かれたり、家の中にあったりしたら、その青酸カリで死ぬかどうか考える前にまずはどけようとしますよ、人間はね。
で、セシウム137っていうのは今一番汚染の原因になっているわけですが、セシウム137というのは、毒物として見れば、これは放射線をどのくらい出すとかそういうのではなくて、毒物として見ると、青酸カリの2000倍毒性が高いんですよね。
青酸カリが200rで死ぬんですが、セシウム137は0.1r、2000分の1飲むと死んでしまいます。
そういう意味では、私は
「青酸カリが撒かれた畑に、稲を米を植えるのは無謀だ」
というようなことを言ったんですが、実はやわらかく言ったつもりだったんです。そのセシウム137よりは2000倍安全なものなんですよ。おかしいけど。青酸カリというのは。だから、緩く言ったつもりだったんですけど、受け取ったほうはセシウム137あんまりご存じなくて、青酸カリはよくご存じなので、
「なんであんな猛毒を例に出すとは!?」
と言われたんですが、実は非常に放射線の問題は、ものすごく毒性が高いということなんですね。ですから、それをよくわかって、一番最初、4月の最初の頃多くの方に
「家の中を拭いてください」
と言ったんですけど、なかなかそれが浸透しなかったんです。
今でいえば『除染』なんですが。
除染という言葉もものめずらしかったし、なかなか拭いてくれなかったんです。その拭いてくれない原因というのは、お母さんの目に畳の上に載っている放射性物質が見えないんです。この見えないというのは、なぜかというと、形がないから見えないんじゃないんです。見えるくらい多かったら死んじゃうんですね。0.1mと言ったら見えませんから。
ですから致死量が見えないというところが、放射性物質の怖いところなんです。
見えれば、お母さんは必ず拭きますよ。畳の上に青酸カリの2000倍の毒物がある。そこを赤ちゃんがハイハイする。それは絶対に拭きますね。
だけど、なんとなく放射線っていうと、どこかから降ってくるような感じがして、目の前にあるように見えないんですね。これが一つの問題点になります。
だからやっぱりモノが見えるようにして、そしてそれに対処するというのが大切じゃないかと思います。
今後のこともご心配になっている方が多いので、原発のことは少しだけ触れることにしますが、今福島原発はそれほど危険じゃないんです。今でもどんどん放射線出てるんです。すごい量が出てるんです。二つの矛盾したこと言いますから。今すごい量が出てるんです。どのくらいの量かというと、一番軽水炉で大きな事故だと言われたアメリカのスリーマイル島事故があったんですけども、その時に出た放射線の量が今でもどんどん出てるんですよ。
だから、スリーマイル島事件で大騒ぎしたんですから、今でも半年経っても大騒ぎしなきゃいけないんですけど、実は今度は全然違うんです。
スリーマイル島で出た量の30万倍が3月に出たんです。
だから、非常にわかりやすく言えば、我々の地面には、一万円なんかが転がっているわけです。1万円がころがってたらいいんですけど、1万円くらい多い放射性物質が転がってる。
今、福島原発から出てるんですけど、継続的に。出てる量は1円って言うんですね。ですから、地面の下に1万円が落ちてて、日々あるところから、1円ずつちゃりんちゃりんと出てくるというのは、多くの人はどっちを注目するかと言ったら、1円ずつ出てるよりは1万円のほうを注目すると思うんです。
ところが、今は自分の身の回りにはあまり注意せずに、福島原発が気になってしょうがないという方がおられるんですね。それにちょっと調子に乗ってというか、作戦があるんでしょうけれども、政府が
『原発を収束させるのが一番大切だ』
と言っているんですね。この前長妻さんという前の厚生労働大臣と対談した時に、一生懸命言ったんですけれども、長妻さんは、
「違うんですよ。今から福島原発を収束させる、収束させないは何も関係ないんですよ。だって、1か月出し続けたって30円しか出ない。もうすでに我々の身の回りには何万円分の放射性物質が落ちてるわけですから。だから福島原発が収束しようとなんだろうと、我々の身の回りを除染せにゃいかん。もうすでに降ってきたものが、巨大に多いわけです。今度の場合は。だからそれに注意しなきゃいけない。」
ということなんですね。
ですから、通常の原発事故と全く違うんです。量が。
そういうことが一つ。
だから、せっかく今日来られましたので、私のブログにも多く福島原発の状態を心配する方がおられます。特に8月の中旬からお盆明けくらいの時に、ヨウ素がガーッと上がったんですね。それで、これは何かというと、お医者さんは医療用のヨウ素だって言うんですけど、数が合わないんですよ。それから、空間のヨウ素もありますので、今一生懸命調べているんですけど、福島原発から何か出たか、中国からの黄砂かわからないんです。
今、国立環境研の僕の友達と一緒に解析ずっとしてますけど、だけども、これ怖がらなくていいんです。今頃ヨウ素が出てくるなんておかしいんですよ。ものすごくおかしいから、原因は追究しておかなければいけないんだけど、8月のお盆明けにでたヨウ素は3月のヨウ素の1万分の1くらいなんです。ですから、確かに高いことは高いんだけど、我々はやっぱり3月の量に気を付けれなければいけないんです。
ですから、そういうことに惑わされず、ひとつ行動しないといけないと思います。
それから、2番目の被ばくですね。
これは皆さん、原発のことはもちろん国全体のことを考えるときは、原発のことを考えるのは非常に重要なんですが、我々の日々の生活では原子力発電所のことよりは、むしろ子供を中心とした被曝のことですね。
私はもう『子供だけ』のことを言っているんですが、なんでかというと、放射性による被曝による病気というのは、0.5歳から7歳が一番厳しいわけです。そこが一番感度が高いわけです。
その3分の1くらいが今度は胎児とかに行くとか、少年、ちょっと10歳くらいになるわけです。
それから若い女性になって、それから若い男性になって、それから僕らみたいな50歳以上の男と。
そうすると、幼児さえ守れば、割合と頭の中簡単なんです。幼児さえ守れば、妊婦と胎児を守れて、そして若い女性を守れて、若い男性が守れて、我々が守れるということですので、一本だけにしぼったらいいんですね。
それが、『子供の被曝』なんです。
子供は、感度が3倍くらい大人に対して高いんですけど、なぜかというと、いろいろことが起こるんですけど、一応遺伝子の病気とすると、私も恐らく3歳の子供も、遺伝子のやられ方は同じじゃないかと思うんです。エネルギーが高いので。
ところが、私はもう遺伝子を読みにいくチャンスが少ないんです。背も伸びないし、髪の毛は生えるばかりじゃなくて、抜けていくほうですからね。何もないんです。
あ、私ね、「真面目な話を笑って言う」というので、いつもテレビで注意されるんですけども、これは癖でありまして、ちょっと明るい性格なんでいつも笑ってしまうんで、これは笑うっていうのは、深刻な話をバカにしてるっていう意味じゃないんですね。大体なんでもいつもテレビとかラジオに出ると、
「武田先生はいつも上機嫌ですね」
って言われるんですけど、いつも上機嫌なものですから、だからちょっとそうなっちゃうっていうことで、非常に皆さんが深刻だということはよくわかっておりますので、そこはお断り。いつも家内に怒られているんですね。
「深刻な話の時は、深刻な顔をしなさい!」
というんですけど、なかなかできない時があるので、あれなんですが。
【そのA】に続きます。
◇
9月11日 【文字起こしUP】武田先生の講演会@江戸川区 「こどもたちのみらいのために」【そのA】
http://bochibochi-ikoka.doorblog.jp/archives/3029012.html
2011年09月12日06:56 ぼちぼちいこか。。。
<30:10頃‐>
(武田氏)
そういうことで、私なんかの場合はほとんど遺伝子が傷ついても気が付かないんです。
これ、全く怖がらずに聞いてくださいね。これ煽るとかじゃないですから。
チェルノブイリの時に、甲状腺がんが出たのは0.5歳から7歳だったんです。10歳くらいの女の子は何も起こらなかったんです。それで、
「10歳くらいになると、さすが防御能力が上がって何も起こらないな」
と思ってたんです。
そしたら、その子が25くらいになって、ちょうど2000年くらいになって、子供を産んだ時に、『産めない』ということが分かったわけですね。死産が続くわけです。羊膜が厚くなって。これがチェルノブイリの時の遺伝子の傷だということが後になってわかります。
それは何を言っているかというと、その女の子が10歳で被曝した時に、結婚もせずに子供も産まなければ一生健康なんですよ、実に。傷ついたところを使ったときだけに出るんですね。
これが遺伝子の損傷のひとつの特徴なわけです。
だから出にくかったり、いつ出るかわからないというところで、気をつけなきゃなんないということなんです。
そうしますと、2歳の男の子は、身長伸びなきゃなんないから、身長伸ばすときには、遺伝子に聞きにいって、「足の寸法と胴の寸法どのくらいの比率で伸ばす」とか聞かなきゃなんないです。女の子だったら、性器ができてきますから。そういったものを作るときに、聞きにいきますよね。
ところが、だから聞きにいくから、聞きにいく度に傷ついたところがもしあったら、そこで出ちゃうわけです。
我々はもう聞きに行くことが少ないので出ないんです。
だから、一般的に成長期とかそういうのが、厳しいわけです。
ただ、胎児はお腹の中の子供は、一番聞きにいくと激しいんですが、お母さんの防御系が効くので、それで胎児のほうが安全とも言われています。
ただあんまり断定的に言えないのは、いずれにしても放射線の被曝というのは、60年前に始まったんです。もちろんキュリー夫人なんか特殊な人は、100年くらい前に被曝してますけど。普通の人が被曝するといったら、自然放射線って全く別ですから、放射線としては同じですけれども、効果が違いますからこれは別ですけれども、人工的な放射線を浴びるようになったのは、60年前からでわからないんですよ。この間に余計に被曝しちゃったというのは、原爆の時と、チェルノブイリの時がほとんどなんですね。
だから、チェルノブイリの時も、実は2年後にIAEAという国際原子力機関が、チェルノブイリで爆発したからどのくらいの犠牲者が出るかを計算して、
「子供の甲状腺ガンが出ない、大人のガンもほとんど普通のガンに紛れちゃうだろう」
と言われていたけれど、そうじゃなかったんです。
今度福島が3番目ですね。
ですから、私たちは放射線に対して「ほとんど知らないんだ」というふうに思っておかないと、後になって後悔しても遅くなる。そのチェルノブイリの時もそうだったんです。ですから、生活のできる範囲十分に注意をして、「これならいいや」というとこまでやっておかないといけないというふうに思います。
これは、『予防原則』というのがありまして、水俣病などの苦い経験を経て1992年に、今から20年前くらいに国際的にも合意したわけですが、この『予防原則』がどういう原則かというと、
「科学的にわかってないときは、安全サイドで規制しろ」
それは当たり前といえば当たり前なんですが、科学的に毒かどうかわからないというものが出てきたときには、安全サイドで規制しなさいと。それが大切なんだということを国際的に合意したんです。
だから、例えば私はこういうことを言っているわけです。
『お母さんが買い物に出た。幼い二人の兄弟が家に残ってる。下の弟さんがお腹が減って冷蔵庫を開けると、おいしそうなものが入ってる。手を伸ばそうとしたら、上のお姉さんが、「ちょっと待ちなさい。それ腐ってるかもしれない。お母さんが帰ってくるまで待ちなさいよ。」』
これが予防原則なんです。
要するに、そのものが腐っているかどうかを議論しちゃいけないんです。なぜいけないかというと『判ってない』から。二人の兄弟がいくら議論しても、腐ってるかどうかはわからない、お母さんに聞いてみないとわからない。それをやめてお母さんが買い物から帰ってきたら、そこでお母さんに
「これは腐ってるの?」
「大丈夫よ」
と言ったら食べる。これが予防原則なんです。
ですから、予防原適用中は、いってみれば、あまり安全か危険かを議論しちゃいけないんです。『判らない』っていうに思っていなければいけない。
これが今の実は被曝なんです。
1年に100mSvは大丈夫、1年じゃないんですけど、5年とか一生じゃないんですけど、5年とか10年くらいの間に100mSvを浴びますと、確実に症状がわかるんです。
例えばお医者さんに行って、
「具合が悪いんで」
「あなたはこれこれこういう原因で病気になったんだ」
と言ってくれるんです。その状態が100mSv以上なんですね。
5年間に100mSvですと、1年に20mSvとかこういうふうになるわけですが、そういった量になるわけです。
そうすると100ミリから下というのは、ガンは出るし奇形児は出るけれども『判らない』ってやつなんです。『はっきり判らない』。
そこで皆さんが議論して、現在の食品の安全基準とほぼ同じような考え方なんですが、今の食品の安全基準は、日本の食品は非常に安全な基準になったんですよ、昔と比べて。
昔は例えばあるものが農薬なら農薬、食品添加物が100ppmくらいだったら大丈夫だろうという結果が出ると、規制値を100のちょっと下の80とかにしていた。そうすると、障害者が出るわけです。
これはいけないということで、いろいろ検討した結果、やっぱり学問的に怪しいところが10倍くらいある。人によって感度の高い人とか子供とかそういうのがあるということで、現在は食品を100分の1ルール、つまり「まぁまぁどうかな?」というところから100分の1まで下げているんですね。
そうしまして、日本の食品というのは非常に安心して、それでもご心配の方もおられますが、基本的には食材で害が出たという人はほとんど例がなくなったわけです。
それから見ると、ちょっと別の原因なんですが、今1年1mSvになってるんですけれども、100mSvまではわかってる。だから1mSv/年の制限というのは、そんなに今までの我々の長い考え方に反しているわけではないんですよ。
それで
「この1年1mSvで安全かどうか?」
というのは、あんまり聞いちゃいけないんです。
なんでかというと、学問的にわからないので、「安全だという人」と「危険だという人」が居るんです。大体「危険だという人」が10人に3人くらい居るんです。「安全だという人」が10人に7人くらい居るので、多数決を取ると、安全になる。だけどわからないことは、ちょっと危険側で規制するということで、『1年1mSv』。
それから、1年に5mSVというのもあって、これは例えば、病室だとかお医者さんがいつも見ているようなところは、「5くらいいいかな?」
1年5mSvを過ぎますと、白血病になった人が、過去も5mSv以上浴びてますと労災に認定されます。一応そういう判決になっています。
ですから、大体我々は「1から5くらいなんだな」という感じを、そこしかわからないんです。これ以上詰めちゃいけないんです。あんまりガリガリと「どこまで安全か?」といろんな人が出てきてわけわかんなくなりますから。
今まで特に1年1mSvでずっときました。これは、1980年にこういうことが決まったんです。
それまでは全然規定がなかったんです。するとどういうことが起こったかというと、
『お母さんが赤ちゃん抱いて、1か月くらい外国に行って遊んできて帰ってきたら、赤ちゃんが白血病になっていた。「え?」と驚いて「どうしたんだろう?」と調べたら、実は旅行に行った先の国が、1年100mSv』
とかで決まっていたら、そうなっちゃうんですよね。
「これはダメだ」ということになって、いろいろ議論が行われて、世界全部一年1mSvと決まったんです。
だから、1年1mSvというのは、ちょうど本当に
『冷蔵庫の中にお菓子があって食べたいけど、お母さんが買い物に行ってわからないから、置いておこう』
という状態なんですよ、これ。
だからそのことは学問、今から100年後に判れば、その時点でわかる。
それまでは『判らない』からあまり議論しないほうがいいんですよね。
だから、『当面1年1mSvで行く』というのが私は正しいというふうに思っています。
<39:00頃‐>
一時ですね、一時というか最近文部科学省も少し反省して、低いこと言ってますけれども、1年に20mSv、今でもそうですけど、基本的には。福島の子供たちは本当にかわいそうで、1年に20mSvという基準に変わったんですね。新聞にも書いてありました。
20mSvというと、大体シーベルトという単位自体も、普通の人は原発の事故まではほとんど知りませんから、20mSvがどのくらい危ないかということは頭にすぐ入りませんよ。
しかも専門家が、
「100mSvまで大丈夫だ」
なんて言うと、余計そうなっちゃうんですけども、一年20mSvを我々がわかるように言うとしたら、
「1年に子供たちに胸のレントゲンを400回浴びさせる」
ということなんですね。
ちょうど胸のレントゲン400回打つのが20mSvです。
ですから、小学校1年に200日開校するとします。すると、夏休みとかありますからね。200日開校するとすると、子供を学校に出す度に、学校で1日に2回ずつレントゲンを浴びて帰ってくるということです。
「これが、これをお母さんが不安にならなかったら、日本のお母さんじゃない。」
と僕は言っているんです。
日本のお母さんなら、月曜日に子供を学校に出したら2回レントゲン浴びて帰ってくるんです。火曜日に子供を出したら、まら2回レントゲン撮って帰ってくるんです。明日もまた2回撮るといったら、普通のお母さんだったら心配になって、校長先生の所に行って、
「ちょっとあの、うちの子供の話だと、1日に2回レントゲンを撮ってしかも腹部も保護しないで全身のレントゲンを2回ずつ撮ってるらしいんですけど、これ本当に大丈夫でしょうか?できればやめてほしいんですけど」
とお母さんが校長先生に言うほうが、僕はまともだと思っているんですよ。
それを言ってくれないお母さんだったら、「何のためにお母さんが居るんだ?」っていうくらいの感じですよね。
ところが、校長先生が何て言うかというと、
「そんなの国が決めて『20mSvまで安全』ということになっているんだから、問題ないじゃないか。あなた、お母さん『モンスター』だぞ」
とこう言うわけです。
僕に言わせれば、校長先生のほうが『モンスター』ですよ。
だってね、胸のレントゲンを病院に撮りに行くとどういうことになるかというと、こんなとこにお医者さんが「息を吸って、はい。止めて」なんて言うでしょ?そこでお医者さんがスイッチを押すのかというと押さないで、お医者さんがコソコソ鉛の部屋に言って押してるんですよ。あれは何を言っているかというと、
「お医者さん自身がレントゲンをあまり浴びると危険ですよ」
と言っているわけです。それを日常的に見てるわけですから。それを見てるお母さんが、子供に1日に2日ずつレントゲンっていうのは、ちょっとやりすぎなんですよね。
ですから、私が文部科学大臣だったら、あの20mSvの時にどういう記者会見をするか、今ですよ。
「今度、東電がヘマしちゃって、大量の放射性物質を流しちゃった。しょうがない。」
これは『私が』の場合ですよ。私は電力から研究費もらったことあるんで言うんですが。
「今まで電力からお金もらっちゃってた。だから電力に何かものをいうことができない。だから、子供に犠牲になってもらうことにした。ついては、学校に行くと1日2回ずつ胸のレントゲンを浴びてもらうことに決定した。」
というふうにテレビで言えば、それは正直な文部科学大臣ですよ。そしたら、みんなはそこで、それが本当の情報ですよ。
『本当の情報』
つまり、『国民が判断できる情報』。それを提供しなきゃいけない。
そしたら、私20mSv実施されてないと思います。
ロシアでもチェルノブイリの事故が起こった時に、翌日の午後2時には政府から1200台のバスを出して、女性と子供を全部退避させました。
非常にそういう点では、ロシアは早業でした。それからちょうど4月にチェルノブイリの事故があったので、夏になると被曝した子供がかわいそうだということで、遠くに林間学校で国家の金で連れて行きます。
従って、人の命、子供の命に対する対策としては、残念ながら私は日本のほうがマシだと思っていたんですけれども、現実には
「基準を変えて子供に被曝させる道を歩んでいる」
ソ連は、あんなに人の命を軽んじる国だと言われているのに、やっぱり子供を退避させる道を取ったんです。ですから、私たち、今の日本の大人は、どんなことがあっても子供に5mSv以上の被曝をさせないように、僕は頑張らなきゃいけないんじゃないかと思います。
福島の子供たちの被曝量を計算しますと、本当にかわいそうなんですけれども、ただ、郡山みたいに外部の放射線量が2マイクロシーベルト、2マイクロシーベルトだと大体15、6、10ちょっと超える、15ミリ超えるくらいの食品全部入れますと被曝量になるんですけど、公立小学校というところは、校庭をきれいにして、校舎の壁を高圧洗浄機で洗浄して、校舎の中は、ご父兄と先生できれいに除染したら、0.08になったんですよ。それで、この前行ったときに先生が言われるには、
「お子さんをできるだけ長く小学校に居させる」
らしいんですよ。家に帰ったほうが高いんですよ。家は木造の家が多いから。だから鉄筋できれいにした小学校にずっと夕方まで居てから帰るっていうんですよ。
「いや大した小学校だな」
と思いましたね。
2マイクロシーベルトだってやられちゃいますけど、0.08まで落ちれば、これはもう全然1年1mSv切りますからね。本当に安心して子供が小学校で勉強できる。
それはほんのちょっとした努力ですよね。
だって校庭の土をうっすらとって、校舎の壁を掃除して、中をきれいに拭き掃除しただけですから。だから我々に手が届くんですよね。
ですから、手が届かなきゃしょうがないから、北海道とか九州に逃げるしかないんですけど、やればできることなので、江戸川区がどういうふうになっているかわかりませんが、江戸川区も0.2から0.3ですからね、それだけで2mSv弱ですから、子供には過酷なんですよ。なんで子供に過酷、今日は江戸川区の方が多いので大変失礼なんですけれども、どんなに失礼であろうと、失礼よりか子供の健康のほうが大切ですからね。ありのまま言いますとそういう状態。
だけど、もし私が思うに江戸川区の上というか葛飾が一番ひどいんですが、葛飾の上を放射線の灰が通ったんだから、しょうがないんですよ、これを文句言ったってやむを得ない。しかし、今なんで江戸川区の線量が0.25とか0.3とかっていうのは何かというと、道路とかそういうところ、街路樹の葉っぱにさっき言った、セシウム137、つまり青酸カリよりも毒性の強いものが付いているからなんですよ。単に粒なんです。粉なんです。だからその粉を取ってあげれば減っちゃうんです。だから、簡単な話ですから。
江戸川区はグルグル回転するような道路の洗浄機を、毎日どこかの町からずっとやっていけばいい。現実に郡山市はやっているんですよ。水を散らしてグルグルやるやつ。あれでずっと少しずつやってるんです。そうするとやればやるほど下がってきますから。
それから、葉っぱについてますから、庭屋さんに聞いてチャンスを見て、落としちゃえばいいんです。木を切る必要はないですからね。葉っぱだけ一回落としてしまえば、木から放射性物質が出てくることはないので、嘗て3月に降ってきたときに葉っぱに付いているものが残っているわけですから。だから、これを全部取って焼いてしまえばいいんですよ。焼いたら焼却灰に入るんですから。
これはもう簡単に処理できますよ。
下水に流れたやつも下水汚泥にたまるわけですよ。
下水汚泥から放射性物質が出たって騒いでますけど、下水汚泥から放射性物質が出たということは、大変に喜ばしいことなんですよ。なぜかというと、その放射性物質は嘗て子供たちの周りにあった放射性物質が、流れて汚泥になったんですから。
汚泥の管理くらい僕らにできますよね?だけども、江戸川区全体に散っているやつは管理できないわけですよ。ですからできるだけ下水とか焼却灰に持っていく必要があるわけです。
ですから、焼却灰とか汚泥が汚れてくるということは、江戸川区の焼却灰とか江戸川区の汚泥が汚れてくるというのは、大変に嬉しいことなんですよ。なんでかというと、汚泥の中に含まれている放射性物質がどこから来たかと言ったら、我々の身の回りのものが行ったわけですから、それは圧倒的にいいわけです。
あとは、区のほうが少し大変かもしれませんが、それを管理してあんまり被曝しないようにしたら、俄然改善されるわけです。
ですから、手の届くところにあるということが非常に重要であります。
それから、今の話でお分かりのように、子供たちはもともと感度が3倍高いにも関わらず、子供というのは大体地を這うように生活をしているわけですよ。なんだか下のほうでこんなことやってたり、道路歩いてたら、なんだかドブの方に行ったりとか、それから草むしったり変なことしてるんですよ。道路というのは大体ドブと草に放射線が高いんですから、だからわざと、わざとじゃないですけど、子供はもちろん。子供は昔からそうなんですけど。だから被曝量も増えちゃうんです。被曝量が大人より3倍とします。感度が3倍としますと、約10倍子供が多く被曝するということなんですね。
ですから、大人が1ミリ、子供は10ミリ相当になっちゃうわけです。
ですから、『必ずお子さんを基準に考えればいい』、とこういうことになります。
【そのB】に続きます。
◇
9月11日 【文字起こしUP】武田先生の講演会@江戸川区 「こどもたちのみらいのために」【そのB】
http://bochibochi-ikoka.doorblog.jp/archives/3029297.html
2011年09月12日11:22 ぼちぼちいこか。。。
<49:00頃〜>
あとは食材ですね。
一つはスーパーなんかで買う食材の問題と、給食の問題と大きく分けて二つ。それと牛乳の問題ですね。三つありますけれども、食材は、
『だんだん時間によって変わってくる』
っていうことが第一なんです。もうホウレンソウやなんかは関係ないんですよ。ホウレンソウがなぜ汚れたかというと、3月に空気中にチリが飛ぶんです。放射線というのは、原発から放射線が来てるわけじゃないんです。これもちょっと錯覚されてる方がいるんですが、原発からなんでも出ているわけじゃないんです。放射線のチリがふわふわっと来てこの講堂の中にも、このホールの中にも多分空気中に、今だったら放射線のチリが一万個くらいはあるでしょうね。この多分絨毯は、一億個とか10億個とかありますよ。
どうしてかというと3月にふわーっと降ってきたら、4月から5月にかけて地面に落ちた。ですから、今は空気中は非常に少ないんです。風でも吹かなければ。風が吹くとダメなんです。空気中に少ないっていうことは、ホウレンソウが汚れないということなんです。ホウレンソウが汚れるのはなぜかというと、空気中にあるやつが降ってくるから葉物野菜がやられるわけです。だから真っ先に葉物野菜がやられるんですよ。その通りになりました。
4月にホウレンソウがものすごく高くなります。これは空気中にあるやつが落ちてきたから。だから放射線の物質、つまりセシウム137は粒ですね、粉です。それが自分の目でお母さんが想像できるようになったら防御できるわけです。それがふわふわと飛んできて落ちる。落ちるときにどうなったかというと、一つはホウレンソウがドカッと汚れて、水道が汚れたんですよ。金町浄水場がぐっと上がりましたよね。あれはなぜかというと、水の上に降るからなんです。その後、ずっと減っていくのはなぜかというと、日本の水は結構循環が早いので、次々と新しい水が来ます。ですから日本の水は結構安全です。で、もう今はあまり水が汚れないんですよ。汚れるとしたら風の強い日の次とかその次の日とかしか汚れないんです。今は全部地面に落ちていますが、どういうことになるかというと、地面に落ちているものを食べたものが汚れるんです。それが牛肉なんです。だから、ホウレンソウが次牛肉が汚れるんです。それは当然の成り行きで、まずホウレンソウが上から落ちてきたもので汚れる。そして汚れたホウレンソウと同じ原因で汚れた飼葉を牛が食べるので、今度は牛に移るわけです。
っていうふうに、時間によってずっと変わってきます。
それから、一回地面に落ちたやつが風で飛んでやられるのがお茶なんですね。だからお茶もちょっと遅れて5月とか、4月から少し汚れてましたけど、5月から汚れる。最近は千葉とか、いろんなところのお茶の葉っぱが汚れていると観測されていますが、これも一応理屈通りということです。
今後一番危なくなってくるのが、もちろん魚なんです。
魚が一番反応が遅いので、海をずっとわたりながらどんどん濃縮していって、魚に出て来るので、今は魚はアジ、サバとかタラとかあそこらへんまで来たわけです。もう少し経つともう少し大きな魚に移ってくる。
買い物されるときは、大体感じをつかんで、空気中にあるのは葉物、だけど今はもう空気中にないから、葉物野菜は結構安全。だけどキノコとか根菜類の一部は汚れてくる。その時だけ避ければいいですね。そうしますと、放射性物質はいつも言っていることなんですけれども、こういうことなんです。
全体は汚れているわけです。例えば、0.3マイクロシーベルトは、子供にそのまま食べさせると、1年に2mSvになっちゃう。これはまずい。
それは何も考えなかった場合なんです。だって放射線の高いところと低いところがあります。場所によってホットスポットのところ。それから食べ物も無いものもあるし、在るものもある。そうすると、何にも考えないで行動していた子供は、お母さんというか子供は、例えば3mSv浴びたと。だけども注意をすれば1を切るわけです。同じところに住んでいても。だから私は、ちゃんと知識をつけて場所を選んで、そして生活すれば大丈夫なんですよ。
それに一番大切なのは『知識』なんですね。
今、言ったように、
「あー、これ空中に飛んでるな。」
そしたら子供にマスクさせて、葉物野菜は買わない。
5月くらいになると、今度は地表に落ちたばかりですからね、その時は風が吹けばふわーっと飛びますから、子供はできるだけ手を引かずに抱っこしてやる。
ところがそのうち土にこびりついてきたら、少々の風ではあれですね。
この前僕は福島県ずっと歩いて、雨にあたったり砂に入ったりして、名古屋の家に帰ってきたら、もう靴とズボンの下が「ビー」っと鳴るんです。
「??なことだな」と思いましたね。ですから本当はよくないことで、どこかに洗ってこなきゃいけなかったんですけど、うっかり新幹線に乗って帰っちゃったんです。家に帰って測定したら、
「おー、やっぱり理屈通りだな」
つまり、ちょっと前、8月くらいまでは、今度は土の中でも表面じゃないんで、水を浴びるとか泥を浴びるとか砂の中に足を入れると、わーっと高くなっちゃうんですね。今そういう段階ですので、それに応じた行動パターンと、今はもう子供を抱かなくてもいいんじゃないか、つまりもうすでに降りたやつは、相当沈んだりべったりついたりしてるので、それほど簡単には風では舞い上がらないんじゃないかと思います。
ただ今日データを見せていただいて、江戸川区のいろんな。やぱりでもグランドの土の高いところありますね。だからそういうところで、お子さんが運動なんかをしますと、どうしても砂を飲みますからね。
被曝っていうのは特徴があって、空間からここに今チリがあるわけです。現実に多分ここにあるセシウム137が見えませんけど。ここにあるセシウム137が見えたら死んじゃうんですね。だけど、見えないから死なないんです。ここからこう来ますよね。これは、ここに居るときだけ、被曝するわけですね。だけど、私がそれを飲んじゃうと、平均して3か月被曝するんです。飲んだもので。ですから、もちろん新陳代謝を早めたりいろんな方法があるにしろ、基本的にはそうなんで、中に取り込まないというのが非常に重要なんですね。
その意味では、外部被曝と内部被曝、質的にはそんなに変わらないんですが、内部に入ると長く居ますからね。ですから、できるだけ内部に入れないようにする。その点では、
「4月5月は赤ちゃんは抱いていたほうがいいですよ」
とブログに書いたんですが。手を引きますと、お母さんの口はここにありますけども、子供の口はだいぶ低いですから、その分だけ放射性物質を吸って、それが体内に3か月残るということで被曝量が増える。
今は、何に気を付けるかというと、やっぱり全体的な線量が江戸川の場合ちょっと高いですから、ですから、できるだけマップを作ってやるとか、よく掃除が行き届いている鉄筋コンクリートの建物の中というのは低いはずなんです。
僕、郡山はしょっちゅう調べていたので、郡山は、僕はもともと関係者いるでしょうから、こんなことを言ったら怒られちゃうかな。ある一番大きなスーパーは好きじゃないんですね。それで、好きじゃないんですが、郡山のあるところの一番大きなスーパーは徹底的に放射線を除染しようと思ったんじゃなくて、店内をきれいにするため徹底的に床を拭いていたんですよ。そしたら、郡山が4マイクロシーベルトくらいの時、0.15という数字だったんですね。だから、割合とそういうところに買い物に行かれるとか、それからマンションですと4階以上は今飛びませんので、下に落ちて今は下しかありませんから。今我々が被曝してるのはどこから江戸川区の子供たちが被曝してるかというと、道路の上に落ちているとか土の上に落ちている放射性物質と、それから葉っぱに落ちている放射性物質から受けているわけですから、そこだけ避ければいいわけですよね。
ですからそういう生活の工夫をするというのが、非常に重要で、それによって郡山に住んでいても0.08とかそういう低いレベルで生活することができるわけです。それは江戸川に住んでいてもできるんですけど、ただ何も気にしないと、やられる可能性が高くなりますから、可能性ですからね。
ちょっと変なことを言いますと、全然気にしてないお母さんの子供が1000人いたら、例えば20人がガンになるとするじゃないですか。あまり言いたくないですけど。そうすると、気を付けてる子供は1、2名しかならない、そういう比率の問題で可能性がぐっと少なくなりますから、ですから、できるだけ努力されたほうがいいんじゃないかというふうに思います。
<58:10頃->
あと時間が8時になりまして、30分ずつ質問を受けなきゃいけないので、あとは大体お分かりになったと思います。
今からは魚ですね。魚非常に気を付けて、北海道。僕もね、北海道の魚がこんなに早く汚染されるとは思わなかったんで、もうマダラとかそういう類の魚は、相当汚れてもう60ベクレルくらいになってますので、ちょっと警戒したほうがいいかなと思います。そういう点では、日本海の魚というわけにはいかないんですが、できるだけ。
で、野菜は、私の計算では、気にせず買っても大丈夫じゃないかなと思います。
今お米を気を付けて、お米はなぜ気を付けるかというと、出始めは嘘つくんですよ。出始めの嘘がバレてくるんです。どうしてバレてくるかというと、いろんなところで数値が発表されるでしょう?大体畑が何ベクレルかというのは判ってるんです。同じように植えてるのに、
「あるとこえらい低いじゃないか?」
とかいうことになるので、暫く経つと嘘がバレてきますからね、だから僕は
「嘘がバレるぐらいの時までは、あまり買わないほうがいいんじゃないか」
と言っているんです。だから新米が危ないというかまだ分からないんです。比較的数値は低いんです。ですから数値が低いから比較的安心できるんじゃないかと思うけれども、今のところまだ買わないほうがいいんじゃないかというのは、嘘がまだ入ってるんですね。それが次第になくなってきます。
さっき言ったように、ずっと畑は続いてますから、どこの畑が何ベクレルというのは全部判ってますから、そこから移行係数が決まっていて、1%移行するとか決まっているので、稲に。土の。実はこれ変な話になっちゃったんですよ。非常に残念なんですけど、本当は畑にある放射性物質を除けてから稲を植えるべきなんですよ。それが僕が言ったら『青酸カリ』なんですよ。
「青酸カリだと思ったら除けたじゃないか!」
と。それを混ぜちゃったんですよね。もうこれは取り返しがつかないんですよ。混ぜちゃったから。耕しちゃったから。耕しちゃうともう畑の中に入っているんです。そして、移行係数というのは、畑の中にあるセシウムが稲に吸い取られる比率が決まってるんです。約100分の1なんです。
それを全く考えないで食べたとするでしょ?
これはどういうことかというと、人体に関しては被曝するんですが、全体からみると、せっかく畑の中にしまってある放射性物質をわざわざ稲の中に取り込んで、それを僕らの体に取り込むようなことで、本当に馬鹿らしいんですね。
ですから、もちろん一つ一つの量は少なくても、これを続けてると日本中に汚染が広がるので、やっぱり汚染された食物を出しちゃいけないということになりますよね。だってお米と思うからお米に見えるだけで、その実際はセシウムの運び手と言ってもいいわけです。だけどももう一つ知識としては、お米の中でほとんどセシウムが入るのは、玄米の胚とか外側なの皮とか。ですから、今年は玄米がお好きな方も我慢して、できるだけ白米、それもよく洗って研ぐ。そしたらほとんど落ちますから。
だから、非常に重要なことは『今年は玄米を食べない』ということです。
それから『洗う時によく洗う』
そしたら、相当落ちます。
つまり、白い米のところには、セシウムほとんど入らないんですよ。
それから、もちろん『野菜も魚も基本的には煮たほうがいい』んですね。スウェーデンのデータを紹介しますと、大体5分の1に減るんですね。例えば米をよく洗って、野菜と魚を煮ただけで、被曝量が5分の1減るんですから、だから江戸川区が0.25とかなんとか食材がいくつだって、それが5分の1に減ったら絶対安全なんですよ。
ですから、そういう日常的な工夫もされたらいいと思います。
最後に、原発がなんだか、僕はブログに『バカ野郎おじさん』と書いたんですが、なんかね、人のことを「バカ野郎」っていうおじさんが結構居てですね、
「お前は原発を反対するのか、バカ野郎!」
と、こういうのが居るんですが、大体男の50くらい過ぎると頑固になってダメになっちゃうんですけどね、とにかくそういう人が居るんですよ。
そういう人のために反撃するために、ちょっとあれしときますと、原発がなくなったら日本のエネルギーは、電力は不足するか?これについては、私には私の意見がありますが、私の意見は、ご覧になった方は『たけしのテレビタックル』で、具体的な数字のお話をしましたけど、それよりは、国際機関の出しているやつ、3月15日、事故の直後の3日後にですね、IEA(International Energy Agency)=国際エネルギー機関http://www.iea.org/っていうのが、日本が原子力発電がダメになった時に、日本のエネルギーはどうなるか?というレポートを発表します。なぜかというと、何といっても、日本は世界の10%という経済活動を持っているんです。海上輸送量は15%ですから、この日本がコケたら世界経済に大きな影響があるわけです。最近EUでヨーロッパのギリシャが通貨破綻をしたので、国債の破綻をしたので、大変だと言っていますが、ギリシャの破綻と日本の破綻は国際社会に与える影響は全く違いますから、それで大急ぎにIEAが試算をして発表したんですね。それに何て書いてあるかというと、
『日本は原子力発電がほとんどダメになっても、電力不足になることはない。なぜないかというと、日本の火力発電所の稼働率、動いている割合が30%しかない。あとの7割は遊んでいる。だから日本は原発がダメになったら、火力発電所があるから、これでいい。』
こういうふうに書いてあるわけです。その時に、
『石油を買う量が1日あたり20万バレル増えるんだけれども、これ非常に少ないので、日本の経済にも世界の石油事情にも変化を与えない。』
という報告書が3月15日に発表されました。
もちろん日本の新聞はあまり発表しませんけどね。だけどこれはあまり心配ないんです。
それから、「石油・石炭が不足してきちゃうんじゃないか?」という心配をされる方もいらっしゃいますが、まあ1000年くらい生きる人にとっては心配ですけど、まあ100年くらいせいぜいですからね。人間の寿命は。子供を入れても。
大体無くなりません。
っていうのは、僕は資源学なので、そういう資源の話をしてもいいんですけど、長くなっちゃうので簡単に例を示しますと、1970年、ちょっとご年配の方覚えていらっしゃると思いますが、石油ショックがあって、日本では1972年。それで僕らトイレットペーパーなんかを買い漁ったんですよ。バカらしく。もう無くなるんじゃなかったら、来月にもトイレに行けなくなるんじゃないかって、トイレットペーパーを買い漁ったんです。ところが、1970年からもう今40年経ってる、経っちゃったんです。1970プラス40ですから、2010年に、世界の石油は何年残ってるか発表されました。
『43年』ですよ。
40年でなくなると言われた石油が、40年経ってみると43年に増えてるんですよ。実に変でしょ?これ。
両方とも世界の権威が出してるんですよ?よく恥ずかしくなく出すなと思いますけど。今から40年後。今まで40年間たつと、3年増えるんです。2050年になって、僕らの子供、孫の時代になって、石油が何年あるかというと、40年、43年ですからね、多分2050年は、石油のの頃は46年ということになりますよ。だから全然無くならないです。何の心配もないです。
石油なんて、ごっそりあるんですよ。
なぜごっそりあるのがわかるかというと、アメリカは平気で使っている間は大丈夫なんです。アメリカという国は結構カラい国でね、非常に見方が厳しいんですよ。あそこの国は。で、結構子孫思いなんですよ。ですから、「自分たちのアメリカを守ろう」という意識がものすごく強いんです。「アメリカの子供たちを守ろう!」ってものすごく意識が強いんですよ。だから、アメリカは子供たちに影響があると思ったらすぐ対策とります。非常にアメリカっていう国は変な国なんですよ。ちょっと激しいですけど、そういう点はよく考えるし、ある意味ではものすごく愛国心も強いんですね。そういう意味では。だからアメリカがなぜ今石油を節約してないか?石炭をじゃんじゃん炊いてるかというと、まだジャブジャブあるからなんですよ。
ですから、我々は自分の頭で判断するよりは、アメリカ見てればいいんですよ。大体そういう点では情けないんですけど、まあ日本がもう少しきちんと報道してくれれば、自分の頭で考えることができるんですけど、とにかく日本は報道が変なことになっちゃってるから、中々自分では判断できないわけですね。だからアメリカ見ていたほうが、我々としての判断としてはいいわけです。ちょっと悔しいですけどアメリカを見ておくのがいいんじゃないかなと思います。
私は資源学ですから、この前もオーストラリアにちょっと行ってきましたけど、どんなに見ても1000年分はある炭鉱に行ってきたんですが、どんなに見ても1000年分あるなと。良質の石炭ですね。
だから、まあ石油・石炭が足りなくなるというのは全然関係ないので、安心して今日からどんどんクーラーつけていただいて大丈夫。電気も無くならないし、どんどん除染されて、できれば家の除染をして、それでちょうどなんか庭に詳しい方に聞いたら、
「9月頃、常葉樹は切ったほうがいい。ちょうどいい時期だ」
と言うんですから、できれば庭の木を、庭の木を切る必要は無いんですが、枝だけ落とせばいいんです。また生えますからね。この際落として。そして焼却に出す。これはチャンスです。
それから、落葉樹は葉っぱが落ちたら絶対今年の葉っぱですから、どこかゴミに出すということをすれば、家の中は少なくともよくなります。
あとは市区が道路とかやってくれたり、学校やってくれたら、俄然下がりますので、そういう方法でひとつ自分の子供の身を守ってもらいたいというふうに思います。
一番最後にあたりまして、私が一番重要だと思うのはやっぱり地震国に原発は運転しないということなんですね。これは私なんかも本当に反省しているんですけど、こんなに弱い原発になったのは、ごく最近なんです。やっぱり。ここ20年くらい前から日本の原発はどんどんどんどん耐震性を落としてきたんですね。ですから、これは技術の問題というか人災なんですけども、お金がジャブジャブあったんで、こうなっちゃったということなんです。
だけど、国民にも問題があるんです。これは今度の事故は電力の責任ですから、国民になんて言ったら皆さん腹を立てられるかもしれないですけど、日本の国民っていうのは、ちょっと問題があるんですよ。
どういうふうに問題があるかと言いますと、フランス行くとフランス行って帰ってきたやつが、僕に
「先生、びっくりしました。フランス人は畑の中に原発が建ってるんです。人里の中に建ってるんです。」
なぜ建っているか、当たり前なんですよ。フランスは、原子力発電が必要だということと、原子力発電所が安全かということを分けて考えているんです。当たり前ですよね。
『必要と安全とは関係ない』ですから。
東京からニューヨークへ飛行機で行きたいから、飛行機は墜落しないなんてそんなことはありません。飛行機で行きたいということと飛行機が墜落するということは別ですから、逆に言えば墜落しなければニューヨークに行く、そういう考えじゃなくちゃいけないんですけど、日本人は逆になるんです。
日本人はお人好しでフランス人よりはいいような気がするんですが、ここにフランス人の方がいらっしゃるかもしれないけど。フランスの方は論理的にピシっとしてるんですが、ちょっと人柄がからいところがあるんです。からいだけにきちっと物事を考えるんです。ですから、フランスの場合原子力発電所をやると決まったら、安全でないとやらない。当たり前ですよね。安全じゃなくちゃやらない。安全だから田んぼの真ん中に建ってるんですよ。
日本人っておもしろいんですよ。
『原発は絶対安全だ!』
だけどなんか人里離れたところに作ってるんですよ。
それでもまだ住まないから、地元に口止め料払っている。20年間で800億も。だから日本人は実はここが問題なんですね。
『原発は絶対安全だ。』
だけども心の中では危険だと思ってるんです。
この矛盾が今度の事故になりました。
『地震で絶対倒れない、いや本当は倒れるんだ』
という二重性がありました。今でもそうなんです。
こんなふうになって東日本の原発が全部倒れちゃってるのに、だから私がね、これは原発を動かすのは危ないというと、まったく関係ないところから矢が飛んでくるんですよ。どういうのかというと、
「武田は無責任だ。日本の電気をどう考えてるのか?」
私、電気のことなんて一切言ってないんです。
原子力発電所が危険か安全化だけ言っているんです。ですから、私は今後ものを考えていくときには、そういう日本人のあいまいさというか論理の展開がちょっと違うんですね。
バランスが取れていると言えば取れているんですが、バランス取れすぎています。
食品の暫定基準を議論する委員会の議事録をずっと読みましたが、とんでもないこと言っているんです。
「水とか食品の規制値を厳しくすると、水とか食品の供給が足りなくなって、国民が餓死しちゃうから、高くしよう」
っていうんですよ。どうしてこんな論理になるんだろう?と思うんですけれども。
水は別に外国から買ってくればいいんだし、食品だって野菜だってどんどん外国から買ってくればいい。
『足りないから子供に被曝させる』
っていうふうになっちゃうんですね。
これをなんとかして食い止めることが、私は子供たちを被曝から守る一番大切なことだと思います。
1時間ちょっとやらせていただいて、これで終わりにしたいと思います。
どうもご静聴ありがとうございました。
<01:12:00頃->
以降質疑ですが、割愛させていただきます。
【以上】
子どもたちを守るためです。
食品安全委員会へのパブリックコメントの受け付けは終了していますが、コメントを送ることはできます。
食品安全委員会:http://www.fsc.go.jp/
どうかできる範囲で動いてみてください。
識る者はスルー。
語る者は、「何か」に寄せられてるから、語る。
語る、吐き出し、欲望。
つまり、自分の回りに汚物吐き出す、何も解って無いアホ。
カルマ、因果の中に、居る。
ただし。
出力しても、欲望では無い、モノがある。
無明の光。
こんな組み方で如何でしょうか?
ただ、これだと
ご説明の通りJAPになるのも説明が付かないし、48じゃなく18になる説明も苦しいんですよね
つまり素直に表記すれば「JPN48」になるはずです
それが両方合わさると渦中のお国充てに読める単語になっていると
http://www.asyura2.com/11/cult8/msg/533.html#c1
産経は大本営の下請け。
http://www.asyura2.com/11/genpatu16/msg/448.html#c1
意図が無い わざとじゃない という可能性が有り得ない存在。
何らかの意図が無いと作られないのが 小道具 だからね
それにしても、阿修羅では叩かれまくりのマスゴミの中で
フジ関係の擁護の沸きっぷりは凄いわ
http://www.asyura2.com/11/hihyo12/msg/314.html#c5
今更ですが、NZ行きの福島からの中古車から毎時10・5マイクロシーベルトの放射能検出されましたので、今一度。
福島の中古車から放射線 名古屋港、輸出前に検査
2011.9.9 13:41
名古屋港管理組合は9日、名古屋港金城ふ頭で輸出前に一時保管されていた中古乗用車のワイパー付近から、毎時10・5マイクロシーベルトの放射線量が検出されたと発表した。文部科学省に照会し、危険性は低いことを確認しており、今後荷主が回収するという。
組合によると、荷主は「福島から横浜のオークション会場へ運ばれ、落札された車」と説明。今月ニュージーランドへ輸出される予定で、荷主の依頼を受け、業者が7日に検査していた。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110909/trd11090913420016-n1.htm
なんで、いつまでも車から放射能出てんだよ!
だって10万CPMまではスルーだもん☆(ゝω・)vキャピ
↓↓↓
浪江町のHP
【警戒区域への一時立入】車の持出し実施のお知らせ
・スクリーニングの結果、10万cpm未満の車は、そこで一時立入りは終了しますので、解散となります。そのままお帰りいただいて結構です。
http://www.town.namie.fukushima.jp/?p=2895
10万cpm未満なら除染なしで、解散って・・・
「120CPM」を「約1μSv/時」として(核分裂で産生されるセシウム137の換算を採用)
10万CPM⇒約833.333μSv/時
かなりの放射性物質を搭載した車なのに・・・
なぜ、そこを端折る?
こういう事してるから
↓↓
☛新潟のガソリンスタンド洗車場の汚泥から1キログラムあたり9万ベクレルの放射性セシウムを検出
http://hibi-zakkan.sblo.jp/article/47155585.html
こういう事に全国でなっちゃうのに・・・
汚染を広めるという事になるって自治体は考えないのかな?
自治体『ちょっとぐらい、汚染されてたって、どおって事ねーよ』
ってことですね
中古車買うときは、少し気に留めてもいいかもね。
不可視の奥義を知る者とは、体験した者。
体験していない者に何を話しても、結局はその者が体験しなければ意味をなさないということでしょうか。
1,良い質問だ。最善は体験です。
しかし、体験した者が、解説できるとは、限らない。
2,本当は、そのものは、言語は、使用できない、が、
いいですか、ここでは、読者の理解のため、
敢えて言語で、返答せよ、と言うこと。
さあ、ここまで言ったら、答えは近い。
19. 気まぐれな風 2011年9月12日 18:53:28: Yql9N1LbacSfs : UnEFQg5mWw
識る者は語らず。語る者は識らず。
識る者はスルー。
語る者は、「何か」に寄せられてるから、語る。
語る、吐き出し、欲望。
1,不正解。全然違う。
つまり、自分の回りに汚物吐き出す、何も解って無いアホ。
カルマ、因果の中に、居る。
ただし。
出力しても、欲望では無い、モノがある。
無明の光。
こんな組み方で如何でしょうか?
1,アカン。今まで何を学んできたのだ!
もう5ヶ月は、経過している、はずだ。
http://www.asyura2.com/11/cult8/msg/535.html#c20
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110912-00000083-jij-soci
12日午後2時35分ごろ、東京都江戸川区春江町の区立二之江中学校で、生徒数人が体調不良を訴えていると119番があった。警視庁葛西署や東京消防庁によると、体育館でバスケットボールをしていた1、2年生の女子生徒8人を搬送するなどした。いずれも熱中症とみられるが意識はあり、うち1人が入院するという。
同庁や同校によると、搬送されたのはいずれも女子バスケットボール部の部員。この日は休校日で、部員二十数人が午後1時ごろから練習していた。1人が過呼吸の症状を訴えた後、近くにいた他の生徒らも相次いで体調不良を訴えたという。同校は「窓やドアを開け、十分に換気をしていた」としている。
http://www.asyura2.com/09/news8/msg/677.html
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?action=m&board=1998407&tid=ffc7pjbf6q3t2a&sid=1998407&mid=4447417
安定していると思われていたイタリア経済の実態
今までイタリアは、ユーロ圏各国と比べても比較的に経済運営は上手くいっているという評価でした。というのもイタリアでは財政赤字は着実に減らしていましたし、いわゆる毎年の財政赤字の額も、ユーロ圏各国のGDP比でみても悪い方ではなかったのです。ちなみに2010年の財政赤字を各国のGDP比でみるとイタリアは4.6%、フランスは7%、ギリシアは10.5%、スペインは9.2%、ポルトガルは9.1%、アイルランドに至っては32.4%、尚 米国は10.6 %、日本は9.2%です。なぜそんなイタリアにスペインを通り越して危機が波及してきたかというと、イタリアは確かに毎年の財政赤字の割合は他の諸国と比べて大きくはないのですが、それ以前、ここまで来る前に蓄積されたかなりの借金が国家としてあったのです。
ですから、今までの累積の債務の総額でみるとイタリアはユーロ圏の中では突出して大きかったわけです。借金のバロメーターである国債の発行額は米国、日本に次いで世界第3位の大きさです。これまでイタリアでは債務の絶対額が大きくても毎年順調にきているのだから、危機は来ないと思われてきたのですが、昨今、ユーロ圏全体の景気悪化が叫ばれ、経済成長の大幅な鈍化をみるにつけて、一体、イタリアの持つ巨大な債務は返済されるのだろうか? という疑問が急速に広がってきたというわけです。このあたりが債券相場特有のリズムというか、いわゆるソブリンリスク(国家破綻のリスク)がいきなり出てくるところで怖いところです。
債券というのは基本的には借金なわけです。そうなるとその借金の借り元、国債ならその発行国、社債ならその発行企業の信用が一つの目安になるわけですが、この信用というのはある日突如、無くなってしまうということがこの債券の世界ではよくあることです。
最近の典型的な例ですと、東電のケースがわかりやすいと思います。安全確実な投資と思われていた東電発行の電力債ですが、今回の原発事故で会社の信用が、がた落ちして、今や投資家が見ているところは東電を日本国が救済するかどうかという視点に変わっています。当然金利は急騰、東電債は売買不能の状態です。
また今回に限らず、ギリシアをはじめ、ポルトガルやアイルランドの国債のケースもそうなのですが、これらのケースをみると、大体、10年物国債の利回りが7%を超えたところあたりから信用の失墜の加速が起きています。
これは、金利負担の増大から、債券の満期日に資金を返してもらえないかもしれないという懸念が一気に広がってくるわけです。そうなると今度はさらに金利が急騰し始めるというパターンです。このように、金利がある一定のラインを超えるとその国や企業は高金利での資金調達を余儀なくされ、ますます、資金を返せなくなっていく懸念が広がり、さらに信用をなくし、金利はさらなる上昇という悪循環に陥ってしまうというパターンです。
ギリシアの2年債などは、今や年利46%になっているのです。46%ですよ、日本なら法律違反の金利で、この金利なら2年で資金は倍になります。こんな危なっかしいギリシアの国債に本気で投資できますか?
このように債券の世界は、発行体が借金をしている形ですから、この信用が失墜し始めると流れは止めようもなくなって、金利が急騰してその発行体はサラ金地獄のようになって一気に深刻な事態に陥るわけです。
日本国債だっていずれ笑ってはいられません。今は誰もが日本国が破綻して借金が返せなくなることはあり得ない、と信じていますので、たとえ1,000兆円という巨大な借金があっても金利1%で日本国は借りられるわけですが、これが何かの拍子に日本国の財務が危ないのではないか、という疑念が多くの投資家に広がっていき、それが一般的なコンセンサスとなりますと、今度は信用失墜の悪循環となって金利が高騰し始めてしまうわけです。
このような悪循環が今回の欧州危機のケースでは、いきなりイタリアに波及してきてしまったわけなのです。何しろイタリアの借金は日本ほどではないものの、GDPの120%と強烈です。日本円にすると約200兆円の国債発行、言わば借金を200兆円抱えていて、その金利が昨今の危機波及でイタリア国債の利回りが6%を超えてしまったのですからたまりません。
200兆円で6%の利回りでは金利支払いだけで12兆円です。もし日本国債が6%の金利になったとすると金利支払いだけで1年に60兆円、税収が38兆円の日本国ですから即座に破綻です。しかしイタリアはこのように深刻な状況なのです。
http://www.asyura2.com/11/hasan73/msg/235.html#c3
これより上に、ジャンプせよ。
論理的に答えるのですよ。他の読者が、読んで理解できるように。
体験し、知ってはいるが、解説できない、アホがいるのだ(爆笑)。
http://www.asyura2.com/11/cult8/msg/535.html#c21
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110912-00000561-san-soci
12日午後2時半ごろ、東京都江戸川区春江町の区立二之江中学校で、バスケットボールのクラブ活動中だった12〜14歳の女子生徒8人が過呼吸などの熱中症の症状を訴え、病院に搬送された。同校によると、いずれも軽症で、快方にむかっている。
東京消防庁や同校によると、症状を訴えたのは、同校1、2年の女子バスケ部員。同日午後1時から、男性顧問1人が立ち会い、体育館で練習をしていた。
同校は「従来から水分補給などの熱中症対策を指示していたが、今後はより一層しっかりと対応していきたい」としている。
>しかも地球環境が危ないと予測した「彼ら」は、地球と同じような生物環境である火星に逃避する計画まで立てた。しかし彼らを阻止する何らかの「大きなフォース」に阻まれ、簡単に地球から脱出できないことも分った。そしてこの期におよんでやっと、これまで彼らが封印していた宇宙に関する「本当の情報」を小出しにするようになった。「火星の北極に氷がある」「宇宙に生命体の兆候がある」等、様々である。
今後、NASAがどんな情報を出すのか、ぜひチェックして欲しい。
↑全く意味不明な文章だよね。それだけに、ここが“キモ”なんだと思うよ。
おれが予想する“大芝居”の一部が現れている。案外、この著者は「関係者」かもね。
http://www.asyura2.com/11/cult8/msg/534.html#c3
<東電の4号機爆破の施工管理手順>というのは、
なかなか、おもしろそうなウラバナシだな?
いっぺん、記事に上げてみろよ、>03.よ。
ひょっとして・・・、
イスラエルの保守ガラミのウラの情報か??
http://www.asyura2.com/11/genpatu16/msg/444.html#c4
ホールボディーカウンター(WBC)検査については、たとえ設備が整っていても一般の人を受け入れてないケースがほとんど。
長崎大学や放射線医学総合研究所でWBC検査を受けることができた人もいるようですが、これは特殊な場合に限るということのようです。
福島県から関東に避難してきた人は放射線医学総合研究所でも受けることができますが、これは福島県からの依頼によるもので、福島県の人が、ふらっと検査を受けに来てもダメなようです。
あくまで、福島県を通すということで、初めて検査を受けられるような仕組みになっているとのこと。
これは異常なことです。
神奈川県の北里大学病院など、立派な設備を持っている病院もありますが、ここも福島県からの避難者優先とのことで一般はお断り。
結局、一般の人にとっては、長い予約待ちを我慢できるのであれば、北海道がんセンターということになります。
ただし、こちらのほうも、毎週、月曜日の14〜16時の間でのみで毎回10人までの予約制ということになっています。ですので、一ヶ月当たり、40人までが限度ということになります。
料金は初診料の2700円(税込 2835円別)だけという破格。
北海道がんセンターの西尾院長は、国に対して、福島の児童全員にポケット線量計を無料で配るべきだと提言し、自らも全国のがんセンターから二万個の線量計をかき集めて無料で貸与しているという方です。
北海道がんセンター (問い合わせ:011-811-9118)
場所は、札幌市白石区になりますので飛行機で行かなければなりません。別の面で費用がかさみます。
http://www.asyura2.com/11/genpatu16/msg/448.html#c2
あのですね、この前震だけでも滅多にないほどの大きな地震だったんですよ。
我々は、その時点で疑うべきだったのです。
当たり前のようにやり過ごしてしまった後悔というのは理解できますが、
それがすなわち「自然現象」であったかを示してる訳ではないでしょう。
とにもかくにも、莫大なエネルギーが放出されたのです。
それを前提として考えた場合、地震をひとつ起こしたという様なものでは
あのような津波も起きなかったでしょうし、被害も小さかったはずです。
そこに人為説の要素を加えると、主に2つのことが考えられます。
まず一つ目は、「本番前の練習(実験的行為)/津波50cmと本番との落差」
次に二つ目は、「プレート付近を大規模に作用させる中での一環の現象」
という2つです。
こんなことは考えたくもないですが、
911の当日、避難しかけた人を「大丈夫」として戻す誘導がありました。
人工的に起こす以上、できるだけ多くの人に死んでもらいたいのでしょうから、
人々に“不要な”「安心感」を与える導きがあったと考えて当然です。
2日前の地震ではギリギリ津波警報が出るレベルのものでしたが、
それが人々への反応に与えた効果は非常に大きかったことでしょう。
また、人間は地震を誘発していることがあるし、意図的な誘発も可能です。
そのなかで、できるだけ地震を多発させるシステム構築(事前の環境設定)
として「(地殻への)いじくり」や「電磁波誘導」があった可能性があります。
投稿者の論理がまかり通るのなら、
「あんなに多くの余震を人間は起こせない/起こさない」だろうという考えのみで
人為説を完全否定して「自然現象であった」とみなすことが出来てしまいます。
余震や前震をたとえ人間が直接おこしているのではなくても、
そのきっかけとなった根本に人為的な作用があることは考えられるでしょう。
注目すべきなのはあくまでも「本震」以降の現象です。
あと、あなたの説は一般大衆向けではあるのかもしれませんが、
「人工地震」や「地震兵器」を日常的に使用する場では通用しないと思います。
ですから、311は違うけど他に人工的な地震はあれとこれがある(と考える)
とか、ぜひそういうことに触れてもらいたいですね。
beatrice1600
http://www.asyura2.com/11/genpatu16/msg/444.html#c5
ここは副島の会員や研究員が読むかどうか知らないが、ひとつ教えてあげます。
以前、副島の欧州会員がカレル・ウォルフレン氏にインタビューしたというメールが副島に送信された話があった。
その中でウォルフレン氏は副島を知っているかという質問に対して、「彼はマンガ本を作ればいい」と答えていた。
それについてバカな副島はウォルフレン氏の功績を讃える文を書いて、いつか対談したいみたいなことを述べたと記憶している。
ここでウォルフレン氏は、副島をマンガだと評した事実を副島が理解できないという笑い話がある。
つまり副島は世界レベルの知識人を自称しているが、ウォルフレン氏のような本物の世界的な知識人からは、マンガ扱いされているのだ。
この事実を会員や弟子、研究員は理解することだ。副島はボケ老人になったので、自分が世界レベルからマンガ扱いされている事実が理解できていないからね。
http://www.asyura2.com/11/cult8/msg/536.html#c7
・・・・・(仙谷:自衛隊だけではない?!)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
■仙谷由人 「自衛隊は暴力装置」・・・「訂正して実力組織と致します」
http://www.youtube.com/watch?v=y07Wzdgt_X0
http://www.asyura2.com/11/genpatu16/msg/447.html#c3
私にはとてもできない。
http://www.asyura2.com/11/genpatu16/msg/447.html#c4
A事故原因究明と、今後の対応について
http://www.cnic.jp/modules/news/article.php?storyid=1198
http://www.asyura2.com/11/genpatu16/msg/435.html#c2
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110912-00000568-san-pol
9月19日に東京・明治公園で開かれる「さよなら原発5万人集会」に共産党の志位和夫委員長と社民党の福島瑞穂党首がそろい踏みすることになった。長く“近親憎悪”の関係が指摘されてきた両党が「脱原発」で共闘する形だ。しかし、緊急避難的に連携を取り繕う側面は否めず、「ガラスの結束」といえそうだ。
集会は作家の大江健三郎、音楽家の坂本龍一両氏らが呼びかけ人となり、原水爆禁止日本国民会議(原水禁)と社民党が中心となって計画してきた。そこに、原水禁と対立してきた原水爆禁止日本協議会(原水協)、そのバックにいる共産党が合流する。
同党は8月20日付の機関誌「しんぶん赤旗」1面で全党的な参加を呼びかけており、関係者によれば、全国労働組合総連合(全労連)など系列団体が多数顔をそろえる見通しだ。
共産、社民両党は平成18年のトップ会談を経て「憲法改正阻止」で共闘を模索してきたが、「脱原発」で接近を強めることになる。 ただ、「核エネルギーの平和利用」を是とする共産党と、「いかなる核も認めない」という立場をとる社民党の溝はなお埋まっていない。「脱原発限定とはいえ、主導権を握りたがっている両党が本気で手を取り合うことはない」(民主党関係者)との見方もある。 共産党ウオッチャーはこう冷ややかにみている。
「両党は衆院解散が遠いとみて、一時的に互いに利用しようとしているだけ。支持層が重なるため総選挙が近づけば、おのずと仲良くできなくなるはずだ」
http://www.asyura2.com/11/genpatu16/msg/451.html
2,語る者は識らず。
語る者(釈迦、イエス・キリスト)は、識らず。
釈迦、イエス・キリストは、知らない、
では、論理的に間違いなのだ。
3,と言うことは、字面を、鵜呑みにしては、いけないって、事。
隠された、文節が、存在するのだ。
4,今は、知識レベルで、いいのだ!
体験者は、別な質問を、回答をしてくるからね。
http://www.asyura2.com/11/cult8/msg/535.html#c22
福島県民の内部被曝先行調査、全3373人に「問題なし」
産経新聞 9月12日(月)14時38分配信
記事を見ると、6〜8月、警戒区域避難区域にいた人を対象、「ホールボディカウンター」で計測、とある。
6月ということは、ヨウ素131やバリウム140は体内外でベータ線を発して崩壊した後だし、「ホールボディカウンター」ではアルファ線やベータ線を測れないことを差し引いても、「死の町」は言い過ぎじゃないかな。
http://www.asyura2.com/11/genpatu16/msg/410.html#c22
飯舘村で大量のプルトニウムを検出
2011年9月12日 17時36分 (2011年9月12日 17時38分 更新)
福島第一原発敷地内で「ごく微量のプルトニウムを検出した」と東京電力が発表した3月28日以来、「プルトニウム放出」の疑惑をメディアはほとんど報じてこなかった。だが、ここにきて驚くべき情報が飛び込んできた。半減期2万4065年と言われるプルトニウムが、現在計画的避難区域に指定されている福島県の飯舘村に大量に見つかったというのだ。
今回、“3・11”以降、政府・東電の統合記者会見などでプロのジャーナリスト顔負けの鋭い質問を繰り出し、「芸人廃業」覚悟で取材・執筆活動をこなす夫婦漫才コンビ・おしどり(♀マコリーヌ&♂ケン)が渾身ルポで迫る――。
※ ※ ※ ※ ※ ※
「飯舘村のことで至急連絡を取りたい」
ツイッターを通じてそんなリプライが舞い込んできたのは、8月初めのことだった。すぐにこちらからもコンタクトを取り、その日のうちに詳細を送ってもらった。それを読んだ瞬間、「やはり……」と思いながらもあまりの衝撃で身体が凍りついた。
メールはこう始まっていた。
「放射線測定を専門とする大学研究者に直接聞いたのですが、プルトニウムが核変する前のネプツニウムという核種が、少なくとも飯舘村や伊達市まで大量に飛んでいたそうです。今のγ線メインの測定方法ではどんなに頑張ってもセシウムしか検出できないため、本来の危険性が見逃されてしまう。α線核種を無視した今のやり方を続けていたら、飯舘村はまた“見殺し”にされかねない……」
なぜ、私たちのところにこのようなメールがきたか。それは私たちが飯舘村の青年たちとほぼ毎日連絡を取り合うほどの仲で、彼らの行っている「負げねど飯舘!!」の活動を通じて、連携して動いていたからだろう。
私たちに最初のメールを送ってくれた人物は、環境解析化学を専攻する、仮にここでは「A先生」とするが、このA先生の講義を受けて、「飯舘村にネプツニウム239という核種が大量にある」という、まだ世に出ていない論文の存在を知ったとのこと。
ネプツニウム239とは、2〜3日でプルトニウム239にβ崩壊(核変)する核種のことで、つまり、これが大量に見つかったということは、かなりの確率で飯舘村において取り返しのつかないほど深刻な汚染が進んでいるという意味にほかならない。しかも、このネプツニウムは飯舘村に何千ベクレル/Kgという量で存在するという……。
ここで、そのデータをはっきり公表できない理由も書いておかなければならない。
素直に白状すると、この論文は今海外の学会に提出されている。そのため、学会での査読が終わりオーサライズされるまでの間は、おおっぴらに公表できない代物なのだ。
論文が公になるのは早くて9月末という話だが、そもそも、なぜわざわざ海外の学会で発表するのかという疑問もあるだろう。それは、日本でこのデータを発表した場合、握りつぶされる可能性が高く、それを恐れてのこと……とメールの告発者は書いている。ただ、飯舘村の人たちにとっては一刻を争う事態のため、この告発者が意を決して私たちに情報が託したというのだ――。
※『週刊SPA!』9/13発売号「飯館村で大量のプルトニウムを検出」より
取材・文/おしどり(♀マコリーヌ) 取材/おしどり(♂ケン)
----------------------------------------
原発敷地外からプルトニウム検出
原発敷地外からプルトニウム検出 投稿者 samthavasa
CNN:福島原発プルトニウム粒子飛散!ガンダーセン氏解説,J.King7PM 6/7(字幕)
実際には、小型核での破壊工作、という線も、捨てられない事故状況だからな。
3号機では、三回の爆発音を、あえて報道では消されていた・・。
隠しているんだよ、<音>から類推される、何かを。
>03. ・・よ、どこかで聞きかじった情報を、
ただ、知ったかぶりで・・言ってみただけか???
チョロチョロチョロチョロ、コソコソしやがって・・・。
石原と石破は良くメディアに登場し、保守ぶっていかにも日本のこと考えてますみたいな態度だけど、個々の発言聞くと、はっ?って思わされることが多々ある。
真面目でムードに流されやすい一部の選挙民は騙されてしまう。
鉢呂経産相が辞任。また野田総理の任命責任問題で国会が空転する日々。そして同時に自民党のバカさが加減が強調されてゆく。
http://www.asyura2.com/11/genpatu16/msg/432.html#c41
野田内閣 支持率は60%
9月12日 19時22分 NHK
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110912/t10015555051000.html
NHKが行った世論調査によりますと、今月発足した野田内閣を「支持する」と答えた人は60%だったのに対し、「支持しない」と答えた人は18%でした。
NHKは、今月9日から3日間、全国の20歳以上の男女を対象に、コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかける「RDD」という方法で世論調査を行いました。調査の対象となったのは1744人で、62%に当たる1087人から回答を得ました。
それによりますと、野田内閣を「支持する」と答えた人は60%だったのに対し、「支持しない」と答えた人は18%でした。発足直後の支持率としては、菅内閣とほぼ同じ水準となっています。
野田内閣を支持する理由では、▽「ほかの内閣より良さそうだから」が36%、▽「人柄が信頼できるから」が33%だったのに対し、支持しない理由では、▽「政策に期待が持てないから」が36%、▽「支持する政党の内閣ではないから」が24%でした。野田内閣に最も期待することは、▽「東日本大震災や原発事故への対応」が27%で最も多く、以下、▽「年金や医療などの社会保障政策」、▽「税金の無駄遣いの根絶」、▽「財政再建」などの順となっています。
次に、野田総理大臣が行った党役員と閣僚の人事を全体として評価するか聞いたところ、▽「大いに評価する」が5%、▽「ある程度評価する」が49%、▽「あまり評価しない」が31%、▽「まったく評価しない」が6%でした。また、党内の各グループの議員から幅広く起用したことへの評価については、▽「大いに評価する」が10%、▽「ある程度評価する」が54%、▽「あまり評価しない」が24%、▽「まったく評価しない」が6%でした。さらに、今回の人事を見て、政策の実行が期待できるか尋ねたところ、▽「大いに期待できる」が3%、▽「ある程度期待できる」が44%、▽「あまり期待できない」が40%、▽「まったく期待できない」が8%でした。
一方、政治資金を巡る事件で強制的に起訴された民主党の小沢元代表に対する党員資格の停止処分を見直すべきだという意見について、賛否を尋ねたところ、▽「賛成」が18%、▽「反対」が51%、▽「どちらともいえない」が27%でした。
次に、政権交代から2年がたった、民主党中心の政権の実績を評価するかを尋ねたところ、▽「大いに評価する」が1%、▽「ある程度評価する」が22%、▽「あまり評価しない」が48%、▽「まったく評価しない」が24%でした。また、いわゆる「ねじれ国会」の打開に向けて、どうすべきだと思うか尋ねたところ、▽「与党と野党が政策ごとに連携すべきだ」が36%、▽「与党と自民党以外の野党が連立政権を組むべきだ」が8%、▽「与党と自民党が大連立政権を組むべきだ」が13%、▽「衆議院の解散総選挙を行うべきだ」が27%でした。
さらに、衆議院の解散・総選挙の時期については、▽「できるだけ早く行うべきだ」が10%、▽「今年の年末までには行うべきだ」が13%、▽「来年中には行うべきだ」が26%、▽「再来年の任期満了まで行う必要はない」が42%でした。
各党の支持率は、▽民主党が先月より8ポイント余り上がって24.9%、▽自民党が6ポイント近く下がって19.1%、▽公明党が2.9%、▽みんなの党が1.7%、▽共産党が1.4%、▽社民党が1%、▽たちあがれ日本が0.1%、▽「特に支持している政党はない」が44.1%でした。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-23144220110912
ユーロ100円割れに現実味、介入期待薄で輸出が投げ売り
2011年 09月 12日 17:15 JST
9月12日、ユーロが10年ぶりに100円を割る可能性が現実味を帯びてきた。都内で昨年9月撮影(2011年 ロイター/Yuriko Nakao
トップニュース
仏ソジェンが資産売却とコスト削減加速へ、厳しい市場環境に対応
独VW保有の株式、スズキが買い取る=スズキ会長
銀行株中心に大幅下落=序盤の欧州株式市場
発電事業は共同出資へ、事業投資は数千億円規模=ソフトバンク
[東京 12日 ロイター] ユーロが10年ぶりに100円を割る可能性が現実味を帯びてきた。ギリシャのデフォルト(債務不履行)が市場で意識されはじめた上、スイス中銀の通貨高抑制策でユーロからの逃避資金が円に向かいやすく、相場の流れは下方向。
政府・日銀による円売り/ユーロ買い介入が期待できず、輸出企業の投げ売りが想定され、ユーロ/円の外堀は徐々に埋められつつある。
<スイス買えず円買い>
「1.40─1.50ドルだったユーロのレンジは1.25─1.35ドルへ切り下がった。1.35ドルが天井になる」──。大手銀行のカスタマーディーラーは先週、顧客向けにこんなレポートを送付した。シナリオは的中し、先週末にユーロは1.36ドル台に急落、きょうは1.34ドル台まで下落した。顧客からは「なぜわかったのか」と問い合わせが相次いだが、「いや、わかっていなかった」と、そのディーラーは話す。「これは年内のシナリオ。1日でこんなことになるとは予想していなかった」。
ユーロの地合いは先週前半から悪くなりつつあったが、ここまで急激に悪化したのは、ギリシャがデフォルトに陥るとのうわさが9日に流れたため。さらに同日、ユーロ圏周辺国の国債買い入れに反対していたシュタルク欧州中央銀行(ECB)専務理事が辞任を表明し、域内の債務問題をめぐるECB内の足並みの乱れが露呈した。「もはやデフォルトするかどうかよりも、いつデフォルトするかという話になってきた」と、みずほコーポレート銀行のマーケット・エコノミスト、唐鎌大輔氏は言う。
とりわけ下げが激しいのはユーロ/円。スイス中銀がユーロに対するスイスフランの上限目標を設定し、ユーロを売ってスイスフランを買いにくくなったことが、ユーロ/円の下落に拍車をかけたとみられる。これまではスイスフランがユーロからの逃避先の役割を果たしてきたが、「ユーロのクロスでスイスフランが買えないので、円がターゲットにならざるをえない」と、IGマーケット証券の為替担当アナリスト、石川順一氏は指摘する。
<ユーロの買い手不在、生保も様子見>
ユーロの有力な買い手が見当たらず、市場ではユーロ/円が2001年6月以来、10年ぶりに100円を割り込むとの見方が広がりつつある。生命保険などの機関投資家は下落局面で外貨を買う傾向にあるが、「下値で拾ってくる気配がない。まだ下落するとみて様子見ムードだ」と、信託銀行筋は言う。政府・日銀の介入も期待しにくい。ECBのトリシェ総裁は先週、スイス中銀の通貨高対策は容認する姿勢を示したものの、日本の介入については「欧州の中心部にあるスイス経済は比較的小さい。スイスと円は別々のケースだと言える」とあらためてけん制した。市場からは「ユーロ/円での介入は難しいだろう」(大手銀行)との声が出ていた。
一方、これから四半期・上半期末に向けて輸出企業によるユーロ売り/円買いの増加が見込まれる。欧州の売上比率が高いキヤノン(7751.T: 株価, ニュース, レポート)は2011年12月期の年間レートを1ユーロ=114.97円、ソニー(6758.T: 株価, ニュース, レポート)は2012年3月期を115円で想定している。大手銀行によると、輸出企業の多くはユーロ売り/円買い注文を1ユーロ=110円以上に置いたまま。ドル/円と違って介入による上昇が見込めず、「あきらめて投げ売りしてくる企業も出てきそうだ」(前出のカスタマーディーラー)という。「9月中旬から下旬にかけて、ユーロ/円にはさらに売り圧力が強まると思う」と、前出の信託銀行筋は話す。「100円割れを試す可能性が高くなってきた。」
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-23145920110912
英銀行独立委員会、危機に備えた資本拡充求める報告書発表
2011年 09月 12日 19:13 JST
ビジネス
G7で日本は明確に立場を主張、緊密連携で合意=財務副大臣
ギリシャの1―8月赤字は前年比22%増、目標範囲には収まる
ドル資金調達をECBに頼る必要はない=仏ソジェンCEO
新経産相に枝野前官房長官、復興・原発事故収束に「即戦力」期待
[ロンドン 12日 ロイター] 英政府が設立した銀行独立委員会(ICB)は12日、国内銀行に対して投資銀行部門とリテール部門の分離や、将来の危機に備えた資本拡充などを求める最終報告書を発表した。
報告に盛り込まれた改革を実施するには税引き前で40億―70億ポンド(110億ドル)のコストがかかると試算されており、英国の銀行は世界で最も厳しい部類の規制に直面することになる。
オズボーン財務相は、ロイズ銀行(LLOY.L: 株価, 企業情報, レポート)とロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS.L: 株価, 企業情報, レポート)に多額の公的資金を注入さざるを得なくなった金融危機の再発を避けるため、ICBの提案に基づく規制の迅速な成立を目指す考えを示した。
ICBは最終報告の中で、銀行に対し、国内のリテール部門について少なくとも10%の中核的自己資本比率を求める考えを示した。
さらに、銀行に対して主な損失を吸収するための資本として17―20%の比率を求める方針。これは他の欧州諸国よりも高い水準で、スイスが計画している改革と同じ水準となる。
ICBは、これに要するコストについて税引き前で40―70億ポンドと推定しており、現在の経済環境を踏まえ、2019年までの完了を求めている。
英国政府はICBの提案を支持する姿勢を表明し、オズボーン財務相は「数多くの改革が盛り込まれているため、実施には時間がかかるだろうが、今議会で改革案を成立させたい」と述べた。
また「ビッカーズICB委員長自身がタイムテーブルを設定し、私もそのタイムテーブルを守るつもりだ。彼は、2010年代末までにすべての改革を完了させようと言っている」と語った。
ただ、提案が実行されれば、銀行はリテール部門で稼いだ資金を投資銀行部門の活動に振り向けることが制限されることになる。その結果、資金調達コストの上昇が利益を圧迫し、貸し出しが制約される恐れもある。
英商工会議所(BCC)のディレクタージェネラル、ジョン・ロングワース氏は「規制により、小規模企業への融資能力が制約される可能性がある」との懸念を示した。
http://www.asyura2.com/11/hasan73/msg/240.html
宇宙一の博士は、中凶のスパイ工作員
http://www.asyura2.com/11/cult8/msg/535.html#c23
東アジア共同体構想 = 中国への隷属、属国化への道
http://www.asyura2.com/11/cult8/msg/535.html#c24
【陸山会法廷】指定弁護士が録音再生を検討 石川被告の取り調べ記録
2011.9.12 17:41 産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110912/trl11091217430010-n1.htm
資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる事件で、検察官役の指定弁護士は12日、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の公判で、私設秘書だった衆院議員、石川知裕被告(38)=同罪で公判中=の取り調べを記録した音声の再生を検討していることを明らかにした。
音声は石川被告が保釈後の昨年5月、東京地検特捜部の取り調べをICレコーダーでひそかに録音したもの。以前の取り調べで「特捜部は恐ろしい組織だ」と検事から言われたことなどを示すやりとりが含まれている。ICレコーダーの内容は、石川被告らの公判では、弁護側が録音の内容を書面化し読み上げただけだった。
小沢被告の初公判は10月6日に決まっており、関係者によると、年内に石川被告ら元秘書3人の証人尋問を終えた後、来年1月の通常国会前に小沢被告本人の被告人質問を実施。判決は4月になる見通し。
また、元秘書の取り調べを担当した元検事、前田恒彦受刑者(44)=大阪地検特捜部の押収資料改(かい)竄(ざん)事件で懲役1年6月の実刑確定=の証人尋問実施も決まっている。
とにかくアサヒにはろくな記者がいない。フルブライトのエージェントであった小田実などもアサヒにいたと聞く。
http://www.asyura2.com/11/genpatu16/msg/427.html#c7
電磁推進機研究者談
要注意!野田政権―首相、経団連会長と会談 TPP「進めなければ」
http://www.asyura2.com/11/senkyo119/msg/426.html
投稿者 クマのプーさん 日時 2011 年 9 月 12 日 19:56:20: twUjz/PjYItws
元記事タイトル
首相、経団連会長と会談 TPP「進めなければ」
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011091201000342.html
http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/264.html#c24
【自棄やけ】インチキおじさん。
なんでもかんでもみんな
おどりをおどっているよ
おなべの中からボワっと
インチキおじさん登場♪。
とても悪いインチキおじさんでつ。
お金が儲かるなら
人の事なんかどうでもいい人でつ
http://blog.goo.ne.jp/angel_devil18/e/1efb732c6c8b11eb74fae0fe519af72e
http://www.asyura2.com/11/cult8/msg/535.html#c25
3月の時点でプルト二ウムの大量放出が起こっていた! 国民を大量被爆させて、
5ヶ月も経った8月26日になって、原子力安全・保安院は、驚愕のデータを出してきた。
プルトニウムは微粒子となって福一3号機より東日本全域・カルフォルニアにも飛散
・子供や大人も呼吸でかなり吸い込んでいるようだ。
プルトニウムはアルファー線を出し肺がんのリスクを高めるとされる猛毒物質。
下記Webリストに記載された試算値では、3/11-3/16までの五日間で
プルトニウム239だけで合計32億ベクレルが大気中に放出されたという。
隠されてきたプルトニウムの大量放出 (福島第一原発災害)
http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-845.html
http://www.asyura2.com/11/genpatu16/msg/452.html#c2
問題は、「多くの地震学者が前震現象としてなぜ捉えなかった」のかだ。
これでは統計的に有意に巨大地震が起こると確定できなかったのかもしれない
伊豆半島でも、昔から群発地震が観測されているが、未だに巨大地震は来ない。
ゲンダイなどにでてくる予知地震学者みたいな扱いは、多くの現役の地震学者は受けたくない
ということかな
http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/543.html#c5
相変わらず、カルトに飛ばしてるなw
ja.wikipedia.org/wiki/超流動
http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/543.html#c6
一方、大津波に襲われ冷却機能を失った福島第一原子力発電所では炉心が高温になり、発生した水素ガスが地震発生の翌3月12日に原子炉建屋内で爆発し、周辺環境にヨウ素、セシウムなどの放射性物質が漏洩、同日政府の指示で福島第一原子力発電所から半径20キロメートル圏内(住民およそ6万人)が緊急避難区域に指定された。その直後から連日連夜、原子炉の専門家やNHKのニュース解説員から詳しすぎるほどの装置的情報や周囲環境の放射線線量率(毎時マイクロシーベルトの値による)の報道が継続してなされ、ある週刊誌で集団ヒステリーと言われたほど、政府を筆頭に日本社会の長期間にわたる心理的動揺が続いた。
福島の核事象では、広範囲に顕著な量の放射性物質が飛散したが、原子力施設職員たちに急性死亡は1人もいないばかりか、直後から5月の時点までに急性放射線障害すら1人もいない低線量事象である。もちろん、福島県民にも急性放射線障害はない。これは水素爆発はあったものの、圧力容器および格納容器は閉じ込め機能をかなり保持していた証拠でもある。
しかし私が恐れていた、原子力安全委員会(内閣府)など災害対策本部の周辺住民ならびに東日本に対する放射線防護科学に基づいた判断と、対策本部の意思決定機能が発揮されない事態となってしまった。そのため、過剰で片手落ちな政府介入により、20キロメートル圏内の病院患者の受け入れ先の未確保や手当のない搬送により、取り残された患者数人が死亡した。さらに長期化した避難民の困難の継続となった。そして多数の置き去りにされた牛、豚、鶏の死を招いたばかりか、政府は殺傷処分の指示を福島県にした。
国際原子力事象評価尺度(INES)では、福島第一原子力発電所の事象レベルを当初’レベル5’との評価を、4月12日になって突然政府は’レベル7’に変更した。原子力安全委員会と原子力安全・保安院(経済産業省)それぞれの放出放射能値の違いがあるばかりか、算定の過程を示す報告書すら公開されておらず、私のみならず国内の専門家に疑問を持たれている。さらに、政府が飯館村などの計画避難の根拠とする文部科学省の今後の住民の線量予測は、屋内滞在や放射能の減衰が組み込まれていないずさんな推計であって、とても長年核エネルギーの平和利用をしてきた科学立国とは思えない乱暴な論拠によっている。今回の国内の情報混乱と国内外の風評被害の根源が政府にあるとみる私の原点がこれらにある。
日本社会が科学情報で混乱するなか、世界の核被災地を調査してきた放射線防護学の専門家として、同一手法で、震災ひと月以内に、福島の20キロメートル圏内を含む札幌から東京までの東日本の放射線衛生を調査した報告をする。その手法は、私がロシア科学者との共同調査のなかで開発した内外被曝の線量測定法=モバイルラボによる系統的で統一的な評価法で、核ハザードの健康影響を迅速に定量化できる特徴がある。これを活用し、3.11震災以後の東日本を調査した。特に、10年前に開発した甲状腺線量計測法を初めて適用することと、震災3カ月前に入手していた米国製の核兵器テロ対策用の携帯ガンマ線スペクトロメータの活用が、今回の現地での放射線衛生調査の特徴である。
さらに震災3カ月後、南相馬市、いわき市、郡山市で計33人のセシウムのホールボディカウンタを実施し、全身量を検査した。結果、全員線量レベルE,Fと全く問題なしだった。
政府機関や原子力業界とは完全に独立したひとりの医学系の放射線防護学の専門家が、体系的な環境・健康調査を報告する。ただし、日本はもちろん、世界で最も核被災地の現場を知る希少な放射線防護学者としての自負もある。米ソと中国による核事象(セミパラチンスク核実験場周辺影響、桜欄核爆発災害、チェルノブイリ周辺3カ国、南ウラルのプルトニウム工場周辺汚染、シベリアの地下核爆発、ビキニ核爆発災害)の調査に加え、東海村臨界事故時の公衆の線量評価を調査してきた。これらの、核爆発時の熱線と衝撃波で一瞬に都市が壊滅する最悪のレベルから、核の砂や灰が降り積もり急性死亡や急性放射線障害を受けるレベル、白血病などの発がんの健康影響を受けるレベル、そして核放射線の実被害はないものの社会的心理的混乱を生じるレベルまでを体験的に調査してきた考察を基礎としている。
福島県をはじめ東日本ならびに全国民の核放射線衛生に対する正しい認識と対処、そして核放射線影響の科学理解に結び付き、行き過ぎた社会心理の混乱を鎮静化できればと切に願う。
2011年3月11日、マグニチュード9.0の巨大地震後の大津波により冷却機能を喪失した東京電力福島第一原子力発電所の核分裂反応停止中の炉心が過熱溶融し、3月12日に最初の水素爆発事故となった。そこから噴出した核分裂生成物による環境影響と人体影響を、震災からおよそひと月後に札幌から東京までの東日本を広範に調査した。
調査項目は、環境のガンマ線空間線量率、調査員自身の積算個人線量、地表面のガンマ線スペクトルによる核種同定、地表面のアルファ線計数、現地住民の放射性ヨウ素による甲状腺内部被曝線量である。結果は、世界の他の核災害と比較され、福島の核事象の環境健康影響の大きさが相対的に明らかにされる。
チェルノブイリ事故災害と違い、福島県および東日本の放射線線量はけた違いに低く、健康影響のリスクは無視できるくらいであった。この理由は、1)福島第一原発では炉心での核分裂反応が停止24時間以後の水素爆発で、その間に短い半減期の多量の放射能が消滅していた。チェルノブイリ原発は運転中の核反応の暴走爆発で、一気に高レベル放射能が環境へ吹き出た。結果、多数の運転員や消防士が急性放射線障害になり死亡者も発生した。福島第一原発ではそうした死亡事故はない。2)福島第一原発では損傷はあったものの格納容器がかなりの核分裂生成物を閉じ込めたばかりか、チェルノブイリ原発のように黒鉛火災による上空への舞い上がりがなかった。そうした理由で、2000メートル級の高さの岩手山や奥羽山脈を越えて青森や北海道へ福島から放射性物質が飛散しなかった。
2002年に私は放射線防護学の100年以上の研究成果にもとづき、放射線の危険度(リスク)を判断するための「線量の6段階区分」を発表した。AからCが危険な範囲、DからFが安全な範囲である。
福島県を除く東日本の年間外部被曝線量は2011年度でレベルE。福島市でさえ、屋内滞在時間の長さを考慮すれば、同年度の年間内外被曝総線量はレベルDと推定される。
@2011年4月6日に陸路、札幌を出発し、青森、仙台、福島、東京と同月10日までに放射線衛生調査がなされた。
A福島第一原発20キロメートル圏内を含む全調査での調査員の受けた外部被曝の積算線量は0.11ミリシーベルト、レベルE。甲状腺の放射性ヨウ素も検出されなかった。こうして調査は完全に実施された。
B札幌および青森では、顕著な核分裂生成物は検出されなかった。仙台、福島、東京でのガンマ線スペクトロスコピーで、ヨウ素131、セシウム134、セシウム137が顕著に検出された。福島から少量持ち帰った土壌を5月に測定すると、ヨウ素131は消滅していた。
C甲状腺に蓄積されるヨウ素131による内部被曝線量検査が成人希望者76人に対して行われた。検査当日の福島県民66人のヨウ素放射能の最大値は3.6キロベクレル、平均1.5キロベクレル。6人は検出限界の0.1キロベクレル未満であった。20キロメートル圏内浪江町からの避難者40人の平均甲状腺線量は放射能の減衰を考慮して5ミリグレイ(ミリシーベルト)、チェルノブイリ被災者の1000分の1以下程度と、甲状腺がんの発生リスクはないと判断する。
D浪江町などの被災者らは、災害対策本部から安定ヨウ素剤の配布がないばかりか、甲状腺検査も受けていないことがわかった。避難だけしか行わない政府介入における緊急被曝医療体制に大きな問題が存在していた。ヨウ素剤は、わが国の原子力災害時に大多数の県民と周辺県民には配布されない現状が証明された。抜本的な改革が求められる。
E損傷した炉心のある施設外の隣接地表面さえ、プルトニウムが放射するアルファ線は毎分7カウントと少なく、核燃料物質の施設外環境への漏洩は、顕著ではなかった。プルトニウムの吸い込みによる肺がんなどのリスクは無視できる。なお、セミパラチンスク核実験場の爆発地点周辺が半世紀後においてもアルファ計数が毎分200、西日本の地表面の値が1〜2である。
F浪江町や東日本各地の空間線量率の値は、最初の1カ月で4分の1以下になるなど、放射能の減衰に従って、放射線環境は減衰傾向にある。福島を除く東日本の公衆の個人線量は屋内滞在による遮蔽効果もあって、年間外部被曝線量は1ミリシーベルト以下、レベルEである。福島市では2011年度の年間線量はレベルD。瞬時被曝ではないので、小児、胎児への健康影響は心配するほどではない。次年度以降も年間線量は低下していく。
G福島県民の内部被曝については、地元産の農産物および飲料水を採り、体内にセシウムを取り込んだと仮定した場合の線量は、外部被曝のおよそ3分の1と考えられる。この比率は、ロシアの放射性セシウムの汚染地で自給自足する農民から評価した値である。福島市民に当てはめると、2011年度の年間内部被曝線量はおよそ1ミリシーベルトである。実際3ヶ月後の6月後半に、南相馬市、いわき市、郡山市で計33人の放射性セシウムの全身量を検査したところ、全員が推定年間線量として1ミリシーベルト未満であった。したがって内外被曝の総年間線量はレベルDと推定される。
H放射性セシウムの環境中の半減期は、30年よりも短い。それは、初期に存在するセシウム134の半減期が2年と短いばかりか、風雨などによる地域からの掃き出しがあるからである。2年目はすでに放射性ヨウ素が消滅しているので、その線量はない。さらに、外部被曝に加え、内部被曝も減衰する。こうして、福島県民の年間線量は2年目に大幅に減衰する。レベルF,E,Dと安心の方向に推移する。
ここでまず確認しておくべきことは、日本の原子炉は軽水炉型であり、旧ソ連の黒鉛炉ではないため、チェルノブイリ事故での大火災に伴う大量の放射性物質の環境放出による公衆の高レベル放射線被曝にはならないというこである。しかも、ソ連の原子炉には格納容器がなかった。第二点は、チェルノブイリでは核分裂反応が暴走して爆発したのに対し、福島第一原発では、核分裂反応は制御棒が緊急挿入されたため、自動停止した状態での建屋内の水素爆発であったことである。そのため、運転員などに急性放射線障害はなく死亡者もいなかった。チェルノブイリ事故では、核分裂反応の暴走事故に伴い、運転員や消防士ら129人が重軽傷を負い、そのうち28人が死亡した。こうしたことから、これら二つの核事象の大きな違いが明らかである。
福島第一原発では、自衛隊ヘリによる空中からの放水に始まる懸命の冷却が続けられた。この時間稼ぎのなかで、炉心の崩壊熱は経過時間の7倍則(7倍の時間が経つと全放射能が10分の1に減る法則)で低下していった。しかし、建屋内の高レベルな汚染水に阻まれ、冷却機能の回復工事などが遅延している。
被災した福島第一原発敷地内の状況調査は私の専門外で、これは原子炉安全工学の専門家の調査を待つところである。私としては、避難者や福島県民など周辺の公衆の防護と放射線衛生の調査が目的である。
公衆防護に対しては、政府の災害対策本部が全責任を持つが、その意思決定には科学評価に基礎が置かれなくてはならない。しかし、管政権が采配する災害対策本部の科学根拠にいくつか重要な問題が見えている。
その第一は、環境へ放出された総放射能量の評価である。当初福島核災害を国際原子力事象評価尺度(INES)で‘レベル5’と発表していたものを、2011年4月12日に突如、‘レベル7’に押し上げた。この際、根拠となる放出放射能の算出方法を明記した検証可能な報告書が国内の専門家にさえ開示されていない問題。第二は、飯館村など5月以後のさらなる計画的避難の根拠とする線量予測年間20ミリシーベルト超の誤りである。住民に個人線量計を装着する現実的科学的評価もせず、屋外線量率を一定値にして年間時間数を掛け算するなどとした過大計算は、ずさんで容認できない。
世界の核被災地は復興している。チェルノブイリも、マーシャル・ロンゲラップ環礁も復興できるのだ。自然界も生物もたくましい。復興させるという強い意志を持てば、必ずできる。絶対にあきらめてはならない。
総理大臣が福島第一原子力発電所周辺に「10年住めないのか、20年住めないのか、ということになってくる」と暴言を吐いたとされているが、断じて許されることではない。
世界の核災害地と比べて、福島の放射線衛生上の実被害は極めて低い。より厳しい核被災地や核汚染地が復興したり、人々が再定住している現実からしても、また放射線防護学の見地からしても、福島県はもちろん、福島20km圏内も必ず人々が暮らせるようになる。その日は遠くない。
当地の科学調査を継続し、農家の協力のもと、家畜も調査研究すべきである。今回の災難を科学力で乗り越える姿勢が福島県と政府に望まれるのではないか。専門科学者のみならず、多くの心ある国民が、福島の復興を支援するはずだ。
線量6段階区分
危険:A〜Cの単位(シーベルト):ウイグル、広島・長崎、チェルノブイリ
A:4以上・B:1〜3・C:0.1〜0.9
安全:D〜Fの単位(ミリシーベルト):福島、東海村、スリーマイル島
D:2〜10・E:0.02〜1・F:0.01以下
放射線防護学研究者談
ということは、「宇宙一いい加減な博士」は本質を突いている。
http://www.asyura2.com/11/cult8/msg/535.html#c26
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011091201000342.html
首相、経団連会長と会談 TPP「進めなければ」
2011年9月12日 13時10分
経団連の米倉弘昌会長(左)と会談する野田首相=12日午前、首相官邸
野田佳彦首相は12日午前、経団連の米倉弘昌会長や経済同友会の長谷川閑史代表幹事と官邸で相次いで会談した。米倉会長によると、首相は環太平洋連携協定(TPP)への参加について「(他の経済連携協定と並んで)進めなければいけない」と述べた。東日本大震災からの復興については「スピード感をもって対応したい」とした。
首相は、新成長戦略の早期実行などを求める要望書を手渡した同友会の長谷川氏に対し「ここに書いてあることは明日の所信表明演説で触れる内容とほとんどかぶっている」と述べ、経済界と政策的な意見が一致していることを強調した。
(共同)
◆関連投稿:site:www.asyura2.com TPP
すべては「死のまち」と表現したことからはじまった。「ゴーストタウン」と言っておけば、記者たちは記事にしなかっただろう。
9日午前の閣議後会見。鉢呂前経産相の発言はこうだったという。
福島第一原発周辺について。「市街地は人っ子一人いない、まさに『死のまち』という形だった」(朝日新聞より)
これを「市街地は人っ子一人いない。まさにゴーストタウンだった」とすれば何の問題もなかった。
鉢呂氏にすれば同じ意味のことを言っているのだが、すぐに適切な言葉が浮かばなかったのだろう。
ついこの間まで生き生きとした人々の暮らしがあった場所の、むなしい現実を目の当たりにし、そのときに感じた思いを記者たちに伝えたかったに違いない。
ところが、鉢呂氏は記者の性分に精通していないのか、言葉づかいに無防備すぎたようだ。つい「死」という、衝撃度の強い日本語が出てしまった。
「死のまち」とはなにごとかと、全体の文脈とは離れた単眼思考が記者たちに広がりはじめる。やむなく故郷を離れざるをえなかった人々の、望郷の思いを断ち切るような冷酷な言い方であり、大臣の資質に欠けるのではないか。「死のまち」という言葉だけを切り取れば、たしかにそうだ。
誰かがそれを問題にして書きそうな気配を見せると、特オチを恐れて記者クラブの全員が一斉に走り出す。それを受けて本社デスクはさっそく福島の住民や町長らの声を取材するように指示する。
話の全体を知らないで「死のまち、と言ったそうですがどう思いますか」と記者に問われれば、誰だって誘導のまま「それはひどい」と言うだろう。
野党にコメントを求めると、さらに騒ぎは拡大し、いつの間にか永田町を揺るがす大騒動となってゆく。
そんな状況で、火に油を注いだのは9日夕に放映されたフジテレビのニュース番組だった。
福島第一原発周辺を視察し8日午後11時半ごろ防災服のまま議員宿舎に戻った鉢呂氏は、待ちかまえていた記者約10人に囲まれた。そのときに鉢呂氏が見せた一瞬の言動をこう報じた。
「防災服の袖を取材記者の服になすりつけて、『放射能を分けてやるよ』などと話した」
9日の「死のまち」発言で、前夜のことを思い出し、付け加えればさらに大きなニュースになると判断したのだろう。
翌日の朝刊に間に合うことから、新聞各社はこれを後追いした。ところが、フジが報道するまでどの記者もあまり気にとめていなかった言動のゆえか、翌日の記事は各紙に食い違いがみられた。
◇朝日新聞「記者団に『放射能をつけちゃうぞ』と発言していた」
◇毎日新聞「(記者に突然、服をなすりつけてきて)放射能をつけたぞ」
◇日経新聞「防災服の袖を記者に押しつけ『放射能を分けてやるよ』と冗談まじりに述べた」
◇読売新聞「防災服の袖を取材記者にくっつけるしぐさをし、『ほら、放射能』と語りかけていた」
◇産経新聞「記者に防災服の袖をすりつけるしぐさをし『放射能をうつしてやる』などと発言」
要するに、どの記者も明瞭に記憶している内容ではなさそうである。その証拠に、10日の辞任会見で、記者クラブ加盟紙の記者たちが次のような質問を鉢呂氏にしている。
産経新聞記者「非公式の場で防護服を、放射能をなすりつけた事に対して、本当にそういうことがあったのか、そのときのやり取りをもう少し詳しく」
朝日新聞記者「改めてお聞きします。非公式な場面での発言について、もう一度ご記憶にある範囲でどういうやり取りがあったかということと、そのやり取りについてどのように感じているのか」
鉢呂氏は明確に答えなかった。おそらくこの問題に一刻も早く幕を引きたかったからだろう。
フリーランスの記者が「記者クラブの言葉狩りに過ぎないと思う。単なる言葉の上っ面だけで、真理としては大臣の言った事は正しい」と発言したのに対する鉢呂氏の次の言葉が印象的だった。
「あなたの言葉は大変温かいですけど、決断をいたした鉢呂でございます。ご理解をいただきたい」
筆者は鉢呂氏のことを詳しく知らないし、別に好ましいタイプの政治家とも思わない。しかし今回の発言は、マスコミが「資質に欠ける」と大騒ぎして辞任に追い込むほどのものではなかったと思う。
新聞記事はいかようにも書ける。報道された事実を材料に、別のストーリーをつくることもできるのだ。記者諸氏に反射神経よりも、複眼的な熟考を求めたい。
EU最後の支えである北欧圏の人々が南を軽蔑していること。これが、国民の感情で見たユーロ危機の基本なのだ。
ユーロはすでに非常に不安定になっており、この先、危機が連鎖、拡大したとして持ちこたえられるかどうか、誰にもわからない。
しかし、今、崩壊に向かっているのはユーロのシステムだけではない。
2008年の食糧危機は、信用不安の高まりによって投資ファンドなどが金融商品や金融派生商品で運用していた資金を現物市場へ投じたことが引き金になった。世界の商品先物市場の取引は1日に数十兆円規模で、株や債券に比べると100分の1以下。バブル化した金融市場で運用されていた世界中の投機資金が限られた市場へ大量に流れ込めば、どうなるかは明白だ。
だが現在の状況はどうだろうか。金融危機後、各国は自国の金融機関の救済のために、巨額の資金を市場に注入し続けている。何千億ドルというマネーがだぶついているが、経済成長を止めてしまった欧米諸国にうま味のある投資先は見つからない。そこで、投機マネーは少しでもマシな投資先として新興国と現物市場に向かい、そこで小さなバブルを作り出している。
これに拍車をかけたのがFRBによるQE2だった。開き直ったかのように米国債の大規模な直接購入を続けていくと宣言したことで、世界中に無制限にドルがバラまかれた。あふれた裏付けのないドルは、投機先と現物との結びつきを求めて、新興国と現物市場へ流れ込んでいる。
イラク、コソボでは成功した闇の権力者たちの火事場泥棒も、今回のリビアをきっかけに大きくつまずく可能性が高い。なぜなら、彼らが作り上げてきた「基軸通貨ドル」と「覇権国家アメリカ」を使った支配のシステムに綻びが生じているからだ。
世界情勢になにか異変が起こると、かつてであれば為替市場ではドルが買われた。それは、最も安全なところに殺到する人間の心情であり、ドルは信認の厚い通貨だった。かつて非常時のキーワードは「有事のドル買い」であり、それが「有事のドル売り」へと変化することなど考えられなかった。
今回の中東・北アフリカの混乱を受け、為替市場ではドル売り、円もしくはスイスフランの買いが進んでいる。その背景には、中東・北アフリカの混乱が拡大して原油価格が高騰すると、ヨチヨチ歩きのアメリカ経済が再び減速するのではないかという読みがある。
原油価格高騰によってガソリンの価格が上昇すると、それがアメリカに暮らす人々の家計部門を直撃して個人消費を低下させる。そうなった場合、アメリカは沈み込み、ドルは価値を持たない通貨となる可能性がある。
こうした心理が「有事のドル売り」を呼んでいる。そして、そんな分析が大手メディアの誌面に堂々と掲載される。これこそドルの信認低下を象徴する現象だ。危機が生じた時には最も信頼性が高い通貨を持つことが重要であり、誰も受け取らないような通貨は使えなくなる。
つまり、取引の対価として、いつでも誰でも受け取る通貨、それが信認の厚い通貨というわけだ。これまで世界中で最も信用されている通貨が、基軸通貨の役割を担ってきた。20世紀初頭にはポンドがその役割を担い、1930年代にその座を奪ったのがドルだった。
ドルの信認が、金融危機を境に著しく低下している。この状況を理解するには「米ドル」の隠されたカラクリを説明する必要がある。
ドルを発行している米連銀(FRB)の株主の多くはアメリカ人ではない。欧州や中国、インドネシア、日本などの複数の地域や国家に、ドルを刷る権利を持つ勢力(=株主)が存在しているのだ。
その結果、現在世界には2種類のドルが存在している。
「国際通貨として使うことのできるドル」と「アメリカ国内でしか役に立たないドル」だ。
実は、2008年の金融危機以降、FRBが刷っているドルは国際通貨として各国から相手にされていない。
この2種類のドルについて理解してもらうには、従来の金融界と今まで一般には知らされていなかった隠れた仕組みをを説明する必要がある。
世界中のどこからも独立していて、ドルや他の紙幣を刷る権利を持っている地域・団体(国家を含めて)が、現在252存在する。米ドルは昔から純粋なアメリカの通貨とはいえず、それらアメリカ以外の国・団体・地域でも米ドルの印刷、もしくは銀行のコンピュータに数字として入れる作業が行われてきた。
たとえば、日本に対米黒字があった場合、その分のドルは日本で印刷もしくは入力されてきたのだ。その際、通貨番号に対してある符牒が施され、その暗号によって国際通貨として認められるドルと、認められないドルに分けられてきた。
ところが、アメリカが金融立国へと舵を切った後、FRBはこうしたルールを無視してドルを発行するようになり、金融資本家と闇の権力者たちとの間で激しい利権争いが繰り広げられてきた。
特に問題となったのは、金融危機後の2008年9月以降にFRBが発行した13兆ドルだ。普通ならハイパーインフレを引き起こしてもおかしくない発行量であり、現在世界に出回っているドルの量をアメリカの実物経済の価値で割ってみると、今の1ドルは0.03セントの価値にしかならない。
それでもドルが暴落しない理由は、FRBやアメリカと同盟関係にある国以外の株主が発行しているドルに、まだ国際通貨としての信用があるからだ。この状況は、リーマンショック以降から続いている。
しかし、このFRBとその背後にいるドル石油体制を支持する闇の権力者たちの一派が刷るドルも、まだアメリカ国内や一部の国では使うことができる。そのため、彼らはダウ平均のかさ上げ工作や傭兵への給料の支給などが可能で、権力の座を維持している。
また、ジャンク債中心の債券市場やタックスヘイブンなどで自分たちの刷ったドルをマネーロンダリングし、世界で使えるお金に換えている。
2008年金融危機後にFRBが刷ったドルの受け取りを拒否したのが中国だ。しかし、これが表面化してしまうと一気にドルの下落が始まる。そこで、中国国内の一部勢力やイギリスが間に入り、不足分を金(ゴールド)などの現物で立て替えてきた。そのおかげで、FRB発行のものも含めて1年ほどは世界でドルが機能した。
だが2009年9月以降、両勢力ともついにドルを支えることをやめた。これがイギリス王室と米連銀の所有者たちとの決裂の時だった。こうして2008年9月以降にFRBが刷ったドルが世界中から国際通貨として認められなくなり、札に印刷された符牒(=紙幣番号)によって世界で国際通貨として機能するドルと、しないドルの2種類が存在することになった。そして、符牒のあるドルは「1ドル=金1グラムの28分の1」の金本位制になっている。それがコモディティである金の高騰につながり、中国やインドなどが金準備を急速に増やしている要因にもなっているのだ。
この一連の出来事こそが、この金融危機後の混乱の隠れた原因なのだ。
世界のドル離れの傾向は顕著だ。中国の動きに同調したのは、産油国の王室だった。ペルシャ湾岸アラブ産油諸国(GCC)は同時期に新しい通貨を発表し、石油のドル建て取引をやめるという判断を公にした。
ちなみに、GCCはサウジアラビア、クウェート、アラブ首長国連邦、バーレーン、カタール、オマーンによる連合で、参加国全体のGDP規模は1.2兆ドル、世界の石油の約4割を握る一大勢力だ。
このGCCが中国、ロシア、日本、フランスと協議し、石油のドル建て取引ををやめると発表。今後は、日本円、中国元、ユーロ、金地金、そしてGCCが予定している通貨統合で作られる新通貨を加重平均した通貨バスケットを使うという。このビッグニュースは日本のマスコミでは黙殺されたが、海外ではイギリスのインディペンデント紙などが報じ、「すでに各国の財務相と中央銀行総裁がこの件で秘密裏に会議した」とまで伝えた。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-11810920091006
(転載開始)
アラブ諸国、原油取引での通貨バスケット建て移行を協議=英紙
2009年 10月 6日 11:55 JST
[シドニー 6日 ロイター] 英インディペンデント紙(電子版)は6日、アラブ湾岸諸国が原油取引での米ドル利用を中止し、通貨バスケット建て取引移行に向け、ロシア・中国・日本・フランスなどと極秘に協議していると報じた。
ロバート・フィスク中東特派員によるこの記事を受け、ドル相場は軟化した。
同紙がアラブ諸国の関係筋および香港にいる中国の銀行関係者の情報として伝えたところによると、通貨バスケットは、円・人民元・ユーロ・金のほか、サウジアラビア、アブダビ、クウェート、カタールなど湾岸協力会議(GCC)関係国が計画している統一通貨などで構成される。
記事は「ロシア、中国、日本、ブラジルの財務相と中央銀行総裁らがすでにスキームについて極秘の協議を行っており、原油取引は今後、ドル建てにならないことを意味する」と指摘。また、この協議にはフランスも関与しているとされる。
同紙によると、米当局はこの協議が行われたことを認識しているが詳細を把握しておらず、「この国際的な陰謀には対処する」姿勢を示しているという。
ドル建ての原油取引を止めるとの観測はここ数年、度々浮上しているが、専門家の間では直ちにそうなる可能性は低いとの見方が有力だ。
(転載終了)
対米追従路線の日本、サウジアラビア政府はすぐにこの報道を否定したが、市場の受け取り方は違っていた。GCCの目指す石油取引の通貨バスケットに金地金が含まれると伝えられたことを受け、金相場が急上昇。ドルへの不信感を反映するように、その時点での史上最高値を更新し、1トロイオンス1050ドルを超えた(現在1856.4ドル)。
こうした石油取引のドル離れの動きは、なにも最近になって浮上した話ではない。中東の産油国がEUやロシア、日本などを巻き込み、石油販売をドル建てから諸通貨のバスケット建てに移行するというプランは、2006年ごろから何度も報じられている。
なかでもここ1、2年に起こった変化の注目点は、中東の親米国サウジアラビアがドル離れの陣営に加わっていることだ。
WTI(テキサス州原油価格)の「国際石油価格」は1バレル80〜90ドルだが、毎日の石油売買のうち、どの程度がこの高値で取引されているのかは不明だ。産油国は昔から、イスラム諸国や開発途上国に対しては安値で石油を売る傾向があった。
最近も、サウジアラビアがイランに1バレル20ドルという国際価格の4分の1以下で原油を売っていることが明らかになり、話題になった。スンニ派が支配する親米国家のサウジアラビアが、シーア派を国教とする反米国家のイランに安値で石油を売る。従来の常識では考えられないことが起こっているわけだ。
実際、各王子が石油利権を分け与えられているサウジアラビア王室の中には反米的な王子もおり、彼らは石油を安値で各地の反米イスラム勢力に売っているという。中南米では、同じくベネズエラのチャベス大統領が周辺諸国に安値で石油を売り、反米勢力の拡大に力を注いでいる。
2011年3月、WTI原油先物指数が2008年10月以来の1バレル100ドルを突破した。アメリカのQE2によって資源バブルが再来した形だ。前回の資源バブルは2008年7月にピークを打ち、その後雪崩を打つように崩壊した。
しかも、この資源バブルに追い打ちをかけるように、中東・北アフリカでの混乱が生じている。特に産油国であるリビアが空爆を受けていることにそれなりの理由がある。リビアは、世界でも指折りの高品質で採掘しやすい油田と天然ガス資源がある一方、カダフィは金本位制の新しい通貨を作ろうと計画していたからだ。もしこの計画が実行されていたら、金(ゴールド)の現物不足に陥っているフランス、イギリス、イタリア、アメリカはリビアの資源の取引相手から排除されてしまう。その狙いを頓挫させるために、反政府勢力の蜂起という形を取らせたのだ。
オバマは2011年4月27日、世界的な原油高騰への対応策として産油諸国に増産を要求した。しかし、原油価格に関して彼が懸念すべきは、実は別のところにある。
国際原油価格の指標とされる世界3大原油のうち、テキサス州で産出される原油と、イギリスの北海で算出されるブレント原油の価格差が広がっているのだ。2011年5月5日の時点で、WTIの価格は1バレル99ドルで、イギリスの北海ブレント原油の価格1バレル109ドル。
これまで、両者の価格は同等かもしくはWTIが若干上回るのが常だった。WTIが10ドル以上もブレント原油より安くなることは、まさしく異常事態なのだ。
このことが意味するのは、WTIがもはや原油価格の国債指標として機能しなくなってしまったことだけではない。現在も、世界のほとんどの国の原油取引にはドル決済が用いられているが、そのドルの価値に米国内と国外で差が生じているということなのだ。
国際通貨であるはずのドルの価値は、国外で大幅に低く見積もられている。
現在、世界のドルの約9割を保有しているのは外国及び外国人であり、国外でドルが信用を失うということは、通貨としての死を意味する。
ドルの死を予兆させるのは原油価格ばかりではない。FRBが2011年4月25日に発表したドルの実効レートは、1973年の変動相場制移行以来の最安値を更新。ムーディーズもフィッチもスタンダード&プアーズ(S&P)も、米国債の長期格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に格下げしている。さらに、中国で唯一ソブリン格付けを行う大公国際資信評価は、「アメリカはすでに債務を怠っている」として、中国を含めた債権者の財産の毀損を非難している。
これに先立ち、オバマは2023年までに社会保障費の削減や増税で財政赤字を4兆ドル減らす再建計画を打ち出したばかりだったが、効果はなかった。
ドルへの信頼が失墜する中、世界ではアメリカ離れが進んでいる。中国政府は3兆ドルものドル資産の3分の2を売却すする方針で検討に入った。ラテンアメリカでも、アメリカ支配からの脱却を目指す「中南米・カリブ海諸国機構」が発足する。
中国からのアメリカとドルへのメッセージは強烈だ。
中国は2009年のピーク時には2000億ドル保有していた短期米国債を翌2010年に見限り、現在では保有高を50億ドルほどにまで減らしている。しかも、アメリカ政府は2011年1月末(年に数回行う政府間の国際決済日)に支払い不能となった。すると、中国は長期米国債についても手放し始め、5カ月連続で売却し続けている。
また現在、米国債の金利は史上最低に近い水準にある。通常なら債券の金利が低いことは、買い手が多いことを示す。つまり、米国債のリスクはとても低い状態、ということになる。
ところが、米国債の将来のリスクを示すCDSの価格(債権の破綻に備える保険の料率)は、ガイトナーが国債の上限を超えてしまったことを発表した翌日の5月17日から急上昇し、6営業日の間に価格が3倍になった。現時点のCDSが示す「米国債が今後1年間に破綻する可能性」は、インドネシアやスロベニアの国債より高くなっている。
また、対米従属を続ける日本も、ようやく公にドルの危機を言葉にするようになった。
これは内閣府のリポートについて、ロイターが伝えた記事だ。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-21412720110528
(転載開始)
世界経済は歴史的転換期、ドル基軸変質の可能性も=内閣府リポート
2011年 05月 29日 08:14 JST
[東京 28日 ロイター] 内閣府は28日、世界経済の現状と見通しを分析した「世界経済の潮流2011年」をまとめた。リポートでは、市場の一体化が世界的に進む「全球一体化」と、新興国の台頭で、現在の世界経済は大きな構造変化が進行する「歴史的な転換期にある」と指摘。
日本は、一次産品価格の上昇を前提としたエネルギー戦略や貿易構造を構築することが必要だと主張した。新興国の存在感が高まることで「ドルを基軸通貨とする国際金融システムも、徐々に変質する可能性がある」との見通しも示した。
内閣府は「財」、「資本」、「労働」市場などで一体化が世界同時に進行している状況を「全球一体化」と名付け、単なる国際化を含意する「グローバル化」と区別して定義。財市場では、新興国の実需増や金融商品化が一次産品の価格高騰を招き、資本市場でも世界経済の不均衡(グローバルインバランス)の再拡大と新興国バブルが進む一方、先進国金融機関の寡占化や巨大化が進行するなどリスクが増大しているなどと分析した。
その上で、新興国の台頭で価値観が一段と多様となり今後の国際協調がさらに困難になること、新興国での所得格差が広がりが政治・社会の不安定性さを増大させかねないこと、優れた人材の流出が進みやすくなることなどもリスクとして列挙。日本は価格競争だけに頼らない産業・貿易構造を作り上げることや、経済・金融システムの健全性確保に向けた政策、財政の持続可能性確保に向けた取り組みなどが必要だと指摘した。
(転載終了)
「ドルを基軸通貨とする国際金融システムも、徐々に変質する可能性がある」という非常にソフトな表現ながら、内閣府がドルの衰退を指摘したことには希望が持てる。
現実には中国に限らず他の多くの国々も米国債を売却する傾向にあり、金融危機以降にFRBが大量にドルを刷ったことも影響し、現在アメリカはひどいインフレに陥っている。
こうした状況を受けて、アメリカ国内では各州政府が独自の動きを見せ始めている。ドルのヘッジとして、原油や金などのコモディティが買われているのだ。
まず、ユタ州は連邦政府の経済運営に対する不信感から、事実上の代替え通貨として金の売買を容易にする措置を取った。具体的には、米国連邦政府発行の金貨・銀貨を法定通貨と見なす法律を州議会が可決。州知事が署名し、2011年5月7日に正式に発行した。
もちろん、これで金貨・銀貨の時代が戻ってきたわけではない。法律上の金貨・銀貨の扱いが、資産から通貨の範疇に入っただけだ。仮に重量1トロイオンス(31.1034768グラム)の50ドル金貨があったとしよう。今の金相場で換算すると、金貨には1859.5ドルの価値があり、法律上、資産として扱われてきた。
そして、従来はこの1トロイオンス金貨をコイン商で購入すると、買った人は売上税を払わなければならなかった。また、1枚1859.5ドルで買った人が2000ドルで売却した場合、売却益にキャピタルゲイン税が課されていた。しかし、法定通貨と見なす法律を発行したユタ州では、今後、通貨と通貨の交換、両替をしたという扱いになるので、どちらも非課税になる。
もちろん、金貨で買い物もできるわけだが、その場合の価値は額面通りの50ドル。1859.5ドルの価値がある金貨を50ドルの買い物の支払いに使う人はいないだろう。
それでも基軸通貨ドルのお膝元で、子供銀行券のような地域通貨ではなく、コモディティそのものがドルに代わる通貨として認められた意味は大きい。この出来事は、ドルへの不信感がはっきりとアメリカ国内に広がっていることを示している。
しかし、末期症状なのはアメリカだけではない。長年、闇の権力者たちが作ったアメリカとドルのシステムに飲み込まれてきたこの世界は、どこを見ても赤字だらけだ。
なぜなら、現在の金融システムは負債に基礎を置いている。彼らが何を考えているのか。その一端を伝えたバカげたニュースが、ブルームバーグで配信されている。
(転載開始)
借金が支える世界経済、成長持続には8500兆円−金融保護主義もリスク
更新日時: 2011/01/19 15:39 JST
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920012&sid=aj1jD59VcZbk
1月18日(ブルームバーグ):世界経済が今後10年間に予想される成長ペースの達成を確実なものとするには、与信を103兆ドル(約8470兆円)拡大し、現在の倍の水準に増やす必要がある。世界経済フォーラム(WEF、本部ジュネーブ)とコンサルタント会社マッキンゼーが共同でまとめた報告書で指摘した。
世界79カ国の2020年までの借り入れ需要予測と過去のデータに基づくグローバル信用モデルを用いた分析によれば、「金融保護主義」が国境を越えた資金調達に打撃を与える中で、借り入れ需要を満たすためには困難が予想される。
報告書によれば、アジア地域は金融システムと資本市場の整備が遅れているため、40兆ドルの借り入れ需要の増加を満たすのに苦しむことになりそうだ。一方、欧州連合(EU)の金融機関が十分な融資を実行するには、資本が2兆ドル(約164兆円)程度不足するとみられ、米国は最大で3兆8000億ドル相当の借り入れを海外の貯蓄に依存せざるを得なくなるもようだ。
また、信用の拡大が持続可能な水準を超える「ホットスポット」は今後もその数が減ることはなく、新たな発生も見込まれる。WEFの金融サービス業界担当ディレクター、ジアンカルロ・ブルーノ氏は18日の発表資料で、「官民の指導者は今後10年間の経済成長を持続するため、100兆ドルの借り入れ需要を満たす必要があるが、同時に信用のホットスポットやコールドスポットの発生を招くことがないよう断固たる行動が求められる」と警告している。
(転載終了)
注目すべき点は、3つある。
まず、「金融保護主義」とは裏付けのないドルの受け取りを拒否している国を指している。そして、「米国は最大で3兆8000億ドル相当の借り入れを海外の貯蓄に依存せざるを得なくなるもようだ。」とは、つまり、日本を中心とした対米隷属国から金を巻き上げるということだ。
「信用のホットスポットやコールドスポットの発生を招くことがないよう断固たる行動が求められる」というのは、現実から目を背けた都合のいい警告だ。すでにシステムの中枢であるアメリカで、彼らの言うホットスポットが発生し、官民の指導者はお手上げとなっている。このうえ、いったい誰が断固たる行動を取るというのだろうか。
闇の支配者が作り上げた世界の金融システムは、巨大なネズミ講だ。すべての人が永遠の負債の奴隷となるようにデザインされている。積み上がっていく負債スパイラルがなんらかのきっかけで途絶えたとしたら、私たちは2008年に起きた金融危機が日だまりに思えるような経済的惨事を目撃することになるだろう。
世界の経済状況を知れば知るほど、アメリカとドルは私たちの未来を破滅に向かわせていることがはっきりしてくる。経済的惨事はすぐそこに迫っているのである。
本来、州をはじめとする地方政府の決算は一般投資家にとって不明瞭な点も多い。地方公共サービスを提供している以上、赤字だからリストラというわけにはいかず、一定以上のリスクはあったわけだ。それでも地方政府が倒産するわけがないという思い込みと、いざとなれば保証会社であるアムバックがあるということで地方債の価値は保たれてきた。2008年の金融危機の時に「(影響が)大きすぎて潰せない」と救済された保険会社AIGの、地方政府専門版だと考えていい。
それだけにアムバックは全米でも有数の安全な会社だと考えられ、同じく地方債は安全資産として、公的年金や個人年金の401kなどの優良な受け入れ先になってきた。ところが、その保証業務を行ってきたアムバックが倒産したことで、債券の価値や流通価格がわからなくなり、取引は停滞。地方債は急落し始めた。
アムバックもまたサブプライムローンの加害者であり被害者でもある。過去に戻ることはできないが、地方政府の格付けのみに専念していれば破綻することなどなかった。だが証券化商品の格付けに手を出した結果、サブプライ問題を契機に経営が悪化。ついに倒産するに至ったのだ。
問題となるのはアムバックが本業としてきた地方債の格付け業務だ。一定の基準がなくなったことで、どの地方債が安全なのかわからず、投資は止まってしまった。
その結果、地方政府は財源を確保できず、公共サービスを提供する人々に支払うキャッシュが不足。事実上倒産したカリフォルニア州が2009年に行ったように、学校が週3日になり、病院が1日2時間営業になり、警察が閉鎖されるということが現実に起こる。
連邦政府はこれ以上支出を拡大することが許されない状況にあり、2009年もカリフォルニア州の救済に乗り出さなかった。ひとつの州を救えば、他の州も救済するしかなくなるからだ。FRBは米国債を買い取っても地方債には手を出さない。2008年にデフォルトした地方債の総額は81億5000万ドルで、2009年は63億5000万ドルに上っている。
地方債は急落しており、運用していた公的年金の投資損失は今後表面化していくだろう。優良資産と見られていただけに金額も大きく、運用者の被害は甚大だ。このままいけば、全米各州で公立学校や警察、病院、空港などの公共インフラの活動がストップする可能性が高い。
阿久根、竹原信一市長の「住民至上主義」より、
http://www5.diary.ne.jp/user/521727/
2010/09/30 (木) 毎日新聞 馬場茂記者
記事と写真の場面を違えるなどの印象誘導したり、事実とは大幅に異なる記事を書いて世間を欺いてきた毎日新聞の馬場茂記者 に関する情報
【以下 松元議員のブログから転載】
----------
29日 12時15分ごろ、議員控室に帰る途中、
馬場記者:「お前さ〜さっきのくだらない質問はなんだよ!?大臣就任会見の中での発言なんだから、大臣のコメントに決まってんだろうが。バカみたいな発言してるんじゃねーよ。もう少し勉強しろよ。」
松元:「何をそんなに怒ってるんですか。それにあの時の片山大臣の会見発言記事が総務省のホームページで読めますけど、読んだんですか?大臣自ら大臣としてではないと念押ししてますよ?」
馬場記者:「分けわかんねー事言ってんじゃねーよ。くだらねー。」
(座って弁当を食べながら、私を呼びつけ、立たせたまま、まるで職員室で先生に怒られている生徒の風景)
松元:「馬場さん、あなたと私がここでその事を議論しても何にもならんですよ。大臣のコメントの全文をちゃんと読んで下さいよ。」
馬場記者:「あの人は自治省出身で大臣になって、地方自治には詳しいんだよ!それをお前はバカみたいな事言いやがって、○△■!@*!!」
(何に腹を立てているのかサッパリ分らん)
「お前」とか「馬鹿野郎」とか「ふざけてんじゃねーよ」等々、汚い言葉で罵られる筋合いはないです。ほとんどチンピラじゃないですか馬場記者は。恐ろしい。私なりに一生懸命やってるんです。そりゃまだまだ勉強不足なのは自覚してます。
さんざん一方的に罵られたあげく、部屋を出て行く私の背中越しに、「お前 辞めちまえ!」と叫ぶ馬場記者。
私は振り返って「あなたが辞めなさい」
天下の毎日新聞の記者が、議員に対して「お前 辞めちまえ!」である。しかも、片山大臣自ら、火中のクリを拾うまいと、「総務大臣としてというよりも、一人の地方自治に関心の深い者としては」と一歩引いてるのに、馬場記者は自分の受け取りたいようにコメントを解釈し、私に対して大人げなく暴言を吐いたのである。毎日新聞社の本社の方で馬場記者の暴言について確認していただきたい。ここに書いた事が事実ですので、私に対する謝罪を文書で要請します。
という事で、毎日新聞本社に抗議文を送らせていただきます。
--------------【転載おわり】
馬場茂記者の名誉のために申し上げたい。
彼だけが特別に悪質なのではない。他にも似たような記者が居て、阿久根の真実を伝えてこなかったのだ。
「放射能つけるよ」は失言でしたね。この一言がなければな。
http://www.asyura2.com/11/genpatu16/msg/393.html#c106
ぼくだって例外ではないのです。
やってることの大小はあるけれど、ぼくだって毒を
市民に売りつけて暮らしを立ててる。
警官隊や機動隊はわかりやすい悪をやって暮らす。
商売人、雇われの身はわかりにくい悪をやって暮らす。
貧しかろうとなんだろうと根本は一つ。
http://www.asyura2.com/11/genpatu16/msg/447.html#c6
色々調べてたら
たいへん重要なことがわかったので、書いておく。
核燃料が、すでに地下水脈まで落ち込んでいるとか、
または、水の注入かうまくいって、完全に水没しているとか、
そういう水の中で、中性子臨界が小規模に起こり続けている、としたら・・・・
核分裂だから、熱は出る。
なんたって「原子力発電所」だからね。
だから、「一次冷却水に相当する水蒸気」は上がる。
ここまでは当然だ。
しかし、水蒸気爆発などという、極端な大規模核分裂ではないから、
水の中で、約10トンの核燃料が、まるで焼け石のように、
周りの水を沸騰させつづけているってわけだ。
で、沸騰したら水蒸気が上がる。
これが、今の福島第一の現状だと思ってくれればいい。
さて、235ウランの核分裂だから、
放射性ヨウソと、放射性セシウムができることは
皆さんご承知のとおりだ。
ま、他の組み合わせもできるけど、めんどくさいので無視しよう。
で、放射性ヨウソについては 131ヨウソ 以外の放射性ヨウソは、
すぐに崩壊してヨウソでなくなるから、これも無視。
で、ヨウソは、どうやら水とは反応しないようだ。
どのような化合物で、水蒸気中に含まれるか?は、まだ調べていない。
さて、問題はセシウムだ。
セシウムは、ナトリウムと同じ性質を持つ元素だから、
水とすぐに反応する!
「もんじゅ」の金属ナトリウムが、水を嫌うのと同じことだ。
周囲に水がある状態で、セシウムが水と反応していない !? なんて考えられないくらい!
水と反応して、水酸化セシウムという化合物になる。
セシウムはナトリウムと同じだから、水酸化セシウムは水酸化ナトリウムと同じ性質だ。
つまり、強アルカリ性!
この強アルカリ性!の水酸化セシウムが、
福島第一から噴出している水蒸気に混ざって、全国に飛び散っている!
と考えられる!
福島第一から噴出している水蒸気が漂った地域の、
空気中の湿気の中には、水酸化セシウムが含まれていて、
それは放射能がどうたら !? というより前に、
強アルカリ性の毒性がある。
つまり、石けんが目に入ったら痛い!ように、
水酸化セシウムの湿気、つまりミストが目に入ったら、目が充血して赤くなって痛い!
喉に入ったら、喉の粘膜が炎症して、喉が痛くなり咳が出る。
気管支に入ったら、とうぜん咳き込む。
これが、今、全国でおこっている、奇妙な症状の正体ではないか?と思うのだ!
内部被曝ではない!強アルカリ性のミストによる化学炎症だ!
岐阜で起こった集団「イネ花粉アレルギー」事件の正体である。
セシウム放射能!―やっぱりそうだった!あのニュースの不可解さが解けた (クマのプーさん )
http://www.asyura2.com/11/genpatu16/msg/437.html より
私には滋賀県に住む友人がいます。その人から電話で聞いた話です。その人は花粉症などアレルギーにリトマス試験紙のように反応する人です。最近、目が充血して寝る頃には、もう目を開けていられなくなるそうです。そこであるところで検査をしてもらった。検査の結果、この目の充血が「セシウム」によることが判明した。内部被曝によるといわれたそうだ。
そこで今度は、近くの普通の眼科へ、薬が欲しいので出かけたそうです。普通の眼科が放射能の知識があるとは思わず出かけた友人は、その眼科医が、彼女の症状がセシウムの放射能の影響だと知っていた。そのことに彼女は驚いたという。
↑は一部正しくない。
内部被曝ではない。
強アルカリ性の炎症なのだ。
だから、ドラッグストアで、
リトマス試験紙でもなんでもいいから、酸性アルカリ性を測るグッズを買って
雨水を調べるとか、空中に放置してみるとか、
そうやって、空気中のミストのアルカリ性度を調べてみよう!
もし、すでに目が赤ければ、涙のアルカリ性を測るのもいいぞ。
で、アルカリ性になってたら、
すごおく薄めたレモン汁とか、食用酢とかで、目を洗おう。
まちがえても、そのまま使ったら、鳴く!から注意しよう!
で、奥州市の、131ヨウソ突出事件は、
放射性セシウムが、反応性が極めて高い、
水酸化セシウム
になってしまっていた!
とすれば、解決する。
放射性水酸化セシウムは、どこかの酸性物質と反応して、
自然界のなにかとひっついてしまっているのではなかろうか?
http://www.asyura2.com/11/genpatu16/msg/437.html#c9
鋭い御指摘と、tautautau1976(隠居猫)様の御紹介ありがとうございます。
http://www.asyura2.com/11/genpatu16/msg/425.html#c13
9・11から10年のきょう、全国70カ所以上で原発反対を訴えるデモが行われた。時事通信によると、 東京都新宿区のJR新宿駅周辺を、「脱原発」を訴えてデモ行進(「素人の乱」)した人の数は、約1万人(主催者発表)にのぼった。 「経産省を人間の鎖」で囲むアクションには、数千人が参加した。各紙・各局、参加人数などはバラバラの数字だが、 産経新聞や読売新聞の報道によると、12名の逮捕者が出ている(当初は逮捕者17名の情報が飛び交ったが12名のようだ)。 原発推進派に加担する一部勢力や警官との接触で、出血した人も出た。産経新聞は次のように報じた。
(JCJふらっしゅ「Y記者のニュースの検証」=小鷲順造)
<警備する警察官の指示に従わず、隊列を広げるなどしたとして、警視庁公安部は11日、公安条例違反などの現行犯で、住所不定、 自称二木信容疑者(30)ら12人を逮捕した。公安部によると、二木容疑者は容疑を否認しているという。 二木容疑者の逮捕容疑は同日午後3時50分ごろ、新宿区西新宿の路上で抗議デモ中、許可条件や警察官の再三にわたる警告に反して、 歩道上まで隊列を広げるなど違法な先導をしたとしている。また、二木容疑者のほかにも、11人が警備中の機動隊員を殴るなどしたとして、 公務執行妨害の現行犯で逮捕された。(9.12 01:11)>
「歩道上まで隊列を広げるなど違法な先導」として今回急に問題視を強めた背景には、これまでこうした脱原発デモで、 歩道から続々と子連れのお母さんたちがデモに合流するなど、 デモが開放感あふれる市民パレードとして市民社会に浸透する風潮が広がってきたことがあるだろう。 デモが国民の当然の権利として根付いては困る人々や勢力、その意をうけて警戒感を強める人々の姿が、警察官たち (同じ格好をした警察官でも対応・反応はさまざまだ)の表情の裏側に透けて見えるようだ。
読売新聞は次のように報じている。
<警備中の機動隊員に暴行を加えるなどしたとして、警視庁は同日、デモの参加者の男11人を公務執行妨害の疑いで、 デモを主催した団体のメンバー、二木信容疑者(30)を都公安条例違反の疑いでそれぞれ現行犯逮捕した。発表によると、男らは11日午後、 東京都新宿区の路上で、警備中の機動隊員らの顔を殴るなどした疑い。二木容疑者は規定に反し、 車道で行進していたデモの隊列を歩道にまで広げた疑い。(9月12日00時20分 読売新聞)>などと書いている。
逮捕者の件をいち早く報じた産経新聞も読売新聞も、内容はほぼ同じだ。デモ参加者の市民をまるで極悪人扱いの印象の記事だが、 これは明らかに、「素人の乱」など「原発止めろデモ」参加者を危険な暴力集団のように世間に印象付け、参加者の拡大に歯止めをかけ、 脱原発のムーブメントの沈静化を狙ったものと受け止めていいだろう。両紙とも、トーンや程度の差こそあれ、 もともとその傾向の強い新聞ではあるが、ここへきて、明らかに原発推進勢力への加担を決断したようだ。
読者・市民より、産業界(といっても、エネルギー産業は原発への幻想を捨てて、すでに次へ向けた動きを始めている) の意向に従うことを選択した、といっていいだろう。読売新聞はそもそも原発推進の旗頭でもあるから、いかにも、 さもありなんということでもあるが、社説でのなりふりかまわない異常ともいうべき踏み込み方などをみると、 とても残念な気持ちに襲われることも確かだ。
販売部数の減少と広告収入の減少のダブルパンチに見舞われ、厳しい経営環境の激変が続く中、新聞は、目先の広告収入など「産業界」 のエサに食いつくことばかりを追い求める社と、そういう状況だからこそ民衆の側に立った報道で読者を確実に吸引していく新聞と、前者・ 後者の間を揺れ動く新聞とが混在しているのが実情だ。
特に電力、なかでも原発関連の「オイシイ」広告収入に、新聞をビジネスと割り切ってからめとられていたり、 率先して原発推進の旗振り役を果たしてきたところもある。この東日本大震災と福島第一原発事故という二つの未曽有の危機に直面する日本社会。 まさに「ジャーナリズム」の危機の時代をむかえている。
読売新聞は7日付社説「エネルギー政策 展望なき「脱原発」と決別を」で、就任したての野田首相に向けるかたちで、以下を示した。
(1)原発の運転再開にメドが立たず、電力不足が長期化している――この際、前首相の安易な「脱原発」に決別すべきだ、
(2)原発がなくなっても、節電さえすれば生活や産業に大きな影響はない、と考えるのは間違いだ――ストレステスト(耐性検査) を着実に実施し、原発の運転再開を実現することが欠かせない、
(3)原発の運転再開への最大の難関は、地元自治体の理解を得ることだ――安全について国が責任を持ち、首相自ら説得にあたるなど、 誠意ある対応が求められる。
(4)原子力と火力を含むエネルギーのベストな組み合わせについて――原子力の蓄積した高い技術と原発事故の教訓を、 より安全な原子炉の開発などに活用していくことこそ日本の責務
(5)今後も原発新設の選択肢を排除すべきではない――中国やインドなど新興国は原発の大幅な増設を計画している、
(6)日本は核拡散防止条約(NPT)体制の強化に努め、核兵器の材料になり得るプルトニウムの利用が認められている――外交的には、 潜在的な核抑止力として機能している
プルトニウムも福島第一原発事故によって放散された放射性物質の一つとして、深刻な土壌汚染が心配されている。読売新聞社説は、 そのプルトニウムを「積極的に評価」する立場をここで明確にし、その役割を「潜在的な核抑止力」(つまり、 日本はいつでも核兵器製造が可能という潜在能力)においた。その立場を、この日の社説であらためて明確に打ち出し直したといえるだろう。 この段階で、ここまで話を飛躍することにどのような意味があるのか、こちらが考えさせられてしまうが、産業界も含めて急速に「脱原発」 の流れが強まっていくことに、不安を抱く推進派の方々の思惑を代弁してのことだろうと思われる。
いうまでもなく冷戦後の世界は、プルトニウム削減の必要を強く迫られ、いわゆるプルサーマルからの撤退も各国で相次いでいる。 対外的な危機管理の側面から言えば、原発そのものが攻撃対象として格好の標的であり、外交的には、潜在的な核抑止力どころか、 潜在的な弱点という指摘や認識が国際的に強まっている。
読売新聞が7日の社説で、あえて「暴論」とでもいうべき世界に踏み込んでみせたのは、「脱原発」の流れの強まりへの焦りか、 あるいは原発推進勢力の広告への対価か、それとも原発へのぶらさがりから脱出できない人々への激励なのか。はたまた「原発」のもつ「強さ」 への郷愁からなのか。この社説については、秀逸な記事が9日に発表されている。小田嶋 隆「私も原子力について本当の事を言うぞ」 (日経ビジネス9日)だ。ぜひ一読されることをお勧めしておく。「私も原子力について本当の事を言うぞ」小田嶋 隆(日経ビジネス9日) http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20110908/222523/?P=1
新聞や通信社の発信する情報について、そのまま受容できるものと、 そのなかに巧妙に世論操作を企図したものがあることを警戒しなければならない時代でもある。情報・言論の多様性どころか、 情報環境のゆがみが日常化しようとしていることを意識して、情報や言論を取捨選択する力を読者が自ら鍛え、 日常的に駆使していくことを要求されている時代ともいえるだろう。
その現象は一方で、市民自らが多くの人々に対して容易に情報発信できる時代とも並行して起きている。それはさらに、 情報発信者どうしがたがいに発信内容を広く共有したり、協同して広めたり、協働して修正しあったり、発信内容の確度を高めたり、 さらなる行動や論評、判断へとつなげたりする時代を実現している。技術的には情報・ 論評の送り手と受け手と分断が解消される流れが起きているわけだが、それは必ずしも「バラ色」の情報共有の時代を意味しない。
既存メディアが問われているのは、単になりふりかまわず「生き残る力」ではなく、 この高度情報市民社会における存在価値そのものといえる。だからこそ、記者や編集者には、単なる情報のポーター(運び人)に堕すことなく、 一人ひとりがジャーナリストとして立ち上がり、日本のジャーナリズムが果たすべき役割を、 いまこそ力強く発揮することが求められるときはないともいえるだろう。ジャーナリストたちの日々のたゆまぬ努力と奮闘なしに、 この高度情報市民社会の飛翔も存在しないことは確かなのだから。
既存メディアを支え作りかえることとあわせて、市民自らの手で新たなメディアを興していくムーブメントを通して、 この大震災と深刻な原発事故に見舞われる時代を雄々しく乗り越え、いかなる障害や一時的暗転にもあきらめることなく、 力強く新たな日本の夜明けを切り開いていきたいところである。
「反原発」デモで12人を逮捕 警視庁(産経新聞12日)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110912/crm11091201140000-n1.htm
脱原発デモで12人逮捕、機動隊員暴行などで(読売新聞12日)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110912-OYT1T00004.htm
私も原子力について本当の事を言うぞ 小田嶋 隆(日経ビジネス9日)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20110908/222523/?P=1
▽鉢呂経産相9日目で辞任 「記者に放射能付けた」報道―― 民主党幹部が経緯を検証=藤村官房長官
12日、政府は鉢呂経産相の後任に枝野前官房長官をあてることを決めた。
前任の鉢呂氏の辞任に至る経緯に関連して、藤村修官房長官は11日、「報道されている件は非公式懇談で(出たもので)、 報道と本人の言っていることが違うようだ」と指摘し、民主党幹部が経緯を検証する方向で動いていることを示唆した。鉢呂氏が 「放射能を付けたぞ」などの趣旨の発言が報道された件についてだ。
「放射能を付けたぞ」の言い方については、各紙・局によって「ほら、放射能」、「つけたぞ」、「つけちゃうぞ」、「つけてやろうか」 、「うつしてやる」、「分けてやるよ」のように、報道の仕方も与える印象もそれぞれ微妙に異なっていた。また、この発言は、 8日午後11時半ごろ東京・赤坂の議員宿舎に戻った際に、報道陣に囲まれて(つまり「囲み」取材)の場で口にしたとされている。そのため、 各社とも録音はしていなかったとの情報ある。言葉や与える印象の違いはそこからきているのだろうか。
その「放射能を付けたぞ」らしき発言は、9日午前の閣議後の記者会見での「死のまち」発言の前夜、8日深夜のものだったが、 問題とした報道は「死のまち」が先で、その報道に対する反応はわかれた (鉢呂経産相降ろしを虎視眈眈と待ち望んでいた勢力にとってはイマイチの反応でしかなかった)。だが、「死のまち」 発言に関連したエピソードの一つとして、どこかの社の記者が披露した「放射能を付けたぞ」の情報に飛びつく社がいくつか出る中で、 それを続々と各社が追いかけたという印象が強い。
その過程で、必要以上に「無神経」「非常識」のイメージが付与され、拡散されていくようなことがあったのだとしたら、 これをメディア人、メディア各社がそのまま放置するわけにはいかないだろう。他のだれかというより、メディア自身の未来のためにも、 早い段階で確認・検証しておくことが必要かもしれない。
藤村官房長官は「報道されている件は非公式懇談で(出たもので)」といっているようだが、8日夜のものは、いわゆる 「オフレコの非公式懇談」とイコールの場ではなかったはずだ。議員宿舎前での囲み取材だったはずだ。オフレコの非公式懇談では、 レコーダーのスイッチをいれている記者もいるし、それを許す大臣も許さない大臣もいる。時と場合と話題にもよっても「オフレコ」への対応、 反応は異なる。この場合、議員宿舎前での囲み取材だったのだとすれば、音声記録などがなさそうなこと(各社、 そうした対応をしていそうなこと)は、そう不自然なことではない。
だがその分、「ほら、放射能」、「つけたぞ」、「つけちゃうぞ」、「つけてやろうか」、「うつしてやる」、「分けてやるよ」と、 メディアが報じる発言やその報道姿勢、伝えるトーンが、あまりに違いすぎ、入り乱れたことも確かだ。「放射能を付けたぞ」の発言はなく、 記者に近寄って防災服をすりつける仕草をして、報道陣に対して「除染をしっかりしないといけないと思った」 のように語ったという説も存在するほど、情報は多種多様に入り乱れている。
報道姿勢や伝えるトーンは違って当然であり、望ましいことでもあるが、その前提となる「事実」そのものがあまりに食い違い、 メディアの側で揺れていたり、さらにはそこにフィクションが入り込むような事態は許されることではない。「死のまち」を槍玉に挙げたが、 自公など野党側や官僚筋などの反応はいまいちで、「放射能つけちゃうぞ」のエピソードにどっと飛びついた形跡はないか。その過程で、ここは 「書き得」と判断して、当の鉢呂氏の言葉を鉢呂氏から直接聞いた記者ではない記者に、ひたすら「伝聞」 で書き殴らせたようなケースはなかったか、気になっているところである。
ただ、一大臣が、こうした発言問題の報道だけで、あっさりやめるものだろうか。そうとも思えないし、 辞任を決めたのには別の理由や事情がまずあってのことで、それに報道が重なってのこと考えるのが妥当のようなケースでもある。 メディアにいじわるな質問を一日か二日間、ぶつけられて、辞任を決めてしまうような大臣では、 何にしても早晩そういう決断に追い込まれたに違いないという分析や、メディアの追及は大臣にとって (特に大事な課題をそのとき背負っている大臣)は通過儀礼のようなものと突き放すことも可能だろう。少なくともこのケースが、 メディアによる大臣「いじめ」を真剣に社会で考える重要なきっかけとはいえないであろうし、そういう問題でもないだろう。
菅政権の退陣を受けて、政権を引き継いだ野田内閣。いかにも「B級勢ぞろい」の前評が飛び交う中、 原発事故に関する発言がいかにも少ない野田首相は、方向性としては原発の漸減をいい、途中(慎重な検査に基づく)再稼動はあっても、 新設は困難だろうという路線をほのめかしてきたことは確かで、鉢呂氏は、4日のNHK番組で、 政府のエネルギー基本計画の見直しを検討する経産省の「総合資源エネルギー調査会」について、「原子力政策に批判的な方も入れるよう (省内に)指示した」(北海道新聞)と述べ、これまでの原発推進路線を徹底検証する視点で、委員を入れ替える方針を明らかにしたり、 「基本的に原発はゼロになる」「原発14基の新設は困難」と明言していた。
もうひとつインパクトの感じられない野田内閣の顔ぶれの中で、鉢呂氏が、福島での子どもの被曝規制値・ 年間20mSVの撤回に先頭になって取り組んだことや、福島の学校にエアコンをつけようと奔走したり、 蓄電池事業を推進しようと予算要求を促進したりしたことなどについて、高く評価する市民の声が広がりつつあったことも確かだ。
もちろん鉢呂氏は、経産相として単独でそれらをいったわけではなく、野田首相や藤村官房長官も同種の発言はしており、 それをうけるかたちでの発言だったが、重要課題の担当大臣としての気負いが過ぎるのではないか、もろさがあると指摘する声もあった。 原発監督官庁としての保安院の分離決定が、そのまま経産省も即座に脱原発を目指すと確定した段階でもないし、参院のねじれも抱えている。
従来の国策・原子力利益集団は、電力会社幹部だけでなく原子力関連企業、関連事業者や従業員、 原発マネーに依存せざるを得なくなっている自治体も抱えている。被曝地の福島は、放射の汚染とその将来的影響、 調査の進行に伴うさらなる高濃度汚染地域の発見と避難か除染か選択、 それでは人口流出に歯止めをかかえたい自治体の都合と東電とのこれまでの共存の経過、そして人命か、 除染バブル景気による復興かの困難な選択の問題も生じている。
汚染エリアは福島に留まらない。そこでも影響・被害の低減策と情報公開の問題、資産価値の低下や人口減少・流出の問題を抱える。 事故の影響を過小評価しようとする誘惑は、原発推進勢力だけでなく、本来、被害エリアである自治体をもジレンマに陥れている。
そうしたなかで、経産相の肩には重圧がのしかかる。いうまでもなく、だれがやっても一寸先は闇の状況だろう。 鉢呂氏にその自覚が足りなかったといえばそれまでだが、脱原発については後ろ向きのベクトルが強く存在する自民党を軸に、 微妙に差別化しながら自民党に同調する公明党の動きもある。だからといって、鉢呂氏の「死のまち」発言や、その前の「放射能を付けたぞ」 エピソードを、ここぞとばかりに大々的に取り上げてあげつらい、その後の「野党」 の追及を先取りして政局めいた報道に走る必要がどれだけあったかは、疑問だ。
経産相当人の言い分が多少聞けたのは、辞任表明の記者会見でしかなかった。市民・読者・視聴者はそっちのけで、 政府も与党もメディアも動き、「鉢呂降ろし」を演出してみせた。そこまでして、マスメディアの圧倒的なスピードと力を、ここであらためて、 高度情報市民社会に生きる市民に対してみせつける必要があるだろうか、と私は感じてもいた。実際、 戦後も引き続いてきた先進国を追いつけ追い越せの流れ。原発はその象徴という旧体制の存在。その姿を、 国民の脳裏にこれでもかと存在を刻印しようとでもするような、悪あがきのような印象をうけた。
鉢呂氏の辞任を受けて、一方では、被災地は怒りと落胆でいっぱいで、「辞めて当然」「期待する間もなかった」 との声を紹介した報道もいくつもある。
それでも「辞任記者会見」での、一記者の、「辞任を決めた理由」を語れと迫る質問というにはかなり強引な、詰問、 いや命令のようなトーンさえ帯びた口調には行き過ぎ、違和感を感じたのは私だけだろうか。辞任会見の席で、 記者があのような単に正義感からとは言いがたい、エキセントリックな空気を漂わせる。あの背景に、いったい何があるのだろうかと、 興味をかきたてられるのも確かで、私の脳裏にはさまざまに背景勢力のあれこれが浮かんだが、現状は憶測の域を出ないので、 ここではふれないでおく。単に記者個人の生き方の問題でしかないのかもしれない――。それならそれで、ここで今一度、記者の担う役割、 果たすべき役割について広く考え直しておく時期なのかもしれないとも思う。
政治家や役人に密着して記者の「距離感」の問題なのかもしれない。「辞任記者会見」でのツメ寄りは、 日頃密着しすぎるほど密着するほかない「距離感」の喪失から発生してくるのであろうか、との疑念も拭い去れない。
藤村官房長官は、「報道されている件は非公式懇談で(出たもので)、報道と本人の言っていることが違うようだ」として、 民主党幹部が経緯を検証する方向で動いているとした。これはメディアへの警告というより、党内向けのガス抜きや、自民党などから出た「 (鉢呂経産相は)万死に値する!」などの暴論へのけん制と考えられないこともないが、そう考える際には、 閣僚がメディアにそうした役割を振ることが可能と考えるようになることは、メディアにとって進歩なのか後退なのか。 そこまで検討しておいたほうがよさそうな推移が続いている気がしてならない。
メディアの側にとっては、たとえだれが「オフレコ」といおうが、 必要と思われるときには必要なウラもとってそれを報じるのがメディアの役割である。しかし、今回の「死のまち」から始まり、 「放射能つけちゃうぞ」へ至る過程で、急速にヒートアップし、 ヒステリックとも呼ぶべき状態へとメディアが突進した状況はなかったかといえば、否定しきれない何かがある。 私も違和感を感じていた者の一人であることは事実だ。
私は、政府も民主党も、鉢呂氏の辞任の後に、「経緯を検証し、今後のメディア対応も検討する」 というようなことを言い出すのはおかしいと思っている。もしやるのであれば、鉢呂氏の辞任の前にやるべきことだろう。 辞任の意向がどんなに固くても慰留して、事実確認を先にする必要があったのではないかと思う。辞任の後にこれをもちだすことは、 党内闘争のツケをメディアになすりつけて終わろうとする行為に等しい。ほくそえむのは原発推進勢力の面々だけだろう。
それでもメディアは、この機会に、役所や企業や政治家の顔色を伺い、 一秒でも早く他社を抜く競争に明け暮れることのなかに潜む落とし穴、悪しき横並び、抜いた抜かれたの競争につけ込む力の存在について、 そろそろしっかり意識してかかるべきときを迎えているのかもしれない。
(こわし・じゅんぞう/日本ジャーナリスト会議会員)
東京・新宿で脱原発デモ=参加者1万人練り歩く(時事通信11日)
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2011091100197
エネ調に原発批判派 鉢呂経産相、委員入れ替え指示(北海道新聞5日)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/316297.html
鉢呂経産相、就任9日目で辞任…「放射能をうつす」など不適切発言で
(スポーツ報知11日)
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20110910-OHT1T00284.htm
「放射能発言」報道を検証=オフレコ漏れを問題視か−民主(時事通信11日)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011091100188&j4
鉢呂氏迷走、省内困惑…エネルギーや通商政策も(読売新聞11日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110911-00000184-yom-pol
鉢呂氏会見「記憶が定かでない」(中国新聞11日) http://t.co/PyGSafS
「辞めて当然」「期待する間もなかった」被災地は怒りと落胆(産経新聞11日)
http://t.co/1h5lFeq
河野太郎氏のブログ http://t.co/RKfp3uG
鉢呂経済産業大臣 辞任会見 http://www.ustream.tv/recorded/17181959
http://jcj-daily.seesaa.net/article/225634658.html#more
http://www.asyura2.com/11/hihyo12/msg/317.html
恐怖をあおるためだね。
東電はいずれ潰れます。
DNA事件もトップと893さんは心配だろうね。
今回の鉢呂経産相の辞任騒動を見ての私の第一印象は、柳田稔が法務大臣を辞めた時に酷似しているナということだった。
といってもすでに忘れかけている方々も多いだろうが、菅内閣の法務大臣だった柳田は、第一次菅内閣の法務大臣に就任したが、それからわずか2カ月ほど後に行なわれた地元での大臣就任祝いのパーティの席上での発言をマスメディアが失言として大々的に報道したことで辞任に至った。
その柳田は法務行政については確かにまったく素人だった。だが、それを言うなら歴代の法務大臣にも素人はたくさんいたし、たとえ玄人でも官僚の軍門にあっさりと下る人間もいる(たとえば千葉景子)。そもそも、大臣に求められるのは知識よりも見識であろう。
そこで柳田であるが、彼は当時、村木厚子氏の冤罪事件でその威信が地に堕ちた検察を立て直すべく、「検察のあり方検討会議」を立ち上げて、そこに郷原信郎、江川紹子といったメンバーを入れた。つまり、それなりの見識で検察改革に「やる気」を見せていたわけだが、その途端に「法相は国会答弁では二つ覚えておけばいい。『個別の事案については答えを差し控える』と『法と証拠にもとづいて適切にやっている』だ」という、どこが悪いのかさっぱりわからない発言をマスメディアにピックアップされて辞任に追い込まれたのであった。
そこで鉢呂に話を戻す。
私は「死の街」発言にしろ、本当はどのような表現をしたのかいまだに曖昧な「放射能をつける云々」の発言にしろ、そんなことで辞める必要はまったくないと思っていたが、辞任の記者会見を見ていた人のツイートの中には、「こんなことで辞めるということは、所詮、その程度の人物だったということ」という主旨のものも少なくなかった。そして、その気持ちも私は非常にわかる。
鉢呂は社会党出身ということだが、辞任会見を見ている限り、確かに政治家として信じた道を貫こうという胆力が不足していることは否めない。
しかし一方で、柳田の時と同様、鉢呂もまた原発に対して、現職の国会議員のなかではかなり真っ当な部類に属する見識を持っていたこともまた間違いない。
(↓ブログで紹介されているツイートも是非、参照されたい)
・晴れのち曇り、時々パリ
マスコミ独裁暗黒国家『ニッポン』。閣僚を怒鳴りつけるチンピラ記者が支配する国。もはや戦争だ。
・スロウ忍ブログ
鉢呂経産相が不適切発言の責任を取り辞任。マスゴミによる揚げ足取りに負けた脱原発派議員。
・河野太郎ブログ
無念の経産相、辞任
そして鉢呂は経産相に乗り込んで、その見識を披露した瞬間に、マスメディアによって大バッシングを受けて辞任したわけだ。まさに柳田辞任にソックリである。
それにしても、↓の会見映像での記者連中の傲慢さは呆れるしかない。とくに15分あたりからは田中龍作氏のブログにも書かれている通りである。
・田中龍作ジャーナル
鉢呂経産相辞任 記者クラブに言葉狩りされて
この会見を見てわかるのは、3・11の地震直後、福島第一原発の原子炉がおかしくなり始めた時点で現場からの全面撤退をしようとした、つまり後のことは知ったこっちゃないということで逃げ出そうとし、それができないとわかると、今度は自分たちに責任ができるだけ降りかからないように、これまで以上にウソとデタラメをまくしたて、出さざるを得ない資料は黒で塗りつぶすという、そういう大犯罪企業に対しては何ら責任追及をしない連中が、その大犯罪企業を真っ当に監督しようとしている大臣の首をとって喜々としていることだ。
ということは、つまりマスメディアも大犯罪者側の紛れもない一員なのであろう。
さて、そして――。
後任の経産相は、原子炉がメルトダウンしているにもかかわらず、「ただちに影響はない」と言い続けて電力会社を泣いて喜ばせた“あの枝野”だという。
柳田の後の法務大臣が“あの仙谷”だったことを考えると、今回もまったく同じパターンだと言えるが、それだったら最初から枝野を経産相にしておけよとも言いたくなる。
実はそうせずに、なぜ野田がわざわざ最初に原発に慎重な人間を経産相に据えたのか、その真意が私には測りかねたのだが、ひょっとして内閣発足の頭から前官房長官の枝野を起用すると叩かれるということで、反原発でうるさい鉢呂を潰してから枝野を起用しようというシナリオが最初からあったのかもしれない。
とこれは自分で書いていても相当にうがった見方だナと思うが、もしこれが当たっていたら、霞が関をバックにした野田という男は相当に手強い。
クリックして拡大する
【ニューヨーク=黒沢潤】米中枢同時テロでは米国を代表する金融街、ウォール街も大きな影響を受けた。ニューヨーク州の統計によると、ニューヨーク市の証券業界の従業員数はこの10年余で19万人から16万8千人に減少。ウォール街周辺のオフィスなど商業施設の総床面積はテロ前は1千万平方メートルあったが、今年6月の時点で800万平方メートル(地元振興団体調べ)にとどまっている。
テロで崩壊した世界貿易センター(WTC)ビルに入っていたモルガン・スタンレーなど米金融大手が移転、機能の一部を隣のニュージャージー州に移した企業も多く、「ウォール街は縮小した」(米メディア)といわれている。
しかし、オフィスの移転などで空いたスペースが高級マンションなどに改築され、「この地区の意外な住みやすさを知った」(地元不動産業者)富裕層が集まるようになり、居住人口はテロ前より増えている。
この最南端地区にあり、2年後にも完成する1WTCビルには、ファッション誌ヴォーグやバニティー・フェアを発行する米出版大手コンデ・ナストも入居する。関係者は「この地区はブランドを手に入れたも同然。今後、“粋な地域”という認識を持たれるだろう」と指摘している。
■ ■ ■
食堂の店先にいくつもつるされた鳥の丸焼き、狭い路地に派手にせり出した赤や黄色の看板−。グラウンドゼロの“隣人”でもあるチャイナタウンは独自の活気に満ちている。ただ最盛期の力強さはないそうだ。
注目すべき事実は、8月の作業に原因であったのかどうかではなく、
原発事故収束作業のなかで被爆したために死亡した可能性があるということである。
その直接原因が8月の作業かどうかは問題ではない。
この推定が間違いでなければ、収束作業における初の死者ということになる。
にもかかわらず、
8月の作業は関係ない、因果関係がない、と断定している。
一体何を意図しているのだろう?
根拠はどこにあるのだろう?
問題を曖昧にさせるだけの根拠のない断定は慎むべきだろう。
東電の非を指摘し、公平な立場を装ってはいるが、その主張は論点のすり替えを感じさせる。
もっとも、作業員の皮膚が溶け出して云々..
となったかどうかまでは想像もつかないが。
http://www.asyura2.com/11/genpatu16/msg/110.html#c88
--------------------------------------------------------------------------------
【時事ドットコム動画】最新の話題や車・航空機、水着ファッションショーなど盛りだくさん!!
最古のアシュール石器=176万年前、ケニアで発見
難民支援へ48億円寄付=イケア
FAO、18日に閣僚会合へ=東アフリカ干ばつで対応協議
東アフリカに1億ドル追加支援=米
http://www.asyura2.com/11/lunchbreak50/msg/512.html
そうです。その通り。
上に書いたコメントと矛盾しますけどね。
さきほどのコメントはナイーヴなものだと反省しました。
実際に人を殴ったり銃撃するに至るには、それなりの訓練が
必要です。上司の命令だけでは、そのままではまずできません。
やはり警察学校の教育の結果ではないでしょうか。
だいたい、厳しい訓練前では命令があっても5パーセントしか
生身の他人を前に暴力を振るうことができない。
訓練後、命令で九割がやるようになる。
うろ覚えですが
そんな米国海兵隊に関するレポート記事を読んだことがあります。
たしか、ベトナム市民の粘り強い抵抗に参って、
米国はいかにすれば若者が残虐になるか研究したようです。
みんな、簡単には銃のトリガーを引くことができない。
躊躇するわけです。躊躇のあいだに反省してやめてしまうのを
どうすれば大勢が躊躇せずに引き抜くだろうか、と。
結論としてあの映画「フルメタル・ジャケット」があるわけです。
http://www.asyura2.com/11/genpatu16/msg/447.html#c7
今回の鉢呂経産相の辞任騒動を見ての私の第一印象は、柳田稔が法務大臣を辞めた時に酷似しているナということだった。
といってもすでに忘れかけている方々も多いだろうが、菅内閣の法務大臣だった柳田は、第一次菅内閣の法務大臣に就任したが、それからわずか2カ月ほど後に行なわれた地元での大臣就任祝いのパーティの席上での発言をマスメディアが失言として大々的に報道したことで辞任に至った。
その柳田は法務行政については確かにまったく素人だった。だが、それを言うなら歴代の法務大臣にも素人はたくさんいたし、たとえ玄人でも官僚の軍門にあっさりと下る人間もいる(たとえば千葉景子)。そもそも、大臣に求められるのは知識よりも見識であろう。
そこで柳田であるが、彼は当時、村木厚子氏の冤罪事件でその威信が地に堕ちた検察を立て直すべく、「検察のあり方検討会議」を立ち上げて、そこに郷原信郎、江川紹子といったメンバーを入れた。つまり、それなりの見識で検察改革に「やる気」を見せていたわけだが、その途端に「法相は国会答弁では二つ覚えておけばいい。『個別の事案については答えを差し控える』と『法と証拠にもとづいて適切にやっている』だ」という、どこが悪いのかさっぱりわからない発言をマスメディアにピックアップされて辞任に追い込まれたのであった。
そこで鉢呂に話を戻す。
私は「死の街」発言にしろ、本当はどのような表現をしたのかいまだに曖昧な「放射能をつける云々」の発言にしろ、そんなことで辞める必要はまったくないと思っていたが、辞任の記者会見を見ていた人のツイートの中には、「こんなことで辞めるということは、所詮、その程度の人物だったということ」という主旨のものも少なくなかった。そして、その気持ちも私は非常にわかる。
鉢呂は社会党出身ということだが、辞任会見を見ている限り、確かに政治家として信じた道を貫こうという胆力が不足していることは否めない。
しかし一方で、柳田の時と同様、鉢呂もまた原発に対して、現職の国会議員のなかではかなり真っ当な部類に属する見識を持っていたこともまた間違いない。
(↓ブログで紹介されているツイートも是非、参照されたい)
・晴れのち曇り、時々パリ
マスコミ独裁暗黒国家『ニッポン』。閣僚を怒鳴りつけるチンピラ記者が支配する国。もはや戦争だ。
・スロウ忍ブログ
鉢呂経産相が不適切発言の責任を取り辞任。マスゴミによる揚げ足取りに負けた脱原発派議員。
・河野太郎ブログ
無念の経産相、辞任
そして鉢呂は経産相に乗り込んで、その見識を披露した瞬間に、マスメディアによって大バッシングを受けて辞任したわけだ。まさに柳田辞任にソックリである。
それにしても、↓の会見映像での記者連中の傲慢さは呆れるしかない。とくに15分あたりからは田中龍作氏のブログにも書かれている通りである。
・田中龍作ジャーナル
鉢呂経産相辞任 記者クラブに言葉狩りされて
この会見を見てわかるのは、3・11の地震直後、福島第一原発の原子炉がおかしくなり始めた時点で現場からの全面撤退をしようとした、つまり後のことは知ったこっちゃないということで逃げ出そうとし、それができないとわかると、今度は自分たちに責任ができるだけ降りかからないように、これまで以上にウソとデタラメをまくしたて、出さざるを得ない資料は黒で塗りつぶすという、そういう大犯罪企業に対しては何ら責任追及をしない連中が、その大犯罪企業を真っ当に監督しようとしている大臣の首をとって喜々としていることだ。
ということは、つまりマスメディアも大犯罪者側の紛れもない一員なのであろう。
さて、そして――。
後任の経産相は、原子炉がメルトダウンしているにもかかわらず、「ただちに影響はない」と言い続けて電力会社を泣いて喜ばせた“あの枝野”だという。
柳田の後の法務大臣が“あの仙谷”だったことを考えると、今回もまったく同じパターンだと言えるが、それだったら最初から枝野を経産相にしておけよとも言いたくなる。
実はそうせずに、なぜ野田がわざわざ最初に原発に慎重な人間を経産相に据えたのか、その真意が私には測りかねたのだが、ひょっとして内閣発足の頭から前官房長官の枝野を起用すると叩かれるということで、反原発でうるさい鉢呂を潰してから枝野を起用しようというシナリオが最初からあったのかもしれない。
とこれは自分で書いていても相当にうがった見方だナと思うが、もしこれが当たっていたら、霞が関をバックにした野田という男は相当に手強い。
「鉢呂経済産業大臣辞任」の不可解
野田新内閣の経済産業大臣に就任した鉢呂吉雄氏が、就任9日目で辞任した。
理由は、@福島第1原発を視察後、議員宿舎に帰宅した際、報道陣の一人に防災服の袖をつけるしぐさをし「放射能をつけてやろうか」と発言したこと、A翌日の記者会見で原発周辺の市街地を「死の町」と表現したこと、の二つだ。
どうして、このようなことで、経済産業大臣という重要閣僚が、しかも就任直後に、辞任しなければならないのだろうか。
しかも、発言の事実関係や意図・動機等はほとんど明らかにならないまま、あっという間に辞任会見が行われた。全く不可解というほかない。
まず、@の言動は、確かに子供じみたものではあるし、原発事故被災者が知れば不快に思う軽率な行動と言えるだろう。しかし、防災服の袖をつける」と言っても、原発施設内に入る時には、防護服に着替え、出た後には厳重な除染を行うことは、経産省担当記者であれば認識しているはずであり、「袖をつける」というのが、「放射能をつける」ことにつながるというのがよくわからない。その行動が、どれだけの悪意によるものか、或いは、鉢呂氏本人の「放射能」への無神経さを表すものなのかは、前後の状況、発言時の本人の態度等を明らかにしないと判断でないはずだ。しかし、昨夜の辞任会見でも鉢呂氏は、「そういう発言をしたと確信を持っていない」と述べており、一方、鉢呂氏からそのようなことをされた相手の記者の具体的な証言は全く出て来ないし、そもそも、その記者が一体誰なのかもよくわからない。
Aの発言も、私には、それがなぜ問題なのか、よくわからない。原発周辺の市街地が「死の町」であることは客観的事実だ。我々は、今後も、容易には「生きた町」に復活させられるとは思えない「死の町」を作ってしまったことを真摯に反省し、被災者への賠償、事故の再発防止対策を行い、今後の原発をめぐる議論を行っていかなければならない。そういう意味では、「死の町」というのは現実であり、それを視察した大臣が、その通りに発言することが、どうしてそんなに悪いことなのだろうか。
私は、今年5月、初めて、大震災・大津波の被災地陸前高田を訪れ、その被害の凄まじさに立ち尽くした。一本松が『希望の松』として残ったのではなく、一本の松を残して、一つの市がすべて破壊し尽くされたとしか思えなかった」と、「感じたまま」をその時のツイートに書いた。私は、その壊滅した陸前高田の現実的な復興プランを考えるためには、まず、この被災地の現実を直視しなければならない、ということだと思った。そういう私の「一本松は『希望の松』には見えなかった」という発言も、被災者の方々に対して「不適切」だったのだろうか。
原発事故で被災した町を「死の町」と表現するかどうかではなく、その現実をどう受け止め、今後、そういう事態を二度と起こさないためにどうしようとするのかが、問題なのではないのか。
しかし、私は、今回の辞任問題について、鉢呂氏を「被害者」視する気も、擁護する気も全くない。最終的には辞任を決断したのは鉢氏本人だ。どうしてこのようなことで、事実関係のろくな説明もないまま、辞任しなければならないのか、閣僚としての責任感はどうなっているのか、その程度の人物なのであれば、経産大臣を続けていても、ろくな仕事はできなかったであろう。
このようなことで重要閣僚が就任直後に辞任するという事態は、日本の政治が、「末期症状」を通り越して「脳死状態」に陥っているということなのではないだろうか。
http://tl.gd/d0uv5u · Reply
Report post (?)
http://www.asyura2.com/11/genpatu16/msg/453.html
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110912-00000113-jij-pol
民主党の輿石東幹事長は12日の記者会見で、鉢呂吉雄前経済産業相の「放射能を付けたぞ」との発言に関する報道について「報道の在り方をもう一度考えていただきたい」と注文を付けた。鉢呂氏の発言は、赤坂議員宿舎での記者団との非公式なやりとりでのもので、政府・民主党内では「オフレコ発言」が報じられたとして問題視する向きもある。輿石氏には報道機関をけん制する狙いがあるとみられる。
ただ、輿石氏は会見で、報道機関に対して抗議の申し入れをするかどうかを問われ、「事実関係をきちんとたださないと、そういう話にならない」と述べるにとどめた。会見に先立ち輿石氏は、放射能発言を最初に報じた民放の関係者から事情を聞いた。
http://www.asyura2.com/09/news8/msg/679.html
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > アーカイブ > 今月