22. 2011年6月26日 22:47:25: OEZo2Md76c
CTBTO文書の中に次の一文を見出しました。
核爆発ではCs−134は少量しか生成されない。しかし原子炉では蓄積する。故に核実験によるものか、原子炉に由来するものかを区別するときに用いられる。
>Caesium-134 (C s-134) has a half-life of 2.1 years. Only a
small amount of Cs-134 is produced by nuclear weapon testing but it
accumulates in nuclear reactors. It can therefore be used to distinguish
between releases from nuclear weapon testing and nuclear power plants.
http://www.ctbto.org/fileadmin/user_upload/pdf/Spectrum/2011/Spectrum16_page24_idc.pdf
フランスがムルロア環礁で行った地下核実験の際に、クストー博士が採集した6つの水のサンプル内、2つからCs−134が検出された。それは坑道を防ぐために使われたセメントのアルミナに含まれていたCs−133が核爆発によってCs−134になって漏れ出てきたと解釈されています。
Bulletin of the Atomic Scientists 1990年12月の7ページ(グーグルブックス利用可)
これも参考になるでしょうか。
>Medium and Long-term Leakage of Fission Products to the Biosphere
http://cyberplace.org.nz/peace/nukenviro.html
私は、再臨界や核分裂の継続があったと(今も一時的な臨界状態は繰り返し続いていると思います)、その上で少なくとも3号機ではロシアの科学者がチェルノブイリの爆発で仮定したような核爆発があったと考えています。
http://www.asyura2.com/11/genpatu13/msg/395.html#c22