77. 2011年4月28日 00:01:08: I2fZFQMMHc
検察の在り方検討会議
http://www.moj.go.jp/kentou/jimu/kentou01_00001.html
検察の再生に向けて
検察の在り方検討会議提言
平成23年3月31日
http://www.moj.go.jp/content/000072551.pdf
1 大阪地検特捜部における,いわゆる厚労省元局長無罪事件,同事件の主任検
察官による証拠隠滅事件,さらには,その上司であった元大阪地検特捜部長及
び元同部副部長による犯人隠避事件という一連の事態は,国民に大きな衝撃を
与えるとともに,巨悪を眠らせず,公正な社会の実現に向けた役割を期待され
てきた特捜部に対する信頼を根底から失墜させた。そればかりではなく,公共
の福祉の維持と個人の基本的人権の保障とを全うしつつ,的確に犯罪を認知・
検挙し,公正な手続を通じて事案の真相を明らかにし,適正かつ迅速に刑罰権
の実現を図ることにより,社会の秩序を維持し,国民の安全な生活を確保する
ことを目的とする刑事司法の重要な一翼を担う検察の捜査・公判活動全体への
不信を招くことにもなった。「検察の在り方検討会議」は,この極めて深刻な
事態を受け,失われた検察の信頼の回復を図るべく,幅広い観点から抜本的に
検察の在り方について検討し,その改革策を法務大臣に提言し,その施策実施
に寄与するとの目的で,当時の柳田稔法務大臣の指示によって設けられた。
自由かつ公正な社会にとってその最後の安全装置である刑事司法への信頼が
揺らぐことは,国民にとって不幸な事態である。この信頼を再び取り戻すこと
は決して容易な道のりではない。最高検が検証作業に着手し,自ら改善策の実
施に踏み出したことは,その第一歩であるとは言える。しかし,歩みを止める
ことなく,自らの使命・役割を問い直し,更なる再生の道を進むことが求めら
れる。
そこで,本検討会議は,この検証作業の結果を踏まえつつも,更に国民の視
点を十分酌み取り,多様な角度からの検討を加え,検察の信頼回復,ひいては
公正な社会の維持に寄与すべく作業を進めてきた。すなわち,平成22年11
月10日に第1回会合を開催して以後15回にわたる会合を重ね,その間,関
係者からのヒアリング,最高検及び法務省担当者からの説明聴取,地検・高検
及び拘置所等における現場の視察,大韓民国における捜査の実情等に関する視
察等を行った上,検事に対する意識調査の結果等をも踏まえ,活発で密度の濃
い議論を重ねた。その結果,本検討会議は,本日(平成23年3月31日),
法務大臣に対する提言を取りまとめるに至った。
以下省略
震災・原発事故のどさくさまぎれに検察の在り方検討会議をうやむやのまま終わりにした挙句、検察の体質自体は何も変らず・・・
何の為の会議だったんだ?
http://www.asyura2.com/11/senkyo112/msg/276.html#c77