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2011年4月23日17時33分 〜
記事 [昼休み46] イエズス新聞・フジは「みずほATM障害」が、事故だったのか宗教テロだったのかを、取材・報道すべきです。
路上キスも影響か…みずほ銀頭取、ATM障害で辞任へ(zakzak)
http://www.asyura2.com/11/hasan71/msg/588.html
投稿者 赤かぶ 日時 2011 年 4 月 23 日 17:16:24: igsppGRN/E9PQ

路上キスも影響か…みずほ銀頭取、ATM障害で辞任へ
http://www.zakzak.co.jp/economy/ecn-news/news/20110423/ecn1104231608001-n1.htm
2011.04.23 :夕刊フジ

 東日本大震災の発生直後、大規模なシステム障害を起こしたみずほ銀行。経営責任の行方に注目が集まっていたが、西堀利頭取(58)が辞任する方針を固めたことが分かった。業界では「これだけの被害を出した以上、いまのポジションにはいられるはずがない」(他のメガバンク幹部)と厳しい声が上がっていた。

 トップがけじめをつけることを決断した。23日付の朝日新聞が報じたもので、6月にも辞任するという。

 問題の障害は3月15日に発生。前日14日に震災の義援金の窓口だった都内の一部店舗に振り込みが集中し、システムの許容量がオーバー、一部のシステムが止まった。これにより、給与振り込みなど約116万件の入金が滞り、みずほ銀では、直後の3連休、現金自動預払機(ATM)の引き出しを停止して対応。各店舗で1人あたり10万円までの引き出しを手作業で対応するなど混乱を極めた。

 みずほグループは複数のシステムを併用し、その複雑さから2002年4月にも大規模なシステム障害を起こしている。それでも抜本的にシステムを見直してこなかったため、「いずれは似たような障害が起きる」とグループ内でもささやかれていた。

 西堀頭取の辞任の方針が伝わった23日、みずほ関係者は「経営陣が路上でキス写真を撮られるなど金融庁からガバナンス(企業統治)がまったくなってないと指摘されてきた。(西堀頭取の)全銀協会長就任の辞退だけですまないと思っていたので意外性はない」と話す。

 後任候補には、旧富士銀行出身でみずほ銀の吉留学副頭取(57)らの名前が挙がっている。
 

  拍手はせず、拍手一覧を見る



http://www.asyura2.com/11/lunchbreak46/msg/328.html

コメント [自然災害17] 遺体漂流…津波犠牲者120キロ先で発見(zakzak) 赤かぶ
01. 2011年4月23日 17:35:59: Y3zbOZUhPQ
ご冥福をお祈りします
http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/236.html#c1
コメント [マスコミ・電通批評11] 300万回再生ドコモ「森の木琴」CM 国内外で「美しい」と絶賛の嵐(J-CAST) 赤かぶ
02. 2011年4月23日 17:38:18: rpEdVGN6HQ
本日、愛川欽也のパックインジャーナルで、電通を公然と攻撃する発言が、放送されました。

媒体が「朝日」だというのが皮肉。
http://www.asyura2.com/10/hihyo11/msg/749.html#c2

コメント [原発・フッ素9] 放射能が福島より怖い世界の観光名所 環境汚染は原発の専売特許にあらず sci
01. 2011年4月23日 17:39:32: FNb59OSS2I
要約くらいしてくれよ
でなければ、(長文)と明記してくれ
そうあれば絶対にクリックなんかしないんだから、
読み始める事もしないで済んだんだ
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/765.html#c1
コメント [原発・フッ素9] 農水省の水田放射能調査 表面から15cmまでの土の放射線計測 これは理にかなっています。 ダイナモ
57. 2011年4月23日 17:39:52: cqRnZH2CUM
>>21
>バカすぎる 

バカにありがちな発言だな

>カリウムとセシウムの危険性は全然違う。

大して違わないよ
どちらも同じアルカリ金属イオンで
多少の違いはあっても、短期間で体外に排出される
ちゃんと調べることだ


http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/510.html#c57

コメント [原発・フッ素9] 放射能が福島より怖い世界の観光名所 環境汚染は原発の専売特許にあらず sci
02. 2011年4月23日 17:39:54: sWFJg5azDU
何が言いたいのかよくわからないんだが・・・
福島が杜撰な採掘をしているウラン鉱山や放置されている核実験跡地と比較してマシだと言われても、たいして慰めにもならないだろう。
これからどうなるかもわからないのだし。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/765.html#c2
記事 [マスコミ・電通批評11] 漫画…英字紙が遺憾表明へ 掲載「後悔している」(MSN産経)
漫画…英字紙が遺憾表明へ 掲載「後悔している」
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110423/amr11042312120001-n1.htm
2011.4.23 12:11 :産経新聞

 国際英字紙インターナショナル・ヘラルド・トリビューンが、白雪姫がリンゴを見て「日本から来たの?」と問う漫画を掲載した問題で、同紙が25日付紙面に「編集者からの便り」(エディターズノート)を掲載することが分かった。遺憾の意を表明する内容とみられる。

 同紙を傘下に持つニューヨーク・タイムズ社が22日明らかにした。同社広報担当者は既に同漫画の掲載について「後悔している」としている。

 ニューヨークの日本総領事館が「日本からの食品に関して根拠のない不安をあおりかねない」と抗議していた。

 漫画では「日本」「放射線」と書かれた新聞を持つ白雪姫が、おばあさんが手にするリンゴを虫眼鏡で見ながら「ちょっと待って。日本から来たの?」と険しい顔で尋ねている。21日付のインターナショナル・ヘラルド・トリビューンが掲載した。(共同)


21日、国際英字紙インターナショナル・ヘラルド・トリビューンに掲載された白雪姫とおばあさんの漫画(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/photos/110423/amr11042312120001-p1.htm
http://www.asyura2.com/10/hihyo11/msg/753.html

コメント [原発・フッ素9] 東海アマ掲示板より - 福島第一原発は日本政府の秘密核兵器製造工場だったとジャパンタイムス編集者が 千早@オーストラリア
06. 2011年4月23日 17:41:24: 04qMWR96xE
千早さん、こちらのブログにもお目通しを。
http://pennyforyourthoughts2.blogspot.com/2011/04/like-israel-japan-is-nuclear-power.html

かなり核心をついているようです。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/757.html#c6

コメント [原発・フッ素9] You Tubeで見つけた笑えない替え歌「東電に入ろう♪」 過激すぎる歌詞とメロディー 梵天
03. 2011年4月23日 17:43:38: 3UbsnckrEQ
うーん。もっとブラックで強烈な皮肉があった方がいいかな。
東電だけじゃなく、原発全般に関する問題点を電力会社がどう誤魔化してるかというバージョンもあったほうが面白いかもね。

http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/767.html#c3
コメント [原発・フッ素9] 子どもの安全基準、根拠不透明〜市民の追及で明らかに(YouTube) なんじゃこりゃー
11. 2011年4月23日 17:44:30: AALd2LO2YE
会津が死んだ! 白虎隊。

フクシマ・ネックレス

「コンピューター監視法案」で捕まえるなら捕まえてみろ。私の言論の自由を守るため、死に物狂いで徹底抗戦を宣言する。
一個人が国家と対峙する。これほど大きなスケールで余生のテーマ(生き様)を与えてくれた日本政府・菅内閣に感謝?する。


http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/683.html#c11

コメント [自然災害17] 自衛隊員 震災当初の10万人投入はパフォーマンスと指摘(週刊ポスト) 赤かぶ
05. 2011年4月23日 17:44:31: FFuNfLHeO2
>これは24時間で3交替という原則を無視している。

メルトダウンの場合はやはり長期に渡る可能性が高いのだから、24時間で3交替という原則を守るべきだった。
http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/230.html#c5

コメント [原発・フッ素9] 放射能が福島より怖い世界の観光名所 環境汚染は原発の専売特許にあらず sci
03. 2011年4月23日 17:45:22: FNb59OSS2I
>>02
ふうん、最後まで読んでもわけわかんなかったか
あほくさ
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/765.html#c3
コメント [原発・フッ素9] 福島第1原発「工程表、実現は可能」 仏アレバCEOに聞く 「廃炉作業30年以内に」 sci
06. 2011年4月23日 17:47:24: hj5sogWyEs
あれれれれ?
別の報道によると行程表自体、仏アレバ社や米NRCが無能な日本の為に作ってやったって事になってますけど〜w?
関西TVで青山繁晴がのたまってましたよ〜w
どっちみち上手く行けば我々のおかげ、上手く行かなければ東電と日本政府が無能だったと言いだすんだろうけどw
ロボットにしろ、汚染水濾過にしろ、日本の国内技術で何とでもなると思うんですがね〜。
アイロボットが幾らするのか知れませんが、レンズが曇って身動き取れなくなってるようですし。
ケチで有名な清水にしては高い買い物ですね。
管内閣からの圧力なんですかね〜。
もはや政治の為のショーの様相です。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/755.html#c6
記事 [昼休み46] シー・シェパードはキリスト教原理主義者である・sukebei(彼らは捕鯨反対より、津波爆弾被曝鯨の解剖反対、に思えます)
http://sukebei.iza.ne.jp/blog/entry/1406223
シー・シェパードはキリスト教原理主義者である。
2010/01/09 23:20


動画 アディ・ギル号衝突の瞬間

「シー・シェパード」、1981年に設立された日本の捕鯨船にテロ攻撃を続けるテロリスト集団である。

Wikipediaによるとシー・シェパードはカナダやアメリカで、漁船を爆破して沈没させたり、捕鯨船にたいするいやがらせなどテロ行為をくりかえし警察に逮捕されている犯罪者集団なのだ。

日本人はシー・シェパードのシェパードの意味を犬のシェパードと勘違いしている人が多いような気がする。

シェパードは羊飼いという意味だ。

シー・シェパードは海の羊飼いという意味だ。

犬種であるシェパードは牧羊犬であることからその名前がついたのです。

下記の春秋より引用した文を見てもらえればわかるようにシーシェパードという名前はキリスト教の聖書の一説からとられたものだ。

<日経新聞1/8 春秋より引用>

グッド・シェパードという言葉もあって、これは弱者のために身もささげようとしたキリストを指す。「われは善き羊飼いなり。善き羊飼いは羊のために命を捨つ」と新約聖書のヨハネ伝は記している。

<引用終わり>

つまりシー・シェパードの連中はキリスト気取り,神気取りでいるわけだ。

捕鯨に反対する活動家のなかには、キリスト教の聖書に「鯨をとってはいけない」と書いてあると解釈しているものもいるようだ。

聖書に直接鯨をとってはいけないとは書いていない。

捕鯨に反対する活動家は、牽強付会のたぐいで自分たちの主張を聖書にかこつけて正当化している。

牽強付会で誹謗中傷が得意な産経新聞を思い出させる精神病理ではないか。

「シー・シェパード」の本質は狂信的なキリスト教原理主義者ではないか?

シー・シェパードのテロ行為は、オウム真理教のテロと同じ性質のものだ。

オーストラリアでは「シー・シェパード」の支持率は抜群に高く80%を超えているとの報道を見た。

私は彼らのやっている行為がとても神の祝福を受けられるとは思えない。

イエスキリストが生きていたら、日本の捕鯨船にたいするテロ行為をよしはしないだろう。

むしろ「シー・シェパード」は聖書を曲解して悪用しているので、神の怒りにふれるだろう。

オーストラリア人ははやく目をさまさないととんでもないテロ、犯罪行為に加担するという重罪を背負うことになる。

オーストラリア人は「汝の隣人を愛しなさい」という肝心な教えは忘れてしまったのだろうか。


カテゴリ: 事件です > 事件 フォルダ: 犯罪



タグ: シー・シェパード 

http://www.asyura2.com/11/lunchbreak46/msg/329.html

コメント [エネルギー2] 新聞メモ2 びぼ
303. 2011年4月23日 17:49:53: RMJWfV6cjg
サクリファイス - 犠牲者ー事故処理作業者(リクビダートル)の知られざる現実

http://video.google.com/videoplay?docid=-6601369124230620869&hl=en# target=

http://www.asyura2.com/09/eg02/msg/283.html#c303

コメント [自然災害17] 遺体処理で自衛隊員が壊れている(日刊ゲンダイ)「被災地に行きたくなかった」  赤かぶ
38. 2011年4月23日 17:50:01: mJD182zuhE
地震で生き埋めになった者は、すべて死んだ。
自衛隊員が1日、2日、休暇を取ったところでたいした害はない。
一斉が不都合ならば、半数ずつ10日に1回休養するべきである。

休みなしの連続作業は、肉体的、精神的疲労が蓄積し、
戦力としていざというときに役に立たない。

これがバ菅サヨク政権の狙いかもしれぬ。
http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/217.html#c38

コメント [マスコミ・電通批評11] 仏TV「日本人はバラエティー番組見て笑い転げてる場合か?」(女性セブン) 赤かぶ
18. 2011年4月23日 17:50:39: EGaQ73B5yp
【死人商法】 秋元康「キャンディーズはAKBの原点」 → 本当はショーパブが原点でしたw

beチェック
1 名前:名無しさん@涙目です。(神奈川県) 2011/04/23(土) 16:39:48.71 ID:1AModjSk0● 2BP(2)

秋元康、キャンディーズは「AKBの原点」
2011.4.23 10:24

AKB48のプロデューサー秋元康氏(54)が22日、TOKYO FM「よんぱち」に電話出演。キャンディーズについて
「AKBの原点といえるかもしれない。3人のうち誰が好きなのか、自分のタイプは誰なんだという会話を生んだ」と参考にしたことを明かした。

アイドル時代の田中さんについては、「都会的なランちゃんと比較されて、安心感があったんですよね。母性的なイメージがありました」と懐かしんだ。
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/110423/ent11042309370011-n1.htm


秋元康「AKB48はショーパブのショーを見て、僕がやった方が面白いと思ったのがきっかけ」
http://kojima-haruna.ddo1.com:1008/v/data/harunyan4310.jpg


http://www.asyura2.com/10/hihyo11/msg/718.html#c18

コメント [原発・フッ素9] 汚染土壌浄化「ヒマワリ作戦」…復興の象徴にも jesusisinus
13. 2011年4月23日 17:53:55: GVMFy9UA0g
>02

>12

全くソノ通り!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


コンナものは唯ダの気休め以外の何モノでも無い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


コンナ事に使われるヒマワリこそイイ迷惑!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


チェルノブイリでは経験しなかった連日の放水による信じられない量の核汚染水が地下水へ流れていると思われ、土壌改良ダケで人が再び住める様に為るとはトテモ思えない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/747.html#c13

コメント [原発・フッ素9] 農水省の水田放射能調査 表面から15cmまでの土の放射線計測 これは理にかなっています。 ダイナモ
58. 2011年4月23日 17:55:11: cqRnZH2CUM
より客観的には、経口摂取の場合の実効線量係数を比較するといい
Csは原子量が大きい分、より体内に滞在しやすいのと、崩壊プロセスが違うのとで半分でKと等量の効果があるが、いずれにせよ10ベクレルで恐れるのはばかげている

K-40 6.2×10-9
Cs-137 1.3×10-8 (2.1倍)
I-131 2.2×10-8 (3.5倍)
Sr-90 2.8×10-8 (4.5倍)
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/510.html#c58

記事 [昼休み46] 道路の亀裂は、プラズマ兵器・二酸化炭素注入兵器・ 水爆兵器によるオーケストラの可能性があります。
亀裂幅最大33センチ 富士山スカイライン 静岡新聞
http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/234.html
投稿者 ピノキ 日時 2011 年 4 月 23 日 13:32:49: /cgEbzQ/iEx0c

↑路肩が沈み込み、亀裂が生じた路面=富士山スカイライン

http://www.at-s.com/news/detail/100022114.html
静岡新聞 NEWS
(4/22 07:45)

 県富士土木事務所は21日、富士山5合目富士宮口に通じる富士山スカイライン(県道富士公園太郎坊線、全長13キロ)で、3月15日に発生した県東部を震源とする地震の被災状況調査を行った。路肩の盛り土が崩れ、路面に亀裂が生じている場所などを確認した。
 標高1940メートル付近では最大で幅33センチ、深さ75センチの亀裂が約70メートルにわたって生じた。2330メートル付近でも約30メートルにわたって路肩が20センチほど沈下した。小さい亀裂も含めると約40カ所で被害が確認された。同事務所は板状のくいで補強したり、舗装し直すなど応急復旧にかかり、通行止め解除時期を5月末には発表したいとしている。
 一方で5合目付近では落石の恐れもあるため、同事務所は安全が確保されるまで解除は難しいとみている。
 5合目から上の登山道部分は凍結した雪に覆われている状態で、「山小屋の状況も含めて現状では把握できない」(同事務所)。6月に調査して判断するという。

 


http://www.asyura2.com/11/lunchbreak46/msg/330.html

記事 [原発・フッ素9] 東電出身候補者たちの「東電隠し」 ← 東電従業員を隠すのは重要事項説明義務違反!
法的な規定はないが…

この事態に、東電従業員もしくは元従業員であることを隠し、選挙に臨むなど、有権者に対する重要事項説明義務違反にも等しい「裏切り行為」である。

これで当選し、それが明らかになったときは、その選挙区の右翼や暴力団などに狙われかねないぞ(苦笑)

地方議会の議員などにSPなどは付かないからな!

まあ、さすが東電だけあって、面の皮が厚いというか、度胸がありますね(笑)

あっ、度胸なければ、あれだけの世界史に残るほどの偉業は果たせないですよねっ…

あっ、あと、言っておきますけど、今は「みかじめ」とか払った時点で違法行為ですからw

お気を付けて〜!!

――――――――――――――――――――――――――――――――――
東電出身候補者たちの「東電隠し」
【政治・経済】
2011年4月22日 掲載
24日投開票の地方選 1都7県に11人
 驚いた。24日投開票の統一地方選に、東京電力労組から11人が立候補しているのだ。組合員3万人を超す巨大組織だけあって、東京の区議選、千葉の船橋市議選など1都7県で擁立している。このうち6人が民主党公認だ。震災後に出馬を辞退した候補者は1人だけで、11人はブレることなく当選目指し突っ走っている。
 彼らは何を訴えているのか――。練馬区議選の新人候補の街頭演説。仕事帰りの会社員らであふれる駅前に、候補者と民主党ののぼりを持ったスタッフが並んだ。
「私は18年間、民間企業のサラリーマンを経験しました。区議会に入れていただければ役に立つ自信はあります」
 やはり「東電出身」は隠したいようだ。
 ちょっとビックリなことも言う。
「1カ月前に大きな地震がありました。練馬区の人口は70万人なのに、区が想定する避難者はたった6万人です。想定が甘すぎます。これまで見直す機会が何度もあったのに、区は手を打たなかった」
 震災対策の甘さを散々指摘されていたのに、「安全だ」を繰り返し、大惨事を招いた“超一流企業”のことなどどこへやらだ。そこで候補者への取材を試みると、「時間がないので」と車に乗り込み、走り去ってしまった。
 杉並区議選の現職候補者の事務所も訪ねてみたが、こちらもポスターなどに「東電」の文字は一切なし。
 そんな中、攻勢を強めているのが自民党だ。三原じゅん子参院議員はブログで「民主党が応援している東電労組候補が20人くらいいるそうです。政府も対応が難しいはずですね」と記し、ネガティブキャンペーンを展開している。かつて東電の副社長が自民党の参院議員になったことや、東電の役員から毎年600万円が自民党の政治資金団体に献金されていたことはご存じないようだ。
 ズブズブだった自民党から攻撃されるなんて、候補者たちも“想定外”だろう。

http://gendai.net/articles/view/syakai/130135
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/769.html

コメント [自然災害17] 緊急報告)3/11地震テロ特定!証拠保全完了!井口氏に連絡を! 平成の坂本竜馬
356. 平成の坂本竜馬 2011年4月23日 17:58:26: KvTxn/v4K5oQ2 : rMwKQo9oLQ
>>353
管理人さん
板違いであることは認識していますよ。
でも、お知らせに投稿できない以上、どこに投稿せよというのですか?

----------------------------------------------------------------------
投稿は失敗しました。名前登録待ち板で名前登録をお願いします。
----------------------------------------------------------------------
になること自体、板違い以前の話ではないでしょうか?
なぜ、お知らせ板自体に投稿させないのか理由を教えてください。
投稿数0という行為自体、支離滅裂です。

http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/158.html#c356

記事 [昼休み46] 実力入社の電力マンは、過去の仕事への誇りと大和魂があるならば、津波・地震・原発事故の原因を解明すべきです。

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民家倒れても原発は倒れない…中電の展示、近く撤去(asahi.com)
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/768.html
投稿者 赤かぶ 日時 2011 年 4 月 23 日 17:27:36: igsppGRN/E9PQ

民家倒れても原発は倒れない…中電の展示、近く撤去
http://www.asahi.com/national/update/0423/NGY201104230005.html
2011年4月23日17時2分 :朝日新聞

 中部電力の「でんきの科学館」(名古屋市中区)の原子力発電所を紹介する展示の一つが、東日本大震災後「内容がふさわしくない」として公開を中止、近く撤去されることがわかった。原発の安全性をPRする内容だが、同館の担当者は「被災者への配慮が欠けていた」としている。

 問題になったのは「アースシェイカー」という展示。観覧者が手前の装置を左右に揺らすことで「地震」が起き、震度7に達すると、軟らかい地盤の上にある民家は倒れるが、強固な地盤の上の原発は倒れない、という内容だ。同社の浜岡原発(静岡県御前崎市)の安全性のPRや原発の仕組みを紹介するフロアに展示されていた。

 中部電力の広報担当者は「内容が妥当かというご意見も数件いただいた。原発が強い岩盤の上にあるということを理解していただく意図だったが、被災者への配慮が欠けていた」としている。
 

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http://www.asyura2.com/11/lunchbreak46/msg/331.html

コメント [原発・フッ素9] 自由報道協会主催 孫 正義  記者会見  2011/04/22 愚民党
14. 2011年4月23日 17:59:24: faJYFeee3s
孫正義さんのUstreamでの提案と記者会見を拝聴し、感激しました。
孫さんには未来への提言と、その方策がある。そしてなによりも覚悟がある。
人間として、本心から、そして、次の世代の子孫のためにも『原発から自然エネルギーへの転換」を提案されている。主義主張にとらわれず、一党一派にとらわれず、より普遍的な提案と感じました。
また、震災地の再興と雇用の確保までを新しい観点から提案しているのは、今の所、この孫さんの提案が初めてと思います。

気になった事は、この会見に出席している方々が、主催が自由報道教会だったためか、少しバイアスがかかったと受け取られる質問もあり、例えば、管政権を倒して小沢さんと連携したら、とか、孫さんが政治家になれば、とか、東電を買い取れば、とか、いうのは、この提案をかえって矮小化することになると思います。(個人的には、孫さんと小沢さんに第2の後藤象二郎になってもらいたい、と願望していますが。)

孫さんのこの提案は、与党、野党とか、親小沢、反小沢、といったレベルではなく、もっと日本の将来を見据えた不偏不党の10年100年先を見据えたレベルでの提案だと思いました。

孫さんの設立する自然エネルギー財団に、孫さんの提案だけでなく、様々な方からの提案が集まって、自然エネルギ財団が発展する事を祈ります。この会見の質問で、大川興行の方の質問が面白かった。孫さんはまともに答えていなかったように感じましたが。発電と送電、スマートグリッドやマイクログリッドと自然エネルギー発電との関係を検討されん事を。

http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/735.html#c14

コメント [原発・フッ素9] 福島1号機、実質的に水没冷却 格納容器に水たまる  日経新聞 ダイナモ
28. 2011年4月23日 17:59:28: oZVDQBQsac
どなたか格納容器の容量とそこに例えば半分注水した場合の水量とその水量の水を一度冷却するのにどれだけの水量の循環が必要か?

それに何度下げる必要があるのか?
少なくとも圧力容器の注水さえ不十分なのにその何十倍・桁違いの格納容器の水量の循環にはものすごい強力なポンプが必要ではないか?
そのようなポンプはあるのか?
送水圧力はどのくらいになるのか?

その水圧に耐えうる管と接続部の強度は果たして担保されるのか?
またそのような作業は可能なのか?

このような基本的技術的見解を述べていただけませんでしょうか?
この答えは当然東電と政府に求めるべきなのですが----。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/723.html#c28

コメント [自然災害17] 戦争板リンク 動き出したHAARPとそのURL&白い不気味な化け物に攻撃される日本&ある真相究明家への質問 千早@オーストラリア
01. 2011年4月23日 17:59:28: wTJHdo742c
「自然の地震じゃないから」と文句を言う方・・・
ええ、言語を侵すことはだれもできません。
言語を侵すことを、ごまかしや捏造や詐欺というからです。
文句?というのではありません。
ごまかしや捏造や詐欺と本当の事との境界、その言語の厳格なルールです。
ここは、自然現象による災害の分野です。
「自然災害」これがある間、誰も侵してはならないのです。
これを、侵した瞬間に、ごまかし、捏造、詐欺・・・が始まります。
HAARPも白い化け物も、自然現象による自然災害ではありません。
実在する陰謀は、政治や経済や社会関連の分野への投稿をしなければなりません。
又は、管理人さんに、「人工地震兵器」分野を作っていただけば良いと思います。

http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/222.html#c1
コメント [エネルギー2] 新聞メモ2 びぼ
304. 2011年4月23日 18:04:32: RMJWfV6cjg
久住静代原子力安全委員、「20mSvで健康に影響が出るということはない」
2011/04/20(水) 18:05

文部科学省は福島県内の学校などの施設、校庭の利用について校庭、園庭での1時間あたり放射線量が3.8マイクロシーベルトを超えるところでは屋外活動は1日1時間程度とし、屋内、園内での活動を軸にするように措置を講じたが、この基準について放射線影響学が専門の久住静代原子力安全委員会委員は20日開かれた衆議院青少年問題特別委員会で「(基準の妥当性について)社会的、学校教育等々、総合判断の下で可能と判断したもので、年間20ミリシーベルトで健康に影響が出るということはない」とした。

  また、久住原子力委員会委員は「決して、こども達に放射線量を年間20ミリシーベルトまで受けることを容認しているものでない。できるだけ、受けないように努めるべき」とした。また、今回の措置が夏季休業終了までの暫定的なものであることや継続してモニタリングが実施されていくことも総合判断の材料になっていることをうかがわせた。

  また、有松育子文部科学省スポーツ・青少年総括官は「継続的なモニタリングをしており、文部科学省として安心して学校教育を受けられるよう努めたい」とした。

  これは、宮本岳志議員(日本共産党)が「こどもは放射線の感受性が成人に比べ3倍から10倍あり、放射線の影響を受けやすいという専門家もいる」と語り、許容放射線量を年間20ミリシーベルトとした理由と安全性について質したのに答えた。(編集担当:福角忠夫)

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0420&f=national_0420_234.shtml
http://www.asyura2.com/09/eg02/msg/283.html#c304

コメント [原発・フッ素9] 福島・浪江町の放射線量、積算20ミリシーベルト超す(朝日新聞) 20倍にしたのに 1か月で年間被曝許容量を超す なんじゃこりゃー
03. 2011年4月23日 18:06:29: N0ecmP8qLE
だいじょぶだいじょぶ。
基準値を変えると安全性が向上する不思議の国ニポンでは,スッカラ菅がもうすぐ安全基準値を20Sv(=20,000mSv=20,000,000μSv)にしてくれるよ。たった一文字取るだけです!とか云いながら。

http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/764.html#c3
コメント [お知らせ・管理19] 私の記事のURLが変わっているとの不正な誘導コメントを削除して下さい。 平成の坂本竜馬
26. 平成の坂本竜馬 2011年4月23日 18:07:02: KvTxn/v4K5oQ2 : rMwKQo9oLQ
>>25
記事に書いているURL自体を勝手に「間違い」などと発言し、そのURLがあたかも
正しいように「読者」に受け取らせようとしていますよね。
まあ、「阿修羅」自体がもう「隠ぺい工作」「妨害工作」の象徴であると暴露
したようなものですから、私も今回のコメント記載で最後にします。

「もうゴマカシ、ねつ造はうんざり新しい切り口で本当のことを探す
★阿修羅♪」
が、嘘そのものでした。
「読者」の皆さんとは、また別の場所でお会いできますように。
スペースを一つ入れて、「読者」に勘違いさせるようなペンネームを許可する
愚かな「阿修羅」掲示板さようなら。

http://www.asyura2.com/10/kanri19/msg/742.html#c26

記事 [昼休み46] 東電出身の候補者は、小泉・竹中以降、外資と天下りとコネと通名だらけになり、米国と以国に乗っ取られたと訴えるべきです。

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東電出身候補者たちの「東電隠し」 ← 東電従業員を隠すのは重要事項説明義務違反!
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/769.html
投稿者 jesusisinus 日時 2011 年 4 月 23 日 17:55:22: veLsqfdw2ggms

法的な規定はないが…

この事態に、東電従業員もしくは元従業員であることを隠し、選挙に臨むなど、有権者に対する重要事項説明義務違反にも等しい「裏切り行為」である。

これで当選し、それが明らかになったときは、その選挙区の右翼や暴力団などに狙われかねないぞ(苦笑)

地方議会の議員などにSPなどは付かないからな!

まあ、さすが東電だけあって、面の皮が厚いというか、度胸がありますね(笑)

あっ、度胸なければ、あれだけの世界史に残るほどの偉業は果たせないですよねっ…

あっ、あと、言っておきますけど、今は「みかじめ」とか払った時点で違法行為ですからw

お気を付けて〜!!

――――――――――――――――――――――――――――――――――
東電出身候補者たちの「東電隠し」
【政治・経済】
2011年4月22日 掲載
24日投開票の地方選 1都7県に11人
 驚いた。24日投開票の統一地方選に、東京電力労組から11人が立候補しているのだ。組合員3万人を超す巨大組織だけあって、東京の区議選、千葉の船橋市議選など1都7県で擁立している。このうち6人が民主党公認だ。震災後に出馬を辞退した候補者は1人だけで、11人はブレることなく当選目指し突っ走っている。
 彼らは何を訴えているのか――。練馬区議選の新人候補の街頭演説。仕事帰りの会社員らであふれる駅前に、候補者と民主党ののぼりを持ったスタッフが並んだ。
「私は18年間、民間企業のサラリーマンを経験しました。区議会に入れていただければ役に立つ自信はあります」
 やはり「東電出身」は隠したいようだ。
 ちょっとビックリなことも言う。
「1カ月前に大きな地震がありました。練馬区の人口は70万人なのに、区が想定する避難者はたった6万人です。想定が甘すぎます。これまで見直す機会が何度もあったのに、区は手を打たなかった」
 震災対策の甘さを散々指摘されていたのに、「安全だ」を繰り返し、大惨事を招いた“超一流企業”のことなどどこへやらだ。そこで候補者への取材を試みると、「時間がないので」と車に乗り込み、走り去ってしまった。
 杉並区議選の現職候補者の事務所も訪ねてみたが、こちらもポスターなどに「東電」の文字は一切なし。
 そんな中、攻勢を強めているのが自民党だ。三原じゅん子参院議員はブログで「民主党が応援している東電労組候補が20人くらいいるそうです。政府も対応が難しいはずですね」と記し、ネガティブキャンペーンを展開している。かつて東電の副社長が自民党の参院議員になったことや、東電の役員から毎年600万円が自民党の政治資金団体に献金されていたことはご存じないようだ。
 ズブズブだった自民党から攻撃されるなんて、候補者たちも“想定外”だろう。

http://gendai.net/articles/view/syakai/130135  

  拍手はせず、拍手一覧


http://www.asyura2.com/11/lunchbreak46/msg/332.html

コメント [原発・フッ素9] 小原課長、「一日あたり、100兆べクレル」 - 政府の「放射能隠し」はとんでもないレベル!? 千早@オーストラリア
29. ももん爺 2011年4月23日 18:10:57: QnfuyB5RKZq9U : OyjYKSb0hQ
>24さん
副島氏とフルフォード氏が安全だと言われている意味を十分に説明されていませんんので、まずは説明が必要だと思います。

しかし、政府が「ただちに・・・・はない」と同じはなしだとすると、多くの国民が疑問を持ってしまうことも理解しないといけないのではないでしょうか?

広島、長崎でも結果的には長寿を全うされている方々がおいでですが、逆に何らかの後遺症に苦しまれている方々もいるのですから、後者の方々が主張なさる因果関係は否定すべきだ、と副島氏もフルフォード氏も言われているのか否かがとわれなければならないと思います。

日本全体としての罹患率と比べて、何らかの有意差が認められるか、非常に小さな違いしかないのであれば、その点での国民的な合意を目指すべきであり、個人的な判断を押し通すというのは如何がなものかと考えます。

中途半端な見解は、意図的に利用されて知的領域に馴染まない国民を単に不安にするだけのことであり、震災後に政府がやってきた無責任な行動と同じになると思いますが?

個人的には、身内に原爆下で一ヶ月を過ごした者が居り、数ヶ月という一時的な症状で快癒できましたので、その程度かな?、との感じを持ちますが、それでも長期間の被災のケースは判断できません。  

特に若い年代の子供たちが被災地に残ることに対し「計画的避難地域」というような無責任な提案はおかしいと思っています。

ご意見を、求めます。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/695.html#c29

コメント [原発・フッ素9] あっしら氏の「ヘリクヅム」「ウッカリズム」はもはや明らかだろう。 短足鰐
09. 2011年4月23日 18:11:29: zqw7Lv8Ckk
 ふむ、貴公のような受け止め方しかできない精神の貧困を疑え。

 小生がここに顔を出したのは、あっしら氏が去ってから1年余あとの計算になる。氏と論争したこともなければレスしたこともない。氏の言論はほとんど知らぬ。(短)
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/670.html#c9

コメント [原発・フッ素9] 4号機タービン建屋、10日で水位20cm上昇(読売新聞) 冷却のため水を入れると亀裂から高濃度放射能水となって漏れる なんじゃこりゃー
03. 2011年4月23日 18:13:06: hErVTsN6xQ

 素人考えなんですが、水を入れるんじゃなくて氷を入れるってのはダメ?

もっと冷却効果のあるものを入れるんならまずは同じ水で出来ている氷って考えちゃうんですがw

じゃなければ、液体窒素を入れるとか。どうせ気体になれば空気にもどるだけです。

冷却効果の高いものを投入とかって前例主義の官僚体質だと絶対にできないことなんだろうか?w

http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/761.html#c3

コメント [原発・フッ素9] 東電出身候補者たちの「東電隠し」 ← 東電従業員を隠すのは重要事項説明義務違反! jesusisinus
01. 2011年4月23日 18:14:00: OMWy2px9Do
盗人同士の醜い内輪もめみたいなものだな。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/769.html#c1
コメント [原発・フッ素7] 仰天!東京電力がプルトニウムの計測を行っていなかったことが判明!(書に触れ、街に出よう nico's blog ) ジャック・どんどん
24. 2011年4月23日 18:15:37: C7HkTOr3Q6
>08
3号機の爆発についてやっとまともなものを見つけた。

だいたい1号機と同じ水素爆発だったら、どうして黒い煙が出たり建物の下から閃光が出たのか?
水素爆発なら水蒸気が出るし、瞬間的。
対して3号機は燃焼物が混ざっているから黒煙だし、燃焼時間も長い。
しかも4号機に向かって閃光が出ている。
http://www.youtube.com/watch?v=T_N-wNFSGyQ&feature=player_embedded
建物の下側の壁の厚さは、ずっと厚いから内部部もその爆発圧力がかかったと見て良いはず。
1号機の建物上部のパネルがきれいに吹き飛んだのは、そうやって圧力を逃して
内部を損傷させない仕組みだったと思う。
しかし、3号機は違う。離れた4号機の建物の壁が外側から圧力を受けてひしゃげている。
http://livedoor.2.blogimg.jp/copipesouko/imgs/3/d/3d0dd11b-s.jpg
3号機を水素爆発と呼ばなくなるのはいつなのか?

原子力の平和利用というが、これでは核兵器所有と変わらないし、非核三原則の
存在の意味がわからねぇ。

今回の事故で、駐日大使館の外交官が避難しまだ日本に戻っていない国もある。
北方四島問題でロシアから大使を呼びつけ、その意味をニュースでやっていたが、
多くの外交官が日本から退避している本当の意味をまだ伝えるニュースなし。
日本の安全保障や外交問題に突入しているが、外務大臣も環境大臣も動きなし。ちなみに今の環境大臣は東日本大震災の防災対策大臣。

そして、プルトニウムの測定がきちんとされない背景には、原子力普及を推進してきた経済産業省は、元々規制行政ではないからだ。だから、原子力基本法や原子力災害特別措置法はゆるゆる。規制行政としての省は、環境省になるが、環境基本法d第13条では、放射性物質は除外され、原子力基本法で定めることになっている。
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H05/H05HO091.html
環境基本法の仲の大気汚染防止法や水質汚濁防止法、

つまり、カドミウム、ダイオキシン、PCB、水銀等を垂れ流すと処罰されるが、現状では東京電力は処罰されない。これは、環境基本法の存在すら意味がないものになってしまった。環境基本法、大気汚染防止法、水質汚濁防止法、土壌汚染対策法、農用地の土壌の汚染防止等に関する法律には放射能物質が除外されているが、議員や環境省の偉い国家公務員がやる気になればできることだ。
環境省のパブリックコメントには日本国民なら誰でも出せるから、投稿してみるべきだ。
http://www.env.go.jp/info/iken.html

放射性物質が環境省で規制できるようになれば、各地方自治体の環境局あるいは環境部が、放射性物質の測定機器を保有し、測定することになる。

他には、国立環境研究所に意見する方法がある。
放射性物質の測定に関するページがある。
http://www.nies.go.jp/shinsai/index.html

そして環境省が行う調査に、環境汚染物質を測定する技術の制度を高めることを目的とした調査がある。ここに放射性物質を扱うように意見してみることも良いだろう。
http://www.seidokanri.go.jp/summary.html



http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/685.html#c24

コメント [原発・フッ素9] 自由報道協会主催 孫 正義  記者会見  2011/04/22 愚民党
15. 2011年4月23日 18:17:42: kRY8hNqsYU
孫正義さんは日本のリーダーになるかたです
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/735.html#c15
記事 [自然災害17] 補足:松島五大堂のことなど
宮城県・松島の瑞巌寺では大きな被害はなく、拝観を再開したと公式サイトに出ていました。
http://www.zuiganji.or.jp/index.html
「国宝・瑞巌寺 東日本大震災について」

また、瑞巌寺付属で松島の只中にある五大堂、これも島に渡る橋やお堂は無傷だったようです。
五大堂の被害情報はこちらなど
http://blogs.yahoo.co.jp/kamadokami_device/19567148.html
「大津波 松島五大堂 」

西の名取川流域、東の空自松島基地など砂浜の海岸部では津波の損害がひどかったですが、松島湾の島々が波を分散してくれたのだとか。


でもって『仁王経』ほかにある「七難」の絡みで検索していて
http://www.tabizuru.jp/ouen/bunkazai/pdf/bun_003.pdf#search=%27%E4%B8%83%E9%9B%A3%20%E6%9C%80%E6%BE%84%27
「防災の秘教 熾盛光仏頂曼荼羅」
こちらを閲覧しました。

五大堂の創建は慈覚大師・円仁。
仙台平野の津波被害で言及されることの多い、西暦869年7月13日(貞観11年5月26日)の「貞観地震」でも五大堂は無事だったとのことです。

五大堂とは何ぞ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%94%E5%A4%A7%E5%A0%82
(ウィキ「五大堂」 ココカラ)
伝承によれば大同2年(807年)、坂上田村麻呂が奥州遠征の際に、毘沙門堂を建立したのが始まりとされる。
その後、円仁(慈覚大師)が延福寺(瑞巌寺の前身)を創建した際に仏堂を建立し、大聖不動明王を中央に東方降三世明王、西方大威徳明王、南方軍荼利明王、北方金剛夜叉明王の五大明王像を安置したことにより、五大堂と呼ばれるようになった。
(ココマデ)

http://www10.ocn.ne.jp/~mk123456/meio2.htm
「明王 古寺散策」
(ココカラ)
五大明王
明王の中で著名な五大明王は仁王経の五方五菩薩、すなわち五大力菩薩から由来しており、怨霊撃退・調伏の為の五壇法を根拠として本尊が制作された、
護国三部経の仁王経を典拠としている為に国家安寧・禁裏安寧・五穀豊穣を祈願する密教最大の修法とされる後七日御修法(ごひちにちみしほ)に使われる,
因みに後七日御修法とは明治以前には宮中に於いて正月七日から行われた修法で現在は教王護国寺で行われている

注5、五壇法  国家や天皇家の大事に置ける祈願や調伏、息災祈願を天台・真言の僧侶が行う密教の呪術で壇の上に本尊を置き密呪を行う修法で壇の置き方や五大尊の配置には違いがある、他に五大尊法・五大尊合行もある。
五壇法は五大明王を個別の壇に配置して行う修法であるが天皇家や藤原一門の権力の衰えと共に廃れる。

注6、後七日御修法(ごひちにちみしほ)とは全真言宗の管長、管主が七日間に亘り国家安寧などを祈願して行われる真言宗の最高秘奥儀典である、かっては禁裏に於いて行われていたが、現在は東寺で1月8日〜14日の結願まで行われている。
(ココマデ)

「防災の秘教」の文中では、原発の浄化に関連して烏枢沙摩明王の功徳が述べられていました。
(ココカラ)
汚染の難を消去する除染の明王は熾盛光仏頂儀軌の烏蒭渋摩。円仁は熾盛光仏頂曼荼羅に初めて烏蒭渋摩明王を登場させ、叡山東塔を完成させた。
烏蒭渋摩が生まれた古代インドの叙事詩マハーバーラタには核爆発を思わせる「インドラの雷」が出現する。古代インドの汚染に立ち向かった烏蒭渋摩明王が、過酷にも原発汚染
に身を曝して奮闘する人々に乗り移り、現代文明の危難を即滅させることをまさに固唾を呑む思いで祈るばかりである。
(ココマデ)

http://www10.ocn.ne.jp/~mk123456/usu3.htm
「烏枢沙摩(うすさま)明王」
(ココカラ)
梵語名 Ucchuoma ウオッチシュマンの音訳で鳥枢渋摩(うすさま)明王・穢跡(えせき)金剛・不浄潔(ふじょうけつ)金剛・火頭(かず)金剛など多くの呼び名が存在する。 

歴史的には古くインドでは火の神アグニを指しており、敦煌壁画にも見られ不浄潔金剛に名称があるように日本では主に寺院などの便所等にも置かれた、不浄諸悪を禊ぎする効能を持つとされ菩薩が覚りを開く為の修行中に諸悪からの防御の役割をする。

天台宗に於いては円珍請来の五大尊像から金剛夜叉明王に替わり五大明王の一尊である
(ココマデ)

うすさまみょうおう うちのトイレでもお札をまつっておりますよ。

また、貞観の富士山噴火(864年)に際しても、五大堂での祈りのことがあった由。
十重二十重に守られております。破れてないといいですが。
http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/237.html

記事 [昼休み46] 前田検事は、福島県知事事件も、小沢だけ捜査事件も、イエズスカイダの指示だったのかどうか、吐いてすっきりすべきです。

次へ 前へ
前田元検事に懲役1年6月の実刑=「裁判史上例ない犯罪」−FD改ざん・大阪地裁(時事通信社)
http://www.asyura2.com/09/nihon29/msg/749.html
投稿者 そのまんま西 日時 2011 年 4 月 12 日 20:08:12: sypgvaaYz82Hc

前田元検事に懲役1年6月の実刑=「裁判史上例ない犯罪」−FD改ざん・大阪地裁(時事通信社)

 大阪地検特捜部の証拠改ざん・隠蔽(いんぺい)事件で、フロッピーディスク(FD)内のデータを書き換えたとして、証拠隠滅罪に問われた元検事前田恒彦被告(43)=懲戒免職=に対する判決が12日、大阪地裁であった。

 中川博之裁判長は「わが国の刑事裁判史上、例を見ない犯罪」と述べ、懲役1年6月(求刑懲役2年)の実刑を言い渡した。改ざんの隠蔽については「内部調査に虚偽の説明をした」などと触れただけだった。

 判決によると、前田被告は2009年7月13日、郵便不正事件の証拠品として押収したFD内の文書の作成日時データを改ざんした。

 判決は「有罪立証の妨げになる証拠とも誠実に向き合う態度が求められる検察官の行為として、常軌を逸している」と批判。「特別の解析プログラムを用いずには有無を判別できないほど巧妙」と指摘した。

 また「FDは決定的な証拠ではなかった」との弁護側の主張は「重要な客観証拠で、村木厚子元厚生労働省局長に重大な不利益が生じる恐れがあった」と退けた。一方で「深い反省の態度を示し、今後も社会的制裁を受けると予想される」と述べた。(2011/04/12-11:56)


http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011041200045  


http://www.asyura2.com/11/lunchbreak46/msg/333.html

コメント [自然災害17] まだ地震兵器の存在が信じられない方は、 読売新聞記事とペンタゴンサイトを見てください(B・フルフォード) mrboo
75. 2011年4月23日 18:21:17: OpDr2cg7co
良くも揃ってアホな陰謀論者!
此処は自然災害カテゴリーですよ(笑)。投稿するなら戦争ですかね。

ほんとアホマスメディア・テレビ新聞大好き人間と陰謀論者は、食いつきと謂うか全く同じ人種だなぁ・・・

太古の昔からこれからも、地震はずーと有り得ますが、いつからどの地震から特定されたのですか?
どんな訓練された精鋭部隊が、どんな短期間で、どんな報酬で、どんな理由で起こしますか?
じゃぁ何故、気に入らない北朝鮮やイランやアフガニスタンに起こさないのですか?何故東京湾や北陸のもんじゅじゃなくて、三陸沖なんですか?
全くあほらしい(笑)。

此処へ来てコメントしてる事自体、嵌められているかも(笑)。
http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/200.html#c75

記事 [原発・フッ素9] 「立入禁止」(RFI・BBCの記事より)

(RFI)
http://www.rfi.fr/asie-pacifique/20110421-etablissement-une-zone-interdite-autour-fukushima

日本 
記事発表:2011年4月21日木曜日
最終更新:2011年4月21日木曜日

福島原発の周囲に立入禁止区域を設定

RFI


2011年4月21日火曜日、福島原発の周囲20kmが、発電所の地域を訪問した菅直人首相の発表によって、数時間後に立入禁止区域と発令される。目的は、健康に及ぼす危険が高いに、避難住民が区域内に帰るのを防ぐことだ。


RFI東京駐在記者フレデリック・シャルルの報告

原発事故が発生して6週間が経ち、福島原発周辺の8万人近くの住民が、半径20kmの区域から避難している。

避難区域を立入禁止区域に変更するために菅直人首相が選んだモデルは、ウィーンの原子力機関・IAEAが、チェルノブイリ事故の後に作成したものだ。

この禁止令に違反した人は罰金刑を受ける。50世帯近くの家族が、避難区域内でずっと生活しており、そこから離れるのを拒んでいる。避難を行い、避難区域外にいるどの家族も、1人だけが監視下にある自宅に戻り、財産を持ち帰ることが許される。

独立した専門家によれば、菅直人首相はIAEAに強制されて、立入禁止区域を制定した。IAEAが参加国に行使できる権限はわずかなのにだ。日本政府は、1時間ごとに計測される、避難区域内の放射能レベルを過小評価している。IAEAは、事故以降の集積放射能を、計測によって独自に算出し、立入禁止区域の設定を主張できるだけの高い裏付けが十分にあると考えている。

IAEA事務局長である日本人・天野行弥氏は、菅直人首相の下であらゆる権限を有する官僚たちと、運営会社の東京電力がこの証拠に屈したことについて、首相を叱責しなければならないだろう。


放射線の人体への被曝量を測定するための単位として、シーベルトが用いられる。
法定限界量:1人当たり年間1ミリシーベルト(mSv)
・ガンを発病するリスクは、放射線を受けた量に比例する。被曝線量が100ミリシーベルトを超えると表に現れ、シーベルト当たり5.5%増加する。
・IRSN(フランス放射線防護原子力安全研究所)のデータによれば、日本の発電所は施設のすぐ近くで、1時間当たり1ミリシーベルトを放出していた可能性がある。したがって、言い換えれば、放射能を浴びた人々は、1年間で浴びるのと同じ量の放射線を、1時間で浴びたことになる。

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(BBC NEWS ASISA-PACIFIC)
http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-pacific-13153339

2011年4月21日最終更新14:22GMT

日本は福島の避難区域への立入を禁止する


日本は、被災した福島原発周辺20km(12マイル)に設定された避難区域への立入を非合法とした。

3月11日に地震と津波が発生して間もなく、住民はその区域を退去するよう促されたが、この命令には法によって強制されたものではなかった。

この双子の災害によって冷却装置が停止し、発電所から放射線の漏れが続いている。

その間に、強い地震が東日本を襲った。マグニチュード6.1の地震が東京のビルを揺らした。

木曜日の地震の震央は、首都の東、千葉県だ。


検査

どれだけの人々がまだ避難区域で生活しているか、明らかではない。しかし、報道によれば、警察の調査では少なくとも60家族いる。

原発事故の後、政府はさらに、20kmの避難区域の外縁10kmに区域の設定を宣言し、その住民は屋内に留まるか、退去するかしなければならなかった。

後に、その地域の一部でも同様に、住民の退去が勧告された。「発電所は不安定な状態が続いている」と、枝野幸男官房長官は語った。

「安全面で大きな危険があるので、私たちは住民の方々に、その区域に立ち入らないようお願いする」と、同長官は語った。「不幸にも、この区域にはまだ一部の住民がいる。」

「今日…私たちはその区域を災害法に基づく警戒区域に指定することを決めた。」

同長官は、短時間の訪問が準備されると語った。各家族から1人が、所持品を取りに行くために2時間の帰宅を許される。帰宅者はその後、放射能汚染の検査を受ける。

不法にその区域に立ち入った人は、最高10万円(1200ドル、730ポンド)の罰金刑か、最高30日の懲役刑を受ける可能性がある。


避難は長引く

避難住民の大部分は、運動施設や体育館で生活しており、帰宅できる日を待っている。

避難生活は長引くかも知れないと、BBC・東京のローランド・バークは言う。東京電力(TEPCO)は、発電所を運営する立場から、9カ月以内に原子炉の冷却作業を終わらせることを目指すと語った。

その時点で、避難区域は見直されるだろうと、同記者は付け加える。

木曜日、菅直人首相は福島県の避難住民を訪ねた。報道によれば、同首相は帰ろうとしたとき、一部の住民に呼び止められた。

報道によれば、「もう帰るのか?」ある男性が尋ね、別の住民は「もっとリーダーシップを発揮する」よう、菅氏に求めた。

菅氏は謝罪し、「工程表を遅れなく、あるいは、早めに実施できるよう、政府は全体として全力を尽くしている」と付け加えた。

福島第一原発の作業員は、3月11日に停止した冷却装置の修復作業ができるように、放射能レベルの高い水を、原子炉建屋から排出する作業に取り組んでいる。

その日以降、緊急作業員たちは、損壊した原子炉建屋に入ることが全くできなくなっている。

建屋内部に送られたロボットの測定によれば、放射線のレベルが高く、作業員が長時間そこに留まることは不可能だ。

菅首相との会談に先立ち、オーストラリアのジュリア・ギラード首相が東京で声明を発表し、発電所の損傷によって生じた電力不足を補うために、日本に液化天然ガス(LNG)を安定的かつ確実に供給することを約束した。

「日本は復興する。オーストラリアも友人として助ける」と、同首相は語った。「私たちは日本の人々を大いに賞賛し、日本の将来を大いに確信している。」

この地震と津波で約1万4000人の死亡が確認され、1万3000人以上が行方不明だ。

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(BBC NEWS ASIA-PACIFIC)
http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-pacific-13155926

日本、原発周辺の避難区域立入を非合法化へ

(次のリンクより、Flashplayerによる動画記事をご覧いただけます)
http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-pacific-13155926

2011年4月21日最終更新12:08 GMT

日本は、福島原発周辺の規制を強化する。

施設周辺20kmの避難区域への立入が、まもなく非合法となる。当局の話では、立入を制限することにより、放射線被曝を食い止めるとともに、略奪行為を防ぎたいと考えているる。

ローランド・バークが東京から報告する。

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(投稿者より)

フランスRFI・イギリスBBCの両サイトに掲載たれた記事です。誤訳があるかもしれません。ご容赦下さい。

立入制限までする必要はあるのか、というのが率直な印象です。政府が防ぎたいのは、略奪者はなく、海外や独立系のジャーナリストのように思えますが、考えすぎでしょうか?

「警戒区域の設定は、IAEAが菅首相に強制した」との記述には、信じ難いものがあります。これは国家主権の一部に関わることだからです。ただ、逆に言えば、国際機関が声を上げなければならないほど、菅政権の対応は稚拙だということを裏付けている、という見方もできます。

RFIの記事の「シーベルト」に関する記述ですが、誤訳かも知れませんが、記述に不明な点があるように思えました。念のために、ウィキペディアの記述を下に付しておきます。

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(「シーベルト」より抜粋:ウィキペディア)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88#.E6.94.BE.E5.B0.84.E7.B7.9A.E8.A2.AB.E6.9B.9D.E3.81.AE.E4.BE.8B

放射線被曝の例

年間被曝量の例と1回あたりの被曝量の例を示す。
(実効線量(mSv): 内訳)

0.05:原子力発電所の事業所境界での1年間の線量。
0.1 - 0.3:1回の胸部X線撮影。
0.2:東京とニューヨーク間を航空機で1往復(高度での宇宙線増加)。
1.0:一般公衆が1年間にさらされてよい人工放射線の限度(ICRPの勧告)。放射線業務につく人(放射線業務従事者)(妊娠中の女子に限る)が妊娠を知ったときから出産までにさらされてよい放射線の限度。
1.2:1日1.5箱のタバコを吸う喫煙者と同居する人が、副流煙から受ける年間の線量。
1.5:1年間に自然環境から1人が受ける放射線の日本平均。
2.0:放射線業務従事者(妊娠中の女子に限る)が妊娠を知ったときから出産までにさらされてよい腹部表面の放射線の限度。
2.4:1年間に自然環境から1人が受ける自然放射線の世界平均(宇宙0.4、大地0.5、ラドン1.2、食物0.3の合計)。
4:1回の胃のX線撮影(2011年3月19日以前のバージョンでは「胃のX集団検診 - 0.6mSv/回」という説もある)。
5:放射線業務従事者(妊娠可能な女子に限る)が法定の3か月間にさらされてよい放射線の限度。
6.9:1回のCTスキャン
7 - 20:X線CTによる撮像。
10:日本国原子力安全委員会の指針では一般人の「屋内退避」。ブラジル・ガラパリで1年間に自然環境から1人が受ける自然放射線。
13 - 60:1日1.5箱のタバコを吸う喫煙者の年間の線量(タバコの葉に含まれるラジウム226、鉛210、ポロニウム210等からの放射線)。
50:電離放射線障害防止規則による放射線業務従事者(妊娠可能な女子を除く)が1年間にさらされてよい放射線の限度。日本国原子力安全委員会の指針では一般人の「避難」。自衛隊・消防・警察(妊娠可能な女子を除く)が1年間にさらされてよい放射線の限度。
100:人間の健康に影響が出ると証明されている放射線量の最低値(これ以下の放射線量についての健康被害は長期的なものを含めて、一部に論争はあるが、証明はされていない)。電離放射線障害防止規則による放射線業務従事者(妊娠可能な女子を除く)が法定の5年間にさらされてよい放射線の限度。電離放射線障害防止規則による放射線業務従事者(妊娠可能な女子を除く)が1回の緊急作業でさらされてよい放射線の限度。
250:福島第一原子力発電所事故での緊急作業従事者に限って適用されている被曝線量上限。白血球の減少。(一度にまとめて受けた場合、以下同じ)
500:リンパ球の減少。国際放射線防護委員会による人命救助を例外とする上限。
1,000:急性放射線障害。悪心(吐き気)、嘔吐など。水晶体混濁。
2,000:出血、脱毛など。5%の人が死亡する。
3,000 - 5,000:50%の人が死亡する(人体局所の被曝については3,000: 脱毛、4,000: 永久不妊、5,000: 白内障、皮膚の紅斑)。
7,000 - 10,000、10,001以上:99%の人が死亡する。ただし、頭部や胴体ではなく手足のみに被曝をした場合は、手足の機能に障害(熱傷等)が出る。

http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/770.html

コメント [雑談専用39] そこまでして巨人に勝たせたいんか!! (天木直人のブログ) 七転八起
04. 2011年4月23日 18:23:09: wGaSu5Yb0U
この選手、名前はよく知らないが、さも捕ったようなゼスチャーをしていた。
が、捕っていないことは本人がよく分かっているんだろう?
一塁で走者と交差するプレーなら、捕ったとアピールするのは当然だ。この場合は一旦落球した後でも、グラブに入っていればタイミングでアウトになるからな。
しかし、外野フライは一旦落とせばセーフなんだよ。
「僕が落としました」高校野球じゃないから、そこまで言う必要はないが、落とした球をワザワザ捕ったように見せかける必要があるのか?
しかも試合後のコメントで、うまくやっただろ!みたいなことまで言って、恥ずかしくないのかね。
ったく、この球団は上から下まで腐っているなあ。
あ、ゴミウリが親会社だったっけ。
http://www.asyura2.com/10/idletalk39/msg/315.html#c4
コメント [原発・フッ素9] 福島原発、当初は事故でない「レベル3」と評価 保安院(asahi.com) 赤かぶ
06. 2011年4月23日 18:23:36: FKVMEhzyKM
02さん、参照してください!

●原発推進御用学者と言われてる専門家一覧
(原発・放射能は安全ですのデマ)

★東京電力から、東大、東工大、長崎大などに、大量の資金援助

東工大 有富正憲 1号機の煙は爆破弁の成功です
東大 関村直人 NHK出ずっぱり、原子炉の設計、プラントに関してはほとんど知らない。
阪大 山口彰  3号機炎上中でもIAEAで原子力の推進しよう。福島原発の事故はスリーマイル以下。
広島大 星正治  おまえら、心配しすぎで健康を損なうぞw
東大 中川恵一  放射線をあびてもDNAの修復能力で大丈夫
東大 諸葛宗男  いまの汚染のレベルは、現場に1時間立っていても、レントゲン検査の10分の1
日本原子力技術協会前理事長(現最高顧問) 石川迪夫 スリーマイルの数倍ですよ。わはは @報ステ
近畿大 伊藤哲夫 年間100ミリシーベルト浴びるまで一切問題ない
広島大 神谷研二 日本の数値は非常に厳しいです。基準値を1年間食べ続けても問題ない。
東工大 松本義久 茨城のほうれん草は、メチャメチャ食べて300年続けたら、人体にも影響があるレベルです
東京大学 岡本孝司 
長崎大学 山下俊一
長崎大学 長瀧重信
その他・・中村仁信 稲恭宏  菊池誠

みんなの記憶に刻みましょう。

http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/763.html#c6

コメント [原発・フッ素9] 小原課長、「一日あたり、100兆べクレル」 - 政府の「放射能隠し」はとんでもないレベル!? 千早@オーストラリア
30. 2011年4月23日 18:25:13: GVMFy9UA0g
>28


ソウいう " 愚問 " を発してる段階はトックに昔に過ぎてるベ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


この2人に RichardKoshimizu を加えて、日本に於ける 「 ロスチャイルド宣伝工作3人集 」 ッテェのは、もはや常識ナノデ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


小物の雑魚で言えば、他にも青山繁晴とかイロイロ居るけどナ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/695.html#c30

コメント [原発・フッ素9] 菅は福島の小中学生を殺すのか 75.9%の学校が被曝量オーバーなのに放置のア然 (日刊ゲンダイ) 赤かぶ
54. 2011年4月23日 18:26:48: 05UhnFBHRM
何年か経ち東北の方ががんになっても政府は因果関係は薄いと言うだろう。だから繰り返し安全ですって言う。証明するのは難しい。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/700.html#c54
コメント [お知らせ・管理19] 日さんの投稿1つを削除しておきました。 管理人さん
07. 日 2011年4月23日 18:27:24: IR1H95zbmUf8k : N412ZjBqfw
すみません。では雑談に投稿し直します。よろしいでしょうか?
http://www.asyura2.com/10/kanri19/msg/706.html#c7
コメント [原発・フッ素9] 汚染土壌浄化「ヒマワリ作戦」…復興の象徴にも jesusisinus
14. 2011年4月23日 18:28:01: OMWy2px9Do
お、いたいた。
阿修羅のマスコット。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/747.html#c14
コメント [原発・フッ素9] 東電、海外事業売却へ=原発賠償に数千億円規模 ← やはり解体しかない! jesusisinus
05. jesusisinus 2011年4月23日 18:28:31: veLsqfdw2ggms : EkRv5h7dIk
04>>

福島第一原発の冷却系が回復したくらいの時点で、特捜が、原子力安全委員会・原子力安全保安院・東電役員・電事連・原発関連法人幹部を一斉に摘発逮捕したら、もう一回認めてやっても良いがな…

原子力○○法違反や業務上過失致死以外にどんな罪状が掛かるのか解らんが、全体の損害規模は国家転覆罪にも等しいレベルだからな…

これで特捜、動かなかったら、後は自衛隊のクーデターしかないもんな…

http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/750.html#c5

コメント [原発・フッ素9] 福島原発、当初は事故でない「レベル3」と評価 保安院(asahi.com) 赤かぶ
07. 2011年4月23日 18:28:54: FKVMEhzyKM
追加です。
ウィキにhttp://www47.atwiki.jp/goyo-gakushaで御用学者一覧あります。

スレッド参照ください。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/763.html#c7

コメント [原発・フッ素9] 原発事故のツケを国民に廻すな! jesusisinus
14. 2011年4月23日 18:31:23: lkKuW5fN8N
2003年に関西電力の会長は、10億円以上の退職金を手にした。
東電も、とーぜん今回の事故がなきゃ、庶民から徴収した
電気代から、役員全員が億単位の退職金をもらったろう。

まずは、そのために積み立ててる、どこかにこっそり隠してる
金を全部出せ!!!役員は今後全ての給料を、孫社長みたいに
献上せよ。
ついでに過去にさがのぼれるだけの役員からも私財没収してほしい。

本来ならこうした過去と現在の役員どもが、進んで義捐金?賠償金?
を私財から放り出すべきでしょう!!
そういうこともせず、電気代や税金でって、一体どこまでふざけて
んだ!!!!!!!!!
経営陣も経営陣なら、新人社員に至るまで、人間のクズの集団だな、
東電は!!
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/724.html#c14

コメント [原発・フッ素7] 敷地土壌からプルトニウム=「通常の濃度レベル」―福島第1原発 めっちゃホリディ
19. 2011年4月23日 18:32:08: C7HkTOr3Q6

3号機の爆発が1号機と同じ水素爆発だったら、どうして黒い煙が出たり建物の下から閃光が出たのか?
水素爆発なら水蒸気が出るし、瞬間的。
対して3号機は燃焼物が混ざっているから黒煙だし、燃焼時間も長い。
しかも4号機に向かって閃光が出ている。
http://www.youtube.com/watch?v=T_N-wNFSGyQ&feature=player_embedded
建物の下側の壁の厚さは、ずっと厚いから内部部もその爆発圧力がかかったと見て良いはず。
1号機の建物上部のパネルがきれいに吹き飛んだのは、そうやって圧力を逃して
内部を損傷させない仕組みだったと思う。
しかし、3号機は違う。離れた4号機の建物の壁が外側から圧力を受けてひしゃげている。
http://livedoor.2.blogimg.jp/copipesouko/imgs/3/d/3d0dd11b-s.jpg
3号機を水素爆発と呼ばなくなるのはいつなのか?

原子力の平和利用というが、これでは核兵器所有と変わらないし、非核三原則の
存在の意味がわからねぇ。

今回の事故で、駐日大使館の外交官が避難しまだ日本に戻っていない国もある。
北方四島問題でロシアから大使を呼びつけ、その意味をニュースでやっていたが、
多くの外交官が日本から退避している本当の意味をまだ伝えるニュースなし。
日本の安全保障や外交問題に突入しているが、外務大臣も環境大臣も動きなし。ちなみに今の環境大臣は東日本大震災の防災対策大臣。

そして、プルトニウムの測定がきちんとされない背景には、原子力普及を推進してきた経済産業省は、元々規制行政ではないからだ。だから、原子力基本法や原子力災害特別措置法はゆるゆる。規制行政としての省は、環境省になるが、環境基本法d第13条では、放射性物質は除外され、原子力基本法で定めることになっている。
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H05/H05HO091.html
環境基本法の仲の大気汚染防止法や水質汚濁防止法、

つまり、カドミウム、ダイオキシン、PCB、水銀等を垂れ流すと処罰されるが、現状では東京電力は処罰されない。これは、環境基本法の存在すら意味がないものになってしまった。環境基本法、大気汚染防止法、水質汚濁防止法、土壌汚染対策法、農用地の土壌の汚染防止等に関する法律には放射能物質が除外されているが、議員や環境省の偉い国家公務員がやる気になればできることだ。
環境省のパブリックコメントには日本国民なら誰でも出せるから、投稿してみるべきだ。
http://www.env.go.jp/info/iken.html

日本の環境規制行政である環境省で放射性物質が規制できるようになれば、各地方自治体の環境局あるいは環境部が、放射性物質の測定機器を保有し、測定することになる。

他には、国立環境研究所に意見する方法がある。
放射性物質の測定に関するページがある。
http://www.nies.go.jp/shinsai/index.html

そして環境省が行う調査に、環境汚染物質を測定する技術の制度を高めることを目的とした調査がある。ここに放射性物質を扱うように意見してみることも良いだろう。
http://www.seidokanri.go.jp/summary.html
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/939.html#c19

コメント [原発・フッ素9] 小原課長、「一日あたり、100兆べクレル」 - 政府の「放射能隠し」はとんでもないレベル!? 千早@オーストラリア
31. 2011年4月23日 18:36:50: VikBh5AKvE
>>30
ベンジャミン・フルフォード氏が所属している白龍会という組織は
ロックフェラー系じゃなくロスチャイルド系の
諜報団体か政治結社か何かなのでしょうか?
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/695.html#c31
コメント [原発・フッ素9] 菅は福島の小中学生を殺すのか 75.9%の学校が被曝量オーバーなのに放置のア然 (日刊ゲンダイ) 赤かぶ
55. 2011年4月23日 18:39:02: G5WaNp5SMk
福島市の住民です。池田さんのブログにコメントしておきました。怒っています。

「前のコメンテーターさんに全く同意です。福島市民ですが、今、ここでは「100mSV/年までの被ばくは全く健康にリスクはない、妊婦・胎児にも影響ないことをICRPが勧告している、10μSV/時までなら子供を外で遊ばせて問題ない、洗濯干しも布団干しも室内換気も問題ない」などとした行政主体の安心キャンペーンがテレビ・ラジオ・広報紙・講演会などで行われています。20mSV/年が計画退避地域の基準値とされ、また子供達の安全基準値として適切なのかと問題にされているときに100mSV/年とか10μSV/時とか、あまりに現実離れの内容なので、福島市の広報課にクレームを行ったところ、県からの要請もあって行っている。20と100の違い等は防災上の基準値と健康リスクからみた医学的基準値との違いで、長崎大学の山下俊一教授の監修をいただいているとの呆れた回答でした。この山下氏は御用学者で原子力損害賠償紛争審査会の委員でもある。国と県は、これ以上対象区域を広げると福島、郡山などの100万人の新たな避難民が生まれると恐れ、基準は甘く取りたいという思惑がプンプン・・・まだ原発汚染は続いているのに無責任の極みと怒!」
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/700.html#c55

記事 [雑談専用39] グランドデザイン2 (1は災害板に投稿) 日本と世界を救うNRS構想

下稿は8年ほど前に2chに投稿したものです。
構想はその更に8年ほど前に起案。理念にブレはありませんので、そのまま掲載します。


日本と世界を救うNRS構想(2ch投稿)
2010/07/29(木)
http://money.2ch.net/seiji/kako/1046/10461/1046152080.html

1/33
 どの国の産業も動脈産業に対する静脈産業の比率が圧倒的に少ない。
これが現代文明の抱える病巣の根本です。人体がもしこのような状態に置かれればどうなるか、今こそ自然の摂理を手本とし、人類は謙虚に反省しなければ死は目前なのです。

批判ではなく、そう反省です。
本当に反省したなら、正にそこにこそ明るい未来が隠されていることに気づくべきです。
つまり、本来動脈産業と同じウェートで潜在する静脈産業の勃興が可能なのです。
従来の公共事業としての静脈産業ではありません。動脈から静脈へと正しく還流する、=で結ばれた官民一体となった全く新しい静脈産業の事です。
経済はそこにこそ活路を見出し、この眠れる超巨大マーケットを興した時、同時に動脈産業の血流も活性化し、地球環境も浄化され、失業問題は永久に解消されます。


191 名前: 。、 ◆pR1J3MkHa6 投稿日: 03/03/09 00:07
2/33
このリサイクル政策を私は三段構えで構想しております。
 第一段階 物のリサイクル(血液循環)→ RNS構想
 第二段階 人のリサイクル(脳内伝達)→ テレブレーン構想
 第三段階 知のリサイクル(知覚神経)→ 痛覚発信網構想

RNS構想

 リサイクルネットワークシステム。略してRNS。大規模にして実現容易、その根幹を成す仕組みも、ノンコンピューターです。
 本構想の起案は約8年前。これまでの間にその実現に向けて、考えられる限り練り直し改良を加え、ここに提唱致しますが古くなったデータ(約5年前)に関わり無くその意義は不変とご理解戴けるはずと信じ、無修正で転記します。

192 名前: 。、 ◆pR1J3MkHa6 投稿日: 03/03/09 00:10
3/33
はじめに
 5月23日付読売新聞コラムの要約だが、大半のスーパーの食品売り場は、入り口から野菜、そして魚、肉類の順番に並び、奥さんが台所で料理する順番に配列してあるという。
そしてこのアメリカで考えられた理論に基づかず、我流で順番や配列を変える店の売り上げは必ず落ちるらしい。以下続く一節を引用する。
「配列の変更ぐらいで行動を変える消費者にとって最近の変化はあまりにも大きかった。金融機関の相次ぐ大型破綻、高齢化社会の到来を前にした負担増というショックが財布の紐を固くした。
政府の総合経済対策で一番欠けていたのは、そうした消費者心理の分析ではなかったか。(中略)消費を回復させるには、国民に不安を与えた元凶に真正面から取り組むことである。」

193 名前: 。、 ◆pR1J3MkHa6 投稿日: 03/03/09 00:14
4/33
 バブルの崩壊を引き金とした日本およびアジア各国に吹き荒れる経済不況、景気の低迷は未曾有のものとなった。
政府がこれを打開する為に打ち出した特別減税の効果も、貯蓄思考の国民性を考える時、懸念せざるを得ない。
 だが早急に消費の回復は待たれるところであり、これに伴って官民のリストラ(行財政改革並びに金融ビッグバン、生産効率やコストの改善など)も急務であり、
これらを悉く成功に導いて、不況脱出の糸口に繋げねばならない。
 2005年度を目処に郵政3事業の国営公社化も一応は決まったようである。もとより、官業が民業と競合して国益は得られまい。
民業の発展の上に官業があって、官業は民業の後ろ盾として存在している筈である。
 だが、こうした理念を踏まえても、昨今の経済活動(企業と消費者、及び企業間、個人間)に占める通信と郵便の役割は、
その可能性と影響力の点に於いて、民業には成し得ない、何か計り知れないものが在る。そこで民業のみに留まらず、消費者をも含めた、
中立で信頼し得る後ろ盾としての郵便事業と、その在り方について、今一度提案を試みたい。


194 名前: 。、 ◆pR1J3MkHa6 投稿日: 03/03/09 00:18
5/33
 本省改革案が、そのディテールでは今後の課題とする所も多いようであれば、
案件の一つとして検討に値するかどうかをご精査戴き、多少でもお役に立てれば幸いである。
                  ◇

 郵政外務短時間夜間職員として採用され、約半年が過ぎた。
考えてみれば当たり前の事だったが、やってみて初めて実感し、身に染みて気付かされたことがある。
 それは、対象が宅配便などと違って区域の全家屋、全住人という、比類なき密度と頻度の配達業務という点。
加えて、重要な個人情報を扱う以上、高い信頼性と正確性を保たねばならぬ業務であるという点。
 従って、各郵便局員は配達する区域の、複雑に入り交じった番地表示や表札の全て、その住宅地図の丸ごとを、
リアルタイムで正確に把握、暗記しており、能率的な区分け、差し立て、道順組み立てに習熟していなければならない。
 いったい他にどんな職種のプロが、これ程まで軒並み正確に、一軒ずつ覚えているものだろうか。
車が通れない細道や地図にすら無い裏道もバイクで走り回り、道路の網の目の細部まで知り尽くしている。
又、そうでなければ、毎日の限られた時間の中で、滞り無い配達が可能で有りようはずも無いのだと云うことを、
軽い驚きと共に認識した上で、この事を踏まえた提案と致します。

195 名前: 。、 ◆pR1J3MkHa6 投稿日: 03/03/09 00:21
6/33
1. 目的
 ここに提案するシステムは、利益優先、企業都合による消費経済・産業構造から脱皮し、企業と消費者双方のニーズを満たしつつ、本来あるべき官業主体の産業システムの構築を目指す。
そこからあらゆる浪費の構造と経済不況の解決の糸口を掴み、次ステップの雛型とし、その突破口を開きたい。つまり「防災」「人」「神経」ネットワーク(7Dで説明)の応用へと発展させる事である。

2. 理念
 自然のリサイクル(循環)システムから学ぶ時、資源は、本来無限に使い回していける可能性を秘めている。
これを有限と決めつけ、しかもそうと知った上で浪費し、その上で成り立った「文明」とは砂上の楼閣に過ぎない。
 それでも社会は、成長率病に侵され、生産神話を信じ、目先の利益と互いの欲望の実現に向かって人々が競争し合っている。


196 名前: 。、 ◆pR1J3MkHa6 投稿日: 03/03/09 00:24
7/33
 その「使い捨て文明」或いは「F1品種文明(次世代へと受け継ぐ種を宿さない)」を生み出している、とてつもない浪費や無駄の中にいて、
どうにもならぬと諦め、目をつぶりつつ、社会に背を向ける閉鎖的な姿勢が、良識有る人々の中にも有ることを懸念する。
 この致命的な文明の欠陥にまず取り組み、解決出来なければ真の福祉国家に生きる事は適うまい。
システムとしてのリサイクルに取り組み、社会の浪費を極力押さえ込む施策を、可能な限り取り続ける事は、そのまま究極の社会のノウハウに育って行くはずである。
 これまで重ねてきた幾多の「文明の失敗」も、そこから学び取る事で、人々の意識の変革になれば、必要悪としての存在価値だけは見い出す事が出来るはずである。

197 名前: 。、 ◆pR1J3MkHa6 投稿日: 03/03/09 00:28
8/33
3. 現状の問題点(浪費と廃棄)
 浪費とは何か?使えるものを使わずに、その価値を無駄に終わらせる事であり、更にこれを廃棄するためのコストも上乗せして、幾重にも浪費を浪費の上に重ねて行く事である。
@ 企業と個人の浪費
 企業にとっては「売り物の商品」が第一。売り上げる迄のその価値を維持する為に使われる手間と時間と資材だが、
その役目を果たした後に残る物をゴミと呼ぶが、実は資源(売れ残りの商品も含む)である。
この資源は企業にとって、再度商品を守り得る価値を認められねば、無用の物となり、廃棄するだけである。
この事例は多岐に渡り際限が無く、数例のみ取り上げてみよう。
● 外食産業やスーパーで、一定時間毎に売れ残った食品を、無分別に、ごみ箱へ投棄している。
● 梱包/運送業で、輸送時の商品保護のための木材などが、数時(日)間の役目を終え、廃棄される。
● 倒産や廃業した事務所、工場、飲食店などで、使用に全く問題のない机やテーブル、椅子やソファー、器具、機械などが放置、又は廃棄されている。
時間と共にこれ等は荒らされ、錆び付き、風雨にも晒されて、やがて本当のゴミとなって行く。

198 名前: 。、 ◆pR1J3MkHa6 投稿日: 03/03/09 00:30
9/33
● 某巨大自動車工場内には、二十〜百人以上の規模で百ヶ所以上の事務所が散在する。そこではほんの2,3行のデータのプリントアウトでもB4大のストックフォームが無造作にミシン目の単位で剥ぎ取られていく。
百人からの事務所では、こうして安易にこの用紙が、一日数箱消費される。工場全体では、少なくとも推定一日百箱の紙資源が消費されていよう。更に、日本全体では…、そして世界全体では…。
全く、一々とり挙げていては、日が暮れる。日本、及び世界全体のこれ等の資源浪費をたった一日でも抑える事が出来たら、それだけで世界の飢餓や貧困が、少なくとも一年間は解決出来るのではないか。
それ位途方もない浪費、とだけ強調しておこう。そして問題の焦点は、これ等を解決する社会システムの不在なのである。

199 名前: 。、 ◆pR1J3MkHa6 投稿日: 03/03/09 00:34
10/33
A システムの不在(中古品の流通不足)
 購入希望者には普通、それを必要とする動機と、計画的なニーズ(品目タイプや価格や数量)に基づいた選択肢というものがあって、そこから外れた品物には購入意欲は全く起こし得ない(衝動買いはこの限りではないが)。
 リサイクル市場の既存の媒体として、雑誌上の交換・売買情報、ガレージセールやバザー、フリーマーケット等(追記でネットオークション)はあるが、どれも限定区域上の特性で、その宣伝周知には限界があり、品目にも限りが有る。
そうした中で売り手は、ただひたすらに買い手側の検索労力に頼って待つしかなく、買い手は希望に沿う物品とのラッキーな出会いを期待するものであろう。
 運良くニーズを満たすものに出会えても、その出会いの場所が次回もニーズを満たせる場となるか何の保証も法則性も見い出せない。
それはその場限りで終わってしまうものなのだ。
 質屋などのリサイクル店舗にしても在庫のリスクを背負う分、条件は尚更、上記媒体よりも悪くなる事は、言うまでも無い。
 更に特筆しなければならない事は、いかに広く民間に浸透して、定着するシステムにしようとしても、利益が互いに反比例する売り手と買い手の、
どちらが主導する運動にもシステムとしての矛盾は根本的に解消されない事が明らかだという事である。

200 名前: 。、 ◆pR1J3MkHa6 投稿日: 03/03/09 00:39
11/33
4. 企画
 これ等を解決するのに、最先端技術に頼る事や、今以上の文明の進化を待つ事は必要ではない。
不必要な所から必要とされる所へ、物資を無駄なく廻してやれるシステムが考案されれば良いだけの話なのである。
 不動産や車など、高額な中古売買システムなら、一応は存在する。
しかし、他の中古品の流通システムがネットワーク化されているとは云い難い。
 前記リサイクル媒体に欠けるもの。通信と物流を司るネットワークシステム(ネットオークションとて例外ではない)。
そしてこれを推進し、主導権を取り運営もする公共的に中立な組織。これが提案されていない事。
そして、そんなネットワークを検討してみようとする動きが、それこそネットワークを持たぬ個々の消費者サイド(中小企業も含め)からは発信しようも無い事。
ならば、郵便局が主体となるリサイクルネットワークシステム(RNS)を構築してみてはどうだろうか。
 中古品の既存の流通システムには大別すると三つのタイプが有る。
@ 取扱者が手数料をとる形(中古家屋、追記でネットオークション)
A 仕入れや在庫リスク{歩留り=売れ残り。店舗、倉庫の維持管理経費}を考慮した利益上乗せの形(中古車、質屋)


201 名前: 。、 ◆pR1J3MkHa6 投稿日: 03/03/09 00:41
12/33
B 中間業者のいない直接取引(誌上交換、フリーマーケット、ガレージセール。)
ここに第四のシステムとして、提案したい。
C 全国郵便局の集配局による、売買情報の掌握と管理、及び斡旋と保険事業である。 
 端的に言ってしまえば、人宛の郵便があるように、これを物宛に置き換え、さらに銀行の不良債権処理とも絡んだ、
監督と保証(補償)機能をプラスした新たな通信販売システムとでも云えようか(5で説明)。
 その全権を委任され、企業ネットワークをも取り込んで、売主は売却代金を現金ではなく、企業別商品券としてこれを選択して受け取る形を構築する。

202 名前: 。、 ◆pR1J3MkHa6 投稿日: 03/03/09 00:46
13/33
すると全国の家庭、企業に眠る失敗した購入品や場所を取るだけの不要品が、全動脈産業の新製品と化す魔法。
つまり一万円の商品の所有者が企業から消費者に移っても、後日その時点その中古価格(たとえば5千円)と同等の新たな売上を産業界に保証する(企業の手を離れた後も、良品は二度以上売れる。その恩恵は全産業界への需要増加として戻って来る)。
不要品売買の金の流れ(静脈)が、当事者同志、又はその間に入る中間業者で断ち切られていては静脈産業は興せない。
だが再びこれを動脈に還流すると、中間業者に流れる分の金が当事者双方へ折半して利益として流れる事にもなり、積極的新品購入層(高所得者)から節約買い控え我慢層(低所得者)へのリサイクルシフトの流れも活性化し円滑に行われる。
すると部屋の中も整理され、居住性も向上するし、官業の無用なゴミ処理支出が大幅に減ずるだけでなく、新たな新製品購買余力も消費者には発生する(上記の五千円+その恩恵による売買当事者、産業界の新たな消費意欲)。
お金は使ってこそ初めて価値をもつもの。売主が代金を金で受け取って「ハイさようなら」では、間に入る企業に何のメリットも無く、それこそ手数料でも取って不透明な利鞘を稼がせる口実を作る事になる。

203 名前: 名無しさん@3周年 投稿日: 03/03/09 00:50
。、さんて職業何ですか?
学生の論文みたいに貼りつけられても...。
参考文献は?
どこが自分の意見?
全部で33もあるんですか。要約して書き込んでほしい。
自分の思い入れを語るのはいいし、2CHは言い捨て型の掲示板の面もあるのでいいんですが...。


204 名前: 。、 ◆pR1J3MkHa6 投稿日: 03/03/09 00:57
合いの手ありがとうございます。質問には後で答えますね。
14/33
 企業にはこの取引分同等の本業の新製品が売れて利益が得られる事を保証してやりさえすれば喜んでこのシステムに協力するはずだ。
繰り返すがこの手法により新製品購買意欲はむしろ倍増するといっても過言ではないのである。いずれお金は使うもの。
売主はどうせ死蔵している不用品が売れて、例えばそれが米などの生活必需品に替えられるならば誰にも異存は有るまい。

205 名前: 。、 ◆pR1J3MkHa6 投稿日: 03/03/09 01:01
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5.構成(シュミレーション)
◎ 登場人物と、その設定
            A 売主(東京在住)
@ 衝動買いしてしまった20万円のパソコンだが、早くも新機種が出て買い焦ったと後悔し、買い直すために多少の損を覚悟して質屋に持って行くと、8万円にしかならず(質屋での売値は14万円)売るのを止める。
A 使っていないストーブが物置に有り、場所食いなのだが廃棄することも出来ず、欲しいという人も見つからない。
            B 買主(北海道在住)
@ 機能さえ満たしていれば旧式でも構わないから、質屋の相場以下でパソコンを手に入れたい。
A もう一部屋暖房したいので、ストーブが欲しい。しかし新品を買う程ではない。
            C 大手コンビニエンスストア
 来店無くして売上は無い。とにかく集客力アップのための、あらゆる施策には枚挙に暇がない。消費者のあらゆるニーズを分析し、可能な限り実行する活力に富む。
実例 @宅急便の取り扱い。A公共料金の支払い窓口のサービス。などで店に足を運ばせて、商品の販促機会を増やす努力を惜しまない。

206 名前: 。、 ◆pR1J3MkHa6 投稿日: 03/03/09 01:04
16/33
            D 大手運送会社
 かつての運送業界の顧客対象は企業のみであった。当時の常識としては大口輸送は利益を得る為に必然の手段であり、個人顧客の市場開拓などは対象の外であった。
この未開発の分野にいち早く目を付け、各戸別の宅配便システムを開発した業界のパイオニアは、其の画期的な成功に勢いづいて次々に新たな企画商品を打ち出して行った。
実例 クール&スキー宅急便、引越しシングルパック、ギフト&特産品パックなど、市場の開発に今だ余念が無い。
            E 郵便局
 巨大ネットワークとして既に存在する。ここでは売買情報の管理采配メディアとして、企業(作り手)と消費者(売り手と買い手)双方にとっての中立で信頼し得る機関の役目を担う。
その事業拡大と民業を圧迫する分、ゆうパックは廃止し、変わりに郵貯/簡保に新分野が登場する。
            F 銀行
 このシステムによって不良債権が、処理どころか回収可能となって行き、すぐに優良債権と化して、多大な恩恵を蒙る機関。

207 名前: 。、 ◆pR1J3MkHa6 投稿日: 03/03/09 01:05
17/33
            A sA(サ)プライヤー(売り手)
            B バイヤー(買い手)
            C コンビニ
            D 運送業はドライバー
            E 郵便局が中心となるエンタープライズ(大事業)
            F 銀行はファンド(資金)
                    とでも覚えて下記をお読みください

 ◎システムの大ざっぱな流れ
A@「諦めていた買い手が見つかるかも」と、最寄のCへ登録用紙(C@で説明)
  を取りに行く。
A登録用紙に必要事項を記入、200円切手を貼り全権をEに委任するサインをし、
 物品宛ての郵便番号を記入してポストに投函。この時用紙の複写一枚目と半券
 を手元に残す(EAで説明)。
B 後日、売買中間価格通知(EEで説明)がEより届く。中止又は承諾のサイン
  をし、手元の半券でEへ再度同様に申し込む。
C更に後日、取引決定通知(EFで説明)がEより届く。無償譲渡も同様。
D数日後(BCの後)、希望の企業別商品券とプレミアム商品券(CCで説明)
 がDによって届けられる。これは同時に売買対象品との引き換え集荷でもある。
 この時、プレミアム商品券を貰う立場のAが、物品発送料をその場で支払う(無
 償譲渡や低額取引のケースは除く)。券は期限内に、通用する同系列のCや各
 企業店舗にて、使用する事が出来る。

208 名前: 。、 ◆pR1J3MkHa6 投稿日: 03/03/09 01:07
18/33
B@Aに共通
 A “
 B “
 C “
DEからの取引決定通知を受けて、指定先のCに立ち寄り代金を支払い、レシー
 トを受け取る。
E数日後(ADの後)、Dから取引対象品が配達される。希望品であることを確
 認の上、これを受け取る。

C@保険付き売買登録用紙{※往復はがき大の三枚複写式用紙。売り(A用)と買
  い(B用)の用紙は色分けで区別がしてあり、売買対象物品の種類、品名、規
  格、性能、特徴(不良や傷の有無、状態、年式など)が数字表記される。これ
  はそのままEの物品担当集配局の各差し立て宛郵便番号となる。加えて、双方
  希望価格、Aの指定する企業別商品券aA最寄のCの所在地(Bのみ記入)共
  にEへの全権委任状と契約事項の承認などを記入する欄がある}を常備。
 A企業別商品券カタログを作成し、このサービスの宣伝周知に努める。
B B居住地のCに、取引決定の概要がEより通知される(EGで説明)。

209 名前: 。、 ◆pR1J3MkHa6 投稿日: 03/03/09 01:11
19/33
C Bが代金を支払いに来店する。代金受領時にレジに売上を立て、レシートをB
 に渡す。又、本人宛の宅配便送り状を記入してもらい、その後Cの代筆で送主
 Aの氏名住所を記入。A指定の企業別商品券とプレミアム商品券(Cにとって、
 商品の店頭陳列や保管スペースが不要で、当該企業にとっては受注分の仕入れ
 計画と、前渡し金による運転資金及び金利運用益が見込まれ、確実に自店の売
 上を保証する、全く都合の良い通信販売となる。従って、事実上これらを肩代
 わりするAに対し、C及び当該企業はこの取引額の数%分を別に上乗せした、
 プレミアム商品券を発行する義務がある。これによりAの送料負担の軽減、B
 の前払い行為へのメリットを持たせて、本システムの一層の理解と普及を図
 る。)を添えてDに渡す(つまりAに対し送付する)。
D 取引成立伝票をEに発信。Eに月〆で1〜3%の保険付き手数料(Eが保証す
 る万一の事故の保険掛け金に相当する。)を納める。
D 従来の宅配便とほぼ扱いに変わりなし。労せずに売上が飛躍的に伸びる立場。
  Cと同様の保険付き手数料をEに納める。
    


210 名前: 。、 ◆pR1J3MkHa6 投稿日: 03/03/09 01:16
20/33
E@物品別・条件別に設定した各番号を連続して繋げ、物品の郵便番号とし、これ
  の宛先を、全国から約3,000の集配局からこれを割り当て、リストを作成。C
  作成の企業別商品券カタログと共に、E及びCに配布する。
 A売買希望者はCやEに備え付けのカタログ&リストで、物品別・条件別に設定
  されている取引対象中古物品の各番号を調べ、それを繋げて物品の郵便番号と
  し表記すれば、物品担当集配局の各差し立てボックス宛に届く仕組みにする。
  これに取引成立までの二往復分の200円切手(お見合い検索は無料)を貼り、
  ポストに投函すれば良い。
 6の項で述べるが、この市場規模は超巨大で情報量も膨大であり、現代のコンピューターでも恐らく対処不可能(そのソフト開発や初期入力の手間、その入力ミス、逐次データ更新等)と思われる。
しかし、以下に述べる手法では、情報入力の手間と責任はAB自身の肉筆が負い、郵便局という組織を使いむしろコンピューター以上の情報処理が可能になる。
先ず、約3,000の集配局(全体では4,000局以上)それぞれが手分けして、ある特定の物品専門の引き受け窓口となるのである。


211 名前: 。、 ◆pR1J3MkHa6 投稿日: 03/03/09 01:18
21/33
 6のAで算出の引き合い件数を元に、これらの局にAB併せて年間1億2千万件の申し込みが想定される。
だが、郵政省発行の本年版「明日の郵政」によれば、平成七年度の郵便物数は、なんと247億8千6百万通。僅か0.4%に過ぎない。
言い換えれば一局当たり4万件、月間で3,000件強、一日では100件強の情報量に過ぎない。これはABを含む数であるから、条件一致のお見合い検索カード合わせは一日50件程ということになる。
仮に、これが10倍でも、トランプのババ抜きの数合わせのような手作業で、対処が可能なのだ。
 B収集した売買登録申し込み用紙は、地元の統括郵便局で先ず、グレー&ブラッ
  クリスト(Hで説明)チェック(バッチ処理)。過去にこのシステム内でトラ
  ブルを起こし、ブラックに該当した人物のものは封筒に入れ、返送される。
 C統括郵便局は、先ずその地域で売買条件が一致するケースを検索照合するため、
  AB用紙の各複写二枚目をファイルし、残る複写3枚目を、全国の各物品別担
  当集配局へ転送する。前者で取引が決定した時は、用紙に×印をし、後者にも
  通達し、随時登録を更新する(逆も同様)。
 D各物品の担当集配局は、届いた登録申し込み用紙の三枚目を人宛郵便物と同様、
  物品明細番号に従い区分し、差し立てる。

212 名前: 。、 ◆pR1J3MkHa6 投稿日: 03/03/09 01:19
22/33
 E売り登録の区分は容易。買い登録は第一希望の差し立てに到着順で通しb刻
  印。ボックス内の仕切りで売り買い双方を分け、随時先着登録順に希望検索(お
  見合い)をする。一致した物件があれば、氏名・住所を伏せた形(ABの氏名・
  住所を双方に伏せるのは防犯上の問題が第一。第二は市場経済の活性化のため
  である。当事者間で連絡を取り合い、取引が終了してしまえば、利益はABに
  停まって、その分の購買力も貯蓄に回りかねない。CDEの利益は消滅する。
  第三に取引に被害者が発生した場合、当事者間では問題が解決しない。要は、
  EがCDより得る手数料益の中から、万が一の場合の被害者を救済する保証制
  度として存在する事で、このシステムを安心して利用する事が出来るのであ
  る。)で、コピーし、売買中間価格通知として、双方に通知する。
 FABより色違いの半券で、再度申し込み用紙による依頼が送られて来て、取引
  承認の確認が済んだら、今度は取引決定通知をABに送る。
 GB側のCにも、双方の申し込み用紙の複製をFAXにて通知しておく。

213 名前: 。、 ◆pR1J3MkHa6 投稿日: 03/03/09 01:21
23/33 
 HABから仲介手数料としての利益は受けないシステムなので、原則的にEはA
  Bに対し責任を有しない。但し、ABから種々の不利益や被害の訴えがあった
  時、CとDが代表して立て替える保険料収入によって、そのクレームの窓口と
  して対応。その過失を判定し、賠償を勧告する。これに従わない場合、その者
  は、先ずグレー、二回目はブラックリストに登録され、今後の本システム利用
  権利を剥奪される。こうした措置で、悪意やいたずらの頻度は、微量な程度に
  押さえる事が可能なはずであり、万が一のケースでも、被害者への救済はEが
  保証できる範囲となる。
※ どちらかの虚偽(Bが受取後自損させた物をAにその責任をなすりつけるなど)で、
双方が過失を認めない場合も両者をグレーリストに登録。ブラックは同様トラブル二回、又は全権を依頼されたEの権限で下す判定を不服とし、被害者に弁償する責任を放棄した人物。
 ICからの取引成立伝票の回収と、取引決定データとの照合によって、取引の最
  終確認を行い、CとDの手数料計算と月極め請求を行う。

214 名前: 。、 ◆pR1J3MkHa6 投稿日: 03/03/09 01:22
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6.市場規模
@ 厚生省が5月24日発表した、昨年6月時点の国内総世帯数は、4,466万9,000世帯。これに基づき、約4,000万世帯として、若干少なめに見積もりをしてみよう。
A 売りニーズはどの世帯にも年間1〜10数回は潜在的にあるはず。当初、その内の半分の世帯が実際にアクションしたとする。
次に、この世帯に発生する年間利用回数の平均を3回と予想した時、売却希望の申し込みは年間で6,000万件。買いニーズは当初これを下回ると予想されるが、このシステムの利便性が広く認識されれば、同数以上の申し込みは期待できる。
B この内、取引成立に至る確率を50%として、年間3,000万件の需要がバッドケースでも想定できる。何故なら、このマーケットは、全て既存の物品と設備、組織とネットワークのノウハウで、実在のシステムを利用して直ぐにでも運営する事が出来る。
更に、Aは取引不成立に終っても、Cの代わりの在庫リスクを担う訳だが、元々Aの持ち物である以上、売上機会の損失はCには存在しない。

215 名前: 。、 ◆pR1J3MkHa6 投稿日: 03/03/09 01:25
25/33
 つまり、生産拠点や販売拠点、更に在庫保管維持管理拠点などの立地条件の確
 保や、生産性や能率コストなどの課題、新たなる設備投資や資金繰りなどのリ
 スクや障害も存在せず、顧客対象層の限定が無く、国民の全世帯を対象とする、
 取り扱う品目となるとあらゆる種類の物品が対象となるのだから、これをひと
 つの通販と考えればとんでもない規模の巨大マーケットなのだ。
C バッドでも3,000万件の物資がリサイクルされる時、宅配便で動く個数もほぼ同数である。平均送料1,000〜3,000円で設定して、年間300 億〜900億円の売上増が宅配便に見込まれる事になる。
D コンビニで見込まれる企業別商品券の売上は、リサイクル取引平均1〜3万円で設定して、年間3,000億〜9,000億円。
E このシステムが隈無く普及して、バッドを解き、さらにAの発生件数が倍増した場合、上記CDは各4倍に跳ね上がり、CとDトータルでは1兆3,200 億〜3兆9,600億円。

216 名前: 。、 ◆pR1J3MkHa6 投稿日: 03/03/09 01:27
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F もしもこのシステムが個人消費者間だけでなく、リストラを推進する中小企業間にも拡大されるならDの窓口はCでなく、新たにEの貯金事業もしくは銀行(F)に取って代わることになるだろう(7@で説明)。
そして、一般家庭とは違い、その単価やABと同様のアクション頻度は、社内経費削減の熱意が伴い、極端に増大し得る。つまり、これまでに説明した規模の、更に一桁上の市場が登場する事になろう。
そうなれば実に年間40兆円規模の、経済波及効果を持つ市場とシステムが、金融と産業界に新たに誕生するわけであり、市場経済は大いに活気づくことになるだろう。
G これに伴い売買双方からの登録の申し込みと取引成立時のC間連絡の郵送に、郵便が使われる。この件数は、Aの6,000万件×2×200円=240億円。 Bの3,000万件×2×100円=60億円。
C間の3,000万件×200円=60億円。締締めて、郵便収入は年間360億〜4倍では1,440億円の増収となる。Fのケースも含めれば更にこの倍となる可能性すら秘めている。
H Eの収入源は他にもある。斡旋と保険事業に対してのCとDからの手数料である。仮に3%なら、CDでは108億〜324億円。Eでは4倍の432 億〜1,296億円となり、その収入で被害者への救済が可能であり、RNSが利用者に完全に保証されたものとなる。
更に、Fの中小企業間に普及が拡大した時点では、ABより得るE保険又はFの手数料収入は、更にこれの一桁上の規模となるはずである。

217 名前: 。、 ◆pR1J3MkHa6 投稿日: 03/03/09 01:28
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7.効果
@ 資金繰りに苦しむ中小企業と不良債権を抱える金融業界。この双方に益する。つまり、商品だけが売り物でも、不動産だけが担保でもない事を見出せば、暗闇に光が差して来る。
自社の資産を巨大な検索規模の中から最も適正な価格で買い手を捜しだし、処分することが可能なシステムである。捨て値で買い叩かれたり、むしろ廃棄の処分費用がかかる負の資産だったりした物も、
逆に現金に変えることが出来るのだ。その逆で、設備投資費用を何十%も節約する事で、事業展開を切り開ける中小企業も出て来よう(従って、この窓口となるのは、Cでなく、E、Fに取って変わる)。
あと100万の金が調達出来ず、不渡りを出して倒産するケースなど、この資産処分金で急場をしのげば、無用な倒産や悲劇の防止にもなる。銀行側から見れば、不可能だった不良債権の回収が、
動産をも担保評価の対象にし得るRNSによって、一つずつ解消されていけば、先行きの中小企業の救済にも熱が入り、新たな融資の実行にも弾みが着いて行くのではないだろうか。

218 名前: 。、 ◆pR1J3MkHa6 投稿日: 03/03/09 01:32
28/33
A 消費者の心理から云えば使える不要品がより有利な取引で欲しい商品に変えられた時の余得感は、所得税の減税よりも大きい。
なぜなら一旦自己の意思で購入した、あるいは衝動買いした物によって、もう一度、生活必需品などを買い直すことが出来るからで、これは新たな消費意欲を起こし、貯蓄には向けられまい。
又、一度買い物を失敗しても、このシステムで補える安心感が、消費者の購買意欲を刺激するはずだ。つまり、中古市場とそのリサイクルシステムが後ろ盾となって、新商品開発と製造業界も活性化するのである。
逆転の発想をしてみよう。自動車、不動産もそうである。一度購入した物が転売出来ないとなれば、消費者は慎重にならざるを得ない。
もし購入物品に不満があっても、その耐久年数を我慢して使い続け、その間同種の物品は購入が控えられてしまう。買えない者は買えないのである。
これを打開するのがRNSであり、現在の景気を回復させる起死回生の処方箋となるのは間違いないだろう。

219 名前: 名無しさん@3周年 投稿日: 03/03/09 01:33
学生時代が懐かしい。
体力もあったし、論文書くのに何日か徹夜して、何百枚の原稿書いて。
しかも自分の専門に近ければ何枚でも書けた。人を打ち負かすのなんてたやすいと思った。
今じゃ無理だが、いろいろ経験してそのぶん人の話をよく聞くようになった。
人間、聞くというのは本当に苦痛なんです、聞いてもらうのはたやすい。
だから出来るだけわかりやすく短くが基本です。

えらそうな事いって申し訳ないが、コミュニケーションの基本です。
今よく言われる、引きこもり、人間オンチもそれに由来する。
人とのやり取りが出来ない。
言いたいことだけ言うが、人の意見を決め付けたりして聞けない、誤解する。
会社では上司の指示を的確にとらえず間違った仕事をする。等


220 名前: 。、 ◆pR1J3MkHa6 投稿日: 03/03/09 01:33
29/33
B 当初企業はRNSによって、消費者の新品購入が控えられることを懸念するはずだ。だが、それはAでも触れたように、大きな間違いである。
消費者不在の商品開発。企業都合の競争戦略。これを強引にテコ入れする為の過剰な広告宣伝費。更に一時しのぎの無意味な機能や付加価値。
必要悪として、これらに使われるコストも、多少は認めねばならぬとしても、もっと商品そのものへのコストを払うべきなのだ。長くは役に立たない粗悪品は、やがてゴミ化して廃棄される。
そんな商品企業の行き着く先に、中古市場での消費者の厳しい判定が待っている。諦めと失望と我慢を覚えさせられた消費者の消費意欲は萎えて行き、新品市場も冷え込んで行くのは道理だろう。
この悪循環の輪を解いて、中古品が生かされ、再生される道を開いてこそ、新商品の真の販促行為となるのであり、耐久力のある商品の開発姿勢こそが、企業の競争力を生み出し、又、生き残る道であることを自覚させ、責任を持たせる事が期待出来る。

221 名前: 。、 ◆pR1J3MkHa6 投稿日: 03/03/09 01:37
30/33
C いたずらに廃棄され、無用なゴミ処分に浪費される公共事業予算が軽減出来るだけでなく、その分が有益な事業予算を助けるのである。海外援助にも回せよう。
国内でのリサイクルに留まらず、それを必要とする海外にもRNSを開放すればよい。
D このシステムをそっくりそのまま、阪神・淡路大震災などのようなケースで活用することが出来る。そこには既に全国からの物品リストが存在しているのだ。
災害などの緊急事態には、郵便局より、所有者に支援物資としての供出をいち早く呼びかけ、必要とする所へ、均等に片寄らせず、それを把握する現地の郵便局員が、たとえ自動車が通れない所でも、届ける事が出来るのである。
又、物品だけでなく、行方不明者や動物保護などの情報交換などなど、幅広い応用も可能である。
特筆すべき事は、最悪、災害時に電気の供給が止まっても、コンピューターに依存したシステムでは無い点と、そのデータも全国集配局に分散、更に統括郵便局での二重ファイル管理により、万一の焼失や紛失に対して、完全な保存態勢の確立が可能な点。
正に危機管理の雛型として、首都機能移転問題にも通じる事である。こうした事態にあらゆる機能がマヒする、脆い現代文明の側面をフォローする保険としても、RNSは頼りになるはずである。  
非常時にはコンピューターもインターネットにも頼らず、文明のバックアップを最終的には人そのものの力でやる以外無い状況が、近い将来には必ずやって来る。

222 名前: 。、 ◆pR1J3MkHa6 投稿日: 03/03/09 01:53
31/33
E 自然保護や乱開発予防に繋がり、この姿勢が全産業の根底の基盤にあって、初めて繁栄出来る事を知る意識変革となるだろう。
8.戦略予測(タイムテーブル)
 ベルリンの壁、ソ連の崩壊、チャウセスク政権。これらの国でメディアの発達は国民の決起を促がし、あっという間に国家を変革しました。
同じチェックメイトは不可能でしょうか?

するとどうなるか?の空想です。
 四月 あらゆる人々を幸福にする、即実行可能な政策と米欧も注目すれば、マスコミも騒ぐ。
 五月 日本の世論が沸騰する。国会が取り上げる。急遽法案化され、緊急可決される。
    中道に付、既得権益者たちも抵抗勢力も、共産も民社も、右左両勢力も、
    反対したくともそれはもう国民が許さなければ、全会一致も可能です。
 六月 このシステムのプロジェクト開始。
 七月 このシステムの立ち上げ(既存システム仕様に付、直ぐ準備可能)
 八月 その効果が現れ始める。

223 名前: 。、 ◆pR1J3MkHa6 投稿日: 03/03/09 01:54
32/33
こんな未来予測を企業トップに持ちかけます。協力するなら今の内ですよ、と。
いささか鼻持ちならない云い方をしています。実ははったりです。政治家とは駆け引きでしょうから、勢いで押していかないと時間のロスです。自信過剰、自惚れとか、好きに言ってください。要は一刻も早くこの世に実現したいのです。
一人でももうやるつもりで居りました。勝ち目があるので。
でも信に足る味方は欲しい。お願い致します。私の味方になってください。

9.事業展開(投入・運営費利益率等)    専門家の計算に譲りたい。

10.障害
@ 現行の法的規制に適うか?
A 公正取引委員会との関係
B 古物営業法への対応
C 独占禁止法の解釈
D 消費税・付加価値税の対応
つまり、全く新しいシステムの宿命だが、RNSの構築にとって、障害となるのは法のみである。
33/33
終りに
 中小企業が資金繰りに追われ、今こそ銀行融資が行われねばならぬ時に、銀行もバブルのつけが廻って身動きが取れない。消費者も先行き不安感を募らせ、消費がデフレスパイラルを起こし始めた。市場経済の立て直しは急務である。一刻の猶予すらないのだ。
 RNSにはスパコンの導入や、ソフト開発も不要。誰の不利益をも生じず、巨額な資本投資も必要としない、今すぐ準備出来るシステムである。仮に失敗したところで、そのリスクとは何だろう?始めてください。今すぐに。
 経済という種蒔きの後、リサイクルと云う肥やしに育まれ、物流は風や川や虫となり受精を助け、文明の花を開かせる。やがて実る産業という作物の中に、再び次世代へと受け継ぐ経済の種が、宿されていることを願って。
http://www.asyura2.com/10/idletalk39/msg/316.html

コメント [原発・フッ素9] 菅は福島の小中学生を殺すのか 75.9%の学校が被曝量オーバーなのに放置のア然 (日刊ゲンダイ) 赤かぶ
56. 2011年4月23日 18:40:43: 8g6UzEMdgE
これが日本の実態なの・・・
本当のホントに、こんな感じなの?
夢なら覚めて欲しい
信じられない、許されない、これほど人生の内で激怒したのは、初めて・・・
どうすれば良いのだろう?
誰か教えて欲しい
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/700.html#c56
コメント [原発・フッ素9] 東電出身候補者たちの「東電隠し」 ← 東電従業員を隠すのは重要事項説明義務違反! jesusisinus
02. jesusisinus 2011年4月23日 18:40:47: veLsqfdw2ggms : EkRv5h7dIk
はっきり言って馬鹿…

当選したら、家族共々嫌がらせを受けるは、右翼やヤクザに愚連隊の餌食。
当選後は、大々的に「東電元社員」であることが明らかにされるから、市民にそっぽ向かれた東電議員は四面楚歌。

下手をしたら、警察にも積極的には相手にされない可能性大。
故に右翼やヤクザのやりたい放題。

しまいには、ヤクザに見舞金かつあげされて、暴力団体への資金提供の情報リークで警察に御用(苦笑)

マスコミの餌食になり…

牢屋に入って…

議員辞職してようやく事態収拾(苦笑)

怖くなって家族は離散…

慰謝料で資産は全て奥さんと子供のもの…

馬鹿だね〜
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/769.html#c2

コメント [原発・フッ素9] 自由報道協会主催 孫 正義  記者会見  2011/04/22 愚民党
16. 2011年4月23日 18:42:08: 8TcX9ljJA6
この会見を見ると”日本の政治は、貧弱で、人材がいない”とつくづく思う。

”30年以上使い続けている原発は、どうしますか”の質問に対し、孫さんは”私が、政府の中で、そういう立場にいるなら、即時ストップさせる”と明言した。
国民の大多数もその様に思っている筈。

しかし、菅は、浜岡ですら”今回の事故を検証してから”としか言えない。
仙谷、前原もトップセールスで原発を売りこみに行った訳だから、孫さんの様には言えないだろう。

田中三彦さん、小出裕章さん、飯田哲也さん、広瀬隆さんらは、孫さんが今回提言していた様な事をずーっと以前から訴えてきたのに、政治家、マスコミは無視続けてきた。結局、今までも、これからも、政治屋は”カネ”でしか動かないのだ。

小沢さんは”変わらずに生き残るためには、自ら変わらなければならない”のフレーズをよく引用するけど、今回のフクイチ事故で変ったか、それとも昔から原発推進派ではなかったか。どちらでも良いから”浜岡・伊方・柏崎刈羽”をストップさせてくれないかな〜。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/735.html#c16

記事 [雑談専用39] グランドデザイン3 既に書いた分

自給自足体制を整える為に
http://www.asyura2.com/07/jisin15/msg/233.html
投稿者 日 日時 2008 年 5 月 10 日 12:59:52: IR1H95zbmUf8k

インテリよ、サバイバーたれ@
http://www.asyura2.com/07/jisin15/msg/252.html
投稿者 日 日時 2008 年 5 月 18 日 02:15:27: IR1H95zbmUf8k

インテリよ、サバイバーたれA
http://www.asyura2.com/07/jisin15/msg/254.html
投稿者 日 日時 2008 年 5 月 20 日 00:54:33: IR1H95zbmUf8k

インテリよ、サバイバーたれBポリバケツトイレ
http://www.asyura2.com/07/jisin15/msg/257.html
投稿者 日 日時 2008 年 5 月 20 日 23:56:26: IR1H95zbmUf8k

インテリよ、サバイバーたれC長期居住用テントと自立革命
http://www.asyura2.com/07/jisin15/msg/261.html
投稿者 日 日時 2008 年 5 月 25 日 00:35:05: IR1H95zbmUf8k

インテリよ、サバイバーたれD備蓄食糧
http://www.asyura2.com/07/jisin15/msg/264.html
投稿者 日 日時 2008 年 5 月 26 日 01:06:39: IR1H95zbmUf8k

インテリよ、サバイバーたれE 都会暮らしの人々へ
http://www.asyura2.com/07/jisin15/msg/275.html
投稿者 日 日時 2008 年 6 月 02 日 21:54:54: IR1H95zbmUf8k

インテリよ、サバイバーたれF ペットのこと
http://www.asyura2.com/07/jisin15/msg/276.html
投稿者 日 日時 2008 年 6 月 03 日 00:19:03: IR1H95zbmUf8k

インテリよ、サバイバーたれG 食糧は無限
http://www.asyura2.com/07/jisin15/msg/277.html
投稿者 日 日時 2008 年 6 月 04 日 23:07:12: IR1H95zbmUf8k

インテリよ、サバイバーたれH 農業は飢餓支配の為のでっち上げである
http://www.asyura2.com/07/jisin15/msg/279.html
投稿者 日 日時 2008 年 6 月 09 日 19:39:23: IR1H95zbmUf8k

インテリよ、サバイバーたれI 秋葉原殺傷事件の病理
http://www.asyura2.com/07/jisin15/msg/280.html
投稿者 日 日時 2008 年 6 月 13 日 00:57:08: IR1H95zbmUf8k

インテリよ、サバイバーたれJ この表題について
http://www.asyura2.com/07/jisin15/msg/287.html
投稿者 日 日時 2008 年 6 月 17 日 00:21:20: IR1H95zbmUf8k

インテリよ、サバイバーたれ12 
http://www.asyura2.com/07/jisin15/msg/292.html
投稿者 日 日時 2008 年 6 月 25 日 00:30:06: IR1H95zbmUf8k

インテリよ、サバイバーたれ13 
http://www.asyura2.com/07/jisin15/msg/293.html
投稿者 日 日時 2008 年 6 月 25 日 00:31:55: IR1H95zbmUf8k

インテリよ、サバイバーたれ14 聖者に遇った時、学識は崩壊する。 
http://www.asyura2.com/07/jisin15/msg/295.html
投稿者 日 日時 2008 年 7 月 23 日 02:48:08: IR1H95zbmUf8k

インテリよ、サバイバーたれ15 世界経済崩壊後の用意
http://www.asyura2.com/07/jisin15/msg/301.html
投稿者 日 日時 2008 年 8 月 05 日 00:57:31: IR1H95zbmUf8k

インテリよ、サバイバーたれ16 コンポストの正しい使い方
http://www.asyura2.com/07/jisin15/msg/303.html
投稿者 日 日時 2008 年 8 月 16 日 01:10:36: IR1H95zbmUf8k

インテリよ、サバイバーたれ17 死生観
http://www.asyura2.com/07/jisin15/msg/306.html
投稿者 日 日時 2008 年 8 月 23 日 23:59:57: IR1H95zbmUf8k

インテリよ、サバイバーたれ18 死目前で試す療法
http://www.asyura2.com/07/jisin15/msg/310.html
投稿者 日 日時 2008 年 8 月 30 日 11:39:26: IR1H95zbmUf8k

インテリよ、サバイバーたれ19 大雪対策
http://www.asyura2.com/07/jisin15/msg/316.html
投稿者 日 日時 2008 年 9 月 10 日 21:28:08: IR1H95zbmUf8k

インテリよ、サバイバーたれ20 遅ればせながら「騒音おばさんの真実」を読んでの反省
http://www.asyura2.com/07/jisin15/msg/317.html
投稿者 日 日時 2008 年 9 月 11 日 00:34:54: IR1H95zbmUf8k

インテリよ、サバイバーたれ21 簡単頑丈で分解出来る家
http://www.asyura2.com/07/jisin15/msg/324.html
投稿者 日 日時 2008 年 10 月 14 日 22:08:59: IR1H95zbmUf8k

インテリよ、サバイバーたれ22 理想と現実の交流
http://www.asyura2.com/07/jisin15/msg/325.html
投稿者 日 日時 2008 年 10 月 17 日 00:37:42: IR1H95zbmUf8k

インテリよ、サバイバーたれ23 大破局が近づいた(東海アマ)
http://www.asyura2.com/07/jisin15/msg/326.html
投稿者 日 日時 2008 年 10 月 24 日 21:24:00: IR1H95zbmUf8k

インテリよ、サバイバーたれ24 ホロコーストに備えよ
http://www.asyura2.com/07/jisin15/msg/329.html
投稿者 日 日時 2008 年 10 月 29 日 00:30:11: IR1H95zbmUf8k

インテリよ、サバイバーたれ25 緊急時連絡網を構築しよう
http://www.asyura2.com/07/jisin15/msg/330.html
投稿者 日 日時 2008 年 10 月 31 日 21:36:58: IR1H95zbmUf8k

インテリよ、サバイバーたれ26 応答して頂いた方へのお詫び
http://www.asyura2.com/07/jisin15/msg/332.html
投稿者 日 日時 2008 年 11 月 03 日 20:07:26: IR1H95zbmUf8k

インテリよ、サバイバーたれ27 これからお問い合わせ下さる方へ
http://www.asyura2.com/07/jisin15/msg/334.html
投稿者 日 日時 2008 年 11 月 04 日 21:49:24: IR1H95zbmUf8k

インテリよ、サバイバーたれ28 既存のあらゆるSNSを超える緊急時連絡網の呼び掛け2回目
http://www.asyura2.com/07/jisin15/msg/338.html
投稿者 日 日時 2008 年 11 月 20 日 15:57:40: IR1H95zbmUf8k

インテリよ、サバイバーたれ29 緊急時連絡網リストの中身
http://www.asyura2.com/07/jisin15/msg/339.html
投稿者 日 日時 2008 年 11 月 23 日 23:31:40: IR1H95zbmUf8k

死刑に代える極刑を提案します
http://www.asyura2.com/08/dispute28/msg/527.html
投稿者 日 日時 2008 年 11 月 30 日 00:49:53: IR1H95zbmUf8k

インテリよ、サバイバーたれ30 対岸の火事では済まされない恐るべきハルマゲドンが始まった
http://www.asyura2.com/07/jisin15/msg/359.html
投稿者 日 日時 2009 年 1 月 11 日 00:41:09: IR1H95zbmUf8k

インテリよ、サバイバーたれ31 Ho'oponopono
http://www.asyura2.com/07/jisin15/msg/361.html
投稿者 日 日時 2009 年 1 月 23 日 23:14:58: IR1H95zbmUf8k

インテリよ、サバイバーたれ32 引き寄せの法則
http://www.asyura2.com/07/jisin15/msg/368.html
投稿者 日 日時 2009 年 2 月 03 日 01:48:25: IR1H95zbmUf8k

インテリよ、サバイバーたれ33 ポリバケツトイレと発泡スチロール稲作
http://www.asyura2.com/07/jisin15/msg/373.html
投稿者 日 日時 2009 年 2 月 06 日 07:36:56: IR1H95zbmUf8k

インテリよ、サバイバーたれ34 空きペットボトルでの食糧保存と穀象虫の排除方法
http://www.asyura2.com/07/jisin15/msg/377.html
投稿者 日 日時 2009 年 2 月 20 日 00:10:19: IR1H95zbmUf8k

インテリよ、サバイバーたれ35 誰も分ってくれませんかね?ポリバケツトイレ
http://www.asyura2.com/07/jisin15/msg/378.html
投稿者 日 日時 2009 年 2 月 22 日 23:55:49: IR1H95zbmUf8k

インテリよ、サバイバーたれ36 和の語源を考える
http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/122.html
投稿者 日 日時 2009 年 7 月 26 日 01:07:57: IR1H95zbmUf8k

インテリよ、サバイバーたれ37 和の達成へ向けて
http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/123.html
投稿者 日 日時 2009 年 7 月 26 日 12:08:29: IR1H95zbmUf8k

インテリよ、サバイバーたれ38 和の具体的行動
http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/124.html
投稿者 日 日時 2009 年 7 月 29 日 14:12:42: IR1H95zbmUf8k

インテリよ、サバイバーたれ39 和はマネー社会には存在しない
http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/125.html
投稿者 日 日時 2009 年 7 月 29 日 19:40:10: IR1H95zbmUf8k

インテリよ、サバイバーたれ40 和には選挙も多数決も存在しない
http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/126.html
投稿者 日 日時 2009 年 7 月 29 日 22:18:14: IR1H95zbmUf8k

インテリよ、サバイバーたれ41 マネーからの脱却
http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/128.html
投稿者 日 日時 2009 年 7 月 31 日 16:36:53: IR1H95zbmUf8k

インテリよ、サバイバーたれ42 マネーからの脱却A
http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/129.html
投稿者 日 日時 2009 年 7 月 31 日 17:22:55: IR1H95zbmUf8k

インテリよ、サバイバーたれ43 マネーからの脱却B
http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/135.html
投稿者 日 日時 2009 年 8 月 01 日 09:50:17: IR1H95zbmUf8k

インテリよ、サバイバーたれ44 緊急至急!この水害は雨水を準備させる為の示し申しか
http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/137.html
投稿者 日 日時 2009 年 8 月 01 日 23:43:44: IR1H95zbmUf8k

インテリよ、サバイバーたれ45 思考停止と判断停止の大きな違い
http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/141.html
投稿者 日 日時 2009 年 8 月 04 日 00:33:42: IR1H95zbmUf8k

インテリよ、サバイバーたれ46 四十過ぎての読書三昧は恥と知れ(若者へ)
http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/144.html
投稿者 日 日時 2009 年 8 月 05 日 23:16:29: IR1H95zbmUf8k

インテリよ、サバイバーたれ47 思考停止時には今が無い
http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/147.html
投稿者 日 日時 2009 年 8 月 11 日 21:34:59: IR1H95zbmUf8k

インテリよ、サバイバーたれ48 大難を小難にするために
http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/148.html
投稿者 日 日時 2009 年 8 月 11 日 23:51:14: IR1H95zbmUf8k

インテリよ、サバイバーたれ49 焦点はあっても照準が定まらない訳
http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/154.html
投稿者 日 日時 2009 年 8 月 13 日 23:57:41: IR1H95zbmUf8k

インテリよ、サバイバーたれ50 死ぬにはいい日だ
http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/155.html
投稿者 日 日時 2009 年 8 月 14 日 23:01:45: IR1H95zbmUf8k

インテリよ、サバイバーたれ51 ネットに求めた結実
http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/166.html
投稿者 日 日時 2009 年 8 月 20 日 22:11:13: IR1H95zbmUf8k

インテリよ、サバイバーたれ52 ワヤクチャさんへ
http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/184.html
投稿者 日 日時 2009 年 8 月 31 日 01:40:47: IR1H95zbmUf8k

インテリよ、サバイバーたれ53 人柱と究極のセーフティネット
http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/185.html
投稿者 日 日時 2009 年 9 月 03 日 22:38:50: IR1H95zbmUf8k

インテリよ、サバイバーたれ54 BCP・CCP・LCP
http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/187.html
投稿者 日 日時 2009 年 9 月 10 日 23:44:21: IR1H95zbmUf8k

インテリよ、サバイバーたれ55 玉蔵さんの退路を断った警告の転載
http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/190.html
投稿者 日 日時 2009 年 9 月 18 日 20:17:05: IR1H95zbmUf8k

インテリよ、サバイバーたれ56 八ッ場ダム建設中止問題はまさに
http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/193.html
投稿者 日 日時 2009 年 9 月 19 日 20:47:39: IR1H95zbmUf8k

インテリよ、サバイバーたれ57 緊急時連絡網メンバーからのお知らせ
http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/208.html
投稿者 日 日時 2009 年 9 月 26 日 11:11:05: IR1H95zbmUf8k

インテリよ、サバイバーたれ58 水田稲作である以上、自然農法も隷属システムに組み込まている
http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/237.html
投稿者 日 日時 2009 年 10 月 01 日 23:55:17: IR1H95zbmUf8k

水田に代わる稲作の自給自足からスタートしなければ理想社会は絶対に訪れない
http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/253.html
投稿者 日 日時 2009 年 10 月 08 日 22:10:40: IR1H95zbmUf8k

インテリよ、サバイバーたれ59 自給自足に農地法の制限など無い
http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/258.html
投稿者 日 日時 2009 年 10 月 17 日 22:35:23: IR1H95zbmUf8k

インテリよ、サバイバーたれ60 無神論者こそが信仰する宗教
http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/263.html
投稿者 日 日時 2009 年 11 月 11 日 17:29:54: IR1H95zbmUf8k

インテリよ、サバイバーたれ61 無神論者こそがくぐる邪宗門
http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/264.html
投稿者 日 日時 2009 年 11 月 11 日 21:22:32: IR1H95zbmUf8k

インテリよ、サバイバーたれ62 近々非公開事業を公開する予定
http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/265.html
投稿者 日 日時 2009 年 11 月 17 日 22:02:02: IR1H95zbmUf8k

インテリよ、サバイバーたれ63 空きペットボトルでの食料備蓄をしよう
http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/267.html
投稿者 日 日時 2009 年 12 月 13 日 10:18:04: IR1H95zbmUf8k

インテリよ、サバイバーたれ64 極小の中にも極大の真実を有するプログラム
http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/271.html
投稿者 日 日時 2010 年 1 月 01 日 23:15:46: IR1H95zbmUf8k

インテリよ、サバイバーたれ65 書く事によって認識し、書く事によって発見し、書く事によって切り開くのだ!
http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/272.html
投稿者 日 日時 2010 年 1 月 02 日 03:37:51: IR1H95zbmUf8k

インテリよ、サバイバーたれ66 本当の本物のマネーを発見した!
http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/273.html
投稿者 日 日時 2010 年 1 月 02 日 04:41:58: IR1H95zbmUf8k

インテリよ、サバイバーたれ67 ロープと滑車と動滑車
http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/314.html
投稿者 日 日時 2010 年 4 月 06 日 00:38:50: IR1H95zbmUf8k

例えばなんきん結びで何が出来るか?
http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/316.html
投稿者 日 日時 2010 年 4 月 13 日 23:54:05: IR1H95zbmUf8k

全ての災害に勝る災害
http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/322.html
投稿者 日 日時 2010 年 5 月 21 日 00:11:26: IR1H95zbmUf8k

インテリよ、サバイバーたれ68 住まいと蔵を軽トラックの荷台サイズに作る
http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/325.html
投稿者 日 日時 2010 年 6 月 11 日 22:44:04: IR1H95zbmUf8k

インテリよ、サバイバーたれ69 原油噴出事故の知られていない事実
http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/331.html
投稿者 日 日時 2010 年 6 月 21 日 22:25:36: IR1H95zbmUf8k

メキシコ湾の...
http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/332.html
投稿者 日 日時 2010 年 6 月 23 日 02:50:06: IR1H95zbmUf8k

今日本海で行われているメタンハイドレート争奪掘削を即刻中止せよ!
http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/334.html
投稿者 日 日時 2010 年 6 月 23 日 22:13:13: IR1H95zbmUf8k

やがて来るハリケーンによってこの油はどうなるか
http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/336.html
投稿者 日 日時 2010 年 6 月 29 日 00:21:31: IR1H95zbmUf8k

巨大なねずみ講のリセットとして仕組まれた可能性
http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/337.html
投稿者 日 日時 2010 年 6 月 30 日 23:31:09: IR1H95zbmUf8k

先手は打たれた。しかしそれを逆手にとってFEMAの発動を抑えるのだ。ネットの力によって。
http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/338.html
投稿者 日 日時 2010 年 7 月 01 日 08:39:35: IR1H95zbmUf8k

衝撃発見!メキシコ湾岸の都市を襲う火災は原子爆弾並みになる(転載)
http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/341.html
投稿者 日 日時 2010 年 7 月 04 日 23:08:40: IR1H95zbmUf8k

インテリよ、サバイバーたれ70 パンドラの箱の最後に残された「希望」とは?
http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/342.html
投稿者 日 日時 2010 年 7 月 05 日 00:04:34: IR1H95zbmUf8k

希望その2 比重≒0.8(原油)、2.16(塩分)
http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/343.html
投稿者 日 日時 2010 年 7 月 06 日 21:30:22: IR1H95zbmUf8k

事業を公開します
http://www.asyura2.com/09/idletalk38/msg/690.html
投稿者 日 日時 2010 年 8 月 16 日 23:48:07: IR1H95zbmUf8k

虚構経済に巣食うマネー教の縮図
http://www.asyura2.com/09/idletalk38/msg/695.html
投稿者 日 日時 2010 年 8 月 22 日 22:32:16: IR1H95zbmUf8k

原罪の正体は貨幣だった。
http://www.asyura2.com/10/bd58/msg/603.html
投稿者 日 日時 2010 年 9 月 02 日 22:55:34: IR1H95zbmUf8k

その型示し
http://www.asyura2.com/10/bd58/msg/619.html
投稿者 日 日時 2010 年 9 月 05 日 21:54:43: IR1H95zbmUf8k

癌の正体は免疫だった
http://www.asyura2.com/10/bd58/msg/647.html
投稿者 日 日時 2010 年 9 月 10 日 01:10:02: IR1H95zbmUf8k

万人共通の生理現象の解決が、利権によって異なる学識や理念、哲学や人格の啓蒙を超える。
http://www.asyura2.com/09/idletalk38/msg/786.html
投稿者 日 日時 2010 年 10 月 24 日 04:56:01: IR1H95zbmUf8k

あなたの中の代理代行代表に依存する心を排除せよ
http://www.asyura2.com/09/idletalk38/msg/791.html
投稿者 日 日時 2010 年 10 月 27 日 12:55:16: IR1H95zbmUf8k

一網打尽の罠 ツィッター フェースブック デモ
http://www.asyura2.com/10/bd59/msg/393.html
投稿者 日 日時 2011 年 3 月 13 日 03:50:25: IR1H95zbmUf8k

インテリよ、サバイバーたれ71 この事態を次の警告と受け止めてすべき事
http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/500.html
投稿者 日 日時 2011 年 3 月 14 日 01:37:57: IR1H95zbmUf8k

東日本「原発」大震災 と呼ばなくてはならない
http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/569.html
投稿者 日 日時 2011 年 3 月 17 日 03:36:04: IR1H95zbmUf8k

ドイツのメルケル首相は、稼働中の7基の原発の即時停止を決定した。
http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/571.html
投稿者 日 日時 2011 年 3 月 17 日 07:20:19: IR1H95zbmUf8k

全ての日本国民にとって一致する、この最悪の事態こそが、初めて初めて訪れた団結の時!
http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/573.html
投稿者 日 日時 2011 年 3 月 17 日 08:11:39: IR1H95zbmUf8k

素人推理(計画発電の実行の無計画振りこそ、原発の致命的欠陥があるのでは?)
http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/583.html
投稿者 日 日時 2011 年 3 月 17 日 11:43:53: IR1H95zbmUf8k

近未来シミュレーション
http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/629.html
投稿者 日 日時 2011 年 3 月 19 日 23:08:01: IR1H95zbmUf8k

震災という警告 隷属支配のへその緒 
http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/688.html
投稿者 日 日時 2011 年 3 月 23 日 09:14:24: IR1H95zbmUf8k

災害時のトイレをくそまじめに考える
http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/689.html
投稿者 日 日時 2011 年 3 月 23 日 09:26:37: IR1H95zbmUf8k

住まいはこんな状態です
http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/727.html
投稿者 日 日時 2011 年 3 月 26 日 17:29:31: IR1H95zbmUf8k

脱原発、反原発運動に課せられる二つの条件
http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/728.html
投稿者 日 日時 2011 年 3 月 26 日 22:08:54: IR1H95zbmUf8k
http://www.asyura2.com/10/idletalk39/msg/317.html

コメント [原発・フッ素9] 小原課長、「一日あたり、100兆べクレル」 - 政府の「放射能隠し」はとんでもないレベル!? 千早@オーストラリア
32. 2011年4月23日 18:43:58: 20daWHCrMs
こんな国に税金を払いたくないが供託とか何か方法あるの?
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/695.html#c32
コメント [原発・フッ素9] 「数値で人の命を買うな!」〜何も答えられない文科省・原子力安全委員会〜(レイバーネット日本) gataro
13. 2011年4月23日 18:46:29: OMWy2px9Do
うわ〜。これ、すごすぎる。
あの役人たちはエリートなのかな。
とにかく、正直に「わからない」といっているあたりが、なんの調整もなしに決まったことが、本当に事態の深刻さをあらわしている。
これは、もう、なにか組織としての、なにか、国というかそういったものがもう、存在していないことを示している。
こわすぎる。なにかがもう、完全にこわれたのだ。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/717.html#c13
コメント [自然災害17] 「東日本大震災津波・岩手からの報告」達増岩手県知事 (日本一新第45号より) 玄米
05. 2011年4月23日 18:48:09: WBpywHtE5w
これを読んで改めて普天間問題を鳩山が小沢氏に相談しなかったことが悔やまれます。

結果鳩山が菅政権を作り、日本を危機に陥れたと言っても過言ではないでしょう。

その鳩山が小沢氏との同調(連名の声明拒否)を嫌い、最近菅に近づいている、小沢氏は鳩山を絶対に信用してはならない。


http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/233.html#c5

コメント [原発・フッ素9] チェルノブイリ・百万人の犠牲者 動画+日本語キャプチャー 知的能力に影響 西側世界の目に触れるのは初めての資料 てんさい(い)
10. 2011年4月23日 18:48:40: GVMFy9UA0g
>08


オレはコイツが日本人だとは思わないケドネ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


勿論、統一教会工作員ダロ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


>チェルノブイリの真実を語るこの本は、権威あるNY科学学会によって発行されましたね。


NY科学学会を真っ向から 「 妄説 」 を流布している団体と決め付けた訳ヤカラ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


しかも、コノ本の著者の一人でアル、アレクセイ・ヤブレコフ博士はゴルバチョフ、エリツィン両大統領の最高科学顧問だった学者でアリ、彼の言ってる事を妄説と一蹴するバカは朝鮮工作員以外 考えられない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/753.html#c10

コメント [原発・フッ素9] 放射能が福島より怖い世界の観光名所 環境汚染は原発の専売特許にあらず sci
04. 2011年4月23日 18:49:16: HYHUspnQ6g
sciは、原発が安全であることを主張し、今回の事故の過小評価する目的をもった工作員だから相手にしないのがよいと思う。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/765.html#c4
コメント [原発・フッ素9] 東日本大震災:福島第1原発事故 計画的避難区域に指定の飯舘村 移動先は、学校は(毎日新聞)原発災害で市町村が崩壊 なんじゃこりゃー
02. 2011年4月23日 18:50:26: uckBIk8np6
見通しが暗すぎ。普通に働いて普通に収入を得る暮らしが出来るまで
どんだけかかんねん。10年以内にできるんか。
阪神淡路大震災と全然ちゃう。根本的に狂うとる。
同情するなら金を出せ。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/746.html#c2
コメント [自然災害17] 遺体処理で自衛隊員が壊れている(日刊ゲンダイ)「被災地に行きたくなかった」  赤かぶ
39. 2011年4月23日 18:51:42: S7Mq7G0eoE
精神的に参るのは、人ごとながら分かる。でも、人間として成長する機会を失った、とも言えるね。一体、何の為に自衛隊に入ったの?。どこへ行っても逃げてばかりじゃ、人間としてしかたがないね。
http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/217.html#c39
コメント [カルト8] この投稿は削除でしょう チベットよわー
03. 2011年4月23日 18:52:21: ZiTwZAietk
>>1

1の基地外は、なぜ上記のようにコ・ジョンスンと断言できるのですか?
全会員の氏名を掌握しているのですか?
さもなくば、こんな断言は決して出来ないはずです。

あなたは在特会の幹部ですか?
そうでなく、単なる妄想狂ですか?

これは全会員のリストを証拠として示すか、
あなた自身が、全会員の氏名を掌握している証拠を示さぬかぎり
成立し得ない言辞です。

この発言を裏づける証拠を示してください。
それができないなら妄想を口走ったことを詫びるべきでしょう。

http://www.asyura2.com/11/cult8/msg/115.html#c3

コメント [原発・フッ素9] 「数値で人の命を買うな!」〜何も答えられない文科省・原子力安全委員会〜(レイバーネット日本) gataro
14. 2011年4月23日 18:52:56: OMWy2px9Do
わざとわからない奴をいかせているな。それでなんとかしのごうとしている。
あの若い奴らは確かに「人身御供」だ。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/717.html#c14
コメント [原発・フッ素9] 菅は福島の小中学生を殺すのか 75.9%の学校が被曝量オーバーなのに放置のア然 (日刊ゲンダイ) 赤かぶ
57. 2011年4月23日 18:58:44: 0H22KMWFhg
>>49
私も福島第一原発から220kmくらいのところに住んでいます。
残念ながら、距離の割には放射線量が高い場所です。

体調は良くないですね。
鼻血が出そうになったり、身体中の関節が痛くなったり、皮膚が異常に弱くなったり、
震災前までに経験したことがなかった症状がいろいろ出ています。
それらが、全て放射性物質のせいかどうか分かりませんが、
もともと、各種化学物質に拒絶反応を示しやすい体質なので、そのせいかも。


>>55
山下俊一氏は、明らかに信用してはいけない学者なんですけどね・・・。
この方は、悪質極まりない詐欺師として、国民に認識されることになりましたね。
政府が、基準値を、健康に害のあるレベルまでゆるめてしまうから、国民が疑心暗鬼になって、俗に言う風評被害や、無駄な差別が起こるんです。

ここからは、あくまでも推測ですが、
いずれ、福島原発が第二の爆発を起こして、東京か仙台あたりが今の福島くらいに汚染される可能性があるということなんでしょうか?
全東京都民を、全員安全圏に避難させたら日本経済が破たんしそうですし、仙台市民全員の避難も実際無理でしょう。
最悪の事態が起こっても、仙台や東京を避難対象外にできるよう、今のうちに基準を緩めてるのかとも受け取れます。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/700.html#c57

コメント [原発・フッ素9] 菅は福島の小中学生を殺すのか 75.9%の学校が被曝量オーバーなのに放置のア然 (日刊ゲンダイ) 赤かぶ
58. 2011年4月23日 18:58:54: NsN2gvGLSg
原発が空爆受けたような状態で「制御不能で出口なし」の福島原発の放射能地獄から子供たちを守るために集団疎開も考慮すべきです。原発推進派や賛成派は何かの思惑で、しかも放射能の危険は承知の上で誘致に賛成したのでしょうが、罪の無い子供たちを犠牲にしてはダメです。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/700.html#c58
記事 [自然災害17] 緊急地震速報の空振りはなぜ? 「同時発生」「地震計ダウン」精度落とす(MSN産経)
【社会部オンデマンド 大震災編】
緊急地震速報の空振りはなぜ? 「同時発生」「地震計ダウン」精度落とす
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110423/dst11042318010030-n1.htm
2011.4.23 18:00  :産経新聞

 「東日本大震災が起きてから緊急地震速報が出る回数が増えていますが、速報が出ても揺れを感じないことが何度かありました。なぜ速報が空振りに終わってしまうことがあるのでしょうか。速報の精度を上げることは可能なのでしょうか」=東京都渋谷区の男性会社員(33)

■6割以上が震度2以下の「不適切」

 「緊急地震速報が出ました」。テレビや携帯電話から警報音が鳴り響き、大きな揺れに備えて身構える。3月11日の東日本大震災以降、東北や関東地方で繰り返されている光景だが、身体を硬くしたものの揺れを感じなかったケースは少なくない。気象庁管理課の担当者も「速報の精度が落ちている」と認める。

 緊急地震速報のシステムは地震の初期微動(P波)が、大きな揺れ(S波)より地中を進む速度が速いことを利用。震源に近い地震計がP波を検知した直後から震源やマグニチュードを推定し、到達時刻や震度の予測を開始する。全国を約200の地域に分割した上で、2地点以上の地震計で揺れを観測し、震度5弱以上の強い揺れが予測される地域と、震度4が予測されるすべての地域に速報が出される。

 気象庁は震度の予想について1階級程度の誤差を見込んでおり、速報を出したすべての地域で震度3度以上を観測した場合は速報を「適切」、同地域のうち一つでも震度2以下を観測した場合は「不適切」と位置づけている。

 気象庁によると、3月11日から発表した緊急地震速報は4月19日時点で、大震災を含めて68回に上る。63%に相当する43回は震度2以下の地域がある不適切な速報で、うち17回は全地域が震度2以下だった。大震災前の不適切な速報の割合は29%で、大震災を契機に大幅に精度が落ちたことは明らかだ。こうした速報で身構え、「空振りだった」と感じた人も少なくないだろう。

 一方で、最大震度5弱以上を観測した地震36回のうち、11回は速報が発表されなかった。

 大震災以降に速報の精度が落ちていることについて、気象庁管理課では「余震の多発」を原因の一つに挙げる。

■最大震度4以上は100回超

 気象庁によると、東日本大震災の余震は岩手県沖から茨城県沖までの南北約500キロ、東西約200キロの広範囲で集中して起きており、本震から24時間は通常の500倍以上の頻度で発生。これまでに最大震度4以上を観測した余震は100回を超える。3月11日以降の地震についてまとめた震央分布図からも、活発な余震活動の状況が伺える。

 複数の余震がほぼ同時に発生していることも多いが、緊急地震速報のシステムはこうした同時発生の地震を想定していない。複数の小さな地震を一つの大きな地震として解析してしまうため、広い地域で大きな地震が起きると予測してしまうこともあるという。

 気象庁によると、不適切だった速報43回のうち、31回は余震の同時発生で予測に誤差が生じた。気象庁では同時発生の地震のデータ分析を行った上で、速報システムのプログラム改善を進める方針だが、「ただちに対応することは困難で、早くても改善に数カ月はかかるだろう」としている。

 残りの12回は地震計のダウンなどが原因とみられる。気象庁の地震計約240カ所のうち19カ所は、大震災による停電や通信回線の途絶で一時的に利用できなくなった。そのため、分析データの不足などが原因となり、予測に誤差が生じたという。気象庁は非常用バッテリーの容量強化も検討する。

 抜本的なシステム改善のめどが立っていない状況であり、広範囲な余震活動が続く限り、受け手が「空振り」と感じる速報が出される可能性がつきまとう。

 「速報の空振りが続くことでオオカミ少年効果が生まれ、速報が出ても『またか』と警戒しなくなることが懸念される」

 こう話すのは東京大学総合防災情報研究センターの鷹野澄教授(地震防災)。鷹野教授は「緊急地震速報は少ない情報から一刻も早く予測を出すという性格のものであり、空振り、誤報はやむを得ない」と指摘した上で、「速報が出たら安全を確保するための行動に努め、実際に揺れを感じなかったら『良かった』と考えるぐらいの感覚を持ってもらいたい」と訴える。

 これまでに揺れの強かった地域では、余震による土砂災害や家屋の倒壊などの危険があり、気象庁も「速報が出たときには地震が起きていることは確かなので、身を守るために揺れに備えてほしい」と呼びかけている。(高久清史)

不適切だった主な緊急地震速報
http://sankei.jp.msn.com/affairs/photos/110423/dst11042318010030-p1.htm

                  ◇

 社会部オンデマンドでは当分の間、「大震災編」として、地震や被災地での生活、原発事故など東日本大震災に絡んで新聞の読者やネットユーザーが抱くさまざまな疑問点について、社会部記者が徹底取材して報告します。取材結果は紙面のほか、連携しているマイクロソフト(MS)のポータルサイト「MSN」内に設けられている『相談箱』にも掲載します。投稿は従来と同様、「社会部オンデマンド」の窓口で受け付けています。

http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/238.html

コメント [原発・フッ素9] 「立入禁止」(RFI・BBCの記事より) 無段活用
01. 2011年4月23日 19:06:49: UJ4aY1PsV6
孫氏のいうことはもっともだ。
しかし大事なことを忘れている。
日本だけでなくロシアもすでに放射能に汚染されている。
その汚染はいずれ地球規模のものになるだろう。
なんとなれば欧州や米国、中国なども原発発電を続けており、
いずれ使用済み燃料棒の廃棄をめぐって環境汚染の問題に直面する。
とすると人類はその叡智を傾けて、放射性物質の自然への還元に取り組まざるをえない。
それは未知への挑戦であり、人類最高度の叡智を結集して取り組まれるだろう。
とすればいずれ人類は放射能をコントロールするかもしれない。
つまり自然へ還元する方法をみつけるかもしれない。
いずれにせよ、その過程で原子力についての研究はますます先鋭化して
進歩する。
つまり、人類は原子力から離れられない。むしろますます原子力と密な付き合いを
つづける可能性がある。
そうなれば、おそらくいったん下降した原発依存はふたたび「安全神話」とともに生き返るだろう。

どちらにせよ、人類の進歩は原発を無視することはできない。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/770.html#c1

コメント [原発・フッ素8] 京大原子炉・小出裕章「再臨界の可能性」全文聞き起こし(たねまきジャーナル・MBS毎日放送ラジオ) ジャック・どんどん
294. 俄老人 2011年4月23日 19:07:02: 3eWK8Az5T1fOE : wPaPErFiMM
>292サマ>293浅見サマ
そして、とおきサマ、皆さまありがとうございました。

http://www.youtube.com/watch?v=hEpLyuU_jPs
http://www.youtube.com/watch?v=ILpewYlSlME

(アナ)「再臨界が起きている可能性は低くなったということなんでしょうか?」
(小出)「と思います。」
(アナ)「再臨界が起きていないということは、ひとまず、少し安心できるポイントが増えたということですね?」
(小出)「仰るとおりです。ちょっとホッとしました。」
     ・・・・・
>231インタビュー映像より
(小出)「一番基本的なことを言うならば、機械は壊れるんです。人間は間違えるんです。」
http://www.asyura2.com/11/genpatu8/msg/632.html#c294

記事 [原発・フッ素9] 4月23日 今何をすることが必要か 小出裕章〔小出裕章(京大助教)非公式まとめ〕
http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/04/23/newstar-apr23/

4月23日 今何をすることが必要か 小出裕章

2011年4月23日(土)の朝日ニュースターの『愛川欽也パックインジャーナル』に、小出裕章氏が電話出演されました。

4/23(土) 原発事故工程表は大丈夫か

【今週の出演者】(敬称略)
山田厚史(AERAシニアライター)
今井 一(ジャーナリスト)
二木啓孝(ジャーナリスト)
池田香代子(ドイツ文学者)
横尾和博(社会評論家)

【電話出演】
小出裕章(京都大学助教・京大原子炉実験所)

放送を録画して公開されている方がいらっしゃいます。

愛川欽也パックインジャーナル4/23(土)「原発事故工程表は大丈夫か」1/2

愛川欽也パックインジャーナル4/23(土)「原発事故工程表は大丈夫か」2/2

以下、小出先生部分の要約です。

・(東電が工程表を発表したが内容はどうか?)工程表通りに収束するなら嬉しいが、出来ないと思う。問題は二つ。一つは作業現場の過酷な被曝環境のせいで作業がスムーズには続けられないこと。ロボットは線量測定ならできるが、冷却システムを構築するといった専門的なことは人間でないと無理。汚染水の処理が進まずいたちごっこの現状では難しい。(※二つ目の言及は無し)

・(世間では収まっているという印象もあるように思うが、実際の原子炉の状況はどうか?)とても改善に向かっているとは思えない。

・(最悪のシナリオは?)私が描く最悪のシナリオは原子炉がメルトダウンして水蒸気爆発するというもの。その可能性は否定したいが、自信をもってそうならないと言える状態ではない。

・(地上波等では最悪のシナリオに言及する人はいないが?)そのようだ。

・(事態改善のため何をしたらいいか?)やらなければいけないのは冷やすこと。今できるのは外から水を入れることだが、あふれてきてしまう。そこから抜けようとすると循環式の仕組みを作るしかない。東電の工程表の一部にもなっている。が、作業環境が現状では悪すぎるため、それを何とかする必要がある。

・(今の微妙なだましだましの状況が何年も続くようになるのか?)その可能性はある。

・(外部から水をかけ続けて安定冷却につながるか?)水があふれている以上、安定とは言えない。汚染水を垂れ流すような状況が続くのはとても悪く、望ましいこととは言えない。

・(JCOの事故処理のように、決死隊のような作業員が必要となる状況になる?)そういうところに追い込まれる可能性はある。

・(最悪の防護服のあったら?)ガンマ線をさえぎれる重い鉛のスーツを使っても被曝を防ぐことはできない。付着する放射性物質を付着することを防げるが、放射線は通す。

・(福島の20km圏封鎖で十分か?砂場で遊ぶな程度の話なのか?)コンパスで円を書くような形で汚染するわけではなく、風下が汚染される。実際の汚染に基づいて対策をする必要がある。こどもは放射線に対する感受性が高いため、砂場の砂を入れ替えるなど、被曝を減らすことが必要。最善はこどもを逃がすということだが、親から引き離すのは家庭崩壊につながる。


http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/771.html

コメント [お知らせ・管理19] みやしたさん、板違い投稿です。投稿ルールをご理解いただけるまで投稿可能数を0にしておきます。 管理人さん
04. 2011年4月23日 19:08:51: 6A1QsVIKOU
板違い投稿です。

東電出身候補者たちの「東電隠し」 ← 東電従業員を隠すのは重要事項説明義務違反!
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/769.html
投稿者 jesusisinus 日時 2011 年 4 月 23 日 17:55:22: veLsqfdw2ggms
http://www.asyura2.com/10/kanri19/msg/749.html#c4

コメント [自然災害17] 首都圏、地震起きやすい状態…東大地震研が解析() 赤かぶ
04. 2011年4月23日 19:16:45: jGKzU7J4XE
東大地震研が本領発揮するのは今後の裁判かなあ。「当時の学問水準では想定
不可能」「予想をはるかに超える」と嘘っぱちの不可抗力報告書。さらに工学部の
御用連中が「当時の基準に照らし合わせて原子炉の耐震設計には問題無し」と
恥知らずな報告書。さらに医学部の御用連中が「原発の放射能漏れ事故と発ガン率との明確な因果関係があるとまでは言えない」と国民殺しの報告書。で、法学部出の
裁判官が、東電も政府も「当時の基準や学問水準からいって、必ずしも十分な安全
措置を怠ったとまでは言うことは出来ない」「通常の発ガン率との明確な差異は必ずし
も認められない」てな判決を出して、東電も政府も無罪放免。さすがはオールインワン
の総合御用大学、何でもござれ。
http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/231.html#c4
コメント [原発・フッ素9] 福島第1原発「工程表、実現は可能」 仏アレバCEOに聞く 「廃炉作業30年以内に」 sci
07. 2011年4月23日 19:18:00: GVMFy9UA0g
@06

>ロボットにしろ、汚染水濾過にしろ、日本の国内技術で何とでもなると思うんですがね〜。
アイロボットが幾らするのか知れませんが、レンズが曇って身動き取れなくなってるようですし。
ケチで有名な清水にしては高い買い物ですね。
管内閣からの圧力なんですかね〜。
もはや政治の為のショーの様相です。


どうしたら、ソンナニ日本の技術や研究に信頼が置けるのか、" 謎 " ヤナ、オレにとっては!!!!!!!!!!!!!!!!


つまり、日本の技術で解決出来るのに、アメリカやフランスに止められてるトデモ!!!!!!!!????????


はっはっはっはっはっはっはっはっはっは、イヤハヤ 御目出度いのを通り越してるワ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


コウイウのを 「 ガラパゴス的思考形態 」 - 我が日本の技術・製品こそ世界No.1 と今でも妄信・盲信し、嘗ての成功体験の余韻から抜け出せずに世界からドンドン置いてきボリを食ってる - の典型的御仁の様デス!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


今、日本独自で何かヤレルとか成し遂げられるナンテ幻想を持ってる奴は、戦後ブラジル日系社会に現れた 「 勝ち組 - 日本が戦争に負けたというのは単なるデマ・嘘に過ぎ無いと最後まで日本の勝利を叫び続けたアホ共!!!!!!!!! 」 と同じ位 愚か!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/755.html#c7

コメント [原発・フッ素9] 菅は福島の小中学生を殺すのか 75.9%の学校が被曝量オーバーなのに放置のア然 (日刊ゲンダイ) 赤かぶ
59. 2011年4月23日 19:22:57: c3MGH08xSU
赤カブさん!何処から出た数値?雅か、テクノじゃないだろうね?(笑)何れにせよ、放射能数値報道の独占、湯田や機関を排除し、第三者の機関を導入しなければ、事は収まらないよ!でたらめな、情報に、国民が右往左往するばかり。まずは、頓珍官を引き摺り下ろさなければ、始まらない。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/700.html#c59
コメント [原発・フッ素9] 朝日新聞記者 伊藤千尋さんのお話/日本中で可能な地熱発電をやったら原発20基分の電力がまかなえる gataro
11. 2011年4月23日 19:23:19: DSyvgspLX2
インドネシアはアジアでは稀に見る原油産出国及び輸出国だと云う、なのに自国産の原油は輸出に廻して外貨を稼ぎ、自国の電力は全て地熱発電で賄いたいと担当相の表明が少し前にあったようだ。是非とも日本もそれに習い地熱発電に力を注ぎたいと経済産業省が根回しをしたところ、一番のネックは発電しても送電線を使わせないと既存の電力会社が回答して来たらしい事である。裏事情は皆さんご存知の奴米マフィア、原発マフィアの利権を荒らすことはさせないとの姿勢が透けて見えて来る。  我が国は全てここに原因がある、奴米派の跋扈である…ここを突破しないと全ての機能がうまく作用しない、叛旗を掲げると殺されてしまうからだ。要人を殺されない強力な庸兵システムの構築が最も急がれるべきだあると思う「目には目・歯には歯」のアッラーの国の教えを噛み締めて欲しい。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/705.html#c11
記事 [原発・フッ素9] 原発推進関係者へ告ぐ。諸氏等にまともな頭はあるか。
福島原発からの放射性物質の大量流出が続いている。原発推進関係者の一角であるマスコミは相変わらず今日は濃度が下がったとか、水位が下がったとか、問題のない数値が続いているとかを報道している。

中には放射能は人体にそう害はないなどの奇怪な説まで現れた。しかし世界中に拡散した”事実”は隠せず今後福島県の被災地域がどうなるか予断を許さないことは明らかで報道姿勢でも東電を悪者にして自分達マスコミの責任を回避しようとする姿勢も出てきた。

しかし、なお現状でも原発強力推進利権連合(経済産業省、保安院、安全委員会、電力会社、御用学者、原発産業、マスコミ、電通、ACなどの宣伝屋、さらに数えきれないほどある原子力宣伝の独立・社団法人、その他)は今後も原発を新設していく方針には変わりがないようだ。彼らの口からどうでもいい解説の言葉は出るが、今後原発をどうすべきか根本的に再考すべきだの声は発せられない。要するに本音では何とかこの事態をやり過ごし今後も原発利権を守りたいとの意識が見える。

そこで彼等に問いたい。諸氏らの頭の中はどうなっているのか。幹部は東大出身者も多いようで偏差値なるものは確保してきたのだろう。それなら今後どうなるか冷静に考えれば答えがでそうなものだ。

今、原子力発電所がどうなっているのか。過去どのような経過をたどってきたのか、いくつか見てみよう。今の原発が地震に弱いことはすでにハッキリしている、新潟の地震は内陸型で大した震度ではなかったが柏崎原発は停止し一部に火災が発生した。それをすぐの消火することもできなかった。多くの原発は震度6以下でも停止した。

福島、浜岡を含め多くの原発は当初設定した稼働期間を大きく伸ばして運転することにして老朽化が進んでいる。しかし長い期間稼働させないとコストが低いという前提は崩れる。

建設当時の耐震基準は水平方向に500とか600ガルとかの荷重しか見込んでおらず、その後阪神大震災等で1000ガル以上の数値が各地で記録され何度か建築基準も改定された。力がかかるのは本体の構造体だけでなく、配管にも通信設備にも排水設備にも及ぶ。多くの揺れにも見舞われる。まして材料の劣化も進んでいることを考慮すれば。被害が起こらないほうがおかしい。継手部分が剛結の構造なら最も弱い部分が破断する。

エライ人が推定する東海大地震は今後30年以内に80%以上の確率で起こるとされる。単純にこの可能性が50%になるのはあとせいぜい10年あまりといったところだ。ご存じのとうり中電の浜岡原発は震源域の直上にある。今回の東北のようにはるか離れた海上に震源域があるわけではないのだ。マグニチュード7.3に過ぎない阪神大震災でも直下型だったためあれだけの揺れを記録し大きな被害がでた。今のままでは浜岡原発は今回の福島と同様な事故になる可能性は大きい。というよりほとんどそうなる。津波を防いだとしてもだ。どうせその時までの「利権」にすぎない。

それでも諸氏らは。多くの仲間の利権連合で今後も原発を進めようとするのか。いまだマスコミも原発容認が50%以上とかの奇怪な世論調査の数字を出している。

仮にその目論見が達成されたとしよう。しかしほぼ確実に今後同様の事故が起こりその時点で原発の新設が出来なくなるのだよ。そして日本及び人類に対する大犯罪者として歴史に記録されることになるのだよ。いくらか思考力のある頭があるならこのくらいわかりそうなものだ。諸氏らは痴呆か。冷静に自分達の置かれた状況を客観的に見ることも出来ないのか。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/772.html

コメント [原発・フッ素9] チェルノブイリの被災者が来日 「原発考え直すべきだ」(東京新聞) 赤かぶ
02. 2011年4月23日 19:24:17: FKVMEhzyKM
原発から180キロ離れていても多大な土壌汚染。
福島はチェルノのように爆発しなかったがいまだだらだら漏れ。
この先もだらだら漏れ。
東京の土壌汚染も今以上に進む。
そして日本全体も同様。
恐るべき現状だ。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/759.html#c2
記事 [近代史02] 作曲家フルトヴェングラーとは何であったのか?

ドン・ジョヴァンニが改悛を迫る騎士長(石像)を拒み、「NO!NO!」と叫び続ける。

急に涙があふれ、目の前が見えなくなった。

いつの世も時代を切り拓くのは、若者達のエネルギーだ。

今私達は、「NO!NO!」と信念を貫くことができるだろうか。

ふと問うてみたくなった。

http://www.opera-sai.jp/message/index.html


WILHELM FURTWÄNGLER "DON GIOVANNI-OUVERTURE" 1953
http://www.youtube.com/watch?v=n0H2Klnl2Sc&feature=fvst

Sextet from Don Giovanni (Furtwängler)
http://www.youtube.com/watch?v=9YCHCV_7N3w

"Finch'han dal vino" - Don Giovanni - Furtwängler
http://www.youtube.com/watch?v=49wbYpG2PYM

Cesare Siepi in Don Giovanni
http://www.youtube.com/watch?v=GY-_3oCnqtY

Cesare Siepi as Don Giovanni
http://www.youtube.com/watch?v=W7JoIB-lT9Q

Don Giovanni - Furtwängler - O Statua Gentilissima Wernecker
http://www.youtube.com/watch?v=CzfRho5UeuM

WILHELM FURTWÄNGLER Don Giovanni - Commendatore scene
http://www.youtube.com/watch?v=jATcM8X29zc

Mozart: Don Giovanni ACT2 Finale by Furtwangler 1954
http://www.youtube.com/watch?v=FnZ-198_wqo


__________


1. 前代未聞・空前絶後の大指揮者フルトヴェングラーとは何であったのか?

芸術というものは、「切れ目」があるもの。音はつながっていても、その流れの中に明確な「切れ目」がある。だって、そもそも芸術作品というものは、創作する人間に神の言葉が降り降りたから、永遠に残る作品になったわけでしょ?

その瞬間は、人間の発想の「流れ」は、切れますよ。

逆に言うと、だら〜とつながっている「流れ」を持つ作品は、たとえ音に切れ目があっても、人間の思考の範疇にあるわけ。

以前にマルグリット・デュラスの「インディア・ソング」を考えた際に触れましたが、「最適化とまり」の作品と言えるわけ。そんな作品は、「夜明け」に到達できないnormalな量産品ですよ。


最適化の作業を超えた神の声。そんな瞬間には、時間の流れが止まってしまうもの。

だから、「切れ目」が発生することになる。音がつながっていても、「流れ」が切れるわけ。


もちろん、音楽作品において、そんな「切れ目」があれば、音が一端切れることもありますし、音楽の音色の変化となるケースもありますし、テンポが変わるパターンもある。音楽の表情の変化には色々なパターンがあるもの。

しかし、音楽を聞いていて「ああ!この箇所で、単に音が変化したのではなく、世界が変わったなぁ・・・」と思うこともあるでしょ?

表現された「世界の切れ目」は、現実的には、音楽の流れにおいても切れ目となる。だから、音楽の切れ目に注目すれば、表現された「世界の変化」あるいは、その作品に現れた創造者の声も、見えてくる。日頃から創造的な日々を送っていれば、そんな「切れ目」に対する反応が鋭くなるわけですし、ルーティーンな日々を送っていれば、明確な切れ目があっても、見過ごしてしまう。


今回取り上げるのは、音楽映画「フルトヴェングラー その生涯の秘密」と言うもの。
芸術的な映画と言うより、記録映画に近い映画です。この映画を元に、フルトヴェングラーという人を考えて見たいと思っているわけ。

フルトヴェングラーと言う人は、第2次大戦を挟んでベルリン・フィルの指揮者だった人でした。1954年にお亡くなりになっています。没後50年以上経っているのに、今でも崇拝者はいたりしますよね?

フルトヴェングラーは当代随一の大指揮者であったとともに、作曲も、しました。

第2次大戦という困難な時代に、よりにもよって、ベルリン・フィルの指揮者だったため、ナチとの関係が色々と指摘されることになる。その映画でも、そんなシーンが出てきます。ナチとの関係は、後で考えてみます。とりあえず、ここで考えてみるのは、切れ目の問題です。


実は、このDVDの解説が、結構面白い。日本の音楽関係者さんが解説をなさっておられるようですが・・・

「切れ目」への反応が・・・何と言うか・・・うーん・・・と言わざるを得ないもの。

実は、このDVDの終わりの方に、第2次大戦の終結前にフルトヴェングラーがワーグナーの「マイスタージンガー」の前奏曲を指揮するシーンがあります。フルトヴェングラーとオーケストラはコンサート会場(と言っても体育館かな?)で演奏している。そこにはナチのカギ十字の旗が掛かっている。軍需工場の慰問の意味もあるのかな?

そして映画では聴衆が映っているわけです。フルトヴェングラーとオーケストラの演奏シーンがあって、聴衆が真剣に聞いている映像が流れて、そしてまた演奏シーンがあって、そして、聴衆のシーン・・・と繰り返される。映っている聴衆は、実に、真剣な、表情。

DVDの解説では、「スゴイ演奏だ!だから、聴衆がこんなにも真剣に聞いている!」なんて書かれていますが、読んだ私はその言葉にビックリ。

映像を見れば疑問に思うはずですが、フルトヴェングラーとオーケストラによる演奏シーンと、真剣に聞く聴衆のシーンって、同時に収録したものなの?

聴衆のシーンは別撮りじゃないの?
そして、後で編集したのでは?

同時収録の聴衆もいるでしょうが、全部が全部同時収録なの?

映っている聴衆に当たっている光の具合って、実際のコンサート会場ではありえない場合がある。それに聴衆と演奏家が一緒に映っているシーンがほとんどない。聴衆の映像に、音楽が流れるだけ。それに、フルトヴェングラーのコンサートなのに、それに特に正装している服装ではないのに、まあ、映っている聴衆の周囲がスカスカで、一人しか映っていない場合もある。安い席なら、もっと聴衆を詰め込むでしょ?ただでさえ希望者が多いんだから・・・


真剣な表情で音楽に聞き入っている聴衆の姿って・・・まあ、演技のプロなら当然ですよ。そもそも当時のドイツは純然たる独裁国家。そのイベントを収録した映像に映っている人物が、まるっきりのカタギと言うわけには行かないでしょ?

それこそ今だったら、北朝鮮政府が映した映像で映っている「一般国民」が、どんな素性の「一般国民」なのか?ちょっと考えればわかるはず。それに当然のこととして、当時のカメラは巨大なもの。ゴダールの「勝手にしやがれ」のように手持ちカメラでの撮影と言うわけにはいかない。自分の目の前にそんな巨大なカメラがあったら、落ち着いて演奏を聞くどころではないでしょ?

そして、当然のこととして、相当の光を当てないと、当時の感度の低いフィルムには収められませんよ。映っている「聴衆」にも、相当の光が当たっていたはず。それに、当時の政治体制を考えれば、聴衆だって「ミスは許されない」状態。こりゃ、「真剣」にもなりますよ。命が掛かっているもん。


「一般の聴衆が、こんなに真剣な表情で!」
・・・なんて・・・素直ないい子だねぇ・・・


何も私はその「解説」を失笑しているわけではありませんヨ。シーンの切れ目に対する反応の鈍さについて考えているだけです。

演奏シーンがあって、聴衆のシーンへと続く・・・

その「切れ目」に何があり、どんな意図があったのか?

日頃から創造的なことをやっている人だったら、そんな切れ目を見逃すはずはないんですね。逆に言うとルーティーンな日々を送っている人は、そのような「切れ目」に反応することは難しいんでしょう。これはしょうがない。日本の音楽現場と言うものは創造現場とは距離があるんでしょうね。

創造的な瞬間、人間の思考が途切れる絶対的な瞬間・・・

そんな瞬間とは無縁なんでしょう。申し分のない立派な市民と言えるんでしょうが、芸術家とは言えませんね。まあ、その「解説」は切れ目への反応の鈍さの実例。逆に、切れ目への反応の鋭さの実例というと、実は、このDVDで典型的な箇所があります。

映画に登場しているドイツの音楽研究者さんがフルトヴェングラーが演奏したバッハのブランデンブルク協奏曲の第5番について考えている箇所。その演奏が持つ切れ目がすばらしい。

フルトヴェングラー指揮による、バッハのブランデンブルク協奏曲・・・そんな組み合わせの方に、21世紀に生きる我々は失笑してしまう・・・そんなものでは?

フルトヴェングラーが活動していた時代から、バッハの演奏スタイルは大きく変わってしまいましたからね。実際に、この演奏でもチェンバロではなくピアノが鳴り響く。現代的と言うか、古いというか・・・

しかし、これがまたビックリするくらいに面白い。単に、古楽器による演奏に馴れた我々の耳に、逆に新鮮に響く、と言うものではなく、音楽の「切れ目」が生きている。

音楽の切れ目から、神からの霊感そのものが、鮮やかに浮かび上がる。

「ああ!ここでバッハに、神から霊感があったんだなぁ・・・」って、誰だってわかるのでは?

私はその「切れ目」の部分で、魂が身体からスーと抜けて行く感じがしたくらい。演奏スタイルが古いとか正統的とかの議論よりも、創作者に降り降りた神の言葉を再現することの方が重要でしょ?

フルトヴェングラーの演奏を聞いていると、その切れ目から、まさに「神の言葉」が聞こえてくる。創造的な音楽は、音楽の流れの中に、たまたま切れ目があるのではなく、切れ目をつなぐために、メロディーがある、むしろそっちのスタイルに近いもの。

それこそフルトヴェングラー指揮の有名なバイロイトでのベートーヴェンの第9交響曲の演奏ですが、あの「歓喜に寄す」のメロディーが、「入ってくる」その切れ目のすばらしさ・・・

それは誰だって認めるでしょ?全体が問題ではなく、切れ目が問題と言えるのでは?

神は切れ目に宿るわけ。切れ目への鋭い反応。そしてそれを再現する技量。フルトヴェングラーが、確かに、当代随一の指揮者であったのも、よくわかりますよ。

さて、前にも書きましたが、このフルトヴェングラーは、ナチとの関係が色々と指摘されたりします。多くの芸術家がドイツを後にしたのに、ドイツ国内に留まった。もちろん、彼もナチに対して抗議の声を上げたのだけど、どうも「あいまい」な態度。あるいは、このDVDに登場する画家のココシュカの言い方をすると、「とまどう」態度。

駆け出しの演奏家ならいざ知らず、指揮者としては当代随一の人だったんだから、生活の問題はないはず。心情的にはナチにシンパシーを持っていたのでは?

そんな指摘が、ナチの蛮行が本格化する前から、フルトヴェングラーに寄せられていたわけ。それに対し、

「音楽は政治とは関係ない!」

「私はドイツ音楽に忠誠を誓っているのであって、ナチに忠誠を誓っているのではないんだ!」

「ドイツ音楽を守るためにも、ドイツに残る。」


彼はそのような発言をしたわけ。「芸術と政治は関係ない!」という主張は、別の言い方をすると、「政治と芸術の間には切れ目がある。」と言う主張とも言えるでしょう。

その主張はともかく、もっと明確な態度でもよかっただろうし、取ることもできたのでは?

政治と関係ないと積極的に思うのなら、政治的な場所から切れて、積極的に距離を置けばいいだけ。ただ、その動乱の時代の当事者でない部外者が、もっともらしくコメントしても意味がない。

ただ、ナチとの関係が「あいまい」であったとは言えるでしょう。だって、他の多くの音楽家は、もっと明確な態度で臨んだわけですし、そのような断固とした態度をフルトヴェングラーに勧めた人も大勢いた。つまりフルトヴェングラーには他の選択肢を知っていて、その選択の可能性もあったわけ。

いっそのこと、ナチに忠誠を誓っても、それは個人の政治信条の問題。ナチに反対して、さっさと亡命して、他の国から「ナチからの解放」を呼びかけるのも、立派な態度。フルトヴェングラーは、「あいまい」なんですね。

しかし、フルトヴェングラーの「あいまいさ」って、ナチとの関係だけではない。音楽家にとって、もっと重要な問題においても、実にあいまい。

音楽家であることはいいとして、演奏家なのか?作曲家なのか?

その問題と真摯に向き合ったりはしない。

「ボクは本当は作曲家なんだ!」

なんて言うのはいいとして、実際に作曲をするわけではない。作曲する時間があっても、何とかして逃げ出そうとする。第1次大戦において、それこそ若いフルトヴェングラーは率先して兵役に付こうとしたらしい・・・

せっかく、徴兵検査で不合格になったのに・・・志願するなんて・・・

愛するドイツのため・・・は、いいとして、そのドイツの芸術を発展させることの方が、創作活動をする者の重要な仕事でしょ?

「ベートーヴェンやブラームスを産んだ祖国を守る!」

なんてお題目はいいとして、だったら、なおのこと自分が作曲することでベートーヴェンやブラームス以上の作品を残した方が祖国ドイツにとっても価値があるのでは?


フルトヴェングラーは、作曲の時間ができると、何かに首を突っ込んで、その作曲できる時間をつぶしてしまう。そんなことの繰り返し。その点は、ナチとの「あいまい」な関係で非難された作曲家のR.シュトラウスとは全然違っている。

シュトラウスは、要は自分が作曲できて、自分の作品が上演されれば、それでいい・・・と、割り切っている。ナチに対しても、いつの時代にも存在する、単なる「よくある障害物」くらいの認識。気に入らないヤツらだけど、明確には敵にする必要はない・・・それよりも、アイツらを、うまく使ってやれ!

シュトラウスはナチとはあいまいであっても、音楽活動に対しては、実に明確なんですね。シュトラウスが取ったこのような態度は、分野は違っていますが、ロケット開発のフォン・ブラウンとも共通しています。

自分が本当にやりたいことがわかっているものの発想。これこそが天才というものですよ。それに対しフルトヴェングラーは、「あいまい」な態度ということでは首尾一貫している。ナチともあいまい。作曲活動もあいまい。

あるいは、フルトヴェングラーのライヴァル関係であったトスカニーニとの関係もあいまい。トスカニーニを嫌いなら嫌いでいいわけですが、「敵にしたくない!」「嫌われたくない!」あるいは、「嫌ってはいけない!」なんて心情が見えてくる。

いつだって誰に対してだって判断保留の状態。

トスカニーニにして見れば、フルトヴェングラーは、指揮者としては偉大。政治的には無能。友人とはいえない。と明確。トスカニーニだって他の指揮者についての評価や関係についてウジウジ考えているヒマなんてありませんよ。どうせ共演するわけでもないし・・・割り切って前に進むしかないでしょ?

フルトヴェングラーの行動なり発言を読んでいると、「で、アンタ・・・いったいどうしたいの?」なんて思ってしまう。

フルトヴェングラーに対するトスカニーニなり、F.ブッシュの怒りも、そのあたりなのでは?

もちろん、「芸術と政治は関係ない!」という正論は正論。現実は、そんなものじゃないけど・・・

しかし、「芸術は政治とは関係ない」と言う理屈はいいとして、そうなると、芸術作品に対する理解ってどうなるの?

そう思いませんか?

だって、ナチの活動なんて、共感できないのはいいとして、考える価値のあるものですよ。たとえば、ナチの活動を見ながら、「愛を断念することによって、世界の支配をもくろむ」アルベリヒを連想しなかったのかな?

復讐だけがそのアイデンティティとなったハーゲンを連想しないのかな?

好人物であるがゆえに利用されたグンターと、ヒンデンブルク大統領の相似性を考えなかったのかな?

というか、悪企みの「弾除け」にされた好人物グンターの役回りを、フルトヴェングラーはどう思ったのだろう?

ヒンデンブルク大統領とは別に、この役回りを見事に演じた人が、まさに、いたわけでしょ?

フルトヴェングラーはグンターのことを「自分の背景で悪企みが進行しているのに気がつかないなんて・・・バッカだなぁ・・・コイツ!」なんて思ったのかな?

ナチは自分たちのことをジークフリートに例えていたのでしょうが、むしろアルベリヒやハーゲンにそっくりですよ。そして、最後のカタストロフも、オペラのまま。


ヒトラーと初めて会って話をしたフルトヴェングラーは、ヒトラーのことを「取るに足らない人物」と評したそう。そんな単純な見解って、人に対する洞察力が、いちじるしく劣ると言うことでしょ?

だって、その直前に、フルトヴェングラーは、ジークフリート・ワーグナーの未亡人でありバイロイトでの覇権を目指すヴィニフレート・ワーグナーと衝突しました。

ヴィニフレートは音楽について、明確な知識もない人間なのに、指揮者に色々と指図して、フルトヴェングラーは「もう、やっとれんわいっ!」とブチ切れたわけ。

バイロイトの主人として、バイロイトを盛り立てる・・・その意欲は意欲としていいのですが、音楽面でフルトヴェングラーに指図してもしょうがないでしょ?


しかし、コンプレックスの強い人間ほど、そんな無用な指図をやりたがるもの。それだけ自分を実態以上に「大きく」みせようとするわけ。そして自分自身から逃避したいわけ。そんなヴィニフレードとの衝突の後で、ヒトラーと会談して、ヒトラーとヴィニフレートとのメンタル的な共通性を感じなかったのかな?


芸術の分野も、政治の分野も、その主体は人間でしょ?

その間には明確な「切れ目」なんて無いんですね。芸術作品に登場する人物の心理を理解できても、実際の人間のキャラクターはまったく理解できないって、やっぱりヘン。
実際の人間も、オペラなどでの描かれている人間も、似たキャラクターの場合って多いものでしょ?


この点について、実に笑える話があります。第2次大戦の終結の後、ナチとの関係を理由に裁判にかけられるフルトヴェングラー。その証人として、とあるオペラ歌手が出てきたそう。そのオペラ歌手は、フルトヴェングラーとナチとの関係について、ウソ八百ならべて、フルトヴェングラーを陥れようとしたらしい・・・

しかし、そのオペラ歌手には、フルトヴェングラーとの間に過去に個人的な「いさかい」があり、その個人的な感情で、フルトヴェングラーに嫌がらせをしたんだそう。それは「マイスタージンガー」のベックメッサーの役をやりたくて応募したけど、フルトヴェングラーがその歌手を採用しなかったので、その「恨み」を持っていて、それを裁判という場違いな場でぶつけたわけ。

いやぁ!ベックメッサーになれなかった歌手の、見事なベックメッサー振り。芸術作品を理解するのに、最良の資料は、自分たちの目の前にあるものなんですね。

あるいは、教養人とされるフルトヴェングラーですが、ヒトラー,ゲッペルス,ゲーリングのナチの3巨頭のキャラを、フランス革命のロベルピエール,マラー,ダントンの3巨頭とのキャラとの関連で、見るようなことはなかったのかな?

禁欲主義者,マスコミ対応,享楽家と、組み合わせもちょうど合っている。教養人フルトヴェングラーの教養って何だろう?


書かれた楽譜なり、本での記述は理解していても、実際の人間を洞察するのには、何もできない。フルトヴェングラーって「ブンカジン」だなぁ・・・と思ってしまう。

まあ、そんな実際の人間に対する洞察力が著しく劣っていても、演奏家としては何とかなるんでしょう。それこそブルッックナーのような作品を演奏するのだったら、それでもいいのかも?

しかし、そんな人が、作曲などの新しい作品を作ることができるの?

ゼロから創作することができるの?

現実を見る目がそんなにない状態から、ゼロから創作するインスピレーションなんて、沸き起こって来るの?

フルトヴェングラーは、楽譜から「神の言葉」を読む取る能力はすばらしいけど、神の言葉を直接聞ける人間なのかな?

R.シュトラウスが要領よく立ち回ったのは、それだけ「人を見る目」があったからでしょ?

逆に言うと、そんな目がないとオペラなんて書けませんよ。フルトヴェングラーが言う


「時間がなくて、作曲できない・・・」

は、理由としてポピュラーですが、作曲なんて基本的にはアタマの中でやるものでしょ?

電車で移動している最中にもできるじゃないの?

あるいは、アルキメデスのようにお風呂に入った時にすばらしいアイデアなんて浮かばなかったの?

そのようなアイデアをしっかりコンポーズするには、まとまった時間も必要でしょうが、アタマの中でラフスケッチくらいはできますよ。それなのに、どうして20年以上も作曲に手をつけないの?

それって、「どうしても曲にまとめ上げたい!」という霊感やアイデアがなかったからでしょ?

だって、目の前にいる実際の人間に対する洞察力が、これだけ劣る人なんだから、霊感なんて来ませんよ。もし霊感があったら、とりあえずは、小さな作品からでも、作曲するでしょ?

まずは小さい規模の作品を制作しながら、自分自身の本当の霊感なり、作品にする問題点を自覚できるわけでしょ?

その後、大規模な作品に進んでいけばいいじゃないの?

作曲活動それ自体が、そして自分が作った「小さな作品」それ自体が、自分自身がやりたい作曲活動の方向性を教えてくれることがあるわけ。いきなり大規模な作品を制作って、ヘンですよ。


彼の作曲した作品ですが・・・

DVDの映像では、カイルベルトとバレンボイムが、肯定的な評価をしています。しかし、どうしてコメントがカイルベルトとバレンボイムによるものなの?
実は、この映画には、もっと適役が登場しています。それは、テオドール・アドルノ。

シェーンベルクに作曲を習い、マーラー以降のドイツ音楽について一家言以上のものを持つフランクフルト学派の哲学者アドルノが、フルトヴェングラーが作曲した音楽を、「理詰め」で絶賛すれば、この私などは「ははぁ!わかりました!わかりました!もうわかったから勘弁してよ!」って泣きを入れますよ。


ところがアドルノは、フルトヴェングラーの指揮を絶賛しても、作曲した作品には何も語らない。当然のこととして、この映画を制作した人は、アドルノに対して、作曲家としてのフルトヴェングラーについて聞いたはずです。カイルベルトやバレンボイムにも聞いたくらいなんですから、当然でしょ?

アドルノは、まあ、その話題を避けたんでしょうね。ウソは言えないし、故人を冒涜するようなことはしたくないし・・・

まあ、アドルノが言いたくないレヴェルの作品というわけなんでしょう。技術的な問題はともかく、「どうしてもこれを表現したい!」という気持ちが入っていないと、それ以前の問題ですよ。彼の作曲した音楽からは「どうしてもこれを表現したい!」「これだけでもわかってほしい!」という強い意志が感じ取れない。

しかし、彼の「指揮した」演奏を聞いて、「どうしてもこれを表現したい!」という強い意志が聞きとれない人はいないでしょう?

そして、演奏には、明確な「切れ目」もある。その切れ目が、人間の発想から、神の発想への「切れ目」となっている。そして、その「切れ目」を通ることによって、音楽の高みが、「より」高みへと通じ、深みが「より」深みへとなっていく。彼が指揮した音楽が作り出す「切れ目」を、彼と一緒にくぐることによって、我々聞き手も「より」深淵へと、到達できる。


『ここで作曲者に神の言葉が降り降りたんだ!』

って、フルトヴェングラーの指揮した音楽からは明確にわかる。彼は演奏家としては、あいまいさからは無縁。彼としては、演奏している時だけが、自分になれた・・・というより、完全なオコチャマになれた・・・のでは?

それ以外の時は、周囲に配慮しすぎですよ。


完全なオコチャマになり、幼児のように心を虚しくしているので、まさに天国の門は開かれる。


「オレは本当は指揮者ではなく作曲家なんだ!」

「本当は指揮などをしている場合じゃないんだ!」

「作曲をしないと行けない!」


と思っているので、指揮そのものは一期一会になる。フルトヴェングラーにしてみれば指揮は禁忌のものなんですね。禁忌のものだからこそ、なおのこと惹かれるって、人間誰しもそんなもの。おまけにそっちの才能は人並み外れているんだし・・・やってはいけないものだからこそ、火事場のバカ力も出たりする。

だからますますやっていて楽しい。火事場のバカ力なので、精神的に落ち着くと、周囲に配慮した「いい子」になってしまう。自分に自信がない人は人から誉められることを渇望するもの。それだけ自分自身が本当にしたいことがわからないので、人からの評価に依存してしまうわけ。

しかし、「いい子」では、逆に神の言葉は聞けないでしょ?

だって、「心を虚しくしている」幼児は、決して「いい子」ではないでしょ?

「いい子」って、それだけ外面的なことにこだわっているということ。人の評価に依存しているということ。それだけ神からは遠いわけ。


フルトヴェングラーの父親は、なんとアドルフという名前らしい・・・考古学の教授をなさっておられました。そのアドルフさんは、息子の才能を認め、サポートした・・・のはいいとして、息子の意見を聞いたの?フランクな会話があったの?

どうも、そのアドルフさんは厳格な人だったらしい。厳格と言っても様々なヴァリエーションがあります。自分に厳しいというパターンから、問答無用で強圧的というパターンまで。息子のウィルヘルム・フルトヴェングラーが極端なまでに「いい子」でいようとしたことからみて、まあ、問答無用の父親のパターンでしょうね。

そうなると、一般的に子供は抑圧的になってしまう。自分で自分を抑圧するようになるわけ。まさに「いい子」でいなきゃ!って強迫的に思ってしまう。

彼も、自分の父親アドルフの問題を真剣に考えればいいのでしょうが、どうもそこから逃げている。父親アドルフの問題から逃げていれば、総統アドルフの問題を考えることからも逃げるようになりますよ。だから眼前にどんな事件があっても、鈍い反応しか示せない。

自分が一番よく知っている人物の問題から逃避する人は、眼前にある具体的な人物や事例から考えることを逃避してしまうものなんですね。それこそ、フェミニズム運動をなさっておられる女性たちは、自分の父親の問題については絶対に言及しないものでしょ?

一番よく知っている男性の問題を考えなくて、男女の問題云々もないじゃないの?


同じように、フルトヴェングラーは、一番よく知っている人間の問題から逃避して、具体的な現実の人間の問題から次々と逃避しだす。そして、最後には指揮台に追い込まれ、もう逃げようがないとなると、爆発してトランス状態になり火事場のバカ力が出る・・・


普段は逃げ回っている作曲家フルトヴェングラーなり、人間フルトヴェングラーも、指揮台に上るという「切れ目」を経ると、「あいまいさ」から解き放たれ、神懸かりとなって、神の言葉が聞けてしまう。指揮台に上るという「切れ目」を経ることによって、「切れ目」を作り出すことができる芸術家になる。

指揮台に上る前は、アドルフから逃げ、アドルフの言葉を聞く状態。

指揮台に上ったら、神の言葉が聞こえる。


そういう意味で、作曲から逃げ出すこと自体が、神懸かり的な演奏をするエネルギーになる。しかし、そんな彼は、本当に、「作曲をしなくてはならない。」という状況になったら、どこに逃げるんだろう?

フルトヴェングラーにとっては、演奏は、仕事でもなく使命でもなく、いわば治療とか療法に近いもの。しかし、だからこそ、彼にとっては必然でもある。作曲では彼は救済されないわけ。

個人的なことですが、私が彼の演奏のレコードを聞いたのはシューベルトの長いハ長調の交響曲の録音。オケはベルリン・フィル。その演奏を聞いて、まずは最初のホルンにビックリしたものです。

「これが20年後に、パリのオーケストラよりもラヴェルらしいラヴェルがやれると自慢されてしまうオケの姿なのか?」

最初もビックリですが、第1楽章の最後の部分にもビックリ。オケのメンバーが、気が狂ったように演奏しているのがよくわかる。


オーケストラのメンバーや聴衆に「感動」を与えられる指揮者は結構いるでしょうが、オーケストラのメンバーや聴衆を「発狂」させるのは、ハンパじゃありませんよ。とてもじゃないけど、人間業ではできないこと。


そして、そのシューベルトの演奏を聞いていると、この演奏家が、死に場所を探して暴走していることがスグにわかる。彼は逃げて、逃げて、死に場所を探して暴走し、その暴走がオーケストラや聴衆に伝わる・・・


死に場所を探すエネルギーが、演奏のエネルギーになり、生きるエネルギーになる・・・って、矛盾しているようですが、まあ、芸術・・・特にドイツ芸術って、そんな傾向があったりするでしょ?


ドイツ精神主義なんて言葉もありますが、フルトヴェングラーの音楽を聞いていると、そんな主義主張よりも、彼岸にあこがれる心情の方が強いのでは?

しかし、彼岸に憧れ続ける心情が何をもたらすか?

そんな一期一会の絶妙な均衡が、彼の音楽をかけがえのないものにしている・・・

演奏専従だったら、演奏だってルーティーンなものになってしまって、一期一会にはならないわけですからね。この点は、他の演奏家にはないこと。彼は演奏家になりきれなかったから、偉大な演奏家になった・・・

あるいは、職業としての演奏家としては不十分であったために、一期一会の演奏は達成できた。相変わらずの、反語的な言い回しですが、偉大な表現者って、反語的な存在なんですね。

http://movie.geocities.jp/capelladelcardinale/new/07-11/07-11-01.htm

「作曲家としてのフルトヴェングラー」

彼は、ある意味において、実に面白い人物。私ごときが指揮者としての彼の能力を語ることはできるわけがない。天才の発想なんて読めませんよ。

しかし、指揮台に上がっていない彼の、普段の行動なり作曲家としての彼のスタイルは、意外なほどに「読みやすい」もの。よく、彼の行動を評して

「どうしてナチに対してあいまいであったのか?」とか

「どうして大した才能もないのに、作曲家であることにこだわったのか?

そもそも大作曲家の作品に親しんでいる彼なんだから、自分の作品のデキについてわからないわけがなかろう?」


どうしてなんだろう?そんな疑問が提示されたりするものでしょ?


ナチや自分の作品の価値についても、ちょっとでも自分で判断すれば、結論を出すことは難しくはない。しかし、世の中には判断することから逃避するような人間もいたりするもの。フルトヴェングラーがその典型だとすると、彼の行動も、簡単に理解できてしまう。

判断を間違ったのではなく、判断することから逃避する人間のタイプなんですね。


以前にエルフリーデ・イェリネクさん原作の「ピアニスト」と言う作品を考えた際に、抑圧と言う言葉を多く用いました。表現者としては、「自分がやりたいこと」、あるいは「表現者として人々に伝えたいことは何だろうか?」その問題意識が重要でしょ?


自分自身を抑圧すると、そのようなことを考えることから逃避するようになってしまう。そんな人は、「何を伝えるのか?」と言う問題から逃避して、「どうやって伝えるのか?」と言う問題にすり替えてしまうんですね。

自分がどうしてもやりたいこと、あるいは自分がどうしても伝えたいこと・・・それはいわばWHATの問題。

どうやって伝えるのかの問題は、いわばHOWの問題。

自分自身に抑圧を課す、それなりに知性のある人間は、自分自身のWHATの問題から逃避して、あらゆることをHOWの問題にしてしまう。なまじっか、それなりに知識があり、HOWの問題について語ることができるので、WHATの問題から逃避していることが、自分でも気が付かない。自分からの逃避と言う状態においても、それなりに洗練されてしまうわけ。

さて、フルトヴェングラーの逃避の問題ですが、この映画で実に典型的なシーンが出てきます。青年時代のフルトヴェングラーが、家庭教師と一緒にイタリアのフィレンツェに旅行をした。ミケランジェロの作品に圧倒的な印象を受けた青年フルトヴェングラーは、その場から離れ、一人でその印象を楽譜にしたためていたらしい・・・

映画においても、その「圧倒的な印象から逃げて・・・」なんて言われちゃっています。もうこの頃から、逃避傾向があるわけです。と言っても、皆さんは思うかもしれません。

「せっかく、ミケランジェロの彫刻からすばらしい印象を受けたのだから、それを音楽作品にまとめようとするのは、作曲家志望の青年としては当然のことではないのか?」

その感想は、ある意味において、正しいでしょう。しかし、圧倒的な印象を受けたのなら、それをその場で楽譜に残す必要はないんですね。だって、圧倒的な印象だったら、いつまで経っても忘れませんよ。何もその場で音楽作品にする必要なんてない。むしろ、アタマの中で寝かせておいて、その印象が充実してくるようにした方が、適切な方法。アタマの中でその時の印象と別の機会での体験を組み合わせたり、他の経験と共通性を考えたり、当然のこととして、その表現方法だって色々と考えられる。

素材をどう広げるのか?
あるいはまとめるのか?
どのようにコンポーズするのか?

それを考えるのが作曲家でしょ?

その時点で音楽にして楽譜に書いてしまうと、もう考えなくてもよくなってしまう。ただ、アタマの中での試行錯誤は、結構シンドイもの。常に考えなくてはならないわけですから、精神的に負担になるんですね。

それこそ、コンピュターのメモリーで常にアクセスできる状態のようなもの。引き出しやすいけど、電力は常に使う状態なのでスウィッチは切れない。

それに比べて、ハードディスクに保存すると、保存性はよくなるけど、アクセスは出来にくい。だから加工は難しい。これが紙にプリントアウトしてしまうと、もういじれない。しかし、だからこそ精神的にはラクと言える。


フルトヴェングラーだって、本当に作品を作れる人間だったら、そんな強い印象を受けたのなら、スグに楽譜にまとめることなんてしないはず。スグに楽譜にメモしなくてはならないのは、むしろ小ネタの方。だってちょっとしたネタだったら、それこそスグにメモならないと忘れちゃうでしょ?


「あの部分の切り返しのところは、このような方法にしよう!」とか、「ちょっとしたエピソードとして、こんなネタを挟もう!」なんて、ちょっとしたアイデアも、作品を作る上では必要ですよ。そんな小ネタだったら忘れないようにメモらないとね。

よく「引き出し」なんて言い方がありますが、そんな小ネタもやっぱり必要なもの。
それこそ引き出しにしまっておかないと。しかし、自分にとって最重要な問題、いわば大ネタは、忘れるわけがないから、メモる必要もない。

スグにまとめちゃうということは、アタマの中で寝かして試行錯誤し続ける精神的な負担に耐え切れない心の弱さを表しているものなんですね。ミケランジェロからの印象を、さっさと楽譜にまとめてしまう態度では、「強い」作品にはならないわけ。

こんなことを書くと、いまだに現存するフルトヴェングラーの崇拝者の方はご立腹なさるでしょうが、今ここで私が考えているのは、作曲家としてのフルトヴェングラーであって、指揮者としてのフルトヴェングラーではありません。


指揮者としては、あれほど圧倒的な音楽を作れるのに、どうして作曲家としては「いい子」、あるいは規格品とまりなの?と言うか、それこそ、作曲なんて止めてしまって指揮者専業でも何も問題ないはず。作曲をすること自体を楽しむことができる人間だったら、それこそミケランジェロから受けた強い印象をアタマの中で色々といじって、長く検討して行くものでしょ?

スグに作品にまとめるって、「イヤなことは、早く忘れたい!」「つらいことから、早く逃げ出したい!」そんな心情が、無意識的にあるということ。

自己への抑圧と言うものは、そのような自己からの逃避というスタイルになることが多いんですね。自分自身のWHATから逃避するわけ。

自分が何をしたいのか?

何を人に伝えたいのか?

それについて考えないようになってしまう。

そのような傾向は、強圧的な父親の元で育ったアダルトチルドレンに典型的なもの。問答無用の環境だったので、自分がしたいことを抑圧するようになるわけ。

実は、フルトヴェングラーの行動も、抑圧的なアダルトチルドレンの習性がわかっていると、簡単に予想できてしまう。発想が常に減点法。人から嫌われてはいけない。よい子でいないといけない。もちろん、親に迷惑が掛かってはいけない。そんなことを常に考えている。減点を意識しているので、自分で判断できない。

彼の場合は、それが特に深刻で、共依存状態にある。「共依存」とは、相手に依存「させる関係」に依存すると言うもの。「共依存」と言う考え方は、夫婦間でドメスティック・ヴァイオレンスに陥ったり、あるいは若い人たちがボランティアに入れ込むようになる心理を説明する際におなじみのものです。

あるいは、「ウチの子はいつまでも経っても甘えんぼうで・・・ずっと、ワタシがついていないとダメだわ!」なんて言うバカ親の心理もこれですよね。

あるいは、もっと深刻だとストーカーの心理もこれです。ストーカーは「オレにはアイツが必要だ!」と自分で『認識』しているのではなく、「アイツにはオレが必要だ!」と勝手に『認定』しているわけ。

自分自身の精神状況の自覚ではなく、相手の幸福のスタイルを勝手に認定しているわけ。だからタチが悪い。当人としては善意で相手に付きまとっている。だから周囲が何を言ってもダメ。バカ親の心理もそうですが、基本的にはアダルトチルドレンに典型的な症状です。それだけ、自分自身が何をしたいのか?自分でもわかっていない。そしてわかろうとしないし、自分から逃避しようとする。精神的に自立していない。だから他者との関係性に依存せざるを得ない。

こんな心理を持っていたら、たとえナチスに共感がなくても、ドイツから離れられませんよ。だって、共依存症状にある人にしてみれば、ナチス支配下のドイツなんて天国ですよ。だって、自分を頼ってくる人がいっぱいいるわけですからね。

つまり自分の役割について自分で考えなくてもいいわけ。簡単に自己逃避できるわけでしょ?

何もフルトヴェングラーの人格に対し攻撃しようなんて思っているわけではありませんよ。芸術家なんて、その作品がすべてですよ。それこそ画家のカラヴァッジョや作曲家のジェズアルドや劇作家カルデロンのように人殺しまで居るのがアーティストの業界。

たかがアダルトチルドレンくらい・・・まだまだ甘いよ。いや!「あいまい」ですよ。


前回でフルトヴェングラーは首尾一貫して「あいまい」という点を書きました。「あいまい」であると言うことについては、実に「あいまい」ではないわけ。

この点は、彼の作曲した音楽にも明確に見えてくるでしょ?

彼の交響曲第2番はCDになっていて、まさしく彼の演奏で聞くことができます。
これが、また、「あいまい」な音楽。

何も、時代に合わせてモダンな12音技法でないとダメとか、ショスタコーヴィッチばりのポストモダンな引用技法が展開されていないといけないとか・・・そう言うことを申し上げているわけではありません。

「これだけはどうしてもわかってほしい!」とか、

「消しようがないほどに明確な音響イメージがあって、それを表現したい!」

なんて強い意志なり、覚悟がある音楽なの?

と言うことなんですね。

自己表現が目的と言うより、自己弁護の音楽。

えーとぉ・・・ボクはこんな事情があって・・・

色々と面倒なことがあったから、作曲できなくて・・・

まあ、ちゃんと作曲もやっているでしょ?

サボっているわけじゃあないよ。そんな弁解がましい表情が延々と続く音楽。


音響的にはフランクやショーソンの交響曲のような感じで、ブルックナーの交響曲から「聞いたことがある」音響が出てくる。なんともまぁ・・・

フルトヴェングラーが作曲した作品は聞き手に真摯な緊張を要求する・・・
そんな音楽なんだから、だからオマエはその価値や内容がわからないんだよ!
そうとも言えるでしょうが・・・

どんな小難しい音楽でも、後世まで残る作品には「これっ!」という瞬間があって、その決定的な瞬間から、全体の理解もだんだんと深まっていくモノ。

ところが、フルトヴェングラーの交響曲には、「これっ!」と言う「切れ目」がない。これは楽章の切れ目云々ではなく、音楽の流れに切れ目がないため、神の言葉が降り降りた瞬間が出てこないんですね。

演奏においてなら、「切れ目」の大家と言えるフルトヴェングラーなのに、作曲した作品には「切れ目」がない。つまり神の言葉ではなく、人間の言葉が支配している「音楽」といえるわけ。自分の存在証明ではなく、自分の正当性の証明に近い。

しかし、正当性を証明しようとするほど、芸術家としての存在証明から遠くなる。なぜなら人間の言葉で正当性を証明するほど、神の言葉から遠くなるもの。

幼児のように、心を虚しくして、神の言葉を受け入れたときに、芸術家としての存在証明になる・・・芸術作品とはそんなものでしょ?

神の言葉を伝えるのが、芸術家の使命でしょ?

天才は自分の正当性などと言った弁解のための仕事などはしないもの。

弁解が通用しない世界・・・それが修羅場でしょ?

フルトヴェングラーにとって指揮台こそが、その修羅場。だから指揮においては、弁解のための仕事はせずに、神の言葉を直接聞くことができて、それを伝えることができる。しかし、作曲をしている時には、精神的に余裕があって、修羅場ではない・・・だから弁解ばかり。


フルトヴェングラーが作曲した作品は、実に人間的な音楽とも言えますが、逆に言うと人間とまり。あるいは、まさしく最適化止まり。これでは作曲していても、面白くないでしょう。たしかに、25年以上も作曲から遠ざかることを、事実上選択するわけですよ。


しかし、作曲の才能がなくても、創作の霊感が訪れなくても、何も問題はないはずでしょ?

当代随一の指揮者と言う称号があるんだから、それでいいんじゃないの?

そもそも、フルトヴェングラーさんよ!アンタは作曲が好きなの?

そんな根本的な疑問をもってしまう。

作曲を好きなのに才能がないのか?

そもそも好きでないのに、自分を押し殺して作曲したのか?

「ボクは本当は作曲家なんだ!」と言うのはいいとして、25年以上も作曲から遠ざかり、やっと作曲したら、自己弁護に終始。使命感を持って作曲している人がやることではありませんし、そんな音楽ではありませんよ。

逆に言うと、特に才能があるわけでもないし、使命感があるわけでもないし、好きでもないし、実際の作曲活動はしないのに、どうして「ボクは本当は作曲家なんだ!」なんて言うの?

フルトヴェングラーは、子供の頃から音楽の才能を発揮して、周囲から、「将来は偉大な作曲家に!」なんて言われたそう。これはDVDに出てきます。家族も、その才能に惜しみない援助を与え、教育の機会を与えた・・・


そう言う点では、「作曲家」フルトヴェングラーは実に恵まれている。作曲家になるに当たって、こんなに周囲から物心両面からのサポートを受けることなんて滅多にありませんよ。一般的には、「ボクは作曲家になりたいんだ!」なんて言おうとしたら、「何を、夢みたいなことを言っているんだ!カタギの仕事をしろ!」と言われるのがオチ。

しかし、少年フルトヴェングラーは家族から励まされる環境。それこそ、父親との間にこんなシーンがあったのでは?


少年フルトヴェングラーと、父親アドルフが、冬の夜に空を見上げる。


「おい!ウィルヘルム!
北の空にひときわ大きく輝く星があるだろう!
あの星はドイツ作曲家の星だ!
バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、ブラームス、ワーグナー、ブルックナー・・・

オマエも将来、あの星になるんだ!」

「父さん!わかったよ!
ボクはドイツ音楽の星になるんだ!ボクはやるよ!」

・ ・・拳を握りしめ、瞳から炎がメラメラと・・・このシーンのBGMは当然・・・

輝くドイツ音楽の星。それもバッハやベートーヴェンやワーグナーなどに並ぶ地位に。


「さあ!これが、ドイツ音楽作曲家養成ギブスだ!」

「これをつけて親子一緒にガンバロウ!」


そんな感じで言われちゃったら、子供の頃はともかく、実際に作曲するにあたってはプレッシャーになるんじゃないの?

しかし、フルトヴェングラーが音楽活動を始めた頃は、その星々につながる意志を持っていたのは明白。彼が1906年の指揮者としてのデビューで取り上げた曲は、後に交響曲第1番の第1楽章となった自作の「ラルゴ ロ短調」と、ブルックナーの第9交響曲の組み合わせでした。ブルックナー最後の未完の交響曲なんて・・・デビューの曲目にしては荷が重いだろう・・・と思うのは誰でもでしょうが、この「組み合わせ」・・・あるいは、以前書いた言い方でモンタージュは、簡単にその意図が読めますよね?


それはこれ。

「ブルックナーが完成させられなかったドイツ音楽の系譜を、このボクが完成させるんだ!」

まあ、その心意気や良し!・・・なんですが・・・

系譜につながることは結果であって、目的ではないでしょ?

それこそブルックナーだって、先輩作曲家ベートーヴェンを尊敬していたでしょうが、その列につながるために作曲をしたわけではないでしょ?

自分自身の霊感を永遠に残すために作曲したわけでしょ?

曲のまとめ方などに当たって、当然のこととして先輩の方法を参考にする・・・
だから、結果としてドイツ音楽の作曲家の系譜になる。

そんなものでしょ?

まずは、自分がどうしても表現したいものは何なのか?
その自問自答の方が先でしょ?

しかし、フルトヴェングラーは、ドイツ音楽の作曲家の系譜が強く意識されてしまっているので、

「ボクもそのレヴェルでないと行けない!」
「巨匠たちの名誉を汚さぬように!」
「あんな音楽を書かなきゃ!」

なんて強迫的に思ってしまう。いわば、形から入る状態。形から入っているので、フルトヴェングラーが作曲した作品って、交響曲とかの立派なジャンルばかりですよね?

そして長さも結構ある。まさに立派な外観をもっている。しかし、外観はいいとして、中身はどうなの?

そもそも芸術作品にとってジャンルとか外観は、二の次でしょ?

マーラーの交響曲が、交響曲なのか?歌曲でしかないのか?そんなことを議論する人もいますが、それ以前に中身の問題が重要でしょ?

マーラーの音楽は中身で勝負できる。しかし、フルトヴェングラーの作品の中身っていったい何?

逆に言うと、中身で勝負できないから、ますます外観にこだわらざるをえない。それでは自分なりの作曲なんてできないでしょ?

作曲家フルトヴェングラーは伝統的な芸術の系譜を意識するあまり、芸術の伝統の系譜からは外れてしまった。「伝統的な芸術の系譜」と「芸術の伝統の系譜」なんて、言葉としては似ていますが、中身は全然違うモノ。

それこそベートーヴェンだって、彼自身は「伝統的な芸術の系譜」ではなく、「芸術の伝統の系譜」の一員と言えるでしょ?

まあ、作曲の才能が「全く」ないのなら、まだ、「しょうがない」で済みますが、フルトヴェングラーの場合は、最初は神童扱いだったわけですし、周囲からのサポートを受け期待もされた。作曲から逃げる理由がないわけ。しかし、逃げる理由がないからこそ、懸命になって逃げざるをえない。


そもそも、やっぱり作曲家という存在は、音楽家の中では最高位でしょ?

だからこそ、作曲家であることをあきらめることは、序列的に下に安住することを意味しますよね?

「父さん!ボクは作曲なんてしたくはないんだ!指揮の方が好きなんだ!」

なんて言っても、心の中にいる父親がこう言うでしょう。


「どうしてオマエは、そんなに自分に甘いんだ!

自分は才能が無いなんて言葉は、努力放棄の言い訳に過ぎない!バカモノ!」

そして「北の空を見よ!ひときわ輝く星がオマエの目指すべきドイツ音楽の星だ!」

とお説教の声。そんな父親の言葉が心の中で響いてしまう。だから周囲には「ボクは本当は作曲家なんだ!」と、言い訳をしなくてはいけない。

フルトヴェングラーはなまじ指揮者なんだから、タチが悪い。彼がピアニストとかヴァイオリニストだったら、作曲活動にも、距離を取りやすい。作曲をしなくても、誰も不思議に思わない。しかし、指揮なんて、そもそもが作曲家の仕事の一部だったわけでしょ?

しかし、才能はないし・・・それだけでなく、ドイツ音楽の星としての要求される「基準」もある。あのレヴェルの曲を書かないといけない!

これでは、自分なりに作曲するなんてことはできないわけ。

さあ!どうする?

と言うことで、作曲しなくてもいいように、余計なことに首を突っ込むわけ。

「あそこに困っている人がいるから・・・」
「ボクが助けないとダメだ!」
「あの人たちを助けられるのはボクだけ・・・」

と言うことで、ますます共依存症状が進行することになる。そもそも指揮者フルトヴェングラーが作品に向き合う際には、「作曲された音楽が作曲される前の状態まで考え、それを再構成する」のがフルトヴェングラー。

そんな発想は、まあ、私には実に親近感がある。だからそんな態度を、フルトヴェングラーの「作品」に適用しているだけです。創作者の発想を読みながら演奏したフルトヴェングラー自身の発想を、この私が読んでいるだけです。

重要なことは作品を評価することではなく、その前の霊感を考えることでしょ?


逆に、ナチスは「芸術家にとって作品などは、どうでもいい!人格が問題なんだ!」と言ったそう。

その人格と言ってもナチスに対する忠誠となるんでしょう。人格で作品を否定するなんて、それこそがナチスですよ。しかし、その人格重視のナチスがワーグナーを賞賛ってのも、また矛盾なんですが。そもそもアーティストなんてオコチャマなのがデフォルト。その瞬間に充足し、次には、その充足を破壊していく・・・

「わあ!これって、おもしろいなぁ!」それがすべて。そんなオコチャマこそが芸術家のメンタリティ。

逆に言うと、フルトヴェングラーは、アダルトチルドレンだけあって、ある意味オトナ。この面でもあいまい。あまりに周囲に配慮しすぎ。発想が減点法。


別の言い方をすると、「いい子」。彼の行動も、作曲した作品も、まさに「いい子」がやりそうなものですよ。

自己の確立していないアダルトチルドレンは、往々にして権威主義。その価値を自分自身で説明することができないので、人々が「権威ある」と認めるものに乗っかろうとするわけ。

実は、このような点で、フルトヴェングラーとゲッペルスは、腹の底では共感しあっていたようです。フルトヴェングラーは何か相談事があると、まずゲッペルスを訪ねたようです。ゲッペルスもフルトヴェングラーのことは、気にかけていたそう。いわばカウンターパートナーの間柄。フルトヴェングラーもゲッペルスも、「何を言うのか?」と言うWHATの問題よりも、「どう伝えるのか?」つまりHOWの問題の大家ですよね?

それに、権威ある思想に乗りかかって自己を表現するスタイルも共通。序列思考が強く、族長的な存在に盲目的に従おうとする。彼らは、いわば隷従することが好きなタイプ。以前に取り上げたエルフリーデ・イェリネクさんの「ピアニスト」を考えた際に用いた言い方をすると、「犬」のタイプ。

ゲッペルスに対して、

「アナタはヒトラーの犬じゃないか?」なんて言っても、

「ああ!そうだよ!何か文句でもあるかい?」

なんて言われるだけでしょ?

ゲッペルスは、ヒトラーに最後まで付き従いましたよね?

その点ではゲーリングやヒムラーよりも忠犬。たぶん、ゲッペルスの父親も強圧的な人だったのでは?

同じように、フルトヴェングラーに対して「アンタはベートーヴェンの犬じゃないか?」なんて言ったらフルトヴェングラーはどう答えるのでしょうか?

やっぱりゲッペルスと同じじゃないの?「ああ!そうだよ!何か文句でもあるかい?」

ゲッペルスは、信念を持って、アドルフに隷従していたわけ。フルトヴェングラーも深層心理的にアドルフに隷従していたわけですが、彼の場合はアドルフと言っても、ヒトラーではありませんが。ベート−ヴェンの犬なんて言葉はともかく、フルトヴェングラーはそれでいいと思っていたでしょう。立派なベートーヴェンの音楽を人々に伝えるのが、自分の使命だ!

そう考えることは、立派なこと。しかし、作曲家志望だったら、そんな崇め奉るだけではダメでしょ?

立派な権威としてベートーヴェンを見るのではなく、すばらしい業績を残した先輩として見る必要もあるのでは?

第2次大戦が終結した後で、フルトヴェングラーはR.シュトラウスを訪ねた。R.シュトラウスは、ワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」の楽譜を見ながら、「ファゴットの使い方がすばらしいねぇ!」と言ったそう。

こんな言葉から、R.シュトラウスは、ワーグナーをすばらしい業績を上げた先輩と見ていることがわかりますよね?

作品を受けてのリアクションにおいて、意味ある細部を指摘できるのは、全体がわかっている証拠。そして自分自身についてもわかっているからできること。シュトラウスとしては同じ作曲家仲間として、ワーグナーの作品を参考にする・・・そんな態度が見えてくるわけ。他の人の作品を見るにあたっても、普段からの自分の問題意識が反映されることになる。だから具体的な細部の各論を中心に見ることになる。

「自分だったら、どうするのか?」

「今、自分は、ちょっと壁にぶち当たっているけど、この人はどんな解決をしたんだろう?」

そんな発想が常に存在しているわけ。フルトヴェングラーの場合は、尊敬すべき先輩というより、ひれ伏さざるを得ない権威としてベートーヴェンやワーグナーを見ているのでは?

あるいは、規範として見ている。そうとも言えるでしょう。つまり作曲家としての問題意識がない状態で、他の作曲家の作品を見ている。そのような見方は、指揮者としては問題なくても、作曲家としては問題でしょ?

規範として見るような発想は、「それ以外を認めない」と言うことになり、ある意味、自分で考えることから逃避できる。これはエルフリーデ・イェリネクさんの「ピアニスト」でのエリカもそうでした。音楽を聞く際においても、ベートーヴェンを規範としてみたり、あるいは演奏家としてのフルトヴェングラーを規範として見ることは、聞き手の自己逃避の一種なんですね。規範を重視と言うか、形から入る・・・いわば、「形と中身の乖離」となると、ブラームスがいます。

フルトヴェングラーも、そのような観点において、ブラームスを同類と認識していた面もあるようです。しかし、ブラームスは、中身と形式の乖離の問題はありますが、逆に言うと中身がある。しかし、フルトヴェングラーの作品には中身があるの?

乖離云々以前に中身がないのでは?

伝えたいと思う中身と、伝えるに際し用いた形式の間に乖離があると言うより、彼が伝えたいという中身って何?

抑圧状況に陥ると、まさにその問題を自問自答することから逃避するようになってしまう。以前取り上げたギリシャのテオ・アンゲロプロス監督の「ユリシーズの瞳」の冒頭に掲げられたプラトンの言葉は

「魂でさえ、自らを知るために、魂を覗き込む。」と言うもの。

「魂を覗き込む」ことから逃避している人間が、創造なんてできるわけがない。

そのようなアンゲロプロスの問題意識が、あの作品にあったわけですし、そのもっとも典型的な実例が作曲家フルトヴェングラーなのでは?

自分自身を見つめることができる人だからこそ、自分の魂を覗き込むことができる人だからこそ、そんな人には「世界の声」「神の声」が集まってくる。つまり自分自身の魂の声を聞くことによって、結果的に世界の声が聞ける。ユングの言う「元型」に近いものが見えるわけ。

自分から逃避している人には、世界の声も降り降りてこない・・・
だから、結局は「世界の声」も表現できない

フルトヴェングラーは「他人の魂は覗きこめるけど、自分の魂は覗きこめない。」

これでは創作なんてできませんよ。

「ベートーヴェンの気持ちが理解できるのはオレだけ!
ブルックナーの創造性が理解できるのは自分だけ!」

そう思うのはいいとして、じゃあ、自分自身の気持ちや創造性をどのように理解していたの?

自らの魂の中にあるWHATから逃避していくので、どんどんと「どのように伝えるのか?」というHOWの問題に逃げ込んでしまうわけ。しかし、「何を伝えるのか?」という問題意識から逃避してしまっているので、作曲することで作品を制作しても「じゃあ、結果として伝わったのか?」と聞かれると返答ができない。だって受け手は何をわかればいいの?

そもそも伝えたいものが、自分でもわかっていないから、結局は伝わらない。本来なら、「この点は誤解されたけど、最重要なこの点は伝わったようだから、まあ、とりあえずよしとしようか・・・」なんて考えることができるはずですよね?

あるいは伝わらなくても「まっ、そもそもアイツにはどうせわからないよ!」なんて言えるでしょ?

それは、自分が伝えたいWHATがわかっているからできること。しかし、そのWHATが自分でもわかっていなくて、発想が加点法ではなく減点法なんだから、そのようには考えられない。結果的に思うような結果が得られないので、そんな抑圧傾向の人は、「上手く行かない理由」「減点の原因となったもの」としての犯人を捜すようになるわけ。それに抑圧傾向の人は、日頃から発想が加点法ではなく減点法なので、減点への反応はそれなりに鋭いものがある。だからスグに逆上する傾向が強い。

「アイツのせいで、ダメだったんだ!」

あるいは

「あの施設がないせいで、上手く行かなかったんだ!」
「これが足りないせいで、失敗した!」
「政治が悪い!時代が悪い!」

そんな言葉を聞かされると、「じゃあ、何をわかればいいの?」「そもそもアンタは何をしたいの?」と思ってしまうものでしょ?

アンゲロプロス監督の描くギリシャの人たちもそんな感じでしたよね?

というか、そもそも当時のドイツがそんな感じでしょ?

あるいは実に顕著に見られるのが、韓国人の発言ですよね?
韓国人の発言は、自分で自分を抑圧しているものの典型なんですね。日本人の我々としては、韓国人の言動を聞いても「で、アンタたちは結局は何をしたいの?何を言いたいの?」そう思うことって多いでしょ?

あるいは、上記の言い訳と犯人探しのスタイルは、音楽関係者の発言にも典型的に見られるでしょ?

「どう伝えるのか?」の問題に拘ることは、「何を伝えるのか?」という問題からの逃避のケースが多いわけ。「何を伝えるのか?」が自分でも明確ではないので、そんな人はコミュニケーション能力がヘタ。だからコミュニケーションが対等の会話ではなく、命令と服従の上下関係しかなくなってしまう。だから常に「どっちが上か?下か?」という序列を基に考えるようになる。韓国人がまさにそうですし、いわゆる音楽批評の世界でもおなじみの文言でしょ?

本来なら表現と言うものは、対象となるもの、と言うか、表現したいWHATに、「どこから光を当てるのか?」そして「どのような視点から表現するのか?」そのような問題が重要でしょ?

しかし、抑圧が進んでしまうと、個々の多彩な思考を理解する意欲もなくなるので、「どっちが上か?下か?」の序列問題ですべて解決しようとするわけ。ベストワンとか、最高傑作などの文言が登場してしまう。表現におけるWHATが消失してしまうわけ。そして減点部分だけに目が行って、反論されると逆上。

他人による様々な表現を通じて自分自身の問題を考えていく・・・表現を受けても、そんな発想にならないわけ。他者の作品から自分自身を逆照射することはできない。むしろ様々な作品を順番にならべて、「どっちが上か?下か?」と決定してオシマイとなる。他者の順番だけの問題にしてしまうことは、要は自己逃避なんですね。


以前に、イェリネクさんの「ピアニスト」という作品を考えるに当たって、演奏家という存在と精神的抑圧の強い相関関係について考えて見ました。特に中間領域の演奏家からは抑圧された精神が明確に見えて取れることが多い。人々に伝えたいものが明確に自覚できているのなら、何も演奏というスタイルではなくても、作曲という手段で伝えてもいいわけですし、素人的でも文章を書いたり、美術作品を制作すると言う方法だってあるでしょ?

伝えたいこと、やりたいことが自覚できないがゆえに、権威あるものに隷従し、HOWの問題だけに逃避する。そして上手く行かなくなると犯人さがし。抑圧的な人間はそんな行動をするものです。ナチスがそうですし、韓国人もそんなパターンですし、音楽批評もそんなパターンでしょ?

いわば抑圧状況の典型なんですね。ナチスが台頭する背景として、ドイツ全体のそんな精神状況もあったわけ。ナチスはいいところを突いているんですね。その抑圧的な状況の中での知的エリートがゲッペルスであり、フルトヴェングラーなのでは?

フルトヴェングラーだって、自分自身の抑圧を客体化することができれば、それを作品にすることもできたでしょう。それこそイェリネクさんが小説としてまとめあげたように。あるいは、共依存症状によるストーカー行為だって、それを客体化できれば、ベルリオーズのように交響曲にできる。しかし彼は抑圧された人間そのものとして生きた。

「自分は何をしたいのか?」と言う問題から逃避しているので、自分の目の前の状況が判断できない。常に『いい子』願望があって、人から否定されることを極端に怖がる。

「いい子」って、要は減点法でしょ?

いい子が成し得た成果って、歴史上ないでしょ?


フルトヴェングラーに関する本などを読んでいると、私などは忸怩たる思いに陥ってしまいます。

「どうしてゲシュタボの連中はフルトヴェングラーを追い込まなかったのだろう?」

「私に任してくれたら1年以内に必ず自殺させることができるのに・・・」

まあ、ゲシュタボも真正面からは追い込んだようですが、フルトヴェングラーのような共依存症状の人間に、真正面からプレッシャーを掛けて、困難な状況を作っても、むしろ「生きる張合い」になるだけ。それこそ人助けがいっぱいできるわけだから、喜んでそっちに逃避してしまう。ストーカーに対して、正面から力による解決を図ってもますます善意を持ってストーキングするだけでしょ?

「こんな困難な状況の中でアイツを救ってやれるのはオレだけ!」そのように、より強く思い込むだけ。そして当人の『善意』が、より熱くなるだけ。

まあ、ゲシュタボも所詮はドイツ人なんでしょうね。素朴で人がいいよ。人を精神的に追い込むことに関しては、むしろフランス人の方が上でしょう。あるいはロシア人とか・・・

まあ、ゲシュタボがフランス人の著作から拷問のノウハウを学ぶ必要があったのもよくわかりますよ。フルトヴェングラーを追い込むのは実に簡単なんですね。

彼のような頭がよくて、プライドがある人は言葉で追い込めるから、追い込むのもラク。オバカさんのように逆上することもできないのだから、あっという間に追い込めますよ。たとえば作品を委嘱すれば、それでOK。

「ドイツ音楽の栄光を表現する立派な交響曲を作曲してくれ!」

「時間は十分に上げるから・・・」

「キミは本当は、それをしたかったんだろう?」

なんて言えば、自分で勝手に追い込まれていきますよ。何と言っても作曲は自分自身と真摯に向き合わないとできないことでしょ?

フルトヴェングラーはそれが出来ない人なんですからね。もし、それこそ交響曲第2番のような作品が出てきたとしたら、

「ふんっ、なにこれ?」

「アンタは、本当にこれをドイツ音楽の栄光だと思ってるの?」

「へぇ・・・これがドイツ音楽の栄光の成れの果てなんだねぇ・・・」

なんて薄目を開けて鼻の先で笑えば済む話。あるいは、

「アナタのおかげで、アウシュビッツで多くのユダヤ人を殺すことができました!ありがとう!」

なんて感謝してみなさいな。アウシュビッツの写真などを一枚一枚見せながらね。そして、最後に決めセリフ。

「君の父上もさぞよろこんでいるだろうよ!」。

もうこうなると、ドイツ芸術の守護者としての彼のアイデンティティが崩壊して、あっという間にドッカーンですよ。まあ、1週間以内でことが終了するでしょうね。

あるいは、前回言及した「ニーベルングの指環」のグンターのバカぶりを、描写してもいいわけでしょ?

「グンターってバカだよな!
だって、こんなこともわからないだからさっ。
君もそう思うだろ?グンター君!」

といって、指で額でもつついて上げればどうなるかな?

いずれにせよ、1週間あれば十分ですよ。相手の一番弱いところはどこなのか?

そこを瞬時に見つけ出し、そこをチクチクとニヤニヤと突いていく楽しみをドイツ人はわかっていないねぇ・・・

「いい子」と言う存在は、一番追い込みやすいもの。結局は、「人から自分はどう見られるのか?」という面にこだわってしまって、自分自身が本当にしたいことが自分でもわかっていないわけ。と言うか、そこから逃避している。

前も書きましたが、そんな精神状況では、作曲はできませんよ。それこそR.シュトラウスはナチとの関係で、戦争終結後になってモメましたが、シュトラウス自身は実に明確。自分がやりたいことが自分でもわかっている。

ナチから頼まれると、ナチの役職には就いたり、あるいは手紙にも「ハイル!ヒトラー!」なんて平気で書いたりしていますが、彼自身はナチに対して協力的ではない。

というか、戦争が終結する直前に、負傷した人たちがシュトラウスの山荘に逃げてきたそう。そんな命からがら逃げてきた人たちに対しシュトラウスは、

「おい!アンタたち、作曲のジャマだから出て行ってくれよ!」

なんて言ったそう。そんな対応をナチから怒られたシュトラウスは、

「いやぁ・・・オレが戦争を始めたわけじゃないんだから・・・そんなこと知るかよ!」

なんて言ったらしい。いやぁ・・・外道だねぇ・・・

シュトラウスの発想は、ナチを支持するしない以前に、人間的に外れていますよね?

まあ、「猫」的と言えるのかも?「アンタはアンタ、ワタシはワタシ」の精神。しかし、そんなシュトラウスだからこそ、あの混じり気なしのオーボエ協奏曲が書けるわけでしょ?

傲岸不遜で周囲の人間の犠牲を踏み越えて、自分の創作を推し進めるR.シュトラウスと、人助けに逃げ込んで、自分では創作しないフルトヴェングラーの関係は、ルキノ・ヴィスコンティ監督の「ルードヴィッヒ」におけるリヒャルト・ワーグナーとルードヴィッヒの関係と同じ。


ルードヴィッヒだって、芸術家をサポートして喜んでいるよりも、ヘタはヘタなりにオペラの台本でも書けばいいじゃないの?

彼も、「立派な作品でないといけない!」なんて思っていたのでしょうね。だからとりあえず手をつけてみると言うことができない。しかし、だからこそ、自分を表現することができず、ますます自分から逃避してしまう。ルードヴィッヒもフルトヴェングラーもプライドが高い人ですが、逆に言うと、腰を曲げても実現したいものがないと言うことでしょ?

その点、リヒャルトは、手段を選ばず、周囲のことなどお構いなしに、どんどんと創作活動。フルトヴェングラーだったら逆立ちしても出来ませんよ。共依存症状のフルトヴェングラーだったら、シュトラウスのような事態になったら、喜んで人助けしますよ。

他者から依存される関係に依存する、この共依存状態では、自分単独で作曲することなんて出来ませんよ。しかし、この症状は、作曲には不適でも、演奏にはフィットしていますよね?

「アイツにはオレが必要なんだ!」「アイツのことを理解できるのはオレだけ!」なんて勝手に思ってストーキングするのは大迷惑ですが、

「ブルックナーにはオレが必要なんだ!」
「ベートーヴェンのことを理解できるのは、このオレだけ!」

そう思うくらいの思い込みはいいのでは?

それが演奏することの使命感につながるわけでしょ?

そんな使命感があるのなら、本来なら、指揮者専業で行けばよかったのでしょうが、そんな判断から逃げるのが抑圧的なアダルトチルドレン。だから自分が何をしたいのかわからずに、他者との関係性に依存するようになる。こんな態度ではプロの演奏家というか、職業としての演奏家としては失格ですよ。

しかし、逆に言うと、それくらいの「思い込み」がないと、芸術的な演奏にはならないでしょ?

そんな依存があるがゆえに、他人である作曲家との緊密な関係が築けたともいえるんでしょうね。抑圧が創造性につながった稀有な例と言えるのかも?

抑圧も極限まで進行し、ブレークスルーを経ることによって、ある種、突き抜けた境地になってしまう。この点は、フルトヴェングラーだけでなく、ゲッペルスもそのパターンなのでは?

自己を徹底的に抑圧することによって、自己解放を実現する。それが、フルトヴェングラーにとっての演奏。それは幸運な成果なの?

確かにその「成果」を、聴衆である我々は楽しむことができた。しかし、それって、まさにホフマンスタールの言う「私のこの苦しみから甘い汁を、吸おうとしたっただめだよ!」そのものでしょ?

もしかしたら、フルトヴェングラーは、そのセリフの意味を、R.シュトラウス以上にわかっていたのかも?

しかし、「だったら、それを作品にしなよ!」ってやっぱり思ってしまうのは無理なことなのかな?

http://movie.geocities.jp/capelladelcardinale/new/07-11/07-11-08.htm

アーノルド・シェーンベルク モーゼとアロン (1954年 初演)

新・ウィーン楽派の元締めと言えるアーノルド・シェーンベルクが台本を書き、作曲もしたオペラ「モーゼとアロン」です。第2幕までは1932年に完成させ、第3幕は結局は未完に終わった作品。このオペラをご存知のない方でも、旧約聖書にあるモーゼとアロンの兄弟の軋轢の話は、ご存知でしょう。

この「モーゼとアロン」というオペラを、「理解者と協力者の乖離」という観点からみることは、「アラベラ」よりも、はるかに容易ですよね?

何と言っても、アロンはモーゼの言葉を理解していない。しかし、モーゼが受けた神からの言葉を広めるのに当たって最大の協力者である・・それくらいは、簡単に読めること。自分のことや言っている中身を理解していないアロンに頼らないといけないモーゼは、それゆえに苦悩する。

シュトラウスとホフマンスタールの「アラベラ」が、洗練された外観を持ちながら、内容的には悲痛な心情を含んでいる。いや、悲痛な面を持っているのはホフマンスタールの台本だけかな?

それに対し、シェーンベルクの「モーゼとアロン」は、シリアスな外観を持っていますが、ギャグ満載の爆笑オペラなんですね。20世紀のオペラで、これほど笑える作品って、他にあるのかしら?


オペラ「モーゼとアロン」ですが、基本的なストーリーは旧約聖書のモーゼとアロンのエピソードによっています。簡単にまとめると、下記のとおり。

1. モーゼが神から言葉を受ける。

2. その言葉を自分で直接民衆に伝えようと思っても、うまく伝えることができない。

3. だから、言葉を上手に伝える能力を持っている、モーゼの兄のアロンと一緒に活動することになる。

4. アロンは見事にモーゼの言葉を語る。

5. 民衆は、モーゼよりアロンの方を絶賛し、「これぞ!奇跡だ!」

6. 民衆より絶賛を受けたアロンは、「その気」になって、どんどんと民衆を喜ばせる方向に、言葉を変えて行ってしまう。

7. モーゼは「まっ、とりあえずアロンに任せておくか・・・」と、引っ込んでしまう。

8. 民衆の期待に応えたアロンは、乱痴気騒ぎの大集会。

9. こうなると、本来のモーゼの言葉は、どこかに行ってしまう。

10. ここでモーゼが乗り込んできて、

「こらぁ!ええ加減にせんかい!」
「ワシの言葉を忠実に伝えろよ!」


11. アロンは、

「だってぇ・・・だってぇ・・・そもそもアンタが、民衆から離れすぎているのがいけないんじゃないか!」

と反論。


12. モーゼは

「じゃかぁしいんじゃ!最後にはワシの方が勝つんじゃ!」

基本的なあらすじは、こんなところ。いやぁ・・・笑える。

モーゼにとっては、アロンは重要な協力者。しかし、理解者とは言えない。だから、どうしても、このような齟齬が起こってしまう。


さて、このオペラ「モーゼとアロン」の台本を書き、作曲をしたシェーンベルクは、基本的には作曲家。作曲家にとって、親類とも言える身近な存在で、重要な協力者と言えるけど・・・残念なことに、理解者とは、とても言えない存在って、何?

それは演奏家でしょ?

作曲家が作曲した作品を、実際に音にし、多くの人に聞いてもらうに当たって、演奏を本職とする演奏家の協力は、現実的には、不可欠。

しかし、演奏家は、その作品の本当の意味がわからないので、どうしても民衆の好みに合わせてしまう。おまけに音楽家の中でマジョリティーなのは演奏家の側であって作曲家ではない。演奏家は自分たちの常識が、音楽界の常識と思ってしまうわけ。

それに演奏家は直接聴衆と接するので、「結果」が出やすい。それに、演奏家と作曲家ではどちらが、「実際的な力」を持っているのか?

それについては言うまでもないことでしょ?

音楽界の常識は、往々にして演奏家の常識であって、作曲家の常識ではないわけ。演奏家と作曲家が分業して以来、音楽史においては、そんな作曲家と演奏家のぶつかり合いって、よく出てきますよね?

まあ、批評家のような存在は、作曲家にとっては、そもそも理解者でも協力者でもなく単なるオジャマ虫なんだから、扱いがラク。しかし、演奏家は、作曲家にとって必要な協力者であっても、理解者ではない・・・だからこそ扱いが難しいわけ。

作曲家も演奏家も、本来は、同じ音楽の神を父とする兄弟同士なんだから、最初は一緒に行動するけど、方向性の違いから、やがては諍いとなってしまう。

あらまあ!なんとコミカルな悲劇だこと!!

この「モーゼとアロン」というオペラにおいて、モーゼを作曲家、アロンを演奏家としてみると、ツボを押さえたギャグ満載のオペラになるわけ。基本的には、こんな調子。


1. 作曲家が神から霊感を受ける。

2. 作曲家は自分では自分の曲をうまく演奏できない。

3. と言うことで、演奏が本職の演奏家が登場。とりあえず一緒に活動することになる。

4. 演奏家は見事に演奏する。

5. 見事な「演奏」に民衆は感激!

「感動した!これぞ奇跡だ!」


6. 民衆から絶賛されて「その気」になった演奏家は、もともとの作品にどんどんと手を入れ、ますます民衆を喜ばせる方向に向かってしまう。

7. 作曲家は、

「まっ、とりあえず演奏家に任せておくか・・・」

と、引っ込んで、新たな作曲活動。


8. 民衆の絶賛を浴びた演奏家は、大規模な演奏会を主催して、ますます民衆を喜ばせる。

9. そうなると、もともとの作曲家の意図が完全にどこかに行ってしまう。

10. とんでもない状態になっていることに気が付いた作曲家は、演奏家の元に乗り込んできて、

「こらっ!ええ加減にせんかい!

ものには限度というものがあるんじゃ!

楽譜に忠実に演奏しろよ!」


11. 作曲家の立腹に対し、演奏家は

「そもそもアンタの作品が民衆の理解からかけ離れすぎているのが悪いんじゃないか!」

と反論。


12. 演奏家からの反論を受けながら、

「最後に業績が残るのは作曲家の方なんじゃ!」

と締める。


私個人は作曲家でも演奏家でもありませんが、まあ、上記のようなやり取りって、音楽創造の現場では、ありがちなことではないの?

逆に、そんなぶつかり合いもない状態だったら、創造現場とは言えないでしょ?

オペラに限らず作品の解釈に当たっては、一義的ではないでしょう。受け手の様々な解釈も許容される・・・原理的にはそのとおり。

しかし、ここまでツボを押さえているのだから、作曲をした・・・と言うか台本を書いたシェーンベルクが、モーゼ=作曲家、アロン=演奏家 という役割を考えなかったわけがないでしょ?


そもそも、シェーンベルクはウィーンに生まれたユダヤ人ですが、もともとはユダヤ教徒ではありませんでした。もともとはキリスト教徒だったわけ。だからユダヤ教徒歴よりも作曲家歴の方が長いわけ。シェーンベルクは、まずは、作曲家なんですね。

もちろん、このオペラには、旧約聖書におけるユダヤ人の信仰の問題もあるでしょう。ユダヤ人のアイデンティティの問題だってないわけがない。音楽創造現場の問題とユダヤ人の信仰の問題のどっちがメインのテーマなのかは別として、モーゼとアロンというユダヤの有名人が出てくるんだから、信仰の問題がないわけがない。しかし、ユダヤの問題をメインに扱った作品と考えるには、かなり無理がある。

この「モーゼとアロン」というオペラは、どうして、その歌詞がドイツ語なの?

ウィーン生まれのシェーンベルクにしてみれば、ドイツ語はいわば母国語。自分の考えをまとめたり、歌詞を一番書きやすい言語。だからドイツ語でオペラの歌詞を書いた。それはそうでしょう。しかし、ユダヤ人の信仰の問題を主に扱うのなら、どうせならヘブライ語にした方がいいでしょ?

ドイツ語で台本を書いて、後でヘブライ語に翻訳して、それに音楽をつける・・・

この流れでオペラを作っていけば、たとえヘブライ語が母国語でなくても、台本を書き作曲もできるでしょ?

どうせドイツ語のままだって、演奏頻度が高くなるわけではないでしょ?

そもそもユダヤ人の問題を扱うに当たって、ドイツ語なんて、一番微妙な言語でしょ?

むしろドイツ語だけはやめておく・・・そう考えるのが自然じゃないの?

何と言っても、台本を書き始めた1930年代は、ナチスの台頭などがあったわけですからね。ドイツにおけるユダヤ人差別って、身に染みていた頃でしょ?

あるいは、どうせなら、ドイツ語ではなく、英語にする方法だってあるわけですしね。シェーンベルクは後にアメリカに亡命したわけですから、後になってオペラの歌詞を英語に変更するくらいわけがないでしょう。最初の構想はともかく、ドイツ語のままで台本を書き、作曲を進め、後で修正もせずに、そのまま初演を行うということは、明らかにヘンなんですね。初演は1954年で、シェーンベルクはもうお亡くなりになっていましたが、初演までは結構時間もあったわけですし、翻訳作業は人に任せることもできるでしょ?

翻訳作業を協力してくれる人はいっぱいいますよ。よりにもよって、第2次大戦直後に、苦難に満ちたユダヤ人のドラマをドイツ語で歌い上げられても、それこそがお笑いですよ。せめて、英語ヴァージョンを別に用意して、ドイツ語以外でも歌えるようにしておくのがマトモでしょ?

だから、ユダヤの信仰の問題や苦難に満ちたユダヤ人の問題は、決して、このオペラ「モーゼとアロン」のメインのテーマではないわけ。しかし、この「モーゼとアロン」というオペラが、「理解者と協力者の乖離」という一般論、孤高の人と大衆迎合の人との対立、超越的な存在と、現世的な存在の対比。あるいは、音楽創造の現場における「作曲家と演奏家の対立」というテーマから見れば、ドイツ語の歌詞で何の問題もない。

まさにドイツオペラのおなじみの伝統的なテーマであり、「モーゼとアロン」はその変奏に過ぎないわけ。シェーンベルクは台本を書きながら、

「あのヤロー!よくもあの時はオレの作品をムチャクチャに演奏しやがったな!」

と特定の演奏家なり、演奏のシーンを思い出して台本を書いていたのでは?

まあ、台本を書きながら、アタマから湯気が出ているのが簡単に想像できますよ。アロンの歌詞に付けられた多彩な音楽表情には、自分が作曲した作品を演奏される際に、心ならずも「付けられてしまった」トンチンカンな音楽表情が具体的に反映しているのでは?

それこそ作曲しながら、

「あの時は、よくも・・・よくも・・・オレの曲に余計な表情をつけて・・・」

と、髪を掻き毟りながら作曲していたのでは?これはちょっと想像できないけど・・・

まあ、演奏において、多少はトンチンカンな表情もしょうがないところもあるけど、やっぱり限度があるでしょ?

しかし、民衆から絶賛を浴びて「巨匠」の気分になっている演奏家は、どんどんと暴走して行くばかり。しかし、民衆の趣味に合っているがゆえに、ますます民衆から絶賛を浴びる。そうして大規模な演奏会へ!

第2幕の有名な黄金の子牛のシーンおいて、70人の長老たち語る言葉があります。

「人々は至福の境地だが、奇跡が示したのは、酩酊や恍惚がなんたるかということだ。

変わらぬものはいない。皆が高められている、感動せぬものはいない、皆が感動している。

人間の徳が再び力強く目覚めた・・・」


このセリフって、コンサートと言うか演奏家を絶賛する批評の言葉そのものでしょ?

皆さんだって、上記のような批評の文章を読んだことがあるでしょ?

まったく、ツボを押さえまくり。ギャグ満載ですよ。まあ、延々と饗宴が続く黄金の子牛のシーンって、ザルツブルグ・フェスティヴァルのようなものをイメージしているのでは?

だからこそ、モーゼつまり作曲家が、アロンつまり演奏家に「オマエなんて、所詮は、民衆の側じゃないか!」なんて言い渡す。

気持ちが入ったギャグだねぇ・・・

まあ、オペラにおけるモーゼの持っている石版を楽譜にして、アロンが持っている杖を、指揮棒にする・・・そのように演出しても、何の違和感もないでしょ?

シェーンベルクも恨み骨髄だねぇ・・・こりゃ、確かに、晩年でないと発表できませんよ。これほどわかりやすいメタファーなんだから、本来なら誰でもわかるはずなのに・・・


私個人はそんなことを書いてある解説を見たことがありません。まあ、作曲家の方々なら、簡単にわかるんでしょうが、おおっぴらには言えないのかな?

まさに諸般の事情というか大人の事情があるんでしょうね。ちなみに上記の歌詞は、作曲家でもあるピエール・ブーレーズが指揮したCDから取っています。そのCDに添付されている解説書で

「アナタはご自身を、モーゼだと思う?アロンだと思う?」

なんて質問しているインタビューがあります。いやぁ・・・エゲツナイ。

ブーレーズは、当然のこととして、お茶を濁したような回答。

「つーか・・・よりにもよって、このオレに、そんなこと聞くなよ!」

と思ったのでしょうね。シェーンベルクだけでなくブーレーズだって怒っちゃうよ。

もちろん、この作品において、シェーンベルクが単純に、「演奏家への恨み」をオペラにしたわけではないでしょう。自分が神からの霊感を受けて作曲した作品をメチャクチャに演奏する演奏家に向かって、

「勝手にオレの曲に手を入れるなよ!ええ加減にせんかい!このタコ!」

と、心の中で怒鳴っているシェーンベルクに対して、

「タコはオマエだろう!」

そんな言葉も言う人もいるんじゃないの?

たとえばシュテファン・ゲオルゲやライオネル・マリア・リルケ。

ゲオルゲやリルケが、神からの霊感を受けて文学作品にしたのに、それに勝手に音楽をつけたのは、いったい誰?

後から付けられた音楽が、詩人の意に沿ったものなの?

と言うか、リルケなんて挿絵すらいやがりましたよね?

自分の詩に音楽を付けるなんて絶対に容認しないと思うけどなぁ・・・

まあ、デーメルのような三流詩人に音楽を付けるのはともかく、ゲオルゲのような一流の詩に勝手に音楽をつけてはダメでしょ?

音楽を付けた分だけ、「広まりやすい」とは言えますが、それが本当に詩の本質を伝えることに役に立っているの?

そうなんですね!

シェーンベルクは作曲家として、演奏家が勝手につけてしまう不適切な音楽表情に抗議する側、つまりモーゼのような立場であるとともに、作曲に当たって題材とした文学作品の作者から、抗議される側、つまりアロンでもあるわけ。

「ああ!オレもタコだったんだぁ〜!」

これは色々な意味でそのとおり。しかし、まさにアロンのように、

「だってぇ、だってぇ・・・こうすると、みんなにわかってもらいやすいしぃ・・・みんなも喜んでくれているしぃ・・・」

と言わざるを得ない。しかし、本当に民衆にわかってもらえるの?

民衆との間に、共通の認識・・・いわゆる「理解」と言う次元に到達できたの?

表現において、発し手が想定しているとおりに、受け手が理解する・・・そんなことは実にレアケース。

神から霊感を受けて文章を書いて、それに音楽をつけると、最初の霊感からズレてしまう。それを演奏したら、演奏家の理解によって、ますますズレてしまう。

それを一般聴衆がどう聞くの?

もう、とんでもない伝言ゲーム状態。

最初に創作者が受けた神の言葉はどこに行ってしまったの?

最初の意図が伝わらないのなら、表現っていったい何?

「おお!言葉よ、言葉、私に欠けているのはおまえなのだ!」

第2幕最後にあるモーゼの有名なセリフです。


この場合の「欠けている言葉」は、狭義で言うと、まさに演奏能力となる。もう少し一般化すると表現能力というか伝達能力になるわけ。しかし、そのセリフの前の部分

「想像を超える神よ!

語ることはできない意味あまたなる想念よ!」

と言う言葉と組み合わせてみると、別の面も見えてくる。言葉が欠けているのではなく、言葉によって生み出される関係性が欠けている・・・そう言えるわけ。

言葉、あるいは表現によって、発し手と受け手で認識を共有できる。その共有化された認識がモーゼには欠けていて、アロンには備わっている。
いや!

備わっているというより、アロンはそもそも民衆の側なんだから、「見ているもの」も、民衆と共通している。しかし、モーゼは民衆と見ているものが元から違っているわけ。言葉そのものは同じでも、その意味するところが違っている。だから、言語によって関係性が生み出されることはない。

そのような意味で、この「モーゼとアロン」の台本を書き、作曲をした1874年にウィーンに生まれたユダヤ人のシェーンベルクは、言語表現に懐疑のまなざしを向けた「チャンドス卿の手紙」の作者・・・1874年にウィーンに生まれたユダヤ系のホフマンスタールと全く共通しているわけ。そして、その共通性は、

「語りえぬことについては、沈黙しなくてはならない。」

と言う命題を持つ「論理哲学論考」の作者である哲学者ウィットゲンシュタインと全く共通しています。

「語りえぬことについては、沈黙しなくてはならない。」

と言うウィトゲンシュタインの言葉と、

「想像を超える神よ!語ることはできない意味あまたなる想念よ!」

というシェーンベルクの言葉って・・・笑っちゃうほどよく似ている。


ウィットゲンシュタインは、1889年にウィーンで産まれたユダヤ人。ちなみに、彼の父親はプロテスタント。母親はカトリックです。

シェーンベルクは前に書いたようにユダヤ人なのに、当初はカトリックで後にプロテスタントに改宗、その後になって、今度はユダヤ教に改宗。

それにホフマンスタールが、ユダヤ系なのにカトリックだったことも・・・ご存知でしょ?

そのようなマイノリティは、コミュニケーションに対する無条件の信頼が、もともとないわけ。表現によって、自分の意図が人々に理解され、関係性が広がっていく・・・とは単純に考えない。もちろん、このようなことは言語の向こうにある心理を読もうとした1856年のウィーンに生まれたユダヤ人フロイトにも見られることでしょ?

言語によって関係性、あるいは相互理解が生み出されないという点においては、

「もし、ライオンが言葉を話せても、言っていることは我々にはわからないだろう。」

というウィットゲンシュタインの「言葉」が見事に語っています。真に創造的な領域では、人の言葉ではなく、神の言葉が支配する。だから表現によって、民衆との間に新たなる関係性が生み出されることはない。

じゃあ、どうして表現するの?

アンタが言うように語らないのが本来の姿じゃないの?

どうせ語ってもわかってくれないんだし・・・

まったくもって、おっしゃるとおりなんですが・・・

それがわかっていながら作品を作る、いや!わかっているからこそ、作品を作るわけ。目の前の人よりも、自分が知らない人に宛てて、作品という形で自分の認識を伝えようとする。語りえぬものだからこそ、語る必要があるわけでしょ?

これは別の言い方をすると、受け手が理解できないものだからこそ、作品にする必要があるとも言えますよね?

このことは作品を作る際には、難しく、わかりにくく書くという問題ではないわけ。

何を語るのか?(=WHAT)と言う点において語りえぬものであって、どう語るのか?(=HOW)の問題ではないわけ。

わかりやすく語っていても、語りたい中身そのものが受け手に受け入れられない、というか、多くの人には見えないもの。しかし、だからこそ、語る必要がある。受け手が見えないとわかっているものを、何とかして語ろうとするわけ。

しかし、だからこそ、ますます閉塞する。そして、自分が直面しているそんな閉塞を打破する協力者がほしい。

しかし、協力者であっても理解者ではないので、そんな協力者との共同作業によって、結局は、傷つき、ますます閉塞してしまう。

そのような点でモーゼも、シェーンベルクも、ホフマンスタールも、そして映画「ソフィーの選択」におけるソフィーやネイサンも、そして映画「ウィットゲンシュタイン」におけるウィットゲンシュタインもまったく同じ。

いやぁ!苦笑いせずにはいられない。

「モーゼとアロン」というオペラは、古代のユダヤが舞台と言うより、まさに当時のウィーンの芸術創造現場を、そしてその閉塞感を反映しているわけ。
ああ!ウィーンって街は、何て閉塞が似合う街なんだろう!


そのように見てみると「モーゼとアロン」は実に笑えるオペラでしょ?

このような気持ちが入ったギャグって、笑うだけでは済まないけど。まあ、このような悲痛で自虐的なギャグは、ユダヤ的なギャグの典型ですよね?

そう言う意味では、この「モーゼとアロン」というオペラは、まさにユダヤ的なオペラと言っていいのかも?

http://magacine03.hp.infoseek.co.jp/new/07-09/07-09-27.htm


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リヒャルト・ワーグナー「ワルキューレ」


芸術家とは、神から出でた存在であり、神からの霊感を一般の人間に伝え、後生に残すのがその使命。

逆に言うと、ドラマにおいて、神からの言葉を伝えている存在は、芸術家としての自分自身を描いているケースが多いわけ。しかし、神からの言葉を語るがゆえに、一般の人間には理解されない。それゆえに、神からの言葉を受けたものは、一般社会の中で孤立し、苦悩することになる。

孤立の中で、自分の理解者を必死で探したり、神からの言葉を伝えようと、自分の協力者を得ようとして無理をして、その無理によってますます孤立してしまう。結局は、その苦悩がますます深くなる。しかし、一般社会からの孤立ゆえに、神からの霊感は、特定の人や集団を相手とする直接的な語りではなく、客観的な作品として結実することになる。

さて、そんな流れを持つオペラ(正式には舞台祭典劇)の「ワルキューレ」を考えて見ましょう。


題材としては、ゲルマン神話を元にしているわけですが、そのテーマとしては、芸術家としての意識という点から見ると、実に理解しやすいわけ。このオペラの主要人物であるジークムントのキャラクターなり、ドラマにおける役割・・・それがまさに芸術家の姿そのままなんですね。さて、そのジークムントは、神々の長であるヴォータンの血を引いている。つまり、神から出でし存在。

そして、そのヴォータンからの使命を果たすべく、行動することになる。つまり、神からの言葉を実現させる存在。しかし、ヴォータンからの使命を実現させようとするがゆえに、周囲と諍いが起こる。つまり、神からの言葉を実現させようとすると、周囲の一般人とモメることになる。

ジークムントは、自分と同じように神から出でし存在であるジークリンデに入れ込む。
つまり、芸術家は同類同士だと実に理解が早い。


一番困った時に、ヴォータンからの剣ノートゥングが現れる。つまり、芸術家が真に苦悩した時こそ、神からの霊感が訪れる。ジークムントとジークリンデとの結びつきに対し、一般人のフンディングがジャマをする。

つまり、芸術家同士の結びつきには、一般人からの妨害がつきもの。結局は、ジークムントは、一般人であるフンディングにやられてしまう。つまり、芸術家は、一般人には、この世では勝つことができない。


しかし、ジークムントとジークリンデは、ジークフリートを残すことになる。つまり、芸術家が死んでも、その後まで作品は残ることになる。そのジークフリートには、ヴォータンの娘であるブリュンヒルデが助ける。

つまり、芸術家による作品は、芸術的なルーツを持つ同類のサポートによって、世界に出て行くことになる。ジークフリートによって、この世界が浄化される。つまり、芸術家の作品によって、世界が堕落することを防ぐことになり、まさに神の意思が実現される。


と、まあ、芸術家の苦悩と成果と言う視点で見ると、実にツボを押さえた設定になっている。作者であるワーグナーが、自分自身の苦悩なり、芸術家としての意識や役割を踏まえた上で、台本を書いたのがよくわかる。


神からの言葉を語るがゆえに、この一般社会からは理解されないとなると、以前にシェーンベルクのオペラ「モーゼとアロン」を考えております。シェーンベルクは、神からの言葉を直接的に聞くモーゼに自分自身を重ねている。

しかし、一般社会に神の言葉を伝えるためには、神の言葉を直接的に聞くことができない一般人であるアロンを協力者にしなければならない。この「モーゼとアロン」というオペラの場合は、台本を制作した作曲家のシェーンベルクにしてみれば、モーゼ=作曲者,アロン=演奏家 の役割を負っていることはすぐにわかること。

神からの言葉を直接聞くものは、その言葉を多くの人たちに伝えなければならないという使命感と、対象とする一般人の理解力の低さの間の齟齬で苦悩する。そんな苦悩は、歴史を紐解けば、いくらでも出てきますよ。

それこそ、キリストだって、まさにそのパターン。

あるいは、画家のゴッホとかミケランジェロとか、レンブラントとか・・・ほとんどがそのパターンでしょ?逆に言うと、一般人と上手に付き合うことができたルーベンスが、芸術家の立ち位置の理想形として、ウィーダの「フランダースの犬」に出てくることになる。それだけレアケースというわけ。


芸術家は、神からの言葉を聞くがゆえに、一般人から迫害され、殺される。しかし、その言葉は後世まで残ることになる。


神からの言葉に執りつかれた人間は、本当の意味での自由意思はない。神からの言葉は、当人にとって圧倒的な存在であるがゆえに、それ以外の存在が霞んでしまう。

だから、遮二無二行動して、どうしても一般人とのやり取りがうまく行かない。


それこそ、この「ワルキューレ」の中のジークムントのセリフを取り上げてみましょう。

「♪・・・私は人に会う限り、何度でも飽きずに、友を求めたり、女を得ようとしたのですが、私はただ追放されるばかりでした。

何か不吉なものが私の上にありました。私が正しいと考えるものが、他人には悪いことのように思われたのです。私には悪いと思えることを、ほかの人は好んでしたのでした。どこへ行っても反目の中に落とされ、私の行く先々で怒りに襲われたのです・・・♪」 
 

この言葉を、そのままゴッホの伝記に入れても、何も違和感がないでしょ?

あるいは、ベートーヴェンでもOK。

ミケランジェロでも、基本的には、OKでしょうが、まあ、ミケランジェロは「女を得よう」とはしなかったでしょうね。しかし、彼もトラブルを巻き起こしてばかりでしょ?

しかし、それでも作品は残る。自分の死後も残るものを作る・・・それが芸術家の使命。

神よりも、一般人を向いていたら、神の言葉はもう降りてこない。神は嫉み深いもの。

一般社会から疎外された極限の状態にこそ、ノートゥングが現れ、作品のキーとなる霊感が訪れる。しかし、その神の言葉ゆえに、この社会では生きることができない。

結局は、神からの言葉をまとめた作品を制作する創作者だけでなく、その作品を守ろうとした人間までが迫害されてしまう。まるで、ブリュンヒルデが炎に幽閉されたように。しかし、そんな幽閉された芸術家を解き放つのも、神からの言葉をまとめあげた作品。芸術の歴史とは、見方を変えると、まさにこんな感じになっているものでしょ?

http://magacine03.hp.infoseek.co.jp/new/07-12/10-04-26.html


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2. 人類の至宝 EMI版バイロイトの第九とは何だったのか?


Furtwangler: Beethoven Symphony no. 9 "Choral" (Bayreuth 1951, EMI version)

http://www.youtube.com/watch?v=sWuBeV1Lai8
http://www.youtube.com/watch?v=L9iV-yKXI7k
http://www.youtube.com/watch?v=kK3Gy8LRcGc
http://www.youtube.com/watch?v=BuLW7Z5MjjE

Furtwangler: Beethoven Symphony no. 9 "Choral" (Bayreuth 1951, the Bavarian Radio version)

http://www.youtube.com/watch?v=95Wl6SxPKtQ&playnext=1&list=PL592099B56D52926D
http://www.youtube.com/watch?v=-6x_HzAxkoM&playnext=1&list=PL592099B56D52926D
http://www.youtube.com/watch?v=bgAI-en631c&playnext=1&list=PL592099B56D52926D
http://www.youtube.com/watch?v=kMsPaxTXxvk
http://www.youtube.com/watch?v=670cxAkXp3Q
http://www.youtube.com/watch?v=kCfTrWiDgCY

Furtwaengler conducts Beethoven 9th Sym finale 1942

http://www.youtube.com/watch?v=l7bBCGUTboY
http://www.youtube.com/watch?v=Uj3Bi_s_pYc
http://www.youtube.com/watch?v=fjsPJRVfixs
http://www.youtube.com/watch?v=MJBG9oSrbDg
http://www.youtube.com/watch?v=5c63FVMWELg
http://www.youtube.com/watch?v=R7y08vr4ulI&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=87hD_3nmCA0
http://www.youtube.com/watch?v=pX0axuWB5Qo
http://www.youtube.com/watch?v=gYvjb2QIANA
http://www.youtube.com/watch?v=Ytv77Bx9wQc
http://www.youtube.com/watch?v=Bo-qfMj7xGM


Furtwangler conducts Beethoven Sym.9 on Aug.31.1951,in Salzburg
http://www.youtube.com/watch?v=vItuQgmLyxw

Ludwig van Beethoven: Symphony no. 9 "Choral"
Philharmonia Orchestra, Wilhelm Furtwangler
Recorded live in Lucerne, August 21, 1954

http://www.youtube.com/watch?v=F8cu-Czx874
http://www.youtube.com/watch?v=MKsAGdyn7TA
http://www.youtube.com/watch?v=ozZqLTikxZM
http://www.youtube.com/watch?v=toT33shaVhc

これこそフルトヴェングラーが夢見た第九の究極の演奏だった:

29 July 1951 Bayreuth Fes. Orc. The last rehearsal & Live(EMI=Legge)
Beethoven:Sym.No.9

●7月29日 ベートーヴェン/合唱 バイロイト祝祭o バイロイト音楽祭最終リハーサル&実況 EMI収録 EMI所蔵
LP/PR: EMI(GB)ALP1286-7(55/11)Pathe(F)FALP381-2(55/12)WALP(G)1286-7('55)

そしてこちらがフルトヴェングラーの実際の演奏 _ まあ、こんなもんだろうな:

29 July 1951 Bayreuth Fes. Orc. Concert Live(Bavarian Radio)
Beethoven:Sym.No.9

●7月29日 ベートーヴェン/合唱 バイロイト祝祭o バイロイト音楽祭実況 バイエルン放送収録 バイエルン放送所蔵

▼shin-pが最初に聞いたバイロイト合唱のブライトクランク盤LPは音質が芳しくなかったが、CDになってからは若干こもりぎみながらも比較的明瞭なサウンドで聴くことができるようになった−と思っていた。

ところが2000年になってコレクターの方に各国初出盤LPを聞かせていただいてから考え方は大きく変わった。英独仏初出盤のなかでは仏パテFALP381-2(55/12)がもっとも明瞭なサウンドを聞かせ、終演後の拍手もドイツの聴衆らしく整然とした印象。ついで英盤。

独盤は音がこもり気味で、日本初出盤に近いクオリティ。終演後の拍手もなぜか日独盤は共通して唐突なテープ編集がなされている。英仏盤も含めてEMI系のLP/CDは全て拍手の編集があるという説もある。

原盤マトリクスは同じながら各国で別テープを使用しているようだ。00/07レコ芸相談室によると演奏前の足音入りテープは現在日本にしか存在しないという。また2000年東芝全集盤でも61年当時英EMIから送られてきたテープを使用してリマスターしているという。

MythosNR5009(03/05)は初出盤ALP1286-7(55/11)を板おこしした話題のCD-R。

足音入りの部分は演奏部分に比べて音が明瞭、マイクの位置もステージ際と思われ、聴衆ノイズの少ない演奏部分とは別のマイク位置による収録と思われる。さらに、もしこの足音部分のみバイエルン放送テープを使ったとすれば、同局が収録した他の音源と比べて51年録音としては明瞭すぎ、出所については疑問が残る。

足音や終演後の拍手のみならず詳細に聞けば、残響が不自然にとぎれ、いたるところでテープ編集されているのがわかる。この演奏は同年のカラヤン「ワルキューレ3幕」と共にEMIのレッグが収録。

これだけの記念碑的大演奏会だけにリハーサルからテープは回っていると考えるのが順当だろう。英ART盤の解説によれば

「終演後、レッグがWFの控室を訪れ

『良い演奏だったが、今まで以上にすばらしい演奏とは言えなかった』

と実演の感想を述べた」ことが書かれている。オルセンによれば、実況録音はバイエルン放送が生中継し、テープも所蔵しているという。

EMIが現在「バイロイト盤」として発売している最終リハーサルを中心としたテープおよびバイエルン放送が本番の実況を録音したテープの2種の録音の存在が推定された。

2007年7月ついに日本WFセンターが、バイエルン放送のテープを使った真正実況を頒布。これの録音状態は、51年放送録音としては標準的なもの。

EMI盤は3楽章をはじめとして若干の実況を含んだ「最終リハーサル」を中心とした編集版である可能性がさらに強まった。

さらに、EMI盤とセンター盤の同じ演奏部分の収録状況の違いから、真正実況もEMIとバイエルン放送の2つの音源があり、51年バイロイトに関しては計3種テープの存在が07年時点で推定される。日本協会が8月頒布で1954年バイロイトのオリジナル音源盤を発表しており、さらに、謎は解かれつつある。

クナの神々をデッカが収録しているが、音質ではEMIはデッカに及ばなかった−という世評。ただ、初出盤などを聞くにつけ、もっといい音で残されている期待もある。

演奏については、唯一「コーダの決めが録音のせいかあやふやな感じで終わっている」といった趣旨の演奏評も多いが、この切れたような終わりかたこそshin-pはこの曲にふさわしいと思える。

至る所で編集がされていたとしてもこの演奏の偉大さは変わらない。

http://www.kit.hi-ho.ne.jp/shin-p/


▼日本WFセンターから51年バイロイト真正実況が頒布された。

まず、音質だが、翌年2月の独協会ウィーン盤には劣るが、1ヵ月後のザルツブルクorfeo盤よりは良好。高域は明快だが、低域が弱く、終始管楽器が強いなどのバランスと持続的に聞こえるノイズに若干の問題がある。

バイエルン放送はワンポイントマイクを使ったのだろうか、EMIが収録した「最終リハーサル」と思われる録音に比べて、強奏部で楽器の分離が悪く、個々の楽器の音色に劣る。それでも、これは他のCDと比較した場合の問題点で、鑑賞自体に大きな支障はない。

さらに、EMIの「足音」部分とセンター盤の一楽章冒頭はどうしても同じセッションのものとは思えず、レッグがこのバイロイト盤発売に際して試聴したとされる、54年バイロイトの良好音源もどこかに存在するという思いを強くした。

演奏は、冒頭からEMI盤とは全く別物だとわかる。部分的にEMIが使った演奏が顔を出す個所もあるのだろうが、1,2回の試聴ではよくわからない。

全体的に多少荒れた印象もあるが、これは録音のせいだと思われ、整然としたEMIとは違ってライブらしい熱気が感じられる。

1楽章の前半部に大きな咳払いがあるが、その他は聴衆ノイズが少なく、良好にこの記念碑的真正実況が聞けるのはありがたい。

バイロイト盤の白眉は、歓喜の主題が低弦で静かに演奏されはじめる部分にあるとshin-pは信じているが、残念なことにセンター盤はその直前の「間」にテープの継ぎ目があり、低弦の出だしが切れている。演奏前後の拍手などはカットされているが、楽章間の聴衆ノイズが収録されており臨場感は満点だ。

やっと、「真正実況」が聴ける歓びが大きいのは間違いない。しかし、全曲を通して聴いた感動は、EMI盤の方が大きい。生演奏は、録音された瞬間に「アーカイブ」という別物に変わってしまうのだ。

何度も繰り返し再生され、なおも愛好家を増やしつつあるEMIバイロイト盤の「レコード芸術」としての歴史に、残念ながらセンター盤「真正実況盤」は敵わないように思う。

あれほどまでに聴きたいと思いつづけてきた「真正実況」だが、「今まで以上に優れたものではなかった」というレッグの実演に対する評価が、大きな実感としてshin-pの胸にのしかかった−(07/07/19)

http://www.kit.hi-ho.ne.jp/shin-p/

フルトベングラーの「第9」、別の音源見つかる


 1951年のドイツ・バイロイト音楽祭でフルトベングラーが指揮したベートーベンの「交響曲第9番」(EMI)はクラシックの伝説的名盤といわれる。

ところで最近、この同じ演奏を、バイエルン放送が録音した音源が見つかった。状態は良く、演奏の細部が明確に聞きとれる。すると、こんな推論が浮上した。

「伝説的名盤」は、本番の録音にリハーサルなどを取り込んで大胆に編集したものなのではないか――。

 ライブ録音は、うわさを聞いたチェロ奏者カルテンボルンが06年にバイエルン放送に照会し、後日、資料室で見つかった。放送記録も残り、箱に録音技師の名前もあった。同年10月に同放送関係者や音楽家らが試聴審査し、「51年のバイロイト」と判断したという。

 しかし、この「バイエルン版」は、EMI盤と様々に違っていた。例えば第3楽章冒頭はバイオリンの出が早い。

終楽章でコーラスが「vor Gott」と歌う部分に激しい音量変化がない。聴衆のせきも、第1楽章から明確に聞こえた。


 カルテンボルンと親交がある、日本の「フルトヴェングラー・センター」の中村政行会長も、現地の審査会に参加した。中村会長は

「EMI盤は聴衆ノイズを消すため、一部をリハーサルと差し替えたのではないか。様々に『化粧』を施したことになるが、スタジオ録音が中心だった当時ならありうることだ」

と語る。 「センター」の顧問で、半世紀にわたりフルトベングラーの音源を聴いてきた檜山浩介さんは比較の上で、こう語る。


 「EMI盤は、全体の4分の3が編集したものではないか。

当時の流儀からして、ライブ録音以外に音源を使うならリハーサルだろう。

バイエルン版は、EMI盤では破綻がある合唱の出来がよく、終楽章の最後の凝縮感もすごい。戦後の新時代に向けたフルトベングラーの思いが伝わる」


 EMI盤には、実は以前から「一部が編集されているのでは」と想像を巡らすファンがいた。ただ、古い録音に詳しい音楽評論家の山崎浩太郎さんは言う。

「編集が加わったものだとしても、EMI盤の芸術的価値は下がらない。
優劣を論じず、虚心に聴き比べ、フルトベングラーの神格化を避けて、多面的に音楽を楽しむことが重要だ」

http://takenoko-ent.blog.so-net.ne.jp/2007-09-27-2

ベートーベンの第9のCDといえばフルトヴェングラーのバイロイト盤にとどめをさす。

戦後、再開されたバイロイト音楽祭1951年の初日、7月29日の公演のライブ録音。もちろんモノラル録音だ。のちに録音のいいステレオ盤がたくさん発売されたが、レコード芸術などの評論家や読者を対象とした雑誌のアンケート調査でもいつもこれが1位になっていた。僕自身、録音のいいステレオ盤をいろいろ聞いていたが、このフルトヴェングラー盤に出会って第9の神髄に触れることができた。

 有名な録音だけにいろいろ憶測が言われてきた。詳しくはあとで述べるが、この録音は 英EMIによって録音された。レコード化を目的としていたかは、実際のところわからない。

EMIはウイーンフィルやフィルハーモニアオーケストラを使ってスタジオ録音を始めていた。SP時代をのぞくと、レコード化を目的としたライブの録音は他には知らない。この年(1951年)カラヤン指揮のワーグナーの楽劇を録音するため、EMIは録音チームを送った。ついでにフルトヴェングラーの第9を録音してみようという話になったのだろうか。

公演は29日1回だけだったらしいが、現地のラジオ局(バイエルン放送協会)も録音してラジオで放送されたらしい。それで放送局にEMIとは別の録音テープがあるのではないかといううわさが以前からあった。

 そのうわさされていたバイエルン放送局所蔵の録音テープが出てきて、2007年に日本フルトヴェングラーセンターがCD化し会員向けに頒布された。大げさかもしれないがファンにとっては衝撃的なニュースだった。

 案内されてきたCDは会費込で6000円した。あまり高すぎるため、聴きたかったが、買わなかった。そうしたらその年(2007年)の12月にORFEOから通常販売され入手できた。
(ORFEO C754081B、写真)

 この録音の発掘は当然、かなりの話題になった。2007年9月号のレコード芸術に感想記事が寄せられている。フルトヴェングラーセンター会長中村政行、フルトヴェングラー研究家桧山浩介、そして音楽学者(評論家)金子建志の3人。まだORFEO盤は発売されていないので、センター盤を聴いてでの感想ということになる。

 いままでEMI盤で言われてきたのはゲネプロ(総練習)をメインに使用し、本番のテープも一部使用した、という説(テープを編集した跡がある)。

ほぼこれは当たっていると思う。バイエルン放送局のテープは咳ばらいなどの聴衆のオーディエンスノイズがはっきり聞き取れる。部分的にEMI盤と同一と思われる個所もあるらしいが、あきらかに別録音という印象を受けた。

 中村、桧山両氏はバイエルン放送局盤を29日の本番だと指摘。演奏の完成度もEMIより高いという意見を述べられているが、金子氏はまったく逆の意見だ。

その根拠は、演奏の仕上がりの完成度はEMI盤の方が高くバイエルン放送局盤は楽器のバランスやアンサンブルの点で最終し上がりの前の状態で完成度が低いと指摘している。金子氏の指摘はスコアを使用して詳細を極めている。

ぼくはスコアは持っておらず、金子氏の指摘についての確認は出来ないが、バイエルン放送局盤の演奏にEMIより完成度が低いという印象は持てなかった。金子氏の指摘で判るのは、終楽章のソロトロンボーンの箇所と、ピッコロ、トランペットが突出しているところ。ピッコロとトランペットの箇所は、マイクアレンジの差かもしれないが、仮に、EMI盤が本番として、フルトヴェングラーが修正した、という説は、十分考えられる。しかし、咳などの聴衆のノイズについては、オーケストラの楽員もしくはコーラスの団員が発したものではないか、という説は無理があると思う。第一楽章初めのあたりの咳はマイクに近く、オーケストラ団員というのはわかるが、マイクから遠い会場ノイズがあちこちに散見できるからだ。

 金子氏がバイエルン放送局盤をゲネプロと指摘する根拠がほかにもある。第3楽章のまえにソリストが入場する足音が聞かれる個所のことだ。(ORFEO盤はここのところはカットされていてる。)本番ならソリストが入場すれば拍手がおこるはずと指摘している。

これはたしかにそのとおりだと思うが、一方でゲネプロならソリストの入場は第4楽章のまえでいいのではないかとも思うが。バイエルン放送局盤は第3楽章が終ってすぐ第4楽章が始まっているので、たとえゲネプロであっても本番と同様に演奏したい、というフルトヴェングラーの要望があったのではと、憶測もできる。


 EMI盤の憶測がいくつか明らかになった。

第4楽章中間あたり、”vor Gott"と合唱がフォルテで歌い、声を長く伸ばす、有名な箇所があるが、最後、瞬間的に合唱、トランペットのレベル(音量)が上がる。

これは、レコード制作時にわざとレベルを上げて、演出したのではないかという疑問だ。

バイエルン放送局盤はそのような音量の変化はない。

したがって作られたものだと判った。

さらに、その"vor Gott"のあと、長大なゲネラルパウゼ(総休止)がある。これが異常に長い。それも疑問がもたれた。しかしバイエルン放送局盤も同様に長く、この点については特に元テープを触ってないということがわかった。


 僕自身、どうにもわからない点がある。それは最後のつめの箇所。フルトヴェングラーの第9の最後のところは、猛烈なクレッシェンドをかけて終わる。

フルトヴェングラーの第9の録音はかなりあって、ほとんどCDで聴くことができ、この終結のところはどれもうまくいっているが、このEMI盤はオケが混乱して終わっている。

まったく縦の線がそろっていない。誰が聴いてもこれはわかる。

バイエルン放送局盤はこの箇所がうまくいっていて問題ない。レコード化にあたってなぜバイエルン放送局盤を採用しなかったのか。結局、新たな疑問が生じた。

 バイエルン放送局盤はバイエルン放送局が録音したと言われている。関係者の証言もあるみたいだ。しかし、僕はこれはEMIが収録したものだと思う。理由はいろいろあるが、それまでバイロイトでのコンサートの録音の経験はなかったはずで、マイクのセッティングに手間がかかり、本番、ゲネプロの収録までにいろいろ試行錯誤(マイクテスト)しているはずで、別々にしているとは考えにくい。それと、マイクアレンジや音質は別、という意見があるが、ぼくが聴いた限りでは、「同じマイクアレンジ」だと思う。たしかに、先に書いたピッコロやトランペットのバランスの問題はあるが全体の音の印象はEMI盤と同じ、という印象だ。根拠はもう一つ。当時のラジオ放送局にこれだけバランスのいい録音が出来る技術は持ってなかったという点だ。

フルトヴェングラーは1954年にもバイロイトで同じ第9を公演していて、この方は間違いなくバイエルン放送協会が録音したテープが残されている。それはCDで聴くことができる。かなりバランスの悪い録音で、はっきりいって鑑賞に耐えられるような代物でなく、3年後という技術の進歩も考えても、バイエルン放送局盤がバイエルン放送局の技術で録音されたとは考えられない。ほかのケースを例に出してもいい、51年、52年、53年のウイーン、51年のザルツブルグ、54年のルツエルン、バイロイトなど、いずれも放送局の録音での第9が残されて聴くことができるが、いずれも録音のクオリティは51年のバイロイト盤には遠く及ばない。

 僕の解釈、ゲネプロと本番をEMIが収録した。おそらく、録音権でEMIとバイエルン放送協会とのあいだに争いがあったのではないかと思う。

録音はEMIが収録し、本番かゲネプロのどちらかのテープをEMIがバイエルン側に提供する。放送は1回限りで、コピーテープを他の放送局に提供しない、という契約をしたのではないかと思う。

コピーテープはスエーデンにあるらしいが、放送時に局が録音したのではないかと思う。今回のバイエルン放送協会で発見されたテープには、「たとえ部分的にでも、放送することは禁止」と書かれているという。一度放送した後で記述されたとおもわれ、EMIとの契約を意味しているのではないだろうか。

 1970年代後半から80年ころにかけて、放送局が所蔵していた音源からの流出と思われる、コンサートライブのレコードがチェトラ、BWS(ブルーノワルターソサエティ)、メロドラムといったレーベルから大量に発売された。フルトヴェングラーのライブもたくさん出てきた。それ以降も、放送局所蔵の録音テープの発掘が続けられて、散発的に発売されていた。それらのなかに、今回のバイロイトの録音テープは発売されなかった。つまり、バイエルン放送局で厳重に管理され、再放送はもちろんコピーテープも作られなかったということだ。

 このEMIの録音についていくつかヒントを与えたい。1999年に歴史的録音を発掘してCDを発売しているテスタメントからオットー・クレンペラーの第9のライブ録音が発売された。1957年11月15日の公演の録音。放送局が録音したのならよくあるケースだが、録音はEMIがした。当然、録音のクオリティは高い。クレンペラーの第9はこの演奏会に前後して、まったく同じメンバーでセッション録音された。レコードとして発売されたのはもちろんセッション録音の方。ライブの方は99年にテスタメントが発売するまで録音の存在さえ知られていなかった。似たケースがほかにもある。53年8月ザルツブルグでシュワルツコップフのヴォルフリサイタルがおこなわれた。ピアノはフルトヴェングラー。シュワルツコップの夫でEMIで力を持っていたウオルター・レッグが私的に聴くために、このコンサートの録音を指示した。結果的には選曲してEMIからレコード化されたが、珍しいケースだと思う。いままであえて名前を出さなかったが、バイロイトのフルトヴェングラーの録音やクレンペラーの第9の録音はレッグの指示だと思う。

 EMIはフルトヴェングラーのベートーベンの交響曲をウイーンフィルで順次録音していた。1954年フルトヴェングラーが亡くなって、2番、8番、9番は録音されなかった。9番がセッション録音がされていたら、51年のバイロイトの録音はクレンペラーのケースのようにお蔵入りになっていたと思う。

 えらい長いブログになってしまったが、EMI盤とバイエルン放送局盤の比較だが、バイエルン放送局盤の方が演奏がいいと思う。全体が有機的に連続しており、EMI盤のような編集の痕もなく自然。それに録音は明らかにバイエルン放送局盤に軍配が上がる。EMI盤のLPの海外、国内の初期盤、後の盤(70年代)とも比較したがバイエルン放送局盤の方が音質がいい。同じ収録なのになんで差があるのか謎である。バイエルン放送局の別録音の根拠になるが、どうしてもそれは信じられない。

 1点だけ問題がある。第4楽章はじめ有名な歓喜の主題がチェロで静かに始まるところ、有名な箇所だがEMI盤はほとんど聞き取れないほどのピアニッシモで開始されるが、バイエルン放送局盤はラジオ放送のためそのままでは聞こえないので、音量を上げている。金子氏が指摘している通りでここでノイズレベルが上がる。再発売の際にはここはもとのダイナミックスに修正してほしい。感興をそぐ。

http://blogs.yahoo.co.jp/zen32510/60907627.html

第二次世界大戦後、6年を経てようやく再開されることとなったバイロイト音楽祭のオープニングを飾ったこの歴史的な演奏は、そのライヴ録音と記されたEMI盤によって、これまで半世紀以上に渡り、音楽好きの人々の間で広く鑑賞されてきたのですが、今回登場するバイエルン放送音源は、同じ日のライヴという記載条件ながら、なぜかそれとは異なる演奏となっているのです。

 おそらくどちらかがゲネプロ録音で、どちらかが本番録音ということにでもなるのでしょうが、当時の演奏に関わった人の明確な証言が得られない以上は、どのような意見も推測の域を出ないというのが実際のところでしょうか。

 ただはっきりしているのは、終楽章コーダのアンサンブルはEMI音源が崩壊しているのに対し、バイエルン放送音源では何とか持ちこたえていたり、第3楽章のヴァイオリンの出が違ったり、トランペットやトロンボーンのバランスが大きく異なるなど、演奏そのものの差異が認められる部分が多いにも関わらず、部分的には両者が完全に一致するところも存在するということです。

 この事実は、どちらかが2種のテープの継ぎはぎをしたということを示すことにほかならないため、1955年に商品として発売されたEMI盤が、「より良い状態にするための編集」というレコード会社がよく採用する方法論を反映したものであるという仮説が有力とも思われます(ブルックナー8番の例も)。

しかし、明確な証拠が無い以上はやはり断定は難しいところですし、しかもバイエルン放送のテープの箱には、「放送に使用することは禁止」という文言も記載されているということなので、さらに事情はややこしくなります。

http://luke.jugem.cc/?eid=675


ベートーヴェン
交響曲第9番 ニ短調 作品125「合唱」
エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)
エリーザベト・ヘンゲン(アルト)
ハンス・ホップ(テノール)
オットー・エーデルマン(バス)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮バイロイト祝祭管弦楽団、同合唱団
録音:1951年7月29日、バイロイト
EMI(輸入盤 7243 5 66953 2 0)

 この録音を聴いたのは大学に入ってからだったと思います。最も印象的だったのは第4楽章の終結部でした。威風堂々と奏でられてきたこの曲は、最後の最後で歓喜の絶頂に達します。フルトヴェングラーはそこで猛烈なアップテンポでオーケストラを煽り、信じがたいほどの狂騒の中で曲を終わらせます。そのわずか数分のできごとに私は呆気にとられたものでした。これが私の「第九」体験のひとつです。その後、「第九」を聴くときには、最後の最後でフルトヴェングラー的な極度の高揚感を求める癖がしばらくついてしまいました。

 もちろん、そのような癖があっても、現実がそれを矯正しました。もはや世の中にフルトヴェングラーのような指揮をできる指揮者も、それを受け入れるオーケストラもなかったためです。

 考えてみれば、EMIはよくもまあこのような録音を発売したものです。フルトヴェングラーという巨人の名前がクレジットされていなければ、おそらくはとてつもない珍盤とされていた可能性があります。フルトヴェングラーが狂ったように指揮棒を振り回し、テンポを上げていくものですから、オーケストラはついていくのがやっとです。そのすさまじさに圧倒されるものの、演奏はハチャメチャに聞こえます。それどころか、きちんと最後の音まで辿り着いていないように思えました。

 それだけではありません。第4楽章で合唱が「vor Gott」と叫ぶと、それが延々と続きます。フェルマータがついているとはいえ、一体どこまで伸ばすのか、と思うくらい伸ばします。しかも、その最後でクレッシェンドしているではないですか。絶叫の上に絶叫であります。そして、それからの長い長い沈黙。大まじめにやっているのですごい迫力があります。

 これを何度も聴いていくと「第九」とはこう演奏すべき曲なのだと思ってしまうのです。「ライブ録音」と明記してあることも手伝って、一頃まで私がライブにこうした極端とも言える激しさを求めるようになってしまったのは、この録音の影響だったのかもしれません。その後にクレンペラー盤やジュリーニ盤などを聴くに至って私の偏向的な聴き方は緩和され、現在に至っています。

 しかし、フルトヴェングラーの音楽が持つ生命力は半端ではありません。


今年2007年になって大きな動きがありました。フルトヴェングラー・センターから会員向けにバイロイトの「第九」が発売されたのです。それも、編集がない、正真正銘のライブ盤だとか。

フルトヴェングラー・センター(会員向けCD WFHC-013)

 何と、1951年7月29日のテープがバイエルン放送局の倉庫に眠っていたのですね。それが21世紀になって発掘されたわけですが、この「センター盤」が出現したことで、EMI盤が当時のプロデューサー、ウォルター・レッグによる編集を経て作られたことがほぼ明らかになりました。

 例えば、EMI盤にあった「vor Gott」のクレッシェンドは「センター盤」にはありません。というより、「センター盤」は全体的に音楽の流れがとても自然です。つぎはぎをされたらとてもこのように自然な流れにならないでしょう。

 気になったのは第4楽章の終結部です。もしかすると普通のテンポになっていないかと興味津々で聴いたのですが、猛烈なスピードで畳みかけるのは一緒ですが、音はよく揃っていて「ハチャメチャ」な感じは全くしません。見事に最後の音に着地しています。

 こうなるとますます奇妙です。レッグはわざわざハチャメチャな方を編集材料に選んだことになります。また、「vor Gott」にクレッシェンドをつけて強力に厚化粧をしています。ライブ盤と銘打って発売するからにはこれくらいのことをしておいた方がインパクトがあると考えたのでしょうか。実際に多くのファンに強烈な印象を与え続けたわけですから、レッグの目論見は完全に成功したと言えます。

 「ここがこのように違う」という指摘はいくつもできるでしょうし、おそらく専門家や好事家の間でその一覧表でも作られているに違いありません。しかし、こうしたことは枝葉末節なのかもしれません。全体としてみればこの「センター盤」もレッグ編集のEMI盤もフルトヴェングラーの演奏を充分に伝えています。

 いずれにせよ、死後50年も経過している指揮者の録音が今も話題になり続けていることは興味深いです。ベスト盤を選定することに意味がないと考える私ですが、フルトヴェングラーはベートーヴェンに真剣に取り組むその姿勢が最も顕著に音に現れている指揮者の一人であるとは思っています。復刻盤が出たらまた買ってしまうことでしょう。古いモノラル録音であるのに。

http://www.kapelle.jp/classic/9th_symphony/beethoven.html


もう一つのフルトヴェングラー/バイロイト「第9」を聴いて


昨年暮れにオルフェオから出たフルトヴェングラー指揮バイロイト祝祭管の別テイク(バイエルン放送)のベートーヴェン「第9」をようやく聴きました。

朝日新聞にセンセーショナルな記事が出たこともあり、おそらく昨年のクラシック音楽界でも最大の話題となったCDの一つでしょう。私もずっと気にはなっていました。

要するに、あの不滅の名盤と言われている1951年のバイロイトの「第9」ライヴ(EMI)が、実はゲネプロの録音ないしはゲネプロと本番の継ぎはぎの編集によるものであって、今回の別テイクこそが、世に出なかった本物のバイロイトの本番の演奏ではないかという疑惑が出されていたわけです。

その後、金子建志さんが「レコード芸術」誌で詳細な分析を行い、むしろ今回出た録音の方がゲネプロなのではないかという意見を出されていたのも印象的でした。


そして、ようやく聴いてみた私の直観的感想を言えば、やはり金子さんと同じく、今回のオルフェオ盤はゲネプロの演奏ではないかという気がします。第1楽章の最初の方で咳が聴こえたりする臨場感はあるものの、やはり全体的に、演奏そのもののテンションがEMI盤に比べると若干低いというか、どことなく模索的な印象を受けます(特に第1楽章の前半)。とはいうものの、それはほんのわずかの差であって、オルフェオ盤においてもフルトヴェングラーならではの呪縛的な世界が展開していることは間違いなく、気がつけばのめりこむように聴き、久しぶりに出会うフルトヴェングラーの「第9」に興奮している自分がいました。録音状態も、フルトヴェングラーのものとしては最良の部類。第3楽章の弦の表情など生々しい感激があります。


今回のバイロイトのもう一つの「第9」を聴いて、私はフルトヴェングラーの演奏に宿されている、一種の「憑依」という特性について改めて考えさせられました。

つまり、オルフェオ盤・EMI盤のどちらにせよ、なぜこんなにゲネプロでも燃えまくってしまうのか。それはおそらく、ゲネプロであろうが本番であろうが、ついつい

「降りてきてしまう」「とりつかれてしまう」要素をフルトヴェングラーの棒が持っていたからなのではないでしょうか。


以前、ベルリン・フィルの首席コントラバス奏者だった頃のライナー・ツェペリッツにインタヴューしたときに、フルトヴェングラーのことについて聞いてみたことがあります。「一体フルトヴェングラーとは何だったのか? 今のベルリン・フィルにフルトヴェングラー時代の響きは残っているのか?」という質問をしたのです。彼はフルトヴェングラー時代を知る最古参のベルリン・フィル楽団員の一人でしたから。

それに対するツェペリッツの答えはこうでした。

「う〜ん…フルトヴェングラーの響きは、少しだけ、残っていると思うね」

「それはどんなときに感じるのですか?」

ツェペリッツは目を閉じて、右手をスローモーションのように動かしながら答えました。


「今でもときどき、ベルリン・フィル全体が、微妙に動いて…揺れる瞬間がある。あれは――フルトヴェングラーなんだ」

指揮者が意図的に誘導して動かすのでもない、オーケストラ全体が、集合的無意識のように、不思議な揺れ方をする、その瞬間がフルトヴェングラーだ、とツェペリッツは言いたかったんだと思います。

我々はそれを作曲家の霊が憑依したように(まるで今音楽が生まれたばかりであるかのように)感じるのかもしれません。

もちろん、今回のオルフェオ盤にも、それは充分に感じられました。聴く者すべてを狂わせてしまうような、あの暗い魔力はフルトヴェングラーならでは。ファンならぜひとも聴いておくべき1枚でしょう。

http://linden.weblogs.jp/blog/2008/01/9-d41c.html

フルトヴェングラー年代順資料室
http://www.kit.hi-ho.ne.jp/shin-p/

ヴィルヘルム・フルトヴェングラーのCD
http://homepage1.nifty.com/classicalcd/FurtwanglerCD/index.htm

フルトヴェングラー鑑賞記
http://www.geocities.co.jp/MusicHall/5362/

フルトヴェングラー鑑賞室
http://wadadaiki.com/furtwanglerweb/index.html

___________
___________

3.フルトヴェングラーは過大評価だよね?


1 :名無しの笛の踊り:2010/02/28(日) 17:59:08 ID:NBZERu3V

悪い指揮者ではないが、崇められすぎだ
カラヤンやショルティ、アバドラのほうがいい指揮者だろう

9 :名無しの笛の踊り:2010/03/03(水) 00:12:20 ID:vkIoeWU4

知らん奴はホントにほっとけばいいと思う。
そして或る日突然目覚めてそれまでの無知の日々を激しく後悔すると...

ざまあwである(笑)


11 :名無しの笛の踊り:2010/03/03(水) 00:23:27 ID:vtxcfQiE

昔は過大評価だったが今は正当評価だと思うぞ
「過大評価だよね?」などということすら憚られた時代があったから。
そして過大評価だと言えるようになって久しい今こんな旬過ぎたネタ持ってくるあたりがしょーもない。

ざっと言えばフルトヴェングラーは20世紀の形而上学の崩壊期における最後の徒花。

奇もてらうがあらゆる音に意味付けしたがる。そういうのが好きな人もいる。
意味付けから脱却して美しければいいとしたのがカラヤンで、美しさって甘ったるいことじゃないだろ、もっとはきはきしろよ、ってな感じのアバド。

美しさの基準は時代によって異なるからなんとも言えない。

31 :名無しの笛の踊り:2010/04/24(土) 22:39:49 ID:pWYw84Tg

フルトヴェングラーが解らない=音楽が解らない
だったよな、昔…

58 :名無しの笛の踊り:2010/05/20(木) 21:40:31 ID:jy5Ed3Vo

フルトヴェングラーのベートーヴェンこそ人類の至宝と崇めて未発表の録音を血眼で捜索していた時代が懐かしいです

78 :名無しの笛の踊り:2010/06/10(木) 00:40:06 ID:r7iCCYP7

フルヴェンは我儘な指揮者だった。
初めてVPOに客演したとき、「もっとはっきりと振ってもらわなければ分かりません」と言われて
怒って帰ってしまったというエピソードが残っている。

売り出し中のカラヤンという若手指揮者を潰しにかかったという点でフルヴェンは肝っ玉の小さな奴だった。 ナチに協力して指揮活動を停止された時期、BPOを救ったチェルビダッケにも嫉妬したものな。 そんなだからロクな死に方をしなかったんだ。

93 :寝言:2010/08/18(水) 04:56:45 ID:U9paKfnL

フルベンは、モーツァルトとかバッハの演奏がとてつもなく下手くそ
比較的ブラームスが上手い
あと合唱曲も苦手だったらしい。
ミサソレの依頼があったが「振れない」と正直に断ったそうだ。
謙虚だね。

95 :sage:2010/08/18(水) 22:26:43 ID:NFdD7+Wt
だからマタイの依頼も返事保留したのか。

96 :名無しの笛の踊り:2010/08/18(水) 22:32:20 ID:clgjjKYV
>>93
新潮文庫版「音と言葉」の訳者芳賀檀の訳者解説によると、
芳賀はフルトヴェングラー指揮の「ミサ・ソレムニス」を現地で実際に聴いて、
生涯忘れがたい感銘を受けた、と書いているが・・・

97 :名無しの笛の踊り:2010/08/18(水) 22:39:33 ID:2j9ZjaJ/

まあ偽物には間違いないがカラヤンよりは分を弁えてたようだな。

110 :名無しの笛の踊り:2010/09/23(木) 03:07:16 ID:DhL9JogD

29 July 1951 Bayreuth Fes. Orc. The last rehearsal & Live(EMI=Legge)
Beethoven:Sym.No.9

そろそろこの演奏の神格化は考えた方が良い。
第一楽章のテンポは断じてベートーベンが想定したものではないし、
第三楽章も遅すぎ。音については時代を考えれば十分であり、
些細な向上が毎回製作者の金づるになっているだけ。
上級者向けにはぜひ備えたい演奏だが、初心者に勧められる演奏ではない。

ベートーベンの第九を元にしたフルトヴェングラーによる自由なファンタジーであり、興行としてのお祭り、祭典として歴史の証言である。

こういう表現もありだし、これはこれで素晴らしい名演である。
第九をここまで想像力により、原曲を改編し、聴き栄えのある形に仕上げたフルトヴェングラーの力量は大したものである。

しかしベートーベンの設定はもっとテンポが速いのである。
勿論作曲者の意図だけが唯一ではないことも事実である。
フルトヴェングラーがベートーベンを上回る天才と信じる方には、このバイロイトが唯一最高の演奏となろう。その気持ちも解らぬではない。

ベートーベンの残された楽譜を忠実に再現するだけという制約を課していては、フルトヴェングラーの時代の指揮者では不可能だった早いテンポによるベートーベンの感動的な再現が その後記録された。

その指揮者は フルトヴェングラーがいずれは自分を抜いていく才能と看破し、抜かれる前に潰してやろうと嫉妬心を燃やし、徹底的に活動を妨害したヘルベルト・フォン・カラヤンである。

カラヤンの記録では1968年のDVDにより 最高の結実を見ることができる。
そしてカラヤンは見事にフルトヴェングラーを抜き去ったのはご存知の通りである

111 :名無しの笛の踊り:2010/09/23(木) 22:28:12 ID:14fKkTfj

カラヤンの才能に嫉妬し、カラヤン潰しに奔走したフルヴェンはじつに見苦しい音楽家だった

実力も人気もかなわないとこういう醜い行動に出るフルヴェンは最低な指揮者
こんなのを神格化した日本の評論家はクソ、その批評を鵜呑みにしてディスクを買いあさった側もアホ

280 名前:名無しの笛の踊り 投稿日:2010/09/23(木) 12:33:39 ID:ufzijpbj

なんでフルヴェンは第九のゴーダをいつもあのやたら早いテンポにしたのか?
初期はいいとしても晩年に至るまでずっとやってたね。


282 名前:名無しの笛の踊り 投稿日:2010/09/23(木) 14:27:03 ID:jBaClGoi
>>280
コーダで加速すると、一回聴くだけなら非常に興奮した演奏ができる。 しかし、レコードでその演奏を何回か聴いていくと興ざめするんだよな。

レコードが一定程度普及したときの演奏のあり方に、フルベンは最後まで答えをだせなかったな。当時としては偉大な指揮者だったとは思うが。

聴衆が「来るぞ、来るぞ」と期待してたから?

112 :名無しの笛の踊り:2010/09/24(金) 02:07:18 ID:JDM8LXv0

フルトヴェングラーも若い内から称賛されてた天才型指揮者だからカラヤンの台頭には穏やかではいられなかっんじゃないか。2人共初期のナチスの思想に共感してたし(まあ当時のドイツ人の大半はそうだけど) 演奏スタイルは違うけどどちらも典型的なドイツ系のナルシストだよね

才能も自信もあるけど意外とめめしい。

113 :中川隆:2010/09/24(金) 22:53:54 ID:HkFA5snx

カラヤンは誰が見ても三流なのに人気だけあるのが気に入らなかったんだろ。

カラヤンはアルメニア系ギリシャ人でゲルマン人の血は入っていない。
だからカラヤンがゲルマン音楽をやるとムード音楽になるのさ。


115 :名無しの笛の踊り:2010/09/24(金) 23:04:08 ID:0F0ijqR8

フルヴェンが当時だから通用した(ただし欧州だけで)指揮者、アメリカでは受け入れられなかった
今ではあのような演奏スタイルは支持されない、ようするに時代遅れ
常に先を見ていたカラヤンに嫉妬したのもそのためだ


116 :中川隆:2010/09/24(金) 23:49:33 ID:HkFA5snx

アメリカ人には音楽は理解できないだけさ。

アメリカに亡命したバルトーク、ブルーノワルター、アドルフ・ブッシュすべて駄目になった。

そもそもマーラーやメンゲルベルクよりトスカニーニを選んだアメリカ人って。

118 :名無しの笛の踊り:2010/09/25(土) 02:29:16 ID:Swf5Rqyj

http://www.muzieklijstjes.nl/100conductors.htm

カラヤンが1位だな。
フルベンも3位か、意外と高評価だな。


119 :名無しの笛の踊り:2010/09/25(土) 09:18:07 ID:w7HuGZqG

カラヤン、トスカニーニ、フルヴェンか
まあ順当だな、と思ったら2位(バルビローリ)が予想外でした


120 :名無しの笛の踊り:2010/09/25(土) 09:48:21 ID:7CoEbseq
>>117
アメリカ人は、過去の栄光にすがり、惰性で仕事する奴より、日夜努力する改革者が好きなのさ。
>>119
普通ならその3人だろう、順番は異論があってもかまわない
と思うがな。


121 :中川隆:2010/09/25(土) 10:30:52 ID:qoJ7IzLk

アメリカ人に音楽がわからない理由


この「聖」と「毒」が一緒に存在する世界・・・


このようなワーグナーの世界は、ある意味において、ヨーロッパの精神世界そのものと言えるでしょう。
この「ダンサー・イン・ザ・ダーク」と同じラース・フォン・トリアー監督の「キングダム」という作品の冒頭のモノローグは
「この魑魅魍魎の渦巻く沼地の上に建てられた、近代科学の粋を集めた病院」
という言葉でしたが、この言葉はヨーロッパの精神の比喩そのものでしょ?

「神」による「聖」なるもの、それに対する「毒」、あるいは「近代科学」・・・

すべてあってこそヨーロッパと言えるのだとフォン・トリアー監督は考えているようですね。

この「ダンサー・イン・ザ・ダーク」の冒頭の、全く光のない劇場に弦楽器とホルンによって立ち上ってくる音響は、ワーグナーの引用であり、この映画が「聖なるもの」と「毒々しいもの」を含んだ「ヨーロッパの精神」をテーマにした作品であることを聴き手?に印象つけるわけです。

しかし、この「ダンサー・イン・ザ・ダーク」に舞台はアメリカですよね?
つまり、この作品の設定は、「アメリカの中のヨーロッパ人」そして「アメリカ文化?の中のヨーロッパ精神」になっているわけです。

ヨーロッパには「聖」と「毒」がある。 では、アメリカ精神には何があるの?
それは「正義」と「悪」ですね。

アメリカにはこの世を越えた「聖」はなくても、この世の規範である「正義」はあるでしょ?

自らを蝕む「毒」はない代わりに、他者を裁く「悪」がある。

この「ダンサー・イン・ザ・ダーク」では、そのようなヨーロッパの「聖」と「毒」が明確に描かれています。

「聖」なるものの代表例は言うまでもなく、教会です。 この「ダンサー・イン・ザ・ダーク」では不思議なくらいに教会が出てこない。 死刑のシーンにつきものの、聖職者(牧師とか神父)がいないでしょ?


映画における普通の死刑のシーンでは、刑の執行される前に聖職者と会話するシーンがつきものです。 一番感動するシーンですからね。では、どうしてないの?
この「ダンサー・イン・ザ・ダーク」では、このような「聖」を思い起こすような人物は注意深く避けられているわけです。 キリスト教関係でいうと、セルマが刑務所のダクトから聞こえる賛美歌と、囚人の部屋にある1枚のキリストの肖像くらいです。

ダクトから聞こえる賛美歌・・・この賛美歌は一体どこから聞こえるのでしょうか?

他の人には聞こえない賛美歌・・・セルマの心にしか聞こえない音楽・・・

これはヨーロッパから聞こえる・・・と言えるでしょう。 勿論、物理的には無理ですが、心では聴こえているわけ。
つまり賛美歌を喜んで聴くセルマにもかかわらず、死刑において神父の立会いもない・・・

これくらいアメリカには「聖」から距離がある・・・とフォン・トリアー監督は言っているわけです。


では、ヨーロッパの「毒」とは?

それはまさにこの「ダンサー・イン・ザ・ダーク」では、遺伝性の病気として示されているわけです。

「遺伝することがわかっているのに、何故に子供を作ったのか?」という疑問は、

「毒に満ちて閉塞感の漂うヨーロッパ文化を伝承することに、価値や意味があるのか?」

という、監督のフォン・トリアーの自問でもあるわけです。

毒に満ちた文化を伝承することによって、その「毒」も伝承される。 その価値と覚悟・・・

ヨーロッパの持っている出口のない状況と、未来一杯のアメリカ。
シリアスなヨーロッパの表現と、能天気なミュージカル仕立てのアメリカ風表現。

精神主義のヨーロッパと、商業主義から抜け出せないアメリカ家族。
約束を守るヨーロッパ人と、約束を無視するアメリカ家族。

例の事件のあった家族の庭に星条旗がはためいているのは偶然ではないわけ。 あの家族がアメリカ人の典型だ!とフォン・トリアー監督は言っているわけです。

あるいは、あの家における知性の欠落は、本棚を見ればスグわかるようになっています。 何かの全集ものがキレイに並んでいるんですね。 本棚の本がズラーと並んでいて、外見上もキレイなのは、本を読んでいない証拠。

フォン・トリアー監督がアメリカの単純さに距離を置く人であることは明白ですね。 まあ、「あんなに単純で生きられたらラクだろうなぁ・・・」と思っているのかな?

http://movie.geocities.jp/capelladelcardinale/old/03-12/03-12-16.htm

まあ、アメリカ人にフルトヴェングラーが理解できる訳ないわな(嘲笑い)。


126 :名無しの笛の踊り:2010/09/25(土) 23:31:08 ID:u3q9lZsw

いまどき、フルヴェンを崇拝してる輩なんていないだろ?
昔はイカサマ評論家に騙されて、LPを買いあさった単細胞がいたけどCD時代になってからは耳が肥えてきたリスナーが増えたんだから あんな時代遅れの駄演盤を買う奴なんているわけねえよな


285 名前:名無しの笛の踊り 投稿日:2010/09/25(土) 13:58:27 ID:QKA/pZAT

フルヴェン聞いてる自分が好きなんだ、おれ。


127 :中川隆:2010/09/25(土) 23:43:53 ID:qoJ7IzLk

演奏がどうこう言う前に、音そのものがカラヤンなんかとは比較にならないよ。


128 :名無しの笛の踊り:2010/09/26(日) 06:14:42 ID:XLcQnO3j

確かに比較にならんな
フルヴェンは異常に芝居がかった演奏をするし、表現するのがちっぽけな人間的感情だけ
はっきり言って、曲を矮小化させてると思う。気持ち悪いし

129 :中川隆:2010/09/26(日) 09:50:01 ID:EBOV+P7W

芝居がからない演奏 = ムード音楽


132 :名無しの笛の踊り:2010/10/02(土) 02:31:10 ID:HM57NYyB

何度も聞くと鬱陶しい。
本人もそれわかってたみたいだし。


133 :名無しの笛の踊り:2010/10/02(土) 03:24:30 ID:OrFxSTLH

俺はシューマンの4番がフルヴェンの最高傑作と信じて疑わん!

134 :名無しの笛の踊り:2010/10/02(土) 06:37:26 ID:MX7WlJNi

俺のCDの棚にはそう言えばフルトヴェングラーのCDは少ないな。 ベートーベンの第9バイロイト、その他2〜3枚程度

人生は短いから、音の良い演奏で色々な曲や演奏を聞きたいとなると避けがちになる


135 :愛撫 先:2010/10/02(土) 07:38:01 ID:jUW+8RAO

不思議なのは、古楽器演奏や演奏法によるベートーヴェンが主流になってもフルトヴェングラーのベートーヴェンを第一とする人があまりに多い。 評論家もリスナーも。

トスカニーニだって楽譜に手を入れてるし、フルトヴェングラーはいわずもがな。 古楽器演奏や演奏法の是非はともかくとして、これを基準にするとフルトヴェングラーは演歌になってしまう。

粘るところはとことん粘り、盛り上げる部分はオケが崩壊しても突っ走る。 自分も中2のころは、「第5」の復帰演奏を毎日聴いてたが今聴くと…
「今、フルトヴェングラーの解釈をするとオケの団員からバカにされる。 今や誰も出来ないコトを(時代が違うとはいえ)やっていたフルトヴェングラーに価値を見出しているにだろう」 と思う。

136 :中川隆:2010/10/02(土) 08:44:27 ID:hSQXWzjT

ブルーノワルターもヨーロッパ時代は
粘るところはとことん粘り、盛り上げる部分はオケが崩壊しても突っ走る
だった。 メンゲルベルクも同じ様なもんだし。 これが19世紀の標準スタイル。

137 :名無しの笛の踊り:2010/10/02(土) 09:09:05 ID:b/j4ReU6

フルベンは、一回目聴くといい演奏と思うこともあるのだが、何回も聴くと本当に鼻についてしまう。

聴衆が聴きに来る曲をほとんどレコード等で聴いたことがない時代ならこの演奏方法は価値があったのだが、今となっては明らかに時代遅れとなっている。
実演では偉大な指揮者として考えるけど、正しいレコードの残し方は死ぬまで分からなかったのではないか。1954年に無くなったが、ステレオ時代まで生きていたら、おそらく評価が急落したと思う。

138 :名無しの笛の踊り:2010/10/02(土) 10:12:11 ID:z4+7UHYM
>>136
>これが19世紀の標準スタイル

19世紀って・・・せいぜい世紀末に彼らが幼少期、青年期を過ごしたってだけじゃん。
100年間もあれば演奏様式も技術も楽器の性能も変わるだろうし、ベートーヴェンからマーラーまで録音なんか残ってないのに、よくそういう見てきたような嘘をつけるね。

139 :名無しの笛の踊り:2010/10/02(土) 10:42:36 ID:bnuyrT5v

後期ロマン派スタイルだわな
それに最後のロマン派リヒャルトの演奏はまったく違うわけだし、フルヴェン流が演奏の主流だったのってほんの一瞬だったと思う

140 :中川隆:2010/10/02(土) 10:47:05 ID:hSQXWzjT

少年時代の音楽教育でその後のスタイルがすべて決まるもんだろ。
インテンポは20世紀のスタイルだよ。

楽器で進歩したのはピアノだけだろ。 19世紀のオーケストラはノンヴィブラートのポルタメント奏法

それに合った指揮をしてただけだろ。

フルヴェン流 = テンポが遅い

ヨーロッパ時代のワルターもリヒャルトシュトラウスもシューリヒトもテンポが極端に速く、演奏が軽い。

これがヨーロッパ標準

142 :中川隆:2010/10/02(土) 11:23:42 ID:hSQXWzjT

20世紀最高の指揮者はワインガルトナーだというのが昔の常識だったみたいですね。


本物の貴族
テンポが極端に速く、演奏が軽い
ノンヴィブラート・ポルタメント奏法の奥義を極めた天才

143 :名無しの笛の踊り:2010/10/02(土) 11:27:12 ID:bnuyrT5v

>フルヴェン流 = テンポが遅い
すげえ、こんなの初めて知った

144 :中川隆:2010/10/02(土) 11:50:26 ID:hSQXWzjT

こういうことさ

演奏法の点から言えば、ワーグナー以前とワーグナー以後、さらに、第二次世界大戦以降から現代の3つの大きな流れがある。

現代のオーケストラの演奏は、ニュース原稿を読むアナウンサーのようなもので、標準的ではあるが、非常に特徴に乏しいものである。

この他、今世紀前半の録音には、十九世紀後半以降に出現した、「ロマンティックなスタイル」を聴くことができる。

アムステルダム・コンセルトヘボー管弦楽団の指揮者であったヴィレム・メンゲルベルクや、マーラーの作品を数多く指揮したオスカー・フリートなどはその典型的な例といえるだろう。 ここでいう「ロマンティック」は、後期ロマン派の音楽家たちが好んで用いたという意味で、現代の通常の意味とはニュアンスが違うのでご注意いただきたい。 フレーズに応じたテンポの変化や強弱記号の強調、弦楽器のポルタメントや激しいヴィヴラートなどがその代表的な特徴である。

また、ベートーベンなどの音楽に文学的な解釈をあてはめて、表現を加えていくという手法が好んで用いられたのもこうしたロマンティック・スタイルとの関連性が高い。 これらの表現法の確立は、ワーグナーの存在なしでは考えられなかっただろう。 ワーグナーは、その作品で文学と音楽の融合を試みたのみならず、指揮者としても、ベートーベン解釈などにおいて当時の音楽界に大きな影響を及ぼした。 ワーグナーは近代演奏史の大きな分岐点である。

第3のスタイルは、ワーグナー出現以前のスタイルで、最近のオリジナル楽器オーケストラやライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団などに代表されるような古いスタイルである。

ノン・ヴィヴラート奏法、音符の音価の強調、すなわち、長い音符は本来よりわずかに長く、短い音符は本来よりやや短く演奏する処理や、長い音符の後ろの方で音量が強くなる後置型アクセントなどはその代表的な特徴である。
おそらく十九世紀中頃までは、世界中のすべての指揮者とオーケストラが多かれ少なかれこのスタイルに従っていたのではないかと思われる。 シャルク、ワインガルトナーに認められる意味不明なアクセントなどは、その名残りではないかと考えられるが、現代の我々が聴くと、音楽の文脈とまったく関係のない、形式的で余計な表現として受け止められるのだ。

本来、こうした古い演奏体系には、音楽の構造と結びついた明確な規則があった。

しかし、ロマンティック・スタイルの出現、その反動のノイエ・ザッハリヒカイト、さらに、現代のより洗練された演奏スタイルが普及していく過程で、古い演奏スタイルの必然性は失われ、現代の我々にはまったく理解不可能な単に形式的なものへと変化していったのではないかと思われる。

つまり、ブラームスやブルックナーが初演された状況などにおける古い演奏体系と現代の演奏体系の間には、missing link(失われた関連性)があり、シャルクやワインガルトナーの録音は、途切れてしまった鎖をつなぎあわせる重要な手がかりといえるのではないだろうか?
 
今世紀前半の指揮者たちの演奏を聴くためには、この3つのスタイルをきちんと聴き分ける知識と能力が必要とされるのではないだろうか。

http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Kouen/7792/weingartner.html


146 :名無しの笛の踊り:2010/10/02(土) 12:03:30 ID:Dz7Mu4tB

他人のサイトの意見を鵜呑みにして「こういうことさ」って恥ずかしくないの?

147 :中川隆:2010/10/02(土) 12:22:48 ID:hSQXWzjT

これは常識だからね。

ワーグナー出現以前のスタイルというのはカペー四重奏団の演奏そのものだろ。
フルヴェンはロマンティックスタイルの代表

ノンヴィブラート・ポルタメント奏法に戻るのはもう不可能だから、フルヴェンを否定したら未来は無いのさ。

148 :中川隆:2010/10/02(土) 12:33:50 ID:hSQXWzjT

もうこんな演奏は無理だもんね

カペーSQの演奏を特徴付けるのはノン・ヴィブラートとポルタメントである。
カペーSQの演奏は、同世代或は先輩格の四重奏団―ロゼーSQ、クリングラーSQ、ボヘミアSQらと、これらの点で共通する。

そして、第1次世界大戦を境に勃興し、カペーSQの後塵を拝してゐた四重奏団― レナーSQ、ブッシュSQ、ブダペストSQの各団体がヴィブラート・トーンを基調とするのと、大きな相違点を持つ。

しかも、カペーのポルタメントは旧式で、時代を感じる。 ポルタメントを甘くかける印象の強いレナーも、カペーとは世代が違ふことが聴きとれる。 ここで、最も藝術的なポルタメントを使用したクライスラーの特徴を例に挙げることで、ポルタメントの様式における相違点を検証したい。

クライスラーの奥義は3点ある。第1に、必ずしも音の跳躍―即ち運指法の都合―でポルタメントを使はない。 云ひ換へれば、指使ひを変へないでも弾けるパッセージであらうとも、感興の為にポルタメントを使用する。


第2に、音から音への移行過程は最初が緩やかで、最後になるほど速く行なはれる。

第3に、フレーズの変わり目が同じ音のままの場合、敢てポジションを変へて音色を変へる。 この際に同一音の連続にも関わらず、ポルタメントが入ることになる。

このクライスラーの特徴は、ティボー、エルマンそしてレナーにも概ね当て嵌まる。

これに反してカペーはポルタメントの使用箇所に運指の都合が見られ、何よりも移行過程の速度が均一である。カペーの左手による表現はロゼーやマルトーと云つた旧派と同じ音楽様式に根付いてゐるのだ。

http://www.h6.dion.ne.jp/~socrates/capet.html

19世紀後半から20世紀前半の名ヴァイオリニストと言われた人達の語録を辿ると、「ヴィブラートは必要不可欠なものだ」的な発言が急に増えているように思われます。その人々の多くは現在復刻盤で聴くことができます。

例:クライスラー、ティボー、イザイ、フーベルマン、ジンバリスト、サラサーテ、ヨアヒム、フレッシュ(順不同)

上記の人は、全て僕の聴いたことのある人ですが、皆、大きなヴィブラートとポルタメントを多用しています。

※なお、ポルタメントは専ら上昇音形に用いられるのが普通でした。下降音形に用いるのは“下品”とされていたようです。ここがパールマンとは違うところ。
そして、彼らの多くは音程も揺れ動くようなヴィブラートです

「ああいうヴィブラートはクライスラーが始めたことで、ロゼーのような人は用いていなかった。クライスラーが若い頃にウィーン国立歌劇場管のオーディションに落ちたのは、そのためである。云々」という文章を読んだことがあります。

http://pseudo-poseidonios.net/okuzashiki/15_review_7.htm

ビブラートは、1830年代の特徴からは遙かに隔たったもので、それは欧米のオーケストラでは1930年代までは一般的ではなかったのです。

しかし驚くべきことに、演奏者も聴衆も、それ以前の偉大な作曲家たちが誰一人として期待も想像もしなかったオーケストラの音に、全面的に慣れ親しんでしまったようです。

ベルリオーズやシューマン、ブラームスやワーグナー、ブルックナーやマーラー、シェーンベルクやベルクがその傑作を書いた時、オーケストラの音は ただ一種類だけが存在していました:暖かく、表現力豊かで、ピュアな音色。 私たちが慣れてしまったグラマーなビブラートのない音。

20世紀になって新しく加わったのは、全ての音符に、どんな短いものであっても絶えずビブラートをかけるというアイデアです。 フリッツ・クライスラーが、カフェの音楽家やハンガリーやジプシーのバイオリン弾きのスタイルを取り入れて、グラマーなビブラートを始めたように思われます。

1900年以降、偉大なソリストとオーケストラが、最初は前の世紀からのピュアな音色で演奏しており、そして今日私たちが知っているものに徐々に変化していくのを聴くことができます。 しかし、ごく徐々になのです。高潔なドイツや大きなアメリカの団体の大部分は、30年代になるまで手を染めませんでした。

ベルリン・フィルは1935年まではっきりしたビブラートの録音は出てきませんし、
ウィーン・フィルは1940年までありません。

ですから、20世紀前半のバイオリン協奏曲の録音を聴くと、ソリストはビブラートを使っていますが、ドイツの最高のオーケストラはピュアな音色で演奏しています。当時はそれが普通だったのだと思われます。

http://www.kanzaki.com/norrington/roger-nyt200302.html

151 :名無しの笛の踊り:2010/10/02(土) 14:09:02 ID:lXJZscod
>>136,>>140
で、結局「標準」って何だ?


152 :中川隆:2010/10/02(土) 15:01:23 ID:hSQXWzjT


1.本来のヨーロッパ標準

ノンヴィブラート・ポルタメント奏法の甘味で純粋・透明な音色
インテンポ、テンポは極端に速く、演奏が軽い
ワインガルトナーとカペーSQがそのとう尾を飾った。


2.ロマンティック・スタイル

テンポの極端な変化やダイナミックレンジの広さ、弦楽器のポルタメントや激しいヴィヴラート
テンパニの強打、金管楽器の強調
音楽の文学的な解釈、ドラマチックな盛り上げ
フルヴェンとメンゲルベルクが代表


3.現代的演奏
ムード音楽と変わらない
カラヤンが代表

153 :名無しの笛の踊り:2010/10/02(土) 15:07:20 ID:ydGg4Bll

そういえば何かの文献にワインガルトナーの演奏はアンチ・ビューロー
ということが書いてあった。

(ビューローの面前で「カルメン」指揮した際に逆鱗に触れたエエピソードあり)


154 :名無しの笛の踊り:2010/10/02(土) 15:14:03 ID:bnuyrT5v

>>136ではヨーロッパ時代のワルターをメンゲルベルクと同じスタイルだとし
>>141ではシューリヒトやRシュトラウスと並べてる。矛盾してるぞ
他にも突っ込みどころがありすぎる。かわいそうな人だ

156 :中川隆:2010/10/02(土) 15:23:46 ID:hSQXWzjT

20世紀初めは本来のヨーロッパ標準とロマンティック・スタイが共存していただけさ。

1930年代のウイーンフィルは本来のヨーロッパ標準に近かったから、ワルターのウイーン録音はヨーロッパ標準

ウイーンフィル以外のオーケストラは自由に振れたからロマンティック・スタイル

になった。

シューリヒトやRシュトラウスはヨーロッパ標準の指揮者に近いが、ポルタメント奏法が無くなった時代だからインテンポの所だけ標準に近い。

157 :名無しの笛の踊り:2010/10/02(土) 15:28:43 ID:HM57NYyB
>>152
ムード音楽の指揮者ってあとどの辺の人?

158 :中川隆:2010/10/02(土) 15:30:31 ID:hSQXWzjT

バーンスタイン


159 :名無しの笛の踊り:2010/10/02(土) 15:44:24 ID:HM57NYyB

たったそんだけ?
じゃ別にそんな大きな勢力じゃないじゃん。


160 :中川隆:2010/10/02(土) 15:57:48 ID:hSQXWzjT

オーケストラが全部ムード音楽専用オケになったという事。 今、フルヴェンが生まれてきても、もうああいう演奏はできないもんね。

161 :名無しの笛の踊り:2010/10/02(土) 16:08:06 ID:HM57NYyB

わかった、君が最近の音楽を聞いてないことはわかった。 だって聞くに値しないだろうからね。



162 :名無しの笛の踊り:2010/10/02(土) 20:39:49 ID:lXJZscod

実証も反証もしようがないから言ったもんがちだな

163 :中川隆:2010/10/02(土) 21:58:14 ID:hSQXWzjT

20世紀初頭と19世紀中頃はそんなに変わっていない。

20世紀初頭の状況はSP録音の歴史から推測できる。

従って、19世紀中頃の演奏スタイルはノンヴィブラート・ポルタメント奏法しか考えられない。

当時は早いテンポで小さい音で上品で甘い音で演奏していたんだ。

だから、フルヴェンの前にフルヴェンは無く、フルヴェンの後にフルヴェンは居ないというのは厳然たる事実だね。


165 :名無しの笛の踊り:2010/10/03(日) 09:04:04 ID:DGWEGJvm
>>160
なぜムード音楽専用オケばかりになったの?
なぜフルヴェンが今指揮してもああいう演奏できないの?
大指揮者なんだから出来るに決まってるだろ?
メンゲルベルクの第9のエンディングは「ドラマチックな盛り上げ」なの?
音楽になんで文学的解釈が必要なの?

167 :中川隆:2010/10/03(日) 09:23:17 ID:trtEv+0L

(なぜフルヴェンが今指揮してもああいう演奏できないの?)


昔はレコード会社自体がフルヴェンに輪を掛けたアレだったからできたのさ:


ベートーヴェン 交響曲第9番 ニ短調 作品125「合唱」
フルトヴェングラー指揮バイロイト祝祭管弦楽団、同合唱団

フルトヴェングラー・センターから会員向けにバイロイトの「第九」が発売された。

それも、編集がない、正真正銘のライブ盤だとか。

この「センター盤」が出現したことで、EMI盤が当時のプロデューサー、ウォルター・レッグによる編集を経て作られたことがほぼ明らかになりました。


 例えば、EMI盤にあった「vor Gott」のクレッシェンドは「センター盤」にはありません。

というより、「センター盤」は全体的に音楽の流れがとても自然です。
つぎはぎをされたらとてもこのように自然な流れにならないでしょう。

 気になったのは第4楽章の終結部です。もしかすると普通のテンポになっていないかと興味津々で聴いたのですが、猛烈なスピードで畳みかけるのは一緒ですが、音はよく揃っていて「ハチャメチャ」な感じは全くしません。 見事に最後の音に着地しています。

 こうなるとますます奇妙です。レッグはわざわざハチャメチャな方を編集材料に選んだことになります。

また、「vor Gott」にクレッシェンドをつけて強力に厚化粧をしています。
ライブ盤と銘打って発売するからにはこれくらいのことをしておいた方がインパクトがあると考えたのでしょうか。

実際に多くのファンに強烈な印象を与え続けたわけですから、レッグの目論見は完全に成功したと言えます。

http://www.kapelle.jp/classic/9th_symphony/beethoven.html


「EMI盤は、全体の4分の3が編集したものではないか。 EMI盤の憶測がいくつか明らかになった。

第4楽章中間あたり、”vor Gott"と合唱がフォルテで歌い、声を長く伸ばす、有名な箇所があるが、最後、瞬間的に合唱、トランペットのレベル(音量)が上がる。

これは、レコード制作時にわざとレベルを上げて、演出したのではないかという疑問だ。

バイエルン放送局盤はそのような音量の変化はない。 したがって作られたものだと判った。


______

要するに、楽員もレコード会社も聴衆も全員狂ってないとああいう演奏はできない:

何度も繰り返し再生され、なおも愛好家を増やしつつあるEMIバイロイト盤の「レコード芸術」としての歴史に、残念ながらセンター盤「真正実況盤」は敵わないように思う。

あれほどまでに聴きたいと思いつづけてきた「真正実況」だが、「今まで以上に優れたものではなかった」というレッグの実演に対する評価が、大きな実感としてshin-pの胸にのしかかった−(07/07/19)

http://www.kit.hi-ho.ne.jp/shin-p/comp03.htm

169 :名無しの笛の踊り:2010/10/03(日) 11:16:41 ID:mm5Di51H

いまだにムード音楽なんて引き合いに出す爺がいるのか

170 :中川隆:2010/10/03(日) 12:31:39 ID:trtEv+0L

カラヤンやバーンスタイン、ショルティ、クライバーの時代はムード音楽の全盛期だったから、彼らもその真似をしたのさ:


その場に快適な雰囲気をかもし出してくれる音楽、あるいは快適な雰囲気そのもののような音楽を、かつてムード音楽と呼んでいた。
太平洋戦争がおこなわれていた時代からアメリカで開発され、戦後の40年代後半から50年代なかばにかけて、完成の頂点を迎えた、おそらくもっとも贅沢な音楽が、ムード音楽だった。

日本では軽く扱われたが、もっとも豊かでしかも若かった時代のアメリカで、多くの天才的な才能と経費そして時間を惜しみなく注ぎ込んで、ムード音楽のLPが大量に作り出された。


1965年ごろから“ムード音楽”という言葉がもてはやされ、色々なオーケストラが出てきた。

マント・ヴァーニ、ポール・モーリア、レイモン・ルフェーブル、
パーシ・フェイス、ボストン・ポップス、アンドレ・プレヴィン、
カーメン・キャバレロ、カラベリ、ニニ・ロッソ、サム・テーラー、シル・オースティン等など。

http://kouji-trumpet.hp.infoseek.co.jp/moodmusic.htm

上にベルリンフィルやNYフィルも加えて欲しかった。


172 :名無しの笛の踊り:2010/10/03(日) 13:28:32 ID:trtEv+0L

(音楽になんで文学的解釈が必要なの?)
フルヴェンが表現したかったのはこういうのだから:

            ̄~^ヽ、;ヽ;;;;ヽ;:ヽ
           '~" ̄ヽヽ;i;;;i;;;;i;;;;i   
              ノ:ノ::ノ;/;;;;;i;;i   あ…ん? ああ…あああ…いや? いや? ダメぇ!
        __,,,,,,,,,,,___/:/;/:/;;i::ノ/
  /^~"´ ̄-‐‐‐'''"´/:/;ノ;;;;ノ://
 /::::::/:::::::_,,,、---‐‐'''`~,、-''/::/
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;;;/~":、---、___/´ ,,i:'''  ::   ヽ. ヽ.`'''"´  /´    :::..,/        .:::ヽ
;;;;;'''''^~~~~^'''''/ー-  ';、 :::    `  ヽ`''ー-,,,i_    -‐''"          ::::::::;i、,
;;;、;;;`''ー-,,,,,,,,,,,,,,_,,,,,、_   ''       ',::::    `'ー            .:::::::::;/:: ヽ、
;;;ヽ、ー、;;ー-、,,,,,,,、-‐''"    .;´ ̄`,   ',::::,,,,、-    _、           ''~     ''ー
:::::ー、ヽ、,,''ー-ヽ.''''",.,;' "^' 'ー-‐'' . _、-'''''"´    "       ヽ     ::
:::ヽ、`''ー-、ー-、'ヽ"、i;.     ヽ /"     .::..   '::,,:ヽ.     i     :::::
、::ヽ;;ヽ、:ー-、,,,,,、.ヽ ';''   ノノノ/;/      ..:: ::::  ヽ,,,ノ     ':::    :::
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  ヽ

173 :名無しの笛の踊り:2010/10/03(日) 13:37:55 ID:7sTH8MA/
>>170
ムード音楽っていうけどさバッハの管弦楽組曲やモーツァルトのディベルティメントなんかも目的は似たようなもんだよ

それに19世紀にはコンサートオケというのはむしろ少数派でオケといえばウィーンやドレスデンのように本来はオペラが本職、そしてほとんどのオペラは芸術鑑賞と言うより社交の一環だよ

その点はどう考えるんだ?

174 :中川隆:2010/10/03(日) 14:03:07 ID:trtEv+0L


1.本来のヨーロッパ標準
貴族や大金持ち向けのサロン音楽から生まれたもの


2. ロマンティック・スタイル
インテリの中産階級を対象として生まれたもの。


3.ムード音楽
レコードを買える一般大衆向け


要するに、レコード文化と共に生まれたのがムード音楽やカラヤンの演奏

177 :名無しの笛の踊り:2010/10/03(日) 17:26:48 ID:VcxWNf3D

ID:trtEv+0Lって他所のリンク貼り付けてるばかりだな
受け売りばっかで自分の意見がないなら邪魔だから止めてくれ

178 :中川隆:2010/10/03(日) 17:36:54 ID:trtEv+0L

真実は既に知られているけど、君達がそれを知らないというだけの事さ。


179 :名無しの笛の踊り:2010/10/03(日) 17:49:36 ID:iIY0Bhgl
>>173
なかなか鋭い突っ込みだね。

>>174
その3つのカテゴリーだと、トスカニーニはどこに分類されるんだ。
毎週一千万人が聴取するラジオ放送をやっていたから、1や2でないことは明白だが。


180 :中川隆:2010/10/03(日) 18:06:20 ID:trtEv+0L

トスカニーニもインテリの中産階級が対象だからロマンティック・スタイル
ロマンティック・スタイル というのは別に演奏がロマン的という意味ではなく、伝統を否定する演奏様式なら該当する。

181 :179:2010/10/03(日) 18:29:55 ID:iIY0Bhgl
>>180
回答サンクス
なるほどね。
まあそれなら3つの分類も有りかなと思った。


182 :名無しの笛の踊り:2010/10/03(日) 18:56:29 ID:7Aw9y7+s

せっかくだからオペラ指揮についてもどうぞ
ここまでクラシック最重要ジャンルの話がまったくでないので

183 :中川隆:2010/10/03(日) 19:22:12 ID:trtEv+0L

ポッペアの戴冠が理解できたる天才と理解できないアホ


天才は
ヤーコプス&コンチェルト・ヴォカーレ、ボルス、ロランス、他(1990 ステレオ)(3CD)
http://www.hmv.co.jp/product/detail/3891140


アホは
ガーディナー&EBS、マクネアー、オッター、他 輸入盤 〔C
http://store.shopping.yahoo.co.jp/hmv/790492.html


天才のヤーコプスはロマンティック・スタイル

アホのガーディナーはヨーロッパ標準


ネロを悪役としているのがヨーロッパ標準のアホ演奏

モンテヴェルディが表現したかったのはこれだからね:


醴雛翩|||III;(i.'.:' .                           、.:.、'.''゙(}I}}}||IIIi゙(.( :.'.、' ' 、'.:、'.'.(.(i゚(}}}}|tq,
醴醴雛即lI゙(.'.、                    .、...:.x.(iicsij:,;、'.::‘(i゚(}}|||ロIl,( :.'.、    . `` '' .(i゙(Il}}][q,
醴醴靈瓰II,(:.:、                  . . . `' `_).''''ミ!}|||Ijj,'。:.(.(}I}||||IIi>.'.、          .'.?ミ(}照|g,、
醴醴醴翩|IIi>:                   . ' . ' ` 'テi;  :゙(}蹤|I,(.'.?.(}I}||||I;(、'..          . ' :‘(浴}}}}諭gg_、
醴醴醴雛||II,( :. .                       、゙(li:ョ涸阨[|Ili.'.:.'.ミII}}|||Ii;、.          .、:::: (i゙(I浴||||謳薑
醴醴醴雛|||I)).:: .                       . .(ii.i}浴屈[}}'、'.':: (.(II}||||I,(. .         . `.'.、.(0IIII||||醴‡゚゙
醴醴醴靈詬I;(i:.:、                      . .('゙(}}}}}笏'゙'... . .'.:ii゙(I}|||回>.           .'.、.(,(II||朋醴「...
醴醴醴醴齟|IIi'。::. .                       . `' `'゙'.'` .  、'.:.(.(泪屈Iiン. .       .、::.'_(.(II泪讃置
醴醴醴醴鑿||II,(>:、..                              丶.'_(i゙(I泪窗||Ii:、..    .、.:.'_(.(.(,(II屈醴歡


ネロが大人になる為の自立の闘いを描いているだけなのに、アホは勧善懲悪の話にしてしまうんだ。

救いようがない馬鹿。


それからこれがムード音楽


・モンテヴェルディ:『ポッペアの戴冠』 セーナ・ユリナッチ(S ポッペア)
 ゲルハルト・シュトルツェ(T ネローネ)
 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)ウィーン国立歌劇場管弦楽団

 録音:1963年4月1日,ウィーン国立歌劇場(ライヴ)

http://artist.cdjournal.com/d/lincoronazione-di-poppea/1398040114


幾らなんでも趣味が悪すぎる(という話を聞いた)。
アホのヨーロッパ標準スタイルの方がまだまし。

186 :名無しの笛の踊り:2010/10/03(日) 19:58:05 ID:DGWEGJvm

ムード歌謡最高!


187 :名無しの笛の踊り:2010/10/03(日) 21:15:37 ID:YiwaLXSO
>>185
カラヤンはな、アンタみたいなコピペジジイなんかが太刀打ちできる相手じゃないんだよ。てか、いいCD持ってるじゃないか?
それ売ってくれよ。 もう廃盤なんだよな。

188 :中川隆:2010/10/03(日) 21:27:45 ID:trtEv+0L

確かにカラヤンを誉めてた大指揮者もいたね:

クレンペラー「悪くないぞぉ、カラヤン。みんなが言ってる程悪くないぞ。」

189 :名無しの笛の踊り:2010/10/03(日) 23:40:36 ID:7sTH8MA/
>>180
>ロマンティック・スタイル というのは別に演奏がロマン的という意味ではなく、伝統を否定する演奏様式なら該当する。

>>152 >>2.ロマンティック・スタイル
>
>テンポの極端な変化やダイナミックレンジの広さ、弦楽器のポルタメントや激しいヴィヴラート
>テンパニの強打、金管楽器の強調
>
>音楽の文学的な解釈、ドラマチックな盛り上げ
これ、どう折り合いつけるの?

190 :中川隆:2010/10/03(日) 23:47:35 ID:trtEv+0L

トスカニーニはティンパニを強打してるし、ドイツの伝統を無視してドイツ音楽を演奏してるからね。

ムラヴィンスキーも金管を強奏してるし、低弦のバランスが異常だし、
チャイコフスキーみたいにドイツ音楽を演奏してるからロマンティック・スタイル

カルロスクライバーはカラヤンのファンだし、カッコ付けてるだけだからムード音楽

191 :中川隆:2010/10/04(月) 00:13:04 ID:aJwK12JL

ここにアホ・カラヤンファンが居るから教えといてやるけど、

カラヤンの凄さは stax の静電型ヘッドフォン(最上級機)で聴かないと絶対にわからない。

カラヤンは聴覚能力が異常に発達していたから、凡人とは音の聞こえ方が全然違うのさ。

超高音が練り絹の様にレガートで繋がっていくのを再現できる装置でないと、カラヤンの意図は再現できない。

ここのアホファンにはカラヤンの本当の凄さはわからないのさ。


まあ、これ買ってからカラヤンの評価しようね:

SR-007A 定価 210,000円(税込)
STAXイヤースピーカーのフラグシップ機。

コンデンサタイプらしからぬ量感たっぷりの低域、滑らかな中域、
繊細無比の高域をお楽しみください。
http://www.airy.co.jp/sub_stax.htm

194 :名無しの笛の踊り:2010/10/04(月) 10:28:16 ID:isR28n0L

売れないメーカーの必死の宣伝か。。。
こんなの使ったら難聴になるのにな。
あ、そうか、難聴の爺さん向けの宣伝だったか。
でもなんだか哀れで同情を誘うぜ。 ま、がんばれや。

195 :中川隆:2010/10/04(月) 11:18:55 ID:aJwK12JL

良く知ってんね(感心)
俺は stax を使ってて耳痛くなったからカラヤンを聴くの止めたのさ。

カラヤンは確かに凄いんだけど、それは音楽としての凄さではなく、
音そのものの生理的な快感なんだよね。

197 :名無しの笛の踊り:2010/10/04(月) 12:42:06 ID:omalygRl
>>196
生理的な快感を起こせる指揮者ってすごいよな。
aJwK12JLとは親友になれそうだ。

198 :名無しの笛の踊り:2010/10/04(月) 13:02:02 ID:UGA8ddCn

カラヤンの凄さはスピーカーでは再現できないのか、ヘッドホンて嫌いなんだよね。


199 :中川隆:2010/10/04(月) 13:29:07 ID:aJwK12JL

Quad ESL57 か ESL63プロにチェロかゴールドムントの超高級アンプを使えば Stax に近くはなるみたいだけど。

ESLは振動板が3年で劣化するし、交換に何十万円もかかる。
100万円以下のアンプではいい音にならない


安いのもあるけど振動板が劣化してるとあの音にならない:

QUAD ESL57(3ペアー在庫あり、金、黒、ベージュ)ペアー¥18万
QUAD ESL63(3ペアー在庫あり、茶、黒)ペアー¥25万

QUAD ESL63PRO ペアー¥28万


ESLは全て整備済み。
http://homepage2.nifty.com/soundpoint55/newpage3.html

サウンドボックス
ESL57  22+II  ESL63の復刻・再生品 新発売
http://www.soundbox.co.jp/quad.htm

5 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 2001/06/24(日) 13:01

チェロはオーディオスィート、パレット、パフォーマンスが圧倒的に良くて、他はそれ程でもないと思う。アンコールシリーズは日本では売れたけど、音は今三。

61 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 2001/08/08(水) 22:47
>>60
チェロはアンコールはそんなに良く無いよ。
スィートとは較べものにならないと思う。
どうせ買うなら、スィートだ。今ならヴィオラオーディオでアップグレードも出来る。
中古で見掛けたら即ゲットだね。


3 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/07 12:20 ID:8J/ZIr7M

リモコンは使えないが、スィートの音は今でも最高だろ。
アンコールは駄目だが。


39 :AI ◆4wBVGeQHPA :03/04/26 00:41 ID:???
>>38
何度も言っているけど、チェロの場合スィート以外のプリはダメだよ。
チェロの神髄はスィートを聴いて語ってね。

http://mimizun.com/log/2ch/pav/1049683747/


201 :名無しの笛の踊り:2010/10/04(月) 14:30:58 ID:K1SYU52Q
>>190
どっかのパートかセクションを強調し、ドイツ人でなければロマンティック・スタイルということになるね。
(インテンポかどうかは実は関係なく)
ちなみにモントゥーとかビーチャムはどれに属するのかな?

202 :中川隆:2010/10/04(月) 14:58:41 ID:aJwK12JL

モントゥーはブラームスが好きでドイツの伝統を尊重したからヨーロッパ標準 だろ。

ビーチャムやバルビローリも中庸だからたぶんヨーロッパ標準。

要するに、まともな人間はヨーロッパ標準
パラノイアや異常性格者はロマンティック・スタイル

になるのさ。


愛の音楽家 ブルーノ・ワルターがロマンティック・スタイルだった理由も説明しとくね:

レブレヒトの「巨匠神話」(文藝春秋)によれば、ブルーノ・ワルターは大変な偽善者で、性格の悪さは天下一品だったらしいです。本から抜き書きいたしますと、驚くべきことに次のような言葉がでてきます。


「ワルターは、卑劣で意地悪な利己主義だった」(アンナ・マーラー)

「昔から貪欲な豚で、考えるだけで気分が悪くなる」(シェーンベルク)

「感傷的なばか」(トスカニーニ)

「ワルターは偽善者だった」(レブレヒト)

「ブルーノ・ワルターは、すばらしい指揮者がすばらしい人間でなくてもいいという、生きた証拠であった。」

http://www.kapelle.jp/classic/archive/archive9904_b.html


205 :名無しの笛の踊り:2010/10/04(月) 17:44:22 ID:PCv3/VKg

ワルターがいくら性格悪くてもかまわない。 あの美しい音楽がすべて。
おれだってかなり性格悪いし頭も悪い。

206 :名無しの笛の踊り:2010/10/05(火) 00:35:26 ID:/NFwZQZF

じゃあどうして一銭にもならない当時病気だった宇野との文通を何年も続けたんだ?

207 :名無しの笛の踊り:2010/10/05(火) 06:59:24 ID:w+UWmkQM

ワルターはナチスに迫害されたり娘を事件で失ったりしてるんだから多少は性格悪くても仕方ない。
まあそれならアンチェルルはどうなんだとかいろいろ言えるけど、何も経験してない

俺らが言うことじゃないな。

208 :中川隆:2010/10/05(火) 09:26:50 ID:zX2qjY6K

みんなから非難されている若き日のブルーノ・ワルターの行動はすべて、女狂いから来てるんだよ。

歳取って落ち着いてからまともになったんだ。

210 :名無しの笛の踊り:2010/10/05(火) 12:00:07 ID:DmqQ66xE

だけどフルちゃんのおねだり病は異常なくらいだったらしいね。
それにニキシュの後釜がほぼワルターだったのに裏であちこちに手を廻してフルちゃんがベルリン・フィルを手に入れたんだよね。 ま、もしワルターだったとしても戦争始まったらその立場を追われるけどね。

それはともかくフルちゃんて、とても人間的。 音楽はあまり好きじゃないけどね。

211 :名無しの笛の踊り:2010/10/06(水) 22:27:53 ID:c2UQR4cG

ワルターが非難されてたのは戦後ヨーロッパで困窮してたなじみのユダヤ人のオケ団員を援助しるのを渋ったり。巨匠にふさわしい社会的振る舞いをしなかったから、ようするにせこくて小市民だったからではないか。

215 :名無しの笛の踊り:2010/10/13(水) 12:23:18 ID:ja608Fsz

試しにワーグナーの「神々の黄昏」から聴いてみた。
うーむ、どうも音楽が物々しいやらおどろおどろしいやらで、魔物か何かが出てきそうな雰囲気である。

じゃあ「ジークフリート牧歌」ならマイホーム的なホンワカ・ムードでいいんじゃないかと思ったが、これも何か深刻な家族会議ふうで、ときどきオヤジが激昂したりしていたたまれない。

「タンホイザー」も妙に壮大だったり興奮のルツボ状態だったりして、どうも暑苦しい。気を取り直してR.シュトラウスに向かったが、こちらも事情は五十歩百歩どころか、何か新興宗教みたいに神がかって鬱陶しい。

いやはや困った演奏である。なにせ鳴っている音のすべてが、いつもいわくありげなので、音楽を聴こうと思っても門前払い、あるいは置いてけぼりのような気分にさせられたり、「おうおう盛り上がってるな」とか「悩んでるな」とかいうように、ほとんど他人の不幸(?)を喜ぶようなギャラリー気分になってしまう。
でもしばらく付き合っていると、フルトヴェングラーの狙いが読めてくる。
おそらくそれは、聴き手を感動の方程式にはめ込むことである。

だからこんなに情でがんじがらめの音楽をやるのである。

しかしそれにしたって、そうしたフルトヴェングラーの術にハマるには、現在の聴き手にとって、かなり意識的、または自己催眠的にマインド・コントロールする努力が必要だろう。ましてやこちとら筋金入りのスレっからし。残念ながらそんなウブな純朴さはとうになくしてしまった。

セピア色に変色した昔の写真を見つめて、遠き日の感動をなぞるのもときにはいいかもしれない。でもそれはあくまで過去の出来事であり、いつまでも後生大事にするものではない。なんらかの「追憶」はあっても、そこに「今」を聴くことの面白さは見出せないのだから。

だからこの演奏は、ある時期には一定の影響を及ぼしたかもしれないが、「終わっている」としか言いようがない。

218 :名無しの笛の踊り:2010/10/13(水) 15:54:23 ID:jUv7npsN

ベートーベンやバッハもある時期には一定の影響を及ぼしたかもしれないが、「終わっている」としか言いようがないんじゃないの。

219 :名無しの笛の踊り:2010/10/13(水) 18:52:26 ID:TSsYnk+W

それレコ芸再発欄の石原立教の評だろ
まるまる載せるなら引用元書いておけよ


220 :名無しの笛の踊り:2010/10/14(木) 21:04:15 ID:dlVQLDJJ

主観的すぎて何書いててもはあ、あなたにとってはそうなんですかって感想しか出てこない文章だよね


>>215

221 :名無しの笛の踊り:2010/10/16(土) 08:46:57 ID:JwiL3ntH

信者にとっては絶賛以外は全部「バカの私見」だからなw


222 :名無しの笛の踊り:2010/10/16(土) 09:56:00 ID:a4fptUoV
>>221
確かにそうだね。
でも、フルベンを否定する奴を批判する奴こそ、きちんと論理性が通った文章を書けないのが現実なんだが。だから頭ごなしの否定文しか書けない。


223 :名無しの笛の踊り:2010/10/16(土) 16:18:19 ID:JwiL3ntH

否定はしてないだろ。あんな音質じゃ良し悪しの断定はできないというだけ。

224 :名無しの笛の踊り:2010/10/16(土) 17:16:27 ID:Tu3y5P5p
>>215
レコ芸にもこういうまともな評論が載るんだね。 なんか見なおした。
だけど、好きな人にはたまらないんだからお互い、いがみ合わないで棲み分けするしかない。

225 :名無しの笛の踊り:2010/10/16(土) 17:36:40 ID:CedQe6JL

フルトヴェングラーは歌謡界で言えば美空ひばりみたいな存在なんだよ
俺もフルトヴェングラー崇拝者の1人だけど、カラヤンだって初期のDGやコロンビア録音にはいいものも多い。彼の実演もいい思い出。 何でもかんでも対立軸で議論したがるのも短絡的で困り者。

でもショルティやアバドはどうだろう。フルトヴェングラーより優れていると言えるかね?

単なる好き嫌いと混同するなよ

226 :名無しの笛の踊り:2010/10/16(土) 17:50:27 ID:rD2Fcyv3

一つのスタイルを極めたってことではフルヴェンは確かに偉大だったと思うなぁ
ただ、別のスタイルを極めたカラヤン、トスカニーニやロッシーニ復活に功あったアバドも同じように偉大な音楽家

問題は彼のスタイル以外認めず、別な方法論を採った演奏家を「内容空虚」「ムード音楽」とかいうことだと思う

227 :中川隆:2010/10/16(土) 18:11:56 ID:04+WnRvX

トスカニーニは狂人の音楽

228 :名無しの笛の踊り:2010/10/16(土) 18:28:52 ID:a4fptUoV
>>227
トスカニーニは、偉大な開拓者だと思うがな。確かにある意味狂人だが、その手の批判は、茨の道をいく人間の宿命。


229 :中川隆:2010/10/16(土) 19:00:52 ID:04+WnRvX

フルトヴェンは意志薄弱のダメ男、というより男じゃない。
ほんとに情けない男だったみたいだね。 天才だけど。


230 :中川隆:2010/10/16(土) 19:20:00 ID:04+WnRvX

オケメンバーにとっては、リハーサルで失敗したとき、激怒してかんしゃくを爆発させる激情型のトスカニーニの激しい叱責より、ワルターに

「私の指揮が足らず君に失敗があった。 指揮者として申し訳ない」

と言われて涙を滲ませられると、失敗した楽団員にとってはそちらの方(トスカニーニの叱責よりワルターの涙の方)が辛かったという逸話も伝わっています


フルトヴェングラーはあまりそういった逸話がなく、良くも悪くも、フルトヴェングラーは音楽の神に自らの全身全霊を捧げており、「音楽以外はどうでもいい」という感じのする、ひたすら音楽を追求し、あまり人間的な部分を感じさせない求道者的指揮者です。

フルトヴェングラーの家がドイツの富裕な名門であることも音楽以外に気を払わない彼の求道的スタンスに関係しているのかもしれません。

http://nekodayo.livedoor.biz/archives/840652.html


本当はフルトヴェンは他人とは意志の疎通が全然できなかっただけなんだけどね。

236 :名無しの笛の踊り:2010/10/16(土) 23:23:12 ID:Mi20l35J
>>230
× 「音楽以外はどうでもいい」
○ 「音楽と女以外はどうでもいい」


231 :名無しの笛の踊り:2010/10/16(土) 19:29:26 ID:033ETuRF

フルヴェンとかトスカニーニまたはカラヤン・クラスになるといくら嫌いでも否定は難しい。 時代をリードしてきてきた大巨匠達だからね。


232 :名無しの笛の踊り:2010/10/16(土) 19:50:52 ID:JIp9hOWC

どの指揮者が好きでも嫌いでもいいが、人格と演奏を結びつけて罵倒するのは愚かなことだ。

指揮者でも作曲家でも、人格の良し悪しと作品や演奏の良し悪しは別だからな。
ワーグナーなんか嘘つき・尊大・自己中心で、身近にいたらとんでもなく厭な奴だろうけど、幸いなことに離れた立場でいられるので、作品を楽しめるわけだ。
フルトヴェングラーが偶像化されるのは下らないことだが、人格をあげつらって演奏が良くないというのもこれまた愚かなことだ。

233 :中川隆:2010/10/16(土) 20:07:47 ID:04+WnRvX

まともな人間は大指揮者にはなれないという話なんだけどね。


245 :名無しの笛の踊り:2011/01/08(土) 08:59:20 ID:jJu19gDs

やはり少し過大評価を受けているね。
確かに、偉大な指揮者の1人であるという点では違いないけど、まあネットが普及したおかげで、評価が少しずつ適正な位置に移動しようとしているけど、まだまだ実力と比べて高すぎる。


246 :名無しの笛の踊り:2011/01/09(日) 02:10:42 ID:eiNs6h1H
>>1
評価の仕方が悪い。
馬場さんのプロレスを想い起こすがいい。
技術的には大したことが無いし、技の切れも無い。

何も良いところがないようだが、感動する人には感動させた。
ゆったりと動いて、不器用に大きく振り被って、ガァっー!!と決めた。

フルトヴェングラーの音楽そのものではないか?
感じることのできる者だけが感じられるのだ。
感じられないものがとやかく言うことではない。

247 :名無しの笛の踊り:2011/01/09(日) 10:52:12 ID:w0+S9HjN
>>246
まあ、ある意味その通りと思うよ。
でも古便オタや批評家って、カラヤンやトスカニーニを散々叩きまくったじゃない。
その辺が話をややこしくしていると思うが。


248 :名無しの笛の踊り:2011/01/09(日) 11:00:58 ID:ot841RyZ

バカだなぁおまいら
ベートーベンをどう演奏しなけりゃならんかを知っていた唯一の指揮者だぞ
馬場もプロレスをどう見せなきゃならんかは弁えてたがな


249 :名無しの笛の踊り:2011/01/09(日) 13:29:51 ID:9gQRyXPu
>>247
その通りと思うなら、もう16文突っ込んで考えるんだ!
カラとかトスカとかは、デストロイヤーとかブッチャーとかドリー & テリーなんだよ!!
別の国ではヒーローでも、馬場さんの国では悪役なんだっ!!!


250 :名無しの笛の踊り:2011/01/10(月) 18:24:27 ID:E3cCL/fG
>>247
>でも古便オタや批評家って、カラヤンやトスカニーニを散々叩きまくったじゃない。
???
当時の批評家の推薦版にやたらカラヤンが多かったよ。

ほとんどカラヤン盤だったね。レコード芸術とか何とか読んだことないの?
トスカニーニやフルトヴェングラーは過去の人扱いだったよ。

http://toki.2ch.net/test/read.cgi/classical/1267347548


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4.これが成熟した演奏家

神霊はVirtuosoに宿る 1 _ カペー弦楽四重奏団  

http://www.hmv.co.jp/search/index.asp?adv=1&keyword=Capet+Q&genre=700


Quatuor Capet - Lucien Capet
http://www.youtube.com/watch?v=Tk8c7RWig3I

Capet Quartet performing 'Rasumovsky No. 1'
http://www.youtube.com/watch?v=XTM0S3Yd0VA

Beethoven op 131, mvts 5, 6 & 7 - Capet String Quartet
http://www.youtube.com/watch?v=UUjyejJur9k

Quator Capet Mozart Dissonance C Major 1st mvt
http://www.youtube.com/watch?v=dQqKVaCT_Tk

Franck - Piano Quintet in F minor (M.7) - Movt I (Part 2) - Marcel Ciampi and Capet Quartet
http://www.youtube.com/watch?v=CjfOjkTU338

Franck - Piano Quintet in F minor (M.7) - Movt II - Marcel Ciampi and Capet Quartet
http://www.youtube.com/watch?v=174hsQaj2_o

Franck - Piano Quintet in F minor (M.7) - Movt III - Marcel Ciampi and Capet Quartet
http://www.youtube.com/watch?v=e4mx-13HX4s&feature=fvst

Capet String Quartet - Ravel SQ in F - 1. Allegro moderato
http://www.youtube.com/watch?v=M1d4N60d6Oc

Maurice Ravel: Quartet in F 1/1 - Quatuor Capet (1928)
http://www.youtube.com/watch?v=WaVJcavMIE0

Capet String Quartet - Ravel SQ in F - 2. Assez vif - Tres rhythme
http://www.youtube.com/watch?v=C9mp6LxUTKA

Maurice Ravel - String Quartet in F 2/2 Quatuor Capet
http://www.youtube.com/watch?v=4kXoIfA9Q5U&feature=related

Maurice Ravel - String Quartet in F (3/3 - 4/1) Quatuor Capet
http://www.youtube.com/watch?v=abvsmO-edOc


カペー弦楽四重奏団の素晴らしさについては、既に語り尽くされてをり、ここで改めて申し上げることは、実は何もない。ましてディスコグラフィーなど全12曲の録音しかないのだから、作ること自体意味がない。だから、これは私なりのカペーSQへのオマージュであつて、それ以上の何物でもないのだ。

 弦楽四重奏団の在り方は大きく分けて2つに分類出来る。
一つはカペー、レナー、ブッシュ、ウィーン・コンツェルトハウスなどの第1ヴァイオリン主導型。

これに対してブダペスト、バリリ、スメタナ、ボロディン、アルバン・ベルクなどはアンサンブル重視型と云へる。

後者の第1ヴァイオリン奏者が弱いと云ふのではない。突出してゐないのである。
前者の場合、魅力の殆どが第1ヴァイオリン奏者の藝術性にあり、四重奏団の性格を決定してゐる。

しかし、近年はアンサンブル重視の団体が殆どであり、特に合奏能力の向上は目覚ましく、4つの楽器が見事に融合し、調和を保つた演奏でなければ、弦楽四重奏団として一流と見なされない。実のところ、第1ヴァイオリン主導型の団体は絶滅したと云つても過言ではないのだ。従つて、カペーSQなどの演奏を現在の耳で聴くと、アンサンブルに埋没しない自在な節回しがあり、却つて新鮮である。しかし、反面、団体としての均衡を欠く嫌ひはある。

カペーSQにおいて、ヴィオラ奏者には余り魅力を感じない。チェロ奏者も無難と云ふ程度だ。一方、第2ヴァイオリンのエウィットが傑出してゐる。カペーとの対話も互角に行なはれ、実に達者である。大概、第2ヴァイオリンの聴き映えがしない団体の多い中、カペーSQを聴く喜びはヴァイオリン2挺の銀糸のやうな気品ある絡み合ひにある。とは云へ、各奏者はカペーの音楽に見事に収斂され、ひとつの藝術として完成してゐるので、荒を探すのは止そう。


 品格があり聡明な演奏をすると一般的に思はれ勝ちなカペー弦楽四重奏団だが、同時期に活躍した四重奏団の録音を聴くと、意外な点に気が付く。

カペーSQの演奏を特徴付けるのはノン・ヴィブラートとポルタメントである。

カペーSQの演奏は、同世代或は先輩格の四重奏団―ロゼーSQ、クリングラーSQ、ボヘミアSQらと、これらの点で共通する。そして、第1次世界大戦を境に勃興し、カペーSQの後塵を拝してゐた四重奏団―レナーSQ、ブッシュSQ、ブダペストSQの各団体がヴィブラート・トーンを基調とするのと、大きな相違点を持つ。

しかも、カペーのポルタメントは旧式で、時代を感じる。ポルタメントを甘くかける印象の強いレナーも、カペーとは世代が違ふことが聴きとれる。ここで、最も藝術的なポルタメントを使用したクライスラーの特徴を例に挙げることで、ポルタメントの様式における相違点を検証したい。

クライスラーの奥義は3点ある。第1に、必ずしも音の跳躍―即ち運指法の都合―でポルタメントを使はない。云ひ換へれば、指使ひを変へないでも弾けるパッセージであらうとも、感興の為にポルタメントを使用する。第2に、音から音への移行過程は最初が緩やかで、最後になるほど速く行なはれる。第3に、フレーズの変わり目が同じ音のままの場合、敢てポジションを変へて音色を変へる。この際に同一音の連続にも関わらず、ポルタメントが入ることになる。

このクライスラーの特徴は、ティボー、エルマンそしてレナーにも概ね当て嵌まる。これに反してカペーはポルタメントの使用箇所に運指の都合が見られ、何よりも移行過程の速度が均一である。カペーの左手による表現はロゼーやマルトーと云つた旧派と同じ音楽様式に根付いてゐるのだ。


 しかし、電気録音初期に登場したカペーSQの録音が、旧派の名団体のみならず当時最大の人気を誇つたレナーSQの株を奪ひ尽くした理由は、偏にボウイングの妙技による。

1910年以前に記録されたヴァイオリニストの録音を聴くと、弓を押し当てた寸詰まりの音、頻繁な弓の返しが聴かれ、時代を感じさせる。ところが、カペーのボウイングからは、響きが澄み渡るやうに程よく力が抜けてをり、だからといつて空気を含んだ浮ついた音にはなつてゐない。凛と張つたアーティキュレーションは大言壮語を避け、ボウイング・スラーを用ゐることでしなやかなリズムを生み出した。

『運弓のテクニック』なる著作を残したカペーは、エネスクやティボーと並ぶボウイングの大家である。彼らの共通点はパルラント奏法と云ふ朗読調のボウイングを会得してゐることにある。多かれ少なかれ、あらゆるヴァイオリニストは歌ふことに心を砕くが、歌はフレーズを描くために強い呼吸を必要とし、リズムの躍動を糧とする。だから、ためらひや沈思や侘び寂びを表現するには必ずしも適当ではない。これらの表現は、繊細な呼吸、慎ましい抑揚、語るやうに送られる運弓法によつて初めて可能になるのだ。カペーが本格的に独奏者としての活動に乗り出さず、室内楽に没頭したことは同時期のヴァイオリニストにとつては幸運なことであつたらう。出来ることならカペーにはベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタの録音を残して欲しかつた。

 カペーSQはノン・ヴィブラートとポルタメントを演奏様式とする旧派の一面も持つが、ボウイングに革新的な表現力を持たせたカペーの元に一致団結した名四重奏団である。演奏は、清明で飄々としてゐるが、高潔で峻厳な孤高の世界を呈してゐる。それは丁度雪舟の山水画にも比せられよう。

Biography & History of Quartet

 ルイ=リュシアン・カペーは、1873年1月8日パリの貧しい家に生まれた。15歳の時、パリ音楽院に入学、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲第14番を初演したといふピエール・モーラン教授に師事した。1893年に満場一致の1等賞にて卒業すると、直ちに四重奏団を結成して活動を開始した。ラムルーに見出され、コンセール・ラムルー管弦楽団のコンサート・マスターを勤める。

1903年、ベートーヴェンの協奏曲で大成功を収め、独奏者としても名を馳せた。1904年には、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲の全曲連続演奏会を行ひ大反響となつた。欧州各国への演奏旅行は絶賛を博したが、1911年にボンで開催されたベートーヴェン音楽祭にはフランス代表で参加した。1907年よりパリ音楽院の室内楽科教授、1924年からはヴァイオリン科の教授も勤めた。1923年以降毎年ベートーヴェンの弦楽四重奏曲の全曲演奏を行なつた。1928年12月18日パリで急逝した。医師の誤診による為といふ。作曲も手掛け、作品に弦楽四重奏曲やヴァイオリン・ソナタなどがある。

 カペーを除く四重奏団員の変遷は次の通りで、括弧内は順に第2ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロである。

第1次(1893〜99、ジロン、アンリ・カサドシュ、カルカネード)、

第2次(1903〜10、アンドレ・トゥーレ、アンリ・カサドシュ、ルイ・アッセルマン)、

第3次(1910〜14、モーリス・エウィット、アンリ・カサドシュ、マルセル・カサドシュ)、

第4次(1919〜28、モーリス・エウィット、アンリ・ブノア、カミーユ・ドゥロベール)。

Discography

1 1928/6/12? Columbia Debussy String Quartet g-moll,Op.10
2 1928/6/14-15 Columbia Beethoven String Quartet No.7 F-dur,Op.59-1"Rasumowsky"
3 1928/6/15-19 Columbia Ravel String Quartet F-dur
4 1928/6/19-21 Columbia Schubert String Quartet No.14 d-moll,D.810"Der Tod und das Mädchen"
5 1928/6/21-22 Columbia Beethoven String Quartet No.10 Es-dur,Op.74"Harfe"
6 1928/10/3 Columbia Schumann String Quartet No.1 a-moll,Op.41-1
7 1928/10/? Columbia Haydn String Quartet D-dur,Op.64-5"Lerchen"
8 1928/10/? Columbia Beethoven String Quartet No.5 A-dur,Op.18-5
9 1928/10/5-8 Columbia Beethoven String Quartet No.14 cis-moll,Op.131
10 1928/10/8-10 Columbia Beethoven String Quartet No.15 a-moll,Op.132
11 1928/10/11 Columbia Mozart String Quartet No.19 C-dur,K.465"Dissonanzen"
12 1928/10/20? Columbia Franck Piano Quintet f-moll with Marcel Ciampi(p)


カペー弦楽四重奏団の録音は上記12曲しかない。録音は1928年の6月と10月のみで、同年12月にはカペーが急逝して仕舞つた。まさに一期一会の記録なのである。録音情報に不備が多く、テイク数が確認出来なかつたが、恐らく取り直しなしの一発録音であらう。音程の狂ひや弓の乱れなどが聴き取れるし、何よりもライヴ録音のやうな感興とむらがあるからだ。

 カペーSQを語るのにベートーヴェンから始めなくては申し訳が立たない。それも後期2作品から始めるのが礼儀といふものだらう。

古来より、第15番はカペーSQの最高傑作とされてをり、現在に至るまでこの演奏を超えたものは一切ないと断言出来る。分けても第3楽章、ベートーヴェンが「病から癒えた者の神性への聖なる感謝の歌」と書き添へた曲を、カペーSQのやうに神妙に演奏したものを知らない。ノン・ヴィブラートによる響きの神々しさは如何ばかりであらう。

感謝の歌では飛翔する精神が弧を描く 。第2ヴァイオリンのエウィットが奏でる憧れに、カペーの清らかなトリルが応へ、スタッカートの軽妙洒脱な戯れが福音を語る。音楽が静かに下つて行くパッセージで、音色が侘び寂びを加へて行く様は至藝と云ひたい。

好敵手ブッシュSQも相当の演奏をしてゐるが、カペーSQに比べれば青二才だ。第1楽章では、哀切極まりない音楽を感傷に貶めず、一篇の叙事詩のやうな風格を持たせてゐる。真一文字に悲劇に対峙するカペーのソロが印象的な第4楽章。緊張の糸が持続する天晴な合奏を聴かせる終楽章。何れも極上の名演。


 初演者であるモーラン直伝による第14番の演奏をカペーSQの頂点とする方は多いだらう。ベートーヴェンの弦楽四重奏曲の頂であるこの曲の神髄に迫ることは、19世紀においては不可能とされ、名曲かどうかも議論にされたやうな曲である。諦観、静謐、彼岸と云つた世界を音楽に持ち込み、未だに独特の位置を保持し続ける。

カペーの弾く冒頭を聴いて、精神が沈思しない者は立ち去るがよい。これから始まる儀式には参列出来まいから。この神韻縹渺としたパルラント・アーティキュレーションは空前絶後の至藝であり、変奏曲形式による第4楽章に至つては天衣無縫の奥義を示す。終楽章は一筆書きのやうな閃きに充ちた名演である。


第14番はブッシュSQが霊感あらたかな名演を成し遂げてゐる。ドイツ人の手堅さと熱情が渾然となった大伽藍のやうな楷書体の演奏で、フランス人カペーの力の抜け切つた草書体による絹糸のやうな演奏とは対照的である。全体に隙がなく立派なのはブッシュSQの方だ。しかし、断言しよう。藝格としてはカペーが一枚上手で、何人も及びの付かない美しい瞬間がある。


 第5番は清楚で若やいだ演奏であり、後期作品2曲に次いで仕上がりが良い。甘さと低徊さを排したストイックな歌が、青春の芳しい詩情をもたらす。繊細でさり気ない明暗の移ろひが取り分け美しい。この曲の表現として、これ以上適つたものはないだらう。

「ラズモフスキー」はヴィブラートを抑制したトーンと厳しいスフォルツァンドによつて大味になるのを避けてゐる。緊密なアンサンブルと内燃する力強さが素晴らしい。特に第3楽章のパルラント奏法による沈痛な趣が甚く心に残る。しかし、全体的に線が細く、音が軽く聴こえる嫌ひがある。「ハープ」は引き締まつた造形と柔らかなフレージングが魅力で、特に第1楽章の


清廉な味はひは絶品である。第2楽章は珍しく甘美で、時代を感じさせる。第3楽章と第4楽章はやや平凡な仕上がりだ。この曲にもっと豊かさを求める人は多いだらう。カペーSQの演奏は脂が少ない。


 ハイドンは天下一品の名演である。冒頭におけるカペーのボウイングには畏敬の念を禁じ得ない。ヴィブラートの誘惑を潔癖に遠ざけ、凛とした運弓で清明な音を創る。非常に個性的な奏法だが、繰り返し聴き、他の団体の演奏と比べて聴くと、カペーの凄さが諒解出来るだらう。第2楽章は細部の彫りが深く、神経が行き届いた名演である。終楽章の目にも止まらぬ軽快なアンサンブルに、上手ひなどといふのも烏滸がましい。この演奏に心躍らぬ者がゐれば、凡そ音楽には無縁の者であらう。

モーツァルトも立派な演奏であるが、カペーの特徴である毅然と張つたボウイングが後退してをり、柔和に歌ふことに主眼を置いた甘美な演奏である。カペーならではの高潔で気丈な演奏を期待したのだが、終楽章と第3楽章のトリオを除いては感銘が希薄であつた。しかし、カペーSQ以上の演奏を挙げることが困難なのも事実だ。


 シューベルトとシューマンは、ドイツ系の団体とは異なる厳しいアーティキュレーションと制御されたヴィブラートによる辛口の演奏である。シューベルトは尋常ならざぬ演奏で、仄暗く甘いロマンティシズムを期待してはならない。勿体振つた表情は皆無で、快速のテンポで畳み掛けるやうに捌いて行く。フレーズの最後で掛けられる常套的なルバートも一切ない。硬派だが、雑な演奏だと感じる方もゐるだらう。しかし、これは焦燥感に溢れた、絶望的な熱病を想起させる見事な解釈であると感じる。

録音される機会が少ないシューマンに関しては、カペーSQを越える演奏があるとは到底思へない。冒頭から喪失感が漂ひ、悲劇の回顧と夢想への逃避が綾なされてゐるが、軟弱な甘さはない。第2楽章は疾走するギャロップで、カペーの弓捌きが閃光のやうに輝く。他の演奏が聴けなくなつて仕舞ふ逸品である。第3楽章ではヴィブラートを抑制した渋い音と、音型の最高音になる前に始まるディミュヌエンドによつて、侘しい詩情が惻々と胸に迫る。終楽章は情熱的なアジタート、自在なアゴーギクと多彩なアーティキュレーションが素晴らしい。コーダ前のノン・ヴィブラートによるオルガン・トーンの神々しさは追随を許さない。


フランクでは、シャンピのピアノが独創性と詩情においてコルトーやフランソワに及ばないとは云へ、カペーSQの合奏はフランクの神髄に迫つた究極の演奏と云へる。冒頭の張り詰めたカペーのボウイングから厳しく屹立した音楽が刻み込まれる。ふと力が抜ける際の絶妙さは比類がない。終楽章コーダで循環主題が地の底から湧き上がる瞬間に見せるカペーの霊感には凄みがある。

 ドビュッシーは今もつて最高の演奏ではないか。カペーSQの演奏はドビュッシーが生きてゐた時代の空気を吸つた強みがある。よくあるやうに印象派の絵画を意識して、輪郭をぼかした演奏ではない。第1楽章は剛毅な芯が通い、アルカイックな趣に充ちた名演。陰影と抑揚が自在で瀟洒この上ない。第3楽章におけるノン・ヴィブラートの神聖な光沢は類例を見ない。月に捧げる音楽があるとすれば、凡そこのやうなものだらう。半ばでカペーが瞬間的に見せるエスプレッシーヴォは狂ほしい詩人の涙である。

ラヴェルも高次元の演奏である。第1楽章は時代がかつたポルタメントが冒頭から妖艶な息吹を掛けるが、次第に鬱屈した情念の絡み合ひとなり頂点を築く。躊躇ひ勝ちに始まる再現部は官能的な倦怠に充ちてゐる。アンサンブルの試金石のやうな第2楽章では緊張が漲つてゐる。第3楽章で織り成す不安気な綾も絶妙だ。神々しい原初的な響きで魅了するドビュッシー、近代人の憂鬱を感じさせるラヴェル、と両曲に対するカペーの読みは実に深い。全音階を主体とした楽曲であるドビュッシーでは音楽を解放させ、半音階を主体とした楽曲であるラヴェルでは音楽を緊縛する。実はこれとは逆の演奏が意外と多い。演奏効果の上がるラヴェルでは輝かしく豪奢に演奏され、ドビュッシーでは繊細なニュアンスを作らうとして軟弱に演奏される場合が殆どではないか。


カペー弦楽四重奏団の残した録音は全て神品であり、各々の曲の最も優れた演奏であると云つても過言ではない。

録音が貧しいことに頓着しない方なら皆そうおっしゃるだらう。しかし、それでは贔屓の引き倒しだ。カペーSQの最高の遺産は、何と云つてもベートーヴェンの後期四重奏曲であり、第1に第15番を、第2に第14番を推す。

そして、御家藝である近代フランスの作品に止めを刺す。第1にドビュッシーを、第2にラヴェルを推す。次いで、カペーの妙技を讃へる為にハイドンを加へておこう。更に比類なきシューマンも忘れてはならない。これ以上挙げることは全てを挙げることに繋がるから止すが、個人的にはシューベルトに愛顧を感じる。


 カペー弦楽四重奏団のCDは、国内では東芝EMI、新星堂から発売されてゐたが、Opus蔵から優れた復刻が出たので当分はこれを第一に推そう。海外では、Biddulphからマーストンによる良質な復刻が出てゐたが、現在では入手困難である。この他、Chaconneから出てゐた箱物が、実在感のある音質で、霞がかつた印象ばかりあるカペーSQの復刻から芯の強い音を聴かせてくれた。しかし、これも入手困難だ。

http://www.h6.dion.ne.jp/~socrates/capet.html

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神霊はVirtuosoに宿る 2 _ バックハウス最後の演奏会


 バックハウス(pf) デッカ 1969年ライヴ 
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1890660


Wilhelm Backhaus play Schumann Des Abends - Warum?
http://www.youtube.com/watch?v=G6TticNoDOA&feature=fvwrel

Wilhelm Backhaus plays Schubert Impromptu in A flat Op. 142 No. 2
http://www.youtube.com/watch?v=rejfDi8RzlM

ヴィルヘルム・バックハウスの残した一連の録音は、かつて私も夢中になって聴いた時期があったのですが、ここ数年ほどは御無沙汰でした。

それが、先週リリースされたザルツブルグでの協奏曲ライヴを耳にして、何だか彼のCDを無性に聴いてみたくなりました。それでまずブラームスの第2協奏曲のスタジオ盤を聴き、昨日それについて書いたところですが、今日も引き続きベートーヴェンのソナタや協奏曲を中心に色々と聴いてみました。

そして、これら一連の録音のなかでも、ひときわ趣きの深い演奏として、聴いていて気持ちが強く揺さぶられたのが、この「バックハウス最後の演奏会」と題されたライヴ盤です。

このCDは1997年にリリースされたもので、1969年6月26日と28日の2日間に渡り、オーストリアのオシアッハにある修道院で開催されたバックハウスのピアノコンサートの演奏がライヴ収録されています。収録曲は以下の通りです。


@ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第21番「ワルトシュタイン」
Aシューベルト 楽興の時
Bモーツァルト ピアノ・ソナタ第11番「トルコ行進曲付き」
Cシューベルト 即興曲作品142の2

以上、6月26日のコンサートより


Dベートーヴェン ピアノ・ソナタ第18番(第3楽章まで)
Eシューマン 幻想小曲集「夕べに」と「なぜに?」
Fシューベルト 即興曲作品142の2

以上、6月28日のコンサートより


その28日のコンサートにおいてベートーヴェンのピアノ・ソナタ第18番を弾いている途中、バックハウスは心臓発作を起こしてしまい、演奏も第3楽章で中断を余儀なくされるのですが、控え室で休憩の後にステージに立ち帰り、終楽章の代わりにシューマンの幻想小曲集「夕べに」と「なぜに?」、そしてシューベルトの即興曲作品142の2を演奏してコンサートを終えたのでした。そして、その時の心臓発作がもとで、28日のコンサートから7日後の7月5日にバックハウスは永眠してしまいます。

おそらく誰が聴いても思うように、バックハウスのピアニズムには他のピアニストの誰とも似ていない、まさに独特のタッチの感触が有りますね。その理由として、彼はピアノを美しく鳴らそうという発想を優先しないから、ということがよく言われていて、私も多分そうだろうと思うのですが、いずれにしても彼のピアニズムというのは、特にベートーヴェンの「熱情」ソナタを頂点として、時に法外なまでの表出力をもって、恐ろしいまでの凄味を発する演奏を披歴します。しかし、敢えて彼のピアニズムに欠けている点を指摘するならば、それはおそらく、ある種の感覚的な美しさであって、これは美しく鳴らそうという発想を優先しない以上、必然的にそうなります。

だから聴き手も、そういう陶酔的な音色の美しさなどは、彼のピアニズムには過分に求めないで、その代わりもっと掛け替えのないものを求めるのですが、ともかく以上のようなスタンスでバックハウスのピアノに耳を傾ける聴き手は、おそらく本CDの上記EとFの演奏を聴いて、言い知れない感銘を覚えずにはいられないのではないでしょうか。というのも、上記EとFの演奏は恐ろしいまでに美しいからです。

それも、人工的に設計したところで表出するのが不可能ではないかというくらい、限りなくピュアで、透徹して、澄み切った美しさを湛えたピアノの響き、、、抜けるようなピアノの音色の透明感、、

これは作品にストイックに没入するというよりも、むしろピアニストとしての何か超然とした境地に一人佇むような、突き抜けた趣きがあり、およそ人間がこのようなピアノを奏でられるということに、聴いていて畏敬の念すら湧いてくる、そんな演奏です。

このCDに聴かれるバックハウスの「白鳥の歌」は、おそらく彼の命の最後の光芒が生み出した、聴き手に途轍もない感銘を呼び起す感動的名演であって、バックハウスのディスコグラフィにおいても特筆されるべき録音だと思うのですが、もう久しく廃盤の状態なのですね。本当にもったいないと思います。

http://clamemo.blog44.fc2.com/blog-entry-405.html

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5. 成熟した音ってこういう音

成熟した響きを出せた大人の指揮者はブルーノ・ワルター と ムラヴィンスキーの二人だけでしたね:

1)ブルーノ・ワルター

シューベルト未完成 ブルーノ・ワルター

http://www.youtube.com/watch?v=kyY32OVwqYs&feature=fvwrel
http://www.youtube.com/watch?v=-snx_QsjIOE&feature=fvwrel
http://www.youtube.com/watch?v=pBJzWHnsNqo
http://www.youtube.com/watch?v=vneay2YZ1Pw
http://www.youtube.com/watch?v=UoSTdlDgoOY
http://www.youtube.com/watch?v=j-BjD6B9trA

BRUNO WALTER - 1936 - BRAHMS SYMPHONY 3 OP. 90

http://www.youtube.com/watch?v=ySEtmEh8XGQ
http://www.youtube.com/watch?v=ucGvtmrtckE&playnext=1&list=PLE0A1F82B01518D67
http://www.youtube.com/watch?v=VItIkpaxO38
http://www.youtube.com/watch?v=RiFale8Ol3w

horowitz plays brahms piano concerto #1

http://www.youtube.com/watch?v=WsoiJ-nlhP8&playnext=1&list=PL6A7FE9A11C1BE294
http://www.youtube.com/watch?v=dvBdiMfj83w&playnext=1&list=PL6A7FE9A11C1BE294
http://www.youtube.com/watch?v=FDvvCr4KQss
http://www.youtube.com/watch?v=Tnuf_nx51xI
http://www.youtube.com/watch?v=egWfN-aFv8k

BRUNO WALTER - 1936 - SYMPHONY 6 OP.68 "PASTORAL" – BEETHOVEN

http://www.youtube.com/watch?v=Pej39Z1oJCg&playnext=1&list=PLAB031CD957313B63
http://www.youtube.com/watch?v=qlTZ73O6J_Q
http://www.youtube.com/watch?v=oCQ9xV5URnk
http://www.youtube.com/watch?v=x7hsEASX04Y
http://www.youtube.com/watch?v=yYkMnjq0toE

Bruno Walter Requiem KV 626 by Mozart . "Requiem"

http://www.youtube.com/watch?v=LWvFPUiA4fk
http://www.youtube.com/watch?v=h9nfXpTSqss&playnext=1&list=PLC2E902312EF632FF
http://www.youtube.com/watch?v=BDXEvd5ml48&playnext=1&list=PLC2E902312EF632FF
http://www.youtube.com/watch?v=xB7KsB2y-ME
http://www.youtube.com/watch?v=-PDwMEqvXaQ&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=gdysoeI9sqg
http://www.youtube.com/watch?v=qraktCiyF18
http://www.youtube.com/watch?v=7-sLh6POKt4&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=h_fcgUnxJkc
http://www.youtube.com/watch?v=8XGJNWHZ0Xc&playnext=1&list=PLC2E902312EF632FF
http://www.youtube.com/watch?v=4jek5M_ynlo
http://www.youtube.com/watch?v=dpxcEYC3D_M&feature=fvwrel
http://www.youtube.com/watch?v=j7Syi_6d3ZU
http://www.youtube.com/watch?v=xuZ7ey3D-Sk

Walter conducts Mozart Symphony 41 'Jupiter'

http://www.youtube.com/watch?v=smpB4Qam4hs
http://www.youtube.com/watch?v=g0tQB9hTWGg


Bruno Walter Symphony G minor,KV 183 by Mozart 1.Movement

http://www.youtube.com/watch?v=DWcOvGhT6_0&feature=related

78rpm Walter conducts Mozart ''La Finta Giardiniera''

http://www.youtube.com/watch?v=mJNnfrIzN84

BRUNO WALTER - 1939 - MOZART PIANO CONCERTO NO 20 K 466 (PIANO & CONDUCTOR)

http://www.youtube.com/watch?v=1y_IsQ7fboU
http://www.youtube.com/watch?v=BXVkZHgd4Iw

Bruno Walter conducts Vorspiel: Die Walküre 1 Akt

http://www.youtube.com/watch?v=3_cITTOf5MI

Bruno Walter "Siegfried Idyll" Richard Wagner

http://www.youtube.com/watch?v=lDq_8civGw4&playnext=1&list=PLFA95FBB5F6411CC6
http://www.youtube.com/watch?v=rJXy8bfZ7JM&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=NcCM78oHHnA&playnext=1&list=PLFA95FBB5F6411CC6

Bruno Walter "Liebestod" Tristan & Isolde

http://www.youtube.com/watch?v=1NEVOoPL0H0&feature=fvst

BRUNO WALTER - 1937 - KAISER WALZER (Emperor waltz) JOHANN STRAUSS

http://www.youtube.com/watch?v=u5KuT4awWI0

Rosenkavalier Waltzes - R. Strauss - Bruno Walter

http://www.youtube.com/watch?v=xKurWW5lFtE


Walter: Das Lied von Der Erde

http://www.youtube.com/watch?v=FcO8JqkDLF8
http://www.youtube.com/watch?v=nDXDNjn24nY&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=PPRydlQTeLQ
http://www.youtube.com/watch?v=4GoIudAYFTw&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=g-XPsgQF7pA&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=Nedk_go0WOg&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=nLb1RJbeLpI&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=GhZ5O-YZfm4&feature=related

Walter: Mahler Symphony no. 9

http://www.youtube.com/watch?v=B4QVJVzcstY&feature=fvst
http://www.youtube.com/watch?v=oGz_mNvzoXs
http://www.youtube.com/watch?v=3dHwZJ4nKKw&feature=fvst
http://www.youtube.com/watch?v=69PRjg_HtVQ&feature=fvwrel
http://www.youtube.com/watch?v=pJDdrc-rvQA
http://www.youtube.com/watch?v=VNonm0O0cvA&feature=fvwrel
http://www.youtube.com/watch?v=pJDdrc-rvQA&feature=fvwrel

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2)ムラヴィンスキー



1978年ウィーンのムラヴィンスキーは録音も含めて奇跡でしたね:


エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮)レニングラード・フィル

「ウィーンのムラヴィンスキー」(英EMI、LP)

1978年の6月、初めてのヨーロッパへの旅行の途中に訪れたウィーンの事は決して忘れないでしょう。

モスクワ経由での長旅で、フランクフルトの展示会を訪れた私は、会場で思いもかけずウィーンにある取引先になる工場を見学することとなりました。工場見学の後、ウィーン市内の本社に立ち寄った私は、経営陣から、昼食に招かれ、いつしか好きなクラシック音楽の話に話題が移りました。そして自分がどれ程クラシック音楽が好きで、あこがれのウィーンに思いもかけずくる事となって、どうしたら音楽会に行けるかを聞ききました。

音楽の話をずーと聴いていたオーナーが、それほど好きならば、ファミリーが年間予約している席を譲ってあげよう!と云ってくれたのです。自分はウィーンに生まれ育ったけど、現代では望むべきも無い、素晴らしい演奏会を昨晩経験したと、その余韻を大事にしたいと云って、楽友協会大ホールの今日の演奏会と明日の国立歌劇場のオペラの席を譲っていただいたのでした。

そんなに、素晴らしい昨晩のコンサートは何だったのですかと聞くと、レニングラードフィルがムラヴィンスキーに率いられて、列車でやってきたのだよ。巨匠がいなくなった今日、残って入り最後の一人かも知れぬと云われました。私は思わず、私も日本では73年の初来日からずーと欠かさず聴いていますと云いましたら、あの演奏を何回も聴いているとは素晴らしい、でも飛行機嫌いの巨匠が日本に行くとはと、いぶかしげに聞かれました。いいえ、シベリア鉄道と船を乗り継いで来てくれるのです、なんと素晴らしい事でしょうか。このような偶然は!

そして、その後、発売されたウィーンのムラヴィンスキーの実況録音盤が、ウィーンのホールの音を唯一忠実に伝えているのでした。

http://tannoy.exblog.jp/1737435/

1978年6月12・13日、ウィーン芸術週間でのウィーン・ムジークフェライン・ザール実況録音。

 ウェーバー;「オベロン」序曲
 シューベルト;交響曲第8番「未完成」
 ブラームス;交響曲第2番
 チャイコフスキー;交響曲第5番
 ショスタコーヴィッチ;交響曲第5番


Carl Maria von Weber (1786-1826) Overture to "Oberon"
Leningrad Philharmonic Orchestra Jevgenij Mravinsky, 29.IV.1978

http://www.youtube.com/watch?v=EZFcVhM8Jv0

Symphony No. 8 in B minor, D 759 "Unfinished" by Franz Schubert (1797-1828)
Leningrad Philharmonic Orchestra Jevgenij Mravinsky, 30.IV.1978

http://www.youtube.com/watch?v=tB4Y4XCDqEU
http://www.youtube.com/watch?v=4m_5m-WO4JA

Symphony No. 2 in D Major, op. 73 by Johannes Brahms
Leningrad Philharmonic Orchestra Jevgenij Mravinsky, 29.IV.1978

http://www.youtube.com/watch?v=H9wa1u_wn0o
http://www.youtube.com/watch?v=z86445C232k
http://www.youtube.com/watch?v=RlcRVdSCDoQ
http://www.youtube.com/watch?v=rMgBqckYMFg

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Beethoven: Symphony No.4 Mov.IV (Mravinsky)

http://www.youtube.com/watch?v=DG39ixkkx60
http://www.youtube.com/watch?v=EnCN-Et4t5M
http://www.youtube.com/watch?v=uqvdK6rUgt0&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=Qkv_F_--nrI&feature=related

Ludwig van Beethoven-Sinfonia nº 3, op. 55,
Orquestra Filarmónica de Leningrado / Maestro-Evgeni Mravinsky

http://www.youtube.com/watch?v=X1v46hSfdU4
http://www.youtube.com/watch?v=DzKKI8Tg9zk
http://www.youtube.com/watch?v=kmo7hakcklk
http://www.youtube.com/watch?v=7VRbZZLh-GA
http://www.youtube.com/watch?v=2hgxgmXqTSw&feature=related

Brahms: Symphony No.2 Mov.I (Mravinsky)

http://www.youtube.com/watch?v=JcwTljrOOf8
http://www.youtube.com/watch?v=RHuG8HtNJTE
http://www.youtube.com/watch?v=fFazWLCQCqM
http://www.youtube.com/watch?v=7MDAs_NHlRQ


MRAVINSKY--BRAHMS Symphonie 3
Leningrad Philharmonic Orchestra, dir Evgeny Mravinsky, 29-04-1978 LIVE

http://www.youtube.com/watch?v=RhufL4clBgs
http://www.youtube.com/watch?v=lkNcuQmFCXE
http://www.youtube.com/watch?v=xokztz210EY
http://www.youtube.com/watch?v=TPzc5ucKvfc


Brahms: Symphony No.4
Leningrad Philarmonic Orchestra Yevgeny Mravinsky 1973

http://www.youtube.com/watch?v=KF6XT6J87jo
http://www.youtube.com/watch?v=Jh-YITzzpZ8
http://www.youtube.com/watch?v=H0WFGui51Wo&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=SPfhx85pF7U&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=DyCBsPS7qOs&feature=related


Tchaikovsky: Symphony No.5
Live at the Great hall of Leningrad Philharmonia - 1973, Apr.

http://www.youtube.com/watch?v=yI3ifmdPPJE&playnext=1&list=PL03855A07538BC0A3
http://www.youtube.com/watch?v=_Fgvv_FYFsY&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=bxD6K3Jo4h8&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=jr1Y3KS5KNk&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=RLV5hKU114A&feature=related

evgeny mravinsky
tchaikovsky 5th symphony 1983

http://www.youtube.com/watch?v=VQhzfTwwMlU
http://www.youtube.com/watch?v=Hcy4IM65KUc&feature=related


Mravinsky: Tchaikovsky Symphony no. 6 "Pathétique"

Leningrad Philharmonic, Evgeny Mravinsky
Stereo recording, 1960.

http://www.youtube.com/watch?v=UcJzjB8bwqE&playnext=1&list=PLA125EC7B26EF3553
http://www.youtube.com/watch?v=6-LSwQyMrHw&playnext=1&list=PLA125EC7B26EF3553
http://www.youtube.com/watch?v=q1SayVIFmyg&playnext=1&list=PLA125EC7B26EF3553
http://www.youtube.com/watch?v=lioGWy9sETw
http://www.youtube.com/watch?v=x2tTfTVzD0M

Tchaikovsky: Nutcracker-Suite (Mravinsky)

http://www.youtube.com/watch?v=9K0N16w0yjA
http://www.youtube.com/watch?v=HIzwLsX_RtI&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=vnJCGT8QsLY&feature=related


EVGENY MRAVINSKY - FRANCESCA DA RIMINI - TCHAIKOV
LIVE RECORDING: Great Hall of the Leningrad Philharmonic, 19 march 1983.

http://www.youtube.com/watch?v=x2FLZsAL8fA
http://www.youtube.com/watch?v=lIDpdr_dRH4&feature=fvwrel


Tchaikovsky, Capriccio Italien, Op. 45.
Leningrad Philharmonic Orchestra, Evgeny Mravinsky, Conductor.
Rec, 23-02-1950. Leningrad.

http://www.youtube.com/watch?v=flA32aBSmeo


P. Tchaikovsky Serenade for string orchestra/E.Mravinsky
Leningrad Philharmonic Orchestra. Conducter: Yevgeny Mravinsky. 1949.

http://www.youtube.com/watch?v=frv3gch4kg4
http://www.youtube.com/watch?v=YVrVxPsP9vk
http://www.youtube.com/watch?v=QOUgxhhqFWw&feature=related

Sviatoslav Richter plays Tchaikovsky Piano Concerto No. 1
Leningrad Philharmonic Symphony Orchestra, Yevgeny Mravinsky, 1959.

http://www.youtube.com/watch?v=DRBjzVkpiQ4
http://www.youtube.com/watch?v=NzcWYVkflcU
http://www.youtube.com/watch?v=E91B7soYX_A
http://www.youtube.com/watch?v=8ntF8ZUnclM

Piano Concerto No. 1 in B flat Major, op.23 by Piotr Ilyich Tchaikovsky
Emil Gilels, piano
Leningrad Philharmonic Orchestra Jevgenij Mravinskij, 30.III.1971

http://www.youtube.com/watch?v=ttUE8CHN5U8
http://www.youtube.com/watch?v=sRBqVyZcJT0
http://www.youtube.com/watch?v=IaEpqaPCyhc

EVGENY MRAVINSKY--TANNHÄUSER-OVERTURE
Leningrad Philharmonic Orchestra, enr 1978,

http://www.youtube.com/watch?v=AYZzdsg6hSE&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=nn8kWu7H59E


Wagner, Lohengrin, Prelude act 3.
Leningrad Philharmonic Orchestra, dir Evgeny Mravinsky, enr 1965 LIVE

http://www.youtube.com/watch?v=1jkNDaO8fRM&feature=related

EVGENY MRAVINSKY--WAGNER-LOHENGRIN Prelude act 1
Evgeny Mravinsky, enr 1978 LIVE

http://www.youtube.com/watch?v=1uliSlmMQcI

Wagner: Die Walküre - Ride of the Valkyries - Mravinsky/LPO (1965Live)

http://www.youtube.com/watch?v=82HCLqVhB6E


EVGENY MRAVINSKY--WAGNER-DIE MEISTERSINGER VON NÜRNBERG
Leningrad Philharmonic Orchestra, enr 1982 LIVE

http://www.youtube.com/watch?v=1qLfxnEC0xI

EVGENY MRAVINSKY - PRELUDE UND LIEBESTOD - TRISTAN UND ISOLDE
Leningrad Philharmonic Orchestra, Evgeny Mravinsky Conductor, Rec 1978.

http://www.youtube.com/watch?v=3g3otuOZhuQ
http://www.youtube.com/watch?v=LDd1u-w13hE

Anton Bruckner, symphony No 7 in E major,
25 February 1967,Leningrad Philharmonic Orchestra, Evgeny Mravinsky,

http://www.youtube.com/watch?v=pZrvBok8ARE
http://www.youtube.com/watch?v=NSfW9fEATRM
http://www.youtube.com/watch?v=W8vi3tK_w54
http://www.youtube.com/watch?v=TBVbx959PX4
http://www.youtube.com/watch?v=oDGwSKb0J3Q
http://www.youtube.com/watch?v=MsjjrfG2h50
http://www.youtube.com/watch?v=pDgVYIyL-B8&feature=related


Symphony No. 8 in C minor by Anton Bruckner (1824-1896)
Leningrad Philharmonic Orchestra Jevgenij Mravinskij, 30.VI. 1959

http://www.youtube.com/watch?v=cI60KTZrbfs
http://www.youtube.com/watch?v=KhUAWXUHwA8
http://www.youtube.com/watch?v=QME9yhje4tc
http://www.youtube.com/watch?v=FkUgDpkUxrU

Symphony No. 9 in D minor by Anton Bruckner (1824-1896)
Leningrad Philharmonic Orchestra Jevgenij Mravinskij,30.I.1980

http://www.youtube.com/watch?v=qPhWKo__ruk
http://www.youtube.com/watch?v=0AdprHOGxbY
http://www.youtube.com/watch?v=AX-JKolWuH4


Sibelius: Symphony #7 in C Major, Op. 105

http://www.youtube.com/watch?v=yqMJA9kvyHI&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=0j8UsxvAZ_s&feature=fvwrel

Sibelius: Lemminkäissarjaan - Tuonelan joutsen - Mravinsky/LPO (1965Live)

http://www.youtube.com/watch?v=Uk9HNGH0XG4

Mravinsky, Glinka / Overture ''Ruslan and Lyudmila''

http://www.youtube.com/watch?v=GRPucWxV6Bo&feature=fvwrel

Evgeny Mravinsky conducts Anatoly Liadov: Baba Yaga op.56
date:11.03.1983

http://www.youtube.com/watch?v=fmpIiquC99g

Evgeny Mravinsky conducts Mussorgsky: Dawn on Moskwa River (Prelude to Khovantchina)
date:11.03.1983

http://www.youtube.com/watch?v=FMJCgL9GNFw


Yevgeni Mravinsky conducts Richard Strauss Ein Alpensinfonie
orch:Leningrad Philharmonic date:21.4.1960

http://www.youtube.com/watch?v=wfLeeNTPjeo&playnext=1&list=PLC5A564A7BCBFCF5D
http://www.youtube.com/watch?v=xqtkYD62Qxk&playnext=1&list=PL52BC37C81E0BFC11
http://www.youtube.com/watch?v=jyz5Y3eb4LY&playnext=1&list=PLC5A564A7BCBFCF5D
http://www.youtube.com/watch?v=8pvfyVS_V0k&playnext=1&list=PLC5A564A7BCBFCF5D
http://www.youtube.com/watch?v=8xazO_BUsoo&playnext=1&list=PL52BC37C81E0BFC11
http://www.youtube.com/watch?v=_HK9CVKw-lU&playnext=1&list=PL52BC37C81E0BFC11

Mravinsky conducts Bartok Music for String, Percussion & Celesta
Leningrad Philharmonic Orchestra
Recorded Live at Great Hall Moscow Philharmonic on 28 February 1965

http://www.youtube.com/watch?v=5TeIPkomTnw
http://www.youtube.com/watch?v=Gwu63ZLv80g&playnext=1&list=PL0149E1DE3402806D
http://www.youtube.com/watch?v=_qwfIqw8kdk&playnext=1&list=PL0149E1DE3402806D
http://www.youtube.com/watch?v=Xrlxy7Bs3us


Sabre dance - Yevgueni Mravinsky.wmv

http://www.youtube.com/watch?v=3HbunC5nqxo&feature=related


Prokofiev Mravinsky Romeo & Juliet

http://www.youtube.com/watch?v=pQAwic28DzI&playnext=1&list=PLE4E1E5913B7472AE


Evgeny Mravinsky conducts Scriabin Le Poéme de l'extase

http://www.youtube.com/watch?v=SPdUI2eylBA
http://www.youtube.com/watch?v=3e4SiM3rsHc

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         l     `! `! !              l
          l  .  l  , l ヽ、 、_ ,ィ      ノ
         l、_,!   し'   l  l   `l      l


http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/482.html

コメント [戦争b7] 革命はまだ始まりにすぎず完成にはほど遠い アラブの革命  ジルベール・アシュカルへの一〇の質問 ダイナモ
03. 2011年4月23日 19:27:50: 6kuobrWeYc
>「常軌を逸した反政府勢力への弾圧」を容認することができずに

では、その欧米諸国では、同じような大規模反政府運動が起きたら何もしないで見ているとでも?


http://www.asyura2.com/10/warb7/msg/549.html#c3

コメント [原発・フッ素9] 福島県学校等環境放射線ダスト・土壌モニタリング実施結果(土壌)速報値表 なんじゃこりゃー
07. 2011年4月23日 19:30:31: MNmlACyVlo
【意見映像】福島県 中通りの小学校の土壌汚染がヤバすぎる件
http://www.youtube.com/watch?v=8p15XOpGMOA&feature=related

↑の動画の前半部分の解説によると、

1u当たりの汚染=1kg/Bqの汚染×56.6

なので、これを下記のデータに当てはめるとおおよその数値が推定できると思われ。

福島県学校等環境放射線ダスト・土壌モニタリング実施結果(土壌)速報値表
採取年月日:平成23年4月5日〜4月6日平成23年4月13
http://www.pref.fukushima.jp/j/schoolairsoil.pdf
表−2
http://www.pref.fukushima.jp/j/schoolairsoil.pdf
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/744.html#c7

記事 [自然災害17] カツオ捕れない 紀南の漁師ら悲鳴
カツオも、津波により流出した土砂の臭いで、遡上途中の海に何らかの異変が起きたことくらいは察知できるからね…

―――――――――――――――――――――――――――――――――――
カツオ捕れない 紀南の漁師ら悲鳴

紀伊民報 4月23日(土)17時5分配信

【漁港に水揚げされたカツオ(21日、和歌山県すさみ町周参見で)】
 和歌山県紀南地方でカツオ漁が本番を迎えているが、過去最悪の不漁ペースで推移している。「すさみケンケン鰹(かつお)」のブランドで売り出している和歌山南漁協すさみ支所(すさみ町)では、今年に入って昨年同期の15%ほどの約40トンしか水揚げしておらず「これまで経験したことのないほどの不漁」と悲鳴を上げている。

 和歌山南漁協すさみ支所によると、漁は例年、1月ごろに始まり、5月中旬まで続く。水揚げは、1月が333キロ(昨年同期5・5トン)、2月が10・ 52トン(同19・6トン)と少なく、例年水揚げが増え始める3月でも19・3トン(同124トン)だった。4月も20日までで10・2トンしかなく、昨年4月の122・7トンを大きく下回りそうだ。1〜4月の水揚げは2008年203トン、09年160トン、10年272トン、今年は4月20日までで 40・3トンと大幅に少ない。

 大きさは平均2キロほどで1キロ1300円程度で取引されている。例年より300〜500円高いが、漁協関係者は「割に合わない」と話している。漁船の燃料費も高騰し、不漁に追い打ちを掛けているという。

 漁師歴50年ほどという赤木勝さん(71)=すさみ町周参見=は「これほど捕れない年は知らん。魚はどこにいるのだろうか」と嘆く。和歌山南漁協すさみ支所の岸正嗣さん(58)も「すさみの漁協に勤務して40年になるが、これほど少ないのは初めて。この時期のカツオは漁協の売り上げの中心で、年間の 7〜8割ほどになるので、このまま続けば非常に厳しい。ただ、21日に四国で釣れ始めたようなので、これからに期待したい」と話している。

 県水産試験場(串本町)によると、田辺、すさみ、串本の3漁港の合計漁獲量も少なく、2月は20・3トンで1993年以降3番目に少なかった。3月は 49・1トンで、平年の2割程度しかなく過去最低となった。最盛期の4月も21日までにわずか22トンしか水揚げされておらず、最低だった1999年の 120・8トンを大きく下回りそうだ。

 今年のカツオ漁は、ひき縄漁で有名な高知や千葉、八丈島なども不漁となっている。紀南沿岸の潮の流れや海水温などは良好であることから、日本沿岸へのカツオの回遊自体が少ないとみられている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110423-00000000-agara-l30
http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/239.html

コメント [原発・フッ素9] 東海アマ掲示板より - 福島第一原発は日本政府の秘密核兵器製造工場だったとジャパンタイムス編集者が 千早@オーストラリア
07. リベン 2011年4月23日 19:34:28: 0aFUhK4827WaQ : nOzs7GL7To
福島では御蔵なんでもやれないでしょう・・

しかし、之は可能性あり・・
http://amanakuni.net/pon/maseimingo/37.html

この手の方たちの洞察力は特に優れたものがあります。
2007年の記事です。


http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/757.html#c7

記事 [原発・フッ素9] 再臨界:塩素38検出問題:実は、ナトリウム24も検出されていた?
あらかじめ、
「秘匿されている3月13日午後の“重大事態”は何か?政府・東電のレポートに潜む奇妙な『空白』を読み解く」(http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/582.html)でも書いたように、局所的で一過的な再臨界なら、放射性物質の増大や圧力容器の不安定化につながりかねない困った事象だが、私が騒ぎ立てること(設計者や安全管理者は別)ではないと思っているので深追いする気はない。


再臨界に触れる上記書き込みをしたとき、塩素38の検出については見聞きしていたが、東電・保安院の核種分析が当てにならない(報道管制で)と思っていたし、ナトリウム24問題(塩素38は半減期37分でナトリウム24は15時間だから同時に生成されるはずの両方が検出されないはずはないということ)がすでに指摘されていたので触れなかった。

今回も、別に、本当はナトリウム24が存在していたはずという主張ではなく、タイトルのような疑念を抱かせる東電・保安院の公表姿勢を問題視したものである。

原子力安全・保安院のサイトにある「福島第一原子力発電所から検出された放射物質等の核種分析結果の再評価等について」(4月20日)のなかに、参考資料として、「核種分析結果の再評価における訂正のポイントについて」という東京電力の文書がある。(http://www.meti.go.jp/press/2011/04/20110420006/20110420006-7.pdf

この5、6ページがCl38検出問題についての説明である。そして、6ページの表を見て思わず笑ってしまった。

Cl38とNa24にかかわるスペクトルが提示されているが、Cl38のほうは、縮尺を変えて変化がより見えやすいものも提示しているのに、Na24のほうは「空いたまま」である。

「それで十分なんだよ」と言うかもしれないが..(笑)。

P.6上部の文章を借りて、「Na-24が生成されなかったとは考えにくく、他の核種の散乱線などの影響でわずかに検出限界を下回ったものと推測している」とも言えるだろう。


参考:
1.「4月21日 クロル38検出は間違いと言うが 小出裕章〔小出裕章(京大助教)非公式まとめ〕」(http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/706.html
投稿者 gataro 日時 2011 年 4 月 22 日 11:51:02:


2.読売新聞関連記事
放射性塩素38「検出せず」、東電が訂正
 東京電力は20日、先月25日に福島第一原子力発電所の1号機タービン建屋地下の汚染水から見つかったとした放射性塩素38について、再分析したところ検出できなかったと当初の発表を訂正した。
 塩素38については、燃料の再臨界が起こった根拠と指摘する専門家もいたが、再臨界を示す他の放射性物質は見つかっていなかった。東電は、分析のプログラムミスが判明し、再評価を進めていた。
(2011年4月20日21時46分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866921/news/20110420-OYT1T00882.htm



http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/773.html

コメント [原発・フッ素9] 菅は福島の小中学生を殺すのか 75.9%の学校が被曝量オーバーなのに放置のア然 (日刊ゲンダイ) 赤かぶ
60. KAN 2011年4月23日 19:34:59: XShOmEZ2UWIRk : KcpcYqPjdk
とにかく危機意識を持っている方から逃げてください。もう自分の身と子供を守るのは自分しかありません。我が家は4ヶ月の子がいますが、2週間ぐらい前から時々鼻血が出るようになりました。原発からは400kmですが、避難に向けて身辺整理を始めています。誰かが対応してくれるまで待っていては手遅れになります。政府のこれまでの対応を見れば明らかでしょう。政府があらゆる手を使って安全デマを垂れ流し事実を隠し通す中、怖いのはみんな同じなので、誰かが動けば続く人がいるはずです。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/700.html#c60
コメント [原発・フッ素9] 東電:福島第一原発冷却に3カ月見込む、「水棺」拒否−関係者(ブルームバーグ) 赤かぶ
08. 2011年4月23日 19:39:39: XmTE6YTaRI
水棺は、非常にきけんです。ただちに、水を抜く方法を考えないと、大変なことになってしまいます。

http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/299.html#c8
記事 [国際5] 米在住被爆者「地元ヒーロー」に 加州の放送局が選ぶ(東京新聞)

-------------------------------------------

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011042301000252.html
http://kwout.com/quote/a6jqx5az

米在住被爆者「地元ヒーロー」に 加州の放送局が選ぶ(東京新聞)
2011年4月23日 11時41分


 【ロサンゼルス共同】米カリフォルニア州在住の被爆者で、核兵器廃絶を訴える活動を続ける胤森貴士さん(73)が、サンフランシスコの放送局KQEDなどが決める「アジア太平洋系の地元のヒーロー」に選ばれた。KQEDが22日明らかにした。

 地域に貢献したアジア太平洋系住民の中から毎年選ぶ賞で、今年は胤森さんら4人が選ばれた。胤森さんは広島で被爆して両親を失い、その後訪米。いつか報復しようと思っていたが「許すことから平和は生まれる」と気付き、平和運動を続けている。

 KQEDは「彼は自分の悲劇を、世界をより良い場所にするために役立てている。これ以上ヒーローの名にふさわしい人は思い浮かばない」とした。

 胤森さんは「一番憎い敵と仲直りしても、同じ部屋で酒を飲もうと思えるまでになるのは本当に難しい。だが平和の第一歩は許し。そのことをこれからも訴えていきたい」と話した。


http://www.asyura2.com/10/kokusai5/msg/653.html

記事 [ニュース情報8] NHKニュース、避難所の感染症 探知システム開発 4月23日 4時53分
    転載開始。

  NHKニュースより

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110423/k10015501981000.html


避難所の感染症 探知システム開発
4月23日 4時53分
インフルエンザなど、感染症の集団発生が各地の避難所で相次いでいることから、
対策に役立ててもらおうと、国立感染症研究所は、
避難所で体調を崩した人の数を入力して、
感染の広がりを早期に探知するシステムを開発しました。

多くの人が集まって生活する避難所では、感染症が流行しやすく、
今回の震災でも、これまで岩手や宮城、それに福島の避難所でインフルエンザや
感染性胃腸炎の集団発生が相次いでいます。
このため国立感染症研究所は、避難所で体調を崩した人の数を入力して感染の広がりを早期に探知するシステムを開発しました。

 どんな症状の人が何人出ているか、避難所ごとに毎日入力し、
インターネットを通じて自治体の担当者などと情報を共有します。
患者数の変化などを地図やグラフで確認できるほか、
同じ症状の患者が急に増えると自治体の担当者に注意を促す電子メールが自動的に送られる仕組みです。
避難所だけでなく、地域の感染症対策にも活用が期待されるということで、
福島県郡山市ではすでに24の避難所で運用が始まっています。
国立感染症研究所の安井良則主任研究官は
「被災した自治体もインターネットに接続できれば使える。

一目で感染症の広がりを把握できるので、被災者の健康を守るために、

ぜひ活用してもらいたい」と話しています。


     転載終了。


 投稿者コメント。

   忙しすぎて、疲れて、NHKも見る暇のない、役所のみなさん、

   まだ知らないなら、活用しましょう。

 
http://www.asyura2.com/09/news8/msg/525.html

コメント [原発・フッ素9] 「原発運転継続容認」7割超 敦賀市長選世論調査(福井新聞) 赤かぶ
34. 2011年4月23日 19:47:32: tEuMUcieh
原発の場所は、京都や琵琶湖に極めて近い。
福井県のかたは、「そんなの、かんけいねー」てなもんか?。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/669.html#c34
コメント [原発・フッ素9] 菅は福島の小中学生を殺すのか 75.9%の学校が被曝量オーバーなのに放置のア然 (日刊ゲンダイ) 赤かぶ
61. 2011年4月23日 19:48:00: Et1vhJ5rpg
震災後、もちろん原発人災後である。文部科学省から文部科学大臣の名でもって、分厚い封書が、知人(子どものいる家庭)に届いたそうだ。

残念ながら、その埼玉県の知人は、腹がたって、破いてすてたとか言っていたから、何が書いてあったのか、正確には分からないが、その知人とのはなしから想像するに、「こんな災害のあとだが、がんばって、災害(放射能)にめげずに勉強して、社会に貢献できる人材に育ってください」とでも書いてあったのだろう。

子どもたちの命を守るのが国の役目なのに、国は子どもたちから守られたいのか?
どうなってるの日本は? これって、来た道だよね。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/700.html#c61

コメント [原発・フッ素9] 放射能が福島より怖い世界の観光名所 環境汚染は原発の専売特許にあらず sci
05. 2011年4月23日 19:48:21: xcDScNysuQ

京大の小出助教の「原発に反対しているのではなく、誰かの犠牲で成り立つ仕組みそのものに反対している」という言葉が印象的だった。原発も地方の人々の犠牲の上に、都市生活でその電力を湯水のように使って来た人々がいた。原発反対運動を見て見ぬふりをして、深く考えることはなかった。原発の維持管理や修理も、お金と引き替えに被曝する原発労働者によって支えられていたことにも、目をつぶってきた。今回の原発事故は、そうした我々に対する根本的な価値観や生き方に対するメッセージだと思います。この最後の警告を直視することができなければ、人類は遅かれ早かれ滅びてしまうのではないでしょうか。

http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/765.html#c5
コメント [原発・フッ素9] 東日本大震災:福島第1原発事故 計画的避難区域に指定の飯舘村 移動先は、学校は(毎日新聞)原発災害で市町村が崩壊 なんじゃこりゃー
03. 2011年4月23日 19:50:48: 09GIn3PZdk
10年? アホな事いうなよ。少しは勉強しろ。

セシウムやストロンチウムが減少するのに数百年。
プルトニウムは数十万年たたないと無くならない。

だから原発は止めろって言ってたのに
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/746.html#c3

コメント [原発・フッ素9] 原発推進関係者へ告ぐ。諸氏等にまともな頭はあるか。 人種国籍問わず
01. 2011年4月23日 19:51:54: UJ4aY1PsV6
わかっちゃいるけどやめられない。(植木等「スーダラ節」)
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/772.html#c1
コメント [戦争b7] 「多国籍軍の空爆で民間人犠牲」と告発 (ついに信頼筋からも!) 戦争とはこういう物
06. 2011年4月23日 19:53:36: 6kuobrWeYc
>多国籍軍の空爆で民間人に犠牲者がでたのであるならば責任者には法の処罰を受けさせなければならない。

でも実際そんなことできないだろ。
掛け声だけ上げてもだめ。

一方だけ裁いておいて、他方はできませんでは、
何もやらないほうが、
少なくとも帝国主義者に利用されない点ではよりまし。
http://www.asyura2.com/10/warb7/msg/519.html#c6

コメント [原発・フッ素9] 菅は福島の小中学生を殺すのか 75.9%の学校が被曝量オーバーなのに放置のア然 (日刊ゲンダイ) 赤かぶ
62. 2011年4月23日 19:54:00: fCZ83cf8p2
上野動物園にパンダを見に行く女の子が、これから動物園いくの、とマスクして
いたがうれしそうにTVで話していた。いわき市の避難所のようだった。
見ていて涙が湧いてきた。どうか、この子たちが健やかに育ってくれるようにと
祈らずにいられなかった。一日も早く福島第一が終息の見通しのたつようにと、
心から思わずにいられなかった。子供たちのあどけない様子を見ていて、今日だけは、批判や怒りのトーンは敢えておさえておきたい。そう思った。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/700.html#c62
コメント [原発・フッ素9] 原発推進関係者へ告ぐ。諸氏等にまともな頭はあるか。 人種国籍問わず
02. 2011年4月23日 19:54:09: 4onzyHScAI
システムが複雑で巨大で巨額な費用がかかり、得られる果実は電力と言う生活必需品。この部分に利権構造が生まれムダな税金が投入されていく。
この利権の恩恵を受けた人達は放射能汚染と言う対価を支払わされる事になる。
将来に渡って、孫子の代まで。

今はこの対価を少なくさせる方向に注力すべき時だ。

さもなくば原発強力推進利権連合も例外ではなく孫子の代まで祟るぞ。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/772.html#c2

コメント [原発・フッ素9] 東海アマ掲示板より - 福島第一原発は日本政府の秘密核兵器製造工場だったとジャパンタイムス編集者が 千早@オーストラリア
08. KAN 2011年4月23日 19:56:36: XShOmEZ2UWIRk : KcpcYqPjdk
政府が、あらゆる手を使って安全デマを流している現在、どんな情報でも政府のデマより信憑性があると思います。
工作員は無視しましょう。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/757.html#c8
コメント [原発・フッ素9] 自由報道協会主催 孫 正義  記者会見  2011/04/22 愚民党
17. 2011年4月23日 19:57:09: oLYPlmPKz6

『国家が衰退するのはつねに上流社会の腐敗よりおこる』と
 司馬遼太郎の『坂の上の雲』にありました。

 今の日本社会を見ていると、一部分の官僚と一部分の学者と
 大部分のマスゴミが腐敗している。

 そんな時に『孫正義』様が日本報道協会を応援してくれると
 いうことは、強い味方ができ、感激しております。
 
 『皇国の興廃、この一戦にあり.各員一層奮励努力せよ!』
  民主党正義の味方 200人立ち上がれ!

http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/735.html#c17

コメント [原発・フッ素9] 再臨界:塩素38検出問題:実は、ナトリウム24も検出されていた? あっしら
01. 2011年4月23日 19:57:19: TDVVprvXD6
エントロピー学会のHP
ダルノキーベレス論文に
http://entropy.ac/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=558

中性子が3月13〜15日に、1、2号機南西1.5km地点で、13回観測された。

と書いてますが、そんな情報ありましたっけ?
それとも海外向けのプレスに書いてあったのかな?
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/773.html#c1

コメント [原発・フッ素9] 原発 緊急情報(62)   「風評」を流し続ける政府・自治体 [武田邦彦 (中部大学)] 純一
18. 2011年4月23日 19:59:49: 09GIn3PZdk
金の為に毒野菜を補償の対象からはずしたい東電と政府の作戦にそのまま乗せられて毒野菜を食うバカども。

頭の悪いやつから死ぬから、日本全体としては優秀な遺伝子が次世代に残って、いいんじゃないか?

福島の野菜食いたいやつはどんどん食え!
私は一切食べません。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/752.html#c18

記事 [原発・フッ素9] 国際板リンク:米在住被爆者「地元ヒーロー」に 加州の放送局が選ぶ(東京新聞)
被爆国である日本の政府がいままた国策を誤って、多くの国民を原発被曝の危機にさらしているのだ。

米在住被爆者「地元ヒーロー」に 加州の放送局が選ぶ(東京新聞)
http://www.asyura2.com/10/kokusai5/msg/653.html
投稿者 gataro 日時 2011 年 4 月 23 日 19:42:50: KbIx4LOvH6Ccw


http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/774.html

コメント [戦争b7] カダフィ氏、米企業に巨額払いイメージ改善ねらう CNN ダイナモ
18. 2011年4月23日 20:04:13: 6kuobrWeYc
>>14
tRdNTeoJ5o さんがイスラエルを上げたのは一例でしょ?
民主主義国が歴史的にも現代にも何をやってきたか、もうちょっと勉強しましょうよ。

http://www.asyura2.com/10/warb7/msg/538.html#c18
コメント [原発・フッ素9] 「数値で人の命を買うな!」〜何も答えられない文科省・原子力安全委員会〜(レイバーネット日本) gataro
15. 2011年4月23日 20:05:00: zPGHwpHmHQ
官僚制度の本質が明確に露出している。
言質を取らせないように論点のすりかえ、同じ省庁であっても各部署での使い分け、決して責任を取らない覚悟、地方部局に対する強権、根拠不明な数値と適用の無責任さに終始している。
生身の国民のことを考えるという姿勢など皆無、法と法をつなぎ合わせて責任を問われないことを最優先にした法匪というサイボーグ集団だ。
福島の母親の悲しみにも怒りにも心動かされることもない。
憲法無視の法律を組み合わせる最低な官僚ロボットは無用だ。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/717.html#c15
記事 [原発・フッ素9] 1周年を迎えたBP油田爆発事故は原発事故の参考になるのか?
『from 911/USAレポート』第510回

    「1周年を迎えたBP油田爆発事故は原発事故の参考になるのか?」

    ■ 冷泉彰彦:作家(米国ニュージャージー州在住)


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 ■ 『from 911/USAレポート』               第510回
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「1周年を迎えたBP油田爆発事故は原発事故の参考になるのか?」

 今からちょうど1年前の2010年4月20日、ルイジアナ州の沖合50マイルの
メキシコ湾内で操業していたBP社の「ディープウォーター・ホライズン」という油
井プラットフォームが爆発し、作業員11人が行方不明になりました。この事故は、
単に爆発事故にとどまりませんでした。深度1500メートルの海底での掘削を行う
ためのパイプが爆発により破損、3ヶ月後の7月15日に流出ストップに成功するま
で大量の原油がメキシコ湾に流出したのです。

 事故から1周年の20日、新聞やTVは一斉に特集を組んでいますが、湾岸の復興
はまだまだ先のようです。現時点で整理すると問題点は大きく三つに集約できると思
います。

(1)BP社単独での補償スキームとしたために、しかも負担額の上限を切ったため
に、被災者への金銭的援助が十分ではありません。まず、このBPの事故に関しては、
当初から公的資金での救済ということは真剣には検討されませんでした。「小さな政
府論」の共和党側が「一企業の失態に税金を投入するのはダメ」と強硬に出たために、
オバマ政権としても公的資金投入は政治的に命取りになるという空気が早期に固まっ
てしまったからです。

 その背景には「リーマン・ショック」以来の文脈があります。ブッシュとオバマの
実行した金融機関や自動車会社への公的資金注入が大きな批判を浴びる中、このBP
に対しては、大統領として公的資金の投入という選択肢はありませんでした。

 そこで大統領は事故から2ヶ月経った6月中旬にメキシコ湾岸を訪れたのですが、
これと前後してBPとのネゴを行い「全額をBP社の負担で20ビリオン(1兆7千
億円)の基金を創設して補償する」という発表を行ったのです。政治家たちは快哉を
叫び、オバマは危機を脱しました。ですが、その後の補償は難航しています。BPが
基金を作ったのは、裁判所が資金を保全するためでしたが、そのために厳密な補償認
定が必要となったことで申請手続が複雑になり、今でも多くの漁業関係者などが補償
金を受け取れずにいます。

 今から考えれば、BPが裁判所による資産保全(エスクロウ)などという屈辱的な
形でキャッ書を提供したのは、その上限額以上の負担は免責されるからと言わざるを
得ません。後述しますが、風評被害などへの救済は極めて限定的になっているのもそ
のためです。

 その一方で、今回の日本の原発事故(+リビア情勢)による原油高もあって、BP
の業績は好調です。事故前には50から60ドルのレンジであった株価は、事故後は
27ドルまで暴落しましたが、今では50ドル近辺まで戻って安定しているのです。
ということは、株主責任はゼロということになります。それどころか、BPは高利益
体質に戻りつつあるという評価さえある中で、事故後に安値で買った人々が大儲けし
ただけでなく、事故前から保有している人のリターンもプラスになる可能性も濃いの
です。

 こうした状況を受けて、今週になってBP社は事故を起こした「油井プラットフォ
ーム」の製造メーカーを告訴しました。社会的な制裁が一巡したので、今度はリーガ
ルな面でも攻勢に出て、20ビリオンの「ロス」を取り返そうということのようです。
これもBPの今の立場を象徴した動きです。

(2)環境政策は大きく変化しませんでした。事故を契機に「高深度の海底油田掘削
は危険」という声が高まりましたが、結局はなし崩しになっています。理由としては、
海洋汚染で被害を被った地域は、同時に大量の海底油田労働力を出している地域でも
あり「雇用を守れ」の大合唱が、ありとあらゆる環境懸念を押しつぶしたのだと言え
ます。

 民主党内には「環境への懸念から高深度海底油田掘削には反対」という意見が強か
ったのですが、オバマ大統領としては「現実的な」発想からということで「掘削再開」
を許可した直後の事故となっています。ですが、結果的に「雇用を守った」ことで
「大統領の方針は一貫した」という格好となり、政治的失点にはならなかったのです。
更にこの問題でも、日本の原発事故のために「エネルギーの多様化と自給」の優先度
は高くなっており、原油高も加わって、この地域での掘削は進むムードとなっていま
す。

(3)その一方で、風評被害は収まっていません。漁業の方はかなり安全確認が進み、
100%とは言えないものの再開が進んでいますが、問題は観光業です。メキシコ湾
岸の観光業というのは巨大な産業です。例えばルイジアナからミシシッピ、アラバマ
にかけては、庶民的な長期滞在型の夏のリゾートが続いていて、夏季にはレストラン
などフードビジネスを中心に賑わうのですが、これが2010年は全くダメ、今年も
楽観できないと言います。

 南に下って、フロリダ州の半島西岸になると、サラソタとかネープルスといった高
級なリゾートが続きます。こちらのダメージも大きく、海の透明度も海岸の清掃状態
も「全く問題がない」にも関わらず特に海外からの観光客、長期滞在客が大きく落ち
込んでいるのです。私が最近強く感じている「風評は被災地から遠くなればなるほど、
選択肢が拡大する中で悪化する」というセオリーの通りです。

 大きく整理すると問題点はそんなところですが、影響の大きかったのは政治です。
事故一周年にあたって、ルイジアナ州のボビー・ジンデル知事がNBCのニュースで
インタビューに応じていました。共和党のホープと言われたジンデル知事ですが、事
故以前と比較すると、オーラは薄くなっており「観光の打撃が深刻です。皆さん、ど
うかバケーションの時には湾岸に来て下さい」と繰り返すばかりでした。

 地元の知事としては、補償はちゃんとやってもらいたい一方で、共和党の政治家と
しては公的資金の負担には賛成できなかった、それがジンデル知事の立場です。その
点で、20ビリオンの基金創設をオバマが引っ張ってきたところで、彼としては切れ
るカードはなくなったわけであり、風評被害を入れるととても20ビリオンでは足り
なかったということを今言っても後の祭りです。厳しすぎる見方かもしれませんが、
オーラが薄くなったというのはそういうことです。ある意味では「小さな政府論」の
呪縛にはまってしまったための政治的失敗ということが言えるでしょう。

 オバマ大統領はどうかというと、事故から1ヶ月経って漏出を止めるメドがつかな
い中では、「BPはオバマのカトリーナになる」などと言われる始末でした。更には
公的資金が使いたくても使えないジレンマなどで苦しんだのです。6月のメキシコ湾
岸視察も「何をしに来たんだ?」と散々な言われようでした。ですが、その下旬に漏
出が止まったのと、BPの基金で政治的には危機を脱出、更には掘削再開の判断で、
環境より雇用対策という姿勢を打ち出すと、批判はピタッと止まりました。

 結局はBPもオバマも実に上手く「立ち回った」ということが言え、損をしたのは
地元ばかりという結果です。ブレット・ダイキスというフリーの記者が「ヤフーニュ
ース」に書いていたのですが、元来は保守で石油産業にも近かった湾岸の釣り人たち
が、「結局汗をかいてくれたのは、リベラルの環境活動家だけだったね。しかし自分
があんな連中と仲良くなるとは思わなかったよ」と愚痴っていると書いていますが、
何とも皮肉な、しかし興味深い話です。

 この教訓を福島第一原発に当てはめるとどうでしょう?

(1)BPのスキームは一つの極端ですが、東電存続という前提から東電の負担額の
上限を決めるのはモラルハザードになると思います。またBPについては結果的に株
主責任はゼロ(あるいはマイナス)だったわけで、これも参考にはなりません。公的
資金とのバランスはもっともっと深い議論が必要と思います。

(2)BPの場合は、エネルギー政策を変更しないという判断でも収拾が大変だった
わけです。福島の場合は、対応策の納得感がエネルギー政策に関する世論も左右する
ということで、全く次元の違う緊張感が必要と思われます。

(3)BPの場合は、風評被害救済のスキームが全く十分ではありません。福島の場
合は、これからも相当長期にわたって深刻な風評に晒されていくと思われるので、そ
の分の補償額は相当な枠を確保しておく必要があると思われます。

 しかし、教訓という言葉はこの場合は余り当てはまらないように思います。BPの
事故と比較すると、東電の事故は被害の規模も、そのインパクトも桁が違うからです。
オバマやBPの巧妙なやり方も含めて、とにかく「こうやってはいけない」例だと言
うしかないのかもしれません。

(お詫びと訂正)
先週の記事「『移民という個』に救われる世界」の中で紹介した千々岩英一氏のCD
ですが、タイトルの綴りが間違っておりました。正しくは "Solo Migration" です。
千々岩氏をはじめ、関係各位にお詫びをすると共に訂正させていただきます。

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冷泉彰彦(れいぜい・あきひこ)
作家。ニュージャージー州在住。1959年東京生まれ。東京大学文学部、コロンビア大
学大学院(修士)卒。著書に『9・11 あの日からアメリカ人の心はどう変わった
か』『「関係の空気」「場の空気」』『民主党のアメリカ 共和党のアメリカ』など
がある。最新刊『アメリカは本当に「貧困大国」なのか?』(阪急コミュニケーショ
ンズ)( http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4484102145/jmm05-22 )
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●編集部より 引用する場合は出典の明記をお願いします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
JMM [Japan Mail Media]                No.632 Saturday Edition
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【発行】  有限会社 村上龍事務所
【編集】  村上龍
【発行部数】128,653部
【WEB】   ( http://ryumurakami.jmm.co.jp/ )
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/775.html

コメント [原発・フッ素9] 菅は福島の小中学生を殺すのか 75.9%の学校が被曝量オーバーなのに放置のア然 (日刊ゲンダイ) 赤かぶ
63. 2011年4月23日 20:06:30: OyjYKSb0hQ
一部の子供たちが、山梨県に集団疎開したと原口さんが話していました。もっと、多くの地域で、同じ動きをするよう、訴えよう。

わたいは滋賀県高島市民、市役所に申し込みました。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/700.html#c63

コメント [原発・フッ素9] 福島第一原発の水蒸気爆発を回避できるかは半年が勝負 京都大学原子炉実験所助教・小出裕章さんインタビュー(Actio) gataro
16. 2011年4月23日 20:06:41: tEuMUcieh
そのうち水蒸気爆発でドカーンときて、いつものように保安院が
シラーッと「想定外のおおきな水素爆発がありました、被害の大きさや
放射能もれはこれから調査します」っていうだけでしょう。

彼らは、「助かった、これで工程表の遅れの理由ができた」と思うだけ。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/671.html#c16

コメント [原発・フッ素9] 東海アマ掲示板より - 福島第一原発は日本政府の秘密核兵器製造工場だったとジャパンタイムス編集者が 千早@オーストラリア
09. 2011年4月23日 20:06:58: 09GIn3PZdk
福祉まで核兵器作ってたとは思わないけど、日本の原子力政策がプルトニウムに固執するのは高性能小型核兵器開発の為、高濃縮プルトニウムがどうしても欲しかったと海外から見られているのは事実。

フランスもアメリカも撤退した高速増殖炉は効率的に兵器級の濃縮プルトニウムを生産する唯一の手段。

もんじゅやプルサーマルが無ければ日本はプルトニウムを保持する理由が無く、イランや北朝鮮と同じ立場になる。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/757.html#c9

コメント [文化2] 原発事故後の東京を描いたSFマンガ、テレビアニメ化と連載中止の可能性 有間姫
02. 2011年4月23日 20:07:57: 0GJJznkobY
フィクションはだめで、ドキュメンタリーだったらいいのか?
ドキュメンタリーの方が生々しいわけだが。
それとも報道自体自粛しなくてはならないのか?

被災者へのメンタルケアは必要だろうが、彼らに気をつかうことと
言論や表現の自由とをトレードしてもいいのだろうか。
http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/488.html#c2

記事 [原発・フッ素9] 直ぐに死ぬわけじゃ無し、逃げんなよと(日、一文章)
直ぐに死ぬわけじゃ無し、逃げんなよと ― 2011年04月22日
(日、一文章)
http://asadafuroda.asablo.jp/blog/2011/04/22/5821097

死の灰とは核分裂により生じた放射性微粒子のことで
それが爆発により、空高くに吹き上げられ固まりとなったものが放射能雲

放射能雲はすぐに風に乗り、人々の住む街々を死の灰を降り注ぎ襲う
放射能から逃げるとは、この放射能雲の襲来を察知して逃げることを言う

だから、

逃げろと言わないTVはまた、死の灰、放射能雲というコトバを使うことも無い

一号、三号爆発時もどちらも地域住民に対して逃げろとは言わなんだ
住民は死んでも良いいから、逃げろとか、パニックを引き起こすような放送は禁止

国家権力の前に、腐り切ったTVは無力だ

すぐには死なないから大丈夫だ言い逃れ出来る皆バカだからバカでなければ原発の傍になんて住んでないから大丈夫国民も皆バカだから

実際に、福島県の道路ではトンネル毎に遮断機が設けてあって
住民は死んでも逃がさない仕掛け

ハッキリと、「逃げるんじゃない面倒だから」と言ってるよ
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/776.html

コメント [戦争b7] カダフィ氏、米企業に巨額払いイメージ改善ねらう CNN ダイナモ
19. 2011年4月23日 20:12:29: 6kuobrWeYc
>その割には中東への関与において民主主義国のご都合主義は一向に改善されること
>はありませんし、イスラエルの扱いについても変わらない。

>イスラエルを持ち出して反論したつもりになっているようですが、シオニズム国家
>を引き合いに出されても無理があります。

イスラエルではなく、その他の「民主主義国」についても指摘されていますが?

http://www.asyura2.com/10/warb7/msg/538.html#c19

コメント [エネルギー2] 新聞メモ2 びぼ
305. 2011年4月23日 20:13:03: RMJWfV6cjg
「浜岡6号機の新設認められない」 と川勝知事(4/23 07:55)

 川勝平太知事は22日、東日本大震災による東京電力福島第1原発事故を受け、中部電力が経済産業省に提出した浜岡原発(御前崎市佐倉)の緊急安全対策について静岡新聞社の取材に応じ、「高さ十数メートル以上の防波壁で津波を防ぐと説明しているが、どれだけ有効なのか分からない」と疑問視。1、2号機の廃炉と6号機新設のリプレース(置き換え)計画について「1、2号機の燃料プールに保管されている使用済み燃料の安全対策に懸念がある」とも指摘し、「6号機の新設は認められない」とした。
 中電の緊急安全対策に川勝知事が疑問を呈したことで、浜岡原発のリプレース計画は抜本的見直しを迫られるのは必至の状況となった。
 知事は「海に近い低地にある原発は、津波対策の観点に立てば、今後も国民の不安を払拭(ふっしょく)できるとは到底思えない。(払拭できないなら)廃炉にせざるを得ない。その意味で、国のエネルギー政策はおのずと脱原発に進む」と説明。エネルギー政策の転換を踏まえた“脱原発”の視点で、国は電源政策を推進すべきとの立場を強調した。
 知事は、水野明久中電社長が福島第1原発での事故を受けた記者会見で、6号機の着工を1年先送りする方針を表明したことに「なぜ1年間の延期なのか分からない」と不快感をあらわにした。4号機で予定されているプルサーマル計画についても「浜岡原発全体の安全確保が先でプルサーマルは難しい」とした。
 一方で知事は、東北電力女川原発(宮城県)が東日本大震災で深刻なダメージを回避したことを例に、「科学的知見に基づく耐震対策は信頼する。国民は原発と共存するしかなく、不信の連鎖は避けたい」と述べた。

直接把握していない
 中部電力広報の話 知事の考えを直接把握していないので、現段階でのコメントは差し控えたい。今後、内容を確認して対応していく。

 浜岡原発のリプレース計画とプルサーマル計画 リプレースは老朽化した1、2号機を廃炉にして、最新鋭の6号機に置き換える計画。中電は当初、2015年の6号機建設開始を目指していたが、福島原発の事故を受けて着工を1年先送りする意向を示している。1、2号機は国の認可を受け、廃炉作業を進めている。使用済み核燃料から取り出したプルトニウムを発電に再利用するプルサーマルは、4号機で10年度開始予定だったが、県や地元市が求めている新指針に基づく耐震安全性の確認作業が遅れ、実施が延期されている。

http://www.at-s.com/news/detail/100022431.html
http://www.asyura2.com/09/eg02/msg/283.html#c305

コメント [原発・フッ素9] 原発 緊急情報(62)   「風評」を流し続ける政府・自治体 [武田邦彦 (中部大学)] 純一
19. KAN 2011年4月23日 20:16:58: XShOmEZ2UWIRk : KcpcYqPjdk
>放射性のヨウ素もセシウムも「不検出」の証明をもらって
>出荷するまでに追い込まれているそうだ。

検出されても一定レベル以下は「不検出」になるんじゃなかったっけ?子供にはちょっとでも危険があれば避けたほうがいいと思う。がんばっている農家さんには申し訳ないが自分の子供に食べさせる気にはなれません。

農家は政府、東電に対して損害賠償請求したらいいんじゃないかな。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/752.html#c19

コメント [原発・フッ素9] 「立入禁止」(RFI・BBCの記事より) 無段活用
02. 2011年4月23日 20:17:21: 09GIn3PZdk
人類が人工的に作り出してしまった放射性物質を自然に還元する手段は一切存在し無い。地球が数十億年かけて半減させ消滅させた悪魔を人間は再びよみがえらせてしまったのだ。

放射能という言葉を使うやつは信用するな。
地球に存在するのは放射性物質と放射線だけだ、放射能とは正しくは「放射線を出す能力」のことであり。それを除去したり、地球環境に戻す事は不可能です。

ひとつの原子だけに注目すれば、放射線や中性子線を当てる事で放射性同位体を放射性の無い同位体にする事はできるが、もともと放射性じゃなかった原子が中性子線や放射線を浴びれば放射化し放射性物質になってしまうので、結局意味が無い。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/770.html#c2

コメント [原発・フッ素9] 再臨界:塩素38検出問題:実は、ナトリウム24も検出されていた? あっしら
02. 2011年4月23日 20:17:39: UJ4aY1PsV6
あんたのあたまのいいのはわかった。
で、多くの一般庶民に何かを伝えたいのならもっとわかりやすく書かないと。
専門用語をつらねて「じつはぼくってこんなに頭良いのです」だけを伝えたいのか、
もっと切実な訴えがあるのか。
どちらでもかまわない。どちらがいいとかいわないが、どちらなのか。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/773.html#c2
コメント [原発・フッ素9] 東電出身候補者たちの「東電隠し」 ← 東電従業員を隠すのは重要事項説明義務違反! jesusisinus
03. 恵也 2011年4月23日 20:17:45: cdRlA.6W79UEw : 4lyghvOIpM
>>02 右翼やヤクザに愚連隊の餌食。

餌食じゃなくてヤクザを東電は使ってたんじゃないの。
危険な立場の使い捨て人間、原発ジプシーを集めたり、口封じさせたり
原発反対派に嫌がらせさせて黙らしたり、こいつらの使い道は無数にあるだろ。

警察さえにも発言力はあったと思うぞ。
東京地検特捜部がプルサーマル計画の反対派になった福島県知事:佐藤栄佐久
氏を贈収賄で運良く逮捕し、賛成派の今の新知事をつくった力は凄いよ。
東電がヤクザなんて使うことはあっても使われはしないでしょう。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/769.html#c3

コメント [原発・フッ素9] 原発 緊急情報(62)   「風評」を流し続ける政府・自治体 [武田邦彦 (中部大学)] 純一
20. 2011年4月23日 20:22:34: UJ4aY1PsV6
>「福島で採れたものは何でも汚染されている」という風評というかデマ。

何でも汚染されているがなにか?
たとえ去年とれた米でも福島県内の倉庫に保管されていたのなら
わずかでも被爆している可能性がある。
風評被害を食い止めるのはただひとつ、政府東電が常に正確な情報を
すべて開陳することのみ。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/752.html#c20

コメント [エネルギー2] 新聞メモ2 びぼ
306. 2011年4月23日 20:23:29: RMJWfV6cjg
国民バカにした財務省シナリオ…東電“理不尽”値上げのワケ2011.04.22

政府が全国的な電気料金値上げを画策している。東京電力福島第1原発事故の巨額な賠償金にツケ回す狙いだ。人災の疑いも濃い事故の後始末を、電気料金値上げでお手軽に回収しようというツラの皮の厚さには恐れ入るが、東電管内以外の国民も負担するとあってはますます筋が通らない。ただでさえ、原油など燃料価格の上昇で電気料金の値上げが続いているのに、どれだけ国民を苦しめるつもりなのか。

 「『東電を国有化する必要なんてない。電気料金を2割上げれば賠償金を払えるじゃないか』と財務省の官僚は言ってのけた。東電を何としても国有化したくないという本音が伝わってきた」。こう証言するのは、ある外資系金融機関幹部だ。なぜ財務省は、そうまでして東電の国有化回避にこだわるのか。

 「政府が気にしているのは東電の社債。格付けが高く、残高が5兆円もあるので、金融機関や年金資金など保有している投資家が多い。これがデフォルト(債務不履行)になると影響が非常に大きい」と獨協大特任教授で経済評論家の山崎元氏は指摘する。

 東電が原発の周辺住民や農業・漁業関係者などに支払う賠償金の規模は5兆円とも10兆円ともいわれているが、同社の電気事業収入は年間約5兆円もある。たとえば電気料金を2割引き上げれば、1兆円のキャッシュがわき出てくる計算だ。

 現実には、いきなり2割値上げというわけではないが、国有化回避と料金値上げの財務省シナリオは着々と進行している。

 舞台装置として検討されているのが国や各電力会社などが出資する「原発賠償機構(仮称)」。この機構が東電への出資や賠償金支払いのための融資を行い、東電はこの機構に返済するという仕組みだ。その際、賠償金や機構への返済の有力な財源となるのが電気料金の値上げだ。

 電気料金は、発電所や送電施設の建設費と修繕費、燃料費、人件費、税金などの総コストに、電力会社の利益を上乗せする「総括原価方式」という仕組みで決まる。このうち、電気料金に含まれている電源開発促進税の引き上げが有力視されている。

 この税金は原子力など発電所周辺の地域振興にも充てられており、販売電気1000キロワット時につき375円の税金がかかっている。現在、一般的な家庭で年1400円程度を負担、2010年度は約3300億円の税収を見込んでいるが、仮に税率が2倍になれば、家庭の負担は2800円に増え、税収は6600億円に膨らむことになる。

 国民に広く薄く負担させて賠償に充て、東電も延命させる。政府や財務省、東電にとっては理想的なシナリオかもしれない。しかし、前出の山崎氏は「そもそも消費者は原発事故で不自由な思いをしている被害者。なのに、さらに電気料金を引き上げるというのは、いくら独占会社といってもやりたい放題すぎるのではないか」と批判する。

 電気料金に含まれる税金を引き上げることの問題点についても指摘する。

 「税金の部分を上げるということは、東電管内以外の人も賠償金を負担すること。他の電力会社は株主にどう説明するのか」

 ■給与水準高く少々のカットは生ぬるい

 これとは別に、東電は燃料価格上昇を理由に4カ月連続で電気料金を値上げする方針で、東電管内の標準家庭の料金は、3−6月の4カ月で230円以上の引き上げとなっている。

 こんな状況で、さらなる値上げしか方法はないのか。企業法務に詳しいアサミ経営法律事務所の浅見隆行弁護士は、「いまの東電は、新たな借り入れや社債発行、増資が難しく、国が東電に貸し付ける場合も財源調達は簡単ではない。徹底したコストカットと資産売却が前提だが、残された手段は電気料金引き上げと増税しかない」と一定の理解を示す。

 こうした声を見越してか、東電が社員の給料2割カットや数千人規模の人員削減、保有株や資産の売却などを実施するといった報道が次々と出ている。

 ただ、前出の山崎氏はこう見る。

 「東電の給与水準はもともと高いので、少々の給与カットはなまぬるい。取締役の相当数の退陣や幹部社員のリストラ、株主責任を取るための減資など、ケジメをつけ、発電と送電の分離、東西の周波数統一などに踏み込んだうえでの電気料金値上げでないと、不公平感は払拭できないだろう」

http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20110422/dms1104221553016-n1.htm
http://www.asyura2.com/09/eg02/msg/283.html#c306

コメント [原発・フッ素9] 菅は福島の小中学生を殺すのか 75.9%の学校が被曝量オーバーなのに放置のア然 (日刊ゲンダイ) 赤かぶ
64. 2011年4月23日 20:23:33: BWUpsatGjU
私は今日、福島産の日本酒を買ってきた。おいしそうだ。
後で飲もうと思う。
コンビニに行ったら必ず募金箱に募金してる。

県外人にできることはこれしかないのか・・

http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/700.html#c64

コメント [原発・フッ素9] 「立入禁止」(RFI・BBCの記事より) 無段活用
03. 2011年4月23日 20:23:46: Ey9ocC9aAg
進歩の前に、人類は、原発により滅亡する。

特に日本は、原発で、破滅する。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/770.html#c3

コメント [原発・フッ素9] 福島原発、当初は事故でない「レベル3」と評価 保安院(asahi.com) 赤かぶ
08. 2011年4月23日 20:25:06: z5uQPVPWWg
http://www.youtube.com/user/jidaimedia#p/u/0/EcF_75slgwk

元原発モニターの証言によると、東電の社員は栃木までいち早く逃げるほど深刻な事故の認識があったにも関わらず、保安院の評価が「レベル3」だったとは。このギャップは何なのか?保安院の構成員は解任されるべきではないのか。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/763.html#c8

コメント [原発・フッ素9] 自由報道協会主催 孫 正義  記者会見  2011/04/22 愚民党
18. 2011年4月23日 20:25:53: NRgLnPX7hY
こういう人にこそ日本のリーダーになって欲しい。小沢さんももちろんだけどね。

慎太郎や橋下のようなのはいらない。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/735.html#c18

コメント [原発・フッ素9] 4号機タービン建屋、10日で水位20cm上昇(読売新聞) 冷却のため水を入れると亀裂から高濃度放射能水となって漏れる なんじゃこりゃー
04. 2011年4月23日 20:27:11: DhMjC6G9OE
私も何故液体窒素を入れることを考えないのかと不思議に思っている。氷ではどうやって入れるかで困るだろう。氷を投げ込めるのであればドライアイスのほうが効率的。液体窒素を圧力容器内に入れれば、水よりも軽い(密度0.83)から底に沈んではくれないが、冷却効果は抜群で原子炉を氷漬けにできるだろう。液体窒素は激しく沸騰するだろうから弁を開きながら慎重にということになる。作業員の酸欠対策も必要だ。液体窒素は産業用に多量にどこにでもあると思われる。多量に
都合できるのであれば液体アルゴンなども注入すれば原子炉の底に沈むからメルトダウン対策になるではないか。
 事故の当初にアメリカから原子炉冷却剤を都合してもらい軍用機で輸送中なる報道を見かけたがどうなったのだろうか。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/761.html#c4
記事 [日本の事件29] 鹿沼のクレーン車暴走:母親「発作が原因かも」 3年前人身事故、会社に申告 /栃木
原発事故の国内累積死者数を一度に上回るとは。。

癲癇は、侮れないな



鹿沼のクレーン車暴走:母親「発作が原因かも」 3年前人身事故、会社に申告 /栃木


毎日新聞 4月23日(土)11時22分配信




最終更新:4月23日(土)18時24分


http://www.asyura2.com/09/nihon29/msg/754.html
コメント [原発・フッ素9] 菅は福島の小中学生を殺すのか 75.9%の学校が被曝量オーバーなのに放置のア然 (日刊ゲンダイ) 赤かぶ
65. 2011年4月23日 20:28:25: iwM8fLzO3z
チェルノブイリネックレス

きっこちゃんのブログにありました。当時幼児だった子供達が、被爆し、10〜20年後甲状腺癌を発症したもので、甲状腺除去手術痕が三日月形をしているので「チェルノブイリネックレス」といわれているのだそうです。

人体に影響を与える量は、
従来:1ミリシーベルト/年間

暫定値:20ミリシーベルト/年間

なんと、20倍です。しかも、大人も、子供も同じだというから驚きです。
何の根拠があって20倍したのでしょうか。

子供は、1ミリシーベルト/年間(0.11マイクロシーベルト/時間)が安全です。そうやって今まで守ってきたではないですか。

文部科学省、原子力委員会はチェルノブイリの教訓に学ばないのでしょうか。貴方達の仕打ちが、10年後あるいは20年後に「チェルノブイリネックレス」ならぬ、「フクシマネックレス」の若者を作るのです。

子供を大切にしない国に将来はありません。そして「フクシマネックレス」を持った若者達はきっと貴方達を許さないでしょう。

子供達を守るために、暫定基準値の引き上げ等何の役にも立ちません。あの太平洋戦争のさなか、子供達を守るために疎開が行われました。当時の政府でさえ子供達の重要性を認識していました。

福島原発では、核反応は停止したことになっています。でも、東電から発表された資料を見てください。

福島第一原子力発電所4号機使用済みプール水の分析結果、23年4月14日発表
採取日:23年4月12日、分析日:23年4月13日
セシウム134:88Bq/cm^3
セシウム137:93Bq/cm^3

ヨウ素131:220Bq/cm^3

ヨウ素131は半減期8日です。このように大量に検出されているのは核反応以外に説明できるでしょうか。甲状腺癌のもとはまだ生まれ続けていると考えるしかありません。

即刻、福島から子供達を疎開させるべきです。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/700.html#c65

コメント [雑談専用39] そこまでして巨人に勝たせたいんか!! (天木直人のブログ) 七転八起
05. 2011年4月23日 20:29:07: SG8Oxw7fk6

別に、ただのボール遊びにそんなに真剣にならなくても、、
http://www.asyura2.com/10/idletalk39/msg/315.html#c5
コメント [原発・フッ素9] 菅は福島の小中学生を殺すのか 75.9%の学校が被曝量オーバーなのに放置のア然 (日刊ゲンダイ) 赤かぶ
66. 2011年4月23日 20:29:52: fCZ83cf8p2
>>62続き  松山はみなさんには遠いと思われるでしょうが、県や市それにNP○
も皆さんをお迎えする体制をとっています。もし、疎開をお考えなら問い合わせて
みてください。日露戦争では敵方ロシアの捕虜でさえ暖かく迎え、ここを希望する
ロシア兵があとをたたなかったということです。ましてや福島のみなさんは首都圏
の身代わりとなって犠牲を受けられた訳であり本当にお気の毒と思います。
松山で大学生活を送られた方が奥さん、お子さんと一緒に来られています。先日、
TVでお子さんの入学式の様子が流されました。 日本一のブナ林を育ててこられ
た福島の方々の郷土と自然に対する熱い思いが、必ずや再び報われることを、確信
しております。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/700.html#c66
コメント [原発・フッ素9] 福島第1原発「工程表、実現は可能」 仏アレバCEOに聞く 「廃炉作業30年以内に」 sci
08. 2011年4月23日 20:30:36: uPeiYxqhFg
04, 06さん
解説をありがとさん。
恐ろしい事やけど、現実を再認識せなあかんわ。
日本は一から(マイナスから?)再出発する覚悟が必要やな。
ほんま、原発はかんべんしてほしいわ。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/755.html#c8
コメント [原発・フッ素9] 放射能が福島より怖い世界の観光名所 環境汚染は原発の専売特許にあらず sci
06. 2011年4月23日 20:31:02: vcfY1likF2
たとえば、チェルノブイリ産の野菜や乳製品がスーパーに並んでたら、
食わなければ飢え死にするレベルでも無い限り買わない。
福島でもそれが起こり得るだろうことは容易に想像がつく。
個人的には週刊汚染予報や汚染レベル情報を
周辺地域にまで拡大して少なくとも数年間は放送して欲しい。

同程度の地震と津波や天災がまた来たら大丈夫ではないだろうし、
他の原子力施設もやばいだろう、何が起こっても大丈夫なように
今すぐにでも各施設を増強、または廃棄すべき。
(伊豆火山帯の活動がかなりやばげなのを気象庁が隠してるって噂も聞いた)
日本も"先住民の核実験場"になってるのかも知れない。

http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/765.html#c6

記事 [日本の事件29] 修正 Re: 鹿沼のクレーン車暴走:母親「発作が原因かも」 3年前人身事故、会社に申告 /栃木
htmlに反映されなかったらしい

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110423-00000037-mailo-l09

鹿沼のクレーン車暴走:母親「発作が原因かも」 3年前人身事故、会社に申告 /栃木

毎日新聞 4月23日(土)11時22分配信
 ◇退職時に
 鹿沼市樅山町の国道で登校中の市立北押原(きたおしはら)小の児童6人がクレーン車にはねられ死亡した事故で、逮捕された日光市大沢町、運転手、柴田将人容疑者(26)が3年前に事故を起こした後、当時の勤務先に母親が「持病を抱えており、発作が事故原因かもしれない」と話していたことが、関係者への取材でわかった。08年12月に柴田容疑者が受けた有罪判決では、事故原因を「仕事の疲れからの眠気」と認定。当時の捜査や裁判の過程で、持病の発作経歴が判明していれば、今回の事故が防げた可能性が指摘されている。【吉村周平、松本晃、中津成美】
 柴田容疑者は08年4月、車で通勤途中に鹿沼市御成橋町の国道交差点で、歩道を歩いていた当時小学5年の男児(9)をはね、右足骨折の大けがをさせ、執行猶予付きの有罪判決を受けた。当時勤務していた会社の男性社長によると、柴田容疑者は入社時に持病を伝えておらず事故後、退職を申し出に訪れた際、母親が持病があることを告げたという。
 また、柴田容疑者はこの事故以前にも勤務中に2回、休日に3回物損事故を起こしていた。いずれも「夜遊びしすぎで居眠りした」「スピードを出しすぎて曲がりきれなかった」などと説明していたという。
 捜査関係者によると、柴田容疑者にはてんかんの持病があり、病院に通院していた。てんかんは脳の神経細胞が突如過剰に活動して起こる、発作を伴う慢性脳疾患。多くの場合は薬で抑制でき、発作時以外は通常に生活できる。以前は運転免許取得の欠格事項だったが、02年の道路交通法改正で過去に一定期間発作がないことなどを条件に、免許を取得できるようになった。
 しかし捜査関係者によると、柴田容疑者は免許の取得・更新時に、持病があることを申告せず、3年前の事故でも「居眠りだった」と話していた。鹿沼署の五月女信夫副署長は当時の捜査について、「担当ではないから分からない」としながらも、適正な捜査だったと話している。別の捜査幹部は「(以前の事故で)持病があったことが発覚していれば、欠格事由に当たり、免許取り消しや保留などをされていた。(今回の事故が防げたのは)当然だ」と話した。
 ◇母謝罪の手紙公開
 柴田将人容疑者の勤務先、建設機械リース会社が22日、同容疑者の母親から届いた手紙を公開した。「持病、執行猶予中の身であることを隠したまま働かせていただいておりました」などと謝罪の言葉がつづられていた。同社副社長の女性(67)は「薬を飲めば発作が起きないことを知らされていれば、飲み忘れないよう注意したのに。(服薬を)怠らなければ、こんなにむごい事故が起きなかったかもしれない」と悔やんでいた。
 手紙は手書きの便箋2枚で消印は20日付け。「いつも心苦しく思っていたのですが、喜んで働かせていただいている(息子の)姿に、親ばかなことに本当のことを話せずにおりました」などと謝罪。息子の代わりに、母親としてのしょく罪の気持ちががつづられ、「これから一生かけて償いたく思います。どうぞ、お許し下さい」と結ばれていた。

4月23日朝刊

【関連記事】
栃木6児童死亡:薬処方通り飲まず 容疑者、運転中発作か
クレーン車事故:柴田容疑者、持病隠し免許取得
クレーン車事故:3年前にも男児はね、民家に突っ込む
クレーン車事故:「居眠りしていた」柴田容疑者供述
クレーン車事故:「弟巻き込まれた」 中央線越え児童列に

最終更新:4月23日(土)11時22分

毎日新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20110423-00000039-jnn-soci
連続再生オン連続再生オフ
映像がうまく見られない場合は
※「連続再生オン」にすると、自動的に同じカテゴリの次の映像が再生されます。
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6人死亡事故、「前夜に薬飲み忘れた」

TBS系(JNN) 4月23日(土)18時24分配信
 逮捕された柴田将人容疑者(26)は、発作起こす「てんかん」を患っていたことが明らかになっていますが、警察の取り調べに対し、「事故の前夜に薬を飲み忘れたため、当日の朝飲んだ」などと供述していることが捜査関係者への取材で分かりました。

 また、柴田容疑者は3年前にも登校中の児童をはね重傷を負わせていますが、この以前にも複数回の物損事故を繰り返していたことも明らかになり、警察は、柴田容疑者の持病が事故に影響を与えた可能性もあるとみて、慎重に捜査しています。(23日17:28)

最終更新:4月23日(土)18時24分

TBS News i

[ 前の映像 | 次の映像 ]

http://www.asyura2.com/09/nihon29/msg/755.html

記事 [原発・フッ素9] 愛川欽也パックインジャーナル 4/23(土) 「原発事故20キロ以内封鎖」  動画

愛川欽也パックインジャーナル4/23(土)「原発事故20キロ以内封鎖」1/3


【今週の出演者】(敬称略)
山田厚史(AERAシニアライター)
今井 一(ジャーナリスト)
二木啓孝(ジャーナリスト)
池田香代子(ドイツ文学者)
横尾和博(社会評論家)


愛川欽也パックインジャーナル4/23(土)「原発事故20キロ以内封鎖」2/3



愛川欽也パックインジャーナル4/23(土)「原発事故20キロ以内封鎖」3/3





愛川欽也パックインジャーナル4/23(土)菅総理「復興と増税に燃える」


「政党助成金300億円 復興に回せたらいいかな」


-----

わたしたちには情報革命が必要であることを
昨日の自由報道協会主催による孫正義さんの記者会見から、わたしは学びました。

掲示板とブログ、ツインターの連動、そして動画配信との連動であります。

東電の原発推進宣伝工作費は1000億円から500億円でありました。


原発推進宣伝工作費は、高い電気料金として、日本国民から収奪したものであります。
原発推進宣伝工作費は長らく、わたしたちを洗脳するソフト・ファシズム体制として機能し、<原発安全安心神話>という日本を覆うドームでありました。


日本の原発を全て停止し自然エネルギーに転換するため
わたしたちひとりひとりの情報革命発信力、情報革命転載力、情報革命伝播力拡散力が今こそ必要であります。


http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/777.html

コメント [戦争b7] ムバラク前大統領を拘束=エジプト検察 時事通信 ダイナモ
03. 2011年4月23日 20:32:43: JrHEqMnGnc
日本では、
米国に逆らう革命は決して許されないが、

親米の革命は許されるよ。

米国の支援で、日本の閉塞状況を
革命によって打ち破る必要があります。

菅も逮捕する必要があります。
http://www.asyura2.com/10/warb7/msg/546.html#c3

コメント [自然災害17] 崩れた地震学、学者ら予測できず 「歴史の空白」盲点に sci
09. 2011年4月23日 20:34:20: 6XYLmhf7So
 04さんへ
 地震予知の科学 日本地震学会 地震予知検討委員会編 2007年出版 のあとがきには、以下の記載が有ります。当人達が複雑と書いている。

地震予知に関わる組織はいささか複雑である。大学(東京大学地震研究所、京都大学防災研究所ほか全国の主要大学)、気象庁、国土地理院、防災科学技術研究所、産業技術総合研究所などの研究・業務機関がある。これらの機関の代表者等が参加する、地震予知連絡会、地震調査委員会、地震防災対策強化地域判定会という組織も有る。
 そのような多くの関連組織の中で、日本地震学会の枠組みの中に有る「地震予知検討委員会」の存在意義は、「研究・業務の現場からも行政からも半歩離れ、客観的な立場から地震予知研究とは何者なのかを検討する」こととでも言えようか。

 組織の所轄官庁を wikipediaで調べて見ると以下のようで、各省一生懸命利権争いをしているようにみえます。研究者は、研究費が欲しいから、国土交通省、文科省、経産省の3種類の意向が反映されるでしょう。
1 気象庁:国土交通省外局 
2 国土地理院:国土交通省に置かれる特別の機関。
3 防災科学技術研究所 文部科学省所管の非特定独立行政法人
4 産業技術総合研究所: 経済産業省に属していたが、
  2001年4月1日より独立行政法人に改組。
5 地震予知連絡会:事務局である国土地理院から委嘱された学識経験者と関係行政機関の職員30名で構成される。
6 地震調査研究推進本部:文部科学省の特別の機関である。
7 地震防災対策強化地域判定会 国土交通省国土地理院


http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/210.html#c9

記事 [原発・フッ素9] 小・中教員採用ゼロ…福島県、子供の県外避難で   カツオ捕れない 紀南の漁師ら悲鳴
放射能のせいで鰹が消えたわけではないだろうが
雇用は明らかに消滅している
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110423-00000314-yom-soci
小・中教員採用ゼロ…福島県、子供の県外避難で

読売新聞 4月23日(土)12時48分配信
 福島県教育委員会は来年度採用する公立学校教員について、小学校、中学校、養護の各教員の採用を見送る方針を決めた。東日本大震災や福島第一原発の事故で、児童・生徒が多数県外に出たため。県教委は「採用ゼロというのは、少なくとも1991年度採用以降では例がない」としている。

 県教委によると、公立学校の教員の採用数は、児童・生徒数の増減や退職者数などを考慮し、毎年算出している。今春は小学校77人、中学校54人、高校97人、特別支援学校52人、養護25人の計305人を採用した。

 今回の原発事故などにより、少なくとも小・中学生計約3700人が県外に出ていることなどを考慮し、採用見送りを決めた。高校と特別支援学校の教員は各30人程度を採用する方針。

最終更新:4月23日(土)14時20分

読売新聞


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110423-00000000-agara-l30
カツオ捕れない 紀南の漁師ら悲鳴

紀伊民報 4月23日(土)17時5分配信
カツオ捕れない 紀南の漁師ら悲鳴
拡大写真
【漁港に水揚げされたカツオ(21日、和歌山県すさみ町周参見で)】
 和歌山県紀南地方でカツオ漁が本番を迎えているが、過去最悪の不漁ペースで推移している。「すさみケンケン鰹(かつお)」のブランドで売り出している和歌山南漁協すさみ支所(すさみ町)では、今年に入って昨年同期の15%ほどの約40トンしか水揚げしておらず「これまで経験したことのないほどの不漁」と悲鳴を上げている。

 和歌山南漁協すさみ支所によると、漁は例年、1月ごろに始まり、5月中旬まで続く。水揚げは、1月が333キロ(昨年同期5・5トン)、2月が10・52トン(同19・6トン)と少なく、例年水揚げが増え始める3月でも19・3トン(同124トン)だった。4月も20日までで10・2トンしかなく、昨年4月の122・7トンを大きく下回りそうだ。1〜4月の水揚げは2008年203トン、09年160トン、10年272トン、今年は4月20日までで40・3トンと大幅に少ない。

 大きさは平均2キロほどで1キロ1300円程度で取引されている。例年より300〜500円高いが、漁協関係者は「割に合わない」と話している。漁船の燃料費も高騰し、不漁に追い打ちを掛けているという。

 漁師歴50年ほどという赤木勝さん(71)=すさみ町周参見=は「これほど捕れない年は知らん。魚はどこにいるのだろうか」と嘆く。和歌山南漁協すさみ支所の岸正嗣さん(58)も「すさみの漁協に勤務して40年になるが、これほど少ないのは初めて。この時期のカツオは漁協の売り上げの中心で、年間の7〜8割ほどになるので、このまま続けば非常に厳しい。ただ、21日に四国で釣れ始めたようなので、これからに期待したい」と話している。

 県水産試験場(串本町)によると、田辺、すさみ、串本の3漁港の合計漁獲量も少なく、2月は20・3トンで1993年以降3番目に少なかった。3月は49・1トンで、平年の2割程度しかなく過去最低となった。最盛期の4月も21日までにわずか22トンしか水揚げされておらず、最低だった1999年の120・8トンを大きく下回りそうだ。

 今年のカツオ漁は、ひき縄漁で有名な高知や千葉、八丈島なども不漁となっている。紀南沿岸の潮の流れや海水温などは良好であることから、日本沿岸へのカツオの回遊自体が少ないとみられている。

最終更新:4月23日(土)17時5分

紀伊民報

http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/778.html

記事 [経世済民71] 日本の輸出が急落(RFI)

http://www.rfi.fr/asie-pacifique/20110420-forte-baisse-exportations-japonaises

日本
記事発表:2011年4月20日水曜日
最終更新:2011年4月20日水曜日

日本の輸出が急落

RFI


日本では、自然災害と原発事故が経済に及ぼした影響が、はっきりと表れ始めた。4月20日水曜日、日本の財務相は、3月の貿易に関する数値を発表した。輸出が急落する一方で、輸入は増加した。気が滅入るような表。日本経済に難局が訪れると予言されたのだ。

2010年、日本経済低迷からの脱却は輸出の如何にかかっていた。この論理が、大災害によって弱体化した。

3月の輸出は、昨年の3月に比べて2.2%減少した。輸入はこの1年で12%増加した。貿易収支は依然黒字だが、黒字額は5分の1に減少した。

輸出減少に最も関連する部門は、自動車と電機だ。ソニーやトヨタなどの巨大企業が、震災の被害が最も大きかった、東北地方での生産を中止した。それらの企業に部品を供給する企業の一部もまた、生産を中止している。そのため、トヨタ・日産・ホンダでは、組立工場が生産台数を落としている。

大災害に対処するために、日本は輸入を増やす必要があった。福島原発の停止を補うために、石炭の輸入が40%増加した。食料品の不足もまた、特に野菜の輸入増加を引き起こした。

4月と5月は、輸入額が輸出額を上回るかも知れない。日本経済は再び落ち込む可能性がある。

---------------------------------------------

(投稿者より)

フランスRFIサイトに掲載された記事です。誤訳があるかも知れません。ご容赦下さい。

石炭にせよ、野菜にせよ、輸入の決済はまだ米ドルが中心のはずです。日本がドルを稼ぐには、工業製品を作り、輸出をするしかありません。しかし、輸出重視、国際競争力重視の経済政策は、格差に代表される、社会構造の歪みをもたらします。

個人的にはやはり、個人消費を喚起し、内需を拡大する経済政策を望みます。

放射能の問題は重大です。東北の復興も重要です。しかし、日本の問題はそれだけではありません。震災以前から日本経済は低迷していましたが、それすら、菅政権は有効な手だてを打てないでいました。記事には、「日本経済に難局が訪れる」とあります。

やはり、首相が変わることを、一国民として願っています。

BBCの記事も読んでみたのですが、投稿は止めました。記事の内容として、「3月はまだ在庫があったが、4月以降は在庫が底をつく。来月の輸出は2・3割落ち込むだろう」「製造業は電力不足に対処する必要がある」などのことが、書かれています。興味がありましたらご覧ください。

(Japanese exports fall 2.2% in March due to tsunami: BBC NEWS BUSINESS)
http://www.bbc.co.uk/news/business-13138965
http://www.asyura2.com/11/hasan71/msg/589.html

コメント [原発・フッ素9] 4号機タービン建屋、10日で水位20cm上昇(読売新聞) 冷却のため水を入れると亀裂から高濃度放射能水となって漏れる なんじゃこりゃー
05. 2011年4月23日 20:38:49: DhMjC6G9OE
 原子炉からの水漏れを止める方法はないのか。自動車のクーラント漏れ止め剤も効かない場合も多いが効く時もある。液体窒素で上部からの漏れを、液体アルゴンで下部からの漏れを、凍らせて止められないだろうか。様々な物質をエマルジョン
にして今の原子炉に最適な冷却剤・漏れ止め剤を作ることも考えるべきだろうに。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/761.html#c5
コメント [経世済民71] 「メイド・イン・ジャパン」風評にどう対処?―60年代の放射線量は1万倍だった 尾崎弘之 sci
13. 2011年4月23日 20:40:28: f47pGrAOXk
現在の日本の土壌中のセシウム137は1970年代の1/2。
http://www.kankyo-hoshano.go.jp/01/0101flash/01010521.html


セシウム137の半減期は30年なので、1970年代以降は新たなセシウム137は
ほとんど降下していない。
逆算すると、1960年代の土壌中セシウム137は現在の3倍以内。
平均30Bq/kg程度。

福島のは桁違い。

http://www.asyura2.com/11/hasan71/msg/445.html#c13

記事 [テスト22]
http://wiredvision.jp/news/201104/2011042119.html


Jonah Lehrer


米国の裁判官。画像はWikimedia


われわれは倫理的・道徳的判断をどのように行なうのだろうか。われわれの判断が事実のみに基づき、合理的に判断しているのならすばらしいのだが、どうもそうではないようだ。
以下、最近のPNASに掲載された論文を紹介するEd Yong氏の文章を見てみよう。



上のグラフは、イスラエルのネゲブにあるベングリオン大学のShai Danziger氏が、同国の刑務所で10カ月間に行なわれた仮釈放審査委員会の審問、計1112回分の結果を基に作成したものだ。

グラフの縦軸は、判事が仮釈放を認めた審問の割合。横軸は、審問が1日の間でどの順番に行なわれたかを表わす。グラフの点線は、判事が朝の軽食や昼食のために休憩を取った時間を示している。

グラフを見ると、受刑者が仮釈放を認められる確率は、1日の初めの時点では約65%とかなり高く、その後、数時間のうちに急降下してゼロになる。判事が休憩を取って戻ると、確率は急上昇してまた65%に達し、そこから再び下降線をたどる。受刑者の運命は、審問が1日のどの時点で開かれるかに左右される可能性があるのだ。

Danziger氏によると、このような傾向は、人間のある弱点が引き起こしているのだという。既存研究で十分に証明されているその弱点とは、脳は疲れてくると、現状を変えない選択をする確率が大きく高まる、というものだ(現状を変えるという選択は、脳に余分な労力を使わせる)。そして判事にとって、現状を変えない選択肢とは、仮釈放を認めないことだ。仮釈放を認める理由を検討することには、余分な労力が必要だからだ。

裁判結果に人間的なバイアスや欠点が影響することを明らかにした研究は他にもある。米スキッドモア大学の心理学者Sheldon Solomon氏は1989年、アリゾナ州トゥーソンの地裁判事22名を対象に、興味深い実験(PDFファイル)を行なった。

実験では、判事たちに自分の性格に関するアンケートに回答させ、その中に、死への意識を喚起させる質問を紛れ込ませた。被験者のうち半数が受けたその質問は、「自分の死を想像したときに呼び起こされる感情」について考えさせる内容のものだった。

アンケート終了後、判事たちは、ある女性が売春の罪で起訴されたという架空の裁判事例について、保釈金の額を決定するよう求められた。実験の対照群、すなわち自分の死について考えさせられなかった判事たちは、保釈金を50ドル前後に設定した。これは、アリゾナ州の法的ガイドラインに沿った金額だ。一方、事前のアンケートで自身の死について考えさせられた判事たちは、保釈金をはるかに高く、平均455ドルに設定した。

Solomon氏によれば、つかの間、死について思いを馳せたことが、判事たちを保守的にし、「文化的価値観を破る」ような人間に対する彼らの処罰感情を強めたのだという。

このように死が意識されることを「死の顕現化」[死を思い浮かべること。原語はmortality salienceやawareness of death]といい、その影響は、複数の異なる分野で明らかになっている。一般に、人は死について考えさせられると、倫理的判断が極端化する傾向を示す。自分と同じ世界観を持っている者をより肯定的に支持し、そうでない者をより否定的に扱う傾向が出てくるのだ(Solomon氏のその後の研究では、2001年の米同時多発テロについて考えさせられた人は、共和党に投票する確率が大幅に高まるという結果が出ている)。

[恐怖管理理論(Terror Management Theory、リンクはPDF)は、人が普段、死の恐怖をどのように意識下へ抑えて、その状態を保っているのかについての理論であり、文化的世界観(Cultural Worldview)と自尊心(Self-esteem)という2つの次元によって、人は死の恐怖から身を守っているとしている(Greenberg, Solomon & Pyszczynski, 1997)。人に、自らもいずれ死ぬ運命にあるということについて気づかせること(死の運命強調)は、自身の文化的世界観や自尊心を強化するための行動、すなわち、「自分の文化的世界観に批判的な者への攻撃」や「逸脱者への批判や不安」等につながるとされている]

こうした結果は驚くことではない。裁判官も人間であり、彼らの判断は、人間に共通する感情や欠点によって影響されているのだ。それでも、裁判官たちにこうした傾向を自覚してもらい、少しずつでも減らしていってもらうことは重要だろう。

われわれは倫理的判断を行なうとき、事実のみを客観的に追おうとする科学者のようであるわけではない。われわれの判断は、すべての証拠を集めて客観的に行なわれるわけではなく、実は「自動的な反応」であるものを合理的に見せるレトリックを作り出すような裁判官に似ている。このレトリックは表面だけのものであり、巧妙な自己欺瞞なのだ。このことを自覚する必要がある。

{この翻訳は抄訳です}

[「保守派」は「リベラル派」と比べて驚愕反射を起こしやすく、生理学的に「脅威」に反応しやすいという研究結果(日本語版記事)がある。さらに、過去記事「民主党員と共和党員の脳の違いをスキャン技術で探る」では、さまざまな画像に対する脳における反応が、支持する政党によって違うことについて紹介している]


[日本語版:ガリレオ-高橋朋子/合原弘子]

http://www.asyura2.com/11/test22/msg/118.html

記事 [原発・フッ素9] 高放射能がれき撤去=900ミリ、3号機付近−福島第1原発・東電(時事ドットコム)
高放射能がれき撤去=900ミリ、3号機付近−福島第1原発・東電
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011042300230

 福島第1原発事故で、東京電力は23日、3号機原子炉建屋付近で、表面の放射線量が毎時900ミリシーベルトのがれきを回収したと発表した。水素爆発を起こした同建屋のコンクリ片とみられ、20日に確認し、21日に回収した。これまで回収したがれきの中で最も放射線量が高いが、担当した作業員の健康に問題はないという。
 東電によると、コンクリ片は30センチ四方、厚さ5センチ。5メートル離れた所から有人操作の重機で回収した。保管しているコンテナから約1メートル離れた地点の放射線量は、毎時1〜2ミリシーベルト。回収した作業員の当日の放射線量は3.17ミリシーベルトだった。
 東電は10日から無人重機を使い、放射線量の高いがれきの撤去を開始。現在は1、3号機の原子炉建屋周辺を中心に回収作業を進めている。
 23日までに、鋼鉄製コンテナ(容量約4立方メートル)で42個分を回収した。高放射能がれきがあると、屋外の長時間作業が不可能なため、復旧作業の遅れの要因の一つとなっている。
 経済産業省原子力安全・保安院によると、このがれきが見つかった場所では、3号機原子炉の循環型冷却を実現するため、空冷式熱交換器の設置が検討されている。このため、がれきを早く撤去する必要があったという。
(2011/04/23-20:19)

http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/779.html

コメント [原発・フッ素8] 政府被ばく基準増 原発作業員が拒否(日刊スポーツ) ただちに死亡する事はありません なんじゃこりゃー
07. 2011年4月23日 20:44:17: cqRnZH2CUM
勝手に250mSvまで強制されるのはたまったものではないな
どう考えても晩発性障害の発生確率はかなり増大するだろう


>榎田洋一教授は、100〜250ミリシーベルトの被ばく量について「短時間で一気に肌に接触しない限り、負傷することはない。それでも、この量を少しずつ、長く浴び続ければ、がんになったり、遺伝で子孫に影響が出るかもしれない

少しづつよりも、一気に浴びた方が、DNAなどの修復が効かない分、危険な気がするが、実際のところデータはあるのかな
http://www.asyura2.com/11/genpatu8/msg/894.html#c7

記事 [原発・フッ素9] 「阿修羅さん検閲しないで」福島原発は2月中に運転停止して、燃料棒は地震前に搬出されていた?
●はじめに

検閲される前に、文章、をコピーしてください。
阿修羅掲示板は裏、社、会に乗っ取られてます。
http://bit.ly/gphlZO

●本文

>「福島原発は2月中に運転停止して、燃料棒は地震前に搬出されていたと、原発付近に住む方の話ですけど!これが事実ならばー 東電 原発に巣くうダニ破壊工作員の皆様方に置かれましては、玄孫の代まで祟りが着きます。日本を売り渡した朝、鮮コネズミのようになります。」

私も実はこの話を小耳に挟み、であるなら「小型プルトニウム爆弾で三号炉建屋を破壊してもなんら危険はないと最初から分かっていたんだろうなぁ....と、思いつつ第七作の小説には「二月のうちに福島原発は秘密裏に運転を休止し、燃料棒は抜か....」と書いてあるかもしれません。小、説ですので。

皆さんのさらなる情報を。

2011/4/12 14:47

「燃料棒の件でコメントした者です,補足です。原発近くに住む方に2月に入ってから、朝方6時前位の時間帯は節電してるのにブレーカーが頻繁に下がると 話をした処、原発は停止している。燃料棒は3月前には搬出した。原発が止まってるからじゃないの?との返答を受けました。原発付近に住んでいた住民へのマスゴミ取、材がない、しても報道できない。事実だからでしょう。」 はい

http://bit.ly/gySc4x


●今回の件の包括、的理解は、R、Kブログにてどうぞ

http://bit.ly/e6WiZN
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/780.html

記事 [自然災害17] 「阿修羅さん検閲しないで」宮城沖地震:自然の地震で三連発はありえません。
●はじめに

検閲される前に、文章をコピーしてください。
阿修羅掲示板は裏、社、会に乗っ取られてます。
http://bit.ly/gphlZO


●本文

先ほどの宮城沖地震:毎度お馴染み三連発。ハ、ザール式

はい、自然の地震で三、連発はありえません。ユダヤ人しか出来ません。

ジャパン・クエーク・マップ

http://www.japanquakemap.com/week

7.1M, depth: 49km 7/4/2011 、23:32
7.4M, depth: 40km 7/4/2011 、23:32
7.4M, depth: 40km 7/4/2011 、23:32

毎度お馴染み三連、発。ハザー、ル式 深度は、改竄ソフト使用中ですか?

おかげさまで、半信半疑の皆さんも、全員、人工地震を確信。

ユダ、馬さん、ユダ、鹿さん、ありがとう。

http://bit.ly/ic6zsQ


●今回の件の包括、的理解は、R、Kブログにてどうぞ

http://bit.ly/e6WiZN
http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/240.html

コメント [原発・フッ素9] You Tubeで見つけた笑えない替え歌「東電に入ろう♪」 過激すぎる歌詞とメロディー 梵天
04. 2011年4月23日 20:47:38: bTwp1YEqdo
  事実は小説より奇なりといいますが、現実は小説どころかマンガよ­りもマンガチックになってしまっています。

 大震災が発端となった東京電力の原発事故は、実は今も続いている­不幸であり、悲劇なのですが、自ら作り上げた安全神話におぼれ­事故に備える行為そのものが、神話の否定につながるからと何も実行しか­った原子力村の方々。

 彼らはもはや悲劇の当事者ではなく、喜­劇の中のピエロとして笑いとばすのがふさわしいとしか言えません­。

 彼らの行為は後世の歴史家や人々からみれば、マンガや喜劇の中の­道化です。 もはやまともな批判を浴びせるのすら、もったいない。

 嘲笑をもって笑い飛ばし、はずかしめるのがふさわしい。 
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/767.html#c4

コメント [原発・フッ素9] 菅は福島の小中学生を殺すのか 75.9%の学校が被曝量オーバーなのに放置のア然 (日刊ゲンダイ) 赤かぶ
67. 2011年4月23日 20:48:15: OMWy2px9Do

何か勘違いをしている人がいる。
子供は親の所有物ではない。
子供は、「一個の人格」であり、親ができることはその可能性をできるだけ制限しないように配慮することだけなのだ。
親の思想・信条で子供を引きずり回すことは許されない。
何を勘違いして「子供連れでいわき市にボランティアにいく」だ。
あなた何かっこつけてるんだ。
子供を守ろうとして無様にうろたえればいいじゃないか。かっこつけている場合じゃないんだ。国がこの有様だ。子供を守るのは親だけだ。親しかいないんだ。
はっきり言うがあなたがこれからやろうとしていることは、真性のドメスティック・バイオレンスそのものだ。

自分たちだけが守られたことについて、この先、子供が負い目を感じたならば
「この先、お前の愛する者を、『私があなた方にしたように』同じように守れ」といえばいいだけじゃないか。

>今まで先祖代々築き上げた土地、家、年寄り、仕事

これらは、みな、あなたの子供たちの「未来」のためにあったのではないのか。亡くなった祖霊の誰一人として自分たちを祀るために子供を犠牲にしろとは決して言わないはずだ。


http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/700.html#c67

コメント [原発・フッ素9] 「阿修羅さん検閲しないで」福島原発は2月中に運転停止して、燃料棒は地震前に搬出されていた? 杉村
01. 2011年4月23日 20:49:38: jJonXselGQ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110423-00000616-yom-pol


「事実無根だ」いわき市長、官房長官発言に反発
読売新聞 4月23日(土)19時56分配信
 福島県いわき市の渡辺敬夫市長は23日、記者会見し、福島第一原子力発電所の事故を受けた計画的避難区域にも緊急時避難準備区域にも同市が含まれなかったことについて、枝野官房長官が「市の強い要望に基づいた」と発言したことに対し、「強く要望したことはなく、事実無根だ」と述べた。

 渡辺市長は同日、官房長官宛てに、発言の撤回を求める文書を送ったという。

 枝野氏の発言は22日の記者会見でのもの。市長によると、11日に経済産業省の松下忠洋副大臣が渡辺市長を訪ねた際、屋内退避指示の対象だった「20〜30キロ圏」の見直しについて説明を受け、了解しただけだという。

 市長の発言には、避難区域の設定などに関する国の責任を改めて確認する狙いがあるものとみられる。
最終更新:4月23日(土)19時56分
 

http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/780.html#c1

コメント [原発・フッ素9] 原発の危険性 官からアメリカ人へ
04. KAN 2011年4月23日 20:51:56: XShOmEZ2UWIRk : KcpcYqPjdk
大量の情報でやり込めようとするのは工作員のやり方?こんなのすぐに読み気がなくなります。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/732.html#c4
コメント [原発・フッ素9] チェルノブイリ・百万人の犠牲者 動画+日本語キャプチャー 知的能力に影響 西側世界の目に触れるのは初めての資料 てんさい(い)
11. 2011年4月23日 20:53:20: cqRnZH2CUM
>>09 10
おまえたちみたいなのが風評被害や差別で日本をダメにしていくってことだな
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/753.html#c11
コメント [原発・フッ素6] 「原発に対する認識を見れば、その人間の知的度合いと誠実さが判定できる」〜原発を考える基本について ヒゲ-戸田
07. 2011年4月23日 20:56:33: JrPYjVYQO2
カリフォルニアと同じ面積の地震国に50以上も原発があることが怖い。
大きな事故があったら逃げ場がない。
ちなみに
カリフォルニアに原発は4箇所です。

http://www.asyura2.com/09/genpatu6/msg/927.html#c7
コメント [原発・フッ素9] ニュースの匠:原発正門に立って=鳥越俊太郎(毎日jp) 赤かぶ
07. 2011年4月23日 20:57:58: 9h1M29P9s6
人には夫々持ち場というものがある。鳥越さんの持ち場ジャーナリストであり、その責務を充分果たしておられ、それで充分である。>>02は全く礼儀を弁まえていない、いま少し人間としての修養を積んだほうが良いのでは。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/688.html#c7
コメント [経世済民71] 日本で、稲の栽培が監視される(RFI) 無段活用
09. 2011年4月23日 20:58:57: 09GIn3PZdk
>08
だからグローバル化ってのは必ず均一化を伴う。
海外に輸出を多くすればその国の通貨価値は必ず上がるんだよ。

通貨供給量を増やし、一時的にごまかしても日本やアメリカ、中国の様にバブルを生むだけで結局崩壊する。

お前は目先の問題しか見えていない。
目先の利益を優先して原発事故を起こした東電と変わらない。

俺はグローバル化の本質を理解しているだけで、グローバリストではないし、マキャベリストでも、リバタリアンでもない。

技術は進歩し世界貿易は問答無用で増える。これは必然だ。

俺は水も酒も野菜も靴下もタオルもできるだけ国産のものしか買わないし、国産でも外国資本の入ってるメーカーはできるだけ避けるようにしている。

できるだけ地元で作られた製品を応援するようにする。地元の企業は地元で稼いだお金を使う。そんな教育をしない限りいくら法で縛っても、安けりゃ何でもいいバカな国民ばかりじゃ永遠に堂々巡りだ。

http://www.asyura2.com/11/hasan71/msg/509.html#c9

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