02. 2011年4月21日 23:32:29: itZS7vEsoI
吉井英勝議員が過去に提出した原子力関連の質問主意書一覧
http://www.asyura2.com/11/genpatu8/msg/774.html#c5
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/677.html#c2
01. 2011年4月21日 23:34:46: pEAWgCFKCI
広瀬さんが話されたことは、すべて得心がいきます。
福島原発が安定してきたことを示すのは、データしかありません。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/664.html#c1
03. 2011年4月21日 23:36:09: mrESlZc9dg
共産党のかたへ、浜岡原発やもんじゅの福島化を防ぐための国政レベルでの政策論議はありがたく思います。
過去に正しく指摘していたこともよくわかりました。
福島とそれに限らず近隣諸県、少なくとも東北関東一円の、食物による体内被曝を最小限に食い止めるため動いてください。
1年たってから取り組んでも、最初のインパクトは消せません。
何万人もの党員が確かいますよね。
国民のための党でしたよね。
八ヶ岳のログハウスには国際的政治家もいらっしゃいますよね。
そのような国際的人脈も生かして、何かしてください。
期待を裏切らないでください。
社会変革はそもそも何のためか、動きが理念と少しずれていませんか。
誤解でしたら許してください。
日曜版だけの読者ですが、この1ヶ月、食物や水のことについて何の注意も受けていません。
がっかりさせないでください。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/677.html#c3
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2011042002000038.html
原発作業被ばく線量 「救命時は無制限」検討
2011年4月20日 朝刊
福島第一原発の事故で、政府が一時、志願して現場で救命活動にあたる民間作業員や公務員に限り、放射線の被ばく線量を「限度なし」とするよう検討していたことが分かった。政府は今回の事故で作業員の線量限度を急きょ二・五倍に引き上げていたが、さらに決死の作業が迫られるほどの事態の深刻化を懸念していたとみられる。
政府は三月十五日、同原発で事故対策にあたる作業員に限り、被ばく限度を従来の計一〇〇ミリシーベルトから二五〇ミリシーベルトにする規則の特例を定めた。十七日には自衛隊員や警察官、消防隊員などに対する限度も同様に引き上げた。複数の政府関係者によると、政府がさらに被ばく限度を引き上げようと検討を進めたのは、この直後だった。
国際放射線防護委員会(ICRP)勧告で「情報を知らされた志願者による救命活動」は線量制限なし、その他の緊急救助活動は五〇〇ミリシーベルトを限度とされる。この勧告に基づき、志願者の救命活動は限度なし、その他の緊急時は五〇〇ミリシーベルトに限度を上げるかどうかが検討の焦点となった。
首相官邸で菅直人首相、北沢俊美防衛相、中野寛成国家公安委員長、細野豪志首相補佐官らが集まり協議したが、結論が出ず、その後、「時期尚早」として見送られたという。
政府関係者は「限度を二五〇ミリシーベルトとした直後に、さらに引き上げることには違和感が強かった」と指摘。検討の背景については「被ばく線量を限度なしとする志願者は、決死隊的な存在。チェルノブイリ原発事故のように、作業員に健康被害が出ても対応せざるを得ないほど深刻な状況を想定していたのではないか」と話す。
検討が行われたとみられる三月十七〜十八日、1〜4号機の原子炉の冷却機能が既に失われ、1、3、4号機の建屋で水素爆発や火災が発生。3、4号機の使用済み核燃料プールでは燃料損傷が懸念されていた。
十四日に起きた3号機の爆発では、自衛隊員や東電社員らが負傷した。
十七日に自衛隊ヘリコプターから水の投下が行われ、地上でも警察、自衛隊による放水が開始。十九日未明には東京消防庁による地上からの放水も始まっており、検討は被ばくの危険の中で行われるこうした作業も念頭に置いたとみられる。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/686.html
29. ガメラ再び 2011年4月21日 23:37:12: RpNb5386CDdRM : GoJTcIEQog
懐かしいですね。
考察者K殿はhttp://ameblo.jp/kdesu/
を見る限り、既に。。。。。
原発や地震で先の展望が見えない状況です。
あっしら殿の文章を見ながら、じっくり考えましょうかね^-^
http://www.asyura2.com/10/idletalk39/msg/308.html#c29
覚悟さえもあれば備えとなり
そうした備えが憂いを吹き飛ばす
我が心のマザーは今日も語る
体の姿勢も大事だが
心の姿勢が大事だと
自身の余命について予感する旨の発言に終始していた昨年とは違い
波が変わって今は昇龍の如き上昇を見せていると言う
昇る前には落ちるものだ
地震の前日に不思議な兆候が現れたと言う
泣き癖がついたかのように
突然鼻をすすって泣く仕草が体に現れたと言う
ひくひくと小刻みに体が上下に揺れて止まらなかったと
こうした時に神のような人が現れて動いてくれるといいのだが
と彼女は言った
ここに集う大衆の目には触れない
数多の知恵の数々で
現実に泣く人々の前に立ち
その怒りと悲しみを消す事が我々に出来るだろうか
心の奥底でやってみたいと感じるならば
それは今こそ集い
実際にやってみる時期ではないだろうか
私はやってみたいと考える
http://www.asyura2.com/10/idletalk39/msg/313.html
11. 2011年4月21日 23:37:50: NeqZnHHrd5
>>07
>誤ったことについて経済産業省原子力安全・保安院は4月1日???、東電を厳重注意した。
>http://mainichi.jp/select/science/news/20110421k0000m040141000c.html
この記事、どう理解すればいいんだろうねぇ。『4月21日』の間違いかと思えば、記事の日付は
>毎日新聞 2011年4月20日 23時15分
だったりするからホントどうなっているのか
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/671.html#c11
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110421k0000m040166000c.html
福島第1原発:作業員の被ばく線量 管理手帳に記載せず
東京電力福島第1原発の復旧を巡り、作業員の被ばく線量の上限を100ミリシーベルトから250ミリシーベルトに引き上げた特例措置が現場であいまいに運用され、作業員の放射線管理手帳に線量が記載されていないケースがあることが分かった。関係法を所管する厚生労働省は通常規則に基づき「100ミリシーベルトを超えると5年間は放射線業務に就けない」とする一方、作業員の被ばく線量を一括管理する文部科学省所管の財団法人は「通常規則とは全く別扱いとする」と違う見解を示し、手帳への記載法も決まっていないためだ。
◇上限あいまい運用 補償不利益も
運用があいまいだと作業員の安全管理上問題がある上、将来がんなどを発症した際の補償で不利益になる可能性もあり、早急な改善が求められそうだ。
作業員の被ばく線量は、原子炉等規制法に基づく告示や労働安全衛生法の電離放射線障害防止規則で、5年間で100ミリシーベルト、1年間では50ミリシーベルトに抑えるよう定めている(通常規則)。ただ、緊急時には別途100ミリシーベルトを上限に放射線を受けることができるとの条文があり、国は福島第1原発の復旧に限り、250ミリシーベルトに引き上げる特例措置をとった。国際放射線防護委員会の勧告では、緊急時は500ミリシーベルトが上限だ。
問題となっているのは特例措置と通常規則との兼ね合い。厚労省は「通常規則は有効で、今回の作業で100ミリシーベルトを超えた場合、5年間は放射線業務をさせないという方向で指導する」とし、細川律夫厚労相も3月25日の参院厚労委の答弁で全く同じ認識を示した。
◇「労災申請時などに困らないよう記載方法検討」
一方、作業員の被ばく線量を一括管理する財団法人・放射線影響協会の放射線従事者中央登録センターは「250ミリシーベルト浴びた労働者に通常規則を当てはめてしまうと、相当年数、就業の機会を奪うことになる。全く別扱いで管理する」と説明。さらに「労災申請時などに困らないよう、手帳に記載する方法を検討している」とし、放射線管理手帳への記載方法が決まっていないことを明らかにした。
復旧作業にあたる2次下請け会社の男性作業員(30)は3月下旬、現場で元請け会社の社員から「今回浴びた線量は手帳に載らない」と説明された。「250ミリシーベルト浴びて、新潟県の東電柏崎刈羽原発で働くことになっても250ミリシーベルトは免除される」と言われたという。
作業員が所持する線量計のデータは通常、原発から同センターのオンラインシステムに送られ一括管理されるが、福島第1原発では事故後、オンラインシステムが使用できないという。また、作業員の被ばく線量の登録管理を巡るルールは、同協会と電力会社、プラント会社など関係約70社で話し合われるが、事故後は会議を開けない状態が続いているとされる。【市川明代、袴田貴行、森禎行】
【ことば】放射線管理手帳
作業員一人一人の被ばく線量や健康診断結果などを記載する手帳で、これがないと放射線管理区域には入れないことになっている。ただし法的根拠はなく、財団法人・放射線影響協会の放射線従事者中央登録センターと電力各社、元請け会社、主な下請け会社などで自主的に運用している。作業中は本人たちの手元にはなく、会社側が預かっているケースが多いとされる。
<厳しい復旧作業>被ばく作業員、線量計の警報無視 故障と思いこみ
<図でみる>福島第1原発周辺の累積線量結果
【果てしなく続く復旧作業】「ババ引くのは作業員」嘆く原発下請け社員
<厳しい復旧作業>作業員、厳しい環境 食事2回、夜は雑魚寝
<厳しい復旧作業>作業員被ばく 困惑の作業員「全力でやっている」
<厳しい復旧作業>「ガスマスクずれ吸った」作業の東電社員
毎日新聞 2011年4月21日 2時36分(最終更新 4月21日 7時28分)
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/687.html
24. 2011年4月21日 23:40:38: YySjh8JhLA
20さんのを買占めとは言いません。普段より、ちょっと余計目に買っただけ。だって、次行ったら無いんだもん。1>コテコテの東北人より
枝野というオバカな後輩がご迷惑をおかけしています。母校の面汚し。
http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/211.html#c24
02. 2011年4月21日 23:42:38: xfCehTcdtA
これ関連。ほとんど伝聞形式なんだが。実態はあるのかな?
都市伝説なんじゃね?
不適切な事例はあったらしいが、極端な例を除いては適切であったと過剰な報道に大して柔らかに抗議している。
↓
つくば市│福島県からの避難者への放射線検査について
http://www.city.tsukuba.ibaraki.jp/1330/008543.html
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/681.html#c2
22. 2011年4月21日 23:42:59: cqRnZH2CUM
投票が高齢者、それも税金で食ってる人間ばかりだとしたら、あまり驚くほどのことはない
事故が起こるとしても死んだ後だし、今止めて金が入らなくなった方が遥かに悲惨だからな
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/669.html#c22
01. 2011年4月21日 23:45:07: 2ZIKyT2hLw
電通の宣伝かい・・・
ネットでもたくさん張ってるからおかしいと思ったが
http://www.asyura2.com/10/hihyo11/msg/749.html#c1
04. 浅井寛 2011年4月21日 23:45:08: 5byvnwZus8pJU : Vp1nG4h8xk
>03さん
一億円の負担とは以下のような情報からでしょうか?
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920010&sid=aBBeSd.KKs8c
自分も勉強不足で、このコストがどうはじかれて出てきたか知りませんが。
要するに発電の方法を変えると自然に発生するお金ですかね?もちろん原発を停止すれば投資コストに対する見返りがなくなるし、冷却コスト、監視コスト、従業員の賃金、など発生するでしょう。でも国民一人一日あたり一円、命を投げ捨ててまでカットするお金じゃないですよね。
福島の話だと燃料に税金がかかっていて、原発なくなると税金が大幅に減る、という県の懐の問題もあるみたいですが、そういう目の前のお金と比べるにはあまりにも危険な発電所だと自分も考えます。
自分も微力ながら、停止を要求するネットの署名に参加しました。先日の国のアンケートにも書きました。国民が声を挙げるしかないのです。役所の人は変化を起こすこと、面倒が増えることにはまったく動かないものとなりました。この福島の現実をみて、未だに浜岡が運転していることを見れば明確です。静岡の知事、県議員、地元の首長、もちろん中部電力、すべて同じです。なにもしません。
唯一効果があるのは、"対応しなければ選挙で降ろす"と県民が意思表示すること、それでも反応なければ、リコールでその地位から引きずりおろすことです。
発電方法は地域の特色を生かして、エネルギーの地産地消を進めたいですね。小水力、光、地熱、ゴミ、バイオ、大小風力、従来の火力系、いろいろあります。その地にあった効率よく、できるだけクリーンな方法が実現するようになればいいですよね。消費電力をできるだけ減らしていくライフスタイルももっとブームになればと思います。電気の消費低下が即経済力低下になる、なんて単細胞な考え方、間違っていると思います。
http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/216.html#c4
15. 2011年4月21日 23:48:21: YySjh8JhLA
自衛官や消防官のような現場は別でしょう。そこをケチってはいけないでしょう。
警察官は内向きの権力装置だから好きになれないが・・・
http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/217.html#c15
23. 2011年4月21日 23:48:23: cqRnZH2CUM
しかし実際は、20、30、40代の若い人間の方が、継続賛成だから
止めたとしてもクリーンになるわけでもなし、
さらに金に困っていくことになると考えるか
あまり遠くのリスクを見られないってことかな
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/669.html#c23
01. 2011年4月21日 23:49:28: Fwhts8gMJM
犠牲になるのは何も知らない、何の責任もない子どもたち。
こんなことをしてると本当に日本はつぶれてしまう。
この会見は朝日新聞には一切載っていなかった。
そのかわり、子どもも100mSvまで安全だととれる内容の記事が21日夕刊に載っていた。
インターネットとテレビ・新聞の報道内容に温度差がありすぎる。
それにしても、なぜこの会見に国側からは若手しか出さないのか。
ここでの発言内容を簡単に取り消せるようにしている意図があるとしか見えない。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/683.html#c1
24. 2011年4月21日 23:50:52: cqRnZH2CUM
電力不足と高騰を恐れているのが一番の理由かもしれないな
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/669.html#c24
11. 中川隆 2011年4月21日 23:52:36: 3bF/xW6Ehzs4I : MiKEdq2F3Q
一番長く使ったスピーカはグッドマンのAXIOM-80でした。いろいろな動機が重なって私は1968年10月に最初の80を2本買ったのです。1987年までの20年間は自家用スピーカと言えばアクシオム-80でありました。 アンプ設計に手を染めた最大の理由はアクシオム-80を鳴らすためであったのです。そういう方は何人もおられるようです。今日、一家を成したアンプ設計家のその多くはこのスピーカになんらかの啓示を受けたものと拝察しております。
蛇足ながら20年ほど前に突如として現れた復刻板アクシオム-80はオリジナルとはフレームの材質、コーンの構造が全く異なっていてこれは似て非なるものでありましょう。
このスピーカには様々な顔があります。80の愛好者にはスコーンと抜けるリアルな音をもってこのスピーカの本領とみなす流派と、真綿で弦を擦るがごとき耽美的音調をその本質と見なす流派があります。私はその中間でありますがいずれにせよ人の様々な音への思いをすべて受け入れる深遠なる懐の深さがこのスピーカにはあります。
トランジスタアンプは不可と言う人もおられますが一概にそうでもありません。BBCモニタでありますが英国内での評価のほどは良く知りません。原設計は戦時中だと聞き及んでおります。ボイト、ラウザーとはかなり性格が異なるようで日本には1950年代半ばから入っています。
良く知られているように故瀬川冬樹氏は45シングルで鳴らされたこのスピーカを生涯理想の音とされておられたようです。このスピーカの設計者がその後作ったスピーカは多々ありますがそのどれもが一聴して柔らかな音を出しますから本来の方向はリアル派とは異なるのでしょう。低域共振点は20ヘルツ台で大変に低く、エッジ、ダンパのコンプライアンスが高い割には最大振幅に制限があるためにアナログ時代は極めて使いにくいユニットでした。ピックアップ系の共振が問題にならないデジタル時代の環境では大変使いやすくなっています。
いろいろな使い方がありますが一番無難なのは低域に別途大型ウーファを追加した2ウエイでありましょう。適切なウーファーの選択は困難ですが今日の水準でも十二分に満足できるレベルになります。150〜200Hzで繋げばよろしい。1本使用ARU箱の音と2本ARU箱や4本ARU箱とは全然音が異なります。
箱にユニットを取り付ける際には決して締め過ぎないことが肝要です。むろんフレームは大変頑丈ですからどんなに締め過ぎても変形することはありませんがバッフル面に軽くついている程度にする方が音がよろしいのです。
アンプも同様で、あまり締め付けトルクを与えない方が良い箇所は沢山あります。かつてアンプ研究家の辰口肇氏はウーファーのエッジ、ダンパーを糸吊りに変更した理由を精密秤に例えて説明しておられましたが正しく同感でそれは80にも言えることでありました。
長い音道をもつホーンスピーカでもそうかもしれませんが、アクシオム-80を使っていると空気の持つ一筋縄では行かないさまざまな性質に気付いて森羅万象の本質に思いを巡らすのです。 ことは空気に限りません。電流の流れ方もそうでしょう。常識的にはスピーカケーブルの抵抗値は低い方が良いのですがそうでもないことが多いことは皆さんもよく御承知のことと存じます。とくにこの80はその最たるものでしょう。ラウザーユニットとは異なってインピーダンス変動が大きく、常識が通用しないことは驚くべきものがあります。
単発使用では定電流駆動に近い特性のアンプがベストなのですが2発、4発ではそうではありません。近いうちに指定4発箱に入れたシステムをつくる予定ですがアンプは新たに作る必要があるでしょう。
ドイツの業務システムにはトーンゾイレ型という形式があります。もう撤去されましたが近くにある陸上競技場には長らくドイツテレフンケン社のメタルコーンをいくつも縦にならべた全高10m以上の柱のような全天候型スピーカがありました。あの「永田秀一」さんがJRC日本無線の音響部門の顧問をされておられた時に全国何ケ所かにテレフンケンのこのシステムが導入されました。
さてトーンゾイレ形式は昔RCA社にもあったようですが多数のスピーカを並列使用する際には一番合理的な方法でしょう。80を多数使用する時には普通はトーンゾイレタイプが思い浮かぶものです。でも今回はオリジナルの設計に従いました。2発指定箱の経験からいってもステレオイメージは劣ると思いますが音場再現性がすべてではありません。今はなぜか音場再現性が重視されすぎています。かく言う私も音場再生大好き人間ですが、心のどこかで手に取るように音源の位置が分かることはむしろ不自然ではないかと思うことがあります。実際の演奏会場では目をつぶって楽器の位置を当てることは困難ですから。
http://www.audio-maestro.com/ma2.html
初期はオリジナルですが、次からは復刻版になります。復刻版、は二度出ていますが、いずれも補修部品で復刻されています。
ただ、中期と後期ではコーン紙が大きく異なっています。
中期はオリジナルと同等ですが、後期は再生産品となります。
この点に注目すれば、初期と中期はそれ程変わらないと言えるのではないでしょうか。当方が入手したユニットは中期のようです。ユニットを仰向けにして上から息をふっと吹きかけるとコーン紙がぐっと下がり、レスポンスの良さが見て取れます。
それが、後期ユニットになる少し事情が違うようです。アンプの高出力対策でしょうか、カンチレバーの材質(ベークライト)が変更されているようです。
因みに、アキシオム80のコーン紙には、はじめからカンチレバーが付いていたようです。
1. 初期(1960年代)
オリジナル。お尻の形状とロゴマークに注目。
2. 中期(1970年代)
補修部品で復刻。オリジナルと同等のコーン紙を使用している。
3. 後期(1984)
オーディオ・ニックスにて復刻(約1000本)。補修部品を使用して復刻しているが、コーン紙は再生産品。
http://garrard301.exblog.jp/11138738/
http://mblog.excite.co.jp/user/garrard301/entry/detail/index.php?id=11138738&page=2
3 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/07/24(火) 09:48
相当前の話だけど、AXIOM80を試聴した。バックロードホン付の箱にはいって、球アンプで駆動されていてとてもいい音を出していた。
石のアンプを使っていたので、繋ぎ変えてもらったらなんかすごい音になって買わなかった覚えがある。
4 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/07(火) 17:43
80は有名だけど、実際ちゃんと聞く機会は少ない。秋葉のヒノで数年前なにげなく聞こえてきたのが80だったが、実に美音だった。衝動買いはしない方だが、買ってしまった。ヒノ独自のユニット調整も老師の経験の賜物か。私も1本やらせてもらった。
スピーカーには固有の音色があるわけだが、美しい音だと感心するものは少ない。80はその代表かと思う。別に真空管アンプでなければならないということもなく、金田電池アンプでもきちっと鳴る。AXIOM80を聞いている幸福 という接し方も十分にあろう。
5 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/07(火) 17:45
ヒノはユートピアと組んで、“にせもの”をつくるからな。 気をつけろよ。
海外サイトで、エッジ付の珍品AXIOM80を見たことがある(藁
6 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/07(火) 17:46
→ 4
AXIOM80がそんなに上等なスピーカーとも思わないが、せめて、もうちょっとまともなアンプを使ってくれ T-T
7 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/07(火) 18:19
AXIOM80で変な音を聞いた方は変?なお店で聞いたんでしょう。私もそんな経験があります。
マトモに鳴らすと他の製品を聞けなくなる麻薬的ユニットです。
でも今中古市場に出回って物は大丈夫なんでしょうか?
復刻品はいまいちらしいですが。
8 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/07(火) 18:46
AXIOM80を崇拝する人は、よく見かけるが、当時のGoodmansのカタログでAXIOM80より高級なユニットは数種類あって、それらの音を聞いたことのある人は少ないと思われる。
9 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/07(火) 18:51
80は特殊なユニットだから高い安いは関係無いみたい。
グッドマンのなかでも奇抜な存在。
10 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/07(火) 18:54
軍用通信用の民間転換需要です。軍用放送は低域をカットするので、AXIOMの構造で良かったのです。
11 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/07(火) 20:01
そのくせfoが異常に低いのはどういう意味があったんだ?
12 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/08/07(火) 22:52
>>8
80も今見れるものは殆んど復刻物です。コーンもダンパーも違います。75年頃が境だと思います。
>>11
ねらった物ではなく、結果的な物です。ですからLP時代は非常に使い辛かったです(ランブルフィルタ・サブソニックフィルタ必須です) CDの方が良いですね。
http://mimizun.com/2chlog/pav/ebi.2ch.net/pav/kako/995/995927167.html
39 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/01/11(木) 23:31
300BシングルでAXIOM80鳴らしてます。このSPはシングルがベストだと思う。
以前50シングルで鳴らしていたけど高いほうに緊迫感があって良かった。
300Bの方が扱いやすいので替えたけど、未練あり。
http://mimizun.com/2chlog/pav/ebi.2ch.net/pav/kako/976/976377470.html
当方、axiom80について悪戦苦闘しています。
多分、axiom80の所有者は同じ悩みをお持ちだと推察いたします。それは、低域が出ないのでバランスの悪い、所謂ラジオの音であると言うことではないでしょうか。そして、その原因は、エンクロージャーにあると考えているのではないでしょうか。確かにエンクロージャーに由るところが大きいと思いますが、それだけでしょうか、私はむしろ駆動するアンプに原因があるのではと考え、当方所有のアンプで、比較してみました。
axiom80は、直熱三極管シングルでドライブするのが良い結果をもたらすと言った意見が多いようです。ただ、当方所有の2A3の直結アンプでは、ダンピングファクー(DF)が低いためか好結果が得られず、QUADの真空管アンプの方が良いように思えました。ただ、QUADは高出力^^;のため、出来ればシングルアンプのほうが精神上も良いと思っています。
http://garrard301.exblog.jp/11877365/
このスピーカーを持つ者はあまねく人生を過つ」とまで言われた往年の銘機であり、私にとっては忘れることの出来ないスピーカーである。 このスピーカーにさえ出会わなければ、おそらくここまでオーディオに深入りすることもなかっただろうし、ましてアンプの発売元になるなどと言う事は想像さえ出来なかった。
ともかく最初に見たときの強烈な印象は忘れることが出来ない。独特のフォルムに魅せられ「これはいい音がする」と直感し惚れ込んだのだった。
最近友人のG氏がその「AXIOM 80」を手に入れたそうである。このSPの反応の速さと来たら現代SPもかなわないだろう。ともかく何をいじっても音が変わるし底知れぬ可能性を感じさせ、それがまたマニアを虜にさせるのだ。
SPの魅力はともかくとして、G氏が私みたいな運命を辿らないことを願うのみである。今回のことは彼のために喜ぶべきかはたまた同情すべきか大いに迷うところなのだ。
http://www.allion.jp/blog/audio_roman/2002/07/10/52.html
グッドマンAxiom80ですか?
当時(昭和32年頃?)個性的なスピーカーの代表がAxiom80とLowtherでした。
LowtherはPM−6という指定箱入りで、Axiom80はやはり指定箱入りでしたが、音は全く正反対で、Lowtherはダブルコーンを強力な磁石で駆動する目の覚めるような歯切れの良い音で、Axiom80は弦とヴォーカル、特に女性の声ははまるで天国(?)から響いてくるように感じました。 Tannnoy VLZは貴婦人と称されたとおり優雅な音でした。
Axiom80はユニット単体1個の値段が当時¥26、500ーでとても手がでませんでしたが、代わりといっては失礼かもしれませんが、Wharfedale Suprer10RS/DDというスピーカーを一個買って(確か一個¥16,500−くらいでした)指定箱を自作して鳴らしました。これはAxiom80よりバランスのとれた音でした。
だからAxiom80は秋葉のテレオンの店頭で良く聴いたものです。弦とか女性ヴォーカルは天国的でしたが、協奏曲とか編成の大きなものは音が団子になってしまい駄目でした。よほどの熟練の手にかからないとバランスよく鳴らすことは難しいスピーカーです!
Axiom80の元は同じグッドマンのAxiom150ですが、コーンの造りが同じダブルコーン型で、Axiom150(後にAxiom300、400となる)のほうがバランスは良いです。
Axiom80の魅力はE、J、ジョーダンがユニットを設計した3点支持(コーンを支えるエッジが無い)によるもので、エッジが無いだけに鳴らすのが難しい、エッジというものがスピーカーにとってはいかに悪であるか、ということを証明しています。
http://s-seki.no-blog.jp/ombramaifu/2006/12/post_8a5b.html
Axiom80で有名な日野オーディオですが、問題が有るんですね:
ヒノオーディオ
http://www.hino-audio.co.jp/main_set.html
axiom80 x 2
axiom80についての否定的な意見の内、音楽によって得意不得意があるのは事実だけれど、キンキン耳障りな音を出すとか、低域が出ないとか、神経質で使いにくいと言った意見には、使い方の問題だと言いたい。けれど周波数特性がフラットとは言えず、音に色づけがある。本物の楽器は必ずしも金の粉をまぶした様な音を出さない。と言った意見には反論が出来ない。
神経質な機械かも知れないが、上手く鳴りだすと、艶やかで、鮮やかで、細いとか、ささくれだったとは感じない。
チェンバロやバイオリン、特にクレーメルのバイオリンをaxiom80で聞いてしまうと、他の正確なスピーカーを聴く気が無くなる。
他の点で自慢をする気はないけれど、友人に’弦はきれいでしょ。’と聴かせたのだけれど、あまり感心してくれない。その彼が日野オーディオでaxiom80の2連装を聴いて来て、大いに誉めるので聴いて来た。
驚いた、スケールが大きくて、分厚くて、音楽のジャンルによる弱みをを見せない。世の中で言われるaxiom80の欠点は全て解決されている。
まったく素晴らしいのだけれど、とてもaxiom80とは思えない。そう言えば、彼の大好きなATCにそっくりだ。
2連装の内、下のユニットにコイルを入れて、上を切っている。どこでどんなカーブにしているのかは、ここでは内緒にしておこう。単なるフルレンジ2連装では暴れてしまってまるでだめだったそうだ。お店では大分トライ&エラーを繰り返したようだ。
全く感心したけれど、あれでは折角axiom80を使う甲斐が無い。
金の粉をまぶしたチェンバロを聴けなくなってしまう。俺はこのまま、一発でいいや。
http://kawa.weblogs.jp/things/2007/12/axiom80x2.html
★★フルレンジユニットファンの広場★★
5 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/05/30(水) 10:21
ステントリアンやジェンセン、グッドマン、ワ−フェデ−ル他色々有りますよ。
個人的にはAXIOM80が最高です。
8 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/05/30(水) 10:46
>>5の中でAXIOM80は良いがそれ以外はゴミと思われ。
あ、ステントリアンは聞いたことないからわからんが。
80 名前:20代の若造 :2001/06/02(土) 03:53
まじめな話、AXIOM80。俺自身はスキャンスピーク等の現代型ユニットを使っているが、AXIOM80にはぶっとんだ。
但し、まともに鳴らせているところは少ないと思われるので、店頭での判断はやめたほうがいいと思われ。
テレフンケンなどもいいらしいけど。
フォスは悪くはないけど、長岡鉄男氏があそこまでフォスを使い続けた理由はいまひとつわからない。悪くはないけど、クラシック楽器の音の鳴り方をあまり知らないといった風に響く感じがある。
82 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/02(土) 08:57
AXIOM80を店頭でまともな音で聞くことは最近では不可能でしょう。
善い状態の80の音を聞くとハマル人は他の物を受け付けなくなるでしょう。
逆に言えば今フルレンジにこだわるならあのレベルのもので無いと既製品のマルチウェイの勝ちではないでしょうか?
83 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/02(土) 10:41
>>82
AXIOM80もスーパー・ツイーターで高域伸ばせば普通の音になるよ。
84 名前:40代のおじさん :2001/06/02(土) 14:43
No6 AXIOM80 グットマンズ 話題になっていますので便乗します。
15年程前に友人が秋葉原で購入し、箱を2度ほど作ってあげました。今も、だいぶ草臥れながらも現存している筈です。このユニットはかなりマニアックな造りをしています。
コ−ン紙を保持するエッジが無く、コ−ン紙前面のサブフレ−ムから3本のテンションア−ム(ダンパ−)でコ−ン紙を吊っています。また裏面のボイスコイル近くにもダンパ−が有ります。よって大振幅は無理で、この辺に若干低域の弱さと歪み感が顔を出します。
1度目は、大型の箱を作り、バスレフ、バスレフ(開口のみの奥ポ−ト無し)、後面開放とさんざんやりましたが、上手くいきませんでした。
2度目は逆転の発想で60L程の密閉箱に取り付けました。大成功です。ただし近距離でのリスニングが前提です。元々口径からして大きな部屋で朗々と響かせるユニットではないでしょう。試聴した感じは次の通りです。
まず音離れの良さです。この反応は比類のないものです。BETA8が切れ込む感じとすれば、このユニットは、はじける感じです。また2度目の箱にしてからは低域のキレも増し、量感も十分感じられます。
ジェンセンや755Eなどとは全く違った独特のHiFi的快感があります。>>82さんの言われているのはその通りでしょう。
尚、試聴はWE91タイプのWE300Bアンプでの話です。
どのアンプでも上手く鳴るような品物ではありません。極端に言えば、オ−ディオ機器と言うよりも精密機械と言うべき物体であり、梅雨時や冬季には機嫌が悪く、手に負えないじゃじゃ馬娘のようですがハマッテしまえば大恋愛となり、後はなにも見えなく聞こえなくなりそうです。
92 名前:20代の若造 :2001/06/03(日) 02:36
>>84
詳細なレス、参考になります。私が聞いたときは、自作真空管アンプに、平面バッフルのようなもの(本人のお話では若干バックプレッシャーを与えるような構造になっているとのこと)でした。
低音の分解能は、優秀なスーパーウーハーとは別物で、不満がなくはないのですが、弦楽器の素晴らしい音、生き生きとして、しかも奏者の集中がだれでもわかるぐらいに強烈に伝わる音の深さには本当に驚嘆しました。
現代型ユニットでマルチ構成にしていますが、いずれは挑戦してみるつもりにしています。現代型ユニットも優秀な音であることは認めますが。
フォス一発では、高音がどうしても緩く、いろいろ苦労をしたあげくにドームトゥイーターで2wayを組んだときは、フルレンジの限界のようなものを感じたものです。が、AXIOM80は、高音の緩さが少ないですね。
「古めかしい音」ではありません。無欲な音とは言えます。
94 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/06/03(日) 09:30
AXIOM80を超えるフルレンジを私は知りません。
高校生の時生意気に使っていた氏家氏(ミルキ−ラボ)のユニットはなかなかでしたが80に比べ何とも言えません。
80を超える様な物は今のオ−ディオ産業を考慮するとまずでないでしょう。
http://mimizun.com/2chlog/pav/ebi.2ch.net/pav/kako/991/991178100.html
463 名前:AC点火派 :01/11/15 09:06
AXIOM80ね、あれにハマルと厄介だ。(w
反応の速さは、他のスピーカーには真似できない、恐ろしいキカイ。
以前、道内の某ショップで、グッドマンオリジナルのツインキャビネットに収まったこれをみて、心がチジに乱れまくったことがある。
強力な磁気回路、繊細なカンチレバー設計で、あの音はこのスピーカーしか出せないと今でも思う。したがって神経質なこともこの上ない。
湿度はもちろん、例のARU使用が前提。
ストロークは短くないが、絶対にオーバーシュートさせるような聞き方は出来ない。ゆえに小編成クラシック専用がお薦め、別にこれでオケを聞いてもいいけれど、向いているとは・・・。
これは使いこなすというより、ユーザー側が逆に飼いならされるスピーカーだと思う。オールマイティではないので、2つ目のシステムに最高。いやいや断定はいけない。(w
これをメインにして、泥沼へ一直線。
もちろんオリジナル品に限ります。ラ技12月号の是枝氏のページをみると、ついにAXIOM80の片側4発システムが、稼動し始めたようです。誌面を見る限り予想を越えた出来のようで、高域不足もなく、夢見心地が続いているようです。
ディスコン品、ビンテージとの出会いは一期一会。 出会ってピンときたら、買うのがいちばん。人に相談してるうちに夢に終わってしまいます。出費という現実の痛みでくい止めない限りは。
小生、球とトランスでさんざん経験しました。(なんか小生、いい店員になれそうだなww)
466 名前:AC点火派 :01/11/15 12:32
ご理解いただけるとホントにうれしい。あの音は聴かなければ判らない。語る資格もあるわけがない。
そこまでAXIOM80に魅入られたのは、幸福なのか不幸なのか小生にもアドバイスは出来ないなあ。自分が信じる行動をとるしかないですね。
ヤブヘビですが、あの音はあのスピーカーにしか出せません。他のスピーカーであの音を追求するのは、そりゃ野暮というもの。
ただし、ベストコンディションのオリジナルAXIOM80と出会うのは奇跡に近いものがあります。
480 名前:AC点火派 :01/11/16 13:01
ARUは音響抵抗器のことです。上杉殿が見てきたのはシングル構成だと思うけど、エンクロージャー前面(バッフル)下部に、アコーディオン状のものがなかったですか。それがARUです。
振動板質量が小さくて、磁気回路(チコナルだっけ)が強力で、エッジレスのカンチレバー構造のため、コンプライアンスが極端に小さいんです。AXIOM80を何の工夫もせずに鳴らすと、全く低音が出ないんです。バスレフのような共鳴空気抜きも×。 空気制動をかけてやる必要があるんです。そのためにあるのがARU。
484 名前:7C5 :01/11/17 00:13
シュリロ貿易がGOODMANSのスピーカーを輸入していた頃A.R.U.は4種ありました。
AXIOM80の1個用のA.R.U.180,
2個用のA.R.U.280,
4個用のA.R.U.480と30cm,38cm用のA.R.U.172
がありました。壊れたのを見ると金網が何層にも入っていました。
AXIOM80は、使っているとベークのサスペンションが柔らかくなってきて良い音になりますが、長続きせず折れるかたわんでボイスコイルをこすることになります。低音は欲張らず、入れない方が良い音がします。難しいスピーカーで、万能ではありません。
P610Aが1200円の頃、AXIOM80は、28500円もしました。
563 名前:AC点火派 :01/11/26 10:17
ウーファー追加の件ですが、個人的には賛成しかねます。
AXIOM80の速度感(反応の早さ)にマッチするユニットなんて、そもそもこの世にないはずです。これはAx.80のよさを理解する人ほど、そう感じるはずです。レンジ追求であのジンジンするようなリアル感を損なわないこと、これが小生の考えるやり方です。ARU使用くらいがいいところだと思うんだけどなあ。
もちろん現代の感覚では、プアにしか聴こえませんでしょうが。ナローレンジのファンもまたいらっしゃいますよ。小生はナローもワイドもどちらも好きです。選択肢は多い方がイイ。
どれかに決めてしまうと、後から厄介です。(w
564 名前:上杉 :01/11/26 11:11
そうですね、AXIOM80に合うウーファーってどんなんだろと思ってたけど、在るわけないですか。取りあえず箱作って、ARU色々試してみて、それから考えます。
http://mimizun.com/2chlog/pav/ebi.2ch.net/pav/kako/1000/10009/1000980770.html
■名前 : 石井 (aishii@mac.com)
AXIOM80は一般的に言われるエッジが無く、ヒンジの様なもので振動板を支えたメカニカル2ウェイユニットです。
AXIOM80は今となって考えると、あの音色の気品の高さ、そういう音色の好みという点で評価するべきユニットでしょう。 現代的な課題である周波数特性や位相特性の高さから来る自然な音というのとはちょっと違います。 しかし、AXIOM80から出る音は生の音のある側面(特にヴァイオリン)は明らかに上手く表現し、そういう音の次元では今は較べるものの無いユニットである事も確かです。
■名前 : むーぱぱ
アキシオムは響きの美しい箱で大型密閉とか後面開放形とかバックロードだとか・・難しいらしいです。
■名前 : ビートチェイサー
AXIOM80やはり、大きな響きのいい箱でゆったりということになるのでしょうか..。
このユニットの達人を探せない限り手を出さない方がいいのかも..。
■名前 : KOBA
オーディオマニエストロの是枝重治さんにご相談されてはいかがでしょう
片チャンネル80 4発の装置をお使いですたしかビートチェイサーさんお使いの45シングルをそれ専用に開発されたとのことです
■名前 : ビートチエイサー
▼KOBAさん:)オーディオマニエストロの是枝重治さんにご相談されてはいかがでしょう)片チャンネル80 4発の装置をお使いです)
たしかビートチェイサーさんお使いの45シングルをそれ専用に)開発されたとのことですそれはそれは。きっとでかいSPなのでしょうね。
一発のARU付きの指定箱でさえ横幅45cm!!
周波数的にも2k辺りから徐々に音圧レベルが下がり400Hzでは8dBも下がるやや特殊なユニットのようです。
これが麻薬的な美しさに寄与しているのでしょうか。小さい箱希望の私としてはスコーカーとしてとも、思ったのですが繋げるウーハーがまたまた大変そうです。AXIOM80には2Wの45をウーハーには30WのEL34PPをと漠然と思ったのですが、サイトをいくら検索してもそんな使い方の80などあるはずも無く。まぁ、素人の夢(ほとんど妄想)ですから。(でも実現してくれるプロはいる..?)
■名前 : KOBA
アキシオム80は一芸に秀でているようですね。これでジャズとかロックを楽しんでいる方は)おられるのでしょうか?
何度かアキシオム80は聴いたことがあります。そういったジャンルには向いていないように思います。小編成の弦楽器等を楚々と鳴らすようなイメージを持っています
叩く音は苦手で、擦る音が得意なものといいますか。ご承知のとおりfoが20ヘルツといっても聴感上低域感は感じませんでした。JAZZに夢中な頃でしたので、80にはまったく関心が沸きませんでした
■名前 : むーぱぱ
イーディオのオヤジさんは以前アキシオム80を使っていたのですが、弦楽四重奏とかチェンバロとかはものすごく相性が良かったが、他はまったく聞けた物ではない。年取って枯れて引退したら、こいついじって暮らすというのも良いかなとのたまっていました(^^;;。自分もたまに鳴っているのを聞くといつも弦楽四重奏とかの、小編成クラシックでしたね。
■名前 : ビートチェイサー
AXIOM80ってアンサンブルのSPと似ていますか?ジャズはパシパシして実態感がありませんでしたが、バロックはゾクゾクする陰影感のある音であった記憶があります。
AXIOMで小さな箱に入れ、2kHz辺りで小型ウーハとクロスさせ、ジャズも聴けるようにする..やって見ようかな..。でもメインという野望、捨て難いな〜。(もちろん製作、測定関係は、ガレージスピーカ屋に委せますが。)
■名前 : むーぱぱ
これは止めた方が良いでしょう。スコーカーやツイーターの替わりになる代物ではありません。また、フルレンジはフルレンジとして味わうのが本道じゃないかと思います。
フルレンジにツイーターやウーファーを加えて2wayにしてしまうと言う事は、フルレンジとしての味わいを大いに減じさせてしまいます。
■名前 : ビートチエイサー
そうですか..色々とお話を頂いて、AXIOM80はフルレンジとして動作させ、それにウーファ、スーパーツイータを足して味付けしようかなと..。そういう手法のスピーカーもありますので、いいかなと思ったのですが。(確かアンドラがモレルのフルレンジを活かしたそういうスピーカーだったような。)AXIOM80とはフルレンジの味わいを追求してこそ存在価値のあるユニットと言う事なのかもしれませんね。
■名前 : etrt99
正月帰省で実家でゴロゴロしながらオーデイオ関係の書籍を読んでいたら、Axiom80の記述が有りましたので投稿します。文部省認定通信教育オーデイオ講座テキストの中に、有名なスピーカーの項目が有り、ウエスタンの555、RCAのLC−1A、クオードのESL、日本の16cmフルレンジ類と共に紹介されていました。以下原文のまま
このスピーカーは強い個性がありますから、それが好みに合う人にはたまらなく良いスピーカーであり、気に入らない人には我慢のならぬスピーカーですが、いずれにしても問題の多いスピーカーで、いわば音楽的な音がするとでもいいましょうか、9”半という変な寸法の本当のフリーエッジのダイナッミックコーンスピーカーです。
振動系はダブルコーンで、主コーンは完全にエッジがヨークから切り離されています。そこでコーンを保持するのは、前面からブリッジされたリングから出たベークライトのカンチレバーで、このスピーカー以外にこんな見事なフリーエッジのものは見受けられません。
エッジが切れているので、どうしてもコーンの後の音がその切れ目を通って前へ出てきますから、低音は不足がちです。それでも中音の盛り上がり、高音部の音の輝きなどには独特の味が有って、昔からアマチュアは一度はこれを使って見なければならないスピーカーです。
以上
■名前 : ビートチエイサー
▼etrt99さん:)エッジが切れているので、どうしてもコーンの後の音がその切れ目)を通って前へ出てきますから、低音は不足がちです。
ということは、逆バックロードで後ろに放出された音圧を優しく受け止めて少しずつ絞ってあげた方が、エッジからの音漏れを少なく出来ると思ったのですが如何でしょう。バックロード、バスレフ、ましてや密閉など、それなりの負荷がユニットにかかり音漏れが大きくなりそれらの方式の意味が無いのかなと感じました。
指定箱がなぜARUなのか、なんとなくわかったような気がしました。スピーカ作った事もない人の戯れ言ですが、いずれにしても、やはり箱は大きくないと鳴らせないような気が..。自作派の方、コメント頂ければ幸いです。
■名前 : むーぱぱ
▼ビートチエイサーさん:)ということは、逆バックロードで後ろに放出された音圧を優しく受け止めて)少しずつ絞ってあげた方が、エッジからの音漏れを少なく出来ると思ったのですが意味無いと思います。受け止める(てのもおかしいですが)以前に漏れるわけですからね。
■名前 : KOBA
B&Wも似た原理ですね ただアキシオム80を逆BHで使っている例を知りません
人柱でいかがですか(笑)実は私の方もハセヒロさんに手持ちのAMPEXの20センチフルレンジ用にこの逆BHを特注しようと思っていたところです。珍しくて衝動買いしたユニットです。こういったものは無理して低域を稼がずに、ばっさりと低域はあきらめて(余分な音は出さずに)ユニットのいいところを聴いた方がユニットの個性を楽しめていいかと また出来たらレポートします
ところでこのAMPEXのテープレコーダー用の管球プリアンプをいじれば立派なフォノイコライザー付オーディオ用プリアンプとして使えるんですね。金色パネルの。音が何とも抜ける感じでよかったんですねえ。これもいつかは手に入れて使ってみるつもりですオーディオの夢は尽きませんね)スピーカ作った事もない人の戯れ言ですが、いずれにしても、やはり)箱は大きくないと鳴らせないような気が..。)
自作派の方、コメント頂ければ幸いです。昔のユニットですから箱は大きいものが指定されていたのではアキシオム80を小型箱に入れていたケースは寡聞にも知りませんヒノにも80用の箱が売っていました私も死ぬまでには一度は使ってみたいユニットです
■名前 : ビートチェイサー
▼KOBAさん:)http://www.spnet.ne.jp/~hasehiro/product/r-backlord.html)ただアキシオム80を逆BHで使っている例を知りません)人柱でいかがですか(笑)そうですね、トールボーイ式にすればコンパクトにAXIOM80が使えるかも知れないと、考え始めています。後ろに放射されたエッジからエア漏れして、へろへろになった低音を如何に効率よく使うかということになるのでしょうか。
1/3位の後面解放でのトールボーイでもいいかも、安定波対策が大変そうですが。しかしとんでもないこの周波数波形、1KHzから100Hzの間で8dBも音圧が下がるなんて、音漏れ起こしていると言われれば、確かにと思ってしまいます。周波数的にも難しいユニットであることがわかります。しかしエアー漏れ起こすユニットってユニットとしはもしかして不完全品?それが天才たる所以かも。
■名前 : KOBA
▼ビートチェイサーさん:)音漏れ起こしていると言われれば、確かにと思ってしまいます。)周波数的にも難しいユニットであることがわかります。)
しかしエアー漏れ起こすユニットってユニットとしはもしかして不完全品?)
それが天才たる所以かも。)
特性的には不十分ながらオーディオファンを惹きつけてやまないサムシングがきっとあるのでしょう。しかし指定箱は変形6角形で箱内の定在波の問題をよく考えていますね。さすがはグッドマン博士、ジョーダン博士です
コーナーの角も取られていて現代の箱設計に通じるものも。温故知新ですね)これもGOODMANの指定箱なのでしょうか? しかし、でかい。)
これは大きすぎますね。これだけでかくしても特に低域がよく聞こえるわけではないでしょう。
http://audiofan.net/board/log/tree_393.htm
2007年10月06日
傑作スピーカーAxiom80と出逢った夜
その夜は、駅から家に向かう道端には夜露の匂いが充満していて、僕は一軒の家の前に通りかかった時、玄関先に植えられているハーブ・ミントの葉片をむしり取って鼻先に持っていき淡い緑色の樹液が一瞬の間放つ冷たい芳香を夜露とともに吸い込んで高揚した胸を鎮めたものだった。低空には落ちた葉の代役を務めようとするかのように鮮やかな黄色い月が銀杏の梢に留まろうとしていた。僕の両手はすでに鬱血していて、帰りの混み合う電車の中でも片時も身辺から離さなかった2つの段ボール箱があった。歩を進めるたびに中のずしりと重い金属塊がケースに当る鈍いが高貴な音がして微かな胸騒ぎがしたものだった。
僕がまだ少年だった頃から永い年月の間憧憬の対象だった英国製のスピーカーAXIOM80を手にしたのは、そんな再び訪れようもない静謐で祝福された夜のことだった。
僕は、その夜は早々と書斎にこもり、逸る心に抵抗しながら如何にも英国風の楚々とした「GOODMANS」の文字が印刷された段ボール箱を開けると、中には貴重な古生代のアンモナイトの化石でも収めるかのように黒いざらついた麻布に大切に包まれたユニットが静かに居た。僕は、それをそっと取り出して熟した柿のような紅色に塗装されたマグネットや無骨なほど逞しい冬の海のような灰色のダイキャスト製フレームをそっと撫でてみたのだった。そして、3本のベークライト製のカンチレバーに支えられただけの蝙蝠の羽のような繊細なコーン紙にそっと息を吹きかけ敏感に反応するを確認しながら、奏でられるであろう夢の音に思いを馳せたものだった。
そうして、その輝かしい夜は、これから始まろうとするリストの前奏曲のように厳かな情熱を秘めて眠るのも忘れさせ時が過ぎていったのだった。
GOODMANS AXIOM80
その夜からもう二十数年が過ぎたはずですが、まるで昨日のことのように思い出されます。
夢が現実になった輝かしい夜として、僕のオーディオの旅の記憶の中に1里塚のように標されることになった特別な夜として。
今、AXIOM80は僕の眼前で17歳の女のように、存在そのものを勝ち誇るかの如く、時に清らかに、時に気まぐれに、時に自らの命を絶つほどに危うく儚く鳴っている。ピアノはどこまでも澄み切り、チェンバロは陽炎のように立ちのぼり、弦は冴え渡り、歌はまるで美の化身なのだ。これ以上を望むのは止そう。究極の美という真理にたいする冒涜なのだから。
それにしてもAXIOM80で聴くこのCDたちは夢のような美しさだなぁ・・・
Sept 10,2006 AXIOM80との旅
私が、神田万世橋の、とあるオーディオショップで、永い間憧れていたグッドマンのAXIOM80を手に入れたのが、今から凡そ20数年前の、年の瀬も押し詰まったある日のことでした。そのショップには、それまでにも何度か足を運び、ショールームに置かれた指定箱入りのAXIOM80を見て、いかにも英国製を思わせるそのいぶし銀のような姿に心が揺れ動いていたのです。
でも、その日は、エアータイト社製の真空管アンプで出力管が6CA7のものがAXIOM80をドライブしていて、今まで聴いたことも無いような俊敏で繊細でありながらとてもエレガントな音で鳴っていたのです。演奏されていたのは確か、ジャック・ルーシェ・トリオの「プレイ・バッハ」とムジカ・アンティグァ・ケルンのバッハ「トリオ・ソナタ」だったかと思いますが・・・
じっと佇んで聞き惚れている私を、そのショップのオヤジさんは無言で、ただ唇の端に笑みをうかべて見ていただけでした。気が付くと、背中を誰かに突かれるかのように衝動的に買ってしまっていたのです。
もちろんAXIOM80には、その日に至るまでにも、同じくらい永い年月の、出会いから神格化への私的ストーリーがあるのですが、とにかくAXIOM80でなければならない何かが私自身のなかに育まれてきたことは確かでした。
ともかく、買ったその夜は、AXIOM80の赤いマグネットやダイキャスト製のフレームをそっと撫で、3本のカンチレバーに支えられただけの繊細なコーン紙にそっと息を吹きかけ、敏感に反応するを確認し、出てくる音を想像しながら夜眠るのも忘れ幸福感に浸っていたものでした。しかし、その夜が、AXIOM80との永い彷徨の旅の始まりであろうとは、夢にも思わなかったものです。
Sept 11,2006 AXIOM80よ何処へ
今から凡そ20数年前の冬のある日、突き動かされるようにしてAXIOM80を購入してはみたものの、その日からというもの、この愛すべきヤツをどんな箱に収めようかと悩める日々が続いたものでした。確かにARU付指定箱の反応の早い低音は魅力的でしたし、箱そのものの持つギャラントな風格は捨てがたいものがありましたが、疑問も捨て切れなかったのです。それは、AXIOM80のエッジレス構造から考えてARU付指定箱の低域は本当にローエンドまで伸びているのだろうか、ということでした。
ちょうどその頃は、80年代の中ごろで、CDがLPを駆逐し始めた時代で、録音もほとんどデジタル方式となり、こと低域に関してはCDは優秀でかなり期待できると感じていました。それだけに、ARUは本当に低域再生に貢献しているのだろうか、という疑問をどうしても拭うことができなかったのですね。それからというもの、バスレフ方式、マルチダクト方式、後面開放型、平面バッフル型、と何枚も図面を起こしたものでしたが、どれも納得がいかなかったのです。
ただある日のこと、何気なく、全く裸のままのAXIOM80に2A3のアンプを繋いで、マット・デニスやキャロル・シンプソンを聴いてみたのですが、これが息を呑むくらい素晴らしかったのです。でも、もちろん大切なAXIOM80を裸のまま使い続けるなんて出来る訳がありませんし、低音は当然スリムすぎるわけですね。 しかし、この日のことが、更に悩みを増幅してしまい、遂にはAXIOM80を20年近くも押入れに仕舞い込むことになってしまったのです。
Sept 11,2006 中域専用AXIOM80なんて?!
そうなんです!私はAXIOM80を中音専用で使っているのです。
AXIOM80をミッドレンジで使うなんて「そんなの邪道だ!Axiom80を冒涜するにも甚だしい。」という批難が聞こえてきそうですが・・・
でも、これ20数年間彷徨った挙句の「苦渋の決断」・・・どこかの政治家がよくこんな言葉をね・・・だったのです。しかし、これがなかなかなのです。まさに、目から鱗のなんとやら!
しかもこの風体、どこかで見たことが・・・と気付いた人はかなり年期の入った上級者かもしれません。恐らく生を受けて半世紀は過ぎているでしょう・・・
そうなんです、このシステム、もとは某一流メーカーが70年代に発売したもので、「ASW」方式と言って中にスーパーウーハーが組み込まれていて、本体下部のスリットから超低域のみが放射されるのです。私はオリジナルのそのシステムの中音用ユニットだけをAXIOM80と取り換えた訳です。
しかも、写真を見れば判ると思いますが、バッフルから少し浮かして取り付けてあり、擬似後面開放型になっていて、極力バッフル面の影響を少なくしてあります。クロスオーバーは100HZと5000HZで高域はオリジナルより少し高い方にずらし、AXIOM80の持ち味を出来るだけ残してあります。まぁこのへんは、AXIOM80のいいところを残しながらも、上下に帯域を広げようという無謀な試みなので、これからも試行錯誤が必要でしょうね・・・
ただ、箱そのものは全くオリジナルに手を入れていません。
当初は少し改造するつもりでしたが中を開けてビックリ!
「昔の職人さんはいい仕事してますね!」と思わず叫んでしまいました。丁寧なしっかりした造りでとても手を入れる気にはなりませんでしたね。もっともオリジナルのままでも、とてもいい音で、日本のオーディオ全盛期が生み出した傑作スピーカの一つであることを、開発した技術者や職人さんたちの名誉のため付け加えておきます。
この愛称「やどかりシステム」は最近の低域のよく伸びたデジタル録音のCDにも充分応えてくれます。例えば、ヘルゲ・リエン・トリオ「スパイラル・サークル」の重低音の風圧です。また、ヴォーカルものの再生にもっともいい資質が顕れるようで、ダイアナ・クラールの歌もので名エンジニア、アル・シュミットが録音した数々のアルバムなど、とても素晴らしく聞かせてくれます。本当に、彼女の柔らかい潤いのある唇が開かれた瞬間の、唇が弾かれるかすかな音まで、このシステムは再生してくれます。
Sept 12,2006 AXIOM80にようやく安住の地が
AXIOM80をどんな箱に収めるか悩みぬいた空しい何年かが過ぎ、ふと立ち止まると、指定箱以外の箱に収めるなんて、AXIOM80に対する冒涜ではないかな、というもう一人の自分とのはざ間で、とうとう、AXIOM80を心の奥底深くに封印してしまうことになってしまいました。
そして、殆ど意識に上ってくることもなく20年近くが過ぎた2006年の早春のこと、何気なく見ていたネットオークションで、とあるリサイクルショップから、本当に昔懐かしいスピーカーが入札に掛けられているのが目に留まったのです。そのスピーカーは、1970年代に、ある一流電気メーカーが威信をかけて開発したもので、ASW方式というユニークな構造をもったもので、しかも当時としては非常に珍しいトールボーイタイプたったのです。価格も当時としてはかなり高額で、働き始めて間もない自分には高嶺の花だったものでした。その写真を見た瞬間「これはイケる!」と閃いたのですね。そして、競る人もなく、あっけなく落札し、数日後にはもう配達され、その日は開梱するのももどかしく、早速、真空管アンプを繋いで音出しをしたのでした。
試聴には音質テストにいつも使っているキース・ジャレット・トリオの「スタンダードVOL1、2」をかけてみることに・・・
低域の素晴らしさは、想像以上でしたね。38cmウーハーのメインシステムより更に1オクターブ下に音域が伸びたようにすら感じたほどでした。ただ、やはり中音用ユニットは、永年使われていなかったらしく、エッジが硬化していて、予定通りAXIOM80と交換することにしたわけです。
これが、我がAXIOM80に安住の地が見つかるまでの、甘酸っぱくも切ないストーリーと言うわけです。
Sept 14,2006 AXIOM80考(1)
私がAXIOM80に魅入られたのは何時頃のことなのだろうか、そして、それは何故なのだろうかと、ふと思うことがあります。遥か学生時代、どこかのオーディオショップで、指定箱入りの、そのいかにも英国製を思わせるいぶし銀のような音と風格に心を奪われた想い出はありますが、では、なぜタンノイではなかったのでしょうか。
それは、きっと他の多くのAXIOM80を溺愛する人たちに共通しているのではないかと思いますが、その限りなく俊敏でエレガントな音となりと、それを可能にしている極めてユニークな構造にあるのではないでしょうか。きっと、常に極めて純度の高い透明で明晰な音と、そして、何よりも自分自身の音を求めて止まない人たちなのでしょうね。
私がAXIOM80への想いを決定的にしたのは、「ラジオ技術」誌1983年2月号で是枝重治氏が「別格のフルレンジ」と題してAXIOM80についてこんな衝撃的な記事を書かれているのを目にしたからです。
「Axiom80の魅力とは、優秀なマルチウエイ・システムに匹敵する広帯域と低歪率、そして、フルレンジ特有の自然さに加え、筆舌に尽くしがたいデリケートな分解能を挙げたい。
ワイドレンジと自然さがこれほど高い次元で美しく融けあった例はない。
その隔絶した敏感さのゆえに、あらゆる不純物を極度に嫌う傾向がある。
ロマンにひたれる姿、形、音である。」
と、さらに愛聴盤に触れ
「リヒターの旧録音の「マタイ受難曲」では、例え1千万円を投じた装置でも、このように、血が噴き出るような凄絶な緊張感と、得もいわれぬような天国的な美しさが精緻にして極めて静謐な空間をともなって再現されることはないであろう。
いったい録音技術は進歩しているのだろうか、そしてスピーカーは本当に30年の間によくなったのであろうか。」
そして、是枝氏はAXIOM80に限ってはトランジスタ・アンプは不可で、入念に設計され、注意深く組みあげられた直熱管シングル・アンプこそ最適であるとされ、ご自身はWE300Bシングル・アンプでドライブされていました。この文を読んでからというもの、私のAXIOM80への想いは殆ど神格的高みにまで達してしまったようです。
Sept 13,2006 AXIOM80のこれから
AXIOM80が、我がささやかなリスニングルームに安住の地を見つけ、半年が過ぎようとしています。そして、ようやく20年間の空白を埋め合わせるかのように自己を語り始めつつあります。時に静かに、時に雄弁に、でも、決して聞き手に媚びを売ることなく。
AXIOM80とエレガントにヂュオを奏でているのは真空管2A3シングルのロフチン・アンプです。
3極管シングル・ロフチンアンプってこんなにも低域が伸びていたのですね、と認識を新たにさせてくれました。中域はよく出来たホーンスピーカーのように、ピアノは実体を伴って聞こえ、ヴォーカルは歌い手が眼前にホログラフのよう浮かび、高域はシンと静かで、艶やかで、古楽の弦楽合奏などは倍音の奔流に身も心も押し流されそうです。
この、静かでトランジェントのいい音となりは、若かりし頃の風薫る5月、京都の三千院を散策した後、心地よく疲れた体を癒すため立ち寄った下九条のジャズ喫茶「シアンクレール」で聴いたコルトレーンのバラード集でのエルヴィン・ジョーンズのハイハットを彷彿とさせてくれます。
こんな風に、我がAXIOM80はアナログ録音全盛期の50年代から70年代の情報量の多いLPの再生だけでなく、最近のデジタル録音の低域の優れたCDにも素晴らしい適応力を見せてくれています。古から、AXIOM80はよく出来た3極管シングルアンプでなければ鳴らすことは難しいというのが常識でしたね。
でも、私は「邪道」という非難を覚悟で、AXIOM80の低域と超高域を他に委ねることで、偶然にも新しい地平線を発見することが出来たようです。しかし、これは新たな、AXIOM80との旅の始まりかもしれませんね。
低域は大型送信管のVT4C(211)低電圧駆動ロフチン・アンプを組み、マルチアンプ駆動にしたらどうかな、金田式DCアンプで駆動したらどんな音を聞かせてくれるのかな(案外、常識に反して半導体アンプでもスピーカードライヴ能力の高い金田式アンプなら、気難しいAXIOM80も素晴らしい音を聞かせてくれかもしれませんね)など夢は広がります。でも、いったい何年かかることやら・・・
Sept 16,2006 AXIOM80考(2)
是枝氏は、「ラジオ技術」誌1983年2月号でAXIOM80は直熱管シングル・アンプこそ最適と書かれていました。私も、これには全く同感で異議をとなえるつもりはありません。
AXIOM80は20Hzとfoが低く、極めてコンプライアンスも高いため、トランスを介さないトランジスタアンプではレコードのソリなどの超低域でコーン紙が揺さ振られ、AXIOM80を傷めてしまう恐れがあります。
また、市販の半導体アンプではその商業的音創りからAXIOM80の個性を偏らせてしまうこともありえますね。
現に私も、極限までシンプルな3極管シングル・ロフチン・アンプで聞いているわけで、是枝氏の静謐な世界に僅かながらでも近づくことができたのではないかと・・・
空気が冷たく澄み始めた晩秋の夜更け、窓辺からヴァーモントの山々にかかるような月を見ながら聴くシェーンベルクの「浄夜」にはそんな静謐な世界が・・・
しかし、是枝氏がAXIOM80礼賛の文章を書かれて20年以上が過ぎ、今もこの文章にある真理の価値は衰えるものではありませんが、時代はデジタルが主流となり、こと再生系のメカニカルな部分、とくに低域に影響を及ぼす部分に関しては、非常に安定してきたものと言えます。
そして、私のミッド・レンジ専用としてのAXIOM80は、俊敏ではあるがローエンドまで伸びているとはいえない低域と、殆ど分割振動領域の悲鳴といってもいい超高域をなだらかに減衰させ、他のユニットに委ねることで、個性を温存しつつ欠点を排除することが出来たのではないかと思います。(自画自賛ですね)
そこから、今に生きるAXIOM80の地平線が見えてきたとも言えますね。
そこで、これからの新しい地平線を目指す旅の計画は、こんな風です。
果たして何年かかることやら・・・
☆低域はVT4C(211)低電圧駆動のロフチン・アンプ
中高域は現用の2A3のロフチン・アンプのマルチアンプ駆動
☆金田式DCアンプによる駆動
1、現用のバッテリードライブ・パワーアンプによる駆動
2、バッテリードライブ・オールFETのプリ・メインによる駆動
3、真空管式DCアンプによる駆動
この中で、私がもっとも期待しているのは、金田式アンプによるドライブで、たとえ半導体アンプであっても、ドライヴ能力の高い金田式アンプであれば、気難しいじゃじゃ馬AXIOM80もきっと静謐な音を聞かせてくれるものと・・・
真空管アンプのエレガントさの要因でありながら、僅かな音の曇りの原因でもあるトランスがない半導体アンプにも出番が回ってきたようです
http://blog.livedoor.jp/audio_romantic80/archives/cat_50020584.html
http://blog.livedoor.jp/audio_romantic80/archives/cat_50020591.html
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ヽ ヽ | | レ'′ \ || /
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01. 2011年4月21日 23:54:42: iIHNJOjXaE
1号炉は低レベルではあっても分裂反応が停止しているとは思えない。 4号炉の使用済み燃料棒もプールの水が洩れているのなら、核分裂が始まっている可能性もある。 もっとも危険性が高いのは1号炉だが、多分圧力容器が破損している疑いが強い。 同時に制御棒も破損しているのじゃないのか。 1号炉の核分裂反応のレベルが上がってしまうと水蒸気爆発を起こす可能性が高い。 どんな方法を取るにせよ核分裂反応を抑制しないと破局に至ると思う。 ボロンの投入によって中性子線を遮蔽しないと核分裂を停止させることは出来ないと思う。 ボロンや鉛、黒鉛などの中性子吸収材を炉心に投入すれば、冷却水の流れを妨げると言う理由から躊躇しているのだろうか。 炉心周辺の破損がひどいので、ボロンを投入したくても方法が無いということなのだろうか。 このままで大規模な水蒸気爆発を引き起こしてしまえば、悲劇的な結末は避けられない。 対策本部なるもののどなたが責任者なのかも良く解らない。 対策本部は機能しているのかどうかも、なんとなく疑わしいような気がする。 N.T
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/680.html#c1
21. 2011年4月21日 23:56:28: 176JIqy92Q
いま朝ズバッが、名誉回復することは、東電が政党、政治家、首長にこの何十年間、どれほど献金したか、そして彼らが原発を食い物にしたことを暴くことです。また、TBSや新聞、TVやもんたたち芸人が、東電の原発安全のCMで、どれほど潤ったことを自ら明らかにし、反省することではありませんか。すこし皆さんの矛先は、変だと思います。だから責任を取らなければならない、自民党、公明党やメディアがえらそうな顔をしておられるのです。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/608.html#c21
326. 2011年4月21日 23:57:12: kTU4qIAiT6
なんか、小腹へってきたから、カップヌードル(シーフード)作ってたら
ママに「こんな時間に食べちゃ体に悪いからダメ!」って
叱られたよ・・・
もったいないからチンポ突っ込んで
3発目のオナニーしたよ(>_<)
HARRP砲発射だな!
http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/158.html#c326
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