45. 2011年4月14日 07:53:25: GxhhRSEBuY
検察はこんな重大な犯罪をスルーするつもりか。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/200.html#c45
23. 2011年4月14日 08:01:37: U0NtTVj2Yg
どこでもそうです。権力にたてつく考えをもっているだけで、絶対に教授にはなれません。そういう風にシステムができてしまっています。学問の問題じゃなくて、政治的力関係の問題です。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/126.html#c23
206. 2011年4月14日 08:04:11: HnA0WvoB5U
女川原発、余震でも想定超す揺れ 耐震指針運用見直しも
2011年4月14日0時9分
東北電力女川原子力発電所(宮城県女川町、石巻市)で、7日夜にあった東日本大震災の余震で、2006年の新耐震指針の想定を超す揺れが観測されたことがわかった。同原発では3月11日の本震だけでなく、余震でも揺れが想定を超えたことで、耐震指針の運用見直しが議論になりそうだ。経済産業省原子力安全・保安院は13日、同社に詳細分析を指示した。
宮城県沖を震源とする地震(マグニチュード7.1)で7日、県内で震度6強が観測された。東北電力が翌日公表した資料によると、女川原発1号機の最下階では、揺れの目安になる地震計で、想定の451ガル(上下方向、ガルは揺れの勢いを示す加速度の単位)を超す476.3ガル(暫定値)を観測した。
この観測点では3月11日の本震で、水平方向の揺れが想定を超えたが、上下方向は439ガルで超えていなかった。
原発で指針の想定を超える揺れが観測されると、機器の損傷の確認や原因の分析が必要になる。東日本大震災では規模の大きい余震が相次いでおり、仮に運転を再開したとしても、揺れで自動停止する可能性もある。
事故を起こした福島第一原発(福島県大熊町、双葉町)や、日本原電の東海第二原発(茨城県東海村)でも、本震では想定を上回る揺れが観測されている。
保安院の西山英彦審議官は13日の会見で原発の設計の前提として想定される揺れ(基準地震動)について「基本的に超えることがあってはいけない」としたうえで、「定め方をよく吟味しなくてはいけない」と指針の運用を見直す考えも示した。
女川原発は3月11日の東日本大震災で自動停止。1〜3号機の9カ所で想定を上回る揺れが観測された。3号機の最下階では、想定の512ガルの約1.1倍の573ガルだった。(小堀龍之)
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201104130486.html
http://www.asyura2.com/09/eg02/msg/283.html#c206
46. 2011年4月14日 08:04:31: k73DcxuTXE
17=共感
17日にクリントンが来日しますが、米国のinside jobがないことを怖れています。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/200.html#c46
71. 2011年4月14日 08:06:10: F45vCW1H5Y
>68
69なんだけど。こんなこといっている人がいる。返事しないと信頼しないぞ。
13. 2011年4月14日 00:42:35: oWbillhalg
平井氏の話は原発施工に限った話ではなく、建設工事すべてに共通の話です。
私は建築設計者ですが、建築基準法は非常に細部にまでわたり規定や数値基準がありかつ建築関係法令は膨大です。建基法だけでも900ページ近くあり関係法令を含めると約2000ページにも登るもので、各種法令の中でも最難解と言われるものです。それに比べ英国の建築基準法を昔見たことがありますが、B5版にして厚さ2cm程度の簡単な物で仲間で驚いたものでした。
我が国の基準法は、はっきり言えば、ただ膨大なだけで建築の質の向上などには何も貢献していないどころか、現場のプロである建築家や優秀な施工者が実態に即して判断すべきところまで、役人と現場を知らない学者が机上の空論で作り上げた基準なので、良質の建築を作ることの支障になっているというのが、人間環境に貢献する良い建築を作ろうとする建築設計者たちの間では常識です。
法令基準自体がこのようなものであり、素人目に見てもなんでこうなるのかとおうようなおかしな建物があちこち量産されているのが現状で、建築の質や都市環境悪化を招いているのです。
そもそも国家資格を持ち数々の現場を踏んで来たプロの建築設計者の設計内容に対して、建築や都市作りの現場を知らない役人や学者などの素人が、自分たちが作った基準を振り回しああだこうだ指図する事自体が異常なのです。この建築行政の異常性は同じく国家資格を持つ弁護士の法解釈や、医師の診断技術や手術手法に国家が指図するか否か考えてみれば判るでしょう。ならば何のための国家資格かと言うことになります。
個々に詳細を指摘する紙面的余裕はないですが、国家資格を持つプロの技術者の判断を、2000ページにも登る規定で規制するというこのような異常性がまずあります。
こういう技術者に判断をさせないあまりに細かい異常な規制があると、当然規制相互の矛盾や更に細かいところまで手のどかない抜け穴が出ます。
そうなると現場では何が起こるか?
まず、技術者としての熱意が乏しくなります。出来るだけ膨大な法令に振り回され業務負担が多大にならないように、欠陥ある基準と知りホントはこういう技術的解決がベストと思っても、法令基準外の設計や施工に対する安全審査を行う建築センターに持ち込めば手間も費用もかかるから、目を瞑り既存法令通りやっておけば良いということになります。
さらに利益優先と面倒を避けたがる風潮が急速に蔓延して来てるため、建設企業の手抜きと職人の技術レベルの低下が甚だしいことが輪をかけ、よほど設計者や現場管理者の見識の高さと指導権限を強化しない限り、建築の安全性や質などは絵に描いた餅です。
非常に単純な一例として、使用コンクリートの圧縮強度を210kg/cuと基準で指定されていたとして、確かにその強度のコンクリートが構造物の隅々まで綺麗に回っていれば基準上は一応安全という話ですが、建物や工作物は鉄筋の込み入った場所や形状が複雑な場所があります。そういう複雑な場所の打設時に込み入った鉄筋の隅々まで、骨材の砂利とセメントペーストがバランス良く十分回り込まないと構造に致命的な弱点が生じることがあります。高強度コンクリートなどの場合、一般に硬練りのためなおさらジャンカと言われる骨材とセメントペーストが分離して骨材がむき出しになったり、大きな空隙が出来る醜い部分がそれです。
それではということできちんと回り込まそうとバイブレーター(コンクリートを流動化させる機械)を掛けると確かに一見ジャンカも見えなくなり外見は綺麗に出来ます。こういう締め固め作業は昔はバイブレータは掛けすぎるなということで金槌や木槌で丁寧に叩く手間暇がかかる手作業をしたものですが、近年は効率や楽優先で低劣なクライアントや施工者にかかるとバイブレーターで一丁上がりにやる傾向があります。そうするとセメントペーストより重い骨材はやりすぎ振動のために型枠下部に落ちてしまい肝心な場所にはセメントペーストのみという状態になります。型枠を外すと一見コンクリートはジャンカも見えず綺麗に打設出来たように見えますが複雑に鉄筋が入ってる肝心な場所や複雑形状の場所ではセメントペーストだけで固まっているので、その部分のコンクリート強度は大きく低下していて、地震時の際などそこに強い応力が発生すると簡単に壊れる恐れがあります。
また一般に硬練りのコンクリートは強度が高いのですがそれは回り込み難いことも意味しているので、基準でそういうコンクリート性能が求められる場合、手抜き現場では楽をしようと打設時にミキサー車に水をくわえて柔らかくして打ってしまうこともあります。こうなっては目標強度もへったくれもありませんが、行政への確認申請時には高強度コンクリートで申請し許可が出ているのです。
こういうものは極簡単な一例ですが、これと類似したことが大規模建築、住宅に係わらず日常的に行われているのが今の建築業界です。
建設界の場合、このように役人主導の基準運用の異常性が設計者や技術者の熱意を削ぎ、現場の劣化が相まって基準上計算上はともかく物理的実際はとても安全などと言える状況ではないのが現状です。
平井さんの言うことは建設に係わる人なら合い言葉のような話です。
東電や政府あたりが言う安全基準は満たしている(ので安全だ)など言う話しは、砂上の楼閣です。
http://www.asyura2.com/11/genpatu8/msg/179.html#c71
207. 2011年4月14日 08:07:18: HnA0WvoB5U
「レベル7」世界で評価二分 尺度見直し論も
2011.4.14 07:49
日本政府が、福島第1原発事故について国際原子力事故評価尺度(INES)の評価で最悪のレベル7としたことについて、各国の専門機関の評価が二分している。とくに旧ソ連のチェルノブイリ原発事故と同列視したことに国際原子力機関(IAEA)や、フランス、ロシアの専門家はそろって間違いとしている。これに対し、米国は日本政府の決定は妥当として、他の国の機関と判断を異にした。ただ、米国の原子力の専門家からは福島の事故をきっかけに、事故評価尺度そのものを見直す必要があるとの声があがっている。(SANKEI EXPRESS)
国際原子力機関(IAEA)のデニス・フローリー事務次長は12日、ウィーンの本部で記者会見し、「福島の事故とチェルノブイリは全く違う」との認識を示した。ロイター通信によると、同次長はチェルノブイリ原発では原子炉が稼働中だったために巨大な爆発が起こり、大量の放射性物質を高層にまで巻き上げ、世界中にばらまいたが、福島第1原発は、地震のため原子炉が自動停止し、その結果、放出された放射性物質の量もチェルノブイリ原発よりはるかに少なかったことなどを挙げた。
また、フランス放射線防護原子力安全研究所(IRSN)のパトリック・グルメロン放射線防護局長も12日の記者会見で、福島第1原発事故は、チェルノブイリ原発事故には「匹敵しない」との見解を明らかにした。AFP通信によると、同局長は「現時点で福島事故は極めて重大だが、チェルノブイリ級ではなく、将来そうなることもない」と指摘した。さらに放射性物質の拡散も福島原発周辺の限られた地域にとどまり、欧州への影響もチェルノブイリ事故と比べれば無いと同じだ」としている。
さらにロシア国営原子力企業ロスアトムのセルゲイ・ノビコフ広報局長は12日、「原子炉の損傷の程度はレベル5を超えていない」として、福島をレベル7としたのは行き過ぎとの認識を示した。
ニュース専門サイトの「ユーロニュース」のインタビューで同局長は、日本政府の対応について、「最初は事態を過小評価していたのに今度は明らかな誇張で極端すぎる」と批判し、事故の尺度については「レベル6」が適当との認識を示した。
同局長はまた、今回の決定は、日本政府がこれ以上の批判を避けようという政治的思惑があるのでは、との見方も示した。タス通信が伝えた。
これに対し、米原子力規制委員会(NRC)のグレゴリー・ヤツコ委員長(40)は12日、「事故が深刻であることは明らかで、決定には驚かない」と述べ、レベル7とした日本政府の決定は適切との認識を示した。さらに、これに先立って出席した上院公聴会で証言し、「まだ安定した状態ではない。原子炉の冷却能力が失われれば、さらに大規模な放射性物質の拡散もありうる」と警告した。
一方で、米の専門家からは福島原発事故をレベル7に分類したことで、被害の度合いがまったく異なるチェルノブイリ事故との違いを説明できず、混乱を来たしたとの指摘があがる。南カリフォルニア大学のナジュメディン・メシュカティ教授は、ロイター通信に対し「福島をレベル7にするなら評価尺度を見直し、レベル8か9を加える必要がある」と語った。
事故のレベルを決めるのは事故が起きた国や原発を運転する企業に任されていることが、事態をより複雑にしているようだ。(宮野弘之)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110414/dst11041407520025-n1.htm
http://www.asyura2.com/09/eg02/msg/283.html#c207
04. 2011年4月14日 08:07:28: hJrVRk0Yw6
11キロの誤差があろうとなかろうと同緯度、同軽度に震源が集中するのは異常。
地球の大きさから考えれば、針の穴のような定点で地震が起こっているのと同じ。
それに不自然な時間、不自然な深度の説明になっていない。
http://www.asyura2.com/09/cult7/msg/885.html#c4
14. 2011年4月14日 08:08:40: GOqipyToes
これで与謝野が満を持して大増税を打ち出すだろう。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/209.html#c14
47. 2011年4月14日 08:10:38: dEdTg0hWyY
チェルノヴイリとの比較については人口密度等の検討も重要ではないか?
それと世界一の広大な旧ソ連邦の国土と日本とでは危険性が桁違いだ。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/200.html#c47
02. 2011年4月14日 08:11:37: FpVPO6YryM
01さんと 同意見です。
本当に 小出さんの様な方が 多いといいのですが〜
お忙しいので 体調を壊されない様に 祈ります。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/257.html#c2
51. 2011年4月14日 08:13:30: FmB0JlnSpg
「もう大丈夫だって・・・」
霊能力者に騙されては大変なことになる。
ガイガーで図っているのは大気のみ。
水、野菜、肉、米、パン、魚、お菓子・・・
食物から摂取する放射能については、まったく考慮に入れていない。
カウントしていない。
こんなことは、厨房でも気がつくことなのに、なぜかまったく触れていない。
作為を感じる。
http://www.asyura2.com/10/kanri19/msg/695.html#c51
さよならウラン、こんにちはトリウム
「米中印が続々参入…福島原発事故で浮上した未来の原発」
(http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20110405/219323/?ST=print)
〔2011年4月7日:日経ビジネス/谷口正次(たにぐち まさつぐ)〕
去る1月25日、中国科学院(the Chinese Academy of Science)が“戦略的・先端科学技術特別プロジェクト”として、トリウム溶融塩原子炉の研究開発を行うと公式に発表した。その内容については3月3日の当コラム(http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20110225/218599/)で紹介した。
そして、3月11日の大震災による福島第一原子力発電所の事故だ。
3・11震災発生までは、中国科学院の発表に対して世界のメディアのメインストリームはほとんど反応しなかった。しかし、3・11以後は変わった。
<米国は持っていたボールを落としてしまった>
3月21日に英国のデイリー・テレグラフ(The Daily Telegraph)に掲載された「中国がトリウムでリードする(China is Leading The Way With Thorium)」と題する記事を見てみよう。要訳すると次のようになる。
津波が福島ウラン原子力発電所を襲い、原子力に対する国民の信頼を失うことになる数週間前のこと。中国はトリウムをベースとする原子力発電の技術開発に乗り出したことを公式発表した。このことは、あまり注目を浴びることなく見過ごされた。
中国科学院は、「トリウム溶融塩炉システムを選択した」と述べている。
この、液体燃料のアイデアは、もともと1960年代に米国のオークリッジ・国立研究所の物理学者たちによって切り開かれた。しかし、米国は持っていたボールを落としてしまったのである。
中国の科学者たちは有害廃棄物がウランより1000分の1以下になり、トリウム溶融塩炉は、本質的に悲惨な事故を起こしにくいシステムなのだ。(Ambrose Evans-Pritchard)
この記事の中では、元NASAのエンジニアで、トリウムの専門家であるカ−ク・ソレンセンのコメントも紹介している。
「この原子炉は驚くほど安全な構造になっている。もし、過熱し始めると、小さな栓が溶けて溶融塩は鍋の中に排出される。津波で損傷して使えなくなるコンピュ−タ−も、あるいは電動ポンプも不要である。原子炉自体で安全が守られる」
「日本で見られたような水素爆発のようなことも起こらない。それは大気圧で運転されるからである。放射能漏れもなく、スリーマイル島、チェルノブィルあるいは福島のように制御不能状態が長く続くようなことはありえない」
<同じ量の燃料からウランの約90倍のエネルギー>
もう1つ、3月19日、ウオール・ストリート・ジャーナル(The Wall Street Journal)の「この先に異なる原子力はあるか(Does a Different Nuclear Power Lie ahead ?)」というタイトルの記事を要約して紹介しよう。
福島原発事故は、結果的に原子力産業に再度“足かせをはめる”契機となりそうだ。
日本に設置されている固形燃料ウラン原子炉は時代遅れの技術であり、より安全でかつコストの安い、全く異なった種類の核エネルギーによって置き換えられ、次第に消えていくだろうといった議論がここ数年の間に始まっていた。それが、トリウム液体燃料原子炉である。
トリウムは連続的にウラン233を作ることによってトリウム自身の燃料を生み出し(=増殖させ)、同じ量の燃料からウランの約90倍のエネルギーを生み出すことができる。ウラン233の核分裂反応によってプルトニウムその他核兵器製造原料を発生することがない。トリウム溶融塩炉方式では、燃料が最初から溶融しているのだから、燃料棒のメルト・ダウンということはあり得ない。そして、核反応は冷却に従って減速される。
新しい技術は、常に完成するまでに成熟したライバル技術と格闘することになる。しかし、トリウムのライバルであるウランはすでにコスト面で沈没した。
最初の鉄道ができた時、コストあるいは信頼性で運河と競争できなかった。今こそ、トリウムのポテンシャルを見いだすことを始める時だ。(by Matt Ridley)
〔2011年4月7日:日経ビジネス/谷口正次(たにぐち まさつぐ)〕
http://www.asyura2.com/10/test21/msg/845.html
10. 2011年4月14日 08:27:20: eIRIo6ITB6
>09
私も完全に自分の懸念を払拭したわけではありません。
ただ、黄色い粉は自分が直接見たわけではなくニュースで知っただけ、というのと、去年の段階から、猛暑の影響で例年の40倍以上の花粉の飛来がある、という予報を、やはりニュースで聞いていたということもあり、花粉である可能性も低くはないだろうと思っただけです。実際、花粉症を患っている主人は例年よりかなり症状が重いです。
私も一応英語はすんなり読めるので、ご指摘のサイトにも目を通して見ましたが、そこでもチェルノブイリでも降ったという黄色い粉の正体は何か、あるいはそれが確実に放射性物質として検出されたという具体的な内容に踏み込んだ記述はありませんでした。ただ、チェルノブイリの時にも黄色い粉の蓄積という現象があったという報告だけです。
私は粉の正体を分析できるような科学者ではないので、今はただ中立的に、やみくもに恐れてもストレスが溜まる(それが体調や精神に不調を起こすことだってある)だけなら、花粉である可能性も高いだろうということで「今のところは」納得した方がいいだろうと思っているだけです。
実際、ストロンチウムである可能性はほぼなさそうですし、他の放射性物質の可能性があったとしてもどなたかそれを検出した科学者が、誠実な報告をしてくれるまでは、私には何の判断基準もないということです。
安心できる間は、安心していた方が、精神衛生や健康にはプラスだと思います。
それが馬鹿だと言われても。。。
黙っていても、日本人の三分の一は癌で死ぬといわれている今、じたばたしても状況は改善しないと思います。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/242.html#c10
さよならウラン、こんにちはトリウム
「米中印が続々参入…福島原発事故で浮上した未来の原発」
(http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20110405/219323/?ST=print)
去る1月25日、中国科学院(the Chinese Academy of Science)が“戦略的・先端科学技術特別プロジェクト”として、トリウム溶融塩原子炉の研究開発を行うと公式に発表した。その内容については3月3日の当コラム(http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20110225/218599/)で紹介した。
そして、3月11日の大震災による福島第一原子力発電所の事故だ。
3・11震災発生までは、中国科学院の発表に対して世界のメディアのメインストリームはほとんど反応しなかった。しかし、3・11以後は変わった。
<米国は持っていたボールを落としてしまった>
3月21日に英国のデイリー・テレグラフ(The Daily Telegraph)に掲載された「中国がトリウムでリードする(China is Leading The Way With Thorium)」と題する記事を見てみよう。要訳すると次のようになる。
津波が福島ウラン原子力発電所を襲い、原子力に対する国民の信頼を失うことになる数週間前のこと。中国はトリウムをベースとする原子力発電の技術開発に乗り出したことを公式発表した。このことは、あまり注目を浴びることなく見過ごされた。
中国科学院は、「トリウム溶融塩炉システムを選択した」と述べている。
この、液体燃料のアイデアは、もともと1960年代に米国のオークリッジ・国立研究所の物理学者たちによって切り開かれた。しかし、米国は持っていたボールを落としてしまったのである。
中国の科学者たちは有害廃棄物がウランより1000分の1以下になり、トリウム溶融塩炉は、本質的に悲惨な事故を起こしにくいシステムなのだ。(Ambrose Evans-Pritchard)
この記事の中では、元NASAのエンジニアで、トリウムの専門家であるカ−ク・ソレンセンのコメントも紹介している。
「この原子炉は驚くほど安全な構造になっている。もし、過熱し始めると、小さな栓が溶けて溶融塩は鍋の中に排出される。津波で損傷して使えなくなるコンピュ−タ−も、あるいは電動ポンプも不要である。原子炉自体で安全が守られる」
「日本で見られたような水素爆発のようなことも起こらない。それは大気圧で運転されるからである。放射能漏れもなく、スリーマイル島、チェルノブィルあるいは福島のように制御不能状態が長く続くようなことはありえない」
<同じ量の燃料からウランの約90倍のエネルギー>
もう1つ、3月19日、ウオール・ストリート・ジャーナル(The Wall Street Journal)の「この先に異なる原子力はあるか(Does a Different Nuclear Power Lie ahead ?)」というタイトルの記事を要約して紹介しよう。
福島原発事故は、結果的に原子力産業に再度“足かせをはめる”契機となりそうだ。
日本に設置されている固形燃料ウラン原子炉は時代遅れの技術であり、より安全でかつコストの安い、全く異なった種類の核エネルギーによって置き換えられ、次第に消えていくだろうといった議論がここ数年の間に始まっていた。それが、トリウム液体燃料原子炉である。
トリウムは連続的にウラン233を作ることによってトリウム自身の燃料を生み出し(=増殖させ)、同じ量の燃料からウランの約90倍のエネルギーを生み出すことができる。ウラン233の核分裂反応によってプルトニウムその他核兵器製造原料を発生することがない。トリウム溶融塩炉方式では、燃料が最初から溶融しているのだから、燃料棒のメルト・ダウンということはあり得ない。そして、核反応は冷却に従って減速される。
新しい技術は、常に完成するまでに成熟したライバル技術と格闘することになる。しかし、トリウムのライバルであるウランはすでにコスト面で沈没した。
最初の鉄道ができた時、コストあるいは信頼性で運河と競争できなかった。今こそ、トリウムのポテンシャルを見いだすことを始める時だ。(by Matt Ridley)
〔2011年4月7日:日経ビジネス/谷口正次(たにぐち まさつぐ)〕
http://www.asyura2.com/10/test21/msg/846.html
「[JCJふらっしゅ]2011/04/13 1921号」から抜粋。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2011/04/13 1921号 (転送紹介歓迎)
[JCJふらっしゅ]
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◇◆◇G記者の「報道クリップ」◆◇◆◇
▽チェルノブイリ事故とは異なるが、福島の事故は極めて深刻 各国専門機関
原子力安全・保安院(経済産業省)は原子力安全委員会とともに記者会見し、福島
第1原発事故のINES(国際原子力事故評価尺度)の評価を、最悪の「レベル7」
に引き上げたことを発表した。これを受けて、IAEA(国際原子力機関)や米仏の
関係機関が12日、それぞれ見解を表明している。
IAEAは、フローリー事務次長がウィーンの本部で記者会見した。同じ「レベル
7」のチェルノブイリ原発と福島第1原発の二つの事故は、「構造や規模の面で全く
異なる」と話す。「チェルノブイリ原発では原子炉が爆発したが、福島第1原発は原
子炉が東日本大震災後に自動停止した」と指摘。また、放出された放射性物質の量に
ついては、「福島第1原発の37万テラベクレル(テラは1兆)に対し、チェルノブ
イリ原発は520万テラベクレルに達した」との規模の違いがある、とした。
さらに、「日本は避難地域を設定するなど当初から事態を深刻に受け止めていた」
と語った。これまで再三にわたって、日本側に正しい<情報>を提供するよう求めて
きた課題について、日本がINES「レベル7」に引き上げたことを前進と評価する
姿勢をみせたものと思われる。
フランス放射線防護原子力安全研究所(IRSN)は、グルメロン放射線防護局長
が同日、チェルノブイリ原発事故には「匹敵しない」(共同通信)との見解を明らか
にし、「福島の事故は極めて深刻だが、チェルノブイリの事故と現時点で同じではな
いし、今後もそうだ」(時事通信)と語った。以下を指摘して、チェルノブイリとの
安易な同列視に対して釘をさした。
1)現時点で福島事故は極めて重大だ
2)チェルノブイリ級ではなく、将来そうなることもない
3)福島事故で深刻な放射性物質の放出が起きたのは3月12日から21日の間で、
放出量はチェルノブイリ事故の10分の1にとどまっている点が「根本的に違う」
4)福島事故での放射性物質の広がりは、風向きや気象の影響で福島原発周辺の限ら
れた地域にとどまっている
米原子力規制委員会(NRC)は、ヤツコ委員長が12日、上院環境公共事業委員
会の公聴会とその後の記者会見で、
1)「事故が深刻であることは明らかであり、(レベル7への引き上げの)決定に驚
きはない」。政府や東京電力の対応は「適切」
2)福島原発事故の状況は、「日々の大きな変化は見られないが、まだ安定した状態
ではない」
3)「原子炉の冷却能力を失えば、燃料棒がさらに劣化し、これまでよりも大規模な
放射性物質の拡散が起きる可能性がある」。原子炉や使用済み核燃料プールの冷却
を確保することが最重要だ。
IAEA、チェルノブイリと大きな違い=福島原発「依然安定せず」と米NRC
(時事通信)
http://www.jiji.co.jp/jc/c?g=soc&k=2011041300243
レベル7は驚きではない 米原子力規制委員長(共同通信)
http://www.47news.jp/47topics/e/204743.php
チェルノブイリ級ではない フランス研究所が見解
http://www.47news.jp/47topics/e/204736.php
▽菅首相の呼びかけ 野党から「過小評価を続けた菅政権の責任は重大」
菅首相は12日夕の記者会見で、地震と津波の発生から1か月が過ぎたことを受け、
以下を強調。
1)普段の生活をしていくよう国民に呼びかけた。
2)福島第1原子力発電所事故について、徐々に安定化しており、放射性物質の放出
も減少傾向にあると語った。
3)自民党など野党にも被災地復興の計画立案に参加してほしいと呼びかけた。
しかし福島原発への対応について、野党からは、震災翌日の3月12日にレベル
4、同18日にレベル5へと段階的に引き上げてきた経過から、「過小評価を続けた
菅政権の責任は重大」(渡辺喜美みんなの党代表)などの厳しい批判があがった。会
見でも復旧・復興対策よりも、国際評価尺度の引き上げなどに質問が集中した。
菅首相は、「過去のデータをしっかりと分析した中で結論を出した。何かが遅れ
た、(事故を)軽く見たということは全くない」(時事通信)と釈明に追われた。
東京電力に今後の見通しを示すよう指示したとも説明したが、<事故後1カ月を経て
もなお、原子炉を安定した冷温停止状態に持っていく道筋が見えない>(同)。
首相の呼びかけ、野党に対する要請について自民党副総裁からは、「政権延命のに
おい」がするとの批判が出ている。細野豪志首相補佐官を「原発災害担当相」に起用
するとの、唐突な発言も、与野党双方から戸惑いの声があがっている。
菅首相、原発は「一歩一歩安定に向かっている」(AFP)
http://www.afpbb.com/article/politics/2795434/7079178
首相、「復興」に本腰=原発長期化に苦慮(時事通信)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011041201031
「レベル7、いまさら何だ」=小沢氏、鳩山前首相と会談
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011041200933&j4
レベル7「情報開示を」=野党
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011041200892
首相要請「政権延命のにおい」=自民副総裁
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&rel=j7&k=2011041200928
「細野原発相」に与野党困惑=菅首相の唐突提案、実現は微妙
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&rel=j7&k=2011041200953
▽今さらレベルを引き上げても遅い 東電にだまされた 住民の批判の声、噴出
福島民友によると、最悪の「レベル7」への引き上げをうけて、原発周辺地域の避
難住民からは
1)「安全だ」と言い続けてきた東電に裏切られた
2)「もう地元には帰れないかも」
との強い憤りや不満が噴出している。
3)10年以上にわたって観光業への甚大な被害が予想される
と、観光関係者らからも影響を心配する悲痛な声が上がっているという。
4)引き上げのタイミングが遅い。東電、国には見通しの甘さを感じるし、何事も後
手を踏んでいる
5)今さらレベルを引き上げても遅い。国や東電は原発の危険性を知らない人たちを
だましていた
と、故郷を離れて避難所生活を送る住民からの厳しい批判の声が噴出している。
また、12日午前11時すぎから、政府の現地対策本部は、原子力安全・保安院と
原子力安全委員会の職員の<事故後の放射性物質の想定総放出量>発表を始めた。だ
が「保安院の数値に誤りがあります。会見をなかったことにしてください」として会
見を中断、その数分後に「やはり先ほどの数値で確定です」と会見を再開する混乱。
福島民友は、その後、政府現地対策本が、「出所は不明だが、政府から会見中断の
指示があった。その後に会見して大丈夫だとの連絡があった。混乱を招いたことにつ
いては厳重抗議する」とした混乱振りを伝えている。
「東電に裏切られた」 最悪の事態に県民悲痛(福島民友)
http://www.minyu-net.com/news/news/0413/news8.html
想定放出量数値で混乱 「誤り」と一時会見中断
http://www.minyu-net.com/news/news/0413/news11.html
▽原発業界は大惨事がもたらす人への影響について過小評価 グリーンピース
グリーンピースは、レベル7引き上げについて「あまりに遅すぎた」と述べ、20
キロ圏外についても、妊婦や子どもたちを含む住民に対する保護措置をただちにとる
よう、日本政府に再度呼び掛け。グリーンピース・ドイツの気候変動・エネルギー部
門トップのブリュアー氏は、「原子力業界の歴史は、隠ぺいと原発事故のもたらす被
害の過小評価であふれかえっている」と指摘し、「日本国内外の原発業界は、この大
惨事がもたらす人への影響について過小評価を続けている」と述べている。
グリーンピース、レベル7引き上げ「遅すぎる」と批判(AFP)
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/disaster/2795429/7074670?utm_source=afpbb&utm_medium=detail&utm_campaign=must_read
▽Google社 太陽光発電所に1億6800万ドルを出資
米国のGoogle社は11日、カリフォルニア州モハベ砂漠で建設中の世界最大
規模の太陽光発電所「アイバンパ太陽光発電システム」に、1億6800万ドル(約
140億円)を出資したと発表。同発電所は2013年に完成予定。8万5000世
帯を1年間まかなうことのできる電力=392メガワット(MW)の発電が可能とい
う。2010年10月着工、建設は米建設大手ベクテル社が担当。
米エネルギー省は同発電所を支えるための16億ドル(約1300億円)規模の融
資保証を確保したと発表した。同省のスティーブン・チュー長官は、「カリフォルニ
ア州に1000人の雇用を創出するとともに、将来的に米国全土で多数のクリーンエ
ネルギー雇用を生み出す基礎になる」との声明を出した。オバマ政権は<グリーンエ
ネルギー産業>が新たな雇用を創出するとして、企業に投資を奨励している。
米グーグル、世界最大規模の太陽熱発電所に140億円出資
http://www.afpbb.com/article/economy/2795417/7078497?utm_source=afpbb&utm_medium=detail&utm_campaign=must_read
06. 2011年4月14日 08:31:05: RkqVoA6qJQ
>01 御意
2週間前に披露した経験ですが。
パキスタンに2004-20062年間住んだことがある。 大使館の人と飲む機会があり
アドバイスをされた。アメリカ人の動きにも最大の関心を持つとよい。
朝晩 前の家に住んでる家族を見張りました。(いざの時は自動車でインドへ逃げる)今回地震はメキシコシテイで知りました。インターネツトの電子版
でアメリカ政府情報探した。(サンケイ電子版で知ることができた)
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/208.html#c6
さよならウラン、こんにちはトリウム
「米中印が続々参入…福島原発事故で浮上した未来の原発」
〔2011年4月7日:日経ビジネス/谷口正次(たにぐち まさつぐ)〕
(http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20110405/219323/?ST=print)
去る1月25日、中国科学院(the Chinese Academy of Science)が“戦略的・先端科学技術特別プロジェクト”として、トリウム溶融塩原子炉の研究開発を行うと公式に発表した。その内容については3月3日の当コラム(http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20110225/218599/)で紹介した。
そして、3月11日の大震災による福島第一原子力発電所の事故だ。
3・11震災発生までは、中国科学院の発表に対して世界のメディアのメインストリームはほとんど反応しなかった。しかし、3・11以後は変わった。
<米国は持っていたボールを落としてしまった>
3月21日に英国のデイリー・テレグラフ(The Daily Telegraph)に掲載された「中国がトリウムでリードする(China is Leading The Way With Thorium)」と題する記事を見てみよう。要訳すると次のようになる。
津波が福島ウラン原子力発電所を襲い、原子力に対する国民の信頼を失うことになる数週間前のこと。中国はトリウムをベースとする原子力発電の技術開発に乗り出したことを公式発表した。このことは、あまり注目を浴びることなく見過ごされた。
中国科学院は、「トリウム溶融塩炉システムを選択した」と述べている。
この、液体燃料のアイデアは、もともと1960年代に米国のオークリッジ・国立研究所の物理学者たちによって切り開かれた。しかし、米国は持っていたボールを落としてしまったのである。
中国の科学者たちは有害廃棄物がウランより1000分の1以下になり、トリウム溶融塩炉は、本質的に悲惨な事故を起こしにくいシステムなのだ。(Ambrose Evans-Pritchard)
この記事の中では、元NASAのエンジニアで、トリウムの専門家であるカ−ク・ソレンセンのコメントも紹介している。
「この原子炉は驚くほど安全な構造になっている。もし、過熱し始めると、小さな栓が溶けて溶融塩は鍋の中に排出される。津波で損傷して使えなくなるコンピュ−タ−も、あるいは電動ポンプも不要である。原子炉自体で安全が守られる」
「日本で見られたような水素爆発のようなことも起こらない。それは大気圧で運転されるからである。放射能漏れもなく、スリーマイル島、チェルノブィルあるいは福島のように制御不能状態が長く続くようなことはありえない」
<同じ量の燃料からウランの約90倍のエネルギー>
もう1つ、3月19日、ウオール・ストリート・ジャーナル(The Wall Street Journal)の「この先に異なる原子力はあるか(Does a Different Nuclear Power Lie ahead ?)」というタイトルの記事を要約して紹介しよう。
福島原発事故は、結果的に原子力産業に再度“足かせをはめる”契機となりそうだ。
日本に設置されている固形燃料ウラン原子炉は時代遅れの技術であり、より安全でかつコストの安い、全く異なった種類の核エネルギーによって置き換えられ、次第に消えていくだろうといった議論がここ数年の間に始まっていた。それが、トリウム液体燃料原子炉である。
トリウムは連続的にウラン233を作ることによってトリウム自身の燃料を生み出し(=増殖させ)、同じ量の燃料からウランの約90倍のエネルギーを生み出すことができる。ウラン233の核分裂反応によってプルトニウムその他核兵器製造原料を発生することがない。トリウム溶融塩炉方式では、燃料が最初から溶融しているのだから、燃料棒のメルト・ダウンということはあり得ない。そして、核反応は冷却に従って減速される。
新しい技術は、常に完成するまでに成熟したライバル技術と格闘することになる。しかし、トリウムのライバルであるウランはすでにコスト面で沈没した。
最初の鉄道ができた時、コストあるいは信頼性で運河と競争できなかった。今こそ、トリウムのポテンシャルを見いだすことを始める時だ。(by Matt Ridley)
〔2011年4月7日:日経ビジネス/谷口正次(たにぐち まさつぐ)〕
http://www.asyura2.com/10/test21/msg/847.html
101. 2011年4月14日 08:35:39: KLjRfaYshY
2chの未確認情報 デマだといいけど、充分あり得るから困る
------------------------
原発いらないを証明してしまった京都大学の小出裕章助教、
第二のミラーマン化まで秒読み開始か
903 可愛い奥様 age New! 2011/04/10(日) 15:06:59.28 ID:XlXhlH6+O
知り合いの某誌記者から聞いた話だけど東電広報を通じて
新潮編集部に京大の関係者から連絡があった
内容は数少ない反原発派の研究者のK助教の金銭トラブルだという
同じルートで現代、ポスト、文春にも編集部に話があったらしい
どうやら新潮とポストが掲載を前提に取材に動くそうだ
新潮とポストに近いうちに東電の広告がデカデカと載るだろうからヲチしておけ
01. 2011年4月14日 08:39:01: GOqipyToes
メジャーどころはチェルノブイリとの差異化に必死。
それおぞれの立ち位置がすぐに分かるね。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/265.html#c1
12. 2011年4月14日 08:44:50: 0KySeWdZnU
http://www.asyura2.com/11/genpatu8/msg/775.html#c139
注意!!!!!!!
放射線測定器で、福島からかなり離れた、北陸のあちこちで測定してみた結果、ほとんどの高速道路の周辺で、高速道路から離れた場所よりも放射線濃度が高いデータを示しました。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/138.html#c12
17. 2011年4月14日 08:46:07: GIvCq0wFSg
アメリカ新通貨?/アメロ/AMERO・d.hatena(アメロの本質は「借金踏み倒し」であり、全世界で阻止すべきです)
http://www.asyura2.com/11/lunchbreak45/msg/824.html
ブレトン・ウッズ・パート2始動
http://rense.com/general93/brett.htm
ブレトン・ウッズってなに?
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%AC%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%83%83%E3%82%BA%E5%8D%94%E5%AE%9A
簡単にいうと、アフリカや南米を世界銀行やIMFなどからの借金ズケにしてドル依存症でむしばんだこと。
http://www.asyura2.com/10/warb7/msg/539.html#c17
16. 2011年4月14日 08:47:16: cxcdgZWjhc
菅らと日本のゴキブリ脳でウスノロの原子力官僚。企業。御用学者。幇間専門家の能力では福島原発事故を収束できない恐れがある。ただ一つ残つている方法は、米。仏。露。や國際原子力機関の助言に従うことだろうが、かなわぬときの神頼み、収束を神に祈るしかない。核は兵器含め「制御不能」性をつねに内包するものだ。過去反原発と反核の学者と専門家が如何に正しいことを言い続けても日本の悪党たち「官僚。大手メデイア11社。既得権益勢力,など」が全く聞き入れず、逆に迫害と冷遇をしてきた。ああ。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/206.html#c16
48. 2011年4月14日 08:47:25: dEdTg0hWyY
17さんに全面同意します。
原発は格好の標的です。
ミサイル一発で日本はアウト!
それと追加すれば首都東京に一発でも日本はアウト!
日本のおもな組織が超一極集中しているから。
人体で言えば脳、心臓、肝臓、腎臓、消化器、目耳鼻などが一か所(頭部)に集中しているようなものです。
これで良いのですか?
震災を機に首都機能を東北や関西に分離すべき。
再選された慎太郎は大反対するだろうが。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/200.html#c48
04. 2011年4月14日 08:47:48: GOqipyToes
主要メディアは誰も東電本体及び子会社からカネをひねり出せと言えない。
株主?株主だって責任あるのだからそれは自業自得。配当など持っての外。
嫌なら株主代表訴訟で清水や勝俣を吊し上げればいいだけ。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/261.html#c4
01. 2011年4月14日 08:48:25: 9gCSQcWbXk
このゲラーは札付きのイルミナティーNWOの手下。日本の地震学を惑わして来た大悪ものだ。
地震予知は、電磁波を使ったVAN法というものが有名で、ギリシャではM5以上の予知を
ほとんど当てている。あてられると困るのが、人口削減したいユダヤシオニストNWO
ということである。
http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/137.html#c1
11. 2011年4月14日 08:50:14: eIRIo6ITB6
↑別に、馬鹿だと言われたわけではありませんでしたね。
「甘い」と言われたのでした。
とは言え、いいたいことは変わりませんが、失礼しました。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/242.html#c11
07. 2011年4月14日 08:50:18: pTcJjCZWDo
各国に全く連絡せず、各党党首会議での質問にも全く答えず汚染水を放出、
批判するのは当然
http://www.asyura2.com/11/genpatu8/msg/576.html#c7
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110414-00000112-yom-sci
東日本大震災の震源域の東側で、マグニチュード(M)8級の巨大地震が発生する可能性が高いとして、複数の研究機関が分析を進めている。
日本海溝の東側で海のプレート(岩板)が引っ張られる力が強くなっているためで、早ければ1か月以内に津波を伴う地震が再来する危険がある。
M9・0の東日本大震災は、押し合っていた海のプレートと陸のプレートの境界面が破壊されて起きた。そのため周辺の地殻にかかる力が変化し、東日本全体で地震が誘発されている。
京都大防災研究所の遠田晋次准教授(地震地質学)は全地球測位システム(GPS)の測定データから、海のプレート内部で引っ張られる力が強くなっていることを突き止めた。明治三陸地震(1896年)の37年後、昭和三陸地震を起こしたメカニズムと共通しているという。「今、昭和三陸規模の地震が起きると、仙台市で10メートルの津波が押し寄せる計算になる」と言う。(読売)
http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/138.html
13. 2011年4月14日 08:53:24: 0KySeWdZnU
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/227.html#c13
平井氏の話は原発施工に限った話ではなく、建設工事すべてに共通の話です。
そもそも国家資格を持ち数々の現場を踏んで来たプロの建築設計者の設計内容に対して、建築や都市作りの現場を知らない役人や学者などの素人が、自分たちが作った基準を振り回しああだこうだ指図する事自体が異常なのです。この建築行政の異常性は同じく国家資格を持つ弁護士の法解釈や、医師の診断技術や手術手法に国家が指図するか否か考えてみれば判るでしょう。ならば何のための国家資格かと言うことになります。
こういう技術者に判断をさせないあまりに細かい異常な規制があると、当然規制相互の矛盾や更に細かいところまで手のどかない抜け穴が出ます。
そうなると現場では何が起こるか?
まず、技術者としての熱意が乏しくなります。出来るだけ膨大な法令に振り回され業務負担が多大にならないように、欠陥ある基準と知りホントはこういう技術的解決がベストと思っても、法令基準外の設計や施工に対する安全審査を行う建築センターに持ち込めば手間も費用もかかるから、目を瞑り既存法令通りやっておけば良いということになります。
さらに利益優先と面倒を避けたがる風潮が急速に蔓延して来てるため、建設企業の手抜きと職人の技術レベルの低下が甚だしいことが輪をかけ、よほど設計者や現場管理者の見識の高さと指導権限を強化しない限り、建築の安全性や質などは絵に描いた餅です。
、基準でそういうコンクリート性能が求められる場合、手抜き現場では楽をしようと打設時にミキサー車に水をくわえて柔らかくして打ってしまうこともあります。こうなっては目標強度もへったくれもありませんが、行政への確認申請時には高強度コンクリートで申請し許可が出ているのです。
東電や政府あたりが言う安全基準は満たしている(ので安全だ)など言う話しは、砂上の楼閣です。
(あっちこっち割愛。全文はURLにて)
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/227.html#c13
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/138.html#c13
17. 2011年4月14日 08:54:20: 2o1wojehlY
京大は一種の反骨精神があるから
研究が世界から認められノーベル賞につながるのでしょうか!
原発に関する東大閥の発言にはびっくりさせられることばかりで
全く信用できません!
沈静化のめどもたっていないのに安定した方向!ってのにも
あきれてしまいます!
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/206.html#c17
03. 2011年4月14日 08:54:20: GIvCq0wFSg
ジハディーズ(イスラム聖戦士達)が隣国からリビアに集まってきているようです(親政府)。欧米だけでなく、カダフィーもナーバスになっているようです。リビアのアフガニスタン化、ありえると思います。
http://www.asyura2.com/10/warb7/msg/544.html#c3
http://www.asahi.com/business/update/0413/TKY201104130636.html
経済産業省は13日、東京電力と東北電力管内の電力不足を補うため、東日本と西日本で異なる周波数を変換する施設の数を増やしたり、送電の能力を高めたりする方針を固めた。中部電力など他電力からの電力融通を、5年以上かけて現状の数倍の300万〜500万キロワットに増やす。
電力需要が高まる夏のピークは、東電と東北電を合わせ7500万キロワット。これに対し、両社が今夏までに確保を目指す供給電力は6200万キロワットにとどまる。火力発電所などを増強しても数年は厳しい電力需給が続くとみられ、電力融通の拡大で中長期的な電力不足に対応する。
現在、東電が中電から受け入れられる電力は100万キロワット。東電と中電の間にある変換施設の能力を増やす。与党内には、政府が施設増に補助金を出すべきだとの意見もある。
日本は明治時代、東日本の電力が周波数50ヘルツの発電機を導入、西日本は60ヘルツの発電機を導入したことから東西で周波数が異なり、スムーズな電力のやりとりを妨げている。
また、東電は中電から、東北電は北海道電力から、それぞれの管内に引き込む送電線の本数を増やして容量を増やす。(福田直之)
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/266.html
44. 2011年4月14日 08:55:03: 3IjTqkV7Vc
最悪のシナリオを想定する
こうした状況で家族を守り、我々が生き残って行くためには、最悪な状況を想定し、対処方を考えたほうがよいだろう。常識的に考えた場合、東北で地震が起こると、以下のような段階で事態は推移するものと思われる。
1)停電で原子炉への注水が停止したとの報道が流れる
2)原子炉が爆発したとの報道が流れる
3)政府の説明と、首都圏などへの「自主的屋内退避勧告」が出される
原子炉が爆発し、東京が風下になっていると、12時間くらいで高濃度の放射能雲が首都圏に迫ると考えられている。これがはっきりした段階で、政府は「自主的屋内退避勧告」を出す可能性が高い。「退避勧告」であれば、人々はパニックし、人口の大移動のため、航空券や乗車券などの予約は不可能となり、道路も渋滞するはずだ。
政府はこれを避けるために、「自主的屋内退避勧告」とし、放射線量が非常に高く、相当に状況は悪化していても、「基本的には大丈夫だが、外に出る場合は注意するように」くらいのトーンダウンした勧告に止める可能性が高い。パニックの発生を恐れる政府は、長い間この程度の勧告にとどめるのではないか。
ということは、3)が出た段階で300キロ圏外に避難を決定しても、人口の大移動は始まっていないので、航空券なども予約でき、退避できる可能性は高い。3)の段階であれば、まだ人の大移動は始まっていないので、航空券なども予約ができると思う。
いずれにせよ、我々は緊急時の行動計画を今から立てておくべき時期に入ったようだ。
14. 2011年4月14日 08:55:53: 0KySeWdZnU
http://www.asyura2.com/10/bd59/msg/474.html#c91
本質とは異なる事を針小棒大にデフォルメして嬉々としている輩がいるようだが、
そんな場合か?攪乱したいだけ?
これ一つ見ても、致命的状況である事が推測できる。
・4/8に一号機は100Sv。それ以降は放射線を計測していない。
実質出来ない つまり 放置しているか、「何かあった」かのどちらか(または両方)。
何れにせよ、人海戦術も出来ない致命的状況には変わりなし。
・夜中に都度やっていたNHKニュースもなくなっている。
定例のように福島第一の状況を伝えていたが…
伝えることがなくなった(何かあった)か、とても真実は伝えられないかのどちらか
(政府からあまり取り上げるなと言われている可能性もあるが)
直近の福島第一の映像を見てない(特に4/8以降)が、外見でわかる何かが
あったのでは… と危惧する。
海外の情報に期待するしかないのか?
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/138.html#c14
01. hirokumm 2011年4月14日 08:57:03: jbWVGLSGI3aW6 : l5MqvMXGMI
二重投稿です。すみませんでした。
http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/138.html#c1
02. 2011年4月14日 08:57:25: lQydFPZ0w4
<茹でカエルはここでは禁句ではないの?
分かっていて 保身の為に 責任逃れするは
無責任であり 自ら犯罪を犯しているのと同様では有りませんか
あるいは 無知でカエルのままでよいなら本人の選択支
でも人間なら 英知を集め事故に対処し 同じ事を防ぐ為に身体的責任をとらせ
(頭で無く体に記憶させる)二度と同じ事を起こさせない体制にするべき
08. 2011年4月14日 09:05:28: mp6fw9MOwA
原発に関しては危機管理のマニュアルが有るが、これを知らない人が原発事故の処理に関して口出ししたことで被害を拡大させたと確信している。
マニュアルを熟知している人の提言を良く聞いてから処置案を決定すべきところを
原発は維持しなければならないとの結論ありきで、マニュアルを無視した議論で、その処置を決めたと思われる。
既得権益者の思惑で、事故対処の原則を無視した人災であるのだ。
この事は、小沢さんの裁判に至る経過と類似している。
小沢を失脚させるとの結論ありきで、色々な手立てを考えているのだ。
検察・裁判所は正義を守るとの大原則が有るのにそれを無視して物事が進められているのと同じだ。
小沢さん事件では、色々な黒幕が有るが、直接犯行を実行したのは検察で有り、検察が主犯として罰せられるべきである。
B層国民が多く、状況を把握していないので検察が暴走したとの、検察擁護論もあるが、主犯を擁護する事は有ってはならない。
原発事故の処置に関しては主犯は何処になるのだろうか。
マニュアル通りの処置を行わなかった事は事実だが、この不作為の主犯を見つけだす事には難しさが有りそうだ。
翌日の遊覧飛行を決行し、処置を遅らせた菅が主犯に近いとは思うが。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/213.html#c8
01. 2011年4月14日 09:06:19: 0KySeWdZnU
東海アマ http://www91.odn.ne.jp/~cam22440/yoti01.htm
2011年04月13日 水曜日 16時半更新
この山梨県地震については、もう十年以上も前から関東大震災の前兆として山梨県東部にM6級が起きるはずと書き続けてきた。
今回は予測地域の大月都留市周辺でなく、甲府付近のようだが、この震源が東部方面に移動するようだと、十年以上前に起きると予測されてきた関東大震災が満を持して発生することになりそうだ。
時間的な関係については、相模湾M8級の前後であり、これから具体的に定まった発生タイミングを指摘することはできない。
だが千葉東方沖M6.3が起きたい起きた以上、地殻変動の連鎖から相模湾東京湾の震源に火が入る事態は避けられないと思う。
http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/133.html#c1
02. 2011年4月14日 09:08:52: OIxNYWfJog
>東京電力に今後の見通しを示すよう指示した
この人、終わってる
日本の安全、私企業に任せるの?
非常事態宣言をして、率先して対処するべきことでしょう。
現場の作業員も逃げ出しているという情報もある。
だれか上のものが技術が無くても現場に行き、GOと決断し、責任を取らなければならない時でしょう。
日本も終わるかも、、、
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/265.html#c2
02. 2011年4月14日 09:11:28: DhMjC6G9OE
アメリカや日本の地球物理学者には「地震予知は絶対にできない。」と主張する者が多い。(多かった。) 東大系では主流である。私も東海アマレベルでは予知はできないと思うが、「天気は予知できるか、台風は予知できるか、竜巻は予知できるか。」と置き換えれば地震予知も理解しやすいだろう。物理学の感覚では地震予知はできない。また原発推進論の立場では地震予知はタブーである。予知したら原発は存在し得ない。
http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/137.html#c2
18. 2011年4月14日 09:17:27: 0KySeWdZnU
京大小出「彼らは事故1日目にすでに知っていた・レベル7・1万テラ」たねまきジャーナル
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/200.html
福島第1原発:政府、レベル7検討…最も深刻(毎日新聞)
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/136.html
唐突!”レベル7”引き上げの怪 「東電救済に税金を使え」経団連・米倉会長(世相を斬る あいば達也)
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/209.html
http://www.asyura2.com/11/genpatu8/msg/503.html#c18
49. 2011年4月14日 09:18:38: c3MGH08xSU
レベル7?その前に、何故、停止していた原発を稼動させたのか?単純に考えれば、この投稿、小出氏の通りかも知れない。唯、この事故に見せかけた事件は、地震津波水爆発生の放射能隠蔽の為のダミーだとしたら?そして、全て、ダメリカ・椅子ラエル系列の会社に任せているなら、謀略説が有力かもね?第三者のロシア放射能専門隊も入れるべきだよ。C〇A=モ〇ドは何をしでかすか分からん。その演技力といったら、01.9.11実証済みだ。(笑)阿修羅に投稿されている方々は、隠蔽の為の協力者、無いし、謀略なんぞこの世に存在しないなどと思い込んでいるおめでたい方々かな?ダメリカは、嘗て、このようなテロを仕掛けて浮揚させてきた。イラク・リビア・トンキン湾見れば分かるだろう!謀略国家ダメリカ!額面どおり受け止めたら、火傷する。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/200.html#c49
01. 2011年4月14日 09:18:48: tdaMhpnTME
ネットゲリラさん情報 GOOD!
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/263.html#c1
02. 2011年4月14日 09:20:34: 4SoweRjVtU
日立と東芝、福島原発の廃炉作業計画をそれぞれ提出
2011年 4月 14日 5:53 JST
ウォール・ストリート・ジャーナル
http://jp.wsj.com/Japan/node_221872
【東京】福島第1原子力発電所の事故処理作業が難航するなか、東芝と日立製作所を中心とする2つの企業グループが福島第1原発の廃炉処理に向けたそれぞれの支援計画を作成した。
東芝と日立によるこれらの計画はいずれも暫定案で、廃炉に向けた作業の正式な受注案を意味するものではない。ただ両計画は、今回の原発事故の収束に向け、政府と福島原発の事業会社である東京電力による今後の作業が高額かつ長期にわたるプロセスになることを強調するものとなっている。
日立は13日、東電が原子炉の冷却に成功し原発が安定的な冷温状態を回復した後に、福島原発を廃炉にする長期計画を先週提出した、と明らかにした。日立によると、原発事業で提携している米複合企業ゼネラル・エレクトリック(GE)のほか、米電力大手エクセロンと米エンジニアリング大手ベクテルの2社の協力のもとで廃炉案を作成して自主的に提出した。
日立はそのなかで、全工程を実行するのにどのくらいの期間を要するかについては言及しなかったが、同社の広報担当者は、一般的に言ってこうしたプロセスには完了に30年近くかかる可能性があるとの見方を示した。
日立による提案の4日前に、東芝は福島原発に関する独自の長期的な廃炉案を提出した。日立が自主的に案を提出したのとは異なり、東芝の計画は、福島原発から破損した可能性の高い燃料を撤去し、他の場所に安全に移送するのにどのくらいの期間がかかるかに関する情報提供を求める東電の先の要請を受けたものだった。
東芝の工程案は米原子力企業のバブコック・アンド・ウィルコックス(B&W)とショー・グループの協力を得て作成したもので、東芝は同案では完了に少なくとも10年はかかるとの見方を示した。
東芝と日立は電子機器から工業システム、原子炉の販売に至るまで様々な分野で競合する。両社はそれぞれ異なる計画を提出することによって競争を試みていることは否定した。日立の広報担当者は、同社が原子炉設備の製造業者として状況改善に向けできる限りのことを行っている、と明らかにした。
東電の広報担当者は、東芝案もしくは日立案のいずれかを選択するのか、あるいは両社の協働を依頼するのかについてはまだ分からないと話している。福島原発では予断を許さぬ状況が依然続いており、燃料棒の溶解度合いなど主要な疑問点の一部もまだ明らかになっていないことから、今後の作業の規模と範囲についても引き続き不透明感が強い。
東電の清水正孝社長は13日の記者会見で、まだ提案について協議する段階ではないとの見方を示した。
記者: Juro Osawa
03. 2011年4月14日 09:24:31: FZgGiDbYMh
ロシア外務省、日本の外交青書に不快感表明
【モスクワ=寺口亮一】ロシア外務省は12日、声明を出し、日本の2011年版外交青書について「領土問題に関するくだりは遺憾と言わざるを得ない。古い考え方に基づくもので、受け入れられない」と不快感を示した。
外交青書は、昨年11月にメドベージェフ大統領が北方領土の国後島を訪問したことを「極めて遺憾な出来事」と明記した。
一方、声明は「重要な隣国」である日露の協力が両国の戦略的利益に合致するなどとした外交青書の記述を「ロシアの立場と一致する」と評価。東日本大震災後の協力に言及し、「この前向きな経験が今後の関係の方向性を決めるよう期待する」と、日露関係の悪化を望まない立場も示した。
3・11が米国の津波爆弾・地震爆弾によるものかどうか分りませんが、9・11同様、状況証拠がどんどん積み上がっています。
一方、製造が米国、管理が以国の福島原発は、安全のキャスを握ったかのように、両国に弄ばれています。
地震の恐怖と放射能の恐怖に一ヶ月晒された日本人は、良くも悪くも開き直り、個人差はあるものの、マッカーサー以前、ペリー以前、ザビエル以前の本性を現しつつある気がします。
又、最近、アラブの方達にお株を奪われつつある自爆攻撃ですが、元々、カミカゼアタックは我々の先祖が元祖です。
切腹文化有り、心中文化有り、仇討ち文化有り、特攻文化有り、の日本人が発想を変えると、日本中の原発は、特攻機・ゼロ戦・人間魚雷・回天に変身し、たちまち米・以両国と立場が逆転します。
ハルマゲカイダは、全世界から恨まれたくなければ、火事場泥棒から手を退き、日本銀行と特別会計を日本に返し、米軍も撤退させ、米国債も踏み倒さずに返済すべきです。
おわり
ご参考
米デイビッド・ロックフェラーは「小沢一郎に政権を渡すな」とヒラリー国務長官を派遣、菅直人首相にカツ!
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/7c05f84d1fd543f06d4c7b5a17c99518
葉隠
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%91%89%E9%9A%A0
曽根崎心中
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9B%BD%E6%A0%B9%E5%B4%8E%E5%BF%83%E4%B8%AD
神風特攻隊員の遺書
http://www.youtube.com/watch?v=_QOXodCXpTs
◆特殊奇襲兵器;人間魚雷「回天」人間爆弾「桜花」特攻艇「震洋」「マルレ艇」
http://www.geocities.jp/torikai007/1945/kaiten.html
同期の桜
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%8C%E6%9C%9F%E3%81%AE%E6%A1%9C
http://www.asyura2.com/09/cult7/msg/888.html
05. 梵天 2011年4月14日 09:29:51: 5Wg35UoGiwUNk : v7a8Ab2mMw
どうしてみんな社長の清水だけをせめて、それよりも責任の思いS級戦犯、原子力村のドン、副社長の武藤栄を攻撃しないか不思議。
彼は社内では副社長の地位だが、法人としての東京電力の代表取締役(最高責任者の一人)。つまり法人としての盗電の対外的な責任を全て負う身分。
経歴を見るともっとびっくり。
東大工学部原子力学科の卒業で福島第一原子力発電所建設時の技術部長。
※つまり、原子力の専門知識をバリバリに持っていることに疑念はない。
菅のヘリコプター視察にも同情し、安全デマを言った張本人。
そいつが全く攻撃されないのは、終始記者会見に出席してテレビ出演しているので、心理学で言うアナウンスメント効果(ハロー効果)で感覚が麻痺している証拠だよ・・・・・気をつけられたい。
ウソだと思うのなら、アエラ4月11号を見てみること。
別にアエラでなくとも、経歴や事故当時の行動なんかはネットで充分検索できるので、確認してください。
相手は心理学の効果まで使って責任を小さく見せようとしている・・・・。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/261.html#c5
01. 2011年4月14日 09:39:46: GIvCq0wFSg
IMFは米国に今年中に借金返済始めろっていってるみたいです。
http://www.telegraph.co.uk/finance/economics/gilts/8447116/IMF-warns-US-to-make-a-down-payment-on-deficit.html
やばそうです。鬼ども、また何かやらかしそうです。
http://www.asyura2.com/11/hasan71/msg/476.html#c1
13. 2011年4月14日 09:40:07: dbFbsSizGI
爆発してるな
一時圧力0になってたし…
指摘され慌てて書き換えされた
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/243.html#c13
18. 2011年4月14日 09:41:02: pLP1s9Xj9w
小出先生の名を社会的に広くしら示した第一の功績は、たねまきジャーナルさんですが、ジャック・どんどんさんの阿修羅への投稿も大きかったとおもいます。
ジャック・どんどんさんありがとう。たねまきジャーナルも昨年は小沢批判ばかりで聞くこともなくなっていたですが、偶然にも小出先生の一回目の放送を聞いてこの人は信用できる方だとすぐに思いました。ジャック・どんどんさんはどうでしたか。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/206.html#c18
02. 2011年4月14日 09:41:14: EA9wN1hYuw
米グーグル、世界最大規模の太陽熱発電所に140億円出資
http://www.afpbb.com/article/economy/2795417/7078497
* 2011年04月12日 17:39 発信地:ワシントンD.C./米国
(最後のくだりのみ転載)
アイバンパ発電所は、タワーの上部に設置された集熱器にヘリオスタットと呼ばれる鏡で太陽光を集め、この熱で水蒸気を作り、タービンをまわして発電する。タワーは完成時約137メートルの高さになり、ヘリオスタットは17万3000枚が設置される。建設は米建設大手ベクテル(Bechtel)が担当し、2010年10月に着工した。(c)AFP
(転載終了)
こんなところに噂の「ベクテル」が。
http://anarchist.seesaa.net/article/195702917.html
2011年04月13日
●東電のCMに支配されないはずのNHKが原発擁護になっている理由
トロツキーさんのコメントにより知った似非右翼「チャンネル桜」の炎上YouTube
嬉々として喋っている石川迪夫というハゲ爺は日本原子力技術協会前理事長、現最高顧問、元日本原子力研究所東海研究所副所長。
このハゲ爺さんはチェルノブイリ事故が起きた時に「朝生」に出演していた。まだ生きていたとは驚きだ。元原子炉技術者の田中さんとは違い、声高に露骨な上から目線で原発の安全を強調する。まるでナチス親衛隊の拷問好きな将校のようだ。
このハゲ爺のキチガイ理論では、福島第一原発の燃料棒の密封性は確保していたらしい。
----------------- ここから転載 ---------------------
まず水面下の燃料棒は、水で冷やされているから健全な状況が保たれている。これは論を俟たないであろう。
一方、水面の上に出た燃料棒は、周辺を蒸気で囲まれているから除熱が悪い。従って崩壊熱によって温度が徐々に上昇し、セ氏900度くらいになると周りの水蒸気と反応して被覆管が酸化し始める。この反応は強い発熱反応であるから、酸化が始まり出すとその付近の温度が局部的に上昇する。セ氏1300度近くになると反応が活発となり、被覆管の温度上昇は止まらなくなる。この結果、被覆の外面は薄い酸化皮膜(二酸化ジルコニウム)で覆われるが、被覆管の内表面もまた燃料ペレット(二酸化ウラン)から酸素を奪って同じ酸化被膜を作る。
つまり被覆管の内外表面は薄い酸化被膜で覆われ、その間に被覆管材のジルカロイ合金がサンドイッチ状に挟まれた状態となっている。ここで注意すべきは酸化皮膜の融点が、被覆管の材料であるジルカロイの融点、セ氏約1800度より高いことである。従って中身のジルカロイは溶けて皮膜の間を下に流れて溜まりを作る。一方、内外の酸化膜はくっついて、原子炉の圧力によって燃料ペレットに圧着され、例えて言えば、燃料棒はポリラップでペレットを巻き包んだような形態になる。酸化膜は高温では強靱であるから、燃料棒は多少の変形が起きても放射能の密封を保ち、水面上に直立している。福島の事故で、水から露出した燃料から放射能が出なかった理由はこれだ。不思議でも、測定違いでもない。 (電気新聞3/18)
------------------ ここまで転載 --------------------
http://www.shimbun.denki.or.jp/news/special/20110318_01.html
まぁ、原発キチガイの言いそうな話だ。そんなことはどうでもよい戯言。
問題は、チャンネル桜で放送された内容だった。そこにNHKが原発安全報道を続ける理由が垣間見えるのだ。
NHKスペシャル『原発解体』に対し、原子力村の連中が粘着厨のように抗議運動を行ないNHKに対し圧力をかけていたのだ。
NHK側が簡単に屈服したことは想像できる。
これは、安倍シンゾーや自殺中川が従軍慰安婦問題でNHKに圧力をかけた事件を彷彿させるものだ。
何らかの影響をNHKに与えたのではないか?
50. 2011年4月14日 09:41:47: NRvAM7Ti0k
すでに知っていたのならもっとしっかりした支援体制を築くべきだったろう。
管は邪魔者、
いますぐ辞めさせる必要があるだろう。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/200.html#c50
14. 2011年4月14日 09:41:51: dbFbsSizGI
想像するに、
3号機爆発→燃料放出
これを隠す事が今のミッション
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/243.html#c14
■南アの産金会社、コンソリデーテッド・ゴールドフィールズの調査部門だった、金に関する調査会社、GFMSが『ゴールド・サーベイ2011』を発表しました。
そのGFMSは今日発表されたレポートの中で「金価格は年末までに1600ドルを超える」と予想しています。
GFMSは金価格が高止まりするにつれて投資家の「値ごろ感」は昔よりも高い水準にリセットされ、「事実、金価格が仮に1500ドルを超えれば、そこからまた新しい買い物が入って来るだろう」とかなり楽観的な観測を述べています。
さらにGFMSは「金への投資は欧州、米国、日本などの政府の債務危機の深刻化によって助長される」と歯に衣着せない意見を披露しています。
また去年、金の延べ棒などのフィジカル(実物)なゴールドへの投資が+66%増えたことに関して「実物への投資の伸長は2010年後半や2011年初頭に見られたような短期での利食い売りで押し目を作る機会が減ることを意味する」としています。
(Market Hack)
■エネルギー投資家のT・ブーン・ピケンズ氏は、原油価格が年内に1バレル=125ドルに上昇するとの予想を示した。13日の米経済専門局CNBCとのインタビューで明らかにした。
ピケンズ氏は「年内に125ドルに達するだろう」と述べ、カダフィ大佐に忠誠を誓う部隊と反政府勢力との戦闘で失われたリビアの原油生産について、サウジアラビアの増産で埋め合わせることはできないと予想した。
同氏はその背景として、「国民のための莫大なコスト」をサウジは負担する必要があると指摘した。同国のアブドラ国王は最近、新築住宅や賃上げを柱とする巨額の懐柔策を打ち出したばかり。(ブルームバーグ)
http://www.asyura2.com/11/hasan71/msg/478.html
空洞化が加速するのは既に現実化していることだが
それがどの程度、失業率の増加や、GDP減少、被用者総所得の減少に効いてくるかだ
日銀などが試算している程度の下押しで済めば、それほど劇的に悪化するというわけではないが
このまま無策だと年金など社会保障の前提となる成長率がさらに悪化して
既に破綻しているものが、さらに前倒しになることだけは確実だ
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20110407/266215/
小宮一慶の「スイスイわかる経済!“数字力”トレーニング」
日本経済の回復は7-9月期から、そのために私たちがすべきこと
2011年4月8日 コメント(7件)
前回に引き続き、東日本大震災後の日本経済の行方について話を進めていきたいと思います。今回は、これからの企業の動きや雇用の動向、日本経済の明るいシナリオなどについてお話ししていきます。その上で、政府は何をすべきか、私たちは何をすべきか、考えていきましょう。
震災後、企業の海外シフトが加速する
震災後の日本経済を考える上で、企業の動きが重要な役割を果たすことはいうまでもありません。震災後の企業の中長期的な話として、重要なポイントがあります。それは、このままでは企業の海外シフトがより加速する可能性が高いということです。
ただでさえ日本経済の将来には閉塞感があり、さらに地震国という性質上、今後も地震のリスクはなくなりません。また、今の政府の対応を見ています と、いつ再び電力不足に陥ってしまうか分からない状況です。これらのことを考えると、企業が「海外で売る物は海外で作ろう」と考えるようになるのは自然な ことでしょう。
例えば日本の自動車メーカーは、国内で生産したものの半分程度を輸出して海外拠点に出しています。つまり、国内で作った物を、海外拠点で売ってい るというわけです。ですから、今後は製造拠点自体を海外へ移してしまおうという話になる可能性があるのです。部品も同じです。リスク分散の観点からも海外 拠点で生産を増やそうと考えるところも少なくありません。さらに、やや一服したとはいえ、今は円高が続いている状況ですから、海外シフトの加速に拍車がか かるでしょう。すると、余計に国内は復興しにくくなってしまいます。中長期的にも経済の停滞が強まることになりかねません。
国内では、原発の問題解決が長期化しそうです。政府は「放射性物質の流出を阻止するのに数カ月かかる」と認めています。周りの土壌や海が汚染され ると、数十年単位の問題になってしまいます。原発問題解決に時間がかかればかかるほど、危険も広がり、避難している人たちも苦痛を味わうことになります。 もちろん、企業もそのリスクを考えます。原発問題は国内でビジネスを行う上での不安材料となるのです。
以前、新日鉄と住友金属との統合についてお話ししました(記事はこちら)が、元々、海外展開しようとしている企業が増えていたところでした。新日本製鉄は4月4日、タイに自動車用鋼板の工場を新設し、2013年から稼働させることを発表しました。同社は2013年にインドやメキシコにも同様の工場を建設する予定です。
このままでは今後はより海外へ出て行く企業が増えるでしょう。リスク分散の観点から見ても、新興国の発展スピードの点から見ても、企業にとっては海外へ行く方がメリットが大きいのです。
ますます冷え込む雇用と、増加する企業倒産
皆さんもすでにお分かりかもしれませんが、これから雇用がさらに厳しさを増す可能性があります。
最近、私の周りでもそれを象徴する出来事がありました。転職支援会社から私の小さな会社にまでかかってくる営業電話が増えているのです。彼らは雇 用の動きに敏感です。景気が悪くなって求人数が減ってくると、色々な会社に営業電話をかけ始めます。つまり、すでに雇用は落ち込んでいるということです。
また、早くも内定取り消しの話が出始めています。それだけは止めてほしいところですが、今回の震災で経営が立ち行かなくなってしまった企業や、特 に被災地では企業自体が消失しているケースもあると思います。採用どころではなくなってしまった企業も数多くあるでしょう。そういう内定取り消しにあった 人たちを採用しようとしている企業もありますが、新卒だけでなく、雇用を失った多くの方たちの受け皿も十分でないのが現実です。政府は、そういう方を採用 する企業に助成金等を出して対応すべきでしょう。
本来なら4月1日から来年度の採用活動が本格化する予定でしたが、震災の影響で採用活動を先延ばしにする企業が増えていますが、これも来年度の新 卒(現、大学4年生)にとっては不安な話です。その時期まで待ったとしても、実際に採用が行われるかどうか分からないからです。
まだ現時点では、震災後の企業業績が分かりません。どれだけ震災の影響が出るか、まだ分からないということです。企業の業績が想像以上に悪く、下 方修正する可能性もあります。3月期の決算は、震災の影響を年度全体から見ますと24分の1ほどですから、それほど大きくは出ません。しかし、震災の本格 的な影響は2011年4-6月期から出始めます。
企業倒産件数の推移に注意
前回もお話ししましたが、例えば大手自動車メーカーは、部品メーカーの工場の破損や停電の影響から、震災後ほとんど自動車を製造できていません。 作っていないということは、当然売れないということで、利益が出ないということです。需要があっても売れないのです。さらにその需要も冷え込み気味です。 これは自動車業界だけではなく、製造業全体にも言えることです。どの分野の製造業も、出荷量を減らさざるを得ない状況が続いているのです。
すると、今年度就職する学生たちも大変でしたが、先ほども少し触れましたが、来年度に就職を控えている学生たちも非常に大変であることが予想でき ます。この状況で、求人を増やそうという会社はほとんどないでしょう。新卒だけでなく、現在働いている人たちの雇用にも影響が出ないか心配です。
ですから、今後しばらくは雇用の数字に注意することが大事です。「有効求人倍率」と「完全失業率」の数字が、2011年3月以降どう動いていくか。2月までの数字からの変化に注目してみてください。
もう一つ、私が最も懸念しているのが「企業倒産件数」です。
2011年2月の数字は、987件となっています。これは、私の記憶にもないほど久しぶりの低水準です。理由としては、金融円滑化法の影響、それからその時点までは景気が底堅くなってきていたことが考えられます。
しかし今後は、この倒産件数の数字が再び増える可能性があります。政府は緊急支援すると言っていますが、実際どれぐらいのお金が出るのかは分かり ません。また、融資してもらったとしても、業績は格段に落ち込む可能性がありますし、とくに中小企業では影響が大きいと思われます。被災地では廃業という ケースもあると思います。
さらに、震災によって国内だけでなく海外の工場も止まっているということです。国内で製造している部品の輸出ができないからです。先程の企業の海 外シフトの話にも関連しますが、このようなリスク分散の観点からも余計に海外シフトが加速し、国内の雇用が冷え込んでしまう可能性があります。中長期的に は空洞化が加速することになりかねません。
政府による強力な経済対策が必要
そこで、政府は強力な景気対策を行う必要があります。もちろん、復興でお金を使うことは東北地方の経済を下支えしますし、関連する東北以外の企業 業績を向上させます。しかし、それと同時に東北以外の地域にも目を向けなければいけません。例えば関東周辺の地域は、このままでは計画停電や原発問題の影 響で企業業績が落ちますから、それも併せて雇用などの対策を立ててほしいところです。
被災地の復興のためにも、これかれら短期的には冷え込むであろう日本経済を回復させるためにも、私たちががんばらなければいけないのですが、それだけでは限界があります。やはり政府の対策が必要です。
まず何にせよ、まずは電力供給を回復させなければなりません。インフラが整わないのは、最悪の状況です。
今年の冬には5000万キロワットまで回復させるという報道がありましたが、それでも今年の夏を考えれば、まだまだ電力は足りません。しかし、新 たな発電所を建設するにも年単位の時間が必要ですし、他の電力会社からの供給がどの程度可能かどうかも分かりませんから、電力不足の問題は下手をすれば来 年の夏まで長期化する可能性が高いでしょう。電力需要の高まる夏と冬をどう乗り切っていくか。それと同時に、福島原発問題をどう解決していくか。ここが、 被災地の復興とともに第一の課題になります。
米国経済に見える明るいシナリオ
一つ希望を持っているのは、米国経済の回復です。米国の景気が、少しずつですが良くなってきているのです。4月1日に米労働省が発表した、3月の 雇用統計では失業率が8.8%に上昇しました。これは約2年ぶりの水準です。失業率の改善は4カ月連続で、非農業部門の雇用者数も21万6000人増で6 カ月連続のプラスとなりました。消費などの指標も上向いています。米国経済の分析は改めて詳しく行いますが、概ね順調に回復傾向を見せているのです。
私の予測では、日本は4-6月に大きく落ち込んだ後、7-9月は回復の兆しが見えるものの、電力事情などの影響もあり、夏頃までは大変な状況が続 くと思います。それでも、秋口あたりからは米国経済の回復と中国経済の成長があれば、それらが日本の景気回復の下支えになってくれるのではないかと考えて います。円安傾向と米国景気や新興国の経済成長の恩恵を受ける輸出型メーカーの業績回復をきっかけに、日本の雇用や消費も短期的には上向く可能性がありま す。それが日本経済の希望であり、明るいシナリオです。
もちろん、懸念材料もあります。一つはポルトガルの問題がまだくすぶっていることです。それがもし悪化していけば、欧州とつながりの深い米国や中 国の経済に影響します。ですから、もし欧州で金融危機が起こってしまったら、日本は間接的に影響を受け、厳しい状況に陥ってしまいます。
さらに、資源高の問題もあります。石油は依然として1バレル=100ドルを超えています。ですから、現在日本では消費者物価はマイナスですが、そ ろそろプラスに転じるのではないかと思います。しかし、それはいい意味でのプラスではなく、コストプッシュ型の悪い消費者物価の上昇です。この点も今の状 況をより厳しくする一因となります。
「みんなで稼いで使う」を実践しよう
ですから何度も言いますが、政府は復興とともに抜本的な経済対策を行うべきです。ただ、今の菅政権では難しいでしょう。それでも政権交代を行って いる余裕はありませんから、復興のための暫定内閣という形でもいいので、与野党で協力してとにかく早急に復興と経済対策をしっかりと行ってほしいのです。
そして、このような中で私たちにできることは、目の前のことを精一杯やることです。それによって他の地域の産業が底上げされ、日本の財源が支えられます。ざっくり言いますと、「みんなで稼いで、しっかり使う」ということです。
私の会社でも、震災直後に社員旅行を予定していましたが、中止せざるを得ませんでした。しかし、期末の打ち上げの宴会は行いました。自粛することも考えたのですが、こういう時だからこそ、少しお金を使うことも必要と考えたからです。
みんなが貯蓄に回してしまうと、さらに景気が悪くなってしまいます。お金は使えるところは使った方がいいのです。
また、前回にも書きましたが、早ければ来年度から消費税を上げることを宣言し、今年度の消費を先食いで増やし、かつ復興財源の確保やその後の財政再建の道筋をつけるのも有効だと私は考えています。
いずれにしても、政府は復興と早期の原発問題の解決、そして同時に景気を刺激するための経済対策をやることです。さらには、企業の海外シフトを少 なくするための、中長期的な経済、産業政策も打ち立ててもらいたいものです。そして、私たちは、あまり委縮することなく、目の前にあることをしっかりとや る。それが、復興への近道になると思います。
(つづく)
小宮一慶(こみや・かずよし)
経営コンサルタント。小宮コンサルタンツ代 表。十数社の非常勤取締役や監査役も務める。1957年、大阪府堺市生まれ。81年京都大学法学部卒業。東京銀行に入行。84年から2年間、米国ダートマ ス大学エイモスタック経営大学院に留学。MBA取得。主な著書に、『ビジネスマンのための「発見力」養成講座』『ビジネスマンのための「数字力」養成講 座』(以上、ディスカバー21)、『日経新聞の「本当の読み方」がわかる本』、『日経新聞の数字がわかる本』(日経BP社)他多数。最新刊『日本経済が手にとるようにわかる本』(日経BP社)――絶賛発売中!小宮コンサルタンツBlog:komcon.cocolog-nifty.com/blog
皆さまからお寄せいただいたコメント(7件)
地震、津波、原発事故の3重苦に苦しむ東北関東地方は本当に悲惨な状態といってよいでしょう。被害にあった方々に は深く哀悼の意を表しますが、産業からの面から見ると本筆者のご指摘の通り生産拠点を海外に移転する速度を大幅にアップする可能性があります。日産のゴー ン社長も東北工場は必ず復興させると言っていますが、彼の頭の中はもう違う設計図が描かれているでしょう。しかし座してその状況を受けるのは日本人の恥と思うので、ここは踏ん張りどころです。奇麗事を言っても仕方ありませんので下記提案させて頂きます。
加工食品は食べなければよいのですが、野菜や魚、お肉等の食材が特に2010年位から特に、安心して食べられませ ん。全体の利益というのは、ある限られた人間の利益だけなのでしょうか。東北の被害には、心が痛みますが、その影で、何も関係のない地域で、東北の被災に は全く関係なく食品の安全が脅かされています。生産拠点が海外に移っても、より安全な商品が提供されるよう見守るしかできない全世界の消費者を裏切ること のないように願います。こういう人、死んじゃったらわかんないし、今、お金がほしいの、みたいな感じがしてきました。労働力はロボットでよいから人いらないとか、その人いらないです。。。とか書いているうちに、その人たちと同化してしまいました。物事をお金で考えると、単純で楽なのかもしれませんね。(2011年04月12日・生活の基本は食事)
私はある商社で事業開発を行っております。今、一つ商品を開発中ですが、生産できる段階になった時、東北に工場を作ろうと思います。Made in Japanの強さを武器にして行きたいと強く思いました。(2011年04月12日・ひげ委員長)
小宮氏の「過度な自粛」はやめたほうがいいとの主張に大賛成です。経済のキャッシュフローが廻らなければ、ますます経済へのダメージは深刻化し、東北の復興も遅れるでしょう。政府調達でも東北の産品を優先的に採用するぐらいのことを時限的してもいいと思います。(2011年04月12日・千葉)
甚大な被害の前に茫然としてしまいますが、生き残った市民にできることは、悲嘆にくれて涙することだけでは無いはずです。被 害にあった東日本大平洋岸地帯は、良質の農水産物や加工食品などに加え、世界の先端産業を支える部品供給基地でもあった。これらの高い付加価値は復旧後も 変わらない価値を持つはず。今回の地震で1,000年分の地殻歪みは解消されたのだから、ここ当分(1,000年?)は巨大地震の可能性がほぼゼロという メリットも得た地域。もちろん地形から来る津波の危険は同じなのでその備えは必要。社会インフラを全て失った沿岸部へは数十兆円の公共投資が必須。これらは膨大な雇用を生む。従来の公共投資のように利権の巣にしてはいけません。確実に生活者の懐へ入るようにマネージできれば、膨大な消費も生まれる。今は貯め込まず使うことが大事。貯め込んでいるのは高齢の資産家たちですから、何らかの形(国債、課税)でその資産を吸い出し、投資へ回すことが必要。国境を越えた経済圏が形成されつつある現在、日本はその役割を認識し、それにあった新しい国家像を実現する契機にせねばなりません。失った尊い命のためにも。(2011年04月12日・愚痩子)
そうです。アメリカの景気は上向いてきています。いつまで続くかは大きな問題ですが。では、アメリカの取った金融 政策を、日本でも真似ればいいのです。アメリカだけではありません。諸外国は同じように金融政策を取って、リーマンショックを乗り越えています。日本だけ が取り残されました。おかげでこの円高です。簡単なことではないかと思いますが、何故やらないのか。そして筆者は、増税を繰り返されますが、増税をして立ち直った国などあるのでしょうか。また、景気対策を行っても帳消しでしょう。財政再建は大事ですが、タイミン グを考慮すべきです。今年度の消費を先食いし、来年度からは全国でじり貧です。景気などあがりようもなく、結果、財政再建も無理でしょう。消費税増税で一 体どれだけ税収があがり、それをどう復興財源や、財政再建に活かしていくのか、きっといつの日か、筆者には数字で示して頂けるものと信じております。 (2011年04月12日・エセ経済学者より)
私には今回の震災がきっかけで製造業の海外移転が加速するとは到底思えない。震災は悲惨で悲しい事実だが、結果的 に日本の潜在的な強さや可能性を世界に示したと思う。単純作業だけの製造業はすでに海外移転しているし、日本に残っている産業は日本でしか付加価値をつけ られないものに限られていると思う。今回の震災と原発事故で日本人は安全と信頼に対する重要性を改めて自覚したと思う。世界の多くの人たちも同じ思いを 持ったのではないか?それは製造業に限らない。農林水産業しかり、サービス業しかり。日本が今回の震災の悲劇を乗り越えるのはそう時間のかかることではな いだろう。(2011年04月13日・ゾンビ)
http://www.asyura2.com/11/hasan71/msg/479.html
03. 2011年4月14日 09:45:48: h5LFKYdopg
日本の地震予知の研究というのは
人工地震を起こすための基礎データーの収集
日本の地殻の断層の状態を徹底的に調べてご丁寧に公表している
これを使えばどこをトリガーにするかを決める事が出来る
それがホントの正体
http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/137.html#c3
93. 2011年4月14日 09:48:26: 0KySeWdZnU
ふくいちライブカメラ は通常に動作中
http://www.tepco.co.jp/nu/f1-np/camera/
http://www.asyura2.com/10/bd59/msg/474.html#c93
94. 2011年4月14日 09:49:11: 1SIm2vXFmE
醜い応酬の連鎖でこの掲示版を汚すのは、そろそろ止めにしてね。
それより、91さんの言うように、情報があまり伝えられなくなってきたのは、事態が深刻過ぎて手の打ちようが無くなっているからでしょうか。
後から必ずばれるからもうウソはつけないし、真実はヤバ過ぎて公表できる内容じゃない。
でも、いつかは全てをありのままに国民に伝えなければならない時が来る。
そのタイミングを見計らっているのか。
それまで事実を「小出し」にして、ショックを和らげる作戦か。
予言は当たらないに越したことはありませんが、「不安を煽る」ことと、「最悪を想定して心構えをする」ことは、根本的に違うと思いますが。
「30メートルの津波が来るかもしれないから巨大な堤防が必要だ」と言う人に、
「不安を煽るようなことを言うな」と批判しますか?
そんな津波が来なかったからといって、「ほら、どうしてくれるんだ」と言いますか?
頭痛の症状に対し、「万一脳腫瘍があったら大変だからCTやMRIの検査をしましょう」と勧められて、
「不安を煽るようなこと言わないで下さい」と抗議しますか?
検査の結果何も見つからなかったと言って
「どうしてくれる。無駄だったじゃないか」とごろつきますか?
結果論ではなく、可能性・危険性を想定してあらかじめ対応を考えておくという発想でなければならない。
日本政府は、原発という恐ろしいものを建設しておいて、イザという時の住民避難勧告基準を作っていなかったということが、今回の後手後手指示で明らかになった。
言うに事欠いて、「想定外」の子供だましの言いわけだ。
http://www.asyura2.com/10/bd59/msg/474.html#c94
Mwで数千倍巨大だったから、その差から考えれば圧倒的に被害は小さいとは言え
それでも阪神・淡路に比べて、あらゆる点で数倍のダメージだ
http://business.nikkeibp.co.jp/article/money/20110412/219417/?ST=print
日経ビジネス オンライントップ>投資・金融>復興の経済学
高齢化と人口減少という被災地の厳しい条件 地域人口データを使って阪神・淡路大震災と比較してみると…
2011年4月14日 木曜日 出口 恭子 政治 金融 投資
東日本大震災から1カ月余り が経った。原発事故は収束の見通しすらたっていない。余震も広い範囲にわたって続いている。一方、津波被災地でも岩手県や宮城県では、復旧に向けた取り組 みが始まっている。また、各方面で、被災地の復旧・復興のための議論形成や提言づくりに向けた動きが広がりつつある。
震災から日が経つにつれ、首都圏の電力不足問題、部品の供給(サプライチェーン)問題、放射能漏れに伴う風評被害などの二次的被害が顕在化してき ているが、原発事故による被害を除いた地震、津波による直接的被害さえ、その甚大さから、全貌が明らかになるには、もうしばらく時間を要するだろう。しか し、「今後大幅に増加する見込み」といった条件付きながらも明らかになる各分野の被害状況等から、今回の被害が1995年1月の阪神・淡路大震災の被害を 大きく上回ることは明らかだ。
災害救援や復旧作業の関係者から、津波被災地を取り巻く諸条件が、阪神・淡路大震災の時よりも厳しいという声がしばしば発せられている。では、被 災地全体を見た場合、どの程度厳しいのだろうか。こうした視点は、復旧・復興に向けて、阪神・淡路大震災の経験を参考にするにせよ、新たなパラダイムに 立った計画を練るにせよ、必要になるのではないだろうか。
そこで、地域人口データという限られた側面からではあるが、津波被災地を阪神・淡路大震災の被災地と比べてみることにした。ここでの比較は、災害 発生から20日あまり経過した時点で発表されている被害状況に基づくものであり、今後の被害状況の修正に応じて変化することをご了承いただきたい。
岩手・宮城・福島3県の沿岸部だけでも6倍の面積
東日本大震災の津波は、太平洋に面する青森県から千葉県までの全長500キロに及ぶ沿岸部に甚大な被害をもたらした。これら南北に伸びる沿岸部でも、岩手、宮城、福島の東北3県の沿岸部では、人的被害が特に深刻である。
岩手、宮城、福島の3県の市町村数は、3県合計で128市町村。その約3割にあたる37市町村が太平洋に面した海岸線を持つ。この沿岸部37市町村の市町村域の面積を足すと、約9200平方キロとなる。これは、鹿児島県の面積にほぼ匹敵する(注1)。
(注1)この沿岸部37市町村には仙台市が含まれる。仙台市については、市域全てではなく、海岸沿いの宮城野区と若松区の2区の面積のみを算入した。
阪神・淡路大震災の被災地は、一般的に、兵庫県下の神戸市などの10市10町(当時)のエリアとされる。そこで、行政区域を用いて単純計算してみると、今回の被災地のうち、津波被害が特に深刻であった東北3県の沿岸部だけでも約6倍の面積となる(注2)。
(注2)阪神・淡路大震災では、兵庫県下の10市10町(当時) に災害救助法が適用されたことから、この10市10町が被災地とされることが多い。この10市10町とは、神戸市のほか、人口集積の高い尼崎市や西宮市等 のほか淡路島の1市10町である。一方、東日本大震災では、被災地でない地域が積極的に避難者の救助に当たれるようにするため、災害救助法の弾力運用によ り被災地でない市町村にも同法が適用されていることから、同法の適用市町村を被災地とみなすことができない。
次に、被災地の人口について比較してみた。東北3県の沿岸部37市町村の住民は、 2010年10月実施の国勢調査の速報結果を用いると、180万人程度である。阪神・淡路大震災時の被災地の住民(350万人程度)の半分程度と少ないも のの、熊本県1県分の人口にほぼ匹敵する(注3)。
(注3)仙台市については、面積と同様に、宮城野区と若松区の人口のみを算入した。
つまり、津波による人的被害が甚大であった東北3県の沿岸部は、阪神・淡路大震災の被災地の6倍の広いエリアに、その半分の人口が点在するという地理的条件を持つ地域だった(図1)。
津波被災地が広範囲に及ぶことから、震災生存者の捜索・救助や、被災地への救援物資の輸送が難航しているといった報道があるが、データからもそれがうかがえる。さらに、この悪条件は今後の復旧作業においても負担となるであろう。
なお、ここでの比較は、あくまでも津波被害が特に甚大であった東北3県の沿岸部についてみたものである。津波被害は、この3県のほか、八戸周辺(青森)から九十九里浜(千葉)にも及んだ。現実には、これよりも厳しい地理的条件に津波被災地は直面していたことになる。
住民の1割超が死者・行方不明者となる自治体が3つも
東日本大震災の人的被害をみると、死者と行方不明者とを合わせた数が2.7万人を超 え、阪神・淡路大震災の4倍以上となっている。犠牲者の大半が津波によるもので、そのほとんど全てが岩手、宮城、福島の3県に集中し、震災発生から1カ月 が経過しても、行方不明者が死者を上回っている(注4)。
(注4)身元不明の遺体が多いことから、死者と行方不明者が重複して数えられている可能性がある一方、被害の大きかった市町村の中には、行方不明者数がいまだ不明の市があることから、行方不明者がさらに増加する可能性もある。
次に、死者・行方不明者を地域別にみるため、市町村別の死者・行方不明者数を、その市町村の人口に占める割合でみた。
ここで用いた被害状況はあくまでも暫定的なものであるが、津波により市街地の大半が水没した岩手県の陸前高田市(震災前の人口2.3万人)、大槌町(同1.5万人)、宮城県の女川町(同1万人)の1市2町では、住民の10%以上が死亡もしくは行方不明となっている。
岩手県の沿岸部の12市町村合計でみても、沿岸部で比較的人口の多い宮古市や釜石市で多数の死者・行方不明者が発生したことから、その割合は3% である。宮城県では、石巻市(被災前の人口16万人)で5500人近い住民が死亡・行方不明となり(人口の3.4%に相当)、県全体では、仙台市の所在未 確認者を含めると、沿岸部人口の2%近くが死亡・行方不明となっている。
死者6434人(行方不明者3人)を出した阪神・淡路大震災でも、死者が人口に占める割合は0.2%であった。震源地付近の神戸市東灘区や灘区でもその割合は0.7〜0.8%であり、津波被災地を大きく下回る(図2)。
これらの数値から、津波による人的被害が、阪神・淡路大震災をはるかに凌ぐ打撃をコミュニティーに与えたことがうかがえる。既に被災地では、役場 職員もその多くが犠牲者となってしまったため、災害救援・復旧に平時を大幅に上回る人員が必要であるにもかかわらず、人員不足で役場が機能しないという問 題が生じた。
これに似た問題は、今後他の分野でも出てくるだろう。それぞれの分野の専門知識やノウハウ、技能を持ち、かつ、地域の特性も踏まえて柔軟に動くことのできる人材の多くが津波の犠牲者となってしまったことは、地域社会・地域経済の再建にとって大きな痛手である。
さらに、今回の津波被災地では、住宅損壊等で避難生活を強いられている人々の割合も 高い。震災から20日あまり経った時点の行政公表の避難者数によれば、岩手県沿岸部で人口の17%(4万7000人)、宮城県沿岸部で人口の6%(5万 6000人)が、それぞれの地域の避難所にとどまっていた。また、被災地以外の地域の公共住宅等に一時的に転出する動きも始まっていたが、陸前高田市や大 槌町では地元の避難所にとどまる避難者が住民の半数以上であった(注5)。
(注5)行政が公表する避難者数には、避難所でなく、親戚や知人の家に避難している人が含まれていないことがある。このため、実際の避難者は、行政が公表する避難者数を上回る可能性が高い。
被災地の震災前の平均年齢は46歳
被災から復旧・復興までの多大なエネルギーが必要となるプロセスを、被災地の人々は人口減少、高齢化という条件の下で進めていかなければならない。
今回の津波被害が甚大であった東北3県と、阪神・淡路大震災時の兵庫県において、人口減少と高齢化の程度について、被災前における両地域の人口変化率と住民の平均年齢を使って比べてみた(注6)。
(注6)東北3県においては、沿岸部のみならず、内陸部でも高齢化が進んでいるため、平均年齢について、沿岸部と、内陸部も含めた県平均との間に著しい差はない。兵庫県についても、被災地と、被災地以外の地域も含めた県平均との間に著しい差はない。
まず、東北3県をみると、岩手や福島では、10年以上前の1990年代後半には人口減少局面に入っており、宮城を含めても、2000年代後半の人 口変化率は0.45%(年率換算)の減少になっている。一方、阪神・淡路大震災時の兵庫県では、震災前(1989年〜1994年)の人口変化率は 0.36%(年率換算)の増加であった(図3左)。
平均年齢については、2010年のデータがまだ公表されていない。このため東北3県について、2005年の43.9歳をもとに、過去のトレンドを 用いて計算してみると、震災直前の平均年齢は、約46歳であったと推定される。一方、1990年の兵庫県の平均年齢は37.6歳であった。上記の東北3県 と同じように概算すると、震災直前の平均年齢は、約39歳であったとみられる(震災後の1995年10月の兵庫県の平均年齢は39.4歳だった)(図3 右)。
今回の被災地の平均年齢が被災でどう変化しているかについては現時点では分からないが、仮に被災地の平均年齢に大きな変化がないとすれば、被災地 の平均年齢は阪神・淡路大震災と比べて約7歳上昇することになる。なお、2009年時点で、東北3県では65歳以上人口の割合が24.2%、15歳〜64 歳人口の割合が62.5%であった。一方、1995年の兵庫県では、65歳以上人口の割合は14.1%、15歳〜64歳人口の割合が69.6%であった。
日本全体の平均年齢も上昇している。阪神・淡路大震災時には約39歳であったが、東日本大震災時には約45歳と約6歳上昇している。また、阪神・ 淡路大震災では、被災地の平均年齢は全国平均と同年齢にあったが、今回の被災地の平均年齢は全国平均に比べて約1歳年上となっている。
人口変化率についてはどうか。阪神・淡路大震災時には、兵庫県も日本全体も緩やかながらも人口増加局面にあったが、今回の被災地である東北3県は、被災前から人口減少局面に入っていた。日本の総人口も、2007年をピークに減少に転じている。
被災地では震災前より人口減少のスピードが加速していた
被災地の人口をもう少し詳しくみるため、東北3県の沿岸部の37市町村について、過去10年間の人口の動きを2000年代前半と2000年代後半 の2期間に分けてみてみた。2000年代前半に8割近くの市町村で既に人口が減少していたが、2000年代後半には、これらの市町村の多くで、人口減少の スピードが加速していた。岩手県の沿岸部では、12市町村の全てがこのパターンにあてはまる。一方、東北3県の沿岸部で2000年代後半に人口が増加した 市町村は、全体の2割にとどまる(図4)。
以上のように、(1)東日本大震災の津波被災地は、阪神・淡路大震災の被災地と比べ、平均年齢が7歳上の46歳であると同時に、10年以上前から 人口が減少を続けている地域がほとんどである、(2)日本全体の平均年齢も、阪神・淡路大震災時から約6歳上昇して約45歳となり、多くの地域では人口減 少が始まっている。
今後の復旧・復興において、被災地では若壮年層が中核的存在となるが、今回の被災地では、こうした年齢層の割合が阪神・淡路大震災の被災地よりも 小さく、さらにこうした人々の年齢も総じて高くなっている。加えて、10年以上前から人口が減少している地域も多く、中には、津波によって人口の1割超が 死亡・行方不明となっている市町村もあり、被災地では、地域の事情に通じた即戦力の人材の不足が深刻であるとみられる。
一方の支援する側の地域も、程度の差はあるにせよ、高齢化し、人口が減少するという、いわば同じ課題を抱えている。
阪神・淡路大震災よりも厳しい条件の下で
以上は、地域人口データという限られた面から、津波被災地の置かれた状況の一端をみたにすぎないが、被災地の広域さ、人的被害の地域社会・地域経 済に及ぼす影響の大きさ、被災地と支援する側の地域の双方での高齢化・人口減少の進行、といった点からみると、津波被災地に突きつけられている条件は、阪 神・淡路大震災よりもはるかに厳しい。
わが国では、阪神・淡路大震災が教訓となり、災害救援から復旧・復興に至る過程で、さまざまなノウハウの蓄積や人的ネットワークの形成等が行われ てきた。既にそれに基づく実践が、自治体、企業、NPO等のほか、個人レベルでも、被災地はもちろん、地理的に離れた被災地とそれ以外の地域との間でも広 く行われている。
阪神・淡路大震災よりもはるかに厳しい条件の下で、津波被災地が復旧・復興を遂げるためには、こうした取り組みのさらなる発展が不可欠であろう。
しかし、今回の津波被災地が阪神・淡路大震災と大きく違う点は、被災よりもかなり前から地域経済の衰退等によって、人口が減少していたこと、被災地も、それを支援する側も、高齢化し人口減少に直面しているということだ。
阪神・淡路大震災の教訓をベースに培ってきた知恵の深化・発展はもちろん必要であるが、それを超えた地域再建の手腕、例えば、激化するグローバル 競争の下で、被災地の強みを活かしつつ、地域経済が自律的に展開し、生き残っていくための制度や仕組みはどうあるべきかという視点を含めた地域づくりが重 要になってくるのではないだろうか。
復興の経済学
地震、津波、原発事故…。東日本大震災が日本経済に及ぼした影響ははかり知れません。この未曾有の災害の影響を、私たち日本人はどのように克服して いけばいいのでしょうか。これまでの経験も前例も役に立たないこの事態に対処するには、あらゆる知見を総動員し、ベストの選択をし続けなければならないで しょう。このコラムでは、経済学の分野で活躍する学者や専門家たちに、日本復活に向けての提言を聞いていきます。
⇒ 記事一覧
出口 恭子(でぐち・きょうこ)
政策研究大学院大学准教授。1993年東京大学経済学部卒業。同年経済企画庁(現内閣府)入庁。2010年から現職。
http://www.asyura2.com/11/hasan71/msg/480.html
78. 2011年4月14日 09:57:29: dbFbsSizGI
>>77
主な汚染源
つまり燃料の破片(粉塵)が最初どこへ落ちたか
私は、あの爆発の時の風向きから9割以上は海へ落ちてると思いますが
チェルノブイリの場合、陸に落ちたから放射線を発しつつジリジリ
拡散したと考えますがいかがでしょう?
一度海へ落ちればもう陸へは拡散して来ないですよ
http://www.asyura2.com/11/genpatu8/msg/461.html#c78
02. 2011年4月14日 09:57:42: rESSViWtBI
これでもまだ、福島第二と女川原発は稼動させたまま?
六ヶ所村の再処理工場は大丈夫なんだろうか?
ナイターなんかやってる場合か!
CIAゴミウリ新聞のナベツネ君よ。
この地震が発生した場合の最悪のシナリオを描いて、防災シミュレーションを
して、対策しなかんでしょう?空き菅君!
http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/133.html#c2
01. 2011年4月14日 09:57:48: l2wLeeJmIs
年間7億4千万か。
1月、6千万円以上?
1日、200万円以上?
1時間、8万円以上?
すごいな。
こりゃやめないわけだ。
体調悪くて休んだ日何日だっけ?
引いとけよ。
03. 2011年4月14日 09:57:55: h5LFKYdopg
レベル何とかかんとかとか言う言い方は
ただのB層だまし
まったく意味がない
放出された放射能の量については
日本でも世界でももう正確な推定量が計算されているはずなのに
未だに根拠曖昧なチェルノブイリの何分の一とかの概算値しか出そうとしない
過小評価も過大評価もどちらのウソもウソにかわりなし
世界が福島の事態をカードにしたウソゲームを始めた
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/265.html#c3
河合薫の新・リーダー術 上司と部下の力学
日経ビジネス オンライントップ>IT・技術>河合薫の新・リーダー術 上司と部下の力学
放射能という“目に見えない恐怖”がもたらすストレスの脅威 市民が知りたい情報を伝えられないメディアの責任
2011年4月14日 木曜日
河合 薫
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「はっきり言って、もう放射能のおかげで家族崩壊です。ストレスでおかしくなりそうですよ」
こう切り出したのは、大手商社に勤める大学時代の知人の男性である。
「被災している方のことを考えると、こんな不満はささいなものだと非難されるかもしれませんが」と彼は前置きしたうえで、次のように語った。
「私には来月に5歳になる息子と、2歳半の娘がいます。娘は未熟児だったんで、いまだに同じ年の子供よりも体が小さい。だから妻は余計に、神経質になってしまいまして。水は買い占めるわ、大変でした。換気扇も絶対に回しません。息子も2時間以上は外出させないので、サッカーの練習にしても、終わっていなくても2時間たつと強制的にやめさせるんです」
「僕は正直、やりすぎじゃないかって思うんです。息子だって、周りの子供たちはまだ練習しているのに、なぜ自分だけ帰らされるか分からない。子供なりに戸惑っている。でも、妻は『この子のことを守れるのは、私しかいない。周りから何と言われてもいいの』と一点張りで、何か僕が言おうものなら、たちまちけんかになってしまうんです」
あからさまにトーンダウンした放射能に関する報道
実は、この話を知人から聞いたのは、先週の金曜日(4月8日)のことである。
先週といえば、原発事故の発生当初は過剰なまでに恐怖心をあおり立て、その後は手の平を返したように、「大丈夫。問題ない」という言葉を繰り返したメディアが、放射能に関する報道熱をあからさまにトーンダウンさせていた時期である。
それまでで最大の余震が襲来した木曜日の夜でさえも、「原発に異常はない」という報道を繰り返すばかりだった。
そして月曜日。震度6弱の余震が福島を襲った。その数時間前には、福島第1原子力発電所の周囲20キロの圏外で新たに「計画的避難区域」を設定すると枝野幸男官房長官が発表した矢先の出来事だった。余震の直後にも、東京電力、原子力安全・保安院の会見が立て続けに行われたが、「問題なく、冷却注水も再開されている」とのことだった。
火曜日には、チェルノブイリと同じレベル7まで引き上げるとの報道もあった。
ところが、「で、ここで暮らす私たちへの影響は? やはり問題ないのか?」という類のものは数週間前に比べると明らかに少ない。「なぜ、今さら?」「説明が足りない」といった批判は報道されてはいるが、“目に見えない脅威”そのものに関する情報は、明らかに少ない。これが報道疲れによるものなのかよく分からないが、どうにも伝える“熱”を失っているように思えてならないのだ。
原発の現在の状況は、当初やたらと言われた『最悪のシナリオ』ではないのかもしれない(何が最悪のシナリオなのか、最後まで分からなかったが)。しかし、少なくとも原発の状況は何ら改善されたわけでなければ、“放射能”という、目に見えない恐怖がなくなったわけでもないはずである。
根拠なき不安から高まるストレス
むしろ時間の経過に伴って、不安感による心理的ストレスは高まっているのではないだろうか。
地震、津波、原発、風評と4重もの被害がのしかかっている福島の方たちはもとより、「被災している方のことを考えると……」とためらいながらも、放射能という目に見えない恐怖に翻弄されている人たちがいる。
特に子供を持つ女性の見えない敵への根拠なき恐怖心は、かなり高い。世間の放射能に対するある種の“慣れ”が、余計にそういった根拠なき恐怖に苦悩する方たちのストレスを高めているようにさえ思える。
そこで、今回は、目に見えない恐怖について、考えてみようと思う。
「放射能への恐怖心って、人によって明らかに違うように思うんですよ。僕はもともと海外出張が多いということもあって、飛行機に乗ってニューヨークに行く方が被曝量が多いんだから、大丈夫だよ、ってかなり楽観的だった。でも、妻は最初からものすごい不安を感じていました」
「不安だからだと思うんですけど、妻は自分でいろいろと情報を集めるわけです。特に最初のころは海外のサイトの情報はかなりヒステリックなものだったでしょ。だから、いまだにどんなに『大丈夫』って言われたところで、全く信じない。おまけに先日も、韓国で学校が休校になりましたよね? 雨の予報が出ていて放射能が雨に混じっているからと。ああいうニュースを見ると、また、日本の情報に不信感を抱くみたいなんです」
「でも、僕みたいに楽観的に考えている人間は、『そんなに神経質にならなくて大丈夫だよ』とか、『そんなふうに心配することの方が、体に悪いよ』とか言うでしょ。するとそういう一言にものすごくイラつくみたいなんです。もう、本当に彼女の気が済むようにさせるしかないって感じですよ」
確かに彼が指摘するように、放射能という目に見えない脅威に対して「たいしたことないよ」と構える楽観派と、「本当に大丈夫なの?」と根拠なき不安におびえる悲観派に、事故の発生直後から二分していたように思う。
楽観派と悲観派の間で広がる溝
そもそも人間には、自分が思ったことを裏づける情報に目が行く性質がある。「大丈夫」と思った人は、「大丈夫だ」という情報に敏感に反応するし、「不安だ」と思った人は、不安な情報に反応する。そして、周りから「大丈夫」と言われれば言われるほど、「本当に大丈夫なのか」と、大丈夫なことを証明できる情報をとことん集めたがる。
少しばかり不謹慎な例えではあるが、「相手が浮気しているかも」と感じると、相手の携帯電話の履歴やメールをチェックしたり、お財布の中の領収書を探ったりする行為とどこか似ている。
そこに何もなければ、どんなに探してもホコリが出てこなければ、「浮気してるかも」という疑いは思い過ごしだったと確信できる。探偵に化けるのは、「シッポをつかんでやろう!」という気持ちより、「浮気なんかしていなかった」と安心したい気持ちの方が強いのだ。
だが、「浮気しているかも」と不安に思った相手を探れば探るほど、多くの場合は、『ん?』という物証が出てくる。もともと疑っているのだから、ただのレストランの領収書だって「デートした」と思えるだろうし、仕事の電話の履歴だろうと「なんで携帯に電話しているわけ」などとカチンとくる。何でもないものまで「もしや」と見えるのだから、よほど完全否定できる状態にならない限り、安心するなんてことは滅多にない。
不安な気持ちは、情報が増えれば増えるほど、余計に強まる感情なのだ。
今回の原発のケースでは、情報を集めれば集めるほど、集まってくるのは不安をかき立てる情報ばかりだった。地上波のある番組では、原発推進派と呼ばれる人たちが、「直ちに影響はありません」と繰り返し、CS(民間衛星放送)のある番組では、原発反対派の人たちが、「影響はある」と断言する。
しかも、公表される数字の単位のほとんどが、「/時」であるため、分かりづらいし、説得力に欠けてしまう。「/月」は? 「/年」は? などと、疑問ばかりが増えていく。
子供を持つ母親が特に不安に
特に子供を持つ母親にとって、“乳児には危険”という制限が出されたことは、決定的な不安材料となった。
「乳児と乳児じゃないって、きっちりと線が引けるもんじゃないでしょ?」と思う人もいれば、前述した知人のように、「うちの子供は体が小さいだけに、悪い影響があるんじゃないか」と不安をかき立てられる人もいる。
私は国際線の客室乗務員(CA)をやっている時に、「キミたちはかわいそうだね。国際線を飛んでいるということは、毎回、放射線に被曝してるってことだよ。子供は産まない方がいいね」とお客さんから言われ、非常に恐怖心をかき立てられた経験がある。
当時、私はフライトをすることで被曝量が増えることも知らなかったし、それが女性の体にどんな影響を及ぼすかということについても、全く知識がなかった。で、一時期、私たち同期の間で放射能に対する不安が蔓延したことがあった。
まだ20代前半の女性たちにとって、「子供を産まない方がいいね」という言葉は、実にショッキングな一言だったのだ。
先輩たちの中には、「子供を産む時は、1年前にはフライトを降りた方がいい」と言う方がいたり、コンコルドに乗りたくてエールフランスに転職した先輩が入社する際に「子供は生涯産まない」という誓約書を書かされたという、ウソかホントかどうか分からない噂が流れたりしたこともあって、余計に目に見えない不安に恐怖心をかき立てられた。
ところが、ある時に1万時間以上飛んで表彰された先輩CAが、妊娠していることに気づかずフライトを続け(気づいた時には6カ月目に入っていた)、無事に元気な子供を産んだ。「何だ、大丈夫なんだ〜」といった安心感が広がった。私も、「何だ〜。関係ないんじゃん」と、妙に安心したのを覚えている。
だが、すでに結婚していて子供を欲しがっていた同期はそうではなかった。中には、「やっぱり心配だから」と、CAを辞めた同期もいたほどだ。
おそらく放射能の影響に対する恐怖心の度合いは、自分に対するものというよりも、子供に対する係数で変わってくるのだと思う。
相手が目に見えない敵だけに、敵が及ぼす悪さが“直ちに”分かる症状じゃないだけに、不安感はとてつもなく募っていく。放射能に対して楽観的な人が、「そんなこと心配することの方が、体に悪いよ」などと言おうものなら、不安感に怒りが混じるようになる。
「この子を守れるのは自分しかいない。誰が何と言おうと、関係ない」――。ますます孤立感を高め、ストレスがたまっていくのである。
1979年に米スリーマイル島で起きた原発事故のストレス影響について米ピッツバーグ大学の研究者が調査した結果(AL Dougall and A Baum,“Stress Effects of Three Mile Island”)によれば、事故後1カ月間は、多くの住民がストレス症状を訴え、中でも、原子炉の近くに住む人、若い人、学童期前の子供を持つ女性で症状が深刻だったとしている。
そのストレス状態は1年後も低下せず、10年の時を経ても慢性的にストレス状態にある人が多く、小さい子供を持つ母親の中には子供の将来への影響を懸念して過度のストレス状態に陥り、虐待に走ったり、妊娠すると中絶したりする傾向が高まったと報告されている。
同じように子供を持つ女性であっても、情報に信頼を置いている人のストレス度は低かった。つまり、当局の情報発信に不信感を抱く人ほどストレス症状が悪化する傾向にあったのである。このことから、情報の信頼性と透明性が重要であると指摘している。
また、チェルノブイリのストレス影響を調査したノルウェーのNational Conference Centre of Traumatic Stressによれば、事故のあった旧ソビエトから遠く離れたノルウェーやスウェーデンに住む人々の中にも、ストレス症状が大多数に認められたとしている。
ここでもやはり女性の方が男性よりも多く、3%とわずかではあるが、非常に深刻な助けを必要とするPTSD(心的外傷後ストレス障害)の症状を呈する人も存在した。
加えて、スリーマイル島の時と同様に、不確実な情報の氾濫による不信感がストレス症状と関連していた。特に、保健当局間の情報の矛盾、すなわち、一方は「放射能のレベルは危険なほど高くない」とし、他方は「若干の注意が必要である」とした状況は、余計に不安感を高めたと報告している。
ということは、今の日本の状況はかなり深刻である。何と行っても、情報の矛盾はもとより、1カ月以上たった今、避難地域が拡大されたり、レベルが引き上げられたりと、訳の分からない状態になっていて、これまでの情報すべてが不確実な情報だったのか? と疑いたくなる事態に陥っているのだ。
放射能事故によるストレスは自然災害よりも深刻
一般的には、自然災害の場合には家が破壊されたり、財産を失ったり、大切な人が亡くなったりすることによる喪失感から、ストレス状態が引き起こされる。片や、放射能にかかわるストレスは、目に見えない恐怖によるものであるため、「自分ではどうすることもできない」いら立ちや、情報に対する信頼性の欠如から生じると考えられている。
従って、自然災害の場合には、時間の経過とともに、失った財産を取り戻す作業、すなわち復興が進むことで心理的ストレスが緩和される傾向が促進されることがある。
米国史上、最も壊滅的な被害をもたらしたとされるハリケーン・カトリーナのストレス調査でも、災害発生から15カ月以内で、ほとんどのストレス症状が改善したと報告されている。
つまり、目に見えない放射能の脅威は、具体的な復興に自身がかかわることがないため、余計にストレス症状が続く可能性があり、放射能による影響は、肉体的なもの以上に、心理面に及ぼす影響を十分に考える必要があるというわけだ。
しかも目に見えない恐怖は、前述した知人の家庭のように、福島第1原子力発電所の近隣住民だけでなく、社会全体に広まっていく。それだけに一段と深刻だと言えるだろう。
阪神・淡路大震災以降、自然災害や大事件後に発症するPTSD(心的外傷後ストレス障害)に関するケアは重要視されているが、放射能被害への心的ケアも急がれているのである。
すでに米政府は放射能被害に対する心的ストレスに着目し、「根拠のない恐怖心こそ、心身の悪化を招く原因」と警鐘を鳴らして、日本への支援の一環として放射能被害に関する心的ケアをまとめた手引書を作成。日本語への翻訳を始めてくれているという。
もともとこの手引書は、米保健福祉省の薬物乱用・精神衛生管理庁(SAMHSA)が在日米国人と日本人向けに地震、津波、原発事故に伴う放射能被害に関する官学組織の論文や助言集をネット上に集約したもの。地震発生直後の3月中旬に作成し、日本の原発事故に関してよく出る質問とその回答集をリンクして、過度の恐怖心を抱かないよう、日米両政府の情報入手先を示している。
日本の政府も、地震、津波、原発、風評のそれぞれに対して、できる限りの対応に乗り出しているのだろうが、こういった海外からの支援を積極的に受け入れ、そこに日本独自のケアも付加すれば、より効果のあるものになるのではないだろうか。
できることなら、放射能SOSのような、「私の素朴な疑問、不安」について、明確な答えが得られるような仕組みがあればいいと思う。
脅威を感じているのが、目に見えない放射能であり、専門的な知識がないと難しいテーマだけに、素朴な疑問に答えてくれる機関がある、というだけでも、安心できることだろう。実際、ストレスを感じている人に、専門家とインタラクティブな環境を整えるだけでも、ストレス状態が緩和されることがある。また、放射能の基礎的な知識を自分が知りたい時に調べられるサイトのようなものも有効である。
これは実際に医療面で活用されているのだが、患者さんが自分の病気について簡単に調べられる図書館やサイトを病院が用意すると、医師とのコミュニケーションがスムーズになったり、信頼性が高まったりすることが分かっている。
個々には、そういったサイトを立ち上げたり、啓蒙活動を行ったりしているが、それらをすべてまとめるような形のものを、原子力委員会やら、原子力安全・保安院やら、いろいろと機関があるのだから、役割を明確にして、もっと積極的に取り組んでもいいのではないかと思う。
電気事業連合会のホームページには、Q&Aが掲載されてはいるが、回答に専門用語がやたらと多くて難解だし、電事連がどういった機関なのか知らない人にとっては、それを信じていいのかどうかさえも判断がつかない。難しい問題だけに、扱い方だけでも分かりやすくしてほしいのだ。
こうした時こそテレビの真価が問われるが…
本来であれば、こういった時こそ、テレビというメディアの出番だと思うのだが、残念なことにそういった動きはほとんど感じられない。昨今のテレビの情報の出し方には、私自身、首を傾げたくなることも多いのだが、今こそテレビがもっと有意義な情報を流す時ではないだろうか。
やたらと恐怖心をあおるような報道を繰り返したり、政府や専門家の「大丈夫です」という言葉を垂れ流したりするのではなく、視聴者が本当に求めている情報をインターネットではなくテレビが報じるべきではないだろうか。
テレビというメディアが持つ影響力は想像以上大きい。流れるメディアであるテレビはそこで、『ついている』だけで、情報が入ってくるものである。しかも、テレビの最大の利点は、“さま”を見せられることだ。
難しいことを難しく言うのは誰にでもできる。難しいことを、分かりやすく、子供でも分かるように伝えることほど難しいことはない。それを助けることができるのが、“さま”を見せられるテレビであり、より多くの人に情報発信できる地上波を効果的に使えば、1人でも多くの人が安心できる。
何でもかんでも池上彰さんに出演してもらって解説してもらうだけでなく、『中学生でも分かる放射能の基礎知識』を毎日少しずつ流すだけでもいいし、『放射能相談室』のように素朴なQ&Aに答える番組を作ってもいい。
「今、起きていること」「これから起こると予想されること」「それにどう備えればいいか」ということを、ただつけているだけでもついつい画面を見入ってしまうように、その“さま”が分かるように、テレビマンにしかできない工夫してほしいと思う。
テレビというメディアから、この世界に入った私としては、今こそ、テレビにテレビにしかでないことをやってほしいと願ってしまうのだが、これは無理な願いなのだろうか。
むやみに自分の考えを押し付けるのを慎む
そして、私たち自身も、今回取り上げたような目に見えない恐怖に不安を抱いている人が、身近にいるかもしれない、という現実を理解し、むやみに自分の考えを押し付けないように気をつけなくてはならない。
本人だけが恐怖を感じている場合には、それほどまでネガティブな影響を及ぼさないかもしれないが、子供を持つ母親や父親たちにとっては、他人が想像する以上に放射能の問題はデリケートなものであることは、前述したいくつもの調査結果からも明らかである。
子供を思う気持ち、子供を守りたいと思う感情は、当人にしか分からない。たとえ同じように子供がいる人であっても、子供の状況、健康状態によっても変わってくる。
「大丈夫だよ」と言われれば、「そんな無責任なこと言うな」と感じ、「気にしすぎだよ」と言われれば、「気にしすぎて何が悪い」と余計に思う。
「水を買い占める人の気が知れない」と非難されれば、「何を言われたって構わない。子供を守れるのは親しかいない」と反発し、「2時間しか外で遊ばせないなんて子供がかわいそうよ」とたしなめられれば、「後から影響が出る方が、かわいそうでしょ」と逆切れする。
ついつい放射能についての楽観派は、「たいして気にしなくていいんじゃない」とか、「そんなこと気にしていることの方が、体に悪いよ」と言ってしまいがちだが、そういった何気ない一言が、脅威を感じている人をますます孤立させてしまうことがある。放射能の専門家でない私たちが、目に見えない脅威を和らげることはできないけれど、余計なストレスを作らない努力くらいはできるのではないだろうか。
このコラムについて
河合薫の新・リーダー術 上司と部下の力学
上司と部下が、職場でいい人間関係を築けるかどうか。それは、日常のコミュニケーションにかかっている。このコラムでは、上司の立場、部下の立場をふまえて、真のリーダーとは何かについて考えてみたい。
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著者プロフィール
河合 薫(かわい・かおる)
河合 薫博士(Ph.D.、保健学)・東京大学客員研究員・気象予報士。千葉県生まれ。1988年、千葉大学教育学部を卒業後、全日本空輸に入社。気象予報士としてテレビ朝日系「ニュースステーション」などに出演。2004年、東京大学大学院医学系研究科修士課程修了、2007年博士課程修了。長岡技術科学大学非常勤講師、東京大学非常勤講師、早稲田大学エクステンションセンター講師などを務める。医療・健康に関する様々な学会に所属。主な著書に『「なりたい自分」に変わる9:1の法則』(東洋経済新報社)、『上司の前で泣く女』『私が絶望しない理由』(ともにプレジデント社)、『<他人力>を使えない上司はいらない!』(PHP新書604)
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/268.html
28. 2011年4月14日 10:02:47: oVTKU39nNM
何故在日がこれだけ罵倒されるか、実はもう分ってるんでしょ?
歴史歪曲と言い訳、それだけ言うのなら法の場でお話しましょうか?出来ませんよね、全て妄言と嘘ですから。
ちなみに在日は、中でも朝鮮人の方々は日本だけでなく祖国でも嫌われています。
それは何故か?とても簡単な事ですので分かり易く書きますね。
台湾でも同じような事がありましたが、ほぼ全ての人が祖国へ帰りましたね
しかし在日朝鮮人の方々は約210万人中60万人が日本に居座りました
この時点でおかしいですよね。約150万人余りの朝鮮人の方々は帰れたというのに何故残ったんですか?
それは単純に日本に居座った方が自分達に都合が良いからです。
では残った方々を、祖国に帰った朝鮮人の方々から見たら一体どう思うでしょうね。
この時点でもはや朝鮮人でも日本人でもありません、そんな方々に日本人同様の権利を与えろと?寝言も寝てから言ったらどうでしょうか。
しかも日本は生活保護まで与え帰還運動まで活発にしてきました。それでも帰らない。
もし在日朝鮮人の方々が、日本人同様に暮らしたいというのであれば
「在日特権」を自ら返上しなさい。
まぁ出来ないですよね。私はこれからも在日朝鮮系の方々を「日本と祖国を裏切った卑怯者」として拡散していきます。
http://www.asyura2.com/09/gaikokujin01/msg/201.html#c28
04. 2011年4月14日 10:03:30: 37ORD625wA
国家意思として「脱・原発」を宣明しなければならない。それが全ての始まりだ。
自然エネルギーを中心とした政策に大転換を図るべきである。
そこから、日本の産業構造の大転換と再生が可能となろう。
まずは既存の「原子力村」の既得権益層に特化した電力需給の政策と、電力会社の独占を可能にしている現状を早く改めなくてはならない。
今まさに政治家の覚悟が問われる時である。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/256.html#c4
03. 2011年4月14日 10:03:57: 6mp0wtFJYz
引用?パクリ?
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/263.html#c3
79. 2011年4月14日 10:06:00: dbFbsSizGI
>>77
更に爆発の規模自体の違いも大きいでしょう
3号機の爆発も結構なもんでしたが、それでも粉塵を数百メートル巻き上げる程度
とても放射性物質を数百キロ遠くまで運ぶ力はありません。
空気による拡散は高さが重要でしょ?
より高い地点まで吹き上げられたら、汚染範囲は広く満遍なくなる。
http://www.asyura2.com/11/genpatu8/msg/461.html#c79
51. 2011年4月14日 10:09:19: 2cIUw2Wa0Y
【週刊ポスト】
原発と放射能「過激な嘘」が暴走する
「煽りメディア」の非科学、無知は放置できない
嘘がデマを生む、そのデマがまた嘘を生む、という憂慮すべき「ニセ情報の臨界状態」が起きている。
政府・東京電力は、いまだに「できるだけ不都合な情報は隠したい」という態度だから、国民は「何かまずいことが起きているのではないか」と疑いたくなる。
そこに付け込む「煽り報道」が不安と放射能差別を広げているという“重大事故”は、このままでは収束不能になってしまう。
まさにお前らのことだ
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/200.html#c51
http://diamond.jp/articles/
健康「引きこもり」するオトナたち 【第63回】 2011年4月14日池上正樹 [ジャーナリスト]
被災した引きこもりや支援者たちは今―震災を機に精神疾患の症状が治まった当事者たちの活躍
市内の大半が大津波による浸水被害を受けた宮城県石巻市。震災から1ヵ月過ぎたいまもなお、沿岸部を中心に瓦礫の街がどこまでも広がり、パサパサに乾ききったヘドロが、白い粉塵になって舞っている。
少し足を延ばして、市街地から旧北上川を渡った山の向こうの渡波地区も、震災後はひどい津波に襲われて、瓦礫と浸水で孤立していた。その先の震源 域に近い牡鹿半島の小さな集落や漁村は、ほぼ壊滅状態。さらに、その奥地の女川町や北上川沿いの雄勝地区の両岸は、土台から根こそぎ消失した家も多く、道 路が寸断され、ボランティアなどのマンパワーが足りずに、ほぼ手つかずの状況だ。
そんな広域にまたがる石巻地区に、唯一といわれている引きこもり支援団体があり、震災後、孤立した高齢者などの弱者の支援に駆けずり回っている。「引きこもり」や「発達障害」、「うつ病」などを抱える社会的弱者の雇用支援を行うNPO法人「フェアトレード東北」だ。
同団体はこれまで、市内の内陸部にある蛇田や、渡波地区の寮で、共同生活を行ってきた。
当連載で以前、津波に遭いながらも、家から逃げることなく漂流の末に生還した引きこもり当事者の話を紹介した。今回の大津波に際し、「災害弱者」といわれる彼らは、どんな状況になっているのか。
市内の内陸部にある同団体を訪ね、代表理事の布施龍一さん(35歳)に話を聞いた。
地域で存在を隠し、孤立していた当事者や家族彼らの震災後の状況を掘り起こすことは難しい
実は、施設の利用者は、県外の人がほとんど。石巻の人が地元の施設を利用するのは、地域的に抵抗感が強いようだ。そのため、市内の引きこもり当事 者の人たちについての状況は、把握できないらしい。ただ、元々ストレス耐性が弱いだけに、震災後は夜になると徘徊したり、真っ裸になったりと、不調をきた す人たちが多かったという。
そういえば、家々の土台しか残っていない、ある廃墟となった住宅地を訪ねた際、住民からこんな話を聞いた。
地震後、住民が外に出て津波の様子を見ていると、隣の家に住む青年も出てきた。住民は、青年の両親のことはよく知っていたが、その息子に会うのは初めてだった。「いまから思えば、引きこもりだったのではないか」と振り返る。
住民は「津波が来るよ。両親に教えてあげたほうがいい」と教えてあげると、青年は何もいわずに再び家に戻っていった。
次のページ>>被災者のために懸命に働く引きこもりの人々
その数分後、家々や電柱がバリバリと音を立てて迫ってきて、その後ろから何重もの白波がそれらを呑み込むのが見えた。
慌ててバイパスを駆け上がると、住宅地から飛び出してきた3〜4人を除いて、あっという間に、その家も流されてしまったという。
元々、地域でも存在を隠し、孤立していた人たちがどうなったのか。堀り起こすことは、行政でも難しいのかもしれない。
精神疾患は一体どこへ――被災者のために懸命に働く引きこもりの人々
話を戻すと、同団体は、ボランティアのスタッフや元利用者が約80人。そのうち、半数近くは、いまも安否が確認できないままだと布施さんはいう。
「利用者の人たちは、ほとんど助かっています。ただ、ボランティアの人たちは、人を助けようとしたり、何かをしたりしていて、所在が確認できていない状態なのです」
そんなボランティアの人たちも、大半は社会から弾かれた人たちだ。
震災が起きたとき、布施さんは出張先の東京から戻ったばかり。利用者たちは全員、牡鹿半島にある同市鮎川浜の公共施設にいた。
震災後、市内には、孤立した避難所が、いくつも存在していた。でも、警察などの行政は、まったく動いていない。
石巻で生まれた布施さんは、至る所で道路が寸断された中、ひとりで腰上まで浸かるほどの水の中に入って、一軒一軒の当事者の家や避難所を尋ねて歩き回った。
「怖かった」と布施さん。でも、施設の利用者の安否確認をしなければならない。
まず市中心部から入ったのが、寮のある渡波地区。そこに向かう途中の道路やトンネルには瓦礫が重なり合っていて通れなかったため、山を越えた。
行く先々では、たくさんのケガ人がいた。遺体もあちこちに浮いている。そんな水の中を1人泳いだ。
そういう布施さんも、家や車を津波で流された。しかし、布施さんは、親戚から車をかき集め、行政さえもわからない道を通って、孤立した牡鹿半島の集落を回った。
次のページ>>行政の目の届かない「トイレ掃除」を行う引きこもりの人も
同じ牡鹿半島にある小淵浜では、漁師が震災後、舟を津波から守るため、沖に出た。漁師は、津波が沖合にある標高20mの島の上を楽々と越えていくのを目撃する。
こうして3日間、飲まず食わずのまま、沖合に避難。4日目に戻ってきても、まだ行政も自衛隊も入ってきていなかった。
そこで、布施さんたちが、そんな漁師にも水などを運んで行った。
「引きこもりの彼らもどぎつい災害を目の当たりにして、被災者を助けたりしているうち、いろいろ気づきがあったのでしょう。驚いたことに、今回の 震災を機に精神疾患がピタッと止まったといって、喜んでいる親御さんもいました。話を聞いてあげて理解してあげるというケアをしていた人もいました。いま までまったく働かなかったような人が、震災から2日目、泳いで避難所に行き、トイレ掃除を必死になってやっているのです。何だか、感動しましたね」
避難所のトイレは、水が流れていないので、詰まってしまう。しかし、市役所の職員は、そこまで手が回らない。
何か感じるものがあったのだろう。その当事者は、トイレの詰まりに目を付けたのだ。
「慣れていたんじゃないですか?汚いこととか、面倒くさいことは、いちばん後回しになる。うちでは、そこから始めれば、話がどんどん進む、といつも教えてきた。うちに参加することで、弱い人に対して、何かしなければと思ったのではないか」。
海外のメディアは、そういう汚いところを取材している。日本のマスメディアは、きれいな映像ばかり撮りたがって、隅っこには光を当てないという。
本当のことを伝えきれていない。それがいま、被災地で起きている現実である。
事務所の周囲も、腰付近まで水没した。水が完全に引いたのは、震災から約1週間後。引きこもりの人たちが、水をかき出す作業をバックアップした。そんな引きこもりの人たちが5月から、東松島市の内陸部にあり被害のなかった田んぼでコメづくりを行う。
「意外だったのは、震災後、利用者同士の絆が深まったことです」(布施さん)
同じ社会的弱者同士の支援が広がっている。
次のページ>>いま、孤立する弱者が求めていることは何か
いま、孤立する弱者が求めていることは何か支援の届かない人々のために本当の情報を
いま、いちばん困っていることは?
「お金がありません。ガソリンを買うのにも、僕らはすべて自腹。貯金を切り崩して、ガソリンを買っている状況です。また、ニーズと支援が合ってい ません。高齢者の方々は、杖が欲しいと言っている。しかし、支援で来るのは、車椅子。震災で道路がないのに、車椅子をどう使えというのでしょうか」
実際、今回の津波で、家族を失っている高齢者が多い。
元々、車で移動する生活を送ってきた。しかし、車もガソリンもない。
「彼らは自分で歩きたいんです。歩いて、流された家を見て、瓦礫の中から使えそうなモノを海で洗ったりしたがっている。だから、杖を欲しがってい るのです。テレビに出た集落は、支援物資が一気に送られてくる。皆さんの善意が悪意になっているんです。しかし、隣の集落では、何も届きません。住民同士 で、ものすごくモメている状況もあって、現実はひどい。いま望んでいるのは、本当の情報を流してほしいということです」
では、日本中で、何かの役に立ちたいと思っている人は、どう対応すればいいのか。
「募金してもらっても、うちらみたいな団体には、お金は回って来ません。結局、大きな支援団体にしか、お金は落ちないのです。石巻市に集まった義 援金も、使われる先は、人が集まって目立つような広くて大きな所ばかり。本当に困っている人のことは見えていない。大きな避難所の中でも、足が痛くて、炊 き出しすら食べに行けない孤立した人たちがいる。1ヵ月経っても“カップラーメンでいいから、温かいものを食べたい”と言っている人がいる。それが現実な のです」
確かに、物資は行き届いてきている。しかし、マンパワーが足りない。
同団体は、地元のNPOとして、そうした支援の行き届かないような、孤立する弱者たちの話を聞いて回るケアを地道に続けている。
発売中の拙著『ドキュメント ひきこもり〜「長期化」と「高年齢化」の実態〜』(宝島社新書)では、このように、いまの日本という国が、膨大な数の「引きこもり」を輩出し続ける根源的な問いを追い求め、当事者や家族らの語る“壮絶な現場”をリポートしています。ぜひご一読ください。
http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/139.html
14. 2011年4月14日 10:10:18: viig4AMwhA
信者のみなさん。
歌いながら、みんなで踊ろ♪
http://www.youtube.com/watch?v=KWbeLzWmSXI&feature=related
※麻原の部分を○○○○に置き換えて歌いましょう。
http://www.asyura2.com/09/cult7/msg/880.html#c14
02. 2011年4月14日 10:10:20: l2wLeeJmIs
エコタウンに浮かれてないで
地に足を付けて
危ないところを潰して欲しいね。
人間の思惑でいじらない
自然のままが一番エコなんだから。
原発無くせば日本中がエコタウンになるんじゃない?
http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/131.html#c2
80. 2011年4月14日 10:12:25: nkmWRbdRyY
>78
しかし、爆発当時の風向きというのは北西方向というデータが出ています。また、爆発のときに生じる爆風によるエネルギーもあるので、風の力で爆風を海の方向に押し戻すのは難しいと考えられます。
ジリジリ拡散というのは中々難しい発想ですね。それが成り立てばとっくに東京も土壌汚染されていることになります。恐らく爆発のエネルギーによって飛散したのが大半と考えて然るべきではないでしょうか。
http://www.asyura2.com/11/genpatu8/msg/461.html#c80
81. 2011年4月14日 10:16:08: dbFbsSizGI
>>77
いずれにしろ、地形にしろ爆発にしろ風向きにしろ
条件が違い過ぎるからチェルノブイリと同列に扱う事は出来ないと思いますよ。
従って、チェルノブイリと違うから炉心の爆発は起きていない
とは全く言えません。
過去に条件の異なるサンプルが一つ有るだけなのです
http://www.asyura2.com/11/genpatu8/msg/461.html#c81
15. 2011年4月14日 10:16:48: 0KySeWdZnU
放射能という“目に見えない恐怖”がもたらすストレスの脅威 市民が知りたい情報を伝えられないメディアの責任
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/268.html
(実際、10年20年経過しないと結果が出ない可能性が高い。
想像力があれば、怖いし、
楽観的に生きることもできるだろう。
要するに、生き方、死に方の問題なのだろうか?
しかし、楽観的に実際に白血病になったとしたら、そのときには別の事を考えるんだろうけど。)
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/138.html#c15
01. 2011年4月14日 10:20:12: cqRnZH2CUM
NHKに限らず、マスコミはスポンサーや圧力団体には弱い
不利益な情報は、どうしても隠されがちになる
だから日本では有害なパチンコ業界などが野放しになってきたわけだ
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/267.html#c1
04. 2011年4月14日 10:23:13: f38bzpYwLc
>フランス放射線防護原子力安全研究所(IRSN)は、グルメロン放射線防護局長が同日、チェルノブイリ原発事故には「匹敵しない」(共同通信)との見解を明らかにし、「福島の事故は極めて深刻だが、チェルノブイリの事故と現時点で同じではないし、今後もそうだ」(時事通信)と語った。
原文を読むと、現時点ではと言う限定付きである。現時点では「福島は将来もチェルノブイリにはならない」と言う微妙な言い回しをしている。
>"A l'heure où nous parlons (...) Fukushima n'est pas et ne sera pas Tchernobyl même s'il s'agit d'un accident très grave", a assuré Patrick Gourmelon, directeur de la radioprotection à l'IRSN, lors d'un point de presse.
http://www.lemonde.fr/japon/article/2011/04/12/fukushima-rejets-significatifs-mais-pas-comparables-a-ceux-de-tchernobyl-selon-l-irsn_1506721_1492975.html
IRSNが日本の対応を評価している点は、即座に周辺住民を避難させたこと。チェルノブイリでは、それが全くなされなかった。ただ、その後の対応を見ると、旧ソ連当局はチェルノブイリから600キロに住む住民を避難させた。
ロシアの「ロスアトム」のセルゲイ・キリエンコ長官は、INESのスケールでは
5と6の間で、6には達しないと評価していると語った。そして7にあげたのは保険に関する金融事情があると解説している。
http://pro.news-assurances.com/blog/nucleaire-la-russie-estime-que-le-japon-exagere-la-gravite-de-fukushima/0169185290
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/265.html#c4
82. 2011年4月14日 10:24:37: dbFbsSizGI
>>80さま
勘違いしておられませんか?
北西の風とは、北西の方角から吹いて来る風ですよ
海側の南東方向へ向かって吹く風です
事故後は終始この方向へ風は吹いておりました
いわゆる普通の季節風で、「北風」です。
実際爆発の動画でも、この方向へ粉塵がゆっくり流されるのが
見て取れます。
だから同じ海沿いでも、汚染は宮城より茨城の方が危ないんですよ
http://www.asyura2.com/11/genpatu8/msg/461.html#c82
15. 2011年4月14日 10:25:35: uHksJKL9cE
菅さんが切れて、このお願いは即時却下されましたが、
東電社長が菅さんに「(事態が深刻なので)自分達では不可能。全員退避させて、後は国に任せたい」と相談した事故後のニュースを思い出しました。
公には誰も認めていませんが、3号機の中身がすでに爆発で飛んでいたのだとしたら、今敷地で人が作業していられるのが不思議ですし、発表される敷地の大気中の放射線のデータは高すぎてる訳でもないし、
政府等の発表だけでは真実は判断のしようが無いです。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/243.html#c15
95. billy 2011年4月14日 10:25:38: YS2KXhI8O6Ebk : bHcsCXTeaQ
誤字、脱字が多すぎてとても読めたものではありません。信憑性に欠けますね。
http://www.asyura2.com/10/bd59/msg/474.html#c95
まだ揉めてるのか
http://jp.wsj.com/US/Politics/node_222071
包括的財政赤字削減での民主、共和党間の合意困難=米下院予算委員長
2011年 4月 14日 10:05 JST
ライアン米下院予算委員長(共和、ウィスコンシン州)は13日、ウォール・ストリート・ジャーナル紙とのインタビューで、民主、共和両党が包括的な財政赤字削減策で合意に達するのは難しいとの見方を明らかにした。ただ、歳出の据え置きや社会保障計画の見直しでは合意できるだろうと述べた。
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Reuters
ライアン下院予算委員長
ライアン委員長は、「両党間には医療保険で意見の違いがあり、包括的な財政健全化計画をとりまとめられるとは想像し難い」と指摘。「誰もがホームランを望むが、おそらく1塁打か2塁打だろう」と述べた。また、赤字削減策に増税が含まれる可能性を否定し、両党が医療保険支出の大幅見直しで意見が一致するとは思えないと語った。
一方で、数年間にわたり歳出増を凍結することでは合意できようと期待を表明し、「社会保障も両党間の主張にそれほど大きな隔たりはないと思う」と語った。しかし民主党指導部は、社会保障について財政的に健全であり見直しを緊急に行う必要はないと主張している。
ライアン委員長は、社会保障支出が米国の財政赤字の主因ではないことには同意しながらも、見直しを断行すれば政府・議会が財政問題に真剣に取り組んでいるとの合図を金融市場に送れると強調した。
また、政府債務上限引き上げ問題については、引き上げの必要性を認める一方で、「政府歳出の本格的な抑制策を伴う必要がある」と主張した。政府債務残高は法定上限の14兆3000億ドル(約1200兆円)にあとわずかとなっており、7月には議会で引き上げ承認に関する採決が行われる見通し。
このインタビューは、オバマ大統領が財政再建計画に関する演説の前に行われた。
記者: Corey Boles
http://jp.wsj.com/US/Politics/node_221967
米大統領、財政安定化計画−増税と「一律」支出削減の約束を
2011年 4月 14日 7:51 JST
【ワシントン】オバマ米大統領は13日、長期的な財政安定化策を発表し、財政赤字を2014年までに抑制できない場合、増税を実施するほか支出の「一律」の削減を約束するよう議会に呼び掛けた。
ジョージ・ワシントン大学で演説するオバマ大統領(13日、ワシントン)
この大統領提案は、政府支出削減と税収拡大のため議会に早急に行動するよう強いるものだ。しかし同提案の議会承認は困難と判明するだろう。多くの共和党議員は増税に強く反対しており、多くの民主党議員はホワイトハウスが提案している支出の大幅削減に抵抗しているからだ。
それでも、民主、共和両党関係者はこれまで、ホワイトハウスが向こう数週間以内に政府債務上限の引き上げで議会の支持を得る唯一の方策は、赤字削減努力で大幅に進展した場合だけだと指摘している。オバマ大統領の新提案はこの努力の第1歩だ。
オバマ大統領は上下両院指導者に対し、「包括的な赤字削減の法的な枠組みで合意する」ため、バイデン副大統領と5月初めに交渉を開始する代表議員を指名するよう要請した。
米国は5月16日までに債務上限に達すると予想されており、財務省によれば、上限が引き上げられない場合、7月8日までにデフォルト(債務不履行)に陥る可能性がある。
オバマ大統領はホワイトハウス近くのジョージ・ワシントン大学でこの新計画を発表した。これに先立ち同大統領は議会指導者に新計画内容を説明したが、共和党指導者は、予算合意の一環として税収増を含めるかどうかで一切譲歩するつもりはないと伝えたという。
上院のべイナー議長(共和、オハイオ州)は「われわれが対立点を解消できるとすれば、増税はその一部にならない」と述べた。ただ同議長は、債務上限引き上げが緊急に必要との認識では同意すると述べた。
オバマ大統領の提案は、軍事費、メディケア(高齢者向け医療保険)、その他一連の政府プログラムの支出削減のほか、とりわけ富裕層を対象にした幾つかの増税を盛り込んでいる。
ホワイトハウスは財政赤字の伸びを向こう12年間以内に4兆ドル(約336兆円)削減することを目標としている。オバマ大統領は多くの税額控除を廃止するため抜本的に税法を改正するよう求めている。ホワイトハウス当局者によれば、これによって削減総額4兆ドルのうち1兆ドルを削減できるという。残り3兆ドルは、支出削減、債務に対する利子軽減などによって実施する。
米国の債務は14兆2000億ドルで、2011年度の財政赤字は1兆5000億−1兆6500億ドルになる。医療コスト増加、ベビーブーマーの高齢化、既存債務利子の上昇が予想されており、米国の財政は持続不可能になるとみられている。
政府内外の関係機関はこれまで数カ月間、この債務削減へのさまざまなシナリオを提案してきたが、ホワイトハウスはこれまでおおむね議論の脇にあった。オバマ大統領の提案は、こうした議論への本格的な参加を意味する。
下院共和党は先週、独自の削減計画を発表している。これはメディケアやメディケイド(低所得者向け医療保険)の抜本的な改革を含め、一連の大幅支出削減を通じて債務増加を抑制する内容だ。
オバマ大統領の提案で最も注目されるとみられるのが、「債務フェールセーフ(自動安定装置)発動」メカニズムだ。これは、2014年までに国内総生産(GDP)に対する債務比率が低下し始めない場合、一律の支出削減と増税を自動的に発動する、という内容だ。
記者: Damian Paletta and Jared Favole
http://www.asyura2.com/11/hasan71/msg/481.html
その後の顛末・・・以下のリンクをご参照下さい。「ガイガーカウンタが雑貨系ショップで販売中」
ガイガーカウンタが雑貨系ショップで販売中---(AKIBA PC Hotline)
http://www.asyura2.com/11/genpatu8/msg/904.html
投稿者 梵天 日時 2011 年 4 月 10 日 18:21:00: 5Wg35UoGiwUNk
ちなみにアマゾンで中古価格が大幅に上昇しているようで・・・
投機ねらいのブローカーの買占めか、作業員、機関関係者への支給の為の品薄だったのか、真相は不明です。
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/948.html
01. 2011年4月14日 10:28:30: lqOPOFnyLE
原子力推進の人が(組織が財力をもつので、さまざまな買収がなされ)分かるようにいいたがらないことがある。いろいろな不適切な例を混雑させたり、単位が難しいのでいろいろ組み合わせたり、確率なぞも高いことはよいが珍しいことには対応できないのに乱用したりする。そういうことの累積が、情報不足になる。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/268.html#c1
景気は良いが、所得が改善しないから、当面は、インフレは食糧やエネルギーのみで
CPIは低め、金利上昇もドル高も、起こりにくいか
http://jp.wsj.com/Economy/Global-Economy/node_221881
米経済の改善続く=地区連銀報告
2011年 4月 14日 6:25 JST
米連邦準備理事会(FRB)は13日、地区連銀経済報告(ベージュブック)を公表し、2月末から3月にかけて全地区で景気が引き続き改善したと指摘した。
同ベージュブックで、FRBは軟調な労働市場にも改善がみられ、製造業部門で採用が引き続き堅調だったとの見方を示した。
米連邦準備理事会(ワシントン) Joshua Roberts/Bloomberg
米連邦準備理事会(ワシントン)
商品相場と原材料価格の上昇を受けて、一部企業は価格の引き上げを行ったが、価格高を消費者へ転嫁する能力は地区やセクターごとに異なることが示された。また同報告では、賃金圧力が抑制されており、インフレ懸念の兆候はほとんど示されなかった。
今回のベージュブックは4月4日までに収集された情報に基づき、リッチモンド地区連銀が取りまとめた。今月26〜27日に開かれる次回の定例米連邦公開市場委員会(FOMC)で検討材料とされる。失業率が高止まりするなか、インフレが高進しつつあるものの引き続き抑制されると予想されることから、複数のFRB当局者はここ数日、金利を据え置く意向を示唆している。
FRBは、「12連銀地区からの報告では、前回報告から経済活動は全般的に改善を続けていることが示唆された」と言及した。
米経済の原動力とみなされる個人消費の主要指標である小売売上高は米経済の大半の分野で増加するとともに、製造業活動のしっかりした伸びが示された。
ボストン連銀地区では、小売業者は強弱まちまちの結果を報告し、リッチモンド地区では小売売上高は軟調にとどまった。しかし、それ以外の地区では、少なくとも小幅な個人消費の増加がみられ、ニューヨーク連銀地区は「力強い売り上げ」を指摘した。
また、ベージュブックによると、短期見通しに焦点を絞る報告は概して良好だったものの、複数地区で不透明感が引き続き高いことが示された。企業の多くは北アフリカと中東の情勢不安が原油相場の一段高につながりかねないと懸念している上、東日本大震災と原発事故からの影響についても懸念している。
ボストンとフィラデルフィア、リッチモンド、アトランタ、シカゴ、ミネアポリス、ダラスの全地区は、地区内の企業が日本の震災と原発事故の結果として販売と生産の混乱を経験もしくは予想していることを明らかにした。
原油と穀物、金属ならびに他の世界の商品相場高による価格への上昇圧力が広範にわたり報告された。なかでも、エネルギー価格は最も頻繁に指摘された。
また、ベージュブックによると、投入価格は特に原油関連製品や木綿、他の農作物関連製品で上昇した。また、複数地区の輸送業者が燃料サーチャージを引き上げた。
しかし、コスト高を消費者に転嫁する能力には開きが見られた。
ボストンの一部製造業者は価格の引き上げに動いたものの、シカゴとアトランタの両地区では、小売と建設企業は価格引き上げに至らなかった。サンフランシスコ連銀地区では、投入価格の上昇を食品とガソリン以外に転嫁する能力は限られていた。
一方、賃金圧力は大半の地区で抑制されている、もしくは緩やかと表現されており、FRB当局者の大半はインフレは引き続き抑制されると予想している。このため、FRBは景気てこ入れと失業率の低下を目指す緩和政策を維持できる見通し。
記者: LUCA DI LEO
http://jp.wsj.com/Economy/Global-Economy/node_221827
3月の米小売売上高、前月比0.4%増
米商務省が13日に発表した3月の米小売売上高は前月比0.4%増加し、3893億2000万ドルとなった。前月比での増加は9カ月連続。
3月は住宅関連売上高が特に堅調だった。しかし、自動車需要の鈍化によって、小売売上高全体は幾分抑制された。ダウ・ジョーンズ経済通信がまとめたエコノミスト調査では、3月の小売売上高全体は0.5%増が予想されていた。
米銀JPモルガンの1〜3月期決算、前年比67%増益
2011年 4月 14日 2:02 JST
3月の自動車・同部品の売上高は1.7%減少。2月は1.0%増加していた。自動車を除く小売売上高は3月に0.8%の伸びと、予想とほぼ一致した。自動車を除く小売売上高は2月には1.1%増加していた。
記者: Jeff Bater and Jeffrey Sparshott
http://www.asyura2.com/11/hasan71/msg/482.html
03. 2011年4月14日 10:34:13: RRTjebkPDM
東芝や日立が原発で儲けようとするならこいつらの家電は絶対買わない。覚えてろよ。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/259.html#c3
福島原発事故でよく当事者により説明される「多重防御で万全だったはずなのに」、「5つの壁があったが万全ではなかった」などという言い訳は、「防御は多重にすれば確率論的に事故は避けられる」という幻想を木っ端みじんに砕いてしまった。
「多重防御なら事故を防げる」がなぜ幻想なのかは、身近で使っているPCやサーバーのバックアップを考えればよくわかる。PC・サーバーのハードディスク(HD)にはデータが保存されているので、ほとんどの人はあらゆる手段でバックアップをとっているはずだ。このデータのバックアップで悩ましいのは、レイドシステムで1台のHDに入れられたデータのコピーを常にもう1台のHDに保存しておく(ミラーリング)だけでは問題が解決しないことだ。
レイドシステムとは全く別に定期的に別の記録媒体にデータを保存しておかないと安心できない。それでも、このバックアップが同じ部屋で行われているとしたら、火事や地震になったらどうしようもない。そのためには、かなり離れた別の場所にデータを保存するか、データセンターでの保存サービスを使うことになる。
これは、レイドシステムがアドホックな物理的な障害や個別HDの寿命等にしか対応せず、ソフトウェア上のトラブルでは同じようにトラブルが記述されてしまうため防御にならないためだ。したがって、一定時間ごとに別にバックアップをとらざるを得ない。しかし、同一場所でバックアップをとっていると火事になれば一緒にデータを喪失してしまう。したがって、別の場所でバックアップをとるべきということになる。ところが、別の場所といっても同じ地方・国なら停電や地震ではデータを喪失してしまうことがある。したがって、違う地方、あるいは他国にあるデータセンターに常にバックアップデータを保存しておくということになる。
原発と言う人の命にかかわるシステムの防御に関して、単に多重防御をしても安全が保障されるわけではないことは、このようにより身近なPC・サーバーのことを考えてみれば明らかだ。多重防御といっても、ソフトウェア上のトラブルでレイドシステム上のHDが同時にだめになるのと同じように同時に全電源が喪失することはあるし、決して巨大すい星の衝突の確率の話ではなく、みなさんが日ごろPC・サーバーで経験しているようにいくらでも起こりえるのだ。
多重防御の幻想に惑わされて思考停止してはならない。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/269.html
日立と東芝、福島原発の廃炉作業計画をそれぞれ提出
2011年 4月 14日 5:53 JST
【東京】福島第1原子力発電所の事故処理作業が難航するなか、東芝と日立製作所を中心とする2つの企業グループが福島第1原発の廃炉処理に向けたそれぞれの支援計画を作成した。
イメージ Associated Press
福島原発からの避難区域内にある南相馬市で行方不明者の捜索に当たる警察官
東芝と日立によるこれらの計画はいずれも暫定案で、廃炉に向けた作業の正式な受注案を意味するものではない。ただ両計画は、今回の原発事故の収束に向け、政府と福島原発の事業会社である東京電力による今後の作業が高額かつ長期にわたるプロセスになることを強調するものとなっている。
日立は13日、東電が原子炉の冷却に成功し原発が安定的な冷温状態を回復した後に、福島原発を廃炉にする長期計画を先週提出した、と明らかにした。日立によると、原発事業で提携している米複合企業ゼネラル・エレクトリック(GE)のほか、米電力大手エクセロンと米エンジニアリング大手ベクテルの2社の協力のもとで廃炉案を作成して自主的に提出した。
日立はそのなかで、全工程を実行するのにどのくらいの期間を要するかについては言及しなかったが、同社の広報担当者は、一般的に言ってこうしたプロセスには完了に30年近くかかる可能性があるとの見方を示した。
日立による提案の4日前に、東芝は福島原発に関する独自の長期的な廃炉案を提出した。日立が自主的に案を提出したのとは異なり、東芝の計画は、福島原発から破損した可能性の高い燃料を撤去し、他の場所に安全に移送するのにどのくらいの期間がかかるかに関する情報提供を求める東電の先の要請を受けたものだった。
東芝の工程案は米原子力企業のバブコック・アンド・ウィルコックス(B&W)とショー・グループの協力を得て作成したもので、東芝は同案では完了に少なくとも10年はかかるとの見方を示した。
東芝と日立は電子機器から工業システム、原子炉の販売に至るまで様々な分野で競合する。両社はそれぞれ異なる計画を提出することによって競争を試みていることは否定した。日立の広報担当者は、同社が原子炉設備の製造業者として状況改善に向けできる限りのことを行っている、と明らかにした。
東電の広報担当者は、東芝案もしくは日立案のいずれかを選択するのか、あるいは両社の協働を依頼するのかについてはまだ分からないと話している。福島原発では予断を許さぬ状況が依然続いており、燃料棒の溶解度合いなど主要な疑問点の一部もまだ明らかになっていないことから、今後の作業の規模と範囲についても引き続き不透明感が強い。
東電の清水正孝社長は13日の記者会見で、まだ提案について協議する段階ではないとの見方を示した。
記者: Juro Osawa
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/270.html
01. 2011年4月14日 10:36:38: 6mp0wtFJYz
分かり易い説明で助かります。
今後も投稿宜しく御願いします。
素人考えで恐縮ですが、福島はスキー場が多く、人工降雪機を所有しているスキー場も多くあります。
この人工降雪機を利用して原子炉の冷却に役立てることは出来ないでしょうか?
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/255.html#c1
10. 2011年4月14日 10:38:18: 9oDyJXSLLo
20年じゃないだろう。50年は住めないのではないか。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/241.html#c10
52. 2011年4月14日 10:40:01: 1SIm2vXFmE
ショックや反発を避けるために、事実を「小出し」にして時間を稼ぐというのは、我が国政府の得意技だ。
本当のことを言ったら国民はパニックに陥るだろう、だから言わないのだ、我々は正しいことをしているのだ、と彼らは本気で思っているのではないか。
「治療法はありません。絶望です」という告知なら、されない方がいいという人もいる。
いや、患者は全てを知る権利があるという人もいる。
今こうしている間にも、放射能汚染水が海を、地下水を汚し続けている。
収束の見通しは立っていない。
過失罪で誰も逮捕されていない。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/200.html#c52
05. 2011年4月14日 10:41:55: sWFJg5azDU
「すべての原発事故は異なっている」
何処で見たのか忘れたが、外国の原子力関係の技術者の方が言っていたような気がする。それは当然だ。それぞれの原発によって、使っている機器もすっかり同じということはないようだし、立地条件や周囲の環境、その国の社会状況も違う。もちろん、事故の発端となった原因も違う。
人間に例えれば「すべての負傷者は同じではない」ということ。それでも軽傷、中傷、重傷の違いはある。
「福島原発はチェルノブイリとは違う」こと自体は当たり前だ。しかしそれとレベルの問題は別。そんなことを言い立てて、少しでも軽く見せようと言うのがおかしい。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/265.html#c5
02. 2011年4月14日 10:42:29: f38bzpYwLc
これは、本当ですか?
4月4日、日本政府は、気象協会、大学に対してパニックを避けるために、測定したデータを公表しないように求めた。雨水の中には、高濃度の放射性テルル、ルテニウム、テクニチウムが見つかった。
>On April 4, Japanese government also has requested the Japan Meteorological Society and Japanese universities not to release data from radiation measurement to avoid “public panic”. Rainwater samples have all demonstrated elevated concentrations of radioactive Tellurium-02, Ruthenium-04 and Technetium-04.
http://www.globalresearch.ca/index.php?context=va&aid=24292
今でも続く情報操作、大本営発表。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/267.html#c2
01. 2011年4月14日 10:42:45: behJPrkudI
仕事休んで逃げろって言うけどこの金玉のおっさんはどうなの?
中小企業に手伝いに行ってるとか書いてただろ
http://www.asyura2.com/10/bd59/msg/487.html#c1
13. 2011年4月14日 10:43:51: uKFoqoJusE
原発現場の対応が良くないなら文句を言っても良いが、
今のやり方が最善だと思うよ、
そもそも東京で何が分かるか、分かっているのは現場だけだよ。
東京は現場の要求に答えれば良いだけ、それと責任を負えば良いだけ、
さも知ったかぶりで云々言うべきではないのです。現場の邪魔だけはだめですね。
現場を応援しようよ、これ以外にないのです。
円安圧力?
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-20607620110414
日本は早期の金融引き締めを実施すべきでない=英中銀金融政策委員
2011年 04月 14日 09:26 JST
トップニュース
米セントルイス地区連銀総裁と独連銀総裁、政策の正常化促す
オバマ米大統領、12年間で4兆ドルの財政赤字削減目指す案を発表
米経済活動は改善、エネルギー価格高が圧迫=地区連銀報告
欧州CLは内田のシャルケが初の4強、日本人対決制す
[ニューヨーク 13日 ロイター] イングランド銀行(英中央銀行)のポーゼン金融政策委員は、日本について、震災により悪化した過去数年のデフレからの脱却を目指すにあたり、歳出削減や早期の金融引き締めを実施すべきでない、との見解を示した。
同委員は「潜在成長率を過小評価し、早期に金融および財政引き締めに戻ることは、自己達成しつつある予言となる可能性がある」と語った。
一方、日本の債務がほぼ国内で保有されていることを踏まえると、債務負担に対する評価は誇張されている、との考えを示した。
日本の震災復興支援コストは今後3─5年の間、対国内総生産(GDP)比約10%になる、との見方を示した。
「日本は長く続くデフレに苦しんでおり、それが経済への打撃となっている。ただ、これは今後数年間で克服できる」とし「2002─2008年の長い回復期間後に、最終的にインフレが危機前にゼロを上回ったように、現在の回復は日本に物価安定をもたらす」との考えを示した。
英景気見通しや金融政策には言及しなかった。
© Thomson Reuters 2011 All rights reserved.
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-20607320110414?sp=true
米セントルイス地区連銀総裁と独連銀総裁、政策の正常化促す
2011年 04月 14日 09:22 JST
オバマ米大統領、12年間で4兆ドルの財政赤字削減目指す案を発表
米経済活動は改善、エネルギー価格高が圧迫=地区連銀報告
欧州CLは内田のシャルケが初の4強、日本人対決制す
ECB当局者、相次いで追加利上げを示唆
[セントルイス 13日 ロイター] 米セントルイス地区連銀のブラード総裁と欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーであるドイツ連銀のウェーバー総裁は13日、金融危機を受けて導入した異例の支援策の一部を解除すべき、との見解を示した。
ブラード総裁は記者団に対し「経済は11月の(6000億ドルの債券買い入れプログラム)決定時に予想していたよりも、力強さを増している」と指摘。「私の考え、および委員会の考えは、自然と出口戦略へと向かう」との見方を示した。
ウェーバー総裁も同じ記者会見の場で「経済はかなり改善し、金融市場も改善している状況下で、金融政策スタンスはより拡張的になっている」と発言。その上で「このトレンドが継続すれば、政策の一段の正常化は正当化される」と述べた。
両総裁は、ウェーバー総裁の演説前に記者団に語った。
米連邦準備理事会(FRB)は6月末に国債買い入れ計画を終了する予定。バーナンキ議長は、FRBが近く引き締め政策を開始するというシグナルは送っていない。
ただブラード総裁の発言は、FRB内で金融状況の引き締め圧力が高まっていることを示唆している。
ECBは前週、主要政策金利を1.25%に引き上げ、利上げサイクルを開始したとみられており、この点に関してFRBはECBに後れを取っている。
金融市場は現在、ECBが6月か7月に1.5%への追加利上げを実施するとの見方を織り込んでいる。
ウェーバー総裁は、ECBがどの程度追加利上げを行うかは経済動向に左右されると指摘。
「ユーロ圏全般の結果は現時点で明確になっておらず、発表されるデータを見極めることが賢明だろう。ただ、状況が引き続きわれわれの予測に沿って進展すれば、年内に政策をさらに正常化することが正当化される」との見解を示した。
また、ECBは着実に改善している銀行システムへの異例の支援措置を引き続き、縮小すべきと指摘。
演説で「持続可能なビジネスモデルのない、銀行への無制限の流動性供給は長期的な解決策にはならない。金融政策が銀行のバランスシートを持続的に修繕するべきではなく、また修繕することはできない。非標準的措置の段階的解除を継続する必要がある」と語った。
さらに、そのような不均衡に対応するには「率直な」政策金利ツールよりも銀行の資本規制などの方法を用いるべきとの見解を示した。
ウェーバー総裁は「物価の安定維持が依然として金融政策の主要目的であるものの、金融安定化には独自の一連のマクロプルデンシャル・ツールが必要になる」と語った。
© Thomson Reuters 2011 All rights reserved.
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-20605520110413
ECB当局者、相次いで追加利上げを示唆
2011年 04月 14日 07:51 JST
[ベルリン/ブリュッセル/トリノ(イタリア) 13日 ロイター] 欧州中央銀行(ECB)当局者は13日、追加利上げの用意があることを相次いで示唆した。
ECBは先週の理事会で25ベーシスポイント(bp)の利上げを決定。トリシェ総裁は会見で、一連の利上げの始まりと決まったわけではないと発言したが、市場では今後も利上げが続くとの見方が広がっている。
ECB理事会メンバーのクーン・ベルギー中銀総裁は、経済誌「トレンズ」(電子版)に掲載されたインタビューで、ECBが前週実施した利上げについて、単発の決定ととらえるべきではないと主張。
ECBは金利決定について前もってコメントはしないとし、「今後数カ月の動向を踏まえ、一歩一歩検討していく」と発言。 その上で、今回の利上げが「完全に孤立した決定」でないことは明らかだと語った。
クーン総裁は「インフレと政策金利のギャップが拡大すれば問題になる」とし、「1%の政策金利は明らかに緩すぎる状態になっていた。われわれは金利を正常な水準にしたい」と語った。
ECB理事会メンバーのドラーギ・イタリア中銀総裁もこの日、ECBのリファイナンス金利は前週の利上げ後も「非常に緩和的」との認識を示し、ECBは「例外的に拡張的な」金融スタンスを解除する手段を検討していると述べた。
総裁はトリノで行われた講演で、現在、財政政策と金融政策の両面から行われた非標準的経済支援措置を世界的に解除していく必要性があると指摘。
「金融危機後のユーロ圏の金融政策を特徴づける、例外的に拡張的なスタンスを解除する時期と手段を、われわれは検討している」と語った。
ロイターが先週のECB総裁会見後にエコノミストを対象に実施した調査によると、62人中30人が、ECBは7月に主要政策金利のリファイナンス金利をさらに25bp引き上げ1.50%とすると予想していた。
RBSのエコノミスト、シルビオ・ペルッゾ氏は、一連の発言を受けて、6月に利上げが実施される可能性が高まったと指摘。
「7月ではなく6月の利上げが最も望ましいシナリオだという当社の見解を裏付けるものだ」と述べた。
この日は、ECB理事会メンバーのメルシュ・ルクセンブルク中銀総裁も、金利が低過ぎれば市場にゆがみをもたらし、きわめてネガティブな影響を及ぼす可能性があることをECBは明確に示したと発言。
物価上昇圧力の高まりが二次的影響につながる恐れがあることがECBの懸念事項と指摘した。
ベルギー中銀のクーン総裁も「インフレ期待が高まりが実際の物価上昇につながることを踏まえると、手遅れになるまで待つことはできない」との認識を示した。
http://www.asyura2.com/11/hasan71/msg/483.html
03. 2011年4月14日 10:45:37: v7a8Ab2mMw
チャンネル桜は長いものには巻かれろ式のエセ右翼。
スポンサーが金(カネ)ピカの電事連、電力業界とは・・・ね
弱いものが団結して強いものに立ち向かう為の団体ではなく、弱いものイジメのチンピラの舎弟団体だという事がハッキリした。
つまり貧乏人や庶民の為の団体ではないということ。
もう原子力については何をいっても誰も信じない。安全を偽装・捏造、誇張してきた事実と嘘っぱちの経済性をぶち上げ、ヨイショしてきた証拠をどう説明するのか・・・・。
証拠は爆発寸前の国債残高くらいある・・・いや「使用済み核燃料」の残高くらいある。
もし、あなたが究極の選択としてニポンの崩壊を選択させられるとするのなら、どちらを選びますか・・・・
借金国債の増加による破産・ハイパーインフレか、それとも山のように積みあがった「使用済み核燃料」による放射能汚染か・・・・
どのみちこれがニポンの真実。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/267.html#c3
04. kg 2011年4月14日 10:45:42: cW6A43Da2gVE2 : p8GoX2ic7Q
ご丁寧に回答いただきありがとうございます。
了解しました。
しかし、阿修羅さんが、副島隆彦さんをカルト的とみなされたのは
残念です。
属国日本の概念を生み出し、911テロについても、いち早く、アメリカの
内部犯行説を述べ、「イスラエル・ロビーとアメリカの外交政策」を
翻訳し、小沢一郎待望論が広がる前から、彼の能力、影響力を高く評価し
たのは、副島隆彦さんでした。
今回、副島さんが福島原発大丈夫といっているのは、一つの考え方であり、
議論の対象とすべきであると思います。
http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/1493.html#c4
01. 2011年4月14日 10:48:08: cqRnZH2CUM
日本経済に強い下振れリスク、電力問題など焦点=IMF副専務理事
2011年 04月 14日 07:09 JST
[ワシントン 13日 ロイター] 国際通貨基金(IMF)の篠原尚之副専務理事は13日、日本経済の先行きには不確実性が強く、下振れリスクがかなり大きいとの見解を明らかにした。
IMFは11日に公表した最新の世界経済見通し(WEO)で、2011年の日本の経済成長率予想を1月時点の1.6%から1.4%に引き下げた。一方、2012年については1.8%から2.1%に引き上げた。
篠原副専務理事はロイターのインタビューで、「(日本経済の)先行きは非常に不確実性が多い。我々が出したのは当面に見通しに過ぎず、2−3カ月中に電力やサプライチェーンの問題が一応収まるという前提の下での推計だ」と説明した。
「リスクとしてはかなり強いダウンサイドの方向だ。今後の進展によっては分からない」とし、「仮に電力供給の問題が長引いたり、原発の状況が悪くなるとアウトルック自体変わってくる」と述べた。
同副専務理事は円安による輸入コスト高に言及し「第2・四半期は円安が(景気の)ブレーキに働く可能性は高い」との見方を示した。ただ、年後半に鉱工業生産が立ち直れば、これまでのように円安が輸出の追い風になると分析した。
東日本大震災後に主要7カ国(G7)が円売り協調介入を実施したことについて、保険会社によるリパトリエーション(本国への資金還流、リパトリ)のうわさを背景に投機的な動きが強まり、為替相場が大きく動いたと指摘。「G7の行動は適切だった」と評価した。
その後の円安は各国の金融政策の方向性が変わったことが主因との見方を示した。「市場に日本売りの動きが起きている感じはない」と述べ、今後もそうしたリスクを心配する必要はないと語った。
震災復興のための資金は対応可能な範囲にとどまるとし、「国債で(歳出の)すべてを賄ったとしても直ちに市場に大きな影響を与えることはない」との見方を示した。
また、一時的な増税も選択肢としてあり得ると指摘し、景気動向を踏まえた上で判断すべきと述べた。
その上で「何より大事なのは、復興のためのコストが分かってきたとき、再度中長期的な財政再建の姿をしっかり示すことだ」と強調した。
http://www.asyura2.com/11/hasan71/msg/483.html#c1
http://president.jp.reuters.com/article/2011/04/13/008F50DC-61AF-11E0-91CB-1EB13E99CD51-2.php
投機マネーが天災を人災に変える
復興過程において日本銀行は引き続き円資金の供給を続ける必要がある
プレジデント 2011年5.2号
東日本大震災は、多くの人々の暮らしと日本経済に大きな被害をもたらした。震災後の為替市場の動向を通して、市場が抱える問題と復興への道筋について筆者が説く。
一橋大学大学院商学研究科教授 小川英治=文 平良 徹=図版作成 写真=Getty Images、The Asahi Shimbun/Getty Images
キーワード: ビジネススクール流知的武装講座 東日本大震災 経済・金融 投資・信託
いつの間にか「失われた20年」に突入した
東日本大震災の後、ガソリンを求めて列を作る人々(写真=Getty Images)
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東日本大震災の後、ガソリンを求めて列を作る人々(写真=Getty Images)
3月11日午後2時46分頃に東北地方太平洋沖でマグニチュード9.0を記録する、信じられないほどの巨大な地震が発生した。それは、東西南北何百キロメートルにわたってプレートがはね上がることによるものであった。また、そのために大きな津波が次々と東北・関東地方の沿岸に押し寄せて、被害をより一層甚大なものとした。この東日本大震災によって被災された方々には心よりお見舞い申し上げたい。
東日本大震災が発生したとき、筆者はたまたまソウルで会議に参加していた。その会議の真っ最中に、会議に参加されていた日本の方の携帯にその一報が入った。早速、ホテルの部屋に戻り、NHK BS、BBC、CNNと次々にチャンネルを変えて、テレビの画面に見入った。画面には津波の大きな被害が映し出され大きな衝撃を受けた。その衝撃の大きさから愕然としていたところへ、その週明けに始まった突然の東京電力による計画停電が追い打ちをかけた。計画停電およびその影響を受けた公共交通機関の大混乱・運休が、東北・北関東のみならず首都圏にも多大な影響を及ぼすこととなった。
筆者自身は、東日本大震災の翌日に、震災の影響を受けて、フライトが1時間ほど遅れて金浦空港を出発したものの、羽田空港に無事に戻ることができた。乗客の中には、出発が1時間遅れとなった理由の説明がないとキャビン・アテンダントに詰め寄る人もいた。空港に置かれたテレビで東日本大震災のニュースが流れていたので、出発遅れの理由は聞くまでもないことだろう。非常時においてもいつでも飛行機がスケジュール通りに飛ぶはずだという予想(期待)が彼らを不愉快にさせていたのだろう。むしろ被災者の方々のことを考えると、遅れてでも羽田空港に降り立つことができたことは、幸運だったと感じたのは筆者だけではなかっただろう。
しかし、東日本大震災の当日に帰宅難民となって、疲れ果てて帰宅した家族とソウルから帰国したばかりの筆者は、スーパーマーケット等の店頭からお米やミネラルウオーターやトイレットペーパーが消え失せていることも、ガソリンを入れるためにガソリンスタンドの周りに長い車の列ができていることも知る術はなかった。
直接に甚大な震災被害を受けていない東京において、店頭からお米などが売り切れとなったり、ガソリンが入手困難となったりしている状況は、流通が滞っているというよりもむしろ買い占めや買い溜めによるところが大きい。普段、豊富に店頭に並んでいると買い占めや買い溜めが起こらないにもかかわらず、だれかがそれらを普段より大量に買い込んで、店頭における在庫がだんだんと少なくなってくると、ますますそれらが店頭から消え失せる前に買わなければならないという消費者心理が働く。そして、ついには、店頭からそれらの商品が消え失せてしまう。これは、たとえ商品の在庫がある程度あったとしても、皆が買いにきて、商品が店頭からなくなってしまうのではないかという予想(懸念)から起こる行動である。
円の急騰を反転させたG7協調介入
混乱する東京の駅構内(写真=The Asahi Shimbun/Getty Images)
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混乱する東京の駅構内(写真=The Asahi Shimbun/Getty Images)
東北・北関東にある多くの民間企業の工場も大きな被害を受けた。また、東北・北関東の幹線道路が緊急車両の通行のために一般車両が通行止めになる一方、ガソリンの入手困難のために、東北・北関東を中心として経済活動に支障をきたしている。このような日本経済の一部に大打撃を与えた状況において、東日本大震災が発生した週明け(3月14日)より、為替相場が急速に円高に進んだ。それが、株安と同時に起きた。
震災の大きな影響を受けた日本企業が多数存在したことから東京証券取引所では大きな株安となった。同時に、震災の大きな影響を受けた日本企業が円の手元現金の保有残高を増やすだろうという予想(思惑)、そして日本の機関投資家などの金融機関が対外証券投資を控えたり、さらには国際分散投資に占める外貨の比率を下げ、円の比率を上げるという予想(思惑)が外国為替市場の一部の投機家によってなされた。これらの投機家が近い将来の日本の企業や金融機関による円買いを予想して、日本の企業や金融機関が円買いを始める前に、すなわち、円がまだ高くなる前に円を買って、そして日本の企業や金融機関が円買いを始めて、円高となったところで円を売って、キャピタルゲインを得ようという投機が行われたのである。そのため、3月16日のニューヨーク外国為替市場では、1995年4月に付けた79円75銭/ドルという当時の最高値を超えて、76円25銭の最高値を更新した。
それに対して、主要先進七カ国(G7)の財務大臣・中央銀行総裁が3月18日に電話会議を開催し、「日本における悲劇的な出来事に関連した円相場の最近の動きへの対応として、日本当局からの要請に基づき、米国、英国、カナダ当局および欧州中央銀行は、2011年3月18日に、日本とともに為替市場における協調介入に参加する」ことを合意した。その直後に、協調介入が実施されたことによって、同日のうちに81円/ドル台に反転した。近年においては、とりわけリーマンショックによるユーロとポンドの暴落が起きたときにでさえ、G7の財務大臣・中央銀行総裁は協調介入を行わずに、為替相場を市場に任せて、変動させてきた。しかし、今回は、東日本大震災が日本経済のみならず先進主要諸国経済をも混乱させることが懸念された。
「為替レートの過度の変動や無秩序な動きは、経済および金融の安定に対して悪影響を与える」ことが認識され、G7の財務大臣・中央銀行総裁は「為替市場をよく注視し、適切に協力する」という声明を発表した。
この東日本大震災後の円高、そして、協調介入後の円安という為替相場の乱高下は、いかに投機が外国為替市場を攪乱しているかを示している。以前にも本誌においてフリードマンの言う投機の自然淘汰説に対して批判的に説明したことがある。投機家はファンダメンタルズを知っているので、ファンダメンタルズ水準から為替相場が乖離すれば、投機家の投機によって即座に為替相場がファンダメンタルズ水準に戻る。そして、ファンダメンタルズを知らない投機家は自然淘汰されるために、ファンダメンタルズを知っている投機家だけで投機が行われる、投機によって為替相場が安定化すると。
ファンダメンタルズによる予想と近視眼的な予想
円ドル相場
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円ドル相場
投機家は、東日本大震災によって日本経済が大打撃を受け、ファンダメンタルズでは円安になることを予想しているのであろうが、近視眼的な目先の円資金需要増大による円高を予想して、投機を行うことによって、為替相場を安定化させるどころか、不安定化させることに100%寄与したのである。それは、リーマンショックによってアメリカの投資銀行に対する経営破綻の波及の懸念が、ドル安ではなくむしろ、ドル資金の回収のためのドル需要増大からユーロやポンドに対してドルが高くなった状況と似ている。
東日本大震災のような災害が起きる非常時においては、前述した、スケジュール通りのフライトの予想(期待)や品切れになるのではないかという予想(懸念)や円高の予想(思惑)が正常時よりも際立ってくる傾向がある。そのため、災害による直接的な経済的影響のみならず、人々の予想に基づいた次的な経済的影響も相まって、全体として経済的影響が莫大なものとなってしまう。災害の直接的な経済的影響が天災であるのに対して、人々の予想に基づいた副次的な経済的影響は人災と言っても過言ではないであろう。災による直接的な経済的影響からいかに復興するかという取り組みとともに、人々の予想に基づく人災をいかに軽減するかが、その後の災害からの復興にも大きく影響を及ぼす。
今後の東日本大震災からの復興において、直近では、前述した日本の企業や金融機関による復興のための円資金需要が拡大することから、日本銀行は、3月14日に15兆円の円資金を供給したが、引き続き円資金の供給を続ける必要がある。それとともに、為替相場が再び円高に振れるようなことが起きれば、外国為替市場において円売り介入を行うことによって円高を抑制するとともに、その円売り介入を不胎化せず、円資金の供給増大をそのままにして、復興のための円資金需要の拡大に間接的に応えることも考慮に入れるべきであろう。
そして、東北・北関東における被災地の復興に早めに取りかかる必要がある。それは、単に元の状態に戻すという意味での復旧ではなく、勢いを取り戻し、さらにその勢いを後押ししてやるという意味での復興であるべきだ。また、そのことによって、打ちひしがれた東北・北関東の被災地の方々だけではなく、日本人全員の希望の光となって、日本に元気が出てくることが望まれる。それには、単に被害を受けた社会インフラを復旧するだけではなく生産性を高める産業を復興・新興させることが考えられる。農業・漁業・畜産業といった伝統的な産業を広域において再生することによってそれらの生産性を高めること。また、ライフ・イノベーション(今回の大震災によって医療分野の重要性が認識された)やグリーン・イノベーション(今回の大震災によって太陽光発電などによる自家発電の重要性が認識された)を活用した新しい産業を東北・北関東において興すこと。これらによって東北・北関東から元気な日本を復活させることをめざすべきだ。
最後に、原子力発電所に関連する風評など、「誤った情報に基づく予想」は、日本の社会と経済を混乱させることとなり、前述した「予想(期待)」や「予想(懸念)」や「予想(思惑)」よりずっと大きな副次的な社会的・経済的影響を及ぼすことに注意しなければならない。
http://www.asyura2.com/11/hasan71/msg/484.html
01. 2011年4月14日 10:50:55: KbGBtivQHY
福島沖コウナゴ、基準大幅に上回る放射性物質
http://www.asahi.com/national/update/0413/TKY201104130618.html
2011年4月14日0時0分
厚生労働省は13日、福島県いわき市沖で同日採ったイカナゴ(コウナゴ)から、基準の25倍に相当する1キロあたり1万2500ベクレルの放射性セシウムと、基準の6倍の1万2千ベクレルの放射性ヨウ素が検出された、と発表した。厚労省は、基準を大幅に上回る放射性物質が検出されたことから、福島、茨城両県沖で水揚げされたコウナゴについて、摂取を控えるよう改めて呼びかけた。
厚労省によると、両県ではコウナゴ漁は実施されていないため、流通はしていないという。
10:19 tokaiama (東海アマ管理人)
福島沖放射能魚類汚染が深刻の一途! 水産庁はセシウムによる魚類汚染は、すぐ排出されるからありえないと断言してたはずだが・・・・
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/262.html#c1
83. 2011年4月14日 10:53:39: dbFbsSizGI
>>80さま
>ジリジリ拡散というのは中々難しい発想ですね。
想像して下さいね。
放射線を発する塵や粉塵
燃料が粉砕された塵が特に強い放射線を発します。
これが爆発によって巻き上げられ、風に乗って拡散される
それが地表にゆっくり落ちて来て汚染となる訳です。
これが高くまで巻き上げられれば、より広い範囲の汚染と
なりますが、一度落ちた塵もそこで終わりでは有りません。
この塵は強い風が吹けばまた別の場所へ飛んで行きますよね?
この様にして汚染が広がって行くと考えます。
別の方向へ風が吹けば、その方向へ汚染が広がります
福島の場合大半が海に落ちたとすれば、もうそこからは
風向きが変わろうが飛んでいかないですよね?
爆発の高さと、海に落ちたかどうか
この違いは極めて大きいですよ
http://www.asyura2.com/11/genpatu8/msg/461.html#c83
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110414-00000007-jij-int
大津波で原潜スクリュー損傷=港内漂流、放射能漏れなし―米グアム基地
時事通信 4月14日(木)2時34分配信
【ワシントン時事】東日本大震災の津波で、米海軍グアム基地の係留施設が被害を受け、攻撃型原子力潜水艦が一時港内を漂流し、スクリュー(プロペラ)を損傷していたことが13日、分かった。国防総省筋が明らかにした。放射能漏れはなく、負傷者はいなかった。
同基地のアプラ港では3月11日、津波の影響で、停泊中のロサンゼルス級攻撃型原潜「ヒューストン」、「シティ・オブ・コーパス・クリスティ」(いずれも全長約110メートル、乗組員約140人)の係留ロープが切断され、2隻は港内を一時漂流した。
タグボートがえい航し、1時間以内に埠頭(ふとう)に戻したが、ヒューストンはプロペラの損傷がひどく、交換した。米軍当局者は「原子力推進機関にはまったく影響はなかった」としている。
素人ですので、ご容赦
原子力潜水艦型原電を作っていたら今回のようなことは、起きなかったのだろうか?
原子力潜水艦型原電は、原理的に可能なのだろうか?
原子力潜水艦型原電なら、東京湾等需要地に隣接設置できるのだろうか?
原子力潜水艦型原電に攻撃能力も付加しておけば、防衛力として有効だろうか?
原子力潜水艦型原電は、必要な所へ移動し、設置できるだろうか?
原子力潜水艦型原電の作業員の交代は、どの様に行えばいいのだろうか?
でも原子力潜水艦型原電が、作られていないということは・・・・・
それとも原子力潜水艦型原電が、実現すると困る人たちが・・・
http://www.asyura2.com/10/idletalk39/msg/303.html
03. 2011年4月14日 10:57:38: lqOPOFnyLE
記事は、もう少し丁寧にしないと、わからない。海のプレートは通常押されてきて日本海溝近くから陸のプレートにもぐりこんでいる。陸のプレートが引きづられているから、反発して伸びて正断層型の地震のもととなるのだろ。どうして、海のプレートが東側で伸ばされるのかな。逆に一時的に圧縮されて新たな地震のもととなるのだろうが、その大きさがどれほどのものかな。このあたりの説明もいれてもらわないと、理解に苦しむ。
単純に、過去にも大きな地震のあと、いろいろ地震がいろいろなところで誘発されてきたことを例示するなら、それでもよい。
http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/133.html#c3
http://takedanet.com/2011/04/post_074a.html
(平成23年4月14日 午前8時)
放射性物質がついた福島の瓦れきを川崎に運搬することは、放射性物質をさらに飛散させるという意味で良くない方向であることをブログに書きました。
http://takedanet.com/2011/04/post_29f3.html
福島の人は原子炉の事故で大きな打撃を受けましたが、それは福島だけではありません。程度は違いますが東京も川崎も同じように放射線で汚染されたのです。
その責任は主に保安院にありますが、それはまた別の問題で、わたくしたちはわたくしたちの範囲で汚染を拡大することを防がなければならないと思います。
・・・・・・・・・
福島原発からの放射性物質の漏れも次第におさまっているので、特別な爆発でもない限り連休開けにはかなり安全な状態になると思います。
次にわたくしたちがしなければならない事は、「放射性物質で汚染された福島の地域をできるだけ早くクリーンにする」ことです。
放射性ヨウ素は半減期が8日ですから、しばらくするとほとんどなくなりますが、それに続くセシウムとストロンチウムは半減期が30年ですから、そのままにしておくと30年間、福島は汚染したままになります。
放射性物質の半減期は物理的に決まっていますから、それは変える事ができませんが、人間の手でクリーンな福島を取り戻すことはできます。
できるだけ早く手をつけてもらいたいとわたくしは希望しています。今、福島の人はとても気持ちが追い込まれて「放射線は健康に影響がない」と信じたい気持ちでしょうが、被曝はできるだけ少ない方がいいのです。
・・・・・・・・・
わたくしは川崎の瓦れきの処理で書きましたように、早く福島に放射性物質をとることができる焼却炉とプールと蒸留設備を作ることと考えています。
今度の原発事故というのは、放射性物質という意味で言えば、「福島原発の中に閉じ込められていた放射性物質」が「福島県の東部や茨城県の北部、さらに東京、仙台まで広く拡散した」ことを意味しています。
今度はそれを「人間の手で再び福島県発の敷地内に戻す」ことによって、「クリーンな福島」を取り戻すことです。
そのためには、福島原発の敷地もしくは近郊に「焼却炉とプール、蒸留設備」を作り、そこに汚染されたものを集めます。
まず、燃えるものはどんどん焼却炉で燃やして、煙の中の放射性物質をフィルターでとります。また燃えないものは、プールの横で水で洗浄し、その水をいったんプールにためます。
プールにたまった水は蒸留装置で蒸発させ、放射性物質を集めます。政府と福島県が決意をして今からすぐやれば、放射性物質で汚染された福島はどんどんクリーンになっていくでしょう。
技術はすでにありますし、設備については全ての費用を合計しても200億円から400億円ぐらいで済むでしょう。だから国と福島県がやる気になれば直ちに取り掛かれると思います。
・・・・・・・・・
福島の人はまた別の考えがあるでしょうが、わたくしは、今の福島の人の考え方・・・放射線の被曝は健康に影響がない。そして我慢しよう・・・というよりも、むしろ積極的に放射性物質を除いてしまった方がいいと思います。福島の人、子供の被曝量は少ない方が良いからです。
また、今回の原発事故は、日本の国内ばかりでなく世界の国から日本の大地が汚れているという印象を植えつけました。
その点では、まず福島が日本の先頭に立って放射性物質を除いてクリーンになることです。学校の校庭も、校舎もどんどん「除洗」していけば、子供の被曝量も減り、田畑も再び使えるようになります。
菅首相は「福島の土地は数10年使えない」と言ったそうですが、そのように後ろ向きになることなく、前向きに放射性物質を直ちに取る作業を開始することを勧めます。
(平成23年4月14日 午前8時 執筆)
16. 2011年4月14日 10:59:58: yDvKYuiUos
>>2
U3tpaY7fQc さん
ナイス
以下を読んでくれ。
ヒトは、約3万年前から進化していない
http://k-lab.main.jp/wp/?p=44
ちなみに反抗期があるのは人間と動物園の動物とペットだけだ。
自然界には反抗期がない。
だったら、こんな資本主義は潰れてしまえ。
http://www.asyura2.com/11/hasan71/msg/317.html#c16
米上院調査小委:ゴールドマンはCDOで顧客と議会を欺いた(2)
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920000&sid=amU7KOFzbhcQ
4月13日(ブルームバーグ):米上院常設調査小委員会は13日公表した金融危機に関する報告書で、ゴールドマン・サックス・グループが投資家を欺く債務担保証券(CDO)を組成・販売し、利益相反が生じたと指摘した。報告書は同社が米住宅市場の崩壊前に、ショートポジションを設定したとしている。
同報告書によると、CDOの「ハドソン・メザニン」のケースでは、ゴールドマンは投資家に対し、同社と投資家の利益が同調すると伝えながら、同社のポジションは100%ショートだったという。同委のカール・レビン委員長(民主、ミシガン州)は監督当局に対し、報告書で説明された仕組み金融取引を全て調査するよう要請した。
レビン委員長は13日の説明で、ゴールドマンの幹部による2010年4月の公聴会での同社取引に関する証言は全面的には信頼できないものだと思ったと述べ、偽証の疑いがあるとして司法省に問題を委ねると発言。さらに、「私の判断では、ゴールドマンは明らかに顧客と議会を欺いた」と述べた。
ゴールドマンは発表文で、自社のビジネスに関して誰かを欺いたことはないとの見解を示した。同社広報担当のルーカス・バンプラーグ氏は、「われわれの証言は全面的に信頼できるもので正確だった。小委員会自身の報告書でも確認されている」と言明した。
同委員会はこの日の報告書公表により、住宅ローン会社や連邦監督当局、ウォール街の金融機関を対象とした2年間にわたる調査を完了する。
翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先:東京 守護 清恵 Kiyoe Shugo + kshugo@bloomberg.net Editor:Masashi Hinoki東京 麗英二 Eiji Toshi etoshi@bloomberg.net記事についての記者への問い合わせ先:Phil Mattingly in Washington at pmattingly@bloomberg.net;Clea Benson in Washington at +1-202-654-4307 orCbenson20@bloomberg.net
更新日時: 2011/04/14 10:24 JST
http://www.asyura2.com/11/hasan71/msg/485.html
02. 2011年4月14日 11:00:43: HTlyGVb3h6
私は東京在住ですがこの母親と同じ状態です。周りのママ友や主人は気にしすぎと笑いますが、報道のように直ちに害はなくても、何年後何十年後に何かあったのでは遅いと思うのです。私が広島生まれで原爆や放射能の恐怖をよく知っているからかもしれません。自分のことならともかく愛するわが子は何が何でも守りたいのです。風評被害といわれようが食品の産地は気にしますし東京の放射線量等の情報は毎日目を通します。こちらのホームページも貴重な情報源です。公共の情報が信じられないのも一要素です。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/268.html#c2
96. 2011年4月14日 11:04:37: 1PmwvglYDs
54さんに同意。これは予言ではなくて、誰でも言える推測だよね。これから原発が水蒸気爆発するかもしれない、なんていうのは分かっている事なのだから。
自分は「予言」といった事を否定する人間ではないし、あり得ると思っている。でもこの人物の文章を読むと、内容もそうなんだけど、書き方が良くない。人格的にあまり良い感じがしない。そして大概そういう場合は本物じゃないね。
213. 2011年4月14日 11:04:54: iw1lmsoNa2
えーと、メーカ勤務ですが。引き合いは来るけど出荷停止命令なんて来ていませんよ??
http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/309.html#c213
放射性物質の垂れ流しは、レベル7の福島や六ヶ所村だけではありません。ずっと以前から英・仏が垂れ流しており、日本はそれをお手本にしているのです。 (父さんの日記)
http://rightaction.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/post-7472.html
東京都知事がまたもや我欲と利権に生きる石原慎太郎となりました。
とても受け入れられる結果ではありませんが、これも民意です。まあ「都民のレベル以上の都知事は生まれない」ってことですかね。
石原を選択しておいて、「新銀行東京は許せん!」とか「築地の豊洲移転は有害物質で危険だし耐震性でも築地が安全だから反対!」とか「もっと福祉を充実させろ!」とか、そんなこと愚痴らないでくださいよ! 石原に投票したみなさん。
さて、原子力安全・保安院は何故か今頃になって?福島第一原発をレベル7としたそうです。何を今更、とぼけやがって・・・。しかも統一地方選を避けてその後に・・・。
そういえば、福井県ではトラブル続きで危険極まりない(核武装のための実験施設でもある)高速増殖炉もんじゅと13基の原発を推進する現職知事・西川一誠氏が再選しています。福井県民にとっての悲劇は、福島第一原発の実態が隠蔽されていたことと、反原発派の対抗が共産党候補の1名だけだったということに尽きると思います。
東電も保安院も、1号機に続き3月14日にMOX燃料使用の3号機が大爆発をおこした時点で、更に翌日(15日)の4号機爆発と2号機格納容器損傷というだめ押しで、福島第一原発は既にレベル7であったと認識していたはずです。もしかすると福島第一の今後の展開次第、また10年後、20年後の調査結果次第では、将来「国際原子力事故評価尺度(INES)]にレベル8が設定される可能性もあると思えてきます。
それにしても、放出された放射線物質の総量がチェルノブイリの10分の1などとは、この期に及んでまだ嘘をついていますね。当初はモニタリングポストの数が不足していましたし、計器類の故障もありました。周辺地域の土地での調査は、IAEA(国際原子力機関)が地表1uあたりの量を測定するのに対し、日本は場所によって5〜15cm掘り起こし「1kgあたりの量として、間引きと、uからkgにすり替えた線量」の発表をしています。また太平洋上に流れた大気中の線量や、海中に漏れたり放出したものは殆ど考慮されていません。
このような実態をマスコミが報道しないのですから、私たち、国と東電の欺瞞を見抜いている市民が、しっかりと批判せねばなりません。
当初発表されていたレベル5からレベル7に引き上げた背景には、1号機の困難な状況もあると思います。
いま行っている1号機への窒素注入について、東電にしては珍しく正直に「格納容器内での水素爆発防止のため」と、格納容器が水素爆発する可能性に言及しました。何ら事前対応できないままに、1号機、3号機、4号機と立て続けに爆発させてしまった反省からか、1号機の予測される状況を素直に公表した模様です。
もう騙しきれなくなったと観念したのか?それほど危機的な状況なのだと思います。同時進行で原発4基の危機に直面し対応することは、極めて困難なことだと思います。
4号機の使用済み燃料プールは損壊し、もうプールそのものが存在しません。使用済み燃料棒は溶融し丸裸の状態で発熱しているでしょう。
3号機もやはり使用済み燃料プールが損壊し、爆発で残った燃料が溶融して発熱しているようですし、実は格納容器がまだ存在するのかどうかも疑問です。爆発で、格納容器の全体もしくは上部が吹き飛んでしまったのではないか、とも思われます。そうであれば、福島は恐ろしく深刻な事態に陥っているということです。
2号機は格納容器の圧力抑制プールが損傷しているのですから、冷却水の注入と損傷箇所からの漏洩とのイタチごっこで、燃料の溶融を止めるには不十分な状態が続いています。使用済み燃料プールも燃料棒が露出して高温になり水蒸気を出しています。
参照:http://rightaction.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/3-79a5.html
このように危機的な状況であるのに、政府は原発被災者に対し、今週になってようやく高放射線量の地区住民に避難指示し、そしてその翌日にレベル7を発表・・・。なんとも、地元の被災者の方々の心情をもてあそぶこの対応に憤るのは、私だけではないと思います。
国民の命を軽視し、真剣に東北の被災者の救援策を練り実践するでもなく、東電や保安院を厳しく指導することもできず、自己保身と政権の延命しか頭にない"官"直人以下現政府閣僚を即刻引きずり下ろし、国民と真摯に向き合う国民のための政府を、私たちの手で実現させたいものです。
ほんの少し前置きを書いて本題に入るつもりでしたが、だんだん熱くなり長くなってしまいました。どちらが本題なのかかわかりません(笑)。こういうことはたまに?ありますが、これは当ブログの特徴の一つでもありまして・・・。
ならば記事を二つに分ければよいのですが、なかなかそれもできません。一本の記事に仕上げるために、更に突っ込んだ考察をする時間がないことが大きな理由です。すみません。そして、その記事がいつ仕上がるかは、私の体調次第であることと、プライベートの時間がいつどれくらい取れるか、その条件にもよるために全く予測不能であり、そんな訳で、申し訳ありませんが宜しくお付き合いください m(_ _)m 。
では、前稿に続き放射性物質の垂れ流し問題を取り上げます。
原子力安全・保安院は六ヶ所村再処理工場での放射能垂れ流しの理由について、「経済的効率を追求する民間事業者では、無害化あるいは閉じ込めができない」からと、明確に発言しています。利益追求する民間に任せられないのであれば、国民の命を守るために国が責任を持って事業化すればよい話ですが、あくまでも放射能垂れ流しを前提としたままの六ヶ所村再処理工場を本格稼働させようとしています。
国民の命と地球環境を守る国の責任を放棄しています。そして「放出した放射能は海水により希釈されるから問題がない」とまで宣っています。
では、福島の事故で頻繁に耳にするようになった、この「海洋に放出した放射能は希釈されるから問題がない」などと国が言うようになったのは、どのような背景があるのでしょうか?
ぱんださん がツィッターで紹介してくれていました。
▼@panda_pengin ぱんだ
http://www.geocities.jp/tobosaku/kouza/saisyori2.html 英・仏の再処理工場でも十数年間にわたって汚染水を海に流しています。決して健康に影響がないことはありません。ご参考までに。。。
4月6日
要するに、英・仏の再処理工場で悪しき前例があり、それに安易に乗っかったということですね。
このことは国や地方行政に顕著でトップダウン型企業にも多くみられますが、プロジェクトや事業化を進める際、まず「何をやるか」が先に決定されているとします。そのために「いつまでに」「誰が」「どのように」と進みます。その際、社会性や公共性を考えたり市場を見極めたりした上での「何故やるか」「何のためにやるか」は後から適当につじつま合わせをしてきます。
目的は、自分たちの利益であり、国民や消費者の利益は無視されます。彼らから発表される国民や消費者の利益は、彼らの目標達成を正当化するために塗り固められた欺瞞です。
では、六ヶ所村再処理工場の悪しき前例となった英・仏の実態を、以下ご紹介します。六ヶ所村から垂れ流される放射性物質の量は、この英・仏の工場よりも更に深刻な数値なのです。
古い資料ですが、ここに書かれた被害はいまも続いています。
冒頭、動燃の名称が出てきますが、動燃は1998年に核燃料サイクル開発機構として改組され、その後2005年に日本原子力研究所と統合され、日本原子力研究開発機構に再編されています。1995年12月に高速増殖炉もんじゅでナトリウム漏洩事故を起こし、1997年3月には東海事業所再処理施設アスファルト固化処理施設で火災爆発事故を発生させています。
このことと、文中で96年のデータに触れていることから、この記事は1997〜1998年頃に書かれたものだと思われます。
<転載開始>
英・仏の再処理工場 深刻な放射能汚染発覚
イギリスのセラフィールド、フランスのラ・アーグ両再処理工場で、深刻な放射能汚染が相次いで発覚し、大きな問題となっています。
両工場では、日本から送られた使用済み燃料の再処理も行われており、私たちにもその責任の一端があるのではないでしょうか。
また六ヶ所に建設されている再処理工場が稼働すれば、同じように日本全国、そして近海が汚染されると覚悟しなければなりません。
[ラ・アーグ]
仏版動燃=核燃料公社(COGEMA) 膨大な放射性物質を排出
日本で動燃のずさんな体質が問題になっていますが、フランスの動燃にあたる「核燃料公社」も負けず劣らずずさんなようです。
ラ・アーグでの発端は、今年の1月、フランスのブザンソン大学ジャンフランソワ・ビエル教授が、イギリスの科学誌(ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル)に発表した論文です。
それによると、ラ・アーグから35キロ圏に住む白血病にかかった子ども27人と健康な子ども192人とそれぞれの母親の生活を調査、比較したところ、頻繁に海水浴をしたり、地元産の魚を多く食べた子どもほど白血病にかかりやすい傾向が確認されたというものです。
一方、グリーンピースが再処理工場の廃液排出管周辺を調査し、4月にはパイプが自然状態の3900倍に達する放射線を発していることを発見、さらに6月には、排出管や周辺の堆積物などを採取、分析したところ、排出液からは1リットルあたり1億6千万ベクレルのトリチウムをはじめ、通常の海水の1700万倍の放射能を検出しました。
グリーンピースによると、ラ・アーグ再処理工場は毎日10万リットルの放射性廃液を放出しており、全長7kmのパイプの内側には厚さ2cmの放射性物質が付着しているとのことです。
慌てた核燃料公社は、排出管の放射性付着物の除去作業を計画、グリーンピースなどの環境影響評価の要求を無視して、7月7日から作業を強行しました。
しかし、逆に50キロ、10億ベクレルもの放射性物質を漏らしてしまいます。
7月10日、ついにフランス環境相が、排出管周辺海岸への立ち入りを禁止しました。
さらに9月には、除去作業で生じた放射性廃棄物のドラム缶や排出装置の部品やパイプが、海岸からわずか250メートル沖の水深7mの海中に放置されているのをグリーンピースが発見しました。
追いつめられた核燃料公社は、グリーンピースの調査活動を禁止するよう裁判所に提訴しましたが、当然ながら却下されました。
9月25日、グリーンピースが、排出管付近で採取したカニからセシウム137、コバルト60など、キロ当たり1350ベクレルの放射能を検出したと発表、さらに10月2日には、排出管から、コバルト60、アメリシウム241を含む基準より大きな粒子の放射性物質が放出されているのを確認したと発表しました。
ラ・アーグには、日本の他、ドイツ、オランダ、ベルギー、スイスが再処理を委託しています。そこで、ラ・アーグ周辺の住民は、ドイツ政府に対してドイツで発生した使用済み燃料をラ・アーグに運ぶのを許可しないように求める裁判を起こしましています。
さて、今や世界でただ1国、プルトニウム利用にしがみつく日本の国民として、私たちは・・?
[セラフィールド]
子どもの歯にプルトニウム蓄積 大西洋〜北極圏まで広がる汚染
イギリスからもセラフィールド再処理工場による深刻な放射能汚染を報じるニュースが届いています。
まず、イギリス政府が実施した未成年者の歯の分析調査で、プルトニウムによる汚染が、セラフィールドを中心に同心円状にイギリス全国に及んでいることが判明しました。
それによると、歯科治療で抜歯された未成年者の歯を全国から集め分析したところ、工場から75km圏内に住む子どもの歯では平均1kg当たり換算7ミリベクレル、225km圏内では5ミリベクレル、それ以上では3ミリベクレルのプルトニウムが検出されたというものです。
また、96年第4四半期にセラフィールド近海で捕獲されたロブスターから、1kg当たり3万6千ベクレルのテクネチウム99による汚染が検出されました。これは同じ場所での96年のデータの92倍に相当します。
セラフィールドは、毎日900万リットル以上、年間2億3千万リットルの放射性廃液をアイルランド海に放出しており、これによる汚染は、アイルランド海全体は勿論、北海、バルト海、ノルウエー海、バレンツ海、グリーンランド海にまで及んでいるとのことです。
セラフィールドの汚染については、白血病の増加や、海岸にすむ家族の電気掃除機の塵からプルトニウムが検出されるなど、ずいぶん前から地元で問題となっていましたが、政府や推進派はその都度因果関係を否定する宣伝を繰り返してきました。
日本でも「セラフィールドからの手紙」というパンフレットで、地元の被害者の声が伝えられると、電力会社は早速、現地工場関係者を登場させて安全性を宣伝するパンフレットをばらまきました。
しかし、今や事実は覆いようもなくなりました。このままでは、六ヶ所でも同じことを繰り返してしまいます。
参考資料
GREENPEACE-INTERNATIONAL/PRESSREREASE
niftyserve-factive mes8の関連記事
美浜の会ニュースNO39
福井新聞(8月2日)
反原発新聞234号
<転載終了>
英・仏ともに、再処理工場から垂れ流される放射線の被害は深刻です。
ここで六ヶ所村から放出される放射線の数値を確認しておきましょう。六ヶ所村が本格稼働すれば、大気中と海洋への年間放出量の合計が、ヨウ素:2,410億ベクレル、セシウム:253億ベクレル、プルトニウム:832.9億ベクレルなどとなっており、更にトリチウム:1京9,900兆ベクレル、クリプトン:33京ベクレルという数字が公表されています。
これらの数字は、原発365年分の量となります。
国がレベル7と評価した福島第一原発では、原子力安全委員会の試算でこれまでに63京ベクレルの放射性物質が放出されたということですが、もしも六ヶ所村再処理工場が事故を起こすと、これを遙かに超える放射線が放出される危険があります。
六ヶ所村の最大処理能力はウラン800トン/年、使用済燃料貯蔵容量はウラン3,000トンです。試運転期間中に430トンの使用済み核燃料を処理し、4トン前後のプルトニウムを抽出する予定です。長崎に投下されたプルトニウム型原爆は5kgですから、試運転期間中に六ヶ所村が抽出するプルトニウムは、長崎型原爆の800倍です。試運転期間中に今回のような大震災や津波が六ヶ所村を襲えばどのような事態となるか、想像するだけで恐ろしいです。
参照:http://ja.wikipedia.org/wiki/六ヶ所再処理工場
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/272.html
ヘタリア・ジョークか
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920021&sid=adlVCVkvcshc
ビンラディンの確保もあり得たFRBの勇敢な行動−ルイス
4月13日(ブルームバーグ):米連邦準備制度理事会(FRB)は勇敢にも、金融危機における大胆な行動の詳細を記録した合計2万9346ページに及ぶ894件のPDF形式のファイルを先週公開した。
必要ならば、FRBがいかに柔軟な思考が可能かを一連の文書は明らかにしている。ベルギーの地方自治体や日本の漁業協同組合、リビア政府など、多くの思いも寄らない団体がFRBの金融支援を受けた。業績が悪化したシティグループやモルガン・スタンレーといった米銀はもちろん、望むだけの資金を渡された。しかもジャンク債(高利回り・高リスク債)やデフォルト(債務不履行)債、リスクの高い株式など、まさに手に入るものは何でも担保として差し入れることが認められた。
世間知らずの批評家にしてみれば、FRBが一握りの金持ちが求めていることをより広い社会のニーズだと勘違いした新たな証拠ということになるのだろう。FRBの報道官らは賢明にもコメントを控えている。
FRBの英知
米国民がFRBの英知を理解できない状況を見るにつけ、FRBがはるかに長大な第2の文書の開示を差し控えるのを選んだことは思慮深い。これまで吟味されることがなかった1万427件の暗号化されたPDFファイルが公開されれば、金融当局の勇敢な行動の記録というだけでなく、危機における比類のないリーダーシップの描写が提供されるのは間違いないだろう。
しかし、残念ながらこれらは公表されない。FRBのある報道官は「これ以上の詳細を公開しないことを決めた。それが理解できるほど米国民は賢くない。それが率直な理由だ」と話す。ただ、「情報公開法」に基づく煩わしい開示要求が繰り返されるのを避けるため、FRBの建物に入って直接閲覧することが認められ、FRBが金融危機の際に受け入れた担保について、ブルームバーグ・ニュースの調査報道チームが詳しく検証した。以下にその成果の概要を示す。
危機の認識
一、FRB地下の貴重品保管室は若い女性であふれ返っている。彼女らは片言だが、興奮した調子の英語でイタリア政府によって担保に差し出されたと主張している。
イタリアが欧州のソブリン債危機を他の高債務国よりもずっとうまく切り抜けることができたとすれば、首相の「社会的資産」を担保にイタリア政府に信用を供与するFRBの誠に大胆な決断のおかげだと言うことができるだろう。
ルイジアナ大学のマークル・スチュアート準教授(金融学)は「FRBが方針を緩和して16歳と18歳の年齢差を問わなかったことは、危機を当時どれほど深刻に受け止めていたかを示すものだ」と指摘。「少女らが成年に達すれば、少なくともイタリア以外ではリスクが低下し、実際に価値が上昇すると見積もっていたのではないか」との見方を示す。FRBの報道官は「彼女らは18歳だった」と述べたが、それ以上のコメントは避けた。
一、メキシコの巨大な国際商品企業ロス・セタスに帰属する粉末状の物質の痕跡。
FRBは2008年末までにメキシコ国境の危機こそが米銀が最も避けたい事態だと賢明にも理解した。治安を維持し、JPモルガン・チェースの損失を回避するため、FRBはメキシコの輸出品に対する需要を生み出すために介入した。しかし、メキシコ企業の担保の価値をFRBは信用してはいなかった。
担保は必要ない
一、ドイツで書かれたセンセーショナルな詩とみられる草稿の一片。大まかに翻訳すると「あなたの貯蓄率は刺激的。あなたの輸出は蜜の味。担保は必要ありません。融通させてください、お金を」となる。
FRBは公式声明で、この4行詩がドイツのバイエルン州立銀行による予期せぬ5億ドル(約420億円)の融資要請に触発されたものだと説明。「議長はプライベートな時間が公共の利益に関わると見なされては困ると感じている」としながらも、「十分過ぎる支払い能力があるドイツのこの銀行が自国政府からではなく、われわれから借り入れようと考えた。議長はその感慨を表現したかっただけだ」と付け加えた。
一、走り書きされたタリバン向けの数億ドルの短期融資の領収書。
金融資産を持たないアフガニスタンという国で反政府武装勢力タリバンの存在が、米国の国益にとっていかにシステム上重要になっているかは、素人目にははっきりと分からない。FRBはタリバンの担保の質の高さを見て、それを手に入れるチャンスに反射的に飛び付いた。
素人が気付かない価値
FRB報道官は「国際テロ組織アルカイダの首領ビンラディン容疑者は米政府にとって、供与した融資をはるかに超える価値があり、モルガン・スタンレーが差し入れた株式やイタリア政府が担保として差し出した10代の少女らをめぐる不安を補って余りあるほどだ」と語った。
FRBが米政府の1機関であり、ビンラディン容疑者を政府に売り渡す取引を行える立場にないことを示す文書を見せられた時、この報道官はコメントを控えた。ビンラディン容疑者はFRBの貴重品保管室から最初の夜に姿を消したが、報道官は「予測不可能だった」と釈明した。(マイケル・ルイス)
(マイケル・ルイス氏は、ブルームバーグ・ニュースのコラムニストです。このコラムの内容は同氏自身の見解です)
更新日時: 2011/04/13 15:49 JST
http://www.asyura2.com/11/hasan71/msg/486.html
97. 2011年4月14日 11:12:00: f0BYDXp2EY
東日本は北米プレート上にある。
太平洋側で岩手宮城福島沖3連動M9の影響は凄まじく日本海側プレート境界
内陸プレート境界新潟長野で地震多発
最悪の場合糸魚川静岡構造線が動き本州東西分裂
更に極悪の場合東日本沈没の可能性がある。
http://www.youtube.com/watch?v=iv1g6R_HwZA
http://www.asyura2.com/10/bd59/msg/474.html#c97
04. 2011年4月14日 11:12:19: NvYfbJqhFI
NHKなら、歌謡ショーや相撲興行といった反社会性勢力団体との従来からの切れぬパイプがあるわけだし、原子力マフィアの利権の様相からいけば、闇の部分からの圧力や要望に左右されるのは当たり前だろう。
もとより政治家らのパーティ券も大量に購入している関係から、ゲテモノ国策の原発推進勢力のご機嫌も当然伺っているのであろう。
不偏不党とは名ばかり、戦後のどさくさの放送法が出来るまでは大本営発表を専門に放送していたわけで、その伝統だろう。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/267.html#c4
84. 2011年4月14日 11:14:12: yWs6aRJbr6
〉〉81
炉心の爆発が起きという確信もなければ、起きていないという確信もない。
そのような状態であるのにチェルノブイリと同列に扱い、チェルノブイリで生じた奇形や被害の写真および動画を載せて不安を煽る行動が蔓延しています。私はそれを問題視して、ここで発言しています。
http://www.asyura2.com/11/genpatu8/msg/461.html#c84
04. 2011年4月14日 11:15:17: 9gCSQcWbXk
まったくだ。
http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/137.html#c4
04. 2011年4月14日 11:15:25: GIvCq0wFSg
経済用語は詳しくはわからないけど、ピムコが米財政赤字悪化に賭けているらしい。
ロシアン・タイムズ
http://rt.com/usa/news/bond-fund-usa-debt/
ハイパーかスーパーかしらないがインフレだってことは解る。
04. 2011年4月14日 11:16:00: lqOPOFnyLE
↑追加:陸のプレートを抑えつつ沈み込んでいた海のプレートが、結果的に陸のプレートの押さえがなくなって、伸びやすくなったと解釈するのかもしれない。そうであれば納得。
http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/133.html#c4
03. 2011年4月14日 11:16:12: FpVPO6YryM
子供を守る立場の母親に『過剰反応だ』と言うのは とても傷つくと思います。
身体が弱い者ほど 防御反応が強く出るとも思っています。
「大丈夫」と言える人は 丈夫な遺伝子を持った方だと 思えて羨ましいです。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/268.html#c3
04. 2011年4月14日 11:17:19: hZ20AkbGW6
つうか、チェルノブイリに匹敵する事故、つまり同程度がそれ以上の放射性物質が放出されるのは確実なんだから、当然、東京圏在住者も被爆するよ。実際、放射性物質はソ連領どころかスウェーデンやドイツまで飛散し被爆者を生んだ。心配するのが正常な心理であり、事態を直視せず矮小化する人間の方が狂ってる。最近報道されないが水だって相当汚染させれてるでしょ。逃げられる人は子供を連れて即刻避難すべし。精神論でどうにかなる話ではない。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/268.html#c4
さいたま市にもホームレスはいた!東京と比べるとずっと少ないだろうが。「汚い」「不潔」と睨みつけるな。彼らにはそれなりの事情があるのだ。スタバの前のベンチでいつもうずくまるようにジッと動かない若い男のホームレスを見かけるたび、「一体こんな若い青年にどんな事情があるのだろうか?家族からも消息輪たち続けなければならないどんな事情が・・・」と同情を禁じえない。
同情どころか、私は彼らの生きていく知恵を賞賛する。もろ手をあげて、ではないが。まず彼らはこの街新都心を上手ら利用している。寝る場所、トイレ・・・。彼らが「次はどこを利用しようか」と迷うくらいこの街には快適な公共施設が豊富にある。緑と花に囲まれた屋上公園まで。
彼らの荷物はたいてい大きなバッグがひとつ。余計な荷物は持たない。それがあちこち移動する彼らの鉄則、なのだろう。毛布や寝袋は?おそらく来ている分厚いコートそのものが彼らの寝袋なのだ。フードもついている全身がすっぽり包み込まれるような頼もしい大型コート。
彼らはこの街をよく研究している(?!)どこのゴミ箱に行けばおいしい残飯にありつけるか。そしてその冷たくなった飯を集めて発泡スチロールの箱に詰める。彼らが次に行くところは?電子レンジの置いてあるスーパーのフードコートだ。客は買った弁当・惣菜を自由にここで温っためることができる。
私はその瞬間を目撃した。ホームレスのおっちゃんが手馴れた手つきで電子レンジのダイヤルを回すのを。チン!と音がして、扉を開けてアツアツの飯箱を上手に(どこかで見つけた)スーパーのレジ袋で包み、うれしそうな足取りでどこかへ消えていった。(安心して食べられるベンチのあるところだな。ひょっとしてテーブルもあるのかも)
「こんな手があるんだ!」私の頭の中でエジソンの電球がピカッと光った。
翌日から私の朝食はあったかい握り飯に変わった。ふーふー言いながら頬張る熱いご飯がどんなにうまく感じられたことか。この一月、立派な大名弁当を与えられてきたが、一度も「うまい!」と思ったことはなかった。(というのはウソだな。小袋に密閉してある納豆はうまかった。それにここの避難場所では朝のご飯は別箱でいつも温かかった。)
しかしあったかい握り飯のおいしさは格別だ。冷たい大名弁当で化石化した胃がやわらかくほぐれてくるのを感じた。「握り飯はうまい」と感激した。
http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/140.html
01. 2011年4月14日 11:18:35: N0ecmP8qLE
半径30キロ圏の森林を残部伐採して裸の山にする。→そこから表土を15pほど全面的にはぎ取って一カ所に集める。→土壌と放射性物質を分離する(どうやって?)。
伐採した森林は全部燃やして灰にする。→燃やした煙はフィルターで,残った灰は遠心分離器か何かで放射性物質を分離する(?)。
森林に生息していた野生動物はすべて捕獲して屠殺する。→燃やした煙はフィルターで,残った骨は砕いて粉にして遠心分離器か何かで放射性物質を分離する(?)。
田畑のある平地と市街地も全部ぶちこわして更地にする。→そこから表土を15pほど全面的にはぎ取って一カ所に集める・・・云々(?)
田畑の作物や雑草,市街地のがれきを全部集めて・・・云々(?)
放射能に汚染されたペットや家畜,家禽は全部屠殺して・・・云々(?)
川の水は全部せき止めて,どこかに作ったプール(?)に集めて・・・云々(?)
05. 2011年4月14日 11:18:55: hZ20AkbGW6
NHKに出演してる御用学者はみなキチガイ。被爆しても遺伝子は修復できるから問題ないとか放射能は身体にいいとか平気でのたまわっている。こいつら皆狂ってるよ。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/267.html#c5
85. 2011年4月14日 11:20:44: yWs6aRJbr6
〉〉82
それくらいわかっています。馬鹿にしているのでしょうか
3月14日午前11時頃福島第一原発付近の風向きは北西への風でした。tenki.jpで風向の時間変化を見てみてください。
確かに海へ流れたものもあるでしょう。しかし、陸側へ流れたものも多いわけです。その証拠に内陸北側の飯館村が汚染されています。
http://www.asyura2.com/11/genpatu8/msg/461.html#c85
01. 2011年4月14日 11:21:04: kDfZbUmIEw
TT4です。書き添えます。
ホームレスから学んだこと。「温かいご飯の食べ方」でした。
http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/140.html#c1
06. 2011年4月14日 11:25:57: 1PmwvglYDs
原発事故処理後辞任って100年後に辞任するという訳か。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/261.html#c6
86. 2011年4月14日 11:27:21: dbFbsSizGI
>>84さま
恐怖を煽るのはどうかと思いますが、私は炉心は爆発していると考えています。
にも関わらず、政府の対応は保身のみで全くの人命軽視、国民軽視
こんな状況であるにも関わらず、あわよくばこのまま原子力政策を
継続してやろうとの魂胆も透けて見え、
そこに強い憤りを感じております。
やはり真実は正しく開示されるべきであり、
国民の安全を第一に考えた判断が為されるべきだと思っています。
http://www.asyura2.com/11/genpatu8/msg/461.html#c86
01. 2011年4月14日 11:28:08: NvYfbJqhFI
PC・サーバーって。
たしかアメリカのアポロ計画のシステムでいけば、四重のバックアップを用意してたよね。
二重のバックアップ程度じゃ、やってないのとかわらんだろう。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/269.html#c1
87. 2011年4月14日 11:28:42: yWs6aRJbr6
ある程度は落下後も拡散するとは思いますが、時間をかけて拡散した場合、数百キロの距離を同じ放射線濃度即ち放射線物質量を保ったまま拡散していくことが運動論的に難しいということです。一回の爆発エネルギーによって遠距離の拡散が生じた場合は、エネルギーの方向が一致するため物質の量は比較的保存されやすい。しかし、ジリジリ拡散する場合、一回の拡散にかかる時間が長く、その分散乱しやすい。よって量を保ったまま拡散するのが難しいのです
05. 2011年4月14日 11:30:26: CaQ6guvBfQ
ある元検察官が制御棒ですぐ停止すると思っていた、よく考えればそうじゃないことがわかるとあった
(高校物理、半減期を知ってればわかることで、地質年代の測定に放射性崩壊を利用する、コレは半減期が長い、
核の恐怖に人工物質たる放射能の半減期がいわれる、天然に存在する物質の場合は長いものが多い)。
そのような感想をもつ人も少なくないのではないか。高校で半減期の数字を教授しているのだろうか。
ショウモないことを言えばいいように騙されていたとおもう。くだらない解釈を言えば原発、放射能(放射性物質)
への嫌悪感で思考がとまっていたことがありえる。
うがったことを言えば、工学部の入学試験などでは一番上位にあることがある。一種の安心感か思考停止をもたらすものでもあった。
ある意味、東大だのを冒頭にくっつけ思考妨害をするマスコミ、司法試験はむずかしいなどといって訴訟結論に批判させないこともある。
菅首相について言えば、弁理士の技術分野の問題で原子核工学は皆さんいやがるのか、異常に簡単な感じである。菅のよそよそしさにこれが絡むかもしれない。
53. 2011年4月14日 11:35:05: 2ebhbN2Uvc
パニックという言葉が事実隠蔽を正当化し、事実伝達を抑制する
働きをしているように見える。
しかし、事実を知る権利が国民にはあり、国家が事実を隠蔽する
ことは、民主主義に不可欠であるところの知る権利を侵害する重
大な違法行為である。
また、マスゴミがそのような国家に従属して事実伝達を抑制する
ことは、マスゴミのゴミたるゆえんを自ら証明しているものであ
る。
それはさておき、国家権力を行使している民主党が本心からパニ
ックを恐れていることは否定できないであろう。民衆もパニック
を望まない。そこで、国家権力と民衆との利益が一致した、とな
りそうであるが、それは間違いである。
民衆がパニックを恐れるのは、そのことによって民衆の諸利益が
侵害されるからであり、それにつきる。
しかし、国家権力がパニックを恐れるのは、民衆の諸利益が侵害
されるからではない。民衆の諸利益侵害を含む社会的騒乱によっ
て、原発に依存する利益共同体の存続が危うくなると考えるから
だ。
だから、安全だといって民衆を騙し、騙された民衆が放射能を浴
び、放射能を飲み食いしても国家権力は平気である。なぜなら、
彼らの目的は、民衆の安全の保護でなく、原発依存利益共同体の
保護だからである。しかし、民衆にとって、そのような国家権力
を許すことはもちろんできない。国家権力と民衆との利益は鋭く
対立するのである。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/200.html#c53
16. 2011年4月14日 11:35:55: c3MGH08xSU
要するに、地震津波水爆隠蔽の為の事故捏造だよ。何故、停止していた原発を態々稼動したのだ!もともと燃料棒なども抜き取られ、空っぽ?(笑)ロシアの放射能専門隊でも支援要請したら、即収束の可能性大だよ。レベル7にしておいて、支援金騙し取る?ヒラリー来日前の工作だよ。(笑)C〇A=モサ〇管理会社に任せて置けないよ。これ!日本のっとり計画だよ。福島の皆さん今は、耐えてください。空き官もろとも断罪しましょう!その前にダメリカ国債を全部売り払おう!地震テロをおこしておいて、友達?ふざけるなよ!ミエミエだ。空き官を引き摺り下ろせ!レベル7の偽証を断罪させようではないか?今頃になって?(笑)猿芝居の原発対応かな?
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/243.html#c16
54. 2011年4月14日 11:36:09: G2B8nEVNdk
その扱い次第では冥界の蓋、地獄の扉を簡単に開いてしまう
「プルトニウム」(Plutonium)。
ローマ神話に登場する「冥府の神」を語源とするかのようにも思われるが、
実は先に発見された放射性元素であるウランとネプツニウムがそれぞれ天王星、
海王星に因んで命名された事を継承したに過ぎない。
しかしまた、これほど冥界の王の名に相応しい物も無い。
結果的に、人類史上最強の猛毒に対してこれ以上無い最適の名が付された事になる。
2011,3,11 日本人は冥界の蓋、地獄の扉を開いてしまった。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/200.html#c54
88. 2011年4月14日 11:36:43: dbFbsSizGI
>>85
爆発の高さが無かったですから、比較的粒の大きい粒子は
早く海に落ちてると思いますよ。
空気中に滞留している粒の小さい微粒子が、一度海の方向へ流された後
また戻ってるんでしょうね
但し、本当に質量の小さい空気中に滞留している微粒子は、全体の
質量からすれば極僅かですから、辻褄は合うと思います。
http://www.asyura2.com/11/genpatu8/msg/461.html#c88
55. 2011年4月14日 11:37:00: fojgLQBXi6
再臨界については初期のころこんな見解があった。
http://www.asyura2.com/11/senkyo110/msg/140.html
「(4)再臨界(各分裂の再発)
高速炉は炉心溶融を前提に設計され、メルトダウン(炉内溶融)に備えて、圧力容器下部に堆積した炉内構造物が再臨界を起こさない工夫(Core Catcher))を取り入れています。現在建設が進んでいる欧州型加圧水型炉(EPR:European Pressurized Reactor)でも、メルトダウン対策が考慮されています。日本では、炉心よりも高い位置に大量の水タンクを配して、位置のエネルギーで緊急時の注水をする、受動的(passive)な設計と独立4系統の動的(active)システムなどが考慮されています。
今回の事故では現在、TMIの事故を教訓に類推すると、燃料ペレット、被覆管、中性子吸収材その他の炉内構造物の破片(debris)が炉心下部に堆積した状況が想定されます。心配なのは、これらの堆積物の再臨界です。破損した核燃料や制御棒、可燃性吸収材などが炉心下部に堆積すると、再臨界の可能性があります。それは、なんとしても防がねばなりません。(16日午前記) 以上」
小出先生もこれに似たことをインタビューで答えていたような。
マグニチュード8級の余震が今後一カ月以内にあるかもというのが、小林朝夫さんじゃなくて学者の間でも言われだしたから、これは相当に警戒が必要。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/200.html#c55
01. 2011年4月14日 11:37:21: VeBRKyiFV6
記事の前半は大賛成!!!!!!!!!!!!!!!!
記事の後半に就いては、" 気持ちは判るケド " 、ソンナ最低競争してもショーが無いし、前科のアル国も他にあると言う理由で今回の日本の地球規模の大放射能汚染を許してクレル国はナイと思う!!!!!!!!!!!!!!!!
特に3週間以上も日本国民ダケで無く、世界相手に嘘を塗り重ねて来たコトは重大!!!!!!!!!!!!!!!!
更に上杉さんのヴィデオを見ても判る様に、事故の翌日から外国のメディアを全てシャット・アウト ( 締め出し ) してたナンテ、日本は民主主義自由国家ではナク " 全体主義統制国家 " ダト世界に向かって宣言したも同然!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
絶対ヤッチャいけない事を今回 日本は同時に2つ、事故と併せれば3つヤッタ事に為る!!!!!!!!!!!!!!!!
日本が今後ドウ為るかは神のみぞ知るッテ処か!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
でも最後に言うと、コレも皆 日本をメチャクチャにして来たロスチャイルド、統一教会・朝鮮ヤクザ・電通、同和ヤクザ ( 山口組 )の3つの勢力が全ての癌でアルのだケレド!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/272.html#c1
4月17日(日)に関西方面が放射能に汚染され、
4月18日(月)はとても濃い濃度で長野、新潟が汚染される、という予測。
ノルウェー気象局 放射能汚染予測
http://atmc.jp/norway/
http://www.asyura2.com/10/test21/msg/848.html
02. 2011年4月14日 11:38:30: h69tTYryng
武田先生も論調が変わってきたな。政府に鼻ぐすりでもかがされたのか。
それとも原子力村の圧力。そんな甘いものではないと思うが。
汚染された田畑だけで膨大。これを廃土客土工法でやったら
それこそ数百億円程度ではまったくだめ。
管首相はボロクソに言われているが根が正直なのか
ぽろっと本音を漏らすクセがある。
数10年以上使えないのはまさに真実と見た。
89. 2011年4月14日 11:38:35: hac4LyL2fE
はい。もちろん確かな情報は被災地の方の安心にも繋がるので、開示すべきです。
しかし、それと同様に正しい知識と情報を検証する力も必要です
今らむやみやたらにチェルノブイリと同列に扱う輩によってそれが阻害されてしまっています。
03. 2011年4月14日 11:38:37: uBx0ZtljjI
韓国の企業が、自力で努力して発展したなどと思っているのは無知。
全て戦後、アメリカ資本が、いわば入れ知恵という投資を行っただけの話。
それは日本、韓国、北朝鮮(資本主義優位の見本として)、中国(戦後すぐ右化では米は中国に資本規模で勝てなくなってしまうからまず左化させ、後に経済の開放路線を指導した)台湾も同じ。朝鮮半島を分断し、アジアに反日思想をばら撒いたのもアメリカ。
官僚経由の国家支配体制を作ったのもアメリカ。政治、つまり国防、エネルギー、産業、法律など、国家の根幹を決定付けるのは、市民でも政治家でもなく官僚=アメリカ政府であるのは事実。資本主義を維持できるのは、実は官僚管理化の元でしかないのは、アメリカ資本も良く知っているw。(帰化半島民族が、必ず定数、官僚、検察警察、マスコミなどに紛れ込んでいるのもその為である。)
資本主義は、実は非常に多くの犠牲の上にしか成立しない。
そしてそれを誤魔化し、かく乱する為に、「景気」「経済成長」というマヤカシが流布され、今後は更に、公共物の私物化、つまり「民営化」という詐欺によって、資本家に収奪、絶対支配されることが、着々と進められている。資本家以外は、益々、地獄奴隷民となるように公然と計画されている。
今回の東北大震災を見よ。再建に、やり方はいくらでもあるが、官僚=私有資本原理の番犬が忠実に仕事をしているが為に、逆に何もできない。国家を操る官僚が、実は、資本の犬なのだから、資本原理は幸福を生み出さないということに、全く気がつく訳がない。
だが、その世界とて永続はしない。既に新しい社会体制へ向け、動き出している。
http://www.asyura2.com/11/hasan71/msg/475.html#c3
56. 2011年4月14日 11:39:11: GVEKqZ39dw
ジャック・どんどん様
いつもありがとうございます。
聞き起こしは、聴覚障害者にもとても有益なので、
大変でしょうが、どうか続けられるだけ続けて下さい。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/200.html#c56
4月17日(日)に関西方面が放射能に汚染され、
4月18日(月)はとても濃い濃度で長野、新潟が汚染される、という予測。
ノルウェー気象局 放射能汚染予測
http://atmc.jp/norway/
画面上部 左が解析日 右が予測時刻
解析日は2011年4月15日00:00 JST
http://www.asyura2.com/10/test21/msg/849.html
05. 2011年4月14日 11:40:03: huqcB8ze2s
読売CIA新聞:「M8人工地震テロ」を予告。
311テロリストと正力社主の時代から長い間しっかりとべったりと癒着してきた黄泉瓜CIAポダム新聞が、血眼になって「でかい余震が絶対来る!」と煽ってくれる学者を探し出した。そして、「震源域東側でM8級、早ければ1か月内…専門家」としたり顔で報道。
それで、読者はこの記事を「ユダヤ人金融破綻業者がM8級の人工地震を計画している」と読めばいいわけですか?「日本人よ、怖がってくれ。委縮してくれ。東証の株価よ下がれ。空売りさせてくれ!うわ〜ん。」と金融ユダヤ人が泣き叫んでいる?インサイダー取引させるための捏造ネタの気がするんですが。M8が実現できるならもうやっているでしょうが。人工地震なんだから。黄泉瓜さん、事態が落ち着いたら産経同様、貴社も潰します。
http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/133.html#c5
02. 2011年4月14日 11:40:04: GIvCq0wFSg
ジャポニカ米は気候てきにはどうなんだ?育つのか?
ソロスとブレジンスキーのインターナシオナル・クライシス・グループ(ICG)はタイでもジャスミン革命やらかすつもりらしい。
タクシン派・赤シャツ軍団は記憶に新しいと思う。
http://www.activistpost.com/2011/04/soros-brzezinski-talking-thai.html
悪党・悪徳グループが赤でリンクされてるので分かりやすい。(おなじみの面々です)
http://www.asyura2.com/09/asia13/msg/754.html#c2
4月17日(日)に関西方面が放射能に汚染され、
4月18日(月)はとても濃い濃度で長野、新潟が汚染される、という予測。
ノルウェー気象局 放射能汚染予測
http://atmc.jp/norway/" target="_blank">http://atmc.jp/norway/
画面上部 左が解析日 右が予測時刻
解析日は2011年4月15日00:00 JST
http://www.asyura2.com/10/test21/msg/850.html
02. 2011年4月14日 11:41:04: cqRnZH2CUM
キャリートレード復活で安値を試すドル相場
2011.04.13(Wed) Financial Times
(2011年4月12日付 英フィナンシャル・タイムズ紙)
レシートや紙幣に大量のビスフェノールA、米研究
ドルは資源国通貨などだけではなく、ユーロやポンドに対しても下げている〔AFPBB News〕
米国の金融引き締めが他国に後れを取る中で、為替市場におけるキャリートレードの復活が米ドルを史上最安値まで押し下げる可能性がある。
キャリートレード(ドルや円などの低利回り通貨を売った資金を原資に、株式や商品、新興国市場の資産、資源国通貨といったリスクの高い高利回り資産を買う取引)は、勢いよく市場に戻ってきた。
世界経済の回復に対する確信が強まり、米国と日本以外の中央銀行が金融政策を引き締めるとの予想が高まったからだ。
史上最安値も視野
高まる楽観論と、その結果生じたキャリートレードの需要増加は、市場のポジション(持ち高)に見て取れる。主要通貨の中で最も利回りの高いオーストラリアドルのさらなる上昇に賭ける投資が急増しているのだ。
ヘッジファンドの活動の指標として利用されるシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)の持ち高データによると、投資家は4月5日までの1週間で、オーストラリアドルの買い持ちを過去最高の94億米ドル相当に増やした。
これはオーストラリアドル相場の急騰と一致している。オーストラリアドルは対米ドルで1.0582米ドルの高値をつけ、1983年に変動為替相場に移行して以来の最高値を更新した。だが、米ドルが下落したのは、資源国通貨に対してだけではない。
主要6通貨のバスケットに対する相場の動きを追う米ドル指数は、15カ月ぶりの安値となる74.838をつけ、2008年4月に記録した史上最安値71.329が視野に入っている。
ECBの利上げ発表で再び金利差に注目
欧州中銀、政策金利1%に 英中銀は据え置き
ECBは7日、主要政策金利を0.25%引き上げ、1.25%にすることを決めた〔AFPBB News〕
米ドルはユーロとポンドに対しても15カ月ぶりの安値となり、1ユーロ=1.4488ドル、1ポンド=1.6427ドルをつけた。欧州中央銀行(ECB)による先週の利上げ発表がきっかけとなり、投資家の関心が再び相対的な金利差に向かったためだ。
三菱東京UFJ銀行の為替調査部門の欧州責任者を務めるデレク・ハルペニー氏は、キャリートレードは現在、為替市場の「王者」だと言う。
「米連邦準備理事会(FRB)が恐らくあと3カ月間は量的緩和を継続すると見られる中、政策の乖離度合いが珍しく大きくなっている。このため、当面はドルを資金調達通貨とするキャリートレードの流行が続くだろう」
ハルペニー氏は、今の状況は2008年と非常によく似ていると指摘する。市場がECBの利上げに備え始める一方、FRBが米国の金利を大幅に引き下げていた時のことだ。当時はユーロの対ドル相場が2008年2月の1ユーロ=1.4450ドルから同年4月の高値1.6020ドルまで急騰した。
ドル安は、特にアジアを中心とした世界の外貨準備当局の動きによって増幅されている可能性が高く、これがドルを自己永続的な下降スパイラルに陥れる恐れがある。
アジアの中央銀行の動きがドル安に拍車
ドル安進行に対してドル買いに回ったのは、自国通貨の上昇を抑制して国内の輸出業者を守ろうとするアジアの中央銀行だ。シティバンクの試算によると、アジアの中央銀行は一気にドル安が進んだ4月8日に、この日1日だけで75億ドル以上買ったという。これが今度は、対ユーロなどの他通貨に対するドル相場に圧力をかけることになった。
こうした外貨準備当局は次に、ポートフォリオ内の通貨の比重を調整するために、ドル以外の通貨に分散化しなければならないからだ。
為替市場で唯一動きが休止しているのは、円相場だ。円高是正に向けた各国中央銀行の協調介入と、米国以上に長く低金利が続く見通しのおかげで、円はドルよりも人気の高いキャリートレード調達通貨となっている。
実際、一部のアナリストは、これほどの安値水準でドルを売ることに警鐘を鳴らしている。特に、最近のドル安はある程度、キャリートレードを手がける投資家の利回り追求を反映しているからだ。
こうしたアナリストによると、キャリートレードを行う投資家の資金調達ニーズを円が満たしているため、FRBが金融緩和政策を打ち切る兆しが少しでも見えたら、世界的なキャリートレードの復活を揺るがすことなく、ドルが反発する舞台が整う可能性があるという。
米国の量的緩和終了が見えてきたら反転も
実際、UBSの為替戦略責任者のマンスール・モヒウディン氏は、最近のドル安は見境のない売りを反映しており、FRBの量的緩和終了が金融市場にもたらすリスクを織り込んでいないと指摘。「投資家が量的緩和の終了を見込むようになるにつれ、ドルが全面的に支持を取り戻し始めるだろう」と話している。
しかし、それまでは、キャリートレードが為替市場全体で存在感を示し続けるため、ドルに一層の圧力がかかるのは確実のようだ。
By Peter Garnham
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http://www.asyura2.com/11/hasan71/msg/483.html#c2
4月17日(日)に関西方面が放射能に汚染され、
4月18日(月)はとても濃い濃度で長野、新潟が汚染される、という予測。
ノルウェー気象局 放射能汚染予測
http://atmc.jp/norway/
画面上部 左が解析日 右が予測時刻
解析日は2011年4月15日00:00 JST
http://www.asyura2.com/10/test21/msg/851.html
17. 2011年4月14日 11:43:36: GTK6BkYUGI
東京も住めなくなるか。
今回の震災で日本の指揮系統のアメリカ汚染がはっきりした気がする。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/243.html#c17
90. 2011年4月14日 11:43:40: hac4LyL2fE
〉〉88
でしたら余計にチェルノブイリと同列に扱うのは危険なのではないでしょうか。
爆発のときは横方向の力がかかります。ということはチェルノブイリと同列になるのであれば、原発の周囲にギガやテラベクレル単位の放射線が検出されているはずです。
http://www.asyura2.com/11/genpatu8/msg/461.html#c90
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