「ボロボロになっても辞めない」菅首相をどう思いますか? ( MSN産経ニュース)
http://www.asyura2.com/11/senkyo108/msg/687.html
投稿者 善成悪敗 日時 2011 年 2 月 27 日 18:22:35: Ze70n/J8ojPIU
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110227/stt11022718010003-n1.htm
菅直人政権は週明けから、平成23年度予算案の衆院通過をめぐって、野党との対決に臨むことになります。野党はすでに反対の方針を固めていますから、攻防が激化するのは必至です。さらに民主党内からも衆院比例代表選出議員16人の会派離脱騒動、松木謙公農水政務官の辞任と、火の手が上がっています。
菅政権は新年度から予算を執行できるかどうかの瀬戸際に立つわけですが、首相に近い関係者によると、「菅首相は6月に税と社会保障の一体改革案をまとめるまでは、どんな状況になっても首相を辞めないという腹を固めた」そうです。今回はこの首相の「腹」をどう考えるかをテーマに書きたいと思います。
衆院の議決が優先される予算案は3月2日までに衆院を通過し、参院に送付されれば新年度までに自然成立しますが、予算を執行するための関連法案は参院で否決されれば、衆院で3分の2以上の賛成によって再議決されなければ成立しません。しかし、それは野党の反対に加えて、民主党内から菅政権に造反の動きが出ていることを考えると、絶望的な情勢です。
おそらく野党も国民生活に最低限必要な予算関連法案は成立させると思いますが、成立しない法案はいくつも出てくるとみられます。新年度から執行されない予算が出てくれば、国民生活への支障や混乱は避けられません。
予算関連法案だけでなく、その後も野党が反対する法案は成立しない状況が続きますから、政権運営は完全に行き詰まることになります。それでもどうやら菅首相は「仕方がない」と開き直って、首相を続けるつもりのようです。