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2011年2月07日00時01分 〜
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02. 2011年2月07日 00:01:40: qRUVJlMZAs
水谷建設元会長衝撃の暴露「(1億円裏ガネ証言は)ワケ分かりません」(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/11/senkyo106/msg/271.html
投稿者 feel 日時 2011 年 2 月 02 日 00:44:11: /berAdga6DXu.

引用元ソース
http://gendai.net/
これはゲンダイ.ネットのトップページです。

feelさんが投稿時のゲンダイ.ネットのトップページ配信記事はこれです。
衝撃 石川再聴取の録音全容 【政治・経済】2011年2月1日 掲載
http://gendai.net/articles/view/syakai/128652

類似のゲンダイ.ネットの記事配信 
【政治・経済】2011年2月1日 掲載 2011年2月4日17時配信です。

小沢強制起訴 水谷建設元会長 日刊ゲンダイ本紙に激白
http://gendai.net/articles/view/syakai/128721


つまり、feelさんの投稿は発行間もない日刊ゲンダイ紙面か有料オンラインからの引用によるものと思料されます。

ゲンダイオンライン
http://e.gendai.net/

http://www.asyura2.com/10/kanri19/msg/547.html#c2

コメント [マスコミ・電通批評11] 「普通ならぶん殴りたくなる」産経の誘導記事(別冊「世に噛む日日」) 赤かぶ
02. 2011年2月07日 00:05:18: 5OSV8Up776
大マスコミは捏造報道や虚偽報道の責任をとらないのかね?
小沢一郎が「死ぬほど」のレベルなんだろ?
俺たちじゃ当然耐えられないよな。
そんな暴力装置が何の規制もなく存在していることに、俺は恐怖する。

大マスコミは解体するか大胆に規制を加えるべきだ。・・・倒産してなくなるまで。
http://www.asyura2.com/10/hihyo11/msg/536.html#c2

コメント [経世済民70] 中国やアジア諸国が加わらないのに、TPPが「国を開くか開かないのか」という恫喝はないでしょう。個別にEPA、FTAを結ベ TORA
02. 2011年2月07日 00:06:52: CIaIZixnXg
ここでも工作員が医師会もTPPに賛成してると嘘をいってたね。

嘘でずっといってきたから64年、人の言う事を何でも疑ってきかないとね。

日本ハングル協会でもTPPはいいものだといってたよ。役人もマスゴミも東大も最悪だ。大砲を打ち込もう。
http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/853.html#c2

コメント [マスコミ・電通批評11] 同性愛者のテレビ大量露出について DAGU
16. 2011年2月07日 00:11:19: 5OSV8Up776
歴史の教科書見ろよ。
同性愛者や両刀使いだらけじゃないか。
日本じゃ何時の時代も同性愛者はメジャーだよ。メジャー。

誰だよ、マイノリティーだなんて言ってんの。

今だってナカソネ大勲位にジャニーさんだろ、あいつに、こいつに、そいつに、どいつだよ。
今更気にすんな。する必要もない。
http://www.asyura2.com/10/hihyo11/msg/532.html#c16

記事 [自然災害16] やっぱりあった、宮城大地震前のインサイダー取引?!! 2008-06-16 飄(つむじ風)
やっぱりあった、宮城大地震前のインサイダー取引?!!
2008-06-16 飄(つむじ風)

http://hyouhei03.blogzine.jp/tumuzikaze/2008/06/post_6a9f.html

こういう事があると言うことは、
地震についての情報が誰かに漏れていたと言うことになる!!
やっぱり、HAARP、そして、LHCにも関係があるのか?!

<LHC:大型ハドロン衝突型加速器 (Large Hadron Collider、略称 LHC) とは、高エネルギー物理実験を目的としてCERNが建設した世界最大の衝突型円型加速器の名称。スイス・ジュネーブ郊外にフランスとの国境をまたいで設置されている。2008年に実験開始。また、LHC実験はそこで実施される実験の総称。>

<概要 陽子ビームを7TeVまで加速し、正面衝突させることによって、これまでにない高エネルギーでの素粒子反応を起こすことができる。 CERNが建設し、2000年に実験を終了したLarge Electoron-Positron Collider (LEP) の地下トンネル(全周 27 km)に、陽子-陽子衝突のための加速器を新たに設置して建設。
陽子ビームの衝突点には、地下100メートルの地点に6階建てのビルに相当する観測点4箇所に観測装置5台を設置し、高エネルギー物理現象から生じる粒子を観測する。これまでLEPでは、標準モデルの検証実験が行われてきたが、LHCではより精度の高い標準モデルの検証を行う。大統一理論(超対称性理論)を実験的に検証することが長期的な目的である。
LHCで用いる陽子ビームの安定性をシミュレーションする目的でBOINCを基盤としたLHCC@home[1]プロジェクトを2004年から開始している。>
<そして、そのスケジュール>

【転載記事】2008.06.16 Monday  [裏・闇を照らす目]http://310inkyo.jugem.jp/?cid=3

岩手・宮城地震発生前、岩手地盤の建設株にまたインサイダー!

昨年の新潟中越沖地震の直前、長野県を地盤にする北野建設株に尋常でない動きが見られたことを見つけ、
姉妹ブログ「株の裏」 http://gooyan.blog92.fc2.com/blog-entry-190.html
でも書いたけど、今回の岩手・宮城地震についても、そのあたりを地盤にしてる建設株をいくつかチェックしてみると・・・
やはりありました!
岩手県を地盤にする東日本ハウス株が、地震発生直前の金曜日に膨大な出来高(一日平均数千〜1万株前後だったのが一気に百万株ほどの大商い)を伴って、木曜日終わり値119円から金曜日には一時、高値169円を付ける5割高という値上がりです!(引け値は138円)
そして地震発生後最初の取引となる週明けの今日、例によって特別買い気配で値を切り上げて売り抜けてる模様です。

この株価から見ると今回の場合は、一ヶ月ほど前からその準備に入ってるようで、
5月半ばまで百円前後の株価で一日出来高が平均わずか数千株だったので、大きく仕込むためには或る程度動かさないといけないのは仕手株の常套手段です。
5月半ばから地震発生前まで約1ヶ月かけて、それなりの株数を仕込んだということでしょう。
このチャートを見ればそれが一目でわかります。(ただし、それなりに仕手株チャートに詳しい人でないとわかりませんw)
6月12日にこのブログに書いていた記事、「HAARPチャートにこれまで見たことのない異常出現!」と併せ考えると、今回の地震もどうやら故意に引き起こした人工地震にほぼ間違いなさそうです!【転載終了】
投稿者 飄平 日時 2008-06-16 16:54 |

●コメント
こんばんは。LHCのスケジュールについてですがこちらのページに最新のもの?が書いてあるようです。
(ちゃんと全部見たわけではないのでなんとも言えませんが・・・)
http://lhc-commissioning.web.cern.ch/lhc-commissioning/
上記ページ内のスケジュールのpdfファイル
http://foraz.web.cern.ch/foraz/schedule.pdf
またこちらのページにはより詳しいLHCのプランが書いてあるようみたいです。
http://proj-lti.web.cern.ch/proj-lti/
ちょっと気になったのが、このページのTI2testProgramと言うのが<6月14、15日>に予定されていたことです。
まさかとは思いましたが、もしかしたら関係が無くはないかも知れないのでご連絡させて頂きました。
あまり英語が得意ではないので真意は分かりませんがこの情報がお役に立てば幸いです。

ぉιょぅ 様
 度々、コメント本当に有り難うございます。貴重な情報有り難うございました。LHCについては、まだ、詳しいことを理解しているのではありません。この度の事で、注目しました。四川、チリ火山噴火とも何か関連しているような気がして、それに今回の宮城。
 ご指摘のサイトを再々度よく見て勉強します。今後とも、よろしくご教示下さい。有り難うございました。(飄平)

投稿 ぉιょぅ | 2008-06-16 22:48

●CERN(欧州原子核研究機構)

欧州原子核研究機構(おうしゅうげんしかくけんきゅうきこう、CERN(セルン)) は、スイスのジュネーヴ郊外でフランスと国境地帯にある、世界最大規模の素粒子物理学の研究所である。
「欧州合同原子核研究機構」、「欧州合同原子核研究機関」、「ヨーロッパ合同原子核研究機構」、または「欧州原子核共同研究所」などとも呼ばれる。研究内容が素粒子物理学を中心としていることから、「ヨーロッパ素粒子物理学研究所」、「欧州素粒子原子核研究機構」などの通称もある。
http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/386.html

記事 [自然災害16] 怪しさ漂う新潟・長野地震に関連したインサイダーはなかったか? 2007-07-17 株の裏
怪しさ漂う新潟・長野地震に関連したインサイダーはなかったか? 2007-07-17 株の裏
http://gooyan.blog92.fc2.com/blog-entry-190.html

メインブログ・4つの目で世の中を考えるの方にここ数日、台風・地震のことについて書いてきたけど、台風に関しては人為的なものという確証が得られたし、地震に関しては決定的な証拠こそ我々素人につかむことはできないものの、怪しさはいっぱい漂っている。

911NYの時は、直前に航空株中心に大量の空売りが入っていたし・・・

今朝起きてから、一応ちょっと調べてみた。
今回は、株価的に(企業収益的に)みて大きなマイナス要因になりそうな企業というのは特に思い浮かばなかったんで、とりあえず需要の見込める建設株をいくつか・・

○長野県に地盤を持つ北野建設
 木・金と大きく株価上昇
 それまで250〜260円前後の株価で出来高も3万株前後だったのが、
 木曜日引け値は324円、出来高963万株、金曜引け値は337円、出来高794万株
 とくにこれといった材料は出てないようだ。

○新潟県に地盤のある植木組、福田組
 とくに目立った動きはなかったようだ。

ということで、北野建設に関しては怪しさムンムンやけど、植木組、福田組に関してはこれといった反応もなく、これだけで確信的なことは言い切れんけど、おそらくこれら3銘柄全てを同様に操作していたら、それこそバレバレってことになってしまうから、比較的小型で操作しやすい北野建設一社に絞ったってな可能性が高そう・・
(当然のことながら今日は、今の所いずれもストップ高を目指す勢いだ)

| 2007-07-17 10:26
http://www.asyura2.com/09/jisin16/msg/387.html

コメント [マスコミ・電通批評11] まだまだあるぞ、メディアとカネ![やっぱり、毎日がけっぷち:朝日のみならず他のTV・新聞も] 一市民
24. sur 2011年2月07日 00:26:26: iYO7kGtaD7Kp6 : EzUMtORcjM
拍手できないのですがなぜでしょう?何回拍手しても英文字しか出てこないのはなぜなのか?時々こんな風になるのはなぜなのか教えてください!
http://www.asyura2.com/10/hihyo11/msg/527.html#c24
コメント [お知らせ・管理19] feelさん、タイトル規定違反です。投稿規定をご理解いただけるまで投稿可能数を0にしておきます。 管理人さん
03. 2011年2月07日 00:43:31: 1LtcnHTdbo
はい、ゲンダイ紙面からの書き起こしです。

ゲンダイは、以前毎日複数の記事を引用しているサイトが、著作権侵害のクレームがついたことがあり、できる限り掲載は控えており、かつ販売主力の駅売りキオスクの閉店後まで待ち、売り上げへの影響も最大限考慮したつもりです。(今回は実際の裁判に影響があるとの予測でしたので、全文をあげました。事実翌日、証人申請がされました。

著作物そのままは一切掲載禁止というルール運用でしょうか。もし、そうだとして、無断引用しているサイトからの再引用も禁止でしょうか。
(実際に、駅売りの最中に全文をあげているサイトがありましたが、あえてそこからの引用は控えました。駅での販売中に記載はいくら直接クレームがこなくても仁義に反します。)

著作権法はいわゆる財産法で、刑法とはそもそも立法趣旨が違うので、常識の範囲内での運用との理解でしたが、そうではなく、もしこちらのサイトでその辺の方針と運用がはっきりされているのであれば、お知らせください。

http://www.asyura2.com/10/kanri19/msg/547.html#c3

コメント [経世済民70] 世の中全てイカサマ経済 いんきょ
21. 2011年2月07日 00:50:01: 7ISjS0XIxA
ジョージソロスは、自分の投資手法をわざと難しく解説して、偉そうに
していますが、単にインサイダー情報を得ている時に大勝しているだけです。
インサイダー情報がなければ、彼の部下は、結構、大負けしています。

バーナンキや日銀総裁も、簡単な事をわざわざ難しい言葉を使って回りくどく
説明します。例えば、「量的緩和」ってつまり、「ドルを刷ってる」って
事ですよね。ひとことで済む事を難解な10行ぐらいの説明で混乱させる
事もしばしば。要するに大衆にあれこれ詮索されたくないので、難しくして
近づかせないようにしているのです。

基本的なチャートの見方は理解した方がいいですが、難解な手法は
全く意味がないので読む価値がありません。むしろ、難しい解説を
加えて、本質から遠ざけようとしています。カモが
多くないと儲かりませんから、一般大衆には、無知でいて欲しいのです。
あと、空売りは怖いというイメージがあると思いますが、それは確かに
そうですが、下げ相場は、とてつもなく儲かります。
一般大衆には、株を買わせておいて、天井付近で、大きな資金でレバレッジを
かけて、いっきに売り浴びせる事程、ボロい儲けはありません。
ギャンブルはいけませんが、天井付近で、「火傷を負わない程度の少額を売る」
チャレンジは、興味がある方はやればいいと思います。

自分が世界を支配しているロスチャイルドや、金融資本家になったつもりで、
どうやったらこれ以上、世界中の富が独占できるか?
とイメージして、金融を眺めてみると、彼らのシナリオが見えてきます。
ルール無視で何でもできるとしたらどうしますか?
ゲームと思って、どんな卑劣な事をしてでも儲けるならどうするのが
一番儲かると思いますか?
世界中の政治家も、企業も、ほぼ全てに彼らの資本が入っています。
例え資本は1円も入っていなくても、彼らが
世界の中央銀行を握っているのですから、世界中の銀行の大本で、誰もが
何かしら彼らのシステムに関わって生きています。
少しオブラートに包んで、大衆を欺けば、彼らに出来ない事など何ひとつありません。
勿論、全てが彼らのシナリオ通りのはずはありませんが、大きな流れを作る
為に、要所に彼らの重要な役者が配置されています。あと、彼らの組織は
大きいので派閥もあります。戦争で儲けたいチームや、金融危機で儲けたいチーム
、環境でピンハネしたいチーム、比較的平和的に儲けたいチーム時々、同時進行で
すが、どの流れが強くなるか、潮目は変わることもありますので、その辺りは、
注意が必要です。

あと、重要な点は、彼らは、何世紀にも渡って世界を統治&支配しています。
一時的な儲けも重要ですが、長期的な儲けがより勝ります。
儲けた後も、大衆には、また、よく働いて貰わないと困ります。
ですから、やはり、オブラートに包んで、儲けるだけ儲けますが、その後は、
一般市民には、また働いて貰うように希望も与えます。
http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/845.html#c21

コメント [経世済民70] 予想外の復活を遂げた転職市場 中国、韓国の台頭で「日本の雇用」が変わる!? tea
01. 2011年2月07日 00:59:01: zRiRxjJTgA
日本の小沢一郎と台湾の金溥聰。何故差がついたのか?台湾は中国と自由貿易協定ECFAを締結して台湾の未来は明るい。一方の小沢一郎は親中国派でもアメリカによって政治生命の危機。小沢一郎は台湾との関係を軽視したのが失敗だったと思います。民主党は台湾民進党と仲が良かったが小沢代表になって台湾と疎遠になりました。小沢氏のミスでしょう。韓国を重視していましたから。台湾からも小沢氏は見放されています。
http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/852.html#c1
コメント [経世済民70] 我々は近代経済学の側からも騙されてるかも… 月読
02. 月読 2011年2月07日 01:12:19: ydTjEPNqYTX5. : UiposBAxSI
金本位制は論外ですが、
紙幣が持っているであろう価値尺度機能について、
それがはたして完璧であるかという疑問は残ります。

唯一、貨幣的側面と商品的側面の両面をもちあわせる金(ゴールド)は、
もうひとつ別角度から商品価値や貨幣価値を見れる位置にあると思います。

 
>実は6000トンを超える民間保有量

例えば、ゴールドの退蔵と紙幣の退蔵(預貯金) 
この2つの意味が同じなのか違うのかも興味ありますね。
http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/855.html#c2

記事 [中国2] 「猛毒」農薬の中国産野菜140トン、ロシア税関で摘発
「猛毒」農薬の中国産野菜140トン、ロシア税関で摘発  大紀元 (11/02/04 11:22)
http://www.epochtimes.jp/jp/2011/02/html/d34915.html

もう黙っていられない。
隣国では、こんなことになっている。
国家防衛、食料についても充分に政府に仕事してもらう必要がある。

#######################################

■印刷版

「猛毒」農薬の中国産野菜140トン、ロシア税関で摘発
 【大紀元日本2月4日】ロシア北東部最大の港・マガダン港で2日、ロシア国内に入荷する予定の中国産野菜140トンから猛毒の残留農薬が検出された。検疫責任者は、これらの野菜が「市場に入ったら恐ろしいことになる」とコメントしている。3日付のラジオ自由アジア(RFA)が伝えた。

 地元報道によると、2日にマガダン港に入港した中国の商船から摘発された140トンの野菜には、ジャガイモや人参、白菜などが含まれる。検疫責任者の話によれば、140トンの野菜から安全基準値をはるかに超える残留農薬が港で検出されたため、緊急にモスクワの検疫部門にも検疫の協力依頼をしたところ、同じ検査結果が出たという。「これらの野菜には猛毒があり、市場に出回り、食卓に出されたら、恐ろしいことになってしまう」と同責任者は話している。

 ロシアの国内テレビでは「中国人が有毒野菜をロシア人に食させ、害を与える」という激しいタイトルでこのニュースを報じている。「中国の輸出商がロシアの食品基準を知らない訳はない。にもかかわらず、彼らはこれほど大量の有毒食品をロシア人に送り込もうとしている」と、同報道は中国の輸出商を痛烈に批判した。

 一方、RFAは、中国は必ずしもロシア向けに有毒野菜を選んで輸出したとは限らず「中国人自身も毎日有毒食品を口にしている」という一部メディアの指摘に言及し、「中国の野菜や果物には、ロシアで禁止されている猛毒農薬や化学製剤が使われているため、ほぼすべての野菜や果物の残留農薬が安全基準を超えており、人体に有害だ」と分析する。

 なお、現在この140トンの「猛毒」野菜はマガダン港に差し押さえられており、現地処分するか、中国に送り返すかを当局は検討中だという。

(翻訳編集・張凛音) (11/02/04 11:22)
http://www.asyura2.com/09/china02/msg/738.html

コメント [経世済民70] 世の中全てイカサマ経済 いんきょ
22. 2011年2月07日 01:20:30: 7ISjS0XIxA
>19 さん
どこの国に投資しても安全ではないというのは、言いすぎだと思います。
世界は、日本と米国と欧州だけではないのですから、破綻しない国の方が当然、
多いですよ。日本が借金まみれの現在においては、借金の少ない国に逃がせば
破綻のリスクは、当然、低くなります。


>20 さん
>貴方の書いた内容は間違いない、そして皆知っている、

間違いないとまで言い切る貴方は、珍しいですね。私の意見は、余程の
マニアでないと、とても皆知っている内容ではありません。

>如何したら、抜け出せるかを 考えて ここで意見交換する、
>俺は 小澤一郎に政治のリーダーになって、急いで この狂気の日本を
>正常へ戻してほしい。

小沢さんに期待するのはいいことですが、それだけですか?
逆にあなたは何かしているのですか?
ここでの意見交換自体は、気晴らしにはなっても何の進展もありませんよ?
私は、本質を掲載し、個人でできる資産防衛と、より突っ込んだゲリラ戦の
提案をしていますよね?
小沢さんがダメだった場合は、どうするのですか?
日本の首相は、過去の歴史から見れば、日本の自立を目指した首相は全て
殺されています。米国債を売ろうとしたり、米国以外から原油を確保しようと
した首相は全てです。
その過去からみて、私は、小沢さんが首相になっても、今よりましな国になると
は思いますが、更に自立した日本を目指せば殺されますので、できる事と
できない事があると言っているのです。
小沢さんにばかり頼るのではなく、我々、ひとりひとりが、どんなボンクラ首相に
なってしまっても、変な法案を通さない、いい政策を進めるよう、プレッシャーを
かける事が大切と思います。

あたなは、具体的に何をしているのですか?

小沢さんに頼るのではなく、小沢さんが活動しやすいよう、小沢さんの敵の
力を削いだり、大手マスコミに洗脳されている身近な人々を洗脳から解放
する具体的な行動こそが、地味ですが確実に効果がある方法だと思います

http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/845.html#c22

コメント [マスコミ・電通批評11] 同性愛者のテレビ大量露出について DAGU
17. 豪太郎 2011年2月07日 01:34:33: bXIuQyr/MBF7E : WnpeUEYlPY
 女装が趣味って まあいるよね  だったら女らしくしてろっておもう
 ハルナ はいいんじゃない 気持ち伝わるし 仕方ないなっておもわせる
  不細工な 女装した 男 で たまに男丸出し  これ放送禁止にしよう
   ついでに下ネタ わけのわかんない 変態まで でてきたら 終わった。
 まあ 食生活 ドラック などによって 日本人は汚染されてきたようで
しかしこの国は そういった なかで 世界の見本だね バラエティー豊か
もっと たくさんで始めたら ぶさいくや 下品なのは 人気なくなるね
その前に TV が人気なくなってる 俺にはすでに
相撲界にも 出てくんじゃない お釜 力士 で もう見れないw
ファッションじゃなくて 精神てきに 異常な方々が 増えてきています ほんと


http://www.asyura2.com/10/hihyo11/msg/532.html#c17

コメント [カルト7] 若林亜紀著「公務員の異常な世界」、書評(これが事実なら公務員こそ日本最大のカルト集団という事になります) 小沢内閣待望論
03. 2011年2月07日 01:37:29: zLg2Kl1OrI
ここで示されている異常なずれた(倒錯したものもあるだろう)手合いの行為はすでに少なくとも次世代化しているのかもしれない。つまり世襲もしくはそれを事実上既成正当化させたものが存在するということではないか。
http://www.asyura2.com/09/cult7/msg/794.html#c3
コメント [マスコミ・電通批評11] まだまだあるぞ、メディアとカネ![やっぱり、毎日がけっぷち:朝日のみならず他のTV・新聞も] 一市民
25. 2011年2月07日 01:38:38: 9yZQ3TTSX2
http://kagiwo.blog18.fc2.com/blog-entry-445.html

それにしても朝日新聞、マスコミには改めて怒りと悲しみが込み上げてきます。
「やっぱり、毎日がけっぷち」さんが新しいギフアニメを作られましたが、
前作の「政治とカネ」アニメとともに、本当に秀作ですね!何と言いますか
簡潔で痒いところに手が届いていると言いましょうか、日本の政治の世界の現状を
ズバリ指摘されていて素晴らしい!と思いました。朝日新聞の百年分の情報にも勝る
情報と思いますよ(笑)

鳩山、小沢さんラインのマニフェストの基本理念でもあった「国民の生活が第一」「東アジア共同体」等の
実現から大きく逸れてしまった現民主党、米国、官僚、大企業の利益を優先する今の民主党には有権者は
どれだけ失望していることでしょうか!

それにしても現内閣の裏切りは本当に酷い、これが血の通った人間のすることなのかと思います。
応援団のマスコミ自体が、最も卑劣、低劣な詐欺集団と化していることは、昨年の代表選での記者クラブでの
各マスコミの小沢さんへのヤクザのような品性下劣な態度からも多くの国民は知ったことだと思います。

マスコミの中でも朝日新聞は特に最悪、過去数年間で十数億円もの脱税が発覚したとのことですが、全く呆れて
しまいますね。その一方で何のやましいこともない潔白な小沢さんについては「政治とカネ」を執拗に言い続け
騒いでいる、本当にあほらしくて開いた口が塞がりません(笑) 全く・・・「朝日新聞とカネ」の問題で社説に
書いたらどうなのかと思います。

それにしても、昨年の代表選のときは酷かった、私などは非常にショックを受けました。特に橋本五郎という
方の態度、発せられた小沢さんへの陰湿、低劣な言葉には、本当に驚きました。これがマスコミ代表の実態なのか
と思うと今でも寒気がしたのを思い出します。

民主党よ、あなた方は一昨年、国民からの熱い支持を受けて政権交代を果たしたのに、その国民の思いを無視して、
これからいったいどこへ行こうとしているのか。一般国民の多くは、もうあなた方には票を投じることは決して
ないと思います。国民を裏切った管さん、岡田民主党は、嘘つきで冷酷、人間性を喪失した詐欺集団とみんな
思っています、一日も早く国民の前から消えてもらいたい、私たちはもう絶対にあなたがたには投票しません。
http://www.asyura2.com/10/hihyo11/msg/527.html#c25

コメント [Ψ空耳の丘Ψ59] 恐怖の大王=石原慎太郎説 スットン教
02. 2011年2月07日 01:45:52: OicPpBYGsY
狙ってやったんじゃないですかね。
http://www.asyura2.com/10/bd59/msg/310.html#c2
コメント [お知らせ・管理19] feelさん、タイトル規定違反です。投稿規定をご理解いただけるまで投稿可能数を0にしておきます。 管理人さん
04. 2011年2月07日 02:01:16: qRUVJlMZAs
feelさん、元記事ソースの記載にも問題があります。

日刊ゲンダイからの紙面からの引用であれば
日刊ゲンダイ2011年2月2日(水)(1日発行)から引用でよかったでしょう。

なぜ、投稿時に投稿記事が掲載されていないhttp://gendai.net/を貼り付けたのでしょうか。

新聞からの全文引用は次号の発行後がよろしいのではないでしょうか。


過去の例示
こんな宇宙人ににも、ひとこと言わせて下さい(週間現代、鳩山由紀夫氏インタビュー)
http://www.asyura2.com/10/senkyo103/msg/676.html
投稿者 西野朗 日時 2011 年 1 月 05 日 02:21:24: XbWiHmorLeAYo

>週刊誌は、次号が発売された時点で雑誌記事のコピペをしてくださいませ。

http://www.asyura2.com/10/kanri19/msg/547.html#c4

コメント [Ψ空耳の丘Ψ59] ヤマト国と海洋天皇制(ネットゲリラ) 〜 歴史の真実とは:朝鮮人の朝鮮人によるアメリカのための政治 会員番号4153番
03. 2011年2月07日 02:38:57: AiChp2veWo
02さん、よく勉強されてますね。遺伝子レベルの賢さを感じます。
http://www.asyura2.com/10/bd59/msg/312.html#c3
コメント [原発・フッ素6] 浜岡原発は東海地震の震源域の真上にあるとされる。その東海地震は果たして予知できるのか? taked4700
18. taked4700 2011年2月07日 02:57:29: 9XFNe/BiX575U : AuOxA3GRME
17のコメントにある「関東大震災や南海道地震のような海溝型地震ではこのような(P波による破壊)被害は生じません」と言うのは多少誤解を招く表現だと思う。要は震源からの距離が問題なのだ。南海地震などは、陸地からかなり離れた海の地下が震央だ。だから、その真上は海であり、海震しかP波の影響はない。しかし、東海地震は陸域に震央があり、その震央の真上に浜岡原発がある。しかも、海溝型地震はM8程度の巨大地震になるから、どんな被害が出るか、はっきり言って見当がつかない。

また、関東大震災も海域が震源だとされているので、影響がないと判断しているのだろう。

勘違いしやすいが縦波(P波)と縦揺れは全く別のものだ。P波は衝撃波なので、揺れると言うよりも衝撃を与えることになる。理科の実験でやる金属製の振り子をいくつか並べておき端の振り子を少し持ち上げて放すとそれがとなりの振り子に当たり、その衝撃がどんどんと隣へ伝わって反対側の端の振り子がぴょんと飛び上がるものがあるが、アレがまさに衝撃波だ。決して揺れるわけではない。その意味で16の記事も不正確だと思う。
http://www.asyura2.com/09/genpatu6/msg/723.html#c18

コメント [口蹄疫・新型インフル02] 子宮頸癌ワクチン利権産業複合体の裏を知ると(転載記事より) 寅蔵
65. 2011年2月07日 03:00:01: 3nhq6RebLg
>>63
>>62の文章をもう一度よくお読みください。
私は『「同じアジュバントが使われている」から「頚癌ワクチンにも不妊効果がある」のならば』と言っています。
要するに『「子宮頸癌ワクチンには動物の“不妊ワクチン”の原材料の一部とほぼ同じ成分が含まれているので、生涯子供を生めない身体になる危険がある」』という論拠が正しいとするならば、千早さんが否定しているように『アジュバントに「子宮頸癌を予防する力」』があるという理屈になる、と言っています。

言われるようにアジュバントはただの免疫助成剤で、それ自体に「不妊効果」も「頚癌予防効果」もありません。


>VAERS(ワクチン有害事象報告制度)の記録で、流産についての297の報告がガーダシルのものだったって出ますよ
そうですか。じゃあ日本のサーバリックスは安全ですね。


>子宮頸癌の原因でもないウィルス
間違いです。
千早さんは、そのページにおいて「原因」というものの認識が誤っています。
「高リスクのHPVによって発生」する確率が0.1%であろうと、「高リスクのHPVによって発生」する癌の原因は「高リスクのHPV」であることにかわりはないのです。
米国食品医薬品局(FDA)は明確に、頚癌の原因が「高リスクHPVの持続感染」だと言っています。他のウイルスではありません。「高リスクHPV」の持続感染です。

>2003年の時点でFDAはプレス・リリースに(HPV感染症は)子宮頸癌とは関連がないと、はっきり述べている
間違いです。元の文章はこちら。
Most women who become infected with HPV are able to eradicate the virus and suffer no apparent long-term consequences to their health. But a few women develop a persistent infection that can eventually lead to pre-cancerous changes in the cervix.
「HPVに感染した女性の多くはウイルスを全滅することが可能であり、長期的に健康に対して明白な影響を受けることはない。 しかし、少数の女性は持続的な感染に発展し、それは最終的に子宮頚部の前がん状態につながる」
FDAは「HPVの持続感染が前癌状態につながる」とはっきり主張しています。どこにも「関連がない」などとはありません。他のウイルスではありません。「高リスクHPV」の持続感染です。

「高リスクHPVの持続感染が原因」→「持続感染がなければ原因とならない」という論述は正しいですが
「高リスクHPVの持続感染が原因」→「HPVが原因ではない」という論述は明白に間違いです。


>>64
QXVaulDOhsさん
>ワクチン反対の人が『印象操作』でデマを煽っていると61さんは言われていますが、逆だと思います。
逆、という意味がよく判りませんが、「『印象操作』でデマを煽っている」ワクチン反対派の人がいること自体は事実です。別に私は「ワクチンを推進したい人たちが印象操作をしていない」などと言った覚えはありませんが、デマによって「ワクチンを推進してる人」のページなど情報があったら教えてください。

千早さんにも、QXVaulDOhsさんにも言いたいのですが、私はこのワクチンが「接種するだけで癌を100%防げる」とか「素晴らしいから接種せよ」とか言ってるわけではありません。
何度も言っていますが、私は「デマを排除」しているだけです。
そしてその「デマ」の多くは「ワクチン嫌いの人たち」が発信しています。

>子宮頸癌のワクチンの効果について(中略)ことを説明したら、ワクチンの接種を望むだろうか。
私はデマを排除した上で、きちんと情報を把握して判断するべきだと言っています。
その上で「このワクチンの効果は限定的だと思う」という判断は(私と程度の差異こそあれ)正しいと思います。

>多くは製薬会社の説明をほとんど知らされず、あるいは理解せずに、とにかく受けておけば安心と思って
先に書いたように、私は国こそがこうした情報の公開を責任持って行うべきであり、現状がそうなっていないことに憤っています。詳しくは>>61の前段にあります。


以前、南出氏のデマをそのまま拡散していた政治団体が、結局デマを根拠にしていたが故に活動に行き詰まり、最終的に解散したことがありました(「日本の子供の未来を・守る会」)。
私はワクチンの効果に懐疑的な人ほど、むしろデマに対して過敏であるべきだと思います。

QXVaulDOhsさんは『陰謀論』について記述されていますね。全ての『陰謀論』に真実がない、とは言いませんが、それがなぜ『陰謀論』かと言えば、一般の人から「根拠がデマによる」と認識されているからです。
何かを主張せんとするとき、デマを交えた時点で説得力は失われます。
それが世間一般の主張と異なるときはなおさらです。
http://www.asyura2.com/09/buta02/msg/831.html#c65

コメント [中国2] 中国は「やりすぎだった」と反省 漁船衝突事件で元米大統領補佐官 ドキッ!プロ奴隷だらけの水泳大会
03. 2011年2月07日 03:54:11: lllsMkCx4I
ネタ元がズビグニュー・ブレジンスキーというところが、もう一つのミソだな。
この人こそ「米中G2」論の旗振り役だった。しかしその米国と中国だけで世界を動かしていくなどという理想というか願望は、取らぬ狸の皮算用でしかなかった。米国が唯一の超大国だった時代はもう終わりだ。しかし中国にも、世界を指導する力量や見識品格はないということがよくわかった。あそこにあるのはカネと強欲それと面子だけだな。

ブレジンスキーは絵に描いたもちと化した「G2」をなつかしんでいるだけさ。

http://www.asyura2.com/09/china02/msg/733.html#c3

記事 [戦争b7] エジプト革命・カイロ情勢  2011-02-05  動画
last night some peple sleep under the tank to protect millitary operation -5-2-2011


people in front line to protect from mubarak supporters and army crack down.
share the time with them.

late at night at front line in tahrir protesters 5-2-2011


how mazing!! people in tahrir sq. are getting ready what the need and share wtih everybody.today news like al-jazeera are showing on the screen ,And people are sharing speeces ,song and poet reading.


5-2-2011 tahrir sq is becoming real leberation square.


http://www.asyura2.com/10/warb7/msg/269.html

コメント [戦争b7] これほどのエジプト革命解説はない!FiFiのブログより エジプトの夜明け〜新たな一頁へ つば苦労
27. 台本営発表 2011年2月07日 04:41:25: ugikkpeFTO35A : Mfmh25IfIr
んー…なんかエジプト首相の裏に気づいたエジプト人マンセー的な流れがあるのが何とも短絡的で腑に落ちないだけど。これほどの大きな流れになってる裏にはもっと大きな力が働いていると見るのが普通じゃないか?白人様が選考なさってるFIFAランキングが根拠なしにエジプト一気に駆け下りたところとか挑発してね?(関係ないかw)大きな革命の裏には偶然はないとか言ってたアメリカ元大統領誰だったっけ?
これが理由で原油価格が高騰とかしたら誰得?とか俺は考えるけどね。考えすぎかw
でもなんか裏があると思んだよな。てか世界のあらゆる事が陰謀すぎて大本営発表なんかクソくらえ的な考えになってるんかもww 駄文スマソ

http://www.asyura2.com/10/warb7/msg/252.html#c27
コメント [昼休み34] みののTBS・朝ズバ広告主は、ファミマ、TBC、積水、日通、セキスイ、野村、アサヒ、JT、ヨドバシ等だそうです。 小沢内閣待望論
06. 2011年2月07日 05:08:48: SSQACobAHg
みんなでスポンサーに問い合わせしよう!
http://www.asyura2.com/10/lunchbreak34/msg/233.html#c6
コメント [カルト7] コシミズの妬みが大爆発、かつてない執念の猛攻撃を開始 チベットよわー
72. 2011年2月07日 06:10:04: qqd2cfZBes
>71

そう。コシミズの計算はあまりに見え透いているからな。
ヒット数をあげるために有名人の名前を出してくる。
そういう有名人は何をいっても自分を訴えたりしないとわかっているので好きなだけ中傷する。

これの繰り返し。
http://www.asyura2.com/09/cult7/msg/796.html#c72

コメント [マスコミ・電通批評10] 転載【マスコミの劣化を嘆き、購読中止続出】阿修羅さんへ(ペンネーム登録待ち板6 ) クマのプーさん
79. 2011年2月07日 06:59:00: CsaZzZwFng
私も皆さんと同じように、下記の文章を朝日新聞本社に送り送り新聞の購読を停止しました。

妻に「あまりにもひどいので朝日新聞をやめる」と告げると「あなたほど新聞を読む人がねえ」と驚いていました。妻は以前から全く新聞は読みませんので、現在の新聞の変貌を知りません。

新聞経営の大きな柱は購読と広告です。新聞を購読して文句を言っても、カエルのツラに何とかでしょう。大手紙に広告を出せる立場にある人は別ですが、多くの人にできる抵抗は購読の停止です。抗議の意思を示しましょう。

               ◇


前略、用件のみで失礼します。約四十年続けてきた朝日新聞の定期購読をやめることにしました。ここ十年ほど紙面に疑問を感じてきましたが、ようやく決心がつきました。きっかけは検察のリークを垂れ流した一連の小沢報道です。無残な内容にほとほと嫌気が差しました。

 数年前に加藤周一の「夕陽妄語」が朝刊に移ったときに夕刊をやめようかと考えたのですが、銀行の自動引き落としのため手続きが煩瑣でそのままにしておきました。

 それにしても夕刊は読むべき記事がほとんどないのはあきれるばかりです。特に「天才の育て方」の題名はひどい。天才の定義にもよりますが、せいぜい「異能の育て方」でしょう。元不良少年の相撲取りが天才なんて、いくらなんでもそれはない。朝刊も程度の差はありますが、「これは」と思う記事にまずお目にかかりません。

朝日新聞を読み始めた当初は切り口の鋭さ・文章のうまさ・取材の深さなど、ただただ感心するばかりでした。しかし、いまは「ひどいな」と思うことが多くなりました。名記者たちが筆を競った時代は遥か昔になった、と思うばかりです。

 新聞経営は大変な時期を迎えていると聞きます。私はインターネットだけが新聞凋落の原因とは考えていません。何より質が低下しているのです。それを読者に見透かされています。奮起を望みたいところですが、もう無理だと思い購読をやめることにしました。朝日新聞を読み続けるつもりだっただけに残念ではあります。

http://www.asyura2.com/09/hihyo10/msg/455.html#c79

コメント [マスコミ・電通批評11] 同性愛者のテレビ大量露出について DAGU
18. DAGU 2011年2月07日 07:00:24: pOZsH.OB0/dnE : uvdRuG9rak
投稿者本人です。
実はお恥ずかしながら、私が阿修羅と言うサイトを知ったのは、極最近の事で、投稿も今回が初めてです。投稿した内容は前々から気になっていた事ですが、偶然このサイトの存在を知り、「本当の事を一緒に探していく」と言うことで自分が情報発信者になると言うよりは、私の様な一市民の日常生活では決して知る事のできない真実をこのサイトを通して知ることができるのではと思い切って投稿してみました。普段より相当早く目が覚めてしまい、何気なく1日半振りにサイトに戻ったら、思いの他、アクセス数が多くびっくりしています。タイトルが刺激的でしたか?その割りには中身が伴なっていないとお叱りを受けそうですが。最もそれは、アクセス数の割りには拍手数が少ないことに如実に反映されている様ですが。頂いたコメントを拝見したら、ただの誹謗中傷も一件ありましたが、私と同じ様なことを感じている方から丁寧なコメント、反対の方からもそれなりのコメントを頂きありがとうございます。このサイトは建設的に意見を交換するとの認職で良いんですよね。そこで、
<<16
歴史上も現在も権力者の中に同性愛者や両刀使いが多く存在することは事実であると私も思います。ただ、その人たちが、カミングアウトした上で、自らが広告塔となり、「どうだお前たち、こっちの世界は良いぞ。お前たちも来いよ。」とは決して言わないでしょう。
また、あなたはマイノリティーと言う言葉を否定した上でメジャーと言う言葉を使われていましたが、そちらの意味するメジャーと言う言葉は、私及び私の賛同者の方々が使っているマイノリティーの反対語にはなりません。マイノリティーと言うのは、少数派と言う意味で、既に現在、日本国民成人男性の大多数(マジョリティー)が同性愛者であればお手上げですが、そうではないですよね。

もっとも私自身は、同性愛者の存在そのもの、はるな愛は許すがマツコ・デラックスはダメと言うことを問うているのではなく、本文でも書いている通り大量露出が何故起こっているのかを知りたいだけで、その分析・情報(マスコミの質・倫理、コンテツの劣化を指摘される方もいらっしゃいましたが)を他にも頂ければありがたいです。今後共よろしくお願いします。
http://www.asyura2.com/10/hihyo11/msg/532.html#c18

コメント [マスコミ・電通批評11] まだまだあるぞ、メディアとカネ![やっぱり、毎日がけっぷち:朝日のみならず他のTV・新聞も] 一市民
26. 2011年2月07日 07:09:13: 8y5gti6xws
25>参。書かれていることに全面的に賛成です。
http://www.asyura2.com/10/hihyo11/msg/527.html#c26
記事 [テスト21] Re: test

『検察審査会の疑惑を究明する市民と国会議員の会』が結成されます 〜 小沢一郎潰しの真実を訴求する運動を全国民的なものに


民主党の森ゆうこ参議院議員、日本一新の会代表の平野貞夫氏、小沢一郎議員を支援する会代表の伊東章氏が呼びかけ人となり、『検察審査会の疑惑を究明する市民と国会議員の会』が結成されます。

この組織は、検察審査会制度を悪用した小沢一郎議員潰しが、日本の議会制民主主義にとっていかに危険なものであるかを明らかにするとともに、検察審査会の制度と実体の疑惑を解明、小沢一郎議員をめぐる問題の真実を広く国民に訴求する運動を起こし、それを全国的なものにまでしようとの目的で発足します。

まずは2月9日(水)16:30から下記要領でシンポジウムを開催し、終了後『検察審査会の疑惑を究明する市民と国会議員の会』を結成されるそうです。

ご都合のつく方は、是非このシンポジウムにご参加ください。
尚、事前予約は不要ですが、500人の定員になり次第、受付終了とのことです。

この件、森ゆうこ議員のブログ と小沢一郎議員を支援する会のHP にて案内が掲載されています。 

以下、小沢一郎議員を支援する会のHPから転載します。


「検察審査会の疑惑を究明する市民と国会議員の会」の御案内

平成23年2月1日

去る1月31日、検察審査会の2度の起訴議決に基き、漸く指定弁護士が小沢一郎議員を起訴しました。

報道によると起訴事実は、約4億円に上る土地売買の記載における、いわゆる「期ズレ」だけ、というのですから、正に「大山鳴動鼠一匹」というところです。

検察審査会法というものが、いかにいい加減な法律で、かつ小沢一郎議員をめぐる検察審査会の実体が、いかにデタラメなものであるかが、日毎に明らかになっているなかで、更に今回の、指定弁護士による起訴は、実に滑稽極まりないものと言うほかありません。

それにしても、こうしたデタラメな司法手続によって小沢一郎議員の政治生命を奪おうとしている勢力(アメリカ、官僚、マスメディア、菅政権、野党など)が存在する限り、私達としてはこの問題を座視するわけにゆきません。

検察審査会制度を悪用した小沢一郎議員潰しが、日本の議会制民主主義にとっていかに危険なものかを明らかにするとともに、検察審査会制度、実体の疑惑を解明することによって小沢一郎議員をめぐる問題の真実を広く国民に訴えてゆくことが必要です。

今回、以下の要領でシンポジウムを開催しますので、皆様万感の怒りを込めて御出席下さい。

当日のシンポジウム終了後、検察審査会の疑惑を究明する市民と国会議員の会を結成し、この運動を全国民的なものにしてゆくことを予定しております。

又、当日の決議文を、民主党だけでなく全ての政党に対して提出し、各党が議会制民主主義を守るために検察審査会問題についての解明努力をすることを要求してゆきます。


              記

日   時   平成23年2月9日(水)  

              午後4時30分〜7時

場   所   憲政記念会館講堂(500人)

テ ー マ  1、小沢問題と議会制民主主義の危機

             (報告者:元参議院議員 平野貞夫氏)

             2、検察審査会の調査報告

             (報告者:参議院議員 森ゆうこ氏)

会 場 費   お1人様500円(資料代含む)

受付方法  当日、会場にて受付
        (事前申込不要 定員数になり次第受付け終了)

呼びかけ人 森ゆうこ(参議院議員)

            平野貞夫(元参議院議員、日本一新の会代表)

            伊東 章(弁護士、小沢一郎議員を支援する会代表)

以 上 

【小沢一郎氏の支持拡大ツールです】

下記データを印刷あるいはメール送信などにて、友人・知人・ご家族などにお渡しいただき、小沢一郎氏の支持拡大にご利用ください。

「1.10 国民の生活が第一!デモ」のビラ(表)
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/3451.jpg

このビラをPDFファイルで ⇒ http://bit.ly/giqfwj http://rightaction.cocolog-nifty.com/blog/files/20110110.pdf
※表の面にあるメッセージの拡散にご協力ください。

小沢一郎氏の決意表明「私には夢がある」 全文(PDF) ⇒ http://bit.ly/e8fVSx  http://rightaction.cocolog-nifty.com/blog/files/100914.pdf 
※昨年9月14日民主党代表選挙当日のものです。これを知らない国民が多いのです。
※印刷は両面印刷でどうぞ。

【小沢一郎氏への一人1,000円献金の呼びかけ】

一人一回、1,000円を
小沢一郎氏に献金しませんか?

小沢一郎氏が主張されてきた通り「企業献金を廃止し、政治家への献金は個人から」を国民の行動で示しましょう!
政治家小沢一郎を支援することは、私たちが本来あるべき生活を取り戻し、子どもたちの未来への責任を果たす行為です。

小沢一郎氏への献金は陸山会を通して行い、その方法は2つあります。

1. 楽天の 「 LOVE JAPAN 」 経由での献金
2. 直接「陸山会」に献金

直接「陸山会」に献金する場合は、小沢一郎ウェブサイトの「政治献金のご案内」から「陸山会 入会申込書 送付依頼フォーム」に必要事項を記入し(もちろん、献金する金額も!)、送信ボタンをクリックしてください。

陸山会への寄附は、原則として月額1,000円=年額12,000円以上から(月払い、半年払い、年払いのいずれか)とされていますが、一回限りの寄付( カンパ )も随時可能です。
もちろん一回1,000円で統一するつもりはなく、1,000円以上であれば、あなたの意思でいくらでもかまいませんし、回数も、一回限りでも毎月の献金でも、或いは年払いでも、ご都合で判断してください。

※現在陸山会には多数の入会申し込みが殺到しているそうで、事務処理も遅延しており、そのために入会申し込み後、陸山会から振込先口座の案内が届くまでには大変時間がかかっている様子です。



http://www.asyura2.com/10/test21/msg/547.html

コメント [雑談専用39] 1歳から年金支給開始。財源は政府紙幣発行。 アミ
16. 2011年2月07日 07:53:52: YYivQ6JYPo
正直、財源じゃねーな。
http://www.asyura2.com/10/idletalk39/msg/143.html#c16
コメント [戦争b7] つば苦労さん、素晴らしい在日エジプト女性フィフィさん紹介に感謝!為せば成る、ナセルはアラブの大統領と ヒゲ-戸田
01. 2011年2月07日 08:11:48: nOzs7GL7To
エジプトの青年たちの行動は素晴らしい。本当に勇気がある行動だと思います。又フイフイさんもキチンと物事の真相を見抜かれていて、勇気を持って私たち日本人に真相を伝えるということをされました。有難うございます。9月までムバラク氏が退陣を引き伸ばそうとする主な理由はご推察のとおりだと思います。ものすごい資産をどうするか?イランのパーレビ国王の時もそうでした。息子が海外にでたのもその整理と保全の準備の為でしょう。過去内にあるものはアメリカ海軍の船を使わないとはかびだせないと思います。特に金塊は・・
http://www.asyura2.com/10/warb7/msg/259.html#c1
記事 [Ψ空耳の丘Ψ59] 簡易ファラデー・ケージについて、その後 
簡易ファラデー・ケージについて、その後 


HAARPのものであろうと思われるELF極低周波の害から身を守ろうと、ベットの上下それぞれ3層のアルミ蒸着シートを敷いて簡易ファラデー・ケージを作ってみた。以後、精神を鬱にするような波動感知の機会を楽しみに待っている(笑)が、それは、いまだなく、ELF波遮蔽効果を実感するまでには至っていない。

私は、HAARPについてや電磁気学等初歩的な知識もないので、Kazumoto Iguchi's blogのHAARPの部分をよく読んで研究せねばならないようだ。またHAARPとは、自然災害をよそおう気象改変や地震発生などきわめて多様な効果をねらった兵器であるらしいのでよく調べねばならないだろう。

ある日、アルミ蒸着シートをかけずに寝ていて、朝4時ころ起きて、気がつくと心臓が妙にどきどきしている。心臓の拍動がなにかおかしい気がする。脳への影響以外に心臓の拍動にELF極低周波の影響はないのだろうか?人間の心臓の拍動に合わせたサイクルのELF極低周波は問題はないのか?と考えていて、次の本を読んだ。ジム・キース著「ナチスとNASAの超科学」5次元文庫  題名は、おどろおどろしいが原題は「Casebook On Alternative 3 」 Alternative 3 を扱った本であり、単行本「第4の選択」を改訳した本である。
p177 第9章にELF装置の話があり、7ないし2ヘルツのELF極低周波の強いシグナルで心臓が止められる装置をKGBが持っていたという。もし、これが本当なら、アブない。ねらわれたか?

現在私は3層の遮蔽シートを使っているが、ELF電磁波被爆レベルを本格的に下げるためには、もっと、おそらく上下とも5層以上必要になるだろう。かかる費用は通販のサバイバルシート(これはうすい)1枚368円ほどなので、10枚で3680円ほどだ。しかし、上下とも5層にしても、そんなに費用がかかるわけでもない。我が家なら他には老母で計2人、8000円くらいか。猫がいるがなんともならないか。しかし、私の母は、新聞テレビのこと以外には頑固に、絶対に耳を傾けない、いわゆるB層人間なので、電磁波遮蔽シートを使わせるのは絶対不可能であろう。もし5人家族なら2万円くらいだが、わけのわからないものに2万円は使えないと、普通は猛反対されるだろう。そんな物をかぶって寝るのかと、家族中で奇異の目でみられ、眠れやしないと断固とした反対に合うのは目にみえている。電波なお父さんとつまはじき、村八分、家族八分だね。まあこの投稿を見て試みる人は皆無だとは思う。このHAARPのELF極低周波の害を被害妄想と考えるべきだろうか?すっかり病膏盲、杞憂の世界にはまっている私。問題は心臓の拍動のおかしさを、普通なら完全に寝入っている朝午前4時に感じたことだ。私には心臓の病気はない。この頻度はまれだ。なかなかやってこないので、上にかけるのを止めてしまった。しかし、この油断をねらっているにきまっている。

最近自宅付近になにか大きなタワーが建った。ELF波タワーではないだろうか、こんな場所に軍事用のタワーが建つわけないな、とか、私の杞憂の世界は広がるばかりである。

http://www.asyura2.com/10/bd59/msg/313.html

記事 [Ψ空耳の丘Ψ59] イルミナティの謎 7   日本のイルミナティ2
イルミナティの謎 7   日本のイルミナティ2

       注: 前回が日本のイルミナティ1 であった。今回感情ぶちまけだ。

1、日本に明治以降の「歴史」の著述は、はたして存在しただろうか?

日本に明治以降の歴史の著述は存在しただろうか?私はない、なかった、と考えている。なぜなら、歴史とは権力の興亡の記録であり、戦いの記述であるが、日本の最高権力者グループは戦前ですら、闇に隠れていたからだ。闇に隠れていたがゆえに、戦争がなぜ起こったか、なぜ原爆が落とされたか、がはっきりしないのだ。

世界の近代史はイルミナティvs.各国王族、現代史はイルミナティvs. 人類の戦いであり、常に、この闇に隠れたイルミナティの武器、すなわち情報の支配と中央銀行の通貨の支配の力によって人類(ゴイ)は、例外なく敗北していったのであった。まだ、世界の近代史は「闇の世界史」、「世界権力構造の秘密」 などの著述がある。日本の近代史も闇に隠れた日本のイルミナティvs. 国民の戦いの歴史であった。一方的に負ける戦い(支配)の歴史しかない。したがって私の意味での日本の近代、現代の歴史は存在しない。

情報の支配は、日本の最高権力者グループも手足の工作員たちや秘密結社員も出先機関も欧米にならって、すべて隠した。これは戦いですらない。これが我々の実態である。情報の支配とは、まずは端的に言えば、「陰謀はない。」という叫ぶ工作員たちの活動である。そして、それに盲従する知識人の「陰謀はない。」と和する、たわーけた盛大な合唱がある。

日本のイルミナティも、本体を隠すことが最重要課題であった。トンデモ学会は、日本の情報支配の最前線の歩兵部隊だったのである。UFO問題の情報操作だけではない。この一方的な情報支配の源となるトンデモ学会(と学会)の活動を見てみよう。

陰謀論をトンデモ論というふうにいいくるめて、イルミナティ、最高権力者グループという実体を隠したトンデモ学会員たちの活動によって、歴史とは権力の戦いの記述であるという原則が人々から忘れ去られていき、歴史がテレビ画面でくりひろげられる繰り人形芝居に化けてしまったのである。
催眠術にかかった国民の群れが、こうしてできあがる。悪魔マスコミの先導の笛で、戦争の海につぎつぎに飛び込む夢遊病者レミングスの大群、日本人ゴイの姿であった。

むかしあったトンデモ学会は、いまはトンデモASIOS工作員部隊として活動している。このグループは、私の考えでは日本でもっとも危険なおそろしいグループである。なぜなら、いかにも理知的に見せかけた外観から、多くの人はだまされるであろうからだ。

私は、彼らの中核メンバーのなかには、フリーメーソンがいるのではないかと疑っている。フリーメーソンは、けっして自ら名乗ることはなく、意外に沢山いるのである。そして社会のあらゆるところにもぐっている。そして、フリーメーソンが単なる慈善団体であることをことさらに強調する。フリーメーソンの陰謀をやっきになって否定するこの集団は薄気味悪い。そして、この会の新しい名前、トンデモASIOS学会、まるでロボットのような名前は、彼らがイルミナティのロボット部隊トンデモASIMOSであることを示している。 

2、日本を滅びへと導く格差社会の創出

さて、日本の富裕層の言うとおり何でもOK大学の、たわーけなか、小泉の改革がアメリカの年次改革要望書の言うとおりのアメリカゴマすり政策であり、骨太の精神とは、派遣法や大店舗法などの弱者に対するゴリ押し政策のことであり、そのため多くの個人営業主を路頭に迷わせ、駅前シャッター通りを現出させ、保証のないアルバイト会社員の増大、鉄道とびこみ自殺者の飛躍的な増加をもたらした、世界の恥となる、あまりにもみにくいおろかな歴史的政策であった。恥知らずの、たわーけなか、小泉の改革のこれらが善政だと、いまだに思い込んでいる御仁はないとは思うが、世の中には勘違い人間があまりにも数多くいるので、小泉チルドレンばかりの自民党にもまだまだ票がどんどん入る。自民党は、本来はゼロ員政党になるはずだ!泡沫政党になるはずだが!おかしい。なんで自民党に票がはいるんだ・・・えっ、それは創価学会票だって?創価学会人間とは、勘違い人間オンリーの集団だからなあ。ん、B層、そう?私もB?いや、私はB型人間だ。B層人間と一緒にしないでほしい。  

ふう、うう  痴シキ人たわーけなか、ゴマすりオトコ小泉のことを書くと、いつも、つい感情的になり、やつらの背に悪乗りして、どくつきになってしまう。ふう、ううう   

Kazumoto Iguchi's blog.  2011年 01月 24日   マスゴミ
「天は人の上にA層を作り、人の下にB層を作りたもうた」 「B層のターゲット戦略」をお教えします!
http://quasimoto.exblog.jp/14038496/

最近のKazumoto Iguchi's blogはとくにものすごいパワーがあるね。内容もなかなか消化しきれない。日本人の貴重な知的資産のひとつ。ありがたい。


格差社会の大創出の大陰謀がいかに日本を滅びへと導くか、今度は古典期ギリシアを例にとって説明しよう。ここでは賢者ソロンに従った賢明な人々と、無責任な愚者にかじをまかせた日本の悪欲強欲のかぎりをつくす人々との対比をみてみよう。

古代アテナイの賢者ソロンは、富者の貧欲を諌め、民主制への道を切り開き、荘厳なギリシア黄金期を導いたのであった。これはアリストテレス「アテナイ人の国制」岩波文庫 にある。このとき負債を切り捨てられた貧民が自由となり、増大した中流階級を形成したことが古典ギリシアの偉大な力の源泉であったのだ。

しかるに、現代日本の悪徳の愚者たちは、酷税とか言って、もっともらしく見える言説で、愚者が愚者たちを引き回して、税法を改悪して累進課税法を廃止させ、富裕層の丘を創出していって、貴重な将来の人材である能力ある若者たちを路頭に迷わせ、金でポケットをじゃらじゃらさせて、悦にいっていたのである。
グローバル悪魔主義者の指示のもと、税法の改悪や富裕層の抜け穴をつくることで、霞ヶ関の官僚や永田町の政治家は国民をだまし、悪魔マスコミは富裕層を応援することで自らの存在理由を証明したのだった。
(マスコミの頂点中核に悪魔がひとりいれば、組織全体はだんだん悪魔色を呈するようになる。テレビ画面の下っ端の善男善女のまなこも次第に悪魔のくらい影を宿すのである。  おおお、 電通のことに言及するのをうっかりしていた。まっくろけの電通のことを。まっくろけって電通のためにあるような単語だ。わからないだろうと思っているイルミナティのまっくろ家たち)

これは前回説明したことで重複するが、80年代に税法を改悪したこと、その経緯の重大さが認識されていない。    おうちゃくな悪徳責任者、前へ出ろ!  だ。

こうして、日銀法改悪、累進課税法廃止などで、21世紀までにそれまでの日本の中流階級はすべてが自覚のない下層民となって、コンビニの地面を、はいつくばるような生活をするようになっていったのである。ある日気がつけば、突然現出した膨大な自覚のない下層民たち(そのなかに私がいる)が呆然と街々をさまよっている。夢も希望もない将来の展望に、ただひたすらネットに絶望の詩(この投稿のこと)を書き綴っているのだ。そして、かれらイルミナティの思惑通り、日本文化はこれからしだいに傾き、WTCビルのように崩落していくのであろう。

ここで、1998年に出版された田中勝博著「2010中流階級消失」( これも105円で買ったっけ)を見てみよう。ここには見事に現在の姿が予言されている。この著者は、グローバル悪魔主義者の指示に従って日本に派遣されたコンサルタントのようで、1998年時点で、実に正確に将来のブループリントが描かれている。それは、資産格差が、富裕層と下層民を峻別するという姿だ。それは、累進課税法廃止によって将来の資産格差が、英国のようにトップ5%が、国の資産50%を持つような日本にしようという夢と希望を実現させる最高権力者グループの意思であった。「美しい日本の私」(ただしトップ5%だけが美しい日本人、95%はブタ)というわけだ。 ん、えせ日本人?

自民党のあらゆる欺瞞の政策が、これをもくろんだのだ。とくに、たわーけなかさん、小泉さんの骨太改革が、世界に誇るべき、すばらしい日本の経済システムを崩壊させたのだ。

この富裕層トップ5%が国の資産50%を持つような日本にしようというという、たわーけた政策に悪魔マスコミにのせられて、かって全国民が一致団結して投票したってわけで、 たわーけなかさん、小泉さん政権が誕生したのには、私も憤死ものなのである。もし憤死したって霊界通信という手があるぞ。どんどん書いてやる。

これを陰謀といわずしてなんというか!これらどこに自由や民主があるというのだ!マスコミは反自由、反民主主義の先鋒ではないか!


3、見えない政府による見える政府の支配

日本のイルミナティは、闇に隠れた日本の最高権力者グループである。私は明治以来日本に存在してきたと考えている。そうでなかったら戦争など、わけがわからなくなる。イルミナティの存在を仮定して、はじめてつじつまがあってくるのだ。そしてそれは、アメリカとまったく同じ構造であろう。ユダヤ系の代わりに在日系を使うだけだ。フリーメーソンのかわりにエセ宗教集団を使うだけだ。まったく同じ構造だ。その中核グループは、おそらく、次の本に、閨閥としてあらわれているのだろう。

広瀬 隆 著「私物国家」光文社知恵の森文庫1997年刊行、2000年文庫版刊行(こんな名著も105円で買ったのだ。ま、関係ないんだけど。)
p354 文庫版の発刊に寄せて  に日銀法改悪前後の社会情勢がある。この混乱は、オウム事件からひきつづいて計画的に起こされたものだろう。実に国家的かつ悪辣な大規模な計画的犯行だ。どさくさにまぎれさせて、日銀法改悪を図ったのだ。米国のFRBのどさくさまぎれの成立とまったく同じだ。

見えない政府は、中央銀行日銀という日本経済にかかわる財布を握っている。これは打ち出の小槌で、振ればいくらでも株価操作などで裏金が出てくるのだろう。最前線には、見える悪魔そのもののマスコミがいる。雑誌、テレビ、新聞はその奥に残虐な悪魔の目を持つ。だれでも見える悪魔であるが、そう認識できない人が多いだろう。裏工作は、この悪魔マスコミによって圧力(脅迫)が加えられる。見える政府は、この裏工作で震え上がる。いまは、悪魔マスコミはなんとかして、アメリカのような二大政党制、欺瞞の民主制を築こうとしている。小泉小僧ばかりの自民党にどんな魅力をつける気だ。

与党と野党は両方とも、闇の政府の支配下にあるものだけが権力を持たされるのだ。いわば猿回しのエテ公を演じられる有資格者(選悪)だけが舞台で踊れるのだ。うしろから黒子がひもをひっぱって選悪は踊る。ボスざるたちはそれぞれテレビの前で噛み付き合う振りして、闇の政府の黒子たちのご機嫌をとる。一生懸命にテレビカメラの前だけは、やっているのだろう。サル山でトップに立つこと、すなわち縄張り争い(選挙)を雑誌、テレビ、新聞の采配にしようとしているわけだ。

ただ、かれらの懸念は、おそらくはネットの口コミだ。ここで前回書いた、ネット悪魔ウイルスマンがトロイの木馬をあらゆる国民のパソコンに入れて監視する理由なのだ。これはけっして愉快犯ではない。隠然たる目的をもった監視だ。
「Malware S. ISODA Virus」や「Malware SIGEHARU I. Script」 によって、国民のすべての挙動を監視したり、メールをチェックしたり、場合によっては破壊活動を行っているのだ。
私の友人は実際に3台のPCを文字通り破壊されている。その他にもじつは破壊された人は大勢いる。国民広範に、この工作活動は行われていると考えられる。でも、もうすでにすべての個人のIPと思想調査は2ちゃんねるなどで調べつくされてしまっているのだろう。いま、できることは、パソコンの「System Volume Information」をクリーンにしたり(消去したらだめです)、振り当てられたIP番号をリフレッシュすることしかないだろう。

不思議なのはITメディアである。私はまったく単なる初心者でしかない。プロとは埋められようがない知識とスキルの深い溝があることをはっきり認識している人間である。なぜこんな大きな問題を野放しにして、埋め草のゴミ記事を書いて、ここまで平気で良心もなく消費者から金を巻き上げているのだろう。ひどすぎる。詐欺だ。ネット悪魔、ウイルスマンたちと同じ穴のムジナであるのだろう。



http://www.asyura2.com/10/bd59/msg/314.html

記事 [Ψ空耳の丘Ψ59] 雑録 ある日、フレンチ・ポップスをを楽しむ・・・
雑録 ある日、フレンチ・ポップスをを楽しむ・・・


ネット悪魔、ウイルスマンの活動で、まったく、インターネット接続がむちゃくちゃになり、「Malware S. ISODA Virus」や「Malware SIGEHARU I. Script」 などによってYouTubeが妨害でしっかり見られなかったのが、最近少しましになったので、最近視聴したフレンチ・ポップスを紹介します。ちょっと余裕の小康。油断していると、トロイをまた放り込まれて、PCがウイルスまみれになりますが・・・

ネット悪魔のいぬ間にフレンチ・ポップスを楽しむ
いまの、気分としては、

月落ち 参(しん オリオン)横たわる 雪水(せっすい)のほとりに
一枝 春外に 香をやぶりて微かなり

というところか。ネットのはるか、かなたからフランスの香りが・・・

まず、誰でも知っていると思われるマシアス。生まれがイスタンブールなので、あの地域の音楽性が感じられる。
Enrico Macias - Je le Vois sur ton Visage
http://www.youtube.com/watch?v=sS2x-6jOzr4

マシアスの曲は地中海そのものを感じる。地中海の香りがゆたかだ。
Le mendiant de l'amour
http://www.youtube.com/watch?v=BIpa6Rfb7NE


つぎの幾人かの歌手は詳しくは知らないが、Webラジオを聴いている人にはおなじみのものか。

・Elsa Lunghini
ELSA LUNGHINI - T'en va pas
http://www.youtube.com/watch?v=_yokfkPvAZ4
上のは途中で切れている。次のには全曲は入っているようだ。
elsa t'en va pas
http://www.youtube.com/watch?v=PtAW5QjdLfg
Elsa Lunghini - Jour De Neige ( 1988 )
http://www.youtube.com/watch?v=ZkoaNZ9waYI

・Lara Fabian
Lara Fabian - Immortelle
http://www.youtube.com/watch?v=1yrR3qOmN04
Lara Fabian - Je suis Malade
http://www.youtube.com/watch?v=bIIL5p7_WKk
Lara Fabian & Serge Lama - Les Ballons Rouges
http://www.youtube.com/watch?v=9lMuixLUwZA

・Catherine Lara
Catherine Lara-Nuit Magique (Official Video)
http://www.youtube.com/watch?v=bUqOQToP6Y0



http://www.asyura2.com/10/bd59/msg/315.html

記事 [昼休み44] 減税・小さな政府を掲げた「愛知の反乱」は「平成の薩長連合」になれるか 「増税=大きな政府」の菅政権を揺さぶる/長谷川 幸
減税・小さな政府を掲げた「愛知の反乱」は「平成の薩長連合」になれるか 「増税=大きな政府」の菅政権を揺さぶる/長谷川 幸洋

現代ビジネス 2月4日(金)7時5分配信

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110204-00000001-gendaibiz-pol

 菅直人政権が日を追うごとに、かつての自民党のようになってきた。国会論戦を聞けば聞くほど「いったい民主党は何をしたかったのか」とあきれてしまう。

 たとえば年金改革だ。

 菅首相は2日の衆院予算委員会で、4月にまとめる社会保障制度案について「民主党案をベースにするが、民主党案が4月に提示するものにスライドするわけではない」と述べた。ようするに、2009年総選挙の政権公約(マニフェスト)で示した税方式による月額7万円の最低保証年金案にはこだわらず「4月には修正しますよ」と言っている。

 玄葉光一郎国家戦略相にいたっては「民主党の考え方はかつては基礎年金を全額税とする方式だったが、数年前からは社会保険料の所得比例年金を軸に『補足年金』として最低保証年金をつけるもので『社会保険料方式』と呼んだほうが正しい」とまで述べている。

 こうなると、いまや税方式による最低保証年金案は事実上、撤回したも同然だ。こんな重大な政策路線をろくな党内論議もしないで、首相や閣僚が勝手に変えてしまう政党とは、いったいなんなのか。自民党でも(と言ったら失礼だが)、こんなことが起きたら、党内政局で大騒ぎになっていた。

 消費税引き上げも、菅首相は先の参院選で独断専行のように打ち出した経緯がある。今度は年金である。この党の政策論議はどこまで本気なのか、まったくあてにならない。

 筋金入りの増税論者である与謝野馨を経済財政相に起用した時点で、菅政権の増税路線はあきらかだった。そこへ今度は自民党で税制調査会会長を務めた柳沢伯夫元厚生労働相を政府の社会保障改革に関する「集中検討会議」の民間委員に任命した。

 消費税は引き上げ、年金も保険料方式でOK、細かい制度設計は与謝野・柳沢ラインでとなると、これはもう完全にかつての自民党路線である。

 その一方、政権交代の立役者だった小沢一郎元代表に対しては、強制起訴されたとはいえ党員資格停止やら離党勧告を検討とあっては、菅政権はようするに「自民党と一緒になりたい」とみるべきだ。

 事実上、自民党に「大連立ラブコール」を送っているのである。

 相手の自民党はと言えば「ばらまきマニフェストを見直さずに増税を」と言っても受け入れられるわけがない、という姿勢である。逆に言えば、ばらまきマニフェストを見直せば、大連立を受け入れる可能性があることになる。

 では、菅政権はマニフェストを大胆に見直すだろうか。私は「見直す」とみる。

 なぜなら、菅首相が「政策に生きる政治家」とは、とうてい思えないからだ。自分が生き残るためなら、政策路線の変更だろうがなんだろうが、なんでもする。これまでの政治活動から判断すれば、菅はそういう政治家なのではないか。

 少なくとも理屈の上では、菅政権がマニフェストを含め政策路線を大胆に変更して、自民党との大連立に動く可能性がある。そう見ておいたほうがいい。

 そんな永田町の一方、地方の動きも目を離せない展開になっている。


*** 市民税、県民税10%削減を掲げる ***

 愛知県では県知事選、名古屋市長選、さらに市議会解散の是非をめぐる住民投票の「トリプル選」が2月6日に迫っている。この選挙結果は統一地方選を待たずに愛知県のみならず、中央政界にも大きな影響を与えそうだ。

 優勢と伝えられる市長選の河村たかし候補(前市長)、県知事選の大村秀章候補(前衆院議員)はそれぞれ、市民税と県民税の10%減税を訴えている。

 加えて、河村は元民主党、大村は元自民党と出身政党がそれぞれ異なっているにもかかわらず、既成政党の枠組みにとらわれない固い連携を掲げた。

 河村と大村の「減税公約と出身党派を超えた連携」という点が、新しい政治の発想と枠組みを連想させるのである。

 永田町では、民主党の菅政権と自民党がともに増税に傾いて連携する可能性が出ているのと好対照だ。河村と大村が勝利すれば、2人が作り出す「減税を軸にした新しい政治潮流」が永田町にも押し寄せる可能性がある。

 大阪でも、橋下徹知事が「大阪維新の会」をつくり、市と府を再編して新しい大阪府創設を唱えている。橋下は河村と大村のタッグにエールを送った。みんなの党が公認した薬師寺道代候補は知事給与や議員報酬の3割カットに加え、県公務員の人件費2割カットで総額1500億円の歳出削減を打ち出した。

 河村や大村の減税も薬師寺の歳出削減も自治体行政のサイズを小さくする方向への改革である。永田町で議論されている増税=政府を大きくする方向とは正反対だ。

 民主党政権の変節がだれの目にもあきらかになって、いまや永田町政治に対する「うんざり感」は高まるばかりだ。薩摩と長州の連携が徳川幕府を倒した明治維新のように、愛知と大阪の連携が永田町にも波乱を呼び起こすかもしれない。

 (文中敬称略)

http://www.asyura2.com/10/lunchbreak44/msg/705.html

コメント [ニュース情報8] 名古屋トリプル投票:地域政党の勢い証明 河村氏陣営勝利(毎日jp) 赤かぶ
02. 2011年2月07日 08:47:49: IgQ0WMLxRU
都知事選にホリエモンが出るとの噂を耳にしましたが、
ますます楽しみに。
http://www.asyura2.com/09/news8/msg/475.html#c2
コメント [戦争b7] 名護市へ「異議申し立て」で国会論戦 吐息でネット右翼
02. 2011年2月07日 09:00:39: VkAS7JfMDg
「地元の意思を完全に無視した形で強引に進め」てますね。
おそらく、今までもこのように抑圧され虐げられてきた人々がいるのだろうと思うと、申し訳ない。もう、知らずにはいられません。
辺野古のことも高江のことも、まともに報道されない、国民の多くが知らない、好き勝手卑怯なことができてしまう。
これ以上、こんな横暴許されません。事実を知って広めていきましょう。


http://www.asyura2.com/10/warb7/msg/267.html#c2

コメント [戦争b7] 在沖米軍、中国への抑止力 CSISのグレイザー氏が講演 ドキッ!プロ奴隷だらけの水泳大会
06. 2011年2月07日 09:14:20: VkAS7JfMDg
世界にとって、抑止すべきは米軍。
ただ、脅しや暴力など、同じとこまで落ちたくないから
もっと知的にお行儀よく対処しなければ。

http://www.asyura2.com/10/warb7/msg/227.html#c6
コメント [マスコミ・電通批評11] まだまだあるぞ、メディアとカネ![やっぱり、毎日がけっぷち:朝日のみならず他のTV・新聞も] 一市民
27. 2011年2月07日 09:21:37: nBtUjhCB8Y
私たちにいまできること

とにかく

新聞購読の解約

そして

いつのまにか契約状態のNHK視聴解約です。
http://www.asyura2.com/10/hihyo11/msg/527.html#c27

コメント [お知らせ・管理19] Tuffy遠山さん、タイトル規定違反です。ご理解いただけるまで投稿可能数を0にしておきます。 管理人さん
01. 2011年2月07日 09:48:39: qRUVJlMZAs
タイトル規定違反と思われます。

“あの”阿久根市ですら見限ったポピュリズム独走市長を、名古屋市民は間違いなく大差で選出し、 奈落の底に沈んでいきます。
http://www.asyura2.com/11/senkyo106/msg/683.html
投稿者 gataro 日時 2011 年 2 月 07 日 09:31:07: KbIx4LOvH6Ccw

投稿記事はすべて引用で、コメントがありません。したがって引用元記事のタイトルを記載するべきと思われます。
http://www.asyura2.com/10/kanri19/msg/546.html#c1

記事 [昼休み44] 菅内閣支持率、過去最低の21.3%
TBS系(JNN) 2月7日(月)5時36分配信

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20110207-00000004-jnn-pol

 調査は5日・6日に行いました。

 菅内閣を「支持できる」とした人は先月の内閣改造後、いったん回復しましたが、今回は7ポイントダウンして21.3%でした。これは菅内閣としては過去最低で、鳩山政権の末期とほぼ同じ水準です。一方、「支持できない」は先月より6.7ポイントアップして77.3%でした。

 先月末に強制起訴された民主党・小沢元代表の進退については、「少なくとも民主党を離党すべき」と「国会議員を辞職すべき」を合わせると8割近くに達し、「離党も辞職もしない」と表明した小沢氏の対応についても8割が「納得できない」としています。そして、民主党は小沢氏を党として「処分すべき」とした人は73%で、証人喚問についても72%が「行うべきだ」と答えました。

 一方、現在、国会で審議されている来年度の予算案とその関連法案については、75%が「年度内に成立した方がいい」と回答。菅総理が呼びかける「社会保障と税の一体改革」をめぐる与野党協議については、野党は協議への参加に「積極的であるべき」が62%、「慎重であるべき」は33%でした。

 また、TPP(環太平洋パートナーシップ協定)への参加については、「参加すべき」が去年11月の調査から8ポイントダウンし、5割を割りました。衆議院の解散総選挙の時期については、「直ちに」と「半年後」がともに増え、合わせると半数を超えました。そして、今、衆議院の総選挙があった場合、比例代表の投票先を聞いたところ、自民党が26%でトップ、続いて民主党が18%でした。

 最後に政党支持率ですが、民主党は5ポイント余り支持を減らし、政権交代前のおととし7月から続いたトップの座を自民党に譲りました。

(07日05:00)
http://www.asyura2.com/10/lunchbreak44/msg/706.html

コメント [経世済民70] 世の中全てイカサマ経済 いんきょ
23. 2011年2月07日 10:08:07: 7ISjS0XIxA
多少の好き嫌いはあると思いますが

橋本龍太郎
安部晋三
鳩山由紀夫
日本のリーダーとしてふさわしい優秀な方々だったと思います。
麻生太郎さんも嫌われていましたが政策は悪くなかったと思います。
中川昭一さんも首相候補として十分な逸材でした。
売国の清和会の中にだって、いい仕事をしたいという人もいるでしょう。

しかし、特に日本の自立を目指すと潰されてしまうのですよ。
皆さん、愛国心があると思います。
辞任する時の鳩山さんの怯えた表情は異常だと思いませんか?
おぼっちゃんだからプレッシャーに弱い?
安部さんも、無責任に政権を放り投げたのですか?
首相まで上り詰めた人々ですよ。通常よりは強い精神力を持っています。

自立を目指した首相が、100%殺害されて踏み越えてはいけない一線があり
それを踏み越えようとすると、「お前をいつでも殺せる」という、物凄い
プレッシャーがかかります。当然、家族だって「いつでも殺す」事が出来ます。
事故死、脳卒中、心筋梗塞、ヘリで宙づりで海に落とす、どれがいい?

小沢一郎は、リーダーシップがあるから大丈夫?

随分、前向きで、楽観的過ぎませんか?
家族のある1人の人間だけに全ての責任を押し付けるのは酷じゃないですか?
首相に、いい仕事をさせるのは、我々、国民の後押しが必要です。

沖縄の米軍を出て行かせるのも、日本の民意が90%を超えるという状況なら
鳩山を殺しても、次の首相で米軍は出て行かざるおえないので、その政策は
通るでしょう。

増税の前に、米国債を買うな、売れ。という民意が圧倒的なら、
ボンクラの首相でも「アメリカ様、すみません。国民全体の意見ですから」
と、アメリカ様にモノ申せます。

首相にリーダーシップを期待するのもいいですが、我々自身が、日本の民意を
作り上げていかねばなりません。身の回りの10人、100人に
「読売や大手マスコミの偏向報道はひどいね」
「今時、偏向報道の読売新聞を買っているなんて珍しいですね?」
「菅さんは小泉と似てきたね」
「読売と菅さんが、〇〇の政策を推進しているから、要注意だね」
「米国債売れば、増税なんてしなくても財源あるのに変だね」
「偏向報道の新聞を買うのを止めよう。スポンサーに問いただそう」
「〇〇議員さんは、この政策に賛成ですが、どういった理由で賛成なさって
いるのでしょうか?」

と、地道な作業が大切です。
http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/845.html#c23

コメント [マスコミ・電通批評11] 同性愛者のテレビ大量露出について DAGU
19. 2011年2月07日 10:23:47: 1bI51T5To6
楽しんごさんはラブ注入というギャグで愛を広げていらっしゃるようです。相方のパクリだそうですが、この際それでよかったと思います。
人が神になる段階で男性性と女性性との調和がとれてきて、調和した魂たちが増加しているためにテレビにも出てくることになったものと思われます。
私はマツコデラックスさんの礼儀正しい丁寧な言葉使いが好きですし、はるな愛さんの明るさがよいと思いますし、おすぎとピーコの繊細さがよいと感じています。自分にはないものを求めてしまうようです。
http://www.asyura2.com/10/hihyo11/msg/532.html#c19
コメント [マスコミ・電通批評11] 同性愛者のテレビ大量露出について DAGU
20. 2011年2月07日 10:28:07: 1bI51T5To6
戦場カメラマンさんは霊感をもっていらっしゃるのでしょうか?そんな感じがします。戦場カメラマンさんのゆっくりとした語りは相手に確実にメッセージを伝えようとする報道者としての在り方を教えてくれていると感じています。人の気持ちをしっかりと受け止めて丁寧な言葉づかいで相手にはなしかけているとこところには好感がもてます。
http://www.asyura2.com/10/hihyo11/msg/532.html#c20
コメント [社会問題8] 反社会的な物にキャンペーンを張らない大マスコミ まごころ日本
04. 2011年2月07日 10:32:28: zLg2Kl1OrI
法人の外部監査に法令に記載されていない権利関係があるがこういうところから、異常な行政、業態のたねがあるのであろう。他法令で明記されている権利関係ではあっても、法律家などというわりにこんなものだ。異様な脳化社会。
http://www.asyura2.com/10/social8/msg/274.html#c4
コメント [近代史02] サルはなぜサルか 1 _ 白人崇拝がタイ人を猿にした 中川隆
04. 中川隆 2011年2月07日 10:32:36: 3bF/xW6Ehzs4I : MiKEdq2F3Q

誰が私をこんな女にした _ 女は怖い

946 :吾輩は名無しである :2009/04/23(木) 00:05:49


アタシャ女だが、よくトルストイは女が描けるけど、ドストエフスキーはダメというのがいるが、それこそ、男の見方だよね。

ドストエフスキーのあのヒステリックで自虐的かつサディステックな女性群こそ、本物の女だぞ。もちろん誇張があるけど。

もてない男が描く理想像がトルストイの女たち。『戦争と平和』のナターシャにも、アンナ・カレーニナにもさっぱり感情移入できん。 私がトルストイですきなのは、いかに自分がブオトコで持てなかったかを綿綿と綴った『幼年時代』等の自伝的作品と、女は登場しない『イワン・イリッチの死』だけ。

小谷野敦はほんと、もてない男だな。 今度出した新書も、女がわからない男の見方という意味で面白いといえば面白い。

http://logsoku.com/thread/love6.2ch.net/book/1232204701/

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1. 映画「羅生門」_ 黒澤明にはわからなかった女性の恐ろしさ


監督 黒澤明
原作 芥川龍之介
脚本 黒澤明 橋本忍
撮影 宮川一夫
音楽 早坂文雄

キャスト(役名)
三船敏郎 (多襄丸)
森雅之 (金沢武弘)
京マチ子 (金沢の妻・真砂)
志村喬 (杣売)
千秋実 (旅法師)

http://www.youtube.com/watch?v=-K5RCVRDObM&feature=PlayList&p=0182B495522EBCE1&index=1
http://www.youtube.com/watch?v=CHVfccK_cRI&feature=PlayList&p=0182B495522EBCE1&index=2
http://www.youtube.com/watch?v=VH2fr_h-LKo&feature=PlayList&p=0182B495522EBCE1&index=3

http://www.youtube.com/watch?v=e83FEdYi4IY&feature=PlayList&p=0182B495522EBCE1&index=4
http://www.youtube.com/watch?v=I54So5Y2OAU&feature=PlayList&p=0182B495522EBCE1&index=5
http://www.youtube.com/watch?v=Rm9MLoifAS4&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=w-NczyX1ilM&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=JR5HAHR-X-I&feature=related


雨が激しく降りしきる荒廃した羅生門の下で、杣売と旅法師がうつむいている。

「わかんねえ・・・さっぱり、わかんねえ・・・」と杣売。

そこへ、雨宿りのため一人の下人が駆け込んできた。

「・・・わかんねえ・・・さっぱり、わかんねえ・・・」 

下人は二人に気づき近づいた。「何がわかんねえんだ?・・・」

旅法師「今日のような恐ろしい話は初めてだ・・・」 

杣売と旅法師は「こんな不思議な話は聞いた事が無い」と下人に話し始めた。

杣売 「3日前だ。わしは山へ薪を切りに行った。」 

森の中へ深く入って行く杣売。・・・

ふと足を止めた先に男が死んでいた。慌てふためき山を駆け下りた杣売は役所に届け出た。おりしもその頃、放免(警官)が一人の山賊を捕らえていた。山賊は山の中で武士とその妻に出会い、武士を殺し、刀を奪ったのだ。

旅法師は武士と妻の二人連れを数刻前に見かけていた。杣売と旅法師は検非違使の庭で証言するとともに、これからの奇妙な証言を聞くことになる。


検非違使の庭での証言(1)・・・・・・・・・・・・・・・・

多襄丸(山賊・・三船敏郎)の証言


俺が森の中で昼寝をしていると、通りかかった男女があった。その時、たまたま吹いた風で笠の垂れ布がひるがえり女の顔が見えた。瞬間的に俺は女を手に入れることを決めた。

後を付けて行き、男を「この先に刀などを沢山隠してある。安く売り渡したい」と騙し、離れた場所へ連れて行って縛り上げた。

そして女をそこへ連れて行った。すると女が短刀を抜き、いきなり切りかかってきた。俺はこんな気性の激しい女は見たことが無い。しかし、力の差は歴然。男の目の前で強姦してやった。・・・

俺が立ち去ろうとした時、しばらく泣いていた女が顔を上げた。

「どちらか一人死んで!私は生き残った男に連れ添いたい」

俺は男の縄を解き、戦った。男も立派に戦った(写真1)。そして俺が勝った。しかし、気が付いてみると女の姿はどこにも無かった。


検非違使の庭での証言(2)・・・・・・・・・・・・・・・

真砂(武士の妻・・京 マチ子)の証言

男は私を手篭めにした後立ち去りました。私はしばらく泣いていました。

そして、夫を見ると・・・・私はその時の夫の目を思い出すと、今でも体中の血が凍るような気がします・・・

その目は、私をさげすんだ冷たい光だったのです。

「やめて!そんな目で私を見るのは・・・」

「私を殺してください!」

私は短刀を差し出しました(写真2)。それでも夫は黙って私を見つめるだけで何もしません。

「止めて!そんな目で私を見るのは・・・」

私は恐怖と絶望のあまり気を失いました。・・・・・・

気がついたとき、夫の胸に刺さった短刀が冷たく光っていたのでございます。私はさまよい、池に身を投げましたが死に切れなかったのです。この愚かな私はいったい、どうすればよろしいのでしょうか。

下人「俺にも何が何だかわからなくなった」
 
杣売「嘘だ!あの女の話も、死んだ男の話も・・・」 

下人「死んだ人間が話すのか?」
 
旅法師「巫女の口を借りて話す。私には死人まで嘘を言うとは信じられない・・・・」

検非違使の庭での証言(3)・・・・・・・・・・・・・・

金沢武弘(武士・・森 雅之)の証言:ただし、死人のため巫女の口を借りて

男は妻を手篭めにすると、そこに腰をおろし色々妻を慰めだした。

「自分の妻になる気はないか。俺はお前のためならどんなことでもする」

その時、うっとりと顔を上げた妻の顔・・・私はあの時ほど美しい妻の顔を見たことが無い。その時妻は何と返事をしたか。

「どこへでも連れて行ってください・・・」

二人は立ち去ろうとした、その時だ、あ〜・・・これほど呪われた言葉が一度でも人間の口を出たことがあろうか・・

「あの人を殺してください!」

妻が私を指差して言ったのだ(写真3)。

「あの人が生きていては、私はあなたと行く訳にはまいりません。あの人を殺してください!」

男はそれを聞くと妻を突き飛ばし、足で踏みつけた。

「おい、この女をどうするつもりだ。殺すか?助けるか?」 

私はこの言葉で男の罪は許してもいいと思った。
「きゃー!」妻は隙をみて逃げた。男が追ったが、やがて見失ったらしく戻ってきた。そして、刀を奪うと立ち去ってしまった。

私は妻の短刀で自分の胸を刺した・・・・・・
静かだ・・・・
やがて、そっと誰かが近づき私の胸から静かに短刀を引き抜いた・・・・・・・・


「嘘だ!男の胸に短刀など無かった!あの男は太刀で刺されたんだ!」と杣売。

下人「おめえはどうやら一部始終を見ていたらしいな。話せよ」


杣売の証言(4)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

杣売(焚き木売り・・志村 喬)の証言

多襄丸は女の前に手をついて謝っていた(写真4)。

「俺の妻になってくれ!妻になると言ってくれ!」

多襄丸はしつこく迫った。やがて、女が言った。

「無理です。女の私に何が言えましょう」

「そうか、男同士で決めろというのだな」

多襄丸は武士の縄を解いた。

「待て!俺はこんな女のために命を賭けるのはごめんだ。」

と武士は妻に言った。

「二人の男に恥じを見せ、何故自害しようとせん!・・・こんな女は欲しけりゃくれてやる!」

多襄丸も急に嫌気が差し、立ち去ろうとした。

「待って!」と女。

「来るな!」

再び女の号泣。

「泣くな!」と武士。

「まあ、そんなに未練がましくいじめるな。女は所詮このように他愛無いものなのだ。」と多襄丸。

泣いていた女の声がいきなり狂ったような嘲笑に変わった。


「ハハハハハハッ・・・他愛無いのはお前達だ!・・・

夫だったら何故この男を殺さない!

賊を殺してこそ男じゃないか!・・・

お前も男じゃない!

多襄丸と聞いた時、この立場を助けてくれるのは多襄丸しかないと思った。・・・
お前達は小利口なだけだ。・・・

男は腰の太刀に賭けて女を自分のものにするものなんだ!」


まったく面目のつぶれた二人は、刀を抜いた。男達は口ほどにも無くだらしない。お互いを怯え、剣を交えるやさっと逃げる体たらくである。しかし、多襄丸がやっとの思いで武士を刺した時、女は悲鳴を上げて逃げ去った。多襄丸にはもはや、女を追う気力は無かった。

下人「どうやら今の話が一番本当らしいな」
 
杣売「わ、わしは嘘は言わねえ」 

下人「だが、どこをどう信じようって言うんだ!」


その時、羅生門の奥の方から赤子の泣き声が聞こえてきた。行って見ると捨て子だ。下人はすかさず赤子の脇に添えてあった着物を持ち出した。「何をする!」杣売が下人に掴みかかった。

下人「へっ、こうでもしなきゃ、生きていけねえ世の中だ。そういうおめえはどうなんだ!検非違使の目は誤魔化せても俺は誤魔化されねえぞ!あの女の短刀はどうしたんだ。てめえが盗まねえで誰が盗むんだ!」 
杣売「・・・・」
 
「どうやら、図星らしいな」下人は悪態をつき、嘲笑いながら、まだ雨が降りしきる中を立ち去った。

羅生門の下、赤子を抱いた旅法師と杣売がぼんやり立ち尽くしている。

やがて雨が止んだ。杣売が旅法師の抱く赤子へ手を差し出した。とっさに身を引き、

「この上、この子から身包み剥ぐつもりか!」と旅法師。
 
「・・・・うちには子供が六人いる。六人育てるも七人育てるも同じ苦労だ・・・」

旅法師「・・・私は・・恥ずかしいことを言ってしまったようだな」と赤子を杣売に手渡す。

「無理もねえ、今日という今日は、人を信じられねえのも無理はねえ」

杣売が赤子を抱き上げた。旅法師は言った。

「お主のおかげで私は人を信じていくことが出来そうだ」

杣売が赤子を大事そうに抱えて羅生門を後にした。その姿に雨上がりの薄日が差していた。

@日本映画の最高傑作_黒澤明「羅生門」


この日 ヴェネチアでは “ヴェネチア国際映画祭” が フィナーレを迎えようとしていた。グランプリ(金獅子賞)をはじめ、全受賞作がつつがなく選出されたが、その裏で “前代未聞のとんでもない騒ぎ” が持ちあがっていた。

祝福されるべき最高の栄誉「サンマルコ獅子像」を満場の拍手とともに受けとるはずの関係者の姿が、どこをどう探しても見当たらないのだ。

見事 金獅子を射止めたのは 「羅生門」という日本映画だった。 ところが 信じられないことに、プロデューサー、監督、俳優など関係者は ひとりとして ヴェネチアに来ていなかった。 しかし、そもそも どうしてこういう事になったのか?

話は その年の春にさかのぼる。

ひとりのイタリア人女性が、東京を拠点に精力的に活動していた。イタリーフィルム社長、ジュリアーナ・ストラミジョリ女史である。彼女の仕事は、イタリア映画を 日本に売り込むことであった。大戦直後に起こった空前の「ネオ・レアリズモ」ブームの中、彼女は 多くの利益をイタリアにもたらした。そんな経緯から、彼女の伊映画界への発言力は増していた。

また、伊映画を愛してくれる日本国民への謝意を表す意味でも、欧米に 日本映画の良作を紹介してあげようか、と考えたのはごく自然の成り行きだった。

1951年6月、ヴェネチア映画祭への出品作を探していた女史は、何本か観るうちに 「羅生門」 にぶつかった。運命の出会いだった。

ベリッシモ! (何て素晴らしいの!) こんな美しい映画 観たことないわ。ぜひとも 世界に紹介したい。


胸の高鳴りを押さえることが出来ない彼女は、すぐさま 大映に対し (映画祭への) 出品を要請した。 ところが なぜか 大映・永田社長は出品に消極的で、「イタリアの国際映画祭に出したい? 何のために? 日本の映画が海外で評価されるなんて 有り得んだろう。出したところで、恥をかくのがオチだ。

英語・イタリア語の字幕を付けるための費用が要る?

そんな金は出せないよ。 まさか詐欺じゃないだろうね。ま、いずれにしても 今回は遠慮させてもらうよ」

と冷ややかな対応に終始した。 永田のこの対応に落胆した女史だったが、やはりどうしてもあきらめることが出来なかった。思い悩んだ末、“熱血行動派”の彼女は 大胆な行動に出た。自費で英語字幕をつけ、秘密裏にヴェネチアに送ったのだ。

いくら映画芸術に通じた者でも、よほどの映画愛がなければ こんなことは出来ない。そして、ストラミジョリ女史は 「熱血慧眼の映画人」だった。
彼女の眼がいかに鋭かったかは、“金獅子”の獲得によって見事 証明されることとなる。

日本には名誉とか栄光に全く無関心な、クロサワという大変な実力の映画人がいる。

湖に巨石が投じられ、そのすさまじいエネルギーは、次々に大きな波紋を作り出していった。

「ジャパンのクロサワ」への世界の映画人からの尊敬ぶりは、“ヴェネチア事件”をきっかけに、日本人の想像を超えたものになっていく。 映画祭に顔を出していた フェデリコ・フェリーニという新人監督は、「羅生門」観賞後 しばらく興奮が収まらなかった。

「ブラーヴォ! すごいものを見たぞ!」
 
「クロサワという日本人が作った凄い映画を この目で見たんだ!」

と 辺り構わず大声で話し続け、周囲にたしなめられた。 彼にとって 「羅生門」 の衝撃は大き過ぎたのだ。この映画祭で見た奇跡について話すとき、この純情な男の眼から涙があふれ 流れ落ちた。

その後も、イタリーフィルムの ストラミジョリ女史が日本から帰国するたび 頻繁に彼女のもとを訪れたフェリーニ青年は、質問攻めにすることがたびたびだった。

「クロサワとはどんな男? どんな顔をしてる?」

その質問は 子供のそれと変わらなかった。ストラミジョリには、そんなフェリーニが可愛らしくも思えた。 彼女は、クロサワの他作品も観たいと熱望する彼のために、1本の映画を日本から直送し、“個人上映会” を開いた。映画のタイトルを 「白痴」といった。

映画鑑賞後のフェリーニの様子は、またしても尋常ではなかった。泣きはらして充血したその目は、異様な光を帯びていた。映画は、彼にとって 「羅生門」 以上の衝撃だったのだ。

1954年、フェリーニの最初の傑作 「ラ・ストラーダ」(邦題 「道」)が公開され、世界に大きな衝撃を与えた。「白痴」のムイシュキンは ジェルソミーナ となって、このイタリアの地に甦ったのだ。

「道」 から28年が過ぎた1982年9月、ヴェネチア国際映画祭創立50周年を記念して設けられた 獅子の中の獅子賞(歴代グランプリ中の最高傑作)として、満場一致で「羅生門」が選出された。 選定にあたって諮問を受けたフェリーニは こう述べた。

「我々映画人はクロサワから多くのことを学んだ。クロサワは映画界にとって最大の恩人である。どれだけ感謝しても足りるものではない。

映画祭50周年にあたり、最も優れた映画を1本選べというなら、私は迷わず「羅生門」を推挙する。

この偉大な映画を世界で最初に見出したのが、わがヴェネチアだったという事実は、イタリア人にとって何よりの名誉である」

http://white-knight.blog.so-net.ne.jp/2007-02-01


黒澤伝説はここから始まった


“羅生門”は今では日本文化・芸術を代表する作品の一つになってしまった、と言っても過言ではないと思います。 外国人のほうが日本人より鑑賞眼があるーなどど言う気は毛頭ありませんが、こと“羅生門”に関して言えば、“よく分からない映画”という評論が支配的だったという国内の状況より、国際映画祭の批評家たちの方が慧眼だったーと言えるのではないでしょうか。 世界人類が共通に抱えている問題を画期的な映像表現で描き出し、その世界的価値に日本人自身が気が付かなかったわけですから。

同じ事象でも、見る人によって感じ方、捉え方がまったく違うーという、言ってみれば20世紀後半のポストモダニズムを先取りしているわけですが、そんな小難しいことを言わずとも、人間の本質に切り込む先鋭的な内容をめくるめくような映像美でとらえたエンターテイメントとして現在でも通用すると思います。 

実は私、アメリカの大学で“映画史”の授業を二度取った事があるのですが、いずれの場合も“羅生門”が上映された時の、学生たちの画面に食い入るような反応が忘れられません。 “国民の創生”とか、“戦艦ポチョムキン”や“市民ケーン”といった欧米の歴史的名作が上映された時とは、ディスカッションの場においてもみんなの熱の入りようがまるで違っていました。 

それらの作品が映画史においては、技術的・理論的な革新をもたらしたのに過ぎないのに対して、“羅生門”のもつ、人間の心の闇に肉薄する答えのない問いかけーという内容は時代が変わっても古びることがないのだと思います。 基本的に、古いものーそれも昔の外国映画などにまったく興味の無いアメリカの一般の若者たちに引き起こしたあの反応は、この作品の持つ底知れぬ力を純粋に証明するに足るものではないでしょうか?

http://www.amazon.co.jp/%E7%BE%85%E7%94%9F%E9%96%80-DVD-%E9%BB%92%E6%BE%A4%E6%98%8E/dp/B0014IMRQM


日本映画が世界を驚かせた端緒となった作品です。実際、今見ても非常に見事な作品だと思います。物語は神話的であり、それ故、普遍性に満ち、黒澤作品の中でもこれから評価が高まるでしょう。

映画は、冒頭の篠付くような豪雨に、半壊した大門、羅生門の描写から、異様な予感をはらみます。これだけで断然たる出来です。 そして最初のセリフが

「わからない。さっぱりわからない」

と来る。いきなり映画のテーマ、結論を言ってしまっているんですが、その後の映像が見事なので、まったく退屈しない。

呆然と空を見上げるシーンから登場する三船は、唐突に狂騒的な笑いを発し、森を駆ける様は野生そのものです。 その三船が女の手を引き、森を疾走するだけでスリルが高まります。

京マチ子の体現した、女の性の際どさと、刃の鋭さ、その毒性の濃厚さ。そう言えば近年、このレベルの高度なエロティシズムは見かけませんね。

その時の感情と共に、幾たびも幾たびも姿を変えては再生される「客観的と主張される記憶」この人として内包する根源的な矛盾を突き、「羅生門の鬼ですら、人の恐ろしさに逃げ出した」という深遠を問うことに成功したから、この映画は永遠の命を得たのだ、と思うのです。

http://harukun1147.cocolog-nifty.com/firosofianholiday/2008/04/post_4dcf.html

Machiko Kyô Recuerda "Rashomon"
Kyô -chan, keep your eyes open!!
http://www.youtube.com/watch?v=GxS9KVu876k


時代は平安時代、能を取り入れた伝統の様式美・・・・これでは「王朝絵巻のような 時代がかって退屈な映画」 以外の具体的イメージを持てというほうがムリだ。

封切り当時、多くの観客が、そんな先入観で頭を一杯にして映画を観、そして裏切られた。 でも、不思議なことに 客の入りは悪くなかった。ほとんどの映画館が満員だったという記録が残っている。(不入りだったというのは、後から作られた“伝説”です)

人々の “満足” は別の所にあった。 映画を観た人の口伝えに、三船敏郎と京マチ子の扇情的なキスシーンやレイプ場面が 密かに話題になっていたのだ。人々は、まるで “成人映画” を観る感覚で「羅生門」を観に行き画面にくぎ付けになった。

じつに、「羅生門」は “ケモノの匂い” のする映画だった。 盗賊多襄丸を演じる三船敏郎の、日本人離れしたエネルギッシュでギラギラした野性。

人妻・真砂を演じる京マチ子の、西洋人のようなグラマラスな肉体。盗賊が女を犯す場面やキスシーンの欲望むき出しの刺激的演出。 しかも、全編にわたって流れる音の基調は “ボレロのリズム” だ。当時の観客からすれば、どこをどう探しても“日本的情緒の片鱗”さえ見いだせないこの映画に心底面くらい、“真のねらいや価値”について考える余裕など持てなかったのである。

そう、すべては “タブー”だったのだ。 夏の太陽にカメラを向けることも、ギラギラした欲望を大胆に解き放つことも。そんな黒澤の野心的演出に、保守的な批評家たちは内心面食らったのだろう。

http://white-knight.blog.so-net.ne.jp/2007-02-01

 黒澤はの土砂降りのシーンを撮影するにあたり、雨に墨汁を混ぜて重い質感を出したという。さらにこの場面に凄まじい迫力を加えるために、消防車三台の出動を求めて消化ホース5本を使用。屋根には放水装置を施して、瓦の壊れから滝のように落下する雨を表現した。さらに、門の周囲に掘つた溝には水槽タンクから大量の水を一気に流し込んで溝に溢れる豪雨の感じを出し、しかも万全を期するためにわざわざ雨の日を選んで撮影を行なうという凝りようだった。このことは"日本映画史上類を見ない大胆な撮影"として、今も語りつがれている。

 この他にも、羅生門の屋根瓦を作るために、新たに焼きあげた瓦の数が4000枚、その一つ一つに「延暦寺十七年」と年号が刻まれていたとか、羅生門のセットが大き過ぎて上部の屋根を作つたら柱がささえきれないから、屋根を半分壊した形にしたとか、黒澤の偏執狂的な映画製作に関するエピソードは尽きない。

 その飽くなきこだわりがことごとく映画に独特の雰囲気を醸し出し、この名作が誕生するに至った。

 なお、カメラ技法における工夫も多く、中でも有名なものは"ギラギラと輝く太陽を望遠レンズで映す"という手法だった。当時は太陽にカメラを向けることはフィルムを焼き切る可能性があったため、一般的にはタブーとされていたのだが、この難題に敢然と挑戦したのが撮影担当の宮沢一男だった。

彼のカメラは森の奥深くに入り込み、大きな反射鏡を利用しながら、木々の間から見え隠れするギラついた太陽を延々と追いかけ、それによって照り付ける陽光と乾いた森の雰囲気を遺憾なく描写することに成功した。この技法が映画公開時、世界の批評家から絶賛され、「黒澤は太陽を初めてカメラにおさめた」という有名な賛辞が生まれた。

 当時の映画界の巨匠、溝口健二のキャメラマンとしても名高い宮川一男は、「色を使わずに、白と黒の間にある無数の鼠色の濃淡によってみるものに色を感じさせる」という黒澤の演出に対しても、独特の水墨画感覚で応じた。雨の“黒”と検非違使庁の庭に敷かれた砂の“白”との絶妙な対比、木樵りが森を歩いていくシーンでの木々の微妙なコントラスト、木漏れ陽の輝き、斧の刃にきらめく日光、何とも豊穰な映像表現である。

 他にも、当時としてはまだ新しいテクニックだったパン・フォーカス(近景と遠景と同時にピントを合わす技法)が、随所に使われていることも見逃せない。

 さらにこの作品にはおびただしい数のカットつなぎ(画面と画面の切り返し)が施されている。評論家のドナルド・リチー氏によれば、映画の本体だけで408ショット、これは普通の作品の二倍以上にもなるという。しかし観客はショットの多さで気が散るようなことはない。それどころか、ともすると単調になりがちなストーリーに言い知れぬ躍動感を生みだしている。  黒澤のこの天才的な編集が、「七人の侍」をはじめとするのちの彼の作品に確実に受け継がれていることは言うまでもない。

「羅生門」は戦後間もなく公開され、51年度ヴェネチア映画祭グランプリ、52年度アカデミー賞最優秀外国語映画賞に輝いた。この受賞が当時、敗戦の痛手の中で何もかも自信を失っていたわが国の人々に与えた衝撃と希望は計り知れないものが合ったという。

 海外で高く評価された理由としてさまざまな要因が云われているが、あの時代にこういった観念論的な裁判劇を世界に先駆けて生みだした黒澤の先見性こそが、その最たる理由であったことに今や疑いの余地はない。 「羅生門」はまさに日本映画を黒澤の名とともに世界に送り出した記念すべき「門」でもあった。

http://www.asahi-net.or.jp/~ij9s-ucym/rasyoumon.html


世界の「ミヤガワ」  

宮川一夫は、映画監督として世界の「クロサワ」と呼ばれる黒澤明と同じで、映画撮影技師として世界の「ミヤガワ」と称された、偉大な映画カメラマンです。彼の作風は、溝口健二や黒澤明などの名監督の作品において大きな役割をはたしました。宮川のカメラワークなしには、溝口も黒澤も世界の映画コンクールで数々の栄誉には輝かなかったと言っても過言ではありません。今回は、この宮川一夫の撮影テクニックと映画において表現された宮川芸術を紹介します。


カメラマンの丁稚奉公

1908年生まれの宮川は、昭和元年に、ふとしたことがきっかけで映画の世界に足を踏み入れました。当時、スチルカメラに興味を持っていた宮川青年は、友人が日活撮影所にいた関係で、しばしば彼にフィルムの現像を頼みました。その見返りとして日活野球部の助っ人をしているうちに、撮影所の仕事を手伝うようになりました。現在のようにカメラマンの専門学校があるわけではありませんから、3年間の現像処理の仕事に続き、その後12年間の撮影助手、例えば、カメラのピントのみを手動で合わせるピントマンを経験し、晴れて撮影技師になることができました。この時の15年間の修行が宮川にとって、撮影テクニックの基本を習得する場であったと後に述べています。サイレント時代からカメラマンをしていた宮川の作品の多くは、白黒です。彼は映画作品だけで、136の作品にカメラマンとして関わりましたが、その半分以上がモノクロ作品でした。しかし、その単色の作品で最も色を感じさせることのできる色調を出せたのは、世界において宮川カメラマンをおいて他にいません。

日本の水墨画を感じさせるカメラワーク

宮川が撮影でこだわったのは、鼠(ねずみ)色です。白黒映画は単純に言えば、白と黒の2階調ですが、鼠色には無限の色があるというのが彼の持論でした。

宮川に日本画を教えた先生が、彼に絵の具を一切使わせなかったため、彼は鼠色の中で自然の色を表現しようと努力しました。その教えが後のカメラワークに多大な影響を与えています。白黒映画は、その色の階調から光と影の表現が重要でした。従って、光と影のコントラスト、その中間に位置する鼠色の表現方法により、作品の雰囲気が大幅に変わりました。

カラー時代のカメラワークが、動きやカットの仕方に重きを置いているのと比べて、白黒時代は、光と影のコントラストをどう表現するかにより、硬調か軟調かの絵作りを監督や脚本家も含めて、論じられました。そのためか、カメラマンの技量や美的センスがより作品に反映されたのも事実です。宮川はモノトーンで自分が育った京都の色彩を出していたと言っています。


「羅生門」で見せたカメラワークの芸術

1950年の作品、「羅生門」は黒澤監督にとっても、宮川にとっても、ターニングポイントとなった作品です。もともと軟調指向の宮川のカメラワークは、ダイナミックな絵作りを目指す黒澤とは相容れない部分がありました。監督から「太陽を画調としてどう考えるか?」という難題を投げかけられて、宮川が答えたのは、「白と黒と鼠、この3つの色でこの映画を撮りたい」というものでした。

監督は了解し、最初の難題が、「羅生門」の話の中で、主役となる盗賊と暴行を受ける侍の妻との抱擁シーンでした。2人のバックに太陽が背景に映っているコントラストの強いカットを望んだのです。

しかし、一般に太陽を大きく撮るには望遠レンズが必要ですし、通常、人物を撮るのは標準レンズです。ズームカメラなどない時代ですから、ほとんど手作りの手法を編み出すしかありません。そこで考えられたのが、25メートルの高さのやぐらの上で三船敏郎と京マチ子の2人に演技してもらい、それを下から太陽を背に撮りながら絞りを最小にして、2人と太陽をくっきりと撮影しました。

何のことはない原始的な方法ですが、必要に応じて様々な撮影方法を試しました。批評家から絶賛された薮(森)のなかのシーン。例えば、三船が延々と薮の中を走りまくるシーン、森の中の木洩れ日や風にゆれる木の葉の影など、海外のカメラマンを驚嘆させました。

タネを明かせば、延々と走っているのは同じところで、カットにより走り続けるように見せたのです。三船が走る前に現れる木の葉は、撮影助手がレンズの前に枝を置いたもの、森の中での影の絞り込みは、鏡に光を反射させて陰影を表現したもの、すべて宮川のスタッフが手作りで表現した特殊効果など一切ない世界です。

このような絶え間ない努力と工夫が、黒澤の作品を色彩感が強いダイナミックな作品に仕上げました。そして結果が、翌年のベネチアの映画祭におけるグランプリ受賞です。


フィルム1コマの集中

宮川が後輩のカメラマンに残した言葉で、意味深いものがあります。要約しますと「映画の1コマに集中する情熱。例えば、茶碗一つ取るにしても、そこに暖かな雰囲気をだす細かな神経が必要である。脚本を読んで、それが熱いお茶か冷たいお茶かをきちんと描くことが大事である」

さらにこう続けています。「手作りで1コマ1コマ描くというと、時間がかかってしょうがないと言うが、それは違う。カメラを構えて、1コマにいかにスタッフの思いを注ぐか、時間がかかるものではない。そういう見極め方や、内容の把握の仕方がとても大切なのです」

確かになにを創るにも、作者の思いがなければ、たとえ技巧的に優れていても、結果はつまらないものになりがちです。物の見極め方や内容を把握する力は、実は普段からの旺盛な好奇心や学習から得られるもので、長い時間をかけて身につくものです。勉強家で芸術に造詣が深かった宮川だからこそ、あの独特で美しい映像が表現し得たと言えるでしょう。そういう意味でも、宮川一夫は世界的に傑出したカメラマンでした。(nao)

宮川一夫の略歴

本名宮川一雄 1908年(明治41年)2月25日、京都市生まれ。京都商卒業後、18歳で日活京都へ現像部助手として入社する。撮影技師(カメラマン)昇進第1作は「お千代傘」(尾崎純監督)。43年(昭和18年)の「無法松の一生」(稲垣浩監督)の美しい映像で高い評価を得て、溝口健二、黒沢明、小津安二郎、市川崑監督ら巨匠の作品を撮影し始める。

黒沢監督との初コンビ「羅生門」(50年)は、日本映画史上初の国際賞となるベネチア国際映画祭金獅子(きんじし)賞を受賞。

「雨月物語」(溝口監督)は英国エジンバラ芸術祭で最高賞受賞。

「用心棒」(黒沢監督)などでNHK映画賞撮影賞。「おとうと」「はなれ瞽女(ごぜ)おりん」「瀬戸内少年野球団」などで毎日映画コンクール撮影賞など、受賞多数。

78年に紫綬褒章、83年に勲4等旭日小綬章。92年(平成4年)には山路ふみ子文化賞、川喜多賞を受賞。映画134本、テレビ映画8本を撮影。宮川最後の作品は篠田正浩監督の「舞姫」(89年)。

http://www.mozartant.com/Jordan/Movie_Play/Miyagawa_camera.htm


世界の映画作家が溝口作品に注目し、フランスのヌーベル・バーグ作家たちに強い影響を与えたのが、一般に“ワンシーン・ワンカット”と呼ばれる長回しの手法である。

 溝口健二登場以前は、モンタージュ理論に代表されるように、細かなカットを積み重ねて一つのシークエンスを積み立てるのが定石だった。しかし溝口は、カットを切ることによって俳優の演技が寸断されることを嫌い、芝居を持続させることを望んだ。彼は、カットを短く切り返して見せると訴え方が弱い、という意味のことを自ら語っている。

 また、溝口は移動撮影やクレーンからの撮影を積極的に取り入れ、特にクレーンを好んだ。戦中の『元禄忠臣蔵』では、舞台演劇的な動きの少ない場面で演者の周りを移動撮影して独得の荘重なリズム感を生み出し、作品を死の静謐から逃れさせることに成功する。のちの『西鶴一代女』や『雨月物語』等では、登場人物や観客の感情を反映したようなカメラの動きがあり、観客が作品世界に没入するのを助けた。

 戦後、大映に入ってからは名カメラマン宮川一夫(1908-1999)を得た。彼は移動・クレーン撮影において超絶的な技巧を発揮し、『雨月物語』では全体の約七割をクレーンで撮影して幽玄な雰囲気を生み出し、ワンシーン・ワンカットの手法を完成させたと評された。

『新・平家物語』では冒頭の群衆シーンを自在に動く視点からの長いワンカットで撮り、一見して信じられなかったジャン=リュック・ゴダールやフランソワ・トリュフォーは映写室に入ってフィルムを確かめたという。
http://www.fsinet.or.jp/~fight/mizoguchi/01.htm


志村喬が語る三人のシーン

ベルイマンを含め欧米の映画人が驚愕したのは特にこのシーンの台詞による逆転劇の連続とその映像・カットの素晴らしさ。そして美しい美しい三船敏郎・京マチ子・森雅之。  

『羅生門』の名セリフは一杯あるが、一番素晴らしいのは杣(そま)売り役の志村喬が真実として語る第四においての以下の真砂役の京マチコが話すセリフだ。英語ヴァージョンで。 言葉の凄さをこれほど著したセリフは映画史上でも稀ということができる。


(侮辱された夫:森雅之に向かって)

It's you who are weak.

If you are my husband, why don't you kill this man?

Then you can tell me to kill myself.

That's a real man.

You're not a real man either.


(多襄丸:三船敏郎 も向かって)

When I heard you were Tajomaru, I stopped crying.

I was sick of this tiresome daily farce.

I thought, ''Tajomaru might get me out of this.''

''If he'd only save me, I'd do anything for him.''

I thought to myself.

But you were just as petty as my husband.

この言葉によって、二人の男から侮蔑のどん底にまで落されていた京マチ子は蘇り、二人の男は殺し合うことになる。宮川一夫のカメラと三人の演技とこのセリフのシーンは何回観ても唸ってしまう。


以下が夫の辱めの言葉:

Hold it!

(待って)

I refuse to risk my life for such a woman.

(俺はこんな女の為に命を掛けるのは御免だ)

You've been with two men. Why don't you kill yourself?

(二人の男に恥をみせて、何故自害しようとはせぬ)

Hopeless.

(あきれ果てた女だ)

I don't want this shameless whore.

(こんな売女は欲しくない)

You can have her.

(呉れてやる)

At this stage, I'd rather lose her instead of the horse.

(今となっては こんな女よりあのあしげが盗られる方が惜しい)

京マチ子が語るところでは森雅之の蔑んだ冷たい眼差しのところが最高です!:

Even now, when I think of his eyes,
My blood turns cold in my veins.

What I saw in them was neither anger,
nor sorrow,
a cold lgiht, a look of loathing..

Don’t
Don’t look at me like that.
It’s too cruel.
Beat me,
kill me, but don’t look at me like that.
Please stop.
Now, kill me.
Kill me at once.


私はその眼を思い出すの、
今でも体中の血が凍るのを思い出します
夫のその眼の中に閃いていたのは怒りでもなく
悲しみでもなく
ただ私を蔑んだ冷たい光だったのです

止めて
そんな眼で私を見るのを止めて
あんまりです
私はは打たれても、
いいえ、殺されても構わない。 でも、でもそんな眼で私を見るのはあんまりです。
さあ 殺してください。 ひとおもいに私を殺してください。
http://d.hatena.ne.jp/tougyou/20070920/p3


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A しかし、黒澤の「羅生門」は何かがおかしい_この映画を欧米人しか評価しなかった理由1


橋本忍は、黒澤の助監督であった野村芳太郎(『砂の器』監督)に尋ねた。

「黒澤さんにとって、私、橋本忍って、いったいなんだったのでしょう?」

野村「黒澤さんにとって橋本忍は会ってはいけない男だったんです」

  「そんな男に会い、『羅生門』なんて映画を撮り、外国でそれが戦後初めての賞などを取ったりしたから、映画にとって無縁な、思想とか哲学、社会性まで作品へ持ち込むことになり、どれもこれも妙に構え、重い、しんどいものになった」

橋本「しかし、野村さん、それじゃ、黒澤さんのレパートリーから『羅生門』、『生きる』、『七人の侍』が?」

野村「それらはないほうがよかったのです」

  「それらがなくても、黒澤さんは世界の黒澤に。。現在のような虚名に近いクロサワではなく、もっとリアルで現実的な巨匠の黒澤明になっています」

  「僕は黒澤さんに二本ついたから、どれほどの演出力。。つまり、力があるかを知っています。彼の映像感覚は世界的なレベルを超えており、その上、自己の作品をさらに飛躍させる、際限もない強いエネルギッシュなものに溢れている。だから。。。いいですか、よけいな夾雑物がなく、純粋に。。純粋にですよ、映画のおもしろみのみ追求していけば、彼はビリーワイルダーにウイリアムワイラーを足し、2で割ったような監督になったはずです」

  「ビリーワイルダーより巧く、大作にはワイラーよりも足腰が強靱で絵が鋭く切れる。その監督がどんな映画を作るのか。。橋本さんにもわかるはずです。。。文字どおり掛け値なしの、世界の映画の王様に。。橋本さんはそうは思いませんか?」

字を書く職人であれ。伊丹万作はこのことを橋本忍に何度も述べたそうだ。
橋本忍は、シナリオライターとは職人である、芸術家であろうとおもうな、という戒めであると解釈した。

1946年9月21日肺結核で伊丹万作死す。橋本は伊丹の死を、新聞の死亡欄を読んで知った。

橋本が療養所で最初に書いたシナリオ『山の兵隊』を、伊丹万作に送ったのは療養所を無断退院して姫路でサラリーマンをしていた頃。1942年のこと。伊丹からは丁寧な返書が来た。橋本は京都に伊丹を尋ねて指導を受けた。シナリオは会社までの通勤電車で書いた。

伊丹万作法要の席で、伊丹の奥さんが伊丹万作の助監督を務めた佐伯清を紹介した。佐伯は黒澤明と知人であった。この縁で、橋本の書いたシナリオ『雌雄』に黒澤が目をつけた。が、このシナリオは短すぎる、と黒澤が言う。芥川の『羅生門』を追加することを伊丹が提案した。

http://furuido.blog.so-net.ne.jp/2008-05-05

橋本 忍(はしもと しのぶ、1918年4月18日- )は、昭和期の脚本家、映画監督。男性。兵庫県神崎郡鶴居村(現・神崎郡市川町鶴井)に生まれる。

中学校卒業後、1938年応召したものの、粟粒性結核に罹り、療養生活に入る。シナリオに興味を持ち、伊丹万作のもとに作品を送り、指導を受ける。伊丹死去後、上京し、伊丹夫人より佐伯清監督を紹介される。

1949年、芥川龍之介の短編小説『藪の中』を脚色した作品を書く。
伊丹死後、未亡人が伊丹の手元にあった橋本脚本を佐伯に渡し、黒澤明がそれを譲り受ける。黒澤は『藪の中』の脚色作品に注目、黒澤の助言により芥川の同じ短編小説『羅生門』も加えて完成。

この脚本を基に翌1950年黒澤が演出した映画『羅生門』が公開され、橋本忍は脚本家としてデビュー。同作品はヴェネチア国際映画祭グランプリを受賞するなど高い評価を受けた。

◆映画『羅生門』のアイデアは突発的に・・・

「あんたの書いた、『雌雄』だけど、これ、ちょっと短いんだよな」

「じゃ、『羅生門』を入れたら、どうでしょう?」

「羅生門?」

「じゃ、これに『羅生門』を入れ、あんた、書き直してみてくれる?」

「ええ、そうします」

同じ不条理ではあっても、真相は分らないとするテーマから、人間とは得手勝手なものであるとするテーマへの移行が感じられ、映画全体を少し難解で分りにくいものにしている。

http://book-sakura.cocolog-nifty.com/blog/2008/04/2006_4e39.html


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B しかし、黒澤の「羅生門」は何かがおかしい_この映画を欧米人しか評価しなかった理由2


芥川龍之介「藪の中」を読む 植島 啓司


01 男と女

 男と女のあいだで隠し事をしないというのはなかなかむずかしい。この世で起こるほとんどの事件が男女の問題と深くかかわっているわけだが、それは男女の関係のうち3割くらいに嘘が混じっているからではなかろうか。そこに「事件」が入り込む隙間が生じるのである。自分ではそうと意識しないで嘘をついていることもあるし、相手のためを思ってのこともあるだろう。しかし、皮肉なことに、この嘘がからんだところに恋愛のもっとも甘美な部分がひそんでいるのである。なにも正しいことだけが必要とはかぎらないし、それではかえって社会はうまく動かないかもしれない。あえて言い切るならば、恋愛というものも嘘がなければ成立しないのではないか。そうなってくると、実際のところ、いかに相手に誠実かということよりも、いかに相手に寛容でいられるかが、愛情のバロメーターになるのかもしれない。


02 謎

 山科の藪の中で、夫婦が盗人(多襄丸)に襲われ、縛られた夫の前で妻はレイプされる。そして、残るは夫の死骸のみ。殺されたのは金沢の武弘26歳、妻は真砂19歳、彼女は「男にも劣らぬぐらい勝気な女」で「まだ一度も武弘のほかには、男を持ったことがない」(媼の話)。妻・真砂を凌辱した盗人はそのまま逃げ去ろうとしたのだが、妻に「あなたが死ぬか夫が死ぬか、どちらか一人死んでくれ。二人の男に恥を見せるのは死ぬよりつらい」と請われ、夫を殺害する(多襄丸の白状)。遺留品は「一筋の縄」と「櫛」のみ。殺された夫の死霊が巫女の口を借りて語るところによっても、彼女はやっぱり「あの人を殺して下さい」と言ったということになる(武弘の死霊の物語)。ところが、後に清水寺に現れて懺悔した妻によれば、「我知らず何か叫んだぎり、とうとう気を失ってしまいました」となり、何を叫んだのかは不明のままとなっている(真砂の懺悔)。いったいそこでは何が起こったのか。

 1922年1月『新潮』に発表された芥川龍之介の「藪の中」は、これまで多くの人々の関心を集めてきており、「真実は藪の中」という流行語にもなった。物語は、京都の山科近くの藪の中で見つかった男の死骸をめぐる7人の証言からなっている。最初の4人の証言は事件の当事者によるものではなく検非違使による取調べによって明らかにされたものである。それゆえ、いわゆる事件の当事者3人による陳述とは性格が異なっている。問題なのは、盗人・多襄丸、彼によって犯された妻・真砂、殺された真砂の夫・武弘(死霊の言葉を語る巫女)の陳述がそれぞれ矛盾していることである。それも無罪を主張するのではなく、それぞれ自分が男を殺した張本人(夫の場合は自殺)だというのだから、まったく奇妙はことではないか。いったい本当はだれが彼を殺したのか。だれが真実を語り、だれが嘘をついているのか。さらに、最後に「そっと胸の小刀を引き抜いた」のはいったいだれなのか。


03 主題と論争

 芥川龍之介の「藪の中」が『新潮』に発表されたのは1922年。これを読んだ多くの人々は、結局、「事件は迷宮入り」と思ったのだった。ところが、1970年6月に中村光夫「『藪の中』から」(『すばる』)が発表されるや、1970年10月に福田恆存「『藪の中』について」(『文學界』)が中村光夫説を批判し、さらに、1970年12月に大岡昇平「芥川龍之介を弁護する」(『中央公論』)が発表されて、論争は異常な高まりを見せたのだった。

 中村光夫は次のように述べている。

 ―「藪の中」では、妻、夫の「陳述」はそれぞれ前の「陳述」を否定する性格のものであり、結局、夫の死は他殺か自殺かという疑問に解決が与えられないし、他殺なら犯人は誰かもわからず仕舞いです。これでは活字の向うに人生が見えるような印象を読者に与えることはできないのではないでしょうか。ある事実に三つの面から異なった解釈をあたえるのは、それを人の三倍考えぬくことですが、ひとつの「事件」について事実が三つあるのは、考えの整理がつかぬということです。

 そして、彼は、「この作品のもっとも重要なテーマは、強制された性交によっても、女は相手の男に惹きつけられることがあるということ」だと論じている。果たして本当にそうだろうか。

 福田恆存はそれに対して以下のように反論を試みている。

 心理的事実もまた事実である。「藪の中」について言えば、多襄丸、女はそれぞれ自分が殺したと言い、男は自殺したと言っており、この三つの「陳述」は現実の事実としては矛盾しているが、もしそのいずれも現実の事実ではなく、三人が銘々そう思いこんでいる心理的事実に過ぎぬものだと解すれば、その矛盾はかえって主題を強調するものとして成り立つのではないか。

 すでに、吉田精一は「当事者達の事実に対する迫り方、受けとり方が各種多様で、めいめいの関心、解釈、感情によって、単純な一つの事実がいかに種々の違った面貌を呈するかを、従って人生の真相がいかに把握し得ぬものかを語ろうとしたのが、この作の主題と思われる」(『芥川龍之介』1942年)と述べており、福田恒存説はこれを踏襲しているともいえるだろう。

 それでいながら、福田恒存は次のように結論づけている。「どうしても「事実」というものが必要なら、それはこういう風に考えられないか。すでに書いたように多襄丸は女を犯した後、その残虐な興奮状態から、武弘を刺して逃げた。だが、武弘はそれだけでは死に切れなかった。そして互いに不信感を持った夫婦が後に残され、妻は心中を、夫は自殺を欲した。そういう両者が小刀を奪い合い絡み合ううちに、夫は多襄丸の負わせた深手によって死んだ」。つまり、多襄丸真犯人説である。

 しかし、これはどう考えても不自然ではなかろうか。高田瑞穂は「『藪の中』論」(『芥川龍之介論考』1976年)において、福田説に対して、まもなく息の絶えるほどの重傷を負った武弘にそんな余力などあるはずがないし、そもそも「妻は心中を」「夫は自殺を」欲したというが、なぜ夫が自殺しようとしたか動機が不明である、と疑問を投げかけている。彼の結論は、「藪の中」は危機に直面した人間の自己暴露を描いたものであるとして、最終的には武弘自殺説を取り上げている。
 それに対して、大岡昇平はなかなか慎重である。

 申すまでもないことだが、ここで問題になっている「事実」とは現実の事実ではなく、作品の中に述べられている事実である。さらに三人の人物が陳述している事実である。人物が一人称で述べるので、福田がいう心理的事実という性格を持ち、同時に人物の性格描写の役割を果たすものである。

 このことは実は意外に大きな意味を持っている。ただし、大岡昇平もそれほど歯切れがいいわけでもない。「『藪の中』には、多くのテーマが含まれている。芥川の意図は福田のいうように「真相はわからない」というような観念的なものではなく、当事者の陳述を並置して、その間の矛盾と一致によって、緊張と緩和の交替を作り出すことにあったと思われるのだが(それが奏功しなかった)」と書いている。それでいながら、結論としては、「死霊が口を利くのは現代の常識に反するが、死者は生者のように、現世に利害を持っていない。それは刑死を覚悟した犯罪者、懺悔する女よりも、真実を語っている、と見なしてよいのではないか。…三つの陳述の最後におかれているということによっても、信じられる資格があろう」と武弘自殺説を採用している。

 こうなってくると、何がなんだかよくわからなくなってくる。駒尺喜美も、「『藪の中』は探偵小説的な興味を持たせる作品ではあるが、しかし、もちろんそうではない。探偵小説は、言うまでもなく真相究明の面白味をねらったものだが、『藪の中』はその逆である。つまりその真相が絶対に解けぬところに面白さがある」(「芥川龍之介『藪の中』」1969年)と述べており、海老井英次『芥川龍之介論攷―自己覚醒から解体へ』(1988年)になると、「基本的には三つの陳述がそれぞれ〈真相〉を語っているのであり、したがって読者は、その中からそれぞれ自分で一番「美しく」語られていると思うものを選ぶ他ないのである」と(ある意味では)さじを投げている。

 ここでまとめてみると、結局のところ3つの見解があるということである。


01 だれか一人だけが真実を語っている。

02 だれにも心理的な真実がある。矛盾を矛盾として受けとめるのが人生だ。

03 みんなが嘘をついている。


 ここで注意したいのは、多襄丸の「白状」、真砂の「懺悔」、武弘の死霊の「物語」を、それぞれ同じ平面で捉えることはできないということである。多襄丸の「白状」は検非違使の前だが、真砂の「懺悔」は清水寺でのもので、いくら告白しても罪に問われることはないのである。さらに、武弘の死霊の「物語」となれば、それがどこで語られたにせよ、武弘自身によるものでも、死霊の手によるものでもなく、あくまでも巫女の口から出たものでしかないのである。

04 研究と解釈

 それに対して、大里恭三郎『芥川龍之介―『藪の中』を解く』(1990年)は、これを徹底的に推理小説として捉えて解読しようと試みたものである。芥川龍之介はあくまでも真犯人を特定して「藪の中」を書いているはずで、一つの真相に向けて焦点が合わさっていかなければ、それは明らかに作品の破綻を意味すると考えたのである。

 彼らの陳述が三者三様であるのは、彼らが真相を知らなかったからではなく、むしろ全く逆に、彼らは真相を知るゆえにこそ、自分にとって都合の悪い何事かを伏せ、事実を歪めた陳述をしていると考えるべきであろう。

「作品が非常に曖昧に見える」のは、言うまでもなく彼らが「わざと嘘をついている」からであって、この作品ははじめから、「事実の相対性」などを主題とはしていないのである。

 そういう意味では、はじめに登場する木樵り、旅法師、放免、媼による証言も、すべてを手放しで事実と認めるわけにもいかない。そうなると、最後に「そっと胸の小刀を抜いた」のはだれなのか、そして、

「その小刀はどこに行ってしまったのか」という疑問も、「目撃者である木樵りが持ち去った」という解釈だって可能になってくる。実際、黒澤明は映画『羅生門』においてそういう解釈を下している。

 なによりもまず物語のクライマックスをここで再現してみよう。いったいそれは各自によってどのように表現されているのか。

武弘の死霊の「物語」はそれを次のように語っている。

 「あの人を殺して下さい。」

―この言葉は嵐のように、今でも遠い闇の底へ、まっ逆様におれを吹き落そうとする。一度でもこのくらい憎むべき言葉が、人間の口を出た事があろうか? 一度でもこのくらい呪わしい言葉が、人間の耳に触れた事があろうか?

 たしかに「武弘の死霊の怨念はここに激しく渦巻いている。この小説の異様な迫力、不気味なまでのリアリティは、ここを源泉として溢れ出ているものである」(大里)と言うとおり、巫女の口を通して噴出するこの武弘の死霊の独白こそ、この作品のクライマックスにふさわしいものといえよう。

では、女は本当に「あの人を殺して下さい」と言ったのだろうか。多襄丸の「白状」では次のようになっている。

 女は突然わたしの腕へ、気違いのように縋りつきました。しかも切れ切れに叫ぶのを聞けば、あなたが死ぬか夫が死ぬか、どちらか一人死んでくれ、二人の男に恥を見せるのは、死ぬよりもつらいと云うのです。いや、その内どちらにしろ、生き残った男につれ添いたい、―そうも喘ぎ喘ぎ云うのです。

 ここで、「二人の男に恥を見せるのは、死ぬよりもつらい」とは言うものの、実際には夫に見られるのがつらかったのであり、実質的には「あの人を殺して下さい」と言うに等しいように思われる。

「生き残った男につれ添いたい」と言われながら、もし夫が生き残ったとして、なんとも気まずいことにならないだろうか。

では、真砂の「懺悔」ではこの場面はどのように表現されているのか。
 口さえ一言も利けない夫は、その刹那の眼の中に、一切の心を伝えたのです。しかし、そこに閃いていたのは、怒りでもなければ悲しみでもない、―ただ私を蔑んだ、冷たい光だったではありませんか? わたしは男に蹴られたよりも、その眼の色に打たれたように、我知らず何か叫んだぎり、とうとう気を失ってしまいました。

 このとき「あの人を殺して下さい」と叫んでいたとすれば、彼女が清水寺での懺悔において、その言葉を具体的に述べられなかったのも当然であろう。

真砂は、夫の冷たい視線に曝されて、「わたしは男に蹴られたよりも、その眼の色に打たれたように、我知らず何か叫んだぎり、とうとう気を失ってしまった」と語っているが、おそらく真砂は夫のそばに駆け寄ろうとして、多襄丸によって蹴り倒されてしまったのであろう。それは、彼女にとって、多襄丸の度重なる乱暴な振る舞いに絶望すると同時に、夫の冷たい視線を感じ、もはや二度と夫のもとには戻れないことを感知するきっかけとなったのだった。動揺し、気を失う真砂。

 さらに、「死霊の言葉を語る巫女の陳述」を見てみよう。それは、あくまでも夫・武弘の死霊がみずから語ったことではなく、巫女の口寄せであり、彼女自身が語ったことだという点にも注意する必要があるだろう。巫女の語り口の中には、同性ゆえにか、真砂に対する憎悪と侮蔑の念が垣間見られるようである。

よく考えてみよう。たとえば、自分を凌辱した男の誘いの言葉に「うっとりと顔を擡げ」「では、どこへでも連れて行って下さい」「あの人を殺して下さい」なんて果たして言うものだろうか。それこそ夫・武弘の嫉妬がえがきだした妄想だったとしても、そこに巫女の感情がまったく含まれていないとは言えないだろう。「突然迸るごとき嘲笑」などのト書きをも参照されたい。

 たしかに武弘は妻に憎しみの目を向けたかもしれない。しかし、それは、真砂が多襄丸に犯されたからでもなければ、また、彼女が多襄丸の肉体に反応したからでもない。それは彼女が多襄丸に向かって「あの人を殺して下さい」と叫んだからである。

「夫の眼の色は、少しもさっきと変りません。やはり冷たい蔑みの底に、憎しみの色を見せているのです」というように、「憎しみの色」が追加されたのも、彼女が「あの人を殺して下さい」と叫んだ後のことなのである。


05 嘘

 おそらく、これまで「藪の中」についてうまく語られてこなかったのは、「だれか一人だけが真実を語っている」と考え、それぞれの陳述をつき合わせて真実を明らかにしようとしたか、または、「だれにも銘々そう思いこんでいる心理的事実がある」として、それぞれの言い分を認めてしまったからではなかろうか。実際には、多襄丸も、真砂も、死んだ夫も、三人が三人ともに嘘をついていたのである。では、いったい彼らはなぜそんなことをしたのであろうか。
http://shinsho.shueisha.co.jp/column/aikake/080421/index.html

06 みんなが嘘をついている

 山科の藪の中で、夫婦が盗人(多襄丸)に襲われ、縛られた夫の前で妻はレイプされる。残るは夫の死骸のみ。後にそれぞれの陳述が明らかにされる。それも、多襄丸は検非違使の取調べの前で、妻は清水寺での懺悔というかたちで、そして、夫の場合は、殺された夫の死霊が巫女の口を借りて語るというやり方で、それぞれの言い分が明らかになっていく。

 ところが、各自の言い分はそれぞれまったく矛盾するどころか、普通ならば自分がやったことではありませんと弁解するところを、それぞれが夫の武弘の死は自分がやったものであると(殺された夫の場合は自害であると)自白しているのである。果たしてだれが本当のことを言っているのだろうか。そして、だれが嘘をついているのだろうか。前回は、まず、全体の見取り図のかわりに、次のような問題提示を行った。


01だれか一人だけが真実を語っている。

02だれにも心理的な真実がある。矛盾を矛盾として受けとめるのが人生だ。

03みんなが嘘をついている。

 
 そして、これまでうまく理解されてこなかったのは、「だれが本当のことを言っているのか」「だれが嘘をついているのか」という点にばかりとらわれて、肝心な点が抜け落ちてきたからではないかと思うのである。そう、この小説の中では「みんなが嘘をついている」という点がやや見過ごされてきたのではないかというのである。だれもが、自分が自分に嘘をつくことをも含めて、さまざまな虚偽の申告を行っているのである。


07 矛盾

 物語のポイントとなるのは、夫の前で多襄丸に犯された後で「突然、女がなにやら叫んだ」という一節に集約されるのではなかろうか。それについての証言をもう一度まとめてみよう。


(1)多襄丸の「白状」:すでに目的を達してその場を去ろうとしたまさにそのときに、真砂が「突然わたしの腕へ」「縋りつき」なにかしら叫んだ。実際は、とんでもない悪党で好色な男で、すべて自分に都合のいいように理解する男である。だが、縄を解いて戦いあったのは事実かもしれない。武弘を殺した後、女にはすっかり興味を失って、その場を去る。


(2)真砂の「懺悔」:真砂は手込めにされた後で、夫のそばに駆け寄ろうとして、盗人に蹴り倒される。そして、そのときに夫の自分を蔑(さげす)んで冷たく光る夫の眼に気づき、なにやら叫んだきり気を失ってしまった。彼女の意識はとぎれとぎれで現実感がまるでない。「夢うつつの内に」小刀で刺したというが、本当のところはどうなのか。意識が戻ると、「夫はもう縛られたまま、とうに息が絶えていました」と言う。そして最後に縄を解いたというが、それもすべては妄想のなせるわざかもしれない。


(3)死霊の言葉を語る巫女:真砂が盗人の腕にすがりついて「あの人を殺して下さい」と言うのを聞いて、多襄丸が「あの女はどうするつもりだ? 殺すか、それとも助けてやるか?」と言ってきたので、もうそれだけで盗人の罪は赦してやりたいと思った。妻はおれがためらううちに、なにか一声叫ぶがはやいかたちまち藪の奥へ走り出した。これは最後への伏線となっているのかもしれない。

 では、その後、「真砂はどこへ行ったのか」。逃げたか、そこに昏倒していたのか、それとも、いったん逃げて、また戻ってきたのか。いや、おそらく彼女は最初から最後までその場にいた可能性大なのである。武弘の死霊が「誰かの泣く声がする。おれは縄を解きながら、じっと耳を澄ませて見た。が、その声も気がついて見れば、おれ自身の泣いている声だったではないか?」というが、この科白は、武弘の悲しみとともに付近の真砂の存在を暗示している。これは真砂が「わたしは泣き声を呑みながら、死骸の縄を解き捨てました」と語っている箇所とも重なっている。

 よく考えると、真砂の清水寺での懺悔はけっして罪に問われることのないものである。彼女は「(寂しき微笑)わたしのように腑甲斐ないものは、大慈大悲の観世音菩薩も、お見放しなすったものかも知れません」というが、ここにも彼女のごまかしがあると高田瑞穂(「『藪の中』論」1976年)は指摘している。なぜ「お見放しなすったにちがいありません」と言わなかったのか。まさに夫が死んだのだからもはや自分が死ぬ必要はなくなったと言わんばかりではないか。彼女の生きることへの本能的執着を感得せざるを得ないというのである。

 そうはいっても、高田の結論はあくまでも自殺説である。彼は大岡昇平の次の語句を引用し、私見と重なると述べている。「ではなぜ、夫は自殺しました、といわなかったか。彼女の失心(女性の常用の武器)したと言明することによって自分の重大な言葉と、その結果について証言を回避し、逃走をかくしたことによって、夫の自殺をとめなかった事実を合理化する根拠を失っているからである。もっとも失心から醒めたら、夫は自殺していた、と合理化することができるが、そうしなかったのは、自分が夫の自殺の原因になったことについて、深い罪障感があり、自己処罰欲があったかたであろう」と。

 ここで、だれが縄を解いた(切った)かという問題が浮上してくる。いったいだれが武弘の縄を解いたのだろうか。おそらく多襄丸ではないだろう。刀で切ってしまえば、残留品は「一筋の縄」というわけにはいかなくなる。もちろん本人にはとてもムリだ。となれば、夫の縄を解いたのは真砂以外の何者でもないということになる。

 さらに、上野正彦(『「藪の中」の死体』2006年)は、法医学の立場から、多襄丸が男を刺したとは到底考えられないと述べている。「木樵りの話にあったように、創口に乾血が付着し、死骸の周りの落ち葉には血液が染み込んでいた。とすると、現場に血液が飛散したような著しい流血はなかったということでもある。さらに、受傷から死亡までの時間が短いようなので、刺創はおそらく心臓に達していたと思われる」「この場合、胸に刃物を刺しすぐに引き抜けば、心臓からの出血はものすごい勢いで体外に飛散し、現場は血だらけになるのが一般的である。しかし、刃物を刺したままに放置すれば、心臓からの出血はあっても、創口は刃物で塞がっているから胸腔内(体内)の出血にとどまり、からだの外に大きく飛び散るほどの出血はなくてよい」。ということであるから、刃物を胸に刺されたまま放置したと考えるべきで、凶器も大刀ではなく小刀であった可能性が高いことがわかると結論づけている。

 つまり、縄を解いたのは真砂、刺し傷は小刀によるものとなれば、結論的にいうと、多襄丸は、女の叫び(「あの人を殺して下さい」)を聞いて、恐れをなして逃げていったというのが本当のところではないかと思われる。彼はすでに性欲と物欲が満たされており、これ以上無益な殺生をする必要がなかったのである。しかも、多襄丸は真砂の要求には応じなかった。「となれば、真砂は自ら夫を刺殺するほかなかったであろう。夫に対する裏切りの意識は、逆に、自ら夫を殺すほかないところまで、彼女を追いつめていたのである」という大里恭三郎説(『芥川龍之介―『藪の中』を解く』1990年)を支持したくなる。多襄丸が去り、二人して残されたという状況下で自殺するというのはなかなか考えにくいのではなかろうか 。


08 女は諸悪の根源

 ここに、さらに事件の真相を知るための三つのデータがある。一つは物語の出典『今昔物語集』であり、一つは芥川自身の残したメモ(手帳)であり、一つは執筆当時の彼をめぐる交流関係である。

 まず、出典についてだが、この物語が『今昔物語集』巻第二十九第二十三話に依拠したものだということは、よく知られたことである。平安末期に集められたという『今昔物語集』(1120年代以降成立)の説話の記述は、あまり修辞に凝らず、事実をそのまま述べるような坦々としたもので、口語体も多く混じっており、読みやすい。この『今昔物語集』にも出典があって、『日本霊異記』、『三宝絵』、『本朝法華験記』などを典拠にしたものが多いのだが、ここではそれに言及するのは控えよう。なにより巻第二十九第二十三話がどういう話なのか簡単に要約してみたい。それは「妻を具して丹波の国に行く男、大江山において縛られたる語」と題されている。

 男が妻を馬に乗せて大江山にきたとき、大刀を持った男(盗人)と道づれになり、あなたの持っている弓矢とこの大刀を交換しないかと持ちかけられ、男はなかなか立派な大刀だったので喜んで交換してしまう。では、そろそろ昼食をということになり、人前では見苦しいので、ちょっと藪に入ったところでと誘われ、そこで、弓に矢をつがれて「ちょっとでも動いたら殺す」と居直られ、木に強く縛りつけられてしまう。そして、盗人はようやく女のもとに戻ると、あまりの魅力に心を奪われ、その場で裸にして(自分も裸になって)地面に押し倒して犯してしまう。その後、盗人は「そなたに免じて男は殺さずにおく」と言い残し、馬に乗って去る。女は男に近寄って縄をほどくが、男は茫然自失の様子。これではどうしようもない(情けない)と思いつつ、ともに丹波の国に向かったのだった。

 ここでは、男の情けなさばかりが強調されており、三者三様の交わりという側面は出てこない。芥川の興味は「目の前で自分の最愛の妻を犯された男の話」という域から、さらにそれぞれの心理状態の移り変わりへと向かうことになるのだが、それはどのように構想されることになったのか。

 その秘密を垣間見せるのが、芥川自身が残したメモである。そこには、「―心中。かけ落ちの途中、女rapeさる。男を殺す」と書かれている。芥川にとって「女人は我我男子には正に人生そのものである。即ち諸悪の根源である」(『侏儒の言葉』)というようにも考えられており、その点からすると、どうも「藪の中」は殺された男の妻・真砂に厳しい内容ではないかと想像されるのである。

 さらに、この小説が書かれた背景に実際の三角関係が隠されているのではないかという推理も成り立つ。たしかに当時、芥川龍之介は、自分の友人でもあり門下生でもあった南部修太郎と秀しげ子との間の三角関係に悩んでいた。高宮檀は『芥川龍之介の愛した女性』(2006年)において、アナグラムまで持ち出して(KANASAWA NO BUKOU(TAKEHIRO)は「南部修太郎、若様」となるという)、多襄丸は芥川自身で、武弘が南部、真砂がしげ子に相当し、「藪の中」は彼ら三者の関係を描いたものだと述べている。高宮は、1922年8月7日付けの芥川から南部への手紙に、「僕のした事の動機は純粋ではない。が、悪戯気ばかりでした事ではない。純粋でない為にはあやまる」と書かれているのを見て、それは「藪の中」のことを指しているのではないかと推測している。どうもしげ子は(芥川にとって)なかなか一筋縄ではいかない女だったようである。

 そういうわけで、さらに、妻・真砂犯人説がもっとも説得力があるように思えてくるのだが、その当否はともかくとして、彼らの告白の背後に隠された真実とはいったいなんだろうか。なぜ彼らは三者三様に嘘をつかなければならなかったのか。その点について簡単にコメントしておきたい。


09 秘密

 彼らがどうしても隠しておかなければならなかった事柄とはいったいどういうことだったのか。大里説を援用させてもらいつつ、なぜ彼らがウソをつかなければならなかったのか、その心理状態をここで推測してみる。

 まず、武弘の死霊だが、おそらく、欲に目が眩んで盗人に一杯食わされ、縛られた上、眼前で妻を犯され、しかもその妻によって自分が刺し殺されたなどとは、侍としてあまり惨めで、語るにしのびなかったのではなかろうか。彼は自殺というフィクションを捏造することによって恥辱の底から這い上がろうと思ったのである。盗人に殺されたというのも恥だが、妻に殺されたとは口が裂けても言えなかったに違いない。

 多襄丸は、自分の好色を精一杯否定した上で、結婚の話まで持ち出し、真砂から依頼された決闘(それも縄を切って公明正大な戦いを挑んだと主張)という大義名分までつくりあげたのだが、自分が女の叫び(「あの人を殺して下さい」)を聞いて、恐れをなして逃げたという事実を隠蔽しようとしたのである。
すでに他の事件でも嫌疑をかけられており、ここでは「ケチな女好きの小悪党」というイメージを払拭するのに懸命だったのだ。そういうことなら、そちらの事件とは無関係と言い逃れしつつ、また、こちらの罪も軽くなるだろうし、おまけに面目も立つというものである。さらに、もうひとつの見方として、どうせ創口(傷跡)などを調べれば彼の仕業ではないことは一目瞭然と踏んでいたのかもしれない。さんざん検非違使や放免らをおちょくっているところをみると、そちらの可能性もまた否定できないだろう。

 真砂の懺悔は、なんとか多襄丸に自分の夫を殺すように依頼した自分の夫への背信行為を伏せ、重要な場面では失心していたと言い逃れしつつ、かつ、自殺幇助、心中未遂という言い訳をも用意して、ようやく夫の殺害を告白しているが、そこにはエゴイズムからくる自己正当化が隠されているように思われる。
夫が「冷たい蔑みの底に、憎しみの色」まで見せたのは、そして、事態が最悪の結末を迎えたのは、本当は自分の裏切りによるものだからである。おまけに、先ほど指摘したように、彼女の懺悔は清水寺でのもので一切罪に問われるものではないという点も見逃すことはできない。


 男と女がまともに付き合えば必ず破綻する。

もし二人だけでずっと密室に閉じ込められたとすると、いつか相手の存在に耐えられなくなってしまうのである。相手の身体の匂い(臭い)とか、口ぶり、受け答えのまずさ、乱雑な振舞い、思いやりのなさ、等々。相手のいやなところばかりが気になってくる。そうしたことはどんなに努力しても仕方がないことなのである。
それよりなんとか二人のあいだにある(根源的な)ひび割れ(「一緒にいればいるほど関係は綻びていく」)を隠し通さなければならない。ささいな不満がそこまでたどり着いてしまうともはや修復は不可能となる。もしかしたらそのギャップを埋めるのが嘘の働きなのかもしれない。

 嘘は、単に自己正当化のためのものではなく、もっと大きな社会的役割を持っているということである。人間同士のあいだにひそむひび割れ(ギャップ)をなんとか見えないようにするための無意識的な振舞いなのかもしれない。われわれは心の底ではだれにも真実を語ってほしいとは思っていないのではないか。わざわざ見えないものを暴き出す必要がどこにあろう。ぼくには「藪の中」の隠された主題はそのことをひそかに物語っているように思われるのである。
http://shinsho.shueisha.co.jp/column/aikake/080516/index.html


黒澤明の作品群の中で、ただ一つだけ、見終わった後にどうしても釈然としない作品がある。それが皮肉にも彼の名を一躍世界に知らしめるきっかけとなった映画「羅生門」(50)なのである。いかに黒澤作品といえども、最後まで犯人が分からないストーリー展開に、他の黒澤映画に慣れ切つた僕たちは、映像の美しさなどさしおいて、不遜にも軽いいらだちすら覚えてしまう。こんなことは彼の作品においては極めて稀なことなのだ。

 果たして彼はこの作品で何を表現したかったのだろうか?などと普段しなくてもよいはずの詮索をついしてみたくなる。黒澤の代表作といわれ、世界的にも評価の高い作品であるだけにもっと思う存分楽しみたいと思うのは僕だけではないだろう。そのためには、僕たちはどうしてもその原作に一度立ち返つてみる必要がありそうだ。

 ご存じのように、この映画の題名は芥川龍之介の短篇小説からとったものだが、実際に小説「羅生門」の中の描写があるのは冒頭の1シーンだけで、ストーリーそのものは同じ芥川の短編「薮の中」が原作となっている。

<時は戦乱と天災で荒れ果てた平安時代の乱世。一人の侍が森の中で胸を刺されて死んでいるのが発見される。この事件の犯人をめぐって、検非違使庁の庭において一種の法廷劇が展開される。木樵り、旅法師、放免の状況説明に続いて尋問されるのは悪名高き盗賊の多襄丸、死んだ男の妻、そして巫女の口を借りた男の死霊。この三人によって事件の経緯が次々と説明されるのだが、何故かこれらの供述が微妙な食い違いをみせる。果たして真犯人は誰だったのか。真相は最後まで明らかにされない。>

 この小説に関しては従来から何人もの人たちによって分析が試みられてきた。その結果、<薮の中>という常套句に代表されるように、「犯人を特定すること」がこの作品の主題なのではなく、「あえて作者がそれを明瞭にしないところ」にこの小説の真髄があるという考え方が、現在における定説になっている。
 黒澤の「羅生門」は、木樵りにも男を殺した可能性があるとした点を除いてほぼ忠実に原作を再現しているのだが、僕ら観客にとっては、そもそも三人の証人かいずれも"自分が犯人だと言い張つている点"がどうしても賦に落ちない。

 普通、証言台で嘘をつくのは罪を逃れるためなのに、このニ人はそうではない。

山賊はいとも簡単に男を殺したことを認め、
妻も無意識のうちにせよ夫を殺したと言い、
男自身も自分で命を絶つたと頑なに主張している。

めいめい自分の有罪を認めており、決して罪のなすりあいはしていない。最後に述懐する短刀を盗んだと思われる心樵りはともかく、他の三人は嘘をついても何の得もないように思われる。それなのに何故彼らは嘘をつくのか。
 学者らの説によれば、作者は「すべてのモラル、すべての真実に疑問を投げ付けることでアナーキーな自分の心情を吐露したかった」とか、あるいは、「最初から事件の真相などというのはさしたる重大事ではなく、告白の欺瞞性を通して現実社会の裏側を透視したかった」とかいった解釈が主流なのだが、しかし、それではあえて作者が三人に殺人を犯したと告白させている必然性がない。

 芥川といえば志賀直哉とともに、大正期における短篇作家の双璧であり、その作風は理知的で洗練巧緻を極めているにもかかわらず、きわめて大衆的であり、しかも分かりやすい風刺に富んでいる。そんな彼が、何故この作品だけことさら分かりにくくする必要があったのだろうか。なぜこの作品を同じ中世の「今昔物語」から題材をとった他の平易な作品(例えば「鼻」や「芋粥」など)と並列に論じてはいけないのか。

 この小説を難しくしているのは、かえって後世の「不条理劇」に影響された学者たちではないのか。芥川が言おうとしていたことは、実はもっと単純で、誰の心にも思い当たるような、人の心理の"あや"だったのではないのだろうか。

 真相は思いの外、単純なのかもしれない・・・・・。

 事件の鍵は、見知らぬ頑強な男に夫の前で「強姦」された女性(真砂)が何を考えるかということだ。 

第一に思いつくことは辱めを受けた我が身を恥じて自殺をはかるということ。次には自分を犯した男を殺害して復讐を遂げるということ。しかしこの小説の場合、彼ら二人は生きているわけだからいずれも当たっていないことになる。
残るはもう一つの可能性、さして愛してもいない夫であれば(中世の男尊社会では、女性の意に反する結婚は十分考えられることだ)唯一の目撃者である夫を殺し、その忌まわしい事実を抹殺するということである。

 彼女は最初、それを多嚢丸に頼んだ。彼女の心には「憎むべき多嚢丸を殺人犯にすれば、同時に彼をも死刑にできる」という考えが一瞬浮かんだかもしれない。 そこで彼女はそれまでとはうって変わった妖艶さを漂わせながら、多襄丸にささやく。「あの人を殺して下さい!あなたについていきます」。

 ところが彼は世間の噂とは大違い、実は口先だけ巧みな、女好きの盗人にすぎなかった。彼がおじけ付いて逃げだした後、彼女は自分の貞操と引き換えに、止むを得ず自らの手で木に縛り付けられている夫を殺害したのである。

 最初の目論みは見事に外れたものの、「人は行きずりの強盗殺人と思うはず・・・・・」。現場から逃れる道すがら、真砂は冷静にそう考えたに違いない。

 ところが清水寺で心を落ち着けている彼女のもとに、思いがけない情報が入る。多嚢丸が捕らえられたというのだ。
彼女はてっきり事の一部始終が彼の口から明らかにされたと思い、半ば観念して懺悔を始める。(原作では彼女の述懐は検非違便庁ではなく、あえて清水寺という別の場所が設定されている)
 しかし実はこの懺悔も真っ赤な嘘。彼女はとっさの機転で架空の心中劇をでっちあげ、多襄丸への殺人依頼のことは伏せた形で供述した。
「無理心中を拒んだうえでの殺人なら、よもや死刑にはならないだろう・・・・。」恐るべきしたたかな計算である。

 一方、多襄丸の方は別件の殺人で、もはや死刑はまぬがれない身、どうせならこの侍も雄々しい立ち回りの末に自分が殺したことにして、悪名高い極悪人のまま死してなお名を残そうと考えたのではないか。

 それでは死んだ侍はどうか。小説ではこの男の言葉は巫女の口を借りて最後に語られていて、いわば種明かし的な位置を占めている。したがって、ほとんど真相を語つているのだが、
この男も死してなお自分の名誉を重んじるあまりただ一点だけ嘘をついた。
「妻を犯された上、その妻に殺されるのではあまりにも男として情けない」。
そう思つた彼は武士の面目を守るために、妻の無礼をひとしきり非難した後、妻の犯行は明かさず、最後の瞬間だけは自分で自分の胸を刺したことにしたのである。

 この推理が正しいとすると、この小説の構図は自ずから明らかになってこよう。すなわち、死んでもなお名誉や名声にこだわろうとする男の"哀れさ"や"愚かさ"と、それ対比される女の"したたかさ"である。
芥川は「侏儒の言葉」の中で「女人はまさに人生そのものである。すなわち諸悪の根源である」と書いている。 彼は十才の暗に、実の母親を発狂の末亡くしているのだが、この事件が原体験として彼の心象に深く根ざしていることを思えば、最初の傑作といわれる「羅生門」の中にこのような彼の悲観的な女性観が反映していても不思議ではない。

(先頃出版された大里恭一郎氏の「芥川龍之介・『薮の中』を解く」によれば、芥川は大のミステリーファンだったという。彼はこの中で、芥川の作風や"小説"というものののもつ根源的な問題に触れながら、証言の事実はいく通りあっても真実は一つと断定し、「薮の中」を芥川会心の推理小説であると決め付けている。 実は氏の結論も、"真砂"真犯人説なのだが、古い文献や原作の一字一句をつぶさに検証しながらの詳細な分析は大変興味深い。)
 さて、以上の原作分析をふまえて、再び映画「羅生門」に戻つてみると、冒頭から極めて修辞的な演出が施されていることに気付かされる。タイトル画面に続き現われるのは、凄まじい雨に煙る羅生門の遠景。それが次のショットではやや近づいた形で映し出され、さらに次のショットでその細部があらわになる。この一瞬の三ショットの中に、後に展開される三人の証言の信憑性が何気なく暗示されてはいまいか。 さらに、

明らかに演技過剰な三船敏郎扮する多襄丸の勇ましい台詞が、どこか小心者の遠吠えのように聞こえてこないか。


 それまでの殺陣場面の常識を打ち破る、太刀を片手に持ちながら、猛獣のような叫び声をあげてのたうち回る多襄丸と侍の死闘の描写からは、どこかしら滑籍で哀れな男たちの本性が見えてこないか。 

そして顔を覆つた両手の指の間からその決闘を垣間見る真砂の表情から、恐怖以上のしたたかな"何か"が感じられないだろうか。

 映画化にあたって黒澤らがこの辺のことをどう考えていたのか分からないが、京マチ子扮する真砂に、女のもつ"したたかさ"を見ていたことだけは確かだろう。

 なぜ「羅乍門」が海外でも国内でもこんなに有名になったかときかれて、黒澤は「まぁー強姦の話だからねっー」とだけ答えたというエピソードは有名だが、これを彼一流のジョークとだけ笑い飛ばすわけにはいかない。芥川のこの短篇は強姦、殺人に伴う女作の"性"がテーマになっていることは確かで、これがよく言われる黒沢の悪女趣味にピッタリしたのではないか。

 そういえばマクベスに題材をとった「蜘蛛巣城」にしても、リア王を基調にした「乱」にしても典型的な悪女が登場する。「羅生門」の女性は確かに表面上は聖女か悪女か判然としてはいないか、原作を読んだ時、黒澤はここに登場する妻を"悪女"と断定するにいたり、その時点から映画化に興味を待つたのではなかろうか。
 この映画の終盤で語られる、原作にはない<木樵り>のエピソードは、事件をことさら複雑にするために新たに付け加えられたのではなく、黒澤がこの映画の中で"真砂"の人格をより強烈に描くために"是が非でも必要だったのだ。原作の中で、母親に「男にも劣らぬくらい勝ち気な娘」と言わせているこの女性のイメージ作りに、演技指導の点でも映像表現の面でも極端な情熱が注がれていることに注目したい。

http://www.asahi-net.or.jp/~ij9s-ucym/rasyoumon.html


この映画の終盤で語られる、原作にはない<木樵り>のエピソードが黒澤明の想定していた真相ですが完全な見当外れでした。

まあ,黒澤明が「藪の中」を理解できていたら,これを映画化するのは諦めていたでしょうね.

最初の三人の話からおかしい部分だけ取り除いて組み合わせたのが真相ですから,単純過ぎて映画のシナリオにならないですからね:

杣売(焚き木売り・・志村 喬)の証言 : 黒澤明の想定した”真相 ”

多襄丸は女の前に手をついて謝っていた(写真4)。「俺の妻になってくれ!
妻になると言ってくれ!」多襄丸はしつこく迫った。
やがて、女が言った。「無理です。女の私に何が言えましょう」
「そうか、男同士で決めろというのだな」多襄丸は武士の縄を解いた。

「待て!俺はこんな女のために命を賭けるのはごめんだ。」と武士は妻に言った。

「二人の男に恥じを見せ、何故自害しようとせん!・・・
こんな女は欲しけりゃくれてやる!」

多襄丸も急に嫌気が差し、立ち去ろうとした。「待って!」と女。

「来るな!」再び女の号泣。「泣くな!」と武士。

「まあ、そんなに未練がましくいじめるな。女は所詮このように他愛無いものなのだ。」と多襄丸。

泣いていた女の声がいきなり狂ったような嘲笑に変わった。

「ハハハハハハッ・・・他愛無いのはお前達だ!・・・夫だったら何故この男を殺さない!

賊を殺してこそ男じゃないか!・・・お前も男じゃない!多襄丸と聞いた時、
この立場を助けてくれるのは多襄丸しかないと思った。・・・お前達は小利口なだけだ。

・・・男は腰の太刀に賭けて女を自分のものにするものなんだ!」

まったく面目のつぶれた二人は、刀を抜いた。男達は口ほどにも無くだらしない。
お互いを怯え、剣を交えるやさっと逃げる体たらくである。

しかし、多襄丸がやっとの思いで武士を刺した時、女は悲鳴を上げて逃げ去った。 多襄丸にはもはや、女を追う気力は無かった。

http://homepage2.nifty.com/e-tedukuri/Rasyoumon.htm


E 黒澤明には全くわからなかった日本女性の恐ろしさとは_「羅生門」を欧米人しか評価しなかった理由3


黒澤明ってアホ?

この映画の終盤で語られる、原作にはない<木樵り>のエピソードは西部劇で良く出てくる奴だね。

黒澤明って西部劇ばかり見ていて日本人の考え方がわからなくなったんだ.
これは絶対に日本の女の発想ではあり得ない :

「ハハハハハハッ・・・他愛無いのはお前達だ!・・・夫だったら何故この男を殺さない!

賊を殺してこそ男じゃないか!・・・お前も男じゃない!多襄丸と聞いた時、
この立場を助けてくれるのは多襄丸しかないと思った。・・・お前達は小利口なだけだ。

・・・男は腰の太刀に賭けて女を自分のものにするものなんだ!」


黒澤明の「羅生門」での真砂の強さというのはあくまで欧米女性の持つ意志的な強さであって日本女性が無意識に持っている母性的な強さとは全く次元が違うもの。
欧米女性の強さとは男性と全く同じ自我意識の強さであって、グレートマザーの強さとは本質的に違うんですね。


______________

これが日本女性の強さ:


今昔物語集巻二十九第二十三「具妻行丹波国男於大江山被縛」より

妻と伴い丹波の国へ行く男が大江山で縛られる話


若い男は、太刀と短刀を取り上げ、男を押さえつけ、馬の手綱で木にきつく
縛り付けた。そして、女に近寄って見ると、二十歳過ぎで、身分は賤しいけれど
魅力がありたいそう美しかった。

男は、女に心を奪われ、ほかに何も考えられなくなったので、女の衣を
脱がそうとすると、女は拒むことができそうにないと思い、言われるがままに衣を脱いだ。
そして、男も着物を脱ぎ、女を押し倒して交わった。

女はしかたがなく、若い男に言われるがままに男が縛り付けられている様子を見たが、その時見られた男はどのような気になったのだろうか。

その後、若い男は起きあがり、もとのように服を着て、箙を背負い、
太刀を帯び、弓を手に持ち、馬に乗り、女に言った。

名残惜しく思うけれども、どうしもようもないから、このまま行くことにする、
あなたに免じてその男は殺さずにおいておくが、急ぎ逃げるために馬はいただいていくぞ、 と言って、一散に馬を走らせ、いずこともなく去っていった。

その後、女は男の縄を解いてやると、男は呆然としていたので、女は、
あなたはほんとうに頼りない、これからもこのように頼りないようでは、
いいことがありっこないですよ、

と言うと、夫は黙ったままだったが、そこから二人は連れだって丹波まで行った。

http://www.lares.dti.ne.jp/~ttakagi/diary/translation/konzyaku29_23.htm


それから、最後に「そっと胸の小刀を抜いた」のは誰なのか?


黒澤明は 「目撃者である木樵りが持ち去った」 という解釈を下している。
しかし、武士の遺体の発見者が死体から金目の物を盗む訳ないだろ.(呆れ)

後で追及されるに決まってるからね.

そもそも、元話では木樵りは単に事件の説明をするだけの脇役で、話の本筋に関わる様な重要な役ではない.

武士を殺したのも胸の短刀を引き抜いたのも真砂(武士の妻・・京マチ子)の仕業に決ってるよ.

胸の短刀をそのままにしておいたら,盗賊に夫が殺されたという言い訳が嘘だとバレテしまうから短刀をどこかに隠したのさ.


黒澤明は唯の西部劇オタクの映像マニアで、人間の事が全くわからないんだ。
人間がわからないから,話の筋だけを追いかける事になる.

そして,話の筋は変わっても,中身は黒澤明が何時も見ていた西部劇と何も変わらない.

要するに、黒澤明は最初から最後まで西部劇の翻案をやっていただけさ.:


黒澤明の「隠し砦の三悪人」、このタイトルと内容が個人的に一致していないと思っています。

隠し砦からすぐに出ていくし、悪人が3人出ているわけでもない。

この謎は黒澤明が西部劇が好きだったことで氷解する。「隠し砦」「三悪人」
というのは西部劇で出てくる言葉です。三船敏郎のデビュー作「銀嶺の果て」
の脚本は黒澤明ですが、原題は「山小屋の三悪人」だったそうで、
(悪人は3人出てくるがすぐに2人になった)いかに、「三悪人」という言葉が好きだったか。

「用心棒」も西部劇の匂いがする。居酒屋のテーブル席は江戸時代には存在しない。卓袱台も江戸時代では使わない方が良いみたいです。居酒屋でも膳であったらしい。 江戸時代の絵でもテーブルはない。それはさておき、

「用心棒」も「七人の侍」も西部劇になった。西部劇と時代劇の相性は良いのでしょうか。

同じ時代ものというだけではないのです。実は明治政府ができた折に前時代の江戸的なものを禁止した。 歌舞伎や落語まで江戸時代とは異なるものを強要した。
「剣術」が「剣道」になったのもこの頃の様です。時代劇映画が作られる頃には明治生まれの人々だけで江戸の実情を知る者がいない、語り継がれることが禁止されていて、考証がおぼつかない時期に始まった様です。

「鞍馬天狗」が「怪傑ゾロ」を下敷きにしたように、製作者たちはチャンバラ映画の基礎を西洋の活劇に頼った。だからというわけではないのでしょうが、時代劇は西部劇に変化しやすかったのではないでしょうか。黒澤明は西部劇と時代劇の類似性を感じ取っていたのでしょう。

http://gimpo.2ch.net/rmovie/subback.html

昨夜、NHK−BS2で放送されたジョン・フォードの名作「荒野の決闘」。


この映画は僕にとって特別な映画だ。まず第一の理由は、作られたのが、僕が生まれた年、1946年であること。そしてもう一つは西部劇にとどまらず、映画というものの見方を開眼させてくれた一本であること、この二つだ。

初めて観たのがたしか1961年、最初のリバイバル上映だった。 ブループリントという妙な映像ではあったが、何回かリピートして観にいったことを憶えている。

実はこの作品が、黒澤明監督が最も好きな西部劇であったことを数年前まで知らなかった。 調べてみたら、たしかに「黒澤明が選ぶ世界の名画100本」などにロバート・D・ウェッブの「誇り高き男」とともに入っている。 100本のうち、西部劇はこの2本だけだ。

あれほどジョン・フォードをお手本にしたと公言して憚らなかった黒澤監督が選んだフォードの西部劇がなぜ、一本だけなのだろう。 もっと言えば、なぜ「駅馬車」や「捜索者」じゃないのだろう。もちろん、100本を選んだ企画の趣旨もあったとは思うが、「七人の侍」のような大活劇を選んでいないことは僕にとってずっと謎だった。しかし、昨夜の放送でその謎を解く手がかりみたいなものがつかめた。

それは放送後のシネマ・レビューで、山本監督がいみじくも言われたことだ。
山本監督は

「『シェーン』が成瀬巳喜男的な西部劇なら、『荒野の決闘』は溝口健二的西部劇である」と。

つまり、黒澤監督の選んだ100本には、「自分には描けないもの」に対する憧憬の念が大きく影響していないだろうか。 その象徴的な一本が「荒野の決闘」だったのではないかと。ちなみに100本の中に入った自らの作品は「赤ひげ」だけであることは興味深い。

http://blog.goo.ne.jp/np4626/e/1793ce4fad62d9146b5299511483c3c9

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さらに言うと、黒澤明だけでなく芥川龍之介自体が日本人の心性を理解できていなかったのかもしれませんね:


『今昔物語集』巻二十九第二十三話「具妻行丹波国男 於大江山被縛語(妻を具して丹波国に行く男、大江山において縛らるること)」の説話が題材となっている。


ここでは、若い盗人に弓も馬も何もかも奪われたあげく、藪の中で木に縛られ妻が手込めにされる様子をただ見ていただけの情けない男の話で、語り部は妻の気丈さと若い盗人の男気を褒め称えて、話を締め括っている。

この情けない男を殺し、殺人事件に仕立てたのが芥川龍之介『藪の中』


藪の中 芥川龍之介

     検非違使(けびいし)に問われたる木樵(きこ)りの物語

 さようでございます。あの死骸(しがい)を見つけたのは、わたしに違いございません。わたしは今朝(けさ)いつもの通り、裏山の杉を伐(き)りに参りました。すると山陰(やまかげ)の藪(やぶ)の中に、あの死骸があったのでございます。あった処でございますか? それは山科(やましな)の駅路からは、四五町ほど隔たって居りましょう。竹の中に痩(や)せ杉の交(まじ)った、人気(ひとけ)のない所でございます。

 死骸は縹(はなだ)の水干(すいかん)に、都風(みやこふう)のさび烏帽子をかぶったまま、仰向(あおむ)けに倒れて居りました。何しろ一刀(ひとかたな)とは申すものの、胸もとの突き傷でございますから、死骸のまわりの竹の落葉は、蘇芳(すほう)に滲(し)みたようでございます。いえ、血はもう流れては居りません。傷口も乾(かわ)いて居ったようでございます。おまけにそこには、馬蠅(うまばえ)が一匹、わたしの足音も聞えないように、べったり食いついて居りましたっけ。

 太刀(たち)か何かは見えなかったか? いえ、何もございません。ただその側の杉の根がたに、縄(なわ)が一筋落ちて居りました。それから、――そうそう、縄のほかにも櫛(くし)が一つございました。死骸のまわりにあったものは、この二つぎりでございます。が、草や竹の落葉は、一面に踏み荒されて居りましたから、きっとあの男は殺される前に、よほど手痛い働きでも致したのに違いございません。何、馬はいなかったか? あそこは一体馬なぞには、はいれない所でございます。何しろ馬の通(かよ)う路とは、藪一つ隔たって居りますから。


     検非違使に問われたる旅法師(たびほうし)の物語

 あの死骸の男には、確かに昨日(きのう)遇(あ)って居ります。昨日の、――さあ、午頃(ひるごろ)でございましょう。場所は関山(せきやま)から山科(やましな)へ、参ろうと云う途中でございます。あの男は馬に乗った女と一しょに、関山の方へ歩いて参りました。女は牟子(むし)を垂れて居りましたから、顔はわたしにはわかりません。見えたのはただ萩重(はぎがさ)ねらしい、衣(きぬ)の色ばかりでございます。馬は月毛(つきげ)の、――確か法師髪(ほうしがみ)の馬のようでございました。丈(たけ)でございますか? 丈は四寸(よき)もございましたか? ――何しろ沙門(しゃもん)の事でございますから、その辺ははっきり存じません。男は、――いえ、太刀(たち)も帯びて居(お)れば、弓矢も携(たずさ)えて居りました。殊に黒い塗(ぬ)り箙(えびら)へ、二十あまり征矢(そや)をさしたのは、ただ今でもはっきり覚えて居ります。

 あの男がかようになろうとは、夢にも思わずに居りましたが、真(まこと)に人間の命なぞは、如露亦如電(にょろやくにょでん)に違いございません。やれやれ、何とも申しようのない、気の毒な事を致しました。


     検非違使に問われたる放免(ほうめん)の物語

 わたしが搦(から)め取った男でございますか? これは確かに多襄丸(たじょうまる)と云う、名高い盗人(ぬすびと)でございます。もっともわたしが搦(から)め取った時には、馬から落ちたのでございましょう、粟田口(あわだぐち)の石橋(いしばし)の上に、うんうん呻(うな)って居りました。時刻でございますか? 時刻は昨夜(さくや)の初更(しょこう)頃でございます。いつぞやわたしが捉(とら)え損じた時にも、やはりこの紺(こん)の水干(すいかん)に、打出(うちだ)しの太刀(たち)を佩(は)いて居りました。ただ今はそのほかにも御覧の通り、弓矢の類さえ携(たずさ)えて居ります。さようでございますか? あの死骸の男が持っていたのも、――では人殺しを働いたのは、この多襄丸に違いございません。革(かわ)を巻いた弓、黒塗りの箙(えびら)、鷹(たか)の羽の征矢(そや)が十七本、――これは皆、あの男が持っていたものでございましょう。はい。馬もおっしゃる通り、法師髪(ほうしがみ)の月毛(つきげ)でございます。その畜生(ちくしょう)に落されるとは、何かの因縁(いんねん)に違いございません。それは石橋の少し先に、長い端綱(はづな)を引いたまま、路ばたの青芒(あおすすき)を食って居りました。

 この多襄丸(たじょうまる)と云うやつは、洛中(らくちゅう)に徘徊する盗人の中でも、女好きのやつでございます。昨年の秋鳥部寺(とりべでら)の賓頭盧(びんずる)の後(うしろ)の山に、物詣(ものもう)でに来たらしい女房が一人、女(め)の童(わらわ)と一しょに殺されていたのは、こいつの仕業(しわざ)だとか申して居りました。その月毛に乗っていた女も、こいつがあの男を殺したとなれば、どこへどうしたかわかりません。差出(さしで)がましゅうございますが、それも御詮議(ごせんぎ)下さいまし。


     検非違使に問われたる媼(おうな)の物語

 はい、あの死骸は手前の娘が、片附(かたづ)いた男でございます。が、都のものではございません。若狭(わかさ)の国府(こくふ)の侍でございます。名は金沢(かなざわ)の武弘、年は二十六歳でございました。いえ、優しい気立(きだて)でございますから、遺恨(いこん)なぞ受ける筈はございません。

 娘でございますか? 娘の名は真砂(まさご)、年は十九歳でございます。これは男にも劣らぬくらい、勝気の女でございますが、まだ一度も武弘のほかには、男を持った事はございません。顔は色の浅黒い、左の眼尻(めじり)に黒子(ほくろ)のある、小さい瓜実顔(うりざねがお)でございます。

 武弘は昨日(きのう)娘と一しょに、若狭へ立ったのでございますが、こんな事になりますとは、何と云う因果でございましょう。しかし娘はどうなりましたやら、壻(むこ)の事はあきらめましても、これだけは心配でなりません。どうかこの姥(うば)が一生のお願いでございますから、たとい草木(くさき)を分けましても、娘の行方(ゆくえ)をお尋ね下さいまし。何に致せ憎いのは、その多襄丸(たじょうまる)とか何とか申す、盗人(ぬすびと)のやつでございます。壻ばかりか、娘までも………(跡は泣き入りて言葉なし)
       ×          ×          ×


     多襄丸(たじょうまる)の白状

 あの男を殺したのはわたしです。しかし女は殺しはしません。

ではどこへ行ったのか? それはわたしにもわからないのです。まあ、お待ちなさい。いくら拷問(ごうもん)にかけられても、知らない事は申されますまい。その上わたしもこうなれば、卑怯(ひきょう)な隠し立てはしないつもりです。
 わたしは昨日(きのう)の午(ひる)少し過ぎ、あの夫婦に出会いました。その時風の吹いた拍子(ひょうし)に、牟子(むし)の垂絹(たれぎぬ)が上ったものですから、ちらりと女の顔が見えたのです。ちらりと、――見えたと思う瞬間には、もう見えなくなったのですが、一つにはそのためもあったのでしょう、わたしにはあの女の顔が、女菩薩(にょぼさつ)のように見えたのです。わたしはその咄嗟(とっさ)の間(あいだ)に、たとい男は殺しても、女は奪おうと決心しました。

 何、男を殺すなぞは、あなた方の思っているように、大した事ではありません。どうせ女を奪(うば)うとなれば、必ず、男は殺されるのです。ただわたしは殺す時に、腰の太刀(たち)を使うのですが、あなた方は太刀は使わない、ただ権力で殺す、金で殺す、どうかするとおためごかしの言葉だけでも殺すでしょう。なるほど血は流れない、男は立派(りっぱ)に生きている、――しかしそれでも殺したのです。罪の深さを考えて見れば、あなた方が悪いか、わたしが悪いか、どちらが悪いかわかりません。(皮肉なる微笑)

 しかし男を殺さずとも、女を奪う事が出来れば、別に不足はない訳です。いや、その時の心もちでは、出来るだけ男を殺さずに、女を奪おうと決心したのです。が、あの山科(やましな)の駅路では、とてもそんな事は出来ません。そこでわたしは山の中へ、あの夫婦をつれこむ工夫(くふう)をしました。

 これも造作(ぞうさ)はありません。わたしはあの夫婦と途(みち)づれになると、向うの山には古塚(ふるづか)がある、この古塚を発(あば)いて見たら、鏡や太刀(たち)が沢山出た、わたしは誰も知らないように、山の陰の藪(やぶ)の中へ、そう云う物を埋(うず)めてある、もし望み手があるならば、どれでも安い値に売り渡したい、――と云う話をしたのです。男はいつかわたしの話に、だんだん心を動かし始めました。それから、――どうです。欲と云うものは恐しいではありませんか? それから半時(はんとき)もたたない内に、あの夫婦はわたしと一しょに、山路(やまみち)へ馬を向けていたのです。

 わたしは藪(やぶ)の前へ来ると、宝はこの中に埋めてある、見に来てくれと云いました。男は欲に渇(かわ)いていますから、異存(いぞん)のある筈はありません。が、女は馬も下りずに、待っていると云うのです。またあの藪の茂っているのを見ては、そう云うのも無理はありますまい。わたしはこれも実を云えば、思う壺(つぼ)にはまったのですから、女一人を残したまま、男と藪の中へはいりました。

 藪はしばらくの間(あいだ)は竹ばかりです。が、半町(はんちょう)ほど行った処に、やや開いた杉むらがある、――わたしの仕事を仕遂げるのには、これほど都合(つごう)の好(い)い場所はありません。わたしは藪を押し分けながら、宝は杉の下に埋めてあると、もっともらしい嘘をつきました。男はわたしにそう云われると、もう痩(や)せ杉が透いて見える方へ、一生懸命に進んで行きます。その内に竹が疎(まば)らになると、何本も杉が並んでいる、――わたしはそこへ来るが早いか、いきなり相手を組み伏せました。男も太刀を佩(は)いているだけに、力は相当にあったようですが、不意を打たれてはたまりません。たちまち一本の杉の根がたへ、括(くく)りつけられてしまいました。縄(なわ)ですか? 縄は盗人(ぬすびと)の有難さに、いつ塀を越えるかわかりませんから、ちゃんと腰につけていたのです。勿論声を出させないためにも、竹の落葉を頬張(ほおば)らせれば、ほかに面倒はありません。

 わたしは男を片附けてしまうと、今度はまた女の所へ、男が急病を起したらしいから、見に来てくれと云いに行きました。これも図星(ずぼし)に当ったのは、申し上げるまでもありますまい。女は市女笠(いちめがさ)を脱いだまま、わたしに手をとられながら、藪の奥へはいって来ました。ところがそこへ来て見ると、男は杉の根に縛(しば)られている、――女はそれを一目見るなり、いつのまに懐(ふところ)から出していたか、きらりと小刀(さすが)を引き抜きました。

わたしはまだ今までに、あのくらい気性の烈(はげ)しい女は、一人も見た事がありません。もしその時でも油断していたらば、一突きに脾腹(ひばら)を突かれたでしょう。いや、それは身を躱(かわ)したところが、無二無三(むにむざん)に斬り立てられる内には、どんな怪我(けが)も仕兼ねなかったのです。が、わたしも多襄丸(たじょうまる)ですから、どうにかこうにか太刀も抜かずに、とうとう小刀(さすが)を打ち落しました。いくら気の勝った女でも、得物がなければ仕方がありません。わたしはとうとう思い通り、男の命は取らずとも、女を手に入れる事は出来たのです。

 男の命は取らずとも、――そうです。わたしはその上にも、男を殺すつもりはなかったのです。所が泣き伏した女を後(あと)に、藪の外へ逃げようとすると、女は突然わたしの腕へ、気違いのように縋(すが)りつきました。しかも切れ切れに叫ぶのを聞けば、あなたが死ぬか夫が死ぬか、どちらか一人死んでくれ、二人の男に恥(はじ)を見せるのは、死ぬよりもつらいと云うのです。いや、その内どちらにしろ、生き残った男につれ添いたい、――そうも喘(あえ)ぎ喘ぎ云うのです。わたしはその時猛然と、男を殺したい気になりました。(陰鬱なる興奮)

 こんな事を申し上げると、きっとわたしはあなた方より残酷(ざんこく)な人間に見えるでしょう。しかしそれはあなた方が、あの女の顔を見ないからです。殊にその一瞬間の、燃えるような瞳(ひとみ)を見ないからです。わたしは女と眼を合せた時、たとい神鳴(かみなり)に打ち殺されても、この女を妻にしたいと思いました。妻にしたい、――わたしの念頭(ねんとう)にあったのは、ただこう云う一事だけです。これはあなた方の思うように、卑(いや)しい色欲ではありません。もしその時色欲のほかに、何も望みがなかったとすれば、わたしは女を蹴倒(けたお)しても、きっと逃げてしまったでしょう。男もそうすればわたしの太刀(たち)に、血を塗る事にはならなかったのです。が、薄暗い藪の中に、じっと女の顔を見た刹那(せつな)、わたしは男を殺さない限り、ここは去るまいと覚悟しました。

 しかし男を殺すにしても、卑怯(ひきょう)な殺し方はしたくありません。わたしは男の縄を解いた上、太刀打ちをしろと云いました。(杉の根がたに落ちていたのは、その時捨て忘れた縄なのです。)男は血相(けっそう)を変えたまま、太い太刀を引き抜きました。と思うと口も利(き)かずに、憤然とわたしへ飛びかかりました。――その太刀打ちがどうなったかは、申し上げるまでもありますまい。わたしの太刀は二十三合目(ごうめ)に、相手の胸を貫きました。二十三合目に、――どうかそれを忘れずに下さい。わたしは今でもこの事だけは、感心だと思っているのです。わたしと二十合斬り結んだものは、天下にあの男一人だけですから。(快活なる微笑)

 わたしは男が倒れると同時に、血に染まった刀を下げたなり、女の方を振り返りました。すると、――どうです、あの女はどこにもいないではありませんか? わたしは女がどちらへ逃げたか、杉むらの間を探して見ました。が、竹の落葉の上には、それらしい跡(あと)も残っていません。また耳を澄ませて見ても、聞えるのはただ男の喉(のど)に、断末魔(だんまつま)の音がするだけです。

 事によるとあの女は、わたしが太刀打を始めるが早いか、人の助けでも呼ぶために、藪をくぐって逃げたのかも知れない。――わたしはそう考えると、今度はわたしの命ですから、太刀や弓矢を奪ったなり、すぐにまたもとの山路(やまみち)へ出ました。そこにはまだ女の馬が、静かに草を食っています。その後(ご)の事は申し上げるだけ、無用の口数(くちかず)に過ぎますまい。ただ、都(みやこ)へはいる前に、太刀だけはもう手放していました。――わたしの白状はこれだけです。どうせ一度は樗(おうち)の梢(こずえ)に、懸ける首と思っていますから、どうか極刑(ごっけい)に遇わせて下さい。(昂然(こうぜん)たる態度)


     清水寺に来れる女の懺悔(ざんげ)

 ――その紺(こん)の水干(すいかん)を着た男は、わたしを手ごめにしてしまうと、縛られた夫を眺めながら、嘲(あざけ)るように笑いました。夫はどんなに無念だったでしょう。が、いくら身悶(みもだ)えをしても、体中(からだじゅう)にかかった縄目(なわめ)は、一層ひしひしと食い入るだけです。わたしは思わず夫の側へ、転(ころ)ぶように走り寄りました。いえ、走り寄ろうとしたのです。しかし男は咄嗟(とっさ)の間(あいだ)に、わたしをそこへ蹴倒しました。ちょうどその途端(とたん)です。わたしは夫の眼の中に、何とも云いようのない輝きが、宿っているのを覚(さと)りました。

何とも云いようのない、――わたしはあの眼を思い出すと、今でも身震(みぶる)いが出ずにはいられません。口さえ一言(いちごん)も利(き)けない夫は、その刹那(せつな)の眼の中に、一切の心を伝えたのです。しかしそこに閃(ひらめ)いていたのは、怒りでもなければ悲しみでもない、――ただわたしを蔑(さげす)んだ、冷たい光だったではありませんか? わたしは男に蹴られたよりも、その眼の色に打たれたように、我知らず何か叫んだぎり、とうとう気を失ってしまいました。

 その内にやっと気がついて見ると、あの紺(こん)の水干(すいかん)の男は、もうどこかへ行っていました。跡にはただ杉の根がたに、夫が縛(しば)られているだけです。わたしは竹の落葉の上に、やっと体を起したなり、夫の顔を見守りました。が、夫の眼の色は、少しもさっきと変りません。やはり冷たい蔑(さげす)みの底に、憎しみの色を見せているのです。恥しさ、悲しさ、腹立たしさ、――その時のわたしの心の中(うち)は、何と云えば好(よ)いかわかりません。わたしはよろよろ立ち上りながら、夫の側へ近寄りました。

「あなた。もうこうなった上は、あなたと御一しょには居られません。わたしは一思いに死ぬ覚悟です。しかし、――しかしあなたもお死になすって下さい。あなたはわたしの恥(はじ)を御覧になりました。わたしはこのままあなた一人、お残し申す訳には参りません。」

 わたしは一生懸命に、これだけの事を云いました。それでも夫は忌(いま)わしそうに、わたしを見つめているばかりなのです。わたしは裂(さ)けそうな胸を抑えながら、夫の太刀(たち)を探しました。が、あの盗人(ぬすびと)に奪われたのでしょう、太刀は勿論弓矢さえも、藪の中には見当りません。しかし幸い小刀(さすが)だけは、わたしの足もとに落ちているのです。わたしはその小刀を振り上げると、もう一度夫にこう云いました。

「ではお命を頂かせて下さい。わたしもすぐにお供します。」

 夫はこの言葉を聞いた時、やっと唇(くちびる)を動かしました。勿論口には笹の落葉が、一ぱいにつまっていますから、声は少しも聞えません。が、わたしはそれを見ると、たちまちその言葉を覚りました。

夫はわたしを蔑んだまま、「殺せ。」と一言(ひとこと)云ったのです。わたしはほとんど、夢うつつの内に、夫の縹(はなだ)の水干の胸へ、ずぶりと小刀(さすが)を刺し通しました。

 わたしはまたこの時も、気を失ってしまったのでしょう。やっとあたりを見まわした時には、夫はもう縛られたまま、とうに息が絶えていました。その蒼ざめた顔の上には、竹に交(まじ)った杉むらの空から、西日が一すじ落ちているのです。わたしは泣き声を呑みながら、死骸(しがい)の縄を解き捨てました。そうして、――そうしてわたしがどうなったか? それだけはもうわたしには、申し上げる力もありません。とにかくわたしはどうしても、死に切る力がなかったのです。小刀(さすが)を喉(のど)に突き立てたり、山の裾の池へ身を投げたり、いろいろな事もして見ましたが、死に切れずにこうしている限り、これも自慢(じまん)にはなりますまい。(寂しき微笑)わたしのように腑甲斐(ふがい)ないものは、大慈大悲の観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)も、お見放しなすったものかも知れません。しかし夫を殺したわたしは、盗人(ぬすびと)の手ごめに遇ったわたしは、一体どうすれば好(よ)いのでしょう? 一体わたしは、――わたしは、――(突然烈しき歔欷(すすりなき))


     巫女(みこ)の口を借りたる死霊の物語

 ――盗人(ぬすびと)は妻を手ごめにすると、そこへ腰を下したまま、いろいろ妻を慰め出した。おれは勿論口は利(き)けない。体も杉の根に縛(しば)られている。が、おれはその間(あいだ)に、何度も妻へ目くばせをした。この男の云う事を真(ま)に受けるな、何を云っても嘘と思え、――おれはそんな意味を伝えたいと思った。しかし妻は悄然(しょうぜん)と笹の落葉に坐ったなり、じっと膝へ目をやっている。それがどうも盗人の言葉に、聞き入っているように見えるではないか? おれは妬(ねたま)しさに身悶(みもだ)えをした。が、盗人はそれからそれへと、巧妙に話を進めている。一度でも肌身を汚したとなれば、夫との仲も折り合うまい。そんな夫に連れ添っているより、自分の妻になる気はないか? 自分はいとしいと思えばこそ、大それた真似も働いたのだ、――盗人はとうとう大胆(だいたん)にも、そう云う話さえ持ち出した。

 盗人にこう云われると、妻はうっとりと顔を擡(もた)げた。おれはまだあの時ほど、美しい妻を見た事がない。しかしその美しい妻は、現在縛られたおれを前に、何と盗人に返事をしたか? おれは中有(ちゅうう)に迷っていても、妻の返事を思い出すごとに、嗔恚(しんい)に燃えなかったためしはない。妻は確かにこう云った、――「ではどこへでもつれて行って下さい。」(長き沈黙)

 妻の罪はそれだけではない。それだけならばこの闇(やみ)の中に、いまほどおれも苦しみはしまい。しかし妻は夢のように、盗人に手をとられながら、藪の外へ行こうとすると、たちまち顔色(がんしよく)を失ったなり、杉の根のおれを指さした。「あの人を殺して下さい。わたしはあの人が生きていては、あなたと一しょにはいられません。」――妻は気が狂ったように、何度もこう叫び立てた。「あの人を殺して下さい。」――この言葉は嵐のように、今でも遠い闇の底へ、まっ逆様(さかさま)におれを吹き落そうとする。一度でもこのくらい憎むべき言葉が、人間の口を出た事があろうか? 一度でもこのくらい呪(のろ)わしい言葉が、人間の耳に触れた事があろうか? 一度でもこのくらい、――(突然迸(ほとばし)るごとき嘲笑(ちょうしょう))その言葉を聞いた時は、盗人さえ色を失ってしまった。「あの人を殺して下さい。」――妻はそう叫びながら、盗人の腕に縋(すが)っている。盗人はじっと妻を見たまま、殺すとも殺さぬとも返事をしない。――と思うか思わない内に、妻は竹の落葉の上へ、ただ一蹴りに蹴倒(けたお)された、(再(ふたた)び迸るごとき嘲笑)盗人は静かに両腕を組むと、おれの姿へ眼をやった。「あの女はどうするつもりだ? 殺すか、それとも助けてやるか? 返事はただ頷(うなず)けば好(よ)い。殺すか?」――おれはこの言葉だけでも、盗人の罪は赦(ゆる)してやりたい。(再び、長き沈黙)

 妻はおれがためらう内に、何か一声(ひとこえ)叫ぶが早いか、たちまち藪の奥へ走り出した。盗人も咄嗟(とっさ)に飛びかかったが、これは袖(そで)さえ捉(とら)えなかったらしい。おれはただ幻のように、そう云う景色を眺めていた。

 盗人は妻が逃げ去った後(のち)、太刀(たち)や弓矢を取り上げると、一箇所だけおれの縄(なわ)を切った。「今度はおれの身の上だ。」――おれは盗人が藪の外へ、姿を隠してしまう時に、こう呟(つぶや)いたのを覚えている。その跡はどこも静かだった。いや、まだ誰かの泣く声がする。おれは縄を解きながら、じっと耳を澄ませて見た。が、その声も気がついて見れば、おれ自身の泣いている声だったではないか? (三度(みたび)、長き沈黙)

 おれはやっと杉の根から、疲れ果てた体を起した。おれの前には妻が落した、小刀(さすが)が一つ光っている。おれはそれを手にとると、一突きにおれの胸へ刺(さ)した。何か腥(なまぐさ)い塊(かたまり)がおれの口へこみ上げて来る。が、苦しみは少しもない。ただ胸が冷たくなると、一層あたりがしんとしてしまった。ああ、何と云う静かさだろう。この山陰(やまかげ)の藪の空には、小鳥一羽囀(さえず)りに来ない。ただ杉や竹の杪(うら)に、寂しい日影が漂(ただよ)っている。日影が、――それも次第に薄れて来る。――もう杉や竹も見えない。おれはそこに倒れたまま、深い静かさに包まれている。

 その時誰か忍び足に、おれの側へ来たものがある。おれはそちらを見ようとした。が、おれのまわりには、いつか薄闇(うすやみ)が立ちこめている。誰か、――その誰かは見えない手に、そっと胸の小刀(さすが)を抜いた。同時におれの口の中には、もう一度血潮が溢(あふ)れて来る。おれはそれぎり永久に、中有(ちゅうう)の闇へ沈んでしまった。………
(大正十年十二月)

http://www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/179_15255.html

http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/397.html#c4

コメント [マスコミ・電通批評11] まだまだあるぞ、メディアとカネ![やっぱり、毎日がけっぷち:朝日のみならず他のTV・新聞も] 一市民
28. 2011年2月07日 10:34:21: EPsXLuUJpI
マスコミの所得隠し発覚は、時の内閣のお仕置きじゃない?
下手な記事載せるな!って感じ。
捜査権のある組織がマスメディアや政治家に対して動く時は必ず裏に何かあると思う。
税務署が動く時は要注意。色々と難癖付けられる。
で、普通のマスメディア(含個人)や政治家は被害を最小限に抑えるために、とりあえず大人しくして、ヨイショする。
それに屈せず権力と徹底的に戦うマスメディアや政治家は本物だと思う。

http://www.asyura2.com/10/hihyo11/msg/527.html#c28
コメント [経世済民70] 中国やアジア諸国が加わらないのに、TPPが「国を開くか開かないのか」という恫喝はないでしょう。個別にEPA、FTAを結ベ TORA
03. 2011年2月07日 10:37:06: WGd80bxlQn
所謂、自称TPP=環アメリカ経済支配隷属盲従狂定
http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/853.html#c3
コメント [経世済民70] 世の中全てイカサマ経済 いんきょ
24. 2011年2月07日 10:42:44: xJxxhrKSKU
ミッドウエー戦の前にデマ情報をわざと日本側に洩れるように流し、それまで懸命に場所を突き止めようとしていたアメリカは遂に「ミッドウエー島」であることを探知し、この戦に勝利した。同じように、山本五十六待ち伏せ撃墜成功した時には、事前に日本側無線を傍聴し、全く正確な時間位置を突き止めて、上空で待ち伏せできた。これら巧みな情報戦術に成功したアメリカは、情報の効果絶大さや大切さをより強く認識したこともあり、戦後は日本を情報面からも確実支配する方策を採った。アメリカのやるイカサマは経済は勿論のこと、情報面でも様々イカサマ技術を駆使している。能天気で思考力を殺がれた日本人があまりに増えている現在、物事の正体見抜けない者が政治屋、役人などになってこの国を牛耳っているから、私は実に危機的な思いがしてならない。戦争当時も、きつねのようにしたたかなアメリカと戦した当時の指導者らも、先のことを見通したり、総合的に物事を判断するなどの思考など、まともにできなかったのが多かったのは同じようだが。だから、既に日本参戦決めていたソ連に、ノコノコと停戦仲介を依頼に行ったりとかいう、そんなトンチンカンもやっている。この国の政治屋や役人を信じて任せていたら、日本という国は滅びてしまい、その時に地獄の苦しみ味わうのはいつものように、庶民であり有象無象らだ。
http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/845.html#c24
コメント [戦争b7] 戊辰戦争でプロイセンに提携持ちかけ 会津・庄内両藩 吐息でネット右翼
06. 2011年2月07日 10:45:58: qDVeDsWthg
ユダヤ・イルミナティ・フリーメーソンは、英国系を薩・長、仏蘭西系を幕府に
接近させ、対決・内戦作戦を立てたが、危うく西郷・勝によって内乱を防いだ。
江戸城開城時に徳川慶喜は、対決を諦めた。
官軍側は、すでに英国フリーメーソンの手中に嵌っており、天皇も完全に薩長の
手中に落ちていた。
これでは、会津などの東北諸藩が連合して抵抗したところで勝ち目はなかった。

明治維新とは、完全にユダヤ・イルミナティ・フリーメーソンの謀略による
日本支配なのである。

無論、欧米列強といわれる各国を裏から実効支配しているのは、今日もこの連中
である。


http://www.asyura2.com/10/warb7/msg/266.html#c6

記事 [テスト21] test17

昨夏の参院選後の報告です。

高知白バイ事件が県警による1億円詐欺だと言うこと、

高知新聞が白バイ事件を報道しないことに抗議し、「白バイ事件の解決」を公約に掲げて出馬した参議院選挙で、高知新聞が不平等な報道に終始したこと、

参院選の途中で、警察署の前で「県警本部長は詐欺犯だ!処罰せよ!」と演説したこと、

須崎市の警察署に乗りこんで「この前の駐車場で演説する許可を!」と求めたこと、

宿毛市で信号機を壊したこと・・・など、

いろいろ語っております。

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【最近の記事】

怒りで身体が震える。。。国民を愚弄した談合権力ゲームに明け暮れる菅政権 〜 小沢総理誕策26藤島利久
http://www.asyura2.com/11/senkyo106/msg/632.html

― 高知白バイ事件・鎮魂ウォーク 実行予定 

http://kochi53.blog.ocn.ne.jp/blog/sirbaimain.html

2011年3月3日/12:30 高知県庁・市役所前

高知デモ!次期総理は検察と闘う小沢しかいない。自立した国民の結集を呼びかける。

寄付金のページ   カンパお願いします!

高知新聞が白バイ事件を報道しないので、事件を周知するため高知県ブログランキングで上位に入ろうと頑張っています。皆さん応援してください。

高知白バイ事件 メインページ へ


http://www.asyura2.com/10/test21/msg/548.html
コメント [議論30] 赤ちゃんに「人生は楽しいから生まれてきてね」と胸をはれる世界にしましょう「人間よ大志を抱け」 heiwatarou
02. 2011年2月07日 10:48:53: DIjHb647cg
>▼現世の都合だけで〜

少子化ほっとけば、負のスパイラルだよ
それこそ一部の人の自己満足しか満たされない
http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/373.html#c2

コメント [経世済民70] 世の中全てイカサマ経済 いんきょ
25. いんきょ 2011年2月07日 11:05:11: uk80DLO2JxoUA : pgUb7LugWY
そう、政治家どもが難しく言ったり、複雑な法律にしたりというのの大半は結局、庶民の目をごまかすためだよね!

たとえば税制なんてのもその一つで、故意に複雑にし、且つ毎年変えてるわけで・・・

故意にわかりにくい複雑なルールにしてるということは、一見それだけ細かく平等になるようにと思わせてはいるけど、実際はそうではなくあくまで見せ掛けであって、複雑化することによって庶民らに実態がわからないよう隠す目的とプラスして、権力者らにとって都合のいいようなんとでもとれるように(逆にいえば、やつらに逆らおうとする人間らに対しては悪い方に解釈して罪に問えるように)、つまり抜け道を作っているわけです。
(事実、自分で確定申告に行っても、その時対応した税理士によって言うことが常に違いますw
さらにこれは、一般の天下りと同様ですが、元国税幹部が税理士事務所開いたようなところで申告書書いてもらえば、基本的にかなり強引なことを書いても税務署は何も言ってこず素通りだし、あるいは税務署から何か言ってきた時にそういう知り合いいれば頼めばすぐに税務署は手を引くと、実際そういう経験のある複数の知人から直接聞いてるし、税務署に限らずあらゆる権力構造すべてに言えることです)

実際には多くの庶民にとっては全体で増税になっていても、ごく一部減税してる部分のみを取り上げて減税すると言ったりねw

また、簡単にしてしまえば税理士なんか仕事がなくなってしまうし・・・

17に書かれてる「日本人は、金融の世界でも欧米人と対等に戦えます。本当のルールを知らないで・・」は、本来ならそうだろうけど、結局上記のようなことと同じで、米国がやればそれは合法で、日本がやれば違法だとイチャモンつけてきますw

元々アメリカ大陸はインデアンたちが平和に暮らしていたところに、白人が勝手にやってきて、それを歓迎して迎え入れてくれたインデアンたちを虐殺したり追い出したりして結局全土を侵略・支配してしまったわけで、オーストラリア大陸に於けるアポリジニに対しても同様で、そっちはさらに酷く、単なるゲーム感覚で人間狩りをして楽しんだりもしてたわけです。

どの政党が政権取ろうとも圧力・脅しかけてくる米国に対してNOと本気で言える政治家なんて今の日本には皆無で(パフォーマンスだけしてみせる政治家はいるけどねw)、政治が根本的に変わることはまず有り得ないと思っています。

これから脱却するには、南米連合やアジア・アフリカ諸国等と親密な関係を築き、一致団結して対抗するのが一番じゃないかと思っています。
(もちろんそれらの国々も同様の信念を持てばの話ですが)

一国や数国程度では、力にものを言わせていろんなことをやってくるだろうけど、それだけの国が一致団結すればさすがに強行なこともしてこれないんじゃないかと?

単に経済封鎖等の圧力であれば大歓迎、逆にこっちから欧米との輸出入とも全てやめてやればいいw

南米連合では今、そういう方向に団結しつつあるようです。

なお、今回はなかなかいい議論が行われてるようで、これこそ掲示板の良さですが、一部には、うちのブログだったら削除若しくは注意与える対象にするようなコメントもあり、全てを真剣に読むことなく、怪しげに感じたものには相手にならず無視して読み流すようにした方がいいかと思います。
http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/845.html#c25

コメント [マスコミ・電通批評11] 同性愛者のテレビ大量露出について DAGU
21. 2011年2月07日 11:07:03: SBztI6XWSY
>>20 聴覚・言語障害者の方を冒涜する行為だと言ってるんです。
バラエテイー番組は、あのしゃべりを芸として使っているだけ、
洗浄氏本人は、取材費稼ぐため割り切ってタレント活動してるわけ
そのとばっちりが聴覚・言語障害者を笑い飛ばすことになるから
怒っているわけね。
 
http://www.asyura2.com/10/hihyo11/msg/532.html#c21
コメント [マスコミ・電通批評11] まだまだあるぞ、メディアとカネ![やっぱり、毎日がけっぷち:朝日のみならず他のTV・新聞も] 一市民
29. 2011年2月07日 11:11:33: zuqb5v0WcQ
>>27
民放を見ない

CMの商品は買わない

抗議は全てNHKへ


も入れて下さい!
http://www.asyura2.com/10/hihyo11/msg/527.html#c29

コメント [マスコミ・電通批評11] 菅“卑怯だぞ”八百長猛批判の“目くらまし”に大喜び 吐息でネット右翼
04. 2011年2月07日 11:18:52: swlnfR07HU
「目くらまし」どころか、誤算のようです。
菅政権の八百長体質。
http://www.asyura2.com/10/hihyo11/msg/534.html#c4
コメント [中国2] 中国でキリスト教が急成長、信徒数1949年の100倍に ピノキ
01. 2011年2月07日 11:24:13: qDVeDsWthg
昔から、中国でも朝鮮でも日本でも、金権亡者は、利益のためには何にでも
入るのだ!

キリシタンもフリーメーソンも、大本は一緒だ!

この連中が、熱心に信仰をするとはお笑い草だ!
http://www.asyura2.com/09/china02/msg/736.html#c1

コメント [戦争b7] 戊辰戦争でプロイセンに提携持ちかけ 会津・庄内両藩 吐息でネット右翼
07. 秋元健一 2011年2月07日 11:29:23: EjfswsyCJQQaY : HG211M8xd
国際政治家としてのビスマルクの判断力に敬服
http://www.asyura2.com/10/warb7/msg/266.html#c7
コメント [医療崩壊3] 「日本の平等で良質な医療システムの息の根を止めるTPP」 小野昌弘氏のツイートより  晴耕雨読 行雲流水
02. 2011年2月07日 11:34:43: CBoG98aNOg
アメリカの医療費は異様に高いのですが、満足度も高いのです。アメリカの医療費は高く、日本の医療費がまともと考えないで下さい。日本の医療費は異様に安い事を認識しないといけません。また、保険の自己負担割合が3割なんていったら、それで保険かと云わないといけません。医療費をもっと削れと言うのは間違っています。いま、医療で成り立つのは1部です。外科の個人病院だった所はリハビリなどの介護で生計を立てています。同じく外科系の歯科もタイより安い保険料金で苦しんでいます。高福祉国家のヨーロッパ諸国を見習って、保険医療を組み立ててゆくべきです。ヨーロッパの保険治療費は、必要なものにしか支払われません。風邪ごときで医者にはかかりません。薬も出しません。
日本のお医者さんは、薬を売るから製薬会社から保護されているのです。
禁煙のためお医者さんに行きましょう。ニキビは病気です、お医者さんにゆきましょう。等々。スポンサーは製薬会社ですよ。日本の保険制度はよほど余裕があるのでしょうね。
また、良く言われるのが、歯科は高額だから保険は別枠というヤツ。
日本の歯科治療費はタイより安いので、医療費に占める歯科の割合はたったの7%なのですよ。消費税に毛の生えた程度ですよ。昔は倍の割合でしたから厚労省が薬を使わない所をどれ程削りまくるかという証拠ですよ。 これを別枠にしろって言うほうがどうかしてる。よほど数字に弱いんでしょう。噂を信じちゃダメという典型。
あと、介護。これも今もうけ頭。職員を安い給料で働かせて、大きなホテルのような施設を建てるのがはやってます。一泊5万円以上の宿泊費を保険で賄っているのですよ。1か月もえれば自費の白い歯が全部の歯に入るほどの金額ですよ。
外科の先生が、上がったりになったら介護に走るのがうなずけるというものです。
今の制度は偏りすぎてますな。
ただ、何れにしても、ヨーロッパと比較しても全体として安すぎるのは事実ですよ。
高いといってはバチが当たります。



http://www.asyura2.com/09/iryo03/msg/403.html#c2

記事 [外国人参政権・外国人住民基本法01] 英語は不利? センター試験外国語 平均点8年連続で最低(産経ニュース)トップは韓国語
平成23年度の国公立大学の2次試験が今月25日、スタートする。第一関門の大学入試センター試験の「外国語」では、選択5科目中で「英語」の平均点が8年連続最低となり、トップの「韓国語」とは100点満点換算で13点以上の差があった。得点調整はなく、「英語選択者が不利」という声も出ている。

センター試験の外国語は5つの言語から選択する方式。今年の平均点トップは韓国語で74.94点。フランス語(71.19点)▽ドイツ語(71.08点)▽中国語(67.07点)と続き、最下位が英語の61.39点。17年度には韓国語と21点の得点差が出ている。同じ教科の選択科目で平均点に20点以上の幅がある場合、社会や理科では15点内に収まるよう得点調整されるが、外国語ではない。文部科学省では「英語の選択者が圧倒的に多いため、公平な得点調整ができない」と説明する。外国語の受験者約52万人のうち、英語選択者は50万人以上。他の言語の受験者数との差があまりに大きいため、統計上、正確な得点調整は不可能という。

事前に平均点が同程度になるように、難易度を調整することも理論上、可能だが、それも行われていない。文科省の担当者は「英語以外は、受験生のほとんどが在日外国人や留学経験者が中心。得意だから平均点が上がる」と指摘する。

*+*+ 産経ニュース 2011/02/06[23:40:53] +*+*
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110206/edc11020622280001-n1.htm


韓国語を選択するヤツって外国語というより母国語(中国も?)

在日コリアンに「だけ」有利だもんね…
日本の国立なのに…

英語以外の外国語が試験科目に加わっているのがおかしいわけだな。

公用語人口(百万人)
英語      1400
中国語  1000
フランス語   220
ドイツ語    100
韓国語      60

※ヒンディー語 700
※スペイン語  280
※ロシア語   270
※アラビア語  170
※ポルトガル語 160
※マレー語   160
※ベンガル語  150

帰国子女とかハーフとか激増してんだから、国関係なくバイリンガルがやたら有利になる受験制度はやめるべき。
日本の英語教育がダメダメなのも受験への特化しすぎが元凶だ。
外国語は受験科目から外すべし。代わりに漢文(古代の中国語)とかラテン語とかで、あくまで教養としてやればいい。


そもそも

>得点調整はなく

いい加減必ず何がしかの調整するようにしろよ
いつまでやってんだよ、こんな不公平な試験


韓国語有利と思うなら、韓国語で受ければいいじゃないか?という奴はそもそもの
問題点をすりかえているので聞く価値はなし。


ちなみに人の命に携わる医学部の場合だけど

センター利用する医学部で英語以外の外語認めてる大学
簡単にあげると

東大
大阪
滋賀医科
熊本

らしいです。
私立だとさらにひどいでしょうね。パチンコ経営の場合、自分の子どもを裏口でも
医学部へ入れさせるのは普通のようです。そいえば岩手県の医科大学は私立でしたね♪


最近の医療ミスだったり、越権行為で不倫女性を堕胎させたりしている医師免許所有のキチガイ共の
出自を調べないといけないようですね!


当該の医学生さん、心当たりある方は入管への通報お願いします♪

日本の医療水準を下げて同胞の患者だけを贔屓にして医療行為を行う外来の医師を
許してはなりません。


http://www.asyura2.com/09/gaikokujin01/msg/719.html

コメント [経世済民70] 予想外の復活を遂げた転職市場 中国、韓国の台頭で「日本の雇用」が変わる!? tea
02. 2011年2月07日 11:44:39: Jah14VySis
良い投稿です。最近の阿修羅で投稿の良し悪しを見抜くポイントとしては、良い投稿は必ず、このコメント01のようなドアホウの工作員が急いでピントのボケたコメントをのせることです。工作員さんごくろうさん。
http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/852.html#c2
記事 [IT11] YouTube の貼り付けコードをもっと便利に「Embed Plus」
japan.internet.com 2月7日(月)8時1分配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110207-00000000-inet-inet

YouTube のコードをよく貼り付ける人におすすめ、かな?

Embed Plus を使えば、YouTube をもっと見やすくするための機能を追加した貼り付けコードを発行してくれる。

使い方は簡単で、YouTube の URL を指定したあとにさまざまなオプションをつけていくだけだ。

オプションには、画面のサイズ、開始時間、チャプター分割、コメント、Twitter での反応を含める、といったものがある。

この動画のここがね!というのを細かく指定したいときに良いのではないだろうか。知っておいても損はないですな。

(記事提供 : 百式)

サイト名:Embed Plus
http://embedplus.com/

http://www.asyura2.com/09/it11/msg/591.html

コメント [マスコミ・電通批評11] 「普通ならぶん殴りたくなる」産経の誘導記事(別冊「世に噛む日日」) 赤かぶ
03. 2011年2月07日 11:54:44: hn0p6XO3q6
支えある限り戦え。自分は応援する。

そして国民の生活が第一の政治を実現していただきたい。
管、仙谷、前原、枝野、岡田、玄葉、安住、生方、牧野のような裏切り者にこそ議員辞職がふさわしい。執行部はいさぎよく責任を取れ!

河村さんが総理になる日を心待ちにしています。
http://www.asyura2.com/10/hihyo11/msg/536.html#c3

記事 [テスト20] Re: テスト2
テスト
http://www.asyura2.com/10/test20/msg/935.html
コメント [IT11] YouTube の貼り付けコードをもっと便利に「Embed Plus」 ドキッ!プロ奴隷だらけの水泳大会
01. 秋元健一 2011年2月07日 12:01:17: EjfswsyCJQQaY : HG211M8xd
けっこう面白そう
http://www.asyura2.com/09/it11/msg/591.html#c1
記事 [中国2] フランスの文明批評家が語った中国経済急成長の実像 「脅威論」に振り回されるのは日本だけ?=@(ゲンダイNet)
http://gendai.net/articles/view/syakai/128642
2011年1月31日 掲載

フランスの文明批評家が語った中国経済急成長の実像


「脅威論」に振り回されるのは日本だけ?

 日本で語られる「中国論」は一面に過ぎないと思った方がいい。メディアを通して流されるのは、声が大きい「嫌中派」か、嫌中派に媚びる中国人の見方ばかりだから、自然と意図的な中国脅威論が多い。GDPが日本を追い越して世界2位となったニュースも大げさに報じられているが、実際は、中国の急成長をどうとらえればいいのか。
 フランスを代表する文明批評家のギ・ソルマン氏(66)が26日、都内で「中国の強さ」に疑問を投げかける講演を行った。
 最高学府のパリ政治学院で経済学を講じ、「幻想の帝国―中国の声なき声」などの著書のあるソルマン氏は講演で、「中国は経済成長も平均7%。共産党は、教養がある特殊な組織、政治、経済で成功している」としながらも、「目の前の豊かさを求めるあまり、持続的発展に目を向けていない」ことを指摘した。
 中国は「世界の工場大国」でありながら、発展を感じさせない理由をこう話す。
「農業人口が都市に移動し、組織力により、下請けもきちんと成り立っているが、大きな脅威とならないのは、技術革新に欠けるからだ」
 また、失業率の高さも活力をそぐ要因だ。「大学卒業して2年経っても就職できない。資格に見合った求職がない」と強調。
 さらに、「ひとりっ子政策で、結婚相手の見つからない男性が増え、しかも高齢化が進んでいるが、年金制度などもありません。土地も私有化させない。そのため、田舎での反乱は多い」「中国は、統合するどころか、貧しい者と富める者に分裂させている」と、不安定要素を語った。
 急成長急拡大の中国だが、内実は伴ってないとなれば、市場として商売相手として日本がつけ込むスキはいくらでもある。脅威論だけに振り回され、過剰に毛嫌いしないことが重要なのだ。


http://www.asyura2.com/09/china02/msg/739.html

コメント [経世済民70] 経済ニュース悪夢:聞けば怒りたくなる20の事実  (ROCKWAY EXPRESS ) 新世紀人
06. 2011年2月07日 12:05:21: tYHkjAw4fs
 アメリカ人は、富を独り占めにしているロックフェラー一族を追放すべきだ。間もなく、アメリカで内戦が起こるだろう。米軍の中でも、政府に反対する勢力が出てくる。
 オバマがこれを防止できるかどうかで、アメリカは生き残れる。
http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/836.html#c6
記事 [カルト7] ニコ生でアホが皇居のお堀に入浴剤を投げ入れ、逮捕(2ちゃんねる)←ネットサヨクで統失障害で生活保護受給のキチガイ
1 : ヒーおばあちゃん(愛知県):2011/02/06(日) 12:40:18.08 ID:jtxg5I4d0●
東京・千代田区で5日昼過ぎ頃、ニコニコ生放送で皇居のお堀に入浴剤を投げ入れなどして、大阪在住の34歳男性が皇宮警察に逮捕された。

5日午後3時過ぎ、皇宮警察に視聴者から「男性が皇居のお堀に入浴剤を投げ入れている」と通報が入った。皇宮警察が駆けつけPCを持ってうろつく不審な男性を発見。男性に任意で職務質問、所持検査を行ない使用済みの入浴剤を13袋を発見した。

男性は「おまじないをして入れました」「琉球民族は先住民族である。アーメン」と言って入浴剤を入れたと認めた為、配信を止められ、現行犯逮捕された。

男性は過去にも2ちゃんねるの掲示板で爆破予告して逮捕されている。

http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/news/1296963618/ (リンク切れ)


17:00すぎに「琉球民族は先住民族である。アーメン」と言って入浴剤を投げ入れる。
28:00すぎに視聴者からの通報により皇宮警察登場。


ニコニコ動画

http://www.nicovideo.jp/watch/sm13505069


複数の皇宮警察に囲われて自分の悪事を自供する。
その後、配信停止になる。
ニコニコ動画

http://www.nicovideo.jp/watch/sm13505781


動画ハイライト

警察「わざわざさー、それはさー大阪からさーこの入浴剤を入れるために来たの?」
ごる「えーっとですね、おまじないをして入れました」
警察「おまじ・・・いやいや(笑)だからそのおまじないは何の理由で」
ごる「琉球民族は先住民族である アーメン、というふうに。
   アーメンというおまじないをかけて入れました」
警察「はー、それを入れるとなんかあるの?」
ごる「あります」
警察「意味ははどういう意味なの?」
ごる「意味ですか、そのままです。アーメンです」
警察「琉球民族は先住民族であるアーメンというのはどういう意味?**さんにとって」
ごる「アーメンというのは神へのお祈りで、はい」
警察「それは**さんにとってのおまじないでしょ」
ごる「いやこれは、だからおまじないですよ。キリスト教のおまじないで
   アーメンというと神様が来て助けてくれるんですよ」
警察「天神濠に入れると助けてくれる?」
ごる「助けてくれるでしょうね」
警察「それはわからないですよね」
ごる「え」
警察「助けてくれると思った?」
ごる「いや助けてくれますよ」
警察「助けてくれると思ったから入浴剤を入れたんですね」
ごる「はい」
警察「神様は誰を助けてくれるの?**さんを?」
ごる「いや人類ですよ」
警察「人類を助けてくれるの」
ごる「はい」


> 大阪在住の34歳男性

>男性は過去にも2ちゃんねるの掲示板で爆破予告して逮捕されている。


126 : おにぎり一家(チベット自治区):2011/02/06(日) 12:48:40.37 ID:N/s4OidI0
これだな
2ちゃんねるの歴史 - Wikipedia

http://ja.wikipedia.org/wiki/2%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93%E3%81%AD%E3%82%8B%E3%81%AE%E6%AD%B4%E5%8F%B2

11月6日 - ハンドルネーム「ごるごるもあ」が沖縄県米軍基地爆破予告を30回以上書き込み、脅迫罪で逮捕、那覇署に護送された。2週間後に釈放された。


237 : MOWくん(チベット自治区):2011/02/06(日) 12:53:58.94 ID:+JB4hhiX0
コイツかな?
2ちゃんねる発の逮捕者
http://uguisu.skr.jp/recollection/2ch/


2003.11.05
ごるごるもあ ◆753z rlfiy(26)大阪府
米軍基地の爆破を予告。脅迫の疑いで逮捕


調べてみたら結構2chで暴れてるらしい


440 : のんちゃん(福島県):2011/02/06(日) 13:04:09.10 ID:1x7C+oHy0
http://www.47news.jp/CN/200311/CN2003110501000125.html

「基地爆破する」と脅迫 ネットに書き込んだ男逮捕
2003/11/05 02:51 共同通信


 沖縄県警警備一課は5日、インターネットの匿名掲示板「2ちゃんねる」に「米軍基地を爆破する」と書き込んだとして、脅迫の疑いで大阪市此花区酉島、無職知念靖雄容疑者(26)を逮捕した。容疑を認めており、県警は動機を追及している。  調べでは、知念容疑者は6月22日、掲示板に「我々の要求は、沖縄県に対する皇民政策の廃止だ 明日米軍基地を爆破する」などと書き込み、米軍関係者を脅迫した疑い。掲示板では「思いやり予算の撤廃」なども求めていた。  書き込みの通報を受けた沖縄県警が米軍当局に連絡し、米軍嘉手納基地が被害届を提出。県警は掲示板主宰者側の協力で、知念容疑者を特定した。


2003年 当時26歳

273 : じゅうじゅう(関西地方):2011/02/06(日) 12:55:39.25 ID:JqQ863pA0

ごるごるもあ研究所

http://www.geocities.jp/golgolmois/


こいつのHP見てたら90年代のキチガイっぽい

290 : ピンキーモンキー(チベット自治区):2011/02/06(日) 12:56:39.57 ID:LldEuwV30
>>273
あー、オウムと新左翼がネットで暴れてた頃はこういうのがうじゃうじゃいたな


428 : ミルバード(愛知県):2011/02/06(日) 13:03:36.76 ID:pYJHxIPx0
ごるはネットサヨクの典型だよな・・・
ν速のブサヨレスって、昔ごるが書いてたレスと似ている。

617 : レビット君(福岡県):2011/02/06(日) 13:14:52.34 ID:It793RyD0
こいつ確か生活保護受けてんだっけ?
なんで生活保護でニコ生やってんだよ・・・。

637 : さくらとっとちゃん(千葉県):2011/02/06(日) 13:16:24.13 ID:zIFSgraz0
こういうブサヨって生活保護で国に打撃与えてると思ってるんだよなw

206 : 番組の途中ですが名無しです ◆GEMkLJbZ/. :2011/02/06(日) 12:52:47.97 ID:VkO8CTGo0 BE:180197647-PLT(16051)
統合失調症で障害があるとか言ってるぞ


444 : ガリ子ちゃん(大阪府):2011/02/06(日) 13:04:15.86 ID:Hv8NAShvP
こいつナマポと障害者手帳持ってるから無敵
なんでもやるしな

491 : アッキー(兵庫県):2011/02/06(日) 13:06:44.36 ID:FkVWCR1/0
>>444
こいつ冗談抜きで頭の障害持ってんの?

547 : パナ坊(チベット自治区):2011/02/06(日) 13:09:44.90 ID:vPGdt/0G0
>>491
風俗店盗撮して、交番連れてかれて緑の手帳見せて解放されてた


984 : ポリタン(東京都):2011/02/06(日) 13:43:08.56 ID:1Kc0kzKR0

http://livedoor.2.blogimg.jp/boku2ch/imgs/a/4/a4d78968.jpg

(こいつについて)

・ブサヨ
・糖質
・キチガイサイト保有
・糞コテ歴あり
・逮捕歴あり
・ニコ生配信
・障害者手帳
・34歳
・生活保護

スーパーエリートだな
こんな奴に俺たちの税金が使われてると思うと…


931 : ハミュー(東京都):2011/02/06(日) 13:38:35.52 ID:7VSGhGto0
これ、リアルタイムで配信見てたけど、本人が統合失調症で
医者から障害者手帳の2級を支給されてるらしく、
今まで、犯罪的行為をする → 手帳を見せるのコンボでかわしてきて、それをネタに何度も配信しているらしい

で今回も、捕まる直前にニヤニヤしながら障害者手帳を出そうとして
常連リスナーも「最強の印籠キタ-ww」とかコメントしてて、マジでゴミクズだらけだと思った


(コメント)

まあ、類は友をよぶということで 笑

http://www.asyura2.com/09/cult7/msg/806.html

コメント [口蹄疫・新型インフル02] 子宮頸癌ワクチン利権産業複合体の裏を知ると(転載記事より) 寅蔵
66. 2011年2月07日 12:21:19: Jw2XVkih4o
3nhq6RebLg さんが徹底して反論し続けてくださるおかげで、かえってこのワクチンを受ける必要がないことがよく理解できました。QXVaulDOhs さんのご意見が真っ当と思いました。娘には絶対に受けさせません。有難うございます。政府はきちんと説明しないわけも理解しました。だれも受けなくなりますし、税金の無駄遣いをせめられますものね。
http://www.asyura2.com/09/buta02/msg/831.html#c66
記事 [経世済民70] 米FRBはストレステストの情報開示強化を
一歩前進、2歩後退か


HEARD ON THE STREET

* 2011年 2月 7日 10:08 JST

 

 米連邦準備理事会(FRB)が検討している透明性拡大策の一つは、バーナンキ議長が3日行ったような記者会見の頻繁化だ。しかし、透明化は金融政策をめぐるものにとどめず、銀行監査も対象にすべきだ。
イメージ Bloomberg

米連邦準備理事会(ワシントン)

 FRBが銀行に増配を認めるかどうか判断するため検討しているストレステスト(特別検査)について考えてみよう。これは、2009年春に行ったストレステストほど開かれたものにはなりそうもない。09年にはFRBと財務省は、銀行の資本力を査定する基準を明かにしたが、今回は公表していないし、テスト後にどのような情報をどの程度示すかも明らかにしていない。

 このため、市場はテストが厳格かどうか、また銀行の経営基盤にどのような影響を及ぼすか判断する材料がない状態だ。ダニエル・タルーロFRB理事は昨年 3月の講演で、情報開示を強化すればストレステストは精査されることになり、それは金融当局にとって有益であると述べた。また、同テストに関する情報は銀行株への投資家や銀行の取引先にとって重要であるとも指摘した。

 09年に実施された第1回テストが、パニック状態の市場に対応するためのもので、投資家を落ち着かせるために透明性の拡大は必要不可欠だった。今回はそのケースには当てはまらないが、通常の検査ではない。米経済は依然としてぜい弱で、銀行は公的資金による救済を受けたばかりである。その一方で、新たな国際的な銀行自己資本規制(バーゼルV)への取り組みは継続中である。

 こうしたことから、FRBが銀行に対し増配のため、どの程度の資本取り崩しを認めるか判断する前に、納税者がFRBのやり方を明確にしようとするのは当然のことである。

[ハード・オン・ザ・ストリート(Heard on the Street)は1960年代から続く全米のビジネス・リーダー必読のWSJ定番コラム。2008年のリニューアルでアメリカ、ヨーロッパ、アジア各国に 駐在する10人以上の記者が加わり、グローバルな取材力をさらに強化。刻々と変わる世界市場の動きをWSJ日本版でもスピーディーに紹介していく]

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記者: David Reilly
http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/856.html

記事 [ペンネーム登録待ち板6] トリプル選挙と、先に行われる名古屋市議会選挙を考える
異例の名古屋市市長選、愛知県知事選、名古屋市議会解散の是非を問う住民投票というトリプル選挙の結果は、投票前の情勢通り河村・大村側の大勝利という結果になった。この選挙のスローガンとなったのは市民税の減税だ。
 減税と聞くと、市民にとっては払う税金が減って良く思えるが、その分市税収が減り住民サービスへの投資が減るということと同義なのだ。河村市長は議員報酬をカットすることで捻出するなどの提案があるが、減った税収分を議員報酬のカットだけで賄えるかどうかは大いに疑問だ。

 来月にも行われる市議会選挙は、河村市長側の候補者の多くが当選するだろう。だが、良く考えてほしい。議会というのは様々な主義主張の集まる人が一同に会し、議論に議論を重ねて極力全員の主義主張を盛り込んだ内容にする場ではないだろうか。どちらかに偏った意見の人が過半数を集めるのは、話し合いの余地すらないままに条例が決まってしまうことにならないだろうか。
 先にも取り上げたが、減税することによって全てが良い方向に運ぶなんてことはあり得ない。減税によって苦しむ人が必ず現れるのだ。市に委託されて公共事業をしている建設業者などは、予算の編成次第では十分に影響を受けるだろう。仕事を失う可能性も十分に考えられる。
 自分たちだけが良ければそれでよいのか。見ず知らずの他人の仕事を奪ってしまう可能性を含んでまでも、自らの懐を温めるのが是なのか。今一度、考える必要があるのではなかろうか。
http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/1161.html

記事 [経世済民70] 財政破綻は理論上あり得ない、政府の借金が個人金融資産を上回ることは理論上あり得ない
この2点について、政治家もエコノミストもマスコミも全て経済音痴だ、無知過ぎ、国民騙しだ
▼財政を家計に例える、()内は国関係
※政府やエコノミストは曲げて説明し国民を騙している
世帯主(政府)の収入(税収)では足りず家族(国民)から金を借り家族(国民)の教育や増改築に金を使っている、だが銀行(外国)には多額の預金(外貨)がある資産家(資産国日本)なのです。
多額の銀行預金(外貨)があるのに家計(国の財政)が破綻する分けはないのです。
問題は家族間(国民間)で貧富差が拡大することです。世帯主(国)に多額の金を貸している家族(国民)と貸していない家族(国民)とで貧富差が拡大します。
※だから財政赤字の多い国は貧富差が大きいと思いますよ。
財政赤字は金持ち優遇税制の結果だから貧富差が拡大して当然です。

▼財政赤字が個人金融資産を超えることは論理的にあり得ない
※なのに逆転するとうそぶく政治家もエコノミストも多いのには驚きです、無知過ぎます。
※ギリシャの国債は外債と同じなので容易に逆転する、だが日本では内債(円建て)なので逆転はあり得ない
「借金=貸金」で政府の借金は個人金融資産に追加される、すなわち政府の借金が増えるとその借金分が個人金融資産に加わるので逆転することはあり得ない。
※円建てだから全ての国債が日本国民の金融資産に加わるのです、敢えて付け加えます。外国人が日本国債を買ってもですよ。
※「個人金融資産=政府の借金+個人の借金+外貨」がなりたつことは容易に理解できるはずです。
外貨が大きくマイナスにならない限り財政赤字が個人金融資産を超えることはあり得ないのです

▼Q&A、まあこんなことかな
Q:国債が値下がりしたら、A:日銀が買い支えれば良い、これは日銀の通常業務
Q:国債を発行するとき買う人がいなくなったら、A:国債は増えるが円札は減らないのでいなくなることはない、仮にいなくなったら円安になるので輸出が増えて景気が良くなる。
Q:インフレにならないか、A:多額の外貨の手持ちがあるので輸入が増えるのでインフレにはならない
Q:政府の借金の限度は、A:円が120円くらいになるまでなら問題ないと思う
だが政府の借金が増えると貧富差が拡大し貧乏人に負担がかかる。これが問題
Q:プライマリーバランスをとるには、A:貧富差を解消すれば良い、すなわち個人金融資産が増えないようにすればバランスする
※最後の手段、政府は日銀から円札を借りる、日銀は金利を上げてか貸金を回収する。120円までなら今でも可能ですね。むしろやるべきですね(為替レート本位制金融とでも名付けましょう)

▼政治家もエコノミストもマスコミも根拠もなく知ったかぶりでテレビなどで間違ったことを国民に広報するのは困ったことです。
こんな輩が国を動かしていると思うと恐ろしくなる。
だから「輸出超過は国益に反する」ことに気付かない。
特にロボット自動化電子化の革新で景気では雇用は増えない、
すなわち従来の景気対策は通用しないでむしろ弊害になっている、これが失われた20年なのです、これにも気付きましょう

▼日本国民の多くは政治詐欺の被害者です。政治家やエコノミストやマスコミに騙されているのです
http://www002.upp.so-net.ne.jp/HATTORI-n/a220.htm

http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/857.html

コメント [Ψ空耳の丘Ψ59] 恐怖の大王=石原慎太郎説 スットン教
03. 2011年2月07日 12:33:05: OicPpBYGsY
隠れサタニストでしょう?
http://www.asyura2.com/10/bd59/msg/310.html#c3
記事 [経世済民70] 日豪EPAは「TPPよりまし」
「国内の強力な既得権集団とガチで戦っても勝ち目は無いし
国民の批判もかわしたい」と言う意見が強くなれば、
構造改革は先延ばしにして地味に稼ぐというのは合理的ではある


日経ビジネス オンライントップ>投資・金融>時事深層
日豪EPAは「TPPよりまし」

* 2011年2月7日 月曜日
* 安藤 毅

グローバル  経済連携協定  TPP  農業改革  EPA  環太平洋経済連携協定 

日本・オーストラリアのEPA(経済連携協定)交渉が再開する。関税撤廃を狙うTPP(環太平洋経済連携協定)よりはまし――。農業関係者などの意識の変化も進展の追い風になりそうだ。

 日豪両国のEPA(経済連携協定)交渉は2007年4月に始まった。「自動車部品など工業製品の輸出増に加え、鉄鉱石やレアアース(希土類)といった資源の安定調達につなげる意味でも大事な協定」(外務省幹部)。しかし、これまで11回の会合を重ねたが、昨年4月の交渉を最後に中断していた。

 最大の障害は、農畜産物の自由化に日本側が抵抗してきたことだ。豪州は日本にとり米国、中国に次ぐ農林水産品の輸入相手国。特に下グラフの牛肉、小麦、乳製品、砂糖の4分野は今でも豪州産が国内市場で多くのシェアを占めており、締結後の輸入増は確実だ。

 危機感を強めた農林水産省などの根回しもあり、2006年12月には衆参両院の農林水産委員会がこうした分野を自由化の除外、または再協議の対象にするよう政府に求める決議を採択した。外務省幹部は「手足を縛られ、実質的な交渉ができなかった」とこぼす。

「EPAで例外獲得が得策」の見方

 暗礁に乗り上げていた交渉が2月7日から再開することになったのは、TPP(環太平洋経済連携協定)参加を巡る国内論議の沸騰が背景にある。

 TPPはシンガポール、ニュージーランド、チリ、ブルネイで2006年に結んだFTA(自由貿易協定)が発端。すべての品目について即時、または10年以内に関税を撤廃するのが原則だ。ここに、米国、豪などが参加を表明。日本も参加すれば、日本が豪との関係で守りにこだわる農畜産物についても、大幅に輸入が増えるのは必至だ。

 「TPP参加は阻止したいが、菅直人首相が前のめりである以上、次善の策を考えないといけない」(東北選出の民主党議員)。そこで注目されたのが、目の敵にされてきた日豪EPAだ。

 経済産業省幹部によると、TPP参加・参加希望国の間では2国間で結んだFTAをどのように扱うか決まっていない。米国は豪とのFTAで、砂糖など 183品目(関税品目の約2%)を自由化の例外扱いしているが、多国間協定であるTPP参加の際にも、豪とのこの内容を維持したい意向という。

 つまり、日本も豪とのEPAで一定の例外措置を確保すれば、TPPに参加後も豪との関係ではそれを維持できる可能性があるわけだ。関税品目の4%程度を自由化の例外扱いできれば、日本が重視するコメと先の4分野関連の大半の品目が守れる計算だ。「TPPよりEPAがまし」との認識の広がりが日豪EPAへのハードルを下げつつある。

 農業改革への機運が高まってきたことも大きい。「自由化の流れは止められない」と語る農家も増えている。政府が6月にまとめる国内農業の改革案で適切な支援措置を打ち出せば、10年程度の時間をかけた関税撤廃など柔軟な対応も豪との交渉のテーブルに載せることができる。豪側の出方は不透明だが、交渉の幅が広がるのは確実だ。

 日豪EPA締結でTPPに弾みをーー。政府の公式見解はこうだが、ある外務省幹部は「政権が行き詰まればTPP参加は幻に終わりかねない。まず目の前の日豪EPAで実を取ることに全力を尽くす」と本音を漏らす。
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http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/858.html

コメント [経世済民70] 世の中全てイカサマ経済 いんきょ
26. 2011年2月07日 12:48:22: v9cV7rmkK2
ですな。このスレは比較的、建設的で阿修羅内においても
意味のあるスレになってる感触を得ています。
私自身は、上記で何人かの方が仰られていますが
小沢さん一人に頼るのではなく
国民一人ひとりが全体の事を考えられるモチベーションを
維持し続ける事が重要なのだと考えています。
その具体策として、情報の拡散であったり、小沢さんへの
間接的サポートであったりといった、個人個人の行動が生まれるのだと思います。
 
金融や経済に関しては、やはりいんきょさんの言われる通り
根本からその本質そのものが「インチキ」であり、我々一般庶民は
どうあがいても巨大すぎる御釈迦様の手の平から出る術はありません。
御釈迦様(金融、軍産支配者層)がひとたび手の平を逆さにすれば
我々は落っこちるしかないのです。そもそも「お金」という仕組みが
生まれた起源を知っていればすぐに分かることですが・・・
我々は彼等支配者層の用意した、いつでもその姿(ルール)を変更される
可能性のある土俵に上がって相撲を取るしかないのです。
しかしながら自身の労働対価に対しての報酬として飯を喰っていくという
価値観は全世界で共通の納得を得られる価値観(美意識)であり、
私自身もそれは賛成ですが、これに「お金」という経由が出来てしまったから
おかしな価値観が形成されるのです。昔は全て物々交換で双方納得の行く
dealだったはずです。「お金」という幻想を作り出し、今尚その
先駆者としてのアドバンテージを謳歌し続けている支配者層達のみが
前述した「全世界で共通の納得を得られる価値観(美意識)」を無視して
無労でいながらwealthを満喫しているのです。

我々はこの不平等を一刻も早く是正しなければ骨の髄まで搾取されてしまいます。
その是正のプロセスとしてやはり私は多くの人々による正しい情報の共有が
一番の近道だと考えます。
9.11のアメリカ自作自演テロ、ヤラセ月面着陸、捏造ホロコースト等を
日本だけでなく世界中に知らしめることこそ、今の私達が出来うる現実的な
行動だとおもいます。あっ、ここは一応経済のスレなので、ユーロ危機は
アメリカが仕掛けた演出であることも(ここの皆様は周知でしょうが)
さいごに言及しておきます。それでは皆様、このスレ丸ごとコピペして
ヤフー掲示板等に情報拡散しましょう。

http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/845.html#c26

コメント [経世済民70] 世の中全てイカサマ経済 いんきょ
27. 2011年2月07日 12:55:59: 7ISjS0XIxA
>24 さん
いんきょ さん

素晴らしい!
こういった本質を理解している方々が多くなると、日本もインチキ米国と
もう少し、レベルの高い戦いが出来るようになってくると思います。

中国嫌いな方は多いと思いますが、中国の対米対策は、素晴らしく
日本が如何に米国に搾取されているかをよくよく研究しているので、
徹底的に防衛策を固めています。中国の政策から学べる部分は多いです。
ブラジル、インド等も米国にいじめられながらもよく抵抗しています。
本来、力のある日本が、ここまで卑屈になって米従属する必要はないです。
ゆでガエル状態の日本は、今こそ米従属の負の連鎖を断ち切るべきです。

欧州は、傲慢な米国にうんざりしている国も多いので、欧州とも仲良くして
おきたいところです。油断すると欧州も日本から搾取しようとしますし、
無論、中国も日本から搾取というか、よりいい条件で付き合ってこようとします。
しかし、それは当然な事であって、英・米・イスラエルのように根本からの卑劣な
詐欺をしかけてくるような国は、新興国、アジア、中東、南米にはありません。

米国と対米従属派のインチキに右往左往せず。
特定の政治家が日本をパラダイスにしてくれるなどと淡い期待を持たず。
「米国債売れ」
「米国は、金融危機で儲けてスイス銀行等に隠している財産を日本に返せ」
「日本は戦争絶対しない」
「TPP絶対反対」←日本の食の自給率を極端に下げてから輸入ストップと
          脅されたら、日本奴隷の固定化・永続化は決定的。
「読売絶対買わない=潰れろ」→1社を徹底的に凶弾する事は、他社への
               プレッシャーになり足並みを崩す効果がある。

と、こちらの主張を貫く事が大切です。
http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/845.html#c27

コメント [経世済民70] 世の中全てイカサマ経済 いんきょ
28. 2011年2月07日 13:04:45: 7ISjS0XIxA
>26 さん

了解しました。
いい情報は、丸ごとコピペして拡散ですね!
http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/845.html#c28

コメント [経世済民70] 財政破綻は理論上あり得ない、政府の借金が個人金融資産を上回ることは理論上あり得ない heiwatarou
01. 2011年2月07日 13:04:55: mHY843J0vA

>財政破綻は理論上あり得ない
>Q:国債が値下がりしたら、A:日銀が買い支えれば良い、これは日銀の通常業務

あくまでもQEはデフレリスクが高い状況で行う金融政策だということに注意が必要です

日銀法での優先事項は物価安定だから、今後、日本の付加価値の高い生産力が衰退していく場合、
高インフレ状況での買い支えは、よほどの政治圧力が無ければ無理です

一般には、インフレによる国民の損失が、財政破綻による国債保有者の損失を上回るから、
全部または一部をデフォルトさせた方が良いでしょう


>政府の借金が個人金融資産を上回ることは理論上あり得ない

民間会計は家計(個人)と企業からなりますから
デフレが悪化したり、国際競争に負け、企業の付加価値創造力が低下していけば
益々、国内投資が減少し、企業の貯蓄率が高まります(負債返済が継続)

今後、家計の貯蓄率はマイナスに転じる可能性が高いので
政府の債務残高が家計の金融資産を上回ることは当然ありえますし
実際に、起こるでしょう

その時の、国債購入者は海外投資家ということになりますから
今後、国債の金利は高くなっていき、
必然的に財政破綻か、歳出カットを迫られることになるでしょう


>Q:政府の借金の限度は、A:円が120円くらいになるまでなら問題ないと思う

ドルだけを基準にして通貨価値を判断する時代はもう終わりつつあります
http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/857.html#c1

コメント [カルト7] コシミズの妬みが大爆発、かつてない執念の猛攻撃を開始 チベットよわー
73. 2011年2月07日 13:07:27: EoTbKiDRqU
結局こいつも広瀬隆、ベンジャミンフルフォード、田中宇、副島隆彦、宇野正美のような陰謀論者と同じ。
こいつらの特徴は論理的に反論できなくなくなると米国政府、ユダヤ、国際金融資本の手先が合言葉。酷い場合にはレプテリアンか?(笑)
いい加減、こいつらの著作で自分は洗脳から目覚めたと思い込んでいる知的底辺層は早く気づけと言いたい。また、新たな宗教で洗脳されているんだよと。
http://www.asyura2.com/09/cult7/msg/796.html#c73
コメント [中国2] 「猛毒」農薬の中国産野菜140トン、ロシア税関で摘発 卑弥弓
01. 2011年2月07日 13:09:01: 7ipjNVyyI6
中国の河口水域で捕獲され、中国人さえ食べない魚介類画が日本に輸入され、検査もされず食されているんだろう。

http://www.asyura2.com/09/china02/msg/738.html#c1
コメント [マスコミ・電通批評11] 同性愛者のテレビ大量露出について DAGU
22. 2011年2月07日 13:14:15: gQdzffkWPE
紀元前から同性愛者たちがどれだけ美術、音楽関連の分野に貢献してきたかわかってんのかな。あとテレビに出ている人たちは同性愛者のほんの一部でほとんどの同性愛者は見た目も異性愛者とまったく変わらない人のほうが多いのが事実。結婚している人も多い。
自分の理解できないものを排除しようとすることがどれだけ低劣なことかわかっていない人が多い。まるで明治時代におきた千葉の虐殺事件と一緒の構図が見えることが怖い。(よそ者が井戸に毒を入れたというデマにまどわされ子供、女を含む一般人が殺される(
今の時代にも同性愛者といだけで殺されている人が毎日いるよ。アフリカでは同性愛活動家が惨殺され、イランでは16歳の男子が絞首刑になりアメリカでは高校生がなぶり殺された、、お前らの主張は彼らを迫害するものたちとなんら変わらない。恥を知れ!
http://www.asyura2.com/10/hihyo11/msg/532.html#c22
コメント [経世済民70] 財政破綻は理論上あり得ない、政府の借金が個人金融資産を上回ることは理論上あり得ない heiwatarou
02. 2011年2月07日 13:20:59: Qyp8vXTuZs
国内銀行も、資産分散が進んでいるし
今後の社会保障などの支出増大も止まらない

国内産業が衰退し、官やゾンビ企業などの規制虫が蔓延るなら
いくら金融錬金術を駆使しても順調な経済成長などおこるはずもなく
デフレの谷が深く長かった分、インフレの山も高くなり
インフレに耐えられない国民の圧力で過激な引き締めがなされるなら
円安で国内投資が増える間もなく、また不況に転落することになるかもしれない
http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/857.html#c2

記事 [国際5] エジプトに触発?…セルビア首都で7万人デモ
読売新聞 2月6日(日)20時57分配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110206-00000442-yom-int

 【ジュネーブ=佐藤昌宏】セルビアからの報道によると、首都ベオグラードで5日、総選挙の早期実施を求める野党支持者ら7万人規模のデモ行進が行われた。

 チュニジアやエジプトでの民衆蜂起に触発された動きとみられる。

 デモを組織した穏健派民族主義政党セルビア進歩党のトミスラブ・ニコリッチ党首は集会で、2012年5月に予定される次期総選挙を、今年4月までに実施するよう求めた。デモ参加者の多くは、物価の高騰に悩む貧困層や失業者らだった。衝突などは発生しなかった模様だ。

http://www.asyura2.com/10/kokusai5/msg/371.html

コメント [経世済民70] 財政破綻は理論上あり得ない、政府の借金が個人金融資産を上回ることは理論上あり得ない heiwatarou
03. 2011年2月07日 13:33:29: uKFoqoJusE
個人金融資産には、企業も含まれるのです、株を通じて個人の所有でね。
だから個人金融資産を国の借金が上回ることはあり得ないのです

円建てなので国内外に関係はないのです、
外国人が国債を買っても日本人の金融資産になるのです。
例えば貴方の国債を海外に売っても外貨が入るので貴方の金融資産は減らないのと同じですね。

120円は根拠はないですね、ただ状況も見ながら、と言うことです。


http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/857.html#c3

コメント [マスコミ・電通批評11] TBSも毎日も無視,取材に来たのは情報収集?ヤフオクつり上げ詐欺の事実,捜査をさせない実力者たちの陰の力。 名波逸成
06. 2011年2月07日 13:37:33: LhylY9eH8g
つり上げ行為に怒るなんてナイーブ過ぎます。
先方にも金銭欲があるので、こんなことが起こるの当たり前ですし、むしろ自然です。Yahoo側も体裁上は規制はするでしょうが、高額落札で儲かるのはYahooも同じなのであまり捜査に協力はしないでしょう。

他者が自分と同じ誠実な人間であると考えて接するのは危険です。

それは警察に対しても言えることです。警察が庶民の味方になって親身に捜査するはずがありません。
あいつらはむしろ庶民を監視し、庶民の膏血を絞る側なので、どちらかというと資本家側の人間です。


http://www.asyura2.com/10/hihyo11/msg/539.html#c6

記事 [お知らせ・管理19] 記事を削除のお願い
下記の転載記事元の留意事項を見落として
載せたようです、全削除をお願い致します。
一般検索で関連が沢山ヒットする記事ですが
それでも阿修羅からは削除が適切と思います。
よろしくお願い致します。

進化論と進化の事実・アンチ反オカルト主義。
http://www.asyura2.com/10/bd59/msg/306.html
>下のを見落としたようです
当サイト【スターシード】の文章を持ち出す場合には、URLを記さないようにし、
リンクを作成しないようにし、当サイトの名称を使用しないでください。
具体的には阿修羅とかに文章をコピペする場合には、URLやリンクも不要だし、
サイト名も出さないで下さい。内容をより多くの人に読んではもらいたいので、
持ち出し禁止ではありません。


http://www.asyura2.com/10/kanri19/msg/551.html

記事 [ニュース情報8] 統一教会信者の男を逮捕 脱会女性にストーカー容疑(共同通信)
統一教会信者の男を逮捕 脱会女性にストーカー容疑 2011/02/07 13:37:共同通信
http://www.47news.jp/CN/201102/CN2011020701000304.html

 統一教会を脱会した元信者の女性に付きまとったとして、警視庁公安部は7日、ストーカー規制法違反の疑いで、埼玉県越谷市大泊、統一教会信者で職業不詳の宇佐美隆容疑者(42)を逮捕した。

 公安部は同日、越谷市内の自宅を家宅捜索。統一教会の組織的な関与の有無を慎重に調べている。

 逮捕容疑は昨年6月から同年11月まで計5回にわたり、合同結婚式で知り合い、その後脱会して婚約を破棄された元信者の女性(36)に対し、東京都新宿区の路上で待ち伏せるなど、ストーカー行為をした疑い。

 公安部によると、宇佐美容疑者は「ストーカー行為ではない」と話しているという。同容疑者は女性の関係者の車に衛星利用測位システム(GPS)機能付きの携帯電話を張り付け、女性の居場所を確認していた。

2011/02/07 13:37 【共同通信】

http://www.asyura2.com/09/news8/msg/476.html

コメント [外国人参政権・外国人住民基本法01] 朝鮮学校無償化教育機会をゆがめるな(中日新聞)←祖国へ帰ってやればいいのに今だにゴネてる寄生虫ヒトもどきを擁護するのは? 木卯正一
01. 2011年2月07日 14:12:22: Fc8S1B6wng
木卯正一が日本人とは思えません♪
http://www.asyura2.com/09/gaikokujin01/msg/718.html#c1
コメント [経世済民70] 財政破綻は理論上あり得ない、政府の借金が個人金融資産を上回ることは理論上あり得ない heiwatarou
04. 2011年2月07日 14:48:04: nJF6kGWndY
民間の金融資産の大部分が国債で占められているような国家は、実質的には社会主義国家ということだ

歴史の教訓では、官が消費と生産を支配する国家は
官と癒着した既得権者が、利権を独占し、
効率的な生産と消費の流れが阻害され、
産業は競争力を失って衰退して、滅んでいくことになる



http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/857.html#c4

コメント [外国人参政権・外国人住民基本法01] 英語は不利? センター試験外国語 平均点8年連続で最低(産経ニュース)トップは韓国語 木卯正一
01. 2011年2月07日 14:58:20: aoMJbbDH9I
43:名無しさん@十一周年[]:2011/02/06(日) 23:53:12 ID:Wj3TiLoC0

使用人口からしても地域方言でいいところの韓国語を外国語教科として扱うことが異常


48:名無しさん@十一周年[]:2011/02/06(日) 23:54:11 ID:OVJAhFOz0

東大の入学式に朝鮮人がいっぱいいたのは、これが原因かw


62:名無しさん@十一周年[]:2011/02/06(日) 23:57:36 ID:8PitNH3W0

>>48
東大は韓国語は選択できなかったような


97:名無しさん@十一周年[sage]:2011/02/07(月) 00:04:12 ID:Qgm4tawA0

>>48
あれは別枠入学。外国籍で日本の学校出たのと、日本人で外国の学校出た人向けの裏口がある
>>62
外国語(英・独・仏・中)120点満点中、第4、5問の40点分は
東大が第2外国語で開講してるすべての外国語から選択できる
1年の期末試験レベルだから点数も、他の問題に使う時間も稼げるからすごい有利


52:名無しさん@十一周年[]:2011/02/06(日) 23:55:04 ID:c98WKneIO

いやこれは許されんだろ…
在日からすれば母国語に近いのに、こんな不公平を誰が納得するんだ
東大京大医学部等のハイレベルな層に食い込み易いってことだろ


64:名無しさん@十一周年[sage]:2011/02/06(日) 23:58:34 ID:2hZJ4cBr0

中国語、韓国語導入当初の笑っちゃうほど平均点が高かった頃に比べれば
多少はまともになったか


70:名無しさん@十一周年[]:2011/02/06(日) 23:59:32 ID:2MDWiLNc0

もう15年も前の、俺の受験のときからずっと言われていることだが

隠れ在日特権、というか
もうひどいよな、この国


86:名無しさん@十一周年[]:2011/02/07(月) 00:03:06 ID:Rs7+TwFV0

韓国語と英語を同列に考えてる時点で日本人差別のお馬鹿な試験だよ。
権利権利と叫ばれてごり押しされたんだろうな。


95:名無しさん@十一周年[]:2011/02/07(月) 00:04:05 ID:n70VvwEzO

英語とフランス語しか分からないけど、比べると難易度全く違うからね
ましてや韓国中国なんて、国籍向こうの人とかハーフの人しか選択しないから
超絶イージーモードでしょ


111:名無しさん@十一周年[sage]:2011/02/07(月) 00:06:37 ID:xHNRBa6n0

文法的に韓国語の方が楽なのは確かだ
英語を選択する奴はどうかしてる
センター試験突破を目標とするなら英語より韓国語を選択するべきだろう
大学入試突破のために英語必修化より韓国語必修化にした方が合格者の比率は上がる
進学校は参考にするべきだ


125:名無しさん@十一周年[]:2011/02/07(月) 00:09:35 ID:HZlkJtntO

>>111
韓国語で受験できる大学がかなり少ないのにわざわざ選ばんよ


126:名無しさん@十一周年[sage]:2011/02/07(月) 00:09:34 ID:p5zBuWbA0

大学入試もその後の社会も存念ながら努力度合いを計っているわけではなくて能力試験だからな。
外国育ちで努力せずに習得したか、必死に勉強したかはどっちでもいいわけだよ。

純粋に言語能力をみたいなら、母語のみの試験として難解な問題にすりゃいい。


156:名無しさん@十一周年[]:2011/02/07(月) 00:16:24 ID:4CwzPa5O0

中国語は正直広まらんと思う
次々と出てくる現代語訳に極めて苦しい状況になりつつあるからな
中国国内ですら北京語やらの統一が不可能に近い状況だし
結局専門的用語を理解しようと思ったら英語を学ばざるを得ない
日本語はカタカナという世界最強いい加減言語があるw


171:名無しさん@十一周年[sage]:2011/02/07(月) 00:19:05 ID:wo5l5SKf0

母国語のテストで100点取れないほうがどうかと。
センター英語の問題和訳して日本人に受けさせたら全員100点とれて当たり前でしょ?


177:名無しさん@十一周年[sage]:2011/02/07(月) 00:20:10 ID:FAJzRkPM0

「大阪弁」も外国語科目に加えるべきだな


193:名無しさん@十一周年[sage]:2011/02/07(月) 00:22:45 ID:LH6F0pGCO

外国語は平均点が並ぶように得点調整すべき。それ以下でもそれ以上でもない。
韓国語受験で入れる大学はかなり限られるし、そういうところは韓国語を話せる人材が欲しい訳で、ただそれだけ。英語のみ受験可にするのは大学側の裁量。


217:名無しさん@十一周年[sage]:2011/02/07(月) 00:26:16 ID:3E4IpvCs0

朝鮮語なんて糞在日に威嚇射撃するとき
くらいしかつかうことはないだろう


http://www.asyura2.com/09/gaikokujin01/msg/719.html#c1

コメント [外国人参政権・外国人住民基本法01] 英語は不利? センター試験外国語 平均点8年連続で最低(産経ニュース)トップは韓国語 木卯正一
02. 2011年2月07日 14:59:13: aoMJbbDH9I
266:名無しさん@十一周年[sage]:2011/02/07(月) 00:35:35 ID:nfLwq3B80

英語に統一しろよ。
英語は事実上の国際共通語。
他の言語と重要性が違うだろ。


274:名無しさん@十一周年[]:2011/02/07(月) 00:36:55 ID:U1n5k3VVO

何年か前に韓国語が30点以上も平均点が高かったにも関わらず得点調整が全く行われなかったんだよね…
入試センターや文部省に学生や関係者から膨大な苦情が殺到したのに、黙殺。
この闇は本当に深いよ。疑問を抱いた文部省内の公務員に不審な自殺者もでているらさいし…。
滅茶苦茶な得点差でも異常なくらいに調整を行わない。マスコミも何故か何かに怯えるかのようにほとんど報道しない。
文部省には全国の高校や学生たちから膨大な苦情、意見が寄せられても信じられないようなくらいの態度を見せて事態を黙殺している。
センター試験から韓国語を除外するくらいの厳しい措置を取らないとこの闇は払拭できないだろう…。

本当に現状は酷い。


289:名無しさん@十一周年[]:2011/02/07(月) 00:39:48 ID:DCbjZLe20

http://www.dnc.ac.jp/modules/file/index.php?page=visit&cid=73&lid=721
HOME > センター試験 > 過去のセンター試験データ > 平成22年度試験情報 > 試験問題評価委員会報告書
韓国語 * 第1 高等学校教科担当教員の意見・評価

1 前 文
誠に残念なことではあるが、本年度の大学入試センター試験(以下「センター試験」という。)
「韓国語」も、昨年度までと同様に、「高等学校における教科学習の到達度を測る」というセンタ
ー試験の実施目的にそった形では実施されなかった。
今年の受験者総数は 167 名、平均点は 149.97 点であった。受験者の得点分布の状況を見る限り、
今年も「純粋に高等学校で『韓国語』を学習した」受験者は、ほとんどいなかったのではないかと
思われる。(詳しくは昨年度までの試験問題評価委員会の報告内容を参照していただきたい。現行
のセンター試験「韓国語」が抱える根本的な制度問題について言及がなされている。)であるにも
かかわらず、前年度より平均点が大幅に下がったのは(昨年度は、受験者総数 136 名、平均点
167.76 点)、試験問題の難易度が上がったというよりは、韓国語母語話者や帰国生、若しくは国内
の朝鮮・韓国学校生といった「韓国語」特有の受験者にとって間違えやすい問題が数多く出題され
たことによる。どの問題がそれに該当するかは、「2 試験問題の内容・範囲等」に記載したが、
このような問題をセンター試験で出題すること自体が大きな問題であると言わざるを得ない。「英
語」並みの平均点(6割前後)を要求されるため、出題者は「苦肉の策」をとっているようである
が、選択文の日本語の難易度を上げるなど、本来の韓国語の運用能力を問うという姿から乖離
している。現行の「韓国語」が制度上の改善が何もなされず、このような形で施行され続けることは、
高等学校の外国語教育の発展にとって有益ではなく、出題の背景等を理解していない多くの人々に
誤解を与えるばかりで、むしろ有害と言える。昨年の評価委員会の言にも「実施形態を見直す時期
に来ている」とあったとおり、一刻も早い試験制度の改革が待たれる。


340:名無しさん@十一周年[]:2011/02/07(月) 00:49:21 ID:q3UsVrxnO

>>289
たった167名かよw
むしろ廃止しない理由に詰まるなw

狡猾な奴がそれだけいるってことだな


309:「韓国語」をセンターに導入したのは自民党森元首相[]:2011/02/07(月) 00:43:37 ID:WRn/J7hu0

2000/09/22(金) 20:06
韓国語、センター試験に 首脳会談で首相表明へ

--------------------------------------------------------------------------------

 森喜朗首相は、静岡県熱海市で23日に開く金大中韓国大統領との会談で、2003年1月から大学入試センター試験の外国語科目に韓国語を採用する方針を表明する。
金大統領が来日前に、日韓が共催するサッカーの2002年ワールドカップまでに日本文化を全面開放する目標を掲げたのを受け、日本側としても学校教育で韓国語を重視していく姿勢を具体的に示すことで、日韓関係を進展させる狙いがある。
 日韓両政府は今回の首脳会談では、1998年10月の日韓共同宣言に沿って、経済・文化交流の加速化を確認することで合意する見通しだ。大統領は日本文化の全面開放に向けた意欲を、
森首相に直接伝える意向とみられる。これに対し、森首相も韓国文化の普及に取り組む姿勢を示してこたえることにした。

 大学入試センター試験への韓国語の採用をめぐっては、今年3月に当時の中曽根弘文文相が訪韓した際、韓国側から要望を受けた経緯があり、外務省と文部省とで調整を進めている。
文部省には問題作成や採点の手間がかかるため慎重論も強いが、外務省は「試験科目になれば韓国語を勉強する学生が増える」と主張している。

 文部省によると、韓国・朝鮮語を教える学校は年を追って増える傾向にある。昨年7月現在では、全国の高校で公立・私立あわせて131校で、2年前より28校増えた。履修者数は計約4000人。
中学校でも12校で教えている。(17:15)


416:名無しさん@十一周年[]:2011/02/07(月) 01:05:09 ID:QNa7gOcB0

ほとんど全部の科目の問題文は日本語なんだから日本人だけ異常に優遇されすぎてるけどな
外国語以外は設問や肢は平等に英語にすべきだろ


427:名無しさん@十一周年[sage]:2011/02/07(月) 01:07:50 ID:46IvyHus0

>>416
センターは日本の試験だろwwwwww


435:名無しさん@十一周年[sage]:2011/02/07(月) 01:09:01 ID:AsX1BZB9P

>>416
君はグローバルな視点を持った天才だな


444:名無しさん@十一周年[]:2011/02/07(月) 01:10:58 ID:QNa7gOcB0

まあ何語選択しても志望校に受かればいいんだから
浪人する奴は来年は韓国語で受けろ、マジで楽勝だから
俺の韓国語の総勉強過去問5年分一度解いただけ、時間にして3時間もなかったと思う
それで満点楽勝だったから、よほどのアホじゃない限り過去問一通りやれば満点とれる


http://www.asyura2.com/09/gaikokujin01/msg/719.html#c2

コメント [医療崩壊3] iイレッサについて    安保徹「免疫革命」より抜粋 Palapala
05. 2011年2月07日 15:00:19: DCHDReL3A2
>マスコミにとってスポンサーの製薬メーカーは神様≠ナす。「スポンサーに関わ>ることは一行、一字書けない、言えない」がマスコミの本音です。また企業や政界
に研究費や名誉、地位を握られた「学界」も利権の奴隷です。

これが日本にとって不幸だよね。
社会正義を一番追求すべきなのが、ジャーナリストと学者のはずなのに。
名誉・給料・研究費を企業と政府に握られているから何もできなってわけか。

御用学者にならないと科研費などの研究費がもらいにくくなる仕組みが出来てしまったわけなんかな。


http://www.asyura2.com/09/iryo03/msg/402.html#c5

コメント [マスコミ・電通批評11] TBSも毎日も無視,取材に来たのは情報収集?ヤフオクつり上げ詐欺の事実,捜査をさせない実力者たちの陰の力。 名波逸成
07. 2011年2月07日 15:00:22: A9KZKP1lbc
01 02 04 05 06 さんの気持ちよくわかります。
要するにICレコーダーや画像を公開するなということですね?
私が聴いた限りでは「脱税だ」と興奮する
TBSの某Dの肉声も入っていますねw。


http://www.asyura2.com/10/hihyo11/msg/539.html#c7

コメント [外国人参政権・外国人住民基本法01] 英語は不利? センター試験外国語 平均点8年連続で最低(産経ニュース)トップは韓国語 木卯正一
03. 2011年2月07日 15:00:48: aoMJbbDH9I
519:名無しさん@十一周年[sage]:2011/02/07(月) 01:29:29 ID:OeFLYVri0

韓国語74.94点
フランス語71.19点
ドイツ語71.08点
中国語67.07点
英語61.39点

韓国だけじゃなくて英語以外全部高すぎ


609:名無しさん@十一周年[]:2011/02/07(月) 02:03:21 ID:yz6RPmawO

あいつらうまくねじ込んだよな


638:名無しさん@十一周年[sage]:2011/02/07(月) 02:26:12 ID:EypEIFHK0

試しに横浜国大調べてみたけど、全学部センターは韓国語でおkだな、しかも外国語間で得点調整なし。
国立でこうなんだから、他は押して図るべしか。ちなみに韓国語受検って何人位いるのかと。
いずれにしろ、現状ではセンターレベルの英語で苦労しない学力をつけるしかないし、受験生はそのために必死になってるだろうし。
ただこの結果を受けて、外国語でも科目間調整をすべきかどうかや、そもそも韓国語がなぜ外国語に入ってるのかは来年度以降に向けて議論すべきだな。


648:名無しさん@十一周年[sage]:2011/02/07(月) 02:35:14 ID:EypEIFHK0

>>638
そうなんだよ、200点換算にしたら倍差が出るし、しかも横国は経済以外は二次で英語を課してないから、センターの結果がそのまんま外国語力として反映されてしまうってこと。
自分が当事者でなくなって年月経ってるから気づかなかったけど、これは大いに検討の余地ありかと思う。
日本の学校に入るに当たって課される外国語という科目の意味合いから論ずるってことかな、逆に言うと外国語と国語が裏表で試験科目に入ってないと危険っていうことではないか?


664:名無しさん@十一周年[]:2011/02/07(月) 02:45:51 ID:+oBVwQQT0

外国語も出来ないゆとり世代の
阿呆右翼の反感を買ってるわけですねw
分かりますw


711:名無しさん@十一周年[]:2011/02/07(月) 03:16:21 ID:FZaNeief0

日本語しかしゃべれないのが日本人でアメリカ語しか分からないのがアメリカ人。
外国語ができない二大国家だなw


719:名無しさん@十一周年[sage]:2011/02/07(月) 03:19:44 ID:0ArRD/Vf0

>>711
いや喋れないのは別にいいんだよ。論文を原語で読めさえすりゃ。少なくとも文学部は。
経済とかで現代中国語か韓国語が要るのか??いやでもむしろ経済だの経営の方が英語必須だよな。
まったく分からん。なんでセンターに現代中国語やら韓国語があるんだか。


http://www.asyura2.com/09/gaikokujin01/msg/719.html#c3

コメント [経世済民70] 世の中全てイカサマ経済 いんきょ
29. 2011年2月07日 15:06:09: nJF6kGWndY
投機の世界がインサイダーによるイカサマに溢れているのは
どこの国でも昔から同じことで、別に目新しいことは何もない
投資は自己責任でというだけの話

問題は、投機の失敗を、無関係の国民の税金で尻拭いするシステムにあるのだから
いくら自分だけ投資から離れていても無意味だ
それを変えるためには、規制をかけるしかないよ
http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/845.html#c29

コメント [経世済民70] 世の中全てイカサマ経済 いんきょ
30. 2011年2月07日 15:08:19: nJF6kGWndY
辺野古に土地を買うような小沢に頼るなど全く無意味w

http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/845.html#c30
コメント [マスコミ・電通批評11] 同性愛者のテレビ大量露出について DAGU
23. 2011年2月07日 15:41:30: DIjHb647cg
>>11
なーんで取材のレポートと
対人コミュニケーションの手法をごっちゃにしちゃうかな
君は企業プレゼンと対人での話し方は同じだったりするのかな?

戦場カメラマンが主に誰と何語で会話をするか場所を考えろよ?
http://www.asyura2.com/10/hihyo11/msg/532.html#c23

記事 [憲法3] 陸山会事件、石川議員らの起訴内容・日経(総務省の合法受理に対し、屁理屈をつけて起訴するのは無理です)
http://www.nikkei.com/news/headline/related-article/g=96958A9C889DE0E0EAE2E7E1EBE2E2E6E2E0E0E2E3E39F9FE2E2E2E2;bm=96958A9C93819695E2E6E2E1838DE2E5E2E0E0E2E3E39F9FE2E2E2E2
陸山会事件、石川議員らの起訴内容
 ▼石川知裕衆院議員ら3人の起訴内容 「陸山会」の会計責任者だった大久保隆規元秘書と補佐役の石川議員は共謀し、2004年分の政治資金収支報告書に小沢一郎・民主党元代表からの借入金4億円や土地購入費約3億5200万円などを記載しなかった。

 大久保元秘書と補佐役の池田光智元秘書は共謀し、05年分報告書に土地購入費約3億5200万円などを虚偽記入したほか、07年分報告書に小沢元代表への4億円の返済などを記載しなかった。

 大久保元秘書については、西松建設のダミーの政治団体から献金を受けたとされる別の政治資金規正法違反事件についても併合して審理される。


http://www.asyura2.com/09/kenpo3/msg/344.html

コメント [雑談専用39] 第五検察審査会書類の同一人物の2つの署名の比較画像。 アミ
03. 2011年2月07日 15:46:48: d28SX4Zixw
行政機関への印鑑つきサインってこんなに雑に書くんだ!
ちょっとビックリ!

楷書で書くのが常識かと思っていました
http://www.asyura2.com/10/idletalk39/msg/216.html#c3

コメント [経世済民70] 世の中全てイカサマ経済 いんきょ
31. 2011年2月07日 15:46:54: E33omzMTIA
ウソかホントか知らないけど
こっそり買う奴もいるそうだから
小沢だけ非難しても無意味かも
http://oujyujyu.blog114.fc2.com/blog-entry-680.html


>投機の世界がインサイダーによるイカサマに溢れているのは
どこの国でも昔から同じことで、別に目新しいことは何もない

確かにインサイダーは、どこも同じだから
アメリカだけ非難するのも、誰かにカモられるだけ
規制をかけてもイタチごっこだけど
何もしないよりはマシかな
http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/845.html#c31

記事 [昼休み44] 朝日・前田「石川さんは、オヤジ(小沢氏)を助けるため認めた方がいいという検事の説得を受けてしゃべり始めている」だそうです
http://www.asahi.com/national/update/0207/TKY201102070044_01.html
小沢氏元秘書、無罪主張 陸山会事件初公判(2/2ページ)
2011年2月7日10時38分
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【動画】「陸山会」事件初公判

東京地裁に入る石川知裕被告=7日午前9時42分、東京・霞が関、遠藤啓生撮影
東京地裁に入る大久保隆規被告=7日午前9時40分、東京・霞が関、山本裕之撮影
東京地裁に入る池田光智被告=7日午前9時43分、東京・霞が関、遠藤啓生撮影
  
 一方、大久保元秘書側は冒頭陳述で、水谷建設からの裏金について「何ら証拠に基づかない想像」と反論した。

 石川議員側も、4億円は小沢氏の個人資産とし、登記を05年にずらした動機について「04年分の収支報告書は05年秋に公開される。06年の党代表選を前に、小沢先生が多額の資金を持っている印象を与えたくなかった」と述べる。

 捜査段階で3人とも容疑を認めた供述調書については、公判で信用性を争う方針。大久保元秘書側は、大阪地検特捜部の証拠改ざん事件で逮捕された前田恒彦元検事が担当した調べについて「石川さんは、オヤジ(小沢氏)を助けるため認めた方がいいという検事の説得を受けてしゃべり始めている」などと、供述を誘導・強要したと批判した。

 検察の不起訴を覆して検察審査会が起訴議決し、先月末に同罪で強制起訴された小沢氏の公判は別に進められる。


 〈元秘書3人の起訴内容〉 陸山会は2004年10月29日に東京都世田谷区の土地を購入したが、原資となった小沢氏からの借入金(収入)4億円と約3億5千万円の代金(支出)を、04年分の政治資金収支報告書に記載しなかった=04年分の事件▽土地の登記を05年1月7日にずらし、05年分の収支報告書には関連団体からの寄付を装った虚偽の収入と土地代金の支出を記載した=05年分の事件▽小沢氏からの借入金4億円は07年に返済したが記載しなかった=07年分の事件――などとされる。

 大久保元秘書は各事件の会計責任者、石川議員は04年分、池田元秘書は05、07年分の事務担当者として、それぞれの事件への関与が問われている。一連の虚偽記載のつじつまを合わせるために陸山会と関連団体の間で資金移動を繰り返したとされ、立件総額は延べ約21億7千万円。

前ページ
12次ページ

http://www.asyura2.com/10/lunchbreak44/msg/707.html

コメント [マスコミ・電通批評11] 同性愛者のテレビ大量露出について DAGU
24. 2011年2月07日 15:50:23: DIjHb647cg
尺が決められてる中で如何に情報を世界に伝えるかという仕事と
住民から如何に感情を、信頼を引き出すかという事において
どうやったら話し方やテンポを変えずに両立出来るんだか

というか、まとめたり急いだら普段と違うからダブスタだって理不尽にも程があるだろ
http://www.asyura2.com/10/hihyo11/msg/532.html#c24

コメント [医療崩壊3] 「日本の平等で良質な医療システムの息の根を止めるTPP」 小野昌弘氏のツイートより  晴耕雨読 行雲流水
03. 2011年2月07日 15:58:36: cHfImM6JJA
01.です。

02.さんの論点はどこにあるのでしょうか。
混合診療反対、
医療保険会社は日本に立ち入るな、
TPPは米国による(正しくは米国をのっとった国際貴族による)日本人の完全奴隷化だ、
ということに賛成ですね?

02さん、米国の医療は異様に高いけれども満足度は高い、と書いていらっしゃいますが、それはあなたの米国における経験ですか?もし自分の経験による意見でないなら、あなたはマスコミに洗脳されています。考えてみてください、根拠ありますか?
私の経験では、米国の医療は異様に高いのに、満足度は低いです。私は米国で家族の開腹手術を含む医療の経験をしましたし、手術にも立ち会いましたが、日本の医師の方がずっと上手で、医療チームも日本の方がしっかりしています。日本の医師のほうが、まだ患者の病床へ来てくれます(驚きでしょう?)それでも私の支給されている医療保険は、最高級のもので、毎月の掛け金は810ドルです。

昨年奥歯一本のクラウンを入れて28万円、あさって小さい虫歯の治療に9万円払います。あなたの歯、何本ありますか(いったい今後いくらかかるのだろうか)?窓口でにこにこされて、すぐ診てもらったって、ちっともうれしくありません。待たされることぐらい我慢して、安くて上手で丁寧な治療の方がずっと満足です。

02.さんがもし医療関係者なら知っておいてください。医療保険会社からは99.9%返戻が来ます。相手は常時数千人の担当弁護士を配置しています。患者にも難癖つけて100%支払わない。つまり医療保険会社は、医者にも患者にも支払わない。彼らだけ儲かる。

米国でも以前は国民皆保険でした。そこにどうやって医療保険会社がつけいるようになったのでしょうか。医師は患者のことが心配で心配で反対したのですが、マスコミで医師は強欲、というキャンペーンがはられ、国民の声で陥落しました。また、混合診療になれば、苦しい経営から脱却できるという一部の医師も後押ししました。日本では十年ほど前から執拗に、医師と患者を仲違いさせる報道が繰り返されています。なぜそれほどまでに、マスコミはこのネタにこだわったのでしょう?

医療保険会社の存在とはなんでしょうか。人道に対する罪だと思います。

いいですか、みなさん、もうみなさんの医療をうける権利は、すんでのところまで奪われかかっているのです。医者憎し、という感情を持つ方もいったんおいておいて、全力で抵抗してください。残されたチャンスはわずかです。

http://www.asyura2.com/09/iryo03/msg/403.html#c3

記事 [憲法3] 陸山会事件とは・日経(西松・水谷というお化粧を落とすと、起訴するに足らない、訂正記入すら必要ない事が分ります)
http://www.nikkei.com/news/headline/related-article/g=96958A9C93819695E2E6E2E08A8DE2E5E2E0E0E2E3E39191E2E2E2E2;bm=96958A9C93819695E2E6E2E1838DE2E5E2E0E0E2E3E39F9FE2E2E2E2
陸山会事件とは
▼陸山会事件 小沢一郎・民主党元代表の資金管理団体「陸山会」が2004年、東京都世田谷区に秘書寮用の土地を購入したことを巡り、政治資金収支報告書に虚偽の収支を記入したとされる事件。東京地検特捜部は衆院議員、石川知裕被告(37)ら元秘書3人を政治資金規正法違反容疑で逮捕し、昨年2月に起訴した。

 特捜部は小沢元代表については「嫌疑不十分」として不起訴処分にしたが、市民団体が検察審査会に申し立てた。04、05年分の容疑を審査した東京第5検察審は昨年4月、起訴相当と議決。2回目の審査を経て同10月には起訴議決を公表し、小沢元代表は今年1月、検察官役の指定弁護士によって同法違反罪で強制起訴された。


http://www.asyura2.com/09/kenpo3/msg/345.html

コメント [外国人参政権・外国人住民基本法01] 李忠成が一石投じる、迫られる在日政策の転換(聰合ニュース)→を利用して日本への内政干渉を企てるキムチ工作員朴一 木卯正一
08. 2011年2月07日 16:07:09: w8JHx0wO3s

外国人に差別が有るのは当たり前、世界の常識。

イヤなら自分の国へ帰れ!

http://www.asyura2.com/09/gaikokujin01/msg/717.html#c8

コメント [経世済民70] 世の中全てイカサマ経済 いんきょ
32. 2011年2月07日 16:38:39: BMozJ9iCPM
04氏へ。私もかつては、自身がどれほどおかしな矛盾や不当な屈辱などに曝された場合でも、この世の中(特に日本)がこれほど「イカサマだらけ」とは知らなかったし、そう思いたくもなかったのです。しかし、もう極限的で危機的な状況を自分一人で(一人でです、集団では知りえないと思います。だからダメです)経験し思い知って初めて、この世の中この日本は「イカサマだらけ、ペテンだらけ」だと身をもって知ることができます。だから、失礼ですが、日々親方日の丸でやっている公務員などの人々にはまず、そのようなことを経験や実感はできない場合が殆どではないかと思います。極限状態に置かれて初めてこの国の正体を知る場合が多いです(勿論、通常のなにげない生活ででもそれなりに知ることはできますが)。祖国を悪く思いたくないという思いをいつも抱いていた私ですが、やはりこの日本国は過去から現在まで、権力持つ側がそれを持たない多くの国民庶民に対してとんでもなくひどいペテンイカサマをやり続けている国です。それを知るための僅かな例の一つとして、かつての戦争実録などを知れば覿面に判ります。日本で出版されている書物もですが、出来れば、アメリカ、イギリス、オーストラリアなどにある戦争博物館などに行き、そこで上映されているノーカット版の実録戦闘記録などを見たりすれば、日本では隠蔽され日本人自身には知らされてない、当時の日本人や日本兵などの残虐な体験や軍部の滅茶苦茶な待遇、犬死、敵味方惨殺などの場面を見ることができます(最近ではYouTubeでも結構見ることができますが)。例えば、インパールの雨季泥沼の山岳地帯を食料ないまま行軍させられた痩せこけた日本兵が、大きな大砲を押しながら上っている等の場面があります。そこにしっかり武装したり、飛行機でやってきた英国軍が、そんな日本兵を死に掛けた虫けらを殺虫剤で簡単に処分するように爆弾落として殺す場面などのムービーが見れます(豪キャンベラ戦争博物館など)。クソ司令官の牟田口レンヤという、自分だけは安全な日本で芸者遊びしながらこの作戦を命令したのです(食料や武器を敵から奪いながら戦闘せよと)。実録実戦映画を見ると、いかに過酷で残酷で滅茶苦茶な戦争を日本の指導者がさせたかがこれ一つだけでも判ります。(なお、ムタグチは戦後恩給もらい80歳くらいまで楽隠居で生きた。こんなクソが処刑もされず、しかも国民の税金でノウノウと生き伸びたのだ)。これはほんの一つの例ですが、日本がいかにペテンでイカサマで信用ならぬ国であるかは、こんな場面を見、知るだけでもしっかり判ろうかと思います。なお、アメリカ兵などは、戦争の間でも定期休暇があったそうです。ところが、日本の場合には、将校など上の者はこの牟田口のように好き放題できたものの、下っ端は結局死ぬまで戦いを強いられたのです。だから、特に下っ端の戦争体験者ほど、日本という国の正体をしっかりしっており、信用しない人が多いのです(戦争は極端な例ですが、現代でも同様な例や証拠は様々あります)。要するに、日本は政治屋、官僚、一部財界、その他お上の国であり、大多数の国民庶民の国などでは絶対にゼッタイに絶対にありません。だから、権力者はやり放題の悪事をやり続けるわけです。
http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/845.html#c32
コメント [カルト7] 創価学会と検察・警察はグル。冤罪を作り上げ犯罪をももみ消す検察の犯罪を糾弾しよう!その2-c (雑談板) 真理を愛する者
03. 2011年2月07日 16:59:17: VrcT09QfWw
そうそう、創価ネットがそこらじゅうに張られていて、彼らに不都合なターゲットの生活パターンや人間関係、家族関係はしっかり調査されています(警察や公安の手の届かない部分を担って情報をながしているんです)。だから冤罪も簡単に作っちゃうんでしょう。不都合な動物”とみなされた人間は徹底的にデマを広げられて普通の人が聞いたら気まずくて本人に聞けないような話にされていたり。彼らはその外国勢力とやらの超末端部分、やってる本人達は思考プログラミングされて信じてやってる(何を信じてんだかしらないけど…)。被害者だ”と一言でもいうと、被害妄想!といわれ、広められ、なぜか認知症やほかの精神疾患のレッテルを張られ、やっぱり彼らのネットワークに入って生計を立てているカウンセラーのところへ送られる、というすんぽう。おかしい人、にしてしまうための誘導尋問にも長けてますよー。
皆さん気をつけて。
http://www.asyura2.com/09/cult7/msg/805.html#c3
コメント [経世済民70] 財政破綻は理論上あり得ない、政府の借金が個人金融資産を上回ることは理論上あり得ない heiwatarou
05. 健奘 2011年2月07日 17:07:45: xbDm84QDmOFmc : rTHGzOht4A

> ロボット自動化電子化の革新で景気では雇用は増えない、
> すなわち従来の景気対策は通用しないでむしろ弊害になっている、これが失われ> た20年なのです、これにも気付きましょう

現代は、自動化 = 省力化にも、合成の誤謬が成り立つようになりました。昔は、省力化することで、浮かした人材を、他の分野で活用できたのですが、現代は、失業あるいは低賃金労働者になるからです。

低賃金化が、さらに、省力化を加速して、さらなる失業あるいは低賃金化を進めるからです。

経営者が目を覚ますときでしょう。安売りが、回りまわって自分達の首を絞めることを。そして、日常品にこだわれば、明日がないことも。

"豊かな遊び"を生み出し、提供し、価格的には青天井を目指す、そんな気概が欲しいのですね。むしろ、安売りを、観光にするのもありかな。

パチンコは、農林水産業ぜんぶ合わせた生産額より大きいのです。それが現実です。だから、パチンコより、豊かな遊びを、そういう時代ですね。

遊びの時代には、国債発行など、必要ないのですよ。日常品にはインフレが起き難いからです。誰が好き好んで、ロボットがせっせと作る日常品を買い占めます?現代のインフレは、中央銀行 −−> 銀行 −−> 特定の商品(不動産など)という図式になっています。戦争の時以外、他の例ありました?

通貨を発行し、遊びの仕事に回し、今の閉塞感を取り払うのが一番でしょう。そうした回し方であれば、インフレなど、起き得ないですから。

あ、名古屋は、通貨発行券を獲るのが良いですね。ぜひ、そうして欲しいです。


http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/857.html#c5

コメント [マスコミ・電通批評11] 同性愛者のテレビ大量露出について DAGU
25. 2011年2月07日 17:30:59: G2LCdZwIx5
基本的に、テレビを見るとバカになる。

俺はテレビに、こうなって欲しいなんんて思わないね。
無くなっちゃえばいい?
テレビをメディアツールとしてまだ考えてるのであれば
それはもう古い。
http://www.asyura2.com/10/hihyo11/msg/532.html#c25

記事 [雑談専用39] へどの出るようなこの男(日,一文章)
(日,一文章)
http://asadafuroda.asablo.jp/blog/2010/10/01/


東国原・・こんな字か
漫才師の太鼓持ちとして卑しく生きる歩く性欲者

性欲で人生を踏み外す人間は後を絶たないが
こいつの場合は親方ビートたけしそのものが人間の屑であるおかげで

いくらちんぽを振り回しても無罪放免

やりたい放題に生きて、そして後年あろうことか運だけで宮崎県知事になる
いやちがった 糞のゲロTVと県知事汚職キャンペーンのおかげか

人類史上初の太鼓持ち出身の殿様となり、本名までも取り戻す

本名を取り戻すと言えば、ビートたけしまで最近は世界の北野とか
何かと思えば、数年前にフランスカンヌ映画祭業界賞をこれまたまぐれでもらっただけ

セカイノキタノ=ニホンノハジ

フランス人は自分たちが理解できないものについてとても用心深い
かつて、あまたの芸術を否定してきたと云う劣等感がフランス人を卑屈にさせる

極東の地球の裏側から来た漫才師の映画は見るのに堪えなかった
あまりのくだらなさに吐き気をおぼえながらも、

浮世絵の国から来た自分たちに理解できないものはもしかして芸術なのかも
と、保険で参加賞なんぞを与えてみればそれが屁の国ではもう大賞とひとくくり

たまらんね

たまらんと云えば宮崎県の農家の人たち
ゲテモノを知事にしたばっかりにとんでもない目に合わされる

自業自得か

口蹄疫騒動は一年間の半分も続いた
それでも不思議なことに県外には全く流出が無い

不思議でも何でもない、隣県は県境で必死にそれこそ命がけで消毒に当たった
宮崎県の方でやるべきところをゲテモノ知事の県は何もしない

これはニュースで消毒作業にあたる大分県職員の声として聞いた

県外への流出は隣県職員の不休の消毒作業で完全封鎖
宮崎県内ではゲテモノ知事の無能力で半年程も汚染まみれ

不思議なのが、これだけの失態、無能力ぶりを見せても
この漫才師の太鼓持ちのゲテモノ知事を非難する声が聞こえ来ないこと

たまらんね この国テレビ、バカ国民
http://www.asyura2.com/10/idletalk39/msg/218.html

コメント [口蹄疫・新型インフル02] 子宮頸癌ワクチン利権産業複合体の裏を知ると(転載記事より) 寅蔵
67. 2011年2月07日 17:35:21: 3oFhxkp5fQ
 前回の参院選のある候補の応援で「日本の子供を・守る会」の人と名刺交換しました。活動停止について、65の人が書いておられたので電話で確認したところ、活動停止したのは、デマが原因ではないとのことです。会の発足式で突然南出さんがこの話をされて、守る会が反対の主体のように言われることがありますが、そうではないとのこと。そして南出弁護士は薬の専門家ではなく、間違いもあったようですが、それは訂正すればいいだけ。このワクチンの危険性の疑いはここでたくさんの方が述べておられるように、まるで払拭されていない。にもかかわらず、なぜこんなに大急ぎで熱心に幼い女の子に接種しようとするのか? 
 活動停止の本当の理由は、ワクチン反対の運動を続けると、ものすごい中傷・妨害を受けてつぶされる可能性が大きい。普通の主婦の集まりではとても対処出来ないというアドバイスがあり、恐ろしくて急遽撤退したそうです。この薬を擁護する人は、あちら側のエージェントの方か、薬の専門家とか研究者で、ナイーブで社会の仕組みをよく知らない方か、どちらかでしょう。別に陰謀論とか持ち出さなくても、外国が絡んで巨額のお金が動くため、一般人が首を突っ込めるようなものではないようです。みなさんも気を付けてくださいね。急に痴漢で捕まったりしないように…ね。
http://www.asyura2.com/09/buta02/msg/831.html#c67
コメント [文化2] 国技としての相撲もその歴史を閉じざるを得ない時代になっているのかもしれない 仁王像
01. 2011年2月07日 17:35:40: 7WZekNACgc
もともと相撲と八百長は切っても切れないものだと思っています。
江戸時代には大阪相撲と江戸相撲という二大潮流がありましたが、明治になって江戸相撲に統合される時、大阪相撲の力士は「江戸のよな稽古をしたら顔に傷がつく」と嫌がったという話があります。
一種の芸人なので看板である顔が傷つくのは嫌だったのでしょう。江戸は尚武の土地柄で強いが良いとしていたのでしょうか。
顔に傷がつかない程度の稽古は、そのまま本番での八百長を思わせます。
現在親方としてふんぞり返っている元横綱も、現役時代には八百長の噂が耐えなかった人も居ます。
過去にまでさかのぼって調査ができるかどうかが試金石、などという記事も目にしますが、本当にそんなことをやれば協会に人がいなくなるのではないのでしょうか。

http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/475.html#c1
コメント [医療崩壊3] 「日本の平等で良質な医療システムの息の根を止めるTPP」 小野昌弘氏のツイートより  晴耕雨読 行雲流水
04. 2011年2月07日 17:37:36: CBoG98aNOg
日本ダントツの1位 いったいどれだけしたら日本人は満足できる
http://www.asyura2.com/09/iryo03/msg/180.html
でみると、アメリカとカナダの人たちは、自分の健康状態に満足しているようです。ただ、満足度というのは主観評価ですから客観的なものではありません。また、オバマ大統領の国民皆保険が否決されるような国ですから日本人とは考え方が違うと思います。皆保険がナゼ否決されたか、日本では日本人に納得できるような報道が成されていないのでよかったら教えて下さい。
アメリカの保険制度は最悪だと思いますし、肯定はしません。しかし、日本の今の制度も限界ですし、厚労省主導型だと、製薬会社優先になるのは目に見えています。日本人のくすり好きも考えものです。
ヨーロッパ型にシフトして行く必要があるのではと考えています。ヨーロッパ型といってもいろいろありますが、費用で言えばドイツなどはケチケチしているようなので参考にならないかと期待している次第です。
アメリカの弁護士や保険会社が日本に入ってくると最悪でしょうね。アメリカの保険会社は日本の保険会社以上に行政指導を受けていますし、持病がある人向けに「誰でも入れるが、誰も払ってもらえない保険」なんてのもありました。あくまで商売ですからね。

http://www.asyura2.com/09/iryo03/msg/403.html#c4
コメント [マスコミ・電通批評11] 同性愛者のテレビ大量露出について DAGU
26. 2011年2月07日 17:40:02: IwvrOF3Uxj
電通に意図はあるよね。
http://www.asyura2.com/10/hihyo11/msg/532.html#c26
コメント [Ψ空耳の丘Ψ59] 恐怖の大王=石原慎太郎説 スットン教
04. 2011年2月07日 17:41:52: MKHfVgNCQY
石原慎太郎ってチンピラ四流政治屋なだけさ。
石原裕次郎(四流芸ノー人)の兄貴で
太陽の季節という男性の亀頭エロ表現作品で芥川賞を得て
結局、チンピラ気質が増幅して
ロックフェラーの威を借るキツネジジイに落ちぶれて現在に至る。

長男の石原伸晃も父そっくりの四流政治屋で
顔面が激しく崩壊しており、脳も父親並みに崩れたバカタレだ。

石原ファミリーは日本人の恥であるから地獄へスパイラル・ゴー!!
国民は誰も止めねえから安心して地獄へ落ちろや チン太郎
http://www.asyura2.com/10/bd59/msg/310.html#c4

コメント [戦争b7] エジプト動乱の真の狙いはこれだ! (イーグルヒット) 会員番号4153番
11. 2011年2月07日 17:50:58: YpfBpGUB82
中国はエジプトと違って高度成長が続いていて
多くの国民にメシを食わせ、衣食住が良くなっている中国国民が
増えているので簡単に反政府デモが飛び火しないのでは?

日本だって1950年代、60年代、70年代辺りまでは
デモなどが多かったが

高度成長、バブル経済で衣食住が足りた日本国民はデモをする
理由が無くなった。

チベット族やモンゴル族、それとダライ・ラマとか
不満を抱えている民族は居るけれど
メシを食わせたら落ち着くのでは?


http://www.asyura2.com/10/warb7/msg/251.html#c11

コメント [Ψ空耳の丘Ψ59] ヤマト国と海洋天皇制(ネットゲリラ) 〜 歴史の真実とは:朝鮮人の朝鮮人によるアメリカのための政治 会員番号4153番
04. 2011年2月07日 17:59:26: G2LCdZwIx5
古代まで遡ったら、民族なんてぐちゃぐちゃ。

問題は、今この国がどの国に柵封され、利用されているか。
だれのケツをなめてるかってこと。(喜んでナメてる訳だが)
人のケツの穴をナメ続けてる腐れ外道(ポチ)どもに
天皇制とか国体護持とかいう権利なんて無いのよ。
http://www.asyura2.com/10/bd59/msg/312.html#c4

コメント [医療崩壊3] 「日本の平等で良質な医療システムの息の根を止めるTPP」 小野昌弘氏のツイートより  晴耕雨読 行雲流水
05. 2011年2月07日 18:04:45: CBoG98aNOg
>昨年奥歯一本のクラウンを入れて28万円、あさって小さい虫歯の治療に9万円払います。
日本では保険のクラウンは1万円以下、プラスチックを詰めるのも5000円以下です。
時給(受付、助手、歯科医師、技工士の工賃)+材料代を考えて見て下さい。これで成り立ちますか?
タイではクラウンは3万円からです。
ヨーロッパでは5万円くらいです。詰め物は1万5千円くらいです。
日本の安さが異常と思いませんか。

http://www.asyura2.com/09/iryo03/msg/403.html#c5
記事 [経世済民70] 地方政府の“暴走力”は健在 中央が目をつぶり、過熱景気が続く「役割分担」の構造
今度は、地方の暴走か
日本列島改造の地価暴騰の規模を10倍にしたようなものだろうか
今年でバブル崩壊という売り手の予想が外れる可能性もでてきたが
これだけ巨大な国で実質2桁成長が続くことは資源制約から考えればありえない
いつまで続くのやら。。


日経ビジネス オンライントップ>投資・金融>肖敏捷の中国観〜複眼で斬る最新ニュース
地方政府の“暴走力”は健在 中央が目をつぶり、過熱景気が続く「役割分担」の構造

* 2011年2月7日 月曜日
* 肖 敏捷

中国  ハードランディング  科学的発展観  不動産価格  経済成長  景気減速 

 サッカーAFCアジアカップ2011での優勝を除くと、依然として明るい話が少ない日本では、2010年10〜12月期の上場企業の決算発表が経済紙などをにぎわせている。過去最高の業績を記録した好決算が相次ぎ、2011年3月期の業績予想を上方修正する会社も増えている。

 日本国内のエコポイント制度やグローバル規模のスマートフォン需要などの寄与効果が小さくないが、その快進撃の背景にはやはり中国をはじめとする新興国の旺盛な需要がある。例えば2010年、中国での自動車販売台数が、日本のみでなくアメリカすら抜いてしまったメーカーが現れたのはその好例だ。足元では、日本企業による中国シフトが加速しているため、今後このような日中逆転が幅広い業種で実現していく可能性が高い。

最大の関心事は深刻な干ばつがいつ収まるか

 しかし、中国市場への依存度が高まれば高まるほど、中国需要の失速に対する懸念も高まってくるのは当然のことだ。最近では、リーマンショック以降導入された景気対策が次々と打ち切られる一方、インフレや不動産バブルを抑制するため、金融引き締め策が矢継ぎ早に導入された。これらを受け、中国景気がハードランディングに向かうのではないかとの緊迫感が一気に強まってきた。

 中国では2月3日から春節(旧正月)連休に入り、その数週間前から延べ28億人ともいわれる民族大移動が始まるなど国民的な祝賀ムードが広がっているが、日本では、春節後に中国当局が追加的な利上げをするのではないかと神経を尖らせている関係者が少なくないようだ。

 2011年はまだ1カ月あまりしか経過していない。チュニジアやエジプトの動乱を事前に予測したエコノミストがいるという話を聞かないのと同様に、中国の金融政策も「一寸先が闇」で、あと何回の利上げがあるのか、それを予測するのは無意味なことである。

 目下、政策担当者にとって最大の関心事は、不動産価格の高騰が沈静化するかというより、広範囲に起きている深刻な干ばつがいつ収まるかであろう。しかし、いつ慈雨に恵まれるのか、政策担当者も固唾を飲んで見守るしかない。

ハードランディングの可能性はほとんどない

 中国景気の話に戻ると、春節後、ハードランディングの可能性はほとんどなく、むしろ、第2四半期から再加速するのではないかと考えられる。景気の過熱を懸念する中央政府とは対照的に、地方政府の成長意欲が一向に衰えを見せない。

 中国では、3月5日から全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が開催されるまでの間に、地方政府の「全人代」が開催される仕組みとなっているが、各地の「全人代」から伝わってきたのは高成長に対する変わらない熱意だった。

 「アジアをはじめ好調な新興国経済の恩恵をもってしても、日本のマクロ経済が成長軌道になかなか乗らないのは、地方都市の活力低下も原因」(日本経済新聞2011年2月1日付け、細野助博氏)との指摘があるが、地方が“暴走”する中国はその好対照であると言える。これは、中国の金融引き締めがなかなか功を奏しない最大の理由だと考えられる。

 そもそも、中国景気が減速するというコンセンサスが出来上がっている背景には、省エネや環境保護を優先するため、経済成長をある程度犠牲にしても構わないという、いわゆる「良い景気減速」に対する関心が高まっていることがある。過剰な金融引き締めによる「悪い景気減速」ばかりではないという考え方だ。

 2010年10月に開催された中央経済工作会議では、2011年から始まる「第12次5カ年計画」の中心テーマとして、経済成長方式の転換というスローガンが大々的に掲げられた。

 投資・輸出依存型の高成長から、投資と消費をけん引役とする内需主導の持続成長へ。成長率至上主義から、成長と環境との調和へ。低付加価値の「中国製」から高付加価値の「中国創造」へ――。といった転換がこのスローガンの意図ではないかと考えられる。

 この会議の声明文の中では、2011年の経済成長率に関する政府見通しが盛り込まれなかった。これをもって「今度こそ、経済方式の転換に取り組む中国政府の決意は本物だ」と受け止めた関係者は少なくないようだ。

今年、重慶市は13.5%成長を目指す

 ただし、経済成長方式の転換は、胡錦濤氏が2002年に共産党総書記に就任する前から打ち出していた「科学的発展観」そのものである。2003年春の「胡錦濤〜温家宝政権」発足後から、政府は「毎年8%成長」という見通しを掲げ続けたにもかかわらず、中国の実質GDP成長率は5年連続で2ケタ成長を達成した。改革・開放の加速を呼びかけたケ小平氏の「南巡講話」を起爆剤に始まった2ケタ成長記録(1992〜96年)と肩を並べる成長ぶりである。

 リーマンショックの影響で、2008年、2009年の実質GDP成長率はいったん9%台に鈍化したものの、2010年になると再び2ケタ(10.3%)成長を記録。2012年秋に胡錦濤氏が任期満了を迎える予定だが、それまで2ケタ成長が続く可能性は排除できない。その根拠は地方政府の「人民代表大会」から見つけることができるかもしれない。

 今年に入ってから相次いで開催された各地の人民代表大会を見ると、2011年の成長率見通しは、さまざまな意味で話題となっている重慶市の13.5%が最も高く、半数以上が10〜13%に集中している。2ケタ未満の成長率見通しを掲げているのは、河北省、浙江省、広東省、北京市、上海市くらいである。

 ちなみに、中央経済工作会議は2011年の全国の成長率見通しを公表しなかったが、国家発展改革委員会の張平主任は「8%前後」と従来通りの目標を維持すると述べた。そうすると、中央政府と歩調を合わせているのは北京と上海くらいだ。

 このような現象は今さら始まったわけではないが、中央政府が経済成長方式の転換を強調しているにもかかわらず、地方政府がなぜそれに対抗して2ケタの高成長にこだわり続けるのか。

10項目に及ぶ「恵民政策」の実施を約束

 ちまたでは、成長率が高ければ高いほど地方政府の幹部が中央政府へ出世しやすいとの見方が定着している。これもあながち間違っているとは言えない。経済成長の著しい沿海地域の地方トップの存在感が高いのは事実である。

 しかし、民間会社の成果主義という発想で、中央政府の幹部登用制度を単純化してはいけない。成長競争に勝ち抜くため、不動産開発や無駄な投資を繰り返すなど、地方政府の暴走がよく指摘されているが、地方政府が中央政府から強いプレッシャーをかけられていることは意外に知られていないだろう。

 具体的には、以下のような内容だ。

 日本の地方自治体とは異なり、中国の地方政府のトップは所轄の自治体を1つの「独立国」として治めなければならない。言い換えると、本来、国あるいは中央政府がやらなければならない仕事を地方政府が肩代わりしている。

 例えば、広東省の黄華華省長が行った政府工作報告には、経済成長率のほか、都市部と農村部の可処分所得の伸び率、消費者物価の上昇率、失業率などの目標値も盛り込まれていた。ちなみに、各地の経済成長率の目標値はばらばらだが、消費者物価及び失業率の抑制目標はほぼ中央政府の目標と一致している。

 また、広東省政府は、2011年のうちに、低所得者層向けの生活補助支給や、医療や教育、公団住宅など公共サービスの強化など、10項目に及ぶ「恵民政策」を実施すると約束した。

 どれが中央政府の仕事なのか、どれが地方政府の仕事なのか区別が付きにくいが、いずれにせよ、地方政府はこうした目標や約束を実現するために財源を確保しなければならない。従って、高成長を追求するインセンティブが高い。逆に、インフレや失業など、国民の不満が高い課題に地方政府が責任を持って対処すれば、不動産開発や成長競争が少々いき過ぎたところで、中央政府は容認の姿勢を取るはずだ。

中央政府と地方政府の駆け引きが注目点

 3月5日に開催予定の全人代では、「第12次5カ年計画」が採択される見通しだ。今後の中国経済について、中国政府はどのような青写真を示すのか、その中身に対する関心が高まっている。肝心な中身については、発表された地方政府の「5カ年計画」を見ればその一端をうかがうことができる。

 例えば、広東省の「5カ年計画」の主要目標について、広東省政府は、
[1]GDP成長率が年平均8%以上
[2]1人あたりGDP成長率が年7%以上
[3]経済成長方式の顕著な転換
[4]ソフトパワー(軟実力)の顕著な上昇
[5]民生の顕著な改善
などを取り上げている。いずれも新味のない内容だが、従来以上のスピードでこれらの課題に取り組もうとするその決意は「顕著」という表現に表れているといえる。

 また、インフラ整備をはじめ、大規模な都市再開発計画を打ち出している地方政府も少なくない。しかし、そのプロジェクトが中央政府から認可されなければ、資金調達が難しくなる。従って、自分たちのプロジェクトをいかにして中央政府の「5カ年計画」に盛り込んでもらうかが重要になる。春節(旧正月)後、続々と北京に集まる各地の代表団による熾烈なアピール合戦が繰り広げられるだろう。

 経済成長方式の転換を優先する中央政府は、5カ年計画のスタートに伴って始まる地方政府による「新たな成長競争」にどう対処するのか。全人代に向けた中央政府と地方政府の駆け引きが注目点となる。

 ただし、「5カ年計画」の初年度や政権交代といった季節要因に加え、最近、チュニジアやエジプトなどで起きた大規模な反政府デモを背景に、中国では「経済成長方式の転換より高成長を優先すべき」という「成長率至上主義」が再び台頭する可能性が排除できない。

 所得格差や腐敗、大学生の就職難など、社会秩序の安定を脅かしかねない不安要因は、高成長だけでは解消できない。だが、これらの不安を和らげるには、「高成長」が非常に有効であるのもまた事実である。中国政府の政策決定者もよく分かっているはずだ。従って中国の景気減速を懸念する必要はない。
このコラムについて
肖敏捷の中国観〜複眼で斬る最新ニュース

これまで20年間、東京、香港、上海における生活・仕事の経験で培ってきた複眼的な視野に基づいて、 中国経済に関するホットな話題に斬り込む。また、この近くて遠い日本と中国の「若即若離(つかず離れず)」の距離感を大事に、両国間のヒト・モノ・カネ・情報の流れを追っていく。中国情報が溢れる時代、それらに埋没しない一味違う中国観の提供を目指す。随時掲載。

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著者プロフィール

肖 敏捷(しょう・びんしょう)

肖 敏捷ファンネックス・アセット・マネジメント代表取締役社長、チーフエコノミスト。中国武漢大学卒業後、国費留学生で来日。筑波大学大学院博士課程修了後、 1994年に大和総研入社。2010年3月、同社を円満退職した。6月から現職。専門は中国経済、日経ヴェリタス人気ランキング(2010年)のエコノミスト部門では第5位。著書に「中国経済事情」(日本経済新聞出版社、2010年)人気中国人エコノミストによるなどがある。

http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/859.html

コメント [マスコミ・電通批評11] 同性愛者のテレビ大量露出について DAGU
27. 2011年2月07日 18:11:43: D3FJpRunYA
戦場カメラマンという仕事をうんこにした責任は大きい。
http://www.asyura2.com/10/hihyo11/msg/532.html#c27
記事 [経世済民70] 45歳で定年、56歳は盗賊という神話 雇用不安から若者中心に公務員試験が異常な競争
パチンコ根絶などは見習うべきだが
大卒就職が厳しく、公務員に人気集中か

相変わらず韓国は日本の悪い面と良い面を拡大し
時間を加速して見ている感じだな

日経ビジネス オンライントップ>アジア・国際>知られざる韓国経済
45歳で定年、56歳は盗賊という神話 雇用不安から若者中心に公務員試験が異常な競争に

* 2011年2月7日 月曜日
* 高安 雄一

韓国  通貨危機  定年  45定  リストラ  56盗  アジア  労働市場 

 「沙悟浄(サオジョン)」、「五六島(オリュクド)」。これは、韓国の労働市場を象徴する言葉として知られています。

 沙悟浄は西遊記に登場し、三蔵法師や孫悟空とともにインドに経典を求め旅したことで有名です。五六島は日本ではほとんど知られていませんが、釜山の海岸からほど近い島のことです。もともと5つの島ですが、満潮になると島の1つが2つに分かれ、島が6つに見えることから、五六島と言われています。

 この2つの言葉は、韓国語で同じ発音の「45定」、「56盗」とも書けます。「45定」とは定年が45歳、「56盗」とは56歳で職場に残っている人は盗賊という意味です。つまり冒頭の2つの言葉は、韓国の労働市場の特徴である、働き盛りで職場を追われる現象を掛詞(かけことば)で表現しているのです。

 この言葉は日本でも紹介されており、韓国の労働市場は「弱肉強食」で激しい「椅子取りゲーム」が繰り広げられており、弱い者はすぐに市場から退出させられるというイメージを持っている人も少なくありません。

 一方で、韓国の労働市場は硬直的であるというイメージも日本では一般的です。労働組合のデモの激しさをニュースなどで見て、韓国でのリストラは大変だと思った人も多いでしょう。この事実からは、韓国では労働市場から雇用者を退出させることは難しいという結論になります。

 このように、韓国の労働市場については、「雇用者が市場から退出させられることが日常的」、「雇用者を市場から退出されることが難しい」という、2つの相反するイメージが混在しています。今回は「45定」、「56盗」が、韓国の労働市場で本当に一般的なのかについてデータをもとに考えていきたいと思います。

45歳で常用職男性は会社を“追われて”いるのか?

 まず「45定」です。この言葉の妥当性を検証するため、まず2000年に40歳であった人について、常用職(※1)として雇用されている人の比率がどのように変化するか、1歳刻みで見ていきます(男性のみ。以下同様)。

 常用職は原則として定年までの雇用が期待されます。もし多くの雇用者の定年が実質的に45歳であれば、45歳を境にこの比率が下落するはずです。その結果を示したのが図1です。

 40歳で37.2%であった比率は、49歳でも37.5%と全く変化はありません。また常用職の中でもホワイトカラー(※2)に絞って見ると、40歳の9.7%から49歳には13.0%と若干高まっています。念のため前後の年代、すなわち2000年に39歳であった人、2000年に41歳であった人について見ても、同様な動きでした。

 つまりこの数値からは雇用者の定年が実質45歳であるとの証拠を得ることはできません。ただし、この数値だけでは、45歳が実質定年であることを否定することもできません。45歳で肩を叩かれる人が多くても、すぐに他の会社に常用職として再就職できれば、常用職として雇用される人の比率は変わらないからです。

 そこで次に一番長く勤めた職場(以下は単に「職場」とします)から何歳で退いたか、2010年に55歳であった人を対象にして見てみます(※3)。これによると8割は50代までは辞めておらず、45歳までに辞めた人は14%に過ぎません。もちろん45歳までに10%以上も辞めていたら「45定」は事実だと言えるという人もいるでしょう。では、45歳までに職場を退いた人についてその理由を見てみます。

※1 これは「経済活動人口調査」の常用職(「韓国は”非正規大国”って本当?」参照)。
※2 職業分類で事務職及び管理職をホワイトカラーとした。
※3 自営業も含まれた数字しかとれないので、雇用者の数値を正確には把握できなかったが、ある程度の感触はつかめる。なおこの分析は「経済活動人口調査:高齢者付加調査」(2010年5月調査)のマイクロデータを用いて行った。

 一番多い理由が「職場がなくなったため、事業不振、操業中断」で32.5%を占めています。ただしこの理由は自営業が挙げるものであり雇用者とは関係がありません。次に多い理由は「職場の休業及び廃業」で13.8%、そして「名誉退職(韓国では勧奨退職をこのように呼びます)」が13.6%、「健康状態が良くないため」が8.1%と続きます。すなわち45歳までに職場から退いた人の中には、退職を迫られた人もいますが、多くは倒産や廃業によって会社が無くなってしまった人であることが分かります。

 つまりこれら数値からは、現実には「45定」という状況はないと言っていいことが分かります。

一般的な韓国の労働市場の状況を表してはいない

 さらに先行研究の結果も「45定」が事実ではないことを裏付けています。アンジュヨプ(2004)は、「経済活動人口調査」のマイクロデータを使って、1998〜2002年における年齢別の失職率を推計しています。

 これによると、2002年には45〜49歳の年齢層の失職率が2.05%と他の年齢層と比較して最も低かったことが示されています。そして「「56盗」(オリュクド)、「45定」(サオジョン)、38線(サンパルソン)(※4)といった新しい造語は妥当性がない』としています。

 また三星経済研究所のテウォンユ博士が行った調査によると、定年制があるにもかかわらず53%の企業が名誉退職を実施しています。ただしこの調査は従業員1000名以上の大企業が66.7%、500名以上だと81.9%を占めており、大企業中心の結果と言えます。さらに韓国で労働経済を専門とする研究者の数名を対象に聞き取り調査を行った結果を見ても(※5)、「一部大企業のホワイトカラー管理職を対象に名誉退職が促されることはあるが、40歳代での早期退職は一般的ではない」との意見で一致していました。

 大企業の代名詞とも言えるサムスングループにおいても、「社員を早期に退職させるわけではなく、昇進が遅れたからといって会社を辞める事例も少ないのが現状である」との話をサムスングループ関係者より聞きました。サムスングループの社員の中には、若いうちに起業をするため退職するケースが多いですが、勧奨退職とは違う次元の話です。

 つまり、筆者の分析や、先行研究、聞き取り調査の結果を総合すると、「45定」は一般的な韓国の労働市場の状況を表すには適当でないと言えます。

常用職やホワイトカラーが一掃されるといった現象はない

 次に「56盗」についてです。この言葉を検証するために、2000年に50歳であった人について、常用職(※6)として雇用されている人の比率が1歳刻みでどのように変化するか見ていきます。もしも56歳まで会社に残る人が盗賊扱いされるのであれば、55歳を境にこの比率が下落するはずです。結果を見ると50歳代において低下傾向が見られます(図2)。

 常用職の人の比率は50歳では28.1%ですが59歳には22.1%にまで低下しています。またホワイトカラー比率も50歳の6.3%から59歳には 5.0%に低下しています。ただし、劇的な変化ではなく、55歳を過ぎても常用職、ホワイトカラーとして勤務している人も少なくありません(※7)。

 次に一番長く勤めた職場(以下は単に「職場」とします)から何歳で退いたか、2010年に65歳であった人を対象にして見てみると、50歳代後半で職場から退いた人は2割程度でした。つまり職場から退く人がこの年齢層に集中しているわけではありません。

 さらに55歳から59歳の間に職場を退いた人について辞めた理由を見ると、「定年退職」が37.7%を占めます。そして「名誉退職など」が17.3%であり、「職場がなくなったため、事業不振、操業中断」が15.8%、「健康状態が良くないため」が13.3%と続きます。つまり50歳代後半に退職する人は定年や肩たたきで辞める場合が多いのですが、この時期に常用職やホワイトカラーが一掃されるといった現象は見られません。

※4 38線とは、もともと韓国と北朝鮮を分断する38度線のことだが、38歳を超えると会社を出なければならないとの意味で使われている。
※5 韓国労働研究院のアンジュヨプ博士、労働社会研究院のキムユソン博士など。
※6 これは「経済活動人口調査」の常用職(「韓国は”非正規大国”って本当?」参照)。
※7 念のため2000年に49歳だった人、51歳だった人についても同じ分析をしたが、同じ結果が得られた。

 ここで韓国の定年退職の制度について見ていきましょう。日本では高齢者雇用安定法によって、定年を導入する場合には60歳を下回る定年は禁止されています。しかし韓国にはこのような規定はありません。1999年に制定された高齢者雇用促進法では、定年を定める場合には60歳以上とするよう努力しなければならないとされています。

 しかしこれは努力義務に過ぎず、就業規則で低い年齢を定年とすることは理論上可能です。ただし社会通念上問題が生ずる可能性のある年齢を定年とすることは、労働組合の反発を招きますし、各地方に設置されている地方労働庁から改善勧告を受ける可能性があります。

 このため、定年を設ける場合には55歳以上とする場合が多くなっています。労働部によると、300人以上を雇用している事業所2318カ所を対象として定年の実態を調査したところ、94.8%の事業所で定年を導入していました。平均定年は57.1歳で、55歳を定年とする事業所が39.8%、58歳が 21.8%、60歳が13.1%との結果でした。

 なぜこのような早い時期に定年を設定するかについては、韓国企業の給与体系に年功賃金の部分が色濃く残っているからです。つまり高齢者は賃金が高く、企業にとってできる限り早く辞めてもらいたい対象だと考えられます。

 ただし前述のように、60歳になっても相当数の常用職やホワイトカラーが職場に残っていることも事実であり、55歳を超えた人であっても、盗賊どころか、組織内で重宝されているケースも少なくないと考えることもできます。従って、「56盗」は年功賃金が採用されている場合が多い大企業の状況を反映していると考えられます。

通貨危機以降のリストラ時代の言葉が独り歩き

 ではなぜ「45定」や「56盗」といった言葉が独り歩きしているのでしょうか。これらは通貨危機以降の構造改革期にマスコミが使い始めました。この時期は大企業を中心に大胆なリストラが進められ、ホワイトカラーが名誉退職を余儀なくされました。つまり通貨危機以前には珍しかったリストラが一部の大企業で大々的に行われたため、これがマスコミの注目を集め、報道が繰り返され、ついには韓国の労働市場を象徴する「神話」として定着したと考えられます。

 マスコミの影響力は大きく、若年層を中心に「45定」が信じられています。韓国最大の就職ポータルサイトを運営しているインクルートが、20歳代から 50歳代までの1075名の会社員を対象に「現在の職場における予想定年」について聞いたところ(2009年実施)、20歳代は36.0歳、30歳代は 43.9歳と回答しています。若者は雇用の安定性に対する不安を抱いており、これが公務員人気に火をつけ、試験は日本のIII種に相当する9級では181 倍、II種に相当する7級では142倍との異常な競争(※8)になっています。

 このように韓国でも、若年層を中心に「45定」や「56盗」との言葉が信じられていますが、「45定」は、一部大企業のホワイトカラーに限られた現象、それも通貨危機以降に企業のリストラが活発化した時期の現象であり、韓国の労働市場の現状を反映した言葉ではないと言えます。

 「56盗」についても大企業中心の現象であり、一般的であると考えるには無理があります。つまり韓国の労働市場は、一部大企業のホワイトカラーを除けば、「弱肉強食」でも、「椅子取りゲーム」でもありません。「45定」、「56盗」との言葉のもととなった、沙悟浄や五六島もとんだとばっちりを受けたと言えるでしょう。

※8 2010年、行政職一般。最終合格者数に対する応募者の競争率。

<参考文献>
アンジュヨプ(2004)「労働力の状態異動と年齢別雇用構造」『毎月労働動向』2004年2月号 韓国労働研究院, pp.48〜61。
テウォンユ(2007)「人事担当者設問調査結果」。
このコラムについて
知られざる韓国経済

韓国経済の真の姿を、データと現地取材を通して書いていきます。グローバル企業がめざましく躍進し、高い経済成長率を誇る韓国。果敢に各国と自由貿易協定を結ぶなど、その経済政策は日本でも注目されています。一方、格差、非正規、雇用、農業保護政策、少子高齢化などの分野では、さまざまな課題を抱えてもいます。こういった問題は日本に先駆けている部分もあり、韓国の政策のあり方は、日本にとって参考にすべき点が多くありそうです。マクロとミクロの両方から視点から描きだす、本当の韓国経済の姿がここにあります。

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著者プロフィール

高安 雄一(たかやす・ゆういち)

大東文化大学経済学部社会経済学科准教授。1990年一橋大学商学部卒、同年経済企画庁入庁、調査局、外務省、国民生活局、筑波大学システム情報工学研究科准教授などを経て現職。

http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/860.html

コメント [経世済民70] 世の中全てイカサマ経済 いんきょ
33. 2011年2月07日 18:24:51: fCZ83cf8p2
企業は社会全体から資金を集め事業を運営している。当然、社会の構成員たる
一般市民、消費者に正確で公正な情報提供をする責任がある筈だ。が、最近の
金融、証券業者の中には信頼をよせる客を欺くような商品を正確なリスク説明
もせず売って客の自己責任とか競争原理というコトバで済まそうとする風潮が
ある。正確な情報提供、適切なリスク説明もせず、自己責任を口にする資格
はない。詐欺を投資と偽って経済に疎い老人や主婦から大事な財産を騙し取って
いる。監督官庁も直接、消費者サイドに立った取り組みはせず、専ら業者情報の収集のみに関心があるようだ。金融機関の信頼を逆手にとって堂々と国民からの
収奪がおこなわれている。腐りきった<民主国家>になったものだ。
http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/845.html#c33
コメント [マスコミ・電通批評11] 消費税増を後押しする主要5紙、海外の税制に知識があればできないはず、報道に意義あり heiwatarou
06. 2011年2月07日 18:29:19: uKFoqoJusE
>>05
しんぶん赤旗の指摘は次だった、間違いで申し訳なし
http://www.asyura2.com/10/hihyo11/msg/448.html
http://www.asyura2.com/10/hihyo11/msg/515.html#c6
コメント [Ψ空耳の丘Ψ59] ヤマト国と海洋天皇制(ネットゲリラ) 〜 歴史の真実とは:朝鮮人の朝鮮人によるアメリカのための政治 会員番号4153番
05. 2011年2月07日 18:38:07: xO1eNzjKtM
これお勧め。

いわゆる大化改新の前は、この中で、蘇我王朝と白山王朝(いずれも新羅系の騎馬民族)が提携して主導権を握っていた。
だから、大化改新なるものは、百済系の奈良王朝(中大兄皇子)と中国系の吉備王朝(藤原鎌足)が連合して、蘇我(白山連合)の実権を打倒したクーデターということになる。
次に、白村江の戦いで、唐、新羅連合軍が、百済、日本連合軍(但し、ここに日本というのは誤解を招く。実質的にそれは百済系の日本内分国、植民地としての奈良王朝ということである。奈良王朝は母国百済存亡の危機にみまわれ、総力を挙げて母国救援の軍を出した)を壊滅させた後、いよいよ唐が日本占領に乗り込んで来るのであるが、唐の占領政策は、日本列島内で主導権争いを続けていた高句麗系、新羅系、百済系の対立抗争を巧く利用する。

即ち、百済系を重用し、これを主たる代理人として、日本の全国統一権力体系を作ること。それゆえ百済系をして、高句麗系、新羅系、古代海人族を駆逐させること。この辺の八切史観はきわめて示唆的である。

こうして唐の占領軍は日本原住民の大叛乱の抵抗に対して、百済系を手先として全国統一の律令体制を確立し、その支配のイデオロギーとして、彼らの仏教を利用する。七世紀末から八世紀初頭にかけての、三、四十年を準備期間として、日本はこのように一変したのだが、それから千二百年の間、現在に至るまで、天皇を頂点とする、この律令体制の大枠は維持されている。
そして文部省の学校歴史とされている。

http://www2.odn.ne.jp/~caj52560/yagiri%20sigaku.htm


http://www.asyura2.com/10/bd59/msg/312.html#c5

コメント [経世済民70] 世の中全てイカサマ経済 いんきょ
34. 2011年2月07日 18:43:10: I14JXWwc9s
隠居さん、もしご存知なら教えてください。あのとんでもない大戦中、日本人兵士は、素朴純粋な愛国心あって戦地に出かけて行ったのに、バカで腐った上官などに、戦う前に暴行三昧やイジメで士気そがれ、敵と戦うどころではなかった人が多かったそうです。多くの兵士は、敵には恨みないけれど、むしろ自国の上官や軍部指導者が憎かったそうです。それはそうですね、自国民にそんな酷い仕打ちするのだから。そうやって多くの一兵卒は戦う前にイジメで殺されたり自殺したりしたそうです。日本という国、日本の指導者とはこんな奴らが多かったのです。「愛国」や「忠誠」を強いる支配者の正体は、愛国でも忠誠でもなかったのです。本当に、日本という国はイカサマペテンそのものです。日本という国名はやめて、「いかさまペテン弱い者虐待国」という名称にしたほうが適切ではないでしょうか。
http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/845.html#c34
コメント [経世済民70] 我々は近代経済学の側からも騙されてるかも… 月読
03. 2011年2月07日 18:47:42: kt8KhPqgH2
貨幣とは、あらゆる物や、事の引き換え”権利”券だが、それが、決して有能ではない、ごく一部の人に偏っていることが問題。

そのごく一部の人が、使い道がない膨大な「紙券」を持っていても全く意味がない。この年間三万人の経済虐殺=自殺のご時世でも、都内億ションが、即時完売する理由は、他に紙券の使い道がないからだ。(中国人だけが買い占めている訳ではない)。

ごく一部の一般金持ちは、そのカネという権利を保存したいが為に、ゴールド、宝石、不動産、絵画美術品、証券、に変えようとするが、無意味。資産とは、保存する為のものではないし、使われないものに価値は無い。ゴールドなど、せいぜい家電の接続端子に使うか、装飾品程度。それとて、人口が減り、自殺者の多い中では、それを持つ意味すら無くなる。

そして、その金持ちを支配する更に少数の資本金融銀行投資家は、今それを、食料に使い、高騰だけを起こす無意味な迷惑行為を行っているのは、食品には、「絶対需要」があるから、それにしがみついている訳だ。資本主義における、カネの使い道など、所詮そんな低次元のお遊びでしかない。しかも公共が口を出せば、「政府は黙ってろ」とほざくチンピラ資本投資家王国。

今日本のマスコミが、バカみたいに、ラーメンだの外食だの、食品関連番組を流すのも、結局それしかないからだ、人間のやることといったら。

結論を言おう。資本主義の時代は終わった。もはや、資本主義は、文明の進歩を著しく遅らせる、無用の長物でしかなくなった。これ以上、人を幸福にするどころか、害悪、不幸のどん底に陥れている。

新しい時代、仕組み、草案は、既に作られつつある。今後それが表面化し、今までの常識など通用しない、遥かに有用な時代が到来するのである。
http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/855.html#c3

記事 [経世済民70] 国債格下げは治療不能な“慢性病”への警告、政府は消費増税前に無駄のカットを
メタボになっても、すぐに死ぬわけではない
愚かな肥満中高年が、血中LDLや血圧から、
運動や食事改善を言われても、なかなか実行できないのと同じで
悪いシグナルが少しづつ積み上がって、最後に、ひどい症状が出て
初めてうろたえて対策に走るというパターンになるのだろう

しかし、急激なダイエット(緊縮財政)や過剰な薬物療法(急激な増税)は
逆に命を縮めることが多いから要注意だ


小宮一慶の「スイスイわかる経済!“数字力”トレーニング」
国債格下げは治療不能な“慢性病”への警告、政府は消費増税前に無駄のカットを
2011年2月4日 コメント(8件) 総合RSS Twitter はてな
 米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は2010年1月27日、日本の国債をダブルAマイナスへ 格下げしました。これまでも日本国債の格下げは何度か行われてきましたが、私は今回の格下げについては過去のものと性質が全く異なると考えています。日本 国債の格下げの背景に根深い問題があるからです。今回は、格下げの最大の原因である財政赤字の拡大に重点を置きながら、日本が今、どのような状況に陥って いるのか、お話ししていきたいと思います。
日本国債の格下げは“慢性疾患”によるもの
 皆さんもご存じのように、米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は2010年1月27日、日本の国債をダブルAマイナスへ格下げしました。今回の日本国債の格下げについて、私は非常に懸念しています。
 これまでも、日本国債は何度か格下げされてきました。格下げと格上げを繰り返して来たのです。しかし、従来の格下げは、その理由のほとんどが金融 危機に起因したものでした。例えば、1997年、2003年に金融危機が起こり、金融システムの不安定さから日本国債のリスクが高まり、格下げが起こった のです。
 しかし、今回の格下げについては金融危機の影響を受けていません。むしろ、世界中で日本だけが、今のところ比較的安定した金融体制を維持できているのです。にもかかわらず、格下げが実施されました。
 この理由は、取りも直さず日本の財政赤字がずっと拡大し続け、もう名目GDPの200%に迫ろうかとしているという状況であるからです。
次の表は過去20年間の日本の名目GDPです。

 直近の数字である2010年7-9月は年換算で482.1兆円と出ています。これは、実は1993年の名目GDP481兆円とほとんど変わらない 水準なのです。1990年のバブル崩壊以降「失われた10年」と言われていますが、名目GDPで見る限りは実は「失われた20年」になってしまったので す。
 このように、1993年の水準と比較するとGDPは増えていないわけです。しかし、財政赤字だけはどんどん増えており、日本は先進国中、対GDP比では最悪の水準になっています。
歴代政権のツケが今回の格下げの原因
 従来の格下げは、金融危機が原因でしたから、言わば“急性”の病気でした。金融危機などに由来する“急性”の病気であれば、それに対処するクスリ (政策)を処方して、時間をある程度かければ、経済の体力が回復してきます。回復が遅れれば、違う種類のクスリを処方することも検討できます。現に日本 は、金融危機が来るたびに公共事業などに財政支出を拡大してきました。
 ただ、歴代の政権は一時的な治療を施すだけで、そのために財政赤字拡大という慢性病を引き起こしていたのですが、その治療には取り組んできませんでした。拡大する一方の財政赤字は放置してきたわけです。今回の格下げは、そのツケがやって来たのだ、と私は考えています。
 今回の格下げは“慢性病”に対する評価ですから、簡単には治らないでしょう。そもそも急に直せるような手立てがありません。今年は昨年より景気が回復していますから、昨年より税収が増えるとは思います。それでも赤字国債44兆円は昨年と同じペースで発行されるのです。
 先ほどもお話ししたように、近年では1997年と2003年と金融危機が二回やってきました。そして景気低迷も長引きました。そこで財政赤字をど んどん拡大しました。そのおかげもあって、2002年から2007年にかけては戦後最長の景気拡大をしたのですが、実はその間も財政赤字は全く減らなかっ たのです。この当時は比較的景気がよかったこともあり、2011年度の予算(これは、たまたまですが現在の国会で審議されている予算です)でプライマリー バランス(国の基礎的財政収支)を均衡させると当時の政府は公約していました。
 しかし、今ではそれが「2020年度の予算までにバランスさせる」という話になりつつあるのです。逆に言いますと、「2020年までは財政赤字が増え続ける」ということです。
プライマリーバランスでは財政は好転しない
 さらに言えば、プライマリーバランスは、企業で言うと営業利益に相当します。つまり、歳入のうち国債など借金による収入を除いた部分と、歳出のうち国債費を除いた部分とで収支がバランスするということです。ここには利払い分は含まれていません。
 今でも約10兆円の利払いをしていることを考えると、プライマリーバランスの均衡を実現したところで(その時点で財政赤字が増えず、かつ金利が上 がらないとしても)、毎年10兆円以上の財政赤字が増え続けるわけです。企業で言えば、営業黒字はようやく確保するものの、経常赤字は続くという状態で す。そして実はそのめどさえまったく立っていないのです。そして、この4月から始まる2011年度予算でも40兆円以上の財政赤字が増えている前提に立っ て予算を組んでいます。そして繰り返しますが、このままではこの状況が改善されるめどはまったくないと言ってもいいでしょう。

 先日、S&Pによる日本国債の格下げの発表で、格下げ後の見通しは「安定的」とありました。これはどういう意味かといいますと、当面は下がった格付け(ダブルAマイナス)のままで推移する見通し、ということです。
 ただし、このまま財政赤字が増えれば格付けはさらに下がる可能性が高くなります。先ほども述べたように、プライマリーバランスが均衡するまで政府の言い分通りだとしても10年近くかかりますし、そのめどは全く立っていないように私には見えます。

 さらに、もし長期金利が1%でも上がってしまったら、ますます苦しい事態になってしまいます。政府は国債や他の借り入れなどで約1000兆円もの 借り入れがありますから、1%の金利上昇で中長期的には年間で約10兆円もの利払いが増えるわけです。すると、格付けの見通しが「安定的」から「ネガティ ブ」に変更され、さらにまた格下げされる恐れがあります。そして格下げされますと、さらに金利が上昇する、という悪循環に陥ってしまう可能性があるので す。
 もう一つ考えなければならないことがあります。日本と米国の長期金利を見てください。
 日本の2010年12月の「新発10年国債利回り」は1.110%。同月の米国の「10年国債利回り」は3.28%。トリプルAに格付けされてい る米国債の金利が3.28%で、ダブルAの日本国債の金利が1.110%(この数字が出た当時の日本国債の格付けはダブルAでした)となっています。基本 的に、格付けが高い方が金利は低くなりますが、日本と米国の金利を比較すると、米国の方が金利は高くなっていますね。
 これはなぜでしょうか?


長期金利の上昇により、財政赤字が加速的に悪化する可能性も
 しかし、このまま日本の財政赤字が拡大し続け(そしてその可能性は高い)、日本国内で国債が消化できなくなってきますとどうなるでしょうか。ま ず、金利が上昇し始めます。海外の投資家は今の金利水準では格付けの劣る日本国債を買わないからです。すると、先ほどもお話ししたように、それでなくとも 悪化傾向にある財政赤字が、金利上昇により加速的に悪くなる可能性があるのです。
 日本国債はほとんどが国内で消化されているということですが、日本国債を一番多く買っているのは、ゆうちょ銀行です。ゆうちょ銀行は、約200兆 円の資産を持っていますが、その約8割が日本国債です。大手行も各行20兆円前後の日本国債を保有しており、大手の銀行だけで約220兆〜230兆円の日 本国債を持っているのです。つまり、皆さんの預貯金で国債を買っているのです。
 しかし、日本国債を国民の預貯金で賄っていては早晩限界が訪れます。高齢化の進展で、5年後くらいからは高齢者の預貯金の取り崩しが顕著となり、 貯蓄率がマイナスになるという意見もあります。国内で国債を消化できなくなると、海外で消化してもらわないといけなくなります。しかし、先ほども述べたよ うに海外の投資家は、このままの金利で為替リスクがあって格付けの低い日本国債を買ってくれるでしょうか?その際にはさらに金利を高くしなければ売れなく なるという悪循環に陥ります。(このあたりの内容については、拙著『日本経済このままでは預金封鎖になってしまう』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお読みください。)
 そこで議論となってくるのが、国民新党の悲願である郵政改革法案です。具体的には、ゆうちょ銀行の預金限度額を2000万円にしようというもの。預金限度額を2000万円にすると、ゆうちょ銀行はそれだけ国債を買うことができます。ただし、ここで問題があります。
 もし、ゆうちょ銀行の預金限度額を2000万円にしたとしても、日本の預貯金自体が増えるわけではありません。もしかしたら、一部のタンス預金が ゆうちょ銀行に流れるかもしれませんが、大多数は民間の金融機関、特に地方の金融機関からゆうちょ銀行にお金が流れるだけです。


まず取り組むべきは無駄のカット
 増税も仕方ないとは思いますが、まず本来取り組むべきは、無駄のカットではないでしょうか。そもそも、税金を払っている一般の国民より、なぜ公務 員の給料や退職金、年金などの方が高いのでしょうか。これはあり得ない話です。まずはその部分をカットしてから、増税を行うべきではないでしょうか。そう すれば、国民も納得はするでしょう。それを、このまま消費税を上げるだけなのであれば、民主党がこの先の選挙で惨敗するだけです。そしてさらに政治の混迷 が続くという悪循環となるだけです。
 以前、民主党は公務員の人件費を2割削減すると言っていました。有力な支持母体が自治労だからでしょうか、今も全く手つかずの状態です。
 また、自民党も戦略が間違っています。自民党は「民主党はマニフェストを守っていないから衆議院を解散した方がいい」と非常に短絡的な論法を繰り 返しているだけです。大事なのは、マニフェストを一つずつ検証していくことではないでしょうか。マニフェストの中にも、いいものもあれば悪いものもありま す。その一つ一つに対して自民党が対案を出さないから、議論がまったくかみ合わないのです。
 マニフェストの中にも、当然、守るべきものと見直すべきものがあります。民主党のマニフェスト自体、拙速に作ったものですし、自民党に業を煮やし た国民がそれに乗っかっただけなのです。そこで、民主党のマニフェスト一つひとつに対し、自民党は「自分たちだったらどうやっていたか」という案を出さな いといけません。

自民党もただ反対するだけの野党ではダメ
 今の自民党はただ反対するだけの野党に成り下がってしまっています。そして、民主党は正しいと言っていたことすらやらない嘘つきに成り下がってしまっているわけです。公務員改革も、やると言っていたのに根幹部分ではほとんど手つかずです。
 マニフェストを全て守れとは言いませんが、この財政状況の中で、守るべきマニフェストは実行しなければいけません。やることをやらずに、増税ばかりに先走っているのは、おかしな話ではないでしょうか。
 確かに、この現状では増税はやむなしだとは思いますが、まずは財政削減などやるべきことをやるのが筋です。でなければ、国民の信任は得られないと 考えるべきです。4月の統一地方選ではその結果が出るでしょう。このままでは民主党は惨敗し、菅内閣は退陣です。また、政治の混迷です。これではさらに財 政は規律を失います。国の将来ビジョンも描けません。
 このまま何の対策も立てなければ、日本国債の格付けは、当面安定的だとは言え、さらに下がらざるを得ないでしょう。また、もう一つ注意すべきことがあります。
 皆さんもご存じのように、欧州では金融危機が起こっています。それは世界同時不況で多額の財政支出をしたため、経済危機が財政危機に転化されてしまったことが発端です。ギリシャから始まり、アイルランド、ポルトガルまで飛び火しようとしている状況です。
 このように、財政危機が欧州でクローズアップされれば、日本の財政に対して世界中がより神経質になる可能性があるのです。そうなると、余計に日本国債の消化が難しくなったり、日本に対する見方が厳しくなることも当然ありうるわけです。
 次回は、日本がこの状況を打開するためにはどのような政策を取るべきか、そして、財政赤字が膨らみ続けるとどのような事態になるのか、考えていきたいと思います。
(つづく)
小宮一慶(こみや・かずよし)
経営コンサルタント。小宮コンサルタンツ代 表。十数社の非常勤取締役や監査役も務める。1957年、大阪府堺市生まれ。81年京都大学法学部卒業。東京銀行に入行。84年から2年間、米国ダートマ ス大学エイモスタック経営大学院に留学。MBA取得。主な著書に、『ビジネスマンのための「発見力」養成講座』『ビジネスマンのための「数字力」養成講 座』(以上、ディスカバー21)、『日経新聞の「本当の読み方」がわかる本』、『日経新聞の数字がわかる本』(日経BP社)他多数。最新刊『日本経済が手にとるようにわかる本』(日経BP社)――絶賛発売中!小宮コンサルタンツBlog:komcon.cocolog-nifty.com/blog

皆さまからお寄せいただいたコメント(8件)
S&Pなど、米国の格付け会社って、サブプライムローンを高く評価してバブルを煽っていましたよね?なぜ、こんな詐欺まがいの会社の格付けを、いまだに金科玉条のように扱われるのか理解に苦しみます。しかも、格付け会社というのは、依頼主の求める方向で格付けする傾向にある事を考慮に入れるべきであり、おそらく今回は、増税不可避論者の意志が見え隠れしますね。財政赤字は深刻な問題であることは認識しているが、容易にネガティブな情報に飛びつき危機煽りをする記事のために、議論が、解決すべき問題の本質からかけ離れてしまう事を危惧します。(2011年02月04日・憂国志士)
 少子高齢化の世の中、新入社員よりも退職する社員の方が多くなっていますが、公務員だって減るのは確実なので、人件費2割減は確実に実行してもらわなければなりません。  消費税に関しては、上げるしかないでしょう。現状では、儲かっている企業の法人税やサラリーマンからの所得税などの直接税にあまりにも頼りすぎです。農民 が納める年貢に頼りすぎた江戸幕府は財政状況が悪く徳政令まで出しましたが、結局つぶれてしまいました。一方、付加価値税(国内増値税)を17%も納めな ければならない隣の中国では、GDPの額が日本と同じ500兆円であっても、国の財政収入が100兆円にも達します。41兆円しか税収が上がらない日本とはえらい違いです。 生活に最低限必要な衣食住費の税率を据え置くことを条件にして、速やかに対応してもらいたい。(2011年02月05日・匿名) more
年金生活者です。最悪のシナリオはハイパーインフレですがどうも避けられないような感じがします。現役世代はそれ なりに給与も上がるでしょう。しかし年金生活は確実に破綻します。(1965年に国債が発行された時には将来このような事態を招こうと予測した人は少数で した。安定を望み自民党政権をずっと支持してきたツケが回ってきた訳です。)規制緩和やTPPによる経済成長の成果が出て、44兆円もの国債発行分の歳入 を税収でまかなえるようになるまでにはかなりの年数を要すると思います。やはり短期的には消費税のアップが現実的な対応策ではないでしょうか。(2011 年02月05日・森 英一郎)
「増税も仕方ないとは思いますが、まず本来取り組むべきは、無駄のカットではないでしょうか。そもそも、税金を 払っている一般の国民より、なぜ公務員の給料や退職金、年金などの方が高いのでしょうか。これはあり得ない話です。まずはその部分をカットしてから、増税 を行うべきではないでしょうか。そうすれば、国民も納得はするでしょう。」このご意見が、会社の景気に合わせ給与が減ったり横ばいであったりし、人事異動等で厳しく評価されている一般企業に勤める納税者の考えを、全て言い表しています。(2011年02月05日・Yasu)
小宮さんの解析と予測は、いつも経済統計の解析に基づき、米欧各国の状況も勘案してあるので、信頼性が高いと思う。日本財政の危機的状況、金利上昇の背景、民主・自民のだらしなさなど、全て賛同できる解説だ。衆 議院選挙で国民が民主党に期待したのは、政官業が組んだ利権構造打破で、その証拠に前原大臣が「コンクリートから人へ」を掲げたとき、支持率は高かった。 しかしその後民主党内で「政治と金」の内紛が激しくなり、仕分けられた事業も官僚の抵抗で復活し、国民は民主党を見放してしまった。菅首相は、自分のやり たい庶民向け政策を実行するため、官僚を抱き込もうと公務員改革をあきらめてしまったようだ。民 主党の菅政権は、支持率低下理由を「政治と金」にかこつけるが、官僚の情報に踊らされていると思う。センセーショナルな取り上げ方で読む人が多い森永氏の ブログで、盛んに官僚擁護のコメントを書く人がいるが、菅家・村木と検察が筋書きででっち上げた事件を見て「政治と金」の事件化に官僚の悪あがきを感じる のは私だけではないだろう。この先の見えない財政状況を打ち破るに方法について、次回の小宮さんの提案を期待して待つ。(2011年02月06日・富士 望) more
政権交代によって多少は変わるかとも思いましたが、55体制の自民党時代と何等変わっていない。民社党も、小沢派・反小沢派で如何のこうのと言う前に行うべき事は山ほどある。現 在の国債残高に至ったその原因は、自民党政権時代の政治家の自己利益優先による地元への利益誘導・支援をしていた業界・団体への利益誘導と官僚癒着という バラマキ政治の結果ではないのか。先の衆院選挙において野党に転落しても、以前の自社時代と何等変わっていない体たらく、国会中継を見ても、汚いヤジには 辟易としている。国債残高が このような状態に至るのは既に 分っていた筈で 自己の利益誘導ばかりに目を向け手を打たなかった自民党政権には憤りを覚える。政 治家は自己利益追求のバラマキ政治ではなく 国家・国民にとっての政治という観点で政治をして頂きたい、同様に 官僚も省益追求・自己保身ではなく 国 家・国民にとっての政治を行なう必要が有る。我々国民も 政治家の選出に当たっては 世襲議員や芸能人・スポーツマン・マスコミ等からの転身者の 人気投票でなく真の政治家を見抜く力が必要ではないのか。(2011年02月07日・にゃんちゅう) more
またまた、ステレオタイプの破綻論ですかですか。米国の格付け会社なんて金融危機の戦犯であり、その評価なんて全く当てになりません。現に、国債の金利は格付けの変更の影響を全く受けてません。国債を国内で消化できなくなる要因として、高齢者の貯蓄の切り崩しや貯蓄率の低下を挙げていますね。高齢者が貯蓄を崩したら、その預金は無くなるのでしょうか?別の個人か法人の預金になるだけです。貯蓄率の低下も、給与の大半を使えば貯蓄率が減るが、使ったお金は消えるのでしょうか?これも違います。財やサービスの売買を通して別の誰かの預金になるだけです。また、金利は債権の需給で決まるのは確かですが、需給を決定する大きなプレーヤーである日銀は無視ですか?日銀はお札を刷って国債の需給を調整できるんですよ。ゆうちょを出すくらいなら日銀を出して議論して下さい。別に今の日本に問題ないとは言いませんが、あなたの論はまず財政破綻という結論があってその結論に都合のいい要素を原因として並べているだけです。(2011年02月07日・TY) more
財政が悪化した原因は景気が回復しないままに社会保障の必要経費が膨らんだ事にある。増税や無駄削減の前に、景気浮揚が最大の課題と考えるが、現在の政府とマスコミには、この景気浮揚の考え方が殆どない。このままでは、増税しても財政は悪化の一途をたどって大きな混乱に落ち込んでいくと予想される。(2011年02月07日・門馬)

http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/861.html

コメント [経世済民70] 45歳で定年、56歳は盗賊という神話 雇用不安から若者中心に公務員試験が異常な競争 tea
01. 2011年2月07日 18:58:56: h69tTYryng
日本の場合は2013年から公務員の定年65歳移行が始まる。
日本で60歳を過ぎても高給なのは公務員だけだ。
一方で民間は韓国ほどではないが60歳が限界。後は低給の再雇用がほとんど。
日本もいずれ公務員試験はどの試験でも100倍を超えて来るだろう。
しかしこれだと天下の秀才はむしろ始めから医学部を目指した方が良い。
医者は就職の心配は無いし定年ももちろん無い。
しかも皆から尊敬され、公務員のようにバッシングを受ける事もない。
秀才でも医学部はさすがに無理という者は獣医学部か薬学部か看護学部が良い。
歯学部は私立が多すぎて難有りだがまあ食うには困らないだろう。
いずれにしても今後日本では医療系に勝るものは無いだろう。
http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/860.html#c1
コメント [マスコミ・電通批評11] まだまだあるぞ、メディアとカネ![やっぱり、毎日がけっぷち:朝日のみならず他のTV・新聞も] 一市民
30. 2011年2月07日 19:10:46: I14JXWwc9s
毎日、朝日、ヨミウリ、サンケイ、などなど、日本の売文三文記事誌やテレビは全て購読や視聴を拒否し、兎に角まず倒産させるべし。個人レベルでは良心的誠実で使命感ある記者はいるだろうから、倒産後には彼らに真っ当な本当の新聞やテレビを作ってもらえばよい。なお、新聞もテレビもそもそもは商売の為に存在したり偏向報道する為に存在しているのではないことを彼らにはしっかりと認識させる必要がある。
http://www.asyura2.com/10/hihyo11/msg/527.html#c30
記事 [経世済民70] 「高負担・高福祉」という時の「高負担」とは  消費税増税でどの程度の改善・改革が見込めるか
   Q:1150 「高負担・高福祉」という時の「高負担」とは?

   ◇回答

    □真壁昭夫  :信州大学経済学部教授
    □水牛健太郎 :日本語学校教師、評論家


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        ■■ 編集長から(寄稿家のみなさんへ)■■

 Q:1149への回答ありがとうございました。みなさんの回答を読んで、わたし
は何もわかっていなかったと気づきました。漠然と、消費税率をある程度上げれば、
現在の社会保障システムの維持に加え、さらに上質のサービスを受けることができる
のではないかという期待を持っていました。過酷な労働を強いられている勤務医や看
護師、それに劣悪な賃金で働く介護職、申請に多大な労力を要する生活保護、貧困と
差別の連鎖に耐える母子家庭、まったく足りないと言われている保育所、破綻寸前で
あり制度としてもフェアとはとても言えない奨学金、問題山積みの年金制度など、消
費税増税によって、ある程度、また全面的に改善されるのだと思っていました。

 どうやらそんな甘い話ではなさそうです。たとえば医療ですが、国民皆保険を維持
している日本は、他の先進諸国と比べると、国民は恵まれていると言えるかも知れま
せん。先日「カンブリア宮殿」で、旭川赤十字病院の著名な脳神経外科医をゲストに
迎えましたが、脳動脈瘤除去という高度な外科手術の費用は250万円弱で、保険と
高額療養費制度により個人負担は10万円以下だそうです。このような手術を、たと
えばもっとも高額だと言われるアメリカ、ニューヨークの病院で受けた場合、病院の
種類、保険の種類・有無によっては、1000万円以上を請求される可能性があると
の指摘もあります。

 日本の医療は、完璧なシステムではないかも知れませんが、何とかして崩壊を防ぐ
努力をする価値があるとわたしは思っています。そのためには消費税の増税分を充て
るしか方法はないと考えていました。増税にあたっては、政府は、何を防ぎ、何をど
の程度改善できるのかを具体的に国民に示すべきだと思います。ただし、わかってい
て示そうとしないのか、あるいは、ひょっとしたらわかってないのか、そういったこ
とを考え、唖然とするときもあります。

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■今回の質問【Q:1150】

「高負担・高福祉」か「低負担・低福祉」か、国民は選択すべき、というような指摘
をよく見かけます。「高負担」とは、だいたいどのくらいの、またどのよう形の負担
なのでしょうか。

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                                  村上龍
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 ■ 真壁昭夫  :信州大学経済学部教授

 国民負担は、基本的に、国民が払う国税、地方税を合わせた税金と、年金や医療保
険等社会保障に対する負担額を指します。ただし、負担の金額だけで見ていると、そ
の負担が重いのか、あるいは軽いのか分りにくくなります。一定の負担額について、
高額所得者にとって軽くても、所得の少ない人にとってはかなり重い負担になること
が考えられるからです。

 そのため、国民負担の軽重を判断する場合には、国民負担率という概念を用いるこ
とが一般的です。国民負担率とは、税金と社会保障などの負担額を、国民所得で割り
算した数字です。国民負担率は、国民が得た所得のうち、どれだけの割合を国に負担
しているかを表す数字ということができます。国民負担率を国際比較することによっ
て、主要国で、国民がどの程度の負担をしているかを見ることが可能です。

 財務省のHPに掲載されている、2007年度の国民負担率の国際比較を見ると、
わが国は39.5%で、米国の34.9%に次いで低いことが分ります。因みに、英
国が48.3%、ドイツが52.4%、フランスが61.2%、スウェーデンが64
%となっています。この数字を見ると、わが国の国民負担が、高福祉・高負担である
スウェーデンなどよりもかなり低いことが明らかになります。

 一方、負担の反対サイドであるベネフィット=福祉については、一般的にわが国は、
スウェーデンのような高福祉ではないにしても、米国のような低福祉ではない、つま
り中福祉の状態といわれています。ということは、負担が低く、ベネフィットが中程
度の、低負担・中福祉の状況にあると考えられます。それが、わが国の財政赤字の原
因の一つになっていると思います。

 今後、負担と福祉をある程度、均衡させるために税金と社会保障の制度を一体的に
検討することは避けられません。わが国が置かれている環境や諸条件を科案して、将
来、どのような国にするのかを真剣に考えることが必要です。特に、わが国は深刻な
人口の問題を抱えています。人口は既に減少局面に入っており、少子高齢化が加速し
ています。そうした傾向は、これからも大きくは変わらないでしょう。その中で、北
欧のような高負担・高福祉型の社会を目指すのか、あるいは、米国のような低負担・
低福祉型を目指すのかを、皆で議論してコンセンサスをつくるべきです。

 その点については様々な意見があります。今まで、わが国は米国の後を追いかけて、
低負担・低福祉型の社会保障制度の下で、競争型の社会を標榜してきたように思いま
す。しかし、少子高齢化の加速によって、そうした考えを続けることには無理がある
と思います。働き盛りの人びとの数が減少してシニア層の割合が高まると、社会全体
としてサポートすべき人の数は増えます。そうした状況を考慮しないと、社会全体の
均衡を保つことが難しくなるからです。

 一方、北欧型の高負担・高福祉型の社会に移行することは、口で言うほど容易なこ
とではないでしょう。誰でも多額の負担をすることは好まないでしょうし、高負担を
強いることによって、経済全体の活力を低下させることにもなりかねません。ある経
済学者は、「世界で一億人を超える規模の国の中で、高負担・高福祉で成功した国家
はない」と指摘していました。

 彼の言わんとするところは、人口が多く経済規模が大きい場合、国の関与が大きく
なりすぎると、経済全体の効率が低下する可能性が高まることを意味しているので
しょう。逆に言えば、国の規模が適正であることが、高負担・高福祉社会の重要な
ファクターの一つになっているということだと思います。わが国のようにある程度以
上の規模の国では、自由な競争の中で経済の効率を高めることが現実的ということに
なります。そのロジックには、相応の説得力があると思います。

 現在、わが国が置かれている環境や、今後の状況変化を考えると、おそらく、米国
などのような低負担・低福祉型と、北欧のような高負担・高福祉型の間のどこか、わ
が国に適合するケースを見つけることになると考えます。それを見つけ出すための作
業、議論を早く始めるべきです。

                       信州大学経済学部教授:真壁昭夫

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 ■ 水牛健太郎 :日本語学校教師、評論家

「高負担・高福祉」というとやはり北欧五カ国(スウェーデン、ノルウェイ、フィン
ランド、デンマーク、アイスランド)が典型だと思います。これらの国は「北欧モデ
ル」といってよい共通性の高い社会福祉のあり方を確立しているようです。

 そのうち代表的なスウェーデンの例を見ますと、まずは消費税が25%であり、地
方所得税が平均して約30%、これはどんな低所得でもかかるということです。中高
所得者になりますと、20%余りの国の所得税が上乗せされます。つまり、一定以上
の所得がある人の場合、まず所得の約半分が所得税として徴収され、さらに消費に際
して25%の消費税を払う、つまり物価の5分の1が税金ですから、手取りをまるま
る消費に充てると考えると所得税と消費税の合計で、所得のほぼ6割を税金として納
めるという理解でいいと思います。

「北欧モデル」が日本に適用可能かどうかは私も疑問に思うところです。北欧五カ国
は最大のスウェーデンでも人口は九百万人余りです。厳寒の気候で人口密度も低い。
人的資源は貴重であり、また相互扶助の精神がなければそもそも生存すら危うい気候
風土です。

 一方でこれらの国は北海原油など資源が豊富なこともあり、日本よりもかなり高所
得です。経済的に余裕があり、そして歴史的に相互扶助の精神が根付いている、バイ
キング以来の部族国家的な社会ではないかと思われます。

「和をもって貴しとなす」という言葉、また日本人は対立を表面化させず、付和雷同
的に大勢に付く習性があるために誤解されているのですが、実は日本は決して融和的
な社会ではなく、根本的な価値観において大きな亀裂をはらんだ社会だと思います。
弱肉強食的な価値観が、本音の部分ではかなりの支持を得ています。

 そう言えばタイガーマスク運動はどうなったのでしょうか。やっぱり一時のブーム
で終わったようです。もう新聞にも出ません。ブームでもないよりはよかったので
しょうが、本来「心温まる話題」で済まされてはならない問題のはずです。日本では、
継続的に児童養護施設の支援をしている人は少ない。欧米などと比べると、それはも
う金額的に見ても微々たるものです。電車やバスでお年寄りに席を譲る人も、欧米だ
けでなく韓国・中国などアジアの他の国と比べても明らかに少ないと思います。

 相互扶助というのは、自分も社会的弱者になるかもしれないという想像力なくして
は成立しないのですが、どうも現時点の日本人はこの想像力が乏しく、福祉で高負担
などというと「自分の金が取られる」というふうにしか考えられない人が多いように
感じます。電車やバスでお年寄りが目の前に立っているのに、カバンを抱きしめて
「席を取られてなるものか」と座っている人が多いのと全く同じことです。

 いずれの国においても、国民の価値観と大きく遊離する政策は実施できません。今
後福祉の充実は必要であり、それに応じて負担は大きくなるでしょうが、現在の日本
人の考えから見て、「高福祉・高負担」に舵を切るのは現実的ではなく、まずは西欧
諸国なみの「中福祉・中負担」が現実的な目標だと思います。

                     日本語学校教師、評論家:水牛健太郎


http://ryumurakami.jmm.co.jp/
Q.1149
配信日:2011年02月08日
増税率にもよりますが、消費税増税を社会保障目的とした場合、 社会保険(医療・雇用・介護保険など)、生活保護、社会福祉(障がい者・老人・児童・母子福祉)、さらに税方式の年金システムなど、どの程度の改善・改革が見込めるのでしょうか。

 ■ 金井伸郎  :外資系運用会社 企画・営業部門勤務

 消費税を社会保障目的化する最大の目的=メリットは、国民間で社会保障の受益と
負担を一体として共有することにあると考えます。従いまして、年金、社会保険さら
には生活保護を含めた社会保障制度が提供する給付・サービスの水準については、国
民の合意次第となります。また、そのような円滑な意思決定が可能となるような制度
設計に向けて、改革が必要といえます。

 前回の設問の主題であった「消費税増税のデメリット」に関連して触れた点でもあ
りますが、消費税にはインフレによる財政メリットが他の税制度と比較して少なく、
社会保障水準を実質的に引き上げるためには、常に税率引き上げの手続きが必要とな
ります。そのため消費税は「民主的な税制」とされる一方、常に政争の具となる側面
はデメリットとして指摘できます。

 現状ではインフレに関する議論にはあまり現実感はないと思いますが、長期的には
日本の財政悪化の影響によるインフレのリスクは無視できないと考えています。従っ
て、そのようなインフレ環境となった場合に、消費税は他の財源に比べて徴税能力が
相対的に劣後する可能性が高く、消費税に財源を依存する社会保障制度が負う財政リ
スク=政治リスクも意識しておく必要があると考えます。

 今後、社会保障制度を維持するために長期的には増税が必要となる中では、国民に
よる合意・理解を得る意味で消費税の目的税化は必須といえますし、同時に他の財源
への依存度を引き下げていく必要があるでしょう。その上で、社会保障制度の財政を
透明化し、国民が負担と受益のバランスを認識できるような制度の設計が重要となり
ます。国民による制度の効率化に対する監視という要素も、制度運営と合意形成とい
う両面から重要と考えられます。

 ところで、消費税増税が財政再建のため不可避であると同時に、消費税を社会保障
目的税化し、社会保障制度を一般会計から実質的に切り離すことも不可避ではないか
と考えています。それは長期的に見て、将来の国債による資金調達、特に海外投資家
による日本国債の消化を担保する布石である、と思われるからです。

 国の借金=国債は非常に特異な存在です。一般の企業などが資金調達をする場合は、
(1)担保を差し入れる、(2)調達した資金の使途を限定する、あるいは(3)借
入金全体としての限度額を守る、などのコミットメント=約束をするのが普通です。
例えば、企業が一般事業目的で無担保の社債を発行する場合など、利息さえ払えば満
期まで元本返済を求められることもありませんが(期限の利益)、債務制限条項によ
り会社全体での借り入れ限度を設定することが一般的です。借金が急増することによ
る社債権者のリスクを抑えることが目的ですが、債務制限条項を守れない場合は期限
前であっても元本の返済が求められる仕組みです。

 当然ながら、国がこのような一切の制限なしに資金調達が可能なのは、国家として
の徴税力と主権を裏付けとした絶大な信用によるものです。とはいえ、財政が悪化し
た国では、法律によって債務削減や財政支出抑制を約束しなければ国債の消化が困難
になるケースも少なくありません。国債としての絶対的な地位から、一般の事業債な
みの信用力に落ちていく、ということを象徴しているのでしょう。

 ただし、国の財政健全化法は、債務制限条項が企業に対して持つほどには、強制力
がありません。従って、投資家としてはさらに追加的な「保証」を求めることになり
ます。資源国であれば、国営資源会社の輸出代金を担保に差し入れたりもできますが、
日本には当てはまりません。残るのは資金使途の限定ですが、一般の財政からの社会
保障制度の切り離しは重要な要素となるかもしれません。

 社会保障支出は将来の拡大が懸念される分野であり、財政再建問題とリンクした場
合、国民の反発が大きく障害となりやすい問題です。昨年の欧州財政危機の際のギリ
シャ国内の騒乱などは、投資家としては「見たくない情景」です。財政再建が困難と
なり国債の信用低下につながる投資リスク(皮肉にもユーロ圏の支援を引き出す要因
にもなりましたが)であると同時に、社会責任投資の観点からも微妙な問題を含んで
いると思われます。

 社会保障関連の支出と国債による資金調達を切り離しておくことは、そうした投資
家の懸念に対して一定の担保となりそうです。

                外資系運用会社 企画・営業部門勤務:金井伸郎

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 ■ 土居丈朗  :慶應義塾大学経済学部教授

 消費増税を社会保障目的としただけで、社会保障給付そのものが改善できるわけで
はありませんが、財政運営面では次のような改善作用が働くと考えられます。消費税
の社会保障目的税化は、少なくとも社会保障給付の財源確保には資するものですが、
社会保障給付の内容はそれはそれとして吟味・精査が必要です。

 社会保障給付のための税財源を賄うのに、できるだけ増税は避けたいでしょう。他
方、国が抱える借金は、未曾有の規模に達しており、財政健全化も急務となっていま
す。増税の前に、歳出を徹底的に削減することは、当然多くの国民が望むところであ
り、財政健全化にも資するものです。ところが、無駄な支出があるといえども、歳出
の中で金額が大きい社会保障費に手をつけなければ、大規模な歳出削減はできません。

 とはいえ、社会保障制度で国民皆年金や国民皆保険を完全になくすほどに歳出削減
を望む国民は明らかに少ないでしょう。そうならば、高齢化の進展に伴う社会保障費
の増加と合わせて安定的に財源を確保する必要が生じてきます。そこで、国民が納得
できる増税の根拠を示す必要から、1つ有力なアイディアとして出てきたのが、消費
税の「社会保障目的税化」です。

 消費税の「社会保障目的税化」とは、消費税率の積算根拠として、社会保障給付の
国庫負担額を想定(一般財源としての消費税)し、社会保障給付の国庫負担を全額消
費税収で賄える程度に消費税として国民に負担を求めるアイディアです。

 消費税の社会保障財源化は、財政健全化との両立可能性の観点からも、望ましい性
質を持っています。つまり、増税の大義名分を、財政赤字削減に求めるのではなく、
社会保障財源の安定的確保に求めると同時に、社会保障費以外の徹底した歳出削減の
成果によって、財政赤字を減らして財政健全化を実現する、というわけです。経済学
の理論では、「ティンバーゲンの原理」として、2つの政策目標には、2つの政策手
段が必要であるとされています。まさに、社会保障財源の安定的確保と財政健全化と
いう2つの政策目標を、消費税の社会保障財源化と、社会保障費以外の歳出削減とい
う2つの政策手段で実現しようとするものです。

 ただ、消費税を社会保障の名目であれども「目的税」化することは、昨今の改革の
流れにそぐわないとの指摘もあります。例えば、ガソリン税のように税収を道路整備
のために「目的税」にして、道路特定財源となっていることについては、道路特定財
源が道路整備を既得権益化しているとの批判があります。それと同様に、社会保障で
も新たに「目的税」にすると、新たな既得権益が生まれることになるのではないかと
の懸念が一部に出ています。そのような懸念が強いならば、「目的税」に固執する必
要はありません。要するに、社会保障給付の国庫負担を消費税で十分に賄えるように
すれば、目的が達せられるわけです。したがって、(一般財源としての)消費税率の
積算根拠として、社会保障給付の国庫負担額を想定し、社会保障給付の国庫負担を全
額消費税収で賄える程度に消費税率を設定すればよいのです。そうしたことから、専
門家の中では、消費税の「社会保障財源化」(=擬似的な目的税化)という表現がで
てきています。

 消費税の社会保障財源化を通じて、高齢化とともに増加する社会保障費を消費税収
によって安定的に確保することと、財政健全化のために徹底して歳出を削減すること、
という役割分担で、中長期的な財政規律を明確に打ち出せると考えられます。消費税
の社会保障目的とすることは、そのための有効かつ重要なデバイスとなります。

                     慶應義塾大学経済学部教授:土居丈朗

                 ( http://web.econ.keio.ac.jp/staff/tdoi/ )


Q.1148 配信日:2011年02月01日
消費税増税の、最大のデメリットは何なのでしょうか。
この質問に対する回答の一覧

寄稿家: 真壁昭夫 信州大学経済学部教授

 消費税率引き上げのデメリットは、いくつかの点が考えられます。最も大きなデメリットは、家計部門の消費を低下させることによって、国内総生産(GDP)を下押しすることだと思います。消費税率の引き上げで、どの程度、GDPを下押しするかについては様々な試算があるようで...
寄稿家: 水牛 健太郎 日本語学校教師・評論家

 消費税増税のデメリットは消費の押し下げ効果と逆進性の二つだと思います。自動的に増税分の値上げになるわけですから、消費が一時的に落ち込むのは避けようがありません。施行のタイミングは重要でしょう。そして消費に対し一律に掛けられる税であることから、貯金の余裕がなく...
寄稿家: 菊地正俊 メリルリンチ ストラテジスト

 消費税引き上げの最大のデメリットは、政府の無駄削減のインセンティブが低下することでしょう。民主党は政権獲得の選挙になった2009年の衆院選のマニフェストに、国の総予算207兆円を全面的に見直すことで、17兆円の予算を捻出できると明記していました。1年目の予算...
寄稿家: 北野 一 JPモルガン証券日本株ストラテジスト

 消費税増税のデメリットは、それで日本の財政危機が解決されるという誤解を与えることではないかと思います。1月28日付け日本経済新聞に「欧州の債務危機と日本の財政問題」というコラムが掲載されていました。「公的債務残高のGDP比率は既に先進国中最悪の180%に上る...
寄稿家: 山崎 元 経済評論家・楽天証券経済研究所客員研究員

 消費税率引き上げに関して、私は短期的に反対、長期的には賛成と考えています。  日本の財政について考えると、財政均衡以前の問題として、無駄な財政支出をもっと徹底的に削減すべきことはいうまでもありません。しかし、今後の社会保障費の拡大を考えると、社会保険料か税...
寄稿家: 杉岡秋美 生命保険会社勤務

 税率1%を上げれば2兆円の算段が簡単にでき、他の税手段に比べれば、国民間で公平な負担が期待できることを考えれば、取る側にとっては便利な手段です。ですから、今すぐに増税をしなければならないのなら、消費税は正しい手段だということについては異論はありません。  ...
寄稿家: 中空麻奈 BNPパリバ証券クレジット調査部長

 何としても財政再建を果たさねばならない日本が、社会保障制度の枠組みを変えずに状況の改善を目指すためには、消費税増税を行うのは必要不可欠です。そのため、メリット、デメリットを考える局面に、もはやない気がします。一般的には、消費税増税により、国民の間の日常生活に...
寄稿家: 金井伸郎 外資系投信投資顧問会社 企画・営業部門勤務

 消費税増税のデメリット=副作用も多くの点で、消費税の持つメリットと表裏一体であると言えます。そこで、消費税増税の副作用について、景気、所得分配、税体系に与える影響から考えてみたいと思います。  景気に与える影響としては、物価の上昇による実質可処分所得の低...
寄稿家: 津田 栄 経済評論家

 消費税増税が、その実施時の経済状況によって、またその実施方法と内容によっては、どういった結果を生むか予想がつきません。ただ、今のような大きな需給ギャップが一向に解決できなくてデフレの状況にあっては、消費税増税は、需要の減退を伴い、一段とデフレを深刻化させるか...


http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/862.html

コメント [近代史02] サルはなぜサルか 1 _ 白人崇拝がタイ人を猿にした 中川隆
05. 2011年2月07日 19:15:49: MiKEdq2F3Q

芥川龍之介は石打ち刑の事が念頭に有って、真砂に夫を殺させたのでしょうね:

狂った宗教_ キリスト教、ユダヤ教、イスラム教


生きたまま火をつけられて殺される。生き残った女性の小説があります。

イスラム教は女性を差別している宗教です。女性を守っているとか何とか理由をつけて美化しようとしますが、冗談ではありません。自分たちの地位を脅かされないように法律と言う形で宗教を成立させている信じられないほど人道的ではない宗教です。

女性は男性を乱す悪魔と同等の扱い。だからレイプと言う犯罪すら悪魔に惑わされた結果だから悪魔を成敗するという意味で被害者であるはずの女性が加害者に仕立てられるのです。


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イランで女性7人に石打ち刑の判決


貧困のため夫に売春を強要され、姦通罪で石打ちによる死刑判決を受けている女性など7人のうちほぼ全員が、姦通罪での石打ちによる死刑判決である。

シャリア法に従い、囚人は胸まで埋められ、手の自由も奪われる。 さらには即死せずに苦しんで死ぬよう投げる石の大きさまで定められている。

石打ちによる死刑は男女ともに対象であるが、石打ち刑の適用は女性が圧倒的に多い。 自分が強姦されたと4人以上の証言によって証明できない限り、その女性は姦通罪に問われることになる。

石打刑の映像
http://d.hatena.ne.jp/free_jamal/20090129/p1


51才の男性にレイプされた16才の少女が死刑


事件が起きたのは今から2年前のイラン。2004年8月15日、Atefah Sahaalehという16才の少女がイランの公共広場で絞首刑に処されました。

イスラムの法律である「シャリーア」によると、死刑に相当する罪は大きく3種類。殺人、麻薬密輸入、そして婚外交渉、だそうで。

少女が死刑にされた理由は「姦通」の罪と言うことですが、もちろん結婚なんてしていないわけで。 このことは出生証明書と死亡証明書の双方が揃っていることから証明されており、これがきっかけで調査が行われたそうです。

彼女は13才の頃にパーティに出席した際、自動車の中で少年と2人きりでいたという理由で「道徳警察」によって「純潔に関する犯罪」で逮捕され、刑務所で短期間ではあるが放り込まれ、むち打ち100回の刑を受けたそうです。

また、刑務所からの釈放後、彼女の年の3倍と同じくらいの年齢の男性から暴行を受けていたそうで。
それが、Ali Darabiという既婚で子どもがいる51才の男性。この男から数回にわたってレイプされていた、とのこと。 彼女はこの事実を警察や家族にも言わず、結果として再び道徳警察によって逮捕されたそうです。

さらに追い打ちをかけるようにしてとんでもないことに、彼女が不道徳の原因であり、地域の同年代の少女に対して悪影響を与えている、という申し立ても地元民によって行われたそうです。 逮捕されてから3日後、彼女は裁判にかけられ、この段階にいたってついにレイプされた事実を告白したのですが、年齢を考えると、レイプされたことが証明できなければ彼女の罪となり、そしてレイプされた事実を証明することがイランの法廷では極めて難しく、さらに男性の証言の方が女性の証言よりも重視されるため、絶望的状況となりました。

彼女は自分の主張が全く受け入れらないため、裁判官に叫んで訴え、挙げ句の果てにベールを脱ぎ捨てたそうです。その行為が致命的な打撃となり、彼女には死刑が宣告されました。翌朝の午前6時、絞首刑となりました。

彼女の死刑は家族には通知されず、裁判所の記録によると彼女の年齢は「22才」ということで処理されたそうです。一応イランもいろいろな国際法に批准しており、18才以下の場合にはイスラム法を適用しないとなっているのですが、それを無視するために「22才だ」ということにしたようです。
22才という年齢は裁判官が彼女の体を見て決めたそうです。

ちなみにレイプした男性の方は95回のむち打ち刑で済みました。

http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20060728_execution_teenage_girl/

詳細は

独占インタビュー 元弟子が語るイエス教団「治療」の実態!!
http://www.asyura2.com/09/cult7/msg/605.html

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2. 女性は豹変する

1) 雨月物語

『雨月物語』(1953)

●監督● 溝口健二
●脚本● 川口松太郎、依田義賢
●原作● 上田秋成
●音楽● 早坂文雄
●撮影● 宮川一夫

京マチ子(若狭)、森雅之(源十郎)、田中絹代(宮木)、水戸光子(阿浜)、小沢栄(藤兵衛)、毛利菊枝(右近)

http://www.amazon.co.jp/%E9%9B%A8%E6%9C%88%E7%89%A9%E8%AA%9E-DVD-%E6%BA%9D%E5%8F%A3%E5%81%A5%E4%BA%8C/dp/B000VRRD34


http://www.nicovideo.jp/watch/sm5029762
http://www.nicovideo.jp/watch/sm5029804
http://www.nicovideo.jp/watch/sm5029817

http://www.nicovideo.jp/watch/sm5030076
http://www.nicovideo.jp/watch/sm5030099
http://www.nicovideo.jp/watch/sm5030120

http://www.nicovideo.jp/watch/sm5030149
http://www.nicovideo.jp/watch/sm5010267
http://www.nicovideo.jp/watch/sm5010296

『雨月物語』(1953) 


光と影の織り成す死の物語。溝口健二監督の代表作

黒澤監督が『羅生門』によってベネチア映画祭の金獅子賞を取った翌年に、同じ大映から製作された溝口健二監督の3年連続ベネチア映画祭受賞作品となったうちの一本です(1952年の『西鶴一代女』の監督賞、1953年の『雨月物語』、1954年の『山椒大夫』での銀獅子賞)。

 次の『近松物語』も素晴らしい出来栄えですが、出品した時に当時の大映の社長の永田雅一がフランス語をバカにする発言をヨーロッパでしてしまうという失態のために4年連続はありませんでした。

 それはさておき、この作品は『羅生門』との類似性がとても多く見られる作品でもあります。製作責任は永田氏、会社は大映、音楽は早坂文雄さん、撮影は宮川一夫さん、出演は京マチコさん、森雅之さんなどなど。設定を少し変えれば続編としても繋がるのではないかと思うほどです。

 内容はいわゆる怪談物であるためにとても暗く、陰惨としていて身の毛がよだつような描写も多々あるのですが、嫌味が無く大変美しい作品に仕上がっているのです。恐い話なのです。寒くなる話なのです。

 でも圧倒的な美しさが我々見るものを包み込んでくれます。ここでいう美しさとは単純なそれではなく、「構図」と「撮影技術」の卓越からくる美しさです。それは照明であり、音楽であり、演技であり、映画の要素が一体となって生み出すアンサンブルの美しさです。

 真剣に良いもの、より良いもの、そして最高のものを作ろう、世に出そうとする意気込みの素晴らしさ。


特に素晴らしいシーンをいくつか。先ずは舞台となる長浜の武家屋敷でのワン・シーン。夜が近づき、屋敷の侍女たちが通路や部屋に明かりを灯していくところ。ホラー映画が陳腐に感じる恐ろしさと妖艶さが一体となっている素晴らしいシーンです。

 画面から「死」の匂いが漂います。ここでの宮川カメラマンは一世一代のカメラを見せてくれています。この作品の7割以上のシーンはクレーン撮影などに代表される移動撮影で撮られています。

 宮川さんと溝口監督の狙いは怪談物なので、この世のものとは思えない不安感を出したいというものだったようですが、見事にそれ以上の不安感と病的な躍動感を生み出しています。撮影の凄みを味わえる貴重な作品です。

 ワン・カット、ワン・カットで一時停止をして「写真」の美しさ、それも構図と色調の美しさを堪能して欲しい。止まった「写真」からでも溝口監督の撮りたかった人間の持つどうしようもない「情念」や「貪欲」、そして「業の深さ」が伝わってきます。

 もうひとつの素晴らしいシーンは屋敷での宴会シーンです。京マチコさんが舞うシーンでは彼女自身の美しさはもとより、音楽が映像を盛りたてていて、映画の基本の「音」、「映像」、「物語」のうちの「音」と「映像」の融合の妙を聴く事ができます。

 最初は美しく妖艶な雅楽の調べだったものが、地響きを思わせる亡き父の地獄からの呼び声に代わる時、緊張感が最高になり、しばらくドキドキしました。早坂さんは黒澤監督作品だけでなく、溝口監督作品でも引っ張り蛸で両巨匠に才能を搾り取られたためか、早世されました。


ここでの地獄の歌はこの作品の中の恐ろしいシーンのなかでも一二を争う恐さです。音が映画に占める影響の大きさを感じられます。

 色調の美しさならば、森さんと京さんが裸で湯浴みするシーンの妖しい美しさ。むせ返るような女のにおいが画面から伝わります。エロティシズムとはこういうことです。

 溝口監督の偉大さを日本人全てに味わってほしい。彼の作品はスペクタクルです。一大絵巻なのです。監督本人も映画は最初から最後まで見たときに一巻の「絵巻物」でなければならないと宮川さんに口酸っぱく言われていたそうです。

 味わってはじめて良さが分かるもの、それが溝口作品です。人物を突き放し、冷淡に薄情に、救われることの一切無い厳しい作品を作る溝口監督。しかし根底には人間への悲しみと愛おしさが確かにあります。
http://yojimbonoyoieiga.at.webry.info/200510/article_13.html

匂い立つ幽玄の美


これは溝口監督が、上田秋成『雨月物語』の中の「浅茅が宿」「蛇性の婬」から題材を得て、映画化した作品である。戦国時代を舞台にした、二組の貧しい夫婦とこの世には亡い一族の姫との、幻想的な物語である。

 ゴダール(フランスの映画監督)は、「好きな監督を3人挙げるとしたら?」と尋ねられ、「ミゾグチ、ミゾグチ、ミゾグチ。」と答えたという。世界のゴダールいわく、「UGETSUなどを観ていると、その映像の美しさに、5分で涙が出てくる」。ヨーロッパの映画ファンには、クロサワよりミゾグチの方が人気が高いだろう。『雨月物語』は、1953年に、ヴェネチア映画祭で銀獅子賞を受賞している。

 ゴダールが言うように、この映画が与える衝撃は、戦慄するほどの映像の美しさである。しかも最後まで映画の糸が切れず、緊張感が張り詰める。白黒映画なのに、白と黒のグラデーションに、絢爛たる色彩が浮かびあがる。陰翳が織りなす、幽玄の世界である。時に画面をつよく斜めに横切る線は、向こう側の世界へ渡っていくようだ。静と動のつりあいも完璧で、激しさと静かさが共存している。

欲望と戦乱に翻弄される愚かな人間を描いているが、説教臭は一切ない。判断も解釈も下さず、ただ見ること・見せることに徹底している。溝口の妥協を許さない姿勢が感じられるが、描き方は淡々として、過剰な部分はない。このような時代物、死霊物の映画が、作り物の印象を与えないのは、王朝時代から中世・近世にかけて培われた美的感性や精神文化が、核にあるからだ。能の影響も大きい。この映画は、日本文化の幹からにじみ出る無常観と様式美を、非現実的、幻想的な空間に溶け込ませており、そこに普遍的な美が匂い立っている。日本古典の文化テクストとして、ぜひ一度観てほしい。

http://www.waseda.jp/student/weekly/contents/2008b/1169/169g.html


その陶工の前に現れるのが京マチ子の若狭の君と老女。
美しさに目がくらむ陶工。


この作品での京マチ子の美しさは、まさに「蛇性の婬」を思わせる。
妻子を忘れ、彼女にのめり込む陶工も、さもあらんという風情。
蝋燭の光から現れる夜の若狭の君の佇まいの壮絶な美しさはどうだろう。


時に嫣然と微笑み、時に流し目を送る。
その姿は、まさに能面の「万媚」。
舞う若狭の君のとろけるような媚態。
寄り添う陶工に微笑む美しさ。


モノクロの映像のはずなのに、縫箔や唐織の色のなんと鮮烈なことか。


長袴の裾捌き、大口から覗く白足袋の鮮烈さ、その全てが美くしく、媚態を含む。


こういうのをまさに官能美というのだろう。

若狭の君の家に居続けるうち、通りがかりの僧に死相を言い当てられる陶工。やがて、若狭の君がこの世のものではないことを知る。

そのときの、京マチ子の容貌の変化といったら。。ちょっとの化粧の変化と演技力で本性を表現してみせた。

http://ameblo.jp/sato99ih/entry-10195973971.html

京マチ子の出だしは鳥肌もの。主人公が見上げたときに入ってくるあの顔はまるで能面。見る角度によって菩薩とも般若ともなるあの面です。

行商の町自体が異様な熱気の中、妖気な世界にさらに一歩踏み込むか否かを表している素晴らしいカットでした。
http://video.akahoshitakuya.com/v/B000VRRD34


源十郎が妖しい美姫から求愛され桃源郷の日々をすごした後美姫が怨霊の如き風貌に変わり源十郎を逃がすまいとすると源十郎の体には阿闍梨が記した文言が覆っており魔性の美姫は近づくことができない。

果たして源十郎が美姫と過ごした邸宅は焼け落ちた邸の幻影であった、

魔性の美姫を演じた京マチ子の妖しい美しさは類なきものでほんのわずかな化粧の違いだけで妖艶な美女が怖ろしい悪霊に変化してしまう箇所はぞっとするものがある。
http://feiyuir.seesaa.net/article/112868448.html

映画「雨月物語」が素晴らしい作品でありえたのは、もつぱら、源十郎と二人の女の幽霊の出会いを描いたいくつかの場面が絶品であることによつている。若狭を演じた京マチ子の、たぐい稀れな妖しいエロティシズムと、彼女が出現する朽木屋敷の描写の神秘的な美しさ。宮木を演じた日中絹代の、妻というよりはむしろ母としてのかぎりないやさしさ。この二人の女の幽霊は、満日が生涯に描いた数多くの女たちの中でもとくに魅力的な女性像である。

幽霊は日本の伝統演濠1のもっとも重要な主題のひとつである。とくに能では、その傑作の多くが、幽霊が現世の旅人に出会って、自分の生と死を恨みをこめて物語る、という形式で書かれている。溝日は日本の映画監督たちのなかでは伝統演濠」をもつともよく研究していた人物であったから、幽霊をとりあげるということは、伝統演劇の主題と形式を映画にとり入れるということであつたと思われる。

実際、「雨月物語」の魅力の多くの部分は能の影響によるものである。

若狭が座敷で、仕舞を舞いはじめると、座敷の一方に飾られていた鎧が謡曲を唄いはじめる。あの世から響いてくる死者の声である。これで朽木屋敷は完全に能の舞台を思わせる世界になる。それは、死者が出現することによつて恐怖に充たされた世界であると同時に、なんともいえない優美さと、あわれさとを含んだ世界である。

成仏できずに現世に迷い出てくる死者を、恐ろしい存在と見る以上に、むしろ、あわれと見るところに、西洋や中国の幽霊物語とは違う日本の幽霊物語の特異性があり、それをもつとも良く表現しているのは能である。能の表現についてよくいわれる 「幽玄」というきわめて説明し難い言葉は、おそらくはこうした気分のことをいうのであり、「雨月物語」はいくつかの瞬間でこうした 「幽玄」な気分を表現することに成功している。この映画が、溝口の作品中、西欧でもつとも有名な作品であるのも、おそらくはそこに理由がある。

http://209.85.175.132/search?q=cache:ZnxUH-sJKmoJ:www.kochi-wu.ac.jp/nyushi/problem/gakubu/h21/AO/H21cultur_AOsyoronsiryou.pdf+%E9%9B%A8%E6%9C%88%E7%89%A9%E8%AA%9E+%E8%83%BD&cd=27&hl=ja&ct=clnk&gl=jp

2006年 6月 17日に東京紀尾井町キャンパスで開催した「雨月物語 溝口健二没後 50周年記念対談」

脇田晴子氏は中世女性史が専門で「「雨月物語」と、中世に生きた女たち」の対談では溝口作品と史実の違いを指摘した。

「土器は女が作り、陶器(須恵器)は男が作る。古代、中世では、女の作った土器を男が売りに出たり、土取り、薪運びなど力仕事をする。場面に設定された北近江では筑摩鍋が有名で、女は筑摩明神の祭りにおいて、大きな鍋に自分と交わった男の数だけ小鍋を作って入れて供えるという風習がある」こと。

また当時の畿内と近辺は、村落や都市の共同体編成が強く、村はやすやすと攻め込まれることはなかった。軍が勝手に村に入り、強奪されない仕組みが作り上げられていた。無力と思われていた村落の百姓や女たちは強かった」と指摘。

また御自身も能舞台で舞う演者であり、「能楽の中の女たち」の著書もある脇田氏は「雨月物語」の能場面を「能楽をはじめとする古典芸能を持ってきたことは、この作品が古典芸能の伝統の上に立ち、その継承を踏まえて作られたもの。姫君は王朝風の雅な姿で、のどかな越天楽今様の節で美しく舞う。そこへ戦国武将の亡霊を声のみで表現する父君の謡を、能の囃子で聞かせるのは凄い。姫君の雅がこの世のものならぬことを能楽の音で表現している」と、伝統を踏まえながら、映画手法に劇化した溝口監督の功績を評価した。

さらに「こうした映画的な手法が秋成の「蛇性の淫」とは違った優美さ、「浅茅が宿」の戦乱の中の庶民生活を描き、その両者を一人の男を媒介として繋いだところに、意外と戦後社会の歴史性を持つ。出世や金儲けに狂奔する男立ち、平和を希求し、生活と子供を守りたい女、「浅茅が宿」にはなかった子供が加わっていることからも、それが伺える」と指摘。また、『雨月物語』で演じられる夢幻能の構成から、また俗謡の意味からも映画の細部に込められた意味を解釈していただいた。

【脇田】 やっぱりこれ、この『雨月物語』というものは、幽霊のお話です。幽霊といえば、最初にそういうのを芸術の中に入れていったというようなのはお能ですから、絶対お能が出てくるんですね

やっぱりお能は、幽霊はお能の専売特許というふうに思います。夢幻能というのがあって、宮木は前シテで後シテは若狭姫。それを源十郎という男でつなぎ合わせた。

複式夢幻能というのは、世阿弥が作ったんですけれど、その夢幻能で幽霊が出てきて過去を語る。または、地獄の責め苦を語るというのが、能の常套手段になっている。これは亡霊供養のためとか、その亡霊に対する鎮魂であるとかいうふうに、今、能楽研究者はおっしゃっていますが。私は、やっぱりそこから出発しても、一遍上人の念仏なんかでも、あそこで供養料を受け付けて踊る。そういうところはあるんですが、世阿弥の能になってきますと、その人の、その亡霊の生きているときの最も凝縮した生の在り方、一生というものを亡霊が出てきて舞台で再現するものであると思ってます。

そういう意味では、俗な言葉で言えば、亡霊出現の劇は、その過去を再現する手段になっているんであると。手段と言うたらちょっと身もふたもないですね。しかし、そのために出てくるんだというふうに、私は思っています。そうすると、やはりそこは図式がありまして、男は『平家物語』に取材した平家の公達の修羅能で、その最期のありさまを美しく演じてみせる。

女は、そういう生命が凝縮した瞬間が、やっぱりこれは恋愛になるんですね。これからは違う人も出てくると思うんですが、中世はもう恋愛。先ほどおっしゃった「井筒」のように、男を恋い慕う、その凝縮したもの。


これは最近、私はすごく感銘を受けたんですが、現在は「小面」とか「若い女」という美しい、京マチ子さんは、その美しい能面をちょうど二重まぶたにぱっちりさせたような顔だなあと思って、今日も見ていたんですが。ああいう美しいものでその昔をしのんで、業平をしのんで、ずっと舞を舞うのです。非常に宮木のように、ただひたすらに男を思い慕う。

そうしたら、篠田先生の解釈は、あれは業平を恨んでいるんだとおっしゃるんですが、確かにそうです。室町時代の演出では狂女の面を、十寸髪という高貴な女性の狂気した面をつける。恋愛の凝縮ま す が みした瞬間が、まさに狂女なんですね。

だから、そういう意味ではそれのほうが正確だと思うんですが、とにかくそういう亡霊が生をよみがえらす再現手段。再現の手段として亡霊になって出てくるという。

まさに「雨月物語」というのはそれを踏まえておりまして、これは2人の亡霊の複式夢幻能とおっしゃったように、そういうことを踏まえて作っておられるというふうに思うんです。そうしますと、そこでその亡霊の夢幻能、現出してくるものとしての効果を高めているのは、これは能とか中世の能の囃しとか、そういうものを全部効果的に使う。

私はまずはそれに、「雨月物語」を今日を入れて3回見たんですけれど、その前は 53年前に見たんですよ。思ったんですね。まず最初に、順番挙げにして、朽木の若狭姫のところで、お姫さまのじゃないんですが、その時分に流行した「越天楽今様」という曲を琵琶で老女がこうやっていましてね。あれは、ちょっとあの節は違うかなあ思ったんです。「黒田節」というのは、それの影響下でできた「酒は飲め飲め」って。あれは、大名の大内氏あたりにお公家さんがあの節を流行させたのでしょう。「越天楽今様」。一番ポピュラーなのは、「君が代」です。あれは越天楽いうより何か間延びのした節ですが、あの節なんです。3遍見ても、ちょっとよくは、どの曲なんだろうって、10曲ほどあるんですが、よく分からなかったんですが。お姫さんが琵琶の音に合わせて、その歌で舞われる。ものすごい雰囲気がみやびですね。

http://72.14.235.132/search?q=cache:rZSdYBCtRD4J:www.jiu.ac.jp/books/bulletin/media/02_murakawa.pdf+%E9%9B%A8%E6%9C%88%E7%89%A9%E8%AA%9E+%E6%BA%9D%E5%8F%A3%E5%81%A5%E4%BA%8C+%E8%83%BD&cd=38&hl=ja&ct=clnk&gl=jp

日本の一流の古典作品と幽霊は切っても切り離せない深い関係を結んでおり、源氏物語から能、雨月物語に至るまで亡霊は無くてはならない重要なモチーフだからです。これはもう伝統だと言い切るべきで、日本の芸術に亡霊は欠かせない。こうやって開き直ると、日本の夏の「怪談話」という習慣も宗教行事に見えてくるから不思議なものです。まぁこの習慣が「お盆」と関係ないわけがありませんから、実際に宗教行事なのでしょう。

 しかし私が注目するのは、日本の夏が梅雨に始まり、「お盆」という祖霊が現世に戻る時期を頂点している点です。これは「雨月物語」と完全に一致する構成であり、雨=水が異界と現世の橋渡しをする構造を示します。水と異界との関係は非常に緊密なものがあるようです.


かつて宗教は現世と異界を統合していたのであり、その意味では神を否定する仏教といえども例外ではありません。とりわけ密教系の宗派では異形の怪物が仏法の守護として活躍しますし、チベット曼荼羅に描かれている仏神達は正確には「仏」ではないのかもしれません。むしろ「自然神」とでも形容すべき何かのように思われます。そして「自然」こそ、あまりにも使い古され汚れきった言葉ではありますが、東洋における「自然」とは一種の怪物、聖なる怪物だったと思われるのです。そして我々は「極楽」というイデオロギーで構築された彼岸よりもこの怪物を愛し続けてきたのだと思われてなりません。少なくとも芸術の中では、イデオロギーはこの怪物を駆逐できなかったようです。

 古代信仰で「自然」はモノ、すなわちモノノケであったり荒ぶる神と言われたりしましたが、仏教伝来以来モノはヒトの心の奥底に潜む事となったようです。そもそもモノもタマの一種である以上、人魂が物の怪になるのに時間はかからなかったと思われます。したがって祟り神とは恐らく悲劇的魂の奥底に隠されたモノノケの現前であり、モノ=カミとしての真実を宿していると信じられたと思われます。これは正確にはルサンチマン(怨恨)とは異質な次元の問題で、むしろ不当に処分されたカミ、すなわち真理の再来だと言ったほうがいい。ですから聖徳太子や菅原道真・柿本人麻呂といった有名な祟り神は同時に真理の所有者でもあるわけです。

 その意味で、中世日本の最大のモノノケの所有者は女だったと言っていいでしょう。源氏物語以来、日本に於いて女の情念は芸術にまで高められましたが、世阿弥・観阿弥による能楽はそれを美学として定着させました。そして、能だからこそそれが可能だったとも言えます。
何故なら能楽がもともと猿(申)楽と称されたことから推測すれば、猿女=アメノウズメに始まる芸能だと考えられるからです。


したがって、能の舞が円運動を基本としたものであり、正方形の舞台の上を円を描くように動くのは偶然ではありません。それはタマの象徴であり、縄文から古墳時代まで繰り返し描かれてきた「円」のモチーフの継承だったはずです。同じ象徴を我々は相撲にも見つける事ができますが、相撲の起源がアメノタジカラオにあるとするなら、ウズメと同様天の石屋戸神話に関係する儀式と考えていいでしょう。

 天の石屋戸神話とはアマテラスがスサノオによって象徴的に殺され、復活する神話です。いわば海神にして水神スサノオが天に昇ることで高天原に常夜、すなわち常なる夜が訪れたわけです。そしてこの永遠の夜に終止符を打つのが能の始祖たるウズメです。すなわち、女神アマテラスを死の闇から召喚させたことになるわけです。したがって能楽がかつて「翁」+五番立てで上演されていたのは意味の無いことではなかったはずです。それは厳密な宗教儀式だったのであり、初番目の「神」から始まり五番目の「鬼」に至るまで異界の亡者や怪物が象徴的に召喚されるわけです。そして、円運動の舞の魔術はその祟り神達との和解を約束したのかもしれません。
 
つまり、日本における怪異の中心軸は恐怖にあるわけではなく、むしろ隠蔽された真理と不知の悲劇の現前にあると見なくてはならないのかもしれません。その意味で言えば「雨月物語」の雨月は異界の涙だと見なくてはならない。そして、上田秋成の意向とはまさにそこにあったと言っていいでしょう。「邪淫の性」「吉備津の釜」などの女の物の怪は愛欲と執念の化身などではまったくありません。生身の女を物の怪として見ているのは社会の通念の方であり、生の女の魂を徹底的に抑圧した結果、「怪異」という幻想が生み出されるのです。雨月物語のこういった社会批判的側面を育てたのは怪談の伝道者にして江戸文化の中軸たる話芸、「噺家」の反骨精神の影響があったのかもしれませんが、明治以降に展開される文学の方向を考えてみると、秋成は明らかに「自己と社会」という問題に突き当たっていたと考えられるのです。

 尤も、こういった文学論としての「読み」からは、自意識の拡大という主題しか見えてこないということもできます。異界を主題とする以上、やはり問題は常夜たる「闇」に向けられるべきなのかもしれません。とすれば、雨月の時から開示される「闇」の真相に対して、江戸期の日本人でさえ無能をさらす結果となったということになります。まして現代の我々なら輪をかけて無能だろうと考えるのがスジでしょう。実際、我々は「闇」に包まれて存在していることすら認めようとしないぐらいなのですから。

欧米化された現代日本が所有する「闇」とはいったいどういった類のものなのでしょう。個人的な闇から社会の闇まで、かつての時代に優るとも劣らない様々な闇が存在するように思われます。しかし、我々は「闇」の扱いを忘れたらしい。馬鹿の一つ覚えのように「分析」することしか知らない。闇の払拭など、愚かな野望だと知るべきです。何故なら、仏教に随えば人間は「無明」を生きる存在だからです。ここが何処で、自分が誰かを知る事も無く生まれかつ死んでいくのです。だからこそ、異界との接触が必要とされるのです。この世こそが闇であり、彼岸からの視線だけがこの闇を照らすことができるのです。

 ですから、現代日本の頭痛の種になっている少年犯罪や少女売春に対して、少年少女の心の闇を分析することで駆逐できると考えているとしたら大きな間違いだと言っていいでしょう。そこには大人のする愚かな行為ほど子供は簡単にやってのけるという、非常に単純な理由しかない。しかし、真実の「闇」がそこにあるのも事実です。それはつまり現代日本のモノノケの最大の所有者が、女ではなく子供だという意味です。

問題になるのは、したがって年齢ではなく、人間全体の本性です。殺人や売春という最も汚らわしい、しかし同時に最も魅力的な愚行の衝動をいかにすれば除去することができるのでしょうか。あるいは匿名のいやがらせや集団リンチという卑劣な、しかし快楽を伴う犯罪を断固として禁じる手立てがあるのでしょうか。答えは疑いなくNOのはずです。何故ならそれらは人類が歴史的に繰り返してきた悪行だからです。だからこそ被害者は亡者となっても語らねばならないし、我々はその語りを聞かねばならない。

 雨月とは闇の水です。そもそも透明な水が漆黒の闇を吸い込むとき、魔物が現れるのです。しかし、水は同時に鏡でもあることを忘れてはいけません。魔物とは我々の反転像に過ぎないのです。常世では時間が過去へと遡行するごとく、常夜にあっては現世の弱者・被害者が、疎外され捨て去られたモノ達が猛威を振るうのです。全ての世界宗教の悪魔は、もともと古代の自然神だったことを思い起こしましょう。魔界とはいわば老子のいう「道」に最も近いのであり、やはり常夜は常世でもあるわけです。そして実際の蛮行の全ては、我々人類の手になることを忘れてはなりません。

だとすると、本当の魔物とは現世の我々だということになります。これは大いに可能な仮説のように思われるのですが・・・。

http://www.geocities.jp/kenichi_fr/sub3.htmetud19.htm

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2) 黒塚


「安達ケ原」

 昔、京都の公卿屋敷に「岩手」という名の美しい乳母がおりました。それはそれは、たいそう姫を寵愛し育てていました。その姫が重い病気にかかったので易者にきいてみると

「妊婦の生き肝をのませれば治る・・・・」。 

そこで岩手は生き肝を求めて旅に出ます。そして安達ケ原の岩屋に辿り着くのです。

 木枯らしの吹く晩秋の夕暮れ時、岩手が住まいにしていた岩屋に、生駒之助・恋衣(こいぎぬ)と名のる旅の若夫婦が宿を求めてきました。

その夜ふけ、恋衣が急に産気づき、生駒之助は産婆を探しに外に走りました。 この時とばかりに岩手は出刃包丁をふるい、苦しむ恋衣の腹を割き生き肝を取りましたが、恋衣は苦しい息の下から

「幼い時京都で別れた母を探して旅をしてきたのに、とうとう会えなかった・・・」

と語り息をひきとります。 ふとみると、恋衣にはお守り袋が・・ それは見覚えのあるお守り袋でした。 恋衣は昔別れた岩手の娘だったのです。

気付いた岩手はあまりの驚きに気が狂い鬼と化します。 以来、宿を求めた旅人を殺し、生き血を吸い、いつとはなしに「安達ケ原の鬼婆」として広く知れわたりました。


 熊野、那智の山伏一行は、奥州安達が原で行き暮れて野中の一軒家に宿を乞います。一旦は断った岩手でしたが、たっての願いに根負けして山伏達を招じいれます。

糸繰車で糸を繰りながら女は浮世の侘しさ、老いの訪れの速さを歎くのです。

 夜がふけて寒さが厳しくなってきたので、女は上の山から薪を取ってくると出てゆくとき、私の閨を決して覗くなと、繰り返し念を押す。

約束を破って閨を覗いた山伏の従者は、そこに人間の死体が山と積まれており、腐臭の物凄さに仰天するのです。 従者の報せに驚いた山伏達が、さては此処が音に聞く、安達が原の黒塚にこもれる鬼の住家かと気づき逃げてゆくと、鬼女に変じた女は鉄杖を振り上げて追いかけ、襲い掛かります。


安達が原より

あれほど見てはならぬと申したに とうとうこの姿をみられてしもうた

あなた様もこの婆とかかづろうたのが 運の尽きと諦めなさるがええ

いかにも累々と積もる白骨は私の喰らうた人のなれの果て

私も昔は若く美くしゅうございました 背負いきれぬほどの業罪が私を鬼にしたのでございます

いつしか口は裂け顔は醜く歪み 髪はみすぼらしい白髪になり果てました

一夜の宿をと訪ね来た旅人の喉笛に爪を立て血を啜り

その肉を喰ろうて今日まで生きながらえたのでございます

何故このような業を背負うたか それは私が死んだ我が子を

喰ろうてしもうたからです

http://blog.goo.ne.jp/ushiki111/e/e7a72422c4c6d5e2c9ad6c109b350e04

『黒塚』を演じるとき前シテの里女をどのように演じればよいか。

「孤独で寂しい無力な女」という人間性を強調するか、それとも

「身体の中の本性をいつ現すとも知れぬ鬼の心を隠し続けている女」とみるか。

さてどのように意識すべきか、迷うところです。


『黒塚』は、陸奥の安達ケ原(福島県二本松市、安達太良山の東山麓一帯)に伝わる岩手(いわで)の鬼婆の伝説が基本になっていると言われています。

この伝説は、京都の公卿屋敷の乳母・岩手が、姫の病を治すためには妊婦の生肝を飲ませればよいという易者の言葉を信じて、陸奥にこもり、宿を借りようとした若夫婦の妊婦の腹を切り裂いて肝をとり出したところ、その妊婦が実は生き別れとなっていた実の娘だとわかり、狂乱し、鬼と化してしまう、それ以来、岩手は宿を求める旅人を食らう「安達ケ原の鬼婆」となったという伝説です。これが平安前期の歌人・平兼盛の「みちのくの 安達が原の黒塚に 鬼こもれりと いふはまことか」と歌われ伝説ではないかということです。

  JR東北本線の二本松駅から2キロほど、阿武隈川のほとりには岩手を葬ったといわれる黒塚があります。黒塚近くの天台宗観世寺の境内には、鬼女が住んでいたといわれる岩屋があって、縁起には閨(ねや・寝室)を覗くなという禁忌を破ったために鬼の正体がわかり、阿闍梨祐慶東光坊の法力で鬼婆が殺される話が伝えられています。

能『黒塚』は、岩手が鬼になった生々しい伝説の中身とはほとんど重ならない作りで、観世寺の縁起の内容に近いものになっています。敢えて凄惨な伝説にふれなかったことから察して、能の『黒塚』の女は、おどろおどろしい鬼というよりも、人間の罪障によって鬼にならざるを得なかった女が、その運命から逃れられず、寂しく一人暮らしをしていると見た方が良いような気がします。
 
以前、観世銕之亟先生に黒塚の女についてお尋ねしたところ、先生は能の『黒塚』(観世流は『安達原』)は


「最初から鬼を考えるのではなく、あくまでも孤独で寂しい女の性(さが)や不安が最後に鬼にならざるを得なかったというストーリーのほうが良いし、あのロンギの糸繰り歌にも合っているね」

、とおっしゃいました。「ロンギ」で糸車をまわしながら、源氏物語夕顔の巻を絡めた労働歌謡を謡う当たりは、

都で裕福に幸せに暮らしていた人が、何か特別な事情で鄙の地に来て一人寂しく暮らす

というあの岩手の物語りにも繋がるようでもありますが、代々語り嗣がれているその土地の労働歌の情緒を感じさせる意図とも捉えられます。
糸繰りは昔から女性の仕事で、女性の体の月のリズムと蚕の変態のリズムを同一視する説があると聞きます。

『黒塚』の女も糸車を廻しながら、月ごとにめぐる命と、輪廻する永遠の命を紡ぎ、寂しさに耐えているように見えます。


そして孤独や悲しさ、罪障によって人は鬼に変わっていくのです。
それは決して超能力を持った物の怪だからではなく、人の心が鬼と化すととらえるのでしょう。
 
 シテは引き回し(作り物を包んでいる幕)が下りると、その姿を静かに現し

「げに侘人の習い程、悲しきものはよも有らじ。かかる憂き世に秋の来て、朝げの風は身にしめども、胸を休むる事も無く、昨日も空しく暮れぬれば、まどろむ夜半ぞ涙なる。あら定めなの生涯やな」

と、寂しく謡います。この曲の位を創る大事な謡い所です。 これを謡う女は、人を食わざるをえなかった環境、もうこのようにしか生きられない罪深い境涯に苦しみ、罪障に心が休まるときがなく、絶望し、静かに死を待ってるようでもあり、また、この境涯から救われたい、改心したいと宗教者(僧侶や修験者)をひたむきに待っているとも思えます。

それが、鬼の正体をあばかれ、救われるどころか自らが拠り所にしていた法力で逆に退治されるという悲しい結末になってしまうのです。

お能ができた室町時代は、飢餓や戦さがあり、平穏無事の時代ではなく、死者を身近にみることが多かったようです。山中には屍が放置され、どくろが風雨にさらされている光景もそう珍しくなかったかもしれません。最も犯してはいけない、人が人の肉を食らうことがなされていたかもしれない、そういう時代背景で死や人間の生き方をとらえて、『黒塚』という作品が生まれてきたのではないでしょうか。


能では里女が住む庵を四角い木の枠の塚の作り物で表現しますが、そういう実体のあるものでなく、夢、幻とみる人もいます。安達原の原からは荒涼とした原に累々と続くどくろの群れ、黒塚の塚からはこんもり盛土された墓を想像することもできます。その時代の死者を思い、罪障深い人間の生を思うとき、ただすさまじき鬼の話だけではない、捉え方が大事な事と思えるのです。


私は『黒塚』の鬼女をこのように捉えて演じていますが、解釈の仕方によって、前場の里女の演出に違いが生じます。 中入り前、寒いので薪を焚いてあげようと言って、女が薪を取りに行こうとする場面。自分がいないときに「閨の中を見ないように」と念を押しながら、最後、橋掛りでじっくりと山を見上げる型をしてカッカッと大股の足運びで幕の中に入るところがあります。

そこではすでに鬼になっているのだ、だから強い「切る足」で鬼のすさまじさを内包した足づかいをするのだという考え方をする人もいます。

私は、その時点ではまだ鬼になっていないのではないか、強い足づかいは、薪を取りに山に入るのだから、着物の裾を上げて、力を込めて登っていく風情なのだと思います。

しかしここに悲しいかな鬼の本性が見えてしまうのだと解釈すれば、鬼の切る足でも成立するわけですが、

私は鬼になる時点は、おそらく、閨の内が暴かれた瞬間(あるいは、その様を目の当たりにした瞬間)ではないか、

従って、橋掛りから幕に入るまでは里女の心持ちのままで演ずる方がよいのではと考えています。

  後半の鬼女の扮装の演出もいろいろあります。一般には赤頭で顰(しかみ)という鬼の形相をした面をつけ、法被半切の荒々しい装束で、柴をしょって(負柴)で登場します。これは鬼畜、怪物を前面に出した演出といえるでしょう。替装束の時は黒頭となります。今回父は白頭で演じました。

白頭は当然髪が白くなり、面は般若になります。

般若の方が鬼畜というより女の恨みが角に現れ、女の業をより強く表現します。

柴の持ち方も負柴ではなく抱柴です。自分が着ていた着物を柴に巻いて抱いて約束の証として出てくるのです。これも鬼畜というより、より人間的な、ある種、女のやさしさが出ているように思います。

ですから、白頭という演出は、すさまじい鬼というよりは、鬼にならざるを得なかった人間、人間らしいやさしさを内に持った鬼を演ずるのに合っていると思います。

 
ところで、「閨の内を見るな」という禁忌を破る話は、日本だけでなく世界にもさまざまあります。見るなと言われれば言われるほど見たくなる人間の性、それによって劇的に迎える結末、それらが物語をドラマチックにしたてています。禁忌を破る場面はいつの場合もハラハラ、ドキドキさせられます。

能『黒塚』では、ここをアイ狂言が滑稽に、コミカルに見せてくれます。私が若い10代で、人間国宝の野村萬先生が万之丞と名乗っておられた頃、このアイをやられて、とてもあったかで人間的なものを感じたことを今でも鮮明に覚えています。その名演技に、地謡の前列で笑いを堪えられず思わず下を向いてしまったことを思い出します。「見るなと言われれば見たくなるのが倅のころからの癖」の語り口、閨の内に行こうとして咎められ言い訳をする言葉のあややタイミング、体の動かし方が絶品で、何ともいえぬ味わいです。


『黒塚』という曲は実は、私が能の魅力に目覚めた出逢いの曲です。初めて『黒塚』を演じた27歳のとき。それまで私は心が定まらず、お能に興味が持てずにいました。あの手この手と、私を能の方に引き寄せようとしていた能夫が、『黒塚』のときに一つの話をしてくれました。

『「月もさし入る」っていうところ、普通は枠かせ輪(糸車)に手をかけ、常はただ右手で糸車を持つだけだが、まあ替えの型で月を見るように上を見る型をやる人もいるけれど、そこを観世寿夫という人は

「月もさし入る」と言って右下の閨の内に射し込む月の光をじっと見たんだ。こんな発想喜多流にはないだろう。』と。


この言葉は衝撃でした。月といえば上、海といえば下を見ると決まっている、お能はそういう決まりごとを伝承していくだけで、創造性のないものだと思っていた私の心を大きく揺るがし、今までの私のお能のイメージを一掃させ、新たに能という演劇世界のイメージを脹らませてくれたのです。流儀内の決められたものとは違う世界がある、これは何て面白いのだろうと・・・・。

 そして、能夫はそのとき、装束や面を自分自身で選べ、着たいものはすべて出すからと言ってくれました。自分の責任で演出し、デザインしろと言ってくれたわけです。 今、当時の写真を見ると、装束の色彩のバランスは悪く、よくあれを着て出たなと思うのですが、能夫はおかしいから替えろとは言わずに、選んだもののよし悪しより、自分で選び見立てる作業の方を優先してくれました。そして、粟谷の家にはいくつもの装束や面があり、自分はそれらを自由に選べる恵まれた環境にあることや、それを集めた祖父や叔父たちの蓄積をその時身にしみてわかったのです。

今もあの時が私の演能の始まりだと思っています。 この能にこめられたものは何か、どう演出したらよいかを考えるようになりました。それが能を伝承する者の勤めでもあり、また生き甲斐になるのです。

『黒塚』は自ら創造的に役づくり、舞台づくりをしようとした最初の曲でした。少しずつではありますが、演ずるたびに積み上げられていくものが実感できるようになりました。様々なものを見聞きし、考え、研究し、取り込み作業をするなかで「げに侘人の習い程、悲しきものはよも有らじ」が見る人の心に届くように謡え、全体を通して黒塚の女の心が表現出来たらと、望みは果てしなく高いのです。

http://awaya-noh.com/modules/pico2/content0089.html


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3)飯食わぬ女房

昔、あるところに、ひとりの男がありました。

いつまでもひとり者でいるので、友だちが心配して「もうええかげんにして、嫁でもろうたらどうだい」といって、嫁をもらうようにすすめました。けれども、その男は「いつまでまってもええが、物を食わない嫁があったら、世話してくれ」といいました。

そういっていると、ある日の夕方、その男の家へきれいな女が来て、

「わたしは旅の者ですが、日がくれてなんぎをしておりますから、どうかひと晩とめてたもれ」と、宿をたのみました。

男は「宿はかしてもええが、うちには食べるものがないよ」といって、ことわりました。

けれども、女は「わたしはなんにも食べません。ものを食わん女です。泊まるだけでええです」といって、たのみました。

男はたまげたけれども、その女をとめることにしました。

女はあくる朝になっても、出ていこうとしません。いろいろ用事をしてくれるので、男はいつまでもとめておきました。

なによりもよいことは、なにもたべないで仕事ばかりしていることだ。

けれども、いつまでたってもなにも食わないので、男は少したべてみいというてみたが、女は匂いだけかいどれぱええといって、どうしてもたべなかった。

男は、世の中にこんなええ女房はないと思うて、友だちに自慢していました。けれども誰もほんとうにするものはなかったo

そのうちに、いちばん仲のよい友だちがやって来て、

「おい、お前はどうしたんや。まだ気がつかんのか。お前の女房は人間じゃないよ。しっかりせにゃいかんよ。」

とおしえてくれました。けれどもその男は、「そんなことがあるものか」といって、とりあわなかった。

「知らんのはお前だけじゃ。村じゃ大きな評判じゃよ。世の中に物くわん人間があるものか。うそじゃと思うなら、どこかよそへいくふりして、女房に気づかれんように天井に上がって、何をするかみてみろよ」といいました。

ある日、男は町へいくとき、「夜にならんと戻らないよ」といって、家を出ていきました。

一町ばかり行ってからもどってきて、女房に知られないようにそっと天井へのぼっていました。

女は一人になると、米をとぎはじめました。火をどんどん焚いて、飯を炊きはじめました。飯が出来るとにぎり飯を三十三こしらえて、台所から鯖を三匹とって来て火にあぶりました。それから立膝をして、髪の毛をばらばらとほどいた。

どうするか見ていると、頭のまん中の大きな口の中ににぎり飯やら、あぶった鯖やらどんどん投げ込んで食ってしまいました。

男はこれを見て、肝をつぶして天井からそっと降りて、友だちのところへ逃げて行きました。

「それみたことか、いわんこつじゃない。だがな、今日は知らん顔して家へいぬるがええ」といったんで、男は知らん顔をして家に帰りました。

いってみると、女房は頭がいたいといって、寝ていました。

どうしたのかとたずねると、「どうもせんが、気特が悪うてねとる」と、ねこなで声で答えました。

「そりゃいかん。薬でものんでみるか、祈薦でもしてもろうてみるか」といったら、「わたしや、どうすりやええかわからん」といって、いまにも飛びつきそうなようすをしました。

「それしや、おれがいま祈祷師をたのんできちゃる」といって、友だちのところへとんでいってつれて来ました。

「何のたたりだあ。三升飯のたたりだぁ。鯖三匹のたたりだぁ」

と友だちがいうと、女はそれを聞いて飛びおき

「うん、お前たちゃ、見ていたのう」

といって飛びついて来て、友だちを頭からがしがし食いだしました。

男はひどくびっくりして逃げようとすると、女は友だちを食ってしまうとその男をとらえて、手猫のようにぶらさげて頭の上にのせて、さっさと山の方へ逃げて行ってしまいました。

そうして、野をこえ、山をこえて、うさぎのようにかけて行きました。森の中にかかったとき、目の前に木の枝がつき出ていたので、しめたと思って枝にぶらさがりました。飯食わぬ女房の鬼はそれとも気づかないで、どんぱんかけて行きました。

男は木からおりて、そこのよもぎとしょうぶのくさむらの中に、そっとかくれていました。すると鬼女は男のかくれているところに引き返して来て、

「お前がどこにかくれていても、逃がすものか」

といって、とびかかろうとしました。けれども、もう少しというところでとびのいて、

「ああ、うらめしい。よもぎとしょうぶぐらい、このからだに毒なものはない。この草にふれたらからだがくさるんじゃ。その草がなかったら、お前も食ってしまうのになあ」

といって、たいそう残念がりました。男はこれで大丈夫だと思って、草をとって鬼に投げつけました。さすがの鬼も毒にかかって死んでしもうたそうです。
                     -----広島県安芸郡-----

http://www.j-tierra.com/tm/folktales/japan2.htm


 「鶴の恩返し」や「猿婿入り」といったこの手の物語(異類婚姻譚)が前提とするのは、人間と異類(動物や妖怪)は本質的に相容れるものではない、という観念である。

異類が棲む自然界と人間の文化の世界は結局のところ対立するものでしかない。人間が生活していくためには、自然界との間に境界をつくらねばならないのだ。その境界は、異類を殺す、というビビッドな攻めの形で表れることもあれば、この「喰わず女房」のように防御機構を設置するという守りの形で示されることもあるわけである。

 こうした議論は、たしかになるほど納得と思わせるものがある。しかしながら、これでは喰わず女房がちょっと可哀相ではないか、という気がする。 彼女はホントに、人間に敵対する徹頭徹尾邪悪な存在なのだろうか。

 考えてみれば、この話、そもそも悪いのは人間の男なのである。 「飯を食わぬ女房がほしい」などというのは、間違っているに決まっているではないか。理想のお嫁さんといったら、

「美人で、やさしくて、貞淑で、あどけなくて、昼は聖母のようで、夜は娼婦のような…」

などと考えるのがふつうである。「飯を食わぬ女房を」なんて、はなから人間ではない嫁さんを求めているとしか思えない。 そんな男のところに嫁にきてやった喰わず女房を「異界からの化けものの来襲」などと見るのは、甚だしく失礼なんではないか。 むしろわれわれは彼女を、

「あっぱれ、なんたる慈悲、慈善!」

と、その精神を誉め讃えるべきなのである。 彼女がいなければ、この男は死ぬまで、

「うふふ、あ・な・た…、はい、アーンして…」

なんていうラブラブな新婚生活を味わえなかったはずなのだ。異界の化けものどころか、モテない男の救いの女神さまとして、崇め奉るべきなのである。

「でも、頭の上にも口があるんだぜ。化けものじゃん」

などとほざく輩がいるやも知れぬが、ええい、黙れ黙れ! そんな細かいことを気にしてばかりいるから、おまえはいつまでたってもカノジョができんのだ。

 顔じゃない部分に口がついていたところで、あるいはひとつや二つ余計に口があったところで、どうでもいいではないか。 人間にこだわるから奇怪に思えるのであって、広く動物全般を視野に入れれば、さしておかしなことではないのである。

 たとえば、昆虫の口は専ら食餌のためのものである。呼吸は体の側面にある5対の気門を通じておこなっているのだから、いわば10個の余分な口を持っていることになる。タコやイカが墨を吹き出すのは口ではなく漏斗で、ここから排泄物や呼吸に使ったあとの水や生殖物質を出す。食餌のためのホントの口は別にある(俗にいう「からすとんび」である)。 ヒトデやウニは体の下に口がある。

「あたしの、貪欲な下の口が、おいしそうなアレに、ゆっくりと、挑みかかっていったんです」

などと言いながら、ふつうに食事してるのである。

 こうして動物全体を見渡すと頭の上に口をもつ食わず女房は、さして特異な存在ではないことがわかる。ここはむしろ、どーんと構えて、

「こんなところに口があるなんて、こいつう、お・ちゃ・め・さ・ん」

と対応すべきだったのだ。

「もうひとつ口があるってことは…、ぐふふ、夜の生活に、いろいろとバリエーションが出るかも…」

などと鼻の下を長くしていれば良かったのだ。 青くなって三行半(みくだりはん)を突き付けるなんて、男として見下げ果てた振る舞いだ。ここでも男のほうが断然、悪いのである。

「でも、男を桶に押し込んで、山に連れ去ろうとしたんだぜ。あとでバリバリ食べちゃうつもりだったんだろ」

と食い下がる輩がいるやも知れぬが、

ええい、黙れ黙れ! ロマンのわからんやつめ! そんなことだから、おまえはいつまでたってもカノジョができんのだ。

連れ去ってもいいではないか。 バリバリ食べちゃってもいいではないか。
自分にとって唯ひとりの夫と決めて、二世を誓った相手なのだ。

その愛しい相手と別れるくらいなら、

「連れ去って、食べちゃって、あたしだけのものにしちゃいたい!」

と思うのが当然なのだ。それが愛というものだ。

昔話「喰わず女房」は、ここにいたって急展開、いきなり究極の愛の物語へと昇華してしまうのである。  そう考えると、最後、逃亡して隠れ潜む夫に残す彼女のひと言は、また違った趣を帯びることになる。

「菖蒲と蓬に触れると、体が腐ってしまうのだ」。

この言葉が意味するのは、

「ああ、愛しいあなた…。あなたを追っていきたい…。でも、あなたの前に、あたしの醜い姿をさらすわけにはいかないわ…」

と報われぬ愛に苦悩する複雑な乙女心以外の何物でもない。 ああ、思わず涙を誘うではないか。  「喰わず女房」、それは、愛に生き、愛に傷つくひとりの孤独な女の哀しい物語なのである。

(注)小澤俊夫『昔話のコスモロジー』(講談社学術文庫、¥780)

http://www.ne.jp/asahi/ymgs/hon/yomimono_folder/mukasi05_kuwazu.htm

■母なるもののやさしさ、恐ろしさ


神話や昔話に登場する女性像には、慈悲深くやさしい母親像と、怖ろしい魔女の姿をとるものと、二つがある。

古代の人間にとって「母」とは不思議な存在だった。母によって子供が産み出され、種族が維持される。母こそは生命の源泉であり、そこに超越的なものを感じ、宗教的な感情をいだいたとしても不思議ではない。

また自然現象、たとえば植物が土から生まれること、そして冬には枯れ、土に還ること、そういったものとの関連性から土こそは母胎であり「死と再生」の場であると感じられたに違いない。 死と再生の場たる土の神秘を反映すると、母、つまり地母神は生の神であり、また同時に死者を受け入れる死の神でもある。

かくて母性はその根源において、産み育てる肯定的な生の面と、すべてを呑みこんで死に至らしめる否定的な面をもつ。 怖ろしい母親像は随所に見られる。

日本の山姥、「飯食わぬ女」に登場する頭の真ん中に大きな口のある嫁、ギリシャ神話におけるヘカテやゴルゴン、日本の神話におけるイザナミも死の国を治める女神である。 イザナミに見られるように母性の肯定と否定の両面を持つ女性像も多い。 はじめは幼児をとって食べていた鬼子母が、仏の教えにより幼児の守り神である訶梨帝母(かりていも)となる話など。

人類に普遍的に見られるこのような表象を、ユングは元型と名づけ、母なるものの元型をグレートマザー(太母)と呼んでいる。


一番上と一番下は容易に入れ替わる。これはいろんなところで見られると思います。この場合、生と死は入れ替わるのですね。母は生であったり、死であったりする。

天才と狂気、王子と乞食、神と悪魔は入れ替わる。入れ替わるということは、同じものだということでしょう。

尊敬することと見下すことは同じこと。

これは構造が同じということでしょうね。 自分とは異なる、という前提で上と見るか、下と見るかの違いしかない。だからたぶん障害者に神を見たりする。迫害されるもの、忌避されるものは、神にもなると。

足萎えの神、一つ目の神。七福神、あれはフリークスではないか、とか。

http://otsun.blog46.fc2.com/blog-entry-364.html
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/397.html#c5

コメント [経世済民70] 世の中全てイカサマ経済 いんきょ
35. 2011年2月07日 19:28:07: nJF6kGWndY
>金融、証券業者の中には信頼をよせる客を欺くような商品を正確なリスク説明
もせず売って客の自己責任とか競争原理というコトバで済まそうとする 

法律違反の悪質な大企業からは、面倒だが訴訟で金を取り返すことも不可能ではないね
ただ基本的に、この世界は、弱肉強食と騙し合いだから、自分が騙されないように用心しないと余計な面倒に巻き込まれることになるし
いくら用心しても、規制や関税などで合法的に搾取されるのは、どうしようもないね



http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/845.html#c35

コメント [経世済民70] 国債格下げは治療不能な“慢性病”への警告、政府は消費増税前に無駄のカットを tea
01. 2011年2月07日 19:28:39: ibwFfuuFfU
日本が率先して欧米各国や金融機関の独自格付けを行ったらどうか?
http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/861.html#c1
コメント [経世済民70] 米ヘッジファンド、NY金取引に失敗し大量手仕舞い=WSJ電子版(浪風総研) 会員番号4153番
01. 2011年2月07日 19:29:26: YpfBpGUB82
確か副島隆彦さんが半年前頃に予想していた
一時的に禁の売りが多く出ると

ヘッジファンドが利益確定に出ることは読まれていた。
失敗じゃなくて利益確定


http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/854.html#c1

コメント [口蹄疫・新型インフル02] 子宮頸癌ワクチン利権産業複合体の裏を知ると(転載記事より) 寅蔵
68. 2011年2月07日 19:33:06: RdIgmnG9kA
いよいよメインストリームメディアも・・・
ガス抜きでしょうか?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110207-00000045-mailo-l04

子宮頸がん:予防ワクチンに疑義 大崎の医師が市の助成見直し要請へ /宮城
毎日新聞 2月7日(月)10時50分配信

 大崎市古川の内科医、佐藤荘太郎さん(61)が6日、「子宮頸(けい)がん予防ワクチンの接種効果は医学的に示されていず、副反応が顕著」との見解を、同市の住民団体「菜の花の広場」の学習会で披露した。同時に、市が今月から実施する同ワクチン接種助成を見直すよう求める要望書を近く市議会に提出する考えも明らかにした。同ワクチン接種に反対する見解は異例。
 子宮頸がんは性的接触によるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染で発症するがんで、毎年約2500人が死亡すると言われている。感染前の10代前半までにワクチンを接種(3回)すれば発症を防げるとされるが、接種1回につき約1万6000円の費用がかかる。国は昨年秋、中学1年〜高校1年生の希望する女子を対象に、国と市町村が接種費用を折半して全額助成する措置を講じた。
 これに対し、佐藤さんは海外を中心に子宮頸がん予防ワクチンの関連情報を調べ、(1)HPV感染予防のワクチンで、子宮頸がん発症に対する予防効果は示されていない(2)未感染の女子に接種して予防効果があるとの確証はない(3)接種による痛みが激しく失神例が少なからず発生。注射部位の腫れ、全身疲労、頭痛も報告され、副反応も顕著−−との見解に達した。
 佐藤さんはワクチンの効果とその持続性を長年調べており、子宮頸がん予防ワクチンにも疑義の目を向けた。ワクチンは未感染女子には効果があるとの認識が広がっているだけに、今後の動きが注目される。【小原博人】

2月7日朝刊

http://www.asyura2.com/09/buta02/msg/831.html#c68

コメント [マスコミ・電通批評11] TBSも毎日も無視,取材に来たのは情報収集?ヤフオクつり上げ詐欺の事実,捜査をさせない実力者たちの陰の力。 名波逸成
08. 2011年2月07日 19:35:00: 921LseljEl
そもそもだれも買わないような特殊な商品を競り落とそうとしたら、突然相手が出てきて値段がつりあがったりしたら、おかしいでしょ。すぐわかるよ。
わかったら、適当に釣り上げて気をもたせて退散してしまえ。
そんなもの買うことはないさ。
http://www.asyura2.com/10/hihyo11/msg/539.html#c8
コメント [経世済民70] イノベーションが生まれるところ 意図的な「多様性」をどう生み出し維持するか tea
01. 2011年2月07日 19:36:05: kt8KhPqgH2
多様性を生むには、カネ(権利、権限)と情報(教育、マスメディア)を、一般市民に開放することでしか生まれない。

生産(仕事)と分配(所得)、職業、役割などは、今後大きく変革する時が来る。

それに対し猛反発をする池田信夫のような、既得権維持勢力は、自分達が勝手にイノベーションを起こすことは許せても、多数の一般市民の手によるイノベーションなど、絶対にあってはならないと、気が狂った様に、ツイッターやブログで「既存の価値観が変わることが怖い」などと言っているが、彼らこそが、実は、イノベーションや、多様性を潰しているのである。

変革を実行した者、組織、国が、多くの益を生み、文明が発展する。
それが出来るのは、もはや日本しかない。
http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/843.html#c1

コメント [カルト7] 創価学会と検察・警察はグル。冤罪を作り上げ犯罪をももみ消す検察の犯罪を糾弾しよう!その2-c (雑談板) 真理を愛する者
04. ジャスミン姫 2011年2月07日 19:40:58: 3oqMxGuQAHC8Q : N8vsyHQ5GM
【統一教会・信者の男が脱会女性にストーカー容疑 親戚の車に
GPS携帯取り付け】
2011.2.7 12:59

産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110207/crm11020713000004-n1.htmより。
 世界基督教統一神霊協会(統一教会)を脱会した女性(36)につきまとったとして、警視庁公安部は7日、ストーカー規制法違反容疑で、統一教会信者で職業不詳、宇佐美隆容疑者(42)を逮捕した。公安部によると、
「ストーカー行為ではない」と話しているという。

 逮捕容疑は昨年6月から11月まで計5回、合同結婚式で知り合った女性に対し、東京都新宿区や杉並区の路上で待ち伏せするなどしたとしている。宇佐美容疑者と女性は宗教上婚姻関係にあったが、女性が脱会し婚約を破棄していた。

 公安部によると、男は全地球測位システム(GPS)機能がある携帯電話を女性の親族の車に取り付け、居場所を確認していた。女性は別の信者から統一教会に戻るよう説得を受けていたといい、公安部は組織的関与の有無について調べる。

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画期的な事は、「統一教会」という組織の名前が発表された事と
「警視庁公安部が組織的関与の有無について調べる」ということです。
今のストーカー規制法は、「恋愛感情」に限るとされているのが、
そもそもおかしいです。
もしも組織的関与が認められたとすると、法律は「恋愛感情以外でも」にも範囲を広げなければいけませんね。
まず、この事件の場合は、組織犯罪で取り締まることが出来ますが、
そうなれば創価の件も調べてほしいですね。
少し、被害者には、希望の光が見えたニュースでした。真面目な警察官のみなさんに頑張ってもらいたいです。

http://www.asyura2.com/09/cult7/msg/805.html#c4

コメント [経世済民70] 世の中全てイカサマ経済 いんきょ
36. 2011年2月07日 19:44:04: 9wjqyqBwdA
いんきょさんの親切なアドバイスをだしにして、

工作員が顔を出してきているようなので、ご注意。
http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/845.html#c36

コメント [マスコミ・電通批評11] 同性愛者のテレビ大量露出について DAGU
28. DAGU 2011年2月07日 19:52:50: tYcWjNPivH5cg : uvdRuG9rak
>>26
投稿者本人です。ようやくその名前が出てきましたね。正直言って、これまでのコメントは一部の人を除いて、私の本文の前段のみに終始し、同性愛者の中で○○は好き、XXは嫌いとか、あるいは土人呼ばわり、恥を知れ扱い、更に脱線して戦場カメラマンに関する応酬とかで、板を立ち上げた本人の真意とは違う方向に進み残念でなりませんでした。私が知りたいのは、同性愛者のテレビ大量露出が、電通等によるプロパガンダでその裏には何があるのか?それこそ最初から賛否両論あるのは承知の上ですが、私が本文後段に書いているコンスピレイシーセオリーが存在するのかどうか?あるいは別の何かがあるのか?ということです。それ以外の応酬はどうぞ2ちゃんねるにでも行ってやって下さい。
http://www.asyura2.com/10/hihyo11/msg/532.html#c28
記事 [昼休み44] 毎日殿、「無罪になる闘いじゃないと」を「無罪になる闘いじゃない」と、と誤報した可能性があるようです。
http://www.asyura2.com/11/senkyo106/msg/717.html
06. 佐助 2011年2月07日 19:00:12: YZ1JBFFO77mpI : Uhuy8uyNdw
毎日jpの取材に「無罪になる闘いじゃない」と弱気を漏らすこともあったとの記事,これは典型的なデッチ上げではないか,石川議員は「無罪になる闘いじゃないと」と言ったはず,こんな記事を載せる毎日jpは,捏造であることが見え見え,信用も社会の木鐸を捨てた大手マスメディアの苦し紛れの報道,こんなもの載せるな。
http://www.asyura2.com/10/lunchbreak44/msg/708.html
記事 [環境・エネルギー・天文板4] 干ばつ深刻なアマゾン、CO2排出源になる危険性も 研究 AFP
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2784699/6784186


【2月7日 AFP】アマゾン川流域の熱帯雨林は、地球上で温室効果ガスを吸収する主な地域として知られているが、近年発生した2回の非常に深刻な干ばつで、その未来に危険信号がともっているとの報告書が、3日の米科学誌サイエンス(Science)に発表された。

 論文を発表したのは英国とブラジルの専門家ら。2005年に起きた干ばつは100年に一度の深刻なものだったが、2010年の干ばつはさらに深刻だった可能性もあるという。

 干ばつで森林の多くが枯れたため、今後数年にわたりアマゾン熱帯雨林の二酸化炭素(CO2)吸収量が減少すると科学者らは予測している。

 さらに、干ばつで枯れた木が腐敗して、1年間に最高で50億トンのCO2が大気中に排出される可能性があるという。米国が2009年に化石燃料の使用で排出したCO2が54億トンだったので、それと匹敵する規模の排出量だ。

 論文の主執筆者、英リーズ大学(University of Leeds)のサイモン・ルイス(Simon Lewis)氏は「残念ながら、アマゾン熱帯森林の未来は、悲観的な気候変動モデルと一致する」と述べ、干ばつで温暖化が一層進み、さらに干ばつを呼ぶ悪循環が生み出されているのではないかと懸念する。

「(世界の)温室効果ガス排出のせいでアマゾンの干ばつが発生し、干ばつの結果、アマゾンがCO2排出地帯に変わるのだとすれば、この悪循環は非常に懸念されるものだ」

 ルイス氏は「もっと頻繁に干ばつが起きるようになれば、アマゾンの熱帯雨林は、ある時点から、気候変動を遅れさせる貴重な場所から、温室効果ガスを排出して気候変動を加速させる主要な場所になるだろう」と警告した。(c)AFP

http://www.asyura2.com/09/nature4/msg/572.html

記事 [昼休み44] 検察の冒頭陳述ならぬ暴投陳述は、乾杯の音頭でどうでもいいことを延々と話す親父そっくりです。
http://www.asyura2.com/11/senkyo106/msg/706.html
03. 2011年2月07日 17:17:24: BDDFeQHT6I
こんな裏献金が本当に有るなら起訴状には裏献金の不記載が記載されているはずだ、訴因にも出来ない事を裁判で立証しょうなどと支離滅裂な公判維持をやる検察は完全に暴走し始めた。
有罪判決を目指しての公判維持では無く、小沢悪報道のネタをマスコミに提供するためだけに裁判を利用しようとしている、弁護側はすみやかに訴因となっている政治資金報告書の不記載だか虚偽記載だかの意味不明な事案に絞った公判維持を要求すべきだ。
起訴内容では無い事を幾ら争っても無意味な事は明かなのだから、検察の裏献金に関わる調書や証人をすべて拒否しべきだ、そもそもこんな出鱈目を許している裁判官は忌避出来ないのか。
http://www.asyura2.com/10/lunchbreak44/msg/709.html
コメント [口蹄疫・新型インフル02] インフルエンザ:2人死亡 25人が感染−−城里の老人ホーム /茨城 taked4700
04. 2011年2月07日 20:03:31: tgSHSDeoF6
茨城県上空でケムトレイルが確認されているそうです。
http://www.asyura2.com/09/buta02/msg/841.html#c4
コメント [Ψ空耳の丘Ψ59] ヤマト国と海洋天皇制(ネットゲリラ) 〜 歴史の真実とは:朝鮮人の朝鮮人によるアメリカのための政治 会員番号4153番
06. 2011年2月07日 20:09:28: xO1eNzjKtM
以下、少しずつの引用だけど、繋げると。見えてくるものがありませんか?

◎寺は 藤原朝以来、住民を把握・支配する手段として運用されました。
  明治の壬申戸籍が出来るまでの人口等の把握は、寺人別帳で行われました。
  しかしそれを嫌い、山奥に住んだり、弾左右衛門の配下等にいた、『祇』 を 宗旨とする人たちも、多勢いたのです。
http://utukusinom.exblog.jp/i10/4/


◎大和国魂 艮の金神 国常立尊
明治時代、出口ナオに下ろされた「筆先」(警告)
「脚下(あしもと)から鳥がたつぞよ。 それが日本をねらふて居る国鳥「くにとり」であるぞよ。天子までも自由に致して、神は残念なぞよ。
確かに近衛家は戦前も、天皇より裏で権力を持っていた(振るっていた)。

◎日本の国鳥 Wikipedia
キジ(雉子、雉、学名:Phasianus versicolor)とは、キジ目キジ科の鳥。日本の国鳥。

◎『雉』 は、キージで百済の古語。
http://utukusinom.exblog.jp/i10/4/

◎ 国民を弾圧する伊藤博文・山県。プラス、東西メーソン(欧米と日本)。
明治政府の仲間に加わってたのは、直接的には書いてないが、
「藤原(伏見家・近衛家)」だということは歴然。出自は阿修羅本記事にも暗示。
明治国家もだ昭和帝国も、特高なる思想警察闊歩する、民主主義とは名ばかりの、
恐怖専制国家だった。現在はそれに戦後マスコミと戦後法制、教育、官僚組織が加わって、
裏から巧妙に、プロパガンダと洗脳をし続けている。本質は、明治維新後半部と
何ら変わってない、ってことですよ。

962 :日本@名無史さん:慶長410/04/01(金) 20:03:33
昨日、有楽町スバル座で封切り初日の日本映画「草の乱」(神山征二郎監督)と
いう「秩父事件」を描いた映画を見た。秀作であり、阿修羅の諸兄にも是非ご覧
になることをお薦めする。対外戦争準備に狂奔して富国強兵をはかりながら「松
方方デフレ」で生糸価格を暴落させて苛斂誅求で国民を弾圧する伊藤博文・山県
有朋の明治政府が描かれている。
ユダヤ・フリーメソンによって第二奇兵隊(伊藤博文隊長)の隊士だった大室寅
之助少年を孝明天皇・睦仁両天皇暗殺後、鳥羽・伏見の戦い直後に天皇をすり替
えて明治天皇を擁立して、明治国家体制を確立していった薩長王藩閥政府に
「裏ぎられた明治維新と犠牲者となる収奪される民衆」の怒りと怨念が「
草莽(そうもう)の民」の決起を生み出した。生糸相場を動かしたのも秩父の養蚕農民を
収奪したのも、生糸商人とその相手のユダヤ商人であった。
明治政府が、ロスチャイルドの手先のフリーメーソンの武器商人グラバーに
よって支援されて成立したのは明らかだ。ロスチャイルドは南北戦争を起こし
てその武器を供給し、南北戦争の終了で不要となった最新式のスレンサー銃や
ゲベール銃を坂本龍馬を通じて薩摩から長州へと大量に横流ししてしこたま儲けた。
おの対価として日本から巻き上げたのが銀と生糸だった。

963 :日本@名無史さん:慶長410/04/01(金) 20:04:09
こうして近代の天皇制は
ユダヤ・フリーメソンの手先・代理人と化した孝明天皇・睦仁両天皇殺し
(英国の軍艦に乗って大阪湾に送り込まれてた伊藤博文は壌夷佐幕の孝明天皇を
刀か槍で刺し殺した)のユダヤの手先の伊藤博文によって、明治維新を裏切り、
日本国民を弾圧してその犠牲の上に成立した。しおれに対する民衆の反撃が、
佐賀の乱、萩の乱、神風連の乱、西南戦争、秩父事件、自由民権運動となってい
ったが、ユダヤ・フリーメーソンの手先の伊藤博文も日露戦争後に「日英同盟」
とは異なる「日露同盟」路線を採ろうとして、フリーメソンの裏切り者Mとして
ハルビン駅頭で暗殺された。安重根は偽装ノオトリであった。こうした明治の
延長が、昭和の先の大戦での敗北と300万人の国民の犠牲と国家破綻であった。
この真相を広く日本国民に伝えて、真の日本の独立を果たさなければならない。
現代に求められているのは、真実の周知と「草莽の決起」であり、売国奴の排除と
「草の乱」ではなく「草莽の変」である。
964 :日本@名無史さん:慶長410/04/01(金) 20:37:08
全ての天皇が、初代から現在まで、現実
に血がつながっているとは、国民のほとんどが思っていない。
また、すり替え疑惑が、中世とか江戸時代の話なら、少なくとも
宮内庁関係者以外は冷静に対応できると思う。
但し、これはたかだか100数十年前の話だし、関係者(子孫)もいるし
何より、現政府というのはまがりなりにも、この明治維新でできた
政府ということになっているのだから、疑惑に対しては、相当ナー
バスにならざるを得ないね。
http://mimizun.com/log/2ch/history/1106926323/


http://www.asyura2.com/10/bd59/msg/312.html#c6

記事 [Ψ空耳の丘Ψ59] 2012年12月21日までに消費を
http://www.enjoy.ne.jp/~bado/badouri/

2012年12月21日までに消費を
現在日本では消費を控える風潮が、景気の足を引っ張っていると言われている。一方海外では、2012年12月21日に地球が破滅する映画が上映され、それを信じたのか前年度とは違い32%以上消費が活発である。海外では2012年までに貯蓄を使い切ると考え方の様であり、ヨーロッパ、アメリカではにわか好景気発生している。これを受け町村官房長官は、日本も映画のヒットを期待していると述べた。
(2009/11/24/13:12 場度売新聞 無断転載禁止)

***************

嘘ニュースですので、「無断転載禁止」も嘘と判断し、無断転載させていただきました。
http://www.asyura2.com/10/bd59/msg/316.html

コメント [カルト7] 大川きょう子氏、文春・新潮で大川隆法総裁の私生活を暴露! kamekameka
15. 2011年2月07日 20:15:44: xgqbPzVrTk
所詮此の世は陳湖と万個
住もうの八百屋は昔から云われていて、居間は形態で昭子が
残る様になっただけ、形態壊したとか、無くした八津喪中間
いまさらなんやろ
http://www.asyura2.com/09/cult7/msg/800.html#c15
コメント [口蹄疫・新型インフル02] BSEの病原体 空気感染も 吐息でネット右翼
02. 2011年2月07日 20:20:39: tgSHSDeoF6
BSEも鳥インフルも石屋の陰謀でしょう。
70億を5億にまで絞り込もうとしてるんですから。
TPPもこのベクトルの上にあるんですよ。
遺伝子操作食物ですからね。
http://www.asyura2.com/09/buta02/msg/834.html#c2
コメント [Ψ空耳の丘Ψ59] ヤマト国と海洋天皇制(ネットゲリラ) 〜 歴史の真実とは:朝鮮人の朝鮮人によるアメリカのための政治 会員番号4153番
07. 2011年2月07日 20:20:48: xO1eNzjKtM
本文さんへ

>鎌足=秦氏の唐人 唐人の奥の院。表は李。

私が以前調べた英文での「悪魔のイルミナティ13血流」に
LEEなる一族がありました。
日本語も出ているとは思いますが。

そのLEEって、LI?どこの李でしょうか。中国?朝鮮?日本?
実は親戚かも。


http://www.asyura2.com/10/bd59/msg/312.html#c7

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