民主、党員資格停止軸に検討 強制起訴の小沢氏処分
http://www.47news.jp/CN/201102/CN2011020201000627.html
民主党執行部は2日、政治資金規正法違反の罪で強制起訴された小沢一郎元代表の処分に関し、党倫理規則に定めた処分の中で最も軽い「党員資格の停止」を軸に結論を急ぐ方針を固めた。当初検討していた「離党勧告」は小沢氏支持派の反発を警戒し後退した。執行部は処分実現で「政治とカネ」問題へのけじめをつけたい考えだが、小沢氏支持派は処分の程度にかかわらず反対姿勢を強めており、決着まで難航が予想される。
岡田克也幹事長は3日の役員会で、小沢氏処分に向けた党内論議を本格化させる。ただ、この日は結論に至らない見通しだ。
民主党は倫理規則で処分の重い順に「除籍(除名)」「離党勧告」「党員資格の停止」を規定。党員資格の停止は、党にとどまり議員活動は続けられるものの、停止期間中に選挙があれば公認を受けられない。衆院小選挙区支部長としての資金交付も止まり、代表選に出馬できず政治活動は大きく制限される。最近では2008年5月に法案採決で造反した渡辺秀央元参院議員らが3カ月の党員資格停止処分を受けた例がある。
当初、菅直人首相や執行部は、小沢氏が政治資金問題を説明するための衆院政治倫理審査会への出席要請に応じていないことと併せ、離党勧告を模索。応じない場合は除籍も視野に入れていた。
2011/02/02 19:30 【共同通信】
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