衆院政治倫理審査会(政倫審)の土肥隆一会長は18日、民主党の小沢一郎元代表に対し、24日の国会召集後、衆院予算委員会の審議が始まる前の28日までに政倫審に出席するよう求める依頼書を届けた。回答期限を20日までとし、正式な申し出がなければ、国会召集前の21日にも招致議決をする構えだ。
政倫審は18日、民主党委員だけで幹事懇談会を開催。小沢氏に近い幹事の川内博史衆院議員が出席要請に反対したため、会長職権で依頼書を出すことを決めた。これに関連し、岡田克也幹事長は同日、国会内で記者団に対し、民主党単独の招致議決を週内に行う方針について「基本的にそう考えている」と明言。小沢氏の強制起訴時は「しかるべきところで議論をする」とし、離党勧告なども排除しない考えを示唆した。
小沢氏側は反発を強めている。執行部は招致議決に反対する政倫審委員の差し替えを検討しているが、川内氏は18日、差し替えに反対する委員8人の署名を安住淳国対委員長に提出した。【野口武則、青木純】
◇差し替え反対の署名をした政倫審委員(敬称略)
辻恵▽石山敬貴▽平山泰朗▽三宅雪子▽中野渡詔子▽橋本勉▽道休誠一郎▽川内博史
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110119k0000m010099000c.html
http://www.asyura2.com/11/senkyo104/msg/878.html