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2010年11月28日16時28分 〜
コメント [お知らせ・管理19] Re: 著作権者でもないのに違反と言い続けるのは嫌がらせだ。文体を見れば分かるようにヤクザっぽくなって明らかにアラシだ。 metola
01. 2010年11月28日 16:28:18: E6aU50v0zY
metolaはん、夏のお手洗いはん、しょーもない場所で、しょーもない人のことで、しょーもない労力を使うのは、おたくらにとってプラス会?マイナス会?from追い討ちをかけるようにオツムの逝かれた奴よりのぼやき??

いい加減、撤退しなはれ。

差駆除利湯 店晒しカモ
http://www.asyura2.com/10/kanri19/msg/357.html#c1

コメント [戦争b6] ???ある消息筋: 「安保理舞台に持ち込んだ場合、ロシアが影響力を行使できる」(中央日報 hou
01. 2010年11月28日 16:30:31: FqDvXxU8vI
因みに、鳩山由紀夫が韓国報道ではモテモテ。
外国要人で逸早く軍の合同追悼式に駆け付け、絶大な支持を約束したのは日本の鳩山だけだった。
モテいでか。
ロシアに関しては、この砲撃事件に対し第一声で北を珍しく非難したので、韓国保守紙としては期待してるとの意味。
しかし、其れが本当に持続するような関係かどうかは又別の話だ。
でも、韓国は韓国なりに、軍縮を言う李政権と軍の微妙な関係にナーバスになってんだろ。
http://www.asyura2.com/10/warb6/msg/635.html#c1
コメント [戦争b6] 朝鮮半島砲撃戦:「韓国側、先に発砲したと認める」…中国報道 尾張マン
48. 2010年11月28日 16:32:23: EfN7WFSnxM
ここは、軍の参謀本部ではありません。
軍の物語は、カルトの物語です。
軍の解体=カルトの解体です。
戦争の肯定話題を語るなら、ゴマカシと捏造のカルト掲示板へ移動。
http://www.asyura2.com/10/warb6/msg/598.html#c48
コメント [昼休み42] 2、特別公務員職権濫用罪、刑法194条(前田事件とは、検察・裁判所・マスゴミが共謀し、刑法違反をしたという事です) 小沢内閣待望論
33. 2010年11月28日 16:33:03: kLjhxu5vAY
前田検事の関与したすべての供述調書を調査すべきだ!
http://www.asyura2.com/10/senkyo95/msg/623.html
投稿者 ニューロドクター乱夢 日時 2010 年 9 月 22 日 07:31:49: wyCbfwX.95FPw

          前田検事の関与したすべての供述調書を調査すべきだ!
http://hranmu.spaces.live.com/blog/cns!F6D2A9D447E0DCE9!922.entry

前田検事の逮捕は当然ではあるが、FD改ざんの事実を検察側は熟知していたのではないだろうか。だから、証拠物件として、FDを提出できなかったのだ。
大久保秘書の供述調書も前田が作成していたそうだが、今回の改ざんの事実で彼の今まで作成したすべての供述調書の信用性がなくなってしまった。自分の手柄、検挙実績をあげるために、偽の調書を作成したのではないか?最高検は前田が担当したすべての事件の調書を調査すべきだ!
小沢さんの検察審査会の議決にも影響を与える重大な事件である。特捜検察は解体すべし!政府は、取り調べの可視化法案を即刻、提出し、成立を図るべし!


http://www.asyura2.com/10/lunchbreak42/msg/820.html#c33

コメント [戦争b6] アメリカの元アラスカ州知事 ペイリン氏: 「米国はわれわれの同盟である北朝鮮の側に立たねばならない」 (中央日報 hou
01. 2010年11月28日 16:34:19: FqDvXxU8vI
道化師が何だっちゅーねん?!
こんな小話が何らかの意義を持つか!?
単に面白い馬鹿ってだけ。
米国崇拝に走り「自称エスタブリッシュメント」を神と信じる、低知能の陰謀論屋のビルダーバーグ54が喜んでりゃいいだけの事だろ。
未だに、普通一般の精神の持ち主が思春期で脱する「父母の力を絶対的と信じる」子供時代を、超大国に投影して持ち続ける童心の持ち主だ。
http://www.asyura2.com/10/warb6/msg/637.html#c1
記事 [戦争b6] 中国外務省: 2010年11月28日、同日午後4時半(日本時間同5時半)「重要情報を発表する」(時事通信
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2010112800087

北朝鮮問題で「重要情報」発表か=中国外務省、緊急会見へ

 【北京時事】中国外務省は28日、同日午後4時半(日本時間同5時半)から緊急に記者会見を開き、「重要情報を発表する」と明らかにした。「重要情報」の内容など詳細は明かしていないが、韓国・延坪島の砲撃を受けた北朝鮮情勢に関する会見とみられる。

 米韓合同軍事演習に伴う情勢の緊迫化を受け中国は、外交を統括する戴秉国国務委員が訪韓し、28日に李明博大統領と会談したほか、北朝鮮の崔泰福労働党書記の30日からの訪中を公表。緊張緩和に向けた南北朝鮮との接触を急展開させている。(2010/11/28-14:42)
http://www.asyura2.com/10/warb6/msg/646.html

コメント [昼休み42] 2、特別公務員職権濫用罪、刑法194条(前田事件とは、検察・裁判所・マスゴミが共謀し、刑法違反をしたという事です) 小沢内閣待望論
34. 2010年11月28日 16:36:48: kLjhxu5vAY
 
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私は前田恒彦検事がCIA工作員でも驚かない。
http://www.asyura2.com/10/senkyo95/msg/682.html
投稿者 質問です 日時 2010 年 9 月 22 日 23:26:27: FfxX8Jxoz3uVc

前田恒彦検事が関わった事件には、とても政治的で巨大な利権が関わっている事案が非常に多かった。
前田検事が東京地検特捜部で捜査した事件には、脱原発知事として有名だった保守本流政治家佐藤栄佐久前福島県知事汚職事件や防衛省利権に関する山田洋行事件などがある。すべて冤罪だった可能性が非常に高い。
これだけでも十分、興味深い人物だが前田検事は小沢氏の事件や朝鮮総連本部ビル売却事件にも関与しておりまるで国策捜査のプロ(でっち上げ検事)と呼ぶべき人物像が見えてくる。
検察の裏金を告発して国策逮捕された元大阪高検公安部長三井環氏によると前田検事は「事件をでっち上げる事は朝飯前だ」みたいな事を言っていたらしい。

あらゆる冤罪事件に顔を出す前田検事がCIA工作員だと判明しても私は驚かない。


http://www.asyura2.com/10/lunchbreak42/msg/820.html#c34

記事 [テスト20] 動画貼り付けのテストです。
『風雲!たけし城』の動画です。

value="http://www.youtube.com/v/PGuYojcmZpI?fs=1&hl=ja_JP&rel=0">name="allowFullScreen" value="true">value="always">src="http://www.youtube.com/v/PGuYojcmZpI?fs=1&hl=ja_JP&rel=0"
type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always"
allowfullscreen="true" width="480" height="385">


http://www.asyura2.com/10/test20/msg/730.html

記事 [戦争b6] 韓国の李明博大統領: 「中国がより公正かつ責任ある姿勢」で朝鮮半島の平和実現に貢献するよう要請 (時事通信
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2010112800106

南北関係「公正な貢献を」=中国国務委員に要請−韓国大統領

 【ソウル時事】韓国の李明博大統領は28日、前日急きょ訪韓した中国の戴秉国国務委員と青瓦台(大統領府)で2時間以上会談した。李大統領は北朝鮮による延坪島砲撃事件などを踏まえ、「中国がより公正かつ責任ある姿勢」で朝鮮半島の平和実現に貢献するよう要請した。

 韓国南西沖の黄海ではこの日、砲撃事件を受けた北朝鮮への事実上の対抗措置として、米韓合同軍事演習が始まった。こうした中、李大統領は中国側に対し、北朝鮮による新たな軍事挑発の阻止に向けた働き掛けを強めるよう促した形だ。

 李大統領は会談で、韓国が朝鮮戦争以降、北朝鮮の度重なる挑発に耐えてきたと指摘した上で、「北朝鮮がさらなる挑発をしてくれば、強力に対応する」と強調。北朝鮮によるウラン濃縮施設公開にも触れ、南北関係でも中国が国際的地位に見合う役割を果たすよう求めた。

 これに対し、戴氏は砲撃犠牲者に哀悼の意を表した上で、「南北平和のために状況が悪化しないよう努力する」と表明。双方は「戦略的協力パートナー関係」を引き続き強化することで一致した。(2010/11/28-15:49)
http://www.asyura2.com/10/warb6/msg/647.html

コメント [戦争b6] オバマ大統領、バスケの試合で12針縫うけが(CNN) この時期にケガとは様々な憶測が出るだろう 近藤勇
02. 2010年11月28日 16:40:10: FqDvXxU8vI
ロシア首相の腹筋見せ捲くりセクシー大作戦よりは健全路線。
其れが飽きて来たのか?単に男性ホルモン剤使用停止のリバウンドか?今のプーチンは少し肉が着いて来てるが。
若い時より滅茶苦茶肥ったカンボジアのフンセン首相よりはプーチンですら大した事無い。
オバマは若さもあり、まだまだイケるんじゃないの?健全スポーツ路線で、B層の心を鷲掴み!
http://www.asyura2.com/10/warb6/msg/626.html#c2
記事 [テスト20] 動画のテストです。


http://www.asyura2.com/10/test20/msg/731.html
コメント [戦争b6] チャルマーズ・ジョンソンは、米国を「帝国主義」であるとみなし、対外関与を収奪恒久化のシステムとみなす方向へ尖鋭化させた TORA
02. 2010年11月28日 16:44:33: FqDvXxU8vI
予備外交の域を超え、平時の同盟国に謀略を仕掛けて弱体化を促す、汚い「自称・外交」に出たのは米英だけ。
特に英国の後を継いだ米国が遣り過ぎ、今や悪の帝国と潜在的に看做されてる。
因みに、12月からロシアの株式取引所でも人民元の売買が可能になる、対抗者たる中露も急速な動きを見せており、米国が独り勝ち出来る時代は遥か彼方に過ぎ去った。
馬鹿なポチ狗だけが未だに冷戦や新冷戦の夢に生きてるだけで。
http://www.asyura2.com/10/warb6/msg/624.html#c2
記事 [テスト20] テストです。
風雲たけし城の動画です。


http://www.asyura2.com/10/test20/msg/732.html

記事 [戦争b6] アメリカ軍統合参謀本部議長のマイケル・マレン米海軍大将: 北朝鮮問題解決のカギは中国が握っている(レコードチャイナ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101128-00000009-rcdc-cn


2010年11月24日、米軍統合参謀本部議長のマイケル・マレン米海軍大将は、米CNNテレビの番組に出演。北朝鮮問題解決のカギは中国が握っていると発言した。26日、香港・評論通訊社が伝えた。以下はその抄訳。

【その他の写真】

北朝鮮による韓国・延坪島砲撃。朝鮮戦争停戦以来、最も深刻な軍事衝突と評価されている。今後、事態がどのように推移するのか、さらなる軍事衝突へと発展するのか、注目されているが、米艦両国にとってはもう一つ重要な問題がある。それは中国の反応だ。

マレン大将は、「北朝鮮に最も影響力があるのは中国。我々には中国が必要だ。朝鮮半島の平和と安定が破壊され、事態がさらに悪化すれば、中国にとってもメリットはない」と話している。(翻訳・編集/KT)

http://www.asyura2.com/10/warb6/msg/648.html

コメント [戦争b6] 北ミサイル攻撃も 米韓軍事演習で空母&イージス艦が集結 (ZAKZAK)日本にも200人ほどの工作員が潜んでいる 木卯正一
06. 2010年11月28日 16:48:37: FqDvXxU8vI
木卯の吹かしは相変わらず低レベル。
其れで影響力を持てると信じる方がどうかしてる。
ま、どうかしてるから馬鹿右翼なんだが。
其のどうかしてる馬鹿右翼総帥が日本会議の特に中曽根康弘辺りで、本気で幸福の科学に依る創価学会潰しを画策してるから、暇な話だ。
勝手に遣れ!としか。
http://www.asyura2.com/10/warb6/msg/623.html#c6
記事 [リバイバル3] Re: 風雲たけし城の動画です。
『風雲たけし城』の動画です。


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/153.html

コメント [経世済民70] 金子勝ブログ:どれだけの失敗組エリートが逃げ切り、どれだけの若者が犠牲になってきたのか…。 taked4700
06. 2010年11月28日 16:50:32: FHVyh15Kso
金子教授の言う処方箋を実行しようとすると、2つの抵抗勢力が立ちはだかる。
1つは既存の産業界、従来の既得権益層。
オバマ大統領のグリーンニューディール政策が米国で支持されなかった事と同じベクトル。

そして、新自由主義を支持する勢力。(金子教授が金融立国批判は有名だけど)
特に、金子教授の指摘する「地域再生」や「農業」などは、
新自由主義勢力にとっては、日本農業を「安価な労働者を大量に導入し海外への輸出するための生産拠点」とみているだけに邪魔な思想に他ならない。

金子教授の実践は、地域内における農業や自然エネルギーによる「循環の再生」であって、
地方レベルでそういった「積み上げ」を行った結果が、日本の再生に繋がる、という考え。
だから、国家単位で「目に見える様な青写真は描きにくい」ので、自然エネルギーや、グリーンニューディールといった表現になってしまう。
ところが、そういった考えは、日本の農業を安価な労働者を使って「第2トヨタ工場化」したい新自由主義思想家にとっては目ざわりでしかない。
それで、「具体的に何がしたいんですか」「口だけじゃないですか」といった批判になる。

http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/270.html#c6

コメント [戦争b6] 〔緊急提言〕 韓国の覚悟一つで、中国は北朝鮮潰しを容認する! ラクダと針
03. 2010年11月28日 16:51:43: FqDvXxU8vI
夢物語も程々にすべき。
何故、其処迄も大国は神!と信じたいのか。
其処迄、心が弱いのはどうかと思う。
一介の一般市民は塵芥か何か?
そんな妄想に走ってる限り、社会的に影響力を持つ事は不可能だ。
http://www.asyura2.com/10/warb6/msg/622.html#c3
コメント [昼休み42] 2、特別公務員職権濫用罪、刑法194条(前田事件とは、検察・裁判所・マスゴミが共謀し、刑法違反をしたという事です) 小沢内閣待望論
35. 2010年11月28日 16:53:30: kLjhxu5vAY
「ロッキード」の再来を狙う特捜
http://www.asyura2.com/10/senkyo77/msg/536.html
投稿者 影の闇 日時 2010 年 1 月 14 日 23:22:08: HiXvZf/FmwPNU

「ロッキード事件」及びその「裁判」を少しでも調べたことがあれば、今回のゼネコンをも巻き込んだ捜査の狙いと行方が見えて来るようだ。

当時の丸紅や全日空に当たるのがゼネコンだろう。 即ち、「裁判」の過程で次第に明らかになっていったように、会社の弱みにつけ込んで、検察の構図通りに、デタラメの「証言」をさせ、無理やり逮捕するか起訴にまで持って行く。 

参議院選前までに、自民党を煽り、民主党内反小沢派を(これじゃ選挙は戦えないと)焚き付け、離党に持って行けば御の字、「党分裂」まで行けばモッケの幸い!
「裁判」は10年裁判ーその内、今67歳の小沢氏はやがて死ぬ。 −となると、「ロッキード裁判」と同じ様に、「控訴棄却」!つまり、何れ、「起訴事実」はどうでもよくなる!


田中角栄氏の弁護人を務めた木村喜助氏が、「起訴事実」がデタラメである決定的な証拠を示した際の、取材記者達との次の様な応答が今回も又、繰り返されるのだろうか?


「アリバイは凄いですね。間違いなく無罪でしょうね」と新聞記者らが言う。 「何でそれを書かないんだ」と聞くと、「デスクが通らないんです」との答えが返ってきた。
             『田中角栄の真実』より

これは、「事件」が起きて直ぐ、布施検事総長が朝日新聞等を訪ね、当時の社会部長に直々協力を要請しているという事実に対応する、大マスコミが積極的に権力のお先棒を担いでいたことを物語るものだろう。


このような、事実を報道しないばかりか、権力の手先となることに何ら躊躇うことのないオカミの手先=使徒達、リーク垂れ流しを「報道」と主張して憚らない「ジャーナリスト」と称する者どもが跋扈している限り、官僚は安泰なのだろう。  

http://www.asyura2.com/10/lunchbreak42/msg/820.html#c35

記事 [議論30] 左翼政治家の成れの果て
 本日,よど号ハイジャック事件の特集番組を観た.
ハイジャック犯の大義と彼らのオツムの中身の拙劣,陳腐には驚きを隠せない.
彼らと同じく左翼運動を行って来た現内閣中枢の思考形態を垣間みた思いだ.
 阿修羅の投稿者の中にも,今日の東アジア情勢を米国の陰謀と誤認している者がいるようだが,大局的に判断して欲しい.
(1)米国内に東アジアに対して,陰謀をめぐらす勢力がいるかもしれないが,米国と中国を比べてみれば,日本に対する行動は,米国の方が遥かに適切なものである.
(2)例えば,日本が他国に支配されるとしたら,中国と米国のどちらを選ぶか?

 中国に占領されるより,米国に占領される方がましだろ.
何故か? 少なくとも,これまでの日本の物質的繁栄は,米国の保護からもたらされたものだ.
一方,中国は一党独裁の帝国主義国家だ.日本の過去の侵略行為を事あるたび非難するが,彼らがやっていることは,チベットとウイグルの植民地支配であり,日本の満州国建設よりも非道かもしれぬ.
中国共産党の存在理由は,抗日運動だけでしかないからこそ,反日教育を続けて来たのである.

 北朝鮮からの帰国を願うハイジャック犯は,哀れだが,彼らの馬鹿さ加減に免じて許してくれる拉致被害者家族はいるだろうか?
http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/336.html

コメント [昼休み42] 2、特別公務員職権濫用罪、刑法194条(前田事件とは、検察・裁判所・マスゴミが共謀し、刑法違反をしたという事です) 小沢内閣待望論
36. 2010年11月28日 16:56:12: kLjhxu5vAY

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ロッキード事件「中曽根氏がもみ消し要請」 (ニコブログ)…清和会から逮捕者を出してみろと言いたいです。
http://www.asyura2.com/10/senkyo80/msg/439.html
投稿者 新世紀人 日時 2010 年 2 月 13 日 21:43:20: uj2zhYZWUUp16

http://nikonikositaine.blog49.fc2.com/blog-category-3.html



http://www.asyura2.com/10/lunchbreak42/msg/820.html#c36

記事 [戦争b6] 韓国の李明博大統領/中国国務委員の戴秉国会談: 半島情勢について深く突っ込んで意見を交換 (中華人民共和国外務部
http://www.fmprc.gov.cn/chn/gxh/tyb/zyxw/t772656.htm

韩国总统李明博会见戴秉国
2010/11/28


  2010年11月28日,韩国总统李明博在首尔青瓦台会见了到访的中国国务委员戴秉国。

  戴秉国转达了胡锦涛主席和温家宝总理的亲切问候,李明博也请戴秉国转达他对胡主席和温总理的诚挚问候。

  双方就当前半岛局势和中韩关系长时间、坦诚、深入地交换了意见。双方一致认为,当前半岛局势令人担忧,有关各方应共同努力,认真接触对话,缓和局势,维护半岛和东北亚地区的和平稳定大局。李明博对中方为维护半岛和平与稳定发挥的建设性作用表示赞赏。戴秉国表示,中方一贯致力于维护半岛和平稳定,促进对话。中方反对任何损害半岛和平稳定的行为。

  关于中韩关系,双方一致认为,进一步发展中韩战略合作伙伴关系符合双方共同利益。双方表示愿共同努力,推动两国关系不断向前发展。


2010年11月28日、韓国の大統領の李明博はソウル青瓦台で着く訪ねる中国国務委員の戴秉国と会見しました。

  戴秉国は胡錦涛主席と温家宝首相の親切な挨拶を伝えて、李明博も戴秉国に彼の胡主席と温首相に対する誠実な挨拶を伝えてもらいます。

  双方は当面の半島の情勢と中韓関係の長い時間、率直で誠意があります、について深く突っ込んで意見を交換しました。双方は、当面半島の情勢は人を心配させて、関係の各方面は共同の努力に応じて、真剣に対話に接触して、緩和情勢、半島と東北アジア地区の平和と安定の大局を守りますと一致して思っています。李明博は中国側に対して半島の平和と安定の展開の建設的な作用を守るために賞賛を表します。戴秉国は、中国側は一貫して半島の平和と安定を守ることに力を尽くして、対話を促進しますと表しています。中国側はいかなる損害の半島の平和と安定の行為に反対します。

  中韓関係に関して、双方は、中韓の戦略的パートナーの関係に一層発展して双方の共通の利益に合いますと一致して思っています。双方は共同の努力を望むと表して、両国関係が絶えず前へ発展することを推進します。

http://www.asyura2.com/10/warb6/msg/649.html

コメント [マスコミ・電通批評11] あなたは最高裁裁判官の名前を知っていますか? 最高裁判事の人事報道、日米で雲泥の差 (牧野洋) pochi
04. 2010年11月28日 16:58:26: DsuSNYcfK6
不正義の味方の検察、裁判官!!!

今度はどんな犯罪やらかすか興味あるよね。

ばかTV新聞はもうすでに信用薄いし。言う事なんもない。


http://www.asyura2.com/10/hihyo11/msg/255.html#c4

記事 [テスト20] 投稿試驗
 
 
 
 
    

    
 
 
 
 

http://www.asyura2.com/10/test20/msg/733.html

コメント [昼休み42] 2、特別公務員職権濫用罪、刑法194条(前田事件とは、検察・裁判所・マスゴミが共謀し、刑法違反をしたという事です) 小沢内閣待望論
37. 2010年11月28日 17:01:54: kLjhxu5vAY

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証拠捏造まで辞さぬ不退転の決意)伊藤栄樹検事総長考その3、著書「秋霜烈日」のお粗末考(れんだいこのカンテラ時評826
http://www.asyura2.com/10/senkyo97/msg/621.html
投稿者 韃靼人 日時 2010 年 10 月 15 日 23:41:33: XfUHcQiPmEZmc

http://otd10.jbbs.livedoor.jp/1000013618/bbs_plain


http://www.asyura2.com/10/lunchbreak42/msg/820.html#c37

記事 [戦争b6] 韓国大統領府: 李明博大統領が29日に北朝鮮砲撃事件に関する特別談話を発表 (時事通信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101128-00000050-jij-int

北朝鮮砲撃で特別談話発表へ=韓国大統領

時事通信 11月28日(日)14時15分配信
 【ソウル時事】韓国大統領府は28日、李明博大統領が29日に北朝鮮砲撃事件に関する特別談話を発表することを明らかにした。 

http://www.asyura2.com/10/warb6/msg/650.html

コメント [昼休み42] 2、特別公務員職権濫用罪、刑法194条(前田事件とは、検察・裁判所・マスゴミが共謀し、刑法違反をしたという事です) 小沢内閣待望論
38. 2010年11月28日 17:03:20: kLjhxu5vAY

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検察は悪い人間を捕まえる捜査機関ではない。権力者に障害となる人間を捕まえるところである。ロッキード事件がそれを物語ってい
http://www.asyura2.com/09/senkyo59/msg/682.html
投稿者 TORA 日時 2009 年 3 月 05 日 15:10:52: GZSz.C7aK2zXo

株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu187.htm
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/


http://www.asyura2.com/10/lunchbreak42/msg/820.html#c38

コメント [昼休み42] 2、特別公務員職権濫用罪、刑法194条(前田事件とは、検察・裁判所・マスゴミが共謀し、刑法違反をしたという事です) 小沢内閣待望論
39. 2010年11月28日 17:06:00: kLjhxu5vAY

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小沢氏強制起訴:平成の吉田松陰か (新ベンチャー革命)
http://www.asyura2.com/10/senkyo96/msg/833.html
投稿者 五月晴郎 日時 2010 年 10 月 05 日 13:24:50: ulZUCBWYQe7Lk

http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/19209248.html


http://www.asyura2.com/10/lunchbreak42/msg/820.html#c39

記事 [戦争b6] Re:中国:午後5時半「重要な情報発表」 北朝鮮延坪島砲撃で(毎日新聞)北朝鮮で異変か?
中国:午後5時半「重要な情報発表」 北朝鮮延坪島砲撃で
http://mainichi.jp/select/world/news/20101128k0000e030015000c.html

【中国総局】北朝鮮による延坪島砲撃事件で、中国外務省は28日、日本時間午後5時半に「重要な情報を発表する」と明らかにした。内容は不明だが、北朝鮮を巡る情勢に何らかの進展がある可能性もある。発表は、韓国を急きょ訪問した中国の戴秉国(たいへいこく)国務委員(外交担当)が同日午前、ソウルで韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領と会談した後に出された。青瓦台(韓国大統領府)によると、李大統領も29日午前に国民向け談話を発表する。

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【写真特集】北朝鮮が韓国・延坪島を砲撃
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毎日新聞 2010年11月28日 15時05分(最終更新 11月28日 16時25分)


http://www.asyura2.com/10/warb6/msg/651.html

コメント [昼休み42] 2、特別公務員職権濫用罪、刑法194条(前田事件とは、検察・裁判所・マスゴミが共謀し、刑法違反をしたという事です) 小沢内閣待望論
40. 2010年11月28日 17:12:40: kLjhxu5vAY

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小沢一郎氏を叩いて大恥をかいた”立花隆”(恥の巨人)の文章は「便所の落書きレベル」(東京新聞、週刊朝日)
http://www.asyura2.com/10/senkyo82/msg/328.html
投稿者 ajax 日時 2010 年 3 月 13 日 01:00:24: yTkS8tBuN9lVU

http://www.asyura2.com/10/lunchbreak42/msg/820.html#c40
記事 [戦争b6] 遠隔透視(リモート・ビユーイング)部隊
 
 
 
 


 
 
 
 

http://www.asyura2.com/10/warb6/msg/652.html

記事 [議論30] 世界で最も重要で根源的な対立は西洋VSイスラムよりもアマゾン・コンゴだろう
文明の対立と言えば西洋VSイスラムがクローズアップされているが、
果たしてイスラム圏は西洋文明の逆の生活スタイルをしているのだろうか?
彼らもまた石油文明がもたらす豊かさが前提の生活スタイルを最上としているのではないか?
少なくとも西洋の正反対はイスラムではないと思う。逆立ちしても中華ではないだろう。日本やヒンズーでも西洋の反対文明かと言えば微妙であろう。
私はこの数百年間で最も重要で全人類の運命をも左右する最大の文明の対立は
中東ではなくアマゾンとコンゴにあると思う。
縄文系の生活を維持してきた狩猟民はこの500年間圧迫され続けてきた。
日本列島に農耕が伝わり、その生活スタイルが東北にまで広がろうとした時にいくさが起きた。
東北は最後まで農耕文化の象徴である朝廷に抵抗した。
狩猟民には元々仏教やキリスト教が説く隣人愛や平等思想はあると思う。
私はむしろ日本に仏教が、ゲルマン狩猟民にキリスト教が入った時から搾取と不平等が始まったと考える。
仏教もキリスト教も狩猟民にとっては収奪システムを押し隠すものでしかなかったのだ。
私は一神教は多神教の支配層に取って代わる為に作られ、無神論は一神教の支配層に取って代わるために作られ、
収奪機構による支配正当化の部分では仏教・儒教・ヒンズー教・キリスト教・イスラム教・無神論は全て同じであると考えている。
世界で最も重要で根源的な対立はアマゾン・コンゴ
アマゾン、コンゴの自然環境を破壊すれば、バイオマスエネルギーを確保できる
http://izakattyan.iza.ne.jp/blog/entry/703318/
↑環境破壊して環境に優しいエネルギーを確保?本末転倒ではないか?

ウォルト・ディズニー、アマゾン、コンゴ、米国の衰退する森林の保護活動に積極的に貢献
http://www.businesswire.com/news/home/20091103005463/ja/
↑実態はどうなんだろうね。

ピグミー
http://jack4afric.exblog.jp/11999022/

梅雨のたより
http://www.robbin-muse.info/html/column01_16.html

森棲みの生態誌アフリカ熱帯林の人・自然・歴史 I木村大治・北西功一 編
http://www.kyoto-up.or.jp/book.php?id=1654&lang=jp
http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/337.html

記事 [戦争b6] Re:北朝鮮 総書記の側近を中国へ(NHK)北朝鮮で異変が起きているの可能性が高い
北朝鮮 総書記の側近を中国へ
11月28日 16時29分
http://www.nhk.or.jp/news/html/20101128/t10015502101000.html


北朝鮮は、キム・ジョンイル総書記の側近を30日から中国に派遣することを決め、韓国のヨンピョン島への砲撃で緊張が高まっている朝鮮半島情勢をめぐり、中朝間で突っ込んだ話し合いが行われる見通しです。

中国国営の新華社通信によりますと、北朝鮮で最高人民会議の議長を務めるチェ・テボク書記が、全人代=全国人民代表大会の呉邦国委員長の招きに応じて、30日から5日間の日程で中国を訪問します。チェ書記は、キム・ジョンイル総書記の視察にも頻繁に同行する側近の1人です。また、ことし9月の朝鮮労働党の代表者会で、キム総書記の三男のキム・ジョンウン氏が後継者に決まった直後に中国を訪れ、胡錦涛国家主席に直接説明する役割を担うなど、中国側との太いパイプを持っています。このため、チェ書記は、今回の訪中を通じて、韓国のヨンピョン島への砲撃で緊張が高まっている朝鮮半島情勢をめぐり、キム総書記からのメッセージを中国の指導部に伝えたうえで、今後の対応について突っ込んだ話し合いを行う見通しです。


http://www.asyura2.com/10/warb6/msg/653.html

記事 [戦争b6] リモートビューイング(遠隔透視)−スパイ活動とESP
 
 
 
 
リモートビューイング(遠隔透視)−スパイ活動とESP
http://www.asyura2.com/sora/bd9/msg/109.html
投稿者 71 日時 2000 年 8 月 14 日 23:34:29:
 
 
リモートビューイング(遠隔透視)−スパイ活動とESP

我々は皆、潜在的に超能力を持っているかも知れない。しかし複雑な社会が生むスト
レスはその能力を奪い、政府の秘密機関も同様にそれを遠ざける。

Nexus Magazine, Volume 3, #6 (Oct-Nov '96)より抜粋。

by Turan Rifat Copyrighted1996,
Paranormal Management Systems
PO Box 2749
Brighton, Sussex BN2 2DR, UK
Telephone: +44 (0)1273 690424
Web site address: http://www.fastnet.co.uk./pms

遠隔マインドコントロール技術の軍事開発
 軍の諜報機関がリモートビューイング(遠隔透視)に興味を持ち始めたのは、少な
くとも1950年代にさかのぼる。リモートビューイング、つまり人間が体を離れて
はるか遠くのものを見る能力は、冷戦時代、敵の極秘情報を手に入れる目的で発展し
ていった。ロシアは当時、リモートビューイングと生物物理学における遠隔マインド
コントロール技術(RMCT)の研究と開発においてアメリカより常に、そしてはる
かに進歩していた。1960年代に同じ研究を始めたCIAとアメリカ軍はこれに気
づいていなかったわけではない。しかしながら、これらのコントロールが大変困難で
あると判明したため、アメリカは代わりに、つい最近まで電子技術の開発に力を注い
だ。アメリカ軍のリモートビューイングの研究は、スキャンゲイト計画と共に開始さ
れ、同じ時期に、グリルフレーム、センターレーン、スターゲート計画を含む多くの
異なった軍事計画が実施されている。*1
 科学者として、私はリモートビューイングが意味することに引きつけられた。なぜ
ならそれが本当に実現すれば、現在の科学が基礎を置いている「現実」の概念が、完
全にひっくり返るからである。この点に関して、リモートビューイング現象が存在す
ることを証明したスタンフォード大学、統計学の教授、ジェシカ・アッツ博士の研究
は意義深い。*2この研究では、我々が知っている科学に決定的な欠陥があるという
ことが証明されている。*3我々は原子力エネルギーを発展させてきた。しかしそれ
でも、「現実」という自然の本質に関する限り、洞窟を住処にしていた我々の先祖の
知識にはかなわないように見える。疑り深い人間達はアッツ博士の報告書に反論し、
どんな超自然現象も否定した。*4そうでもしないと一般の科学集団には都合が悪い
のかも知れない。しかし その間にも、遠隔マインドコントロールは軍の諜報機関の
下でその威力を発揮している。
 軍はこれを覆い隠すために、CIAのスポークスマン、デビッド・クリスチャンを
使って、リモートビューイングに対する彼らの立場を明確にした。その中では次のよ
うに、合衆国のいかなる公式調査もその可能性を否定するとしている。
「これに関して、一般の研究機関が調査を進めても無駄である。個人の研究に任せて
おけば良い。」*5
 これまで継続して加速的に研究されたこのテーマに関して、これらを包み隠すため
に情報工作が行われたということはなかっただろうか?CIAの工作員と噂されるジ
ム・スクナベルによって制作されているテレビ番組、「ザ・リアル・Xファイル」
(イギリス、4チャンネル)のような番組は、果たして、おとりとして合衆国保安組
織の真のねらいを隠すよう意図されているのだろうか?もしそうなら、大衆のこの分
野への関心は、私的に運営されているリモートビューイングの研究組織(全て引退し
た合衆国保安部の人間によって運営されている)に向けられることになる。となる
と、そこでの訓練を希望する多数の人間であふれはしないだろうか? ただしこれ
は、合衆国の諜報機関が、急成長している軍のマインドコントロール・プログラムの
ために、超能力のある人間を発掘しているとしたら有効ではあるが。*6

リモートビューイングの基礎科学
 これらの内容は私に、リモートビューイングとマインドコントロールに科学的な根
拠があるのかどうかという疑問を投げかけた。リモートビューイングを支持する人間
として私が知っていることは、それが機能するということだけであった。
 ジョー・マクモニーグルは、1984年までスターゲート計画に参加していた米国
陸軍諜報部の元幹部である。当時、他の情報源からは入手できない150のターゲッ
トに関する情報を軍に提供したことで勲功賞を受賞している。「ポール・マッキーナ
の超自然世界」(イギリス、ITV)というテレビ番組で、自分の目を通してショ
ー・テイラーの心を読むという実験を行っているが、その時にリモートビューイング
を使用している。この、他人の心を読み取るのにリモートビューイングを利用するテ
クニックは、遠隔感知(RS)と呼ばれる。生物物理学上のマインドコントロール
は、ESPとテレパシーがどのように働くか説明すると考えられている。
 私はこれまで数多くの人間から、リモートビューイングの科学的な根拠について有
効なデータがあるのかどうかという質問を受けてきた。リモートビューイング技術に
ついて、インターネットのウェブサイトを調べてみたところ、これまで欧米の専門家
の基礎知識が乏しかったこと、また、情報の大部分が機密扱いにされてきたことがわ
かった。合衆国では、マインドコントロールの電子技術に関連する脳機能の主たる研
究は、その大部分が機密にされている。ネクサス・マガジン(NEXUS Magazine
vol.3,no.3)は、他では見られない内容の深さでマインドコントロールの電子技術を
紹介している。しかし私が見るところ、生物物理学上のマインドコントロールに関し
ては、科学的な議論がなされていないようであった。
 ロシアは1950年代から生物物理学において、世界の最先端を独走していた。彼
らのこの分野の研究は、生物物理学の、「場の効果」とテレキネシス(物体を遠距離
から動かす能力)の軍事利用に関係があった。同様に、リモートビューイング能力を
仲介、促進する「超能力遺伝子」の探査とテレキネシスに関係する生物物理学上の
「場」の研究も軍事利用が目的であった。これらはロシアに、リモートビューイング
に関する生物学上の基礎知識を与えるきっかけとなった。
 リモートビューイングが機能するためには、遠くの場所を見ることができるように
「何か」が体を離れなくてはならない。彼らの研究では、リモートビューイ ングが体
の外での認識を実現するために、生物物理学の「場の効果」を利用していることがわ
かっている。 当時のロシアでは、マインドコントロール技術を開発するために、超
能力のあるロシア人が慎重に選ばれ、彼らの潜在能力を引き上げるために、薬、催
眠、脳の強制外科手術、電子移植技術、そして、電磁波、静電気、磁気といった、精
神に影響を与えるありとあらゆる手段が使われていた。
 こうした生物物理学の研究にあまりにも深入りし過ぎたため、他の次元に穴を開
け、彼らが人間の理解を越えた力の餌食になったと考えてもおかしくはない。この分
野の合衆国の研究も、結局はアメリカを同じ道に導く可能性がある。実際、彼らはす
でに地下の秘密基地で、別次元への扉を開ける電子技術の実験を行い、信じ難いレベ
ルにまで合衆国国民の意識を超次元の影響にさらしているのである。
 体が物理的に電磁エネルギーによって囲まれていることはよく知られている。目は
この光量子の放射を感知する。しかし、この視覚情報の90パーセントは視床で除外
される。そして、残りが精神視覚モデルに当てはめられ、現実として認識される。視
覚による認識システムからフィルターが外されると、オーラを人間の周りに見ること
ができる。

電磁場に誘発されるカルシウム流出現象
 合衆国政府は過去に、電磁放射線が人間の行動に与える影響に関して調査を行って
いるが、その初期の調査結果に導かれて、マインドコントロールの電子技術を研究し
始めた。
 この研究により、特別低周波(ELF)による脳の刺激が、マインドコントロール
に関係する脳機能に影響を与えるということが発見されている。*7この時の研究結
果は合衆国版マインドコントロールの基礎を作り上げた。しかしながら、人体を取り
巻く電磁場は、他のタイプの電磁放射線や、電界、磁界からも同様に影響を受ける。
 以前は南カリフォルニア大学脳研究センターに、そして現在はカリフォルニアのロ
ーマ・リンダ大学医学部に勤務するロス・アディー博士は、CIAの悪名高いパンド
ラ・プロジェクトに取り組んだ経験を持つ。彼の研究内容は、電磁気を利用して人体
に特定の反応を引き起こすというものであった。それらは、いわゆる「混乱兵器」と
呼ばれるもので、脳機能を妨害するためにカルシウムの流出現象を誘発させる、とい
った内容が含まれていた。(より最近のことであるが、アディー 博士は、移動電話
から発生する電磁波が人体に危険であると警告を発している。)
 脳研究センターにおけるアディー博士の研究では、生命体が電磁放射線に対して実
際に何らかの反応を見せることが明らかになっている。また、これらの反応は、使用
されたマイクロ波放射線の周波数、振幅、線量に関係していることが判明している。
 1980年代にアディー博士は、脳細胞の反応を変えるために、特別低周波で変調
されたマイクロ波搬送波(周波数被変調波)を使って、いくつかの重要な実験を行っ
た。実験には猫の脳細胞が使われ、その結果、弱い電磁場が、カルシウムイオンとニ
ューロン(神経細胞)の結びつきに影響を及ぼすことが明らかになった。これらの電
磁場は、哺乳動物の体から発生する電磁場と類似の周波数と振幅を持っており、脳波
計でも確認されている。
 アディー博士は、細胞レベルにおいて1平方センチ当たり0.8ミリワットの電力
を持つ147メガヘルツ(MHz) の電磁場が、どのようにして、脳細胞からカルシウ
ムイオンの流出を引き起こしたのか説明している。この反応は、マイクロ波搬送波の
低周波による変調が、6〜20ヘルツ(Hz)の範囲においてのみ起こった。ニューロ
ンに最も大きな反応が見られたのは16ヘルツの時であった。しかし、この範囲にお
ける周波数パラメータの両端では変化が見られなかった。*8
 類似の波形をしたマイクロ波は、現在世界的に配置されているマインドコントロー
ル電子装置の基礎理論に取り組んだ、C・S・ブラックマンによって、合衆国の研究
施設で実験されている。そこでわかったことは、1平方センチに対して0.75ミリ
ワットという電界強度パラメータの設定で、マイクロ波の照射効果を最大限に引き出
せるということであった。この時に最も多くのカルシウムがニューロンから流出した
のである。
 アディーはブラックマンの実験を繰り返した。これには、16ヘルツの低周波によ
って変調された450メガヘルツのマイクロ波搬送波が使われた。そして、1平方セ
ンチ当たり0.1ミリワットから1.0ミリワットの範囲内でマイクロ波電界強度パラ
メータを設定し、カルシウム流出反応の確認を行った。その結果、先ほどの電界強度
パラメータの設定が、最も多量のカルシウムをニューロンから流出させることが判明
した。他のパラメータの設定では何の反応も起きなかった。
 比較として、6〜20ヘルツの低周波で変調されたマイクロ波の放射において、出
力調整により上述の値より電界強度を低くした場合には、ニューロンから流出するカ
ルシウムイオンの減少が確認された。重要なポイントは、脳細胞が刺激されたか否か
にかかわらず、ニューロンを含む脳細胞の反応を引き起こす周波数と振幅が同じであ
ったということである。反応の大きさには一貫性があった。つまり、カルシウムイオ
ンの流出に関して、強い出力では10〜15パーセントの増加、弱い出力では、それ
と同じ分だけ減少した。
 ニューロンは電磁場の影響を受けるため、我々の体を取り巻く電磁気と、それに影
響を与える全てのものは、脳の機能にも影響を与える。*9この仕組みが意味するこ
とは、つまり、特別低周波により変調された電磁波は、ニューロンのカルシウム流出
と同時に、記憶に関係するニューロンの短期、長期の強化作用に影響を与えるという
ことである。

戦略電子兵器
 軍諜報部の関心が遠隔操作電子兵器システムの開発にあったことは必然的といえ
た。これらの兵器は様々な階層の人間に影響を与えることができる。最も単純な攻撃
方法には、例えば、1平方センチ当たり1万マイクロワットという振幅の小さなマイ
クロ波の使用がある。これは、目や胆嚢のような循環のあまり良くない体内の器官に
局部的なできものを発生させる。マイクロ波が人体に当てられると、細胞からは熱が
発生する。そして、そこで発生する過剰な熱は、血液の循環によって運び去られるこ
とがない。また、人間はこれに対して何も気づくことがない。だが、これらの部位に
急性、または慢性の病気を患う。西側の諜報機関は、しつこい「破壊工作要員」の能
力を封じ 込めるためにこの技術を使う。
 低周波によって変調されたマイクロ波は、準備電位という脳波に特有のパターンに
波長を合わせられる。この脳波は人体の全ての機械的動作に関係する。同じく、特定
の感情を引き起こす励起ポテンシャルがある。こうした仕組みを利用して、特定の人
間に対して、興奮反応、潜在意識へのストレス、行動の覚醒などを引き起こすことが
できる。また、人体の機能やパターン化された行動を意図的に抑制することによっ
て、暗示効果を高めることもできる。諜報機関のスパイは、このような情報工作のテ
クニックを利用して遠隔操作を行うことができる。これらのテクニックは、「破壊工
作要員」の動きをコントロールするために、CIAとMI5が使用していると伝えら
れる。
 より進歩したマインドコントロール電子技術では、低周波によって変調されたマイ
クロ波発振器が使われる。それにより、遠距離まで深く浸透するより侵略的な操作が
可能となる。また、ドップラー偏移を利用したRMCTマイクロ波発振装置を使え
ば、人間の脳を離れた状態で分析することもできる。そして「破壊工作要員」を遠隔
操作することができる。この技術の開発と壁を透かして見ることのできる低周波電磁
放射線の利用法は、合衆国諜報機関のエージェントに人工テレパシーという新しい諜
報手段を与えた。
 これらの研究のほとんどは、パンドラ・プロジェクトでマインドコントロール電子
技術の研究を始めたCIAによって資金が提供されている。こうした研究は、RHI
C−EDOM(無線催眠コントロール−電子記憶消滅装置)の開発にも利用され、こ
の装置でトランス状態を強制誘導するために、合衆国政府のエージェントが一般市民
に対して実験を行ったとも伝えられる。*10

リモートビューイングと場の効果
 私自身の研究は、超自然現象を引き起こす生物学的、また生物物理学的な根本要因
を探ることにその関心が向けられている。人体は電磁気に包まれているが、これらの
電磁場が体外に投影されることはあるのだろうか?
 ロス・アディー博士は、電磁場が直接、脳に影響を与える道筋を明らかにしている
が、未だ落ち着かない電磁フィールドの情報収集は、果たしてリモートビューイング
の基礎となり得たのだろうか?ただ、これらの電磁場が上述のメカニズムによって情
報を吸い上げ、それを脳に移し入れているということは起こり得る。そしてそれがリ
モートビューイングの確かな基礎になっていると考えることもできる。しかし残念だ
が、それで全体をつかんだことにはならない。
 リモートビューイング能力者は、遠い星、過去と未来を旅行し、金属ファラデーケ
ージによって守られ、電磁トラップフィールド発生器で武装される合衆国の施設に侵
入することができる。
 これらすべての現象は、アインシュタインの相対性理論やマックスウェルの電磁場
方程式などの特殊理論によって説明できない何かが、リモートビューイングで機能し
ていることを示している。
 多分、リモートビューイングを調査している合衆国の研究員は、PSI(超常現
象)効果を上げるための電子実験の中で、電磁場の効果を操る術を学んだのであろ
う。ここで得られた方法論は合衆国において、人工テレパシーの生物学実験を行うた
めの基礎となっている。この実験では、電磁場を利用して、潜在的なPSI遺伝子の
活動を使用可能なレベルに引き上げる試みがなされている。だが私には、彼らがまだ
リモートビューイングの表面的な部分をひっかいているようにしか見えない。
 ロス・アディー博士の研究からわかる面白いことは、ニューロンからカルシウムを
流出させるために6〜20ヘルツの周波数が必要とされるということである。我々は
通常、ハイ・ベータ(波)という脳波で日常生活を送っている。それは脳波計で20
ヘルツを越える値となる。この場合はニューロンからのカルシウム流出に縁がない。
もしこれらの現象が、私が信じるように、リモートビューイングと他のPSI機能の
不可欠な部分であるなら、一般大衆はPSI能力に乏しく、わずかでもそれらの能力
を示すことがないといえる。
 アルファ波のトレーニングは 、7〜14ヘルツの脳波を出すためのものだが、こ
れは、人々のPSI能力を多少なりとも開花させるものと思われる。もしニューロン
からのカルシウム流出がPSI機能に大きな関係があるなら、我々はアルファ波を引
き出すことと、バイオフィードバックの単純なテクニックが、どうして人間に超自然
的な力をもたらすか、その理由を探り当てることができる。
 エド・デイムス元少佐は、軍のリモートビューイング能力者はシータ波でその能力
を使うべきだと主張している。これは4〜7ヘルツの周波数の脳波である。そこで、
6〜20ヘルツという領域の中でも、より周波数の低い部分が、PSI能力の発揮に
関係があるのではないかと推測できる。電磁波のエネルギーは周波数に関係があるた
め、もし脳波の周波数を下げることができれば、より少ないエネルギーで思考するこ
とができる。これにより、リモートビューイング能力もより効率的に発揮されること
になる。
 マインドコントロール現象を起こす電磁周波数の領域で実際に何が起きているのか
理解するために、もう一度、物理学を見つめ直す必要がある。今世紀初頭アインシュ
タインは、時空の湾曲を重力と結びつけた一般相対性理論を公式化している。この二
つの性質を結びつけて、場の方程式を公式化するにあたり、アインシュタインは、エ
ネルギー運動量テンソル(単純に言うと、エネルギー量の総計)がリッチテンソル
(一定期間に、点から点に移動する曲率の合計)と同じ値にならないことを発見して
いる。方程式を成立させるために、アインシュタインはリッチテンソルのRから引き
算をしなければならなかった。私は科学者として、これが何故そうでなければならな
いのかに興味をそそられる。これは、現実が一元的なものではなく、二元性を持つこ
とを象徴しているのである。アインシュタイン・テンソルは、現実空間の曲率から、
他の現実が持つ曲率の数学的な総和を引く時にのみ成立する。
 現実の二元的性質に関しては、これまで数多くの本の中で述べられてきている。*
11リモートビューイングは、この平行した現実で働く生物物理学上の「場の効果」
によるものであろうか?もしそうなら、「現実」という性質に関する我々の認識はあ
まりにも限定されているため、この二番目の現実に対しては完全な盲目状態であると
いえる。それは我々と平行して連続的であり、量子的領域で しか確認されることがな
い。
 この平行した現実は、明瞭な夢の中と幽体離脱現象(OOBE)において観察され
ることがある。そして空想に耽っている状態においても一瞥される。オーストラリア
のアボリジニ(オーストラリア原住民)は、夢の中での現実について幅広い知識を持
っている。リモートビューイング能力者は、我々の先祖が何千年も前に持っていた能
力を再び取り戻しているといえる。
 私は研究を進めていく中で、この「夢見」の現実は電磁気的な性質を持っているの
ではなく、新たな「場の効果」の集合で構成されているのではないかと考え始めた。
これらの「場の効果」は生物物理学において、バイオトロン、そしてバイオプラズマ
現象の基礎となっている。そして、合衆国政府の遠隔マインドコントロール電子装置
と、それに関連する軍事兵器システムは、こうした高次元の「場の効果」からヒント
を得て作られている。

PSIと遺伝子
 リモートビューイングの能力は、狩猟民族であった我々の先祖にとって、たいへん
役に立つ道具であったと思われる。獲物を即座に発見することのできたハンターは、
自然の流れとして、子孫を残す可能性がより高かったことであろう。これは、全ての
「PSI遺伝子」が選び抜かれてきたことを意味する。また、PSI遺伝子は狩猟時
代を通して増えていったものと推測できる。なぜなら、これらの遺伝子があれば、よ
り高い可能性で生存を勝ち取ることができたからである。*12
 農業の開始によって遺伝子を選び取る力はそれほど重要ではなくなった。従って、
今日のように高度に発展した文明は、PSI遺伝子の大部分を失っている。一方、オ
ーストラリアのアボリジニや、カラハリのブッシュマンのような狩猟民族は、今日で
も人口の大半がリモートビューイングの能力を持っている。超自然的な能力を迫害し
なかった文化だけが、高いレベルのPSI遺伝子を維持することができたといえる。
北アメリカのインディアンたちは、このような能力を崇拝していた。そのため、もし
ヨーロッパ人たちが彼らを虐殺していなかったら、アメリカはこれらの遺伝子の宝庫
となっていたであろう。
 中世ヨーロッパの多くの場所では、超自然的な能力を見せる女性は誰でも「魔女」
と見なされ、そのほとんどが迫害や火あぶりの刑を受けた。そして女性たちから多く
のPSI遺伝子がゲノム(染色体)から取り除かれた。この出来事により、PSI遺
伝子は珍しいものになってしまった。私の研究では、マインドコントロールに関し
て、ヨーロッパの女性たちよりも、男性の方が際立ってその能力を示すという結果が
出ている。しかしながら、これまで女性を迫害したことのない文化圏には、マインド
コントロール能力を持つ女性が数多く存在するものと思われる。そこでは性に関係し
たPSI増幅機能が女性の中に隠されているように見える。
 世界大戦下のヨーロッパでは、戦闘に参加する兵士達の間で、PSI遺伝子が好ん
で選ばれるという「種の保存」能力が働いたことであろう。それを所有する兵士は生
き残る可能性がずっと高かったはずである。平和な時代に生きた人間の子孫と比べれ
ば、戦争で戦ったヨーロッパ人の子孫の方がより多くのPSI遺伝子を持つといえる
だろう。
 旧ソ連はこれまでの数十年間、PSI遺伝子を研究し続けてきた。KGBのスパイ
は、大規模な超心理学研究プロジェクトのために、超自然能力を示す人間を捕まえて
くるよう指示を受けていた。*13
 アメリカの場合は、ただ「東側の共産党員がそれをやっているから」という理由
で、1960年代に同じテーマの研究を始めた。彼らの研究は「ニューエイジ」の現
象と方法論に基づいていた。(ニューエイジ:西洋的価値観を排除し超自然を信じ、
宗教、医学、環境などの分野を全体論的視野に立って見直そうとする新しい価値観
)これは、アメリカが科学的な方法論を犠牲にして「ニューエイジ」思想に影響され
たため、生物物理学の「場」の現象の解明において、決して大きく前進しなかったこ
とを意味する。
 1995年、合衆国の保安機構は、生物物理学のマインドコントロールに対し、新
しい姿勢を取ることを決定した。このためCIAは、「アメリカはすでにこの種の研
究を断念した」という偽情報をばらまいた。しかし実際には既に新しい体制に入って
いた。
 一部の人間は既に実用的なリモートビューイング能力を有しているものと思われ
る。実際、リモートビューイングの訓練コースに入った人々は、染色体の中に遠距離
透視能力をもたらすPSI遺伝子を獲得している。人類の長い歴史の中で、全てのP
SI遺伝子が人間から取り除かれたわけではないのである。興味深いことに、フォー
チュン誌は「トップ500人のCEO(最高経営責任者)」が普通以上にPSI能力
と直感力、そして予知能力を持っていることを報告している。
 私の研究では、PSI遺伝子には根源的なものと副次的なものが見出せる。根源的
なPSI遺伝子は、そのコード情報に従ってタンパク質を形成する。タンパク質の特
定の性質はマインドコントロール能力を強化する。またそれらは、バッテリーとし
て、遺伝子の操作、保存、利用などの現象に関わる。副次的なPSI遺伝子は、生物
物理学的立場から有機体との統合を容易にする。そして、生物物理エネルギーと一体
化するために、より豊かで高い機能を持った神経のネットワークをコード化する。
 また、特定の人間の体は自然エネルギー発生装置として機能し、PSIエネルギー
を保存することができる。*14

リモートビューイング能力の獲得
 欧米人の基本的に強いストレスは、神経ホルモンを多量に放出し、電気的刺激を連
発する。そしてPSI遺伝子を追い払い、代わりに、この過剰な刺激は、癌を引き起
こす腫瘍遺伝子を呼び起こす。このため、超自然能力は一般的にまれであり、科学的
証明に必要とされる再現性に欠けることになる。
 ストレスはリモートビューイングのメカニズムを妨害するため、PSI遺伝子を無
効にするストレス神経ホルモンと電気的刺激を、リモートビューイング活動を抑制し
ないレベルに引き下げることが肝心である。
 リモートビューイングのトレーニングを開始するにあたっては、信号と音を使った
新しい精神用ソフトウェア(メメス)を利用することが必要条件となる。*15ソフ
トを用いることによって、人間を不安な状態に閉じこめる負のフィードバックサイク
ルから引きずり出すことができる。これは、リモートビューイング能力を開花させる
に当たり極めて重 要な要素となる。この単純で新しい習慣づけとソフトウェアは、リ
モートビューイング開始のプロセスを拡大し、またリモートビューイングを教えるの
に使うこともできる。生物物理エネルギーを自由に駆使し、リモートビューイング能
力を開花させるテクニックがこの方法論に集約されている。これらは、人間の思考が
大量の生物物理エネルギーを消費するという事実を元に開発が行われてきた。
 こうした訓練の効果は、必然的に普段の仕事にも発揮されることになる。このPS
I能力開発ソフトの使用により、仕事の能率が上がり、超能力が常に開いた状態にな
る。この背景にある原理は、仕事を効率良く進めることができれば、生物物理エネル
ギーを一日の終わりまで保持することができ、リモートビューイング能力を発揮する
ための生物物理学的身体が構築されるということである。
 日頃の仕事にこのソフトを取り入れ、それをリモートビューイングの訓練に組み込
むことで、自動的にマインドコントロールのトレーニングも兼ねていることになる。
効果のほどは、リモートビューイング能力の驚くべき発現が証明してくれる。
 心を透き通った状態にする「シネマ・メソッド」というテクニックでは、映画を見
る時の感覚をリモートビューイングに応用する。これは次に進むための基本的なステ
ップとなる。映画のスクリーンに熱中すると心の中が静かになる。この時ばかりは、
自分との絶え間ないおしゃべりをやめているのである。*16こうした心の静寂は、
リモートビューイングの二番目に重要な要素となる。まず始めに習慣的な休養をとる
ことが必要である。これには、PSIを目的にしたストレス管理法が有効である。
 リモートビューイングに集中することによって心をクリアな状態にすることは、マ
インドコントロール能力を開発する最も強力な手段となる。また、特定の方向に注意
を集中するという行為は、リモートビューイング習得に向けての体系化された認識法
でもある。一旦、注意を向ける方向が決まるとリモートビューイングの準備が完了す
る。最初の練習は既に良く知っている場所で、それから徐々にわかりにくい場所を選
ぶ。(リモートビューイング能力を向上させる方法については、私のウェブサイトに
詳細が記述されている。)
 私が発見したもう一つの要素は、二つの場所を同時に認識できるということであ
る。物理的認識とリモートビューイングは、同時に機能させることができる。これに
は劇的な意味合いがある。なぜならそれは、我々の脳と、我々の生物物理学的「場」
が、互いに独立した認識を持つことを意味するからである。

DNAのデザイン変更
 最先端の研究を歩む神経物理学者、ジェラルド・イーデルマン博士は、ダーウィン
説を神経の発達過程から明確に説明している。それは、ニューロンが自然淘汰によっ
てお互いに競争し、その過程でグループの選択を行い、根本的な意識の一部となるニ
ューロンのネットワークを形成していくというものである。そして、この過程が反復
され、その中の支配的な意識が人間の知恵を生み出すとしている。*17  これを
ロス・アディー博士の研究成果に結びつければ、脳は生物物理学の「場の効果」を利
用せずに思考することができるといえる。ただしこれらの「場の効果」は、カルシウ
ム流出によって影響を受けたニューロンの強化作用を通じて、脳と相互に作用させる
こともできる。
 リモート・ビューイングと幽体離脱現象の研究から、生物物理学の「場の効果」が
上位意識を持つことがわかる。*18「場の効果」に上位意識が形成されるメカニズ
ムは、形態遺伝子の分野においてダーウィンの淘汰説と類似のプロセスから得られ
る。*19
 人間の染色体が胚盤胞(受精した細胞の小さなかたまり)を胎児に変えるのに十分
な情報を含んでいないことは、形態遺伝子の発達を研究する学者たちによって知られ
ている。形態遺伝子学における「場の効果」は、胚盤胞で特定遺伝子の組分けを行う
ために必要とされる。これらの形態遺伝子学の「場」は、特定の遺伝子に作用する時
もあれば、しない時もある。全ては、時間と空間におけるそれらの位置付けに基づい
ている。
 これらの情報から、生物物理学の「場」が染色体にはない莫大な情報を含んでいる
こと、更に遺伝子の発現をコントロールできることがわかる。これは私にとって深遠
で意外な事実であった。
 続いてすぐにマインドコントロールの仕組みが、リモートビューイング能力者の形
態遺伝子学上の「場」の発達に関係していることが明らかになった。形態遺伝子学の
「場」は、ダーウィン説に出てくる神経発達過程を経て形成されるニューロンのよう
に、通常の意識から上位の意識に向かう過程で発達させることができる。これによ
り、強力なリモートビューイング能力を獲得することができる。しかし更に重要なこ
とは、それによってPSI能力者が自分の遺伝子を自由に活用できるということであ
る。これらの発見は健康問題や老人病に、また別の見方を与えることになる。
 私は超自然精神神経免疫学と名付けられる分野を開拓した。これには、形態遺伝子
学の「場」を上位の支配的意識に引き上げるという、マインドコントロールの応用技
術が含まれている。これにより、致命的な遺伝病で苦しんでいる患者の遺伝子を、無
理なく自然の状態に戻すことができる。このように染色体を活性化させることも可能
になるのである。*20
 こうしてマインドコントロールは、超自然精神神経免疫学の名の下に、我々の染色
体に変化を起こすことができる。また、PSI能力者は脳波をシータ波に切り換える
ことによって、自らのDNAを書き直すことができるように思える。
 私は研究の中で、核中のテロメラーゼ酵素の選択的な刺激によって、自分自身の染
色体の端に末端小粒を増やす試みを行っている。
 末端小粒の損失は老化に関連づけられるため、これは、NWO(ニュー・ワール
ド・オーダー)の超大金持ちのためにアメリカの会社が開発した、薬品を使った若返
り法の悪影響を受けずに寿命を引き上げるかも知れない。

遠隔操作
 この、生物物理学のマインドコントロールの紹介を終えるにあたり、以下の話をし
たい。スリープ・ウェイク催眠として知られているテクニックでは、催眠術師が数フ
ィート、あるいは千マイル離れた所からテレパシーを送り、被験者に催眠術を施すこ
とができる。
 ウクライナ人、アルバート・イグナテンコは、テレビショー、「ポール・マッキー
ナの超自然世界」で、遠くにいる人間の脈拍率を上下に変化させて見せた。こ れは、
遠隔操作(RI)の劇的なデモンストレーションであったといえる。しかしこのテク
ニックは催眠術の基礎にもなっている。
 私自身の研究では、PSI能力者がリモートビューイングのテクニックによって、
別の人間のニューロンからカルシウムの流出を発生させることがわかっている。これ
はむしろ、合衆国国家安全保障局のマイクロ波マインドコントロール電子装置の仕組
みに近いといえる。
 遠隔操作(RI)は、マーケットを生み出す人間の頭脳に働きかけることによっ
て、例えば、金融市場に影響を与えるのに利用することができる。こうした生物物理
学の「場の効果」は全ての人間に適用できるため、遠隔操作の存在はニュー・ワール
ド・オーダー(世界統一を目論む裏の権力集団)の支配層に脅威を与えることになる
かもしれない。

プライバシーと監視機構
 一般大衆を秘密裏に調査するための電子技術が発達したことにより、プライバシー
は完全に消失したかのようである。例えば、自宅の電話と部屋は盗聴されており、私
が外出している間、MI5のスパイは定期的に家の中を捜索している。ブライトンの
町全体は警察署に接続されたカメラによって監視されており、そこはイギリスの地下
司令センターとの主要な接点になっている。電子メールとファックスは傍受され、そ
して妨害される。合衆国の政策に反対するウェブサイトはおびえたアメリカ人によっ
て閉鎖されている。
 こうした状況において、リモートビューイングとマインドコントロールは、大衆が
逆に権威を監視する手段になると見ることができる。合衆国とイギリス政府は内部の
「破壊工作分子」に対抗してマインドコントロール電子装置を配備しているが、皮肉
にも、一般大衆がマインドコントロールをNWOの人事と指導体制に向けて使用する
可能性もないではない。
 より多くの人々がリモートビューイングを使用するにつれて、技術は更に進歩して
いくものと思われる。*21しかし既成の権力は、パラノーマル・マネージメント・
システム社(著者が運営している)や他の民間グループによって提供されるリモート
ビューイングや遠隔操作についての情報を制限しようとするだろう。そして、「退役
した」合衆国元軍人によって運営されるリモートビューイングや遠隔操作の関連会社
が急成長することで、効果的なノウハウが一般社会から遠ざけられることだろう。
 パラノーマル・マネージメント・システム社では、一般の人でも既成の権力にスポ
ットライトを当てることができるリモートビューイングの訓練コースを用意してい
る。もしそこで訓練を受けた人間からプライバシーを侵害されたということがあれ
ば、その時は自分の研究施設を閉鎖するつもりである。このマインドコントロールと
いう新しい分野では、適切な自己管理が必要とされる。
 目下のところ、生物物理学上のマインドコントロールは法律で規制を受けていな
い。いずれにせよ、ロシアの軍隊はそれをほとんど独占的に使用している。

リモートコントロールされた未来?
 他人と自分の体に影響を与えるリモートビューイング能力は、治療と健康の維持に
関して途方もなく大きな意味を持っている。*22 現代の医学に代わる治療法のい
くつかは、思考を超えた現象を起こすという点で、遠隔操作の基本的な技術を利用し
ているように見える。しかしながら、間もなく訪れようとするEU(欧州連合)の
「ビタミン剤や薬草を使った治療法を含む一部の代替治療法の禁止令」は、来たるべ
きものの前兆かもしれない。
 将来は権限を与えられた少数の人間だけがPSIを可能にするシータ波を利用で
き、一般の人間は法律でベータ波以外の脳波で思考できないようになるかもしれな
い。世界での高まる緊張、メディアの流すデマ、思考能力を奪うテレビの影響力、こ
れらはただの偶然の一致であろうか?いや、そうとは思えない。
 リモートビューイングとマインドコントロールの科学技術は、まだ比較的歴史が浅
い。しかし、それらが21世紀の大きな鍵を握っていることだけは間違いがない。

後注:
1. (a) 600-plus Internet references on alta vista;
(b) Adams, James, "Day of the Pentagon Mindbenders", The Sunday Times, 3
December 1995;
(c) Anderson, Jack and Michael Binstein, "Psychic Spies have a Home at the
CIA", United Features Syndicate, 1 November 1995;
(d) Fleming, Michael, "Psychic Soldier Sells his Bizarre Tale to Hollywood",
Variety, November 1995;
(e) Rickard, Bob, "From Russia with Anxiety", Fortean Times, June 1996;
(f) Vistica, Gregory, "Psychics and Spooks", Newsweek, 11 December 1995;
(g) Wolf, Jim, "'Psychic Power Real, but Not Good for Spying', CIA says",
Reuter, 28 November 1995;
2. The Journal of Scientific Exploration, Stanford, USA, vol. 10, no. 1, pp.
l-lll. Dr Jessica Utts carried out a statistical analysis on the results of
the US RV programme. Her results confirmed a greater-than-chance effect-be
it a small effect-which proved that RV exists.
3. Beloff, John (Dr), "ESP Fact Sheet" (the work of the Society of Psychical
Research on RV), Psychology Department, University of Edinburgh, Scotland.
4. Refer to the Internet for mention of Dr Ra y Hyman and his rebuttal of RV,
which has just been released.
5. Wolf, ibid.
6. Refer to the Internet for list of US RV companies. Two companies among
the premier US RV organisations are Psi Tech, headed by Major Ed Dames
(Ret.), and Problems>Solutions>Innovations, run by Lyn Buchanan.
7. Keith, Jim (ed.), Secret and Suppressed, Feral House, Portland, Oregon,
USA, 1993. This contains an excellent chapter on US electronic RMCT and the
unpleasant effects it can cause. 8. Adey, Ross W., "Spectral Analysis of Low
Frequency Components in the Electrical Activity of the Hippocampus During
Learning", Electroencephalography and Clinical Neurophysiology, vol. 23,
1967;
----, "The Influences of Impressed Electrical Fields at EEG Frequencies on
Brain and Behaviour", in Behaviour and Brain Electrical Activity (N. Burch
and H. I. Altshuler, eds.), Plenum Press, 1975;
----, "Effects of Modulated Very High Frequency Fields on Specific Brain
Rhythms in Cats", Brain Research, vol. 58, 1978;
----, "Neurophysiologic Effects of Radiofrequency and Microwave Radiation",
Bulletin of the New York Academy of Medicine, vol. 55, no. 11, December
1979.
9. "The healing face of electromagnetic fields", Electronics World and
Wireless World, 1993.
10. King, Jon, "UFO Reality, No. 3", document from The Real X-Files
television documentary.
11. (a) Harpur, Patric, Daimonic Reality, Viking Press, 1995;(b) Castaneda,
Carlos, The Fire From Within, 1984.
12. Dennett, Daniel, Darwin's Dangerous Idea, Simon and Schuster, 1995.
13. (a) Constantine, Alex, Psychic Dictatorship in the USA, Feral House,
Portland, Oregon, USA, 1995 (contains an excellent chapter on RMCT);
(b) Ostrander, Sheila and Lynn Schroeder, Psychic Discoveries Behind the
Iron Curtain, Prentice-Hall, USA, 1970;
(c) Ostrander and Schroeder, Superlearning, 1982.
14. (a) Refer to the works of Wilhelm Reich, inc. The Function of the
Orgasm, 1927;
(b) Refer also to Robert Pavlita, who rediscovered psychotronic generators
from an old alchemical text. These devices store psychic energy, rather like
Reich's orgone generators that store biophysical fields.
(c) Mann, Edward W., Vital Energy and Health, 1989.
15. Refer to Ingo Swann's papers on the signal-to-noise ratio, to be found
on the Internet under the RV maestro's name.
16. Refer to collected works of Carlos Castaneda, yogic texts, Zen manuals,
etc.
17. Edelman, Gerald, Bright Air, Brilliant Fire, Basic Books, New York,
1992.
18. (a) Tansley, David, The Raiment of Light: A Study of the Human Aura;
(b) Smith, Cyril, Electromagnetic Man, 1989.
19. (a) Refer to the entire work of Dr Rupert Sheldrake, inc. The Presence
of the Past, 1988; A New Science of Life: The Hypothesis of Formative
Causation, 1985;
(b) Bohm, D., "Morphogenetic Fields and the Implicate Order", ReVision
5:41-48.
20. Cohen, Philip, "Child's lethal gene fault heals itself", New Scientist,
20 July 1996.
21. To amplify this small RV effect in humans, I have developed a
methodology called Group Augmented RV, which can enable any group to use RV
to study military sites or off-world alien phenomena.
22. Refer to articles on natural healing on the Internet.

著者について:
チュラン・リファット。1957年、ブライトン生まれ。大学で科学と教育学の学位
を取得。哲学博士時代、すでに機械に関して十分な知識があることを自覚。そこで、
ここ15年間は、新しい見地から物理学を発展させる目的で、超自然現象の研究に従
事する。同時に、ヒーリングと自己啓発のためのワークショップも開催中。今回の調
査は予想以上に時間がかかった。その中では「悪名高い」MI5との対決を余儀なく
される。最近になり、パラノーマル・マネージメント・システム(PMS)社を設立。
生物物理学上のマインドコントロール技術に関してはロシアが常に合衆国の技術を凌
駕してきたが、PMS社はロシアの開発内容に近い専門知識を提供するヨーロッパで
唯一の会社である。PMS社は軍事用マインドコントロールの評価を行い、ビジネス
への応用を目的に収益性と遂行能力を高めながら独自の開発を進めている。著者自身
はリモートビューイングと遠隔操作の習得コース、そしてコンサルタント業を営む。
現在「リモート・ビューイング/Xファイル」を執筆中。ESPとテレパシーに関す
る記事とともに、人工テレパシーにも言及し、記事の内容をどこまでも追及する覚悟
でいる。
 
 
 
 

http://www.asyura2.com/10/warb6/msg/654.html

記事 [戦争b6] 米韓合同軍事演習: 28日午前(日本時間同)、韓国西方の黄海で開始  (毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101128-00000014-mai-kr

<米韓>合同軍事演習、黄海で始まる 朝鮮半島は緊張状態
毎日新聞 11月28日(日)15時10分配信

 【ソウル支局】北朝鮮砲撃事件を受け、米韓合同軍事演習が28日午前(日本時間同)、韓国西方の黄海で始まった。12月1日まで実施される。米原子力空母「ジョージ・ワシントン」などが参加する一方、北朝鮮は軍事的対抗策も辞さない構えを見せており、朝鮮半島は緊張状態が続いている。

 米韓は演習海域について、韓国が公海上の南北境界線と定めた北方限界線(NLL)から約300キロ南に離れた韓国の排他的経済水域(EEZ)内の一帯と設定。黄海西部のほぼ半分を自国のEEZと主張する中国を刺激しないよう配慮したものとみられる。

 演習にはジョージ・ワシントンのほか、米海軍横須賀基地(神奈川県)に配備されている第7艦隊のイージス巡洋艦「カウペンス」や駆逐艦「ステザム」なども加わっている。

 これに対し、北朝鮮の朝鮮中央通信は「空母を黄海に侵入させる場合、その結果は誰も予測できない」と警告。韓国の聯合ニュースは28日、北朝鮮軍が地対空ミサイルを南側に前方展開し、黄海沿岸でも地対艦ミサイルを発射台に設置していると報じた。演習開始後の午前11時過ぎには韓国・延坪島(ヨンピョンド)で砲声のような音が1回響いた。

http://www.asyura2.com/10/warb6/msg/655.html

コメント [昼休み42] 2、特別公務員職権濫用罪、刑法194条(前田事件とは、検察・裁判所・マスゴミが共謀し、刑法違反をしたという事です) 小沢内閣待望論
41. 2010年11月28日 17:17:10: kLjhxu5vAY

次へ 前へ
立花隆とかけて堀田力と解く。その心は?(天木直人のブログ)
http://www.asyura2.com/07/senkyo44/msg/335.html
投稿者 クマのプーさん 日時 2007 年 11 月 17 日 23:28:39: twUjz/PjYItws

http://www.amakiblog.com/archives/2007/11/17/#000592


http://www.asyura2.com/10/lunchbreak42/msg/820.html#c41

コメント [戦争b6] 韓国の挑発と北朝鮮の暴発 sarabande
02. 2010年11月28日 17:18:22: FqDvXxU8vI
本当の所、金親子が行ったのは砲撃した基地の近く迄で、基地に入ってない。
農業視察だったので、基地からお偉いさんは出て行って接待に加わってる。
けど、北朝鮮軍とは直接関わりの無い視察だったので、韓国国営放送KBS出すら「彼等が2日前近く迄行った」「其の時の随行者のこの後ろの方の小さい顔が、当該基地の責任者」と北のニュース映像を丸枠で囲って見せただけで、金父子が砲撃の指示をした等と言う吹かしは一言も放送してない。
ま、こんな事実は日本の馬鹿右翼にとって不都合な真実なんだろうけれども。
4時間の挑発には耐えたけど、我慢の尾が其処迄だったのは中国にも北がブリーフィング中だろ。
http://www.asyura2.com/10/warb6/msg/621.html#c2
コメント [戦争b6] Re:中国:午後5時半「重要な情報発表」 北朝鮮延坪島砲撃で(毎日新聞)北朝鮮で異変か? 近藤勇
01. 2010年11月28日 17:18:28: w4Wo8Kmajk
金正日が死んだのかな?
http://www.asyura2.com/10/warb6/msg/651.html#c1
コメント [お知らせ・管理19] 小沢内閣待望論さん、投稿規定の理解が確認できるまで投稿可能数を0にしておきます。 管理人さん
10. 2010年11月28日 17:19:13: UkiJCW5JAY
>>4
>>5
阿修羅の影響力が0ならこんなに焦って反論する奴はいないな。
ほおっとけばいいのに、それができないのは明に影響力を持ってきているから。
それに自分の価値観と言うが、
阿修羅の「もうゴマカシ、ねつ造はうんざり 新しい切り口で本当のことを探す★阿修羅♪ 」
が原点なんだから、自分の価値観ではない。阿修羅の価値観だ。
それにマスゴミを捏造と言ったら過剰に反応するのもおかしい。
捏造を自覚しているから反応するのだ。
マスゴミのダイジェスト板にならないことが大事だね。
http://www.asyura2.com/10/kanri19/msg/351.html#c10
コメント [経世済民70] 物価高騰に備えよ。いよいよ庶民を直撃する物価急騰の流れが近づいている。(朝倉慶) Orion星人
06. 2010年11月28日 17:19:26: KnAJ48bhn6
中国、インド、ブラジルからハイパーデフレがやってくる。

いよいよ庶民を直撃するハイパーデフレ4の流れが近づいているのです。  

備えろ〜〜〜。ってね。
http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/272.html#c6

記事 [戦争b6] 「オレが透視した敵潜水艦、誘拐犯。そして臨死体験」(『ボーダーランド』96年6月創刊号)
 
 
 
 
「オレが透視した敵潜水艦、誘拐犯。そして臨死体験」(『ボーダーランド』96年6月創刊号)
http://www.asyura2.com/sora/bd14/msg/48.html
投稿者 SP' 日時 2001 年 7 月 27 日 16:17:46:
 
 
「オレが透視した敵潜水艦、誘拐犯。そして臨死体験」(『ボーダーランド』96年6月創刊号)

スターゲイト計画──知る人ぞ知る、アメリカ政府が国をあげて行ってきた超能力作戦である。時には敵国の基地の内部を、ある時はテロ組織の犯人の居場所を、超能力で探ろうとしてきた。その作戦に従事してきた超能力者の1人が、彼、リモート・ビューアー001である。リモート・ビューイングとは、ある情報の断片をもとに遠隔地の物体や情景を透視することだ。“遠隔視”でズバ抜けた能力を発揮した彼が、日本のマスコミで初めて真実を語る!
インタビュー/編集部 取材協力/浅川豊、坂井みほ、Chiaki Kang 撮影/若松正英


Joe McMoneagle
PROFILE
ジョセフ・マクモニグル。1946年フロリダ州マイアミ生まれ。高校卒業後、陸軍に入隊後、保全局に採用され秘密任務に就く。日本を始め、タイ、ベトナム、バハマなど世界各地で情報収集活動に携わった。長期の海外勤務のあと陸軍情報保全コマンド本部に配属され、1978年から国防情報局のスターゲイト計画に情報将校として参画。スタンフォード研究所を通じ、CIA、FBIなどから要請された諜報活動、事件捜査などにあたる。軍事・国家安全保障関連では、250以上の秘密情報を当局に提供、「もっとも信頼できるリモート・ビューアー」といわれた。イタリアでの米高官誘拐事件への協力などの功績で勲章を得ている。1994年の軍退役後は独自に超常現象の研究につとめ、現在は自ら設立したIntuitive Intelligence Applicationの所長をつとめる。著書に『MIND TREK』など


●Aa……ある人物の写真を見せられ、「この人物はサンフランシスコ・ベイエリアのどこかにいる」といわれ、マクモニグル氏が描いたのがAの図。aは実際に知人がいたショッピングセンターの写真。
●Bb……これもAaと同様に描いた絵と現場の写真。このときは「彼はアメリカ国内のどこかにいる」といわれてリモート・ビューイングした。
●Cc……実際の諜報活動に応用できるかどうかを試されたケース。ある人物の写真を見せられ「彼がどこで働いているか?」と問われた。約2時間かけて8枚の絵を描いたが、Cはそのうちの1枚。絵とともに、80ページにおよぶ陳述も行ったが、伝えた情報は86%の正当率だったという。cは実際の現場写真だが、中央の建物は原子爆弾の部品を製造している工場だった。

●リモート・ビューイングをする対象は場所、人物、物、時には概念の場合もある。実験は窓のない部屋で、たとえばこんなふうに行われる。100通の封筒から1通がランダムに選ばれ、封をしたまま「アウトバインダー」といわれる役目の人間に渡される。もちろんビューアーは封筒の中身を知らない。アウトバインダーは実験室のある建物からクルマで出掛け、予め指定された時刻に封筒を開け、中の紙に指示された場所に出向く。現地に到着する時刻も予め指定されている。一方ビューアーは、アウトバインダーの現地到着指定時刻になると、インタビューアーに「彼がいまどこにいるか」と尋ねられる。ビューアーは約15分間、質問に口頭で答えたり、絵で表したりする。その描写の精度が、リモート・ビューアーの資質として問われる。

ジョー・マクモニグル氏は現在ヴァージニア州在住。ワシントンD.C.からクルマで4時間ほどの山中に居を構えている。講演やコンサルティング活動のかたわら、たまに時間があけば書斎にこもり、インターネットの自らのホームページのコンテンツ制作も。書棚には、退役時に軍から贈られたという『ブリタニカ百科事典』がずらりと並ぶ(写真右)。下は、京都に在住したこともあるというナンシー夫人と

常ならざる能力をもったがゆえに、苦悩の日々を送ったこともあった。しかしインタビュー中も、その過去をふり返る言葉は淡々としている。「万物は流転する。そして、変化はたいてい一瞬のうちにやってくる」──自らの体験からつかんだ“超常世界の法則”の1つだという。自宅前で


 昨年アメリカのABCテレビが、政府の20数年間にわたる“超能力作戦”をスッパ抜いた。のべ2000万ドルもの国家予算が使われてきた事実も明るみに出て、他のマスコミも注目。中でもマクモニグル氏は、元情報将校でありながら、自ら超能力者として関わってきた人物としてクローズアップされた。
 しかし結果的に、スターゲイト計画への予算は昨年、政府部内の懐疑派の圧力で打ち切られてしまった。昨年すでに退役しているマクモニグル氏だが、プロジェクト打ち切りへの不満はいまだにつのる。それが、マスコミ取材に応じた背景にある。
──まず、あなたの関わってきたスターゲイト計画について改めて教えてほしい。
マクモニグル氏(以下マ氏) スターゲイト計画は1977年、国防総省のもとで始められた。ESPの利用でソ連に遅れることを恐れた軍部は、超能力者を集めて、実際の諜報活動を兼ねたリモート・ビューイング(以下RV)の研究を始めたのです。
 まず軍の情報将校の中から、実戦的でリスクを恐れない人物が100人ピックアップされた。さらに、警察が超能力者を使って解決した事件に意見を求められ、超常現象にオープン・マインドであるかどうか調べられたり、私生活や個人的な信条なども調査対象になった。結局、90日間の面接調査で“リモート・ビューアー候補”として残ったのが6人。その中に私も入っていたというわけだ。
──しかし、そんな映画やスパイ小説のような計画を、軍や政府関係者が本気でやろうとしていたのか。
マ氏 じつは、CIAはスターゲイト計画以前に、スタンフォード研究所(SRI@)などに超能力研究を依頼している。SRIはもともとはスタンフォード大学の研究部門。先端分野の研究・調査では定評のある機関だが、そのSRIではすでに超能力研究が行われていた。インゴ・スワンという有名な超能力者や、元警部でこれまた超能力者として知られるパット・プライスに、ソ連国内にある建造物を透視させたりしていた。
 そのSRIでの研究成果に目をつけた国防総省が、正式にリモート・ビューアー探しに乗り出したのがスターゲイト計画というわけです。当然、選ばれた私たち6人も、まずSRIに送り込まれた。
──いったいどんな訓練を?
マ氏 行ってすぐに、2週間の実験が待っていた。最初、能力者がRVをしてる場面のフィルムを見せられたあと、6種類の実験を行い“能力”がどの程度あるか試された。結果的に私は、6種類中5つのターゲットを当てることができた。さらにさまざまな実験が続けられたが、私は、信頼できるリモート・ビューアーとして最初に採用された。で、私に付けられた番号が「001」というわけだ。
編集部注/ここで彼は、左ページのような絵と写真が1セットになったシートを何枚も見せてくれた。絵はマ氏がRVによって描いたもの。写真は、実際の現場の風景や状況である。その酷似には驚く。詳しくは解説文を参照してほしい。
──ターゲットを当てるとはどういうことなのか。もう少し詳しく聞きたいのだが……。
マ氏 結局18年以上にわたりリサーチと諜報活動を合わせて約4000件以上のリモート・ビューイングを行った。そのうち53%はターゲットを当てている。ターゲットが正しかった場合、そのターゲットに関する詳細な情報に関しては65%から86%の正当率。もちろん100%正しかった場合もある。
──100%? その65%とか、86%という数字は、どういう基準で判定されたものなのか。
マ氏 実験の場合「判定者」というのが別にいる。RVした情報はターゲットごとにまとめられ、現場の写真と共に判定者に渡される。彼はどの情報が写真と一致するか答え、その結果で正誤を判断する。さらに私の描写した形や特徴などを実際のターゲットと比べ、どこまで詳しく、正しく答えたかを見る。これが情報に関する正当率になる。
 諜報活動の場合は、事件解決後または他のスパイ活動を通じて得た情報と私の提供した情報を比べ、どの程度一致したかを判断する。
──旧ソ連の原子力潜水艦の位置も当てたといわれているが……。
マ氏 航海中の原潜という意味じゃない。まだシークレットの部分があるので多くは話せないが……。ある時、軍当局は、ソ連がセベロドビンスクAあたりに大きな建造物を新築したという情報をつかんでいた。しかし中に何があるのかわからない。その建物のドアを遠くから撮った写真があったので、それをもとに、私ともう1人がRVした。20分くらいかかって、私たちは、建物の内部にあるのは新型の潜水艦だという結論に達した。
──なぜ新型だと?
マ氏 私の提供したミサイルの特徴描写が、それまで知られていたソ連製のものと違っていた。それで彼らは「新型」と判断した。
──で、結果は?
マ氏 のちの諜報活動で建物内の航空写真が入手できたのだが、たしかに新型の原潜「タイフーン」だった。
──超能力者として、あなたが係わっていたのは諜報活動だけ?
マ氏 いや、RVの依頼は、DIA(国防情報局)やCIAをはじめ、FBIやシークレット・サービスからもあった。後者はいわゆる事件捜査だ。
──話せることがあったら……。
マ氏 (しばらくの沈黙のあと)1981年、ドジャー准将がイタリアのテロ組織「赤い旅団」に誘拐された事件では、私を含めた4人のリモート・ビューアーが監禁場所を特定するように依頼された。私は、彼が監禁されている建物がある通りの絵をまず描いた。町の名は、ベネチア近くのパドアBだと。監禁されているビルや部屋の内部も描写した。
 だが、この情報は結局使われずじまい。というのは、情報を持ってDIA局員がイタリアに着いた時には、イタリア警察が誘拐犯の親戚から得た情報で、ドジャーを解放していたからだ。しかし私が描写した建物、通り、地名などは85%の正当率とされた。
 他のリモート・ビューアーの中には、ドジャー准将が部屋に張られたテントで椅子に座らせられて手錠をかけられ、イヤホンで大音量の音楽を聴かされていると細かく描写していた者もいる。面白いのは、複数でRVを行う時は、それぞれが違った情報を得て、それがジグソーパズルのように組み合わされ、問題が解決されることが多い。
──RVをする時、あなたの頭の中は、いったいどうなっているのか。
マ氏 一種のゲシュタルト、つまり全体の構造的な絵がすばやく浮かぶ。このゲシュタルトから、個々の情報をどう取り出すかがポイントで、慣れるまではけっこうむずかしい。情報は過去に自分が体験したイメージと結びついて送られてくることが多いが、それがどんな形で表現されるのか予想がつかない。たとえば、あるビルの情報が、昔の自分の家のイメージを使って表現されることがある。それを自分で解釈しなければならない。
 情報は単にイメージだけでなく、物の感触や匂い、味なども伝わってくる。私の感覚では、心の中に“特別な窓”のような場所があって、そこに精神を集中すると、最初は一瞬のうちに伝わってきたすべての情報が、少しずつ整理され不必要な情報も区別できるようになってくる。
──RVには特別な環境が必要なのか。
マ氏 静かな場所で、部屋は暗めのほうがいい。始めたばかりの頃は、焦るあまり、まわりが気になってなかなか集中できなかったが、いまは15分ほどで準備ができる。
──では、いまここでもやってもらえるだろうか。じつは……(編集部では、ある事件の逃走犯の顔写真付き手配書を準備していた。そのポスターを見る前に、マ氏は「それはメイに相談してくれ」と断った。メイとは、スターゲイト計画でディレクターをつとめた核物理学者エドウィン・メイ氏のことである。彼とは、このインタビューの2日後に会うことになっていた。本記事の最終ページを参照)
──なぜメイ博士を通さないとできないのか。
マ氏 RVをする前に私が写真を見るのは手続きに反する。RVは一定の手続きを踏まなくてはならない。メイならそれを知っている。彼に写真を渡せば、それを封筒に入れて封をして、私に送ってくる。そして「封筒の中の人物についての情報が欲しい」と言ってくるはずだ。それで私がRVをすることになる。
──時には失敗することもあるのか?
マ氏 その通りだ。たとえ結果的にRVに成功してもフラストレーションがたまることもある。幼児誘拐事件の捜査に協力した時のことだが、誘拐犯は居場所を頻繁に変えるので、場所を特定するのがむずかしい。最近になってようやく、2人の行方不明の子供がメキシコにいることを特定できたが、結局、ビューイングを開始してから3年半を費やした。
──子供たちの生死は?
マ氏 2人とも無事だった。5歳と8歳の男の子だったが、誘拐されている間は、毎日コーヒー園で働かされていたそうだ。
──それにしても、RV能力をもった自分を怖いと思ったことはないのか。
マ氏 じつは私は臨死体験をしたことがある。
──えっ?
マ氏 どこから話せばいいのか……あれは1970年、当時の妻とオーストリア旅行した時の話だ。友人を交えて食事をしていて、食前酒を一口飲んだところで急に気分が悪くなった。新鮮な空気を吸おうと、出口のドアを開けようとした時、パッと何かがはじけるような感じがした。次の瞬間、敷石の上に立っていた私の手を雨つぶが通り抜けていた。
 私は混乱した。自分がどのようにして外に出たのかの記憶もないのに、振り返ると、開いたドアから体半分つき出すように倒れている自分がいる……体外離脱というやつだ。
 救急車が呼ばれ、自分が運び込まれるのを私は見ていた。空中浮遊したまま、病院に向かう救急車についていった。病院に着くと緊急治療室に運ばれ、看護婦が私の服を切って脱がし、胸に注射器の針が差し込まれた。それを私はずっとそばで見ていたのだ。
 しばらくすると、突然、見ている自分が浮き上がって、その場から遠ざかっていく。いつのまにか、体外離脱した自分が、きらめく白い光に包まれているではないか。光はとても心地よく、やすらかだった。
 ところが「まだ死ぬ時期ではない」という声が聞こえ、またパチンと何かがはじけたように感じた。気がつくと、私は病室のベッドカバーに包まれ、座っていた。
 あとで聞かされたのだが、私は突然けいれんを起こし、舌を喉に詰まらせたらしい。瀕死の状態で病院に運び込まれ、数日間、昏睡状態だったそうだ。この体験が私を完全に変えたようだ。
──つまり、死の恐怖感であるとか、自分が普通じゃない能力のもち主であるということへの恐怖感もなくなった?
マ氏 自分のRV能力に気づいたのは、その体験から7年後のことだが、少なくとも死への恐怖感は離脱体験以来なくなった。仕事へも積極的に取り組むようになったと思う。RV研究にここまで心を開いて打ち込めたのも、あんな体験をしていたからこそだろう。
──そのRV能力というのは、あなたのような特別な人にしかもてないものなのか?
マ氏 いや、ほとんどの人間に共通の、一種の直観だと私は考えている。これはSRIなどの研究でも明らかになったことだ。音楽や運動競技の才能と同じで、誰でもある程度はできる。ジョギングを楽しむ程度で終わるか、オリンピックにまで出る才能を秘めているかの違いだ。才能さえあれば、数年の訓練でRVができるようになる。
──ホントに? この私でも……。
マ氏 才能の芽があれば、もちろん。ただ訓練を重ねる過程で必ず、ある種の世界観、考え方の変化が起きる。時間や空間の概念が覆されるからだ。経験と共にそういった変化が起これば、どんどん上達する。必要なのはオープン・マインド。可能性に対して心を開くことだ。いったんRVに対する自信がもてると、チャレンジするという意気込みも必要ない。自転車に乗るのと同じだ。
──その言葉を信じたい(笑)。最後に、本来なら国家の機密事項にも係わるようなスターゲイト計画のことを、なぜ公表する気に?
マ氏 真実を犠牲にすることだけは避けたかったからだ。1994年、米下院がスターゲイト計画の管轄を国防情報局からCIAに移そうとした時、CIAはAIRCという調査機関を使って計画の見直しを行った。逆スパイ事件など最近ゴタゴタ続きのCIAは、超能力研究などでマスコミにまた叩かれるのを嫌ったのだろう。そしてAIRに、スターゲイト計画には不利なレポートを恣意的に書かせた。しかもAIRはレポートを機密扱いせず、議会に提出。それをABCテレビが察知して、ニュースリポート番組で流した。
 当初、私はCIAが計画を引き継ぐことはいいことだと思っていた。実際CIAは、15年以上、さまざまな問題の解決にリモート・ビューアーを使ってきたし、その成果Dに不満をいう者もいなかった。ところが彼らは、本来の仕事である諜報活動より政治的志向が強くなる一方だった。結果、CIAの責任者は計画に理解を示さなかった。
 提出されたAIRのレポートは、私たちの24年間にわたる研究データと国防情報局への貢献をないがしろにするものでした。自分の生活を捧げた多くの人の業績や信用、そして名誉を傷つけた。一部のCIA当局者の誤解のために、真実を曲げることだけはできないと思ったのです。


スターゲイト計画に係わった

核物理学者●
Edwin C. May
エドウィン・メイ 2人の学者が
語る ●統計学者
Jessica Utts
ジェシカ・アッツ


マクモニグル氏とRV( リモート・
ビューイング )能力研究


<写真左>エドウィン・メイ博士(左側)とジェシカ・アッツ博士。メイ博士は1976年からSRIの物理学研究員となった。アッツ博士は外部研究員として1987〜1988年の2年間SRIの研究に参画した。<同上>2人の博士とのインタビューを行ったカリフォルニア大学デイビス校。<同下>メイ博士がCIA批判を展開した論文(Journal of Scientific Exploration)


 マクモニグル氏(以下マ氏)のインタビューの中で出てきたエドウィン・メイ博士(核物理学)は、25年間続いたスターゲイト計画の中で約10年間ディレクターをつとめた人物である。同計画の政府予算が打ち切られてからは、自ら研究調査会社を設立。マ氏らスターゲイト計画に係わった超能力者を率いて、独自に超能力研究を進めている。「赤い旅団」によるドジャー准将誘拐事件の時は、一研究員の立場で“RV捜査”に携わっていた。
「実は誘拐事件が起きた12月17日の2週間前に、たまたま政府の情報部に脅迫電話が入っていたんです。それは誘拐とは別件だった。毎年ホワイトハウスで行われるクリスマス・ツリーのライティング・セレモニー会場で、レーガン大統領の身に何かが起こるというものでした。我々研究員は複数のリモート・ビューアーに、2週間後の12月17日に何が起こるのか聞きました。するとビューアーの1人が『米軍の長官がイタリアで誘拐される』といった。その日が12月17日だと。私たちは大統領の問題と関係ないと気にとめていなかったのですが、実際に12月17日にドジャー准将が誘拐されたのです」
 最初に誘拐事件を口に出したのはマ氏ではなかったが、誘拐事件が明るみに出てからは、マ氏はその能力をいかんなく発揮したという。
「彼のビューイング結果を政府がもっと積極的に使っていれば、准将の救出はもっと早かったに違いありません」
 メイ博士は、現在研究に携わるリモート・ビューアーのうちマ氏の能力は総合的にズバ抜けていると断言する。
 一方、マ氏をはじめとするRV能力者の有用性について統計学的な実証を行おうとしているのは、カリフォルニア大学デイビス校の統計学者、ジェシカ・アッツ博士である。彼女はスターゲイト計画を統計学的な見地から分析、リポートを発表している。
「わかりやすくいうと、たとえば5つの中から1つのものを当てる実験があるとします。普通、当たる確率は20%です。しかしマ氏の場合は、40〜45%の確率になる。それくらい高いレベルのビューアーなのです」
 そう自信をもって断言する2人だが、RVの大脳生理学的なアプローチや他の科学的分野からの研究は、まだこれからだと認めている。
「実験を通じて、ある程度の推論はできます。RVは何らかの“変化”をとらえる能力ではないかということです。同じ光でも電球の明かりより、ロウソクのチカチカした光のほうが読み取りやすい。RV能力と大脳のニューロンの関係については、さらに実験を重ねて調べるつもりです。しかし超能力研究に関しては、いまだ大半の科学者が関心を示さないというのが現実。我々の目的の1つは彼らの目をこの分野に向けさせることにある」(メイ博士)
 アッツ博士は、テレビの討論番組などでも、懐疑派といわれる心理学者やサイコップ団体Eと積極的に議論を交わしてきた。ではあるが──、
「彼らは手品師の種明かしに明け暮れていて、統計学的に実証されている事実を無視しようとする。まったく私たちの研究をシリアスにとらえていない」ともどかしさを隠さない。
 しかし、彼らはけっして悲観的ではないようだ。スターゲイト計画の予算打ち切りという、冷戦終結の1つの余波が、皮肉にも超能力研究への耳目を改めて集める結果になった。
「懐疑派の学者はよく、超能力研究には理論がないという。しかし科学の歴史をたどれば、90%以上の場合、実験データの統計後に学説、理論が生まれているのです」(メイ博士)
 その理論確立を待たずとも、RV能力が必要とされる場面は依然として絶えないに違いない。たとえば、事件捜査。今回、我々はマ氏に一担断わられた逃走犯の手配書を、メイ博士の元に持参した。博士は数人のビューアーを使ってRVすることを約束。実はその結果は既に編集部に届いている。しかし「警察への情報提供は構わないが、事件解決まで、一切の報道は困る。関係者全ての人命に関わるからだ」とメイ博士にクギを刺された。来たるXデーまで詳細報告は待って欲しい。


注@SRI=Stanford Research Institute。かつてユリ・ゲラーの超能力研究もここで行われている。現在はStanford Research Institute International(スタンフォード国研究所)として、独立した民間研究機関になっている。
注A現ロシア最北西部に位置するカレリア共和国の軍港都市。マクモニグル氏はRVをした当時、その地名さえ知らなかったという。
注Bパドアというのは「パドヴァ市」の旧名。犯人たちはまさに、そのパドヴァで捕まった。
注CAIR=American Institute Research。政府の依頼による科学的調査・研究活動を主に行っている。
注Dスターゲイト計画擁護派は「実際に役立った例は20%もある」といっている。しかしその判断基準をめぐっては、懐疑派との議論の対象になっている。予算打ち切りの背景には、マクモニグル氏やメイ博士がいうように、純粋な学術論的論争より、政治的あるいは、生理的といってもいい当局者側の拒否反応があるようだ。
注ECSICOP(the Committee for Scientific Investigation of Claims of the Paranormal=超常的主張に対する科学的調査委員会)。超常現象に対する懐疑派の科学者たちなどで組織されている。
 
 
 
 

http://www.asyura2.com/10/warb6/msg/656.html

記事 [戦争b6] 極秘プロジェクトに参加したリモート・ビューアー
 
 
 
 
極秘プロジェクトに参加したリモート・ビューアー
http://www.asyura2.com/sora/bd14/msg/250.html
投稿者 SP' 日時 2001 年 8 月 19 日 07:47:59:
 
 
極秘プロジェクトに参加したリモート・ビューアー

『超知覚サイコメトラー』(並木伸一郎著、二見書房)第3章より。


 リモート・ビューイングとは、ある意味では透視術をコントロールする技術プロセスともいえるが、その特殊能力を駆使するリモート・ビューアーのひとりに、ジョゼフ・マクモニーグルがいる。
 十八歳で陸軍に入隊したマクモニーグルは、一九七〇年、チェコとオーストリア国境近くの森で活動している、小規模な分隊に配属された。ある日のこと。彼は妻や友人と、オーストリアの村で昼食をとりながら、ラム酒を飲んでいた。
 すると、急性アルコール中毒にでも陥ったのか、呼吸不全となり、その場に昏倒してしまった。
 このとき彼は、体外離脱を体験した。救急車に乗せられて病院まで運ばれていく、自分の姿を見ていたのだ。
 やがて、彼は光に包まれ、トンネルをくぐっていった。そこで神に出会った。神はマクモニーグルに肉体に戻るよう説得した。
 彼は、そこがあまりに素晴らしい世界だったので抵抗したが、気がつくと、病院のベッドに座る自分に戻っていた。
 この体験をきっかけに、別の人格が目覚めた。しばしば半覚醒状態に陥り、勝手に意識が空間を移動し、さまざまな世界を見てしまうのだ。
 あるときなど、日本の寺院の周囲を飛びまわって、戻ってきたこともあったという。
 やがて彼は、意のままに意識を飛ばすことができるようになった。以後、透視能力に目覚めたのだ。その後、その特殊な能力を見こまれた彼は、アメリカ軍の極秘プロジェクト「スターゲート」に所属し、一九九四年までの十七年間にわたり、リモート・ビューアーとして活動した。
 彼の遠隔透視は非常にリアルで、視たままを絵にすることができた。
 軍を除隊後、現在バージニア州ブルーリッジマウンテンで愛妻と暮らすマクモニーグルは、かつて遠隔透視部隊に所属していた当時の驚異的な体験や記録を、つぎつぎに著書や雑誌で公表している。

 米国防総省もUFO関連の透視を依頼

 マクモニーグルがメリーランド州フォートミード基地の透視部隊に所属していたとき、ペンタゴン(米国防総省)から、しばしばUFOがらみの事件の透視を公式に依頼されたという。その透視した結果は、まさに現在、テレビドラマ「Xファイル」で展開されるシーンをほうふつとさせるものが多かったという。
 彼らビューアーたちは、UFOも含めて、ターゲットが超常的なものほど、その焦点を合わせやすかったという。
 あるときは、UFOの内部まで入りこみ、そこに目が異様に大きく、ひからびた肌のエイリアンを視て、互いに驚いたこともあったという。
 一九八〇年六月十八日、フォートミードでリモート・ビューイング中、UFOを感知してしまったときのようすを、彼はこう報告している。
「堅い金属の平たい物体だ。下部にも上部にも窓が一列に並んでいる。外側の輪が高速で回転していて、物体自体は九十度の反転をしようとしている。高度四千二百メートルを時速七千二百キロで飛行中。物体の燃料は液体プラズマで、電磁気でコントロールされている」
 そしてマクモニーグルは、一九八一年にアルゼンチンのサン・マティアス湾で起こった、軍艦のクルーが全員消失するという奇怪な事件の全容を解明すべく集まった、四人の透視者のひとりだったことを最近、あきらかにしている。

 軍艦のクルー全員消失事件の真相

 事件が起こった現場座標(南緯四十一・四度、西経六十五度)では、UFOがしばしば海中から出現するのが目撃されており、UFO研究家たちのあいだでも、「海底基地」が存在しているのではないかと噂されていた地点であった。
 遠隔透視実験は、メリーランド州のフォートミード基地で、全部で四回実施された。
 最初の二回は一九八三年十一月で、マクモニーグルとトム・ナンス(仮名)。あとの二回は一九八五年四月で、ポール・スミスとビル・レイが行なった。
 透視実験を指揮したのは、F・H・スキップ・アットウォーター大尉である(以下、S=スキップ・アットウォーター大尉、M=ジョゼフ・マクモニーグル)。
 臨場感あふれる当時の記録を公開しよう。
S「一九八一年の奇怪な出来事に接近せよ」
M「湾のなかに船が一隻だけある。軍艦の一種らしい」
S「よし、近づけ」
M「ストップする。奇妙な感じなので……」
S「報告せよ」
M「船が……船尾のほうが沈んできている」
S「奇妙というのは、どういうことなのか」
M「とにかくそういう感じなのだ。船から離脱できないぞ。湾のなかに一隻きりだ」
S「船のようすを詳しく報告せよ」
M「ブルー・グレーの武装した船だ。前後に砲塔が三つある」
S「よし。船の周りの『興味深い出来事』について報告せよ」
M「船の上には人の気配……閑散としている。船尾のあたりの水中に何かがある。この閑散とした感じ。人の気配もない……ここにあるはずのない船……遠いところでさまよっていたのだ。オーケー、わかったぞ、何か妙なことが船上で起こったんだ」
S「詳しく報告せよ」
M「全員呑みこまれてしまった」
S「どういうことだ、それは」
M「水に巻きこまれていった」
S「早く、あとを追ってみろ」
M「全員溺れた」
S「オーケー。報告を」
M「なにか恐ろしい、ショックなことが起こった。エネルギーを浴びた」
S「報告をつづけろ」
M「無理だ。なにかすごく大きなエネルギーのためパニックになった。何が起こったのかさっぱりわからないまま、パニックになったんだ。バカな……」
S「報告せよ」
M「船の周りに、ブルーとグレーの霧が発生している。電子でも電気でもない、未知のエネルギーだ。感覚がマヒしてしまい、船も乗員もメチャクチャになった。いったい、これをどこまでつづけたらいいんだ」
S「ブルーとグレーの霧の発生源を報告せよ」
M「霧は船の周りだけにしかない。もうやめたい。気分が悪いんだ。なにしろ……」
S「気分の悪い原因を報告せよ」
M「外の、上のほうからビームになってきている」
S「その、上のほうのことも報告せよ」
M「わかってもらえたらいいけど……自分でも知りたいのかどうかわからない。とにかく奇妙で、わけがわからない……」
S「話してみろ」
M「何かの攻撃を受けたんだ。よくはわからないが、乗員はとにかく消えた。船はさまよった……無人になって……乗員の遺留品は残っている。生きている者の気配はない。原因は、外部からの、あるエネルギーだ。うまくいえないが、船みたいなものから出ている」
S「どういう船だ」
M「非物質的な存在だ。その船というのは、ちょうどホバークラフトのように……一定の高さのところに浮かんで、そして異変を引き起こした」
S「空を飛ぶ乗り物なのか」
M「そうだ。空を飛ぶ乗り物だ。そこが問題だ。空を飛ぶんだから……いいたくはないが……いいたくはないが……UFOとは……違う。そうか……UFOといっても間違いではないかも……何者かがコントロールしている。だから未知の物体というわけでもない。やはりアレのせいなんだろう……この異常な事態は……ホヴァリングできる発達した乗り物で、脅威的な力をもっている。あのエネルギー・システムが、一種の特殊なエネルギーを放射して、正常な精神が破壊されたのだ。みんなパニック状態に陥って、どこかから飛びこんでしまったのだ」
S「どこかから……だって?」
M「飛びこんだ。ほとんどの者が……メチャクチャに走りまわっていた……海に呑みこまれるところをこの目で見てしまった。ほとんどの者がそうなった……」
S「その空飛ぶ船について教えてくれ。軍艦のようなものだったのか」
M「ちょうど駆逐艦の……いや、砲艦ぐらいの大きさだった」
 四回のセッションで、海上で演習中の軍艦に、UFOとでも描写すべき謎の物体が接近し、不測の事態が起こったことが、マクモニーグルたち四人の透視で判明した。
 UFO内にいた乗員は、感情をまるで持たない生物で、きゃしゃな体つきで、性別は不明だった。UFOから放射されたエネルギービームを浴びて、船上は大混乱になった。
 やがて、重力光線のようなものが放射されて、クルーたちはUFO内に拉致されてしまったのだった。目的を達するとUFOは高度を上げ、西の陸地のほうに飛び去っていった。
 その後、穏やかさを取り戻した海面には、軍艦だけが無傷で浮いていたという。
 ビューアーたちは、現場付近の海面下に何か重要なものを視た。それは所有者不明の金属製の長方形のコロニーで、生物の生態を探求する目的で設置されたものらしいという。
 除隊間近のある日、マクモニーグルは車でペンタゴンに連れていかれ、密封された封筒の中身の透視をさせられた。軽いトランス状態に入り、ターゲットに焦点を合わせた。すると、あきらかに地球上のものとは異なる、複雑な構造をした高性能の機体が視えた。
 のちに受け取った確認資料の封筒には、最新のスパイ衛星が捉えた物体の写真が入っていた。それは実に奇妙な物体で、衛星のカメラの前をジグザグに動いているようだった。
 実は、ペンタゴンでもUFOはいまだに謎の存在で、その正体も、飛来目的も、いっさい不明なのだという。だから、スパイ衛星が撮影した地球の軌道上を飛行するUFOや、地上から撮影された空中を飛行するUFOの写真を多数保管し、正体を究明中なのだという。
 そのマクモニーグルだが、人面岩とピラミッドが存在するとの論争が繰り広げられている火星のシドニア地区を透視し、それらが人工物であることと、その地下に都市があり、いまだに活動していることを指摘している。また、太古の火星の苛酷な環境で文明を興した宇宙人の一部は、地球に避難し、エジプト文明を興したといい、現代に出現しているUFOの一部は、未来からやってくる人間が操縦する乗り物だとも主張している。
 
 
 
 

http://www.asyura2.com/10/warb6/msg/657.html

コメント [経世済民70] 物価高騰に備えよ。いよいよ庶民を直撃する物価急騰の流れが近づいている。(朝倉慶) Orion星人
07. 2010年11月28日 17:25:08: ibwFfuuFfU
ヘッジファンドから小遣いもらってマウスピース役でもやってるんだろ。干ばつが永久に続くのか?え


http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/272.html#c7

記事 [お知らせ・管理19] Re:おやおや、ついに著作権ドロボー様が、ご発言ですよwww
おまいが以前にやったYAHOO JAPANサイトが提携した雑誌のネット記事の無断転載は、
著作権侵害どころか完全な営業妨害が成立するんだが。
また日経ビジネス誌サイトにおいては、会員登録をしなければ読むことのできないコンテンツを
無断転載しておいて、それでもテメーは著作権侵害していないってか。
なんのために日経ビジネス誌は会員登録というシステムを用意したと思っているんだ?
おまい、以前当時発売中の雑誌の記事を勝手に書き起こして、それをテメーのホームページに
無断で掲載して、編集部からクレームが来たことがあったよな?それでおまいは何と言ったよ?w

個人のブログならともかく、法人のサイトは明らかに自社のサイトのコンテンツに関する著作権の扱い、
注意書きが記されており、その中において許可なく転載することは出来ないと書いてあるにもかかわらず
無断転載して、なおかつ裁判所の判例に基づく範囲の引用元に対して無断で引用転載できる体裁すら
整っていない無断転載をしておきながら、

>>著作権者でもないのに違反と言い続けるのは嫌がらせ

って何だよ?w
無断で引用転載するなと注意書きしてある法人サイトから、無断で引用転載すること自体が法人サイトに
対する嫌がらせでなくて何だというのだ?

私は一貫して、著作権侵害の無断転載をテメーのホームページのみで展開するのなら文句は言わないと
言ってきた。実際おまいのホームページに私は書き込んでいるか?
その上でその著作権侵害の内容を阿修羅板に転載するなと警告してきたわけだが。

え〜っ、ヤクザがなんだってぇ?w
ヤクザというのは、法を無視することを生業とする連中だよな。
まさしくTORAのやっていることそのものがヤクザではないかw
http://www.asyura2.com/10/kanri19/msg/358.html

記事 [戦争b6] 北韓の祖国平和統一委員会: 「傀儡軍砲台を正確に命中打撃し当然受けるべき罰を与えた」(dailynk.

http://japan.dailynk.com/japanese/read.php?cataId=nk02900&num=11392

北、海兵隊への攻撃を認める「言葉の警告はもう終わりだ」

祖平統スポークスマン声明"「火の雷で根こそぎ吹き飛ばす」
金素烈記者
[2010-11-26 16:09 ]

北朝鮮が延坪島を砲撃してから3日経った26日、韓国の海兵隊砲兵部隊を狙って砲撃したことを初めて認めた。しかし、民間地域の攻撃に対しては一切言及しなかった。

朝鮮中央通信によると、祖国平和統一委員会は「スポークスマン声明」を通じて「挑発に利用した延坪島、それも韓国の領海に直接侵入した傀儡軍砲台を正確に命中打撃し当然受けるべき罰を与えた」と述べた。

また「対決は対決で、戦争には戦争で受けるのが我々の気質だ。我々の尊厳と自主権を侵害する挑発者は誰でも容赦なく無慈悲な手本を見せるだろう」と脅した

続いて「これ以上、我々の尊厳と主権を少しでも触れるなら、より恐ろしい火の雷によって敵の牙城を根こそぎ飛ばす万全の準備を整えている。対決が激しくなれば、戦争が起こり、火遊びを楽しむ者達は火によって死ぬと決まっている。言葉で警告する時期はとうに過ぎ去った」と警告した。

声明は「この世で、誰が自分の家の庭先で、銃砲弾を狂ったように浴びせつけて挑発の火をまき散らすことを黙って見過ごすのか。事件を起こしておきながら責任を相手に転嫁することは挑発者や侵略者たちの常套手段だ」と韓国側に責任を転嫁した。

それ以外にも声明は「統一腐敗分子達が待っていたかのように事件が起きると、すぐさま南北赤十字会談を無期限延期し、ようやく続けてきた赤十字船と民間船の人員の往来と協力事業までも完全に遮断するという狂気を振りまいている」とし、韓国政府が決定した会談の無期限延期措置を非難した。

北朝鮮は今回の祖平統の声明に先立ち、朝鮮人民軍最高司令部(23日)、朝鮮赤十字中央委員会(24日)、外務省(24日)、北朝鮮軍板門店代表部(25日)などを通じて延坪島砲撃の正当性を強調している。

一方、韓国軍当局は、米国の航空母艦ジョージ・ワシントン(9万7千t級)などの艦艇10隻が参加し、28日から開始されている西海米韓合同軍事訓練の期間中の、挑発の可能性に注目している。

北朝鮮の板門店代表部は25日、国連司令部の将官級軍事会談提案を拒否する内容の通知文で「南朝鮮がまた軍事的挑発をするなら、躊躇せずに2次、3次で物理的な報復打撃を加えるだろう」と脅した。

http://www.asyura2.com/10/warb6/msg/658.html

記事 [戦争b6] 北南軍事会談北側団長: 23日午前8時 南側の団長に、砲撃計画を中止することを再び強く求める電話通知文を送った (朝鮮新

http://www.korea-np.co.jp/sinboj/

南による西海での北側領海砲撃 北 相次ぎ立場を表明
「今後も侵犯には対応」

 朝鮮人民軍は23日、朝鮮西海の延坪島一帯の北側領海に砲撃を加えた南朝鮮軍の軍事的挑発に対応して、「断固たる自衛的措置」を講じた。これと関連して、朝鮮人民軍最高司令部報道(23日)、朝鮮外務省スポークスマン談話(24日)、朝鮮赤十字会中央委員会報道(24日)がそれぞれ発表された。要旨は次の通り。

軍最高司令部報道

 「護国」という北侵戦争演習を行い、朝鮮半島情勢を緊張、激化させている南朝鮮軍部が、われわれの再三の警告にもかかわらず、23日午後1時から朝鮮西海の延坪島一帯のわが領海に砲撃を加える無謀な軍事的挑発を行った。

 わが領海に撃ち込んだ南朝鮮軍の砲弾は、数十発に及ぶ。

 今回の軍事的挑発は、いわゆる「漁船の取り締まり」を口実に、南朝鮮海軍艦艇にわが領海を頻繁に侵犯させて「北方限界線」(NLL)を固守しようとする悪辣な企図の延長である。

 祖国の領海を守っているわが軍隊は、南朝鮮軍の軍事的挑発に即時かつ強力な物理的攻撃で対応する断固たる軍事的措置を講じた。

 挑発者の発砲を無慈悲な鉄ついで治めるのは、わが軍隊の伝統的な対応方式である。

 今後も、わが軍隊は南朝鮮軍がわが祖国の領海を0.001ミリでも侵犯するなら、ちゅうちょせず無慈悲な軍事的対応攻撃を引き続き加えることになる。

 南朝鮮軍は、空言を言わないというわが軍隊の厳重な警告にしっかり留意すべきである。

 朝鮮西海には唯一、われわれが設定した海上軍事境界線だけが存在するであろう。

外務省代弁人談話

 南朝鮮軍が悪名高い北侵戦争演習である「護国」軍事演習を繰り広げるとともに、延坪島で大砲の実弾射撃を計画したことについて、わが軍隊は北側領海に一発の砲弾でも落ちる場合、即時、対応打撃を加えると数回にわたって警告した。

 事件当日である23日午前8時、北南軍事会談北側団長は、南側の団長に、延坪島一帯での砲撃計画を中止することを再び強く求める電話通知文を送った。

 にもかかわらず、南朝鮮軍は午後1時頃から延坪島で北側領海に数十発の砲撃を加える無分別な軍事的挑発を強行した。

 南朝鮮に山河と海、島が数多くあるのに、よりによって肉眼でも互いに見られるわれわれの目の前の島で砲声を鳴らし、火薬のにおいを漂わせた行為こそ、高度の政治的計算が敷かれている挑発だと言わざるをえない。

 南は、われわれを刺激しないために、島から南の方向に砲撃を行ったと弁解しているが、延坪島は海上軍事境界線から北側領海内に深く入った所に位置している地理的特性によって、そこで大砲の実弾射撃を行えば、どの方向に撃っても砲弾は北側領海内に落ちることになっている。

 南の目的は、われわれの物理的対応措置がない場合、われわれが島の周辺水域を自らの「領海」に認めたと、世論を導くところにあった。

 今回の事件は、停戦協定が締結された後の1953年8月30日、「国連軍」司令官が勝手に、一方的に引いた不法非道なNLLのために生じた。

 米国とその追随勢力、一部の国際機構の当局者らは、事件の真相を把握もせずに、無鉄砲に誰かを非難しようとする悪習を直さなければならない。南朝鮮が味方だとして無原則にかばうなら、もっぱら火に油を注ぐことになるだけである。

 朝鮮半島の平和と安定を重んじるわれわれは今、超人間的な自制力を発揮しているが、正義の守護者であるわが軍隊の砲門は、まだ開いている状態にある。

赤十字会報道

 南朝鮮当局は、「挑発」だの、「よう懲」だのと言い散らしたあげく、11月25日に開催される予定であった北南赤十字会談を無期限延期すると宣布した。

 今回、南が強行したわれわれに対する重大な軍事的挑発と赤十字会談の無期限延期発表は、対話と北南関係の改善に執ように反対し、ことごとく阻んだ南当局の下心がどこにあるのかをはっきりと示している。

 北南関係を破たんさせ、対決と戦争の局面へ追い込むこのような者と、対話について論じ、和解と協力について話せるだろうか。

 われわれの善意と雅量、措置によりようやく開かれた北南対話の門は、南当局によって再び閉ざされ、北南関係ははかりしれない破局に陥ることになった。

 南朝鮮赤十字社が会談の無期限延期を宣布した状況のもとで、われわれもこれ以上人道問題の解決にこだわる考えはない。

 南朝鮮赤十字社は、離散家族・親せきの面会正常化をはじめ人道的事業を破たんさせたことに対して全民族の前で全責任を負うべきである。

 全同胞の志向に挑戦して北南関係改善の雰囲気を一朝にして踏みにじり、情勢を戦争の状態へ追い込んだ李明博政権の反民族的・反統一的犯罪は絶対に許されない。

 同族対決と戦争策動で崇高な人道的事業まで破たんさせ、同胞の頭上に残酷な災難を被らせる南当局は、民族のさらなる懲罰を免れられないであろう。

[朝鮮新報 2010.11.26]

http://www.asyura2.com/10/warb6/msg/659.html

記事 [戦争b6] SRV:科学的遠隔透視による宇宙〔謎の大探査〕
 
 
 
 
SRV:科学的遠隔透視による宇宙〔謎の大探査〕
http://www.asyura2.com/sora/bd14/msg/249.html
投稿者 SP' 日時 2001 年 8 月 19 日 07:46:28:
 
 
SRV:科学的遠隔透視による宇宙〔謎の大探査〕

『コズミック・ヴォエージ』(コートニー・ブラウン著、南山宏監修、ケイ・ミズモリ訳、徳間書店)より。


第4章 最初の火星訪問


 私は自分のトレーナーが遠隔透視(リモート・ビューイング。以下RVと略称)の指導に使用する部屋の中にいる。室内には、人の注意をそらすようなものはほとんどない。周囲の主な色は明るいグレイである。目の前のテーブルにはペンと紙の山以外は何もない。天候は申し分なかった。訓練はうまくいっている。最近の目標は、戦時中のベトナムのある川にかかった橋であった。私の心があて推量しないように、目標の選択には変化がつけられている。これまでのところ、セッションが完了するまで、何を、そしてどこを見ているのか私にはわからない。
 教官はいつものように、今日の午後のセッションを始める。彼はトレーニング・テーブルを挟んで私と向かい合って座っている。快適かどうか彼は私に尋ね、私のペンが紙の上に置かれるまで待つ。私は準備ができたことを彼に教え、彼は私にターゲット対応番号を与える。

日付:一九九三年九月二九日
場所:トレーニング室
データ:タイプ4
ターゲット対応番号:5987/9221

 私は紙に番号を書き、そしてペンを数字の右側に動かす。この時点で、私の自律神経系が私の手を作動させ、即座にラフな線画をスケッチする。それから、この絵は知的分析と私の直観力の両方を使いながら、調査分析される。これらのすべてがSRV実験手順のステージ1に含まれている。
 SRV実験手順のステージ2に移動しながら、私はターゲットにかかわる色や表面の手触り、音、温度、味、匂いなどの情報を集め始める。ステージ1と2の手続きは、私がターゲット信号で精神的な「ロック」を確立するのを手助けする。もちろん、私はまだこれには慣れていないので、その信号を分離させるのには時間がかかる。最後に、そして一一ページに及ぶ予備データのあとで、私は同時に二つの場所に存在し始める(肉体はトレーニング室に留まり、意識はターゲット現場に存在する)。

私「ここには山のようなものがある。まわりの陸地は半ばやわらかく平らで、砂地になっている。現場一帯に壮大さが感じられる。今はだれも見えない。平地には人工構造物のようなものがあるようだ」
モニター「いいぞ。ステージ3のスケッチをやるんだ。それをすべて書き留めて、ステージ4に移るんだ」
私「了解。マトリックス(紙の上に描かれた分類欄の一式。一種のチャート)を見直して……ここにあるものは茶色で砂っぽい。家が一軒ある。あのピラミッドは何だ? ピラミッドについて〈分析的判断〉(アナリティック・オーバーレイ。対象に対する透視者の心的判断。その正否はセッション後に初めて明らかになる)を加えさせてください。想像の産物かもしれない」
モニター「決めつけてはいけない。今のはただ〈分析的判断〉として書き留めるんだ」
私「その家はかなり長くて狭い。材木でできているようだ。残念ですが、またあのピラミッドだ。本当に巨大だ」
モニター「データを記録し続けるんだ。該当欄にすべて書き留めるんだ。他に何が見える? マトリックスを見直すんだ」
私「ああ、今は人がいる。いっぱいいる。そして動物も。人々と動物と……すべてをマトリックスに書き留めています。このピラミッドはある種の崇拝に関係している。つかみどころがないですよ」
モニター「そのとおりだ。続けるんだ」
私「ピラミッドは高くて、石造で堅く砂っぽい。周辺は砂っぽくて風が強い。ピラミッドは密で堅いようだが、同時に空洞でもあるようだ。本当に高い」
モニター「了解、視点移動を行うんだ。ペンをとって準備するんだ。ピラミッドの内部に何かが見えるはずだ」
私「茶色と明るい黄褐色だ。表面はざらざらして砂だらけ、石がある。涼しいが寒くはない。ある部屋の中にいる。床と石の壁がある。テーブルがあって、その上にはコップの形をしたものがある」
モニター「該当欄にすべてを書き留めるんだ」
私「この場所の目的にはどこか陰気なところがある。窮乏あるいは必要性に結びついた強固さが感じられる。トンネルがいくつかある。一つのトンネルの前にいる」
モニター「そのトンネルに入るんだ」
私「床の上はほこりだ。トンネルは暗い。外につながっている。今、地表の構造物の外側にいる。一本の道があり、まわりにはたくさん砂がある。また、この構造物に対して陰気な目的を感じる。
 何てことだ。今私はたくさんの人々が知覚できる。この構造物かあるいは近くの何かは壮大な建造プロジェクトで、人々は援助と多くの資源を必要としていることがはっきりとわかる。どうやら、多くの人々がこの建造で死んでいる。
 隣接して都市がある。また、そばには噴火している山がある。ここで何が起こっているんだ? 私の知っているピラミッドのそばには火山はない。これはポンペイのようだが、ポンペイのそばにはピラミッドはない」
モニター「分析してはいけない。ただデータを記録するんだ。続けるんだ」
私「たくさんの人々がこれまでに死んでいて、今も続いている。たくさんの動きがある。人々は走っている。多くは散らばっている。失望感がある。これはひどい!」
 私はその光景のスケッチを始める。火山は都市の東方にあるようで、人々はほとんど北に走っている。
「時間を少し先に進むと、生存者たちは近くで村をつくっている。彼らを助ける者はだれもいない。絶望的な貧困がある。小屋とテントがある。これは本当にひどい。
 うーん。都市を再建している新しい人々が何人かいる。彼らは元からいた人々ではない。彼らは新しいグループのために再建しているようだ。他の人々がやって来ている。新しい人々はとても遠いところからやって来て、かつての住人を助けることについて、緊急だからといってうろたえてはいない。最初の人々の視点から見ると、それは私利をあさり歩く渡り者のようだ」
モニター「了解。今のところはこれで十分だ。時間を書き留めて、セッションを終わりにしよう」
私「そう、あれはどこだったんですか?」
 教官はテーブル上の書類フォルダーを私のほうに突き出した。私はそれを開け、人工衛星によって撮影された火星のサイドニア地区の写真を引き出した。日中で、はっきりとしたピラミッドがある。火山活動を示す証拠は、ピラミッドの右(東)にあった。
「冗談でしょう。私を地球の外に送ったのですか? 火星に?」
モニター「ああ、私は自分の生徒をそこに送るのが好きなんだ。それは彼らに悪評を買っているがね」

検討

 このセッションが、私に初めて、火星にはある時期人々が実際に住んでいたかもしれないという考えを植えつけた。これ以前は、その話題はただSFの世界に属するものであった。その日の残りの時間は、私が火星史の実際の断片を目撃した事実に慣れることに費やされた。


第5章 UFOアブダクションの遠隔透視


 遠隔透視者たちは、UFOがかかわる人間誘拐(ヒューマン・アブダクション)の体験を観察することには成功していないと、たびたび私の教官は語った。透視者たちは過去にそれを試みてきたが、そのたびにわずかな例外を除いて、彼らはアブダクションの代わりに代替信号を受けとっていた。しばしばこの信号からのデータは象徴的にのみ解釈されうる。透視者は何かを見るが、ターゲットは見ないだろう。
 事実、集められた情報にターゲットと似通ったものはまったくなかった。他の透視者たちが同じターゲットに挑戦したときも、彼らの結果はずいぶんバラバラだった。ある場合には、アブダクション事件からはまったく何の情報も得られなかった。
 本章で描写されるターゲットはETによる人間誘拐である。ターゲットとした事件は、ジェイコブスの著書『未知の生命体』中のあるページからとられたものである。
 たとえ自分が透視者にこの特別なターゲットをまったく与えておかなかったとしても、私にはアブダクションの代わりに偽の信号が与えられるだろうことを私の教官は知っていた。結果は、ETたちが私に理解してもらいたかったシンボルを含む信号であった。おそらく、アブダクション自体は誤解されることを彼らは確信していて、そのためアブダクションの背後にある目的や意味を伝えるシンボルを代用したのである。
 もちろん、セッションが完了するまで、実際のターゲットの正体について私は何も教えられていなかった。

日付:一九九三年九月三〇日
場所:トレーニング室
データ:タイプ4
ターゲット対応番号:2864/0576

 予備ステージでは、ターゲットは乾燥した陸地にあることを示していた。

私「ここには土のような色がある。茶、白、黄褐色。暖かい。砂漠のようだ」
モニター「ステージ3のスケッチに行くんだ」
私「ええと、ビル、フェンス、そして鉄道の線路のようなものがある」
 私はそれらを描いた。教官は異なる視点を与えるために、現場周辺で私に三度視点移動を命じた。
「これは何かが保存されている場所のように感じられる。ここにフェンスがある」
 私はぐるりとカーブしているフェンスを(紙の上に)描いた。
モニター「了解。ステージ4のマトリックスに行くんだ」
私「確かにフェンスがある。平坦で土のある場所だ。これは何かの仕事場だ。フェンスの中には動物と数人の人がいる。彼らは白人で仕事に従事しているようだ。動物に関していうと、私は馬を察知している。
 ここでのゲシュタルト(心理的な統一的形態)は、動物管理のそれだ。ここは明らかに仕事環境で、人々はただ割り当てられた仕事を行っている。彼らは仕事がなされる必要があるという感覚をもっている。ここではたいへん厳しい決定がなされている。それは闘牛のようだ」
モニター「それをターゲット信号の〈分析的判断〉として“闘牛のよう”と書き留めるんだ。解釈してはいけない。ただデータをとるんだ」
私「ええと、動物たちのいるフェンスで囲われた場所には人々もいる。何かが虐待されているようだ。しかしまた、同様にここにはたくさんの見物人を収めた大衆観覧席がある。人々はフェンスで囲われた円形の場所に見入っている。私はこれがまったく好きになれない」
モニター「了解、コートニー。休みをとろう」
 再開。
私「現場に戻ってきた。たくさんの叫び声、金切り声、また笑い声が聞こえる。大衆観覧席の人々は現代の普通の人々だ。その人々については娯楽の感覚がある。彼らにとって、これは土曜日のスポーツ・イベントのようなものだ」
 私の教官は現場上空一五〇〇メートルへの視点移動を命じる。
「何だ、これは変わっている。銀色の金属製のものがここにある。速い動きがある。ETの宇宙船を識別している。次に何をしますか? ここには乗り物があるようだ」
 教官は私に所在追跡技術を実行させた。これを使いながら、私はその乗り物を現場上空から元の場所まで追跡した。
「キラキラ輝く金属製の飛行機のように見える宇宙船の中の人々は、目的をもった任務を帯びているようだ。飛行機の中に二人いる。彼らの態度は気取っているように見える。スタート地点は都市だ。
 都市にはたくさんの人々がいる。ある種のイベントの間、飛行機に乗っている人々は都市の人々を傷つけているように感じられる。後者は何かの目標になっており、彼らはそれを好んでいない。飛行機が離陸する飛行場がある。
 元の現場に戻ってみると、動物たちは明らかに脅されている。まるで人々が動物たちをもてあそんでいるか、おもちゃにしているようだ。動物たちはパニックになっている。しかし、フェンスの内側の人々は動物たちに害を与えるつもりはないことがはっきりと感じられる。しかし、彼らはそれからいくらか楽しみを得ている」
モニター「君には動物と一緒にいる人々の目的に焦点を絞ってもらいたい」
私「彼らはまるで群れを集めるように動物たちを管理しようとしている。これは調教場だ。彼らは何かをやらせるために動物たちを訓練している」
モニター「少し時間を先に進むんだ」
私「動物たちはもうパニックにはなっていない。本当に、彼らは調教師から食べ物と愛を得ている」
モニター「了解。セッションを終わりにしよう。ここにターゲットがある」

検討

 私が提示できる最善のことは、このRVセッションに対する私個人の解釈である。読者はこの体験について私とは違った解釈をするかもしれない。このタイプのセッションは二つの既知の状況においてのみ起こっている。最初は、UFOアブダクションをRVしたときである。二度目は、軍の遠隔透視者が危険なエネルギー装置を観察しようと試みたときである。いずれの状況においても、どうやらだれかが人間がその情報を入手することを歓迎せずに、透視者に代替信号を与えたのである。
 このセッションにおいて、動物たちは人間を代表しているように思われる。フェンスの内側の人々は、人間をある目的で訓練するためにともに仕事をしているETたちである。大衆観覧席の人々はおそらく銀河系の見物人たちである。飛行機は、フェンス内の調教師たちの活動に関係したETの宇宙船を表し、搭乗者たちはおそらく地上のそれらを支持している。
 これは私が本書で描くその種の唯一のターゲットである。このターゲットは、シンボルを通して理解されることなく、実際の観察で、直接に分析可能な他のすべてのターゲットとは異なっている。
 あるETたちは代替シグナルをつくり出すことができ、彼らは遠隔透視者の心と体験に代替シグナルを合わせることが可能であると、現在私は知っている。しかし、そのような出来事はきわめてまれなことである。


第6章 火星人:現在の生存者


 まだ訓練中の私は席に腰かける。私の教官は新しいターゲットを記した閉じられたファイルを手にしている。まだ私にはターゲットが何であるのか推測しようとする誘惑があって、わずかに抵抗がある。私の心が直接情報を受けとることに慣れれば、推測しようとするのを自然に止めるようになる、と彼は私にいう。おそらく、忍耐は学究上の美徳である。昨日の朝、彼は私に壁から巨大なフォークが突き出ている異様な美術館の展示を透視させた。私は彼が時々冗談で話すメリーランド州フォート・ミードにある汚水処理場へ私を送ろうとしているのかと思った。彼はテーブルを挟んで私の前に腰かけ、訓練を始める準備ができているか尋ねる。
「いいですよ。合図してください」

日付:一九九三年一〇月一日
場所:トレーニング室
データ:タイプ4
ターゲット対応番号:5664/1821

 予備ステージでは、ターゲットはある山に関係していることを示していた。

私「茶と緑をとらえている。風があって涼しい。ヒューヒューという音も聞こえる。うーん。ここでは何かが起こっている」
モニター「了解、コートニー。ステージ3のスケッチに移るんだ」
 私は白紙の上に丸い山を描く。山の頂上は禿げているが、下には木々がある。山の表面を風が吹きつけている。ステージ4に進む。
私「今、マトリックスを調べている。ああ。人々がいる。白人だ。ちょうど今予感がする。人々が着ている服が見える。またあの山があって、風がある。ひやっ! 強い恐怖、それに興奮と解放が感じられる。ここには、さまざまな感情をもったさまざまな人々とともに、たくさんの感情があるようだ。飛行船のようなものが見え、異常に興奮した活動が感じとれる」
モニター「視点移動の準備をするんだ。山の上空三〇〇メートルからならば何か知覚できるだろう」
 私はその移動を実行する。
私「ここには活動が、とても速い活動がある。何が起こっているのかを割り出すのは難しい」
モニター「了解。人々のところに戻るんだ。何が見える?」
私「また活動があるが、今回はそれは動いている人々だ。人々は興奮している。うーん。彼らは、おそらく彼ら自身が計画したものではない活動に巻き込まれている。また山が見える。それが彼ら自身の計画であるのかわからないが、彼らは作業計画をもっている。乗り物がある。人が一〇人ほどいる」
モニター「さらに視点移動をやろう」
 彼は私が山頂に移動するように指導する。
私「とても速い円を描く運動がある。それは山の上にやって来る。かなり渦巻いている。風で葉が落ちるように、あるいは激しい横風の中を下降する鳥が円を描くように。オー! これは分析したほうがいい。ETの宇宙船を見つけた。つやがあり金属質で暖かい」
モニター「ただ書き留めて、ステージ6のスケッチに進むんだ」
私「今、たくさんの山を見ている。多くは丸くなっている。それは、ちょうど今私がいる山をとり囲んでいる。この山の片側には平らになった場所がある。一つの谷がこれともう一方の山々をへだてている。東方に伸びるいくつかの高原と、特に北側と南側の周囲の山々を私は見ている」
モニター「もう一度、視点移動だ。物体の中に何かが見えるだろう」
私「了解。ここにあるこれは鏡のようなものだ。輝いていてつやがある。たくさんの光がある。暖かい。異様に甘い砂糖菓子のような匂いがする。また何かヒューヒューという音が聞こえる。おやっ、これは本当に動いている!」
モニター「ステージ6のスケッチ」
私「これはまっすぐ山の中に入っている! 完全に岩を通り抜けて! 何だこれは!?」
モニター「手続きにしたがうんだ。ただデータをとるんだ。それをすべて書き留めて、ステージ6のマトリックスを調べるんだ」
私「了解、宇宙船の中に生き物たちがいる。生き物はすべてが同じタイプではない。ここに壁がある。機械。生き物たちの心から何かがわかる。これは供給航路だ。たいしたものではない。彼らはいつもの任務をこなしている。人間に似ている……技術者だ。皆がユニフォームを着ているようだ。
 今、山の中の洞窟か穴のようなものの中にいる。宇宙船はそこの中央に着陸している。これは格納庫か何かだ。私がここにいることを彼らは知らない。何か大切そうな液体を運んでいる。それはヘドロのように、見た目に本当にむかむかするものだ。それにはある生物学的な目的がある。彼らにとってそれは重要な液体だ。エンジン・オイルの粘りぐらいありそうだ。
 私は今、このまわりを移動している。仕事をしているたくさんの生き物がいる。作業の実施にかかわる重要な仕事は男たちが行っている。女たちはここでは働いていない。彼女たちの仕事は別にある。彼女たちは大事にされていて、あまり重要でない仕事を行うようだ。
 まだ移動を続けている。ここには子供たちがいる。子供たちは健康ではない。子供たちは具合が悪く、本当に病気である。女たちは辛うじて自分たちを抑えているが、ほとんどパニック状態だ。彼女たちは静かに腰かけているが、うろたえている。とても怖がっている。ふたたび、男たちを見てみる。ああ、この文化は男性上位主義だ」
モニター「休みをとろう、コートニー。時間を書き留めるんだ」
 昼食後に再開。
私「育児室の女性のところに戻ってきた。赤ん坊のための容器がある。子供たちはしゃべっていない。彼らは陰気か、寝ているか、不幸であるかのいずれかである。ここでは何かが感じられない。何人かの少年と少女が見える。若者たちは大丈夫なようだ。しかし、彼らはそれほど多くはいない。たくさんの赤ん坊がいて、彼らは病気かまたは少なくとも大部分が病気である。若い人々はその問題を無視している。しかし、母親たちは何が起こっているのか知っているようだ。
 物質的な環境が健康的でないことが問題だ。問題があるのはすべての環境だ。体の機能不全ばかりではない。牢屋を出るように彼らは、文化または社会的束縛を断ち切って外に出る必要があるように見える。状況は、ある新しい要素と成分を必要としている。私はここで、人間的な何かが役に立ちそうな気がする」
 ここで教官は、私がその問題の解決法に焦点を合わせるよう指示した。
「遺伝子上の問題がある。彼ら自身の遺伝子的な変化がいまだに続いているようだ。今、私ははっきりとわかるようになった。生き物たちは、今、生きている火星人たちの感覚を私に与えている。彼らには遺伝子が修正できない。これは彼らにとってひじょうに大きな問題である。自暴自棄な状態が広がっている。
 彼らの装備と資源は、外からの助けなしに遺伝子の問題を解決できるほどには十分に進歩してはいない。女性に関する限り出口はないようだ。彼女たちは男たちが救援を得るのを期待して、ただここに座っている。男たちは自分たちの活動にひじょうに狭い視野しかもっていない。彼らは怒っていて頑固である。生き残りがここでのカギである。生き残ること。ああ、この生き物たちは絶望的だ!」
モニター「コートニー、液体に関してもっと調べるんだ」
私「何かが火星からやって来る。おそらく〈分析的判断〉として書き留めるべきだろう……その人々の本当の正体をだれが知ろう。私はただその人々に火星の感覚をもっただけだ」
モニター「手続きにしたがうんだ。ただ書き留めて、分析してはいけない」
私「ああ、液体はひどいものだ。ひどい味がして、粗末なものだ。しかし、この人々は自分たちの血液のようにその液体を大切にしている。それは大きめの容器に入っている。それを貯蔵して守る環境設備がある。それは緑がかった黒である」
モニター「その液体が作られている場所に行くんだ」
私「オー! 私はどこにいるんだ? 私はどこかに飛ばされた。ムチで打たれたように、パチッと音がして私はどこか別の場所に来た感じだ。
 この場所は赤く、砂地だ。構造物がある。私はその建物の中に入れる。何か密閉されたドアがあるようだ。ドアを通り抜けるべきですか?」
モニター「最初に、その建物のまわりの環境について教えてくれ。そしてその建物の中に入るんだ」
私「ここは砂漠だ。何も育っていない。不毛だ。そして寒い。建物は日干しレンガづくりの家のようだ。内側の表面は金属質でプラスチックだ。輝いている。生産施設だ」
モニター「視点移動するんだ」中断。
「生産施設の五キロ東に何かが見えるだろう」
私「ああ、またあの宇宙船の一つが見える。下降しながら、曲がったり、円を描いたりと狂った動きをしている。それは真上からまっすぐにその建物の中に向かっていった。何と、まっすぐ屋根を通り抜けた!」
モニター「建物に戻って乗り物についていくんだ。それはどこに行くんだ?」
私「今、建物の中にいる。ああ、宇宙船が降りてきた。建物の下にはたくさんの地下室がある。宇宙船内の生き物たちは建物の外を歩きたがらない。建物の外にはかなりの赤と黄褐色があるのがわかる。そして依然、私は火星の感覚をもっている」
モニター「地下室に行くんだ」
私「この場所は最新風だが超モダンではない。男たちが見えるが、女はいない。労働者がいる。ここは楽しい労働環境ではない。人々は非番でここにいるのだ。さらに下がってみよう。
 彼らはここに、下の洞窟に住んでいる。事実上、一つの都市だ。たくさんの洞窟とトンネルがある。機械が至るところに置いてある。ここのほうが上の洞窟の中での仕事よりも快適で、この人々はここで長時間暮らすことができるだろう。ここから立ち去ることに対する恐れを感じる」
モニター「なぜ、彼らは立ち去ろうとするんだ?」
私「彼らにとってここには未来がない。ここは死んだ場所だ」
モニター「その人々の外見を描くんだ」
私「えーと、今、男たちが見える。彼らは人間のような顔をもっているが、髪の毛がない。普通の人間のようには見えない。別の人種のように見える。彼らはある方法で自分たちの意識と交流する装置のような、精神の機械をもっているようだ。彼らの精神がその装置をコントロールする。生き物自身は薄い色の皮膚をしている。また彼らは人間と比較して弱々しく見える」
モニター「了解。セッションを終わりにしよう。今はこれで十分だ」
私「ふー、長かった。ところで教えてください。私はどこにいたんですか?」
モニター「メリーランド州フォート・ミードにある汚水処理場だよ」
私「えっ!」
モニター「ただの冗談だ。ここに書類フォルダーがある。見るんだ」
 私はそのフォルダーを開き、次のように書かれている一枚の紙を引き出した。〈火星人/現在の生存者〉。しばらく無言が続く。
モニター「大丈夫か?」

検討

 その日遅く、教官と私は長時間にわたって火星の問題について話した。私と他の透視者たちが提出した描写に基づいた山の所在について、彼には思い当たるふしがあるといった。彼は私に、ニューメキシコ州サンタ・フェ近くにある山々の写真をいくつか見るよう提案した。写真を見ながら心の内側で何かを認識したと感じた。他のたくさんの透視者による以後のRVは、その所在を確認する方向に向かった。RVによる証拠は、その山がニューメキシコ州のサンタ・フェからさほど遠くない国定森林の内側に位置するサンタ・フェ・ボールディ山であることを示している。
 地球に火星人がいる。しかし、警笛を発する前に我々は、これが何を意味するかについてはっきりと考えなければならない。この火星人たちは絶望的である。どうやら彼らの火星居住区はたいへんなことになっているらしく、地表では生活できない。彼らの子供たちには自分たちの故郷に未来はない。彼らの故郷は破壊された。それは塵の惑星だ。本書の最終章において、困窮するこの時期の火星の隣人たちに人間はどのように対応すべきか、私は自分の考えを述べるつもりである。


第7章 最盛期の火星文明


 訓練はうまく進んでいる。昨日の午後、教官は私にカリフォルニア州のモンテレー湾を遠隔透視させた。結果は、私が帆船上から下をじっと見ているところで終わった。しかし、今朝のセッションは異なるタイプのものであった。彼はタイプ6の条件下で、私にセッションを体験させたいと思っていた。それは、モニターも透視者も事前にかなりのターゲット情報をもって行うものである。
 前もってターゲットについて知ることになっていたので、私が見たい時間と場所、すなわち最盛期の火星文明を選んだ。崩壊前に、彼らがどのような社会を営んでいたのかを私は見たいと思った(後章でこの崩壊を起こした大惨事について説明する)。
 このセッションで何が起こるのか私にはまったく予期することはできなかった。私がこのセッションから学ぶことになった一つは、予期しないことが起こった際(むしろそのほうがふつうである)、いかに経験を積んだモニターをもつことが重要であるかということであった!

日付:一九九三年九月二日
場所:トレーニング室
データ:タイプ6
ターゲット対応番号:8587/7258

 予備ステージでは、ターゲットは乾燥した陸地と、人工構造物に関係していることを示していた。

私「茶色に黄褐色、そして赤が見えてきた。あたりは砂っぽくて、風がある。気温は暖かいところから涼しいところまで幅がある。声、音楽、会話が聞こえる。また、何かをこする音や騒音が聞こえる。場所の雰囲気は、ケニア東岸の古代スワヒリ港都市、オールド・タウン・モンバサに少し似ているようだ」
モニター「続いてステージ3のスケッチに移るんだ」
私「片側に建物が並ぶ道がある。だれかが丸い建物のそばに立っている。それは小さな円形競技場といった感じだ」
モニター「了解。今のは〈分析的判断〉として“円形競技場のようだ”と書き留めるんだ。ステージ4に進むんだ」
私「今、人々を、たくさんの人々をとらえている。男たちだけが見える。彼らの顔に注目する。髪の毛がなく、人間よりも大きな目をしている。皮膚は薄い色をしている。家がある。建物は粘土か日干しレンガづくりのようだ。現在の地球基準からすると、この人々は貧しいが幸せなようだ。全体的に、住むには苛酷な場所に見える。
 まわりにはたくさんの水がある。この人々は水を好むようだ。彼らは基本的な道具はもっている。彼らのコミュニケーション手段もまた素朴なものだ。アフリカを思い起こさせる」
モニター「〈分析的判断〉として“アフリカのようだ”と書き留めるんだ」
私「彼らの心に注目する。いくらかテレパシー能力をもっている。女と子供たちがいるところに来た。女たちはほとんど家の中にいて、あまり子供たちと外に出ることはない」
モニター「彼らの文化について何か察知できるか?」
私「ええと、彼らは村の集まりに似た会合をもつようだ。もう一度男たちを見させてください」
モニター「休みをとろう」
 三〇分後に再開。
私「私はまた家のあるところに来た。その中の一つに入る。三つの部屋がある。家の中にはトイレがある。ここの人々は、これが快適な生活だと感じている。コップなど台所用品が見える。家族がここに住んでいる。四人の男女が見える。この人々は一夫多妻をとっているようだ」
モニター「何かシンボルのようなものがあるかどうか見てみるんだ」
私「オー。今何が起こったんだ? 時間の混乱を経験した。別の時間帯に飛ばされたような気がする。かなりびくっときた感じだ。ここは様子が違っている。何が起こっているんだ?」
モニター「分析しないで、ただデータをとるんだ。何がある?」
私「私はバッジを見つめている。まわりは白く磨かれた表面だ。金属が見え、空中には灰色と黒の煙がある。さっきまでいたところと比較すると、ここにはきわめて急速な科学技術の発展がある。
 他の生き物も今ここにいるのが見える。彼らはもっと小さく背が低い。彼らはある任務のために働いているようだ。ヤー、彼らは動機づけされている。ある理由のために、スピードと緊急性が最も優先されている。
 彼らは宇宙船をもっている。バッジをつけたユニフォームを着ている。何人かはパイロットだ。今は火星人は見当たらない」
モニター「火星人がどこにいるのか見つけ出すんだ」
私「まさにそうだ。火星人は行ってしまった。彼らは出た。家々は空だ。私はまだ火星にいるが、この背の低い進歩した生き物たちを除いて、ここはゴースト・タウンとなっている。彼らは自分たちの家を建てた。箱型の最新式のものだ。家の中には工学的機械がある。またモダンな部屋が見える」
モニター「背の低い生き物たちの目的に注目するんだ」
私「彼らは大きなプロジェクトの第一段階としてここにいる。彼らはすべてのものを荷造りしているようだ」
モニター「了解。ステージ6の時系列線に行こう。線上に最盛期を置くんだ」
 中断。
「さあ、その線上に他の者たちがやって来た時期を点として置いてみるんだ」
 私はピーク時を時系列線の左側に置き、他の者たちの到着をページの真中に置いた。教官は、背の低い生き物のユニフォーム上にあったバッジを描かせるのに、私にかなりの時間を与えた。それは中央にとぐろを巻いた蛇をあしらったバレンタイン・デーのハート型に近かった。ハート型の境界線は金色で、その中の地は白で、ヘビの頭は赤であった。
モニター「いいぞ。今度はステージ6のマトリックスを調べるんだ」
私「二つの異なるタイプの生き物がいるように感じられる。火星人自身はその人々のことを、必ずしも宇宙人ではなく別の種族の火星人と考えているようだ。火星人たちにはただ理解できていないのだ。
 背の低い生き物たちが来たとき、状況はパニックと絶望のそれであった。背の低い生き物は不透明な白い肌をしている。火星人は彼らのことを神のようにみなした。私は赤い液体に注目している。背の低い生き物たちはある方法でこの液体を使用している。火星人たちはある変化に備えるために一まとめにされているようだ。これは気味が悪い。火星人が自らの肉体に肉体的変化を起こすことを、背の低い生き物たちが計画しており、火星人たちはしばらく冷たい貯蔵庫の中に入れられる。
 この背の低い人々はグレイに似ている」
モニター「了解、コートニー。セッションを終わりにしよう。終了時間を書き留めるんだ」

検討

 シンボルを探させようとする教官の言葉は、まったく思いがけず、時間を通り抜けて、グレイのユニフォームにつけられたバッジまで私を導いた。以来、私はそのような体験を多くもった。その感覚は、急速な物理的動きと似ているが、二つを混同することはできない。それは静寂をしたがえる突然の加速や瞬時の方向感覚の喪失を伴っている。
 最盛期の火星人社会は、テクノロジーの面において古代エジプト社会と比べられる。彼らは苛酷な状況の下で生活した人々である。しかし、彼らは家族を養い、街で暮らし、共同体生活に参加することができた。男たちと女たちは、その社会においてひじょうに異なる役割を果たした。それは男女平等の社会ではなかった。女たちはほとんどの時間を子供たちとともに家の中で過ごした。興味深いことに、この文化的側面はあまり今日でも変わっていないようだ。
 火星人社会はある大惨事を経験した。多くの火星人が死に、ある者は救済された。もっとも、火星人たちが救済といういい回しを好むかどうか私には定かではない。
 救済したのは、我々が現在グレイと呼んでいる生き物であった。彼らは火星文明が崩壊する最後の瞬間にやって来た。彼らは、大急ぎで火星人たちを“貯蔵”した。専門的な説明をすることができないが、救済の本質的な目的は火星人の遺伝子物質の維持であった。
 これらすべては何百万年も前に起こった。セッションのあと教官と私は、どのようにして火星人が“解き放たれ”、どのようにして彼らが地球にやって来たのかを考えてみた。事実上すべてのRVデータは、火星人たちは火星と異なる地球の重力と条件の下で生きられるよう遺伝子的に変化が与えられたことを示している。実際の変化は貯蔵期後の最近に起こり、まだ完了していない。
 我々はまた火星人の科学的進歩について思いをめぐらした。今日の火星人はテクノロジーを発達させてきているが、グレイとは比較にならない。
 グレイは自分たちの宇宙船を時間と超長距離──つまり銀河スケールの距離──の両方を横断させることが可能なテクノロジーをもっていると、現在の我々は知っている。しかし、火星人たちの宇宙船ではこれは不可能である。もし可能であったなら、火星人たちは、大惨事の前に自分たちの惑星から逃げ出していただろう。それでも彼らの宇宙船は、(人類の水準にくらべれば)進歩した推進技術を利用している。それは宇宙船の物質相を部分的に変え固体物質を通り抜けるのを可能とする。
 このセッションから、我々はいくつか予備的な結論を導き出した。

(1)火星人はグレイによって滅亡から救済された。
(2)火星人は遺伝子操作によって最近救い出された。操作は完璧ではなく、多くの子供たちに死をもたらした。
(3)火星人の科学技術レベルは、現在の人類よりも約一五〇年進んでいる。
(4)現在の火星人たちには地球以外に避難する場所がない。

 研究のこの時点で、火星人の科学技術におけるゆるやかな進歩の背後には何か理由があるのか、と私は考え始めていた。だれかが、人類と火星人との間の相互交流のために、可能性をとっておいてくれているように思われる。
 グレイは火星人を救助するために最後の瞬間にやって来たことを思い出していただきたい。過去のデータに基づいて未来を予言すれば、ここ地球における大惨事の危機も予見できるかもしれない。そのような危機は、人類をワラをもつかむ気持ちにさせるだろう。火星人の科学技術は、まさにそのような状況において必要とされるものかもしれない。


第9章 空からの攻撃


 一九九三年八月二一日、突然、NASAの宇宙探査機と地上管制官との間のすべての通信が途絶えたとき、探査機は火星に向けて飛行していた。探査機の〈マーズ・オブザーバー〉号は、火星表面のほぼすべてを詳細に写真撮影する予定で、その中には、以前の衛星写真が明らかにしたピラミッド状構造物や、人間の顔に似た地形カーブを示す異常な地表面をも含んでいた。以前は完璧に機能していた探査機の予期せぬ沈黙について、NASAの技術者や科学者はその状況説明に当惑した。
 事件の数日後、『ニューヨーク・タイムズ』紙は、NASAの人々は、なぜ火星に不運がつきまとうのか率直に不思議がっていると報じた。火星にかかわる他の不可解な出来事の一つとして、この事件の少し前、ソビエトの探査機が火星の衛星の一つに近づこうとして、似たような状況下で行方を絶っている。当局の何人かは半ば冗談で、あの惑星にかかわる奇妙な技術的な失敗の連続には地球外生命が関係しているかもしれない、と大いに不思議がった。数カ月の調査のあと、おそらく探査機は内部の給油トラブルで爆発したものと当局は発表した。しかし、調査員たちはその診断については確証をもっておらず、その主張を支持するデータもなかった。それは一種のカンであったが、当時の彼らにできた最大限のことであった。
 本章では、実際に〈マーズ・オブザーバー〉号に何が起こったのかを説明する。読者は、セッションの前にはターゲットの正体について私には何の予備情報も与えられていなかったことを心に留めておいていただきたい。さらに、データは遠隔でモニターされたセッションで収集された。つまり、このセッションは、私がジョージア州アトランタにあるエモリー大学の私の研究室に座っている間、教官の自宅でモニターされたものである。そのようなモニタリングは言葉と視覚の両方によるものである。モニターと透視者の密な連絡を保つために、両者でスピーカーフォンが使用される。さらに、セッションの間、途中結果(スケッチや生のデータを含め)は、セッションが終わったあとの最終結果と同様に、モニターにファックスで送られる。すべてのタイプ4データでは、セッションが完了したあとに透視者にターゲット情報が与えられる。

日付:一九九四年二月七日
場所:ジョージア州アトランタ
データ:タイプ4、遠隔モニター
ターゲット対応番号:6421/9054

 ステージ1のデータによると、私は運動感の伴う硬質な人工構造物にかかわっていることを示していた。

私「ここにはたくさんの動きがある。何かがとても速く動いている。たいへん活動的だ。うーん。二つの物体が一緒に、またはかなり近づいているのがわかる。一つは小さく堅い固体だ。それはかなり速く動いている。もう一つは大きく、もっと複雑で不揃いな形をした物体だ。
 これは奇妙だ。どちらの物体の下にも地面がない。どうして地面が見えないのか私にはわからない。それらはただそこにあるのだ」
モニター「ステージ6に進んで、マトリックスとスケッチの準備だ。スケッチの際に、その物体の位置を示すよう紙の上にXと記すんだ。その物体の動きを追うんだ」
私「ええと、小さいほうの物体は横からやって来た。今最初の位置に戻ってそれを追いかけている。ワァー」
モニター「何があるんだ? 手続きにしたがうんだ。マトリックスに戻るんだ」
私「宇宙船だ。小さいほうはETタイプの宇宙船に誘導されている。どうやら宇宙船からの発射物だったようで、もう一方の不揃いな形をした大きい物体のほうに当たった。どうして彼らはこんなことをするんだ?」
モニター「分析してはいけない。ただデータを集めるんだ。何が見える?」
私「えーと、今、宇宙船の中に入ろうとしている。うーん、ここには生き物たちがいる。皆禿げているようだ。目がある。今一人の顔をスケッチしている。
 宇宙船全体は大きな金属の構造物に見える。ある部屋の中にいる。部屋の中には物が、たくさんの物、専門的な物がある。椅子、テーブル、多少の生き物、コンピューター端末機、他にもそのようなものがある」
モニター「了解、とりあえず休憩をとろう。時間を書き留めて、これまでの結果を私にファックスして、電話し直すんだ。またな」
私「わかった。二、三分ください」
 再開。
モニター「コートニー、ステージ6のスケッチに戻るんだ。宇宙船の動きをたどって、その出発点に戻ってもらいたい」
私「了解。今やっている……出発点にいる。それは地面の中の穴、洞窟だ。金属の乗り物は洞窟の中にある。生き物たちがその乗り物に乗り降りしている」
モニター「地表に行くんだ。何が見える?」
私「今、上に向かっている。赤、砂地の手触り、凸凹の地形。火星のようだ」
モニター「それは分析だ。とりあえず〈分析的判断〉として書き留めるんだ。マトリックスを見直すんだ。データだけだ。洞窟に戻るんだ」
私「洞窟の中にはたくさんの生き物がいる。彼らはグレイ種だ。働いている」
モニター「コートニー、生き物の一人を選んでその心に入ってもらいたい。何かわかるか?」
私「了解、一人選んだ。オー!」
モニター「〈感情的反応〉(遠隔透視されたものに対する感情的反応。エーセティック・インプレッション)としてそれを書き留めるんだ。続けるんだ。彼らについて何か見つけ出すんだ。彼らは眠るのかどうか探り出すんだ」
私「何てことだ。今はっきりとこれがわかった。私がここにいることをそのグレイはわかっている。私の探索を気にしていないようだ。とても自然な感覚だ。それは我々が眠るようには眠らないかもしれない。何か他のことが起こっている。これと比較可能なプロセスは、意識がひじょうに深くさかのぼるときだ。これが何を意味するのか正確にはわからない。意識をたどって戻るべきですか?」
モニター「先に進むんだ。マトリックス内に留まって」
私「オー。真っ暗だ。空虚な空間だ。悪くはないが、ここで何をするのか私にはわからない。次に何をすべきですか?」
モニター「その生き物についていって誕生時までさかのぼるんだ。それはどこから来たんだ?」
私「今、そこにいる。幼児は透明な小型容器のようなチューブの中にいる。今は新しい場所に来ている。ここがどこなのかはわからないが、実験室のように見える」
モニター「外に出るんだ。何が見える?」
私「ここは空気のない世界だ。星、クレーター、岩が見える。この印象を表層的にも分析したほうがいいだろう。月のようだ。光は信じられないほど明るい。たくさんの星、凄く明るい! おや、ここのものは透明だ。見回している。空には一つ惑星がある。残念だが地球のようだ。雲や水さえも見える。それは青い。〈分析的反応〉として地球とさせてください」
モニター「チューブの中の幼児に戻るんだ。チューブの中には何がある?」
私「大きな胎児のような、ただの幼児と濃い液体。液体は緑だ」
モニター「その液体を味見するんだ。どんな味に似ている?」
私「ウワァー。オイルのようなひどい味だ」
モニター「わかった。時間を進めて、宇宙船があった洞窟内の生き物のところに戻るんだ。労働環境とその生き物の個性についてもっと探り出すんだ」
私「このグレイ、それがグレイの外見に似ているので、そう呼ばせてください。彼は我々の標準からすると幸せではない。それは働いている。
 今、その心に入り込んでいる。感情がないようだ。心理的にひどい目にあったことがあるような感じさえする。これはよくない。
 他にほとんどわかるものはなさそうだ。この生き物について私はよい気持ちがしない。何かがここにはない」
モニター「その生き物をスケッチするんだ」
私「わかりました。皮膚は白く、革のようだ。痩せた外見にもかかわらず、実際はかなり強健そうに見える。しかし、何となくその生き物がかわいそうだ。そう思うのはよくないことかもしれない。ただ私は気分が悪い」
モニター「もうセッションを終わりにしなければならない。君はその生き物を強調し始めている。それはデータを汚しかねない。ただ、現在までのところ、これはとてもよかった。終了時刻を書き留めるんだ」
私「ああ、このセッションは私にはまったくの謎だ。何のターゲットを見ていたのか想像もできない。何だったのですか?」
モニター「〈マーズ・オブザーバー〉号、一九九三年の失踪事件だ」
私「からかっているんじゃないですか?」
モニター「いや。それは〈オブザーバー〉だった」
私「それでは、あれが不揃いな形をした物体だったんだ! 大きな弾丸で打たれた? どうして彼らはそんなことをしようとしたんだ?」
モニター「それはよい質問だが、我々はデータを信じなければならない。このセッションは間違っていなかった。どうやら、彼らは探査機が回って、何であれ詳細な写真を撮ることを望まなかった。それを打ち落とすのに大砲のような機械を使ったのは、レーザーなどさまざまなものがあるこの時代には奇妙なような気がする。しかしソビエトの探査機も、また謎めいた原因で消息を絶ち、その探査機から最後に自動計測伝送された情報は、接近する物体か、または宇宙船エネルギーの上昇と結合したエネルギー源の画像であったことは覚えておくべきだろう。私の推測は、ETたちは似たようなデータ漏洩の機会を望まず、そのために物理的に排除したというものだ。ただ、人間の知りえる範囲で、それは隕石によって打ち落とされたこともありうる」
私「私はまだ少し感覚を失っている。ほとんど信じられないことだが、それはすべてにあてはまる。落ち着くまで、心の中でただターゲットを繰り返し呟いている」
モニター「いいセッションだった」
私「ええ。現実に戻らせてください。そうすればあなたにこれをファックスできる。今夜にでもまた話しましょう」
モニター「いい計画だ。君のファックスを待ってるよ。今夜話そう。気をつけて」

検討

 かなりの量の情報がこのセッションから得られ、それは基本的な印象を要約するのに有益なものである。〈マーズ・オブザーバー〉号は、近くのETの宇宙船によって打ち上げられた発射物のような機械によって破壊された。
 宇宙船は、どうやら火星の地下格納庫からやって来た(または帰還した)。格納庫の中にはたくさんの生き物がいた。彼らの何人かは(すべてではない)小さなグレイ種であった。彼らは労働者であった。私はその生き物たちの一人の誕生までたどって、それが実験室で“生まれた”ことを突き止めた。それは労働者になるように創造されているのかもしれない。
 その生き物自体は、必ずしも自分たちが虐待されているとか奴隷にされていると感じているわけではない。明らかな睡眠期間中(言葉のグレイ的な意味で)、彼らの意識は、宇宙空間のどこかに止まっている。それは夢のようなものではない。それが生まれた実験室は、我々の月の地下構造物、ある種の基地にあるようだ。胎児のような幼児をとり巻く栄養物は、エンジン・オイルほどの粘りをもった緑の液体の中にある。
 このセッションには答えを与えるのと同じだけ多くの疑問がもち上がる。NASAの火星探査機に何が起こったのか、今我々は知っている。しかし、ETたちが探査機の探知あるいは写真撮影を望まなかったのはなぜだったのか、我々にはいまだにわからない。火星の基地にかかわっているグレイが、他の場所のグレイとともに仕事をしているかどうかもはっきりしていない。
 この状況においては、グレイは労働者のようであり、他のヒューマノイド(人間に似た生き物)が監督しているようである。不幸にも、いったいだれが監督しているのかについては、はっきりと知覚できなかった。


第14章 外交的解決法


 ある日、私のモニターは、最近、ある透視者が自分自身のアブダクションを透視できるようになったと私に報告した(問題の女性は、どうやら古典的UFO−ETスタイルでこれまでに何年にもわたって誘拐されていた)。モニターが言及したセッションは、高度に監視されたタイプ4の条件下(透視者は前もってターゲット情報を知らされず、モニターだけが知っている)で行われた。そのセッション・データの真に驚くべき点は、透視者が完全にUFOアブダクションを見ることができたことである(概して、これは以前には不可能であり、偽の代替信号がつねに受けとられていた)。モニターも私もその時点ではこのエピソードに関していかなる結論をも引き出さなかったが、変化には気づいた。この会話の数日後、何がこれを可能にしたのかを我々は割り出した。

日付:一九九四年五月三一日
場所:ジョージア州アトランタ
データ:タイプ4、遠隔モニター
ターゲット対応番号:3701/5475

 予備ステージでは、ターゲットが乾燥した陸地と、人工構造物に関係していることを示していた。

私「茶と黄褐色、それに粗い木質の手触りをとらえている。気温は暖かく快適だ。何かテレピン油をかいでいるようだ。森のような匂いがするので、野外のようだ。今のは森として〈分析的判断〉を加えることにする」
モニター「ステージ3に移って、それからステージ4に進むんだ」
私「家のような木造構造物をとらえている。構造物の中に入ってみる。木製のテーブルがある。これは少し古いようだ。内部構造は正方形、あるいは最低でも長方形だ。とても質素な居住設備だ」
モニター「ステージ6に進むんだ。視点移動をやろう」
 彼は私をその構造物の上空一五〇メートルに移動させる。
私「構造物の近くには山と道がある。また、川もあり、どうやら急流か滝もその建物のそばにある。これを調べますか?」
モニター「コートニー、ステージ4に戻って、その構造物の中に入るんだ。無意識に問題を解決させよう」
私「了解。今、内部に戻ってきた。ここには人間の男がいる。格子柄のシャツにジーンズの仕事着を着ている。彼には髭がある。どんな種類の活動もあまり感じられない」
モニター「ある程度、自由に動くんだ。君の無意識にこれを解決させるんだ」
私「ちょっと時間をください。よし、家の中の強い恐怖感をとらえている。夜だ。だから少しの時間とまどった。ETの活動を感じている。これは奇妙だ。誘拐だ。これを〈分析的判断〉として書き留めている」
モニター「手続きにしたがうんだ。続けるんだ」
私「木の床と同様に、テーブルはまだそこにある。しかし、今ここにはたくさんのグレイがいる。何人かは空中に浮いているようだ。ユニフォームを着ている。急いで片付けなければならない問題があるかのように素早く動いている。
 一人の女性がいる。彼女が彼らの活動の中心となっているようだ。彼らはその女性を浮遊させて、この家の窓を通り抜けさせている。窓は開いているとは思えない。彼女はまさにそこを通り抜けたのだ! 私は彼女とグレイたちのあとについて外に向かっている。
 ここにはとても明るい光がある。今、見回している。グレイたちはその女性をもち上げて大きな宇宙船へ連れこもうとしている。宇宙船を、今、スケッチしている。また、彼女が窓を通り抜けたときの家の中の光景もスケッチしている」
モニター「グレイを一人選んで、その心に入るんだ。彼らが何をしているのか割り出すんだ」
私「待って。今、それをしている。これは生き残りのためのプロジェクトだ。生活のために行うという意味で、それは彼らの仕事だ。だれにとっても現状では、生き残りという概念はひじょうに幅広い」
モニター「今度は、その女性の心の中に入るんだ。ステージ4のマトリックスに留まるんだ」
私「彼女の状況把握には明らかに複数の階層がある。最上層では、彼女は落ち着いている。しかし、すぐその下のいまだに人間のレベルでは、彼女は恐れている。さらにその下のサブスペースのレベルでは、彼女は幸福で有頂天にさえなっている」
モニター「選択の基準は何なんだ?」
私「彼女が自分自身を選んだ。彼女は志願したんだ」
モニター「宇宙船の中に入るんだ。ステージ4に留まるんだ」
私「今、それをしている。オー!」
モニター「その強い〈感情的反応〉をマトリックス内に放り出して、先に進むんだ」
私「ここにはたくさんのグレイがいる。膨大な数の手術台がある。広々とした場所で、たくさんの活動が見られる。すべてのグレイがひじょうに忙しくしている。宇宙船内には、どうやらグレイたちによって連れてこられた人間たちが他にもいる」
モニター「宇宙船内には別のタイプのETはいるか?」
私「宇宙船内にはグレイと人間だけだ。木造の家からやって来た女性が、今手術台の上にいる。彼女は金切り声をあげている。彼女の両脚の間を見ている背の高いグレイがいる。彼らは彼女を検査して、何かをしようとしている。
 どうやら私は気づかれている。だれかが文字どおりあるものを見させようとして私を押している。それは、通路の中に、あるいはドアを通して、強く押されるような感覚だ。だれかが私に何かを見せたがっているのが感じられる。
 実際、私は今、その女性の子宮の中にいる。ここには胎児がいる。おそらく人工的にその場所を照らす光が感じられる。胎児は外に出かかっていて、私はその胎児がとり出されるのを追いかけている。胎児は今、その女性の外に出た。彼女はとても穏やかで、疲れており、おそらく、まさに“途方に暮れている”。彼女は気絶していたのかもしれない。胎児は素早くきれいな容器の中の液体に浸けられた」
モニター「どのぐらいの間、胎児は容器の中にいるんだ?」
私「この特別なチューブには短い間だ。私のそばに辛抱強く立っている大人のグレイから、今、この情報を受けとっている。その生き物は、管理人の人格をもった、一種の看護婦か助産婦のようだ。赤ん坊は成長に応じてあちこちに移し変えられると、そのグレイは私に話している。このあとは大きめの容器に入れられて、やがて完全に外に出る。最終的に、移し替えは普通の出産に似ている。そして赤ん坊はとり出され、呼吸する空気が与えられる」
モニター「どのぐらいの間、この作業は続いているのか?」
私「これは人間にとって大きな躍進だ、と私は教えられている。その決定は、人間(すなわち我々)に全体計画を示すために、まさに最近下されたものだ。グレイたちはもはや我々のRVに干渉しないだろう。今、我々はいわゆるアブダクションを自由に見ることができる。グレイたちは、人間との関係において変化を望んでいて、彼らの側の主要な譲歩として(だがこれはおそらく間違った表現である)これを行っている。彼らは人間と協同して仕事をしたがっている。
 現在の彼らの活動の活発さに関しては、これは新しい動きだ。連続と緩やかな過去の変化から、グレイと人間に自己決定を許す、急速で主要な進化論的前進へ、計画は新しい方向へ向かっている。
 どうやらこの変化は、より大きな連邦の決定によって指示されている。グレイたちには変化が求められていて、彼らにはまた人間を助けることも要請されている。人間たちが自発的にグレイたちを助けてきたことに関して、彼らは長い間感謝してきたことがはっきりとわかる」
モニター「今のところはこれで十分だ。セッションを終わるんだ」
私「このセッションは時間がかかった。疲れたよ。それで、ターゲットを教えてください」
モニター「“連邦/現在の地球での作業”」
私「うーん。今後は、ことが変わってくるようだ」
モニター「考えさせられるな」

検討

 今回のセッションが、ジョン・マックがETアブダクション現象に関する本を出した数週間後に行われたものであることは注目すべきことである。その現象に対するマックの扱いは、おそらく現存の文献において最も慎重であり、グレイに関しても肯定的である。グレイたちは、我々のRVの試みに関して、従来の作戦を変えることに決めたのかもしれない。というのも、彼らの活動に対してこれまで我々の典型的な反応であった“恐れ”なしで、今や我々は、その現象を理解することが可能であると彼らは結論づけたからである。
 このセッションのあと私のモニターは、高度に監視されたタイプ4の条件下でETアブダクションをターゲットとした多くの透視者と連絡をとり合ったが、彼らの結果はすべて目覚ましいものであった。一九九四年五月のある時点でグレイたちは、人間との交信方法を変化させていた。我々は、少なくとも互いの活動を自由に看視できるという意味で、彼らと対等に考えられている。これは、将来のさらに大きな協力関係への前触れとして見られるのではないかと私は思っている。
 おそらく、今回のセッションから得られる最も重要なデータは、少なくとも一人のアブダクティーは自発的に誘拐されたということであった。私がセッションの間に考えたことは、この特別なアブダクティーは、複雑な意識構造の中に何層もの意識をもっているということであった。深層レベルでは、彼女はアブダクション体験に気づいており、それに参加することを喜んでいた。しかし目覚めた意識は、それに参加する事前の合意も覚えておらず、ただ恐ろしいと思えることに深入りすることも望んでいなかった。
 人間の意識には何層にもわたる構造があることを考えれば、それがグレイたちをいかに戸惑わせるものか、また、なぜ彼らが無神経とも思えるやり方でアブダクションを行っているのか、私にも理解することができる。彼らはその人物が(肉体的誕生以前に)もともと参加に同意していたことを知っており、だから肉体的人間のパニックを無視したのかもしれない。多分彼らは、アブダクティーの肉体が死に、そのサブスペースの個性が肉体的意識から自由になるときすべてのことが許される、と想定しているのだろう。
 最近の人間の行動は、グレイの態度の変化を促しているようだ。もしグレイたちが本当に自分たちと同様に人間を救うために働いているのなら、我々をこの冒険における行動的なパートナーとして扱うことで、さらに得るものがあるのかもしれない。


第23章 火星の聖職者


 昔、軍の透視者たちが最初に赤い惑星から地球へ向かう火星人宇宙船の軌道を追跡し始めたとき、火星人の社会において独特な役割を演ずるある一団に気づいた。彼らはまじない師かシャーマンに似ていた。彼らは多くの火星人たちにたいへん尊敬されていて、さらに不吉なことに、彼ら自身に似た他の者たちの会合に参加するために、自分たちの肉体からサブスペース体を分離させる能力をもっていた。正直にいって、これはアメリカ軍をおびえさせた。
 やがて私は、RVの世界で火星人聖職者として広く知られるようになるこの謎めいた生き物たちを透視した(デブ導師は、彼らはシディーを行わないが、自分にもわからないそれ以上のことを行うと、すでに私に教えてくれていた)。このセッションは通常のタイプ4の条件下でモニターされた。

日付:一九九四年七月二七日
場所:ミシガン州アン・アーバー
データ:タイプ4、遠隔モニター
ターゲット対応番号:8711/3454

 予備ステージでは、ターゲットが乾燥した陸地と人工構造物の上にあることを示していた。

私「黄褐色、赤、茶をとらえている。ここは砂っぽくて岩が多い。寒い、寒い。火星のようだ。今のところ、それを〈分析的判断〉とさせてください。
 ステージ3のスケッチをやっている。いくつかの低い丘、右前方に緩やかなくぼ地、そして、何本かの水路が中央を貫いて斜めに刻まれている。川底かもしれない。水を調べるべきですか?」
モニター「そのままステージ4に行くんだ」
私「了解。今、マトリックス内にいる。たくさんの赤い岩がある。険しい山々を考えれば、基本的に平坦な地域だ。ここには空気がない。地表は不毛で、生き物はいない。たいへん苛酷な環境だ。現実には、多少の空気があるのを今、感じている。ひじょうに希薄で、乾燥している。
 ひじょうに美しい、何もないところだが、キャンパーにとっては天国のようなところだろう。
 今、生き物たちをとらえている。彼らはグレイではない。これは本当に火星のようだ。この生き物たちをデータの流れから火星人と分析している。男たちと女たちがいるのがわかる。彼らはとても痩せていて、色白で、髪はいくらか小さく束ねられている。今、彼らの所在をとらえようとしている。待って。
 彼らは部屋の中にいる。私はその中にいる。あまりモダンではない。生き残り用の基本的な必需品がある。実際、たいへん貧しいところだ。調べている。部屋は地下にある。今、私は何をすべきですか?」
モニター「統治という概念を調べるんだ」
私「了解。この人々は原始的な組織構造をもっている。アメリカの選挙のように、大規模な参加方式のネットワークはない。一族支配のようだ。長老は尊敬され権威をもっている。生き残るための条件は、自由気ままな民主的熱意を許さない。それは階級的で権威的な構造だ。権威の段階は選ばれた長老たちの間で行われる小規模な投票と経験を通して決められる。宗教を調べたいと思う」
モニター「そうするんだ」
私「ここでは礼拝が行われている。物質的生活をとり巻く苛酷な現実があるため、それは社会の結束を維持するために利用されている。子供たちは母親同様にそれを必要としている。しかし、選ばれた長老たちはあまりそれに納得していない。ただ、彼らは人々を励まし、おそらく、伝統が人々を助けるだろうという希望から、口先だけでそれを行っている。それはある段階ではすべての人々を助ける。
 宗教的指導者の方向に引かれる感じがしたので、今、それを探っている。彼らは聖職者のようだ。修道士。彼らは社会的な階層(トーテムポール)のトップにいる。シンボルや魔術を使うようだ。彼らは物質的なものを超えた実在があるという、素朴だが真の理解力をもっている。特に内部組織の点で、彼らはイランの神学者に似ている。彼らは政治と社会の両方に影響を与える。しかし、ひじょうに進化した精神的存在というよりはシャーマンに近い。
 彼らの魔術の観念を追いかけている。待って。トーテムか物神のような物体がある。そうだ、これらは西アフリカの物神に似ている。彼らは、自分たちの宗教的概念を補強するような体外離脱も体験している。そのような聖職者の一人が今このRVに気づいているようだ」
モニター「指導者の居場所を突き止めるんだ」
私「彼らは至るところにいて、利益を上げている。彼らは安全保障機構のようでもある。大衆を支配し続けるために、自分たち自身の諜報手段を使ってひそかに見張っている。
 これは妙だ。この宗教的指導者に対する統制の限界を見つけ出してみる。待った……。この社会には二つの階層がある。宗教指導者は下の階層を支配する。官僚的・専門的階級は彼らを寛大に扱っている。というのも、現在のところ彼らは大衆に対して(宗教の)代わりとなるような信念体系をもっていないからだ。
 彼らの所在に関していうと、彼らは地球にもいる。待って……これは面白い。彼らは地球への移動を重要な権力闘争と見なしている。ちょうど今、彼らにとって火星にはあまりめんどうなことがないので、火星から地球への移動が争いの種になっている。地球では、大衆は宗教指導者を完全に見捨てるかもしれない。
 これは、彼らの火星の伝統を維持するための、本物でひじょうに現実的な闘争である。彼らは自分たち自身を個人的にコントロールできなくなるのを恐れているのではなく、自分たちを、少なくとも普通の人間ではなく火星人たらしめているすべての伝統が破壊されるのを恐れているのだ」
モニター「一般的な聖職者にとっての体外離脱状態に関してもっと調べ出すんだ」
私「了解、ちょっと待って……彼らは招集されている。仕事はあまりはかどっていない。人間が肉体とサブスペース体の二つのレベル間で働くときと同じ困難を彼らも抱えている。聖職者たちは肉体的にも意思の伝達を行うことができるが、サブスペースがコミュニケーションのために利用されている。体外離脱状態は聖職者たちを束ね、人々に伝統をうやまわせるためのものだ。それはまた人間の伝統に対する違和感を強めることを促す。
 彼らは、体外離脱は自分たちのような種族がもつ高度な能力であると説いているようだ。これは事実ではないが、大衆の支配を説くのには役立つことを知っている」
モニター「指導者のシンボルについてはどうなんだ?」
私「今それをとらえている。スケッチしてみる……これは面白い。どうやら、昔火星人を救出に来たグレイがユニフォームにつけていたのと同じシンボルだ。どうやってそれを手に入れたのだろう?」
モニター「人間と火星人との会合に意識を向けるんだ」
私「火星人聖職者たちはむしろ原始的だ。彼らは我々人間を好んでいないようだ。火星の住民を隔離したがっている。うーん。彼らは、自分たちから人々が離れていくように見える事態のなりゆきに狼狽している。
 今、何かをとらえている。会合がまもなく開かれる。聖職者ではなく、官僚的・専門的階級とだ。私には、官僚的・専門的階級は我々が聖職者とかかわりをもってほしくないと思っているのがはっきり感じられる。それは、人間と火星人との交流を成功させる方法ではないからだ。なぜなら、聖職者とコンタクトをとる人間は、国連の代わりにローマ法王とコンタクトをとる火星人のようなものだからだ」
モニター「よし、コートニー。よくやった。セッションを終えるんだ」
私「それで、ターゲットは?」
モニター「“火星人聖職者”だ」
私「やっぱりそうか」

検討

 このセッションは多くの問題をカバーし、遠隔透視者たちが長い間抱えてきた数々の重要な質問に答えを出した。最初に、火星の聖職は火星人社会における公式の政府機関ではない。聖職者と非宗教的な官僚たちの権威争奪がどの程度社会を分裂させているのか、私にもわからない。だが、大衆における影響力は、非宗教的な指導者の方向に優位に傾いているが、彼らは、まだ聖職者たちを無視することはできないと感じている。
 研究のこの時点において私にわかっているのは、火星の権力組織には二重の垂直に下りる指令の流れがあるという最小限のスケッチだけである。しかし、大衆には明確に上下二つの階層があり、聖職者の影響は下層で優勢であることははっきりしている。二つの階層をわかつものははっきりしない。富が基準になるようなことはなさそうで、何か他の要素が基準にされるようだ。この時点では教育レベルを推測できるが、間違っているかもしれない。というのは、彼らが最終的に行う(少なくとも理論上)ここ地球への移住を前にして全住人を向上させる必要があれば、なぜ火星人は自分たちの社会の全メンバーに平等な教育レベルを与えることを否定しようとするのか、よくわからないからである。


第31章 火星人との公式会見


 今やほとんどすべての読者の心に浮かぶ最も重要な疑問の一つは、おそらく、どのように火星人とのコミュニケーションが始められるかであろう。私が前章で示したように、人間はグレイよりも先に火星人と公式のコンタクトをもつであろう。その後どれだけたって、我々がグレイとかかわりをもつのか私にはわからないが。国連によって放送されるグレイへの率直な会見要請は、ことを早めることになるであろう。しかしいずれにしろ、火星人とのコンタクトが最初に起こり、これが人間の意識を大きく星々へと向けさせるのに役立つであろう。
 本章の基となっているセッションは、火星人たちがどれだけ首尾よく人間文化に自分たち自身を統合させているかを探り出すことが、本来の意図であった。当セッションは一つの答えを与え、多くの他のRV体験と同じく、それ以外にも重要な情報を豊富に明らかにした。その中には、第一歩として、どのように人間−火星人間の公式な交流が進められるべきか(または、おそらく進められるであろうこと)を示唆する情報も含まれている。
 このセッションはタイプ4の条件下でブラインドで行われた。

日付:一九九四年九月二六日
場所:ジョージア州アトランタ
データ:タイプ4、遠隔モニター
ターゲット対応番号:6068/0004

 予備ステージでは、ターゲットに対する最初の接近は乾燥した陸地にある人工構造物にかかわっていることを示していた。

私「茶と黄褐色をとらえている。手触りは木とセメント。気温は暖かく、実際とても暖かい。甘い味を感じており、人間の声が聞こえる。何か円形で平たいものがターゲットのある場所に存在するのを知覚している」
 平たい屋根をもった円形の構造物と思しきものを素早くスケッチするために、ステージ3に進む。
モニター「ステージ4に移るんだ」
私「今、マトリックスにいる。ある建物をはっきりと知覚している。建物の中に声が聞こえるので中に入ってみる。会話が行われている。話をしている人々がいる。建物は円形で、以前この建物を透視したことがあるかもしれないという感じがする。しばらく外に出てみると、建物のまわりには木々がある。今、内部に戻った。
 オー! 何という〈感情的反応〉だ! 建物の中で話をしていた人々にまさしく注目している。ひじょうに力強く精力的な人々だ。これはトップレベルの会合だ。彼らの心の中に入らせてください。待って……彼らはETたちについて話している。
 この人々は軍服に身を包んでいる。将軍、提督、軍の高級将校たちだ。ここには一人、文官もいる。合衆国の大統領のようだ。〈感情的反応〉の欄にさらに“オー!”と書き留めさせてくれ」
モニター「わかった。それをすべて書き留めて、先に進むんだ。ペースを速めるんだ。いいぞ」
 モニターは私をすぐにステージ6に移らせる。彼は私に、聞こえる会話の主要テーマの構成要素を分離させるSRVテクニックを実行させる。
私「ひじょうに実践的なレベルの議論がもち上がっている。主な焦点は、まさにETたちとのコミュニケーションの方法である。彼らは、意識にはこれが可能なことに気づいているが、さらに物理的な何かを求めている。意識を通したコンタクトは始まったが、今、彼らは何か他のものを必要としている。提案の一つは電波の使用だ。彼らはこのやり方を考え出そうとしている。
 グレイたちが彼らの会話の主題ではない。この人々は火星人たちについて話している。これは現実の惑星間コミュニケーションの問題だ。彼らは今電波に焦点を合わせている」
 未来の特定の時点を探れるよう、私はステージ6の時系列線をつくる。
「人間が火星人と対話を始めている時点を見つけた。私はこれをコミュニケーション・ポイントと呼ぶことにする。彼らは電波望遠鏡──複数の望遠鏡で一つではない──を使っているようだ。その望遠鏡は世界中にある。
 人間たちは火星に望遠鏡を向け、耳を傾けることから始める。彼らはあまり多くのことを拾い上げてはいないようだ。それで、人間たちは戦術を変えて、送信を始める。解決されるべき数々の問題がある。一つの大きな問題は、何語を使うかということだ。それから通信定式書を開発しなければならない。
 グレイたちは観察しているが、このすべてに積極的に参加してはいない。彼らは興味をもっているようだが、消極的だ。
 人間たちはまた、月のET基地にも送信しようとしている。ただ、火星に向けてのほうにもっと力を注ごうとしている。月のETたちは沈黙を守っている。
 最初は、火星の火星人たちは黙っている。彼らは発見されたと感じ、何をすべきか、どんな人間の反応が生じるのか、考えを巡らしている。この日がいずれはやって来ることを彼らはつねに自覚していた。彼らは少し傷つきやすいようだ。
 時間を先に進むと、火星人たちは対話を行うことを決定する。彼らは大きな音ではっきりと信号を送り返す。彼らは、人間が使い始めたのと同じ電波定式書を使用するようだ。
 火星人たちの様子に私は少し感動した。火星への電波信号を追いかけ、私は今そこにいる。火星人たちはヒューマノイドで、今はとても人間に似ている。髪の毛もある。この火星人たちは圧倒的に男性だ。ある種のユニフォームを着ているが、軍の戦闘グループではない。火星人たちはそのようなことはしない。彼らの全防衛体制は、戦闘ではなく、秘密主義によって形づくられているようだ。火星人の皮膚は薄い。この火星人たちは本来の火星人と同じようだ(サブスペース的意味において)。しかし、彼らの肉体は地球人とそっくりだ」
モニター「時間を先に進むんだ。火星人たちはどこにいる?」
私「待って……彼らは地球にいる。彼らは、ここに早くから移住してきた人々のように、自分たちの土着のグループと一緒に働いている。また彼らは自分たちの仕事を継続するために、人間の政府から支援を得ている。現在、彼らの仕事は明るみに出ている。何てことだ。火星人たちは本当に人間のようだ」
モニター「グレイたちはどこにいるんだ?」
私「グレイたちは自分たちのことを行っている。この未来の時点で、彼らの遺伝子プロジェクトは終わっているか、あるいはほとんど終わっているところだ。残されているのは仕上げだけだ。彼らはまだ人間たちと直接話はしていない」
モニター「了解、コートニー。必要なことはやった。ターゲットは“火星人/未来の文化”だった」

検討

 将来、我々が交流することになる火星人たちは、おそらく違いを見分けられないほどに我々と似ている。地球を根拠とする人間と比較すると、彼らの事実上の違いは、文化と科学技術にある。我々が彼らと首尾よく交流するつもりなら、彼らは、我々が彼らの気持ちを理解しなければならないという要求をもつであろう。しかし、彼らは“リトル・グリーン・メン”(ラジオ放送『宇宙戦争』に登場した宇宙人[緑色の小さな宇宙人])としては我々のところにやって来ないであろう。ET文化との我々の最初のオープンな交流は、少なくとも見たところ彼らの肉体が我々と変わらないことで気持ちよいものとなるであろう。


第33章 火星を破壊した出来事


 火星がかつてしっかりした生態系をもっていたとしたら、何がそれを破壊したのであろうか? 破壊以前の時期から得られたRVデータは、火星人自身が、火星の大気はいうまでもなく自分たちの環境を破壊するような科学技術をもっていたとは示していない。これまでの章で提示されたデータに基づいて、グレイたちは環境的に向こう見ずな行為を通して自分たちの故郷を破壊し、また人間たちも同様の道を歩んでいることを、我々は現在知っている。しかし、火星の事情はまったく異なっている。調査の初めから、火星環境の崩壊はある自然災害にかかわっているように思われた。たくさんの異なる透視者たちは、火星の災害は、おそらく彗星か小惑星に関連した天体の出来事によって起きたと結論づけている。
 そのためモニターと私は、火星文明崩壊の原因を見極めるための、手がかりとなるターゲット設定を行った。結局のところ、今回のRVセッションは、我々が本書のために予定した二つの最終セッションの一つとなろう。何カ月も前にモニターと一緒に最初のターゲット・リストをまとめ上げたあと、私が私の無意識が実際のセッション前に意見を形成するのを防ぐために、注意深くリストを見ることを避けていたのを読者は思い出すであろう。リストは長かった。それに加えて、暫定リストに新たなターゲットを加えたモニターの強い好みが、まだ割り当てられていないターゲットについて私があれこれ考えないようにさせてくれた。しかし、最後から一つ前のターゲットが回ってきたとき、私は初期火星文明の崩壊を見極めるターゲットがまだ割り当てられていなかったことを意識的に思い出した(他のどのターゲットに際してもこんなことは起こらなかった)。セッションが始まると、ターゲットからの最初の信号は、このセッションが本当に火星がターゲットであることを示した。タイプ4の条件下で始まったこのセッションは、それゆえ実際にはタイプ4とタイプ6が合わさったものとなった。

日付:一九九四年九月二九日
場所:ジョージア州アトランタ
データ:タイプ4、遠隔モニター
ターゲット対応番号:5966/2695

 予備ステージでは、ターゲットが動きと荒れた自然の陸地にかかわっていることを示していた。

私「茶とベージュ色をとらえている。手触りは岩だらけで、気温はとても寒い。ハリケーンのように、すさまじい風の音が聞こえる。また何か円形で丸いものを知覚していて、火星の災害を分析している」
モニター「ただ手続きに忠実にしたがって、ステージ3に進むんだ」
 私のステージ3スケッチは二つの円形物体の単純な表示である。
私「ステージ4に移ると、少なくとも円形物体の一つは惑星であるようだ。まだ茶色と岩だらけの手触りを感じとっていて、何かが冷たい。また強い大気の乱れ、特に渦巻き運動を感じとっている。この惑星にかかわる生き物がいて、現在のところ彼らは恐怖状態にある。そこにはものすごい動揺がある。二つのものを〈分析的判断〉としてとらえている。一つは月か小惑星、もう一つは火星だ」
モニター「コートニー、直接ステージ6に行くんだ。君は正しいターゲットをいい当てている。それは火星の災害だ。ただ手続きに忠実にしたがって、続けるんだ」
 モニターは私にその惑星と小さな物体をスケッチさせる。この二つの物体に比較して地球を定め、私に火星と比較して小さな物体の動きの方向を割り出させることを可能とするSRVテクニックを実行する。またその出来事の時系列線をつくる。
私「小さいほうの物体は片側が大きい、いびつな形をしている。そこには分子レベルでのみ計測可能な、きわめて薄い大気がある。この物体はより大きな惑星の大気の端を通り抜けた。惑星の大気は比較的濃く、物体は成層圏を押し抜けて去っていった。物体が大気を通り抜けた地域を交差地区と呼ぶことにする。物体は惑星の表面には墜落しなかった。
 今その惑星を探っている。最初に、大気にはあまりダメージはない。交差地区に近い区域では高い乱気流がある。他の場所では、惑星全体の大気を通じてただ揺れているだけだ。交差地区にさらに近づくと、さらに高いレベルの乱気流がある。
 最初の乱気流に続いて、水面に落ちた石が外側に向かってより大きな波紋を描くのに似て、物体は大気中に円形の波を起こした。波は大気の津波に成長した。
 大気の乱れからは表面の環境には最初衝撃はなかった。それは、すべてのものがただちに破壊される地震のようなものではなかった。
 円形の波が大気を通して伝わり、惑星の反対側で出会い、跳ね返ってくるかまたはそれ自体を通り抜けて、交差地区に戻ってきた。それからふたたびそれは円形の波として押し寄せてきて交差地区で出会い、振幅を起こして、ギターの弦のように振動しながら跳ね返りか通過現象を繰り返し、何度も続いていった。それは共鳴を起こした。共鳴は、太陽熱のように他のすべての影響源を圧倒しながら、大気状況の最初の伝動装置となった。見たところ重力は素早く振幅を和らげられるほど強くはなかった。そのため、この状態は長く続いた。
 惑星の生き物たちは徐々に影響を受けた。すべての気象パターンは変わった。惑星の状況はゆっくりと悪化し始めた。農作物が育たなくなったため、食料が問題となった。雨も問題となった。最初に洪水と干ばつの両方が現れた。
 大気はしばらくの間は呼吸するのに十分の濃さであったが、絶えず起こる波は徐々に大気を宇宙空間に飛ばしていった。惑星の重力は、波の運動エネルギーを打ち消すことはできなかった」
モニター「了解、コートニー。もう十分だ。ターゲットは“火星人/文明崩壊(の出来事)”だった。これは面白い。我々は決してこんな過程を推測できていなかった。これは、惑星の大気における乱気流や流体力学を研究する科学者の間で、完全に新しい研究分野を切り開くことになるだろう。私にはここから出てくる数学的なモデルが想像できる」

検討

 私が目撃した過程は本当に面白いものであった。それは、大きな重力をもつ地球であれば、通過する小惑星か彗星によってつくり出される大気の波は素早く静められたであろうから、起こりえなかったことである。しかし、火星においては、大きな波が長い時間をかけて形成された。火星人たちが自分たちの惑星に深刻な問題があることを悟り、連邦はグレイによって編成された救出チームを送るだけの時間があったのだ。

The Farsight Institute
 
 
 
 
    
 
 
 
 

http://www.asyura2.com/10/warb6/msg/660.html

コメント [戦争b6] 北南軍事会談北側団長: 23日午前8時 南側の団長に、砲撃計画を中止することを再び強く求める電話通知文を送った (朝鮮新 hou
01. hou 2010年11月28日 17:33:24: HWYlsG4gs5FRk : 2rm89qTR8g
韓国の西海地区の軍通信運営団: 23日午前8時20分 北朝鮮から1枚のファックス (東亜日報
http://www.asyura2.com/10/warb6/msg/560.html
投稿者 hou 日時 2010 年 11 月 24 日 20:25:04: HWYlsG4gs5FRk

http://www.asyura2.com/10/warb6/msg/659.html#c1
コメント [戦争b6] 韓国の西海地区の軍通信運営団: 23日午前8時20分 北朝鮮から1枚のファックス (東亜日報 hou
06. hou 2010年11月28日 17:33:55: HWYlsG4gs5FRk : 2rm89qTR8g
北南軍事会談北側団長: 23日午前8時 南側の団長に、砲撃計画を中止することを再び強く求める電話通知文を送った (朝鮮新
http://www.asyura2.com/10/warb6/msg/659.html
投稿者 hou 日時 2010 年 11 月 28 日 17:31:36: HWYlsG4gs5FRk

http://www.asyura2.com/10/warb6/msg/560.html#c6
コメント [お知らせ・管理19] Re:おやおや、ついに著作権ドロボー様が、ご発言ですよwww 夏水仙
01. 2010年11月28日 17:34:52: E6aU50v0zY

ダイナモとかいうやたら科学バカ(最終的な地球温暖化Co2でっちあげのろま強欲おたく)ヤカラも

>会員登録をしなければ読むことのできないコンテンツを
無断転載しておいて

手法を使ってましたなぁーー厠おやびん!!

何度もいうが追い討ちを掛けるようなオツムの逝かれたヤツより末世。

差駆除利湯 まなざらしカモ

http://www.asyura2.com/10/kanri19/msg/358.html#c1

記事 [戦争b6] 北朝鮮: 軽水炉に関する情報を積極的に公開したことに対しアメリカは、「深刻な挑発行為」非難 (朝鮮新報
http://www.korea-np.co.jp/sinboj/

「6者」中断と軽水炉建設、正当な経済主張の行使
 最近、訪朝したヘッカー米スタンフォード大教授が、平安北道寧辺地区に「実験用軽水炉」が建設されていることを明らかにした。朝鮮が軽水炉に関する情報を積極的に公開したことに対し米国は、「深刻な挑発行為」(ボズワース朝鮮政策特別代表)だと非難し、メディアは原子力発電所のためのウラン濃縮技術を「核兵器開発」と強引に結び付けている。原子力の平和利用を「脅威」として印象付ける危険な世論操作が行われている。

核の平和利用

朝米ジュネーブ合意による軽水炉建設は中断した。(写真は咸鏡南道新浦の建設場) [写真=聯合ニュース]
 ヘッカー教授の証言は、9.19共同声明(2005年)などの6者会談合意に朝鮮が拘束されない状況が今日も続いていることを物語っている。昨年4月、朝鮮の人工衛星発射が「弾道ミサイル発射」と断定され、国連制裁が発動された。自主権尊重と主権平等という6者会談の前提が崩れた時点で、朝鮮は対抗措置として「二つの路線」を提示した。

 第一の路線は、「自衛的核抑止の強化」だ。昨年5月に2回目の核実験が断行された。既存の核施設(黒鉛減速炉)の使用済燃料棒から抽出した、すべてのプルトニウムを武器化するという立場も表明した。

 第二の路線は、「ウラン濃縮技術による軽水炉発電所の建設」だ。これはあくまでも原子力の平和利用であり、国家経済発展のための中心課題の一つであるエネルギー問題の解決にその目的がある。

 朝鮮は6者会談が破たんした状況に対応して、「二つの路線」を推進した。昨年9月の時点で、使用済み燃料棒の再処理が最終段階で行われていた。ウラン濃縮実験も成功裏に行われ、終結段階に入っていた。朝鮮は、国連安保理議長に送った書簡を通じて、これらの進ちょく状況を公表した。

 対話外交の再開に否定的な立場をとり続けた米国は、寧辺の現状を「北朝鮮の瀬戸際戦術」だと説明し、責任の所在をあいまいにしているが、軽水炉発電所建設計画は、突然浮上したものではない。ヘッカー教授は、昨年から続けられてきた原子力の平和利用計画の推進状況を現地で確認しただけのことだ。朝鮮は、今回も自らの計画を隠し立てすることなく、寧辺を訪れた米国の核専門家に対してウラン濃縮の新施設を堂々と公開している。

2012年目指し

 朝鮮は、2012年に強盛大国の大門を開くという目標を掲げている。自力更生に基づく軽水炉発電所の建設も、経済復興のための国家計画の一つだ。ヘッカー教授は、寧辺の軽水炉について2012年の完工を目指していると説明を受けたという。

 過去には軽水炉発電所の建設が、朝米会談や6者会談のような外交の「成果」として想定されていた。朝米基本合意文(1994年)や、9.19共同声明にも朝鮮に対する軽水炉提供問題が明記されているが、約束は反故にされた。

 人工衛星発射が国連制裁の対象となり、6者会談が破たんした後、朝鮮は朝米関係の全過程を総括し、一つの結論に達したと伝えられている。朝米間では敵対関係の根源である戦争状態を終息させない限り、いかなる会談も合意も、無用の長物だということだ。米国が平和協定締結提案を無視している現状では、朝鮮としても戦争抑止力を引き続き強化しながら、敵対勢力の制裁に対抗する独自の国家発展計画を推し進めるしかない。

 「2012年構想」について、朝鮮の経済関係者は「自立的民族経済に基づき、その潜在力を発揮するプロセスの中で、強盛大国の大門を開ける時点を設定した」と指摘する。そして「2012年」は「対外経済関係における有利な条件、不利な条件を計算しながら立てた目標ではない」と断言する。彼らの見解によれば、6者会談の開催いかんにかかわらず、朝鮮は必ず「大門」を開くということだ。

 「2012年構想」が外部環境の変化に左右されないためには、経済の自立性、主体性を強化しなければならない。特に経済復興の中心課題である電力問題の抜本的解決のために、国内の豊富なウラン資源を利用する「主体的な核動力工業」の完備に国家的な関心が注がれている。

オバマのジレンマ

 朝鮮は今年9月の党代表者会で最高指導機関を選挙し、強盛大国建設に向けた体制を確固たるものにした。オバマ政権が「戦略的忍耐」という交渉回避術を続ける目的が、制裁と圧迫によって自国の経済を破たんさせることにあると看破した朝鮮が、「チュチェ(主体)軽水炉」建設にまい進することは、経済主権の正当な行使だ。

 自前の核燃料で動く軽水炉発電所が建設されれば、核問題に関する従来の交渉の枠組みは無効になる。軽水炉の提供を「代価」に朝鮮側の行動を促すことはできなくなる。

 今後、関係国が朝鮮の原子力発電所建設に異議を唱えなければ問題はないが、「チュチェ軽水炉」の完工は、米国が朝鮮に対する「交渉の切り札」を失うことを意味する。「待ちの戦略」を続けるオバマ政権は、進退両難のジレンマに直面することになった。発電所建設のためのウラン濃縮技術が、「核兵器開発」に転用されるという情報の流布がエスカレートし、新たな強硬策の口実に利用されないとも限らない。オバマ政権は平和的な衛星発射も制裁の対象にした。

 米国が原子力の平和的利用を妨害し、圧迫を加えれば、朝鮮を第一の路線、核抑止力強化の積極的な推進へと追いやることになりかねない。任期前半に対朝鮮政策で無駄な時間を浪費したオバマ政権が、事態を収拾する最も確実な方法は、6者会談の合意精神を再確認する対話の場を速やかにつくることだ。(金志永)

■2009年4月14日 外務省声明

核抑止力強化

 6者会談合意により無力化された核施設を原状復旧させ、正常稼動させる措置が講じられる。その一環として実験用原子力発電所から出た廃燃料棒を再処理する。

発電所建設

 主体的な核動力工業構造を完備するため独自の軽水炉建設を積極的に検討する。

■2009年4月29日 外務省スポークスマン声明

核抑止力強化

 朝鮮の最高利益を守るため、追加的な自衛的措置を講じる。それには核実験と大陸間弾道ミサイル発射実験などが含まれる。

発電所建設

 軽水炉発電所建設を決定し、最初の工程として核燃料を独自に生産、確保するための技術開発を始める。

■2009年6月13日 外務省声明

核抑止力強化

 新たに抽出されたプルトニウムすべてを武器化する。現在、廃燃料棒は総量の3分の1以上が再処理された。

発電所建設

 ウラニウム濃縮作業に着手する。軽水炉建設の決定に従い、核燃料確保のためにウラニウム濃縮技術開発が成功裏に行われ実験段階に入った。

■2009年9月3日 国連安保理議長に宛てた書簡

 廃燃料棒の再処理は最終段階で行われ、ウラニウム濃縮実験も成功し終結段階に入った。

[朝鮮新報 2010.11.26]
http://www.asyura2.com/10/warb6/msg/661.html

記事 [戦争b6] 沖縄県知事選: 午後8時に投票が締め切られ、深夜に大勢が判明する見通し。 (時事通信

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2010112800100

沖縄知事選、投票進む=普天間に審判、深夜に大勢判明

 28日朝に投票が始まった任期満了に伴う沖縄県知事選は、午後8時に投票が締め切られる。即日開票され、深夜に大勢が判明する見通し。保守系の無所属現職と、革新系の無所属新人の事実上の一騎打ち。焦点の米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)移設問題で、両候補はそれぞれ県外、国外への移設を主張しており、どちらが当選しても、同県名護市辺野古を移設先と定めた日米合意の履行を目指す菅政権は難しい対応を迫られる。
 沖縄県選管によると、午後4時現在の推定投票率は31.04%で、2006年の前回知事選に比べ5.11ポイント低くなっている。
 立候補しているのは、再選を目指す無所属現職の仲井真弘多(71)=公明、みんな推薦=、無所属新人で前宜野湾市長の伊波洋一(58)=共産、社民、国民新、新党日本、沖縄社会大衆推薦=、政治団体「幸福実現党」新人の金城竜郎(46)の3氏。仲井真氏は自民党県連の推薦も受けている。 
 知事選は、民主党政権が普天間飛行場の県外移設を当初模索しながら、5月に県内移設で米国と合意したことに対する県民の審判となる。仲井真氏は自民党政権時代には辺野古移設を条件付きで容認していたが、「日米合意を見直し、県外へ」と主張を転換。ただ、政府との対話は続ける姿勢を示している。一方、伊波氏は「辺野古の新基地建設に反対し、埋め立てを認めない」と明言。米領グアムへの移設を訴えている。
 民主党は、日米合意重視の党本部と県外移設を志向する県連との溝が埋まらず、自主投票とした。(2010/11/28-17:15)
http://www.asyura2.com/10/warb6/msg/662.html

記事 [戦争b6] 中国国務院台湾事務弁公室の範麗青報道官: 国民党政権の台湾との関係発展を進めていく意向(時事通信
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2010112800139

台湾の安定に期待=中国
 【北京時事】中国国務院台湾事務弁公室の範麗青報道官は28日、台湾で27日に行われた5大都市選のうち3市長選で国民党候補が勝利したことについて談話を発表し、「選挙結果に注目している。台湾社会が安定し、人々が安心して暮らせることを希望する」と述べ、台湾政局の安定に期待を表明した。

 範報道官は「2年余りの両岸(中国と台湾)関係の改善と発展は両岸同胞に真の利益をもたらし、両岸関係の平和的発展への支持は共通認識となっている」と指摘。「われわれは引き続き台湾各界と共に努力し、両岸の交流と協力を拡大して、関係発展を徐々に進め、同胞の福祉を増進していく」と述べ、国民党政権の台湾との関係発展を進めていく意向を示した。(2010/11/28-17:24)
http://www.asyura2.com/10/warb6/msg/663.html

記事 [戦争b6] 北朝鮮国営メディア:「アメリカが空母を黄海に進入させるなら、その災いは誰にも予測できない」(NNN

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20101128-00000014-nnn-int

米韓合同軍事演習始まる 北朝鮮の挑発警戒
日本テレビ系(NNN) 11月28日(日)10時58分配信
 北朝鮮が韓国・延坪島を砲撃して朝鮮半島の緊張が高まる中、アメリカと韓国の合同軍事演習が28日朝、朝鮮半島西側の黄海で始まった。

 米韓合同軍事演習は28日朝、韓国南部の黄海で始まった。米原子力空母「ジョージ・ワシントン」など艦艇12隻と多数の航空機が参加して、来月1日まで続けられる。延坪島近くの海域には展開しない。

 演習について、北朝鮮は27日に国営メディアを通じ、「アメリカが空母を黄海に進入させるなら、その災いは誰にも予測できない」と警告した。韓国政府は、北朝鮮がさらなる挑発行為をする可能性もあるとみて警戒を続けている。

 こうした中、中国は事態の沈静化に向けた外交努力を本格化させている。外交政策を統括する戴秉国国務委員は27日午後に急きょ韓国・ソウルを訪問して金星煥外交通商相と会談したのに続き、28日午前、李明博大統領と会談した。中国は米韓合同軍事演習に反対しており、韓国側に対し、これ以上、緊張を高める行為をしないよう求めたものとみられる。

http://www.asyura2.com/10/warb6/msg/664.html

コメント [経世済民70] 金子勝ブログ:どれだけの失敗組エリートが逃げ切り、どれだけの若者が犠牲になってきたのか…。 taked4700
07. 2010年11月28日 17:48:49: W21sVoi5xM
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結局日本の改革を妨げるのは、諦観という染み付いた奴隷根性だ。なにせ、何百年も地主に虐げられてきたんだから。あの爺さんばあさんたちの腰の重さ、保守性が日本と言う地域の改革を妨げている。

もうこうなったら、地方分離運動しかないと思いますよ。全体を変えるのは絶対無理です。沖縄や北海道、関西でもいいから東京集権の沈没日本から、分離独立するべきでしょう。東北や北陸、四国等東京の補助なしにはやっていけないような地域はそのまま地獄まで東京都心中すればいい。

それができなきゃ、霞が関の財務権にデフォールトというか禁治産者指定を宣言して、地方は独自の財源で東京には年貢を防衛費等の認可した分だけ納めることとする。
http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/270.html#c7

コメント [経世済民70] 物価高騰に備えよ。いよいよ庶民を直撃する物価急騰の流れが近づいている。(朝倉慶) Orion星人
08. 2010年11月28日 17:50:18: vBM2NyQWBK
気象兵器駆使してるからね。
異常気象も病気もいくらでも人為的に作ることができる。
実際、作っている。

しかし生活への影響は日本は限定的だろう。原油は10年で5倍以上になったが、ガソリンが5倍になったわけではない。原価のうち原材料比率(揮発油勢が50円以上、後は精製と物流コスト)は僅かだから。衣料品も同様。
むしろ、新興国は大変だろう。生活必需品のコストが相対的に高いはずだから。
結果として対新興国で円安になるのでは?


http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/272.html#c8

コメント [戦争b6] 北朝鮮国営メディア:「アメリカが空母を黄海に進入させるなら、その災いは誰にも予測できない」(NNN hou
01. hou 2010年11月28日 17:50:45: HWYlsG4gs5FRk : 2rm89qTR8g
予測できないというのは 北朝鮮の最大の脅し文句みたいです
警戒が必要ですね。

朝鮮人民軍総参謀部の報道官: 「相手が予測できない打撃手段で反撃」【中国国際放送局】
http://www.asyura2.com/10/warb3/msg/664.html
投稿者 hou 日時 2010 年 3 月 27 日 10:21:17: HWYlsG4gs5FRk
http://www.asyura2.com/10/warb6/msg/664.html#c1

コメント [マスコミ・電通批評11] あなたは最高裁裁判官の名前を知っていますか? 最高裁判事の人事報道、日米で雲泥の差 (牧野洋) pochi
05. 2010年11月28日 17:55:10: axhmzZsveE
最高裁を可視化しろ!


ここに汚職が蔓延っていて、公正な裁判が行われるわけがないだろう!


国家の悪魔を退治しましょう!


全てを再構築させなくては、治せない!


小手先は、最早通用しない!
http://www.asyura2.com/10/hihyo11/msg/255.html#c5

コメント [経世済民70] 金子勝ブログ:どれだけの失敗組エリートが逃げ切り、どれだけの若者が犠牲になってきたのか…。 taked4700
08. 2010年11月28日 17:57:04: W21sVoi5xM
ただ金子も矛盾している。

なんでわざわざ60兆も経済を崩壊させたあほどもに強制注入というご褒美をやらなきゃなんないんだ。

それこそ、今のウォールストリートがワシントンにケツをふかせていることと同じだろう。

けっきょく、この先生も克人と同じで、小泉の新自由主義構造改革を批判できても、霞が制官僚とおなじケインズ主義者なんだよ。だから、農業保護でも、商店街保護でも、官僚は権益になることは何でもやるんだよ。

政治的にいえば、右翼ケインジアンと左翼ケインジアンの差に過ぎない。

だから、結局、将来への提言は極めてあいまいな戦術的な(マニフェスト的な?)物にとどまっていて、あたらしいパラダイムなど微塵も示されていない。

それが慶応のライバル竹中を理論的に崩せない最大の理由だ。
http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/270.html#c8

記事 [戦争b6] 中国の楊外相:「このような状況になっているのは、6カ国協議が長らく開かれてないからだ」(FNN
中国が天安艦事件に対して、コメントを控えた結果だ。良く言うよ。

第7回目 朝米軍部大佐級実務接触: 北朝鮮側(北韓)、「最後の3択を要求」(朝鮮新報 
http://www.asyura2.com/10/warb6/msg/316.html
投稿者 hou 日時 2010 年 11 月 04 日 22:37:40: HWYlsG4gs5FRk

北朝鮮の要求を見ればなにを意図しているかは明白

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20101127-00000659-fnn-pol

日中外相が電話会談 前原外相、「中国がリーダーシップを発揮すべき」との考え伝える
フジテレビ系(FNN) 11月27日(土)18時8分配信

前原外相は27日、北朝鮮による韓国砲撃をめぐって、中国の楊潔チ外相と電話で会談し、「北朝鮮がさらなる行動を起こさないよう、中国がリーダーシップを発揮すべきだ」との考えを伝えた。
これに対し、楊外相は、「このような状況になっているのは、6カ国協議が長らく開かれてないからだ」としたうえで、「事態が拡大しないよう求める」と述べた。
最終更新:11月27日(土)18時8分

http://www.asyura2.com/10/warb6/msg/665.html

コメント [経世済民70] 省労働力時代に突入、3%程度の景気伸び率では雇用は増えない、政治経済の抜本改革が不可避だ heiwatarou
12. 2010年11月28日 18:08:35: FbQn4B9yw6
>10

なるほど、企業の利益は金融機関から国債に向かうのですね。
企業に溜まり続ける内部留保を還元させれば、国の借金も減らせるわけですね。

銀行の運用は、民間に資金需要がないから金が国債に回るというのはおかしい。
民間には資金需要はある。銀行が貸さないだけだ。

貸し出しも低金利で調達した資金を低利で貸し付けず、それなりの金利をとっている。

大企業がきちんと下請け企業に対する工賃の支払いをし、雇用を守り、賃金を払うなら、金利の支払い余力もでるだろうし貸し倒れのリスクも減るよ。

本来ならこの金が循環することで得られる税収は赤字国債やFBに化け、運用されるのかな?
http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/265.html#c12

記事 [音楽3] 映画「エレジー」予告編


http://www.asyura2.com/10/music3/msg/420.html

コメント [戦争b6] 国連安全保障理事会公式文書「S/2010/568号」: 「『天安』号事件は民族史上初の特大型謀略劇」(朝鮮新報 hou
02. 2010年11月28日 18:13:24: iBj3QNNbaA
韓国の最終報告書は色々と疑問点が多く、信用度はかなり低いと言う他ありません。

韓国の人々も報告書を信じる人、嘘だとする人、分らないとする人にほぼ三等分されているとの事であり、韓国の野党は政府に再調査を要求しています。

投稿で触れられている情報はサーチの結果、次で参照出来るようです。

########
http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/j-2010/04/1004j1105-00001.htm
「天安」号事件 国防委 「真相公開状」発表
 魚雷は鋼鉄合金 自らが否定した「北魚雷攻撃説」[朝鮮新報 2010.11.5]

http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/j-2010/04/1004j1105-00002.htm
「天安」号事件 南で「米国責任論」浮上
「合同訓練との関連性明かせ」 資料集発刊 [朝鮮新報 2010.11.5]

http://svenskkoreanska.se/cheonan_en.pdf
Cheonan Incident Fabricated by the US and Lee Myung Bak Group
of Traitors Was Most Hideous Conspiratorial Farce
in the Nation’s History

########
一方、韓国国防省の報告書は次等を参照下さい。

最終報告書(2010.09.14)
1..100他多数の記事が公開されています。
http://www.cheonan46.go.kr/100
Joint Investigation Group Report on the Attack Against ROKS Cheonan published
ROKS_Cheonan_Report(Eng)_1.pdf
ROKS_Cheonan_Report(Eng)_2.pdf
ROKS_Cheonan_Report(Eng)_3.pdf

中間報告書(2010.5.20)
http://www.labornetjp.org/worldnews/korea/knews/00_2010/1274508802986Staff/view
[国防部提供]天安艦沈没事件調査結果

http://www.mod.go.jp/j/approach/agenda/meeting/seisakukaigi/pdf/13/1-2.pdf
韓国海軍艦艇沈没事案(10年3月26日)について

########
韓国国防省報告書の疑問点のうち主な点を以下に記します。

疑問だらけの魚雷:
魚雷の腐食状況は、事故発生から引き上げ迄よりもずっと長い期間海水中に浸かっていた事を示している。

北朝鮮は魚雷が鉄鋼製だとしているが、現物はアルミ合金製

何度も変更された北朝鮮魚雷の図面 (誤変換で日本語が現れたものもあり?)

33.3cmの部分よりも27cmの部分の方が大きいとする図面、
(落第生のスケッチ図を拾ってきた?)
ROKS_Cheonan_Report(Eng)_1.pdf p.31
Figure Summary-3 Schematic of torpedo and recovered rear section of torpedo

海底から捜索引上げ直後に魚雷部品に何故かセロテープ?で貼り付けられたアルミ箔
ROKS_Cheonan_Report(Eng)_2.pdf p.213
On-site examination

http://app.yonhapnews.co.kr/YNA/Basic/OnAir/YIBW_showMPICNewsPopup.aspx?contents_id=MYH20100604010300038 魚雷引き上げ時のビデオ
http://www.labornetjp.org/worldnews/korea/knews/00_2010/1277194364851Staff/newsitem_view
アルミ箔ときれいな網、本当に魚雷か?

魔法の蛍光灯:
魚雷爆発により船体が三個に破壊し分断された場合、死亡した船員の大部分は酷い骨折などは無く、単なる水死とのことです。
同じく船体破断面から見える天井には、何故か普通の蛍光灯が壊れることなくむき出しで付いたままです。
韓国国防部は防爆型だと言っていますがそんな訳あけりませんし、魔法の蛍光灯等と揶揄されています。
http://blogs.yahoo.co.jp/illuminann/247930.html
http://www.mediatoday.co.kr/news/photo/201007/89711_98932_140.jpg
“事故発生時!海兵6旅団・現場の漁民になぜ救助要請しなかったか”

右スクリュー変形問題:
天安の右スクリュー変形原因には合理的な回答無し。

http://www.hani.co.kr/arti/english_edition/e_national/428715.html
Questions linger 100 days after the Cheonan sinking
(スクリュー変形写真:一番下側が水平に折れ曲っているのは、引上げ後はしけ上でスクリューで船体重量を支えた為)

右スクリュー変形は、船員の不注意により前進航行中に浅瀬と接触した事によるものです。

左旋回航行中には、船体は遠心力及び斜め右前方から受ける海水流の力で右に傾き、その状態で浅瀬に接触した場合には、丁度天安の右スクリュー変形と同様な状態になります。

船体のソナードームは変形していないので浅瀬接触等はあり得ないと言われたりしていますが、ソナードーム下端とスクリューボス中心部がほぼ同じ水深位置にあり、スクリューのみの変形が発生する事は十分あり得ます。
また、旋回中には船体前部やソナードーム部分よりも船体後尾のスクリュー部は外側に大きな円を描いて航行するので、スクリュー部分のみが浅瀬の上に掛かり接触する事も十分ありえます。

スクリュー駆動軸に絡まった魚網:
http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/b3447e3868969212488e9d75820689ad
http://www.newscham.net/news/view.php?board=news&nid=57838
韓国チョナン(天安)艦沈没はスクリューに網がかかり、機雷爆発と推定 ロシア調査団/韓国ハンギョレ (この写真からも右スクリューの変形が分ります)

これらスクリュー関係の問題が発生した場合、正常な航行や訓練続行は出来ず港に帰還するほか無いはずです。

航行記録、TOD記録の衝突前後の非公開:
天安の航行記録や、複数のTOD:熱映像監視装置の記録は、何故か魚雷攻撃を受けたとされる瞬間やその前後数十秒?の記録のみは機器の誤動作?/別の方向?を見ていたとの事でその部分を省いた記録しか公開されていません。

天安は合同訓練中一隻だけ何故か離れて単独行動をしていたとされていますが、本当は近くに同僚艦や米軍潜水艦等がいて衝突したのではないでしょうか。

最終報告は部分的にしか見ていませんが、基本的には5.20の報告と変っていないようです。

このように韓国海軍に不都合な事項については、報告書には嘘の言い訳しか載っていません。

その他:
http://tanakanews.com/100507korea.htm
韓国軍艦「天安」沈没の深層
2010.5.7 の時点で米軍潜水艦との衝突沈没説他の疑問を提示
▼封じられたKBSテレビのスクープ
>ハン准尉の慰霊祭が行われたのは、当然ながら天安艦ではなく、米潜水艦の沈没現場であり、慰霊祭には米国のスティーブンス駐韓国大使や在韓米軍のシャープ司令官も列席し、ハン准尉の栄誉をたたえ、ハン准尉の遺族に見舞金を出した。米高官の参列や見舞金は、韓国軍の中に「米軍の事情で天安艦の捜索が遅れ、米軍の無理な秘密捜索作戦のせいで殉職者が出た」という反米感情が湧くのをおさえるためだったのだろう。
(その後引上げ現場仮修理の後航行再開し正式修理等がなされたのかも知れません)

韓国での疑問点追求の動きについては次等を参照下さい。
ハンギョレ・サランバン
http://blog.livedoor.jp/hangyoreh/archives/1295328.html
‘封印解除’された天安艦、何が真実か

http://www.hani.co.kr/arti/SERIES/274/
20個のキーワードで読む天安

韓国語や他国語はブラウザに翻訳機能を組み込みページを一括変換するか、次のサイト等を使えば日本語に変換して読めます。
(機械翻訳では想像力を働かせて読んでも????とはっきりしない部分も残りますが)
http://translate.google.com/
http://translate.google.com/#ko|ja|

"天安艦 site:blog.livedoor.jp/hangyoreh"
にてハンギョレ・サランバンのサイトをサーチ

http://www.asyura2.com/10/warb5/msg/448.html
天安艦沈没事故でロシアの調査結果は、魚雷攻撃ではなく、機雷〜メディアは報道管制?

http://blog.hangame.co.jp/tubuyakihime/article/32116285/
天安艦 潜水艦衝突なら これも見て


http://www.asyura2.com/10/warb6/msg/457.html#c2

コメント [雑談専用38] Re: 他信過剰 金十字架
01. 猿のセンズリ 2010年11月28日 18:13:48: fpN.gB5mzCY0U : 0h3BhsNan2
ご立派!他に依止する者は動揺す・ですか。我見から、なにから、立派です。悪などなく・・ですか!敵など無い・・・。ヘー・・・!ご立派。これでは、親鸞の教えなんぞ、必要ない。以上
http://www.asyura2.com/09/idletalk38/msg/836.html#c1
記事 [音楽3] アメリカン・エレジー


http://www.asyura2.com/10/music3/msg/421.html

コメント [マスコミ・電通批評11] あなたは最高裁裁判官の名前を知っていますか? 最高裁判事の人事報道、日米で雲泥の差 (牧野洋) pochi
06. 2010年11月28日 18:21:56: ZZkPgRZqKY
何も書かないのを信任とはいわない。○をつけてやっと信任だろう。何も書かないのを無効票とするように法律を改正すれば簡単に出来るはず。

勿論、情報公開それに審査を受ける裁判官が国民に訴える場も必要だ。機能しない制度で実際誰が人事権を持っているのか。持っている主体に権力がある。つまり国民にはない。
http://www.asyura2.com/10/hihyo11/msg/255.html#c6

コメント [Ψ空耳の丘Ψ59] 転載:ガンは治る! 末期癌でも治る! 免疫賦活で速やかに治る! 888(スリーエイト)
01. YOSI 2010年11月28日 18:22:04: VWmQWKq8UUTas : h4qPF5EQKo
真実拡散の努力に感謝します。今年の春、「ソマチット地球を再生する不死の生命体」という本を購入しました。この本の中でソマチットは免疫菌ともよばれています。春ウコンの治療効果と関係あるのでしょうか。
いずれにしろ真の知識が普及し、正しい医療、公正な社会 実現を切望します。
http://www.asyura2.com/10/bd59/msg/106.html#c1
コメント [経世済民70] 省労働力時代に突入、3%程度の景気伸び率では雇用は増えない、政治経済の抜本改革が不可避だ heiwatarou
13. 2010年11月28日 18:23:00: FbQn4B9yw6
http://www.sankei-kansai.com/2010/11/27/20101127-046558.php

2010年11月27日

中小企業7割超 「デフレ」を懸念
 大阪市信用金庫(大阪市中央区)が発表した大阪府内の中小企業を対象とする景気の実感調査(11月)によると、約半数の企業が「景気が悪化している」と感じ、先行きの懸念材料は「円高よりもデフレ」と考える企業が7割超に達していることが分かった。回復が続くとされる景況感だが、中小企業への波及は遅れていることをうかがわせる結果となった。

 景気が悪化しているとした企業のうち、事業規模が小さくなるほど、悪化していると感じる割合が高かった。業種別では小売業が55%で最も多い。

 景気の阻害要因については、デフレをあげる企業(70%)が円高(63%)を上回り、今後望む景気対策では、デフレ対策(70%)が円高阻止(42%)を上回った。

 調査は11月中旬に約1300社で行った。


http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/265.html#c13

コメント [経世済民70] 日本が移住しやすくなれば外国人労働者流入し多様な人材育つ gikou89
08. 2010年11月28日 18:25:43: FHVyh15Kso
結局、そうならないんだよね。
「所謂『優良』な人材」が入ってきたとしても、
そもそも、「優良な人材」を上回る「不良な人材」が入ってくる事は止められず、

景気の悪化や雇用情勢の変化で、優良だった人材は不良になってしまう危険性もある。
違法労働や風俗・薬物、密貿易など目に見えるものから、
外国人介護士などが、賃金的魅力から風俗などに流れる受け皿など、
国内にある○暴などの組織の下支えにしかならない。
だから、福祉などは「一番風俗に流れやすい分野(風俗で働いた方が確実にカネになるのだから、
しかも外国人たちはカネのために働きにきている)だから、本来絶対解放してはならない分野。

しかも、そういった組織は、かつての労働争議よろしく、
国内における外国人労働者の労働争議にも首を突っ込んでくる事となり、
派遣だろうが正社員だろうが、外国人労働者を雇用する企業にとって、悪の連鎖に嫌でも巻きこまれる事となる。

一部の優良外国人は企業に利益をもたらすだろうが、ほとんどの外国人労働者は「コスト削減効果」でしか利益をもたらさない。
しかし、その事で、国家が負担する費用はどれぐらいになるのだろうか。
・売春などの風俗の取り締まり、売春と麻薬は表裏一体であり、薬物の取り締まりの深刻化する。そのための治安維持予算は増加する。
・外国人のための社会サービスの必要性という理由で、街中の表示から公共施設、教育現場、
病院における通訳サービス、外国人のケアのための現地語のできるライフワーカーも必要となる。
当然、日本語教育も必至で、そのための費用は日本人の税金となる。
・移住外国人を頼って母国から多数の親類が日本に合法不法を問わずやってくる。
多くの場合そのまま無職のままであり、国や地方からの援助は必至。特に不法の場合は、風俗や薬物売買などのアングラに流れるのが必至。

企業が得るプラスと社会全体が負担するマイナスを計りにかければ、マイナスが計り知れないほど多くなる。
単純に「職場が奪われる」といった問題ではない。
http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/258.html#c8

記事 [地域13] JR東室蘭・西口駅前でイルミネーションツリー点灯
【2010年11月28日(日)朝刊】 室蘭民報

http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2010/11/28/20101128m_02.html

 クリスマス気分を盛り上げよう―と、室蘭市中島町のJR東室蘭駅西口前広場で29日から、イルミネーションツリーが点灯された。マチの活性化の願いを込めたイルミネーションは、行き交う市民やJR利用者の心を和ませている。

 中島西口商店街振興組合(米塚豊理事長、加盟65店舗)が設置、今年で10回目を迎える取り組み。今年はツリー2本とモニュメントに、発光ダイオード(LED)のカラー電球約1万1千個を使った。

 午後6時からの関係者らによる点灯式で、「カラフルな光の芸術」が登場。夜空を彩る黄色と青の光が、マチを優しく包み込み、明るさと活気、元気を与えている。

 点灯は午後5時〜午前0時。来年1月15日ごろまで点灯の予定。

(松岡秀宜)
http://www.asyura2.com/09/ishihara13/msg/424.html

コメント [社会問題7] 児童養護施設で勤務し、職員の質の悪さに絶望しました 代理投稿1
28. 2010年11月28日 18:29:17: ZCDwBmjAO2
スレッド主です。

養護施設には、職員に可愛がられる子とそうでない子が発生していました。
勿論、かわいがられる子と言うのは、施設時代を楽しく過ごせるでしょう。
しかし、そうでない子の立場にたてる大人がどれだけいるかが問題なのです。

大人から見た
「良い子」
は、多少の事は許されてしまう。
職員に気に入られてない子の場合は許されない。

全く時代錯誤も甚だしい現実が、この21世紀に取り残されているのです。
http://www.asyura2.com/09/social7/msg/775.html#c28

コメント [お知らせ・管理19] 小沢内閣待望論さん、投稿規定の理解が確認できるまで投稿可能数を0にしておきます。 管理人さん
11. 2010年11月28日 18:31:02: NUcbre0fsk
>>09
metolaよ、阿修羅から、去ると、言ったのに、のこのこ、また、舞い戻るとは、

あほ、なんか。

どうしようもない、奴やなあ。

 阿修羅のようなサイトが、他にないから、結局、

阿修羅、恋しや、涙の雨かいな。

情けない奴やなあ。

自分の発言にも、責任を取れないとは。

 阿修羅や、管理人を罵倒して、出て行ったではないか。

恥を知れ、は、教養のある者のみに該当する。

 metolaには、それすら、ない。


http://www.asyura2.com/10/kanri19/msg/351.html#c11

コメント [雑談専用38] 邪馬台国の謎を解く (気軽にではなく重たい気持ちで書く掲示板) 五月晴郎
11. 五月晴郎 2010年11月28日 18:37:07: ulZUCBWYQe7Lk : ZMbmXo037I
>>10
NDqBZWrDM6さん

>>7 >>8のfFXyPZphjTさんへのリプライを、NDqBZWrDM6さんの勝手な文脈で(何を言おうとしているのかも不明ですが)どうこう言われても。

それに↓でしょ。貴殿との遣り取りは謝絶申し上げます。
そんなことやっていて楽しいんですか。


フォロー元記事の貴殿のコメント以下@Aに対し私はBCで返信申し上げています。
@  http://www.asyura2.com/09/idletalk38/msg/821.html#c18
A  http://www.asyura2.com/09/idletalk38/msg/821.html#c25

B  http://www.asyura2.com/09/idletalk38/msg/821.html#c27
C  http://www.asyura2.com/09/idletalk38/msg/821.html#c28
http://www.asyura2.com/09/idletalk38/msg/825.html#c11

コメント [戦争b6] ドル崩壊、それはいきなりやって来る 姉葉大作
03. 2010年11月28日 18:39:55: vBM2NyQWBK
今のIT技術があれば、ペーパーマネーも金銀もいらない。
中央銀行独占しようがしまいが、実質複数通貨制に移行しつつある。
マイレージあるし、スイカやパスモもある。
そして現代のITインフラならば、バーチャル物々交換であらゆる物の交換比を瞬時に導きだすことも可能。
紙幣だってクーポンでも商品券でもいくらでも作れる。
いずれ中央銀行発行の紙幣よりも、運輸会社、素材会社が発行する通貨や大規模小売店が発行するクーポン券の方が信用される時代になるだろう。

http://www.asyura2.com/10/warb6/msg/620.html#c3
コメント [経世済民70] <ロシアと中国の経済合意>ロシアと中国が、両国間の貿易決済において、今後、ドルを使用しないことを明らかに(IRIB) 会員番号4153番
02. 2010年11月28日 18:52:14: vBM2NyQWBK
別に今すぐ崩壊はしない。
だが全体の動きは「自然に」そちらに向かっている。
だから今回の尖閣や北朝鮮騒ぎだろう。
帝国としての軍事力をアピールし、基軸通貨の価値が減らないよう、延命工作している。

商品市場にマネーが流れこみ、今後さらに高騰するのなら、十分な軍事力を有する国はドル以外の決済をするようになる、これも自然の流れ。
国際的な銀行取引というのは、あくまで西側資本主義国とその植民地圏、という意味である。ITシステム等のインフラ上、今までの帳簿の確認用に物理的にドルが楽だから、である。アフリカに元でも円でも流通させることは物理的にはそう難しくない。

最後の砦はサウジアラビアとUAE。アメリカがここを失えばドルは完全に基軸通貨の役割を終えるだろう。これには相当しばらくの時間がかかるはず。

http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/273.html#c2

コメント [雑談専用38] 邪馬台国の謎を解く (気軽にではなく重たい気持ちで書く掲示板) 五月晴郎
12. 2010年11月28日 18:52:30: tGzUP2CDhE
教科書的年代で考えると、元投稿の歴史観が滅茶苦茶であることがわかります。

紀元前330年  :アケメネス朝滅亡
紀元前3〜2世紀:辰国が朝鮮南部に存在?
紀元前200年頃 :三韓(馬韓、辰韓、弁韓)が朝鮮に成立?
紀元前221年  :秦、中国地域統一
紀元前206年  :秦、滅亡
紀元前200年頃 :(自称)燕出身者により衛氏朝鮮成立
紀元前108年  :衛氏朝鮮滅亡
紀元1世紀前後 :中国へ仏教伝来
紀元180年頃? :五斗米道成立
紀元215年   :五斗米道国家制圧される。
紀元238年   :卑弥呼、魏と通じる
紀元290年頃  :陳寿が三国志編纂
紀元297年   :陳寿死去
紀元3世紀半ば :新羅、百済、任那、歴史に名が出る。

>隋の煬帝(ようだい)の使者の裴世清が「途中、秦王国があった」と言い残している場所(下関付近)を
>邪馬台国と特定しています。
>この秦王国とは、陝西省の中国語を話していた華僑が多数住んでいた国のことです。
果たしてそうでしょうか?
「途中、秦王国があった」は、ほぼ間違いなく隋書から採っていると思われますが、
隋書では、こう続きます。
『その住民は「中国人と同じ、だからここは夷洲である」と言っているが、本当のことであるかわからない』。
中国人であるということに疑いをもったのか、夷洲であるということに疑いをもったのかはわかりませんが
夷洲は既に三国志の時代において、概ね台湾を指していると考えられています。
華僑による通商ネットワークがあったとして、いや逆にあったならば、いくらなんでも隋の時代に、
下関を台湾と疑うことはないと考えますので、中国人ということを疑ったのが正しいのではないでしょうか?
それだけ倭人と同化していたという考え方もできますが、この場合でも華僑による通商ネットワークは
とっくに滅んでいた、あるいは元々存在しなかった、というのが妥当ではないでしょうか?

また秦王国=秦がつくから秦の華僑が多数住んでいた国、というのもどうでしょうか?
大秦国王(後漢書)が秦が付くから秦の華僑が多数住んでいる大国の王であると言っているようなものです。

このように、どうも元投稿は引っ張りだしてきた書物を、きちんと読んでいるのか甚だ疑わしいと考えます。
http://www.asyura2.com/09/idletalk38/msg/825.html#c12

記事 [音楽3] 旅立ちの日に・・・    川嶋あい


http://www.asyura2.com/10/music3/msg/422.html

コメント [雑談専用38] 赤かぶさん、gikou89さん、そのた登録ユーザーの皆様。単なるコピペ、やめませんか? metola
07. 2010年11月28日 18:55:12: NUcbre0fsk
夏水仙氏と、metolaの根本的相違事項。

1,著作権問題に、夏水仙氏は、異義を唱えているが、

  それは、あくまで夏水仙氏の意見ですよ。

  これは、意見としては、尊重しなければならない。

2,阿修羅の著作権運営方針に、異義を唱えるのは、言論の自由です。

  この著作権問題に対する、管理人の運営は、

  あくまで、管理人の法的対処に該当する。

  つまり、法的責任は、管理人に存在するのです。

  管理人が容認しているのなら、それを認識し、投稿すればいい。

  著作権者が、抗議に来れば、その対処は、管理人にある。

3,YOU tubeも、著作権違反ビデオを載せているが、

  その都度、対応している。

  従って、阿修羅の管理人が、その都度対処すれば、いい。

  なんの問題もない。

4,ここからが、本題です。


  metolaは、阿修羅に対し、純然たる罵詈雑言を言って、

  自ら、阿修羅なんかには、

    もう、用はない、


    出て行ってやる、


      と、

   ほざいた、のです。


  この発言は、看破できない。


 したがって、metolaの発言通り、


  metolaは、出て行く、べきだ。


  恥を知れ。

http://www.asyura2.com/09/idletalk38/msg/834.html#c7

記事 [経世済民70] CO2削減経済学、CO2排出枠を国民に均等配分し商品に加え取引する、不足する人は買う、余る人は売る
企業間取り引きよりはるかに合理的、実施は極めて容易、削減は確実、市場原理で省炭素社会へと進むのです。
※化石燃料の配給制度で戦中戦後配給制度があったがこれと同じ、ただ配給切符が市場で売買可能にすることが違うだけ、
従って実施は極めて容易なのです。
※排出枠は国民が平等に保有する高価な財産で国や企業の所有ではないのです
※磁気配給切符は4億3500万円をかけて開発して準備しているようです(エネ庁)、下の朝日の記事を参照
◆CO2排出チケット制
1.国は毎年CO2排出可能な量を分割して国民に排出枠(チケット)を配る。
2.企業は化石燃料消費量(販売量も含む)に見合う排出チケットを集め国に提出する(化石燃料税と同じなので容易ですね)
個々の製品でチケットを集めても良く(高く売って)チケットを別途購入して集めても良い。
3.チケットを商品として取引所で扱う、チケットが余れば売る、足りない人は買う。
※CO2排出量の多い人は少ない人に代価を払う制度で合理的かつ公平な自由競争の資本主義社会を構築します。 
※京都議定書を達成するには国民に「排出量8.70トン/人年」のチケットを配付すればよい
※配布枠を毎年2.5%ずつ削減すれば2020年には25%削減できる
※政府はチケットの管理だけで他に何らの政策も必要なく市場に任せるだけでよい
※公平で削減は確実、実施も容易です、市場原理により省エネ技術も進み省エネ社会が構築されます
※環境税と違い、配給制なので論理的には価格が上がらないので景気への影響は少ない、配給チケットはベーシックインカムの一部にも成り得る
※輸入にはチケット関税をかけてその分を輸出に当てる、したがって輸出輸入に影響はない
※温暖化関係なく原油の値上がりで止むなく消費削減するより、先に消費削減して値上がり防止も必要な時代になったのです
※代案として、希望者へは国がチケットを売って現金を配布する、

◆エネ庁で磁気石油配給切符は既に確保されているので実施も容易のはず
※石油配給切符廃棄へ「もしもの備え」のまま30年(朝日の見出し09年11月11日)
1970年代の石油危機を受け、石油の輸入が途絶えた場合をの配給制に備えて79〜80年に印刷された「揮発油小売り切符」=写真=2億シート(72億枚)(揮発油小売り切符)が、廃棄されることになった。資源エネルギー庁が、磁気カードなどを使った新たなシステムを開発したためだ。------(段ボール箱で5万1千箱、保管料07年度で7400万円)------。
磁気カードなどを使った配給システムは、資源エネルギー庁が04年から4億3500万円をかけて開発した(竹中和正)
(以上抜粋引用)
CO2排出チケット制の詳細は次を
http://www002.upp.so-net.ne.jp/HATTORI-n/107.htm

http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/274.html

コメント [お知らせ・管理19] Re: 著作権者でもないのに違反と言い続けるのは嫌がらせだ。文体を見れば分かるようにヤクザっぽくなって明らかにアラシだ。 metola
02. 2010年11月28日 19:04:49: NUcbre0fsk
>>01は、めむめむ、みたいやね。
http://www.asyura2.com/10/kanri19/msg/357.html#c2
コメント [戦争b6] 中国外務省: 2010年11月28日、同日午後4時半(日本時間同5時半)「重要情報を発表する」(時事通信 hou
01. 2010年11月28日 19:09:08: XQ8iyGLp7E
フタを開けてみれば6カ国協議首席代表会合開催提案でしたとさ(笑)
http://www.asyura2.com/10/warb6/msg/646.html#c1
記事 [日本の事件29] 仙台地裁の死刑判決から、裁判員制度について少し考える(RFI, NNNの記事を参考に)
(RFI)
http://www.rfi.fr/asie-pacifique/20101126-japon-mineur-condamne-peine-capitale

日本
記事発表:2010年11月26日金曜日
最終更新:2010年11月26日金曜日

日本:未成年者に死刑判決

RFI


日本の北部、仙台の法廷は、19歳の男性に死刑を宣告した。その男性は、1年前に、元恋人の姉と友人を殺害し、その2人の若い女性と一緒にいた男性に重傷を負わせた罪が問われていた。 2009年5月に、一般市民による裁判員制度が日本で始まって以来、裁判員が未成年者に死刑を宣告したのは、今回が初めてだ。


RFI東京駐在記者フレデリック・シャルルの報告

日本では2009年5月から、刑事訴訟において、一般市民からくじ引きで選ばれた6人の裁判員が、3人の職業裁判官が出す判決に関与するようになった。さらに、仙台では、今回初めて6人の裁判員がためらわずに(原文通りに書きます:投稿者注)、18歳の時に、元恋人が別れていったことに我慢できなかったという理由で、同年齢のその2人の女性を残忍な方法で刺殺した男性に死刑を宣告した。

日本では20歳からが成年とされるが、 18歳以上のすべての人に死刑が適用可能だ。日本の最高裁判所によれば、一般の人々が司法判断に参加することにより、その過程が公衆の人々にもっと理解されやすくなる。たぶん、その通りだろう。

しかし、法律家は何人もいるのに、法律についての知識をほとんど持たないただの市民に、死刑適用の可否を検討せよと求めているのだ。日本では、検事が事件の衝撃的な写真を見せることによって、裁判員の印象操作は可能だ。

ある調査の結果によると、80%の日本人が裁判員はやりたくないと言っている。

くじ引きで選ばれた市民は、もっともな口実がない限り、裁判員の義務を果たさなければ、750ユーロ相当(裁判員法では「10万円以下」となっています:投稿者注)の罰金刑に処せられる。

--------------------------------------------------

(日テレNEWS24)
http://www.news24.jp/articles/2010/11/26/07171246.html

裁判員「つらいです」3人殺傷の少年に死刑

< 2010年11月26日 3:05 >

宮城・石巻市で3人が殺傷された事件の裁判員裁判で、仙台地裁は25日、被告の少年(19)に死刑を言い渡した。少年に対する死刑判決は全国で初めて。公判後、裁判員を務めた男性が会見し、「人の命の重さというのを、すごく、どうするべきかというのを感じてはいました」「つらいです」などと話した。

少年は今年2月、別の少年と共謀し、元交際相手の少女の姉・南部美沙さん(当時20)と少女の友人・大森実可子さん(当時18)を包丁で刺して殺害し、居合わせた男性に重傷を負わせたとして殺人などの5つの罪に問われていた。少年は起訴内容をおおむね認め、検察側は死刑を求刑、弁護側は死刑の回避を訴え、少年の更生の可能性が焦点になっていた。

25日の裁判では、鈴木信行裁判長が判決理由の読み上げから始め、主文を後回しにした。その中で、更生の可能性については「著しく低いと評価せざるを得ない」と死刑を選択した理由を述べた。

判決公判後、会見を行った裁判員の男性は「(会見で)顔を出していいと言った理由の一つとしては、今まで裁判員制度で参加した方々、これから参加する裁判員へのメッセージとして、正直、一生つらい思いを背負っていくと思うんですけど、誇りに思うとかではないんですけど、人に恥じることはしてないので、下を向いてはほしくない」「(判決言い渡しの時は)じっと(少年の)顔は見ていました。最後(判決を)出された時に、彼のほうで表情が『そういう結果か』という感じで表情を崩された時に、正直、何とかできなかったのかなと」「つらいです。つらいですけど、そのつらいことを誰かがやらなきゃいけないんです」と、時折、言葉を詰まらせながら話した。

少年は「判決を受け入れたい」と話しているということだが、弁護人は控訴を検討するよう話したという。

-----------------------------------------

(投稿者より)

25日の木曜日、仙台地裁で、殺人罪などに問われていた19歳の少年に死刑判決が出されました。少年が被告の裁判員裁判で初の死刑判決が出されたことが、マスコミでも大きく取り上げられました。

まずは、この判決公判を伝えたフランス・RFIのサイトに掲載された記事を日本語に直しました。誤訳があるかも知れません。ご容赦ください。

また、この裁判で裁判員を務められた男性の方の記者会見についての記事がありましたので、それも合わせて掲載します。日テレニュース24からです。記事のリンクから画像を見ることもできます。また、同じ画像をYouTubeに投稿なさった方がおられましたので、そちらのURLも貼っておきます。

http://www.youtube.com/watch?v=0ZFu2bJgmv8

RFIの記事の原文、"six jurés n'ont pas hésité à condamner ..."(6人の裁判員はためらわずに....を宣告した)の部分については、「『つらいです。つらいですけど、そのつらいことを誰かがやらなきゃいけないんです』と、時折、言葉を詰まらせながら話した。」と、先ほどの日テレの記事の中で、裁判員の方は話しておられましたので、ここに記しておく必要はあるでしょう。ただ、EU諸国では死刑制度自体が廃止されているので、記者の主観もあわせて考える必要はあるかも知れません。

裁判員となられた方々のご心痛は拝察いたします。もちろん、被害者のご遺族のご心痛はさらに重いものと拝察いたします。ただ、私がここで申し上げたいのは、このような映像を何ヶ月、何年と見続けるうちに、私達が極刑を下すということに対して、私達自身が不感症にならないかどうかが心配だ、ということです。

ところで、死刑判決の可否については、「永山基準」と呼ばれるガイドラインが最高裁判所から示されています。

--------------------------------------------------------

(永山基準:時事ドットコム)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201011/2010110100558

永山基準 4人を射殺した永山則夫元死刑囚の判決で、1983年に最高裁が示した死刑選択時の基準。(1)事件の罪質(2)動機(3)態様(殺害方法の残虐性など)(4)結果の重大性(特に殺害された被害者数)(5)遺族の被害感情(6)社会的影響(7)被告の年齢(8)前科(9)事件後の情状−などを総合的に考慮し、刑事責任が極めて重大で、ほかの事件との刑のバランスや、再犯防止の観点からもやむを得ない場合に、死刑が認められるとした。(2010/11/01-15:41)

----------------------------------------------------------

日弁連のサイトには、裁判員制度の意義について、「市民が刑事裁判に参加する制度は、市民の自由や権利が不当に奪われることを防止するために、重要な役割を果たします。さまざまな経験や知識を持った市民が、その常識に照らして『疑問の余地はない』と確信してはじめて、有罪とする。そのような仕組みが、市民のかけがえのない自由や権利を守るのです。 」とあります。ただ、これは裏を返せば、「裁判官には常識がない」と言っているようにも受け取れます。

(どうして市民が刑事裁判に参加するの?:裁判員制度:日本弁護士連合会)
http://www.nichibenren.or.jp/ja/citizen_judge/about/simin_sanka.html

日弁連のサイトによると、戦前の日本には陪審員制度があり、有産者が訴訟に参加していたようです。ただ、今回の裁判員制度が始まった直接のきっかけは、確か、米国からの「年次改革要望書」でした。記憶に頼る記述で申し訳ありませんが、日本で訴訟を活発にすることと、外資系法律事務所の日本への参入を容易にすることが求められていました。

その要求に応えるためには、まずは弁護士を大量に生産する必要があります。そのため、米国流の「法科大学院」の制度が始まり、法科大学院修了者に有利なように、司法試験の制度が改められました。さらに、国民が訴訟に慣れる必要もあります。そのために、一般国民が裁判に参加する枠組みとして、大多数の国民の反対を無視する形で、この裁判員制度が始まりました。

裁判員裁判は、現在、刑事事件の第一審に限られています。民事事件を扱った場合、裁判員は大企業側に不利な判断をする可能性があります。

日本は昔から「和」を重んじ、事前の根回しや指導などによって利害を調整し、対立を極力回避するシステムがとられていました。このシステムには善し悪しがあるのですが、「年次改革要望書」が視野に入れているのは、米国型の「自由競争」「事後調整」型の社会に、日本を作り替えることのようです。つまりは、日本が日本でなくなることが、この制度の目論見として、仕組まれています。

このことについては、ネットを検索すれば、いくらでも関連サイトが出てきます。

「すべて裁判官は、その良心に従ひ独立してその職権を行ひ、この憲法及び法律にのみ拘束される。」と、憲法第76条3項にあります。

裁判官が研鑽を重ねて、良心に従い独立して職権を行えば、裁判員制度は本来不要なはずです。今回の事件も、「永山基準」に鑑みて、裁判官が合議で判決を出せばそれで済んだはずですし、仮に今回の事件について控訴があるとすれば、控訴審の裁判官はそのようにして判決を出すはずです。そのような方向で、裁判員制度を見直す必要を感じています。
http://www.asyura2.com/09/nihon29/msg/626.html

コメント [議論30] 左翼政治家の成れの果て baka
01. 2010年11月28日 19:09:52: NUcbre0fsk
完全に、同意する。

中国は、国内で、かなりヒドイ事を、やっているようだ。

アメリカのほうが、まだ、ましだ。

日本は、アメリカとの同盟を堅持すべきだ。
http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/336.html#c1

コメント [戦争b6] 北朝鮮・申善虎国連大使:「日本は過去の罪を認めず、謝罪もしない。そればかりか、軍国主義復古を求めている。」(NNN hou
03. 2010年11月28日 19:21:21: tGzUP2CDhE
>>02
松岡洋右程度も出てこないのか?
http://www.asyura2.com/10/warb6/msg/410.html#c3
記事 [ペンネーム登録待ち板6] 若干突込み不足の「漢代以前のシルクロード」
今回は「漢代以前のシルクロード」(川又正智、雄山閣、2006)。33頁で先述Early China指摘、西周晩期に西方から占い師伝来につき記述あり。57頁でパジリク古墳伴出品として中国産絹・青銅鏡(紀元前3世紀)、ペルシア製織物・アケメネス朝風ペルシア絨毯、ラピスラズリ、西方産説のある馬、中国産説のある車両など。特に、ラピスラズリはバクトリアから西方への交易拡散を指摘すれども、先に三上次男さんの指摘あるが東方への指摘はなかった。残念。「アジア太平洋研究」(成蹊大学アジア太平洋研究センター)30号(2006)で松平美和子さんが「ラピスラズリと古代東西交流」の論文(私は未読)があるからだ(近隣の大学図書館でも所蔵なく残念...。)。巻末で去勢技術伝播記述あるが、雑感として他に指摘・記述すべき要素を欠いた内容となった点は頁数が200頁以下の本のボリュームからも察せられよう。


http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/897.html

コメント [経世済民70] 省労働力時代に突入、3%程度の景気伸び率では雇用は増えない、政治経済の抜本改革が不可避だ heiwatarou
14. 2010年11月28日 19:25:15: uKFoqoJusE
輸出超過国は製品を安値で貢いでいる植民地と同じだ
輸出競争力に比して人件費が安いから輸出超過になる、人件費が安いからデフレもになる
「輸出額=輸入額」が適正人件費と言って良い
従って日本は人件費を上げて輸入超過にすべきだ、輸入超過になれば円安になり景気も良くなるはず
特に日本の輸出競争力は世界一、こんなに円高なのに輸出超過なのだから明らか、
日本の海外純資産残高世界ダントツだから韓国とは全く異なる、
韓国は債務国なのでウオン安になっている、また輸出に全力を挙げ債務返済は当然の責務、
▼輸出超過は景気や国民生活を犠牲にしている、これが日本の実態、これに気付きましょう
http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/265.html#c14
コメント [雑談専用38] 邪馬台国の謎を解く (気軽にではなく重たい気持ちで書く掲示板) 五月晴郎
13. 五月晴郎 2010年11月28日 19:25:51: ulZUCBWYQe7Lk : ZMbmXo037I
辰韓が新羅になったのではなかったでしたっけ?大昔の山川の高校の教科書の記憶ですけど。
朝鮮半島南部に秦の人々が居住していた。それは辰韓と呼ばれる国になり後に新羅と呼ばれる国になったで、歴史的な連続性に問題ないと思いますが。


http://www.asyura2.com/09/idletalk38/msg/825.html#c13

記事 [昼休み44] 民主党両院議員総会で菅内閣に引導を渡す方法を考えよう
 今晩の○決 民主党両院議員総会で菅内閣に引導を渡す方法を考えよう。

 (例) 総会が始まる瞬く間、宮川賢の声がスピーカーから。「もしもしー」「お名前はー」「おいくつでー」会場からはパカパカか、の野次が飛ぶ。バカエピソードが終わるとカーン!YOU!LOSE! すぐに宮川さんが「今回も進めてまいりましょう。サタデー小沢天国民主党両院議員総会」。小沢派の議員が一斉に拍手。
http://www.asyura2.com/10/lunchbreak44/msg/284.html

コメント [国際5] 米国が常に北朝鮮に欺かれる理由 マイケル・グリーン、ウィリアム・トビー gikou89
04. 2010年11月28日 19:29:15: dlp5rHUhkk
北朝鮮を不安定にしておくことで誰が一番喜ぶか当然米国の戦争屋です。韓国の潜水艦の事件では韓国の兵士が60名以上も犠牲になっているのです。この真相も解明しなくては成りません。今回は韓国の民間人が犠牲になりました。挑発行為では何も解決になりません。日本はこの問題で積極的に動いて平和的に解決を図って欲しいと国民は期待しているのですが無理ですか。早く独自で考え行動する力を付けなくてはなりませんね。東アジアの平和のために。
http://www.asyura2.com/10/kokusai5/msg/181.html#c4
コメント [議論30] 左翼政治家の成れの果て baka
02. 2010年11月28日 19:36:48: 9H98QJPq6U
> baka

バカよ、何も知らないくせして、一丁前なクチを利く愚かさに気付くことはない、死ななけりゃ治らない阿呆よ。
この手のコトについて、知った風なコトは言わないことだ。

>(1)米国と中国を比べてみれば,日本に対する行動は,米国の方が遥かに適切なものである

100%逆だ。 人類の敵であるアメリカは、最早何も肯定的なコトを人類に対して為し得ない。 当然、日本に対しても、だ。

>(2)例えば,日本が他国に支配されるとしたら,中国と米国のどちらを選ぶか?

有り得ない設定だ。
中国の政権は「レコンキスタ」=失地回復がその終局の目的。
決して、それ以外のことは為し得ない。

それに対して、アメリカは「明白なる運命」と自ら言っている通り、論理的には「世界征服」を必然化する。 それを彼奴らは「民主化」と言ってるに過ぎない。

そしてそれは、日本にとってはフィリピンみたいな社会になることを意味する。
或いは、アメリカインディアンの辿った運命こそが現実の我等が運命と思うべし。
無知なオマエが妄想しているような、幼稚な図式にはならないのだ。

バカよ、「筆誅を加える」と言ったらビビッて、何も言えなくなったくせして、誰も居ないとなるとこの種のことを言い出すなんて、何とも身の程を弁えてないヤツだ。
一体オマエが、マトモに議論したことはあるのか?
議論する能力が無いのに、オマエがこういったウさ晴らししたいというのであれば、2ちゃんに行くべきだろう。



http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/336.html#c2

コメント [議論30] 左翼政治家の成れの果て baka
03. baka 2010年11月28日 19:39:16: RQJEnV9HbG4Tk : j7WGUK594c
01さんへ: 同意に感謝する.

 先程のNHKニュースによれば,中国の「漁業監視船」と称する2隻の船が,尖閣沖の日本領海線に沿って航行し,それらの船に同乗した中国の記者が,巡視船からの警告について「日本の巡視船から理不尽な妨害を受けた」なる記事を配信したとのことである.全く厚かましい国である.このような不埒な国は,いにしえのソドムやゴモラの如く(一人も善良なる民がいなければ),地上から抹殺するべきである.
http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/336.html#c3

コメント [雑談専用38] 赤かぶさん、gikou89さん、そのた登録ユーザーの皆様。単なるコピペ、やめませんか? metola
08. 2010年11月28日 19:39:26: hYcs8D10NQ
metolaさん
阿修羅に管理人さんになんて言ったんですか?
http://www.asyura2.com/09/idletalk38/msg/834.html#c8
コメント [議論30] 左翼政治家の成れの果て baka
04. 2010年11月28日 19:41:41: 9H98QJPq6U
>01. 2010年11月28日 19:09:52: NUcbre0fsk
>中国は、国内で、かなりヒドイ事を、やっているようだ。

オマエは、アメリカが、過去、国内で何をやってきたのか、知ってるのか?
いわゆる「インディアン」の歴史を知っているのか?
何も知らないで言ってるのなら、よした方がいい。
でないと、オマエも筆誅を加えるぞ!

http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/336.html#c4

コメント [雑談専用38] 邪馬台国の謎を解く (気軽にではなく重たい気持ちで書く掲示板) 五月晴郎
14. 2010年11月28日 19:43:33: tGzUP2CDhE
辰韓が紀元前200年頃、秦の滅亡が紀元前206年頃。
まぁなくはないかも知れませんが、
魏書東夷伝においては、辰韓は昔の辰国であるとされているんですな。
辰韓の一部が新羅になったっていうのは教科書どおりかと。
http://www.asyura2.com/09/idletalk38/msg/825.html#c14
コメント [議論30] 左翼政治家の成れの果て baka
05. baka 2010年11月28日 19:43:50: RQJEnV9HbG4Tk : j7WGUK594c
02へ: 何処に,「筆誅を加える」と書いたのかな? 私は多忙にして正真正銘のアホとつきあっている暇はない.よど号事件の愚か者のように,中国国籍でもとってみたらどうか?
http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/336.html#c5
コメント [昼休み42] 2、特別公務員職権濫用罪、刑法194条(前田事件とは、検察・裁判所・マスゴミが共謀し、刑法違反をしたという事です) 小沢内閣待望論
42. 2010年11月28日 19:49:34: kLjhxu5vAY

次へ 前へ
我々国民は、激高しているのだ!(olive)
http://www.asyura2.com/10/senkyo100/msg/644.html
投稿者 判官びいき 日時 2010 年 11 月 28 日 19:46:09: wiJQFJOyM8OJo

http://www.olive-x.com/news_ex/newsdisp.php?n=100384
元東京地検特捜部検事で弁護士の高井康行氏(63)が「新しい権力機関・検察審査会」と題して講演した。高井氏は、法改正で指定弁護士による強制起訴が可能になった検察審査会について「検察官なら起訴しない事件をより低い基準で起訴することが許される。新しい権力機関といえる」と指摘。ただ、強制起訴後の裁判で無罪になるケースもありうるとし、「取り返しがつくのか。(強制起訴の)悪影響も考えなければならない」と述べ、責任の所在を議論する必要性を訴えた。  

http://www.asyura2.com/10/lunchbreak42/msg/820.html#c42

コメント [マスコミ・電通批評11] 渡辺恒雄氏を元部下が提訴 「虚偽の発言で名誉棄損」(共同) サラヴァ
03. 2010年11月28日 19:50:18: dlp5rHUhkk
ジャーナリストとして勇気ある行動を高く評価します。新聞は国民のためにあるのです。この情報を拡散していきましょう。読売は別名CIA新聞と言われています。読売が正常になることを国民は願っています。
http://www.asyura2.com/10/hihyo11/msg/250.html#c3
コメント [昼休み42] 2、特別公務員職権濫用罪、刑法194条(前田事件とは、検察・裁判所・マスゴミが共謀し、刑法違反をしたという事です) 小沢内閣待望論
43. 2010年11月28日 19:51:28: kLjhxu5vAY

次へ 前へ
米国戦争屋と悪徳ペンタゴンが厄病神:産経新聞愛読者も目覚めたか(新ベンチャー革命)
http://www.asyura2.com/10/senkyo100/msg/640.html
投稿者 五月晴郎 日時 2010 年 11 月 28 日 18:21:23: ulZUCBWYQe7Lk
http://www.asyura2.com/10/lunchbreak42/msg/820.html#c43
コメント [雑談専用38] 邪馬台国の謎を解く (気軽にではなく重たい気持ちで書く掲示板) 五月晴郎
15. 2010年11月28日 19:53:45: tGzUP2CDhE
自言古之亡人避秦役來適韓國←これか。

役を、始皇帝統一下での賦役とみるか、
始皇帝以前の数度の秦の隆盛期で課された小国の民への賦役とみるかでまた違ってきますな。
http://www.asyura2.com/09/idletalk38/msg/825.html#c15

コメント [お知らせ・管理19] 小沢内閣待望論さん、投稿規定の理解が確認できるまで投稿可能数を0にしておきます。 管理人さん
12. 2010年11月28日 19:53:58: E6aU50v0zY

おい、面もないななし、おまいはなまえを出す事がない工作の立派ないたこか

なんら能のないあざらしでっしょう、強要のかけらもないNUcbreOfskさんよ!!

差駆除利湯b からしカモ


http://www.asyura2.com/10/kanri19/msg/351.html#c12

コメント [議論30] 左翼政治家の成れの果て baka
06. 2010年11月28日 19:54:31: 9H98QJPq6U
>05. baka

下記のスレだ。 オマエがヤル気なら、何時でも相手になるぜ。

第二次上海事変における中国人による日本人捕虜の残虐処刑 (1996 CNN)
http://www.asyura2.com/09/china02/msg/596.html

>私は多忙にして正真正銘のアホとつきあっている暇はない.

ソッコー逃げ腰かよww 卑怯者め。

オマエがもしそれ程自らの「論」に自信があるなら、俺と議論しようじゃないか。
二度と、足腰立たぬよう、徹底的に痛めつけ、完全論破してやるぜよ。www


http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/336.html#c6

コメント [経世済民70] CO2削減経済学、CO2排出枠を国民に均等配分し商品に加え取引する、不足する人は買う、余る人は売る heiwatarou
01. 2010年11月28日 19:56:00: ZZkPgRZqKY
排出権を複雑にして取引するのと詐欺商法とどこがどう異なるのかよく分からない。

そういえばサブプライムローンも低所得者の住宅ローンバラバラにしてまたくっつければその債権の格付けが上がるという理論があった。この方法も詐欺商法とどこが異なるのかは定かではなかった。
http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/274.html#c1

コメント [昼休み42] 2、特別公務員職権濫用罪、刑法194条(前田事件とは、検察・裁判所・マスゴミが共謀し、刑法違反をしたという事です) 小沢内閣待望論
44. 2010年11月28日 19:57:13: kLjhxu5vAY
 
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ついに崩壊した新聞と検察の「共存共栄モデル」 (日本ビジネスプレス)
http://www.asyura2.com/10/senkyo100/msg/577.html
投稿者 pochi 日時 2010 年 11 月 27 日 14:48:36: gS5.4Dk4S0rxA

ついに崩壊した新聞と検察の「共存共栄モデル」
歩調を揃えて「記事」と「事件」がつくり上げられる仕組み
2010.11.26(Fri)  烏賀陽 弘道

その後に尖閣ビデオの流出というでかい事件が起きたため、つい検証を忘れがちになるのだが、村木厚子・元厚生労働省局長の冤罪事件は、新聞社など日本の報道が長年崇めたてまつってきた「調査報道」にとって「死亡宣告」とも言える強烈なインパクトを持っている。

 つまり、「報道と検察の共存共栄モデル」の終焉である。



http://www.asyura2.com/10/lunchbreak42/msg/820.html#c44

コメント [お知らせ・管理19] Re:管理人さん。何言ってるのさ? 夏水仙
01. 2010年11月28日 19:57:57: E6aU50v0zY
>何をそこまでして著作権侵害の奴を庇うのか理解出来まへんわ。

同じ穴のムジナだかqら? わかった??

搾取利湯 木枯らしカモ
http://www.asyura2.com/10/kanri19/msg/352.html#c1

コメント [昼休み42] 2、特別公務員職権濫用罪、刑法194条(前田事件とは、検察・裁判所・マスゴミが共謀し、刑法違反をしたという事です) 小沢内閣待望論
45. 2010年11月28日 19:58:32: kLjhxu5vAY

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検察審査会に関する文書の作成・取扱・保管に関する通達を最高裁へ照会 ( 街の弁護士日記 )
http://www.asyura2.com/10/senkyo100/msg/575.html
投稿者 pochi 日時 2010 年 11 月 27 日 13:59:43: gS5.4Dk4S0rxA
http://www.asyura2.com/10/lunchbreak42/msg/820.html#c45
コメント [お知らせ・管理19] 小沢内閣待望論さん、投稿規定の理解が確認できるまで投稿可能数を0にしておきます。 管理人さん
13. 管理人さん 2010年11月28日 19:58:49: Master
>>07 小沢内閣待望論さん了解しました。

投稿可能数を元に戻しておきました。
http://www.asyura2.com/10/kanri19/msg/351.html#c13

コメント [昼休み42] 2、特別公務員職権濫用罪、刑法194条(前田事件とは、検察・裁判所・マスゴミが共謀し、刑法違反をしたという事です) 小沢内閣待望論
46. 2010年11月28日 20:01:20: kLjhxu5vAY
またもや検審幽霊疑惑!「小沢検察審:情報公開請求の回答は全て黒塗りだった。二回目は記録さえもなし」(一市民が斬る!!)
http://www.asyura2.com/10/senkyo100/msg/501.html
投稿者 pochi 日時 2010 年 11 月 26 日 18:58:44: gS5.4Dk4S0rxA
http://www.asyura2.com/10/lunchbreak42/msg/820.html#c46
コメント [昼休み42] 2、特別公務員職権濫用罪、刑法194条(前田事件とは、検察・裁判所・マスゴミが共謀し、刑法違反をしたという事です) 小沢内閣待望論
47. 2010年11月28日 20:03:28: kLjhxu5vAY
自らの身体を捧げて闘っている小沢さんの犠牲を絶対にムダにすることはできない! 日々坦々
http://www.asyura2.com/10/senkyo100/msg/493.html
投稿者 行雲流水 日時 2010 年 11 月 26 日 17:16:21: CcbUdNyBAG7Z2


http://www.asyura2.com/10/lunchbreak42/msg/820.html#c47

コメント [議論30] 世界で最も重要で根源的な対立は西洋VSイスラムよりもアマゾン・コンゴだろう パルタ
01. 猿のセンズリ 2010年11月28日 20:04:31: fpN.gB5mzCY0U : 0h3BhsNan2
重要、且つ、根源的な問題に、「思う」は、やめてもらいたい。
http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/337.html#c1
記事 [近代史02] ジョン・メリウェザーだけが同じ大失敗を何度繰り返しても再起できる理由

ジョン・メリウェザーはソロモン時代にはジェームズ・ウォルフェンソーンのパートナーであった。

ウォルフェンソーンは、ロスチャイルド財閥のS・G・ウォーバーグの創業者ジークムント・ウォーバーグが自ら育てた人物だった。
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/e/40632fabc91ec12292dbc3579e2cf2c5


本日は、ジョン・メリウェザーをアゴで使う財閥ネットワークの整理です。

図表の右半分は、1990年の株式バブル崩壊の犯人「ソロモンブラザーズ」だが、この会社のお得意は「国債」。

80年代に、アメリカ国債を日本の銀行・生保に(強制的に)売りつけた「売りキチ兄弟」で、超円高のおかげで、買い手は目も当てられない大損害を被った。

「株式バブル」を壊すテクニックは、「膨大なる国債の投売り」で長期金利を一気に引き上げ、これと同時に現物株と借株を大量に売りまくるという手法だった。

株価を暴落させるために「国債」を使うという「ソロモンの悪知恵」は、旧約聖書を読んでいる個人投資家でもご存知あるめぇ。キチ外に刃物、売りキチ兄弟に国債、である。

この「売りキチ兄弟」の会長ウォルフェンソーンは、ソロモンを卒業したあとは、FRBの議長ポール・ヴォルカーやヘッジファンドの巨人ジョージ・ソロスと手を組んで、ウォール街の買収再編の仕掛け人となる。

世界銀行では10年間総裁を務め、世界中の「市場荒らし」を推進する。

ジョン・メリウェザーは、国債をこねくり回す犯罪で引責辞任となるが、犯罪者精神が旺盛で、LTCMというヘッジファンドをつくり、大財閥のご用聞きとなる。

http://www.mypress.jp/v2_writers/hirosan/story/?story_id=1316818

1929年10月24日、ニューヨーク・ウォール街では、世界大恐慌の引き金となって、株式大暴落が起こりました。そして、あれから60年後、今度は日本を叩き潰す為に、1990年2月、巨大な経済の逆回転が始まり、平成バブル経済が崩壊しました。

 平成バブルが崩壊するバブル・ピーク時、CIA(Central Intelligence Agency/アメリカ大統領直属の中央情報局)は、ベルリンの壁が崩壊し、東西冷戦後の次の敵は、日本だと考え始めていました。

事実、1989年秋から始まった、アメリカ系証券会社の株価動向は不気味な動きをし始めました。バブルと、その崩壊に携わったのは、ユダヤ系の金融機関であるソロモン・ブラザーズという証券会社でした。

 ソロモン・ブラザーズは資本主義の歴史に詳しく、また日本の昭和初期の経済にも精通していて、1989年11月、ニューヨークで「日経平均株価が大暴落したら大儲け」という『プット・ワラント』のデリバティブ商品を機関投資家や大口投資家に大量に売り始めたのでした。それ以来、ソロモン・ブラザーズが中心になって、債券、為替、株価のトリプル安が始まります。これがバブル崩壊の裏側に隠れたメカニズムだったのです。

 バブル崩壊のシナリオは、どのようにして仕組まれたのか、その筋書きを追ってみましましょう。

 バブル絶頂期は、1989年にそのピークを迎え、株価は天井でした。この時、多くの日本人は、株価の高騰並びに地下の高騰に、湧きに湧き、怕(こわ)いもの知らずで、日本の投機家達は今迄になく傲慢になっていました。そしてこの頃、事実CIAは、アメリカの敵は日本であると考え始めていました。

 CIA経済部門のスペシャリスト達は、アメリカ系証券会社のソロモン・ブラザーズと手を組み、日本経済の崩壊作戦に向けて本格的に動き出しました。これが今日の不況を長引かせる要因を作ったのです。これが日本株式市場に於ける下落のシナリオ「バブル崩壊作戦」でした。


ソロモン・ブラザーズは、1989年当時の沸き立つような好景気も、60年前のアメリカ・ニューヨーク.ウォール街での大恐慌と同一のものであると、そのバブル崩壊を予測したのです。

 かつて、国際金融資本の総帥・ロスチャイルドの配下であったロックフェラーやデュポン(世界最大の化学メーカー)らは、この大恐慌を利用して天文学的な巨富を手にしていました。ソロモン・ブラザーズはこれに因み、バブル崩壊を企てる研究に取りかかったのです。

 「どうしたら一儲けできるか」からはじまり、「どうしたら日本経済を徹底的に叩く事が出来るか」という結論を導き出し、日本経済崩壊に向けて模索し始めたのです。

 60年前のウォール街での「暗黒の木曜日」の立役者は、国際金融資本の総帥・ロスチャイルドの息の掛かる東部のエスタブリュシュメント達(ロックフェラーを筆頭に、デュポン、ケネディ、オナシス、アスター、バンディ、コリンズ、フリーマン、ラッセル、ファンダイン、リー・クアンシューの超大富豪十二家)でした。

 この者達は手持ち株を売り捲り、その結果、下落に下落を重ね、二束三文になった株式を買い叩いたのです。それで巨万の富を手にしたのですが、今日とは情況が違うことに気付きます。この難題に、しばらく苦慮しますが、ついに糸口を掴んだのです。

 その糸口とは、「何が株価を暴落させる要因になるか」と言うものでした。つまり株価が暴落する切っ掛けを作ればよいのです。そして、「下落によって、下がった株で大儲けできる商品を持っていればよい」ということに行き当たったのです。それが「デリバティブ」でした。

 デリバティブとは、金融派生商品(通貨・金利・債券・株式・株価指数などの金融商品を対象とした先物取引)のことで、「先物取引」という意味合いを持っています。

次の研究課題は「どうやったら大暴落を人工的に作り出し、然も、そのタイミングに合わせて、自分達の狙うポイントに、総てを集約することが出来るか」という研究に取りかかったのです。

 人工的に大暴落を作り出す場合、60年前の大恐慌では、アメリカの大富豪達による「大量売浴せ」という手法が使われました。

 大量売浴せとは、売方が買方の買数量より、多量の売物を出して買方を圧倒し、相場を押し下げようとすることで、「売り崩し」とも言われます。

 しかし、それでは巨額な資金が必要であり、当時と違って、それほど経済構造は単純なものではなくなっていました。研究に研究を重ねた結果、巧妙な手口を考え出します。

 それは、「膨らんだ風船を、更に膨らませる手口」だったのです。

 風船は、空気を送り込んで膨らませれば、それだけ膨らみますが、その実体は「バブル」です。膨らむものは、いつか破裂して、大爆発を起こす物理的法則に制約されます。経済とて、この法則下に制約されているのです。彼等はこれに気付いたのでした。

 彼等はそのシナリオを、綿密なストーリーで組み立てました。徐々に膨らみを見せる風船に、意図的に、頃合いを見計らって、更に膨らませ、次に急激に膨らませるという巧妙なストーリーを演出したのです。風船は、今まで徐々に、周囲の状態に馴染みながら膨らんでいたのですが、これに急激な吹圧を掛け、パンパンの膨張状態を作っておいて、一挙に破裂させるという巧妙な演出を画策したのでした。

 彼等は、この原理を東京株式市場に応用して、バブル崩壊を目論んだのです。

 そして彼等は「デリバティブ」という、風船を一突きにする「針」を手に入れ、膨張し過ぎて破裂状態になったところで、一突きにする演出を手がけたのでした。

1989年当時、日本人エコノミスト達は「デリバティブ」という「先物」の実体を知りませんでした。経済や金融の専門家でも、この実体が何なのか、未だに分からず仕舞いでした。またこの事が、バブル崩壊の悲劇を大きくし、当時の日本経済界は全く無防備であったと言えます。

ソロモン・ブラザーズは裁定取引を使って、意図的に、無防備な日本経済に先制攻撃を仕掛けたのです。

「梃子の原理」(レバレッジ)を利用して、なるべく少ない資金で、効果的にバブル崩壊に導く人工爆発の状態を作り上げる研究をしたのです。

次に、バブル崩壊に導く為に、彼等は日経平均の株価操作の研究に没頭しました。

 彼等は、この二つの研究から面白い現象に気付きます。それは日経平均株価が単純平均で作られた「指数」から出来ている事と、もう一つはこれらの指数の分析から、品薄な銘柄を意図的に買うと、少ない資金で日経平均株価を持ち上げることができるという経済現象に気付いたのです。

 こうして研究の成果を、実行に移した時期が1989年の秋から冬に掛けての事でした。日経平均株価は瞬く間に膨らみ、バブルは天井へと向かっていました。

 その頃、日本の話題はベルリンの壁が崩壊し、東西冷戦構造が終焉を迎えれば、世界市場に進出できる等と、日本人経営者の多くが高を括っていた頃で、日本人の思い上がりの裏側では、こうした巧妙な仕掛けが、水面下で仕掛けられていたのです。

 大蔵官僚も、エコノミストも、この仕掛けには全く気付いていなかったのです。

ソロモン・ブラザーズの真の狙い

 当時の多くの日本人投資家は、「日経平均株価は10万円に到達する」と信じて疑わない人が多くいました。誰もが強気で、今こそ、この好景気に乗って、買いに転じる時機だと確信していたのです。その結果、バブルは急速な加速度をつけて、瞬く間に膨らみ始めました。

 この時、ソロモン・ブラザーズは信じられない事をニューヨーク・ウォール街で展開していました。

 1989年11月、彼等は「東京株式大暴落の図式」に則り、『プット・ワラント』という金融派生商品を売り始めていたのです。

 『プット・ワラント』とは、「日経平均株価が大暴落したら大儲け」という新商品であり、この商品をアメリカの大口機関投資家に大量売り込みを図っていたのです。また、これには大口投資家も飛びついたのです。

 彼等の新商品に対するキャッチ・フレーズは

「年末から年始に掛けて、日本の株式は大暴落するから、60年前の《1929年10月24日の暗黒の木曜日》の時と同じくらいの大儲けが出来ますよ」

でした。 1990年1月2日、ニューヨーク・ウォール街では、日本とは逆に、信じられない現象が起こっていました。突然、為替が円安へと向かったのです。この円安はソロモン・ブラザーズが『プット・ワラント』販売に因み、債券や為替や株価の「トリプル安」を企てたものでした。

 そして1月が過ぎ、2月に入り、その月は既に中旬に入っていました。この頃、日経株価はジリ安でしたが、大暴落の兆しは現われていませんでした。

 日本人はまだ、この時にも何も気付いていなかったのです。そして日本経済が、瀕死の重傷に陥っている自覚症状すら、エコノミスト達は感じ取ることが出来なかったのです。

 当時の政治背景としては、自民党の政治家は2月中旬の衆議院選挙で大勝したことに祝杯を上げていた頃で、政界も財界も危機管理意識はなく、全く無防備でした。  日本人は、まさに「ライオンに、餌を差し出す為に手を伸す呑気な兎」でした。腕ごと食いちぎられるか、体ごと丸呑みされるかの、こうした危険すら感じる事もなく、呑気な行動をとっていたのです。

 日本人投資家が、株を買いに奔走している頃、アメリカの金融の裏側ではソロモン・ブラザーズの売り攻勢が激化を極め、これまでジリ安で状態であった株価は、一挙に大暴落へと転じました。バブル崩壊の引き金はこの時に引かれたのです。

ついに1990年2月末には、膨らむだけ膨らんだバブルは、日経平均15,000円台を大幅に割れ込みました。一挙に大暴落が起こったのです。

 ソロモン・ブラザーズの秘密兵器はデリバティブでした。

 デリバティブは現物と先物との価格差を狙った「サヤ取り」であり、「裁定取引」と「オプション」で、日本の株価は下落したら大儲けという派生商品です。この派生商品を、至る処に仕掛けておいて、株価を自由に操ったのです。バブル崩壊の大暴落は証券会社のみならず、大蔵省までを翻弄の渦に巻き込んだのです。

 この巧妙な仕掛けでソロモン・ブラザーズは、僅か三年の研究とその実行で、一兆円にも昇る莫大な利益を手にしたのです。

 そしてこの後、日本では更に悲惨な状態が続くことになります。

 日経平均株価の大暴落は、株式市場の株価下落だけに止まらず、不動産の分野にも悪影響が及びます。この悪影響は、政府が不動産融資へのマネー供給を停止するという事から始まり、今まで高騰を見せていた大都市の不動産の資産価値が急速に下落したことでした。

 この現象は大都会だけに止まらず、地方にまで波及していきます。不動産の資産価値が下落するとは、それを担保にしていた金融機関の担保価値も大幅に減少したということになります。こうして不良債権の波及が表面化するのです。

 これに対して政府の後手政策は、次から次へと傷口を広げ、日本の資産とマネーの急速な収縮は、今日に見る不景気と連動し始めることになります。

 昇り詰めたものは、いずれ落ちる。これは物事の道理です。この道理に随い、ソロモン・ブラザーズは、次のプロセスへと準備にかかります。

ソロモン・ブラザーズの真の目的は、ただ単に、日経平均株価を下落させて大儲けすることだけではなかったのです。

彼等の真の目的は、日本人の個人金融資産の1300兆円にも上る郵貯(郵便局で取り扱う国営の貯金事業で、元金・利子の支払いは国によって保証される)の食い潰しでした。日本のエコノミスト達は、この事すらも見抜けなかったのです。

 ソロモン・ブラザーズが研究の末に計画した事は、こうした下落が生じた時、政治家はもとより、財界人を始めとして、証券会社等が「これを何とかしろ」と、政府に詰め寄り、殺到することを計算に入れていたのでした。これこそ彼等の真の目的であり、ここに「日本発世界大恐慌」を画策した真の狙いが、ここにあったのです。

http://www3.ocn.ne.jp/~saigouha/paper03/kinyukeizainobokkou02.html


                           ___A___
                          (_o_o_o.)
                    _______ハ___ 地獄
                           / /
                          /  /JMアドバーザーズマネジメント
                         /    /
                       /    /
                     /    ./ JWMパートナーズ
     ___A___        ___A__,/     /
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1. LTCM(ロング・ターム・キャピタル・マネジメント)が破綻した理由

一人の男がぶつぶつ呟いています。

「うーむ、あれをやるには・・・やっぱあいつしかいないか・・・」


その男の名はジョン・メリウェザーと言います。

 彼はかの有名なソロモンブラザーズで特に優れた成績を収め、神格化された債券トレーダーでした。

一人で呟いていた理由は次世代のヘッジファンドをどう立ち上げようかを考えていたのです。

彼の頭の中にはもうすでに債券でどう儲けるかの優れたシミュレーションができていました。

 そのシュミレーションを現実のものとするために協力者を探していたのです。

そんな折、彼の頭の中に色んな奴らが思い浮かんできます。
それこそ、今までトレーダーとして生きてきたありとあらゆるコネクションが頭の中を駆け巡っています。

今まさに神格化された男によって神々の集団が生み出されようとしているのです。


「おお、マイロン、元気だったか?」

「メリウェザーさんじゃないですか? どうしたんすか。こんなところで」

「実は君に頼みたいことがあるんだ・・・」


このマイロンと呼ばれる人物はスタンフォード大学教授であり、後にノーベル経済学賞を受賞する男です。

マイロンにメリウェザーが耳打ちをします。

「えっ!?まさかそんなことが・・・・いや、待てよ。考えてみれば理論上それは可能」

「実はもうロバートにも頼んでいるよ」

ロバートもまたハーバード大学教授であり、はたまた後にノーベル経済学賞を受賞するのです。


「あいつが応諾したんですか? だとするならこれはすごいことになる・・・・」

「これから我々の時代だよ」

(怖ろしい人だ。しかし、やってみたい。僕の理論が正しいか、どうか。実戦で・・・

それにあのロバートも動き出したって言うし、もう誰も止められない)

 今まさに理論と経済学の最先端を極める博士たちが参加する前代未聞のヘッジファンド、LTCMが立ち上げられようとしていたのです。


ジョン・メリウェザーはどす黒いイスに座りながら延々と思索に耽ります。

「どうにも、後は資金だな。」

ジョン・メリウェザーはすぐにアメリカの連邦準備制度理事会の副議長をしていたデビッド・マリンズ氏を首脳陣に迎えます。

「これで決まったも同然だ。」

 メリウェザーがなぜそう思ったか、それは実に単純なことでした。

連邦制度理事会の副議長をしていた人間を首脳陣に迎えることによってLTCMの信頼を手に入れたのです。

何せ、アメリカの中央銀行にあたる連邦制度理事会の副議長をしていた人間です。
信用しない人間の方が少ないんじゃないんでしょうか?

この信頼を武器に一気に資金を集めることに成功しました。


 とうとうメリウェザーは兼ねてから構想していた債券で儲けるためのシミュレーションを実行に移します。

メリウェザーは債券の性質を理解していました。


債券の利回り格差は一時的に広がったとしても、必ず戻るということを知っていたのです。

だから利回り格差が広がったら、金利の高い債券を買い、金利の安い債券を売るという、ある種のサヤ取りのような技術を用いたのです。

これによって確実に利益を得られるのですが、あまりにも微々たる物です。
それがゆえに多くの数をこなさなければなりませんでした。

 ここでノーベル経済学賞を後に受賞する二人の大学教授の出番が来るのです。

彼らは緻密な計算に基づき、利回り格差が広がったら、「自動的」に金利の高い債券を買い、金利の安い債券を売るというプログラムを作り上げました。

まさに近代経済学の英知が終結された最高傑作ともいえるプログラムの登場です。

これにより、LTCMは年40%という圧倒的な利率を実現し、金融業界に激震を走らせるのでした。

「マイロン、君の理論は正しかった」

「これでも一応大学教授なんですよ」

「我々は神々になるよ。そして世界の金融を支配する。ついて来てくれるか?」

「ええ、もちろんです」


 一般の人々には知れ渡ってはいませんでしたが、当時の金融業界では知らぬものはいない存在でした。

それほど年40%の利率はすごかったのです。
しかも安定してそれを上げ続けました。


この事実を前に誰もが信じ込みます。LTCMは潰れない。
神々で構成されたかつてないほどの最高の集団だと。
ありとあらゆる金融工学の英知を結集した存在でもあると。

もはや誰も止められないはずだったのですが・・・・


「ロバート」

「なんだ?マイロン」

「これから僕たちの時代だよ。大学教授は研究室に篭ってるん場合じゃない。
金融工学を無知な人間に知らしめ、その偉大さを示す時が来たんだ」

「本当にそう思ってるのか?」

「えっ?」

「俺達は神じゃない。結局は人間に過ぎないんだよ。
驕ればいずれ有頂天になって何も見えなくなる。
メリウェザーはそれをわかっちゃいない」

「ロバート・・・・」

(俺は俺の理論が試せればそれでいい。それ以外に興味なんてないね)

 LTCMに陰りが見え始めました。
その亀裂は小さなものに過ぎないというのにあたかも決定的な、何かを感じさせるものでした。
LTCMはいつしか、本当の神であるかのように驕り出すのです。


 そんな中、ロシア政府は財政的に苦しんでいました。
脱税などが横行し、収入は減るというのに支出は増え続けていたのです。

そこにアジア通貨危機が起こり、その衝撃がもろにロシア経済にダメージを与えることになります。
なぜならアジア通貨危機により、投資家たちは安全な投資というものを優先するようになったからです。

事実上、ロシア経済はハイリスクハイリターンの市場で資本が逃げ出すのは必然でした。


 そこにマイロンとロバートが開発した自動システムがロシアの債券を買え、買えと指令を出します。

そのシステムは必ず反発することを前提としていたものでした。
ロシア経済の低迷は一時的なものに過ぎないと判断していたのです。

メリウェザーはすぐにそのシステムに従います。

しかし、おそるべきことにルーブルの暴落は止まらず、すぐに逃げ出そうとするももはや手の付けられない状態でした。

「どういうことだ!?あのシステムは完璧のはずだ・・・」

自動システムは虚しく、買え、買えといまだに指令を出しているに過ぎませんでした。

「あのシステムがいうなら・・・・必ずだ、必ず反発する。

我々は神だ。この自動システムがあれば、我々に不可能はない」

「メリウェザー!もう無理なんだ。俺達のシステムでも想定できないことが起きたんだよ」

「嘘だ! あのシステムに想定できないことなどない!!」

「メリウェザー!聞くんだ。このままだったら俺達のせいで世界が崩壊してしまうんだぞ!」


資本は逃げ出すこともできず、暴落のさなか紙切れとなるルーブルとともにLTCMの存在価値も紙切れとなるのでした。

 LTCMはレバレッジをきかせることによって一兆ドルとも言われるお金を動かしていました。
つまり100兆円以上の金を動かしていたのです。

そんなLTCMの崩壊が意味するところは世界経済の破綻なのです。
それを止めるためにアメリカの金融当局は半ば脅し気味に14以上の銀行を説得し、LTCMを資金的に助けるのでした。

絶対にとめなければならない未曾有の金融機関の連鎖破綻を封じ込めるためにこれは仕方ないことです。

LTCMは創立から5年目の1998年9月24日で幕を閉じました。

 神々と呼ばれる存在が破綻するという衝撃、それは金融の神様が本当に死んでしまったかのようでした。
この自体の収拾のために骨を折った人間達は途方もない数であったことでしょう。

にもかかわらず、LTCMの社員の数は170人しかいなかったのです。
世界経済を破綻に追いやりかねない影響力を持つほどのヘッジファンドの社員の数が170人しかいなかったなんて意外なことです。

まぁでも170人のほとんどがスーパーが付くエリートですけどね。


このことから学ぶべきことは魔法のツールなんて存在しないってことじゃないですかね。

もちろん、他にもきっと学ぶべきことはたくさんあると思われます。
もしかしたら彼らは一時的であれ、本当に金融の神々だったのかもしれません。

http://tennsaitati.fc2web.com/soubasitati/dream.html


オプション理論に魅せられた3人の金融工学者たち


金融市場におけるオプション取引とは、『約束の日時に約束価格で原資産を売買する権利』のことを指す。

身近な例として、海外旅行保険をあげよう。私たちは海外旅行をする時に、盗難や怪我の際に備えて保険に加入する。保険会社は「保障内容を満たす損害が起きた場合、約束していた価格でその損害を負わせる権利」を私たちに売り、私たちは料金を支払ってその権利を買うことができる。その料金が保険料であり、これがオプション価格(プレミアム)といわれる。

オプション取引では権利を売るほうは義務であって、権利を買うほうは義務ではないので放棄することができる。

これを投資に置き換えても、同じことが言える。すなわち、投資家にとっては、ある一定のコストを負担することでオプションの購入者には利益稼得の上限がない上に、損失の可能性だけを限定することができる。

他方で、相場はほとんど変化しないだろうと読んでいるオプションの売り手は、オプションプレミアムを稼ぐことができる。

要するに、ヘッジ(回避)したい人々と投機したい人々の双方のニーズをオプションは満足させてくれるわけだ。


そんなオプション理論に興味を持った3人の旗手たちがいる。

その名はフィッシャー・ブラック、マイロン・ショールズ、ロバート・マートンの3人である。

応用数学博士としてコンサルタント会社でオペレーションズリサーチを扱っていたブラックとMITで助教授だったショールズは共に経済学に深い関心を寄せ、特にリスクを最小限に抑えるオプション取引についての共同研究をすることになった。

これに興味を持ち、2人の数学的成果について疑問を投げかけ、さらに細かい証明を行うことで公式の正しさを表現したのが、同じくMIT出身でハーバードビジネススクールで教えていたマートンであった。

彼らは算出が難しいオプション価格を高度な数学を駆使して公式化し、1973年3人はそのブラック=ショールズの公式を経済紙に発表するのである。

1973年はシカゴのオプション取引所が事業を開始した年である。その影響もあってか今までどこの金融専門誌に投稿しても「難解で特殊すぎるもの」として受け入れられなかったブラック=ショールズ式が猛烈に使われだした。それまで勘と経験に頼って価格割り出しを行っていた投資家たちは、情報技術の発展によってコンピューターのキー操作だけで算出できるこの素晴らしい手法にほれ込み、あらゆる金融取引に使われることになった。やがてブラック=ショールズの公式を用いた財務戦略が金融市場のブームとなるのである。


<なぜブラック=ショールズの公式が広く使われることになったのか>


 まずブラック=ショールズの公式は、「株式や債券などの現物とオプションを組み合わせることでよりリスクを抑える」ことを表している。例をあげて説明しよう。

今A社の株式を1枚とA社の株式オプションを併せ持つことを考える。

A社の株式が1000円とする。そして今後A社株は下がると読んでいる。

このまま持っていると、株価が下落し損をする可能性が高い。そんな時はA社株をそのまま持っておき、同時に1枚の権利証書を買い持つ。

「A社株式を将来1000円で買い取らせる権利」をタダで買うのである。

もしA社株が900円に下落した場合、株だけを持っていれば100円の損になるが、オプションも併せ持っているので権利を行使すると1000円が手に入る。

こうして理論上ではタダで権利を買うことで損失を全く生み出さない取引が行われるが、現実はタダなどあり得ない。

ではオプションの値段はどうやって決まるのか。低すぎず高すぎず、最適なオプション価格を決めるのは難しい。

それを可能にしたのがブラック=ショールズの公式である。それは


□□□□□□□□□□□□□□


  という形をしている。これはえんぴつと手元にある紙だけで簡単に計算できるものではない。情報産業が進歩し、優秀なプログラムの開発があったからこそ、誰もがコンピューターで計算できるようになったのだ。

天才たちのその後


 LTCMに携わった天才たちは現在どのような人生を送っているのだろうか。


マートンはハーバードのビジネススクールの教授として、現在は学術顧問委員会のメンバーや競争市場顧問評議会のメンバーなどを兼任しながら研究を続けている。

ショールズはスタンフォード大学でファイナンスの教授として教鞭をとる傍ら、ファンドの顧問として管理委員会に属し、自らの研究と経験を生かしている。

そして「リスクが高すぎる」として、LTCMから設立の誘いを断り、一人LTCMの手法に限界を警告し続けていたブラックは95年に喉頭がんで亡くなった。


 時代の流れとともに大きく変動してきた市場取引を数学的に表現することで、彼らは簡単な論理で正確なリスク管理を行う手法を発明してきた。その中でリスクを完全に封じ込める金融商品を開発したことは金融業界にとって奇跡であった。

しかし現実には、理論では計測されないリスクがあり、LTCMの破たんではそうしたことが運悪く起きてしまったのだ。この破綻によって金融市場における異常な舞い上がりを見せたブームがある程度鎮静化し、金融工学者や投資家たちも今までの手法は万全ではないと認識できた、という面から見ればLTCMの破綻も無駄ではないだろう。

http://www.econ.hokudai.ac.jp/~hasimoto/Report%20on%20Economic%20Thought%202009-1.htm

マイロン・ショールズ


マイロン・ショールズ(Myron S. Scholes, 1941年7月1日 - )は経済学者。
ブラック-ショールズ方程式の有名な起草者の一人。

現在スタンフォード大学教授であり、また、マサチューセッツ工科大学スローン経営大学院でも教鞭をとる。

マイロン・ショールズカナダのオンタリオ州ティミンズ生まれ。1962年、地元のマックマスター大学を卒業。シカゴ大学において、1964年MBAを、1969年博士号を取得。その後、スローンに移り研究を続け、フィッシャー・ブラックと出会い、1973年有名なブラック-ショールズ方程式を完成させることとなる。(伊藤清の業績の上に立つ。)

1997年にブラック-ショールズ方程式を理論面から完成させたロバート・マートンとともに、ノーベル経済学賞を受賞。


その直後の1998年、この2人が経営陣に名を連ねた巨大ヘッジファンドLTCM(Long Term Capital Management)が空前の損失を出して倒産するという皮肉な経験をしている。

さらに2008年、新たに自身が設立したヘッジファンドであるプラチナム・グローブ・コンティンジェント・マスター・ファンドが一年間に38%の損失を出し解約を停止、LTCMに続く2度目のファンド運用失敗となった。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%BA


ロバート・マートン

ロバート・コックス・マートン(Robert Cox Merton, 1944年7月31日 - )は、ニューヨーク市マンハッタン生まれのアメリカ合衆国の経済学者で、フィッシャー・ブラックとマイロン・ショールズが開発したブラック・ショールズ方程式の数学的証明で1997年ノーベル経済学賞を受賞。

コロンビア大学の著名社会学者ロバート・キング・マートンは、彼の父親である。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%B3


LTCMにマイロン・ショールズとロバート・マートンという、ノーベル経済学賞受賞者が関与することで信頼を得ていたことに、ノーベル賞委員会は当惑し、二人に対する受賞の撤回とともに、ノーベル経済学賞自体の廃止さえ検討したと言われる。

http://ja.wikipedia.org/wiki/LTCM


ノーベル賞学者の我を信仰せよ!

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ドリームチームヘッジファンド「LTCM」とそれに群がった投資銀行


1980年代、アメリカの大手投資銀行ソロモン・ブラザーズは敏腕トレーダーのジョン・メリウェザー率いる債券アービトラージ部門の上げる莫大な利益により右肩上がりの成長を続けていた。

債券アービトラージの基本的な考え方:


(例)ある国債について先物で買いポジションを持ち、現物で空売り(価格が下がると儲かる取引)のポジションを持つ。

買いと空売りのポジションを持つ事で一方で利益を得て、もう一方では損失が出る。

先物は普通現物を下回る水準の価格で取引されている。

先物と現物のスプレッド(先物と現物の価格差)は拡大し過ぎると、いずれは縮まる。

つまり先物の上げ幅が現物の上げ幅をわずかに上回るか、先物の下げ幅が現物の下げ幅をわずかに下回っている限り、当たった見通しで得る利益は、外れた見通しで失う損失を上回る事になる。

メリウェザーの率いる債券アービトラージチームは主に学問の一分野として市場をとらえられるトレーダー(クォンツ)達によって構成されていた。

構成メンバーは

ハーバード・ビジネス・スクールで助教授だったエリック・ローゼンフェルド、

ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスの金融学修士号を持つイラン系アメリカ人のビクター・J・ハガニ、

MIT(マサチューセッツ工科大学)で金融経済学博士号を持つグレゴリー・ホーキンス、

MITの博士号を持った数学的思考を得意とするエコノミストにしてハーバードでローゼンフェルドの同僚だったウィリアム・クラスカー、

MITの2つの博士号を保有するローレンス・ヒリブランド。


このチームが後にメリウェザーが設立するヘッジファンド「LTCM」の中核となるメンバーとなる。

1989年、部下の不正によりメリウェザーはソロモンの共同CEOの座から下ろされる。解雇は免れたものの自身への待遇を不満を持ったメリウェザーはソロモンを辞職し、ソロモンとの絆を断ち切った。


1994年、メリウェザーはヘッジファンド「LTCM」を設立する。

創立時のパートナー達の構成は

メリウェザーのソロモンの債券アービトラージ部門時代の構成メンバーに加えて

ハーバード大学教授でファイナンス理論をリードする学者C・マートン、

ブラック・ショールズ式を編み出した学者の1人マイロン・S・ショールズ、

グリーンスパンに次ぐNo.2のFRB副議長であったデビッド・W・マイルズ。

後ろ盾には投資銀行メリルリンチがついた。


出資者の中には投資銀行ベア・スターンズCEOのジェームズ・ケインズや日本からは住友銀行も含まれていた。

集めた資金は12億5千万ドル。報酬体系も他のヘッジファンドを凌駕していた。


LTCMは創設後、莫大な利益を上げていき、それを見ていた銀行はLTCMに融資をしたがっていた。高いレバレッジを用いた取引手法を取っていたLTCMも融資を必要としていた。LTCMは自分たちに有利な形で投資銀行と契約を結んでいった。LTCM側と契約をしたかったがために譲歩してしまった投資銀行は後にこの事を後悔することとなる。

1997年、LTCMは儲けるだけ儲けたのちに一部の投資家を除いたほとんどの投資家へ利益を還元し、投資家の希望を考慮せずに一方的に契約を解約し、パートナーたちの個人資産と契約を解除されなかったこの時点では幸運な投資家の資金だけでファンドを運用するようになる。

7月、アジアではヘッジファンドがアジアの通貨が過大評価されていると考え、空売りを各国に仕掛けていた。それにより、固定相場制を採用していたアジア諸国は変動相場制に移行せざるを得なくなる。


1998年、この頃になると金融システムでのレバレッジの高さについてゴールドマン・サックスのパートナーのロイド・ブランクファイン(現ゴールドマンサックスCEO)とリーマン・ブラザーズのエクイティ・デリパティブ部門責任者ジョン・サッコは懸念を抱き始める。

サッコは投資家向けセミナーでウォール街の経営陣の連中は社内の26歳のトレーダーたちが今日どれほどのリスクを取っているかちゃんと把握していないと述べた。

リーマンの経営陣はちゃんと報告受けていると述べ、保険をかけたが、効かずに、先見の明があるサッコーはリーマン・ブラザーズを追われた。


1998年5月、モーゲージ担保証券が値を下げ、ヘッジファンドはやむなく他の市場のポジションを取り崩した。その対象に選ばれたのがアジアだった。静寂に向かっていたアジアがまた騒がしくなった。

投機筋は次のターゲットに凶兆著しいロシアを選んだ。

6月、ロシア政府はゴールドマンサックスを主幹事に据え、12億5千万ドルの5年物のユーロ債を年率12%で発行。投資家はロシアの問題は収束すると思った。この起債でゴールドマンは主幹事として数千万ドルの手数料を頂いた。

また、この時、ゴールドマンはロシア向け融資残高2.5億ドルを抱えていたが、起債と同時にロシアはこれを返済している。ゴールドマンとしては自社の株式公開を予定していたのでバランスシートからロシア向け融資を削除しておきたかった。


そして、ゴールドマンは自らローンチしたロシア債を抱え込まないよう、早々に在庫を放出した。


6月、ゴールドマンがJPモルガン、ドイチェ銀行と組んで発行したこの新発債のおかげで、外債市場にロシア債があふれかえり、ロシア1年債の利回りは一気に90%まで上昇した。

ロシア危機の影響はアメリカの株式市場にも影響を与え、これらのオプション取引とロシア債でポジションをとっていたLTCMは巨額の損失を出す。これ以降LTCMは巨額の損失を出し続けることとなる。

LTCMが損失を抱える中ショールズは当初の方針を忘れ、投機に走っていたこのファンドに見切りをつけ、個人資産をファンドから引き揚げていた。

メリウェザーはこの損失を一時的と捉え、余裕しゃくしゃくと中国を旅行していた。

ハガニはすでにロシア債の保有で損失を抱えているにも関わらず、買い時と判断し、ヘッジもかけずにロシア債を買いまくっていた。社員も呆れていた。


その後、メリウェザーたちの思惑とは裏腹にLTCMの損失は更に広がり始め、とうとうLTCMの命も危うくなり始めていた。彼らは保有しているポートフォリオは売りたくても売れない状況にあった。買い手がいないのだ。

投資家たちはリスクをとることを恐れ、比較的な安全なアメリカ国債や日本国債に向かっていた。

LTCMのポートフォリオを構成している銘柄は新興市場などのジャンク債で投資家たちにとっては手を出したくもない商品だった。LTCMが無理にそれらを投げ売れば、価格は暴落し、市場に影響を与えるだけでなく、損失は一気に今よりも膨れ上がる。


メリウェザーたちはジョージ・ソロスに助けを求めた。ソロスはLTCMのポートフォリオの内容に興味を示す。実際、LTCMのポートフォリオは相場が回復すれば魅力的だった。いずれは回復する。メリウェザーたちもそれはわかっていた。だが、回復するまでにLTCMがもたない。そこで、ソロスは1週間後にも5億ドルを投資しても良いと言った。ただし、LTCMが独自に5億ドルを調達し、自己資本を立て直す事が条件だった。この時点での自己資本は27億ドルだった。

そこで、メリウェザーたちはJPモルガンに支援を求めた。JPモルガンはLTCMの帳簿を調べ、2億ドルなら用意できるだろうと請け負った。だが、残りの3億ドルを入手できずにソロスの助け船は去ってしまった。

メリウェザーたちはウォーレン・バフェット、大型ヘッジファンド、リーマン・ブラザーズに助けを求めたが、3つとも答えはノーだった。


メリウェザーたちにとって希望の星となったのがゴールドマン・サックスだった。

ゴールドマンのCEOだったコ―ザインはLTCMの取引の詳細を閲覧できる事を条件に資本提供に同意した。

だが、その後LTCMの自己資本はゴールドマンの査察を受け入れてから急激に減り続けていた。

LTCMのポートフォリオを閲覧し、内容を知ったゴールドマンが構成銘柄の空売りを行っていたことはすぐに想像がつく。あくまでゴールドマン側は否定している。


LTCMの損失についにNY連銀も動き出した。LTCMの破綻は金融市場に混乱をもたらし、金融危機を引き起こす可能性があったからだ。NY連銀総裁の幕ウィリアム・マクドナーは何度もメリウェザーからLTCMの状況報告を受けていた。

一方、ゴールドマンサックスはゴールドマン・サックス、ウォーレン・バフェット率いる投資会社バークシャ・ハザウェイ、保険会社AIGの3社によるLTCMの共同買収を模索していた。

マクドナーはLTCMを救済するためにFRBが介入しなければならないと考えていたが、介入すればFRBが非難の的になる事恐れていた。それだけは避けたかった。連銀の権力を控えめに振るわなければならなかった。それができる唯一の方法はウォール街の民間銀行に協調体制を取らせ、解決方法を探すことだった。

1998年9月23日水曜日、マクドナーによってNY連銀ビル10階の役員会議室にバンカース・トラスト、ベア・スターンズ、チェース・マンハッタン、ゴールドマン・サックス、JPモルガン、リーマン・ブラザーズ、メリルリンチ、モルガン・スタンレー・ディーン・ウィッター、ソロモン・スミス・バーニー(旧ソロモン・ブラザーズ)の各社トップ、米銀のほか欧州系の大手銀行、NY証券取引所理事長たちが招集された。


この時、ゴールドマンは自社の計画(共同買収案の事。バフェットがなかなか決定を下せずにいた。)のことは黙っていた。


この時点でLTCMの自己資本は5億ドルに減っていた。

連銀の考えは全銀行14社によるLTCMの共同買収であった。JPモルガンもこの方法しかないと考えていた。JPモルガン2つのシナリオを考えていた。1つはLTCMを破綻させる事。そうすると融資を行っていた銀行は担保を押さえることに走りだし、結果的に主要行1社当たり5億ドルから10億ドルの損失を出すことにつながる。もう1つはJPモルガン単独でLTCMのポートフォリオを買い取る事。このシナリオの問題点はポートフォリオの内容をJPモルガン以外にもゴールドマン・サックスなど他社も知っているため、売りの攻撃されるのは必至だった。そのため、連銀の提案通り買い取るなら全員でやるしかなかった。

しかし、この案に乗り気でない銀行もあった。ベア・スターンズのCEOケインが自社はLTCMの救済策に応じないと宣言した。他社は猛反発した。

そんな中、ゴールドマン・サックスに朗報が入った。バフェットがLTCMの3社共同買収に賛成したのだ。バフェットは契約書をLTCM側に送ったが、LTCM側は契約書の不備を指摘し、これではサインできないとして、共同買収は中止になった。残された道はただ1つ14社による買収しかなかった。

メリルリンチのハーバート・アリソンがLTCM支援反対派への説得し、14行全社が救済する事で合意。11銀行がそれぞれ3億ドル、フランス勢とリーマン・ブラザーズ分を加えて36億5千万ドル用意し、LTCMの残った資本を加えることで40億ドルを確保するこができた。

その後、LTCMのパートナーたちは最後の抵抗を行い、LTCM買収後のポストに留任する事に成功する。だが、運用などの決定権はあくまで買収した14社側にあった。こうして、LTCMは14行によって買収されてた。

http://ameblo.jp/24-2001-start/page-5.html


コネチカット州グリーンウィッチに本社を置くロング・ターム・キャピタル・マネジメントは、きわめて富裕な投資家が出資する強力なパートナーシップで、秘密のベールに包まれてきたが、ロシアの通貨危機をきっかけに激震に見舞われた。

大手投資銀行、ソロモン・ブラザーズの元副会長、ジョン・メリウェザーとFRBの元副議長、デイビッド・マリンズが1994年に設立し、ノーベル賞の受賞者がふたり、博士号の保有者が何人もくわわっている。いわゆるヘッジ・ファンドだ。

ヘッジ・ファンドは、相場の上昇が予想される場合でも、下落が予想される場合でも積極的に動く。それぞれの時点で上昇が予想されるものを大量に買うと同時に、下落が予想されるものに空売りをしかけて、両方から利益を得ようとする。また負債比率がきわめて高い。LTCMは運用する資金の95パーセント以上を借入で賄っている。

(中略)

1994年と95年、LTCMは年に40パーセントを超える利益を稼ぎ出している。これは、パートナーや投資家から集めた数十億ドルの資金に対するものだ。

さらに1千億ドルをゴールドマン・サックスなどの大手金融機関から借り入れている。


おなじ手法を使うヘッジ・ファンドが増えて競争が激化したのに伴い、LTCMは債券だけでなく、株式投資や為替取引に手を広げていった。

だが、ロシアの債務不履行で総崩れがはじまった。債券価格はLTCMが想定する適正水準に戻るどころか、懸け離れる一方になった。9月初め、LTCMは純資産の半分近い18億ドルの損失を出したと投資家に知らせた。驚くべき損失額だ。世界の債券市場が凍りついたようになっているため、既存のポジションの多くは解消できない。


9月18日金曜日、ニューヨーク連銀のマクドナー総裁は古風で豪華な執務室で、LTCMのメリウェザーとマリンズからの電話を受けた。野心に満ちたLTCMが窮地に陥っていることはすでに承知していた。

ふたりが伝えた内容は単純だった。巨額の損失を被っており、債務不履行を避けるため、融資してくれる銀行や投資会社を探しているが難航しているという。狼狽した様子はない。

総裁が知るかぎり、メリウェザーは狼狽した姿などおそらく見せない冷静な相場師であり、マリンズは真の意味で市場のプロだ。このふたりが、みずから報告してきたのだ。純資産が底をつきかけている。重大な問題なのでFRBと財務省の幹部にコネチカットの本社に出向いてほしいという。「帳簿をよく調べて、実態を把握してもらいたい」

この要請はただごとではない、にっちもさっちも行かなくなっているに違いない。問題がよほど大きくなければ、世界でも指折りの秘密主義の金融集団が部外者を引き入れるはずがない。マクドナー総裁は自分が戦場の司令官のような立場にあると考えている。だから、FRBの幹部を派遣するかどうか自分の判断にかかっている。とはいえ金融政策にもかかわる問題なので、少なくともグリーンスパン議長の耳に入れ、承認を得なければならない。

自分が議長よりも積極介入派であることも自覚している。議長は市場への介入を嫌い、自由市場での解決を望む。だが、コリガンの伝統を受け継いだニューヨーク連銀総裁としては、積極派であるべきなのだ。ここはその役割をしっかり果たした方がいい。ある面で、自分はFRB議長に派遣されたニューヨーク代表だ。そのための代表なのだから、前に出なければならないときもある。

マクドナー総裁はグリーンスパン議長に電話をかけて状況を説明し、LTCMに何人か派遣したいと言った。状況が詳しくわかれば対処のしようがあるが、人を派遣しないかぎりわからない。だれにも全体像が見えていない。われわれがやるしかない。

グリーンスパンは承諾した。

これを受け総裁は、10社あまりの銀行や証券会社の経営者に電話し、「何が起こっているのか。どう言われているのか」と尋ねた。だれもがLTCMの損失と、それが世界市場に与える影響を懸念していると話してくれた。そして、遠まわしに自社への影響を口にした。

つぎに総裁はルービン財務長官に電話をかけた。長官は、FRBと財務省のチームがLTCMの帳簿を調べていることが漏れた場合のリスクについて指摘したが、リスクを冒すだけの価値はあることに同意した。知らなかったで済まされるような問題ではないからだ。同時に、LTCM自体は小さな問題だろうが、市場の規律の乱れを示すものだと語った。それ自体が大問題を引き起こすことはないとルービン長官はみていた。

マクドナー総裁はロンドンで講演を行う予定になっている。講演をキャンセルすれば、そしてこのキャンセルと、LTCMにFRBと財務省のチームが派遣されている事実が結びつけられれば、正真正銘のパニックを引き起こしかねない。総裁はロンドンに向かった。

9月20日日曜日、ニューヨーク連銀のピーター・フィッシャー副総裁がコネチカットに派遣された。午前10時、長くてくせ毛、ハーバード・ロー・スクール出身のフィッシャーがLTCMに到着した。なんの変哲もないレンガづくりのビルにあり、歯科の診療所といってもよさそうだ。

フォッシャーは6時間あまり帳簿を調べた。大きな驚きがいくつもあった。第一に、株式オプションで巨額のポジションをとっている。ある推計によれば、LTCMの売買額が全体の3割を占める投機的市場があり、同社は株式の価格変動性が低下すると予想してオプションを売っている。第二に、あらゆる融資にクロス・デフォルト条項がついている。つまり、ひとつの貸し手に対し債務不履行を起こせば、自動的にすべての貸し手に債務不履行を起こすことになる。ひとつの債務不履行が起これば、すべての資産、すべての投資を貸し手が背負い込むことになる。

債務不履行がひとつ起これば、LTCMのファックスが休むことなく取引清算の注文を貸し手に送りつづけることになるだろう。

ゴールドマン・サックスやメリルリンチをはじめ、16社もの大手銀行や証券会社がLTCMに融資している。

同社が破綻すれば、その衝撃がアメリカや世界の金融システムを直撃する。見切りのポジション解消が、唐突で無秩序な取引清算が連鎖反応を呼び、さらなる売りにつながる。投資家の信認は急落する。債券市場からの資金逃避が起こり、社債と米国債の利回り格差はますます拡大する。こうした悪循環でアメリカ企業の信用コストが上昇し、アメリカ経済に多大な影響を及ぼす。ただでさえ市場が円滑に機能していないときに、こうした事態が起こるのだ。

百年に1度の崩落として歴史書に記録されるかもしれないとフィッシャーは思った。マクドナー総裁に電話をかけた。

アメリカの債券市場を1週間あるいは1カ月、壊滅状態に陥れる可能性が10パーセントある。その後どうなるかは、まったくわからないと伝えた。

9月21日月曜日、アジアで大規模な売りが起こった。早朝のニュースによれば、ルインスキー問題に関するクリントン大統領の大陪審証言がテレビで放映されたからだという。フィッシャーは思わず笑った。賢明な投資家がLTCMの破綻を予想し、投げ売りしているのだろう。

この日、グリーンスパン議長はFOMCの電話会議を開き、自身の議会証言の内容について同意を求めた。議長やFOMCの手を縛らないようにしながら、利下げが近いとはっきり示唆したいと考えている。異論はなかった。

マクドナー総裁は火曜の深夜、ロンドンから戻った。調査結果は恐ろしいものだった。LTCMの取引を唐突に、無秩序に清算する事態になれば、アメリカ経済は深刻な危機に陥りかねないと考えていた。水曜朝の時点で、LTCMはどこかに買収されるか、数十億ドルの資本注入を受けなければ立ちいかないのが明白になった。この日のうちに決まらなければ、LTCMは翌日に破綻する。

マクドナー総裁とフィッシャーは、ゴールドマン・サックスなどの大手投資銀行がある面で、LTCMと変わらぬほど負債比率が高い取引を行っていることを知っている。取り付け騒ぎになれば影響は測りしれない

フィッシャーは、水曜の午前10時、16の銀行と証券会社の代表をニューヨーク連銀に集める手はずを整えていた。ほとんどがCEOだ。そこに、ゴールドマン・サックスのジョン・コーザイン会長から、投資会社、バクシャー・ハザウェイの会長で世界第二位の資産家、ウォレン・バフェットが投資グループを結成し、LTCMを買収する可能性があるとの連絡が入った。

本人に確認をとりたいとマクドナー総裁は答えた。バフェットなら人柄をよく知っている。ほんとうに40億ドル投資するつもりなら、よくよく考えたうえでのことだ。

バフェットは、マイクロソフトの会長で世界一の資産家、ビル・ゲイツとともにモンタナ州にいた。4組の夫妻とイェローストーン国立公園を周るバス旅行の最中だった。LTCMの買収には乗り気だ。40億ドル投資すれば、世界の市場を落ち着かせることができ、数十億ドルの利益を手にできると踏んでいた。バフェットほどの資産があれば、大きな獲物がやってくるのを待っていればいい。まさにいまが、その機会だ。

マクドナー総裁は、バフェットの非公開の番号に電話をかけた。この番号には、いつも本人が出るが、話してもいい相手だとわかるまで、バフェットは声色を変える。

感じのいい穏やかな中西部訛りの声が電話口に出た。

「ビル・マクドナーですが、バフェット氏につないでいただけますか」

「やあ、ビル」とバフェットが答えた。買収提案はほんとうで、書類にしてある。破綻するのを放置はできない。しかし、債券相場の変動が極端になっているので、提案の有効期間はせいぜい1時間だ。午前中にLTCMからの回答が欲しい。

安堵した総裁は、16社のCEOや代表が待つ理事会会議室に向かった。

別の提案があった。多くの方々には、どんな案よりも魅力的な解決策だし、これで問題が完全に解決すると思っていただけるだろう。申し訳ないが、1度お帰りになるか、適当に時間を過ごして午後1時に戻ってきていただきたい。

おなじ水曜日の朝、グリーンスパン議長は懐かしい声の電話を受けた。ニューヨーク連銀の前総裁で、1987年の株式暴落の際に陣頭指揮をとったジェラルド・コリガンだ。現在はゴールドマン・サックスのシニア・パートナー兼マネージング・ディレクターであり、同社のリスク管理委員会の共同委員長をつとめている。

アラン、ちょっと耳に入れておきたいことがある、と親しみのある低い声で話しはじめた。反応やコメントは期待していないし、ほしくない。

グリーンスパンは耳を傾けた。

市場の流動性がまったくなくなっている。もちろん、ご存知だろうが。数億ドルの支払い期限が、この夜に迫っている。それが滞れば……。ニューヨーク連銀でさまざまな会議が開かれていることは、もちろん議長も知っていた。非常に危険だ。1987年の株価暴落ほどでないにせよ、それに近い。

コリガン博士、ありがとう。議長はそう言って電話を切った。

午後0時30分ごろ、LTCMがバフェットの買収提案を断ってきた。出資者との取り決めで、バフェットへの売却を決める権限がないのだという。

モンタナではバフェットが、国立公園めぐりは数十億ドルについたとビル・ゲイツに冗談を言った。ニューヨークにいれば、買収をまとめられたはずだと確信していた。

マクドナー総裁は、メリウェザーとマリンズにとって、この話が流れたのは好都合だったのだと気づいた。バフェットに買収されれば、自分たちはすぐに追い出される。だが、これでいずれ会社を辞めるにしても、カネをもらえる機会が生まれた。

この時点で、LTCMに融資している16の金融機関が救済策をまとめるしか道はなくなった。これら金融機関のトップが、会議室で待機していた。

(中略)

さまざまな点で、つぎの段階に何をすべきかは明白だと総裁は考えた。FRBは本来なら介入すべきではないが、何もしない場合のリスクが大きすぎるので、自分が一肌脱ぐのは許されるはずだ。主要金融機関を招集したのは、ある意味で、燃え盛る火事の現場に急行するために、消防車で一方通行の道を逆走するようなものだ。被害がきわめて大きくなりうる場合、通常の規則は適用されない。いまこそFRBが乗り出すべきであり、混乱を収拾するのが自分の役割だ。

こうした会議に乗り込み、こうすべきだと言わなければならないときがあるとマクドナー総裁は考えていた。大上段から解決策を押しつける。だが、今回は違う。こちらは秘密を握っている。向こうにも自分たちの危険を理解するだけの材料が揃っている。市場の混乱が収拾できなくなれば、何社かは経営が破綻しかねない。ヘッジ・ファンドと変わらぬほど巨額の借り入れで投機的な取引を行っている金融機関があり、危険な状態にある。自分は目立たない方がいい。ここに集まった金融機関にとっては、どうすべきかは考えるまでもない。別の道を選べば悲惨な結果になるのだから。なんとかしてLTCMを救済する方法を考えるしかない。

金融機関側が恐れていることにも総裁は気づいていた。だれも舵をとっていないからだ。通常なら、市場が王であり、舵をとっている。その市場が機能していないのだ。

テーブルを囲んでいるのは、いまの「宇宙の支配者」であり、野心的で、秘密主義で、競争好きな面々だ。不信と猜疑心が渦巻いている。怒りをあらわにしている者もいる。それぞれが発言すると、問題の深刻さについて、それぞれまったく異なる見解を述べた。みな自社を代表して話すことはできるが、カネを注ぎ込むのであれば取締役会の承認を得なければならない。

マクドナー総裁は、サンドイッチとコーヒーを勧めた。そして、バフェットの買収提案が拒否されたと報告した。公共の利益を考えるなら、LTCMのポジションは市場に投げ売りしない方がはるかにいい、LTCMは破綻させない方がいい。今日中にみなさんが手を打たなければ、明日には破綻するとわれわれはみている。そう総裁は語った。

メリルリンチでCEOにつぐ地位にあるハーバート・アリソン社長が立ち上がった。小柄で、頭が禿げ上がった同社長は、背筋をピンと伸ばしてメモを読み上げた。会議室に集まった金融機関の損失は合計で200億ドルになりうる。LTCMが生き延びるのに必要な40億ドルの数倍だ。200億ドルもの損失は破滅的だ。だが、これすら始まりにすぎない。LTCMが必要とする40億ドルを調達しなければ、明日には破綻する。破綻すれば、取引に応じる者のいない巨額のポジションが宙に浮く。それで終わりだ。途方もない額の狼狽売りがはじまり、相場は暴落、だれもが逃げようとする。システム全体が危機に瀕している。「われわれは国民に対する義務を負っているのではないか。責任は自社や顧客に対するものだけではない。この点ではみなおなじだ」

アリソン社長は救済策の原案を示した。16社が2億5千万ドルずつ拠出する。リーマン・ブラザーズの代表が、それはむずかしく1億ドルしか出せないと発言した。さらに2社が減額を申し出た。とくに規模の大きい機関が拠出額を3億ドルに引き上げることになった。緊迫したやり取りは5時間に及び、午後6時ごろようやく合意に達した。全体で36億ドルを拠出することが決まった。LTCMを買収し、市場が落ち着けば、投入した資金は取り戻せるし、わずかながら利益も得られるだろう。

全員が歓声をあげた。

シティコープでは、ジョン・リード会長が詳細な報告を受けていた。シティ自体がLTCMに融資しているわけではないが、同社の優良顧客であるゴールドマン・サックスやメリルリンチ、ソロモン・スミス・バーニーが身動きとれなくなっている。笑いごとではない。これらの機関には多額を融資している。ニューヨーク連銀に集まった機関への融資残高は合計数百億ドルにものぼる。どこかひとつがおかしくなれば、うちもおかしくなる。直接に関与はしていなくても、わずか一歩の距離しか離れていない。リードは融資部長にそう話した。

LTCMに関する合意ができ、市場はいくぶん落ち着きをみせたが、翌週末にかけ5回にわたって合意がこわれそうになった。ある銀行が資金を引き揚げようとしたためだが、最終的には救済にくわわることに同意し、9月28日月曜日に契約が締結された。

マクドナー総裁は、誠実な仲介者として触媒の役割を果たしただけだとグリーンスパン議長に説明した。公的資金の注入が検討されたことはない。圧力をかける必要はなかったが、関係者を一同に集められたのはFRBだからこそだと総裁は自負していた。

グリーンスパン議長としては面白くない。マクドナー総裁は、ニューヨーク連銀の名前を貸したのだ。会議は、ニューヨークのどこかの企業の役員室を使えばよかった。FRBがお膳立てをする必要はなかった。総裁は判断を誤り、少しばかり焦ったのだろう。LTCMの破綻が世界の金融システムを揺るがす可能性は50パーセントを大きく下回る。とはいえ懸念するのは当然だ。ある時点まで、議長の心は揺れていた。しかし、事は終わった。いまは、連邦準備制度理事会の団結を維持するのが自分の役割だ。そのためには、マクドナー総裁を支持するのが最善の方法だと議長は考えた。


 以上、『グリーンスパン』P.340〜353より。

 アメリカの巨大ヘッジファンドLTCM破綻と救済メカニズム


絶対に損失は出ないはずだった。ところが98年8〜9月にかけて、ヘッジファンドLTCMがロシアの金融崩壊の影響を受けて40億ドルの損害で破綻し、一時ウォール街が大暴落した。しかしウォール街とホワイトハウスをあげて、LTCMは直ちに救済された。

LTCM経営者ジョン・メリウェザーは、91年にアメリカ国債を一手に引き受けていたソロモン・ブラザーズの副会長で、ソロモン時代にはジェームズ・ウォルフェンソーン(のちの世界銀行総裁)のパートナーであった。

ウォルフェンソーンは、ロスチャイルド財閥のS・G・ウォーバーグの創業者ジークムント・ウォーバーグが自ら育てた人物で、シュローダー銀行幹部、ソロモン・ブラザーズ・スミス・バーニー会長を歴任したあと、ウォール街の買収ブローカー「ウォルフェンソーン・インコーポレイテッド」を経営し、93年にソロスをパートナーとして1兆円以上の企業買収を成功させ、95年から世界銀行総裁に就任した。同僚のスミス・バーニー副会長だったのが、J・P・モルガン財閥の当主ジョン・アダムズ・モルガンであり、その一族であるJ・P・モルガン会長プレストンの後任総裁として、ウォルフェンソーンが選ばれたのである。

ところがメリウェザーは、ソロモンでの国債の不正入札が発覚して辞任に追い込まれ、LTCMを設立した。その経営に参加したのが、かつて株価暴落に関する大統領調査特別委員会の事務局次長だったデヴィッド・マリンズであった。これは不思議な関係であった。

マリンズは連邦準備制度理事会副議長だった人物で、当時FRB議長ポール・ヴォルカーの部下だったから、後年の両者のLTCM経営参加の関係から、マリンズから国策情報がメリウェザーに筒抜けとなって、2人が組んで不正入札がおこなわれたと考えるのが自然である。ソロモンが扱っていたアメリカ国債を、日本の金融機関は大量に買わされたが、アメリカは日本から金を集めるため、95年まで一時は1ドル80円台という円高に誘導した。この政策をディーリング・ルームで実現したのが、FRBと、ソロスたちヘッジファンド・プレーヤーの連携プレーであった。メリウェザーとソロスは、アメリカの国家利益を代行していた。

その人物が設立したヘッジファンドLTCMに、ロバート・マートンが経営参加した。マートンは、ノーベル経済学賞受賞者ポール・サミュエルソン理論の研究者で、彼自身もノーベル経済学賞を受賞したが、日興證券とソロモンを買収したトラベラーズの投資部門重役でもあった。マートンのドイツ語読みはメルトンだが、ロスチャイルド財閥のドイツ最大の金属カルテル「メタルゲゼルシャフト」の創業ファミリーのメルトン家であり、同家はソロスが頻繁に利用した投資銀行シュローダー・ワッグの中興の祖であった。

またサミュエルソンの甥が、日本に圧力をかけ続け、世界銀行幹部から99年7月にクリントン政権の財務長官にのぼりつめたローレンス・サマーズであった。

要約すると、為替レートを差配するソロスと、そのレートに従って利益が変動する国債を販売したマリンズと、国債を引き受けたメリウェザーと、その国益を受けるサマーズとヴォルカーと、LTCMを運営したマートンが、みなウォール街の同胞で、ここまでに登場した民間バンカーはすべてロスチャイルド財閥のファミリー企業であった。

LTCMでは、投資家から集めた22億ドルの元手を担保に、最後に600倍の1兆2500億ドル(150兆円)まで投機運用額がふくらんだという。日本の国家予算の2年分に相当する額が破綻したのである。LTCMの救済に、ヴォルカーの後任者アラン・グリーンスパンの号令でアメリカの金融界が総力を結集したのは当然であった。

絶対に失敗しないはずの資産運用法をヘッジファンドと呼び、その理論をマートンたちが構築してみせたが、LTCMが破綻する前に、ソロスがこの手法の限界を見抜いて、全世界に破綻の警告を発していたという事実がある。この警告、そしてその後たびたびソロスが口にした「資本主義の限界」という言葉こそ、彼らが金儲けを非難されないためのヘッジであった。実際には、ソロスの言葉は嘘だらけである。ソロス不動産ファンドのエヴァン・マークス社長は、「日本の不動産市場は回復に向かう可能性が高い」と94年に発言したが、それ以後99年まで、日本の地価は一直線に下降してきた。相場の予見者として、まるで事実と合致していない。被害を受けたのは、ウォール街が挙げてLTCM救済資金をひねり出した場所、すなわち国際金融マフィアが集金に行った先の日本とアジア各国と中南米のマーケットであった。

LTCM事件は、全世界の市場を次々に食いつぶした彼ら自身が投資先を失って、破局に至ったという点が重要である。

J・P・モルガン会長ルイス・プレストンと、ソロスのパートナーだったジェームズ・ウォルフェンソーンが総裁をつとめてきた世銀は、公的な機関ではない。

アメリカ中央銀行の総裁ヴォルカーが、退職してすぐにウォール街でソロスの投機屋仲間となり、99年には前述の長銀救済グループ「リップルウッド」の顧問として再登場した。しかもLTCM創業者メリウェザーが、不正入札でソロモン副会長を辞任したあと、ソロモン会長に就任した人物が、“フォーブス”で、ビル・ゲイツにその座を譲る93年まで全米大富豪400人のトップにランクされたウォーレン・バフェットであった。バフェットが経営するバークシャー・ハサウェイの傘下にある保険会社サイプレス・インシュランスに、ヴォルカーが経営参加したのである。公私も何もない。

公的機関はすべて、ウォール街とロンドン・シティーのファンド・マネジャーと、スイスの銀行秘密口座管理人と同じ金融人脈で構成され、同じ人間が流動しているにすぎない。まったく危険なひとつの集団である。敢えてそれを2つの金融力に分類すれば、ヨーロッパのロスチャイルド財閥とアメリカのモルガン財閥が提携した力、と定義することはできる。


 以上、『アメリカの経済支配者たち』P.178〜182より。


ジェームズ・D・ウォルフェンソン

世界銀行グループ総裁

(前略)

この投資会社設立以前にも、金融界で数々の重職をこなしてきました。ニューヨークのソロモン・ブラザーズの取締役パートナーや同社の投資銀行部門部長、ロンドンのシュローダーズ社の取締役副会長兼社長、ニューヨークのJ.ヘンリー・シュローダーズ・バンキング・コーポレーション社長、さらにオーストラリアの投資会社ダーリング&カンパニー・オブ・オーストラリア社の専務取締役を務めています。

ウォルフェンソン氏は、その長い職歴を通じて、舞台芸術を中心とする文化活動やボランティア活動にも幅広く活発に携わってきました。1970年には、ニューヨークのカーネギー・ホール理事となり、1980年から1991年までは理事長として同ホールの改修事業を成功に導きました。現在は名誉理事長を務めています。1990年には、首都ワシントンのジョン・F・ケネディー舞台芸術センターの評議委員長に就任。1996年1 月1 日、名誉委員長に選出されました。

さらに、多発性硬化症国際協会会長、持続可能な成長のためのビジネス・カウンシル理事、ロックフェラー財団財務委員長および理事、人口評議会理事、ロックフェラー大学理事も務めました。

現在、同氏は、世界銀行グループの総裁を務めるかたわら、プリンストン高等研究所の理事長の職にあります。さらに、ブルッキングス研究所の名誉理事、外交問題評議会員、ニューヨークの文化団体センチュリー・アソシエーション会員でもあります。

1933年12月にオーストラリアで生まれたウォルフェンソン氏は、後に米市民権を獲得しています。同氏は、シドニー大学で学士号(BA)と法学学士号(LLB)を取得し、ハーバード大学で経営管理修士号(MBA)を獲得しています。

ハーバード大学進学前には、オーストラリア系法律事務所アレン・アレン&ヘムスリーで弁護士として活動したほか、王立オーストラリアの航空士官でもありました。また1956年の夏季オリンピックでオーストラリアのフェンシング・チームの一員として活躍した一方、アメリカ芸術科学アカデミーとアメリカ哲学学会の研究員でもあります。同氏の行ったボランティア活動に対して数々の賞が贈られています。例えば、文化と芸術に貢献した同氏の活動を称えて、ニューヨークの近代美術館から贈られた初のデイビッド・ロックフェラー賞もその一つです。

1995年5 月には、同氏の芸術への貢献を称えて、イギリスのエリザベス女王からナイトの爵位が授与されました。その他にも、オーストラリア、フランス、ドイツ、モロッコ、ノルウェーの各国政府からも叙勲されています。

ウォルフェンソン夫人(イレーン)は、教育関係の専門家で、ウェルズリー大学から学士号(BA)、コロンビア大学から修士号(MA)と教育修士号(MEd)を取得しています。夫妻の間には、サラ、ナオミ、アダムの3 人の子どもがいます。

http://siteresources.worldbank.org/EXTABOUTUS/Resources/PresidentsBio-J.pdf


http://d.hatena.ne.jp/HEAT/20070303

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2.「高度な金融工学を駆使した取引」はカジノのギャンブルと何ら変わらなかった

【相場師列伝】 世界金融を震撼させた最強ファンド「LTCM」の崩壊劇


筆者はギャンブルが好きで、ラスベガスにもこれまでに4回行ったことがあります。
カジノの世界では「マーチンゲール法」と呼ばれる必勝法のように"見える"賭け方が昔からあります。

たとえばルーレットの赤か黒かに賭けるときのように、勝てば賭け金と同額が得られるようなギャンブルの場合、次のような戦法をとります。


(1) まず1ドル赤に賭ける。勝てば1ドルを得る。

(2) 負けた場合、次は2ドルを賭ける。勝てば最初に負けた分を差し引いて1ドルの勝ちになる。

(3) さらに負けた場合、次は4ドルを賭ける。そこで勝てば2回の負け3ドルを差し引いて1ドルの勝ちになる。

(4) 以降、負けるたびに賭け金を倍にしながら勝つまでつづける。


 こうすると、何連敗しようともただ1回勝ちさえすれば1ドルの利益を得ることができます。

そうしたら手順の最初に戻ってやりなおせば、1ドルの勝利を何回でも積み重ねることができるので必勝法というわけです。

 マーチンゲール法の弱点はもちろん負けがつづいたときにあります。

賭けをつづけるためには莫大な資金が必要です。

勝率1/2のとき10連敗する確率は1/1024なのでかなり低いですが、もしそれが起きた時11戦目にチャレンジできるようにするには2048ドルが必要になります。20連敗(確率100万分の1)に耐えられるようにするなら200万ドル強が必要になります。

 これだけの資金を用意しても、1ドルずつコツコツと勝つことしかできない上に、もし資金が尽きるほどの連敗をすれば壊滅的敗北になるので、マーチンゲール法は賢い戦法とは言えません。

 LTCMのやっていた「高度な金融工学を駆使した取引」は実はカジノでマーチンゲール法でギャンブルをするのと大して変わらないことだったのですが、それを見抜くことができたのはもちろん当時は誰一人いませんでした。


ハリウッド俳優並みに稼ぎ始めたファンドマネージャー


 LTCMは1994年にジョン・メリウェザーという男によって設立されました。

 メリウェザーは1980年代中盤にソロモン・ブラザーズで債権の裁定取引部門を率いており、100人のチームで総勢6000人のソロモンの全収益の半分を稼ぐほどの活躍をしていました。最近批判にさらされたウォール街の破格の報酬が定着したのもこの時期で、1989年にメリウェザーとソロモンは会社にもたらした収益の15%を個人にボーナスとして分配する契約を結んでいます。

 これによって、メリウェザーとその部下たちは得意満面でした。なにしろ、数年前まで大学院生だったようなごく普通の若者や、顧問として招かれた経済学の教授のおじいちゃんが、トム・クルーズやブラッド・ピットと同じくらい稼ぐようになったわけですから。

 顧問の教授の中には、マイロン・ショールズとロバート・マートンがいました。
ショールズはブラック・ショールズ微分方程式の開発者の一人であり、マートンもこの理論の構築に関わった人物です。

ブラック・ショールズ式はオプションの理論価格をはじめて数学的に解明した方程式であり、その結果の方程式のみならず方程式を導きだす数学的なテクニックがその後の金融工学に大きな影響を当たりました。
http://moneyzine.jp/article/detail/119028


◇管理部門の不在

LTCM内では通常管理部門がリスク管理しているが、パートナー達が決定権を握っており、口出しする事はできなかった


◇誰が客なのか?


お金を払う人が客であるのに対し、徹底した秘密主義をとり、どんな取引をしているのかどころか、どの程度リスクがあるのかさえ示さなかった。

確かに優秀なドリームチームではあったが、そこにじゃぶじゃぶ資金を入れた銀行を始め投資家も、問題である。

(投資家レターの中ではLTCMが今後5%の損失の可能性は5ヶ月に1回など示したが、
半分以上失う可能性は地球が誕生してから1回あるかないか程度としている)

◇確率だけでは勝てない

2つのサイコロを振って5回連続合計が2(1と1)が出る確率は非常に少ない。合計7が一番多い訳だが、絶対に2が出ないという保証はなく出るかもしれないのが相場である。

確率・数値だけで、リスク管理を行い、合計2は出ないと勝手に決めるのは絶対によくない。

いつか火傷するだけである。

オプションではリスク管理がとても重要です。

http://opuken.my-sv.net/modules/pico/index.php?content_id=21

Arbitrageで大もうけしたLTCMのドン、金儲けの神、メリウェザー。


この金儲けの神の会社、LTCMも破綻した。

ノーベル経済学賞学者を抱えていても破綻した。

これが、ものの本によると、その理論の前提を見落としていたことが、その破綻の原因だとかなんとか。

彼らの手法はArbitrageと呼ばれる、市場の歪みを利用して、サヤをとるというもの。
Arbitrageとかはなかなか面白い。

さっき完備市場と書いたが、どんな市場かというと、任意の金融商品は、他の金融商品の組み合わせを用いて常に復元可能であるというような市場。

うまいことやると、ある株式と全く同一のリスク・リターンを持つ株式の組み合わせを再現することができるわけだ。 で、同一のリスク・リターンを持っているわけだから、両者の価格は同一でなくてはならない。

これぞArbitrage Pricing Theory、略してAPT。

で、実際の市場には情報の不均一性というか、なんというかそういうのがあるために、歪みが生じている。

そのため、この同じであるはずの金融商品の価格が異なることがある。

すると、儲けたい人は何をすればよいのかと言うと、高いものを売って、安いものを買えば良い。

何れは理論的な価格に鞘よせされてくるのであれば、ノーリスクでリターンを実現することが可能となる。


そんなこんなで大もうけしたLTCMが破綻。何故か?

まぁこの手の理論というのは、市場には無限の流動性があり、売りたい時に売れる、買いたい時に買える、みたいな前提があるんだとか。

彼らの場合、あまりにばかでかいポジションを取ってしまったがために、自分達の売りで値崩れを起こしてしまうような規模だった。

つまり、流動性がほぼ無い状態を作り上げてしまったわけだ。
そこでは理論は通用しない。
なす術も無く破綻していくLTCMであった。

http://blog.livedoor.jp/tomumeda/archives/13480552.html

債権の裁定取引の魅力にとりつかれたメリウェザー


ソロモン・ブラザーズでは違法行為に加え脱税も発覚し、メリウェザーは罰金と3か月の就労禁止処分となりましたが、当然ソロモンを辞職せざるを得ませんでした。

 しかし、債権の裁定取引の魅力にとりつかれていたメリウェザーは、新規にヘッジファンドLTCMを設立してソロモン時代と同じことをしようとしました。

ショールズとマートンの両教授や元FRB副議長のデビッド・マリンズを取締役として招き、ソロモン時代の部下やマートンの教え子の金融工学のエースたちで構成されたチームを率い、ソロモン時代に荒稼ぎしていた手法にさらに磨きをかけて取り組もうというのです。

 その自信は手数料設定に表れています。

ヘッジファンドが取る手数料は、投資資金の1%と利益の20%、というのが相場でしたが、LTCMは「1%と20%」ではなく「2%と25%」でした。

 しかも投資額は最低1000万ドル(現在の相場で約90億円)、申込から3年間は解約不可、という条件でしたので一般の個人を対象にしたものではありませんが、金融機関や大学の基金、映画スターや有名スポーツ選手の個人資金を集めることに成功したのです。日本の投資家で最大だったのは住友銀行でした。

 ところで、メリウェザー心酔の「債券の裁定取引」とはどのようなものでしょうか?
 裁定取引とは、本来同一のものに異なる場所で異なる価格がついているとき、一方を買いもう一方を売ることで価格差を利益とするものです。

同一のものなので最終的には価格は一致するはずという原則に従い、取引を行ったあとの値動きとは関係なく必ず利益になるというのが重要な点です。
単純な例としては、同じ会社の株式がたまたま東証と大証で異なる価格で取引されていれば、安い方を買って同時に高い方を売れば必ず利益になりますね。

 当然、こんな単純な裁定取引は誰でも思いつくのでそのようなチャンスが実際に発生することはありません。ところが、債券は種類が無数にあり(そのデリバティブまで含めればさらに膨大な種類です)、しかも取引所がなく売り手と買い手の直接交渉による市場しかないので、十分に頭が良ければ裁定チャンスを見つけることができます。

http://moneyzine.jp/article/detail/119028?p=2

設立当初はリスクの低い商品を中心に売買を繰り返し、レバレッジ(手持ちの資金を担保にしてたくさんのお金を借りて運用すること)をかけることで、莫大な利益を上げることに成功していました。

次第に周りの会社もこのシステムを利用してお金を儲けようと考え始めるのです。
そこで、儲けが少なくなったLTCMはリスクの高い商品を運用する事となります

そして、1997年に事件が起こります。

http://www.keizai-teian.com/finance/13000005.html

神々の崩壊:世界を揺るがすヘッジファンド危機 98年10月13日  田中 宇

 関係者以外の人々にとってはほとんど無名の、アメリカの金融会社の破綻が、世界の金融システムを崩壊させようとしている。ニューヨーク近郊のコネチカット州グリニッジという町にあるロングターム・キャピタル・マネジメント(LTCM)という会社である。

 LTCMは、従業員170人ほどの小さな会社だが、世界の金融システムにとっては、扇の要のような、目立たないが重要な存在であった。そして、その重要さが世の中に認識されたのは、9月下旬にLTCMが倒産の危機に陥ってからのことだった。

 LTCMは、いわゆる「ヘッジファンド」の一つだ。だが、世界に3000社あるといわれるヘッジファンドの中では、ずば抜けて運用成績が良かった。1994年に設立されたLTCMは、95年には43%、96年には41%という、高率の運用配当をあげることに成功した。

 アメリカの国債金利が5%前後のときに、40%もの儲けが出せるというのだから、驚異だ。そのため、LTCMは一般の人々には無名だったが、金融業界の人々では、知らぬ者のないような存在だった。

 LTCMの創設者は、大手金融機関であるソロモンブラザースの債券トレーダーとして、ソロモンに巨額の利益をもたらし、副会長までのぼりつめたこともあるジョン・メリウェザー氏。「投資の神様」と呼ばれた彼が目をつけたのは、異なる種類や満期の債券の利回り格差が、一時的に変動しても、その後ある程度の時間がたてば、再び一定に戻る、という債券の市場原理を使って儲けるということだった。

 債券とは金利付きの借用証書であるが、借り手が誰であるかによって、その利率は違ってくる。アメリカや日本などの政府が借り手となる国債なら、予定通り返済されないリスクが低いので、金利は比較的低くなる。

 一方、企業が借り手となる社債は、倒産のリスクがあるので、金利がその分高くないと貸し手が現れない。経営難の企業の社債(ジャンク債)は、優良企業の社債より、金利が高くなる。アメリカでは、住宅ローンや自動車ローンの債権を証券化した債券などもある。

 これらすべての債券は、格付け機関によって格付けされ、それによって金利が違ってくる。たとえば、5年ものの米国債は、「BB3」と格付けされた5年ものジャンク債より、2%ポイントだけ利回りが低いのが普通だ。どちらかの債券の需給が一時的に変化すると、この利回り格差が広がったり、縮んだりするものの、数時間から数日のうちに、市場原理が働いて、元に戻っていく。

 LTCMは、この米国債とジャンク債の利回り格差が広がったら、ジャンク債を買い、米国債を空売りしておく。やがて利回り格差が縮み、ジャンク債は金利が下がる半面、国債の金利が上昇する。債券は、金利が低いほど、多くの人々がその債券をほしがっている(金利が低くても買い手がいる)、つまり価値が高い。

 利回り格差が縮むと、LTCMが買ったジャンク債は値上がりし、売った米国債は値下がりしたことになり、両面で儲けを出すことができる。


●ノーベル賞学者が作った取引プログラム

 とはいえ、1回ごとの利回り格差の拡大や縮小はわずかなもので、いわば水面に立つさざなみだ。それを利益に変えるのは、さざなみを使って波力発電をするようなもの。膨大な量をこなさないと、十分な利益が出ない。つまり、自動化が必要だ。

 そのため、LTCMは、複雑なコンピュータープログラムを組み、無数の債券どうしの利回り格差の変化を自動的に判断できるようにした。そして、そのプログラムを組んだのは、スタンフォード大学教授だったマイロン・ショールズ氏と、ハーバード大学教授だったロバート・マートン氏という、2人のノーベル賞受賞者だった。

 2人は、金融デリバティブの理論を解明し、デリバティブの評価基準や新商品を作りやすくしたことを評価され、1997年にノーベル経済学賞を2人で受賞している。デリバティブの生みの親ともいえる存在だ。そんな2人が作ったプログラムだから、完璧さはピカイチだった。

 さらに、経営者のメリウェザー氏は、1990年代初頭に、アメリカの中央銀行にあたる連邦準備制度理事会(FRB)のナンバー2(副議長)をしていたデビッド・マリンズ氏を、自社の首脳に据えた。

 ウォール街の天才トレーダーが取引手法のアイデアを考え出し、ノーベル賞学者がプログラムを作り、中央銀行の元首脳が加わって会社に箔をつける・・・。LTCMは、これ以上の組み合わせはない、といえる「神々たち」の集団だった。そして、会社設立の翌年に40%もの利益をあげたとなれば、関係者の注目を集めないわけがない。

 ウォール街は、巨額の利益をあげる人々を神格化してしまう場所である。アメリカからだけでなく、ヨーロッパやアジアからも、大手の金融機関が、投資したい、融資したい、といってやってきた。集めた資金を使い切れず、一部を返還しなければならないほどだった。

●ヘッジファンドとは

 ヘッジファンドは、100人以下の個人や法人から資金を集めて運用する金融会社である。無数の人々から金を集める銀行などに比べ、はるかに公共性が低いため、金融当局による監督や規制をほとんど受けていない。

 ヘッジファンドには、大きく分けて2種類がある。一つは「マクロファンド」と呼ばれるもの。下落しそうな通貨や、倒産しそうな会社の株を空売りしておき、予想が現実となるのを待つ(または予想が現実となるように仕掛ける)という、クモが巣を張って獲物を待つような手法である。アジアを通貨危機に陥れた元凶と名指しされるのが、この手のファンドで、ジョージ・ソロス氏の「クオンタム・ファンド」もこの部類だ。

 一方、LTCMのようなヘッジファンドは「市場中立型」と呼ばれる。市場が変化するのを待つのではなく、変化した後で再び元に戻る動きを利用する。マクロファンドのように市場を一方向に揺さぶったりしないため、中立型と呼ばれる。

 LTCMの手法は「中立」で、しかも市場原理に基づく失敗のありえないやり方なので、金を貸しても安全だ、という考え方が、欧米の金融機関の間に広がった。

資本金50億ドル(約6500億円)のLTCMが、その20倍にあたる1000億ドル(約13兆円)の資金を金融機関から借り、「絶対儲かる取引」を拡大した。


●世界的信用縮小が始まった


 だが、「絶対に沈まない」と言われたタイタニック号が、あえない最期を遂げたように、LTCMのビジネスにも、落とし穴が待ちうけていた。

 昨年、アジアに始まった国債金融危機は、今年に入ってロシアへと飛び火し、中南米市場、そして国際金融の総本山であるアメリカ市場をも、脅かすようになった。ロシアが事実上の債務不履行を宣言した8月あたりから、欧米投資家の不安が高まり、ロシアや中南米に投資されていた資金が、欧米に逆戻りするようになった。

 世界経済は、1989年のベルリンの壁崩壊以降、欧米や日本からの資金が、アジアやロシア、中南米などの「新興市場」に投資される、という流れが続いたが、それがなだれを打って逆流し始めたのである。同時にアメリカでは、ジャンク債や住宅ローン担保債など、比較的リスクの高い債券が敬遠されるようになった。

 世界的な信用縮小が起こり、行き場を失った資金は、最も安全と思われる米国債市場へと流れ込んだ。そのため米国債は値上がり(利回りは低下)し、ジャンク債などは値下がり(利回りは上昇)した。

 普通ならこういう場合、しばらくすると米国債からジャンク債などに資金が流れるはずだが、投資家のほとんどは不安に駆られているため、そうならなかった。逆に「ジャンク債は危ない」という心理に拍車がかかり、格差は広がるばかりとなった。

 「広がった格差は必ず元に戻る」という「原則」に基づいて取引プログラムを組んでいたLTCMは、短期間に巨額の損失を抱えることになった。9月に入っても市場に「原則」は戻らず、9月18日ごろにはついに、LTCMの危機的状況が、ウォール街の誰の目にも明らかになった。

●金融機関の連鎖倒産もありうる

 13兆円という巨額の負債を抱えたLTCMが破綻すると、金を貸していた金融機関の中から、いくつも連鎖破綻が出てきかねない。しかも、LTCMは「運用の神様」だったから、多くの金融機関が、LTCMと同じ運用ポジションを取っていた。金融機関にとっては、貸した金が返ってこなくなるばかりでなく、自社の運用部門も大損を被ることになった。

 ただでさえ、ロシア経済の破綻やアジア経済のさらなる悪化で、世界の金融機関の損失は増える傾向にある。LTCMの破綻は、世界的な金融破綻につながる可能性があった。LTCM経営悪化のニュースが広まると、世界各地の株価が下落し出した。

 こうした状況をみて、アメリカの金融当局が動いた。ニューヨーク連邦準備銀行は9月20日ごろ、LTCMに融資しているところを中心に、欧米の金融機関15社に声をかけ、LTCMに緊急融資をすべきだと働きかけた。9月23日には、ニューヨーク連銀に15社の代表が集められ、救済融資を渋る各社を連銀が説得、あるいはおどし、35億ドルの救済計画を組み上げた。

 連銀自体は金を出さず、公的資金が使われることはなかったが、日本の大蔵省が金融機関を「指導」するのと同じような、当局の圧力による救済策作りだったことは間違いない。こうした、当局による圧力は、アメリカが日本や他のアジアに対して「そういう不透明なことはするな」と批判しつづけていたことである。

 香港やマレーシア、タイなど、ヘッジファンドによる攻撃の被害を受けた国々の当局者は、アメリカの金融当局が、民間金融機関に圧力をかけてヘッジファンドを救済しようとしていることを、強く批判した。世界経済の模範であったはずのアメリカに対する不信感が強まった、と指摘する専門家もいる。

●名門銀行も傷ついた

 信用を落としたのは金融当局だけではない。LTCMに融資していた欧米の金融機関の信用も失墜することになった。銀行業務の基本からみれば、資本の20倍もの金を借りているLTCMにそれ以上融資することは、かなり危険なことだ。しかもヘッジファンドは当局の監督をあまり受けていないため、経営の実態も不透明だ。

 そんなLTCMに巨額の融資が集まったのは、経営陣が「神様」で、「失敗するはずのない手法」をとって、驚異的な利益をあげていたからだが、LTCMが破綻してみると、それらはすべて「神話」であった。神秘のベールがはがされてみると、貸し手の金融機関は「何でこんな会社に、こんなに貸したのか」と批判されることになった。

 最大の債権者となりそうなスイスの名門銀行UBSは、3人の経営陣が引責辞任した。イタリアの中央銀行は2億5000万ドルを投資していたが、担当者は「LTCMがヘッジファンドだとは知らなかった」とコメントした。

 LTCMが破綻する直前、FRBのグリーンスパン議長は、ヘッジファンドについて米議会で証言し、「融資している民間金融機関の方が、政府よりもヘッジファンドの実態を把握しており、彼らが(融資を通じて)ヘッジファンドを管理してくれる」と述べた。だが実際には、それは全くの空論だった。

 FRB主導の緊急融資によって、 LTCMの危機が終わったわけではない。一時しのぎのつなぎ融資をしただけだ。しかも、他のヘッジファンドの中にも、経営難に陥るところが出てきた。最近のドル安円高傾向は、こうしたヘッジファンドが、円安を予想して持っていたドル買いポジションを崩したことにより、発生している。

 FRBやヨーロッパの金融当局は、世界的にヘッジファンドに対する規制強化を検討した。だが規制を強めれば、ヘッジファンドは誰の規制も受けないオフショア市場へと逃げた上で、同じことを続けるだろう。むしろ、貸し手の金融機関の経営体質を見なおした方がいいのだが、これは短期間に達成することはむずかしい。問題は解決されぬまま、存在しているのである。

http://tanakanews.com/981013LTCM.htm

Long-Term Capital Management(ロングタームキャピタルマネジメント、通称:LTCM)は、かつてアメリカ合衆国コネチカット州に本部をおいて運用されていたヘッジファンドである。


創業と当初4年間の成功

LTCMはソロモン・ブラザーズ(現在はシティグループの一ブランド)で活躍していた債券トレーダーのジョン・メリウェザーの発案により設立され、1994年2月24日に運用を開始した。

このファンドはFRB(アメリカの中央銀行)元副議長デビッド・マリンズや、ブラック-ショールズ方程式を完成させ、共に1997年にノーベル経済学賞を受けた経済学者であるマイロン・ショールズとロバート・マートンといった著名人が取締役会に加わっていたことから「ドリームチームの運用」と呼ばれ、当初より12億5000万USドルを世界各国の証券会社・銀行などの機関投資家、富裕層から集める事に成功した。

メリウェザー自身は25億ドルの資金を集めることが目標であったが、この募集金額は、ファンド創始時のものとしては史上最高額となるものであった。


これはマリンズの加入によって民間のファンドでは通常ありえない投資資金の流れが生まれたためである。

主なものとしては、香港土地開発局、シンガポール政府投資公社、台湾銀行、バンコク銀行、クウェート国営年金基金、イタリア銀行などがある。日本では住友銀行が1億ドルをLTCMに投資していた。

また著名人も数多くLTCMに投資した。ハリウッドエージェントのマイケル・オビッツ、ナイキのCEOであったフィル・ナイト、ベアー・スターンズCEOのジェームズ・ケインなどが多額の資金をLTCMに提供した。さらにはセント・ジョーンズ大学、イェシバ大学、ピッツバーグ大学なども資金を提供したことから、いかにLTCMが世間から期待され信用されていたかが伺える。

その運用方針は、流動性の高い債券がリスクに応じた価格差で取引されていない事に着目し、実力と比較して割安と判断される債券を大量に購入し、反対に割高と判断される債券を空売りするもの(レラティブ・バリュー取引)であった。

コンピュータを用いて多数の銘柄について自動的にリスク算出、判断を行って発注するシステムを構築した。

また、個々の取引では利益が少ないことから、発注量を増やし、レバレッジを効かせて利益の拡大を図った。

その後、1995年にはM&A、1996年には金利スワップ取引、1997年には株式やモーゲージ取引のように、流動性が低く、かつ確実性の低い市場取引にも参入していった。

特定の市場や国などに攻撃を仕掛けるマクロファンドと異なり、市場に対して中立的な方針をとるこのファンドの運用は1998年初めまで成功し、当初の投下資金は4年間で4倍に膨れ上がった。

平均の年間利回りは40%を突破した。

結果としてLTCMへの信用が高まり、資本金65億USドル程度の会社が、UBSなど各国の金融機関の資金1000億USドルを運用するところまで規模を拡大した。

経営危機


しかし1997年に発生したアジア通貨危機と、その煽りを受けて1998年に発生したロシア財政危機が状況を一変させた。アジア通貨危機を見た投資家が「質への逃避」を起こしつつあった所へロシアが8月17日に短期国債の債務不履行を宣言した事により、新興国の債券・株式は危険である、という認識が急速に広がり、投資資金を引き揚げて先進国へ移す様になったのである。

LTCMはロシアが債務不履行を起こす確率は100万年に3回だと計算していた。

LTCMの運用方針では、この新興国に対する投資家の動揺は数時間から数日の内に収束し、いずれ新興国の債権・株式の買い戻しが起こることを前提としており、それに応じてポジションをとった。

これはブラック-ショールズの式に基づいた考えであったが、これらの経済危機によって生まれた投資家のリスクに対する不安心理は収まらず、むしろますます新興国・準先進国からの資金引き上げを加速させていった。先進国の債券を空売りし、新興国の債券を買い増していたLTCMの経営は深刻な状態となった。

結果としてLTCMの運用は破綻し、資産総額が下がり始めてから約8ヶ月の間で1994年の運用開始時点の額を下回り、1998年9月18日頃には誰の目にも崩壊寸前である事が明らかとなった。

救済

だが、前述の通りLTCMは欧米の金融機関から投資された47.2億USドルを元手に、25倍のレバレッジをかけて、1290億USドルもの資金を運用しており、さらには1.25兆USドルに上る取引契約を世界の金融機関と締結していた。そのためLTCMが崩壊すると、ただでさえ前述した経済危機により不安定となっていた金融市場に多大な影響を与え、恐慌への突入も危惧された。また、その成功を見た多くの金融機関がLTCMの運用手法を模倣しており、それらも多大な損失を生み出していた状況であったため、なおさらのことであった。

そのため、一私企業の救済は自由経済の原則にそぐわないとして反対する声を押し切り、ニューヨーク連邦準備銀行の指示によりLTCMに資金を提供していた15銀行が、LTCMに最低限の資金を融通し、当面の取引を執行させて緩やかに解体を行わせていく事にした。

またアメリカにおいてはFRB議長アラン・グリーンスパンの指示により、短期金利のFFレートを1998年9月からの3ヶ月間で3回引き下げるという異常なまでの急速な対応をとり、LTCM破綻危機により拡大した金融不安の沈静化を図った。

これらの行動を受け、日本でも同様に1999年初めに金融恐慌を発生させないため(日本長期信用銀行・日本債券信用銀行などの破綻の影響もあったが)、銀行への公的資金注入と、ゼロ金利政策の実施がなされている。

ただし、この救済融資は、融資先がヘッジファンドという従業員個人の才覚が財産である性格の組織であるため、日銀特融のような単純な緊急融資ではなかった。例えば、パートナー(運用者)らは、返済まで3年間は退職することは許されず、ボーナスや運用報酬はほとんどゼロというトレーダーには屈辱的な契約を結ばされた。

また、この危機の最中にジョージ・ソロス、ウォーレン・バフェットという世界的な投資家やゴールドマン・サックスなどの巨大投資銀行がLTCMのノウハウを独占するために、共同あるいは単独で、足元を見た買収を打診しており、


この救済も「FRB主導で行われた事実上の買収だったのでは?」という見方も出ている。

当然のことながら、この一連の危機でLTCMのノウハウはすっかり流出してしまった。

ジョージ・ソロスや投資銀行が、アジア危機、ロシア危機の余波を受けて身動きが取れなくなったLTCMを陥れるため、意図的にエマージングマーケット(en:Emerging markets)に売りを浴びせ「質への逃避」を加速させたとの説もある。


中心人物であったジョン・メリウェザーは負債清算後に開業した「JWMパートナーズ」の説明会で「自然災害に対して保険を掛けるのは理に叶っている。しかし、相場の暴落に対して保険を掛けるのは間違いである。なぜなら、彼ら(保険の契約相手)は暴落を引き起こす能力を往々にして持っているからだ」と意味深なコメントを残している。


http://ja.wikipedia.org/wiki/LTCM

「LTCMの破綻について」


ロバート・マートン及び、マイロン・ショールズ、という相場の世界で最も有名なノーベル賞学者2人を抱えている巨大ファンド、LTCM (ロングタームキャピタルマネジメント) の先頃の破たんについて解説と考察を試みてみます。

現在から振り返って数年前の出来事を考察してみると、一見全てが容易に解明出来るかのように思えます。世界のデリバティブのシステムを考案した権威そのものである2人が加わっていながら、なぜこんなにも凄まじい破たんをきたしたのか、と不思議な気さえします。

しかし、相場の事情というものは、その時の同時性に立ち返った時に、果たしてそれほど容易に先を見通せるものでしょうか。まず破たんの最大の原因を一言でいうなら、それはソビエト連邦の崩壊が引き起こしたエマージング債の大暴落、及びドル債の大暴騰、ということに尽きます。

もともとこのファンドの特徴としては、世界のデリバティブの構造に対して非常に強く、あらゆる売買システムの間隙をついて確実に利ざやを狙う、という特徴がありました。金利スワップ、債権先物・オプション、各国通貨、などなど複雑極まりないシステムをその考案者が加わっているファンドが運用するのですから、それは当然といえば当然なことなのですが。そしてその当時は、ドル債、例年のように高くなったところを売り、エマージング債買い、というサヤ取りの真っ最中でした。

この2種類の債権のさやは小幅ですが、確実に拡散と収縮を繰り返します。いわば一定のレンジ幅で繰り返されるうねりを何度も確実に取って行く投資方法です。彼らは各種デリバティブのさまざまな組み合わせを探って、たとえ幅は小さくても、最も確実なサヤを取る、ということを常に投資のターゲットとしたわけです。

そしてファンドとしての運用額の巨大さ及び、常に狙い目としているサヤ取りの利幅の小ささ、この2つを前提としたときに、解決策はただひとつ、ということになったわけです。つまり、投資対象としてサヤを取る為に選択するのは、非常にレバレッジ(投資倍率)の高いものに集中していきます。レバレッジつまり、証拠金に対する損益倍率のことですが、先物をやったことのある方なら誰でもご存じのことですが、各銘柄の倍率、つまり1枚50,000円から100,000円ほどの証拠金に対して銘柄の実際の値動きが何千倍という倍率が文字通りその銘柄の投資妙味を決定する、といっても言い過ぎではないことです。

それぐらい倍率というものは、重要な要素です。そしてこのファンドは当時、ドル債売りとエマージング債買いというストラドルの基本的投資額として20億ドル投じていました。利益目標としては、4%から12%も動けば十分というスタンスでの投資でした。そして20億ドルという投資額に対する問題は、丸代金です。例のレバレッジは約40数倍、つまり、投じた金額は20億ドルでも、実際に丸大金として投資していることになっている全額はなんと、9兆円以上。

世界情勢に特別な変化がなく、例年と同じように推移していれば、それは限りなく完全に確実に取れるという方法と思えるものでした。少なくともその当時のファンドはそれで順調な運用を続けていました。しかし国際的に通用する巨大債権というのものは、歴史的大変動というものがあれば、それは実に恐ろしい動きをするものです。ソビエト崩壊という未曾有の事態の出現によって、その他もろもろのを周辺の債券類−エマージング債からの資金逃避、および大変動の際にはただひたすらドル債への異常なまでの資金集中を起こったのです。

彼らのもくろんでいた、デリバティブのシステムを巧みに組み合わせて、限りなく安全確実という路線でやっていたはずのサヤ取りは、このようにしてほとんど脳天逆落とし、というぐらいの真っ向からの大負け、大曲がりとなってしまった訳です。

いくらなんでも。代金9兆円という賭けをするなんて、と思われるかもしれませんが、その程度の出動は巨大ファンドは結構どこでもやっています。いずれとりあげますが、ジョージ・ソロスの今年年明けの60億ドルの大負け、というのも出動資金全額は、まとまった天文学的な額であったはずです。

少ない利幅でも安全確実なうねりを繰り返し取り続ける、このような投資方法も30年に1度、あるいは50年に1度という大変動が訪れれば、もろくも崩れ去ります。とりわけその小さな利幅をレバレッジの高い市場システムを利用して巨額の利益を上げようとする戦法には、常に恐ろしい危険がつきまとう、と言える訳です。 現在銀行など10数社が共同で36億ドル融資して、このファンドの再建が続けられているそうです。

このファンドの破たんが示していることは、我々個人投資家にとっても、非常に身近な要素があります。投資資金、値洗い損益の倍率、証拠金、投資妙味の大小、そしてそれに伴うリスクの大きさということが、常に表裏一体となっています。損益倍率の大きさに引かれて賭け続けて行くうちに、いつの間にか相場そのものは、どうしようもなく小さなもみ合いに入っている、ということは誰もがよく体験することだと思います。それでも倍率が高ければ、少し動けば手数料などはすぐに抜けられる、という希望が常に目先にちらつきます。そして小動きモミ合いにすっかり感覚が慣れたころいきなり大冒頭、暴落という事態が出現するわけです。

昨年のゴールドが最も典型的な例です。仮にあの時にゴールド売り、シルバー買いというストラドルを1万組み建てていたら一体どうなっていたでしょうか。このファンドの破綻のミニチュア版という事態出現となることは請け合いです。相場システムに余りにも通じていること、相場システム自体で利益を確保できると思うこと、これらには常に大きな危険が潜在している訳で、どのような動きも結局のところは相場そのものに他ならない、という基本は忘れてはならないわけです。

最も良い投資の王道は、少ない建玉、大きなトレンドの丸取りに尽きます。しかし大きなトレンドの出ない時の相場の空しさ、もどかしさ、というものも実に限りないものがあります。その様な状況の時にこそ、むしろ市場管理行政は倍率の思い切り高い設定をしなければならないのです。逆説的に聞こえるかも知れませんが、倍率の異常な低さが揉み合い相場への巨額投資、相対的な手数料のバカ高さ、そして綿糸、大豆のような人気離散を生み出してしまうのです。倍率が高ければ高い程、無相場というものはなくなるのです。

ただしそこで、余りにも倍率は高く、値動きは小さい、という場面に大きな資金をつぎ込む、という愚を冒しつつある、という時には、ロバート・マートン、マイロン・ショールズ、この2人のノーベル賞学者の顔を想い浮かべることです。

http://www.mmjp.or.jp/sunrise-co/kiji.html

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3. アメリカ金融業界の寵児は唯の詐欺師?


ジョン・メリウェザーは、91年にアメリカ国債を一手に引き受けていたソロモン・ブラザーズの副会長で、ソロモン時代にはジェームズ・ウォルフェンソーンのパートナーであった。

ウォルフェンソーンは、ロスチャイルド財閥のS・G・ウォーバーグの創業者ジークムント・ウォーバーグが自ら育てた人物で、シュローダー銀行幹部、ソロモン・ブラザーズ・スミス・バーニー会長を歴任したあと、ウォール街の買収ブローカー「ウォルフェンソーン・インコーポレイテッド」を経営し、93年にソロスをパートナーとして1兆円以上の企業買収を成功させ、95年から世界銀行総裁に就任した。同僚のスミス・バーニー副会長だったのが、J・P・モルガン財閥の当主ジョン・アダムズ・モルガンであり、その一族であるJ・P・モルガン会長プレストンの後任総裁として、ウォルフェンソーンが選ばれたのである。


ところがメリウェザーは、ソロモンでの国債の不正入札が発覚して辞任に追い込まれ、LTCMを設立した。


その経営に参加したのが、かつて株価暴落に関する大統領調査特別委員会の事務局次長だったデヴィッド・マリンズであった。これは不思議な関係であった。

マリンズは連邦準備制度理事会副議長だった人物で、当時FRB議長ポール・ヴォルカーの部下だったから、後年の両者のLTCM経営参加の関係から、


マリンズから国策情報がメリウェザーに筒抜けとなって、2人が組んで不正入札がおこなわれたと考えるのが自然である。


ソロモンが扱っていたアメリカ国債を、日本の金融機関は大量に買わされたが、アメリカは日本から金を集めるため、95年まで一時は1ドル80円台という円高に誘導した。

この政策をディーリング・ルームで実現したのが、FRBと、ソロスたちヘッジファンド・プレーヤーの連携プレーであった。メリウェザーとソロスは、アメリカの国家利益を代行していた。

http://d.hatena.ne.jp/HEAT/20070303

FRBはLTCMを救済したことを一時期マスコミから非難される日が続いた。

買収後もLTCMのポートフォリオは損失を出し続けていたが、1999年に回復し、LTCMは借入を返済し、2000年に清算される。


ジョン・メリウェザーはハガニ、ヒリブランド、レーヒー、ローゼンフェルド、アージュン・クリシュナマッカーと共に1999年ヘッジファンドJWMパートナーズ創設。

2008年時点で12億ドルの自己資本を保有する。

http://ameblo.jp/24-2001-start/page-5.html


ジョン・メリウェザーの名前を見たのはライブドア・ショック(マネックス・ショック)のとき以来、だいたい1年ぶりくらいだろうか。

ジョン・メリウェザーとドイツ銀行のグレッグ・リップマンが先日の「世界同時株安」での“勝者”だったと欧米紙が書いている。

今回の「2007年 2月 27日 世界同時株安」では“チャイナ・ショック”という文字が躍っていたけど、

こういった“ショック”のときに名前が登場するメリウェザーって‥‥


メリウェザーは、ソロモン・ブラザーズ時代に国債の不正入札が発覚して辞任、

そしてLTCMは破綻、つまり2度も大問題を起こした要注意人物。

99年に立ち上げたJWMパートナーズの経営者として「3度目の正直」なのか「2度あることは3度ある」になるのか‥‥


頭の中でいつもゼニ勘定ばかりしているようなメリウェザーが正直であるはずもなく、そのうちまた大問題を引き起こすかもしれないし、

じつはとんでもない悪さを重ねているのにただ発覚していないだけかもしれない。


メリウェザーとその周囲にいるヤツらは、質的にも規模としても、ニック・リーソンの何倍も“危険な集団”なんじゃないだろうかと、再考察してみるいい機会。(2007/03/02 18:35)

http://d.hatena.ne.jp/HEAT/20070303

ジョン・メリウェザー(John Meriwether、1947年8月10日- )は、元ソロモン・ブラザーズ(Salomon Brothers)の債券トレーダー。アメリカのイリノイ州シカゴ生まれ。

ノースウェスタン大学で学士号を、シカゴ大学ビジネススクールでMBAを取得。

ソロモン・ブラザーズに入社し債券トレーダーとなり、1980年代前半には国内債券取引グループのヘッドに、1988年には取締役副会長にまでのぼりつめ、将来の社長候補と目されていた。


しかし、1991年に財務省の長期債券競売における不正入札が発覚し、当時ソロモンブラザーズの副会長であったメリウェザーは5万ドルの民事制裁金を支払い引責退社した:

 アメリカの財務省は、国債の入札において1社が落札できる割合に上限を定めていました。

しかし、メリウェザーの部下だったポール・モーザーは、国債を多く保有して価格形成をコントロールすることによる利益に目がくらみ、入札の名義を偽装して複数社が入札しているようにみせかけることでこの上限を突破したのです。

 この違法行為に加え脱税も発覚し、モーザーは罰金に加え生涯にわたって証券取引業務にかかわることは禁止、ソロモンの社長・会長も解任という事態に発展します。

メリウェザーも罰金と3か月の就労禁止処分となり、ソロモンを辞職せざるを得ませんでした。

http://moneyzine.jp/article/detail/119028?p=2
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%B6%E3%83%BC


「歴史は繰り返す」なのか − ジョン・メリウェザー氏の運用ファンドに大打撃
2008-03-30

LTCMの再来か、という週でした。

メリウェザー氏のHF、年初来の運用成績がマイナス28%に(asahi.com)

” 1998年に破たんしたヘッジファンド、ロング・ターム・キャピタル・マネジメント(LTCM)の共同創設者で元ソロモン・ブラザーズ幹部のジョン・メリウェザー氏が運営するファンドの年初来の運用成績がマイナス28%に落ち込み、同氏は再び、損失に歯止めをかけ投資家のファンド離れを食い止める対策に追われている。

 米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が27日報じた。

 レバレッジドボンドファンド「レラティブ・バリュー(RV)・オポチュニティー」の運用成績は1月1日から2月末までに9.19%のマイナスとなり、その後今月に入って落ち込みに拍車がかかった。

 同じくメリウェザー氏の会社であるJWMパートナーズLLCが運営する「JWMグローバル・マクロ」ファンドも、2月末までの運用成績がマイナス6%となった。

 WSJ紙はメリウェザー氏が株主に送った3月18日付の書簡を引用し、米連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)や米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)の保証したモーゲージ証券、地方債関連取引、トリプルA格付けの米商業用不動産ローン担保証券(CMBS)などで損失を被ったと報じている。

 同紙によるとメリウェザー氏は、厳しい市場環境を生き残り、約14億ドルの資産を堅持すると懸命に投資家を説得しているという。”

   非常に厳しい数字であり、これでは解約の嵐でしょう。
   見事に証明された「歴史は繰り返す」。

   市場の前ではメリウェザーとて万能ではありませんでした。
   今はセンチメントが脆弱になっていますので、複合的な危機の前兆に警戒が必要です。

http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/19731facdf1e34761f4b57f2cf00e93b


LTCM創業者のメリウェザー氏、ヘッジファンドを閉鎖へ=関係筋


ニューヨーク(ウォール・ストリート・ジャーナル)米著名トレーダーのジョン・メリウェザー氏(62)は、もう一つのヘッジファンドを閉鎖する予定だ。

事情に詳しい関係者によると、メリウェザー氏はLTCM破たんのわずか1年後に設立したヘッジファンド「JWMパートナーズ」の投資家に資金を返還している。

一方、同氏の長年にわたるパートナーのうちの何人かは、新たなベンチャー事業のための資金調達を中止しており、低リスクの投資や一部顧客に対する手数料の引き下げを勧めているという。

メリウェザー氏は3月に、JWMの旗艦ファンド「レラティブ・バリュー・オポチュニティ」の顧客に大半の投資資金を返還したという。

JWMは、ピーク時には約26億ドルの資金を運用していたが、今はLTCM時代から使用しているオフィスにごくわずかな従業員がいるだけで、トレーダーはいない。

同氏は、自身に近い人々との会話の中でも、自分が次に何をするかをほとんど言わないのが特徴だが、ここ数カ月は新たな事業提携の可能性について語っていた。同氏を知る人々は、同氏が近い将来、引退する公算は小さいと言っている。メリウェザー氏にコメントを求めたが回答はなかった。

JWMからの独立を望んでいる幹部の中には、パートナーのリチャード・リーヒー氏もいる。リーヒー氏は、メリウェザー氏の後についてLTCMからJWMに移った実力者グループの1人で、LTCMの前はソロモン・ブラザーズの債券部門に勤めていた。

事情に詳しい筋によるとリーヒー氏は、グリニッジとロンドン以外の場所で新たなヘッジファンドを立ち上げたいと考えている数人のJWMマネジャーの1 人。今年回覧された販売用資料によると、「エピステーメー・キャピタル・パートナーズ」という名前のヘッジファンドは、先物、株式、債券の各市場で運用する計画だ。これにはJWMロンドンのマネジャー、エイドリアン・エテロビッチ氏も関与している。

当時、リーヒー氏とエテロビッチ氏は、JWMの既存顧客がこのファンドに資金を移すよう誘い込もうとしていた。巨額の損失に頭を悩ませていた JWMの投資家に対し、両氏は同ファンドがどれだけ利益を上げても、3年間は成功報酬を徴収しない条件を提示した。両氏がまだこの条件を提示しているかどうかは分からない。

これに対し、JWMが運用していたファンドを含む大半のヘッジファンドの投資家は、ファンドマネジャーに運用利益の20%という高額な成功報酬を支払っている。
リーヒー氏とエテロビッチ氏に電話と電子メールでコメントを求めたが回答はなかった。


1998年、ロシアがデフォルト(債務不履行)を起こしたことなどからLTCMは40億ドルの損失を出し、金融市場は危機に陥った。

メリウェザー氏は1999年にJWMとともに再び表舞台に現れ、数年をかけて投資家の信頼を取り戻した。

だが昨年、JWMは旗艦ファンドの資産が 42% 減少するなど、複数のファンドで数億ドルの損失を出した。

同氏と幹部らは、年末に償還を制限し、新たな資金の調達に奔走した。

だがうまくいかず、投資家あての書簡によると、同氏らは2月、償還を希望する人すべてに償還を行うとしている。

http://opuken.my-sv.net/modules/pico/index.php?content_id=21

LTCMを解体後、ジョン・メリー・ウェザーはJWMパートナーズという新たなヘッジファンドを立ち上げたが

2009年7月 資産の42%減少し、閉鎖しました。 ソースNIKKEI NET

反省する事無く同じ過ちを2度も犯し、この人は足りない所があると感じました。


学力・リーダーシップ等は人より勝っていても相場で絶対に勝てるという事では無い。


オプションではリスク管理がとても重要です。

私達も2度3度勝ったらからといって、天狗にならずに、初心を忘れずにいきましょう。

http://opuken.my-sv.net/modules/pico/index.php?content_id=21

ジョンメリウェザーがまたなんかやるらしいですよ

まぁ、ファンド設定するならちょうど今!という感じでしょうか。
LTCMの悲劇をまた繰り返すのでしょうか。

メリウェザー氏、新ファンド立ち上げ中

ヘッジファンド・マネジャーかつLTCM社の裁定取引者だったジョン・メリウェザー氏が、現在、彼の3番目の新しいヘッジファンドの立ち上げ最中である。

この動きは、メリウェザー氏の2番目のファンド管理会社のJWMパートナーズを閉鎖すると決定後3カ月で明らかになったものである。

JWMパートナーズの投資対象は、金融危機の間、44%以上価値が下落しており、その後ファンドは、償還されている。

パートナーズは、1998年のメリウェザー氏の最初でかつもっとも悪名高いファンドLTCMの崩壊後、間もなく立ち上げられた。

このLTCMの崩壊は、世界市場の混乱を引き起こし、連邦準備局に数十億米ドルの救済策の画策を進める前代未聞の一歩である。


メリウェザー氏の新しいベンチャーはJMアドバイザーズマネジメントと名付けられ、以前のヘッジファンドマネジメント会社両者と同様に、コネチカット州のグリーンウィッチに設立された。

しかしながら、状況を知る人々によれば、ファンドは、いまだファンドが外部からの投資を受け入れ開始を始めていないという。業界紙HFMWeekによれば、ファンドは、2010年に投資家に公開される予定だ。

ファンドは、LTCM及びJWM両社と同様の戦略、いわゆるレラティブ・バリュー・アービトラージと呼ばれる、定量分析投資戦略を用いると予想される。この戦略は、メリウェザー氏が、ソロモンブラザーズ社で1980年代に大規模な成功を導いた債券アービトラージグループのトップだった時にメリウェザー氏が開発したものである。

http://smart.fm/users/lilyaugust2004/journal/2009/10/22/182833

天才トレーダー・メリウェザー氏が新ヘッジファンド


最終更新:2009年10月22日 13時14分

 元天才トレーダーのジョン・メリウェザー氏(John Meriwether)が、新しいヘッジファンドを立ち上げることが分かった。

 英紙フィナンシャルタイムズによると、新ヘッジファンドは


「JMアドバーザーズマネジメント」(JM Advisors Management)


で、米コネチカット州グリーンウィッチに拠点を置く。来年スタート予定。


1994年にはLTCM(The Long-Term Capital Management)を設立。

98年のロシア危機でアッサリと崩壊した。

 その当時は25倍以上のレバレッジで勝負していたというが、現在はその教訓なのか10倍以内でトレードしているようだ。
http://media.yucasee.jp/posts/index/1898


John Meriwetherが戻ってきた、リスクも戻って来たに違いない。 2009年10月 23日

元Salomonの債券トレーダーでLTCMの天才62歳John Meriwetherが戻ってきた、4度目。


1980年代を覚えていない人たちに、John MeriwetherはWall Streetの‘big swinging dicks’『超最高の大物』で、Salomon Brothersの債券部門を先導し巨額の収益を上げた。

名を冠した本Liar’s Pokerでもてはやされ、映画の『Bonfire of the vanities』でのインスピレーションとなった。


MeriwetherとSalomonの浮上が公証人によって支配された巨大投資銀行の風習をアイビーリーグの典型的大学生銀行員から口汚いトレーダーと債券の数学おたくクォンツの風習に変えた。

投資銀行によって支配されていたGoldamn Sachsからトレーディングへのへんこうはこの証拠である。

不幸にも、Meriwetherがトップにたどり着いてからのキャリアの経由はかなり厳しいものとなった。


最初に、巨額のTreasury Bondスキャンダルがあった。

それでMeriwetherは部下のPaul MozerにTreasury入札で顧客の名義でうそビッド入れ、オン・ザ・ランの物件の独占する試みをした。

緩い監督規制でMeriwetherに$5万の罰金とSalomonには$290Mlnの罰金が課された、現在においても最高額である。

Salomonの代表であったJohn Gutfreundは辞任してWarren Buffettが取り締まり役に就任(CitigroupによってOccidental Petroleumに最近売却されたPhibroはSalomon Brothersである。)MeriwetherはSalomonを去った。


その直後すぐ、Meriwetherは、1993年に設立されたGreenwichベースのヘッジ・ファンドLong-Term Capital Managementに戻ってきた。

そこでは有名にもレバレージを100:1にし、それには資本$5Blnに対して$1兆のデリバティブのエクスポジャーは含んでいなかった。

この企業は毎年40%以上の業績を上げ何年間継続し、ロシアが自国通貨の評価を下げ負債をデフォルトした1998年で劇的な崩壊をした。

Meriwetherは奇跡的にその翌年に再開することができた。

それは株価のバブルに助けられリスク増強となった。

彼は1999年にJWM Partnersは創立し、何年間かの収益を残し、このファンドも信じられない損失(昨年に44%)を出し清算された。

現在米国市場の株価は60%近く上昇し、予想通り、Meriwetherが戻ってきた。

そして彼は投資家を探している。

今回はJM Advisors Managementとよばれ、これもGreenwichが本拠となる。


このファンドはLTCMとJWMの両方で使った同じストラテジーを使って金を稼ぐ:

relative value arbitrage(レラティブ・バリュー・アービトラージ)と呼ばれ、Meriwetherが道を開いたquantitative investment strategyで、1980年代にSalomon Brothersで巨額の成功を導いた。


そのストラテジーは、ノーベル省を受賞したエコノミストMyron Scholesによって巨大な掃除機と同種のものであると説明されている、全世界中から小金を吸い上げ、相場の転落に続く時期に高度の成功を収める。

レラティブ・バリュートレードは証券間の異常な価格付けに賭けて収益を上げ、それらが歴史上の通常の状態に戻ることを予測する。

トレーダーたちは、現在の市場ではこのストラテジーは巨大なリターンを生み出す可能性を秘める、多くの銀行のプロップ・トレーディング・デスクが規模を縮小し、かなりヘッジファンドの数も減ってきた。

多分これには資金が流入してくるだろう。

モーゲージと銀行に起きている状況下でこの時期が興味深い。

Meriwetherは同僚のLewis Ranieriと一緒にモーゲージ・バック証券の作成のど真ん中にいた。

Ranieriによって経営されていたFranklin Bank Corpは金融危機で不良貸付にぶち当たり最近FDICによって押収された。


そのコストは納税者に$1.6Blnの負担となった。

http://hsano.wordpress.com/2009/10/23/john-meriwether%E3%81%8C%E6%88%BB%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%8D%E3%81%9F%E3%80%81%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%82%82%E6%88%BB%E3%81%A3%E3%81%A6%E6%9D%A5%E3%81%9F%E3%81%AB%E9%81%95%E3%81%84%E3%81%AA/

1994年、メリウェザーはコネチカット州グリニッジにヘッジファンドのLTCM(The Long-Term Capital Management)を設立。

しかし、1998年8月に起こったロシア金融危機を発端に1998年10月破綻。

1999年には新たにヘッジファンド・JWMパートナーズ(JWM Partners)を立ち上げ、運営していたが、

2007年からはじまった世界金融危機_(2007年-)により大きなダメージを受け、2009年7月に閉鎖に追い込まれた。

現在は、三度目のヘッジファンドとなる、JM Advisorsを2010年に立ち上げ運営している。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%B6%E3%83%BC

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4. この師にしてこの弟子あり

1) 古きよきソロモンの知恵に預かる「売りキチ」兄弟たち


本日は、松本大(マネックス証券)をアゴで使う財閥ネットワークの整理です。

図表の右半分は、1990年の株式バブル崩壊の犯人「ソロモンブラザーズ」だが、この会社のお得意は「国債」。

80年代に、アメリカ国債を日本の銀行・生保に(強制的に)売りつけた「売りキチ兄弟」で、超円高のおかげで、買い手は目も当てられない大損害を被った。

「株式バブル」を壊すテクニックは、「膨大なる国債の投売り」で長期金利を一気に引き上げ、これと同時に現物株と借株を大量に売りまくるという手法だった。

株価を暴落させるために「国債」を使うという「ソロモンの悪知恵」は、旧約聖書を読んでいる個人投資家でもご存知あるめぇ。キチ外に刃物、売りキチ兄弟に国債、である。


この「売りキチ兄弟」の会長ウォルフェンソーンは、ソロモンを卒業したあとは、FRB(連邦準備制度理事会)の議長ポール・ヴォルカーやヘッジファンドの巨人ジョージ・ソロスと手を組んで、ウォール街の買収再編の仕掛け人となる。

世界銀行では10年間総裁を務め、世界中の「市場荒らし」を推進する。

マネックス証券の松本大が「ネ申」と仰ぐジョン・メリウェザーは、国債をこねくり回す犯罪で引責辞任となるが、犯罪者精神が旺盛で、LTCM(ロング・ターム・キャピタル・マネジメント)というヘッジファンドをつくり、大財閥のご用聞きとなる。


◆サンプラザ中野VS松本大(スペシャル対談):第1回ヘッジファンドのドリームチーム「LTCM」


<ジョン・メリウェザーが率いる超優秀な人材たち>


松本:僕の師匠は、ジョン・メリウェザーという人です。

中野:あ、ぼく、知りません。

松本:LTCMって聞いたことありませんか?

中野:ありません。

松本:ロングターム・キャピタル・マネジメント。

「ドリームチーム」と呼ばれたヘッジファンドです。ジョン・メリウェザーという人が率いてたんですけど、彼は、若くしてソロモンブラザーズの副会長だった人で、ソロモンブラザーズが'92年ぐらいに、米国債の不正入札っていう事件を起こして、その引責で辞めさせられた人なんですけどね。

で、彼のもとに、ノーベル賞学者がふたり。

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この「ドリームチーム」は、ロシア投資に失敗し、1998年8月に推定4000億円の赤字を抱えて破綻する。

松本大の師匠は、債券で「不正入札」をするわ、ノーベル賞の数式で煙をまいて客に大損をこかせるわ、なるほど反面教師として学ぶところがたくさんある人物である。

この破綻事件の顛末だが、アメリカ政府の通達を受けた財閥金融機関が、「穴を埋める」べく資金拠出を行って事なきを得たという話になっている。

松本大が信じるストーリーによると、ジョン・メリウェザーはその後の投資運用で借金をすべて返したから「すごい」のだという。

この事件はBCCI事件(1991年)に匹敵するインチキな事件である。

ジョン・メリウェザーには、首にナワがついているのではなかろうか。

借金を返しきっていないので、財閥にノルマを献上するべく「売り仕掛け」を命じられたのかもしれない。


日本には彼に忠実な「お弟子さん」がいるので、師弟の再会の感涙がきわまり、古きよきソロモンの栄華を偲んで「売りキチ」をやってしまったのであろう。


図表の左半分は、この「売りキチ」ブラザーズを呑み込んだ、サンフォード・ワイル(Sanford Weill)帝国の推移である。

最初は証券会社のいちオーナーであったワイルだが、アメリカン・エクスプレスで修行を積んだあと、あれよあれよと拡大し、シティバンク(CitiCorp)すらも傘下に入れてしまった。

ホリエモンが夢見ていた世界一の企業とは、「ワイル帝国」のことだったのか。

いや、ホリエモンが目指していたのは「リーマン帝国」かもしれない。

リーマンをただの証券会社・投資銀行だと思ったらおおまちがい。

世界最大級の金融財閥「リーマン」さまは、日本人を奴隷にすべく、今日も朝から大忙しである。

リーマンをなめたらあかんぜよ。

(そのうち「Lehman Brothers」もまとめるね。ではでは)

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参考までに 2006/2/7(火) 20:46 アルルの男・ヒロシ


元ソロモンのJames Wolfensohn は、世銀総裁になるまえ(1992−95)には、イギリスのBaron Jacob Rothschildと組んで、J. Rothschild Wolfensohn & Coという投資会社を運営しており、その会長には、David Rockefeller,Srとも近い、FRB元議長のポール・ヴォルカーPaul Adolph Volcker がなっていた時期もあります。


このような巨大帝国にとって、ホリエモンは「いい駒」だったのではないかと私は見ています。私は株式投資はやりませんので、実際に被害は被っていないのですが、被ってしまった一般の人の怒りやさぞやと言う気がします。

マネックスの松本氏が堂々とメリウェザーの名前を出す当たり、彼には「オレにはバックがある」という余裕を感じてしまいます。

「情報を独占している人たち」がいる以上、公正な市場などた保たれようもありませんがそれもまた現実ですね。

http://www.mypress.jp/v2_writers/hirosan/story/?story_id=1316818

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2) 師との感動の再会 _ 会えばすぐに悪事の相談が始まる

2006/ 1/17ライブドアショック_ 大ちゃんも日本投資家全員を敵に回して獅子奮迅の大活躍だったね


本日の株価急落の原因となりましたのは、ライブドア社が東京地検に証券取引法違反の疑いで家宅捜査を受けたことで、積極的な事業展開を繰り広げていた他のネット関連企業にまで連想が広がったことが株式市場全体の足を引っ張りました。

ただし、お昼休み前後には、日経平均がプラスに転じていたことを踏まえますと、後場から取引時間終了にかけての一段安は、一部のネット証券(マネックス証券=ゴールドマン・サックス元社員)がライブドア株式等の代用有価証券の掛目の引き下げを発表した(信用取引の保証金代用有価証券として評価されなくなった)ことから需給悪化懸念が一気に広がったことの方が、本日の株価急落の直接的な要因と言えるかもしれません。

17日午前は、紛れもなくライブドアショックであったが、株価を大きく下げたのは寄り付かないライブドア関連株と新興銘柄にほぼ限られており、資金はむしろ東証などに流れ始め主力銘柄は値を上げていた。

ところが午後の取引に入って、ライブドアや新興とは関係のない優良株までが突然値を崩し始める。

その引き金を引いたとみられるのが、マネックス・ビーンズ証券。


ライブドア関連の株を担保に信用取引きをしていた個人投資家が、追証から逃れる為に他の銘柄株を投売りしければならなくなった為と思われる。

メールを受けたのはマネックス証券の一部の顧客とされているが、取引時間内にいきなりあちこちで、ライブドアとは関係ない銘柄まで売られ始めるのを目の当たりにしてパニック、狼狽売りにより、売りが売りを招いて全体の暴落につながった様です。

http://asyura2.com/0601/hasan44/msg/381.html


今回のマネックス証券の暴挙は米国ゴールドマン・サックス証券がライブドア社強制捜査前日に大量に日経先物のプット(売り建て)を仕込んでいたことが大きく関連しています。

これは日々開示される手口情報で誰でも見る事が出来ます。

マネックス証券の松本大氏はゴールドマン・サックス証券出身であり、米国からゴールドマン・サックス関連ヘッジファンドのトレーダーが何故か来日していた事も明らかになっています。

そして強制捜査の翌日、東証は大幅安で寄り付いた物の日経平均はゴールドマン・サックス証券の意に反して続伸して、前場を終えました。

それから30分後、マネックス証券からLD関連株の代用掛目ゼロ発表。

しかも、かつて前例の無い即日適用。


もう、分かりますよね?

もちろん投資は自己責任ですから、LDの強制捜査に寄って破産に追い込まれるLDホルダーを擁護しているのではありません。

しかし、マネックス証券はもちろんの事、日本を代表するトヨタとか松下とかそういう企業の株のホルダーまで一気に地獄の底まで突き落とすような相場操縦事件に当局の捜査やマスコミの言及が及ばないのは非常に納得行きません。
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=FN&action=m&board=1008698&tid=8698&sid=1008698&mid=83548

ホリエモンは無罪:ゴールドマン・サックスとマネックス証券の「暴落」仕掛け

  2006/1/23(月)

株式市場の大暴落も、東証システムの破綻も、すべては「ライブドア強制捜査」をきっかけとした「個人の狼狽売り」が原因である・・・

という話が大々的に宣伝されているが、これは実に巧みな情報操作である。

みなさん、騙されないように!


◆東スポ:「日経平均 株価下落はホリエモンのせいじゃない」 証券関係者が口揃え解説(2006/1/21)

 ライブドアショックを受けて17、18日の日経平均株価は1000円以上値下がりする場面もあった。個人投資家からは「あの野郎!」と堀江社長を恨む声が聞かれるが、実は株価の激下がりは、堀江社長の逮捕にかこつけたヤラセの可能性が高いことが本紙の調べで明らかになった。

 ライブドアの家宅捜索の影響で日経平均株価は17日に485円安。18日は735円安まで売り込まれる場面があった。この原因はライブドアの強制捜査によって、個人投資家の狼狽売りが多発したためといわれている。しかし、証券関係者からは、原因はホリエモンではないという重大な証言が飛び出している。

 「ライブドアの強制捜査が終わった17日午前、日経平均株価は200円安した後持ち直して、一時前日より70円近く上がっていたんです。しかし午後になって再度急落した。

ヒューザーの小嶋社長の証人喚問で安倍官房長官の名前が出てきたからといわれていますが、


ホントはこの時を待っていた人物によるカラ売りが原因と噂されているんです」


 その売りを仕掛けたのが、

外資系証券会社のゴールドマン・サックスと、

ネット専業のマネックス証券、さらに

ヘッジファンド界の超大物ジョン・メリーウェザー氏


のグループだと関係者は口を揃える。


マネックス証券の松本社長はかつてソロモンブラザーズ証券に勤務していたことがあり、ソロモンブラザーズの副会長だったジョン・メリーウェザー氏とは今も深い仲だ。


また、松本社長はゴールドマン・サックスにいたこともあり、現在も密接な関係にある。

ゴールドマン・サックスは政府関係の情報収集能力がダントツといわれており、事前にライブドアへの強制調査をキャッチし、松本氏やジョン・メリーウェザー氏とともに売りを仕掛けたというストーリーなのだ。



 「日経平均が突如暴落したのはマネックス証券がライブドア株を担保にして、株を購入している投資家に対し、『ライブドア株の担保能力をゼロにする』と発表したのがきっかけ。

この瞬間に、ヘッジファンドや外資系証券が、猛烈に売ったことが確認されており、日経平均はその時点から1000円以上も下げた。

このグループが儲けた額は100億円以上にもなるといわれています」(同)


ゴールドマン・サックスが情報をつかみ、

マネックスが下げのきっかけを作り、

ジョン・メリーウェザー氏の巨額な資金を使って売りを仕掛ける。


アメリカ在住のジョン・メリーウェザー氏がなぜ17日に特別に来日していたのかも、噂に拍車をかけている。 (以下略)

暴落前日の1月16日に、ゴールドマン・サックスがアッと驚くような膨大なプット・ポジション(記憶では7000枚前後のプット)を取っていたことは、私もこのサイトで目撃している。

ゴールドマン・サックスは、かつてはジョージ・ソロスとも手を組んだ、アメリカ最大級の投資集団である。クリントン政権下では、ゴールドマン・サックスの共同会長(ロバート・ルービン)が米政府の財務長官を務めている。

そしてソロモンブラザーズは「売り仕掛け」がお得意の会社で、1990年からの株式バブル崩壊で先物とオプションを駆使して、推定1兆円の利益を上げた会社である。

(参考:1990年の株式バブル崩壊のメカニズム(2005/10/14)) 


ロスチャイルド系内部の買収再編が続いたため、ソロモンブラザーズ・アジア証券は、日興ソロモン・スミス・バーニーを経て、現在は日興シティグループ証券になっている。

松本大は、ソロモンブラザーズとゴールドマンの両方の経歴があり、特にゴールドマンでは「ゼネラル・パートナー(共同経営者)」となっており、単なる転職組や起業家ではない。

「秘密結社」の幹部になった以上、一生涯「あちらの世界」から足を洗うことは不可能だろう。

http://www.mypress.jp/v2_writers/hirosan/story/?story_id=1313928

ホリエモン事件について。既に外資がライブドアを買うというシナリオが動き始めている。この事件は彼らにとって「想定内」である。

とくに、リーマン・ブラザーズにとっては、堀江逮捕は願ってもないだろう。堀江に対する捜査は、彼の「刺客出馬」によって、しばし中断させられていたが、東京地検は本当は1年前から内偵捜査をしていたことが、今朝の「産経新聞」によって報道された。

昨日のニュースでは、いかにも「負け組」という感じの若者達が「堀江さんに期待していたのに・・・」「堀江さん逮捕は残念です。私たちの世代を代表するような人だったので・・・」という街頭インタビューを流していた。

金融業という「虚業(金融ユダヤ人の業)」でのし上がった、ライブドアという会社は、言ってみれば、名うての外資であるリーマンにとってはもっとも操りやすい存在であっただろう。わずか数年の歴史しかないライブドアとは、全然歴史が違うというわけだ。

私は、ライブドアがリーマンから800億円の融資を受けるため転換社債を発行した、と聞いたときからそう思っていた。どこかでリーマンはライブドアを乗っ取って、「優良企業」に再生してぼろもうけするはずだ、と。

資本の論理とはそういうものである。リーマンがクズ値になったライブドアの株式を、社債の株式転換を行うことで大量に保有し、お仲間の外資系ファンドにばら売りすることになっているはずだ。

<マネックス証券会長を訪問したLTCMの雄、ジョン・メリーウェザー>


実は17日に、元ソロモン・ブラザーズ社のジョン・メリーウェザーが来日している。

ソロモンと言えば、1990年代初頭に「年明けの日本売り」をやらかして、バブル崩壊を招いた引き金となった証券会社。 ライブドア株の担保価値を否定した、マネックス証券の松本大氏の昔いた会社である。

このマネックスの決定がきっかけで東証クラッシュが起きたのである。しかも、松本氏はゴールドマンにいたこともある。ゴールドマンでは「ゼネラル・パートナー(共同経営者)」。

現在、メリーウェザーは、コネチカット州グリーンウィッチに本拠を置く、ヘッジファンド「JWM Partners LLC Greenwich, Conn」を運営している。

しかも、マネックス証券にはメリウェザーのファンドも出資者になっている。

同証券の株主は、ソニーをはじめ、IIJ、JPMorgan、KGI Limited、リクルート、Goldman Sachs、ヘッジファンド3社(Soros Fund management、Tudor Proprietary Trading、JWM Partners Investments)などとなっているが、各比率は依然として非公開であるという。

取りあえず、「グーグル」でローラーをかけただけでもこれだけの情報が出てきたから実際にはもっと深い関係があるとみていい。

ゴールドマンとリーマンとソロモンというのはユダヤ系同志仲良く内部ではツーツーになっているであろうから、ライブドアの売却についても裏で話が進んでいるに違いない。全部裏で仕組まれているということがこれだけでも判るだろう。この問題がブログ上ではもうかなり広まっているようだ。

となると問題は誰が捜査情報を、ゴールドマン・松本ラインに流したか、と言うことである。

竹中平蔵ではないのか?


結局、ホリエモンは、ヤクーザとユダヤ人を甘く見すぎたのだ。どちらも生き馬の目を抜く、仁義なきビジネスの世界である。ホリエモンはゲロったら報復されると恐れているだろう。検察の捜査に対して容疑を否認しているだけではなく、調書への署名を拒否しているという。

<竹中の首を取らなければトカゲの尻尾きりで終わり、外資が笑う>


さて、私が聞いたところによると、竹中大臣本人が関わっているかは判らないが、外資系に中小企業の不良債権をバルクセール(まとめ売り)して外資系に便宜を図るようなスキームが既に出来上がっているという。

外資が紹介した会社に、都銀が貸付けて、そして回収不能になる。それを見越して、二束三文この融資額をそのまま、債権譲渡で買い受けて、その資金を回収して儲ける、という形で外資が儲けると言うことらしい。

英語でこういうのを「リパッケージ・オブ・デット・ポートフォリオ」というらしいが、分かりやすく言えば、バルクセールで松竹梅と投資案件を割り振るというものだろう。

今年の元旦に竹中大臣とはかつては盟友だった木村剛氏の関わっている、日本振興銀行がらみのスキャンダルが朝日新聞に出たが、すぐにしぼんでしまった。この銀行に竹中平蔵自身が何らかの口利きの形で関わっているのだろうから、圧力が掛かったのだろう。

最近の総務大臣インタビューをみてみても、マスコミが竹中大臣に対して腫れ物に触るような態度に出ているのがありありと伺える。20日の松原委員会(NHK再編問題)のあとの会見で竹中大臣は次のように軽くこの問題に関して流している。広島の選挙区に自身が応援に行って、「掘江と一緒に小泉改革を推進する」と云ったことの責任をどう取るつもりか。

http://amesei.exblog.jp/2582208/


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え〜〜〜今回の事件はあのマネックスの松本氏がゴールドマン・サックスの手先となって市場操作したという疑惑についてです〜〜。


ここで疑問が2つあります〜〜〜。


ひとつはな・ぜ・マネックスはこんな非常識なことをしたのでしょうか〜〜という点ですが〜〜〜え〜〜〜

松本氏は早期に投資家に注意喚起する目的だったと(笑)〜〜言っています〜〜

しかしこれは注意喚起というよりも、追証を納めろ、できなければ持ち株を売れ!といっているに等しいんですねハイ〜。当然多くの投資家はとりあえず持ち株を売ることにしたんです〜〜。


もうひとつの疑問は、掛け目をいきなり0%にしたことによって、日経平均が400円以上も値下がりするほど大きな影響力が果たしてあるだろうかという点です〜〜。


これについては松本氏自らいい情報を提供してくれています〜〜。かれのblogです〜〜〜。

1月18日つまり掛け目を0に変更した日の翌日ですが〜〜


松本氏はゴールドマン・サックス系ヘッジファンドのジョン・メリーウェザー氏と面会したと書いているんです〜〜。


ゴールドマン・サックスといえば、松本氏も過去に務めていたことがある証券会社ですが〜〜

ジョン・メリーウェザー氏は米在住で、めったに日本には来ないそうです〜〜。

何のために、松本氏と面会していたんでしょうか〜〜。


そうです〜これが今回の事件を紐解く最大のポイントでした〜〜。

まずこれが、今泉君に調べてもらった、1月16日の日経先物プットの手口情報です〜〜。

これによれば、ゴールドマン・サックスは16日にプットを6000枚仕込んでいます〜〜。

プットのみを〜〜売りだけですハイ。

さらに〜証券関係者の証言から、1月17日の後場、掛け目を0にしてからすぐに、外資系ヘッジファンドからの猛烈な空売りが観測されています〜〜。

まるで、掛け目を0にするのを知っていたかのようなタイミングです〜〜。


追証に伴う投売りと、他の証券会社も追従するかもという連想売り、さらに外資の空売りと、ライブドア関連銘柄のストップ安が、この市場操作には必要十分な条件でした〜〜。

すべてが同時に起こって、はじめて大きな利益になると〜〜考えたのでしょう。

外資とぐるになって、混乱に乗じて個人投資家を食い物にした仕業、許されるものではありませ〜ん。


ただしこの犯罪において、松本氏は掛け目を0にしただけです〜〜。これでは不法行為に問えませ〜ん。

しかも、掛け目を0にしたことと値動きとの因果関係を証明できませ〜んから、松本氏は疑われても決して逮捕されない立場がはじめから約束されています〜〜。

わたしはこれほど完璧な証券取引法違反を知りませ〜ん。

http://messages.yahoo.co.jp/bbs?action=m&board=1008698&tid=8698&sid=1008698&mid=88342


ホリエモン逮捕の先を考えてみる


東京地検特捜部が堀江貴文容疑者ら4人を証券取引法違反の疑いで逮捕しました。捜査を始めて一週間での逮捕はあまりに早すぎるというのが正直な印象です。

マスコミにとっては順風満帆の逮捕劇なのでしょうが、ここまでの経緯は謎が多いように思えます。

釈然としない点に何故マスコミにこんなに情報が流れるのかが疑問です。

フライング報道があったように明らかにマスコミは事前に情報を入手しています。

マスコミ独自の取材で特捜部の捜査情報が漏れるとは考えられません。

特捜部が恐らく間接的に意図的なリークを行っているのでしょうが、何のために情報をリークしているのでしょうか?

マスコミの報道を真に受けるとライブドアの大罪を特捜部の必死の捜査で逮捕までこぎ着けた印象になりますが、正直風説の流布や株式分割、ライブドア本社への金の環流など犯罪ではないものも含まれていますし、今後の捜査待ちですが大した罪にはならないでしょう。

今回の捜査はヒルズ族に対する牽制の意図はあると思うのですが、微罪を暴くためにわざわざ特捜部が動くでしょうか。当然、他の目的や意図があって然りです。

ライブドアがターゲットでないなら本当のターゲットは何なのでしょうか?
http://miracledragons.blog2.fc2.com/blog-entry-218.html

ライブドア株価の下落措置をとる東証の狙いは?? 2006/1/27(金) 14:11 田舎トレーダー

ライブドア株は25日に155円で寄り付きました。詳細は以下です。


日付 始値 高値 安値 終値 出来高
2006年1月25日 155 164 128 137 421,556,096=>約定平均151円くらい
2006年1月26日 135 136 105 113 118,728,520=>約定平均124円くらい

大下落から寄った25日は出来高4.2億株で、約定平均は151程度で、

翌日(昨日)は124円くらいで出来高1.2億株。

今現在、寄り付き前のライブドアが気配値100円まで下げてきてます。

買いは2000万株ほどです。非常に少ないともいえると思いますが、それには明確な理由が有ります。


さて、25日寄ったにもかかわらず、なぜこうもズルズル下げているのか? 

上場廃止懸念も高まり人気が無いという言い方も出来ますがそれだけではないと言えます。

26日から東証が取ったおかしな規制があります。

http://www.tse.or.jp/news/200601/060125_e.html

立会時間の短縮はシステムの処理能力からであってある意味仕方の無いことでは有りますが、大量に変われた25日の翌日26日から注目すべき規制が下されました。


それは、

1)「買付代金(現金)の即日徴収」と

2)「信用取引禁止」です。


2)もまあいいでしょう。

特に1)は、ネット証券経由では事実上買えないということです。

(具体例として上げると、ライブドア証券、コスモ証券ネットレなどは対応していない。他の証券会社は調べていないが、買えないところが多いと思います。)。
これはどういうことか?

25日には買いの規制が無いから買うことが出来て4.2億株も出来ました。しかしながら、翌日から買えない口座が増えましたから更に下げるしかなくなったと言えるのです。

東証はライブドアの25日に寄らせた後、下げを推奨するようなものですね。


25日に買った人たちを殺そうとする規制ともいえます。(笑


私は26日昨日買おうかと思いましたが、コスモ証券ネットレを使っていますので買えませんでしたし、もちろん今日も買えません。

途中でルールを変える措置が如何に市場を混乱させるものであるか、東証はいったい何を考えているんでしょうかねぇ。


ズルズル下げさせて安くし、ハゲタカさん達の一気の買占めをサポートするという魂胆でしょうかね?(笑

http://finance.yahoo.com/currency/convert?from=JPY&to=KRW&amt=1&t=1y

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5. ヘッジファンドは丁半バクチの世界

ジュリアン・ロバートソン氏が率いるタイガー・ファンドは解散、

ソロスのクオータム・ファンドは低リスク低収益商品にすると発表。

 ヘッジ・ファンドの解散か縮小が加速している。これはなぜでしょうか?


 ソロスの運用は、国の金融担当者の裏を掻く方法で、巨利を得ていたのです。

これは、前回のソロスの戦略で述べている。


 この裏を掻く運用方法を全世界の金融担当者が知り、米ドルとの市場変換性を柔軟にして、ソロスが入り込む隙を与えなくなったのです。

それと、ソロスやロバートソン両氏はインターネット株での転換が遅くなり、上値で掴んでいる。

日本のインターネット株へのシフトも遅れた。このため、インターネット株暴落で大損失を出すことになるのです。


 ヘッジは、得するときも大きいが、損する時も大きいのが特徴。


 もう1つが、デリバティブの使い方、計算方法が世界に拡散し、裏を掻くことができず、運用実績も上がらなくなってきたのです。

私でもデリバティブはできるし、円のヘッジは多くの人が参加している。

この状態では裏を掻くのは難しい。


 米国からのグローバル化、インターネット化で、世界の他地域と差があったことが、ソロスなどのヘッジ・ファンドの儲けの構造であったのだと思う。その構造が拡散し、均一化したためにヘッジ・ファンドの優位性がなくなったのでしょう。

http://www.asahi-net.or.jp/~vb7y-td/kak1/1205251.htm


ヘッジファンドの正体は丁半バクチの世界で9割が負ける


− ヘッジファンドの数は異常に増えており、だんだんと競争が厳しくなっている。成功しているファンドは20%ぐらいと見ていいか?90年代は半分以上のファンドが成功していたが今は少ない

− 今年は過去にないほど厳しく、平均的には伝統的なアセットマネジメント会社とヘッジファンドは同じぐらいのパフォーマンスしか上げれていない。来年・再来年につぶれるファンドもたくさんでてくる

− ファンドのパフォーマンスが10−20%マイナスになるようなことがあればファンドを畳まなければいけなくなる

− 多くの若手は投資銀行よりも安い給料に甘んじているし、パフォーマンスが良くないファンドに数年働くとその後のキャリアステップがなくなり得るぐらいリスクは高い

− 給料格差は若手の間でも激しく、20代前半・半ばぐらいで既に1億円弱ぐらいもらっている人間もいるが、そのレベルはヘッジファンドの若手の中でも数%程度

肩書きやら学歴なんてはっきりいって全く関係ない完全な実力主義世界がヘッジファンドにはあるわけだ。MBAが役に立たないとは言わないがMBAの知識がすぐ生かせるとかそんな次元の話じゃないし、社内政治やらリーダーシップやら人徳やらそんなことも全く関係ない。

ものすごく優秀な人間が集まっているし、ヘッジファンドに入るだけでも普通は大変だろうが、その中での生き残り競争は想像を絶するほど過酷だ。正直、一寸先は完全な闇の中、手探りで必死に生きている人々の方が圧倒的に多い。

もちろん信じられないような成功を若いうちに手にしている人々もいるが、ほんの数%と言っていい。皆がいずれはポートフォリオマネジャーになる、あるいは自分のファンドを立ち上げたいと頑張っているが、ほとんどの人は実現できていない。ほぼ全ての人は実現できない、に同義語に等しいぐらい厳しい。

今のヘッジファンドに比べたらIBやPEでさえミドルリスク・ミドルリターンに見えてくる。

2年前まではNYのヘッジファンドもブームに乗って儲けまくったファンドも多かったらしいが、ここに来て数が増えすぎたのとマーケットのパフォーマンスの低さから一気に冷え込んできている。

また、NYのヘッジファンド業界は、東京・ロンドンと比べてもこの1・2年で一気に競争が厳しくなったという印象を持った。ターンオーバー(人間の入れ替わり)は3年経てば75%は首になり、100人のファンドにいれば3年で100人入れ替わるぐらい回転スピードは速い。


彼らは違法すれすれのことをしながら稼いでいる。だからホリエモンみたいな連中がファンドを運用して成功すれば億の金を一年で稼いでしまう。

ヘッジファンドと言っても必勝法などあるわけがなく、昔と違ってコンピューターや電子取引を使って科学的に見えるだけで、後はカンと経験と度胸のバクチ場なのだ。

裁定取引とかデリバティブとかいってもみんなが真似しだせば儲からなくなる。私も株式のパソコンソフトでいろいろ試してみたが全然ダメだった。最近は売買手数料が安くなったおかげでデイトレードが大流行ですが、儲かっている人はどれだけいるのだろうか。おそらくヘッジファンドのマネージャーと同じく数パーセントに過ぎないだろう。

相場が上がっている時は大儲けする人が続出しますが、相場が変調をきたせば損する人が続出して生き残る人が数パーセントに過ぎなくなる。ノーベル賞をもらった学者ですらLTCMの事件のように業界を揺るがすような破綻を生ずる事は免れない。

たとえば99%の勝率でも1%の失敗でいままでの儲けをふいにしてしまうし、金融工学などと言うものは詐欺師の使う言葉だ。

結局はヘッジファンドと言っても勝ち組に入るのは一部のカンと経験と度胸のある人物だけが勝てるのは昔と変わりがない。

http://www.asyura2.com/0505/hasan42/msg/463.html


「敏腕為替ディーラー」の実力は本物なのか


有名な為替投資家と言われても勝ちが長続きしない人もいるし、実際に身近で有名な為替投資家をみた人の話では「言われているほどの実力ではない」というケースも多い。


私が見てきた敏腕投資家ややり手ディーラーに共通する特徴

すべらないFXを超体験「これまで見た敏腕ディーラーにはどのような人がいましたか?」と聞かれることがあるが、なかなか為替業界では敏腕ディーラーという方を取り上げるのが難しい。

 私自身は為替で大もうけをして長者番付にのったという人もみたことがない(管理職で番付にのった人はいた)。会社という組織でやっている方が多いので個人としての報酬は少ないかもしれない。

 また為替相場での勝負というのは試合時間が決まっているわけでもないし、取り引きする金額も大きく違う。なんらかの商取引で、あるいはそのヘッジとしてやっている人もいる。

 また会社でやっていると、特に日本の会社では大きな損をしても個人のジョブセキュリティーとは関係がない人も多い。外資系や個人で為替をやっている人との緊張感はまったく違う。

 また有名な為替投資家と言われても勝ちが長続きしない人もいるし、実際に身近で有名な為替投資家をみた人の話では「言われているほどの実力ではない」というケースも多い。
たとえば英中銀をポンド売りで負かしたといわれるソロスファンドもそれ以降は為替業務から撤退したと言われているし、
1980年代に世界的に有名になった米銀為替オプションディーラーも、その後日本の金融会社を合弁のヘッジファンドで一緒に仕事をした人に聞くと儲かってはいないと言う


なかなか常時儲かっていて為替長者のような人を探すのは難しい。有名な為替ディーラーとかいってもポジションを持ったことのない単なる解説者であることも多い。

 実際に儲けた人であり、予想屋さんではない。実際にポジションを持って取り引きするのとただ予想することはまったく違うことはFXで実際に取り引きしてみるとおわかりでしょう。夢をこわすようなことを言ってしまったが、強いて言えば、私の身近な方で比較的的確に相場で儲かった人の特徴といえば次のような人であった


相場で儲かった人の特徴

インターバンク直結提供 相場に強い人には以下の特徴があると言えるだろう。

・自分のシナリオを持っている人
・人とつるまない人、天の邪鬼ということではなく、多くの人に同意を求めない人
・お人よしではない人
・人に嫌われていない人
・着手が早い
・スポーツなり勝負事の経験のある人=負けを認めることができるから。学業だけの秀才はなかなか負けを認めないで損失を大きくする
・情報を大事にする人
・万が一損切る時も人と相談しない
・相場を楽しむ人
・儲けるパターンをいくつか持っている人
・人の悪い人(疑い深い人注意深い人)
・二手先ほどは読んでいる人

 ただ注意点は為替相場は他の金融商品ほど値幅が大きくないことだ。また同じ相場を行ったり来たりする。だから熟考してつくった自信のある相場のシナリオでも簡単に反転してしまうので同じポジションを長く持つことは効率的でない。いわゆるプロップトレーダー(ポジションテーカー=中期的なポジションを取る人)の収益が頻繁に売買するトレーダーにかなわないことが多い。

 また以下は今回の表題には関係がないかもしれないが儲ける人について過去の経験で書いてみた。


 どこのディーリングルームでも朝の会議がある。私は参加するのが苦手であった。そんなところでみんなの意見が一致しても相場がその方向へいったためしがない。相場はやはり個人技である。

 良質の個人技の集まりがチームワークである。また朝の会議で3人のディーラーがドルが下がると言って、夕刻に実際にドルが下がっていたとしても、必ず3人とも儲かっていることもない。

夕方に下がる事実は当っていても、その経過で相場がアップダウンし、ポジションを振らされ損になる者、そのアップダウンにしぶとくついていって儲ける者、アップダウンしているうちにストップロスをつけられる者、あるいは外出していて乱高下も知らずストップロスもつけられず楽して儲かっている者、または銀行間のダイレクトディールや顧客にドルを買わされ、下がったときには大ドルロングになって大損している者、いろいろなパターンで相場観は当っていても儲かったりやられたりする。毎日が悲喜こもごもである。

 相場観よりも技術論や度量、資金量も収益を大きく左右する。相場観はあやふやだけどしっかり動きにしがみついて儲ける人もいるのが、銀行の短期的なポジションをとる人々である。頭の良さとはほとんど関係がない。どんな人が適しているかは言うに尽くせないが、一言で言えば「人が悪い」人種で、いい人は儲けにくい。いい人は素直な動きの金利をやるべきだろう。

 儲かる人は逆張りをするというが、よくやられるディーラーがいた。そこで上司がとうとう注意した。「お前の考える逆をやれ! それなら儲かる。簡単やろ。」 しかし簡単でもないらしく悩んで私のところに相談に来た。

「俺、今ほんとうは売りたいんでっしゃろか、買いたいんでっしゃろか」

「自分が何考えてるんか、わからんようになってしまいました」


 逆張りは難しい。乖離指標であるボリンジャーバンド、ストキャスティックス、RSI、などを頼りにするしかない。が難しい。特に意味のない朝の会議で結論など出てしまうと、その逆をやればいいのだが、それをやる空気にはなかなかなれない。

 相場には「ネガティブ・インディケーター」という言葉がある。たとえば、ある人(機関)が方針転換すると、相場がその逆に振れることが多いので、周りの人にとってはその人の言動が逆バリのサインとなるのだ。

 しかし面白いのが、ある時、よくネガティブインディケーターにされている有名人と話したらその人もしっかりインディケーターになる人を持っていた。自分がインディケーターになっているなどとは思っていらっしゃらなかったようだ。

 よく儲かる人はやはり逆張りというか、他と違っている。まずあまり相談、会議はしない。変な人が多い。理屈はこねない。人が悪い。

やられる人は本当にいい優しい人が多いものだ。結論を言えば勝負根性のある人が儲かるとしか言えない。

http://www.asyura2.com/10/hasan67/msg/795.html


米ゴールドマンの旗艦ヘッジファンド、2007年 8月は22%下げ−過去最悪


  9月13日(ブルームバーグ):米ゴールドマン・サックス・グループの旗艦ヘッジファンド「グローバル・アルファ」は8月に、資産価値の22.5%を失った。投資家への報告によると、為替と株取引で損失を出した。月間ベースでは過去最悪の成績となった。

マーク・カーハート氏とレーモンド・イワノースキ氏が運用する同ファンドは年初来、資産価値のほぼ3分の1を失った。

2006年3月のピーク時からは 44%下落。

投資家は8月に、同ファンドから16億ドル(約1830億円)を引き揚げる意向を通知した。

同額は7月31日時点の運用資産のほぼ20%に相当する。

グローバル・アルファは数量分析に基づいて売買する「クオンツ」ファンド。

ゴールドマンはもう1つのクオンツファンド「グローバル・エクイティ・オポチュニティーズ(GEO)」が8月の最初の8営業日で28%を失ったことを受けて20億ドルの自社資金を同ファンドに注入した。

http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=avC_mMDGz9cg


ゴールドマン・サックスのヘッジファンドの問題


昨晩、ゴールドマン・サックスが最近の株式市場の動きの中で、大きな損失を被ったヘッジファンドに対して、300億ドル(1ドル117円で換算して、3510億円)の救済融資を行うことを発表しました。

- 今回追加融資を行うのは、Global Equity Opportunities Fund

* 融資前の時価は約$3.6Bで、このFundは先週(だけで)30%以上のロスを被った。

* 追加融資に関しては、$2BはGoldman、それ以外に$1B他の投資家からの融資分がある。

- Global Alpha(上記とは別、今回は融資は行わない)は年初から比べて評価額が27%下落している。下落分の内、約半分は先週下落した分である。

- 問題となっているGlobal Alpha, N American Equity Opportunities, Global Equity Opportunitiesの先週金曜日の時点での評価額は、合計で約100億ドルである。

これらの問題となっているヘッジファンドは、Quantitative Hedge Fundと呼ばれるもので、コンピュータのソフトを利用して売買を行っているそうです。

投資のスタイルは、マーケット・ニュートラルで、過去の似た取引パターン等を分析して、上がりそうだと予想されるものを買い、下がりそうだと予想されるものに空売りをするものだと思います。

このコンピュータを利用した売買を行うアプローチが先週の株式市場の動きで、完全に裏目となってしまい、非常な大きな損失を被ってしまったとのことです。


”コンピュータを使って取引をする”と言うのは、合理的で、効果的なときもありますが、時としてこの様な事態になることは、リスクとしてはあると思います。

その辺りのヘッジをしていなかったのでしょうか?少し気になります。

http://alpha75.blog107.fc2.com/blog-entry-114.html

エコノミスト誌も指摘しているとおり、今回の金融危機は、今の国際金融界のシステムの根幹を機能不全に陥らせている。たとえば、米大手投資銀行のゴールドマンサックスが、コンピューターのプログラムによる自動売買で利益を出すファンド「Global Equity Opportunities」が2007年8月上旬の1週間に30%以上の大損失を出したと発表したことに、事態が象徴されている。

 このファンドは、無数の債券の価格(利回り)の変化にわずかな遅延が起きることがあることを利用して、少しでも高く売って安く買うことをプログラムしてコンピューターを回し、無数に自動売買して儲けを積み上げる。

このファンドは最近まで利益を出していたが、8月上旬の債券市場の混乱によって、相場は「10万年に一度しか起きない」とされる未想定の事態となり、コンピューターは制御不能に陥って、損失を出す方向の自動売買が急拡大してしまった。SFマンガの筋書きのような話だ.

 ゴールドマンは、自社だけでは処理しきれないので、盟友関係にある他の何社かの機関投資家に頼んで、大損したこのファンドに金を入れてもらい、何とかしのいだ。自社だけで抱えていたら、ゴールドマンは潰れていたかもしれない。
 金融界で最も地位の高いゴールドマンは、損失とそれに対する処理を発表したが、同社以外にも、多くの金融機関が似たようなプログラムを組み、同様のファンドを持っている。プログラムの多くは似たような構造になっているので、他にも損失を出しながらまだ隠している金融機関があるはずだ。

 この手のプログラム売買ファンドは、1998年に潰れた米ヘッジファンドLTCMが盛んに手がけ、破綻したのと同種の仕組みである。

LTCMの破綻は、世界の金融界に大打撃を与え、97年からの世界通貨危機にとどめを刺した。まさに「歴史は繰り返す」である。だが、今回の事態は、98年の危機をはるかにしのぐ大きさだ。98年にはLTCMだけが危機の震源地だったが、今回はゴールドマンのファンド破綻は、危機全体の一こまにすぎない.

 「10万年に一度の事態」などと数値的な言い方で誤魔化しているが、今回の危機で暴露されたことは、コンピューターのモデルが対応できるのは平時の取引だけで、市場全体がパニックになった時には対応しきれずフリーズしてしまうということだ。

LTCMの時に、この手のプログラム売買の限界は分かっていたはずだが、その後も目立たないように、この商法はまかり通っていた。
http://tanakanews.com/070821credit.htm

   ( . .:.::;;;._,,'/ __:::::ヽノ::::/´>  )
     ).:.:;;.;;;.:.)(___):::::::::::/ (_/  ズシーン
    ノ. ..:;;.;.ノ  | ::::::::::::::::::: /
   ( ,.‐''~ ワー  | ::::/\::::\      ゴールドマンが来たぞ〜
(..::;ノ )ノ__.  _  | ::/  _ ):::: )_  キャー .__       _ 
 )ノ__ '|ロロ|/  \∪.___.|ロロ|/  \ __ |ロロ| __. /  \
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コメント [経世済民70] ヨーロッパ通貨危機:盲目的に1931年の事態に向かっている (ROCKWAY EXPRESS ) 新世紀人
08. 2010年11月28日 20:24:37: yOuxtXowUY
隠蔽し続ける金融機関の膨大な不良債券。
本当のワルは 罪に問われず, 陳謝する事もなく, 姿を隠し,
「悪いのは 政府だ 国民だ」と主要メディアを使って喧伝する。
更に 国家財政を破綻させ, 大増税で 国民を いたぶるつもりか?

加害者が被害者を更に責め苛む奇怪な構造。

[補欠選挙で与党敗北!過半数維持困難か?アイルランド緊縮予算は成立出来るのか?]
 2010年11月28日 18時00分 / AIFENCE
 http://kabu.sakiyomi.com/aifence/?EACH=761

アイルランド政府側は[850億ユーロの支援]について 29日までに
EUとIMF側と合意に達したい意向を表している。
 
 しかし、足下のアイルランド政治の混乱に拍車が掛かっている。
 緊縮予算が議会を通過するのか、ますます見通しが不透明になっているのだ。
 11月25日に実施された [下院補欠選挙]で [与党候補が敗北]し、
 「野党シン・フェイン党の候補が当選したのである。」
 アイルランドの連立政権の基盤は[極めて脆弱]である。
  EUとIMFへの救済が表面化した際に、「身内の連立政権内部からも離反者が出ている。」
 
 今回の補欠選挙の結果、その極めて脆弱な政治基盤に追い打ちがかかってしまい、
 [無党派議員2名の協力]を得なければ、 [12月7日の議会]で
 「4ヶ年の緊縮財政予算を成立させることが出来なくなるだろう。」
 
 コーエン首相は、
 12月7日の議会で、緊縮財政予算案を成立させた上で、来年早々に解散総選挙するとしているが、
 連立与党内部の混乱と野党側の政治的攻勢によって
 予算採決前の[即時解散総選挙]の可能性もくすぶっている。
 
EUとIMF側との合意が遅れている背景には、
やはり[緊縮財政予算案が否決される可能性]があるのだろう。
http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/260.html#c8

コメント [Ψ空耳の丘Ψ59] 転載:ガンは治る! 末期癌でも治る! 免疫賦活で速やかに治る! 888(スリーエイト)
02. 2010年11月28日 20:26:40: drUWNcH4Gk
相互に監視させては「五人組相互監視スパイ密告主義」、足を引っ張り合うのが、“日本の体制の特徴であり、“公僕に過ぎない「“日本体制とは=地方と中央政府と“三権(立法&行政&司法)制度賊」側はまさにそれであり、政治も“オール体制党であり野党も野党も看板だけであり、“オール体制党だから全党が同根であり、実態上は“右も左も“野党も与党もなく、ただ“利権群と〜“特権群の支配独占と、〜古代から日本列島に存在&再生産中の「世界最大級の“地球天然資源群=推定額・約十数万兆円分」の独占支配の綱引きをしているに過ぎない?!(※この綱引き合戦を民主的な対立と勘違いしてはならない…)〜

“日本体制側はここでも“万民主権者側に対する“公僕奉仕体としての義務群を放棄しつづけて害悪群を垂れ流し続けており、“公僕失格者ばかりが“日本体制を作り運営継続中である?〜

警察や〜検察や〜裁判所側の裏金作り不正犯罪群に力点(重点問題化)をおくが、“氷山の欠片にすぎず、その体制側の正体は、そんな“氷山の欠片(かけら)程度ではない?〜、

そして、「“地方と中央政府(日本体制=三権制度)側の“巨悪巨罪群センター」ぶりの“生き写しの縮小版が、現警察や〜検察や〜裁判所側の腐敗&堕落&不正群ブリであることを、自覚&糾弾&問題提起化もすべきではないか?(弁護士法第1条を守らない肝心の“弁護士会制度へのタブー扱い継続はもう止めたほうがいよい!…)、現状は意図的に片手落ち策のように見えて仕方がない?〜じつは“体制手先賊の派閥違いだけであるからか?〜だとしたら、政治改革など実現しようがなく、夢のまた夢であり、“万民主権者側へ期待感を持たせるだけの偽装策となり、世界最悪級の“日本体制側の固定強化策に寄与継続するだけか?〜

“小沢も〜“管も〜すべてはバリバリの元自民党であり、看板のみ民主党としただけであり、中身も“オール体制党内の派閥が違うだけであり、変わりようがないではないか?、数粒か数滴の偽装例外用以外は〜

なぜ?、もっと根源的な問題解決への平和革命への提言すらないままなのか?、不思議でしかたがない?〜

その、
“日本体制とその体制手先賊に惑乱され続けることなく、万民主権群を破壊され踏み倒され強奪され続けている“被害万民=“万民主権者側から、非暴力による“平和革命(万民主権群の奪還)を希望するなら“日本体制側へ“メール抗議群を発信するのもいいのではないか?、数百万人が抗議メール群すれば、かなりの効果も期待できるかも?!〜ばかばかしい“オール体制下の“ペテン談合選挙群よりも、はるかに良いのでは?〜


“侵略戦争群で暴利群をむさぼる“公僕に過ぎない“日本体制側〜
“万国万民主権者側には害悪で絶対不必要な“侵略戦争群〜

「“奴隷カースト制度群」を固定強化する“公僕に過ぎない“日本体制側〜
搾取&抑圧&暗殺群され続ける“奴隷カースト民の“万民主権者側〜

血税群を集奪し続け、私腹群を肥やし続ける“公僕に過ぎない“日本体制側〜
“日本体制側が作った“三権制度と体制私法群により“体制維持を固定強化する“公僕に過ぎない“日本体制側〜

ことごとく、善悪や〜正否や〜真偽なども対立する“万民主権者側と⇔“公僕に過ぎない“日本体制側〜

「“日本体制とは=地方と中央政府とその三権(立法&行政&司法)制度賊」側のことをいい、最大の“日本体制手先構成員は“百済系と“沖縄系であり続けている?〜

※全文例外を含む。 ☆「“巨悪巨罪群の告発センター」村長。
“大自然太陽法に沿い、非暴力による「“おとなしい“万国の“万民平和革命主義(“反巨悪巨罪主義」の思想言動者の・李 得実   ☆万国万民との茶話交流を!〜

91555723090 pj,ne.omocod@atarumirir  pj,oc.oohayg@3atarumir



http://www.asyura2.com/10/bd59/msg/106.html#c2

コメント [経世済民70] 物価高騰に備えよ。いよいよ庶民を直撃する物価急騰の流れが近づいている。(朝倉慶) Orion星人
09. 2010年11月28日 20:29:12: 4j6jUBxFRo
 私の仕事では、金属類が2年で数倍に高騰し、凄く大変なことになっています。
ただ、製品に転化できないので、一般人には理解してもらいにくいだけです。

特に貴金属類の先高感は凄く、下げる理由が見当たらない。

 穀物類の高騰は、やはり主に世界的なインフレによるものでしょう。
量が少なくなって値が上がるのは当然ですが、出荷量が増えているものまで
値が上がっているのは、インフレのせいだと思います。(ウチの田舎は
果物を多品種作っているが、普段の値段は厳密な出荷調整をして保たれる
ものだからです。)

 バカにせず、”こんなことも有り得る。”と思って対処しましょう。

http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/272.html#c9

コメント [戦争b6] 中国外務省: 2010年11月28日、同日午後4時半(日本時間同5時半)「重要情報を発表する」(時事通信 hou
02. hou 2010年11月28日 20:39:26: HWYlsG4gs5FRk : 2rm89qTR8g
しかし、これは重要である北朝鮮を無理矢理引きずり出そうという中国の決意、考えなら

これは、有利な提案である。 こんご 北朝鮮がこれを拒否した場合がどうなるか楽しみだ。
http://www.asyura2.com/10/warb6/msg/646.html#c2

コメント [雑談専用38] 邪馬台国の謎を解く (気軽にではなく重たい気持ちで書く掲示板) 五月晴郎
16. 五月晴郎 2010年11月28日 20:41:20: ulZUCBWYQe7Lk : ZMbmXo037I
>>14 >>15
そういうことでしょうね。
秦が滅亡し人々が辰韓に移ったのではなく、滅亡以前より秦の人々が辰韓12国の都市同盟の都市に居たと云う文脈で、投稿記事及び元記事は述べられていると思います。また、そう考えるのが自然かなと私は思います。


http://www.asyura2.com/09/idletalk38/msg/825.html#c16

記事 [戦争b6] 中国の武大偉・朝鮮半島問題特別代表: 12月上旬に北京で北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議の首席代表による緊急会合を開催 (
中国は12月上旬までに 天安艦事件について なんらかの見解をださなくてはいけなくなった

それか 韓国を懐柔するかである。

ますます、駆け引きが増加して 投稿するのが大変だ orz

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010112800209

中国、6カ国首席代表の緊急会合提案=来月上旬、北京で−韓国は否定的見解示す

 【北京時事】中国の武大偉・朝鮮半島問題特別代表は28日夕、同国外務省で記者会見し、「12月上旬に北京で北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議の首席代表による緊急会合を開催することを提案する」と発表した。北朝鮮による韓国・延坪島砲撃で朝鮮半島情勢が緊迫化しているのを受け、同協議議長国として「待ったなし」と早期の対話再開を迫った形だ。

 武氏は首席代表会合について「関係国が懸念している重大な問題について意見交換する」とし、「強調したいのは、今回の会合は6カ国協議再開を意味しないが、再開の条件づくりに役立つことを希望するということだ」と発言。日米韓が同協議の早期再開に難色を示す中、抵抗感を和らげ、緊張緩和を目的とした対話であることを前面に出したとみられる。
 韓国外交通商省は中国の提案に関し、「開催は非常に慎重に検討しなければならない」と否定的な見解を示した。
 日米の対応も注目されるが、成否は今後の「北朝鮮の言行次第」(北京の外交筋)との見方もあり、北朝鮮の崔泰福労働党書記の訪中など、来週以降に活発化する中朝間の接触が焦点となりそうだ。 
 6カ国協議の首席代表が一堂に会せば、2008年12月以来となる。
 武氏は会見で、「6カ国協議は、各国間の意思疎通を強め、朝鮮半島の非核化プロセス推進や、半島の平和安定に重要な役割を果たしてきており、早期再開は中国の一貫した立場だ」と強調。北朝鮮への影響力行使を中国に求める国際社会に対し、協議再開に向けた緊急会合提案で外交努力をアピールした。(2010/11/28-20:10)
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コメント [経世済民70] CO2削減経済学、CO2排出枠を国民に均等配分し商品に加え取引する、不足する人は買う、余る人は売る heiwatarou
02. 2010年11月28日 20:50:57: PPAJr6WqwQ
新しいゲームを考えるおもちゃ屋さんと一緒。

ルール作りに酔っている。

CO2が原因でなければ困るので、真実を見ようとしていない。

そうでなければ、詐欺師である。
http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/274.html#c2

コメント [経世済民70] 物価高騰に備えよ。いよいよ庶民を直撃する物価急騰の流れが近づいている。(朝倉慶) Orion星人
10. 2010年11月28日 20:57:32: yOuxtXowUY
[スタグレフレーション到来へ] 2010年11月27日 19:00 / CLUB G-1
http://eagle-hit.com/

農産物の高騰、食品卸値に波及 砂糖・食用油など
価格転嫁難しく、食品メーカーの収益圧迫

 砂糖や食用油など農産物の国際相場の高騰が国内価格に波及してきた。
 大日本明治製糖など製糖各社は 29日以降、砂糖の卸値を相次いで引き上げる。
 マーガリン原料などに使う食用油の取引価格も上昇。
 投機資金の流入や新興国需要で農産物はほぼ全面高となっているが、
 デフレ下だけに最終製品への転嫁は難しく、食品メーカーなどの収益を圧迫し始めている。

 大日本明治製糖は29日出荷分から砂糖卸値を1kg当たり7円(約4%)上げる方針で取引先と交渉に入った。
 「国際価格の上昇に対応した措置」という。
 三井製糖は30日出荷分から、塩水港精糖と日新製糖は12月1日分からそれぞれ実施する考え。
 値上げが通れば、約24年ぶりの高値となる。

 国際価格の指標となるニューヨーク市場の粗糖(精製前の砂糖)先物相場は現在、
 1ポンド(約453g)当たり28セント前後。
 半年前の2倍に急騰し、約30年ぶりの高値圏に達した。
 主産国ブラジルの減産予想や中国など新興国の消費拡大による品不足懸念が影響している。

 食用油の価格も上昇傾向が鮮明だ。
 10〜12月期の加工用大豆油の価格交渉は 7〜9月期比で 20円(約12%)高の1kg185〜190円でほぼ決着した。
 値上がりは4四半期連続となる。

 大豆の国際相場は依然として先高観が強い。
 大豆油を使う加工食品会社は
 「交渉が長引くと食用油メーカーの要求する上げ幅が一層大きくなるため、早めに決着させた」と話す。
 家畜用の飼料メーカーも2011年1〜3月期の配合飼料価格を引き上げる構えだ。

 国際相場が上昇しても最終製品の販売価格への転嫁は難しい。
 コーヒー相場は産地の天候不順などで約13年ぶりの高値圏だが、
 「製品の値上げは非常に難しい」(UCC上島珈琲の上島昌佐郎副社長)という。

 ただメーカーが商品の内容量を少なくしたり、
 スーパーなど小売店が特売回数を減らしたりといった実質的な値上げの動きは出てきそうだ。
 【日経新聞 26日 21:10】

価格転嫁を極力抑えているようだが、収益が悪化し、リストラ・倒産の事態に発展しかねない。
生き残るためには限界があり、値上げせざるをない状況となるであろう。
それに後押しするのが、生鮮品の値上がりだ。
不順天候などにより不作となり、価格が上がっているが、この傾向が強まれれば、便乗しやすくなる。
さらに、極東、中東の有事も想定され、原油をはじめ資源エネルギーが高騰すれば、
輸入商品全般、そして輸送機関、公共料金までも値上がりせざるをない状況となるであろう。

給料が上がらず、物価だけが上昇する「スタグフレーション」が到来することを意味する。
物が買えない生活苦に陥り、やがて餓死する者さえ続出であろう。
私たちの生活は日に日に追いつめられいるのである。

http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/272.html#c10

記事 [雑談専用38] 三宅先生の考え方『共存共栄』
http://www.youtube.com/watch?v=xiRdmegdZBg


http://www.asyura2.com/09/idletalk38/msg/838.html

コメント [経世済民70] CO2削減経済学、CO2排出枠を国民に均等配分し商品に加え取引する、不足する人は買う、余る人は売る heiwatarou
03. 2010年11月28日 21:20:15: uKFoqoJusE
配給制度ですよ、
無料で高価な排出券を個人に配るのだから詐欺師と関係ない
計画されている高価な排出券を無料で企業に配布する企業間取引よりはるかに良い
そもそも企業に無料で配るのは個人財産の侵害ですよ。

▼温暖化に関係なく化石燃料価格が吊り上がって止むを得ず削減するより先に削減すべき
化石燃料は将来不足することは明らかと思うが
温暖化とは別に、石油ショックを契機に、エネ庁でも石油の配給切符を準備しているようですよ


http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/274.html#c3

コメント [戦争b6] 意外と効果的な北朝鮮の過激策   田中宇の国際ニュース解説 愚民党
14. 2010年11月28日 21:23:20: iqsbqHmN0c
給水活動の何がそんなに悪いのさ
http://www.asyura2.com/10/warb6/msg/591.html#c14
記事 [お知らせ・管理19] デモ板の新設を希望します。
デモに関する情報は現在政治板に投稿するのが普通になっておりますが今後デモを多数開催していこうと思っております私に取りましては多少申し訳ない気分にもなります。
全国津々浦々でデモを開催していこうと思っておりますので是非デモ情報の専用の板を新設していただきたく存じます。アッと言う間に100を超えると確信しております。よろしくお願い致します。
http://www.asyura2.com/10/kanri19/msg/359.html
記事 [ペンネーム登録待ち板6] 駐車場は2時間のみ無料。生涯学習の敵・山形県図書館Ver.2


http://www.youtube-nocookie.com/v/LDX0aJmeC60?fs=1&hl=ja_JP">http://www.youtube-nocookie.com/v/LDX0aJmeC60?fs=1&hl=ja_JP" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="480" height="385">
http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/898.html

記事 [ペンネーム登録待ち板6] 駐車場は2時間のみ無料。生涯学習の敵・山形県図書館Ver.2

http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/899.html
コメント [マスコミ・電通批評11] CNNが、内部通報者からの世紀の大スクープ映像を握りつぶしたのはなぜか? マスコミは政府に都合の悪い事は握りつぶす。 TORA
07. 2010年11月28日 21:46:11: rze23pNiyg
“自国万民主権者側に対する無差別的な
毎年約25万名もの「“不幸絶望自殺(暗殺)群の大国日本=“日本体制側主因によるもの」を固定化し続けており、“公僕体制側として、“どんな言い訳も通用しないことは明らか!〜(※“公僕体制側による組織的な実態隠ぺいの毎年“不審死扱い約20万人も含む…)

“絶望自殺者数が10年間では約250万人であり、“関連悲劇者や“関連不幸者を含むと、両親や家族や親族や友人知人などを含むと、1人の絶望自殺から“すそ野的に拡大して10十倍から〜20倍といわれており、十年では約2千5百万人から〜約5千万人が関連の悲劇群と不幸群などに巻き込まれている関連の“後遺症群も追い打ちをかける、これは、どんな戦争の被害よりも大きいもの!…、

この「“生き地獄の大国日本」を作り続けているのが、「世界最大の地球天然資源群の保有大国日本=推定額・約十数万兆円分を保有&再生産中」の、「世界第2〜3位の先進経済大国の日本」の「“公僕放棄主義の日本体制賊」であり、その「“罪悪性=“巨悪巨罪群センター」は、あまりにも計り知れず、大きく深く広い!〜即刻に改善するか、主犯側の“公僕の日本体制側はその“巨罪群を償い、退席すべきだろう!〜

「“日本体制とは=地方と中央政府とその三権(立法&行政&司法)制度賊」側のことをいい、最大の“日本体制手先構成員は“百済系と“沖縄系であり続けている?〜


※全文例外を含む。 ☆「“巨悪巨罪群の告発センター」村長。
“大自然太陽法に沿い、非暴力による「“おとなしい“万国の“万民平和革命主義(“反巨悪巨罪主義」の思想言動者の・李 得実   ☆万国万民との茶話交流を!〜

91555723090 pj,ne.omocod@atarumirir   pj,oc.oohay@3atarumir


http://www.asyura2.com/10/hihyo11/msg/251.html#c7

記事 [戦争b6] 韓国外交通商省: 中国の提案「留意する」 (読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101128-00000584-yom-int

中国提案の首席代表会合、韓国「現時点では…」
読売新聞 11月28日(日)21時21分配信

 【ソウル=竹腰雅彦】韓国外交通商省は28日、中国の6か国協議首席代表会合開催提案について、「留意する」とした上で、「開催は慎重に検討されなければならない」とし、現時点では応じられないとの立場を明らかにした。

 同省は、北朝鮮の「軽水炉建設現場とウラン濃縮施設の公開」と「延坪島砲撃という挑発」が、「6か国協議の再開条件を整える関連国の努力に否定的影響を与えた」と指摘し、北朝鮮が非核化の意志を「具体的な行動」で示すことを改めて要求した。
最終更新:11月28日(日)21時21分


朝鮮人民軍総参謀部の報道官: 「相手が予測できない打撃手段で反撃」【中国国際放送局】
http://www.asyura2.com/10/warb3/msg/664.html
投稿者 hou 日時 2010 年 3 月 27 日 10:21:17: HWYlsG4gs5FRk


韓国哨戒艦が黄海で沈没 (韓国KBS)
http://www.asyura2.com/10/warb3/msg/684.html
投稿者 妹之山商店街 日時 2010 年 3 月 28 日 05:13:22: 6nR1V99SGL7yY


中国の戴秉国国務委員/アメリカのクリントン国務長官会談: 互いに顔を真っ赤にするほど激しい論 (朝鮮日報
http://www.asyura2.com/10/warb6/msg/303.html
投稿者 hou 日時 2010 年 11 月 02 日 06:53:55: HWYlsG4gs5FRk


第7回目 朝米軍部大佐級実務接触: 北朝鮮側(北韓)、「最後の3択を要求」(朝鮮新報 
http://www.asyura2.com/10/warb6/msg/316.html
投稿者 hou 日時 2010 年 11 月 04 日 22:37:40: HWYlsG4gs5FRk
http://www.asyura2.com/10/warb6/msg/667.html

記事 [戦争b6] 中国海軍第6陣護衛艦隊: 中国海軍の艦艇がサウジアラビアを訪問するのは今回が初めて (チャイナネット
http://japanese.china.org.cn/politics/txt/2010-11/28/content_21437990.htm

中国海軍艦艇、サウジアラビアを初訪問
タグ: 中国 海軍 艦艇 サウジアラビア 初訪問
発信時間: 2010-11-28 13:56:33 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

資料写真:中国海軍第6陣護衛艦隊の隊員たち

資料写真:中国海軍第6陣護衛艦隊の隊員たち
現地時間27日午前、アデン湾とソマリア沖での護衛任務を終えたばかりの中国海軍第6陣護衛艦隊は、サウジアラビアのジェッダ港に到着し、5日間にわたる友好訪問を始めた。中国海軍の艦艇がサウジアラビアを訪問するのは今回が初めてだ。

訪問期間中、艦隊は甲板でのレセプションを行い、艦隊の指揮官はサウジアラビアの軍政要員と会談し、兵士たちはサウジアラビア海軍の軍艦を見学するという。

統計によると、中国海軍の第6陣護衛艦隊は任務を執行している間、11隻のサウジアラビア商船の護衛を行った。

「中国国際放送局 日本語版」より2010年11月28日
http://www.asyura2.com/10/warb6/msg/668.html

コメント [議論30] 左翼政治家の成れの果て baka
07. hou 2010年11月28日 22:01:11: HWYlsG4gs5FRk : 2rm89qTR8g
日本の軍部の頭を冷やしていただいた アメリカ連合軍に感謝

今の今まで 天皇万歳で アホ大本営と大日本帝国陸軍 海軍や憲兵隊が

2000年までいたと考えるだけで ぞっとするわ。

中国武装警察や人民解放軍、朝鮮人民軍が韓国占領できなくてほんと 国連軍には感謝している

そりゃ 今でも不満はある しかし、中国と比べたら其の現実は1000万倍よい

あとは、極東の緊張が無くなれば なお良い

アジア聯合という兆しは歓迎するが 中国共産党 一党独裁のアジア支配は絶対に認めない。
http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/336.html#c7

コメント [雑談専用38] 邪馬台国の謎を解く (気軽にではなく重たい気持ちで書く掲示板) 五月晴郎
17. 2010年11月28日 22:03:31: tGzUP2CDhE
>>16
あ、なんか見解に齟齬があるわけですが・・・・・
自分の言ってるのは、辰韓はいわゆる秦の人ではない、ってことです。

辰韓者、古之辰國也
・辰韓は辰国の人だったことがわかります。
 つまり始皇帝の頃にやってきた人達ではない。

辰韓在馬韓之東。其耆老傳世自言古之亡人避秦役來適韓國
・伝えるには、秦の賦役を避けるために韓国に来たという。
 これは秦に国を滅ぼされたため、秦下に入るよりはと逃げて来たことを示すと考えます。

相呼皆爲徒、有似秦人、非但燕、齊之名物也。
・お互いを呼ぶのに徒を使うのは秦の人に似ている。燕や斉の人とは違う。
 これは秦の人に似ているというだけであり、当時、朝鮮に最も近い二国の人とは
 似てなかったことを指すと考えます。

上の理由から、自分は辰韓者は秦の国のものではなく、
燕や斉以外で秦に滅ぼされた国から逃げて来た者だと考えています。
時代的には孝公とか恵文王の頃ではないでしょうか。


付け加えて言うなら、辰韓が秦の国の者であろうがなかろうが、
五斗米道による祭祀ネットワークというのは一切関係がない、と考えます。
時代が違いすぎるだけでなく、漢中と辰韓、瀬戸内海地方、気候が違いすぎます。
二十四節気も気温の上下傾向だけならともかく、降水時期とか全く違うので、
そのままでは使い物になりません。
そういう意味で、元投稿は否定をすることになります。
※日本書紀と古事記を中心に日本史を構築するのがおかしいというのは正しい姿勢だとは思います。
 もっとも、下手に魏書だけを信じると、古代天皇長寿説も肯定することになりますがね。
http://www.asyura2.com/09/idletalk38/msg/825.html#c17

コメント [お知らせ・管理19] Re: 著作権者でもないのに違反と言い続けるのは嫌がらせだ。文体を見れば分かるようにヤクザっぽくなって明らかにアラシだ。 metola
03. 2010年11月28日 22:03:41: E6aU50v0zY
ここの管理人は、てか、すでに運営は洪庵か?


{差駆除利湯} 憂さ晴らしカモ
http://www.asyura2.com/10/kanri19/msg/357.html#c3

記事 [戦争b6] 朝鮮平和擁護全国民族委員会: 「朝鮮半島情勢は極度の戦時状態に至った」(読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101128-00000555-yom-int

「極度の戦時状態に至った」北朝鮮が反発声明

読売新聞 11月28日(日)20時27分配信
 米韓合同軍事演習に対し、北朝鮮は強く反発している。

 「朝鮮平和擁護全国民族委員会」は28日、演習で「朝鮮半島情勢は極度の戦時状態に至った」とし、「対処するすべての準備を整えている」との声明を発表した。

 延坪島では同日、北朝鮮側から砲声とみられる爆音が数回聞こえ、韓国軍は島民に一時、緊急退避命令を出した。

 北朝鮮沿岸では韓国側に向け、これまで以上に多くの砲門が開いており、周辺の飛行場にミグ戦闘機が待機しているという。聯合ニュースは、北朝鮮軍が地対空ミサイルを前方展開し、地対艦ミサイルを発射台に設置していると報じた。
最終更新:11月28日(日)20時27分

朝鮮人民軍総参謀部の報道官: 「相手が予測できない打撃手段で反撃」【中国国際放送局】
http://www.asyura2.com/10/warb3/msg/664.html
投稿者 hou 日時 2010 年 3 月 27 日 10:21:17: HWYlsG4gs5FRk


韓国哨戒艦が黄海で沈没 (韓国KBS)
http://www.asyura2.com/10/warb3/msg/684.html
投稿者 妹之山商店街 日時 2010 年 3 月 28 日 05:13:22: 6nR1V99SGL7yY


中国の戴秉国国務委員/アメリカのクリントン国務長官会談: 互いに顔を真っ赤にするほど激しい論 (朝鮮日報
http://www.asyura2.com/10/warb6/msg/303.html
投稿者 hou 日時 2010 年 11 月 02 日 06:53:55: HWYlsG4gs5FRk


第7回目 朝米軍部大佐級実務接触: 北朝鮮側(北韓)、「最後の3択を要求」(朝鮮新報 
http://www.asyura2.com/10/warb6/msg/316.html
投稿者 hou 日時 2010 年 11 月 04 日 22:37:40: HWYlsG4gs5FRk  


http://www.asyura2.com/10/warb6/msg/669.html

コメント [雑談専用38] 邪馬台国の謎を解く (気軽にではなく重たい気持ちで書く掲示板) 五月晴郎
18. 五月晴郎 2010年11月28日 22:21:39: ulZUCBWYQe7Lk : ZMbmXo037I
>>17
成程、おっしゃること理解出来ます。
ありがとう御座います。
http://www.asyura2.com/09/idletalk38/msg/825.html#c18
コメント [経世済民70] 物価高騰に備えよ。いよいよ庶民を直撃する物価急騰の流れが近づいている。(朝倉慶) Orion星人
11. 2010年11月28日 22:21:51: wIcpB1Tc7I

>マジで代用コーヒーの需要と供給に変化が出たら・・・
また代用コーヒーの時代へ?
http://www.asyura2.com/08/health14/msg/210.html

http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/272.html#c11
コメント [文化2] 世界多極化は英語の没落を招くか? 暴論有理
07. 2010年11月28日 22:24:29: fhqMEypoT6
パラオ語のような第三世界の最も簡単な言葉。世界で一番分かりやすいね。
でも、確かに難解な概念現せない言葉では困る。
パラオ語のような簡単な言語をベースに日本語や英語の語彙を入れる。
文字はアルファベット。
日本人にとって中国の文法、文字分かりやすいですね。
でも、漢字は漢字圏以外の人マスターとても難しい。
ハングルはアルファベットと同じ。
結局最後は英語がいいんじゃないかと思ったりするね。
http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/431.html#c7
コメント [経世済民70] CO2削減経済学、CO2排出枠を国民に均等配分し商品に加え取引する、不足する人は買う、余る人は売る heiwatarou
04. 2010年11月28日 22:26:24: PPAJr6WqwQ
03さんへ

排出券自体が子供銀行券と同じ。
人生ゲームでもやってれば。


化石燃料、無くなるかどうかは諸説ある。
今の精製コストの安い原油がなくなったとしてもいろんな種類の原油はそれこそ無尽蔵に存在する。経済はそのコストを織り込んで安定する。心配することはない。

http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/274.html#c4

コメント [経世済民70] 物価高騰に備えよ。いよいよ庶民を直撃する物価急騰の流れが近づいている。(朝倉慶) Orion星人
12. 2010年11月28日 22:30:46: uKFoqoJusE
日本の電気料金は米国の2倍以上、だからむしろ下がらなければ
Released: September 15, 2010

U.S. Total(Cents per kilowatthour)

     2010年、 2009年

Residential   11.32、  11.42

Commercial  10.03、  10.15

Industrial     6.65、   6.88

次より
http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/103.html

http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/272.html#c12
コメント [雑談専用38] 赤かぶさん、gikou89さん、そのた登録ユーザーの皆様。単なるコピペ、やめませんか? metola
09. 2010年11月28日 22:31:49: sXbHDCXEs2
単なるコピーでも情報収集には現状の阿修羅に利点を感じる。
自分のような毎日早朝から日が暮れた後も農作業に従事していて、いちいちいろんなサイトを見る時間的余裕・体力的余力がない人間には、現在の阿修羅でも良いと考えます。
Metolaさんの考え方を否定はしませんが、既存の新聞・テレビの大半が歴史的反省をせず、再び大本営発表(米国サイドに立った偏向報道)をしている現在、情報拡散というネットの良さを私はこの阿修羅に見出します。

http://www.asyura2.com/09/idletalk38/msg/834.html#c9
記事 [雑談専用38] 全ての瞬間に何がしたいかと何をなすべきかを考える事
今、自分が何をしたいかと何をなすべきかを考える事
これができれば世の中変わると思います。

こういう事を考えずに決まり切った日常を送る事は奴隷だと思います。

「足るを知る」という考え方は奴隷への誘いだと思います。

「心が貧しき者は幸いなるかな。」は奴隷への勧めです。


http://www.asyura2.com/09/idletalk38/msg/839.html

コメント [音楽3] アメリカン・エレジー 愚民党
01. 愚民党 2010年11月28日 22:37:33: ogcGl0q1DMbpk : DBNdqRiG7c
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●アメリカン・エレジー

アメリカン・エレジーは、1999年4月20日にコロラド州コロンバイ高校で起きた、銃乱射事件の犠牲者のために作曲されました。エレジー(哀歌)と題されていますが、作曲家のフランク・ティケリは事件で生き残った人たちが悲しみを乗り越え、希望を見だしていくことを願い、それを表現したかったと述べています。


2010年11月28日(日) 鎌倉芸術館大ホールにて

鎌倉シティブラス第31回演奏会プログラムパンフレットから

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わたしははじめて生演奏で「アメリカン・エレジー」をいいしれぬ人知れず深い心を悲しみにおいて振動した。

ここで、わたしがひとりで企画し実現する公演の台本の断片を掲載することを、あらかじめ謝罪しておきたい。

わたしは、2011年1月5日、神奈川県藤沢市民会館大ホールにおいて公演を開催する。

題名は「鈴木ヱイ子氏を偲んで」である。

-------------------------------

  2011(平成23)年1月5日「鈴木ヱイ子氏を偲んで」公演のご案内


 拝啓

 本年に入りますます気候は猛烈な暑さと寒さ、一日の朝昼夜の温度差は激しくこれまでの季節とは違い、春と秋がないままに四季の美しい繊細な日本は過去となりました。しかし、わたしたちは日々生きて空気をすい呼吸しております。過酷な季節のなかでも皆様にはご清祥のこととお慶び申しあげます。さてこのたび鎌倉芸能クラブは、来年2011(平成23)年1月5日に「鈴木ヱイ子氏を偲んで」公演を藤沢市民会館大ホールにおきまして開催する運びとなりました。

 鈴木ヱイ子氏とは1994(平成6)年の晩夏、とりふね舞踏舎で出会って以来、地元湘南、東京、京都、海外での公演で舞台を共にしてまいりました。鈴木ヱイ子氏にはまた鎌倉芸能クラブが企画した1996(平成8)年12月の藤沢での「母の木は残った」舞踏公演、2007(平成19)年5月鎌倉での「オルビー動物園物語」公演での舞踏などに出演していただきました。

 遊行寺本堂での「小栗判官と照手姫ー愛の奇蹟」遊行舎公演、藤沢市民会館での「中世悪党伝」遊行舎公演のときなどでは、毎回東京からの出演者が泊まる宿泊所を用意していただき、鈴木ヱイ子氏には大いなるお世話になってまいりました。それら言い尽くせぬ感謝のお返しもできないまま、鈴木ヱイ子氏は本年3月下旬、他界いたしました。わたしが参加させていただいた舞踏も演劇もその舞台は鈴木ヱイ子氏の存在なしにはありえなかったと思っております。

 鈴木ヱイ子氏は仲間たちからでんちゃんと呼ばれてきました。舞踏も演劇も数々の人々の協働と協力によって実現していきます。その中心軸にいつも鈴木ヱイ子氏の存在がありました。「寺山修司の言葉を100年残す」と驀進している演劇実験室◎万有引力の俳優を迎え、また京都からの出演者を迎え、東京で活躍している舞踏者を迎えながら、「鈴木ヱイ子氏を偲んで」公演を開催いたします。来年の正月というお客様におかれましてはご多忙の時期かと思いますが、ぜひ、ご観戦いただきますよう、お願い申し上げます。
                                             敬具

-------------------------------------------


鈴木ヱイ子氏を偲んで

       ●期日=2011年1月5日(水)

         ●藤沢市民会館大ホール
        
     JR・小田急・江ノ電 藤沢駅南口下車徒歩7分(江ノ島方向)

         ●時間=開場18:30
             開演19:00

         
          ●入場無料
    
              ●主催 鎌倉芸能クラブ

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「鈴木ヱイ子氏を偲んで」公演 台本の断片

イラクの劇団、バクダッド・シアターはフセイン政権に弾圧されロンドンに亡命した。1950年代イラク共産党は50万人の党員をもち国内最大の動員数があり、女性閣僚を政権与党に送り出していた。

サッダーム・フセインが大統領に就任する直前の1979年5月(7月に就任)に「バアス党以外の政党の軍との接触禁止に違反した」(実際は一党制の確立が目的と言われる)ということで非合法化され、1989年には7万人の党員が逮捕された。知識人のシンパも多くが教職を失っている。演劇文化の暗黒時代である。

2003年3月、世界二重帝国の逆襲として米英同盟軍がイラクに侵攻する。イラク戦争によってバアス党独裁のフセイン政権は打倒された。その後、イラクの石油はシュルなどの世界的規模石油メジャーによって私物化された。バクダッド・シアターは30年ぶりにバクダッドへ帰還し公演をした。劇団員がそこで見たものは文明の崩壊だった。インフラは全面的に破壊され「千夜一夜物語」を生んだ千年のバクダッド文化は廃墟となっていた。1950年代、1960年代の労働者人民の息吹は虚無の都市へと転倒されていた。死の舞踏、ペストである。かつて「芸術家よ、くたばれ!」と叫んだ「死の教室」カントールの世界こそバクダッドであった。現在の生者は過去の死者に問われている。

大英帝国にとってはイラクとアフガニスタンはかつての植民地だった。第2次世界大戦後の第3世界独立国の登場と発展は、みごとに世界二重帝国の逆襲としての米英同盟軍により壊滅されていった。これが21世紀の幕開けでもあった。文化もまたインフラである。人間の基調生活を支えるインフラは壊滅されていく、これが文明の壊滅として現出した21世紀ゼロ年代でもある。全世界はグローバリゼーションの名のもとにフッラト化されていく。これが異化装置でもあった。演劇とは陰謀であるが、今や陰謀はメリーゴーランドとなって普及している。

二週間のバクダッド滞在からロンドンに帰還したバクダッド・シアターの劇団員は全員、寝込んでしまったという。その後、体を壊し病気になっていった。ここには表現者の21世紀問題が世界同時性として表出している。

石油がないアフガニスタンはもっと悲惨だ。紀元前4世紀、アレクサンドロス大王はこの地を征服し、アレクサンドリアオクシアナと呼ばれる都市を建設した。アレクサンドロス大王軍の末裔こそアフガニスタンの人々、きわめて戦闘的な民族なのである。国の基礎であるインフラは徹頭徹尾壊滅され、粒とされてしまった。人々は飢餓に落とし込められ芸術表現どころではない。

文明崩壊の廃墟の匂いを拡散させながら、すでにグローバルによって包囲されている21世紀問題。表現者はまず生き延びる必要があるが、その方法の模索と人生案内のために、文明批評としての寺山修司演劇論集は現在進行形として実在する。

<文明は滅んでも母死なず、百年たてど母死なず、千年たてど母死なず、万年たてど母死なず> 寺山修司

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http://www.asyura2.com/10/music3/msg/421.html#c1

コメント [お知らせ・管理19] デモ板の新設を希望します。 地には平和を
01. 2010年11月28日 22:47:41: bh6ZMrTIBA
賛成です。
ただし、今回のデモは、要は史上最大級のオフ会だった訳で、ネーミングは、オフ会板とか交流板とか平和的なものを希望します。
時限的な板であれば、デモ板もありだとは思います。
http://www.asyura2.com/10/kanri19/msg/359.html#c1
コメント [口蹄疫・新型インフル02] 緊急【転送・転載大歓迎!】 子宮頸癌予防ワクチン 「最悪の副作用は、接種直後に死亡する可能性があること」と言われたら? 千早@オーストラリア
43. 2010年11月28日 22:48:09: cHR5RgAeKo
皆さん、種痘というワクチンがあったから天然痘が撲滅でき、多くの命が救われたという、明確にして単純な事実を直視しましょう。
http://www.asyura2.com/09/buta02/msg/526.html#c43
記事 [経世済民70] 日本を再発見(人民網日本語版)
産経・読売みたいに反日ばかり煽る日本のマスゴミですが、中国の新聞にこんな記事がありました。

日中の将来を見据えて、偏らない心で報道を見つめたいものです。

人民網日本語版から
http://j.peopledaily.com.cn/94476/7212873.html

(転載開始)

 日本に行ったときの中国人の感覚は、欧米に行ったときとは違う。明らかな「異邦感」は無いし、人々の顔立ちも、文字や礼儀作法も似ている。これらは全て、親しみを感じるポイントとなる。その後、人当たりがよく、細かい気配りができる日本の人々の交流を通じ、この国がとても清潔で秩序があり、安全で安定しており、豊かで現代的であると感じるようになる。そして最後に、私たちはどうしてこのような国に敵対するのだろう?という疑問がわくのだ。「南方人物週刊」が伝えた。

 普通の中国人は、日本に行けば、日本に対する好印象が高まるだろう。その前提として、ほとんどの中国人が日本に対して好印象を持っていないことがある。日本「読売新聞」と中国「瞭望東方週刊」が昨年末に行った中日共同世論調査の結果によると、中国で、「日本を信頼できる」と答えた人は34%、「信頼できない」と答えた人は63%に上った。一方、日本で「中国を信頼できる」と答えた人は28%、「信頼できない」と答えた人は69%に上っている。

 中日両国の国民が相互に持つ悪感情には、歴史的な理由もあれば現在の理由もある。国家利益の対立もあれば、価値感の衝突もある。近代史においては、日本が中国を何度も侵略したことや、日本の歴史問題に対するあいまいな態度が重要な原因となっている。現在においては、ここ数年の中国の経済的な飛躍や、気勢激しく迫る様子が日本に大きなプレッシャーを与えている。さらに両国間には領土争い、毒ギョーザ事件などが発生し、両国国民間の不信任感はますます深まっている。

このような互いの悪感情を消すことは「できない」のか、それとも「消したくない」のかは難しいところだ。たとえば日本は戦争問題について、すでに何度もいろいろな場所で謝罪を行っているが、いつまでたっても中国を含む隣国から満足してもらえないと不平をいい、一方の中国は、日本が戦争の罪を真剣に反省していないといつも批判している。

 もし歴史的な視点を広げれば、中日の交流は数千年にのぼり、敵対の歴史は最近の100年間だけだ。日本は古代、中国から政治、文化、科学技術・生産など多くの知識を学んだ。中国からもたらされたこれらの知識は日本の民族性の一部を形作っている。一方の中国も、思想と社会の現代化プロセスにおいて、一歩先を進む日本からの収穫が非常に多かった。言語学者の統計によると、現代中国語における科学名詞の70%は日本から輸入したものだ。たとえば、「科学」、「民主」、「哲学」、「物理」、「教育」、「社会」などが挙げられる。これらの単語は明治時代、日本の学者が西洋の科学書籍を翻訳した際に漢字を使って作成したものであり、その後、日本に留学した学生たちにより中国にもたらされた。現在、これらの単語はすでに我々の思考の一部と化しており、これらの言葉が頭の中から消えてしまったら、我々は言葉を失なってしまうかもしれない。

 現代的な学科体系の構築においても、日本は中国より先に西洋から学習し、中国にそれを伝える仲介役となった。日本が近代史において中国に対する優位を確立した後、日本のエリートの一部は、文化の上で中国に恩返しをしようとまで考えたという。日本は古代において中国から非常に多くのものを得たからだ。

 恨むことだけでなく、この国は中国が学ぶべきものが非常にたくさんある。歴史的に見ても、現在においてもしかりだ。

 第二次大戦が終わって60年以上経つ今、中国は民族主義の復活により日本が右翼に戻り、拡張主義、軍国主義が復活し、つまり第二次大戦前の日本に舞い戻るのではないかと心配している。一方、ジョークのような話だが、日本のエリートの一部も現在の中国が当時の日本に変貌することを心配している。しかし、日本人の語る理由を聞くと笑ってはいられない。第二次大戦前の日本は、経済・社会の現代化において相当な成果を収め、民族的な自信も高まっており、天皇の権力と軍事政権は、政治的にますます独裁体制を形成していった。経済的に裕福で、政治的に独裁状態の国は最も恐ろしいのだ、、、。

 中華民族の長い歴史において、日本人はいつも近くにいる隣人であり、いつも参考にしてきた。2つの民族間の相互学習、平和友好、戦争被害は、互いの記憶に刻み込まれている。今の世界で、互いの国の人種が地理的・文化的にここまで接近していながら、心理的な距離がここまで離れているという例はなかなか見当たらないだろう。小国(人口と面積的に見て)がひしめくヨーロッパは、政治経済一体化の道をますます着実に歩んでいる。その一方で、文化が似通った東アジア各国が、政治制度、意識、歴史的紛糾などの原因で一体化からまだはるか遠い状態にあることは、非常に残念だ。これは東アジアの悲哀、東アジアの人々の悲哀、東アジアの知恵の悲哀と言える。

 中国にとって日本は、表面上だけよく知る隣人だ。中国人の外国に関する話題のうち、日本に関する話題は大部分を占めている。しかし一方で、民間人の日本に対する理解はまだ浅く、全面的ではない。この「よく知る見知らぬ人」である日本に対し、我々はまず理解からスタートするべきだ。(編集SN)

(転載終了)
http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/275.html

コメント [お知らせ・管理19] 小沢内閣待望論さん、投稿規定の理解が確認できるまで投稿可能数を0にしておきます。 管理人さん
14. metola 2010年11月28日 22:55:21: XbEFO1BzdtcZo : HKT3p741Eg
>>12
該当箇所を、どういう文脈でそう書いたのかわかるように、お得意のコピペでもしたらいかがかな。「新しいスレ」でも建てて。
いずれにせよ、本文とは関係ない投稿は、投稿規約違反。慎みなさい。

http://www.asyura2.com/10/kanri19/msg/351.html#c14
コメント [マスコミ・電通批評11] 渡辺恒雄氏を元部下が提訴 「虚偽の発言で名誉棄損」(共同) サラヴァ
04. 2010年11月28日 22:58:31: g8qLugvLdw
読売新聞には濱本良一論説委員がいるのでナベツネがいなくなれば少しは期待が持てる
解雇されなければ・・・
http://www.asyura2.com/10/hihyo11/msg/250.html#c4
コメント [お知らせ・管理19] デモ板の新設を希望します。 地には平和を
02. metola 2010年11月28日 22:58:38: XbEFO1BzdtcZo : HKT3p741Eg
あほか、そんな名前の板をつくれば、内乱予備罪でしょっぴかれるわ。法律を理解した上で提案しなさい。
http://www.asyura2.com/10/kanri19/msg/359.html#c2
コメント [マスコミ・電通批評11] あなたは最高裁裁判官の名前を知っていますか? 最高裁判事の人事報道、日米で雲泥の差 (牧野洋) pochi
07. 2010年11月28日 23:04:21: cNTQxcUeqA
やっぱり報道機関を国民の味方に躾け直さなければ駄目だってことでしょう。


http://www.asyura2.com/10/hihyo11/msg/255.html#c7

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