49. 2010年9月13日 13:13:33: 7EuF4oMl2Q
江端さんの様に信念を貫く議員は素晴らしい。
俺の選挙区は神奈川4区長島議員だが、未だに旗幟を鮮明にしていない筈。しかし民主党ホームページ議員プロフィール詳細 Who's Whoには「国民の生活が第一」ではなく「クリーン&オープン」をさりげなく掲げているから実際は菅支持を既に決めているのだろう。
江端議員や茨城県1区の福島伸享議員を見習ってほしいよ。
★阿修羅♪ > アーカイブ > 2010年9月 > 13日13時13分 〜 ★阿修羅♪ |
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俺の選挙区は神奈川4区長島議員だが、未だに旗幟を鮮明にしていない筈。しかし民主党ホームページ議員プロフィール詳細 Who's Whoには「国民の生活が第一」ではなく「クリーン&オープン」をさりげなく掲げているから実際は菅支持を既に決めているのだろう。
江端議員や茨城県1区の福島伸享議員を見習ってほしいよ。
でたらめな数字の菅有利で煽って、アホな議員の勝ち馬心理につけ込むことが目的なんだから。(それにしても、こんな作戦に簡単に嵌まる議員が少なくなさそうだとは!)
おそらくサポーター票は、不正がなければネット世論調査に近い数字になるだろう。
http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/784.html#c4
誰かが前原は小沢さんに寝返るなんて言っていたけど、やっぱりありえないよね〜!!
http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/758.html#c35
小沢氏を支持するのなら今後の行動で示しなさいって。
あとは地元の有権者が答えを出してくれるはずだ。
http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/779.html#c9
http://www.data-max.co.jp/2010/09/post_11712.html
◆「小沢ガールズ」をめぐる攻防
菅陣営は小沢ガールズの足止めにも成功した。青木愛氏の不倫報道は代表戦につきもののスキャンダル合戦だろうが、むしろ選挙のイメージ戦略上影響が大きかったのは、 薬害肝炎九州訴訟原告団代表の福田衣里子氏の小沢支持表明が遅れたことだった。
実は、「薬害エイズ問題の解決」を看板にする菅首相は、肝炎訴訟のシンボルである福田氏を取り込んで「薬害の菅」をアピールしようと引き抜き工作を仕掛けた。選挙戦終盤の9月8日、菅首相は難病とされるHTLVウイルスの患者団体と面会した。同ウイルスの感染者は九州に多く、福田氏はその支援活動を行なっている。
菅陣営の仙石官房長官は、福田氏の後援会幹部を通じて患者団体と首相との面会をセットし、福田氏も同席するように要請したのである。その日、菅陣営は緊急集会を行なっており、「小沢ガールズ」の福田氏が菅派集会に参加すれば小沢陣営には大きな打撃だ。
もっとも、菅首相は薬害エイズ以後はそれほど薬害解決に熱心だったわけではない。昨年末の臨時国会で、政府は福田氏が推進した肝炎対策基本法を国会日程の都合で継続審議にしようとしたが、福田氏が当時の小沢幹事長に直訴して制定にこぎつけた経緯がある。 HTLVウイルス対策でも、患者団体が今年春に長妻昭・厚生労働相ら政務3役に面会を働きかけた際には実現しなかった。代表選さなかに菅首相が患者団体と面会したのは明らかに人気取りパフォーマンスといっていい。
「福田さんは自分が小沢支持を表明したらせっかくのHTLV患者団体と首相との面会が実現しないのではないかと苦しみ、面会実現まで中立姿勢をとっていた」
そして菅首相と患者団体との面会に同席した後、福田氏は菅首相の総決起集会には参加しないで小沢支持を表明した。菅陣営は福田氏の寝返り工作には失敗したものの、マスコミの注目度が高い福田氏が代表選序盤から、「薬害対策には菅首相より小沢氏の方が協力的だった」と発言すれば「薬害の菅」のメッキが剥げていた可能性があるだけに、福田氏の小沢支持表明を後半まで足止めした効果は大きい。
(つづく)
【千早正成】
▼「菅続投」なら短命内閣、民主党分裂はない シリーズ一覧
・代表選の陰に「反創価学会宗教団体」の動き(1)
・「小沢ガールズ」をめぐる攻防(2)
・「次の代表選」をにらんだ票集め(3)
・「大臣手形」乱発のツケ(4) 9/13 13時更新(予定)
・小沢「最後の巻き返し」(5) 9/13 15時更新(予定)
さて演説会場の札幌大通りには、時計台そばのおいしい珈琲店でコーヒーを飲んだ後、前の場所をとるため2時まえに会場についた。たくさんの警備員やメディアのカメラが並び、SPも目立ち、道路でNHKの画面で見かけるアナウンサーとすれ違った。私のすわった場所は前から10列目ほどのところで、演説者がよく見える芝生の上であった。暑い陽射しが照りつける中、最終的な人数は1万人を超えたそうである。
周りを見回すと、報道関係者や、割と年配者や女性が多かったようだ。これは平日木曜日の午後であれば当然かも知れない。私は少しためらった後、用意してきたチラシ「小沢真っ白」(壇公善氏作成)を配ってみた。A3に白黒でコピーしたものを150部ばかり配り始めると、あちからこちから、くださいください、と先手観音のような手がにょきにょき出てきて、あっという間になくなってしまった。
そんなこともあったためか、後ろから2人の新聞社の人が私に取材をしたいといってきた。
どこの新聞社ですか、と聞くと「読売新聞」だと答えたので、すかさず「私は読売新聞は嫌いだから答えません」というと、それでもいいですからお願いしますといって質問してきた。
新:誰を応援していますか?
私:もちろん小沢さんですよ。
新:その理由は?
私:いまの危機的な状況を乗り越え「、国民の生活が第一の政治」を断行できるのは小沢さんしかいないからですよ。
新:いつから小沢さんを支持するようになったのですか。
私:昨年の西松事件からです。それまで私は政治にそれほど関心はなかったのですが、あの事件をきっかけに、異常な報道と検察に疑念を抱き、真剣に調べてみたのですよ。そしてわかったのです。あなたたちマスコミは真実を伝えない、検察とマスコミがぐるになって、国民を洗脳しているということが。失礼だが、あなたたちは戦前の大本営放送と同じく、国民を戦争に駆り立てた時とおなじことをしていることが分かったのです。
小沢さんバッシングは我々国民に突き付けられた刃だと思ったから私は小沢さんを応援しているのです。
―ここで若い記者がなにかを言おうとしたが、私のほうは勢いが止まらなくなりつづけた。―
私:いままではインターネットは普及していなかったから、国民は戦後50年以上アメリカの植民地であることを隠されてアメリカ寄りで満足してきた、アメリカに隷属していることをわからせまいとする勢力に洗脳されてきたけれど、今はインターネットコミュニティができて、マスコミの正体に気が付いたのです。マスコミと検察が肩を組腕を組んで有能な政治家を追い落とす役目を果たしていることが分かったのです。たとえばあなたの新聞ではインターネットでの調査では小沢80%管20%の支持率であるのにそれを発表せず、その反対のことを書いているでしょう。・・・・・・
新:ここに来たのはグループで参加しているのですか。
私: いえ。私一人できました。いや、夫が運転手としてきて、どこらかにいるはずですがね。
私のブログ仲間がこの情報を教えてくれたので来たのです。
新:小沢さんに会ったことがあるのですか。小沢さんの性格についてはどう思いますか。
私:小沢さんに会ったことはありません。これが初めてです。小沢氏について、剛腕だ、なんだかんだといわれていますが、小沢さんの性格がよくかったのは、この選挙戦で彼がテレビに出て政策を語る姿を見、言葉を聞いて彼の人格がかなりわかりました。だから私はこの代表選挙に彼が出たことはとてもよかった、と思っています。たとえ、万が一、彼が負けたとしても、彼の人柄と政策の正しさが彼の生の言葉で表明されたのを聞いた国民は彼を支持するし、マスゴミ検察の洗脳から覚めるきっかけになるだろうから、本当に良かったと思っています。小沢さんは人格政治のビジョンともに、100年に一度、150年に一度の偉大な政治家だと思いますよ。
TBSやNHKなどで、非常に無礼な司会者が小沢さんに質問していますが、小沢さんは淡々と答えていますね。私はこのような姿を見た国民は、今後正しい選択をすると信じます。
このようなことをまくし立てたわたしの毒気に充てられたのか彼らは退散した。
どうせ私が言ったことなんか書きやしないとわかっていたが、どんなふうに捏造するのか何も書かないのか調べるために10日の朝の読売新聞をコンビニで買い、見てみたがこの演説会の記事自体が、『北海道新聞』と比べても小さくしか出ておらず、私の取材は全く記事になっていなかった。やれやれ。しかし若い記者が、私のような意見をしっかりと心にとめてくれることを期待しよう。
その後3時15分前ごろには、誰か個人か、もしくは小沢候補者のスタッフの手になるものかわからないが、本格的裏表のA3のカラー新聞「小沢真っ白」が配られ、私も一枚もらった。後々また利用したいと思う。
演説会が始まる前小沢さんの姿が見えると、前のほうにいる私は、率先して小沢コールを発声した。
近くの人々が10人くらい同調してくれた。小沢さんの演説中、所々で、拍手と小沢コールが起こり(おこし)、後ろからも小沢コールが上がった。怒涛のような合唱コールにはならなかったが。
小沢さんが演説中、管直人が自分の応援でもないのに、手を振り笑顔を振りまいてカメラに向かって演技していたが、下手な役者ぶりにあきれ返り、見ているこちらの方が恥ずかしくなった。
4:30シェラトンホテルでの「小沢候補を囲む会」には、800人以上が参加し、2階の会場は満員であった。
田中真紀子さんが応援演説をした。小沢さんは「戦後軍部の官僚は処刑され排除されたが、そのほかの官僚は生き残っている、そのことが一番の問題なのだ」と静かに語られた。かれは同志鈴木宗男氏に襲いかかた極悪非道の役人どもを思い浮かべていたのかもしれない。
まだ戦時体制のままなのだ。本質的なことは何も変わっていない。
彼は敵を知っている。私たちは彼を見守り、彼とともに戦わなければならない。
樽床氏が「小沢さんは明治維新の西郷さんと大久保さんを尊敬しているようですが、私は小沢さんは大久保さんのようになってほしいと思います」といったが、その心は「死なずに生き延びよ」という意味と受け止めた。
http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/754.html#c69
9月1日の日本記者クラブ主催の記者会見で、検事総長が小沢氏有罪の証拠はないと言っている。
村木厚子さん冤罪事件で、大恥かいて国民の非難轟々で威信を失った検察。
検察審査会は裁判所の管轄だが検察と裁判所の間には意思疎通の機能がある。
裁判所は検察が何の証拠も無いと言っている事件を起訴してどうする?
公判を維持できないだろ?「裁判所管轄の検審」が起訴して「裁判所」が公判維持が出来なくて無罪を言い渡す。こんな茶番劇小学生でも演じないぜ。
仙谷、枝野、千葉の北朝鮮エージェント応援団の工作員としては小沢総理を阻止したいのは判るが、願いかなわずってところだな。
参議院で創価公明党と連携して外国人参政権、北朝鮮と国交正常化を推進しようという算段だったのだろうが水泡と化した。
小沢政権は、北朝鮮エージェントを完全排除して日本国再生に邁進するべし。
http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/748.html#c14
側近秘書氏とは、党員、サポーター票名簿は完全非公開であるため、マスゴミ調査の7:3などは(サンプルに基づかない数字のため)まったく信頼性は無いということで意見が一致した。またこれまでのマスゴミ報道は異常であることも意見が一致した。選挙管理委員会があるため(不正防止策の対処は)直接タッチ出来ないので(選挙委員長の)小平氏または選管に言うと良い。(状況証拠を鑑みると)不正の懸念については皆さんにもあちこちで発信してもらいたいとのこと。(不正に対する牽制と懸念の声が選管に伝わり慎重な防止策を取るだろうと言う意味)川内議員秘書氏にも同様の懸念と不正防止の対処を要請した。
民主党窓口は立場上、不正の懸念について見解を言えないのは当然なので、秘書事務所と同様懸念の詳細を伝え徹底した防止策を講じるよう強く要請した。同時に、代表戦絡みと思われる開票スタッフ募集をかけた小泉政権時代の人脈に通じる怪しげな人材派遣会社を念のため再点検するように要請した。これについては窓口は当然ながらまったく知らなかったようでうろたえていた。場合によったら防止策を万全にするため開票日を延期することも考慮するよう要請した。以上の懸念と要請はメモ送りで選管に伝えるとのこと。
なお、窓口も党員、サポーター票名簿は完全非公開であるため支持率調査は出来ないはずだとの認識であった。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20100913-00000329-fnn-pol
沖縄の名護市議会議員選挙で、稲嶺市長派が過半数となったことについて、政府と自民党からさまざまな反応が聞かれた。
仙谷官房長官は「名護市民の民意の表れの1つとして、虚心に受け止めたいと考えております。われわれとしては、地元のご理解をいただけるような、そういう従来からの説明とお願いと説得ということを続けていくしかないと思っています」と述べた。
北沢防衛相は「今までの既定の方針を変更するということはありませんけれど、民意が表れた以上、よりいっそう丁寧に説明をしたいと」と述べた。
自民党の石破政調会長は「苦心に苦心を重ねてきたことを、あまり考えもせずにひっくり返した。その鳩山さんの責任は大きいし、また小沢さんも、代表選挙においてその可能性に言及しておられる、そういうことの影響は非常に大きいと思います」と述べた。
一応の強硬姿勢を貫いているからな。
もし、これが小沢だったら中国に土下座して謝るだろうと寒気がする日本人が多かろう。
http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/785.html#c6
オフイス・マツナガ (officematsunaga) on Twitter
# オフイス・マツナガの最終調査集計は、菅550P 小沢570P 不明104P(国会議員64P 地方、党員・サポーター40P)。なお、隠れ小沢(小沢に投票するが、取材には菅と答える24P)をカウント。党員・サポーターの組織票はカウント不能。 about 4 hours ago webから
# マーケットでは、小沢一郎氏が選ばれた場合、為替介入期待などが高まる。菅氏続投で円高進行。12日のNHK調査は、菅650、小沢488。大差で菅氏続投が決まれば、「政策期待できず、円高、株安を警戒。、マーケットでは、3:2で期待値も込めて小沢氏優勢とみる向きが多い」(大手証券) about 4 hours ago webから
# オフイス・マツナガのブログ!(現役雑誌記者によるブログ日記!) : マーケットでは3:2で期待値も込めて小沢氏優勢。「本日のマーケット」 http://officematsunaga.livedoor.biz/archives/51092874.html about 4 hours ago livedoor Blogから
# 隠れ小沢リストで、さらにもめる。別から34人説。・・・こうなったら、68P、つまり上下ふれいれて。136pもかわってくる。こうなったら、調査統計の意味なくなる。「おまわら、給料返納せよ!」とチャットしてみる。 about 9 hours ago webから
# 隠れ小沢リストで、もめる・・IRC。うちは、24P(12人・本人取材済)を計上したが、これに疑念の声。「そんな計算されたら、統計にならない」。ま、24Pも移動すると、マイナス24 プラス24だから、48Pもかわってくる。こういう時に調査室の限界感じる。オイラもよーわからん。 about 9 hours ago webから
# なんで、隠れ小沢がでるのか?「だって、記者さんに『政治とカネ』と毎日虐められるから」は隠れ小沢の一人・笑。 約11時間前 webから
# 結論:「ほんとうはよーわからん。だが、どうしても小沢不利とマスコミは報じたいみたいだな。しかし、小沢陣営は、これだけマスコミにバッシングされ、毎日、少しづつ票が減っていった。このまま負ければ、仙谷はヨーゼフ・ゲッベルスをこえたことになる。ここ記者は取材するとおもしろい」ボス談。 約11時間前 webから
# 某オフイス・マツナガの最終調査のポイント:隠れ小沢24Pを小沢とカウント。態度不明の多数が小沢と推計。一番計算しにくい党員・サポーター票は、02年、昨年のサンプリングから世論調査ほど大差なしと判断。 約11時間前 webから
# 某オフイスマツナガ序盤調査(推定投票動向調査)9月3日時点で集計:小沢784〜 菅440〜。ここでは、国会議員小沢280〜 菅130〜。地方 小沢40〜 菅60〜。党員 小沢180〜 菅120〜。と試算していた。 約11時間前 webから
# 某オフイスマツナガ調査 菅550P 小沢570P 不明104P(国会議員64P 地方、党員・サポーター40P)。なお、隠れ小沢(小沢に投票するが、取材には菅と答える24P)をカウント。党員・サポーターの組織票はカウント不能。NHK調査より、朝日調査の方が当方に近い。 約11時間前 webから
# minorucchu 某国営放送局が、菅650、小沢488の読みを出した。162ポイント差。 約22時間前 Keitai Webから officematsunagaと9人がリツイート
http://twitter.com/officematsunaga
http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/784.html#c7
真実を訴える行動は本当に感動を引き起こすものだと改めて感じました。
私もまずA4用紙一枚に「両面印刷」して、まず100枚を最寄りの駅等で配布するところから始めようと思います。
当初ためらっていましたが、永田町伝聞の新恭さんもお墨付きを与えました。
http://ameblo.jp/aratakyo/entry-10637063266.html
★全国の人が例え10枚(10部)ずつでも印刷して配布活動しませんか。
日本全国からの行動となれば、大変な力になるでしょう。
対象はネットに触れられないテレビ、新聞しか見れない人です。
http://www.the-journal.jp/contents/futami/2010/09/post_27.html
マスコミの「挙国一致」「一糸乱れぬ」非難・中傷の嵐の中を、悠然と行く改革の闘士、小沢一郎と「コロコロと総理を変えるのはおかしい」という「世論」を作り出して、マスコミが総力を挙げて支援する菅総理との死闘は、明日14日に終わる。形の上では、小沢vs菅だが、実体は違う。本質は改革を忌避するマスコミや旧勢力と小沢との代理戦争である。
7月の参議院選挙で民主党は惨敗した。これは、44議席しか取れなかったという次元の問題ではない。民主党にとって、「改革」を進めるためには、参院選は最低でも54議席を獲らなければならない選挙だった。だからこそ、支持率を回復し、参院選を勝つために、鳩山総理、小沢幹事長は屈辱的な辞任をした。小沢にとっては、「政治とカネ」を理由に辞任することには――党首選に関連してのマスコミ各社のインタービュー等で、検察の捏造であることが、改めて明らかになったが――「完全シロ」であるだけに、心情は複雑だったと思うが、私情を捨て、過半数獲得を最優先した。6月中旬、小沢は「これで 60議席は獲れる」と、「V字回復」を喜んだ。
にもかかわらず、菅総理は、党のマニフェストに違反する「消費税増税」を唐突に「公約」し、仙谷官房長官、野田財務相、枝野幹事長、前原国交相、玄葉政調会長など政権与党の幹部はそれに同調した。参院で過半数を占められない「ねじれ国会」は、民主党が衆議院で過半数を占めても、今後、少なくとも6年間、或いは9ないし12年間続くことになる。「改革」が遅れるのだ。否、「政治主導」はホゴにされるのだ。それどころか、次の総選挙で民主党が敗れれば、「改革」は不可能になるのである。この責任は重大である。本来であれば、菅総理は、代表選に出る資格はなかったのだ。
石原自民党幹事長は「政策的には菅さんと近いが、ばらまきをやる限りはダメだ。『日本の財政には漫然と構えている余裕はない』という認識があるなら、抱きつかれてもいい」と述べている。要するに、菅総理の政策は小泉・竹中路線に近いのだから、マニフェストを骨抜きにし、消費税増税をしようではないか、という呼びかけである。16年前の自社さ大連立の「夢よ、再び」を目論んでいるのであろう。
小沢政権では、自民党はちょっかいを出せない。民主党の改革路線は、いばらの道ではあるが、着実に進むだろう。菅総理続投の場合は、自民党と手を結び、ポストや影響力を残したい現幹部が権力亡者になるだろう。しかし、小沢と小沢の理念・政策を支持した議員の厳しい目が光っている限り、自民党に操を売るのは簡単ではない。
脳学者の茂木健一郎さんは、ツイッターで「(@ozekihiroshi)菅直人氏の記者会見を見ていたら『何だ、この程度なら俺でも絶対に務まる』と考えた人も多かったのではないか。一方、小沢さんはというと、一国の総理になり、国を良くしようと志すとはこれほどまでに覚悟のいることか、到底出来ることではないと、多くの人が感じたのではないかと思った」というつぶやきを紹介していた。私もテレビでの討論会など見ながら、「菅直人は、所詮、野党の論客だな。地方分権や、国家像、社会像、現下の経済問題などについては、はっきりせず、小沢とは格が違う。マスコミのネガティブ・キャンペーンがなければ小沢の圧勝だ」と感じた。「小沢の話を聞いて、初めて、民主党の目指す改革が深く理解出来た」人も多いのではないだろうか。
1933年、ヒットラーの登場。1941年、日本の太平洋戦争突入。1970年、アメリカのベトナム戦争。2003年、イラク戦争。これらはすべて「世論の圧倒的支持」受けていた。その「世論」はすべて、マスコミが煽って作り出したものだ。朝日新聞、読売新聞、毎日新聞は、太平洋戦争に関しては、軍部と共同正犯である。にもかかわらず、戦後65年経っても、なんらの謝罪もない。無責任を通り越して、「破廉恥」である。
「世論」は大事だ。しかし「世論」は必ずしもつねに「正義」ではない。また、「世論」は決して責任は取らない。支持者が「右といえば右」では議員なんか誰でも務まる、無責任な、気楽な「商売」だ。
党首選は「政治主導」か「霞ヶ関に屈服し、『第二自民党』という安易な道にのめり込む」か、を決める選挙である。小沢一郎は、次の若い世代に、新しい国を引き渡すために「自分の命」を投げ出しているのだ。「西郷は大きく叩けば、大きく響く。小さく叩けば小さく響く」と評したのは坂本竜馬だったと思うが、政治家は、自分の小さな器量を脱皮して、日本の未来、子や孫のために判断すべきではないだろうか。この期に及んで「迷っている」議員は、現在と近未来の自分のポストだけを見るのではなく、50年後、100年後を見て、判断すべきである。
小沢一郎は、やはり、真のリーダーである。
投稿者: 二見伸明 日時: 2010年9月13日 13:31 | パーマリンク
http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/792.html
小沢支持の事務所が白票をとりまとめたという例の誤報で布石は打たれている。
メディアの見出しで、小沢氏側に不正があったようなと、国民はすでに刷り込まれている。(大きな嘘と小さな訂正という手法で)
http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/784.html#c9
国会議員票では、小沢前幹事長が約370ポイントを固めたのに対して、菅首相は約360ポイントを固め、激しく競り合っている。一方、すでに投票が締め切られている300ポイントの党員・サポーター票と100ポイントの地方議員票では、菅首相が優位に立っていて、両陣営からは約100ポイントの差がついているとの見方も出ている。その結果、全体では菅首相が依然、優勢を保っている。今後は、まだ態度が流動的な約50人の議員、100ポイントの行方が焦点で、ギリギリの攻防が続いている。
また、菅首相は、仮に代表選に勝利した場合、本格的な内閣改造と党役員人事に着手する方針。菅首相は来週、アメリカ・ニューヨークで開かれる国連総会に出席するため、今週中にも人事を終わらせたい考えだが、党内の協力体制をどのように築くかが焦点。
http://www.news24.jp/articles/2010/09/13/04166606.html#
http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/793.html
現在、菅支持派陣営が、スキャンダル作戦、「紙爆弾」作戦、人事餌作戦、・・・悉く失敗、唯一頼りにしている論法ですね。お疲れ様です。
ではお聞きしますが、今の今迄「総理大臣をころころ変えるのはよくない」と語っていた野党やマスコミが、何を根拠に総辞職や解散を迫れるのでしょうか?
そもそも野党、とりわけ最大野党自民党は、政権奪取が至上命題です。小沢代表なら協力を拒み、菅代表なら協力に吝かでないと、代表選直前の今、それを語る意味は、・・・貴方には想像できませんか?ああそうですか、できないんですか。では、教えて差し上げましょう。
それはね、戦い易い相手に代表になって欲しいのですよ。戦い難い相手に代表になられては、また政権奪取の悲願実現は遠退きますからね。お解かりになられましたか?ああそうですか、それはよかった。
少なくとも参議院選挙までは非常に勢いのあっみんなの党も、党勢拡大のためには、何かと話題の尽きない、いつでも注目されて政治の中心にいる小沢氏が代表になられては、みんなの党の存在が霞んでしまいのすからね。
何れの菅氏待望宣言は、翻ってそれぞれの立場を見てみれば、それそれの党が現在のメディアから取り残された窮状を語っているのですよ。
「世論調査の菅氏支持率に従って菅氏に投票しなければ、覚悟しとけ!」とでも言いたげな前原大臣は、それを言ってしまったら、大衆迎合政治、全体主義政治になっちゃう鴨?位のことは解っていて、それでも小沢氏が代表になられたのでは、今まで散々小沢氏批判をしてきたので、何時粛清の憂き目に遭うか恐くて恐くて仕方が無いんでしょうね。お気の毒です。しかし、小沢氏の度量は、お近くにいる仙谷氏や菅氏のように虱の度量のように小さくはありませんよ。小沢氏には前回の代表選後の実績にあるように、小沢氏は、仙谷氏や菅氏、前原氏が取った「脱小沢」の狭量な排除の論理は、採りませんよ。とは言っても、それそれの想像の範囲は、ご自身が取られてきた行動の範囲に引き付けられますから「自分はああしたから彼だってそうする」みたいになって、やっぱり恐いんでしょうね。でもね、それは自業自得というものです。
http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/767.html#c20
首相にふさわしいのは 小沢 44.6
菅 55.4
有効な経済対策を打てるのは 小沢 57.6
菅 42.4 14時頃
うーん 微妙な差ですね。
皆さんも投票しませんか?
ジャンル→調査アンケート
まさか「小沢は悪の総合商社だ!」と叫ぶだけなら、誰でもできる。
そんな時間をムダにしないで「司法改革」「地域主権」「福祉国家への道筋」
とか、政策論争してやりあえばいいんだよ。
与党だった自民党議員は民主党より企業献金もらっている。(10倍とか)
西松献金では、自民のN,O.Mの名前出てきたよ。だから怪しい贈収賄の疑惑を描きやすいのではないですか。
小沢さんは1年前は、野党だったんですよ。
http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/638.html#c70
参院選でぼろ負けしても、何の責任も取らないわけだ!
その上、怪文書をばらまいたり、党の機密資料をマスゴミに渡したり、一年生議員を恫喝したりやりたい放題。
それでも、クリーンでオープンなんだってさ!
http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/791.html#c1
本当にお疲れ様でした。感動しました。東京から札幌まで車での行程とても小生にはできません。それだらなお感動と感謝です。
明日の今頃、小沢総理誕生の知らせを聞き、バンザイをしたいですね。ところがいま日テレ系で菅総理勝利のニュースを流しております。くやしい。しかしまだ負けたわけではない。恐らく最後の抵抗をしているのではないか。
その証拠に菅さんのHP応援議員はまだ131名です。確実に確保したなら名前と写真を掲載するのではないか。まだ、小生はマスコミの捏造を疑っている。
皆さん最後までガンバリましょう。さきほど10時過ぎに小平選挙管理委員長事務所に不正管理の依頼の電話をしました。(03-3508-7261です。)
http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/754.html#c71
国の総理大臣が被告人席に座るのだから、関係する検事総長が証人席に座ること位何の障害もないのではないか。
この2年間、事あるごとに政治と金を政略に利用し続ける野党に加え、今回の代表選はこともあろうに、現職閣僚・総理大臣までも野党やメディアの論調に合わせ、この論拠のないおぞましい言葉を公共の電波を使い全国民に向け平気で口にする。それを後押しする理性のかけらもないマスメディア。
これで子供のイジメ問題とか、日本人の将来がどうだの優しさがどうだの言えるのだろうか。
小沢総理なら国会ストップは火を見るより明らかなら、この際、国会をストップさせるくらいの大掃除を断行しないと戦後民主主義はおろか戦前戦中の恐慌政治にも劣る利権まみれの官僚支配の政治・社会状況がこの後もづーーーと、続くであろう。
余りにも偏向的投稿は、嫌気がさす。
http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/793.html#c1
いわく
「小沢は有罪になるぞ」
「反マスコミの小沢を支持したらマスコミの敵になるぞ」
「支持率に反し小沢を支持したら選挙に落ちるぞ」
大手マスゴミよおまえらの行動は異常だ
かならず後世「歴史の審判」が下されるだろう
http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/711.html#c18
今頃は「本当に正確なのか?」と青くなりだしてるかもしれない。「言い訳」を必死で考えている新聞社もあるかもしれない。「その時はその時よ」と開き直ったテレビ局がすでにあるかもしれない。どっちにしてもあと一日とちょっとで判明する。
他人事ながら、世論調査という伝家の宝刀に誰も恐れを抱かなくなったとしたら、いったいメディアは何を使って「国民の目と耳」を繋ぎとめる気なのか?
http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/794.html
小沢は国民から毛嫌いされているから頷けるけどね。
菅総理でもいいんだが、ガンの仙谷だけは更迭してほしい。
菅支持者の世論も「やっぱり菅ではダメだった」といづれ叩くはず。
ヒットラーは「大衆は女である」と見くびった。
(女はだまされやすい)世論もまたしかりだ〜
http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/736.html#c16
「政治の時計の針を少しでも前に進める判断として、小沢さんへの投票を決断させていただいた」
ちょっとづつでも構いません。大きな船の方向転換に時間がかかることは国民も承知しています。民主党が確実に与党である「3年間でできること」、「もう一度国民の審判をいただかないとできないこと(例えば、憲法改正など)」を峻別して、国の議員でなければできない大きな目標をもって今後ともご活躍ください。
http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/779.html#c13
では何故、RDD調査方式が本当の世論を抽出できないのか?
「世論調査」を研究する第一人者:松本正生・埼玉大学教授は、今年の3月の段階で次のように解説しています。
『どこにも存在しない「世論」を乱発する新聞・テレビ「世論調査」報道の欺瞞』
(SAPIO 2010年3月10日号掲載)
マスコミは頻繁に世論調査を行ない、その結果をもとに「これが世論だ」と主張する。だが、そのようにしてマスコミがつくる「世論」は本当の世論なのだろうか。埼玉大学教授で、同大学社会調査研究センター長の松本正生氏が論じる。
◆「世論調査」報道の欺瞞
http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/sapio-20100322-01/1.htm
2月4日、民主党の小沢一郎幹事長の不起訴処分が決まると、全国紙や通信社などは5日、6日、いっせいに鳩山内閣の支持率、小沢幹事長の辞任の必要性などについて世論調査を行ない、7日付朝刊の一面トップでその結果を発表した(一部は1日遅れで調査)。
例えば朝日新聞は、内閣発足後初めて不支持率(45%)が支持率(41%)を上回ったことを見出しに打っている。また、読売新聞は「小沢氏は幹事長を辞任すべきだ」と答えた人の割合が74%に達したことを大きく伝えている。数字に多少の違いはあるものの、国民の多数が鳩山内閣にノーをつきつけ、小沢幹事長に強く辞任を迫っているように報道している点は同じだ。
だが、そのような新聞の報道する世論を、ありのままの世論と受け止めていいのだろうか。
こんな例がある。かつての「麻生人気」報道である。麻生太郎氏は2008年9月に自民党総裁、そして首相に就任する前後、新聞、テレビが頻繁に行なった「次の総裁(首相)にふさわしい人」調査で、自民党や民主党の有力者を抑えてトップに立った。漫画好きであることなどから、特に若者や無党派層の間で人気が高いという報道が繰り返し行なわれた。
「世論は麻生を支持している」というこうしたマスコミ報道に引きずられ、麻生氏が小派閥の長にすぎなかったにもかかわらず、「選挙に勝てる総裁」として自民党内に麻生支持が広まり、実際の総裁選では与謝野馨氏ら他の4人の候補を圧倒した。
だが、発足当初50%程度あった内閣支持率はあっという間に低下し、翌年2月には10%台前半という、いわゆる「危険水域」をも下回るほど低水準に落ちた。そして、8月の総選挙では自民党は大惨敗を喫した。
世論調査の結果に基づき、これが世論だとしてマスコミが盛んに報道した「麻生人気」。自民党は結局、世論調査に完敗したのである。
なぜ、このようなことが起きるのか。理由のひとつに世論調査の回数の問題がある。
◆「世論」に反映されにくい「沈黙する多数派」の声
http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/sapio-20100322-01/2.htm
国民人気の高い小泉純一郎氏が01年に自民党総裁、首相に就任して以降、自民党に限らず民主党もマスコミの世論調査報道に大きく影響され、総裁や代表を決めるようになっている。
ちょうどその頃から世論調査の回数が増え、政局が動くたびに世論調査が行なわれるようになった。以前は各社とも年に5、6回だったが、05年の小泉郵政解散選挙の際、朝日新聞は1か月足らずの間に実に8回も世論調査を行ない、去年9月の鳩山内閣発足以降でも、読売新聞は今年2月の調査までで8回の世論調査を行なっている。このように頻繁に世論調査が行なわれるので、政治の側が世論調査の結果を重視せざるを得なくなっている。
世論調査が頻繁に行なわれるようになった背景には、調査方法の変化がある。
10年以上前までは主に調査員が調査対象者を戸別訪問して行なう「面接調査」方式が採用されていたが、現在は「RDD(Random Digit Dialing)」方式が主流となっている。これはコンピュータがランダムに数字を組み合わせて作成した番号にオペレーターが電話をかけて回答を得るという方法で、これまでと違い、マンションのオートロックやインターホンの壁を乗り越えて対象者にアプローチできるようになったうえに、調査にかかるコストや時間も大幅に減少した。そのため「今すぐ調査をしたい」という無理な注文に対応することが可能になり、乱発されるようになった。
「麻生人気」が実態以上に喧伝され、自民党がそれに引きずられてしまった理由もそこにある。
私は調査会社が実施している世論調査の現場で、対象者とオペレーターの電話での会話をモニタリングしたことがあるが、とにかく回答が早いことに驚いた。選択肢が4つあったとしても、2つ目を読み上げる頃にはもう回答が返ってくる。対象者には早く終わらせたいという気持ちがあり、オペレーターが長文の質問文を読み上げていたら、途中で電話を切られかねない。いきおい、質問文も選択肢も極めてシンプルになるので、当然のことながら、ざっくりとした調査しかできなくなる。
「サイレント・マジョリティ」である一般の人はふだんから内閣を支持する、支持しないなどと考えているわけではなく、質問されて初めて考える。しかも、早く調査を終えてしまいたいという心理から、熟考することなく反射的に「イエス」「ノー」と答える傾向が強いのだろう。
それを如実に物語るデータがある。
http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/sapio-20100322-01/3.htm
中曽根内閣時代(82〜87年)、竹下内閣時代(87〜89年)に面接調査で行なわれた内閣支持率の世論調査では、朝日の「わからない・答えない」の割合はそれぞれ平均で26%、25%、毎日の「関心がない」「わからない・答えない」を合計した割合は平均でそれぞれ34%、44%もあった。それに対して、冒頭で紹介した直近の鳩山内閣の世論調査の場合、内閣支持率に関しては「わからない・答えない」などの割合は多くの社で14%程度に過ぎない。
明らかにイエス、ノーの答えの割合が増加している。これはもちろん、「サイレント・マジョリティ」が、積極的に自分の意見を表明する「ノイジー・マジョリティ」と化したからではない。
「重ね聞き」「言い回し」による回答結果への影響もある。
たとえば内閣支持率調査で「支持しますか、支持しませんか」という質問に「わからない」などと答えた回答者に、再度「あえて言えばどちらですか」と聞くのが「重ね聞き」だ。これを積極的に行なえば、必然的に支持率、不支持率の数字は高くなる。また、質問文の「言い回し」が回答に影響を与えることがある。例えば、内閣改造時の世論調査で、単に「〜内閣」と言って支持、不支持を聞く場合よりも「〜改造%煌t」と言って聞く方が支持率は高く出る。「改造」という言葉のプラスイメージに回答者が影響されるからだ。
この「重ね聞き」や「言い回し」の影響が大きく出たと思われるのが、08年8月にマスコミ各社が行なった福田内閣に対する緊急世論調査だ。「同じ時期」に「同じ調査手法」で実施されたにもかかわらず、新聞大手3紙と日経で、支持率が24%から 41%まで大きな開きが出たのである。もっとも低かったのは朝日で、高かったのが読売である。専門家の間では「世論調査の信頼性の危機」と言われたほどだ。
実は、朝日、毎日が「重ね聞き」を行なってこなかったのに対し、読売、日経は行なってきた。また、他の新聞と違い、読売だけは「福田改造%煌t」という言葉を使って支持、不支持を質問していた。
また、RDDは20代の若者、特に男性の意見を掬い上げにくい。若者層は固定電話を持っていない割合が高いためアプローチしにくいからだ。全有権者中20 代が占める割合は約14%だが、今の世論調査の回答者に占める20代の割合は5%程度と3分の1ほどに過ぎないことが多い。そもそも若者層は他の世代に比べて「わからない・答えない」の比率が高くなるのが普通だが、その若者の世論が反映されにくいため、余計にイエス、ノー比率が高くなってしまうのである。
◆賞味期限を迎えた「世論調査民主主義」
http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/sapio-20100322-01/4.htm
このようにRDD方式で出た世論調査結果、それに基づいてマスコミが喧伝する世論は、実際の世論よりも誇張されて報道される傾向がある。そう考えると、2月の世論調査結果とそれを受けたマスコミ報道ほど、世の中の人々は鳩山内閣や小沢幹事長に強い批判を抱いているわけではないという可能性もある。
小泉内閣以降はマスコミが報道する世論が政治、政局を動かし、首相をつくるのは世論だとすら言われてきた。選挙に関する世論調査の結果が、実際の投票行動に影響を与えることもある。世論調査の結果をもとに、ある候補、ある政党が有利と報道されると、勝ち馬に乗る投票者が増える「勝ち馬効果」が生まれるのである。
忘れてほしくないのは、民意の動向を探る世論調査はレファレンダム(国民投票)の代用品ではあるが、あくまでもシミュレーションである、ということだ。今の世論調査は、そのときどきの人々の反応を映し出しているだけに過ぎない。私はそれを「お返事世論」と呼んでいるが、「内閣改造がありましたがどうですか?」と呼びかけたら、「いいんじゃない」と軽い返事が返ってくるだけだ。
にもかかわらず、世論調査の結果が政治の行方を左右したり、選挙への流れを決したりしたら、議会や選挙の存在意義が危うくなるといわざるを得ない。シミュレーションが現実を動かす力を持つならば、その力を封じ込める必要があるだろう。
だが、こうした「お返事世論」にも若干の変化が起きている。
例えば、去年5月に民主党代表選が行なわれる前、マスコミは世論調査を行ない、その結果から「岡田克也氏圧倒的優位」と報道した。従来ならば、その世論に影響されて民主党内が岡田氏支持に傾くはずだった。ところが、結果は鳩山氏が勝利した。政治が世論を裏切ったわけである。
では、この裏切りを世論はどう見たかといえば、意外にもそれほど気にかけなかったようだ。
代表選の直前までは岡田氏と鳩山氏のどちらがいいかと聞かれ、岡田氏を挙げる人があれほど多かったにもかかわらず、それからわずか2、3日後の世論調査で「次の首相は麻生氏と鳩山氏のどちらが良いか」と問われると、今度は鳩山氏が圧勝したのである。世論調査を多用するマスコミの側も問題だが、答える世論の側の衒いのなさも想像を超えるようになってきた。
原因は、あまりに頻繁に行なわれる世論調査に国民も食傷気味になってきたからではないだろうか。そう考えると、「世論調査政局」や「世論調査民主主義」もそろそろ賞味期限を迎えたと言えるかもしれない。(談)
松本教授は、“魔窟”の「日本記者クラブ」に招かれて、2回の講演と質疑応答をしています。
http://www.jnpc.or.jp/index.html
興味のある方は是非
『世論調査へのエール』(2009.09.03)
http://www.jnpc.or.jp/cgi-bin/pb/pdf.php?id=417
世論調査で見る参院選−続・世論調査へのエール−(2010.07.15)
http://www.jnpc.or.jp/cgi-bin/pb/pdf.php?id=461
※「エール」とは、弄ばれた「世論調査」に対する憐憫と実施者(マスコミ)への皮肉とお察しあれ
http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/795.html
悪平等を拒絶する自立した弛まぬ克己心に裏打ちされた”敬天愛人・共生協和”の慈愛にみちた社会
天皇陛下が希求され、小沢氏鳩山氏も理想と掲げた日本らしい社会をとりもどすため
戦後日本の支配者アメリカのくびきを断ち切り、幾多の屍を乗り越えながら、日本をとりもどす厳しい歩みを始めよう
千代に八千代に細石の巌となりて苔のむすまで・・・今は瓦礫の山でも長い年月をかけ強固な岩盤となり命をはぐくむようになる
http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/779.html#c14
事実上は、電通の指示で、日本テレビ制作の番組。
朝日と毎日が、小沢バッシングで先行して、読売とフジ産経は、
焦っている。
01さん朝日新聞は、断罪です。
01>>
要するに、朝日新聞が大阪地検とグルになって、事件をでっち上げていたわけw
、
http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/757.html#c13
でその創価・公明はどっちが総理になることを望んでいるのだろう?
私の周りは妄想ではなく、確実に統一と創価の半島勢力に抑えられて
しまっているのを感じる。
国会議員には日本のために慎重な選択をお願いする。
http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/767.html#c21
民主主義国家の現職官房長官に相応しい見識・良識・公正さを求めたい。
幾ら政争と謂えども、権謀術数が目に付き過ぎる。公正さを求める国民が多く居る事を忘れないで欲しい。
でも、明日に為れば、ゴマメノ歯ぎしり。
http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/784.html#c10
中身の空っぽさでは、空缶レベル。
前原は、ぺテンと嘘は上手いが、人徳は、ゼロ。
早く、政界から消えてくれ!
http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/758.html#c37
↓だけで類推は出来ませんが、こういう事実があります。秘書の選挙違反で辞職をした五島正規氏以外、仙谷由人、枝野幸男ら菅陣営のそうそうたるメンバーです。
「台湾ロビー」本澤二郎著 データハウス刊行 p38
=引用開始=
中華週報はまた、民主党訪台議員団の名簿も明らかにしている。メンバーは池田元久、仙谷由人、枝野幸男、五島正規、安住淳の五人である。
=引用終了=
また、菅直人首相が隠そうとする台湾ロビー石原慎太郎都知事との関係記事↓
「菅直人と石原慎太郎を結ぶ点と線」
http://ameblo.jp/press10/entry-10401384541.html
http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/785.html#c9
百歩ではなく1億歩譲って、民主党代表に菅が(不正で)居続けたとしても普天間基地辺野古移設は無理である。もしこれを菅内閣と日本政府が強行すれば、民意を無視した怒りから流血の惨事になるかも知れない。そして普天間だけではなく、米国にとって最重要な嘉手納基地へも飛び火して沖縄に駐留する米軍の存在自体が危ぶまれるだろう。この11月に行われる沖縄知事選には、この名護市の結果を十分に行かせる知事を選出すべきである。
民主党代表選はマスゴミの捏造願望観測による菅優勢の報道がなされているが、小沢氏陣営は支持する議員の数も公表してないのであり正確な数字など分かるわけがない。マスゴミの世論調査なるものは、主に平日の昼間に家にいる根本的にあまり政治に関心のない主婦や老人に対して、マスゴミが得たい結果にするために質問する前に誘導しやすい内容で進めていく。
中には早く終わらせたいと思い、深く考えずに答える者も多いだろう。見知らぬTV局などから電話が掛かり、喜んで時間を割いて答える者などほとんどいないだろう。しかしネット調査の場合、@誘導設問がしにくい A政治に関心がある人が答える傾向が大 Bその場だけでなくゆっくり考える時間もある C集まった数字を操作できないのであり、その数字がほとんど全部のネット調査が小沢氏圧勝という結果になっている。
それらを考えれば、民主党の党員やサポーターなども政治に関心のある部類に入るのは確かであり、若者から中高年までネットを利用している者も多いはずである。しかしTVや新聞では菅優勢なのはなぜか。それはTV画面に映し出される報道は「編集」できるのであり、何処へ行っても小沢氏支持派が10で菅支持派が1だったとしても、報道では1対1で見せることができる。これは街角インタビューや議員の地方集会の様子も全てそうである。
小沢氏は選挙のプロフェッショナルなのと同時に、多くの国民が小沢氏が総理大臣になることを期待しているはずだ。菅直人のおかげで参院選で消費税アップを公約とし惨敗したのに、検察が作り上げた虚構である小沢氏の「政治と金」の問題と比べて国民が消費税アップ政権を容認するとでも思っているのか。もしそうだとしたらこの国の国民は相当バカである。しかしバカではないのだから小沢氏が優勢になるしかないではないか。
本日の植草一秀氏のブログ「知られざる真実」 には週刊文春からの植草氏に対しての取材依頼があったことが書かれているが、産経も10日前から取材を依頼している旨が書かれている記事があった。
その記事のタイトルには「ミラーマン植草氏」と書いてあり、失礼極まりない、まるで小学生が考えついたようなタイトルでもある。ここでは詳細は書かないが、植草氏の場合も先日最高裁で上告棄却された鈴木宗男氏同様、国家(司法)による国策捏造痴漢事件なのはだれが見ても明らかである。最近痴漢で裁判している者が無罪となってきているが、植草氏の場合はこれらの無罪になった者たちよりもさらに明らかな証拠や証言もあるにも関わらず、鈴木宗男氏と同様、最高裁裁判官に「反省が見えない」という理由で有罪にされたのである。
宗男氏の場合も相手側が賄賂など渡していないと証言していたのだ。植草氏は文春の取材依頼を無視されたそうだが、この産経の依頼も無視したほうがいいだろう、というか植草氏が取材に応じるわけがない。腐った卵の臭いがする全マスゴミに近づけば、誰もが臭いが染み付いて臭くなってしまい誰からも信用されなくなるではないか(笑)
あとはもちろん植草氏は小沢氏を支持しているのだが、ここで取材に応じてどこかで会うとしたら、その時にまた謀略の罠に嵌められてしまい、日本国民への有意義な発信ができなくなってしまう。植草氏はTVや雑誌に出られなくとも、植草氏を支持する者は日本全国に相当な数で存在するのであり、腐ったマスゴミには用はないのである。植草氏はすでに信頼できる出版社などに出て発信している。仮にマスゴミに出演、取材依頼を受けたとして、その報酬が「官房機密費」だったら笑うに笑えないではないか(爆笑)
それは冗談だが、現在小沢氏優勢とみても、私も小沢氏の言うように「選挙はフタを開けるまでは分からない」という気持ちでしっかり応援していく。もちろん植草氏に対しても、小沢氏が総理大臣になったとしたら植草氏がこれから名誉回復するための再審や、もしくは内閣で大臣として日本経済を引っ張っていく大臣になってもらうために応援していきます。もちろん宗男氏の件も応援し続けていきます。みなさんも諦めずに「真実」を伝えていきましょう。「継続は力なり」、「真実は悪を断つ」。
http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/796.html
この一文が大変素晴らしい。これこそが政治家であり、デモクラシーの要石だ。
http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/779.html#c15
こいつの顔と話を聞くだけで、不機嫌で嫌な気持ちになる。
何回も、テレビ局には、文句を言ってます。
電通の操り人形で、仕事をもらい、スキャンダルを隠ぺいしてもらう。
みのもんたと同じのパターン。
テリー伊藤は、金とアダルトビデオの件で、真黒な与太者です。
電通は、自己都合と談合・癒着で、国民を愚弄する。
共同宣言の中心は、これまで政府の行なってきた政治行動に対する批判ではなく、何よりも「暴力反対」に力点を置くものであった。いわゆる「新聞が死んだ日」と言われる宣言である。
ひるがえって、今夏の民主党代表選に関する朝毎など大新聞を始めとするマスコミの社説や報道をつぶさに眺めていると、そっくりそのまま50年前の亡霊が闊歩していると思わざるを得ない。彼らは共同宣言でこそないが、まるで談合したかのように小沢叩きと「政治とカネ」のネガティブキャンペーンに明け暮れている。
民主党代表選とはいえ、本質は日本の国政を左右する政治的リーダーを決める選挙である。朝毎などが「あいた口がふさがらない」、「大義欠く小沢氏の出馬」など小沢氏の代表選出馬に疑問を呈することはマスコミの自由である。むしろ多様な意見があっていい。しかし、小沢氏出馬前から批判と牽制を繰り返すだけでなく、出馬決定後もますます世論誘導的な紙面作りをして今日にいたっていることからすれば、新聞社やTVなどマスメディアが自分達の一方的な価値観で我が国のリーダーを作るつもりだと断ずるしかない。
新聞人が真に我が国の現状と行く末を憂えるならば、国民に多様な視点から情報を提供し、国民自らが政治のあるべき方向性を考えることが出来るように力を尽くすべきではないのか。新聞論説委員が健全財政(消費税アップ)の方向を支持することをもって、また、新聞論調に便乗しやすい菅総理の御しやすさをもって、彼のぶれてくるくる変わる政治スタイルや思いつきのような政策を本当に良しとするのか。
「カネ」や「古い」という一方的、固定的フィルターを通さずに、地方分権、財政出動などの小沢氏の政策を真摯に検討したことがあるのか。朝毎に限らないが、論説委員から平記者まで、これほど一面的な視点で反小沢紙面作りやTVメディアを利用するスタイルは恐怖すら覚える。
代表選がいずれの政治家に決着するかはともかく、この夏が「新聞が死んだ日」であると永遠に記憶したい。まして、菅総理が選ばれるようなことがあれば、国民ではなく、総理は新聞マスコミの捏造によって誕生したと語り継ごうと思う。
http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/797.html
植草氏も宗男氏も必ず名誉回復のときがくると信じてる。
http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/796.html#c1
http://www.labornetjp.org/Column/20100912kuro/
厚生労働省を舞台にした障害者郵便の不正利用事件で、同省の女性キャリア(国家公務員T種試験〜旧上級職試験採用者)の星とまで言われた村木厚子・元局長に対し、大阪地裁は9月10日、無罪の判決を言い渡した。
公判では、検察側が申請した証拠のすべてが採用されず、検察官は裁判官から取り調べのメモさえ取っていないことを問い詰められた。検察官の質問に対して傍聴席から失笑が上がる場面すらあったという。そこには、「有罪率99%」「泣く子も黙る」とされ、「逮捕されれば無罪では戻ってこられない」とまで言われた昔日の検察の権威などみじんもない。
証拠を却下され、丸裸にされた特捜。傍聴席から失笑をもって迎えられた検事たち。粉々に打ち砕かれた「日本最強の捜査機関」の権威――。
2010年9月10日は、日本の犯罪捜査史上、長く記憶にとどめられるに違いない1日となった。それはまさに特捜が墜ちた日、検察の全面敗北の日とでも呼ぶべきものである。
検察が、「犯罪の事実を立証し、逮捕すべき者を逮捕する捜査機関」ではなく、「犯罪の事実を“創作”し、逮捕したい者を逮捕する捜査機関」であるという事実は、今、多くの日本国民の知るところとなった。
暴走する最強の国家権力はこの先どこに向かうのか。それを知るためには、検察庁と検事たちの人事、そして生態にスポットを当てるのが一番手っ取り早いだろう。そこで、当コラムは今回、現職の検事総長にスポットを当てることにする。そこから見えてきたものは、秘密警察まがいの動きで反対勢力の「思想調査」をしながら権力の階段を上り詰めた男の「暗い過去」だった――。
●「政治検察」のエキスパート
検事総長。それは全国の検察権力のトップに君臨する最高検察庁の長にして、全国検察のトップである。検察庁は法務省に設置された「特別の機関」として、法務大臣の指揮監督を受けるとされている。しかし実際には、法務省の事務方トップである事務次官の地位は、検事総長、東京高検検事長、大阪高検検事長、最高検次長検事に次ぐとされる。他省庁では事務方トップである事務次官は、法務省ではナンバー5に過ぎないのだ。実際には下部機関であるはずの検察庁が法務省を支配下に置き、法務行政を取り仕切ってきた。 2010年6月、検事総長に就いたのが大林宏である。2008年7月に札幌高検検事長から東京高検検事長に「栄転」した時点で、この人物の検事総長就任は既定路線となっていた。しかしこの人物こそ法務・検察のエースであると同時に、一貫して公安畑を歩いてきた「政治検察のエキスパート」というべき人物なのだ。
●元共産党員に「転向」迫るため送り込まれた大林
1980年、中国で27年間にわたって消息不明となっていた伊藤律・元日本共産党政治局員が中国政府から秘密監禁を解かれ、電撃帰国するという出来事があった。伊藤は、戦前に転向歴がありながらも敗戦直後に再建された日本共産党内で徳田球一書記長に重用され、政治局員(現在の常任幹部会員)にまで駆け上がったが、その後、ゾルゲ事件〔注〕への関与を疑われて失脚した人物である。時折しも、共産主義者への弾圧を強めるGHQ当局の「逆コース」政策のなかで、弾圧を受けた指導部が極秘裏に出国し、海外から日本の革命運動を指導するために地下指導部を作った時期に当たる。実際には、彼らの渡航先は社会主義革命後の中国であり、北京に潜伏した彼らが作った地下指導部は「北京機関」と俗称された。伊藤の失脚は渡航後のことだったから、失脚後、伊藤の消息は中国でプッツリと途絶えてしまった。
その後の伊藤の消息については、スターリン時代のソ連で、同志であったはずの山本懸蔵氏を「密告」し、処刑という運命に陥れていた野坂参三・元日本共産党名誉議長(後に解任・除名)によって死亡説が流されていた。大部分の日本人は野坂による言説をそのまま受け止めていたから、伊藤の帰国は日本中に大きな衝撃を与えたのである。
ところで、GHQ当局から逮捕命令が出ていた当時の日本共産党幹部らにとって、正式な手続きを経て出国することはもとより不可能な状況にあったが、そうした事情を考慮しても、正規の手続きを経ない極秘渡航は出入国管理令(現在の出入国管理及び難民認定法)に違反しており、伊藤がそのまま帰国すれば逮捕されるおそれがあった(伊藤は海外にいたのだから時効は進行していなかった)。法務・検察側にも、社会主義日本の創建をめざした日本共産党の大幹部、ただで帰すものかという緊迫した空気がみなぎっていた。こうした政治状況のなかで、1980年、帰国する伊藤を出入国管理令違反容疑で取り調べるため、法務・検察が満を持して送り込んだ公安検事こそ、大林だったのである。
●「もう話してくださいよ」
『午後三時過ぎに迎賓館に着いた。…(中略)日本大使館の当局者はすでに来ていた。大使代理(?)の一等書記官大林宏、一等書記官渡辺、二等書記官某の三人。質問は大林が行い、渡辺が筆記して私に示し、答えさせる。…(中略)大林は威圧的で、時には旧特高式の睨みをきかせ、時には日本料理を食べないかとか、日本のえらい医師に私の病気をみさせようとか硬軟両方の手を使う。少しでも多く喋らせようとの魂胆がありありだ。帰国後に判明したのだが、大林は法務省刑事局の幹部検察官で、当時「外務省出仕」となっていたのである。つまり本物の公安検察官だったのだ』
『私はいっさい黙秘した。大林は隔離査問の場所が不明では帰国許可に必要な経歴書が成立しないと恫喝し、さらに「あなたは党から除名されたのだから、今さら党に義理を尽くさなくてもいいでしょう。もう話してくださいよ」と言った』
『この日はなぜか大林ら三人は定刻より少し遅れてやって来た。では経歴書に取りかかろうと切り出した時、大林は目玉を剥いて私を睨みつけた。まるで昔の思想検事そっくりで、これで大林は外交官ではないとはっきりわかった。…(中略)とにかく中国に来てからの経歴書を書け、と大林は命じた。その態度は昔特高が手記を書かせたのと同じやり方である。私の胸に憤怒が湧き、目が悪いので書けないと拒否した』
『私はなるべく早く帰国手続きをして旅券を出してほしいと要求したが、大林は、大使館としてできるだけ努力するが、何分本国政府の決定を待たねば、と言外に威嚇を含めた言い方をした。そして、そのあと言葉を改めて、現在は共産党をどう思っているかと訊ねてきた。いよいよ切り出してきたなと感じた。帰国許可を餌に「転向」を表明させようとする謀略にちがいない』
これらは、伊藤が日本帰国後、記憶を頼りに執筆した『伊藤律 回想録〜北京幽閉二七年』からの引用である。大林が狡猾なやり方で伊藤に踏み絵を踏ませ、「二度目の転向」を図らせようとした様子が生々しいやりとりとともに克明に記されている。伊藤にはいくつかの記憶違いもあるが、概して記述は正確であり、その記憶力は驚異的である。戦前の転向のハンディを乗り越え、政治局員まで一気に昇進した伊藤の高い能力の一端がうかがえる。
●「共謀罪」推進のため暗躍した大林
検察からいったん法務省に移り、法務官僚となってからも大林は「共謀罪」法案提出に向けて暗躍した。犯罪の予備を行っただけで「予防拘禁」が可能になる共謀罪法案は治安維持法の再来と言われ、労働運動や市民運動への弾圧につながる可能性の高い危険な法案だった。その共謀罪法案の国会審議の過程で、政府参考人として法案の説明を行ったのが、当時、法務省刑事局長の大林だった。彼は「労働組合、市民団体には共謀罪は適用しない」と答弁してなんとか野党の追及をかわそうとしたが、共謀罪が「目配せだけでも成立する」と答弁してしまったのである。共謀罪法案が「治安弾圧立法」であることが、図らずも露呈した瞬間だった。
共謀罪は、2007年夏の参議院選挙で当時の自公与党が大敗し、政権交代もあって法案成立のメドが立たなくなったため導入は一時お預けになっているが、大林ら法務・検察幹部による導入への模索は今も続いている。
●今こそ「暴走する権力」の監視を
地検が起訴・不起訴の判断に迷ったときや、刑事裁判で敗訴し、控訴・上告するかどうかの判断に迷ったときは「上級庁」と相談して決める。その「上級庁」のトップがこんな男なのである。法務・検察がおかしくなるのも当然だろう。
私たちは、治安機関である法務・検察への監視を強めることを真剣に考えなければならない。鈴木宗男・新党大地代表のように、保守層のなかにも「国策捜査」に異議を唱える人はたくさんいる。彼らとも連携しながら、暴走する権力をストップさせることが、いま求められている。
〔注〕ゾルゲ事件 戦前から戦時中にかけて日本を舞台とした国際スパイ事件。ナチス党員とソ連共産党員という二重の顔を持つ国際スパイ、リヒアルト・ゾルゲがドイツの新聞記者を装いながら、日本の軍事機密をソ連に通報していたとされる。ゾルゲは1944年11月、治安維持法違反容疑で逮捕・処刑されるが、伊藤律が特高に逮捕された際の自白から北林トモが逮捕され、北林の自白により沖縄出身の画家・宮城与徳が逮捕。さらに宮城の自白からゾルゲらの摘発に至った、という「伊藤律スパイ説」が信じられてきた。戦後になり、野坂参三らがこれを利用して伊藤を失脚させることに成功、伊藤は秘密監禁に追い込まれたが、ゾルゲらの摘発準備は伊藤の自白とは関係なく、特高によって伊藤逮捕前から始まっていたことが現在までの研究で明らかにされている。
(このコラムは、「地域と労働運動」第105号(2009年6月)掲載の拙稿を、現在の情勢に合わせて修正加筆したものです。)
<参考文献>
「日本の検察」(久保博司・著、講談社文庫、1989年)
「回想録〜北京幽閉二七年」(伊藤律・著、文藝春秋社、1993年)
(黒鉄好・2010年9月12日、文中敬称略)
http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/798.html
議員予想数にしても多分菅陣営から仕入れた内容と思われるし、こんないい加減な取材で世間の何倍もの給料貰っているんだから笑わせる。
またコメンターでジャーナリスト歳川とゴミウリの藤本がさかんにネガテヴキャンペーンを論じていた。これでは菅が不利で一所懸命マスコミが応援しているように見えてします。
どういう総理が良いかの質問に、コメンテーターの宇つ美みどりさん、亭主が欽也だけあって命を掛けて国民の生活の為に尽くしてくれる政治家が良いとハッキリ言った。国民を代弁して述べたと思うので拍手でした。
すぐ歳川が遮るようにわけのわからないことを言っていたが、このジャーナリストとゴミウリ評論家は菅のことをひと言も国民の為に良いとは言わなかった。権力闘争とか今になって政策にあまり代わりがないとかいい加減にしてもらいたい。
この評論家連中がいかに権力の味方かよーく判りました。
このようにマスゴミを総動員して使い国民を変な方向に導こうとしているマスゴミ談合組織の親玉はゴミウリの渡部ツネかマイケル、カーチスサポートと臭いな〜どうせ菅が勝っても後で有ること無いことデッチ上げてマスコミで政権を倒す予定でしょうな。
http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/757.html#c14
昨日NHK「龍馬伝」で薩長同盟を実現し、長崎に立ち寄った坂本龍馬が、
グラバーや豪商達を前に、徳川幕府を倒して日本を変えるというビジョンを
明らかにし、一同を驚かせる場面があった。
幕末もそうであるが、一旦起こった大きな時代のうねりは、体制がどう
あがこうと止められない。
それと同じことが今起こっている。
たとえ検察が公権力を使って小沢氏を弾圧しようと、大手マスコミが偏向報道を
しようと、もう止めることはできない。
それが既にネットでの強烈な小沢支持と街頭の「小沢コール」で現れている。
菅直人一派は、既に官僚機構の「操り人形」だ。
たとえ菅直人が再選されたとしても、すぐに官僚やマスコミに見捨てられ、
スキャンダルで唯一の拠り所の内閣支持率もあっさり急落するだろう。
円高にも対処できない、ろくな経済対策も打てない菅内閣では、マスコミが
小細工しなくてもB層国民からも見放されるのは、目に見えている。
その間、菅内閣の失政により、多くの国民がリストラ・倒産で甚大な被害を
受けるだろう。
「国民の生活が第一」の民主党ならば、それは絶対に阻止しなければならない。
現在行われている民主党代表選は、菅直人対小沢一郎ではなく、
「巨大官僚機構」対「小沢一郎革命軍」の闘いなのだ。
民主党国会議員よ、大局的見地に立ち、この時代の大きなうねりを読むのだ。
そして官僚機構と闘い、日本を変えるのだ。
http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/799.html
どうせ悪意のある捏造なんだし好きにすればいいんじゃないですか?
でも、そうこうしてる間にマスゴミなんて仕分けされちゃうでしょうね。
せいぜい頑張ってください。
http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/767.html#c22
しっかりと自分の足で立ち、責任を持って自分達の国を作っていく、本当の国民第一の政治主導の政権をめざして、小沢さんを支えて頑張ってください。(と、もう小沢総理が誕生した気になってみました)
http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/675.html#c50
出口調査してるんでしょうね。さすがは真実のみを報道する
たったお一人の発意が、幾千万の人の心を動かし、行動に影響を与え、世の中が変わります!
この度のご活躍は、多くの方に行動する人の真のすごさを教えてくださいました。
勇気と希望を与えてくだり、本当に有難うございました。
山は、必ず動きますよ!
http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/754.html#c74
電波利権の闇 の記事一覧
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電波独占を民主党にジャマされたくない
民主党を弱体化し支配下に置きたい
テレビはなぜ朝から晩まで鳩山政権を叩くのか<1>
http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/757.html#c15
管氏が勝ったら、民主党は次回選挙で負けるのは確実。
なぜ自民党が管を応援するかは簡単です。次回に自分たちに政権が転がり込むと読んでいるからです。小沢氏になったら、自民党は次回選挙でも民主党に勝ち目がないと読んでいます。国民の支持が小沢氏にあることを知っているところは立派なものです。
それが分からない民主党議員のリストですから、自ら自滅するかもしれません。
http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/743.html#c22
引用開始
欲があるから、好きなこと、正しいことが言えなくなるのである。
他の議員が小沢さんを怖がるのも報復が怖いからだ。しかし、報復と言っても、政治家でなくなることぐらいである。そこのところの覚悟を決めてしまえば、少なくとも刺し違えるぐらいの勝負はできるだろう。
また、せっかく国政を担う政治家になったのであれば、自分の保身のために、言いたいことも言わない、したいこともしないというのは馬鹿げている。政治家は票を入れてくれた選挙民の負託を受けているのである。自分の保身や野心のために働いてはいけない。己を虚しくして、公共のために奉じなければならない。
引用終わり
中堅議員も菅総理をあてにはしてません。
己の自由と理念のために反小沢なんです。
http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/675.html#c51
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http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/721.html#c14
昔から田中康男も、松下政経塾出身者をチクチク批判してるが。
彼らは政治というのが、理論だけでやって行けるとでも思ってるのか。
いずれも名門大学を出て、そりゃエリート意識は持ってるはず。
相手を理論で、弁も立つからディベートで、論破できると思ってる。
そして何より皆さん派手な方たち。
が、そんな彼らも、官僚の理屈こねりには簡単に、そりゃ潰されるよ。
それがどんな屁理屈であろうと、理論・理屈なら高級官僚さんたちは、そりゃ長年の蓄積がありますから。笑
日ごろ松下政経塾出身者に抱いていた想いを明快に語ってくれた投稿で、スッとした気分。
http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/738.html#c8
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http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/793.html#c7
http://www.zassi.net/mag_index.php?id=230
事実はどうなんでしょうね?
やはり・・・とは、思いますが。
http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/710.html#c71
素晴しい、一生の思い出ですね。感涙・・・・
ここまで行動させるのは、やはり小沢一郎に
惚れ込んだからですね。すごい!
ひさしぶりに、いい話だ。菅陣営のスキャンダル攻撃に
胸がむかついていたのですが、心洗われました。
ありがとうございました。檀公善さまのためにも
小沢一郎は勝ちますよ!
http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/754.html#c75
少なくともマスコミの世論操作は今後できなくなる。
西松事件から1年半以上、異常なほどの熱の入れようで覚醒した国民が多すぎる。
民主党代表選の国会議員票が、ほぼ固まりました。
小沢一郎 262人
菅 直人 131人
いまだに態度を決めていない議員は、18人となっています。
それにしても、ダブルスコアとは、国会議員もまんざら捨てた
もんじゃないってことだね。
大衆に迎合しているようじゃ、この国の未来のかじ取りは
まかせられないと思っていましたが、程度の低い議員たちは
131人だけだったんだね。
ともあれ、よかった。
しかしながら、菅を支持する議員が135名もいるとは
驚き、桃の木、山椒の木。
こ奴らに、
「大局的見地に立ち、この時代の大きなうねりを読むのだ」
こんなことを言わねば成らぬとは
衆愚政治_1
先週、TBSのニュース番組を見ていると、菅陣営の柚木道義が態度未定議員の事務所に押しかけ、切り崩しをかけて成功する多数派工作の場面が放送されていた。訪問を受けた女性議員は小沢系と見られた1年生議員で、あまりに幼稚な会話の末に一瞬でカメラの前で菅支持に落ちたため、ひょっとしたらこの撮影は敵を油断させる高等戦術のフェイクではないかと疑うほどだった。柚木道義の主張は、世間の風向きに沿うのが議員の得策だというもので、菅陣営が中間派を切り崩すキラートークになっている。マスコミはずっとその流れの報道を続けていて、次の選挙を控えて有権者の目が恐い1年生議員の心理が動揺し、多数意思に従えと説得する菅陣営とマスコミの攻勢が功を奏して、菅支持の議員が増えている「現状」を伝えている。
しかしこの図は、政治学原論的に見れば、典型的な衆愚政治のありさまであり、柚木道義とマスコミが議員を諭している「道理」は、衆愚政治の薦めの言説である。民主主義は、統治するに相応しい資質と判断力を持った者が有権者にならないと衆愚政治の禍に陥ると批判したのはプラトンだったが、今ほど民主党の議員がプラトンの警告を想起し、民主主義おけるリーダーシップの重要性に思い至るべき時はない。昨年の西松事件から続く検察の捜査は、マスコミの政治宣伝とそれに踊らされる大衆を捉えたとき、ソクラテスの受難劇に似た相貌を帯びなくもない。
衆愚政治_2
民主政治は、その歴史的原点から衆愚政治に転倒する矛盾を抱えて出発している。そのことは政治をする者の常識だ。国民代表である国会議員が、衆愚政治の薦めに頷き、衆愚政治を衆愚政治と識別できないほど判断力を喪失している実態こそ、まさに今の日本の政治の劣化と退廃の極致が示されている。民主主義だから多数意思に従えばいいとは簡単にはならない。多数意思の中身を疑う必要がある。マスコミが世論調査の報道で出している多数意思なるものを、果たして民意と判断してよいのかどうかという問題が最初にあるはずだ。国会議員たちには、あらためてファシズムの歴史を思い出してもらわなくてはいけないし、ヒトラーが民主主義の中で合法的に権力を手にした事実を確認するべきだろう。
ヒトラーの過去でなくても、衆愚政治の材料はわれわれの5年前の経験にある。5年前の 9/11に権力を手にしたのは小泉純一郎だったが、民主党の国会議員が「小泉劇場」の狂気と倒錯を忘れたはずがあるまい。今年ほどではないが、あの年も暑い夏で、9月に入ってからも厳しい残暑が続いていた。あのときの世論はどうだったのか、マスコミは選挙をどう報道したのか。亀井静香や小林興起がどんなリンチを受けたのか。そのマスコミ報道や多数世論は正しかったのか。正しかったのなら、小泉改革を続けなければならないはずだ。
衆愚政治_3
あの選挙をファシズム状態にした小泉応援団の連中が、今でもマスコミを牛耳って、これが多数世論だと言い、国民世論は圧倒的に菅支持だと宣伝し続けている。岸井成格と古舘伊知郎がそうだ。5年前、小泉改革は絶対的な正義だった。あのときも民主党は揺れたが、その後、「国民の生活が第一」を旗印にして小泉改革を否定する方針を掲げ、民主党は選挙に連勝して政権の奪取に成功した。5年前のマスコミによる熱狂的な小泉礼讃報道は、結果的に間違った方向に国民を扇動していたことになるし、国民は自らの生活を不幸にする選択に誘導されていたことになる。眼前の代表選の現実は、5年前の郵政選挙とそっくり同じ政治状況が再現されているではないか。
マスコミの世論報道は、小泉自民党支持が圧倒的多数だった。「改革」の続行を支持していた。世論が多数だったから、世論の多数を理由にして、有権者は小泉自民党に投票するべきだったのか。同じ問題が民主党の議員に問われている。世論が多数かどうかを政治判断の基準にしてはいけない。民主主義においては、民主主義だからこそ、多数世論の正当性を無前提に鵜呑みにするのは危険だ。基準はあくまで政策の中身でなくてはならない。議員たちには衆愚政治という言葉を思い出していただきたい。国民はマスコミによって情報操作されているのではないか。情報操作によって誤った観念を植え付けられ、正しい判断ができなくなっているのではないか。
衆愚政治_4
国会議員の国民代表たる所以は、国民の御用聞きという意味ではない。国会議員は、国民の意見を集めて多数意見を選ぶ仕事ではない。もし、マスコミの世論調査に従って政権が政策を選択しなければならないと言うのであれば、国会議員など不要で、世論調査だけで政策を決めればよいではないか。議員の任務は、大衆の意見を聞いて拾い集めることではなく、指導者として政策を訴えて国民を啓蒙することだ。議員は御用聞きではなく政治の指導者である。たとえ国民大衆の9割が戦争賛成だと言っても、それに抗して断固反対を貫く勇気を持ち、説得によって少数を多数に変える能力を持つのが政治指導者のあるべき姿である。
国会議員たる者は、そうした見識と資質を持った人間でなくてはならない。テレビの報道を見ながら不思議に思ったのは、党員サポーターの方が先に投票が締め切られているのに、その選挙区の代表である議員が態度を示していないことだった。議員は選挙区の支持者の顔色を窺っているのだが、逆ではないのか。地域の党員やサポーターは、選挙区やブロックの議員がどう判断し態度決定したかの情報が重要であり、またそれが必要なのではないのか。代表選が始まってすでに10日も過ぎ、政策に関する両候補の対立軸は十分過ぎるほど明らかになっている。判断に迷うほど情報過小ということはない。なぜ態度決定できないのか。自分は判断を控え、先に党員サポーターに判断させて平然としているのか。
衆愚政治_5
先週の水曜(9/8)の時点で態度を保留していた議員は、国会議員として失格だ。指導者としての自分の選択を党員とサポーターに言い、理由を説明するのが当然で、それを党員とサポーターの判断材料に提供すべきだった。最悪なのは、勝ち馬に乗ろうとする姿勢であり、全体の風向きに靡く判断である。何のために政治家をやっているのかわからない。両陣営からのカネとポストを待っているという意味だろうか。いずれにせよ、明日のこの時間には選挙の結果は出ている。結果が出て、そこからまた政治が始まるが、民主党の議員たちが考えるべきは、政策だけでなく、選挙を考えてどちらが党首に適当かという問題だった。この点が争点として論議されなかったことを、議員たちはどれほど自覚しているだろうか。民主党の関係者や支持者からすれば、選挙に勝って党勢を伸ばせる有力な党首を選ばなくては意味がない。
その能力は、必ずしもマスコミ報道で出る人気(支持率)とは異なるものだ。2007年の参院選を思い出しても、当時は代表が小沢一郎だったが、決して人気のあるリーダーではなかった。政治とカネの問題も抱えていた。民主党は中央では政権与党だが、地方では自民党に劣って野党に甘んじている県も多い。党勢の基盤は未だ十分とは言えない。そして、次の衆院選で負ければ野党に転落する。代表選は首相を選ぶ選挙ではあるけれど、同時に民主党の次の選挙の指揮官を選ぶ選挙でもある。マスコミ報道で人気の高いとされた指導者が、必ずしも選挙で勝てる指揮官にはならないことは、3年前の安倍晋三や今年の菅直人の例で示されていると言えるだろう。
衆愚政治_6
常在戦場。選挙は常にマスコミの順風が吹くわけではない。逆風の中でも勝つためには、最も有能で有力な指導者を戴く必要がある。最後に、民主党の国会議員が代表選に当たって地元から拾うべき国民の声は、マスコミ報道の反応ではなく、国民の現実の暮らしの状態であり、政治に何を求めているかの情報である。それを聞くことが第一で、そして国民の要求を政策にストレートに反映させた場合、どちらの候補の主張が妥当かは、議員自身の政策判断でやればよいのだ。国会議員はテレビ局のレポーターではない。マスコミ報道では、有権者はマニフェストの変更にも柔軟に対応せよという声が多数だという「事実」になっている。だが、それは本当だろうか。最近のテレビの世論調査では、消費税増税にも賛成が多数になっていた。しかし、その調査を本当に信じてよいのだろうか。3か月で民意が一変するだろうか。
参院選の前も、菅直人が最初にそれを打ち上げた直後は、賛成が多数と報じた新聞の記事があったのを覚えている。それが、地方紙(北海道新聞)の調査で打ち消され、いつの間にか中央紙の報道でも増税反対が多数に変わって行った。今、総選挙があったなら、果たして国民は消費税増税に賛成の意思を示すだろうか。マスコミが肯定的に報道する政策は、どれも自民党が主張する政策ばかりである。民主党の国会議員が疑うべきは、マスコミが自民党の政策を支持していて、民主党の政策を自民党と同じにする目的があり、そのため菅政権を応援しているののではないかという基本的な問題だ。
マスコミの論調の変化で国民の意識は変わる。しかし、国民の暮らしにマスコミは責任を負わない。
http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/800.html
↑
こいつバカなの?
在日チョンなら極左菅&仙谷(在日利権が欲しくてしょうがない屑)を支持するだろーが
このたった3ヶ月でどんだけ韓国に土下座してんだっての
現実を見ないでレッテルを張る、工作員丸出し
菅がアメポチだと知り菅を支持してるだけの統一信者か
http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/689.html#c50
民主党の国会議員の皆様、普通の国民でも少しずつ目覚めているのです。ましてや
あなた方は、国を導く立場の人たちです。是非、後悔のない、恥じることの無い投票を
してください。
http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/754.html#c77
真実をネットで、知る等は、中国と同じ。
朝日と毎日、電通は、罪が深い。
http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/797.html#c3
民主党のスポンサー鳩山をも裏切る
菅陣営の人間性は政治家の前に人間として異常
涙が出ました。この言葉を代表戦直前の演説で是非語ってください。
前原のお涙頂戴の語りで流れを変えたより小沢さんのこの言葉はおおくの議員の心を打つはずですおうせんでやb。国民へのメッセージにもなる。
http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/788.html#c5
「クリーン」を標榜する菅派には、仙石、渡辺恒三、荒井など「政治とカネ」疑惑があるほか菅自身にも「政治とカネ」疑惑がある。今週刊誌に取り上げられている。
寄付金偽装疑惑・ 後援会費を不正処理疑惑・政治資金規正法違反疑惑・・
菅直人が副総理・国家戦略担当相の時、資金管理団体で全国後援会の「草志会」が、2004?08年の5年間に、個人から計約6000万円にのぼるカネを寄付として処理し、税額控除に必要な書類を得ていた政治資金規正法違反疑惑です。..
今年の6月にもこの団体が支出した5000万円をめぐって、運動員の買収疑惑が報じられている。
今、発売中の「週刊現代」9月24日号には、この菅直人のカネ疑惑について、「菅直人・政治とカネ疑惑」として大きく報道されています。
菅直人は代表選で小沢氏のことを「政治とカネ」で攻撃し、自らを「クリーン」な政治家とふるまったが、菅自身にもとてもクリーンとは言えない「政治とカネ」にまみれた疑惑があると。
http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/689.html#c51
同僚 中嶋議員の会計処理ミスをマスコミにリークして離党に追い込んだ。
民主党の党会計簿をマスコミにリーク
小澤さんが 代表時代の党費の使途について疑惑ありとマスコミにリーク
除籍処分が相当の悪事をいくつもしています。顔はにこにこしているが、それでだまされる
ようでは、修行が足りません。
しかし、大手マスコミによる、既得権益死守を狙いとした偏向報道や小沢叩きの真っ只中で、自身にも
降りかかるであろう火の粉を承知で、福島のぶゆき衆議院議員が政治家としての覚悟を決然として表明し
たことは、政治家としての使命を忘れた議員が多い中で、敬服に値する表明であると思います。感動し
ました。
衆議院議員には、地元の選挙区があって既に多くの支持者がいると思いますが、地元代表としてだけで
なく、国政を動かす使命があります。福島のぶゆき議員の政治家としての覚悟を知って、全国に支持者が
広がるものと思います。この広がりは、地元の支持者にも反映していくものと思います。
もちろん、今後は行動で示して欲しいと思いますが、志なくして行動なし。今後とも、政治家としての意志を
貫いていくことを期待します。応援しています。
http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/779.html#c17
谷垣は棺と組む気はないと思う、
棺内閣は放置すれば、ズタズタになって下野するからな。
オザワなら考える、簡単に打ち破ることは出来ない巧者だと思うはずだ。
http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/638.html#c71
「日本に再生はない。民主党とは手を切った。」
なんだいこの代表者選挙。選挙後挙党一致なんて信用できるか!
連立党間でいざこざがここまであるならいざ知らず。同じ党内で政権とって1年弱でこのいざこざ。菅も小沢もあるもんか。
どちらが勝っても早期解散だな。
誰が民主党に今後いれるもんか。ま、町村派が粉みじんになる迄は政権維持してくれや。
http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/735.html#c17
http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/
産経新聞9月12日号に、「気迫に満ちた小沢一郎氏の危うさ」と題する、「政治部デスク」による次のような不思議なコラムが掲載されている。札幌市での民主党代表選挙の立会い演説会での小沢演説を長々と紹介した後、聴衆や国民の間に「小沢ブーム」とでも呼ぶべき現象が起こりつつあることを仕方なく認め上で、苦言を呈したものであるが、これまでの産経新聞の小沢バッシング報道と、民主党代表選挙における「菅直人80%、小沢一郎20%」という菅直人の圧倒的優勢情報の垂れ流しからは想像も出来ないような内容である。産経新聞政治部に何が起こったのか? あるいは起こりつつあるのか? それとも、これは、産経新聞の敗北宣言なのか?
【政治部デスクの斜め書き】
気迫に満ちた小沢一郎氏の危うさ
2010.9.12 18:00
民主党代表選の投開票を14日に控え、小沢一郎前幹事長がいつになく元気だ。11日も東京・築地や墨田区の商店街を練り歩き支持を訴えた。赤ん坊をだっこしたり、卵焼きをほおばったり…。いつもの仏頂面からは想像もつかない。
これほど気合が入っているのは、政治家生活41年にしてようやく首相の座が見えてきたからなのか。それとも菅直人首相の優勢が伝えられていることで逆に奮起したのか。週刊誌のスキャンダル記事で吹っ切れたようにも見える。
街頭演説も鬼気迫るものがある。9日の札幌市の大通公園でも声をからしながらこう訴えた。
・・・・・・・・・・・・・・・
要約すれば「政治主導で地方にバラまく」と言っているだけという気もするが、その気迫はすさまじい。師である故田中角栄元首相が乗り移ったかのようだ。聴衆は万雷の拍手を送り、「オザワコール」がわき起こった。
この後、演説に立った菅直人首相は左手を大きく振り上げながら、新成長戦略や中国人観光ビザ緩和、農業再生など政府の施策を切々と説明したが、迫力不足の感は否めない。案の定拍手も少なかった。
報道各社の世論調査では菅首相続投を支持する声が圧倒的に多いが、街頭での反応はどうも違うようだ。この日本の閉塞状況を打開できるのは小沢氏しかいない。そんな声は少なくない。この聴衆の熱気と期待が小沢氏を元気づけ、政権のトップに躍り出ることへの自信につながっているのだろう。
・・・・・・・・・・・・・・・
天下の産経新聞が、随分、弱気になったものである。なんだかこの記事は、これまで小沢批判と小沢罵倒を社一丸となって繰り返してきた産経新聞の記事としては不思議なもので、うがった読み方をすれば、これは、来るべき「小沢一郎圧勝」への言い訳染みたコラムのようにも読めるが、はたしてどうだうか。いずれにしろ、産経新聞政治部デスクも認めるように、菅直人の国民的人気なるものはマスコミが偽装した「上げ底」の人気であり、実態は皆無に等しいと言うべきで、反対に小沢一郎の場合は、民主党代表選挙立会演説会に集まった一般大衆の国民的は圧倒的なもので、今や、全国的に「小沢一郎ブーム」が起きつつあると見るべきではないのか。選挙結果は水物だから、投票箱を開けてみるまでは予断を許さないが、結果如何にかかわらず、今回の民主党代表選挙を通じて、「小沢一郎フィバー」が沸騰し、今後の政局の鍵を握るのは、やはりこの人、小沢一郎であることは、明らかである。逆に、菅直人は、政治家としての資質も才能も絶無だという事がバレバレになったわけで、民主党代表選挙に勝とうと負けようと、小沢一郎の敵ではなく、多くの小沢一郎に歯向かった政治家たちと同様に、近いうちに消えていくことだろう。
http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/801.html
ただ、「政治とお金」の問題についての説明責任があるのは、小沢氏ではなく、新聞、テレビをはじめとした大手マスコミ及び御用評論家の方ですから、お間違いのないように願います。
http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/675.html#c52
電波利権の闇 の記事一覧
バッシングに負けて「電波オークション」政策を引っ込めたら連中の思うツボだ
電波独占を民主党にジャマされたくない
民主党を弱体化し支配下に置きたい
テレビはなぜ朝から晩まで鳩山政権を叩くのか<1>
http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/709.html#c26
小沢政権が樹立しないと、元に戻ります。
小沢さんが、勝利しても安心はできません。
電通は、政権の転覆を謀る世論捏造です。
小沢政権は、電通&マスメディアの粛清が、急務の仕事です。
http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/792.html#c1
いいものを見せてもらいました。手伝ってくれた人たち。
日本人も捨てたものじゃないですね。涙がとまりません。
僕たちのような若いもんが、頑張らんといかんのに。
本気な人間に叶うものはない。お達者で!
http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/754.html#c78
世界常識では、事実上の宣戦布告
でも、念仏平和主義者に支えられた日本の政治家は、独立国として当然の言葉を言えない
世界中が呆れ返っている
でも、馬の耳に念仏作戦は決して悪くは無い
中国がやってることは、ナイレポートの実践
黒幕はユダヤの犬の上海閥&上海人民解放軍とユダヤの犬の米共和党
親分はジェイロックフェラー
米国王が指揮を執っているのに、抵抗するなんて無駄
ジェイロックフェラーの犬の小沢が政権を取れば、戦わずして日本は中華帝国の一員
中華帝国の親分はジェイロックフェラー
開戦しても、ナイレポートの通りなら日本の負けは決定事項
日中開戦すれば、有色人種ゴイムが淘汰されて喜ばしい
どっちに転んでもジェイは損しないが、開戦した方がジェイはウハウハ
とうとう起ちあがった小沢一郎前幹事長に対し、その師匠の娘・田中真紀子元外相は、「マキコ節」を炸裂させながら、こうエールを送る。
「(田中角栄元首相が生きていたら)愚直で不器用な小沢さんが、ようやく『やる』という決断をしたな、と。日本を頼むぜ、いっちゃん―そう言うだろうと思いますね。父を思い、私も胸が熱くなりました。代表選は(小沢氏が)圧勝します。
小泉さんのときのように圧勝するよう最善を尽くしますよ。大体、菅さんが言うクリーンって、クリーンで政治ができますか。それはクリーニング屋さんに任せればいいんです」
ボスの出馬に、小沢グループの議員らは沸き立った。8月31日の夕方に行われた小沢氏と菅直人首相の会談を、息を詰めて見守っていた小沢ガールズらは、小沢氏が正式に出馬を宣言すると大喜び。姫井由美子参院議員や谷亮子参院議員、田中美絵子代議士らは、会見を終えた小沢氏に、握手を求めて駆け寄った。
小沢氏側近の一人は、菅首相に対して敵意剥き出しに、こう言い放つ。
「菅をもう一回、市民運動家に戻してやる」
小沢グループは、ボスが正式な出馬宣言をした5分後には、翌日行われる決起集会のビラを配り始めた。出るのか出ないのか焦らされた分、いざ出馬が決まると、矢が放たれるように一斉に動き始めたのだ。
一方で、菅首相は「交渉決裂」の後始末に追われた。「脱小沢」の旗を掲げて政権運営をして来たのに、代表選を前に小沢氏懐柔に走った菅首相の行動に対し、多くの議員が疑問を感じており、グループの団結には微妙な亀裂が生じていた。
首相の側近、寺田学首相補佐官は、小沢氏との交渉の経緯について、「人事面などの要求が小沢氏サイドからあったが、首相が信念に基づいてはねつけ、結果的に決裂した」という趣旨の説明を繰り返すことに。
しかし、小沢側近として知られる松木謙公氏は、余裕綽々でこう言い放つ。
「こちらは、人事面での要求など一切していない。名前も言いたくないが、あの広報担当者(寺田補佐官)が、若いから間違えたんだろう。いい、いい。許す」
菅直人と小沢一郎―。水と油のように異なる二人が、日本のトップリーダーの座を懸けて争う。
一市民運動家として出発し、得意の弁舌とパフォーマンスを駆使してわらしべ長者のような出世を果たし、総理の座まで上り詰めた菅首相。一方、かつて自民党の最大派閥でプリンスとして扱われながら、唯我独尊の政治姿勢によって幾度となく失脚を繰り返し、それでも20年にもわたって「無冠の帝王」として政界に君臨してきた小沢氏。
歩んできた道が違えば、これから造る日本の形も、まったく異なるものになるだろう。最後に勝利を収めたほうが、この「国難」の真っ只中にある日本の再建を担うことになる。
ただし、菅首相と小沢氏の双方が、「選挙後はノーサイド」と語っているが、それを本気にするような甘い政治家は、この戦いを生き残れない。民主党はかつての、仲良しサークルの野党ではなくなった。政権与党の代表の座、つまり総理の座を争うことは、最大最高の権力闘争だ。そして権力闘争とは、すなわちゼロサム・ゲームである。
勝ったほうは、力とカネ、そのすべてを総取りする。逆に敗れたほうは、すべてを失う。何より、菅首相が争う相手は、あの小沢一郎だ。自らの政敵は容赦なく叩き潰し、捻り潰す。首相は敗れれば、ほぼ確実に政治家としての「命」を失うことになる。
見た目はやる気十分、共同会見でも「小沢氏が国会の予算委員会に出席している姿を想像できない」などと挑発し続けた菅首相は、しかし内心では、小沢氏との一騎打ちになったことに、よほど動揺したようだ。菅首相支持議員の一人は、「首相が"躁"状態になっている」と懸念を深めている。
両陣営が決起集会を開いた後の9月1日の夜。菅首相は自身を支持する野田佳彦財務相のグループ(花斉会)の会合に顔を出した。その後、NHK出演が控えていた首相は、わずか5分足らずその場にいただけだったが、興奮した様子でこうまくし立てた。
「明治維新には西郷隆盛の力が必要だったけれども、維新後はああいう末路になった。これが大事だ」
ああいう末路とは、西郷が維新後に政府と対立して下野し、やがて西南戦争で敗死したことを指す。実は野田氏は民主党内でその風貌から「西郷さん」と呼ばれており、その面前で言うべきことではないだろう。そんな自分の「KY」ぶりにも気づかず、小沢氏のことで頭がいっぱいな首相は、同氏を、「まもなく死ぬべき運命」とまくしたてたのである。
同席した議員らは、驚き、そして呆れた。
「調子に乗って舞い上がっている。どこかで締め直さねば危うい」
実際、菅首相はこの発言を知った後見役の江田五月前参院議長から、「身を慎め」と、叱責の言葉を受けた。陣営が一様に、先行きへの不安を感じた一幕だった。
「明治維新じゃない。関ヶ原だ」
そして小沢氏の陣営の中では、菅首相に対する反感はますますヒートアップしている。
ある小沢派議員は、西郷に見立てて小沢氏の敗北を予言した首相を、こう言って嘲笑う。
「喩えが間違っている。今回の代表選は明治維新ではなく、関ヶ原の戦いだ。舌先三寸で大名を丸め込み、寄せ集め集団の上に乗っかっただけだった石田三成。対して、実績も経験も抜群で、その実力によって諸将を畏怖させ、まとめ上げた徳川家康。どっちが三成でどっちが家康か、見れば分かるだろう」
関ヶ原の戦いは、数の上では石田三成の西軍が有利だったとされる。豊臣秀頼を擁しているという大義名分=世論の後押しも石田方にあった。しかし、小大名かつ不人気だった三成は軍を統率することができず、徳川家康の老獪な謀略作戦によって裏切り者が続出、東軍が勝利を収めた。この歴史は日本人なら誰もが知っている。
現代の"関ヶ原"で、果たしてどちらが勝つのか、その見通しについては後述する。だが、菅首相はすでに、石田三成同様「信じてはならない者」を信じてしまい、前哨戦で小沢氏に後れを取った点は否めない。
それは言うまでもない、鳩山由紀夫前首相である。鳩山氏は7月下旬、いち早く菅首相支持を打ち出していた。「私と菅さんは、一緒に民主党を作った特別な関係。菅さんがいなければ、政権交代は成しえなかった」。そう言って、首相についたフリをした。
ところが周知のように、鳩山氏は豹変する。菅首相に対抗して小沢氏が起つ、と見ると、いきなり「小沢氏を支持することに大義がある」と言い始め、民主党を混乱の渦に陥れたのだ。
風見鶏ならぬ「風見鳩」となった鳩山氏の言い分は、「党の分裂回避」。小沢氏が出馬を決めれば、小・菅の亀裂が決定的になり、自分が作った可愛い民主党がバラバラになりかねない・・・というのだが、「鳩山外務大臣とか鳩山幹事長というポストの話が飛び交った。双方に、自分を高く売りつけようとしたのではないか」(民主党ベテラン代議士)という見方は根強い。
もともと、「有言不実行」が原因で支持率が激減し、総理の座から滑り落ちた人だ。ハナから信じてはならない地球外生命体だったが、鳩山氏同様、常にブレて揺らいでいる菅首相は、この宇宙人の「和平交渉」に飛びついたのである。
「菅さんのもとには、伸子夫人経由で、小沢和子夫人が『体調を考えたら、夫には総理になってほしくない』と言っている・・・などの声が届いていました。また、仙谷官房長官の見立ても、『小沢の出馬宣言はブラフ。出られるわけがない』というもの。菅首相が怖れたのは小沢氏と激突して総理の座を失うことですから、上手くいけば小沢氏が出馬を取りやめ、無投票再選を果たせるという希望的観測があったのです」(同)
だが、鳩山氏に事態の調停能力などなかった。8月30日、菅首相と鳩山氏は会談し、いわゆる「トロイカ+1」(菅、小沢、鳩山、輿石東参院議員会長)の四頭体制で、今後の政権を運営していく・・・ことで一致したかに見えたが、実はまったくの同床異夢。
「トロイカ+1」とは、小沢・輿石氏サイドは自分たちの「しかるべき処遇」を前提にしていたが、菅首相に、そこまでする気はなかったのだ。
もともと首相は「脱小沢」の看板を掲げ、仙谷氏ら反小沢派に担ぎ上げられている以上、立場的にも、小沢氏らの人事的な復権は認められるわけがない。
別の民主党ベテラン代議士がこう話す。
「結局、こうなることを小沢氏だけは見越していた。交渉が途中だった31日朝の段階で、小沢氏は周囲に『事態に変化はない。(出馬の)準備を進めてほしい』と言って事務所を出ている。実際、その日の午後になって、菅首相は前原氏らの説得もあり、やはり"合意"を反故にした。
鳩山さんは突然、交渉が頓挫して動揺していたが、小沢さんは『もういいよ。こんなもんだ』と、落ち着いていたそうです。夕方、それでも菅さんと会ったのは、代表選では鳩山さんの支持が必要になるため、彼の顔を立てた儀式に過ぎませんでした」
交渉が決裂した後、鳩山氏は「ボクのやったことはいったい何だったのか」と嘆き、側近には「菅さんに騙された」と怒りをぶちまけた。「しかるべき処遇」を楽しみにしていた輿石氏は、「なんでこうなる」と、呆然としていたという。
ただし小沢氏は、一連の経緯の末、より激しい戦闘意欲を燃やしていた。「菅を潰す」。その決意をいよいよ固めたのである。その夜、自らの選対本部を訪れた小沢氏は、出迎えた支持派議員の前で、
「おおうっ!」
と雄叫びを上げた。「顔は真っ赤に紅潮し、『オレはやるぞ』という気迫に満ち溢れているのが、こちらにも伝わって来た」(川内博史代議士)という。
仙谷も菅を見放した?
まさしく「天下分け目」の戦い。決戦の行方は、いったいどうなるのか。
政治評論家の有馬晴海氏は、「冷静に分析すれば、勝敗の行方は五分五分といったところでしょう」と語る。
「小沢氏にとっての逆風は、やはり世論です。3ヵ月前に政治とカネの問題が原因で辞めた人物を、簡単に国民は許しません。小沢氏有利との観測も多いですが、いま小沢支持を表明している議員も、地元では『小沢支持はやめろ』と突き上げられています。2週間の選挙戦の間に変心を余儀なくされる可能性があります」
その一方で有馬氏は、今回の代表選に「生涯の集大成」として臨む小沢氏と、そうでない菅氏の覚悟の違いを指摘する。
「小沢氏は、自分が代表選に出るかどうかも見えないはるか数ヵ月前から、準備を進めていました。地方のサポーター票固めや、野党との事前の連携工作はその一端です。そして小沢氏は、同氏のためなら命がけ、という極めて強固なシンパに囲まれています。その点も、消極的な理由で支持されている菅首相とは違う」
9月1日に、双方の決起集会に参集した議員は、それぞれ100人強だった。ただ菅首相に関しては、直前まで続いた和解交渉のドタバタを見て、「失望した」との声が広がりつつある。
「土壇場で小沢氏と手を握ろうとし、自分たちを見放しかけた菅首相に、仙谷氏も『オレはもう、知らん』と匙を投げかけました。
また、いちおう首相支持に回っている前原グループ(凌雲会)や野田グループの中からも、『こんな人は信用できない。いっそ前原氏を押し立てて戦おう』という声まで上がっていました。それでも菅支持に回っているのは、小沢氏が勝ってしまったら、自分たちは追放の憂き目に遭うのが確実だからという理由だけです」(凌雲会所属議員の一人)
結束力に不安を残す菅首相サイドとは別に、小沢グループのほうは、露骨かつ下品とも言える作戦を臆面もなく展開し、問答無用の多数派工作を開始した。
民主党議員は、複数のグループを掛け持ちしている議員が多いが、凌雲会と一新会(小沢グループ)という、まったく相反する集団双方に名を連ねている議員もおり、その秘書が、小沢派の"攻撃"に辟易した様子をこう話す。
「巻き込まれたくないのでどちらからも距離を置こうとしましたが、小沢氏側近議員や秘書から、『なぜ一新会の会合に来ないのか』と怒鳴り込まれました。ウチの議員はビビッてしまい、いまは公務を口実にして、外遊に出かけています」
また、菅首相支持に回ったある新人議員が、菅派決起集会のビラを持って「小沢ガールズ」の部屋を訪問したところ、呪いの言葉を投げかけられたという。
「『あなた、恨み買いますよ。なんで裏切ったんですか』『あんなに小沢さんにお世話になっておいて、そんな態度でいいんですか。今後気をつけたほうがいい』とか言われました。女性議員ですよ? 何か非常に不気味な、恐怖政治の臭いを感じましたね」(新人議員)
「議員票は280対130」
もちろん、これほど露骨に圧力をかけられれば、「絶対に小沢など支持するか」と反発する、気骨ある議員もいる。しかし、ここで小沢氏が昨年の衆院選の前から打ってきた布石が、効果を発揮するのだという。
「新人や若手議員の秘書は、ほとんどが小沢事務所の息がかかっています。これは、すべての行動、人脈、資金の流れを、小沢氏に握られているのと同じです。だから、内心不満を持っていても簡単に叛乱を起こせないようになっているのです」(別の新人議員)
決起集会における演説で、小沢氏は'06年に初めて民主党代表になった当時を振り返り、「最初の仕事は、ここにもいる太田和美君が当選した衆院補選だった。その後の参院選も、昨年の衆院選も、私は先頭に立って戦ってきた」と、自らの実績をアピールした。
「お前らは、誰のおかげで議員バッジをつけている。オレが選挙を勝ち続けたからじゃないのか」
小沢氏はそう言っているように見えた。
"主従"一体となり、手段を選ばず総理の座を奪うことに邁進する、リアリスト&ニヒリスト集団の小沢氏一派。それに対し、「首相をコロコロ替えてはいけない」といった道理を掲げて手を組む、いわば理想主義集団の菅首相派。
良い悪いの問題ではない。殺るか殺られるかの仁義なき戦いにおいて、どちらがより強力な軍団たりえるかは、自明の理と言える。
具体的な「票読み」については後述するが、小沢派中堅議員の一人は、本誌の取材に対してこう豪語している。
「412票ある国会議員票は、280対130程度の数でこちらが圧倒する。地方議員票や党員・サポーター票でいくら菅が善戦しても、大勢は覆らない」
かつて、通常の手段では天下を簒奪できないと考えた徳川家康は、あえて石田三成に背を向けて東上。自分のもっとも得意とする平野での決戦で雌雄を決するべく、三成を挑発した。その思惑通り、三成が西で挙兵すると、家康は取って返して関ヶ原で決戦。わずか半日の戦いで西軍を打ち破り、覇権を確立したのだ。
関ヶ原で東西両軍が激突したのは、慶長5年9月15日(旧暦)のことだった。410年後の9月14日、再び日本の命運を賭けた戦いが行われる。国民は、その結末を見守るしかない。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/1159?page=5
http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/802.html
この事件で、中国政府で外交を統括する戴秉国国務委員が現地時間の12日午前0時、日本時間の午前1時に、北京駐在の丹羽大使を中国外務省に呼び出して抗議しました。これについて仙谷官房長官は、記者会見で「こういう時間帯に丹羽大使を呼び出すというのは日本政府からすると遺憾だ。わが国としては冷静に対応している」と述べました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100913/k10013950311000.html
官房長官 中国の対応は遺憾
国土交通省の所管であり領土問題がからむとなれば前原を呼び出すのが自然である。なぜ前原を呼び出さなかったのか。小沢一郎に対する態度で絞られたと言われたら大変だからである。菅を勝たせるためにそのぐらいやりかねないと警戒したのだろう。結果として他国の首相を選ぶ選挙に介入することになってしまうからであろう。
http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/803.html
今日の東スポ、家宝にします。
http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/736.html#c19
伝書鳩が菅に騙されたと言っていたが、であれば記述のように菅が言いだしたトロイカや人事の事をはっきり否定して説明すればいい事。
伝書鳩の取り得は今のところ正直なこと、菅が小沢氏のせいにして悪人扱いしていることに納得いかないのなら、陰で言うよりメディアに率先して出演し発言すればいい(ただし生放送に限る)。
それにしても国民は知らなさすぎる。
http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/740.html#c4
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サポーター票は優勢とは言いがたいが五分五分
缶→小沢に流れた議員がかなりいた。
決起集会はやらない。
サポーター票が7:3というマスコミ報道がなぜ流れたのか
不思議だ。
とも言ってました。
上杉さんの希望する記者クラブオプーン化のためにも小沢さんが勝利すると良いですね。
菅さんがまた政権をとれば、どうしてだか消費税増税すると言うのだから、貧乏な私は益益消費が出来なくなり、プランターの野菜作りが忙しくなりそうです。
http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/749.html#c13
各投稿にコメントが少ないと思っていたら、阿修羅に異様に繋がりにくい
状況だったんですね。
http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/790.html#c3
江川氏からすれば、マスコミなんてこのレベルなんでしょうねぇ…
http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/797.html#c6
そう関ヶ原における小早川が相当いるよ、それから菅ならわざわざ態度保留する必要ないからな。
>同氏のためなら命がけ、という極めて強固なシンパに囲まれています。その点も、消極的な理由で支持されている菅首相とは違う。
そうだね、実際に9月4日の集会で田中美絵子衆議院議員が「命を掛けて政治生命を掛けてでも小沢先生を支持していきたい」とか言ってるからな。
松木氏も同じような事言ってたし。
烏合の衆の菅陣営とは違うんだよ。菅陣営の奴らは保身、出世よくの奴らばかり。
http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/802.html#c2
覚悟が違うわい!
今日は菅が「400人内閣をつくる」とわけの分からないことを言って議員会館を周っていたが、「みんなで渡れば怖くない」と言いたかったのか、バカじゃなかろか。
http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/774.html#c7
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