2017年9月2日(土)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-09-02/2017090201_03_1.html
野党と市民の共闘発展へしっかり話し合いたい
民進党代表に前原氏 志位委員長が記者会見
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(写真)記者会見する志位和夫委員長=1日、国会内
日本共産党の志位和夫委員長は1日、国会内で記者会見し、民進党の新代表に前原誠司元外相が選出されたことについて問われ、「前原新代表にお祝いのメッセージを送りたい。私たちとしては、野党と市民の共闘をさらに発展させるために、しっかりと話し合いを行っていきたい」と述べました。
志位氏は、野党間の選挙協力について問われ、「まずは10月22日の三つの衆院補欠選挙で野党統一候補をつくり、三つとも勝利をめざす。そのための話し合いをしてきたい」と強調しました。
さらに次期総選挙の対応について問われ、「私たちは一貫して、共通政策・共通公約を豊かなものにしていく努力が必要だと主張してきた。小選挙区については、野党統一候補をつくる努力を行い、相互推薦・相互支援を原則にして話し合いをしていきたいと述べてきた。こうした方向で努力を強めたい」と述べました。
志位氏は、野党4党で(1)安保法制(戦争法)廃止、立憲主義の回復(2)アベノミクスによる国民生活破壊、格差と貧困を是正する(3)TPP(環太平洋連携協定)や沖縄問題など、国民の声に耳を傾けない強権政治を許さない(4)安倍政権のもとでの憲法改悪に反対する―の4点で合意してきたことなどをあげ、「これまでの政治的合意を大事にし、さらに豊かにしていくために話し合っていきたい」と強調しました。
また、「核兵器禁止条約への日本の参加が大きな課題になっている。この点では野党4党で一致しうるのではないか。これも入ると、野党共闘が国際的大義を持つ共闘になる」として、「そういうこともふくめて話し合っていきたい」と述べました。