43. 中川隆[-9640] koaQ7Jey 2024年8月04日 23:25:07 : FcV5QF62F6 : cnZNZ2pZbmxrSEE=[4]
管球アンプを人には勧めない
2024年08月04日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/b1ad7af089ced43ffde1d382b5b12166
1970年代からトランジスター型アンプが当たり前になって来た。その中で、私自身は「管球式アンプ」を使って来た。その理由は、「音の厚みが厚い」、「音の線が太い」、「しなやかな表現が出来る」等、管球アンプならではのメリットが有るからだ。しかし、使うにはそれなりのスキルと知識が必要だ。
管球式アンプで不得意な部分も有る。能率の悪いコーン型ウーハーを鳴らすと「ドライブし切れない」、「シャープな切れ味が無い」等、サウンド的にも難しい問題が有る。使う場所を選ぶ事も考えなければならない。
人に勧めない第一の理由は、「もう良い球が手に入らない」からが一番大きい。どんなに良いサウンドを出していても、球には寿命が有る。当然「予備球」が必要だ。その「予備球」が手に入らない。同じ球でも製造したメーカーや年代が違えばサウンドはまるっきり違う。ロシア産や中国産は元より、日本の国産球も私の耳には「使えない球」である。本家本元の英国ムラードの球やオスラム等、1940〜1950年代の「手作り球」には、「品質」や「寿命」の面で数段の違いが有る。
現在使っている「管球アンプ」には必ず「予備球」をストックしている。台数や種類が多いと「予備球」のストック費用も大変、又、ストック中に接着剤が剥がれてお釈迦になる事も有る。だから人には勧められない。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/b1ad7af089ced43ffde1d382b5b12166
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/415.html#c43