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中川隆 koaQ7Jey コメント履歴 No: 100313
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[近代史3] 日本製のスピーカーは どんな名作でもすぐに消えてしまう理由 中川隆
72. 中川隆[-9437] koaQ7Jey 2019年6月21日 02:12:02 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3045]

平野紘一さん(マスターズ代表) Thu Nov 16 11:38:27 JST 2006

エンジョイオーディオ!その行く道は!?

 WRアンプの製作・販売を始めて、数年経った。
おかげ様でその製作台数は3桁になっている。

わたしのようにオーディオ黎明期から、繁忙期にオーディオで飯を食ってきた者には現状及び近未来が楽しみであり、心配である。

 長年、オーディオ業界にいるので(1965年から)、内外からいろいろ情報が入ってくる。 

皆さんの参考になるかどうか分からないが、ここに書いてみることにする。 

 まず、アメリカではオーディオ、とりわけ、ハイエンド・オーディオは非常にシュリンクしてしまっている。

振りかぶって言うと、共和党の金持ち優遇によって、金持ちしか、ハイエンド・オーディオを買えなくなったからである。

従って、アメリカのハイエンド・コンポは非常に高額である。
また、アメリカのオーディオメーカーの設立・廃業・転売が著しい。

 あの、有名なオーディオ誌”ステレオファイル”もあまり、みるべきものが無くなってきた。

マッキントッシュはクラリオンに支えられてきたのは故存知の方も多いと思うが、クラリオンが傾いてきて、マッキントッシュはリップルウッドの傘下に入ることになった。今後、どのような方向になるのか?


今年、創業60年になるJBLの新商品開発のエネルギーは素晴らしい。

 アメリカの友人に聞くと、JBLをアメリカの東海岸ではあまり見かけないと言う。

JBLを率いるハーマンさんはユダヤ人だけにクレバーであるから、JBLをうまく導いていくと思う。そうなると、JBLの商売はアジア、それも、日本、中国、台湾、それに韓国あたりのオーディオファイルの方々が買うのではなかろうか?
特に、最近の中国の富裕層の購買意欲がすごいらしい。

 金持ちではないオーディオ好きのアメリカ人は AVレシーバーを買って、スピーカーを自分できれいにセットして、SPケーブルは壁に入れてきれいに処理するらしい。

重点はやはりVであり、それからがAであると言う。
AVレシーバーは日本勢(DENON、パイオニア、ケンウッド、ヤマハなどなど)が強いと言う。

 ハイエンドオーディオではなかなか日本勢はむずかしそうである。
まず、スピーカーではサウンドバランスの点で、イエローがやったのは認めたがらないようだ。

スピーカーユニットでは日本の技術は世界一であったのだから、サウンドバランスは早く、彼等に任せれば良かったのだ。近年、パイオニアがそのようなシステムを取り入れて、かなり良いサウンドバランスになったと言う。
(つい、最近、CEATECでパイオニアのこの種のSPシステムは聴いた。かなり、聴かせる!)

 アンプでは、近年デジタルアンプが登場しているが、高周波を取り扱うので、もう、普通のオーディオメーカーでは他におえないところまできている。

すなわち、デバイスはIC製造ノウハウが必要だし、プリント基板は多層構造が必要である。こうなると、初期投資が大変で数が出る平面TV、5.1chサラウンド、カーオーディオ用アンプ、それこそipodのようなアイテムにデジタルアンプは皆さんの気がつかない分野にどんどん採用されている。
最近のTV、音質が違うとは、皆さん気がつかないかな?

 アメリカのハイエンド・オーディオは一握りのお金持ちが買えるものになってしまったから、日本での価格は¥100万を超えるものが多くなったのはそのせいでもある。

 それでは、ヨーロッパはどうかと言うと、まだ、かなり、健全である。

まだまだ、SACDはこれからだし、アナログレコードも健在で、アナログレコードプレーヤー、フォノアンプ、カートリッジなどもある。スピーカーが苦手だったドイツからエラックのような小型でありながら、優れた音質のSPが出てきたし、B&Wに至っては技術的にも、サウンドバランス的にも非常に評価が高い。アメリカでもB&Wはアメリカ勢を圧倒していると言う。

 価格も特に金持ちでなくとも、買えるようなリーゾナブルな製品が多い。
残念なのは、BBC出身のSPブランドに元気がややないことだ。BBC出身のエンジニアから、後継者への橋渡しが難しいのかも知れない。

 さて、日本の現状はどう見たらよいであろうか?

特にアンプに絞ると、アキュフェーズ、DENON、マランツ、LUXとブランドも限られてきた。そして、真空管アンプは中国製も多くなってきた。
そして、オークションを眺めると、懐かしいアンプが沢山、売りに出ている。
どう、考えたらよいのだろうか?
 
 医学的には聴覚・味覚は発生学的に皮膚感覚の一部である。そして、オーディオはエンジョイするものである。そこから、WRアンプのような、NFBアンプの問題点を解決したアンプもあるし、ノンNFB真空管アンプもあるし、小型・高効率(言わばオーディオのファーストフード)のデジタルアンプもある。
それぞれの主張があり、これぞオーディオは面白いと思う。

 最後に話が少しそれるが、NFBの発明者ハロルド・ステファン・ブラック氏に生前お会いしたS社のTS氏の話によると、NFBはMASTER &SLAVE システムであると言う。誤解されそうであるが、悪い意味ではないことを次回書かせていただこうと思っている。
 
 ”皆さん、一度きりの人生!楽しんでください。それには、広告も充分ではなく、地道にやっているところも尋ねてみると、新しい発見、喜びを得ることありますよ!”
http://west.wramp.jp/datawr13.html

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/450.html#c72

[リバイバル3] 1W(ワット)アンプで 38pウーハーは無理 中川隆
3. 中川隆[-9436] koaQ7Jey 2019年6月21日 02:21:11 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3046]

シアター用スピーカーが 1Wでも鳴る理由


WEシアターサプライスピーカーは、基本的に低域、高域にホーンロードをかけています。 そのため巨大なものになり、初期の 555レシーバーをフルレンジに使ったシステムでも長大なホーンロードと開口部が必要です。 

のちの TA4181Aと 594A型ユニットを搭載したミラフォニックシステムは、さらに巨大な仕掛けのものになります。 

スピーカーは大きいのに、アンプリファイアーの出力はとりわけ大きなものではなく、555レシーバー専用アンプリファイアーであった 41、42、43アンプリファイアーでも、今日のトランシスターアンプ出力から考えれば、特別大きな出力ではありません。 


デッカアーク型スピーカーのキャビネットに組み込まれているグッドマン社製 20cmフルレンジユニットのマグネットは、500円硬貨より少し大きい位で一見非力なスピーカー。 それに極めて小さな出力(1Wそこそこ)のパイ社製ブラックボックスアンプリファイアーを接続すると、50畳あまりのオフィスいっぱいに良質な再生音で満たされるます。 

それを一度聴いていただければ、たちどころに反応力というものを理解していただけます。 現代の数百ワット出力アンプリファイアーを使用して低能率スピーカーを駆動するのとは、まったく異なったスタイルで動作しているとしか考えられません。 ここに電気信号再生の本質的な問題の根源があります。 

_________

銚子の散歩道

シアターシステムスピーカーを汎用転用して、ホームユースとして製造されたモデルについて書いてみましょう。 

こうした製品を愛用されている方は我が国には多くいらっしゃるのはご存知の通りです。 

これらの品は生まれはPAですが、ホームユース品として販売され、なおかつ評判も良いスピーカーシステムです。 

米国JBL・ハーツフィールド、パラゴン
エレクトロヴォイス・パトリシアン
英国ヴァイタヴォックスコーナーホーン型

等がざっと思い当たります。 

アルテック、A7、A5を入れなかったのは、これらは完全なPAであるためです。 

又独オイロダインもPAの部類に入るので書きません。 


上記のスピーカーシステム群における共通点は、クリップシュ型の変形コーナーホーンを採用していることです(パラゴンはフロントロードですが。)


 これらのスピーカーシステムは、一見 1Wあたりの入力をコンパクトなボディで、シアターシステム並の音圧レベルを得る為のものにみえますが、実際に PA として使うと問題が生じます。 PA にとって必要欠かさざる音の到達距離がより短いのです。 

確かに家庭用としては他の形式のものより、格段に音は飛びます。 しかし、純粋なシアター PA と比べるとかなり落ちるのです。

私はこれを試したことがあります。 アルテック1570Bアンプリファイアーで音圧レベルは小さな劇場並みで実験したのですが、

10m まではヴァイタヴォックスコーナーホーンもロンドン・ウエストレックスホーンシステムも、音圧と浸透力いずれも変わりません。 

15m を過ぎると途端にヴァイタヴォックスの方が落ちてきて、20mを過ぎると完全にウエストレックスによる再生音が到達してきます。 

これは1570Bの入力ボリューム目盛6くらいのポジションでのことで、ゲインをもっと開放するとその差はさらに広がります。 

これがクリップッシュ型コーナーホーンの特性で、ハーツフィールド、EVパトリシアン、英ヴァイタヴォックス各社が、コーナー型クリップッシュホーンを用いたのは、業務用機の PA臭を取り除き、ホームユース用に仕立てる為、絶妙なる仕掛けを仕込んだからです。 

これらはいずれもコーナー型である為、中高音用ホーンがリスナー正面に向くことはなく、中高域を反射させてきつくなるのを避けています。 

それでもコンプレッションドライバーの再生音は、他のコンシューマーユースのモデルと比較すれば相当エネルギーは強いのです。 

そこで製作者は、中高音ホーンをキャビネットでカバーしたのです。 

ヴァイタヴォックスコーナーホーンや、EVパトリシアンの中高音ホーンがキャビネットに内蔵されているのは、ただ全体としてのデザインを考慮しただけではなく、それなりの理由があります。 

ヴァイタヴォックスコーナーホーンの中高音カバーを取り去ると、再生音は途端にPAくさくなります。 

そして低音ホーン開口部面積と、中高音ホーンの開口面積比率にも念入りに計算された意味があります。 

中高音ホーン開口面積に対し、低音ホーンの開口面積はかなり大きくなっており、それはとりもなおさず、ホームユース的に豊かな低音再生を狙ったがゆえなのです。 

反応力という観点から見れば、反応力自体をコントロールしていることにもなります。 
それは事実であり必要なことでもあります。 
ホームユースは最大音圧というものが限定されているからです。 

それは慎重に製作者側の意図する所によって音響デザインされており、シアター用スピーカーをホームユースに使われる方がしばしば陥る音優先のシステムとは異なるのです。 なぜなら、これらのスピーカー群はレコード再生に必要な音色とゆたかな音楽性を備えています。 全ては有能なエンジニア達が音楽の為に考案製造したシステムであり、反応力の抑制は音楽の女神へ捧げられた供え物でもあったのです。
http://blog.livedoor.jp/thorens/archives/51749261.html


さてヴィンテージオーディオ機器の世界で、賢明なる御者に操られた三頭の馬が、実際にどの様に働いているのかを書いていくのですが。 それでは、これらの機器の動作のメカニズムはどうなっているのでしょう。 

それは、これまでのオーディオ常識では想像もつかない突拍子もないことかもしれません。 なぜなら、それは相互核反応と同じだと、わたしは確信しているからです。 

個々の機器は小さな原子核反応炉のようなものであり、それが相互に結びつくと、大きな反応体として動作していると想像してみてください。 私自身の体験からいって、反応炉どうしが反応し合わなければ、いかに大型フロアスピーカーでも、ラジカセ並みの音しか出ません。 

デッカアーク型スピーカーを例に挙げてみましょう。 キャビネットに組み込まれているグッドマン社製 20cmフルレンジユニットのマグネットは、500円硬貨より少し大きい位で一見非力なスピーカー。 それに極めて小さな出力(1Wそこそこ)のパイ社製ブラックボックスアンプリファイアーを接続すると、50畳あまりのオフィスいっぱいに良質な再生音で満たされるます。 

それを一度聴いていただければ、たちどころに反応力というものを理解していただけます。 現代の数百ワット出力アンプリファイアーを使用して低能率スピーカーを駆動するのとは、まったく異なったスタイルで動作しているとしか考えられません。 ここに電気信号再生の本質的な問題の根源があります。 

ヴィンテージオーディオの時代、電気信号の伝達に使われる電流の量は、質的なものを伝える為だけ有れば十分でした。 電気信号という船を浮かべ進めるだけの水量があれば、それ以上必要はなく、それ以上あると、かえって反応力を損なってしまうのでした。 それゆえにむやみな大出力アンプは製造されませんでしたし、必要もなく、当時のスピーカーに接続しても良い成果は決して得られません。 しかし銚子にお越しいただけなかった方に、こうした事実に納得していただくことは無理なことです。 


そこで例をあげてみましょう。 今日のヴィンテージオーディオファンであればどなたでも御存じである、WEのトーキー用スピーカーで説明してみます。 

WEシアターサプライスピーカーは、基本的に低域、高域にホーンロードをかけています。 そのため巨大なものになり、初期の 555レシーバーをフルレンジに使ったシステムでも長大なホーンロードと開口部が必要です。 

のちの TA4181Aと 594A型ユニットを搭載したミラフォニックシステムは、さらに巨大な仕掛けのものになります。 

スピーカーは大きいのに、アンプリファイアーの出力はとりわけ大きなものではなく、555レシーバー専用アンプリファイアーであった 41、42、43アンプリファイアーでも、今日のトランシスターアンプ出力から考えれば、特別大きな出力ではありません。 

そうした比較的小出力で劇場での使用に耐え、なおかつ効果的な広告が可能です。 WEのトーキーシステムの中で働いている、電気信号自体の性質が、現代のオーディオとは全く別の力を保持しているのです。 それこそが核反応的な連鎖であり圧縮、拡張と言うやり取りの後に、再生結果として提示されるのです。 ただアンプリファイアーが連結して圧縮、拡張を行っていっても、そのままでは核反応を発生させることは出来ません。 

問題は電気信号の圧縮と拡張が、何のために行われているかです。 

今日のオーディオでは、この圧縮と拡張は利得を得る為であるとか、アンプリファイアーの出力の増大として解釈されていますが、この時代のシアターシステムはそうではありません。 

それは電気信号の加工に使われたのです。 加工され、可変された電気信号は、アンプリファイアーの出力という船に乗って、スピーカーに送り届けられ確実に爆発します。 

しかしこれだけでは核反応爆発力を長続きさせることは難しい。 確実に誘爆させ、それを連続的爆発に導くには、スピーカーを臨界に保ち、いったん電気信号が入ったらそのまま臨界点に達する様にしなければなりません。 

そこでコンシューマーユースホームオーディオとは、全く別の仕掛けを持った機材が必要になってきます。 WE のアンプリファイアーがその大きさの割に出力が小さいのは、ここに仕掛けが施されているからです。 出力より反応力の方に重きを置いたアンプリファイアーだったのです。 

アンプリファイアーに限らず、光学式サウンドトラックフィルムの入力から、終段のスピーカーシステムに到るまで、あらゆる個所に反応する仕掛けが仕込んであります。 つまり WE のトーキーシステム全体が反応体の固まりであり、そのシステムブロックの一個一個が原子核反応炉みたいなものです。 こうした仕掛けがあるからこそ、小さな出力であっても大規模な拡声が可能です。 逆にいえば WE のスピーカーシステムの優秀さの証しでもあります。 

およそ WE のトーキーシステム全体を見渡し、その反応力の値を考えた場合、もっとも強力な力を示すのはスピーカーです。 

WE に関わらず RCA やヴァイタヴォックス、BTH、アルティック等のシアターシステムのスピーカー能率は大変高く、標準的には 1W入力あたり 105〜110 dbほどになります。 これはコンシューマーユースのものと比べればかなりの高能率であり、音圧も出るのですが、それはあくまで 1W入力時の話です。 劇場で使用する際は、もちろん 1Wで済むはずがありません。 当然もっと多くの入力信号を送ることになりますが、さて、ここで能率と音圧の秘密をお話ししなければなりません。
http://blog.livedoor.jp/thorens/archives/51748646.html


前回のつづきで、能率と音圧のマジックについて書きます。

WE のトーキースピーカーは、入力信号の上昇に対してリニアに追従して働きます。
入った分だけ音圧が大きくなるのです。 

なんだそれは当り前ではないかと思われるかもしれませんが、失礼ですがそう思う方は真のトーキー用スピーカーの何たるかを知らず、ちゃんと聴いたことが無い方です。 何故なら WE だけでなく真のトーキー用システムが、圧縮、拡張、反応力の三つの力を総動員して、核反応力を発生させたなら、人間はそのすさまじい音圧にリスニングルームに座っていることすら不可能です。 トーキーシステムとはその様なものです。

 スピーカー自体の入力信号に対する変換効率、能率がコンシューマーユースのものとはまったく別物であることを意味しています。 

WEトーキーシステムにとってスピーカーの能率とは、再生音における最低保証値であり、1W入力−105/110dbという値は、アイドリング時のエンジン回転数と同じ状態にあるのです。 

ところがこの値はコンシューマーユースにあってはこの値はむしろ、最大音圧レベルに近いものであり、これを考えると両者の 1W 入力−105−110db という値は業務用の場合は最低値を示し、コンシューマーユースは最高値であると言うことになります。 

そして反応力という立場からみると、両者の能率、音圧レベル特性値とは、1W 入力に対する反応力の値であるということに思い当たります。 

これがマジックです。 私達はこのことを知らずに来てしまった。 

確かに能率という面から見ればシアター用スピーカーは 1Wでも鳴ります。 
しかしそれは反応力がなければ、ただ鳴っているだけです。 

シアタースピーカーシステムを鳴らすには、たとえ 1Wでも確実に核反応を発生させるアンプリファイアーでなくては、シアタースピーカーの真の能力を示すことは出来ません。 

しかしシアタースピーカーを家庭で使用する場合、そのほとんどが核反応力が殺されているのが現実です。 そうでなければ、すさまじい音圧レヴェルでレコードを鑑賞することになり、これは劇場かそれに準じるスペースを確保されている方にのみ許されることです。 

たとえ、そうした空間で映画を上演するならまだしも、レコードを再生するとなると、それは家庭で鑑賞するために制作されたレコード本来の音質とは程遠いものであるのは、ユーザーご自身が良くわかっていることでしょう。 

それでは反応力で動くスピーカーが、他の様式で動作して生み出される再生音は、どうでしょうか。 

シアターサプライ用システムを開発した会社は、家庭での音楽の繊細な表現に用いるためのコンシューマーユースも研究開発しました。 

シアターシステムを家庭でそのままレコード再生に使用するとなると単なる PA にすぎなくなり、ホームユースオーディオシステム全体が難聴患者のための拡声機となってしまいます。 

したがって転用するにあたって、シアター用とはまた異なる仕掛けが必要になってきます。 

特にフォノイコライザーとその後のラインプリに重きを置き、多種多様な可変機能を付属させていきます。 それはレコードという音楽媒体に対して反応させるものです。 

一時流行した入力信号を可変させないプリアンプが、大出力パワーアンプと組み合わされた時、拡声機的な再生音となることを思い出していただきたいのです。 

こうした拡声器的再生音は、ヴィンテージ時代のハイフィデリティではまずありえないものでした。 信号とは可変されるもの、というのがポリシーだったからです。 
http://blog.livedoor.jp/thorens/archives/51749181.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/968.html#c3

[リバイバル3] 1W(ワット)アンプで 38pウーハーは無理 中川隆
4. 中川隆[-9435] koaQ7Jey 2019年6月21日 02:37:29 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3047]

JBLのLE15系(LE15,LE15A、#2215、2231A等のコルゲーションコーンタイプ)のウーハーは「コーン紙が厚く重い」。

これらのウーハーを使ったシステムには、Tr型のプリアンプ + 200W級以上のパワーアンプを組み合わせないと上手く制動出来ない。

______


D130系のサウンドが好みかもしれない・・・- Mr.トレイルのオーディオ回り道 2015年07月10日
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/126857b34625479bfcaac51d5ab3a673


私はD130系の軽く反応の早いサウンドが好みの様だ。

自宅のSP-707JシステムやサブのD208システムが特にお気に入り。


今では中々奇麗なD130(16Ω)のユニットを手に入れるのも容易ではない。
それはD208(8Ω)・D216(16Ω)も同じ状況。
何故なら1950年代のユニットだからだ。今から60年以上前のユニットになる。


高能率で軽い低音は非常に肌触りが良いと云う感触。

世の中ワイドレンジを狙って、能率を犠牲にして再生周波数帯域を30Hz付近に下げようとしているユニットが多い中で、40Hzぐらいしか出ないD130の方により音楽性を多く感じる。


D208はD130を20cmサイズにしたモノで、同じ20cmユニットのLE8Tとは性格が異なる。

「LE」が付いているユニットは「低域対策」がされたユニットで有る事を意味している。
LE15やLE15Aも低域対策がなされ、30Hz付近の再生が可能になっている。

これらのユニットを使うにはそれなりに知識や技術・ノウハウを持たざるを得ない。

D130の能率は101dbも有る。パワーアンプに1Wも有れば100dbの音量が得られる。

だから自宅のシステムには WE101Dppアンプ(1.4W/ch)のパワーアンプを組み合わせている。パワーよりも質を求めているからだ。

2W以下のパワーアンプが奏でる世界は、現在のハイパワートランジスターアンプの世界とは違う表現力をして来る。だからと云って万人にはお勧めはしない。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/126857b34625479bfcaac51d5ab3a673


LE15系の重低音を再生するユニットに組み合わせるアンプは・・・ - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2015年07月11日
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/226b473e9e5dfc81a257fd056efc0036


現在は重低音再生を目指して低能率なタイプのウーハーが多くなっている。

周波数レンジが下の方に伸びる事は「時代のニーズ」かも知れないが、「低能率」はいただけない。音の反応が鈍くなるからだ。

もうひとつ、「管球アンプ」の聴き易さや古い名器(マランツ#7やマッキンC22等)の管球プリアンプや管球パワーアンプを現代のSPシステムに組み合わせて使う方が居る。

管球アンプを組み合わせるなら「高能率SP」か「20cmフルレンジ」ぐらいにして置くべきだと思う。


例えば、JBLのLE15系(LE15,LE15A、#2215、2231A等のコルゲーションコーンタイプ)のウーハーは「コーン紙が厚く重い」傾向にある。

これらのウーハーを使ったシステムには、Tr型のプリアンプ + 200W級以上のパワーアンプを組み合わせないと上手く制動出来ない。

これらのウーハーに 管球プリアンプ + 200Wパワーアンプ を組み合わせても上手く制動出来ない。この逆に Tr型プリ + 管球ハイパワー(60W以上)を組み合わせても上手く制動は出来ない。


基本的にコーン型(ダイナミック型)のウーハーには「デジタル」チックなアンプが合う。

Tr型やIC、LSIは「石」のアンプで有る。この「石」は「半導体」素子を指す。

「半導体素子」は有る一定の電流や電圧がかかると「0」→「1」のデジタル的に流れる。

これに対して管球アンプは「水の流れの様に」繋がって流れる。

この性質は当然音の出方にも出て来る。
キレが良く立ち上がりが早いのが半導体素子を使ったアンプだ。


現代のスピーカーは、「半導体素子」を使ったアンプでドライブされる事を前提で作られている。その事を頭の中に置いておかなければならない。

懐古趣味の管球アンプの組み合わせでは上手く鳴らない。

もっとも現在手に入る真空管はほどんどが中国製やロシア製で有り、その品質は1950年代以前の真空管の比では無い。個人的には「とても使える代物では無い」と感じている。(全ての真空管と云う訳ではない)


管球アンプの良い処は「音の厚み」が低価格な物でも手に入る処。

ナローな感じのサウンド。

しかし、発熱量と置き場所の問題や、真空管自体の「バルブノイズ」が出る問題。

どんなに回路でノイズを抑え込んでも最後に「バルブ(真空管)」がノイズを発生させて来る事はどうしようもない。

1950年代以前の真空管では殆ど「バルブノイズ」は感じないが、1960年代以降の真空管では発生するまでの時間が短いし、ひどいモノは最初から「バルブノイズ」が出ている。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/226b473e9e5dfc81a257fd056efc0036

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/968.html#c4

[リバイバル3] 1W(ワット)アンプで 38pウーハーは無理 中川隆
5. 中川隆[-9434] koaQ7Jey 2019年6月21日 02:54:24 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3048]
良いウーハーとは? - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2016年06月25日

スピーカーを構成するユニットの中で一番重要なのは「ウーハー」である。何故なら「出ている音の70%以上」はウーハーから出ているからだ。その中で「エネルギー感」については80%以上を占有している。大部分の音や質感は「ウーハー」に何を使うかによって決まる。

有名メーカーの、例えばJBLやALTECならどんなユニットでも良いかと云うとそうではない。開発された時期や、製造された時期においても相当サウンドが変わる。例えばJBLのD130やLE15A等は30年以上製造されていた経緯が有る。そのシリアル番号別に追いかけてヒアリングをしたことが有るが、同じ型番のユニットとしての基本は有るが、音色や性能は全くの別物位に違う事を確認している。

世の中は進歩していてと考えるのが普通であるが、事スピーカーユニットに関しては一概にそうとは言い切れない事を痛感している。その為、自分は1950〜1960年代のユニットをメインに使っている。現在の世の中を大局的に見れば「インフレ」の世界だ。自分の給料も4万円前後から始まり、歳を重ねるごとに給料が上がって行き、30万から50万円にもなって来た。

会社の規模が大きくなり、人件費が大きくなってくるとメーカが考える事は「コストダウン」である。如何に性能をキープして同じグレードを保つか?が命題になって来る。しかし、その性能はコストダウンを考える一部の人間が取捨選択した性能で、初期の性能に対しての比較が十分でない場合も有る。オーディオ機器は「一般グレード」の機器である。「人の命にかかわる」様な特殊なグレードではない。そこに安直な発想が生まれる温床が有る。

話を元に戻して、「ウーハー」の名機と云われるものは、1970年以前に作られたものが多い。個人的にはD130が非常に好きである。それも初期型の16Ω仕様が良いと感じる。

世の中の「再生周波数帯域の最低域側の拡大」の為に消えて行ったウーハーであるが、その質感と反応の良さ・能率の良さは格別である。

重いコーン紙を大パワーのアンプでドライブする「心臓に悪い」ショッキングな低音とは一線を画す。「音楽」を聴かせてくれるウーハーであると思う。「悪貨は良貨を駆逐する」の例えの通り、良いウーハーが駆逐されてしまった現在のオーディオに未来は有るのだろうか?
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/a1e88e6c5e8f7ffdcd67f42d04fc752d

ホーンとドライバーのセッティング - Mr.トレイルのオーディオ回り道


JBLやALTEC、バイタボックス、EV等のホーン型ドライバーとホーンのセッティングについては、以前にも述べていますので、また再度同じ事を云うだろうと思います。

SP箱(エンクロージャー)に取り付けて、システムになっているホーンとドライバーは「本当の実力を出していない」と思います。ホーンをバッフルに取り付けると「ホーンの響き」が殺されてしまいます。その為、「雰囲気音」等が出なくなっています。

古いALTECやJBLのトーキー用のSPシステムには、ウーハー箱とその上に載ったホーン+ドライバーでセットされている写真を良く見られると思います。単純にALTEC#A7orA5を思い出していただければ判ると思います。ホーンが外に出ています。

コンパクトに無理やり押し込んだのがJBL#4343をはじめとするモニターシステム。その為「音数」が随分と減少しています。ホーンは「鳴き」を出したらだめですが、「響かせる」事は大切です。

合わせてドライバーも「宙吊り」状態で何も接触しない状態が良いです。これを単純に枕木等で受けてしまうと、こちらも「響き」が死んでしまいます。60年以上前の技術者達は、「本当に良い音を出したい」と願ってシステムを作っていたと思います。しかし、1970年代以降は「売らんかな・・・」の意識で作って有るので、当方曰く「ろくなものが無い」と思っています。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/1e5cb64ef36e56eb91f494863a982ff6


ホーンとドライバーのセッティング - Mr.トレイルのオーディオ回り道


JBLやALTEC、バイタボックス、EV等のホーン型ドライバーとホーンのセッティングについては、以前にも述べていますので、また再度同じ事を云うだろうと思います。

SP箱(エンクロージャー)に取り付けて、システムになっているホーンとドライバーは「本当の実力を出していない」と思います。ホーンをバッフルに取り付けると「ホーンの響き」が殺されてしまいます。その為、「雰囲気音」等が出なくなっています。

古いALTECやJBLのトーキー用のSPシステムには、ウーハー箱とその上に載ったホーン+ドライバーでセットされている写真を良く見られると思います。単純にALTEC#A7orA5を思い出していただければ判ると思います。ホーンが外に出ています。

コンパクトに無理やり押し込んだのがJBL#4343をはじめとするモニターシステム。その為「音数」が随分と減少しています。ホーンは「鳴き」を出したらだめですが、「響かせる」事は大切です。

合わせてドライバーも「宙吊り」状態で何も接触しない状態が良いです。これを単純に枕木等で受けてしまうと、こちらも「響き」が死んでしまいます。60年以上前の技術者達は、「本当に良い音を出したい」と願ってシステムを作っていたと思います。しかし、1970年代以降は「売らんかな・・・」の意識で作って有るので、当方曰く「ろくなものが無い」と思っています。
http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/1e5cb64ef36e56eb91f494863a982ff6

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/968.html#c5

[リバイバル3] 1W(ワット)アンプで 38pウーハーは無理 中川隆
6. 中川隆[-9433] koaQ7Jey 2019年6月21日 03:09:23 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3049]

ドイツ製ヴィンテージ・オーディオ販売 クラング・クンスト KLANG-KUNST
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/479.html


 スピーカーの能率が低いということは、非効率な低音に合わせて中高音を下げたりダンプしたりなどで音量を抑えてある状態なので、アンプでいえば負帰還でゲインを下げてあることに近い。同じアンプの無帰還か低帰還版がオイロダインで、高帰還版がATCといえば音の傾向を理解していただけるだろうか


 「オイロダインオーナーのみなさん、安心してください。オイロダインは2016年現在の最新スピーカーと比較しても、十分にバランスのとれた正確な音を出していることが確認できました。いったい、繰り返されたスピーカーの革新的進歩とは何だったのでしょうか?」


 今回の体験で、最新スピーカーの音がけっして無色透明でニュートラルな方向ではないことが確認できた。技術が進歩して歪が無くなれば、どのスピーカーも同じ音になるというわけにはいかないようだ。安価な製品の巧妙なマーケッティングから富裕層向け製品の大げさな演出まで、じつにたくましくやっている。実用的なラウドスピーカーの登場から約100年が経つが、黎明期に科学的であったスピーカー開発が、年々売るための開発にシフトしているといった印象だ。


____

KLANG-KUNST ヴィンテージ愛好家の最新スピーカー試聴記 2016年4月
https://www.klang.jp/index.php?ci=10139


1945年から1983年まで38年間も製造されたオイロダインスピーカー
https://www.klang.jp/s/file/0000/000/000/104/10428_801.jpg

 先日、じつに久しぶりに秋葉原に出向き、いろいろな最新スピーカーを試聴したことについて書く。ご存じのように、わたしはオイロパやオイロダインといったクラングフィルムのヴィンテージスピーカーを使っている。ウェスタンエレクトリックも含めると同好の仲間は大勢いて、我らヴィンテージ愛好家はオーディオにおける大派閥だ。そんな連中はB&Wなどの最新スピーカーには目もくれず、「あんなキンキンシャカシャカしたスピーカーはオモチャですよ」といった調子だ。

 だが、古い機器に囲まれて何十年もいると、ふと、「世間は文明化して洋服なのに自分だけ貫頭衣というように、取り残されているのではないか?」、「自分だけ古墳時代?」などと思うことがある。最新スピーカーの宣伝文句には「革新的な進歩」、「これまでにない完璧なサウンド」などという文句が踊っていて、「劣った昔のスピーカーなど粗大ごみにしてサッサと買い替えましょう」と言わんばかりだ。もちろん、アンプにも同様なことがいえるが、スピーカーほど極端な音の差は無いだろう。

 筋金入りのヴィンテージオーディオ愛好家のなかには、装置があまりに大げさなので「それではナローレンジ過ぎませんか?」と心配すると、「どうせ耳が悪いので分かりません」とか、「音楽は聞きませんから」などど豪語する人もいる。わたしも裸の王様になってはまずいので、自分の耳で最新スピーカーを確認してみることにした。若いエンジニアのK君と「肉の万世」前で待ち合わせの約束をして出向くと、そこはコインパーキングになっていた。まったくの浦島太郎だ。「肉の万世」は万世橋の向こう岸に移転していたが、ハンバーグの味は変わっていなかった。

ずいぶんと前にオーディオの街ではなくなっている秋葉原

 試聴には「西脇義訓指揮、デア・リング・オーケストラ」による「英雄交響曲」のSACDと、「フェリシティ・ロット(ソプラノ)」による「シューマン歌曲集」のCDを持参した。最新スピーカーに合わせた新録音と、聴きなじんだ歌という組み合わせだ。「革新的な技術によって歪がなくなったはずのニューモデルは、さぞかしピュアな音を聴かせてくれるにちがいない」と期待しつつ、複数のショップでかなりの数のスピーカーを聴いた。

 大型量販店でぶらぶらしながらJBLやタンノイの小型モデルが鳴っている音を聴いたが、それらは改めて試聴したいと思うほどではなかった。開発中のDAコンバーターを現在のベストセラースピーカーで鳴らすと、いったいどんな音が出るのか確認してみる必要があると思っていたので、まずはB&Wの試聴を申し込んだ。トヨタ車のような絶対的優越性があるとされ、驚くほど売れているらしい。

 まず、安価な600シリーズを聴いたところ、無理して上位機と同じツィーターにしたために中国で製造してもコストに無理があるのか、長岡鉄男流に重量ブロックでも乗せないと箱が厳しいと感じた。だが、それでは都会にふさわしいコンパクトなデザインが台なしになってしまう。いまのように高価で豊富なオーディオアクセサリー製品が無かった昔は、愛好家の必需品といえば重量ブロックやレンガ、ブチルゴムシートなどであった。いやはやダサいが、いまでも効果のあるアクセサリー群だ。

 その上のCMシリーズには重量ブロックが必要なさそうだったが、期待していたようなピュアな音ではなかった。きっとうまくマーケッティングをして、「B&Wの音」を作っているのだろう。無色透明どころか、「下手をするとオイロダインより癖が強いのでは?」と思う瞬間もあった。CM1S2やCM5S2といった2ウェイはとてもコンパクトなので、英雄交響曲で低音が貧弱なのはしかたないが、高音が重要な弦の広がりや管の輝きも「これぞ最新スピーカー!」というほどではなかった。試聴の前にアンプをどれにするか問われたので、「できるだけニュートラルなもので」と所望したところ、LUXMANの純A級動作プリメインアンプL-550AX(たぶん)を使ってくれたが、低能率の小型スピーカーにはパワー不足だったかもしれない。

購入したB&WのCM1 S2

 CM9S2やCM10S2といった3ウェイは箱が大きいので低音は2ウェイよりまともだった。それだけでなく、高音も2ウェイより鮮やかに聴こえた。こういう「これみよがし」の高分解能を最新モデルに期待していたので、「試しに手頃なCM9でも買ってみようか」などと気をよくした。だが、ソプラノを聴いてみると、なんとも人工的な声でがっかりした。それをK君に小声で伝えると、「世の中アニソン(アニメーション漫画のソング)のほうがメジャーですから」と返されてしまった。もう一度2ウェイに戻してもらってソプラノを聴くと、今度は2ウェイのほうが3ウェイよりもまともだった。70センチウーファーを使っているわたしは、「こんなに小さなウーファーでも2ウェイと3ウェイで一長一短があるのか」と感心してしまった。

 ダイヤモンド・ドーム・ツィーターを使用した800シリーズも、2店舗で3機種を試聴した。たしかに歪は少なそうだったが、音の肌触りが異質でなじめなかった。「優れて異なる」ということかもしれないが、先入観も含め、ダイヤモンドの物性が特異であることが音の印象に影響してしまっていた。以上のようにネガティブな評価も正直に書くが、キチガイじみた大型スピーカーを使っている変人の感想なので、関係諸氏には広い心でご容赦いただきたい。

 店員に「B&Wの音はちょっと派手で不自然に感じる」と伝えると、2番目に売れているというFOCALのスピーカーを聴かせてくれた。たしかに音は柔らかかったが、どこか音が薄められているようで中途半端に思えた。DALIなど、ほかに聴かせてもらった売れ筋スピーカーも印象に残らなかった。好みではないが、「なるほど、B&Wの音はうまく作ってある」と感心した。ハズレが続いて疲れたので、懐かしの名機BC IIのおかげで好印象なスペンドールを聴かせてもらった。最小モデルのSP3/1R2でも、どことなくBC IIらしい上品な音がしたので、やはり伝統というものは大切だと思ったが、高音寄りのバランスが気になった。中型のSP1/2R2にしてもらっうと、バランスは少し良くなったが、価格が立派すぎる。

 なかなか思うようなスピーカーは無いものだと思いつつ、売れ筋スピーカーの最後にドイツのELACを2機種聴いた。UボートのソナーとMMカートリッジで有名な老舗の音響機器メーカーだ。ちょっとやかましいところもあったが、「最新スピーカー」らしい分解能があるのに、フェリシティ・ロットの声もギリギリで別人にはならなかったので、「これならアンプやセッティングでなんとかなるかな」と思った。

ELACのBS192

ELACのBS192

 帰りがけにふらりと立ち寄った試聴室で思わぬ発見をした。イギリスはATCのスピーカーである。今回の試聴で、はじめて「ニュートラルな音」だと感じた。悪くいえばつまらない音かもしれないが、英雄交響曲もロットの声も、これといった欠点なく正確に再生した。聴いたのはペアで200万円以上もする大型のスタジオモニターだったので、気軽には買えない。家に帰って調べてみると、20万円前後の小型モデルもあった。かなり能率が低くて手こずりそうだが、それらATCの2機種とELACのBS192を仕入れてみることにした。また、最も多く聴かせてもらったダイナミックオーディオさんに感謝して、CM1S2を購入させていただいた。B&Wはダイナミックオーディオさんが実績豊富で価格も安い。

 夕食の後、K君の家でクラングフィルムのオイロダインKL-L439を聴いた。「なんと、ATCのスピーカーによく似た音ではないか」と、K君と顔を見合わせた。オイロダインは能率がはるかに高いせいか、高音に抑えきれない冴えがあってATCほど透徹な音ではないが、60年という製造年の隔たりを考えれば、両者は同じ方向を目指して作られたようにすら思える。

 スピーカーの能率が低いということは、非効率な低音に合わせて中高音を下げたりダンプしたりなどで音量を抑えてある状態なので、アンプでいえば負帰還でゲインを下げてあることに近い。同じアンプの無帰還か低帰還版がオイロダインで、高帰還版がATCといえば音の傾向を理解していただけるだろうか

 「オイロダインオーナーのみなさん、安心してください。オイロダインは2016年現在の最新スピーカーと比較しても、十分にバランスのとれた正確な音を出していることが確認できました。いったい、繰り返されたスピーカーの革新的進歩とは何だったのでしょうか?」

 今回の体験で、最新スピーカーの音がけっして無色透明でニュートラルな方向ではないことが確認できた。技術が進歩して歪が無くなれば、どのスピーカーも同じ音になるというわけにはいかないようだ。安価な製品の巧妙なマーケッティングから富裕層向け製品の大げさな演出まで、じつにたくましくやっている。実用的なラウドスピーカーの登場から約100年が経つが、黎明期に科学的であったスピーカー開発が、年々売るための開発にシフトしているといった印象だ。

 とはいえ、全員にオイロダインをお薦めするわけにはいかないし、そもそも入手困難になってしまっている。「もうオーディオは終わった」などというヴィンテージ大家ほどは老いていないつもりなので、いま楽しめる方法を考えてみたい。幸い、小型スピーカーの一部に可能性を見い出せそうなので、それらと手頃なヴィンテージスピーカーの両方を所有することで、オイロダインと同等以上に音楽が楽しめるるかもしれない。その実験がしたくて数機種を手に入れることにしが、ATCは納期が長く、しばらく待たなければならない。

 じつは、オイロダインを戦前の強烈な個性をもつヴィンテージスピーカーと比較すると、まともすぎて平凡に聴こえるくらいだ。そういう立派なヴィンテージスピーカーのオーナーも、最新の小型スピーカーで遊んでみてはいかがだろうか。どっちみちデジタルオーディオで新しい機器と取り組まざるをえないのだから、お使いの出力管1本の価格で買える最新スピーカーで、オーディオの幅を広げるのは悪くないと思う。
https://www.klang.jp/index.php?ci=10139
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/968.html#c6

[リバイバル3] 中古オーディオ販売店 中川隆
24. 中川隆[-9432] koaQ7Jey 2019年6月21日 03:37:35 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3050]

ガルネリメメントを聴いてきました。
ついでにハーツフィールドとオリンパスも。

プリはクレル、パワーはオクターブモノ2つ、CDPはナグラ、もう1系統はlinnのプリとパワー、CDPはステューダーでした。

メメントは、やはり弦楽器とボーカルは良いけれど、JAZZの少し荒さのある迫力は苦手で、リラックスして聴くなら良いのですがね〜。

ハーツフィールドはやはりJBL、以外と4311と音色が似ていました。
オリンパスは高音が暴れ気味。

linnに繋ぐとlinnの音。音色の支配性が強いのに驚きました。
1人で1時間、コーヒーをいただきながら、隅田川を眼下に贅沢な試聴となりました。
オーディオドリッパーさん、ありがとうございました。

bychibi at2016-11-22 16:42


昨日の試聴。
JAZZを中心に聴くと言ったら、電話口で、ん?という反応でしたが、ガルネリメメントはJAZZにはちょっと?ですよねと言われ。

ボーカルには良いかもしれないけれど、◯◯用スピーカーと分けていくとキリがないし、段々訳が判らなくなるのでお勧めしません。

安い買い物ではないし、自分の気に入るスピーカーを納得いくまで探したほうがよいですよ。と、オーディオドリッパーの清田さんは本当に良い人でした。

最近良いなあ~と感じたスピーカーは、JBL K2S9500とのことで、現行シリーズと比べて圧倒的にコストが掛かっているそうです。

でも、あのテカテカの質感とコンクリートの台座は、置く部屋を選ぶし趣味が分かれるよね~と、また正直な人でした。

元々は業務用・プロ用機器の取り扱いと修理をやっていて、最近民生用小売を始めたとのことで、ステューダーの修理は一手に引き受けているそうで、JBLのネットワーク関係のパーツも沢山お持ちでしたが、一箇所弄るとどんどん弄ることになりキリがないんだよね~と、これまた正直なお話でした。

bychibi at2016-11-23 08:23

https://community.phileweb.com/mypage/entry/3287/20161024/53317/
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/834.html#c24

[リバイバル3] ジャズ喫茶「ベイシー」の選択 _ JBLの本当の音とは 富山誠
140. 中川隆[-9431] koaQ7Jey 2019年6月21日 03:38:46 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3051]
中古ハイエンドオーディオ&ヴィンテージオーディオ
Audio Dripper TOKYO
https://audiodripper.jp/company

<コンシューマ機器関連>
Audio Dripper TOKYO 株式会社IKOS TECH 

本社 〒103-0004 東京都中央区東日本橋2-4-4


電話 03-5809-3401(13:00〜20:00) 
日曜・月曜は休日


※ご試聴はご予約試聴となります。ご試聴機器や広さによって機材をセットアップいたします。試聴スペースはご予約時にお知らせいたします




▲△▽▼

ガルネリメメントを聴いてきました。
ついでにハーツフィールドとオリンパスも。
プリはクレル、パワーはオクターブモノ2つ、CDPはナグラ、もう1系統はlinnのプリとパワー、CDPはステューダーでした。

メメントは、やはり弦楽器とボーカルは良いけれど、JAZZの少し荒さのある迫力は苦手で、リラックスして聴くなら良いのですがね〜。

ハーツフィールドはやはりJBL、以外と4311と音色が似ていました。
オリンパスは高音が暴れ気味。

linnに繋ぐとlinnの音。音色の支配性が強いのに驚きました。
1人で1時間、コーヒーをいただきながら、隅田川を眼下に贅沢な試聴となりました。
オーディオドリッパーさん、ありがとうございました。

bychibi at2016-11-22 16:42

昨日の試聴。
JAZZを中心に聴くと言ったら、電話口で、ん?という反応でしたが、ガルネリメメントはJAZZにはちょっと?ですよねと言われ。

ボーカルには良いかもしれないけれど、◯◯用スピーカーと分けていくとキリがないし、段々訳が判らなくなるのでお勧めしません。

安い買い物ではないし、自分の気に入るスピーカーを納得いくまで探したほうがよいですよ。と、オーディオドリッパーの清田さんは本当に良い人でした。

最近良いなあ~と感じたスピーカーは、JBL K2S9500とのことで、現行シリーズと比べて圧倒的にコストが掛かっているそうです。

でも、あのテカテカの質感とコンクリートの台座は、置く部屋を選ぶし趣味が分かれるよね~と、また正直な人でした。

元々は業務用・プロ用機器の取り扱いと修理をやっていて、最近民生用小売を始めたとのことで、ステューダーの修理は一手に引き受けているそうで、JBLのネットワーク関係のパーツも沢山お持ちでしたが、一箇所弄るとどんどん弄ることになりキリがないんだよね~と、これまた正直なお話でした。

bychibi at2016-11-23 08:23

https://community.phileweb.com/mypage/entry/3287/20161024/53317/


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/402.html#c140

[リバイバル3] 伝説の ソナス ファベール ガルネリ・オマージュ 中川隆
24. 中川隆[-9430] koaQ7Jey 2019年6月21日 03:39:19 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3052]
中古ハイエンドオーディオ&ヴィンテージオーディオ
Audio Dripper TOKYO
https://audiodripper.jp/company

<コンシューマ機器関連>
Audio Dripper TOKYO 株式会社IKOS TECH 

本社 〒103-0004 東京都中央区東日本橋2-4-4


電話 03-5809-3401(13:00〜20:00) 
日曜・月曜は休日


※ご試聴はご予約試聴となります。ご試聴機器や広さによって機材をセットアップいたします。試聴スペースはご予約時にお知らせいたします




▲△▽▼

ガルネリメメントを聴いてきました。
ついでにハーツフィールドとオリンパスも。
プリはクレル、パワーはオクターブモノ2つ、CDPはナグラ、もう1系統はlinnのプリとパワー、CDPはステューダーでした。

メメントは、やはり弦楽器とボーカルは良いけれど、JAZZの少し荒さのある迫力は苦手で、リラックスして聴くなら良いのですがね〜。

ハーツフィールドはやはりJBL、以外と4311と音色が似ていました。
オリンパスは高音が暴れ気味。

linnに繋ぐとlinnの音。音色の支配性が強いのに驚きました。
1人で1時間、コーヒーをいただきながら、隅田川を眼下に贅沢な試聴となりました。
オーディオドリッパーさん、ありがとうございました。

bychibi at2016-11-22 16:42

昨日の試聴。
JAZZを中心に聴くと言ったら、電話口で、ん?という反応でしたが、ガルネリメメントはJAZZにはちょっと?ですよねと言われ。

ボーカルには良いかもしれないけれど、◯◯用スピーカーと分けていくとキリがないし、段々訳が判らなくなるのでお勧めしません。

安い買い物ではないし、自分の気に入るスピーカーを納得いくまで探したほうがよいですよ。と、オーディオドリッパーの清田さんは本当に良い人でした。

最近良いなあ~と感じたスピーカーは、JBL K2S9500とのことで、現行シリーズと比べて圧倒的にコストが掛かっているそうです。

でも、あのテカテカの質感とコンクリートの台座は、置く部屋を選ぶし趣味が分かれるよね~と、また正直な人でした。

元々は業務用・プロ用機器の取り扱いと修理をやっていて、最近民生用小売を始めたとのことで、ステューダーの修理は一手に引き受けているそうで、JBLのネットワーク関係のパーツも沢山お持ちでしたが、一箇所弄るとどんどん弄ることになりキリがないんだよね~と、これまた正直なお話でした。

bychibi at2016-11-23 08:23

https://community.phileweb.com/mypage/entry/3287/20161024/53317/


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/684.html#c24

[リバイバル3] 1W(ワット)アンプで 38pウーハーは無理 中川隆
7. 中川隆[-9429] koaQ7Jey 2019年6月21日 03:50:10 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3053]
よくある実演動画で

JBLなら低出力の小型アンプでも鳴らせます

とありますが、あれにはギミックがあり、

1960〜1970年代の大口径だがボトムがさほど伸びていない振動版の軽いウーファーを使ったスピーカーであったり、駆動力に優れているD級(デジタルアンプ)を使っていたりする。

A級やAB級の小型トランスを搭載した小型アンプで比較的新しい大型のJBLを鳴らすと、高能率なので音量は出せるがウーファーは駆動はできても制動ができずに低域が甘くなることが多い。

大口径に限らず口径の割に低域を拡張しようと欲張るとウーファーの振動板が重くなり駆動力を必要とするようになり、鳴らし切るためにはアンプを選ぶ傾向が出てくるのである
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/968.html#c7

[リバイバル3] 1W(ワット)アンプで 38pウーハーは無理 中川隆
8. 中川隆[-9428] koaQ7Jey 2019年6月21日 03:55:52 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3054]

いまから20年程前、評論家の傅信幸先生はこんなことを雑誌に書いておられました。

「真空管アンプがブームである、真空管アンプは玉石混淆の世界だが、
その中でも一番優れた製品は、EAR859とEAR861、そしてUnison Research Smt 845だと
わたしは思う」

と明確に書いておられます。しかし、Smt845は出力が16Wしかないし、859は13W、861でも
32Wしかない。会話が普通にできるほど、節度ある小音量派の傅先生には良いかも知れない。


筆者が最高の真空管アンプを探してダイナミックオーディオの店員さんに
聴いたときも「EARとUnison Researchが一番よい」とベテラン店員さんは仰っておられました。

しかし、ユニゾンリサーチのライナップはプリメインアンプがほとんどで、
セパレートアンプは非常に高価、あと故障も多いんですよね。

もっとハード志向で、往年のマッキントッシュのように眼前に迫ってくる、
テンションの張った激しい力の表現を聴きたいならOCTAVEの上位セパレートアンプがよいですが、
(プリとパワーOCTAVEで揃える事)

OCTAVEはEARと比較すると価格設定が高価です。

OCTAVEは紛れもない真空管アンプの音で、暖かで色気がありますが、
ウォーム・マイルドな真空管らしさよりもスルー・ダイレクトな半導体アンプに
より性格が近いと定義する人が主流のようだ。


EARは女性ヴォーカルを艶やかに色っぽく、夢見心地の音色に包まれたい方には最高のアンプである。


EARは超一級の製品群でクオリティも最高で素晴らしいのだけど、
柳腰で線が細く、低音が控えめである。

JAZZのバイタリティが出ず、ダイレクトラジエーター型向きで JBLには向かないと痛感させられた。
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/968.html#c8

[リバイバル3] ジャズ喫茶「ベイシー」の選択 _ JBLの本当の音とは 富山誠
141. 中川隆[-9427] koaQ7Jey 2019年6月21日 04:00:11 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3055]
よくある実演動画で

JBLなら低出力の小型アンプでも鳴らせます

とありますが、あれにはギミックがあり、

1960〜1970年代の大口径だがボトムがさほど伸びていない振動版の軽いウーファーを使ったスピーカーであったり、駆動力に優れているD級(デジタルアンプ)を使っていたりする。

A級やAB級の小型トランスを搭載した小型アンプで比較的新しい大型のJBLを鳴らすと、高能率なので音量は出せるがウーファーは駆動はできても制動ができずに低域が甘くなることが多い。

大口径に限らず口径の割に低域を拡張しようと欲張るとウーファーの振動板が重くなり駆動力を必要とするようになり、鳴らし切るためにはアンプを選ぶ傾向が出てくるのである



▲△▽▼

いまから20年程前、評論家の傅信幸先生はこんなことを雑誌に書いておられました。
「真空管アンプがブームである、真空管アンプは玉石混淆の世界だが、
その中でも一番優れた製品は、EAR859とEAR861、そしてUnison Research Smt 845だと
わたしは思う」

と明確に書いておられます。しかし、Smt845は出力が16Wしかないし、859は13W、861でも
32Wしかない。会話が普通にできるほど、節度ある小音量派の傅先生には良いかも知れない。


筆者が最高の真空管アンプを探してダイナミックオーディオの店員さんに
聴いたときも「EARとUnison Researchが一番よい」とベテラン店員さんは仰っておられました。

しかし、ユニゾンリサーチのライナップはプリメインアンプがほとんどで、
セパレートアンプは非常に高価、あと故障も多いんですよね。

もっとハード志向で、往年のマッキントッシュのように眼前に迫ってくる、
テンションの張った激しい力の表現を聴きたいならOCTAVEの上位セパレートアンプがよいですが、
(プリとパワーOCTAVEで揃える事)

OCTAVEはEARと比較すると価格設定が高価です。


OCTAVEは紛れもない真空管アンプの音で、暖かで色気がありますが、
ウォーム・マイルドな真空管らしさよりもスルー・ダイレクトな半導体アンプに
より性格が近いと定義する人が主流のようだ。


EARは女性ヴォーカルを艶やかに色っぽく、夢見心地の音色に包まれたい方には最高のアンプである。


EARは超一級の製品群でクオリティも最高で素晴らしいのだけど、
柳腰で線が細く、低音が控えめである。

JAZZのバイタリティが出ず、ダイレクトラジエーター型向きで JBLには向かないと痛感させられた。


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/402.html#c141

[近代史3] もうすぐ氷河時代が来る証拠 中川隆
20. 中川隆[-9426] koaQ7Jey 2019年6月21日 04:10:41 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3057]
北極で記録的高温、進む氷の融解 1日37億トンの消失も/AFP
http://www.asyura2.com/15/nature6/msg/727.html

グリーンランド北西部で、海氷の上にたまった水の中を、犬ぞりを引いて進む犬たち。デンマーク気象研究所のステファン・オールセン氏撮影(2019年6月13日撮影)


AFPBB NEWS
2019年6月20日 15:24 発信地:コペンハーゲン/デンマーク


【6月20日 AFP】北極圏のデンマーク領グリーンランド(Greenland)では既に観測史上最高気温が記録されているが、2019年は北極にとって再び「ひどい年」となる可能性があると、科学者らは指摘している。グリーンランドの巨大な氷床の融解が進行すると、いつの日か世界の沿岸地域が水没する恐れがあるという。


 デンマーク気象研究所(DMI)の気候学者、ルース・モットラム(Ruth Mottram)氏は「2012年に記録された北極の海氷面積の史上最小値(中略)とグリーンランドの氷床融解量の史上最大値の両方が、更新される可能性がある」と警告した。「今年は気象状態に非常に左右されている」


 DMIの科学者ステファン・オールセン(Steffen Olsen)氏は13日、グリーンランド北西部で通常より早く氷が解けて、犬が明るい青空の下、雪のない山々を背に水の上を歩いているように見える印象的な様子を撮影した。この写真はネットで拡散した。


 オールセン氏は係留型の海洋気象ブイと気象観測所の調査中で、写真は自身が乗るそりを引く犬たちがフィヨルドの海氷が解け、数センチ水がたまっている中を進む様子を捉えていた。


 モットラム氏は、AFPの取材に「この写真は印象的だ。(中略)なぜならこれは、北極がいかに変化しているかを実際に視覚化しているからだ」と語った。


 モットラム氏によると、オールセン氏の調査旅行に同行した地元の人は「海氷がこれほど早く解け始めるとは予想していなかった。通常は氷が非常に厚いのでこのルートを通るが、海氷の上にたまった水がだんだんと深くなり前に進めなくなったため、引き返さざるを得なかった」と話していたという。


 この写真が撮影された日の前日12日に、カーナーク(Qaanaaq)にある最も近い気象観測所が気温17.3度を記録した。これは2012年6月30日に観測された史上最高気温をわずか0.3度下回っていただけだった。


「冬に降雪が少なかった上、最近は暖気と晴天、日照(がある)。これらはすべて、氷がいつもより早く解けるための前提条件といえる」と、モットラム氏は説明した。


■狩猟やホッキョクグマにも影響


 大気が暖まるのに伴い、この現象が加速され、地域住民の生活様式だけでなく、生態系をも変えることが予想される。地元の人々は氷上での狩猟に依存しているが、今後、狩りをできる期間はさらに短くなる見込みだ。


 米地質調査所(USGS)によると、北極圏に生息するホッキョクグマの個体数は海氷域の縮小が原因で、過去10年で約40%減少したという。


 北極圏に生息し、一角獣の角のような長い牙を持つクジラ類のイッカクも、主な天敵のシャチから身を守る役割を果たしている氷の減少に直面している。


■1日で37億トンの氷を消失


 世界の海水面上昇に直接的な影響を及ぼすのは、海氷の融解以外に氷床と氷河の融解がある。


 DMIによると、海抜3000メートルに位置するグリーンランドの「サミット観測所(Summit Station)」では4月30日、同観測所の観測史上最高気温となる氷点下1.2度を記録した。さらにグリーンランドでは17日、37億トンの氷が1日で消失したという。


 ベルギー・リエージュ大学(University of Liege)の気候学者、ザビエル・フェットバイス(Xavier Fettweis)氏はツイッター(Twitter)で「6月上旬以降、370億トンの氷が融解した」と指摘した。「2019年6月に氷床減少量の記録が更新される可能性はますます高くなった」という。


 デンマークの気象学者らは、氷の融解時期が通常よりほぼ1か月早い5月初めに始まったと発表している。


 氷の融解が5月上旬よりも前に始まったのは、データの記録が開始された1980年以降で2016年の1回だけだ。


 グリーンランドの氷の融解は、年間約0.7ミリの海面上昇の原因となっている。融解が現在の水準で続くとこの値はさらに増加する可能性がある。


 また、グリーンランドの氷河の融解による海面上昇は、1972年以降で13.7ミリに達している。
 

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/202.html#c20

[リバイバル3] 1W(ワット)アンプで 38pウーハーは無理 中川隆
9. 中川隆[-9425] koaQ7Jey 2019年6月21日 04:43:06 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3058]

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1666 O.M.さん(アマチュアコントラバス奏者) Thu Apr 7 04:07:48 JST 2016

▪ 古典的なユニットは、WRアンプとは合わない

WRアンプと組み合わせるスピーカーについて当方が経験したことを投稿いたします。

当方は後述のように川西先生がリファレンスにしておられる B&W 805 MATRIX を導入し、JBL D130、LE175を処分することを決断しました。

当方はオーケストラ等でコントラバスを弾いいておりまして、JBL D130、LE175は「コントラバスの音を再現するのに此れに勝るユニットはない」というオーディオとコントラバスの大先輩の主張を受け入れて揃えたものでありました。

導入直後は確かに、分厚い中低音に、ホーンの厚い中高音にしびれました。

しかしすぐにどうしても「耳につく不快な音」に気がつき悩むことになります。

またヴィオラやピアノの左手がどうも落ち込んでいます。

サイン波を入れても音圧がガタガタで特に 1,000Hz〜2,000Hzに凹みがあります。

結果的にこれは過制動による歪んだ音だとわかりましたが、それがわかるまでに数カ月かかりました。

過制動だと判明するまでの道のりが本当に長く苦しかったです。

ネットワークが悪いかと思って高価な素子を買い求めたり、ホーンドライバを買い換えようか、高域用のツイータを導入しようかと悩んだりと落ち着かない日々でした。

川西先生に相談しようにも何が不満なのかうまく表現できません。

とうとう当方のイライラが爆発してWRアンプが悪い!と川西先生に怒りをぶち撒けました。

しかし、このことで結果的に正しい解決の道が開けました。


川西先生より3台のアンプを送って頂きまして解決策を探っていきました。

比較試聴していきますと、JBL は高出力になるにつれて解像度が上がるのですが歪みは決して消えません。

その後一般的な管球アンプを入手してみると、あんなに悩んでいた歪みはすっと消え去り素直な鳴り方です。

しかし音の粒が大雑把です。

なんというか「古い音」とでもいうのでしょうか、
これがスタンダードなJBLの音なんだと納得いたしました。

これらのいわゆる古典的なユニットは管球アンプの特性に合わせた設計である、
という結論に達しました。

録音されたものを適切に再生させようと思うならば現代的な設計のスピーカーを用いて WRアンプで鳴らすのが最善であると分かりました。


▪805matrixと WRアンプはやはり最高であった!

そうなるとしても、当方はしっかりした低音が欲しい。
大型のスピーカーが必要ではないかと考えました。

川西先生がリファレンスとされているスピーカーはブックシェルフ型です。

いくらこのスピーカーで低音も十分出ていると言われてもにわかには信じられません。

しかし B&W の MATRIX で 805 より大型の 802、801 という選択肢も難しい。

802 は川西先生もおっしゃるように中途半端な感がします。

801 は巨大過ぎて躊躇します。
丁度良品が市場に出ていたので思い切って 805 MATRIX を導入することといたしました。

80 5MATRIX 導入当初はウーハーが熟れていないのか低音がすかすかでこれは大失敗だったかと思ったものの、急速に音が変わっていきました。

数日鳴らし込んだ 805MATRIX の音は、当方が今まで聴いてきたブックシェルフ型スピーカーのイメージを覆します。

和音の響きという縦のラインと、音と音の繋がり、進行感という横のラインがこれまで聞いたことがないくらいに自然です。

フルオーケストラの5弦コントラバスの響きさえも十分再現されています。
この低音の再現性の高さは正に川西先生が掲示板で何度も書いておられることです、やはり川西先生は正しかったのです!

クラシック、ジャズ、タンゴ、ロック、ポップス等々全てにおいてコントラバス、
エレキベースの音がくっきり聞こえ全く問題を感じません。

ピアノの低い音の金属巻きの弦を叩いたズンとした響きもあります。
グランドハープも所有しておりますが、その生音と比べても遜色ありません。
目の前で吉野直子さんが演奏している感じです。

ホーンじゃないと分厚い中高音は得られないと思っていましたが全くホーン以上です。
歪みなく繊細でしっかりとした音圧です。
バイアンプで駆動しツイータの音量を相対的に大きくするとJBL のホーンで頑張って出そうともがいていた音が出てきました。奏者の息遣い、細やかな指の動きがはっきり見えます。

定位感もびっくりします。スピーカーがすっかり消えています。

実際のところ JBL も B&W も音の方向性は違いがありません。

世の中では前者は音が前に出る、ジャズ向きだ、後者は音が後ろに広がる、クラシック向きだなどと言われたりしており当方もそう思い込んでいました。

実際に使ってみると当方が JBL のユニットを使って鳴らした音の延長上に B&W の音がありました。JBL も B&W も当時の技術の制約の中で生の音を再現するために
ユニットを開発していたわけで、JBL も真空管アンプを使えば B&W と音のベクトルは全く同一です。


またタンノイのスターリング(TW)も試しましたが、スピーカーの癖のようなものは感じますが、特にクラシック向きという印象はありませんでした。

ただ WR アンプでは 805 程には上手く鳴っている感じは致しません。

JBL のように何か鳴らしにくい要素があるのかもしれません。


805 MATRIX ですと、出力の違う WRアンプで聞いても音は全く同じです(もちろん個体差による極僅かな音の違いはあるような気がしますが誤差の範囲内でしょう)。

5W でも 100W でも再生された音のクオリティは同じく高いです。

JBL の古典ユニットのように W数で解像度が変化するということはありません。

最も安価な E-5H でも何ら問題ないわけです。

どんなジャンルの音楽を聴こうとも、アンプもスピーカーも正しい方向に向かって適切に作られたものを選べば良いだけであって、その一つの方向が WRアンプであり、B&W MATRIX シリーズであるということでしょう。

ジャズ向きだとか、オーケストラ向き、室内楽向きなどというスピーカーはなく、またスピーカーのグレードアップなどというのもなく、WR アンプを基軸におけば、あとはつないだスピーカーの音が生と比べて適切かどうかを基準にすれば良いのではないでしょうか。

川西先生は出力の違うアンプを貸し出してくださいます。

もし比較試聴して音が違った場合はスピーカーに問題があるのかもしれません。

805MATRIX にサイン波を入れてみて驚きました。なんと50Hzまでも音圧が落ちずに
出ているではないですか! サイン波で性能が図れる訳ではありませんがこの数値だけでも805MATRIX は少なくともコントラバスの再生には問題がないように思われます。

そもそもコントラバスは低音楽器というよりは倍音楽器と認識したほうが
しっくりくるかもしれません。弦の振動で震えた駒が表板を叩くことで発生する
豊かな倍音が重要です。基音の周波数を基準に考える必要はないかもしれません。

この小さな805MATRIX でここまで再現されるのであれば、ウーハーの追加された801、802 もどれだけの再現性があるのか興味があるところです。

しかし、これらはユニット数が増えるのでどうしてもチェロが下に、ヴァイオリンが上にくるような定位における違和感が生じるだろうと想像出来てしまいます。

店頭で聞いた最新の B&W の大型スピーカーをそこにあるメーカーのアンプで鳴らしたのを聞いた時にはそういう違和感が大きかったのです。

805 は 805 なりに大変バランスのよい完成されたスピーカーだと思います。

805 MATRIX と WRアンプを組み合わせて音楽を楽しんでいると、スピーカーの B&W の開発者とアンプの川西先生の、生の音を再現したいという熱い思い、熱い執念が出会って見事に実を結んでいるのだと深く実感いたします。

オーディオで求めるものは人それぞれですが、もし生を基準にした再生音を求めるならば、第一候補は川西先生がリファレンスに用いている 805 MATRIX が最良の選択であり、さもなくば現代において素直に設計されたスピーカーを使用するのが良いだろうと思われます。

オーディオ装置などは単なる道具ですので、当方の経験したように懐古的なものや
根拠がはっきりしないのに高額なものなどに惑わされないようにして正しい方向のものを選べば良いでしょう。WRアンプは間違いなくそういうものです。


____


1669川西 哲夫さん(WRアンプ開発・設計者) Thu Apr 14 2016

O.M.さん、詳細で単刀直入なご投稿ありがとうございます。

 O.M.さんが使用されていたスピーカーは、ずっと B&W の CDM1 だとばかり思っていました。そして暫く音信が途絶えておりました。

 去年の文化の日の頃でしたか、久し振りにお便りがありました。それは、お持ちの ΕC-1 と Ε-10 のアップグレードのお話でした。2年ほど前にΕ-10 のプロトタイプをお貸し出しし、WR アンプを気に入って頂きご購入頂いたのを思い出しました。

 しかしよくお話を伺うとどうもチャンデバを使ってマルチ駆動をされているようで、ローチャンに Ε-10、ハイチャンにはもっと以前にご購入頂いた WRP-α9/A をお使いになっている事が分かり、結局、WRP-α9/A の安定化電源化も含めてアップグレードをして頂く事になったのでした。

 ところが「どうせアップグレードするならΕC-1 に EQ 基板を載せて LP も聴けるようにしたい」とご希望が脹らみ、結果的に大手術となりました。そのご報告はWR掲示板の 163 6と 1642 に詳述されていますので、改めてお読み頂ければ幸いです。

この時に「WRアンプの音は革命的だ!」と言う名誉あるご感想を頂いたのです。


 実はこの頃に既にヘッドアンプのご注文も賜っており、それは年末ギリギリに納入させて頂いたのでした。この絡みで純粋MCカートリッジが見直されています。また、MMの再生音にも劣るCDの音を改善すべく、プレーヤーも32bitDACを積んだものに買い換えられています。

 このように短期間で O.M.さんは急速な坂道を登られたのです。それが何処かに歪となって皺寄せが来るとは夢にも思っていませんでした。詰まり音が良くなったら、又それだけ粗が目立って来る事になり易いのだと思います。今まで隠れていた欠点が表に出てくる可能性があるのです。

 11月の末頃には、ローチャンとハイチャンの繋がりが悪い、と言うようなお話をチラホラされています。この時に初めて私は O.M.さんが D130+LE175+D91 をお使いになっていると認識したのです。

12月に入ってからこの問題が大きくクローズアップされて来ています。

既に、チャンデバは止めて LE175 の方をコンデンサーでカットする方法に変わっていましたが、そのコンデンサーの質で音がコロコロ変ると仰っています。そこで、私が ASC を推奨して


> ツイータのハイパスのコンデンサーですが、川西先生ご推奨の ASC がやっと届きまして、
> この違和感がすっきりと解決できました!

と一度は満足されています。

 この後、ヘッドアンプ導入によるMCカートリッジの音について色々感想を寄せて頂いたのですが鉄心入り MCカートリッジの音が

> ジャズベースが鉄芯だと一旦PAを通した音に聞こえてきました。

と仰っていたので、最初は誇張かと思っていたのですが、今思えばスピーカーの問題が顔を出していたのかも知れません。

確かに、鉄心入りMCは純粋 MC に比べてそう言う傾向が多少はあるのですが、その時「PAを通した音」と言う表現に多少違和感はありました。

 2月に入ってハイパスのコンデンサーで随分悩まれたようです。エージングの問題、耐圧の問題等で音がかなり変ると言うのがご不満のようでした。今思えばそう言う事で音に大きな変化がある場合は、別に本質的な問題が隠されている事が多いのです。

 中高域に違和感があるとカットオフ周波数を下げたくなるものです。その為にはコンデンサーの容量を増やさなくてなりませんが、そうそう思い通りの容量のコンデンサーが手に入る訳ではありません。勢い、コンデンサーの並列接続になります。

 コンデンサーはそれぞれ直列にインダクタンス分を持っていますので、不用意に並列接続すると高周波領域に共振峰ができ、システムに何らかの問題があると、それが音質に微妙に影響してくるのです。WR アンプのパスコンにも昔から1Ωの抵抗を直列に入れています。

 O.M.さんもこれで暫く悩まれたようですが、並列にされた2つのコンデンサーそれぞれに直列に0.5Ωから2Ω位を入れるようにアドバイスさせて頂いたのです。その結果、

> この音を聞けば、昨日までの音は奇妙奇天烈であったのは一目瞭然です。
> バイオリンのパワーに負けず、ビオラやチェロの粘っこい音が難なく聞き取れます。
> 当然ピアノの左手もしっかりしており、低音の太い金属弦の粘っこい感じ、
> 高音はキンキンせずにカンカンなる感じが出ています!
> これはすごい。正にこの方向の音が欲しくて右往左往しておったのです。

と言うレポートを頂き私は一安心したのです。それから3月の半ば頃までは便りがなく満足されているのかなと思っていたのですが、また問題が発覚したようでした。

それはウーハーとツイターを別々のアンプで鳴らすと、本来はもっと良くなるはずなのに耳に着く違和感があって改悪になると言う問題でした。

音楽がちぐはぐに聴こえると言う事でした。

 ウーハーを鳴らしている Ε-10H の音と、ツイターを鳴らしている WRP-α9/A (Ε-5H 相当)の音がかなり違うと言うご不満でした。

WRP-α9/A の方が膜が掛かったようになると言う事でした。

私は5W以下で鳴らすなら、Ε-5H とΕ-50H の音はそんなに変わらないと常々申し上げていますし、今回のアップグレードの時もそれを確認して発送していますから、これは何かあるなと薄々思い始めていました。しかし、未だスピーカーのダンピングの問題だとは気付いていませんでした。


 それ以降、こちらのΕ-10Hプロト、WRP-ΔZERO(Ε-50H相当)、100W機(Ε-100H相当)を次から次とお貸し出しし様子を見させて頂きました。

それに依ると、Ε-10HよりΔZERO、ΔZEROより 100機とドンドン分解能が上がると言う事でした。

この時に、音の表現を形容詞などで表現すると誤解の元になると痛感し、なるべく具体的に表現するように努めるべきであると悟ったのです。こちらで鳴っている音と余りに違うレポートを頂くと、何を頼りにそれを判断すれば良いか分からなくなるのです。

 この頃に頂いたご感想の一片を記しますと


> 届いたアンプでは、音の次元が違います。これはすごい。
> 当方のアンプもつなぐスピーカーが805matrix だとこのような素晴らしい音で鳴るのでしょうか。
> まったく信じられません!


と言うように、ハイパワーアンプなら結構良く鳴るものの、ご所有の α9/A やΕ-10H では、とても上手く鳴らせないと言う内容です。

この頃は他に何かあると思いつつも、まだネットワークの問題も気になっていて、スピーカーのインピーダンス上昇の問題も考慮し、打ち消しの為の直列素子を入れるように進言したりしましたが、少し効果はあったものの本質的な解決には至りませんでした。

 この頃になると O.M.さんもアンプの問題もさる事ながら、真空管時代に開発された JBL の問題点に気付き始めて居られたのでしょう。

真空管アンプと高帰還アンプ、又大きな箱に入れないと低音が出ない昔のスピーカーと小型エンクロージャーに入れてハイパワーで鳴らす現代のスピーカーの違い等々について、色々調査されたようです。

 D130+LE175 を聴いて衝撃を受けた時、鳴らしていたのは真空管アンプだった事も思い出されたのでしょう。

一度は真空管アンプで鳴らす必要性と、既に JBL を諦めて 805 MATRIX を探す気にもなられていたのだと思います。それから5日程音信が途絶えていました。

 真空管アンプを入手し、805 MATRIX も注文したと言うメールが突然ありました。

真空管アンプは3結シングルのミニパワーアンプでしたが、次のようなレポートが添えられていました。


> JBL とWRアンプでは高出力に比例して解像度は上がります。100Wの解像度はαZEROをはるかに
> 凌ぎます。しかし、しぶとく残り続ける「うまく鳴っていない感じ」があります。

 しかし、3結で鳴らすと

> これが管球アンプだとこの鳴らない感じがすっと消えているのです。
> 解像度は一気に落ちているのに、耳触りはとても自然です。

と言う風に仰っています。

真空管アンプだとずっと付き纏っていた違和感がスッと消えるようです。

どうも、WRアンプだと無理に JBL の穴を叩いているようです。しかし、次のようにも仰っています。

> 管球アンプの解像度はMMとMCのような違いがあります。いや、もっとあるかもしれません。
> WRアンプの解像度を聞いてしまうと全く笑ってしまう大雑把さなんです。
> しかし管球アンプですとユニットの発音の様子が全く異なり、総体的にこれが
> 当時のスタンダードな再生音であると納得できるような質感です。

 生の音を求めて近代的なスピーカーを高帰還アンプで鳴らすのと、昔ながらのゆったりした音を楽しむのと両極端を経験された事になります。

この音の違いの要因はアンプの出力インピーダンスの違いだと思います。

昔ながらのスピーカーはやはり当時想定された目的で使うべきなのでしょう。

無理に定電圧駆動するとコーン紙の振動が制動され過ぎてしまう為に、一部に耳障りな音が残ると考えられます。

D130 がアルニコを使っているのも裏目に出た感じです。

察するに昔の真空管アンプでも、それなりにダンピングが効いた音が出るように図られていたのだと思います。

 振動学的には、臨界粘性減衰係数に、系の粘性減衰係数が近付くと減衰振動は振動的でなくなり、単調減衰になってしまいますが、このような系は反応が鈍くなりますので、切れのある軽い音にはならないのです。

電気振動でも言えて、方形波特性を余り鈍らせるとアンプの音は硬直して来ます。
制動不足でリンキング状態になると音は荒れますが、少しアンダー気味で低い山が1つ見える程度が良いとされています。

 しかし、805 MATRIX が到着すると、

> 805MATRIX 届きまして、衝撃です!
> JBL と合わせて、もう必要のないものとなりました。

O.M.さんは生楽器の音を再現する為のオーディオを目指して居られますので、当然の結果となったのです。どのように衝撃だったかは次に示す文章から見て取れます。

> E-10H で駆動していますが、805 を慣らしきってやろうという先生の熱い思いがビシビシと
> 伝わってきます!第一印象だと低音が薄いかな?と思いやはり失敗だったかなあと思ったものの、
> しばらく聞いていると音がこなれてきたのか、バランスがよく感じてきました。

 ハイパワーアンプに比べてご自分のものは大きく見劣りがするとお感じになっていたはずですが、805 MATRIX ならものの見事に鳴ったようです。

音のバランスが聴くうちに良くなったのは、やはり長い間眠っていたスピーカーのエージングが進んだ為ですが、耳が小型スピーカーに慣れたこともあると思います。さらに、

> この小さな筐体SPでピアノがこんなに満遍なく聞こえるのは奇跡ですね!
> 掲示板や先生のメールに書いてある左手の最低音が聞こえるという記述はさすがに
> 言い過ぎだろう、聞こえていても蚊の泣くような微かな響きでしょうと思っていたのですが、
> まさかまさかこんなに聞こえるとは!


と仰っていて、私が Feastrex で体感した時と似たような衝撃を受けられたようです。この音が認識できると本当に幸せな気分になるから不思議です。

そして、やっとO.M.さんは納得の行く音を手に入れられたのです。

> 全体の音楽性は明らかに805 です。時間軸に沿って響きが繋がっていく感じに破綻がありません。
> 定位感もすごいです。よそ様のところでのJBL で相当大音量で試聴距離も離れて聞いた時にSPが
> 消えている感覚がありましたが、自宅では近接で歪みが多く耳につくのかいまいちです。
> それに比べればこの805はとても素晴らしい!スピーカーを意識することが全くない!
> やっと色々な呪縛から解放されました。

 この成功は B&W805 MATRIX でなければ得られないのではありません。

又 B&W805 MATRIX に WR アンプを無理に合わせている訳でもありません。

その証拠にサトウさんの追試でもっと小型で安価な DENON の USC-M3E を繋いでも「これだけでも十分立派な鳴りです。」と仰っています。

D130では過制動になり違和感が残りましたがその理由ははっきりしています。

現代のスピーカー、特にヨーロッパ系のものなら全く問題はないと思います。
どうぞ安心して、WRアンプをお求めになって下さい。
http://west.wramp.jp/datawr35.html


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/968.html#c9

[お知らせ・管理20] これが阿修羅に巣食う電通工作員 中川隆
266. 中川隆[-9424] koaQ7Jey 2019年6月21日 05:25:59 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3060]

阿修羅サイトがGoogleからとても嫌われた話
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/559.html


【妨害工作?】山本太郎議員のツイッター、「シャドウバン」されていた!同氏のアカウントが(非ログイン時に)検索結果に表示されない事態に!
https://yuruneto.com/yamamoto-shadowban/

シャドーバンとは、ソーシャルメディアの運営側が悪質なユーザーのアカウントの投稿をタイムライン等に表示させないように設定して(公の目に触れないようにして)半ばアカウント凍結(ban)に近い状態にする措置のことである。

____


阿修羅が Google にシャドーバンされた原因は原発板の嘘八百の記事でしょう。

http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/603.html#c266

[お知らせ・管理20] これが阿修羅に巣食う電通工作員 中川隆
267. 中川隆[-9423] koaQ7Jey 2019年6月21日 05:27:27 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3061]
阿修羅掲示板でデマを撒き散らしている頭がおかしい投稿者のリスト

・佐伯まお=おおたこうじ=シノブ
・お天道様はお見通し
・魑魅魍魎男
・日高見連邦共和国
・けろりん
・BRIAN ENO
・櫻井ジャーナル 櫻井春彦
・taked4700
・てんさい(い)= 東海アマ
・小野寺光一
・仁王像
・HIMAZIN
・西岡昌紀
・木村愛二
・こーるてん


阿修羅掲示板の中国工作員
・赤かぶ


阿修羅がデマ拡散サイトだと Google に認定された原因は


原発板
http://www.asyura2.com/19/genpatu51/index.html

ホロコースト
http://www.asyura2.com/09/holocaust6/index.html


の嘘八百の記事でしょう。

政治板、経済板、国際板の記事も 99.9%はデマなのですが、国際金融資本や中国が意図的に流しているデマの転記なので、こちらは問題にならないのです。

http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/603.html#c267

[リバイバル3] クラング・クンスト _ DSDフォーマットの歴史的名盤の音楽ファイルをダウンロード販売 中川隆
5. 中川隆[-9422] koaQ7Jey 2019年6月21日 08:01:08 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3062]

TK邸訪問(その7):ロンドンウエスターンでLPを・・・(^^; 2011/08/08
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1150.html


さて、TK邸での驚きの連続の体験・・・アクースタットの巨大なコンデンサーSPで、浴びるようなサウンドを・・・オイロッパジュニアで、瞬時に引き込まれる音楽をと・・・

既に、ここのところ、自分が出そうとしていた再生音とは、全く異なる次元の再生音楽を、たっぷり楽しませていただいたわけですが・・・

まだ、これで終わりではありません・・・(@@;

お茶タイム(とっても美味しいお抹茶をいただきました)の後で、お次は、もう一つの再生系・・・


【ロンドンウェスターンSP(2080A+2090A)】
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/2011080706471980d.jpg


ロンドンウェスターンのSPでの再生です・・・

TKさんは、いずれ、このウーファーを後4本揃え、片チャンネル4発としてバッフルを組んで・・・との計画をお持ちだそうですが、今はその途中の段階で、床置きなのだとのこと・・・

で、片方のチャンネルの調子が良くないので、ちゃんと鳴るかどうかと仰りながら、オーディオリサーチのアンプ(アクースタット用より大分小振りな別のアンプ)を接続し、準備完了・・・

まずは試しにと、先程のメニューインのバイオリンコンチェルトを少しかけられた・・・

オイロッパジュニアの時とは、随分違った雰囲気で、低域はユニットが裸なので少ないものの、非常にフラットなレンジの広い印象・・・逆に、オイロッパジュニアには、独特の個性があったんだなと、改めて感じました・・・

と言うか、ロンドンウェスターンでも、かなり濃く厚い方だと思うんですが・・・オイロッパジュニアを聞いてしまうと・・・(^^;

印象の違いとしては、オイロッパジュニアに比べて、レンジが広く感じる分、ロンドンウェスターンでの音の方が線が細く薄い感じが・・・その原因の1つは、アンプ・・・片や、オイロッパジュニアを鳴らしたのは、劇場用のアンプだから・・・

それともう1つは、カートリッジが、オイロッパの時はモノラル用だったのが、今はステレオ用で鳴らしたと言う事も・・・やはり、エネルギー感が随分違って、さっぱりとしてしまった感じで・・・

とは言え、接触の不調も今は、辛うじて出ていないようなので、ロンドンウェスターンでの再生を続けましょうと言うことで・・・大さんのリクエストで、オスカーピーターソントリオのプリーズ・リクエストのB面1曲目をかけていただいた・・・

ほ〜!・・・オイロッパジュニアに通じる中域の厚みや濃さはあるものの、その鳴り方は、σ(^^)私の知る普通のSPの鳴り方に近い気がする・・・これがソースによるものなのかSPの鳴り方の傾向によるものかは分からないけれど・・・

ただ、そうは言っても、厚みを持ちながら中域〜中高域が全くストレスなくふわっと広がる、何とも不思議な、それでいてとっても心地良い鳴り方には、非常に好感を持った・・・どうもこの独特の12セルのホーンによるもののような気がするんだけど・・・どうなんでしょうか?(^^;

ウーハーはそのままで、クロスは600Hzくらいとのこと・・・

お次は、マイルスディヴィスのマイファニーバレンタインを・・・

ほっほ〜!・・・ピアノの音色を聞くと、このホーンの感じが出ているような気がするんですが・・・バッフルなしのウーハー側の音かな?・・・ハハハよう分かりません(^^;

でも、ミュートトランペットの音は、正しく!って感じで・・・グイッと迫ってくる・・・これは、オイロッパのときとはまた違った印象で、凄く良いなあ!・・・あっ!ピアノのソロのところを聞くと、やっぱりこのホーンの感じのような気がする・・・このストレスなくふわっと鳴る感じ、良いなあ(^^;

そして、お次は・・・ホプキンソン・スミスで、デュフォーのリュート組曲?・・・

【ホプキンソン・スミスのリュート】


う〜ん、この音の密度濃さは、凄く生々しさを感じるなあ・・・この軽々と音が立ち上がるのは、このホーンドライバーと、このホーンならではなんでしょうかねえ・・・それに、凄く澄んだ音色で、空間の響も凄く綺麗に聞こえるんですね・・・

これにウーファーが4発になって、バッフルがつくと、どんなバランスになるんでしょうかね?(^^;

っと、それでは次はSPをかけましょうかと・・・遂にあれを!・・・

ハハハ、先に勘違いでフライング紹介した・・・


【ウエスターンのプレーヤー】
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/20110807194335820.jpg


ウエスターンのプレーヤーが、遂に登場です・・・が、またまた今日は時間切れ・・・

ってわけで、つづきは明日・・・いよいよラストか?・・・

いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~


コメント

London Western 2080は良いユニットだと思います。

当時の劇場用システムの完成度には昔の技術を感心させられました。

この時代の方が音楽の原点に近い鳴り方をしていると感じる人も多いでしょう。

Mt.T2さん良い体験が出来ましたね!

[2011/08/09 15:46]


大佐、コメントありがとうございますm(_ _)m
軽く適度な減衰で、耳障りな振動音を出さない振動板で、高能率な遠達性の高いスピーカー
そんなユニットと箱が・・・おっと、そのサウンドを活かす部屋も・・・

この後、おおよそ2週間後に、またひとつ、貴重な体験を・・・

そんな体験が、自分の周りのそこかしこで、つながり始めれば、更に充実した世界が?・・・なんて思いを持ちつつ、音の不思議を色んな点で、楽しんで行きたいです\(^^)/
[2011/08/09 18:15]


私は最初はビンテージに浸かってましたから、ハイエンド系は苦手だった。

聴いていても情報量が多くても楽しくない音に感じて、これならビンテージのまままで

良いと30年過ごしてました。

しかし今のシステムで両立出来た気がします。 それぞれの軌跡を得て今があると思います。

Mt.T2さんも良い方向を進まれていると感じますよ!
[2011/08/09 18:41]


大佐、再レスありがとうございますm(_ _)m

アンテナ高くセンス良く判断の速い方、信念やポリシーをお持ちの方、育った環境など影響で、早くに自分の音楽観やイメージをお持ちの片なら、方向性の振幅は大きくなく、直ぐに収束して行かれるのでしょうが・・・
残念ながら、素質や育ちも縁遠いところで蠢いておりますので・・・いつまで経っても、右往左往の振幅は大きく、毎度行き過ぎないと方向転換できないわけで・・・

まあ、あれもこれも欲張って、何度も失敗を続ければ、そのうち少しは、学習効果も・・・
そんな、気の長〜い歩みを続けることで、いつか少しは進歩があるかも・・・
せっかくやるなら、楽しくと・・・おまけ的気持ちで書いているのがこのブログ・・・

焦らず、時折振り返って、またぼちぼちと歩いていくことにしますわ・・・v(^^

[2011/08/09 19:28]


https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1150.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/962.html#c5

[リバイバル3] クラング・クンスト _ DSDフォーマットの歴史的名盤の音楽ファイルをダウンロード販売 中川隆
6. 中川隆[-9421] koaQ7Jey 2019年6月21日 08:06:03 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3063]

【1098】110703 TK邸訪問(最終話):SPの電気再生とクレデンザ・・・(^^; 2011/08/09
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1151.html


さて、巨大コンデンサーSPのアクースタットからかぶりつき席で、浴びるように聞かせていただいたロリンズのぶっとく厚く、めっちゃ熱いサックス・・・

励磁型のヴィンテージSPのオイロッパジュニアで、瞬時に、気持ちを鷲掴みにされたように入り込んでしまったシュタルケルのむせび泣く様なチェロの深い響・・・

あまりに厚く濃く、ストレートに迫ってくる音楽のエネルギーに圧倒されたもんだから・・・

熱さも濃さも持ちながら、独特の暖かく柔らかくふわっと包み込むように、囁くマイルスのトランペットが、クールに?聞こえたロンドンウェスターン・・・

【ロンドンWEのSP】1096-05
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/2011080706471980d.jpg


いよいよ今度は、同じウェスターンのプレーヤーで、SPを聞きましょうと・・・

【ウエスターンのプレーヤー】1097-02
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/20110807194335820.jpg

SPの電気再生の1曲目は・・・カールエルプの君を愛す・・・

シャープチプチプチっという古いSP盤をかけた時のイメージの音から始まったんですが・・・

高域の無い詰まった音をイメージしていると・・・思いの外、中高域が伸びている・・・

更に、曲が始まると、突然信じられないほど、シャープチプチプチって音が消え、ピアノの伴奏と男声の響が聞こえ出す・・・ああ!やっぱり音の厚み、密度が凄く、声のエネルギーが、驚くほどドバッと迫ってくる・・・

オイロッパジュニアのようにほとばしるように音のエネルギーの塊が次々ぶつかってくるのとは違い・・・一応演奏している空間が少し感じられ、そこから歌が押し寄せてくる感じで・・・より実体をイメージしたところから、声が迫ってくる感じ・・・

お次は・・・セゴビアのソルテーマ・・・

おお?今度のトレース音?は、かなり高い音でショワーって感じで、結構盛大・・・

っと、またまた、この音は聞こえてるものの、ギターの演奏が始まった途端、このショワーって音が、ガクンと音量が下がったかのように、ギターの演奏がクリアに聞こえ始めた・・・弦を指で弾く瞬間の音と弦が震える音もはっきりと・・・

続いては・・・ゴールドベルグ、クラウスのモーツアルトVnソナタK378から冒頭を・・・

ピアノの音色が艶っぽく暖かく響くなか・・・何とも生々しい実在感で、バイオリンが・・・目を瞑れば、なお更そこで演奏しているような感じが増す・・・今のソースや機材の音に比べれば、帯域もかなり狭く、シャープチプチとノイズも盛大に聞こえているんですが・・・演奏のエネルギー感と実体感は、信じられないほど高い・・・正に中域の密度とエネルギー感の違い・・・モノラルの威力?(^^;

それじゃオーケストラをと・・・ワルターウィーンフィルで田園第5楽章前半を・・・

ああ!・・・シャーの中なのに、ホールの響と言うか、空間に音が広がる感じまで・・・よく、オーディオ機器の試聴で、ベールを1枚はいだように・・・なんて表現がありますが・・・確かに、シャープチプチって音は、粗い織りのレースのカーテン越しに聞いているようではあるんですが・・・粗い目の向こうは、実際の演奏現場って感じで・・・ある種、生々しさや実体感を感じるんですよね・・・

っと、貴重なSP盤を電気再生で聞かせていただいてきたんですが・・・

いよいよ最後に・・・蓄音機でと・・・


【クレデンザで】
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/20110809055252310.jpg


一際、その存在感を示していた、家具のような蓄音機・・・クレデンザでの再生・・・

まずは・・・コルトー:ラヴェル水の戯れ・・・

へ〜!電気再生の時は、あれだけ盛大にシャーって聞こえてたのに・・・微かにシャーって聞こえる程度で、ほとんど気にならない・・・

で、流れ始めた、優しく繊細なピアノの調べ・・・思いの外柔らかく、優しい感じ・・・でも、その分細かな音の表情が聞こえるような・・・

針が、真鍮の針だそうで、波状の特殊な構造の針だからなのだとか・・・

と、最後は・・・エリカモリーニのVn小品をと・・・

う〜ん、何とも暖かく思いやりに満ちた、優しい演奏・・・ピアノを後に、バイオリンが情感たっぷりに、ある種の切なさも伴って・・・それにしても細かな音までよく出るんだなあ・・・

いやあ、素晴らしい!・・・パチパチパチ

コンデンサーSPから、不調で最近鳴らしていないので、ちゃんと鳴るかどうか・・・鳴っても寝起きの音しか出ませんよとのことでしたが・・・嬉しいことに、何とか鳴ってくれて、完調ではないにせよ、圧倒的に厚く濃く、トンでもない音楽のエネルギーを感じさせていただきました・・・

普段、聞いている音楽やそのサウンドも、それはそれなりに好きなんですが・・・今日聞かせていただいた音楽は、全く別次元のもの・・・ソースの持つエネルギーもあるのでしょうが、ヴィンテージ機器の驚くほど、音楽のエネルギーをストレートに伝える力・・・

帯域や特性とかスペックには全く関係なく・・・音楽のエネルギーと実体感、何より、中域の厚く濃く、完全に中身の詰まったサウンドで・・・演奏の熱気と思いをダイレクトに受け取る素晴らしさ・・・

スペックに現れない、音楽の大切な要素に気付かせていただきました・・・

TKさん、長時間に渡って貴重な体験をさせていただき、大変ありがとうございましたm(_ _)m

おちゃらけた音遊びからは、まだ卒業できそうにありませんが、お聞かせいただいた素晴らしい音のエッセンスを心に留め、あらたな観点も加えた、自分の音作りをして行きたいなと思います・・・

今後とも、よろしくお願いいたしますm(_ _)m

ってわけで、こま切れ度が増し、少々長くなってしまったこのお話も、ここで一旦お終い・・・

明日からは・・・多分、またおちゃらけ音遊び?(^^;

ま、いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~


コメント

Mt.T2さん、長文の試聴記をありがとうございました。多少なりともお役に立てたならば幸いに存じます。また宜しければいつでもお越しください。
[2011/08/09 23:05]


TKさん、こちらこそ、長々とお付き合いいただき、大変ありがとうございました。
レコードというソースと、ヴィンテージと呼ばれる機器、アナログでの音楽再生の持つ、強烈な魅力を再認識させていただきました。
ただ、そのソースも機材も、今からは入手も維持も多くのノウハウと労力、コストが必要ですので、σ(^^)私には、その世界に入り込むことは難しいとも、感じました。
でも、この体験を通して感じたアナログならではのエッセンスや、アドバイスいただいた考え方を参考に、今後のσ(^^)私のシステムの調整や音作りに、少しでも取り込んでいけたらと思っています。
ま、今のところは、その思いだけで、何をやればどう変わるのか、その術は、全くありませんので、また、ぼちぼちと経験値を上げるべく、右往左往を繰り返し、続けて行きたいと思っています。

今後とも、よろしくお願いいたしますm(_ _)m
[2011/08/10 04:10]



オーディオの王道

TK邸の詳細レポートありがとうございました。Mt.T2さんの異次元のサウンド体験の印象が十分に伝わってきました。
TK邸のこれだけのシステムをそれぞれうまく鳴らせるのは、並みの努力、並みの力量ではできないと思います。また、SPからPCオーディオまで、幅広く楽しんでおられるのですが、SPやLPを極められているからPCオーディオの良さも分かり、PCオーディオをやっているからSPやLPの良さも再認識できるということでしょう。
それに比べて、昨今のオーディオは少し底が浅いと言うか、代わり映えしない新製品の羅列とか、アクセサリー遊びなど、本質からずれているように思います。


酒仙坊さん、コメントありがとうございます。
レスをつけたはずが、上手く更新されていなかったようで、遅い返信になり、申し訳ありませんm(_ _)m
さて、TK邸で体験させていただいたサウンドは、以前、単身赴任で神奈川にいた時、先輩に連れて行っていただいたお宅・・・思い返すと、かなりのお宅が、いわゆるヴィンテージに入るシステムをお使いで、その頃から、何か気持ちを捉えて離さない魅力を感じてはいたのですが、まだ、音に対する経験が浅く、充分その良さを理解出来ていなかったように思います。
そんな背景もあり、TKさんのお宅では、その魅力を色濃くストレート出されていて、σ(^^)私の感覚でも感じとりやすかったような気がします・・・そのようなサウンドに調整されているTKさんの情熱のおすそ分けをしていただいたような感じです(^^;

> それに比べて、昨今のオーディオは少し底が浅いと言うか、代わり映えしない新製品の羅列とか、アクセサリー遊びなど、本質からずれているように思います。

う〜ん、耳の痛いお話・・・でも、その違いも、一度は体験して見ないと、本質に辿り着けないような気もするのですが・・・と言いつつ、まだ本質がよく分かっておりませんが・・・足掻くしか方法を思いつかなくて(^^;

[2011/08/11 05:04]


https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1151.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/962.html#c6

[近代史02] 驚異の音質を誇ったエジソン式蓄音器が滅びた理由 中川隆
42. 中川隆[-9420] koaQ7Jey 2019年6月21日 08:07:12 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3064]

TK邸訪問(その7):ロンドンウエスターンでLPを・・・(^^; 2011/08/08
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1150.html


さて、TK邸での驚きの連続の体験・・・アクースタットの巨大なコンデンサーSPで、浴びるようなサウンドを・・・オイロッパジュニアで、瞬時に引き込まれる音楽をと・・・

既に、ここのところ、自分が出そうとしていた再生音とは、全く異なる次元の再生音楽を、たっぷり楽しませていただいたわけですが・・・

まだ、これで終わりではありません・・・(@@;

お茶タイム(とっても美味しいお抹茶をいただきました)の後で、お次は、もう一つの再生系・・・


【ロンドンウェスターンSP(2080A+2090A)】
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/2011080706471980d.jpg


ロンドンウェスターンのSPでの再生です・・・

TKさんは、いずれ、このウーファーを後4本揃え、片チャンネル4発としてバッフルを組んで・・・との計画をお持ちだそうですが、今はその途中の段階で、床置きなのだとのこと・・・

で、片方のチャンネルの調子が良くないので、ちゃんと鳴るかどうかと仰りながら、オーディオリサーチのアンプ(アクースタット用より大分小振りな別のアンプ)を接続し、準備完了・・・

まずは試しにと、先程のメニューインのバイオリンコンチェルトを少しかけられた・・・

オイロッパジュニアの時とは、随分違った雰囲気で、低域はユニットが裸なので少ないものの、非常にフラットなレンジの広い印象・・・逆に、オイロッパジュニアには、独特の個性があったんだなと、改めて感じました・・・

と言うか、ロンドンウェスターンでも、かなり濃く厚い方だと思うんですが・・・オイロッパジュニアを聞いてしまうと・・・(^^;

印象の違いとしては、オイロッパジュニアに比べて、レンジが広く感じる分、ロンドンウェスターンでの音の方が線が細く薄い感じが・・・その原因の1つは、アンプ・・・片や、オイロッパジュニアを鳴らしたのは、劇場用のアンプだから・・・

それともう1つは、カートリッジが、オイロッパの時はモノラル用だったのが、今はステレオ用で鳴らしたと言う事も・・・やはり、エネルギー感が随分違って、さっぱりとしてしまった感じで・・・

とは言え、接触の不調も今は、辛うじて出ていないようなので、ロンドンウェスターンでの再生を続けましょうと言うことで・・・大さんのリクエストで、オスカーピーターソントリオのプリーズ・リクエストのB面1曲目をかけていただいた・・・

ほ〜!・・・オイロッパジュニアに通じる中域の厚みや濃さはあるものの、その鳴り方は、σ(^^)私の知る普通のSPの鳴り方に近い気がする・・・これがソースによるものなのかSPの鳴り方の傾向によるものかは分からないけれど・・・

ただ、そうは言っても、厚みを持ちながら中域〜中高域が全くストレスなくふわっと広がる、何とも不思議な、それでいてとっても心地良い鳴り方には、非常に好感を持った・・・どうもこの独特の12セルのホーンによるもののような気がするんだけど・・・どうなんでしょうか?(^^;

ウーハーはそのままで、クロスは600Hzくらいとのこと・・・

お次は、マイルスディヴィスのマイファニーバレンタインを・・・

ほっほ〜!・・・ピアノの音色を聞くと、このホーンの感じが出ているような気がするんですが・・・バッフルなしのウーハー側の音かな?・・・ハハハよう分かりません(^^;

でも、ミュートトランペットの音は、正しく!って感じで・・・グイッと迫ってくる・・・これは、オイロッパのときとはまた違った印象で、凄く良いなあ!・・・あっ!ピアノのソロのところを聞くと、やっぱりこのホーンの感じのような気がする・・・このストレスなくふわっと鳴る感じ、良いなあ(^^;

そして、お次は・・・ホプキンソン・スミスで、デュフォーのリュート組曲?・・・

【ホプキンソン・スミスのリュート】


う〜ん、この音の密度濃さは、凄く生々しさを感じるなあ・・・この軽々と音が立ち上がるのは、このホーンドライバーと、このホーンならではなんでしょうかねえ・・・それに、凄く澄んだ音色で、空間の響も凄く綺麗に聞こえるんですね・・・

これにウーファーが4発になって、バッフルがつくと、どんなバランスになるんでしょうかね?(^^;

っと、それでは次はSPをかけましょうかと・・・遂にあれを!・・・

ハハハ、先に勘違いでフライング紹介した・・・


【ウエスターンのプレーヤー】
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/20110807194335820.jpg


ウエスターンのプレーヤーが、遂に登場です・・・が、またまた今日は時間切れ・・・

ってわけで、つづきは明日・・・いよいよラストか?・・・

いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~


コメント


London Western 2080は良いユニットだと思います。

当時の劇場用システムの完成度には昔の技術を感心させられました。

この時代の方が音楽の原点に近い鳴り方をしていると感じる人も多いでしょう。

Mt.T2さん良い体験が出来ましたね!

[2011/08/09 15:46]


大佐、コメントありがとうございますm(_ _)m
軽く適度な減衰で、耳障りな振動音を出さない振動板で、高能率な遠達性の高いスピーカー
そんなユニットと箱が・・・おっと、そのサウンドを活かす部屋も・・・

この後、おおよそ2週間後に、またひとつ、貴重な体験を・・・

そんな体験が、自分の周りのそこかしこで、つながり始めれば、更に充実した世界が?・・・なんて思いを持ちつつ、音の不思議を色んな点で、楽しんで行きたいです\(^^)/
[2011/08/09 18:15]


私は最初はビンテージに浸かってましたから、ハイエンド系は苦手だった。

聴いていても情報量が多くても楽しくない音に感じて、これならビンテージのまままで

良いと30年過ごしてました。

しかし今のシステムで両立出来た気がします。 それぞれの軌跡を得て今があると思います。

Mt.T2さんも良い方向を進まれていると感じますよ!
[2011/08/09 18:41]


大佐、再レスありがとうございますm(_ _)m

アンテナ高くセンス良く判断の速い方、信念やポリシーをお持ちの方、育った環境など影響で、早くに自分の音楽観やイメージをお持ちの片なら、方向性の振幅は大きくなく、直ぐに収束して行かれるのでしょうが・・・
残念ながら、素質や育ちも縁遠いところで蠢いておりますので・・・いつまで経っても、右往左往の振幅は大きく、毎度行き過ぎないと方向転換できないわけで・・・

まあ、あれもこれも欲張って、何度も失敗を続ければ、そのうち少しは、学習効果も・・・
そんな、気の長〜い歩みを続けることで、いつか少しは進歩があるかも・・・
せっかくやるなら、楽しくと・・・おまけ的気持ちで書いているのがこのブログ・・・

焦らず、時折振り返って、またぼちぼちと歩いていくことにしますわ・・・v(^^

[2011/08/09 19:28]


https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1150.html

▲△▽▼

【1098】110703 TK邸訪問(最終話):SPの電気再生とクレデンザ・・・(^^; 2011/08/09
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1151.html


さて、巨大コンデンサーSPのアクースタットからかぶりつき席で、浴びるように聞かせていただいたロリンズのぶっとく厚く、めっちゃ熱いサックス・・・

励磁型のヴィンテージSPのオイロッパジュニアで、瞬時に、気持ちを鷲掴みにされたように入り込んでしまったシュタルケルのむせび泣く様なチェロの深い響・・・

あまりに厚く濃く、ストレートに迫ってくる音楽のエネルギーに圧倒されたもんだから・・・

熱さも濃さも持ちながら、独特の暖かく柔らかくふわっと包み込むように、囁くマイルスのトランペットが、クールに?聞こえたロンドンウェスターン・・・

【ロンドンWEのSP】1096-05
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/2011080706471980d.jpg


いよいよ今度は、同じウェスターンのプレーヤーで、SPを聞きましょうと・・・

【ウエスターンのプレーヤー】1097-02
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/20110807194335820.jpg


SPの電気再生の1曲目は・・・カールエルプの君を愛す・・・

シャープチプチプチっという古いSP盤をかけた時のイメージの音から始まったんですが・・・

高域の無い詰まった音をイメージしていると・・・思いの外、中高域が伸びている・・・

更に、曲が始まると、突然信じられないほど、シャープチプチプチって音が消え、ピアノの伴奏と男声の響が聞こえ出す・・・ああ!やっぱり音の厚み、密度が凄く、声のエネルギーが、驚くほどドバッと迫ってくる・・・

オイロッパジュニアのようにほとばしるように音のエネルギーの塊が次々ぶつかってくるのとは違い・・・一応演奏している空間が少し感じられ、そこから歌が押し寄せてくる感じで・・・より実体をイメージしたところから、声が迫ってくる感じ・・・

お次は・・・セゴビアのソルテーマ・・・

おお?今度のトレース音?は、かなり高い音でショワーって感じで、結構盛大・・・

っと、またまた、この音は聞こえてるものの、ギターの演奏が始まった途端、このショワーって音が、ガクンと音量が下がったかのように、ギターの演奏がクリアに聞こえ始めた・・・弦を指で弾く瞬間の音と弦が震える音もはっきりと・・・

続いては・・・ゴールドベルグ、クラウスのモーツアルトVnソナタK378から冒頭を・・・

ピアノの音色が艶っぽく暖かく響くなか・・・何とも生々しい実在感で、バイオリンが・・・目を瞑れば、なお更そこで演奏しているような感じが増す・・・今のソースや機材の音に比べれば、帯域もかなり狭く、シャープチプチとノイズも盛大に聞こえているんですが・・・演奏のエネルギー感と実体感は、信じられないほど高い・・・正に中域の密度とエネルギー感の違い・・・モノラルの威力?(^^;

それじゃオーケストラをと・・・ワルターウィーンフィルで田園第5楽章前半を・・・

ああ!・・・シャーの中なのに、ホールの響と言うか、空間に音が広がる感じまで・・・よく、オーディオ機器の試聴で、ベールを1枚はいだように・・・なんて表現がありますが・・・確かに、シャープチプチって音は、粗い織りのレースのカーテン越しに聞いているようではあるんですが・・・粗い目の向こうは、実際の演奏現場って感じで・・・ある種、生々しさや実体感を感じるんですよね・・・

っと、貴重なSP盤を電気再生で聞かせていただいてきたんですが・・・

いよいよ最後に・・・蓄音機でと・・・


【クレデンザで】
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/20110809055252310.jpg


一際、その存在感を示していた、家具のような蓄音機・・・クレデンザでの再生・・・

まずは・・・コルトー:ラヴェル水の戯れ・・・

へ〜!電気再生の時は、あれだけ盛大にシャーって聞こえてたのに・・・微かにシャーって聞こえる程度で、ほとんど気にならない・・・

で、流れ始めた、優しく繊細なピアノの調べ・・・思いの外柔らかく、優しい感じ・・・でも、その分細かな音の表情が聞こえるような・・・

針が、真鍮の針だそうで、波状の特殊な構造の針だからなのだとか・・・

と、最後は・・・エリカモリーニのVn小品をと・・・

う〜ん、何とも暖かく思いやりに満ちた、優しい演奏・・・ピアノを後に、バイオリンが情感たっぷりに、ある種の切なさも伴って・・・それにしても細かな音までよく出るんだなあ・・・

いやあ、素晴らしい!・・・パチパチパチ

コンデンサーSPから、不調で最近鳴らしていないので、ちゃんと鳴るかどうか・・・鳴っても寝起きの音しか出ませんよとのことでしたが・・・嬉しいことに、何とか鳴ってくれて、完調ではないにせよ、圧倒的に厚く濃く、トンでもない音楽のエネルギーを感じさせていただきました・・・

普段、聞いている音楽やそのサウンドも、それはそれなりに好きなんですが・・・今日聞かせていただいた音楽は、全く別次元のもの・・・ソースの持つエネルギーもあるのでしょうが、ヴィンテージ機器の驚くほど、音楽のエネルギーをストレートに伝える力・・・

帯域や特性とかスペックには全く関係なく・・・音楽のエネルギーと実体感、何より、中域の厚く濃く、完全に中身の詰まったサウンドで・・・演奏の熱気と思いをダイレクトに受け取る素晴らしさ・・・

スペックに現れない、音楽の大切な要素に気付かせていただきました・・・

TKさん、長時間に渡って貴重な体験をさせていただき、大変ありがとうございましたm(_ _)m

おちゃらけた音遊びからは、まだ卒業できそうにありませんが、お聞かせいただいた素晴らしい音のエッセンスを心に留め、あらたな観点も加えた、自分の音作りをして行きたいなと思います・・・

今後とも、よろしくお願いいたしますm(_ _)m

ってわけで、こま切れ度が増し、少々長くなってしまったこのお話も、ここで一旦お終い・・・

明日からは・・・多分、またおちゃらけ音遊び?(^^;

ま、いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~


コメント


Mt.T2さん、長文の試聴記をありがとうございました。多少なりともお役に立てたならば幸いに存じます。また宜しければいつでもお越しください。
[2011/08/09 23:05]


TKさん、こちらこそ、長々とお付き合いいただき、大変ありがとうございました。
レコードというソースと、ヴィンテージと呼ばれる機器、アナログでの音楽再生の持つ、強烈な魅力を再認識させていただきました。
ただ、そのソースも機材も、今からは入手も維持も多くのノウハウと労力、コストが必要ですので、σ(^^)私には、その世界に入り込むことは難しいとも、感じました。
でも、この体験を通して感じたアナログならではのエッセンスや、アドバイスいただいた考え方を参考に、今後のσ(^^)私のシステムの調整や音作りに、少しでも取り込んでいけたらと思っています。
ま、今のところは、その思いだけで、何をやればどう変わるのか、その術は、全くありませんので、また、ぼちぼちと経験値を上げるべく、右往左往を繰り返し、続けて行きたいと思っています。

今後とも、よろしくお願いいたしますm(_ _)m
[2011/08/10 04:10]

オーディオの王道

TK邸の詳細レポートありがとうございました。Mt.T2さんの異次元のサウンド体験の印象が十分に伝わってきました。
TK邸のこれだけのシステムをそれぞれうまく鳴らせるのは、並みの努力、並みの力量ではできないと思います。また、SPからPCオーディオまで、幅広く楽しんでおられるのですが、SPやLPを極められているからPCオーディオの良さも分かり、PCオーディオをやっているからSPやLPの良さも再認識できるということでしょう。
それに比べて、昨今のオーディオは少し底が浅いと言うか、代わり映えしない新製品の羅列とか、アクセサリー遊びなど、本質からずれているように思います。

酒仙坊さん、コメントありがとうございます。
レスをつけたはずが、上手く更新されていなかったようで、遅い返信になり、申し訳ありませんm(_ _)m
さて、TK邸で体験させていただいたサウンドは、以前、単身赴任で神奈川にいた時、先輩に連れて行っていただいたお宅・・・思い返すと、かなりのお宅が、いわゆるヴィンテージに入るシステムをお使いで、その頃から、何か気持ちを捉えて離さない魅力を感じてはいたのですが、まだ、音に対する経験が浅く、充分その良さを理解出来ていなかったように思います。
そんな背景もあり、TKさんのお宅では、その魅力を色濃くストレート出されていて、σ(^^)私の感覚でも感じとりやすかったような気がします・・・そのようなサウンドに調整されているTKさんの情熱のおすそ分けをしていただいたような感じです(^^;

> それに比べて、昨今のオーディオは少し底が浅いと言うか、代わり映えしない新製品の羅列とか、アクセサリー遊びなど、本質からずれているように思います。

う〜ん、耳の痛いお話・・・でも、その違いも、一度は体験して見ないと、本質に辿り着けないような気もするのですが・・・と言いつつ、まだ本質がよく分かっておりませんが・・・足掻くしか方法を思いつかなくて(^^;

[2011/08/11 05:04]


https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1151.html


http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/495.html#c42

[近代史3] 北関東蓄音機倶楽部 Sogaphon _ SP録音の CD復刻盤 は Sogaphon を取り付けた蓄音機で聴こう 中川隆
13. 中川隆[-9419] koaQ7Jey 2019年6月21日 08:07:40 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3065]

TK邸訪問(その7):ロンドンウエスターンでLPを・・・(^^; 2011/08/08
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1150.html


さて、TK邸での驚きの連続の体験・・・アクースタットの巨大なコンデンサーSPで、浴びるようなサウンドを・・・オイロッパジュニアで、瞬時に引き込まれる音楽をと・・・

既に、ここのところ、自分が出そうとしていた再生音とは、全く異なる次元の再生音楽を、たっぷり楽しませていただいたわけですが・・・

まだ、これで終わりではありません・・・(@@;

お茶タイム(とっても美味しいお抹茶をいただきました)の後で、お次は、もう一つの再生系・・・


【ロンドンウェスターンSP(2080A+2090A)】
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/2011080706471980d.jpg


ロンドンウェスターンのSPでの再生です・・・

TKさんは、いずれ、このウーファーを後4本揃え、片チャンネル4発としてバッフルを組んで・・・との計画をお持ちだそうですが、今はその途中の段階で、床置きなのだとのこと・・・

で、片方のチャンネルの調子が良くないので、ちゃんと鳴るかどうかと仰りながら、オーディオリサーチのアンプ(アクースタット用より大分小振りな別のアンプ)を接続し、準備完了・・・

まずは試しにと、先程のメニューインのバイオリンコンチェルトを少しかけられた・・・

オイロッパジュニアの時とは、随分違った雰囲気で、低域はユニットが裸なので少ないものの、非常にフラットなレンジの広い印象・・・逆に、オイロッパジュニアには、独特の個性があったんだなと、改めて感じました・・・

と言うか、ロンドンウェスターンでも、かなり濃く厚い方だと思うんですが・・・オイロッパジュニアを聞いてしまうと・・・(^^;

印象の違いとしては、オイロッパジュニアに比べて、レンジが広く感じる分、ロンドンウェスターンでの音の方が線が細く薄い感じが・・・その原因の1つは、アンプ・・・片や、オイロッパジュニアを鳴らしたのは、劇場用のアンプだから・・・

それともう1つは、カートリッジが、オイロッパの時はモノラル用だったのが、今はステレオ用で鳴らしたと言う事も・・・やはり、エネルギー感が随分違って、さっぱりとしてしまった感じで・・・

とは言え、接触の不調も今は、辛うじて出ていないようなので、ロンドンウェスターンでの再生を続けましょうと言うことで・・・大さんのリクエストで、オスカーピーターソントリオのプリーズ・リクエストのB面1曲目をかけていただいた・・・

ほ〜!・・・オイロッパジュニアに通じる中域の厚みや濃さはあるものの、その鳴り方は、σ(^^)私の知る普通のSPの鳴り方に近い気がする・・・これがソースによるものなのかSPの鳴り方の傾向によるものかは分からないけれど・・・

ただ、そうは言っても、厚みを持ちながら中域〜中高域が全くストレスなくふわっと広がる、何とも不思議な、それでいてとっても心地良い鳴り方には、非常に好感を持った・・・どうもこの独特の12セルのホーンによるもののような気がするんだけど・・・どうなんでしょうか?(^^;

ウーハーはそのままで、クロスは600Hzくらいとのこと・・・

お次は、マイルスディヴィスのマイファニーバレンタインを・・・

ほっほ〜!・・・ピアノの音色を聞くと、このホーンの感じが出ているような気がするんですが・・・バッフルなしのウーハー側の音かな?・・・ハハハよう分かりません(^^;

でも、ミュートトランペットの音は、正しく!って感じで・・・グイッと迫ってくる・・・これは、オイロッパのときとはまた違った印象で、凄く良いなあ!・・・あっ!ピアノのソロのところを聞くと、やっぱりこのホーンの感じのような気がする・・・このストレスなくふわっと鳴る感じ、良いなあ(^^;

そして、お次は・・・ホプキンソン・スミスで、デュフォーのリュート組曲?・・・

【ホプキンソン・スミスのリュート】


う〜ん、この音の密度濃さは、凄く生々しさを感じるなあ・・・この軽々と音が立ち上がるのは、このホーンドライバーと、このホーンならではなんでしょうかねえ・・・それに、凄く澄んだ音色で、空間の響も凄く綺麗に聞こえるんですね・・・

これにウーファーが4発になって、バッフルがつくと、どんなバランスになるんでしょうかね?(^^;

っと、それでは次はSPをかけましょうかと・・・遂にあれを!・・・

ハハハ、先に勘違いでフライング紹介した・・・


【ウエスターンのプレーヤー】
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/20110807194335820.jpg


ウエスターンのプレーヤーが、遂に登場です・・・が、またまた今日は時間切れ・・・

ってわけで、つづきは明日・・・いよいよラストか?・・・

いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~


コメント


London Western 2080は良いユニットだと思います。

当時の劇場用システムの完成度には昔の技術を感心させられました。

この時代の方が音楽の原点に近い鳴り方をしていると感じる人も多いでしょう。

Mt.T2さん良い体験が出来ましたね!

[2011/08/09 15:46]


大佐、コメントありがとうございますm(_ _)m
軽く適度な減衰で、耳障りな振動音を出さない振動板で、高能率な遠達性の高いスピーカー
そんなユニットと箱が・・・おっと、そのサウンドを活かす部屋も・・・

この後、おおよそ2週間後に、またひとつ、貴重な体験を・・・

そんな体験が、自分の周りのそこかしこで、つながり始めれば、更に充実した世界が?・・・なんて思いを持ちつつ、音の不思議を色んな点で、楽しんで行きたいです\(^^)/
[2011/08/09 18:15]


私は最初はビンテージに浸かってましたから、ハイエンド系は苦手だった。

聴いていても情報量が多くても楽しくない音に感じて、これならビンテージのまままで

良いと30年過ごしてました。

しかし今のシステムで両立出来た気がします。 それぞれの軌跡を得て今があると思います。

Mt.T2さんも良い方向を進まれていると感じますよ!
[2011/08/09 18:41]


大佐、再レスありがとうございますm(_ _)m

アンテナ高くセンス良く判断の速い方、信念やポリシーをお持ちの方、育った環境など影響で、早くに自分の音楽観やイメージをお持ちの片なら、方向性の振幅は大きくなく、直ぐに収束して行かれるのでしょうが・・・
残念ながら、素質や育ちも縁遠いところで蠢いておりますので・・・いつまで経っても、右往左往の振幅は大きく、毎度行き過ぎないと方向転換できないわけで・・・

まあ、あれもこれも欲張って、何度も失敗を続ければ、そのうち少しは、学習効果も・・・
そんな、気の長〜い歩みを続けることで、いつか少しは進歩があるかも・・・
せっかくやるなら、楽しくと・・・おまけ的気持ちで書いているのがこのブログ・・・

焦らず、時折振り返って、またぼちぼちと歩いていくことにしますわ・・・v(^^

[2011/08/09 19:28]


https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1150.html

▲△▽▼

【1098】110703 TK邸訪問(最終話):SPの電気再生とクレデンザ・・・(^^; 2011/08/09
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1151.html


さて、巨大コンデンサーSPのアクースタットからかぶりつき席で、浴びるように聞かせていただいたロリンズのぶっとく厚く、めっちゃ熱いサックス・・・

励磁型のヴィンテージSPのオイロッパジュニアで、瞬時に、気持ちを鷲掴みにされたように入り込んでしまったシュタルケルのむせび泣く様なチェロの深い響・・・

あまりに厚く濃く、ストレートに迫ってくる音楽のエネルギーに圧倒されたもんだから・・・

熱さも濃さも持ちながら、独特の暖かく柔らかくふわっと包み込むように、囁くマイルスのトランペットが、クールに?聞こえたロンドンウェスターン・・・

【ロンドンWEのSP】1096-05
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/2011080706471980d.jpg


いよいよ今度は、同じウェスターンのプレーヤーで、SPを聞きましょうと・・・

【ウエスターンのプレーヤー】1097-02
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/20110807194335820.jpg


SPの電気再生の1曲目は・・・カールエルプの君を愛す・・・

シャープチプチプチっという古いSP盤をかけた時のイメージの音から始まったんですが・・・

高域の無い詰まった音をイメージしていると・・・思いの外、中高域が伸びている・・・

更に、曲が始まると、突然信じられないほど、シャープチプチプチって音が消え、ピアノの伴奏と男声の響が聞こえ出す・・・ああ!やっぱり音の厚み、密度が凄く、声のエネルギーが、驚くほどドバッと迫ってくる・・・

オイロッパジュニアのようにほとばしるように音のエネルギーの塊が次々ぶつかってくるのとは違い・・・一応演奏している空間が少し感じられ、そこから歌が押し寄せてくる感じで・・・より実体をイメージしたところから、声が迫ってくる感じ・・・

お次は・・・セゴビアのソルテーマ・・・

おお?今度のトレース音?は、かなり高い音でショワーって感じで、結構盛大・・・

っと、またまた、この音は聞こえてるものの、ギターの演奏が始まった途端、このショワーって音が、ガクンと音量が下がったかのように、ギターの演奏がクリアに聞こえ始めた・・・弦を指で弾く瞬間の音と弦が震える音もはっきりと・・・

続いては・・・ゴールドベルグ、クラウスのモーツアルトVnソナタK378から冒頭を・・・

ピアノの音色が艶っぽく暖かく響くなか・・・何とも生々しい実在感で、バイオリンが・・・目を瞑れば、なお更そこで演奏しているような感じが増す・・・今のソースや機材の音に比べれば、帯域もかなり狭く、シャープチプチとノイズも盛大に聞こえているんですが・・・演奏のエネルギー感と実体感は、信じられないほど高い・・・正に中域の密度とエネルギー感の違い・・・モノラルの威力?(^^;

それじゃオーケストラをと・・・ワルターウィーンフィルで田園第5楽章前半を・・・

ああ!・・・シャーの中なのに、ホールの響と言うか、空間に音が広がる感じまで・・・よく、オーディオ機器の試聴で、ベールを1枚はいだように・・・なんて表現がありますが・・・確かに、シャープチプチって音は、粗い織りのレースのカーテン越しに聞いているようではあるんですが・・・粗い目の向こうは、実際の演奏現場って感じで・・・ある種、生々しさや実体感を感じるんですよね・・・

っと、貴重なSP盤を電気再生で聞かせていただいてきたんですが・・・

いよいよ最後に・・・蓄音機でと・・・


【クレデンザで】
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/20110809055252310.jpg


一際、その存在感を示していた、家具のような蓄音機・・・クレデンザでの再生・・・

まずは・・・コルトー:ラヴェル水の戯れ・・・

へ〜!電気再生の時は、あれだけ盛大にシャーって聞こえてたのに・・・微かにシャーって聞こえる程度で、ほとんど気にならない・・・

で、流れ始めた、優しく繊細なピアノの調べ・・・思いの外柔らかく、優しい感じ・・・でも、その分細かな音の表情が聞こえるような・・・

針が、真鍮の針だそうで、波状の特殊な構造の針だからなのだとか・・・

と、最後は・・・エリカモリーニのVn小品をと・・・

う〜ん、何とも暖かく思いやりに満ちた、優しい演奏・・・ピアノを後に、バイオリンが情感たっぷりに、ある種の切なさも伴って・・・それにしても細かな音までよく出るんだなあ・・・

いやあ、素晴らしい!・・・パチパチパチ

コンデンサーSPから、不調で最近鳴らしていないので、ちゃんと鳴るかどうか・・・鳴っても寝起きの音しか出ませんよとのことでしたが・・・嬉しいことに、何とか鳴ってくれて、完調ではないにせよ、圧倒的に厚く濃く、トンでもない音楽のエネルギーを感じさせていただきました・・・

普段、聞いている音楽やそのサウンドも、それはそれなりに好きなんですが・・・今日聞かせていただいた音楽は、全く別次元のもの・・・ソースの持つエネルギーもあるのでしょうが、ヴィンテージ機器の驚くほど、音楽のエネルギーをストレートに伝える力・・・

帯域や特性とかスペックには全く関係なく・・・音楽のエネルギーと実体感、何より、中域の厚く濃く、完全に中身の詰まったサウンドで・・・演奏の熱気と思いをダイレクトに受け取る素晴らしさ・・・

スペックに現れない、音楽の大切な要素に気付かせていただきました・・・

TKさん、長時間に渡って貴重な体験をさせていただき、大変ありがとうございましたm(_ _)m

おちゃらけた音遊びからは、まだ卒業できそうにありませんが、お聞かせいただいた素晴らしい音のエッセンスを心に留め、あらたな観点も加えた、自分の音作りをして行きたいなと思います・・・

今後とも、よろしくお願いいたしますm(_ _)m

ってわけで、こま切れ度が増し、少々長くなってしまったこのお話も、ここで一旦お終い・・・

明日からは・・・多分、またおちゃらけ音遊び?(^^;

ま、いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~


コメント


Mt.T2さん、長文の試聴記をありがとうございました。多少なりともお役に立てたならば幸いに存じます。また宜しければいつでもお越しください。
[2011/08/09 23:05]


TKさん、こちらこそ、長々とお付き合いいただき、大変ありがとうございました。
レコードというソースと、ヴィンテージと呼ばれる機器、アナログでの音楽再生の持つ、強烈な魅力を再認識させていただきました。
ただ、そのソースも機材も、今からは入手も維持も多くのノウハウと労力、コストが必要ですので、σ(^^)私には、その世界に入り込むことは難しいとも、感じました。
でも、この体験を通して感じたアナログならではのエッセンスや、アドバイスいただいた考え方を参考に、今後のσ(^^)私のシステムの調整や音作りに、少しでも取り込んでいけたらと思っています。
ま、今のところは、その思いだけで、何をやればどう変わるのか、その術は、全くありませんので、また、ぼちぼちと経験値を上げるべく、右往左往を繰り返し、続けて行きたいと思っています。

今後とも、よろしくお願いいたしますm(_ _)m
[2011/08/10 04:10]

オーディオの王道

TK邸の詳細レポートありがとうございました。Mt.T2さんの異次元のサウンド体験の印象が十分に伝わってきました。
TK邸のこれだけのシステムをそれぞれうまく鳴らせるのは、並みの努力、並みの力量ではできないと思います。また、SPからPCオーディオまで、幅広く楽しんでおられるのですが、SPやLPを極められているからPCオーディオの良さも分かり、PCオーディオをやっているからSPやLPの良さも再認識できるということでしょう。
それに比べて、昨今のオーディオは少し底が浅いと言うか、代わり映えしない新製品の羅列とか、アクセサリー遊びなど、本質からずれているように思います。

酒仙坊さん、コメントありがとうございます。
レスをつけたはずが、上手く更新されていなかったようで、遅い返信になり、申し訳ありませんm(_ _)m
さて、TK邸で体験させていただいたサウンドは、以前、単身赴任で神奈川にいた時、先輩に連れて行っていただいたお宅・・・思い返すと、かなりのお宅が、いわゆるヴィンテージに入るシステムをお使いで、その頃から、何か気持ちを捉えて離さない魅力を感じてはいたのですが、まだ、音に対する経験が浅く、充分その良さを理解出来ていなかったように思います。
そんな背景もあり、TKさんのお宅では、その魅力を色濃くストレート出されていて、σ(^^)私の感覚でも感じとりやすかったような気がします・・・そのようなサウンドに調整されているTKさんの情熱のおすそ分けをしていただいたような感じです(^^;

> それに比べて、昨今のオーディオは少し底が浅いと言うか、代わり映えしない新製品の羅列とか、アクセサリー遊びなど、本質からずれているように思います。

う〜ん、耳の痛いお話・・・でも、その違いも、一度は体験して見ないと、本質に辿り着けないような気もするのですが・・・と言いつつ、まだ本質がよく分かっておりませんが・・・足掻くしか方法を思いつかなくて(^^;

[2011/08/11 05:04]


https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1151.html


http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/473.html#c13

[近代史3] ブリティッシュサウンドとは HMV蓄音機とロンドンウェスタンの音の事 中川隆
7. 中川隆[-9418] koaQ7Jey 2019年6月21日 08:08:57 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3066]

TK邸訪問(その7):ロンドンウエスターンでLPを・・・(^^; 2011/08/08
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1150.html


さて、TK邸での驚きの連続の体験・・・アクースタットの巨大なコンデンサーSPで、浴びるようなサウンドを・・・オイロッパジュニアで、瞬時に引き込まれる音楽をと・・・

既に、ここのところ、自分が出そうとしていた再生音とは、全く異なる次元の再生音楽を、たっぷり楽しませていただいたわけですが・・・

まだ、これで終わりではありません・・・(@@;

お茶タイム(とっても美味しいお抹茶をいただきました)の後で、お次は、もう一つの再生系・・・


【ロンドンウェスターンSP(2080A+2090A)】
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/2011080706471980d.jpg


ロンドンウェスターンのSPでの再生です・・・

TKさんは、いずれ、このウーファーを後4本揃え、片チャンネル4発としてバッフルを組んで・・・との計画をお持ちだそうですが、今はその途中の段階で、床置きなのだとのこと・・・

で、片方のチャンネルの調子が良くないので、ちゃんと鳴るかどうかと仰りながら、オーディオリサーチのアンプ(アクースタット用より大分小振りな別のアンプ)を接続し、準備完了・・・

まずは試しにと、先程のメニューインのバイオリンコンチェルトを少しかけられた・・・

オイロッパジュニアの時とは、随分違った雰囲気で、低域はユニットが裸なので少ないものの、非常にフラットなレンジの広い印象・・・逆に、オイロッパジュニアには、独特の個性があったんだなと、改めて感じました・・・

と言うか、ロンドンウェスターンでも、かなり濃く厚い方だと思うんですが・・・オイロッパジュニアを聞いてしまうと・・・(^^;

印象の違いとしては、オイロッパジュニアに比べて、レンジが広く感じる分、ロンドンウェスターンでの音の方が線が細く薄い感じが・・・その原因の1つは、アンプ・・・片や、オイロッパジュニアを鳴らしたのは、劇場用のアンプだから・・・

それともう1つは、カートリッジが、オイロッパの時はモノラル用だったのが、今はステレオ用で鳴らしたと言う事も・・・やはり、エネルギー感が随分違って、さっぱりとしてしまった感じで・・・

とは言え、接触の不調も今は、辛うじて出ていないようなので、ロンドンウェスターンでの再生を続けましょうと言うことで・・・大さんのリクエストで、オスカーピーターソントリオのプリーズ・リクエストのB面1曲目をかけていただいた・・・

ほ〜!・・・オイロッパジュニアに通じる中域の厚みや濃さはあるものの、その鳴り方は、σ(^^)私の知る普通のSPの鳴り方に近い気がする・・・これがソースによるものなのかSPの鳴り方の傾向によるものかは分からないけれど・・・

ただ、そうは言っても、厚みを持ちながら中域〜中高域が全くストレスなくふわっと広がる、何とも不思議な、それでいてとっても心地良い鳴り方には、非常に好感を持った・・・どうもこの独特の12セルのホーンによるもののような気がするんだけど・・・どうなんでしょうか?(^^;

ウーハーはそのままで、クロスは600Hzくらいとのこと・・・

お次は、マイルスディヴィスのマイファニーバレンタインを・・・

ほっほ〜!・・・ピアノの音色を聞くと、このホーンの感じが出ているような気がするんですが・・・バッフルなしのウーハー側の音かな?・・・ハハハよう分かりません(^^;

でも、ミュートトランペットの音は、正しく!って感じで・・・グイッと迫ってくる・・・これは、オイロッパのときとはまた違った印象で、凄く良いなあ!・・・あっ!ピアノのソロのところを聞くと、やっぱりこのホーンの感じのような気がする・・・このストレスなくふわっと鳴る感じ、良いなあ(^^;

そして、お次は・・・ホプキンソン・スミスで、デュフォーのリュート組曲?・・・

【ホプキンソン・スミスのリュート】


う〜ん、この音の密度濃さは、凄く生々しさを感じるなあ・・・この軽々と音が立ち上がるのは、このホーンドライバーと、このホーンならではなんでしょうかねえ・・・それに、凄く澄んだ音色で、空間の響も凄く綺麗に聞こえるんですね・・・

これにウーファーが4発になって、バッフルがつくと、どんなバランスになるんでしょうかね?(^^;

っと、それでは次はSPをかけましょうかと・・・遂にあれを!・・・

ハハハ、先に勘違いでフライング紹介した・・・


【ウエスターンのプレーヤー】
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/20110807194335820.jpg


ウエスターンのプレーヤーが、遂に登場です・・・が、またまた今日は時間切れ・・・

ってわけで、つづきは明日・・・いよいよラストか?・・・

いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~


コメント


London Western 2080は良いユニットだと思います。

当時の劇場用システムの完成度には昔の技術を感心させられました。

この時代の方が音楽の原点に近い鳴り方をしていると感じる人も多いでしょう。

Mt.T2さん良い体験が出来ましたね!

[2011/08/09 15:46]


大佐、コメントありがとうございますm(_ _)m
軽く適度な減衰で、耳障りな振動音を出さない振動板で、高能率な遠達性の高いスピーカー
そんなユニットと箱が・・・おっと、そのサウンドを活かす部屋も・・・

この後、おおよそ2週間後に、またひとつ、貴重な体験を・・・

そんな体験が、自分の周りのそこかしこで、つながり始めれば、更に充実した世界が?・・・なんて思いを持ちつつ、音の不思議を色んな点で、楽しんで行きたいです\(^^)/
[2011/08/09 18:15]


私は最初はビンテージに浸かってましたから、ハイエンド系は苦手だった。

聴いていても情報量が多くても楽しくない音に感じて、これならビンテージのまままで

良いと30年過ごしてました。

しかし今のシステムで両立出来た気がします。 それぞれの軌跡を得て今があると思います。

Mt.T2さんも良い方向を進まれていると感じますよ!
[2011/08/09 18:41]


大佐、再レスありがとうございますm(_ _)m

アンテナ高くセンス良く判断の速い方、信念やポリシーをお持ちの方、育った環境など影響で、早くに自分の音楽観やイメージをお持ちの片なら、方向性の振幅は大きくなく、直ぐに収束して行かれるのでしょうが・・・
残念ながら、素質や育ちも縁遠いところで蠢いておりますので・・・いつまで経っても、右往左往の振幅は大きく、毎度行き過ぎないと方向転換できないわけで・・・

まあ、あれもこれも欲張って、何度も失敗を続ければ、そのうち少しは、学習効果も・・・
そんな、気の長〜い歩みを続けることで、いつか少しは進歩があるかも・・・
せっかくやるなら、楽しくと・・・おまけ的気持ちで書いているのがこのブログ・・・

焦らず、時折振り返って、またぼちぼちと歩いていくことにしますわ・・・v(^^

[2011/08/09 19:28]


https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1150.html

▲△▽▼

【1098】110703 TK邸訪問(最終話):SPの電気再生とクレデンザ・・・(^^; 2011/08/09
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1151.html


さて、巨大コンデンサーSPのアクースタットからかぶりつき席で、浴びるように聞かせていただいたロリンズのぶっとく厚く、めっちゃ熱いサックス・・・

励磁型のヴィンテージSPのオイロッパジュニアで、瞬時に、気持ちを鷲掴みにされたように入り込んでしまったシュタルケルのむせび泣く様なチェロの深い響・・・

あまりに厚く濃く、ストレートに迫ってくる音楽のエネルギーに圧倒されたもんだから・・・

熱さも濃さも持ちながら、独特の暖かく柔らかくふわっと包み込むように、囁くマイルスのトランペットが、クールに?聞こえたロンドンウェスターン・・・

【ロンドンWEのSP】1096-05
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/2011080706471980d.jpg


いよいよ今度は、同じウェスターンのプレーヤーで、SPを聞きましょうと・・・

【ウエスターンのプレーヤー】1097-02
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/20110807194335820.jpg


SPの電気再生の1曲目は・・・カールエルプの君を愛す・・・

シャープチプチプチっという古いSP盤をかけた時のイメージの音から始まったんですが・・・

高域の無い詰まった音をイメージしていると・・・思いの外、中高域が伸びている・・・

更に、曲が始まると、突然信じられないほど、シャープチプチプチって音が消え、ピアノの伴奏と男声の響が聞こえ出す・・・ああ!やっぱり音の厚み、密度が凄く、声のエネルギーが、驚くほどドバッと迫ってくる・・・

オイロッパジュニアのようにほとばしるように音のエネルギーの塊が次々ぶつかってくるのとは違い・・・一応演奏している空間が少し感じられ、そこから歌が押し寄せてくる感じで・・・より実体をイメージしたところから、声が迫ってくる感じ・・・

お次は・・・セゴビアのソルテーマ・・・

おお?今度のトレース音?は、かなり高い音でショワーって感じで、結構盛大・・・

っと、またまた、この音は聞こえてるものの、ギターの演奏が始まった途端、このショワーって音が、ガクンと音量が下がったかのように、ギターの演奏がクリアに聞こえ始めた・・・弦を指で弾く瞬間の音と弦が震える音もはっきりと・・・

続いては・・・ゴールドベルグ、クラウスのモーツアルトVnソナタK378から冒頭を・・・

ピアノの音色が艶っぽく暖かく響くなか・・・何とも生々しい実在感で、バイオリンが・・・目を瞑れば、なお更そこで演奏しているような感じが増す・・・今のソースや機材の音に比べれば、帯域もかなり狭く、シャープチプチとノイズも盛大に聞こえているんですが・・・演奏のエネルギー感と実体感は、信じられないほど高い・・・正に中域の密度とエネルギー感の違い・・・モノラルの威力?(^^;

それじゃオーケストラをと・・・ワルターウィーンフィルで田園第5楽章前半を・・・

ああ!・・・シャーの中なのに、ホールの響と言うか、空間に音が広がる感じまで・・・よく、オーディオ機器の試聴で、ベールを1枚はいだように・・・なんて表現がありますが・・・確かに、シャープチプチって音は、粗い織りのレースのカーテン越しに聞いているようではあるんですが・・・粗い目の向こうは、実際の演奏現場って感じで・・・ある種、生々しさや実体感を感じるんですよね・・・

っと、貴重なSP盤を電気再生で聞かせていただいてきたんですが・・・

いよいよ最後に・・・蓄音機でと・・・


【クレデンザで】
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/20110809055252310.jpg


一際、その存在感を示していた、家具のような蓄音機・・・クレデンザでの再生・・・

まずは・・・コルトー:ラヴェル水の戯れ・・・

へ〜!電気再生の時は、あれだけ盛大にシャーって聞こえてたのに・・・微かにシャーって聞こえる程度で、ほとんど気にならない・・・

で、流れ始めた、優しく繊細なピアノの調べ・・・思いの外柔らかく、優しい感じ・・・でも、その分細かな音の表情が聞こえるような・・・

針が、真鍮の針だそうで、波状の特殊な構造の針だからなのだとか・・・

と、最後は・・・エリカモリーニのVn小品をと・・・

う〜ん、何とも暖かく思いやりに満ちた、優しい演奏・・・ピアノを後に、バイオリンが情感たっぷりに、ある種の切なさも伴って・・・それにしても細かな音までよく出るんだなあ・・・

いやあ、素晴らしい!・・・パチパチパチ

コンデンサーSPから、不調で最近鳴らしていないので、ちゃんと鳴るかどうか・・・鳴っても寝起きの音しか出ませんよとのことでしたが・・・嬉しいことに、何とか鳴ってくれて、完調ではないにせよ、圧倒的に厚く濃く、トンでもない音楽のエネルギーを感じさせていただきました・・・

普段、聞いている音楽やそのサウンドも、それはそれなりに好きなんですが・・・今日聞かせていただいた音楽は、全く別次元のもの・・・ソースの持つエネルギーもあるのでしょうが、ヴィンテージ機器の驚くほど、音楽のエネルギーをストレートに伝える力・・・

帯域や特性とかスペックには全く関係なく・・・音楽のエネルギーと実体感、何より、中域の厚く濃く、完全に中身の詰まったサウンドで・・・演奏の熱気と思いをダイレクトに受け取る素晴らしさ・・・

スペックに現れない、音楽の大切な要素に気付かせていただきました・・・

TKさん、長時間に渡って貴重な体験をさせていただき、大変ありがとうございましたm(_ _)m

おちゃらけた音遊びからは、まだ卒業できそうにありませんが、お聞かせいただいた素晴らしい音のエッセンスを心に留め、あらたな観点も加えた、自分の音作りをして行きたいなと思います・・・

今後とも、よろしくお願いいたしますm(_ _)m

ってわけで、こま切れ度が増し、少々長くなってしまったこのお話も、ここで一旦お終い・・・

明日からは・・・多分、またおちゃらけ音遊び?(^^;

ま、いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~


コメント


Mt.T2さん、長文の試聴記をありがとうございました。多少なりともお役に立てたならば幸いに存じます。また宜しければいつでもお越しください。
[2011/08/09 23:05]


TKさん、こちらこそ、長々とお付き合いいただき、大変ありがとうございました。
レコードというソースと、ヴィンテージと呼ばれる機器、アナログでの音楽再生の持つ、強烈な魅力を再認識させていただきました。
ただ、そのソースも機材も、今からは入手も維持も多くのノウハウと労力、コストが必要ですので、σ(^^)私には、その世界に入り込むことは難しいとも、感じました。
でも、この体験を通して感じたアナログならではのエッセンスや、アドバイスいただいた考え方を参考に、今後のσ(^^)私のシステムの調整や音作りに、少しでも取り込んでいけたらと思っています。
ま、今のところは、その思いだけで、何をやればどう変わるのか、その術は、全くありませんので、また、ぼちぼちと経験値を上げるべく、右往左往を繰り返し、続けて行きたいと思っています。

今後とも、よろしくお願いいたしますm(_ _)m
[2011/08/10 04:10]

オーディオの王道

TK邸の詳細レポートありがとうございました。Mt.T2さんの異次元のサウンド体験の印象が十分に伝わってきました。
TK邸のこれだけのシステムをそれぞれうまく鳴らせるのは、並みの努力、並みの力量ではできないと思います。また、SPからPCオーディオまで、幅広く楽しんでおられるのですが、SPやLPを極められているからPCオーディオの良さも分かり、PCオーディオをやっているからSPやLPの良さも再認識できるということでしょう。
それに比べて、昨今のオーディオは少し底が浅いと言うか、代わり映えしない新製品の羅列とか、アクセサリー遊びなど、本質からずれているように思います。

酒仙坊さん、コメントありがとうございます。
レスをつけたはずが、上手く更新されていなかったようで、遅い返信になり、申し訳ありませんm(_ _)m
さて、TK邸で体験させていただいたサウンドは、以前、単身赴任で神奈川にいた時、先輩に連れて行っていただいたお宅・・・思い返すと、かなりのお宅が、いわゆるヴィンテージに入るシステムをお使いで、その頃から、何か気持ちを捉えて離さない魅力を感じてはいたのですが、まだ、音に対する経験が浅く、充分その良さを理解出来ていなかったように思います。
そんな背景もあり、TKさんのお宅では、その魅力を色濃くストレート出されていて、σ(^^)私の感覚でも感じとりやすかったような気がします・・・そのようなサウンドに調整されているTKさんの情熱のおすそ分けをしていただいたような感じです(^^;

> それに比べて、昨今のオーディオは少し底が浅いと言うか、代わり映えしない新製品の羅列とか、アクセサリー遊びなど、本質からずれているように思います。

う〜ん、耳の痛いお話・・・でも、その違いも、一度は体験して見ないと、本質に辿り着けないような気もするのですが・・・と言いつつ、まだ本質がよく分かっておりませんが・・・足掻くしか方法を思いつかなくて(^^;

[2011/08/11 05:04]


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[リバイバル3] ウェスタンエレクトリック伝説 中川隆
176. 中川隆[-9417] koaQ7Jey 2019年6月21日 08:09:56 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3067]

TK邸訪問(その7):ロンドンウエスターンでLPを・・・(^^; 2011/08/08
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さて、TK邸での驚きの連続の体験・・・アクースタットの巨大なコンデンサーSPで、浴びるようなサウンドを・・・オイロッパジュニアで、瞬時に引き込まれる音楽をと・・・

既に、ここのところ、自分が出そうとしていた再生音とは、全く異なる次元の再生音楽を、たっぷり楽しませていただいたわけですが・・・

まだ、これで終わりではありません・・・(@@;

お茶タイム(とっても美味しいお抹茶をいただきました)の後で、お次は、もう一つの再生系・・・


【ロンドンウェスターンSP(2080A+2090A)】
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ロンドンウェスターンのSPでの再生です・・・

TKさんは、いずれ、このウーファーを後4本揃え、片チャンネル4発としてバッフルを組んで・・・との計画をお持ちだそうですが、今はその途中の段階で、床置きなのだとのこと・・・

で、片方のチャンネルの調子が良くないので、ちゃんと鳴るかどうかと仰りながら、オーディオリサーチのアンプ(アクースタット用より大分小振りな別のアンプ)を接続し、準備完了・・・

まずは試しにと、先程のメニューインのバイオリンコンチェルトを少しかけられた・・・

オイロッパジュニアの時とは、随分違った雰囲気で、低域はユニットが裸なので少ないものの、非常にフラットなレンジの広い印象・・・逆に、オイロッパジュニアには、独特の個性があったんだなと、改めて感じました・・・

と言うか、ロンドンウェスターンでも、かなり濃く厚い方だと思うんですが・・・オイロッパジュニアを聞いてしまうと・・・(^^;

印象の違いとしては、オイロッパジュニアに比べて、レンジが広く感じる分、ロンドンウェスターンでの音の方が線が細く薄い感じが・・・その原因の1つは、アンプ・・・片や、オイロッパジュニアを鳴らしたのは、劇場用のアンプだから・・・

それともう1つは、カートリッジが、オイロッパの時はモノラル用だったのが、今はステレオ用で鳴らしたと言う事も・・・やはり、エネルギー感が随分違って、さっぱりとしてしまった感じで・・・

とは言え、接触の不調も今は、辛うじて出ていないようなので、ロンドンウェスターンでの再生を続けましょうと言うことで・・・大さんのリクエストで、オスカーピーターソントリオのプリーズ・リクエストのB面1曲目をかけていただいた・・・

ほ〜!・・・オイロッパジュニアに通じる中域の厚みや濃さはあるものの、その鳴り方は、σ(^^)私の知る普通のSPの鳴り方に近い気がする・・・これがソースによるものなのかSPの鳴り方の傾向によるものかは分からないけれど・・・

ただ、そうは言っても、厚みを持ちながら中域〜中高域が全くストレスなくふわっと広がる、何とも不思議な、それでいてとっても心地良い鳴り方には、非常に好感を持った・・・どうもこの独特の12セルのホーンによるもののような気がするんだけど・・・どうなんでしょうか?(^^;

ウーハーはそのままで、クロスは600Hzくらいとのこと・・・

お次は、マイルスディヴィスのマイファニーバレンタインを・・・

ほっほ〜!・・・ピアノの音色を聞くと、このホーンの感じが出ているような気がするんですが・・・バッフルなしのウーハー側の音かな?・・・ハハハよう分かりません(^^;

でも、ミュートトランペットの音は、正しく!って感じで・・・グイッと迫ってくる・・・これは、オイロッパのときとはまた違った印象で、凄く良いなあ!・・・あっ!ピアノのソロのところを聞くと、やっぱりこのホーンの感じのような気がする・・・このストレスなくふわっと鳴る感じ、良いなあ(^^;

そして、お次は・・・ホプキンソン・スミスで、デュフォーのリュート組曲?・・・

【ホプキンソン・スミスのリュート】


う〜ん、この音の密度濃さは、凄く生々しさを感じるなあ・・・この軽々と音が立ち上がるのは、このホーンドライバーと、このホーンならではなんでしょうかねえ・・・それに、凄く澄んだ音色で、空間の響も凄く綺麗に聞こえるんですね・・・

これにウーファーが4発になって、バッフルがつくと、どんなバランスになるんでしょうかね?(^^;

っと、それでは次はSPをかけましょうかと・・・遂にあれを!・・・

ハハハ、先に勘違いでフライング紹介した・・・


【ウエスターンのプレーヤー】
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/20110807194335820.jpg


ウエスターンのプレーヤーが、遂に登場です・・・が、またまた今日は時間切れ・・・

ってわけで、つづきは明日・・・いよいよラストか?・・・

いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~


コメント


London Western 2080は良いユニットだと思います。

当時の劇場用システムの完成度には昔の技術を感心させられました。

この時代の方が音楽の原点に近い鳴り方をしていると感じる人も多いでしょう。

Mt.T2さん良い体験が出来ましたね!

[2011/08/09 15:46]


大佐、コメントありがとうございますm(_ _)m
軽く適度な減衰で、耳障りな振動音を出さない振動板で、高能率な遠達性の高いスピーカー
そんなユニットと箱が・・・おっと、そのサウンドを活かす部屋も・・・

この後、おおよそ2週間後に、またひとつ、貴重な体験を・・・

そんな体験が、自分の周りのそこかしこで、つながり始めれば、更に充実した世界が?・・・なんて思いを持ちつつ、音の不思議を色んな点で、楽しんで行きたいです\(^^)/
[2011/08/09 18:15]


私は最初はビンテージに浸かってましたから、ハイエンド系は苦手だった。

聴いていても情報量が多くても楽しくない音に感じて、これならビンテージのまままで

良いと30年過ごしてました。

しかし今のシステムで両立出来た気がします。 それぞれの軌跡を得て今があると思います。

Mt.T2さんも良い方向を進まれていると感じますよ!
[2011/08/09 18:41]


大佐、再レスありがとうございますm(_ _)m

アンテナ高くセンス良く判断の速い方、信念やポリシーをお持ちの方、育った環境など影響で、早くに自分の音楽観やイメージをお持ちの片なら、方向性の振幅は大きくなく、直ぐに収束して行かれるのでしょうが・・・
残念ながら、素質や育ちも縁遠いところで蠢いておりますので・・・いつまで経っても、右往左往の振幅は大きく、毎度行き過ぎないと方向転換できないわけで・・・

まあ、あれもこれも欲張って、何度も失敗を続ければ、そのうち少しは、学習効果も・・・
そんな、気の長〜い歩みを続けることで、いつか少しは進歩があるかも・・・
せっかくやるなら、楽しくと・・・おまけ的気持ちで書いているのがこのブログ・・・

焦らず、時折振り返って、またぼちぼちと歩いていくことにしますわ・・・v(^^

[2011/08/09 19:28]


https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1150.html

▲△▽▼

【1098】110703 TK邸訪問(最終話):SPの電気再生とクレデンザ・・・(^^; 2011/08/09
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さて、巨大コンデンサーSPのアクースタットからかぶりつき席で、浴びるように聞かせていただいたロリンズのぶっとく厚く、めっちゃ熱いサックス・・・

励磁型のヴィンテージSPのオイロッパジュニアで、瞬時に、気持ちを鷲掴みにされたように入り込んでしまったシュタルケルのむせび泣く様なチェロの深い響・・・

あまりに厚く濃く、ストレートに迫ってくる音楽のエネルギーに圧倒されたもんだから・・・

熱さも濃さも持ちながら、独特の暖かく柔らかくふわっと包み込むように、囁くマイルスのトランペットが、クールに?聞こえたロンドンウェスターン・・・

【ロンドンWEのSP】1096-05
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/2011080706471980d.jpg


いよいよ今度は、同じウェスターンのプレーヤーで、SPを聞きましょうと・・・

【ウエスターンのプレーヤー】1097-02
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/20110807194335820.jpg


SPの電気再生の1曲目は・・・カールエルプの君を愛す・・・

シャープチプチプチっという古いSP盤をかけた時のイメージの音から始まったんですが・・・

高域の無い詰まった音をイメージしていると・・・思いの外、中高域が伸びている・・・

更に、曲が始まると、突然信じられないほど、シャープチプチプチって音が消え、ピアノの伴奏と男声の響が聞こえ出す・・・ああ!やっぱり音の厚み、密度が凄く、声のエネルギーが、驚くほどドバッと迫ってくる・・・

オイロッパジュニアのようにほとばしるように音のエネルギーの塊が次々ぶつかってくるのとは違い・・・一応演奏している空間が少し感じられ、そこから歌が押し寄せてくる感じで・・・より実体をイメージしたところから、声が迫ってくる感じ・・・

お次は・・・セゴビアのソルテーマ・・・

おお?今度のトレース音?は、かなり高い音でショワーって感じで、結構盛大・・・

っと、またまた、この音は聞こえてるものの、ギターの演奏が始まった途端、このショワーって音が、ガクンと音量が下がったかのように、ギターの演奏がクリアに聞こえ始めた・・・弦を指で弾く瞬間の音と弦が震える音もはっきりと・・・

続いては・・・ゴールドベルグ、クラウスのモーツアルトVnソナタK378から冒頭を・・・

ピアノの音色が艶っぽく暖かく響くなか・・・何とも生々しい実在感で、バイオリンが・・・目を瞑れば、なお更そこで演奏しているような感じが増す・・・今のソースや機材の音に比べれば、帯域もかなり狭く、シャープチプチとノイズも盛大に聞こえているんですが・・・演奏のエネルギー感と実体感は、信じられないほど高い・・・正に中域の密度とエネルギー感の違い・・・モノラルの威力?(^^;

それじゃオーケストラをと・・・ワルターウィーンフィルで田園第5楽章前半を・・・

ああ!・・・シャーの中なのに、ホールの響と言うか、空間に音が広がる感じまで・・・よく、オーディオ機器の試聴で、ベールを1枚はいだように・・・なんて表現がありますが・・・確かに、シャープチプチって音は、粗い織りのレースのカーテン越しに聞いているようではあるんですが・・・粗い目の向こうは、実際の演奏現場って感じで・・・ある種、生々しさや実体感を感じるんですよね・・・

っと、貴重なSP盤を電気再生で聞かせていただいてきたんですが・・・

いよいよ最後に・・・蓄音機でと・・・


【クレデンザで】
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/20110809055252310.jpg


一際、その存在感を示していた、家具のような蓄音機・・・クレデンザでの再生・・・

まずは・・・コルトー:ラヴェル水の戯れ・・・

へ〜!電気再生の時は、あれだけ盛大にシャーって聞こえてたのに・・・微かにシャーって聞こえる程度で、ほとんど気にならない・・・

で、流れ始めた、優しく繊細なピアノの調べ・・・思いの外柔らかく、優しい感じ・・・でも、その分細かな音の表情が聞こえるような・・・

針が、真鍮の針だそうで、波状の特殊な構造の針だからなのだとか・・・

と、最後は・・・エリカモリーニのVn小品をと・・・

う〜ん、何とも暖かく思いやりに満ちた、優しい演奏・・・ピアノを後に、バイオリンが情感たっぷりに、ある種の切なさも伴って・・・それにしても細かな音までよく出るんだなあ・・・

いやあ、素晴らしい!・・・パチパチパチ

コンデンサーSPから、不調で最近鳴らしていないので、ちゃんと鳴るかどうか・・・鳴っても寝起きの音しか出ませんよとのことでしたが・・・嬉しいことに、何とか鳴ってくれて、完調ではないにせよ、圧倒的に厚く濃く、トンでもない音楽のエネルギーを感じさせていただきました・・・

普段、聞いている音楽やそのサウンドも、それはそれなりに好きなんですが・・・今日聞かせていただいた音楽は、全く別次元のもの・・・ソースの持つエネルギーもあるのでしょうが、ヴィンテージ機器の驚くほど、音楽のエネルギーをストレートに伝える力・・・

帯域や特性とかスペックには全く関係なく・・・音楽のエネルギーと実体感、何より、中域の厚く濃く、完全に中身の詰まったサウンドで・・・演奏の熱気と思いをダイレクトに受け取る素晴らしさ・・・

スペックに現れない、音楽の大切な要素に気付かせていただきました・・・

TKさん、長時間に渡って貴重な体験をさせていただき、大変ありがとうございましたm(_ _)m

おちゃらけた音遊びからは、まだ卒業できそうにありませんが、お聞かせいただいた素晴らしい音のエッセンスを心に留め、あらたな観点も加えた、自分の音作りをして行きたいなと思います・・・

今後とも、よろしくお願いいたしますm(_ _)m

ってわけで、こま切れ度が増し、少々長くなってしまったこのお話も、ここで一旦お終い・・・

明日からは・・・多分、またおちゃらけ音遊び?(^^;

ま、いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~


コメント


Mt.T2さん、長文の試聴記をありがとうございました。多少なりともお役に立てたならば幸いに存じます。また宜しければいつでもお越しください。
[2011/08/09 23:05]


TKさん、こちらこそ、長々とお付き合いいただき、大変ありがとうございました。
レコードというソースと、ヴィンテージと呼ばれる機器、アナログでの音楽再生の持つ、強烈な魅力を再認識させていただきました。
ただ、そのソースも機材も、今からは入手も維持も多くのノウハウと労力、コストが必要ですので、σ(^^)私には、その世界に入り込むことは難しいとも、感じました。
でも、この体験を通して感じたアナログならではのエッセンスや、アドバイスいただいた考え方を参考に、今後のσ(^^)私のシステムの調整や音作りに、少しでも取り込んでいけたらと思っています。
ま、今のところは、その思いだけで、何をやればどう変わるのか、その術は、全くありませんので、また、ぼちぼちと経験値を上げるべく、右往左往を繰り返し、続けて行きたいと思っています。

今後とも、よろしくお願いいたしますm(_ _)m
[2011/08/10 04:10]

オーディオの王道

TK邸の詳細レポートありがとうございました。Mt.T2さんの異次元のサウンド体験の印象が十分に伝わってきました。
TK邸のこれだけのシステムをそれぞれうまく鳴らせるのは、並みの努力、並みの力量ではできないと思います。また、SPからPCオーディオまで、幅広く楽しんでおられるのですが、SPやLPを極められているからPCオーディオの良さも分かり、PCオーディオをやっているからSPやLPの良さも再認識できるということでしょう。
それに比べて、昨今のオーディオは少し底が浅いと言うか、代わり映えしない新製品の羅列とか、アクセサリー遊びなど、本質からずれているように思います。

酒仙坊さん、コメントありがとうございます。
レスをつけたはずが、上手く更新されていなかったようで、遅い返信になり、申し訳ありませんm(_ _)m
さて、TK邸で体験させていただいたサウンドは、以前、単身赴任で神奈川にいた時、先輩に連れて行っていただいたお宅・・・思い返すと、かなりのお宅が、いわゆるヴィンテージに入るシステムをお使いで、その頃から、何か気持ちを捉えて離さない魅力を感じてはいたのですが、まだ、音に対する経験が浅く、充分その良さを理解出来ていなかったように思います。
そんな背景もあり、TKさんのお宅では、その魅力を色濃くストレート出されていて、σ(^^)私の感覚でも感じとりやすかったような気がします・・・そのようなサウンドに調整されているTKさんの情熱のおすそ分けをしていただいたような感じです(^^;

> それに比べて、昨今のオーディオは少し底が浅いと言うか、代わり映えしない新製品の羅列とか、アクセサリー遊びなど、本質からずれているように思います。

う〜ん、耳の痛いお話・・・でも、その違いも、一度は体験して見ないと、本質に辿り着けないような気もするのですが・・・と言いつつ、まだ本質がよく分かっておりませんが・・・足掻くしか方法を思いつかなくて(^^;

[2011/08/11 05:04]


https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1151.html


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/208.html#c176

[リバイバル3] ドイツの音楽はドイツの真空管アンプで聴こうよ 中川隆
35. 中川隆[-9416] koaQ7Jey 2019年6月21日 08:53:58 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3068]
TK邸訪問(その1):驚きの連続・・・(^^; [2011/08/0207:00]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1144.html


酒仙坊邸のオフ会でお会いした、酒仙坊さんご愛用のStream Playerと言う再生アプリの作者でもあるFさんから、きっと惹かれるものがあるんじゃないかと、ご紹介いただいたTKさんのお宅へ伺ったお話を・・・

ただ、若輩者のσ(^^)私には、機器の名前さえ聞いたこともない珍しい・・・多分、お好きな方には、お宝の山なんでしょうが・・・珍しい機器ゆえ、そのいわれも何も分かっていないと言う、もったいない状況でして・・・

ま、とにかく、のっけから驚きっぱなしの、衝撃的な体験でした・・・

まず、お部屋に置かれた機材・・・広さは、12〜13畳だと思うんですが・・・巨大な機材が、所狭しと置かれていました・・・

更に、その周りは、入り口以外の3面が、別の部屋に隣接していまして、そこに膨大なライブラリが・・・SPやLPなどレコードとテープも・・・そのコレクションの数は、千の単位を遥かに超える膨大な量だそうで・・・(@@;

一方で、インフラノイズの機器を使ったPCオーディオもされているそうですが、残念ながら、今回は時間の関係で聞けませんでした・・・

さて、その膨大なレコードを聞かれるメインの送り出しは・・・


【EMTのターンテーブル】
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/20110801020807305.jpg


送出しは、EMTのターンテーブルで、奥がモノラル用、左がステレオ用、手前は自作?のアームのようでした・・・カートリッジは・・・ステレオ用はオルトフォンのSPU・・・スミマセン良く分かってませんm(_ _)m

で、最も興味深く、驚きだったのが・・・その設置方法・・・中が丸見えですが、これも音のために外側のパネルを外しておられるのだそうで(これはσ(^^)私の勘違いのようで、もともとこれをコンソールに入れて使うんですね)・・・それより、一番下のボードからミルフィーユのように何層にもなっているのは、米松の合板を重ねて接着したボードの間に、カーペット使い古しのウール毛布あるいは綿毛布を数枚挟んで、浮揚?されておられるようで・・・この組み合わせで、音の調整をされているのだそうで、長年の試行錯誤の積み重ねで、そのノウハウを、文字通り積み重ねられてのセッティングだとか・・・(@@

で、こちらは、更に分かりませんが・・・昇圧トランス・・・

【積層浮揚セッティングの昇圧トランス】
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/201108010208073bd.jpg


こちらも、積層浮揚セッティングされた昇圧トランスで・・・一番奥一番手前のもので聞かせていただいたようです・・・

それから、プリアンプは、マランツの#1で・・・

【プリはマランツの#1】
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/20110801020806b91.jpg


これは、左右チャンネルに2台をいれているのだったと思いますモノラルを左右チャンネルに各1台を使われてました・・・(汗

でもって・・・パワーアンプは・・・


【巨大な管球式パワーアンプ】
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/201108010208062ac.jpg

Audio Researchの巨大な管球式のパワーアンプで・・・6550が何十本も使われていて、片チャンネル250WをBTL接続?されて、500WのモノラルアンプAcoustat#6が#3を上下2台連結していて、入力端子が2台分あるので、これにそれぞれ接続して使われているそうです・・・

で、この巨大な超度級管球式アンプ2台で、左右のそれぞれのSPを駆動されていると・・・

でもって、このアンプが支えているのが・・・AcoustatのコンデンサーSPのサウンド・・・

【超巨大モニュメントのようなSP】
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/2011080102080606d.jpg


それにしても・・・なんて巨大なSPなのでしょう!・・・2.5m位あるんじゃないでしょうか?・・・もう天井スレスレです!(@@

と言うことで・・・これが、冒頭、聞かせていただいたシステムで・・・

っと、残念ながら、今日はここで時間切れ・・・

ってわけで、つづきは明日・・・いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

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http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/698.html#c35

[リバイバル3] ドイツの音楽はドイツの真空管アンプで聴こうよ 中川隆
36. 中川隆[-9415] koaQ7Jey 2019年6月21日 09:04:30 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3069]
【1092】110703 TK邸訪問(その2):これ、コンデンサーSP?・・・(^^; [2011/08/0307:00]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1145.html


さて、いよいよ、TK邸で初めて見る機器達・・・その背景にあるものを、全く知らないと言うもったいない訪問だったのですが・・・何より、まず目が行ったのが、その設置方法・・・

丁度、ゲル浮揚実験で、機器を浮かせて聞ける音の不思議に夢中でしたから・・・ウール毛布や綿毛布と米松合板の積層浮揚という設置方法には、興味津々!(^^;

果たして、どんなサウンドを聞かせてくれるんだろう?・・・

巨大なモニュメントのようなSPは、後の壁からは1mほど離れたフリースタンディング・・・

リスニングポジションは、部屋の中央を中心とする1辺2m強の三角形の頂点・・・

SPとの距離は、拙宅と似たようなものですが・・・さすがにこの大きさの板状の物体があると、圧巻ですね・・・まるで、その部分には、壁か柱が立っているような感じです(^^;

で、最初におかけいただいたのは・・・ソニーロリンズのサキソフォンコロッサスから、2曲目のYou don't know what love is.

うわっ!!(@@;・・・冒頭から、めっちゃぶっといサックスに、思わず体がビクッと浮いた!

まるで、ラッパの口に耳を近付け、直接、リードの振動板の振動する音も逃さず聞こうって感じ・・・

リードの音の直接音と、そこからラッパの開口部までの金属パイプを息が通り抜けて広がる音・・・

そのぶっといサックスの後方に、暖かく包み込むようにベースとドラムのリズム・・・

ブラシで叩くシンバルの音も生々しく、優しくそっとサポートするピアノの音も軽やかに・・・

なんとも鮮烈なサックスの音を、正にかぶりつきで浴びるように聞かせていただきました・・・

何とエネルギッシュで、鮮烈な音なんだろう!

この巨大なモニュメントのような平面から・・・中身は極々薄いフイルムなのに・・・

何とも不思議な鳴り方!・・・座って聞いても、正面に中央に・・・立って聞いても正面中央に・・・

音像の出来方も何とも不思議・・・

コンデンサーSPも、こんな、鮮烈でエネルギッシュに鳴るものなんだ・・・(@@

単身赴任中・・・2年半ほど前に、千葉の通称クオードを聴く会で、初めて体験した、コンデンサーSPのエネルギッシュな鳴り方・・・


【186】090124 クォードを聴く会 Part3(DECCAのSPを聞く@) [2009/01/28]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-206.html


以降6話・・・

この1話目の中のリンク先にある通り、ESL-63ProやESL-57をフリースタンディングで、少し離れた位置から、聞かせていただいて、膜のSPが、非常にパンチ力のあるサウンドが出るんだ・・・って事を体験したことがあったんですが・・・

今回お聞かせいただいたのは、振動板の面積が、2倍以上ある上、ほぼかぶりつきのニアフィールドだからと言うのもあるのでしょうが・・・

また、全く違った鳴り方の印象・・・ホント、ビックリでした!(@@

っと、面食らって、しばし感心していると・・・

次にかけていただいたのは・・・ブラックコーヒーを・・・

どひぇ〜!・・・めっちゃ近い!(^^;

最前列のテーブルで、マイクなしに直接、歌を聞いているようなかぶりつき状態・・・ミュートトランペットも時折、耳の近くまでやってくる・・・

熱く妖艶なボーカルに見つめられながら・・・目の前で聞いている・・・そんな感じ・・・

っと、ここで一旦お茶タイム・・・

ここで、ご一緒させていただいた大さんが、以前のプレゼントのお返しで・・・っと、ヴァンゲルダーがカッティングまでしたレコードをプレゼント・・・入手して、クリーニングもしていないと・・・

じゃあ早速・・・っと、残念、今日は、ここで時間切れ・・・

ってわけで、つづきは明日・・・いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1145.html




http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/698.html#c36

[リバイバル3] ドイツの音楽はドイツの真空管アンプで聴こうよ 中川隆
37. 中川隆[-9414] koaQ7Jey 2019年6月21日 09:26:48 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3070]

TK邸訪問(その3):一体何を聴いているの?・・・(^^; [2011/08/0407:00]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1146.html


さて、のっけから、コンデンサーSPって、こんな鳴り方するの?と、驚くばかりのエネルギッシュで鮮烈なサウンドを聞かせていただき・・・

演奏の熱気・・・歌の思い・・・何か、この曲の一番熱いところはここなんだよ!・・・って感じで、ストレートに迫ってくる・・・そんなサウンドに、ああ、音楽ってこんな風に感じれないと面白くないんだなと、ハッと気づかせていただいた気がします・・・

っと、冒頭の興奮状態をクールダウンするかのように、お茶タイムに入り・・・

ご一緒した大さんが、持参された・・・ヴァンゲルダーがカッティングまでしたレコードのお話から・・・ジャケットのない特殊なレコードで・・・ノーマングランツが起こしたクレフやノーグランの音源に近いものとのこと・・・

っと、先程の再生系のお話があって・・・SPUのGシェルから、384を通ってマランツ#1のフォノイコを使っての再生とのことでした・・・

それから、ウェスタンのプレーヤーとフェアチャイルドのプレーヤーのお話になりまして・・・じゃ、ちょっとかけましょうかと・・・


【フェアチャイルドのプレーヤー】
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/20110804052523f80.jpg


フェアチャイルドのプレーヤーで、エラフィッツジェラルドをモノラルで・・・

う〜ん・・・声の存在感が凄い・・・バックの演奏を聞くと、古さを感じさせる録音って感じなんですが・・・歌の生々しさと言うか存在感は、全く古さを感じさせない・・・

【カートリッジは225A?】   
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/2011080405252334b.jpg

 【ユニークな駆動方式】
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/201108040525229e9.jpg

回転速度を、上部のレバーで切り替えると、下のモーターのところのコックドベルトを切り替える仕組みになっているのだそうです・・・

それはそうと、σ(^^)私には・・・ステレオでも、モノラルでも、立っても、座っても・・・目の前あたりに声の主がいるようななり方が、不思議で・・・

アクースタットのコンデンサーSPの鳴り方に、何か、パネルの位相を変えているとか、仕組みがあるのか?と伺ってみたんですが・・・上下3枚ずつのパネルを、フルレンジとして、同一位相で鳴らしているのだそうで・・・なお更、不思議な鳴り方だなあと・・・トーンゾイレのSPみたいなものかなあ?

っと、今度は、先程の大さんが持参されたレコードをかけてみましょう・・・後で、クリーニングもやってみましょうと・・・

送り出しを再びEMTに戻して、かけられたレコードは・・・オスカーピーターソン?

ここまで聞かせていただいたレコードは、ほとんどスクラッチノイズがしなかったんですが・・・こちらは、結構スクラッチノイズが聞こえます・・・

古い録音らしい、中域中心の暖かなサウンドで、柔らかなピアノの演奏に、とっても心地良く響くクラリネット・・・ブラシもベースも控えめにリズムを刻んでいる・・・とても軽快に楽しい演奏・・・

っと、それじゃあ、ちょっとクリーニングをやってみましょうと・・・

【クリーニングを】
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/201108040525221dd.jpg

まずは、TKさんオリジナルの洗浄剤にオリジナルのブラシを使って、粗洗いで、溝の汚れを浮かして・・・別の液で別のブラシで表面の汚れを濯ぐ・・・で、洗った液をバキュームで吸い取る・・・

ざっと、片面のクリーニングを見せていただいて・・・この間、ほんの5分程度・・・

まだ、充分乾いていませんが、ちょっと再生をと、再び再生・・・

おおお!・・・凄い!全く別のレコードを聴いているみたい!(@@

スクラッチノイズは、少し残っていますが、冒頭のピアノの音が・・・クリーニング前は、音が丸く、酷く曇った感じだったのが明らかに・・・ホントに、同じ曲か?と疑うほどに抜けのよい軽やかなサウンドに、大変身!・・・ピアノの打鍵の瞬間の音が非常にクッキリ・・・クラリネットも数倍、演奏に力と抑揚がついてクリアに抜けのよい感じに・・・

いやいや・・・これほどまでに変わるもんですか!(@@

っと、次にかけられたのは・・・西田佐知子の女の意地・・・

は〜!・・・冒頭のサックスがドッと飛んでくる・・・っと、ボーカルの何と存在感のある歌声!

「ことば」が「詩」として、はっきりと迫ってくる!・・・

間奏のギターも、音にもの凄いエネルギー感が・・・ああ、でも、やっぱりサックスの存在感が強烈に印象に残ります・・・(^^;

こんどは、クラシックをと言うことで、ジネットヌヴーでショパンノクターンを・・・

【ジネットヌヴーでショパンノクターンを】


ああ、なんて物悲しく切ない演奏!・・・セピア色の雰囲気ではあるんですが・・・なんと言うか・・・あっという間にバイオリンの調べに、気持ちが引き込まれ、思わず胸が熱くなる・・・気がつくと、手のひらをギュッと握り締めていた・・・

う〜ん・・・じわっと来るショック・・・自分は普段、何を聴いているの?・・・

音じゃなく、音楽って、こう言う事・・・っと、今日は、ここで時間切れ・・・

ってわけで、つづきは明日・・・いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~



コメント

やっぱり出ましたか。

西田佐知子がやっぱり出ましたか。TKさんのお宅は以前に訪問させていただきました。システムは若干違っていますが、「オーディオの極道」いや「オーディオ道の極み」といった印象でした。通常のオーディオが安物のTVドラマか、映画とすれば、TKさんのオーディオは、歌舞伎か京劇といった印象で伝統の重み、文化の香りがします。この道にはまりかけているのが、年は若いが大さんでしょう。
[2011/08/04 11:47]


酒仙坊さん、コメントありがとうございますm(_ _)m
現代オーディオとは一線を画す、全く別の音楽再生という感じで・・・
この曲、この演奏の、ここを聴かずして・・・と言った感じで、σ(^^)私の感覚では、究極のクローズアップサウンドの方向ってことになる気がします・・・このサウンドに嵌ったら、もう他は・・・(^^;
ただ、ふと思ったのは、このオーディオ再生を堪能するには、この音に合うソースも充分持っていればこそなのかなと・・・

[2011/08/04 12:32]


忘れてはならないのは
ものの価値です。
オイロッパ系のシステムは
現代のハイエンドスピーカーと
比較して特性で劣るものは
ありません。かかっているコストは
とんでもないものです。
国の威信をかけたものですから
オーディオメーカーが営利目的
で開発するものとは
かかるコストも桁が違います。

凝縮した音のものだと片付けるのは
せっかくの経験がもったいない。
レンジの不足感があるならツイータを
加える方法がありますが、
音楽の本質に気づくべきです。
[2011/08/06 02:36]


スタジオマンさん、コメントありがとうございます。
レスが遅くなってスミマセンm(_ _)m
このSPの素性を全く知らないもので、特性やその実力については、分かりませんが、聞かせていただいた音楽に、強く引き寄せられたのは確かです。
仰る通り、現代録音のソースを再生すれば、その実力を知ることが出来たのかも知れませんね。
ソースや駆動系も近い世代のもので聞かせていただいたわけですが、その中に時折聞き取れる微細で繊細な音と澄んだ音色が、その片鱗だったのかもと思っています。
それとは別に、気持ちが強く惹きつけられたのは、演奏そのもののパワーが大きいとは思うのですが、それをキチンと伝えられるシステムだったからだと思うのですが、それが、一体どういう部分なんだろうと言う興味が強く湧いてきます。
そういう部分をしっかり受け取れる感性と、キチンと再生できるオーディオ的ノウハウを身に付けたいなと思います・・・道のりは長く、険しそうですが・・・(^^;
[2011/08/07 09:51]


極道

一言で極道だと思います。
料理でも、お酒でも
極めていくとそうなっていくと
思います。知れば知るほど、
いい物を見れば見るほど
深みにはまっていく。
結局はその人の情念にかかわる
こと。

Mt.T2さんがいったい自分は
なにを求めているのかに
早く気づかれて、枝葉の部分を
調整するのでなく、自分自身を
見つけられることを期待します。
高額なヴィンテージを使わなくて
ご使用中の機器で、ヴィンテージが
持つ本質を出すことは可能です。
ただし物理的な差を縮めることは
必要です。いくら数百万する現代の
ハイエンドスピーカーでも
オイロダインのドライバーの
振動板のエネルギーには負けます。
物量というのはやはり必要です。
でも他の方法である程度は
カバーできるのです。

インシュレーターや、ケーブルなどで
後からつじつまを合わせるより
つじつまを合わせる必要のない方法を
探してください。
[2011/08/08 10:54]


スタジオマンさん、コメントありがとうございます。

> Mt.T2さんがいったい自分は
> なにを求めているのかに
> 早く気づかれて、枝葉の部分を
> 調整するのでなく、自分自身を
> 見つけられることを期待します。

訪問時のおさらいを、最後までわりましたが、まだσ(^^)私には・・・
中域の重要性とモノラルのエネルギーなんて辺りを、今後、自分のシステムにどのように反映させるのかを考えていこうかとは思っておりますが・・・

ちょっと、道を極めると言うところを目指すつもりはなくて(^^;
最後に振り返った時に、自分なりにやり切った充実感が得られれば嬉しいですね・・・

> 高額なヴィンテージを使わなくて
> ご使用中の機器で、ヴィンテージが
> 持つ本質を出すことは可能です。

これには興味津々です!・・・が、その前に、本質を知ることが先ですが(^^;

> ただし物理的な差を縮めることは
> 必要です。いくら数百万する現代の
> ハイエンドスピーカーでも
> オイロダインのドライバーの
> 振動板のエネルギーには負けます。
> 物量というのはやはり必要です。
> でも他の方法である程度は
> カバーできるのです。

この辺りが、ノウハウとして身に付けられればと、憧れます!(^^;

> インシュレーターや、ケーブルなどで
> 後からつじつまを合わせるより
> つじつまを合わせる必要のない方法を
> 探してください。

う〜ん、経験として、今のσ(^^)私には、これも必要なんだと思っているのですが・・・
やっぱり、道のりは長そうですね・・・
[2011/08/09 17:57]

https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1146.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/698.html#c37

[リバイバル3] ドイツの音楽はドイツの真空管アンプで聴こうよ 中川隆
38. 中川隆[-9413] koaQ7Jey 2019年6月21日 09:36:21 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3071]
【1094】110703 TK邸訪問(その4):これがオイロッパジュニア?・・・(^^; [2011/08/0507:00]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1147.html



さてさて、じわじわ感じ始めた焦り・・・自分は今まで、何を聴いてきたのか・・・って、過去、何度かこのパターンになったことがあるんですよね・・・(^^;

良い音って何?・・・

元々は、映画や音楽を鑑賞して、ハッとしたり、グッと来て感動したくて、そんな体験が、少しでも多く出来ないか?ってのが始まりだったような気がするものの・・・

それが、いつの間にか、機器やアクセサリーを変えた時の音の変化に一喜一憂して・・・結局、何がなんだか分からないまま・・・

でも、そんな事とは、全く関係無しに、聞かせていただいた曲は・・・こんなにエネルギッシュに、ストレートに、その歌や演奏の思いや熱気をぶつけてくる・・・音楽って、こんなに楽しく、凄いものなんだよって・・・

そんな思いが、徐々に体中に染み込んできた頃・・・TKさんから、Mt.T2さんはどんな曲が?とリクエストを求められたんですが・・・このジワジワ来るショックのため、半ば放心状態の頭には、全く何も思い浮かばない・・・慌てて、何でも聞きますのでと答えるのが精一杯・・・(汗

と、それじゃあ今度はポピュラーを・・・そうだ、オーディオ的にポピュラーなこれを、さわりの部分だけと・・・かけられた曲は・・・ドナルドフェイゲンのナイトフライ・・・

【ドナルドフェイゲンのザ・ナイトフライから】
1094-01ドナルドフェイゲンのナイトフライ.jpg

あっ!・・・こう言うことなんだ・・・・

レンジも広く、抜けがよく、非常にタイトに、極めて歯切れの良い、シャープにリズミカルにカッコいいサウンド!・・・フュージョンらしいサウンド・・・そう、これはそのまま、そういう風に鳴るわけなんですよね・・・

膜のSPなので、微細な音は得意で、アタックの時の立ち上がりが早く、シャープで、ドラムの制動も素早くドスッと・・・量感、重量感と引き換えに、素晴らしいトランジェント・・・なんて感想が、直ぐに頭に浮かんでくるわけです・・・

こうじゃないんですよね・・・ここまでに聞かせていただいた曲は、何か、頭に、気持ちに、ガツンって来るんですよね・・・

何てσ(^^)私の思いはともかく・・・この時、話題は、先のクリーニング前後の音の変化を聞くと・・・ひょっとすると、レコードを掃除すれば、勿論全部とは行かないものの、半分位は、このサウンドに近付けるんじゃないかって、思ってしまう・・・なんて話題で大ウケ!大盛り上がり・・・(^^;

更に、Gシェルで、こんなにトランジェントが良いのは凄いってコメントがあり・・・実は、ここにもTKさんならではのチューニングが施されているとのことで・・・一同、感心して納得・・・(^^;

さてさて・・・次は、更なる驚きの体験へ・・・

TKさんは、片チャンネルのアンプの調子が悪いので・・・それに、最近鳴らしていないので、寝起きの音しかでませんからちょっと・・・って感じだったんですが・・・

是非にと、お願いして聞かせていただきました・・・(^^;

まず、送出しは・・・ウエスタンのプレーヤー・・・あれれ?ここではまだ使われてなかったかな?・・・この後のもう一つの再生系の時に使われたのかも?・・・もう記憶になくって・・・m(_ _)m
⇒やはり、このプレーヤーは、SP専用で、この後のもう一つの再生系の時に聞かせていただいととのこでしたm(_ _)m

【ウエスタンのプレーヤー】
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/20110805062338d98.jpg

これは、演奏前なので、ターンテーブルの上にカバーが乗ってますが、演奏時には、このかバーがどけられ、綺麗なターンテーブルシートが姿を現しました・・・

おそらく、ご存知の方々には、珍しいものなのだろうと思うのですが・・・無知ゆえ、こんな、コメントしかかけないんです・・・スミマセンm(_ _)m

でもって・・・今度の主役はこちら・・・

【オイロッパジュニア】
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/201108050623370fc.jpg

えっと、こちらも、全く、知識がなくて・・・オイロダインという名前を聞いたことがあるだけで・・・その小型バージョンなのだろうとは思うのですが・・・オイロッパジュニアというSPだそうです・・・ これは、全く逆で、クラングフィルムオイローパジュニアはクラングフィルムオイロダインより前のモデル(オイローパジュニアの小型版がオイロダイン)だとのことでしたm(_ _)m

励磁型のSPだそうで・・・要は、今のSPユニットの後のマグネットの部分が、電磁石になっているってことですよね?(^^;

なので、このユニット・・・通常は上のホーンのドライバと下のウーファーの2つ、左右では計4つの励磁電源が要るのだそうで・・・本来はそれぞれ別々に電源を当てておられるそうですが・・・この時は、1組が貸し出し中とのことで、左右、各1台の電源で・・・

で、このSPを駆動するアンプは?・・・多分、ウエスタンのプレーヤーの右にあった黒い大きな2つの箱がそうなんでしょうが・・・画像撮るのを忘れました・・・多分、ウエスタンのアンプだったような・・・スミマセンm(_ _)m このパワーアンプは、同じくクラングフィルム製のKL401dと言うアンプだとのことでしたm(_ _)m

ってわけで、不調ながらに、無理を行って聞かせていただいた・・・っと、ここで時間切れm(_ _)m

ってわけで、つづきは明日・・・いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1147.html




http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/698.html#c38

[近代史02] タイは天国に二番目に近い国 1 中川隆
29. 中川隆[-9412] koaQ7Jey 2019年6月21日 09:53:14 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3072]

腐敗した警察官は権力を持った暴力団。そして世界は腐敗で満ちている │ ブラックアジア:鈴木傾城


見逃してやると言えばカネが取れる

2019年3月13日、タイ西部プラチュアプキリカン県で男9人と女3人がタイの軍と警察による合同パトロールによって真夜中に逮捕される事件があった。この12人はいずれもミャンマー人で、タイに密入国してきたところだった。

タイとミャンマーはジャングル地帯が国境になっているので、ミャンマー人の密入国の定番ルートである。

そのため、タイはひっきりなしにこうしたパトロールを行って取り締まりを続けている。しかし逮捕されるのは氷山の一角であり、ジャングルを越えて貧しいミャンマー人が大量にタイに流入してきて、多くが不法入国に成功する。

その中には、ミャンマーで迫害されているロヒンギャ族もいれば、ミャンマー政府や軍と対立している少数民族もいる。

タイは東南アジアでは「経済大国」である。だから、タイに密入国すれば稼げると周辺国の人間たちは考えて、危険を冒してタイに潜り込む。ミャンマー人だけではない。カンボジア人も、ラオス人も、タイを目指して不法入国してくる。

彼らを摘発するのが警察の仕事だが、世の中には正義だけで動いている警察官ばかりではない。このように考える警察官もいる。

「見逃してやると言えば、カネが取れるのではないか?」

実は、タイの密入国事件の裏にはタイ警察官による大がかりな「アルバイト」があることが分かっている。どういうことかというと、警察官が自ら人身売買業者となって、密入国者からカネを巻き上げるのである。

警察官は裏のルートをよく知っている。また、警察が「摘発に動かない日」も知っている。だから、警察官が絡んだ密入国はかなりの確率で成功する。そして、警察官はどこに密入国者を雇う企業があるのかも知っている。

腐敗した警察官にとって、人身売買業はまさに絶好の「小遣い稼ぎの場」だったのだ。

地獄のようなインド売春地帯を描写した小説『コルカタ売春地帯』はこちらから

うまい商売に目を付けた現地の警察官

2015年5月、ソンクラー県の山中に、人身売買の拠点にしていた場所が発覚したのだが、そこを捜索すると人の死体が33体も埋められていたという事件があった。この死体はミャンマーの少数民族、ロヒンギャ族の死体だった。

ロヒンギャ族はミャンマーで激しい迫害を受けている。ロヒンギャ族はミャンマーにいる数少ないイスラム教徒である。彼らは圧倒的多数の仏教徒に暴力的迫害を受けいているのだが、政府の保護もなく放置されている。

人権派のアウンサンスーチーも、ロヒンギャ族に関しては無視を貫いて見殺しにしている。ロヒンギャ族を叩き出せと煽る仏教徒のカリスマ「ウィラトゥ師」の影響力は非常に強く、ロヒンギャ族はどんどん追い詰められている。

こうした絶望的な中で、ロヒンギャ族はミャンマーの迫害から逃れて隣国タイに密入国する。

密入国のルートは陸路と海路の2つある。タイ南部は国境を接するマレーシアの影響もあって、非常にイスラム色の強い地域で、ロヒンギャ族はウンマ(イスラム共同体)を信じてタイ南部に渡っていくのだ。

こうした密入国者はタイに上陸すると、人身売買業者によって缶詰工場、海老工場、鶏肉工場等に売られて低賃金労働者として強制労働させられる。

こうした工場にロヒンギャ族の密入国者を「売る」というのが、現地では濡れ手に粟のビジネスになっているのである。勝手にやってきた人間を、然るべき場所に連れて行くだけで、紹介料が稼げる。

このうまい商売に目を付けたのが、現地の警察官だった。

警察官は本来はこうした密入国者を「保護」する立場にあるが、保護してもまったく金にならない。しかし、彼らを売り飛ばせば、いくらでも仲介料がもらえる。

汚職警察官は、弱者からピンハネするのが好きだ。弱者と言えば、密入国者は究極の弱者でもある。そんなロヒンギャ族は数万人単位でタイに密入国してきているわけで、まさに彼らの存在は警察官の「金のなる木」と化した。

やがて、それがパダンベサール市の市長バンジョン・ポンパーンの耳に止まると、今度はその市長が一緒になってそのビジネスに邁進した。

インドネシアの辺境の地で真夜中に渦巻く愛と猜疑心の物語。実話を元に組み立てられた電子書籍『売春と愛と疑心暗鬼』はこちらから。

辿り着いた先は、別の地獄

市長が一緒になって人身売買に手を染めるとは信じがたい事件だが、東南アジアでは市長がマフィアの親玉だったりして政敵の殺害に手を染めるような事件は頻繁に起きている。

2015年にこのタイ南部の人身売買ビジネスが発覚したとき、市長と警察官含め総勢8人、さらに間接的な関与をした警察官と公務員が7人逮捕されるという事態となっていった。

市長から警察組織までが、巨大な人身売買組織と化してロヒンギャ族を売り飛ばしていたのである。さらに、拘束したロヒンギャ族の家族にも身代金を要求して、人質ビジネスもしていたとも言われているので、もはやマフィアそのものだ。

隠匿場所は小屋のようなしっかりした建物ではなく、木の骨組みに布を張っただけの粗末なテントであった。他にもこうした隠匿場所は数十ヶ所が山中に存在していることが分かっている。

これが意味するのは、ロヒンギャ族を巡る人身売買はタイ南部の裏経済を支える巨大なビジネスであったということだ。

警察が腐敗すると、マフィア以上の恐怖組織と化す。公的な権力を持っている上に、組織立っているからだ。そこに金しか関心のない悪徳市長が絡むと、もはやその地域は一種の無法地帯と言っても過言ではない。

比較的、法が守られていると言われているタイでさえも、まだこのような状況である。

しかし、それでもロヒンギャ族はタイに流れ着く。

2019年6月12日。南部サトゥン県の島にロヒンギャ族が漂流するという事件が起きているのだが、この現場にはミャンマー人とタイ人もいた。彼らが人身売買業者であったのは言うまでもない。

ロヒンギャ族は殺されないためにミャンマーという地獄を離れるのだが、辿り着いたタイは決して天国ではなく、別の地獄でもある。そして、その地獄の使者は、腐敗した警察官の姿をしている。世界は腐敗で満ちている。


警察官は公僕であり、常に犯罪を取り締まるのが仕事であるはずだ。ところが、現実は必ずしもそうなっていない。

カネが絡めば、警察官も腐敗する。警察官という立場を利用してカネを稼ぐのは、実は「造作もないこと」だからだ。具体的に、どうするのか。犯罪者や弱者に向かって、こう言えばいい。

「逮捕されたくなければカネを出せ」

犯罪者や弱者でなくてもいい。普通の人にも何らかの言いがかりを付けて同じことを言える。抵抗すれば公務執行妨害で逮捕すればいい。警察権力は、悪用すれば「カネになる」のである。

日本もすべての警察官が正しいとは言えないのだが、国外の警察官の腐敗は日本人の想像を超えるものがある。

国外にいると、逆に警察官という存在に対して一抹の不安を感じるようになる。目の前の警察官が汚職と腐敗にまみれていたら、無実でも何でも不法逮捕されてしまうこともあるからだ。(鈴木傾城)


フィリピンの闇「ダバオ暗殺団」

2018年8月9日。フィリピンのドゥテルテ大統領は、重罪犯罪に加担した疑惑で捜査を受けている警察官102人を大統領府に呼び付けたことがあった。

この警察官は不法殺人、レイプ、拉致、恐喝や薬物密売などへの関与が疑われている汚職警官だった。ドゥテルテ大統領は、この「ならず者警察官」を前にしてこのように言い放った。

「このバカ者ども」
「犯罪行為を続けるのなら、殺害する」

一国の大統領が、不良警察官を102人集めて、その前で「このバカ者ども」「犯罪行為を続けるのなら、殺害する」と言うのだから尋常ではない状況だが、ドゥテルテ大統領のこの姿勢にフィリピン人は喝采を送った。

なぜか。フィリピン人たちは、常にこうした「ならず者警察官」に悩まされ、罪もなく撃ち殺されたり、カネを毟り取られていたからである。

これだけ見ればドゥテルテ大統領は「腐敗を許さない剛腕の大統領」のように見える。しかし、現実は複雑だ。

なぜなら、ドゥテルテ大統領は法を法とも思わない人物だからだ。この大統領は、自分の言うことを聞く警察官たちには超法規的措置を許すというダークサイドを持つ。

フィリピンには「DDS(ダバオ暗殺団)」と呼ばれる闇グループが存在する。

この闇グループは『ドゥテルテの指示に従い、犯罪者の一掃のために動く自警団のような殺し屋集団』であり、そのグループを構成するのが選ばれた警察官なのである。

彼らがドラッグ密売人を片っ端から殺して回っている。相手がドラッグ密売者であるとしても、警察官が連続殺人鬼のような行いをして、それを指揮しているのが一国の大統領であるというところにフィリピンの闇がある。

警察は権力を持った暴力団

2018年10月。アメリカのメリーランド州プリンスジョージズ郡で、ひとりのベテラン警察官が逮捕された。この警察官は29歳の女性が運転する車を停止させて、「逮捕されたくなければフェラチオをしろ」と女性に強要していた。

アメリカは先進国であり、法治国家であり、民主主義国家であるが、それでも警察官はそれほど信頼されているわけではない。

一部の警察官は限りなく腐敗していて、気に入らない容疑者を銃殺したり、袋叩きにして殺したり、レイプ事件を起こしたりしている。白人警官が黒人の容疑者を簡単に殺すのは、毎年のように社会問題化している。

メキシコでもブラジルでも、警察官が不法な射殺やレイプを引き起こす事件が続発しており、それはもう事件でもない。日常である。

2019年6月17日、ブラジルのリオデジャネイロでは、3人の軍警官が『企業家や小売業者や麻薬の売人などを誘拐し、被害者らのキャッシュカードを使って物品を購入したり銀行口座から現金を引き出したりした上に、身柄を解放するために身代金を要求する』という事件を起こして逮捕されている。

警察官が「誘拐・強盗」を行うのがブラジルなのである。

メキシコ・チワワ州では、ドラッグでハイになった警察官が目を付けていた女性をレイプして、犯罪が発覚するのを恐れて女性を射殺するという事件も起きている。

インドでもインドネシアでもカンボジアでも、警察官がセックスワーカーをわざと拘束して「売春で逮捕されたくなければ、セックスをさせろ」と恐喝するような行為は当たり前にある。

彼女たちは黙ってそれに応じるしかない。インドネシアでは警察官に反発した女性が丸坊主されることもある。

アフリカでも警察官が売春する女性のところに行っては権力で脅して無理やり性行為をするようなことをしているというのを若いセックスワーカーが告発している。(セックスの仕事でも、仕事なの。ナイジェリア少女のつぶやき)

セックスワーカーにとって、警察は権力を持った暴力団だったのである。
https://blackasia.net/?p=13339
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/377.html#c29

[近代史02] サルはなぜサルか 2 _ タイ人が微笑む理由 中川隆
15. 中川隆[-9411] koaQ7Jey 2019年6月21日 09:53:54 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3073]

腐敗した警察官は権力を持った暴力団。そして世界は腐敗で満ちている │ ブラックアジア:鈴木傾城


見逃してやると言えばカネが取れる

2019年3月13日、タイ西部プラチュアプキリカン県で男9人と女3人がタイの軍と警察による合同パトロールによって真夜中に逮捕される事件があった。この12人はいずれもミャンマー人で、タイに密入国してきたところだった。

タイとミャンマーはジャングル地帯が国境になっているので、ミャンマー人の密入国の定番ルートである。

そのため、タイはひっきりなしにこうしたパトロールを行って取り締まりを続けている。しかし逮捕されるのは氷山の一角であり、ジャングルを越えて貧しいミャンマー人が大量にタイに流入してきて、多くが不法入国に成功する。

その中には、ミャンマーで迫害されているロヒンギャ族もいれば、ミャンマー政府や軍と対立している少数民族もいる。

タイは東南アジアでは「経済大国」である。だから、タイに密入国すれば稼げると周辺国の人間たちは考えて、危険を冒してタイに潜り込む。ミャンマー人だけではない。カンボジア人も、ラオス人も、タイを目指して不法入国してくる。

彼らを摘発するのが警察の仕事だが、世の中には正義だけで動いている警察官ばかりではない。このように考える警察官もいる。

「見逃してやると言えば、カネが取れるのではないか?」

実は、タイの密入国事件の裏にはタイ警察官による大がかりな「アルバイト」があることが分かっている。どういうことかというと、警察官が自ら人身売買業者となって、密入国者からカネを巻き上げるのである。

警察官は裏のルートをよく知っている。また、警察が「摘発に動かない日」も知っている。だから、警察官が絡んだ密入国はかなりの確率で成功する。そして、警察官はどこに密入国者を雇う企業があるのかも知っている。

腐敗した警察官にとって、人身売買業はまさに絶好の「小遣い稼ぎの場」だったのだ。

地獄のようなインド売春地帯を描写した小説『コルカタ売春地帯』はこちらから

うまい商売に目を付けた現地の警察官

2015年5月、ソンクラー県の山中に、人身売買の拠点にしていた場所が発覚したのだが、そこを捜索すると人の死体が33体も埋められていたという事件があった。この死体はミャンマーの少数民族、ロヒンギャ族の死体だった。

ロヒンギャ族はミャンマーで激しい迫害を受けている。ロヒンギャ族はミャンマーにいる数少ないイスラム教徒である。彼らは圧倒的多数の仏教徒に暴力的迫害を受けいているのだが、政府の保護もなく放置されている。

人権派のアウンサンスーチーも、ロヒンギャ族に関しては無視を貫いて見殺しにしている。ロヒンギャ族を叩き出せと煽る仏教徒のカリスマ「ウィラトゥ師」の影響力は非常に強く、ロヒンギャ族はどんどん追い詰められている。

こうした絶望的な中で、ロヒンギャ族はミャンマーの迫害から逃れて隣国タイに密入国する。

密入国のルートは陸路と海路の2つある。タイ南部は国境を接するマレーシアの影響もあって、非常にイスラム色の強い地域で、ロヒンギャ族はウンマ(イスラム共同体)を信じてタイ南部に渡っていくのだ。

こうした密入国者はタイに上陸すると、人身売買業者によって缶詰工場、海老工場、鶏肉工場等に売られて低賃金労働者として強制労働させられる。

こうした工場にロヒンギャ族の密入国者を「売る」というのが、現地では濡れ手に粟のビジネスになっているのである。勝手にやってきた人間を、然るべき場所に連れて行くだけで、紹介料が稼げる。

このうまい商売に目を付けたのが、現地の警察官だった。

警察官は本来はこうした密入国者を「保護」する立場にあるが、保護してもまったく金にならない。しかし、彼らを売り飛ばせば、いくらでも仲介料がもらえる。

汚職警察官は、弱者からピンハネするのが好きだ。弱者と言えば、密入国者は究極の弱者でもある。そんなロヒンギャ族は数万人単位でタイに密入国してきているわけで、まさに彼らの存在は警察官の「金のなる木」と化した。

やがて、それがパダンベサール市の市長バンジョン・ポンパーンの耳に止まると、今度はその市長が一緒になってそのビジネスに邁進した。

インドネシアの辺境の地で真夜中に渦巻く愛と猜疑心の物語。実話を元に組み立てられた電子書籍『売春と愛と疑心暗鬼』はこちらから。

辿り着いた先は、別の地獄

市長が一緒になって人身売買に手を染めるとは信じがたい事件だが、東南アジアでは市長がマフィアの親玉だったりして政敵の殺害に手を染めるような事件は頻繁に起きている。

2015年にこのタイ南部の人身売買ビジネスが発覚したとき、市長と警察官含め総勢8人、さらに間接的な関与をした警察官と公務員が7人逮捕されるという事態となっていった。

市長から警察組織までが、巨大な人身売買組織と化してロヒンギャ族を売り飛ばしていたのである。さらに、拘束したロヒンギャ族の家族にも身代金を要求して、人質ビジネスもしていたとも言われているので、もはやマフィアそのものだ。

隠匿場所は小屋のようなしっかりした建物ではなく、木の骨組みに布を張っただけの粗末なテントであった。他にもこうした隠匿場所は数十ヶ所が山中に存在していることが分かっている。

これが意味するのは、ロヒンギャ族を巡る人身売買はタイ南部の裏経済を支える巨大なビジネスであったということだ。

警察が腐敗すると、マフィア以上の恐怖組織と化す。公的な権力を持っている上に、組織立っているからだ。そこに金しか関心のない悪徳市長が絡むと、もはやその地域は一種の無法地帯と言っても過言ではない。

比較的、法が守られていると言われているタイでさえも、まだこのような状況である。

しかし、それでもロヒンギャ族はタイに流れ着く。

2019年6月12日。南部サトゥン県の島にロヒンギャ族が漂流するという事件が起きているのだが、この現場にはミャンマー人とタイ人もいた。彼らが人身売買業者であったのは言うまでもない。

ロヒンギャ族は殺されないためにミャンマーという地獄を離れるのだが、辿り着いたタイは決して天国ではなく、別の地獄でもある。そして、その地獄の使者は、腐敗した警察官の姿をしている。世界は腐敗で満ちている。


警察官は公僕であり、常に犯罪を取り締まるのが仕事であるはずだ。ところが、現実は必ずしもそうなっていない。

カネが絡めば、警察官も腐敗する。警察官という立場を利用してカネを稼ぐのは、実は「造作もないこと」だからだ。具体的に、どうするのか。犯罪者や弱者に向かって、こう言えばいい。

「逮捕されたくなければカネを出せ」

犯罪者や弱者でなくてもいい。普通の人にも何らかの言いがかりを付けて同じことを言える。抵抗すれば公務執行妨害で逮捕すればいい。警察権力は、悪用すれば「カネになる」のである。

日本もすべての警察官が正しいとは言えないのだが、国外の警察官の腐敗は日本人の想像を超えるものがある。

国外にいると、逆に警察官という存在に対して一抹の不安を感じるようになる。目の前の警察官が汚職と腐敗にまみれていたら、無実でも何でも不法逮捕されてしまうこともあるからだ。(鈴木傾城)


フィリピンの闇「ダバオ暗殺団」

2018年8月9日。フィリピンのドゥテルテ大統領は、重罪犯罪に加担した疑惑で捜査を受けている警察官102人を大統領府に呼び付けたことがあった。

この警察官は不法殺人、レイプ、拉致、恐喝や薬物密売などへの関与が疑われている汚職警官だった。ドゥテルテ大統領は、この「ならず者警察官」を前にしてこのように言い放った。

「このバカ者ども」
「犯罪行為を続けるのなら、殺害する」

一国の大統領が、不良警察官を102人集めて、その前で「このバカ者ども」「犯罪行為を続けるのなら、殺害する」と言うのだから尋常ではない状況だが、ドゥテルテ大統領のこの姿勢にフィリピン人は喝采を送った。

なぜか。フィリピン人たちは、常にこうした「ならず者警察官」に悩まされ、罪もなく撃ち殺されたり、カネを毟り取られていたからである。

これだけ見ればドゥテルテ大統領は「腐敗を許さない剛腕の大統領」のように見える。しかし、現実は複雑だ。

なぜなら、ドゥテルテ大統領は法を法とも思わない人物だからだ。この大統領は、自分の言うことを聞く警察官たちには超法規的措置を許すというダークサイドを持つ。

フィリピンには「DDS(ダバオ暗殺団)」と呼ばれる闇グループが存在する。

この闇グループは『ドゥテルテの指示に従い、犯罪者の一掃のために動く自警団のような殺し屋集団』であり、そのグループを構成するのが選ばれた警察官なのである。

彼らがドラッグ密売人を片っ端から殺して回っている。相手がドラッグ密売者であるとしても、警察官が連続殺人鬼のような行いをして、それを指揮しているのが一国の大統領であるというところにフィリピンの闇がある。

警察は権力を持った暴力団

2018年10月。アメリカのメリーランド州プリンスジョージズ郡で、ひとりのベテラン警察官が逮捕された。この警察官は29歳の女性が運転する車を停止させて、「逮捕されたくなければフェラチオをしろ」と女性に強要していた。

アメリカは先進国であり、法治国家であり、民主主義国家であるが、それでも警察官はそれほど信頼されているわけではない。

一部の警察官は限りなく腐敗していて、気に入らない容疑者を銃殺したり、袋叩きにして殺したり、レイプ事件を起こしたりしている。白人警官が黒人の容疑者を簡単に殺すのは、毎年のように社会問題化している。

メキシコでもブラジルでも、警察官が不法な射殺やレイプを引き起こす事件が続発しており、それはもう事件でもない。日常である。

2019年6月17日、ブラジルのリオデジャネイロでは、3人の軍警官が『企業家や小売業者や麻薬の売人などを誘拐し、被害者らのキャッシュカードを使って物品を購入したり銀行口座から現金を引き出したりした上に、身柄を解放するために身代金を要求する』という事件を起こして逮捕されている。

警察官が「誘拐・強盗」を行うのがブラジルなのである。

メキシコ・チワワ州では、ドラッグでハイになった警察官が目を付けていた女性をレイプして、犯罪が発覚するのを恐れて女性を射殺するという事件も起きている。

インドでもインドネシアでもカンボジアでも、警察官がセックスワーカーをわざと拘束して「売春で逮捕されたくなければ、セックスをさせろ」と恐喝するような行為は当たり前にある。

彼女たちは黙ってそれに応じるしかない。インドネシアでは警察官に反発した女性が丸坊主されることもある。

アフリカでも警察官が売春する女性のところに行っては権力で脅して無理やり性行為をするようなことをしているというのを若いセックスワーカーが告発している。(セックスの仕事でも、仕事なの。ナイジェリア少女のつぶやき)

セックスワーカーにとって、警察は権力を持った暴力団だったのである。
https://blackasia.net/?p=13339
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/398.html#c15

[近代史02] サルはなぜサルか 1 _ 白人崇拝がタイ人を猿にした 中川隆
17. 中川隆[-9410] koaQ7Jey 2019年6月21日 09:54:32 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3074]

腐敗した警察官は権力を持った暴力団。そして世界は腐敗で満ちている │ ブラックアジア:鈴木傾城


見逃してやると言えばカネが取れる

2019年3月13日、タイ西部プラチュアプキリカン県で男9人と女3人がタイの軍と警察による合同パトロールによって真夜中に逮捕される事件があった。この12人はいずれもミャンマー人で、タイに密入国してきたところだった。

タイとミャンマーはジャングル地帯が国境になっているので、ミャンマー人の密入国の定番ルートである。

そのため、タイはひっきりなしにこうしたパトロールを行って取り締まりを続けている。しかし逮捕されるのは氷山の一角であり、ジャングルを越えて貧しいミャンマー人が大量にタイに流入してきて、多くが不法入国に成功する。

その中には、ミャンマーで迫害されているロヒンギャ族もいれば、ミャンマー政府や軍と対立している少数民族もいる。

タイは東南アジアでは「経済大国」である。だから、タイに密入国すれば稼げると周辺国の人間たちは考えて、危険を冒してタイに潜り込む。ミャンマー人だけではない。カンボジア人も、ラオス人も、タイを目指して不法入国してくる。

彼らを摘発するのが警察の仕事だが、世の中には正義だけで動いている警察官ばかりではない。このように考える警察官もいる。

「見逃してやると言えば、カネが取れるのではないか?」

実は、タイの密入国事件の裏にはタイ警察官による大がかりな「アルバイト」があることが分かっている。どういうことかというと、警察官が自ら人身売買業者となって、密入国者からカネを巻き上げるのである。

警察官は裏のルートをよく知っている。また、警察が「摘発に動かない日」も知っている。だから、警察官が絡んだ密入国はかなりの確率で成功する。そして、警察官はどこに密入国者を雇う企業があるのかも知っている。

腐敗した警察官にとって、人身売買業はまさに絶好の「小遣い稼ぎの場」だったのだ。

地獄のようなインド売春地帯を描写した小説『コルカタ売春地帯』はこちらから

うまい商売に目を付けた現地の警察官

2015年5月、ソンクラー県の山中に、人身売買の拠点にしていた場所が発覚したのだが、そこを捜索すると人の死体が33体も埋められていたという事件があった。この死体はミャンマーの少数民族、ロヒンギャ族の死体だった。

ロヒンギャ族はミャンマーで激しい迫害を受けている。ロヒンギャ族はミャンマーにいる数少ないイスラム教徒である。彼らは圧倒的多数の仏教徒に暴力的迫害を受けいているのだが、政府の保護もなく放置されている。

人権派のアウンサンスーチーも、ロヒンギャ族に関しては無視を貫いて見殺しにしている。ロヒンギャ族を叩き出せと煽る仏教徒のカリスマ「ウィラトゥ師」の影響力は非常に強く、ロヒンギャ族はどんどん追い詰められている。

こうした絶望的な中で、ロヒンギャ族はミャンマーの迫害から逃れて隣国タイに密入国する。

密入国のルートは陸路と海路の2つある。タイ南部は国境を接するマレーシアの影響もあって、非常にイスラム色の強い地域で、ロヒンギャ族はウンマ(イスラム共同体)を信じてタイ南部に渡っていくのだ。

こうした密入国者はタイに上陸すると、人身売買業者によって缶詰工場、海老工場、鶏肉工場等に売られて低賃金労働者として強制労働させられる。

こうした工場にロヒンギャ族の密入国者を「売る」というのが、現地では濡れ手に粟のビジネスになっているのである。勝手にやってきた人間を、然るべき場所に連れて行くだけで、紹介料が稼げる。

このうまい商売に目を付けたのが、現地の警察官だった。

警察官は本来はこうした密入国者を「保護」する立場にあるが、保護してもまったく金にならない。しかし、彼らを売り飛ばせば、いくらでも仲介料がもらえる。

汚職警察官は、弱者からピンハネするのが好きだ。弱者と言えば、密入国者は究極の弱者でもある。そんなロヒンギャ族は数万人単位でタイに密入国してきているわけで、まさに彼らの存在は警察官の「金のなる木」と化した。

やがて、それがパダンベサール市の市長バンジョン・ポンパーンの耳に止まると、今度はその市長が一緒になってそのビジネスに邁進した。

インドネシアの辺境の地で真夜中に渦巻く愛と猜疑心の物語。実話を元に組み立てられた電子書籍『売春と愛と疑心暗鬼』はこちらから。

辿り着いた先は、別の地獄

市長が一緒になって人身売買に手を染めるとは信じがたい事件だが、東南アジアでは市長がマフィアの親玉だったりして政敵の殺害に手を染めるような事件は頻繁に起きている。

2015年にこのタイ南部の人身売買ビジネスが発覚したとき、市長と警察官含め総勢8人、さらに間接的な関与をした警察官と公務員が7人逮捕されるという事態となっていった。

市長から警察組織までが、巨大な人身売買組織と化してロヒンギャ族を売り飛ばしていたのである。さらに、拘束したロヒンギャ族の家族にも身代金を要求して、人質ビジネスもしていたとも言われているので、もはやマフィアそのものだ。

隠匿場所は小屋のようなしっかりした建物ではなく、木の骨組みに布を張っただけの粗末なテントであった。他にもこうした隠匿場所は数十ヶ所が山中に存在していることが分かっている。

これが意味するのは、ロヒンギャ族を巡る人身売買はタイ南部の裏経済を支える巨大なビジネスであったということだ。

警察が腐敗すると、マフィア以上の恐怖組織と化す。公的な権力を持っている上に、組織立っているからだ。そこに金しか関心のない悪徳市長が絡むと、もはやその地域は一種の無法地帯と言っても過言ではない。

比較的、法が守られていると言われているタイでさえも、まだこのような状況である。

しかし、それでもロヒンギャ族はタイに流れ着く。

2019年6月12日。南部サトゥン県の島にロヒンギャ族が漂流するという事件が起きているのだが、この現場にはミャンマー人とタイ人もいた。彼らが人身売買業者であったのは言うまでもない。

ロヒンギャ族は殺されないためにミャンマーという地獄を離れるのだが、辿り着いたタイは決して天国ではなく、別の地獄でもある。そして、その地獄の使者は、腐敗した警察官の姿をしている。世界は腐敗で満ちている。


警察官は公僕であり、常に犯罪を取り締まるのが仕事であるはずだ。ところが、現実は必ずしもそうなっていない。

カネが絡めば、警察官も腐敗する。警察官という立場を利用してカネを稼ぐのは、実は「造作もないこと」だからだ。具体的に、どうするのか。犯罪者や弱者に向かって、こう言えばいい。

「逮捕されたくなければカネを出せ」

犯罪者や弱者でなくてもいい。普通の人にも何らかの言いがかりを付けて同じことを言える。抵抗すれば公務執行妨害で逮捕すればいい。警察権力は、悪用すれば「カネになる」のである。

日本もすべての警察官が正しいとは言えないのだが、国外の警察官の腐敗は日本人の想像を超えるものがある。

国外にいると、逆に警察官という存在に対して一抹の不安を感じるようになる。目の前の警察官が汚職と腐敗にまみれていたら、無実でも何でも不法逮捕されてしまうこともあるからだ。(鈴木傾城)


フィリピンの闇「ダバオ暗殺団」

2018年8月9日。フィリピンのドゥテルテ大統領は、重罪犯罪に加担した疑惑で捜査を受けている警察官102人を大統領府に呼び付けたことがあった。

この警察官は不法殺人、レイプ、拉致、恐喝や薬物密売などへの関与が疑われている汚職警官だった。ドゥテルテ大統領は、この「ならず者警察官」を前にしてこのように言い放った。

「このバカ者ども」
「犯罪行為を続けるのなら、殺害する」

一国の大統領が、不良警察官を102人集めて、その前で「このバカ者ども」「犯罪行為を続けるのなら、殺害する」と言うのだから尋常ではない状況だが、ドゥテルテ大統領のこの姿勢にフィリピン人は喝采を送った。

なぜか。フィリピン人たちは、常にこうした「ならず者警察官」に悩まされ、罪もなく撃ち殺されたり、カネを毟り取られていたからである。

これだけ見ればドゥテルテ大統領は「腐敗を許さない剛腕の大統領」のように見える。しかし、現実は複雑だ。

なぜなら、ドゥテルテ大統領は法を法とも思わない人物だからだ。この大統領は、自分の言うことを聞く警察官たちには超法規的措置を許すというダークサイドを持つ。

フィリピンには「DDS(ダバオ暗殺団)」と呼ばれる闇グループが存在する。

この闇グループは『ドゥテルテの指示に従い、犯罪者の一掃のために動く自警団のような殺し屋集団』であり、そのグループを構成するのが選ばれた警察官なのである。

彼らがドラッグ密売人を片っ端から殺して回っている。相手がドラッグ密売者であるとしても、警察官が連続殺人鬼のような行いをして、それを指揮しているのが一国の大統領であるというところにフィリピンの闇がある。

警察は権力を持った暴力団

2018年10月。アメリカのメリーランド州プリンスジョージズ郡で、ひとりのベテラン警察官が逮捕された。この警察官は29歳の女性が運転する車を停止させて、「逮捕されたくなければフェラチオをしろ」と女性に強要していた。

アメリカは先進国であり、法治国家であり、民主主義国家であるが、それでも警察官はそれほど信頼されているわけではない。

一部の警察官は限りなく腐敗していて、気に入らない容疑者を銃殺したり、袋叩きにして殺したり、レイプ事件を起こしたりしている。白人警官が黒人の容疑者を簡単に殺すのは、毎年のように社会問題化している。

メキシコでもブラジルでも、警察官が不法な射殺やレイプを引き起こす事件が続発しており、それはもう事件でもない。日常である。

2019年6月17日、ブラジルのリオデジャネイロでは、3人の軍警官が『企業家や小売業者や麻薬の売人などを誘拐し、被害者らのキャッシュカードを使って物品を購入したり銀行口座から現金を引き出したりした上に、身柄を解放するために身代金を要求する』という事件を起こして逮捕されている。

警察官が「誘拐・強盗」を行うのがブラジルなのである。

メキシコ・チワワ州では、ドラッグでハイになった警察官が目を付けていた女性をレイプして、犯罪が発覚するのを恐れて女性を射殺するという事件も起きている。

インドでもインドネシアでもカンボジアでも、警察官がセックスワーカーをわざと拘束して「売春で逮捕されたくなければ、セックスをさせろ」と恐喝するような行為は当たり前にある。

彼女たちは黙ってそれに応じるしかない。インドネシアでは警察官に反発した女性が丸坊主されることもある。

アフリカでも警察官が売春する女性のところに行っては権力で脅して無理やり性行為をするようなことをしているというのを若いセックスワーカーが告発している。(セックスの仕事でも、仕事なの。ナイジェリア少女のつぶやき)

セックスワーカーにとって、警察は権力を持った暴力団だったのである。
https://blackasia.net/?p=13339
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/396.html#c17

[近代史3] 新自由主義を放置すると中間階層が転落してマルクスの預言した階級社会になる理由 中川隆
32. 中川隆[-9409] koaQ7Jey 2019年6月21日 10:18:33 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3075]
元国税調査官が暴く「少子高齢化は政府による人災」の決定的証拠
https://www.mag2.com/p/news/402263

2019.06.18 大村大次郎『大村大次郎の本音で役に立つ税金情報』 まぐまぐニュース


歯止めのかからない少子高齢化にあえぐ日本。なぜここまで状況は悪化してしまったのでしょうか。元国税調査官で作家の大村大次郎さんは、自身のメルマガ『大村大次郎の本音で役に立つ税金情報』で、少子高齢化は「人災」とした上で、歴代政権が繰り広げてきた「愚行」を詳細に記しています。


プロフィール:大村大次郎(おおむら・おおじろう)
大阪府出身。10年間の国税局勤務の後、経理事務所などを経て経営コンサルタント、フリーライターに。主な著書に「あらゆる領収書は経費で落とせる」(中央公論新社)「悪の会計学」(双葉社)がある。

少子高齢化は人災である

昨今、日本は急激な少子高齢化に見舞われています。先日の厚生労働省の発表では、出生数は91.8万人であり、過去最少を3年連続で更新しています。この急激な少子高齢化は、「日本人のライフスタイルが変わったため」と思っている人が多いかもしれません。しかし、それは誤解です。

確かに、日本人のライフスタイルが変わったことにより、晩婚化や少子化となりました。が、これほど急激な少子高齢化が起きたのは、政治の失策が大きな原因となっているのです。というより、ここ20〜30年の政治というのは、わざわざ少子高齢化を招いているとしかいいようがないほど、お粗末なものなのです。

実は少子化という現象は、日本だけのものではありません。「女性の高学歴化が進んだ社会は少子化になる」ということは、かなり前から欧米のデータで明らかになっていました。そして、欧米では、日本よりもかなり早くから少子高齢化の傾向が見られていました。

日本の少子化というのは1970年代後半から始まりましたが、欧米ではそのときにはすでにかなり深刻な少子化となっていました。そして1975年くらいまでは、欧米の方が日本よりも出生率は低かったのです。つまり、40年以上前から少子高齢化というのは、先進国共通の悩みだったのです。

が、その後の40年が、日本と欧米ではまったく違うのです。この40年の間、欧米諸国は子育て環境を整えることなどで、少子化の進行を食い止めてきました。欧米諸国のほとんどは、1970年代の出生率のレベルを維持してきたのです。だから、日本ほど深刻な少子高齢化にはなっていません。

1975年の時点で、日本の出生率はまだ2.0を少し上回っていました。フランスは日本より若干高いくらいでしたが、イギリスもアメリカもドイツも日本より低く、すでに出生率が2.0を下回っていました。しかし、フランス、イギリス、アメリカは、大きく出生率が下がることはなく、現在は出生率は2に近くになっています。

一方、日本は70年代から急激に出生率が下がり続け、現在は1.4にまで低下しています。もちろん、出生率が2に近いのと1.4とでは、少子高齢化のスピードがまったく違います。

なぜ先進国の間でこれほどの差がついたかというと、日本はこの40年の間に、子育てを支援するどころか、わざわざ少子高齢化を招き寄せるような失政をしてきたからです。待機児童問題が20年以上も解決されなかったり、大学の授業料を40倍にしたり、子育て世代に大増税を課すなどの愚行を繰り広げてきたのです。その愚行の主なものをご紹介していきたいと思います。

非正規雇用の増大が少子化を加速させた

まず、少子化の大きな要因となっているのは、非正規雇用者の増大です。90年代の後半から、2000年代にかけて、日本は労働政策を大きく転換し、非正規雇用を増やしました。

1999年には、労働派遣法を改正しています。それまで26業種に限定されていた派遣労働可能業種を、一部の業種を除外して全面解禁したのです。2006年には、さらに派遣労働法を改正し、1999年改正では除外となっていた製造業も解禁されました。これで、ほとんどの産業で派遣労働が可能になったのです。

派遣労働法の改正が、非正規雇用を増やしたことは、データにもはっきりでています。90年代半ばまでは20%程度だった非正規雇用の割合が98年から急激に上昇し現在では35%を超えています。

なぜ非正規雇用がこれほど増えたのかというと、大企業でつくられた経済団体が政府に働きかけて「非正規雇用を増やせるように」法改正をさせたからなのです。

この非正規雇用の増大は、日本の非婚化を促進しているのです。正規雇用の男性の既婚者は4割ですが、非正規雇用の男性の既婚者は1割しかいません。このデータを見れば、日本社会の現状として、「非正規雇用の男性は事実上、結婚できない」ということです。

現在、非正規雇用の男性は、500万人以上います。10年前よりも200万人も増加しているのです。つまり、結婚できない男性がこの10年間で200万人増加したのと同じなのです。

消費税は子育て世代がもっとも負担が大きい

次に、みなさんに認識していただきたいのが、「消費税は子育て世代がもっとも負担が大きい」ということです。

消費税というのは、収入における消費割合が高い人ほど、負担率は大きくなります。たとえば、収入の100%を消費に充てている人は、収入に対する消費税の負担割合は8%ということになります。

が、収入の25%しか消費していない人は、収入に対する消費税の負担割合は2%でいいということになります。収入に対する消費割合が低い人というのは、高額所得者や投資家です。彼らは収入を全部消費せずに、貯蓄や投資に回す余裕があるからです。こういう人たちは、収入に対する消費税負担割合は非常に低くなります。

では、収入における消費割合が高い人というのは、どういう人かというと、所得が低い人や子育て世代ということになります。人生のうちでもっとも消費が大きい時期というのは大半の人が「子供を育てている時期」のはずです。そういう人たちは、必然的に収入に対する消費割合は高くなります。

ということは、子育て世代や所得の低い人たちが、収入に対する消費税の負担割合がもっとも高いということになるのです。

児童手当は焼け石に水

子育て世帯に対しては、「児童手当を支給しているので負担は軽くなったはず」と主張する識者もいます。しかし、この論はまったくの詭弁です。

児童手当というのは、だいたい一人あたり月1万円、年にして12万円程度です。その一方で、児童手当を受けている子供は、税金の扶養控除が受けられません。そのため、平均的なサラリーマンで、だいたい5〜6万円の所得税増税となります。それを差し引くと6〜7万円です。つまり、児童手当の実質的な支給額というのは、だいたい年間6〜7万円しかないのです。

しかも、子育て世代には、消費税が重くのしかかります。子供一人にかかる養育費というのは、年間200万円くらいは必要です。食費やおやつに洋服代、学用品などの必需品だけでも平均で200万円くらいにはなるのです。ちょっと遊びに行ったり、ちょっとした習い事などをすれば、すぐに200〜300万円になります。子供の養育費が200万円だとして、負担する消費税額は16万円です。児童手当で支給された分を、はるかに超えてしまいます。

つまり子育て世代にとって、児童手当よりも増税額の方がはるかに大きいのです。少子高齢化を食い止めるためには、政府は子育てがしやすいように「支給」しなければならないはずなのに、むしろ「搾取」しているのです。

子育て世代への大増税

また子育て世代からの搾取は、消費税だけではありません。政府はこの40年の間、子育て世代に大増税を何度か行っています。その代表的なものが、「配偶者特別控除」の廃止です。「配偶者特別控除」というのは、「年収1,000万円以下の人で、配偶者に収入がない場合は税金を割引します」という制度でした。それが、平成16年に廃止されたのです。

この「配偶者特別控除」の廃止でもっとも大きな打撃を受けたのは、所得の「低い子育て家庭」だったのです。配偶者特別控除を受けている家庭というのは、子供のいる低所得者が非常に多かったのです。働いているのは夫だけであり、妻はパートしても微々たる収入しか得られない、でも子供もいて養育費がかかる、そういう家庭がこの「配偶者特別控除」を受けていたのです。

配偶者特別控除を受けていた主婦というのは、働きたくても子供に手がかかったりして働けない。働いたとしてもせいぜい近所でパートをする程度。夫の給料だけで、なんとかやっていかなければならない、そういう人が多かったのです。

子供が小さくて妻が働きに出られない家庭などにとって、配偶者特別控除の廃止は大きな打撃でした。この制度が廃止されたために、少ない人でも、だいたい4〜5万円の増税となったのです。

子供がいる所得の低い家庭に4〜5万円もの増税をするなどというのは、少子高齢化の国は絶対にしてはならないことです。「配偶者特別控除の廃止」は、少子高齢化が人災だったことの象徴でもあります。

現在も「配偶者特別控除」という名称の所得控除はありますが、これは平成16年以前のものとはまったく別のものです。現在の「配偶者特別控除」は、一定以上の稼ぎがあって配偶者控除を受けられない人が、ある程度の控除を受けられるという制度です。配偶者控除を補完するための制度に過ぎません。

なぜ待機児童問題は20年以上解決されないのか?

この40年間、子育て世代には、税金の負担増だけじゃなく、様々な負担がのしかかかってきました。その代表的なものが、待機児童問題です。この待機児童問題は、最近でもよく話題に上りますが、問題として認識されたのは1990年代なのです。実に20年以上、解決されていないということです。

1990年代のバブル崩壊以降、サラリーマンの給料が減ったために、主婦が働きに出るケースが激増しました。現在は、夫婦共働きというのは普通のことであり専業主婦の方が珍しいですが、1990年代前半までは、「共働きの家庭」よりも「専業主婦のいる家庭」の方が多かったのです。当然、保育所の需要が増えたわけですが、保育所がなかなか新設されないために保育所に入れない待機児童が激増し社会問題となったわけです。

この待機児童問題は、実はいかにも「現代日本」らしいというか、現代日本社会の政治の貧困が如実に表れたものなのです。

待機児童問題というのは、実は解決しようと思えば、まったく簡単なのです。待機児童の数は2万人前後です。一人あたりに100万円かけたとしても200億円程度で済むのです。日本の国家予算は現在、100兆円の規模がありますから、わずか0.02%です。まったく他愛もなく解決するはずです。

にもかかわらず、なぜ20年間も解決しなかったかというと、保育業界が強力に反対してきたからなのです。「今後少子化が進めば子供の数が減るから、保育所の数をこれ以上増やすな」ということで、保育業界全体が、待機児童問題の解決を阻止してきたのです。

保育所の経営者たちは、自民党の支持母体となっています。また公立保育所の職員たちは、革新系政党の支持母体となっています。この両者が結託して、保育所の新設に反対してきたのです。そのために、たかだか200億円もあれば解決する待機児童問題が、20年以上も解決されず現代も大きな社会問題として残っているのです。

自分たちの利権のために、保育所の新設に抵抗し続けてきた保育業界も保育業界ですが、嘆くべきはたった200億円程度で解決できる問題を放置してきた政治の貧困さ、です。

国公立大学の授業料は40倍に高騰

さらに悲しい事実を紹介しなければなりません。信じられない事に、この40年間で、日本政府は国公立大学の授業料を大幅に値上げしているのです。あまり世間で注目されることはありませんが、現在、日本の国公立大学の授業料は、実質的に世界一高いのです。

日本の国公立大学の授業料は入学金その他を合わせて年80万円程度です。これはイギリス、アメリカと並んで世界でもっとも高い部類になります。が、イギリス、アメリカは奨学金制度が充実しており、学生の実質的な負担はこれよりかなり小さいのです。

日本は奨学金制度は非常にお粗末で英米とは比較になりません。だから実質の学生の負担としては、日本が世界一高いといっていいのです。そのため日本の大学生の半数に近い90万人が、奨学金とは名ばかりの利子付きの学生ローンを背負わされています。

そして日本の大学の授業料がこれほど高くなったのは、80年代後半から2000年代にかけてなのです。つまり、ちょうど少子高齢化が社会問題化したころに、大学授業料の大幅な引き上げが行われているのです。

国立大学の授業料は、昭和50年には年間3万6,000円でした。しかし、平成元年には33万9,600円となり、平成17年からは53万5,800円にまで高騰しているのです。

なぜこれほど高騰したかというと、表向きの理由は、「財政悪化」です。「少子高齢化で社会保障費がかさみ財政が悪化したために、各所の予算が削られた。その一環として、大学の授業料が大幅に値上げされた」というのです。

しかし、日本は90年代に狂ったように公共投資を濫発しています。また80年代から2000年代にかけて歳出規模も大幅に拡大しています。そして、大企業や高額所得者には、大減税を行っています。大企業への補助金も莫大なものです。

2000年代、自動車業界に支出されたエコカー補助金は1兆円に近いものでした。その一方で、国公立大学の学費は大幅に引き上げているのです。政治家や官僚たちに「お前ら正気か?」と言いたくなるのは、私だけではないはずです。

「米百俵の精神」と真逆だった小泉内閣

小泉純一郎氏は、2002年に首相に就任したときに、所信表明演説の最後に「米百俵の精神」を説きました。「米百俵の精神」というのは、明治維新直後の長岡藩では、藩士たちの生活が困窮し、救援のために米百俵が届けられましたが、長岡藩の当時の指導者は、この米百俵を藩士に支給せずに、売却し学校をつくったという話です。

小泉純一郎氏は、この話を引用し、将来の日本のために今の苦しい生活を我慢して欲しいと国民に訴えました。世間的に非常に話題になりましたので、覚えている方も多いはずです。

が、この米百俵の精神で教育の大切さを説いていた小泉純一郎氏は、首相在任中に、国公立大学の授業料を2倍近く引き上げているのです。また先にご紹介した「配偶者特別控除」を廃止したのも、小泉内閣でした。

小泉内閣は、その一方で、投資家の税金を所得税、住民税を合わせて10%にするという、先進国では例を見ないような投資家優遇税制を敷きました。その結果、株価は上昇し、数値の上では景気はよくなったように見えましたが国民生活はどんどん悪くなっていったのです。

以前、このメルマガでもご紹介しましたが、公益法人「1more baby 応援団」の既婚男女3,000名に対する2018年のアンケート調査では、子供が二人以上欲しいと答えた人は、全体の約7割にも達しています。しかし、74.3%の人が「二人目の壁」が存在すると回答しているのです。

「二人目の壁」というのは、子供が一人いる夫婦が、本当は二人目が欲しいけれど、経済的な理由などで二人目をつくることができないということです。この「二人目の壁」をつくってきたのは、間違いなく、この国の愚かな政治家たちだったのです。

日本という国は、世界有数の金持ち国です。バブル崩壊後も決して日本経済は悪くなく、国民一人あたりの外貨準備高は断トツの世界一、国民純資産(資産から負債を差し引いた金額)も同じく断トツの世界一。そして日本企業も、断トツ世界一の利益準備金を保有していますし(人口比換算)、億万長者(100万ドル以上の資産保有者)の人口割合も世界一なのです。実質的に世界一の金持ち国と言っていいでしょう。

にもかかわらず、若い夫婦がたった二人の子供を育てることさえ出来ないのです。今の日本と言う国が、いかに富が偏在しているか、いかに必要な人にお金が回っていないかということです。今の日本に必要なのは、「経済成長」ではなく、「経済循環」なのです。もう富は十二分にある、その富をちゃんと分配していないことが問題なのです。

しかし今の日本の政治というのは、相変わらず「経済成長」を目標にしています。政治家たちが、いかに社会が見えていないかということです。これ以上、日本が富を集めれば、世界中から嫌われます。日本がこれだけ富を集めているのに、若い夫婦がたった二人の子供さえ持てない社会となっていることは、世界的な大恥なのです。(メルマガ『大村大次郎の本音で役に立つ税金情報』より一部抜粋)

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/350.html#c32

[リバイバル3] マルクスはやはり正しかった _ もうすぐ共産革命の嵐が吹き荒れる時代がやって来る 中川隆
247. 中川隆[-9408] koaQ7Jey 2019年6月21日 10:19:04 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3076]
元国税調査官が暴く「少子高齢化は政府による人災」の決定的証拠
https://www.mag2.com/p/news/402263

2019.06.18 大村大次郎『大村大次郎の本音で役に立つ税金情報』 まぐまぐニュース


歯止めのかからない少子高齢化にあえぐ日本。なぜここまで状況は悪化してしまったのでしょうか。元国税調査官で作家の大村大次郎さんは、自身のメルマガ『大村大次郎の本音で役に立つ税金情報』で、少子高齢化は「人災」とした上で、歴代政権が繰り広げてきた「愚行」を詳細に記しています。


プロフィール:大村大次郎(おおむら・おおじろう)
大阪府出身。10年間の国税局勤務の後、経理事務所などを経て経営コンサルタント、フリーライターに。主な著書に「あらゆる領収書は経費で落とせる」(中央公論新社)「悪の会計学」(双葉社)がある。

少子高齢化は人災である

昨今、日本は急激な少子高齢化に見舞われています。先日の厚生労働省の発表では、出生数は91.8万人であり、過去最少を3年連続で更新しています。この急激な少子高齢化は、「日本人のライフスタイルが変わったため」と思っている人が多いかもしれません。しかし、それは誤解です。

確かに、日本人のライフスタイルが変わったことにより、晩婚化や少子化となりました。が、これほど急激な少子高齢化が起きたのは、政治の失策が大きな原因となっているのです。というより、ここ20〜30年の政治というのは、わざわざ少子高齢化を招いているとしかいいようがないほど、お粗末なものなのです。

実は少子化という現象は、日本だけのものではありません。「女性の高学歴化が進んだ社会は少子化になる」ということは、かなり前から欧米のデータで明らかになっていました。そして、欧米では、日本よりもかなり早くから少子高齢化の傾向が見られていました。

日本の少子化というのは1970年代後半から始まりましたが、欧米ではそのときにはすでにかなり深刻な少子化となっていました。そして1975年くらいまでは、欧米の方が日本よりも出生率は低かったのです。つまり、40年以上前から少子高齢化というのは、先進国共通の悩みだったのです。

が、その後の40年が、日本と欧米ではまったく違うのです。この40年の間、欧米諸国は子育て環境を整えることなどで、少子化の進行を食い止めてきました。欧米諸国のほとんどは、1970年代の出生率のレベルを維持してきたのです。だから、日本ほど深刻な少子高齢化にはなっていません。

1975年の時点で、日本の出生率はまだ2.0を少し上回っていました。フランスは日本より若干高いくらいでしたが、イギリスもアメリカもドイツも日本より低く、すでに出生率が2.0を下回っていました。しかし、フランス、イギリス、アメリカは、大きく出生率が下がることはなく、現在は出生率は2に近くになっています。

一方、日本は70年代から急激に出生率が下がり続け、現在は1.4にまで低下しています。もちろん、出生率が2に近いのと1.4とでは、少子高齢化のスピードがまったく違います。

なぜ先進国の間でこれほどの差がついたかというと、日本はこの40年の間に、子育てを支援するどころか、わざわざ少子高齢化を招き寄せるような失政をしてきたからです。待機児童問題が20年以上も解決されなかったり、大学の授業料を40倍にしたり、子育て世代に大増税を課すなどの愚行を繰り広げてきたのです。その愚行の主なものをご紹介していきたいと思います。

非正規雇用の増大が少子化を加速させた

まず、少子化の大きな要因となっているのは、非正規雇用者の増大です。90年代の後半から、2000年代にかけて、日本は労働政策を大きく転換し、非正規雇用を増やしました。

1999年には、労働派遣法を改正しています。それまで26業種に限定されていた派遣労働可能業種を、一部の業種を除外して全面解禁したのです。2006年には、さらに派遣労働法を改正し、1999年改正では除外となっていた製造業も解禁されました。これで、ほとんどの産業で派遣労働が可能になったのです。

派遣労働法の改正が、非正規雇用を増やしたことは、データにもはっきりでています。90年代半ばまでは20%程度だった非正規雇用の割合が98年から急激に上昇し現在では35%を超えています。

なぜ非正規雇用がこれほど増えたのかというと、大企業でつくられた経済団体が政府に働きかけて「非正規雇用を増やせるように」法改正をさせたからなのです。

この非正規雇用の増大は、日本の非婚化を促進しているのです。正規雇用の男性の既婚者は4割ですが、非正規雇用の男性の既婚者は1割しかいません。このデータを見れば、日本社会の現状として、「非正規雇用の男性は事実上、結婚できない」ということです。

現在、非正規雇用の男性は、500万人以上います。10年前よりも200万人も増加しているのです。つまり、結婚できない男性がこの10年間で200万人増加したのと同じなのです。

消費税は子育て世代がもっとも負担が大きい

次に、みなさんに認識していただきたいのが、「消費税は子育て世代がもっとも負担が大きい」ということです。

消費税というのは、収入における消費割合が高い人ほど、負担率は大きくなります。たとえば、収入の100%を消費に充てている人は、収入に対する消費税の負担割合は8%ということになります。

が、収入の25%しか消費していない人は、収入に対する消費税の負担割合は2%でいいということになります。収入に対する消費割合が低い人というのは、高額所得者や投資家です。彼らは収入を全部消費せずに、貯蓄や投資に回す余裕があるからです。こういう人たちは、収入に対する消費税負担割合は非常に低くなります。

では、収入における消費割合が高い人というのは、どういう人かというと、所得が低い人や子育て世代ということになります。人生のうちでもっとも消費が大きい時期というのは大半の人が「子供を育てている時期」のはずです。そういう人たちは、必然的に収入に対する消費割合は高くなります。

ということは、子育て世代や所得の低い人たちが、収入に対する消費税の負担割合がもっとも高いということになるのです。

児童手当は焼け石に水

子育て世帯に対しては、「児童手当を支給しているので負担は軽くなったはず」と主張する識者もいます。しかし、この論はまったくの詭弁です。

児童手当というのは、だいたい一人あたり月1万円、年にして12万円程度です。その一方で、児童手当を受けている子供は、税金の扶養控除が受けられません。そのため、平均的なサラリーマンで、だいたい5〜6万円の所得税増税となります。それを差し引くと6〜7万円です。つまり、児童手当の実質的な支給額というのは、だいたい年間6〜7万円しかないのです。

しかも、子育て世代には、消費税が重くのしかかります。子供一人にかかる養育費というのは、年間200万円くらいは必要です。食費やおやつに洋服代、学用品などの必需品だけでも平均で200万円くらいにはなるのです。ちょっと遊びに行ったり、ちょっとした習い事などをすれば、すぐに200〜300万円になります。子供の養育費が200万円だとして、負担する消費税額は16万円です。児童手当で支給された分を、はるかに超えてしまいます。

つまり子育て世代にとって、児童手当よりも増税額の方がはるかに大きいのです。少子高齢化を食い止めるためには、政府は子育てがしやすいように「支給」しなければならないはずなのに、むしろ「搾取」しているのです。

子育て世代への大増税

また子育て世代からの搾取は、消費税だけではありません。政府はこの40年の間、子育て世代に大増税を何度か行っています。その代表的なものが、「配偶者特別控除」の廃止です。「配偶者特別控除」というのは、「年収1,000万円以下の人で、配偶者に収入がない場合は税金を割引します」という制度でした。それが、平成16年に廃止されたのです。

この「配偶者特別控除」の廃止でもっとも大きな打撃を受けたのは、所得の「低い子育て家庭」だったのです。配偶者特別控除を受けている家庭というのは、子供のいる低所得者が非常に多かったのです。働いているのは夫だけであり、妻はパートしても微々たる収入しか得られない、でも子供もいて養育費がかかる、そういう家庭がこの「配偶者特別控除」を受けていたのです。

配偶者特別控除を受けていた主婦というのは、働きたくても子供に手がかかったりして働けない。働いたとしてもせいぜい近所でパートをする程度。夫の給料だけで、なんとかやっていかなければならない、そういう人が多かったのです。

子供が小さくて妻が働きに出られない家庭などにとって、配偶者特別控除の廃止は大きな打撃でした。この制度が廃止されたために、少ない人でも、だいたい4〜5万円の増税となったのです。

子供がいる所得の低い家庭に4〜5万円もの増税をするなどというのは、少子高齢化の国は絶対にしてはならないことです。「配偶者特別控除の廃止」は、少子高齢化が人災だったことの象徴でもあります。

現在も「配偶者特別控除」という名称の所得控除はありますが、これは平成16年以前のものとはまったく別のものです。現在の「配偶者特別控除」は、一定以上の稼ぎがあって配偶者控除を受けられない人が、ある程度の控除を受けられるという制度です。配偶者控除を補完するための制度に過ぎません。

なぜ待機児童問題は20年以上解決されないのか?

この40年間、子育て世代には、税金の負担増だけじゃなく、様々な負担がのしかかかってきました。その代表的なものが、待機児童問題です。この待機児童問題は、最近でもよく話題に上りますが、問題として認識されたのは1990年代なのです。実に20年以上、解決されていないということです。

1990年代のバブル崩壊以降、サラリーマンの給料が減ったために、主婦が働きに出るケースが激増しました。現在は、夫婦共働きというのは普通のことであり専業主婦の方が珍しいですが、1990年代前半までは、「共働きの家庭」よりも「専業主婦のいる家庭」の方が多かったのです。当然、保育所の需要が増えたわけですが、保育所がなかなか新設されないために保育所に入れない待機児童が激増し社会問題となったわけです。

この待機児童問題は、実はいかにも「現代日本」らしいというか、現代日本社会の政治の貧困が如実に表れたものなのです。

待機児童問題というのは、実は解決しようと思えば、まったく簡単なのです。待機児童の数は2万人前後です。一人あたりに100万円かけたとしても200億円程度で済むのです。日本の国家予算は現在、100兆円の規模がありますから、わずか0.02%です。まったく他愛もなく解決するはずです。

にもかかわらず、なぜ20年間も解決しなかったかというと、保育業界が強力に反対してきたからなのです。「今後少子化が進めば子供の数が減るから、保育所の数をこれ以上増やすな」ということで、保育業界全体が、待機児童問題の解決を阻止してきたのです。

保育所の経営者たちは、自民党の支持母体となっています。また公立保育所の職員たちは、革新系政党の支持母体となっています。この両者が結託して、保育所の新設に反対してきたのです。そのために、たかだか200億円もあれば解決する待機児童問題が、20年以上も解決されず現代も大きな社会問題として残っているのです。

自分たちの利権のために、保育所の新設に抵抗し続けてきた保育業界も保育業界ですが、嘆くべきはたった200億円程度で解決できる問題を放置してきた政治の貧困さ、です。

国公立大学の授業料は40倍に高騰

さらに悲しい事実を紹介しなければなりません。信じられない事に、この40年間で、日本政府は国公立大学の授業料を大幅に値上げしているのです。あまり世間で注目されることはありませんが、現在、日本の国公立大学の授業料は、実質的に世界一高いのです。

日本の国公立大学の授業料は入学金その他を合わせて年80万円程度です。これはイギリス、アメリカと並んで世界でもっとも高い部類になります。が、イギリス、アメリカは奨学金制度が充実しており、学生の実質的な負担はこれよりかなり小さいのです。

日本は奨学金制度は非常にお粗末で英米とは比較になりません。だから実質の学生の負担としては、日本が世界一高いといっていいのです。そのため日本の大学生の半数に近い90万人が、奨学金とは名ばかりの利子付きの学生ローンを背負わされています。

そして日本の大学の授業料がこれほど高くなったのは、80年代後半から2000年代にかけてなのです。つまり、ちょうど少子高齢化が社会問題化したころに、大学授業料の大幅な引き上げが行われているのです。

国立大学の授業料は、昭和50年には年間3万6,000円でした。しかし、平成元年には33万9,600円となり、平成17年からは53万5,800円にまで高騰しているのです。

なぜこれほど高騰したかというと、表向きの理由は、「財政悪化」です。「少子高齢化で社会保障費がかさみ財政が悪化したために、各所の予算が削られた。その一環として、大学の授業料が大幅に値上げされた」というのです。

しかし、日本は90年代に狂ったように公共投資を濫発しています。また80年代から2000年代にかけて歳出規模も大幅に拡大しています。そして、大企業や高額所得者には、大減税を行っています。大企業への補助金も莫大なものです。

2000年代、自動車業界に支出されたエコカー補助金は1兆円に近いものでした。その一方で、国公立大学の学費は大幅に引き上げているのです。政治家や官僚たちに「お前ら正気か?」と言いたくなるのは、私だけではないはずです。

「米百俵の精神」と真逆だった小泉内閣

小泉純一郎氏は、2002年に首相に就任したときに、所信表明演説の最後に「米百俵の精神」を説きました。「米百俵の精神」というのは、明治維新直後の長岡藩では、藩士たちの生活が困窮し、救援のために米百俵が届けられましたが、長岡藩の当時の指導者は、この米百俵を藩士に支給せずに、売却し学校をつくったという話です。

小泉純一郎氏は、この話を引用し、将来の日本のために今の苦しい生活を我慢して欲しいと国民に訴えました。世間的に非常に話題になりましたので、覚えている方も多いはずです。

が、この米百俵の精神で教育の大切さを説いていた小泉純一郎氏は、首相在任中に、国公立大学の授業料を2倍近く引き上げているのです。また先にご紹介した「配偶者特別控除」を廃止したのも、小泉内閣でした。

小泉内閣は、その一方で、投資家の税金を所得税、住民税を合わせて10%にするという、先進国では例を見ないような投資家優遇税制を敷きました。その結果、株価は上昇し、数値の上では景気はよくなったように見えましたが国民生活はどんどん悪くなっていったのです。

以前、このメルマガでもご紹介しましたが、公益法人「1more baby 応援団」の既婚男女3,000名に対する2018年のアンケート調査では、子供が二人以上欲しいと答えた人は、全体の約7割にも達しています。しかし、74.3%の人が「二人目の壁」が存在すると回答しているのです。

「二人目の壁」というのは、子供が一人いる夫婦が、本当は二人目が欲しいけれど、経済的な理由などで二人目をつくることができないということです。この「二人目の壁」をつくってきたのは、間違いなく、この国の愚かな政治家たちだったのです。

日本という国は、世界有数の金持ち国です。バブル崩壊後も決して日本経済は悪くなく、国民一人あたりの外貨準備高は断トツの世界一、国民純資産(資産から負債を差し引いた金額)も同じく断トツの世界一。そして日本企業も、断トツ世界一の利益準備金を保有していますし(人口比換算)、億万長者(100万ドル以上の資産保有者)の人口割合も世界一なのです。実質的に世界一の金持ち国と言っていいでしょう。

にもかかわらず、若い夫婦がたった二人の子供を育てることさえ出来ないのです。今の日本と言う国が、いかに富が偏在しているか、いかに必要な人にお金が回っていないかということです。今の日本に必要なのは、「経済成長」ではなく、「経済循環」なのです。もう富は十二分にある、その富をちゃんと分配していないことが問題なのです。

しかし今の日本の政治というのは、相変わらず「経済成長」を目標にしています。政治家たちが、いかに社会が見えていないかということです。これ以上、日本が富を集めれば、世界中から嫌われます。日本がこれだけ富を集めているのに、若い夫婦がたった二人の子供さえ持てない社会となっていることは、世界的な大恥なのです。(メルマガ『大村大次郎の本音で役に立つ税金情報』より一部抜粋)

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/704.html#c247

[近代史3] 日本政府が意図的に日本人を少子高齢化させた理由

日本政府が意図的に日本人を少子高齢化させた理由

日本の少子高齢化の原因


元国税調査官が暴く「少子高齢化は政府による人災」の決定的証拠
https://www.mag2.com/p/news/402263

2019.06.18 大村大次郎『大村大次郎の本音で役に立つ税金情報』 まぐまぐニュース


歯止めのかからない少子高齢化にあえぐ日本。なぜここまで状況は悪化してしまったのでしょうか。元国税調査官で作家の大村大次郎さんは、自身のメルマガ『大村大次郎の本音で役に立つ税金情報』で、少子高齢化は「人災」とした上で、歴代政権が繰り広げてきた「愚行」を詳細に記しています。


プロフィール:大村大次郎(おおむら・おおじろう)
大阪府出身。10年間の国税局勤務の後、経理事務所などを経て経営コンサルタント、フリーライターに。主な著書に「あらゆる領収書は経費で落とせる」(中央公論新社)「悪の会計学」(双葉社)がある。

少子高齢化は人災である

昨今、日本は急激な少子高齢化に見舞われています。先日の厚生労働省の発表では、出生数は91.8万人であり、過去最少を3年連続で更新しています。この急激な少子高齢化は、「日本人のライフスタイルが変わったため」と思っている人が多いかもしれません。しかし、それは誤解です。

確かに、日本人のライフスタイルが変わったことにより、晩婚化や少子化となりました。が、これほど急激な少子高齢化が起きたのは、政治の失策が大きな原因となっているのです。というより、ここ20〜30年の政治というのは、わざわざ少子高齢化を招いているとしかいいようがないほど、お粗末なものなのです。

実は少子化という現象は、日本だけのものではありません。「女性の高学歴化が進んだ社会は少子化になる」ということは、かなり前から欧米のデータで明らかになっていました。そして、欧米では、日本よりもかなり早くから少子高齢化の傾向が見られていました。

日本の少子化というのは1970年代後半から始まりましたが、欧米ではそのときにはすでにかなり深刻な少子化となっていました。そして1975年くらいまでは、欧米の方が日本よりも出生率は低かったのです。つまり、40年以上前から少子高齢化というのは、先進国共通の悩みだったのです。

が、その後の40年が、日本と欧米ではまったく違うのです。この40年の間、欧米諸国は子育て環境を整えることなどで、少子化の進行を食い止めてきました。欧米諸国のほとんどは、1970年代の出生率のレベルを維持してきたのです。だから、日本ほど深刻な少子高齢化にはなっていません。

1975年の時点で、日本の出生率はまだ2.0を少し上回っていました。フランスは日本より若干高いくらいでしたが、イギリスもアメリカもドイツも日本より低く、すでに出生率が2.0を下回っていました。しかし、フランス、イギリス、アメリカは、大きく出生率が下がることはなく、現在は出生率は2に近くになっています。

一方、日本は70年代から急激に出生率が下がり続け、現在は1.4にまで低下しています。もちろん、出生率が2に近いのと1.4とでは、少子高齢化のスピードがまったく違います。

なぜ先進国の間でこれほどの差がついたかというと、日本はこの40年の間に、子育てを支援するどころか、わざわざ少子高齢化を招き寄せるような失政をしてきたからです。待機児童問題が20年以上も解決されなかったり、大学の授業料を40倍にしたり、子育て世代に大増税を課すなどの愚行を繰り広げてきたのです。その愚行の主なものをご紹介していきたいと思います。

非正規雇用の増大が少子化を加速させた

まず、少子化の大きな要因となっているのは、非正規雇用者の増大です。90年代の後半から、2000年代にかけて、日本は労働政策を大きく転換し、非正規雇用を増やしました。

1999年には、労働派遣法を改正しています。それまで26業種に限定されていた派遣労働可能業種を、一部の業種を除外して全面解禁したのです。2006年には、さらに派遣労働法を改正し、1999年改正では除外となっていた製造業も解禁されました。これで、ほとんどの産業で派遣労働が可能になったのです。

派遣労働法の改正が、非正規雇用を増やしたことは、データにもはっきりでています。90年代半ばまでは20%程度だった非正規雇用の割合が98年から急激に上昇し現在では35%を超えています。

なぜ非正規雇用がこれほど増えたのかというと、大企業でつくられた経済団体が政府に働きかけて「非正規雇用を増やせるように」法改正をさせたからなのです。

この非正規雇用の増大は、日本の非婚化を促進しているのです。正規雇用の男性の既婚者は4割ですが、非正規雇用の男性の既婚者は1割しかいません。このデータを見れば、日本社会の現状として、「非正規雇用の男性は事実上、結婚できない」ということです。

現在、非正規雇用の男性は、500万人以上います。10年前よりも200万人も増加しているのです。つまり、結婚できない男性がこの10年間で200万人増加したのと同じなのです。

消費税は子育て世代がもっとも負担が大きい

次に、みなさんに認識していただきたいのが、「消費税は子育て世代がもっとも負担が大きい」ということです。

消費税というのは、収入における消費割合が高い人ほど、負担率は大きくなります。たとえば、収入の100%を消費に充てている人は、収入に対する消費税の負担割合は8%ということになります。

が、収入の25%しか消費していない人は、収入に対する消費税の負担割合は2%でいいということになります。収入に対する消費割合が低い人というのは、高額所得者や投資家です。彼らは収入を全部消費せずに、貯蓄や投資に回す余裕があるからです。こういう人たちは、収入に対する消費税負担割合は非常に低くなります。

では、収入における消費割合が高い人というのは、どういう人かというと、所得が低い人や子育て世代ということになります。人生のうちでもっとも消費が大きい時期というのは大半の人が「子供を育てている時期」のはずです。そういう人たちは、必然的に収入に対する消費割合は高くなります。

ということは、子育て世代や所得の低い人たちが、収入に対する消費税の負担割合がもっとも高いということになるのです。

児童手当は焼け石に水

子育て世帯に対しては、「児童手当を支給しているので負担は軽くなったはず」と主張する識者もいます。しかし、この論はまったくの詭弁です。

児童手当というのは、だいたい一人あたり月1万円、年にして12万円程度です。その一方で、児童手当を受けている子供は、税金の扶養控除が受けられません。そのため、平均的なサラリーマンで、だいたい5〜6万円の所得税増税となります。それを差し引くと6〜7万円です。つまり、児童手当の実質的な支給額というのは、だいたい年間6〜7万円しかないのです。

しかも、子育て世代には、消費税が重くのしかかります。子供一人にかかる養育費というのは、年間200万円くらいは必要です。食費やおやつに洋服代、学用品などの必需品だけでも平均で200万円くらいにはなるのです。ちょっと遊びに行ったり、ちょっとした習い事などをすれば、すぐに200〜300万円になります。子供の養育費が200万円だとして、負担する消費税額は16万円です。児童手当で支給された分を、はるかに超えてしまいます。

つまり子育て世代にとって、児童手当よりも増税額の方がはるかに大きいのです。少子高齢化を食い止めるためには、政府は子育てがしやすいように「支給」しなければならないはずなのに、むしろ「搾取」しているのです。

子育て世代への大増税

また子育て世代からの搾取は、消費税だけではありません。政府はこの40年の間、子育て世代に大増税を何度か行っています。その代表的なものが、「配偶者特別控除」の廃止です。「配偶者特別控除」というのは、「年収1,000万円以下の人で、配偶者に収入がない場合は税金を割引します」という制度でした。それが、平成16年に廃止されたのです。

この「配偶者特別控除」の廃止でもっとも大きな打撃を受けたのは、所得の「低い子育て家庭」だったのです。配偶者特別控除を受けている家庭というのは、子供のいる低所得者が非常に多かったのです。働いているのは夫だけであり、妻はパートしても微々たる収入しか得られない、でも子供もいて養育費がかかる、そういう家庭がこの「配偶者特別控除」を受けていたのです。

配偶者特別控除を受けていた主婦というのは、働きたくても子供に手がかかったりして働けない。働いたとしてもせいぜい近所でパートをする程度。夫の給料だけで、なんとかやっていかなければならない、そういう人が多かったのです。

子供が小さくて妻が働きに出られない家庭などにとって、配偶者特別控除の廃止は大きな打撃でした。この制度が廃止されたために、少ない人でも、だいたい4〜5万円の増税となったのです。

子供がいる所得の低い家庭に4〜5万円もの増税をするなどというのは、少子高齢化の国は絶対にしてはならないことです。「配偶者特別控除の廃止」は、少子高齢化が人災だったことの象徴でもあります。

現在も「配偶者特別控除」という名称の所得控除はありますが、これは平成16年以前のものとはまったく別のものです。現在の「配偶者特別控除」は、一定以上の稼ぎがあって配偶者控除を受けられない人が、ある程度の控除を受けられるという制度です。配偶者控除を補完するための制度に過ぎません。

なぜ待機児童問題は20年以上解決されないのか?

この40年間、子育て世代には、税金の負担増だけじゃなく、様々な負担がのしかかかってきました。その代表的なものが、待機児童問題です。この待機児童問題は、最近でもよく話題に上りますが、問題として認識されたのは1990年代なのです。実に20年以上、解決されていないということです。

1990年代のバブル崩壊以降、サラリーマンの給料が減ったために、主婦が働きに出るケースが激増しました。現在は、夫婦共働きというのは普通のことであり専業主婦の方が珍しいですが、1990年代前半までは、「共働きの家庭」よりも「専業主婦のいる家庭」の方が多かったのです。当然、保育所の需要が増えたわけですが、保育所がなかなか新設されないために保育所に入れない待機児童が激増し社会問題となったわけです。

この待機児童問題は、実はいかにも「現代日本」らしいというか、現代日本社会の政治の貧困が如実に表れたものなのです。

待機児童問題というのは、実は解決しようと思えば、まったく簡単なのです。待機児童の数は2万人前後です。一人あたりに100万円かけたとしても200億円程度で済むのです。日本の国家予算は現在、100兆円の規模がありますから、わずか0.02%です。まったく他愛もなく解決するはずです。

にもかかわらず、なぜ20年間も解決しなかったかというと、保育業界が強力に反対してきたからなのです。「今後少子化が進めば子供の数が減るから、保育所の数をこれ以上増やすな」ということで、保育業界全体が、待機児童問題の解決を阻止してきたのです。

保育所の経営者たちは、自民党の支持母体となっています。また公立保育所の職員たちは、革新系政党の支持母体となっています。この両者が結託して、保育所の新設に反対してきたのです。そのために、たかだか200億円もあれば解決する待機児童問題が、20年以上も解決されず現代も大きな社会問題として残っているのです。

自分たちの利権のために、保育所の新設に抵抗し続けてきた保育業界も保育業界ですが、嘆くべきはたった200億円程度で解決できる問題を放置してきた政治の貧困さ、です。

国公立大学の授業料は40倍に高騰

さらに悲しい事実を紹介しなければなりません。信じられない事に、この40年間で、日本政府は国公立大学の授業料を大幅に値上げしているのです。あまり世間で注目されることはありませんが、現在、日本の国公立大学の授業料は、実質的に世界一高いのです。

日本の国公立大学の授業料は入学金その他を合わせて年80万円程度です。これはイギリス、アメリカと並んで世界でもっとも高い部類になります。が、イギリス、アメリカは奨学金制度が充実しており、学生の実質的な負担はこれよりかなり小さいのです。

日本は奨学金制度は非常にお粗末で英米とは比較になりません。だから実質の学生の負担としては、日本が世界一高いといっていいのです。そのため日本の大学生の半数に近い90万人が、奨学金とは名ばかりの利子付きの学生ローンを背負わされています。

そして日本の大学の授業料がこれほど高くなったのは、80年代後半から2000年代にかけてなのです。つまり、ちょうど少子高齢化が社会問題化したころに、大学授業料の大幅な引き上げが行われているのです。

国立大学の授業料は、昭和50年には年間3万6,000円でした。しかし、平成元年には33万9,600円となり、平成17年からは53万5,800円にまで高騰しているのです。

なぜこれほど高騰したかというと、表向きの理由は、「財政悪化」です。「少子高齢化で社会保障費がかさみ財政が悪化したために、各所の予算が削られた。その一環として、大学の授業料が大幅に値上げされた」というのです。

しかし、日本は90年代に狂ったように公共投資を濫発しています。また80年代から2000年代にかけて歳出規模も大幅に拡大しています。そして、大企業や高額所得者には、大減税を行っています。大企業への補助金も莫大なものです。

2000年代、自動車業界に支出されたエコカー補助金は1兆円に近いものでした。その一方で、国公立大学の学費は大幅に引き上げているのです。政治家や官僚たちに「お前ら正気か?」と言いたくなるのは、私だけではないはずです。

「米百俵の精神」と真逆だった小泉内閣

小泉純一郎氏は、2002年に首相に就任したときに、所信表明演説の最後に「米百俵の精神」を説きました。「米百俵の精神」というのは、明治維新直後の長岡藩では、藩士たちの生活が困窮し、救援のために米百俵が届けられましたが、長岡藩の当時の指導者は、この米百俵を藩士に支給せずに、売却し学校をつくったという話です。

小泉純一郎氏は、この話を引用し、将来の日本のために今の苦しい生活を我慢して欲しいと国民に訴えました。世間的に非常に話題になりましたので、覚えている方も多いはずです。

が、この米百俵の精神で教育の大切さを説いていた小泉純一郎氏は、首相在任中に、国公立大学の授業料を2倍近く引き上げているのです。また先にご紹介した「配偶者特別控除」を廃止したのも、小泉内閣でした。

小泉内閣は、その一方で、投資家の税金を所得税、住民税を合わせて10%にするという、先進国では例を見ないような投資家優遇税制を敷きました。その結果、株価は上昇し、数値の上では景気はよくなったように見えましたが国民生活はどんどん悪くなっていったのです。

以前、このメルマガでもご紹介しましたが、公益法人「1more baby 応援団」の既婚男女3,000名に対する2018年のアンケート調査では、子供が二人以上欲しいと答えた人は、全体の約7割にも達しています。しかし、74.3%の人が「二人目の壁」が存在すると回答しているのです。

「二人目の壁」というのは、子供が一人いる夫婦が、本当は二人目が欲しいけれど、経済的な理由などで二人目をつくることができないということです。この「二人目の壁」をつくってきたのは、間違いなく、この国の愚かな政治家たちだったのです。

日本という国は、世界有数の金持ち国です。バブル崩壊後も決して日本経済は悪くなく、国民一人あたりの外貨準備高は断トツの世界一、国民純資産(資産から負債を差し引いた金額)も同じく断トツの世界一。そして日本企業も、断トツ世界一の利益準備金を保有していますし(人口比換算)、億万長者(100万ドル以上の資産保有者)の人口割合も世界一なのです。実質的に世界一の金持ち国と言っていいでしょう。

にもかかわらず、若い夫婦がたった二人の子供を育てることさえ出来ないのです。今の日本と言う国が、いかに富が偏在しているか、いかに必要な人にお金が回っていないかということです。今の日本に必要なのは、「経済成長」ではなく、「経済循環」なのです。もう富は十二分にある、その富をちゃんと分配していないことが問題なのです。

しかし今の日本の政治というのは、相変わらず「経済成長」を目標にしています。政治家たちが、いかに社会が見えていないかということです。これ以上、日本が富を集めれば、世界中から嫌われます。日本がこれだけ富を集めているのに、若い夫婦がたった二人の子供さえ持てない社会となっていることは、世界的な大恥なのです。(メルマガ『大村大次郎の本音で役に立つ税金情報』より一部抜粋)

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/485.html

[近代史3] 日本政府が意図的に日本人を少子高齢化させた理由 中川隆
1. 中川隆[-9407] koaQ7Jey 2019年6月21日 11:02:53 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3077]

少子高齢化で未曾有の国家崩壊へ。落ちゆく日本を救うたった1つの方法とは?=鈴木傾城 2018/12/20
https://news.nicovideo.jp/watch/nw4410347


日本人は年間約40万人近くも消滅しており、この速度はさらに加速する。少子高齢化で未曾有の国家崩壊に落ちゆく状況だが、くい止める方策がたった1つだけある。


年間40万人ずつ減る日本人。なぜ誰も真剣に向き合わないのか?

少子高齢化で日本は壊滅する

2018年9月、厚生労働省は平成29年(2017年)人口動態統計(確定数)の概況を発表している。これによると、2017年に生まれた子どもの数は過去最少の94万6,065人となっていた。日本では生まれてくる子どもがどんどん減っているのが裏付けられた。

それと同時に高齢化の影響で、死亡者数も増えている。

2017年の死亡者数は最多の134万397人。出生から死亡を差し引いた自然増減数は39万4,332人の減少である。分かりやすく言うと、日本人が1年間で約40万人近くも消滅している。

過激なまでの少子高齢化が現実になっている。それなのに、誰も少子高齢化を真剣に考えようともしない。

その結果、日本は地方から死んでいき、やがて都市部をも少子高齢化の弊害が覆い尽くすようになるのだ。少子高齢化で認知症が這い回る地獄絵図が日本に生まれるのは、このままではそう遠くない未来でもある。

【関連】日本人は地方を見捨てるのか。2024年、少子高齢化で認知症が這い回る地獄絵図となる=鈴木傾城

どれだけ警鐘が鳴らされても誰もが放置してきた

政府は、じわじわと社会保障費を削減に動いている。具体的にどうやって削減しようとしているのか。

クスリは今後ジェネリックに切り替えられる。介護保険料は段階的に引き上げられる。健康保険(協会けんぽ)の国庫補助も削減される。あるいは、生活保護も段階的に引き下げられる。生活保護については、2018年10月から子どものいる世帯や母子世帯の生活保護基準がすでに引き下げられている。

こうした施策が同時並行で起きている。

なぜ政府がこうした施策を急いでいるのかというと、少子高齢化が待ったなしで進んでおり、このままでは社会保障費がパンクしかねないからだ。すべては少子高齢化で起きている問題の緊急対応なのである。

また、消費税は10%に引き上げられることも決定している。2018年10月15日の臨時閣議で「法律で定められたとおり、平成31年10月1日に現行の8%から10%に2%引き上げる」と方針が定められた。

安倍首相は消費税率10%への引き上げに備えた対策を早急に講じるよう指示している。なぜ国民の誰もが反対する消費増税が強行されるのかというと、やはり少子高齢化による社会保障費の増大に苦しんでいるからである。

この他にも、政府は「生涯現役社会」を掲げ、未来投資会議で雇用義務付けを65歳から70歳に引き上げる方向で検討に入っているのだが、これもまた少子高齢化によって労働人口が減ってしまうことによる対応策である。

「移民を入れない」と言いながら外国人の単純労働を許可して2025年までに50万人超の外国人を入れようとしているのも、やはり少子高齢化による労働者人口の減少の対応策である。

今、目の前で起きている日本の問題の少なからずは、突き詰めれば少子高齢化に起因している。


政府のやっていることは単なる「応急措置」

しかし、政府のやっていることは、根本的な少子高齢化対策ではなく、単なる「応急措置」であることに気づかなければならない。

結局のところ、少子高齢化問題を解決するためには「子どもを増やす」以外はすべて問題を複雑化するだけなのである。

社会保障費を削減したら生活苦に落ちる国民が続出し、新たな社会問題が増えることになる。消費税の引き上げも、やはり貧困と格差の問題をより加速させてしまい、これまた新たな社会問題を引き起こす。

2025年までに50万人超の外国人を入れようとする施策はより無謀なものだ。移民の大量流入を歓迎した欧州はどうなったのか。文化的な軋轢や対立や衝突が先鋭化して国が分断されてしまうほどの問題をも生み出したではないか。

解決策は「子どもを増やす」

では、少子高齢化を解決するためには、どうすればいいのか。答えは極限的なまでに簡単なものである。「少子」なのだから、これを「多子」に切り替えればいいだけの話だ。

「子どもを増やす」


単純に考えると、これこそが少子高齢化の最もシンプルかつ正当な方法である。少ないから問題になっているものは、増やせばそれで解決する。自明の理だ。子どもがどんどん増える社会になると、少子高齢化問題は20年で解決する。

子どもを増やしたければ、若年層が子どもを生みたいと思えるような環境を次々と整えていけばいい。

「子どもを生み育てたら報奨金や一時金や祝い金で祝福する」
「子どもを生み育てたい国づくりをする」
「子どもにかかる税金や費用を極限まで低くする」
「子どもを生むことが経済的メリットになる社会にする」
「子育てを母親や夫婦だけに押し付けず、地域で支援する」
「家族・地域・社会・企業・政府すべてが子育てを応援する」
「時間のある高齢層こそ子育て支援人員とする」
「同棲世帯でも支援の対象にする」
「母子家庭も厚く保護して困窮しないようにする」
「養子制度も充実させる」
「大企業には託児所・保育室設置を義務付ける」
「交通機関は母子が移動しやすい空間や席を作る」
「子どもが遊びやすい安全な街づくりにする」
「上記の政策と共に子どもを生もうというキャンペーンを張る」

国も企業も個人も、できることはたくさんある

「子どもを増やす」という目標が明確になると、そのためにどうすればいいのかというアイデアは無数に出てくる。国も企業も個人も、できることはたくさんある。

とにかく、子どもたちが増えると思われる政策に的を絞って次々と実行していき、キャンペーンを繰り広げ、社会も企業も政府も含めて「1億総子育て社会」に入れば、日本の少子高齢化はたちどころに解決する。

それをしようとしないで、それ以外の小手先で問題を解決しようとするから得体の知れないことになってしまうのである。


日本が今すぐしなければならないのは「子どもを増やす」ことである。子どもを増やすためには、すべての政策をここに振り向けなければならない。


なぜ政治家も官僚も「子どもを増やす」ことに着目しないのか

子どもを増やす方向に政策を向けて全力で邁進すれば、やがては内需が戻り、社会が活性化し、土地も株式も上がり、イノベーションも進み、歳入も増える。

こんなシンプル極まりないことが気づかないほど、政治家も官僚も劣化している。いや、劣化ではなくて、もしかしたら日本をわざと破壊するために、このシンプルな答えに気づかないフリをして問題を複雑化しているのか。日本人を減らし、日本という国を歴史から抹殺しようとしているのか。

そう思われても仕方がないほど、政治家も官僚も「子どもを増やす」ことに着目しようとしない。

無能だから気づかないのか、それとも日本を破壊するために気づかないフリをしているのか分からないが、いずれにしても日本はこのまま少子高齢化を放置すると地獄のような社会に突き進むことになる。

地方は崩壊し、税金は次々と上がり、社会保障費は削られ、内需は減少し、社会は停滞し、時代遅れの国になり、劣化した国になり、やがて日本は世界的影響力も存在感も縮小して取るに足らない国と化す。

誰もそんな未来を望んでいないはずだ。


人口が増えるだけで問題は解決する

少子高齢化は平成で一気に進んだのだが、「子どもを増やす」という単純明快な政策が行えないのであれば、日本の次の世代は沈みゆく。逆に「子どもを増やす」という単純明快な政策に政府が向かえば、日本は浮上する。

人口動態は国の未来を表す。子どもが多ければ多いほど国は躍動し、未来は可能性が拓ける。

日本の人口は「産めよ増やせよ」政策で2億人になってもいい。人口が2億人になるのであれば、単純に考えて内需も2倍になる。それだけで、地方は蘇り、不動産価格も株価もうなぎのぼりに上がっていく。

日本国民と政府がそこに気づくかどうか……。


もし日本を何とかしたいと思っているのであれば、すべての問題に優先して少子高齢化に取り組むように政府に働きかけなければならない。


たった1つの方策「子どもを増やす」

「人口が減ってもロボット化すればいい」みたいなものでは日本は絶対に復活しない。あるいは高齢者に死ぬ直前まで働いてもらっても日本は絶対に復活しない。よそから移民を大量に入れても付随する問題の方が大きくなる。

こうしたやり方は問題の本質から外れている。

少子高齢化で未曾有の国家崩壊に落ちていく日本を救うただ一つの方策は、「子どもを増やす」である。それをしないから日本は苦しんでいる。核心に向かって真正面に取り組まないから衰退している。

すべての日本人は子どもを増やすことによって恩恵を受けられるのだから、強力にそれを推し進めるべきなのである。

今からでも手遅れでもないし遅くもない。まだ人口は1億2,000万人を維持しているのだから、ここから「子どもを増やす」政策に入れば2億人も達成できる。

人口が増えれば日本はそれだけで復活する。
https://www.mag2.com/p/money/611290
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/485.html#c1

[近代史3] 日本政府が意図的に日本人を少子高齢化させた理由 中川隆
2. 中川隆[-9406] koaQ7Jey 2019年6月21日 11:06:33 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3078]

日本人は地方を見捨てるのか。2024年、少子高齢化で認知症が這い回る地獄絵図となる=鈴木傾城 2018年9月20日
https://www.mag2.com/p/money/530806

少子高齢化の問題を真剣に考えている人は少ない。日本人の半数が大都市圏に住んでいるため、その深刻さを理解できないのだ。日本をあきらめた地方の悲惨な現状を知っても、まだ見て見ぬふりを続けられるだろうか。


都会の人は気づかない。急増する買い物弱者、団塊世代の認知症…

日本を終わらせる「超少子高齢化」

2018年9月16日、総務省は「日本の総人口に占める70歳以上の割合が2,618万人となり、初めて日本の人口の2割を超えた」と報告している。団塊の世代が70代に達しているのだ。65歳以上で見ると3,557万人で、日本の総人口比の28.1%である。

一方で出生数の方は、200万人超えだった1974年以後から明確に減少の方向にあり、2016年にはとうとう100万人を割って97万6,978人になってしまっている。


高齢者が極端に増え、子供が極端に減っている。まさに、超少子高齢化が進んでいる。また、人口の自然増減率を見ると2007年から一貫してマイナスを記録するようになった。

これらのデータから、日本は3つの危険な事態が進行しているということが分かる。

1. 高齢者が増え続けている
2. 子供が減り続けている
3. 人口も減り続けている

高齢者が増えて、子供が減って、人口も消えていく。日本が静かな危機に直面している。

高齢者が増え続ける国にイノベーションは生まれない。子供が減り続ける国に活力は生まれない。人口が減り続ける国に成長は見込めない。

少子高齢化は日本を崩壊させる致命的な病苦なのだ。そろそろ日本人は、これから生々しい「日本の崩壊」を現実に見ることになる。

日本人のほとんどは少子高齢化という病魔に無関心

社会・文化・経済における「日本の崩壊」があるとしたら、その原因となる確率が最も高いのは、間違いなく少子高齢化の進行だ。

しかし、日本人のほとんどは少子高齢化という日本を蝕む病魔に無関心だ。まるで他人事なのだ。なぜなのだろうか。それは、半分以上の日本人が「少子高齢化をまったく実感できていない」ことにある。

なぜ実感できないのか。それは、日本人の人口の半分が三大都市圏(東京圏・名古屋圏・大阪圏)に暮らしており、この三大都市圏に暮らす人たちは「日本人が減っている」ということに肌で気づかないからでもある。

総務省統計局「国勢調査」及び国土交通省「国土の長期展望」がまとめた資料を元に、総務省市町村課が作成した『都市部への人口集中、大都市等の増加について』の資料を読むと、この三大都市圏に住む人たちの割合はさらに増えていき、都市部の人口集中がこれからも続くことが示されている。

一方で、三大都市圏以外の地域は着実に人口減となる。2050年までに、現在、人が居住している地域の約2割が無居住化し、国土の約6割は無人化すると分析されている。

人口の半分以上は三大都市圏に暮らすので、少子高齢化はまったく実感できていないのである。だから、地方がどんどん死んでいくのに無関心のまま放置されている。

日本崩壊の過程が人口動態から透けて見える

この現象を見ると、日本の崩壊はどのように始まるのかは明確に見えてくるはずだ。

「都会に住む日本人が無関心のまま最初に地方が死んでいき、やがて都市部もまた少子高齢化に飲まれて崩壊する」


これが、人口動態から見た日本の崩壊の姿である。少子高齢化という病魔は、「地方」という最も弱いところを破壊して壊死させてから、都市部に侵食していくのだ。


増え続ける「買い物弱者」

最近、地方で買い物ができずに孤立する「買い物弱者」の問題が表面化しつつある。

地方は人口が少ないので、そこでビジネスをしても割が合わない。だから地方に進出するビジネスは少ないし、逆に地方のビジネスはチャンスを求めて都会に向かう。

仕事が消えれば、若者も消える。地方に残されるのは常に高齢層である。高齢層は消費が弱い。だから地方の個人商店は売上が上がらず、店主の高齢化も相まって次々と廃業を余儀なくされていく。

地方で暮らすというのは、不便と隣合わせである。都会ではどこにでもあるファストフード店やコンビニも採算が合わないので進出しない。

そこに今まであった個人商店さえも消えていくのだから、地方ではモノを買いたくても買えない人たちが大量に出現しているのである。

地方は、もはや買い物すらできない陸の孤島に

2015年の経済産業省調査では、こうした60歳以上の買い物弱者数は700万人いると試算している。


若年層であれば、こうした環境であっても「インターネットで買い物すればいい」と考える。しかし、高齢者はそんなわけにいかない。

高齢層は年齢層が高くなればなるほどテクノロジーから疎くなり、インターネットの基本さえ分からない。

それだけではない。人口が減り、出歩く高齢者も減っていくと、交通機関も赤字経営となって維持できない。電車は走らなくなり、バスの路線もなくなり、交通はいよいよ不便になる。

銀行も、病院も、郵便局も、赤字経営になれば撤退していくしかない。当然のことながらATMもない。


そうなれば、地方は陸の孤島も同然の状態となり、いくら郷土愛が強くても、そこで暮らしていけなくなってしまう。こうした状況が延々と続いており、少子高齢化によって状況は悪化するばかりだ。


自然災害からのインフラ復旧すら危うい

ファストフード店もない、コンビニもない、個人商店もない、交通機関もない、銀行もない、病院もない、郵便局もない。少子高齢化はそうやって地方を「壊死」させてしまう。

人口が減り、高齢化し、やがて消えていくのだから、地方が再生できると思う方がどうかしている。

昨今は地震やゲリラ豪雨や台風と言った自然災害も大型化しているが、地方がこうした自然災害に被災していくと、やがてはインフラの復旧ができなくなる可能性も高い。

インフラが消えれば生活環境は極度に悪化する。地方は再生よりも荒廃に向かう。

見捨てられた高齢者が認知症で這い回る地獄絵図

2018年、「70歳以上の割合が2,618万人となった」と総務省は発表したというのは冒頭でも書いたが、気がかりなのは2024年には日本で最も人口の多い団塊の世代がすべて「75歳以上」となってしまうことだ。

認知症は75歳を過ぎると急激に増えていく。2024年から認知症は大きな社会問題として見えるようになっていく。2026年には高齢者の5人に1人が認知症患者となる。これは患者数にすると約730万人である。


日本の地方は病院も介護施設もなくなっている。だとすれば、あと10年もしないうちに、見捨てられた高齢者が認知症で這い回る地獄絵図が発生したとしてもおかしくない。実際、そうなると危惧する人もいる。

地方の人々は日本をあきらめた

少子高齢化に叩きのめされ、地方は疲弊し、荒廃し、そして見捨てられた。そして、地方の人々はもうこの状況が改善できないことを悟り、再生をあきらめ、日本をあきらめた。

しかし、都会に住む日本人はまったくそのことに気づいていないか、気づいても無関心のままである。これで日本はこれからも大国でいられると楽観的に思える人はどうかしている。


日本を愛し、日本の未来を憂うのであれば、日本最大の国難は少子高齢化であると強く認識しなければならない。もう手遅れの一歩手前まで来ている。


危機感が共有できていないうちは何も始まらない

少子高齢化が日本を破壊する時限爆弾になっているという意識は、まだ日本人全体に共有されていない。そして、危機感もまた希薄だ。

すでに少子高齢化が地方をじわじわと殺している現状にあっても、国民の半数は三大都市圏に住んでいるので、まるで他人事のように「見て見ぬふり」をしている。

しかし、少子高齢化によって税収が減っている上に、高齢者にかける社会保障費が膨れ上がっている。

少子高齢化の放置によるツケは、年金受給年齢の引き上げ、年金の削減、医療費負担の増大、税金の引き上げ……という見える形で、日本人全員にのしかかってくるようになっている。

人口動態から見ると、少子高齢化問題は解決するどころかより深刻化してしまうわけで、もう日本人はこの問題を無視できないところにまできていることを認識すべきなのだ。

自滅へのトロッコに乗った私たちにできること

最初にやらなければならないのは、とにかく「少子高齢化が日本を自滅させる」という共通認識を持ち、これを広く周知して国民の意識と議論を高めていくことだ。


危機感が共有できていないから問題は先送りされてきた。ここで少子高齢化の危機感が共有できなければ、日本は破滅的な結末を迎えてしまう。

この危機感が共有できたら、出生率を上げるためにどうするのか、地方をどう救うのか、少子高齢化を解決するために税金はどのように配ればいいのか、政治家は何をすべきなのか、社会はどのように変わるべきなのか、すべての議論が進んでいくことになる。

危機感が共有できていないうちは何も始まらない。だから、「少子高齢化による日本の崩壊」という未来が見えた人は、まず最初に日本を救うために「大変なことが起きている」と叫ぶ必要がある。もう時間がない。
https://www.mag2.com/p/money/530806
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[リバイバル3] ドイツの音楽はドイツの真空管アンプで聴こうよ 中川隆
39. 中川隆[-9405] koaQ7Jey 2019年6月21日 11:20:28 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3079]
TK邸訪問(その5):驚きのオイロッパジュニアのサウンド・・・(^^; [2011/08/06 07:00]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1148.html


えっと・・・月末月初の輻輳状態のために、帰宅が遅くって・・・おさらいの進みが悪い上、今回聞かせていただいた機器について、全くと言って良いほど知識がないということもあって、記憶が乏しくて・・・どの機器が、どの系統の時に使われてたのかがさっぱり・・・(^^;

そんなわけで、昨日のお話しで、ウエスターンのプレーヤーをご紹介しましたが・・・あれは、まだ、この後の再生系で登場したということが判明し増した・・・(^^;

で、多分、この時の送り出しは、EMTだったと思われます・・・m(_ _)m

ま、それはともかく・・・この珍しい、励磁型のSP、オイロッパジュニアのお話に・・・

っと言うのも、送り出しがどうこうと言う事はどうでも良くなる、驚きの体験だったからです・・・


【オイロッパジュニアを】
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1148.html

片チャンネルのアンプの調子が悪く、最近ならされていなかったとのことで、寝起きの音しかしないのでと、乗り気でないTKさんに、是非にとお願いしたわけですが・・・

その準備に少しかかって・・・やはり、片チャンネルからは、プチ、ジリジリ、ギャーと、時折ノイズが出ますが、一応、両チャンネルとも鳴ることが確認でき・・・

いよいよ、このオイロッパジュニアを聞かせていただいたわけで・・・


【ベートーベンの第九】


おかけいただいたのは・・・フルトヴェングラー:バイロイト第九第4楽章の前半を・・・

おお、おおお!・・・ガ〜ン!!・・・やっぱり来ました!(@@;

レコードに針を下ろされた瞬間は、溝をトレースする音も盛大に、ゴ〜ッと・・・冒頭、太鼓や管、弦の音からは、古い録音なりのナローなサウンドが・・・

ところが、すぐさま太鼓のパンッと飛んでくる音に、緊張と熱気の塊のような管と弦・・・深々と地面ごと救い上げて押し寄せてくるようなコントラバスの低い音色・・・

そのダイナミックなコントラストに、ノイズやレンジのことなど、一瞬にしてどこかへ・・・グングン、ドラマチックな演奏の波に飲み込まれ、溺れて行く・・・息継ぎをどこでして良いのかさえ分からなくなるほどに・・・

っと、演奏の隙間に聞こえた、会場の咳払い・・・鳥肌!!!

その咳払いの周辺の音の澄み方に、驚きの感覚!・・・ノイズ交じりの音の向こうに、澄んだ巨大なホールの空間が広がったような気がして・・・

と、その巨大なホールの空間・・・地の底を思わせる低く太い弦の音色が、お馴染みのメロディーに・・・相変わらず、目の前の世界では、プチパチとノイズが聞こえているんですが・・・オイロッパの向こうに見える巨大なホールの空間には・・・バイオリンが優しく澄んだ空間にたなびいていく・・・次第に金管も交えた壮大な演奏に・・・

っと、スリル満点のジェットコースターの頂上に止まったかと思った瞬間・・・男声の歌が正面から搾り出されるように飛び出してくる・・・なだらかなうねりから、コーラスが入って、再び静かに盛り上がり始め・・・女声が伴ってグングン高みへ・・・コーラスと共にずっと登り詰める・・・

プチパチのノイズだけの空間に戻って・・・思わず、口から出たのは・・・う〜ん、素晴らしい!

アンプ不調のノイズや寝起きの音?・・・レンジが狭くナローな音・・・そんなの全く関係ない!・・・意識は、あっという間に、向こうの空間に入り込んだかのように、演奏を全身で感じ、受け止めようと集中し、手前の空間が消え去っていた・・・

ふと気がつくと手前の世界に戻りって・・・いやいや、凄い!いや〜参りました!・・・って状態に

正に、現代オーディオとは、全く異なる次元の音世界・・・

素晴らしい演奏のソースがあって、大切な部分だけは確実に伝える力のあるシステムがあればこその、とびっきりの感覚を体験させていただきました!・・・

っと、次にかけられたのは・・・園マリで夢は夜開く・・・

どっひぇ〜!(^^;・・・ギターの伴奏にベースが下支え・・・録音が新しいからか、中高域が先程とはガラッと雰囲気が違う・・・ああ、中高域の見通し?透明感?・・・ボーカルが、熱く目の前で歌いだした・・・ことばを大切に語るように歌う・・・詩の重みがずっしりと・・・

何とも実体感のある演奏・・・音の密度が桁違いに高い気がする・・・でも、何より、曲のイメージの伝わり方が違う気が・・・

耳から脳へ、なんて無粋なイメージでなくて・・・直接、胸が熱くなるような・・・

それこそ、胸ぐら掴まれ、これが分からんのか!って、凄まれているみたいな・・・(^^;

っと、お次は、再びクラシックで・・・ありゃ、残念、夜が開ける・・・今日はこれで時間切れ・・・

ってわけで、つづきは明日・・・いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

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http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/698.html#c39

[リバイバル3] ドイツの音楽はドイツの真空管アンプで聴こうよ 中川隆
40. 中川隆[-9404] koaQ7Jey 2019年6月21日 11:51:08 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3080]
TK邸訪問(その6):オイロッパジュニアで次々と・・・(^^; [2011/08/07 07:00]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1149.html


突然、胸元をグッとつかまれたように、驚きつつも、身動きできなくなるような、迫ってくるサウンドを聞かせてくれたオイロッパジュニア・・・アンプの不調から、最近、聞かれていなかったので、寝起きの音だからと・・・いやあ、とてもそんな風には・・・いきなり気持ちを鷲掴み状態ですから(^^;

で、お次は、モノラル盤で、奥行きが良く出るんですと・・・


【こちらがモノラル用のアーム】
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/20110807064721f10.jpg

バーンスタイン:ウエストサイドストーリーをかけていただいた・・・

ほー!今度は、随分レンジが広がった感じが・・・録音が新しいんでしょうか?・・・

クラリネットやドラムやホーンセクションが・・・指パッチンが綺麗に響く・・・それぞれの楽器が個々に自分のパートをキチンと聞かせ、とってもカッコいいサウンド・・・だったんですが、ちょっと高域がキツイので、そこそこで中断・・・

こっちをかけましょうと、シュタルケルのコダーイ無伴奏チェロソナタ第1楽章を・・・

【シュタルケルのコダーイ】


チェロの中高域あたりが、ちょっと切ない感じに聞こえて・・・中低域の深い表現と交互に・・・それにしても何て滑らかで澄んだ響なんでしょう!

深い悲しみのシーンから心が入り乱れ葛藤するようなシーンへと・・・怒り?はたまたやるせない悲しみに?・・・という感じに、次から次へと思い浮かぶ情景が変わって行く・・・

しかし、その澄んだ深い響と悲しく切ない中域の綺麗な響、やるせない悲しみのように澄んだ中高域の響と・・・目まぐるしく変わるイメージを簡単に思い浮かべられるような熱く鬼気迫る演奏・・・

いやあ、良かったです!素晴らしく引き込まれる演奏ですね・・・

お次は、フルトヴェングラー:ワーグナータンホイザー序曲を・・・

【フルトヴェングラー:ワーグナータンホイザー序曲】


豊かなホルンの調べから、静かにドラマチックな弦の盛り上がり・・・ホーンと太鼓が加わって壮大な雰囲気に・・・バイオリンが不安で悲しげな雰囲気に・・・また穏やかなホーンの調べ・・・バイオリンの明るい音色でシーンが変わり目くるめく世界に・・・やがて再び勇壮なシーンへ・・・って感じに

この曲も疎くて、どんな曲なのか良く分かりませんが、映画を見ているように、情景が次第に変わっていく感じで、ついつい引き込まれていきました・・・

次は、フルトヴェングラー指揮ミュンヒメニューイン(Vn)でベートーベンのバイオリンコンチェルト・・・

【メニューインのバイオリンコンチェルト】


穏やかな弦の調べから繊細で綺麗な音色のバイオリンがクラリネットと交互に・・・バイオリンの繊細に澄んで滑らかに伸びる中高域が何とも心地良いく・・・何か、このどことなく儚いようなバイオリンの音色に、気持ちが吸い寄せられるような感じが・・・

う〜ん、なんなんでしょう?・・・何を聴いても、直ぐに引き込まれてしまいますね・・・

っと、ここまででオイロッパジュニアでの演奏は終了・・・

で、再びお茶タイムに・・・同時に、TKさんは次の準備を・・・

【ロンドンウェスターンSP(2080A+2090A)】
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/2011080706471980d.jpg


お次はこちらのスピーカー・・・ロンドンウェスターンのSP(2080A+2090A)だそうです・・・

さて、一体どんな演奏を聞かせてくれるのか?・・・

おっと、外が明るくなってきた・・・なので、今日はここで時間切れ・・・

毎度、こま切れですみませんm(_ _)m・・・なかなかおさらいが進まないもので・・・(^^;

ってわけで、つづきは明日・・・いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

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http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/698.html#c40

[リバイバル3] ウェスタンエレクトリック伝説 中川隆
177. 中川隆[-9403] koaQ7Jey 2019年6月21日 11:56:18 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3081]

TK邸訪問(その1):驚きの連続・・・(^^; [2011/08/0207:00]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1144.html

酒仙坊邸のオフ会でお会いした、酒仙坊さんご愛用のStream Playerと言う再生アプリの作者でもあるFさんから、きっと惹かれるものがあるんじゃないかと、ご紹介いただいたTKさんのお宅へ伺ったお話を・・・

ただ、若輩者のσ(^^)私には、機器の名前さえ聞いたこともない珍しい・・・多分、お好きな方には、お宝の山なんでしょうが・・・珍しい機器ゆえ、そのいわれも何も分かっていないと言う、もったいない状況でして・・・

ま、とにかく、のっけから驚きっぱなしの、衝撃的な体験でした・・・

まず、お部屋に置かれた機材・・・広さは、12〜13畳だと思うんですが・・・巨大な機材が、所狭しと置かれていました・・・

更に、その周りは、入り口以外の3面が、別の部屋に隣接していまして、そこに膨大なライブラリが・・・SPやLPなどレコードとテープも・・・そのコレクションの数は、千の単位を遥かに超える膨大な量だそうで・・・(@@;

一方で、インフラノイズの機器を使ったPCオーディオもされているそうですが、残念ながら、今回は時間の関係で聞けませんでした・・・

さて、その膨大なレコードを聞かれるメインの送り出しは・・・


【EMTのターンテーブル】
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/20110801020807305.jpg


送出しは、EMTのターンテーブルで、奥がモノラル用、左がステレオ用、手前は自作?のアームのようでした・・・カートリッジは・・・ステレオ用はオルトフォンのSPU・・・スミマセン良く分かってませんm(_ _)m

で、最も興味深く、驚きだったのが・・・その設置方法・・・中が丸見えですが、これも音のために外側のパネルを外しておられるのだそうで(これはσ(^^)私の勘違いのようで、もともとこれをコンソールに入れて使うんですね)・・・それより、一番下のボードからミルフィーユのように何層にもなっているのは、米松の合板を重ねて接着したボードの間に、カーペット使い古しのウール毛布あるいは綿毛布を数枚挟んで、浮揚?されておられるようで・・・この組み合わせで、音の調整をされているのだそうで、長年の試行錯誤の積み重ねで、そのノウハウを、文字通り積み重ねられてのセッティングだとか・・・(@@

で、こちらは、更に分かりませんが・・・昇圧トランス・・・

【積層浮揚セッティングの昇圧トランス】
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/201108010208073bd.jpg


こちらも、積層浮揚セッティングされた昇圧トランスで・・・一番奥一番手前のもので聞かせていただいたようです・・・

それから、プリアンプは、マランツの#1で・・・

【プリはマランツの#1】
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/20110801020806b91.jpg


これは、左右チャンネルに2台をいれているのだったと思いますモノラルを左右チャンネルに各1台を使われてました・・・(汗

でもって・・・パワーアンプは・・・


【巨大な管球式パワーアンプ】
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/201108010208062ac.jpg


Audio Researchの巨大な管球式のパワーアンプで・・・6550が何十本も使われていて、片チャンネル250WをBTL接続?されて、500WのモノラルアンプAcoustat#6が#3を上下2台連結していて、入力端子が2台分あるので、これにそれぞれ接続して使われているそうです・・・

で、この巨大な超度級管球式アンプ2台で、左右のそれぞれのSPを駆動されていると・・・

でもって、このアンプが支えているのが・・・AcoustatのコンデンサーSPのサウンド・・・

【超巨大モニュメントのようなSP】
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/2011080102080606d.jpg


それにしても・・・なんて巨大なSPなのでしょう!・・・2.5m位あるんじゃないでしょうか?・・・もう天井スレスレです!(@@

と言うことで・・・これが、冒頭、聞かせていただいたシステムで・・・

っと、残念ながら、今日はここで時間切れ・・・

ってわけで、つづきは明日・・・いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1144.html



▲△▽▼


TK邸訪問(その2):これ、コンデンサーSP?・・・(^^; [2011/08/0307:00]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1145.html

さて、いよいよ、TK邸で初めて見る機器達・・・その背景にあるものを、全く知らないと言うもったいない訪問だったのですが・・・何より、まず目が行ったのが、その設置方法・・・

丁度、ゲル浮揚実験で、機器を浮かせて聞ける音の不思議に夢中でしたから・・・ウール毛布や綿毛布と米松合板の積層浮揚という設置方法には、興味津々!(^^;

果たして、どんなサウンドを聞かせてくれるんだろう?・・・

巨大なモニュメントのようなSPは、後の壁からは1mほど離れたフリースタンディング・・・

リスニングポジションは、部屋の中央を中心とする1辺2m強の三角形の頂点・・・

SPとの距離は、拙宅と似たようなものですが・・・さすがにこの大きさの板状の物体があると、圧巻ですね・・・まるで、その部分には、壁か柱が立っているような感じです(^^;

で、最初におかけいただいたのは・・・ソニーロリンズのサキソフォンコロッサスから、2曲目のYou don't know what love is.

うわっ!!(@@;・・・冒頭から、めっちゃぶっといサックスに、思わず体がビクッと浮いた!

まるで、ラッパの口に耳を近付け、直接、リードの振動板の振動する音も逃さず聞こうって感じ・・・

リードの音の直接音と、そこからラッパの開口部までの金属パイプを息が通り抜けて広がる音・・・

そのぶっといサックスの後方に、暖かく包み込むようにベースとドラムのリズム・・・

ブラシで叩くシンバルの音も生々しく、優しくそっとサポートするピアノの音も軽やかに・・・

なんとも鮮烈なサックスの音を、正にかぶりつきで浴びるように聞かせていただきました・・・

何とエネルギッシュで、鮮烈な音なんだろう!

この巨大なモニュメントのような平面から・・・中身は極々薄いフイルムなのに・・・

何とも不思議な鳴り方!・・・座って聞いても、正面に中央に・・・立って聞いても正面中央に・・・

音像の出来方も何とも不思議・・・

コンデンサーSPも、こんな、鮮烈でエネルギッシュに鳴るものなんだ・・・(@@

単身赴任中・・・2年半ほど前に、千葉の通称クオードを聴く会で、初めて体験した、コンデンサーSPのエネルギッシュな鳴り方・・・


【186】090124 クォードを聴く会 Part3(DECCAのSPを聞く@) [2009/01/28]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-206.html


以降6話・・・

この1話目の中のリンク先にある通り、ESL-63ProやESL-57をフリースタンディングで、少し離れた位置から、聞かせていただいて、膜のSPが、非常にパンチ力のあるサウンドが出るんだ・・・って事を体験したことがあったんですが・・・

今回お聞かせいただいたのは、振動板の面積が、2倍以上ある上、ほぼかぶりつきのニアフィールドだからと言うのもあるのでしょうが・・・

また、全く違った鳴り方の印象・・・ホント、ビックリでした!(@@

っと、面食らって、しばし感心していると・・・

次にかけていただいたのは・・・ブラックコーヒーを・・・

どひぇ〜!・・・めっちゃ近い!(^^;

最前列のテーブルで、マイクなしに直接、歌を聞いているようなかぶりつき状態・・・ミュートトランペットも時折、耳の近くまでやってくる・・・

熱く妖艶なボーカルに見つめられながら・・・目の前で聞いている・・・そんな感じ・・・

っと、ここで一旦お茶タイム・・・

ここで、ご一緒させていただいた大さんが、以前のプレゼントのお返しで・・・っと、ヴァンゲルダーがカッティングまでしたレコードをプレゼント・・・入手して、クリーニングもしていないと・・・

じゃあ早速・・・っと、残念、今日は、ここで時間切れ・・・

ってわけで、つづきは明日・・・いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1145.html



▲△▽▼


TK邸訪問(その3):一体何を聴いているの?・・・(^^; [2011/08/0407:00]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1146.html


さて、のっけから、コンデンサーSPって、こんな鳴り方するの?と、驚くばかりのエネルギッシュで鮮烈なサウンドを聞かせていただき・・・

演奏の熱気・・・歌の思い・・・何か、この曲の一番熱いところはここなんだよ!・・・って感じで、ストレートに迫ってくる・・・そんなサウンドに、ああ、音楽ってこんな風に感じれないと面白くないんだなと、ハッと気づかせていただいた気がします・・・

っと、冒頭の興奮状態をクールダウンするかのように、お茶タイムに入り・・・

ご一緒した大さんが、持参された・・・ヴァンゲルダーがカッティングまでしたレコードのお話から・・・ジャケットのない特殊なレコードで・・・ノーマングランツが起こしたクレフやノーグランの音源に近いものとのこと・・・

っと、先程の再生系のお話があって・・・SPUのGシェルから、384を通ってマランツ#1のフォノイコを使っての再生とのことでした・・・

それから、ウェスタンのプレーヤーとフェアチャイルドのプレーヤーのお話になりまして・・・じゃ、ちょっとかけましょうかと・・・


【フェアチャイルドのプレーヤー】
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/20110804052523f80.jpg


フェアチャイルドのプレーヤーで、エラフィッツジェラルドをモノラルで・・・

う〜ん・・・声の存在感が凄い・・・バックの演奏を聞くと、古さを感じさせる録音って感じなんですが・・・歌の生々しさと言うか存在感は、全く古さを感じさせない・・・

【カートリッジは225A?】   
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/2011080405252334b.jpg

 【ユニークな駆動方式】
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/201108040525229e9.jpg


回転速度を、上部のレバーで切り替えると、下のモーターのところのコックドベルトを切り替える仕組みになっているのだそうです・・・

それはそうと、σ(^^)私には・・・ステレオでも、モノラルでも、立っても、座っても・・・目の前あたりに声の主がいるようななり方が、不思議で・・・

アクースタットのコンデンサーSPの鳴り方に、何か、パネルの位相を変えているとか、仕組みがあるのか?と伺ってみたんですが・・・上下3枚ずつのパネルを、フルレンジとして、同一位相で鳴らしているのだそうで・・・なお更、不思議な鳴り方だなあと・・・トーンゾイレのSPみたいなものかなあ?

っと、今度は、先程の大さんが持参されたレコードをかけてみましょう・・・後で、クリーニングもやってみましょうと・・・

送り出しを再びEMTに戻して、かけられたレコードは・・・オスカーピーターソン?

ここまで聞かせていただいたレコードは、ほとんどスクラッチノイズがしなかったんですが・・・こちらは、結構スクラッチノイズが聞こえます・・・

古い録音らしい、中域中心の暖かなサウンドで、柔らかなピアノの演奏に、とっても心地良く響くクラリネット・・・ブラシもベースも控えめにリズムを刻んでいる・・・とても軽快に楽しい演奏・・・

っと、それじゃあ、ちょっとクリーニングをやってみましょうと・・・

【クリーニングを】
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/201108040525221dd.jpg


まずは、TKさんオリジナルの洗浄剤にオリジナルのブラシを使って、粗洗いで、溝の汚れを浮かして・・・別の液で別のブラシで表面の汚れを濯ぐ・・・で、洗った液をバキュームで吸い取る・・・

ざっと、片面のクリーニングを見せていただいて・・・この間、ほんの5分程度・・・

まだ、充分乾いていませんが、ちょっと再生をと、再び再生・・・

おおお!・・・凄い!全く別のレコードを聴いているみたい!(@@

スクラッチノイズは、少し残っていますが、冒頭のピアノの音が・・・クリーニング前は、音が丸く、酷く曇った感じだったのが明らかに・・・ホントに、同じ曲か?と疑うほどに抜けのよい軽やかなサウンドに、大変身!・・・ピアノの打鍵の瞬間の音が非常にクッキリ・・・クラリネットも数倍、演奏に力と抑揚がついてクリアに抜けのよい感じに・・・

いやいや・・・これほどまでに変わるもんですか!(@@

っと、次にかけられたのは・・・西田佐知子の女の意地・・・

は〜!・・・冒頭のサックスがドッと飛んでくる・・・っと、ボーカルの何と存在感のある歌声!

「ことば」が「詩」として、はっきりと迫ってくる!・・・

間奏のギターも、音にもの凄いエネルギー感が・・・ああ、でも、やっぱりサックスの存在感が強烈に印象に残ります・・・(^^;

こんどは、クラシックをと言うことで、ジネットヌヴーでショパンノクターンを・・・

【ジネットヌヴーでショパンノクターンを】


ああ、なんて物悲しく切ない演奏!・・・セピア色の雰囲気ではあるんですが・・・なんと言うか・・・あっという間にバイオリンの調べに、気持ちが引き込まれ、思わず胸が熱くなる・・・気がつくと、手のひらをギュッと握り締めていた・・・

う〜ん・・・じわっと来るショック・・・自分は普段、何を聴いているの?・・・

音じゃなく、音楽って、こう言う事・・・っと、今日は、ここで時間切れ・・・

ってわけで、つづきは明日・・・いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

コメント

やっぱり出ましたか。

西田佐知子がやっぱり出ましたか。TKさんのお宅は以前に訪問させていただきました。システムは若干違っていますが、「オーディオの極道」いや「オーディオ道の極み」といった印象でした。通常のオーディオが安物のTVドラマか、映画とすれば、TKさんのオーディオは、歌舞伎か京劇といった印象で伝統の重み、文化の香りがします。この道にはまりかけているのが、年は若いが大さんでしょう。
[2011/08/04 11:47]


酒仙坊さん、コメントありがとうございますm(_ _)m
現代オーディオとは一線を画す、全く別の音楽再生という感じで・・・
この曲、この演奏の、ここを聴かずして・・・と言った感じで、σ(^^)私の感覚では、究極のクローズアップサウンドの方向ってことになる気がします・・・このサウンドに嵌ったら、もう他は・・・(^^;
ただ、ふと思ったのは、このオーディオ再生を堪能するには、この音に合うソースも充分持っていればこそなのかなと・・・

[2011/08/04 12:32]


忘れてはならないのは
ものの価値です。
オイロッパ系のシステムは
現代のハイエンドスピーカーと
比較して特性で劣るものは
ありません。かかっているコストは
とんでもないものです。
国の威信をかけたものですから
オーディオメーカーが営利目的
で開発するものとは
かかるコストも桁が違います。

凝縮した音のものだと片付けるのは
せっかくの経験がもったいない。
レンジの不足感があるならツイータを
加える方法がありますが、
音楽の本質に気づくべきです。
[2011/08/06 02:36]


スタジオマンさん、コメントありがとうございます。
レスが遅くなってスミマセンm(_ _)m
このSPの素性を全く知らないもので、特性やその実力については、分かりませんが、聞かせていただいた音楽に、強く引き寄せられたのは確かです。
仰る通り、現代録音のソースを再生すれば、その実力を知ることが出来たのかも知れませんね。
ソースや駆動系も近い世代のもので聞かせていただいたわけですが、その中に時折聞き取れる微細で繊細な音と澄んだ音色が、その片鱗だったのかもと思っています。
それとは別に、気持ちが強く惹きつけられたのは、演奏そのもののパワーが大きいとは思うのですが、それをキチンと伝えられるシステムだったからだと思うのですが、それが、一体どういう部分なんだろうと言う興味が強く湧いてきます。
そういう部分をしっかり受け取れる感性と、キチンと再生できるオーディオ的ノウハウを身に付けたいなと思います・・・道のりは長く、険しそうですが・・・(^^;
[2011/08/07 09:51]


極道

一言で極道だと思います。
料理でも、お酒でも
極めていくとそうなっていくと
思います。知れば知るほど、
いい物を見れば見るほど
深みにはまっていく。
結局はその人の情念にかかわる
こと。

Mt.T2さんがいったい自分は
なにを求めているのかに
早く気づかれて、枝葉の部分を
調整するのでなく、自分自身を
見つけられることを期待します。
高額なヴィンテージを使わなくて
ご使用中の機器で、ヴィンテージが
持つ本質を出すことは可能です。
ただし物理的な差を縮めることは
必要です。いくら数百万する現代の
ハイエンドスピーカーでも
オイロダインのドライバーの
振動板のエネルギーには負けます。
物量というのはやはり必要です。
でも他の方法である程度は
カバーできるのです。

インシュレーターや、ケーブルなどで
後からつじつまを合わせるより
つじつまを合わせる必要のない方法を
探してください。
[2011/08/08 10:54]


スタジオマンさん、コメントありがとうございます。

> Mt.T2さんがいったい自分は
> なにを求めているのかに
> 早く気づかれて、枝葉の部分を
> 調整するのでなく、自分自身を
> 見つけられることを期待します。

訪問時のおさらいを、最後までわりましたが、まだσ(^^)私には・・・
中域の重要性とモノラルのエネルギーなんて辺りを、今後、自分のシステムにどのように反映させるのかを考えていこうかとは思っておりますが・・・

ちょっと、道を極めると言うところを目指すつもりはなくて(^^;
最後に振り返った時に、自分なりにやり切った充実感が得られれば嬉しいですね・・・

> 高額なヴィンテージを使わなくて
> ご使用中の機器で、ヴィンテージが
> 持つ本質を出すことは可能です。

これには興味津々です!・・・が、その前に、本質を知ることが先ですが(^^;

> ただし物理的な差を縮めることは
> 必要です。いくら数百万する現代の
> ハイエンドスピーカーでも
> オイロダインのドライバーの
> 振動板のエネルギーには負けます。
> 物量というのはやはり必要です。
> でも他の方法である程度は
> カバーできるのです。

この辺りが、ノウハウとして身に付けられればと、憧れます!(^^;

> インシュレーターや、ケーブルなどで
> 後からつじつまを合わせるより
> つじつまを合わせる必要のない方法を
> 探してください。

う〜ん、経験として、今のσ(^^)私には、これも必要なんだと思っているのですが・・・
やっぱり、道のりは長そうですね・・・
[2011/08/09 17:57]

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【1094】110703 TK邸訪問(その4):これがオイロッパジュニア?・・・(^^; [2011/08/0507:00]
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さてさて、じわじわ感じ始めた焦り・・・自分は今まで、何を聴いてきたのか・・・って、過去、何度かこのパターンになったことがあるんですよね・・・(^^;

良い音って何?・・・

元々は、映画や音楽を鑑賞して、ハッとしたり、グッと来て感動したくて、そんな体験が、少しでも多く出来ないか?ってのが始まりだったような気がするものの・・・

それが、いつの間にか、機器やアクセサリーを変えた時の音の変化に一喜一憂して・・・結局、何がなんだか分からないまま・・・

でも、そんな事とは、全く関係無しに、聞かせていただいた曲は・・・こんなにエネルギッシュに、ストレートに、その歌や演奏の思いや熱気をぶつけてくる・・・音楽って、こんなに楽しく、凄いものなんだよって・・・

そんな思いが、徐々に体中に染み込んできた頃・・・TKさんから、Mt.T2さんはどんな曲が?とリクエストを求められたんですが・・・このジワジワ来るショックのため、半ば放心状態の頭には、全く何も思い浮かばない・・・慌てて、何でも聞きますのでと答えるのが精一杯・・・(汗

と、それじゃあ今度はポピュラーを・・・そうだ、オーディオ的にポピュラーなこれを、さわりの部分だけと・・・かけられた曲は・・・ドナルドフェイゲンのナイトフライ・・・

【ドナルドフェイゲンのザ・ナイトフライから】
1094-01ドナルドフェイゲンのナイトフライ.jpg

あっ!・・・こう言うことなんだ・・・・

レンジも広く、抜けがよく、非常にタイトに、極めて歯切れの良い、シャープにリズミカルにカッコいいサウンド!・・・フュージョンらしいサウンド・・・そう、これはそのまま、そういう風に鳴るわけなんですよね・・・

膜のSPなので、微細な音は得意で、アタックの時の立ち上がりが早く、シャープで、ドラムの制動も素早くドスッと・・・量感、重量感と引き換えに、素晴らしいトランジェント・・・なんて感想が、直ぐに頭に浮かんでくるわけです・・・

こうじゃないんですよね・・・ここまでに聞かせていただいた曲は、何か、頭に、気持ちに、ガツンって来るんですよね・・・

何てσ(^^)私の思いはともかく・・・この時、話題は、先のクリーニング前後の音の変化を聞くと・・・ひょっとすると、レコードを掃除すれば、勿論全部とは行かないものの、半分位は、このサウンドに近付けるんじゃないかって、思ってしまう・・・なんて話題で大ウケ!大盛り上がり・・・(^^;

更に、Gシェルで、こんなにトランジェントが良いのは凄いってコメントがあり・・・実は、ここにもTKさんならではのチューニングが施されているとのことで・・・一同、感心して納得・・・(^^;

さてさて・・・次は、更なる驚きの体験へ・・・

TKさんは、片チャンネルのアンプの調子が悪いので・・・それに、最近鳴らしていないので、寝起きの音しかでませんからちょっと・・・って感じだったんですが・・・

是非にと、お願いして聞かせていただきました・・・(^^;

まず、送出しは・・・ウエスタンのプレーヤー・・・あれれ?ここではまだ使われてなかったかな?・・・この後のもう一つの再生系の時に使われたのかも?・・・もう記憶になくって・・・m(_ _)m
⇒やはり、このプレーヤーは、SP専用で、この後のもう一つの再生系の時に聞かせていただいととのこでしたm(_ _)m

【ウエスタンのプレーヤー】
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/20110805062338d98.jpg


これは、演奏前なので、ターンテーブルの上にカバーが乗ってますが、演奏時には、このかバーがどけられ、綺麗なターンテーブルシートが姿を現しました・・・

おそらく、ご存知の方々には、珍しいものなのだろうと思うのですが・・・無知ゆえ、こんな、コメントしかかけないんです・・・スミマセンm(_ _)m

でもって・・・今度の主役はこちら・・・

【オイロッパジュニア】
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/201108050623370fc.jpg


えっと、こちらも、全く、知識がなくて・・・オイロダインという名前を聞いたことがあるだけで・・・その小型バージョンなのだろうとは思うのですが・・・オイロッパジュニアというSPだそうです・・・ これは、全く逆で、クラングフィルムオイローパジュニアはクラングフィルムオイロダインより前のモデル(オイローパジュニアの小型版がオイロダイン)だとのことでしたm(_ _)m

励磁型のSPだそうで・・・要は、今のSPユニットの後のマグネットの部分が、電磁石になっているってことですよね?(^^;

なので、このユニット・・・通常は上のホーンのドライバと下のウーファーの2つ、左右では計4つの励磁電源が要るのだそうで・・・本来はそれぞれ別々に電源を当てておられるそうですが・・・この時は、1組が貸し出し中とのことで、左右、各1台の電源で・・・

で、このSPを駆動するアンプは?・・・多分、ウエスタンのプレーヤーの右にあった黒い大きな2つの箱がそうなんでしょうが・・・画像撮るのを忘れました・・・多分、ウエスタンのアンプだったような・・・スミマセンm(_ _)m このパワーアンプは、同じくクラングフィルム製のKL401dと言うアンプだとのことでしたm(_ _)m

ってわけで、不調ながらに、無理を行って聞かせていただいた・・・っと、ここで時間切れm(_ _)m

ってわけで、つづきは明日・・・いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

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TK邸訪問(その5):驚きのオイロッパジュニアのサウンド・・・(^^; [2011/08/06 07:00]
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えっと・・・月末月初の輻輳状態のために、帰宅が遅くって・・・おさらいの進みが悪い上、今回聞かせていただいた機器について、全くと言って良いほど知識がないということもあって、記憶が乏しくて・・・どの機器が、どの系統の時に使われてたのかがさっぱり・・・(^^;

そんなわけで、昨日のお話しで、ウエスターンのプレーヤーをご紹介しましたが・・・あれは、まだ、この後の再生系で登場したということが判明し増した・・・(^^;

で、多分、この時の送り出しは、EMTだったと思われます・・・m(_ _)m

ま、それはともかく・・・この珍しい、励磁型のSP、オイロッパジュニアのお話に・・・

っと言うのも、送り出しがどうこうと言う事はどうでも良くなる、驚きの体験だったからです・・・


【オイロッパジュニアを】
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片チャンネルのアンプの調子が悪く、最近ならされていなかったとのことで、寝起きの音しかしないのでと、乗り気でないTKさんに、是非にとお願いしたわけですが・・・

その準備に少しかかって・・・やはり、片チャンネルからは、プチ、ジリジリ、ギャーと、時折ノイズが出ますが、一応、両チャンネルとも鳴ることが確認でき・・・

いよいよ、このオイロッパジュニアを聞かせていただいたわけで・・・


【ベートーベンの第九】


おかけいただいたのは・・・フルトヴェングラー:バイロイト第九第4楽章の前半を・・・

おお、おおお!・・・ガ〜ン!!・・・やっぱり来ました!(@@;

レコードに針を下ろされた瞬間は、溝をトレースする音も盛大に、ゴ〜ッと・・・冒頭、太鼓や管、弦の音からは、古い録音なりのナローなサウンドが・・・

ところが、すぐさま太鼓のパンッと飛んでくる音に、緊張と熱気の塊のような管と弦・・・深々と地面ごと救い上げて押し寄せてくるようなコントラバスの低い音色・・・

そのダイナミックなコントラストに、ノイズやレンジのことなど、一瞬にしてどこかへ・・・グングン、ドラマチックな演奏の波に飲み込まれ、溺れて行く・・・息継ぎをどこでして良いのかさえ分からなくなるほどに・・・

っと、演奏の隙間に聞こえた、会場の咳払い・・・鳥肌!!!

その咳払いの周辺の音の澄み方に、驚きの感覚!・・・ノイズ交じりの音の向こうに、澄んだ巨大なホールの空間が広がったような気がして・・・

と、その巨大なホールの空間・・・地の底を思わせる低く太い弦の音色が、お馴染みのメロディーに・・・相変わらず、目の前の世界では、プチパチとノイズが聞こえているんですが・・・オイロッパの向こうに見える巨大なホールの空間には・・・バイオリンが優しく澄んだ空間にたなびいていく・・・次第に金管も交えた壮大な演奏に・・・

っと、スリル満点のジェットコースターの頂上に止まったかと思った瞬間・・・男声の歌が正面から搾り出されるように飛び出してくる・・・なだらかなうねりから、コーラスが入って、再び静かに盛り上がり始め・・・女声が伴ってグングン高みへ・・・コーラスと共にずっと登り詰める・・・

プチパチのノイズだけの空間に戻って・・・思わず、口から出たのは・・・う〜ん、素晴らしい!

アンプ不調のノイズや寝起きの音?・・・レンジが狭くナローな音・・・そんなの全く関係ない!・・・意識は、あっという間に、向こうの空間に入り込んだかのように、演奏を全身で感じ、受け止めようと集中し、手前の空間が消え去っていた・・・

ふと気がつくと手前の世界に戻りって・・・いやいや、凄い!いや〜参りました!・・・って状態に

正に、現代オーディオとは、全く異なる次元の音世界・・・

素晴らしい演奏のソースがあって、大切な部分だけは確実に伝える力のあるシステムがあればこその、とびっきりの感覚を体験させていただきました!・・・

っと、次にかけられたのは・・・園マリで夢は夜開く・・・

どっひぇ〜!(^^;・・・ギターの伴奏にベースが下支え・・・録音が新しいからか、中高域が先程とはガラッと雰囲気が違う・・・ああ、中高域の見通し?透明感?・・・ボーカルが、熱く目の前で歌いだした・・・ことばを大切に語るように歌う・・・詩の重みがずっしりと・・・

何とも実体感のある演奏・・・音の密度が桁違いに高い気がする・・・でも、何より、曲のイメージの伝わり方が違う気が・・・

耳から脳へ、なんて無粋なイメージでなくて・・・直接、胸が熱くなるような・・・

それこそ、胸ぐら掴まれ、これが分からんのか!って、凄まれているみたいな・・・(^^;

っと、お次は、再びクラシックで・・・ありゃ、残念、夜が開ける・・・今日はこれで時間切れ・・・

ってわけで、つづきは明日・・・いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

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TK邸訪問(その6):オイロッパジュニアで次々と・・・(^^; [2011/08/07 07:00]
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突然、胸元をグッとつかまれたように、驚きつつも、身動きできなくなるような、迫ってくるサウンドを聞かせてくれたオイロッパジュニア・・・アンプの不調から、最近、聞かれていなかったので、寝起きの音だからと・・・いやあ、とてもそんな風には・・・いきなり気持ちを鷲掴み状態ですから(^^;

で、お次は、モノラル盤で、奥行きが良く出るんですと・・・


【こちらがモノラル用のアーム】
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/20110807064721f10.jpg


バーンスタイン:ウエストサイドストーリーをかけていただいた・・・

ほー!今度は、随分レンジが広がった感じが・・・録音が新しいんでしょうか?・・・

クラリネットやドラムやホーンセクションが・・・指パッチンが綺麗に響く・・・それぞれの楽器が個々に自分のパートをキチンと聞かせ、とってもカッコいいサウンド・・・だったんですが、ちょっと高域がキツイので、そこそこで中断・・・

こっちをかけましょうと、シュタルケルのコダーイ無伴奏チェロソナタ第1楽章を・・・

【シュタルケルのコダーイ】


チェロの中高域あたりが、ちょっと切ない感じに聞こえて・・・中低域の深い表現と交互に・・・それにしても何て滑らかで澄んだ響なんでしょう!

深い悲しみのシーンから心が入り乱れ葛藤するようなシーンへと・・・怒り?はたまたやるせない悲しみに?・・・という感じに、次から次へと思い浮かぶ情景が変わって行く・・・

しかし、その澄んだ深い響と悲しく切ない中域の綺麗な響、やるせない悲しみのように澄んだ中高域の響と・・・目まぐるしく変わるイメージを簡単に思い浮かべられるような熱く鬼気迫る演奏・・・

いやあ、良かったです!素晴らしく引き込まれる演奏ですね・・・

お次は、フルトヴェングラー:ワーグナータンホイザー序曲を・・・

【フルトヴェングラー:ワーグナータンホイザー序曲】


豊かなホルンの調べから、静かにドラマチックな弦の盛り上がり・・・ホーンと太鼓が加わって壮大な雰囲気に・・・バイオリンが不安で悲しげな雰囲気に・・・また穏やかなホーンの調べ・・・バイオリンの明るい音色でシーンが変わり目くるめく世界に・・・やがて再び勇壮なシーンへ・・・って感じに

この曲も疎くて、どんな曲なのか良く分かりませんが、映画を見ているように、情景が次第に変わっていく感じで、ついつい引き込まれていきました・・・

次は、フルトヴェングラー指揮ミュンヒメニューイン(Vn)でベートーベンのバイオリンコンチェルト・・・

【メニューインのバイオリンコンチェルト】

穏やかな弦の調べから繊細で綺麗な音色のバイオリンがクラリネットと交互に・・・バイオリンの繊細に澄んで滑らかに伸びる中高域が何とも心地良いく・・・何か、このどことなく儚いようなバイオリンの音色に、気持ちが吸い寄せられるような感じが・・・

う〜ん、なんなんでしょう?・・・何を聴いても、直ぐに引き込まれてしまいますね・・・

っと、ここまででオイロッパジュニアでの演奏は終了・・・

で、再びお茶タイムに・・・同時に、TKさんは次の準備を・・・

【ロンドンウェスターンSP(2080A+2090A)】
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/2011080706471980d.jpg


お次はこちらのスピーカー・・・ロンドンウェスターンのSP(2080A+2090A)だそうです・・・

さて、一体どんな演奏を聞かせてくれるのか?・・・

おっと、外が明るくなってきた・・・なので、今日はここで時間切れ・・・

毎度、こま切れですみませんm(_ _)m・・・なかなかおさらいが進まないもので・・・(^^;

ってわけで、つづきは明日・・・いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

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http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/208.html#c177

[近代史3] ブリティッシュサウンドとは HMV蓄音機とロンドンウェスタンの音の事 中川隆
8. 中川隆[-9402] koaQ7Jey 2019年6月21日 12:00:02 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3082]
TK邸訪問(その1):驚きの連続・・・(^^; [2011/08/0207:00]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1144.html
酒仙坊邸のオフ会でお会いした、酒仙坊さんご愛用のStream Playerと言う再生アプリの作者でもあるFさんから、きっと惹かれるものがあるんじゃないかと、ご紹介いただいたTKさんのお宅へ伺ったお話を・・・

ただ、若輩者のσ(^^)私には、機器の名前さえ聞いたこともない珍しい・・・多分、お好きな方には、お宝の山なんでしょうが・・・珍しい機器ゆえ、そのいわれも何も分かっていないと言う、もったいない状況でして・・・

ま、とにかく、のっけから驚きっぱなしの、衝撃的な体験でした・・・

まず、お部屋に置かれた機材・・・広さは、12〜13畳だと思うんですが・・・巨大な機材が、所狭しと置かれていました・・・

更に、その周りは、入り口以外の3面が、別の部屋に隣接していまして、そこに膨大なライブラリが・・・SPやLPなどレコードとテープも・・・そのコレクションの数は、千の単位を遥かに超える膨大な量だそうで・・・(@@;

一方で、インフラノイズの機器を使ったPCオーディオもされているそうですが、残念ながら、今回は時間の関係で聞けませんでした・・・

さて、その膨大なレコードを聞かれるメインの送り出しは・・・


【EMTのターンテーブル】
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/20110801020807305.jpg


送出しは、EMTのターンテーブルで、奥がモノラル用、左がステレオ用、手前は自作?のアームのようでした・・・カートリッジは・・・ステレオ用はオルトフォンのSPU・・・スミマセン良く分かってませんm(_ _)m

で、最も興味深く、驚きだったのが・・・その設置方法・・・中が丸見えですが、これも音のために外側のパネルを外しておられるのだそうで(これはσ(^^)私の勘違いのようで、もともとこれをコンソールに入れて使うんですね)・・・それより、一番下のボードからミルフィーユのように何層にもなっているのは、米松の合板を重ねて接着したボードの間に、カーペット使い古しのウール毛布あるいは綿毛布を数枚挟んで、浮揚?されておられるようで・・・この組み合わせで、音の調整をされているのだそうで、長年の試行錯誤の積み重ねで、そのノウハウを、文字通り積み重ねられてのセッティングだとか・・・(@@

で、こちらは、更に分かりませんが・・・昇圧トランス・・・

【積層浮揚セッティングの昇圧トランス】
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/201108010208073bd.jpg


こちらも、積層浮揚セッティングされた昇圧トランスで・・・一番奥一番手前のもので聞かせていただいたようです・・・

それから、プリアンプは、マランツの#1で・・・

【プリはマランツの#1】
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/20110801020806b91.jpg


これは、左右チャンネルに2台をいれているのだったと思いますモノラルを左右チャンネルに各1台を使われてました・・・(汗

でもって・・・パワーアンプは・・・


【巨大な管球式パワーアンプ】
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/201108010208062ac.jpg


Audio Researchの巨大な管球式のパワーアンプで・・・6550が何十本も使われていて、片チャンネル250WをBTL接続?されて、500WのモノラルアンプAcoustat#6が#3を上下2台連結していて、入力端子が2台分あるので、これにそれぞれ接続して使われているそうです・・・

で、この巨大な超度級管球式アンプ2台で、左右のそれぞれのSPを駆動されていると・・・

でもって、このアンプが支えているのが・・・AcoustatのコンデンサーSPのサウンド・・・

【超巨大モニュメントのようなSP】
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/2011080102080606d.jpg


それにしても・・・なんて巨大なSPなのでしょう!・・・2.5m位あるんじゃないでしょうか?・・・もう天井スレスレです!(@@

と言うことで・・・これが、冒頭、聞かせていただいたシステムで・・・

っと、残念ながら、今日はここで時間切れ・・・

ってわけで、つづきは明日・・・いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1144.html

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TK邸訪問(その2):これ、コンデンサーSP?・・・(^^; [2011/08/0307:00]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1145.html

さて、いよいよ、TK邸で初めて見る機器達・・・その背景にあるものを、全く知らないと言うもったいない訪問だったのですが・・・何より、まず目が行ったのが、その設置方法・・・

丁度、ゲル浮揚実験で、機器を浮かせて聞ける音の不思議に夢中でしたから・・・ウール毛布や綿毛布と米松合板の積層浮揚という設置方法には、興味津々!(^^;

果たして、どんなサウンドを聞かせてくれるんだろう?・・・

巨大なモニュメントのようなSPは、後の壁からは1mほど離れたフリースタンディング・・・

リスニングポジションは、部屋の中央を中心とする1辺2m強の三角形の頂点・・・

SPとの距離は、拙宅と似たようなものですが・・・さすがにこの大きさの板状の物体があると、圧巻ですね・・・まるで、その部分には、壁か柱が立っているような感じです(^^;

で、最初におかけいただいたのは・・・ソニーロリンズのサキソフォンコロッサスから、2曲目のYou don't know what love is.

うわっ!!(@@;・・・冒頭から、めっちゃぶっといサックスに、思わず体がビクッと浮いた!

まるで、ラッパの口に耳を近付け、直接、リードの振動板の振動する音も逃さず聞こうって感じ・・・

リードの音の直接音と、そこからラッパの開口部までの金属パイプを息が通り抜けて広がる音・・・

そのぶっといサックスの後方に、暖かく包み込むようにベースとドラムのリズム・・・

ブラシで叩くシンバルの音も生々しく、優しくそっとサポートするピアノの音も軽やかに・・・

なんとも鮮烈なサックスの音を、正にかぶりつきで浴びるように聞かせていただきました・・・

何とエネルギッシュで、鮮烈な音なんだろう!

この巨大なモニュメントのような平面から・・・中身は極々薄いフイルムなのに・・・

何とも不思議な鳴り方!・・・座って聞いても、正面に中央に・・・立って聞いても正面中央に・・・

音像の出来方も何とも不思議・・・

コンデンサーSPも、こんな、鮮烈でエネルギッシュに鳴るものなんだ・・・(@@

単身赴任中・・・2年半ほど前に、千葉の通称クオードを聴く会で、初めて体験した、コンデンサーSPのエネルギッシュな鳴り方・・・


【186】090124 クォードを聴く会 Part3(DECCAのSPを聞く@) [2009/01/28]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-206.html


以降6話・・・

この1話目の中のリンク先にある通り、ESL-63ProやESL-57をフリースタンディングで、少し離れた位置から、聞かせていただいて、膜のSPが、非常にパンチ力のあるサウンドが出るんだ・・・って事を体験したことがあったんですが・・・

今回お聞かせいただいたのは、振動板の面積が、2倍以上ある上、ほぼかぶりつきのニアフィールドだからと言うのもあるのでしょうが・・・

また、全く違った鳴り方の印象・・・ホント、ビックリでした!(@@

っと、面食らって、しばし感心していると・・・

次にかけていただいたのは・・・ブラックコーヒーを・・・

どひぇ〜!・・・めっちゃ近い!(^^;

最前列のテーブルで、マイクなしに直接、歌を聞いているようなかぶりつき状態・・・ミュートトランペットも時折、耳の近くまでやってくる・・・

熱く妖艶なボーカルに見つめられながら・・・目の前で聞いている・・・そんな感じ・・・

っと、ここで一旦お茶タイム・・・

ここで、ご一緒させていただいた大さんが、以前のプレゼントのお返しで・・・っと、ヴァンゲルダーがカッティングまでしたレコードをプレゼント・・・入手して、クリーニングもしていないと・・・

じゃあ早速・・・っと、残念、今日は、ここで時間切れ・・・

ってわけで、つづきは明日・・・いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

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TK邸訪問(その3):一体何を聴いているの?・・・(^^; [2011/08/0407:00]
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さて、のっけから、コンデンサーSPって、こんな鳴り方するの?と、驚くばかりのエネルギッシュで鮮烈なサウンドを聞かせていただき・・・

演奏の熱気・・・歌の思い・・・何か、この曲の一番熱いところはここなんだよ!・・・って感じで、ストレートに迫ってくる・・・そんなサウンドに、ああ、音楽ってこんな風に感じれないと面白くないんだなと、ハッと気づかせていただいた気がします・・・

っと、冒頭の興奮状態をクールダウンするかのように、お茶タイムに入り・・・

ご一緒した大さんが、持参された・・・ヴァンゲルダーがカッティングまでしたレコードのお話から・・・ジャケットのない特殊なレコードで・・・ノーマングランツが起こしたクレフやノーグランの音源に近いものとのこと・・・

っと、先程の再生系のお話があって・・・SPUのGシェルから、384を通ってマランツ#1のフォノイコを使っての再生とのことでした・・・

それから、ウェスタンのプレーヤーとフェアチャイルドのプレーヤーのお話になりまして・・・じゃ、ちょっとかけましょうかと・・・


【フェアチャイルドのプレーヤー】
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/20110804052523f80.jpg


フェアチャイルドのプレーヤーで、エラフィッツジェラルドをモノラルで・・・

う〜ん・・・声の存在感が凄い・・・バックの演奏を聞くと、古さを感じさせる録音って感じなんですが・・・歌の生々しさと言うか存在感は、全く古さを感じさせない・・・

【カートリッジは225A?】   
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/2011080405252334b.jpg

 【ユニークな駆動方式】
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/201108040525229e9.jpg


回転速度を、上部のレバーで切り替えると、下のモーターのところのコックドベルトを切り替える仕組みになっているのだそうです・・・

それはそうと、σ(^^)私には・・・ステレオでも、モノラルでも、立っても、座っても・・・目の前あたりに声の主がいるようななり方が、不思議で・・・

アクースタットのコンデンサーSPの鳴り方に、何か、パネルの位相を変えているとか、仕組みがあるのか?と伺ってみたんですが・・・上下3枚ずつのパネルを、フルレンジとして、同一位相で鳴らしているのだそうで・・・なお更、不思議な鳴り方だなあと・・・トーンゾイレのSPみたいなものかなあ?

っと、今度は、先程の大さんが持参されたレコードをかけてみましょう・・・後で、クリーニングもやってみましょうと・・・

送り出しを再びEMTに戻して、かけられたレコードは・・・オスカーピーターソン?

ここまで聞かせていただいたレコードは、ほとんどスクラッチノイズがしなかったんですが・・・こちらは、結構スクラッチノイズが聞こえます・・・

古い録音らしい、中域中心の暖かなサウンドで、柔らかなピアノの演奏に、とっても心地良く響くクラリネット・・・ブラシもベースも控えめにリズムを刻んでいる・・・とても軽快に楽しい演奏・・・

っと、それじゃあ、ちょっとクリーニングをやってみましょうと・・・

【クリーニングを】
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/201108040525221dd.jpg


まずは、TKさんオリジナルの洗浄剤にオリジナルのブラシを使って、粗洗いで、溝の汚れを浮かして・・・別の液で別のブラシで表面の汚れを濯ぐ・・・で、洗った液をバキュームで吸い取る・・・

ざっと、片面のクリーニングを見せていただいて・・・この間、ほんの5分程度・・・

まだ、充分乾いていませんが、ちょっと再生をと、再び再生・・・

おおお!・・・凄い!全く別のレコードを聴いているみたい!(@@

スクラッチノイズは、少し残っていますが、冒頭のピアノの音が・・・クリーニング前は、音が丸く、酷く曇った感じだったのが明らかに・・・ホントに、同じ曲か?と疑うほどに抜けのよい軽やかなサウンドに、大変身!・・・ピアノの打鍵の瞬間の音が非常にクッキリ・・・クラリネットも数倍、演奏に力と抑揚がついてクリアに抜けのよい感じに・・・

いやいや・・・これほどまでに変わるもんですか!(@@

っと、次にかけられたのは・・・西田佐知子の女の意地・・・

は〜!・・・冒頭のサックスがドッと飛んでくる・・・っと、ボーカルの何と存在感のある歌声!

「ことば」が「詩」として、はっきりと迫ってくる!・・・

間奏のギターも、音にもの凄いエネルギー感が・・・ああ、でも、やっぱりサックスの存在感が強烈に印象に残ります・・・(^^;

こんどは、クラシックをと言うことで、ジネットヌヴーでショパンノクターンを・・・

【ジネットヌヴーでショパンノクターンを】


ああ、なんて物悲しく切ない演奏!・・・セピア色の雰囲気ではあるんですが・・・なんと言うか・・・あっという間にバイオリンの調べに、気持ちが引き込まれ、思わず胸が熱くなる・・・気がつくと、手のひらをギュッと握り締めていた・・・

う〜ん・・・じわっと来るショック・・・自分は普段、何を聴いているの?・・・

音じゃなく、音楽って、こう言う事・・・っと、今日は、ここで時間切れ・・・

ってわけで、つづきは明日・・・いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

コメント

やっぱり出ましたか。

西田佐知子がやっぱり出ましたか。TKさんのお宅は以前に訪問させていただきました。システムは若干違っていますが、「オーディオの極道」いや「オーディオ道の極み」といった印象でした。通常のオーディオが安物のTVドラマか、映画とすれば、TKさんのオーディオは、歌舞伎か京劇といった印象で伝統の重み、文化の香りがします。この道にはまりかけているのが、年は若いが大さんでしょう。
[2011/08/04 11:47]

酒仙坊さん、コメントありがとうございますm(_ _)m
現代オーディオとは一線を画す、全く別の音楽再生という感じで・・・
この曲、この演奏の、ここを聴かずして・・・と言った感じで、σ(^^)私の感覚では、究極のクローズアップサウンドの方向ってことになる気がします・・・このサウンドに嵌ったら、もう他は・・・(^^;
ただ、ふと思ったのは、このオーディオ再生を堪能するには、この音に合うソースも充分持っていればこそなのかなと・・・

[2011/08/04 12:32]

忘れてはならないのは
ものの価値です。
オイロッパ系のシステムは
現代のハイエンドスピーカーと
比較して特性で劣るものは
ありません。かかっているコストは
とんでもないものです。
国の威信をかけたものですから
オーディオメーカーが営利目的
で開発するものとは
かかるコストも桁が違います。

凝縮した音のものだと片付けるのは
せっかくの経験がもったいない。
レンジの不足感があるならツイータを
加える方法がありますが、
音楽の本質に気づくべきです。
[2011/08/06 02:36]

スタジオマンさん、コメントありがとうございます。
レスが遅くなってスミマセンm(_ _)m
このSPの素性を全く知らないもので、特性やその実力については、分かりませんが、聞かせていただいた音楽に、強く引き寄せられたのは確かです。
仰る通り、現代録音のソースを再生すれば、その実力を知ることが出来たのかも知れませんね。
ソースや駆動系も近い世代のもので聞かせていただいたわけですが、その中に時折聞き取れる微細で繊細な音と澄んだ音色が、その片鱗だったのかもと思っています。
それとは別に、気持ちが強く惹きつけられたのは、演奏そのもののパワーが大きいとは思うのですが、それをキチンと伝えられるシステムだったからだと思うのですが、それが、一体どういう部分なんだろうと言う興味が強く湧いてきます。
そういう部分をしっかり受け取れる感性と、キチンと再生できるオーディオ的ノウハウを身に付けたいなと思います・・・道のりは長く、険しそうですが・・・(^^;
[2011/08/07 09:51]


極道

一言で極道だと思います。
料理でも、お酒でも
極めていくとそうなっていくと
思います。知れば知るほど、
いい物を見れば見るほど
深みにはまっていく。
結局はその人の情念にかかわる
こと。

Mt.T2さんがいったい自分は
なにを求めているのかに
早く気づかれて、枝葉の部分を
調整するのでなく、自分自身を
見つけられることを期待します。
高額なヴィンテージを使わなくて
ご使用中の機器で、ヴィンテージが
持つ本質を出すことは可能です。
ただし物理的な差を縮めることは
必要です。いくら数百万する現代の
ハイエンドスピーカーでも
オイロダインのドライバーの
振動板のエネルギーには負けます。
物量というのはやはり必要です。
でも他の方法である程度は
カバーできるのです。

インシュレーターや、ケーブルなどで
後からつじつまを合わせるより
つじつまを合わせる必要のない方法を
探してください。
[2011/08/08 10:54]

スタジオマンさん、コメントありがとうございます。

> Mt.T2さんがいったい自分は
> なにを求めているのかに
> 早く気づかれて、枝葉の部分を
> 調整するのでなく、自分自身を
> 見つけられることを期待します。

訪問時のおさらいを、最後までわりましたが、まだσ(^^)私には・・・
中域の重要性とモノラルのエネルギーなんて辺りを、今後、自分のシステムにどのように反映させるのかを考えていこうかとは思っておりますが・・・

ちょっと、道を極めると言うところを目指すつもりはなくて(^^;
最後に振り返った時に、自分なりにやり切った充実感が得られれば嬉しいですね・・・

> 高額なヴィンテージを使わなくて
> ご使用中の機器で、ヴィンテージが
> 持つ本質を出すことは可能です。

これには興味津々です!・・・が、その前に、本質を知ることが先ですが(^^;

> ただし物理的な差を縮めることは
> 必要です。いくら数百万する現代の
> ハイエンドスピーカーでも
> オイロダインのドライバーの
> 振動板のエネルギーには負けます。
> 物量というのはやはり必要です。
> でも他の方法である程度は
> カバーできるのです。

この辺りが、ノウハウとして身に付けられればと、憧れます!(^^;

> インシュレーターや、ケーブルなどで
> 後からつじつまを合わせるより
> つじつまを合わせる必要のない方法を
> 探してください。

う〜ん、経験として、今のσ(^^)私には、これも必要なんだと思っているのですが・・・
やっぱり、道のりは長そうですね・・・
[2011/08/09 17:57]

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【1094】110703 TK邸訪問(その4):これがオイロッパジュニア?・・・(^^; [2011/08/0507:00]
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さてさて、じわじわ感じ始めた焦り・・・自分は今まで、何を聴いてきたのか・・・って、過去、何度かこのパターンになったことがあるんですよね・・・(^^;

良い音って何?・・・

元々は、映画や音楽を鑑賞して、ハッとしたり、グッと来て感動したくて、そんな体験が、少しでも多く出来ないか?ってのが始まりだったような気がするものの・・・

それが、いつの間にか、機器やアクセサリーを変えた時の音の変化に一喜一憂して・・・結局、何がなんだか分からないまま・・・

でも、そんな事とは、全く関係無しに、聞かせていただいた曲は・・・こんなにエネルギッシュに、ストレートに、その歌や演奏の思いや熱気をぶつけてくる・・・音楽って、こんなに楽しく、凄いものなんだよって・・・

そんな思いが、徐々に体中に染み込んできた頃・・・TKさんから、Mt.T2さんはどんな曲が?とリクエストを求められたんですが・・・このジワジワ来るショックのため、半ば放心状態の頭には、全く何も思い浮かばない・・・慌てて、何でも聞きますのでと答えるのが精一杯・・・(汗

と、それじゃあ今度はポピュラーを・・・そうだ、オーディオ的にポピュラーなこれを、さわりの部分だけと・・・かけられた曲は・・・ドナルドフェイゲンのナイトフライ・・・

【ドナルドフェイゲンのザ・ナイトフライから】
1094-01ドナルドフェイゲンのナイトフライ.jpg

あっ!・・・こう言うことなんだ・・・・

レンジも広く、抜けがよく、非常にタイトに、極めて歯切れの良い、シャープにリズミカルにカッコいいサウンド!・・・フュージョンらしいサウンド・・・そう、これはそのまま、そういう風に鳴るわけなんですよね・・・

膜のSPなので、微細な音は得意で、アタックの時の立ち上がりが早く、シャープで、ドラムの制動も素早くドスッと・・・量感、重量感と引き換えに、素晴らしいトランジェント・・・なんて感想が、直ぐに頭に浮かんでくるわけです・・・

こうじゃないんですよね・・・ここまでに聞かせていただいた曲は、何か、頭に、気持ちに、ガツンって来るんですよね・・・

何てσ(^^)私の思いはともかく・・・この時、話題は、先のクリーニング前後の音の変化を聞くと・・・ひょっとすると、レコードを掃除すれば、勿論全部とは行かないものの、半分位は、このサウンドに近付けるんじゃないかって、思ってしまう・・・なんて話題で大ウケ!大盛り上がり・・・(^^;

更に、Gシェルで、こんなにトランジェントが良いのは凄いってコメントがあり・・・実は、ここにもTKさんならではのチューニングが施されているとのことで・・・一同、感心して納得・・・(^^;

さてさて・・・次は、更なる驚きの体験へ・・・

TKさんは、片チャンネルのアンプの調子が悪いので・・・それに、最近鳴らしていないので、寝起きの音しかでませんからちょっと・・・って感じだったんですが・・・

是非にと、お願いして聞かせていただきました・・・(^^;

まず、送出しは・・・ウエスタンのプレーヤー・・・あれれ?ここではまだ使われてなかったかな?・・・この後のもう一つの再生系の時に使われたのかも?・・・もう記憶になくって・・・m(_ _)m
⇒やはり、このプレーヤーは、SP専用で、この後のもう一つの再生系の時に聞かせていただいととのこでしたm(_ _)m

【ウエスタンのプレーヤー】
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/20110805062338d98.jpg


これは、演奏前なので、ターンテーブルの上にカバーが乗ってますが、演奏時には、このかバーがどけられ、綺麗なターンテーブルシートが姿を現しました・・・

おそらく、ご存知の方々には、珍しいものなのだろうと思うのですが・・・無知ゆえ、こんな、コメントしかかけないんです・・・スミマセンm(_ _)m

でもって・・・今度の主役はこちら・・・

【オイロッパジュニア】
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/201108050623370fc.jpg


えっと、こちらも、全く、知識がなくて・・・オイロダインという名前を聞いたことがあるだけで・・・その小型バージョンなのだろうとは思うのですが・・・オイロッパジュニアというSPだそうです・・・ これは、全く逆で、クラングフィルムオイローパジュニアはクラングフィルムオイロダインより前のモデル(オイローパジュニアの小型版がオイロダイン)だとのことでしたm(_ _)m

励磁型のSPだそうで・・・要は、今のSPユニットの後のマグネットの部分が、電磁石になっているってことですよね?(^^;

なので、このユニット・・・通常は上のホーンのドライバと下のウーファーの2つ、左右では計4つの励磁電源が要るのだそうで・・・本来はそれぞれ別々に電源を当てておられるそうですが・・・この時は、1組が貸し出し中とのことで、左右、各1台の電源で・・・

で、このSPを駆動するアンプは?・・・多分、ウエスタンのプレーヤーの右にあった黒い大きな2つの箱がそうなんでしょうが・・・画像撮るのを忘れました・・・多分、ウエスタンのアンプだったような・・・スミマセンm(_ _)m このパワーアンプは、同じくクラングフィルム製のKL401dと言うアンプだとのことでしたm(_ _)m

ってわけで、不調ながらに、無理を行って聞かせていただいた・・・っと、ここで時間切れm(_ _)m

ってわけで、つづきは明日・・・いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

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TK邸訪問(その5):驚きのオイロッパジュニアのサウンド・・・(^^; [2011/08/06 07:00]
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えっと・・・月末月初の輻輳状態のために、帰宅が遅くって・・・おさらいの進みが悪い上、今回聞かせていただいた機器について、全くと言って良いほど知識がないということもあって、記憶が乏しくて・・・どの機器が、どの系統の時に使われてたのかがさっぱり・・・(^^;

そんなわけで、昨日のお話しで、ウエスターンのプレーヤーをご紹介しましたが・・・あれは、まだ、この後の再生系で登場したということが判明し増した・・・(^^;

で、多分、この時の送り出しは、EMTだったと思われます・・・m(_ _)m

ま、それはともかく・・・この珍しい、励磁型のSP、オイロッパジュニアのお話に・・・

っと言うのも、送り出しがどうこうと言う事はどうでも良くなる、驚きの体験だったからです・・・


【オイロッパジュニアを】
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片チャンネルのアンプの調子が悪く、最近ならされていなかったとのことで、寝起きの音しかしないのでと、乗り気でないTKさんに、是非にとお願いしたわけですが・・・

その準備に少しかかって・・・やはり、片チャンネルからは、プチ、ジリジリ、ギャーと、時折ノイズが出ますが、一応、両チャンネルとも鳴ることが確認でき・・・

いよいよ、このオイロッパジュニアを聞かせていただいたわけで・・・


【ベートーベンの第九】


おかけいただいたのは・・・フルトヴェングラー:バイロイト第九第4楽章の前半を・・・

おお、おおお!・・・ガ〜ン!!・・・やっぱり来ました!(@@;

レコードに針を下ろされた瞬間は、溝をトレースする音も盛大に、ゴ〜ッと・・・冒頭、太鼓や管、弦の音からは、古い録音なりのナローなサウンドが・・・

ところが、すぐさま太鼓のパンッと飛んでくる音に、緊張と熱気の塊のような管と弦・・・深々と地面ごと救い上げて押し寄せてくるようなコントラバスの低い音色・・・

そのダイナミックなコントラストに、ノイズやレンジのことなど、一瞬にしてどこかへ・・・グングン、ドラマチックな演奏の波に飲み込まれ、溺れて行く・・・息継ぎをどこでして良いのかさえ分からなくなるほどに・・・

っと、演奏の隙間に聞こえた、会場の咳払い・・・鳥肌!!!

その咳払いの周辺の音の澄み方に、驚きの感覚!・・・ノイズ交じりの音の向こうに、澄んだ巨大なホールの空間が広がったような気がして・・・

と、その巨大なホールの空間・・・地の底を思わせる低く太い弦の音色が、お馴染みのメロディーに・・・相変わらず、目の前の世界では、プチパチとノイズが聞こえているんですが・・・オイロッパの向こうに見える巨大なホールの空間には・・・バイオリンが優しく澄んだ空間にたなびいていく・・・次第に金管も交えた壮大な演奏に・・・

っと、スリル満点のジェットコースターの頂上に止まったかと思った瞬間・・・男声の歌が正面から搾り出されるように飛び出してくる・・・なだらかなうねりから、コーラスが入って、再び静かに盛り上がり始め・・・女声が伴ってグングン高みへ・・・コーラスと共にずっと登り詰める・・・

プチパチのノイズだけの空間に戻って・・・思わず、口から出たのは・・・う〜ん、素晴らしい!

アンプ不調のノイズや寝起きの音?・・・レンジが狭くナローな音・・・そんなの全く関係ない!・・・意識は、あっという間に、向こうの空間に入り込んだかのように、演奏を全身で感じ、受け止めようと集中し、手前の空間が消え去っていた・・・

ふと気がつくと手前の世界に戻りって・・・いやいや、凄い!いや〜参りました!・・・って状態に

正に、現代オーディオとは、全く異なる次元の音世界・・・

素晴らしい演奏のソースがあって、大切な部分だけは確実に伝える力のあるシステムがあればこその、とびっきりの感覚を体験させていただきました!・・・

っと、次にかけられたのは・・・園マリで夢は夜開く・・・

どっひぇ〜!(^^;・・・ギターの伴奏にベースが下支え・・・録音が新しいからか、中高域が先程とはガラッと雰囲気が違う・・・ああ、中高域の見通し?透明感?・・・ボーカルが、熱く目の前で歌いだした・・・ことばを大切に語るように歌う・・・詩の重みがずっしりと・・・

何とも実体感のある演奏・・・音の密度が桁違いに高い気がする・・・でも、何より、曲のイメージの伝わり方が違う気が・・・

耳から脳へ、なんて無粋なイメージでなくて・・・直接、胸が熱くなるような・・・

それこそ、胸ぐら掴まれ、これが分からんのか!って、凄まれているみたいな・・・(^^;

っと、お次は、再びクラシックで・・・ありゃ、残念、夜が開ける・・・今日はこれで時間切れ・・・

ってわけで、つづきは明日・・・いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

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TK邸訪問(その6):オイロッパジュニアで次々と・・・(^^; [2011/08/07 07:00]
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突然、胸元をグッとつかまれたように、驚きつつも、身動きできなくなるような、迫ってくるサウンドを聞かせてくれたオイロッパジュニア・・・アンプの不調から、最近、聞かれていなかったので、寝起きの音だからと・・・いやあ、とてもそんな風には・・・いきなり気持ちを鷲掴み状態ですから(^^;

で、お次は、モノラル盤で、奥行きが良く出るんですと・・・


【こちらがモノラル用のアーム】
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/20110807064721f10.jpg


バーンスタイン:ウエストサイドストーリーをかけていただいた・・・

ほー!今度は、随分レンジが広がった感じが・・・録音が新しいんでしょうか?・・・

クラリネットやドラムやホーンセクションが・・・指パッチンが綺麗に響く・・・それぞれの楽器が個々に自分のパートをキチンと聞かせ、とってもカッコいいサウンド・・・だったんですが、ちょっと高域がキツイので、そこそこで中断・・・

こっちをかけましょうと、シュタルケルのコダーイ無伴奏チェロソナタ第1楽章を・・・

【シュタルケルのコダーイ】


チェロの中高域あたりが、ちょっと切ない感じに聞こえて・・・中低域の深い表現と交互に・・・それにしても何て滑らかで澄んだ響なんでしょう!

深い悲しみのシーンから心が入り乱れ葛藤するようなシーンへと・・・怒り?はたまたやるせない悲しみに?・・・という感じに、次から次へと思い浮かぶ情景が変わって行く・・・

しかし、その澄んだ深い響と悲しく切ない中域の綺麗な響、やるせない悲しみのように澄んだ中高域の響と・・・目まぐるしく変わるイメージを簡単に思い浮かべられるような熱く鬼気迫る演奏・・・

いやあ、良かったです!素晴らしく引き込まれる演奏ですね・・・

お次は、フルトヴェングラー:ワーグナータンホイザー序曲を・・・

【フルトヴェングラー:ワーグナータンホイザー序曲】


豊かなホルンの調べから、静かにドラマチックな弦の盛り上がり・・・ホーンと太鼓が加わって壮大な雰囲気に・・・バイオリンが不安で悲しげな雰囲気に・・・また穏やかなホーンの調べ・・・バイオリンの明るい音色でシーンが変わり目くるめく世界に・・・やがて再び勇壮なシーンへ・・・って感じに

この曲も疎くて、どんな曲なのか良く分かりませんが、映画を見ているように、情景が次第に変わっていく感じで、ついつい引き込まれていきました・・・

次は、フルトヴェングラー指揮ミュンヒメニューイン(Vn)でベートーベンのバイオリンコンチェルト・・・

【メニューインのバイオリンコンチェルト】


穏やかな弦の調べから繊細で綺麗な音色のバイオリンがクラリネットと交互に・・・バイオリンの繊細に澄んで滑らかに伸びる中高域が何とも心地良いく・・・何か、このどことなく儚いようなバイオリンの音色に、気持ちが吸い寄せられるような感じが・・・

う〜ん、なんなんでしょう?・・・何を聴いても、直ぐに引き込まれてしまいますね・・・

っと、ここまででオイロッパジュニアでの演奏は終了・・・

で、再びお茶タイムに・・・同時に、TKさんは次の準備を・・・

【ロンドンウェスターンSP(2080A+2090A)】
https://blog-imgs-32-origin.fc2.com/m/t/t/mtt2/2011080706471980d.jpg


お次はこちらのスピーカー・・・ロンドンウェスターンのSP(2080A+2090A)だそうです・・・

さて、一体どんな演奏を聞かせてくれるのか?・・・

おっと、外が明るくなってきた・・・なので、今日はここで時間切れ・・・

毎度、こま切れですみませんm(_ _)m・・・なかなかおさらいが進まないもので・・・(^^;

ってわけで、つづきは明日・・・いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1149.html

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/477.html#c8

[リバイバル3] 伝説の静電型スピーカー QUAD ESL57・ESL63 中川隆
95. 中川隆[-9401] koaQ7Jey 2019年6月21日 12:53:00 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3083]
M氏主催QUAD試聴会 −その1−(本気のコンデンサーSP)[2008/10/28 07:00]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-114.html


えー、今回の訪問は、お宅訪問と言うには少々趣が異なります。
お誘いいただいたのは、いつもご配慮、ご指南いただいているI氏からなんですが、その最強タッグのもう一方M氏(当実験室にもお越しいただき、先日ハンコック邸にもご一緒したM氏)のQUADのSPを聴く会があるから来ないかというものでした。

なにやら、スピーカー大好きなM氏が、猛集した結果、どうにも自宅に置ききれなくなってあるショップに預かってもらっているとか、心底QUADに惚れて、集めたコンデンサーSPのメンテナンスなどでお世話になっているショップで、試聴会をすることになったとか、出何処不明の怪しい噂を耳にしましたが、ご本人には直接聞けませんでした。(^^;

何となくの印象では、色々スピーカーを集めては聞きまくり、色んなお宅やショップに聞きに行っておられるM氏が、今一番お好きなのがQUADのコンデンサースピーカーで、そんなM氏のオーディオライフのサポートや色んな実験など、一緒に楽しくやりながら、いつも懇意にされているのが、本日お邪魔したショップなのかな? ちがうか?

更に、よく分からないのが、このショップ。表に看板があるわけでもなく、製品が陳列されて値札が付いていたりするわけでもなく、正に、実験工房と言う風情なんです。

当日、約束の最寄駅(今回も千葉方面だったんですが、以前H氏邸にお邪魔して、距離感がつかめていたので、今回はあせりもなく到着)で約束の少し前に到着し、改札の外に出てみると、既に有名なビンテージタンノイ使いのA氏がおられ、ご挨拶していると、程なくAcousticTaoさんが到着、A氏とTaoさんの間でいきなりビンテージオーディオの話が盛り上がり、わけわかめなσ(^^)は、どんぐり眼で口も半開き状態で、意味なくうなずくばかりでした。
と、そこへ本日の主催者であるM氏がお迎えに来てくださったんですが、I氏が電車を1駅乗り越してしまったと連絡が入り、ほんの少し遅れるとのことでした。
すると、ビンテージも含めてめっぽう情報通のM氏が加わり、お3方は、一気に同じ話題で盛り上がっておられました。

そうこうするうち、I氏が到着され、それじゃあということで、本日お世話になる謎の工房のご主人運転の車に乗せていただき、目的の謎の工房へ向かいました。
10数分で工房へ到着し、先に書いた通り、看板のない頑丈そうな鉄筋コンクリートの建物に入ると、正にそこは工房というに相応しい場所でした。
イメージで言うと(行ったこと無いのでよく知りませんが)雑誌で見たことがあるオーディオ評論家だった故、長岡鉄男さんの箱舟のような雰囲気とでもいうのでしょうか?20畳ほど(もっと広いのかな?)の部屋の前方には壁一面に何種類かのスピーカーが並び、その手前に本日の主役、QUADのコンデンサースピーカーがセッティングされ、その前にテーブル、右壁面に様々な機器類、テーブルを囲んで10席ほどの椅子、その背面周囲がレコードラックというような配置のお部屋でした。

【広いお部屋のかなり手前にセットされた ESL63pro】
http://blog-imgs-18.fc2.com/m/t/t/mtt2/95-1ESL63pro.jpg','','resizable=no,location=no,menubar=no,scrollbars=no,status=no,toolbar=no,fullscreen=no,dependent=no,width=820,height=620'))">95-1ESL63pro.jpg


部屋に入るとM氏から工房のご主人(社長)をご紹介いただき、ご挨拶の後、大まかなシステムの説明を頂いて、試聴会がスタートしました。

本日の会の趣旨としては、QUADのコンデンサースピーカーのESL63proを中心に、QUADの再生音を楽しみつくそうと言うもので、既にパワーアンプの405−2が2台待機しており、後からC22とIIも届くとのことでした。

最初は、Audible Illusionsというメーカーの真空管プリ、パワー、プレーヤーは、QUAD66CDという構成で、M氏が何曲かを演奏してくださいました。

【プレーヤー〜プリ】
http://blog-imgs-18.fc2.com/m/t/t/mtt2/20081028002400.jpg','','resizable=no,location=no,menubar=no,scrollbars=no,status=no,toolbar=no,fullscreen=no,dependent=no,width=820,height=620'))">95-2プレーヤーとプリ.jpg


画面一番上がプレーヤー、その下が曲によって一部使われたメリディアンのDAC、その下がAudible Illusionsのプリです。

ピアノやボーカルの透明度も高く、非常に細かな音が明瞭に聞こえる上、何となく不思議な音場空間を感じました。なんと言うんでしょうか、個々の楽器やボーカルは小さく音像が定位しているんですが、演奏全体の雰囲気は何か面で迫ってくるような感じです。多分にスピーカーの形状から受ける先入観の生かもしれませんが。
とにかく、非常にリニアリティが高そうなクリアでストレートな音が気持ちよく、聞き入ってしまいました。

それもそのはず、M氏と工房のご主人は、前日の深夜までスピーカーのセッティングをされ、アンプも含めて様々な組み合わせで調整頂いたそうです。

そして、σ(^^)はいつもの超絶ギターサリオラをかけさせて頂いたんですが、再生直後、弦のひとかきと一叩きの音で納得、満足に達してしまいしまた。薄膜スピーカーならではの繊細さに加え、自然な音のエッジながら、気持ちよく飛んでくるパルス性の音、気持ちよく鳴って欲しいギターの弦の音が、期待通りに鳴り、何より嬉しかったのが、ギターのボディからの低音で、弦のタイトな音に遅れることなく、非常に心地よく鳴っていました。

予想外の低音の迫力に感激していると、M氏から解説があり、パワーアンプはKT88EL34のプッシュプル(だったかな?)で、デジチャンで63ヘルツで切って、サブウーファ(最初の画像の真ん中の箱)を繋いでいるとのことでした。(納得)
※H20.10.30M氏より情報入手して追記
サブウーファーはENTEC 1000LF をデミアン・マーチン氏(クロスビーオーディオワークス)がモデファイしたクロスビーチューンモデル。

【パワーアンプとデジチャン】
http://blog-imgs-18.fc2.com/m/t/t/mtt2/20081028002453.jpg','','resizable=no,location=no,menubar=no,scrollbars=no,status=no,toolbar=no,fullscreen=no,dependent=no,width=820,height=620'))">95-3デジチャンとパワー.jpg

既にコレだけの音が出ていれば、もう充分でしょうというような素晴らしい再生音が出ています。
普通の試聴会なら、このまま色んなソースを聞き比べ、その鳴りっぷりを確認するんでしょうが、本日は冒頭に説明を受けたように、あくまでこれは、ウォーミングアップなのです。

コレだけの実力を目の当たりにして、この先があるのかな?と思っていましたが、何の!完全に序の口でした。
少々長くなりましたので、一旦、ここで中断して、衝撃の体験第2波は、次回紹介とさせていただきます。

いつもかみさんから、長すぎて読む気がしないと言われているのですが、某友人から、字が小さくて読めんと指摘され、文字を大きくしてみたら、その長さが半端じゃなくなってしまったので、分割して、少し1話が短くなるようにしたいと思います。 ←違うて!寄り道の無駄話が多すぎるんじゃ!


こうご期待!

デハ(^^)/
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-114.html



http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/682.html#c95

[リバイバル3] 伝説の静電型スピーカー QUAD ESL57・ESL63 中川隆
96. 中川隆[-9400] koaQ7Jey 2019年6月21日 13:08:01 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3084]

M氏主催QUAD試聴会 −その2−(素晴らしいQUADハーモニー) [2008/10/2907:00]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-115.html

充分に素晴らしい再生音楽を聞かせてくれたESL63Proですが、謎の工房のただならぬ様相をご覧になった方は、まだまたコレでは終わらないだろうと思い当たっておられるのではないかと思います。

手始めとして鳴らされた音で、既に満足してしまっていたσ(^^)は、果たしてこの後次々と襲い掛かる大きな衝撃に耐えられるのでしょうか?

という事で、QUADの音を楽しみまくろうという主旨のイベントの前座として、アメリカさんの機器を交えて聞かせていただいたんですが、それではいよいよアンプもQUADにしたらどうなるかというステップに突入しました。


【次なる勇士405−2 2台】
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-115.html


そうです、次なる勇士は、QUAD 405−2 なんですが、そのままの参加という訳ではありません。

プリアンプは、そのままで、まずは、パワーアンプを単体のステレオからスタートしますが、イギリスでの環境は、240ボルトで、100ボルトで使うと、全然お話にならないほど、オリジナル環境の方がいいそうです。
今回は、機器調達の都合から、国内仕様の200ボルト版と海外仕様の240ボルト版の2台が準備されており、最初は、国内仕様の機体を200ボルトでの試聴となりました。

今度もまたしても、1曲目冒頭の再生が始まって直ぐに軍配が上がりました。QUADへの変更と同時に、球アンプからトランジスタのアンプに変ったわけですが、イメージしていた音とは全く違い、中高音の密度が高く、滑らかで、陰影豊に鳴り初め、一気にQUAD色が強いと思われる魅力的な音となりました。

先の再生音に充分満足していたσ(^^)には、非常に大きな驚きで、スピーカーとアンプの関係が、いかに重要かを感じるには充分な変化でした。

それでも、まだ試聴会は始まったばかりです。まだまだお楽しみのネタが待っています。

という事で、次に行われたのが、上の画像が予告していたのでお分かりと思いますが、同じQUAD 405−2(仕様が若干違いますが)を2台使用して、それぞれをBTL接続のモノラルアンプとしての再生です。

この再生には、何やら仕掛けがあるそうで、画像のアンプの上に小さな箱が乗っていますが、QUAD純正のトランスで、コレを使うことによって、簡単にBTL接続のモノラルアンプに出来るのだそうです。

という事で、まずは繋ぎ変え作業に入りしまた。

【謎の工房の機器たち】
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-115.html


ここで、謎の工房のご主人が、普段の工房のシステムという事で、アルテックのA7?に凄く大きな平面バッフルのウーファーつきで聞かせてくださいました。

先程までの試聴曲では、ご本人は、ベースの音が少しだぶつき気味なので、今後の課題だとおっしゃってましたが、とても艶かしいボーカルにうっとりしてしまいました。
せっかくホーンの心地よい音が聞かせていただけるならと、σ(^^)は、思わず持参したトランペットのクインテッドのマスターCD−R盤をかけていただきましたが、ミュートトランペットのなんとも柔らかに包み込むようで暖かなラッパの音に、しばし聞き入ってしまいました。

そうこうするうちに、繋ぎ変えも終わり、いよいよ、QUAD 405−2を2台それぞれ、BTL接続モノラル再生で、試聴再開となりました。

その音は、非常に解像度が高まり、音場感、高域への伸び、低音のリアリティも向上し、現代音楽にもマッチする広帯域の再生となりました。しかも、その傾向の中心は、やはり音楽の躍動感をしっかり守った再生なんですが、ステレオ単体と比べると、少しオーディオ的快感度合いが増したという所でしょうか。

※'08.10.29 10:30修正(国産プレーヤーの試聴を記述していましたが、順番の勘違いに気付き、削除しました。m(_ _)m)

それじゃあ、次は、もう一度アンプをステレオ単体に戻そうか?

という事で、アンプを繋ぎなおすことになったんですが、先に説明したように、同じ405−2が間に合わなかったため、先の1台は国内仕様、もう1台は海外仕様という事で、今度は海外仕様を240ボルトで使ってみようということになりました。

そして、出てきた音は・・・・・・・何と素晴らしい!!

BTLモノより緩やかな低音にはなりますが、大変豊な量感で、ギリギリ不満にならない柔らかさで、何より中音の密度感が高く、高音にかけても、なんとも柔らかで滑らかに伸びていきます。
なにやら、BTLモノにするためのトランスの影響もあるとのことで、一部の方はトランスレスでBTLモノにしたらどうなるだろうと思いを馳せておられました。

で、σ(^^)はというと、以前なら確実にBTLモノのオーディオ的快感を選んでいたと思いますが、今回は、なぜか、ステレオ単体の音の方に好感を持ちました。おそらく、全体のバランスと空気感というか包み込まれる雰囲気に惹かれたんだと思います。

しかし何という完成された音楽再生なんでしょうか!

何十年も前のシステムで、コレだけ感動的な再生が出来るなんて!
QUADというメーカーの総合的な音作りの凄さを垣間見た気がします。

いや〜!本当に凄い!素晴らしい!

となると・・・・・・さあ、この後の真の衝撃体験については、次回、第3話に続きます。


こうご期待!

デハ(^^)/

コメント

クオードのパワーアンプは...

傑作ですね。
ESL(HQDシステム) 63と昔散々聞きました。1番素晴らしいと思ったのは63とフッターマンのOTLアンプとナカミチのアナログプレーヤーで聴いた音でした。本当に素晴らしいと思いましたよ。
[2008/11/01 21:33]


ご覧いただいたと思いますが、第3話に出てくる通りの結末となりました。
後は、更にオール同年代・・・・
[2008/11/02 00:06]

https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-115.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/682.html#c96

[近代史3] 伊藤貫氏に聞く _ 日本人は何故アメリカの犬になりたがるのか 中川隆
11. 中川隆[-9399] koaQ7Jey 2019年6月21日 13:22:01 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3085]
【アメリカ人が中国人は対等に扱うのに、日本人を見下す理由(幼稚で低脳で臆病だから)】伊藤貫×西部邁 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=pwDkY3uOA_Y



http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/125.html#c11

[近代史3] 日本人を憎む被差別同和部落出身者 2 _ 竹中平蔵 中川隆
9. 中川隆[-9398] koaQ7Jey 2019年6月21日 13:55:10 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3086]

2013年 04月 18日
竹中平蔵の悪事を振り返る—懲りない売国奴の素顔。
https://kogotokoub.exblog.jp/22989424/

 過去の過ちを何ら反省することなく、国を誤った道に誘導しようとしている竹中平蔵のことを、懲りずに書く。

 これまでも何度か引用している

東谷暁著『郵政崩壊とTPP』(文春新書、2012年4月初版発行)から。
https://www.amazon.co.jp/%E9%83%B5%E6%94%BF%E5%B4%A9%E5%A3%8A%E3%81%A8TPP-%E6%96%87%E6%98%A5%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E6%9D%B1%E8%B0%B7-%E6%9A%81/dp/4166608568

東谷暁著『郵政崩壊とTPP』(文春新書)

 「かんぽの宿」を当時の“仲間”である西川郵政から宮内オリックスに格安で売却させようとして、鳩山総務相から批判された時の竹中の発言を引用したい。

 竹中氏は、2009年1月19日付の産経新聞一面コラムで、「かんぽの宿は、“不良債権”」と題し、<(かんぽ生命保険の施設である)かんぽの宿は、今でも年間約50億円の赤字を計上している。民営化に当たって、これを廃止・売却するのは当然のことである>と論じた。
 安い価格で急いで売却するには適切ではないという鳩山総務相の発言に対しても、<この議論は、経済学の初歩的な概念である『機会費用』というものを無視した、誤った認識>などと、久しぶりに経済学者らしい言葉を使って憤ってみせたものだ。つまり、不況時にすべて安くなるので、安く売っても他のものを安く買えるというわけだ。
 しかし、そもそも「かんぽの宿」は、かんぽ生命の主管から、すでに日本郵政に移されてしまっている。しかも、この民営化のさいの措置については、「かんぽの宿」を安く売り叩くためだったという指摘もある。竹中氏はこの点について何か疚しいものがあるから、こんな「初歩的な」間違いをしたのではないかと勘ぐりたくもなる。そういえば、民営化の「かんぽの宿」売却を強引に五年以内に決めたのも竹中総務相だったではないか。
 また、「かんぽの宿」は不良債権だというが、日本郵政は継続的な事業として認識し、M&Aで売ろうとしていたのだから不良債権などではないことになる。そもそもM&Aでは一円でも高く売るのが経営陣の任務だ。その意味で竹中氏の発言は、意図的に流した風説による資産の価値毀損行為であり、日本郵政の西川社長は竹中氏を訴えるべきだった。

 さらに、「機会費用」だから安くてもいいと述べたが、日本郵政が算出した「かんぽの宿」および社宅の「簿価」が、意図的に安くした疑いがきわめて濃厚になった以上、この「機会費用」の議論など成り立ちようがない。
 竹中氏にとって、郵貯を使ってアメリカのご機嫌をうかがい簡保市場を譲渡してしまえば、日本郵政はただの「抜け殻」であり、「かんぽの宿」などは不良債権として叩き売ることしか念頭になかったのではないのか。


 アメリカのご機嫌をうかがっていたことは、民間人となって油断した竹中の本音が物語る。


 郵政民営化が推進される中で、この民営化はアメリカ金融界の強い要求に下に行なわれていて、このままでは日本の金融資産がアメリカに流れてしまうという指摘もあった。竹中総務相はそのたびごとに反論したが、すでに「民間人」に戻った2008年4月、BS朝日で放映された番組で次のような発言をして、視聴者を愕然とさせた。

<実は日本には、海外のこうしたSWF(政府系ファンド)よりも、もっと巨大な規模のSWFを持っているのです。それが日本郵政です。いや、厳密に言えば、もうSWFではありません。なぜなら、日本郵政は完全に民営化されたからです。だから、米国の側からすれば、政府の資金ではないので安心して投資を受け入れることができるはずです>(『竹中平蔵・上田晋也のニッポンの作り方』朝日新聞出版)

 なんのことはない、「アメリカの金融が危機になったから、日本の郵政がもっている金融資産を融通しろ。もう民営化してあるから文句は出ない」ということなのである。この後、アメリカの金融界はさらに下落して混迷を深めていったから、竹中氏のいう通りにしていたら、日本郵政は虎の子の資金をドブに捨てていただろう。郵政民営化とは、やはり郵政の資金をアメリカに捧げるものだったと思われてもしかたのない発言だった。


“米国の側からすれば、政府の資金ではないので安心して投資を受け入れることができるはずです”といった内容は、とても閣僚時代には言えない発言だ。アメリカの影を精一杯隠し、追及されても誤魔化しながら進めてきたのが、郵政民営化なのだから。つい気を許したのだろうが、これが本音なのだ。こういうのを“確信犯”と言う。

 当時のアメリカ合衆国通商代表部のロバート・ゼーリックなどの意向を最大限反映しながら、郵政の資産をアメリカのために提供しようとしたのが、竹中の仕事であったのだ。

 郵政民営化という愚行を演じた役者の中で主演男優であった小泉純一郎は、失政の反省をしたのか否かは別として、政治の舞台から去った。しかし、助演男優とでも言うべき竹中平蔵は、舞台裏とはいえ政治の世界に帰ってきた。

 今や、郵政民営化が、当時340兆円という郵政グループの資産を、アメリカに差し出そうとした売国行為であったことは明白だろう。当時イギリスのフィナンシャルタイムズなどは「日本から3兆ドルのプレゼント」という表現を使っていた。


 安倍がその“犯人”竹中を生き返らせ、ゾンビ平蔵は、懲りずに「規制緩和」「自由競争」「官から民へ」を標榜している。産業競争力会議の他の民間メンバーも、新自由主義派・競争至上主義派が多いため竹中へのブレーキ役にはなりえない。逆に竹中暴走のアクセルを吹かすメンバーもいるかもしれない。

 あえてブレーキ役を期待するなら、議長代理を務める麻生太郎だろう。麻生が竹中に好意的とは思えない。2005年、郵政民営化を巡り小泉に忠実に仕えた竹中と、郵政事業を所管する総務相だった麻生は鋭く対立していた。小泉は“郵政解散”後の衆院選で圧勝すると竹中を総務相にし、麻生は外相に横滑りさせて、早い話が事実上更迭したのだ。この度の産業競争力会議メンバー入りにも、麻生は抵抗していたと言われている。だから、竹中の暴走を阻止できるのは麻生くらいかもしれない・・・が、安倍が竹中を買っている以上は、安倍に憎まれてはならないから、面と向かっての竹中批判は難しかろう。

 何度も書こう。竹中平蔵は売国奴である。安倍は二度目の政権のアキレス腱が何か分かっているのだろうか。何よりも竹中平蔵という男が、アベノミクス、そして日本の将来を危うくさせている。
https://kogotokoub.exblog.jp/22989424/
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/115.html#c9

[近代史02] 竹中平蔵物語 中川隆
96. 中川隆[-9397] koaQ7Jey 2019年6月21日 13:55:39 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3087]

2013年 04月 18日
竹中平蔵の悪事を振り返る—懲りない売国奴の素顔。
https://kogotokoub.exblog.jp/22989424/

 過去の過ちを何ら反省することなく、国を誤った道に誘導しようとしている竹中平蔵のことを、懲りずに書く。

 これまでも何度か引用している

東谷暁著『郵政崩壊とTPP』(文春新書、2012年4月初版発行)から。
https://www.amazon.co.jp/%E9%83%B5%E6%94%BF%E5%B4%A9%E5%A3%8A%E3%81%A8TPP-%E6%96%87%E6%98%A5%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E6%9D%B1%E8%B0%B7-%E6%9A%81/dp/4166608568

東谷暁著『郵政崩壊とTPP』(文春新書)

 「かんぽの宿」を当時の“仲間”である西川郵政から宮内オリックスに格安で売却させようとして、鳩山総務相から批判された時の竹中の発言を引用したい。

 竹中氏は、2009年1月19日付の産経新聞一面コラムで、「かんぽの宿は、“不良債権”」と題し、<(かんぽ生命保険の施設である)かんぽの宿は、今でも年間約50億円の赤字を計上している。民営化に当たって、これを廃止・売却するのは当然のことである>と論じた。
 安い価格で急いで売却するには適切ではないという鳩山総務相の発言に対しても、<この議論は、経済学の初歩的な概念である『機会費用』というものを無視した、誤った認識>などと、久しぶりに経済学者らしい言葉を使って憤ってみせたものだ。つまり、不況時にすべて安くなるので、安く売っても他のものを安く買えるというわけだ。
 しかし、そもそも「かんぽの宿」は、かんぽ生命の主管から、すでに日本郵政に移されてしまっている。しかも、この民営化のさいの措置については、「かんぽの宿」を安く売り叩くためだったという指摘もある。竹中氏はこの点について何か疚しいものがあるから、こんな「初歩的な」間違いをしたのではないかと勘ぐりたくもなる。そういえば、民営化の「かんぽの宿」売却を強引に五年以内に決めたのも竹中総務相だったではないか。
 また、「かんぽの宿」は不良債権だというが、日本郵政は継続的な事業として認識し、M&Aで売ろうとしていたのだから不良債権などではないことになる。そもそもM&Aでは一円でも高く売るのが経営陣の任務だ。その意味で竹中氏の発言は、意図的に流した風説による資産の価値毀損行為であり、日本郵政の西川社長は竹中氏を訴えるべきだった。

 さらに、「機会費用」だから安くてもいいと述べたが、日本郵政が算出した「かんぽの宿」および社宅の「簿価」が、意図的に安くした疑いがきわめて濃厚になった以上、この「機会費用」の議論など成り立ちようがない。
 竹中氏にとって、郵貯を使ってアメリカのご機嫌をうかがい簡保市場を譲渡してしまえば、日本郵政はただの「抜け殻」であり、「かんぽの宿」などは不良債権として叩き売ることしか念頭になかったのではないのか。


 アメリカのご機嫌をうかがっていたことは、民間人となって油断した竹中の本音が物語る。


 郵政民営化が推進される中で、この民営化はアメリカ金融界の強い要求に下に行なわれていて、このままでは日本の金融資産がアメリカに流れてしまうという指摘もあった。竹中総務相はそのたびごとに反論したが、すでに「民間人」に戻った2008年4月、BS朝日で放映された番組で次のような発言をして、視聴者を愕然とさせた。

<実は日本には、海外のこうしたSWF(政府系ファンド)よりも、もっと巨大な規模のSWFを持っているのです。それが日本郵政です。いや、厳密に言えば、もうSWFではありません。なぜなら、日本郵政は完全に民営化されたからです。だから、米国の側からすれば、政府の資金ではないので安心して投資を受け入れることができるはずです>(『竹中平蔵・上田晋也のニッポンの作り方』朝日新聞出版)

 なんのことはない、「アメリカの金融が危機になったから、日本の郵政がもっている金融資産を融通しろ。もう民営化してあるから文句は出ない」ということなのである。この後、アメリカの金融界はさらに下落して混迷を深めていったから、竹中氏のいう通りにしていたら、日本郵政は虎の子の資金をドブに捨てていただろう。郵政民営化とは、やはり郵政の資金をアメリカに捧げるものだったと思われてもしかたのない発言だった。


“米国の側からすれば、政府の資金ではないので安心して投資を受け入れることができるはずです”といった内容は、とても閣僚時代には言えない発言だ。アメリカの影を精一杯隠し、追及されても誤魔化しながら進めてきたのが、郵政民営化なのだから。つい気を許したのだろうが、これが本音なのだ。こういうのを“確信犯”と言う。

 当時のアメリカ合衆国通商代表部のロバート・ゼーリックなどの意向を最大限反映しながら、郵政の資産をアメリカのために提供しようとしたのが、竹中の仕事であったのだ。

 郵政民営化という愚行を演じた役者の中で主演男優であった小泉純一郎は、失政の反省をしたのか否かは別として、政治の舞台から去った。しかし、助演男優とでも言うべき竹中平蔵は、舞台裏とはいえ政治の世界に帰ってきた。

 今や、郵政民営化が、当時340兆円という郵政グループの資産を、アメリカに差し出そうとした売国行為であったことは明白だろう。当時イギリスのフィナンシャルタイムズなどは「日本から3兆ドルのプレゼント」という表現を使っていた。


 安倍がその“犯人”竹中を生き返らせ、ゾンビ平蔵は、懲りずに「規制緩和」「自由競争」「官から民へ」を標榜している。産業競争力会議の他の民間メンバーも、新自由主義派・競争至上主義派が多いため竹中へのブレーキ役にはなりえない。逆に竹中暴走のアクセルを吹かすメンバーもいるかもしれない。

 あえてブレーキ役を期待するなら、議長代理を務める麻生太郎だろう。麻生が竹中に好意的とは思えない。2005年、郵政民営化を巡り小泉に忠実に仕えた竹中と、郵政事業を所管する総務相だった麻生は鋭く対立していた。小泉は“郵政解散”後の衆院選で圧勝すると竹中を総務相にし、麻生は外相に横滑りさせて、早い話が事実上更迭したのだ。この度の産業競争力会議メンバー入りにも、麻生は抵抗していたと言われている。だから、竹中の暴走を阻止できるのは麻生くらいかもしれない・・・が、安倍が竹中を買っている以上は、安倍に憎まれてはならないから、面と向かっての竹中批判は難しかろう。

 何度も書こう。竹中平蔵は売国奴である。安倍は二度目の政権のアキレス腱が何か分かっているのだろうか。何よりも竹中平蔵という男が、アベノミクス、そして日本の将来を危うくさせている。
https://kogotokoub.exblog.jp/22989424/
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/301.html#c96

[文化2] ゆとり教育を推進した三浦朱門の妻 曽野綾子がした事 _ これがクリスチャン 中川隆
195. 中川隆[-9396] koaQ7Jey 2019年6月21日 15:09:40 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3088]

大学受験に英語の「話す」は本当に必要か?開始前に大混乱の英語教育改革
阿部公彦・東大教授に聞く 2019年6月21日
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/16557


阿部教授(中央)。1966年生まれ。東京大学文学部卒。ケンブリッジ大学で博士号取得。現在、東京大学教授。2017年に「史上最悪の英語政策―ウソだらけの『4技能』看板」(ひつじ書房)から発刊。

 2020年度から、大学入試センター試験の後継となる「大学入試共通テスト」に、英語4技能を測る民間業者の資格・検定試験が本格導入される。大学受験に「話す」能力を測る項目も加わり、読む・書く・聞く・話す、の4技能が問われることになる。

 高校3年生と既卒者は、4月から12月の間に「英検」「TOEFL iBT」など計8種類の民間試験の中から受検し、2回まで結果を大学入試センターに提出できる。新たな入試制度のスタートまで事実上10カ月を切ったが、公平性の担保や指導法などの点で課題は山積しているため、民間試験利用の中止を求める声が高まっている。

 6月18日、民間試験導入に反対する大学教授らが、都内で記者会見を開き、希望者全員がトラブルなく受検できるめどが立たず受験生に不安が広がっており、多くの受験生が制度不備の犠牲となると訴えた。趣旨に賛同した約8000筆の署名を添えた嘆願書を一部の衆参議員に提出した。文部科学省の担当者にも要請文を手渡した。

 要請書の中では、受験体制が整っていないことへの懸念、受験会場や経済的負担など受験機会の不平等を訴える項目のほか、複数の民間試験の結果を評価する際に欧州言語共通参照枠(CEFR)が使われることに対する問題点の指摘なども含まれている。

 CEFRと対照させることは科学的裏付けがなく、そもそも国際標準規格でないあくまで目安である概念を受験に使用することは問題だという。要請者代表の羽藤由美・京都工芸繊維大学教授は、「CEFRは最近項目に改定が行われたが、今回の入試改革で対照表として使用されるものは変更ないまま。このような誤用、使われ方をしている時点で、入試制度としてアウトだ」と強く批判した。

 同じく会見に出席した阿部公彦・東京大学大学院人文社会系研究科教授は、「シンプルであるべき試験制度が、民間試験の導入によって分かりにくいものになっている。その説明がないまま、制度改革で英語が話せるようになるというバラ色の説明ばかりされてきた。一方で、塾・教育業界や英会話教室は4技能ができないと大変だと生徒たちの不安をあおった。それらが裏目に出て、今の混乱につながっている」と訴えた。

 東京大学で学生に英米文学を教える傍ら、今回の問題を著書などで厳しく指摘してきた阿部氏。「4技能」を強調する今回の文科省の政策について考えを聞いた。

「入試がマーケットに」

Q 大学入試の英語で民間試験を導入することについて

A 大学入試を利権争奪のための「マーケット」に作り替えようとしたのが混乱の原因だ。業者としてはいままでやってきたビジネスを守るためには、この動きに乗り遅れるわけにはいかず、せっせと献金するなどして政治家とも仲良くしなければならなくなった。業者が利益を追求しようとするのはある程度、仕方が無いだろう。しかし、ことは公教育だ。本来、「公」の観点と「私」の利益追求のバランスを見据えなければならない政治家が、むしろ貪欲な利潤追求を煽っているのはおかしい。「英語の4技能の向上」などというのはみせかけの理屈にすぎない。

Q 4技能をバランス良く身につけることが重要だといわれているが

A 見かけ倒しもいいところだ。民間試験推進派の主張を聞いても、念仏のように「4技能」とか「バランスよく」などと連呼しているだけで、具体的な方策がみえない。これは盲目的で内容空疎な「4技能教」にすぎない。中高生の勉強時間はかぎられている。そのなかでどう優先順位をつけ、どういう順番で学習を進めるのかこそ考えなければならないのに、4つにわけたテストにしさえすれば、すべてがバランスよく身につくかのように宣伝するのは明らかにミスリーディングで、詐欺同然だ。

 まず「バランス良く」とはどういうことか、答えてほしい。多くの高校生は読めるレベルはそれなりだが、しゃべるのは小学生以下。「均等」を掲げて、すべてを小学生レベルに引きずりおろすのだろうか?伸びやすい部分や、大学教育で必要とされる部分、基礎として大事な部分をまずはしっかり鍛えるべきだ。「均等に」という声も聞こえるが、何を均等にするのか。能力なのか、費やす時間なのか、単に配点なのか、しっかり考えた形跡がない。

 日本語のことを考えればわかるように、たとえ母国語でも読み書き話し聞くといった能力は、均等に身についているわけではない。私たちは自分ではとても書けない高度なものでも、読んで理解することはできる。自分では言葉にできない内容でも、説明をきけばわかる。第2言語の習得でも、当然そうした現実を見据える必要がある。何と言っても一番難しいのは「書くこと」。スタートは「聞くこと」、そして「読むこと」。中高生レベルで4技能を均等に身につけるなどいう発想自体がファンタジーだ。

「なぜ日本人は話せないか」

Q 日本人はどうして英語が話せないのか

A 「話せないとビジネスで困る」「英語が母国語でない別の国の人でも話しているではないか」とよく言われる。しかし、日本人がなぜしゃべれないかが十分に考えられていない。ほとんど日本語だけで用が足りる日本のような国は世界でも珍しい。そのために、言語のスイッチを切り替える習慣がなかなか育たない。外国語で話すときに過剰に緊張したり照れたりするのも、日常的に言語を切り替える習慣がないからだ。

 また、そもそも日常生活の中で英語にふれる機会も必要もないのに、学校で週4時間か5時間英語の授業を受けただけで出来るようになるわけがない。6カ月ほど海外に行って英語漬けで暮らすと、突然英語の音が聞き取れるようになると言われる。これは英語のリズムを体が覚えるからだが、漫然と聞いていても効率は悪い。やはり英語の中で暮らし、追い込まれて必要に迫られると、集中力が高まり、学習の能率も格段にあがる。日本で英語の勉強をするときも、要はどれだけ集中して英語と接することができるかが課題。宿題の出し方など、学校の先生の腕の見せ所だ。

Q 日本語と英語ではアクセントの置き方など話し方の違いがある

A 決定的に違うのはストレス・アクセントだ。ストレス・アクセントは英語の根幹で、日本語にはない運動法則に基づくと考えるといい。これは日本語話者にとっては基本的には「未体験ゾーン」なので、最終的には体で覚えたいが、入り口はいろいろある。英語に慣れないうちは、どうしても闇雲にぜんぶの音を聞こうとするが、英語はリズムが強くなった部分を中心に聞くとわかるような仕組みになっている。そこに特化した練習をするのもいいだろう。

 その点からして聞くことにはもっと力を注ぎたい。日本人は「話せない」とよく言うが、話せないのではなく、聞き取れてないことが多い。聞き取れてなければ、話そうにも話せない。また聞いたことが耳に残れば、自然と言葉が出てくるようになる。

 また同じく忘れてはならないのが、日本語と英語では音の数が違うということ。英語では日本語話者が「音」と見なさないものも、区別して聞き取らなければならない。話すときも、ふだん使わない音を口にする。そりゃあ、恥ずかしいよ、と思う。日本語話者にとって英語の音声は付き合いにくいもの。だから明治以来、ずっと日本人は「英語がしゃべれない」と言われてきた。ロシア語やスペイン語の方がよっぽど楽だそう。

 それだけハンディキャップがあるのだから、英語の聞き取りや発声は難しいよね、うまくいったらラッキーだよね、くらいの気持で勉強させなければできるものもできなくなる。英語は日本語とは全く違う「種目」だと思ってやるしかない。スピーキングを試験に入れればしゃべれるようになるなどと考えるのは、いかに現状がわかっていないかの証拠。生徒は受験対策だけして、やりすごすだろう。「話す」ことにかかわる能力ほど、モチベーションが必要なものはない。 

 それに「しゃべる」というのはあくまでやり取り。今回の民間英語試験の多くでは、タブレットに向かって音を吹きこむというような方式が採用されるが、1分間で機械に向かって言えるだけのことを言いなさいなどという人工的な試験で、実際のやり取りの練習になると考えているのだろうか。

文科省の英語政策にも原因

Q 日本人が「英語ができない」だとしたら、文部科学省の英語政策に原因があると指摘されているが

A その原因は過去20〜30年間の文科省の英語政策に原因があると考えるのが自然なのではないか。1989年から始まったコミュニケーション重視の教育政策によって、明らかにしゃべる方に重点がおかれるようになった。そのあげくに、10年ほど前から「英語の授業は英語で」ということが学習指導要領で明示されるようになった。文法の説明はするな、訳読はするなというお達しもある。まったく非現実的で、現場でもたいして守られていない。

 オーラルの練習をすること自体は悪くはないが、あまりに極端。海外で流行している学習法をすぐに振りかざす人もいるが、そうした方式の問題点をきちんと見極めていないので、日本の現状にすぐわないことが多い。

 本来、ビジネスの現場でも英文を読んだり書いたりする力こそが大事なのに、今、うわすべりのオーラル英語偏重のために学生の基礎力はがた落ちで、単語も知らないし、構文のルールもわからないということが起きている。これは大学で教えている実感だ。

 経済界の人も、日本人は英語を話せない!とヒステリックに反応するのではなく、なぜそうなのか、ほんとうに目指すべきなのは何かということを冷静に考えて欲しい。しゃべれないのは事実なので、やり取りの力を向上させる取り組みは必要だが、「しゃべるためには、とにかくしゃべる練習を」というのは誤った思い込み。英語の場合は、日本語よりもずっと書き言葉と話し言葉の差は小さいので、リーディングやライテング、ヒアリングを組み合わせるほうが効率のいい勉強ができる。

Q 民間の英語の試験を導入するいまの流れを止めるための代案としては何が考えられるか

A 世の中が口頭での「やり取り」の力の向上を求めていること、大学側もそうした要請に応えようとしている現状を無視することはできない。しかし、「スピーキング」の試験を受験生全員に課す必要性は全くない。先にも言ったように、スピーキングほどモチベーションなしでは向上しないものはない。しゃべる内容がなければスピーキングも何もない。

 そういう意味では、スピーキングは選択制にして、受けたい人だけ受けるオプションにすればよい。しゃべるのが苦手な人や興味のない人は、筆記やリスニングのテストで代用すれば十分英語の基礎力ははかれる。そういう人もいずれ必要性を感じたら勉強を始めるかもしれない。

 オプションとしてのスピーキングテストは、いずれは大学入試センターが管理するべきだが、それまではスピーキングテストだけを民間業者が提供すればいい。「4技能」などと称して無理矢理抱き合わせ販売にするから、受験生に無駄なお金がかかったり、地域の不公平感などの格差が生じたりする。

 24年以降も、共通テストは継続するべきだ。大学入試センターの試験が完全になくなり、さらに進んで2次試験まで民間業者が行うようになったりしたら、英語教育は「終末期」といっていだろう。英語力は壊滅状態。

 話すのが得意でなくても英語に興味のある受験生はたくさんいる。ダイバーシティということを言うなら、「4技能均等」などという非現実的なイデオロギーを振りかざしたり、安易な英会話の流行に流されるのではなく、「やれることからやろう」「やりたいことをやろう」とのびのび勉強させたい。

 ついでに言えば、スピーキングは国によってカルチャーの違いもある。欧米では流麗に話すのが良いとされるが、日本ではむしろ訥々と話した方が説得力があったりする。つまり、「言葉を話す」ことをめぐる根本的なルールが違うのだ。おそらくそうしたことも、日本人が「英語しゃべれない」と言われる原因の一つになっている。

変化見られる欧州の姿勢

Q 日本語が十分に分かっていない時期である小学生から英語を教えることについては

A ほんとうに大事なのが何かをしっかり見極めたい。そんなに英語を話させたいなら英語圏に住めばいいだけ。しかし、そこでは英語がしゃべれても「ただの人」だ。もちろんそういうオプションもありだろう。しかし、日本語をしっかり土台にすえたいなら、インターナショナルスクールに入れるなどの「英語漬け」のリスクはしっかり認識したい。

 小学生のうちに英語に触れること自体は悪いことではない。まずはリスニングからやりたい。外国語を学ぶことで日本語を忘れてしまうという危険のない範囲で、外国語に触れるのは悪いことではない。

Q 第2言語の学習を評価する上で日本が参考にしてきた欧州にも変化がみられるようだが

A 欧州ではいまは「4技能」という枠組みそのものが見直されている。「7技能」という言い方も出て来たようだが、これもまた改変されるかもしれない。所詮流行に過ぎない。ただ、そこに共通しているのは、自分の得意とする能力を伸ばさせるという姿勢だ。うわすべりの「4技能教」は、早晩、「昔の話」となるだろう
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/16557
http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/492.html#c195

[近代史3] 日本政府が意図的に日本人を少子高齢化させた理由 中川隆
3. 中川隆[-9395] koaQ7Jey 2019年6月21日 17:53:00 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3089]

日本政府が意図的に日本人を少子高齢化させた理由

2017年08月01日
日本語教育は移民導入の口実なのか?
黒木 頼景
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68661850.html

朝鮮人の気持ちを「忖度」する国会議員

  反日議員というのは大勢いても、「私は日本を破壊します」という名札をぶら下げてないから、一般国民には判別しにくい。しかし、言葉ではなく行動を調べることによって分かる。その実例が民進党の中川正春だ。この政治家は日本で選出されているが、とても日本の国益を優先しているとは思えない。なぜなら、中川氏は日本語教育を口実にして、大量の外国人を輸入しようとしているからだ。「日本語教育推進議員連盟」に属する中川議員は、外国人労働者を引き入れる為に、我が国は語学教育を以て支援すべし、と提唱している。かつて、「外国人材交流推進議員連盟」が1千万人の移民を受け容れようと提案していたが、その旗振り役は自民党の中川秀直(ひでなお)であった。労働者不足を理由にしてアジアから大量の労働者を輸入し、経済界から支援を受けようとした売国奴である。ちなみに、彼の息子が“あの”重婚問題で揺れた中川俊直(としなお)であり、父親と同じくスケベ心でスキャンダルを起こした。父の秀直は世襲議員に反対していたのに、自分が引退するや息子に地盤を継がせたのだから、言葉と行動が一致していない典型例である。

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(左: 中川正春 / 中央: 中川秀直 / 右: 中川俊直 )

  外国人への「日本語教育」に言及する前に、民進党の中川にちょっとだけ触れてみたい。この衆院議員は我が国の名誉より、南鮮人の気持ちを優先させる反日主義者である。慰安婦騒動については沢山の報道がなされたので、今さら詳細に述べる必要はないが、長嶺安政(ながみね・やすまさ)駐韓大使の帰任については述べねばなるまい。慰安婦像の設置・撤去に関して日本政府と南鮮政府が揉めているのは周知の事実で、南鮮側があまりにも不誠実なのは誰にでも解る。だから、駐韓大使が引き上げてきてもおかしくはない。ところが、中川議員の考えでは、日本側が長嶺大使を召還したので、南鮮国民の感情的な反撥を助長してしまい、日韓合意を反故にしようとする世論が南鮮で形成されてしまった、というのだ。4月7日の外務委員会で質問に立つ中川議員は、こうした外政判断をした岸田外務大臣を非難し、「落胆をもって」事態を見ていたそうである。彼の見解によれば、日本政府による日韓合意の訴え方が間違っており、日本側は南鮮国民にちゃんと理解されるよう、気配りの行き届いた手段を考えるべきなのだ、という。

  普通の日本国民なら「えぇっ !? 何を言ってんの ?」と目を丸くして当惑するだろう。 何度も無礼を繰り返す南鮮人に対し、日本政府は馬鹿丁寧に話し合い、必要も無い譲歩に譲歩を重ね、お金まで差し出したのに、南鮮人は慰安婦像撤去に文句を垂れていたのだ。長嶺大使の帰任くらい当然だろう。そもそも、日韓合意だって噴飯物で、お金を払うなら捏造元の朝日新聞が払えばいいだけの話である。それなのに、中川議員は大使の召還を「間違い」と断罪し、南鮮政府の立場をより苦しくしてしまったと歎いていた。こんな発言を聞けば、一般国民は「えっ !! 俺たちが悪いの?!!」と聞き返したくなるだろう。悪いのは「嘘」を信じている朝鮮人の方で、日本側が南鮮国民の気持ちを配慮する義務など更々無いのだ。朝鮮人というのは、日本側の瑕疵(かし)になると針小棒大に扱い、イチャモンをつけては金銭を要求するタカリ屋である。ただし、こうした難癖に応じる日本人も悪い。しつこい鮮人は蠅叩きでピシャリと頭を殴るに限る。言葉で説得し宥(なだ)めようよう、と思うから日本人は甘いのだ。三流民族に討論は無用。支那人の仕置きを見倣うべし。もし、ゴチャゴチャ言ってきたら、ペンチで朝鮮人の瞼(まぶた)を捻りあげて、キムチを目玉と瞼の間に詰め込んでやればいい。瞼は敏感な部分だから結構痛いし、唐辛子が目玉に沁みれば目が覚めるだろう。(「残酷」と思う方は拙書『支那人の卑史 朝鮮人の痴史』の134-170頁を読んでね。ただし、女子高生の良い子は読まないように。ママとか先生にバレると叱られちゃうから。別にエロ本じゃないんだけど、内容が刺戟的だから、大人になってから読むように。)

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(左: 「慰安婦」問題で日本に抗議する朝鮮人の老婆 / 右: 近藤昭一)

  朝鮮人の「気持ち」を忖度すようとする中川議員は、どこの国から来ているのか分からないが、所属する政党と団体を見れば、その思想の大半が分かるような気になる。最初は自民党に属していたが、そこから離れて日本新党に入り、新進党に移ると、「国民の声」と「民政党」を経て民主党に属するようになった。今の高校生や大学生は「国民の声」なんて党名は聞いたことも無いだろうが、1998年の1月4日から同月の23日の間にちょっとだけ存在していた、蜉蝣(かげろう)のような政党である。また、中川議員が入っている団体がすごい。「日朝友好連盟」とか「民主党日韓議員交流委員会」は、日本の国益を犠牲にして南鮮の利益を優先するという組織である。特に後者の「委員会」には白真勲や蓮舫、福山哲郎といった外人系議員が幹事となっているし、事務局長には朝鮮人の手先と呼ぶべき近藤昭一が就いていた。近藤議員は元「中日新聞」記者で、パチンコ屋から支援を受ける政治家なので、実質的には在日朝鮮企業の代理人と考えた方がよい。中川正春もパチンコ屋の支援者で、在日鮮人の「地位向上」に励んでいるそうだ。

財界の為に国家を献上する

  こんな朝鮮人ベッタリの議員が、外国人に向けての日本語教育を推進しているんだから、その裏にどんな意図が隠されているのか、保守派国民なら容易に理解できるだろう。そして、この議員を支援しているのが毎日新聞とわかれば、どのような構図になっているのか、おおよその想像がつく。とにかく、アジアからの外国人を引き込みたい毎日新聞は、日本を目指すアジア人に親切だ。「日本語教育推進議員連盟」が創設されると、早速お得意の提灯記事を載せ始めた。毎日新聞は外国人に対する一貫した制度が「整備されていない」と、文化庁国語科や外務省、文部科学省高等教育科を批判する。日本語教育は外人受け容れの重要なインフラなのに、肝心の所管官庁が無い、と毎日側はご不満なのだ。

  一般の日本人は来日する「外国人」と聞けば、歐米諸国からの白人を思い浮かべるが、日本語を学びに来る外国人の大半はアジア人である。観光で来日する外国人を紹介するテレビ局は、まず西歐系の旅行者や職人を取材するから、一般国民は騙されてしまうが、本当は支那人や朝鮮人を主体とするアジア人が主流で、テレビ局の左翼制作者は白人を使ってアジア移民のイメージを曖昧にしようと図っている。もし、支那人で溢れる京都の観光地を見せてしまうと、普通の日本人はゾッとしてまうからNGだ。奈良だって同じようなもので、鹿の親子なら可愛いけれど、支那人の群れじゃアース製薬のゴキブリ・スプレーを吹きかけたくなる。「千客万来」というのは、日本人や欧米人の観光客向けの言葉であって、支那人や朝鮮人に呼びかけるフレーズじゃない。京都を愛する日本人なら分かると思うが、お寺や神社の前で猫が居眠りをしていれば微笑ましいけど、がさつな支那人がウンコ坐りをしていると景観が台無しである。旅館の女将だって支那人が来れば、「招き猫」を押し入れに隠して、ニンニクと十字架を置いてしまうだろう。

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(左: 日本にやって来そうな支那人カップル / 右: 勉強に励むベトナム人の子供たち)

  日本政府は労働人口の不足を口実に低賃金労働者の輸入に躍起だが、それと並行して「留学生30万人計画」にも力を入れているという。法務省の統計を見てみると、外国人留学生の数は年々増えており、2016年だと約25万7,000人もいるらしい。この「留学生」増加で刮目すべきは、ベトナムやネパールからの留学生が増えている点だ。過去6年間でベトナム人留学生は、18倍の約1万5,000人に増えており、ネパール人だと7.5倍の約6,300人に増えている。今まで多かった支那・朝鮮・台湾からの留学生が頭打ちなのに対し、東南アジアからの留学生は増加傾向にあるという。しかし、彼らが全員「学問」としての日本語を学んでいる訳ではない。実際問題として、アジア人留学生の多くは勉強より「アルバイト(労働)」に勤しんでいる。そもそも、貧乏国から来ている「留学生」が日本語で学術論文を書くために来日するとは思えない。表向きは「留学生」でも、本質的には「労働者」として来日しているのだろう。

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(左: 学問に打ち込みそうな英国人の大学生 / 右: 日本語を勉強しそうもないアジア人女性)

  移民問題に関しては、日本も歐米諸国と同じ運命を辿っている。東南アジアからの「留学生」は、日本語が覚束なくても居酒屋とかファスト・フード店いった飲食店や、日本人が集まらない中小零細の企業に“勤め”ることができるし、その多くが学問を脇に押しやって“本業”に熱心だ。しかし、毎日新聞はこうした裏家業を軽く見なし、不法就労を繰り返す留学生の生活を心配しているんだから、本当に腹が立つ。彼らが通う日本語学校は、学校法人の専門学校ではなく単なる株式会社なので、授業料に消費税がかかってしまうし、通学定期の学割も利かないという。だから、アジア人に親切な毎日新聞は、こうした「株式学校」に通う留学生がお金を節約できるよう、公的支援を受ける「学生」にしてあげたいのである。でも、なぜ「出稼ぎ外人」が「学割」という恩恵を受ける権利があるのか? 日本に昔から住む「日本国民」が正規の運賃を払って電車通勤をしているのに、アジア人労働者への「割引制度」を導入せよ、と訴える毎日新聞はどこの会社なんだ? 本社が北京にあるのか? そんなにアジア人を可愛いと思うなら、毎日新聞の月額購読料を5千円にして、その儲けからアジア人支援を行えばいい。それでも足りなければ、日本国民に負担をかけないで、広告企業に留学生への奨学金と生活費を出すよう要求すればいいじゃないか。左翼勢力は何故か「良きことは税金で !が合い言葉になっている。

  日本を多民族社会にしたい毎日新聞は、「移民情報機構」の石原進・代表を「聞き手」にして、中川正春議員にインダビューを行わせていた。元文科大臣の中川氏曰わく、

 グローバルな時代になり、さまざまな形で外国人が日本に入って来ている。これからますます人の移動は加速していく。ところが日本語という言葉が外国人は余り理解されていない。だから日本の存在感がない。これから国を開いていこうという時、日本語が大きなポイントになるのでは。企業の海外進出の時にも、言葉がまず大事だということが分かってきた。文科相をやって日本語教育関係者と接して危機意識を持っている人がいることもわかった。 (「日本語教育 超党派「日本語貴養育推進議員連盟」が旗揚げ」 2017年1月10日附「毎日新聞」)

  日本に外国人が入ってくるのは事実だが、その外人が日本語を習得していないのは、彼らの「不勉強」であり我々の「落ち度」ではない。ベトナム人やマレー人が日本で勉強したいとか、働きたいというなら、まず自国で日本語を勉強すべきだし、その際の費用も自腹で賄うべきだ。迷惑を蒙る日本人ではなく、現地の富豪が奨学金を出せばいいじゃないか。日本人や日本企業が歐米諸国に進出しようとすれば、自分で勉強してから渡航するはずだ。例えば、ドイツに留学したい日本人なら、ある程度の基礎知識を日本で習得してから留学するし、最初からドイツ政府の税金を当てにはしないだろう。また、フランスに進出する日本企業なら、フランス語を習得した人材を雇って、現地の仕事を任せるはずだ。明治初期、近代化を目指す日本人は高額な給料を払って「お雇い外国人」を招聘し、熱心に西歐語を学んでいたじゃないか。ベトナム人が日本語を学びたければ、ベトナム政府が高給を払って日本人の教授を雇えばいいだけ。わざわざ日本政府が税金を使うべきではない。「グローバル時代」を口実にして税金を使おうなんて不届きである。「可哀想な」アジア人留学生を助けたいのであれば、まず中川議員の俸給と政務活動費、議員年金を削減すべきだ。

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(左: 日本語を覚えて欲しい支那人? / 右: 支那ではなく日本で出産か?)

  石原代表は中川議員に、「日本語教育推進基本法」制定の“狙い”を尋ねていた。 とりあえず中川氏は「日本語を普及していくこと」を挙げていたが、もう一つ、「日本語教育の質の保証、教育の質を高めること」に真の「狙い」があった。「留学生や専門的な職で働く外国人、日本に定着している生活者、技能実習生にも質の高い日本語教育の機会を提供する必要がある」という。つまり、本国に帰らず日本に住みついているアジア人、「技能実習生」と称する低賃金労働者に、日本語教育を授けようというのだ。しかし、彼らを雇っている企業がお金を出す訳ではない。例えば、日本人を募集するなら時給1,000円のところを、アジア人を雇って700円とか600円に抑えたのに、一コマ数千円の授業料を払ったのでは赤字である。だから、日本語の授業は公費負担(税金)にするという訳だ。中川氏はこう述べている。

  基本法ではこの問題に対し、国や地方自治体がどのような責任を担っていくのか、どの省庁が責任を持つかを確定させ、基本計画を策定することを盛り込んでいきたい。(上掲インタビュー)

 中央政府や地方自治体が「責任を担っていく」とは、簡単に言えば「国民の税金を使いましょう」ということだ。そして中川議員は、こうした公金を浪費するにあたって、外人を引き込みたい反日勢力や利益を貪りたい財界と結託すると暗に述べている。

  まずは日本語の教育や普及に携わる方や団体、学会、日本語学校の関係者などから幅広く話を聞きたい。団体や業界としての考えもあるでしょう。さまざまな意見があるはずだ。(上掲インタビュー)

  中川議員は関係団体から意見を聞くというが、その特殊権益団体は、自らの資金で留学生や定住外国人に「異国の言語」を教えるというのか? たぶん、そんなことはないだろう。また、税金で日本語を習得した外国人を雇う企業は、税金で訓練された「社員」を安く使って利益を上げようとしているのではないか? 外人労働者を歓迎する企業というのは、高い給料を求める日本人を排除して、半ば奴隷のように扱き使える「形式的社員」を雇いたいだけだろう。もし、こうした企業が外人社員のために医療費、住宅手当、交通費、扶養家族への特別手当て、家族への日本語教育費、その他の社会福祉費用を負担するとなれば、絶対に彼らを雇わない。日本人を雇った方よっぽどがマシだから。

日本語を世界に普及させる?

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(左: 日本語を流暢に話すナタリー・エモンズ / 中央: 日本語が得意なアレグザンドラ・ハーニー / 右: 日本語を話さない朝鮮人の乙女)

  中川議員は海外への日本語普及を口実にしているが、その「海外」というのは北米や西欧ではない。明言を避けているが、アジア諸国がターゲットになっている。もし、白人のアメリカ人やカナダ人、西ヨーロッパ人が対象であるならば、日本語を教える「人材」に大きな能力が要求されるし、教員への給料だって馬鹿にならない。だいいち、“まともな”職業を望むイギリス人やスウェーデン人、ベルギー人、オランダ人、ドイツ人の学生が、日本語を学びたいという理由は何なのか? イタリア人やフランス人のアニメ・漫画「オタク」なら分かるが、為替トレーダーや貿易商、コンピューター技術者、国際弁護士とかで、ぜひ日本語を学びたいという者がたくさんいるのか? 「トリバゴ」のCMで有名なナタリー・エモンズ(Natalie Emmons)やジャーナリストのアレグザンドラ・ハーニー(Alexandra Harney)のような西歐人は稀だぞ。普通の西歐人なら、日本でしか通用しない複雑怪奇な言語を10年以上かけて学ぼうとはしないし、自国内に魅力的な職場があるので、極東の日本に赴任しようとは考えない。一方、中川議員が語る「高度人材」とは、餃子作りが得意な支那人とか、絨毯販売のアラブ人、エスニック料理店のトルコ人などが含まれているはずだ。そして、日本語を普及させたい相手とは、家政婦や介護師としてやって来るフィリピン人やマレー人だろう。

  中川氏はこうした現実をちゃんと認識している。彼はこう述べていた。

  ここ数年、外国人が私たちの日常社会に深く浸透していることを実感する場面が増えてきました。グローバル企業を中心に「高度人材」と呼ばれる外国人が活躍し、コンビニエンスストアや飲食チェーンなどでも外国人留学生がアルバイトとして働いています。一方、中小・零細企業や農家などでは多くの技能実習生が汗を流し、国際結婚が増え、日系の方が移民先からUターンするなど、日本への定住化が進んでいます。日本の産業を支えてくれる外国人が、着実に増えています。(「日本在住の外国人向け日本語教育を強化する法案制定か・・・・世界での日本語普及を目指す」 2017年7月27日附「ビジネス・ジャーナル」)

  全部の現場を調べたわけではないから断言できないけど、西歐諸国からの白人留学生が深夜のコンビニとか居酒屋で働いているのか? もし、前川喜平が通っている「ガールズ・バー」に白人娘がいるなら、それらの女性は東歐諸国からの出稼ぎ娼婦だろう。オックスフォード大やプリンストン大、ケルン大からやって来る白人の女子大生は、フィリピン人がいそうなストリップ劇場やナイト・クラブでは働かないぞ。ベルギーやオランダは酪農が盛んだが、牧場主の白人娘が日本人の農家に嫁ぐなんて話は滅多に聞いたことがない。日本で野良仕事に従事する西歐人留学生は何人いるのか? 法務省か文科省に訊いてみたい。

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(左: フィリピン人の看護婦 / 右: サウジ・アラビアで働くフィリピン人の出稼ぎ看護婦)

  ところが、アジア人留学生だと、怪しい人物が非常に多い。特に、支那からやって来る「高度人材」なんて北京政府からの工作員か、犯罪予備軍、海外脱出組くらいだ。また、「日本国籍」を求めて我が国にたかってくるのは、コンビニで働く現代版「苦力(クーリー)」のような外人労務者である。豊かな日本に馴れた外人は、ビザが切れたからといって貧乏な本国に帰らず、何とかして日本に留まろうと考えるのが普通だ。その手段として有効なのが、日本人との「国際結婚」である。例えば、フィリピンから来た家政婦が日本語を覚えるのは、日本での永住が目的になっているからである。しかし、日本語の読み書きは難しいから、勉強するにしても専ら話し言葉だけ。その話し言葉さえ習得できず、カタコトの日本語で通すフィリピン人は、滞在期間を延ばすため、女の体を求める中高年男性と結婚しようとする。たとえ結婚できなくても、首尾良く妊娠すれば、日本生まれの「我が子」と一緒に永住できるからしめたものだ。フィリピン人は既婚者との不倫でも平気で、日本人の男から私生児の「認知」をもらえば、「日本人」の赤ん坊を得たことになるので、あとは手切れ金の交渉だけが問題となる。そして、こうした混血児の日本語能力が足りなければ、中川議員が「日本語教室」を提供してくれるのだ。

  低賃金労働者を日本語教育の「対象」とする中川議員は、歐米諸国での「日本語普及」など眼中になく、専ら日本にやって来る外国人の教育を考えている。彼は以下のように述べていた。


  外国人の受け入れについては、留学生、技能実習生、日系人など、入り口がさまざまあります。技能実習生は期限が来れば帰国し、留学生は「日本で働きたい」と希望すれば卒業後に就労ビザが付与されます。なかには帰国する方もいるでしょう。しかし、日系人などのように日本に残り、「日本に永住したい」と希望する方は、条件を満たせば永住資格が付与されます。しかし、その後の外国人のケアについては地方自治体任せです。

 なかには20〜30年と滞在する外国人もいますが、その子どもの日本語教育も大切です。外国人の子ども同士で固まって母国語のみの会話だけで完結する地域もありますが、それは望ましくありません。

  中川氏は「日系人」を引き合いに出して、アジア人主体の移民導入を隠しているが、彼が持つ“グローバル”な視点はアジアの特定地域に集中しているようだ。留学を「切っ掛け」にして日本で就職し、永住したい外国人なんて大半がアジア人だろう。たまに日本語が流暢なアメリカ白人を見かけるが、彼らは国籍を変えないし、たとえ日本人と結婚しても帰化しないケースが多い。支那人やタイ人といったアジア人の配偶者なら、ほぼ100%日本国籍を取るだろう。「外国人の子供同士が固まって母国語のみ」で暮らすのは、アジア系か南米系の子供に多い。西歐人の子供なら、やがて本国に帰るから母国語だけで暮らしても差し支えない。

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(左: 日本語教育を必要としないドイツ人少女 / 右: 来日したら日本語教育が必要なアジア人の少女 )

  安倍政権が移民推進派だからしょうがないけど、中川議員の目標は外国人が大量に混じる多民族社会としての日本である。彼は日本人と外国人が交わることなく並行して暮らす社会に反対していて、「日本人も外国人も統合へと向かうべきです」と訴えていた。 さらに、中川氏はこう述べていた。

  社会統合という視点からも、日本に住む外国人の人権を守り、子どもの教育、生活、労働環境を整備する必要があります。まずは、「日本語を勉強したい」という外国人に対して、その環境を与えられるように整えなければなりません。それには、「日本語教育振興基本法」が必要です。(上掲「ビジネス・ジャーナル」記事)

  こんな意見を聞けば、「ちょっと待て」と言いたい。どうして一般国民が求めていない外国人を受け容れて、彼らのために「環境」を整えてやらねばならないのか? 今までの選挙で「アジア移民の輸入」が争点となったのか? マスコミは都合の良い時だけ「住民投票」を持ち出すが、町内会で最も紛糾しそうな「アジア人受け容れ」については住民投票や国民投票を訴えず、存在しないかのように沈黙を守っている。劣等国からの外国人が続々と近所に住みつけば、普段は政治に無関心な一般人でも、資産価値に係わるリアルな問題を認識し、感情的に怒り出す。例えば、日本人の入居者が少なくなったアパートメント(俗に言う「マンション」とか集合住宅を含む)に、インド人やパキスタン人、あるいは支那人やフィリピン人が住みつけば、同じフロアーに住む日本人は引っ越してしまい、いつの間にか「アジア人ハイツ」、すなわち日本人が寄りつかない「租界団地」になってしまうの。たとえ、同じアパートに住んでいなくても、近所にアジア人地区ができれば街の雰囲気が一挙に悪くなって、自宅の価値が下がってしまうだろう。もし、アパートの前に茶色のパキスタン人が数名たむろっていたり、建物から香辛料のキツイ臭いがすれば近所迷惑だ。また、支那人が群れるだけでも不気味なのに、訳の解らぬ言葉でアヒルみたいに喋っていたら不愉快になる。もし、こんな連中が目黒や六本木、代官山にあるお洒落なカフェの周辺にいたら、日本人のお客や経営者は「どう」思うのか?

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(左: お洒落な街で好まれる西歐系の女性 / 中央: 日本に永住しそうなフィリピン人美女 / 右: 日本のアパートで好まれないタイプのアジア人)

  まともな日本人ならアジア人の定住に猛反対するのに、中川氏はそれを気にせず受け容れを推進する。

  現状、日本の社会には多くの外国人が入ってきています。外国人を受け入れやすい社会環境をつくるには、成功体験をつくることが大切です。(上掲記事)

  「成功体験」だって? 日本人は朝鮮を併合してどうなったのか、痛いほど分かっているはずだ。朝鮮総督府が「日鮮結婚」を奨励したら不幸な日本人妻が増えてしまったし、内地に大量の朝鮮人が流入したらドヤ街ができてしまった。「内鮮一体」のスローガンを掲げたものの、日本人と朝鮮人は宥和するどころか反撥し合い、とりわけ上流階級の日本人は交わろうともしなかったじゃないか。華族の何割が朝鮮人と結婚したのか? しかも、敗戦となったら喧嘩はもちろんのこと、半島では朝鮮人が強姦と掠奪を始めたし、国内では「第三国人」と称して横暴の限りを尽くした。朝鮮学校を出た在日鮮人はまともな会社では雇われなかったから、彼らの就職先といったら、土方、パチンコ屋、朝鮮料理屋がせいぜいで、個人業だと密造酒製造かクズ鉄拾い、養豚業、屠殺業などくらいだ。“成功した”朝鮮人というのは、本籍と本名を隠した在日藝人とか自営業者で、最初から正体を明かして「成功」した者は少ない。「外国人を受け容れやすい社会」では、「日本国民」という意識が根絶やしにされることが前提条件となる。国民意識や民族の連帯感が残っていると、侵入する部外者への抵抗が激しくなるので、外国人が住みづらくなってしまうのだ。こうした異民族共生の社会では、国家を支える公民の質が劣化してしまい、グルメやセックス、スクリーンが人生における最高の価値となる。そして国民の堕落や悖徳は止めどなく進み、国家への義務は最小限でも、要求する権利は最大限にするのが「賢い国民」と見なされてしまうのだ。

日本がもつ真の魅力とは?

  日本人は生まれた時から日本に住んでいるし、両親祖父母とも日本人だから、あまり日本の有り難さを意識していない場合が多い。ところが、悲惨な生活環境や息苦しい社会からやって来るアジア人にとって、日本は地球上で一番の楽園だ。普通の会社に勤めて、平凡な生活を送るだけでも、本国では味わえない幸せを実現できるから、日本は本当にすごい。したがって、日本国籍はアジア人にとったら垂涎の的である。例えば、フィリピン人が自国で介護師になっても安月給でこき使われるだけだ。しかし、日本で同じ仕事をすれば、それなりの給料をもらえるし、たとえ収入が低くても福祉が充実しているから、フィリピンでは得られない「特典」となる。しかも、故郷から家族を呼び寄せれば、その両親と兄弟姉妹、配偶者、子供まで、それぞれが公的福祉の恩恵を受けられ、快適に暮らすことも可能だ。扶養家族が増えれば納税時の控除額も増えるし、少ない掛け金で国民健康保険にも加入できる。もし、フィリピン人の扶養家族が持病持ちとか難病持ちだと、信じられぬくらいの医療費がかかるが、「人権」重視の日本が提供する福祉制度なら使い放題だ。

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(左: フィリピン人の看護婦 / 右: フィリピン人の子供たち)

  だだ、そのツケは核家族の日本人が負担するから、我々にとっては面白くない。身体障害や難病を抱えるフィリピン人の老人、あるいは先天的障害をもつ子供へジャンジャン税金が投入され、フィリピンでは考えられぬ「高度技術医療」を受ける事ができる。他方、一生懸命働いて高額所得者になった日本人は、高い掛け金を巻き上げられたうえに、所得税やら市民税をむしり取られる。努力して健康を維持している日本人は、ぐうたらな生活をするアジア人の為に高い掛け金を払っているようなものだ。(単身なのに年間80万円近くの保険料プラス介護料なんて異常である。) たぶん、アジア諸国では「病気になったら日本へ行こう」が合い言葉になるだろう。

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(左: 元気な支那人の少年たち / 右: 可愛らしい支那人の赤ん坊)

  中川氏のような反日議員は、「少子化で労働者不足になるぞ」「介護師が足りなくなるぞ」「景気が低迷するぞ」と脅かして、移民賛成派を増やそうとするからズルい。なるほど、少子化問題の切り札となるアジア人が余計な家族を連れてくれば、人手不足の企業は助かるし、日本の総人口が増えたことで政治家は喜ぶ。ところが、そのアジア人と随伴家族だって、いずれは高齢化となるから、またもや多くの介護師が必要となるだろう。馬鹿らしいけど、その年老いたフィリピン系国民を世話するために、マレーシアやタイから更なる介護師を招き入れれば、無制限の移民導入になってしまうだろう。新たな介護師だって日本に永住するから、日本にはアジア人があふれ出し、まさしく「アジアの一部」になる。日本の将来など眼中に無い中川議員は、目先の経済的利益しか頭に無いのだ。彼はこう宣言している。


  「日本で働きたい」と願う外国人の方々に対して、日本の魅力を高めたり日本語教育にアクセスしやすい環境をつくったりすることは、日本の経済にとっても大きな活力となるはずです。(上掲記事)

  中川議員はアジア人の労働者が増えて、日本の経済が活性化するから万々歳なのだろう。しかし、日系日本人はそんな祖国を望んではいない。いくら景気が良くなったからといって、日本がシンガポールみたいな国になったら嫌だ。もし、「日本人だけで暮らしたい !」とか「お爺ちゃんやお婆ちゃんたちが生きていた頃と同じ日本に住みたい !」と欲する日本人がいたら、中川氏はどう答えるのか? 日本人は気づいていないが、きれいな空気や水があるだけでも、我が国は魅力的なのだ。支那では金持ちでも有害な空気を吸っているし、そこら中に「SARS」のようなウィルスが蔓延しているから、黴菌と添い寝をしているようなものである。しかも、支那人は“がさつ”で粗野、下品で傲慢、無礼で恥知らずだから、側にいるだけでも虫酸が走る。日本にやって来た支那人観光客が驚くのは、日本人の民度の高さであり、平民なのに繊細な心遣いや道徳心を兼ね備えている点だ。支那では書物の中にしか存在しない聖人でも、日本人並みの「正直さ」とか「素直さ」を持っていないので、支那人来訪者は一様に驚く。

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(左: 日本に来て欲しくないタイプの支那人 / 右: 魅力的なフィリピン人女性)

  日本は日本人が住んでいるから素晴らしいのであって、伝統的な日本社会にアジア人が混在したら、我が国の魅力は激減するだろう。もし、美味しいササニシキが詰まった米俵の中に小石や糞尿を混ぜたら、高級米がくず米に変質し、おむすびにして食べたいとは思わない。たとえ、小石や大便で米俵の重量が増えても、お米としての価値は無くなってしまうだろう。日本語を習得して日本で働きたいというアジア人には注意せねばならない。彼らは日本人や日本国のために働くのではなく、祖国を捨てて日本に永住するために必死で日本語を勉強するのだ。日本人はアジア人が日本語を学ぶと聞いて嬉しがるが、彼らは祖先が遺してくれた国家的遺産を横取りしようと企んでいる連中である。日本人の祖先が築いた国家は、その子孫が相続人となるべきで、支那や朝鮮、ないし東南アジアの「よそ者」を“対等”で“合法的”な相続人にすべきではない。アジアからの移民や多民族社会を望む左翼分子は、まず自分の家にある世襲財産や預貯金、土地家屋をアジア移民と均等に「相続」してみることだ。そうすれば移民に反対する日本人の気持ちが分かるだろう。案外、左翼的人物に限って自分の財産となれば、驚くほど「ケチ」になる人がいたりして。人は見かけによらないからね。
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68661850.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/485.html#c3

[近代史3] 日本政府が意図的に日本人を少子高齢化させた理由 中川隆
4. 中川隆[-9394] koaQ7Jey 2019年6月21日 17:55:40 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3090]

日本政府が意図的に日本人を少子高齢化させた理由 _ 2


2017年10月02日
卑猥な少女の奇妙なクセ / ロヒンギャ難民が集まる日本
黒木 頼景
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68673872.html

英国人が移植した異民族

  「難民は可哀想」というのが国際社会やマスコミでの共通認識となっている。しかし、ある民族が難民になった経緯は様々だ。彼らの正体を調べれば、その内情が明らかとなって、以前ほどの同情が湧かなくなる場合だってある。日本が多少なりとも係わりを持つビルマでは、今「ロヒンギャ難民」問題が話題となっている。しかし、この「民族」に関して知識を持っている日本国民は驚くほど少ない。NHKやTBS、朝日新聞などは「アジアの一員として」がモットーだが、その社員でさえアジアに感心を持っている者は少数派だろう。だいたい、彼らは学生時代に支那語とか朝鮮語、タイ語、マレー語、タガログ語、ビルマ語などを勉強したことがあるのか? たぶん、有名大学をご卒業したお坊ちゃんやご令嬢は、英語、フランス語、ドイツ語なら流暢に喋れるが、アジアの言語なんか見向きもしなかったはずだ。それに、米国や英国、フランス、ドイツといった文明国に駐在員として派遣されるなら華麗な経歴となるが、ベトナム、ラオス、カンボジアなんかに派遣されたら「左遷」じゃないかと疑ってしまうだろう。第一、薄汚いアジア諸国での生活は、毎日が不愉快の繰り返しだ。「こんなの、日本だったらありえない !!」と事ある毎に不満を漏らし、日本語で愚痴をこぼしたくなるだろう。

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(写真 / ロヒンギャ難民 )

Mountstuart Elphinstone 1(左 / エルフィンストーン卿)
  そもそも、「ロヒンギャ(Rohingya)」族とはどんな人々なのか? 歐米人の説明によれば、「ラハン(Rahan)」という名が変化して「ロヒンギャ」になったようだが、簡単に言えばバングラディッシュからやって来たベンガル人のことだ。「アラカン・ロヒンギャ国民組織(Arakan Rohingya National Organisation)」の言い分によれば、ロヒンギャ族は太古の昔からアラカン地方に住んでいたという。国民国家の形成が盛んになった第19世紀以前の歴史的経緯となれば、正確な史実調査は混迷するから、日本人としては1820年代からの英国統治によるベンガル人の入植と考えた方が無難だろう。そこで、なぜベンガル人がライカン州に密集したかと言えば、征服者として君臨したイギリス人が地元民をコントロールするため、異民族を以て間接統治を行おうとしたからだ。ボンベイ総督になったマウントスチュアート・エルフィンストーン卿(Lord Mountstuart Elphinstone)も述べていたが、イギリス人は古代ローマに倣って「分断統治(divide et impera)」を行うのがいいと考えていた。 もし、地元の役人を使ってしまうと、彼らが支配地域の民衆と団結してしまい、イギリス人に対して謀反を企てるからだ。そこで、地元民が結束できないよう異民族を中間組織に用いれば、被支配者は団結しにくい。

  これは東南アジアを観ればよく分かる。例えば、ヨーロッパ人がマレー人とかタイ人を支配しようと思えば、華僑などの支那人を役人に仕立てればいい。華僑はある程度教育があるし、現地の言葉と支配者の言葉を知っている者も多い。何よりも、支那人は地元民との血縁関係や同胞意識を持たないから、異民族を容赦無く搾取できるし、叛乱の兆しがあれば、それをいち早く支配者に通告して「お駄賃」を獲得しようとする。支那人は扱い方が難しいが、上手に使えば非常に便利だ。しかも、呻吟(しんぎん)する原住民は、遠くから支配する西歐人より、毎日接する支那人の方を憎む。こうして、現地人と支那人が啀(いが)み合えば、巨大な叛乱軍の結成は不可能となるので、西歐人の統治は安泰となる。

  第二次大戦後、イギリス人はインドやビルマから撤退したが、ベンガル人は引き続きビルマに残った。そして、この残留組が更なるベルガル人を惹きつけたらしい。バングラデッシュと隣接するカライン州には、続々とベンガル移民が流入し、その数を増していった。そうなると、ビルマ人は面白くない。かつて、自分たちを抑圧していたベンガル人が国籍を得て同胞になるなんて赦せない、と思うのは人情だ。しかも、「ロヒンギャ」なる新語を持ち出し、あたかも古代から定住する少数民族の“ふり”をしているんだから、ビルマ人が追い出したくなるのも無理はない。国連の報告では2012年頃から約16万8000人が逃げだし、2016年の10月から2017年の7月にかけて、約8万7000人がバングラディッシュへと向かったそうだ。その他、密航業者の仲介でタイやマレーシアに流れた「難民」もいるという。

  しかし、我々は歐米や日本で報道される「ロヒンギャ難民」問題に騙されてはならない。英国のBBCと共犯の歐米メディアは、「ビルマ人の仏教徒がイスラム教徒のロヒンギャ族を迫害している」とか、「ビルマ軍が少数民族を弾圧している」といった報道は一方的なプロパガンダである。遙か彼方から映像で眺めているヨーロッパ人や日本人には、現地の複雑な事情や対立への経緯は解らない。ビルマ人がロヒンギャ族の村に火を放ったなんて、本当かどうか判らないじゃないか。BBCなどはロヒンギャ族を「可哀想な少数民族」とか「行く先の無い難民」と断定するが、民族紛争の火種をばらまいたイギリス人の悪行については、ちょっとしか触れない。通常の報道だとカット。イギリス人は何時でも正義の味方だ。でも、そんなにロヒンジャ族が可哀想なら、全員をイングランドに迎えてやればいいじゃないか。ブリテン島には似たような顔をしたインド人やパキスタン人、マレー人、シク教徒、タミール族、カレン族など、溢れるほど住んでいるんだ。新たに数十万のアジア人が流入したって大したことはないだろう。ボロ船は大勢の「乗客」で沈むけど、ブリテン島は難民の重さで沈むことはないんだから。

卑猥なクセを持つ少女

Tania Rashid 1(左 / タニア・ラシード)
  こうしたロヒンギャ難民の悲劇は、多くのメディアで報道されていた。米国の公共放送たるPBSも彼らを取り上げ、衛星放送のNHKもそのまま流していたから、御覧になった方も多いはずだ。ところが、PBSの現地取材に驚くべき光景があった。9月18日の放送で、タニア・ラシード(Tania Rashid)特別記者は、ロヒンギャ難民の一人ハシナ・ベガム(Hasina Begum)さんにインタビューを行った。みすぼらしいテントに一家で暮らすベガムさんは、子供たちを側に置きながら、ラシード記者に自らの窮状を必死で訴えていた。("Flooding into Bangladesh refugees flee harrowing violence", PBS News Hour, September 18, 2017) 筆者も彼女の話に耳を傾け、その哀れな生活を目にしていたのだが、「ふと」彼女の脇にいる娘に気づいてしまった。彼女の年齢は10歳くらいだと思うけど、もしかしたら12、3歳くらいかも知れない。

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(左 / ハシナ・ベガムの家族 / 母親の右側に坐っている女の子が問題の娘 )

  とにかく、その娘は真っ裸の赤ん坊(弟)を前に抱きかかえて、母親に質問を投げかけるラシード記者をジっと見つめていた。しかし、その左手は何と、驚くべき事に、弟の性器を“ぐにゅぐにゅ”と揉んでいたのだ。これはちょっとした“しぐさ”とか、間違って“触れてしまった”という次元ではない。意図的にというか、無意識的、慣習的、日常的な「いじくり」に見えた。ラシード記者が目の前にいるのに、彼女はそれを気にせず、幼い弟の玉袋を指でずうっと“いじって”いたのだ。日本の乙女や奥方は、この破廉恥な「しぐさ」から目を背けてしまうだろうが、中学生や高校生の男子生徒なら腹を抱えて笑ってしまうだろう。赤ん坊の弟も慣れていたのか、睾丸を握られてもキョトンとした表情のままだった。NHKは気づかなかったのか、それとも映像を修正したくなかったのか、娘の「まさぐり」を堂々と流していたんだから偉い。久しぶりの快挙だ !

  筆者はビデオの録画映像で観ていたから、何回もその衝撃シーンを巻き戻して、再生映像に釘付けとなった。我が目を信じられない ! そこで念のため、PBSのウエッブ・サイトやユーチューブの映像を確認したのだが、そのインタビュー映像には「ぼかし」が入っていた。つまり、編集スタッフが放送後に気づいてしまったのだ。ということで、筆者が持っている録画映像は、「お宝映像」というか「永久保存版」になってしまった。(映像の著作権問題でアップロードできないから、つくづく残念だ。本当に嘘じゃないんだよ。) それにしても、貧しい地域の民族とか、大陸の片田舎に棲息するアジア人には、奇妙な慣習や風俗を持つ人々が多い。たぶん、あの娘にとったら、赤ん坊の睾丸を揉むことなど、別に不思議な事じゃないんだろう。そして、これは筆者の推測になるんだが、こうした卑猥な「しぐさ」はロヒンジャ族全体でも容認されている行動、あるいは破廉恥とは思われない「手癖」なんだろう。民族が違えば性倫理や食習慣が違っていても当然だから、「睾丸マッサージ」だって悪いことではない。考えようによっては、他人の睾丸を食べる支那人よりマシだろう。(アジアからの移民や難民を受け容れる政治家や人権派は、「奇妙な」風習を持つ民族を嫌うことはないのか? もし平気なら、自分の睾丸をパンツから出して、娘や息子、近所の子供の前で揉んでみろ。)

日本からの恩恵を受けるベンガル難民

  一般の日本人は難民が嫌いだ。出来れば全員追い払いたい。しかし、左翼勢力や反日分子から「人権」とか「人道」を持ち出されると怯んでしまう。だから、流入してくる異国人を排除することができず、しぶしぶながらも容認してしまうのだろう。だが、日本にやって来る移民・難民には図々しい輩が多い。「生命」の危機を訴えるが、その実、「経済的利益」を図って入国する「出稼ぎ入植者」が大半だ。

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(写真 / 「ロヒンギャ」と呼ばれるベンガル人)

  移住してくる外国人は主に大都市に密集しがちだが、意外と地方にも流れている。例えば、関東地方なら、群馬、栃木、茨城、埼玉の寂れた街に住んでいたりするから、マスコミの注目を浴びることが少ない。その隙を突いて、左翼ジャーナリストは地道な活動を続け、日本を多民族社会に改造しようと励んでいる。その一人が米国「ハッフィントン・ポスト(Huffington Post)」紙の中野渉(なかの・わたる)で、彼は同紙の日本版ニュース・エディターを務めているそうだ。この中野氏が取り上げたのは、群馬県館林市に住みつくロヒンギャ族である。彼はラカイン州からやって来たアブル・カラムというベンガル人を取材した。

  このカラム氏はヤンゴンで大学生だった頃、民主化運動のデモに参加し、仲間が逮捕され軍から拷問を受ける中、隣国のタイに逃れ、その後ドイツを経由して日本に辿り着いたという。カラム氏曰わく、日本は「食べ物などの文化が、歐米に比べて近い」からだという。(中野渉 『ロヒンギャの男性「何のために生きているのか、考えてしまう」館林の難民家族を追う』 ハッフィントンポスト、2015年8月10日) 全くふざけた理由だが、タカリ民族だからしょうがない。左翼ジャーナリストの特徴なんだが、彼らはなぜか移民や難民たちが如何にして渡航費を工面したのか、どんな方法で日本に入国したのか、旅券やビザはどうなのか、どうして遠い日本をえらんだのか、などについての質問をしない。普通の日本人ならすぐ怪しむのに、人権派記者はこうした疑問をぶつけようとはしないのだ。ただ「可哀想な外国人」と紹介するだけ。ビルマから日本に渡ってくるには、相当なお金が必要なはずで、2、3三千円払ったくらいじゃ船や飛行機に乗れないぞ。カラム氏の場合、ドイツにまで行ったというから、かなりの所持金を持っていたはずで、ドイツから追い出されたから、“豊か”で“お人好し”の日本を選んだのだろう。つまり、甘っちょろい日本人なら簡単に騙せるという訳だ。

  中野氏の記事によれば、カラム氏は「仲間を頼って」名古屋とか横浜に住んでいたが、その後、気が変わったのか館林に移り住んだという。おそらく、館林には200名以上のベンガル人が群れているというから、同胞との「共生」を望んで引っ越したに違いない。ここで注目すべきは、名古屋と横浜にベンガル人ないしビルマ人の集団が存在するということだ。こうした先遣隊は後続隊を導く橋頭堡になりやすい。連鎖移民が起きるのは、移住先に同胞が前もってコミュニティーを創っているからだ。こうした「租界」を阻止するためにも、アジア人とかアフリカ人の入国は極力制限せねばならない。

  「やはり」と言っては何だが、カラム氏は「不法滞在者」であった。ところが彼は「難民申請」をしていたのだ。つまり、滞在を延長する目的で「難民」に変身したという訳である。おそらく、彼は最初、観光とかビジネスという名目で日本に入国したのだろう。だが、滞在期間が切れて出国となったから、切り札としての「難民」に鞍替えしたんじゃないか。2003年、彼は茨城県牛久市の入管施設に収容されたが、15ヶ月後に釈放されたという。カラム氏は収容される前に現在の妻と結婚したそうで、新婚早々収容所暮らしを送ったそうだ。これは不法外国人がよく使う手口で、日本永住の第一段階として、問題が深刻になる前に結婚し、子作りの準備を整える。出来れば日本人女性がいい。カラム氏の妻ブンヌアン・マニアはタイ人女性で、バンコックで出逢ったそうだ。ここでアホな日本人は騙される。「難民」であるはずのカラム氏は、なぜバンコクに留まり、妻の身分を用いてタイ国籍を取得しなかったのか? ビルマに戻ると命の危険があるなら、タイに永住して帰化すればいい。どうして“わざわざ”日本にまでやって来たのか? こうした図々しい異邦人が多くて実に腹立たしい。一般国民は呑気に構えているが、収容所の維持費用を外人が払うことはない。 なぜ、迷惑を蒙った日本人が税金で運営しなければならないのか? 難民や移民を支援する人権活動家が費用を負担すべきだ。それが嫌なら、さっさと国外追放にすべきだろう。

  「難民申請」という制度を悪用するカラム氏は、2007年、ようやく「難民」として認定されたそうだ。ユダヤ人と北歐の左翼が作った難民法のお陰で、カラム氏は在留資格を得たばかりか、部分的に日本人の権利と公共サービスを受ける特権を得た。8歳の娘アティカと6歳、5歳、4歳の息子三人をもうけたカラム氏は、郊外の公営住宅に住み、自動車工場での塗装業に就いたそうだ。詐欺同然の方法で日本に入国し、不法滞在を犯したのに、公営住宅に住めるなんておかしい。そればかりではなく、悪質外人は日本に留まる為に子供を利用する。日本人は家族持ちに弱いから、難民どもは強制送還される前にたくさんセックスして、ボコボコと赤ん坊を拵えてしまう。そして、難民申請を何回も続ければ、時間稼ぎができるので、その間に生まれた子供が成長する。こうした子供が幼稚園から小学校に進めば、一転して、「子供を日本から引き離すのは残酷だ !」と騒ぎ立て、追放しようとする日本政府を極悪人に仕立て上げるのだ。

  そもそも、不法入国、不法滞在をした外人が悪いんだから、家族ができようが独身だろうが、総て国外追放にすべきである。たとえ、子供が日本語しか喋れなくても、ビルマに戻れば親の言葉を話せるようになるだろう。第一、家庭の言葉は何語だったのか? ベンガル人やビルマ人の父親が不得意な日本語を家庭の日常語にするなんて怪しい。母親がタイ人ならタイ語で子供と話すのが普通だろう。左翼偏向のマスコミは「お涙頂戴話」が得意で、「日本で生まれ育った子供を送還するのは残酷だ」と宣伝する。だが、その状況を作ったのは不届きな親じゃないか。子供を作る前に分かっていた事だろう。だいたい、迷惑を蒙った日本人がなぜ罪悪感を持たねばならぬのか? もっとも、こうした不良外人は「子供の将来」を考えたから、不法滞在を続け、難民申請を以て長期滞在を謀るんだろう。あろうことか、子供がある程度成長すれば両親共に特別永住が認められ、「ゴネ得」となってしまうのだ。日本の法に従って祖国に帰るより、違法状態を継続した方が「お得」なんて間違っている。こうした点に、移民・難民問題の不正が潜んでいるが、一般国民は娯楽や仕事に忙しくて注意を振り向けない。

異人種とデートするミス・アイルランド

  日本にアジア人が増加すれば、我々の文化が損なわれるだけでなく、我々の肉体までもが変質する危険性が生じる。カラム一家の子供たちはスクスクと成長し、地元の幼稚園や小学校に通っているそうだ。母親のマニタはイスラム教徒で肌を露出しないよう毎日衣服で隠しているらしい。小学校に通う長女のアティカは、放課後になると自宅近くにあるモスクに赴いて、しっかりとコーランを勉強し、アラビア後を習っているそうだ。(中野渉 『ロヒンギャ男性「ミャンマーの現状、子供に言えない」館林の難民家族を追う』 ハッフィントンポスト、2017年2月20日) ちょっと待て ! 「モスク」って何だ? 群馬の土地にイスラム教の礼拝堂があるなんて信じられない。でも、現在約230名のロヒンギャ族が住んでいるから、その地域にモスクができても不思議じゃないだろう。

  しかし、イスラム教徒は周辺にもその影響を及ぼしてしまうから厄介だ。敬虔な信徒であるアティカは、イスラム教の誡律に従っているから、いつも頭をベールで覆っているし、夏でも長袖と長ズボン姿である。日本の給食はイスラム教の「ハラル」に則っていないから、彼女と小学生の弟は弁当を持参しているという。一般の日本人は気づいていないが、イスラム教徒の子供が入学してくれば、余計な摩擦や問題に悩む事になる。例えば、水泳の時間には、肌を露出しないよう「ブルキニ」といった潜水服を着るようになるし、陸上競技の時もベールを被っているから奇妙な光景となる。こんなことをすればイジメの原因になってしまう。それにもし、イスラム教徒の児童数が増えれば「誡律に沿った給食を作れ」という声が大きくなり、給食センターはイスラム教の専門家を雇って厳格な料理を作らねばならない。しかも、穢れを防止するため、調理場を別に作るということもあるのだ。ただでさえ給食制度の維持は困難なのに、更に余計な問題が持ち上がるんだから、日本人の保護者から不満が噴出してくるだろう。

  それだけじゃない。地方都市は、医療機関に通訳を配置せねばならず、これまた余計な費用が計上されてしまうのだ。しかも、外人は3ヶ月くらいの滞在でも国民健康保険制度に加入できてしまうから、特別在留資格を得た外人も健康保険制度を利用できる。しかし、低所得で子沢山のアジア人家族が、1年に70万とか80万円の保険料を払うことはない。そのツケは日本人が払うことになる。仮に、群馬県で必死に働く独身女性の自営業者がいるとしよう。彼女は健康に気を使いながら日夜努力を続け、運良く成功者となり、その結果として高額所得者になる。ところが、彼女はたくさんの税金を払う破目になってしまうのだ。独身女性だから扶養家族の控除は無いのに、国民健康保険へ多額の料金を払わねばならない。県民税や市民税だけでも大変なのに、70万円前後の保険料請求が役所から届く。もし、彼女が健康を維持したら病院に行く事もないので、ボッタクリに遭ったようなものである。かといって、無理やり病気になれば経営が危なくなるから、仕事で忙しい彼女は風邪すらひくことができない。一方、移民や難民の家族は驚くほどの低料金で手厚い福祉にありつける。独身女性の勤労者は何も貰えないのに、難民の親は子供手当までもらえて懐が温かい。しかも、こうした日本人の税金で成長した外人の子供は、必ず「日本国民」となるので、両親はそれまで辛抱すればいい。なるほど、こうした貴重な日本国籍を無料でもらえるんだから、アジア人が大量に我が国へ移民してくるのも当然だ。

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(左と中央: 「ミス・アイルランド」になったエマ・ウォルドロン / 右: 黒人の恋人マナーズ・オシャフィ )

  日本人の悪夢はまだ続く。アジア人の移民が増えれば、日本人との結婚も増えるから、当然の結果として混血児が誕生する。だが、日本人はこうした異民族との混淆を望んでいるのか? 異なった種族との混血に拒絶反応を示している例が、イングランドばかりでなくアイルランドにもある。以前、「ミス・アイルランド」に選ばれたエマ・ウォルドロン(Emma Waldron)がナイジェリア人の恋人を持った事で多くの嫌がらせメールを受けたそうだ。(Niamth Walsh, "Miss Ireland : We're so in love, we don't care what racist say about us", Daily Mail, 21 March 2011) 彼女は黒人のボーイフレンド、マナーズ・オシャフィ(Manners Oshafi)を全然恥じることはなく、却ってレイシズムと闘う姿勢を見せていた。筆者は、世間からの非難をものともせずデートを続けたウォルドロン氏に、今更どうこう言うつもりはないが、彼女に異人種結婚の結果を理解しているのか、と訊きたい。確かに、彼女はとても美しく、「ミス・アイルランド」に選ばれたのも納得できるが、その軽率な行動に疑念を抱いてしまう。

  大きなお世話だが、将来、彼女が黒人青年と結婚し、女の子を産んだとして、その愛娘が母親と同じ容姿になるとは思えない。必ずや、父親の遺伝子を受け継ぎ、浅黒い肌とアフリカ人の特徴を持つ子供となるだろう。そこで一つの疑問が浮かんでくる。もし、その娘が母親に倣って美人コンテストに出場したら、二代目として優勝できるのか? もちろん、元「ミス・アイルランド」の娘だからといって、自動的に同じタイトルを獲得できるとは限らない。だが、混血児の娘の場合は選抜以前の問題がつきまとっている。なぜなら、黒人の優性遺伝子を持った娘に、審査員や民衆が同様の喝采を送ることはないからだ。彼女の母親は白い肌のケルト系美人だが、その娘は浅黒いアフリカ系となるから、たとえ黒人たちが称讃しても、ケルト系アイリス人は眉を顰めるに違いない。彼らはどうしても「アフリカ人の顔附き」を受け容れたくないのだ。一般のアイリス人は口にしないが、生粋のアイリス系国民はその娘を自分たちの仲間と見なさない。左翼マスコミが推進する異人種間結婚を選んだケルト人娘は、一般的にその怖ろしい結果について無知である。アイリス人の祖父母は娘が産んだ黒い孫をどう思うのか? カトリック教国のアイルランドでもリベラル教育に染まった親が結構多いから、アフリカ系の孫を気にしない者も沢山いるだろう。ただ、心の底で“ひっそり”と悲しむ祖父母もいるんじゃないか。

Pierce Brosnan 1Peter O'Toole 1Nicole Kidman 2Anne Hathaway 4


(左: ピアース・ブロスナン / ピーター・オトゥール / ニコール・キッドマン / 右: アン・ハザウェイ)

  普通の日本人でもちょっと思い出してみれば、ケルト系のアイリス人俳優とアフリカ系「アイリス人」の違いに気づくだろう。ケルト系の人物を挙げてみると、007のジェイムズ・ボンド役で有名なピアース・ブロスナン(Pierce Brosnan)とか、『スター・ウォーズ / ファントム・メナス』や『96時間(Taken)』に出演したリアム・ニーソン(Liam Neeson)、『アラビアのローレンス』で名高いピーター・オトゥール(Peter O'Toole)、人気男優のブラット・ピット(Brad Pitt)、女優なら子役スターのダコタ・ファニング(Dakota Fanning)、『バットマン』でキャトウーマンを演じたアン・ハザウェイ(Ann Hathaway)、オーストラリア人女優のニコール・キッドマン(Nicole Kidman)がいる。アイルランドから多数の移民が渡ってきたアメリカでは、アイリス系の有名人が非常に多く、ジョン・F・ケネディーばもちろんのこと、ロナルド・レーガン大統領やモナコ公国のプリンセスになったグレイス・ケリーもアイリス系アメリカ人であった。

Dakota Fanning 1Grace Kelly 5Ronald Reagan 6Rotmi Adebari 1


(左: ダコタ・ファニング / グレイス・ケリー / ロナルド・レーガン / 右: ロトミ・アデバリ)

  一方、アフリカ系アイリス人の有名人だと、女優のロザリオ・ドウソン(Rosario Dawson)、歌手のアリシア・キィーズ(Alicai Keys)、女優のイェミ・アデンガ(Yemi Adenuga)、女優兼モデルのライラ・フラハティー(Layla Flaherty)、ナイジェリア系で政治家のロトミ・アデバリ(Rotimi Adebari)などがいる。この二種類を見比べれば、なぜ一般のアイリス人が混血を嫌ったかが解るだろう。自分たちの民族が保持する国民的遺伝子に、嫌な遺伝子を混ぜてしまうアフリカ人は赦せない。これは理性で決着できる問題ではなく、感情の問題だから解決する方法はまず無いんじゃないんじゃないか。日本人だって、英語の教師やニューズ・キャスターとしてアイリス人を雇う場合、ケルト系の白人を選んでしまうだろう。それにもし、中学生や高校生が自分の家庭教師に選ぶとしたら、大半がケルト系のアイリス白人を選ぶはずだ。したがって、左翼教師は個人の自由を許さない。子供に選択の自由を与えると、レイシズムの結果を生んでしまうので、「政治的正しさ」に違反するとの理由でダメ。(でも、リベラル派は「自由」を尊重するはずなんだけど。結局、都合の悪い「自由」は禁止なんだろう。)

Rosario Dawson 2Alicia Keys 2Yemi Adenuga 1Layla Flaherty 1


(左: ロザリオ・ドウソン / アリシア・キィーズ / イェミ・アデンガ / 右: ライラ・フラハティー )

  今や、日本人はキツネやタヌキと等しくなった。いや、それ以下かも知れない。野生動物ですら同種でしか交尾しないから、異人種と混血する日本人は地球上を放浪する雑種犬と変わらなくなった。あと数年で死んでしまう老人や、子育てが終わった中高年は、子供や孫がどうなろうが知ったことではないのだろう。彼らが関心を持っているのは、自分の墓に設置される墓石の種類と、埋葬される墓地の住所である。まともな日本人からすれば、祖父母と孫の容姿が違う、といった将来は怖ろしい。昭和の頃までは、近所のオッちゃんやオバちゃんが、「あら、お嬢ちゃんお母さんとソックリねぇ」と微笑んだのに、今じゃぁ「あら、お嬢ちゃん、よく日焼けしちゃって」と誤魔化すしかないけど、それだって「政治的正しさ」に違反するからNGだ。ということで、近所の隣人は子供を見かけても、黙って素通りするしかない。いずれ、日本でもバラク・オバマのような首相が現れて、「肌の白い秋田美人も、茶色のマレー系も、黒いケニア系も、黄土色のフィリピン系も、みんな日本人だ」と宣言するだろう。その時、生き残った日系人日本人が、涙を浮かべながら思い出アルバムをめくっても手遅れなんだぞ。
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68673872.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/485.html#c4

[近代史3] 日本政府が意図的に日本人を少子高齢化させた理由 中川隆
5. 中川隆[-9393] koaQ7Jey 2019年6月21日 18:01:01 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3091]

日本政府が意図的に日本人を少子高齢化させた理由 _ 3


2015年07月12日
日本国籍を持つアジア人は日本人か? / 家族としての日本国 (1)
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68405830.html

テレビ局が仕組む多民族社会

  最近、日本国籍を取るアジア人が増えて不愉快だ。街角で支那人が北京語や上海語を喋りながら歩いていると、目障りだけでなく耳障りである。新宿駅では支那語で構内放送があるし、看板や案内表示には朝鮮語と支那語が書かれているから気分が悪い。電気店や食料品店に行けば、朝鮮人ばかりか、フィリピン人やタイ人まで見かけるから、日本が侵略を受けているみたいだ。藝能界やスポーツ界に目を向ければ、事態はもっと酷くて、支那人や朝鮮人の帰化人が異常に多い。テレビをつける一般国民は、多民族共生の宣伝番組を観ているのと同じだ。日本を異人種混淆社会にしようと目論むテレビ局は、意図的に外国人や混血児を番組に出演させ、日本人を精神的に改造しようとしている。

  日本人が異邦人に対してアレルギー反応を示すのは、普段の生活で見慣れていないからである。人間は異質な物でも、何度も目にすればヘンだと思わない。丁度、臭い物でも長期間嗅いでいると、鼻がバカになるのと似ている。例えば、ペットを飼っているいる家庭では、犬や猫の臭いに鈍感になり、他人を招いた時にその異臭に気づくだろう。テレビ局の確信犯的制作者は、視聴者が外人に親しみを持つように、番組の中でわざと外国人や混血児のゲストを登用するのだ。しかし、いきなり朝鮮人や支那人を大量に見せつけると、日本人が嫌悪感を催すから、過度な露出を抑えるよう注意している。犯罪者は殺したい相手に独を飲ませる時、砒素(ひそ)をカプセルに詰めたり、コーヒーに混ぜたりして、気づかれないようにするだろう。だから、本命のアジア人を控えて、西欧人との混血藝人を先に導入し、日本人の拒絶反応を抑えてから、徐々に支那人やアジア人、アフリカ人を挿入するのだ。そうすれば、外国人というのはヨーロッパ人を含めた異邦人ということになる。

  不思議な用語だが、藝能界では「ハーフ・タレント」という奇妙な藝人が存在する。これといった特殊な才能(タレント)が無いのに、テレビ番組に登場してお金がもらえる人がいる。彼らの大半は、強欲な藝能事務所が送り込んだモデルや歌手もどきの商品なのだろうが、最近では「多民族主義」の道具となっているみたいだ。民放番組に詳しくないので、はっきりとしたことは言えないが、反日放送局の総本山たるNHKは、藝能事務所とツルんでいるのかも知れない。NHKに関して言えば、最近の傾向として、語学講座に藝人を入れるようになった。ドイツ語講座にはLIZAというドイツ系モデルやトリンドル玲奈(れいな)、英語講座にはShelly(シェリー)というアメリカ系モデルが出演していた。もっとも、彼女たちが起用されたのは、ネイティヴ講師と同じ発音で喋ることが出来るからだろう。しかし、怪しいのは中国語、つまり支那語講座である。別名、テレビ・チャイナ北京支局のNHKは、支那語の印象を良くしようと藤原紀香を起用していた。既にアグネス・チャンは老婆に近いし、支那工作員の張景子では、余りにも露骨すぎるからNHKは使用できないのだろう。だがその代わり、阿部力(あべつよし)という若い藝人(モデル?)を採用していた。どれほど人気がある藝人なのか定かではないが、きっと若い日本人女性の支那に対するイメージを改善したかったのだろう。

  昔の語学講座なら、NHKといえども少しはまともだった。今でも覚えているが、英語講座の講師にはマーシャ・クラッカワーが登用されており、昭和の頃までは真面目な番組作りをしていたのだ。民放でも、竹村健一がイーデス・ハンソンと一緒に英会話番組を担当していた。ちょっと俗的な英語番組だと、ディスク・ジョッキーの小林克也を使い、気楽な流行英語を教えていたものだ。日本をアジア社会にしたいテレビ局は、まず日本語を少し喋ることが出来る西欧系外国人や白人との混血児を視聴者に紹介する。英語習得に熱心な日本国民を熟知しているから、白人の外国人を先に使用するのだ。そのあとから、英語を喋る支那人やフィリピン人を徐々に混ぜてくる。ついでに言えば、朝鮮人歌手が日本で活動する場合、紹介する曲は英語か日本語になっている。やはり、朝鮮語の歌では人気が出ないと分かっているからだろう。英語は世界言語になっているから、どんな民族の教師でもいいはずなのに、NHKはアジア系アメリカ人を講師として採用しない。本当は朝鮮系アメリカ人を起用したいのだろう。一般的に、日本人は白人の英語教師を希望するから、狡猾な番組制作者はフィリピン人やインド人、香港の支那人を使わない。たとえ学校で採用する外国人英語教師でも、フィリピン人やインド人、ケニア人、エジプト人だと、日本の子供は落胆するだろう。左翼は国際化社会を警戒する日本人の心を開くにあたり、まずヨーロッパ人を囮(おとり)に使うことを認識しているのだ。

  以前、藝人の山田邦子が「外人とは白人のことかと思っていた」、と何かの番組で話していたのを聞いて驚いた。「じゃあ、黒人やインディオは外国人ではないのか」と反論したくなるが、外国を知らない一般人ならこの程度の認識だろう。筆者が高校生の時に起こった些細な「事件」を紹介したい。学校にオーストラリアからの交換留学生がやって来ることになって、同級生の女子生徒はちょくちょく話題にしていた。ところが、その留学生が学校に来た時、女子生徒たちは一様に落胆したようだった。イギリス系オーストラリア人と期待していたのに、南洋土人系の男子生徒が現れたからだ。つまり、アングロ・サクソン系の西洋人ではなく、マオリ系の南洋人が来たから、胸を膨らませていた女の子たちは落胆したのである。筆者はその横でこっそり笑っていたが、あまりにも身勝手な期待にアホらしさを感じたものだ。国名と人種・民族が一致するのは日本くらいで、外国だとどんな容姿の人間なのかはっきりしない。昭和から平成の初めまで片田舎の日本人は、アメリカ人と聞いて白人を想像する者が多かった。「ハーフ」の子といえば、白人との混血児を指すことがほとんど。「混血児」は「黒人との合いの子」を意味することが多かった。やはり、戦後のパンパンが産んだ黒人兵との子供を想像してしまうからだろう。

  テレビ局は語学講座だけではなく、ドラマを用いて外国人の社会浸透を促進していた。今では『相棒』という刑事ドラマで人気を博す水谷豊は、教師ドラマの『熱中時代』からスピンオフしたドラマ『熱中時代/刑事編』に出演していた。そのドラマでは米国から来た白人娘がヒロインになっていた。この役にミッキー・マッケンジーが起用され、彼女と水谷氏は当時、大変な脚光を浴びていたのである。ドラマは高視聴率を記録し、この共演がきっかけで二人は結婚した。その後、彼らは離婚したが、一大ブームを呼び起こしたことは間違いない。しかし、このドラマはヒロインがアメリカ人だったからヒットしたのだ。もし、ヒロインが朝鮮からの娘という設定で、南鮮人か在日朝鮮人が演じていたら、あれほどの話題にはならなかったであろう。仮に、朝鮮人を支那人に変更してもヒット作にはなるまい。それどころか、ドラマの企画書さえ通らないだろう。ヒロインを北鮮から逃れてた鮮人工作員とか、上海マフィアから追われた香港の支那人娘とかにしたらリアルだろうが、肝心の視聴者が興味を示さない。やはり、美しい西歐人女性でなけりゃ、画面が暗くなるし視聴者がワクワクしないだろう。

  平成になると、街中にアジア人が溢れているのに、NHKの連続ドラマは昭和のドラマと同じパターンを踏む。平成26年、ニッカウィスキーを題材とした『マッサン』というドラマがNHKで制作されたそうだ。大正時代の日本でウィスキー製造を取り組んだ夫婦の物語というが、そのヒロインにアメリカ人女優が採用されたことで話題になった。(実際に観ていないのでドラマ内容の評価は出来ない。) アメリカでは無名のシャーロット・ケイト・フォックス(Charlotte Kate Fox)が抜擢され、その美貌に注目が集まり、マスコミも数多く彼女を取り上げたという。まぁ、これだけの美人なら仕方ないだろうが、やはりスコット人女性と日本人が結婚した物語だから、日本人視聴者は抵抗なく視聴できたのかも知れない。これがフィリピン人妻と日本人男性が、共にフィリピン・パブを経営するドラマなら、高視聴率を取れたかどうか疑問が残る。昔、ルビー・モレノというフィリピン女優がいたけれど、彼女を使うとジャパユキさん物語になってしまい、気分が重たくなるし観るのがつらい。でも、朝から他人の不幸を観るのが好きな人もいるから、もしかしたらヒットするかも。しかし、西洋人との国際結婚の方が明るいんじゃないか? だから、NHKはその辺をちゃんと理解しているのだろう。自分の出世に係わることなら、NHK職員は現実的になる。

  日本に於ける現実の国際結婚はTVドラマと乖離している。結婚相手の外国人配偶者は、支那人や朝鮮人、フィリピン人といったアジア人が圧倒的に多い。ニュース番組で流れる「国際化」社会に向かう日本だと、来日する外国人は、アジア人がほとんどなのに、報道番組は世界各地から外国人が均等に訪れているかのように印象を操作するのだ。例えば、観光地を訪れる外国人を取材するレポーターは、まず西歐人を見つけてインタヴューを行うのだ。ぶっきらぼうな支那人やがさつな朝鮮人の大群を目にしても、なるべく彼らをカメラに写さないよう心掛けている。視聴者に気分が悪くなるようなアジア人の集団を見せたくないのだ。これでは実態隠しじゃないのか? 至る所に痰を吐き、ゴミを平気で投げ捨てる支那人を報道して、日本国民に注意を促す事はしたくないのだろう。朝鮮人問題でも、マスコミは「外国人」問題と呼んで曖昧にする。在日朝鮮人が求めている選挙権なのに、報道では「外国人参政権要求」と伝え、要求している外国人を特定しないよう配慮している。実態は、参政権を朝鮮人が要求しているのに、どの放送局も「朝鮮人参政権」とは呼ばなかった。アジア人帰化や国際結婚の報道でも、「外国人」という表現を前面に出すのが、左翼マスコミの特徴である。マスコミはわざとアジア人による日本の「国際化」を話題にしないのだ。

  アジア人との混血児は都心だけでなく、地方でも徐々に増えている。2006年、新潟県魚沼市をアンケート対象にしたトヨタ財団の調査は、田舎の実態を知る上で参考になる。若い女性が少ない、あるいは結婚難の男性が多い農村で、外国人配偶者がどのように扱われるのか、第三者には中々うかがい知ることができない。もっとも、アンケートに応えた人々が、家族の事情をあからさまに告白することはないだろうし、外人の嫁について率直に答えることはないだろう。しかし、一般人の考えが分かって有益だ。調査では、地域に外人が増える理由を国際結婚、外人労働者、留学生と答えている人が多いのは予測通りだ。外人が増えて良いと思う人は、20代や30代の若者層に多く約50パーセントいる。一方、60代から70代の高齢層では減少して40パーセントの人々が肯定的で、「分からない」という人や「避けるべき」という意見が過半数を超えている。やはり、高齢者の方がマスコミの洗脳が届いていないのだろう。60から70歳代の人々は、言葉や生活習慣の違いから、アジア人の流入に「何となくの不安」を抱いているらしい。(武田里子 『ムラの国際結婚再考』 めこん 2011年, pp.124-125)

  こうしたアンケートで不満なのは、外国人を受け入れても良いと答える若者が、自らの生活に影響が出た時も同じ答えを述べるのかという点である。例えば、アンケートの質問に、自分の配偶者がフィリピン人やタイ人で、生まれた子供の顔つきが東南アジア風になっても気にしないのか、という項目がない。子供の体に受け継がれる遺伝子は、親の職業や学歴とは関係なく、受精と同時に決定されてしまうのだ。フィリピン人の妻に似て欲しくないと願う日本人の亭主でも、子供は確実に母親と似てしまう。しかも、生まれながら日本国籍を持っていても、一生「フィリピン人」との烙印を押されてしまうのだ。子供が学校に通うようになって、世界地理を学ぶようになれば、同級生から「お前の母ちゃんの国なんだろう?」とからかわれる。フィリピンなんていう底辺国に連なる混血児は、恥ずかしくて堪らない。自分の祖国は日本だと自分に言い聞かせても、鏡をのぞけばフィリピン人の顔をした自分が映っている。日本で生まれ育ってしまった混血児にとって、フィリピン文化など学ぶ価値もないし、遠く離れた南洋の国民を同胞とも思えないのに、彼らと血で繋がっているのだ。まるで自分の足が鎖でフィリピンに繋がれているようで、たとえ足首を斧で切断しても、すぐに鎖が手や首に巻き付くような感じがする。それにもし、細胞の一つ一つに「フィリピン」という刺青が彫られていたら嫌だろう。アジア人と結婚する日本人は、こうした子供の苦悩を考えずにセックスしてしまい、悲劇が起きてから後悔するのだ。

  地元にアジア人が増えることを心配する高齢者も、国際結婚については良いと思う意見が6割近くに達する。やはり、嫁不足を深刻に受け止めているからだろう。外国人、つまりアジア人は嫌だけど仕方ない、と現実に屈服する老人が増えているのも事実だ。1990年には「何とも言えない」と意見を保留する中高年が50パーセントもいたのに、2006年には16.5パーセントに減り、必要であれば良いとする人が55.2パーセントに達していた。1990年には「深刻な結婚難からやむを得ない」とする人は、17.2パーセントしかいなかったのだ。マスコミや学校の洗脳を若者ほど受けていない中高年は、嫁が見つからずに高齢化する独身男性が居る現状と、出来ればアジア人配偶者は回避したいという願望の間で揺れているのだ。「国際結婚」を「望ましくない」と答えた人の理由をいくつか紹介したい。「金目当ての結婚じゃないのか」、「偽装結婚が多い」、「言葉や慣習の違いが不安」などがあった。その他にも、「犯罪の増加」や「国が乱れる」「嫁の親族まで家庭に入ってくる」「子供が差別を受ける」などを答える者がいたという。中でも、「国が乱れる」と答えた人が一人だったのには、とても哀しい。現代の日本人は、アジア人流入が国家の危機に発展するという意識がまったくないのだ。

  左翼のマスコミや学者は憤慨するだろうが、どの回答も正鵠を得た意見である。支那人や朝鮮人が増えれば犯罪が増えるし、日本国籍を目的とした偽装結婚があるのも事実だ。嫁ぎ先の財産を狙う支那人妻は珍しくないし、亭主に内緒で金銭を実家に送るフィリピン人妻もよく耳にする。それに、アジア人との混血児が生まれれば、日本人の学校でイジメに遭うことも予想されるから、日本人の親と祖父母が心配するのもうなづけよう。息子の嫁にアジア人を容認した親でさえ、孫が混血児だと不憫でならない。孫の肉体が半分は朝鮮人とか、フィリピン人、タイ人では気分が暗くなる。他(よそ)の家庭だと堂々と孫を自慢しているのに、自分の孫は何となく他人に見せたくない。可愛い孫でも劣等民族の子供じゃあ、友人や隣人に何となく隠したくなる。一般人は口にしないが、心の底でアジア人は劣等種族と思っている。例えば、南鮮人の嫁を友人の前で「韓国のひと」と呼んだり、周囲の者もそれとなく朝鮮人の話題を避けようとする。まさかぶっきらぼうに「最近、鮮人どもの犯罪が多くなったし、南鮮の反日行為はけしからん」なんて言えないだろう。日本人同士なら気を許して喋れることが、朝鮮人を嫁に持つ者が話に加わると、とたんに遠慮して話題にできなくなる。

  国際結婚カップルで特徴的なのは、西歐人と結婚した日本人は欧州風の名前に抵抗がないのに、アジア風の名前だと嫌がる。日本人の親は、朝鮮、支那、フィリピンの名前を子供につけることは滅多にない。また、日本人女性が支那人や朝鮮人男性と結婚しても、亭主の姓にすることはない。「佐藤」あるいは「鈴木」という女性が、「金」とか「劉」といった姓にすることはまずないだろう。日本人と結婚した朝鮮人男性は、たいてい女房の姓に変え、子供は日本人の氏名を名乗る。日本人妻だって、結婚して「金」や「朴」になるなんて嫌だろう。朝鮮人に零落(おちぶ)れたようで涙が頬を伝わり流れてくる。実家の両親だって大反対だろう。娘は立派な日本人なのに、朝鮮名をつけるなんて我慢がならない。家門の恥である。朝鮮人や支那人と結婚する女性は、偶然の恋愛ということもあるだろうが、階級や教養が低かったり、家系や将来を考えない人が多い。特に朝鮮人と結婚すれば、苦労が多くなる。南鮮人の親戚と付き合わねばならぬ日本人は、朝鮮式の考え方が理解できないし、老人たちの厚かましさに腹が立つ。押しつけがましい親切や、何かにつけ「高級な」朝鮮文化を自慢されれば、鬱陶(うっとう)しくてたまらない。また、日本人女性は朝鮮人と結婚しても、朝鮮文化まで愛せないだろう。ファッション・センスの良い女性なら、まず「チマ・チョゴリ」を着ることができない。あの野暮ったい民族衣装を身につけたら、恥ずかしくて友達に見せられないし、朝鮮人に降格したようで惨めだ。それに、朝鮮文化をよく知らぬまま結婚した日本人は、ヘドロのような朝鮮人の人間関係に嫌気がさす。恩着せがましい朝鮮の親戚を見ると、つい「そっさと南鮮に帰ればいいじゃないか」と思ってしまう。日本人は朝鮮人と夫婦(めおと)になっても、心までは中々朝鮮人になれないのだ。

  日本人の親は朝鮮人の配偶者を馬鹿にするわけではないが、自分の子供を日本人として育てたいと思う傾向が強い。「半分朝鮮」とか「半チョッパリ」なんて呼ばれたくないのだ。しかし、日本で生まれ育っても、朝鮮人混血児はその鮮人の親を通して、何千何百という朝鮮人の祖先や親類と繋がっている。子供が成長し、李朝や日本統治時代のみすぼらしい朝鮮人を見た時、その子供はどう感じるのか? 物心がつけば、自分の同胞が朝鮮人だという冷酷な事実に直面するだろう。あのおぞましい在日朝鮮人や朝鮮半島の劣等民族が、自分と肉体的に同じであることを思い知るのだ。それを友人たちも認識するから、恥ずかしくてたまらない。それ以上に恥ずかしくてて辛いのは、恋人にプロポーズしようとする時だ。恋人やその両親に自分の出生を告げるときに躊躇いが生じる。相手の親が寛容ならいいが、家門を気にする上流家庭だと気が重くなる。学歴なら自分の努力で立派にできるが、朝鮮の肉体は改革できない。こうした朝鮮人混血児は、テレビで「朝鮮」という言葉を聞く度に、心臓に突き刺さるから気の毒だ。

黒いブリテン人はイギリス人ではない

  人種・民族を異にする混血児の精神は、自己識別(アイデンティティー)をするときに乱れる。日本では支那人や朝鮮人との混血児が多数派で、黒い肌の混血児は少ないけど哀しいことは結構あった。出典が思い出せないのではっきり言えないが、むかし黒人混血児にまつわる悲惨な話を聞いたことがある。ある混血児の少年が黒い肌が嫌で、カミソリを持って顔の皮膚を削ぎ落とそうとしたらしい。本当にそうしたわけではなかろうが、思い詰めてカミソリを握ったのだろう。アフリカ以外で生まれた黒人は、生きて行くのが大変である。日本と違い英国では、黒人との混血児がとても多い。北欧人ではなく、アフリカ系の黒人とイギリス白人との間に生まれた浅黒い混血児は、自分が属する集団が曖昧になる。あるインタヴューで質問された混血児は、ジャマイカ人とイギリス白人の両親を持つが、「何人か」という質問に困ってしまう。ある少女は、

  いいえ、私は自分を黒人とは思ってないの。つまり、実際のところブリテンで生まれたんだから、ブリテン人だと思っているんだけど、正確に言うと、半分ブリテン人で、半分ジャマイカ人かな。(Barbara Tizaed and Ann Phenix, Black and White or Mixed Race? , Routlege, London, 1993, p.47)

  彼女の言葉遣いで気になるのは、「ブリテン(British)」人という単語を用いていることだ。「イギリス人(English)」という言葉には、「アングル人」という意味が含まれてしまうので、英国の混血人や有色人は「ブリテン人」という言葉を選ぶ。「ブリテン人」ならブリテン島に住む国民、すなわち非イギリス人のウェイルズ人やスコット人、アイリス人に混じることができるからだ。英国籍を取得したアラブ人やインド人、アフリカ人は、自らを「イギリス人」ではなく、「ブリテン人」と呼びたがる。しかし、当のイギリス白人はどちらでも気にしない。

  白人の母を持つ別の混血少女は、戸惑いながらも答えている。

  私は自分を黒人と思わないけど、たいていの人が私を黒人と同じくらいの混血児だ、て呼ぶの。でもそれって、白人のお母さんを否定しているように思うわ。

  白人の母と暮らす母子家庭の少女は「有色人(coloured)」について意見を述べている。

  私はその言葉が嫌いで、馬鹿げていると思うわ。だって論理的に考えたら、「有色」っていうのは、青、黄、緑、赤ってこともあるでしよう。そんな色の人はいないし、そんなの馬鹿げている。(上掲書 p.48)

  確かに、「白」だって色だから、「カラード」かもしれない。しかし、英語というのはアングロ・サクソンの言葉だから、彼らの感覚や文化が反映されているのだ。例えば、気分が悪そうな人を「彼は青白く(pale)見える」という表現は、肌の色が白いからで、アフリカ人ならそんな表現は用いないだろう。しかも、イギリス人が黒人系住民に対して、「君、気分でも悪いのか。顔が青いぞ」と言えば、馬鹿にしているのかと誤解されるだろう。また、ウェディング・ドレスは白いのに、葬式の礼服は黒い。辛辣な冗談はブラック・ジョークだし、ブラック・ブックは閻魔帳ときている。英国の人気バンド「ブラック・サバス」はイタリアのホラー映画から由来するし、ロック歌手ジョーン・ジェットのバンドは「ブラック・ハーツ」で「邪悪な心」という意味だ。黒人混血児にとったら、英語の慣習的表現は気に入らないだろうが、言葉は固有の歴史の中で発展するから仕方ない。

  次に、黒人の父親と別れ白人の母親と暮らす少年は、「白人もカラードであり、単に色黒じゃないだけだ」という意見について語っていた。

  俺はそんなに酷い表現だと思わない。何となくだけど、そんなに気分を害する言葉じゃないよな。俺はカラードよりブラックと呼ばれる方が好きなアフロ・カリビアン系の友達をたくさん知っているんだ。なんで「ブラック」のほうがいいのか分かんねぇけど、そう聞いたんだ。

  これはアメリカでも同じである。黒人は「ニグロ」と呼ばれるより、「ブラック」とか「アフリカ系」と呼ばれたい。同じ意味だが、響きが良くないのだろう。ラテン語の「ニグロ」が侮蔑的という理由はない。これは、黒人が惨めな時代に使われていた言葉だから避けたいのだろう。日本でも似たような配慮がある。例えば、「朝鮮料理屋」を「焼肉屋」と呼ぶのは、明らかに「朝鮮」という言葉がネガティヴな響きをもつからだ。「ドイツ」と比較すれば分かりやすい。日本人はハンバーグ専門のドイツ料理店を「焼肉屋」とは呼ばないだろう。「ドイツ料理店」に悪いイメージを持っていないからだ。ワイマール共和国の頃だって、日本人はゲルマン人を「ドイツ人」と呼んでいた。そういえば、アニメにもなった漫画で『じゃりん子チエ』で気になることがある。主人公の少女チエは遊び人のぐうたらオヤジをよそに、ホルモン屋を一人で仕切っていた。娘に店を任せっきりで一緒に働かないオヤジのテツは、もしかしたら朝鮮人じゃないのか? 無職でヤクザな父親を観ていると、なんか大阪にいそうな在日朝鮮人に思えてくる。それに、「ホルモン焼き屋」はいかにも朝鮮人が経営しそうな業種だ。廃棄されるような動物の内臓を煮込んだ料理を朝鮮人は自慢しているのだろうか? 世間がどう見ているのか興味がある。

  黒人との混血児には、時々黒い肌の色が薄い子がいる。やや白い肌の少女は、自分のアイデンティティーについてこう話していた。

  時々、私は自分のことをイギリス人だって思うわ。そして時には、アフリカ人以上だと思うことがあるの。でも時と場合によるけどね。それにね、私は(黒人白人の)どちらでもでもなくて、浅黒いブリテン人じゃないかって思うわ。(p.49)

  ある少女は白人の親に寄り添うような発言をしていた。

  もし、どちらかを選ぶとしたら、白人の側を選ぶと思うわ。だって私が好きな家族は白人の方だから。もちろん、黒人側の家族も好きよ。どちらかの家族を選ぶより、私を受け入れてくれる側に附きたいの。

  色黒の混血児のなかには、黒人であることが嫌で堪らない子を見かけることがある。黒人の亭主と離婚して、混血児を育てる白人の母親は、白人の両親に子供を預けて働いたりするからだ。そして、家に招く友人が白人だったりすると、混血児は黒人と接触することが少なくなり、学校で黒人の級友と交わるくらいの環境になってしまう。すると、自分が黒人という意識が希薄になった混血児は、白人社会の方に親近感を持つようになるし、まともな生活をする白人世界に属したいと考えてしまうのだ。ところが、自分の姿を見れば、顔つきは黒人みたいだし、肌も白人と比べれば黒いから、どうしても疎外感を味わってしまう。こうなると、自分が住む国家に愛着が湧かないし、自国の歴史や社会について考えようとはしなくなる。自分が属していない国家の伝統や過去はどうでもよく、現在を楽しく生き、豊かな将来を確保できれば充分と思ってしまうのだ。したがって、混血児は悠久の歴史を記憶する高等人間ではなく、現在の縄張りだけを注意する野生動物と等しくなる。

  イングランド王国には栄光の歴史と豊かな文化がある。国家の中心はもちろん王室で、我が国の皇室には到底及ばないが、それでも立派な伝統がある。女王エリザベス2世は、長寿であることから曾孫のジョージ王子を抱くことができた。孫のウィリアム王子ばかりか、その息子ジョージまで見ることが出来た女王は幸せである。そして、この微笑ましい光景を目にするイングランド臣民も幸福なはずだ。ところが、オランダ人やデンマーク人ではなく、アフリカ人やアラブ人、支那人を親に持つ混血人やイギリス人の両親を持たない移民や有色帰化人は、どんな気持ちで、女王と王子を眺めていたのか? まだ言葉もよく話せないジョージ王子が、「おばあちゃん(granny)」と言って、女王陛下に甘える姿をイギリス人は喜んだ。シャーロット王女が洗礼式を受ける日には、ケンブリッジ公爵夫妻を見ようと、ノーフォークの聖メアリー・マグダレン教会に多くのイギリス人が集まった。彼らはまるで自分たちの孫が洗礼を受けるかのように見守っていたのだ。尊王精神を持つイギリス人は、王族が結婚式を挙げれば歓喜の声を上げるし、王室に王子や王女が生まれれば、自分の子や孫のように喜ぶ。王侯貴族を呪うのは共産主義に染まった左翼国民くらいである。

  ところで、イギリス人の遺伝子を共有しない非西欧系国民はどう思ったのか? 非イギリス系たるブリテン国民でも、オランダ人やドイツ人、デンマーク人なら自然と王室に敬愛の念を抱くだろう。イギリス王室は他のヨーロッパ貴族と血縁関係を持つから、西歐系移民ならさほど問題なく王党派(トーリー)になれる。しかし、アラブ人やインド人、アフリカ人の帰化国民はどうだろう? 彼らはかつて武力で征服された植民地の出身者である。そこから移住してきた有色人は、素直に宗主国の王族を尊敬できるのか? また、イスラム教徒はキリスト教の儀式で洗礼を受ける王子や王女を祝福できるのか? 「国王(king)」とは元々「部族長(cyning)」を意味しているから、種族を同じくするイギリス人しか素直に臣従できない。別の部族出身者は、王に忠誠を誓えば臣下になれるが、部族の仲間にはなれないだろう。容姿が全く違うアフリカ人や支那人が、アングル人やサクソン人といったチュートン族の同胞になれるとは思えない。先祖崇拝が強い支那人は、イギリス王族を見て自分の先祖が使えた主君とは見なさないだろう。支那人にとって皇帝とか王は奴隷所有者だ。そもそも支那人には、「忠誠」という文化がないのだ。銭目当てでイングランドに住みついた支那人は、百年戦争で国王と一緒にフランス兵と戦った祖先を持たないし、ネルソン提督に率いられて激戦を共にした祖先だって持っていない。バトル・オブ・ブリテンの恐怖すら共有していないのだ。英国史については、支那人はアヘン戦争の愚痴をこぼすことくらいしかない。全くの異邦人である。

  ニュース報道で、ベールを被ったイスラム教徒の女性たちが、街道に集まってウィリアム王子やキャサリン妃に手を振っている光景を見ることがある。茶色い肌のパキスタン系や黒い肌のアフリカ系国民も、同様に若いケンブリッジ公爵夫妻を歓迎していた。しかし、彼らにとって王族とはどんな意味があるのか? 彼らは王子や王妃を有名人(セレブリティー)として眺めてはしゃいでいるのではないか? 彼らにとりイングランドの君主は、自分の祖先が忠誠を誓い、苦難や歓喜を共にした主君ではないだろう。ケニア人やパキスタン人、トルコ人といった非西欧系国民にとって、キャサリン妃はテイラー・スウィフトやブリトニー・スピアーズといった歌手と同じだ。ケンブリッジ公爵夫人は、華やかで高貴な美人だから“ファン”になっているだけで、自分が属している民族のプリンセスという訳ではない。シャーロット王女も彼らにとったら、サッカー選手デイヴッド・ベッカムの娘ハーパーと同じ扱いだろう。有名人の子供を見て感激しているだけだ。

  非西歐系国民には重大な欠落がある。彼らにはイギリス人がもつ魂の共鳴がない。日本人なら理科の実験で知っているだろうが、ある音叉(おんさ)を鳴らすと、それと同じ固有振動数をもつ音叉が震える現象が共鳴である。英国女王が臣下に語りかける言葉は、イギリス人と非イギリス系国民に対して違った反応を引き起こす。女王陛下の声は、イギリス人の心に直接響く。その心は祖先の血と肉を継承しているので、祖先が共鳴したように、その子孫も同じように共鳴する。しかし、アジア・アフリカからの移民には魂の共鳴はないし、彼らの遺伝子が混ざった混血児だと共振が鈍ってしまう。帰化したアフリカ黒人でも、女王陛下に拝謁すれば感動するだろうが、それは高貴な人物に会った時の衝動である。先祖代々仕えてきた家系の子孫が持つ感佩(かんぱい)ではない。異質な肉体を持つ帰化国民は、生粋のイギリス人が持つ素朴な感情を共有できないのだ。一方、混血児は複雑な心理となる。例えば、イギリス人とアフリカ人の混血児は、イギリス人の血統により王室に対する畏敬の念を持つだろうが、異邦人の血が混ざることで純粋に王族を慕うことができない。黒人を劣等人種に指定した国の元首を仰慕することに無意識の抵抗があるのだ。それは本人も気づかない本能的嫌悪感や怨恨が、心の底にとぐろを巻いているからだろう。

  英国の状況を見れば、日本人にも心当たりがあるんじゃないか? 近頃は、秋篠宮家の佳子内親王殿下が世間からの注目を浴びたから、在日朝鮮人や帰化した支那人、その他のアジア系混血児でも好感を持ってる人物がいるだろう。しかし、彼らの皇室観はどのようなものなのか? 彼らは内親王殿下を単なる有名藝能人と同一視しているのではないか? アジア系移民がどんどん日本に帰化するようになれば、日本人の魂を持たない国民が増えることになり、国民を礎(いしずえ)とする皇室の存続が危機に瀕するかも知れない。女系天皇問題が起きた時、男系男子の皇統を守りたい国民が熱心に頑張ったから、伝統的皇位継承が維持された。しかし将来、似たような問題が起きた時に、皇室伝統は本当に守られるのか? その時に、国民の多数派が皇統に無関心だったりすれば心配だ。もし、朝鮮人や支那人の家系が一大勢力を形成していて、日本人左翼と結託したら、皇室廃止とはゆかなくても、皇室弱体化法案などを可決するんじゃないか?

  王室を潰したいイギリスの左翼は以前、貴族院を廃止する提案を出したことがある。日本でも、皇室を撲滅したい左翼やアジア系国民は、皇室財産を削減したり、宮家を廃止あるいは存続できないような状況に追い込むかも知れない。また彼らはわざと皇室行事を激増させて、天皇陛下を過労死させようと計るかも知れないのだ。皇太子殿下を極寒のスキー大会に招き、雪が吹き付ける中を長時間観戦させて、病気にさせることだって考えるだろう。つまり、天皇陛下や皇太子殿下を暗殺できないのなら、あちこちに引きずり回し、肉体的・精神的に衰弱させるかも知れないのだ。これなら自然死でも暗殺と同じ結果だろう。 現在でも左翼は皇室破壊を目論んでいる。とりわけ雅子妃殿下は皇室行事を敬遠されているから、将来皇后陛下になられたとき、左翼勢力は一斉に雅子妃を攻撃し、精神的苦痛を与えるだろう。天皇陛下の実質的離婚・別居状態をなんとか実現させようと躍起になるんじゃないか? 皇室の弱点たる雅子妃だけではなく、愛子内親王殿下と悠仁親王殿下をもターゲットにするだろう。大学で赤い教授から寵愛を受けるアジア系学生は、左翼軍団にとって頼もしい助っ人になる。朝鮮人や支那人の家系から、政治家や官僚、大学教授が輩出されて、日本破壊が更に激化するだろう。アジア移民を引きずりこんだ財界人や国民は、大問題が起きても、知らぬ顔を決め込んで絶対責任を取らない。アジア人研修生を安くこき使う日本人は、将来の国難を何ら心配していないし、それを想像する頭もないのだ。次回に続く。
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2015年07月15日
アジア系日本人の犯罪者が出現する / 家族としての日本人(2)
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移民政策で日本人は増えない

  少子化に悩む日本では、人口減少を食い止めるための手段として、外国人労働者の受け入れが叫ばれている。しかし、この外国人というのは、支那人を始めとするアジア人のことで、「将来の同胞」ではなく安い労働用家畜なのだ。低賃金で働く若い日本人が不足しているから、人間が有り余っているアジアから労働者を呼び寄せようというわけである。しかし、大量の外人労働者が一旦日本に入れば、自主的に帰郷する者はごく僅かだろう。大半の者は、帰国期限を過ぎても日本に居坐り続け、何とか永住しようと画策するに違いない。滞在ビザの期限が迫る前に、日本人と結婚してしまえば、堂々とした配偶者となり、国籍取得への道が開ける。それにもし、オーバースティで入管職員や警察官に捕まっても、日本人との間に子供をつくっておけば、強制送還されないのだ。子供の存在で罪が帳消しになり、子供の親という立場を利用して、無期限の滞在延長を実現できるから笑いが止まらない。彼らは子供を盾にすれば、甘っちょろい日本政府を説得できると計算しているから狡賢いのだ。違法滞在の合法化に赤ん坊を利用するなんて、普通の日本人にはできないが、支那人やフィリピン人なら通常の手段として選択するだろう。こんな外国人も国籍を取得すれば、我々と同等な日本国民となる。ふざけているが、現実は非常識で動いているのだ。

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(左: 英国ウェイルズで働くフィリピン人看護婦/右: 米国で働くフィリピン人看護婦)

  日本国民がお金を出して存続させているNHKは、アジア人との混淆社会を望んでいる。7月9日、BS-NHKで放送された「キャッチ世界の視点」で、解説委員の広瀬公巳(ひろせ・ひろみ)が失踪する外国人研修生をレポートしていた。アジアからの「研修生」は、労働現場で単なる低賃金労働者と化しており、技術を習得して帰郷する実習生ではない。契約した給料さえ払われていない研修生は、劣悪な環境のもとで働く疑似奴隷とみなされる。国連の報告によれば、日本は低賃金で外国人を酷使するブラック企業の如き、人権侵害国家だという。こうした研修生は突如として職場から姿を消し、どこかへ姿をくらますことが多い。元々が出稼ぎ目的のアジア人だから、もっと稼ぎの良い職業に就いてしまうのだろう。NHKはこうした現実と乖離した研修制度を改め、正式な労働者として迎え入れようと提案する。それには韓国を参考にしましょう、とキャスターが述べていた。アジア人国家を目指すNHKは、労働者の送り出し国と正式な派遣協定を結ぶよう薦めていた。自国民でさえ見棄てる南鮮人なら、要らなくなった外国人を叩き出すこともできよう。しかし、人道主義の建前を破棄できぬ日本政府には、問題となる外国人を期限が来たからといって強制的に帰国させることはできない。必ず滞在期間の延長を許し、外国人労働者は100年くらい日本に住むことができるだろう。これは在日朝鮮人で証明されている。

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(左: 黒人に扮する朝鮮人 : ザ・バブル・シスターズ/右: 韓国で抗議活動をする外国人労働者)

  人口増加のために移民を受け入れようとする日本人は、本当にその政策で日本人が増えるとでも思っているのか? 確かに、外人は子供をドンドン産んでその総数が増えるだろう。しかし、日本人が増えることはあるまい。逆に、労働賃金の低下が起こり、ますます若年層の年収が減って、結婚できない日本の若者が増えるだろう。高度な技術を要しない職場では、貧しい田舎で育った支那人と豊かな生活を送った日本人が同等に扱われるのだ。時給300円もらって喜ぶアジア人と対等になって、格下げになった日本の若者は幸せなのか? しかも、日本は恐ろしい階級社会に自ら突入しようとしている。居酒屋とかコンビニで働くアジア人は多いが、アジア人の低賃金労働者が入国してくれば、こうした業種には日本人がほとんど居なくなるだろう。米国に派遣された日本人ビジネスマンは、タクシーを乗るたびに日本との違いを痛感することがある。タクシー運転手に白人を見かけることはまずないのだ。例えば、ニューヨークのJFK空港でタクシーを拾えば、運転手はほぼ全員、黒人、ヒスパニック、あるいはパキスタン人、レバノン人、イラク人とかの非西欧人である。話す英語は曖昧で心許ないし、行き先を告げてもちゃんと地図を理解しているのか分からない。なまりの強い発音で英語を話し、気軽に「OK」と口にする外人には不安を感じる。すでに業種と民族が一体化した米国では、白人はもうその職業に就かない。アメリカ社会では、ホワイト・カラー職に白人が集まり、筋肉労働や単純労働には有色人が群れる、という構図が出来上がっているのだ。

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(左: インド人のタクシー運転手/右: アフリカ出身のタクシー運転手)

  日本をアジアの泥沼へ引きずり込みたい左翼マスコミは、慢性的に人手不足の福祉業界に目をつけた。「福祉の充実」とは政治家の殺し文句である。「福祉」と言えば、誰も反対できない。このことを熟知している新聞社は、日本で介護職に就きたい東南アジア人をやたらと支援する。以前、フィリピン政府は日本側に、フィリピン人の看護婦と介護士の受け入れを拡大するよう求めてきた。フィリピンとの自由貿易交渉(FTA)が「人の移動の自由」を議題にしていたので、マスコミはこれに便乗していたのだ。(「外国人受け入れ申請次々」 読売新聞 2004年7月1日) 朝日新聞と毎日新聞は何とかしてアジア人を増やそうと熱心にキャンペーンを張っていた。我が国は看護師や介護士を目指す外国人を受け入れだしたのである。2008年からインドネシア人を、そして2009年からはフィリピン人を輸入し、看護師候補者約360名、介護士候補者約480名が来日したことを覚えている国民は多いだろう。しかも、時は民主党政権時代だ。日本解体を目指す政党が、アジア人を受け入れれば、どうするかは明らかだろう。

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(上写真 / インドネシアからの介護師)

  日本語はアジアの言語と語彙や文法を異にするから、アジア人が日本の国家試験を受ければ苦労するのは当然だ。フィリピン人やインドネシア人の看護師候補者254名が受験し、たった3人しか合格しなかった。毎日新聞は残念で堪らない。さっそく支那人の手先である岡田克也に駆け寄る。毎日新聞は岡田の「漢字が難しい試験を改善してほしい」という声明を掲載した。(有田浩子、岡田英、古賀三男 「うれしいけど・・・・超難関」 毎日新聞 2010年3月27日) そして、岡田の意見を補強すべく、移民推進派の安里和晃(あさと・わこう)京都大准教授に意見を伺う。安里氏曰く、「不合格者を大量に出せば相手国のプライドを傷つける」んだってさ。それなら、京都大学の入試を受けようとする受験生が、ある高校から大量に来た場合でも同じ見解を述べるのか? もし、多くの不合格者が出たら京都大学は、その高校のプライドを傷つけたとして反省するのか? 京都大学が可哀想な受験生に、特別入学を許すことはないだろう。試験内容が難しいから易しくしろ、と言えば世間から笑われるし、毎日新聞だって気まずくなる。毎日新聞社だって入社試験は簡単じゃなかろう。格好つけている毎日は、過去に学歴重視とかコネ採用とかは無かった、と言えるのか?

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(左: 岡田克也 / 中央: 安里和晃 / 右: フィリピン人看護婦)

  毎日がアジア人を支援するなら、親分の朝日新聞だって負けちゃいない。アジア人受験者の合格率が1パーセントにも満たないことに業を煮やしている。朝日の記者である細見るい、田中康晴、辻外記子の三名は、母国の看護学校で学び、心臓専門の病院で働いた経験もあるインドネシア人、ヤレド・フェブリアン・フェルナンデスと、病院勤務経験のあるリア・アグスティナの二名を紹介していた。 彼女らは睡眠時間を削って試験勉強をしたという。朝日は試験に難解な漢字が多いことに不満なのだ。朝日記者は「褥瘡(じょくそう)」とか「誤嚥(ごえん)」は日本人にとっても難しいじゃないか、と文句を垂れて読者に同情を求める。(「外国人看護師 門広げるには」朝日新聞 2010年3月27日) 漢字には「ルビを振って」とか「母語の訳語をつけて」という声を掲載し、インドネシア人に配慮した試験に変えてしまおうと、世論を誘導したのである。

  ついでに言えば、新聞社は昔漢字にルビを振ることを嫌がっていた。パソコン以前の新聞印刷では、印刷職人が鉛の活版印字を拾って、一字一字埋め込んで記事を組み立てていたのだ。小さなルビを嵌め込むのは面倒だから職人が嫌がったのである。そこで新聞社は小さな「ルビ」は子供の目に悪いとかの理由をつけて、「ふりがな」をつけないようにした前科があった。しかも、政府権力に立ち向かうはずの新聞社は、文部省が開発した現代仮名遣いと新造漢字(非正字)を使うことに躊躇(ためら)いがなかった。朝日の偽善はそれだけではない。安保闘争の学生を支援していた左翼新聞社なのに、自分とこの新入社員、特に幹部要員には東大法学部を軸とした超一流大学の秀才ばかりを採用していたのだ。(俵孝太郎 『我、「朝日新聞」と戦えり』 光文社 1988年 p.169) 朝日は安保闘争で暴れ回った学生は採用しなかったという。日本国の安全保障はメチャクチャになってもいいが、朝日社内の平和を乱す者は許さない、という裏の掟(おきて)があったのだ。そういえば、テレ朝の「ニュース・ステーション」で久米宏が受験戦争のむなしさとか、学歴重視社会を批判していたが、朝日新聞社員はどんな気持ちで観ていたのだろうか? おそらく、「二枚舌の社会正義」は朝日のモットーだから、誰も気にしなかったのだろう。

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(左: 田中宏 / 内藤正典 / 近藤敦 / 右: 岡本行夫)

  朝日新聞と毎日新聞は兄弟だから、会社ビルは別の土地に建っていても、社説と人材は共通している。(さらに付け加えると、朝日新聞は「赤旗」を薄めた普及版とも言える。) 毎日新聞が安里氏の意見を掲載すれば、朝日も彼にインタヴューをしていたのだ。他に移民政策の専門家はいないのか? 移民反対派の学者には取材しないのが左翼新聞の鉄則。案の定、朝日の細見、田中、辻の三名と毎日の有田、岡田、古賀の三名は裏で繋がっていたのである。つまり、アジア人を日本に引き込みたい学者と記者が同じ穴の狢(ムジナ)ということだ。だから、移民や外国人労働者問題が起きると、左翼記者は一橋大学内藤正典や龍谷大学の田中宏、名城大学の近藤敦といった極左学者のもとを訪れる。移民問題を担当する記者は、事実解明の取材ではなく、既に結論が出ている記事にお墨付きをもらうため、大学教授にインタヴューを行うという慣習がある。しかも、日頃から仲のいい御用学者を選んでいるからヤラセは明らか。こうした八百長記事を購読している日本人は、洗脳されていることに気づかない。朝日記者の伊木緑と北村晃治は、フィリピン人1名とインドネシア人2名が看護師試験に合格した事を喜んでいたが、不合格者の多くが帰国することになるのを残念がっていた。(朝日新聞2010年3月27日) アジア人の看護師候補生は、滞在期間の三年で合格できなければ、帰国する羽目になるからだ。

  アジアからの看護婦や介護師を呼び込むことについては、産経新聞も朝日・毎日と同じ論調である。産経新聞はテレ朝の御用学者で元外務官僚の岡本行夫に意見を述べさせていた。岡本氏は「日本がまともに外国に向き合わない」とか、「外国と交流し学ぶ必要性を感じなくなっている」とぼやく。そして、アジア人看護師が国家試験にたった3名しか合格しなかったのを受けて、それを試験問題の形式にあるとし、筋違いのケチをつけた。「褥瘡(じょくそう)」といった難しい漢字を問題に使ったらアジア人は答えられない、と嘆き、「ほとんどイジメではないか」と非難する。岡本氏によれば、フィリピンやインドネシアの人は、心が優しく最も介護に優れた評価があるそうだ。だから何んだ? 外務省は優しい心を持っていれば、三流大学の応募者でも入れてくれるのか? 不合格になったアジア人が失意のうちに帰国するから、岡本氏は問題を易しくしろとでも言いたいのだろう。インドネシア人は難解な日本語より、英語を学んでシンガポールで働けばいいじゃないか。岡本氏はどうしてもアジア人を繋ぎ止めたいようだ。

  岡本氏は外務省官僚上がりだから、馬鹿なのは許せるが詭弁は見過ごせない。明治の日本は外国人の支援で助かったことは、岡本氏の言う通りだろう。約千人の顧問や技師、教師が近代日本の建設に貢献したのは確かである。しかし、その外国人は西洋人であって、アジア人ではなかった。インドネシア人が近代的軍隊の知識や製鉄所の建設を日本人に教えてくれたのか? インドネシアから大勢の物理学者や数学者がやって来たとは、未だに聞いたことがない。岡本氏は「もう一度開放型の社会に戻り、異なった国の人々の才能と文化を受け入れなければ、この国は前へ進まない」と説教していた。(岡本行夫 『再び明治の開放性を』 産経新聞 平成22年3月31日) 岡本氏は明き盲(めくら)か? 我が国はいつも異文化を輸入しているし、優秀な人材なら積極的に求めているじゃないか? 老人のオムツを交換するインドネシア人が、日本文化を発展させる高度人材とは思えない。単なる廉価なアジア人の輸入は、利益よりも弊害の方が多いのだ。安価な筋肉労働者を仕入れたい財界が、看護婦や介護師をきっかけにして、他のアジア人労働者を大量輸入しようとする魂胆が見え見えじゃないか。本当に役人を辞めて評論家になる輩にロクな奴がいない。肩書きだけが頼りの岡本氏に、深い洞察力があるわけないだろう。官庁で優秀と呼ばれている人物でも、民間に天下れば能無しの穀潰しというのが定番だ。

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(左: フィリピン人介護師 / 右: インドネシア人介護師)

  給料が安いからしょうがないのかも知れないが、産経新聞の記者には頭(オツム)の軽い奴がいるらしい。今泉有美子記者が、来日したインドネシア人看護師を取材した。彼女も国家試験で漢字が難しいことに触れていた。(日本で働きたい (上) 「のしかかる言葉の壁」 産経新聞 平成22年2月22) 専門職に就く人物に、専門知識が要求されるのは当然じゃないか? 産経新聞の入社試験は「なるほどザ・ワールド」程度なんだろう。経済担当記者だって、「リフレ」や「デフレ」「スタグフレーション」といった初歩的知識を持っているはずだ。もし、産経の新米記者が英語やドイツ語の専門用語は難しいから、発音記号と「ルビ」を振ってくれと、上司にお願いしたら、ベテラン記者が「このバカ野郎 !」と叱るだろう。今泉記者が取材したインドネシア人の看護師候補者ピピット・サフィトリは、「合格したら夫と2人の子供を呼んで4人で暮らしたい」と語っていた。やっぱり、日本移住が真の目的なのだ。日本で就職することで、安定給料の他に特典として日本国籍が附いてくる。熱心に日本語を勉強するのは、日本で家族を養うことが狙いなのだ。アジア人は家族を次々に日本に連れ込むが、その連中は日本人とはかけ離れた外人である。アジア人を求める介護施設は、日本永住権や日本国籍をボーナスにしているが、国籍は無料だから自らの懐は痛まない。それに、平成26年に出入国法が改正されて、高度専門職の外人は継続的に滞在資格が与えられ、家族や使用人まで日本に住むことができるようになった。滞在期間が長期に亘れば、アジア人はその間に適当な日本人を見つけて結婚するかも知れない。結婚だって利用するのがアジア人である。

  今泉記者は別のインドネシア人ルシィ・フィトリニアにも取材していた。彼女は「出稼ぎに来たのではない。最先端医療の勉強に来たのです。それをわかってほしい」と語っていた。(日本で働きたい (中) 「出稼ぎじゃない」 産経新聞 平成22年2月23日) ルシィは日本の最先端医療を学んで、その知識をインドネシアに持ち帰りたい、と抱負を述べていたが、額面通りに受け取ることができない。最先端技術なら他の先進国だってあるだろう。なぜ、日本の看護施設で働きながら日本語まで習得しようとするのか? 試験に落ちて帰国しても、インドネシアで日本語が活かせるのか? 英語を習得する方が自然だろう。英国に就職できなくても、アメリカ、カナダ、オーストラリアがある。欧米諸国にも日本と同様の最先端医療技術があるから、無理して日本語を学ぶ必要はないじゃないか。睡眠時間や娯楽の時間を削ってまで日本語を習得し、日本で就職したいのは、永住権が欲しいからだろう。欧米では国籍取得が難しいし、人種差別も露骨だから、お人好しで間抜けな日本をターゲットにしたんじゃないか? 外国に逃げ出すアジア人は、騙す相手をよく観察するものだ。時には笑顔を見せたり涙を流して手玉に取ることもある。口には出さないが、日本人という天然馬鹿はチョロいと分かっている。今泉記者には「取材相手の話を鵜呑みにするな」と叱責したいが、社説を書く論説委員でさえ「言葉の壁を低くする工夫を」なんて主張しているくらいだから、ヒラ社員に注意しても無駄だろう。(産経新聞 「主張」 平成24年4月2日)

アジア系日本人が外国で犯罪者になる日

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(日本国籍を取った人々/左: 売国奴鈴木宗男の秘書だったムルアカ / 心から韓国に奉仕する参議院議員 : 白真勲 / 密入国者で大物賭博業者の韓昌祐 / 右: 心から日本を憎む孫正義)

  朝日から産経まで新聞社は皆、アジア人介護士の輸入に賛成だから、NHKが張り切るのも当然だろう。NHKは介護福祉現場でアジア人の介護師が助けになる、と宣伝し、アジア人の受け入れをせかしていた。しかし、アジア人は日本に利益をもたらす人材だけではない。むしろ、禍(わざわい)をもたらす人物の方が圧倒的に多い。外国からの労働者受け入れを推進するマスコミは、人材不足の介護現場や少子化人口ばかりに焦点を当てるが、異邦人が流入することで生じる弊害には目をつむっている。これでは悪質な保険勧誘員と同じだろう。狡い保険の外交員だと、会社に都合の良いことばかり客に宣伝し、客に不利な条項は一切説明しないことがよくある。役所だって同類だ。厚生省は国民に安心の年金積み立てを呼びかけて大金を集めたが、高級官僚や木っ端役人が掛け金を流用してしまった。全国各地にグリーンピアを建設したり、その管理会社に官僚が天下りをしたのである。中には愛人を伴って欧州旅行を楽しんだ官僚さえいたのだ。一般国民はネコババを容認したことはないのに、「国民への福祉をする」という名目で、遠慮なく積立金を食い潰していったのだ。横領が発覚した時には、既に事態は取り返しがつかぬ状態になっており、結局国民が尻ぬぐいをする羽目になった。なんとグリーンピアの解体費用は、年金から拠出されたのだ ! 役人を信用すると国民は酷い目に遭う典型例であった。

  少子化対策に移民や労働者を輸入しても、日本人の子供は増えないだろう。かえって少子化が進行するかもしれない。それでも、移民の子供が増えれば日本の総人口は増えるから、移民賛成派は満足だろう。しかし、それが一般国民の望む結果なのか? 移民を受け入れた西欧諸国の実例を知らない日本人は、異邦人が犯罪者になることを予想していないのだ。支那や朝鮮、フィリピン、タイから移住してくるアジア人が国籍を取得すれば、横滑りで対等な「日本国民」となってしまう。一般の日系人は彼らが帰化しても、依然として外人扱いだろうが、こうした帰化人は法的に日本国民の権利を有する。したがって、彼らが外国で拉致されれば、巨額な身代金を支払わねばならぬし、場合によっては自衛隊の特殊部隊が投入されるだろう。被害者が日系人ではなくアジア系なら、反自衛隊のマスコミはこぞって、自衛隊を使えと要求するに違いない。日系日本人の場合は、犯人と根気強く話し合え、と主張するだろう。つまり、見殺しも「OK」ということだ。さらに腹立たしいのは、信用ある日本のパスポートを濫用し、外国で悪事を重ねる帰化人が出てくることである。「まさか」と思う人もいるだろうが、我が国では「まさか」の事件が起こるから油断はできない。(北鮮による邦人拉致、ダッカの人質事件とテロリストへの屈服、オウム真理教によるサリン・テロ、など多数ある。)

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(左: 多民族主義のオーストラリア人 / 右: 新しいイギリス人)

  日本人は先進国で起こった問題をすぐ忘れる癖がある。NHKはしょっちゅう「お隣の韓国」という気持ち悪い表現で、南鮮の明るい話題を熱心に提供するが、都合の悪いニュースは極力かる〜く流そうとする。オーストラリアはかつて白豪主義を掲げる、アングロ系白人社会だったのに、多文化主義に感染してアジア人やアフリカ人の楽園と化してしまった。これまたユダヤ人が有色人種の移民を引き込んだのだが、今はそのことに触れないようにする。(毎回ユダヤ人の話じゃ嫌になるし、読者だって「ええ加減にせい !」と怒るでしょ。) 日本人観光客だって、美しい自然に恵まれたオーストラリアで、アングロ・サクソン系の国民に会えば気分がいいだろうが、街角で支那人やレバノン人、マレー人、朝鮮人に出逢えば不愉快になるだろう。せっかくの観光が台無しである。こうした多民族国家に零落(おちぶ)れたオーストラリアには、当然アフリカ・アジア系の犯罪者がうぢゃうぢゃ出現した。紛争地域のシリアやイラク、パキスタン、レバノンからやって来た者が、平穏なカントリー・ジェントルマンなわけないだろう。血みどろの内戦を日常とした者にとり、窃盗や殺人、麻薬なんて恐ろしくない。白人娘を強姦するのは、アラブ系青年にとり週末の娯楽である。

  帰化した移民オーストラリア人は、外国でも犯罪をはたらく。麻薬密輸で処刑されたオーストラリア人が報道されたが、その容姿を見ると西歐人ではないことが分かる。例えば、2002年ヴァン・トン・グエン(Van Tuong Nguyen)というベトナム系オーストラリア人が、シンガポールのチャンギ空港で逮捕された。彼は約400グラムのヘロインを所持していて、その麻薬をオーストラリアに持ち帰ろうとしていたらしい。ヴァンはヘロイン所持の罪で死刑判決を受け、25歳になった2005年にこの世を去った。彼は金銭トラブルに陥った兄弟を助けようとして、麻薬密輸を試みたが、厳罰で有名なシンガポールで捕まったことがまさに致命的であった。その他にも、マリア・E・P・エクスポスト(Maria Elvira Pinto Exposto)がクアラルンプール空港でマレーシアの警察に拘束されたという。彼女は1.5kgのメタンフェタミンを密輸しようとして捕まったらしい。また、ヘンー・チン(Henry Chhin)は、オーストラリアに700gのメタンフェタミンを郵送しようとして、上海警察に逮捕されたという。チンは死刑判決を受けてしまった。でも、オーストラリア人の中には、アジア人犯罪者を抹殺してくれる支那裁判所に、こっそりと感謝しているんじゃないか?

Australian Van Tuong NguyenAustralian Maria Elvira Pinto ExpostoAustralian Andrew Cahn & Myuran Sukumaran


(左: ヴァン・トン・グエン / マリア・エクスポスト / アンドリュー・チャン / 右: ミュラン・スクマラン)

  インドネシアも麻薬密輸については厳罰を科している。支那系オーストラリア人のアンドリュー・チャン(Andrew Chan)が密輸グループを結成していて、運悪く麻薬所持の現行犯でバリ当局に逮捕された。チャンには数名の手下がいたが、そのうちの一人にミュラン・スクマラン(Myuran Sukumaran)というオーストラリア人がいたので厄介なことになる。他の先進国同様オーストラリアでは、麻薬密輸で死刑になることはないが、外国ではありうる話だ。オーストラリアのトニー・アボット首相は、インドネシア政府に二人の助命を嘆願したが却下されてしまった。(Tony Abbott confirms Bali nine member Myuran Sukumaran has lost appeal against death penality, ABC News Australia, 29 January 2015) いくらアボット首相でも他国の刑法にまで介入できないから、犯罪者のオーストラリア人が死刑になってもしょうがないだろう。ちなみに、処刑されたミュランはスリカンカ人の両親を持ち、ロンドンで生まれたという。4歳の頃イングランドからオーストラリアに移住してきたそうだ。ブリテンからの移民が全て白人というわけではないから、アングロ・サクソン世界は複雑である。この麻薬事件で注目すべき点は、たかが支那人犯罪者のために一国の首相が動いたことだ。支那人といえども国籍を取れば、イギリス系国民と平等の扱いになり、首相が自国民保護に乗り出すのである。支那人とくれば犯罪を連想するくらい、悪事をを何とも思っていない。ゼニのためなら命を賭ける。博打好きの支那人にとって、株式市場と麻薬市場の区別はない。こんな支那人のために、ジュリー・ビショップ(Julie Bishop)外相が貴重な外交カードを切るんだから、オーストラリア白人が不機嫌になるのも理解できる。

Tony Abott 1Julie Bishop 3Naomi Watts 5Lai Peng Chan 2


(左: トニー・アボット首相 / ジュリー・ビショップ外相 / オーストラリアのイギリス系女優ナオミ・ワッツ / 右: 支那系女優ライ・ペン・チャン)

  日本人は支那人や東南アジア人が帰化することに抵抗がない。それは彼らを歓迎しているからではなく、同胞になってることに気づかないからである。もしも、帰化支那人が麻薬密輸で支那警察に逮捕され、即決で死刑判決が下されたら、日本政府はどうするのか? おそらく外務省を通して減刑を願い出るだろう。そうなったらしめたもの。支那人は水面下で途方もない要求を出してくるに違いない。死刑囚を釈放あるいは減刑してやるから、経済援助をよこせ、と迫るだろう。支那人など大陸ではゴキブリくらいの価値しかないのに、日本国籍を取得したとたん、あら不思議。数億倍の価値を持つ黄金の鶏に変身するのだ ! 支那人の要求に屈することを屁とも思わない外務省は、総理大臣を説得して巨額の経済支援を約束するだろう。その際、国民の怒りを買わぬよう、迂回融資を行ってこっそり北京政府に献上するのだ。たかが支那人ごときに、日本国民の税金が億円単位で渡ってしまうのである。一方、北京政府は日本で捕まった支那人犯罪者を助けようなんで絶対思わない。むしろ、日本人は「厄介者を刑務所で養う間抜け」とつぶやくだけで、涼しい顔をしている。テロリストでも支那人は滅多に拉致しない。赤い皇帝に身代金を要求したって「ばぁ〜か」と言われて笑われるだけだ。イスラム教テロリストは人肉を喰わないから、支那人は一文にもならない。金持ちのペットを攫った方が、よほどお金になるだろう。

Khaled Sharrouf & Mohamed ElomarKhaled Sharrouf, 2


(左: カリード・シャロフと右モハメッド・エロマー/殺害した兵士の首を持ち上げるカリード)

  アジア系国民が増えれば、当然日本のパスポートを持って海外旅行をする者が多くなる。そうなったら、邦人拉致の危険性が高まるかも知れない。帰化朝鮮人のジャーナリストや左翼活動家が、中東アジアでテロリストに拘束されるかも知れないし、インドネシアでフィリピン系日本人がムスリム過激派に誘拐される懼れもある。邦人拉致を告げられた外務省はあたふたするだろうし、政府閣僚だって人命第一とばかりに犯行グループの要求を呑もうとするだろう。軍隊を持たない日本としては、強襲部隊の投入や、報復攻撃といった選択肢がないから、お金で解決するしかない。拉致犯のテロリストばかりではなく、仲介の労をとった現地有力者にも報酬を支払う羽目になるから、何億円も使うことになる。勝手に危険地帯をうろつき回るアジア系国民のために、日系日本人の税金が浪費されてしまうのだ。移民受け入れの議論では、こうしたケースを検討することはまずないだろう。それに、移民を受け入れれば、日本人テロリストだって出現するのだ。オーストラリア政府はカリード・シャロフとモハメッド・エロマーという国民2名に対する逮捕状を発行した。(Australia issues arrest warrants for pair holding severed heads of Syrian soldiers, The Telegraph, 29 July 2014) 彼らはシリア内戦に義勇兵として参加し、シリア兵の首を切断して、その頭を掴んだ映像をネットに流した。しかも、カリードは7歳になる息子に、切断した頭を持たせて記念写真を撮ったのだ。「オーストラリア人テロリスト」と報道されるが、この2名の容姿を見れば、明らかに西欧人ではないことが分かる。普通のイギリス系白人が、テロリストになってシリアに渡航しようとは考えないだろう。移民とは実に迷惑な存在である。

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(左: 子供をつけたカリード・シャロフ/中央: 殺害した兵士の頭を持つカリードの息子/右: 武器を持つモハメッド・エロマー)

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(左: イラク人の子供を見つけて喜ぶ高遠菜穂子/中央: 現在の高遠/右: 虎と無邪気に遊ぶ高遠)

  日本人なら2004年にイラクで人質になった馬鹿三人組を覚えているだろう。左翼活動家の高遠菜穂子(たかとう・なおこ)と極左家庭の息子、今井紀明およびジャーナリストの郡山総一郎がテロリストに捕まり、日本政府は大金を支払ったのだ。高遠のようなロクでなし左翼といえども日本国民であったので、小泉政権はテロリスト集団と現地の有力者に巨額の税金を捧げたのである。国民感情としては、勝手に危険地帯に行ったのだから、見殺しにしてしまえばいいじゃないか、と思うだろう。しかし、邦人の安全を確保するためなら、日本国政府はいくらでも税金を使うのだ。政治家にとっては税金とは「他人の銭」だから。ちなみに、高遠は無事帰国してから数年後、再びイラクに向かい、イラクの子供たちを訪れたのである。NHKの「クローズアップ現代」でその模様を放送していたが、高遠には反省の色が全く見られなかった。この女は哀れな中東の子供を見ると昂奮してしまうのだ。貧乏で惨めな生活を送るイラク人を目にすると、嬉しくなって「うぉぉぉー」と胸が高まり、感涙にむせてしまう。つまり、豊かな日本から来た小娘が、イラクでは救世主のように崇められるから、高遠はイラク人が好きなのだ。貧乏人に施しを与える快感がたまらない。高遠はシャブ中のようにイラクに惹かれてしまい、惨めな子供を抱きしめることで有頂天になってしまうのだ。日本国民の税金で助かった高遠は、貧民捜しなどしないで、無報酬で老人介護に献身しろ。そうした罪滅ぼしもしないで、ヌケしゃあしゃあとイラクに舞い戻るとは、この女には我々と共通する道徳心がないのだろう。同行したNHKのスタッフも高遠とグルなんじゃないか? NHKには受信料を使って、自らの政治活動を推し進める左翼が多いから、その番組も赤いスタッフによって企画されたのかも知れない。

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(左: 解放された時の高遠と今井/中央: 今井紀明/右: 郡山総一郎)

  救出された高遠たちのあっけらかんとした態度を見て、怒り狂った国民も多かったはず。しかし、もっと憤慨する事件が将来起こるかも知れない。アジア人帰化を賛成する日本人は、彼らを救出するために自衛官が死ぬことを予想しているのか? 首相が特殊部隊に命令すれば、精鋭の自衛官は命を賭けて任務を遂行しようとする。反日思想の朝鮮系国民であっても、愛国心に溢れた部隊員は危険を顧みず助けようとするはずだ。その結果、クズのような朝鮮人が助かり、高潔で立派な自衛官が死ぬことになる。こうなったとき、大半の国民はその勇気を褒め称えるだろうが、帰化を賛成した日本国民は反省しないだろう。移民受け入れに賛成した有権者や、帰化の条件を緩めた政治家は、決して責任を問われることがないからだ。良識ある日本人なら、欲しくもない朝鮮人を養子に取らないし、隣に住む朝鮮人が拉致されたからといって、全財産を拉致犯に渡すことはないだろう。しかし、国家規模になると無関心になってしまうから、移民問題は深刻化するのだ。好ましくない人物でも帰化を許せば、同じ権利を有する同胞になってしまい、国家の威信を賭けて救出することになる。また、外国で支那系国民やフィリピン系国民が犯罪を起こせば、日本人の評判が悪くなり、日系国民も同類に見られてしまうだろう。日系日本人は外国でアジア系日本人と同一視されると目くじらを立てるが、外国人からすれば日本のパスポートを持っている者は人種・民族は関係なく「日本人」である。

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(左: 朝鮮人と仲がいい秋山成勲 / 右: 日の丸をつけた柔道着姿の秋山)

  朝鮮事情に詳しい室谷克美氏によれば、朝鮮人は外国で悪さをして外人に捕まったら、「アイ・アム・ザパニーズ(ジャパニーズ)」と言って、日本人の評判を落とすよう心掛けているという。日本を憎む朝鮮人ならやりそうなことだが、そうした朝鮮人でさえ日本に住みつけば、便利だからと言う理由で日本国籍に切り替える。また、愛国心の欠片(カケラ)も無い朝鮮人でさえ、日本人と結婚すれば簡単に日本国籍を取れるのだ。こうなれば、アメリカで逮捕された時には、堂々と「アイ・アム・ジャパニーズ」と言えるし、日本大使館に何とかしろ、と要求できる。短気で見境のない朝鮮人が、日本国民になったら大変なことになるだろう。例えば、学校でライフルを乱射した朝鮮系日本人留学生だって、日本国籍を有しているから、米国のマスコミは「アメリカ人を虐殺した日本人」と報道するはずだ。いくら在米日本人が「あいつは朝鮮系帰化人だ」と言っても通用しない。こうした極端な例のほかにも不愉快なことがある。オリンピックに出たいから帰化した秋山成勲は、総合格闘家に転身した。彼が米国の有名なUFCに出場すれば、日本出身と紹介されてしまう。しかし、秋山を応援するのは在米日本人ではなく、朝鮮系アメリカ人だったりする。それに、薄汚い反則の前科を報道されても、日本人選手として扱われるのだ。悪役が定着した秋山は日本での人気がないので、祖国の南鮮で活動し、お金を稼いでいるらしい。やはり、同族と暮らす方がリラックスできるのだろう。

  大半の日本人は、日本人の両親から生まれた日系人だから、普段の生活で国旗を振ったり、国籍を変更するという意識がない。しかし、これからは日本人の血筋を守る者とアジア人の血統が混じった混血児、そして日本人とは思えないアジア系帰化人などが、微妙な差別と反目を感じながら暮らすことになる。口には出さない僅かな差別は、露骨な差別より根が深い。お互い笑顔で付き合いながら、血筋や家柄を意識するから、日本国民は民族別に分離して行くはずだ。いずれ、日本人が持っていた国民的一体感は失われて行くだろう。そうなれば、日本人の定義が「日本列島に住む単なる人間」となる日は近い。
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68407360.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/485.html#c5

[近代史3] 日本政府が意図的に日本人を少子高齢化させた理由 中川隆
6. 中川隆[-9392] koaQ7Jey 2019年6月21日 18:03:05 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3092]

日本政府が意図的に日本人を少子高齢化させた理由 _ 4

2019年05月11日
クルド人の入植地が埼玉に ! / 租界が出来てしまう日本
黒木 頼景
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/cat_60306934.html


異民族が盤踞する地方都市

Kurds 1Refugees in Europe 3


(左 : ヨーロッパへ向かうクルド難民 / 右 : ヨーロッパに定住した中東アジア系移民)

  日本人は令和となって新時代を祝っているが、我々の大切な祖国は、もはや従来の「日本」とは言えなくなった。少し前、埼玉県川口市の小学校で外国人児童に対する「いじめ」が問題となり、ちょっとした全国ニュースになったが、その内情を調べてみると、実に恐ろしい事態があると判明した。その事件は芝中央小学校に通っていたクルド人少女が、男子児童から度々暴行を受けていたというものだ。公開された写真を見ると、少女の背中には多数の傷があり、気の毒に思ってしまうが、どのような経緯でイジメとなったのか具体的に判らない。ただ、学校の校長や教頭が適切に対処しなかったので、世間から手ひどい非難を浴びている。イジメられた少女は、もう卒業したから忘れたいそうだが、どのような理由で男子児童がイジメに至ったのか、今ひとつはっきりしないから、何となく腑に落ちない。

  ただ、刮目すべきは埼玉県内に住んでいるアジア人の人数だ。平成30年の統計によれば、県内に合計173,887人の在留外国人がいるそうで、第一位は支那人、次がベトナム人、そしてフィリピン人と続いている。

支那人 67,759
ベトナム人 20,878
フィリピン人 20,145
朝鮮人 15,888
ブラジル人 5,847
ペルー人 3,485
台湾人 3,185
インドネシア人 2,535
パキスタン人 2,485

  ちなみに、外国人の住民が多い神奈川県と比較しても埼玉県は突出している。平成31年の統計によれば、県内の在留外国人は合計212,567人となっているが、トップはやはり支那人で68,912人となっている。しかし、この人数は埼玉県とさほど変わらない。ただ、歴史的に朝鮮人が多く、27,781人もいて第二位を占めている。第三位はフィリピン人で22,192人、第四位はベトナム人で19,801人、第五位はブラジル人で8,478人となっていた。

  クルド人居住者に関して埼玉県が如何なる調査をしているのか判らないので、正確な数字は言えないが、日本クルド文化協会によれば、2016年の時点で在日クルド人は約2,000名で、その内の六割強(1,200 ~ 1,300名)が蕨(わらび)市や川口市に住んでいるという。蕨市にはクルド人の他、フィリピン人も多く住んでおり、不法入国者や超過滞在者の巣窟となっている。以前、不法入国で話題となったカルデロン一味も蕨市に住んでいたから、不良外人の「たまり場」というのは言い過ぎではない。「類は友を呼ぶ」というし、外人が蝟集する地域は、新参者にとって住み心地が良い、というのも事実だ。それに、こうした地域には、外人を魅了するだけの要素がある。川口市には人手が集まらない中小企業がたくさんあるというから、職を求める出稼ぎ外人が密集しやすい。また、東京にも近く、電車で30分くらいの距離だから、とても便利だ。しかも、安い貸家が結構あるので、自然とアジア人が住み着いたそうだ。(宗像誠之 「なぜ埼玉県南部にクルド人が集まるのか?」 日経ビジネス、2016年4月21日)

  日本にやって来る「難民」には“怪しい”人物が多い。日本に逃れてくるクルド難民は、大抵、出身国のトルコで問題を起こした人物である。例えば、トルコでの徴兵を拒絶した者や、反政府活動に加わってブラックリストに載った者、民族差別や迫害を受けて脱出した者など様々だ。しかし、トルコから遠く離れた日本にやって来るのは少々おかしい。逃亡するなら、近場のエジプトやモロッコ、レバノン、イスラエルなどに潜り込めばいいのに、わざわざアジア大陸を縦断して日本にやって来るなんて不自然だ。これは政治難民を装った「経済難民」なんじゃないか。クルド人は日本人の前だと深刻な顔をして「迫害」を語り出すが、本当に「迫害」だけが理由なのか大いに怪しい。もしかしたら、彼らは難民仲間や在日の同胞から「日本というのは、甘っちょろいから、難民申請を続ければ永住できるんだぜ !」と聞いているんじゃないか。日本人は「難民」と耳にすれば、ボロを纏った放浪者をイメージするが、実際の難民は携帯電話や腕時計を持った経済移民である。彼らは仲間から紹介された「ブローカー」に幾らかの銭を払って日本に連れてきてもらうのだ。そして、違法と解っていても外人を求める経営者のもとで働き、ある程度の拠点を構えたら、残っている家族を呼び寄せようとする。

  クルド「難民」は日本人を間抜けな「金持ち」と判っているので、十八番の「お涙ちょうだい話」を披露し、特別在留許可を得ようとする。国家意識の無い日本の役人は、こうした検証もできない悲劇を聞くと、「帰れ !」とも言えず、せいぜい難民申請を却下する程度。一方、申請を拒絶された難民は、これに懲りず何度でも申請を繰り返し、時間を稼ぎながらチャンスを待つ。5年ないし10年も居続ければ、左翼ジャーナリストが収容施設の「惨状」を宣伝してくれるし、人権派弁護士が何とかしてくれたりする。一番いいのは、滞在中にチョロい日本人女性を誘惑し、結婚してしまうことだ。たとえ正式な結婚を出来なくても、モノにした女を孕ませ、子供を作ってしまえばシメたもの。赤ん坊を「錨(anchor)」にすれば、日本永住はほぼ「決まり」となる。幼い子供を「ダシ」に使えば日本人は抵抗できない。図々しい難民は赤ん坊の「保護者」を主張し、その疚(やま)しい過去を消して、日本に居坐ることができる。つまり、赤ん坊が過去の罪を「無し」にする消しゴムとなってしまうのだ。

  こうした例は実際にある。2010年に来日したクルド人の「I」(23歳)は、トルコの徴兵が嫌で日本にやって来た。彼は「平和で豊かな国」(日本)へ逃れてきて、難民申請を行ったそうだ。(志葉玲 「難民と日本人の結婚は認めない !?」 Yahooニュース、2018年7月11日) 彼は在留資格が無く、東京入国管理局の施設に収容されていたが、一時的に「假放免」を得たという。すると、シャバに出た「I」は「M」という日本人女性と出逢った。そして、二人は2017年2月に入籍してしまったのだ。ところが、同年10月、この外人花婿は再び東京入管の施設に拘束されてしまう。亭主を奪われた日本人女房は、冷酷無情な入管職員に激しく抗議した。

  一方、理不尽な拘束を受けた「I」は、施設内で自殺を謀ったそうだ。彼は鉛筆削りの刃で首や腕、胸、脇腹などを切り刻んだそうである。「I」の弁護士である渡部典子によれば、依頼人は難民申請をした時、一次調査を受けたが、その段階では婚姻していなかったそうだ。難民認定をする前は、ただの庇護申請者に過ぎないから、在留特別許可を受けた外国人ではない。そもそも、「I」の入国目的がいかがわしいのだ。入管職員が「怪しい」と思っても当然だろう。それにもし、結婚が理由で国外退去の判断が覆されるとすれば、結婚は不法滞在や偽装入国の免罪符になってしまうじゃないか。日本人は結婚を神聖な制度と思っているから、政治的な利用を好まない。だいたい、普通の日本人は結婚を「強制退去を回避するための手段」とか、「日本国籍を取得するための口実」と考えているのか? 日本だと、結婚式で娘の花嫁姿を見て涙を流す父親がいるけど、それは愛娘を手放す悲しさと、幸せな生活を送るよう願う親心が複雑に絡み合った結果で、犯罪者に生け贄として献上するからではない。

  日本人は「情」に流されず、「非情さ」を以て難民や移民を排除すべきだ。たとえ、日本人と結婚しようが、入国の手段や目的が不正ならば、一切の事情を考慮せず、問答無用で国外追放にする方がいい。我々が忖度や斟酌をするから、外国人はそこに“つけ込む”のである。一般の日本人は暢気だから解らなけど、アジアやアフリカの人間は見た目以上に悪質でズル賢い。彼らには日本人が持つ「恥の意識」が無いのだ。支那人や朝鮮人を見てみれば解るじゃないか。自己利益のためなら平気で嘘をつくし、それがバレても、「そんな事は言わなかった」とシラを切るし、窮地に立てば「お前の聞き違いだ」と言い放つ。もっと凄い奴は「それがどうした ? 騙される奴がバカなんだ !」と開き直る。日本の左翼活動家は難民を追い返す日本政府を「人権無視だ !」と非難するが、その前にトルコ政府を糾弾すべきじゃないのか。昔、NHKはクルド難民の特集を放送したが、在日トルコ大使館へのインタビューは一切行わなかった。筆者が制作者に尋ねたところ、NHKは最初から難民定住を促進するために番組を企画し、難民支持派の緒方貞子や本間浩を招いていたというのだ。痛いところを突かれたNHKの制作者は観念したのか、筆者に「このゲスト二人はNHKの代弁者なんですよ」と教えてくれた。(この正直さだけは評価したい。) でも、一般視聴者には内緒にして、巧妙なプロパガンダ特番を放送するなんて卑怯だ。

  NHKは埼玉に住むクルド人男性の家庭事情を隠蔽し、「可哀想な難民」というイメージを演出していたが、筆者には直ぐ「ヤラセ」ということが判った。というのも、彼の女房がフィリピン人だったからだ。筆者はNHKの制作者に「あのクルド難民は女房のフィリピン国籍を取ればいいじゃないか」と質問した。すると、驚くべき事に、この職員は「フィリピンに住む嫁さんの母親が結婚に反対しているので、あちらの国籍は取れないんだすよ」と答えた。でも、そんなのはフィリピン人の姑と義理との間で起きた問題で、日本政府とは関係無いはずだ。このクルド人は女房と一緒に「実家(フィリピン)」に帰って、現地で難民申請を行い、特別滞在許可を得るなり、永住資格かフィリピン国籍を求めるべきだろう。NHKは「報道しない自由」や「自由な報道の権利」、あるいは「独自の編集方針」とやらを楯にする。つまり、どんな印象操作を行おうがNHKの勝手ということだ。一般国民というのは惨めなもので、NHKが一方的に垂れ流した番組を鵜呑みにし、強制的に受信料を巻き上げられ、文句を言えば裁判で敗訴となる。しかも、むしり取られた受信料は天下り先の確保に使われるから、NHKというのは日本版「ノーメンクラトゥーラ(ソ連の赤い特権階級)」になっている。

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(左 : ドイツに住むクルド人 / 右 : フィリピン人の子供たち)

  クルド人をはじめとして、ビルマ人、フィリピン人、ベトナム人などは、埼玉どころか日本から追放すべき民族だが、我が国にはこの外人を支援する連中がいるから厄介だ。例えば、一般社団法人の「日本クルド友好協会」というのがある。この団体はクルド自治政府との関係を深め、日本の技術を用いて現地に「日本村」を建設したいそうだが、日本に流れてくるクルド移民や難民をどう思っているのか。「日本クルド友好協会」には著名人が名を連ねており、名誉会長には国会議員の平沼赳夫がいて、会長は頭山満の孫に当たる頭山興助(とうやま・おきすけ)が就いている。理事の中には藤井巌喜がいるそうだ。2016年、埼玉県の蕨市でクルド人が公園に集まり、「ネグロス」という祭りを行ったが、それを主催したのは、「日本クルド文化協会」と「日本クルド友好協会」であったという。となると、平沼氏や藤井氏は埼玉県のクルド人集落を当然知っていたはずだ。しかし、彼らは難民や移民を歓迎しているのか? 「保守派」を自称する藤井氏は、「虎ノ門ニュース」でクルド人問題に触れたことがあるが、クルド難民の流入を危険と見なしていなかった。彼は日本にやって来る偽装難民や出稼ぎ移民を承知しており、歐米諸国での社会問題にも精通している。朝鮮人や支那人の移民を危険と考える藤井氏なのに、どうしてクルド移民の入国を問題としないのか? 藤井氏は番組内で埼玉の問題を視聴者に知らせるべきだろう。それなのに、どうしてクルド人の密集地を無視したのか。

  「日本クルド友好協会」には木下顕伸(きのした・あきのぶ)という理事長がいて、東京都内で小さな建設会社を経営しているそうだ。彼も埼玉県に住むクルド人の存在を知っており、自分の会社でも何名か雇っているらしい。木下社長によれば、「義を見てせざるは勇なきなり」で、工事現場で「ウィンウィン(相互利益)の関係」を築きたという。彼の会社と契約している下請会社には約50名のクルド人が雇われているそうで、解体工事を行っているそうだ。(「明日見えぬ難民申請者、広がる不法就労の闇市場」 2016年8月9日附ロイター) 人手不足に悩んでいる解体業者にとって、真面目に働くクルド人は有り難い存在なんだろうが、この外国人達は“いずれ”日本での永住権を希望し、家庭を持てば日本国籍まで求めるに違いない。建設会社は安く使えて嬉しいのだろうが、こうした外人労働者の福祉や教育は政府に押しつけられ、結果的に一般国民が費用を負担する破目になる。しかも、「家族呼び寄せ」の名目で、女房子供はおろか、両親や兄弟姉妹、従兄弟や叔父伯母まで連れてくる危険性も予想できるのだ。「仲間」とは思えぬ民族が形式上でも「日本国民」となれば、未来の日本社会は人種や民族で分断され、アメリカやカナダのような「モザイク国家」になってしまうだろう。保守派を名乗っている藤井氏は、一体何を守っているのか。日本の伝統は日本人が守るもので、クルド人に求めるものではない。

  アジアとの「友好」を言い出す連中には、何となく胡散臭い人物が結構いる。会長の頭山興助もその一人で、聞くところによると、彼は重信メイの後見人になっているそうだ。彼女は日本赤軍のテロリスト重信房子の娘で、父親はレバノン人である。実際、どんな経緯でメイの後見人になったのか解らないが、一説によると、重信房子の父親「重信末夫」が金雞学院の門下生で、頭山満の息子である秀三と関係があったらしい。そこで、秀三の息子である興助がメイを支援することになったそうだ。確かに、母親が極左テロリストであっても、その娘がテロリストになるわけじゃない。だが、メイの精神が健全で日本を愛する心があるのかどうか、疑問である。だいたい、パレスチナ解放戦線のゲリラやテロリストに囲まれて育った娘が、カタギの大人になって普通の生活を送るのか? 長いこと無国籍状態だったメイは、日本の左翼弁護士の尽力で日本国籍を取得し、憧れの日本にやって来たというが、その頭が日本的とは限らない。

  メイは中東に詳しいジャーナリストの看板でマスコミに登場したが、母親の気質に染まっていたので、その根本思想は左翼である。案の定、メイは極左の片鱗を現し、特定秘密法案が提出されると、左翼ジャーナリストと一緒になって反対を表明した。「知る権利の侵害だ !」と騒いだのは、ほとんどが札付きの左翼分子。例えば、テレ朝の寵愛を受ける青木理、大谷昭宏、川村晃司、荻原博子、田原総一朗、山田厚史、吉永みち子、高野孟、鳥越俊太郎、TBSの「報道特集」でキャスターを務める金平茂紀、「サンデー・モーニング」でお馴染みの岸井成格、支那人と裏で繋がっている富坂聰、作家の佐野眞一、ジャーナリストの江川紹子、安田浩一、左巻き作家の澤地久枝、左翼に戻った小林よしのり、元同志社大学の黒ヘルが自慢の小川和久、作曲家のなかにし礼、頭がおかしい精神科医の香山リカ、左翼俳優の菅原文太、セクハラ疑惑で早稲田大学を去った元日経新聞の田勢康弘、『万引き家族』の監督を務めた是枝裕和、陰湿な歴史家の保阪正康、NHKと昵懇で安倍・中川の政治介入を言い立てた本田雅和、元酌婦で親共産党の室井佑月、英国からやって来たビルマ系ユダヤ人のピーター・バラカンなど、朱色から深紅まで様々だ。

  日本の言論界には、「保守派」を名乗る大学教授や評論家が僅かばかりいるけど、その中には偽装保守や営業保守が紛れている。テレビや雑誌で保守的な意見を表明するから「保守派知識人」と思うのは間違いだ。一般の目が届かない所や、地味な団体が行う活動で、有名な人物が意外な行動を取っていたりする。例えば、虎ノ門ニュースによく出演するケント・ギルバート弁護士は、マッカーサー憲法や日本人左翼を批判して保守派国民から好評を博しているが、彼は日本の難民政策を批判し、受け容れ人数があまりにも少なすぎると不満をもらしていた。彼はベトナム難民を好意的に捉えており、閉鎖的な日本はもっと難民を受け容れるべきであるという。ギルバート氏にはミット・ロムニーのようなリベラル思想があり、共和党支持者だから保守派と思うのは間違いだ。日本人でもそうだが、若い頃に左翼思想やリベラル主義に感染した人は、いくら後に克服したとしても、体や頭のどこかに、その断片が残っているものだ。かつて『正論』読者は小林よしのりに騙されたし、チャンネル桜も高森明勅(たかもり・あきのり)を採用したら、女系天皇論者と判って後悔した。まあ、未だに偽装保守の八木秀次や西尾幹二を起用しているんだから暢気なものである。本当に警戒すべきは、NHKや朝日新聞で活躍する左翼ではなく、保守派雑誌やインターネット放送に紛れ込む連中であろう。

  

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2018年12月15日17:46

大規模な国民の入れ替え / 移民が国民になる

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他人の国になったフランス

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  現在、我々は戦慄の分岐点を目の当たりにしている。間もなく平成の終わりを迎え、新たな治世の幕開けとなるが、その先に見える日本は、我々が知っている日本ではない。平安貴族の時代から武家社会となり、その幕府も源氏から北條執権、足利幕府からコ川幕府に変わっても、常に同じ民族による統治だった。しかも、幕藩体制であっても、形式的には朝廷が中心の封建社会で、征夷大将軍は天皇による勅任官。言うまでもなく、我が国の体質は皇室を核とする君主政で、権力者が交替しても権威者は不変である。天皇陛下は天と地を結ぶ最高司祭にして国父。そして、いつの時代でも陛下を仰ぎ、忠誠を尽くす臣民は日本人で、異民族ということはなかった。西歐人は陛下を「皇帝(imperator)」と呼ぶが、どちらかと言えば一族の首長(cyning)だ。つまり、様々な民族を束ねる軍事統率者というより、血族を率いる英雄神の子孫と考えた方がいい。日本の天皇は国民あっての元首で、その国民は親子代々陛下に仕える日本人だけである。

  ヨーロッパも昔は日本みたいで、ゲルマン人やケルト人はそれぞれ部族の王様を戴き、統治者たる国王は臣下たる貴族に囲まれ、王国を支える領民をいたわっていた。フランスだって元々は王国で、フランク人の貴族とガリア人の庶民から成る君主政だったことは周知の事実。時代を経るにつれ君民一体となり、国王と領民の紐帯が確かにあった。ところが、大革命のせいで王政が消滅し、フランスの國體は別物となり、見るも無惨な歴史を辿ることになる。身の毛もよだつジャコバン派の恐怖政治がやっと終わったと思えば、ナポレオンの独裁制が勃興して戦争の嵐。最初は騎虎の勢いで圧倒していた皇帝軍(Grande Armée)も、ロシアの冬将軍に遭遇すると、撤退を余儀なくされ、終いにはコルシカ人の執政官も没落だ。

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(左: ルイ14世 / 中央: ナポレオン・ボナパルト / 右: シャルル・ド・ゴール )
  
  独裁官が去ったフランスでは社会主義者が跋扈し、理想と思われた共和政が実施されるも、政変に次ぐ政変で二転三転と不安定極まりない。国王という中核を失ったフランスはダッチロールを繰り返すばかり。(オランダ人の方は君主を戴いて安定していたのにねぇ〜。) さらに、隣国のドイツが軍事大国となったから、さあ大変。ルイ14世の威光を受け継ぐフランス軍といえども、屈強な将兵を有するプロイセン軍の敵ではなかった。誇り高きフランス人といえども、新興国のドイツ人と戦えば負けてばかり。しかも、第二次大戦では馬鹿にしていた成金のアメリカ人に助けられる始末。「あんなヤンキーどもに土下座するなんて・・・」と悔しがるが、零落(おちぶ)れたフランスには白人の部隊さえ無かったという。それでも、悲劇は更に続く。戦後のフランスでは深紅や朱色の左翼が大繁盛。無責任な社会主義者が跋扈すれば、政治的混乱は必然だ。ということで、この体たらくを収拾したのは、強権を発動したド・ゴール将軍。うるさい議員どもを黙らせるには、高圧的権威を持つ大統領が必要だった。結局、フランスの政界はカエサルか太陽王のような大統領じゃないと統率できない。正直な日本人は「ブルボン王家を倒さなけりゃよかったじゃないか!」と言いたくなるけど、「それを言っちゃあお終いよ」と寅さんみたいな人が抑える。現在のフランス人は毎年、血塗れの革命を祝っているが、本当のフランス人からすれば王国の撲滅を歎く慰霊祭に等しい。

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(左: アフリカ系フランス人のサッカー選手 / 右: ムスリムのフランス人)

  気位だけが高い国家になってしまったフランスは、もっと悲惨な事態に陥っていた。戦争による国民の損失が生じれば、その都度、北アフリカの植民地から有色人種が流れてくる。(傭兵部隊のアルジェリア人ならフランスに移住することが可能だった。) また、職場での人手不足が問題となれば、安い賃金でも働く外国人が輸入される、といった塩梅(あんばい)。そして、子供を産まなくなったフランス人が少子化に悩めば、さらなる移民を容れて人口の“補填”を行っていた。こうして、次から次へと異邦人が流入してきたので、気がつけば誰が「フランス人」なのか判らない。確か、フランス王国を構成していたケルト系のガリア人は、ゲルマン人みたいな白人だったけど、現在の「フランス人」は識別不能の世界市民。黒いアフリカ系もいれば、褐色のアラブ系がいるし、黄色と茶色のアジア人が融合した混血児までいる。今では家系が複雑なフランス人など珍しくもなく、一見すると白人だが、そのルーツを辿るとポーランドやロシア、ルーマニア、ギリシアからやって来た移民の末裔だったりする。したがって、先祖代々のフランス人とは別種族だ。また、白人らしく振る舞っているフランス人でも、一皮めくればガリシア地方からやって来たユダヤ人だったりする。こんな有様だから、まったく油断がならない。

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(写真 / フランス人の子供たち)

目を見張る民族の激変

Renaud Camus 1(左 / ルノー・カミュー)
  かなり前置きが長くなってしまったが、フランスの惨状は「大規模な国民の入れ替え」が一つの要因と言えよう。つまり、昔から住んでいるフランス人が減少し、その穴埋めに移民を補充したことで、国民の変質が壮大なスケールを以て行われたのである。この「壮大な入れ替え(le Grand Remplacement)」という言葉は、フランスの哲学者、ルノー・カミュー(Renaud Camus)が述べた言葉である。暢気な日本人観光客でも、フランスの都市を訪れれば、その人種的多様性に驚くはずだ。日本でも懐かしい名優アラン・ドロン(Alain Delon)やカトリーヌ・ドヌーヴ(Catherine Deneuve)、ボンドガールを務めたことがあるソフィー・マルソー(Sophie Marceau)やキャロル・ブーケ(Carol Bouquet)みたいなフランス人は今じゃ少数派。人間だけどパンダの如く貴重になっている。

Alain Delon 37Catherine Deneuve 1Sophie Marceau 115Carole Bouquet 1


(左: アラン・ドロン / カトリーヌ・ドヌーヴ / ソフィー・マルソー / 右: キャロル・ブーケ)

それとは対照的に、黒人やアラブ人は街に溢れており、イスラム教徒なんか珍しくもない。フランスのケルト系国民は憂鬱になってしまうが、フランスの有色人種化はかなり深刻だ。パリやリヨン、オルレアンを訪れると、一見「白人」と思えるようなフランス人に出逢うけど、何となく外国人の血が混ざっているような雰囲気がある。映画界も昨今では様相が全く違ってしまった。豪華キャストで話題となった映画『オーシャンズ12』に出演したヴィンセント・カッセル(Vincent Cassel)や、大ヒット映画『レオン』でお馴染みのジャン・レノ(Jean Reno / スペイン系?)、シリーズ化された『タクシー』のサミー・ナセリ(Samy Naceri / ベルベル系)、格闘家のシリル・アビディー(Cyril Abidi / モロッコ系)を思い出せば、「本当にケルト人なのか?」と疑いたくなる。

Vincent Cassel 2Jean Reno 2Samy Naceri 2Cyril Abidi 1

(左: ヴィンセント・カッセル / ジャン・レノ / サミー・ナセリ / 右: シリル・アビディー)

  フランス人の「民族的入れ替え」を指摘したカミュー氏は、とりわけイスラム教徒の流入に警戒心を抱いていた。確かに、左翼思想が社会の根底にまで浸透したフランスでは、ガリア系の国民が激減したばかりか、伝統的なカトリック信仰も希薄となり、教会では聖歌隊じゃなくて閑古鳥が鳴いている。その一方で、イスラム教徒は生殖意欲が旺盛で、アラブ系やアフリカ系の女性は、「えぇ〜、やだぁ〜、体型が崩れちゃうぅ〜」なんて一切考えない。ジャガイモみたいな体型になろうが、何人でもポコポコと産んでいる。しかも、一夫多妻だから、一世帯40人という家庭も可能だ。社会福祉が当り前のフランスでは、子供を産めば産むほど“たんまり”と手当がもらえるんだから、遠慮無く赤ん坊を作ることができる。これに加えて、フランス各地にモスクが建設されているんだから、キリスト教徒のフランス人は目眩がしてくるじゃないか。カミュー氏はこうした現状を危惧して、「アフリカ人による征服」と呼んでいた。彼は恐ろしい未来を語り、2040年にはヨーロッパの人口が5億人であるのに対し、アフリカの人口は20億人になっているだろうと予測する。(Elie Arié, Le "Grand Remplacement": les deux sénarios possibles, Marianne, 7 Août,2016)

Luc Ravel 1(左 / ルック・ラヴェル大司教)
  イスラム教徒の増大を懸念するフランス人はカミュー氏ばかりではなく、ストラスブールの司教区を管轄するルク・ラヴェル大司教(Mgr Luc Marie Daniel Ravel)も、“フランス人”の減少を歎いていた。日本と同じく、フランスでも妊娠中絶は結構あって、健康なのに自分勝手な都合で胎児を堕ろしてしまう女性が多い。ラヴェル司教は「堕胎は単に許されているばかりか、奨励されているのだ ("L'avortment n'est pas seulement concédé mais promu)」と憤る。("L' archevêque de Strasbourg évoque le Grand Remplacement," Valeurs, 3 Juillet 2017) フランスの白人は高学歴になるにつれ、フェミニストの「プロ・チョイス」なる標語に洗脳されてしまい、堕胎の罪なんか屁とも思わない。「人権」を叫ぶリベラル派にとって、「人間」とはこの世に生きている者だけ。胎児は死人と同じく言葉を喋れないから「人間」に該当せず、単なる「肉の塊」か子宮に宿る「異物」でしかない。もし、露骨に「赤ん坊殺し」と言えば気が引けてしまうけど、「選択に賛成(Pro-Choice)」と言い換えれば罪悪感も薄くなる。これじゃあ、カトリック教会の司祭が暇になる訳だ。結婚しないで同棲するカップルが増えた上に、洗礼を施す赤ん坊の数も減ってしまったのだから、忙しいのはクリスマス期間だけである。といっても、クリスマス・イヴは百貨店のサンタクロースが主役だから、神父の出る幕は無い。まぁ、そんなに出生率を上げたいなら、針で穴を開けたコンドームを配るしかないけど、まさか神父や修道女が街中で配布する訳にも行かないから、フランスで増えるのは黒か茶色の異教徒ばかりだ。

  ついでに言えば、最近ストラスブールでアラブ系のテロリストが警察に追い詰められ、銃撃戦の末、射殺されるという事件が起きた。この兇悪犯は、シェリフ・シャカット(Cherif Chekatt)なる「フランス人」であるが、血筋はモロッコ系らしい。(ただし、英国のBBCは「アルジェリア系」と伝えていた。おそらく北アフリカ系なんだろうけど、真相はよく分からない。) 彼はストラスブールのクリスマス・マーケットで銃を乱射し、少なくとも3名を殺し、13名を負傷させたという。(Darran Simon and Saskya Vandoorne, "Strasbourg shooting suspect killed by police, Paris authorities say", CNN, December 14, 2018) このようなテロ事件を犯したシャカットは逃亡し、お尋ね者となっていたが、今月13日、ひょんな事から警察に発見され、撃ち合いになったそうだ。

Cherif Chekatt 1(左 / シェリフ・シャカット)
  今回の事件で刮目すべきは、「アッラー・アクバル(Allahu Akbar / アッラーは偉大なり!)」と叫んで銃をぶっ放したシャカットの過去である。1989年、ストラスブールで生まれた非ヨーロッパ系の「フランス人」は、数々の犯罪を重ねていたそうだ。まず彼が初めて罪を犯したのが、1999年、すなわち10歳の時である。「ロクでなし」というのは、小さい頃から精神が歪んでいるのだろう。案の定、フランスに居る時だけでも27件の犯罪をしでかしていた。その後ドイツに渡ったそうだが、この地でも悪事をはたらき、2016年、強盗の廉で2年3ヶ月の実刑判決を受けた。刑務所での“お勤め”を終えたシャカットは、ドイツを追放され、スイスに向かったという。しかし、この移住先でも強盗をはたらき、バーゼルの刑務所で1年6ヶ月の“獄中生活”を送ることになる。そして、出所した前科者はフランスの「故郷」に戻り、驚愕の冷血殺人鬼となった。

  北アフリカ系の「フランス人」がテロリストになることは珍しくないが、ドイツ当局の鈍感さには呆れてしまう。シャカットはドイツで犯罪をしでかしたのに、ドイツの治安当局は彼の素性を確かめず、そればかりかイスラム系過激派との認識すら無かったそうだ。しかし、フランス当局は違っていた。シャカットはテロリストや過激派を監視対象にする「Fiche S ファイル」に載っていたらしい。さらに注目すべきは、このファイルに載っている要注意人物の数が約2万人もいる、という事実だ。("Strasbourg shooting suspect fits familiar criminal-jihadist profile", France 24, December 12, 2018) フランス内務省のローラン・ニューネス副大臣は刑務所で過激派になった人物を監視しているというが、果たしてどれくらい効果があるのか疑問である。というのも、ドイツやフランスでは、やたらと「人権」が重視されるので、監視対象が有色人種だと警察官が萎縮する場合があるからだ。本当は、ベテラン刑事の“勘”を大切にすべきなのだが、マスコミから「人種偏見だ」と非難されてしまうので、「怪しい」と思っていても拘束できない場合も多いという。結局、被害者が出るまで“泳がせる”しかないのだが、突然負傷した者や殺害された人の遺族にとったら納得できる話じゃない。西歐人は表だって口にしないが、親しい友人との会話では、「警察は何であいつら(アフリカ系やアラブ系の不逞移民)を取り締まらないんだ?」と不満を漏らす。リベラル思想に染まった西歐系フランス人でも、内心では有色移民の子孫を嫌っており、モロッコやアルジェリア系の「フランス国民」は彼らの「同胞」じゃない。

有色人種の天下を狙うユダヤ人

  翻って、白人の減少はアメリカでも深刻な問題となっている。しかし、アングロ・アメリカ社会には、白人の存在を憎み、その撲滅を密かに望む者が少なくない。特に、ユダヤ人ジャーナリストはマイノリティー(つまり「有色人種」)を擁護する形で、忌々しい西歐人を「少数派」にしたいと思っている。例えば、ニューヨーク・タイムズ紙に盤踞するコラムニストのミッシェル・ゴールドバーグ(Michelle Goldberg)は、ヨーロッパ系アメリカ人に対して燃えたぎる憎悪を抱いている。彼女は有色人種の大統領や州知事の誕生を切望しており、11月の中間選挙ではジョージア州の知事選に出馬した、民衆党のスティシー・アブラムズ(Stacey Y. Abrams)候補を支持していた。また、2020年の大統領選に出馬するのではないか、と囁かれているカルフォルニア州のカマラ・ハリス(Kamala Harris)州上院議員を熱心に応援しているそうだ。(ハリス議員はジャマイカ・インド系アメリカ人で、妹のマヤ・ハリスはMSNBCで政治アナリストを務めている。)

Michelle Goldberg 1Kamala Harris 3Stacy Abrams 1


(左: ミッシェル・ゴールドバーグ / 中央: カマラ・ハリス / 右: スティシー・アブラムズ)

  民衆党贔屓のユダヤ人ジャーナリストらしく、ゴールドバーグ氏はトランプ大統領が大嫌いで、同類の一般人から聞いた話しを記事の中に盛り込んでいた。例えば、ジョージア州で開かれた共和党の大会を目にした学校教師は、校外のあちこちでKKK風のチラシが蒔かれていたと話している。(Michelle Goldberg, "We Can Replace Them", The New York Times, October 29, 2018) 西歐世界に属さないゴールドバーグ氏は、心底ヨーロッパ系アメリカ人を憎んでいるようで、トランプ支持者や不法移民を非難する政治家を赦せないという。彼女はネット報道サイトの「ブライトバート(Breitbart)」に戻ったスティーヴ・バノン(Steve Bannon)や、保守派の新星リチャード・スペンサー(Richard Spencer)を白人至上主義者として扱っていた。(Michelle Goldberg, "Khakis and Tiki Torches", The New York Times , August 14, 2017)

Richard Spencer 6Steve Bannon 321Steve King 1

(左: リチャード・スペンサー  / 中央: スティーヴ・バノン / 右: ステイーヴ・キング)

不法移民の流入に警鐘を鳴らすアイオア州のスティーヴ・キング(Steve King)下院議員も大嫌いで、根拠も無いのにファシスト扱いだ。(Michelle Goldberg, "The White Supremacy Caucas", The New York Times, December 11, 2017) しかし、実際のキング議員は憲法第14条修正を正しく説明する知性的な政治家で、無知蒙昧な右翼ゴロとは異質な人物である。民衆党の人権屋は、メキシコ人の妊婦がカルフォルニアで出産したら、その赤ん坊は「アメリカ国民だぞ!」と言い張るが、そんな馬鹿げた法律は無い。中世イングランドの話をすると長くなるから省略するけど、法の精神をねじ曲げてまで、ヒスパニックやアジア人の赤ん坊を増やそうとする左翼の魂胆は本当に薄汚い。

DuBose POrter 2(左 / デュボス・ポーター )
  脱線したので話を戻す。ニューヨーク・タイムズ紙のコラムを利用して、自分の政治宣伝を行うゴールドバーグ氏は、背筋が寒くなるような“素晴らしい”談話を紹介していた。民衆党のジョージア支部で会長を務めるデュボス・ポーター(DuBose Porter)氏によれば、「もし、州内の全有権者が投票したら、ショージア州はブルー・ステイトになる」そうだ。つまり、州に住む黒人やヒスパニック、その他の有色人種が棄権するから共和党に負けるのであって、もし総ての住民が有権者登録を行い、民衆党の候補者に投票すれば、共和党の牙城を崩せるというのだ。こんなのは、南部の白人にとって悪夢のような事態である。確かに、ヒスパニックやアフリカ系、アラブ系、アジア系の住民がこのまま増え続ければ、いつかは白人が「少数派」になってしまうだろう。そうじゃなくとも、アメリカの白人票は民衆・共和で半々に割れてしまうから、有色人種が一致団結すれば、ジョージア州の市長や州検事、下院議員、上院議員、知事はみんな民衆党になってしまい、ニューヨーク州やカルフォルニア州のように不動のブルー・ステイトになってしまう。

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(写真 / 忌まわしいアーリア系白人の男女や赤ん坊)

  ゴールドバーグはポーター氏の発言を引用し、「みんな、彼が正しいことを証明しよう !」と呼びかけ、「アメリカの有権者は白人ナショナリストが最も恐れる事を実現できるのよ!」と述べていた。そして最後に、「我々は彼ら(白人)を置き換える事ができるの! これを示しましょう!」と激励していたんだから、もう筋金入りの左翼活動家である。移民法を緩め、異民族をどんどん増やし、その圧倒的多数を以てアメリカを変えてしまおうと謀るユダヤ人は誠に恐ろしい。こんな連中を見れば、誰だって「ナチスがユダヤ人を排斥したのはもっともだ!」と思ってしまうだろう。戦前、ナチスの人種政策を密かに讃えたヨーロッパ人は意外と多く、ドイツの勢力拡大は癪に触るが、ユダヤ人が追放されるのには反対しなかった。ユダヤ人はアーリア人だけの社会を糾弾するが、フランスやブリテン、デンマーク、ネーデルラント、スウェーデンの白人は、金髪碧眼だらけの街を見て身震いするのか? 漫才師の「大木こだま」さんじゃないけど、日本人だって「そんな奴はおらんやろ〜」と否定したくなる。

Abraham Levitt & William & Alfred 2(左 / アブラハム・レヴットと息子のウィリアムとアルフレッド)
むしろ、移住希望者が殺到し、地価の高騰が起こるはずだ。たぶん、ユダヤ人なら“真っ先”に土地を買い占め、多額の利益を上げるだろう。もしかしたら、アブラハム・レヴット(Abraham Levitt)みたいな不動産屋が現れ、白人だけの高級住宅地を開発して大儲けするかも知れないぞ。(アブラハムは息子のウィリアムとアルフレッドを従え、戦後の住宅ブームを起こした人物。レヴット親子はニュー・ヨークやニュー・ジャージー、ペンシルヴァニアなどで住宅地を開発し、手頃な住宅を提供して話題と。米国では「レヴィットタウン」といえば有名だ。)

  日本ではまだカミュー氏のような知識人が出現せず、移民問題となれば大学教授や評論家は賃金低下や人権問題ばかりに目を奪われている。しかし、移民流入で問題となるのは、日系日本人の減少とアジア系混血児の増大だ。政府の閣僚や高級官僚は人口減少の解決策として移民の受け容れを提唱するが、アジア人を輸入したって日本人が増える訳じゃない。むしろ、日系日本人の減少が促進され、アジア人の激増となるだけだ。政府は「人口が増えたぞ!」と喜ぶが、何てことはない、アジア系移民の子供や混血児の子供が倍増しただけである。仮に、「アジア系国民」の人口が1億人になったとして、「やった、日本の人口が2億人以上になったぞ」と喜ぶ日系人は何人いるのか? ほとんどの日系国民は表情を曇らせ、「昔の方が良かった」と歎くだろう。民族の入れ替えは日本でも起こりうる悲劇である。
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/cat_60306934.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/485.html#c6

[リバイバル3] 不動産投資は絶対にやってはいけない 中川隆
33. 中川隆[-9391] koaQ7Jey 2019年6月21日 18:30:18 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3093]
自己破産するサラリーマンが続出する「不動産投資」のヤバすぎる真実 Xデーはもうすぐそこ
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/65266
2019.06.21 沖 有人 スタイルアクト(株)代表取締役 現代ビジネス 


自己破産者続出の「Xデー」

不動産投資はからくりに満ちている。誰でも儲かるように見せかけることができるので、騙される人が後を絶たない。

例えば不動産投資のキャッシュフローは、誰でも初年度が最も儲かるようにできている。しかし、おおむね翌年からはマイナスになり、やがてローン返済にも困るようになる。

そうなってからでは、もう遅い。

悪夢のスパイラルに陥り、売りたくても、ローン返済が進んでいないので、借金だけが残ってしまう。自分の口から「儲かっていない」とは誰にも相談できないから、じわじわと真綿で首を絞められるような苦しみを味わうことになる。

いまは相当な数の人が不動産投資をやっているので、これから自己破産者が続出することになるだろう。すでに時限爆弾は時を刻み始めており、最近もそのXデーをかなり早めた事件が起こってしまった。スルガ銀行の不正融資事件である。

この事件以降、銀行は個人の不動産投資への融資をほとんどストップしてしまったのだ。

選ばれし民は誰か?

不動産投資のように20世紀にはなかった投資商品が、いま脚光を浴びているのには訳がある。

不動産投資をすれば、事業上の優遇を受けられることで利回りを確保できる仕組みができたからだ。法人ファンドは利益の90%を投資家に配当すれば、法人税が免除されるので、不動産投資を積極的におこなうインセンティブを持っている。

また固定資産税や相続税が重くのしかかる地主たちも、不動産投資をする一定のインセンティブを持っている。もともと持っている土地を有効に活用し、賃貸アパートを立てれば税務上の特例を受けることができるし、そもそも土地は自分のものだから高い利回りが得られる可能性がある。

逆に言えば、不動産投資をすることで積極的に利益が出せるのは法人ファンドか地主くらいなのである。

たとえ地主であっても、立地が悪ければ入居者が入らず失敗することもある。ましてや土地を持たない一般の個人投資家が、いちから土地を購入し、不動産投資をしようというのは、リスクの極めて高いことだ。

唯一成功できるとすれば、それは賃貸収入で利益を出すことではなく、地価が上昇し、キャピタルゲインが得られるときだけだと心得たほうがいいだろう。

たとえ悪質なセールストークに騙されたとしても、この世界は騙されるほうが悪いのだ。なぜなら、不動産投資はやる前から事業収支がはっきりしているからだ。失敗のシグナルは買う前からすでに明確に表れているのである。

新築ワンルーム投資が危ない理由

不動産投資で最も損をする新築ワンルーム投資の実態を説明しておこう。

不動産投資の手残りは簡易な方程式だと以下の様になる。

手残り=賃料収入−借入金利−税金−値下がり額

たとえば年間の賃料収入が物件価格の5%を得られる新築ワンルームマンションを買ったとしよう。その際、銀行から借り入れたローンの金利は3.5%。固定資産税などの税金が2%、さらに毎年3%程度物件価格が下落すると仮定すれば、実は下記の通り、手元に利益が残るどころか、3.5%も毎年の持ち出しが多くなるのである。金利3.5%では大赤字になるのである。

賃料収入が5%であれば、やはり1%以下の金利か、物件価格の下落幅が小さい、好立地の物件を買うしかないが、こんな低金利、好条件の物件を買えるのはよほどの資産家でなければ無理だろう。一般の方に銀行はいい条件では貸してはくれないからだ。

さらに新築ワンルームは購入したその瞬間に価格が2割程度落ち、その後も毎年3%程度売却価格が落ちていくことを覚悟する必要がある。

たとえば築年の古い中古ワンルームの宣伝文句には、「価格200万円、表面利回り20%」などというものがあるが、これは新築時に比べ資産価値の下落が非常に大きかったことを意味している。売却価格が大幅に下がる割に、賃料は比較的緩やかにしか下がらないために、築年が進むに連れて利回りが高くなるのだ。新築ワンルームマンションがいかにババを引く行為かが分かるだろう。

損が出るカラクリ

新築が買うと同時に値が下がるのは、不動産価格の決まり方を知ればよく理解できる。

デベロッパーが新築物件を売る際には、土地を購入し、建物を建て、利益を乗せて販売をする。つまり建築物を建築、販売するための経費が丸ごと新築物件の価格には含まれているのである。この価格の算定法を「積算価格」と呼ぶ。

積算価格=土地代+建築費+事業利益

これに対して、中古マンションを売却する際の価格の算定には、あくまでそのマンションが稼ぎ出す収益性に重点が置かれる。「収益還元法」と呼ばれる算出法がとられ、これは賃貸に出した際の利回りで算出される。収益還元法では、建築費や販売費などの余計なコストは入ってこないので、その分、中古マンションは価格が、ぐっと安くなるのがお分かりいただけるだろう。

収益還元価格=年間賃料収入÷利回り

この新築と中古価格のギャップが、新築マンションを購入した矢先に損が出るカラクリである。新築投資用マンションは最初から「大損の負けいくさ」と決まっているのだ。

例えば、年間賃料収入120万円、物件価格(積算価格)3000万円の場合の表面利回りは4%(=120万円÷3000万円)である。これが中古マンションで販売しようとすれば、それ以上の利回りを設定しないと買い手がつかない。例えば利回りを5%として販売するなら、120万円÷5%=2400万円。新築価格から600万円下げないとならなくなる。利回り6%でないと売れないとなると、(120万円÷6%=2000万円)で、新築価格に比べて1000万円も下落することになる。

早く逃げろ

このような新築ワンルームマンションを持っている人は、損切を覚悟ですぐにも売却するべきだろう。

いま、スルガ銀行の不正融資問題に端を発し、金融庁は全銀行に対して不動産投資の引き締めを行っている。

これにいち早く対応しているのは不動産投資を勧める業者だった。このまま自社で持っていたらローン条件が厳しくなって売れなくなるのは目に見えているので在庫処分を始めている。ローンの条件も悪くなる一方だ。頭金もこれまで無しで買えたものが、2割、3割、4割と求められるようになっており、融資が付きにくくなると、投資不動産価格は値下がりを迎える。

住宅ローンの残高の返済に見合う価格で売れなくなると、そのまま持っていようと考える人も多いだろう。一方で、持っていても賃料収入が返済額を下回るようでは、キャッシュアウトが年々膨らむ無限地獄″に陥ることになる。

では、どうすればいいのか。こんな「不動産投資」はいますぐにやめて、「自宅投資」に切り替えることをお勧めしたい。

自宅はいつでも住宅ローンが史上最低金利で付くので値下がりしにくい。現在ならば、0.5%でローンが組めるのである。

また、税金も優遇されていて、住宅ローン控除で金利以上の還付金が10年間ついてくる。総額400万〜500万円還付金でもらえることになる。

物件価格の値下がり幅が投資用不動産より小さいのもポイントだ。

買う前に決着はついている

また住宅ローンは月々の返済で、元本の減り方の方が大きいので、売却した際に返済していた元本が物件の売却益として手もとに戻ってくる。しかも売却した際に値上がり益が出ても自宅なら3000万円まで譲渡所得税はかからない。

それだけではない。

自宅投資なら空室に悩まされることもなくなることも、理にかなっている。経費などの持ち出しも、不動産投資に比べて格段に安く抑えられるのだ。

物件毎に下げ幅が分かるように住まいサーフィンという無料会員制サイトで開示している。実はこれを使って不動産投資で儲けている人もいる。私自身は1億円以上儲けており、会員の平均含み益も2200万円である。だから私は「自宅投資」を勧めているのだ。

不動産投資で儲かるかどうかは、買う前にほぼ決着はついている。それは知っているか、知らないかだけの問題であり、どん欲にその方法を学ぶことは、住まいサーフィンを使えば可能だ。住まいサーフィンの会員には沖レクという動画コンテンツで教えている。

自宅は誰にでも必要だし、実に手軽な投資方法でもある。まずはそこから成功体験を積み上げてほしい。

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/827.html#c33

[リバイバル3] 「住宅は資産」という幻想で誰があなたをカモにするのか? 中川隆
253. 中川隆[-9390] koaQ7Jey 2019年6月21日 18:30:48 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3094]
自己破産するサラリーマンが続出する「不動産投資」のヤバすぎる真実 Xデーはもうすぐそこ
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/65266
2019.06.21 沖 有人 スタイルアクト(株)代表取締役 現代ビジネス 


自己破産者続出の「Xデー」

不動産投資はからくりに満ちている。誰でも儲かるように見せかけることができるので、騙される人が後を絶たない。

例えば不動産投資のキャッシュフローは、誰でも初年度が最も儲かるようにできている。しかし、おおむね翌年からはマイナスになり、やがてローン返済にも困るようになる。

そうなってからでは、もう遅い。

悪夢のスパイラルに陥り、売りたくても、ローン返済が進んでいないので、借金だけが残ってしまう。自分の口から「儲かっていない」とは誰にも相談できないから、じわじわと真綿で首を絞められるような苦しみを味わうことになる。

いまは相当な数の人が不動産投資をやっているので、これから自己破産者が続出することになるだろう。すでに時限爆弾は時を刻み始めており、最近もそのXデーをかなり早めた事件が起こってしまった。スルガ銀行の不正融資事件である。

この事件以降、銀行は個人の不動産投資への融資をほとんどストップしてしまったのだ。

選ばれし民は誰か?

不動産投資のように20世紀にはなかった投資商品が、いま脚光を浴びているのには訳がある。

不動産投資をすれば、事業上の優遇を受けられることで利回りを確保できる仕組みができたからだ。法人ファンドは利益の90%を投資家に配当すれば、法人税が免除されるので、不動産投資を積極的におこなうインセンティブを持っている。

また固定資産税や相続税が重くのしかかる地主たちも、不動産投資をする一定のインセンティブを持っている。もともと持っている土地を有効に活用し、賃貸アパートを立てれば税務上の特例を受けることができるし、そもそも土地は自分のものだから高い利回りが得られる可能性がある。

逆に言えば、不動産投資をすることで積極的に利益が出せるのは法人ファンドか地主くらいなのである。

たとえ地主であっても、立地が悪ければ入居者が入らず失敗することもある。ましてや土地を持たない一般の個人投資家が、いちから土地を購入し、不動産投資をしようというのは、リスクの極めて高いことだ。

唯一成功できるとすれば、それは賃貸収入で利益を出すことではなく、地価が上昇し、キャピタルゲインが得られるときだけだと心得たほうがいいだろう。

たとえ悪質なセールストークに騙されたとしても、この世界は騙されるほうが悪いのだ。なぜなら、不動産投資はやる前から事業収支がはっきりしているからだ。失敗のシグナルは買う前からすでに明確に表れているのである。

新築ワンルーム投資が危ない理由

不動産投資で最も損をする新築ワンルーム投資の実態を説明しておこう。

不動産投資の手残りは簡易な方程式だと以下の様になる。

手残り=賃料収入−借入金利−税金−値下がり額

たとえば年間の賃料収入が物件価格の5%を得られる新築ワンルームマンションを買ったとしよう。その際、銀行から借り入れたローンの金利は3.5%。固定資産税などの税金が2%、さらに毎年3%程度物件価格が下落すると仮定すれば、実は下記の通り、手元に利益が残るどころか、3.5%も毎年の持ち出しが多くなるのである。金利3.5%では大赤字になるのである。

賃料収入が5%であれば、やはり1%以下の金利か、物件価格の下落幅が小さい、好立地の物件を買うしかないが、こんな低金利、好条件の物件を買えるのはよほどの資産家でなければ無理だろう。一般の方に銀行はいい条件では貸してはくれないからだ。

さらに新築ワンルームは購入したその瞬間に価格が2割程度落ち、その後も毎年3%程度売却価格が落ちていくことを覚悟する必要がある。

たとえば築年の古い中古ワンルームの宣伝文句には、「価格200万円、表面利回り20%」などというものがあるが、これは新築時に比べ資産価値の下落が非常に大きかったことを意味している。売却価格が大幅に下がる割に、賃料は比較的緩やかにしか下がらないために、築年が進むに連れて利回りが高くなるのだ。新築ワンルームマンションがいかにババを引く行為かが分かるだろう。

損が出るカラクリ

新築が買うと同時に値が下がるのは、不動産価格の決まり方を知ればよく理解できる。

デベロッパーが新築物件を売る際には、土地を購入し、建物を建て、利益を乗せて販売をする。つまり建築物を建築、販売するための経費が丸ごと新築物件の価格には含まれているのである。この価格の算定法を「積算価格」と呼ぶ。

積算価格=土地代+建築費+事業利益

これに対して、中古マンションを売却する際の価格の算定には、あくまでそのマンションが稼ぎ出す収益性に重点が置かれる。「収益還元法」と呼ばれる算出法がとられ、これは賃貸に出した際の利回りで算出される。収益還元法では、建築費や販売費などの余計なコストは入ってこないので、その分、中古マンションは価格が、ぐっと安くなるのがお分かりいただけるだろう。

収益還元価格=年間賃料収入÷利回り

この新築と中古価格のギャップが、新築マンションを購入した矢先に損が出るカラクリである。新築投資用マンションは最初から「大損の負けいくさ」と決まっているのだ。

例えば、年間賃料収入120万円、物件価格(積算価格)3000万円の場合の表面利回りは4%(=120万円÷3000万円)である。これが中古マンションで販売しようとすれば、それ以上の利回りを設定しないと買い手がつかない。例えば利回りを5%として販売するなら、120万円÷5%=2400万円。新築価格から600万円下げないとならなくなる。利回り6%でないと売れないとなると、(120万円÷6%=2000万円)で、新築価格に比べて1000万円も下落することになる。

早く逃げろ

このような新築ワンルームマンションを持っている人は、損切を覚悟ですぐにも売却するべきだろう。

いま、スルガ銀行の不正融資問題に端を発し、金融庁は全銀行に対して不動産投資の引き締めを行っている。

これにいち早く対応しているのは不動産投資を勧める業者だった。このまま自社で持っていたらローン条件が厳しくなって売れなくなるのは目に見えているので在庫処分を始めている。ローンの条件も悪くなる一方だ。頭金もこれまで無しで買えたものが、2割、3割、4割と求められるようになっており、融資が付きにくくなると、投資不動産価格は値下がりを迎える。

住宅ローンの残高の返済に見合う価格で売れなくなると、そのまま持っていようと考える人も多いだろう。一方で、持っていても賃料収入が返済額を下回るようでは、キャッシュアウトが年々膨らむ無限地獄″に陥ることになる。

では、どうすればいいのか。こんな「不動産投資」はいますぐにやめて、「自宅投資」に切り替えることをお勧めしたい。

自宅はいつでも住宅ローンが史上最低金利で付くので値下がりしにくい。現在ならば、0.5%でローンが組めるのである。

また、税金も優遇されていて、住宅ローン控除で金利以上の還付金が10年間ついてくる。総額400万〜500万円還付金でもらえることになる。

物件価格の値下がり幅が投資用不動産より小さいのもポイントだ。

買う前に決着はついている

また住宅ローンは月々の返済で、元本の減り方の方が大きいので、売却した際に返済していた元本が物件の売却益として手もとに戻ってくる。しかも売却した際に値上がり益が出ても自宅なら3000万円まで譲渡所得税はかからない。

それだけではない。

自宅投資なら空室に悩まされることもなくなることも、理にかなっている。経費などの持ち出しも、不動産投資に比べて格段に安く抑えられるのだ。

物件毎に下げ幅が分かるように住まいサーフィンという無料会員制サイトで開示している。実はこれを使って不動産投資で儲けている人もいる。私自身は1億円以上儲けており、会員の平均含み益も2200万円である。だから私は「自宅投資」を勧めているのだ。

不動産投資で儲かるかどうかは、買う前にほぼ決着はついている。それは知っているか、知らないかだけの問題であり、どん欲にその方法を学ぶことは、住まいサーフィンを使えば可能だ。住まいサーフィンの会員には沖レクという動画コンテンツで教えている。

自宅は誰にでも必要だし、実に手軽な投資方法でもある。まずはそこから成功体験を積み上げてほしい。

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/615.html#c253

[国際26] MH17便を調べたJITの報告書はマレーシアのマハティール首相も納得していない(櫻井ジャーナル) 赤かぶ
1. 中川隆[-9389] koaQ7Jey 2019年6月21日 22:00:27 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3095]
櫻井ジャーナルに騙されるな


櫻井ジャーナルの記事はすべて嘘八百のデマの可能性が高いです。
詐欺師 櫻井春彦に騙されない様に注意して下さい。

櫻井春彦は街で聞いた本当かどうか全くわからない噂話をそのまま垂れ流しているだけで、何一つ論証も調査もしていないので読む価値は無いのです。

そもそも櫻井春彦は論証した事が一度も無いのです。
文献学の基礎を知らないので文献批判の能力もゼロ
何がデマで、何が信頼度が高いかを全く判断できないのです。

従って、その噂話が本当かどうかに関わらず、櫻井春彦の書いたものは一切信用できません。
たまたまマグレで その噂話が本当だったとしても意味は無いのです。


櫻井春彦の無責任なデタラメぶりはこのデマ記事を見れば良くわかります:


櫻井春彦「天安門事件はデマだった」_ 櫻井ジャーナルは信用できるのか?
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/460.html


因みに、櫻井春彦が何時も言ってる様に

アメリカがソ連を核攻撃しようと計画していた

というのは絶対に有り得ないです。

そもそも、今の韓国程度の経済力だったソ連にアメリカと対峙する力は無かった


ソ連は西側が援助してユダヤ人が建国した国だし

アメリカのネオコンは元々トロツキスト ロシア系ユダヤ人

ソ連に核技術を指導したのはアメリカだし

ベトナム戦争の時もアメリカはソ連に資金援助していた


アメリカが本気になれば1年でソ連を潰せたけど、それでは軍需産業が儲からなくなるから、意図的にソ連を超大国に見せ掛けた。


ロシアと言えばアメリカと張り合う超大国の一つだと思われているが、実際には韓国以下の経済規模しかない。

強大と思われている軍事力だが年間軍事費は7兆2700億円(2017年ストックホルム国際平和研究所調査)に過ぎない。

日本の5.2兆円(NATO計算方式では7.1兆円)より多いものの、アメリカの80兆円や中国の20兆円より少ない。


ロシアのGDPは約1.6兆ドル(176兆円)で韓国と同程度だが、韓国の軍事費は43兆ウォン(約4.1兆円)となっている。

フランスの軍事費はロシアと同程度でGDPは2.6兆ドル(286兆円)とロシアの1.6倍ある。

ロシアの人口は1.4億人で日本より少し多い程度で、ちょうど中国の10分の1しかない。


ロシアは領土こそ世界最大ではあるものの、経済は韓国レベルで人口はアジアでは普通、軍事力は世界5位に入るかどうかという規模です。
http://www.thutmosev.com/archives/80097952.html


見せ掛けだけだった東西冷戦や八百長戦争だった太平洋戦争・朝鮮戦争・ベトナム戦争の背景は、以下の講演を聞けば誰でも納得できます:


伊藤貫 「アメリカのネオコンは元々トロツキスト ロシア系ユダヤ人」 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=1a7z5Xvo1aQ

馬渕睦夫沖縄講演
「2019年の国難をどう乗り切るか」〜世界の情報操作と金融支配の本質を見抜く[H31-1-25] - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=7cE_4kQATvc

林千勝〜日米戦争を策謀したのは誰だ!
歴史の真実を暴く[2019-5-24] - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=26s4G56kn-E
https://www.youtube.com/watch?v=4pNK9Gh6SKU  
 


▲△▽▼


櫻井春彦の詐欺の手口教えてあげる


1.天安門事件で虐殺はなかった

櫻井春彦が聞いた元々の話
「長安街では軍による虐殺が行われたが、天安門広場での虐殺はなかった」

一方、櫻井春彦が櫻井ジャーナルに書いたのは
「天安門事件で虐殺はなかった」

__


2.アメリカの軍や情報機関の好戦派はソ連に対する先制核攻撃を目論んでいた


そんなのあって当たり前。むしろ存在しない方がおかしい。
平時にいろいろな場合を想定し、計画を練っているなんてむしろ当然の話。

アメリカが第二次大戦前に対日戦の計画としてオレンジ計画を作っていたが
それと同じ。

「ソ連に先制核攻撃された場合の計画」
「限定的な核戦争になった場合の計画」

とかいろいろな計画があって、その中に

「先制核攻撃をした場合の計画」

があるのは常識的な話だ。

そしてそのような計画がある事と、実行する事は全く別の話であってそこを混同
しているに過ぎない。

ソ連崩壊後に公表された資料でも、ソ連は「アメリカに対する先制核攻撃」を含めた無数の戦争計画を作って、いろいろな状況を想定している。

それで1980年代には開く一方の国力差から仮に全面戦争になってもソ連が不利になっていくばかりという結論が出ていたので、ゴルバチョフは新思考外交でアメリカとの関係改善に取り組んだんだ。

つまり「先制核攻撃の計画が存在した」のは米ソ双方にとっても当たり前の話でしかない。


先制核攻撃を行なったら100%報復核攻撃があるわけで、もちろん軍需産業は絶対に狙われる。

軍需産業の社長に

「おたくの本社や工場に報復の核ミサイルが降ってきますけど、先制核攻撃していいですか?」

と問うて了承する人間がいると思うか?

軍産複合体は言い換えれば既得権者なのだから、それを根こそぎ吹っ飛ばしかねない核戦争なんぞ望むはずがない。

そういう当たり前の考えが欠落しているから、軽々しく先制核攻撃を目論んでいたとか
いい加減なことを唱えているんだな。


▲△▽▼


櫻井春彦みたいなのを世間では詐欺師と言うんだろ

櫻井春彦は改竄・捏造の常習犯だから
誰々がこう言ったと書いていても、その内容自体が元の言葉と180度違う事が多いんだ


http://www.asyura2.com/19/kokusai26/msg/666.html#c1

[国際26] 米国のステルス無人偵察機をイランが自力で開発した防空システムで撃墜した衝撃(櫻井ジャーナル) :戦争板リンク  赤かぶ
1. 中川隆[-9391] koaQ7Jey 2019年6月22日 01:32:48 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3093]
櫻井ジャーナルに騙されるな

櫻井ジャーナルの記事はすべて嘘八百のデマの可能性が高いです。
詐欺師 櫻井春彦に騙されない様に注意して下さい。

櫻井春彦は街で聞いた本当かどうか全くわからない噂話をそのまま垂れ流しているだけで、何一つ論証も調査もしていないので読む価値は無いのです。

そもそも櫻井春彦は論証した事が一度も無いのです。
文献学の基礎を知らないので文献批判の能力もゼロ
何がデマで、何が信頼度が高いかを全く判断できないのです。

従って、その噂話が本当かどうかに関わらず、櫻井春彦の書いたものは一切信用できません。
たまたまマグレで その噂話が本当だったとしても意味は無いのです。


櫻井春彦の無責任なデタラメぶりはこのデマ記事を見れば良くわかります:


櫻井春彦「天安門事件はデマだった」_ 櫻井ジャーナルは信用できるのか?
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/460.html


因みに、櫻井春彦が何時も言ってる様に

アメリカがソ連を核攻撃しようと計画していた

というのは絶対に有り得ないです。

そもそも、今の韓国程度の経済力だったソ連にアメリカと対峙する力は無かった


ソ連は西側が援助してユダヤ人が建国した国だし

アメリカのネオコンは元々トロツキスト ロシア系ユダヤ人

ソ連に核技術を指導したのはアメリカだし

ベトナム戦争の時もアメリカはソ連に資金援助していた


アメリカが本気になれば1年でソ連を潰せたけど、それでは軍需産業が儲からなくなるから、意図的にソ連を超大国に見せ掛けた。


ロシアと言えばアメリカと張り合う超大国の一つだと思われているが、実際には韓国以下の経済規模しかない。

強大と思われている軍事力だが年間軍事費は7兆2700億円(2017年ストックホルム国際平和研究所調査)に過ぎない。

日本の5.2兆円(NATO計算方式では7.1兆円)より多いものの、アメリカの80兆円や中国の20兆円より少ない。


ロシアのGDPは約1.6兆ドル(176兆円)で韓国と同程度だが、韓国の軍事費は43兆ウォン(約4.1兆円)となっている。

フランスの軍事費はロシアと同程度でGDPは2.6兆ドル(286兆円)とロシアの1.6倍ある。

ロシアの人口は1.4億人で日本より少し多い程度で、ちょうど中国の10分の1しかない。


ロシアは領土こそ世界最大ではあるものの、経済は韓国レベルで人口はアジアでは普通、軍事力は世界5位に入るかどうかという規模です。
http://www.thutmosev.com/archives/80097952.html


見せ掛けだけだった東西冷戦や八百長戦争だった太平洋戦争・朝鮮戦争・ベトナム戦争の背景は、以下の講演を聞けば誰でも納得できます:


伊藤貫 「アメリカのネオコンは元々トロツキスト ロシア系ユダヤ人」 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=1a7z5Xvo1aQ

馬渕睦夫沖縄講演
「2019年の国難をどう乗り切るか」〜世界の情報操作と金融支配の本質を見抜く[H31-1-25] - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=7cE_4kQATvc

林千勝〜日米戦争を策謀したのは誰だ!
歴史の真実を暴く[2019-5-24] - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=26s4G56kn-E
https://www.youtube.com/watch?v=4pNK9Gh6SKU  
 


▲△▽▼


櫻井春彦の詐欺の手口教えてあげる


1.天安門事件で虐殺はなかった

櫻井春彦が聞いた元々の話
「長安街では軍による虐殺が行われたが、天安門広場での虐殺はなかった」

一方、櫻井春彦が櫻井ジャーナルに書いたのは
「天安門事件で虐殺はなかった」

__


2.アメリカの軍や情報機関の好戦派はソ連に対する先制核攻撃を目論んでいた


そんなのあって当たり前。むしろ存在しない方がおかしい。
平時にいろいろな場合を想定し、計画を練っているなんてむしろ当然の話。

アメリカが第二次大戦前に対日戦の計画としてオレンジ計画を作っていたが
それと同じ。

「ソ連に先制核攻撃された場合の計画」
「限定的な核戦争になった場合の計画」

とかいろいろな計画があって、その中に

「先制核攻撃をした場合の計画」

があるのは常識的な話だ。

そしてそのような計画がある事と、実行する事は全く別の話であってそこを混同
しているに過ぎない。

ソ連崩壊後に公表された資料でも、ソ連は「アメリカに対する先制核攻撃」を含めた無数の戦争計画を作って、いろいろな状況を想定している。

それで1980年代には開く一方の国力差から仮に全面戦争になってもソ連が不利になっていくばかりという結論が出ていたので、ゴルバチョフは新思考外交でアメリカとの関係改善に取り組んだんだ。

つまり「先制核攻撃の計画が存在した」のは米ソ双方にとっても当たり前の話でしかない。


先制核攻撃を行なったら100%報復核攻撃があるわけで、もちろん軍需産業は絶対に狙われる。

軍需産業の社長に

「おたくの本社や工場に報復の核ミサイルが降ってきますけど、先制核攻撃していいですか?」

と問うて了承する人間がいると思うか?

軍産複合体は言い換えれば既得権者なのだから、それを根こそぎ吹っ飛ばしかねない核戦争なんぞ望むはずがない。

そういう当たり前の考えが欠落しているから、軽々しく先制核攻撃を目論んでいたとか
いい加減なことを唱えているんだな。


▲△▽▼


櫻井春彦みたいなのを世間では詐欺師と言うんだろ

櫻井春彦は改竄・捏造の常習犯だから
誰々がこう言ったと書いていても、その内容自体が元の言葉と180度違う事が多いんだ

http://www.asyura2.com/19/kokusai26/msg/667.html#c1

[戦争b22] 米国のステルス無人偵察機をイランが自力で開発した防空システムで撃墜した衝撃(櫻井ジャーナル) 赤かぶ
3. 中川隆[-9390] koaQ7Jey 2019年6月22日 01:33:15 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3094]
櫻井ジャーナルに騙されるな

櫻井ジャーナルの記事はすべて嘘八百のデマの可能性が高いです。
詐欺師 櫻井春彦に騙されない様に注意して下さい。

櫻井春彦は街で聞いた本当かどうか全くわからない噂話をそのまま垂れ流しているだけで、何一つ論証も調査もしていないので読む価値は無いのです。

そもそも櫻井春彦は論証した事が一度も無いのです。
文献学の基礎を知らないので文献批判の能力もゼロ
何がデマで、何が信頼度が高いかを全く判断できないのです。

従って、その噂話が本当かどうかに関わらず、櫻井春彦の書いたものは一切信用できません。
たまたまマグレで その噂話が本当だったとしても意味は無いのです。


櫻井春彦の無責任なデタラメぶりはこのデマ記事を見れば良くわかります:


櫻井春彦「天安門事件はデマだった」_ 櫻井ジャーナルは信用できるのか?
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/460.html


因みに、櫻井春彦が何時も言ってる様に

アメリカがソ連を核攻撃しようと計画していた

というのは絶対に有り得ないです。

そもそも、今の韓国程度の経済力だったソ連にアメリカと対峙する力は無かった


ソ連は西側が援助してユダヤ人が建国した国だし

アメリカのネオコンは元々トロツキスト ロシア系ユダヤ人

ソ連に核技術を指導したのはアメリカだし

ベトナム戦争の時もアメリカはソ連に資金援助していた


アメリカが本気になれば1年でソ連を潰せたけど、それでは軍需産業が儲からなくなるから、意図的にソ連を超大国に見せ掛けた。


ロシアと言えばアメリカと張り合う超大国の一つだと思われているが、実際には韓国以下の経済規模しかない。

強大と思われている軍事力だが年間軍事費は7兆2700億円(2017年ストックホルム国際平和研究所調査)に過ぎない。

日本の5.2兆円(NATO計算方式では7.1兆円)より多いものの、アメリカの80兆円や中国の20兆円より少ない。


ロシアのGDPは約1.6兆ドル(176兆円)で韓国と同程度だが、韓国の軍事費は43兆ウォン(約4.1兆円)となっている。

フランスの軍事費はロシアと同程度でGDPは2.6兆ドル(286兆円)とロシアの1.6倍ある。

ロシアの人口は1.4億人で日本より少し多い程度で、ちょうど中国の10分の1しかない。


ロシアは領土こそ世界最大ではあるものの、経済は韓国レベルで人口はアジアでは普通、軍事力は世界5位に入るかどうかという規模です。
http://www.thutmosev.com/archives/80097952.html


見せ掛けだけだった東西冷戦や八百長戦争だった太平洋戦争・朝鮮戦争・ベトナム戦争の背景は、以下の講演を聞けば誰でも納得できます:


伊藤貫 「アメリカのネオコンは元々トロツキスト ロシア系ユダヤ人」 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=1a7z5Xvo1aQ

馬渕睦夫沖縄講演
「2019年の国難をどう乗り切るか」〜世界の情報操作と金融支配の本質を見抜く[H31-1-25] - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=7cE_4kQATvc

林千勝〜日米戦争を策謀したのは誰だ!
歴史の真実を暴く[2019-5-24] - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=26s4G56kn-E
https://www.youtube.com/watch?v=4pNK9Gh6SKU  
 


▲△▽▼


櫻井春彦の詐欺の手口教えてあげる


1.天安門事件で虐殺はなかった

櫻井春彦が聞いた元々の話
「長安街では軍による虐殺が行われたが、天安門広場での虐殺はなかった」

一方、櫻井春彦が櫻井ジャーナルに書いたのは
「天安門事件で虐殺はなかった」

__


2.アメリカの軍や情報機関の好戦派はソ連に対する先制核攻撃を目論んでいた


そんなのあって当たり前。むしろ存在しない方がおかしい。
平時にいろいろな場合を想定し、計画を練っているなんてむしろ当然の話。

アメリカが第二次大戦前に対日戦の計画としてオレンジ計画を作っていたが
それと同じ。

「ソ連に先制核攻撃された場合の計画」
「限定的な核戦争になった場合の計画」

とかいろいろな計画があって、その中に

「先制核攻撃をした場合の計画」

があるのは常識的な話だ。

そしてそのような計画がある事と、実行する事は全く別の話であってそこを混同
しているに過ぎない。

ソ連崩壊後に公表された資料でも、ソ連は「アメリカに対する先制核攻撃」を含めた無数の戦争計画を作って、いろいろな状況を想定している。

それで1980年代には開く一方の国力差から仮に全面戦争になってもソ連が不利になっていくばかりという結論が出ていたので、ゴルバチョフは新思考外交でアメリカとの関係改善に取り組んだんだ。

つまり「先制核攻撃の計画が存在した」のは米ソ双方にとっても当たり前の話でしかない。


先制核攻撃を行なったら100%報復核攻撃があるわけで、もちろん軍需産業は絶対に狙われる。

軍需産業の社長に

「おたくの本社や工場に報復の核ミサイルが降ってきますけど、先制核攻撃していいですか?」

と問うて了承する人間がいると思うか?

軍産複合体は言い換えれば既得権者なのだから、それを根こそぎ吹っ飛ばしかねない核戦争なんぞ望むはずがない。

そういう当たり前の考えが欠落しているから、軽々しく先制核攻撃を目論んでいたとか
いい加減なことを唱えているんだな。


▲△▽▼


櫻井春彦みたいなのを世間では詐欺師と言うんだろ

櫻井春彦は改竄・捏造の常習犯だから
誰々がこう言ったと書いていても、その内容自体が元の言葉と180度違う事が多いんだ

http://www.asyura2.com/18/warb22/msg/711.html#c3

[リバイバル3] 伝説の静電型スピーカー QUAD ESL57・ESL63 中川隆
97. 中川隆[-9389] koaQ7Jey 2019年6月22日 01:43:24 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3095]
M氏主催QUAD試聴会 −その3−(オールQUADの真髄) [2008/10/3007:00]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-116.html


本日も、引き続き お宅訪問シリーズ第5弾!のつづきですが・・・・・

皆さんのご感想はどうでしょうか?
かみさんからは、まだ長いと文句言われてますが、これを区切ると話の盛り上がりも何もなくなっちゃう気がするし(^^;
皆感からのご感想もお聞きしたい所です。よろしくお願いしますm(_ _)m

なんてことは置いといて、いよいよクライマックスが近付いてきました!

前回まで、第1話冒頭のタイトル直後の興奮度合いから、どんなに凄いんだ?と期待が目一杯膨らんだ方には、ん?ちょっとMt.T2の反応が大人しいんじゃないか?と思われる記事だったかもしれません。

そんな皆さん!お待たせしました!!どぉあいぶぅあくはつです!!!!


QUAD66CD、アメリカさんの管球プリを送り出し系として、QUAD 405−2を本国のオリジナル環境の240ボルトにしてESL63Proを駆動したときの、何とも甘美な惚れ惚れするような味のある音楽再生に、心底感動し、本当に幸せ一杯だったんですが、そう言えばまだ・・・・・・・と、試聴会場左の作業台に途中持ち込まれた機器に目が行きました。

【QUAD 22】


何とエレガントな筐体でしょうか?
今のオーディオ機器にはない、押し付けがましさを感じない自然でシンプルなデザインと非常にコンパクトなサイズ。
英国のある種、凛とした雰囲気も感じさせる佇まいに、ついつい見とれてしまいます。

その後に置かれていたのがこちら。

【QUAD II】

いずれも半世紀近くを過ごしてきた製品・・・・何か、「作品」と呼びたくなりますね。(^^;

22とあわせて見ると、益々その洗練されたデザインに、憧れさえ抱きます。

コレを眺めていると、一体どんな音色を聞かせてくれるのだろう?との思いが抑えられなくなりますね!

本日、ほんの少し遅れて会場を訪れた、そう、訪れたのです。

この素晴らしいQUADの名機達は、QUADに想い入れ、愛して止まないK氏の手厚いメンテナンスを受けた愛機の一つで、本日主催のM氏の計らいで、オールQUADシステムを試聴するために、この謎の工房に招かれたのです!!

そうなんです!
今日の会のトリを努めるのがこの黄金コンビ!

つまり、オールQUADによる再生音楽を楽しもうということです。

QUAD 66CD + QUAD 22 + QUAD II + ESL63Pro

しかも、QUADが奏でる本来のブリティッシュサウンドを聞こうということで、各機器を本国と同じ240ボルトでの再生という、普通ではめったに聞くことができない環境での再生です。

【オールQUADシステム勢揃い】

セッティングが終わり、並べられた機器たちを眺めると、この名機たちに相応しいインテリアでコーディネートされた部屋で、この名機たちが奏でる音楽を、家族や友人たちと会話を楽しみ、紅茶をいただきながならゆったり過ごしてみたい・・・・なんて思ってしまいました。(^^;

そんな妄想に浸っているうちに、いよいよ試聴再開・・・・っと、ちょっと違いますね。演奏がはじまりました。ですね。

!! !! ぅお〜っ!
一同に耳を傾けていた全員が、声にならない声をあげ、会場が一気にざわめきました。

んーん!何とも!濃密で甘美!暖かくて優しい!
言葉の無知を悔やみます!
そうなんだ!これが、QUADの音なんだ!!

今まで、聞いてきたと思っていた素晴らしいQUADが、実はまだ完全なQUADの音ではなかったことに気付きました。
今聞いている音に比べると、それまでの音は全く、未完成の音だったのです。
しかも、素晴らしい音楽だと感じていた音が、まだまだ単なる「音」だったことに気付かされました。
これが「音楽」なんですよと見せつけらたような衝撃だったんです!

今のσ(^^)には、濃密で甘美!暖かくて優しい!としか表現できませんが、何ともまとまりのある心地よい音楽が聞こえてきました。
最高に贅沢な音です。
コレが半世紀前のシステムから再生されているということに、驚きを隠せません。
自分のオーディオへの取り組みが、正に「あなたのはオーディオ遊びだよ」とあざ笑っているかのような音です。

黄金コンビの所有者である、超QUADフリークのK氏の言葉が耳から離れません。

「散々色々試したけど、QUADを買ってきてポンと置いて、そのまま普通に鳴らすっていうのが、実は一番良い音なんだよな。」

この音を聞いたら、この言葉の重みに始めて気付かされます。

謎の工房の主が、こぼされていました。

「昨夜、夜中まで、ああでもない、こうでもないって散々試したのは何だったの?」
「完全にやられたよ。それまでのが完全に前座になっちゃった。」
「まさか、ここまで差がはっきりするとは思ってなかった」

いやいや、部屋やスピーカーのセッティング、電源の環境など、この工房の土台があってのことだと思いますよ。

でも、今日のこれまでの試聴の後に、この音を聞いてしまうと、全てが無意味だと感じても無理ないのかもしれませんね。

本当に、完全にQUADの世界を見せ付けられたと言う感じです。
恐れ入りましたという他ありません。

もうホンとに、「衝撃」と呼ぶに相応しい素晴らしい体験でした。


翌日頂いた主催のM氏からのメールにも、「故ピーター・ウォーカーの爺様にやられたと思いました。」とありましたが、超ベテランの参加者の皆様にも相当な衝撃だったようです。

その事実を物語るかのように、QUADに想いを馳せ始めた矢先、この衝撃に完全にノックアウトされ、その世界に驀進を始めてしまった方もいらっしゃいます。(^^;
そうです!近頃ビンテージ、特にQUADに傾倒し始めておられた AcousticTao さんです。
氏の「ブログ」を拝見すると、当日の日記から、その衝撃の状況と、氏の驀進の経過が伺えます(^^;

いや、もう本当に素晴らしかった\(^^)/

この会にお誘いいただいたI氏、M氏、また、それをサポートされた謎の工房のご主人、K氏、更にこの会に参加された皆さん、本当にありがとうございました。
1点だけ、同時代のQUADという点でのみ、ESL57の存在が気になりますが、またの奇跡に期待したいと思います。

いや〜!本当に幸せなことです。どうもありがとうございました。

・・・・・と、終わりにしたいのですが、実は、まだ続きがあるのです。(^^;

このお宅訪問レポート第5弾の第1章、冒頭に書いた文をご記憶でしょうか?

>完全に「とりはだ」体験!しかも、超・感動の結末!
>(まだ今も、ちょっと後の件には、まずかったかな?の思いがありますが。)

このお話は、次回、こうご期待!

デハ(^^)/

https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-116.html




http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/682.html#c97

[リバイバル3] 「住宅は資産」という幻想で誰があなたをカモにするのか? 中川隆
254. 中川隆[-9388] koaQ7Jey 2019年6月22日 02:01:19 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3096]

2019.06.06
自宅売却時の税金、1千万円超を0円にする方法…売却時期を少し遅らせるだけで数百万円の差文=平林亮子/公認会計士、アールパートナーズ代表、徳光啓子/公認会計士
https://biz-journal.jp/2019/06/post_28233.html


今回は譲渡所得について、女性公認会計士コンビ、先輩の亮子と税務に強い後輩の啓子が解説していきます。

亮子「私、今まで、ずっと賃貸には住まない分譲派だったのに、最近、自宅を手放したい衝動にかられることがあるの」

啓子「唐突にどうしたのですか?」

亮子「海外に頻繁に行くようになったら、その都度、都合の良い物件を借りるほうがいいかなって思うようになって。今は、借りるのも面倒だから、ホテル暮らしもいいな、と思ってる」

啓子「ちょっとした環境の変化で価値観が大きく変わるものなのですね……。今まで頑ななまでに現金派だったのに、今はすっかりキャッシュレスになりましたもんね」

亮子「いろいろ手放したい気分なのかな」

啓子「それでは、いざ売るとなった時に少しでも税金が少なくなるよう、不動産を手放す時に気をつけておきたいことをまとめておきましょう」

売却時期を少し遅らせるだけで節税になる?


「持っている不動産を売却したい。でも利益が出て税金がたくさんかかるのは嫌だな……。売るタイミングによって節税ができると聞いたけど、いつ売却したらいいの?」といった質問をされることがあります。その問いに答える前に、まず不動産を売却するといくら税金がかかるのか整理してみます。

 税金の世界では、その所得がどのように発生したのか、その発生要因によって10種類の所得に分類されて税金を計算します。不動産の売却は、譲渡によって発生した所得ということで、10種類の所得のうち「譲渡所得」に分類され、税金が課されます。

 そして、たとえば取得費2000万円の不動産を5000万円で売却すると、譲渡所得は次のように計算されます(手数料等の譲渡に関する費用がかかったら、その費用も所得から差し引くことができます)。なお、マイホームを売却した際にはここから差し引けるさまざまな控除がありますが、控除については後述します。

・売却額 5000万円 ― 取得費 2000万円 = 譲渡所得(売却益) 3000万円

 所得税や住民税はこの所得に税率を掛けて税金を計算します。ただし税率は所有期間によって異なっていて、所有期間が短期よりも長期のほうが低くなるように設定されています。次の表は税率をまとめたものですが、所有期間の長短で税率がなんと約2倍も違ってくるのです!

さきほど計算した所得3000万円に、それぞれの税率を掛けて税金を計算します。

(1)所有期間が5年以下の場合
所得 3000万円×税率39%=税金 1170万円

(2)所有期間が5年超の場合
所得 3000万円×税率20%=税金 600万円

(1)と(2)の税金を比較すると、所有期間が短期となる(1)のほうの税金が570万円も多くなります。売却のタイミングによっては節税できるか、という質問の答えがこれ。所有期間が5年以下か5年超かで税金が大きく異なるため、少し売却時期を遅らせることで、節税できる可能性があるのです。

 なお、所有期間は譲渡した年の1月1日時点を基準に5年を超える不動産かどうかを判断しますので注意が必要です。自宅購入から売却時点まで所有期間が5年を超えていても、その年の1月1日時点では5年以下であれば短期譲渡所得となりますので注意しましょう。


https://biz-journal.jp/2019/06/post_28233_2.html


マイホームの売却時は控除が使えないか要チェック


 さきほどの例では、不動産を売却すると所有期間によって1170万円(短期)または600万円(長期)の税金がかかってしまいました。しかしながら、新しいマイホームへ住み替えて、前のマイホームを売却するたびにこのような高額な税金がかかってしまったら、いくらお金があっても足りません。そこでマイホームを売って売却益が出たときは、税金が安くなる特例が用意されています。

(1)3000万円の特別控除の特例

 売却益から特別に最大3000万円を差し引くことができる制度があります。不動産を売却して売却益が3000万円となれば、さきほどの例ですと最大1170万円の税金がかかりましたが、この特例を使うことができれば売却益から3000万円を差し引くことができるので、所得は0円となり税金がかからないことになります。

 売却益 3000万円 − 特別控除3000万円=所得0円

 ただし、この特例を使うためには次の条件を満たす必要があります。

・自分が住んでいた自宅であること(所有期間は短期でも問題ありません)
・配偶者や子どもなどの親族への売却ではないこと
・売却した前年と前々年にこの特例を適用していないこと

(2)軽減税率の特例

 10年以上所有したマイホームを売却した場合には、税率を軽減できる可能性があります。軽減税率は下記の表の通りです。

https://biz-journal.jp/2019/06/post_28233_3.html

 この軽減税率を適用するためには(1)の3000万円の特別控除の特例の条件に加え、不動産の所有期間が10年を超えていることが必要です。なお、建物と土地の所有期間がともに10年超という条件なので、たとえ土地の所有期間が10年超であっても、建物が10年以下であれば軽減税率を利用することができませんので注意しましょう。

(3)自宅の買い換え特例

 旧自宅を売却して新自宅を購入する場合に、税金の支払いを繰り延べることができる特例です。買い換え特例は税金の支払いを繰り延べる制度なので、(1)の特例とは異なり3000万円を超える売却益部分も税金を繰り延べることができます。

 この特例は、税金が「免除」されるわけではなく、あくまで税金の支払いを将来に繰り延べるという制度ですので、将来自宅を売却した場合には、そのときに税金が発生します。逆に、自宅を買い換え続けて条件を満たし続けていけば、ずっと税金を繰り延べることも可能です。

 この特例を適用するには、次の条件を満たす必要があります。

・自分が住んでいる、または住まなくなった日から3年目の12月31日までに売却すること
・その他の特例(たとえば(1)や(2)の特例)の適用を受けていないこと
・配偶者や子どもなどの親族への売却ではないこと
・売却日が属する年の1月1日時点で居住期間が通算10年以上、所有期間が10年を超えること
・売却代金が1億円以下であること
・旧自宅を売却した前年から翌年までの3年の間に新自宅を買い換えること
・新自宅の建物床面積が50平方メートル以上、土地の面積が500平方メートル以下であること
・中古住宅である場合は、築25年以内であること、または一定の耐震基準を満たすもの

(4)相続した不動産を3年以内に売却

 相続した不動産を売却したときに使える特例もあります。たとえば、親が亡くなってしまい親の住んでいた自宅を相続した場合。子がその家に住まなければ、ずっと空き家のままになってしまいます。子としてはその空き家を売却して税金がかかるぐらいなら、そのまま売却せずにほうっておこうと思う可能性もありますよね。でも、そのままでは世の中に空き家がどんどん増えてしまいますので、空き家を減らすために特例が設けられているのです。

 この特例の条件は、相続の開始から3年を経過した年の12月31日までに売却し、一定の条件を満たせば売却益から最大3000万円を差し引くことができます。一定の条件には、売却代金が1億円以下、売却先が親族ではないといった条件を満たすことが必要となります。

マイホームの場合、損失が出たら


 マイホームを売却して売却損が出ることもありますが、損失が出たからといって悪いことばかりではありません。一定の条件を満たせば、売却損を他の所得(たとえば給与所得)から差し引いて税金を減らすことができます。

 この制度を利用する場合には、売却する自宅の所有期間が5年超、売却先が親族以外、旧自宅を売却して新しい自宅を買い換え、住宅ローンを組むといったいくつかの条件を満たす必要があります。

取得費がわからないときは


 ところで、譲渡所得を計算する際の取得費はどう計算するのでしょうか。

 そもそも「取得費」とは、不動産の購入代金や購入手数料などの合計金額のことです。土地の場合、買い入れたときの購入代金・購入手数料などの合計額となりますが、建物の場合は、購入代金から減価償却相当額を差し引いた額となります。

 一般的に資産は時の経過などによって使用できなくなるまで少しずつ価値が減ると考えられます。減価償却相当額とは価値が減った部分のこと。購入代金から減価償却相当額を差し引くことで売却時の価値を算出します。

 しかしながら、ずっと昔に購入した土地・建物の場合には、その当時の書類などがなく取得費が不明なことがあります。そのような事態を想定して、簡便的に取得費を「売った金額の5%相当額」にできる制度があります。たとえば5000万円の売却額に対する取得費が不明な場合、取得費は5000万円×5%=250万円となります。

 しかし取得費が不明だからといって安易にこの5%で計算してしまうと、実際の取得費よりも簡便的に算出した取得費が低い場合には、所得が大きくなってしまい税金面で不利になってしまう可能性もあります。取得費については次回もう少し詳しく触れますが、不動産関係の購入関係の書類を厳重に保管しておくことは、節税への第1歩だということを覚えておいてくださいね。

亮子「不動産といえば、先日知人が『実家の土地の権利書が見当たらない』って青い顔をしていたな」

啓子「古い戸建てなどの場合、建てた時の金額がわからないこともあり得るでしょうね」

亮子「取得費が大きければ、譲渡所得が小さくなって、税金は少なくなるはず」

啓子「そうですね。では次回、取得費についてもう少し詳しくみていきましょう!」

https://biz-journal.jp/2019/06/post_28233.html


自宅売却で税金が数百万円…かかる税金を安くするための要注意チェックリスト(Business Journal)
http://www.asyura2.com/19/hasan132/msg/646.html
https://biz-journal.jp/2019/06/post_28443.html

2019.06.21 文=平林亮子/公認会計士、アールパートナーズ代表、徳光啓子/公認会計士 Business Journal


「Gettyimages」より


 今回は前回に引き続き、譲渡所得について、女性公認会計士コンビ、先輩の亮子と税務に強い後輩の啓子が解説していきます。

亮子「家を建てた時の金額を計算するための書類は、契約書でいいのかな?」

啓子「実際の建築費だけではなく、登記費用なども取得費にできる可能性があります」

亮子「取得費をできるだけ大きくすることが節税につながるはずだから……」

啓子「関連する書類をできるだけなくさないでおきたいですね!」

■建物の構造によって譲渡所得が変わる?

 譲渡所得の金額を左右する取得費。この取得費をきちんと計算することは大切です。不動産の取得費とは、その不動産を購入する時にかかった代金等のことです。土地と建物に分けて考えます。

 土地の取得費とは、土地を購入した時の購入金額です。購入代金には仲介手数料なども含まれますが、この点は後述します。

 一方、建物の取得費は、前回に少し触れましたが時の経過などによって価値が減るという考え方に基づいて、購入代金から価値が減った分(=減価償却相当額)を差し引いて計算します。つまり、建物の取得費を計算するためには、購入時から売却時までに、どれぐらい価値が減ったかを意味する「減価償却相当額」の計算方法を知る必要があります。

 減価償却費相当額というと、難しいように感じるかもしれませんが、要は建物の購入金額を使用できる期間に分け、その期間の経過とともに価値が減るように計算をするということです。建物を使用できる期間は、税金のルールであらかじめ建物の構造・使用用途によって決められています。次の使用期間(税務上は耐用年数といいます)はマイホームの減価償却計算のために適用する年数です。また、償却率とは、耐用年数に応じた1年あたりの価値が減る割合を表した率です

 そして、これらの耐用年数を使って、減価償却相当額を次の計算式で算出します。

・減価償却相当額 = 建物の購入代金 × 0.9 × 償却率 × 経過年数

 たとえば、購入代金が3000万円の建物を経過年数10年後に売却する場合の構造ごとの取得費は、それぞれ次のように計算します。

(1)木造
減価償却相当額 = 3000万円 × 0.9 × 0.031 × 10年 = 837万円
取得費 = 3000万円 − 837万円 = 2163万円

(2)れんが造
減価償却相当額 = 3000万円 × 0.9 × 0.018 × 10年 = 486万円
取得費 = 3000万円 − 486万円 = 2514万円

(3)鉄骨鉄筋コンクリート
減価償却相当額 = 3000万円 × 0.9 × 0.015 × 10年 = 405万円
取得費 = 3000万円 − 405万円 = 2595万円

 このように構造によって同じ経過年数であっても、取得費の金額が異なります。そして、不動産売却時の譲渡所得(利益)は、「売却代金 − 取得費」で計算しますので、取得費が大きければ大きいほど、利益の額は減ることとなります。つまり、節税という観点からみると、(3)の取得費が一番大きく、(1)の取得費が一番小さくなるため、建物の構造が(3)→(2)→(1)の順番でお得ということになります。マイホームの購入金額が同じ値段であれば、木造よりも鉄筋鉄骨コンクリート造のほうが、節税できる可能性が高くなるということですね。

■取得費に含まれるもの、含まれないもの

 取得費には、土地・建物の購入代金のほか、建築費用や購入手数料、設備費用や改良費などが含まれます。これらの金額を漏れなく集計することで、取得費が大きくなって利益を圧縮することができるため節税につながります。

 取得費に含まれるものとして、次のようなものがあげられます。

・購入時の仲介手数料
・購入時に納めた登録免許税、登記費用、不動産取得税や印紙税など
・土地の購入時に支払った測量費用
・土地の埋め立てや土盛り、地ならしのために支払った費用
・自宅に住むまでにかかった借入金の利息
・購入時に土地のうえにあった古い建物の解体費用
・リフォーム(増改築等)費用

 なお、リフォーム(増改築等)費用は購入時だけでなく、購入したあとでかかった費用も取得費に加えることができます。ただし、単なる修繕費用は建物の価値を上げるとは考えられないため、税金ルール上は取得費に加えることができません。

 これらの購入時の支出項目を漏れなく取得費とするためには、購入時に登録免許税や測量費用等の領収書や請求書等の書類を保管することが大切です。不動産の売買契約書と一緒に、購入時の書類は一式保管するようにしておきましょう。取得費が高ければ高いほど、譲渡所得の金額が小さくなるので節税することができます。

■個人の場合、消費税はどうなるの?

 個人がマイホームを売却しても、売却代金に消費税はかかりません。法人が不動産を売却する場合や、個人事業主がマイホーム以外の不動産を売却する場合には、原則として消費税が課税されます。仮に消費税がかかる納税者となる場合には、受け取った消費税(売却代金にかかる消費税等)と支払った消費税(建物購入代金や仲介手数料などにかかる消費税等)との差額を、国に納める、または、還付されることになります。

 一般的な会社員がマイホームを売却する場合は、マイホームに関して消費税のことを考える必要はないでしょう。

亮子「書類や資料が残っていれば節税になる可能性は高まる、ということね」

啓子「はい。不動産の書類は、たくさんあるし難しいですよね。また、権利証が『登記識別情報』というシートになっていて、権利証という言葉のイメージとかなりかけ離れていたりするなど、どれが大切な書類か判断が大変かもしれません」

亮子「私は、不動産1つにつきファイルを1つつくって、保管しておくべきかどうか迷ったらとりあえず保管する、くらいのつもりで対応しています!」

啓子「購入した日が正確にわかれば、前回の短期譲渡と長期譲渡のどちらになるかの判断も明確になりますし、不動産書類一式ファイルでしっかり管理できるといいですね!」

(文=平林亮子/公認会計士、アールパートナーズ代表、徳光啓子/公認会計士)


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/615.html#c254

[近代史3] 河添恵子 中国共産党の真実 中川隆
8. 中川隆[-9393] koaQ7Jey 2019年6月22日 02:56:32 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3091]

河添恵子#15-1 ゲスト:馬渕睦夫
★激動の世界を読み解く!米中新冷戦の正体!香港デモ!G20! - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=sDusMiNJfuE


2019/06/21 に公開

========================
<新刊のご紹介>
『米中新冷戦の正体 - 脱中国で日本再生』
馬渕睦夫×河添恵子 (ワニブックス 2019年7月8日発売)
林原チャンネルの本番組から誕生した超攻撃的な一冊!
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/484709820X/

<目次>
序章:100年に一度の地殻変動・揺らぎ始めたロシア革命の秩序
1章 トランプ大統領の思想的背景と赤狩り
2章 ディープステート・影の国家を紐解く
3章 アメリカ左派と中国共産党の蜜月と転機
4章 リアルに存在するスパイと無防備な日本
5章 アジアを動かす米英中の野望とロシア
6章 超えてはならない一線を超えた中国
7章 5G覇権戦争・サイバー空間が米中の主戦場

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/425.html#c8

[リバイバル3] サウンドトレール _ 中・大型スピーカー向けリスニング用キャスター付きスピーカースタンド

サウンドトレール
http://soundtrail.co.jp/index.html

Mr.トレイルのオーディオ回り道
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840

サウンドトレール「トレール使用例写真」
http://soundtrail.co.jp/p09.html

サウンドトレール「トレールカタログ」
http://soundtrail.co.jp/p05.html

トレイル仕様SPカタログ」
http://soundtrail.co.jp/p04.html

サウンドトレール「ケーブルカタログ」
http://soundtrail.co.jp/p06.html

「サウンドトレール」とは大型スピーカーに「高い音質」と「機動性」・「楽しみ」を
与えるキャスター付きスピーカースタンドです。

SPのセッティングを理想的な原理で具現化した商品です。
安易に模倣した商品とは「音質」が違います。

中型・小型スピーカーはもとよりアンプ台としても利用できます。

 高価なSPやアンプを購入しても、SPのセッティング一つで、良くもなり悪くもなります。
意外とSPのセッティングがサウンドを「支配」することをトレールを
使用することで [ 体感 ] 出来ます。

 「トレール」は独自の音響理論に基づき作成したデザインとキャスター(特注品)を
「インシュレーター」として使用しているところが大きな特徴です。

SPの底面に直接キャスターを使った物とは
次元の違う「品位」ある音質になります。

カタログにないトレールを作成したい場合にはお問い合わせください。
50種類以上の「特注品」で作成したモデルの紹介や「新規製作」を致します。

・販売業者: サウンドトレイル株式会社

・責任者 : 代表  錦戸 敏重


〒834-0065
福岡県八女市亀甲170-7番地

TEL:0943-24-8660 
 携帯:090-1878-1529(こちらをご利用ください)

営業時間/AM10:00〜PM5:30

定休日/木曜日


地図
https://www.google.co.jp/maps/place/%E3%80%92834-0065+%E7%A6%8F%E5%B2%A1%E7%9C%8C%E5%85%AB%E5%A5%B3%E5%B8%82%E4%BA%80%E7%94%B2%EF%BC%91%EF%BC%97%EF%BC%90%E2%88%92%EF%BC%97/@33.21935,130.531093,14z/data=!4m5!3m4!1s0x3541aee7af852b1b:0xeb18a97c68144bf6!8m2!3d33.2193603!4d130.5311334?hl=ja


注文・問い合わせ先: sound_trail@gold.ocn.ne.jp


▲△▽▼

サウンドトレール _ 中・大型スピーカー向けリスニング用キャスター付きスピーカースタンド
http://soundtrail.co.jp/p03.html

サウンドトレールの型式と特徴 <意匠登録済み>

1.「サウンドトレール」とは?(音のトレーラーの意味)

    中・大型スピーカー向けリスニング用
    キャスター付きスピーカースタンドの商品名です。 

    通称「トレール」と呼んでいます。

     「サウンドトレール」  「商標登録:第4786524号」
     「意匠登録:第1227912号他」 

 安易にSPの底面にキャスターを取り付けた物とは「次元の違う」
 音質と品位を持っています。
 キャスターを音質改善に使うノウハウが有るからこそ出来た商品です。


  トレールはスピーカースタンド及びスピーカープロテクターの「道具」であり、
  「工芸品」ではありません。実用的な商品です。
  製造過程で小傷が付く場合が有りますが当社出荷検査基準で対応しています。

  商品のフレーム部分は全て「純木積層材」を使用しいつまでも仕上げの
  良さを保ちます。ツキ板は使用していません。


2.サウンドトレールの開発目的は?

   スピーカーの能力を最大限引き出す事。

  1)スピーカーボックス六面体をストレスなく振動させること。
  2)スピーカーボックス底面への床面からの輻射音の影響排除、
    及び「音こもり」の排除。
  3)一人で大型スピーカーの位置調整、レイアウト変更ができること。
  4)何と言っても、音楽鑑賞に耐え得る「音質」を確保すること。


3.サウンドトレールの構造的特徴は?

  1)支持台部(角材)と連結部(丸棒材)、
    キャスターとスペーサー(支持駒)の4点から構成されています。

  2)スピーカー設置の理想とされる「4点支持4点接地」
     (3点支持3点接地)を異軸(同軸ではなく)で具現化しています。  

  3)スピーカーの響きをコントロール出来るように、
   支持台部でスペーサーの位置調整が出来るようにしています。
    (専用機種は最適位置を試聴し固定) 

  4)木材部での制振作用とキャスター部のスペースで音抜けを図っています。 

  5)キャスターをインシュレーターとして活用しており、
    キャスター使用による鳴きや共鳴は全く感じません。
     (特注キャスター使用)


  シンプルな形の中にSPスタンドとして必要な機能を詰め込んでいます。

  ハウリングマージンを極小化させる為の4重のサスペンション機構、
  4(6,8)点支持4(6,8)点接地での自動ガタ取り機能、響きの調整機能、
  安全対策、音質・デザイン・仕上げ等 当社のアイデアが凝縮しています。


  お手持ちのスピーカーを「サウンドトレール」に正しく載せるだけで
  サウンドが変化します。 

  但し、場合によってはスピーカーのアッテネーターやトーンコントロールの
   調整が必要になることもありますが、容易に調整可能です。 

   心の「琴線」に触れるサウンドを一度お試しください。

4.サウンドトレールの生産 

  サウンドトレールの生産は、30年以上の家具作りの実績を持つ「法人」に
   お願いいたしております。

  素人でも作れそうなシンプルな構造ではありますが、素人では作れない
         [加工]と[精密さ]を兼ね備えています。
  
  家具職人が1台1台丁寧に、手作りに近い制作を致しております。

  角材部と丸棒部の接続は、角材の中心部分まで丸棒を埋め込んで
  接合しており、充分な強度を確保しています。
  20年以上使い続けてもビクともしません。
  「しっかりした造り」、「家具としての塗装仕上げ」を採用しており、
  室内で違和感のない様にしています。

  天然木の特徴として、木目や重さが若干1台1台異なります。 

  スピーカーを乗せない状態ではソリが発生しますが、
  SPの自重で4点支持でもガタツキのない設置が出来るように
  設計しています。(自動ガタ取り機能有り) 

  実際に使用されているユーザー様の設置写真や感想を
  「使用例写真」欄に掲載しています。
  それぞれアンプ等違ったシステムでの感想ですが共通する内容も
  ございますので参考にしてください

5.予告なしにデザイン(意匠)の変更や価格の改定をする場合が有ります。 

  いつでも現在進行形でより良いものを目指しています。
  ご理解をお願いいたします。

(1) STN型

角材を前後方向に使用しています。シンプル、機動性高い。
スペーサー添付

STN型
   

(2) STT型

角材を横方向に使用。SPと一体感のあるデザイン。
性能はSTN型と同等。

STT型
 

(3) STS型

専用サイズと埋め込みスペーサーでセッティングが簡単。

NS型   
TS型   
TDH型    

(4) STM型

高さ設定した中型用(掘り込みの有無あり)

STM型

  

(5) STH型

高さ設定した中型・大型用

STH型
  
その他特殊形状も含め「特注品」に対応して製作いたします。
現在時点での製作例は100種程になります。
一点モノから対応いたします

シリウスケーブルの型式と特徴

ケーブルの使命は「伝送ロス」をいかに少なく機器を接続するかだ。
だが、世の中のケーブルの「伝送ロス」の多いこと。
このケーブルを使用して「伝送ロス」の存在をハッキリと認識しました。

作られた「音」ではなく「自然な音」を目指しています。
それでなければ「生演奏の雰囲気」は出ません。

「電源ケーブル」を伝送ロスの少ないケーブルに交換しますと機器が「覚醒」し
「別物」の次元にまで性能発揮します。
(メーカーオリジナル電源ケーブルを使った数段上の高級機を凌駕します)

使った方だけが判るこの「音質」、「伝送ロス」が少ないとはこんな事なのかと。
音質の為にコレットチャック方式のプラグを選定して使用。
ケーブルとしてはやや硬い部類に入りますが、
この音質がこの価格で手に入るのなら・・・・
工夫して使いこなしてください。
http://soundtrail.co.jp/p03.html

▲△▽▼

< 高級 中・大型スピーカースタンドとシリウスケーブルのサウンドトレール >
http://soundtrail.co.jp/index.html
  


「サウンドトレール」をご覧いただき誠にありがとうございます。

「ソース(CD・LP等)に入っている情報をそのままSPから出す」を基本にして
音の芯がしっかり有りその周りを柔らかい音色が包み込むようなサウンドを
トレールにもシリウスケーブルにも求めています。
初心者から超スーパーマニアの方まで対応いたします。


ブログもやっていますので興味のある方は覗いて見て下さい。
「機器の試聴」・「音質改善テクニック」を中心に
毎日更新しています。
下記URLをクリックすると入れます。

「ミスター・トレイルのオーディオ回り道」

http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/


問い合わせ先  sound_trail@gold.ocn.ne.jp
                                 

お知らせ


ゴールドスターシリーズ フォノケーブル 


RCA-RCAフォノケーブル「カペラ」
価格:¥15万円/セット (1m仕様)

トドメのSPケーブル 「シリウスSP」 

シリウスSPケーブル

価格:¥30万円/2.5m仕様 4本/セット

音数・エネルギー感・余韻・周波数帯域の広さ、ダイナミックレンジの広さ等、
今までに経験した事のない素晴らしいSPケーブルです。
端末はYラグ仕様だけになります。


商品1【サウンドトレール】

「サウンドトレール」とは大型スピーカーに「高い音質」と「機動性」・「楽しみ」を
与えるキャスター付きスピーカースタンドです。

SPのセッティングを理想的な原理で具現化した商品です。
安易に模倣した商品とは「音質」が違います。

中型・小型スピーカーはもとよりアンプ台としても利用できます。

 高価なSPやアンプを購入しても、SPのセッティング一つで、良くもなり悪くもなります。
意外とSPのセッティングがサウンドを「支配」することをトレールを
使用することで [ 体感 ] 出来ます。

 「トレール」は独自の音響理論に基づき作成したデザインとキャスター(特注品)を
「インシュレーター」として使用しているところが大きな特徴です。

SPの底面に直接キャスターを使った物とは
次元の違う「品位」ある音質になります。

カタログにないトレールを作成したい場合にはお問い合わせください。
50種類以上の「特注品」で作成したモデルの紹介や「新規製作」を致します。


商品2【シリウスケーブル】


「ごく自然な音」・「さりげなく生演奏」を目指しています。

変な癖が有りませんので「スタンダードケーブル」として使用できます。
スターシリーズのケーブルになり、更に音質アップと取回し性の改善をしています。

良い(生)音は部屋を選びません。
部屋の性と思うのは「伝送ロス」が大きいからです。
ピークやディップで聴きづらいのは「伝送ロス」そのものです。

革新的な伝送能力を持ったケーブルを商品化致しました。
<シリウスケーブル>として「手作り」にこだわって製作・販売します。
手作りケーブルの素晴らしさを味わってください。

シリウスケーブルを使うと「ケーブルでこんなにも伝送ロスが有ったのか?」を認識できます。
接続するアンプやCDプレーヤーを上級機に買い換えたかの様な変化です。

無料貸し出しサービスを始めています。(RCA・XLRケーブル・SPケーブル・電源ケーブル)
送料のみの負担で是非この機会に試聴してください。

当社で試聴が出来ますので、
フルシリウスケーブルのサウンドをご自身の耳でご確認ください。

「ケーブルで音が変わる事は判っているんだけど、
色々なケーブルを試してみて満足行かなかった。」
と言うケーブル彷徨のハイエンドのユーザーの方達が
「この音だ!!」、「この質感!!」
と云ってケーブルの総入れ替えをしていただいています。

お客様の声は当HPのみでは有りません。
「サウンドトレール」で検索してお客様のHPで生のご感想を参考にしてください。
サウンドトレールでは「SPケーブル」の導入からお勧めしています。


ゴールドスターシリーズケーブル

従来のルシファーシリーズに比べ更にエネルギー感増・ワイドレンジで音数が増えています。
取回し性も含め大幅に音質アップをしています。

   

RCAケーブル  ケンタウルス           XLRケーブル  ペルセウス

価格:¥19万円/1mセット                価格:¥20万円/1mセット


   

電源ケーブル  ベラトリクス           SPケーブル  ベテルギウス

価格:¥18万円/1.5mセット                 価格:¥18万円/2.5mセット

シルバースターシリーズケーブル(改良型)


セカンドグレードですが、
従来の最高級「ルシファー」シリーズの音質を越えています。

      

RCAケーブル  ベガ           XLRケーブル  デネブ

価格:¥9万円/1mセット               価格:¥10万円/1mセット

      

電源ケーブル  アルタイル       SPケーブル  アルデバラン 

価格:¥8万円/1.5mセット              価格:8万円/2.5mセット

商品3【オリジナルスペーサー】

        
K-0903(Φ30mm H12mm) \3500円/8個セット  K-0905(Φ50mm H12mm) \4000円/8個セット

世の中に有るようで無い商品です。

塗装した木製のスペーサーの両面に贅沢にも「本革」を貼り付けた構造です。
滑り止めの効果はもちろんの事
スピーカーの場合、4隅又は3点支持で使用しますと「音離れ」が良くなります。
アンプやDAC・トランスポートの下に敷いても「制振効果」が得られます。
材質を「木」と「革」にしたのはこれが「最も癖が少ない」と判断したからです。
材質の音が再生される音にも出てきます。

価格もお手ごろに抑えていますので是非お試しください。
http://soundtrail.co.jp/index.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/970.html

[リバイバル3] ケーブル(電線)の世界 中川隆
84. 中川隆[-9392] koaQ7Jey 2019年6月22日 09:12:21 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3093]

サウンドトレール 店主のつぶやき
http://soundtrail.co.jp/p14.html

サウンドトレール
http://soundtrail.co.jp/index.html

Mr.トレイルのオーディオ回り道
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840

サウンドトレール「ケーブルカタログ」
http://soundtrail.co.jp/p06.html

・販売業者: サウンドトレイル株式会社

・責任者 : 代表  錦戸 敏重


〒834-0065
福岡県八女市亀甲170-7番地

TEL:0943-24-8660 
 携帯:090-1878-1529(こちらをご利用ください)

営業時間/AM10:00〜PM5:30

定休日/木曜日


地図
https://www.google.co.jp/maps/place/%E3%80%92834-0065+%E7%A6%8F%E5%B2%A1%E7%9C%8C%E5%85%AB%E5%A5%B3%E5%B8%82%E4%BA%80%E7%94%B2%EF%BC%91%EF%BC%97%EF%BC%90%E2%88%92%EF%BC%97/@33.21935,130.531093,14z/data=!4m5!3m4!1s0x3541aee7af852b1b:0xeb18a97c68144bf6!8m2!3d33.2193603!4d130.5311334?hl=ja


注文・問い合わせ先: sound_trail@gold.ocn.ne.jp


▲△▽▼


店主プロフィール

1) 1953年 熊本県生まれ。
2) クラシック音楽が好きで18才からオーディオ遊び。
3) 25年間大手電子部品製造会社に勤務し、製造、技術、
  品質管理、管理試験等の実務を経験する。
  (トランジスター、抵抗器、タンタルコンデンサー)
4) 2004年12月 サウンドトレールの商標、意匠登録。
5) 2005年4月 サウンドトレイル株式会社を設立、
   「サウンドトレール」本格販売開始。
6) 2005年12月 シリウスケーブル(SKシリーズ) 販売開始。
7) 2006年10月 シリウスケーブル(SCシリーズ) 完成。
8) 2007年8月 シリウスケーブル(ルシファーシリーズ)完成。
9) 2010年12月 シリウスケーブル(スターシリーズ)完成。




▲△▽▼


A, オーディオの存在理由

音楽は目の前で演奏されるものを聴くのが一番だと思いますが、長時間の仕事でくたびれて帰ってきて、
「ホッ」と 一息つきたい時に心安らぐ音楽を欲しがるのは「生演奏」では得られないものが有ります。

生演奏には当たりはずれが有ります。レコードやCDや放送番組にも当たりはずれが有ります。
求める音楽と演奏と気分 が一致することは容易ではありません。

オーディオは「録音ソース」を選択して聴く事が出来る利点が有ります。自分の好きな曲を気分に応じて
好きなだけ聴 く事が出来る上に、装置のグレードを上げるに従い「音楽の作り手の領域」にも高めることが
出来るものです。

「音楽で感動を味わいたい!!」それが私のオーディオ趣味です。

B, オーディオ機器について

昨今のオーディオ機器の価格は天井知らずで、「泥沼」、「金食い虫」等の言葉で言い表されていますが、
本当にその 価値があるものならば(個人的主観)それはそれで良いと思います。

私の個人的な考えは、
  1)SPは40年前に完成している。
  2)アンプは20年前に完成している。
  3)CDP関係についてのみまだまだ発展途上

と考えています。
よって、既にアンプやSPをお持ちの方は買い替えの必要性を感じません。

現在お持ちのシステムの潜在能力は非常に大きい物が有りますが、
その能力を引き出せていないケースがほとんどです。

「潜在能力を引き出す」だけで飛躍的な「音質改善が」出来ます。
その「潜在能力」を引き出す商品を作成していきます。
自分の場合は生産者の立場になりましたが、モラルのある価格を守りたいと思います。


C, スピーカーのセッティングについて

オーディオ機器は買ってきて、そのまま接続しただけではけっして良い音では鳴ってくれません。
オーナーが愛情を持 ってセッティングや調整、選択をしてやらないと誤った機器の評価になります。

まず機器のセッティングで重要なのは「スピーカーのセッティング」です。
機器の性能を「音変換」してくれるのはSP しか有りません。
ここがなおざりにされていると機器の交換をしても本来の実力を聴き取ることは難しいでしょう。

SPのセッティングには基本的ルールがあります。

1)床面や壁面を利用するセッティング。
2)床面や壁面からの影響を排除するセッティング。
3)総合的に1)や2)の効能を利用するセッティング。

それぞれのSPのセッティングには最低5項目のチェックポイントが有ります。
個人でやられている場合2〜3項目がやっとの様に思います。

D, RCAケーブルについて


ケーブルで「伝送ロス」が起こる事を知りました。
情報量がケーブルで失われているのです。ケーブルは増幅機能は 有りませんが
「伝送ロス」はするんですね。

プラグでも「伝送ロス」は起こりますし非常に大きいものが有ります。
材質や作り方で「音質」はころころ変わります。

機器全体の音のグレードは機器やケーブルの最もネックとなる処のグレードになることです。
言い換えれば非常に良い機 器を使っていても、1箇所のケーブルや機器のために
その低いレベルのグレードになってしまうことです。

オーディオは電気製品です。電気の流れはよく「水の流れ」で説明されます。
広い水路を勢いよく流れていた水が 急に細い水路を通る場合を考えてください。
水が細い水路でせき止められ本来の水量が流れないのです。

ケーブル交換はライン全体のグレードを揃えてやらないと効果は半減以下か効果なしと
判断される場合が出てきます。近視眼的な評価では絶対に「本質」を見抜けません。

水の流れる水路=ケーブル も大変重要なキーパーソンなんです。

D,電源ケーブルについて

電源は「電気が来れば良い」ぐらいにしか考えていなかったのですが、
実際に作って比較試聴をして見ると「電源タップ」、「電源プラグ」、「IECインレットプラグ 」の
種類や材質で大きく音の表情や音質が変化します。

「電源タップ」の電源を壁コンセントの何処から取るかでも変わって来ます。
通常使っているコンセントなら常時電気が流れてさほどの変化はないでしょうが
何年も使っていないコンセントでは確実に音が劣化します。
おそらくコンセントの金具が酸化している為と考えられ使っているうちに
徐々に良くなって行くものでしょう。

一概にこれが良いとは決めてかかれない部分も有りますが、
やはりケーブルは強力なシールドを持ったものが品位が高く良いようです。
シールドの弱いケーブルからはクリアーな再生音は得られ難いようです。

ただプラグは使っている機器との相性やユーザーの好みにより使い分けた方が良さそうです。

E,SPケーブルについて

SPケーブルは「平行線」や各社から販売されているケーブルをいろいろ使ってきて感じた事は、
ケーブルのシールドを考えた物が少ないと思います。

試しにシールドが強力に施してある物を使うと「音数」や
「周波数帯域のワイド感」を味わう事が出来ます。

電源ケーブル同様「繋がって電気が流れればよい」ぐらいの感覚では良い音質は得られません。

F,ケーブル交換の効果について

ケーブルは機器と機器の間の情報を伝送します。ここで「伝送ロス」が起こったのでは
機器の潜在能力を生かせません。
ケーブルによる「伝送ロス」は「それなりに鳴らしてくれる」から判り難いです。
まずは「伝送ロス」の存在を知る事です。

使用するケーブルによって機器に電源を入れた状態で(ボリュームOFFの位置)で
「無音感」が異なります。「無音感」の静かなものほどダイナミックレンジが広いです。
これは音楽表現を支配します。良い「無音感」はシールドの強力な物ほど良いようです。

逆説的に考えれば、電気の流れる「水路の幅を大きく深く揃える事」を前提としますが、
シールドの強力なケーブルを使って揃えれば高価なアンプやCDPを買い換えたのより
遙かに確実なグレードアップができるということです。
未知の領域に足を踏み入れる感覚です。
http://soundtrail.co.jp/p14.html

▲△▽▼

< 高級 中・大型スピーカースタンドとシリウスケーブルのサウンドトレール >
http://soundtrail.co.jp/index.html
  


「サウンドトレール」をご覧いただき誠にありがとうございます。

「ソース(CD・LP等)に入っている情報をそのままSPから出す」を基本にして
音の芯がしっかり有りその周りを柔らかい音色が包み込むようなサウンドを
トレールにもシリウスケーブルにも求めています。
初心者から超スーパーマニアの方まで対応いたします。


ブログもやっていますので興味のある方は覗いて見て下さい。
「機器の試聴」・「音質改善テクニック」を中心に
毎日更新しています。
下記URLをクリックすると入れます。

「ミスター・トレイルのオーディオ回り道」

http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/


問い合わせ先  sound_trail@gold.ocn.ne.jp
                                 

お知らせ


ゴールドスターシリーズ フォノケーブル 


RCA-RCAフォノケーブル「カペラ」
価格:¥15万円/セット (1m仕様)

トドメのSPケーブル 「シリウスSP」 

シリウスSPケーブル

価格:¥30万円/2.5m仕様 4本/セット

音数・エネルギー感・余韻・周波数帯域の広さ、ダイナミックレンジの広さ等、
今までに経験した事のない素晴らしいSPケーブルです。
端末はYラグ仕様だけになります。


商品1【サウンドトレール】

「サウンドトレール」とは大型スピーカーに「高い音質」と「機動性」・「楽しみ」を
与えるキャスター付きスピーカースタンドです。

SPのセッティングを理想的な原理で具現化した商品です。
安易に模倣した商品とは「音質」が違います。

中型・小型スピーカーはもとよりアンプ台としても利用できます。

 高価なSPやアンプを購入しても、SPのセッティング一つで、良くもなり悪くもなります。
意外とSPのセッティングがサウンドを「支配」することをトレールを
使用することで [ 体感 ] 出来ます。

 「トレール」は独自の音響理論に基づき作成したデザインとキャスター(特注品)を
「インシュレーター」として使用しているところが大きな特徴です。

SPの底面に直接キャスターを使った物とは
次元の違う「品位」ある音質になります。

カタログにないトレールを作成したい場合にはお問い合わせください。
50種類以上の「特注品」で作成したモデルの紹介や「新規製作」を致します。


商品2【シリウスケーブル】


「ごく自然な音」・「さりげなく生演奏」を目指しています。

変な癖が有りませんので「スタンダードケーブル」として使用できます。
スターシリーズのケーブルになり、更に音質アップと取回し性の改善をしています。

良い(生)音は部屋を選びません。
部屋の性と思うのは「伝送ロス」が大きいからです。
ピークやディップで聴きづらいのは「伝送ロス」そのものです。

革新的な伝送能力を持ったケーブルを商品化致しました。
<シリウスケーブル>として「手作り」にこだわって製作・販売します。
手作りケーブルの素晴らしさを味わってください。

シリウスケーブルを使うと「ケーブルでこんなにも伝送ロスが有ったのか?」を認識できます。
接続するアンプやCDプレーヤーを上級機に買い換えたかの様な変化です。

無料貸し出しサービスを始めています。(RCA・XLRケーブル・SPケーブル・電源ケーブル)
送料のみの負担で是非この機会に試聴してください。

当社で試聴が出来ますので、
フルシリウスケーブルのサウンドをご自身の耳でご確認ください。

「ケーブルで音が変わる事は判っているんだけど、
色々なケーブルを試してみて満足行かなかった。」
と言うケーブル彷徨のハイエンドのユーザーの方達が
「この音だ!!」、「この質感!!」
と云ってケーブルの総入れ替えをしていただいています。

お客様の声は当HPのみでは有りません。
「サウンドトレール」で検索してお客様のHPで生のご感想を参考にしてください。
サウンドトレールでは「SPケーブル」の導入からお勧めしています。


ゴールドスターシリーズケーブル

従来のルシファーシリーズに比べ更にエネルギー感増・ワイドレンジで音数が増えています。
取回し性も含め大幅に音質アップをしています。

   

RCAケーブル  ケンタウルス           XLRケーブル  ペルセウス

価格:¥19万円/1mセット                価格:¥20万円/1mセット


   

電源ケーブル  ベラトリクス           SPケーブル  ベテルギウス

価格:¥18万円/1.5mセット                 価格:¥18万円/2.5mセット

シルバースターシリーズケーブル(改良型)


セカンドグレードですが、
従来の最高級「ルシファー」シリーズの音質を越えています。

      

RCAケーブル  ベガ           XLRケーブル  デネブ

価格:¥9万円/1mセット               価格:¥10万円/1mセット

      

電源ケーブル  アルタイル       SPケーブル  アルデバラン 

価格:¥8万円/1.5mセット              価格:8万円/2.5mセット

商品3【オリジナルスペーサー】

        
K-0903(Φ30mm H12mm) \3500円/8個セット  K-0905(Φ50mm H12mm) \4000円/8個セット

世の中に有るようで無い商品です。

塗装した木製のスペーサーの両面に贅沢にも「本革」を貼り付けた構造です。
滑り止めの効果はもちろんの事
スピーカーの場合、4隅又は3点支持で使用しますと「音離れ」が良くなります。
アンプやDAC・トランスポートの下に敷いても「制振効果」が得られます。
材質を「木」と「革」にしたのはこれが「最も癖が少ない」と判断したからです。
材質の音が再生される音にも出てきます。

価格もお手ごろに抑えていますので是非お試しください。
http://soundtrail.co.jp/index.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/757.html#c84

[リバイバル3] スピーカーの歴史 _ 何故、過去に遡る程 スピーカーもアンプも音が良くなるのか? 中川隆
11. 中川隆[-9391] koaQ7Jey 2019年6月22日 09:13:52 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3094]

サウンドトレール 店主のつぶやき
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サウンドトレール
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Mr.トレイルのオーディオ回り道
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サウンドトレール「ケーブルカタログ」
http://soundtrail.co.jp/p06.html

・販売業者: サウンドトレイル株式会社

・責任者 : 代表  錦戸 敏重


〒834-0065
福岡県八女市亀甲170-7番地

TEL:0943-24-8660 
 携帯:090-1878-1529(こちらをご利用ください)

営業時間/AM10:00〜PM5:30

定休日/木曜日


地図
https://www.google.co.jp/maps/place/%E3%80%92834-0065+%E7%A6%8F%E5%B2%A1%E7%9C%8C%E5%85%AB%E5%A5%B3%E5%B8%82%E4%BA%80%E7%94%B2%EF%BC%91%EF%BC%97%EF%BC%90%E2%88%92%EF%BC%97/@33.21935,130.531093,14z/data=!4m5!3m4!1s0x3541aee7af852b1b:0xeb18a97c68144bf6!8m2!3d33.2193603!4d130.5311334?hl=ja


注文・問い合わせ先: sound_trail@gold.ocn.ne.jp


▲△▽▼


店主プロフィール

1) 1953年 熊本県生まれ。
2) クラシック音楽が好きで18才からオーディオ遊び。
3) 25年間大手電子部品製造会社に勤務し、製造、技術、
  品質管理、管理試験等の実務を経験する。
  (トランジスター、抵抗器、タンタルコンデンサー)
4) 2004年12月 サウンドトレールの商標、意匠登録。
5) 2005年4月 サウンドトレイル株式会社を設立、
   「サウンドトレール」本格販売開始。
6) 2005年12月 シリウスケーブル(SKシリーズ) 販売開始。
7) 2006年10月 シリウスケーブル(SCシリーズ) 完成。
8) 2007年8月 シリウスケーブル(ルシファーシリーズ)完成。
9) 2010年12月 シリウスケーブル(スターシリーズ)完成。




▲△▽▼


A, オーディオの存在理由

音楽は目の前で演奏されるものを聴くのが一番だと思いますが、長時間の仕事でくたびれて帰ってきて、
「ホッ」と 一息つきたい時に心安らぐ音楽を欲しがるのは「生演奏」では得られないものが有ります。

生演奏には当たりはずれが有ります。レコードやCDや放送番組にも当たりはずれが有ります。
求める音楽と演奏と気分 が一致することは容易ではありません。

オーディオは「録音ソース」を選択して聴く事が出来る利点が有ります。自分の好きな曲を気分に応じて
好きなだけ聴 く事が出来る上に、装置のグレードを上げるに従い「音楽の作り手の領域」にも高めることが
出来るものです。

「音楽で感動を味わいたい!!」それが私のオーディオ趣味です。

B, オーディオ機器について

昨今のオーディオ機器の価格は天井知らずで、「泥沼」、「金食い虫」等の言葉で言い表されていますが、
本当にその 価値があるものならば(個人的主観)それはそれで良いと思います。

私の個人的な考えは、

  1)SPは40年前に完成している。
  2)アンプは20年前に完成している。
  3)CDP関係についてのみまだまだ発展途上

と考えています。
よって、既にアンプやSPをお持ちの方は買い替えの必要性を感じません。

現在お持ちのシステムの潜在能力は非常に大きい物が有りますが、
その能力を引き出せていないケースがほとんどです。

「潜在能力を引き出す」だけで飛躍的な「音質改善が」出来ます。
その「潜在能力」を引き出す商品を作成していきます。
自分の場合は生産者の立場になりましたが、モラルのある価格を守りたいと思います。


C, スピーカーのセッティングについて

オーディオ機器は買ってきて、そのまま接続しただけではけっして良い音では鳴ってくれません。
オーナーが愛情を持 ってセッティングや調整、選択をしてやらないと誤った機器の評価になります。

まず機器のセッティングで重要なのは「スピーカーのセッティング」です。
機器の性能を「音変換」してくれるのはSP しか有りません。
ここがなおざりにされていると機器の交換をしても本来の実力を聴き取ることは難しいでしょう。

SPのセッティングには基本的ルールがあります。

1)床面や壁面を利用するセッティング。
2)床面や壁面からの影響を排除するセッティング。
3)総合的に1)や2)の効能を利用するセッティング。

それぞれのSPのセッティングには最低5項目のチェックポイントが有ります。
個人でやられている場合2〜3項目がやっとの様に思います。

D, RCAケーブルについて


ケーブルで「伝送ロス」が起こる事を知りました。
情報量がケーブルで失われているのです。ケーブルは増幅機能は 有りませんが
「伝送ロス」はするんですね。

プラグでも「伝送ロス」は起こりますし非常に大きいものが有ります。
材質や作り方で「音質」はころころ変わります。

機器全体の音のグレードは機器やケーブルの最もネックとなる処のグレードになることです。
言い換えれば非常に良い機 器を使っていても、1箇所のケーブルや機器のために
その低いレベルのグレードになってしまうことです。

オーディオは電気製品です。電気の流れはよく「水の流れ」で説明されます。
広い水路を勢いよく流れていた水が 急に細い水路を通る場合を考えてください。
水が細い水路でせき止められ本来の水量が流れないのです。

ケーブル交換はライン全体のグレードを揃えてやらないと効果は半減以下か効果なしと
判断される場合が出てきます。近視眼的な評価では絶対に「本質」を見抜けません。

水の流れる水路=ケーブル も大変重要なキーパーソンなんです。

D,電源ケーブルについて

電源は「電気が来れば良い」ぐらいにしか考えていなかったのですが、
実際に作って比較試聴をして見ると「電源タップ」、「電源プラグ」、「IECインレットプラグ 」の
種類や材質で大きく音の表情や音質が変化します。

「電源タップ」の電源を壁コンセントの何処から取るかでも変わって来ます。
通常使っているコンセントなら常時電気が流れてさほどの変化はないでしょうが
何年も使っていないコンセントでは確実に音が劣化します。
おそらくコンセントの金具が酸化している為と考えられ使っているうちに
徐々に良くなって行くものでしょう。

一概にこれが良いとは決めてかかれない部分も有りますが、
やはりケーブルは強力なシールドを持ったものが品位が高く良いようです。
シールドの弱いケーブルからはクリアーな再生音は得られ難いようです。

ただプラグは使っている機器との相性やユーザーの好みにより使い分けた方が良さそうです。

E,SPケーブルについて

SPケーブルは「平行線」や各社から販売されているケーブルをいろいろ使ってきて感じた事は、
ケーブルのシールドを考えた物が少ないと思います。

試しにシールドが強力に施してある物を使うと「音数」や
「周波数帯域のワイド感」を味わう事が出来ます。

電源ケーブル同様「繋がって電気が流れればよい」ぐらいの感覚では良い音質は得られません。

F,ケーブル交換の効果について

ケーブルは機器と機器の間の情報を伝送します。ここで「伝送ロス」が起こったのでは
機器の潜在能力を生かせません。
ケーブルによる「伝送ロス」は「それなりに鳴らしてくれる」から判り難いです。
まずは「伝送ロス」の存在を知る事です。

使用するケーブルによって機器に電源を入れた状態で(ボリュームOFFの位置)で
「無音感」が異なります。「無音感」の静かなものほどダイナミックレンジが広いです。
これは音楽表現を支配します。良い「無音感」はシールドの強力な物ほど良いようです。

逆説的に考えれば、電気の流れる「水路の幅を大きく深く揃える事」を前提としますが、
シールドの強力なケーブルを使って揃えれば高価なアンプやCDPを買い換えたのより
遙かに確実なグレードアップができるということです。
未知の領域に足を踏み入れる感覚です。
http://soundtrail.co.jp/p14.html

▲△▽▼

< 高級 中・大型スピーカースタンドとシリウスケーブルのサウンドトレール >
http://soundtrail.co.jp/index.html
  


「サウンドトレール」をご覧いただき誠にありがとうございます。

「ソース(CD・LP等)に入っている情報をそのままSPから出す」を基本にして
音の芯がしっかり有りその周りを柔らかい音色が包み込むようなサウンドを
トレールにもシリウスケーブルにも求めています。
初心者から超スーパーマニアの方まで対応いたします。


ブログもやっていますので興味のある方は覗いて見て下さい。
「機器の試聴」・「音質改善テクニック」を中心に
毎日更新しています。
下記URLをクリックすると入れます。

「ミスター・トレイルのオーディオ回り道」

http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/


問い合わせ先  sound_trail@gold.ocn.ne.jp
                                 

お知らせ


ゴールドスターシリーズ フォノケーブル 


RCA-RCAフォノケーブル「カペラ」
価格:¥15万円/セット (1m仕様)

トドメのSPケーブル 「シリウスSP」 

シリウスSPケーブル

価格:¥30万円/2.5m仕様 4本/セット

音数・エネルギー感・余韻・周波数帯域の広さ、ダイナミックレンジの広さ等、
今までに経験した事のない素晴らしいSPケーブルです。
端末はYラグ仕様だけになります。


商品1【サウンドトレール】

「サウンドトレール」とは大型スピーカーに「高い音質」と「機動性」・「楽しみ」を
与えるキャスター付きスピーカースタンドです。

SPのセッティングを理想的な原理で具現化した商品です。
安易に模倣した商品とは「音質」が違います。

中型・小型スピーカーはもとよりアンプ台としても利用できます。

 高価なSPやアンプを購入しても、SPのセッティング一つで、良くもなり悪くもなります。
意外とSPのセッティングがサウンドを「支配」することをトレールを
使用することで [ 体感 ] 出来ます。

 「トレール」は独自の音響理論に基づき作成したデザインとキャスター(特注品)を
「インシュレーター」として使用しているところが大きな特徴です。

SPの底面に直接キャスターを使った物とは
次元の違う「品位」ある音質になります。

カタログにないトレールを作成したい場合にはお問い合わせください。
50種類以上の「特注品」で作成したモデルの紹介や「新規製作」を致します。


商品2【シリウスケーブル】


「ごく自然な音」・「さりげなく生演奏」を目指しています。

変な癖が有りませんので「スタンダードケーブル」として使用できます。
スターシリーズのケーブルになり、更に音質アップと取回し性の改善をしています。

良い(生)音は部屋を選びません。
部屋の性と思うのは「伝送ロス」が大きいからです。
ピークやディップで聴きづらいのは「伝送ロス」そのものです。

革新的な伝送能力を持ったケーブルを商品化致しました。
<シリウスケーブル>として「手作り」にこだわって製作・販売します。
手作りケーブルの素晴らしさを味わってください。

シリウスケーブルを使うと「ケーブルでこんなにも伝送ロスが有ったのか?」を認識できます。
接続するアンプやCDプレーヤーを上級機に買い換えたかの様な変化です。

無料貸し出しサービスを始めています。(RCA・XLRケーブル・SPケーブル・電源ケーブル)
送料のみの負担で是非この機会に試聴してください。

当社で試聴が出来ますので、
フルシリウスケーブルのサウンドをご自身の耳でご確認ください。

「ケーブルで音が変わる事は判っているんだけど、
色々なケーブルを試してみて満足行かなかった。」
と言うケーブル彷徨のハイエンドのユーザーの方達が
「この音だ!!」、「この質感!!」
と云ってケーブルの総入れ替えをしていただいています。

お客様の声は当HPのみでは有りません。
「サウンドトレール」で検索してお客様のHPで生のご感想を参考にしてください。
サウンドトレールでは「SPケーブル」の導入からお勧めしています。


ゴールドスターシリーズケーブル

従来のルシファーシリーズに比べ更にエネルギー感増・ワイドレンジで音数が増えています。
取回し性も含め大幅に音質アップをしています。

   

RCAケーブル  ケンタウルス           XLRケーブル  ペルセウス

価格:¥19万円/1mセット                価格:¥20万円/1mセット


   

電源ケーブル  ベラトリクス           SPケーブル  ベテルギウス

価格:¥18万円/1.5mセット                 価格:¥18万円/2.5mセット

シルバースターシリーズケーブル(改良型)


セカンドグレードですが、
従来の最高級「ルシファー」シリーズの音質を越えています。

      

RCAケーブル  ベガ           XLRケーブル  デネブ

価格:¥9万円/1mセット               価格:¥10万円/1mセット

      

電源ケーブル  アルタイル       SPケーブル  アルデバラン 

価格:¥8万円/1.5mセット              価格:8万円/2.5mセット

商品3【オリジナルスペーサー】

        
K-0903(Φ30mm H12mm) \3500円/8個セット  K-0905(Φ50mm H12mm) \4000円/8個セット

世の中に有るようで無い商品です。

塗装した木製のスペーサーの両面に贅沢にも「本革」を貼り付けた構造です。
滑り止めの効果はもちろんの事
スピーカーの場合、4隅又は3点支持で使用しますと「音離れ」が良くなります。
アンプやDAC・トランスポートの下に敷いても「制振効果」が得られます。
材質を「木」と「革」にしたのはこれが「最も癖が少ない」と判断したからです。
材質の音が再生される音にも出てきます。

価格もお手ごろに抑えていますので是非お試しください。
http://soundtrail.co.jp/index.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/858.html#c11

[リバイバル3] 音がわからないアホ・オーディオマニアが良く引用する「オーディオの科学」の何処がおかしいか 中川隆
25. 中川隆[-9390] koaQ7Jey 2019年6月22日 09:20:24 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3095]

サウンドトレール 店主のつぶやき
http://soundtrail.co.jp/p14.html

サウンドトレール
http://soundtrail.co.jp/index.html

Mr.トレイルのオーディオ回り道
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840

サウンドトレール「ケーブルカタログ」
http://soundtrail.co.jp/p06.html


・販売業者: サウンドトレイル株式会社

・責任者 : 代表  錦戸 敏重


〒834-0065
福岡県八女市亀甲170-7番地

TEL:0943-24-8660 
 携帯:090-1878-1529(こちらをご利用ください)

営業時間/AM10:00〜PM5:30

定休日/木曜日


地図
https://www.google.co.jp/maps/place/%E3%80%92834-0065+%E7%A6%8F%E5%B2%A1%E7%9C%8C%E5%85%AB%E5%A5%B3%E5%B8%82%E4%BA%80%E7%94%B2%EF%BC%91%EF%BC%97%EF%BC%90%E2%88%92%EF%BC%97/@33.21935,130.531093,14z/data=!4m5!3m4!1s0x3541aee7af852b1b:0xeb18a97c68144bf6!8m2!3d33.2193603!4d130.5311334?hl=ja


注文・問い合わせ先: sound_trail@gold.ocn.ne.jp


▲△▽▼


店主プロフィール

1) 1953年 熊本県生まれ。
2) クラシック音楽が好きで18才からオーディオ遊び。
3) 25年間大手電子部品製造会社に勤務し、製造、技術、
  品質管理、管理試験等の実務を経験する。
  (トランジスター、抵抗器、タンタルコンデンサー)
4) 2004年12月 サウンドトレールの商標、意匠登録。
5) 2005年4月 サウンドトレイル株式会社を設立、
   「サウンドトレール」本格販売開始。
6) 2005年12月 シリウスケーブル(SKシリーズ) 販売開始。
7) 2006年10月 シリウスケーブル(SCシリーズ) 完成。
8) 2007年8月 シリウスケーブル(ルシファーシリーズ)完成。
9) 2010年12月 シリウスケーブル(スターシリーズ)完成。


▲△▽▼


A, オーディオの存在理由

音楽は目の前で演奏されるものを聴くのが一番だと思いますが、長時間の仕事でくたびれて帰ってきて、
「ホッ」と 一息つきたい時に心安らぐ音楽を欲しがるのは「生演奏」では得られないものが有ります。

生演奏には当たりはずれが有ります。レコードやCDや放送番組にも当たりはずれが有ります。
求める音楽と演奏と気分 が一致することは容易ではありません。

オーディオは「録音ソース」を選択して聴く事が出来る利点が有ります。自分の好きな曲を気分に応じて
好きなだけ聴 く事が出来る上に、装置のグレードを上げるに従い「音楽の作り手の領域」にも高めることが
出来るものです。

「音楽で感動を味わいたい!!」それが私のオーディオ趣味です。


B, オーディオ機器について

昨今のオーディオ機器の価格は天井知らずで、「泥沼」、「金食い虫」等の言葉で言い表されていますが、
本当にその 価値があるものならば(個人的主観)それはそれで良いと思います。

私の個人的な考えは、

  1)SPは40年前に完成している。
  2)アンプは20年前に完成している。
  3)CDP関係についてのみまだまだ発展途上

と考えています。
よって、既にアンプやSPをお持ちの方は買い替えの必要性を感じません。

現在お持ちのシステムの潜在能力は非常に大きい物が有りますが、
その能力を引き出せていないケースがほとんどです。

「潜在能力を引き出す」だけで飛躍的な「音質改善が」出来ます。
その「潜在能力」を引き出す商品を作成していきます。
自分の場合は生産者の立場になりましたが、モラルのある価格を守りたいと思います。


C, スピーカーのセッティングについて

オーディオ機器は買ってきて、そのまま接続しただけではけっして良い音では鳴ってくれません。
オーナーが愛情を持 ってセッティングや調整、選択をしてやらないと誤った機器の評価になります。

まず機器のセッティングで重要なのは「スピーカーのセッティング」です。
機器の性能を「音変換」してくれるのはSP しか有りません。
ここがなおざりにされていると機器の交換をしても本来の実力を聴き取ることは難しいでしょう。

SPのセッティングには基本的ルールがあります。

1)床面や壁面を利用するセッティング。
2)床面や壁面からの影響を排除するセッティング。
3)総合的に1)や2)の効能を利用するセッティング。

それぞれのSPのセッティングには最低5項目のチェックポイントが有ります。
個人でやられている場合2〜3項目がやっとの様に思います。


D, RCAケーブルについて


ケーブルで「伝送ロス」が起こる事を知りました。
情報量がケーブルで失われているのです。ケーブルは増幅機能は 有りませんが
「伝送ロス」はするんですね。

プラグでも「伝送ロス」は起こりますし非常に大きいものが有ります。
材質や作り方で「音質」はころころ変わります。

機器全体の音のグレードは機器やケーブルの最もネックとなる処のグレードになることです。
言い換えれば非常に良い機 器を使っていても、1箇所のケーブルや機器のために
その低いレベルのグレードになってしまうことです。

オーディオは電気製品です。電気の流れはよく「水の流れ」で説明されます。
広い水路を勢いよく流れていた水が 急に細い水路を通る場合を考えてください。
水が細い水路でせき止められ本来の水量が流れないのです。

ケーブル交換はライン全体のグレードを揃えてやらないと効果は半減以下か効果なしと
判断される場合が出てきます。近視眼的な評価では絶対に「本質」を見抜けません。

水の流れる水路=ケーブル も大変重要なキーパーソンなんです。


D,電源ケーブルについて

電源は「電気が来れば良い」ぐらいにしか考えていなかったのですが、
実際に作って比較試聴をして見ると「電源タップ」、「電源プラグ」、「IECインレットプラグ 」の
種類や材質で大きく音の表情や音質が変化します。

「電源タップ」の電源を壁コンセントの何処から取るかでも変わって来ます。
通常使っているコンセントなら常時電気が流れてさほどの変化はないでしょうが
何年も使っていないコンセントでは確実に音が劣化します。
おそらくコンセントの金具が酸化している為と考えられ使っているうちに
徐々に良くなって行くものでしょう。

一概にこれが良いとは決めてかかれない部分も有りますが、
やはりケーブルは強力なシールドを持ったものが品位が高く良いようです。
シールドの弱いケーブルからはクリアーな再生音は得られ難いようです。

ただプラグは使っている機器との相性やユーザーの好みにより使い分けた方が良さそうです。


E,SPケーブルについて

SPケーブルは「平行線」や各社から販売されているケーブルをいろいろ使ってきて感じた事は、
ケーブルのシールドを考えた物が少ないと思います。

試しにシールドが強力に施してある物を使うと「音数」や
「周波数帯域のワイド感」を味わう事が出来ます。

電源ケーブル同様「繋がって電気が流れればよい」ぐらいの感覚では良い音質は得られません。


F,ケーブル交換の効果について

ケーブルは機器と機器の間の情報を伝送します。ここで「伝送ロス」が起こったのでは
機器の潜在能力を生かせません。
ケーブルによる「伝送ロス」は「それなりに鳴らしてくれる」から判り難いです。
まずは「伝送ロス」の存在を知る事です。

使用するケーブルによって機器に電源を入れた状態で(ボリュームOFFの位置)で
「無音感」が異なります。「無音感」の静かなものほどダイナミックレンジが広いです。
これは音楽表現を支配します。良い「無音感」はシールドの強力な物ほど良いようです。

逆説的に考えれば、電気の流れる「水路の幅を大きく深く揃える事」を前提としますが、
シールドの強力なケーブルを使って揃えれば高価なアンプやCDPを買い換えたのより
遙かに確実なグレードアップができるということです。
未知の領域に足を踏み入れる感覚です。
http://soundtrail.co.jp/p14.html


▲△▽▼


< 高級 中・大型スピーカースタンドとシリウスケーブルのサウンドトレール >
http://soundtrail.co.jp/index.html
  


「サウンドトレール」をご覧いただき誠にありがとうございます。

「ソース(CD・LP等)に入っている情報をそのままSPから出す」を基本にして
音の芯がしっかり有りその周りを柔らかい音色が包み込むようなサウンドを
トレールにもシリウスケーブルにも求めています。
初心者から超スーパーマニアの方まで対応いたします。


ブログもやっていますので興味のある方は覗いて見て下さい。
「機器の試聴」・「音質改善テクニック」を中心に
毎日更新しています。
下記URLをクリックすると入れます。

「ミスター・トレイルのオーディオ回り道」

http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/


問い合わせ先  sound_trail@gold.ocn.ne.jp
                                 


お知らせ


ゴールドスターシリーズ フォノケーブル 


RCA-RCAフォノケーブル「カペラ」
価格:¥15万円/セット (1m仕様)


トドメのSPケーブル 「シリウスSP」 


シリウスSPケーブル

価格:¥30万円/2.5m仕様 4本/セット

音数・エネルギー感・余韻・周波数帯域の広さ、ダイナミックレンジの広さ等、
今までに経験した事のない素晴らしいSPケーブルです。
端末はYラグ仕様だけになります。


商品1【サウンドトレール】


「サウンドトレール」とは大型スピーカーに「高い音質」と「機動性」・「楽しみ」を
与えるキャスター付きスピーカースタンドです。

SPのセッティングを理想的な原理で具現化した商品です。
安易に模倣した商品とは「音質」が違います。

中型・小型スピーカーはもとよりアンプ台としても利用できます。

 高価なSPやアンプを購入しても、SPのセッティング一つで、良くもなり悪くもなります。
意外とSPのセッティングがサウンドを「支配」することをトレールを
使用することで [ 体感 ] 出来ます。

 「トレール」は独自の音響理論に基づき作成したデザインとキャスター(特注品)を
「インシュレーター」として使用しているところが大きな特徴です。

SPの底面に直接キャスターを使った物とは
次元の違う「品位」ある音質になります。

カタログにないトレールを作成したい場合にはお問い合わせください。
50種類以上の「特注品」で作成したモデルの紹介や「新規製作」を致します。


商品2【シリウスケーブル】


「ごく自然な音」・「さりげなく生演奏」を目指しています。

変な癖が有りませんので「スタンダードケーブル」として使用できます。
スターシリーズのケーブルになり、更に音質アップと取回し性の改善をしています。

良い(生)音は部屋を選びません。
部屋の性と思うのは「伝送ロス」が大きいからです。
ピークやディップで聴きづらいのは「伝送ロス」そのものです。

革新的な伝送能力を持ったケーブルを商品化致しました。
<シリウスケーブル>として「手作り」にこだわって製作・販売します。
手作りケーブルの素晴らしさを味わってください。

シリウスケーブルを使うと「ケーブルでこんなにも伝送ロスが有ったのか?」を認識できます。
接続するアンプやCDプレーヤーを上級機に買い換えたかの様な変化です。

無料貸し出しサービスを始めています。(RCA・XLRケーブル・SPケーブル・電源ケーブル)
送料のみの負担で是非この機会に試聴してください。

当社で試聴が出来ますので、
フルシリウスケーブルのサウンドをご自身の耳でご確認ください。

「ケーブルで音が変わる事は判っているんだけど、
色々なケーブルを試してみて満足行かなかった。」
と言うケーブル彷徨のハイエンドのユーザーの方達が
「この音だ!!」、「この質感!!」
と云ってケーブルの総入れ替えをしていただいています。

お客様の声は当HPのみでは有りません。
「サウンドトレール」で検索してお客様のHPで生のご感想を参考にしてください。
サウンドトレールでは「SPケーブル」の導入からお勧めしています。


ゴールドスターシリーズケーブル


従来のルシファーシリーズに比べ更にエネルギー感増・ワイドレンジで音数が増えています。
取回し性も含め大幅に音質アップをしています。

   

RCAケーブル  ケンタウルス           XLRケーブル  ペルセウス

価格:¥19万円/1mセット                価格:¥20万円/1mセット


   

電源ケーブル  ベラトリクス           SPケーブル  ベテルギウス

価格:¥18万円/1.5mセット                 価格:¥18万円/2.5mセット


シルバースターシリーズケーブル(改良型)


セカンドグレードですが、
従来の最高級「ルシファー」シリーズの音質を越えています。

      

RCAケーブル  ベガ           XLRケーブル  デネブ

価格:¥9万円/1mセット               価格:¥10万円/1mセット

      

電源ケーブル  アルタイル       SPケーブル  アルデバラン 

価格:¥8万円/1.5mセット              価格:8万円/2.5mセット

商品3【オリジナルスペーサー】

        
K-0903(Φ30mm H12mm) \3500円/8個セット  K-0905(Φ50mm H12mm) \4000円/8個セット

世の中に有るようで無い商品です。

塗装した木製のスペーサーの両面に贅沢にも「本革」を貼り付けた構造です。
滑り止めの効果はもちろんの事
スピーカーの場合、4隅又は3点支持で使用しますと「音離れ」が良くなります。
アンプやDAC・トランスポートの下に敷いても「制振効果」が得られます。
材質を「木」と「革」にしたのはこれが「最も癖が少ない」と判断したからです。
材質の音が再生される音にも出てきます。

価格もお手ごろに抑えていますので是非お試しください。
http://soundtrail.co.jp/index.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/881.html#c25

[リバイバル3] 音がわからないアホ・オーディオマニアが良く引用する「オーディオの科学」の何処がおかしいか 中川隆
26. 中川隆[-9389] koaQ7Jey 2019年6月22日 09:41:45 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3096]

トレイル仕様 SP の紹介
http://soundtrail.co.jp/p04.html


1. トレイル仕様(Trail仕様) SPとは?

     「伝送ロスの極小化」を具現化したスピーカーです。

     基本となるスピーカーは既存のメーカー製を使っていますが、
     その潜在能力を引き出す為に「伝送ロスの極小化対策」を施しています。

  2、具体的にはどんな事を対策して有るのか?

     1)内部配線材の交換・・・SPによって使える線材が変わります。
                     @シリウス ブルー配線
                     Aシリウス 化け物配線
                     Bシリウス ルシファー配線
                     Cシリウス シルバースター配線
                     Dシリウス ゴールドスター配線

                     数字が大きくなるほどより高音質になります。
                      ルシファー配線が最高級です。

     2)ネットワーク・・・基本的に回路はそのままで触りません。
                 内部配線が交換可能なら上述@〜Bまでの配線で交換します。


     3)SPユニット・・・基本的にユニットへの改造はしません。(復元可能な対策)
                @ウーハーのモール線とSPターミナル間の半田の入れ替え
                Aコンプレッションドライバーのダイアフラムへの配線交換

  3、どんな音質になるのか?

     1)伝送ロスを極小化させると「音数の増大」、「SN比の向上」、「周波数帯域の拡大」等の改善
     2)小音量でも「音痩せ」のないサウンドになり、大音量でも「うるささ・きつさ」の少ないサウンドに変化します。
     3)結果的にオリジナルSPの持っている音質・音色の延長線上で最高クラスの音質を獲得。
     4)市販されているメーカー製のSPのサウンドとは一線を画す高音質になります。

  4.トレイル仕様のスピーカーはいつでも有るのか?

      基本的に「店主の趣味」で作っているので、「一品モノ」になります。
      売れ切れましたら次のSPは何になるか判りません。
      当社に来ていただいて「試聴」していただく事をお勧めします。


  5、特注仕様でお手持ちのスピーカーを「トレイル仕様」にする事が出来る場合が有ります。
      トレイル仕様に出来るSPと出来ないSPがございます。
      基本的に「リアバッフル」が開くSPはトレイル仕様に出来ます。

      トレイル仕様のスピーカーへの改造依頼の場合の金額目安は?

      1)小型シングルコーンSP・・・¥5万円/セット・・・B4サイズぐらいまで
      2)中型シングルコーンSP・・・¥10万円/セット・・・SP-LE8Tクラス
      3)中型マルチウェイSP・・・・¥15万円/セット・・・ハーベスHL クラス
      4)大型同軸ユニットSP・・・¥20万円/セット・・・ALTEC#620Aクラス・・・・タンノイは不可。
      5)大型3ウェイSP・・・・・・・¥25万円/セット・・・JBL#4333クラス
      6)上述クラスに該当しない場合は価格はご相談で決めます。

       (料金のほとんどがケーブル代です)


…………………・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 【商品の案内】


  【A】 ALTEC#620AモニターSP スペシャル仕様

        販売価格:SOLD OUT


     

        

         

     


    

    【基本ユニットの説明】
 
            1)エンクロージャー・・・ALTEC純正箱
            2)ユニット・・・・・・・・・・ALTEC#604-8Gを604E仕様に変更。
                          ウーハーコーン紙・・・・・・604E用(16Ω仕様)に張替済
                          中高音用ダイアフラム・・・604E用(16Ω仕様)に交換済み
                          ネットワーク・・・・・・・・・・604E用ネットワークに換装済(16Ω仕様)
            3)サランネット・・・・・・張替をしています。

    【仕様説明】

           内部配線は「ゴールドスター仕様」になります。
           ダイアフラム内の配線もシルバースターになります。
           SP端子もフルテック製の最高級仕様に交換済み。
           現在有るスキルの最高峰を注ぎ込んで作成しました。

           長年JBL#4343を使って来ましたが、このSPの前では「単なる音が出ている」ぐらいにしか
           感じる事が出来なくなり処分しました。

           「音楽性の高さ」をご体験ください。

          ※ALTEC#620Aをはじめ604系のユニットを使ったTrail仕様のSPの作成は
            今回で6セット目です。
            十分に経験を積んでいますので安心してお使いいただけます。


  【B】 スペンドール BC‐USP

        販売価格:SOLD OU

     


    


    【仕様説明】

            SP端子はフルテック製最高級ロジウムメッキ品に交換済み。

            このSPは「趣味」で「ルシファー配線」で作ったものですが(一般的には作る事が難しい)
            JBLとはまた違った英国の音色でエネルギー感を出してくれます。

            元々「音楽表現」の上手いSPにエネルギー感が付加されますと
            サブスピーカーではなくなります。

            38cmクラスのSPと対等なメインSPとしてお使いいただけます。
http://soundtrail.co.jp/p04.html

▲△▽▼

  当社モニターシステム 
http://soundtrail.co.jp/p08.html


 モニターシステム情 報

            「艶が有って」・「香るような音」・「漂うような音」を目指しています。
            それでいて「生演奏の雰囲気」を持っています。
            
            当社のシステムは日々進化しています。
            以前お見えになられた時よりはるかに進化しています。

            全てのシステムやユニットに至るまで「使いこなしのテクニック」や
            潜在能力を引き出す「工夫」を施しています。

            2010.05より「パワータップ正規品」を導入により大幅な音質アップを獲得しています。
            日々の更新の中で「使用機器」と「写真」が合わなくなっている場合が有ります。


   最終更新日【 2015.11.09】


 1)JBL オリンパス 7SPユニット 3ウェイ マルチアンプシステム  
                       (バスレフ箱)(7.5畳間)


     


     SP
      ウーハー   :LE15A16Ω(シングル)・・・SN#1000番台
      ミッド     : #375+HL88 (蜂の巣)+ハイルドライバー
      ハイ      : LE85+#2305(小型蜂の巣)+#2405+リンホフスタンド
                 DECCAツィーター + ビクターリボンスーパーツィーター

     CDT        : スチューダー A730 (マスタークロック換装)+水平化無垢材ケース+FXヒューズ1/6本+117V化
     クロック      : Digidesign Pro SYNC
    マスタークロック  : ルビジウムクロック自作品+RCAケーブル(ケンタウルス)RCA→BNC変換プラグ使用
     DAC       : Cello DA-8.1/PS-8 +FXヒューズ2/3本
    ライントランス   : サウンドトレール ST-X1 (WE15A)    
    チューナー     :SONY ST-5000F
               :トリオ KT-8300
    オープンデッキ   :TEAC  A-7400RX(2TR38)
               :TEAC X-10(4TR19)
     DATデッキ    :パナソニック SV-4100
                パナソニック SV-3700×2セット


    プリ        : アキュフェーズ C-290 +FXヒューズ
    チャンデバ    : アキュフェーズ F-25V (FB-500・FB-7000)+FXヒューズ

     Lパワー     :  マーク・レビンソン No431 +FXヒューズ 3本 
     Mパワー     : SuperTrail仕様 3B252Bシングルステレオアンプ(10W/ch) +FXヒューズ
     Hパワー     : SuperTrail仕様 GE6550シングルアンプ1号 +FXヒューズ

   ラインケーブル   : ペルセウス×1セット ケンタウロス×2セット
   電源ケーブル    : べラトリクス×6セット
   電源タップ      : サウンドトレール  (プリ系)100Vパワータップ×1セット (ゴールドスター仕様)1000W
                 サウンドトレール  (パワー系)100Vパワータップ×2セット (ゴールドスター仕様)1000W
                 サウンドトレール  (CDP系)117Vパワータップ×1セット (ゴールドスター仕様)500W

   SPケーブル          : シリウスSP
  SP箱内及びユニット配線  : シリウスSP

    2TR38オープンデッキで「音源」の差に付いて勉強を始めました。
    その次はFMチューナーでエアーチェックに再トライです。

   
    

  2)サンスイ SP-707J 7SPユニット 3ウェイ ネットワークシステム
               (バックロードホーン箱)(10畳間)

       

   

    SP
      ウーハー      : D130 16Ωフィックスドエッジ
      ミッド        : #375+H5039+ゴールドウィング+ハイルドライバー
      ハイ        : #175DLH(小型蜂の巣)+#2405
                  +デッカスーパーツィーター(マーク・レビンソン仕様)
                  +ビクターリボンツィーター
      ネットワーク    : JBL N500 + #3105(SuperTrail仕様)
      SP内配線     : シリウスSP

    CDP           :  EMT#981+FXヒューズ
    DAC           :  STELLAVOX ST-2 96KHz/24bit+FXヒューズ
    クロック         : Digidesign Pro SYNC
    マスタークロック    : ルビジウムクロック自作品+RCAケーブル(ケンタウルス)RCA→BNC変換プラグ使用
    ライントランス     :  サウンドトレール ST-X2
    プリアンプ       :  自作 C22回路管球プリ1号 (12AX7×6本)(SuperTrail仕様)+FXヒューズ
                          フォノ用昇圧トランス内蔵(パートリッジ製)
                       (予備機:自作 CR-1000 (SuperTrail仕様))
    パワーアンプ      :  WE101Dppステレオアンプ-2号(1.35W/ch)SuperTrail仕様+FXヒューズ
                    予備機: WE101Dppステレオアンプ-1号 (1.0W/ch)
                   
    AD            :  マイクロ:BL101L+SME3012R+SPU Reference G+Y31氏特注砲金シート+純毛マット
    フォノケーブル      : サウンドトレール 特製ゴールドスターシリーズ RCAフォノケーブル×2セット
    XLRケーブル      : ペルセウス×3セット


    電源ケーブル      : ベラトリクス×4セット
    電源タップ        : サウンドトレール 100Vパワータップ Trail仕様(正規品)
                  : サウンドトレール 117Vパワータップ Trail仕様(正規品)500W仕様


    SPケーブル       : シリウスSP

     サウンドトレンド:静かに音楽を楽しむシステム。
               非常に明確な音でいて威圧的な音がなく、漂うような質感が特徴。
               音がしっとりしていて揺らぎます。弦楽器の再生が出色。

     1)ネットワーク方式でフルマルチアンプのシステムのサウンドと肩を並べます。
     2)クラシックからJAZZ・ボーカルと音楽の種類を選びません。
     3)録音の「音場」が透けて聴こえます。ステージの配置が見えます。
     4)トレールと併用すると「音が弾む」、「響きがナチュラル」で長時間聴いて疲れません。
     5)弦楽器の質感は特筆できるレベルです。
     6)2010.11.03 オールゴールドスター化完了により更に音楽表現力を高めています。

  3)JBL#4311 3ウェイシステム他サブシステム
  
  

    SPシステム:
      1)JBL #4311 (SuperTrail仕様)
      2)JBL D208+フィリップスT8 自作アセンブリーシステム (SuperTrail仕様)
      3)JBL  A820 ヴェッキオ (SuperTrail化)

     CDP   :SONY CDP-D500
    チューナー :SONY ST-1510D
    プリアンプ : 自作管球プリ2号 (SuperTrail仕様)
             サトリ ミニプリ PRE-7610 (自作改造 簡易SuperTrail仕様)
    パワーアンプ:SONY SRP-P2070 ×2台
             サトリ ミニパワー AMP-7511M (自作改造 簡易SuperTrail仕様) 


   SP箱内配線交換(SuperTrail化)はメインシステムに施した音質対策を
   ミニSPやブックシェルフタイプSPにダウンサイジングさせて、
   小型でも高音質のSPシステムに生まれ変わらせています。
http://soundtrail.co.jp/p08.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/881.html#c26

[リバイバル3] ケーブル(電線)の世界 中川隆
85. 中川隆[-9388] koaQ7Jey 2019年6月22日 09:43:27 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3097]

トレイル仕様 SP の紹介
http://soundtrail.co.jp/p04.html


1. トレイル仕様(Trail仕様) SPとは?

     「伝送ロスの極小化」を具現化したスピーカーです。

     基本となるスピーカーは既存のメーカー製を使っていますが、
     その潜在能力を引き出す為に「伝送ロスの極小化対策」を施しています。

  2、具体的にはどんな事を対策して有るのか?

     1)内部配線材の交換・・・SPによって使える線材が変わります。
                     @シリウス ブルー配線
                     Aシリウス 化け物配線
                     Bシリウス ルシファー配線
                     Cシリウス シルバースター配線
                     Dシリウス ゴールドスター配線

                     数字が大きくなるほどより高音質になります。
                      ルシファー配線が最高級です。

     2)ネットワーク・・・基本的に回路はそのままで触りません。
                 内部配線が交換可能なら上述@〜Bまでの配線で交換します。


     3)SPユニット・・・基本的にユニットへの改造はしません。(復元可能な対策)
                @ウーハーのモール線とSPターミナル間の半田の入れ替え
                Aコンプレッションドライバーのダイアフラムへの配線交換

  3、どんな音質になるのか?

     1)伝送ロスを極小化させると「音数の増大」、「SN比の向上」、「周波数帯域の拡大」等の改善
     2)小音量でも「音痩せ」のないサウンドになり、大音量でも「うるささ・きつさ」の少ないサウンドに変化します。
     3)結果的にオリジナルSPの持っている音質・音色の延長線上で最高クラスの音質を獲得。
     4)市販されているメーカー製のSPのサウンドとは一線を画す高音質になります。

  4.トレイル仕様のスピーカーはいつでも有るのか?

      基本的に「店主の趣味」で作っているので、「一品モノ」になります。
      売れ切れましたら次のSPは何になるか判りません。
      当社に来ていただいて「試聴」していただく事をお勧めします。


  5、特注仕様でお手持ちのスピーカーを「トレイル仕様」にする事が出来る場合が有ります。
      トレイル仕様に出来るSPと出来ないSPがございます。
      基本的に「リアバッフル」が開くSPはトレイル仕様に出来ます。

      トレイル仕様のスピーカーへの改造依頼の場合の金額目安は?

      1)小型シングルコーンSP・・・¥5万円/セット・・・B4サイズぐらいまで
      2)中型シングルコーンSP・・・¥10万円/セット・・・SP-LE8Tクラス
      3)中型マルチウェイSP・・・・¥15万円/セット・・・ハーベスHL クラス
      4)大型同軸ユニットSP・・・¥20万円/セット・・・ALTEC#620Aクラス・・・・タンノイは不可。
      5)大型3ウェイSP・・・・・・・¥25万円/セット・・・JBL#4333クラス
      6)上述クラスに該当しない場合は価格はご相談で決めます。

       (料金のほとんどがケーブル代です)


…………………・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 【商品の案内】


  【A】 ALTEC#620AモニターSP スペシャル仕様

        販売価格:SOLD OUT


     

        

         

     


    

    【基本ユニットの説明】
 
            1)エンクロージャー・・・ALTEC純正箱
            2)ユニット・・・・・・・・・・ALTEC#604-8Gを604E仕様に変更。
                          ウーハーコーン紙・・・・・・604E用(16Ω仕様)に張替済
                          中高音用ダイアフラム・・・604E用(16Ω仕様)に交換済み
                          ネットワーク・・・・・・・・・・604E用ネットワークに換装済(16Ω仕様)
            3)サランネット・・・・・・張替をしています。

    【仕様説明】

           内部配線は「ゴールドスター仕様」になります。
           ダイアフラム内の配線もシルバースターになります。
           SP端子もフルテック製の最高級仕様に交換済み。
           現在有るスキルの最高峰を注ぎ込んで作成しました。

           長年JBL#4343を使って来ましたが、このSPの前では「単なる音が出ている」ぐらいにしか
           感じる事が出来なくなり処分しました。

           「音楽性の高さ」をご体験ください。

          ※ALTEC#620Aをはじめ604系のユニットを使ったTrail仕様のSPの作成は
            今回で6セット目です。
            十分に経験を積んでいますので安心してお使いいただけます。


  【B】 スペンドール BC‐USP

        販売価格:SOLD OU

     


    


    【仕様説明】

            SP端子はフルテック製最高級ロジウムメッキ品に交換済み。

            このSPは「趣味」で「ルシファー配線」で作ったものですが(一般的には作る事が難しい)
            JBLとはまた違った英国の音色でエネルギー感を出してくれます。

            元々「音楽表現」の上手いSPにエネルギー感が付加されますと
            サブスピーカーではなくなります。

            38cmクラスのSPと対等なメインSPとしてお使いいただけます。
http://soundtrail.co.jp/p04.html

▲△▽▼

  当社モニターシステム 
http://soundtrail.co.jp/p08.html


 モニターシステム情 報

            「艶が有って」・「香るような音」・「漂うような音」を目指しています。
            それでいて「生演奏の雰囲気」を持っています。
            
            当社のシステムは日々進化しています。
            以前お見えになられた時よりはるかに進化しています。

            全てのシステムやユニットに至るまで「使いこなしのテクニック」や
            潜在能力を引き出す「工夫」を施しています。

            2010.05より「パワータップ正規品」を導入により大幅な音質アップを獲得しています。
            日々の更新の中で「使用機器」と「写真」が合わなくなっている場合が有ります。


   最終更新日【 2015.11.09】


 1)JBL オリンパス 7SPユニット 3ウェイ マルチアンプシステム  
                       (バスレフ箱)(7.5畳間)


     SP
      ウーハー   :LE15A16Ω(シングル)・・・SN#1000番台
      ミッド     : #375+HL88 (蜂の巣)+ハイルドライバー
      ハイ      : LE85+#2305(小型蜂の巣)+#2405+リンホフスタンド
                 DECCAツィーター + ビクターリボンスーパーツィーター

     CDT        : スチューダー A730 (マスタークロック換装)+水平化無垢材ケース+FXヒューズ1/6本+117V化
     クロック      : Digidesign Pro SYNC
    マスタークロック  : ルビジウムクロック自作品+RCAケーブル(ケンタウルス)RCA→BNC変換プラグ使用
     DAC       : Cello DA-8.1/PS-8 +FXヒューズ2/3本
    ライントランス   : サウンドトレール ST-X1 (WE15A)    
    チューナー     :SONY ST-5000F
               :トリオ KT-8300
    オープンデッキ   :TEAC  A-7400RX(2TR38)
               :TEAC X-10(4TR19)
     DATデッキ    :パナソニック SV-4100
                パナソニック SV-3700×2セット


    プリ        : アキュフェーズ C-290 +FXヒューズ
    チャンデバ    : アキュフェーズ F-25V (FB-500・FB-7000)+FXヒューズ

     Lパワー     :  マーク・レビンソン No431 +FXヒューズ 3本 
     Mパワー     : SuperTrail仕様 3B252Bシングルステレオアンプ(10W/ch) +FXヒューズ
     Hパワー     : SuperTrail仕様 GE6550シングルアンプ1号 +FXヒューズ

   ラインケーブル   : ペルセウス×1セット ケンタウロス×2セット
   電源ケーブル    : べラトリクス×6セット
   電源タップ      : サウンドトレール  (プリ系)100Vパワータップ×1セット (ゴールドスター仕様)1000W
                 サウンドトレール  (パワー系)100Vパワータップ×2セット (ゴールドスター仕様)1000W
                 サウンドトレール  (CDP系)117Vパワータップ×1セット (ゴールドスター仕様)500W

   SPケーブル          : シリウスSP
  SP箱内及びユニット配線  : シリウスSP

    2TR38オープンデッキで「音源」の差に付いて勉強を始めました。
    その次はFMチューナーでエアーチェックに再トライです。

   
    

  2)サンスイ SP-707J 7SPユニット 3ウェイ ネットワークシステム
               (バックロードホーン箱)(10畳間)     
   

    SP
      ウーハー      : D130 16Ωフィックスドエッジ
      ミッド        : #375+H5039+ゴールドウィング+ハイルドライバー
      ハイ        : #175DLH(小型蜂の巣)+#2405
                  +デッカスーパーツィーター(マーク・レビンソン仕様)
                  +ビクターリボンツィーター
      ネットワーク    : JBL N500 + #3105(SuperTrail仕様)
      SP内配線     : シリウスSP

    CDP           :  EMT#981+FXヒューズ
    DAC           :  STELLAVOX ST-2 96KHz/24bit+FXヒューズ
    クロック         : Digidesign Pro SYNC
    マスタークロック    : ルビジウムクロック自作品+RCAケーブル(ケンタウルス)RCA→BNC変換プラグ使用
    ライントランス     :  サウンドトレール ST-X2
    プリアンプ       :  自作 C22回路管球プリ1号 (12AX7×6本)(SuperTrail仕様)+FXヒューズ
                          フォノ用昇圧トランス内蔵(パートリッジ製)
                       (予備機:自作 CR-1000 (SuperTrail仕様))
    パワーアンプ      :  WE101Dppステレオアンプ-2号(1.35W/ch)SuperTrail仕様+FXヒューズ
                    予備機: WE101Dppステレオアンプ-1号 (1.0W/ch)
                   
    AD            :  マイクロ:BL101L+SME3012R+SPU Reference G+Y31氏特注砲金シート+純毛マット
    フォノケーブル      : サウンドトレール 特製ゴールドスターシリーズ RCAフォノケーブル×2セット
    XLRケーブル      : ペルセウス×3セット


    電源ケーブル      : ベラトリクス×4セット
    電源タップ        : サウンドトレール 100Vパワータップ Trail仕様(正規品)
                  : サウンドトレール 117Vパワータップ Trail仕様(正規品)500W仕様


    SPケーブル       : シリウスSP

     サウンドトレンド:静かに音楽を楽しむシステム。
               非常に明確な音でいて威圧的な音がなく、漂うような質感が特徴。
               音がしっとりしていて揺らぎます。弦楽器の再生が出色。

     1)ネットワーク方式でフルマルチアンプのシステムのサウンドと肩を並べます。
     2)クラシックからJAZZ・ボーカルと音楽の種類を選びません。
     3)録音の「音場」が透けて聴こえます。ステージの配置が見えます。
     4)トレールと併用すると「音が弾む」、「響きがナチュラル」で長時間聴いて疲れません。
     5)弦楽器の質感は特筆できるレベルです。
     6)2010.11.03 オールゴールドスター化完了により更に音楽表現力を高めています。


  3)JBL#4311 3ウェイシステム他サブシステム  

    SPシステム:
      1)JBL #4311 (SuperTrail仕様)
      2)JBL D208+フィリップスT8 自作アセンブリーシステム (SuperTrail仕様)
      3)JBL  A820 ヴェッキオ (SuperTrail化)

     CDP   :SONY CDP-D500
    チューナー :SONY ST-1510D
    プリアンプ : 自作管球プリ2号 (SuperTrail仕様)
             サトリ ミニプリ PRE-7610 (自作改造 簡易SuperTrail仕様)
    パワーアンプ:SONY SRP-P2070 ×2台
             サトリ ミニパワー AMP-7511M (自作改造 簡易SuperTrail仕様) 


   SP箱内配線交換(SuperTrail化)はメインシステムに施した音質対策を
   ミニSPやブックシェルフタイプSPにダウンサイジングさせて、
   小型でも高音質のSPシステムに生まれ変わらせています。
http://soundtrail.co.jp/p08.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/757.html#c85

[リバイバル3] サウンドトレール _ 中・大型スピーカー向けリスニング用キャスター付きスピーカースタンド 中川隆
1. 中川隆[-9387] koaQ7Jey 2019年6月22日 10:14:01 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3098]
サウンドトレール 店主のつぶやき
http://soundtrail.co.jp/p14.html

店主プロフィール

1) 1953年 熊本県生まれ。
2) クラシック音楽が好きで18才からオーディオ遊び。
3) 25年間大手電子部品製造会社に勤務し、製造、技術、
  品質管理、管理試験等の実務を経験する。
  (トランジスター、抵抗器、タンタルコンデンサー)
4) 2004年12月 サウンドトレールの商標、意匠登録。
5) 2005年4月 サウンドトレイル株式会社を設立、
   「サウンドトレール」本格販売開始。
6) 2005年12月 シリウスケーブル(SKシリーズ) 販売開始。
7) 2006年10月 シリウスケーブル(SCシリーズ) 完成。
8) 2007年8月 シリウスケーブル(ルシファーシリーズ)完成。
9) 2010年12月 シリウスケーブル(スターシリーズ)完成。


▲△▽▼


A, オーディオの存在理由

音楽は目の前で演奏されるものを聴くのが一番だと思いますが、長時間の仕事でくたびれて帰ってきて、
「ホッ」と 一息つきたい時に心安らぐ音楽を欲しがるのは「生演奏」では得られないものが有ります。

生演奏には当たりはずれが有ります。レコードやCDや放送番組にも当たりはずれが有ります。
求める音楽と演奏と気分 が一致することは容易ではありません。

オーディオは「録音ソース」を選択して聴く事が出来る利点が有ります。自分の好きな曲を気分に応じて
好きなだけ聴 く事が出来る上に、装置のグレードを上げるに従い「音楽の作り手の領域」にも高めることが
出来るものです。

「音楽で感動を味わいたい!!」それが私のオーディオ趣味です。

B, オーディオ機器について

昨今のオーディオ機器の価格は天井知らずで、「泥沼」、「金食い虫」等の言葉で言い表されていますが、
本当にその 価値があるものならば(個人的主観)それはそれで良いと思います。

私の個人的な考えは、
  1)SPは40年前に完成している。
  2)アンプは20年前に完成している。
  3)CDP関係についてのみまだまだ発展途上

と考えています。
よって、既にアンプやSPをお持ちの方は買い替えの必要性を感じません。

現在お持ちのシステムの潜在能力は非常に大きい物が有りますが、
その能力を引き出せていないケースがほとんどです。

「潜在能力を引き出す」だけで飛躍的な「音質改善が」出来ます。
その「潜在能力」を引き出す商品を作成していきます。
自分の場合は生産者の立場になりましたが、モラルのある価格を守りたいと思います。


C, スピーカーのセッティングについて

オーディオ機器は買ってきて、そのまま接続しただけではけっして良い音では鳴ってくれません。
オーナーが愛情を持 ってセッティングや調整、選択をしてやらないと誤った機器の評価になります。

まず機器のセッティングで重要なのは「スピーカーのセッティング」です。
機器の性能を「音変換」してくれるのはSP しか有りません。
ここがなおざりにされていると機器の交換をしても本来の実力を聴き取ることは難しいでしょう。

SPのセッティングには基本的ルールがあります。

1)床面や壁面を利用するセッティング。
2)床面や壁面からの影響を排除するセッティング。
3)総合的に1)や2)の効能を利用するセッティング。

それぞれのSPのセッティングには最低5項目のチェックポイントが有ります。
個人でやられている場合2〜3項目がやっとの様に思います。


D, RCAケーブルについて


ケーブルで「伝送ロス」が起こる事を知りました。
情報量がケーブルで失われているのです。ケーブルは増幅機能は 有りませんが
「伝送ロス」はするんですね。

プラグでも「伝送ロス」は起こりますし非常に大きいものが有ります。
材質や作り方で「音質」はころころ変わります。

機器全体の音のグレードは機器やケーブルの最もネックとなる処のグレードになることです。
言い換えれば非常に良い機 器を使っていても、1箇所のケーブルや機器のために
その低いレベルのグレードになってしまうことです。

オーディオは電気製品です。電気の流れはよく「水の流れ」で説明されます。
広い水路を勢いよく流れていた水が 急に細い水路を通る場合を考えてください。
水が細い水路でせき止められ本来の水量が流れないのです。

ケーブル交換はライン全体のグレードを揃えてやらないと効果は半減以下か効果なしと
判断される場合が出てきます。近視眼的な評価では絶対に「本質」を見抜けません。

水の流れる水路=ケーブル も大変重要なキーパーソンなんです。


D,電源ケーブルについて

電源は「電気が来れば良い」ぐらいにしか考えていなかったのですが、
実際に作って比較試聴をして見ると「電源タップ」、「電源プラグ」、「IECインレットプラグ 」の
種類や材質で大きく音の表情や音質が変化します。

「電源タップ」の電源を壁コンセントの何処から取るかでも変わって来ます。
通常使っているコンセントなら常時電気が流れてさほどの変化はないでしょうが
何年も使っていないコンセントでは確実に音が劣化します。
おそらくコンセントの金具が酸化している為と考えられ使っているうちに
徐々に良くなって行くものでしょう。

一概にこれが良いとは決めてかかれない部分も有りますが、
やはりケーブルは強力なシールドを持ったものが品位が高く良いようです。
シールドの弱いケーブルからはクリアーな再生音は得られ難いようです。

ただプラグは使っている機器との相性やユーザーの好みにより使い分けた方が良さそうです。


E,SPケーブルについて

SPケーブルは「平行線」や各社から販売されているケーブルをいろいろ使ってきて感じた事は、
ケーブルのシールドを考えた物が少ないと思います。

試しにシールドが強力に施してある物を使うと「音数」や
「周波数帯域のワイド感」を味わう事が出来ます。

電源ケーブル同様「繋がって電気が流れればよい」ぐらいの感覚では良い音質は得られません。


F,ケーブル交換の効果について

ケーブルは機器と機器の間の情報を伝送します。ここで「伝送ロス」が起こったのでは
機器の潜在能力を生かせません。
ケーブルによる「伝送ロス」は「それなりに鳴らしてくれる」から判り難いです。
まずは「伝送ロス」の存在を知る事です。

使用するケーブルによって機器に電源を入れた状態で(ボリュームOFFの位置)で
「無音感」が異なります。「無音感」の静かなものほどダイナミックレンジが広いです。
これは音楽表現を支配します。良い「無音感」はシールドの強力な物ほど良いようです。

逆説的に考えれば、電気の流れる「水路の幅を大きく深く揃える事」を前提としますが、
シールドの強力なケーブルを使って揃えれば高価なアンプやCDPを買い換えたのより
遙かに確実なグレードアップができるということです。
未知の領域に足を踏み入れる感覚です。
http://soundtrail.co.jp/p14.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/970.html#c1

[リバイバル3] 音楽はこういう部屋で聴きたい 中川隆
60. 中川隆[-9386] koaQ7Jey 2019年6月22日 10:15:33 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3099]

サウンドトレール _ 中・大型スピーカー向けリスニング用キャスター付きスピーカースタンド

サウンドトレール
http://soundtrail.co.jp/index.html

Mr.トレイルのオーディオ回り道
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840

サウンドトレール「トレール使用例写真」
http://soundtrail.co.jp/p09.html

サウンドトレール「トレールカタログ」
http://soundtrail.co.jp/p05.html

トレイル仕様SPカタログ」
http://soundtrail.co.jp/p04.html

サウンドトレール「ケーブルカタログ」
http://soundtrail.co.jp/p06.html

「サウンドトレール」とは大型スピーカーに「高い音質」と「機動性」・「楽しみ」を
与えるキャスター付きスピーカースタンドです。

SPのセッティングを理想的な原理で具現化した商品です。
安易に模倣した商品とは「音質」が違います。

中型・小型スピーカーはもとよりアンプ台としても利用できます。

 高価なSPやアンプを購入しても、SPのセッティング一つで、良くもなり悪くもなります。
意外とSPのセッティングがサウンドを「支配」することをトレールを
使用することで [ 体感 ] 出来ます。

 「トレール」は独自の音響理論に基づき作成したデザインとキャスター(特注品)を
「インシュレーター」として使用しているところが大きな特徴です。

SPの底面に直接キャスターを使った物とは
次元の違う「品位」ある音質になります。

カタログにないトレールを作成したい場合にはお問い合わせください。
50種類以上の「特注品」で作成したモデルの紹介や「新規製作」を致します。

・販売業者: サウンドトレイル株式会社

・責任者 : 代表  錦戸 敏重


〒834-0065
福岡県八女市亀甲170-7番地

TEL:0943-24-8660 
 携帯:090-1878-1529(こちらをご利用ください)

営業時間/AM10:00〜PM5:30

定休日/木曜日


地図
https://www.google.co.jp/maps/place/%E3%80%92834-0065+%E7%A6%8F%E5%B2%A1%E7%9C%8C%E5%85%AB%E5%A5%B3%E5%B8%82%E4%BA%80%E7%94%B2%EF%BC%91%EF%BC%97%EF%BC%90%E2%88%92%EF%BC%97/@33.21935,130.531093,14z/data=!4m5!3m4!1s0x3541aee7af852b1b:0xeb18a97c68144bf6!8m2!3d33.2193603!4d130.5311334?hl=ja


注文・問い合わせ先: sound_trail@gold.ocn.ne.jp


▲△▽▼

サウンドトレール _ 中・大型スピーカー向けリスニング用キャスター付きスピーカースタンド
http://soundtrail.co.jp/p03.html

サウンドトレールの型式と特徴 <意匠登録済み>


1.「サウンドトレール」とは?(音のトレーラーの意味)

    中・大型スピーカー向けリスニング用
    キャスター付きスピーカースタンドの商品名です。 

    通称「トレール」と呼んでいます。

     「サウンドトレール」  「商標登録:第4786524号」
     「意匠登録:第1227912号他」 

 安易にSPの底面にキャスターを取り付けた物とは「次元の違う」
 音質と品位を持っています。
 キャスターを音質改善に使うノウハウが有るからこそ出来た商品です。


  トレールはスピーカースタンド及びスピーカープロテクターの「道具」であり、
  「工芸品」ではありません。実用的な商品です。
  製造過程で小傷が付く場合が有りますが当社出荷検査基準で対応しています。

  商品のフレーム部分は全て「純木積層材」を使用しいつまでも仕上げの
  良さを保ちます。ツキ板は使用していません。


2.サウンドトレールの開発目的は?

   スピーカーの能力を最大限引き出す事。

  1)スピーカーボックス六面体をストレスなく振動させること。
  2)スピーカーボックス底面への床面からの輻射音の影響排除、
    及び「音こもり」の排除。
  3)一人で大型スピーカーの位置調整、レイアウト変更ができること。
  4)何と言っても、音楽鑑賞に耐え得る「音質」を確保すること。


3.サウンドトレールの構造的特徴は?

  1)支持台部(角材)と連結部(丸棒材)、
    キャスターとスペーサー(支持駒)の4点から構成されています。

  2)スピーカー設置の理想とされる「4点支持4点接地」
     (3点支持3点接地)を異軸(同軸ではなく)で具現化しています。  

  3)スピーカーの響きをコントロール出来るように、
   支持台部でスペーサーの位置調整が出来るようにしています。
    (専用機種は最適位置を試聴し固定) 

  4)木材部での制振作用とキャスター部のスペースで音抜けを図っています。 

  5)キャスターをインシュレーターとして活用しており、
    キャスター使用による鳴きや共鳴は全く感じません。
     (特注キャスター使用)


  シンプルな形の中にSPスタンドとして必要な機能を詰め込んでいます。

  ハウリングマージンを極小化させる為の4重のサスペンション機構、
  4(6,8)点支持4(6,8)点接地での自動ガタ取り機能、響きの調整機能、
  安全対策、音質・デザイン・仕上げ等 当社のアイデアが凝縮しています。


  お手持ちのスピーカーを「サウンドトレール」に正しく載せるだけで
  サウンドが変化します。 

  但し、場合によってはスピーカーのアッテネーターやトーンコントロールの
   調整が必要になることもありますが、容易に調整可能です。 

   心の「琴線」に触れるサウンドを一度お試しください。

4.サウンドトレールの生産 

  サウンドトレールの生産は、30年以上の家具作りの実績を持つ「法人」に
   お願いいたしております。

  素人でも作れそうなシンプルな構造ではありますが、素人では作れない
         [加工]と[精密さ]を兼ね備えています。
  
  家具職人が1台1台丁寧に、手作りに近い制作を致しております。

  角材部と丸棒部の接続は、角材の中心部分まで丸棒を埋め込んで
  接合しており、充分な強度を確保しています。
  20年以上使い続けてもビクともしません。
  「しっかりした造り」、「家具としての塗装仕上げ」を採用しており、
  室内で違和感のない様にしています。

  天然木の特徴として、木目や重さが若干1台1台異なります。 

  スピーカーを乗せない状態ではソリが発生しますが、
  SPの自重で4点支持でもガタツキのない設置が出来るように
  設計しています。(自動ガタ取り機能有り) 

  実際に使用されているユーザー様の設置写真や感想を
  「使用例写真」欄に掲載しています。
  それぞれアンプ等違ったシステムでの感想ですが共通する内容も
  ございますので参考にしてください

5.予告なしにデザイン(意匠)の変更や価格の改定をする場合が有ります。 

  いつでも現在進行形でより良いものを目指しています。
  ご理解をお願いいたします。

(1) STN型

角材を前後方向に使用しています。シンプル、機動性高い。
スペーサー添付

STN型
   


(2) STT型

角材を横方向に使用。SPと一体感のあるデザイン。
性能はSTN型と同等。

STT型
 


(3) STS型

専用サイズと埋め込みスペーサーでセッティングが簡単。

NS型   
TS型   
TDH型    


(4) STM型

高さ設定した中型用(掘り込みの有無あり)

STM型

  


(5) STH型

高さ設定した中型・大型用

STH型
  
その他特殊形状も含め「特注品」に対応して製作いたします。
現在時点での製作例は100種程になります。
一点モノから対応いたします

シリウスケーブルの型式と特徴


ケーブルの使命は「伝送ロス」をいかに少なく機器を接続するかだ。
だが、世の中のケーブルの「伝送ロス」の多いこと。
このケーブルを使用して「伝送ロス」の存在をハッキリと認識しました。

作られた「音」ではなく「自然な音」を目指しています。
それでなければ「生演奏の雰囲気」は出ません。

「電源ケーブル」を伝送ロスの少ないケーブルに交換しますと機器が「覚醒」し
「別物」の次元にまで性能発揮します。
(メーカーオリジナル電源ケーブルを使った数段上の高級機を凌駕します)

使った方だけが判るこの「音質」、「伝送ロス」が少ないとはこんな事なのかと。
音質の為にコレットチャック方式のプラグを選定して使用。
ケーブルとしてはやや硬い部類に入りますが、
この音質がこの価格で手に入るのなら・・・・
工夫して使いこなしてください。
http://soundtrail.co.jp/p03.html

▲△▽▼

< 高級 中・大型スピーカースタンドとシリウスケーブルのサウンドトレール >
http://soundtrail.co.jp/index.html
  


「サウンドトレール」をご覧いただき誠にありがとうございます。

「ソース(CD・LP等)に入っている情報をそのままSPから出す」を基本にして
音の芯がしっかり有りその周りを柔らかい音色が包み込むようなサウンドを
トレールにもシリウスケーブルにも求めています。
初心者から超スーパーマニアの方まで対応いたします。


ブログもやっていますので興味のある方は覗いて見て下さい。
「機器の試聴」・「音質改善テクニック」を中心に
毎日更新しています。
下記URLをクリックすると入れます。

「ミスター・トレイルのオーディオ回り道」

http://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/


問い合わせ先  sound_trail@gold.ocn.ne.jp
                                 

お知らせ


ゴールドスターシリーズ フォノケーブル 


RCA-RCAフォノケーブル「カペラ」
価格:¥15万円/セット (1m仕様)

トドメのSPケーブル 「シリウスSP」 

シリウスSPケーブル

価格:¥30万円/2.5m仕様 4本/セット

音数・エネルギー感・余韻・周波数帯域の広さ、ダイナミックレンジの広さ等、
今までに経験した事のない素晴らしいSPケーブルです。
端末はYラグ仕様だけになります。


商品1【サウンドトレール】

「サウンドトレール」とは大型スピーカーに「高い音質」と「機動性」・「楽しみ」を
与えるキャスター付きスピーカースタンドです。

SPのセッティングを理想的な原理で具現化した商品です。
安易に模倣した商品とは「音質」が違います。

中型・小型スピーカーはもとよりアンプ台としても利用できます。

 高価なSPやアンプを購入しても、SPのセッティング一つで、良くもなり悪くもなります。
意外とSPのセッティングがサウンドを「支配」することをトレールを
使用することで [ 体感 ] 出来ます。

 「トレール」は独自の音響理論に基づき作成したデザインとキャスター(特注品)を
「インシュレーター」として使用しているところが大きな特徴です。

SPの底面に直接キャスターを使った物とは
次元の違う「品位」ある音質になります。

カタログにないトレールを作成したい場合にはお問い合わせください。
50種類以上の「特注品」で作成したモデルの紹介や「新規製作」を致します。


商品2【シリウスケーブル】


「ごく自然な音」・「さりげなく生演奏」を目指しています。

変な癖が有りませんので「スタンダードケーブル」として使用できます。
スターシリーズのケーブルになり、更に音質アップと取回し性の改善をしています。

良い(生)音は部屋を選びません。
部屋の性と思うのは「伝送ロス」が大きいからです。
ピークやディップで聴きづらいのは「伝送ロス」そのものです。

革新的な伝送能力を持ったケーブルを商品化致しました。
<シリウスケーブル>として「手作り」にこだわって製作・販売します。
手作りケーブルの素晴らしさを味わってください。

シリウスケーブルを使うと「ケーブルでこんなにも伝送ロスが有ったのか?」を認識できます。
接続するアンプやCDプレーヤーを上級機に買い換えたかの様な変化です。

無料貸し出しサービスを始めています。(RCA・XLRケーブル・SPケーブル・電源ケーブル)
送料のみの負担で是非この機会に試聴してください。

当社で試聴が出来ますので、
フルシリウスケーブルのサウンドをご自身の耳でご確認ください。

「ケーブルで音が変わる事は判っているんだけど、
色々なケーブルを試してみて満足行かなかった。」
と言うケーブル彷徨のハイエンドのユーザーの方達が
「この音だ!!」、「この質感!!」
と云ってケーブルの総入れ替えをしていただいています。

お客様の声は当HPのみでは有りません。
「サウンドトレール」で検索してお客様のHPで生のご感想を参考にしてください。
サウンドトレールでは「SPケーブル」の導入からお勧めしています。


ゴールドスターシリーズケーブル

従来のルシファーシリーズに比べ更にエネルギー感増・ワイドレンジで音数が増えています。
取回し性も含め大幅に音質アップをしています。

   

RCAケーブル  ケンタウルス           XLRケーブル  ペルセウス

価格:¥19万円/1mセット                価格:¥20万円/1mセット


   

電源ケーブル  ベラトリクス           SPケーブル  ベテルギウス

価格:¥18万円/1.5mセット                 価格:¥18万円/2.5mセット

シルバースターシリーズケーブル(改良型)


セカンドグレードですが、
従来の最高級「ルシファー」シリーズの音質を越えています。

      

RCAケーブル  ベガ           XLRケーブル  デネブ

価格:¥9万円/1mセット               価格:¥10万円/1mセット

      

電源ケーブル  アルタイル       SPケーブル  アルデバラン 

価格:¥8万円/1.5mセット              価格:8万円/2.5mセット

商品3【オリジナルスペーサー】

        
K-0903(Φ30mm H12mm) \3500円/8個セット  K-0905(Φ50mm H12mm) \4000円/8個セット

世の中に有るようで無い商品です。

塗装した木製のスペーサーの両面に贅沢にも「本革」を貼り付けた構造です。
滑り止めの効果はもちろんの事
スピーカーの場合、4隅又は3点支持で使用しますと「音離れ」が良くなります。
アンプやDAC・トランスポートの下に敷いても「制振効果」が得られます。
材質を「木」と「革」にしたのはこれが「最も癖が少ない」と判断したからです。
材質の音が再生される音にも出てきます。

価格もお手ごろに抑えていますので是非お試しください。
http://soundtrail.co.jp/index.html
 


▲△▽▼

サウンドトレール 店主のつぶやき
http://soundtrail.co.jp/p14.html

店主プロフィール

1) 1953年 熊本県生まれ。
2) クラシック音楽が好きで18才からオーディオ遊び。
3) 25年間大手電子部品製造会社に勤務し、製造、技術、
  品質管理、管理試験等の実務を経験する。
  (トランジスター、抵抗器、タンタルコンデンサー)
4) 2004年12月 サウンドトレールの商標、意匠登録。
5) 2005年4月 サウンドトレイル株式会社を設立、
   「サウンドトレール」本格販売開始。
6) 2005年12月 シリウスケーブル(SKシリーズ) 販売開始。
7) 2006年10月 シリウスケーブル(SCシリーズ) 完成。
8) 2007年8月 シリウスケーブル(ルシファーシリーズ)完成。
9) 2010年12月 シリウスケーブル(スターシリーズ)完成。

▲△▽▼


A, オーディオの存在理由

音楽は目の前で演奏されるものを聴くのが一番だと思いますが、長時間の仕事でくたびれて帰ってきて、
「ホッ」と 一息つきたい時に心安らぐ音楽を欲しがるのは「生演奏」では得られないものが有ります。

生演奏には当たりはずれが有ります。レコードやCDや放送番組にも当たりはずれが有ります。
求める音楽と演奏と気分 が一致することは容易ではありません。

オーディオは「録音ソース」を選択して聴く事が出来る利点が有ります。自分の好きな曲を気分に応じて
好きなだけ聴 く事が出来る上に、装置のグレードを上げるに従い「音楽の作り手の領域」にも高めることが
出来るものです。

「音楽で感動を味わいたい!!」それが私のオーディオ趣味です。

B, オーディオ機器について

昨今のオーディオ機器の価格は天井知らずで、「泥沼」、「金食い虫」等の言葉で言い表されていますが、
本当にその 価値があるものならば(個人的主観)それはそれで良いと思います。

私の個人的な考えは、
  1)SPは40年前に完成している。
  2)アンプは20年前に完成している。
  3)CDP関係についてのみまだまだ発展途上

と考えています。
よって、既にアンプやSPをお持ちの方は買い替えの必要性を感じません。

現在お持ちのシステムの潜在能力は非常に大きい物が有りますが、
その能力を引き出せていないケースがほとんどです。

「潜在能力を引き出す」だけで飛躍的な「音質改善が」出来ます。
その「潜在能力」を引き出す商品を作成していきます。
自分の場合は生産者の立場になりましたが、モラルのある価格を守りたいと思います。


C, スピーカーのセッティングについて

オーディオ機器は買ってきて、そのまま接続しただけではけっして良い音では鳴ってくれません。
オーナーが愛情を持 ってセッティングや調整、選択をしてやらないと誤った機器の評価になります。

まず機器のセッティングで重要なのは「スピーカーのセッティング」です。
機器の性能を「音変換」してくれるのはSP しか有りません。
ここがなおざりにされていると機器の交換をしても本来の実力を聴き取ることは難しいでしょう。

SPのセッティングには基本的ルールがあります。

1)床面や壁面を利用するセッティング。
2)床面や壁面からの影響を排除するセッティング。
3)総合的に1)や2)の効能を利用するセッティング。

それぞれのSPのセッティングには最低5項目のチェックポイントが有ります。
個人でやられている場合2〜3項目がやっとの様に思います。


D, RCAケーブルについて


ケーブルで「伝送ロス」が起こる事を知りました。
情報量がケーブルで失われているのです。ケーブルは増幅機能は 有りませんが
「伝送ロス」はするんですね。

プラグでも「伝送ロス」は起こりますし非常に大きいものが有ります。
材質や作り方で「音質」はころころ変わります。

機器全体の音のグレードは機器やケーブルの最もネックとなる処のグレードになることです。
言い換えれば非常に良い機 器を使っていても、1箇所のケーブルや機器のために
その低いレベルのグレードになってしまうことです。

オーディオは電気製品です。電気の流れはよく「水の流れ」で説明されます。
広い水路を勢いよく流れていた水が 急に細い水路を通る場合を考えてください。
水が細い水路でせき止められ本来の水量が流れないのです。

ケーブル交換はライン全体のグレードを揃えてやらないと効果は半減以下か効果なしと
判断される場合が出てきます。近視眼的な評価では絶対に「本質」を見抜けません。

水の流れる水路=ケーブル も大変重要なキーパーソンなんです。


D,電源ケーブルについて

電源は「電気が来れば良い」ぐらいにしか考えていなかったのですが、
実際に作って比較試聴をして見ると「電源タップ」、「電源プラグ」、「IECインレットプラグ 」の
種類や材質で大きく音の表情や音質が変化します。

「電源タップ」の電源を壁コンセントの何処から取るかでも変わって来ます。
通常使っているコンセントなら常時電気が流れてさほどの変化はないでしょうが
何年も使っていないコンセントでは確実に音が劣化します。
おそらくコンセントの金具が酸化している為と考えられ使っているうちに
徐々に良くなって行くものでしょう。

一概にこれが良いとは決めてかかれない部分も有りますが、
やはりケーブルは強力なシールドを持ったものが品位が高く良いようです。
シールドの弱いケーブルからはクリアーな再生音は得られ難いようです。

ただプラグは使っている機器との相性やユーザーの好みにより使い分けた方が良さそうです。


E,SPケーブルについて

SPケーブルは「平行線」や各社から販売されているケーブルをいろいろ使ってきて感じた事は、
ケーブルのシールドを考えた物が少ないと思います。

試しにシールドが強力に施してある物を使うと「音数」や
「周波数帯域のワイド感」を味わう事が出来ます。

電源ケーブル同様「繋がって電気が流れればよい」ぐらいの感覚では良い音質は得られません。


F,ケーブル交換の効果について

ケーブルは機器と機器の間の情報を伝送します。ここで「伝送ロス」が起こったのでは
機器の潜在能力を生かせません。
ケーブルによる「伝送ロス」は「それなりに鳴らしてくれる」から判り難いです。
まずは「伝送ロス」の存在を知る事です。

使用するケーブルによって機器に電源を入れた状態で(ボリュームOFFの位置)で
「無音感」が異なります。「無音感」の静かなものほどダイナミックレンジが広いです。
これは音楽表現を支配します。良い「無音感」はシールドの強力な物ほど良いようです。

逆説的に考えれば、電気の流れる「水路の幅を大きく深く揃える事」を前提としますが、
シールドの強力なケーブルを使って揃えれば高価なアンプやCDPを買い換えたのより
遙かに確実なグレードアップができるということです。
未知の領域に足を踏み入れる感覚です。
http://soundtrail.co.jp/p14.html


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/655.html#c60

[近代史02] 弥生人の起源 _ 自称専門家の嘘に騙されない為に これ位は知っておこう 中川隆
208. 中川隆[-9385] koaQ7Jey 2019年6月22日 10:50:32 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3100]
【我那覇真子「おおきなわ」#74】
長浜浩明〜韓国人とは遠縁だった!遺伝子から探る日本人のルーツ[桜R1-6-21] - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=7CPxmCGtjR0
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/547.html#c208
[近代史3] 遥かなる縄文の記憶〜科学の目で見た縄文〜 中川隆
31. 中川隆[-9384] koaQ7Jey 2019年6月22日 10:51:45 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3101]

【我那覇真子「おおきなわ」#74】
長浜浩明〜韓国人とは遠縁だった!遺伝子から探る日本人のルーツ[桜R1-6-21] - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=7CPxmCGtjR0
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/223.html#c31
[リバイバル4] 縄文時代、人は何を考え、何を築いてきたか 中川隆
3. 中川隆[-9383] koaQ7Jey 2019年6月22日 10:52:21 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3102]

【我那覇真子「おおきなわ」#74】
長浜浩明〜韓国人とは遠縁だった!遺伝子から探る日本人のルーツ[桜R1-6-21] - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=7CPxmCGtjR0
http://www.asyura2.com/18/revival4/msg/131.html#c3
[昼休み52] 日本人女性2人、リゾート地・セブ島で知り合った韓国人の男2人と飲酒→集団強姦される…フィリピン 中川隆
309. 中川隆[-9382] koaQ7Jey 2019年6月22日 10:53:02 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3103]

【我那覇真子「おおきなわ」#74】
長浜浩明〜韓国人とは遠縁だった!遺伝子から探る日本人のルーツ[桜R1-6-21] - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=7CPxmCGtjR0
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/334.html#c309
[近代史3] 柏原芳恵のバイブレーター騒動 _ 宮内庁が皇太子妃候補 No.1 を引き摺り降ろした手口 中川隆
60. 中川隆[-9384] koaQ7Jey 2019年6月22日 11:59:04 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3102]

柏原芳恵 生乳首のヌード画像85枚!全盛期の生乳や下着がたまらんぞ!
http://ero-gazoum.net/181.html

柏原芳恵 白いブラウスからの透け乳首がたまらん動画
https://www.youtube.com/watch?v=E2qCKmdV028

柏原芳恵 五十路熟女の下着や水着や脇画像19枚!
http://ero-gazoum.net/608.html

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/117.html#c60

[リバイバル3] 伝説の静電型スピーカー QUAD ESL57・ESL63 中川隆
98. 中川隆[-9383] koaQ7Jey 2019年6月22日 12:25:42 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3103]

AcousticTao

2008/10/25
9534番バッター AcousticTao
https://moon.ap.teacup.com/tao7637/964.html#comment  



 とある秘密の工房にQUAD好きが10名近く集結し、「QUADを聴く会」の定例会が開催される予定があることを聞きつけて、私も参加させていただいた。この定例会は秘密裏に集会が重ねられ、QUADに関して様々な発見がなされた模様である。

 秘密の工房の広さは20畳はあるであろうか。とても広く、QUAD以外にも様々なオーディオ機器が並んでいる。さらに様々な測定機器や工具、ケーブル類が並んでいて、まさに秘密集会が開催される工房の様相を呈している。

 今日の定例会はESL63を様々なアンプで鳴らすというというのがテーマ。送り出しはQUAD66CDで固定。CDプレーヤーとスピーカーをQUADの銘品で固定したうえ、アンプを何種類か試してみたのであるが、「いや〜素晴らしい経験をさせていただいた」というのが正直な感想である。

 まずトップバッターは、Audible Illusionsという聞きなれないメーカーのプリアンプとパワーアンプ。アメリカ製の真空管式のアンプメーカーである。初めて見た。真空管式ということを意識させない高度なバランスとクリアな音質。クオリティは高い。

 二番バッターは、プリはそのままにパワーがQUAD405-2の組み合わせ。音に確かにQUAD色が加味され、ブリティッシュ・サウンドに変化。「やっぱりいいよな〜」とほっと胸をなでおろす。

 三番バッターはパワーが405-2のモノ使い。小さなトランスを加えて2台の405-2がESL63を駆動する。なかなかの技巧派である。405-2が2台になったのでQUAD色が強まるのかと思ったが、逆であった。QUAD色は薄まり、バランスがより普遍的というか、品位が上がったように感じられた。しかし、QUAD好きにとっては、QUAD色が薄まったのは少しばかり寂しい気がした。

 そして、本日のメインイベント。4番バッターの登場である。その名は、「QUAD22 QUADU」。その4番バッターの一振りは、ボールを軽々とスタンドに放り込んだ。その放たれたボールは緩やかな放物線を描きならがら、フェンスを越えた。さすが4番バッターである。その一振りで勝負は瞬時についた。そして私自身の心の迷いにも瞬時に決着をつけてくれたのであった。


コメント



2008/10/30 23:11
投稿者:tao


MESSAさん、こんばんわ!
高解像度でもしなやかで、気持ち良くて寝ちゃうような音っていいですよね・・・パワーアンプを新調されてさらに高度に調整されたMESSA SOUNDを楽しみにしています。


2008/10/30 12:10
投稿者:messa



Taoさん、こんにちわ。

 好きな方向がつかめて良かったですね!以前にお邪魔した時に、絶対的な解像度より音色とか雰囲気を大事にされるのかなぁとも思っていました。
 当方は高解像度でもしなやかで、気持ちよくて寝ちゃうような音が目標です。少しは理想に近づいたと思うので、今度お出で頂いてチェックして下さいね〜


2008/10/27 20:25
投稿者:tao


hiroさん、こんばんわ!
出来れば一つの部屋にはスピーカーはひとつ、アンプもひとつ、と思っています。
なので、現在部屋は三つありますので、あぶれてしまったスピーカーとアンプは処分するしかないかと思っているのです。しかし、いざ手放すとなると惜しくなってひとつの部屋に2セットあってもいいかな〜なんてことになるかもしれません。



2008/10/26 22:45
投稿者:hiroyuki azuma

Taoさん!?

そ、そんなぁああ。まじですか?

急にではなかったのかもしれませんが、ハイエンドを処分されるのですかぁ?

うおおおおぉおおおおおお。Taoさあああぁあぁん。

それもほとんど処分ですか?

一緒に探しましょう。笑

古くていいやつを…。
hiro


2008/10/26 22:32
投稿者:tao



MESSAさん、こんばんわ!
一気に50年以上もの時間の流れをさかのぼることになりそうです。オーディオを趣味とするようになってから、もうすぐ3年が経とうとしていますが、3年経ってようやく自分が好きな音が分かってきました。
当初これが良いはずと思っていたものからは大きくそれることになりそうです。今後はハイエンドの機器はほとんど処分し、ビンテージに大きく踏み出すことになりそうです。



2008/10/26 19:53
投稿者:messa


Taoさん、こんばんわ。
 
 おおっ!つまり吹っ切れてQUADのSPを導入って事ですよね?相変わらず凄いペースですね! 今度オフ会の予定があれば参加させて下さいね〜
https://moon.ap.teacup.com/tao7637/964.html#comment

2008/10/26
954ALL QUAD AcousticTao 
https://moon.ap.teacup.com/tao7637/965.html#comment


 QUAD 66CD、QUAD 22、QUAD U、QUAD 63PROのオールQUADのシステムを昨日聴いた。「素晴らしい・・・」音が出た瞬間部屋の空気が変わったような気がした。それ以前にアンプとして使っていた「Audible Illusions」は「幻」のように消え去った。

 さらに同じQUADの405-2も2台まとめて飛んでいってしまった。「前座」という言葉がこれほどしっくりときて、さらに軽々しく思えた経験もめずらしい。「これで決まりだ、これ以上何が必要なのだろうか?」というのが、このALL QUADシステムを聴いての正直な気持ちであった。

 このラインナップで数曲聴いてから、このオーディオ工房のオーナーがお持ちの違うメーカーのCDプレーヤーを送り出しとして使ってみた。QUAD66CDよりもしっかりした躯体を持ったCDプレーヤーである。

 途端に音楽から命が消えた。「ありゃりゃ・・・これは同一メーカーで揃えて使えってことか・・・」と内心思った。イギリスでは同一メーカーで揃えるというのは当たり前のようであるが、日本の場合はいくつかのメーカーを組み合わせる方が一般的である。

 まあ、何はともあれ、QUAD 22とQUAD Uのペアの音を聴くことが出来たのは、昨日の一番の収穫であった。そしてESL 63PROをじっくり聴くことが出来たのも素晴らしい経験となった。

 この両者の組み合わせの音を聴きながら「このアンプでESL 57を鳴らしたらどうなのであろうか?63PROは素晴らしく鳴っている。ESL 57でも素晴らしいはずである・・・」という思いが頭の中をぐるぐる回っていた。

 きっと63の方がオーディオ的には優れた面が多いはず。でも何故かしらESL 57の方に惹かれるものを感じるのである。帯域もより狭いはず、構造的にもより単純である。しかし、QUAD 22とQUAD Uは、ESL 57を駆動することを主目的として開発されたアンプである。なのでこの組み合わせで悪いはずがない。

 しかし、これらの製品は半世紀も前の製品であるので、コンディションはバラツキがあるはず。しっかりメンテナンスされたものであればいいのであるが、安易に手を出すと「はずれ」をつかむ可能性も高い。かなりリスキーな分野ではある。リスキーではあるが、大きくハンドルを切る決心はついた。


コメント


2008/10/28 21:46
投稿者:tao


hiroさん、コメントありがとうございます。
QUAD66CDを手に持つと、とても軽い。そばの出前持ちの落ち方でも持ち運びができるほどです。

しかし、一旦音が鳴り出すと、スピードを上げれば上げるほど路面に吸い付くドイツ車のように、滑らかに歌い始めます。
2台購入される気持ちも分からないではないです。


2008/10/27 23:38
投稿者:hiroyuki azuma


66CDおめでとう御座います。

良いと思いますよ。値段も当然の価格。いい買い物だと思います。ショップですか?
手放さない人が多いようなので、もともとの流通数からもそれほど頻繁にショップで見かけたりしませんが、フィリップスメカのそれは、絶妙ですね。

しかし、早い。Taoさんの動きが早すぎて驚いています。

とはいえ、おめでとう御座います。
到着が楽しみですね。

グレーのボディは、QUADとの相性も良いですよ。

当方もQUADのCDは、好きが高じて、2台です。アホと思われていますが…。

QUAD大好きです。笑


2008/10/27 20:29
投稿者:tao

キン肉マンさん、こんばんわ!
ALL QUADがあまりに良かったので、実は66CDの中古を入手しました。明日か明後日家に届く予定です。価格は79,800円。この価格、なんだかほっとします。これが当たり前なのでしょうが、狂気じみた価格ばかり目にしてきたものですから・・・


2008/10/27 17:02
投稿者:キン肉マン

QUAD 66CD→QUAD 22→QUAD U→QUAD 57

きっとTaoさんを裏切りませんよ!

同じPhilipsメカのSTUDER A730もQUADとの相性バッチリですし、
66CDの後継機である67CDも気になりますね。
https://moon.ap.teacup.com/tao7637/965.html#comment
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/682.html#c98

[リバイバル3] 伝説の静電型スピーカー QUAD ESL57・ESL63 中川隆
99. 中川隆[-9382] koaQ7Jey 2019年6月22日 12:29:09 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3104]
M氏主催QUAD試聴会 −最終章−(Ge3超感動)[2008/10/3107:00]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-117.html

タイトルに、怪しい記述がありますね。ご注意下さい。(^^;

前回、何やら思わせぶりな終わり方でしたね。
本日は、お宅訪問レポート第5弾、最終章と題して、前回を上回ってしまった最高のクライマックスをお届けします。


前回の最後にフリました、お宅訪問レポート第5弾の第1章の冒頭に書いた文をご記憶でしょうか?

>完全に「とりはだ」体験!しかも、超・感動の結末!
>(まだ今も、ちょっと後の件には、まずかったかな?の思いがありますが。)

前回、これだけの「衝撃」を受けていながら、まだ「とりはだ」も「超・感動」もでて来ていないですね・・・・・・

【オールQUADシステム勢揃い】

っと、もうホンとにもの凄い体験をさせてただいたんですが、この完璧な再生音楽を聞かせていただいて、σ(^^)は、どうしてもある衝動が抑えられなくなってしまいました。

でも、今日はQUADを聴きまくるをテーマに、M氏がプロデュースされた試聴会です。
しかも、この上ない「衝撃」を参加者に与え、最高に盛り上がっています。

試聴会は、その後、じゃあ、(これだけ素晴らしい音を出しているのがオールQUADのハーモニーによるのかを確かめるために)国産CDプレーヤーに変えてみたらどうなるかやってみようよ、という話になりました。

σ(^^)の好きな某筋骨隆々メカのプレーヤーに繋ぎ変えての試聴です。

音が出た瞬間、勝負が付きました・・・・というか、勝負になりませんでした。(^^;

ん〜?ここまでつまらい音になっちゃうの?

ひょっとして、ここでSP以外、オール国産機で構成するうちのシステムを同時比較したら、この落胆をモロに味わうことになるの?って考えると、結構ショックでした。(^^;

当然、1曲も聴き終わらないうちに、すぐさま元のオールQUADに戻されました。

やはり、完璧!!
最高の再生音楽です!! 素晴らしい!!


と、同時に、押さえていた衝動が堰を切って流れ出しました。

「Mさん、こんな凄い音聞かせてもらったら、我慢できないです。この音やバランスがどう変るか、どうしても知りたくなりました。」
「えっ!げげげ持ってきてるの?」
「うん。聞いてみたいです!」

と、そこへ別の参加者の要望もあり、次の曲の再生が始まりました。

すると、途中でM氏が、「Mt.T2さん、どうしてもやりたいって顔してるよ。やってみたい?」
「マナーに反するような、せっかくの盛り上がりを台無しにするかもしれませんけど、是非やらせて欲しいですね。」

M氏の近くにいらしたK氏が、何をやりたいといっているのかをM氏に聞いて、
「いいんじゃないですか。やって見られては?」
との暖かいお言葉を頂きました。

「じゃあ、ホンとに駄目にしちゃうかもしれませんが、1曲だけ実験をさせてください。」

という事で、会の最大の盛り上がりを台無しにするのでは?との恐怖心と戦いながら、極度の緊張を持って、まずは、ノーマルのまま再生しました。
曲は、このオールQUADを聴いて、持参したCDの中で、どうしても聴きたいと思った「ヘイ・リーと故・本田美奈子との幻のデュエットでアメイジンググレース!」

「自分が中央で聞かなくていいの?遠慮せずにどうぞ。」
との配慮まで頂きましたが、
「いえいえ、この実験では、他の人がどんな反応をされるかを見たいので、この場所でいいです。」
と、センターからは少しオフセットした席から、CDプレーヤーの再生ボタンを押しました。

そうなんです。本来、げげげグッズを持参した理由は、もし機会があったら、是非他の方がどんな反応をされるかを見てみたいというものだったのです。

ところが、曲がスタートした途端、もう、いきなり鳥肌たちそうになりました。
他の人の反応なんか構っていられません。完全に聞き惚れてしまいます!
他にはもう、何もいらないほどの満足感。
ノーマルでこの音!凄すぎる!

これは困った! こんな素晴らしい再生がこれ以上よくなるはずがない!

気持ちは極度の緊張へと変りました。

どうしよう、かわらないならまだしも、変な音になったら・・・・・

センターに置かれたサブウーファーの上にフェラーリレッドの「超結界」を置き、焦りに震える手で、天音3本をSPケーブルに添えて紐で縛り、試聴位置に戻ってCDプレーヤーの再生ボタンをオン。

最初の音が流れ出し、笛の音色に、特に異常が感じられないことで、まずは一安心。

その後、最初の部分で、ヘイ・リーが英語で歌うんですが、これが何とも優しく、やわらかく擁かれるように包み込まれる錯覚に陥りました!
そして、途中、日本語で歌い始めた途端、全身に「とりはだ」が立ちそうになりました!

これは凄い!と思ったのもつかの間、いよいよ故・本田美奈子が歌い始め、高音がファルセットで抜けた瞬間、目頭が熱くなり、涙が出そうになるのを必死で堪えました。

「もう一度歌いたい」との強い思いを胸に、無念にも短い生涯を閉じてしまわれた故・本田美奈子さんの、歌に込められた優しくも力強い思いの一端を感じる素晴らしい歌声に、ヘイ・リーが、その思いをオーディエンスに何とか届けたいとサポートするかのように素晴らしいコーラスを添えます。

この世のものとは思えないほどの優しく暖かな空間に擁かれ、全てのしがらみから解き放たれたような感覚に包まれました。
危うく、感情の歯止めが効かなくなりそうになり、必死に堪えていたのですが、気が付くと全身「とりはだ」がたっていました。

ふと我に帰って、立ち上がり、曲の余韻が消え去るのと同時に、CDプレーヤーを停止させた瞬間!

何と!
一緒に聞いていた皆さんから、拍手が起こったのです!!

「いや〜、素晴らしかったですよ!」
K氏から、声をかけていただいた時には、σ(^^)の感動は、最高潮に達していました。

それでも、必死に涙を堪えながら、
「いやぁ、反応を見たいなんて言っておきながら、自分がどっぷり嵌って、マジに鳥肌立っちゃいました。」
と、答えるのが精一杯でした。

いや、本当に、曲で感動させてもらい、更にげげげの再生に拍手をいただいたことで、σ(^^)は一気に「超・感動」の世界に上り詰めました!

今思うと、QUADの素晴らしさを聴きまくるための試聴会で、オールQUADの素晴らしい演奏に、皆さんが最高潮に盛り上がっていらっしゃる中、全く関係ない妖しいGe3アイテムを実験するなんて、何て失礼なことをしたんだと、反省するばかりで、そんなタブーをお許しくださったM氏には、感謝の気持ちで一杯です。
せっかくの試聴会の盛り上がりを台無しにするかもしれないお願いを、快く、お許しいただき、本当にありがとうございました。

正直、あれほど完成したバランスと再現を見せるオールQUADの音を聞いていたら、どうしてもGe3アイテムがそのバランスを崩すことなく、新たな効果を見せてくれるか、試したくて、我慢できずにお願いしてしまいました。

幸いにも、まあ、皆さんが会の進行上の配慮をしてくださった?のか、拍手までいただけた(わたしと同様に感激していただけたと勝手に解釈しております)ということは、極めて感激的な出来事で、本当に感謝しています。

Mさん、また、同席いただいた皆様、本当にありがとうございました。


という事で、過去のオーディオ体験の中でも、頂点に位置する感動をいただいたところで、今回のお宅訪問シリーズのレポートを終わりとさせていただきます。
最後まで、駄文にお付き合いいただいた皆様、ありがとうございました。m(_ _)m


デハ(^^)/
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-117.html






http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/682.html#c99

[リバイバル3] オールド QUAD の安物アンプは名機なのか? 中川隆
48. 中川隆[-9381] koaQ7Jey 2019年6月22日 12:38:09 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3105]
M氏主催QUAD試聴会 −その1−(本気のコンデンサーSP)[2008/10/28 07:00]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-114.html

えー、今回の訪問は、お宅訪問と言うには少々趣が異なります。
お誘いいただいたのは、いつもご配慮、ご指南いただいているI氏からなんですが、その最強タッグのもう一方M氏(当実験室にもお越しいただき、先日ハンコック邸にもご一緒したM氏)のQUADのSPを聴く会があるから来ないかというものでした。

なにやら、スピーカー大好きなM氏が、猛集した結果、どうにも自宅に置ききれなくなってあるショップに預かってもらっているとか、心底QUADに惚れて、集めたコンデンサーSPのメンテナンスなどでお世話になっているショップで、試聴会をすることになったとか、出何処不明の怪しい噂を耳にしましたが、ご本人には直接聞けませんでした。(^^;

何となくの印象では、色々スピーカーを集めては聞きまくり、色んなお宅やショップに聞きに行っておられるM氏が、今一番お好きなのがQUADのコンデンサースピーカーで、そんなM氏のオーディオライフのサポートや色んな実験など、一緒に楽しくやりながら、いつも懇意にされているのが、本日お邪魔したショップなのかな? ちがうか?

更に、よく分からないのが、このショップ。表に看板があるわけでもなく、製品が陳列されて値札が付いていたりするわけでもなく、正に、実験工房と言う風情なんです。

当日、約束の最寄駅(今回も千葉方面だったんですが、以前H氏邸にお邪魔して、距離感がつかめていたので、今回はあせりもなく到着)で約束の少し前に到着し、改札の外に出てみると、既に有名なビンテージタンノイ使いのA氏がおられ、ご挨拶していると、程なくAcousticTaoさんが到着、A氏とTaoさんの間でいきなりビンテージオーディオの話が盛り上がり、わけわかめなσ(^^)は、どんぐり眼で口も半開き状態で、意味なくうなずくばかりでした。
と、そこへ本日の主催者であるM氏がお迎えに来てくださったんですが、I氏が電車を1駅乗り越してしまったと連絡が入り、ほんの少し遅れるとのことでした。
すると、ビンテージも含めてめっぽう情報通のM氏が加わり、お3方は、一気に同じ話題で盛り上がっておられました。

そうこうするうち、I氏が到着され、それじゃあということで、本日お世話になる謎の工房のご主人運転の車に乗せていただき、目的の謎の工房へ向かいました。
10数分で工房へ到着し、先に書いた通り、看板のない頑丈そうな鉄筋コンクリートの建物に入ると、正にそこは工房というに相応しい場所でした。
イメージで言うと(行ったこと無いのでよく知りませんが)雑誌で見たことがあるオーディオ評論家だった故、長岡鉄男さんの箱舟のような雰囲気とでもいうのでしょうか?20畳ほど(もっと広いのかな?)の部屋の前方には壁一面に何種類かのスピーカーが並び、その手前に本日の主役、QUADのコンデンサースピーカーがセッティングされ、その前にテーブル、右壁面に様々な機器類、テーブルを囲んで10席ほどの椅子、その背面周囲がレコードラックというような配置のお部屋でした。

【広いお部屋のかなり手前にセットされた ESL63pro】

部屋に入るとM氏から工房のご主人(社長)をご紹介いただき、ご挨拶の後、大まかなシステムの説明を頂いて、試聴会がスタートしました。

本日の会の趣旨としては、QUADのコンデンサースピーカーのESL63proを中心に、QUADの再生音を楽しみつくそうと言うもので、既にパワーアンプの405−2が2台待機しており、後からC22とIIも届くとのことでした。

最初は、Audible Illusionsというメーカーの真空管プリ、パワー、プレーヤーは、QUAD66CDという構成で、M氏が何曲かを演奏してくださいました。

【プレーヤー〜プリ】

画面一番上がプレーヤー、その下が曲によって一部使われたメリディアンのDAC、その下がAudible Illusionsのプリです。

ピアノやボーカルの透明度も高く、非常に細かな音が明瞭に聞こえる上、何となく不思議な音場空間を感じました。なんと言うんでしょうか、個々の楽器やボーカルは小さく音像が定位しているんですが、演奏全体の雰囲気は何か面で迫ってくるような感じです。多分にスピーカーの形状から受ける先入観の生かもしれませんが。
とにかく、非常にリニアリティが高そうなクリアでストレートな音が気持ちよく、聞き入ってしまいました。

それもそのはず、M氏と工房のご主人は、前日の深夜までスピーカーのセッティングをされ、アンプも含めて様々な組み合わせで調整頂いたそうです。

そして、σ(^^)はいつもの超絶ギターサリオラをかけさせて頂いたんですが、再生直後、弦のひとかきと一叩きの音で納得、満足に達してしまいしまた。薄膜スピーカーならではの繊細さに加え、自然な音のエッジながら、気持ちよく飛んでくるパルス性の音、気持ちよく鳴って欲しいギターの弦の音が、期待通りに鳴り、何より嬉しかったのが、ギターのボディからの低音で、弦のタイトな音に遅れることなく、非常に心地よく鳴っていました。

予想外の低音の迫力に感激していると、M氏から解説があり、パワーアンプはKT88EL34のプッシュプル(だったかな?)で、デジチャンで63ヘルツで切って、サブウーファ(最初の画像の真ん中の箱)を繋いでいるとのことでした。(納得)
※H20.10.30M氏より情報入手して追記
サブウーファーはENTEC 1000LF をデミアン・マーチン氏(クロスビーオーディオワークス)がモデファイしたクロスビーチューンモデル。

【パワーアンプとデジチャン】

既にコレだけの音が出ていれば、もう充分でしょうというような素晴らしい再生音が出ています。
普通の試聴会なら、このまま色んなソースを聞き比べ、その鳴りっぷりを確認するんでしょうが、本日は冒頭に説明を受けたように、あくまでこれは、ウォーミングアップなのです。

コレだけの実力を目の当たりにして、この先があるのかな?と思っていましたが、何の!完全に序の口でした。
少々長くなりましたので、一旦、ここで中断して、衝撃の体験第2波は、次回紹介とさせていただきます。

いつもかみさんから、長すぎて読む気がしないと言われているのですが、某友人から、字が小さくて読めんと指摘され、文字を大きくしてみたら、その長さが半端じゃなくなってしまったので、分割して、少し1話が短くなるようにしたいと思います。 ←違うて!寄り道の無駄話が多すぎるんじゃ!


こうご期待!

デハ(^^)/
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-114.html




▲△▽▼

M氏主催QUAD試聴会 −その2−(素晴らしいQUADハーモニー) [2008/10/2907:00]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-115.html

充分に素晴らしい再生音楽を聞かせてくれたESL63Proですが、謎の工房のただならぬ様相をご覧になった方は、まだまたコレでは終わらないだろうと思い当たっておられるのではないかと思います。

手始めとして鳴らされた音で、既に満足してしまっていたσ(^^)は、果たしてこの後次々と襲い掛かる大きな衝撃に耐えられるのでしょうか?

という事で、QUADの音を楽しみまくろうという主旨のイベントの前座として、アメリカさんの機器を交えて聞かせていただいたんですが、それではいよいよアンプもQUADにしたらどうなるかというステップに突入しました。


【次なる勇士405−2 2台】

そうです、次なる勇士は、QUAD 405−2 なんですが、そのままの参加という訳ではありません。

プリアンプは、そのままで、まずは、パワーアンプを単体のステレオからスタートしますが、イギリスでの環境は、240ボルトで、100ボルトで使うと、全然お話にならないほど、オリジナル環境の方がいいそうです。
今回は、機器調達の都合から、国内仕様の200ボルト版と海外仕様の240ボルト版の2台が準備されており、最初は、国内仕様の機体を200ボルトでの試聴となりました。

今度もまたしても、1曲目冒頭の再生が始まって直ぐに軍配が上がりました。QUADへの変更と同時に、球アンプからトランジスタのアンプに変ったわけですが、イメージしていた音とは全く違い、中高音の密度が高く、滑らかで、陰影豊に鳴り初め、一気にQUAD色が強いと思われる魅力的な音となりました。

先の再生音に充分満足していたσ(^^)には、非常に大きな驚きで、スピーカーとアンプの関係が、いかに重要かを感じるには充分な変化でした。

それでも、まだ試聴会は始まったばかりです。まだまだお楽しみのネタが待っています。

という事で、次に行われたのが、上の画像が予告していたのでお分かりと思いますが、同じQUAD 405−2(仕様が若干違いますが)を2台使用して、それぞれをBTL接続のモノラルアンプとしての再生です。

この再生には、何やら仕掛けがあるそうで、画像のアンプの上に小さな箱が乗っていますが、QUAD純正のトランスで、コレを使うことによって、簡単にBTL接続のモノラルアンプに出来るのだそうです。

という事で、まずは繋ぎ変え作業に入りしまた。


【謎の工房の機器たち】

ここで、謎の工房のご主人が、普段の工房のシステムという事で、アルテックのA7?に凄く大きな平面バッフルのウーファーつきで聞かせてくださいました。

先程までの試聴曲では、ご本人は、ベースの音が少しだぶつき気味なので、今後の課題だとおっしゃってましたが、とても艶かしいボーカルにうっとりしてしまいました。
せっかくホーンの心地よい音が聞かせていただけるならと、σ(^^)は、思わず持参したトランペットのクインテッドのマスターCD−R盤をかけていただきましたが、ミュートトランペットのなんとも柔らかに包み込むようで暖かなラッパの音に、しばし聞き入ってしまいました。

そうこうするうちに、繋ぎ変えも終わり、いよいよ、QUAD 405−2を2台それぞれ、BTL接続モノラル再生で、試聴再開となりました。

その音は、非常に解像度が高まり、音場感、高域への伸び、低音のリアリティも向上し、現代音楽にもマッチする広帯域の再生となりました。しかも、その傾向の中心は、やはり音楽の躍動感をしっかり守った再生なんですが、ステレオ単体と比べると、少しオーディオ的快感度合いが増したという所でしょうか。

※'08.10.29 10:30修正(国産プレーヤーの試聴を記述していましたが、順番の勘違いに気付き、削除しました。m(_ _)m)

それじゃあ、次は、もう一度アンプをステレオ単体に戻そうか?

という事で、アンプを繋ぎなおすことになったんですが、先に説明したように、同じ405−2が間に合わなかったため、先の1台は国内仕様、もう1台は海外仕様という事で、今度は海外仕様を240ボルトで使ってみようということになりました。

そして、出てきた音は・・・・・・・何と素晴らしい!!

BTLモノより緩やかな低音にはなりますが、大変豊な量感で、ギリギリ不満にならない柔らかさで、何より中音の密度感が高く、高音にかけても、なんとも柔らかで滑らかに伸びていきます。
なにやら、BTLモノにするためのトランスの影響もあるとのことで、一部の方はトランスレスでBTLモノにしたらどうなるだろうと思いを馳せておられました。

で、σ(^^)はというと、以前なら確実にBTLモノのオーディオ的快感を選んでいたと思いますが、今回は、なぜか、ステレオ単体の音の方に好感を持ちました。おそらく、全体のバランスと空気感というか包み込まれる雰囲気に惹かれたんだと思います。

しかし何という完成された音楽再生なんでしょうか!

何十年も前のシステムで、コレだけ感動的な再生が出来るなんて!
QUADというメーカーの総合的な音作りの凄さを垣間見た気がします。

いや〜!本当に凄い!素晴らしい!

となると・・・・・・さあ、この後の真の衝撃体験については、次回、第3話に続きます。


こうご期待!

デハ(^^)/

コメント

クオードのパワーアンプは...

傑作ですね。
ESL(HQDシステム) 63と昔散々聞きました。1番素晴らしいと思ったのは63とフッターマンのOTLアンプとナカミチのアナログプレーヤーで聴いた音でした。本当に素晴らしいと思いましたよ。
[2008/11/01 21:33]


ご覧いただいたと思いますが、第3話に出てくる通りの結末となりました。
後は、更にオール同年代・・・・
[2008/11/02 00:06]

https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-115.html


▲△▽▼



M氏主催QUAD試聴会 −その3−(オールQUADの真髄) [2008/10/3007:00]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-116.html

本日も、引き続き お宅訪問シリーズ第5弾!のつづきですが・・・・・

皆さんのご感想はどうでしょうか?
かみさんからは、まだ長いと文句言われてますが、これを区切ると話の盛り上がりも何もなくなっちゃう気がするし(^^;
皆感からのご感想もお聞きしたい所です。よろしくお願いしますm(_ _)m

なんてことは置いといて、いよいよクライマックスが近付いてきました!

前回まで、第1話冒頭のタイトル直後の興奮度合いから、どんなに凄いんだ?と期待が目一杯膨らんだ方には、ん?ちょっとMt.T2の反応が大人しいんじゃないか?と思われる記事だったかもしれません。

そんな皆さん!お待たせしました!!どぉあいぶぅあくはつです!!!!


QUAD66CD、アメリカさんの管球プリを送り出し系として、QUAD 405−2を本国のオリジナル環境の240ボルトにしてESL63Proを駆動したときの、何とも甘美な惚れ惚れするような味のある音楽再生に、心底感動し、本当に幸せ一杯だったんですが、そう言えばまだ・・・・・・・と、試聴会場左の作業台に途中持ち込まれた機器に目が行きました。

【QUAD 22】

何とエレガントな筐体でしょうか?
今のオーディオ機器にはない、押し付けがましさを感じない自然でシンプルなデザインと非常にコンパクトなサイズ。
英国のある種、凛とした雰囲気も感じさせる佇まいに、ついつい見とれてしまいます。

その後に置かれていたのがこちら。

【QUAD II】


いずれも半世紀近くを過ごしてきた製品・・・・何か、「作品」と呼びたくなりますね。(^^;

22とあわせて見ると、益々その洗練されたデザインに、憧れさえ抱きます。

コレを眺めていると、一体どんな音色を聞かせてくれるのだろう?との思いが抑えられなくなりますね!

本日、ほんの少し遅れて会場を訪れた、そう、訪れたのです。

この素晴らしいQUADの名機達は、QUADに想い入れ、愛して止まないK氏の手厚いメンテナンスを受けた愛機の一つで、本日主催のM氏の計らいで、オールQUADシステムを試聴するために、この謎の工房に招かれたのです!!

そうなんです!
今日の会のトリを努めるのがこの黄金コンビ!

つまり、オールQUADによる再生音楽を楽しもうということです。

QUAD 66CD + QUAD 22 + QUAD II + ESL63Pro

しかも、QUADが奏でる本来のブリティッシュサウンドを聞こうということで、各機器を本国と同じ240ボルトでの再生という、普通ではめったに聞くことができない環境での再生です。

【オールQUADシステム勢揃い】


セッティングが終わり、並べられた機器たちを眺めると、この名機たちに相応しいインテリアでコーディネートされた部屋で、この名機たちが奏でる音楽を、家族や友人たちと会話を楽しみ、紅茶をいただきながならゆったり過ごしてみたい・・・・なんて思ってしまいました。(^^;

そんな妄想に浸っているうちに、いよいよ試聴再開・・・・っと、ちょっと違いますね。演奏がはじまりました。ですね。

!! !! ぅお〜っ!
一同に耳を傾けていた全員が、声にならない声をあげ、会場が一気にざわめきました。

んーん!何とも!濃密で甘美!暖かくて優しい!
言葉の無知を悔やみます!
そうなんだ!これが、QUADの音なんだ!!

今まで、聞いてきたと思っていた素晴らしいQUADが、実はまだ完全なQUADの音ではなかったことに気付きました。
今聞いている音に比べると、それまでの音は全く、未完成の音だったのです。
しかも、素晴らしい音楽だと感じていた音が、まだまだ単なる「音」だったことに気付かされました。
これが「音楽」なんですよと見せつけらたような衝撃だったんです!

今のσ(^^)には、濃密で甘美!暖かくて優しい!としか表現できませんが、何ともまとまりのある心地よい音楽が聞こえてきました。
最高に贅沢な音です。
コレが半世紀前のシステムから再生されているということに、驚きを隠せません。
自分のオーディオへの取り組みが、正に「あなたのはオーディオ遊びだよ」とあざ笑っているかのような音です。

黄金コンビの所有者である、超QUADフリークのK氏の言葉が耳から離れません。

「散々色々試したけど、QUADを買ってきてポンと置いて、そのまま普通に鳴らすっていうのが、実は一番良い音なんだよな。」

この音を聞いたら、この言葉の重みに始めて気付かされます。

謎の工房の主が、こぼされていました。

「昨夜、夜中まで、ああでもない、こうでもないって散々試したのは何だったの?」
「完全にやられたよ。それまでのが完全に前座になっちゃった。」
「まさか、ここまで差がはっきりするとは思ってなかった」

いやいや、部屋やスピーカーのセッティング、電源の環境など、この工房の土台があってのことだと思いますよ。

でも、今日のこれまでの試聴の後に、この音を聞いてしまうと、全てが無意味だと感じても無理ないのかもしれませんね。

本当に、完全にQUADの世界を見せ付けられたと言う感じです。
恐れ入りましたという他ありません。

もうホンとに、「衝撃」と呼ぶに相応しい素晴らしい体験でした。


翌日頂いた主催のM氏からのメールにも、「故ピーター・ウォーカーの爺様にやられたと思いました。」とありましたが、超ベテランの参加者の皆様にも相当な衝撃だったようです。

その事実を物語るかのように、QUADに想いを馳せ始めた矢先、この衝撃に完全にノックアウトされ、その世界に驀進を始めてしまった方もいらっしゃいます。(^^;
そうです!近頃ビンテージ、特にQUADに傾倒し始めておられた AcousticTao さんです。
氏の「ブログ」を拝見すると、当日の日記から、その衝撃の状況と、氏の驀進の経過が伺えます(^^;

いや、もう本当に素晴らしかった\(^^)/

この会にお誘いいただいたI氏、M氏、また、それをサポートされた謎の工房のご主人、K氏、更にこの会に参加された皆さん、本当にありがとうございました。
1点だけ、同時代のQUADという点でのみ、ESL57の存在が気になりますが、またの奇跡に期待したいと思います。

いや〜!本当に幸せなことです。どうもありがとうございました。


・・・・・と、終わりにしたいのですが、実は、まだ続きがあるのです。(^^;

このお宅訪問レポート第5弾の第1章、冒頭に書いた文をご記憶でしょうか?

>完全に「とりはだ」体験!しかも、超・感動の結末!
>(まだ今も、ちょっと後の件には、まずかったかな?の思いがありますが。)

このお話は、次回、こうご期待!

デハ(^^)/

https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-116.html





▲△▽▼

AcousticTao

2008/10/25
9534番バッター AcousticTao
https://moon.ap.teacup.com/tao7637/964.html#comment  

 とある秘密の工房にQUAD好きが10名近く集結し、「QUADを聴く会」の定例会が開催される予定があることを聞きつけて、私も参加させていただいた。この定例会は秘密裏に集会が重ねられ、QUADに関して様々な発見がなされた模様である。

 秘密の工房の広さは20畳はあるであろうか。とても広く、QUAD以外にも様々なオーディオ機器が並んでいる。さらに様々な測定機器や工具、ケーブル類が並んでいて、まさに秘密集会が開催される工房の様相を呈している。


 今日の定例会はESL63を様々なアンプで鳴らすというというのがテーマ。送り出しはQUAD66CDで固定。CDプレーヤーとスピーカーをQUADの銘品で固定したうえ、アンプを何種類か試してみたのであるが、「いや〜素晴らしい経験をさせていただいた」というのが正直な感想である。

 まずトップバッターは、Audible Illusionsという聞きなれないメーカーのプリアンプとパワーアンプ。アメリカ製の真空管式のアンプメーカーである。初めて見た。真空管式ということを意識させない高度なバランスとクリアな音質。クオリティは高い。

 二番バッターは、プリはそのままにパワーがQUAD405-2の組み合わせ。音に確かにQUAD色が加味され、ブリティッシュ・サウンドに変化。「やっぱりいいよな〜」とほっと胸をなでおろす。


 三番バッターはパワーが405-2のモノ使い。小さなトランスを加えて2台の405-2がESL63を駆動する。なかなかの技巧派である。405-2が2台になったのでQUAD色が強まるのかと思ったが、逆であった。QUAD色は薄まり、バランスがより普遍的というか、品位が上がったように感じられた。しかし、QUAD好きにとっては、QUAD色が薄まったのは少しばかり寂しい気がした。


 そして、本日のメインイベント。4番バッターの登場である。その名は、「QUAD22 QUADU」。その4番バッターの一振りは、ボールを軽々とスタンドに放り込んだ。その放たれたボールは緩やかな放物線を描きならがら、フェンスを越えた。さすが4番バッターである。その一振りで勝負は瞬時についた。そして私自身の心の迷いにも瞬時に決着をつけてくれたのであった。

コメント

2008/10/30 23:11
投稿者:tao


MESSAさん、こんばんわ!
高解像度でもしなやかで、気持ち良くて寝ちゃうような音っていいですよね・・・パワーアンプを新調されてさらに高度に調整されたMESSA SOUNDを楽しみにしています。


2008/10/30 12:10
投稿者:messa

Taoさん、こんにちわ。

 好きな方向がつかめて良かったですね!以前にお邪魔した時に、絶対的な解像度より音色とか雰囲気を大事にされるのかなぁとも思っていました。
 当方は高解像度でもしなやかで、気持ちよくて寝ちゃうような音が目標です。少しは理想に近づいたと思うので、今度お出で頂いてチェックして下さいね〜


2008/10/27 20:25
投稿者:tao


hiroさん、こんばんわ!
出来れば一つの部屋にはスピーカーはひとつ、アンプもひとつ、と思っています。
なので、現在部屋は三つありますので、あぶれてしまったスピーカーとアンプは処分するしかないかと思っているのです。しかし、いざ手放すとなると惜しくなってひとつの部屋に2セットあってもいいかな〜なんてことになるかもしれません。

2008/10/26 22:45
投稿者:hiroyuki azuma

Taoさん!?

そ、そんなぁああ。まじですか?

急にではなかったのかもしれませんが、ハイエンドを処分されるのですかぁ?

うおおおおぉおおおおおお。Taoさあああぁあぁん。

それもほとんど処分ですか?

一緒に探しましょう。笑

古くていいやつを…。
hiro

2008/10/26 22:32
投稿者:tao

MESSAさん、こんばんわ!
一気に50年以上もの時間の流れをさかのぼることになりそうです。オーディオを趣味とするようになってから、もうすぐ3年が経とうとしていますが、3年経ってようやく自分が好きな音が分かってきました。
当初これが良いはずと思っていたものからは大きくそれることになりそうです。今後はハイエンドの機器はほとんど処分し、ビンテージに大きく踏み出すことになりそうです。

2008/10/26 19:53
投稿者:messa


Taoさん、こんばんわ。
 
 おおっ!つまり吹っ切れてQUADのSPを導入って事ですよね?相変わらず凄いペースですね! 今度オフ会の予定があれば参加させて下さいね〜
https://moon.ap.teacup.com/tao7637/964.html#comment


2008/10/26
954ALL QUAD AcousticTao 
https://moon.ap.teacup.com/tao7637/965.html#comment


 QUAD 66CD、QUAD 22、QUAD U、QUAD 63PROのオールQUADのシステムを昨日聴いた。「素晴らしい・・・」音が出た瞬間部屋の空気が変わったような気がした。それ以前にアンプとして使っていた「Audible Illusions」は「幻」のように消え去った。

 さらに同じQUADの405-2も2台まとめて飛んでいってしまった。「前座」という言葉がこれほどしっくりときて、さらに軽々しく思えた経験もめずらしい。「これで決まりだ、これ以上何が必要なのだろうか?」というのが、このALL QUADシステムを聴いての正直な気持ちであった。

 このラインナップで数曲聴いてから、このオーディオ工房のオーナーがお持ちの違うメーカーのCDプレーヤーを送り出しとして使ってみた。QUAD66CDよりもしっかりした躯体を持ったCDプレーヤーである。

 途端に音楽から命が消えた。「ありゃりゃ・・・これは同一メーカーで揃えて使えってことか・・・」と内心思った。イギリスでは同一メーカーで揃えるというのは当たり前のようであるが、日本の場合はいくつかのメーカーを組み合わせる方が一般的である。

 まあ、何はともあれ、QUAD 22とQUAD Uのペアの音を聴くことが出来たのは、昨日の一番の収穫であった。そしてESL 63PROをじっくり聴くことが出来たのも素晴らしい経験となった。

 この両者の組み合わせの音を聴きながら「このアンプでESL 57を鳴らしたらどうなのであろうか?63PROは素晴らしく鳴っている。ESL 57でも素晴らしいはずである・・・」という思いが頭の中をぐるぐる回っていた。

 きっと63の方がオーディオ的には優れた面が多いはず。でも何故かしらESL 57の方に惹かれるものを感じるのである。帯域もより狭いはず、構造的にもより単純である。しかし、QUAD 22とQUAD Uは、ESL 57を駆動することを主目的として開発されたアンプである。なのでこの組み合わせで悪いはずがない。

 しかし、これらの製品は半世紀も前の製品であるので、コンディションはバラツキがあるはず。しっかりメンテナンスされたものであればいいのであるが、安易に手を出すと「はずれ」をつかむ可能性も高い。かなりリスキーな分野ではある。リスキーではあるが、大きくハンドルを切る決心はついた。

コメント


2008/10/28 21:46
投稿者:tao


hiroさん、コメントありがとうございます。
QUAD66CDを手に持つと、とても軽い。そばの出前持ちの落ち方でも持ち運びができるほどです。

しかし、一旦音が鳴り出すと、スピードを上げれば上げるほど路面に吸い付くドイツ車のように、滑らかに歌い始めます。
2台購入される気持ちも分からないではないです。

2008/10/27 23:38
投稿者:hiroyuki azuma


66CDおめでとう御座います。

良いと思いますよ。値段も当然の価格。いい買い物だと思います。ショップですか?
手放さない人が多いようなので、もともとの流通数からもそれほど頻繁にショップで見かけたりしませんが、フィリップスメカのそれは、絶妙ですね。

しかし、早い。Taoさんの動きが早すぎて驚いています。

とはいえ、おめでとう御座います。
到着が楽しみですね。

グレーのボディは、QUADとの相性も良いですよ。

当方もQUADのCDは、好きが高じて、2台です。アホと思われていますが…。

QUAD大好きです。笑

2008/10/27 20:29
投稿者:tao

キン肉マンさん、こんばんわ!
ALL QUADがあまりに良かったので、実は66CDの中古を入手しました。明日か明後日家に届く予定です。価格は79,800円。この価格、なんだかほっとします。これが当たり前なのでしょうが、狂気じみた価格ばかり目にしてきたものですから・・・

2008/10/27 17:02
投稿者:キン肉マン

QUAD 66CD→QUAD 22→QUAD U→QUAD 57

きっとTaoさんを裏切りませんよ!

同じPhilipsメカのSTUDER A730もQUADとの相性バッチリですし、
66CDの後継機である67CDも気になりますね。
https://moon.ap.teacup.com/tao7637/965.html#comment

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M氏主催QUAD試聴会 −最終章−(Ge3超感動)[2008/10/3107:00]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-117.html


タイトルに、怪しい記述がありますね。ご注意下さい。(^^;

前回、何やら思わせぶりな終わり方でしたね。
本日は、お宅訪問レポート第5弾、最終章と題して、前回を上回ってしまった最高のクライマックスをお届けします。


前回の最後にフリました、お宅訪問レポート第5弾の第1章の冒頭に書いた文をご記憶でしょうか?

>完全に「とりはだ」体験!しかも、超・感動の結末!
>(まだ今も、ちょっと後の件には、まずかったかな?の思いがありますが。)

前回、これだけの「衝撃」を受けていながら、まだ「とりはだ」も「超・感動」もでて来ていないですね・・・・・・

【オールQUADシステム勢揃い】


っと、もうホンとにもの凄い体験をさせてただいたんですが、この完璧な再生音楽を聞かせていただいて、σ(^^)は、どうしてもある衝動が抑えられなくなってしまいました。

でも、今日はQUADを聴きまくるをテーマに、M氏がプロデュースされた試聴会です。
しかも、この上ない「衝撃」を参加者に与え、最高に盛り上がっています。

試聴会は、その後、じゃあ、(これだけ素晴らしい音を出しているのがオールQUADのハーモニーによるのかを確かめるために)国産CDプレーヤーに変えてみたらどうなるかやってみようよ、という話になりました。

σ(^^)の好きな某筋骨隆々メカのプレーヤーに繋ぎ変えての試聴です。

音が出た瞬間、勝負が付きました・・・・というか、勝負になりませんでした。(^^;

ん〜?ここまでつまらい音になっちゃうの?

ひょっとして、ここでSP以外、オール国産機で構成するうちのシステムを同時比較したら、この落胆をモロに味わうことになるの?って考えると、結構ショックでした。(^^;

当然、1曲も聴き終わらないうちに、すぐさま元のオールQUADに戻されました。

やはり、完璧!!
最高の再生音楽です!! 素晴らしい!!


と、同時に、押さえていた衝動が堰を切って流れ出しました。

「Mさん、こんな凄い音聞かせてもらったら、我慢できないです。この音やバランスがどう変るか、どうしても知りたくなりました。」
「えっ!げげげ持ってきてるの?」
「うん。聞いてみたいです!」

と、そこへ別の参加者の要望もあり、次の曲の再生が始まりました。

すると、途中でM氏が、「Mt.T2さん、どうしてもやりたいって顔してるよ。やってみたい?」
「マナーに反するような、せっかくの盛り上がりを台無しにするかもしれませんけど、是非やらせて欲しいですね。」

M氏の近くにいらしたK氏が、何をやりたいといっているのかをM氏に聞いて、
「いいんじゃないですか。やって見られては?」
との暖かいお言葉を頂きました。

「じゃあ、ホンとに駄目にしちゃうかもしれませんが、1曲だけ実験をさせてください。」

という事で、会の最大の盛り上がりを台無しにするのでは?との恐怖心と戦いながら、極度の緊張を持って、まずは、ノーマルのまま再生しました。
曲は、このオールQUADを聴いて、持参したCDの中で、どうしても聴きたいと思った「ヘイ・リーと故・本田美奈子との幻のデュエットでアメイジンググレース!」

「自分が中央で聞かなくていいの?遠慮せずにどうぞ。」
との配慮まで頂きましたが、
「いえいえ、この実験では、他の人がどんな反応をされるかを見たいので、この場所でいいです。」
と、センターからは少しオフセットした席から、CDプレーヤーの再生ボタンを押しました。

そうなんです。本来、げげげグッズを持参した理由は、もし機会があったら、是非他の方がどんな反応をされるかを見てみたいというものだったのです。

ところが、曲がスタートした途端、もう、いきなり鳥肌たちそうになりました。
他の人の反応なんか構っていられません。完全に聞き惚れてしまいます!
他にはもう、何もいらないほどの満足感。
ノーマルでこの音!凄すぎる!

これは困った! こんな素晴らしい再生がこれ以上よくなるはずがない!

気持ちは極度の緊張へと変りました。

どうしよう、かわらないならまだしも、変な音になったら・・・・・

センターに置かれたサブウーファーの上にフェラーリレッドの「超結界」を置き、焦りに震える手で、天音3本をSPケーブルに添えて紐で縛り、試聴位置に戻ってCDプレーヤーの再生ボタンをオン。

最初の音が流れ出し、笛の音色に、特に異常が感じられないことで、まずは一安心。

その後、最初の部分で、ヘイ・リーが英語で歌うんですが、これが何とも優しく、やわらかく擁かれるように包み込まれる錯覚に陥りました!
そして、途中、日本語で歌い始めた途端、全身に「とりはだ」が立ちそうになりました!

これは凄い!と思ったのもつかの間、いよいよ故・本田美奈子が歌い始め、高音がファルセットで抜けた瞬間、目頭が熱くなり、涙が出そうになるのを必死で堪えました。

「もう一度歌いたい」との強い思いを胸に、無念にも短い生涯を閉じてしまわれた故・本田美奈子さんの、歌に込められた優しくも力強い思いの一端を感じる素晴らしい歌声に、ヘイ・リーが、その思いをオーディエンスに何とか届けたいとサポートするかのように素晴らしいコーラスを添えます。

この世のものとは思えないほどの優しく暖かな空間に擁かれ、全てのしがらみから解き放たれたような感覚に包まれました。
危うく、感情の歯止めが効かなくなりそうになり、必死に堪えていたのですが、気が付くと全身「とりはだ」がたっていました。

ふと我に帰って、立ち上がり、曲の余韻が消え去るのと同時に、CDプレーヤーを停止させた瞬間!

何と!
一緒に聞いていた皆さんから、拍手が起こったのです!!

「いや〜、素晴らしかったですよ!」
K氏から、声をかけていただいた時には、σ(^^)の感動は、最高潮に達していました。

それでも、必死に涙を堪えながら、
「いやぁ、反応を見たいなんて言っておきながら、自分がどっぷり嵌って、マジに鳥肌立っちゃいました。」
と、答えるのが精一杯でした。

いや、本当に、曲で感動させてもらい、更にげげげの再生に拍手をいただいたことで、σ(^^)は一気に「超・感動」の世界に上り詰めました!

今思うと、QUADの素晴らしさを聴きまくるための試聴会で、オールQUADの素晴らしい演奏に、皆さんが最高潮に盛り上がっていらっしゃる中、全く関係ない妖しいGe3アイテムを実験するなんて、何て失礼なことをしたんだと、反省するばかりで、そんなタブーをお許しくださったM氏には、感謝の気持ちで一杯です。
せっかくの試聴会の盛り上がりを台無しにするかもしれないお願いを、快く、お許しいただき、本当にありがとうございました。

正直、あれほど完成したバランスと再現を見せるオールQUADの音を聞いていたら、どうしてもGe3アイテムがそのバランスを崩すことなく、新たな効果を見せてくれるか、試したくて、我慢できずにお願いしてしまいました。

幸いにも、まあ、皆さんが会の進行上の配慮をしてくださった?のか、拍手までいただけた(わたしと同様に感激していただけたと勝手に解釈しております)ということは、極めて感激的な出来事で、本当に感謝しています。

Mさん、また、同席いただいた皆様、本当にありがとうございました。


という事で、過去のオーディオ体験の中でも、頂点に位置する感動をいただいたところで、今回のお宅訪問シリーズのレポートを終わりとさせていただきます。
最後まで、駄文にお付き合いいただいた皆様、ありがとうございました。m(_ _)m


デハ(^^)/
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-117.html


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/840.html#c48

[リバイバル3] スピーカーの歴史 _ 何故、過去に遡る程 スピーカーもアンプも音が良くなるのか? 中川隆
12. 中川隆[-9380] koaQ7Jey 2019年6月22日 12:39:04 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3106]
M氏主催QUAD試聴会 −その1−(本気のコンデンサーSP)[2008/10/28 07:00]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-114.html

えー、今回の訪問は、お宅訪問と言うには少々趣が異なります。
お誘いいただいたのは、いつもご配慮、ご指南いただいているI氏からなんですが、その最強タッグのもう一方M氏(当実験室にもお越しいただき、先日ハンコック邸にもご一緒したM氏)のQUADのSPを聴く会があるから来ないかというものでした。

なにやら、スピーカー大好きなM氏が、猛集した結果、どうにも自宅に置ききれなくなってあるショップに預かってもらっているとか、心底QUADに惚れて、集めたコンデンサーSPのメンテナンスなどでお世話になっているショップで、試聴会をすることになったとか、出何処不明の怪しい噂を耳にしましたが、ご本人には直接聞けませんでした。(^^;

何となくの印象では、色々スピーカーを集めては聞きまくり、色んなお宅やショップに聞きに行っておられるM氏が、今一番お好きなのがQUADのコンデンサースピーカーで、そんなM氏のオーディオライフのサポートや色んな実験など、一緒に楽しくやりながら、いつも懇意にされているのが、本日お邪魔したショップなのかな? ちがうか?

更に、よく分からないのが、このショップ。表に看板があるわけでもなく、製品が陳列されて値札が付いていたりするわけでもなく、正に、実験工房と言う風情なんです。

当日、約束の最寄駅(今回も千葉方面だったんですが、以前H氏邸にお邪魔して、距離感がつかめていたので、今回はあせりもなく到着)で約束の少し前に到着し、改札の外に出てみると、既に有名なビンテージタンノイ使いのA氏がおられ、ご挨拶していると、程なくAcousticTaoさんが到着、A氏とTaoさんの間でいきなりビンテージオーディオの話が盛り上がり、わけわかめなσ(^^)は、どんぐり眼で口も半開き状態で、意味なくうなずくばかりでした。
と、そこへ本日の主催者であるM氏がお迎えに来てくださったんですが、I氏が電車を1駅乗り越してしまったと連絡が入り、ほんの少し遅れるとのことでした。
すると、ビンテージも含めてめっぽう情報通のM氏が加わり、お3方は、一気に同じ話題で盛り上がっておられました。

そうこうするうち、I氏が到着され、それじゃあということで、本日お世話になる謎の工房のご主人運転の車に乗せていただき、目的の謎の工房へ向かいました。
10数分で工房へ到着し、先に書いた通り、看板のない頑丈そうな鉄筋コンクリートの建物に入ると、正にそこは工房というに相応しい場所でした。
イメージで言うと(行ったこと無いのでよく知りませんが)雑誌で見たことがあるオーディオ評論家だった故、長岡鉄男さんの箱舟のような雰囲気とでもいうのでしょうか?20畳ほど(もっと広いのかな?)の部屋の前方には壁一面に何種類かのスピーカーが並び、その手前に本日の主役、QUADのコンデンサースピーカーがセッティングされ、その前にテーブル、右壁面に様々な機器類、テーブルを囲んで10席ほどの椅子、その背面周囲がレコードラックというような配置のお部屋でした。

【広いお部屋のかなり手前にセットされた ESL63pro】

部屋に入るとM氏から工房のご主人(社長)をご紹介いただき、ご挨拶の後、大まかなシステムの説明を頂いて、試聴会がスタートしました。

本日の会の趣旨としては、QUADのコンデンサースピーカーのESL63proを中心に、QUADの再生音を楽しみつくそうと言うもので、既にパワーアンプの405−2が2台待機しており、後からC22とIIも届くとのことでした。

最初は、Audible Illusionsというメーカーの真空管プリ、パワー、プレーヤーは、QUAD66CDという構成で、M氏が何曲かを演奏してくださいました。

【プレーヤー〜プリ】

画面一番上がプレーヤー、その下が曲によって一部使われたメリディアンのDAC、その下がAudible Illusionsのプリです。

ピアノやボーカルの透明度も高く、非常に細かな音が明瞭に聞こえる上、何となく不思議な音場空間を感じました。なんと言うんでしょうか、個々の楽器やボーカルは小さく音像が定位しているんですが、演奏全体の雰囲気は何か面で迫ってくるような感じです。多分にスピーカーの形状から受ける先入観の生かもしれませんが。
とにかく、非常にリニアリティが高そうなクリアでストレートな音が気持ちよく、聞き入ってしまいました。

それもそのはず、M氏と工房のご主人は、前日の深夜までスピーカーのセッティングをされ、アンプも含めて様々な組み合わせで調整頂いたそうです。

そして、σ(^^)はいつもの超絶ギターサリオラをかけさせて頂いたんですが、再生直後、弦のひとかきと一叩きの音で納得、満足に達してしまいしまた。薄膜スピーカーならではの繊細さに加え、自然な音のエッジながら、気持ちよく飛んでくるパルス性の音、気持ちよく鳴って欲しいギターの弦の音が、期待通りに鳴り、何より嬉しかったのが、ギターのボディからの低音で、弦のタイトな音に遅れることなく、非常に心地よく鳴っていました。

予想外の低音の迫力に感激していると、M氏から解説があり、パワーアンプはKT88EL34のプッシュプル(だったかな?)で、デジチャンで63ヘルツで切って、サブウーファ(最初の画像の真ん中の箱)を繋いでいるとのことでした。(納得)
※H20.10.30M氏より情報入手して追記
サブウーファーはENTEC 1000LF をデミアン・マーチン氏(クロスビーオーディオワークス)がモデファイしたクロスビーチューンモデル。

【パワーアンプとデジチャン】

既にコレだけの音が出ていれば、もう充分でしょうというような素晴らしい再生音が出ています。
普通の試聴会なら、このまま色んなソースを聞き比べ、その鳴りっぷりを確認するんでしょうが、本日は冒頭に説明を受けたように、あくまでこれは、ウォーミングアップなのです。

コレだけの実力を目の当たりにして、この先があるのかな?と思っていましたが、何の!完全に序の口でした。
少々長くなりましたので、一旦、ここで中断して、衝撃の体験第2波は、次回紹介とさせていただきます。

いつもかみさんから、長すぎて読む気がしないと言われているのですが、某友人から、字が小さくて読めんと指摘され、文字を大きくしてみたら、その長さが半端じゃなくなってしまったので、分割して、少し1話が短くなるようにしたいと思います。 ←違うて!寄り道の無駄話が多すぎるんじゃ!


こうご期待!

デハ(^^)/
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-114.html




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M氏主催QUAD試聴会 −その2−(素晴らしいQUADハーモニー) [2008/10/2907:00]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-115.html

充分に素晴らしい再生音楽を聞かせてくれたESL63Proですが、謎の工房のただならぬ様相をご覧になった方は、まだまたコレでは終わらないだろうと思い当たっておられるのではないかと思います。

手始めとして鳴らされた音で、既に満足してしまっていたσ(^^)は、果たしてこの後次々と襲い掛かる大きな衝撃に耐えられるのでしょうか?

という事で、QUADの音を楽しみまくろうという主旨のイベントの前座として、アメリカさんの機器を交えて聞かせていただいたんですが、それではいよいよアンプもQUADにしたらどうなるかというステップに突入しました。


【次なる勇士405−2 2台】

そうです、次なる勇士は、QUAD 405−2 なんですが、そのままの参加という訳ではありません。

プリアンプは、そのままで、まずは、パワーアンプを単体のステレオからスタートしますが、イギリスでの環境は、240ボルトで、100ボルトで使うと、全然お話にならないほど、オリジナル環境の方がいいそうです。
今回は、機器調達の都合から、国内仕様の200ボルト版と海外仕様の240ボルト版の2台が準備されており、最初は、国内仕様の機体を200ボルトでの試聴となりました。

今度もまたしても、1曲目冒頭の再生が始まって直ぐに軍配が上がりました。QUADへの変更と同時に、球アンプからトランジスタのアンプに変ったわけですが、イメージしていた音とは全く違い、中高音の密度が高く、滑らかで、陰影豊に鳴り初め、一気にQUAD色が強いと思われる魅力的な音となりました。

先の再生音に充分満足していたσ(^^)には、非常に大きな驚きで、スピーカーとアンプの関係が、いかに重要かを感じるには充分な変化でした。

それでも、まだ試聴会は始まったばかりです。まだまだお楽しみのネタが待っています。

という事で、次に行われたのが、上の画像が予告していたのでお分かりと思いますが、同じQUAD 405−2(仕様が若干違いますが)を2台使用して、それぞれをBTL接続のモノラルアンプとしての再生です。

この再生には、何やら仕掛けがあるそうで、画像のアンプの上に小さな箱が乗っていますが、QUAD純正のトランスで、コレを使うことによって、簡単にBTL接続のモノラルアンプに出来るのだそうです。

という事で、まずは繋ぎ変え作業に入りしまた。


【謎の工房の機器たち】

ここで、謎の工房のご主人が、普段の工房のシステムという事で、アルテックのA7?に凄く大きな平面バッフルのウーファーつきで聞かせてくださいました。

先程までの試聴曲では、ご本人は、ベースの音が少しだぶつき気味なので、今後の課題だとおっしゃってましたが、とても艶かしいボーカルにうっとりしてしまいました。
せっかくホーンの心地よい音が聞かせていただけるならと、σ(^^)は、思わず持参したトランペットのクインテッドのマスターCD−R盤をかけていただきましたが、ミュートトランペットのなんとも柔らかに包み込むようで暖かなラッパの音に、しばし聞き入ってしまいました。

そうこうするうちに、繋ぎ変えも終わり、いよいよ、QUAD 405−2を2台それぞれ、BTL接続モノラル再生で、試聴再開となりました。

その音は、非常に解像度が高まり、音場感、高域への伸び、低音のリアリティも向上し、現代音楽にもマッチする広帯域の再生となりました。しかも、その傾向の中心は、やはり音楽の躍動感をしっかり守った再生なんですが、ステレオ単体と比べると、少しオーディオ的快感度合いが増したという所でしょうか。

※'08.10.29 10:30修正(国産プレーヤーの試聴を記述していましたが、順番の勘違いに気付き、削除しました。m(_ _)m)

それじゃあ、次は、もう一度アンプをステレオ単体に戻そうか?

という事で、アンプを繋ぎなおすことになったんですが、先に説明したように、同じ405−2が間に合わなかったため、先の1台は国内仕様、もう1台は海外仕様という事で、今度は海外仕様を240ボルトで使ってみようということになりました。

そして、出てきた音は・・・・・・・何と素晴らしい!!

BTLモノより緩やかな低音にはなりますが、大変豊な量感で、ギリギリ不満にならない柔らかさで、何より中音の密度感が高く、高音にかけても、なんとも柔らかで滑らかに伸びていきます。
なにやら、BTLモノにするためのトランスの影響もあるとのことで、一部の方はトランスレスでBTLモノにしたらどうなるだろうと思いを馳せておられました。

で、σ(^^)はというと、以前なら確実にBTLモノのオーディオ的快感を選んでいたと思いますが、今回は、なぜか、ステレオ単体の音の方に好感を持ちました。おそらく、全体のバランスと空気感というか包み込まれる雰囲気に惹かれたんだと思います。

しかし何という完成された音楽再生なんでしょうか!

何十年も前のシステムで、コレだけ感動的な再生が出来るなんて!
QUADというメーカーの総合的な音作りの凄さを垣間見た気がします。

いや〜!本当に凄い!素晴らしい!

となると・・・・・・さあ、この後の真の衝撃体験については、次回、第3話に続きます。


こうご期待!

デハ(^^)/

コメント

クオードのパワーアンプは...

傑作ですね。
ESL(HQDシステム) 63と昔散々聞きました。1番素晴らしいと思ったのは63とフッターマンのOTLアンプとナカミチのアナログプレーヤーで聴いた音でした。本当に素晴らしいと思いましたよ。
[2008/11/01 21:33]


ご覧いただいたと思いますが、第3話に出てくる通りの結末となりました。
後は、更にオール同年代・・・・
[2008/11/02 00:06]

https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-115.html


▲△▽▼



M氏主催QUAD試聴会 −その3−(オールQUADの真髄) [2008/10/3007:00]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-116.html

本日も、引き続き お宅訪問シリーズ第5弾!のつづきですが・・・・・

皆さんのご感想はどうでしょうか?
かみさんからは、まだ長いと文句言われてますが、これを区切ると話の盛り上がりも何もなくなっちゃう気がするし(^^;
皆感からのご感想もお聞きしたい所です。よろしくお願いしますm(_ _)m

なんてことは置いといて、いよいよクライマックスが近付いてきました!

前回まで、第1話冒頭のタイトル直後の興奮度合いから、どんなに凄いんだ?と期待が目一杯膨らんだ方には、ん?ちょっとMt.T2の反応が大人しいんじゃないか?と思われる記事だったかもしれません。

そんな皆さん!お待たせしました!!どぉあいぶぅあくはつです!!!!


QUAD66CD、アメリカさんの管球プリを送り出し系として、QUAD 405−2を本国のオリジナル環境の240ボルトにしてESL63Proを駆動したときの、何とも甘美な惚れ惚れするような味のある音楽再生に、心底感動し、本当に幸せ一杯だったんですが、そう言えばまだ・・・・・・・と、試聴会場左の作業台に途中持ち込まれた機器に目が行きました。

【QUAD 22】

何とエレガントな筐体でしょうか?
今のオーディオ機器にはない、押し付けがましさを感じない自然でシンプルなデザインと非常にコンパクトなサイズ。
英国のある種、凛とした雰囲気も感じさせる佇まいに、ついつい見とれてしまいます。

その後に置かれていたのがこちら。

【QUAD II】


いずれも半世紀近くを過ごしてきた製品・・・・何か、「作品」と呼びたくなりますね。(^^;

22とあわせて見ると、益々その洗練されたデザインに、憧れさえ抱きます。

コレを眺めていると、一体どんな音色を聞かせてくれるのだろう?との思いが抑えられなくなりますね!

本日、ほんの少し遅れて会場を訪れた、そう、訪れたのです。

この素晴らしいQUADの名機達は、QUADに想い入れ、愛して止まないK氏の手厚いメンテナンスを受けた愛機の一つで、本日主催のM氏の計らいで、オールQUADシステムを試聴するために、この謎の工房に招かれたのです!!

そうなんです!
今日の会のトリを努めるのがこの黄金コンビ!

つまり、オールQUADによる再生音楽を楽しもうということです。

QUAD 66CD + QUAD 22 + QUAD II + ESL63Pro

しかも、QUADが奏でる本来のブリティッシュサウンドを聞こうということで、各機器を本国と同じ240ボルトでの再生という、普通ではめったに聞くことができない環境での再生です。

【オールQUADシステム勢揃い】


セッティングが終わり、並べられた機器たちを眺めると、この名機たちに相応しいインテリアでコーディネートされた部屋で、この名機たちが奏でる音楽を、家族や友人たちと会話を楽しみ、紅茶をいただきながならゆったり過ごしてみたい・・・・なんて思ってしまいました。(^^;

そんな妄想に浸っているうちに、いよいよ試聴再開・・・・っと、ちょっと違いますね。演奏がはじまりました。ですね。

!! !! ぅお〜っ!
一同に耳を傾けていた全員が、声にならない声をあげ、会場が一気にざわめきました。

んーん!何とも!濃密で甘美!暖かくて優しい!
言葉の無知を悔やみます!
そうなんだ!これが、QUADの音なんだ!!

今まで、聞いてきたと思っていた素晴らしいQUADが、実はまだ完全なQUADの音ではなかったことに気付きました。
今聞いている音に比べると、それまでの音は全く、未完成の音だったのです。
しかも、素晴らしい音楽だと感じていた音が、まだまだ単なる「音」だったことに気付かされました。
これが「音楽」なんですよと見せつけらたような衝撃だったんです!

今のσ(^^)には、濃密で甘美!暖かくて優しい!としか表現できませんが、何ともまとまりのある心地よい音楽が聞こえてきました。
最高に贅沢な音です。
コレが半世紀前のシステムから再生されているということに、驚きを隠せません。
自分のオーディオへの取り組みが、正に「あなたのはオーディオ遊びだよ」とあざ笑っているかのような音です。

黄金コンビの所有者である、超QUADフリークのK氏の言葉が耳から離れません。

「散々色々試したけど、QUADを買ってきてポンと置いて、そのまま普通に鳴らすっていうのが、実は一番良い音なんだよな。」

この音を聞いたら、この言葉の重みに始めて気付かされます。

謎の工房の主が、こぼされていました。

「昨夜、夜中まで、ああでもない、こうでもないって散々試したのは何だったの?」
「完全にやられたよ。それまでのが完全に前座になっちゃった。」
「まさか、ここまで差がはっきりするとは思ってなかった」

いやいや、部屋やスピーカーのセッティング、電源の環境など、この工房の土台があってのことだと思いますよ。

でも、今日のこれまでの試聴の後に、この音を聞いてしまうと、全てが無意味だと感じても無理ないのかもしれませんね。

本当に、完全にQUADの世界を見せ付けられたと言う感じです。
恐れ入りましたという他ありません。

もうホンとに、「衝撃」と呼ぶに相応しい素晴らしい体験でした。


翌日頂いた主催のM氏からのメールにも、「故ピーター・ウォーカーの爺様にやられたと思いました。」とありましたが、超ベテランの参加者の皆様にも相当な衝撃だったようです。

その事実を物語るかのように、QUADに想いを馳せ始めた矢先、この衝撃に完全にノックアウトされ、その世界に驀進を始めてしまった方もいらっしゃいます。(^^;
そうです!近頃ビンテージ、特にQUADに傾倒し始めておられた AcousticTao さんです。
氏の「ブログ」を拝見すると、当日の日記から、その衝撃の状況と、氏の驀進の経過が伺えます(^^;

いや、もう本当に素晴らしかった\(^^)/

この会にお誘いいただいたI氏、M氏、また、それをサポートされた謎の工房のご主人、K氏、更にこの会に参加された皆さん、本当にありがとうございました。
1点だけ、同時代のQUADという点でのみ、ESL57の存在が気になりますが、またの奇跡に期待したいと思います。

いや〜!本当に幸せなことです。どうもありがとうございました。


・・・・・と、終わりにしたいのですが、実は、まだ続きがあるのです。(^^;

このお宅訪問レポート第5弾の第1章、冒頭に書いた文をご記憶でしょうか?

>完全に「とりはだ」体験!しかも、超・感動の結末!
>(まだ今も、ちょっと後の件には、まずかったかな?の思いがありますが。)

このお話は、次回、こうご期待!

デハ(^^)/

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AcousticTao

2008/10/25
9534番バッター AcousticTao
https://moon.ap.teacup.com/tao7637/964.html#comment  

 とある秘密の工房にQUAD好きが10名近く集結し、「QUADを聴く会」の定例会が開催される予定があることを聞きつけて、私も参加させていただいた。この定例会は秘密裏に集会が重ねられ、QUADに関して様々な発見がなされた模様である。

 秘密の工房の広さは20畳はあるであろうか。とても広く、QUAD以外にも様々なオーディオ機器が並んでいる。さらに様々な測定機器や工具、ケーブル類が並んでいて、まさに秘密集会が開催される工房の様相を呈している。


 今日の定例会はESL63を様々なアンプで鳴らすというというのがテーマ。送り出しはQUAD66CDで固定。CDプレーヤーとスピーカーをQUADの銘品で固定したうえ、アンプを何種類か試してみたのであるが、「いや〜素晴らしい経験をさせていただいた」というのが正直な感想である。

 まずトップバッターは、Audible Illusionsという聞きなれないメーカーのプリアンプとパワーアンプ。アメリカ製の真空管式のアンプメーカーである。初めて見た。真空管式ということを意識させない高度なバランスとクリアな音質。クオリティは高い。

 二番バッターは、プリはそのままにパワーがQUAD405-2の組み合わせ。音に確かにQUAD色が加味され、ブリティッシュ・サウンドに変化。「やっぱりいいよな〜」とほっと胸をなでおろす。


 三番バッターはパワーが405-2のモノ使い。小さなトランスを加えて2台の405-2がESL63を駆動する。なかなかの技巧派である。405-2が2台になったのでQUAD色が強まるのかと思ったが、逆であった。QUAD色は薄まり、バランスがより普遍的というか、品位が上がったように感じられた。しかし、QUAD好きにとっては、QUAD色が薄まったのは少しばかり寂しい気がした。


 そして、本日のメインイベント。4番バッターの登場である。その名は、「QUAD22 QUADU」。その4番バッターの一振りは、ボールを軽々とスタンドに放り込んだ。その放たれたボールは緩やかな放物線を描きならがら、フェンスを越えた。さすが4番バッターである。その一振りで勝負は瞬時についた。そして私自身の心の迷いにも瞬時に決着をつけてくれたのであった。

コメント

2008/10/30 23:11
投稿者:tao


MESSAさん、こんばんわ!
高解像度でもしなやかで、気持ち良くて寝ちゃうような音っていいですよね・・・パワーアンプを新調されてさらに高度に調整されたMESSA SOUNDを楽しみにしています。


2008/10/30 12:10
投稿者:messa

Taoさん、こんにちわ。

 好きな方向がつかめて良かったですね!以前にお邪魔した時に、絶対的な解像度より音色とか雰囲気を大事にされるのかなぁとも思っていました。
 当方は高解像度でもしなやかで、気持ちよくて寝ちゃうような音が目標です。少しは理想に近づいたと思うので、今度お出で頂いてチェックして下さいね〜


2008/10/27 20:25
投稿者:tao


hiroさん、こんばんわ!
出来れば一つの部屋にはスピーカーはひとつ、アンプもひとつ、と思っています。
なので、現在部屋は三つありますので、あぶれてしまったスピーカーとアンプは処分するしかないかと思っているのです。しかし、いざ手放すとなると惜しくなってひとつの部屋に2セットあってもいいかな〜なんてことになるかもしれません。

2008/10/26 22:45
投稿者:hiroyuki azuma

Taoさん!?

そ、そんなぁああ。まじですか?

急にではなかったのかもしれませんが、ハイエンドを処分されるのですかぁ?

うおおおおぉおおおおおお。Taoさあああぁあぁん。

それもほとんど処分ですか?

一緒に探しましょう。笑

古くていいやつを…。
hiro

2008/10/26 22:32
投稿者:tao

MESSAさん、こんばんわ!
一気に50年以上もの時間の流れをさかのぼることになりそうです。オーディオを趣味とするようになってから、もうすぐ3年が経とうとしていますが、3年経ってようやく自分が好きな音が分かってきました。
当初これが良いはずと思っていたものからは大きくそれることになりそうです。今後はハイエンドの機器はほとんど処分し、ビンテージに大きく踏み出すことになりそうです。

2008/10/26 19:53
投稿者:messa


Taoさん、こんばんわ。
 
 おおっ!つまり吹っ切れてQUADのSPを導入って事ですよね?相変わらず凄いペースですね! 今度オフ会の予定があれば参加させて下さいね〜
https://moon.ap.teacup.com/tao7637/964.html#comment


2008/10/26
954ALL QUAD AcousticTao 
https://moon.ap.teacup.com/tao7637/965.html#comment


 QUAD 66CD、QUAD 22、QUAD U、QUAD 63PROのオールQUADのシステムを昨日聴いた。「素晴らしい・・・」音が出た瞬間部屋の空気が変わったような気がした。それ以前にアンプとして使っていた「Audible Illusions」は「幻」のように消え去った。

 さらに同じQUADの405-2も2台まとめて飛んでいってしまった。「前座」という言葉がこれほどしっくりときて、さらに軽々しく思えた経験もめずらしい。「これで決まりだ、これ以上何が必要なのだろうか?」というのが、このALL QUADシステムを聴いての正直な気持ちであった。

 このラインナップで数曲聴いてから、このオーディオ工房のオーナーがお持ちの違うメーカーのCDプレーヤーを送り出しとして使ってみた。QUAD66CDよりもしっかりした躯体を持ったCDプレーヤーである。

 途端に音楽から命が消えた。「ありゃりゃ・・・これは同一メーカーで揃えて使えってことか・・・」と内心思った。イギリスでは同一メーカーで揃えるというのは当たり前のようであるが、日本の場合はいくつかのメーカーを組み合わせる方が一般的である。

 まあ、何はともあれ、QUAD 22とQUAD Uのペアの音を聴くことが出来たのは、昨日の一番の収穫であった。そしてESL 63PROをじっくり聴くことが出来たのも素晴らしい経験となった。

 この両者の組み合わせの音を聴きながら「このアンプでESL 57を鳴らしたらどうなのであろうか?63PROは素晴らしく鳴っている。ESL 57でも素晴らしいはずである・・・」という思いが頭の中をぐるぐる回っていた。

 きっと63の方がオーディオ的には優れた面が多いはず。でも何故かしらESL 57の方に惹かれるものを感じるのである。帯域もより狭いはず、構造的にもより単純である。しかし、QUAD 22とQUAD Uは、ESL 57を駆動することを主目的として開発されたアンプである。なのでこの組み合わせで悪いはずがない。

 しかし、これらの製品は半世紀も前の製品であるので、コンディションはバラツキがあるはず。しっかりメンテナンスされたものであればいいのであるが、安易に手を出すと「はずれ」をつかむ可能性も高い。かなりリスキーな分野ではある。リスキーではあるが、大きくハンドルを切る決心はついた。

コメント


2008/10/28 21:46
投稿者:tao


hiroさん、コメントありがとうございます。
QUAD66CDを手に持つと、とても軽い。そばの出前持ちの落ち方でも持ち運びができるほどです。

しかし、一旦音が鳴り出すと、スピードを上げれば上げるほど路面に吸い付くドイツ車のように、滑らかに歌い始めます。
2台購入される気持ちも分からないではないです。

2008/10/27 23:38
投稿者:hiroyuki azuma


66CDおめでとう御座います。

良いと思いますよ。値段も当然の価格。いい買い物だと思います。ショップですか?
手放さない人が多いようなので、もともとの流通数からもそれほど頻繁にショップで見かけたりしませんが、フィリップスメカのそれは、絶妙ですね。

しかし、早い。Taoさんの動きが早すぎて驚いています。

とはいえ、おめでとう御座います。
到着が楽しみですね。

グレーのボディは、QUADとの相性も良いですよ。

当方もQUADのCDは、好きが高じて、2台です。アホと思われていますが…。

QUAD大好きです。笑

2008/10/27 20:29
投稿者:tao

キン肉マンさん、こんばんわ!
ALL QUADがあまりに良かったので、実は66CDの中古を入手しました。明日か明後日家に届く予定です。価格は79,800円。この価格、なんだかほっとします。これが当たり前なのでしょうが、狂気じみた価格ばかり目にしてきたものですから・・・

2008/10/27 17:02
投稿者:キン肉マン

QUAD 66CD→QUAD 22→QUAD U→QUAD 57

きっとTaoさんを裏切りませんよ!

同じPhilipsメカのSTUDER A730もQUADとの相性バッチリですし、
66CDの後継機である67CDも気になりますね。
https://moon.ap.teacup.com/tao7637/965.html#comment

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M氏主催QUAD試聴会 −最終章−(Ge3超感動)[2008/10/3107:00]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-117.html


タイトルに、怪しい記述がありますね。ご注意下さい。(^^;

前回、何やら思わせぶりな終わり方でしたね。
本日は、お宅訪問レポート第5弾、最終章と題して、前回を上回ってしまった最高のクライマックスをお届けします。


前回の最後にフリました、お宅訪問レポート第5弾の第1章の冒頭に書いた文をご記憶でしょうか?

>完全に「とりはだ」体験!しかも、超・感動の結末!
>(まだ今も、ちょっと後の件には、まずかったかな?の思いがありますが。)

前回、これだけの「衝撃」を受けていながら、まだ「とりはだ」も「超・感動」もでて来ていないですね・・・・・・

【オールQUADシステム勢揃い】


っと、もうホンとにもの凄い体験をさせてただいたんですが、この完璧な再生音楽を聞かせていただいて、σ(^^)は、どうしてもある衝動が抑えられなくなってしまいました。

でも、今日はQUADを聴きまくるをテーマに、M氏がプロデュースされた試聴会です。
しかも、この上ない「衝撃」を参加者に与え、最高に盛り上がっています。

試聴会は、その後、じゃあ、(これだけ素晴らしい音を出しているのがオールQUADのハーモニーによるのかを確かめるために)国産CDプレーヤーに変えてみたらどうなるかやってみようよ、という話になりました。

σ(^^)の好きな某筋骨隆々メカのプレーヤーに繋ぎ変えての試聴です。

音が出た瞬間、勝負が付きました・・・・というか、勝負になりませんでした。(^^;

ん〜?ここまでつまらい音になっちゃうの?

ひょっとして、ここでSP以外、オール国産機で構成するうちのシステムを同時比較したら、この落胆をモロに味わうことになるの?って考えると、結構ショックでした。(^^;

当然、1曲も聴き終わらないうちに、すぐさま元のオールQUADに戻されました。

やはり、完璧!!
最高の再生音楽です!! 素晴らしい!!


と、同時に、押さえていた衝動が堰を切って流れ出しました。

「Mさん、こんな凄い音聞かせてもらったら、我慢できないです。この音やバランスがどう変るか、どうしても知りたくなりました。」
「えっ!げげげ持ってきてるの?」
「うん。聞いてみたいです!」

と、そこへ別の参加者の要望もあり、次の曲の再生が始まりました。

すると、途中でM氏が、「Mt.T2さん、どうしてもやりたいって顔してるよ。やってみたい?」
「マナーに反するような、せっかくの盛り上がりを台無しにするかもしれませんけど、是非やらせて欲しいですね。」

M氏の近くにいらしたK氏が、何をやりたいといっているのかをM氏に聞いて、
「いいんじゃないですか。やって見られては?」
との暖かいお言葉を頂きました。

「じゃあ、ホンとに駄目にしちゃうかもしれませんが、1曲だけ実験をさせてください。」

という事で、会の最大の盛り上がりを台無しにするのでは?との恐怖心と戦いながら、極度の緊張を持って、まずは、ノーマルのまま再生しました。
曲は、このオールQUADを聴いて、持参したCDの中で、どうしても聴きたいと思った「ヘイ・リーと故・本田美奈子との幻のデュエットでアメイジンググレース!」

「自分が中央で聞かなくていいの?遠慮せずにどうぞ。」
との配慮まで頂きましたが、
「いえいえ、この実験では、他の人がどんな反応をされるかを見たいので、この場所でいいです。」
と、センターからは少しオフセットした席から、CDプレーヤーの再生ボタンを押しました。

そうなんです。本来、げげげグッズを持参した理由は、もし機会があったら、是非他の方がどんな反応をされるかを見てみたいというものだったのです。

ところが、曲がスタートした途端、もう、いきなり鳥肌たちそうになりました。
他の人の反応なんか構っていられません。完全に聞き惚れてしまいます!
他にはもう、何もいらないほどの満足感。
ノーマルでこの音!凄すぎる!

これは困った! こんな素晴らしい再生がこれ以上よくなるはずがない!

気持ちは極度の緊張へと変りました。

どうしよう、かわらないならまだしも、変な音になったら・・・・・

センターに置かれたサブウーファーの上にフェラーリレッドの「超結界」を置き、焦りに震える手で、天音3本をSPケーブルに添えて紐で縛り、試聴位置に戻ってCDプレーヤーの再生ボタンをオン。

最初の音が流れ出し、笛の音色に、特に異常が感じられないことで、まずは一安心。

その後、最初の部分で、ヘイ・リーが英語で歌うんですが、これが何とも優しく、やわらかく擁かれるように包み込まれる錯覚に陥りました!
そして、途中、日本語で歌い始めた途端、全身に「とりはだ」が立ちそうになりました!

これは凄い!と思ったのもつかの間、いよいよ故・本田美奈子が歌い始め、高音がファルセットで抜けた瞬間、目頭が熱くなり、涙が出そうになるのを必死で堪えました。

「もう一度歌いたい」との強い思いを胸に、無念にも短い生涯を閉じてしまわれた故・本田美奈子さんの、歌に込められた優しくも力強い思いの一端を感じる素晴らしい歌声に、ヘイ・リーが、その思いをオーディエンスに何とか届けたいとサポートするかのように素晴らしいコーラスを添えます。

この世のものとは思えないほどの優しく暖かな空間に擁かれ、全てのしがらみから解き放たれたような感覚に包まれました。
危うく、感情の歯止めが効かなくなりそうになり、必死に堪えていたのですが、気が付くと全身「とりはだ」がたっていました。

ふと我に帰って、立ち上がり、曲の余韻が消え去るのと同時に、CDプレーヤーを停止させた瞬間!

何と!
一緒に聞いていた皆さんから、拍手が起こったのです!!

「いや〜、素晴らしかったですよ!」
K氏から、声をかけていただいた時には、σ(^^)の感動は、最高潮に達していました。

それでも、必死に涙を堪えながら、
「いやぁ、反応を見たいなんて言っておきながら、自分がどっぷり嵌って、マジに鳥肌立っちゃいました。」
と、答えるのが精一杯でした。

いや、本当に、曲で感動させてもらい、更にげげげの再生に拍手をいただいたことで、σ(^^)は一気に「超・感動」の世界に上り詰めました!

今思うと、QUADの素晴らしさを聴きまくるための試聴会で、オールQUADの素晴らしい演奏に、皆さんが最高潮に盛り上がっていらっしゃる中、全く関係ない妖しいGe3アイテムを実験するなんて、何て失礼なことをしたんだと、反省するばかりで、そんなタブーをお許しくださったM氏には、感謝の気持ちで一杯です。
せっかくの試聴会の盛り上がりを台無しにするかもしれないお願いを、快く、お許しいただき、本当にありがとうございました。

正直、あれほど完成したバランスと再現を見せるオールQUADの音を聞いていたら、どうしてもGe3アイテムがそのバランスを崩すことなく、新たな効果を見せてくれるか、試したくて、我慢できずにお願いしてしまいました。

幸いにも、まあ、皆さんが会の進行上の配慮をしてくださった?のか、拍手までいただけた(わたしと同様に感激していただけたと勝手に解釈しております)ということは、極めて感激的な出来事で、本当に感謝しています。

Mさん、また、同席いただいた皆様、本当にありがとうございました。


という事で、過去のオーディオ体験の中でも、頂点に位置する感動をいただいたところで、今回のお宅訪問シリーズのレポートを終わりとさせていただきます。
最後まで、駄文にお付き合いいただいた皆様、ありがとうございました。m(_ _)m


デハ(^^)/
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http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/858.html#c12

[リバイバル3] CD プレーヤーは進歩しているのか?  中川隆
79. 中川隆[-9379] koaQ7Jey 2019年6月22日 12:39:39 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3107]
M氏主催QUAD試聴会 −その1−(本気のコンデンサーSP)[2008/10/28 07:00]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-114.html

えー、今回の訪問は、お宅訪問と言うには少々趣が異なります。
お誘いいただいたのは、いつもご配慮、ご指南いただいているI氏からなんですが、その最強タッグのもう一方M氏(当実験室にもお越しいただき、先日ハンコック邸にもご一緒したM氏)のQUADのSPを聴く会があるから来ないかというものでした。

なにやら、スピーカー大好きなM氏が、猛集した結果、どうにも自宅に置ききれなくなってあるショップに預かってもらっているとか、心底QUADに惚れて、集めたコンデンサーSPのメンテナンスなどでお世話になっているショップで、試聴会をすることになったとか、出何処不明の怪しい噂を耳にしましたが、ご本人には直接聞けませんでした。(^^;

何となくの印象では、色々スピーカーを集めては聞きまくり、色んなお宅やショップに聞きに行っておられるM氏が、今一番お好きなのがQUADのコンデンサースピーカーで、そんなM氏のオーディオライフのサポートや色んな実験など、一緒に楽しくやりながら、いつも懇意にされているのが、本日お邪魔したショップなのかな? ちがうか?

更に、よく分からないのが、このショップ。表に看板があるわけでもなく、製品が陳列されて値札が付いていたりするわけでもなく、正に、実験工房と言う風情なんです。

当日、約束の最寄駅(今回も千葉方面だったんですが、以前H氏邸にお邪魔して、距離感がつかめていたので、今回はあせりもなく到着)で約束の少し前に到着し、改札の外に出てみると、既に有名なビンテージタンノイ使いのA氏がおられ、ご挨拶していると、程なくAcousticTaoさんが到着、A氏とTaoさんの間でいきなりビンテージオーディオの話が盛り上がり、わけわかめなσ(^^)は、どんぐり眼で口も半開き状態で、意味なくうなずくばかりでした。
と、そこへ本日の主催者であるM氏がお迎えに来てくださったんですが、I氏が電車を1駅乗り越してしまったと連絡が入り、ほんの少し遅れるとのことでした。
すると、ビンテージも含めてめっぽう情報通のM氏が加わり、お3方は、一気に同じ話題で盛り上がっておられました。

そうこうするうち、I氏が到着され、それじゃあということで、本日お世話になる謎の工房のご主人運転の車に乗せていただき、目的の謎の工房へ向かいました。
10数分で工房へ到着し、先に書いた通り、看板のない頑丈そうな鉄筋コンクリートの建物に入ると、正にそこは工房というに相応しい場所でした。
イメージで言うと(行ったこと無いのでよく知りませんが)雑誌で見たことがあるオーディオ評論家だった故、長岡鉄男さんの箱舟のような雰囲気とでもいうのでしょうか?20畳ほど(もっと広いのかな?)の部屋の前方には壁一面に何種類かのスピーカーが並び、その手前に本日の主役、QUADのコンデンサースピーカーがセッティングされ、その前にテーブル、右壁面に様々な機器類、テーブルを囲んで10席ほどの椅子、その背面周囲がレコードラックというような配置のお部屋でした。

【広いお部屋のかなり手前にセットされた ESL63pro】

部屋に入るとM氏から工房のご主人(社長)をご紹介いただき、ご挨拶の後、大まかなシステムの説明を頂いて、試聴会がスタートしました。

本日の会の趣旨としては、QUADのコンデンサースピーカーのESL63proを中心に、QUADの再生音を楽しみつくそうと言うもので、既にパワーアンプの405−2が2台待機しており、後からC22とIIも届くとのことでした。

最初は、Audible Illusionsというメーカーの真空管プリ、パワー、プレーヤーは、QUAD66CDという構成で、M氏が何曲かを演奏してくださいました。

【プレーヤー〜プリ】

画面一番上がプレーヤー、その下が曲によって一部使われたメリディアンのDAC、その下がAudible Illusionsのプリです。

ピアノやボーカルの透明度も高く、非常に細かな音が明瞭に聞こえる上、何となく不思議な音場空間を感じました。なんと言うんでしょうか、個々の楽器やボーカルは小さく音像が定位しているんですが、演奏全体の雰囲気は何か面で迫ってくるような感じです。多分にスピーカーの形状から受ける先入観の生かもしれませんが。
とにかく、非常にリニアリティが高そうなクリアでストレートな音が気持ちよく、聞き入ってしまいました。

それもそのはず、M氏と工房のご主人は、前日の深夜までスピーカーのセッティングをされ、アンプも含めて様々な組み合わせで調整頂いたそうです。

そして、σ(^^)はいつもの超絶ギターサリオラをかけさせて頂いたんですが、再生直後、弦のひとかきと一叩きの音で納得、満足に達してしまいしまた。薄膜スピーカーならではの繊細さに加え、自然な音のエッジながら、気持ちよく飛んでくるパルス性の音、気持ちよく鳴って欲しいギターの弦の音が、期待通りに鳴り、何より嬉しかったのが、ギターのボディからの低音で、弦のタイトな音に遅れることなく、非常に心地よく鳴っていました。

予想外の低音の迫力に感激していると、M氏から解説があり、パワーアンプはKT88EL34のプッシュプル(だったかな?)で、デジチャンで63ヘルツで切って、サブウーファ(最初の画像の真ん中の箱)を繋いでいるとのことでした。(納得)
※H20.10.30M氏より情報入手して追記
サブウーファーはENTEC 1000LF をデミアン・マーチン氏(クロスビーオーディオワークス)がモデファイしたクロスビーチューンモデル。

【パワーアンプとデジチャン】

既にコレだけの音が出ていれば、もう充分でしょうというような素晴らしい再生音が出ています。
普通の試聴会なら、このまま色んなソースを聞き比べ、その鳴りっぷりを確認するんでしょうが、本日は冒頭に説明を受けたように、あくまでこれは、ウォーミングアップなのです。

コレだけの実力を目の当たりにして、この先があるのかな?と思っていましたが、何の!完全に序の口でした。
少々長くなりましたので、一旦、ここで中断して、衝撃の体験第2波は、次回紹介とさせていただきます。

いつもかみさんから、長すぎて読む気がしないと言われているのですが、某友人から、字が小さくて読めんと指摘され、文字を大きくしてみたら、その長さが半端じゃなくなってしまったので、分割して、少し1話が短くなるようにしたいと思います。 ←違うて!寄り道の無駄話が多すぎるんじゃ!


こうご期待!

デハ(^^)/
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M氏主催QUAD試聴会 −その2−(素晴らしいQUADハーモニー) [2008/10/2907:00]
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充分に素晴らしい再生音楽を聞かせてくれたESL63Proですが、謎の工房のただならぬ様相をご覧になった方は、まだまたコレでは終わらないだろうと思い当たっておられるのではないかと思います。

手始めとして鳴らされた音で、既に満足してしまっていたσ(^^)は、果たしてこの後次々と襲い掛かる大きな衝撃に耐えられるのでしょうか?

という事で、QUADの音を楽しみまくろうという主旨のイベントの前座として、アメリカさんの機器を交えて聞かせていただいたんですが、それではいよいよアンプもQUADにしたらどうなるかというステップに突入しました。


【次なる勇士405−2 2台】

そうです、次なる勇士は、QUAD 405−2 なんですが、そのままの参加という訳ではありません。

プリアンプは、そのままで、まずは、パワーアンプを単体のステレオからスタートしますが、イギリスでの環境は、240ボルトで、100ボルトで使うと、全然お話にならないほど、オリジナル環境の方がいいそうです。
今回は、機器調達の都合から、国内仕様の200ボルト版と海外仕様の240ボルト版の2台が準備されており、最初は、国内仕様の機体を200ボルトでの試聴となりました。

今度もまたしても、1曲目冒頭の再生が始まって直ぐに軍配が上がりました。QUADへの変更と同時に、球アンプからトランジスタのアンプに変ったわけですが、イメージしていた音とは全く違い、中高音の密度が高く、滑らかで、陰影豊に鳴り初め、一気にQUAD色が強いと思われる魅力的な音となりました。

先の再生音に充分満足していたσ(^^)には、非常に大きな驚きで、スピーカーとアンプの関係が、いかに重要かを感じるには充分な変化でした。

それでも、まだ試聴会は始まったばかりです。まだまだお楽しみのネタが待っています。

という事で、次に行われたのが、上の画像が予告していたのでお分かりと思いますが、同じQUAD 405−2(仕様が若干違いますが)を2台使用して、それぞれをBTL接続のモノラルアンプとしての再生です。

この再生には、何やら仕掛けがあるそうで、画像のアンプの上に小さな箱が乗っていますが、QUAD純正のトランスで、コレを使うことによって、簡単にBTL接続のモノラルアンプに出来るのだそうです。

という事で、まずは繋ぎ変え作業に入りしまた。


【謎の工房の機器たち】

ここで、謎の工房のご主人が、普段の工房のシステムという事で、アルテックのA7?に凄く大きな平面バッフルのウーファーつきで聞かせてくださいました。

先程までの試聴曲では、ご本人は、ベースの音が少しだぶつき気味なので、今後の課題だとおっしゃってましたが、とても艶かしいボーカルにうっとりしてしまいました。
せっかくホーンの心地よい音が聞かせていただけるならと、σ(^^)は、思わず持参したトランペットのクインテッドのマスターCD−R盤をかけていただきましたが、ミュートトランペットのなんとも柔らかに包み込むようで暖かなラッパの音に、しばし聞き入ってしまいました。

そうこうするうちに、繋ぎ変えも終わり、いよいよ、QUAD 405−2を2台それぞれ、BTL接続モノラル再生で、試聴再開となりました。

その音は、非常に解像度が高まり、音場感、高域への伸び、低音のリアリティも向上し、現代音楽にもマッチする広帯域の再生となりました。しかも、その傾向の中心は、やはり音楽の躍動感をしっかり守った再生なんですが、ステレオ単体と比べると、少しオーディオ的快感度合いが増したという所でしょうか。

※'08.10.29 10:30修正(国産プレーヤーの試聴を記述していましたが、順番の勘違いに気付き、削除しました。m(_ _)m)

それじゃあ、次は、もう一度アンプをステレオ単体に戻そうか?

という事で、アンプを繋ぎなおすことになったんですが、先に説明したように、同じ405−2が間に合わなかったため、先の1台は国内仕様、もう1台は海外仕様という事で、今度は海外仕様を240ボルトで使ってみようということになりました。

そして、出てきた音は・・・・・・・何と素晴らしい!!

BTLモノより緩やかな低音にはなりますが、大変豊な量感で、ギリギリ不満にならない柔らかさで、何より中音の密度感が高く、高音にかけても、なんとも柔らかで滑らかに伸びていきます。
なにやら、BTLモノにするためのトランスの影響もあるとのことで、一部の方はトランスレスでBTLモノにしたらどうなるだろうと思いを馳せておられました。

で、σ(^^)はというと、以前なら確実にBTLモノのオーディオ的快感を選んでいたと思いますが、今回は、なぜか、ステレオ単体の音の方に好感を持ちました。おそらく、全体のバランスと空気感というか包み込まれる雰囲気に惹かれたんだと思います。

しかし何という完成された音楽再生なんでしょうか!

何十年も前のシステムで、コレだけ感動的な再生が出来るなんて!
QUADというメーカーの総合的な音作りの凄さを垣間見た気がします。

いや〜!本当に凄い!素晴らしい!

となると・・・・・・さあ、この後の真の衝撃体験については、次回、第3話に続きます。


こうご期待!

デハ(^^)/

コメント

クオードのパワーアンプは...

傑作ですね。
ESL(HQDシステム) 63と昔散々聞きました。1番素晴らしいと思ったのは63とフッターマンのOTLアンプとナカミチのアナログプレーヤーで聴いた音でした。本当に素晴らしいと思いましたよ。
[2008/11/01 21:33]


ご覧いただいたと思いますが、第3話に出てくる通りの結末となりました。
後は、更にオール同年代・・・・
[2008/11/02 00:06]

https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-115.html


▲△▽▼



M氏主催QUAD試聴会 −その3−(オールQUADの真髄) [2008/10/3007:00]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-116.html

本日も、引き続き お宅訪問シリーズ第5弾!のつづきですが・・・・・

皆さんのご感想はどうでしょうか?
かみさんからは、まだ長いと文句言われてますが、これを区切ると話の盛り上がりも何もなくなっちゃう気がするし(^^;
皆感からのご感想もお聞きしたい所です。よろしくお願いしますm(_ _)m

なんてことは置いといて、いよいよクライマックスが近付いてきました!

前回まで、第1話冒頭のタイトル直後の興奮度合いから、どんなに凄いんだ?と期待が目一杯膨らんだ方には、ん?ちょっとMt.T2の反応が大人しいんじゃないか?と思われる記事だったかもしれません。

そんな皆さん!お待たせしました!!どぉあいぶぅあくはつです!!!!


QUAD66CD、アメリカさんの管球プリを送り出し系として、QUAD 405−2を本国のオリジナル環境の240ボルトにしてESL63Proを駆動したときの、何とも甘美な惚れ惚れするような味のある音楽再生に、心底感動し、本当に幸せ一杯だったんですが、そう言えばまだ・・・・・・・と、試聴会場左の作業台に途中持ち込まれた機器に目が行きました。

【QUAD 22】

何とエレガントな筐体でしょうか?
今のオーディオ機器にはない、押し付けがましさを感じない自然でシンプルなデザインと非常にコンパクトなサイズ。
英国のある種、凛とした雰囲気も感じさせる佇まいに、ついつい見とれてしまいます。

その後に置かれていたのがこちら。

【QUAD II】


いずれも半世紀近くを過ごしてきた製品・・・・何か、「作品」と呼びたくなりますね。(^^;

22とあわせて見ると、益々その洗練されたデザインに、憧れさえ抱きます。

コレを眺めていると、一体どんな音色を聞かせてくれるのだろう?との思いが抑えられなくなりますね!

本日、ほんの少し遅れて会場を訪れた、そう、訪れたのです。

この素晴らしいQUADの名機達は、QUADに想い入れ、愛して止まないK氏の手厚いメンテナンスを受けた愛機の一つで、本日主催のM氏の計らいで、オールQUADシステムを試聴するために、この謎の工房に招かれたのです!!

そうなんです!
今日の会のトリを努めるのがこの黄金コンビ!

つまり、オールQUADによる再生音楽を楽しもうということです。

QUAD 66CD + QUAD 22 + QUAD II + ESL63Pro

しかも、QUADが奏でる本来のブリティッシュサウンドを聞こうということで、各機器を本国と同じ240ボルトでの再生という、普通ではめったに聞くことができない環境での再生です。

【オールQUADシステム勢揃い】


セッティングが終わり、並べられた機器たちを眺めると、この名機たちに相応しいインテリアでコーディネートされた部屋で、この名機たちが奏でる音楽を、家族や友人たちと会話を楽しみ、紅茶をいただきながならゆったり過ごしてみたい・・・・なんて思ってしまいました。(^^;

そんな妄想に浸っているうちに、いよいよ試聴再開・・・・っと、ちょっと違いますね。演奏がはじまりました。ですね。

!! !! ぅお〜っ!
一同に耳を傾けていた全員が、声にならない声をあげ、会場が一気にざわめきました。

んーん!何とも!濃密で甘美!暖かくて優しい!
言葉の無知を悔やみます!
そうなんだ!これが、QUADの音なんだ!!

今まで、聞いてきたと思っていた素晴らしいQUADが、実はまだ完全なQUADの音ではなかったことに気付きました。
今聞いている音に比べると、それまでの音は全く、未完成の音だったのです。
しかも、素晴らしい音楽だと感じていた音が、まだまだ単なる「音」だったことに気付かされました。
これが「音楽」なんですよと見せつけらたような衝撃だったんです!

今のσ(^^)には、濃密で甘美!暖かくて優しい!としか表現できませんが、何ともまとまりのある心地よい音楽が聞こえてきました。
最高に贅沢な音です。
コレが半世紀前のシステムから再生されているということに、驚きを隠せません。
自分のオーディオへの取り組みが、正に「あなたのはオーディオ遊びだよ」とあざ笑っているかのような音です。

黄金コンビの所有者である、超QUADフリークのK氏の言葉が耳から離れません。

「散々色々試したけど、QUADを買ってきてポンと置いて、そのまま普通に鳴らすっていうのが、実は一番良い音なんだよな。」

この音を聞いたら、この言葉の重みに始めて気付かされます。

謎の工房の主が、こぼされていました。

「昨夜、夜中まで、ああでもない、こうでもないって散々試したのは何だったの?」
「完全にやられたよ。それまでのが完全に前座になっちゃった。」
「まさか、ここまで差がはっきりするとは思ってなかった」

いやいや、部屋やスピーカーのセッティング、電源の環境など、この工房の土台があってのことだと思いますよ。

でも、今日のこれまでの試聴の後に、この音を聞いてしまうと、全てが無意味だと感じても無理ないのかもしれませんね。

本当に、完全にQUADの世界を見せ付けられたと言う感じです。
恐れ入りましたという他ありません。

もうホンとに、「衝撃」と呼ぶに相応しい素晴らしい体験でした。


翌日頂いた主催のM氏からのメールにも、「故ピーター・ウォーカーの爺様にやられたと思いました。」とありましたが、超ベテランの参加者の皆様にも相当な衝撃だったようです。

その事実を物語るかのように、QUADに想いを馳せ始めた矢先、この衝撃に完全にノックアウトされ、その世界に驀進を始めてしまった方もいらっしゃいます。(^^;
そうです!近頃ビンテージ、特にQUADに傾倒し始めておられた AcousticTao さんです。
氏の「ブログ」を拝見すると、当日の日記から、その衝撃の状況と、氏の驀進の経過が伺えます(^^;

いや、もう本当に素晴らしかった\(^^)/

この会にお誘いいただいたI氏、M氏、また、それをサポートされた謎の工房のご主人、K氏、更にこの会に参加された皆さん、本当にありがとうございました。
1点だけ、同時代のQUADという点でのみ、ESL57の存在が気になりますが、またの奇跡に期待したいと思います。

いや〜!本当に幸せなことです。どうもありがとうございました。


・・・・・と、終わりにしたいのですが、実は、まだ続きがあるのです。(^^;

このお宅訪問レポート第5弾の第1章、冒頭に書いた文をご記憶でしょうか?

>完全に「とりはだ」体験!しかも、超・感動の結末!
>(まだ今も、ちょっと後の件には、まずかったかな?の思いがありますが。)

このお話は、次回、こうご期待!

デハ(^^)/

https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-116.html





▲△▽▼

AcousticTao

2008/10/25
9534番バッター AcousticTao
https://moon.ap.teacup.com/tao7637/964.html#comment  

 とある秘密の工房にQUAD好きが10名近く集結し、「QUADを聴く会」の定例会が開催される予定があることを聞きつけて、私も参加させていただいた。この定例会は秘密裏に集会が重ねられ、QUADに関して様々な発見がなされた模様である。

 秘密の工房の広さは20畳はあるであろうか。とても広く、QUAD以外にも様々なオーディオ機器が並んでいる。さらに様々な測定機器や工具、ケーブル類が並んでいて、まさに秘密集会が開催される工房の様相を呈している。


 今日の定例会はESL63を様々なアンプで鳴らすというというのがテーマ。送り出しはQUAD66CDで固定。CDプレーヤーとスピーカーをQUADの銘品で固定したうえ、アンプを何種類か試してみたのであるが、「いや〜素晴らしい経験をさせていただいた」というのが正直な感想である。

 まずトップバッターは、Audible Illusionsという聞きなれないメーカーのプリアンプとパワーアンプ。アメリカ製の真空管式のアンプメーカーである。初めて見た。真空管式ということを意識させない高度なバランスとクリアな音質。クオリティは高い。

 二番バッターは、プリはそのままにパワーがQUAD405-2の組み合わせ。音に確かにQUAD色が加味され、ブリティッシュ・サウンドに変化。「やっぱりいいよな〜」とほっと胸をなでおろす。


 三番バッターはパワーが405-2のモノ使い。小さなトランスを加えて2台の405-2がESL63を駆動する。なかなかの技巧派である。405-2が2台になったのでQUAD色が強まるのかと思ったが、逆であった。QUAD色は薄まり、バランスがより普遍的というか、品位が上がったように感じられた。しかし、QUAD好きにとっては、QUAD色が薄まったのは少しばかり寂しい気がした。


 そして、本日のメインイベント。4番バッターの登場である。その名は、「QUAD22 QUADU」。その4番バッターの一振りは、ボールを軽々とスタンドに放り込んだ。その放たれたボールは緩やかな放物線を描きならがら、フェンスを越えた。さすが4番バッターである。その一振りで勝負は瞬時についた。そして私自身の心の迷いにも瞬時に決着をつけてくれたのであった。

コメント

2008/10/30 23:11
投稿者:tao


MESSAさん、こんばんわ!
高解像度でもしなやかで、気持ち良くて寝ちゃうような音っていいですよね・・・パワーアンプを新調されてさらに高度に調整されたMESSA SOUNDを楽しみにしています。


2008/10/30 12:10
投稿者:messa

Taoさん、こんにちわ。

 好きな方向がつかめて良かったですね!以前にお邪魔した時に、絶対的な解像度より音色とか雰囲気を大事にされるのかなぁとも思っていました。
 当方は高解像度でもしなやかで、気持ちよくて寝ちゃうような音が目標です。少しは理想に近づいたと思うので、今度お出で頂いてチェックして下さいね〜


2008/10/27 20:25
投稿者:tao


hiroさん、こんばんわ!
出来れば一つの部屋にはスピーカーはひとつ、アンプもひとつ、と思っています。
なので、現在部屋は三つありますので、あぶれてしまったスピーカーとアンプは処分するしかないかと思っているのです。しかし、いざ手放すとなると惜しくなってひとつの部屋に2セットあってもいいかな〜なんてことになるかもしれません。

2008/10/26 22:45
投稿者:hiroyuki azuma

Taoさん!?

そ、そんなぁああ。まじですか?

急にではなかったのかもしれませんが、ハイエンドを処分されるのですかぁ?

うおおおおぉおおおおおお。Taoさあああぁあぁん。

それもほとんど処分ですか?

一緒に探しましょう。笑

古くていいやつを…。
hiro

2008/10/26 22:32
投稿者:tao

MESSAさん、こんばんわ!
一気に50年以上もの時間の流れをさかのぼることになりそうです。オーディオを趣味とするようになってから、もうすぐ3年が経とうとしていますが、3年経ってようやく自分が好きな音が分かってきました。
当初これが良いはずと思っていたものからは大きくそれることになりそうです。今後はハイエンドの機器はほとんど処分し、ビンテージに大きく踏み出すことになりそうです。

2008/10/26 19:53
投稿者:messa


Taoさん、こんばんわ。
 
 おおっ!つまり吹っ切れてQUADのSPを導入って事ですよね?相変わらず凄いペースですね! 今度オフ会の予定があれば参加させて下さいね〜
https://moon.ap.teacup.com/tao7637/964.html#comment


2008/10/26
954ALL QUAD AcousticTao 
https://moon.ap.teacup.com/tao7637/965.html#comment


 QUAD 66CD、QUAD 22、QUAD U、QUAD 63PROのオールQUADのシステムを昨日聴いた。「素晴らしい・・・」音が出た瞬間部屋の空気が変わったような気がした。それ以前にアンプとして使っていた「Audible Illusions」は「幻」のように消え去った。

 さらに同じQUADの405-2も2台まとめて飛んでいってしまった。「前座」という言葉がこれほどしっくりときて、さらに軽々しく思えた経験もめずらしい。「これで決まりだ、これ以上何が必要なのだろうか?」というのが、このALL QUADシステムを聴いての正直な気持ちであった。

 このラインナップで数曲聴いてから、このオーディオ工房のオーナーがお持ちの違うメーカーのCDプレーヤーを送り出しとして使ってみた。QUAD66CDよりもしっかりした躯体を持ったCDプレーヤーである。

 途端に音楽から命が消えた。「ありゃりゃ・・・これは同一メーカーで揃えて使えってことか・・・」と内心思った。イギリスでは同一メーカーで揃えるというのは当たり前のようであるが、日本の場合はいくつかのメーカーを組み合わせる方が一般的である。

 まあ、何はともあれ、QUAD 22とQUAD Uのペアの音を聴くことが出来たのは、昨日の一番の収穫であった。そしてESL 63PROをじっくり聴くことが出来たのも素晴らしい経験となった。

 この両者の組み合わせの音を聴きながら「このアンプでESL 57を鳴らしたらどうなのであろうか?63PROは素晴らしく鳴っている。ESL 57でも素晴らしいはずである・・・」という思いが頭の中をぐるぐる回っていた。

 きっと63の方がオーディオ的には優れた面が多いはず。でも何故かしらESL 57の方に惹かれるものを感じるのである。帯域もより狭いはず、構造的にもより単純である。しかし、QUAD 22とQUAD Uは、ESL 57を駆動することを主目的として開発されたアンプである。なのでこの組み合わせで悪いはずがない。

 しかし、これらの製品は半世紀も前の製品であるので、コンディションはバラツキがあるはず。しっかりメンテナンスされたものであればいいのであるが、安易に手を出すと「はずれ」をつかむ可能性も高い。かなりリスキーな分野ではある。リスキーではあるが、大きくハンドルを切る決心はついた。

コメント


2008/10/28 21:46
投稿者:tao


hiroさん、コメントありがとうございます。
QUAD66CDを手に持つと、とても軽い。そばの出前持ちの落ち方でも持ち運びができるほどです。

しかし、一旦音が鳴り出すと、スピードを上げれば上げるほど路面に吸い付くドイツ車のように、滑らかに歌い始めます。
2台購入される気持ちも分からないではないです。

2008/10/27 23:38
投稿者:hiroyuki azuma


66CDおめでとう御座います。

良いと思いますよ。値段も当然の価格。いい買い物だと思います。ショップですか?
手放さない人が多いようなので、もともとの流通数からもそれほど頻繁にショップで見かけたりしませんが、フィリップスメカのそれは、絶妙ですね。

しかし、早い。Taoさんの動きが早すぎて驚いています。

とはいえ、おめでとう御座います。
到着が楽しみですね。

グレーのボディは、QUADとの相性も良いですよ。

当方もQUADのCDは、好きが高じて、2台です。アホと思われていますが…。

QUAD大好きです。笑

2008/10/27 20:29
投稿者:tao

キン肉マンさん、こんばんわ!
ALL QUADがあまりに良かったので、実は66CDの中古を入手しました。明日か明後日家に届く予定です。価格は79,800円。この価格、なんだかほっとします。これが当たり前なのでしょうが、狂気じみた価格ばかり目にしてきたものですから・・・

2008/10/27 17:02
投稿者:キン肉マン

QUAD 66CD→QUAD 22→QUAD U→QUAD 57

きっとTaoさんを裏切りませんよ!

同じPhilipsメカのSTUDER A730もQUADとの相性バッチリですし、
66CDの後継機である67CDも気になりますね。
https://moon.ap.teacup.com/tao7637/965.html#comment

▲△▽▼

M氏主催QUAD試聴会 −最終章−(Ge3超感動)[2008/10/3107:00]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-117.html


タイトルに、怪しい記述がありますね。ご注意下さい。(^^;

前回、何やら思わせぶりな終わり方でしたね。
本日は、お宅訪問レポート第5弾、最終章と題して、前回を上回ってしまった最高のクライマックスをお届けします。


前回の最後にフリました、お宅訪問レポート第5弾の第1章の冒頭に書いた文をご記憶でしょうか?

>完全に「とりはだ」体験!しかも、超・感動の結末!
>(まだ今も、ちょっと後の件には、まずかったかな?の思いがありますが。)

前回、これだけの「衝撃」を受けていながら、まだ「とりはだ」も「超・感動」もでて来ていないですね・・・・・・

【オールQUADシステム勢揃い】


っと、もうホンとにもの凄い体験をさせてただいたんですが、この完璧な再生音楽を聞かせていただいて、σ(^^)は、どうしてもある衝動が抑えられなくなってしまいました。

でも、今日はQUADを聴きまくるをテーマに、M氏がプロデュースされた試聴会です。
しかも、この上ない「衝撃」を参加者に与え、最高に盛り上がっています。

試聴会は、その後、じゃあ、(これだけ素晴らしい音を出しているのがオールQUADのハーモニーによるのかを確かめるために)国産CDプレーヤーに変えてみたらどうなるかやってみようよ、という話になりました。

σ(^^)の好きな某筋骨隆々メカのプレーヤーに繋ぎ変えての試聴です。

音が出た瞬間、勝負が付きました・・・・というか、勝負になりませんでした。(^^;

ん〜?ここまでつまらい音になっちゃうの?

ひょっとして、ここでSP以外、オール国産機で構成するうちのシステムを同時比較したら、この落胆をモロに味わうことになるの?って考えると、結構ショックでした。(^^;

当然、1曲も聴き終わらないうちに、すぐさま元のオールQUADに戻されました。

やはり、完璧!!
最高の再生音楽です!! 素晴らしい!!


と、同時に、押さえていた衝動が堰を切って流れ出しました。

「Mさん、こんな凄い音聞かせてもらったら、我慢できないです。この音やバランスがどう変るか、どうしても知りたくなりました。」
「えっ!げげげ持ってきてるの?」
「うん。聞いてみたいです!」

と、そこへ別の参加者の要望もあり、次の曲の再生が始まりました。

すると、途中でM氏が、「Mt.T2さん、どうしてもやりたいって顔してるよ。やってみたい?」
「マナーに反するような、せっかくの盛り上がりを台無しにするかもしれませんけど、是非やらせて欲しいですね。」

M氏の近くにいらしたK氏が、何をやりたいといっているのかをM氏に聞いて、
「いいんじゃないですか。やって見られては?」
との暖かいお言葉を頂きました。

「じゃあ、ホンとに駄目にしちゃうかもしれませんが、1曲だけ実験をさせてください。」

という事で、会の最大の盛り上がりを台無しにするのでは?との恐怖心と戦いながら、極度の緊張を持って、まずは、ノーマルのまま再生しました。
曲は、このオールQUADを聴いて、持参したCDの中で、どうしても聴きたいと思った「ヘイ・リーと故・本田美奈子との幻のデュエットでアメイジンググレース!」

「自分が中央で聞かなくていいの?遠慮せずにどうぞ。」
との配慮まで頂きましたが、
「いえいえ、この実験では、他の人がどんな反応をされるかを見たいので、この場所でいいです。」
と、センターからは少しオフセットした席から、CDプレーヤーの再生ボタンを押しました。

そうなんです。本来、げげげグッズを持参した理由は、もし機会があったら、是非他の方がどんな反応をされるかを見てみたいというものだったのです。

ところが、曲がスタートした途端、もう、いきなり鳥肌たちそうになりました。
他の人の反応なんか構っていられません。完全に聞き惚れてしまいます!
他にはもう、何もいらないほどの満足感。
ノーマルでこの音!凄すぎる!

これは困った! こんな素晴らしい再生がこれ以上よくなるはずがない!

気持ちは極度の緊張へと変りました。

どうしよう、かわらないならまだしも、変な音になったら・・・・・

センターに置かれたサブウーファーの上にフェラーリレッドの「超結界」を置き、焦りに震える手で、天音3本をSPケーブルに添えて紐で縛り、試聴位置に戻ってCDプレーヤーの再生ボタンをオン。

最初の音が流れ出し、笛の音色に、特に異常が感じられないことで、まずは一安心。

その後、最初の部分で、ヘイ・リーが英語で歌うんですが、これが何とも優しく、やわらかく擁かれるように包み込まれる錯覚に陥りました!
そして、途中、日本語で歌い始めた途端、全身に「とりはだ」が立ちそうになりました!

これは凄い!と思ったのもつかの間、いよいよ故・本田美奈子が歌い始め、高音がファルセットで抜けた瞬間、目頭が熱くなり、涙が出そうになるのを必死で堪えました。

「もう一度歌いたい」との強い思いを胸に、無念にも短い生涯を閉じてしまわれた故・本田美奈子さんの、歌に込められた優しくも力強い思いの一端を感じる素晴らしい歌声に、ヘイ・リーが、その思いをオーディエンスに何とか届けたいとサポートするかのように素晴らしいコーラスを添えます。

この世のものとは思えないほどの優しく暖かな空間に擁かれ、全てのしがらみから解き放たれたような感覚に包まれました。
危うく、感情の歯止めが効かなくなりそうになり、必死に堪えていたのですが、気が付くと全身「とりはだ」がたっていました。

ふと我に帰って、立ち上がり、曲の余韻が消え去るのと同時に、CDプレーヤーを停止させた瞬間!

何と!
一緒に聞いていた皆さんから、拍手が起こったのです!!

「いや〜、素晴らしかったですよ!」
K氏から、声をかけていただいた時には、σ(^^)の感動は、最高潮に達していました。

それでも、必死に涙を堪えながら、
「いやぁ、反応を見たいなんて言っておきながら、自分がどっぷり嵌って、マジに鳥肌立っちゃいました。」
と、答えるのが精一杯でした。

いや、本当に、曲で感動させてもらい、更にげげげの再生に拍手をいただいたことで、σ(^^)は一気に「超・感動」の世界に上り詰めました!

今思うと、QUADの素晴らしさを聴きまくるための試聴会で、オールQUADの素晴らしい演奏に、皆さんが最高潮に盛り上がっていらっしゃる中、全く関係ない妖しいGe3アイテムを実験するなんて、何て失礼なことをしたんだと、反省するばかりで、そんなタブーをお許しくださったM氏には、感謝の気持ちで一杯です。
せっかくの試聴会の盛り上がりを台無しにするかもしれないお願いを、快く、お許しいただき、本当にありがとうございました。

正直、あれほど完成したバランスと再現を見せるオールQUADの音を聞いていたら、どうしてもGe3アイテムがそのバランスを崩すことなく、新たな効果を見せてくれるか、試したくて、我慢できずにお願いしてしまいました。

幸いにも、まあ、皆さんが会の進行上の配慮をしてくださった?のか、拍手までいただけた(わたしと同様に感激していただけたと勝手に解釈しております)ということは、極めて感激的な出来事で、本当に感謝しています。

Mさん、また、同席いただいた皆様、本当にありがとうございました。


という事で、過去のオーディオ体験の中でも、頂点に位置する感動をいただいたところで、今回のお宅訪問シリーズのレポートを終わりとさせていただきます。
最後まで、駄文にお付き合いいただいた皆様、ありがとうございました。m(_ _)m


デハ(^^)/
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-117.html


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/842.html#c79

[リバイバル3] 伝説の静電型スピーカー QUAD ESL57・ESL63 中川隆
100. 中川隆[-9378] koaQ7Jey 2019年6月22日 13:39:15 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3108]
KM氏邸訪問記 −1−(QUADの思い出再び) [2008/11/30 07:00]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-117.html


週末三連休を一緒に過ごした上京中の家族を見送り・・・・・・って、ちゃうやろ!はい、金曜の夜に家族が上京し、土曜はMac_cel氏邸訪問と新宿でショッピングの二手に別れ、日曜は、朝から家族一緒にげげげ新技の実験試聴、午後は秋葉でお買い物、そして今日は、家族みんなで千葉方面!!・・・・ですが、ちと行き先が違〜う! 私は試聴会、家族はディズニーランドに行ってそのまま大阪へ・・・・・・・と言うことで、冒頭のお見送りです。(^^;

さてさて、「家族でげげげ新技の実験試聴」「Mac_cel氏邸訪問」(訪問先でデジカメ忘れて、秋葉で新型ゲット)・・・・とお話してきましたが、いよいよ、このタームの最終イベント「クオードを聴く会」(なんかいつの間にか名前がついてるようです)のお宅訪問試聴会です。

前回、M氏のプロデュースで開かれた「クオードを聴く会」について、以下のレポートにてお知らせしました。

【095】081025 M氏主催QUAD試聴会 −その1−(本気のコンデンサーSP)
【096】081025 M氏主催QUAD試聴会 −その2−(素晴らしいQUADハーモニー)
【097】081025 M氏主催QUAD試聴会 −その3−(オールQUADの真髄)
【098】081025 M氏主催QUAD試聴会 −最終章−(Ge3超感動)

もし、この感動巨編(←自分で言うなよ!って、だって面白いもん(^^)をご覧になっていないとか、余り記憶にないという方は、是非(←本音は必ず)、ご覧になってください!←マジ、今読み返しても当日の感動が蘇ってくるし、めっちゃ面白い!!

このときの体験は、まさに鳥肌もの!さらにげげげ体験で拍手までもらった感動ものでしたから!!

で、この時の主役になってしまった「QUAD 22」と「QUAD II」を持ち込んでいただいたのも、「げげげ実験」をするように促していただいたのも、更には、素晴らしいと、率先して拍手を下さったのも、KM氏(この記事ではK氏)だったのです!!

【QUAD 22】      と  【QUAD II】
097-1QUAD22.jpg   097-2QUADII.jpg

そして、この記事の中にも、これだけQUADの音を聞いて、オールQUADの音の素晴らしさに感激した我々は、最後のピースである、ESL57を聞いてみたかった・・・・・との思いを馳せて、会の終了を残念がりながら、KM氏とM氏に、次回、必ず、QUADのアンプたちと、ESL57を聞く機会を作ってほしいとリクエストして分かれたのです。

その結果、ついにその機会が調整され、本日、ようやくその日がやってきました。\(^^)/

という事で、この日、小雨降る中、QUADに魅せられ、真のQUADの歌声を聴くために集まりしもの達は、千葉方面のとある駅に集合しました。

そして、前回同様、謎の工房のご主人の車に乗り込み、KM氏邸へと向かいました。

KM氏邸とは言っていますが、到着したところは、正確には、KM氏の会社の作業場の2階に設けられたリスニングルームでした。

部屋は、非常に広く、30畳くらいあるのかな?(よく分かりません(^^)ですが、鉄骨2階建ての作業場2階を改造されたようで、特段の防音や補強は行われていないように思われます。

さて、この部屋で、QUAD達はどんな音を奏で、どんな感動を与えてくれるのでしょうか?

という事で、本日は、前回の余韻を思い起こしていただくために、ここまでにします。

明日は、いよいよQUAD達の奏でる音を聞いていきます。

ご期待ください!


デハ(^^)/
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-117.html





http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/682.html#c100

[リバイバル3] 伝説の静電型スピーカー QUAD ESL57・ESL63 中川隆
101. 中川隆[-9377] koaQ7Jey 2019年6月22日 13:45:55 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3109]
KM氏邸訪問記 −2−(迎えてくれたQUAD達)[2008/12/0107:00]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-147.html


さて、昨日は、KM氏のオーディオルームに到着したところまでお話しましたが、いよいよ、たくさんのQUAD達と対面のときがやってきました。

階段を上がり、めっちゃ広いオーディオルームに入ると、KM氏が、この上なく暖かい満面の笑顔で迎えてくださいました。

「今日、大丈夫ですから、あれ、色々、どんどんやっちゃってくださいね(^^」

夫〜! × ちゃう! おっと〜!!

何と!いきなり熱いラブコール!
げげげのリクエストを頂いちゃいました!! ←おい!超自己中解釈やな!

こおれは、ひとつ、頑張らないと!!・・・・って、無茶はしませんよ、σ(^^;控えめですから・・・??信じれん!

っと、こちらの話は、そのフェーズまで置いといて・・・・・・(今回ちょっと様子が・・・)

まあ、さておき、QUADの音に魅せられし者たちを迎えてくれたのは・・・・・・

まずは、本日の主役・・・・
【QUAD ESL(57)】


皆さんご存知のコンデンサースピーカーですね。

いきなり、落ちた話で申し訳ないが、その容姿を説明するのに、今朝、かみさんに、

「きょうは、千葉いくねん」
「千葉?」
「前にQUAD聞かせてもらった時、拍手もらって大感激したって言ってたやん」
「うん」
「あの時きっかけを作ってくれたしゃっちょさんのとこいくねん」
「ふーん」
「そん時、もうひとつ元祖のスピーカーを今度聞かせてもらうって言ってたやん」
「どんなスピーカー?」
「ガスのパネルヒーター見たいやつ」

・・・・なんて、説明してきたんです、そしたら、KM氏が移動の車の中で、大笑いのエピソードを話してくださいました(^^;
以前、冬に、奥さんのお友達が来られたとき、このESLに手をかざして、これ、全然暖かくならないわね?っておっしゃったとか・・・・(^^;

そうでしょう!、愛情を注がれる皆さんには、大変申し訳ありませんが、やっぱり、普通の人には、そう見えるのです・・・(^^;

続いては、本日ESLをサポートしてくれるアンプたちです・・・・

まずは、プリ君
【QUADの歴代プリアンプと66CD】


手前から、前回も登場の送り出し標準機のQUAD 66CD、次の上のが22モノ、下が22のステレオ、奥後ろが33、手前が44と、歴代のQUADのプリアンプが勢揃いです。
なお、44だけは、AcousticTaoさんがお持ちいただいたものです。

何れも、非常に個性のある、粋なデザインですね。
持つなら、さりげなくリビングに、22モノのデザインが好みですね。

続いては、同じくパワーアンプ君たち
【QUADの歴代パワーアンプ】


手前から、QUAD II(16Ω)、真ん中のベージュ系のが303、その奥隣がQUAD II(8Ω)、一列奥のヒートシンクつきのが405−2となります。やはりIIのチャーミングなデザインが秀逸に思えます。

で、これらを全て240Xにて駆動します。(404のみ100V)

【240V】

画像上部に2台と一番手前に1台の青いボックスが、電源の要、240Vへのステップアップトランスです。

そして、いきなり、本日のメイン構成での試聴です。

66CD→22→II→ESL57の試聴から・・・・・・

何とやわらかく、暖かく、濃い音がするのでしょうか!!

すんごく、熱く、濃い音です!!

下も上も十分出ているのですが、それとは比べ物にならない中音域の充実感、艶かしさは、たまらん物がありそうです。

HiFiって何?そんなのいるの?という声が聞こえてきそうです。(^^;


続いて、66CD→33→303→ESL57の試聴から・・・・・・

非常に繊細な感じが強くなり、同時に何となくカチッとした印象ホールエコーも良く聞こえ、ボーカルやピアノの艶がなんとも言えません。

自然な空間感が感じられ、ポット音が浮かぶ感じがします。


続きましては、66CD→44→405−2→ESL57の試聴から・・・・・・

何となく、ハイファイ的になってきたような気がすします。

これまでのアンプと比べると、なんかCDみたいな感じで、艶っぽさや響きのようなものが、少し後退した感じがします。

さて、ここまで、最初からの印象では、57の表現は、一種独特の広がり感、空間感を出し、何ともやわらかに広がる印象が中心でしたが、それを改善してみましょうという事になりました。

っと、おもむろに、KM氏が引き出しから何やら取り出してきた。

【黒檀の延長足】

そして、後方にスラントした57を、おもむろに直立に起し、後ろの足の下に黒檀の延長足をかませた。

そして、試聴。

何と、何と!JAZZが前に飛んでくる!!

素晴らしく、ダイナミックに前に押し出してくる!

凄い!

これは、まさしく言いたい放題だが・・・・・・この熱い音は強烈でした!

いやはや、こんなにも違うものか!!


さて、これで、一応、一通りのアンプ郡を聞いてきたのですが、いかがでしたでしょうか。

バランスの素晴らしさからすると、σ(^^;は、33と303に惹かれますが、じっくり聞き込むには、その音の熱さを感じた44と405−2が、オーディオ的快感が感じられていいかなあ?と言ったところでしょうか。
でも、何といっても、22とIIの組み合わせは、現代の製品にはない独特の音で、その中域の濃さと艶が何とも言えませんでした。

結局、どれがよかってん?ってことですが、未熟なσ(^^;にはまだ決められません。っていうところでしょうか?

という事で、本日はこの辺で一旦区切り、明日はいよいよお楽しみの例の話題に・・・・


ご期待ください!


デハ(^^)/
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-147.html





http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/682.html#c101

[リバイバル3] 伝説の静電型スピーカー QUAD ESL57・ESL63 中川隆
102. 中川隆[-9376] koaQ7Jey 2019年6月22日 13:54:46 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3110]
KM氏邸訪問記 −3−(QUADで実験&げげげ)[2008/12/02 07:00]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-148.html


昨日は、歴代QUADのアンプたちを57で鳴らしていただき、パネルを直立に近いところまで起こして聞いた所のお話をしましたが、その後、更に、少し実験が行われました。

まずは、ケーブルの比較をということで、これまでの試行錯誤と当日は参加されていませんでしたが、ウエスタンの強力なファンの方がいらっしゃって、デフォルトは、ウエスタンの16を使われているようです。

【ウエスタンの16】

【直立57にスープラ】


で、KM氏の説明で、これをスープラのケーブルに変えてみて、音の傾向にどんな変化があるかを聞いてみてくださいとのことで、付替えて試聴となりました。

聞かせていただいた感じでは、σ(^^)には、ハイファイ調になって、空間情報も多くなったように感じましたが、逆に、曲の説得力というか、勢い見たいのは少なくなってしまったような感じがして、どちらかというと、濃く押し出しの強いウエスタンの方が好きな感じでした。

ここで、もう一度、22とIIで聞きたいとのリクエストがあり、再度の試聴となりましたが、やはり、この組み合わせにはかなわないなぁというのが、正直な感想です。

昨日のお話しの時点では、どれにするか決めかねるというコメントをしていましたが、ここで聞きなおした22とIIと57のオリジナルな組み合わせの音を再度聞いて見ると、QUADの音として、この音が、一番印象強く、心地よく聞こえました。骨太で濃厚な感じがとても気に入ってしまいました。(^^;

すると、おもむろに、KM氏から、

「そろそろ、あれやってみてよ」

とリクエストが出てきました。(^^;
すると、他の方からも、

「おっ、げげげですか。やってください。」

と、なんともありがたい応援コールをいただき、ウキウキした気持でいつものまじない袋(^^;から、いつものGe3お出かけセットを取り出した。

いつもは、「天音」をスピーカーケーブルに紐で結わえているが、時間がかかるのと、シビアな設置の機器を万が一動かすとやばいので、最近は、ケーブルのそばに置くだけにしている。

加えて、一気にやっちゃえと、センターにフェラーリレッドの凄い奴「超結界」をポンと置く。

【天音と超結界を、ポンと設置】


今回は、もう前置きもなく、いきなりの試聴結果は・・・・

うおーっ!!

今日はキタで〜!

めっちゃ遅く再生されているみたいに聞こえる!

げげげが調子よく効果を発揮した時におこる聞こえ方です!!

これは、効いています!

非常に出てくる音が整理されたような印象で、S/Nも非常によくなったように感じました。

すると、前回の「QUADを聴く会」にも参加されていた、長岡派?のI氏が、

「いや〜!今まで一番排除してきた系統(オカルト)なのにな〜!困ったな〜!」

・・・と、思わず悩ましい現実に出会ってしまったままを言葉にされていました。

またまた、罪なことをしてしまったかも?・・・ムフフ(^^;

・・・・さて、I氏はこの現実を拒否できるでしょうか?

それじゃあ、次はと、Ge3のお出かけセットを片付けて、今日はもう1つだけ・・・

レクストの「レゾナンス・ピット」の実験をやりました。

66CDの横に沿え、同じ曲を再生。

おお〜!

こちらもなかなかS/Nが高くなり、元気と勢いが出ましたね。

結構いいと思ったんですが・・・・・どうやら、皆さんの気持は、先程のげげげ効果にあるようで、反応が今ひとつでした。 (^^;

・・・・っと、I氏がたまりかねたのか

「もう一回、さっきのやってもらっていいですか?」

そうです!

どうしても、Ge3のお出かけセットの確認をしたいとのことで、リクエストを頂きました。

再度、「天音」と「超結界」をセットした試聴後、I氏は・・・・

「こんなに良くなると無視できないな〜! いや〜参ったな〜!」

どうやら、完全に気に入ってしまったのか?

「その赤い奴はいくらくらいなんですか?」

ありゃりゃ!・・・・・完全に嵌っちゃいましたね(^^; お気持分かります。

「高級ケーブル並みにお高いですから、かりんとう(「天音」)の方から試されたほうがいいですよ」

と、クールダウンされることをお勧めしましたが・・・・・

後の懇親会でも相当の衝撃だったと話しておられ、お開きになった帰りの駅では・・・・

「是非一度、げげげつきで来て下さい」と、熱いラブコールをいただいてしまいました。(^^;

・・・ということで、今回は、σ(^^)も想像していなかった思わぬ展開で、ファン予備軍が発生し、その驚きと苦悩の様子を楽しませて頂きました。

・・・・って、何て性格悪い奴や!

・・・・・だって、怪しい系が嫌いな人が怪しい系に惚れちゃうなんて

・・・・・・楽しいですよねぇ!(^^;


さて、試聴会は、まだ続くのですが、毎度、長いとお叱りをいただくので、今回はここまで。

続きは、明日!・・・・・ 63Proの再登場!!

お楽しみに(^^;

デハ(^^)/
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http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/682.html#c102

[リバイバル3] 伝説の静電型スピーカー QUAD ESL57・ESL63 中川隆
103. 中川隆[-9375] koaQ7Jey 2019年6月22日 14:00:55 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3111]

KM氏邸訪問記 −最終章−(63Pro再登場)[2008/12/03 07:00]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-149.html


さてさて、昨日は、ファン予備軍が見つかって、σ(^^)の中では超大盛り上がり!!\(^^)/状態ですが・・・・・

試聴会は、まだ続きます。

じゃあそろそろESL63Pro行きますか?・・・・・ってことで、前回、強烈な感動を与えてくれた、M氏のESL63Proの登場です。

【63Proの登場】

【サポートは44と405−2】


組み合わせるのは、同世代で行こうと言うことで、44と405−2を組み合わせ。

再生された印象は、やはり、ハイファイ調で、低音の迫力がかなり増しています。

フュージョン系の再生でも、非常にワイドレンジでメリハリが強く、スカッと抜ける印象でした。

現代録音のソースを対峙して聞くには、とっても面白そうだなと感じました。

そうそう、ここでM氏から教えていただいた情報なんですが、QUADを鳴らす肝は、TILTの調整だそうです。M氏いわく、これまでたくさんQUADのプリの写真を見たけど、TILTが調整された形跡があるような写真を見たことがない。この調整に気付いて、きちんと鳴らしているQUADファンは、実はほとんどいないんじゃないかとも・・・・
現に、M氏が調整すると、見る見る音のピントが合い、前に押し出してくる感じで、音が立体的な印象になりました。

QUADのプリを使われている方で、まだあまり試されていないのであれば、是非積極的なトライをされてはどうでしょうか?

さて、次は、やっぱり前回の最高の組み合わせ、22とIIを繋いで見る。

【22とIIと63Pro】


やはり、この組み合わせには・・・・ということで、SPケーブルも元のウエスタンの赤いのに戻されました。

音はというと、現代的な組み合わせに比べると、格段に濃く、なめらかで、柔らかな、優しい音に感じました。

じっくり、じわ〜っと染み込んでくる音という感じですね。

結局、σ(^^)には、どれがいいかの判断は出来ないモードにまたまた逆戻りです。(^^;

気分や、曲でシステムを変えてみたい衝動からは、やっぱり逃れられないようですね。(^^;


さて、ホントは、ここで、今回の「QUADを聴く会」はお開きとなるところだったのですが、せっかくだからと、KM氏が、最後にということで、所有されている素敵なモノラルスピーカーを聞かせて頂きました。

メーカーはGECのモノラルSPということだったんですが・・・・・・なんかいいですね!その形が。

残念ながら、不勉強なσ(^^)にはその出自などよく分かっていませんが、雰囲気だけは今日のオールドQUADのアンプとぴったり!
単純に、形だけでも、これらの機器に囲まれて、ゆったり音楽を聴くのもいいなぁ・・・・

【GECのモノラルSP】


その音色は、暖かく、とても澄んだ音色で、エコーが心地よく聞こえてくるスピーカーで、モノラルの時代の音のイメージを完全に覆されました。

SP盤など、しっかり聞いてみたい衝動に駆られました。(^^;


と言うことで、前回のような、極端な盛り上がりはなかったように書いてしまいましたが、本当のところの感覚では、重いボディブローを食らったような感じです。

いわゆる現代のオーディオ機器が大好きなσ(^^)でしたが、一体その何を追い求めていたんだろう?と考えさせられる経験となりました。

まだ、その影響が、今後のσ(^^)のオーディオライフにどのように出てくるのか、想像も付きませんが、何らかの変化が起こることは間違いないと感じています。

まあ、そんな課題ももらい、ファン予備軍にも出会えた今回の試聴会は、その後懇親会に突入し、更なる熱いオーディオ談義でメッチャ盛り上がり、今回出来なかったテーマで再開を約束して、帰路に着きました。

今回、主催していただいたKM氏には、素晴らしい体験と、出会いをさせていただき、感謝の気持でいっぱいです。

また、この会の開催を主導していただき、様々な段取りや調整などでサポートいただいたM氏にも感謝いたします。

また、楽しい時間を一緒に盛り上げていただいた、参加された皆さん、どうもありがとうございました。

是非、また次のテーマの試聴会でも、ご一緒させていただければ幸いです。


と言うことで、これにてKM氏邸(QUADを聴く会)の訪問記は、終わりです。

デハ(^^)/
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http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/682.html#c103

[リバイバル3] オールド QUAD の安物アンプは名機なのか? 中川隆
49. 中川隆[-9374] koaQ7Jey 2019年6月22日 14:25:46 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3112]
KM氏邸訪問記 −1−(QUADの思い出再び) [2008/11/30 07:00]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-117.html


週末三連休を一緒に過ごした上京中の家族を見送り・・・・・・って、ちゃうやろ!はい、金曜の夜に家族が上京し、土曜はMac_cel氏邸訪問と新宿でショッピングの二手に別れ、日曜は、朝から家族一緒にげげげ新技の実験試聴、午後は秋葉でお買い物、そして今日は、家族みんなで千葉方面!!・・・・ですが、ちと行き先が違〜う! 私は試聴会、家族はディズニーランドに行ってそのまま大阪へ・・・・・・・と言うことで、冒頭のお見送りです。(^^;

さてさて、「家族でげげげ新技の実験試聴」「Mac_cel氏邸訪問」(訪問先でデジカメ忘れて、秋葉で新型ゲット)・・・・とお話してきましたが、いよいよ、このタームの最終イベント「クオードを聴く会」(なんかいつの間にか名前がついてるようです)のお宅訪問試聴会です。

前回、M氏のプロデュースで開かれた「クオードを聴く会」について、以下のレポートにてお知らせしました。

【095】081025 M氏主催QUAD試聴会 −その1−(本気のコンデンサーSP)
【096】081025 M氏主催QUAD試聴会 −その2−(素晴らしいQUADハーモニー)
【097】081025 M氏主催QUAD試聴会 −その3−(オールQUADの真髄)
【098】081025 M氏主催QUAD試聴会 −最終章−(Ge3超感動)

もし、この感動巨編(←自分で言うなよ!って、だって面白いもん(^^)をご覧になっていないとか、余り記憶にないという方は、是非(←本音は必ず)、ご覧になってください!←マジ、今読み返しても当日の感動が蘇ってくるし、めっちゃ面白い!!

このときの体験は、まさに鳥肌もの!さらにげげげ体験で拍手までもらった感動ものでしたから!!

で、この時の主役になってしまった「QUAD 22」と「QUAD II」を持ち込んでいただいたのも、「げげげ実験」をするように促していただいたのも、更には、素晴らしいと、率先して拍手を下さったのも、KM氏(この記事ではK氏)だったのです!!

【QUAD 22】      と  【QUAD II】

そして、この記事の中にも、これだけQUADの音を聞いて、オールQUADの音の素晴らしさに感激した我々は、最後のピースである、ESL57を聞いてみたかった・・・・・との思いを馳せて、会の終了を残念がりながら、KM氏とM氏に、次回、必ず、QUADのアンプたちと、ESL57を聞く機会を作ってほしいとリクエストして分かれたのです。

その結果、ついにその機会が調整され、本日、ようやくその日がやってきました。\(^^)/

という事で、この日、小雨降る中、QUADに魅せられ、真のQUADの歌声を聴くために集まりしもの達は、千葉方面のとある駅に集合しました。

そして、前回同様、謎の工房のご主人の車に乗り込み、KM氏邸へと向かいました。

KM氏邸とは言っていますが、到着したところは、正確には、KM氏の会社の作業場の2階に設けられたリスニングルームでした。

部屋は、非常に広く、30畳くらいあるのかな?(よく分かりません(^^)ですが、鉄骨2階建ての作業場2階を改造されたようで、特段の防音や補強は行われていないように思われます。

さて、この部屋で、QUAD達はどんな音を奏で、どんな感動を与えてくれるのでしょうか?

という事で、本日は、前回の余韻を思い起こしていただくために、ここまでにします。

明日は、いよいよQUAD達の奏でる音を聞いていきます。

ご期待ください!


デハ(^^)/
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▲△▽▼


KM氏邸訪問記 −2−(迎えてくれたQUAD達)[2008/12/0107:00]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-147.html


さて、昨日は、KM氏のオーディオルームに到着したところまでお話しましたが、いよいよ、たくさんのQUAD達と対面のときがやってきました。
階段を上がり、めっちゃ広いオーディオルームに入ると、KM氏が、この上なく暖かい満面の笑顔で迎えてくださいました。

「今日、大丈夫ですから、あれ、色々、どんどんやっちゃってくださいね(^^」

夫〜! × ちゃう! おっと〜!!

何と!いきなり熱いラブコール!
げげげのリクエストを頂いちゃいました!! ←おい!超自己中解釈やな!

こおれは、ひとつ、頑張らないと!!・・・・って、無茶はしませんよ、σ(^^;控えめですから・・・??信じれん!

っと、こちらの話は、そのフェーズまで置いといて・・・・・・(今回ちょっと様子が・・・)

まあ、さておき、QUADの音に魅せられし者たちを迎えてくれたのは・・・・・・

まずは、本日の主役・・・・
【QUAD ESL(57)】


皆さんご存知のコンデンサースピーカーですね。

いきなり、落ちた話で申し訳ないが、その容姿を説明するのに、今朝、かみさんに、

「きょうは、千葉いくねん」
「千葉?」
「前にQUAD聞かせてもらった時、拍手もらって大感激したって言ってたやん」
「うん」
「あの時きっかけを作ってくれたしゃっちょさんのとこいくねん」
「ふーん」
「そん時、もうひとつ元祖のスピーカーを今度聞かせてもらうって言ってたやん」
「どんなスピーカー?」
「ガスのパネルヒーター見たいやつ」

・・・・なんて、説明してきたんです、そしたら、KM氏が移動の車の中で、大笑いのエピソードを話してくださいました(^^;
以前、冬に、奥さんのお友達が来られたとき、このESLに手をかざして、これ、全然暖かくならないわね?っておっしゃったとか・・・・(^^;

そうでしょう!、愛情を注がれる皆さんには、大変申し訳ありませんが、やっぱり、普通の人には、そう見えるのです・・・(^^;

続いては、本日ESLをサポートしてくれるアンプたちです・・・・

まずは、プリ君
【QUADの歴代プリアンプと66CD】


手前から、前回も登場の送り出し標準機のQUAD 66CD、次の上のが22モノ、下が22のステレオ、奥後ろが33、手前が44と、歴代のQUADのプリアンプが勢揃いです。
なお、44だけは、AcousticTaoさんがお持ちいただいたものです。

何れも、非常に個性のある、粋なデザインですね。
持つなら、さりげなくリビングに、22モノのデザインが好みですね。

続いては、同じくパワーアンプ君たち
【QUADの歴代パワーアンプ】


手前から、QUAD II(16Ω)、真ん中のベージュ系のが303、その奥隣がQUAD II(8Ω)、一列奥のヒートシンクつきのが405−2となります。やはりIIのチャーミングなデザインが秀逸に思えます。

で、これらを全て240Xにて駆動します。(404のみ100V)

【240V】


画像上部に2台と一番手前に1台の青いボックスが、電源の要、240Vへのステップアップトランスです。

そして、いきなり、本日のメイン構成での試聴です。

66CD→22→II→ESL57の試聴から・・・・・・

何とやわらかく、暖かく、濃い音がするのでしょうか!!

すんごく、熱く、濃い音です!!

下も上も十分出ているのですが、それとは比べ物にならない中音域の充実感、艶かしさは、たまらん物がありそうです。

HiFiって何?そんなのいるの?という声が聞こえてきそうです。(^^;


続いて、66CD→33→303→ESL57の試聴から・・・・・・

非常に繊細な感じが強くなり、同時に何となくカチッとした印象ホールエコーも良く聞こえ、ボーカルやピアノの艶がなんとも言えません。

自然な空間感が感じられ、ポット音が浮かぶ感じがします。


続きましては、66CD→44→405−2→ESL57の試聴から・・・・・・

何となく、ハイファイ的になってきたような気がすします。

これまでのアンプと比べると、なんかCDみたいな感じで、艶っぽさや響きのようなものが、少し後退した感じがします。

さて、ここまで、最初からの印象では、57の表現は、一種独特の広がり感、空間感を出し、何ともやわらかに広がる印象が中心でしたが、それを改善してみましょうという事になりました。

っと、おもむろに、KM氏が引き出しから何やら取り出してきた。

【黒檀の延長足】


そして、後方にスラントした57を、おもむろに直立に起し、後ろの足の下に黒檀の延長足をかませた。

そして、試聴。

何と、何と!JAZZが前に飛んでくる!!

素晴らしく、ダイナミックに前に押し出してくる!

凄い!

これは、まさしく言いたい放題だが・・・・・・この熱い音は強烈でした!

いやはや、こんなにも違うものか!!


さて、これで、一応、一通りのアンプ郡を聞いてきたのですが、いかがでしたでしょうか。

バランスの素晴らしさからすると、σ(^^;は、33と303に惹かれますが、じっくり聞き込むには、その音の熱さを感じた44と405−2が、オーディオ的快感が感じられていいかなあ?と言ったところでしょうか。
でも、何といっても、22とIIの組み合わせは、現代の製品にはない独特の音で、その中域の濃さと艶が何とも言えませんでした。

結局、どれがよかってん?ってことですが、未熟なσ(^^;にはまだ決められません。っていうところでしょうか?

という事で、本日はこの辺で一旦区切り、明日はいよいよお楽しみの例の話題に・・・・


ご期待ください!


デハ(^^)/
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▲△▽▼



KM氏邸訪問記 −3−(QUADで実験&げげげ)[2008/12/02 07:00]
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昨日は、歴代QUADのアンプたちを57で鳴らしていただき、パネルを直立に近いところまで起こして聞いた所のお話をしましたが、その後、更に、少し実験が行われました。
まずは、ケーブルの比較をということで、これまでの試行錯誤と当日は参加されていませんでしたが、ウエスタンの強力なファンの方がいらっしゃって、デフォルトは、ウエスタンの16を使われているようです。

【ウエスタンの16】

【直立57にスープラ】


で、KM氏の説明で、これをスープラのケーブルに変えてみて、音の傾向にどんな変化があるかを聞いてみてくださいとのことで、付替えて試聴となりました。

聞かせていただいた感じでは、σ(^^)には、ハイファイ調になって、空間情報も多くなったように感じましたが、逆に、曲の説得力というか、勢い見たいのは少なくなってしまったような感じがして、どちらかというと、濃く押し出しの強いウエスタンの方が好きな感じでした。

ここで、もう一度、22とIIで聞きたいとのリクエストがあり、再度の試聴となりましたが、やはり、この組み合わせにはかなわないなぁというのが、正直な感想です。

昨日のお話しの時点では、どれにするか決めかねるというコメントをしていましたが、ここで聞きなおした22とIIと57のオリジナルな組み合わせの音を再度聞いて見ると、QUADの音として、この音が、一番印象強く、心地よく聞こえました。骨太で濃厚な感じがとても気に入ってしまいました。(^^;

すると、おもむろに、KM氏から、

「そろそろ、あれやってみてよ」

とリクエストが出てきました。(^^;
すると、他の方からも、

「おっ、げげげですか。やってください。」

と、なんともありがたい応援コールをいただき、ウキウキした気持でいつものまじない袋(^^;から、いつものGe3お出かけセットを取り出した。

いつもは、「天音」をスピーカーケーブルに紐で結わえているが、時間がかかるのと、シビアな設置の機器を万が一動かすとやばいので、最近は、ケーブルのそばに置くだけにしている。

加えて、一気にやっちゃえと、センターにフェラーリレッドの凄い奴「超結界」をポンと置く。

【天音と超結界を、ポンと設置】


今回は、もう前置きもなく、いきなりの試聴結果は・・・・

うおーっ!!

今日はキタで〜!

めっちゃ遅く再生されているみたいに聞こえる!

げげげが調子よく効果を発揮した時におこる聞こえ方です!!

これは、効いています!

非常に出てくる音が整理されたような印象で、S/Nも非常によくなったように感じました。

すると、前回の「QUADを聴く会」にも参加されていた、長岡派?のI氏が、

「いや〜!今まで一番排除してきた系統(オカルト)なのにな〜!困ったな〜!」

・・・と、思わず悩ましい現実に出会ってしまったままを言葉にされていました。

またまた、罪なことをしてしまったかも?・・・ムフフ(^^;

・・・・さて、I氏はこの現実を拒否できるでしょうか?

それじゃあ、次はと、Ge3のお出かけセットを片付けて、今日はもう1つだけ・・・

レクストの「レゾナンス・ピット」の実験をやりました。

66CDの横に沿え、同じ曲を再生。

おお〜!

こちらもなかなかS/Nが高くなり、元気と勢いが出ましたね。

結構いいと思ったんですが・・・・・どうやら、皆さんの気持は、先程のげげげ効果にあるようで、反応が今ひとつでした。 (^^;

・・・・っと、I氏がたまりかねたのか

「もう一回、さっきのやってもらっていいですか?」

そうです!

どうしても、Ge3のお出かけセットの確認をしたいとのことで、リクエストを頂きました。

再度、「天音」と「超結界」をセットした試聴後、I氏は・・・・

「こんなに良くなると無視できないな〜! いや〜参ったな〜!」

どうやら、完全に気に入ってしまったのか?

「その赤い奴はいくらくらいなんですか?」

ありゃりゃ!・・・・・完全に嵌っちゃいましたね(^^; お気持分かります。

「高級ケーブル並みにお高いですから、かりんとう(「天音」)の方から試されたほうがいいですよ」

と、クールダウンされることをお勧めしましたが・・・・・

後の懇親会でも相当の衝撃だったと話しておられ、お開きになった帰りの駅では・・・・

「是非一度、げげげつきで来て下さい」と、熱いラブコールをいただいてしまいました。(^^;

・・・ということで、今回は、σ(^^)も想像していなかった思わぬ展開で、ファン予備軍が発生し、その驚きと苦悩の様子を楽しませて頂きました。

・・・・って、何て性格悪い奴や!

・・・・・だって、怪しい系が嫌いな人が怪しい系に惚れちゃうなんて

・・・・・・楽しいですよねぇ!(^^;


さて、試聴会は、まだ続くのですが、毎度、長いとお叱りをいただくので、今回はここまで。

続きは、明日!・・・・・ 63Proの再登場!!

お楽しみに(^^;

デハ(^^)/
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▲△▽▼

KM氏邸訪問記 −最終章−(63Pro再登場)[2008/12/03 07:00]
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さてさて、昨日は、ファン予備軍が見つかって、σ(^^)の中では超大盛り上がり!!\(^^)/状態ですが・・・・・
試聴会は、まだ続きます。

じゃあそろそろESL63Pro行きますか?・・・・・ってことで、前回、強烈な感動を与えてくれた、M氏のESL63Proの登場です。

【63Proの登場】

【サポートは44と405−2】


組み合わせるのは、同世代で行こうと言うことで、44と405−2を組み合わせ。

再生された印象は、やはり、ハイファイ調で、低音の迫力がかなり増しています。

フュージョン系の再生でも、非常にワイドレンジでメリハリが強く、スカッと抜ける印象でした。

現代録音のソースを対峙して聞くには、とっても面白そうだなと感じました。

そうそう、ここでM氏から教えていただいた情報なんですが、QUADを鳴らす肝は、TILTの調整だそうです。M氏いわく、これまでたくさんQUADのプリの写真を見たけど、TILTが調整された形跡があるような写真を見たことがない。この調整に気付いて、きちんと鳴らしているQUADファンは、実はほとんどいないんじゃないかとも・・・・
現に、M氏が調整すると、見る見る音のピントが合い、前に押し出してくる感じで、音が立体的な印象になりました。

QUADのプリを使われている方で、まだあまり試されていないのであれば、是非積極的なトライをされてはどうでしょうか?

さて、次は、やっぱり前回の最高の組み合わせ、22とIIを繋いで見る。

【22とIIと63Pro】


やはり、この組み合わせには・・・・ということで、SPケーブルも元のウエスタンの赤いのに戻されました。

音はというと、現代的な組み合わせに比べると、格段に濃く、なめらかで、柔らかな、優しい音に感じました。

じっくり、じわ〜っと染み込んでくる音という感じですね。

結局、σ(^^)には、どれがいいかの判断は出来ないモードにまたまた逆戻りです。(^^;

気分や、曲でシステムを変えてみたい衝動からは、やっぱり逃れられないようですね。(^^;


さて、ホントは、ここで、今回の「QUADを聴く会」はお開きとなるところだったのですが、せっかくだからと、KM氏が、最後にということで、所有されている素敵なモノラルスピーカーを聞かせて頂きました。

メーカーはGECのモノラルSPということだったんですが・・・・・・なんかいいですね!その形が。

残念ながら、不勉強なσ(^^)にはその出自などよく分かっていませんが、雰囲気だけは今日のオールドQUADのアンプとぴったり!
単純に、形だけでも、これらの機器に囲まれて、ゆったり音楽を聴くのもいいなぁ・・・・

【GECのモノラルSP】


その音色は、暖かく、とても澄んだ音色で、エコーが心地よく聞こえてくるスピーカーで、モノラルの時代の音のイメージを完全に覆されました。

SP盤など、しっかり聞いてみたい衝動に駆られました。(^^;


と言うことで、前回のような、極端な盛り上がりはなかったように書いてしまいましたが、本当のところの感覚では、重いボディブローを食らったような感じです。

いわゆる現代のオーディオ機器が大好きなσ(^^)でしたが、一体その何を追い求めていたんだろう?と考えさせられる経験となりました。

まだ、その影響が、今後のσ(^^)のオーディオライフにどのように出てくるのか、想像も付きませんが、何らかの変化が起こることは間違いないと感じています。

まあ、そんな課題ももらい、ファン予備軍にも出会えた今回の試聴会は、その後懇親会に突入し、更なる熱いオーディオ談義でメッチャ盛り上がり、今回出来なかったテーマで再開を約束して、帰路に着きました。

今回、主催していただいたKM氏には、素晴らしい体験と、出会いをさせていただき、感謝の気持でいっぱいです。

また、この会の開催を主導していただき、様々な段取りや調整などでサポートいただいたM氏にも感謝いたします。

また、楽しい時間を一緒に盛り上げていただいた、参加された皆さん、どうもありがとうございました。

是非、また次のテーマの試聴会でも、ご一緒させていただければ幸いです。


と言うことで、これにてKM氏邸(QUADを聴く会)の訪問記は、終わりです。

デハ(^^)/
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-149.html


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/840.html#c49

[リバイバル3] 音がわからないアホ・オーディオマニアが良く引用する「オーディオの科学」の何処がおかしいか 中川隆
27. 中川隆[-9373] koaQ7Jey 2019年6月22日 14:26:56 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3113]

KM氏邸訪問記 −1−(QUADの思い出再び) [2008/11/30 07:00]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-117.html

週末三連休を一緒に過ごした上京中の家族を見送り・・・・・・って、ちゃうやろ!はい、金曜の夜に家族が上京し、土曜はMac_cel氏邸訪問と新宿でショッピングの二手に別れ、日曜は、朝から家族一緒にげげげ新技の実験試聴、午後は秋葉でお買い物、そして今日は、家族みんなで千葉方面!!・・・・ですが、ちと行き先が違〜う! 私は試聴会、家族はディズニーランドに行ってそのまま大阪へ・・・・・・・と言うことで、冒頭のお見送りです。(^^;

さてさて、「家族でげげげ新技の実験試聴」「Mac_cel氏邸訪問」(訪問先でデジカメ忘れて、秋葉で新型ゲット)・・・・とお話してきましたが、いよいよ、このタームの最終イベント「クオードを聴く会」(なんかいつの間にか名前がついてるようです)のお宅訪問試聴会です。

前回、M氏のプロデュースで開かれた「クオードを聴く会」について、以下のレポートにてお知らせしました。

【095】081025 M氏主催QUAD試聴会 −その1−(本気のコンデンサーSP)
【096】081025 M氏主催QUAD試聴会 −その2−(素晴らしいQUADハーモニー)
【097】081025 M氏主催QUAD試聴会 −その3−(オールQUADの真髄)
【098】081025 M氏主催QUAD試聴会 −最終章−(Ge3超感動)

もし、この感動巨編(←自分で言うなよ!って、だって面白いもん(^^)をご覧になっていないとか、余り記憶にないという方は、是非(←本音は必ず)、ご覧になってください!←マジ、今読み返しても当日の感動が蘇ってくるし、めっちゃ面白い!!

このときの体験は、まさに鳥肌もの!さらにげげげ体験で拍手までもらった感動ものでしたから!!

で、この時の主役になってしまった「QUAD 22」と「QUAD II」を持ち込んでいただいたのも、「げげげ実験」をするように促していただいたのも、更には、素晴らしいと、率先して拍手を下さったのも、KM氏(この記事ではK氏)だったのです!!

【QUAD 22】      と  【QUAD II】


そして、この記事の中にも、これだけQUADの音を聞いて、オールQUADの音の素晴らしさに感激した我々は、最後のピースである、ESL57を聞いてみたかった・・・・・との思いを馳せて、会の終了を残念がりながら、KM氏とM氏に、次回、必ず、QUADのアンプたちと、ESL57を聞く機会を作ってほしいとリクエストして分かれたのです。

その結果、ついにその機会が調整され、本日、ようやくその日がやってきました。\(^^)/

という事で、この日、小雨降る中、QUADに魅せられ、真のQUADの歌声を聴くために集まりしもの達は、千葉方面のとある駅に集合しました。

そして、前回同様、謎の工房のご主人の車に乗り込み、KM氏邸へと向かいました。

KM氏邸とは言っていますが、到着したところは、正確には、KM氏の会社の作業場の2階に設けられたリスニングルームでした。

部屋は、非常に広く、30畳くらいあるのかな?(よく分かりません(^^)ですが、鉄骨2階建ての作業場2階を改造されたようで、特段の防音や補強は行われていないように思われます。

さて、この部屋で、QUAD達はどんな音を奏で、どんな感動を与えてくれるのでしょうか?

という事で、本日は、前回の余韻を思い起こしていただくために、ここまでにします。

明日は、いよいよQUAD達の奏でる音を聞いていきます。

ご期待ください!


デハ(^^)/
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-117.html


▲△▽▼


KM氏邸訪問記 −2−(迎えてくれたQUAD達)[2008/12/0107:00]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-147.html


さて、昨日は、KM氏のオーディオルームに到着したところまでお話しましたが、いよいよ、たくさんのQUAD達と対面のときがやってきました。
階段を上がり、めっちゃ広いオーディオルームに入ると、KM氏が、この上なく暖かい満面の笑顔で迎えてくださいました。

「今日、大丈夫ですから、あれ、色々、どんどんやっちゃってくださいね(^^」

夫〜! × ちゃう! おっと〜!!

何と!いきなり熱いラブコール!
げげげのリクエストを頂いちゃいました!! ←おい!超自己中解釈やな!

こおれは、ひとつ、頑張らないと!!・・・・って、無茶はしませんよ、σ(^^;控えめですから・・・??信じれん!

っと、こちらの話は、そのフェーズまで置いといて・・・・・・(今回ちょっと様子が・・・)

まあ、さておき、QUADの音に魅せられし者たちを迎えてくれたのは・・・・・・

まずは、本日の主役・・・・
【QUAD ESL(57)】


皆さんご存知のコンデンサースピーカーですね。

いきなり、落ちた話で申し訳ないが、その容姿を説明するのに、今朝、かみさんに、

「きょうは、千葉いくねん」
「千葉?」
「前にQUAD聞かせてもらった時、拍手もらって大感激したって言ってたやん」
「うん」
「あの時きっかけを作ってくれたしゃっちょさんのとこいくねん」
「ふーん」
「そん時、もうひとつ元祖のスピーカーを今度聞かせてもらうって言ってたやん」
「どんなスピーカー?」
「ガスのパネルヒーター見たいやつ」

・・・・なんて、説明してきたんです、そしたら、KM氏が移動の車の中で、大笑いのエピソードを話してくださいました(^^;
以前、冬に、奥さんのお友達が来られたとき、このESLに手をかざして、これ、全然暖かくならないわね?っておっしゃったとか・・・・(^^;

そうでしょう!、愛情を注がれる皆さんには、大変申し訳ありませんが、やっぱり、普通の人には、そう見えるのです・・・(^^;

続いては、本日ESLをサポートしてくれるアンプたちです・・・・

まずは、プリ君
【QUADの歴代プリアンプと66CD】


手前から、前回も登場の送り出し標準機のQUAD 66CD、次の上のが22モノ、下が22のステレオ、奥後ろが33、手前が44と、歴代のQUADのプリアンプが勢揃いです。
なお、44だけは、AcousticTaoさんがお持ちいただいたものです。

何れも、非常に個性のある、粋なデザインですね。
持つなら、さりげなくリビングに、22モノのデザインが好みですね。

続いては、同じくパワーアンプ君たち
【QUADの歴代パワーアンプ】


手前から、QUAD II(16Ω)、真ん中のベージュ系のが303、その奥隣がQUAD II(8Ω)、一列奥のヒートシンクつきのが405−2となります。やはりIIのチャーミングなデザインが秀逸に思えます。

で、これらを全て240Xにて駆動します。(404のみ100V)

【240V】


画像上部に2台と一番手前に1台の青いボックスが、電源の要、240Vへのステップアップトランスです。

そして、いきなり、本日のメイン構成での試聴です。

66CD→22→II→ESL57の試聴から・・・・・・

何とやわらかく、暖かく、濃い音がするのでしょうか!!

すんごく、熱く、濃い音です!!

下も上も十分出ているのですが、それとは比べ物にならない中音域の充実感、艶かしさは、たまらん物がありそうです。

HiFiって何?そんなのいるの?という声が聞こえてきそうです。(^^;


続いて、66CD→33→303→ESL57の試聴から・・・・・・

非常に繊細な感じが強くなり、同時に何となくカチッとした印象ホールエコーも良く聞こえ、ボーカルやピアノの艶がなんとも言えません。

自然な空間感が感じられ、ポット音が浮かぶ感じがします。


続きましては、66CD→44→405−2→ESL57の試聴から・・・・・・

何となく、ハイファイ的になってきたような気がすします。

これまでのアンプと比べると、なんかCDみたいな感じで、艶っぽさや響きのようなものが、少し後退した感じがします。

さて、ここまで、最初からの印象では、57の表現は、一種独特の広がり感、空間感を出し、何ともやわらかに広がる印象が中心でしたが、それを改善してみましょうという事になりました。

っと、おもむろに、KM氏が引き出しから何やら取り出してきた。

【黒檀の延長足】


そして、後方にスラントした57を、おもむろに直立に起し、後ろの足の下に黒檀の延長足をかませた。

そして、試聴。

何と、何と!JAZZが前に飛んでくる!!

素晴らしく、ダイナミックに前に押し出してくる!

凄い!

これは、まさしく言いたい放題だが・・・・・・この熱い音は強烈でした!

いやはや、こんなにも違うものか!!


さて、これで、一応、一通りのアンプ郡を聞いてきたのですが、いかがでしたでしょうか。

バランスの素晴らしさからすると、σ(^^;は、33と303に惹かれますが、じっくり聞き込むには、その音の熱さを感じた44と405−2が、オーディオ的快感が感じられていいかなあ?と言ったところでしょうか。
でも、何といっても、22とIIの組み合わせは、現代の製品にはない独特の音で、その中域の濃さと艶が何とも言えませんでした。

結局、どれがよかってん?ってことですが、未熟なσ(^^;にはまだ決められません。っていうところでしょうか?

という事で、本日はこの辺で一旦区切り、明日はいよいよお楽しみの例の話題に・・・・


ご期待ください!


デハ(^^)/
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-147.html

▲△▽▼

KM氏邸訪問記 −3−(QUADで実験&げげげ)[2008/12/02 07:00]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-148.html


昨日は、歴代QUADのアンプたちを57で鳴らしていただき、パネルを直立に近いところまで起こして聞いた所のお話をしましたが、その後、更に、少し実験が行われました。
まずは、ケーブルの比較をということで、これまでの試行錯誤と当日は参加されていませんでしたが、ウエスタンの強力なファンの方がいらっしゃって、デフォルトは、ウエスタンの16を使われているようです。

【ウエスタンの16】

【直立57にスープラ】


で、KM氏の説明で、これをスープラのケーブルに変えてみて、音の傾向にどんな変化があるかを聞いてみてくださいとのことで、付替えて試聴となりました。

聞かせていただいた感じでは、σ(^^)には、ハイファイ調になって、空間情報も多くなったように感じましたが、逆に、曲の説得力というか、勢い見たいのは少なくなってしまったような感じがして、どちらかというと、濃く押し出しの強いウエスタンの方が好きな感じでした。

ここで、もう一度、22とIIで聞きたいとのリクエストがあり、再度の試聴となりましたが、やはり、この組み合わせにはかなわないなぁというのが、正直な感想です。

昨日のお話しの時点では、どれにするか決めかねるというコメントをしていましたが、ここで聞きなおした22とIIと57のオリジナルな組み合わせの音を再度聞いて見ると、QUADの音として、この音が、一番印象強く、心地よく聞こえました。骨太で濃厚な感じがとても気に入ってしまいました。(^^;

すると、おもむろに、KM氏から、

「そろそろ、あれやってみてよ」

とリクエストが出てきました。(^^;
すると、他の方からも、

「おっ、げげげですか。やってください。」

と、なんともありがたい応援コールをいただき、ウキウキした気持でいつものまじない袋(^^;から、いつものGe3お出かけセットを取り出した。

いつもは、「天音」をスピーカーケーブルに紐で結わえているが、時間がかかるのと、シビアな設置の機器を万が一動かすとやばいので、最近は、ケーブルのそばに置くだけにしている。

加えて、一気にやっちゃえと、センターにフェラーリレッドの凄い奴「超結界」をポンと置く。

【天音と超結界を、ポンと設置】


今回は、もう前置きもなく、いきなりの試聴結果は・・・・

うおーっ!!

今日はキタで〜!

めっちゃ遅く再生されているみたいに聞こえる!

げげげが調子よく効果を発揮した時におこる聞こえ方です!!

これは、効いています!

非常に出てくる音が整理されたような印象で、S/Nも非常によくなったように感じました。

すると、前回の「QUADを聴く会」にも参加されていた、長岡派?のI氏が、

「いや〜!今まで一番排除してきた系統(オカルト)なのにな〜!困ったな〜!」

・・・と、思わず悩ましい現実に出会ってしまったままを言葉にされていました。

またまた、罪なことをしてしまったかも?・・・ムフフ(^^;

・・・・さて、I氏はこの現実を拒否できるでしょうか?

それじゃあ、次はと、Ge3のお出かけセットを片付けて、今日はもう1つだけ・・・

レクストの「レゾナンス・ピット」の実験をやりました。

66CDの横に沿え、同じ曲を再生。

おお〜!

こちらもなかなかS/Nが高くなり、元気と勢いが出ましたね。

結構いいと思ったんですが・・・・・どうやら、皆さんの気持は、先程のげげげ効果にあるようで、反応が今ひとつでした。 (^^;

・・・・っと、I氏がたまりかねたのか

「もう一回、さっきのやってもらっていいですか?」

そうです!

どうしても、Ge3のお出かけセットの確認をしたいとのことで、リクエストを頂きました。

再度、「天音」と「超結界」をセットした試聴後、I氏は・・・・

「こんなに良くなると無視できないな〜! いや〜参ったな〜!」

どうやら、完全に気に入ってしまったのか?

「その赤い奴はいくらくらいなんですか?」

ありゃりゃ!・・・・・完全に嵌っちゃいましたね(^^; お気持分かります。

「高級ケーブル並みにお高いですから、かりんとう(「天音」)の方から試されたほうがいいですよ」

と、クールダウンされることをお勧めしましたが・・・・・

後の懇親会でも相当の衝撃だったと話しておられ、お開きになった帰りの駅では・・・・

「是非一度、げげげつきで来て下さい」と、熱いラブコールをいただいてしまいました。(^^;

・・・ということで、今回は、σ(^^)も想像していなかった思わぬ展開で、ファン予備軍が発生し、その驚きと苦悩の様子を楽しませて頂きました。

・・・・って、何て性格悪い奴や!

・・・・・だって、怪しい系が嫌いな人が怪しい系に惚れちゃうなんて

・・・・・・楽しいですよねぇ!(^^;


さて、試聴会は、まだ続くのですが、毎度、長いとお叱りをいただくので、今回はここまで。

続きは、明日!・・・・・ 63Proの再登場!!

お楽しみに(^^;

デハ(^^)/
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-148.html

▲△▽▼

KM氏邸訪問記 −最終章−(63Pro再登場)[2008/12/03 07:00]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-149.html


さてさて、昨日は、ファン予備軍が見つかって、σ(^^)の中では超大盛り上がり!!\(^^)/状態ですが・・・・・
試聴会は、まだ続きます。

じゃあそろそろESL63Pro行きますか?・・・・・ってことで、前回、強烈な感動を与えてくれた、M氏のESL63Proの登場です。

【63Proの登場】

【サポートは44と405−2】


組み合わせるのは、同世代で行こうと言うことで、44と405−2を組み合わせ。

再生された印象は、やはり、ハイファイ調で、低音の迫力がかなり増しています。

フュージョン系の再生でも、非常にワイドレンジでメリハリが強く、スカッと抜ける印象でした。

現代録音のソースを対峙して聞くには、とっても面白そうだなと感じました。

そうそう、ここでM氏から教えていただいた情報なんですが、QUADを鳴らす肝は、TILTの調整だそうです。M氏いわく、これまでたくさんQUADのプリの写真を見たけど、TILTが調整された形跡があるような写真を見たことがない。この調整に気付いて、きちんと鳴らしているQUADファンは、実はほとんどいないんじゃないかとも・・・・
現に、M氏が調整すると、見る見る音のピントが合い、前に押し出してくる感じで、音が立体的な印象になりました。

QUADのプリを使われている方で、まだあまり試されていないのであれば、是非積極的なトライをされてはどうでしょうか?

さて、次は、やっぱり前回の最高の組み合わせ、22とIIを繋いで見る。

【22とIIと63Pro】


やはり、この組み合わせには・・・・ということで、SPケーブルも元のウエスタンの赤いのに戻されました。

音はというと、現代的な組み合わせに比べると、格段に濃く、なめらかで、柔らかな、優しい音に感じました。

じっくり、じわ〜っと染み込んでくる音という感じですね。

結局、σ(^^)には、どれがいいかの判断は出来ないモードにまたまた逆戻りです。(^^;

気分や、曲でシステムを変えてみたい衝動からは、やっぱり逃れられないようですね。(^^;


さて、ホントは、ここで、今回の「QUADを聴く会」はお開きとなるところだったのですが、せっかくだからと、KM氏が、最後にということで、所有されている素敵なモノラルスピーカーを聞かせて頂きました。

メーカーはGECのモノラルSPということだったんですが・・・・・・なんかいいですね!その形が。

残念ながら、不勉強なσ(^^)にはその出自などよく分かっていませんが、雰囲気だけは今日のオールドQUADのアンプとぴったり!
単純に、形だけでも、これらの機器に囲まれて、ゆったり音楽を聴くのもいいなぁ・・・・

【GECのモノラルSP】


その音色は、暖かく、とても澄んだ音色で、エコーが心地よく聞こえてくるスピーカーで、モノラルの時代の音のイメージを完全に覆されました。

SP盤など、しっかり聞いてみたい衝動に駆られました。(^^;


と言うことで、前回のような、極端な盛り上がりはなかったように書いてしまいましたが、本当のところの感覚では、重いボディブローを食らったような感じです。

いわゆる現代のオーディオ機器が大好きなσ(^^)でしたが、一体その何を追い求めていたんだろう?と考えさせられる経験となりました。

まだ、その影響が、今後のσ(^^)のオーディオライフにどのように出てくるのか、想像も付きませんが、何らかの変化が起こることは間違いないと感じています。

まあ、そんな課題ももらい、ファン予備軍にも出会えた今回の試聴会は、その後懇親会に突入し、更なる熱いオーディオ談義でメッチャ盛り上がり、今回出来なかったテーマで再開を約束して、帰路に着きました。

今回、主催していただいたKM氏には、素晴らしい体験と、出会いをさせていただき、感謝の気持でいっぱいです。

また、この会の開催を主導していただき、様々な段取りや調整などでサポートいただいたM氏にも感謝いたします。

また、楽しい時間を一緒に盛り上げていただいた、参加された皆さん、どうもありがとうございました。

是非、また次のテーマの試聴会でも、ご一緒させていただければ幸いです。


と言うことで、これにてKM氏邸(QUADを聴く会)の訪問記は、終わりです。

デハ(^^)/
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http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/881.html#c27

[リバイバル3] スピーカーの歴史 _ 何故、過去に遡る程 スピーカーもアンプも音が良くなるのか? 中川隆
13. 中川隆[-9372] koaQ7Jey 2019年6月22日 14:27:24 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3114]
KM氏邸訪問記 −1−(QUADの思い出再び) [2008/11/30 07:00]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-117.html

週末三連休を一緒に過ごした上京中の家族を見送り・・・・・・って、ちゃうやろ!はい、金曜の夜に家族が上京し、土曜はMac_cel氏邸訪問と新宿でショッピングの二手に別れ、日曜は、朝から家族一緒にげげげ新技の実験試聴、午後は秋葉でお買い物、そして今日は、家族みんなで千葉方面!!・・・・ですが、ちと行き先が違〜う! 私は試聴会、家族はディズニーランドに行ってそのまま大阪へ・・・・・・・と言うことで、冒頭のお見送りです。(^^;

さてさて、「家族でげげげ新技の実験試聴」「Mac_cel氏邸訪問」(訪問先でデジカメ忘れて、秋葉で新型ゲット)・・・・とお話してきましたが、いよいよ、このタームの最終イベント「クオードを聴く会」(なんかいつの間にか名前がついてるようです)のお宅訪問試聴会です。

前回、M氏のプロデュースで開かれた「クオードを聴く会」について、以下のレポートにてお知らせしました。

【095】081025 M氏主催QUAD試聴会 −その1−(本気のコンデンサーSP)
【096】081025 M氏主催QUAD試聴会 −その2−(素晴らしいQUADハーモニー)
【097】081025 M氏主催QUAD試聴会 −その3−(オールQUADの真髄)
【098】081025 M氏主催QUAD試聴会 −最終章−(Ge3超感動)

もし、この感動巨編(←自分で言うなよ!って、だって面白いもん(^^)をご覧になっていないとか、余り記憶にないという方は、是非(←本音は必ず)、ご覧になってください!←マジ、今読み返しても当日の感動が蘇ってくるし、めっちゃ面白い!!

このときの体験は、まさに鳥肌もの!さらにげげげ体験で拍手までもらった感動ものでしたから!!

で、この時の主役になってしまった「QUAD 22」と「QUAD II」を持ち込んでいただいたのも、「げげげ実験」をするように促していただいたのも、更には、素晴らしいと、率先して拍手を下さったのも、KM氏(この記事ではK氏)だったのです!!

【QUAD 22】      と  【QUAD II】


そして、この記事の中にも、これだけQUADの音を聞いて、オールQUADの音の素晴らしさに感激した我々は、最後のピースである、ESL57を聞いてみたかった・・・・・との思いを馳せて、会の終了を残念がりながら、KM氏とM氏に、次回、必ず、QUADのアンプたちと、ESL57を聞く機会を作ってほしいとリクエストして分かれたのです。

その結果、ついにその機会が調整され、本日、ようやくその日がやってきました。\(^^)/

という事で、この日、小雨降る中、QUADに魅せられ、真のQUADの歌声を聴くために集まりしもの達は、千葉方面のとある駅に集合しました。

そして、前回同様、謎の工房のご主人の車に乗り込み、KM氏邸へと向かいました。

KM氏邸とは言っていますが、到着したところは、正確には、KM氏の会社の作業場の2階に設けられたリスニングルームでした。

部屋は、非常に広く、30畳くらいあるのかな?(よく分かりません(^^)ですが、鉄骨2階建ての作業場2階を改造されたようで、特段の防音や補強は行われていないように思われます。

さて、この部屋で、QUAD達はどんな音を奏で、どんな感動を与えてくれるのでしょうか?

という事で、本日は、前回の余韻を思い起こしていただくために、ここまでにします。

明日は、いよいよQUAD達の奏でる音を聞いていきます。

ご期待ください!


デハ(^^)/
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-117.html


▲△▽▼


KM氏邸訪問記 −2−(迎えてくれたQUAD達)[2008/12/0107:00]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-147.html


さて、昨日は、KM氏のオーディオルームに到着したところまでお話しましたが、いよいよ、たくさんのQUAD達と対面のときがやってきました。
階段を上がり、めっちゃ広いオーディオルームに入ると、KM氏が、この上なく暖かい満面の笑顔で迎えてくださいました。

「今日、大丈夫ですから、あれ、色々、どんどんやっちゃってくださいね(^^」

夫〜! × ちゃう! おっと〜!!

何と!いきなり熱いラブコール!
げげげのリクエストを頂いちゃいました!! ←おい!超自己中解釈やな!

こおれは、ひとつ、頑張らないと!!・・・・って、無茶はしませんよ、σ(^^;控えめですから・・・??信じれん!

っと、こちらの話は、そのフェーズまで置いといて・・・・・・(今回ちょっと様子が・・・)

まあ、さておき、QUADの音に魅せられし者たちを迎えてくれたのは・・・・・・

まずは、本日の主役・・・・
【QUAD ESL(57)】


皆さんご存知のコンデンサースピーカーですね。

いきなり、落ちた話で申し訳ないが、その容姿を説明するのに、今朝、かみさんに、

「きょうは、千葉いくねん」
「千葉?」
「前にQUAD聞かせてもらった時、拍手もらって大感激したって言ってたやん」
「うん」
「あの時きっかけを作ってくれたしゃっちょさんのとこいくねん」
「ふーん」
「そん時、もうひとつ元祖のスピーカーを今度聞かせてもらうって言ってたやん」
「どんなスピーカー?」
「ガスのパネルヒーター見たいやつ」

・・・・なんて、説明してきたんです、そしたら、KM氏が移動の車の中で、大笑いのエピソードを話してくださいました(^^;
以前、冬に、奥さんのお友達が来られたとき、このESLに手をかざして、これ、全然暖かくならないわね?っておっしゃったとか・・・・(^^;

そうでしょう!、愛情を注がれる皆さんには、大変申し訳ありませんが、やっぱり、普通の人には、そう見えるのです・・・(^^;

続いては、本日ESLをサポートしてくれるアンプたちです・・・・

まずは、プリ君
【QUADの歴代プリアンプと66CD】


手前から、前回も登場の送り出し標準機のQUAD 66CD、次の上のが22モノ、下が22のステレオ、奥後ろが33、手前が44と、歴代のQUADのプリアンプが勢揃いです。
なお、44だけは、AcousticTaoさんがお持ちいただいたものです。

何れも、非常に個性のある、粋なデザインですね。
持つなら、さりげなくリビングに、22モノのデザインが好みですね。

続いては、同じくパワーアンプ君たち
【QUADの歴代パワーアンプ】


手前から、QUAD II(16Ω)、真ん中のベージュ系のが303、その奥隣がQUAD II(8Ω)、一列奥のヒートシンクつきのが405−2となります。やはりIIのチャーミングなデザインが秀逸に思えます。

で、これらを全て240Xにて駆動します。(404のみ100V)

【240V】


画像上部に2台と一番手前に1台の青いボックスが、電源の要、240Vへのステップアップトランスです。

そして、いきなり、本日のメイン構成での試聴です。

66CD→22→II→ESL57の試聴から・・・・・・

何とやわらかく、暖かく、濃い音がするのでしょうか!!

すんごく、熱く、濃い音です!!

下も上も十分出ているのですが、それとは比べ物にならない中音域の充実感、艶かしさは、たまらん物がありそうです。

HiFiって何?そんなのいるの?という声が聞こえてきそうです。(^^;


続いて、66CD→33→303→ESL57の試聴から・・・・・・

非常に繊細な感じが強くなり、同時に何となくカチッとした印象ホールエコーも良く聞こえ、ボーカルやピアノの艶がなんとも言えません。

自然な空間感が感じられ、ポット音が浮かぶ感じがします。


続きましては、66CD→44→405−2→ESL57の試聴から・・・・・・

何となく、ハイファイ的になってきたような気がすします。

これまでのアンプと比べると、なんかCDみたいな感じで、艶っぽさや響きのようなものが、少し後退した感じがします。

さて、ここまで、最初からの印象では、57の表現は、一種独特の広がり感、空間感を出し、何ともやわらかに広がる印象が中心でしたが、それを改善してみましょうという事になりました。

っと、おもむろに、KM氏が引き出しから何やら取り出してきた。

【黒檀の延長足】


そして、後方にスラントした57を、おもむろに直立に起し、後ろの足の下に黒檀の延長足をかませた。

そして、試聴。

何と、何と!JAZZが前に飛んでくる!!

素晴らしく、ダイナミックに前に押し出してくる!

凄い!

これは、まさしく言いたい放題だが・・・・・・この熱い音は強烈でした!

いやはや、こんなにも違うものか!!


さて、これで、一応、一通りのアンプ郡を聞いてきたのですが、いかがでしたでしょうか。

バランスの素晴らしさからすると、σ(^^;は、33と303に惹かれますが、じっくり聞き込むには、その音の熱さを感じた44と405−2が、オーディオ的快感が感じられていいかなあ?と言ったところでしょうか。
でも、何といっても、22とIIの組み合わせは、現代の製品にはない独特の音で、その中域の濃さと艶が何とも言えませんでした。

結局、どれがよかってん?ってことですが、未熟なσ(^^;にはまだ決められません。っていうところでしょうか?

という事で、本日はこの辺で一旦区切り、明日はいよいよお楽しみの例の話題に・・・・


ご期待ください!


デハ(^^)/
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-147.html

▲△▽▼

KM氏邸訪問記 −3−(QUADで実験&げげげ)[2008/12/02 07:00]
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昨日は、歴代QUADのアンプたちを57で鳴らしていただき、パネルを直立に近いところまで起こして聞いた所のお話をしましたが、その後、更に、少し実験が行われました。
まずは、ケーブルの比較をということで、これまでの試行錯誤と当日は参加されていませんでしたが、ウエスタンの強力なファンの方がいらっしゃって、デフォルトは、ウエスタンの16を使われているようです。

【ウエスタンの16】

【直立57にスープラ】


で、KM氏の説明で、これをスープラのケーブルに変えてみて、音の傾向にどんな変化があるかを聞いてみてくださいとのことで、付替えて試聴となりました。

聞かせていただいた感じでは、σ(^^)には、ハイファイ調になって、空間情報も多くなったように感じましたが、逆に、曲の説得力というか、勢い見たいのは少なくなってしまったような感じがして、どちらかというと、濃く押し出しの強いウエスタンの方が好きな感じでした。

ここで、もう一度、22とIIで聞きたいとのリクエストがあり、再度の試聴となりましたが、やはり、この組み合わせにはかなわないなぁというのが、正直な感想です。

昨日のお話しの時点では、どれにするか決めかねるというコメントをしていましたが、ここで聞きなおした22とIIと57のオリジナルな組み合わせの音を再度聞いて見ると、QUADの音として、この音が、一番印象強く、心地よく聞こえました。骨太で濃厚な感じがとても気に入ってしまいました。(^^;

すると、おもむろに、KM氏から、

「そろそろ、あれやってみてよ」

とリクエストが出てきました。(^^;
すると、他の方からも、

「おっ、げげげですか。やってください。」

と、なんともありがたい応援コールをいただき、ウキウキした気持でいつものまじない袋(^^;から、いつものGe3お出かけセットを取り出した。

いつもは、「天音」をスピーカーケーブルに紐で結わえているが、時間がかかるのと、シビアな設置の機器を万が一動かすとやばいので、最近は、ケーブルのそばに置くだけにしている。

加えて、一気にやっちゃえと、センターにフェラーリレッドの凄い奴「超結界」をポンと置く。

【天音と超結界を、ポンと設置】


今回は、もう前置きもなく、いきなりの試聴結果は・・・・

うおーっ!!

今日はキタで〜!

めっちゃ遅く再生されているみたいに聞こえる!

げげげが調子よく効果を発揮した時におこる聞こえ方です!!

これは、効いています!

非常に出てくる音が整理されたような印象で、S/Nも非常によくなったように感じました。

すると、前回の「QUADを聴く会」にも参加されていた、長岡派?のI氏が、

「いや〜!今まで一番排除してきた系統(オカルト)なのにな〜!困ったな〜!」

・・・と、思わず悩ましい現実に出会ってしまったままを言葉にされていました。

またまた、罪なことをしてしまったかも?・・・ムフフ(^^;

・・・・さて、I氏はこの現実を拒否できるでしょうか?

それじゃあ、次はと、Ge3のお出かけセットを片付けて、今日はもう1つだけ・・・

レクストの「レゾナンス・ピット」の実験をやりました。

66CDの横に沿え、同じ曲を再生。

おお〜!

こちらもなかなかS/Nが高くなり、元気と勢いが出ましたね。

結構いいと思ったんですが・・・・・どうやら、皆さんの気持は、先程のげげげ効果にあるようで、反応が今ひとつでした。 (^^;

・・・・っと、I氏がたまりかねたのか

「もう一回、さっきのやってもらっていいですか?」

そうです!

どうしても、Ge3のお出かけセットの確認をしたいとのことで、リクエストを頂きました。

再度、「天音」と「超結界」をセットした試聴後、I氏は・・・・

「こんなに良くなると無視できないな〜! いや〜参ったな〜!」

どうやら、完全に気に入ってしまったのか?

「その赤い奴はいくらくらいなんですか?」

ありゃりゃ!・・・・・完全に嵌っちゃいましたね(^^; お気持分かります。

「高級ケーブル並みにお高いですから、かりんとう(「天音」)の方から試されたほうがいいですよ」

と、クールダウンされることをお勧めしましたが・・・・・

後の懇親会でも相当の衝撃だったと話しておられ、お開きになった帰りの駅では・・・・

「是非一度、げげげつきで来て下さい」と、熱いラブコールをいただいてしまいました。(^^;

・・・ということで、今回は、σ(^^)も想像していなかった思わぬ展開で、ファン予備軍が発生し、その驚きと苦悩の様子を楽しませて頂きました。

・・・・って、何て性格悪い奴や!

・・・・・だって、怪しい系が嫌いな人が怪しい系に惚れちゃうなんて

・・・・・・楽しいですよねぇ!(^^;


さて、試聴会は、まだ続くのですが、毎度、長いとお叱りをいただくので、今回はここまで。

続きは、明日!・・・・・ 63Proの再登場!!

お楽しみに(^^;

デハ(^^)/
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KM氏邸訪問記 −最終章−(63Pro再登場)[2008/12/03 07:00]
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さてさて、昨日は、ファン予備軍が見つかって、σ(^^)の中では超大盛り上がり!!\(^^)/状態ですが・・・・・
試聴会は、まだ続きます。

じゃあそろそろESL63Pro行きますか?・・・・・ってことで、前回、強烈な感動を与えてくれた、M氏のESL63Proの登場です。

【63Proの登場】

【サポートは44と405−2】


組み合わせるのは、同世代で行こうと言うことで、44と405−2を組み合わせ。

再生された印象は、やはり、ハイファイ調で、低音の迫力がかなり増しています。

フュージョン系の再生でも、非常にワイドレンジでメリハリが強く、スカッと抜ける印象でした。

現代録音のソースを対峙して聞くには、とっても面白そうだなと感じました。

そうそう、ここでM氏から教えていただいた情報なんですが、QUADを鳴らす肝は、TILTの調整だそうです。M氏いわく、これまでたくさんQUADのプリの写真を見たけど、TILTが調整された形跡があるような写真を見たことがない。この調整に気付いて、きちんと鳴らしているQUADファンは、実はほとんどいないんじゃないかとも・・・・
現に、M氏が調整すると、見る見る音のピントが合い、前に押し出してくる感じで、音が立体的な印象になりました。

QUADのプリを使われている方で、まだあまり試されていないのであれば、是非積極的なトライをされてはどうでしょうか?

さて、次は、やっぱり前回の最高の組み合わせ、22とIIを繋いで見る。

【22とIIと63Pro】


やはり、この組み合わせには・・・・ということで、SPケーブルも元のウエスタンの赤いのに戻されました。

音はというと、現代的な組み合わせに比べると、格段に濃く、なめらかで、柔らかな、優しい音に感じました。

じっくり、じわ〜っと染み込んでくる音という感じですね。

結局、σ(^^)には、どれがいいかの判断は出来ないモードにまたまた逆戻りです。(^^;

気分や、曲でシステムを変えてみたい衝動からは、やっぱり逃れられないようですね。(^^;


さて、ホントは、ここで、今回の「QUADを聴く会」はお開きとなるところだったのですが、せっかくだからと、KM氏が、最後にということで、所有されている素敵なモノラルスピーカーを聞かせて頂きました。

メーカーはGECのモノラルSPということだったんですが・・・・・・なんかいいですね!その形が。

残念ながら、不勉強なσ(^^)にはその出自などよく分かっていませんが、雰囲気だけは今日のオールドQUADのアンプとぴったり!
単純に、形だけでも、これらの機器に囲まれて、ゆったり音楽を聴くのもいいなぁ・・・・

【GECのモノラルSP】


その音色は、暖かく、とても澄んだ音色で、エコーが心地よく聞こえてくるスピーカーで、モノラルの時代の音のイメージを完全に覆されました。

SP盤など、しっかり聞いてみたい衝動に駆られました。(^^;


と言うことで、前回のような、極端な盛り上がりはなかったように書いてしまいましたが、本当のところの感覚では、重いボディブローを食らったような感じです。

いわゆる現代のオーディオ機器が大好きなσ(^^)でしたが、一体その何を追い求めていたんだろう?と考えさせられる経験となりました。

まだ、その影響が、今後のσ(^^)のオーディオライフにどのように出てくるのか、想像も付きませんが、何らかの変化が起こることは間違いないと感じています。

まあ、そんな課題ももらい、ファン予備軍にも出会えた今回の試聴会は、その後懇親会に突入し、更なる熱いオーディオ談義でメッチャ盛り上がり、今回出来なかったテーマで再開を約束して、帰路に着きました。

今回、主催していただいたKM氏には、素晴らしい体験と、出会いをさせていただき、感謝の気持でいっぱいです。

また、この会の開催を主導していただき、様々な段取りや調整などでサポートいただいたM氏にも感謝いたします。

また、楽しい時間を一緒に盛り上げていただいた、参加された皆さん、どうもありがとうございました。

是非、また次のテーマの試聴会でも、ご一緒させていただければ幸いです。


と言うことで、これにてKM氏邸(QUADを聴く会)の訪問記は、終わりです。

デハ(^^)/
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[リバイバル3] オールド QUAD の安物アンプは名機なのか? 中川隆
50. 中川隆[-9371] koaQ7Jey 2019年6月22日 14:36:39 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3115]
クォードを聴く会 Part3(DECCAのSPを聞く@) [2009/01/2807:00]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-206.html


今日は、これまで数々の感動を与えてくれた「クォードを聴く会」の第3回の集いです・・・・

ちなみに、この名前は、このイベントを毎回、背景から説明するわけにはいかないので、勝手にネーミングしただけで、実際に実在する会ではありませんので・・・・(^^;

と言うことで、今一度、過去のお話を、以下に・・・・

まず、第1回は、初QUADと鳥肌!拍手体験!

【095】081025 M氏主催QUAD試聴会 −その1−(本気のコンデンサーSP) [2008/10/28]
【096】081025 M氏主催QUAD試聴会 −その2−(素晴らしいQUADハーモニー) [2008/10/29]
【097】081025 M氏主催QUAD試聴会 −その3−(オールQUADの真髄) [2008/10/30]
【098】081025 M氏主催QUAD試聴会 −最終章−(Ge3超感動) [2008/10/31]
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続いて、第2回は、QUADのアンプの世代とESL!

【128】081124 KM氏邸訪問記 −1−(QUADの思い出再び) [2008/11/30]
【129】081124 KM氏邸訪問記 −2−(迎えてくれたQUAD達) [2008/12/01]
【130】081124 KM氏邸訪問記 −3−(QUADで実験&げげげ) [2008/12/02]
【131】081124 KM氏邸訪問記 −最終章−(63Pro再登場) [2008/12/03]
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・・・・時間があれば、もしくは気分転換や週末のお楽しみとして、ぜひとも一通りご覧いただきたい位、面白く楽しい事が満載のおぼえ書きですね。

恐らく、KM氏のリスニングルームを置いて他に、こんなに様々なクォードの奏でるブリティッシュサウンドを、充分な調整やセッティングがされた環境で聞かせていただけるところは、ないんじゃないでしょうか?

偶然と言うか、素晴らしいめぐり合わせで、このような素晴らしい演奏を聞かせていただける機会に恵まれたことは、本当に幸せなことだと、しみじみ思っています。

しかし、それだけではありませんでした!!

何と、今回はその素晴らしい演奏体験の3回目!

今回のテーマは、勝手なサブタイトル「クォードを聴く会」の名前に、ちょっとだけ反して・・・・「英デッカのスピーカー」です。

デッカってあの「DECCA」?・・・・そうです。

スピーカーなんて作ってたの?・・・・そうらしいです。σ(^^)も初めて知りました。

【ロンドンエンクロージャー@】

【ロンドンエンクロージャーA】


メーカー :DECCA (英)
機  種 :ロンドンエンクロージャー
仕  様 :2ウェイ2スピーカー 完全密閉型 リボントゥイーター 8Ω
      W35.4×H57.5×D28.1cm 15kg 

今回は、このスピーカーの演奏を聞かせていただこうという会なんですが、その他にも蓄音機でSP盤を聞かせていただくというオプションもあるとのことで、期待が高まります(^^;

KM氏のお話では、ある電気店の店主がこのSPを非常に気に入って愛用していたが、お亡くなりなり、処分される所を、常連さんだった方々が、忍びないとレストアしたものが、どんな運命か、KM氏のところにやって来たとのことで、その経緯には、何か不思議なものを感じると仰っていました。

【今日のためのセッティング】


オリジナルのサランネットも残っていますが、このレストアで非常に綺麗なサランネットが設えてあり、パッと見は、古いSPには見えません。
というより、今でも現役で通用しそうな、おしゃれなリビングSPと言う出で立ちです。

【トップバッタープリは33(上段)】


そして、送り出しは、いつものクォード66CDで、まず、トップバッターのシステム構成として、プリは、SPの年代に合わせて聞くべし、ということでクォード33を設え、当然パワーもセットとなるクォード303が準備されています。

【セットとなるパワーはもちろん303】


これらの機器も、本当に何とおしゃれなんでしょうか!
リビングステレオとして見ると、全く持って素晴らしいデザインセンスだと感じるのは、σ(^^)だけではないと思います。

もちろん、CDやアンプの駆動は、ステップアップトランスで、本国の環境と同じく240V駆動となっています。
前回もお話しましたが、このことは、クォードを良い音で楽しむためには、必須条件のようですね。

さて、いよいよ音を聞かせていただく・・・・・

肝心なところですが、残念ながら今日は、ここまで・・・・・続きは明日・・・・の予定(^^;

いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ(^^)/

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[リバイバル3] オールド QUAD の安物アンプは名機なのか? 中川隆
51. 中川隆[-9370] koaQ7Jey 2019年6月22日 14:41:35 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3116]
クォードを聴く会 Part3(DECCAのSPA〜HMVの蓄音機)[2009/01/29 07:00]
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昨日は、機材紹介だけで終わってしまいましたが、

まずは、デッカの声を聞かせていただく。

【最初のシステム】


画像は、σ(^^)の座った位置からのシステムの景観です。

これだけゆったりしたエアボリュームのお部屋に、臆することなく、たたずむDECCAのロンドンエンクロージャーですが、何か起こりそうな期待に胸が膨らみます(^^;

さて、いよいよこの構成での音ですが、聞かせていただいたのは・・・確かしょっぱなCDだっと思うんですが・・・・いきなりこれかよ!(^^;

曲は、エンリコ・マイナルディのバッハ、無伴奏チェロ組曲・・・・10曲目

・・・ん〜、何とも深く、広々とおおらかに響く音色です。

このサイズのSPから、この部屋にこれだけ音が満たされるのは、何とも驚きに溢れています。(^^;

この後、同じ曲をレコードで聞いたかな?・・・・スミマセン、最初の出音の感激が強すぎて、その直後の記憶がありません。(^^;

そして、続いての送出しは、このターンテーブル・・・・・

アナログ音痴のσ(^^)にはちょっと??ですが・・・・

【送出しはトーレンス?】

見た目は、まんま、リンのソンデックLP12ですね・・・・

と思ったら、どうやらその前身だそうです。

見る人が見ると分かるんでしょうが、ターンテーブルは「TD−150」との記載があり、アームもカートリッジもデッカのものだそうです・・・・あら?そんなものも作ってたんですね?(^^;

【デッカのアームとカートリッジ】


さて、聞かせていただいたのは、同じくチェロのカザルス。

バッハの無伴奏の6番だったかと・・・・無知をお許し下さいm(__)m

・・・何とも、情感たっぷりに伝わってきます!何となく物悲しさを感じる演奏に思えましたが・・・・ともかく、チェロの音色が気持ちよく体に染み込んでくる感じです。(^^;

続いて、同じくデッカのレコードでジャック・ルーシェ・・・・・

何とも、可憐に、スインギーな演奏です。

何でしょうか、中音域お暖かさなのか、濃さなのか、グングン演奏に引き込まれ、心地よく体が動いてしまいました。

何か、システムを聞き込むと言うことなんて全く意識せず、瞬時に曲の世界に引き込まれてしまいますね。

相当な試行錯誤を積み上げられた結果の機器構成とセッティングで聞かせていただいているわけですから、当然なんですが、こんな音を聞かせていただけると、自分がドタバタ機器と格闘しているのがわびしくなってしまいますね。
さて、何とお次は・・・・

当初のタイトル「DECCAのSP」から、今度は「HMVの蓄音機」へと・・・

【HMVの蓄音機No.132】

アナログ機器すら無知なσ(^^)には、もう全くわけ分からない世界です・・・
σ(^^)からの見た目は、古いイギリスの工芸家具?程度の認識なんですが、次々と蓋が開かれていくと、やはり何かただならぬ迫力を感じてしまうのは変でしょうか?(^^;

そして、何とも面白かったのは、機器の右側から出たレバーをくるくる回してぜんまいを巻かれたところでした。・・・・・

子供の頃、テレビのコントや古いドラマなんかで、出てくるような、音の速度が急に落ちて変な音になって、慌ててレバーを回して、ぜんまいを巻く姿、そのものを目の前で見ているんです。

さて、それでは、演奏です・・・・

【SPに針を下ろして蓋を閉める】


曲は、SP盤で、ロザリン・テュレックのピアノで、バッハのプレリュードからの再生です・・・・

・・・・って、何なんですか?この音は?

どうしてこんな木の箱から、こんなに純粋で染み渡るような音が出てくるんでしょうか?

しかも、これだけ広い部屋に全く負けない浪々とした鳴りっぷりは・・・・

もちろん、レコード特有のパチパチ音とシャーッていうノイズは聞こえるんですが、自分は普段、現代の機器に大量の電気をぶち込んで・・・・

 一体音楽の何を聞いているんだろう?

と考えさせられるような、演奏の熱気というか思いみたいな所が、ストレート飛んでくるような感じなんです。

っと、参加者のIHさんが、蓋を開けたほうが好きだとのことで・・・・

【試しに蓋を開けて演奏】


お〜! シャーッて音も大きくなりましたが、ピアノの音がすっきり抜けるようになりました・・・・これもいいですね。(^^;

ってとこで、いきなり30年以上前のSPに圧倒され、更に蓄音機にまで打ちのめされて、正にサンドバック状態・・・・一体この先どうなるのか?

今日は、ここらで一旦おしまい・・・・・

続きは、明日?

いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ(^^)/
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[リバイバル3] オールド QUAD の安物アンプは名機なのか? 中川隆
52. 中川隆[-9369] koaQ7Jey 2019年6月22日 15:42:17 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3117]
クォードを聴く会 Part3(DECCAのSPB直熱三極管)[2009/01/30 07:00]
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さて、蓄音機の異次元体験の興奮も覚めやらぬまま、今度は、もう一度クォード&デッカのシステムに戻り、今度は、クォード66CDからの再生です。

【QUAD&DEECA】

前回もこの会に同席された常連?Nさんの息子さんの持参されたCDの再生となりました・・・・・

中学生とのことですが、何と!選曲は・・・・

キャノンボール・アダレイ・ウィズ・ビル・エヴァンスの
ノウ・ホワット・アイ・ミーンから
ワルツ・フォー・デビイですと・・・・

渋すぎ〜!!

σ(^^)なんて、中学生の頃はもっぱら歌謡曲、しいて言うなら京都の深夜ラジオ(高石ともやさん)の影響で、少しブルーグラスを聞いていたくらい・・・・・・って、こっちのが超マイナーですね(^^;

さて置き、クォードが送出す信号を、デッカはどのように鳴らしたか・・・

最初、ちょっと眠い音に感じたのですが、キャノンボールアダレイのサックスが入ったら、熱い熱い!! めっちゃ生々しいんです!

ちょっと、参っちゃいました。(^^;

お次は、リタ・シュトライヒ/ワルツ&アリア集から・・・・

モノラルなんですが、素晴らしいソプラノです!でも、高域の伸びなんか、普通のシステムだと、相当厳しいでしょうね。
かなり、このツイーターは潜在能力が高い気がします。

ちょっとググルと、ケリーツイーターとかケリーリボンなんて呼ばれ、スタンリー・ケリーの開発によるもので、後にデッカ・ケリー・リボントゥイータとして使われたのだとか・・・・・
簡単に交換できるようになっているリボンユニットを、見せていただきましたが、アルミフォイルを蛇腹にしたシンプルなものでした・・・・
これで、あんな素晴らしい音が出るのかと、異様に感心してしまいました。

続いて、Nさんの息子さんのリクエストでパイプオルガンの曲!!

こんなの鳴るかい?って感じなんですが、流石に重低音は鳴らないものの、ホール感たっぷりに、深く、おおらかに、朗々と鳴る様には、驚きを隠せませんでした。

さてさて、それでは今日の主題!と言うことで・・・・

えっ? ・・・・今までのは?

今までのは、とりあえずデッカをお聞きあれとの突き出しみたい・・・(^^;

そして、登場したのが、こちら・・・・

【PX25直熱三極管アンプ】


PX25直熱三極管による真空管アンプです!!

かなり有名な球の種類のようですが、毎度ながら、無知なσ(^^)は、初見&初体験です。

送出しは、やっぱりこちら・・・・

【真打C22登場】


クォード66CDは、そのままに、PX25直熱三極管のパワーに組み合わされたプリアンプは、やはり、真打C22でした。

さて、その音は・・・・

曲は先程のワルツ・フォー・デビイ

お〜! ビルエバンスのピアノが爽やかに歌い出しました。全体に明るく、一気に曲の楽しさが伝わってきます!

ここで、Mさんが、C22のティントを調整しました・・・・

お〜! 張り出し感が良くなってピントが合った感じ・・・
抜けも良くなった気がします。

今度は、ティントをキャンセルに・・・・

ん〜ん!中高音がより前に出てきた・・・でも下も上も広がった感じ・・・

この調整は結構悩みそうですね、でも、曲にあわせて気分が変えられると言うことですから、それはまた面白いのかも。

さて、それじゃあ、ここで気分を変えてみましょうか!

っとKM社長が・・・・

【電源をノーマル、ラインをバイタルオーディオに】


電源ケーブルをウェスタンからクォードオリジナル(要は純正品です)に戻し、同じく、ラインケーブルもウェスタンからバイタルオーディオに変更されました。

どうやら、試行錯誤の成果からのお勧めの組合せのようですね・・・
アメリカ(ウェスタン)をやめてブリティッシュ(バイタルオーディオ:英のスタジオでの使用率が高いらしい)サウンドへの調整か?・・・・

気合も入ってきたところで、SPも上着を脱ぎ捨てて・・・・

【肉体美を見せつたロンドンエンクロージャー】


・・・・全然ちがう!!

何とも、甘く(緩い意味じゃないスゥィーティの意)しなやかで、σ(^^)にはとっても聞きやすくなった気がします。

ウェスタンの時は、中高域に少し盛り上がりがあるのか、艶っぽく感じますが、一方のバイタルは、何か、抜けがよくて、芳醇で、艶かしい感じがします。
と言うことで、σ(^^)にはバイタルのほうが好みでしたが、参加された皆さんの意見は、意外にバラバラでした。

しかしながら、いずれも大変魅力的な音であることには違いが無く、好み次第かな〜なんて思いました。(^^;

さて・・・・・まだまだ会は続きますが、今日はここでおしまい・・・・

明日は、もう少しこのスピーカーを、ソースの違いでの比較を含めて・・・

いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ(^^)/
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[リバイバル3] オールド QUAD の安物アンプは名機なのか? 中川隆
53. 中川隆[-9368] koaQ7Jey 2019年6月22日 15:49:03 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3118]
クォードを聴く会 Part3(Cタンテ比べと音楽鑑賞)
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-209.html


さて、ロンドンエンクロージャーと相性ピッタリな直熱三極管PX25ナス管のパワーアンプで演奏される音楽を楽しみながら・・・・

KM社長と一緒に、クォードを始めとするこちらの機器を、色々実験されて来た、お馴染みMさんいわく・・・・

このデッカのスピーカーも色んな構成で再生を試してきたけれど、どうも、心地よく熱い再生のためには、真空管アンプが必須で、特に直熱三極管でドライブしてやるのが一番良いんですよね。

との結論に到達されたようです。

普通は、この手のSPが鳴らないと、強力な石のアンプに行き着くそうですが、結局、リボンを溶かしてしまったりの失敗の連続なんだそうです。
ところが、これを直熱三極管のシングルアンプにしたところ、嘘のように思い通りの音を奏で出したそうです。

恐らく直熱三極管アンプの高次高調波歪み(偶数次歪み)が、このケリー・リボンツイータにマッチするようだと仰っていました。

【大型ホーン付のリボンツイータ】


ちなみに、このツイーターは、リボンタイプで、かなり深めのホーンが付いており、しかも、クロスオーバーが1.6kHzとのことですので、このスピーカーの出音の特質をかなり握っていると思われます。

そういえば、後のSPの上にも同じようなツイーターが乗ってますね(^^;・・・・この辺の話しは、また後で・・・・(^^;

さて、その後、一旦、この構成で各自のCDを聞かせて頂きました。

まずは、Mさんが、ステレオサウンドCD(リファレンスレコード?)の菅野録音から、オペラ「マクベス」を聞かれました。
σ(^^)は初めてなので、単なる第一印象ですが、とても男性の声が聞きとりやすい印象でした。

続いて、σ(^^)をこの会に誘ってくださった、Iさんは・・・・・

おーっと!

先日、飯田橋に連れて行っていただき、強烈にマスターの質を意識させられた「DISK AUDIOFILE」お得意の、米国のモービル・フィデリティ・サウンド・ラボ社のCDから、サイモンとガーファンクルです!!

懐かしい音楽ですが、何と新鮮なんでしょうか!
とてもボーカルが生々しく聞こえます。

さて、次のσ(^^)は、ちょっと興味があって、続けて同じ曲を違うCDで聞かせて頂きました。

曲は、ジョン・マクラフリン、パコ・デ・ルシア、アル・ディ・メオラのスーパーギタートリオのライブ「Friday Night In San Francisco」の1曲目なんですが・・・

まずは、先日少しご紹介したハーフスピードカッティングしたレコードから、ハイエンド機材でCD−Rに落としてもらったものですが、自宅や、ここの音は・・・・と思うところでは、情報量はかなり多いのですが、高音部がやたら煩く聞こえ、全然乗れないのです。

ところが、このシステムで聞くと、何と情報量が多く、バランス良く、且つ、生々しい音なんでしょう!!

対して、自宅で好みの音を聞かせてくれる、最近出たばかりのブルースペックCD盤を聞いて見ると・・・・

何か、えらい眠い音です。(^^;

ただし、高域が減衰しているからと言うのではありません。逆に、通常盤(ブルースペックCD)が、中高音の厚みで勢いや演奏の熱気を伝えるように音作りしているんじゃないかと感じました。
一方、高音質盤をCD−R化した方は、通常盤でカットされた高音部がそのまま入っているのではないかと思います。

さて、今度はまた、趣を変えて、装置の変更です・・・・・

残念ながら、この当り、σ(^^)の集中力は崩壊しております(^^;
φ(..)メモも散漫ですし、読み返しても良く分からないんですよねぇ(^^;

ちょっと不確かな話しかもしれませんのでご容赦を・・・・・

入れ替わったのは、ターンテーブル・・・・

【コニサーのターンテーブル】


ご説明いただいたんですが・・・・・φ(..)メモも記憶も・・・・(^^;

素人のσ(^^)が見ても凄そうなんで、見る方が見たら結構な貴重品なんでしょうね(^^;

聞かせていただいたのは、ピアノで・・・・・クララ・ハスキル

甘く、軽やかで、ゆったりと、心地よいピアノの調べに浸らせて頂きました。
そして、続いては、レコードとSP(蓄音機)での、同じ曲の再生・・・

【LPとSPの聞き比べ】


演奏は、デイヌ・リパッティのピアノでモーツアルト・・・・

・・・・これは、どっちが?と言うものではないですね。

いずれも素晴らしいピアノの演奏なんで、つい、そちらに気持ちが行ってしまいますが、しいて言うなら、SPは、丁度モノクロ写真のように、音楽のど真ん中を素直に出してくるのに対して、LPは、やはり色彩感があるというか、中高域の濃さや艶っぽさのところで、SPにはないものを感じます。

さて、普通ではなかなか聞くこともできない珍しい機器で、音楽を聞かせていただき、さらにはその珍しい機器同士を聴き比べるという・・・・

なんとも、贅沢なひと時を過ごさせて頂きました。

・・・っと、これで終わるかって?

はい、今日はこれでおしまいです。・・・そう、今日のお話は・・・

そうなんです、普通のお宅訪問なら、これだけ素晴らしい音楽を聞かせていただいたら、もう後は、オーディオ談義に花が咲いて・・・・ありがとうございました・・・ってなるんですが(^^;

実は、耳も頭も既にパンクしていて、煙が出ているような状態なんですが、ここからが凄かった!!

怒涛の展開は・・・・明日?

例によって、余り期待せずに、お楽しみに!

げげげもちょっとだけ出てくるよ!

デハ(^^)/


コメント

私はパコ・デ・ルシアのファンで,結構集めています。凄いテクニックにフラメンコの味わいが加わってお気に入りです。
ところでメール出しましたが届きませんでしたか?
[2009/01/31 10:47] toku1209


toku1209さん、コメントありがとうございます。
σ(^^;もどちらかと言うと最近のピアノトリオ中心だったのが、昨年のサリオラ以来、急にギター物を聴く比率が高まり、今では、毎日1曲はという状態です(^^;

メールの件、受け取っています。・・・・数時間後に返信したつもりだったのですが、いま仕事の外出先なので、帰ったら確認してみます。
先週は、リスニング用の椅子でうたた寝のまま朝を迎えることが多かったので、単に、送ったつもりになっているかもしれません(^^;
[2009/01/31 12:37] Mt.T2
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-209.html




[2009/01/3107:00]

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/840.html#c53

[リバイバル3] オールド QUAD の安物アンプは名機なのか? 中川隆
54. 中川隆[-9367] koaQ7Jey 2019年6月22日 15:55:20 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3119]
クォードを聴く会 Part3(D実験カーニバル)[2009/02/0107:00]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-210.html


昨日のお話しでは、感動濃度がメーターを振り切ったままのハイレベルな状態が、ずっ〜と続いていたため、σ(^^)の好きな落差のサプライズがなくなってしまい、正にオーバーヒート状態でした・・・・(^^;

と言うことで、この麻痺状態を利用して、トリップモードに・・・・

そうです! プチげげげ実験ターイム!!

まずは、千載一遇のチャンス!

響もどきは、蓄音機に効果があるか?・・・・

【蓄音機に響もどき】


σ(^^)は、残念ながら、普段アナログを全く聞かないため、お遊び道具としての「響もどき」は作りましたが、Ge3のきささんからは、本物との性能差は、非常に大きいと聞いています。

まあ、そんなアイテムですが、どうしても確認しておきたかったんです。

果たして、蓄音機に響もどきは効果があるのか?

・・・結果、余り違いは分かりませんでした。

バッハのパルティータを聞きましたが、少しだけ、演奏がつやっぽい感じで、メリハリがはっきりした気がしました。響もどきを外すと、少し雑身が多くなったような感じがしますが、微々たる変化でした。

響は、盤の共振を除く働きだとのことですが、その効果は、σ(^^;には、空間表現の向上として聞こえると感じていたので、モノラルでは差が出ないと思っていたんで、結果は予想通りだったのです・・・・・

が、後日、Ge3のきささんから、SP盤には、かなりウブゲの成分が入っているから、蓄音機でも、凄く変わるよ!ただ、箱を鳴らして音を増強している蓄音機だと分かりにくいかもしれない・・・との情報をいただきました。・・・・だとすると、ラッパがそのまま見えてるタイプを聞かないと駄目か?

それとも、σ(^^;が「ウブゲ」をきちんと聞いてないって事か?・・・・その方が正解みたいね(^^;

まあ、ストライクゾーンが違うってことですね。・・・聞こえるもののみ楽しみましょうっと!

さて、それではと言うことで、お次は、LPをと言うことで、再びコニサー登場。

聴いたのは、シュタルケルのチェロ・・・・

途中、PX25の片チャンがご機嫌斜めになりましたが、そんなことは忘れてしまうほどの素晴らしい演奏に、比較なんか忘れて、つい、うっとり・・・・

小刻みな演奏なのに、優しくふくよかな響きがたまりません・・・・

【コニサーに響もどき】


さて、「響もどき」を乗せて聴いてみました・・・・

やはり、響きがふくよかになり、チェロの胴鳴りがとても気持ちよくしみこんできます。それと、演奏者の周囲が晴れたように澄んだように感じました。

ただ、他の皆さんからは、響もどき無しの方が抜けがよくって、ありだと、レンジが狭く抑さわった感じがするとのことでした。

さて、そうこうしているうちに、準備されたのが、こちら・・・・

【準備されたトランス?】


100ボルト用のトランスみたいですが・・・・

【繋がれた構成に繋がるのは?】


SPケーブルの繋がるパワーは、そのまま、その先のプリは?

【SP−パワー・・ラインの先】

木箱に入ったこの後姿は?

【準備された構成はこれ】


これが準備された構成の前景です・・・・

【ついにこいつが登場だ!】

そうです!

マランツ#7です。

っと、登場までを長々と引っ張ったのには、訳があります・・・・

残念ながら、長期間放置プレイされていたそうで、ご機嫌斜め・・・・

調子悪いながら、ほんの少し聞いたCDの音は、繊細な高音と濃い中音の聞き込めばめっちゃ魅力的そうな余韻だけ残して・・・・・機会があったらまた今度ね!

じゃあ・・・・と出てきたのがまた凄い!

さて、何が変わったと思いますか?

【どこが変わった?】


もうお気づきですね?

【正解はこちら】


そうです!

プリがC22から、QUAD2 モノを2台パラっているんです!

さて、音ですが、素晴らしかったです!

でも、またお話が長引いてきたので、今日はここまで、おしまい・・・

明日は、もう少しのげげげと、更なる飛び入り参加を・・・

例によって、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ(^^)/
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http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/840.html#c54

[リバイバル3] 孫正義の詐欺の手口 中川隆
1. 中川隆[-9366] koaQ7Jey 2019年6月22日 16:06:46 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3120]

2019年06月22日
ソフトバンクは投資家には利益1兆円、国税局には赤字と説明していた
http://www.thutmosev.com/archives/80199736.html

孫社長は株主には利益1兆円、国税局には赤字と説明していた


画像引用:https://www.rbbtoday.com/imgs/p/5Mv003Y5bG8YWlzdSjWJq4VMdEMsQ0JFREdG/397178.jpg


利益1兆円なのに納税ゼロ

ソフトバンクグループは2018年3月期決算で2兆円もの欠損金を計上し、赤字決算だったので法人税を納税していなかった。

決算では1兆389億円の純利益を出し、孫社長自身が説明会で「利益1兆円」を誇示していたのは記憶に新しい。

ところが決算発表と税務申告の内容が同じである必要はなく、株主には利益1兆円、国税局には赤字だったと報告していた。




ソフトバンクグループは2016年に3.3兆円で買収した英企業アームの株式を、18年3月期にビジョンファンドに移管しました。

その時1.4兆円の欠損金が発生したと申告し、計算すると3.3兆円で買ったアーム株を1.9兆円で売った事になる。

とはいえこれは同じグループ内で移動させただけなので、現実の損失は発生していませんでした。


18年3月期の欠損金は2兆円を超え、東京国税局は何らかの疑いを持って調査を始めたと推測されます。

結局国税局は18年3月期に1.4兆円の欠損金は確定していなかったとして、4200億円の納税を求めたが、翌年以降に繰り越される事になった。

英アームはソフトバンクが3.3兆円で買収した後、株式非公開になったので現在の株式価値はゼロとなっている。


これをそのままの価値で申告しても良いが、半分の価値で申告すると差額は損失金になり納税額数千億円を節約できます。

欠損金は10年間にわたって繰り越し可能なので、ソフトバンクは今後10年間納税額を少なくできる。

これが孫マジックなのだが、いつくかの点でソフトバンクの経営に疑問が残った。

ソフトバンクは赤字か黒字か

疑問その一はこの欠損金は税制が想定しなかった「抜け道」を利用したもので、東京国税局は当初脱税の疑いで調べていた可能性がある。

株移管による欠損金は別の会社への譲渡を想定したもので、会社を2つに分割して同じ会社で譲渡するとは立法時に予想していませんでした。

ソフトバンクは法の抜け穴を利用して税逃れをする企業だ、と国税職員の頭に叩き込まれたでしょう。


2つめの疑問はソフトバンクや孫社長の、株主や投資家への信義の問題です。


投資家には「1兆円、2兆円儲かっている」「100兆円企業だ」と煽っておいて、納税する時に「赤字だから1円も納税しない」というのは上場企業としてどうかと思います。

他人の金を100兆円以上集めて、他人の金で投資して、やっていることが法の抜け穴を突く行為というのは誠実でしょうか。


株主への説明では含み益を「利益だ」と言って莫大な利益が上がっていると言い、国税局には大赤字で損をしていると言って納税していませんでした。

真実はどちらか一つしかないのであり、株主説明会でも「ファンドは実は赤字です」と言うべきではないでしょうか。


ソフトバンクはアメリカの通信企業スプリントでも不思議な会計操作をし、米メディアは「合法的な会計操作」と指摘していました。

スプリントは赤字なのですがレンタル会社を作って設備機材を高額で買い取り、破格の安値でレンタルする事で黒字にしていると書かれていました。

孫社長は「スプリントの黒字化に成功した」と言いましたが、あっちからこっちに赤字を付け替えただけでした。
http://www.thutmosev.com/archives/80199736.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/965.html#c1

[リバイバル3] オールド QUAD の安物アンプは名機なのか? 中川隆
55. 中川隆[-9365] koaQ7Jey 2019年6月22日 16:16:55 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3121]
クォードを聴く会 Part3(E実験カーニバル−後半) [2009/02/0207:00]
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さて、実際の音を聞いていない方は、そろそろ・・・・もうとっくに?

σ(^^;の駄文のせいで、この超スペシャルなイベントに飽きて来ている方もいらっしゃるんじゃないでしょうか?

・・・・ガハハ(^^; そうです。さすがにσ(^^;も疲れてきました(^^;

ところが、そんなことは言ってられない、更なるスペシャルな状況になってきました!

今日の取っ掛かりは、昨日の最後に登場した、QUAD2 モノラル 2台のパラです!

【ある意味うっとりするような美観です】


その音は・・・・・?

かなり、感覚が麻痺していますが・・・・音の濃密さが更に濃くなったと言うか、陰影感が強くなったような気がします。やはり、クロストークが減って純粋に空間で左右の音が混じることから来る自然さなんでしょうか?

さて、ここで、今日は、普通のげげげはやらないの?と催促が・・・・(^^;

昨日の「響」もどきは、別物の感覚で受け止められたようです(^^;

それじゃあ!

まだ、発売前の、前日の「Ge3な夕べ」で仕入れてきた新製品「雷知III?(いかづち3せい?:名称未定)」を取り出し、CDPとプリの電源ケーブルに装着しました。

【CDPの電源ケーブルに「雷知III?」】


ケーブルに巻きつけ、ベルクロテープで止めた、懐かしいリストバンド状のものがそうです。

続いて、プリの電源ケーブルにも・・・・

【プリの電源ケーブルに「雷知III?」】

この製品は、Ge3のアイテムは奇数個使いで、効果が激増するという現実に、Ge3自体が対応した3個使い製品です。かつ、その見た目の怪しさから、拒否反応が出る方さえいる「雷知」の白いおけけ・・・・そこで、「雷知」の見栄えを改善し、3個使いを実現したのだそうで、見た目は、プラダをイメージしているそうで、「プラダを着た雷知III」というところです。(^^;

少し見にくいかもしれませんが、「Ge3」のタグがついていますが、これが意味を成すそうで、タグがついたほうを電気が流れる方向にするのだそうです。

という事で、「プラダを着た雷知III」の装着時と、非装着で試聴した結果は・・・・

 おっと!
 いいじゃん!
 効きますねぇ!

・・・と、皆さん、結構好評価!

ボリュームが上がったみたいだ!
響きが凄くはっきりした。
とても、艶っぽい音になったように聞こえる。

無いと、低音が軽く、迫力もメリハリも薄い

というような回答でした。

続いては・・・・時間もおしてきたので、とりあえず曲の途中で追加していきました。(^^;

まずは、超結界ダブル・・・・

【超結界ダブル設置】


続いては、SPケーブルに「天音」を3本・・・

【超結界ダブルに天音を追加】

・・・・失敗!!

これは失敗でした・・・・(^^;

さすがに、というか、殆どの方がこの構成では初めて聞かれるのに、曲の途中でアイテムを追加しても、変化がわかるはずはありませんね(^^;

だって、比較するところがないんですから・・・・(^^;

残念ながら、残り時間はあまり無いので、再実施は無理・・・・

という事で、次の実験・・・・次は、正当な実験に戻りました。

【もう一台の直熱三極管】

もう一台の直熱三極管が、PX−25に変わってつながれました・・・・

・・・・非常に繊細さと瞬発力を持ったアンプのように感じますが、いかんせん、部屋に対してパワーが無さ過ぎ・・・

じゃあ・・・ということで、再度、パワーアンプを変更・・・・

【クオードのモノラルプリ&モノラルパワー】

この構成で数曲試聴しました・・・・

まずは、セリーヌディオン・・・・

よりパワフルになって、中音中心に前に出る音になったように感じましたが、一方で、低音が少し緩くなったように聞こえました。

続いて、ロド&ガブの日本ライブ・・・・弦の音が非常に艶かしい!ただし、低音の量感がなくなった・・・・これは少し物足りない(^^;

先にも聞いた菅野録音のオペラ・・・・

少し、五月蝿い感じがあるのと、中高音に山があるような印象だった・・・・(^^;

さて、またまた新たな・・・・

【ハートレイ+ケリーリボンTW】

ハートレイのSPにケリーリボンTWを乗せたが物です・・・

【ハートレイの上のけりーTW】


音は・・・朗々と鳴ります・・・重心が低く、安定しています。

男性オペラ歌手の声が、低音部分が下から湧き上がってくる感じです。

【ハートレイの試聴】


そして、ついに最後の登場は・・・・・

【アキシオム80用エンクロージャー+モニターゴールド】


アキシオム80用エンクロージャーに、タンノイのモニタゴールド・・・・

М氏  :若干張りが合って気持ち良い! こっちの方が芯をくった音だとおもう。
KМ社長:こちらの方が低域がいいね、ハートレイの低域は、造ってあるね。

【後姿】

という事で、最後は駆け足でお話してしまいましたが、いかがでしたでしょうか?

いやはや、あまりの高水準での試聴のため、感激が薄かったように思われますが、とんでもない!

非常に濃密な時間を過ごさせていただきました。

こんな貴重な機器の音を、σ(^^;ごときが、聞かせていただいたのは、お誘いいただいたI氏によるものですし、このオフ会の成功には、M氏のサポートなくしては、ありえません!
何より、この貴重な機器を惜しげもなく提供いただき、オフ会を開いていてただいたKM社長、本当にありがとうございました。

また、長々と取り留めの無い拙駄文にお付き合いいただいた皆様、大変ありがとうございました。

これにて、クォードを聴く会 Part3 のお話を、終わりとさせていただきます。


明日は・・・・・

例によって、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ(^^)/
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http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/840.html#c55

[リバイバル3] 音がわからないアホ・オーディオマニアが良く引用する「オーディオの科学」の何処がおかしいか 中川隆
28. 中川隆[-9364] koaQ7Jey 2019年6月22日 16:24:12 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3122]
クォードを聴く会 Part3(DECCAのSPを聞く@) [2009/01/2807:00]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-206.html

今日は、これまで数々の感動を与えてくれた「クォードを聴く会」の第3回の集いです・・・・

ちなみに、この名前は、このイベントを毎回、背景から説明するわけにはいかないので、勝手にネーミングしただけで、実際に実在する会ではありませんので・・・・(^^;

と言うことで、今一度、過去のお話を、以下に・・・・

まず、第1回は、初QUADと鳥肌!拍手体験!

【095】081025 M氏主催QUAD試聴会 −その1−(本気のコンデンサーSP) [2008/10/28]
【096】081025 M氏主催QUAD試聴会 −その2−(素晴らしいQUADハーモニー) [2008/10/29]
【097】081025 M氏主催QUAD試聴会 −その3−(オールQUADの真髄) [2008/10/30]
【098】081025 M氏主催QUAD試聴会 −最終章−(Ge3超感動) [2008/10/31]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-114.html


続いて、第2回は、QUADのアンプの世代とESL!

【128】081124 KM氏邸訪問記 −1−(QUADの思い出再び) [2008/11/30]
【129】081124 KM氏邸訪問記 −2−(迎えてくれたQUAD達) [2008/12/01]
【130】081124 KM氏邸訪問記 −3−(QUADで実験&げげげ) [2008/12/02]
【131】081124 KM氏邸訪問記 −最終章−(63Pro再登場) [2008/12/03]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-146.html


・・・・時間があれば、もしくは気分転換や週末のお楽しみとして、ぜひとも一通りご覧いただきたい位、面白く楽しい事が満載のおぼえ書きですね。

恐らく、KM氏のリスニングルームを置いて他に、こんなに様々なクォードの奏でるブリティッシュサウンドを、充分な調整やセッティングがされた環境で聞かせていただけるところは、ないんじゃないでしょうか?

偶然と言うか、素晴らしいめぐり合わせで、このような素晴らしい演奏を聞かせていただける機会に恵まれたことは、本当に幸せなことだと、しみじみ思っています。

しかし、それだけではありませんでした!!

何と、今回はその素晴らしい演奏体験の3回目!

今回のテーマは、勝手なサブタイトル「クォードを聴く会」の名前に、ちょっとだけ反して・・・・「英デッカのスピーカー」です。

デッカってあの「DECCA」?・・・・そうです。

スピーカーなんて作ってたの?・・・・そうらしいです。σ(^^)も初めて知りました。

【ロンドンエンクロージャー@】

【ロンドンエンクロージャーA】


メーカー :DECCA (英)
機  種 :ロンドンエンクロージャー
仕  様 :2ウェイ2スピーカー 完全密閉型 リボントゥイーター 8Ω
      W35.4×H57.5×D28.1cm 15kg 

今回は、このスピーカーの演奏を聞かせていただこうという会なんですが、その他にも蓄音機でSP盤を聞かせていただくというオプションもあるとのことで、期待が高まります(^^;

KM氏のお話では、ある電気店の店主がこのSPを非常に気に入って愛用していたが、お亡くなりなり、処分される所を、常連さんだった方々が、忍びないとレストアしたものが、どんな運命か、KM氏のところにやって来たとのことで、その経緯には、何か不思議なものを感じると仰っていました。

【今日のためのセッティング】


オリジナルのサランネットも残っていますが、このレストアで非常に綺麗なサランネットが設えてあり、パッと見は、古いSPには見えません。
というより、今でも現役で通用しそうな、おしゃれなリビングSPと言う出で立ちです。

【トップバッタープリは33(上段)】


そして、送り出しは、いつものクォード66CDで、まず、トップバッターのシステム構成として、プリは、SPの年代に合わせて聞くべし、ということでクォード33を設え、当然パワーもセットとなるクォード303が準備されています。

【セットとなるパワーはもちろん303】


これらの機器も、本当に何とおしゃれなんでしょうか!
リビングステレオとして見ると、全く持って素晴らしいデザインセンスだと感じるのは、σ(^^)だけではないと思います。

もちろん、CDやアンプの駆動は、ステップアップトランスで、本国の環境と同じく240V駆動となっています。
前回もお話しましたが、このことは、クォードを良い音で楽しむためには、必須条件のようですね。

さて、いよいよ音を聞かせていただく・・・・・

肝心なところですが、残念ながら今日は、ここまで・・・・・続きは明日・・・・の予定(^^;

いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ(^^)/

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▲△▽▼


クォードを聴く会 Part3(DECCAのSPA〜HMVの蓄音機)[2009/01/29 07:00]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-207.html


昨日は、機材紹介だけで終わってしまいましたが、
まずは、デッカの声を聞かせていただく。

【最初のシステム】


画像は、σ(^^)の座った位置からのシステムの景観です。

これだけゆったりしたエアボリュームのお部屋に、臆することなく、たたずむDECCAのロンドンエンクロージャーですが、何か起こりそうな期待に胸が膨らみます(^^;

さて、いよいよこの構成での音ですが、聞かせていただいたのは・・・確かしょっぱなCDだっと思うんですが・・・・いきなりこれかよ!(^^;

曲は、エンリコ・マイナルディのバッハ、無伴奏チェロ組曲・・・・10曲目

・・・ん〜、何とも深く、広々とおおらかに響く音色です。

このサイズのSPから、この部屋にこれだけ音が満たされるのは、何とも驚きに溢れています。(^^;

この後、同じ曲をレコードで聞いたかな?・・・・スミマセン、最初の出音の感激が強すぎて、その直後の記憶がありません。(^^;

そして、続いての送出しは、このターンテーブル・・・・・

アナログ音痴のσ(^^)にはちょっと??ですが・・・・

【送出しはトーレンス?】


見た目は、まんま、リンのソンデックLP12ですね・・・・

と思ったら、どうやらその前身だそうです。

見る人が見ると分かるんでしょうが、ターンテーブルは「TD−150」との記載があり、アームもカートリッジもデッカのものだそうです・・・・あら?そんなものも作ってたんですね?(^^;

【デッカのアームとカートリッジ】


さて、聞かせていただいたのは、同じくチェロのカザルス。

バッハの無伴奏の6番だったかと・・・・無知をお許し下さいm(__)m

・・・何とも、情感たっぷりに伝わってきます!何となく物悲しさを感じる演奏に思えましたが・・・・ともかく、チェロの音色が気持ちよく体に染み込んでくる感じです。(^^;

続いて、同じくデッカのレコードでジャック・ルーシェ・・・・・

何とも、可憐に、スインギーな演奏です。

何でしょうか、中音域お暖かさなのか、濃さなのか、グングン演奏に引き込まれ、心地よく体が動いてしまいました。

何か、システムを聞き込むと言うことなんて全く意識せず、瞬時に曲の世界に引き込まれてしまいますね。

相当な試行錯誤を積み上げられた結果の機器構成とセッティングで聞かせていただいているわけですから、当然なんですが、こんな音を聞かせていただけると、自分がドタバタ機器と格闘しているのがわびしくなってしまいますね。
さて、何とお次は・・・・

当初のタイトル「DECCAのSP」から、今度は「HMVの蓄音機」へと・・・

【HMVの蓄音機No.132】


アナログ機器すら無知なσ(^^)には、もう全くわけ分からない世界です・・・
σ(^^)からの見た目は、古いイギリスの工芸家具?程度の認識なんですが、次々と蓋が開かれていくと、やはり何かただならぬ迫力を感じてしまうのは変でしょうか?(^^;

そして、何とも面白かったのは、機器の右側から出たレバーをくるくる回してぜんまいを巻かれたところでした。・・・・・

子供の頃、テレビのコントや古いドラマなんかで、出てくるような、音の速度が急に落ちて変な音になって、慌ててレバーを回して、ぜんまいを巻く姿、そのものを目の前で見ているんです。

さて、それでは、演奏です・・・・

【SPに針を下ろして蓋を閉める】


曲は、SP盤で、ロザリン・テュレックのピアノで、バッハのプレリュードからの再生です・・・・

・・・・って、何なんですか?この音は?

どうしてこんな木の箱から、こんなに純粋で染み渡るような音が出てくるんでしょうか?

しかも、これだけ広い部屋に全く負けない浪々とした鳴りっぷりは・・・・

もちろん、レコード特有のパチパチ音とシャーッていうノイズは聞こえるんですが、自分は普段、現代の機器に大量の電気をぶち込んで・・・・

 一体音楽の何を聞いているんだろう?

と考えさせられるような、演奏の熱気というか思いみたいな所が、ストレート飛んでくるような感じなんです。

っと、参加者のIHさんが、蓋を開けたほうが好きだとのことで・・・・

【試しに蓋を開けて演奏】


お〜! シャーッて音も大きくなりましたが、ピアノの音がすっきり抜けるようになりました・・・・これもいいですね。(^^;

ってとこで、いきなり30年以上前のSPに圧倒され、更に蓄音機にまで打ちのめされて、正にサンドバック状態・・・・一体この先どうなるのか?

今日は、ここらで一旦おしまい・・・・・

続きは、明日?

いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ(^^)/
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▲△▽▼



クォードを聴く会 Part3(DECCAのSPB直熱三極管)[2009/01/30 07:00]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-208.html

さて、蓄音機の異次元体験の興奮も覚めやらぬまま、今度は、もう一度クォード&デッカのシステムに戻り、今度は、クォード66CDからの再生です。

【QUAD&DEECA】


前回もこの会に同席された常連?Nさんの息子さんの持参されたCDの再生となりました・・・・・

中学生とのことですが、何と!選曲は・・・・

キャノンボール・アダレイ・ウィズ・ビル・エヴァンスの
ノウ・ホワット・アイ・ミーンから
ワルツ・フォー・デビイですと・・・・

渋すぎ〜!!

σ(^^)なんて、中学生の頃はもっぱら歌謡曲、しいて言うなら京都の深夜ラジオ(高石ともやさん)の影響で、少しブルーグラスを聞いていたくらい・・・・・・って、こっちのが超マイナーですね(^^;

さて置き、クォードが送出す信号を、デッカはどのように鳴らしたか・・・

最初、ちょっと眠い音に感じたのですが、キャノンボールアダレイのサックスが入ったら、熱い熱い!! めっちゃ生々しいんです!

ちょっと、参っちゃいました。(^^;

お次は、リタ・シュトライヒ/ワルツ&アリア集から・・・・

モノラルなんですが、素晴らしいソプラノです!でも、高域の伸びなんか、普通のシステムだと、相当厳しいでしょうね。
かなり、このツイーターは潜在能力が高い気がします。

ちょっとググルと、ケリーツイーターとかケリーリボンなんて呼ばれ、スタンリー・ケリーの開発によるもので、後にデッカ・ケリー・リボントゥイータとして使われたのだとか・・・・・
簡単に交換できるようになっているリボンユニットを、見せていただきましたが、アルミフォイルを蛇腹にしたシンプルなものでした・・・・
これで、あんな素晴らしい音が出るのかと、異様に感心してしまいました。

続いて、Nさんの息子さんのリクエストでパイプオルガンの曲!!

こんなの鳴るかい?って感じなんですが、流石に重低音は鳴らないものの、ホール感たっぷりに、深く、おおらかに、朗々と鳴る様には、驚きを隠せませんでした。

さてさて、それでは今日の主題!と言うことで・・・・

えっ? ・・・・今までのは?

今までのは、とりあえずデッカをお聞きあれとの突き出しみたい・・・(^^;

そして、登場したのが、こちら・・・・

【PX25直熱三極管アンプ】


PX25直熱三極管による真空管アンプです!!

かなり有名な球の種類のようですが、毎度ながら、無知なσ(^^)は、初見&初体験です。

送出しは、やっぱりこちら・・・・

【真打C22登場】


クォード66CDは、そのままに、PX25直熱三極管のパワーに組み合わされたプリアンプは、やはり、真打C22でした。

さて、その音は・・・・

曲は先程のワルツ・フォー・デビイ

お〜! ビルエバンスのピアノが爽やかに歌い出しました。全体に明るく、一気に曲の楽しさが伝わってきます!

ここで、Mさんが、C22のティントを調整しました・・・・

お〜! 張り出し感が良くなってピントが合った感じ・・・
抜けも良くなった気がします。

今度は、ティントをキャンセルに・・・・

ん〜ん!中高音がより前に出てきた・・・でも下も上も広がった感じ・・・

この調整は結構悩みそうですね、でも、曲にあわせて気分が変えられると言うことですから、それはまた面白いのかも。

さて、それじゃあ、ここで気分を変えてみましょうか!

っとKM社長が・・・・

【電源をノーマル、ラインをバイタルオーディオに】


電源ケーブルをウェスタンからクォードオリジナル(要は純正品です)に戻し、同じく、ラインケーブルもウェスタンからバイタルオーディオに変更されました。

どうやら、試行錯誤の成果からのお勧めの組合せのようですね・・・
アメリカ(ウェスタン)をやめてブリティッシュ(バイタルオーディオ:英のスタジオでの使用率が高いらしい)サウンドへの調整か?・・・・

気合も入ってきたところで、SPも上着を脱ぎ捨てて・・・・

【肉体美を見せつたロンドンエンクロージャー】


・・・・全然ちがう!!

何とも、甘く(緩い意味じゃないスゥィーティの意)しなやかで、σ(^^)にはとっても聞きやすくなった気がします。

ウェスタンの時は、中高域に少し盛り上がりがあるのか、艶っぽく感じますが、一方のバイタルは、何か、抜けがよくて、芳醇で、艶かしい感じがします。
と言うことで、σ(^^)にはバイタルのほうが好みでしたが、参加された皆さんの意見は、意外にバラバラでした。

しかしながら、いずれも大変魅力的な音であることには違いが無く、好み次第かな〜なんて思いました。(^^;

さて・・・・・まだまだ会は続きますが、今日はここでおしまい・・・・

明日は、もう少しこのスピーカーを、ソースの違いでの比較を含めて・・・

いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ(^^)/
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-208.html

▲△▽▼



クォードを聴く会 Part3(Cタンテ比べと音楽鑑賞)
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-209.html

さて、ロンドンエンクロージャーと相性ピッタリな直熱三極管PX25ナス管のパワーアンプで演奏される音楽を楽しみながら・・・・

KM社長と一緒に、クォードを始めとするこちらの機器を、色々実験されて来た、お馴染みMさんいわく・・・・

このデッカのスピーカーも色んな構成で再生を試してきたけれど、どうも、心地よく熱い再生のためには、真空管アンプが必須で、特に直熱三極管でドライブしてやるのが一番良いんですよね。

との結論に到達されたようです。

普通は、この手のSPが鳴らないと、強力な石のアンプに行き着くそうですが、結局、リボンを溶かしてしまったりの失敗の連続なんだそうです。
ところが、これを直熱三極管のシングルアンプにしたところ、嘘のように思い通りの音を奏で出したそうです。

恐らく直熱三極管アンプの高次高調波歪み(偶数次歪み)が、このケリー・リボンツイータにマッチするようだと仰っていました。

【大型ホーン付のリボンツイータ】


ちなみに、このツイーターは、リボンタイプで、かなり深めのホーンが付いており、しかも、クロスオーバーが1.6kHzとのことですので、このスピーカーの出音の特質をかなり握っていると思われます。

そういえば、後のSPの上にも同じようなツイーターが乗ってますね(^^;・・・・この辺の話しは、また後で・・・・(^^;

さて、その後、一旦、この構成で各自のCDを聞かせて頂きました。

まずは、Mさんが、ステレオサウンドCD(リファレンスレコード?)の菅野録音から、オペラ「マクベス」を聞かれました。
σ(^^)は初めてなので、単なる第一印象ですが、とても男性の声が聞きとりやすい印象でした。

続いて、σ(^^)をこの会に誘ってくださった、Iさんは・・・・・

おーっと!

先日、飯田橋に連れて行っていただき、強烈にマスターの質を意識させられた「DISK AUDIOFILE」お得意の、米国のモービル・フィデリティ・サウンド・ラボ社のCDから、サイモンとガーファンクルです!!

懐かしい音楽ですが、何と新鮮なんでしょうか!
とてもボーカルが生々しく聞こえます。

さて、次のσ(^^)は、ちょっと興味があって、続けて同じ曲を違うCDで聞かせて頂きました。

曲は、ジョン・マクラフリン、パコ・デ・ルシア、アル・ディ・メオラのスーパーギタートリオのライブ「Friday Night In San Francisco」の1曲目なんですが・・・

まずは、先日少しご紹介したハーフスピードカッティングしたレコードから、ハイエンド機材でCD−Rに落としてもらったものですが、自宅や、ここの音は・・・・と思うところでは、情報量はかなり多いのですが、高音部がやたら煩く聞こえ、全然乗れないのです。

ところが、このシステムで聞くと、何と情報量が多く、バランス良く、且つ、生々しい音なんでしょう!!

対して、自宅で好みの音を聞かせてくれる、最近出たばかりのブルースペックCD盤を聞いて見ると・・・・

何か、えらい眠い音です。(^^;

ただし、高域が減衰しているからと言うのではありません。逆に、通常盤(ブルースペックCD)が、中高音の厚みで勢いや演奏の熱気を伝えるように音作りしているんじゃないかと感じました。
一方、高音質盤をCD−R化した方は、通常盤でカットされた高音部がそのまま入っているのではないかと思います。

さて、今度はまた、趣を変えて、装置の変更です・・・・・

残念ながら、この当り、σ(^^)の集中力は崩壊しております(^^;
φ(..)メモも散漫ですし、読み返しても良く分からないんですよねぇ(^^;

ちょっと不確かな話しかもしれませんのでご容赦を・・・・・

入れ替わったのは、ターンテーブル・・・・

【コニサーのターンテーブル】


ご説明いただいたんですが・・・・・φ(..)メモも記憶も・・・・(^^;

素人のσ(^^)が見ても凄そうなんで、見る方が見たら結構な貴重品なんでしょうね(^^;

聞かせていただいたのは、ピアノで・・・・・クララ・ハスキル

甘く、軽やかで、ゆったりと、心地よいピアノの調べに浸らせて頂きました。
そして、続いては、レコードとSP(蓄音機)での、同じ曲の再生・・・

【LPとSPの聞き比べ】


演奏は、デイヌ・リパッティのピアノでモーツアルト・・・・

・・・・これは、どっちが?と言うものではないですね。

いずれも素晴らしいピアノの演奏なんで、つい、そちらに気持ちが行ってしまいますが、しいて言うなら、SPは、丁度モノクロ写真のように、音楽のど真ん中を素直に出してくるのに対して、LPは、やはり色彩感があるというか、中高域の濃さや艶っぽさのところで、SPにはないものを感じます。

さて、普通ではなかなか聞くこともできない珍しい機器で、音楽を聞かせていただき、さらにはその珍しい機器同士を聴き比べるという・・・・

なんとも、贅沢なひと時を過ごさせて頂きました。

・・・っと、これで終わるかって?

はい、今日はこれでおしまいです。・・・そう、今日のお話は・・・

そうなんです、普通のお宅訪問なら、これだけ素晴らしい音楽を聞かせていただいたら、もう後は、オーディオ談義に花が咲いて・・・・ありがとうございました・・・ってなるんですが(^^;

実は、耳も頭も既にパンクしていて、煙が出ているような状態なんですが、ここからが凄かった!!

怒涛の展開は・・・・明日?

例によって、余り期待せずに、お楽しみに!

げげげもちょっとだけ出てくるよ!

デハ(^^)/

コメント


私はパコ・デ・ルシアのファンで,結構集めています。凄いテクニックにフラメンコの味わいが加わってお気に入りです。
ところでメール出しましたが届きませんでしたか?
[2009/01/31 10:47] toku1209


toku1209さん、コメントありがとうございます。
σ(^^;もどちらかと言うと最近のピアノトリオ中心だったのが、昨年のサリオラ以来、急にギター物を聴く比率が高まり、今では、毎日1曲はという状態です(^^;

メールの件、受け取っています。・・・・数時間後に返信したつもりだったのですが、いま仕事の外出先なので、帰ったら確認してみます。
先週は、リスニング用の椅子でうたた寝のまま朝を迎えることが多かったので、単に、送ったつもりになっているかもしれません(^^;
[2009/01/31 12:37] Mt.T2
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-209.html

▲△▽▼



クォードを聴く会 Part3(D実験カーニバル)[2009/02/0107:00]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-210.html

昨日のお話しでは、感動濃度がメーターを振り切ったままのハイレベルな状態が、ずっ〜と続いていたため、σ(^^)の好きな落差のサプライズがなくなってしまい、正にオーバーヒート状態でした・・・・(^^;

と言うことで、この麻痺状態を利用して、トリップモードに・・・・

そうです! プチげげげ実験ターイム!!

まずは、千載一遇のチャンス!

響もどきは、蓄音機に効果があるか?・・・・

【蓄音機に響もどき】


σ(^^)は、残念ながら、普段アナログを全く聞かないため、お遊び道具としての「響もどき」は作りましたが、Ge3のきささんからは、本物との性能差は、非常に大きいと聞いています。

まあ、そんなアイテムですが、どうしても確認しておきたかったんです。

果たして、蓄音機に響もどきは効果があるのか?

・・・結果、余り違いは分かりませんでした。

バッハのパルティータを聞きましたが、少しだけ、演奏がつやっぽい感じで、メリハリがはっきりした気がしました。響もどきを外すと、少し雑身が多くなったような感じがしますが、微々たる変化でした。

響は、盤の共振を除く働きだとのことですが、その効果は、σ(^^;には、空間表現の向上として聞こえると感じていたので、モノラルでは差が出ないと思っていたんで、結果は予想通りだったのです・・・・・

が、後日、Ge3のきささんから、SP盤には、かなりウブゲの成分が入っているから、蓄音機でも、凄く変わるよ!ただ、箱を鳴らして音を増強している蓄音機だと分かりにくいかもしれない・・・との情報をいただきました。・・・・だとすると、ラッパがそのまま見えてるタイプを聞かないと駄目か?

それとも、σ(^^;が「ウブゲ」をきちんと聞いてないって事か?・・・・その方が正解みたいね(^^;

まあ、ストライクゾーンが違うってことですね。・・・聞こえるもののみ楽しみましょうっと!

さて、それではと言うことで、お次は、LPをと言うことで、再びコニサー登場。

聴いたのは、シュタルケルのチェロ・・・・

途中、PX25の片チャンがご機嫌斜めになりましたが、そんなことは忘れてしまうほどの素晴らしい演奏に、比較なんか忘れて、つい、うっとり・・・・

小刻みな演奏なのに、優しくふくよかな響きがたまりません・・・・

【コニサーに響もどき】


さて、「響もどき」を乗せて聴いてみました・・・・

やはり、響きがふくよかになり、チェロの胴鳴りがとても気持ちよくしみこんできます。それと、演奏者の周囲が晴れたように澄んだように感じました。

ただ、他の皆さんからは、響もどき無しの方が抜けがよくって、ありだと、レンジが狭く抑さわった感じがするとのことでした。

さて、そうこうしているうちに、準備されたのが、こちら・・・・

【準備されたトランス?】


100ボルト用のトランスみたいですが・・・・

【繋がれた構成に繋がるのは?】


SPケーブルの繋がるパワーは、そのまま、その先のプリは?

【SP−パワー・・ラインの先】


木箱に入ったこの後姿は?

【準備された構成はこれ】


これが準備された構成の前景です・・・・

【ついにこいつが登場だ!】


そうです!

マランツ#7です。

っと、登場までを長々と引っ張ったのには、訳があります・・・・

残念ながら、長期間放置プレイされていたそうで、ご機嫌斜め・・・・

調子悪いながら、ほんの少し聞いたCDの音は、繊細な高音と濃い中音の聞き込めばめっちゃ魅力的そうな余韻だけ残して・・・・・機会があったらまた今度ね!

じゃあ・・・・と出てきたのがまた凄い!

さて、何が変わったと思いますか?

【どこが変わった?】


もうお気づきですね?

【正解はこちら】


そうです!

プリがC22から、QUAD2 モノを2台パラっているんです!

さて、音ですが、素晴らしかったです!

でも、またお話が長引いてきたので、今日はここまで、おしまい・・・

明日は、もう少しのげげげと、更なる飛び入り参加を・・・

例によって、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ(^^)/
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クォードを聴く会 Part3(E実験カーニバル−後半) [2009/02/0207:00]
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さて、実際の音を聞いていない方は、そろそろ・・・・もうとっくに?

σ(^^;の駄文のせいで、この超スペシャルなイベントに飽きて来ている方もいらっしゃるんじゃないでしょうか?

・・・・ガハハ(^^; そうです。さすがにσ(^^;も疲れてきました(^^;

ところが、そんなことは言ってられない、更なるスペシャルな状況になってきました!

今日の取っ掛かりは、昨日の最後に登場した、QUAD2 モノラル 2台のパラです!

【ある意味うっとりするような美観です】


その音は・・・・・?

かなり、感覚が麻痺していますが・・・・音の濃密さが更に濃くなったと言うか、陰影感が強くなったような気がします。やはり、クロストークが減って純粋に空間で左右の音が混じることから来る自然さなんでしょうか?

さて、ここで、今日は、普通のげげげはやらないの?と催促が・・・・(^^;

昨日の「響」もどきは、別物の感覚で受け止められたようです(^^;

それじゃあ!

まだ、発売前の、前日の「Ge3な夕べ」で仕入れてきた新製品「雷知III?(いかづち3せい?:名称未定)」を取り出し、CDPとプリの電源ケーブルに装着しました。

【CDPの電源ケーブルに「雷知III?」】


ケーブルに巻きつけ、ベルクロテープで止めた、懐かしいリストバンド状のものがそうです。

続いて、プリの電源ケーブルにも・・・・

【プリの電源ケーブルに「雷知III?」】


この製品は、Ge3のアイテムは奇数個使いで、効果が激増するという現実に、Ge3自体が対応した3個使い製品です。かつ、その見た目の怪しさから、拒否反応が出る方さえいる「雷知」の白いおけけ・・・・そこで、「雷知」の見栄えを改善し、3個使いを実現したのだそうで、見た目は、プラダをイメージしているそうで、「プラダを着た雷知III」というところです。(^^;

少し見にくいかもしれませんが、「Ge3」のタグがついていますが、これが意味を成すそうで、タグがついたほうを電気が流れる方向にするのだそうです。

という事で、「プラダを着た雷知III」の装着時と、非装着で試聴した結果は・・・・

 おっと!
 いいじゃん!
 効きますねぇ!

・・・と、皆さん、結構好評価!

ボリュームが上がったみたいだ!
響きが凄くはっきりした。
とても、艶っぽい音になったように聞こえる。

無いと、低音が軽く、迫力もメリハリも薄い

というような回答でした。

続いては・・・・時間もおしてきたので、とりあえず曲の途中で追加していきました。(^^;

まずは、超結界ダブル・・・・

【超結界ダブル設置】


続いては、SPケーブルに「天音」を3本・・・

【超結界ダブルに天音を追加】

・・・・失敗!!

これは失敗でした・・・・(^^;

さすがに、というか、殆どの方がこの構成では初めて聞かれるのに、曲の途中でアイテムを追加しても、変化がわかるはずはありませんね(^^;

だって、比較するところがないんですから・・・・(^^;

残念ながら、残り時間はあまり無いので、再実施は無理・・・・

という事で、次の実験・・・・次は、正当な実験に戻りました。

【もう一台の直熱三極管】


もう一台の直熱三極管が、PX−25に変わってつながれました・・・・

・・・・非常に繊細さと瞬発力を持ったアンプのように感じますが、いかんせん、部屋に対してパワーが無さ過ぎ・・・

じゃあ・・・ということで、再度、パワーアンプを変更・・・・

【クオードのモノラルプリ&モノラルパワー】

この構成で数曲試聴しました・・・・

まずは、セリーヌディオン・・・・

よりパワフルになって、中音中心に前に出る音になったように感じましたが、一方で、低音が少し緩くなったように聞こえました。

続いて、ロド&ガブの日本ライブ・・・・弦の音が非常に艶かしい!ただし、低音の量感がなくなった・・・・これは少し物足りない(^^;

先にも聞いた菅野録音のオペラ・・・・

少し、五月蝿い感じがあるのと、中高音に山があるような印象だった・・・・(^^;

さて、またまた新たな・・・・

【ハートレイ+ケリーリボンTW】


ハートレイのSPにケリーリボンTWを乗せたが物です・・・

【ハートレイの上のけりーTW】


音は・・・朗々と鳴ります・・・重心が低く、安定しています。

男性オペラ歌手の声が、低音部分が下から湧き上がってくる感じです。

【ハートレイの試聴】


そして、ついに最後の登場は・・・・・

【アキシオム80用エンクロージャー+モニターゴールド】


アキシオム80用エンクロージャーに、タンノイのモニタゴールド・・・・

М氏  :若干張りが合って気持ち良い! こっちの方が芯をくった音だとおもう。
KМ社長:こちらの方が低域がいいね、ハートレイの低域は、造ってあるね。

【後姿】


という事で、最後は駆け足でお話してしまいましたが、いかがでしたでしょうか?

いやはや、あまりの高水準での試聴のため、感激が薄かったように思われますが、とんでもない!

非常に濃密な時間を過ごさせていただきました。

こんな貴重な機器の音を、σ(^^;ごときが、聞かせていただいたのは、お誘いいただいたI氏によるものですし、このオフ会の成功には、M氏のサポートなくしては、ありえません!
何より、この貴重な機器を惜しげもなく提供いただき、オフ会を開いていてただいたKM社長、本当にありがとうございました。


これにて、クォードを聴く会 Part3 のお話を、終わりとさせていただきます。
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-211.html



http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/881.html#c28

[リバイバル3] スピーカーの歴史 _ 何故、過去に遡る程 スピーカーもアンプも音が良くなるのか? 中川隆
14. 中川隆[-9363] koaQ7Jey 2019年6月22日 16:24:41 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3123]
クォードを聴く会 Part3(DECCAのSPを聞く@) [2009/01/2807:00]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-206.html

今日は、これまで数々の感動を与えてくれた「クォードを聴く会」の第3回の集いです・・・・

ちなみに、この名前は、このイベントを毎回、背景から説明するわけにはいかないので、勝手にネーミングしただけで、実際に実在する会ではありませんので・・・・(^^;

と言うことで、今一度、過去のお話を、以下に・・・・

まず、第1回は、初QUADと鳥肌!拍手体験!

【095】081025 M氏主催QUAD試聴会 −その1−(本気のコンデンサーSP) [2008/10/28]
【096】081025 M氏主催QUAD試聴会 −その2−(素晴らしいQUADハーモニー) [2008/10/29]
【097】081025 M氏主催QUAD試聴会 −その3−(オールQUADの真髄) [2008/10/30]
【098】081025 M氏主催QUAD試聴会 −最終章−(Ge3超感動) [2008/10/31]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-114.html


続いて、第2回は、QUADのアンプの世代とESL!

【128】081124 KM氏邸訪問記 −1−(QUADの思い出再び) [2008/11/30]
【129】081124 KM氏邸訪問記 −2−(迎えてくれたQUAD達) [2008/12/01]
【130】081124 KM氏邸訪問記 −3−(QUADで実験&げげげ) [2008/12/02]
【131】081124 KM氏邸訪問記 −最終章−(63Pro再登場) [2008/12/03]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-146.html


・・・・時間があれば、もしくは気分転換や週末のお楽しみとして、ぜひとも一通りご覧いただきたい位、面白く楽しい事が満載のおぼえ書きですね。

恐らく、KM氏のリスニングルームを置いて他に、こんなに様々なクォードの奏でるブリティッシュサウンドを、充分な調整やセッティングがされた環境で聞かせていただけるところは、ないんじゃないでしょうか?

偶然と言うか、素晴らしいめぐり合わせで、このような素晴らしい演奏を聞かせていただける機会に恵まれたことは、本当に幸せなことだと、しみじみ思っています。

しかし、それだけではありませんでした!!

何と、今回はその素晴らしい演奏体験の3回目!

今回のテーマは、勝手なサブタイトル「クォードを聴く会」の名前に、ちょっとだけ反して・・・・「英デッカのスピーカー」です。

デッカってあの「DECCA」?・・・・そうです。

スピーカーなんて作ってたの?・・・・そうらしいです。σ(^^)も初めて知りました。

【ロンドンエンクロージャー@】

【ロンドンエンクロージャーA】


メーカー :DECCA (英)
機  種 :ロンドンエンクロージャー
仕  様 :2ウェイ2スピーカー 完全密閉型 リボントゥイーター 8Ω
      W35.4×H57.5×D28.1cm 15kg 

今回は、このスピーカーの演奏を聞かせていただこうという会なんですが、その他にも蓄音機でSP盤を聞かせていただくというオプションもあるとのことで、期待が高まります(^^;

KM氏のお話では、ある電気店の店主がこのSPを非常に気に入って愛用していたが、お亡くなりなり、処分される所を、常連さんだった方々が、忍びないとレストアしたものが、どんな運命か、KM氏のところにやって来たとのことで、その経緯には、何か不思議なものを感じると仰っていました。

【今日のためのセッティング】


オリジナルのサランネットも残っていますが、このレストアで非常に綺麗なサランネットが設えてあり、パッと見は、古いSPには見えません。
というより、今でも現役で通用しそうな、おしゃれなリビングSPと言う出で立ちです。

【トップバッタープリは33(上段)】


そして、送り出しは、いつものクォード66CDで、まず、トップバッターのシステム構成として、プリは、SPの年代に合わせて聞くべし、ということでクォード33を設え、当然パワーもセットとなるクォード303が準備されています。

【セットとなるパワーはもちろん303】


これらの機器も、本当に何とおしゃれなんでしょうか!
リビングステレオとして見ると、全く持って素晴らしいデザインセンスだと感じるのは、σ(^^)だけではないと思います。

もちろん、CDやアンプの駆動は、ステップアップトランスで、本国の環境と同じく240V駆動となっています。
前回もお話しましたが、このことは、クォードを良い音で楽しむためには、必須条件のようですね。

さて、いよいよ音を聞かせていただく・・・・・

肝心なところですが、残念ながら今日は、ここまで・・・・・続きは明日・・・・の予定(^^;

いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ(^^)/

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クォードを聴く会 Part3(DECCAのSPA〜HMVの蓄音機)[2009/01/29 07:00]
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昨日は、機材紹介だけで終わってしまいましたが、
まずは、デッカの声を聞かせていただく。

【最初のシステム】


画像は、σ(^^)の座った位置からのシステムの景観です。

これだけゆったりしたエアボリュームのお部屋に、臆することなく、たたずむDECCAのロンドンエンクロージャーですが、何か起こりそうな期待に胸が膨らみます(^^;

さて、いよいよこの構成での音ですが、聞かせていただいたのは・・・確かしょっぱなCDだっと思うんですが・・・・いきなりこれかよ!(^^;

曲は、エンリコ・マイナルディのバッハ、無伴奏チェロ組曲・・・・10曲目

・・・ん〜、何とも深く、広々とおおらかに響く音色です。

このサイズのSPから、この部屋にこれだけ音が満たされるのは、何とも驚きに溢れています。(^^;

この後、同じ曲をレコードで聞いたかな?・・・・スミマセン、最初の出音の感激が強すぎて、その直後の記憶がありません。(^^;

そして、続いての送出しは、このターンテーブル・・・・・

アナログ音痴のσ(^^)にはちょっと??ですが・・・・

【送出しはトーレンス?】


見た目は、まんま、リンのソンデックLP12ですね・・・・

と思ったら、どうやらその前身だそうです。

見る人が見ると分かるんでしょうが、ターンテーブルは「TD−150」との記載があり、アームもカートリッジもデッカのものだそうです・・・・あら?そんなものも作ってたんですね?(^^;

【デッカのアームとカートリッジ】


さて、聞かせていただいたのは、同じくチェロのカザルス。

バッハの無伴奏の6番だったかと・・・・無知をお許し下さいm(__)m

・・・何とも、情感たっぷりに伝わってきます!何となく物悲しさを感じる演奏に思えましたが・・・・ともかく、チェロの音色が気持ちよく体に染み込んでくる感じです。(^^;

続いて、同じくデッカのレコードでジャック・ルーシェ・・・・・

何とも、可憐に、スインギーな演奏です。

何でしょうか、中音域お暖かさなのか、濃さなのか、グングン演奏に引き込まれ、心地よく体が動いてしまいました。

何か、システムを聞き込むと言うことなんて全く意識せず、瞬時に曲の世界に引き込まれてしまいますね。

相当な試行錯誤を積み上げられた結果の機器構成とセッティングで聞かせていただいているわけですから、当然なんですが、こんな音を聞かせていただけると、自分がドタバタ機器と格闘しているのがわびしくなってしまいますね。
さて、何とお次は・・・・

当初のタイトル「DECCAのSP」から、今度は「HMVの蓄音機」へと・・・

【HMVの蓄音機No.132】


アナログ機器すら無知なσ(^^)には、もう全くわけ分からない世界です・・・
σ(^^)からの見た目は、古いイギリスの工芸家具?程度の認識なんですが、次々と蓋が開かれていくと、やはり何かただならぬ迫力を感じてしまうのは変でしょうか?(^^;

そして、何とも面白かったのは、機器の右側から出たレバーをくるくる回してぜんまいを巻かれたところでした。・・・・・

子供の頃、テレビのコントや古いドラマなんかで、出てくるような、音の速度が急に落ちて変な音になって、慌ててレバーを回して、ぜんまいを巻く姿、そのものを目の前で見ているんです。

さて、それでは、演奏です・・・・

【SPに針を下ろして蓋を閉める】


曲は、SP盤で、ロザリン・テュレックのピアノで、バッハのプレリュードからの再生です・・・・

・・・・って、何なんですか?この音は?

どうしてこんな木の箱から、こんなに純粋で染み渡るような音が出てくるんでしょうか?

しかも、これだけ広い部屋に全く負けない浪々とした鳴りっぷりは・・・・

もちろん、レコード特有のパチパチ音とシャーッていうノイズは聞こえるんですが、自分は普段、現代の機器に大量の電気をぶち込んで・・・・

 一体音楽の何を聞いているんだろう?

と考えさせられるような、演奏の熱気というか思いみたいな所が、ストレート飛んでくるような感じなんです。

っと、参加者のIHさんが、蓋を開けたほうが好きだとのことで・・・・

【試しに蓋を開けて演奏】


お〜! シャーッて音も大きくなりましたが、ピアノの音がすっきり抜けるようになりました・・・・これもいいですね。(^^;

ってとこで、いきなり30年以上前のSPに圧倒され、更に蓄音機にまで打ちのめされて、正にサンドバック状態・・・・一体この先どうなるのか?

今日は、ここらで一旦おしまい・・・・・

続きは、明日?

いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ(^^)/
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クォードを聴く会 Part3(DECCAのSPB直熱三極管)[2009/01/30 07:00]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-208.html

さて、蓄音機の異次元体験の興奮も覚めやらぬまま、今度は、もう一度クォード&デッカのシステムに戻り、今度は、クォード66CDからの再生です。

【QUAD&DEECA】


前回もこの会に同席された常連?Nさんの息子さんの持参されたCDの再生となりました・・・・・

中学生とのことですが、何と!選曲は・・・・

キャノンボール・アダレイ・ウィズ・ビル・エヴァンスの
ノウ・ホワット・アイ・ミーンから
ワルツ・フォー・デビイですと・・・・

渋すぎ〜!!

σ(^^)なんて、中学生の頃はもっぱら歌謡曲、しいて言うなら京都の深夜ラジオ(高石ともやさん)の影響で、少しブルーグラスを聞いていたくらい・・・・・・って、こっちのが超マイナーですね(^^;

さて置き、クォードが送出す信号を、デッカはどのように鳴らしたか・・・

最初、ちょっと眠い音に感じたのですが、キャノンボールアダレイのサックスが入ったら、熱い熱い!! めっちゃ生々しいんです!

ちょっと、参っちゃいました。(^^;

お次は、リタ・シュトライヒ/ワルツ&アリア集から・・・・

モノラルなんですが、素晴らしいソプラノです!でも、高域の伸びなんか、普通のシステムだと、相当厳しいでしょうね。
かなり、このツイーターは潜在能力が高い気がします。

ちょっとググルと、ケリーツイーターとかケリーリボンなんて呼ばれ、スタンリー・ケリーの開発によるもので、後にデッカ・ケリー・リボントゥイータとして使われたのだとか・・・・・
簡単に交換できるようになっているリボンユニットを、見せていただきましたが、アルミフォイルを蛇腹にしたシンプルなものでした・・・・
これで、あんな素晴らしい音が出るのかと、異様に感心してしまいました。

続いて、Nさんの息子さんのリクエストでパイプオルガンの曲!!

こんなの鳴るかい?って感じなんですが、流石に重低音は鳴らないものの、ホール感たっぷりに、深く、おおらかに、朗々と鳴る様には、驚きを隠せませんでした。

さてさて、それでは今日の主題!と言うことで・・・・

えっ? ・・・・今までのは?

今までのは、とりあえずデッカをお聞きあれとの突き出しみたい・・・(^^;

そして、登場したのが、こちら・・・・

【PX25直熱三極管アンプ】


PX25直熱三極管による真空管アンプです!!

かなり有名な球の種類のようですが、毎度ながら、無知なσ(^^)は、初見&初体験です。

送出しは、やっぱりこちら・・・・

【真打C22登場】


クォード66CDは、そのままに、PX25直熱三極管のパワーに組み合わされたプリアンプは、やはり、真打C22でした。

さて、その音は・・・・

曲は先程のワルツ・フォー・デビイ

お〜! ビルエバンスのピアノが爽やかに歌い出しました。全体に明るく、一気に曲の楽しさが伝わってきます!

ここで、Mさんが、C22のティントを調整しました・・・・

お〜! 張り出し感が良くなってピントが合った感じ・・・
抜けも良くなった気がします。

今度は、ティントをキャンセルに・・・・

ん〜ん!中高音がより前に出てきた・・・でも下も上も広がった感じ・・・

この調整は結構悩みそうですね、でも、曲にあわせて気分が変えられると言うことですから、それはまた面白いのかも。

さて、それじゃあ、ここで気分を変えてみましょうか!

っとKM社長が・・・・

【電源をノーマル、ラインをバイタルオーディオに】


電源ケーブルをウェスタンからクォードオリジナル(要は純正品です)に戻し、同じく、ラインケーブルもウェスタンからバイタルオーディオに変更されました。

どうやら、試行錯誤の成果からのお勧めの組合せのようですね・・・
アメリカ(ウェスタン)をやめてブリティッシュ(バイタルオーディオ:英のスタジオでの使用率が高いらしい)サウンドへの調整か?・・・・

気合も入ってきたところで、SPも上着を脱ぎ捨てて・・・・

【肉体美を見せつたロンドンエンクロージャー】


・・・・全然ちがう!!

何とも、甘く(緩い意味じゃないスゥィーティの意)しなやかで、σ(^^)にはとっても聞きやすくなった気がします。

ウェスタンの時は、中高域に少し盛り上がりがあるのか、艶っぽく感じますが、一方のバイタルは、何か、抜けがよくて、芳醇で、艶かしい感じがします。
と言うことで、σ(^^)にはバイタルのほうが好みでしたが、参加された皆さんの意見は、意外にバラバラでした。

しかしながら、いずれも大変魅力的な音であることには違いが無く、好み次第かな〜なんて思いました。(^^;

さて・・・・・まだまだ会は続きますが、今日はここでおしまい・・・・

明日は、もう少しこのスピーカーを、ソースの違いでの比較を含めて・・・

いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ(^^)/
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クォードを聴く会 Part3(Cタンテ比べと音楽鑑賞)
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-209.html

さて、ロンドンエンクロージャーと相性ピッタリな直熱三極管PX25ナス管のパワーアンプで演奏される音楽を楽しみながら・・・・

KM社長と一緒に、クォードを始めとするこちらの機器を、色々実験されて来た、お馴染みMさんいわく・・・・

このデッカのスピーカーも色んな構成で再生を試してきたけれど、どうも、心地よく熱い再生のためには、真空管アンプが必須で、特に直熱三極管でドライブしてやるのが一番良いんですよね。

との結論に到達されたようです。

普通は、この手のSPが鳴らないと、強力な石のアンプに行き着くそうですが、結局、リボンを溶かしてしまったりの失敗の連続なんだそうです。
ところが、これを直熱三極管のシングルアンプにしたところ、嘘のように思い通りの音を奏で出したそうです。

恐らく直熱三極管アンプの高次高調波歪み(偶数次歪み)が、このケリー・リボンツイータにマッチするようだと仰っていました。

【大型ホーン付のリボンツイータ】


ちなみに、このツイーターは、リボンタイプで、かなり深めのホーンが付いており、しかも、クロスオーバーが1.6kHzとのことですので、このスピーカーの出音の特質をかなり握っていると思われます。

そういえば、後のSPの上にも同じようなツイーターが乗ってますね(^^;・・・・この辺の話しは、また後で・・・・(^^;

さて、その後、一旦、この構成で各自のCDを聞かせて頂きました。

まずは、Mさんが、ステレオサウンドCD(リファレンスレコード?)の菅野録音から、オペラ「マクベス」を聞かれました。
σ(^^)は初めてなので、単なる第一印象ですが、とても男性の声が聞きとりやすい印象でした。

続いて、σ(^^)をこの会に誘ってくださった、Iさんは・・・・・

おーっと!

先日、飯田橋に連れて行っていただき、強烈にマスターの質を意識させられた「DISK AUDIOFILE」お得意の、米国のモービル・フィデリティ・サウンド・ラボ社のCDから、サイモンとガーファンクルです!!

懐かしい音楽ですが、何と新鮮なんでしょうか!
とてもボーカルが生々しく聞こえます。

さて、次のσ(^^)は、ちょっと興味があって、続けて同じ曲を違うCDで聞かせて頂きました。

曲は、ジョン・マクラフリン、パコ・デ・ルシア、アル・ディ・メオラのスーパーギタートリオのライブ「Friday Night In San Francisco」の1曲目なんですが・・・

まずは、先日少しご紹介したハーフスピードカッティングしたレコードから、ハイエンド機材でCD−Rに落としてもらったものですが、自宅や、ここの音は・・・・と思うところでは、情報量はかなり多いのですが、高音部がやたら煩く聞こえ、全然乗れないのです。

ところが、このシステムで聞くと、何と情報量が多く、バランス良く、且つ、生々しい音なんでしょう!!

対して、自宅で好みの音を聞かせてくれる、最近出たばかりのブルースペックCD盤を聞いて見ると・・・・

何か、えらい眠い音です。(^^;

ただし、高域が減衰しているからと言うのではありません。逆に、通常盤(ブルースペックCD)が、中高音の厚みで勢いや演奏の熱気を伝えるように音作りしているんじゃないかと感じました。
一方、高音質盤をCD−R化した方は、通常盤でカットされた高音部がそのまま入っているのではないかと思います。

さて、今度はまた、趣を変えて、装置の変更です・・・・・

残念ながら、この当り、σ(^^)の集中力は崩壊しております(^^;
φ(..)メモも散漫ですし、読み返しても良く分からないんですよねぇ(^^;

ちょっと不確かな話しかもしれませんのでご容赦を・・・・・

入れ替わったのは、ターンテーブル・・・・

【コニサーのターンテーブル】


ご説明いただいたんですが・・・・・φ(..)メモも記憶も・・・・(^^;

素人のσ(^^)が見ても凄そうなんで、見る方が見たら結構な貴重品なんでしょうね(^^;

聞かせていただいたのは、ピアノで・・・・・クララ・ハスキル

甘く、軽やかで、ゆったりと、心地よいピアノの調べに浸らせて頂きました。
そして、続いては、レコードとSP(蓄音機)での、同じ曲の再生・・・

【LPとSPの聞き比べ】


演奏は、デイヌ・リパッティのピアノでモーツアルト・・・・

・・・・これは、どっちが?と言うものではないですね。

いずれも素晴らしいピアノの演奏なんで、つい、そちらに気持ちが行ってしまいますが、しいて言うなら、SPは、丁度モノクロ写真のように、音楽のど真ん中を素直に出してくるのに対して、LPは、やはり色彩感があるというか、中高域の濃さや艶っぽさのところで、SPにはないものを感じます。

さて、普通ではなかなか聞くこともできない珍しい機器で、音楽を聞かせていただき、さらにはその珍しい機器同士を聴き比べるという・・・・

なんとも、贅沢なひと時を過ごさせて頂きました。

・・・っと、これで終わるかって?

はい、今日はこれでおしまいです。・・・そう、今日のお話は・・・

そうなんです、普通のお宅訪問なら、これだけ素晴らしい音楽を聞かせていただいたら、もう後は、オーディオ談義に花が咲いて・・・・ありがとうございました・・・ってなるんですが(^^;

実は、耳も頭も既にパンクしていて、煙が出ているような状態なんですが、ここからが凄かった!!

怒涛の展開は・・・・明日?

例によって、余り期待せずに、お楽しみに!

げげげもちょっとだけ出てくるよ!

デハ(^^)/

コメント


私はパコ・デ・ルシアのファンで,結構集めています。凄いテクニックにフラメンコの味わいが加わってお気に入りです。
ところでメール出しましたが届きませんでしたか?
[2009/01/31 10:47] toku1209


toku1209さん、コメントありがとうございます。
σ(^^;もどちらかと言うと最近のピアノトリオ中心だったのが、昨年のサリオラ以来、急にギター物を聴く比率が高まり、今では、毎日1曲はという状態です(^^;

メールの件、受け取っています。・・・・数時間後に返信したつもりだったのですが、いま仕事の外出先なので、帰ったら確認してみます。
先週は、リスニング用の椅子でうたた寝のまま朝を迎えることが多かったので、単に、送ったつもりになっているかもしれません(^^;
[2009/01/31 12:37] Mt.T2
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-209.html

▲△▽▼



クォードを聴く会 Part3(D実験カーニバル)[2009/02/0107:00]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-210.html

昨日のお話しでは、感動濃度がメーターを振り切ったままのハイレベルな状態が、ずっ〜と続いていたため、σ(^^)の好きな落差のサプライズがなくなってしまい、正にオーバーヒート状態でした・・・・(^^;

と言うことで、この麻痺状態を利用して、トリップモードに・・・・

そうです! プチげげげ実験ターイム!!

まずは、千載一遇のチャンス!

響もどきは、蓄音機に効果があるか?・・・・

【蓄音機に響もどき】


σ(^^)は、残念ながら、普段アナログを全く聞かないため、お遊び道具としての「響もどき」は作りましたが、Ge3のきささんからは、本物との性能差は、非常に大きいと聞いています。

まあ、そんなアイテムですが、どうしても確認しておきたかったんです。

果たして、蓄音機に響もどきは効果があるのか?

・・・結果、余り違いは分かりませんでした。

バッハのパルティータを聞きましたが、少しだけ、演奏がつやっぽい感じで、メリハリがはっきりした気がしました。響もどきを外すと、少し雑身が多くなったような感じがしますが、微々たる変化でした。

響は、盤の共振を除く働きだとのことですが、その効果は、σ(^^;には、空間表現の向上として聞こえると感じていたので、モノラルでは差が出ないと思っていたんで、結果は予想通りだったのです・・・・・

が、後日、Ge3のきささんから、SP盤には、かなりウブゲの成分が入っているから、蓄音機でも、凄く変わるよ!ただ、箱を鳴らして音を増強している蓄音機だと分かりにくいかもしれない・・・との情報をいただきました。・・・・だとすると、ラッパがそのまま見えてるタイプを聞かないと駄目か?

それとも、σ(^^;が「ウブゲ」をきちんと聞いてないって事か?・・・・その方が正解みたいね(^^;

まあ、ストライクゾーンが違うってことですね。・・・聞こえるもののみ楽しみましょうっと!

さて、それではと言うことで、お次は、LPをと言うことで、再びコニサー登場。

聴いたのは、シュタルケルのチェロ・・・・

途中、PX25の片チャンがご機嫌斜めになりましたが、そんなことは忘れてしまうほどの素晴らしい演奏に、比較なんか忘れて、つい、うっとり・・・・

小刻みな演奏なのに、優しくふくよかな響きがたまりません・・・・

【コニサーに響もどき】


さて、「響もどき」を乗せて聴いてみました・・・・

やはり、響きがふくよかになり、チェロの胴鳴りがとても気持ちよくしみこんできます。それと、演奏者の周囲が晴れたように澄んだように感じました。

ただ、他の皆さんからは、響もどき無しの方が抜けがよくって、ありだと、レンジが狭く抑さわった感じがするとのことでした。

さて、そうこうしているうちに、準備されたのが、こちら・・・・

【準備されたトランス?】


100ボルト用のトランスみたいですが・・・・

【繋がれた構成に繋がるのは?】


SPケーブルの繋がるパワーは、そのまま、その先のプリは?

【SP−パワー・・ラインの先】


木箱に入ったこの後姿は?

【準備された構成はこれ】


これが準備された構成の前景です・・・・

【ついにこいつが登場だ!】


そうです!

マランツ#7です。

っと、登場までを長々と引っ張ったのには、訳があります・・・・

残念ながら、長期間放置プレイされていたそうで、ご機嫌斜め・・・・

調子悪いながら、ほんの少し聞いたCDの音は、繊細な高音と濃い中音の聞き込めばめっちゃ魅力的そうな余韻だけ残して・・・・・機会があったらまた今度ね!

じゃあ・・・・と出てきたのがまた凄い!

さて、何が変わったと思いますか?

【どこが変わった?】


もうお気づきですね?

【正解はこちら】


そうです!

プリがC22から、QUAD2 モノを2台パラっているんです!

さて、音ですが、素晴らしかったです!

でも、またお話が長引いてきたので、今日はここまで、おしまい・・・

明日は、もう少しのげげげと、更なる飛び入り参加を・・・

例によって、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ(^^)/
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▲△▽▼



クォードを聴く会 Part3(E実験カーニバル−後半) [2009/02/0207:00]
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-211.html

さて、実際の音を聞いていない方は、そろそろ・・・・もうとっくに?

σ(^^;の駄文のせいで、この超スペシャルなイベントに飽きて来ている方もいらっしゃるんじゃないでしょうか?

・・・・ガハハ(^^; そうです。さすがにσ(^^;も疲れてきました(^^;

ところが、そんなことは言ってられない、更なるスペシャルな状況になってきました!

今日の取っ掛かりは、昨日の最後に登場した、QUAD2 モノラル 2台のパラです!

【ある意味うっとりするような美観です】


その音は・・・・・?

かなり、感覚が麻痺していますが・・・・音の濃密さが更に濃くなったと言うか、陰影感が強くなったような気がします。やはり、クロストークが減って純粋に空間で左右の音が混じることから来る自然さなんでしょうか?

さて、ここで、今日は、普通のげげげはやらないの?と催促が・・・・(^^;

昨日の「響」もどきは、別物の感覚で受け止められたようです(^^;

それじゃあ!

まだ、発売前の、前日の「Ge3な夕べ」で仕入れてきた新製品「雷知III?(いかづち3せい?:名称未定)」を取り出し、CDPとプリの電源ケーブルに装着しました。

【CDPの電源ケーブルに「雷知III?」】


ケーブルに巻きつけ、ベルクロテープで止めた、懐かしいリストバンド状のものがそうです。

続いて、プリの電源ケーブルにも・・・・

【プリの電源ケーブルに「雷知III?」】


この製品は、Ge3のアイテムは奇数個使いで、効果が激増するという現実に、Ge3自体が対応した3個使い製品です。かつ、その見た目の怪しさから、拒否反応が出る方さえいる「雷知」の白いおけけ・・・・そこで、「雷知」の見栄えを改善し、3個使いを実現したのだそうで、見た目は、プラダをイメージしているそうで、「プラダを着た雷知III」というところです。(^^;

少し見にくいかもしれませんが、「Ge3」のタグがついていますが、これが意味を成すそうで、タグがついたほうを電気が流れる方向にするのだそうです。

という事で、「プラダを着た雷知III」の装着時と、非装着で試聴した結果は・・・・

 おっと!
 いいじゃん!
 効きますねぇ!

・・・と、皆さん、結構好評価!

ボリュームが上がったみたいだ!
響きが凄くはっきりした。
とても、艶っぽい音になったように聞こえる。

無いと、低音が軽く、迫力もメリハリも薄い

というような回答でした。

続いては・・・・時間もおしてきたので、とりあえず曲の途中で追加していきました。(^^;

まずは、超結界ダブル・・・・

【超結界ダブル設置】


続いては、SPケーブルに「天音」を3本・・・

【超結界ダブルに天音を追加】

・・・・失敗!!

これは失敗でした・・・・(^^;

さすがに、というか、殆どの方がこの構成では初めて聞かれるのに、曲の途中でアイテムを追加しても、変化がわかるはずはありませんね(^^;

だって、比較するところがないんですから・・・・(^^;

残念ながら、残り時間はあまり無いので、再実施は無理・・・・

という事で、次の実験・・・・次は、正当な実験に戻りました。

【もう一台の直熱三極管】


もう一台の直熱三極管が、PX−25に変わってつながれました・・・・

・・・・非常に繊細さと瞬発力を持ったアンプのように感じますが、いかんせん、部屋に対してパワーが無さ過ぎ・・・

じゃあ・・・ということで、再度、パワーアンプを変更・・・・

【クオードのモノラルプリ&モノラルパワー】

この構成で数曲試聴しました・・・・

まずは、セリーヌディオン・・・・

よりパワフルになって、中音中心に前に出る音になったように感じましたが、一方で、低音が少し緩くなったように聞こえました。

続いて、ロド&ガブの日本ライブ・・・・弦の音が非常に艶かしい!ただし、低音の量感がなくなった・・・・これは少し物足りない(^^;

先にも聞いた菅野録音のオペラ・・・・

少し、五月蝿い感じがあるのと、中高音に山があるような印象だった・・・・(^^;

さて、またまた新たな・・・・

【ハートレイ+ケリーリボンTW】


ハートレイのSPにケリーリボンTWを乗せたが物です・・・

【ハートレイの上のけりーTW】


音は・・・朗々と鳴ります・・・重心が低く、安定しています。

男性オペラ歌手の声が、低音部分が下から湧き上がってくる感じです。

【ハートレイの試聴】


そして、ついに最後の登場は・・・・・

【アキシオム80用エンクロージャー+モニターゴールド】


アキシオム80用エンクロージャーに、タンノイのモニタゴールド・・・・

М氏  :若干張りが合って気持ち良い! こっちの方が芯をくった音だとおもう。
KМ社長:こちらの方が低域がいいね、ハートレイの低域は、造ってあるね。

【後姿】


という事で、最後は駆け足でお話してしまいましたが、いかがでしたでしょうか?

いやはや、あまりの高水準での試聴のため、感激が薄かったように思われますが、とんでもない!

非常に濃密な時間を過ごさせていただきました。

こんな貴重な機器の音を、σ(^^;ごときが、聞かせていただいたのは、お誘いいただいたI氏によるものですし、このオフ会の成功には、M氏のサポートなくしては、ありえません!
何より、この貴重な機器を惜しげもなく提供いただき、オフ会を開いていてただいたKM社長、本当にありがとうございました。


これにて、クォードを聴く会 Part3 のお話を、終わりとさせていただきます。
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-211.html



http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/858.html#c14

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