148. 中川隆[-13660] koaQ7Jey 2018年11月18日 23:32:51 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-20890]
片山さつき大臣の渦中の元秘書が激白「『名刺を作って』と言われた」 北京視察の同行写真など独占入手
〈週刊朝日〉11/18(日) 18:25配信 AERA dot.
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181118-00000009-sasahi-pol
「記憶にない」ととぼけた中国・北京の社会科学院にて記念撮影をした片山氏とN氏(片山氏の右)
国会で疑惑を野党から追及されても「知らぬ存ぜぬ」とのらりくらりの片山さつき地方創生担当相。
【独占】北京だけじゃなかった! 国会でとぼけた”疑惑の秘書”との同行視察証拠入手(全7枚)
「100万円国税口利き疑惑」に登場する税理士のN氏が私設秘書であったかどうかを聞かれても、「私設秘書には法令上の定義がない」「秘書の名刺を見たことがない」と言い逃れに終始している。だが、本誌はN氏が「私設秘書」だった証拠や写真の数々を独占入手。さらには渦中のN氏を直撃した。
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「片山さんは、私が秘書でないほうが都合がいいのでしょう。わかりませんが、秘書との連座制とかがある場合があるからかな。片山さんから電話があって、『あなたなんて顔を見たこともない。会ったこともないわよね』と言われましたが、私は『それは無理でしょう』と押し戻したんですよ。これまでどれだけ一緒に方々を回って、秘書の名刺も切ったか。彼女としてはこういう煩わしいことを抱えたくない、全部なかったことにしたいという気持ちがあるんでしょうけどね」
N氏は片山氏との関係をハッキリとこう語った。
すでに縦書きのN氏「参議院議員片山さつき秘書」の名刺は報じられているが、本誌は新たな横書きバージョンの名刺を入手した。(写真1)
その名刺には「中央シティ税理士法人代表社員 税理士MBA 参議院議員片山さつき秘書 N」と印刷されていた。この名刺が配られたのは、2012年7月19日、福岡県大牟田市で開催された片山さつき講演会「日本の再生を目指す!」だった。
片山氏は1時間以上に渡って講演したという。出席したN氏の知人である福岡県大牟田市のある会社社長はこう言う。
「N氏のグループ会社から、黄色い封筒が顧客に送られて来ました。封筒には『片山さつき行政書士事務所』という名前の会社も印刷されていました。その事務所の住所はN氏がやっていた東京都港区の会社でした」(写真2、3)
講演前後にまかれたという、同社の宣伝チラシには片山氏の写真とともに「よろしくお願いします」と記されていた。
まだある。一般社団法人「アジアビジネス検定協会」の会長も、片山氏が務め、N氏が代表理事を務めていた。どういう協会なのか。N氏はこう説明した。
「アジアが好きで、片山ともアジアへ行っていた。そこで、アジア好きな人の検定試験制度を作ったんですよ。たとえば、『ソウルと平壌はどっちが緯度の北にありますか』とか『韓国の人口は5千万人を超えますか』とかいう試験です。私がこういう協会を作ったから、片山に会長をやってちょうだいと言ったら、『いいわよ』と言ってくれた」
片山氏との関係についてN氏はこう語った。
「片山さんとは友達です。知り合ったのは、あの子が衆議院選で落選して、全国区の参議院に鞍替えになった8年くらい前(2010年)。彼女は地元の静岡ではなく、全国区に変わるから不安を感じていた。彼女を支援する有力な人も少なかったから、彼女の方から電話をかけてきたのが始まり」
N氏が片山議員の秘書の名刺を持つきっかけとなったのは、7年前に一緒に北京へ行った時だという。
「片山さんの方から『秘書の名刺でも作ってよ』と言われたんです。縦書きの『片山さつき秘書』と書かれた名刺は100枚単位で作ってますが、増印したのを覚えています」(同)
11月14日に開かれた衆議院内閣委員会では、国民民主党の後藤祐一議員が、N氏との海外視察や出張について片山氏に質問をぶつけている。
2011年の香港の日本人クラブで行なった、片山氏の記念講演について「この時、Nさんと一緒じゃありませんでしたか」と質問すると、片山氏は香港で講演をしたことは認めつつも、N氏は「もしかしたら行っていたかもしれないし、行っていないかもしれない」とあいまいな答弁。
さらに、中国・北京で、2011年1月、政府高官と面談している時に、N氏も一緒に行っていなかったかどうか質問されると、片山氏は「今現在手元にある資料でも、私の記憶でも、それはちょっと確認ができません」と繰り返した。
しかし、本誌はその時、北京で撮影された写真を入手した。(写真4)
そこには「熱烈歓迎片山女士来訪」という赤い横断幕の前で、中国の参加者たちと一緒に片山氏、N氏が隣り同士で写真に収まっていた。
さらに本誌は、2011年に気仙沼市長を訪れた時の写真、2015年にベトナムを訪れた写真なども独占入手した。いずれの時も片山氏と一緒にN氏が写っている。(写真5、6、7)
片山事務所に取材すると、2012年7月、福岡県で行われた講演会については「来賓として招かれ講演をしました」。一般社団法人『アジアビジネス検定協会』については「(N氏と)一緒に社団法人を作った事実はありません。どちらかというと名誉会長のよう形でおりました」。本誌が入手したN氏の名刺については「存じません」。N氏が私設秘書なのかどうかについては「国会等でお答えしている通りです」と答えた。
N氏は片山氏のこうした対応に怒りを隠さない。
「大臣になったからって昔、苦労した時代に応援した私を簡単に切り捨てることは、許されるのか、と伝えたいですね」
(本誌・上田耕司)
※週刊朝日オンライン限定記事
http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/544.html#c148