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中川隆 koaQ7Jey コメント履歴 No: 100150
http://www.asyura2.com/acpn/k/ko/koa/koaQ7Jey/100150.html
[昼休み53] 群馬の名湯 中川隆
11. 中川隆[-13843] koaQ7Jey 2018年7月28日 14:05:25 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-17368]

車中泊:信州温泉めぐり (5)草津温泉〜軽井沢〜小諸城址
https://4travel.jp/travelogue/11188501


車中泊:信州温泉めぐり (4)草津温泉〜松川渓谷温泉〜山田温泉〜草津温泉
https://4travel.jp/travelogue/11188495


車中泊:信州温泉めぐり (3)渋温泉〜万座温泉〜草津温泉
https://4travel.jp/travelogue/11188493

http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/371.html#c11

[経世済民127] 民泊の業者が次々と撤退を決める、実に興味深い「裏事情」 もしかして、わざと厳しくしてる?(現代ビジネス) 赤かぶ
1. 中川隆[-13842] koaQ7Jey 2018年7月28日 15:17:54 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-17368]
マンションで民泊を認めると


・玄関やサロンや駐車場に毎日24時間酔っぱらった中国人が屯して大声で会話

・隣室で夜遅くまでドンチャン騒ぎされて、文句を言っても言葉が通じないから相手にされない

・戸締りをしないで部屋を出られなくなる、廊下や玄関に荷物を短時間でも置いておくとすぐに無くなる

・若い女性はしつこくストーカーされる

・女性は危なくて夜外出できなくなる

・廊下や駐車場にタバコの吸い殻やごみをポイ捨てされる

・ゴミの分別を一切やらないからゴミ捨て場が滅茶苦茶になる

・部屋に麻薬を持ち込んでアヘン窟みたいになる

・マンションの部屋で殺人事件が起きると事故物件として

大島てる CAVEAT EMPTOR 事故物件公示サイト
http://www.oshimaland.co.jp/

に登録されて、マンションを売ろうと思っても絶対に売れなくなる。

_________


私たち日本人は清潔で安全な国に暮らしている。どこの都市も夜になっても歩けるし、強盗や殺人に怯えながら過ごす必要もない。

行政もしっかりしており、生ゴミが捨てられたままになっていることもない。交通機関も時間通り運行している。多くの日本人はこれが当たり前のように思っているのだが、世界は「当たり前」が通用しない国が多い。

国外の多くの都市は「あそこには行くな」と言われる危険地区があちこちに存在する。それは欧米先進国でも同じだ。ニューヨークでもパリでもロンドンでも「迂闊に入ってはいけない犯罪多発地帯」がある。

そこに入ると「脅され、盗まれ、レイプされ、殺されても仕方がない」と思われるような場所がある。

日本の安全な都市に住んでいる私たちは「運が良かった」と言える。もっとも、いつまでこの運の良さが続くのかは分からないが……。
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20180413T0125510900.html#Qp1pT65.google_plusone_ninja_m

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民泊マンションで覚醒剤作った疑い 米国人を再逮捕
3/27(火) 11:47配信 朝日新聞デジタル

 民泊として使われていたマンションで覚醒剤を作ったとして、警視庁は、米国籍で住所、職業いずれも不詳のホアン・マシュー容疑者(25)を覚醒剤取締法違反(営利目的製造)の疑いで再逮捕し、27日発表した。黙秘しているという。

 組織犯罪対策5課によると、逮捕容疑は昨年12月6〜13日、東京都大田区と港区の民泊の部屋で、鍋やフライパンなどを使ってフェニルメチルアミノプロパン塩酸塩を含む結晶を精製して純度を高め、覚醒剤を製造したというもの。この部屋はホアン容疑者以外の人の名義で借りられていた。

 ホアン容疑者は複数人と共謀し、本人名義で借りた豊島区の民泊マンションに昨年12月、覚醒剤12・7キロを密輸しようとしたとして、同法違反(営利目的輸入)などの罪で1月下旬に起訴されている。同課によると、ホアン容疑者宛ての覚醒剤はこれまでに計78キロ(末端価格50億円相当)が押収されているという。

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2018年03月13日
民泊が犯罪拠点になっている実態


続々と発生する民泊事件
引用:https://reset-lifestyle.xyz/wp-content/uploads/2018/02/20180223-194347.png


警告されていた危険性

民泊が犯罪に利用される事件が多発し、特に外国人が犯罪の場に悪用した例が注目を集めている。

2月には大阪、京都の民泊を拠点にしていた米国籍の男と接触した日本女性が行方不明になり、なくなっていたのが判明した。

仲介サイトで予約した民泊を移動し、ネットアプリで女性と知り合ったという、いかにも現代的な事件でした。

容疑者が宿泊した大阪市東成区の民泊と西成区の民泊は、いずれも無許可で無認定で営業されていました。

大阪には1万とも数万とも言われる民泊が存在するが、ほとんどが遺法民泊で、認可を受けている施設はほぼ存在しない。

大阪人気質なのか住民はあまり気に留めず、たまたま「騒音が煩い」など警察に苦情がきたものが、例外的に摘発されている。


もともとが遺法民泊なので宿泊者の確認はしておらず、ネットで予約して支払いもネットで済ませている。

民泊所有者が宿泊者と顔も合わせないなど日常茶飯事で、こうした事が犯罪拠点に利用しやすくなっている。

法律では外国人宿泊者にパスポートの提示とコピーの保管を義務づけているが、、当然行っていませんでした。


野放しの遺法民泊

大阪市には2018年1月までに、遺法民泊の通報が4129件あったが、摘発はほとんど行われていない。

合法民泊への移行期間として大阪府警が意図的に見逃しているという見方もあり、事実上野放しにされている。

大阪市によると最近は民泊予約サイトに詳細な地図が表示されず、予約者にだけ場所が分かるようになっている。


予約サイトでは場所が分からないため、市職員は調査できないとしている。

遺法民泊の通報を受けても、物件所有者に連絡がつかないことが多く、調査は困難だとしている。

2015年から16年にかけてフランスやベルギーでテロが多発したが、犯行グループはいずれも民泊を渡り歩いて警察を巻いていた。


欧州では民泊営業は登録が不要で、宿泊者の記録も取っていないので、恰好の隠れ蓑になった。

3月9日には東京世田谷でアジア系外国人がなくなっているのが見つかったが、やはり遺法民泊で身分証を確認していなかった。

3月7日には台湾人グループが民泊を拠点に偽造クレジットカードを製造したとして逮捕されています。


今後もこうした事件は増加が予想されます。
http://www.thutmosev.com/archives/75290506.html


【社会】都内の高級タワーマンションで民泊中国人がドンチャン騒ぎ、翌日はゴミだらけ…住民との間でトラブル相次ぐ©2ch.net
http://daily.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1462967283/


1 :いちごパンツちゃん ★ 転載ダメ©2ch.net:2016/05/11(水) 20:48:03.94 ID:CAP_USER*

昨今日本国内でも盛り上がりを見せている「民泊」について、
都内の高級タワーマンションに住む40代男性が怒りを露わにする。

「マンション内の居住者専用の歓談スペースで、中国人グループが夜な夜なドンチャン騒ぎを繰り広げている。
飲酒禁止なのに明らかに酔っ払っているうえに、後片付けもしないから翌日はゴミだらけ。

靴の空き箱が10箱も捨てられていたこともあった。何より厄介なのは、彼らがマンションの住人じゃないことです。
『民泊』で一時的に宿泊している観光客だから日本語が通じず、苦情を言っても無駄。本当に勘弁してほしい」

「民泊」とは、民家やマンションの1室をホテル代わりにして宿泊できるサービスのこと。
主にネット仲介が主流で、仲介の世界最大手企業であるエアビーアンドビー(Airbnb)の日本法人によると、
日本国内でも昨年までに宿泊件数が100万を突破。
訪日外国人の急増と宿泊施設の不足を解消する新たな手段として注目を集め、
政府も2020年に控える東京五輪を見越して民泊に関する法的整備や規制緩和に向けて動き出している。

その中で利用客が際だって多いのが、いまや訪日外国人の4分の1を占める中国人観光客である。
利用数が多いことに加え、もともと中国人観光客のマナーが問題視されてきたこともあり、
「民泊」する中国人とマンション住民との間でトラブルが相次いでいるのだ。

※週刊ポスト2016年5月20日号
http://www.news-postseven.com/archives/20160511_410071.html

タワマンでも民泊トラブルが増加中(イメージ)
http://parts.news-postseven.com/picture/2016/04/mansion_image.jpg


民泊の話じゃないけど、この前トマム行ったら、中華系の男の子がお風呂場で立ちションしてた
あんなの見ちゃうと、そのリゾートのイメージ全体が悪くなっちゃうよな。しかも、区分所有してるマンションの大浴場でやられた日にゃ


http://www.asyura2.com/18/hasan127/msg/863.html#c1

[リバイバル3] 温泉ガイド情報 中川隆
63. 中川隆[-13847] koaQ7Jey 2018年7月28日 15:36:54 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-17374]

群馬の温泉全制覇 ☆ 93温泉地入湯まとめ 温泉にいらっしゃい♪
https://ameblo.jp/naruru8854/entry-12193816596.html?frm=theme


草津温泉☆日帰り立ち寄りリスト 温泉にいらっしゃい♪
https://ameblo.jp/naruru8854/entry-11474347678.html?frm=theme
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/455.html#c63

[昼休み53] 群馬の名湯 中川隆
12. 中川隆[-13846] koaQ7Jey 2018年7月28日 15:38:14 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-17374]

群馬の温泉全制覇 ☆ 93温泉地入湯まとめ 温泉にいらっしゃい♪
https://ameblo.jp/naruru8854/entry-12193816596.html?frm=theme

草津温泉☆日帰り立ち寄りリスト 温泉にいらっしゃい♪
https://ameblo.jp/naruru8854/entry-11474347678.html?frm=theme

車中泊で草津温泉へ
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/865.html#c42



http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/371.html#c12

[リバイバル3] OPPO Sonica DAC _ 音楽がわからないアホ・オーディオマニアが絶賛する超お買い得品(?)だけど… 中川隆
17. 中川隆[-13845] koaQ7Jey 2018年7月28日 16:03:00 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-17374]

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SOULNOTE D-1 D/A Converter

発売日:2017年 5月下旬 (SOULNOTE 10周年記念モデル)
プラチナム・シルバー/ブラック \290,000(税抜)

ESS 社フラッグシップ 32bitDAC ES9038PRO を世界最高レベルのスペック(DNR140dB)を実現する「モノラルモード」でL/R チャンネルに独立配置しています。

デジタル入力 USB (Type B)、同軸2 系統(SPDIF)、AES/EBU
アナログ出力 XLR1 系統、RCA 1 系統

32bit/768kHz のPCM 音源、22.6MHz(DSD512)のDSD 音源に対応。
http://www.kcsr.co.jp/detail_d1.html

価格.com - CSR SOULNOTE D-1 [ブラック] 価格比較
http://kakaku.com/item/K0000960059/


人気のDAコンバーターSOULNOTE「D-1」──「迫りくる生々しい音」を体感した! 2018年3月25日
http://www.tamagawaaudio.com/blog/?p=2747

音楽ソースの多様化に伴い、必然的に存在感を増している D/A Converter、DAC。ソースがデジタルである以上必ずアナログに変換をする必要がある訳で、実質的にプレーヤーがCDからPCやNAS等に置き換わりつつある現在の状況を考えれば、今後ますます単体コンポーネントとしてのDACは重要性を高めていくことと思われます。

さてそんな訳で今回のご案内はSOULNOTEの10周年記念モデル、人気のD/Aコンバーター「D-1」です。32bit/768kHz のPCM 音源、22.6MHz(DSD512)のDSD 音源に対応し、独立モノラルモード採用の完全バランスディスクリート無帰還D/A コンバーターとなります。


SOULNOTEと言えば、PHILIPS(CDプレーヤー「LHHシリーズ」)やmarantz PROFESSIONAL流れを組む日本のオーディオブランド。これまでにリリースされたプロダクト同様「伝統の音の系譜」が息づいている製品であると言えるでしょう。

試聴のセッティングはPCからUSBで「D-1」に入力、アンプはあえてSOULNOTE「A-1」はチョイスせず、marantz「PM-10」を使用。スピーカーはB&W「803 D3」となります。

音楽ソースはPCでの「DEEZER」によるストリーミング再生(ロスレス)です。

SOULNOTEと言えば「熱く激しく生々しい」という印象があるので、相性が良さそうな70年代サウンドをチョイスしてみました。

(試聴アルバム:TONIGHT’S THE NIGHT | NEIL YOUNG)

ニール・ヤングが1975年にリリースした「Tonight’s the Night」よりバラードを中心に何曲かを聞いてみます。70年代当時の過度に加工やエフェクトが加わらない録音と「D-1」の相性が大変素晴らしく、ニール・ヤングの泣いてしまいそうな切ない声、スネアドラムの打撃音、ちょっとしたギターのオブリガードやさりげないコーラスなどが漠然と生々しい音で胸に迫ってきます。今まであまり気づかなかった音に何度かハッとする事があり、分解能の高さも感じました。かの「テキーラ・セッション」の生々しさとアルバムのコンセプトに感涙してしまいそうです。

(試聴アルバム:Rolling Stones | BLACK AND BLUE)

この感触でいけば間違いなかろうと、ローリング・ストーンズの「BLACK AND BLUE」を再生してみました。案の定とても良い感触の音色で空間が満たされていきます。ミック・ジャガーのあのねちっこい歌声、ちょっと力のの抜けたようなチャーリー・ワッツのドラム、心地よく絡み合うキースとロニーのギターもリアルに響いてくる。曲に集中してしまいオーディオ機器の試聴で有ることを忘れてしまいそうなのですが、細かいディティールの再現性が高くオーディオ的な側面からも興味が尽きません。

続いてはジャズ。

(試聴アルバム:Duke Jordan | Fight To Jordan)

(試聴アルバム:Kamasi Washington | Harmony of Difference ※このアルバムはCDでの試聴)

(試聴アルバム:John Coltrane | Giant Steps)

(試聴アルバム:Miles Davis| KIND OF BLUE)

ジャズを熱く(またはクールに)鳴らす、という意味ではこれまた大変相性が良い。しっとりしたイントロと激しい演奏のパンチ力、そのコントラストもとても表情豊かです。繰り返しますが「D-1」の音色は「柔らかさ/ソフト」ではなく「直線的/鋭さ」といった印象なのですが、聴き疲れすることがなくいくらでも聴いていられそうになるのが不思議なところ。トータルのバランス力が優れていてのことなのでしょう。マイルスもコルトレーンもノリノリのハードバップも聴きだしたら止まりません。圧巻はカマシ・ワシントン。私はこのアルバムが非常に好きなのですが、「D-1」での再生はその「ハマり度」が高く、混沌とした中にも美しいテーマが鳴り響くカマシの世界にたっぷり浸ることができます。曲も演奏も再生音もすばらくこれぞオーディオの醍醐味です。(※カマシ・ワシントンの「Harmony of Difference」はCDでの試聴でした。)

クラシックはどうでしょう。続けて以下の3曲を再生してみます。ちなみに「DEEZER」では任意の名前でプレイリストを作成できますから、「オーディオ試聴/クラシック」といったプレイリストを作成しておくと、こういう場合にすぐに聞く曲が決まり本当に便利ですね。

(試聴曲:ホルスト | 惑星 [カラヤン指揮,‎ RIAS室内合唱団] より「木星」)

(試聴曲:VLADIMIR ASHKENAZY | favourite rachmaninov より「ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18 :第3楽章」)

(試聴曲:Anne-Sophie Mutter | Carmen Fantasie より「タイスの瞑想曲」)

舌を巻いたのはオーケストレーションの音の迫力。それぞれの曲の最も盛り上がる部分(サビ?テーマ?)では、すべて言いしれぬ迫力が感じられました。あえて大げさに言えば「鬼気迫る」とでも言いたくなるような音色に感じられます。この辺り、正直申し上げて以前某オーディオ評論家宅で聴かせて頂いたPHILIPS 「LHH2000」を想起させられました。

生々しさ=リアリティー、分解能の高さ、耳当たりが決して良いわけではないのですが、ずっと聞いていたいような心地よいサウンド。これこそがこのDACの醍醐味だと感じました。

主にDSD再生時に使用するフィルター「L.P.F」、この辺りの小技も楽しめそうです。

入力端子はUSB、COAX(同軸)×2、AES/EBS。USBはもちろん、まだまだ現役のCDプレーヤーをお持ちの場合でも大丈夫です。
http://www.tamagawaaudio.com/blog/?p=2747
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/852.html#c17

[リバイバル3] OPPO Sonica DAC _ 音楽がわからないアホ・オーディオマニアが絶賛する超お買い得品(?)だけど… 中川隆
18. 中川隆[-13844] koaQ7Jey 2018年7月28日 16:26:10 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-17374]

オーディオ逸品館 2018年4月 SOULNOTE USB-DAC D1 音質比較テスト - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=2018%E5%B9%B44%E6%9C%88%E3%80%80SOULNOTE+USB-DAC+D1%E3%80%80%E9%9F%B3%E8%B3%AA%E6%AF%94%E8%BC%83%E3%83%86%E3%82%B9%E3%83%88


オーディオ逸品館 SOULNOTE D-1 音質チェック 
D-1をAIRBOW UD503 Special、UD301 Special、HD-DAC1 Specialと比較試聴。
https://www.ippinkan.com/soulnote_d1.htm


SOULNOTE「D-1」は、2017年6月に発売された、メーカー希望小売価格 29万円(税別)のUSB-DACです。


今回は、この製品をAIRBOWのおすすめ DAC3モデルと聞き比べました。

 

AIRBOW(エアボウ) UD301 Special 販売価格 69,000円(税別)
TEACの一世代前のUSB-DAC「UD301 SP」をベースとすることで低価格を実現しながら、一般的な20万円クラスのUSB-DACに匹敵する音質を実現する、AIRBOWらしい「ハイコストパーフォーマンス」製品。


AIRBOW(エアボウ) UD503 Special 販売価格 155,000円(税別)
TEACのUSB-DAC「UD503」をベースとし、この価格で「10MHzクロック入力」と「XLR(バランス)出力」を備え本格的なバランス出力ヘッドホンアンプも搭載する、HiFi USB-DAC ヘッドホンアンプ。

AIRBOW(エアボウ) HD-DAC1 Special 販売価格 175,000円(税別)
本来この価格帯の製品には使われる事のない、marantzが100万円クラスの高級プリアンプのために開発したオリジナル超高音質ディスクリート増幅回路「「HDAM-SA2」を採用する、HD-DAC1をベースにAIRBOWのフラッグシップUSB-DACに匹敵する音質を達成した「超高音質 USB-DAC」。この価格で、50万円以上のUSB-DACの音質を実現します。

試聴テストには、AIRBOW オーディオPC「MNP-i5 Roon」を使用し、搭載するプレーヤーアプリ「HQ Player」を起動、CDから取り込んだWAVファイルは、「88.2kHz/24bit」にアップサンプリング、192KHz/24bitのFLACファイルと5.6MHzのDSDファイルは、そのまま変換せず転送しました(Bulk Petは、使っていません)。

音出しは、Vienna Acoustics Beethoven Concert Grand(T3G)にAIRBOW プリメインアンプ SA14S1 Masterを組み合わせて使いました。

試聴後感想


非常に微細なトランジスターと抵抗やケーブルなどが組み合わせれて作られている「オペアンプ」は、高性能ですが、高忠実すぎるため「ない音を生み出す力=創造力」は、それほど高くありません。

ある音をあるがままに出す。それが「集積回路」の味です。

ゲイン・オブ・ワイヤーに最も近い、ストレートな音を出すのが、最新の集積回路(IC)を使った、「AIRBOW U503 Special」でした。

それに対して、ほんの少しだけ「メーカーの音」を付け加えて出すのが、SOULNOTE D-1です。大型の電源回路を搭載する「D-1」の音は、分厚く力強いのが印象的でした。高域の僅かな輪郭の強調により、様々なソフトを「聞きやすい音」で鳴らしてくれますが、逆にそれが「何を聞いても同じように聞こえる印象」にもつながっていたように思います。

「AIRBOW UD301 Special」は低価格ですが、かなり「SOULNOTE D-1に近い音」を出してくれました。もちろん、あれほどの厚みと力強さはありませんが、その代わりに価格は「1/4」という安さです。

オディオ機器で「価格と音質が比例している」のは、「スピーカー」です。音色の違いはあっても、大型スピーカーは小型からは出ない低い音、高級スピーカーからは、安物では聞こえない「細かな音」が聞こえるからです。

それに次ぐのが「パワーアンプ」です。スピーカーからの逆起電力に負けずに、しっかりとユニットを駆動・制動するためには「大型で思い電源回路」が必要だからです。しかし、最近のデジタルアンプ(スイッチングパワーアンプ)の登場で、それは変わりつつあります。

もっとも「価格と音質が比例しにくい」のが、微小信号を扱うプリアンプ、DACコンバーターなどです。これらの機器が出力する電圧は、最大でも「数ボルト」程度で、組み合わされて駆動するのも「質量を持たない増幅回路」なので、回路に価格電気的な負担はさほど大きくはなく(少なくともパワーアンプに比べると飛躍的に小さい)、電源回路に投じた物量よりも、微小信号の再現性を高めるための「パーツの選定」などが重要になるからです。

もう一つ意外な事実は「回路を複雑にする」、「接点を増やす」という、一見「信号を損ねるように感じる不要なコネクターや巨大な回路」が、音質を劣化させないことです。

先に少し書いたように「失われた響きを機器(回路)内部で再現する」には、「響く回路(構造)」が必要です。接点や回路の省略は、響きを取り去ってしまうため「音楽の豊かさ」が損なわれるのです。真空管の音が「良い」とされるのは、それが「盛大に響く」からなのです。

歪み=「悪い音」ではなく、歪み=「良い音」の時もあるのです。そこがオーディオの面白いところです。

今回のDAC比較試聴でも、価格差=音質差という結論になったかどうか?

YouTubeにアップロードした、音質比較動画(準備中)で確認してみられると興味深いと思います。

2018年4月 逸品館代表 清原裕介
https://www.ippinkan.com/soulnote_d1.htm

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/852.html#c18

[リバイバル3] OPPO Sonica DAC _ 音楽がわからないアホ・オーディオマニアが絶賛する超お買い得品(?)だけど… 中川隆
19. 中川隆[-13843] koaQ7Jey 2018年7月28日 17:37:35 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-17374]
>>8>>16 に追記


aitlabo DAC試聴-1 2014年 02月23日
http://sankyohou1.blog14.fc2.com/blog-entry-288.html


最近かなりaudio通に人気が出ています「aitlabo DAC」の試聴機をお借りする事が出来ましたのでその感想等を二回に渡って記載したいと思います。

試聴機はつい最近二台になったみたいですが,私の所には旧Versionが着きました。
因みにもう一台の方はCost Perfomanceで話題になりつつあるDDCで「amanero Combo384」が内蔵されてどうもI2S接続されているみたいですね。

本当はこちらの方を試聴したかったのですが,こればっかりは順番の巡り合わせなので・・・。

さて再生のsetting等は事前に角田さんから送布して頂いた各dipswのON-OFFの設定はrecommendsのとうりにしてみました。

◎再生システム

(1) Cubox → UDA3基板 → S/Pdif(同軸) → aitlabo DAC

(2) SDTrans384 → S/Pdif(同軸) → aitlabo DAC


■音質impression

<PCM全般 16bit-44.1khz>

(1)PCM独特のかちっとした音質ながらも再生される音は柔らかいです。

(2)vocalでの音場感や歌手の息遣いがとてもrealですし背景の静けさが際だっています。

(3)yo-yo-Maの演奏で感じたのが弓と弦のこすれる音の生々しさは始めて体験しました。

(4)全体的に音圧が下がるのですが,音圧を上げても音質が破綻しませんし音の情報量が格段に多いですね。

(5)言いふらされた言葉ですがCD音源の「良 & 悪」が暴かれます。良い音はより以上の音質に、音質の悪い音源でもそれなりに引き上げてくれます。

(6)長時間聴いていても「音疲れ」しません。

<PCM High Res全般 24bit-44.1〜192khz>

(1)総じて音圧が下がる方向ですが音質が滑らかに感じます。

(2)音場感もそうですが奥行き感も一層感じます。音源によっては立体感を感じるcaseもありましたが16bitには無い感覚です。

(3)兎に角音の情報量を感じます。

(4)これがHigh Resの音かと見紛う音源がかなり見られました。事程左様にこのDACは音源の素性を露わにしてみせます。


<PCM to DSD>

(1) 音圧が総じて下がりますが私のsystemではVolummの位置が「9時の位置から10時近い」位置がbest positionになりました。

(2) 楽曲的にはreal DSD再生の方が好ましいのも多分にありますが,個人的には素のPCM再生の方がreal感を感じます。

<SDTrans384>

(1) 今回の試聴で一番期待していた組み合わせでしたがCuboxを大きく上回る程の音質のAdvantageは見いだせませんでした。

(2) 現状の再生システム(Amp,speaker等)の貧弱さなのかもっと他の要因なのか解りません。既設のMytekとの組み合わせではそれなりの変化がありましたので失望を禁じ得ませんでしたね。

(3) やはり当該TransportはHDMI(I2S)接続でのDSD再生が本命なのかと・・・!?
http://sankyohou1.blog14.fc2.com/blog-entry-288.html


aitlabo DAC試聴-2
http://sankyohou1.blog14.fc2.com/blog-entry-289.html

総評

今回始めてaitlabo DAC試聴で本機の実力というものを改めて感じさせるものでした。

現在はmainで「Mytek192 DSD-DAC」を使っていますので音質はこのMytekとの比較になります。

御存知の様にこのMytekに使われているDAC chipはaitlabo DAC製同様ESS社の「Sabre ES9016」というchipを使っていますが当然の如くES9018に比較すれば下位ランクに位置する仕様故最初から勝負にはならないのではと薄々感じてはいました。

総じてこのDACの特筆すべき点は五点程あるかと思います。


(1) 兎に角音の分解能が高く音の粒子がきめ細かいにも係わらず音膜が損なわれない。

(2) そして聴き疲れがありません。傍らで聴いていたかみさんが五月蠅くなく本当に柔らかい音質と言う位ですので御想像が付くかと思います。(特にVocal系の音質は特筆すべきものがあります)

(3) 普通に「Lowest」のLock状態で聴けると言うことの凄さを改めて感じます。

(4) これは全般に共通するのですが音全体に深みを感じます。抽象的で表現が難しいのですが・・・・。

(5) 音源で特に音質の良いHigh Resを再生しますと音場感が立体的になる場合もあります。


Mytek DAC自体の音質もなかなか侮れない音質なのですが,このaitlabo DACは音の粒子と言いますか音像の繊細さの空間表現が際だっていまして結果的に勝負になりませんでした。

音域全体「Silky sound」と呼ぶにふさわしい音質です。正にこれがjitter対策の肝ではないかと感じます。

良い点ばかりを羅列しましたが少々辛口な事を申しますとやはり見た目重視の方やbrand性を重んじる方にはやはり敬遠される様な感じがします。
私個人はそういう方面には余り気にならないし逆に音質最優先なので拘りは無いですね。


又今回の試聴で今迄自分がやってきた事の対応や対策等の立ち位置が解る様になってきました。

一般論として音質の改善は「アナログ電源強化 & クロック対策」という風に言われて来ました。

しかし今回aitlabo DACを聴いてみてこの固定観念を少々変えざるを得ないのではという思いです。

電源の強化は基本中の肝ですが,現在所有していますMytek自体にもwordclockの入力端子が付いているので何れはこれに対応するクロック等を強加せねばと漠然と思っておりました。

しかしながらこのaitlabo製DACはその必要性すら不要のDACと断言出来ます。その様な補機類に投資するコストがあればaitlabo DACに投資した方が懸命かと思います。
今回の試聴でその意を強くしました。

余談になりますが,私は以前Mytek導入時にもう一台Fedilix製DACの「caprice」を検討していました。

それはどうしても「HDMI(I2S)」仕様での音質を確認したかったのが一番の動機付けですがただ現在は解りませんが当時「Lowest時」でのLock外れが発生しているという事で躊躇していました。(現在はこの問題は解決しているのでしょうか!?)


こういった当時の経緯から最終的にFedilix製のDACは断念し米国から個人輸入にて比較的安価にMytekを購入した経緯があります。

そして時は巡り今回の試聴となった訳ですが個人的には導入コストの問題もありますが一番の悩み所は「DDC」の選定をどうするのかというのが目下最大の懸案です。

角田氏からは既設で使っているUDA基板に変わってコスト的に安価なAmanero Combo384をRecommendされています。

個人的にはもし当該DAC導入時にはこのDDC(UDA3 or Combo384)からI2S接続での再生が必須条件ですのでどちらを採用すればbetterか,たかが基板のDDCなのですが以外とDDCでの音質の差を感じていますので結構悩みます。

みみず工房さんとのやりとりの中でaitlabo DACと「Cubox + UDA3(Combo384)」の組み合わせにてDSD再生として下記の条件を教示頂きました。

* DDCからDAC基板へのI2S接続は必須。

* MPDのVersionが0.17以降を使用。(DSD再生の為)


もし導入という事になればPC本体からのDSD再生では無く,Cubox単体からのnatieve DSD再生を目論んでいますので最終的にはUDA3基板になるのかなと思っています。

DSD再生に拘らなければDDC基板等の内蔵を考えなければ良いのですが・・・・・

私的にはDSD音源(SACDからのiso file)がだいぶ増えて来ましたのでどうしてもI2S接続によるnatieve DSD再生は外せないitemです。

そうは言ってもPCM音源が中心なのは変わりませんがそれでもDSD再生時でのI2S接続はDaufalt仕様にしたいのが本心です。

自炊作業が出来ればこの様な悩みは出ないのですが現状で市販されているDACではこのI2S(HDMI)接続が出来るのは上述した様にFiedlix製のCaprieceしか浮かびません。

事程左様に自炊作業が出来ない人間にはこのaitlabo DACはdigital入力のカスタマイズ可能なのでそれだけでも購入の選択肢に入って来ます。


追記

このDACの音を聴いてしまいますと散財という言葉が霞んでしまいます。(笑)
という事で試聴が終了してから1週間後にorderしました。

仕様的には「full spec +UDA3」という事になりました。
http://sankyohou1.blog14.fc2.com/blog-entry-289.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/852.html#c19

[リバイバル3] OPPO Sonica DAC _ 音楽がわからないアホ・オーディオマニアが絶賛する超お買い得品(?)だけど… 中川隆
20. 中川隆[-13842] koaQ7Jey 2018年7月28日 17:42:24 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-17374]

Aitlabo製プリアンプの試聴! 2018年 04月03日
http://sankyohou1.blog14.fc2.com/blog-entry-357.html


昨年末からspeakerと共に「preamp」を追加すべきか否か検討していました。
私の場合PC audioを始めてからずっと「DAC → poweramp(stereo型)」直結での再生方法をやって来ました。

この接続方式でも全く問題なく音質的にも充分満足出来るレベルです。

ただこの先将来もずっとこの方式で行くという事ではなく将来的には「バイアンプ & ブリッジ」方式も選択肢として入っています。

という理由でspeakerのchoiceと合わせてpreampの機種選びを行って来ました。
sonas speakerの試聴時に合わせてpreamp類も何機種か試聴させてもらいましたが何れも「帯に短し襷に長し」でなかなか決まりませんでした。

強いて上げれば個人的にはLuxmanのwarm soundが気に入っているのですがいかんせん拙宅のsystemに接続しての試聴が出来ない為最終的に購入迄踏み切れませんでした。

しかし拙宅のsystemを見れば「DAC,power amp」共Aitlabo製で統一していますのでここは試聴機の貸し出しを行っているAitlaboの角田氏にpreampの貸し出しをお願いしました。


*現在のmain system構成は以下の如く

(1) apu2c4 x 2台 lightmpd/upnpgwのイーサーネット分離方式。

(2) Nasはsynology製をリニア電源に変更。

(3) DACはaitlabo製(ESS9018S)にてDDCはUSDA_mini基板を内部でI2S接続。

(4) power ampはaitlabo製(stereo型)x1基。

(5)speakerはQuad11L2_mk2

音質

* 音の粒子密度がpower amp単体に比較して一層細かく音数が増えた印象。

* 音の鮮度感が際だつ。

* 音場感が上下左右に一層拡がります。

* 音質が際だって柔らかく長時間聴いていても耳障りが殆ど無くずっと聴いていられる。

* 音質に色づけがなく原音再生に特化している様に感じます。

Aitlabo製のpre ampには「電圧伝送 & 電流伝送」方式があるとの事ですが試聴機は電圧伝送方式に固定されているという事でした。

電流伝送の場合は「pre amp 〜 power amp」間のXLRケーブルには300Ωの抵抗を入れる必要性があるとの事らしいです。

これを使わないと下手をするとamp,speakerが壊れるという事で実際その様なトラブルがあったみたいです。

今回このpre ampを通した時の音質の変化を確認したのですが上記に記載している様にこれ程変化するとは予想出来ませんでした。

特にDSD再生時の音場感では音が立体的に感じられてそれが恰も三次元的な鳴り方もする音源等もあり少々驚きました。

そして特筆すべきは音質が柔らかく音の粒子が細かい為に非常に心地良くそして音膜が厚い。

何も色付けされていない為に面白みがないという方もおられるかと思いますがもともと音質のpure soundを目指している当方としては非常に満足しています。

恐らくpower ampは他機種でもpre ampをこのait製に変えても同様の結果が得られそうな感じがします。

その位技術的にもhigh Levelのpre ampと思います。


*上段部がpreamp試聴機です。
http://sankyohou1.blog14.fc2.com/blog-entry-357.html


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/852.html#c20

[リバイバル3] OPPO Sonica DAC _ 音楽がわからないアホ・オーディオマニアが絶賛する超お買い得品(?)だけど… 中川隆
21. 中川隆[-13841] koaQ7Jey 2018年7月28日 18:47:07 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-17374]

AIT Pre Amp 試作機試聴【第二段】2013年06月30日
http://blog.livedoor.jp/johnny_trio_lsr/archives/1948052.html

GWから一月半、いよいよAITプリアンプの量産機種が出来上がった、
ということで、再度試聴と相成りました。

今回はエントリーとして

・RA-870BX(改)プリ部
・Acustic Research Limited Model2(以降AR)
・AIT pre(リレー切り替え式)


の3機種で比較。

AIT Preは、この一月半の間に、
前回あったDAC電子ボリューム式が数箇所の試聴で思わしくなかった
(どうもリレー切り替え式に比べ解像感、拡がりに劣る印象があった)ため、
製品版としてはリレー切り替え式に集約したようでした。

接続環境は、ROTELはアンバランス入出力、
ARとAITはバランス入力→アンバランス出力で試聴しました。

(前回アンバランス入力時にバランス端子のピンショートを忘れるミスをしたため、
今度はしっかりバランスで入力。。)

トランスポートはSofton Model3改(同時期出力)、
DACはAIT ES9018 DSD出力(256MHz)です。


さて、DACボリューム式に勝ち残り、AITのプリアンプとして正式に発売が決まった
リレー切り替え式プリアンプ。正しい使い方をするとどんな音がしたかというと、、、

一言でいうと”有機的でとにかく自然な音”に尽きると感じました。

まず第一声は前回歪みっぽかった印象を払拭するような、大変ゆがみの少ない音。
解像度がとても高く、それでいてどこかの帯域を強調したかのような感触がなく、
ウルトラスムースでありながらとにかく自然。

この辺の”自然さ”は、ES9018DualのAIT DACにも通じるもので、

とにかく丁寧にジッタを排除し歪み成分を取り除いていったら純水になった、

というような印象で、音色をゴテゴテ作る前にまず問題の対策・解決からしていく、というアプローチのように感じます。

で、このプリアンプ何が凄かったのかというと、とにかく音の生命感が半端なかった。
それは極めて広いレンジ感と、空間の広がりからもたらされているんですが、
音の出方と質感が”有機的”で生命感が溢れていました。

具体的にはDCアンプのため、レンジ感がその他のプリメインに比べ一段広く、
特に低域が深く重く沈みこみます。

これに比べるといつも聴いてるRA870プリは量感はあるけど膨らみ気味で重量感不足、
ARは締まりと力感ががあるものの、やはり比べると低域は中量級という按配。

その低域をベースにして、有機的と感じさせる中高域の質感が素晴らしい。
空間表現が優れており、横方向と奥行き方向の空気感が良く出ます。

しかもその空間が、濡れたような透明感と実在感のある質感を伴っているのです。

音に艶がある、といえばそうなのかもしれないけど、オーディオ機器に良くある、
レンジが伸びなかったり帯域を強調した結果出来てしまった”艶”のような
レベルの低いものではなくて、とにかく帯域的にどこにも強調した感がなく、
それでいて超ワイドレンジ高解像でありながら音に濡れたような質感があるんです。

これは正直たまりません。

FusionのDave GrusinのDrive(良録音)やRippington Wednesday's Childなどの
フュージョン系ソースでは音がプリプリしていて、ベースやドラムは弾けるような弾力感と力感、
サックスとピアノは活き活きと伸びきります。演奏者がより力強く表現しようとすれば
際限なくそれに応えて抑揚を表現してくれそうな余裕の雰囲気


Lindsey Stirling

エレクトリックバイオリンのソースですが、
バイオリンの豊かな余韻を艶をもって再現しながら、低域の沈み込みとのコントラストが
見事でまさに”濡れたような空間”が出てきます。
製作側のパートによるエコーの掛け具合や、バイオリンの駆け上がるパートと低音の
空間表現のうまみが最高に気持ちいい。

Andrea Marcon Vivaldi concerto

現代の良録音らしく、弦楽器のキレと余韻が素晴らしく繊細で、弦の擦れるような音が聞こえつつも、
とにかくあとに引く余韻が美しく、低音楽器の拡がり感と合わせて、
スピーカーの能力にもよると思いますが演奏空間そのものが表れるような快感があります。


正直このプリアンプを聴いた後だと、
ARでさえも、空間の拡がりと低域の力感で一段小さくまとまっているような印象を受けました。

AR独特のシルキーな粉末を散らすような高域表現も、
サラリと音楽の抑揚を表現していて好印象ですが、
どうしても比べるとオーディオ的な表現だと感じます。
(聴いていて面白いし気持ちいいんですけどね)

AITは濡れたような、有機的な音の拡がり感を伴い、艶やかなソースはより艶やかに
なるような印象。つい何度も聴きたくなる音です。


これまでプリアンプは何度か比較試聴したり、ショップでもプリを変えることで
結構な違いが音につくことも体験してきていましたが、どうも価格や、それに見合った効果が
得られるか分かりづらく、その他の部分にばかり投資が行っていました。

が、AITからのDACを聴いて、今後オーディオを続けて、
またスピーカーを調整する意味でも、新しい標準機としてこのAIT Preは導入することに決めました。

また他の良いプリアンプが出てきたときも、比較できるしね。
http://blog.livedoor.jp/johnny_trio_lsr/archives/1948052.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/852.html#c21

[リバイバル3] 「住宅は資産」という幻想で誰があなたをカモにするのか? 中川隆
193. 中川隆[-13840] koaQ7Jey 2018年7月28日 19:34:10 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-17374]

2018年07月28日
中古マンションは築20年で購入するのが得?


築20年目から値下がりペースが緩やかになる


画像引用:中古マンション 築年別の価格と経年変化|不動産購入・不動産売却なら三井住友トラスト不動産https://smtrc.jp/useful/knowledge/market/2012_07.html

築何年のマンションが最も得か

マンションは新築から徐々に値下がりし、最終的にはゼロ円になり資産価値を失います。

仮にマンションの一生を50年とすると、値下がりのペースは一律ではありません。

新しい時ほど値下がり率が大きく、古くなるほどゆっくり値下がりするという性質があります。




この値下がり率のペースダウンを利用すれば、もっとも得な時期に購入する事ができる。

そればかりか「ある時期」を過ぎると値下がりが止まったり、逆に値上がりしている場合もあります。

三井住友トラスト不動産の2011年の資料と、株式会社グルーヴ・アールの最近の資料から考察してみます。


(全国の中古マンションの築年数別平均価格を公開〜「築25〜35年のマンション」を買うのが一番損しづらい?〜|株式会社グルーヴ・アールのプレスリリース)
(中古マンション 築年別の価格と経年変化|不動産購入・不動産売却なら三井住友トラスト不動産)より

結論から書くとどちらの資料に基づいても、新築から20年までは早いペースで4割近く値下がりしました。

仮に4000万円のマンションを購入したら、20年後に2400万円前後になっているというのが、市場の平均値です。


20年を過ぎると値下がりペースはゆっくりになり、グラフでは急阪だったのがなだらかな坂になります。

30年目から40年目にかけては値下がりが止まり、わずかに上昇しているという傾向も見られた。

もっとも値上がりしたのは都心の好立地物件だけで、立地が良くない物件は値下がりしていると考えられます。

築20年で値下がりが止まる

築40年を過ぎるともうほとんど値下がりせず、築50年以上でもあまり変わらない。

平均すると最初の20年で4割値下がりしたのに、次の20年間では20%以下しか値下がりせず、50年目以降はほとんど値下がりしていない。

もっともこれは売買が成立した物件なので、買い手がつかないような物件は除外されています。


値下がり率で見る限り、マンションは古いほど得なのだが、逆に古いほど不利な要素もあります。

古いマンションほど老朽化しているので修繕費や管理費が高くつき、入居率が低いと負担額が高額になります。

新築で入居率100%なら全員でワリカンですが、入居率50%に下がると一人当たり2倍の負担になってしまいます。


では築何年で購入するのが最も得かと言えば、そろそろ値下がりが止まる築15年から25年でしょう。

それ以上古くなると20年後には築50年になってしまい、快適に住めなくなっている可能性があります。

逆に新しすぎると20年目までの値下がり率が高いので、資産価値が早く減少してしまいます。


「都心のマンションは値下がりしにくい」というが資料ではそうした傾向はみられなかった。

たしかに築20年を過ぎても都心マンションは高価格ですが、最初の売り出し価格が高いので、値下がり率では有利とは言えない。

都会の好立地のほうが不便な立地よりは良いという程度でしょう。
http://www.thutmosev.com/archives/77026601.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/615.html#c193

[リバイバル3] 超お買い得 イシノラボのトランス式パッシブ・プリアンプ 中川隆
32. 中川隆[-13839] koaQ7Jey 2018年7月28日 20:26:37 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-17374]

▲△▽▼
▲△▽▼


AIT LABO の超高性能 DAC, プリ、パワーアンプ
http://aitlabo.net/

AIT LABO の ESS社製DACチップ ES9038PRO を 2ケ使用の 超高性能 DAC
http://aitlabo.net/ES9038shiyou.pdf
http://aitlabo.net/ES9038compe.pdf

AIT LABO の DACプリパワーアンプ一体型
http://aitlabo.net/DPPshiyou.pdf


AIT LABO の超高性能 プリアンプ
http://aitlabo.net/pre_shiyou.pdf

AIT LABO の超高性能 パワーアンプ
http://aitlabo.net/ma_shiyou.pdf

AIT LABO ユーザーの声
http://aitlabo.net/blog/?c=005

AIT Labo - 5ちゃんねるスレタイ検索
https://www.google.co.jp/search?hl=ja&source=hp&ei=TxVbW4G8FdqqoATywLqQBw&q=AIT+Labo++5%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93%E3%81%AD%E3%82%8B&oq=AIT+Labo++5%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93%E3%81%AD%E3%82%8B&gs_l=psy-ab.3...2126.4822.0.5656.2.2.0.0.0.0.119.208.1j1.2.0....0...1c.1.64.psy-ab..0.0.0....0.dV_iItk9IwE


ヤフオク! - 「AIT Labo」の検索結果
https://auctions.yahoo.co.jp/search/search?p=AIT+labo&b=1&slider=undefined


AIT DACを導入して以来ESS信者。
でも最初に買ったAIT DACが一番音質は良かったと思う。

AITは音作りを一切していない、回路設計のみで勝負する。
音楽性はゼロどころかマイナスでした。工業製品みたいな味気ない音。

性能的には

AIT DAC > INVICTA > Sonica >> HA-1

日本のガレージメーカー恐るべし!

▲△▽▼

Aitlabo製プリアンプの試聴! 2018年 04月03日
http://sankyohou1.blog14.fc2.com/blog-entry-357.html


昨年末からspeakerと共に「preamp」を追加すべきか否か検討していました。
私の場合PC audioを始めてからずっと「DAC → poweramp(stereo型)」直結での再生方法をやって来ました。

この接続方式でも全く問題なく音質的にも充分満足出来るレベルです。

ただこの先将来もずっとこの方式で行くという事ではなく将来的には「バイアンプ & ブリッジ」方式も選択肢として入っています。

という理由でspeakerのchoiceと合わせてpreampの機種選びを行って来ました。
sonas speakerの試聴時に合わせてpreamp類も何機種か試聴させてもらいましたが何れも「帯に短し襷に長し」でなかなか決まりませんでした。

強いて上げれば個人的にはLuxmanのwarm soundが気に入っているのですがいかんせん拙宅のsystemに接続しての試聴が出来ない為最終的に購入迄踏み切れませんでした。

しかし拙宅のsystemを見れば「DAC,power amp」共Aitlabo製で統一していますのでここは試聴機の貸し出しを行っているAitlaboの角田氏にpreampの貸し出しをお願いしました。


*現在のmain system構成は以下の如く

(1) apu2c4 x 2台 lightmpd/upnpgwのイーサーネット分離方式。

(2) Nasはsynology製をリニア電源に変更。

(3) DACはaitlabo製(ESS9018S)にてDDCはUSDA_mini基板を内部でI2S接続。

(4) power ampはaitlabo製(stereo型)x1基。

(5)speakerはQuad11L2_mk2


音質

* 音の粒子密度がpower amp単体に比較して一層細かく音数が増えた印象。

* 音の鮮度感が際だつ。

* 音場感が上下左右に一層拡がります。

* 音質が際だって柔らかく長時間聴いていても耳障りが殆ど無くずっと聴いていられる。

* 音質に色づけがなく原音再生に特化している様に感じます。


Aitlabo製のpre ampには「電圧伝送 & 電流伝送」方式があるとの事ですが試聴機は電圧伝送方式に固定されているという事でした。

電流伝送の場合は「pre amp 〜 power amp」間のXLRケーブルには300Ωの抵抗を入れる必要性があるとの事らしいです。

これを使わないと下手をするとamp,speakerが壊れるという事で実際その様なトラブルがあったみたいです。

今回このpre ampを通した時の音質の変化を確認したのですが上記に記載している様にこれ程変化するとは予想出来ませんでした。

特にDSD再生時の音場感では音が立体的に感じられてそれが恰も三次元的な鳴り方もする音源等もあり少々驚きました。

そして特筆すべきは音質が柔らかく音の粒子が細かい為に非常に心地良くそして音膜が厚い。

何も色付けされていない為に面白みがないという方もおられるかと思いますがもともと音質のpure soundを目指している当方としては非常に満足しています。

恐らくpower ampは他機種でもpre ampをこのait製に変えても同様の結果が得られそうな感じがします。

その位技術的にもhigh Levelのpre ampと思います。


*上段部がpreamp試聴機です。
http://sankyohou1.blog14.fc2.com/blog-entry-357.html







21. 中川隆[-13841] koaQ7Jey 2018年7月28日 18:47:07 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-17374]

▲△▽▼

AIT Pre Amp 試作機試聴【第二段】2013年06月30日
http://blog.livedoor.jp/johnny_trio_lsr/archives/1948052.html


GWから一月半、いよいよAITプリアンプの量産機種が出来上がった、
ということで、再度試聴と相成りました。

今回はエントリーとして

・RA-870BX(改)プリ部
・Acustic Research Limited Model2(以降AR)
・AIT pre(リレー切り替え式)


の3機種で比較。

AIT Preは、この一月半の間に、
前回あったDAC電子ボリューム式が数箇所の試聴で思わしくなかった
(どうもリレー切り替え式に比べ解像感、拡がりに劣る印象があった)ため、
製品版としてはリレー切り替え式に集約したようでした。

接続環境は、ROTELはアンバランス入出力、
ARとAITはバランス入力→アンバランス出力で試聴しました。

(前回アンバランス入力時にバランス端子のピンショートを忘れるミスをしたため、
今度はしっかりバランスで入力。。)

トランスポートはSofton Model3改(同時期出力)、
DACはAIT ES9018 DSD出力(256MHz)です。


さて、DACボリューム式に勝ち残り、AITのプリアンプとして正式に発売が決まった
リレー切り替え式プリアンプ。正しい使い方をするとどんな音がしたかというと、、、

一言でいうと”有機的でとにかく自然な音”に尽きると感じました。

まず第一声は前回歪みっぽかった印象を払拭するような、大変ゆがみの少ない音。
解像度がとても高く、それでいてどこかの帯域を強調したかのような感触がなく、
ウルトラスムースでありながらとにかく自然。

この辺の”自然さ”は、ES9018DualのAIT DACにも通じるもので、

とにかく丁寧にジッタを排除し歪み成分を取り除いていったら純水になった、

というような印象で、音色をゴテゴテ作る前にまず問題の対策・解決からしていく、というアプローチのように感じます。

で、このプリアンプ何が凄かったのかというと、とにかく音の生命感が半端なかった。
それは極めて広いレンジ感と、空間の広がりからもたらされているんですが、
音の出方と質感が”有機的”で生命感が溢れていました。

具体的にはDCアンプのため、レンジ感がその他のプリメインに比べ一段広く、
特に低域が深く重く沈みこみます。

これに比べるといつも聴いてるRA870プリは量感はあるけど膨らみ気味で重量感不足、
ARは締まりと力感ががあるものの、やはり比べると低域は中量級という按配。

その低域をベースにして、有機的と感じさせる中高域の質感が素晴らしい。
空間表現が優れており、横方向と奥行き方向の空気感が良く出ます。

しかもその空間が、濡れたような透明感と実在感のある質感を伴っているのです。

音に艶がある、といえばそうなのかもしれないけど、オーディオ機器に良くある、
レンジが伸びなかったり帯域を強調した結果出来てしまった”艶”のような
レベルの低いものではなくて、とにかく帯域的にどこにも強調した感がなく、
それでいて超ワイドレンジ高解像でありながら音に濡れたような質感があるんです。

これは正直たまりません。

FusionのDave GrusinのDrive(良録音)やRippington Wednesday's Childなどの
フュージョン系ソースでは音がプリプリしていて、ベースやドラムは弾けるような弾力感と力感、
サックスとピアノは活き活きと伸びきります。演奏者がより力強く表現しようとすれば
際限なくそれに応えて抑揚を表現してくれそうな余裕の雰囲気


Lindsey Stirling

エレクトリックバイオリンのソースですが、
バイオリンの豊かな余韻を艶をもって再現しながら、低域の沈み込みとのコントラストが
見事でまさに”濡れたような空間”が出てきます。
製作側のパートによるエコーの掛け具合や、バイオリンの駆け上がるパートと低音の
空間表現のうまみが最高に気持ちいい。


Andrea Marcon Vivaldi concerto

現代の良録音らしく、弦楽器のキレと余韻が素晴らしく繊細で、弦の擦れるような音が聞こえつつも、
とにかくあとに引く余韻が美しく、低音楽器の拡がり感と合わせて、
スピーカーの能力にもよると思いますが演奏空間そのものが表れるような快感があります。


正直このプリアンプを聴いた後だと、
ARでさえも、空間の拡がりと低域の力感で一段小さくまとまっているような印象を受けました。

AR独特のシルキーな粉末を散らすような高域表現も、
サラリと音楽の抑揚を表現していて好印象ですが、
どうしても比べるとオーディオ的な表現だと感じます。
(聴いていて面白いし気持ちいいんですけどね)

AITは濡れたような、有機的な音の拡がり感を伴い、艶やかなソースはより艶やかに
なるような印象。つい何度も聴きたくなる音です。


これまでプリアンプは何度か比較試聴したり、ショップでもプリを変えることで
結構な違いが音につくことも体験してきていましたが、どうも価格や、それに見合った効果が
得られるか分かりづらく、その他の部分にばかり投資が行っていました。

が、AITからのDACを聴いて、今後オーディオを続けて、
またスピーカーを調整する意味でも、新しい標準機としてこのAIT Preは導入することに決めました。

また他の良いプリアンプが出てきたときも、比較できるしね。
http://blog.livedoor.jp/johnny_trio_lsr/archives/1948052.html


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/689.html#c32

[リバイバル3] 超お買い得 イシノラボのトランス式パッシブ・プリアンプ 中川隆
33. 中川隆[-13838] koaQ7Jey 2018年7月28日 20:54:06 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-17374]

AIT LABO DACのこと 2015/12/8
https://blogs.yahoo.co.jp/ta_syumi/65550470.html


メインDACとして使用中のAIT LABO製 ES9018S ですが、知る人ぞ知るDACだと思います。

それなりに高価だとは思いますが、一聴の価値はあるDACです。


こちらを導入してから随分時間は立つのですが、未だにこのDACを超える音質を聞いていません。(私個人の感想です)

出て来る音色は どっかのCMみたいに、何も足さない、何も引かないと言うイメージがピッタリだと思います。


例えば、CDプレーヤーと接続する 光ファイバーケーブル音質の違いなども笑っちゃうくらい、ハッキリと違いを聞かせます。

まるで高精度測定器のような感じといったところでしょうか。


なので このDACと比較して聞いてみると、他のDACには 必ず音色に個性が感じられてしまいます。(個性 = 悪では無い)


再生音源の良い部分もワザとらしい音作りも、聞き分けられてしまうので

ソースを選ぶようになってしまいました。小細工していない古めのCDなどはレンジは狭いですが良く聞こえます。


ESS社のES9018Sの性能を大きく超える、DACチップはまだ出てきていないようですが、 AIT LABOでは 同じESS社の ES9018K2M というDACチップを使用したDAC基盤を出しています。こちらはES9018Sでは設定できなかった、NOBANDWIDHTに設定可能で更にジッターの影響を排除しているらしいです。


私はまだ視聴機を借りて聞いていないのですが、自分で聞いて確認したいですね。


コメント(3)

はじめまして。AIT DAC持ちで立ち寄りました。

MOJOもお持ちで且つAITを基準にされてるとのこと、私はHUGOを試聴会で聞いたのですが、CHORDの音作りに比してAITは少しだけノリがほしいかなと最近感じています。

その絶対性能はすばらしいの一言ですが。Sより勢いがあると聞くK2Mを年明けお借りしようかとも考えています。

最近ですが逢瀬というDACも試聴しました。もう一つAITに及ばないところがありましたが勢い良く楽しく聞けたので対決予定です。

CHORDのFPGAの音ですが私には中高音にきれいに響く中に少しですが粉っぽさみたいな音色を感じてしまい、大きさなど魅力、所有欲は十分なのですが手が止まっています。

最期にAIT DACはおっしゃられるとおりです。私の感想はコミュニティに書いていますが、暫くぶりに更新しようと思っています。
2015/12/29(火) 午後 10:07 [ kao**00000 ]


私の所は田舎なので、HUGOなどの高級品は視聴できないため
少しだけうらやましいですね。

個人的にはAIT DACのSについては更に音質改善は可能だとは
思っていますが、角田さんはやらないでしょうね。

MOJOはモバイル用として視聴もせずに予約購入したのですが、
価格とサイズの割に良かったので書いてみました。
2016/1/5(火) 午後 6:08
https://blogs.yahoo.co.jp/ta_syumi/65550470.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/689.html#c33

[リバイバル3] OPPO Sonica DAC _ 音楽がわからないアホ・オーディオマニアが絶賛する超お買い得品(?)だけど… 中川隆
22. 中川隆[-13837] koaQ7Jey 2018年7月28日 20:54:57 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-17374]

AIT LABO DACのこと 2015/12/8
https://blogs.yahoo.co.jp/ta_syumi/65550470.html


メインDACとして使用中のAIT LABO製 ES9018S ですが、知る人ぞ知るDACだと思います。

それなりに高価だとは思いますが、一聴の価値はあるDACです。


こちらを導入してから随分時間は立つのですが、未だにこのDACを超える音質を聞いていません。(私個人の感想です)


出て来る音色は どっかのCMみたいに、何も足さない、何も引かないと言うイメージがピッタリだと思います。

例えば、CDプレーヤーと接続する 光ファイバーケーブル音質の違いなども笑っちゃうくらい、ハッキリと違いを聞かせます。

まるで高精度測定器のような感じといったところでしょうか。

なので このDACと比較して聞いてみると、他のDACには 必ず音色に個性が感じられてしまいます。(個性 = 悪では無い)

再生音源の良い部分もワザとらしい音作りも、聞き分けられてしまうので

ソースを選ぶようになってしまいました。小細工していない古めのCDなどはレンジは狭いですが良く聞こえます。

ESS社のES9018Sの性能を大きく超える、DACチップはまだ出てきていないようですが、 AIT LABOでは 同じESS社の ES9018K2M というDACチップを使用したDAC基盤を出しています。こちらはES9018Sでは設定できなかった、NOBANDWIDHTに設定可能で更にジッターの影響を排除しているらしいです。


私はまだ視聴機を借りて聞いていないのですが、自分で聞いて確認したいですね。

コメント(3)

はじめまして。AIT DAC持ちで立ち寄りました。

MOJOもお持ちで且つAITを基準にされてるとのこと、私はHUGOを試聴会で聞いたのですが、CHORDの音作りに比してAITは少しだけノリがほしいかなと最近感じています。

その絶対性能はすばらしいの一言ですが。Sより勢いがあると聞くK2Mを年明けお借りしようかとも考えています。

最近ですが逢瀬というDACも試聴しました。もう一つAITに及ばないところがありましたが勢い良く楽しく聞けたので対決予定です。

CHORDのFPGAの音ですが私には中高音にきれいに響く中に少しですが粉っぽさみたいな音色を感じてしまい、大きさなど魅力、所有欲は十分なのですが手が止まっています。

最期にAIT DACはおっしゃられるとおりです。私の感想はコミュニティに書いていますが、暫くぶりに更新しようと思っています。
2015/12/29(火) 午後 10:07 [ kao**00000 ]

私の所は田舎なので、HUGOなどの高級品は視聴できないため
少しだけうらやましいですね。

個人的にはAIT DACのSについては更に音質改善は可能だとは
思っていますが、角田さんはやらないでしょうね。

MOJOはモバイル用として視聴もせずに予約購入したのですが、
価格とサイズの割に良かったので書いてみました。
2016/1/5(火) 午後 6:08
https://blogs.yahoo.co.jp/ta_syumi/65550470.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/852.html#c22

[リバイバル3] OPPO Sonica DAC _ 音楽がわからないアホ・オーディオマニアが絶賛する超お買い得品(?)だけど… 中川隆
23. 中川隆[-13836] koaQ7Jey 2018年7月28日 21:49:09 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-17374]

AIT LABO の DACプリパワーアンプ一体型
http://aitlabo.net/DPPshiyou.pdf

AIT DAC・プリ・パワー一体型アンプのコストパフォーマンスは過去最高
https://kimama2audio.com/classic/ittaigata/


この一体型アンプは、一応キットで購入したものですが、実際にはほぼ組み立て済みで届きましたので、すぐに音出しができてラッキーでした。

・AIT一体型アンプの仕様

私が購入したこの一体型アンプの仕様は以下のようになっています。

デジタル入力
同軸デジタル × 1
光デジタル × 1
USB × 1
HDMI × 1

プリアンプ入力
XLR × 1

スピーカー出力 × 1

USB 入力はDDC(combo384)を通って、DACに入力されます。

DAC部はES9018K2Mチップを使っており、FPGAによるAIT独自の高性能ジッター抑圧方式の採用でNBWモードでK2Mチップを安定動作させています。

また、FPGAにより、PCM -> DSD リアルタイム変換を実現しており、変換OFF、DSD128、256、512、DSD1024が切り替えできます。

この機能により、CD音源もCDからリッピングした音源もDSD1024に変換できるので、より滑らかな再生音が得られるようになりました。

DAC出力からパワーアンプ出力まで差動アンプとなっていますので、外来の電気ノイズに強く、S/N的にも有利です。

パワーアンプ出力の電源にリモートセンシングを使うことにより、電源に起因するノイズの影響が抑制されています。

さらに、スピーカーからのリモートセンシング機能も搭載できるようになっており、この機能を搭載することでダンピングファクターが改善され、スピーカーケーブルの違いによる影響をほとんど受けなくでき、再生音が改善されるということです。

私のアンプは当初はスピーカーからのリモートセンシング機能は搭載されていませんでしたが、改造でこの機能を追加したところ、非常に効果がありました。詳細は別記事を参照してください。

プリアンプ部はリモコンによる音量調整機能があり、結構便利です。

・AIT製一体型アンプの音

S/Nが非常に良く、細かな音や静かな音の品質はすばらしいものです。

特に、クラシック音楽ではDSDリアルタイム変換でPCM -> DSD1024とするのがベストだと思います。

DSD1024に変換することにより、音が一段と滑らかになり、楽器の質感やホールの響きもより自然になって心地良く鳴ってくれます。

これだけの音を出せるDACとプリメインアンプが一体になって、30万円程度で購入できるので、コストパフォーマンスが非常に高いと言えます。少なくとも、私がこれまでに使用してきたDACとアンプの組合せの中では最高だと考えています。

・AIT製ES9038PRO DAC

AITでは、ES9018K2Mより高性能なES9038PROチップを採用したDACもリリースされており、気になるところですが、当分の間は予算の都合でES9018K2Mを採用したこの一体型アンプを使用していこうと思います。
https://kimama2audio.com/classic/ittaigata/
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/852.html#c23

[リバイバル3] 超お買い得 イシノラボのトランス式パッシブ・プリアンプ 中川隆
34. 中川隆[-13835] koaQ7Jey 2018年7月28日 21:50:06 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-17374]
AIT LABO の DACプリパワーアンプ一体型
http://aitlabo.net/DPPshiyou.pdf


AIT DAC・プリ・パワー一体型アンプのコストパフォーマンスは過去最高
https://kimama2audio.com/classic/ittaigata/


この一体型アンプは、一応キットで購入したものですが、実際にはほぼ組み立て済みで届きましたので、すぐに音出しができてラッキーでした。


・AIT一体型アンプの仕様

私が購入したこの一体型アンプの仕様は以下のようになっています。

デジタル入力
同軸デジタル × 1
光デジタル × 1
USB × 1
HDMI × 1

プリアンプ入力
XLR × 1

スピーカー出力 × 1

USB 入力はDDC(combo384)を通って、DACに入力されます。

DAC部はES9018K2Mチップを使っており、FPGAによるAIT独自の高性能ジッター抑圧方式の採用でNBWモードでK2Mチップを安定動作させています。

また、FPGAにより、PCM -> DSD リアルタイム変換を実現しており、変換OFF、DSD128、256、512、DSD1024が切り替えできます。

この機能により、CD音源もCDからリッピングした音源もDSD1024に変換できるので、より滑らかな再生音が得られるようになりました。

DAC出力からパワーアンプ出力まで差動アンプとなっていますので、外来の電気ノイズに強く、S/N的にも有利です。

パワーアンプ出力の電源にリモートセンシングを使うことにより、電源に起因するノイズの影響が抑制されています。

さらに、スピーカーからのリモートセンシング機能も搭載できるようになっており、この機能を搭載することでダンピングファクターが改善され、スピーカーケーブルの違いによる影響をほとんど受けなくでき、再生音が改善されるということです。

私のアンプは当初はスピーカーからのリモートセンシング機能は搭載されていませんでしたが、改造でこの機能を追加したところ、非常に効果がありました。詳細は別記事を参照してください。

プリアンプ部はリモコンによる音量調整機能があり、結構便利です。

・AIT製一体型アンプの音

S/Nが非常に良く、細かな音や静かな音の品質はすばらしいものです。

特に、クラシック音楽ではDSDリアルタイム変換でPCM -> DSD1024とするのがベストだと思います。

DSD1024に変換することにより、音が一段と滑らかになり、楽器の質感やホールの響きもより自然になって心地良く鳴ってくれます。

これだけの音を出せるDACとプリメインアンプが一体になって、30万円程度で購入できるので、コストパフォーマンスが非常に高いと言えます。少なくとも、私がこれまでに使用してきたDACとアンプの組合せの中では最高だと考えています。

・AIT製ES9038PRO DAC

AITでは、ES9018K2Mより高性能なES9038PROチップを採用したDACもリリースされており、気になるところですが、当分の間は予算の都合でES9018K2Mを採用したこの一体型アンプを使用していこうと思います。
https://kimama2audio.com/classic/ittaigata/

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/689.html#c34

[近代史02] 弥生人の起源 _ 自称専門家の嘘に騙されない為に これ位は知っておこう 中川隆
121. 中川隆[-13834] koaQ7Jey 2018年7月29日 04:50:11 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-17374]

最先端技術を用いた古人骨全ゲノム解析から東南アジアと日本列島における人類集団の起源の詳細を解明 2018年7月25日
https://www.kanazawa-u.ac.jp/rd/58540


金沢大学人間社会研究域附属国際文化資源学研究センターの覺張隆史特任助教,医薬保健研究域医学系・革新ゲノム情報学分野の佐藤丈寛助教および田嶋敦教授は,コペンハーゲン大学が中心となって進めている古代ゲノム研究の国際研究チームと共に,日本列島の縄文時代遺跡や東南アジアから出土した古人骨26個体のゲノム解析(※1)を実施し,今日の東南アジアで生活する人々の起源と過去の拡散過程を解明しました。

今回,ゲノム解読がなされた縄文人骨は,愛知県田原市の伊川津(いかわづ)貝塚遺跡(※2)から出土した約2千500年前の縄文晩期の女性人骨(※3)で,縄文人の全ゲノム配列(※4)を解読した例としては世界で初めての公表となります。

この縄文人骨1個体の全ゲノム配列をもとに,現代の東アジア人,東南アジア人,8〜2千年前の東南アジア人など80を超える人類集団や世界各地の人類集団のゲノムの比較解析を実施した結果,現在のラオスに約8千年前にいた狩猟採集民の古人骨と日本列島にいた約2千500年前の一人の女性のゲノムがよく似ていることが分かりました。

このように,本研究は,縄文時代から現代まで日本列島人は大陸南部地域の人々と遺伝的に深いつながりがあることが,独立した複数の国際研究機関のクロスチェック分析(※5)によって科学的に実証された初めての研究として位置付けられます。

特に,縄文人骨のゲノム解析は,覺張隆史特任助教,北里大学医学部の太田博樹准教授,国立歴史民俗博物館の山田康弘教授を中心とした『縄文人ゲノム解読プロジェクト(※6)』の成果の一つとなります。

これらの知見は,日本列島に居住していた各時代の人々の起源の解明に将来活用されるだけでなく,広く東アジア・東南アジアにおける人類集団の起源と拡散に関する研究に大きな寄与をもたらすことが期待されます。

本研究成果は,2018年7月6日に国際学術誌「Science」に掲載されました。

https://www.kanazawa-u.ac.jp/rd/58540
図 古人骨ゲノムデータから復元された人の拡散ルート

【用語解説】

※1 ゲノム解析
生物が持つ遺伝情報の広範囲な解析のこと。

※2 伊川津(いかわづ)貝塚遺跡
愛知県田原市に位置する縄文時代後晩期の貝塚遺跡。明治期から現代までに200体以上の人骨が検出されている日本で最も代表的な縄文時代遺跡。小金井良精や鈴木尚など著名な人類学者が人骨の形態学的な研究を進めてきた。同市は,他にも,吉胡貝塚,保美貝塚などの縄文時代を代表する貝塚が古くから調査されており,各遺跡から非常に多くの人骨が検出されている。

※3 約2千500年前の縄文晩期の女性人骨
2010年度に伊川津貝塚から出土した縄文人骨。近年の研究では,日本列島における弥生時代の開始は3000年前とされているが,弥生文化の到来時期は地域ごとに異なる。今回の伊川津貝塚出土の成人女性人骨は共伴した土器などから,五貫森式土器の時期のものと判明しており,渥美半島においてこの時期はまだ縄文時代の文化を残している。また,分析対象となった女性人骨は形態学的に典型的な縄文人の特徴を有していた。

※4 全ゲノム配列
生物が持つDNA配列の中でも,タンパク質の発現に関連する遺伝子領域のDNA配列だけでなく,遺伝子以外の領域全てを含めた広い範囲のDNA配列のこと。

※5 クロスチェック分析
異なる分析機関,異なる分析手法,異なる解析手法で,独立して同じ結果が得られるかを評価する分析手法のこと。古代DNA研究で重要な科学的指標の一つに当たる。

※6 縄文人ゲノム解読プロジェクト
日本の考古学者と人類学者,遺伝人類学者,ゲノム研究者などから構成される研究プロジェクト。
https://www.kanazawa-u.ac.jp/rd/58540

以下、詳しい説明(PDF)より抜粋
 ==========================================================

【研究成果の概要】

本論文で国際共同研究チームは,DNA の保存環境として最も悪い東南アジアの遺跡出土人骨25 個体と日本の縄文人骨1 個体の計26 個体の古人骨からDNA 抽出を実施し,ゲノム配列決定に成功しました。得られた古人骨ゲノムデータと世界各地の現代人集団のゲノムデータを比較した結果,東南アジアに居住していた先史時代の人々は,6 つのグループに分類できることが分かりました(図3)。

グループ1 は現代のアンダマン諸島のオンゲ族やジャラワ族,マレー半島のジャハイ族と遺伝的に近い集団で,ラオスのPha Faen 遺跡(約8 千年前)から出土したホアビン文化という狩猟採集民の文化を持つ古人骨と,マレーシアのGua Cha 遺跡(約4 千年前)の古人骨がそのグループに分類されました。

また,このグループ1 に分類された古人骨のゲノム配列の一部は,驚くことに日本の愛知県田原市にある伊川津貝塚から出土した縄文人(成人女性)のゲノム配列に類似していたことが分かりました。

さらに,伊川津縄文人ゲノムは,現代日本人ゲノムに一部受け継がれていることも判明しました。

一方,他のグループ2〜6 は農耕文化が始まる新石器時代から約500 年前までの古人骨で,ホアビン文化の古人骨とは遺伝的に大きく異なっており,それぞれ異なる拡散と遺伝的交流(すなわち混血)の歴史を持っていることが分かってきました。

グループ2はムラブリ族などの現代オーストロアジア語族と遺伝的に近く,現代東アジア集団とは遺伝的な構成要素をあまり共有していないことが分かりました。

さらにグループ1 と東アジア集団が分かれた後に,グループ1 からグループ2 への混血の痕跡が見つかりました。

また,グループ3 は現代東南アジア集団のタイ・カダイ語族やオーストロネシア語族と遺伝的に近く,グループ4 は現代の中国南部地域の人々と遺伝的に近いことも分かりました。

さらに,グループ5 は,現代のインドネシア西部の人々と遺伝的に近く,グループ6 は,いわゆる旧人に分類される古代型人類であるデニソワ人からの部分的な混血の痕跡なども見られました。

このように,部分的には中国南部の少数民族からの遺伝的な影響があったり,台湾などの地域へも遺伝的なつながりがあったりと,新石器時代の東南アジアの人々は単純に元々住んでいた狩猟採集民がそのまま農耕を取り入れたという静的な状態ではなく,大陸内と島嶼部で複数の大きな移住の過程で徐々に農耕を取り入れて行ったことが分かってきました。

従来の考古学的な視点からは,これらの時期には稲作・雑穀などの農耕文化を持つ人類集団が東南アジアに多数入植して原住民と置き換わったというシンプルな「2 層構造仮説」が提唱されてきました。

本研究成果では,すでに稲作文化を持っていた中国南部からの遺伝的な影響は部分的で,人々が完全に置き換わったということではないことが判明しました。その大きな移住の波が少なくとも4 回以上はあったことが解析の結果分かってきたことから,このような東南アジアの人々の移動を「複合モデル」という新しい枠組みで捉え直すことになりました。

本研究は,考古遺物でしか人類の拡散の議論ができないと従来考えられてきた東南アジア地域において,古人骨のゲノム分析により人類の拡散を解明した初の成功例になりました。今後,同様の分析を様々な地域に応用することで,各地域の詳細な人類の移動史を科学的に評価することが可能になったことが,本研究の最も大きな成果といえます。
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&t=6&k=2&m=337608
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/547.html#c121

[議論21] 「縄文時代はよかった。」で?どうやって縄文時代のいい所を取り入れるのか? ワヤクチャ
29. 中川隆[-13833] koaQ7Jey 2018年7月29日 04:51:07 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-17374]

最先端技術を用いた古人骨全ゲノム解析から東南アジアと日本列島における人類集団の起源の詳細を解明 2018年7月25日
https://www.kanazawa-u.ac.jp/rd/58540


金沢大学人間社会研究域附属国際文化資源学研究センターの覺張隆史特任助教,医薬保健研究域医学系・革新ゲノム情報学分野の佐藤丈寛助教および田嶋敦教授は,コペンハーゲン大学が中心となって進めている古代ゲノム研究の国際研究チームと共に,日本列島の縄文時代遺跡や東南アジアから出土した古人骨26個体のゲノム解析(※1)を実施し,今日の東南アジアで生活する人々の起源と過去の拡散過程を解明しました。

今回,ゲノム解読がなされた縄文人骨は,愛知県田原市の伊川津(いかわづ)貝塚遺跡(※2)から出土した約2千500年前の縄文晩期の女性人骨(※3)で,縄文人の全ゲノム配列(※4)を解読した例としては世界で初めての公表となります。

この縄文人骨1個体の全ゲノム配列をもとに,現代の東アジア人,東南アジア人,8〜2千年前の東南アジア人など80を超える人類集団や世界各地の人類集団のゲノムの比較解析を実施した結果,現在のラオスに約8千年前にいた狩猟採集民の古人骨と日本列島にいた約2千500年前の一人の女性のゲノムがよく似ていることが分かりました。

このように,本研究は,縄文時代から現代まで日本列島人は大陸南部地域の人々と遺伝的に深いつながりがあることが,独立した複数の国際研究機関のクロスチェック分析(※5)によって科学的に実証された初めての研究として位置付けられます。

特に,縄文人骨のゲノム解析は,覺張隆史特任助教,北里大学医学部の太田博樹准教授,国立歴史民俗博物館の山田康弘教授を中心とした『縄文人ゲノム解読プロジェクト(※6)』の成果の一つとなります。

これらの知見は,日本列島に居住していた各時代の人々の起源の解明に将来活用されるだけでなく,広く東アジア・東南アジアにおける人類集団の起源と拡散に関する研究に大きな寄与をもたらすことが期待されます。

本研究成果は,2018年7月6日に国際学術誌「Science」に掲載されました。

https://www.kanazawa-u.ac.jp/rd/58540
図 古人骨ゲノムデータから復元された人の拡散ルート

【用語解説】

※1 ゲノム解析
生物が持つ遺伝情報の広範囲な解析のこと。

※2 伊川津(いかわづ)貝塚遺跡
愛知県田原市に位置する縄文時代後晩期の貝塚遺跡。明治期から現代までに200体以上の人骨が検出されている日本で最も代表的な縄文時代遺跡。小金井良精や鈴木尚など著名な人類学者が人骨の形態学的な研究を進めてきた。同市は,他にも,吉胡貝塚,保美貝塚などの縄文時代を代表する貝塚が古くから調査されており,各遺跡から非常に多くの人骨が検出されている。

※3 約2千500年前の縄文晩期の女性人骨
2010年度に伊川津貝塚から出土した縄文人骨。近年の研究では,日本列島における弥生時代の開始は3000年前とされているが,弥生文化の到来時期は地域ごとに異なる。今回の伊川津貝塚出土の成人女性人骨は共伴した土器などから,五貫森式土器の時期のものと判明しており,渥美半島においてこの時期はまだ縄文時代の文化を残している。また,分析対象となった女性人骨は形態学的に典型的な縄文人の特徴を有していた。

※4 全ゲノム配列
生物が持つDNA配列の中でも,タンパク質の発現に関連する遺伝子領域のDNA配列だけでなく,遺伝子以外の領域全てを含めた広い範囲のDNA配列のこと。

※5 クロスチェック分析
異なる分析機関,異なる分析手法,異なる解析手法で,独立して同じ結果が得られるかを評価する分析手法のこと。古代DNA研究で重要な科学的指標の一つに当たる。

※6 縄文人ゲノム解読プロジェクト
日本の考古学者と人類学者,遺伝人類学者,ゲノム研究者などから構成される研究プロジェクト。
https://www.kanazawa-u.ac.jp/rd/58540


以下、詳しい説明(PDF)より抜粋
 ==========================================================

【研究成果の概要】

本論文で国際共同研究チームは,DNA の保存環境として最も悪い東南アジアの遺跡出土人骨25 個体と日本の縄文人骨1 個体の計26 個体の古人骨からDNA 抽出を実施し,ゲノム配列決定に成功しました。得られた古人骨ゲノムデータと世界各地の現代人集団のゲノムデータを比較した結果,東南アジアに居住していた先史時代の人々は,6 つのグループに分類できることが分かりました(図3)。

グループ1 は現代のアンダマン諸島のオンゲ族やジャラワ族,マレー半島のジャハイ族と遺伝的に近い集団で,ラオスのPha Faen 遺跡(約8 千年前)から出土したホアビン文化という狩猟採集民の文化を持つ古人骨と,マレーシアのGua Cha 遺跡(約4 千年前)の古人骨がそのグループに分類されました。

また,このグループ1 に分類された古人骨のゲノム配列の一部は,驚くことに日本の愛知県田原市にある伊川津貝塚から出土した縄文人(成人女性)のゲノム配列に類似していたことが分かりました。

さらに,伊川津縄文人ゲノムは,現代日本人ゲノムに一部受け継がれていることも判明しました。

一方,他のグループ2〜6 は農耕文化が始まる新石器時代から約500 年前までの古人骨で,ホアビン文化の古人骨とは遺伝的に大きく異なっており,それぞれ異なる拡散と遺伝的交流(すなわち混血)の歴史を持っていることが分かってきました。

グループ2はムラブリ族などの現代オーストロアジア語族と遺伝的に近く,現代東アジア集団とは遺伝的な構成要素をあまり共有していないことが分かりました。

さらにグループ1 と東アジア集団が分かれた後に,グループ1 からグループ2 への混血の痕跡が見つかりました。

また,グループ3 は現代東南アジア集団のタイ・カダイ語族やオーストロネシア語族と遺伝的に近く,グループ4 は現代の中国南部地域の人々と遺伝的に近いことも分かりました。

さらに,グループ5 は,現代のインドネシア西部の人々と遺伝的に近く,グループ6 は,いわゆる旧人に分類される古代型人類であるデニソワ人からの部分的な混血の痕跡なども見られました。

このように,部分的には中国南部の少数民族からの遺伝的な影響があったり,台湾などの地域へも遺伝的なつながりがあったりと,新石器時代の東南アジアの人々は単純に元々住んでいた狩猟採集民がそのまま農耕を取り入れたという静的な状態ではなく,大陸内と島嶼部で複数の大きな移住の過程で徐々に農耕を取り入れて行ったことが分かってきました。

従来の考古学的な視点からは,これらの時期には稲作・雑穀などの農耕文化を持つ人類集団が東南アジアに多数入植して原住民と置き換わったというシンプルな「2 層構造仮説」が提唱されてきました。

本研究成果では,すでに稲作文化を持っていた中国南部からの遺伝的な影響は部分的で,人々が完全に置き換わったということではないことが判明しました。その大きな移住の波が少なくとも4 回以上はあったことが解析の結果分かってきたことから,このような東南アジアの人々の移動を「複合モデル」という新しい枠組みで捉え直すことになりました。

本研究は,考古遺物でしか人類の拡散の議論ができないと従来考えられてきた東南アジア地域において,古人骨のゲノム分析により人類の拡散を解明した初の成功例になりました。今後,同様の分析を様々な地域に応用することで,各地域の詳細な人類の移動史を科学的に評価することが可能になったことが,本研究の最も大きな成果といえます。
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&t=6&k=2&m=337608

http://www.asyura2.com/0505/dispute21/msg/430.html#c29

[近代史02] 知らぬが仏 _ FX は『ネットパチンコ』 _ 金はすべて胴元に取られる 中川隆
12. 中川隆[-13832] koaQ7Jey 2018年7月29日 05:03:57 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-17374]

ギャンブル。不運を積み重ねる人と付き合っても得することは何もない │ ブラックアジア:鈴木傾城
https://blackasia.net/?p=8616


2018年7月20日。IR実施法案が参議院本会議に可決され、日本にもカジノが解禁されることになる。

カジノはギャンブルの代表なのだが、日本はカジノがないにも関わらず、世界でも有数のギャンブル依存症の患者を抱えている。日本のギャンブルはパチンコやスロットがメインだ。

パチンコについては数十年前からたびたび問題が指摘されているにも関わらず、多額の政治献金によって厚く保護されており、今も深刻な依存者を生み出し続けている。

いったん、パチンコにハマると、そこから抜け出せなくなる。借金をしても、子供を放置しても、また会社の金を横領してもパチンコに邁進していく。

パチンコをはじめとするギャンブルは、泥沼に引きずり込まれると人間を廃人化させる。

ギャンブルをしない人間には、それの何がそんなに面白いのかまったく分からない。基本的にギャンブルとは、「幸運」を得て他人より恵まれたいという祈りにも似た気持ちで成り立っている。

自分がどんなに無能で、自堕落で、情けない人間であったとしても運が良ければ勝てる。だから、自分の情けなさを一気に解消するために、それにのめり込む人がいる。(鈴木傾城)
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/892.html#c12

[近代史02] 今人気沸騰の 「レバレッジ型・インバース型ETF」 は 『ネットパチンコ』 中川隆
10. 中川隆[-13831] koaQ7Jey 2018年7月29日 05:04:52 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-17374]

ギャンブル。不運を積み重ねる人と付き合っても得することは何もない │ ブラックアジア:鈴木傾城
https://blackasia.net/?p=8616

2018年7月20日。IR実施法案が参議院本会議に可決され、日本にもカジノが解禁されることになる。

カジノはギャンブルの代表なのだが、日本はカジノがないにも関わらず、世界でも有数のギャンブル依存症の患者を抱えている。日本のギャンブルはパチンコやスロットがメインだ。

パチンコについては数十年前からたびたび問題が指摘されているにも関わらず、多額の政治献金によって厚く保護されており、今も深刻な依存者を生み出し続けている。

いったん、パチンコにハマると、そこから抜け出せなくなる。借金をしても、子供を放置しても、また会社の金を横領してもパチンコに邁進していく。

パチンコをはじめとするギャンブルは、泥沼に引きずり込まれると人間を廃人化させる。

ギャンブルをしない人間には、それの何がそんなに面白いのかまったく分からない。基本的にギャンブルとは、「幸運」を得て他人より恵まれたいという祈りにも似た気持ちで成り立っている。

自分がどんなに無能で、自堕落で、情けない人間であったとしても運が良ければ勝てる。だから、自分の情けなさを一気に解消するために、それにのめり込む人がいる。(鈴木傾城)

http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/893.html#c10

[近代史02] FX ・ 先物取引 ・ 空売り は『ネットパチンコ』、 絶対に手を出してはいけない 中川隆
6. 中川隆[-13830] koaQ7Jey 2018年7月29日 05:05:18 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-17374]

ギャンブル。不運を積み重ねる人と付き合っても得することは何もない │ ブラックアジア:鈴木傾城
https://blackasia.net/?p=8616

2018年7月20日。IR実施法案が参議院本会議に可決され、日本にもカジノが解禁されることになる。

カジノはギャンブルの代表なのだが、日本はカジノがないにも関わらず、世界でも有数のギャンブル依存症の患者を抱えている。日本のギャンブルはパチンコやスロットがメインだ。

パチンコについては数十年前からたびたび問題が指摘されているにも関わらず、多額の政治献金によって厚く保護されており、今も深刻な依存者を生み出し続けている。

いったん、パチンコにハマると、そこから抜け出せなくなる。借金をしても、子供を放置しても、また会社の金を横領してもパチンコに邁進していく。

パチンコをはじめとするギャンブルは、泥沼に引きずり込まれると人間を廃人化させる。

ギャンブルをしない人間には、それの何がそんなに面白いのかまったく分からない。基本的にギャンブルとは、「幸運」を得て他人より恵まれたいという祈りにも似た気持ちで成り立っている。

自分がどんなに無能で、自堕落で、情けない人間であったとしても運が良ければ勝てる。だから、自分の情けなさを一気に解消するために、それにのめり込む人がいる。(鈴木傾城)

http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/894.html#c6

[番外地6] アホが書いた日本国憲法 中川隆
24. 中川隆[-13829] koaQ7Jey 2018年7月29日 05:21:44 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-17374]

マッカーサー憲法は有り難かった?

  日本では不思議な現象があって、法学部出身者には廃憲論者が極めて少ない。いくら出来の悪い学生でも、現憲法が占領期に作成され、原文が英語ということくらい知っているはずだ。そもそも、日本人の憲法なのに、どうして外国人、しかも日本を「兇悪犯」と断罪する勝者が適当に作った草案なのに、未だにそれを後生大事にしているのか?

「私が武器を持てば再び侵掠者になってしまうので、今後一切軍隊をもちません」という詫び状なんか、さっさと捨ててしまえ !

現憲法の前文を読めば、誰だって「こんなモノ !」と吐き捨てたくなるじゃないか。

さらに、驚愕すべきは、その誕生過程である。
つまり、占領軍が準備した帝國憲法改正草案を日本政府が“恭しく”戴き、日本国民が抵抗も無く新憲法にしてしまったことだ。

マッカーサー草案が枢密院の審議をすぅ〜と通過し、貴族院でも参議院でも圧倒的多数で可決され、再度枢密院にかけられても賛成多数なんだから呆れてしまうじゃないか。国家の基本となる憲法となれば、採決までの議論が白熱し、賛成派と反対派が拮抗するのが普通だ。たとえ、賛成されるにしても、僅差で可決されるのが通常である。

なぜ、こうした異常事態が罷り通ったかと言えば、当時、日本はまだ占領期間中であったからだ。


  普通の国だと、占領軍が撤退すれば、こんな穢らわしい「桎梏」は即座に廃棄だろう。ところが、日本では不可能だった。なぜなら、東大を始めとする各大学の憲法学者が、こぞって改正と廃止に反対したからである。

本来なら、法学部の教授や卒業生が、マッカーサー憲法の廃止を訴え、廃憲派の圧倒的多数を占めるはずだ。それなのに、法学部出身者のほとんどが護憲派で、憲法改正にすら消極的というのが現状である。

日本の弱体化を望む憲法学者は、しきりに「マッカーサー憲法を廃止すれば社会が混乱し、軍国主義の復活になる !」と騒ぎ立てる。

学者の権威に弱い一般国民がこうした警告を耳にすれば、「そうなのか ! やっぱり、廃憲は危険な考えなんだ」と思い込む。

でも、実際は廃憲の方が改憲よりも簡単で、遙かに効率的なのだ。だいたい、国会議員の3分の2以上を獲得し、国民投票で過半数以上を要するなんて現実的ではない。必ずや、テレビをはじめとするマスコミの大反対が一斉に湧き起こるだろう。

  竹田氏は占領憲法の実態を知っているのに、廃憲派ではない。小林節はよほど戦前の日本が嫌いなのか、占領軍による「押しつけ憲法」でも構わないと言いのけ、呆れたことに、「いいものをくれてありがとう」と感謝の意を述べているのだ。(『憲法の真髄』、KKベストセラーズ、2018年、p.135)

また、竹田氏も占領憲法の存続に肯定的である。なぜなら、敗戦後の国際世論には、ソ連につられて「天皇を消せ !」という意見もあったので、マッカーサー憲法が無かったら皇室が滅びていたかも知れないというのだ。

したがって、竹田氏は「最終的に日本が残り、皇室が残り、国家として存続したことを考えれば、怪我の功名とでも言ったらよいでしょうか」と評している。(上掲書 p.135)

ほぉ〜んと、お坊ちゃま育ちは甘いよねぇ〜。確かに、マッカーサー元帥の意向で皇室が残ったことは幸いだったが、だからといって、国家の独立と軍隊の設立を否定する置き土産を占領期間が終わっても温存する理由にはならない。

竹田氏は「押しつけだから、一方的に無価値とは限らない」と述べているが、日本の衰弱を招く元兇が現憲法にあることを忘れているんじゃないか。

  護憲派も改憲派も「押しつけ」と言うが、憲法問題の核心は、左翼勢力が敗戦と占領を利用して、軍隊無き日本を狙ったことにあるのだ。

左翼学者たちは米軍を憎んでいたが、日本の軍事力を封じ込める憲法を有り難く思っていた。なぜなら、敗戦後間もない頃だと、「いつかはソ連の赤軍が日本に上陸し、忌々しい愛国主義者と天皇制を叩き潰し、俺たちの天下になるんだ !」と夢見ていたからである。

今となってはアホらしい妄想だが、1960年代までは共産主義国に勢いがあり、我が国のインテリどもは官僚による計画経済の方が優れていて、軍事的にもソ連がアメリカを凌ぐと信じていたのだ。赤く染まった日本の知識人は、ソ連軍が侵攻しやすいように、米軍を日本から追い出し、赤絨毯でスターリンを迎えたいと思っていた。

彼らが熱心にスターリンを讃美していたのは、占領された暁(あかつき)に、「私は昔からスターリン元帥を褒めていました」というアリバイを提示するためだ。

情けないけど、青瓢箪の知識人は、自分で共産主義革命を実行できないので、ロシア兵にすがって日本転覆を謀っていたのである。左翼から転向した清水幾太郎が告白していたけど、進歩的文化人どもはソ連上陸を本当に心配していたんだって。大学教授なんか、学生の前では傲慢不遜で、偉そうに説教を垂れるが、兇暴なロシア兵を前にすれば、米つきバッタのように土下座するんじゃないか。
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68726925.html
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/613.html#c24

[リバイバル3] OPPO Sonica DAC _ 音楽がわからないアホ・オーディオマニアが絶賛する超お買い得品(?)だけど… 中川隆
24. 中川隆[-13828] koaQ7Jey 2018年7月29日 05:58:22 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-17374]

AIT LABO DAC/プリ/パワーの試聴評価
http://aitlabo.net/blog/?c=005


● DAC/プリ/パワー一体型購入者様の感想

この方の購入機はスピーカー端子のremote sensingを搭載しております。DSD1024対応です。
一体型と言ってもパワー回路はAITパワー専用機と同等以上の回路を使用し性能も引けを取りません。
プリ部の音量調節は乗算型DACを使用(アキュフェーズ社のAAVAと同様方式)ですので音痩せ、ギャングエラーは皆無です。DACチップの出力可変機能を使用していませんので小音量時の音質劣化が無く外部入力時にも音量調整できます

昨日から本製品を接続しての音出しを開始いたしました。
安定するまで数日掛かるとの事でしたが、音を出した瞬間からグレードの高い
素晴らしい音が聞こえてきました。凄いです。
CDプレーヤーからのデジタル信号を本体CH1に接続しただけです(勿論、電源とSP端子にも)。
グライコが要らないくらいのバランスです。
今日も朝から発熱の状況を確認しながら慣らし運転をしています。
取り合えず、この状態で音楽を色々聞くつもりです。どのような音になっていくのか楽しみです。
(もう、これでいいんじゃない?って感じでもありますが)
全域がスカッと抜け、今までカマボコ型の周波数レスポンスだった私のシステムが全くフラットになり、各楽器が見えるように鳴っております。
音楽がより素晴らしく感じられて、実にいいですね。この曲、こんなにいい曲だったっけ?なんて。
素晴らしいアンプ、本当に有難うございました。
リモコンの設定はもう少しあとにしようかと思っております。

2018/07/05 AM 06:41:09

● DC直結PHONOEQの購入後感想

DC直結PHONOEQを購入された方の感想です。
MC/MM切り換え、MC時は入力抵抗値を3段階切り換えられます。
この方の場合100Ω/30Ω/7Ωとしており、以下の感想は7Ω設定となります。カートリッジ内部抵抗は3Ωです。
またAIT PHONOEQはbalance回路ですが、XLR=>RCA変換すればunbalance接続も可能です。

この抵抗値は、私にすごくマッチしています。

そしてSNが一段と良く感じます。

まずハムが無い、そしてコンディションの良いレコードなら

曲間でも針音を全く感じず無音なのでソースが何なのかふと

解らなくなる様な感覚を覚えます。

DAC、プリがすこぶる快調なのでネットから落とした音源を

聴く事が多いのですがこのバランス・フォノイコライザーで

またレコードを聴く楽しみが加わりとても嬉しいです。

2018/06/23 PM 09:08:25

● DACプリパワー一体型購入後感想 

DACプリパワー一体型購入者樣の感想です。
ES9038PROと有りますが、正しくはES9018K2Mとなります。
DSD1024搭載のため錯誤したと思われます。


そして本機はまさにES9038PROの音を最大限に引き出したと思います。
ジッタをよく抑えた効果かUD-503より音場と解像度がともに上がり、聴き慣れている曲を再生するとUD-503でも聞こえなかった細かい音が聞こえるようになります。
DSD1024アプコンのおかげで音の密度も前より濃くなり、特にビデオ鑑賞など音源がよくない時に効果がより感じやすいです。
広い音場でありながら密度も高く、力強い低域と明るい高域と相まって、とても豊かな音だと思います。

2018/06/22 AM 02:18:48

● スピーカーのremote sensing後感想

AIT MONOアンプでスピーカーBOX端子からremote sensingした方の感想です。
この方は今までBIWIREでスピーカーを駆動し、DAC,PREもAIT製を使用しています。


NILS LOFGLENのKeith Don\'t Goの曲で試聴しました。
音が出た瞬間の低音の空気感と弦の倍音が包み込んでくる感じは衝撃です。
一聴した感じは音を押し出しでる感じがしますが、よく聴き込むとクリアになった空間に生々しく音が浮かび上がっているのがよくわかります。
バイワイアリングよりも音質の密度、鮮度感が格段に上がっています。
もう元には戻れません。

2018/06/19 PM 08:52:37

● AIT_ES9038DACと業務用DACの比較

音楽スタジオ経営者(AIT DAC購入済み)の方複数が楽器販売店で他社業務用DACと比較試聴した結果です。


使用感につきましてですが、やはり素晴らしかったです。
今回

・Prizm sound / Titan
・AIT LABO
・RME ADI-2Pro

3つ使わせていただきました。

モニターはAnphionのOne18です。

■解像度

AIT LABO

100点

とてもフラットで解像度がとても高かったです。

RME ADI-2 Pro

100点

少々音がダイナミック寄りに再生されますが、解像度がとても高かったです。

Prizm sound / Titan

97点

フラットで、上記二つより少々解像度が落ちます。

ProToolsを使用する上でPrism soundのTaitanは必須になるので、

知人さんのスタジオで、DACはIFの中のもの、そのままを使うことになりそうです。

しかしやはり素晴らしいDACです。

2018/06/17 PM 08:46:46

● AIT PREの感想

AIT PRE AMPに簡易PHONO EQを追加装着された方の感想です。
高音質モードも搭載しました。


これまでフォノ入力のない、初期の旧型基板のAITプリアンプを使用していまして、フォノ入力付きの新型基板、高音質モードへの改修を依頼しました。

10kΩ入力、バランス接続でハイレゾ音源やCDを聞きましたが、とにかく静かで弱音が明瞭に聞こえます。穏やか音で、音楽に没頭できます。
音場が広く、奥行感もしっかりわかります。各楽器の存在をリアルに感じることができます。

高音質モードですが、たしかにより静寂な雰囲気が増し、音のディテールが丁寧に感じました。高音質モード中はリモコンや本体での操作をすることができない状態ですが、本体スイッチで解除することができます。(高音質モードは解除できます)

フォノイコライザーですが、内蔵ですので、それほど期待はしていなかったのですが、今回音の良さに一番驚きました。今までbenz micro pp1 を使用していましたがもう元には戻れなくなりました。
鮮烈で力感があり、ピアノなどダイナミックレンジの広い楽器なども本当に見事に演奏します。弦楽器やボーカルも艶やかで美しいです。今まで集めたレコードをもう一度聞き直したくなる、素晴らしいフォノイコライザーです。


まだ、新しい基板ですので、音については変化していくでしょうが、今回の改修については大成功だったと思います。

2018/06/10 PM 09:19:19

● プリの高音質化対応後感想

プリを高音質化した後の感想です。


より一層細かい音が再現される様になりました。
一聴すると、音がおとなしくなり、自然な穏やか感じになりますが、
良く聴いてみると、滑らかになっていながら、解像度自体は良くなっています。
改造前に有った、飾りみたいな音が取れる事により、今まで、隠れていた、音の素肌が聴き取れるようになりました。
その為に、楽器や声質によっては、かなり雰囲気が変わります。
ふくよかで豊かな音になり、小さな残響音なども、とても綺麗で、
楽器や人の声が持つ色々な、かすかな音色までが表現される様になったと思います。

只、飾りが取れたことにより、華やかさが後退した分、人によっては、物足りなさを感じるかもしれませんが、
自分は改造後の方がはるかに好きです。

特に、弦楽器、女性ボーカル、ドラムスのブラッシュワーク等の改善が著しいと思います。

2018/06/01 PM 09:46:51

● ES9038PRO DAC購入後感想

先日、DC直結PHONOEQを試聴された方の感想です。
ES9038PRO DACを購入されています。

DACも良いですねー。まだそれほど聴きこんではいませんが、

やはりイコライザー同様、聴き疲れがしないナチュラルな音楽が

聴こえてきます。

オーディオ機器は完成度が上がると言葉の選択が悪いですが

「普通の機器」的に感じるものが多い様に思います。

ピークやディップが穏やかで、クラシックだろうとジャズだろうと

歌謡曲だろうとすっと自然に出音する。レスポンスが良い(応答が早い)

のでしょうね。

技術的には相当難解でも結果はあっけらかんと普通に聴こえる。

しかしよく聴いていくと下から上まで綺麗に出てる。

歪感が無い。無理がない。こういう出音の機器はそんなに多くは無いと

思います。

2018/05/28 PM 08:38:10

● パワーアンプremote sensing後の感想

AIT stereo パワーアンプにremote sensing改修を実施した方からの感想です。

昨日まとまった時間が取れたので、じっくり聴きました。remote sensingはONですが、スピーカーボックスまでの配線はしていません。気のせいではなく、明らかに音が良くなっています。楽器の音が聴いていて気持ちがよく、時間を忘れて、室内楽から協奏曲、交響曲までたくさんの音源を聴き直してしまいました。既に購入したアンプに対して、開発の成果を反映してくださるというのはユーザにとって大変うれしいことです。今後も、現状に留まることなくバージョンアップの開発をしていただけることを期待いたします。

2018/05/27 AM 01:21:07

● DC直結PHONOEQの試聴感想

AIT PHONO EQ の試聴感想です。
試聴機は希望者に貸し出ししております。
仕様
MC/MM共DC直結動作(DCサーボ不使用)
入力;MC/MM切り替え、balance/unbalance入力可
MC入力抵抗可変(終端によるS/N劣化無し)

以下はお送りいただいた感想です。

早速、フォノイコライザーを試聴させて頂きました。

これは良いですね。すぐに解りました。

バランス入力で聴かせて頂きました。

ハムが無い、SN比が良い、歪がとても少ない。

なので楽曲の見晴らしが良いと言いましょうか

耳あたりがよいので疲れないです。

これは良い製品かと思います。


私も是非購入したいです。

販売開始を心待ちにしています。

もう少しお借りして聴かせてください。

AIT追記
この方はES9038PRO DACに基板差し替え更新しております。

2018/05/23 PM 09:08:25

● AITプリのさらなる音質向上

AITプリのさらなる音質対策を施した方の報告です。
今まで効果が不明でしたので一部の方にのみお知らせし音質を確認していただいていました。
複数の方が同様な評価でしたのでお送りいただいた感想を掲載します。
尚、対応ご希望の方は当方に連絡ください。
試聴機も用意しております。

この1週間じっくり毎日聴いていましたが感じるのは空間位相が正確になったこと、歪みが減ったこと、
背景が静かになったこと、低域が柔らかいのだけれど軽やかに弾む、絃楽器で弦を擦る感触が出てきたと
いうようなところですね。大編成のオーケストラ付きの合唱曲を聴くとこの変化が如実に実感されます。
58年前に録音されたエイドリアン・ボールト指揮のヘンデル メサイアをレコードの時から所有していますが、
こんなに美しい音で録音されていたとは思わなかったです。この歌手の歌はあまり好きじゃないなと
思っていた部分もずーっと聴き続けてしまうぐらいの魅力が出てきました。
プリアンプの格が数段変わりましたね。

2018/05/20 AM 05:52:29

● ES9038PRO使用DACの購入後感想

購入後2か月程度経過後の感想です。

貴AIT-DACを購入して、2か月が経ちました。
最近では、x-spdif2 からI2S接続で使用しています。
かって経験したことの無い大変美しい音楽を楽しんでいます。

2018/05/19 PM 08:52:37

● AIT PREの感想

AITプリアンプ購入者様の感想です。
この方はAITSTEROパワーとDACを既に購入済みです。

実機の導入から一ヶ月を経過しましたので簡単ですが音質等の報告をしたいと思います。
試聴時との違いは下記の二点です。

(1) 電流伝送での再生。
(2) cable類は今迄のunballanceからfull ballanceへ変更。


兎に角試聴機の時でも音場感は感じていましたが実機になると一層の音場感を感じます。
特に感じるのはnatieve DSD再生時です。
そして音の立体感はpower amp直結時には余り感じられませんでしたが、今回このpre ampを通すとそれが一層際だって感じます。
当方,pink froidの代表的アルバムであります「The Dark Side of The Moon」の2ch & 5.1ch用のDSD2.8Mhzの音源を所有しているのですがこの音源を再生しますと部屋全体が立体的な音に包まれます。
立体音を感じるのは当該アルバムだけではないのですがDSD音源には多々見受けられます。

たかがpreampなのですがこれをsystem内に追加しただけでこれだけ音源が持つ情報量を引き出すpreampは特異な存在ではないかと思う次第です。(これはあくまでも個人的な意見ですが・・・)

それは今回採用しました「電流伝送&fullballance化」も少なからず音質に奇与しているのではないかと思います。
気がつけばaitlabo製機器は,「DAC,poweramp,そして今回のpreamp」と合計3台になりました。
やはり角田氏の技術に裏打ちされた機器の音質のレベルはそのcost performanceからみたら相当のlevelではないかと
思う今日この頃です。

2018/05/07 PM 10:03:06

● ES9038DAC、AITパワー、プリアンプの試聴感想

ES9038PRO DAC、AITパワー、プリアンプ3機種同時貸し出しの試聴感想です。
状況によっては複数機を貸し出しています。

まず自宅システムでの9018と9038の比較ですが、9038の方が音が濃く
力強い印象を受けました。それでいてキレイに聞こえます。
ハッキリと違いが分かりますが、ソースによっては差が少なく感じるものもありました。

アンプもaitに変更したところ、明らかに個々の楽器の音の出方が
明確になりました。これは今回最も期待していた部分であり、今まで聞きなれた曲も新鮮な気持ちで聴くことができました。

視聴機システムの印象はフラットで特に低音は締まりがあり、自宅システムでは
ボワついていた部分がスッキリと聞こえるようになりました。
これはトレードオフで以前より迫力が減った曲もありました。

全体の感想は非常に素晴らしく、限られた時間でしたが、音楽を聴く楽しさを再認識することができました。
本当はもっといろいろと機器の組み合わせやdsd変換による違いも
確認したかったのですが、ait セパレート+dac9038(dsd1024変換)の出音が心地よく、ほぼこの組み合わせで視聴させていただきました。
なおdsd1024と無変換では明らかにdsd1024の方が好みです。

aitlaboについてはネット等で高評価を受けており、興味を持ったのがきっかけです。
Dacの性能に満足したためアンプについても興味を持ちました。

2018/03/27 AM 01:21:07

● MONOパワーアンプ購入後感想

昨年MONOパワーアンプを購入された方の感想です。


スピーカーは、ディナウディオのC4を使用しております。
(インビーダンスは、4オームです。)

MONOパワーアンプは、土日の週末のみ音楽を聞いておりますので、
100時間を超えたあたりと思います。(音も安定しました。)
使用していたアンプ(中古で購入しましたが、海外製のそれなりの物です。)
に比較し、高音の伸びと響きが圧倒的に良く、低音の制御も効いております。
音像もフオーカスが明確です。一音一音がとても綺麗で聞き疲れしません。
男性ボーカルの領域は、使用していたアンプの方が温かみがあるように
感じましたが、音質自体は、相当グレードアップされ非常に満足しています。
 DAC、プリアンプ同様、驚きの性能です。

2018/03/21 AM 07:32:52

● リモートセンシングの評価

以前リモートセンシングについてお知らせし、一部の方はパワーアンプ内でセンシング動作するよう改造対応しております。

一方センシング位置をスピーカーボックスの端子に接続すればより大きな効果が期待できます。
当方でもその確認をしており、リモートセンシングするとスピーカーコードの線種による影響が殆ど無くなり音質が向上しました。
AITのパワーアンプはBTLですので、リモートセンシングした場合の回路動作は、従来と比べて安定で異常発振等は起こりません。

以下は、同じ事をお客様(B/W 802をBIAMPで駆動)に実施して頂き、その音質評価報告です。


スピーカーまでの接続により、かなり効果があります。

箇条書きにします。

・ノイズ、歪感が減り、音がよりクリアーになる。

・音像がよりコンパクトになり、定位も良くなり、結果として音場の雰囲気も良く出る。

・音の立ち上がり・立下りが良くなり、明るく、リズミカルなみずみずしい感じになる。

・静かな所がより静かになる。

・音像そのものが、平面から立体感を持った感じになる。

・ピアノ・ビブラフォーン・ギター等の響きが凄く綺麗になる。

・バイオリンの音が、滑らかになる。

・音の解像度がさらにアップするが、決して耳ざわりになる事はない。

・ボーカルの声の質感が更にハッキリと聴き取れる。

・録音による、音の違いが更に明確に判る。


リモートセンシングをoffにすると、『がっかり』 してしまいます。

もう、元には戻れません。
多少、面倒は有っても、絶対に有効です。

2018/03/16 AM 02:58:52

● AIT プリアンプの感想n

AITプリアンプの試聴感想です。
従来より音質改善しております。
詳しくは問い合わせて下さい。

以下はお送り頂いた感想です。

当方の再生システムを以下記載します。

(1) apu2c4 x 2台使いlightmpd/upnpgwのイーサーネット分離方式で再生。
(2) Nasはsynology製をリニア電源に変更。
(3) DACはaitlabo製(ESS9018S)にてDDCはUSDA_mini基板を内部でI2S接続。
(4) power ampはaitlabo製(stereo型)x1基。
(5) 接続ケーブル類は全てアンバランス。


* 音の粒子密度が一層細かく音数が増えた印象。
* 音の鮮度感が際だつ。
* 音場感が上下左右に一層拡がります。
* 音質が際だって柔らかく長時間聴いていても耳障りが殆ど無くずっと聴いていられる。
* 音質に色づけがなく原音再生に特化している様に感じます。


私は所謂PC audioと言われる再生に約8年程やっています。
windowsでの再生はsub systemでmainはLinuxでの「lightmpd/upnpgw」をOSとして家庭内LanにてNetwork再生しています。
個人的にこのPC audioは間に余り機器を挟まないで聴くというのをずっとやって来ました。
事実現在もDACからpower amp直結で現在もシステムを組んでいます。

現状これだけの機器だけでも充分に満足出来るレベルです。

今回このpre ampを通した時の音質の変化を確認したのですが上記に記載している様にこれ程変化するとは予想出来ません
でした。
特にDSD再生時の音場感では音が立体的に感じられてそれが恰も三次元的な鳴り方もする音源等もあり少々驚きました。
そして音質が柔らかいというと中高音が抜かれている感じがするのですが恐らく音の粒子が細かい為に非常に心地良い
音質に変化したのではと思います。
又よく言われる事ですが音源の良し悪しがこのpre ampを通すとより顕著にあぶり出されます。


そして今回pre ampを試聴しまして良い意味で期待を裏切られました。
ait製pre ampの価格帯で選択に悩んでおられる方は一度試聴されると良いと思います。

当該pre ampを返却後既存のシステムで再度再生しますとこれまた音が痩せている様に聞こえます。
全く同じ経験を過去aitlabo DAC試聴時にも感じました。
これは恐らくpre ampを通した場合に音数が増えた再生となり、pre ampを外したらその増えた音数が消滅する事により音が
痩せて聞こえるのではないかと思っています。

何れにしましても当方のシステムでDAC,Power Amp共ait製品になっていますが将来のバイアンプ化に備えて期待が持てる
今回の試聴でした。

2018/03/15 AM 12:37:45

● ES9038PRO_DAC購入後感想14

購入者樣の到着直後の感想です。

デフォルト設定で聞いております。
今までのDACと交換して未だ5時間くらいしかたっておりませんが、
だんだんと魅力的な音になってきております。
今までにないような音の広がりと躍動感に感激しております。
声には新しい生命が吹き込まれ、全く新しい曲を聴いているようです。

2018/03/13 PM 08:36:30

● 電流駆動と電圧駆動の比較

AITDAC,プリアンプには電流駆動機能を搭載しております。
この音質比較はあまり公表しておりませんでしたが、購入者様にお願いして評価を送って頂きました。

電流駆動と電圧駆動の比較について
数年前にプリで両者の比較をしました。
幾つかのディスクを用いました。
*マーラー7番の第2楽章、バッハ シャコンヌ等

当時の比較試聴では、
プリを電圧駆動から電流駆動に変えることによって、
以下の変化がありました。
・音場が左右、奥行きともに拡大した
・楽器の響きがよりリアルになった

DACの電流駆動/電圧駆動の比較については、厳密な比較試聴は行っていませんが、改造後のDACの音質向上は明らかでした。

2018/03/09 AM 02:06:21

● ES9038PRO_DAC購入後感想12

ES9038PRO_DAC購入者樣の着荷後1週間の感想です。
試聴機と比較がありますが、この方はAITプリとMONOパワー購入済みですので電流駆動を搭載し利用しています。

試聴機は電流駆動を対応しておりません。(他機器破損防止のため)

以下はお送り頂いた感想です。
udp-205を所有していまして、ES9038proが搭載されていますので、試聴機、購入機、udp-205の比較をしました。
udp-205は試聴機と比べるとボーカルは中央に定位するが情報量が少なく、微細なニュアンスが聴こえません。
ボーカル以外はスピーカーに音がまとわりついて音離れが悪く音の密度がないです。音場は霞んでいます。
試聴機はものすごい透明な音場で広がりの中につるつるに磨きあげた音像が第一印象です。決してキラキラになってわけではないです。
購入機は驚きました、試聴機より音の密度が上がりリアリティが凄く出て、音の分離ががはっきりしてます。
音の分離がいいことで音の奥行きが深くなっています。
あとピアノの響きが綺麗なのが印象のこりました。
知り合いのアキュフェーズマニアの人がこの音を聴いて衝撃を受けていました。(笑)

2018/02/26 PM 09:14:49

● MONOパワーアンプ試聴感想3

MONOパワーアンプを購入された方の感想です。

音が出た瞬間にのけ反りました。 DACプリパワー一体型のイメージがあったので、このプリアンプとモノラルパワーアンプの圧倒的な中高域の透明度は凄すぎます。これが部屋の空気が変わるっていう事かと思いました。低域もかなりの分解能で、いままで気が付かなかった音が聴き分けられます、あとAITLaboの DACがくわわれば滑らかさもプラスされて完璧なんですけどね。
ES9038proのDAC試聴予約したいです。

2018/02/15 AM 12:37:45

● ES9038PRO使用DAC試聴感想19

ES9038PRO使用DAC試聴感想です。
この方の感想にあるように、設置する状態によって音質が変化することは当方でも確認しております。
市販の音響用棚などを用い、パワーアンプとは距離を置いた方が良いようです。
電子部品は少なからず機械電気変換特性がありますので、良い音質で鑑賞するには振動対策は必要です。
以下は感想です。

初めに設置した際は、設置環境が悪かったせいか、
音の分離が悪く、重心も腰高になって良い音がしませんでした。
しかし、インシュレータ等で設置環境を整えると、
音の分離が格段に良くなり、音場が拡大、重心も下がってDAC本来の音が出てきました。
特に、高域の伸びと弾力のある低域に、他のDACにはない魅力を感じました。

ここまで設置環境で変わる機器は初めてで、
さらに詰めれば、より良くなるかもしれません。
それだけ潜在能力が高いDACなのだと思います。

2018/02/10 PM 09:19:19

● ES9038PRO_DAC購入後感想11

ES9038PRO使用DAC購入者樣の2週間経過後の感想です。


先日納品していただいたES9038PRO DACですが、

だいぶ音が安定してきまして、いい音で鳴っております。

2018/02/06 AM 04:12:42

● ES9038PRO_DAC購入後感想10

ES9038PRO使用DACを購入させた方の到着直後の感想です。
この方はES9018S機は継続使用しています。


昨日から鳴らしこんでいますが

やはり9018S機に比べると

音場がかなり広くなっている印象です。

音が安定するまでは電圧駆動で鳴らしてみて

それから電流駆動での音質の違いを確認する予定です。

2018/01/22 AM 02:18:48

● DAC/プリ/パワーの音質改善後感想

DACとプリとパワーアンプ全てに音質改善策を施した方の感想です。
パワーアンプはAITstereoパワーをBiAMP接続されています。


AITのクリアーな音が、さらにグレードアップして戻ってきた感じです。
音のキレが非常に良くなって、生き生きとスピーカーを鳴らしてくれます。
細かいニュアンスの違いが更に一層聴き分けられ、マイクと演奏者との距離感が以前よりも、ハッキリと判ります。
また、録音の違いも更に克明に表現される様になり、全体として非常に満足しております。

2018/01/17 PM 08:46:46

● AIT MONOパワー購入者様の感想

AITMONOパワーアンプ購入者様の購入直後感想です。

昼からずっとパワーアンプを使用しておりますが、
時間と共に音が安定してくるのが判り、鳴らし始めと
比べると雲泥の差となっています。
どこまで良くなるのか楽しみです

2017/12/24 PM 10:58:22

● DACプリパワー一体型感想

DACプリパワー一体型を試聴された方の感想です。

試聴機ありがとうございます。もう届きましたか?とてもアキュレイトな音に感動しました。

2017/12/19 PM 08:52:37

● ES9038DAC音質改良後の感想

ES9038PRO使用DACの音質改良を施した方の感想です。
S/PDIF入力での評価です。


AITDACがない間、CHORDのMo**を据置きで使っていましたが、音は全く平板で、聴く気がしませんでした。AITDACは音ではなく、まさに音楽を聴くことができ、何時間聴いても飽きることがありません。

DSD1024は音が前にせり出してくる感じでとても生々しく感じられました。私はPCMの落ち着いた感じが好きなのですが、しばらく、交互に使ってみます。

2017/12/12 PM 10:48:07

● 音質改善後感想

DAC、プリ、STEROパワーの音質改善を施した方の感想です。


改良された機器、大進化です。

自分の稚拙な文章表現力では、上手く語れないので、箇条書きにします。

・低域から高域までのすべてにおいて、音像がよりクリアーでタイトになり立体感、リアリティが増しました。

・音のキレが良くなり、その粒立ちがハッキリわかる様になりました。

・ボーカルの声の出し方など、より細かいニュアンスが感じられる様に変わりました。

・音像の分離がさらに良くなり、定位が良くなりました。

・音の出ていない所の静寂感が増しました。
・低域については、音に張りが出て、力強さが増し、より リズミカルかつダイナミックな感じになります。

・中高域の解像度が増し、よりきめ細かく再現されるようになりました。

・今まで、聴き取れなかった演奏者の動きなどの微小な音がさらにハッキリと判るようになり、驚きました。

44.1kHz、16bit のフォーマットの音とは思えず、まるでCD音源がハイレゾに変わったみたいな変化です。

正直、前回のプリの改良の結果から、この様な傾向は有る程度予測がつきましたが、これほどの大きな変化が有るとは思いませんでした。
何処をどの様に変えると、こんな風になるのか判りませんし、伺っても理解できないと思いますが、感激です。

今まででも、以前のシステムに比べ、凄くよい音だったのですが、
改めて、オーディオ奥深さを思い知らされた感じです。

大変有難うございました。

2017/12/06 AM 04:12:42

● DACの音質改善後感想

前ブログで紹介されているES938PRO DACの音質改善後感想です。


早速鳴らし込んでいますが、慣らし運転なしでも音が一段と良くなっていることに驚きました。

具体的には分離がさらに向上し、中高域の立体感と低域の制動が明確に改善されています。

これにより主旋律の裏に隠れがちな副旋律、余韻や響きがさらに分解され、音の前後感がより知覚しやすくなりました。
同時に各音の力強さも増しており、分離が良くなった、でも音がスカスカに・・・といったことは皆無です。
逆に音が濃くなって聴き疲れするのでは・・・ということも皆無です。


今回の音質改善で元々圧巻だった性能がさらに一段上に行ったかのような印象を持ちました。
9038機をお持ちの方は是非ともお問い合わせしてみることをお勧めします。

2017/12/05 AM 06:41:09
http://aitlabo.net/blog/?c=005


● 音質比較

AIT ES9038DAC購入者様がDAVEとの音質比較した記事です。

2017/12/04 AM 06:43:12

● AITプリ音質改善後感想2

AITプリの音質改善を実施した方の感想です。

プリアンプの改善していただきましたが、全く別物のような音になりましたね。

音の余韻が非常に長くなり、ニュアンスやが更に良く聴こえるようになりました。また、音の立ち上がりが鮮明で、押し出しにも凄みがあります。

まさに目の前で演奏しているような印象です。

2017/12/04 AM 06:30:36

● AITプリ音質改善後感想

AITプリ所有者様の音質改善後感想です。

これは、月並みの表現ですが、本当に一つ上のランクへ変貌しており、
プログにコメントされた方の仰る通り、音の見通しが良くなり、
ベールが一枚剥がれたようです。
 特に中低音が締まり(音圧はむしろ上がり)クッキリ、高温の余韻(ひびき)も
クリアーでとても綺麗な音を奏でております。
 ボーカルも定位が更に向上し、音質も心地よい語りかけているように
変化しました。
 交響曲も一つ一つの楽器が、楽器本来の音を出している事が明瞭に
確認が可能で、その迫力と繊細さが際立って聞こえてきます。


 一方、録音の悪いものは、良い録音との差がより明らかになり、
少し違和感を感じてしまう事もありました。
 尚、上記と矛盾しますが、録音が「いまひとつ」と感じていたCDでも、
これ良いねとの再評価となるソースもあり、録音された本来の音が
さらけ出されているのでしょうか。
(あるいは、まだ、エージング不足で安定していないのかもしれません。)
 
 何れにせよ、AITブリをお持ちの方は、是非、改良依頼をされる事を
強く推薦いたします。


2017/12/02 PM 10:04:01

● ES9038PRO_DAC購入後感想9

音楽を流しながらゆっくりと200時間強の鳴らし込みを終えましたので、より詳細な感想を送らせていただきます。
結論から言えばES9038PROを搭載したDACを検討している方は真っ先に聴くべきDACですね。
今回も長期に渡って使っていけそうな非常に良い仕上がりかと思います。
個人的な印象ではES9038PROというDACは超大規模な構造ゆえか、とにかく音が落ち着くのに時間がかかる!という一言につきます。
何故なら今回の感想は200時間までですが、今もなお音が整っていっているのがわかります。


1)差替について
実は差替にするか新規で買うかを直前まで迷っていました。
差替の際に旧電源基板と9038用電源基板で性能や音質面の差異についての質問をした所、どちらも差異はないと即答。
この回答から旧電源基板のメンテナンス及びDAC基板差替の方向で行くことを決意。


2−1)通電直後の音質
通電していきなり情報量の増大、微細な強弱、空間表現に優れた極めて立体感のある音が飛び出しきました。
この時点で9018機の基本性能を上回ったことを確認できました。
ただ鳴らし始めということもあり,この時点では高域の硬さや刺激を感じられます。


2−2)50時間後の音質
40時間を過ぎた頃に最初の大きな変化が出てきます。
高域の刺激が一気に取れ、中高域の耳あたりの良い滑らかさが出てきます。
それ以降は徐々に残響音や微細音が更に出てくるようになり、今まで気付かなかった音やニュアンスがどんどん出てきます。
ただ50〜100時間までは音質の上下が一番激しく、全体的に音が良くなったが故に些細な音質変化が耳につく時期です。


2−3)100時間後の音質
100時間を超えてくると本領発揮といわんばかりにあらゆる面で高水準にまとまってきます。
音数や分離はさらに良くなり、それでいて全ての音が丁寧に表現されます。
さらに直接音は圧倒的にコンパクトにまとまり、間接音も長く立体的に拡散するようになります。
エージングを進めた今だからこそいえますが、ここでようやく折り返しでしょうか。


2−4)200時間後の音質
150時間を過ぎたところでようやく音の性格を変えずに音が柔らかくかつ整っていきます。
細かい音の出方が100時間後から比べても格段に丁寧になりますし、硬質と思っていた部分もしっかりと柔らかい音に変わっていきます。
さらにNBWであっても豊かな余韻を感じられるようになり、Lowestであっても精緻さを感じられるようになります。
ここまでくると特定の組み合わせが正解というわけではなく、個々の好みに合わせて設定を詰めていくのが最適解といえます。
ジッタ抑圧モード、LPF設定、DSD変換といったそれぞれの設定で音が変わりますが、どの組み合わせでも素性の良さはそのままです。
9018機と比べて音が安定するまでに2倍かそれ以上の時間を要する印象ですので気長に見守る気持ちが重要。


3)DSD変換について
まず9038機のDSD変換は音数や分離を一切犠牲にしません。
最終的に9018機ではPCMを選び、その後一度もDSDに戻さなかった私が隅々までアラ探しをしたのですがデメリットらしいデメリットがありません。
その上で供給クロックが専用に切り替わるDSD1024が圧倒的に良いのです。
9018機はDSD変換こそ選びませんでしたが、いくつかのデメリットはあってもDSD128は躍動感、DSD256は滑らかさという美点があったと思います。

今回のDSD1024はデメリット無しで躍動感、滑らかさを兼ね備えた上で実在感や空気感を面で押し出すような独特の圧をさりげなく与えてくれます。


矛盾するようですがDSD変換が大幅に進化した裏でPCM再生の魅力は不変です。

9038機でも直接音の鋭さ、静寂を最も正確に描けるのがPCM再生モードだと思っています。
さらに追加されたデジタルフィルタにより更に音を詰めていけます。
どの設定を選んでも圧倒的な基礎力に下支えされていますので、自分の好みに合わせてパラメーターを試行するのも楽しみなのかなと感じます。

4)その他
AFPC:音の厚み、滑らかさに優れている。
APC:モニター的な音。音像がよりコンパクトにまとまる。
HOLD:抑揚表現が他に比べて弱いが音量を上げたときの歪み感が最も少ない。
音質変化はかなり大きい。個人的な印象では上記。


FIRf:高域の伸びが良く、バランスが取れている音。
IIRf:音像、特に直接音が剥き出しになる感じがあり、PCM再生モードでは非常に好ましい。
音質変化は全体から見れば軽微であるが肉声と打楽器で小さくない変化が現れる。
個人的に好印象だった物のみまとめています。


JT ON/OFF:ONにすると滑らかさが増すが音像が肥大する。間違いなくOFFが好ましい。


NBW:音像がコンパクトで付帯音を全て剥いだかのような精細さ。
Lowest:豊かな余韻や響きを持った上質な音。
どちらもエージングが進行するに従ってお互いの特徴を備えていきます。
先人の方々が評価しているとおり差が狭まります。自分は精緻さに優れたNBWを優先しました。


NBW DSD1024 FIRf AFPC(デフォルト)
NBW DSDOFF IIRf APC(音像の小ささ等を突き詰めた設定)
各種パラメーターを試行した結果、私は上記を使い分けています。

2017/11/28 PM 08:38:10

● ES9038PRO使用DAC試聴感想18

ES9038PRO使用DACの試聴感想です。

通常F-1→Dac X-20の経路にて、JPLAY Dac Link700HzでDSDメインで聴いています。
当方の環境ではamaneroだとDac Linkが20Hzが限界で、いつもの音との比較はできなかったのですが、音の粒立ちの向上、特に音場が広くなった点が個人的に非常に好ましく感じました。
X-20は同様に20Hzにすると当方の観点では聴けたようなレベルではなく論外、700Hzと比較してもAIT Dacが一聴して上回っているようです。
700Hzで試聴できないのが残念ですが、試聴期間中に聴き込んでみようと思います。


TVにもSPDIFで繋げたのですがDSDに変換すると低音部が滑らかながらも強調された感じになり、その分音場が広く感じる反面、若干の聴き疲れを感じました。
※オーディオ用途ではDSD変換でも聴き疲れなどのマイナス面はなくプラス面のみ享受できる感じでした
DSD変換せずに聴くと全く問題ないので、この辺りも設定を変えながら試していきたいと思います。

2017/11/27 AM 01:21:07

● DACプリパワー一体型購入後感想

DACプリパワー一体型を購入された方の感想です。
AITの一体型は外部アナログ入力が可能で当然音量も調節できます。
音量調節は16bit高性能乗算型DACを用いていますので、DACチップのデジタルボリューム方法と異なり、音質劣化はありません。
パワーアンプ部はエミッタ抵抗無しの完全BTL、bias可変classA動作、remote sensing付regurator搭載の回路構成です。
デジタル入力はS/PDIF×4、USB、HDMI迄拡張できます。
以下は試聴感想です。

1.音源:CDプレーヤー
スピーカーNS-1000M
PCM→DSD変換に よる比較 をしてみました。
プレイヤーソフト:FOOBAR2000
PCM→DSD変換の変換数値が多くなるほど
色々聞いてみましたところ中高音が安定して聞こえます、
DSD変換で連続音の欠けたが部分が補間されるように思えます。
DSDによる補間の為とパワーアンプの内部のフィードバックも影響して
低域ではドラム等のインパクト的な音が力強くなってきます。


資料例
キースジャレットのザケルンコンサートの試聴ではびっくりしました。
30年近くも前にLive録音したとのことですが。
今までも聞いていましたがこの一体型のセットでは
音量を上げると強烈な音で迫ってきました。
今までにピアノだけでこんな臨場感は感じたことがありませんでした。
PCM→DSD変換1024

2.今回はPCの音源でDSD変換数値を変化させましたが、
あまり変化は感じられませんでした。
foobarがDSD変換している為でしょうか。

3.まとめ
一体になって外部の配線がなくたった為にオーディオルームがすっきりしました。
さらにDAC,プリ、メインアンプがそれぞれ進化しています。
軽量で消費電力50Wでこんな重烈な音が聞こえていいのでしょうか。
今までの常識ではありえません。 重いセットがいい音になると言われてきましたが嘘でした、
力ずくの技術だったのでしょうか。

2017/11/26 PM 09:14:49

● ES9038PRO使用DAC試聴感想17

ES9038PRO 使用DACの試聴感想です。


当方オーディオ初心者で駄耳の持ち主ではありますが、

現在所有するシステムと較べてはっきりとした音質の向上を感じました。

背景の静寂さが増して、音がほぐれて分解が増した結果、

大変聞きやすく音量を上げてもまったくうるさくないこと。

また、ウーファーが正確に動いてくれるおかげで低音が引き締まり

聞いていて大変心地よく感じました。

現行のシステムは音がスピーカーに張り付いているように鳴っていますが

上流を変更するとここまで変わることに感動してしまいました。

これは、DACよりもAMPの能力によるものでしょうか。

DSD変換は512になったあたりから急に滑らかさや力強さを感じました。

2017/11/25 PM 09:50:23

● AITプリアンプについて

AITプリアンプの音質向上策を施した方の感想です。
今まで十分な音質と思っていましたが、他社の超高級プリと比較して多少劣るとの評価を受けましたので、回路を調査し改良しました。
以下はその改良後の音質評価感想です。
購入者様でご希望の方は改修しますので問い合わせてください。


音の見透しが非常に良くなりました。
その結果、音の粒立ちがとても、クリアーになり、さらに細かいニュアンスが聴き取れるようになり、
リアリティが増しました。
気が付かなかったのですが、今までは、やはり、薄い霧のようなものが有って、それが取り払われた景色のようです。

今回の改修結果については、自分の耳で聴き分ける事が出来るか自信が無かったのですが、
かなり、大きな変化だったので、直ぐに判りました。

もしかしたら、静寂感の違いとは、この当たりなのかもしれませんが・・・

感激です。有難うございました。

2017/11/23 PM 09:08:25

● ES9038PRO使用DAC購入後感想8

ES9038PRODAC購入者様の感想です。
主にPCM音源をDSD1024に変換して鑑賞されています。
ES9018S機を基板差し替え更新しています。

音は肌触りというか楽器の細かいニュアンスを表現して、バックの楽器の

表現力も抜群なのでどの楽器に注目して聴いても大変楽しめます。

今までに経験したことのない表現力です。

持っているソースを全て聴きなおすようそそのかす能力だと思います。

2017/11/09 AM 02:06:21

● ES9038DAC、プリ、パワーの評価

AIT製ES9038PRO DAC、プリアンプ、パワーアンプを購入された方の使用後感想です。


9038ProDAC、パワーアンプ、プリアンプともに
快適に使わせて頂いております。
アンプについては様々なアンプを試してきましたが、
今はAIT様のパワー・プリばかり使っており、もうこれで
ゴールで良いと思っています。

良い品物をご提供いただき、ありがとうございました。

2017/11/04 AM 06:30:36

● DSD1024の評価

ES9038PROに搭載しているPCM=>DSD1024についての評価です。

エージングはまだ20時間前後とスローペースですが、
実は現時点でも9038機のDSD1024は高評価です。
9018機では最終的に解像度が最も高いPCMを選択しましたが、
9038機では只ならぬ滑らかさと空気感を得られるDSD1024を標準としました。
今回は相当厳しくアラ探しをしても解像度の低下等のデメリットがなく、
現時点でもDSD変換で得られるメリットのみを享受できる印象です。


以下AITコメント
AITのPCM=>DSDrealtime変換はPCM及びDSD入力をFPGAでrealtimeにDSDに変換する機能です。
受信可能なPCM,DSD信号をDSD128/256/512/1024/OFFに瞬時切り替え若しくはPON設定で使用できます。
ES9038PRO使用DACとDAC一体型プリパワーアンプに搭載しています。
LOCK外れ、異音発生等は一切ありません。

2017/11/02 PM 10:04:01

● ES9038PRO購入後感想7

AIT製ES9018S機を所有され、ES9038PRO DACへ差し替え更新された方の感想です。電源部は従来基板を使用しています。

9018機と同様に圧倒的に迅速な対応をしていただき、誠にありがとうございます。
DACに関してはいまだ通電したての状態ではございますが、
とにかく情報量が多く、微細な強弱や空間表現に優れた極めて立体感のある音です。
9018機を4年近く聴いてきていますが、通電直後から全てにおいて明確に上回ってくるとは・・・という印象です。
200時間通電した後、どういった高みに到達するのか非常に楽しみです。

2017/10/30 PM 08:50:21

● ES9038DACの試聴感想16

ES9038DACの試聴感想です。

週末でみっちり20時間以上は聴かせていただきました。
正にDSDの原器と言っていいほどの完成度だと思います。

2017/10/23 PM 09:08:25

● スピーカーのremote sensing

DAC一体型プリパワーアンプを購入され、その後スピーカー出力のremote sensing回路を追加搭載した方の感想です。

リモートセンシングの追加効果はすばらしいです。
まだ、あまり多くの曲を聴いていませんが、全体的に
以下のような印象です。

・S/Nがさらに良くなった。
・フォーカスがピシッと合った感じがする。
・楽器が生き生きとした鳴り方をする。
・バイオリン等の弦楽器のピチカートの
はじけるような感じが生々しい。


AIT追記
このスピーカー出力のremote sensingはsensing線をスピーカーの入力端子に接続することも可能で、この場合最大の効果を発揮します。(スピーカー配線材による音質差が無くなる)
また当機種はパワーアンプの電源もremote sensing しており、1Aの電流変化で1mV程度の電圧変動になっています。

2017/09/06 AM 04:12:42

● AIT プリとパワーアンプの試聴感想

AIT ES9038PRO DAC購入者樣のAITプリ パワーアンプ使用での試聴感想です。

プリアンプとパワーアンプをお借りして試聴しました。
主に sdtrans384 --- ait dac9038 ---- ait pre&power --- vividaudio k-1
のシステムでジャズ、特にecmレーベルを中心に聴きました。
うわさに違わず、素晴らしい音です。
特にプリアンプでは、今まで音源から聴けなかった、ギターアンプのかすかなハム音、
ライブ会場での食事でのお皿に置くフォークのわずかな音まで聴こえました。
正確に再生している証しですね。その解像度に驚きました。
ただ、音像があまりに鮮明なので、音源の録音の良し悪しがはっきり出て、いままで、聞き馴染んでいた曲が、少し魅力に欠けて聞こえてしまうこともあります。
パワーアンプを、真空管アンプに変えて聴いたところ、解像度が少し下がり、
真空管の柔らかな音が加わり、音楽を楽しむことができました。
聴く音楽のジャンルにをよると思いますが、人の好みに大きく左右されますね。
どのように組み合わせるか、少し考えたいと思います。それがオーディオの楽しみですね。
今回は、大変ありがとうございました。
これからも、素晴らしい機器の開発、期待しています。

2017/08/16 AM 02:58:52

● ES9038PRODACとAITプリの試聴感想

ES9038PRODACとAITプリの試聴感想です。

プリアンプは電子ボリュームの音(リレーの動作音=AIT注釈)は気になるものの、音には問題なく聴けました。
低域は元気よく鳴り、中域は大人しめ、高域が少し強めに鳴るとの印象でした。
音の味付けは殆どなく、私の好みの感じでした。
音源の録音の良し悪しがわかりやすいプリですね!

DACは繋ぎ方がわからず、ラスト3日の試聴だけでした。今使っているDACより良い事だけはわかりました(笑)
アップコンバートは面白い結果も出たりして楽しいですね。
ダイレクトのDSD再生が最後まで出来なくて残念でしたが楽しく試聴させていただきました。

ちなみに、プリにフォノアンプを乗せると価格はいくらぐらいになるのでしょうか?
教えていただければ幸いです。

今回は本当にありがとうございました。

2017/08/07 PM 10:03:06

● パワー、プリアンプ試聴感想

AIT専用パワー、専用プリを同時試聴された方の感想です。


プリ、パワーアンプとも大変気に入りました。
ヌケの良いしっかりした音で、空気感、繊細さがあり、パワーアンプだけと思ってましたが、両方欲しくなりました。
しかしながら、両方一度にとなると金銭的にも厳しいため、色々悩んでいるところです。
プリ付パワーアンプ、DACプリパワーアンプ一体型…
今回、プリ、パワーアンプ貸し出してもらって良かったです。
ありがとうございました。

2017/07/01 PM 09:46:51

● ES9038PRO_ DAC購入後感想

ES9038PRO使用DAC購入から8ヶ月程経過した方からお送り頂いた感想です。

ES9038DACを購入してから音楽を聴く時間がかなり増えました。
女性ボーカルを聞くことが多いのですが高音部がどうしても音量調整しないと聞けない事が多く音量を下げると低音に迫力が無くなり困っていました。
ES9038DACを使うようになりすべて解決しました。
腹にずっしりと響く音が好きなのですが、本当に低音から高音まで良く伸びます。
できれば、PCMのアップサンプリング機能もあったらどのように違うのか
興味を持つところです。

2017/06/29 PM 09:42:41

● ES9038DACの試聴感想15

ES9038DACの試聴感想です。

BR>デフォルト(AFPC,LPF FIRf1、JT OFF、Sy NBW、PCM→DSD1024)設定の時の感想です。
音場は高さは低めに定位するが、左右、前後には広く立体感があります。
試聴記で良く評される解像度、音数も突出する程ではないが高い水準にあります。
音質はニュートラル。現有機と比較すると、ある種の曲で聞かれるトロリとした甘い響きやデュプレのチェロの独特の響きは失われるが、(甘さや情感は、前面には出さないが、ちゃんと陰影は感じさる)、代わりに全体にわたって極めて自然な響きが得られます。
コンサートへ行くとトゥッティでのフォルテシモでも決して煩くなく空間に音が充満するが、このDACはそういう鳴り方をします。

そして、私を最も惹きつけたのは全周波数帯において時間軸が揃っていること。まるでタイムドメインのシステムを聴いているようです。
この時間軸のズレに私は敏感でCDが世の主流になって以来、ヴァイオリン協奏曲などを聴くといつも違和感を感じていました。
これまで、オーディオ的な解像度や音場感、音質とタイムドメインの両立は、私には経済的に不可能な事と思っていましたが、AITLABOのDACが初めて現実的な解決策を提供してくれたと感じました。

尚、設定の変更は色々試しましたが、私のシステムと聞く曲では上記ディフォルトが一番良かったです。

2017/06/22 AM 02:18:48

● DAC付き/プリ/パワー試聴感想

DAC付き/プリ/パワーの試聴感想です。

音のにじみがなくなり、一音々々がくっきり聞こえます。
低域については、制動が効いた弾力とキレのある音が新たに出るようになった。

2017/06/12 PM 10:48:07

● ES9038DACの試聴感想14

ES9038PRO使用DACの試聴感想です。
この方はES9018S機購入後ES9018K2M機に変更しています。

やはり、予想に違わぬ素晴らしさで、感服致しました。
AIT-DACの音質・性能の素晴らしさは、これまでにも縷々申し述べて来た通りで、
今更繰り返す必要も無いわけですが、
私の環境において、正直ここまで良くなっているとは本当に驚きました。

定位・音像の確かさ、音場のリアリティ、パースペクティブの拡大、音数・音色の豊富、
これらがAIT-DACの誇るべき特長と思っているわけですが、
それらがES9018使用機よりも確実に2段階ほどは向上しているのには本当に感嘆しました。
私は過去、NBW動作による音象・定位の向上を優先して、あえて9018S機から9018K2M機に変更したわけですが、
正直、引き換えに、ごくわずかな低域と音自体の厚みを手放したことも自覚しておりました。
それが、この9038PRO搭載機では、全てが解決・更なる向上となっていたと云うことです。

本当に素晴らしかったです、有難うございました。

2017/05/23 PM 09:08:25

● AIT プリアンプの感想

この方はES9038PRODACを購入決定済みですがまだ納入していませんので、ES9018SDAC、AITプリ、パワーの評価感想となります。

すべてAITのもので
DAC プリアンプ入力1 パワーアンプ1へ
全てバランス接続としました。 

真空管プリや光プリなどいくつかプリを使って
ますが、すべてバランス構成のためなのか、
アンバランスの他のシステムよりS/Nが優れて
おり、一聴して上だとわかりました。
やはり噂に違わぬ優れたプリアンプだと思いました。

2017/05/22 AM 02:18:48

● ES9038DACの試聴感想13

ES9038PRO使用DACを購入され、音質対策を施した後の感想です。
この対策は2017/1月以降購入機には全て対応しております。
未対応機所有者様にはPCM=>DSD1024更新を含めて無償で実施しておりますので問い合わせて下さい。

昨日DACが戻りまして、電源を入れた直後は音量が下がったのかと思うくらい眠たい音だったのですが、今日になってからは早く改修を依頼するべきだったと後悔する程の音が出ております。
以前の状態でも音に関しては私の聴いた範囲では過去最高でしたので、伸び代が残っているのか疑問でしたが、確かに以前よりもさらに音の分離が良くなり、それぞれの音の存在感が増しています。

以前より音量を下げてもニュアンスがはっきりと聴き取れるので耳が良くなったかのような感覚です。
基板を見ても特に変化は感じませんが、音の変化は初めてAIT機を試聴した時の感覚を思い出す程で本当に驚きました。


是非これからも音響機器の開発を続けていって頂きたいと強く願っております。
本当にありがとうございます。

2017/05/15 AM 12:37:45

● ES9038DACの試聴感想12

ES9038PRO使用DAC購入者様の着荷第一報です。
この方はオークションでAITDACを購入しこれを基板差し替えで注文頂きました。
市販のSACDPを改造しHDMI接続でSACDとCDがAITDACで再生できるようになっています。


USBでのUDA基板の再生も問題なく機能しています。

まだ2時間ほどしか聞いておりませんが、9018に比べ、更にスケール感が広がり
十分に満足できるアップグレードです。

SACDでの再生も予想以上の音質です。通常のCD再生でもHDMI経由で信号がでる
とは思っていいませんでしたので得をした感じです。

この度は、色々ご無理を申し上げ有難うございました。
これで、システムのことは考えなくてよさそうです。

2017/05/05 AM 06:41:09

● ES9038DACの試聴感想11

ES9038PRO使用DACの試聴感想です。
この方はES9018S機、AITプリ、AITパワーアンプを所有しております。

1.ES9018SとES9038PROと の比較
試聴CD曲:MARI KUMAMOTO J.S BACH ピアノ
PCM→DSD変換はOFF
18Sに比べて38PROは音に
安定感があり、美しい音色に感じます、特に倍音を含んでいる音がきれい です。
倍音の位相が揃っているのでしょうか。(勝手な想像です)
 はじめ38PROをPCM→DSD変換1024で比較しましたが、あまりに違うので
 同じ条件としました。

2.38PROでPCM→DSD変換に よる比較

ハイレゾ音源:PCM 96k 24bit

プレイヤーソフト:FOOBAR2000
PCM→DSD変換の変換数値が多くなるほど
リアリティ、迫力及び臨場感が増します。
音が滑らかになり音の粒子がはっきりして行くように感じます。
AD変換で発生する分解能以下の違和感が無くなる為でしょうか。

片方のチャンネルだけでなく、チャンネル間位相が揃ってくる様に聞こえ ます。
周波数特性が変わったわけではなのに低音はしっかりしていきます。

また高音楽器の音像が明確になり、反射した高音の綺麗さが増します。

気になっていた音のアタック時の棘が少なくなっていきます。

あ まり参考にはなりませんが、妻に聞かせたところありきたりの言い方ですが、
オーケストラのそれぞれの楽器がまるで目の前で演奏されているかのような
素晴らしい音に心を奪われました。

2017/05/04 AM 06:30:36

● ES9038DACの試聴感想10

ES9038PRO使用DACを試聴された方の感想です。

繊細でバランスが大変素晴らしく、音ではなくて音楽を聴く、と言われる意味を体感させていただきました。

2017/04/29 PM 09:42:41

● ES9038DACの試聴感想9

ES9038PRO使用DACの試聴感想です。
この方は試聴後購入されています。

試聴感想ですが、基本的にはこれまで使用していたES9018Sと同じ設定
(Async、PLL幅=Lowest、ジッタリダクションOFF、ジッタ抑圧=HOLD)
の場合には少し良くなったのかなという感じで、買い替える程では無いかなと思っていました。
期待していたNBWも、個人的にはスッキリし過ぎてAsyncモードのほうが良いと思いました。
が、NBWでジッタ抑圧モードをAPCにした時のみ全くの別次元でした。
これまで僅かに不満であったアタックのキツさが解消され、
ほぼ完全にCD再生の不満が無くなったと思います。
低音は沈みこみかつ弾力があり、ES9038PRO DACの設定はこれが正解と確信しております。
PCM→DSD変換はES9018Sの時はあまり魅力を感じませんでしたが、
DSD1024は副作用が少なく音圧感が得られ、再生するソフトによっては有効かと思いました。
ただDSD変換モードを使うとフィルタ設定がリセットされてしまうので
これが無くなると更に使いやすくなると思いました。

2017/04/05 AM 06:41:09

● ES9038DACの試聴感想8

ES9038PRO使用DACの試聴感想です。

9038dac、いま使っている9018dacより一段上の音楽を聞くことができました。
音の広がりは、高域から低域まで素晴らしく、音像がしっかりしていて、
あたかも目の前で演奏してるかのようです。
普段聴く音楽が、ジャズのECMレーベルが多いので、ミュージシャン同士のインプロが手に取るよう聴き取れます。
リアルタイムでの1024DSD変換は素晴らしいです。

2017/03/27 AM 01:21:07

● ES9038PRO使用DAC購入後感想6

ES9038PRO使用DAC購入者様の感想です。

AITから9038pro使用のDACが発売された。

9018Sを使っている身としては目の上のたんこぶというか、気になるけど

そんなに変わらないだろう、とずっと自分に言い聞かせていた。

ところが、親しいオーディオ仲間が二人(一人はK2M)とも9018から9038に鞍替えし、9018を聞かなくなっている状況を目の当たりにし、これはもう買うしかないと毎日呪文のように繰り返していたら、結局注文してしまった。


人間勝手なもので、いざ買ったのだから、前の機器(9018)よりも明確な差があって欲しいと願いながら試聴した。

その願いは杞憂に終わったと言わざるを得ない。

つまり9018との差が想像以上にあったのだ!


まず、圧倒的な静寂感だ。背景が黒くなる等と表現するのが今風のレビューに

なるのか、ともかく無響室に居るのかと思うくらい音の間に静寂が訪れるのだ。

この静寂は副作用をもたらす。そう、ローレベルの再現性に圧倒的な効果を発揮する。

バイオリンの弱音の消え入るような響き、シンバルのとてつもない残響音の長さ、音の表現がまるで違って聞こえる。

そして前後の情報や奥行きも9018と大いに違う部分だ。ホログラフィックな音像がスピーカ中央や周辺に出現し、前後左右広大な音場がまるで球体のように眼前に広がるのである。こんな音はかつて聞いたことが無い!

一瞬、左右の位相を間違えたのかと思うぐらいだ。

これほどハイレベルな進化を遂げているのに更に嬉しい誤算?があった。

音色がすこぶる良いのである。中低域にエネルギーバランスの中心が備わっており、これ見よがしな高域の伸びは感じられない。実に自然でウォームな帯域バランスなのである。

以上はDSD1024モードだが、PCMモードでも上記の感想はそこまで変わらず、

もう少しストレートな感触になる。好みで使い分けるのが良いのかもしれない。

9018を使っていて、9038の出現で迷っている方が居たら是非こう言いたい。

迷っている場合じゃないです、と。


2017/03/24 PM 10:58:22

● ステレオパワー試聴感想

AITステレオパワーアンプの試聴感想です。

SP:ATC SCM100
PRE:LINN akurate kontrol/k
PW: ayre v-3
cdp:maranz sa-14s1
現行のパワーアンプとの比較ですがS/Nの良さに驚きました。
弱音時の表現力が卓越していて、音量を絞っても音が痩せません。
20万円台で購入できるアンプの音でないと感じました。
中低音に関しては量感は減ったように感じましたが、ジャズやロックのベースラインが
明瞭に聞こえ、好ましく感じられました。
音場に関しては広くはないものの、SPの間に正確に展開するようで
クラシック音楽を聞く際には、このパワーアンプの美点が顕になるようです。
発熱は現在使用中のアンプに比べると大したことはありません(ほのかに温かい程度)
使用中クリップすることなく日常的な音量では十分なパワーです。


大変コストパフォーマンスに優れたアンプだと感じました。

2017/03/23 PM 09:08:25
http://aitlabo.net/blog/?c=005&pp=30

● ES9038DACの試聴感想7

ES9038PRO使用DACの試聴感想です。

ESS9038PROの感想としましては、
9018Sよりさらに音が前面にでてきて、低音の力強さも増しており
かつ、滑らかな印象です。有難うございました。

2017/03/20 AM 05:52:29

● ES9038PRO試聴感想

掲題の試聴報告とAITステレオパワーの感想です。

S機のときも感動しましたが、ES9038PRODACは、さらに大きな改善を感じました。解像度が上がり、音場も広がりました。また、バイオリンやピアノの音色がさらに美しくなりました。
いろいろなDACを聞いてきましたが、このDACは圧倒的です。
使用システム
B&W802SD、エソテリックA-02orAITlaboパワー、AITlaboプリアンプ

パワーアンプ:
試聴させていただきありがとうございました。
こちらも、以前聞いたバージョンからだいぶ変わったと感じました。
具体的には、解像度と静寂感が向上していました。

2017/03/13 PM 08:36:30

● DSD1024の感想2

ES9038PRO使用DACをDSD1024に更新した方の感想です。
当初バグがあり十分な音質になっていませんでしたが修正した後の評価です。
尚、DSD1024への更新及び改修は暫くの間無償にしております。


DAC改良して頂いてから10日程経過しました。
音は、もう落ち着いています。

DSD1024の音ですが、以前から滑らかで聴きやすかったのですが、わずかでは有りますが、華やかになる色付けがあり、
曲によっては少し耳障りに聞こえる場合もありました。

今回の改良では、それが解消され、DSD OFF から DSD1024 まで統一されたナチュラルな音色で、1024へ向かっていくほどに、音の粒が小さく滑らかになり、
分解能、定位感が向上し、高域まで綺麗に伸びて、より聴きやすくなりました。また、音場も三次元的に広くなった気がします。

改良前に、DSD OFF では長時間聴いて無いので、確かな事は言えませんが、DSD OFF の時でも音の改善が見られ、音のにじみが減り、上記と同じ様な傾向を感じました。

全体として、改良によりかなり音が変わり、その変化というか進化に驚きました。

正直、「一体何をしたのだろう??」 と言う感じです。

とにかく、嬉しい大きな進化です。

2017/02/22 AM 02:18:48

● DSD1024の感想

先日お知らせしましたPCM=>DSD1024変換の感想です。


最初に音を出した瞬間から、驚きました。
余分な付帯音がそぎ落とされた感じで、音像は小さく、音がこの上なく滑らかになり、とても聴きやすくなります。
だからと言って、解像度が下がったり、響きが減ったりと云う訳では有りません。
音の出ていない所の静寂感が増すので、定位はさらに良くなり、空間に音が『ポッ!』 と浮かびます。
録音の良し悪しに関わらず、全て聴きやすくなると思いますが、かといって録音の差は確実に描き分けます。

128→256→512→1024とこの傾向が強くなりますが、1024は圧巻です。
特に録音の良い、女性ボーカルを聴いた時は、その実在感に圧倒され、本当に鳥肌が立ちました。
とにかく、聴きやすくなるので、曲によっては刺激が足りなく感じる時もあるかもしれませんが。
その時は、DSD変換をOFFにすれば、音に迫力が出ますが、やはり、高域が伸び切らずに、少しつぶれた様に感じます。

最終的には、音源・好みによって使い分けは、有りだと思います。
とにかく、1024の効果は絶大です。
ES9038PROというチップは1024で本当の実力を発揮するというか、その為に作られたのでは・・・
と思ってしまいました。


以下はAITのコメント
最近DSD512/DSD1024 対応と記載されている記事を散見します。
DSD信号はDSD64/128/256のままでSCK周波数のみDSD512/1024(22.5792MHz/45.1584MHz)相当に変更して動作するかの様にありますが、この場合特性はDSD64/128/256となりDSD512/1024ではありません。
AITのDSD512/1024は、PCM(DSD)入力を512/1024倍(22.5792MHz/45.1584MHz)のΔΣ変調しDSDとして出力しています。

2016/12/23 PM 09:08:25

● ES9038PRO使用DAC購入後感想5

AITのDAC/プリ/パワー(Biamp)を購入されています。
以下はES9038PRO使用DACとパワーアンプの音質改善後の評価です。


まず、パワーアンプの改良後の感想ですが、
・低域の量感と力強さの増大には、目を見張るものがあります。
・ノイズフロアーが下がったというか、無くなった様に感じます。
・音像の芯が安定して、定位が向上しました。
・定格出力は、変わらない筈ですが、パワーアップした様に感じられます。
今回の改良は、凄い効果です!!

AIT−DAC9038PROについては、今まで使用していたES9018Sとの比較になります。
・全体的に解像度が向上して、定位が更に良くなりました。
・低域の量感・質感が改善。
・解像度が増したにも関わらず、聴きやすく、芯のしっかりとした力強い音になり、相対的にES9018Sが、線が細く、神経質に感じられます。
・音の出方が、非常にスムーズで滑らかになった。
・PCM-DSD変換については、DSD変換した方が明るく感じれられますが、PCMのすっきり感も捨てがたくソースや好み次第だと思います。

こう書いてしまうと、面白くもなんとも無い感想ですが、現状のシステム全体としての感想は次のとおりです。

 一聴すると、チョットおとなしくなった感じがしたのですが、それは、歪やノイズが激減し、刺激的な音が出なくなった為で、非常に解像度が高いにも関わらず、
音の肌触りが、とても滑らかで、神経質になりがちなバイオリンの高域なども、破たんする事無く、最後まで綺麗に伸び切り、感動的です。
 
 また、定位感も格段に向上し、ひとつひとつの音像が手に取る様に解り、且つ、力強くて切れの有る低音の出方が素晴らしく、音の厚みがハンパでは無い。
残響音の響きが良くなり、音数が多く幾重にも重なり合っていても、見事に再生してくれる。音の見通しが良くなり、冬の澄み切った景色の様です。
  
改造して頂いた、SACDプレーヤーからのDSD再生などは、マスターが違うのかな?と思うほどの激変です。今まで、少しきつく感じられた箇所なども、
非常に綺麗に再生される様になり、気持ちよく音楽に浸れる。

ES9018Sを初めて聞いた時は、これでDACはOK!と思いましたが、数年の年月が流れ、9038PROとなり、改めて技術の進歩を実感しました。
そして、ここに来て初めて、CDのフォーマットを、真にきちんと再生出来るDACに出会った気がします。
改めて、角田さんの技術力には敬服致しました。

一般的に、良くも悪くも『アナログ的な音』、『デジタル的な音』などと表現されていますが、AITのシステムで聴く音に対しては、アナログとかデジタルとかの括りによる表現は、
もはや存在しない気がします。

只々、『有りのままの音楽』がそこに有る気がします。

2016/12/09 AM 02:06:21

● ES9038DACの試聴感想6

ES9038PRO使用DACの試聴感想です。

試聴した感想としては、最初から皆さんの言われるベールの剥がれたという言葉の意味がわかります。

個人の印象では低域から中域の音を非常に分厚く感じました。

困ったことに、これまで投資してきたスーパーウーハーなどは、本機を用いれば不要というくらい低域がハッキリ聞こえます。

もし、これらかオーディオを始める友人がいれば、本機を最初に買うべき機器として、そこから各種の機器を追加するほうが、結果的にコストがかからないと言いたいです。

私の部屋では、本機のパフォーマンスを生かすにはアンプからのスピーカまでのセッティングや、部屋の音響についても手を入れないとダメとも感じました。

しかしながら、次期購入のDACの本命であることは間違いありません。

最後に、試聴機に電源ケーブルが付属しておらず慌てました。

考えてみればメーカー品ではないので付属しないほうが当然かもしれませんが、私のような慌て者が他にもいるかもしれませんので、電源ケーブルについては付属しない旨を試聴機を貸し出す際にお知らせると良いかもしれません。
(以前は添付していましたが、返却されないことが多くありましたので現在は添付していません、AITコメント)

ちなみに私はスーパーウーハー用のプロセッサーのケーブルを流用しました。つまり上記の「低域から…分厚い」という感想はスーパーウーハー無しでの感想です。

それくらい、力強いです。

2016/11/27 AM 01:21:07

● ES9038PRO使用DAC購入後感想 4

ES9038PRO使用DACの購入者様の感想です。
この方はAIT DAC(2機種)、プリ、パワー(BiAMP使用)を購入されています。またSACDPはHDMIケーブルでAITDACに接続しSACDをDSD64として再生できるようになっています。

9038pro DACを1週間以上連続運転させて、エージングしじっくり聞きましたので、SACDPとあわせて感想を報告します。

9018sと比較してびっくりしたことが、音の定位が今まで以上にはっきりしたことです。低高音域の濃さと躍動がさらに良くなり、目の前のカーテンが取れた感じで、予想以上の進化と感じました。
これはSACDP(定価20万クラス)をプリアンプに直接繋げた場合と9038pro DACに通した場合を比較しても同様に感じ、DACやSACDPトランスポートとしての性能の高さとリーズナブルな価格は9018sと同様に非常にお得です。
またDACとは別ですが、SACDPのフロントUSBを外して音質向上を行った改造でも大きな音質向上を確認でき、大変満足できました。

機能面では、所有している9018Sや以前所有していた他メーカ(DA-06)と異なり、ネットワークプレイヤーによるUSB再生でDSDや各々の周波数のPCM音源を組み合わせても、切り替え時に音切れなくスムーズに切り替わる点が非常に気に入りました。
他にもリモコン操作が非常に便利です。
(リモコンはAITプリ用と共用できます、AIT追記)

2016/11/22 AM 02:18:48

● 試聴機貸し出し

現在ES9038PRO使用DAC試聴機は比較的待ち時間が少なく貸し出しできます。
またAIT プリアンプ、パワーアンプ等も用意しておりますのでホームページからメールにて申し込み下さい。
往復の送料(送付時着払い、返送時元払い)のみの負担で1週間程度貸し出ししております。

2016/11/21 AM 07:32:52

● ES9038DACの試聴感想5

ES9038PRO使用DACの試聴感想です。

現在使用中のAITDAC-ES9018Sとの比較試聴になります。(ヘッドホン環境)
最初に結論から書きますと、ES9018Sから確実に音質は向上しています。
特にわかりやすいのが女性ヴォーカルのソプラノ部分で、分解能及びS/Nの向上によりES9018Sとは比べ物にならないぐらい音の粒が細かく滑らかに、そして深くなっており、最初一音目が鳴った瞬間はちょっとびっくりしたぐらい高域の質感が美しく生々しくなっています。
ES9038の全体的な傾向は大よそES9018Sの延長という感じですが、高域部分だけはES9018Sとはちょっと別な質感に変化しているように感じたりも。

AITDAC9038独自の機能面では、当方のES9018S機にはなかった液晶ライトのON/OFFが出来るようになっていたり、各種設定が簡単に記憶できるようになっていたりと痒いところに手が届く仕様に更新されていました。
リアルタイムのDSD変換は変換無しのPCMの方が音像がくっきりと出て音離れも良く好みでしたが、ボリュームを上げた時はDSD変換した方が迫力があってこれはこれでありかなとは思いましたが、音響特性的には無変換のPCMの方が優れているとES9018Sの頃から思ってたりします。
当方は現所有機のES9018Sでは今は無変換でしか使っておりません。

※試聴機器※

ヘッドホン:ベイヤーT1-1st(バランス改造)、HiFiMAN HE1000
CDプレイヤー:Simaudio MOON Neo 280D
DAC:AIT ES9018S(所有機)、ES9038PRO(試聴機)
ヘッドホンアンプ:Simaudio MOON Neo 430HA

2016/11/19 PM 08:52:37

● ES9038DACの試聴感想4

ES9038PRO DACの試聴感想です。この方はAIT ES9018S DACを購入されています。

ES9018S DACと比較しての感想です。

STAX SR-009ヘッドホンでの試聴です。

高音域の歪み感が減り、

特に女性ボーカルが自然で聴きやすくなりました。

低音は解像力が上がり、ジャズやロックのベースラインが

はっきり聴き取れます。

再現できる周波数レンジが低い方に広がり、

電源が強化された影響か、重低音の迫力が増しました。

サンサーンス交響曲第3番「オルガン付き」では、

9018S DACではうまく再現出来ていなかったオルガンの重低音が聴き取れます。


すぐにでも基板をアップグレードしたいところですが

高価なものですので、来年以降で考えたいと思います。

9018S DACも十分クオリティの高い音がしますので。

2016/11/01 PM 09:46:51

● ES9038PRO使用DAC購入後感想 3

ES9038PRO使用DAC購入者様の感想です。


バーンイン40時間での試聴感想です。

@全体的に音がおとなしくなったと感じました。無音部分が本当に無音に感じられ、SNが良く付帯音が少ないと感じられました。高音から低音まで音が整理され、特に低音は音のボヤつきが無くなったことにより中低音が明確に聴こえるようになりました。
A音の立ち上がりが良くなりました。バックロードホーンスピーカーの宿命ですが、低音に締りがなくポップス音楽等の再生が苦手でしたが、低音がすっきりと立ち上がるようになりかなり改善されました。
B音が繊細でスッキリとした表現になりました。シェリングのバッハ無伴奏ヴァイオリンを聴いたところ、弦は繊細ながらもキツイ表現とはならず艶がありヴァイオリンの音色がリアルに再生されるようになりました。
C音像に奥行が感じられるようになりました。聴くソフトによって違いますが、今までと比較して音場の見通しがよく奥行感が増し、より立体的に再生されるようになりました。

・Sync/Asyncの差についてですが、我が家の再生システムにおいては、ポップス音楽等についてはSyncの設定の方がスッキリと再生されて好ましく思え、クラシック音楽の弦の響き等はAsyncの方が滑らかに再生されて好ましく思えました。

・PCM⇒DSD変換については、PCMのままでも十分に良い音で再生されており、DSD変換の方が滑らかに再生されるものの、好みの問題であると感じました。

・リモコン付のものを購入したのですが、非常に便利であり購入される方にはリモコン付をおすすめします。

このDACを導入して一番驚いたことは音像の奥行感・立体感が出たことでした。繊細な音と高解像度も気に入りました。バーンインがこれから進んでいけば更に音質の向上が見込めるのではと期待しています。

2016/10/17 PM 08:46:46

● ES9038DACの試聴感想3

ES9038PRO使用DACの試聴感想です。
この方はAIT製ES9018SDAC/プリ/パワーを購入されています。

ES9038PRO DACの試聴機が届きましたので、現在使用しているAIT製ES9018 DACの上に置いてAITプリアンプとは、バランスケーブルをつなぎ変えて聴き比べてみました。
なお、プリの出力はCR型のチャンデバを経由してAIT製パワーアンプと自作アンプで3WAYスピーカーをドライブしています。 

最初ボーカル曲をいくつか聴いてみると、あまり違いが分からなかったのですが、
「モーツアルト K218」、ムターのバイオリンで聴いてみると、実にみずみずしい音で細部まで聴こえます。
  そこで、次々にクラシックのアルバムを聴いてみましたが、今までに比べて、特に細かい低音が良く聴こえるようになり、生演奏の雰囲気が増します。音のバランスも下がって聴こえます。 

 ボーカル曲を少し大きな音で聴いてみると、今まで聴こえなかった表情や環境音まで聴こえることが分かりました。
JAZZ演奏物でも、細かい音がより良く聴こえ小さな音量でも楽しめます。

 ES9018 DACに戻すと、線が細くなり、高域が少しうるさい感じになります。

 ES9038PRO DAC を使うとCDの音源が、ハイレゾに近づくような効果が有るようです。
 次にリモコンでボリューム調整を行ってみましたが、細かな調整も出来、なかなか便利です。

 ES9018 DACを購入して、まだ3年ですが、技術の進歩と音の進化に驚いていま
す。

2016/10/13 PM 08:36:30

● ES9038PRO使用DAC購入後感想 2続報

前回掲載した、購入者様の続報です。

結論から言いますと、昨日くらいから、前回報告の内容が全域にわたってさらにワンランク滑らかに、温かく、アナログのような音になってきました。
以前は、音を聞いていたように思いますが、 AIT DAC導入により、音楽を聴くことに集中できるようになったと思います。
ジャズやフュージョンでは、その曲の躍動感に
感動し、自然に体が動きます。大満足しています。

「DSDを直接入力時L/Rが入れ替わっていた様ですので、DIPSW操作で正常にした後の評価です(AIT追記)」

ここまで来ますと、 PCMの音は、明るさ、シャープさがありますが、 DSDではより滑らかで落ち着いた音で、シャープさは若干落ちるものの、低域の量感、躍動感とのバランスが良くアナログのような音になりますね。
もちろん、PCMのままでも十分満足できるレベルで、 AITDACの実力の高さがうかがわれます。また、 PCMを DSD変換すれば、まさに DSDの音になり、私にははっきりとは区別がつきません。
とにかく、どんなデータでも音楽を聴く楽しさ、感動を感じられます。

2016/10/05 AM 06:41:09

● ES9038PRO使用DAC購入後感想 2

ES9038PRO使用DAC購入者様の感想です。

いままでのセットで、音楽を聴くことに対し、かなり満足できるレベルにあると自負していました。
しかし、 AIT DACの導入により状況は大幅に向上しました。
まずは、全域で情報量が増え、解像度、臨場感が大きく向上しています。
高域は、耳障りな刺激が一切無くなり、艶のある、柔らかい音で、しかし、シャープさも失っていません。
低域は、ふくよかな量感があり、温かさを持ちながら弾むような弾力性を感じる音で、しかし、濁りも無く、特にウッドベースの音程も他の音に埋もれることなく聞こえます。
全体として、今までは、高域での耳に対する刺激や低域の濁り、よどみが所々感じられて、音楽に没頭できなかった部分のありましたが、そういうことが無くなり、音楽そのものを楽しめ、かつ、演奏者のテクニックや各楽器のアンサンブルの綺麗さも楽しめるようになりました。


とにかく、圧倒的な音質、解像度の向上で、他の方の試聴結果からある程度予想はしていましたが、それ以上で驚いています。
しかし、まだ、トータル通電時間は30時間程度ですから、数日後にはどこまで更なる向上があるのか楽しみです。
コストパフォーマンスに圧倒的に優れた DACであることは間違いなく、超高額の DACも多くなってきている中、 角田さんの設計、開発能力に感謝するとともに、AIT DACが世の中に広まっていって欲しいと思います。
試聴せずにもかかわらず購入決断したこと、まったく正解でした。

2016/10/01 PM 08:46:44

● ES9038DACの試聴感想2

ES9038使用DACの試聴感想です。
この方はAIT ES9018S使用DACを既に購入され、
ヘッドフォン(HD800)で試聴しています。


音の輪郭が明瞭になり、ステージが20%ほど広がった印象を受けました。
この効果により音の分離がよくなり、音量を上げても耳に痛くないです。

以前では音源のピークに音量をフォーカスしていましたが、新作DACではステージの大小を操作する印象のためと感じます。
あまり変化を感じない打ち込み系の音源を除く、以下全ての音源で良好な結果です。
クラッシク〜現代音楽〜電子音楽〜ジャズ〜ロック〜ファンク〜民族音楽
※年代:1940~2000年くらいまで
※フィールド録音の優秀盤、DSD音源、リマスターを優先
一番驚いたのは、グールドのリマスター音源のピアノが美しくなりました。
ソースのLPから取り切れないヒスノイズがかなり抑制され、ピアノの輪郭がはっきりしました。これは音楽が楽しく聞けるどうかにかかわる非常に重要な変化です。
他にもチュードアのヴァリエーション2のようなピアノフィードバック装置をコンタクマイクで取ったリアライゼーションはその暴力的なノイズの迫力、単音のマテリアルの造形美などを十分に鑑賞させます。
この時点でES9018 DACより買い換える方向は決定的となりました。
海童道祖のフィールド音源も素晴らしいものでした。

道祖の吹定前に聞こえる換気扇の位置が右斜上の方向にしっかり定位しました。
法具をして実践する修行の一貫から到達された前衛哲理の世界観はオーディオとして冷静に鑑賞するよりも、哲理実践の深浅をうかがう作用を確かめることに重点が置かれていました。
しかし、このDACでは道祖の吹上が美しく聞こえてしまう現象を体験しました。
前衛哲理の世界では「音を切る」という境地があり、音を聴かせぬことが親切となる場合が多くなるの常です。
その意味でこのDACは道祖の吹上でさえ鑑賞できてしまう稀有なものと感じました。

2016/10/01 PM 09:46:51

● フォノイコライザーの感想

以前、MCフォノイコライザー製作のブログヲ掲載しましたが、
その評価が届きましたのでお知らせします。

CDみたいな音、、、アナログの音を表現する手法としてよく用いられる文節である。

言われた方がどう思うかは別として、誰もがシャープネスでレンジの広い所謂”良質なデジタル”

な音を想像するに違いない。

アナログオーディオを極めようとしているのに、結果としてデジタルな音に近づけていることに矛盾を感じるが、デジタルオーディオの世界では、相変わらずアナログな音(滑らかさ)に近づけようと躍起になっている。両者は永遠に交わることは無いが、互いに意識し続ける存在なんだなと思う。


さて、今回AITから単体のフォノイコライザーが出来たとの知らせを受け、自宅試聴をさせて貰える

機会を得た。

筐体はいつも通りの通称AITサイズ。液晶パネルは無く、代わりにLEDが付く。左右二個のスイッチは左がバッテリーチャージスイッチで右がアンプ動作スイッチである。

そう、このフォノイコライザーはバッテリー動作が可能なのだ。

バッテリー動作時間は約3時間程だが、チャージしながらAC駆動することも可能。チャージ中はLEDが赤く点灯、バッテリー動作中はLEDが青く点灯する。

基板のディップピンでインピーダンスやゲインの調整が可能だ。

回路構成はフルバランスなのでフォノケーブルの改造や専用品が必要。尚、出力はアンバランスも備えてあるので様々なプリアンプに対応出来る所は嬉しい。


自分のアナログシステムだが、デノンのDDドライブターンテーブルとオーディオテクニカのMCカートリッジという極々オーソドックスな布陣だ。

フォノケーブルは専用に用意し本機に接続、これにアンバランス出力でプリアンプに送り込む。

勿論きっちりチャージしたのでバッテリー動作である。

さて、、、、

 

一聴して耳を疑った、、、その音はAITのDACに恐ろしく似ているのだ!

レコードの溝の複雑な山谷を針でトレースして紡ぎだすまごうことなきアナログ音が常用しているAIT9018Sの音とそっくりなのだ。

これは一体どうしたモノだろう、恐ろしく静寂なバックに突如として浮かび上がる音像、広大な音場の中で縦横無尽に動き回る楽器達、、、、

まさに前述したCDみたいな音、いやそれ以上と言える。

デジタルのハイフィディリティにアナログの安心感のようなモノが備わったというか、とにかく

今までの常識では考えられないアナログサウンドである。

次世代アナログとでも言っておこうか。

これはバランス出力にしても変わらず、アナログシステムからのフルバランスの恩恵が得られる。

特筆すべきはS/Nの高さである。アナログなんだから物理的に80dBもいかない筈なのに、聴感上は

120dBくらいありそうなのだ。

こんなフォノイコライザーは今まで聞いたことが無い。

レビンソンのテフロン基板使用の高級機や国産の物量投入の高級機等を使ってきたが、ここまでの

凄みを出してくるフォノイコライザーは無かった。

間違いなく現在購入出来るフォノイコライザーの中では最高の性能を持った機種の一つと言えるだろう。

2016/09/24 PM 10:58:22

● ES9038DACの試聴感想

ES9038PRO使用DAC試聴機の試聴感想です。

<試聴環境>
スピーカー B&W803D3
プリアンプ ジェフローランド シナジー2i
パワーアンプ ALTEC1569A改
NAS DELA N1A改
ネットワークプレーヤー マランツNA8005

<試聴感想>
N1A→USB→AIT DAC
@音の輪郭が鮮明。特に低音部分の彫りが深いです。
A立体感がある。奥行が明確。音の分離が良い。特に大合奏の書き分けが明快。
Bピアノがきれい。
C女性ボーカルちょっと色気がない。
DしょぼいUSBケーブルでも結構音が良い。

N1A→LAN→NA8005→AIT DAC
@マランツっぽい音になる。当然NA8005よりグレードは上がる。
A女性ボーカルちょっとだけ色気出る。

ケーブル等々の問題がありますがUSB接続の方が生っぽい感じがしていい音でした。

全体的に非常に魅力的な音でした。特に大編成の曲はものすごく見晴らしが良かったです。
大変貴重な経験をさせて頂きありがとうございました。

2016/09/20 AM 05:52:29

● ES9038PRO使用DAC購入後感想続編

前回9/5掲載方したからES9038PRO使用DACの感想続編が届きました。(( ))内はAITコメントです。

9038PRO DAC感想 続編


最初にこのDACから出て来る音を聴いた瞬間、『おぉ!』と感じるものがある筈。
もしそうでない場合はあなたは「縁無き衆生」なので解散して宜しい。
以上報告終わり! 帰ります! 廻れ右。サッ サッ サッ サッ・・・・

>でお終いにしたいところですが、これだとエージング後の音はどうなった?という声が聞こえて来そうなので、蛇足ながら、

間に10時間の電源断時間を除いて通算通電150時間強での感想。
何しろ音が滑らか。このDACの感触をビロードに例えれば9018Sはシルク、K2Mは木綿という位の差が有ります。
そして歪み感が更に減って弦の高域に感じられた所謂デジタル臭さと云われたものはないですね。
チェロが艶めかしく鳴るようにバランスを取ると、バイオリンが得てして耳に付く様になりがちなんですが、このDACではそれがなくどちらも絶妙な鳴り方になります。所謂高域をロールオフさせてバランスを取る必要が無い。高域は何処までも抜け切って伸びているのですがこれが馥郁たる響きを持って鳴るのです。
録音してCDに入れた時点ではこの音が入っているので再生する側で細工する必要が無い。
このポイントだけでもこのDACの存在価値があると言えます。
これが9038PROチップのお陰なのかAIT DACの技術なのかは未だ私には判りません。後続の他社製のDACが今後出て来た時の比較が興味深いです。
このDACはデルタシグマ型の欠点と云われたものは解消しているのではないかと思います。

ES9018Sの時から云われていた解像度が高いと言う事についてですが、9038PROでは更に分解能が上がって各楽器の鳴っている音が明瞭になります。
言葉面で分解能が高いと聞くとモニター調で味気ないどうたらとか、音楽性がこうたらという一知半解の言説が連想され勝ちなんですが、実際にこのDACで起こっている現象はこういう連想と全く逆なんですね。
ブランデンブルクの6番は私の好きな曲で何百回聴いたか判りませんが、CaffeZimmermannの演奏ではヴィオラとヴィオラ・ダ・ガンバ2台が通奏低音をバックに主題を繰り返しながら追いかけっこしていくのですが、左からのヴィオラの響きと右からのヴィオラ・ダ・ガンバの響きが空間に於いてアンサンブルを形成し渾然一体となって得も言われぬ響きで空間を満たすのです。
ヴィオラも素晴らしいのですが、この漂うようなヴィオラ・ダ・ガンバの柔らかい響きはこのDACで聴くと幸福感に包まれます。

脈略無く次のテーマに行きます。
エージングに関してです。最初エージング時間と共に変わる変化量は今迄の経験から予想するより余り大きいものでは無かったです。
しかし150時間経った今の時点で最初の鳴り方と較べると、矢張り歴然と激しく変わりました。何が違うかというと感動のレベルが違います。
今の時点では50年前に録音された音楽ソースを聴いてもその美しさに、響きの深さに心がのめり込んでいきます。

私が1週間前までに使っていた9018SDACはNoBandWidthでも再生可能で (24秒に1回スクラッチノイズが入りますが^^)、それでLowestとNBWを比較すると、その差は凄まじく有って9038PROのNBWに多大の期待を持って待機していたのですが、9038PROで今回 Sync(NBW)とAsync(Lowest)を比較するとSyncモードの音が随分と良くなっていてSync/Asyncの差は予想した程大きくないですね。と言うより端的に言って差は非常に小さい。
しかしながら矢っ張り違いはあります。
編成の小さな曲を普通の音量で聴いている限りAsyncの方がむしろ高域のしゃくれた感じがあったり、全体に美しい響きがあって聴いてて楽しいと感じます。
しかし、編成の大きな曲や4,50年ぐらい前に録音された古い音源を音量を上げて聴くとSyncの方が中低域から低域に掛けての良質な下支え感があって無駄な響きも付加されずこちらの方がまともだと思えます。Asyncの方は歪み感によって味付がされて(結果として)響きが載って良い音に感じるという事のように思えます。
でもこれは聴く音楽のジャンルや好みもあって好きな方を選択する話に帰着するのでしょう。

DSD変換機能とかありますが、必要ないです。44.1k/16bit で何の不足もないです。

私の9018SDACは1週間前までは最強であるという自信があったのですが、過去1年に亘って常時通電の火を守ってきたCLKも落として電源群も全部外して外してしまいました。
AIT 9038PRO DACのみ常時通電状態にしました。

最後に感想ではなく事実経緯に関して書き残しておきたいと思います。
私の機体では最初、Async=Lowestモード時は曲間でミュートが1秒弱問答無用で掛かり従ってトラック間移動の時間がそれ以下の場合頭欠けが起きたのですが、その後これはソフトのバグと分かり修正((従来は0.7秒=>fs変化で0.2秒,その他切り換えmax0.3秒になります))して今はこの問題は解決しました。ネットで取りざたされている事もあり「頭欠けは無いですよ。」と言うことをこの際念を押して起きます。

ES9018SをきっかけにDAC環境は可成り変わりましたが、更に5年経過して今ES9038PROの出現で又歯車が廻ったと思います。
嘘か誠か知りませんが、旭化成の新DACチップも良いと言う評判があるようなので、仮に本当だとしてガチで競争が発生すれば明るい展望が開けるかもしれません。

2016/09/11 AM 01:28:16

● ES9038PRO使用DAC購入後感想

ES9038PRO使用DAC購入者の感想です。
この方はES9018S機にデュカロンを使用して高CNクロックでTP,DACを同期動作させています。
また先日AC社のES9038PRO使用DAC,TPの試聴会に参加しました。

以下はAIT製ES9038PRO使用DACにS/PDIF入力しての感想です。

昨日9/4午前11時に基板が到着し、あらかじめ準備してあった外装加工済みのケースに組み込みました。ディスプレイの装着やレギュレータの組み付け等いつもより大変な思いで若干のトラブル込みで最終的に20時30分作業完了、音出し開始。


エージングスタートにもかかわらず今迄と違う雰囲気。通常最初の200時間は色々音が変化(特に帯域バランス)するので真の姿は最初は判らないものですが、これは明らかに別物の次元で鳴り始めました^^。  今現在通電してから20時間弱で、この時間帯は通常は一度変なバランスで鳴る時間帯なんですが実に馥郁たる響きで感動的な音楽を奏でています。


私は例の9018S基板に9038PROを載せ替えた試作版を無理遣り借りて、自宅で自分のDACと切替比較試聴しました。その時は、18Sから38PROの変化で大きく良くなった事は実感したものの、うーむしかしこんなもんかなー、と思って酷評の感想と共に返却しましたがこの本番用になって全く別次元に生まれ変わりました。
特にアナログ回路のGNDパターンを新規描き直し、回路的にも大幅に強化された部分の寄与が相当効いているようです。この感想文の最初の方で書いた〈トラブル〉というのはオリジナルから私の場合若干変更してアースの落とし方をするのですが、この部分をミスってその結果、最初の音出しでは『?試作機と大して変わらないな』という感想を持ったのですが暫くしてその配線ミスに気付いて修正した結果、椅子から転げ落ちるような音が出て来たのです。そのミスをすると回路機能的には大雑把な話 IV回路は試作機に近い形になるので成る程と納得した次第。


NBWとかDSD変換とか音量変化とか面白い話に色々気付きましたが、詳細な感想は改めて100時間又は200時間当たりで書こうと思います。
もし今の段階でAITのこのDACを購入しようという方がおられるなら、ぜひとも『リモコン付き』のオプションにした方が良いですよ、ということを取りあえず言っておきます。色々便利です。


このDACの素晴らしい内容にふさわしい外観を、と言うことでAIT支給のタカチ謹製ケースに外装を施したので参考に添付します。シャンパンゴールドで仕上げてみました。デジカメがしょぼく、室内撮影なので色温度が若干低めですが現物と色は略同じに出て居ます。機械強度的には変わらないですけどね^^;; 取りあえず音出し優先という事でディスプレイ部にはスモークのアクリルパネルが入ったり、リモコン受光部LEDやパワーインジケータ用のLEDが未実装(写真は後日掲載します AIT)ではあります。


最後になって書き忘れていた部分を追加しておきます。トラポとはSPDIFの同軸接続、ケーブル等は取りあえずそこいらにあった安物の既製品。さりげなく100Vのコンセントを差し込んだだけと言う状態での結果です。

2016/09/05 AM 06:41:09

● パワーアンプ試聴報告15

AIT stereoパワーとプリを同時に試聴された方の感想です。
試聴後パワーアンプを購入頂きました。
感想を以下に転載します()内はAITのコメントです。

DACにD-07X、アンプにアキュフェーズのE460、スピーカーにB&W CM9を使用している者です。音質向上のために、セパレート化、バイアンプ化を考えておりましたが、リビングのラックに十分なスペースがありません。そこで今回、薄型だが音が良いというネット上の評判が気になり、AITのプリアンプ、ステレオパワーアンプを試聴させていただきました。


1.AITプリアンプ+E460パワー部
 E460のPRE INはアンバランス接続になります。E460プリメイン使用時に比べて、明らかに音が明瞭に聞こえるようになりました。


2.D-07X+E460パワー部 直結
 1とほぼ同じです。DACでのボリュームは音質劣化があるとも言われているようですが、D-07Xの場合は32bit処理のせいかそれを感じません。(処理が32bitでもDA変換実力は20bit程度ですのでこれはありません)逆に、直結と比較しても音に劣化が感じられないAITプリアンプは優秀と思いました。


3.D-07X+AITパワーアンプ直結
 1,2に比べて、さらに音の鮮度、生々しさが増したように感じます。残響も美しい。2と3を交互に聴き比べようと思ったのですが、明らかに良かったので、ずっとそのまま聴いてしまいました。ベートーヴェンの交響曲第2番の第3楽章冒頭、交響曲第3番の4楽章冒頭など、オケがトゥッティで鳴るところが混濁せず、ティンパニも歯切れよく聴こえて好ましいです(アーノンクール/ヨーロッパ室内管の演奏で聴いています)。


 また、アルバン・ベルクによるベートーヴェンの弦楽四重奏を聴いていても、強奏部が耳障りになりません。例えばラズモフスキー第1番の第2楽章。E460で聴いている時には、音量を上げると弦の音がトゲを持ったように感じられて心地よくなかったのですが、AITのパワーアンプではそのようなことはなく、心地よく聴けました。心地よく味付けしているのではなく、自然に生々しく心地よいのです。こういう音を、歪のない音というのでしょうか。


 AITのステレオパワーアンプの購入を決意いたしました。今回お貸しいただいたステレオパワーアンプは、最新の音質改善策が入っていないものと伺っています。いったいどんな音を聴かせてくれるのか、今から大変楽しみです。


2016/08/09 AM 02:06:21

● パワーアンプ試聴報告14

AIT STEREO パワーアンプの音質評価感想が届きました。
この方は当初よりAIT機器を使用され、技術的にも判断できる方です。文中記載のreguratorはAITとしては4種(TR型、TR型remote付き、OPA型、OPAremote付き)作製し音質評価しました。
制御素子は全てNchMOSFETです。

以下が記事の抜粋です、( )内はAITのコメント。

最初のヴァージョン、即ち出力段のレギュレータなしのものでも超広帯域、低歪みであって、完全バランス、クラスA動作、BTL構成というアンプの理想形の力は圧倒的で、特にスピーカに対するアンプの支配力/制御力が特筆ものだなと感じました。


その後モノラルパワーアンプのリリースとその試聴結果から得られた知見をステレオ版にフィードバックして、出力段にレギュレータver1(TR型)が挿入され、出力廻りの実装や受動素子に若干の変更も追加されました。
これにより低歪み、音の分解能と密度が上がって音の厚みが増えました。


今回のver2(OPA型remote付き)はレギュレータの精度を更に上げるため、MOSFETをドライブする段をTrからOPアンプに変更し、リモートセンシングが追加されました。
ver2になっての音の変化の傾向はver1と全く同じですがその量的変化量がとても大きい。
ver1の時の音の密度が更にムヮーと2倍ぐらいに増えます。音楽ソースに同期して電源/GNDにノイズが乗って高域成分が潰れて再生されていなかったところが、今回ノイズが>なくなったためにちゃんと再生出来るようになり空気感とか響きの部分が音として鳴るようになったのだと思われます。
例えば弦楽四重奏を聴いた時センターのチェロと右側のビオラの間隔が2m位に今迄感じていたものが、その間隔の隙間に空気が埋まって間隔が1m位に小さくなりその分奥行き感が出て音の密度が上がった分、音の厚みが出てくる感じ。
直感として納得出来る変化の仕方なのです。


歪み感に関しても明らかに減っていてver1では2時ぐらいのボリューム位置まで上げるとさすがに歪み感が感じられ、それ以上は滅多に音量上げませんでしたが、2時の位置は標準の位置になりました。
もっと具体的に分かる別のケースを挙げます。Cafe Zimmermannの演奏でドンキホーテというオペラコミックの曲が出ていますが、この曲はメゾソプラノの歌手が大きな声でシャウトするところが数カ所あって、そこで今迄音が割れていたのですがこれが破綻しなくなりました。

音が割れたとしてもそう言うものだと思っていればたいした問題ではないのですが、今迄破綻していたものが破綻しなくなるというのは不安要素が一つ消滅したと言うことなので精神衛生上は矢張り影響あります。
パルス追従性能が上がったという証左です。

2016/08/01 PM 09:46:51

● ES9038PRO使用DAC感想

先日ES9038PRO使用DACを試聴頂きその感想が届きました。
ES9018S基板を改造してES9038PROを搭載しておりますが、現在新規に基板を開発しております。

以下が感想です。
9018から切り替えて音だしした瞬間から、その音の純度と細やかさに驚きました。
細かく観察すると、大きな変化点は3つります。

一つは、中域の付帯音が減り膨らみが9018に比べ抑えられて、スッキリとした音色に変化したこと
これはDACアナログ出力の高周波が大幅に減っている、その影響もあるんでしょうか?

二つ目は、解像感とSNの向上。
リモートセンシングにパワーをしたときも感じた変化に似ていますが、分解能が上がり情報の粒がぎゅっと小さくなり、圧倒的に繊細になりました。何も音がしない瞬間と、暗騒音がある瞬間の描き分けが更に素晴らしくなりました。

そして3つ目は、音の立ち上がりとたち下がりの鋭敏さです。
立ち上がりたち下がりが鋭くなり、非常に歯切れよくなります。
特に低音の変化が顕著で、立ち上がる低音の力感が力強く、なおかつ波形が崩れずに再現されるような輪郭のスッキリ感があります。

また先程のSNの良さにも関係しますが、なにも音がない時と打楽器の立ち上がった瞬間とのダイナミックコントラストが素晴らしく、まるでアンプの駆動力が倍増したかのような鳴りっぷりでした。9038は、DACの出力電流が9018に比べ何倍かになっているということでしたが、この変化はその点も関係してるんでしょうか?
アンプに注ぎ込まれるDAC出力の低音の成分がエネルギーに満ちており、素晴らしい躍動感でした。

ソースとしてはボーカルやクラシックはスピーカーを変えたような奥行感と静かな鳴りに感動しっぱなしで、唯一ロックだけは少し大人しい、音像がスッキリとしすぎて勢いが減ってしまっていましたが、素晴らしい音に感激しました。

尚、この内容は以下のURLに詳しく記載されていますので参考にして下さい。http://blog.livedoor.jp/johnny_trio_lsr/archives/2092437.html

2016/07/30 PM 08:50:21

● ES9038PRO使用DACの評価第一報

ES9038PRO使用DAC試作機の評価が届きました。

通電時間が殆ど無いにも拘わらず、ES9018S/K2M機の音質を超えているようです。(同時に3機種を比較しています)

高域が柔らかく、透明感があり、ゆとりがある印象でさらに高級機にふさわしい音質の様です。

2016/07/25 PM 09:50:23

● パワーアンプ試聴報告12

AITDAC、プリアンプを既に所有しており、AIT stereoパワーアンプをさらに2台購入されBiAMPで使用されている方の感想です。
この方の購入機は最新のOPA,remote sensing型reguratorを搭載しております。


100時間程エージングが進みましたので、感想の方をご報告したいと思います。

環境としては、スピーカーに805sd、dac,プリアンプはAIT製を使用。パワーアンプの比較としては、
@L-550AX
AAITステレオアンプ1台
BAITステレオアンプ2台(左右別バイアンプ)
すべて電流駆動で比較しています。


まず、@とAの比較ですが、出力は同じ20W8Ωはずですが、高域、低域の伸びが大分Aの方が全然良い印象でした。
しかしBは圧倒的で、@やAは霞んでしまいました。Bは高域、低域の伸びだけでなく、中心に音が集まり、重心が下がり、定位が大きく改善しました。

以前、比較したことがあった同価格帯以上のプリメインアンプでこれほどまで、音質を改善することはできなかったので、大変満足しています。

2016/07/13 PM 08:36:30

● 試聴感想130

DACを試聴後、直ちに購入された方の感想です。

早速視聴をはじめて、現有機との比較をしようと交互に視聴しようとしましたが
音質が非常に違うため現有機に切り替えてもすぐにAIT機を聞きたくなり
楽しく音楽を聞きいってしまい比較検討の余地はありませんでした。
非常に優れた製品を提供していただきましてありがとうございます
大変満足しております
末永く良品を創りだしていただきたいです


音質について
◉楽器が楽器らしい音で鳴り、生演奏を感じられます
 楽しくなかった楽曲でも楽器の表情を楽しめるようになりました
◉音楽を聞いていて眠気を誘われることが多くなったようです
 生の演奏を聞いていてウトウトすることが有るのですが
 それを再現しているのかもしれません
◉艶のある高域でキラキラと言うよりはツルツルという印象です
 それでいて耳につく音は一切出てきません
◉引き締まった低域で膨らんでしまうことはありません
 打楽器、弦楽器の表現が良いです
◉分解能に非常に優れています
 声、楽器の表現力が素晴らしいです
◉購入後1週間たちました
 3時間、3日後とだんだん開いてきています
 まだ試聴機ほどの高さ、表現が出ていませんが今後が楽しみでもあります


機器について
◉飾りっ気はありません 所有欲を満たすものではありませんが
音質を気に入ってるせいでしょうか、レーシングマシンのような
余分なものはいらない、ただポテンシャルを発揮するための外装を纏った
機能美とも思えるようになってきました
操作も電源を入れてトグルスイッチを上下に動かして設定するだけで
後は音楽を楽しむだけです

2016/06/01 PM 09:46:51

● 試聴感想129

ES9018S搭載DACの試聴感想です。


色々な音源を試聴させて頂いたのですが、一貫して感じた音の歪みの少なさに感銘を受けました。
そのおかげか音数が多く重なるパートでも音が潰れたり混濁した塊にならず
全ての音を見通しよく聞き取ることができ、以前はあまり好きではなかった音源でも
印象が随分と変わり楽しく聴けるようになったものが幾つか出てきました。


またジャズのウッドベースの音の生々しさがとても印象的でした。
普段使っているDACでは、漠然とベースが鳴っていることしか感じることができないのに対し
AITのDACでは個々の楽器の音色の差や奏者の弦の弾き方の癖まで聞き取ることができます。
音の切り際や余韻の残り方など、スピーカーは同じにも関わらずDACだけでアーティキュレーションがここまで改善されるとは思っていませんでした。

2016/05/30 PM 08:50:21

● 試聴感想128

AIT製DAC購入後、パワーアンプ(プリ機能付き)を購入頂いた方の感想です。

*購入から一ヶ月以上経過して音質もだいぶこなれて来ましたのでimpressionを送らせて頂きます。

(1) speakerを通して出てくる音がsilkyというか柔らかく耳に心地よい。(所謂歪感を感じない)

(2) 以前使用していましたE社のPower ampが押し出し感が強いのとは全く正反対の音質。

(3) 音が柔らかい為に聴き疲れがありません。(女性のVocal物は本当に鳥肌ものです)恐らく歪みのなさから
  来る音質ではと思います。

(4) 音質は柔らかいのですが,低域も十分な音が出ます。

(5) 音の重心が低いにも係わらず音場感が一層増して細かい音が良く聞こえます。

(6) DACを変えた時にも感じたのですが音質の粒子が兎に角細分化されて様に感じます。
  又今回このAmpを導入して一層音質が「silky touch」に変わったのが感じられます。
  長時間聴いていても聴き疲れが本当にありません。

(7) 当方DSD再生には主に「SACD」をiso化してそれを「scarletbook」というsoftで「DSD64化」して聴いて
  います。がAit製「DAC,Amp」は良くも悪くもこのSACD化された音源の善悪を顕在化させてくれます。
  本当に素晴らしい機器構成だと今回改めて感じた次第です。

2016/05/26 PM 09:14:49

● 試聴感想127

4年前に当方DACを購入された方の、mclk45M、DSD512対応に更新後の感想です。

マスタクロックの変更で一番感じたのは、定位感の向上です。録音にもよりますが、
オケの中のソロがまさしくピンポイントにソロとして聞こえます。
DSD512変換すると、これになめらかさが加わります。
4年前に購入したDACが、買い替えることなく、音質向上でき、非常に感謝しています。

2016/05/25 PM 09:50:23

● 試聴感想126

ES9018K2M使用DACの感想です。
この方はES9018S搭載DAC機を購入済みで、DAC基板のみを差し替えて試聴しています。

連休中に、友人宅でゆっくり試聴させていただきましたが、
その高音質に全員感心しておりました。
私個人としても、角田さんのお話の通り、
今回の方がさらに良い音になっており(エージングによるものと思われる)、
具体的には、NBWで、現使用中のES9018S機よりも一段と音のにじみがなくなっており、
音が磨かれ純度が上がった印象です。
したがってピアノの響きの消え行くさまなど、実に見事です。
またそれに伴い、当然、音像のリアリティ、演奏空間の再現性なども向上しており、
一層迫真のプレイバックに唸るばかりです。
ちょっと悔しいですが、K2M機の方が優れていると、私は感じました。

2016/05/14 AM 05:01:32

● MJ誌

本日発売のMJ(無線と実験)誌
2016/6月号にES9018S搭載DACが紹介されています。
型名AIT-DACzn1は販売協力店zionote様の命名ですが、機能性能は変わりありません。

角田郁雄様と柴崎功様が評論しておりますので、
興味のある方は御覧下さい。

2016/05/10 PM 09:19:19
http://aitlabo.net/blog/?c=005&pp=60


● パワーアンプ試聴報告11

AITモノパワーアンプの試聴感想です。
お送り頂いた2通をまとめて掲載します。

1回目
試聴機(モノパワー)の音のよさに驚きました。
プリ同様に音の鮮度感が高く、また中音から高音域の
SNと情報量、透明感は特筆モノでした。
現在、私がつかっているアンプはかなり強力な電源部を
もっており(1600VAのトロイダルトランス) さすがに
余裕感みたいなところや低域の沈み込み具合はそちらに
分がありそうですが、全体的にはAITアンプとくらべると、
どこかもっさり感があり、総合的には音楽の躍動感で
AITアンプがはっきり勝ると感じました。

2回目
アンプとDACをご返却して、手持ちのアンプに戻して
セッティングも見直してかなりいい感じで鳴ってはいるものの
AITアンプの自然でさりげない切れ味の鋭さにはおよばす、
どうやらAITアンプは私が一番大切にしたいところをズバリ
ついているようです。
これは買い換えるしかないと改めて確信しました。

2016/05/03 AM 05:23:30

● パワーアンプ試聴報告10

前掲載の方のAIT STEREO POWER試聴報告です。

先日DACをアップグレードした為今までと若干帯域バランスが違うようで最適なスピーカー位置を探すのに少し苦労しましたが
一言で言うと素晴らしいアンプだと思います。
また改めてバージョンアップのDACの凄さを感じました。


この価格帯でこの音が手に入るのはDAC同様本当に価値があると感じます。
下から上まで全く自然な誇張感のない落ち着いた優しい音でオーディオ的な解像度や分離といった領域は完全に超えており、結果として音楽そのものに没頭でき、指揮者や演奏者が意図したものを感じ取る事ができると思いました。


音質については最高点と思います。個人的には文句をつけるところはありません。
分離された音が再度ハーモニーとなり音が幾重にも重なるクラッシックはホールの音にまた確実に大きく近づきました。
素晴らしく手に取るように生々しいジャズ、歌い手の微妙な声の変化も余さず伝えてくれるボーカル等々、
ここまで表現できるのか!といった印象です。


残念だったのは個人的にはパワーが足りずスピーカーを駆動しきっていないと感じるところがあった部分です。
あと望めるならもう少しゲインが欲しかったです。
(当方のプリのゲインを絞ったセッティングになっているため)
多分モノパワーを使えば解決するどころがさらに高みまで到達
する事が可能だと感じました。
音質は私が今使っているアンプよりも勝るとも劣る事はありません。
もう少しスピーカー位置等を追い込むとAITのアンプのほうが良いかもしれません。
今回スピーカー位置をかなり追い込みましたが、もう少し調整した後、モノアンプに挑戦したいと思います。

2016/04/30 PM 08:50:21

● 試聴感想125

購入後4年程度経過したES9018S機を2回目の更新でDSD512/PCMfs384kHz対応した方の報告です。
この方はSACDPを改造しSACDをDSD64としてAITDACで再生しています。

DACに二回目のバージョンアップを施していただきました。

SACDフレーヤーからDSDのビットストリーム入力です。
DSDはダイレクトでの試聴です。
音だしをして数秒で、グレードが上がった時に感じる、あのゆったりした音を聞いた時に
これは、、、と思いましたが、予想以上の違いに正直衝撃を受けました。
音の分離、音の鮮度、解像度、空間の広さ、音の濃さや陰影、微妙なテンポの違い空気感など今まで録音が余り良くないなあ〜と思っていたCDが激変しました。
その場に居合わせたかのように、ステージや指揮者の張りつめた緊張感がひしひしと伝わってきます。汗が飛んできそうな勢いです。ホントに凄いですね、、、
あの音の先にまだこんな音が出せるのかと思うと、驚く以外にないです。

次にDSD256と512と切り替えて聴いていきますが、個人的な印象だと128はPCMに近い印象、そして512と上がっていくほど、まろやかな自然な音になっていく感想です。
何ていうか突っ張ったところがない自然な音です。安らぐ音です。
良い例かどうかわかりませんが、ダイレクトの時は指揮台の後ろで聴いているような鮮烈な音、512は二階の中央で聴いているような良い意味での馴染のある音の出方になりました。

で、皆さんの感想とは違って私はダイレクトの音がとても良いと感じました。何と言っても鮮度がいい!
これは、CDでも同じです。CDの場合は盤によってPCMが良かったりDSD変換が
良かったりとありますが、総じて変換しないほうが鮮度が高いキレのある実体感の強い音がします。

ただし、これだけ音の出方が違うと厳密にはスピーカーの位置も変えないと本当のところの実力はわからないと思いますし1日聞いただけの感想ですから参考程度にしてください。
今回はダイレクトの位置が、今の私のシステムに合っていた。という事かもしれません。
またHDMIケーブルを変えたので、その影響も多少あるかもしれません。ただダイレクトと
DSD変換は同じケーブルでの感想ですからケーブルの影響はそれほど大きくはないと思います。

どこがどう変わったから良く私は分かりませんが、全体として性能が底上げされた印象があります。
もしかしたらどこかにあった組み付け上のボトルネックが解消されたのかもしれません。
とにもかくにも、ここまで性能アップですから超満足です。
既に何年も使っているのに、わずかな金額でアップグレードしてもらえる、、、それも凄まじい性能アップを伴って、、、本当に貴重であり、感謝です。
アップサンプリングなしのDSD128や256を是非聞いてみたいものですねえ〜。
本当にありがとうございました。

2016/04/18 AM 12:02:25

● 試聴感想124

ES9018S使用DACの試聴感想です。

●AIT DACの音質について


1 解像力、ダイナミックレンジ、SN比、歪率などの基本性能が高い。

2 音の情報量が多い。音の密度感、厚みがある。

3 全帯域フラットで癖がない。かなり低い周波数の低音もはっきり聴き取れる。

4 音に力感、エネルギー感があり、音楽に躍動感が感じられる。

1音1音に存在感がある。

5 微細な音も再現されており、オーケストラの複雑な音のテクスチャーや弦楽器の質感がはっきり聴き取れる。

6 クラシック、ポップスともに各楽器の音色の違いが表現される。

7 クラシックでのホールの響きや、ポップスのライブ録音の雰囲気が伝わってきて聴いていて気持ちがいい。


今回AIT DACを試聴させていただき、

今まで聞いていたCD音源にこれだけの情報量が

はいっていたのかという驚きがありました。

普段は意識しないような倍音や、

超低域まで再現されているようで、

音楽自体の表現力が2段階くらい上がった印象です。

ラヴェルや坂本龍一に代表されるように音楽家はメロディーの背後に複雑な音符を重ねてテクスチャーを作り、様々な音色を組み合わせることでオリジナリティーのある音楽をつくりあげます。

なのでDACやアンプで色付けせずに、音楽家が意図したそのままの音で聴きたいのです。

とにかくすばらしいDACだと思います。

お金持ちのオーディオマニアなら100万円でも買うのではないでしょうか。

現在国内有名メーカーの30万円クラスのDACを使用していますが明らかにAIT DACの方が実力が上でした。

2016/04/11 AM 01:28:16

● パワーアンプ試聴報告9

STEREOパワーアンプを高音質化改修を実施した方の感想です。

改造されたパワーアンプですが、想像以上の
効果がありました。これまででも満足していましたが、
家に持ち帰りシステムに繋げて音出しした瞬間に
前よりもより澄んだ音になり、フワッと拡がる音に
感動しました。

DACだけでなく、パワーアンプも購入後に安価に
バージョンアップしていくというのは
オーディオマニアには堪らないです。
今後も楽しまさせていただきます。

2016/03/24 PM 10:58:22

● STEREO パワーの音質

以前公表しましたSTEREO パワーのさらなる音質改善を施した方からの感想です。この方はAITパワーを2台使用しBiAMP接続しております。

バージョンアップ後、最初に聴いた瞬間、解像度がアップした事が感じられました。
音像の奥行き方向の定位が良くなり、中高域の表現力がより一層増しました。
低域のパワーがまして、より躍動感がでるようになりました。

角田さんのおっしゃるとおり、最初はギラギラした音で疲れましたが、
4日目位から大分落ち着きました。

3週間ほど経過した現在の感想は、

今回のバージョンアップは、新製品に匹敵すると思えるほどの効果です。
全域に渡って、解像度のアップが認めれら、さらにノイズフロアが一段と下がり、
低音域押し出しが強くなっていながら、中高音の響きがとても豊かになり、
音像が一層リアルに感じられます。

以前の状態でも、これ以上何を望むのだろう?・・・と思っていたのですが、
今の音を聴いてしまうと、まだまだ改善の余地があったのだ・・・

こうなってしまうと、モノラルを4台使った、音も聴いてみたくなってしまった。

まぁ、先立つものが無いので無理なのですが
人間とは、実に欲深い生き物なんだなぁ〜

2016/02/28 PM 08:38:10

● 試聴感想123

2012年にES9018S使用DACを購入され、この度最新の仕様に更新された方の報告です。
AITは仕様追加、音質性能向上策を公表した後、既販売機種についてもできるだけ搭載できるようにしております。
本ブログの方のDACは3年以上前に購入ですが、機能更新の外に電源コンデンサ、OPEAMPも変更し最新仕様とほぼ同様になっています。

以下は感想です。
DACが届きました。改修されたDACで音楽を聴くと、改めてこのDACにして良かったなと思いました。
言葉ではうまく言えませんが、音楽を楽しく聞くことができます。
USBの方はまだ聞いていません。エージングでどこまで音が良くなるのか楽しみです。

2016/02/02 PM 10:04:01

● MONOパワーアンプ試聴感想2

MONOパワーの試聴感想です。
これまでも試聴頂いておりましたが、回路的に検討不足の箇所があり十分な特性が出ておりませんでした。
基本性能は2015/07/13掲載ブログ内容と同様です。
ようやく原因が把握でき修正した状態のアンプを購入頂きました、その評価感想となります。

同様仕様に修正した試聴機を用意しております。


第一音が出た瞬間に部屋の空気が変わったのが分かった。

傾向としてはステレオ機の音に近いのだが、低域に骨格のようなモノが現れ、最低域まで深く沈みこむ。

かといってゴリゴリとは違う弾力性のある豊かな低域である。

音離れが抜群に良く滑らか且つ丁寧な音だ。

ステレオ機には無い厚みやパワー感も兼ね揃えている。

圧巻は高域で更に木目が細かく、微粒子感を超えて水分でも含んでそうな極めてフレッシュな音がコンプレッションドライバーから弾け、空気と混じったように聞こえる。

その空気の混じりようが怖いくらいに自然で、今までのアンプとは根本的にに違う音である。

うまく表現できないが、アンプによる音の変化量を超えてしまっているのだ。

よくある表現方法として、スポーツカー比較にF1カーを持ってきたような、、、、つまり規格外の存在としてF1カーを持ち出すことがあるが、それに準えばF1カーではなく戦闘機を持ってきちゃった感じである。

確かにアンプだが他と同じアンプとゆうカテゴリーに入れてはいけない気になってしまう音なのだ。

次世代アンプとでも言っておこうか。

ステレオ機の単なるハイパワー版とは思えない、恐ろしく完成度の高いモノアンプの誕生だ。


このアンプを手に入れてしまうと、他のアンプは個性を楽しむ為の道具に成り下がってしまう。

自作アンプもレベルが違いすぎて自作する意味すら分からなくなっている所だ。

それまでは市販アンプに無い所云々で自作してきたが、本物のプロが作った極上アンプには全く勝ち目が無いようだ。


ここまでの音を出すアンプを40万/2台以下で手に入るのはガレージメーカーならではの有難さではないだろうか。

普通に考えたら、FPGAで制御してるハイテクアンプなんて出したら100万以上はすると思うが、、、

AITはやはりDACで名声を得た会社であることは間違いないが、モノーラルパワーアンプは、DAC以上のエポックメイキングな製品であると同時に、最も他社製品とかけ離れた性能と音を持つ製品だと思う。

自作アンプを楽しんでる方や、海外ハイエンドアンプ等を使っている方にも是非聞いてもらいたいと思う。

そしてこのモノアンプを使って初めてフルAITシステムがその能力を発揮し、桁違いのサウンドを味わえると思う。

次世代オーディオシステムの完成である。

2015/11/28 PM 08:38:10

● 試聴感想122(S/K2M)

ES9018SとK2M機の同時試聴感想です。
尚、複数機の同時試聴は可能な限り対応しますのでご希望の場合問い合わせて下さい。


 ・試聴音源

  アーノンクール指揮/ロイヤル・コンセルトヘボウ
  ベートーヴェン交響曲第2番 第2楽章


9018K2M 搭載機は、低音がよく出ており、音もはっきりしているので1分43秒付近でオケがトゥッティで鳴るところなどが大変立派に聴こえます。初めは聴き映えするK2Mがよいなと感じていたのですが、落ち着いて聴いてみると冒頭の弱奏は9018S搭載機がうっとりするほど細やかで品があり、比較すると9018K2M搭載機は弦楽器の音がわずかですが毛羽立って聴こえます。映像に例えるならば、少しアパコンが効いたような感じでしょうか。トゥッティの部分でも、9018S搭載機の方が、各楽器の音がホールの響きで一つのオケの音にまとまる様子がよく感じられ、実際のコンサートホールで聴く音に近いです。


まとめると、私のアンプとスピーカーとの組み合わせにおいては、9018S搭載機の方が繊細で品があり、ゆったり鳴るのでこのような曲では私の好み、でした。もっと柔らかい音のアンプ・スピーカーとの組み合わせでは違った印象になるかもしれません。


D-07Xとの比較ですが、解像感や透明度は若干御社DACが上回ると思います。D-07XにはDDCや電源のノイズ対策、外部クロックなどいろいろ対策をしているせいか、期待したよりも差が開きませんでした。より上のクラスのアンプ・スピーカーであれば、さらに違いが感じられたのかもしれません。


D-07Xへの外部クロック入力なしの場合は、御社9018S搭載機の方が明らかに良かったです。


2015/11/24 PM 10:58:22

● AITプリの感想

AITプリ購入者様の感想です。

まずこのプリアンプを使用して感じたことは、低域と高域の伸びがスッキリしたことです。これはご試聴機でも感じたことですが、音に角がない感じで、所有しているプリメインアンプ590axやE470のプリ部と比較しても、一聴して音の変化、進化がわかりました。
他のプリアンプと比較しても、十分遜色無く、環境によると思いますが、E社のプリアンプの音の傾向に似ている感じがしました。非常にコストパフォーマンスに優れていると思います。

2015/11/21 AM 07:32:52

● ES9018SとK2M機の感想

ES9018SとK2M機を試聴された方の感想です。

どちらの機種も今まで聞いたことがないほどS/N比が高く、どの音域も音に雑味とよべるものが少ないことに驚きました。
長時間の試聴においても聞き疲れもほとんどせず、気がつけば数時間経っていることも多かったです。
また高域の表現能力が非常に高く、女性ボーカルの声やハンドベル、シンバルの音などがキレイ伸びていく様子と余韻を感じられたのがとても心地よかったです。
ただ一点だけ残念だったのが手持ちの一つであるPSAUDIO製のNuwaveDACよりも音場の表現が少し狭かったことです。
(他のどのDACと比べても広いので、このメーカー製のDACが異常に音場が広いと言った方が正しいのかもしれませんが)
先人たちの試聴結果どおりS機、K2M機とも素晴らしい出来であり、聞く曲によって選択すればよいことが解りました。

2015/11/01 PM 08:46:44

● パワーアンプ試聴報告8

AIT STEREOパワーアンプ購入者様の報告です。

パワーアンプはエージングがすすみいい音になって満足しています。
私よりいい耳を持っている出入りの鍼灸師が小音量時で細かい音が出ていて
すばらしいといっています。

2015/11/01 PM 09:46:51

● AIT PREの感想

AIT PREキット購入者様の感想です。

昨夜AIT PREをPhonoで試聴した感想です。CDでも試聴しましたがほぼ同様の印象でした。
最初のうちは中高域の分解能の優秀さと低域の量感には乏しいが分離の良い音だと感じました。
しかし、分解能の良さが仇となって聴き疲れのする音という印象がありました。
ところが2時間もすると分解能はそのままに中高域の角が取れて耳に心地よい聴き疲れのしない音となり、さらにスピーカーを意識させない音の広がり、低域は量感も増して、しかも団子状態にはならない分解能の良い、締りのある音に変化してきました。そのため、深夜3時頃まで聴き続けてしまいました。
Phono入力でもボリュームを上げても全く雑音が入らないのもすごいと思います。(今時当たり前かもしれませんが)
組み合わせたパワーアンプが真空管のため立ち上がりが遅いのかもしれませんが、AIT PREでもやはりエージング効果はあるようですね。今後が楽しみです。

2015/10/22 AM 02:18:48

● パワーアンプ試聴報告7

AITステレオパワーを2台購入頂き、BiAMP接続された方の報告です。

駆動力があり他のアンプとの一番の違いは音数が増える事だと思います。
小音量でもラウドネス等の処理をしなくても高音も低音もしっかり音を出してくれます。
BiAMPはかなり違います。
今までステレオで使っていましたがバイアンプにすることで、ウーハー側の逆起電流がツイーター側に回らない事により
高音がとても綺麗になり、透き通る事によって低音もくっきりとした輪郭を描く様になりました。
追い込める状態にある人はチャンデパの方が良いかもしれませんが、殆どの人は特性を図ったりするのは難しいと思います。
それに比べてバイアンプは既存のシステムに組み込むだけなので楽に導入出来ます。
お勧め出来る簡単アップグレードだと思います。

2015/10/21 AM 07:32:52

● ES9018K2M/S使用DAC評価

ES9018K2MとES9018S使用DACの比較評価感想です。
両DAC機を購入頂いております。()内は当方追記)

ES9018SとES9018K2MのDSD512のアップグレードについてです。

これはK2Mが圧倒的に有利でS/Nも低下しません。

P2D(AITのPCM=DSDrealtime変換)で512にした時にK2M機にS機が追いつくには基板を改造してやっと追いつくほどです。

K2Mはモバイル用とスペックだけ見ている方がいらっしゃるみたいですが、出てくる音が全てだと思います。

両方を試聴機で是非比べてみて欲しいです。

2015/10/20 AM 05:52:29

● DSD512感想

ES9018S機にDSD512/PCMfs384kを追加搭載された方の感想です。

昨日の感想です。
今朝ボリュームを上げてみましたが、もはやPCMが良いのかDSDが良いのかよく分からなくなっています。
DSD512も角が丸い音かなと思うこともあったのですが、改めてPCMと比較してみるとそこまで丸い訳ではなく。どうも先入観が邪魔しているような気がしています。自分の中では甲乙つけれない状況になりました

1日経過後の感想です。
音の密度はやはり512ですね。
スッキリ、サッパリ、鋭い音のPCM
DSDは生クリームみたいな音ですが、音のキレも充分鋭いです。
空間の広さはPCMでも充分ですがDSDの方が包容力があるように感じられます。
当面はDSD512で運用してみます。

2015/09/23 PM 09:00:54

● PRE,POWERの使用感想

AIT,DAC,PRE,POWERを購入された方の感想です。
DACは3年程前に購入しその後DAC基板を更新し、数ヶ月前にPRE,POWERを購入されています。

PRE、POWERは、大変良い音で気に入っております。
音の立ち上がり、空気感、低域のドライブ能力がみごとです。

今まで聴いたどのアンプよりも癖がありません。
音源の特徴や違いを正確に出してくれる信頼できる優れたアンプだと思います。

すべての音源で、音源の美しさやアンサンブルの面白さを表現してくれます。

特にコーラスの清楚な美しさは特筆ものです。

以下余談ですが、配線材とケーブルについての影響に付いて、補足致します。

内部配線材やACインレット、XLRコネクタ.スピーカー端子を見直しましたが、オリジナルに比べて音の厚みが増し、リアリティが向上しました。

ケーブル類も大幅に見直しましたが、AIT DACとプリ間のケーブルは安価なケーブルでも高級ケーブルでも音の傾向が違うケーブルでも、不思議なことに音がほとんど変わりません。
しかし、プリーパワー間のケーブルは、ケーブルの違いをはっきり出しますので、なるべく、ハイエンドなバランスケーブルを選ぶことをお勧めします。

2015/09/23 PM 09:08:25

● ES9018SのDSD512感想

ES9018S機にDSD512を搭載した方の感想です。
この方はAITのDAC,PREを使用し,AIT POWERを2台でBiamp接続されております。

まず、一聴して、音が明るく感じられました。
音のエッジがより明確となり、フォーカスがはっきりします。
この場合は一般的に、きつい音になりがちですが、
その様な事は全くなく、音の表面がより一層、綺麗に磨かれ、
非常にスムーズかつ明瞭に再生される事に驚かされました。

音像はよりコンパクトとなり、その結果、分離と定位が良くなります。
また、細かい音を今まで以上にはっきりと聴き取ることができ、
特に、高域の細かい音に対しての効果は絶大です。
ボーカルにおいても、声の出し方の微妙なニュアンスの違いを実に良く表現します。

これは、通常のCDフォーマットのみならず、ハイレゾのPCMやSACDの再生でも、
基本的にすべてのフォーマットにおいて同様です。
今までの、PCM→DSD128/256でも、効果はありましたが、
128と256の差は余り感じられなかったのですが、512では、その違いは顕著です。

只、余りにもスムースな再生音なので、
ゴリゴリのパワフルな音が好みの方には少し物足りないかもしれませんが・・・

音源によっては、まさに、目の前の演奏者の音が、部屋中に広がり、
身体全体が音に包み込まれる様な、不思議な感覚になります。

DSD512による再生音を一度体験したら、もう元には戻れません。

今回、バージョンアップして本当に良かったです。
有難うございました

2015/09/09 AM 02:06:21

● ES9018K2M購入者樣の感想

ES9018K2M使用DAC購入者樣の組立直後の感想です。

DACは3日前に組み上がり、使用しています。配線を予め挿して頂いていて助かりました。有り難うございました。
 PCからHDDに貯めている音楽ソフトをfoobar2000、Audiogate v3、Audacityなどの再生ソフトを使って、UBS経由で音楽を楽しんでいます(内部配線用USBケーブルは間に合わせで使っています)。少し、エージングが進んで来たと思われます(計約5時間使用)。高音部から低音部まで素晴らしい解像と音楽性で再生してくれるようになって来ています(PCM無変換)。

2015/09/08 PM 02:52:22

● パワー試聴感想

STEREOパワーアンプの試聴感想です。
この方の場合、出力が不足していたようです。

A級動作で音量を最大にしたときの音質は噂どおり大変に素晴らしいものであると感じました。特筆すべきはまず圧倒的なノイズフロアの低さでしょうか。背景の黒さのようなものを感じます。音場の広がり、空間表現、そして解像度の高さも素晴らしいものがあると感じました。今まで聴き取れなかった音に気づくことができ、感銘を受けました。

「上はclassA動作のため、安全装置が働き動作停止しましたので、下は出力小さく、classAB動作に設定した後の評価です」

動作についてですが、当方は以前に購入させていただいた御社のDACをつないでいますので、バランス接続です。biasが常に6以下になるような音量にしますと、ボリュームの位置がだいたい13時くらいの位置になってしまい、これですと完全に音量不足となります。ロータリースイッチの位置を1にすることも試してみましたが、そうするとややS/Nが損なわれてしまうような印象ですね。

2015/09/06 AM 04:12:42

● MONOパワーアンプ試聴感想

先日公表しましたMONOパワーアンプの試聴感想です。
この方はAIT DAC、PREを既に購入されています。

音質は、御社のDAC、プリアンプ同様に入力された信号を色づけ無く
丁寧に出力されているとの印象であります。
 現在使用しているアンプに比較しますと、細かな音も奇麗に再生し
解像度も高く、低音もしまった音で高音も伸びている印象です。
 反面、ソースの粗も素直に現している様です。
(但し、DAC、プリよりは、柔らかく優しいかと思います。)


 意識しておりませんでしたが、手持ちのアンプは、色づけ
(若干、暖かめの音) があったのだと感じさせられました。 
 ちょい置きでこの実力ですので、電源を含めたセッティングを
詰めれば、深みも出てくるのではと思います。

2015/09/01 PM 09:46:51

● ES9018S機購入者樣の感想

ES9018S機購入者樣の到着第一報感想です。

音質の安定には数日必要との事ですが
既にして以前使用していたDAC機より良いです
一度しか視聴していなかったため若干不安でしたがまったくの杞憂でした。

2015/08/23 PM 09:00:54

● DSD512及びPCM384評価感想

DSD512/PCMfs384kHz対応に改造したDACの感想です。
2年半前の購入でしたが改造できるようにしました。


第一印象は、「音楽がゆっくりしたテンポになった」でしたが、
時間と共に、自然な広がりが出だし、解像度も若干上がった様です。

クリアーになったとの感じは小さかったのですが、自然で滑らか、
小さな音も聞き取りやすいので、やはりクリアーになったんだと思います。
(判りにくい変な表現でありますが)
 尚、音質の向上以上に、自然さと心地良さが大きく向上したとの感じました。
HPの評価に記載されました様に、SACDでの効果が大きい様です。


 また、IC、プログラムの変更による効果なのでしょうか、PCM、DSD256も
改修前より、音が良くなったように感じます。
 特にPCMは、明確な強い音がより進んだようで、良い意味で特徴があり
非常に驚きました。ロック等は、この音が好きな人が多いだろうなと思います。
(私のイメージのクリアーな音と言う意味では、PCMでの変化が大きかったです。
ただ、DSDの「滑らかな、自然な音」の方が、個人的には好みですが)
 
 何れにせよ、改修は、大満足との結果である事を合わせて報告致します。
今後とも、新しい商品を楽しみにお待ちしております。

2015/08/23 PM 09:08:25

● DSD512評価

ES9018S搭載AIT DAC購入者でrealtimePCM=>DSD512変換機能を追加された方の感想です。

特にSACDをDSD512で再生させたときのきめ細かい音がすっかり気に入りました。
特に、例えばDG ムラヴィンスキー、レニングラードフィルのチャイコフスキー4,5,6番のような古い録音のSACDに効果が大きいように感じました。
ありがとうございました。

2015/08/05 AM 06:41:09

● 試聴感想121(K2M)

ES9018K2M機の試聴感想です。
試聴中に購入決定頂きました。

お借りしたAIT DACは、PC → JAVS X-DDC Reserver → AIT DAC で
接続して試聴しました。

主に現在使用中のDA-06(LUXMAN)との比較ですがとにかく解像度が高く、非常にクリアで今まで聞こえてこなかった音が聞こえてきました。
試聴したDACはES9018K2Mでしたが電話にてお話があった通り、ロックやポップス等は非常に心地よく聞くことができ、DAC以外が同じ機材なのか不思議に思うほどでした。私自身クラシック等も聞くのであれば、ES9018Sも試聴してみたかったのですが、今はES9018K2Mの躍動感のある音のファンになってしまいました。

現在は試聴機を返してしまったので以前のDA-06で音楽を聞いて
いますが、非常に残念な音に感じて仕方がありません。
DA-06のほうが勝っている部分は見た目の高級感ぐらしかないように思ってしまいます。ただDA-06もAIT DACを試聴前でしたら、それなりに満足して聞けていましたので、悪い機種ではないと思います。
しかし、AIT DAC試聴後はもう物足りない気持ちがいっぱいで、
購入依頼したDACが届くのが待ち遠しく思っています。

今回は短い期間でしたが、AIT DACを試聴させていただきありがとう
ございました。大手メーカー品では電気店での試聴はできても、実際に
自宅での環境で試聴できるわけではないので、今回のように試聴機を
借りて自宅の機材に接続して確認できる機会が持てることは非常に
ありがたいことだと思っています。


2015/07/03 AM 05:23:30

● パワーアンプ試聴報告6

AITパワーアンプの試聴感想です。
AIT DAC(ES9018S機)所有されています。

現使用機
CDP(トランスポート)ONKYO C-7000R
DAC AIT 9018S
プリアンプ cello encore1MΩ / AR limited model2
パワーアンプ counterpoint SA-220BTL / PASS ALEPH0
スピーカー  PIONEER EXCLUSIVE 2251
プリアンプはcello encore1MΩ(バランス接続)で固定してパワーアンプを比較試聴した。

まずアンプの大きさだが、他のAIT製品と同じタカチケースの例のサイズだ。
前面中央にトレードマーク?の液晶パネルが有り、レベルメーターが表示される。
技術的には素人が口を挟むものでは無いが、基本的には20W出力A級BTLのDCアンプみたいだ。
面白いのがバイアス調整で、電流を検出しFPGAで電力量を即座に演算しバイアスを調整している。
グランド処理もかなり凝ってるみたいで、チャンネルセパレーションやS/Nも超高度。
バイアスは固定も出来るみたいだが本試聴はオートバイアスにて行った。

一聴してその滑らかさに驚いた。とにかく高域が今まで聞いたことのないような美しい音なのだ。
それでいて有機的であり、いつまでも聞いていたくなるフレンドリーな音だ。
低域も程よく伸びており、弾力性のある音階豊かな質の高い低域である。
癖などは無く超普遍的。HIFIサウンドだが所謂音楽性も兼ね揃えている。
圧巻は小音量再生だ。夜中に小音量で聞いてもまったく音痩せは無く、帯域や情報量も寸分違わず音量だけが小さくなるだけなのだ。これはちょっと経験したことが無い。

そしてステレオアンプなのに広大な音場が広がる。ALEPHやSA220等のモノラル機と比べても負けていない。ステレオアンプなのにスピーカーの周りにふわっと出る音にはかなり驚いた。
使用スピーカーの2251は能率が93dBで部屋のサイズは約7.5畳だが、お隣さんから苦情が来るんじゃないか位の音量でも1Wもいっていなかった。アメリカ製のアレな曲者スピーカーとかで無ければ常識的な音量ならばパワー不足は感じないと思う。

最初はサイズ的にどうなのかなと思ったがパワーは過不足は無いし、A級BTL、高度な可変バイアス調整、モノラルアンプ並みのチャンネルセパーレーションとAIT流の技術がたっぷり注ぎ込まれたこのアンプは現代アンプの形を変える何かを持っていると思う。

2015/06/27 AM 01:21:07

● 試聴感想120

ES9018S搭載DACの試聴感想です。

簡単で申し訳ありませんが試聴した感想です。
とてもSNがよい感じで静けさがよく出ていると思いました。
また低音が力強くてとてもよかったです。
楽しく試聴できました。
それから、現在使用中のDAC(ES90108シングル)だとDDCの
電源をいれた直後ではハイレゾで音飛びが数分発生していますが、
AIT DACでは音飛びがなくてよかったです。

2015/06/25 PM 09:50:23

● 試聴感想119

ES9018K2M試聴機の感想です。

音が一歩前に出て、スピーカーの外側に拡がる。低域の解像度、スピード感が優れており、高域・中域と音質全体に好影響を与えているように感じる。
低域がしっかりと出るので、低域パートだけボリュームを上げることがなかった。
PCMが最も解像度が高く、音の密度も濃い。DSDに変換されたものも自然で聴きやすくDSD中心に試聴した。
古いもの、高音質のものソフトによってPCM・DSDと使い分けができるのが楽しい。CECのCDPとの相性が良く、静けさが良く出ていて、音のない空間表現に長ける。
全てのCDを聞き直してみたくなった。
電源立ち上げ時に、終了前の設定が保存されていると有り難い。(対応可能です、AITからのコメント)

2015/06/18 AM 12:02:25

● AIT PREの感想です

AIT PREを購入頂いた方の到着後感想です。

土曜日に受け取って昨日から鳴らしていますが素晴らしいアンプです。

見た目はシンプルなもので物量投入もされていないのになぜ
こんなに音がいいのか、卓越した設計思想やコロンブスの卵的な
ことがあるのか、、、ともかくエイジング前から大変なポテンシャルを
感じます。

2015/05/17 PM 08:46:46

● 試聴感想118

ES9018SDACの試聴感想です。
この方からキットの組立難易度を尋ねられました。
AITのキットはプラモデル組立程度で、ハンダこてを使用しないでも組み立てられます。購入者様全員が正常に組立てております。

昨日、試聴機を返送させて頂きました。ありがとうございました。
非常に優れた解像度を持ちながら、高音の刺さりもなく、
音場の広さも損なっていない素晴らしいDACだと感じました。

2015/05/14 AM 05:01:32
http://aitlabo.net/blog/?c=005&pp=90

● 試聴感想117

ES9018S使用DACの試聴感想です。


一週間と短い試聴でしたが、心地よく音楽を楽しむことが出来ました。
お世辞抜きで素晴らしいDACでした。
極めて高いS/N、御社独自のジッター除去技術
PCMからDSDリアルタイム変換等等からの結果か!
聞き疲れの少ない、力強い低音から繊細それでいて硬さが感じられない高音まで、
けっして派手さはありませんが、癖になるような味が感じられます。
ライブ感のある音楽が楽しめそうです。

2015/04/13 PM 08:36:30

● 試聴感想116

ES9018S使用DACを購入され、AITプリとAITパワーを試聴された方の感想です。

音の感想ですが、音像がピシッとして、音場もひろいです。
音の鮮度が高く、余韻が綺麗です。
音も薄くならず、演奏者の動きまでよくわかります。
それでいて、低音の切れも量もしっかり、バランスもとても良いと思います。
情報がきちんとスピーカーに届いている感じです。

2015/04/12 PM 10:48:07

● 試聴感想115

AITプリの試聴感想です。

所有しているプリアンプからAIT PREに替えて音を出した瞬間にその違いに気づきました。
情報量の増加、音場の拡大、立ち上がりやS/Nの大幅な改善、定位の明瞭化など、他の方が書かれている感想と同感です。
特に、質の良い音源を大音量で再生すると音の洪水といった感じで圧倒されます。
所有プリアンプは包み込まれるような響きがあり聴き疲れしない音質で気に入っていたのですが、
その響きの裏に細かい音が埋もれていたことが分かりました。

機能の面でも大変優れたプリアンプです。
私は小音量で聴くことが多いため、リモコンでの細かな音量調節が困難だったのですが、
AIT PREはリモコンでの音量の微調整が極めて容易です。
また、バランス調整、入力の直接切り替えも便利です。

2015/04/07 PM 10:03:06

● 試聴感想114

ES9018S使用DACの試聴感想です。

とても全域でエネルギッシュ且つ各楽器の分離もよく、音場感も最高です。
いままで、うるさくて聞きたくなかったソースもうまく聞かせてくれます。
マランツ機(SA-14S1)とは雲泥の差です。
友人宅のLINN アキュレィトよりもよいかも知れません。
入口の重要性を改めて感じました。

2015/04/06 AM 04:12:42

● PREAMP試聴感想8

プリとパワーアンプの試聴感想です。


プリアンプ、パワーアンプともにとても素晴らしい機器と感じました。
特にプリアンプは、音の一つ一つがが明瞭、かつ定位が明確で、目をつぶって音楽を聴いていると容易にステージの情景が浮かび上がってくるようでした。
またこれまで埋もれていた高音域、低音域の情報が掘り起こされ、華やかでかつ広大な音場をを形成し、とても心地良く音楽に浸ることが出来ました。

パワーアンプについては、SNに優れ、特に高音域を美しく鳴らせてくれますね。
音色も色付けのない、透明度の高いモノでした。

2015/03/09 AM 02:06:21

● 試聴感想113

以前パワーアンプを購入頂き、新たにBIAMP用に試聴機で検討した結果追加購入頂いた方の報告です。
この方の他に数名の方から、AITパワーアンプをBI AMPで使用し音質が大幅に向上したとの報告を頂いております。


試聴機からつなぎ替えると試聴機の方がまろやかなので、これはエージング待ちです。
試聴機を1週間近く聴いた感想はこのアンプは思ったより遙かに良いアンプでした。ホーンドライバを駆動する能力がとても高く、高域のSPのレベルを上げても耳に刺さることがありません。JBL4343Bを35年前に買ってから初めての経験です。このSPを 通算すると10種類以上のアンプで鳴らしてきましたが常に高域のホーンドライバを騙し騙し鳴らすのが常でした。このアンプは完全にホーンSPをねじ伏せています。

2015/02/20 AM 05:52:29

● 試聴感想112

ES9018S機の試聴感想です。今後ES9018K2M機も試聴予定しています。

AKURATE DSも音楽を聴かせるタイプで、オールラウンドに使えお気に入りなのですが、
試聴機で聴いた美空ひばりは次元の違う音楽でした。
なんと言うか、美空ひばりの上手さ、凄みを改めて感じるほど音楽の本質に迫った音でした。
分解能に優れ空間表現も大変素晴らしい印象でした。
余計な残響もなく、変に色付けされていない点も好印象です。

これだけで驚きの大満足でしたが、改めて御社HPを拝見するとES9018K2Mも試聴させて頂きたくなりました。
私は、JazzやPopsの女性ボーカルや、ビートルズ、ストーンズなどの60,70年代Rock、Jazzを中心に聴いています。
皆様の試聴感想で"音の押出感"、"低音"、"迫力のある音楽"とありますと、是非こちらも聴いてみたくなります。
できればES9018K2Mも試聴させて頂いてから購入を決めたいと思います。

2015/02/15 AM 12:37:45

● 試聴感想111

DAC、PRE、POWER×2を購入頂いた方の一ヶ月経過後感想です。
SACDPは当方が改造しHDMIケーブルでSACDをDSDとしてAITDACで再生できるようになっています。
BiAMP構成による音質向上は理論的にも説明できます。この方のスピーカーはB&W M802の様です。

今回、20年以上使用していた、パワーアンプが故障したので、以前から気になっていた、AITのアンプを購入しました。
電流駆動で使用したいと考えていたので、パワーアンプは電流駆動対応として頂き、思い切ってプリアンプも同時購入としました。
従って、この感想はあくまでも、プリ&パワーアンプセットでの感想という事になります。

AIT DAC➡AIT プリ➡AITパワー の接続は全てバランスとしました。
接続して最初に音を出したときの印象は、目が覚めたばかりの眠たげな音でしたが、ノイズレベルの低さと歪の少なさはすぐに感じられました。
また、音の出ていない所が非常に静かです。
S/N比が良くかつ定位&音場感が良いので、前面に広がる音場に対して、この様な印象を受けたのだと思います。

現在、一か月以上が経過しての印象としては
・音にハリと艶が出てきて説得力が凄い
・低域の量感と切れの良さ
・高域の分解能がハンパでは無い
・とにかく歪感が無く、非常になめらかな音ついついボリュームを上げ過ぎてしまう
・古い余り録音の良くないCDも、かなり聴きやすくなる
・音の粒立ちを良く再現し、非常に綺麗で定位も抜群に良い
・細かな小さい音まで実によく再生してくれる
・楽器の響きが良く、残響音の出方が綺麗で、特にピアノなどでは音の重なり合いすごく良く表現されていて、
まるで目の前で演奏している様に感じられます。
・忠実な再現力のため、録音の良し悪しがまともに出る

とう事で、皆さんの試聴感想と余り変わりませんが・・・・・
また、音色が以前のアンプと同じで、アンプを変えても全く違和感がなく、只々、再生能力が向上したことが予想外の収穫です。

只、それ以外の感想としては、録音の悪い音源であろうが、良い音源であろうが以前のアンプと比べると、再生音のクオリティは確実に上がりますが、
特に、良い録音の場合はその伸びしろが大きいです。
以前ではそれほどの優位性を感じられなかった、SACDプレイヤー(AIT改)からのHDMI出力による、DSD音源の再生では、
いくらボリュームを上げても全く刺激的な音にはならず、ライブ録音では、まるで自分が会場に居る様な雰囲気にさせてくれます。

今は、パワーアンプをもう一台追加して、バイアンプ駆動としていますが、
その効果は予想以上で、より一層の歪低減に加え、音の立ち上がりがスムーズになり、音に余裕が出ます。

スピーカーがバイワイヤリング対応ならば、思い切ってバイアンプ駆動をお勧めします。効果絶大です。

自分は今まで、モノラルパワーアンプを各スピーカーの横に置いていたので、レイアウトの関係もあり、一般的な、低音用に1台、中高音用に1台という使い方をせずに、右用、左用それぞれ1台づつ使っています。
色々試した結果、自分のシステムでは、低音・高音と分けるより左・右で使用した方が音に厚みが出て、全体のバランスも良いという事もあり、変則的な使用をしています。

皆様が書かれている様に、良いことばかりですが、本当に購入して良かったと思います。

2015/01/27 AM 01:21:07

● 試聴感想110

ES9018K2M搭載DACの試聴評価です。

当方の環境ですが、
トラポにWin7PC、DDCはortho spectrum、アンプはAccuphaseのプリメイン、スピーカーはDynaudioのトールボーイです。

聞くジャンルはJazz系主体です。

御社DACは、音の輪郭がくっきりとしていて、各パートがはっきりと聞こえます。定位も良く、各パートの位置関係も見える様です。時折入るパーカッションなどで空中に目を向けてしまいます。

DSD変換機能は最初はぼやけて聞こえ、無変換の方が良いと感じましたが、暫く聞いていると無変換時にくらべ音の広がりが良く、僅かに暖かみがでてどちらも良いと思いました。
DDCへ接続するUSBケーブルの傾向がそのまま反映されるので、無変換時は暖色系、変換時は寒色系のケーブルにするとどちらのバランスも良くなると感じました。

色付け感は感じないものの、録音の悪い70年代のニューミュージックもそれなりに聴けたのは意外でした。

2015/01/18 AM 12:02:25

● 試聴感想109

ES9018S使用DAC,PRE,POWERを同時試聴した方の感想です。
(同時試聴は可能であれば対応します)

到着直後の報告
実を言うとDACはES9018を使用したH**Cというメーカーのものをすでに使用していましてそれほど違いはなかろうと高をくくっていました。しかし電源投入してすぐの状態で一聴して音の違いがわかりました。同じチップを同じくデュアルで使用してもこれほどの違いが出るのですね。驚きました。

1週後の感想
音に関しては、プリもDACも多少分析的な傾向はあるのでしょうが細部が潰れないので音楽の美しさに圧倒されてしまいます。
音の一つ一つがよく分離して、キラキラ輝いていて素晴らしかったです。
 プリとDACは一緒に使ったほうが相性が良かったですが、コンポーネントへの影響力はDACが一番大きかったです。
 プリはノイズフロアが一気に下がり、上流の音をそのままパワーに伝えるといった印象です。
 パワーアンプに関しては見た目とは裏腹に駆動力がありました。我が家のスピーカーでの仕様ではクリップすることはないようです。

2015/01/14 AM 05:01:32

● 試聴感想108

パワーとプリアンプの試聴感想です。
評判の高価格スピーカーでの評価です。

両方とも楽しく試聴させていただきました。
特にパワーアンプのドライブ力は素晴らしかったです。
私のdynaudio consequenceはアンプ喰いで有名で、生半可なアンプでは鳴ってくれませんが、
AITさんのパワーアンプをつなぐと、しっかりと低域をドライブして、音に躍動感が出てきました。
現在のシステムでは、その点でジャズをご機嫌に演奏するのが不得手と感じていましたが、
試聴機ではそれが見事に払拭されていました。

現在のシステムの音には、ある程度満足していましたが、若干の不安もありました。
あらためてconsequenceのすばらしさと、今の方向性の正しさを再確認しました。

2015/01/09 AM 02:06:21

● ES9018K2M使用DAC試聴評価3

ES9018K2M使用DACを再度試聴された方の評価です。

今回お借りしたエージングの後の(エージングの進んだ)K2M-DAC、
やはり、と言うか、想像以上にと言うか、音の進化・深化、磨き込みが進み、
正直ES9018機との差は、(私には)限りなくゼロに近くなったと言う印象です。

最初のまったくの新品基板を聞かせていただいた時も、大変完成度が高く9018S機との差はほとんど感じられないくらいでしたが、
それでも、わずかでは有ってもハッキリとした違いが有り、
それが9018S機との個性の違いと思っておりました。
今回の試聴で、それはごく初期の硬さ・生硬さによるものだったのかと思い至りました。

今回もシンクロナス伝送によるノー・バンド・ワイズ(NBW)の音の良さは傑出していて、正直K2M機を選ぶ場合は、これ以外の設定は考えられないと思いました。
(心穏やかならぬものが有るのですが、この設定で聞くジャズやポップスは、
9018S機で聞くそれらを上回っているかも知れません。)

試聴は、私を含め5名で行ったのですが、
1名はK2M機が大変気に入ったようで、購入も真剣に考えているようです。
また別の一人は、ほとんど違いは無いと感じながらも、音の濃さ・厚みで、9018S機にわずかに分が有ると言っていました。
いずれにしても、本当に素晴らしいDACであるということは、全員の一致した感想です。

2015/01/06 AM 04:12:42

● 試聴感想107

ES9018K2M搭載DAC購入者様の感想一報です。
一言のみで当方DACの特徴を簡潔に述べられています。

DAC届きました。
あまりの高音質にCDを聞き直しています。
今後ともよろしくお願いします。

2014/12/28 PM 08:38:10

● チャネルデバイダー評価

チャネルデバイダー試作基板を検討した方の報告です。
この方はES9018SのDACとES9018K2のDAC、及びプリ、パワーアンプもご購入頂いております。DACはK2M基板に若干手を加え改造してお使いで、感想は「K2Mの方が1ランク上の音です」とのことです。
以下はそれらを含んだ評価となっています。

以下にチャンデバ + パワーアンプ込みの音の感想を適当に列挙。
音色や音の全体バランスは今迄と略同じになりました。今迄は最適点が1ヶ所しかない感じで調整がクリティカルでしたが、AITのチャンデバはクロスオーバーとレベル合わせが非常に正確で変数を変える事による音質の変化もないので調整がとてもスムーズに出来ます。
音質的にも上がっていますが、パワーアンプの寄与が2/3ぐらいあるかなという感じ。低域が伸びてコントラバスの音階がよりクリアになりました。
チェロのエンドピンから床を伝わって奏者の気合いが伝わってくる感じもリアル。
通奏低音のチェンバロがシンシンと右後方から空間に浮かぶ感じは今迄と同様(と言うか、そうなるように低音のバランスを合わせている訳ですが)チャンデバの左右特性が正確なので音の定位が今迄より正確になりました。
4343Bは元々定位を云々するSPではないのですが有意差が有ります。
(色々GND系統を調整する前の一番最初の段階ではBBCモニターのLS3/5aで確認していたのですがその時点でもこの位相性能の差は感じました。)
ボリュームを上げた時の余裕度が増えたのはパワーアンプの特性が良いのかチャンデバの寄与なのかは
未だはっきり分かりませんが、300Hz近辺がスッキリしたのでチャンデバの可能性かなと見ています。
LPFのクロスオーバー周波数は320か330かどちらかだろうと思うのですが、330の方は今暫定的にチップ抵抗で鳴らしているのでスルーホール型の金皮が届いてから最終確認します。
チップ抵抗だと音質的には矢張り劣化すると思います。
320と340の金皮の方が音質的には良いと言うのが耳で分かりますから。
あと、チャンデバのエージング効果はやっぱり有るようですね。4343Bで鳴らし始めてから1週間の辺りで変わった感じがします。


チャンデバはデジタル方式だとDAC部がまともなものがないし、アナログ方式は既に絶滅状態だし、そもそもチャンデバを必要とする需要がほとんどないのでメーカが見向きもしないしで八方ふさがりでしたが、
今回のAITチャンデバは特性、性能的には一切の妥協がないので最高峰を目指す(達成出来るかどうかは別問題としてw)
数少ないユーザーにとっては渾身の一品になっていると思います。私の長年の懸案事項でありましたがやっと乗り越えることが出来ました。ユーザーは他にいない可能性がとても高いですがw

2014/12/26 PM 09:14:49

● 試聴感想106

ES9018S機の試聴感想です、試聴中に購入決定しています。

CD?と疑うような心地よい音がスピーカーから奏でられました。比較したのはシグマ・デルタDACを6つ並列駆動(1チャンネルあたり)させ ている機器です。試聴したCDはジャズ(ピアノ、テナーサックス、ボーカル)を中心に、クラシック(室内曲、交響曲)、童謡、フォークソン グ、歌謡曲、カントリーなどです。CDの一部はSACDとのハイブリッド版で、所有する機器の場合SACD層の音のほうが好ましく感じてい る、そういう音のサンプルです。今回は同じCD信号を同時に両方のDACから出力してプリアンプに入力し、プリアンプ側の操作でソース信号を 適宜変えて、スピーカーが奏でる音を試聴しました。

AIT-DACからの音は違うことがすぐにわかりました。音の角が除かれていて、スピーカーがいっそうまろやかに鳴っていました。この傾向は PCMをDSD変換する機能を作動させると際立つようです。音量を上げて試聴すると、楽曲の音量が低い時に聞こえてくる「サー」という雑音 が、AIT-DACのほうがより低レベルでノイズが小さいことが好ましかったです。

オーディオは嗜好品だと思いますので人それぞれだとは思いますが、どちらの機器の音が好きかと聞かれると、AIT-DACに手をあげたいで す。毎日夕食後に試聴しましたが、演奏音が心地よく時間を忘れて深夜になることしばしばでした。SACD音源ならまだしもCD音源ではあまり 経験しなかったことであり、これには驚きました。休みの日に一日中試聴しましたが、CDの音楽鑑賞疲れがありません。このせいかわかりません が睡眠の質が良くなったように思います。

AIT-DACの存在を知ったきっかけは、あるオーディオ専門ネット記事を読んだことです。ハイレゾ音源とネットワークオーディオに興味を持 ち、調べていたときでした。ウェブサイトを拝見すると、電子回路を独自に開発されている様子に大変興味を持ちました。今回はその製品を試聴さ せていただきましたが、大変すばらしかったです。何よりも人を楽しませてくれる力のある製品であることがすばらしいです。このAIT-DAC の音をもっと聞きたいと思いました。

2014/12/22 AM 02:18:48

● 試聴感想105

プリとパワーアンプを試聴された方の感想です。
スピーカーとヘッドフォンそれぞれ報告頂いています。

(スピーカー視聴)プリアンプ+パワーアンプ

TP: Solid run, Cubox-i4 (Voyage-Mubox ver3.14)
 ↓(USB)
DDC: Audiophilleo, Audiophilleo2
 ↓(S/PDIF同軸)
DAC: Audio-GD, NFB-7
 ↓(アンバランス)
PRA: AIT LABO, プリアンプ
 ↓(バランス)
POA:AIT LABO, パワーアンプ
 ↓
SP:自作バックロードホーン

 ・一つ一つの音に密度感があり、それぞれ空間中に丁寧に置いていく感じがしました。
 ・S/Nの高さや定位の良さが一聴してわかります。
  

(ヘッドホン視聴)プリアンプ+他社ヘッドホンアンプ

PRA: AIT LABO, プリアンプ
 ↓(アンバランス)
HPA:STAX, SRM-727A ダイレクトモード

HP: STAX, SR-507

 ・ヘッドホンアンプ内蔵のボリウムに比べて、細かい音がよく聞こえます。
  また、帯域も広がってモヤがとれた気持ちの良い音になりました。
 ・アッタネーターで音量の調整(LR調整も)が細かくでき、使いやすいと思います。

2014/12/21 AM 01:50:25

● 試聴感想104

ES9018S使用DACキット購入者様の感想です。

CHORDのDACとの試聴比較です。

1:音場が広大。部屋いっぱいに空間が広がる感じ。そしてノイズレスで逆に違和感が有るほど
2:実在感が凄い。
CHORDのDACはオーディオ的で聞いていて気持ちいい。
  AITDACではそういったオーディオ的な気持ちよさは薄いが、印象としてはアナログレコードのような「そこ」に「いる」「ある」感が強い
3:ヴォーカルがしっかり前に出る。個人的にはここが最重要ポイントでした。
  CHORDだとヴォーカルがバックに少し埋もれてしまい、もう少しヴォーカルが「前」にでて欲しかったのですが、AITDACではバックに埋もれることなくしっかり、かついい意味でヴォーカルが主張してくれる

2014/12/21 AM 07:32:52

● 試聴感想103

プリとパワーアンプを試聴された方の感想です。

今回プリアンプとパワーアンプを試聴させてもらいましたが、もともとの本命はDACの買い替えでした。
ただ現在の環境がDAC複合機→パワーアンプ→スピーカーと言う構成なので、先にプリアンプを導入すべきかと思い試聴申込をさせてもらいました。

まずプリアンプの感想ですが、DACを変更していないのでそれほど大きく変わらないかと思いながら聴き始めましたが、思っていたより変化を感じました。
S/N比が上がる・定位が良くなるといったオーディオ的要素の向上を感じましたが、特に音の実在感が強くなるのを感じました。
また、環境的に小音量で聞くことも多いのですが、音量を絞ったときでも音痩せやギャングエラーの発生といった弊害を感じることがなかったのでストレス無く聞くことが出来ました。
市販リモコンによる使い勝手もとても良かったです。

次に、同時に試聴させてもらいましたパワーアンプですが、こちらはあまり時間が取れず聴き込めなかったので詳しい感想は書けませんが、プリアンプの長所を更に伸ばす印象を受けました。

自宅で視聴できると比較もしやすく、導入のイメージもつかめるので大変参考になりました。

2014/12/17 PM 08:46:46

● 試聴感想102

ES9018S機を試聴された方の感想です。

試聴した感想ですが、初期設定のDSD128が一番聞きやすいと思いました。

主にPCからDAC-10(KORG)それからお借りした試聴機(同軸)と接続してヒーリング系の音楽を主に聴きました。

アンプ マッキンMA−6900 スピーカーJBL4428リボンツイター追加
今まで他のDACでPCMをDSDに変換すると音の描写が鮮明になる一方、どうも音が全体的に薄くなって音が軽く綺麗な音なんですが聞いて楽しくありませんでした。

しかしこの試聴機では音は力強く鮮明でした。

PCオーディオ初心者ですが、DACがキモになると実感しました

2014/12/16 AM 02:58:52

● 試聴感想101

プリアンプの試聴感想です。
パワーアンプと同時貸し出しも受け付けております。


圧倒的な特性のよさを実感できる、再生帯域は超ワイドレンジであり、広大な空間の広がりがある。
低域の量感、駆動、制動、分解能のすべてが本当に最高。そのクオリティーは過去最高水準にある。
広帯域なのにとても厚みのある音で、硬質な音質です。アタック(輪郭)も強靭で実体感があり力強い。
無色透明な色付けのない音ですが、生気に欠けた大人しい(暴れがない)昨今のハイエンドの音とは異なり、非常にパンチがあり、とても生命感があって生々しい。
好みにより濃厚(色付け)さ、色付けタップリな音が好きだという方は他の機器やケーブルで調整可能だと思います。
特にプリアンプは古いものは新しいものに勝てないと思うので・・・・・AIT DACが一番売れているようですが、PREの実力はそれに比肩すると思います。
もっと興味を持たれる方が増えてほしいと思いました。このプリと比較すると90年代の複数の名機たちがくすんで曇った音に感じられたのは驚異的な経験でした。
20数年前の200万クラスのプリアンプより断然音が良い。
優れた設計、正しい設計が曖昧な音楽感性やオカルトを吹き飛ばす痛快さ!小規模メーカーは多々あれど、
まさに玉石混淆といえる現状ですが、AIT研究所は本物中のホンモノ。オーディオやってるとダマされた、
こんなはずじゃなかったという経験は沢山あると思いますが、往復送料のみで貸出が可能ですから、
眉唾と思っている方は借りてみると良いですね。
久しぶりにエキサイティングな経験ができるのではないでしょうか。

2014/12/11 AM 01:28:16

● 試聴感想100

ES9018K2M機の後、ES9018S機を試聴された方の比較感想です。

マークレビンソンのアンプ、ラックスマンのCDP、ウィルソンオーディオのスピーカーを使い試聴しました。個々の楽器の直接音と響きがきれいに分離されて聴こえる事、それによって得られる見通しの良い音場などは、K2M、S型両機に共通する美点と感じました。以前お借りしたK2M型と比べると、音楽の持っている空気感や音場感はS型が優れているように感じます。その一方で打楽器などの音は若干おとなしくなる感じです。
他の方も書かれていますが、クラシック主体に聴かれるならばS型、ジャズならK2M型が楽しく聴けるように感じました。ポピュラーだと好みに合わせてという事になりそうです。私個人はS型かなぁ…と考えているところです。

2014/12/08 PM 02:52:22

● 試聴感想99

AITパワーとプリアンプを試聴された方の感想です。
AITDACは既に購入頂いております。

2回目のプリアンプとメインアンプをお借りさせていただき大変ありがとうございます。
1度目の時はあまりのS/Nと情報量に困惑して今まで聞いてた音は何だったんだろうと微笑してしまいました。
それから機材を取っ替え引っ替えしてAITの音を越えようとしてきまして今回の2回目の試聴となりました。
結果的に言いますと今月買ったばかりのアンプではもう聞く気が起きないという悔しい結果に終わりました。
素直に最初からAITで固めておけば良かったと後悔しております。
プリは良くも悪くもアッテネーターの音でフラット正確無比!
メインアンプは音の広がり、高さ、奥行きが異常で一切の汚れがありません。
今まで大金叩いて歪んだ音に慣れた人は文字通り耳を塞ぎたくなる音です。
自分達で音に味付けしなくても良いなと素直に思えました。
購入時にメインアンプにはヘッドホン出力を付けてもらう予定ですのでそちらも大変楽しみです。
試聴機ありがとうございました。

2014/11/27 AM 01:21:07

● 試聴感想98

ES9018K2M搭載機購入者様の1ヶ月経過後感想です。

ソースはUSB入力(COMBO384経由)がメインで、主にクラシックのCDをリッピングしたPCMが多いですが、DSDや96kHz/24bitのハイレゾ音源もあります。
いろいろとモードを切り替えてみましたが、今のところ下記の設定に落ち着いています。
PCM→DSD変換は128倍、ジッター抑圧モードはAPCが最も自然に思います。
AFPCは余韻が長めに感じ、一聴するとこちらの方が良いように思うときもありますが、長時間聴くと少し疲れる感じです。
録音状態の良いソースでは、コンサートホールで聴く楽器の質感と違和感がなくなりました。
これまではコンサートやオペラの生演奏を聴いた後しばらくは自宅で音楽を聴く気になれませんでしたが、このDACではそのようなことはありません。

DVD/SACDプレーヤからのSPDIF入力は同軸、光のどちらでも大差はないようですが、同軸のほうが少し良いかな、という感じです。
これまではDVDでオペラを鑑賞するときに、映像はともかく音質は期待できませんでしたが、このDACでは音楽も楽しめます。

ハイレゾ音源では、DSD2.8MHzと5.6MHzの差や96kHz/24bitと192KHz/24bitの差もはっきりわかります。
ハイレゾ音源がもう少し安く入手できるようになれば、もっと増やして楽しみたいと思います。

2014/11/25 PM 09:50:23

● 試聴感想97

ES9018S機の試聴感想です。
一般的な感想ではありません。
この方の所有機器は以下のようです。
CDP;エソテリックP0s
CLK;DCS 992-2
OSC;FS-725電源改
CLK系ケーブル;エソテリック メクセル
DAC;DCS デリウス1394 日本オーディオDA-2000クロック改
AMP;STAX SRM-717
SP;STAX SR-007
ADC DAC;RME 802
PC;Intel系Windows7 64bit 自作
ADCキャプチャ;SoundForge10
CD-W;シナノケンシ SCSI型PX-W4012TS(通常1xで書き込み)

以下試聴目的等お送り頂いた内容を記載します。

発端はアナログオープンテープのデジタル化保存です。
まずはPC再生系が決まらないと保存開始にたどり着きません。
CD再生系はワードクロックとルビジウム発信機の導入で何とか目標に近づきましたが、PC再生系では試行錯誤です。
クロック系をCD再生系と同等にしても、PCの電源・ハードディスク・USBポートの位置・RAMディスク・再生ソフトなどの変更により音質・音色(帯域バランス)が変わってしまい機器構成が決まらないのです。

R社8機のジッタ抑圧は-30db、1ns程度なので、聴感に影響を与えない50ps以下にするためにはさらに-30db位の抑圧が必要です。
既存保有のDACではここまで抑圧できません。
また非同期DACのES9018のLowestでは-30dbくらいなので何とかギリギリです。
保存する形式の24bit再生のためにはさらにジッタを抑圧する必要もありそうで、
今回のAIT研試聴機のヒアリングとなりました。

<構成について>
試聴構成はPC--USB--R社8機--S/PDIF(光)--試聴機、です
その結果、ハードディスク・USBポートの位置・RAMディスク・再生ソフトなどの変更・R社8機の内部PLL・外部ワードクロック・ルビジウム発信機の有無により音色・音質が変わらないことを確認でき、
今までの試行錯誤の原因はほぼジッタだったということができます。

<音色(帯域バランス)について>
音質は問題ないのですが、初期電源投入後、5分でもゆっくり音色が変化していて通電2時間くらいで音色が安定してきました。
(郵送時の振動が影響したかもしれません)

音質は合奏の際大きな音に隠れてた小さな音が良く聞こえます。
また、年代の違いによるCD作成プロセスの違い(16bit切り捨て、ディザの導入、など)もよく分かります。

一方、今までCD再生系で使用していたDACが古いものなので、その音色の違いに戸惑いました。

2014/11/19 PM 08:52:37

● 試聴感想96

ES9018K2M搭載DACキット購入者様の感想です。

組立も完了し現在音出ししてます。
電源を入れて2時間程度ですが、いやいや素 晴らしい。

これなら完全に我が家のレギュラーDACになります。
これから慣らしが完了して音が変わっていくのが楽しみです。

2014/11/16 AM 02:58:52

● 試聴感想95

ES9018S使用DAC試聴機の感想です。
ES9018K2Mも試聴希望受けております。

現在使用中のConclusion C-D1もかなり良い出来で、正直、大きな差はないのでは?と感じておりましたが、ヴォーカルが三次元的に浮かぶ様は皆さんの感想通りで素晴らしいものでした。
リアルタイムDSDは結構な変化が得られますね。これならUSBは不要かも知れません。

低音の量感はC-D1の方がありますが、AITの方がレンジが下まで綺麗に伸びて強調感がありません。
解像度は単体で聴けばC-D1も素晴らしいですが、AITには負けますね。
クラシックを聴くには最適と感じました。C-D1の良さもあり、ジャズ、クラで切り替えて聴くのも良いかも知れません。
S機で決めたいところですが、皆さんの試聴感想を見るに小生にはK2M機の方が適しているようにも思えます。

2014/11/05 AM 06:41:09

● 試聴感想94

当方のプリとパワーアンプの試聴感想です。
頒布機と異なり試聴用プリは入力抵抗が300Ωと低いため若干音量不足を感じられた様です。当方DACでしたら支障ないのですが、貸し出し日程が合わずプリとパワーアンプの評価になっています。

まず一聴してS/Nの高さに関心しました。
ホール録音などCDを聴くとエコーの消えていくが
それは見事にすぅーーーという感じです。
音色はニュートララルでソースのありのままを
でもモニター的にならない美音で暖かみもあります。


スピーカーがフルレンジということもあり
ステージの広さや楽器の立ち位置などもよく表現されていました。

2014/11/04 AM 06:43:12

● 試聴感想93

ES9018K2M使用DAC機の試聴感想です。

自宅のCDプレイヤー DCD−SA1から同軸接続で試聴。山下達郎のベストアルバムから好きな曲「蒼氓」で聴き比べました。
この歌にはバックコーラスでサザンオールスターズの桑田佳祐さんと原由子さんが参加されています。CDプレイヤーから直接音を出した時は2人の声が何となく聴こえる感じだったのが、DACを通しての音でははっきりと、誰がどの位置でどんな声で歌っているのかがわかるようになりました。曲に込められた情報が余すところなく表現されることで、歌い手やレコーディングにあたった人々の意図や気持ちが、より繊細に伝わってきます。これまで何度も聞いてきた曲から、新鮮な感動をもらいました。
噂には聞いていましたが、実際に使ってみて想像以上の高性能に驚いています。こうなると兄弟機の「S」の音も聴いてみたい!そしてどちらか気に入った方を自分の物にしたい!という気持ちがとても強くなっています。
貸し出しいただいて、貴重な体験ができました。ありがとうございました。

2014/11/03 AM 05:23:30

● 試聴感想92

先日、ES9018K2M採用DAC基板を購入された方の着荷直後感想です。
この方はES9018S機をキット購入し組立、K2M基板を同じケースに差し替えて使用しています。

9018K2M基板が手元にあるとそちらがすぐに聞きたくなり、こちらの方をじっくり聞いております。
他の方の表現どおり、9018S基板より確かに一聴して押し出し感やメリハリ感が強く、別の言い方をすると、録音レベルの高いパート(主役)を更にはっきり描く感じがしました。
具体的には、ピアノの中低域、ベース、バスドラムや打楽器は9018Sより実体感が感じられシンバルの響きの解像度、微小になるまで余韻が続くような美しさは9018Sの方があると思います。
これで シンバルまで輝くような響きに聴こえるようになったら、ジャズ系には最高ですね。
ただし、2年も使ってきた9018S基板とは条件的に今すぐ比較にならないかもしれませんが。

9018Sよりも躍動的に感じられる音質で、演奏や録音の良い音源によってはより臨場感があるような気がして、9018Sよりも音楽が楽しめました。
たぶん、9018K2M基板で聴く方が今後多くなるのではないかと思います。

エージングで細部の解像度が高まり、第1印象を保ちつつ、より背景の音も存在感を主張するような感じになったら、スリリングな、より手に汗握るようなサウンドになり、私の嗜好のテクニカルなジャズ系の音源には最適になると思います。

9018K2M基板を購入して良かったと思います。

2014/10/26 PM 09:14:49

● 試聴感想91

ES9018S使用DAC機購入後1ヶ月の感想です。
音質をさらに向上させるため、OPAの交換を希望していましたので当方の検討案をお知らせしています。

自分の機械になったから…という事はないと思いますが試聴機より、ロックも安定しているようですし(むしろ、まだ一度も外れた事が無い)
音も不安定さが微塵もなく、堂々としています。
音楽を聞きながら、DATAを切り替えても、PCM/DSD128/DSD256の切り替えだけは一瞬音が止まるもののそれ以外は音が途切れる事もありません。
何かUPGRADEされているのかな?と思いました。

音は、古めのCDを楽しく聞けると思って選択した通りの音です。
DSDでUpsampleするのが良いのかどうかは分かりませんが、空気感が出てくるのが素晴らしいです。
今まで聞いた最高のCDPでも、録音の悪いCDはあまり楽しめなかったのですが(録音機材を含めた入れ物の限界を知るような感じで)このDACでは古いCDでも、今まで以上に楽しめます。
また、CD Playerもそれ程選ばないような気がしました。

これらは、角田さんのデジタル部分の設計の良さならなのだろうなぁと感心して聞かせてもらっています。

一方、良く録音されたCDでの、最高のCDPでの音質は、品があるというか音の後ろの空間が見えるような、そんな感じを受けていました

2014/10/21 AM 07:32:52
http://aitlabo.net/blog/?c=005&pp=120

● 試聴感想90

ES9018S機の試聴感想です。
一部割愛しています。


約一週間の試聴で、多くの方がレビューされているように
素晴らしい音を堪能させていただきました。
ーーー中略ーーー
さて音を出すと、一聴にてその質の高さに驚かされました。
音の広がり、明確な音像定位、ボーカルは当HAP比でやや
太ましく、時に力強く時に繊細に息づかいまで聴こえてきて、
音楽に引き込まされました。響きがなにより美しい。
情報量や音数が多いとの評も見ていましたが、なるほど
納得です。
SP交換時の衝撃と、また別の意味でこれも衝撃でした。

ソースはCDをリッピングしたWAVがほとんどですが、
PCMはリアルなものの音が出過ぎるように感じ、DSD128が
個人的には好みでした。特にボーカルものにおいて、より
ボーカルが明瞭になり周囲が滑らかに抑えられる感じで、
出色に感じました。半日聴き入って疲れない心地の良い音
になりました。


そして少し気になっていたLowestでロックの件も、同軸・光共、
ロック外れはなく極めて安定して聴けた事も収穫でした。
音質面は当然として、諸々作業をさせながらでも44.1←→48
KHzの切り替わり時以外は頭の音欠けもなく、PC作業中の
サウンドカードとしての役割も無難にこなしました。
(PCはオーディオ専用でなく、普段使いの自作機です)


今回の試聴で、ES9018Sというチップの力と、それを発揮させる
AITさんの造りに感心しました。本当はすぐにでも欲しいところ
ですが、懐具合を鑑み冬ボDAC新調計画の候補筆頭として
検討していきます。
K2Mも他の方のレビューを見るに良好そうなので、試したい
ところではあります。


2014/10/20 AM 05:52:29

● 購入者様の感想

ES9018S使用DACキット購入者様の感想です。
USB(COMBO384)とSACDP(SA8004)とHDMIケーブル接続可能仕様です。

試聴機と異なりUSBとHDMIを主体で楽しんでいますが、こちらはcoaxialと異なり音が非常に透き通る感じで心地の良い音が楽しめます。
特に改良したSA8004から出る音は、数十万を越えるSACDPを凌駕する解像度というか表現力に感じ、オーディオベテランの友人もこれにはびっくりしたようです。
CD音源での同時比較を行いましたが、明らかに私のネットワークオーディオを凌駕する音像とS/N比に感じました。

2014/10/19 PM 08:52:37

● 試聴感想89

ES9018K2M機の試聴感想です。

小生はオーディオ経験が浅い素人でありますが、視聴の率直な感想を申し上げさせて頂きます。
所有するSACDプレーヤー(DENON DCD-SA1)をトランスポート機とし光ケーブルにて本機へ入力致しました。
音像が低域から広域まで非常にくっきり・はっきりと再生され、これまでの曇った感じから、霧が晴れこれがまさに自分が求めていた再生音だと初めて感じることが出来ました。
また、色付けが無いという評判もよく理解できました。
同じCDをオーディオ専用機で再生した場合とテレビ録画用のHDD&DVD再生機からの再生音の比較では、音色は似ていましたが、
音の濃さや音圧が大きく異なっていたことは想定外でした。
設定では、DSDへコンバートOFFの状態が解像度高くが小生の好みだと感じました。

2014/10/13 PM 08:36:30

● 試聴感想86

ES9018K2M使用DACとPREを同時に試聴された方の感想です。

DACは、高い評判が納得させられました。
私は、音場感といいますか、その場の雰囲気の再現を重視する一方、
できるだけ、アーティストの存在感も感じたいというタイプですが、
お貸しいただいたDACは、その要求を十分満たしてくれました。

私のパワーアンプはバッテリー駆動でSN比はとても良いと思いますが、
そのような試聴システムに組み入れても、全くノイズ感は感じられませんでした。
情報量も十分で、ワンポイントマイクで収録されたような音源は、空間の奥に音が消えていく様が感じられるようでした。
また、オンマイクで収録されたボーカルなどでは、きわめてリアルな感じを受けました。
存在感十分で、ボーカル好きにはたまらない音質です。
また、動機動作やDSD変換等の設定によっても、微妙に変化し、
聴く音楽に合わせるのも楽しそうです。

この傾向は、一緒にお借りしたプリアンプと組み合わせると、より魅力が増すようです。ぜひ、一緒に使いたいところですね。
パッシブプリと交換しても、ノイズの増加は認められませんでした。
大変なことだと思います。

2014/09/30 PM 08:50:21

● 試聴感想85

AIT製DAC(ES9018S及びK2M)、PRE AMP、POWER AMPを購入された方の感想です。
詳しく評価して頂いております。

試聴環境

メインスピーカー : DALI EPICON8
サブウーファー : FOSTEX CW25A
インコネ : DH Labs REVELATION
スピーカーケーブル : DH Labs REVELATION SP
トランスポーター : APU.1D4(MPD)
その他、電源関係・ルームチューニング
DAC.PRE.MAINは電流伝送


AIT DAC

ES9018SとES9018K2Mを比較してみました。

単純なチップの比較は出来ないと感じました。
出てくる音は結構違い環境に合わせて選ぶのがいいかと思います。

ES9018S
ソースを忠実に再現し、まさに現在のDACチップです。
低音から高音まで滑らかに音が出てホール収録のソースを聴くと
その場で再現してくれるかの様に他のDACには無い味付け無しの臨場感を醸し出してくれます。
逆にソースに忠実な為、状態の悪い収録のソースはそのまま出すため私の場合はこの様なソースはDSD変換で聴きます。
これによりかなり緩和され、ソースのあらを誤魔化してくれます。
PCMが一番解像度が高いと思いますが、DSD125 256 と音が滑らかになっていき耳障りの無いスムーズな音が得られます。
音源・ジャンルにより使い分けると一層楽しめるかと思います。
ピュアにこだわり、Hi-Fiが欲しいと思われる方はこちらの方がいいかと思います。


ES9018K2M
NBWが選べる様になったのが一番大きな違いかと思います。
ES9018Sとの相対評価になるのですが、
音の押出感が凄いです。そして相乗効果なのか分かりませんが低音が増します。
これにより迫力のある音楽を聴くことが出来ます。
そしてこれはAVでも活躍します。
BDを見ると凄い音の迫力に液晶が小さく小さく感じます。
フルオケなどはまるでホールに居るが如く音が出てきます。
それでいて聴き疲れのしない優しい音です。
ES9018Sではあまり違いの感じられなかったAFPC/APC/HOLDの変化が大きいのも特徴です。
音楽もピュアで聞きたい。でもAVも欲しいと言う方はこちらを選べば間違いはないかと思います。


総合評価
悩ましい選択です。今のところES9018Sを選ばれる方が多いとお聞きしましたが
ES9018K2Mも大変良い音でなってくれます。ソースによってはES9018Sよりも良い結果が出る事があります。
購入を考えられてる方はES9018Sだけを視野に入れるのでは無く、両方を是非とも試聴してみてください。
どちらにも素晴らしい所があるので環境によって選ばれると良いかと思います。
最近はPCでの再生をされる方も多いと思います。32bit/384kHzに対応も検討していただければなと思います。


AIT PRE

現在手持ちのパッシブとくらべてみました。
アルプス RK-50 4連
L-Pad

プリアンプは通常のメーカーですと音色をつける為に工夫を凝らしています。
その為DACからの音を忠実に再現はしてくれません。
そこで原音忠実優先で取り入れていたのが上記の物ですが音質ではRK-50はL-Padにはかないません。
ですが、AIT PREだとかなり肉薄した違いしかありません。
パッシブではセレクターはもちろんまずリモコンが使えません。
このプリだとアッテネーターとほぼ互角の音を出してくれて、更にプリとしての機能も充実しています。
ケーブルで言えばMOGAMIの2803でDACとパワーをつないでいる感じです。
AIT DACをお持ちの方だと必須だとも思えます。通常のプリアンプではどうしても
音色をつける為ストレートに音を出してくれません。
正確さではとても比べ物にならないと感じます。
空間定位も抜群で前後左右の楽器の位置が手に取るように分かります。
この2つは合わせて使って初めてAITの実力を発揮してくれると思います。


AIT MAIN

コンフィギュ変更により最低バイアスが2になるように設定しています。
PREと同様に音色を付けずそのまま増幅してくれます。
通常のA級アンプと違いFPGAで常時バイアスを変更してくれるので熱を過度に心配しないで良いところもあります。
歪が少なく下から上まで全て綺麗に増幅してくれ、なおかつ大音量から小音量まで音色を均一に保ってくれます。
小音量でも音痩せがないのはA級の強みですね。

驚いたのがフルオケを聴いた時に音が増えた事です。
これは初めての体験でパワーアンプで音が増えるのはどうしてなのか聴きながら唸っていました。
コンフィギュ変更により色々と変更出来るのとPRE搭載も出来るそうなので
角田氏に相談されて試聴してみるといいかもしれません。


AITフルセット評価

電流伝送:
専用の部屋をお持ちで電源がクリーンな状態だと電流伝送はいらないかと思います。
色々と試した結果、電源が汚れていると朝、昼、晩で音が変わり、特に低音が躊躇に変化するのがわかると思います。

音色はまさに原音再生。マスタリングのCD-Rを現場で聴かせてもらい(私のスピーカーは音色があるスピーカーなのでそこは加味して)
そのデータを自宅で聴いたのですがさすがです。
DACで原音をそのまま再現し、PREで音をいじらず音量だけ変え、MAINでスピーカーをフルに活かしてくれます。
ですが、いつもPCMで高解像度で聴いてるとたまにはリラックスして聴きたくなります。
その場合はDSDへ変換して聴いたり、私の場合は真空管のバッファアンプに切り替えて聴いたりしています。


これからもAIT Labo進化を期待しています。

2014/09/21 AM 07:32:52

● 試聴感想84

ES9018S採用DACの試聴感想です。
これより前当方製PREを購入され、DACを試聴後購入決定しています。
パワーアンプはエソテリックA−02、スピーカーはB&W802diamond と伺っています。

わたしはクラシックのコンサートに出かけるのが好きで、自宅でコンサートに近い音を出すことを目指してきました。これまで、いろいろ試してきてなかなかうまくいきませんでしたが、AITLABOさんのDACとプリに出会って、ついに目指す領域に到達できました。この出会いに感謝しています。

角田さんやAITファンの皆さんのブログ等をみると、AITさんの製品の良音は、高価な部品によるものではなく、回路設計によるものであるようですね。
ES9018使用のDACをほかにも持っていますが、AITさんのDACのほうが、はるかにハイレベルで次元の違う音を聴かせてくれます。

2014/09/07 PM 10:03:06

● パワーアンプ試聴報告5

パワーアンプの試聴感想です。
AIT DAC、PREを購入されています。

土曜日に受け取りまして土日は半日、平日は夜中に毎日2〜3時間程度使用していました。スピーカーは主に平面型の卓上タイプ(2.1ch)を使用していました。
音に関しては大変気に入りました。
手持ちのものと比べて、高音にざらつきがなく、情報量が多い音が素直に出てくる、という印象でした。このように言葉にすると陳腐な表現で大したことは無いようなのですが、聴いているときの気持ち良さが格別です。
特に音量を上げた際の音の生々しさに驚きました(隣の部屋の迷惑になるので常には出せない音量ですが…)

2014/09/05 AM 06:41:09

● 試聴感想83

ES9018S機の試聴感想です。

使用目的は、CD再生用の単純なDACとしてで、フィリップスメカ使用のトップローディング式の欧州製CDPを送り出しに、同軸接続です。

DACの違いは微妙という先入観がありましたが、ここまでクオリティに開きがあると判別は容易でした。
CD音源だとこの辺が限界だろうという情報量と空間表現で、作為的な色付けゼロの、ストレートな音調です。

CD音源を色付けゼロで再生するとCD臭が強くて聞いていられなくなるものですが、DSD変換がこの点で非常に有効に機能しており、大音量で2日間聴いていましたがCD臭を全く意識しませんでした。DSD変換offにすると、音場感など忠実な感じはしましたが、長時間は無理でした。

設置やケーブルが仮設状態で、送り出しドライブも上記レベルですのでどこまでがDACの影響か判りませんが、部分的に気になったのは低域が少し団子状に感じられたのと、ヴォーカルが遠くなってバックに埋もれがちになる点、あと人声が何となく不自然に感じる事はありましたが、録音に忠実なだけかもしれません。
しかし試聴機でフルオケを聴く爽快感は病み付きになりそうでしたので購入を検討いたします。

2014/07/30 PM 08:50:21

● ES9018_K2M使用DAC試聴評価3

ES9018K2M搭載DACの試聴報告です。
長期間試聴頂き、詳細に報告頂いております。

【ES9018 K2M LOWEST vs ES9018 S LOWEST】

同条件でのチップの単純比較ですと

[K2M LOWEST]<[S LOWEST]

となる気がします。

流派は同じESSですが、出てくる音が同ラインナップ上ではない気がします。

音圧感やエッジの立ち方は[K2M LOWEST]の方がはっきりしてます。
まとめればダイナミックな躍動感。

対してDレンジ深度は[S LOWEST]が優ると感じます。
まとめれば染み入る躍動感。

ただし解像度やS/Nをそこまで要求しないシステムだと、
[K2M LOWEST]の音の立ち上がりの方が
好ましく聞こえる(聴きやすい)場合もあると思います。

【ES9018 K2M NBW 単体の印象】

K2MをNBW(同期モード)に切り替えると、
比較がどうのという以前に、出てくる音がガラリと変わる印象があります。

MID-LOW→LOWESTなどよりも明確に差が出ます。

[K2M LOWEST]より明らかに音の密度が濃くなります。
そして「音のまとまり感」という点でも[K2M LOWEST]より優れていると思います。


K2M機で[LOWEST]を選ぶ理由は感じられません。
[NBW]一択です。

【ES9018 K2M vs ES9018 S 相対評価】

[K2M NBW]では外部クロックで同期(Sync)動作させることによる影響なのか、
音の表現がひとつの方向にまとまるような印象を受けます。
(ちょうどスピーカーのバイワイヤをシングルワイヤに戻した時のような??)

そして[K2M NBW]と[S LOWEST]
それぞれに優れる要素があると感じてます。

[K2M NBW が優れると感じる点]
・音の押し出し感
・音楽性(条件によってはS/LOWESTよりも高い)
・音のまとまり
・位相が整った印象
・まろやかさ
・いい意味で(Sと比較して)奔放な鳴り
・A級パワーアンプのような低域表現(太い)

[S LOWEST が優れると感じる点]
・音場感
・ハイエンド感
・Dレンジ深度(S/N・数値上もこちらが上)
・音の分離と空間性の表現
・響きの消え際の繊細さや解像感
・ローエンドの深さ
・AB級パワーアンプのような低域表現(潔い)

上記比較は恐らく[NBW(同期)]/[LOWEST(非同期)]の駆動方式の違いによる差よりも、
SとK2Mが持っているチップ性能そのものの音質差(特徴)の方が影響が大きい気がします。

NBWは音質そのものを向上させるというより、
ES9018K2Mというチップ性能を最高にまで引き出したモードという印象です。

ただし外部クロックと同期させるという点で、
音質は搭載クロックにある程度依存すると思います。

【総評】

システムや環境、鳴らすジャンルによっては好ましく感じる部分も多く、
こればかりは「どちらを選択するか?」という結論に終始する気がします。

仲間との試聴時もシステムやジャンルで評価が割れる面もありました。
K2Mを支持していた方は、元々S機の音をあまり好んでいなかったのですが、K2Mにはかなり関心を持たれたようでした。

K2Mは低域表現に厚み(太さ)を感じ、Sは解像感(ダンピング)を感じますので、その差がジャンルによって好みの差となる面も多くありました。

マルチチャンネルであるES9018S、
ステレオ版であるES9018K2M、
それぞれの特徴が出ていると思います。

音の好みは千差万別・多種多様・有象無象ですので、
両機種を同時比較して、好みのモノを選ぶという形がベストかと思います。

K2MはAITの新しいラインナップとして捉えています。

【AIT依頼のテスト結果】

> 1 PCM=>   LPのFAST、SLOW、IIRの音質差がどの程度か?

FIRのFAST ROLL OFF、SLOW ROLL OFF、そしてIIRの差ですが、
IIRはやはり音源が持つアタックの正確追従に優れていると感じます。

SLOW ROLL OFFは個人的に違和感しか感じませんので使用してません。

試聴時、基本はIIRフィルタを通してます。
ポストエコーの弊害も余り感じません。

デジタルフィルタによる音の表現変化は僅かですが、主に音の鳴り出しに変化が現れます。
FASTとIIRは差をあまり感じないという人もいるかもしれません。

独自フィルタで差を付けるという選択を取っているDACが多い中、
個人的にはAITにフィルタによる味付けは必要ないと感じています。

しかしAIT独自フィルタの適用が可能なのであれば、
ぜひ[Liner Phaseフィルタ]を通したAITの音も聴いてみたいとは思います。


> 2 UDA等外部入力時sy,NBWで
>   FPGA MODEをAFPC/APC/HOLDで音質が変化するか否か

やはり[S LOWEST機]と同じく[K2M NBW機]でも変化を感じます。

[AFPC]は音の明瞭度・定位感・アタック感・音のまとまりに優れます。
DSD変換を通す場合は[AFPC]で聴くことが多いです。
S/PDIF環境下で最も好適と感じます。

[APC]は外部PLLに依存する音質です。
所有しているUDA2基板のPLLと同期させると拙宅では若干ですが
AFPCよりも音のメリハリが後退し、響きが強くなる傾向です。
Combo384ではまた出てくる音が変わってきます。
DDCなど外部基板によっても音は変化しますが、
その変化を最も感じやすいのが[APC]です。

[HOLD]はメリハリが若干後退し、音場方向へ向かう感じになります。
ただし音の粒子・空間性は[AFPC]よりも細かく感じます。
また突出している音が無く柔らかいため、音量を上げて聴きたい時に選んでます。
AITに搭載されているPLLに依存する音と言えるかと思います。

※個人的にはFIR/IIRなどデジタルフィルタによる変化よりも、
AITジッタ抑圧方式による変化の方が音の違いを感じ取りやすいです。


> 3 S/PDIF入力でasy Lowestとsy,NBWの差あるか否か  

こちらは上記(1と2)の変化よりも更に明確です。
AIT基板ではLOWESTとNBWの差が最も大きいです。

2014/07/21 AM 01:50:25

● 試聴感想82

試聴感想、ES9018S機です。


・音について
 ・耳につくような いやな音がない。いつまでも聞いていられる。
 ・奥行き感や、広がりがあり、立体感をより感じる。
 ・気づかなかった細かい音が聞こえる。
(演奏者の声や、弦のはじかれる音等)
 ・音がぼやける感じもなく、低音〜高音のどこでもフォーカスがあったような感じ

・その他
 ・SPDIFは音が良くないのではと、何となく先入観を持っていまして、
  試聴機がSPDIFしか無いのが、最初少し残念に思いましたが、
  音を聞いてそれが間違いだと気づきました。
  SPDIFでも ここまでの音が出るのですね。

 ・今まで サ行の耳につく音をどうにかしたいと ずっと悩んでいましたが、まさかDACを変えるだけで、これが解消するとは思いもしませんでした。


2014/07/07 PM 10:03:06

● ES9018K2M使用DAC試聴評価2

引き続いてES9018K2Mを使用したDAC」の試聴評価です。
この方はS/PDIF(光)入力しています。

これまでのDACもそうですが、ノイズ感は皆無と言っていいです。
あらゆる音が、とてつもない滑らかさと響きを放ち押し寄せてきます。
一切の迷いのない音と申しましょうか、一音一音精緻で分離され圧倒されます。
音の間の静かなところから、音が立ち上がる様は言葉で形容できません。
また、NoBandWidth(sy)とLowest(asy)の比較で最も顕著に感じられたのは、音の広がりです。
NoBandWidthのどこまでも広く伸びていく音は、Lowestでは味わえない空間を作っているように思えます。
既存基板のLowestと新基板のLowest(asy)の比較においては、前者の方が音の押し出し(キレ)が強いかなという印象です。
結論、新基板が奏でる音楽は大変心地のよいもので、聴いているだけでとても幸せな気持ちになれました。
新基板の正式リリースが心から待ち遠しくなるDACです。

試聴環境:Cubox-i4(Mubox)→ifi iUSB Power→ifi DDC(光接続)→AIT DAC(ES9018_K2M使用DAC基板)

2014/07/06 PM 10:43:01

● ES9018K2M使用DAC試聴評価

先日公表しました「ES9018K2Mを使用したDAC」の試聴評価です。
この方は内蔵COMBO384からPCM/DSDを入力しています。製作直後に試聴していますので、通電時間はあまり多く無い状態からの評価となります。

全体の音質、ES9018S機(以降S機とします)との比較について、

DACチップ以外、回路等すべて同一とお聞きしたとおり、
まさしくAIT-LABO dacの音、ほとんど変わりは無いかと思われます。
正直この音をパッと聞かされて、これがK2M機かS機かを直ぐに判断できる自信は有りません。
凝視するような感じで、音に耳を凝らし聞き続けるうち、
あぁ、やはり、ちょっと違う、差は有る、と感じ・理解した次第です。
5〜10%ほどもS機と異なるだろうか、といったところですが、
その差は人によって決定的なものかも知れません。
それについては、後述します。

K2M機の特筆すべき点は、その音の磨かれ方、練りこまれた感じで、
滑らかで実に肌合いの良い触感。
大変耳馴染みが良く、また全帯域にわたりバランスの取れた音の出方で、
直ぐに音楽そのものに集中でき、非常に魅力的です。
通電時間はごく短いとのことですので、これで時間が経てばどうなるのか
大いに期待されるところです。

sync、async共に、LPFのfast、slowの違いは判りませんでした。
(PCM、DSD変換offにて)
違ったような気がする時も有りましたが、正直私には聞き取れませんでした。

それに対し、sync、asyncの違いは、はっきりと感じられました。
私には、明らかにsyncモードが優れているように思われ、
具体的には、音像の実体感が増し、音場が拡がり、音(色)そのものも濃くなる印象です。
解像度が上がり、フォーカスが絞り込まれ、さらにピントが合ってきた画像といえば良いでしょうか。

さて、それでは、S機との違いはということになるのですが、
音出し当初、正直、心中穏やかならぬ状態でいたのですが、
聞き進むにつれその違いが明確となり、落ち着きを取り戻すに至りました。

先に、違いはわずか、と書きましたが、私が感じたその違いは具体的には、

1.音像の実在感・実体感の程度の差、であり、
S機に比べK2M機はやや薄く、軽くなるように感じ、まさにそこに奏者がいるという
ホログラフィックな体験は、幾分後退します。
(定位が悪くなるということではありません。)

2.音場(サウンドステージ)の展開がやや小さくなる、ということや、
バランスは取れているのですが、左右、後方への広がりが少し抑えられ、
全体がこじんまりとまとまる印象です。

3.音(色)の描き分け、音の濃さが幾分淡い方向となる、といったことです。
S機が、例えば、クラリネット・オーボエ・イングリッシュホルンの音色の違いを
明確に描き分け、瞠目させるのに対し、K2M機はやや同色に近い感じです。

以上述べた違いは、必ずしも欠点・劣っているということにはならず、
再生の環境によっては、むしろ好ましいと思われることもあるのではないかと思います。

最初に書いた通り、K2M機の音の肌合いの良さ、バランスの良さは大変に魅力で
いわゆるウェルバランスの名器と言って良いと思うのですが、
その突き出たところの無い、バランスの取れたまとまりが、
オーディオ的には、逆に、弱点・不満と感じられてしまうのも事実です。

S機は、良い意味で破天荒・野放図といった感が有り、
すべてを綺麗にバランスよく聞かせるということは無い代わりに、
時折、肌を粟立たせるスリリングな体験をさせてくれる得難い魅力を有しています。
私としては、やはりS機を格上、軍配を挙げたいと思います。

2014/07/06 AM 04:12:42

● パワーアンプ試聴報告4

パワーアンプの試聴感想です。当方PREと組み合わせています。

メインアンプはプリと同様に情報量が多く、歪みのない素直な音だと感じました。
今まで使っていたアンプの悪いところを痛感させられました。

低域の締まり、音の広がり、奥行き間もよく出ています。

特にフルオケは音が混濁することなく分離され、
こういう風に演奏していたのかとはっとさせられました。

2014/06/27 AM 01:21:07

● パワーアンプ試聴報告3

パワーアンプの試聴報告です。

当方のオーディオ環境等はトランスポートのSDtrans384とAITLABOのDACをI2s接続によりCDリッピング音源をFUSEでアップサンプリングした上でDSD256化した音源を再生し、AITLABOのプリとパワーアンプはヤマハB-1を使用し、住宅事情からスピーカー再生でなく、パワーアンプのスピーカー端子からSTAXのSRD-7mk2というヘッドホンアダプターに接続しSTAXのSR-507というヘッドホンで現代のジャズ等を聴いています。
  
当方のB−1はかなり最近の部品に交換されておりオリジナルではなく、音の重心が低く、かつフラットに解像度の高さを併せ持つ感じで気に入っておりますが、AITラボのパワーアンプ試聴機は更に解像度が高く、細かい音がよく聞こえヘッドホン環境なのでスピーカー試聴で聴くと違うかもしれませんが、遠くまで見通せるうような音と言うか、脳内に音像が広がっていくような今までにない体験が出来ました。

2014/06/20 AM 05:52:29

● 試聴感想81

購入者様の報告です。


前回試聴時にはSPDIFのみの再生でしたが当該DAC導入後は殆ど「DSD & wav,flac」等全てI2S接続での再生をしています。

音出し側は今回新たにcuboxの新機種であります「cubox-i2 + voyage mubox + UDA3基板」での再生になります。

私の場合はどうしてもdsd再生をメインにしています。

DSDの音源はその殆どがSACD-ISOを「scarletbook」というアプリケーションにてdsd64へ変換して音源fileを作成しています。

所謂dsd natieveとは言えませんがSACDに内蔵されている音質がこのaitlabo DACでは音場感の拡がりと共に音圧が1〜2段階程上がって再生されます。

懸念していましたDSD再生時での音飛び等も殆ど無く高品位な音質を楽しめる環境になりました。

正に今回DSD再生をmainにすえI2S接続を導入した事が正解でした。
DSD再生時での音の情報量が格段に違って来ます。

一度このDACの音質を試聴体験されるのが私の駄文よりもより説得力があると思います。

2014/06/17 PM 08:46:46

● 試聴感想80

DACキット購入者様の感想等です。


 小生アンプ同好会に参加しており、去る5月25日に公開試聴会が開かれました。会員の自作したアンプを来場の皆様に聞いていただき評価していただく催しです。
音源にはCDと今回は新しくハイレゾ音源を使用しその再生には貴社のDACを使用させていただきました。
 ハイレゾ音源を初めて聞く方も多いようでしたがその再生音は大変好評で今回のハイレゾの再生はお陰様で成功裏に終わりました。
話は変わりますが以下は小生のDACの製作記録です。参考までお送りします。
購入はケース以外基板完成の状態で購入、ケースは指定のタカチのケースで追加工と文字の印刷を秋葉の奥澤に依頼しました。
最近文字の印刷はインクジェツトプリンターで可能で費用もシルクに比べると随分安く上がりました。
やはり文字を入れると見栄えはたいへん良くなります。

2014/06/16 AM 04:33:08

● 試聴感想79

DACの試聴感想です。

一週間、大変楽しませていただきました。ありがとうございました。

言うべきことはたくさんありますが、あえてまとめてしまえば高精度かつ自然な出力をしてくれる、良い変換器だなという印象です。新しいソースだけでなく古い録音でも、あらを目立たせることなく、良いところを引き出してくれるように感じました。もちろん、いまいちなソースは(新旧問わず)いまいちなままで出てきますが。

オーディオ的に前のめりで聴き込めるのはもちろんですが、小音量でBGM的に流すのも意外と心地よく、あらためて音楽を聞く楽しみをふくらませてくれる感じです。変に演出を加えるのではなく、特性を追求した結果がこのようになるというのが面白いというか、技術好きには嬉しいところです。

2014/06/16 AM 02:58:52

● パワーアンプ試聴報告2

パワーアンプの試聴報告です。この方ご自身のブログにも同様内容が掲載されています。
また当方ホームページに仕様を掲載しましたので参照して下さい。

AIT DAC,AITプリ、AIT POWERとは全てバランスケーブルで接続しました。
これでフルバランス構成の音を聴くことが出来ます。


 電源投入直後の音は、少し硬さもありましたが、自作アンプのような歪感は無く、十分に楽しめる音です。1〜2時間程暖機をして、ボーカル曲、JAZZ演奏、クラシック(バイオリン協奏曲、交響曲)などを聴いてみました。

 女性ボーカルは、自作アンプと同様に柔らかく自然で、それほどの違いは無いようですが、低音の力感があり、いままで以上にしっかりと出ている感じがします。

 JAZZの演奏では、ブルーベックトリオのTime Fiveを大音量で聴いてみました。
いままで、2Fの床が響くほどの音は出したことが無かったのですが、凄い迫力です。
LCD表示を見る限りでは1W程度なので、自作アンプでも出そうなものですが、これほどの音は出ませんでした。2Fで聴くには十分すぎるパワーです。

 クラシックの曲では、ムターのバイオリン曲を聴いてみました。CD,ハイレゾとも従来以上に艶やかで、歪の少なさが分かります。
そして、交響曲(シューベルトの9番やサンサーンスの3番)では、音の分離と滑らかさが際立っていて、これなら十分に楽しめる音です。
いままで、交響曲を聴いても今一つだったのは、自作アンプの再生上の問題だったようです。

DACからパワーアンプまで、バランス構成にして、音場や音像の出方に変化があるかどうか聴いてみましたが、あまり変化は無いようです。

2014/06/07 PM 10:03:06

● 試聴感想78

キット購入者様から頂いた感想です。

AIT DACの前に所有していたのは入門〜中級機として人気のあった機種ですが、
当方環境では中低域が豊かな反面、解像度や音場感には不満がありました。
今回AIT DACに切り替えたことによって、
ヴェールが何枚も剥がれたような、明らかに次元の高いクリアな音になりました。
高域がスムーズに伸びたのは想定内だったのですが、
それ以上に、深いところまでフラットに伸びた低音が印象的で、
歪み感の少なさと相まって、安心感と心地良さを持って音楽を聴くことが出来ます。
キット購入前に試聴機も貸し出していただいたのですが、
購入品は試聴機よりも低域の伸びと歪感の低さが優れているような気がします。
マスタークロック変更の影響でしょうか?


入力方法は、CDプレーヤーからの同軸デジタルと、
外付けDDCを経由した光入力、さらにUSB入力(Amanero Combo384)を試しました。
パソコンはMac Mini (Audirvana Plus)です。
当方の環境では全ての面においてUSB入力が同軸を上回っているように感じました。
特に、USB入力でDSD Native再生すると別世界とも言える体験が出来ました。
USB入力オプションを選択して良かったと思います。
外付けDDC経由の光入力では、低域が薄くなり高域にも若干神経質な音色が付くような気がします。
他の方の感想では光入力が優秀で、I2SとS/PDIFの差が小さいようですので、
当方が感じた差は、DDCやトランスポートのキャラクター(クセ)かもしれないと思っています。


ソースの質の違いもよく分かるようになりました。
質の高いソースですと異次元の体験が出来ますが、
今後は、あまり質の高くないソースをより楽しく聴けるような設定を見い出すべく
試行錯誤していこうと考えています。


USB入力はPCM(192 KHzまで), DSDとも問題なく再生できているようですが、
当初、DSDファイルを再生すると左右チャンネルが反転する現象に悩まされました。
結果的に、Windows PC上にインストールしたAmanero社の設定ツール(oem tool)を用い、
「DSD Channels SWAP」という設定を書き込むことで完全に解決しました。

2014/06/04 AM 06:30:36

● パワーアンプ試聴報告

パワーアンプの試聴感想です。
現状、パワーアンプの試聴は事前に連絡頂いた方から順にお送りしております。
ご希望があればホームページから当方に確認して下さい。

以下が感想です。(試聴感想58と同じ方です)

早速当方のシステムに組み込んでみました。

これは・・素晴らしいとしか表現できません。

DACやプリと同様、極めて安定かつ正確であることは言うまでもありませんが、すべての周波数帯域で音質が均質なことは、特筆すべき特徴かと思います。

たとえ振幅周波数特性がフラットでも、一般的には帯域によってトランジェントの収束や、ノイズを含めた歪の性質が帯域によって変化するためか、音質も帯域によって変化するのが従来のアンプの宿命でした。相当に高価な有名アンプでも、ここまでの均質性は確保できていなかったと思います。

聴感上のノイズと歪の少なさも驚異的で、結果、どこまでも見通せるような細部まで描き切る高解像な音でありながら、刺激的な非協和音の付帯がほぼなく、楽器音も歌唱も本来持っていた美しさを良く発揮でき、十分すぎるほどに見事にハモリます。
ハーモニーの美しさも特筆すべきかと思います。大編成のオーケストラがこれほど良好に美しく再現出来たのは、初めての経験です。

トランジェントも強調されず自然で、低音楽器の軽さと弾力性がよく表現され、よく弾む低音が小気味良く再現されます。
突然の強奏部も、突き抜けるような起始部の天井知らずな響きが再現でき、20Wのアンプとはとても思えない力強い表現力です。

空間定位は実に見事。3次元的に奥行き方向の定位も良く表現できていると思います。

どこか改善点を提案することで試聴のお役に立ちたいと思っていますが、あまりにも素晴らしい再生音に、あら探しができていません。申し訳ありません。

2014/06/01 PM 09:46:51

● 試聴感想77

DACの試聴感想です。

現在使用中のBarkleys Audio Design Alpha DACは音数が多い方と思いますが、本機も互角かそれ以上と感じました。以前試聴した他ガレージメーカーさんのES9018シングル機では低域の厚みが不足している印象がありましたが、本機では十分豊かなズシンと来る低域を楽しめました。また高域の伸びやかさ、音量を上げても煩さを感じさせない滑らかな響きも素晴らしいものがあります。
ボーカルも以前聴いたシングル機ではやや線が細く感じたのですが、AITさんのモデルは十分エネルギー感を味わうことが出来ました。空間表現も見事で、特にオーケストラものではしっかりと三次元的な奥行きをもった音場が再現されています。
使用した機器構成は下記の通りです。
トランスポート 自作Mini ITX PC
Windows 7 64bit
再生ソフト JRIVER Media Center17+JPLAY
DDコンバーター BRAINSTORM
DCD-8(ルビジウム10Mhz基準信号入力)にてIEEE1394→S/PDIFへ変換
プリアンプ アキュフェーズC-2810
パワーアンプ アキュフェーズA-45
スピーカー B&W Signature Diamond
主に使用したソースはHD Tracksから購入した24/96音源を含むクラシック、70年代ロックのリマスター盤、柴田淳、岩崎宏美、大貫妙子などの女性ボーカル等です。
驚いたのは10Mhz基準信号を使用してリクロックした時と、DCD-8の内蔵クロックを使用した時とで、音質に有為の差が感じられなかったことです。Alpha DACの場合は、10Mhzを使用した方が明らかにフォーカスが向上します。
AIT DAC自体のクロック精度が優秀であることの証左なのでしょう。

2014/05/31 AM 05:11:02

● PREAMP試聴感想7

DACを購入頂いた方のPREの試聴感想です。

電流伝送での評価です。

当方、AIT DACを愛用しており、その音の精度は充分熟知していたつもりです。

しかしAIT PREを使う事によって、「これほどまでにAIT DACの音が埋もれていたのか」と思うほどの変化を見せました。
DACの持つ音色を全て描き切っているという表現が合います。

無味無臭、高解像度でS/Nも高く、絶品とも言えるトランジェント。

現在使用中であるプリアンプも味付けは少ない方だという評価ですが、こと正確再現という点においてはAITプリの方が上回ります。

かといってモニター基調に終始するわけでもありません。

音は明るめで精巧に描くため、手に取るように音像を感じることができます。
音質や定位、音場感に誇張がなく、音源のそのままをストレートに伝達しているのでしょう。

通常プリは音色を好みの方向へ調整するために使いますが、AIT PREはまるでケーブルの一部のように存在を消してくれます。
ボリュームとしてシステムの中に徹している雰囲気です。

例えばプレーヤーやDACから直接パワーアンプに接続し、デジタルボリュームでの音量調節をしているような環境にも抜群に合うと思います。

中身は完全に「超高精度電子ボリューム」です。
定抵抗切替という方式は昔からありますが、代表 角田氏による独自の追求によって素晴らしい躍進を遂げたと言えるのではないでしょうか。
以前試聴させていただいたDAC方式とは一線を画しております。

自作派で音にうるさいオーディオ仲間も、出てくる音と出来映えに唸っておりました。


何とも言えない世界観を描くAITワールドに、しばし没頭してしまいました。
プリは持ってるから要らないという人も、DACと組み合わせて試聴されると考えが一変するかもしれません。

正直、ベタ褒めする以外に言葉がありません(笑
試聴となると、どこかしらあら探ししてしまうのですが、DACと同様、
その性能に耳が支配されてしまいました。

2014/05/30 PM 08:50:21

● 試聴機貸し出しについて

現在試聴機はDAC2台、PRE1台を手当てし、申し込み順にお貸し出ししております。
DACは希望者が多く1ヶ月以上お待ち頂いておりますが、PREは余りお待ち頂くことはありません。
メインアンプ試聴機も準備できつつありますので、ご希望であれば住所、氏名、電話番号を記載しメールでお申し込み下さい。
貸し出しの条件は往復の送料(送付時着払い、返却時元払い)を負担して頂くことです。これ以外の条件はありません。
今までは、返却時感想を送り頂き当方にとって参考になりましたが、
最近何もコメントして頂けないケースが多くなっています。

返却時は感想等お送り頂くよう御願いします。

2014/05/22 AM 02:18:48

● 試聴感想76

キット購入者様の感想です。

数日聞いた感想です。

みなさんコメントされてるように、第一印象は”あまり差がわからない”でしたが
徐々に差を感じ、3日目くらいから飽和しています。
粒が細かく、位置感がありますね。

HD800とのバランス接続では、うひょーって感じです
買ってよかったと思いました。

ソースの違いがよくわかります
CDでもいいのは良いし、ハイレゾでもダメなのはダメですね。

これからDSDにも挑戦して、色々聞いてみたいと思います。

2014/05/01 PM 09:46:51

● 試聴感想75

DACキット購入者樣の感想です。

音質については
エージングが進まないと本来の良さが出てこないようで、最初は透明度や分離感に優位性があるもののうすっぺらな感じで戸惑いました。

しばらく鳴らしているうちに、音の厚みやアタックの切れの良さ、なめらかさ、交響曲のハイライトが感動的に再現される感じが徐々に高まってくるのがわかってきました。もうしばらく鳴らしこめば、流通品の多くを凌ぐ素晴らしい音色に化けてくれそうです。

所有するアンプが真空管アンプですので、ファーストインプレッションとしてはこのような感想となりましたが、そこそこの解像力を備えた半導体アンプとの組み合わせでは、このDACの持ち味である、解像力、分離感、透明感、なめらかさ、アタックの切れの良さなどに半導体アンプ特有の量感が加わり、感動的な味わいが再現されると思います。

久しぶりに押入れから半導体アンプを引っ張り出して繋ぎ換えてみたくなりました。

2014/04/29 PM 09:42:41

● 試聴感想74

DAC購入者様の到着直後の感想です。

早速LUXMAN P-700uにつないで聞いてみました。
分離の良い爽やかな音でまさにES9018の音です。
キレのある低音、どこまでまでも突き抜ける高音素晴らしいです。

私はES9018シングル構成のDACを持っており
そのDACでES9018の音を知ったのですが
どうしてもES9018デュアル構成DACの音を聞いててみたくなり
aitlabo様のDACを選んだのですが正解でした。
シングルとデュアルとはやはり違いがあり
デュアル構成のものはES9018の個性をより引き出していると思います。
音に厚みがあり音の出方に余裕があります。

ソース入力の方法選択でも音に違いが出てきますが
以外にもUSB入力(I2S)が素晴らしく気に入ってますが
これから色々試してみます。

2014/04/14 AM 05:01:32

● 試聴感想73

DACを試聴された方の感想です。

滑らかであるにもかかわらず、鈍るところがなく、SNの良さから来る上下奥行き
の空間表現がとてもよく思えました。
また高域が気持ちよく伸びて抜けるにもかかわらず、中低域の厚みもあり薄くな
るようなことはなかったと思います。
低域は良く弾み、沈み込みも十分でスピード感もあり活発な表現です。
DSDは基本的にワイドレンジになり、空間の透明度が増し、音に芯が出るような
印象を受けました。
個人的には何でも違和感なく楽しく聞けるPCMかより克明なDSD128が気に入りま
した。

2014/04/08 PM 02:52:22

● 試聴感想72

DACキット購入された方の感想です。木製のケースの様です。

やっと木製ケースも完成し、本格的に音楽鑑賞できそうです。

ケース作成は、思った以上に難儀しました。木の箱を作るだけ
なので高をくくっていましたが、まっすぐに切れない、垂直に
切れない、従って角が合わない、隙間ができる等々散々な目に
あいました。カンナやパテでごまかしながら、箱らしきものが
ようやく完成。

各スイッチ類もノミやキリを使いなんとか装着。ご指示どおり
アルミ板を敷き、スペーサーをかましました。下が木なので木
ネジを使い、そのまま固定しました。

初めての音出しは、到着日に基板のまま光接続で行いました。
曲は、TVドラマの主題歌にもなった鬼塚ちひろの「月光」で
す。静かなイントロ部分からいつもと違う雰囲気。彼女の澄ん
だ声が出た途端、「うーん」と唸ってしまいました。器機が全く
暖気されていないにも関わらず、彼女の声がこれまでで最もリ
アル。私の使用してきたDACの廃業が決まりました。

音の印象を一言でいうと、濃密でパワフル。高音から低音まで
過不足なく滑らかな音の微粒子に満たされます。特に女性ボー
カルでは、従来サビの高音部でどうしても声が歪み勝ちで不満
がありました。ところがこのDACでは澄んだ声がどこまでも伸
びて実に気持ちがよいのです。八神純子の声などは、まさに天
を切り裂く神々しさです。

最初は、ご推薦のrealtimeDSDで聴いていましたが、途中でPCM
に戻したところ、さらに声がリアルでストレートに変化。この
違いはけっこう大きく、一聴してわかります。、私は、パンチが
あり、タイトで芯のあるPCMの音が好みですが、少し潤いと奥
行きがあり、ソフトな印象のDSDを好む方も多いでしょう。J
ポップ、ジャズ、ロック系はパンチの利いたPCM、ホール感や響
きが重視されるクラシックはDSDといった使い分けもお好み次第。
なお、光と同軸の違いは、ほとんど感じられず、どちらも素晴ら
しい音でした。

DACの交換だけで、これだけあっさりと音質が向上すると、趣味
とはいえこれまでの試行錯誤や投資が何かむなしいのも事実。一
応、これで当面は上がりの状態です。

巷の評判を信じて、試聴もせずに思い切って注文して本当に良か
ったと思います。いろいろと無理な相談にも応じていただき感謝
申し上げます。

2014/03/25 PM 09:50:23

● 試聴感想71

DACとPREを同時に試聴された方の感想です。


これまで試聴した方々の感想とほとんど同じですが、DAC、プリともに緻密な音像をパノラマ的に展開してくれる所が一番の特徴だと感じました。
強力な電源に支えられた比類なき再生能力に感心し、その発する音楽を1週間楽しませて頂ました。
余分なものはまったくないのではと感じられるサウンドですが、とくにDACはオーケストラのトゥイッテイでもまったく音像の崩れはなく、安心して聴くことができました。
私は弦楽器の合奏が好きで良く聴きますが、コンサートで聴くバイオリンの合奏がそのまま我が家にやって来た印象です。総じてクラシック、ジャズ、ポピュラーいずれでもその音の印象は変わる事はありませんでした。
私のシステムではケーブルの変化に敏感に反応した所が以外とえば以外でしたが試聴機の実力を100%発揮していたかはわかりません。

2014/03/23 PM 09:08:25

● 試聴感想70

DAC購入者様の感想です。

以前の職業では音響屋の現場組だったのでホールの音は熟知しております。
前のDA-06からAITさんのDACに変えると私たちが作っていた音がながれてきます。
これは凄い事で私たちは億単位の機材で奏でていた音です。
それが家庭で聴けるとなるとホールからは足が遠のくのでは無いかと思うほどの臨場感。
自分の時間が出来た時にS席で聴けるのですから。

特徴としては他の方とかぶるのですが、
サ行が刺さらない。
音量をいくらあげてもうるさく感じない(音量に注意しないといけませんね)
分解能が凄く全ての音を拾って出してくれる。
リアルタイムDSDによって44.1に臨場感が出てくる。
一番はコンサートホールで聴いている感覚に陥るでしょうか。

2014/02/22 AM 02:18:48
http://aitlabo.net/blog/?c=005&pp=150

● 試聴感想69

キットを購入された方の感想です。
()で注釈を付けています。

2010年に起きていたデジタルオーディオ維新、

デジタルオーディオが新たなる地平に到達したと思いました。

オーディオ人生21年間で最大のビッグインパクトです。


出音を聴いた瞬間、驚天動地の衝撃。

音の凄さは三秒で分かります。

「異次元のサウンドレベル」


現行の最新モデルの高級SACDプレイヤーが、

「30年間倉庫で放置して劣化した古ぼけたカセットデッキ」なら、

AIT LABO DACの音は

「最高級SACDプレイヤー」

手持ちCDディスク、16BIT 44.1kHの音源のすべてが蘇る。


AIT DAC の登場で(約23〜28万) dCS Elgar plus(218万)が完全に玩具と化した。(本当!)

革命的製品 DAC版「Mark levinson 32L」 (TOS LINK 光入力) ※同軸入力は大分インパクトが相当薄れる。

超写実的、スーパーハイエンド、ハイパーリアリズムの世界観、ダイナミクスに溢れるウルトラクリアサウンド。(大音量推奨)

初体験の「薄気味悪いほど」信じがたい分解能(解像度)

非常に鮮明、非常に鮮烈、前に出る音。

躍動的で弾むような量感のある低音。

「オーディオマインド」を強烈に刺激する音。音楽に感動できる音。決してつまらない音ではない。

超ワイドレンジなのに厚みが一切薄くならない

搭載DACチップES9018の特性である驚異的S/N特性

非常に密度感が高い

音の分離の凄さ

音楽鑑賞で「満足できる音」

かつて聴いたことがない、レーザーメスのように非常に精細でかつてない正確さと極限の切れ味の
音像エッジが透明な音場空間を光速で切り裂く。

視聴中やや無機的に聴こえる瞬間はあったが、すぐ気にならなくなる。

ヴォーカルのリアルさと実在感、声と楽器のセパレーション(音の分離)は今までに聴いたことがない水準

音場を浮遊する"空気感"の表現力が凄い!!未経験の世界。

この革命的DACチップは使いこなしが難しい、同じES9018でも機種によって雲泥の差

今まで三桁台数以上販売して初期不良は結構多いものの"故障は皆無"らしいです。
アフターサポートは角田さん自身がお元気なうちは責任もって対応してくださるそうです。
もともとDACは殆ど壊れない製品ですから、神経質になる必要はないかなと思います。

最高音質で使用するためには、ディップスイッチを1、3、7をON あとはOFF


液晶表示なし 同軸1系統、光1系統入力の標準仕様でお支払い金額は22万5千円だった。
USB入力追加は+12000円だが、 標準の二系統よりも入力を増やすと液晶表示が必須になる。
液晶表示追加は+20000円、同軸と光入力は+5000円 光入力の増設をお勧めします。


ハンダ付けが出来れば組み立ては誰にでも可能。15ヵ所程度?の入出力端子
ACインレットのハンダ付けとコネクターを差し込む作業、ステンレスケース(アルミです、ハンダ付け作業が不要なオプションもあります)の組立。
液晶パネルなどの数か所の接着があるのみ。

必要な物 ハンダコテ ハンダ プラスドライバー(小) 2液エポキシ接着剤(ホームセンターで600円強)
リード線被膜剥き ニッパ―

エポキシは液晶パネル、LED表示の接着に使う。液晶を付けたときはLED表示は当然存在し無い。
LED表示に関しては接着なしでも問題ない??(輸送時は振動で落下するかも)
LED仕様の場合エポキシは買わなくてもいける。ハンダ作業委託でさらにLED仕様のとき必須になる物はプラスドライバーのみ。


この場合後はケース組み立て コネクターの差し込み ボルトの固定だけ、説明書が付属。


神奈川県横浜市(AIT研究所)から関西地域(当方自宅)までお借りした試聴機は片道送料1370円(ヤマト120サイズ)
往復三千円弱、貸出納期約一ヶ月(当方の時のケース)でこの驚異的体験が可能。
(申し込み時期に依って変わります)

DACの貸出試聴機は二機あるそうです。

他のメーカーも本腰を入れつつある2014年初頭、AIT DACは今も小改良を続けていて、当方が組み立てたDAC(2013/2/6)は、借り受けた試聴機よりブラッシュアップされて洗練度を高めた音質に感じられました。

※現在のDACは試聴機からclock周波数と供給方法を変更したそうです。

2014/02/07 PM 10:03:06

● 試聴感想68

DACを購入、PREを試聴された方の感想です。

音楽専用分電盤
SACDプレーヤーからDSDのビットストリーム、同軸デジタルアウト
また、パソコンから光アウト

AIT DAC
AIT PRE(視聴機)
ROTEL 1592TM2
モニターオーディオGR60

今回はAIT PREをお借りしての視聴です。電圧伝送のみです。
AIT PREは、DACと同じ傾向と私も感じました。みなさんの感想と同じです。
プリアンプの存在を感じさせない、DACの音がそのまま出ているといった印象です。
相変わらず低域の解像度の素晴らしさには舌を巻きます。
ティンパニやドラム、ベースやギターが気持ちいい!

一般的な言葉でいえば、上から下までワイドレンジで超高解像度。
どこにも強調感もなくとても自然。
音は左右、そして後方、そして上方にも展開する。そしてとても大きい。
しかし、音は全く薄くならない。これだけ音を分離しても、とても濃い。そして滑らか。
音に変なツヤがのったりはしない、素のままでてくる、そんな音。
そして、何といってもSNが抜群にいい。ほんとに静か。
最初に聞いたときは余りの静かさに違和感を感じたほど。何か音をわざと消しているような、、、
背景が静かになれば自ずと埋もれたいた音が聞こえるようになる。
これが抜群の空気感の表現につながっていると思います。

DACの時もCDの音に驚いたが、PREもCDの音が素晴らしくいい。
とにかく滑らか、解像度もCDとは思えないし、音の広がりも素晴らしい。空間が凄く大きいのに音が濃い。そして帯域のバランスが秀逸で今までのスッキリ系から中域が出るようになりボーカルが生きてくる。
CDもPCからのデジタル再生も全部いい。聞き比べた訳ではないがPCからの再生(光ケーブル)が一番いいかもしれない。PCからのハイビットレートも文句ないし、DSF再生は表情豊か。
今度是非PCからのDSDダイレクト再生に挑戦してみたい。

もちろんSACDからのDSDのダイレクト再生ももちろん良い。これを聴いたらやっぱりSACD欲しくなる。ソースによって音が充満して今までと違って聞こえてくるものもあった。
オーケストラ物を聴くとたいがいSPの後方にきれいに定位するのだが、音が厚くてまるでオケピットの中で聴いているような音が前にでるというか音場そのものを感じた。かなりのボリュームで聞いているが一切音楽は破綻しない、
音像と音場が一緒になったような、なんというかオーケストラと一体になれるようなそんな音の出方をした。ちょっとした快感、、、


正直、プリアンプの聞き比べはやったことがないのでAIT PREの実力がどれほどのものかの評価は私には分からない。
ただ、間違いなく一つの方向性のかなり高いところにありそうと感じる。

音が正確になると(時間軸も含めて)虫眼鏡で見るように音がはっきりと見えてくる。結果、リズムも明確になり、ゆったりもアンプテンポも
自在に表現できてくる(伝わってくる)これが音楽の躍動感につながっている。だから楽しく気持ちよくそしてノレる!
そういう意味も含めての解像度=正確性は素晴らしく、それは単にカタログスペック的なモノを狙っての事ではなく、真摯に回路と設計を丹念にやった結果もたらされた必然であり、そしてその必然は音楽家(演奏家)が表現したかった音であり音楽であり
そして、それを余すところなく表現し切れることで、当然に素晴らしい情緒あふれる音楽を体験できる、という帰結になっている。

他にも良い機器はあるのだろうと思うし、音の好き嫌いもあろうとは思いますが、AIT DACとAIT PREの素晴らしいところは上記のように演奏者(音楽家)の息遣いを
感じれる事だと思いました。
ほんとに音楽が染み入ります。
リレーの切り替わるカチカチ音、最祖違和感を感じましたが、使っているうちにクセになってきて、個人的にコレ好きです。

2014/02/01 PM 09:46:51

● 試聴感想67

試聴された方の感想です。

◎再生システム

(1) Cubox(エルサウンド製アナログ電源) → Fiedlix製USB noise filter → UDA基板(Dop版) → S/Pdif(同軸) → aitlabo DAC

(2) SDTrans384(Fiedlix製電源) → S/Pdif(同軸) → aitlabo DAC


<総評>

今回始めてaitlabo DAC試聴で本機の「実力と技術力」いうものを改めて感じさせられるものでした。

現在は「Mytek192 DSD-DAC」を使っていますので音質はこのMytekとの比較になります。

御存知の様にこのMytekに使われているDAC chipはaitlabo DAC製同様ESS社の「Sabre ES9016」というchipを使っていますが当然の如くES9018に比較すれば下位に位置する仕様故,最初から勝負にならないとは薄々感じてはいました。


総じてこのDACの特筆すべき点は五点程あるかと思います。

(1) 兎に角音の分解能が高く音の粒子がきめ細かいにも係わらず音膜が損なわれない。

(2) そして聴き疲れがありません。いつも傍らで聴いていますかみさんが五月蠅くなく本当に柔らかい音質と言う位ですので御想像が付くかと思います。(特にVocal系の音質は特筆すべきものがあります)

(3) 普通に何もする事なく「Lowest」のLock状態で聴けると言うことの凄さを改めて感じます。

(4) これは全般に共通するのですが音全体に深みを感じます。抽象的で表現が難しいのですが・・・・。

(5) 音源で特に音質の良いHigh Resを再生しますと音場感が立体的になる場合もあります。

mytek DACもなかなか侮れない音質なのですが,aitlabo DACは音の粒子と言いますか音像の繊細さの空間表現がやはり勝負にならないと思います。

音域全体「Silky sound」と呼ぶにふさわしい音質です。正にjitter対策の肝ではないかと感じた次第です。

2014/01/17 PM 08:46:46

● 試聴感想66

昨年末に購入された方の感想です。

年末年始でDACを100時間程度鳴らした後の感想ですが、受けた印象は試聴感想にて他の方がおっしゃっていた通りの物でした。

・超低域から高域までリニアに伸びていく感覚は圧巻。
・歪み感が極めて少なく、音量を上げても不自然な感じがしない。
・細かい音まで徹底的に分解しきっていますが、それが耳につくことがなく、さりげない形で影現できている。
・圧倒的な分解能と情報量のおかげでダイナミック型ヘッドホンでも静電型ヘッドホン並の繊細さが出ます。

全てにおいて文句の付け所がない程に優れている印象ですが、個人的に独自のジッタ抑圧機能が特に優れていると感じました。
ES9018純正のジッタ抑圧機能も画期的な機能と効果だと思いましたが、この独自のジッタ抑圧機能はそれ以上です。
オーディオ用のDDCではないDVDプレーヤーの光出力でも唸るほどの音楽再生をしてくれたことはまさに驚異です。

環境
iFi Audio iUSBPower
Audiophilleo1
AITLABO ES9018 DAC(S/PDIF専用)
ニューオプト KH-05N
FOSTEX TH900
ULTRASONE SignaturePRO

2014/01/14 AM 05:01:32

● 試聴感想65

DACの試聴感想です。

簡単ですが、DACの試聴記をご報告します。
DAC入力はNWプレイヤN-50(音楽データは大容量USB収納)からのSPDIF出力。
アンプ:LUX L-509S、SP:B&W MARIX-802 S2
音楽ソースはステレオ録音がもっとも熱かった時代、1950年代末〜1960年代に吹き込まれた管弦楽曲。

先ず、S/Nが良く、オケの楽器の数も増えたことにびっくりします。まるで別のCDをかけているようです。
高音もですが、今までと比較して良く伸びてくれる緻密な低音が音楽を楽しく聞かせてくれます。
ここで印象を確かめるために、従来品のDAC(20年位前のCDPのDAC)と同じ所を何遍も聞き比べました。
正直、20年目の製品との比較というの失礼かもしれませんが、これでも当時はこのCDP、20万超の製品で、
十分実用に堪えるレベルに達していると思っています。
しかし、一番違ったのはのはピアノの音、鍵盤の立ち上がりに僅かに聞こえていた付随音が消えました。
測定器は持ち合わせていませんが、ジッターが極めて小さいところまで抑えられているのがよく分かります。
オペラも聞きました。ステージというか、当時の録音スタジオの雰囲気も良く伝わります。
この性能でC/Pは非常に高いと思います。
とにかく今後どうするかしばらく悩むでしょう。

2014/01/05 AM 06:32:39

● 試聴感想64

当方PREの試聴感想です。
AITDACを購入されています。

試聴環境は以前の報告時と変わらず(AIT-DAC⇒Cello Duet350パワー⇒ATC SCM150Psl)、
プリのみ入れ替え、PCからAmanero DDC経由での再生で試聴しました。

一聴、やはり、モノ造りには人(メーカー)が出る、
紛うかたなきAIT-LABO(角田さん)の音と聞きました。

具体的には、非常な細部までの再現性、どんな信号も細大漏らさず音にするといった感じ、
ソースの音はすべて聞き取れるという印象です。
また、再生周波数のレンジ、ダイナミックレンジも大変広大で、オルガンのペダル鍵盤演奏時の
音階の確かさと量感、絶え入るようなpppから突然のトゥッティのfffの安定・余裕感など、まあ、見事なものです。
特にAIT-DACとの相乗で、図太い・野放図とさえ言いたいほどの低音再生は強烈です。

これらの再生が、何の脚色も無く、当たり前のこととして、いとも簡単・普通に行われるところが、
私が上でAIT-LABOの音と評した所以で、
何か聞き逃している・聞き落としているのではないか、という心配は皆無でしょう。

なんにせよ、DAC同様、大変なCPのプリで、プリを選択する際には必ず聞くべきものであり、
個人的には、これもDACと同じく、数倍以上する有名プリアンプと互角に渡り合える、
あるいは凌駕する実力ではなかろうかと感じた次第です。

2014/01/05 AM 06:41:09

● 試聴感想63

引き続き試聴した方の感想です。

年末年始で、特別長くお借りしましたが、正直もう手放せない状態です。
試聴機の音は、最初の印象が「静か」でS/N感が上がる感じでした。

JAZZの生ベースの超低音感が下に延びて、いい感じでした。
私の音源は、昔ながらのCDとNHKFMです。NAS構築もしていますが、正直CD
がまだ上のようにとらえています(ネットワークオーディオプレーヤーのグレードかも)。

じっくり聞いての感想は、まずFMのアナウンスの声が自然となりよりリアリティが上がったこと。
よって、ボーカルの声質も良くなる。大編成の音楽も小編成の音楽もどれもグレードが上がり
音がクリアで明確になりながらも、聞き易く自然な感じとなることですね。

以前、CDプレーヤーのデジアウトにAITさんでは無い単独DACを繋ぎ、アナログアウトとの切替比較をした時は、
正直音の差が判りませんでした。その後デジタルDEQでDA変換し、別のDACで音の差が有るのを知り、今に
至っていますが、パワーアンプの音の差よりもDACの方が大きいし、好みの問題ではなく10人中9人は良い悪いの
判断が出来るレベルかもしれません。そういう中で、AITさんのDACを入れる事での質の向上にびっくりしています。
PCM−DSD変換の音ばかり聞きましたが、PCMアウトはややかっちりしている感があるようです。但し、あまり
差は感じず、違うかな?という程度です。

2014/01/03 AM 06:56:26

● 試聴感想62

新年になりましたが、本年もよろしく御願いします。
早速今年の試聴感想を掲載します。
昨年キット購入された方です。

今回、試聴機を今のシステムで聴いた時の第一印象は あぁ自分が求めていたのはこういう音だったんだ という感動と満足感でした。
いつも聴いているはずのお気に入りのトランスで不覚にも涙を流してしまいました。
絵画や音楽、彫刻といった芸術で深く感動する時、作者が心の奥深くから真実を純粋に追及して作品をつくりあげ、それが鑑賞者の心の琴線に共鳴して感動を感じるのだと私は思っています。
角田様の作品であるこのDACも同じではないかと感じました。
実は以前にも一度試聴機をお借りして以前のシステムで聴いていたのですが、その時のDAC. soulnoteのDC1.0と比較してとても繊細できれいな音だけれども少し線が細い印象があり購入までは至りませんでした。

今回視聴環境、システムともに一新し改めて聴いてみまして初めて真価を理解した感じです。
細かい描写については他の方がわかりやすく説明されている通りだと思いますが、もしまだ聴かれていないのなら是非貸し出し試聴をお勧めします。
より大型のシステムの方が私の場合、真価が理解しやすかったです。
以前のシステム
CDP sulnote sc1.0
DAC soulnote dc1.0
pre 吉田苑オリジナル 光ボリューム
AMP Nnode XPM10
SP dynaudio C1

現在のシステム
電源 psaudio powerplant10
CDP psaudio pwt光接続
またはエルサウンドアナログ電源 SDtrans384 HDMI接続
DAC AIT amanero搭載 mck変更 DSD
premain SHARP smsx300改
または光ボリューム
goldmund mimesis9
SP dynaudio saphaia
またはATC scm100tsl
またはATC scm12sl

2014/01/03 AM 05:23:30

● 試聴感想61

今週お買いあげ頂いた方の評価です。SACDPとHDMIケーブルで接続し主にSACD(=DSD64)を鑑賞されています


再生音の第一印象なんですが、
音の「分解能力」は極めて高く、今までのレベルとは丸きり違うのは確か、重なって不鮮明だった幾つかの音がきちんと分かれて聴こえる。第九のコーラスはぞくぞくっと来ました。

低域がひ弱だったのが難点のSACD、CDと引けを取らない力強さ、ジャズの弾けるパワー感が出てきた。
僕の目標だった、SACDの情報量と最新のハイスピードかつ高分解能力を持つスピーカーとの良さがやっと味わえた気がします。
ブラスの楽器の音がやや硬質、木管も硬い、これは仰ってた「通電エイジング」により柔らかくなるものかな、と思っています。
安定してきて、分解能力までが今以上に向上するとしたら驚くまでの結果ですね。はやりDAコンバーターはデジタル再生の命ですね、アンプは本来ただの増幅器でありDACが良ければ普通の製品で十分良い音、音楽が再生できる、と思えます。

2013/12/25 PM 09:50:23

● 試聴感想60

キット購入者様の感想です。2名の方から頂きました。

1名の方
DACですが、いつも音楽をかけると、家族からうるさい、止めろと言われていましたが、このDACだと言われなくなり、好評です。

以下は別の方からの感想です。

ケースへの組み込みは、電話にてご回答いただいた後の数時間の作業で完了しました。
DIPスイッチの設定も送付時のままです。気に入った設定があれば変えようかとも思いますが、何の不都合も感じないので1か月以上経過してもそのままです。

 実は、本機はこれまで購入したものの中(除く自宅・自動車)で一番高価な買い物であったこと、また基板の大きさがこじんまり(すみません)としていたため、音を聞くまで少々不安でした。ですが、音を聞いて安心しました。

 感想を一言で表現するのであれば、(良い意味で)不思議なDACです。

・音量の大小に関わらず、同じように心地よい音に聞こえる

・CD製作者(レコーディング、ミキサー)の意図がわかってしまう気がする。

・つまらないと思っていた古いCDが楽しく聞ける。

 また、音自体皆さんが言われる通り素晴らしい。(としかいいようがない)
音を言葉で表現することは不可能なので、関心ある方はとにかく聞いてみることをお勧めします。百文は一聞に如かず。ただ聞いてしまうと購入したくなる可能性が高くなるので、試聴前に購入資金を準備したほうが良いと思います。

2013/12/08 PM 02:52:22

● 試聴感想59

DAC購入頂いた方の感想です。
SACDPにLVDS送信基板を取付けHDMIケーブルでDACに接続しDSD64としても再生できる仕様になっています。

DACが我が家に来てから、二週間になります。

最初の印象は、音の厚みと綺麗さでしたが、此処に至って、落ち着いてきて、本当に良い音で再生してくれていますので印象を箇条書きします。

・ 音がとにかくスムーズ。

・ 響きが豊かで、音の厚みがスゴイ。

・ 高音が凄く綺麗に再現される、特にピアノのアタックやシンバルの響きが格別。


・ 音像の芯がはっきりとして、音の分離が凄く良い。

・ 低音が良く出ているが、ブーミーになることは無く、歯切れが良く、音程もしっかりと再現出来、その結果として、再生音の厚みが凄く良く出る。

・ 残響音の再生が良く、音の消え方綺麗。

・ 定位・音場感とも非常に良く、演奏者の存在感がスゴイ。

・ 女性ボーカル等で音がきつくなる事が無く、本当に綺麗に再生してくれる。

・ 今まで、録音が悪く聴く気に成れなかったCDでも、かなりの割合でよい音で再生してくれる。

・ 音数が増えて、月並みな表現ですが、『こんな音が入ってたんだ!』と感じる事が多い。

・ 16Bit/44kHzの音源でのPCM→DSDの変換については、OFF→128→256と換えていくに従って、より、音の芯がはっきりとして且つクリアーで綺麗な再生音になると思います。

・ DSDの音源でも、同じ様な傾向ですが、録音によっては、OFFの方がパンチが有ってよく感じる場合も有ります。DSDの場合は元々かなりクウォリティが高いので、256ですとスムーズになり過ぎて、おとなしく感じてしまう場合もありました。

・ S/PDIFでの入力ですが、同軸よりもTOSリンクの方がスッキリとした感じで好きです。

・ SACDP(MARANTZ SA-11/S3)でのSACD再生と同じディスクのCD層をリッピングして、CuBox+hiFace Evo+AIT DACで再生した場合、音数や定位ではSACD再生の方が良い場合も有
るが、再生音のスムーズさや歪感の少なさは、後者の方が良い。総合的に見れば、遜色が無く、CuBox+hiFace Evo+AIT DACの組み合わせは、恐ろしいくらいの再生能力です。

・ 以前使用していた、SACDPを改造して頂き、SACDをDSD出力で取り出しHDMIでDACに入力して再生した場合、とにかく自然な音の一言に尽きます。SA-11/S3を手放そうかと本気で考えています。

こんな感じですが、まとめて見ると、とにかく何処かのコマーシャルみたいですが、

『何も足さない、何も引かない、只忠実にデジタル信号をアナログに変換する。』

そんな感じのDACです、録音の良し悪しがそのまま出てきます、音場の広い録音では、部屋中に音が広がって、まさに音に包まれる感じになります。

一方、スピーカーの間に小さな音場が再現されて、その中に沢山の音が再現される物も有ります。CDの中の音がそのまま出てきます。

とにかく、素晴らしいDACだと思います。

ネット上では、色々意見のある外観ですが、自分はシンプルさが凄く気に入ってます。


音のコンセプトと外観が凄くマッチしていると思います。

2013/12/02 PM 10:04:01

● 試聴感想58

DAC機の試聴環境は以下の様になっており、その後購入した結果を続けて掲載します。

試聴時


現在使 用中のDACはdCS Elgar Plus 1394で、送り出しはUDA3(DSD-SPDF3オプション)
とdCS Verli La Scalaです。

他に、Zodiac Gold、MSB Platunum DACがあります。

今のとこ ろ、BeagleBone Blackのmpd-0.17.6-rtopt(yan) からUDA3経由の
SPDIF or SDIF3でElgarに至 る組み合わせで、最良の結果が得 られています。

購入後

夜にはキットの組み上げを終え、慣らし運転に入っています。
この状態でも、dCSが逃げ出すほどの再生能力。素晴らしい。

角田さんが開発されたプリアンプも頒布されていると聞きました。
試聴機もあるとのことで、早速予約したいと思います。

視聴するまでもなく良いプリだろうと確信していますが、やはり
確認してからにしたいと思います。

2013/11/26 PM 09:14:49

● 試聴感想57

最近購入された方の感想です。
amaneroCOMBO384を搭載しPCM/DSDも入力できる仕様です。前視聴感想でDSD→PCM切り替え時にポップノイズ発生があるようでしたが、対策し効果があったようです。

DACはとても快調に動作しております。
以前使っていたDACに比較して非常に滑らかで、音が立体的に聴こえます。
また、以前のDACだとサ行が若干耳障りだったのが、AITDACだとそういう感じもなく自然な感じです。
既にサイトで多くの方が絶賛されていらっしゃるとおりだと思います。
DSD音源についても問題なく再生できてます。
とても気に入りました。良いものを有難うございました。今後も愛用していきたいと思います。

2013/11/17 PM 08:46:46

● 試聴感想56

当方DACを購入して暫く経ち、新しいDDC(COMBO384)を導入した後の感想です。当方DACオプションでCOMBO384も接続できますが、この方に紹介頂き最初に搭載していますので、若干の課題があるようです。今後改善する予定です。

結論から言いますと、十分以上・期待以上の性能で、
特に価格対比で考えますと、圧倒的お買い得といったところです。

Win7 64bit、i5-4core CPUのPCからプレーヤーはfoobar2000(v.1.2.9)、
3m弱 ノーブランドのごく一般的USBケーブルを使って再生しました。

まず外付けHDDの音源をそのまま再生したところ、
ほんのわずかにノイズが乗る感じ(SNの悪化・鮮度感の後退)があり、
メモリーをRAMdisk化しそこに音源を置き、foobarのバッファーを150ms程度まで小さくして再生してみると、上記問題は全くと言っていい程に解消・改善されました。

ただこの状態でも、PD-70やSDtransからの再生と比較しますと、個々の音には差を感じませんが、
音楽全体のたたずまいが(抽象的ですみません)、やや引く、躍動感に劣る、冷めている、
といった感じがあり、思わず2〜3クリックヴォリュームをあげてしまいます。
(これでもうるさくはならず、SNに問題なしの証左でもありますね)

この問題は、上記設定・環境での話であり、
オーディオ好きの方ならすぐに思い付く対策(バスパワー供給方法の改善、
USBケーブルの交換やノイズ対策、プレーヤーソフトの選択、等)で、
更には、Cubox等の専用化したPCからの再生で
大幅に改善されるであろうことは容易に想像がつき、根本的な問題にはならないと思われます。

その他、現時点での基本動作・注意としては、
1.再生開始時、DAC側で認識しているファイル形式(PCM, DSD)、サンプリング周波数と異なったものが
入力されると、ポップノイズが発生する。

2.再生中、同一ファイル形式の場合は、サンプリング周波数の変更時にはノイズはほとんど発生しない。

3.再生中、PCM→DSDに切り替わる際は、ごく小さなノイズが発生する(ほとんど気にならない)。
DSD→PCM切り替え時には、ポップノイズが発生する。

4.嬉しい発見で、上記環境・設定で(ほかに特に設定もせず)完全なギャップレス再生が可能。

Amaneroは、以前は外国への直接発注しか方法が無かったようですが、
今は国内販売の代理店も決まり、非常に入手しやすくなり、
さらにこの性能ならば、敢えて他のDDCを考慮する必要はないのではないでしょうか。
(Amaneroが別のDDC(DAC)ボードを出すとまた話は別ですが)

最後に、AIT-DACについて、ここまで使用してきて最近特に強く感じていることを述べたいと思います。
以前にも書きましたが、このDACは、ほとんどの要素でずば抜けた性能であるわけですが、
特にその定位(感)の素晴らしさにホトホト感心させられています。
これまで一般に、良く、音場の再生に長けている、とか逆に音像の再生に長けている、とかいった評価がされ、
言われた側も暗黙の了解で、このような傾向の音だな、といった判断が可能でした。
また、この二つはある程度背反な関係にあったと思います。

しかし、AIT-DACは、これを完全に超えましたね。
つまり、音場、音像という二元要素があり、それぞれを評価・判断するのではなく、
音像があって音場が意識される、あるいは、音場の中のあるべき位置に音像が意識されるわけです。
私の場合、聞く音楽はほぼ100%クラシックなのですが、これまでに経験したことのないほど精緻な音像から
発せられる響きの広がり・減衰から、その場(広さや高さや奥行きなど)を意識・感じさせられるという体験に
陶然としています。

これは生の演奏では当然なことなのですが、なかなか再生の場では得られない感覚で、
これまでの多くの機器でも経験がありません。
特にオーケストラの再生は鳥肌モノで、両スピーカーの外・後方から、それぞれの楽器があるべき位置から
響いてくる(実にしまった音像で)様は、
実際の会場では、逆にこのように聞こえることはあり得ないのですが、
再生(ヴァーチャル)体験の喜びの真骨頂と思います。

これまで、録音年月は新しいのに、やはりオケの自主録音ではこの程度かと思っていた、
チェリ/ミュンヘン・フィルのEMI版CDやヴァンスカ/ラハティ響のBIS版(これは元々好録音ですが)CD
など目から鱗の新体験でした。

2013/11/12 PM 10:48:07

● 試聴感想55

試聴された方の感想です。

3連休、お蔭様で、音楽を堪能することができました。
通常のシステムは、DACがないので、
-CuBox-->UDA--->OLASONNIC NANOCOMPO-UA1 --->BRILON
ですが、久しぶりに、アンプに、しばらく使っていなかったMusical Fidelityを使いました。 
-CuBox-->UDA--->AITLABO DAC--->Musical Fildelity A1---->BRILON
に、切り替えると、見違えるようになりました。

分解能が、すごく良く、旅行中の家族に電話越しに音を聞いてもらっても、違いがわかる程です。  
特に、低音のドラム、ベースの音が、一塊ではなく、粒になって、音圧もしっかりと前に、イキイキと出てくるのは、すばらしかったです。
こんなに、低音がでるのは??とびっくりしました。 まるで、生演奏をスタジオで聞いているような、錯覚に陥りました。 
いつも、洋楽、ジャズを中心に、聴くのですが、久しぶりに、J−POPを聞きましたが(通常、音が塊になっていて、あまり、好きではないのですが)、
いい音になったので、気持ちよく、懐かしく聞けました。  
また、聴き疲れが、まったくしないのがいいです。 CDは、これが、本来のCD製作者が、意図して、吹き込んでいる音なのでは??と思いました。

DSD、PCMですが、私のシステムでは、どちらがいいというわけではなく、曲、音源によって、使い分ければいいのではと思いました。
アンプも今回変えたので、DACの完全比較には、なりませんでしたが、システムのグレードが、数段階あがったこと、
バックノイズが、静か、音圧があがり、音が生き生きする、音の粒のシャワーがスピーカーから、放たれるようになった。
そして何よりも、音楽が、楽しく気持ちよく(感情移入される)聞けるようになったということが、分かったの成果でした。

宅急便屋さんが、視聴機を運んでいった後は、少し寂しくなってしまいました。。。。。

2013/11/05 AM 06:41:09

● 試聴感想54

キット購入者様の感想です。

今のところMac(ソフト:Audirvana plus)で曲を再生し、ifi社製DDCを介してspdif接続で利用しています。
このDDCにはジッター低減機能?がついるらしく、一応onとoffで試してみたのですがこのDACでは全く差異は感じません。このような点でもDAC側のジッター抑制機能の堅牢さを感じた次第です。

空気感、解像度、奥行きは試聴させていただいた当時のままですが、クロック変更の影響かリアルタイムDSDが試聴時よりも好印象でした。
特に128と256では256の方が音数が増し、音の厚みが出てきます。
一概に256の方が良いともいえず、曲のソースによりPCMと切り替えて利用していきたいと思います。
あと、作って下さった方も音がスーッと出る、自然な音の出るDACですねと仰っていました。

角田さまにアドバイスいただいた基板配置とケースのサイズ修正を実施し、ケースにもAIT LABOとロゴ印刷致しました。
今回ネイティブDSD対応は見送りましたが、HDMI用のケース穴を設け、端子も仮付けしましたので先々も安心です。ネイティブDSD機能付加の際はよろしくお願いします。

2013/10/31 AM 05:11:02

● 試聴感想53

PREの試聴感想です。この方はAITDAC購入されています。

確かに解像度が凄いと気づきました。
JEFFROWLANDのCONCERTO(プリメイン)
は色付けも無くかなり気に入ってましたが、まだ
分解能に先が有るのだと思い知らされました。

鮫島有美子のCD「ます」で、SPはHB1

JEFFのプリメインで何の不満も無かったのですが
AITプリで聞くと、鮫島さんがキリッと立つのですね
伴奏のピアノのコロコロした響きが気持ちよい
鮫島有美子が若返った感じです。
そしてボーカルとピアノが3次元空間に定位します。

JEFFに、にじみがまだ有ったのかと気づきました。
湯船のほんのりとした薄けむりみたいな・・・


CDに記録されていた情報がノイズ無く色付けも無く
そのまま再生されている。

CDによってはあからさまになり過ぎてしまうのも
有るみたいですね^^

2013/10/25 PM 09:50:23

● 試聴感想52

購入者樣の到着直後の感想です。この方は当方DAC購入前はF社改造DAC機とHDMI接続しDSD等を再生していたようです。

とりあえず、同軸、TOS、UDA、I2S(HDMI)すべての入力で正常動作することを確認しました。
音についてはまだ出したばかりなので評価できる状況ではないですが、脚色がなく非常に無色透明な音だと感じました。
入力による差ですが、
I2S(HDMI)>同軸、TOS>UDAに感じます。
UDAのクロックがまだ本領を発揮していないのかもしれません。
また、MCLKを追加していただいたHiFaceEVOには外部マスタークロックジェネレータをつけているのでそのせいかもしれません。HiFaceEVOから同軸やTOSを入れて実験しました。

他にもPS3もTOSで繋いでみましたがなかなかいい音で鳴りました。
この文章を書いている間にもどんどん音が滑らかになってきているので今後の変化が楽しみです。

2013/10/11 AM 07:12:32

● 試聴感想51

試聴感想です。

お借りしたDACは音響環境が全く整っていないうえに,高額品でもない私のシステムであってもその良さがはっきりと聞き取ることができました。

具体的には大編成のオーケストラのライブで,ヴァイオリンが細かく弦をこすりながら音を重ねていっているところが極めてはっきりと聞き取れたこと,金管楽器の位置とその遠近もある程度,聞き取れるよう再現したこと,また,ギターのように聞こえていたウクレレの弦をはじく音が明らかにウクレレであることをとてもはっきりと聞き取れたことなど,色々な発見がありました。
加えて,ディスクの録音の良し悪しもとても明確に提示するように思いました。

PCの接続による音源再生はやはりCDプレーヤーによる再生には敵わないそれなりの音でした。

感想の概略はざっとこのようなものです。DACの機能としては,まさに期待以上の働きを見せたと思いますが,一方で我が家のシステムの弱点をさらけ出されたという感じがしています。具体にはやはり音を正確に再現する力の不足,言ってみればプリアンプ機能の不足(ボリュームの精度という側面もあるかと思います。)という部分があるかと思います。

2013/10/11 AM 01:28:16

● 試聴感想50

最近購入された方の感想です。入力はS/PDIFと共にUSB、HDMIケーブル接続によるDSD/I2S再生が可能な仕様となっています。一部伏せ字にしています。

昨日、今日といろいろ聴かせていただいています。
とても満足しています。
再生音の素晴らしさは当然ですが、私にとっては
一台のDACでPCM、DSDどちらも手軽に聴ける使い勝手の
良さがとても嬉しいです。
DSD仕様CAxxxxxではDSDのみの再生、SCD-XE800と
UDA基板では左右が逆になる、PCMはI2S仕様CAxxxxxが
必要等々、ソースでセッティングに苦労していた事
から解放され音楽を聴くと言うことに集中できて
更に楽しくなっています。

再生される音もDSD、PCMともに静けさの中からくっきりと
音像が再生されるのには正直驚きました。CAxxxxxでも
満足していたのですがレベルが違いました。
短時間のエージングでも十分判りました(個人的には
オーディオ機器でエージングの影響は少ないと
思っていますが、、、)

PCM→DSDはOFFとDSD128を比較しましたがDSD128の
方がやや音がまろやかになるように感じましたが
どちらで聴くかは好みだと思えました。

2013/09/24 PM 10:58:22

● 試聴感想49

DACのmclkを45.1584M/49.142Mに変更した方の経過報告です。当方製mulitiolyingDAC方式PRE(現在頒布は、より高音質が期待できるATT方式のみです)も試聴しています。


当初音質は???状態でしたが、1月半程かけて落ち着きました。
皆さん仰るとおりですが、
音色は自然に、情報量が更に増えて、背景はより静かになり、
修正お願いして本当に良かったと思います。ありがとうございます。

当方近況ですが、
DAC 音質が落ち着きましたので、今週からアンプ自宅試聴を再開しています。
今回は
・Ayre KX-R & MX-R
・DarTZeel NHB-18 NS & NHB-108 model one(Pre→Power 電流伝送)
・LINN KLIMAX KONTROL & KLIMAX SOLO
を順番に借用できることになり、本日 Ayre を返却し、DarTZeel を聴き始めました。

Ayre は高級機らしいキレイな音で、音場の立体感や、低音の余裕もなかなかのものでしたが
どんな音源を聴いてもうっすらと Ayre の音がのり、
こういう音が好きな人は居るだろうということは理解しつつ、
BGM とは言い過ぎですが、ちょっとよそよそしくて音楽に没入しきれない面もあって
個人的には受け付けませんでした。
それと Power の片方が数時間経つと勝手に休止してしまうのも困りました。
販売店の方は、デモ機で酷使されたためかもと仰っていましたが
目の前で故障されてしまうと信頼性に懸念を持たざるを得ません。

先ほどから聴き始めた DarTZeel は
アクの強い独特な外観に似合わず、Ayre に比べて自然な音色で色付けは少なく
DAC からの音をかなりの割合でストレートに出している感じはあって、なかなか好印象ですが
低音の一部でオーディオ的な心地よさを感じるので、狙って作っているのかも知れません。
1日くらい経つと音は変わるとのことなので、楽しみにしています。

来週の Linn は音作りは相当上手そうですが、
ストレートさはちょっと劣るのでは?と予想しています。

他、せっかくの機会と思い、
http://www.audiolabo.co.jp/
のパワーアンプPM8CTも借用中ですが
今のところ情報量、低音の迫力、音全体の品位などだいぶ劣っていて、全く感心しない状態です。
日曜からプリpp-5も借用できることになりましたので、本来の組み合わせでどうなるか?
といったところです。


ということで、絞り込めた時点で改めて確認したいとは思いますが
DAC mclk 修正の効果およびATT音量制御方式での改善を考慮すると
現時点のプリアンプ本命は、やはり御社になるかと思います。
(凄いですね!)


2013/09/09 AM 02:06:21

● 試聴感想48

ヘッドフォンで試聴された方の感想です。

貸出機が到着してからは、毎日仕事が終わって直ぐに帰宅し深夜までいろいろなCDを聴いて楽しみました。
試聴環境は、CDTにエソテリックのP-0S(VUK)を使用し同軸デジタル出力を2系統出してAIT DACと私が所有している約13年前の国産A社のデジタルプリアンプにそれぞれ繋ぎました。その出力をラックスマンのヘッドホンアンプP-700uに繋ぎゼンハイザーHD800(バランスケーブルに変更済)で聴きました。アンプの入力切替スイッチにより約1秒のタイムラグで比べることができるようにして試聴しました。
最初、1曲目を聴いた時「音が細い。痩せている」と感じたのですが、あれっ、もしかしてと思い2曲目聴きながらスイッチを切り替え比べると気づいてしまいました。AIT DACの方が断然生の楽器の音に近い、基本の音と倍音がきれい、また全体にベールが一枚掛かっていたのが剥がれた感じです。私のデジプリは、一聴では迫力を感じるのですが少し団子状態で横一列でこちらに向かってきている。
最初の2日は、スイッチを切り替えながら比較したのですが、その後は返却までAIT DACで音楽を堪能しました。私の感覚ではJAZZ、ROCKはDSD128又はPCM、クラッシク、ボーカル等はDSD256が好みでした。

返却前にAIT DACを導入しない理由をいろいろ考えたのですが(「ヘッドホンであれば今でも十分」「1,2年待てばさらに良くなる」等々)あの音を知ってしまったので戻れません。購入します。パイオニアPD-70も別途購入してその改造を含めて完成品の形でお願いします。さらに細部の仕様で詰めなければならない点があれば教えてください。

2013/09/08 PM 02:52:22

● 試聴感想47

DACとPREを同時に試聴された方の感想です。

他の方の評価の通り、非常に音源に忠実で、目を瞠るほどの
性能があると思いました。
・とにかく分解能が高い。(一切混濁が無いと言ったほうがよいかも知れません)
・それでいて音色のクセといったものが殆ど見受けられない。
・よって、音源本来の姿や特質が限りなく引き出される。
・S/Nが非常に良い。
・全帯域、どこも突出したり大人し過ぎたりせず、程よく厚みがある。

とまあ、正直これだけなのですが、非常に高い次元で達成されていると思いました。


ただ、不思議なのは他の方の評価では絶賛されているPCM→DSDリアルタイム変換ですが私には正直合いませんでした。
録音があまり宜しくない音源に関しては音の厚みが増えて良いかな…?
というくらいで、ほぼどの音源でも他の方が言うように見通しがよくなったり、
分解能が上がった感じがするといったことはありませんでした。
VCXO modeにつきましてはHOLDが一番音が前に出てパワーが感じられ、好印象でした。ただ、どのmodeも空気感の違いがあり、音源によって選ぶのが良いかなと思いました。

2013/09/02 PM 10:04:01

● 試聴感想46

DACの試聴感想です。

これまで単体のCDプレーヤーのみで音楽を楽しんできましたが、
AIT-DACを経由させると、音数の増加や空気感の向上を感じることが出来ました。
女性ボーカルも輪郭がハッキリとしながらも聴きやすさが両立され、ヴェールが一枚取れたように感じました。
特にPCM→DSDでは倍音の響きも含めて音が一段と美しくなり、ピアノのアタックでは空気感が一層強調されたように感じ、
特に好みの音でした。
私はトランス・テクノ等のクラブミュージック等も聞きますが、分厚いシンセリードが明確に立体感のある音として前に出ており新鮮でした。
ジッタの低減された音はこのようなリアリティある音に変わるのかと、半ば目の醒める思いでした。

2013/09/01 PM 09:46:51

● PREAMP購入者樣の感想

購入者がご自分で改造し、ケース組込を行っています。


Pre Ampの続報です。長文です。最初にお断りしておきますがベタほめになりますのでそう言うのが嫌いな方は読まない方が宜しいかと。


2週間経ちました。中低域は未だ柔らかくなっている最中ですが、略水平飛行に近くなった印象です。私にはDACの時よりPre の方が衝撃的に感じます。


エージングが落ち着くと音楽が部屋中に充ち満ちてあたかもサラウンドの如き臨場感が出てきます。回路を見る限り、音楽信号が流れるのは抵抗とリレーとオペアンプ2ヶだけで他に何もありませんから、シンプルそのもの。特性的には何も足さず、何も引いていないと思われますが、実際出て来る音は情報量がワッと増える感じ、繊細且つ豊穣。ボリューム位置に関係無しに同じ音が相似形で歪み無しに出て来ます。高域が細めになるようなことも有りません。今使っている真空管式のプリも並大抵の鳴り方では無いので正直これは可成りショックです。


CDやSACDにはこのような表情豊かな情報が元々入っていて能動素子の増幅で音量調節するPreはこの音を実は歪ませていたんだということに気付かされます(飽くまで私の知っているPreの範囲です)。DACでも同じ事を感じましたが、DACが略まともになった後Preを詰めていったらアナログで延々と歴史がある筈のPre Ampでも同じ事が起きたという衝撃的な経験です。


私見で思うに、素晴らしい結果が出た理由の半分は、特性や操作性を全く犠牲にする事無しに音楽信号経路は極限のシンプルさまで到達したこと。残りの半分は電流伝送によるものだと思います。


私のDACにはPreに入っているV/I 変換回路と同じ回路が入っていて(量産の一つ前ver)、DACから信号を電流源で送り出し、XLRケーブルを経由してPreの終端抵抗300Ωの所までこの信号電流が流れていきます。このPreはバイアンプ駆動出来るように出力が2系統出せますから300Ωの両端に出て来る信号電圧をV/I変換回路を通して2回路同時出力できます。電流伝送で2系統のパワーアンプを経由してSPを2way駆動で鳴らしています。


実験の為電圧駆動でも鳴らしましたが、電流の方が明らかに低域が引き締まり音の分解能が上がります。SPの動きも軽やかになります。


色々書いても良いことしか出て来ないのでここまで読むと却って反感を持たれる向きも多いと思います。音はいくらご託を並べても一聴にしかずです。試聴できるのですから是非試聴されることをお勧めします。尚、電流伝送の効果はその大小で言えば、DAC-Pre間よりPre-Power間の方がはるかに大きいです。


使いこなしに関わることですが、出力のところの4pin DIP SWが2セットあって、直感と違う処があるので、これの設定を今の説明書きだけですんなり設定できる人は少ないのではないかと思います(除く回路を読める人)。老婆心ながら説明の所に詳細な絵を付けて出力端子と1対1対応取るべきだと(8pin 全てに)思う次第です。ここの設定をミスると音が眠くなったり死んだりします(経験者語る^^; )。電流伝送は意外な落とし穴が結構あると思います。


完成品売りのデザインは多くの方が言及しておられるとおり、毎日拝むにはちょっと厳しいものがあります。基板で購入し安くなった分でメーカーでは出来ないような自分の気に入るケースを用意できるので却ってラッキーと考える方が前向きになれるのではないでしょうか。私は自分の趣味に合わせて自作しました。デザイン的なバランスを考えてボリュームと同じツマミをSelector用にフロントパネルに欲しいと思い、そのような機能変更を角田氏にお願いしました。

写真を見ればお分かりになると思いますがSelector用のロータリーSWの隣 5mmの処に電源トランスが来ています。従来の因習的なオーディオ常識に頭をやられていると、とてもこんな配置は出来ないのですがこのPreでは何の問題もありません。夜中に音量Maxにして38cm Wooferに耳をくっつけても全く、微塵も、一切ハムの如きものは出て来ません。


リモコンが使えますが私はVolumeのツマミをゆっくり回す時のチャラチャラという感触が気に入って専らマニュアル操作しています。将来デジタルチャンデバを角田氏が製品化してくださった暁には、DAC → プリ → パワー → SPと言うセットをCH数だけ並べてリモコンで一括コントロールが出来ると言うことは考えていますが、角田氏はチャンデバを作る気は目下ないようです。(ちなみにプリに関しても回路的にはあんまり面白くないので本人は大々的にはやりたくないと述べておられました。)


以上使いこなしも含めて感想を述べてみました。内部の関係者ではないかと疑いをもたれるかも知れませんが、お金を払って製品を購入している1ユーザーです。作り出される作品の優秀さが世に知られず埋もれてしまうようなことがあっては人類の損失だという思いから肯定的な感想をちらほら述べております次第です。そのうち筆の立つ方が現れて広く啓蒙して下さる事態が出来するのを期待しつつ。買わなくても良いので何処かで是非その音を経験して知って頂きたいと思います。

2013/08/27 AM 01:21:07

● 試聴感想45

DAC購入者樣の感想です。

今まではLuxmanのDA-XXというAIT DACと同じ価格帯のものを使用していました。
鳴らし始めたばかりなのにエージング済みのDA-XXとは比べ物にならない音にただただ唖然としております。
音数、解像度、音の広がり全てにおいて圧倒的な差で、ベールが何枚も一気に剥がれた感じです。
あまりにも聴くことが楽しく今まで時間を忘れておりました。
一瞬でDA-XXを手放す決心が出来ました。
もっと前にAIT DACのことを知っていれば無駄な出費をせずに済んだことが悔やまれます。

2013/08/17 PM 08:46:46

● PREAMP試聴感想6

PREを試聴頂いた方(当方DAC購入者)の感想です。

聴かせていただいた感想ですが、派手さが無く音楽に変化を加えるようなところがありません。実直で丁寧な音だと感じました。
解像感を強調したようなキツさは全く無くて、耳当たりが柔らかいと言えるのですが
それでいてセパレーションと定位の良さを感じられたのが印象的でした。
DACもそうでしたが、音源を選ばない万能型のプリアンプではないでしょうか。

2013/08/11 AM 01:28:16

● PREキット組立報告

PREAMPキットを購入頂きた方の完成報告です。
当方所定から変更されていますので、当方のキットとは異なる箇所があります。

実装していく段階で回路を追っかけていくと、増幅素子が最後のVI変換回路以外に入っていない事もさりながら、
『オーディオ業界で設計してきた人間では出来ない設計だろうな』と感心すること多々ありました。


今迄と同じ条件で比較する為、Wooferは電圧系で鳴らしていますがそれ以外は電流受け/電流出しです。
音は只者ではないです。歪みが全く感じられないのでストレスが全くないです。
12V電源をTPS7A4700 2段スタック強化してOSコンを多数入れているので音がまともになるのは1〜2週間掛かるはずですが、30分の時点で明らかに別次元です。
美しいとか楽しいとか言う感覚とは違う『懐かしい』、『いとおしい』、そういう
感覚があって、何の変哲もないリュートのソロ曲を聴いていて心の底から込み上げてくるものがあります。音質に関してはエージングが終わってから改めて感想を述べますが取り敢えず音出し開始して1時間での感想です。

2013/08/10 PM 09:19:19

● PREAMP試聴感想5

PREAMPの試聴感想です。
ようやく頒布できるようになりました。詳しくは問い合わせ願います。

他の方も書いていらしたと思いますが、DACと同方向で、ソフトの音をそのまま再現するアンプだと感じました。現在使用しているアンプも、色付けが少ないと思っておりましたが、比較すると、オーディオとして心地良く聞こえるような調整がなされていることに気が付きました。梅干しに例えると、現在使用しているアンプは蜂蜜入りで、AIT LABOのアンプは塩だけで漬けたものといった印象です。
また、定位が非常によく、音が出ている場所をはっきり指差せるくらいでした。

2013/07/31 AM 05:11:02

● 試聴感想44

試聴感想です。

早速Audirvana PlusをインストールしたMacMiniからオルソ・スペクトラムのUSB-201を通して取り出したデジタル信号のDA変換に使用すべく設置いたしました。出力はAccuphase C-2410から A-45を通して自作スピーカー(Fostex FE208-ES-R使用バックロードホーン)から音出ししました。


試聴機から出てきた音は、これぞハイエンド・サウンドというべき、豊かで繊細な響きと深々とした音場感に満ちた申し分のないものでした。試聴機は、当然のことながら、使用するソフトの質を敏感に反映しますので、出来の悪いソフトの音を美音に変えることは不可能でしたが、古いモノラル録音のソフトで、これまでは味わいに乏しくて聞く気にならなかったソフトが、試聴機を通すと、立体感を伴って実に新鮮な響きを放ち、十分に価値あるソフトとして楽しめたことは、うれしい驚きでした。


土曜日は食事もそこそこに夜遅くまで、日曜は早朝から午後まで、ほとんどぶっ通しで手持ちの多様なソフトを試聴機で聞き続けました。

2013/07/29 PM 09:42:41
http://aitlabo.net/blog/?c=005&pp=180


● 試聴感想43

最近購入された方の感想です。問い合わせ頂いた翌日に購入されました。

DACの方は日に日に音が落ち着いてきました。
ざっくりした感想と致しましては
思っていた以上に奥行き感が面白いほどでており、
導入の後悔は全くしておりません。

また、音は勢いで押し切ったりせず極めて冷静というのが
このDACの持ち味だという感想を持ちました。
間違いなくこの価格帯でこれだけの性能を有しているDACは皆無と
言っても過言ではないと思われます。
そのため音を聴く度に顔がにやけてしまっています。
まだ、ケース組み込みに至っておりませんが早いところケースに収納し、
じっくり堪能したく思っております。

2013/07/28 PM 08:38:10

● PREAMP試聴感想4

PREAMP試聴感想です。当方DAC機を購入されています。
低特性インピーダンス(300Ω)の定抵抗アッテネータの効果かも知れません。

実は、現有プリは結構、気に入っており購入の予定は無かったのです。

なにせ、古いとはいえ、かの高城氏も愛用していた往年のSONYの最高機種TA−E900 です。色つけがなく自然で、分解能の鋭さは現代高級アンプと比較してもなんら劣るものでもなく素晴らしい音楽を聴かせてくれます。
・・・と思っておりました。

 ところがです。AIT PRE は、一聽して 嗚呼、気持の良い音だなと感じさせます。

それは、何なのか、得てして、私を含め、オーデイオマニアは、高音の伸びが如何か、抜けが良いとか、音場が、音像がどうだ、低音の分解能が優れているとか、細部を聴き取り、>ありとあらゆる言葉でスピーカから出てくる音を、表現し、評価しがちです。

 AIT PRE は、そのような表現が不要なほど、自然な音とでも言いましょうか、何方かが生命感にあふれた音という表現を用いておりましたが、私は、躍動感に溢れ、音楽を聴いて楽しくなるような音というのが、私の最初に感じたことであり、一週間の間、試聴を重ねてもその印象は変わりませんでした。
ずっと、音楽に浸っていたくなるような音とでもいいましょうか。
 ただ、残念な点は、やはりオーデイオは趣味性が強く、所持する喜び、満足感も欲しいもの、音楽を聴いている間も機材を目にする訳ですから、もう少し見た目も大切・・
(好みが分かれますが)まあ、だからこそ、これだけの性能がありながら、廉価で提供できるのでしょうが・・・・。

 ケースは、気は重いのですが、自作で行きたいと思います。自作なら、少々不細工なつくりでも、諦めがつきます。以上が私のつたない感想です。

いろいろ、機能もいろいろ選択が可能だし、中身的には素晴らしいプリだと思います。

2013/07/22 AM 02:18:48

● 試聴感想42

最近購入された方の感想です、以前試聴機も貸し出しし、感想を当方ブログに掲載しています。

私のオーディオ環境は、Celloのアンコール1MLとデュエット350という老兵のプリ・パワーに、
ATCのSCM150Pslを繋ぎ、エソテリックのP0sにWadia15という入力でCDを再生すると云うものでしたが、
近年のハイレゾ・DSDファイルの再生に衝撃を受け、
これらも再生可能なシステムとすべく、色々と考慮・実験の結果、
AIT DACの導入となりました。

DACの仕様は、入力は当初、PCからの再生を考え、通常入力(SPDIF, AES/EBU)の他に
USB入力基板の内蔵を考えていましたが、角田さんからのアドヴァイスもあり、
HDMIケーブルを使ったLVDS伝送の入力を2系統設置に変更しました。
一つにはSDtrans384を繋ぎ、もう一つには市販のSACD/CDプレーヤーを改造して繋ぎます。
mclkは、45/49MHz固定。
ケースは、制振等を考え、HTPC.jpさんのものを流用しました。
(半田ごての使えない私は、穴明け加工・基板組付けを行った後、配線・動作確認を
角田さんにお願いしました。もちろん、SACD/CDプレーヤーの改造も。)
結果としてこの入力変更は大正解でした。
インターフェースの変更により、AIT DACの性能が十全に発揮され、
大手メーカー製のエントリー/ミドルクラスのSACD/CDプレーヤーから
これだけの高音質を引き出せるなら、あえてPCからの再生にこだわらなくても良いのではないか、
ネットワーク再生をメインとしている場合はまだしも、
オーディオ暦が長く、PCからの直接再生の環境はあるが、円盤を回す方にむしろ馴染みがある、
と云った方には、躊躇無くこの方法をお勧めしたいと思います。
PCからのノイズ対策に腐心・苦心することから解放されることだけでも有り難いです。
(友人宅でのP0sからのSPDIF/同軸での再生も、大変に満足の行くものであったことも付記しておきます。)

さて、肝心の音質ですが、これは素晴らしいの一言につきます。
1年ほど前の試聴機(視聴評価22)よりも逞しく、押し出しの強い音と感じられ、
ほぼ100%クラシックしか聞かない私には、正直、試聴機のあの繊細さも好ましくもあるのですが、
ステージの再現性や音数に不足があるわけではなく、
システム全体でチューンすべきもののように思われます。

他の方も評価されている通り、音源に含まれている全ての音が再生されている印象です。
一聴、高解像度を感じさせる機器でも、音の色数(音のパレット)が多い機種は少なく
(高価な機器にも多数存在)、弦楽器や金管の音色を描き分けられないのですが、
AIT DACは、正にその楽器の音色で、あるべき位置から響いてくるのに興奮させられます。

豊かでありつつソリッドな低音も魅力で、ステレオサウンド社から出ている
菅野沖彦氏のBest Sound SelectionのSACDで、バッハのオルガン小曲集からのコラールが、
ちょっと野蛮とも思えるレコーディングですが、きっちりと最低域まで音階を踏みながら下がっていき、
決して茫洋とした音の固まりにならず、これまでほとんど目にしたことの無い、ATCの15インチウーファーが
ブルブルと震えるさまを見るのは、何とも単純なオーディオ的愉悦です。

総じてDSD(PCMのリアルタイム変換を含む)の再生は、瞠目の水準で、
定位、音像の絞り込まれ方、音色の鮮明さ、広大な空間表現 等、
ハイレゾを含むPCM再生(大変高品位ですが)より一段格上と私には思われます。
CDソースのDSD128と256のリアルタイム変換の差は、測定上は、ほとんど違いが無いようですが、
聴感では、やはり256の方が若干しなやかで瑞々しく感じ、こちらの方を選択してしまいます。
いずれにしても私の場合は、今後CDをDSD変換せずに聞くことは無いでしょう。

AFPC, APC, HOLDのジッター抑圧モードは、音源によって少しずつ聞こえ方が違い、
どれがベストかは、まだ決めかねています。
その都度気分で変えても良いのかも知れませんし、エイヤッとどれかに決めてしまっても
正解かもしれません。
ただ、どのモードの場合も、ES9018の内部ジッター・リデューサーは、OFFの方が良いようです。
少なくとも私にはそう聞こえます。

素晴らしいAIT DACですが、今の私のシステムの中では浮いてしまっています。
明らかに他とのバランスを欠き、
まずまずのバランスでそれなりのレベルの乗り味を楽しんでいた愛車に、
突然カリカリのハイチューンのエンジンを載せてしまったような感じです。
でもこれは、当然の良い結果に違いないと私は思っています。
経験から、ポテンシャルのあるものほど、すぐには全体に馴染まないし
(もちろんそういう場合もあるでしょうが)、その新来の駿馬をいかに乗りこなして行くかに
オーディオの面白さがあると思っています。
多分これからは、このDACを中心にシステムが回って行くことになるのでしょう。

長くなってしまいましたが、あと二つ書かせてください。
一つは、SDtransからの再生について。
操作性の悪さは当然で、これに目を瞑れば、AIT DACと接続することで、
オーディオ的な評価項目の全ての点で、最高と呼べるものを手に入れることが出来ます。
特にe-onkyoからのDSD5.6MHz音源や、
CDソースから自製する(ソニーのDSD-directによる変換)DSD256ファイルの再生は、
驚愕の新体験となることは保証します。

もう一つは、SACD/CDプレーヤーの使い方で、私だけの事情かもしれませんが、
音量を上げたままsacdの出し入れをすると、その都度結構大きなポップノイズが発生し、
ドキッとさせられます。
(CDの出し入れの際には問題ありません。)
精神衛生上からも、sacdの出し入れの際には、必ずヴォリュームを絞っておくことをおすすめします。

2013/07/21 AM 07:32:52

● mclk周波数変更後の試聴感想2

マスタークロック周波数を45.1584M/49.152MHzに変更した方の感想です。この方以外にも同様な感想を頂いておりますので、予想していたより効果が大きいようです。

本日、mclk変更改造機 受け取りました。


早速、聴いてみましたが、明らかに情報量が増してます。


ここ数ヶ月、USBケーブル、LANケーブル、。。アイソレーターなど試してきましたが、本機のmclk改造は激変レベルのプラス効果でした。


改造費用と効果を考えると、素晴らしいコストパホーマンスであると思います。


AITDAC購入して良かったです。

2013/07/18 AM 12:02:25

● PREAMP試聴感想3

PREAMPの試聴感想です、公表に先立って購入頂きました。
multiplyingDAC式音量調節については前ブログに記載していますので、この記事は主にATT方式音量調節とPHNO EQの評価になります。
PHONO EQはMC対応ですが、昇圧トランス無し、カップリングコンデンサ無し回路としています。

以下が感想です。

フォノ・イコライザー視聴は、LPプレーヤーはラックスマンPD121
+FR64Sアーム+FR1mkUの組み合わせ、LPはCDと同じ音源のLPレコードの他にボーカルを数枚加えました。
 なお、前回借用した視聴機との同時比較ではないので記憶にある印象で書かせて頂きます。


1.ATTとmultipling方式の違い
  同時比較ではないので自信はありませんが、やはりATT式の方が音のデフィニッションが明確になります。
  特に今まで気になりませんでしたが、ATT式の場合は「人の声」が音量を絞ってもクッキリと聴こえます。
  やはり、ATT式にして正解でした。
 
  動作音は殆ど気になりません。蓋を開けて耳を澄ますとカチャカチャいう小さい音が聴こえてご愛嬌です

2.電圧/電流方式の違い
  前回同様、やはり電流式のほうが音に力感があるとともにしなやかさがあるように聴こえました。
  所謂「グルーブ感」とでもいうのでしょうか?こちらの方が私の好みです。この印象は音楽の傾向によっても
  変わる可能性はありそうです(ジャズは電圧式の方が好みの方もあるかも・・・)
  次のグレードアップとして、角田様にDACを電流式に変更することをお願いしたいと考え始めました。

3.細部の設計変更点
  リモコン・左右独立バランス変更などを追加して頂きましたが、まったく快調です。左右独立バランス変更は
  私自身の耳も左右アンバランスになり始めていることと音源によってはバランス調整が必要であり必需品です。
 

4.プリ・アンプの音の傾向
  既に何人かの方々が視聴記で書かれていますが、AITプリ・アンプの音の傾向ははDACと殆ど同じく脚色
  がまったく感じられないという結果です。この2機の音色は私の好みに完全にフィットしており不満を感じません。

5.フォノ・イコライザーの視聴
  ご本人は、「フォノ・イコライザーはおまけ」とおっしゃっていますが、私の視聴結果では「デジタル時代の新しい
  アナログ・イコライザー(雑音レベルが圧倒的に低い、暗騒音が殆ど聴こえない等)」という感を強くしました。
  昇圧トランスなし・カップリング・コンデンサなしの設計ですが、 カートリッジの抵抗を3・10Ωで製作して頂い
  たので手持ちのFR1mkUとの相性もよく心地よくアナログが聴けます。最新のオペ・アンプの威力は凄いの一言です。
 
 フォノ・イコライザーの音の傾向は、DAC・プリ・アンプと殆ど同じで脚色を感じません。ご本人は音は殆ど聴かず、
  データで判断するとおっしゃいますが、AIT製品がここまで統一された音の傾向を示すことの不思議さを感じます。
  特に、フォノ・イコライザーは製作者の音作りの要素が強く感じられ、RIAAカーブを忠実に補正するAITの音には抵抗感
  を感じる方もあるかもしれません。(カートリッジ&イコライザーで「ドンシャリ」を楽しんできた方、イコラーザーの音色に 興味
  を感じてきた方等・・)
  蛇足ですが、フォノ・イコライザーはプリの電流出力で聴いたほうがしなやかさが勝るような印象を受けました。

2013/07/16 AM 02:58:52

● 試聴感想41

試聴感想です。

ESS Saber DAC搭載機は複数種類を購入したり試聴したりしてきましたが、
試聴機を使用して上には上があるということを知る事ができました。

高性能なESS Saberとは言え、
オーディオ的な音の心地よさと、モニター的な音の正確性は排他的なもので、
両立は無理だと思っていましたが、今回お借りしたDACは、
リスニング用にもモニター用にも使える完成度のかなり高いモデルだと思います。
音が滲むことが無く細かい音もしっかり聞き分ける事が可能で、
心地よい音場の広さや定位の正確性も感じられる理想に近い音でした。

味付けによる音の鮮やかさだとか、このモデル特有の癖のようなものが無い点が
欠点と言えるかもしれませんが、いかにも作ったような感じの味付が無いのがこのモデルの良さなのだと思います。

トランスポート側の変更も同時に検討しているため、
組み合わせ等の関係で即購入を決めることはできませんが、
購入候補として検討させていただきます。

2013/06/22 AM 02:18:48

● PREAMP試聴感想2

試作段階のPREAMPを試聴して頂きました。音量調整方式がmultiplyingDAC方式です。ATT方式も開発しており知り合いの評価ではより音質劣化が少ないようです。
電流伝送は、専用ケーブルを用いれば通常のアンプ入力に接続でき、電圧/電流伝送がSWで切り換えられます。
今月中には試聴機として貸し出せるようになります。

以下は感想です。

DAC−パワーアンプ直結と比べ、音が滑らかで静かなことにまず気付きました。
音色としてはプリの存在感は全くないのですが、音の情報量、リアリティ、迫力、説得力は増して以前の試聴感想と同じく、不思議なことに音楽のテンポはゆったりと感じられます。
同時試聴していたパッシブプリには脚色が感じられ、ジャンルによっては厳しい結果となりましたがDACと同じように音を正確に出しつつ、どの音源でも煩くならず気持ちよく聴けたことはAITプリの大きな特徴と思います。
(音源:Jazz、Classic、World、Rock、Pops/PCM(44.1、48、96kHz)、DSD)

電流/電圧伝送の違いに関してですが
電流伝送は音の立ち上がり下がりのシャープさ、鮮度、透明感に優れ、ソリッド、タイトになるといった傾向は以前の方と同じですが、
私の環境では両者の違いは明確で、電流伝送でしか体験出来ない世界はあると感じました。
これは環境の違いの他に、私が楽器やVocalのリアリティ、実在感を重視していることもあるかと思います。

機能的にはリモコンVolumeのmuteが便利に使えました。

今回は初めて聞こえる音が新鮮といったオーディオ的な醍醐味だけでなく自然と音楽の世界にトリップできて、非常に楽しい試聴体験となりました。
DAC電流出力と合わせ、完成を楽しみにしております。

唯一気になることは、製品版で追加される予定の入出力切り替え(に伴う音質劣化の可能性)です。
基本的にセレクターが入って音質的にプラスになることはないでしょうし、技術的に異なるとはいえDAC mclkの例もありますので
どうしても必要でない機能はoptionで省くことも出来ると嬉しいです。
(私の音源は最終的にすべてAIT DACを通りますので、現状プリの入力切り替えは不要です)

2013/06/05 AM 06:41:09

● 試聴感想40

試聴感想です。

ヘッドホンAH−D5000、ぺるけ式 FET式差動ヘッドホンアンプ、DAC、SDtrans384という試聴環境で、CDをリッピングした44khzから、DLサイトの192khz音源まで色々聞きましたが、当方使用中のDAC(AK4399を8個使用の個人製作機をコンデンサ、抵抗、OPアンプ交換)と比>較して、音の広がりや低音の解像度では当方のも捨てたものではないと思いますが、音の近さというか鮮度と細部の解像度は試聴機の方が一聴して高いと思いました。
 数日試聴して慣れてしまいましたが、特に、シンバルの響きやスネアのブラッシング、タムやバスドラムの皮が振動する感じ等のドラムスの音の解像度の高さは今まで
聞いたことがないほど生々しいと思いました。

2013/06/03 AM 05:23:30

● mclk45MHzの効果

ES9018のmclkをFPGAを介さず45.1584M/49.152MHzを直接ES9018に供給した場合の音質評価報告です。
2名の方を掲載しますが、これ以外の方々の評価も同様です。想定以上の効果になりました。

A氏
DACのmclk改造後の結果と個人的感想ですが、良い意味で驚かされました。
結果として今回のmclk改造はとてもコストパフォーマンスが高いと言えます。
特に私の環境ではCDPからのS/PDIF入力が、際立ってクリアで力強く感じます。
今まで聞いていたCDから見えないベールを2枚くらい剥がされたように聞こえます。
再びCDには、こんなにも高音質なデータが記録されていた事に気付かされました。


B氏
・音が濃くなり密度が上がった。
・スムースになり滑かさに磨きが掛かった。
・音の分離感が更に上がった。
・ダイナミックレンジが向上した。

前のバージョンと同時比較できないので違いが分かるか不安でしたが
一聴して杞憂だったと悟りました。
まるで別のDACのような変貌ぶりです。
完全かと思っていたAIT-DACですが、更にグレードアップする余地があったとは驚きでした。

2013/05/30 PM 08:50:21

● 試聴感想39

試聴して頂いた方の感想です。

全体的な印象を一言で申しますと、「DACの存在を感じさせない」という言葉がふさわしいかと思います。
高域がどう、解像度がどう、といった分析的な聞き方をするまでもなく、
これですべての音が正しく鳴っていると感じさせるため、あとは音楽に気持ちよく身を任せたくなります。


音出しした瞬間から、元の音が鳴っていた空間がそのまま出現したように感じさせるため、DACがどのような働きをしているか、どうしたらより性能を発揮させることができるかということに思いが至らなくなります。ちょうど、臓器に問題がない時は、その臓器の存在を忘れているようなものでしょうか。

PCMモードからDSDモードに変更しますと、音楽が瑞々しくなり、いっそうの生命力が宿ります。
PCMモードを昔ながらの固いドライプルーンとしますと、DSDモードは最近見かける半生タイプのものといったところでしょうか。

PCMモードでも、情報量、定位、音色等にまったく不満は感じませんが、DSDモードでは、さらに個々の音と音の関係性を明確に聞き取ることができます。
ライブ音源では、プレーヤー達がお互いの演奏に触発されて、興奮や集中力が高まっていく様子が手に取るように分かります。
ピアノ独奏曲のフォルテ部分では、残響があるうちに次の音が鳴らされ、ホール中が音で満たされる様子を感じ取ることができます。これはコンサートでよく体験することです。

2013/05/26 PM 09:14:49

● 完成報告

キット購入者に組立後の感想を送って頂きました。

AIT DACの出力をA/D→DSP処理→D/Aで聴いていますのでストレートではないのですが、AIT DACの良さは充分に感じます。
雑味を感じさせない純度の高い音で、音が立体的で音そのものの表情が良くわかります。

音の質感も自然で、音の厚みも充分に感じます。
そのため、演奏のニュアンスが良く分かり、音楽に引き込まれます。
個人的には、解像度が高く(特に、低域)、きつさを感じないPCM=>DSD 256の音が好みです。
ES9018、AK4399のDACも保有しており(自作機)、これらは強力電源を搭載していることもあり、ある意味ドスの効いた音がしますが、AIT DACと比べると、雑味が多く、品の無い音に聴こえてしまいます。
他の方の試聴結果に書かれていることを実感できました。
素晴らしいDACだと思います。

2013/05/24 PM 10:58:22

● 電流駆動の評価

本日掲載しました、PREAMP試聴感想と同じ方の電流駆動についての感想です。

まず、一聴して分かるのが静寂感(s/nとDレンジ)の向上で、
スピード感が増し、音離れは良くなります。

音としては、よりDAC→パワーアンプ直結の音に近くなり、
「正確性が増す」という印象です。

通常、アンプは電圧駆動に比べて、
電流駆動の音はソリッド・タイトになりますが、
AITプリも同じようにその傾向が出ます。

電圧駆動に比べ、音は前へ展開します。
聴感上のDレンジが向上するようですので、
音のアタック感は増し、スピーカー駆動もマッシブになる傾向です。

もちろん音のフォーカスもシャープになります。
音の細部までピントが合うイメージで、
今まで埋もれていた音も前に出て来ます。

電圧駆動でも充分な音質ですが、
環境によって音にソリッド感を出したい場合などに
電流駆動は重宝しそうだと感じました。

2013/05/20 PM 10:58:06

● PREAMP試聴感想

仮組したPREAMPを試聴して頂き、その感想です。
試聴機の機能は単にレベルの調整のみですが、現在設計している基板の場合、感想記事にあるように次の様な機能を追加する予定です。
入力はバランス又はアンバランス4系統、
出力はバランス2系統若しくは各1系統、
電流駆動対応
汎用リモコンによる制御(入力切り替え,音量,L/Rbalance,CHmemory)
LCD表示
ATTとDAC方式選択可能(試聴感想はDAC方式レベル制御)

以下が試聴感想記事です。

「完璧に正確な音」と言って構わないと思います。
AIT-DAC同様、色づけは全く無く、非常に高精度です。

音数や描写力は、拙宅で使用中のC-3800と殆ど変わりません。
メリハリクッキリ、全ての音を正確に刻んでいる印象です。

違うのは、C-3800にはオーディオ的脚色がある、という点です。
芳醇な響きを加えてあり、音圧、音色、音場は
ソースよりも若干、大げさになります。

AIT-PREAMPには、この脚色が全くありません。
余計な主張がない分、よりソースに忠実で、
非常に聞きやすいです。

音色的には、業務用の高精度アクティブボリュームコントローラに近いです。
違いは、その精度がより正確で、s/nも高く駆動がより正確であるという点です。

ほとんど、「空気」のようになり、存在を感じさせません。

恐らく同価格帯では業務用アクティブ・パッシブ問わず、
AIT-PREAMPに性能で勝るものは、市場に無いと思います。

AIT-PREAMPには脚色が全くなく、音に鮮度を求められる場合に
確実な改善があると思われます。
また、プレーヤーからパワーアンプ直結をされている場合などでも、
音色に余計な色が乗りませんから、追加導入する価値があると思います。

本製造版は、マルチ入出力や、リモコン対応なども今後可能という事で、
プリアンプの性能として文句なしですね。

お目見えするのを楽しみにしております。

以上となります。

プリアンプは精度もさることながら、
音色付けが無いという点でも、非常に導入しやすいと感じました。

完成を楽しみにしております。

2013/05/20 AM 03:21:18

● mclk周波数変更後の試聴感想

前回ブログに記載した9018のmclk周波数変更した方の感想です。

まず、「やってよかった!」というのが第一印象です。

以前のバージョンでも問題など全く感じない出音でしたが、
以下の点が確実に向上していると感じました。

・音の肉感(密度・圧)が増した
・音の分離と定位が良くなった
・PCM→DSDリアルタイム変換の効果が向上

特に感じましたのは、

・音の滑らかさが増し、雑味がない

という点です。
響きがフワッと柔らかくなった印象です。

「より正確な変換になる」という事でしたが、
その意味がよく分かりました。

これまでも音の密度や分離や滑らかさという点で、
ハイエンドプレーヤーやDACに優っていると感じてましたが、
今回の換装で頭一つ分抜きんでたのではないでしょうか?

mclkが固定化されてしまいますが、
それでも余りある恩恵を得られたと感じています。

2013/05/20 AM 05:52:29

● 試聴感想38

最近購入された方の感想です。

購入後、ほぼ毎日聴き続けています。音もほぐれてきた感じです。

条件は電源オン直後の推奨設定で使っています。これまで様々な

ジャンルの音源を聴いていますが、全体的に感じるのは

・音の立ち上がり、下がりのリアルさが増す

・空間的な配置が明確になり、広がりも増す

ことです。音源に入っている情報がそのまま正確に音になって

いる印象を持ちます。その分、録音の粗が露わになるという、

痛し痒しの面もありますが。このDACを通じて、より演奏者や

ヴォーカルが身近に感じられるようになりました。私は組み立て

を自分でやるタイプを選んだこともあり、ディスプレイの配線

を外したり、LEDの照明を外したり、気軽に試しています。

素晴らしいDACをありがとございました。

2013/05/09 AM 02:06:21

● 試聴感想37

DAC機を購入され、試聴感想19,21に記載した方が当方製プリアンプを接続しての感想です。
プリアンプの音量調整はmultiplyingDAC方式型です。
(定抵抗方ATT方式もありますが、別途評価では同様の様です)
出力の伝送方法が電圧と電流駆動に即時切り換えられます。

以下が報告です。
今回のプリ・アンプ試聴は微細な比較となりますので、単なるコメントだけでは具合が悪いと思いますので
参考までに使用音楽ソース・機器を記載いたしました。
(なお、PCM&DSDともCD・SACDからリッピングしてWAV・DSDファイル化後SDカードにコピーしています)

1.使用音楽ソース(作曲者、曲名、演奏者、録音年、視聴曲名の順に表示)
 (PCM)
 @モーツアルト:クラリネット五重奏曲(CL:レオポルド・ウラッハ、ウイーン・コンツエルトハウスSQ、1951年モーツアルト
クラリネット五重奏曲第1楽章、モノーラル)
 Aベートーベン:ピアノ協奏曲第1番(P:バックハウス、シュミット・イッシェルシュテット指揮・ウイーンフィル、第1楽章
1959年)
 Bシューベルト:ピアノ・ソナタ第21番(P:ウイリアム・ケンプ、録音年1950年代?、第1楽章)
 Cイギリス諸島の歌:ブリン・ターフェル(録音年?ロッホ・ローモンド)
 Dちあきなおみ:virtual2005(録音年?、冬隣)
 E深碧のラヴェル:(P:大崎結真、2011年、水の戯れ)
 Fチャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲(VN:庄司紗矢香、ミュンフン指揮、フランス国立管、2005年、第1楽章)
 (DSD)
 Fベートーベン:弦楽四重奏曲「大フーガ」(スメタナSQ、1965年)
 Gヘンデル・アリア集:麗しき瞳よ(SP:森麻季、2009年、涙の流れるままに)
 Hブラームス:ヴァイオリン協奏曲ピアノ版(P:ラツィック、スパーノ指揮、アトランタ響、2009年、第1楽章)
 Iバッハ:ゴルトベルク変奏曲(CEM:曽根麻矢子、2008年、アリア)
 Jシューベルト:ピアノ五重奏曲「鱒」(P:田部京子、カルミナSQ、2008年、第1楽章)
 Kテレマン:ヴィオラ・ダ・ガンバ作品集(フライブルク・バロック・オーケストラ、2006年、協奏曲イ長調第1楽章)
 Lベートーベン:七重奏曲作品20(ベルリン・フィル八重奏団、2008年、第1楽章)

2.使用機器
 ・トラポ:SDtrans384(バッテリー電源:パナソニックQE-QL301、バイパス・キャパシタ追加、LCD用ジャンパピンオフ)
 ・ヘッドフォン:逸品館AIRBOW SR-SC21(スタックスSR507相当製品のクライオ処理版)
 ・ヘッドフォンアンプ:スタックスSRM-007TA(プリ接続は、本機のメインボリュームをMAX位置で固定)
 ・DAC:AITDAC(I2S端子追加機、なお今回の視聴半ばにマスタクロックを45.1MHz直接供給に変更)
 ・接続ケーブル:トラポ〜DAC:HDMI(オヤイデHD-PSW1.0)、DAC〜AITプリ:バランスケーブル(オヤイデ TUNAMI
TERZOXX1.0m)、AITプリ〜ヘッドフォンアンプ:AIT特性電圧・電流兼用バランスケーブル

3.試聴結果
 1)AITプリの接続効果
  プリ無しの試聴と比較すると、プリ追加により以下のような顕著な効果があるようです。
  @聴感上の音の力感増加
   不思議なことですが、どの音楽ソースを聴いていずれも音に「タメ」が効いた感じとなり音の抑揚と起伏が鮮やかに聴き
   取れます。AITプリは減衰機能だけなのに音が増幅されたように聴こえます。昔から、プリは「straight wire with gain」が
   理想とされ、私もそのように信じてきました。AITプリは「straight wire with reinforcement」のような印象で単なるアッテネ
   ータ機能に止まらない機器のように感じました。増幅機能があるのではと思い、視聴中に電話で角田さんに「gain1:1」
   であることを確認したほど。不思議です。
  A聴感上の音の分解能の向上
   二つ目に不思議なことは、現有の接続に比較して音の分解能が遥かに向上したように聴こえます。ピュアな接続という意
   味では現有のほうが遥かに単純だと思うのですが、信じられない思いです。ここからは想像ですが、ヘッドフォンアンプの
   ショボいヴォリュームを通さずにAITプリのアッテネータにより音量調整をしたことから解像度が飛躍的に上がったのではな
   いかと受け止めています。アンプのヴォリュームのクロストーク等が悪戯していたのでは?今までパッシヴ型のアッテネー
   タもいろいろ試してきましたがパッシヴ型は大抵が音に力がなくヴォリュームを上げなければ解像度が判別できないことが 
   多かったように思います。システム的には伝送回路が増えたのに解像度が上がるとは・・・・。理屈を超えた現象に戸惑い
   ながらプリの難しさを痛感させられました。
  Bゆったりとした音楽のテンポ
   今までの拙い経験では、音楽の分解能(特に中・低音部)が向上すると聴いている音楽のテンポがゆったりと感じることが多か
   ったのですが、今回の視聴でもそれを感じました。ゆっくりしたテンポと分解能が向上したおかげでしょうか、視聴した歌手(C、D、
   G)のディクションが明確に聞き取れるようになり歌を聴くのが一層楽しくなりました。ちあきなみの「冬隣」を聴きながら、彼女が
   亡夫を偲んで歌っているようでジーンとしてしまいました。またターフェルの胸の厚そうなこと!森さんのお顔きれいで素敵ですが
   、ソプラノの澄んだ声もうっとりします。
  CリアルタイムDSD変換なしでもPCMが楽しめる
   AITDACのDSDリアルタイム変換は大きな魅力ですが、AITプリを追加すると分解能が向上したせいでしょうかPCMそのものを
   聴いても細かいニュアンスが楽しめるようになりました。
   (角田様に失礼ですが、AITプリの解像度がよすぎて、リアルタイムDSD化により音数が増えた結果これに纏わる「産毛」のような
    部分が聴き取れてプリとDACが喧嘩しているような感じに聴こえてしまいました*)
    *この感想は、マスタクロックを45.1MHz直接供給に変更前のDACでの視聴結果です。変更後は、それまで感じられた「産毛」の
    ような部分が無くなり、DACとプリがお互いを高めあってDSDリアルタイム変換が一層ニュアンス豊かに聴こえるようになりました。

   また、音源の@〜BはLPレコードの音源をCD化されたものですが、発売時のころ聴いて音がキンキンして長時間の演奏に耐えら
   れずにお蔵入りしたままでした。今回の視聴で当時のアナログ録音が極めて高いレベルにありCDにもチャンと記録されていたこと
   を実感しました。これからお蔵入りしたままの古いCDをも一度聴きなおすことになりそうです。
   (今思うと友人に譲渡するなど処分してしまったCDの中には優秀な録音があったろうにと反省しきりです)

    以上の視聴印象はDSDリアルタイム変換音源を中心としたものですが、DSD生ソース再生は解像度・音の立体感などが一層鮮
   やかに表現されています。DSD生ソースの表現のすごさは改めてくどくどと書く必要は無いと思いますのでコメントは省略したほう
   が賢明と思います。ただ一言、AITプリの凄みを改めて実感しました。

 2)AITプリの電流/電圧方式の違い
  ・AITプリの音質は極めて高いレベルであり、両方式の微妙な違いを表現しようとすると強調気味になり誤解を与える虞がありますが、
  あえて針小棒大な表現をすると以下のような違いを感じました。
  なお、この違いは視聴した音楽ソースとも関連するように思います。ジャズなど生々しい直接的な音像を聴く場合、打楽器系の音源の
  場合の評価は逆転するかも知れませんので予めおことわりしておきます。

  @電流方式のほうが音の鮮度感・透明性を感じる
   WAV、DSDいずれのファイルも電流式で聴いたほうが鮮度感・透明性が僅かながら向上するように思いました。2方式の違いを上手く表現
   しにくいのですが、家内が「2つとも水底の石が見えるきれいな湧き水を覗き込んでいるみたい。でも、電圧式は水底の小石の数を数え
   ようとすると水がかげろうのように揺らいで数えにくいけど、電流式は揺らぎが無く小石が幾つあるか数えられるみたいな感じ・・・」と表現
   していました。電流式が揺らぎの無い澄んだ水という表現は独特ですが、感覚的に分かるような気もします。
  A電流式のほうが音の押し出しを強く感じる 
    電流式で聴くと、電圧式よりも聴感上の音の力感を強く意識します。特に音の抑揚と起伏が大きい大編成曲でこれを感じます。古くからの
    アナログファンの私は、電流・電圧方式比較となるとカートリッジのMC/MMの聴感上の違いを連想して、ついつい強い電流式のMCに肩を
    入れしがちですが・・・・・素人の偏見です。ご容赦ください。

 3)追記
  昨年末のAITDACと同じように、家族でワイガヤ試聴会を開催し皆満足して終了しました。
  (プリ以降の再生装置は、35年間付き合ってくれているパイオニア・エクスクルーシブM4a、ロジャースLS3-5Aの組み合わせ。寄る年波で解像力
  はにぶりましたが、人の声はBBCモニターらしく素直)
  
  以下は、その時の皆の反応です。
  ・家内):普段は音に気難しいのにニコニコしながら終始楽しそうに聴いていました。視聴会終了後、学生時代の名誉演奏指導者であったケンプ
    老師のLPレコードを何枚か取り出し、LPプレーヤでかけて欲しそうな表情でした。試聴で何か感じるところがあったのだと思います。
  ・娘):歌謡曲然とした ちあきなおみ 今まであまり好きじゃなかったけど、彼女のファルセット風の声、いいね。上手い!
  ・娘婿):昨年購入したアキュフェーズC3800の音がご自慢でしたが、AITプリを視聴してショックを感じた様子です。私は、トラポ・DAC・プリ・メイン
    とアキュフェーズで統一してるから一貫した音になるのでベストじゃないの?と慰めておきましたが・・・・・
  ・堕耳の私):娘婿の反応を見ながら慰めたり、内心「してやったり!」の表情を隠すのに苦労の連続   
  

2013/05/03 AM 05:23:30

● 試聴感想36

本日頂いた試聴感想です。

まず感じたことはどっしりとした落ち着いた音だなってことです。
そして音数は増えステージが広がりました。
DAC単体での脚色がないと感じました。それが良い方向に作用しているようです。

ジャンルによる相性は余り感じませんでした。強いて言うならばクラシックとの相性が他より良い。特に古い録音のものにはかなりの効果があると思います。迫力と響きが全然違いました。

総評としてはAVからCDまで幅広く効果が感じられたうえにこの値段。非常に魅力的なDACであると思います。今ある機器から余計な色づけなしに更なるいい音を目指したいならベストの選択ではないでしょうか。

2013/04/21 AM 07:32:52

● 試聴感想35

キット購入され組立直後の感想です。

取り敢えずレベルですが組立が完了し、基板に通電しまして
初期設定にて音出しをしてみました。問題無く動作しております。
私のDAC基板はエージンクされていたのでしょうか?
最初から厚みのある音がしています。エネルギーが完全に違いますね。
もしこのレベルがエージング前なら、予想を軽く超えています。
私の経験では、良いものは視聴一発目から凄みがありますから。
火入れ直後の感想でした。やはりAIT研究所DACにして、大正解です。

2013/04/16 AM 02:58:52

● 試聴感想34

最近購入された方の感想です。

あれから毎日AITさんのDACで音楽を聴いています。
背景がとても静かで、一つ一つの音の輪郭が非常にはっきりしています。
音圧も上がった気がします。
お世辞にもよいとはいえない音楽ソースでも結構きれいに聞こえます。
またメニューの操作も思ったよりは操作しやすいです。

文章力、語彙、知識の無さでなかなか感動を伝えられませんが、
低所得の私が貯金すっからかんにする覚悟で29万という買い物をして、
それでも後悔の無い、出費を遥かに超えるだけの価値のある買い物をできたと思っています。

最後になりますが、私の知識、理解力の無さで今回はたいそうお手数をおかけしました。
ずっと根気よく付き合っていただき非常に感謝しております。
これからも優れたオーディオ製品を作っていただけることと思います。
キット販売中心と言うことでなかなか僕には手を出しずらいのですが、チェックはして行こうと思っています。
今回は本当にありがとうございました。

2013/04/10 PM 09:19:19

● 試聴感想32

試聴感想30の方の追加報告です。

このDACは本当に素晴らしいですね。
jitterの処理が巧くいくと、ここ迄の逸品が出来ると思うと、大手メーカーは何をしているのと言う感が拭えません。
今迄外部クロックでコントロールすると、すべてのデジタル機器於いて良化を経験したのですが、このAIT DACをCRV555で外部クロックを通して音だししてみると、音は確かに立体感が増すのですが、S/Nの低下をみ、音が少し後退するような印象を受けました。
手持ちの演歌のCDは石川さゆりのみですが、”天城越え”は3社のものがあります。
拙宅のDACを通して聞いた印象は、A≪B<Cの順に音数が増え、また音楽が豊かになって行きます。AITのDACで聞くと、いとも簡単にB盤が既存のDACで聴くC盤を軽く追い越しました。またC盤をAIT DACで聞くとPCMでB盤DSDを追い越し、C盤DSDで聴く音楽の実在感、情炎は恐ろしいものがありました。


概ね貴社の推奨する環境で良いと思われましたが、JAZZではPCMの方が楽器のごり押し感が感じられ小生的には好みでした。
また、打ち込み系や石川さゆりの盤ではSLOWで、音の張り出し、奥行き感が感じられました。
しかし、これらは好みの範疇に入るものでしょうね。

ES9018 jitter onではS/Nが低下する様に感じましたが、ES9018 jitter on,offの意味合いが理解しかねています。


2013/03/24 PM 11:42:08

● 試聴感想31

試聴された方の感想です。

私の耳はそんなによくありませんが、少しでも参考になればと思い、感想を書かせていただきます。
 私は、ハイエンドモードを基本に、DSD128、mclk45(?)の組み合わせがいいように感じました。
 PCM→DSD変換をすると、音の芯がより強くなり、すっきりした音に。ピアノの倍音も気持ちよく響きます。PCMは溌剌とした元気のいい音で、音楽に合わせて、使い分けるのは楽しそうです。


大音量にすると、CDプレーヤーからのアナログ出力の場合に背景にノイズが含まれるように感じますが、光でデジタル信号を受けたAITのDACを使うとノイズレベルが下がるのがよく分かります。

 私の使用するスピーカーは入門機なので、AITの良さを十二分に発揮するまではいかなかったのかもしれません。メーンに据える予定のスピーカーで聞かせていただければ、また違った結果になっていたと思います。DACの良さを生かすにはそれなりの環境が必要でしょうが、私のつたない環境でも、DACを使って音楽を楽しめました。

2013/03/24 PM 10:58:22

● 試聴感想30 

試聴頂いた方の感想です。4名の方と一緒に試聴されていますが同様の評価のようです。

近くのオーディオ仲間3人にも集まって頂いての試聴でした。
再生環境は送り出しにEso Pos-VUKとUX-1Limitedを使用し、比較DACとしてはEso D-70VUとUX-1内蔵DACです。
これらをML 32LからMcIntosh 2102に導きExclusive 2402を駆動しています。


このDACは一聴して音の沈み込み、情報量、低域の締まり、定位、音場、どれをとっても既存のDACとは比較になりません。加えて音数が2〜3倍増えている様ですね。
DSD変換に関しては、低域の締まり、音の立ち上がり、下がりが素晴らしいですね。
DSDの漠然としたイメージでは、情報量が増える代わりに、エネルギー感が減少し線が細くなると言うイメージだったのですが、認識を新たにしなければならない程エネルギー感が増し、線が太くなっていました。
音の輪郭は少し丸くなる感じがし、JAZZの楽器のゴリゴリ感はPCMの方が良く出ている感じがしました。
クラッシック、ボーカル等ではDSDが良いですね。

以上の印象は4人が共有出来ました。

2013/03/21 AM 07:32:52

● 視聴感想29 

視聴された方の感想です。

試聴機が到着し、早速聴いてみました。
こちらの部屋と機器のセッティングが万全ではないので、細かなところまで
指摘できませんが、聴きなれた音源では違いがよくわかりました。


私には音数(倍音)が増える印象です。それに伴って空間表現が豊かになって、
楽器と楽器の間がただの空白ではなくなります。


いままであまり録音が良くないと思っていた音源でピアノのタッチが繊細に聴こえ
ましたので、あまり聴きつけないけれど人に勧められていたクラシックのピアノを
聴いてみたところ、非常に楽しめました。


こちらのセッティングが悪く、思ったような低音が出ない環境なのですが、それでも
低音のボリュームが上がったように感じられました。


何より、楽しく聴ける音でした。あら探しができるようになるということではなく、
演奏家の表現したいことがちゃんと伝わる音になっていると思います。


なかなか思ったように試聴時間が取れないのですが、返却まで色々聴いてみたいと
思います。とても嬉しいです。貸し出しいただき有り難うございます。

2013/03/10 PM 09:19:19

● 視聴感想28

購入者様の感想です。

今日届き、借り配線ですが午前・午後ずっと聞いています。
無理言ってQA660用にHDMIケーブル受けを作って頂き
さっそくハイレゾWAV音源を次々に聴いております。

とても満足です。

ところが、もう処分しようと思っていたSONYのNAC−HD1
これはSONYの○○さんにSD05用にリメイクして頂いた
HDDディスクプレイヤーですが、光でつなぎ44.1kHzの
PCM音源をDSD128で聞き流していましたら、これが良かった。

とても背景が静かで、全然刺激的な音がしなくてハイレゾ音源に
劣らない位に良い音で再生できています。
これではNAC−HD1は処分できません。それほど素敵な再生
プレイヤーになりました。古いクラッシクのCDをたくさん入れて
おりましたが、ハイレゾ音源必要なしと思うほど良い音質です。

本当に購入して良かったです。

2013/03/01 PM 09:46:51

● 視聴感想27

購入者様の視聴評価です。

入力ソースは、@DSD生信号、AI2SによるPCM、BSPDIFによるPCMの3種類。また、mclkは追加して頂いた45.15MHzで統一して聴いております。

1.電源部増強(コンデンサの容量アップ)効果
 ・3種類の入力ソースすべて電源部増強の効果が出てきたように聴き取れました。
その違いを的確に表現するのは難しいのですが、低音部に余裕が出たためかどの曲もテンポがユッタリしたような感じになり、中低音の奥行きが出てきたイメージ。
抽象的ですが「懐が深くなった」ような音に感じました。
 ・また、低音部が今まで以上に腰が据わった効果なのかDSDの低音部がいっそう自然な感じになりDSD特有の突き抜けるような繊細な高音部とのバランスが良くなりました。
従来機でのDSDの低音はゴリッとしたイメージでしたがこれにしなやかさが加わった感じです。)
この効果は、中低音部のメロディーが聴かせ所のブラームスの交響曲のような曲にはっきり出るようです。
 ・同時切替の試聴ではないので、プラシーボ効果もあるかもしれませんが、やはり電源部の充実は大切だな・・・・と今更ながら実感しました。

2.mclkの選択肢
 ・今回FPGAファームウエア変更で複数のmclkをチョイスできるようになりましたが、
推奨の45.15MHzではDSD生信号では雑音も一切発生せず安定しています。
これからDSD生信号、PCM、PCM⇒DSDリアルタイム変換ごとに幾つかのmclkを試してその変化を聴き比べてみたいと思っています。

3.トランスポート毎の試聴印象
 ・以下、
@SDTrans384Sync基板+○○○SyncDAC基板の完全シンクロセット
(DSD生信号・PCM)、
APSオーディオトランスポート(PCM)、
BAITDAC+SDTrans384(DSD生信号・PCM)の3種類のトラポでの試聴印象です。
接続は、全てHDMIケーブルです。

@SDTrans384Sync基板+○○○:同一チップのためか音の基本的傾向は似てい
ますが、○○○の高音側に一種の「癖」(=言い換えれば高音部の色付け)を感じます。
この辺りは製作者の音色の好みを反映したものか?と感じます。AITDACは「何も足さない・何も引かない」といった音のようでオリジナルの音に素直に反応している感じです。
 むしろ、両者の大きな違いは、音場感(音の前後・上下・左右の広がり、奥行き)と音像の確かさにあるように感じます。
違いはPCMでも感じ取れますが、DSDソースで一層はっきりと聴き分けられると感じます。
AITDACですとDSDの音場・音像の広がりが手に取るように聴けるのですが、○○○では音場がこじんまりと纏まってしまいます。(悪く言うとオダンゴ状態の音場で臨場感が薄れる。)
 この違いは、ES9018のPLLに依存したジッター削減(○○○)とFPGAのファームウエアーの工夫によるジッター削減方式のAITDACとの設計方針の違いに行き着くのでは?と思います。
また、PCMでのロックはずれがまったく心配ないAITDACの機能は、技術情報開示が不十分な素子に対する角田さんの技術的チャレンジの成果だと理解でき始めました。

APSオーディオトランスポート:今回試聴で一番実感したことは、PSaudioトラポでの長時間PCM試聴が苦痛にならなくなったことです。同トラポはピックアップした信号を内臓のバッファーメモリに一旦蓄積しクロックを打ち変えてジッターを減らしてDACに信号を送り込んでいるようですが、高音が耳に付いて疲れましたがそれが感じなくなりました。
むしろ同機の特徴であるDVDROMに焼いたハイレゾPCM音源を演奏できるためことから
AITDACでのPCM⇒DSDリアル変換に有利なトラポになるという嬉し結果になりました。

BAITDAC+SDTrans384:SDTrans384のメリット(回転系がないことによる音像の安定性と静粛性、PCM・DSDのシームレス演奏可能)が際立った形で試聴できました。
基板そのものはむき出しで汎用性に欠けますが、このトラポ+AITDACの組み合わせはDSDの生信号・PCMがシームレスに演奏可能であり、現在のオーディオ市場でこのような>高性能を発揮できる機器は少ない(あっても超弩級の価格レベル)と思います。

4.FPGAハードウエアのグレードアップ
 ・角田さんは、ユーザの希望に合せてFPGAのハードウエアのグレードアップを試みてくださり(DSD、I2Sのノンシーム演奏、mclkの複数選択肢の付加等)、標準仕様のないDSDとI2Sの複数機器への対応にトライしてくださるなどユーザー・フレンドリーな対応は頭が下がります。
AITDACのPCM⇒DSDリアルタイム変換も出色ですが、DSD生信号の演奏を最終目標としている私にはAITDACが他にかけがえのないDACになりました。
現在、dCS、プレイバック・デザイン、マイトナー等DSD再生をを指向する海外高級機が次第に増えているようですが、DoPによらないDSD生信号再生が可能なAITDACの機能と多様性は今後一層DSD愛好家の注目を浴びる存在となると思います。

2013/02/23 PM 09:08:25

● 視聴感想26

視聴感想です。

PCM同士ではお互い同じチップで兄弟みたいな似た音質です。
○○○にはHDMI/I2Sでつないでいますが、しいて違いを上げれば視聴機の方が音像が若干小さくなる感じがする程度です。

ただ、DSD変換の音を聞くと違いが出てきます。

JazzはPCMで聞くほうがメリハリが有って良いですが、女性ボーカルが入るとPCMでは声のザラツキ感が感じられDSD128の方がより滑らかな質感になり凄く良いです。
しかしDSD256までする必要性はあまり感じられませんね、Jazzの刺激的な楽器の質も大切ですから。

クラシックで聞き比べました。スピーカーを中低音よりのT4に切り替えて聞きました。
このSPはピラミッド型の再生音で、部屋の中央に設置しSPのはるか奥にサウンドステージが来るようにしています。

クラシックでは俄然DSD256が良かったです。
この視聴機を聞くまではPCMで不満は無かったのですが、弦楽器群の高域のハーモニーはDSDはキツサが無くなり弦の響きの美しさが聞けますね。DSD256が良かったです。

あと全体的に気づいたことは、楽器等の付帯音が少なくなって定位の見通しが良くなるようです。

2013/02/22 AM 02:18:48

● 視聴感想25

視聴感想です。


第一報。

やはり試聴感想で多くの方が書いておられるように、素晴らしい音ですね。
私はかねてよりオーディオで音のリアリティを追い求めてきましたが、理想の音により近づいた感があります。現状の再生環境は以前のメールに書いた 通りですが、現在使用中のDAC(RME Fireface UC)と比較しても、音の透明感、存在感は上回っていると思われます。

DIPSWは、PCM=DSD OFF以外出荷時の設定にしています。PCM=DSD ONでは、特にアコースティックな音源で間接成分が豊かに なった感じがありますが、先ずはPCMでの音をしっかり聴かせてもらおうと思います。

以下は続報です。

平日は夜間の試聴だったため、音量を控え目にしていましたが、休日に入り、家族の留守中に音量を少し上げてみたところ、DSD変換の効果を実 感できました。
音源にもよりますが、各パートの分離が鮮明になった印象を受けました。それとヴォーカルのリアリティが向上した感じです。

2013/02/11 AM 01:28:16

● 視聴感想24

視聴された方の感想です。
AK4399型とES9018型を同時に貸し出しました。AK4399型はPCM=>DSD変換はありませんが、DACチップ以外は殆ど同じです。

【入力】
Fireface UFX(AES/EBU 同軸、S/PDIF 光)および
CuBox (S/PDIF 光)の3つを比較した結果、CuBox は音に力強さが無いため Fireface UFX 同軸を選択。
(CuBox は現状付属の電源のまま& おまけ光出力 CS42l51 チップの相乗効果のようです。
また Fireface UFX の AES/EBU 同軸と S/PDIF 光は殆ど同じでした。)

音源は 44.1kHz/16bit をメインに、ハイレゾからインターネットラジオ、FM ラジオまで(DSDなし)

【出力】
バランスを使用(同一ケーブルを繋ぎ替え)

【スピーカー】
SONY SS-AR2

【試聴結果】
とにかく、今まで聴いたことのない音に驚きました。
(レベルはAK4399PCM<ES9018PCM<<ES9018DSD)
特にES9018DSDで、歪みが極めて少なく、瑞々しく、透明感に溢れ、音像は小さく、音場は立体的であることが印象に残りました。
また、ソースそのままストレートに音を出しつつ、Volume を上げても嫌な音が殆どしないのも特徴的です。
Vocal では滑舌がよくなったかのように歌詞がよく聞き取れるので、自然と曲に入り込めます。
CD 音源が相当よくなるのはみなさん仰るとおりですが、程度は録音状態に依るようです。
同様に、インターネットラジオでもソースによってはビックリするくらい良い音で聴けますし
FMラジオでも生録とかはスタジオの空気感までわかって、笑ってしまうくらい。

Audio的にとても新鮮な体験でしたが、
気持ちよさについつい Volume が上がりすぎる点は、要注意ですね(笑)。


他社DACのレベルは超えた上でのかなり細かい点ですが、気になった点は以下の通りです。
・ES9018
@チップの素性でしょうか、音に微かに加工された作り物感があります。良く出来た CG の様。
これだけキレイなら騙されても良いかと思わせるレベルですが。
A立体感や歪み感とのトレードオフかも知れませんが、音が全体に奥に引っ込んで
ちょっと元気がないところは若干気になりました。
(実際、同じ Volume のまま繋ぎ替えると、音量は UFX >> AK4399 > ES9018 の順)
ただこれに関しては私の慣れの問題もありそうですし、他で調整出来そうな感触も掴めたため、最終的には恐らく大丈夫かと思います。

・AK4399
ES9018PCMと比べると僅かに透明感に欠け、音像が膨らみ、音場は狭い。
音が自然でストレートなのは魅力的ですが、ES9018機と比べてしまうとちょっとつらい感じです。


なお、ES9018機は電源状態にも敏感な様子です。
壁コンセント直結と絶縁トランス経由でAK4399機は比較的差が少ないのに対し、
ES9018機はまるで音が変わりました(優劣が逆転するくらい)。
当たり前ですが、テスターでのシャシー電位チェックはMustですね!
繊細な美女と素朴で元気な野良娘?

2013/02/05 AM 06:41:09

● 比較視聴4

購入者様の比較視聴報告です。機種名は一部匿名にしております

比較試聴に、A社のZ***GOLDを借りました。
新鋭のDACで、音質に定評があります。
もともと、AIT-DACを知らない時に、第一候補で購入する予定でした。
価格的には専用電源込みで45万円くらいします。


A社の思想は、高精度クロックジェネレータを販売している事からも、ジッタに対してシビアに考えて設計しているようです。


Z***GOLDは事前に通電を数時間行い、万全の準備をしました。
貸出機は箱も若干ボロボロで、かなり使い込んでいる様子から、機器のエージングという点では完了しているとみて間違いないです。


しかし、最初の音出しからAIT-DACの圧勝です。
どこかのブログで○○○ースと比較した際に「瞬殺KO」と表現されていましたが、まさに同じような事を言えます。


最もそう感じる理由は、音質やスペック云々ではなくて、パッと楽曲が耳に入った際の「音楽としてどうか?」の一点に尽きます。
音像、音場、定位感、密度、輪郭や骨格、音離れや深み、ジッタ制御による音数の多さ、さらには音楽としてのリアリティ含めて、AIT-DACに軍配です。


私は基本的に、人の好みもありますから優劣は決めない主義です。
しかし、私の好みのうえでの勝ち負けで言えば、Z***GOLDに買い換える理由はひとつもありませんでした。

2013/02/03 AM 05:23:30

● 視聴感想23

購入された方の報告です。

DAC受け取りました。
ただ今、音だしエージング中です。
時間とともに音が良くなって行くのが判ります。
特にDSD音源は、今までmr-2000sで聞いていた音とは現段階でも別次元です。
皆様方と違い文章で上手く音の表現が出来ませんが、私の耳にはPCM、PCMリアルタイムDSDと明らかに違って聞こえます。
しかも、DSD音源は44.1kHzのCDリッピングデータをAudioGateで変換したものです。
御社DACのおかげでDSD音源のすばらしさを体験できたこと大変うれしく思います。

2013/01/27 AM 01:21:07
http://aitlabo.net/blog/?c=005&pp=210


● 視聴感想22

購入頂いた方の第一報です。
A****は国産高級機メーカーでES9018使用DACです

USBからのPCM再生での評価です。
以前、A****も貸出機で自宅試聴しましたが、評判通りAIT-DACの方が音のレベルを超えております。
理由に、A****は「全ての音の情報を出し切れていない」と感じ、その音の雑味を消すために、濃いデジタルフィルターを使っているような印象です。
(音像がぼけ、輪郭は強調され、音場は広がりますが、アナログエフェクターのような音です。パッと聴きで、一般受けする芳醇サウンドですね。)

対しまして、AIT-DACは「全ての音の情報を出し切っている」印象で、一言でアナログレコードを一切の歪み無く再生しているような雰囲気です。
かといって、アナログの歪みや飽和感はありませんから、全帯域に渡り、澄み切ってスッキリしております。

一言で、「聴いたことがない音」の部類に入ります。
「ああ、今まで音源データの全てを、耳にしていたわけではないんだな…」と感じました。
今まで感じていた「雑味」は、D/Aの質にあったんだなと気づかされました。

私は元サウンドエンジニアですから、この音が好きです。
情報欠落を誤魔化すための味付けや色づけが一切ありません。

“モニター的”な緻密さがありながらも、モニターほど音が硬くない。
つまり、“オーディオ的にも非常に聴きやすい”、類い希なるモニター音質です。

全てのデジタルデータを正確にアナログデータへ解放したら、アナログチックな誤魔化しや味付けは不要であった、という最終結論を見せつけられたような気になっております。

スペックと情報だけで選びましたが、不安など微塵もなく、最初の音出しの瞬間から、「やはり貸出機試聴は不要であった」と感じました。

2013/01/25 PM 09:50:23

● 試聴感想21

試聴感想19の方です。
この時はI2Sの場合LRの位相が1/fs=23μs異なっていました。
理由はLVDS伝送時当方製送信位相と他社製が逆になっていたためです。他社製は受信で再度逆になるためこの現象は発生しません。
またLCD表示有無で音質が変化すると言う評価は初めてです。


1.試聴印象
 @フェーズテックUDIF7でのI2 S接続試聴
  ・変更後の高音部が滑らかになったような印象。角田様のお話では測定値で高域の位相違いが出るが聴感上は判らないかもしれないとのことでしたが、妻は「高域のピアノタッチが優しくなったみたい」とのこと。私も高域が聴きやすくなったと受け止めました。
やはり、純正の送・受信基板に変更していただいて正解だったようです。

 AパイオニアPD70でのDSDディスク試聴
  ・手持ちのDSDファイルをオーディオ・ゲートでDVDに焼くつけて試聴しました。DACでのPCM→DSD変換による音も凄いですが、DSD生信号を直接DACに繋いだ時の音は一層新鮮になり低音・高音とも突き抜けるような印象です。DSDですので高音は本当に綺麗に響きますが、低音が今までのPCMの出方とは違ってゴリッとしたタイトな音になり、暫く戸惑いました。
妻もフレディ・ケンプの「シャコンヌ・ピアノ版」をDSDで聴いて、彼の背筋と上腕筋は物凄いと思うと独特の表現をしていました。
おそらく低音部が生に近い音と受け止めた故ではないかと思います。
やはり、角田様のDACでDSD生信号を入れたら・・・との想像は大正解で大満足です。改めてこのDACの実力を体感いたしました。
蛇足ですが、PCM→DSD変換では気付きませんでしたがDSDの時にはフロントのLCD表示を消したときの変化がかなりあるようです。やはりDSD生信号は繊細なのでしょね。
また、SDTrans-Sync基板+C****の完全ロック同期とも比較して試聴してみました。高低音の傾向はほぼ同じですが、低音の音像、前後・左右の音場の広がりは角田様DACの方が優れていると感じました。
   (私見ですが、トラポの性能はSDTrans・パノオニアPD70ほぼ互角またはややSDTransが上、DAC性能はAIT DAC>C****の感じで、トラポのハンデキャップをDACで盛り返した・・・という印象です。)
  

2013/01/19 PM 08:52:37

● 購入者様の感想

キットで購入された方の感想です。

小生はある方の基板を利用して9018DACで楽しんでおりましたが、貴方のセットを導入して聴いている音の質が一変しました。PCM→DSDは、他の方々も感じておられるようにSNが非常によいと感じています。DSD128で十分です。S/PDIFによる信号の質がここまでよくなるとは驚きです。演奏されている空間のなかに自分がいるようで、雰囲気のある音楽が楽しめています。小生がこれまで経験したどのDACにもないすばらしいものです。

2013/01/18 AM 12:02:25

● 視聴評価20

試聴された方の感想です。

はじめサブシステムで聴いてその後メインシステムに組み入れて
視聴しました。
メインシステム
 DENON DCD−SA1→本機DAC→自作コントロールAMP → 6dBチャンネルデバイダー 自作メインアンプ4WAY(金田式)→ オンケン4WAYマルチアンプシステム

感想をいくつか、


・サブのCDプレイヤーは古いものでBGM代わりに聴いていましたが、本機DACに変ると音楽に引き込まれてしまいBGMとしては聴けなくなりました。
・周波数レンジが広い感じで低音部は低音の中に一本心棒がはいり、音程が正確になります。
・高音部もよく伸びていてピアノの余韻など心地よく響きます。
・女性ボーカルでは声を出すまえに息を吸い込む感じがよくわかり口元がみえるようです。
・大型システム(オンケン)では低音がすこし膨らみ過ぎの部分がありますが、
これは私のシステムがLPレコードにあわせてチューニングしてあるからだと思います。
・SDカードプレイヤー QA-550でも視聴しましたが、いい感じでした。

2013/01/15 AM 12:37:45

● 試聴感想19

試聴後、購入頂いた方の感想です。
この方家族は全員音楽家の様です。****は記載しませんが、国産高級機メーカーでES9018使用DACです。


年末年始に親子4人でaitlaboDACを試聴した時の4人の感想です。年末にDACに加工して頂いたI2S端子にトラポを繋ぎi2s&spdif、PCM&DSD交互切替で演奏したものです。
各人の感想をワイガヤ風の生の声です。私は駄耳ですが、音を聴き分ける聴力は、
妻>>娘=娘婿>>私の順と思います。
皆で楽しみましたので大晦日恒例の「紅白歌合戦と年越しそば」は取り止めという
おまけがつきました。

1.各人の感想
 
(妻:小さな音まで聴き取る地獄耳の持ち主)
・ピアノのフェルトハンマーが弦に当たって離れる瞬間が手に取るように聴き取れる
・ピアノの直接音と反響板に当たって響く音、録音場の壁からの反射音が聴き分けできる
・ピアノの直接音と間接反射音が巧くブレンドされており、録音マイクの位置がイメージできる
・演奏しているピアノがベーゼンドルファーであることが良く判る(スタインウエイと比べて高音・低音の2つのピアノの音の違いが良く判る)
・学生時代に大学の名誉顧問として来日し、記念演奏して頂いたウィルヘルム・ケンプ先生演奏のベートーベン・ハンマークラヴィーア第3楽章を聴いているうちに先生のピアノタッチを思い出してジーンとしてしまった。音数が一塊でなく分解して聴けるので先生のタッチがイメージできる
・(角田さんがDACを測定だけでお造りになり、購入者の音楽ファンの感想を求めておられるとの説明に対し)音楽ヒヤ抜きでの作品とは信じられない。
色々な演奏者の意見ということであれば演奏者と楽器の距離と位置によって意見も変わると思う。演奏楽器との距離を考えるとヴァイオリン>チェロ・ギター>指揮者の順に離れるのでそれぞれの演奏者に感想をお聞きになるといいのじゃないか(ピアノではこの音は最高。他の楽器では直接音と間接音の耳への入り方・タイミングのズレが違うから別の意見があるかも・・・・)
・2つの接続による音の違いは音楽を楽しむ人ならそんなに違いを感じないと思う。でも演奏者は自分の演奏した楽器の音が耳に入る音に近いかがポイント。
私にはI2Sの方がなじみやすい。また、i2sの方が自分から聴きにいって音を分解して聴ける。コントラプンクト(対位法)演奏に関心持つ音楽ファンにはこの違いは大きいのかも・・・・。spdifはシェフのお勧め料理風で安心して聴ける。
・お父さんが最近チコンキ(=LPプレーヤーのことを妻はこう言います)弄らなった気持ちが判る様な気がする

娘:子供時代にピアノのお稽古、でも今では・・・)
・手嶋葵の声が本当に生々しい。彼女はウイスパーシンガーだけど、音を大きくしなくても彼女の息遣いと口の動きが手に取るように聴き取れる(やっぱりシスコンじゃ出ない音ね)
・(妻の聴いたブルグミュラーの練習曲をそばで聴いて)ピアノの練習で嫌々なが ら弾いた練習曲がこんなにニュアンスのある曲だったとは、演奏者の腕も良いけど機械も・・・・・
・(12月に急遽入手したDACを評して)お父さんの久しぶりのヒット作だね

娘婿:趣味はギター演奏)
・(村治佳織のギターを聴いて)彼女の弾いているギターが名器だということが良くわかる
・弦を爪弾き押さえる指先の動きと弦から出た音が胴に響く様子が巧くミックスされ音が出ている
・PCMだと僕の****のトラポ+DACの方がいい音だが、DSD変換するとこちらのほうがギターの直接音と間接音が良くわかるし、音数が多くなり僕の装置より上。帰ってからDSD変換ファイルにトライしたい


2.私(駄耳の40年来のアナログ信奉者)の感想
・今まで一気に聴き通すことが無かったフィデリオを年始に初めて一気に聴きとおして大満足
・音量を絞っても歌手の立ち位置・動き、ディクションが手に取るように聴き取れ、DVDで見なくても歌劇を楽しめる。次はワグナーにトライするか!
・楽器/オーケストラの音とこれを取り囲む演奏の場の空気感が、音の大小にあわせ て膨らんだり・縮じんだりする透明な風船のように変化する。
弦楽四重奏曲の渋みを左右するビオラとチェロパートの音が明快に分解されて、4挺の弦楽器が作り出す音と音の空間が見えるような感じ
・一つのDACで音楽の内容・聴きたい箇所に焦点を合せてi2s・spdifの入力方式とPCM・DSDを瞬時に切り替え可能なDACはこれしかない。
PCMリアルタイム変換によるDSDがこれほどのレベルならば、最終目標であるDSD生信号をDACに入れた時の音はさぞやと思うとわくわくする 

2013/01/08 PM 02:52:22

● 試聴感想18

試聴感想です。

簡単ですが感想です。
まず非常に解像度が高く驚きました。そして楽器が生々しく聞こえました。
音場や定位も良く、良いスピーカーで聞いたら目の前に居るかの様に感じるかと思いました。
私の環境ではスピーカーは使えなくヘッドホンで聞いているのでスピーカーで聞いたら素晴らしいだろうと思いました。
非常に素晴らしく魅力的ですが、やっぱり先に上流を整えたいと思います。
上流を整え、より良く再生出来る環境で聞いたらもっとDACの凄さが分かると思いました。

2012/12/25 PM 09:50:23

● 比較視聴3

基板のみキットを組み立てた方の感想です。文中の抵抗はI/V用ではありませんが、他素子を変更すれば若干の音質変更は可能です。また当方DACはオーバサンプリング、デジタルフィルターの欠点(デジタル的な音になる)を解消しております。

お陰様で無事動作しました。まだ箱に入れておらず、送付して頂いた箱の上に繋いでのせただけの仮配線ですが、これまで使っていた47研究所のDACを改造した物を全ての点で上回っているようです。
47研究所のDACもかなり特徴がある物でノンオーバサンプリング、デジタルフィルターレスと言う物で改造してそれなりに満足していたのですが、AITが素晴らしすぎると言うことだと思います。細かい音もはっきりしていながらも繊細さがあり特に、ピアノ、チェロの響きと余韻が自然で驚きました。他の方の試聴結果にある、若干明るい傾向の音とのことですが、私もそれについては同じ感想です。基板の中で目立つ大きな抵抗が2本ありましたが、i/v用の抵抗でしょうか。47研究所のDACはi/vの抵抗をビシェイのz201に交換しておりまして、私の好みなので、i/v用なのであれば交換してみたいと思います。回路は完成されており部品の品質に余り頼ることなく、この音が実現したのが素晴らしいのですが、音質を余り損わない範囲で、他の方のAITと違う個性や好みを反映させてみたいと思いますが、対応を間違えれば、簡単に改造ならぬ改悪となりそうですね。そう思わせるだけの完成度ですね。

2012/12/24 PM 10:58:22

● 視聴評価17

引き続いて試聴感想です。試聴機が2台ですのでほぼ同時に報告されることがあります。

素晴らしい音ですね!低域から高域まで癖無く素直に延びてます
私に、技術が有れば、celloのDACの電源を使ってこのDACに活かしたいですね!
この音は、市販DACだと100万超でないと購入出来ないですね!
もう少し試聴させて頂きます

2012/12/17 PM 11:08:35

● 視聴評価16

試聴された方の報告です。

視聴させていただいた感想として、まず一番に感じましたことは、ストレス無くクリアな音だと感じました。
あまりにもスムーズな感じなので、正直に申しまして、聞いた当初は感心7割・拍子ぬけ3割といった感じでした。
 しかし、何日か試聴している内に、このノイズ感のないクリアな鳴り方が、いい意味での、本当の意味での、いわゆる「スタンダート」なのかもしれないという思いがしてくるようになりました。デジタル音声とは本来このような水準で記録・再生できるのだ、ということのひとつの基準になりうるDACだと思いました。
 また、当方、DSD対応DACを所持していなかったので、DSD音源の凄さも実感できたいい機会となりました。
 

2012/12/17 PM 08:46:46

● 視聴評価15

PCM=>DSDrealtime変換機能付きを視聴された方の感想です。

お借りしたPCM・DSD変換機、いい音でした。
これまでPCMで聴いていた音が豊かなスケールが大きい音に変わり驚かされました。
PCオーディオで聴いていますので、ソースはCDをリッピングしたものですが、DSDに変換された音を聴いて元のPCMに戻しますと何だかプアな感じで音がさびしくなります。倍音が出ていないと言うことなんでしょうか。
長く聴いていると戻れなくなりそうです。
この音を聴きますとCDプレイヤーもそのうちにDSDに変換して音を出す形に変わるのではないかと思いました。

2012/12/11 AM 01:28:16

● 視聴評価14

視聴感されている方の感想です。
当方はこの方の言うように、古いCDでも音質が劣化させない事を目標の一つとしております。


素晴らしいDACですね。

最近は比較的新しく録音の良いもの選んで聴くことが多かったのですが

このDACでは古いCDでも音が良く聴こえてしまい、少し戸惑っています。

2012/11/29 PM 09:42:41

● 視聴評価13

視聴評価です。この方は他社製ES9018使用DACを所有しています。PCM=DSDrealtime変換対応機です

他社製ES9018使用DACと比較して解像度が高く、全ての音がハッキリ聴こえ、アンプやスピーカーを上位機種にレベルアップさせたような錯覚になりました。

前向きに購入を検討していますが、
視聴機の仕様で価格を教えていただけますでしょうか。
また、トラポの電源強化は効果がありますか。
高さはホームページにある、5pくらいも可能なんでしょうか。

2012/11/23 PM 09:08:25

● 視聴評価12

視聴された方の感想です。この視聴機はPCM=>DSDrealtime変換機能を搭載しています。


当方所有のAK4399パラレルPP構成のDACと比較視聴させて頂きました。

24bit192kHz音源では、それほど大きな差はなかったのですが、総合的にみてAIT機の方が音質は優れていたと思います。

特に高域の情報量の面で顕著でした。ただ音のキャラクターの面では、AIT機はやや硬い感じの音でアタックがきつく

感じる部分があったのに対し、AK4399機は甘く艶っぽい感じの音で、ソースによって評価が割れるかなという気がしました。

16bit44kHz音源では、音のキャラクター云々を超えた差が感じられ、情報量、定位、音場の広がりといった面で、明確に

AIT機の方にアドバンテージがありました。

総じてAIT機は評判どおりとても素晴らしいDACだと思います。

2012/11/16 AM 02:58:52

● DSD変換後の音質5

視聴結果と、質問へ回答です。
ハンダ付けはSW、RCA、XLRへの接続となりますが、希望によっては予めハンダ付けします。
DACの納期は2週間を目標としています。


素晴らしい音質でした。
特にDSDリアルタイム変換での繊細かつ広がりのある音には感動しました。

筐体も含めた全てのパーツのキットは組み立てにハンダ付けは必要でしょうか?
当方PCの自作までなら経験があるのですが。
注文させていただいた場合の納期はどれほどでしょうか。

2012/10/24 PM 10:58:22

● DSD変換後の音質4

PCM=>DSDrealtime 変換を追加された方の視聴結果です。

PCM=>DSD、REAL TIME変換後の感想について報告します。

 他の報告にもありますように、私の試聴環境でも大きな変化を感じました。

変換前の音とは、まったく別物とでも言えるほどの違いがあると思います。

もちろん、良くなったということでです。細かい、違いは他の方たちと若干の

表現の違いはあるが、おしなべてそのようだと思います。

ほとんど、他の試聴されたかたと同じですが、しいて申せば、私の環境では、

音場がスピーカーの外まで広がります。そして音像は小さくなり、立体感が増し
ます。

奥行き感の増大も特筆していいでしょう。

ソースによっては突き刺さるような(良い表現が見つかりません。)感があり、立体的な音がします。

いろんな楽器が目前に散らばり、とても気持ちが良いもので。

AIT DAC は、どんどん進化しているようです。また新たな楽しみが増えました。

2012/10/15 AM 12:37:45

● DSD変換後の音質3

PCM=>DSDrealtime 変換の視聴結果です。

私はオーディオに興味を持ち始めてまだ1年程度なもので、あまり参考にはならないかと思いますが、取り敢えず。

今回視聴を申し込んだのは、うちのPCオーディオ環境でグレードアップを体感できるのではないかと思ったからです。
普段、私はポップス・fusion・ロックを聴いている為、今回の視聴もこれらの分野から好きな曲を取り止めなく再生しました。

先ずは、DSD変換された音を聴いてみたのですが、正直に申しますと、私には余り合わなかった感じがしました。
以前、PCMを自分でアップサンプリングして聴いた時も同じように
感じたのですが、音楽の乗りが少し淡白になったような気がしました。
ただ、そんな中でも聴き続けると、1曲だけ今まで聴いた事無い様なサウンドステージが形成されたものがあり、ぞくっとしました。
(何故にその曲だけがはまったのか理由は解りませんでしたが)

通常のPCM再生に関しては、音の左右方向の広がりを体感できました。
因みに奥行きや上下方向は、スピーカーセッティングがまだ突き詰められていない状況なので(真ん中にTVがおいてあったり、天井が低かったりするので^^)敢えて無視しました。
また、今まで変にエッジがかかっているように感じて聴こえていた音が改善されたり、音に芯が感じられるようになり、音の沈み込みも素晴らしいですね。
私のような素人でも体感できるレベルで変化を感じ取れました。

2012/10/09 AM 02:06:21

● DSD変換後の音質2

昨日に続きPCM=>DSDrealtime変換を追加した方の感想です。

DSDモードは非常に音が良く満足しております。

・歪みっぽさが無くなる。
・余韻がクリアになる。
・バックでやってることが明白に。
・低域が締まり、音階が判りやすくなる。
・高域が滑らかになる。


ざっと挙げてもこんなにあります、、、、

2012/10/02 PM 10:04:01

● DSD変換後の音質

PCM=>DSDrealtime変換機能を追加された方の感想です。

昨日DAC機受領いたしました。
とりあえずポピュラー系の曲をリピートさせ、PCMとDSD変換を切換ながら聞いてみましたが、DSD変換は一聴して音のなめらかさが感じられ、また、一部の楽器(トラック)の音像がクッと奥に広がり、緻密なサウンドステージが広がります。
ファーストインプレッションとしてはこのDSDリアルタイム変換は、大変好ましく感じられました。
引き続きいろいろなジャンルで比較しながら楽しんでみたいと思います。

2012/10/01 PM 09:46:51

● PCM=>DSD、REAL TIME変換の評価

PCM-DSD変換機能追加を行った方の感想を一部転載します。

PCM→DSD Real Time変換で聴くと目の前の霧がぱーっと晴れて音楽が生き生きと弾むようになります。所謂ハイエンドモードはその効果が目覚ましいものがある事を実感。
Real Time変換再生を他の人に聴かせればその時点で満足してしまうとは思います。
今回のヴァージョンアップは大正解でした。

2012/09/21 AM 07:32:52

● 視聴評価25

以下はdualAK4399(DAC chip以外はES9018型と同じです)を視聴された方の感想です。ジッター抑圧は当方方式のみです。

それまで大好きだったあるバリトンのリーダークライスは、声楽的な体力が追いつかず、
小手先のテクニックでなんとか歌いこなしているという様子が手に取るように分かってしまい、
がっかりしてしまいました。一言で言うと、窮屈でつまらない演奏でした。
Airmac Expressで聞いていたときは、静と動、ダイナミクス、音楽の解釈、テクニックの全てが素晴らしく、
その歌唱力にうっとりしていたのに、あまりの違いに愕然としました。。。
また、これとは全く逆に、それまで何とも思ってなかったCDが素晴らしい演奏だと分かり、
釘付けになってしまったというものもあります。
ある生録音の弦などは、Airmac Expressのアナログ出力に戻した瞬間、
ビニール製の弓(そんなものはありませんが)で演奏しているのかと思うほど
響きが薄っぺらく、おもちゃを演奏しているように感じてしまいました。
これらのように、微小な演奏のニュアンスや楽器の響きが生々しく記録されているCDについては、
昼夜を問わず、暗騒音の大小に関わらず、聞き流しているときも、注意深く聞いているときも、
音楽から受ける感動は全く別物になってしまいました。

他の方の感想として、「奥行きが深くなった」というご意見が多かったのでこの点にも期待しておりましたが、
拙宅での奥行き方向の変化は僅かでした。
(もともと、壁の奥に展開する音場は距離感が不鮮明で、部屋の完成度が低い状態でしたので、
 DACをAITに固定して、セッティングを詰めていくのも面白そうだと思いました。)

総じて、エントリークラスの機器との組み合わせでも十分なレベルアップを体験させてくれる
素晴らしいDACだと感じました。

2012/08/27 AM 01:21:07

● 視聴評価24

視聴され、結果購入となった方の感想です。一部他社機名を消去しています。

第一報

昨日無事受け取り、試聴させて頂いております。
スピーカーの入れ替え途中で、オラソニックのデスクトップSPでの試聴となってしまっているのが残念ですが、それでも、ボーカル曲のリアル感が際立っており、音色も、○○○ー○より断然好みです。
解像度、定位感も当然に素晴らしいですが、音量を絞っても音痩せしにくく、気持ち良く聴けるところが今までにない不思議な感覚です。
設定を変えていくと音質が変るような気がしますが、まだ細かくは試せていません。
ネットで話題の「ハイエンド・モード」なる設定で試聴していますが、返却までに色々と試してみようと思います。


第二報

また、お礼が遅れて恐縮ですが、試聴機の貸し出しの方もありがとうございました。
一万円強のアンプ付きSPから、今までにない実体感のある音が出てきて驚きました。
本命SPが届き、貴社DACで鳴らすとどんな凄い音が出るのか、今から興奮しております。

2012/08/22 AM 02:18:48

● 視聴評価23

昨日の評価記事を閲覧した当方DAC機購入者の方が、改めて感想を当方ブログに掲載希望ありましたので以下にお知らせします。記事中の「基盤」は「基板」となります。


僅かに明るい音色というのが 好みであれば、 おそらく 無敵の基盤でしょう!!

ブログでは、 「100万級超えるぜっっ!!」なんて、 書いてますが 嘘でも 冗談でもありません。

ここまでの基盤の出来ですと、 違いは筐体の設計・コストくらいなものです。 

宣伝代など含め、 投資金額・コストを 差し引いた、 会社の儲け込が 高級DACの お値段なのですから。

ホント、 DACの定価なんて アテにならないです。
 
頭にきて、 叩いたこともあります。(反省)

ただ、 筐体に関しては 試聴評価22の方と同じで、 褒められるものでは ありません。

自作派だけでなく、 多くのオーディオ愛好家が 注目しているDACで、 これは ないでしょう!?

ですが、 ご安心ください。 私は セパレートのケースを 設計中でございます。

出来が良ければですが、 手作り電源コード付きで AITで頒布してもらおうかと考えてます。

今月末には、 電源基盤用ケースが できますので、 みなさん お楽しみに。

2012/08/16 AM 02:58:52

● 視聴評価22

久しぶりに視聴された方(静岡県在住)の評価コメントをお知らせします。

まず、試聴環境ですが、
再生場所は、友人宅のオーディオ・ルーム、軽度の音響処理を施した20畳洋間で、
天井高は3.3m、多くのラスクパーティションを配置して実効部屋容量を確保した、
大変に条件の良い部屋です。

プリ・パワーは、チェロ(オーディオ・スイート+アンコール・モノ150×2)
SPは、ATC150。
この構成に、一部ノイズ対策済みのウインドウズPC+Foobar2000から
ハイフェース・エヴォDDC(ミューテックのクロックを付加の場合もあり)、
また、現状ではCD再生のみの環境の別の仲間のために、エソテリックP0sトランスポート
というフロント・エンドからの再生です。
今回は、環境整備不足のため、DSDの再生は出来ず、PCMのみの試聴となりましたが、
これまでの経験から、PCM再生での印象・感想は、リニアにDSD再生にも当てはまると思われ、
判断に間違いはないと確信しております。

まず総評ですが、お世辞抜きで、素晴らしいDACです。
とてもこの価格で入手出来るものとは思われません。
国内外の、いわゆる高級・最高級DACと十分比肩し得るのではないでしょうか。

非常にSN感に優れ、ケバ立ち、滲みのない音像や声の確かさに加え、
羽二重を触感させるような弦楽の艶、そして、音量を絞っても痩せることのない
音そのものの充溢感からもたらされる、染み入るような強い浸透力の弱音など、
実に見事なものです。

また、P0sからのCD再生、いわば素のままのPCM(CD)の音が期待以上の良さで、
PCオーディオに馴染めない、音楽・オーディオ愛好家にも最適ではないでしょうか。

さらには、スピーカー奥へと深く広がる音場に精緻に並ぶ音像と云う、
ある意味静的なプレゼンスでありながら、程好い温度感が保持され、
ゆったりとしつつインティメートな雰囲気が醸成されるのも、非常に好印象です。

実は、この点がこれまで聞いたES901*チップ搭載の他のDACに共通する最大の不満点で、
確かに解像度の高い、繊細な音ではありますが、何とも薄い、冷え冷えとした触感、
貧血気味といった印象で、これではとても受け入れられないと思っておりました。
それが、AIT LABOさんのDACでは、見事に解消されており、大変に感心した次第です。

上記の懸念から、AK4399搭載機もお借りしたわけですが、
結果としてはまったくの杞憂で終わり、私個人の感想としては、
上に述べましたような全ての点でES9018機の方がAK4399機を上回り、好印象でした。
ただ、AK4399機の名誉のために、以下の点は明記しておきたいのですが、それは、
1.ES9018機の方が諸要素で上回るといってもその差は僅かであり、
 個人の好みの違いといってよいほどで、ほとんど同一といって良いほどの出音である。
2.音像の押し出し、SPより前への展開傾向は、AK4399機の方が顕著である。
3.AK4399機の方がザックリとした肌触り、いわば生成りの服地のような風合いで、
 これに比べるとES9018機の音は、やや人工美、化粧めかした印象かも知れず、
 AK4399機の音を好まれる方も多いのではないか。
と云った点です。

いずれにしましても、DACチップの違いをほとんど感じさせない見事な統一感は、
まさに角田さんの回路設計、スキルの見事さの紛れもない証左ということではないでしょうか。

最後に、これも正直に申し上げ、大変失礼になりますので、あらかじめお詫び申し上げますが、
角田さんの金属加工の技術は、あまり褒められないようです。(スミマセン)
内容が勝負、あくまで仮の入れ物であるし、ケース自作の方が多いから、
と云った理由からだと思いますが、やはりファースト・インプレッション、コスメティクスというのも
大事ではないでしょうか。

2012/08/15 AM 12:37:45

● 視聴評価21

視聴された方の報告です。


前提: 普段はクラシックのSACDを聞くことがほとんどです。

     物心ついたときにはCDに切り替わった世代なので、アナログをベンチマークとしていません。

     深夜にリビングで聞くスタイルのため、音量は小さめ。

     トランスポート: Esoteric SA50

プリ: トランス式のパッシブプリ

    メイン: First watt J2

スピーカー:B&W Signature diamond

試聴対象: クラシックのCDとSACDのCD層中心

設定: メカはからきしなので、送られてきたままでした。

感想: 

元の状態でCDを聴くのにくらべ、一聴して弦楽器の繊細さに気が付きました。

アンサンブルの細かい違いなどがよくわかります。

音のにじみがなくなり、結果として引き締まる感じです。金管の音が相対的に前に出てくる感じです。

また、おそらく静寂さの向上により、奥行きがよりわかるようになりました。

特に新しいライブ録音において、そのメリットが最大限に引き出されていたように思います。

一方、音のふくらみによって広がりやきもちよさが演出されるようなソフトにおいては、

こじんまりとしたな、という印象を受けるかもしれません。が、おそらく忠実であるということかと思います。

総合的な感想としては、リビングで比較的小さい音で聞いている自分にとっては、

非常にありがたい忠実度、細やかさをもったDACと思いました。

CDを聴いていても、SACDに近いクオリティになると評価できます。

是非、DSDについても聞いてみたいところです。

2012/07/27 AM 01:21:07

● 評価ブログ

2012/07/08当方ブログで紹介したケース込み組立キットを購入された方のブログを紹介します。
ホームページ記載ケースより、高さを70mmと薄くしており、
UDA、LVDS伝送等のインターフェース基板を搭載できる配置にしています。
ケースは部品取付穴は全て加工済み、配線材を支給とすれば容易に組立できます。
このブログの写真と同様外観になります。

2012/07/26 PM 09:14:49

● 視聴評価20

昨日に続き視聴された方の感想です。この方はLCD表示機を貸し出しております。

当方の現行視聴環境は下記の通りです。
TEAC製VRDS-25Xのデジタル出力→accuphase製DC-61(DAC)→accuphase製C-290V(プリ)→accuphase製P-1000(メイン)→B&W製MATRIX801S3

 トランスポートとして使っているプレイヤーには光と同軸のふたつのデジタル出力があるので、片方は現用のDACに、もう片方は視聴機に送り、プリアンプでふたつのDACの出力を切り替えて比較視聴しました。プリとの接続はいずれもバランスです。
 すぐに気がつくのは、視聴機(ES9018仕様)が楽器のもつ複雑な倍音を極めて素直に出してくれることです。ともすれば壊れたピアノのようになりがちのピアノフォルテの音が、細かい弦の振動も含んで高い周波数成分を持っていることがよく分かります。
 抽象的な表現ですが、小編成の室内楽や弦楽四重奏では、演奏者と演奏者の間に誰もいない空間があることが感じられました。臨場感が増すということでしょう。

 音がふくらんで丸くなった感じで聞こえていたコントラバスの音が、弦の「ふるえ」も含んで非常にリアルに聞こえました。アンプが大型のウーファーをしっかり制動している雰囲気です。
 サンサーンスの3番のオルガンなどでも同じような傾向が聞き取れます。ただ単にモワモワとふくらんでいた音がクリアになり、極めて低い周波数の領域までしっかり聞き取ることができます。音量を上げてもうるさくならず楽しめました。

2012/07/19 PM 08:52:37

● 視聴評価19

視聴頂いた方の感想です。貸し出した視聴機はES9018のjitter reduction機能をOFFできませんでした。

どこまでも明瞭で見通しが良く、極めて高いS/N比によるものと思いますが
とても静かに感じました。これらは、過去に使用してきたDACやCDP(下記)でナンバー1だと感じました。
(主だったものは、Wadia2000S、Levinson No.35L、soulnote dc1.0、dCS Elgar2、ベリンガー SRC2496、ESOTERIC DV-50s、メトロノームテクノロジー CD3 Signature、LUXMAN D-08、STUDER D730mk2)

AITさまのHPはわからないなりに全てを拝見しましたが
ジッター対策が高精度クロック(ルビジウム)導入以上の効果となって現れているものと思えました。
情報量は過去最高であり、ブレのない正確な音が最大の魅力でした。

以下は、当方の好みと組合せによるものが大きいのですが、今後さらに良くなるのでは?との期待が高いため、物足りなく感じたところを挙げさせていただきますと
音の傾向が若干硬質で単調に感じられ、潤い感が不足気味に感じました。

2012/07/18 AM 12:02:25

● AK4399とES9018の比較試聴

ES9018DAC機を購入された方がAK4399機を比較試聴した報告です。これらはDACチップ以外は殆ど同じ回路としていますのでチップの音質差になると思います。尚AK4399はFPGAによるジッター抑圧となります。

dualAK4399fullballance はes9018dualdacに勝るとも劣らない素晴らしいdacだと思います。
聴くジャンルによって、両機は評価が異なるように思います。
音の解像度といいますが、分解能は両機とも素晴らしいものがあり甲乙つけられません。また、楽器と楽器の間の空間がはっきりと感じられ、その静寂間も素晴らしく静かで音楽のみが聞こえてきます。

 私の駄耳では、多くの違いは感じ取れられませんでした。ほんの僅かではありますが、両機の差は好みの違いのレベルだと思います。
しいてあげれば、ak4399は、クラシックや女性ボーカルが落ち着いた雰囲気で鳴り、やわらかく自然で耳ざわりな音がしません。
 一方、es9018は、時として、鋭い生々しく切れこんだ音が出たりします。
この方が、生音に近いように感じますが。少しきつく感じる場合があります。
jazzなどの打撃音が主な音楽では、es9018はその素晴らしい実力を発揮します。
特に、音像の立体感、遠近感、左右の広がりなどの描写に優れていると感じました。
何よりも、音楽を聴いていて楽しく感じることです。

 ak4399はヴァイオリン等の弦の音や、女性ボーカルが滑らかで、自然に感じます。
聴き疲れもなく何時までも聞いていたい衝動を感じます。
 オーデイオに何を求めるかによって評価は変わるかもしれません。
いずれにしても、両機はとても素晴らしいできばえだと思います。
私としましては、オーデイオマニアの性と言いましょうか、es9018の良さを再認識することとなりました。ただ、たまには、ak4399のような自然な音楽に浸るのも良いと思います。

2012/07/09 AM 02:06:21

● 購入者様報告

ケースキット込みで購入された方の報告です。
配線材、取付穴加工済みケースを全て購入頂いておりますので(組立済み機より20%程度安価です)、組立は1日で完了したようです。

今組み上がりました。
取り敢えずVoyage MPD〜内蔵DoP版UDA〜ES9018の経路でテストしています。
PCMは44.1kHzから192kHzまでLowestで問題なくロックしています。
DSDの再生も問題ありません。

出てくる音は、静かですね。
ジッタを低減させたDACに共通する感触です。
最低域から最高域までストレス無く滲みなく澄み渡って伸びています。

この辺りES9018のキャラクタか、I/V以降のアナログ段のキャラクタなのかは判りませんが気持ちがいいですね。

明日は他の入力等もテストしようと思います。

このDACを手に入れられた方は満足されること間違いなしだと思います。

2012/07/08 PM 02:52:22

● JITTER REDUCTIONと音質

先日ちゃまダンナ様 のブログでES9018内蔵のJITTER REDUCTION機能を使用せず、当方開発のJITTER抑圧機能のみの方が高音質になると言う記事が紹介されました。
開発当初、どちらを用いるか悩んだのですが、二重に作動させても問題ないだろうと考え、余り評価せずON/OFF機能をLCD対応機にだけは採用していました。
ちゃまダンナ様の評価を当方として再評価していましすが、余韻、躍動感が増加し改善効果があるようです。
以下は2台購入(#1は4IV型、#2は8IV型です)された方の比較試聴した結果です。
尚、APCモードにした理由は次回お知らせします。(S/PDIF入力時はAFPCです)
ここで#1はJITTER REDUCTION=OFF 4IV型、
#2はJITTER REDUCTION=ON 8IV型と考えて下さい。

自分の耳には余り自信ありませんがプラシーボモードで素直に感じたまま多少大げさに表現すれば下記の様になります。
#1のAPCの方が音がスッキリして100〜200Hz辺りの音が締まってきます。更に低音部は下の方に伸びていきます。今日1日色々な曲をAPC EXT 90MHz設定で44.1kHzのPCMを聴きましたが、
#2でのDSD256より歪みはない、というより#1のAPC JTR OFFではCDに入っている情報を全て漏らさず正しく拾っているということでしょうね。高域は華やかに最高域のピリッとしたニュアンスもあります。
ただ、20kHzでスパッと切れたCDを忠実に再生しているという意味でハイレゾのPCMやDSDと較べるとこの部分が違うのかなと。
44.1kHzのPCMからDSD256に変換した#2再生は所詮データを弄って作っている訳ですから箇所によっては歪みが聴こえたりするのですがオーバートーンの部分だけはDSD256の方に部があると思います。これは1日中聴いているとPCM44.1kHzの方は疲れるという部分があり、DSDと違うところだと思います。
しかし、現時点では44.1kHzからDSD256に時間を掛けて変換するだけの意味はなくなりましたね。44.1kHzについてはAPC JTR OFFの方が総合的に上だと思います。
ソースの段階からハイレゾのものは別ということは付け加えておきます。
今#2の方はJTR OFFに設定できませんが、このSWを追加してDSDで再生出来る様になれば、又音が飛躍するのが期待されるのでしょうか?
いやあ、ES9018という石はモンスターだと思いますが、それをねじ伏せているAIT DAC も偉いもんです。
不思議なのは何故30年もかかって他のメーカーが出来ないのかということですが。

下はこの方より提供頂いたDAC機紹介用写真です

>

2012/06/30 PM 08:50:21
http://aitlabo.net/blog/?c=005&pp=240


● 試聴評価18

本日送られた試聴評価です。

試聴の感想ですが、まず分解能が高く、細かいところまで見えるような鳴り方であることと、奥行きのある音場に演奏者との距離感が感じられるところが特徴的で、特にクラシックの大編成での再生で顕著に感じられました。
また、音に滑らかさがあり低音もよく伸びているので細やかなのに線が細い感じがしないところも好ましく、アナログ的とも言えると思いました。
自分のシステムではエネルギーバランスが低域寄りになり、一部打ち込み系のベースでは若干低音過多になりましたが、元が低域ブースト気味の設定だったので、ブーストする必要がなくバランスがフラットになったということだと思います。

2012/06/27 AM 01:21:07

● 試聴評価17

試聴された方の感想です。

A様
試聴環境
当方のシステムは3WayマルチチャンネルSPになっています。
チャンネルデバイダーにアキュフェーズのDF-45を使用しておりDF-45でAD/DAされた状態での試聴という事になります。

当方の所有DACのソウルノートのdc1.0というジッタ対策に非同期Digital Audio レシーバーを搭載したモデルと比較試聴しました。

まずつなぎ換えての第一印象は聴感上のS/Nが良いと感じました。
試聴ソフトはJAZZのCD、フォープレイ、女性ボーカル等を聴きました。
低域はdc1.0に比較してAITDACは明らかにベースの音程や低域の伸びがよくなり非常に良い感じです。
中域はほぼ同等で多少AITDACの方が細かい音が出ているように感じられました。
高域は分解能が高い感じがしますが、多少線が細い様に聴こえました。
このあたりはどちらのDACが良い悪いでは無く好みの問題ですね。
あと音場は奥行き感がAITDACの方が広く聴こえます。

総合的にみてとても魅力的とDACと思います。


B様
生々しさを感じさせる非常に素晴らしい音質でした。
SACDのCD層の44.1kHz16bit音源をこのDACで再生したのですが他社のプレーヤーでSACD層を再生した時の音より良いと感じましたもし、このDACでSACDをデコードしたらどれほど、、、という興味が猛烈に湧きます。
そこで、DACにI2S(LVDS)の入力とSACDプレーヤーにI2Sの出力を付ける費用について教えていただけないでしょうか?
改造実績があるのはソニーのプレーヤー以外にありますか?

2012/06/20 AM 05:52:29

● 評価結果

当方製dualES9018型DACを購入された方のPhile-webコミュニティを紹介します。当方へメールでも頂いていますが、購入された方ご本人の感想です。
ちゃまダンナ様 
カクタスシティ様
dreamweaver様

2012/06/12 PM 10:48:07

● 試聴評価16

本日届いた試聴感想です。

女性ボーカルでは、細かなニュアンスをよく表現してくれていたように思います。
分析的に書いてしまいましたが、最初聴いた時、本当にびっくりしました。
バイオリンは音の透明感や伸びがすばらしと思いました。誇張感がないと言えばいいのでしょうか。
多くの方が自然な音と言われるのが分かった気がします。
うちのDACはこのDACに比べるとかなりうるさく感じました。
総じて、音の密度が高く透明で柔らかさがあるように感じました。
このDAC本当に素晴らしいと思います。
ちょっとこのままうちのDACを聴き続けるのはつらいかもしれません。

2012/06/07 AM 01:21:51

● 試聴評価15

以下は試聴結果です。

今回は貴重な機会を頂きまして誠にありがとうございました。

情報量・静粛性・位相等どこをとっこも素晴らしく音楽を聞かせてくれる音質でした。
聞き慣れたソフトにまだまだこんな音が入っていたのかと驚かれされました。
直接の比較試聴ではないのですが少しまえにソウルノートのSD2.0とPSオーディオのPWDを借りる機械がございましたがこれらの機種よりもその音色は好ましいものでした。
それでも敢えてもう一発欲しい部分を申し上げさせて頂きますとさらなるち上がりの反応の速さと生音っぽい音色の煌きのようなものがあればこれ以上ない最高のDACになるのではないかなと思います。
いずれにせよすばらしいDACでしてこちらのDACで音楽を楽しませていただきたいという思いも強くしばらく悩ませていただくことになりそうです。
またその際はどうぞよろしくお願い致します。

2012/06/04 AM 06:30:36

● 試聴評価14

先月末に貸し出した方の試聴感想です。

感想のほうも、少しだけですが書かせていただきます。
ヘッドフォンでの試聴、また、基本的には現在使用しているCapriceとの比較となります。
最初に聴いた時、曲のテンポがゆっくりになったように感じました。
こう感じるときは大体、音が滑らかに、かつ、響きや余韻がしっかりと出ている場合に感じるので、自分にとっては良い変化です。
高域はCapriceよりも綺麗にでています。Capriceも、Ver.2.0になった時に以前よりも歪みっぽさが無くなったように感じていましたが、聴き比べると差がありますね。
こちらのDACのほうが、綺麗で細かい音まで潰れることなくしっかりとでています。
また、音一つ一つに芯がある感じで、意識しなくとも細かい音までしっかりと聴き取る事ができます。

ヴォーカルは、Capriceよりも奥に定位する感じです。個人的には歌手の口が必要以上に大きく感じられるのはマイナスなので、やはりこちらのDACのほうが好みです。
それと変な表現なのですが、こちらのDACで聴いたほうが、歌手が丁寧に歌っているように感じました。どうしてそう感じるのかは分からないのですが、ゆっくりとした曲を聴くと特にそう感じます(柴田淳とか中島美嘉など)。

音の拡がりは、Capriceはヴォーカルが前に定位し、他の音がその後ろに平面的に左右に拡がる感じなのですが、こちらのDACは左右の拡がりはそんなに変わらないのですが、奥行きがだいぶ違います。
ヘッドフォン独特の音場だと思うのですが、Capriceはただ左右に拡がっているのみ。対してこちらのDACは球体のように前後左右、さらに上下にも拡がっていく感じです。
それと、こちらのDACは音と音の間の空間もスカスカにならず、しっかりと感じられます。SNが悪いとかではなく、空間いっぱいに音がびっしり詰まっている感じです。比べてしまうと、Capriceは少しスカスカに感じてしまいます。
また、左右の分離や定位などもこちらのほうが上ですね。特に音が左右に動く場合、Capriceだと少し動きが曖昧になってしまうのですが、こちらのDACですと、しっかりと音を追うことができます。
以前、スピーカーを少し使っていたとき、音場は広大に、音像はコンパクトに、でも空間はスカスカにならないように、というのを心掛けて調整していましたが、こちらのDACのほうがその辺りは上手く表現できているように感じました(今はスピーカーを使用しておりませんので、あくまで想像ですが)

低音は、こちらのほうがギュッと凝縮されて立ち上がりの早さや重みが感じられます。対してCapriceは軽いですし、若干、ゆるくも感じられます。
この辺りは電源の差なのでしょうか?わかりませんが、結構差がありますね。

色々と書きましたが、簡単に書いてしまうと、バランスの良い自然な音かと思います。
変に強調された部分がないので、何を聞いても気持ち良く聴く事ができます。
どこか一部分を変に強調すると、最初はそこに耳がいってインパクトはあるのですが、いざ気に入って購入しても、長く使っているとその部分が耳障りになったり飽きてしまうこともありますが、こちらのDACはそんな事はないのではないかと思います。
反面、パッと聴いてのインパクトは、申し訳ないですが、正直薄いですね。
色々と聴いていくとその良さが分かりますが、少し聴いただけですと面白みのない音と思われる方もいるかもしれません。
また、必要以上にスピード感や透明感や音の切れ、もしくは少しドンシャリっぽい迫力のある音を求める方には、別の選択肢があるのではないかとも思いました。

2012/06/03 AM 05:23:30

● 試聴評価13

試聴報告です。
殆どの方が同様な評価ですので、ほぼ正しいのではないかと思います。

1 ヘッドフォンで試聴の方です。
早速、数曲だけですが聴いてみました。
なるほどという感じです(変な表現ですが)
Capriceで聴いていた時は、他にもいくつか試聴してもうこれで十分だと思っていたのですが、今回はちょっと驚きました。
細かいことは省かせていただきますが、Capriceの音が何となく安っぽく感じてしまいました。
僕はヘッドフォンでの試聴ですので、他のスピーカーで聴く方々とは感じ方が違うのかもしれませんが。


2 埼玉の方
このDACの紡ぎだす音は
自然で音楽に浸れる素晴らしさを感じました。
音の可能性、音楽の可能性をとても感じました。
また、普通の人が購入できる価格になっているところがほんとに嬉しいです。
大手が作ったらいくらになるのでしょう。
難しくなさそうなので自作してみたいと思います。
この価格は、ほんとうに有難いです。
私は熱狂的なオーディオマニアではありませんのでちょっとした差をああだ、こうだというつもりもなく
ただ良い音楽を再現性の高い音で聞きたいだけですが、その再現性がずっと得られなくて
ある種の限界(再現性を高める為には尋常じゃない投資が必要)を感じていましたが
自分で試している方法との併用で、相当満足できる音が再現できました。

今年に入りきちんとしたアンプを買おうと実売100万位までの
アンプを自宅視聴、ショップ視聴含め、散々いろいろな音に触れてきました。
100万出すとさすがに説得力のある音になるけど、、、、正直コスパ悪いな、、、と思っておりました。
それを考えるとこの価格で、DACのこの性能は素晴らしいと思いました。
DACそのものの比較はしておりませんが、ショップにおいて最高級のCDPを使った音そのものを
嫌というほど聞いてきていますので、全く迷いはありません。
CDの情報量と滑らかさは既に良質のアナログシステムを上回っているのではと思います。
それにしてもCD(16ビット)でも十分な滑らかさ(諧調感)解像度がある事にびっくりです。左右よりも奥が特に深く音源までの距離も推測できるほどですね、、、定位も素晴らしいです。

いつものようにCDをセットして接続に問題ないか確認し、
サウンドオブサイレンスのイントロが始まりボーカルが聞こえた瞬間に衝撃を受けました。
懐かしい30年前の匂いを感じました。
ずっと出したくても出せなかった音、記憶の底にしか存在していなかった音がそこに確かに聞こえ
当時のクオリティを完全に上回って再現されていました。
それからは 他の方がされるようにもう次から次へと、、、CDを、、、
CDにこれだけ情報がつまっていたのかと、、、今まで聴いてきた音は一体何だったのだろうと初めて心の底から思いました。
ハイビットになって少しはマシになったと思っていましたが、このDACの音は好き嫌いを超えて
多くの人に是非聞いてもらいたいです。音楽そのものに触れることができると思います。
ビートルズとか、サイモン&ガーファンクル、ブルーススプリングスティーン、日本のフォークや、かつてのCDが素晴らしい表現力と滑らかさをもって再現されるのは、ちょっとした驚きです。聞くのが楽しくて仕方ありません。
録音の質の良しあしも笑っちゃうくらいそのままさらけ出しますが、出てくる音がとにかく自然で柔らかくひき込まれます。
古いCDでも、これだけ高いクオリティで再現してくれる、いやできる、という事がわかった事実は音楽を趣味とする人間にとって
とても幸せな事です。古い中古のCDなんて二束三文で売っていますから!
そして良い音がしないのはほとんど全てDACに原因があった、という事も分かりました。
(高級CDPはますます存在意義が薄くなりますね、、、)
低域の再現性が悪いのはSPやアンプじゃなくてDACが一番のキモだと理解しました。
CDの登場以来、やっとここでアナログを超えたと思える音を聞くことができました。
アンプも変えればさらに音質は向上すると思いますが、とりあえずは十分です。
感じたオーディオ的特性は、空間がとにかく広い。拡散という意味ではなくて、音源から音が自然に空間に広がっている様子を
再現できるという意味です。その為には実際の音量に近い音量を出す必要がありますが、そうすると尚の事それを感じる事ができました。
結果、どうしてもボリュームが上がりすぎてしまいますね、、、
普通は空間が広くなると音が薄くなる事がありますが全くそういう悪癖がない。むしろ広すぎて部屋(空間)を広げないと本領を発揮できない印象。
解像度、空気感、正確な音場。自然な高域、素晴らしい解像度と再現性の高い低域。(相当低いところまで安定して再現されている)と
思います。特に生録系の空気感の表現は秀逸です。
言い方が正しいかどうか不明ですが、ヘッドフォンよりも音がしっかり聞こえます。
ギラギラした感じは全く感じません、しかし全く滲みない音は素晴らしく切れこみます。特にハイレゾの切れこみはカミソリです。
音のバランスも強調されている音域がないように思います。よって自然、自然過ぎて
刺激が足りない?と思われがちですが全く逆で、聴いてて聞きいってしまいます。
それから不思議なのは、良い音を聞いていると眠くなることが多いですが、それがないんです。初めてですね、、、
もちろん聞いていて疲れると言うこともありませんでした。それほど自然と言うことなんでしょうか?良く分かりません。

2012/05/25 PM 09:50:23

● 試聴評価12

試聴された方の感想追加です。


まず、よりシンプルな伝送系で差を明確にするため金田式プリアンプをパスしてDAC出力を直接チャンネルデバイダーに入力しました。音量はチャンネルデバイダーで調整しました。先月国内有名メーカーでリジッドなトランスポートで有名なSACDプレーヤーを借りて視聴しました。
50万円くらいですが100万以上の音に匹敵する改良が施されているというものです。それなりに音はいいのですが明るい色付けが感じられ楽器が太ってしまりない感じになります。リファレンスの改造中道CDPからこれに変更するとかえって音が悪くなってしまいます。
一方AITのDACは出だしからすばらしくピアノの音は張りのある低音から芯のある高音域までストレートに再生します。低音も最低音域までしまった音できっちり再生されすべての楽器が正確に再現されています。どこかのウイスキーのように何も足さない何も引かない恐ろしく正確に再生されていると思われます。古いソースはそのときの情報を正確に最新録音ではすべての音を引っ張りだしてきます。

ここから中道改造機と比較視聴に入ります。
中道改造機のアナログ出力を金田式プリにつなぎ、デジタルOUTをAITにつなぎAITのアナログアウトを金田式プリにつなぎ瞬時に2台の切り替えができるようにしました。あらゆるソースで3日間比較しました。再生中の瞬間切り替えでの情報量の比較もしました。結果からいうと私の駄耳では2台の聞き分けができません。
微妙に差があるのでしょうが、ブラインドテストをしたら違いの有意差はないでしょう。ちなみに知人のピアノニストにも音の差があるかブラインド視聴させましたが違いはないという結論です。
ちなみにトランスポートをケンウッドにしても差はわかりませんでした。

    点数にしたら
    KENWOOD DPF-7002(未改造)アナログ出力 3点 
    某社貸出機 アナログ出力 7点   
    AIT,中道改造機 9.8−10.0
   といったところでしょうか。
    私のプアーなCDトランスポート環境での視聴ですのこのような結果に
なったのかもしれません。
    AITのよさを引き出せていない可能性は高いと考えています。
    システムを見直したほうがよさそうです。
    すごく差のわかる方はバランス接続をされているようですし。


音質についての印象は以下のとおりです。
・濃い音で滑らかである。
・広帯域ではあるが、音色が薄くなったりしない。
・高解像ではあるが、ヒリ付いたり温度感が低いようなこともない。
・ホールトーンなど間接音をしっかり再生できており、よりクラシックに向く。
・高音質盤と普通盤との音質の差が少なく、普通盤のほうが音質の改善幅が大きい。
・24ビットDACを導入した時より変化が大きく、一聴しただけで高い質感が分かり、音質全体を大きく支配する。
・インシュレーター・デジタルケーブルで音質が大きく変わる。
・ピアノの音色が若干であるがキンつくところがある。タイトに感じることがある。
最後の点ですが、ごくごく僅かではあると思いますが、PCM1704チップに長く馴染んできたせいかもしれません。悩ましいところです。繰り返しになりますが貸し視聴の機会を下さりありがとうございました。

2012/05/22 AM 02:18:48

● 視聴評価11

以下は貸し出した方の感想です。
昨夜、通電4時間後、早速、試聴させていただきました。
静粛性やLRの分離も良く、QBDより明るめないい音してますね。
とてもいい基板と印象を得ました。
お貸し出しの機器ですが、新型AKURATE DSの単体
およびDS→QBD76→Jeff→LINN KLIMAX Solo→
KLIMAX 350P(添付)QBD76より、いい音でした。
特にAKURATE DSの8741Dualとの比較では、
ほんの少しやわらかい、ウォーム系にて、艶がある
音が気に入りました。

2012/05/20 AM 03:21:18

● 御購入者評価

当方DACを購入された方の感想の一部を紹介します。

Aさん (この時の視聴機はバージョンが少し古かったのですが現在はAさん購入機と同じ最新にしています)
なんか、よく分かりませんが、先だっての試聴機より良い音に、聞こえますが、気のせいでしょうか?音楽が、楽しく聞こえます。
大変、満足いたしております。私の機器は結構古い機種なんですが、ほんとに、古さを感じさせません。
デジタルの世界は恐ろしく進化したと思いますが、アンプやスピーカーはどうなんでしょうか?私のアンプは1972年製造ですが、まだ現役です。オーデイオは分からないことだらけです。
しばらくは、dacでの悩みは解消できそうです。
今回、ほんとに、素晴らしいdacを手にすることができました。
ありがとうございました。

Bさん(DSD対応機購入した方です)
五嶋みどりのシングルレイヤーのSACDが抜群の安定感で奏でています。以前 ベテランの方の自作した力作のDSDDACで、PCからのデータで何度も聞きましたが高域の抜けがPCMに比べて抜けなくて、全体にざらつく傾向にあったのですが、その方も、毎回毎改良を重ねて最近は素晴らしい出来なのです。
本機は最初からそういった心配なく全帯域がバランスよく音が出ていると思います。

Cさん(お住まいが、当方に近いため来所して頂きました)
先週は、シャーシを持ち込み、
配線の指導などしていただき、ありがとうございました。
おかげさまで、希望のDDC基板と一体化した装置を完成することができ、とても喜んでおります。
連休中のシャーシ加工は大変でしたが、今はとても満足しています。
さっそく、毎日4時間ぐらいずつ聞いて楽しんでいます。PCの静音化のため、SSDドライブのPCの筐体をオープンにして、電源とCPUの冷却ファンだけの状態にしています。数年前、RMEのFireface400(Firewire接続)を導入したときに、PCがCDPよりも圧倒的に音の解像度や瞬発力が高くなることを体感し、感動しました。
今回は、特にDSDにまでソースを広げたくて、貴殿AITLABOのDACを購入させていただきましたが、本日、PCM音源について、既存システムと切り替えつつ聴いてみました。
現在、PCからFireface400のSPDIFまたはADAT(光)経由でAitlabo殿のDACに接続しています。
ピアノの音がキンキンと響き過ぎず、ほどよく響いて、しっとりと、しかし、くっきりと、立ち上がりの良い音を奏でています。ーカッションや弦をはじいたり、弦をはらう音も同様です。一弦一弦が明瞭にわかります。さまざまな楽器から構成される音が、それぞれきちんと定位して、バランスよく存在感を示しています。
プレーヤも、いろいろ試して楽しんでいます。
SPDIF接続もADAT接続もどちらも同様に素晴らしい。
DSD音源に関しては、既存システムと比較はできませんが、ElektrArt殿のUDA基板(標準版)のシリアル出力を接続して、楽しませていただいています。これで対応できる音源の幅が広がり、楽しみも広がりそうです。


2012/05/20 AM 05:52:29

● 視聴ブログ

今まで、購入又は視聴された方々のブログを紹介します。
(記載されたブログ所有者には御了承御願いします)
尚LINKはしませんのでコピーして貼り付けて下さい。

http://blog.livedoor.jp/johnny_trio_lsr/archives/1862698.html
http://am-izu.cocolog-nifty.com/blog/2012/05/aitlabo-5eb3.html
http://otoaudio.blogspot.jp/
http://blogs.yahoo.co.jp/hachioji_japan/9224499.html
http://higenasi.jimdo.com/2012/05/02/テスト/

2012/05/07 PM 10:03:06

● 視聴評価10

DSD/I2S対応DAC基板を購入し、ケースに組み込んだ方の評価です。この基板はDSD256迄再生できます。
以下は文面をそのまま転載しています。

AIT基板は、大変素晴らしいです。
英国CHORD社のQBD74HDを所有しておりますが、
全く相手になりません。
ジッター、ノイズ、電源、オペアンプなどに起因する
音質劣化の諸要因を徹底的に排除することで、こんな
にリアリティのある音になるのですね。
音の高さ感、奥行き感は中々出ないものですが、
滑らかで広い音場は心をリラックスさせてくれます。
音の立ち上がりが早いので、ピアノや打楽器の音がきつく
ならないです。興味深いのは、音が悪いと言われている
音源やSP復刻版などがとてもふつうに愉しめることです。
価格も大変良心的ですし、知人にも是非勧めさせていただきます。

2012/04/22 AM 02:18:48

● 視聴評価9

先日貸し出しした、北海道の方の評価ブログを紹介します。

この方へお送りした、説明書がLCD機用でなかったため操作に大分手間取り迷惑をかけてしまいました。それにも拘わらずご発注頂き、大変感謝しています。

詳しくはこの方のブログを参照して下さい。

2012/04/17 PM 08:46:46

● 視聴報告

当方製DACの評価のなかで古い若しくは安価なCDPを用いても、音質が改善され、見違えるようになった、と言うような感想が多くあります。これは私が設計目標にした事が一つ達成できた様に思っています。
大きな要因はジッターの抑圧の様ですが、これだけではES9018を使用した他社機と変わらない事になります。
当方DACの場合ES9018の駆動方法に加え、高性能なアナログ信号の処理、電源供給、GND接続法等に工夫したことが功を奏した様です。
しかしこれらは全て従来からある技術です、それを再度理論計算、シミュレーションした後プリント基板を含めて一人で設計したので思った通りの性能が発揮できたのだろうと推測しています。

従来の方式を最新のデバイスで設計すると思いもかけない高性能が実現できることがあり、まさに温故知新です。   

2012/04/12 PM 10:48:07

● 視聴評価8

新しく聞いて頂いた方(音質評価では評判の方のようです)
詳しくはこのブログを参照して下さい。

2012/03/30 PM 08:50:21

● 視聴評価7

貸し出し機を視聴された方の評価です。

一音一音の力強さが段違いです。濃いと言っても暑苦しい濃さではない。(爆)曲間のノイズの少なさは特筆モノですね。
音がしっかりして輪郭がハッキリしているのはLowestの対策が出来ているからなのでしょうか。粒立ちが凄く良いです。
詳しくはこの方のブログを参照して下さい。

2012/03/26 PM 09:14:49

● 視聴評価6

前回と同じ方のI2S接続での再評価です。当方基板はI2S時でもSPDIFと同様にジッター抑圧動作が可能です。以下はdualES9018のDPLL BW=Lowestでの評価です。

S/PDIFとI2Sの音の差は各信号を送り出す基板が異なった為に音質差が出た様です。
両方を送り出せる同じ機器を2台用意し、DAC基板への入力端子を変えながら実験した所、接続法がどちらなのか聞いて当てる事が出来ませんでした。
両方の入力をジッタ抑圧回路を有効化した状態で音質比較しました。
無効化すると差が出ました。そういったわけでこのDACは最近悪く言われる事の多いS/PDIF接続をI2S接続と同等の音質に改善可能な事も判りました。
PLLを使わない低ジッタクロック内蔵基板からI2S直接入力した時と比較しても音質が全く劣らないS/PDIF入力に本当に驚きました。

2012/03/22 AM 02:18:48

● 視聴評価5

最新型dualES90181DACのI2SとS/PDIF接続での音質評価結果です。

ジッタに無防備な普通のDACであれば、I2S基板にマスタークロックが付いていてS/PDIFのDIRから開放されるので「良い」変化なのでしょうが、AIT LABOのDACはS/PDIF入力が高性能なので変化幅が僅差です。
聞いていてホッとするのはS/PDIFです。
前に出てくるのはI2Sで、奥行きと高さはS/PDIFの方がより感じます。

歪が多いと前に出てくる、ジッタが多いと平面的になる感じを受けるので変化しているのかもしれません。
AITLABOのDACだと変化具合が微かなので悪くない程度に収まっているだけとか…粒立ちはいいです。

2012/03/20 AM 05:52:29

● 音質評価報告

本日購入(4トランスdualES9018)された方の感想が届きました。

1 筐体組み込み機を購入された方の感想
  正直驚きました。
  特に低域の再現が素晴らしい!
  伸びる高音と溶けるような低域
  AUDIO-GDのes9018も所有しているのですが硬さが気になりお蔵入りしてしまいました。


2 I2S/DSD対応基板を購入し組み立てた方の感想
  『超低域の音がちゃんと出てくるのでピラミッド型に構築される音がとても素晴らしい。良質な低域が出て来ると音楽全体に血が通って表情が変わる。温度感が高く生き生きした音だと思う。ジャンルは選ばない。』

この方の組み立てた写真です、電源とDACを別個の筐体にしています。176.4kHz再生とのことです

2012/02/21 AM 07:32:52

● 4トランス型の視聴2

4トランス型の視聴報告です。

「1トランスの時も演奏の細かい部分まで良く見えるDACだった、4トランスでメリハリが付いた事で更に表現が豊かになった」

「古いデジタル機器の音とは全く異なり、キツくないのにとても細かい所まで描く。細かいが線が細い事も無い。」

「オペアンプとかディスクリートとかマルチビットとか中身の事を忘れてこれで没頭出来る」
との事でした。

2012/01/15 AM 12:37:45

● 4トランス型の視聴

DAC_L/R,LPF_L/R,FPGAの各電源を完全に分離した4トランス型dualES9018DACの視聴して頂いた方の評価です。

1トランス時よりメリハリ(力強さ)が出てジャズを聞いていて気持ち良いようです。
1トランスの時も十分素晴らしい出来でしたが、微妙におとなしい部分も有って、好みのレベルではあるけれどクラシック向きに感じたそうなので、今回の変化は大きいようです。
クラシックを聞いても以前よりどっしりとしたスケール感が有りました。音が澄んでいて混濁しない様はそのまま引き継いでいていてこの感じはとても良いようです。

この方以外に、今までの不十分な箇所が全て改善されている、との評価もありました。

2012/01/12 PM 10:48:07

● 4トランス対応DAC

前回UPしましたブログ記載の視聴評価は、dualES9018ですが電源は1トランス型で各電圧の分離は十分ではありません。それでも高い評価を頂いきましたので、当方の設計方法は間違えていないと満足しています。
また今までの視聴評価から推測すると、ACを含み電源経由の雑音?、共通インピーダンスによるクロストーク?が音質を劣化させるようですので、ホームページ記載の4トランス型にし、各電圧を分離し専用に供給できるDACを作成しました。DACとLPF(OPA)はL/R完全分離、他にFPGA用も専用です。
視聴評価は後日お知らせしますが、事前評価では十分改善されているようです。

2012/01/10 PM 09:19:19

● 新年

新年あけましておめでとうございます。
本年も御拝読御よろしく願いします。
昨年末、DACを比較視聴して頂いた方々のブログを紹介します。
dualES9018が最良の評価ですが、ブログを参照願います

2012/01/04 AM 06:30:36

● 比較視聴2

前回の比較視聴での、ピアノの引きずり感は、ES9018使用DAC評価ブログ記載QA550と同様にTP(esotericP-50)に原因があったようでした。QA550の音質改善と同様対策を実施し大幅に改善しました。また知人からもこのTPの問題点として情報をいただき、対策法と照合しても間違いないと思われます。
大きな金属の塊は大きなコンデンサを形成します、従って機器内部の雑音は見かけ上低減します(不要輻射は小さくなる)が、これと接続された場合は雑音を低減しにくくなります。簡単に言えばグランドがゆれていることです。このような場合の対策は、完全に接続するか、完全に絶縁するか、どちらかになります。S/PDIF接続コードで音質が変化する、と言う事も、真の原因を把握すれば別のより良い方法があるように思います。
参考
地球は現在実現できる最大のコンデンサなので、アース,GNDと言います。人間は約200pFのコンデンサと等価です。

2011/11/27 AM 01:21:07

● 比較視聴

一昨日、友人宅(HPの視聴環境)でDAC購入者様と共に3人でDACの比較視聴を行いました。ES9018DACの評価は音の力強さ、解像度等が大きいと言う点では共通していました。
esotericP-50のSPDIFをES9018DAC入力にした時、ピアノの強打音に引きずる感じが僅かにありました。TP、SP、アンプによっても感じ方は変わります。
この原因を想定しますと
1 GND電位の不安定によって雑音が混入している
2 DIGITAL FILTER等による線形歪
3 このように録音されている
等が考えられ、今後継続調査したいと思っています。

2011/11/25 PM 09:50:23

● 視聴評価4

先週、貸し出しした方の評価をそのまま記載します。

「接続してみて愕然としたのが、情報量の多さでした。ヘッドホンで聴いている時にしか聴こえないような埋もれがちな音もしっかりとスピーカーから鳴っていることに凄く感動しました。

804Sから出ているとは思えないほどの低域の量感。無理に鳴らしているといった感じも無く、非常にリアルな低音を初めて自宅で聴いた気がします。
D-06もかなり低音を出せる機器なのですがこのDACを聴いてしまった後だと、ぼやけた感じの音で不自然さを感じます。

総じてどの帯域も原音再生の傾向が現れていて、目の前で演奏しているような臨場感がありました。ボーカルもマイクを介さずそのまま歌っているような感じでした。
普段聴いている音はマイクを介して音を少し反響するような聴こえ方になっています。これは自分が好んで選んだシステムでの音だったので、ボーカルに関しては少し物足りなさを感じました。」

2011/11/11 AM 01:28:16

● ES9018使用DAC評価

ホームページにも記載してます、dualES9018DACの視聴評価です。
2個使いの特徴と思われる低音の力強さは十分発揮できているようです。AK4399型と比較しますと、音の華やかさ?があり、私には音が大きくなったような感じがしました。表現力が大きいともいえますが、一方派手な音ともいえるようです(私の友人曰く)
FULLBALLANCEの場合LPFの特性を十分吟味し、メインアンプとの接続も正確に(同相除去等)しないと効果は得られませんでした。
通常使用ではUNBALLANCE接続の方が良い結果を得られるようです。当基板は両方対応していますので、好みの接続を選択できます。

昨日ES9018DACを購入された方を訪問し、視聴感想等伺ってきました。
システムはfeastrex nf-5ex、HK-17(300B真空管)を用い、BDP-95(OPPO製dualES9018DAC)とAIT製singleES9018DACを同一コンテンツで比較視聴しましたが、AIT製が勝っているとの評価でした。
ただしOPPOはCD再生、AIT_DACはSDカードを、QA550のSPDIF接続再生です。(この方所有のQA550は私が調査し、音質改善対策を施していますので、そのままではOPPOの方がよいかも知れません)

下はこの方の視聴環境です。これ以外にJBL4341、タンノイVLZ、AXIOM80、UV211、LUX505u等所有していましたが全て破棄したそうです。


2011/11/04 AM 06:30:36

● 視聴評価3

2011/07/19 の視聴評価と同様メンバーによるES9018型の評価結果です。浜松という土地柄、音楽にはうるさい人間が非常に多いです様です。
以下はご報告者の感想抜粋です。

今回も音響メーカー、オーディオマニア、ソフトマニア混在で聞いてもらいました。

・非常に分解能があって細かい音がよくわかる
・非常に静かな感じである
・歪感が少ない
・高域に厚みがある
・帯域が広すぎる為に中域の厚みがやや薄く感じる
・超低ジッターの為かおとなしい傾向である
・やや平面的な音で楽器の響きが少なめである(高NFBアンプに通じる音)
・ソースの主人公が見えてこない(全体がよく出すぎている為)

ハイエンド機材のようなミクロの世界をのぞくような音質を求めるオーディオマニアの方々であればかなりの評価が得られると思います。まさしくハイエンド越え!!です。素晴らしいと思います。
AK4399と比べてES9018版のものの方が音楽性が高いと私は感じています。

2011/08/24 PM 10:58:22

● 視聴評価2

(A) ES9018基板を入手されたピュアオーディオマニアの方評価です。
当機は音切れしませんので、BWは常にLowest固定です。

混濁感が一番少なく一つ一つの音がとても綺麗です。
ジッタが多くてもそれなりに音が出てしまうから今まで野放しだったのかなと思いますが、
一度AFPCモードやHOLDモードを聞いてしまうと他との差が凄いです。
AFPCやHOLDモードは高域の情報量がこれ程有るのに耳に付く硬い音が無いのは物凄い事です。
一方、ES9018に直接SPDIF入力はザラザラした感じを受け、雲泥の差でした。
既にかなり凄い音質なのですが、欲が出てきました。
U1,U6、U3,U8にOPA2211(OPA211の2回路版)を使ってみようと思いました。

(B) 次に普通のオーディオマニア(汎用のTP、SP使用)のAK4399型評価です。
かすれたような音が変わった。
今まで聞こえなかった音が聞こえるようになった。
小音時のS/Nが良くなった。

と言う結果ですのでJITTER REDUCERの効果は、一般性があること示す事と考えます。

2011/08/23 PM 09:08:25

● 2DACの音

2011/7/15ブログで1DACより2DACにした方が音質良いようだ?と記載しましたが、やはり低音部の威力がさらに増加した音の様です。
電源は完全に分離していますので、ICで考えられるのはVSS(=GND)経由で何らかのXtalkが発生?しているのでは無いかと想像しています。SPDIF接続線種でも変化するようであり、他にも原因があるかも知れませんので継続調査したいと思っています。

2011/07/25 PM 09:50:23
http://aitlabo.net/blog/?c=005&pp=270


● 試聴評価

先日AK4399×2型DACを貸し出した方よりの評価結果です。

A 氏(真空管オーディオマニア)
・低域の解像度が高い
・高域の押出しがある
・残留ノイズが測定器(-120dbv)の限界以下

B 氏(オーディオ設計関係者)
・高域の情報量がとてもある
・低域の切れが良い
・スピード感のある音質
・既存のDACでは最高峰のものに近いと感じる
・低ジッター、低ノイズではあるが、動作時の静粛感があまり感じられない

C 氏(生楽器の音に非常に詳しい方)
・高域の情報量はあるが音質が硬めである
・音質ではなく音楽を聴いたうえでは音楽性にやや欠ける
・WADIAのハイエンド機の音と近い音質

となりました。
概ね期待の結果になったようです。
視聴頂いた方々に感謝します。


2011/07/19 PM 08:52:37

● 音質評価

先週、友人宅を訪問した時、さらに驚いたことがあった。
今までは、十分音質は良くなっているので、DACを2個使いしてもさして効果は無いだろうと、暗黙の了解で確認をしてこなかった。
ES9018搭載基板の視聴後、訳あって、貸し出し用のAK4399を2個使いにした基板を試しに視聴した所、即座に低音の切れが?良くなったと伝えられた。私にはあまり分からなかったが、よく分かるのなーと感心した。
結局友人は2個使い基板を採用することとなり、当方の追加作業が発生することになった。
測定データでは-100dB以下でxtalkらしきゴミが変化することは確認しているが、やはりこのオーダーのレベルが音質に影響しているのではないかと再認識している。これを参考にDAC供給seial dataのL/Rを完全に分離(LdacにはLのみのdata、RdacにはRのみのdata)して送るようにFPGAを修正した。結果はどうなるか??

2011/07/15 AM 12:37:45

● 音質評価とJITTER

先日、ホームページ記載の友人宅を訪問し新基板の視聴後、音質について講義を頂いた。

1 本物の音(コンサート)に近い音を良いと考える。

2 JITTERが無くなると、低音はまとまり小さく聞こえ、強調されることは無く、静かになる。
  実際コンサートでも同様だよ!。

3 50Hz以下は可聴帯域であるが、その周波数を基本波として演奏できるのはパイプオルガンしか無い、殆どの人は高調波を聞いている。体で感じる部分が多いのではないか。

4 人は音声の位相には鈍感、一方周波数、特に音色を支配する倍音には非常に敏感であると思う。

5 しかし、それぞれの人が全て原音を希望するとは限らない、自分が良いと思えば、それに意見する必要は無い。

というような内容でした。

製作DACの感想は期待に近くなりつつあり、楽器の位置が分かるようになったと評価。
また他に視聴している某氏からは、CDRに書き込んだ状態でも劣化せず、楽器の音が多くなったとの評価もあります。

2011/07/13 PM 08:36:30
http://aitlabo.net/blog/?c=005&pp=300



http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/852.html#c24

[リバイバル3] 超お買い得 イシノラボのトランス式パッシブ・プリアンプ 中川隆
35. 中川隆[-13827] koaQ7Jey 2018年7月29日 05:59:44 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-17374]

AIT LABO DAC/プリ/パワーの試聴評価
http://aitlabo.net/blog/?c=005


● DAC/プリ/パワー一体型購入者様の感想

この方の購入機はスピーカー端子のremote sensingを搭載しております。DSD1024対応です。
一体型と言ってもパワー回路はAITパワー専用機と同等以上の回路を使用し性能も引けを取りません。
プリ部の音量調節は乗算型DACを使用(アキュフェーズ社のAAVAと同様方式)ですので音痩せ、ギャングエラーは皆無です。DACチップの出力可変機能を使用していませんので小音量時の音質劣化が無く外部入力時にも音量調整できます

昨日から本製品を接続しての音出しを開始いたしました。
安定するまで数日掛かるとの事でしたが、音を出した瞬間からグレードの高い
素晴らしい音が聞こえてきました。凄いです。
CDプレーヤーからのデジタル信号を本体CH1に接続しただけです(勿論、電源とSP端子にも)。
グライコが要らないくらいのバランスです。
今日も朝から発熱の状況を確認しながら慣らし運転をしています。
取り合えず、この状態で音楽を色々聞くつもりです。どのような音になっていくのか楽しみです。
(もう、これでいいんじゃない?って感じでもありますが)
全域がスカッと抜け、今までカマボコ型の周波数レスポンスだった私のシステムが全くフラットになり、各楽器が見えるように鳴っております。
音楽がより素晴らしく感じられて、実にいいですね。この曲、こんなにいい曲だったっけ?なんて。
素晴らしいアンプ、本当に有難うございました。
リモコンの設定はもう少しあとにしようかと思っております。

2018/07/05 AM 06:41:09

● DC直結PHONOEQの購入後感想

DC直結PHONOEQを購入された方の感想です。
MC/MM切り換え、MC時は入力抵抗値を3段階切り換えられます。
この方の場合100Ω/30Ω/7Ωとしており、以下の感想は7Ω設定となります。カートリッジ内部抵抗は3Ωです。
またAIT PHONOEQはbalance回路ですが、XLR=>RCA変換すればunbalance接続も可能です。

この抵抗値は、私にすごくマッチしています。

そしてSNが一段と良く感じます。

まずハムが無い、そしてコンディションの良いレコードなら

曲間でも針音を全く感じず無音なのでソースが何なのかふと

解らなくなる様な感覚を覚えます。

DAC、プリがすこぶる快調なのでネットから落とした音源を

聴く事が多いのですがこのバランス・フォノイコライザーで

またレコードを聴く楽しみが加わりとても嬉しいです。

2018/06/23 PM 09:08:25

● DACプリパワー一体型購入後感想 

DACプリパワー一体型購入者樣の感想です。
ES9038PROと有りますが、正しくはES9018K2Mとなります。
DSD1024搭載のため錯誤したと思われます。


そして本機はまさにES9038PROの音を最大限に引き出したと思います。
ジッタをよく抑えた効果かUD-503より音場と解像度がともに上がり、聴き慣れている曲を再生するとUD-503でも聞こえなかった細かい音が聞こえるようになります。
DSD1024アプコンのおかげで音の密度も前より濃くなり、特にビデオ鑑賞など音源がよくない時に効果がより感じやすいです。
広い音場でありながら密度も高く、力強い低域と明るい高域と相まって、とても豊かな音だと思います。

2018/06/22 AM 02:18:48

● スピーカーのremote sensing後感想

AIT MONOアンプでスピーカーBOX端子からremote sensingした方の感想です。
この方は今までBIWIREでスピーカーを駆動し、DAC,PREもAIT製を使用しています。


NILS LOFGLENのKeith Don\'t Goの曲で試聴しました。
音が出た瞬間の低音の空気感と弦の倍音が包み込んでくる感じは衝撃です。
一聴した感じは音を押し出しでる感じがしますが、よく聴き込むとクリアになった空間に生々しく音が浮かび上がっているのがよくわかります。
バイワイアリングよりも音質の密度、鮮度感が格段に上がっています。
もう元には戻れません。

2018/06/19 PM 08:52:37

● AIT_ES9038DACと業務用DACの比較

音楽スタジオ経営者(AIT DAC購入済み)の方複数が楽器販売店で他社業務用DACと比較試聴した結果です。


使用感につきましてですが、やはり素晴らしかったです。
今回

・Prizm sound / Titan
・AIT LABO
・RME ADI-2Pro

3つ使わせていただきました。

モニターはAnphionのOne18です。

■解像度

AIT LABO

100点

とてもフラットで解像度がとても高かったです。

RME ADI-2 Pro

100点

少々音がダイナミック寄りに再生されますが、解像度がとても高かったです。

Prizm sound / Titan

97点

フラットで、上記二つより少々解像度が落ちます。

ProToolsを使用する上でPrism soundのTaitanは必須になるので、

知人さんのスタジオで、DACはIFの中のもの、そのままを使うことになりそうです。

しかしやはり素晴らしいDACです。

2018/06/17 PM 08:46:46

● AIT PREの感想

AIT PRE AMPに簡易PHONO EQを追加装着された方の感想です。
高音質モードも搭載しました。


これまでフォノ入力のない、初期の旧型基板のAITプリアンプを使用していまして、フォノ入力付きの新型基板、高音質モードへの改修を依頼しました。

10kΩ入力、バランス接続でハイレゾ音源やCDを聞きましたが、とにかく静かで弱音が明瞭に聞こえます。穏やか音で、音楽に没頭できます。
音場が広く、奥行感もしっかりわかります。各楽器の存在をリアルに感じることができます。

高音質モードですが、たしかにより静寂な雰囲気が増し、音のディテールが丁寧に感じました。高音質モード中はリモコンや本体での操作をすることができない状態ですが、本体スイッチで解除することができます。(高音質モードは解除できます)

フォノイコライザーですが、内蔵ですので、それほど期待はしていなかったのですが、今回音の良さに一番驚きました。今までbenz micro pp1 を使用していましたがもう元には戻れなくなりました。
鮮烈で力感があり、ピアノなどダイナミックレンジの広い楽器なども本当に見事に演奏します。弦楽器やボーカルも艶やかで美しいです。今まで集めたレコードをもう一度聞き直したくなる、素晴らしいフォノイコライザーです。


まだ、新しい基板ですので、音については変化していくでしょうが、今回の改修については大成功だったと思います。

2018/06/10 PM 09:19:19

● プリの高音質化対応後感想

プリを高音質化した後の感想です。


より一層細かい音が再現される様になりました。
一聴すると、音がおとなしくなり、自然な穏やか感じになりますが、
良く聴いてみると、滑らかになっていながら、解像度自体は良くなっています。
改造前に有った、飾りみたいな音が取れる事により、今まで、隠れていた、音の素肌が聴き取れるようになりました。
その為に、楽器や声質によっては、かなり雰囲気が変わります。
ふくよかで豊かな音になり、小さな残響音なども、とても綺麗で、
楽器や人の声が持つ色々な、かすかな音色までが表現される様になったと思います。

只、飾りが取れたことにより、華やかさが後退した分、人によっては、物足りなさを感じるかもしれませんが、
自分は改造後の方がはるかに好きです。

特に、弦楽器、女性ボーカル、ドラムスのブラッシュワーク等の改善が著しいと思います。

2018/06/01 PM 09:46:51

● ES9038PRO DAC購入後感想

先日、DC直結PHONOEQを試聴された方の感想です。
ES9038PRO DACを購入されています。

DACも良いですねー。まだそれほど聴きこんではいませんが、

やはりイコライザー同様、聴き疲れがしないナチュラルな音楽が

聴こえてきます。

オーディオ機器は完成度が上がると言葉の選択が悪いですが

「普通の機器」的に感じるものが多い様に思います。

ピークやディップが穏やかで、クラシックだろうとジャズだろうと

歌謡曲だろうとすっと自然に出音する。レスポンスが良い(応答が早い)

のでしょうね。

技術的には相当難解でも結果はあっけらかんと普通に聴こえる。

しかしよく聴いていくと下から上まで綺麗に出てる。

歪感が無い。無理がない。こういう出音の機器はそんなに多くは無いと

思います。

2018/05/28 PM 08:38:10

● パワーアンプremote sensing後の感想

AIT stereo パワーアンプにremote sensing改修を実施した方からの感想です。

昨日まとまった時間が取れたので、じっくり聴きました。remote sensingはONですが、スピーカーボックスまでの配線はしていません。気のせいではなく、明らかに音が良くなっています。楽器の音が聴いていて気持ちがよく、時間を忘れて、室内楽から協奏曲、交響曲までたくさんの音源を聴き直してしまいました。既に購入したアンプに対して、開発の成果を反映してくださるというのはユーザにとって大変うれしいことです。今後も、現状に留まることなくバージョンアップの開発をしていただけることを期待いたします。

2018/05/27 AM 01:21:07

● DC直結PHONOEQの試聴感想

AIT PHONO EQ の試聴感想です。
試聴機は希望者に貸し出ししております。
仕様
MC/MM共DC直結動作(DCサーボ不使用)
入力;MC/MM切り替え、balance/unbalance入力可
MC入力抵抗可変(終端によるS/N劣化無し)

以下はお送りいただいた感想です。

早速、フォノイコライザーを試聴させて頂きました。

これは良いですね。すぐに解りました。

バランス入力で聴かせて頂きました。

ハムが無い、SN比が良い、歪がとても少ない。

なので楽曲の見晴らしが良いと言いましょうか

耳あたりがよいので疲れないです。

これは良い製品かと思います。


私も是非購入したいです。

販売開始を心待ちにしています。

もう少しお借りして聴かせてください。

AIT追記
この方はES9038PRO DACに基板差し替え更新しております。

2018/05/23 PM 09:08:25

● AITプリのさらなる音質向上

AITプリのさらなる音質対策を施した方の報告です。
今まで効果が不明でしたので一部の方にのみお知らせし音質を確認していただいていました。
複数の方が同様な評価でしたのでお送りいただいた感想を掲載します。
尚、対応ご希望の方は当方に連絡ください。
試聴機も用意しております。

この1週間じっくり毎日聴いていましたが感じるのは空間位相が正確になったこと、歪みが減ったこと、
背景が静かになったこと、低域が柔らかいのだけれど軽やかに弾む、絃楽器で弦を擦る感触が出てきたと
いうようなところですね。大編成のオーケストラ付きの合唱曲を聴くとこの変化が如実に実感されます。
58年前に録音されたエイドリアン・ボールト指揮のヘンデル メサイアをレコードの時から所有していますが、
こんなに美しい音で録音されていたとは思わなかったです。この歌手の歌はあまり好きじゃないなと
思っていた部分もずーっと聴き続けてしまうぐらいの魅力が出てきました。
プリアンプの格が数段変わりましたね。

2018/05/20 AM 05:52:29

● ES9038PRO使用DACの購入後感想

購入後2か月程度経過後の感想です。

貴AIT-DACを購入して、2か月が経ちました。
最近では、x-spdif2 からI2S接続で使用しています。
かって経験したことの無い大変美しい音楽を楽しんでいます。

2018/05/19 PM 08:52:37

● AIT PREの感想

AITプリアンプ購入者様の感想です。
この方はAITSTEROパワーとDACを既に購入済みです。

実機の導入から一ヶ月を経過しましたので簡単ですが音質等の報告をしたいと思います。
試聴時との違いは下記の二点です。

(1) 電流伝送での再生。
(2) cable類は今迄のunballanceからfull ballanceへ変更。


兎に角試聴機の時でも音場感は感じていましたが実機になると一層の音場感を感じます。
特に感じるのはnatieve DSD再生時です。
そして音の立体感はpower amp直結時には余り感じられませんでしたが、今回このpre ampを通すとそれが一層際だって感じます。
当方,pink froidの代表的アルバムであります「The Dark Side of The Moon」の2ch & 5.1ch用のDSD2.8Mhzの音源を所有しているのですがこの音源を再生しますと部屋全体が立体的な音に包まれます。
立体音を感じるのは当該アルバムだけではないのですがDSD音源には多々見受けられます。

たかがpreampなのですがこれをsystem内に追加しただけでこれだけ音源が持つ情報量を引き出すpreampは特異な存在ではないかと思う次第です。(これはあくまでも個人的な意見ですが・・・)

それは今回採用しました「電流伝送&fullballance化」も少なからず音質に奇与しているのではないかと思います。
気がつけばaitlabo製機器は,「DAC,poweramp,そして今回のpreamp」と合計3台になりました。
やはり角田氏の技術に裏打ちされた機器の音質のレベルはそのcost performanceからみたら相当のlevelではないかと
思う今日この頃です。

2018/05/07 PM 10:03:06

● ES9038DAC、AITパワー、プリアンプの試聴感想

ES9038PRO DAC、AITパワー、プリアンプ3機種同時貸し出しの試聴感想です。
状況によっては複数機を貸し出しています。

まず自宅システムでの9018と9038の比較ですが、9038の方が音が濃く
力強い印象を受けました。それでいてキレイに聞こえます。
ハッキリと違いが分かりますが、ソースによっては差が少なく感じるものもありました。

アンプもaitに変更したところ、明らかに個々の楽器の音の出方が
明確になりました。これは今回最も期待していた部分であり、今まで聞きなれた曲も新鮮な気持ちで聴くことができました。

視聴機システムの印象はフラットで特に低音は締まりがあり、自宅システムでは
ボワついていた部分がスッキリと聞こえるようになりました。
これはトレードオフで以前より迫力が減った曲もありました。

全体の感想は非常に素晴らしく、限られた時間でしたが、音楽を聴く楽しさを再認識することができました。
本当はもっといろいろと機器の組み合わせやdsd変換による違いも
確認したかったのですが、ait セパレート+dac9038(dsd1024変換)の出音が心地よく、ほぼこの組み合わせで視聴させていただきました。
なおdsd1024と無変換では明らかにdsd1024の方が好みです。

aitlaboについてはネット等で高評価を受けており、興味を持ったのがきっかけです。
Dacの性能に満足したためアンプについても興味を持ちました。

2018/03/27 AM 01:21:07

● MONOパワーアンプ購入後感想

昨年MONOパワーアンプを購入された方の感想です。


スピーカーは、ディナウディオのC4を使用しております。
(インビーダンスは、4オームです。)

MONOパワーアンプは、土日の週末のみ音楽を聞いておりますので、
100時間を超えたあたりと思います。(音も安定しました。)
使用していたアンプ(中古で購入しましたが、海外製のそれなりの物です。)
に比較し、高音の伸びと響きが圧倒的に良く、低音の制御も効いております。
音像もフオーカスが明確です。一音一音がとても綺麗で聞き疲れしません。
男性ボーカルの領域は、使用していたアンプの方が温かみがあるように
感じましたが、音質自体は、相当グレードアップされ非常に満足しています。
 DAC、プリアンプ同様、驚きの性能です。

2018/03/21 AM 07:32:52

● リモートセンシングの評価

以前リモートセンシングについてお知らせし、一部の方はパワーアンプ内でセンシング動作するよう改造対応しております。

一方センシング位置をスピーカーボックスの端子に接続すればより大きな効果が期待できます。
当方でもその確認をしており、リモートセンシングするとスピーカーコードの線種による影響が殆ど無くなり音質が向上しました。
AITのパワーアンプはBTLですので、リモートセンシングした場合の回路動作は、従来と比べて安定で異常発振等は起こりません。

以下は、同じ事をお客様(B/W 802をBIAMPで駆動)に実施して頂き、その音質評価報告です。


スピーカーまでの接続により、かなり効果があります。

箇条書きにします。

・ノイズ、歪感が減り、音がよりクリアーになる。

・音像がよりコンパクトになり、定位も良くなり、結果として音場の雰囲気も良く出る。

・音の立ち上がり・立下りが良くなり、明るく、リズミカルなみずみずしい感じになる。

・静かな所がより静かになる。

・音像そのものが、平面から立体感を持った感じになる。

・ピアノ・ビブラフォーン・ギター等の響きが凄く綺麗になる。

・バイオリンの音が、滑らかになる。

・音の解像度がさらにアップするが、決して耳ざわりになる事はない。

・ボーカルの声の質感が更にハッキリと聴き取れる。

・録音による、音の違いが更に明確に判る。


リモートセンシングをoffにすると、『がっかり』 してしまいます。

もう、元には戻れません。
多少、面倒は有っても、絶対に有効です。

2018/03/16 AM 02:58:52

● AIT プリアンプの感想n

AITプリアンプの試聴感想です。
従来より音質改善しております。
詳しくは問い合わせて下さい。

以下はお送り頂いた感想です。

当方の再生システムを以下記載します。

(1) apu2c4 x 2台使いlightmpd/upnpgwのイーサーネット分離方式で再生。
(2) Nasはsynology製をリニア電源に変更。
(3) DACはaitlabo製(ESS9018S)にてDDCはUSDA_mini基板を内部でI2S接続。
(4) power ampはaitlabo製(stereo型)x1基。
(5) 接続ケーブル類は全てアンバランス。


* 音の粒子密度が一層細かく音数が増えた印象。
* 音の鮮度感が際だつ。
* 音場感が上下左右に一層拡がります。
* 音質が際だって柔らかく長時間聴いていても耳障りが殆ど無くずっと聴いていられる。
* 音質に色づけがなく原音再生に特化している様に感じます。


私は所謂PC audioと言われる再生に約8年程やっています。
windowsでの再生はsub systemでmainはLinuxでの「lightmpd/upnpgw」をOSとして家庭内LanにてNetwork再生しています。
個人的にこのPC audioは間に余り機器を挟まないで聴くというのをずっとやって来ました。
事実現在もDACからpower amp直結で現在もシステムを組んでいます。

現状これだけの機器だけでも充分に満足出来るレベルです。

今回このpre ampを通した時の音質の変化を確認したのですが上記に記載している様にこれ程変化するとは予想出来ません
でした。
特にDSD再生時の音場感では音が立体的に感じられてそれが恰も三次元的な鳴り方もする音源等もあり少々驚きました。
そして音質が柔らかいというと中高音が抜かれている感じがするのですが恐らく音の粒子が細かい為に非常に心地良い
音質に変化したのではと思います。
又よく言われる事ですが音源の良し悪しがこのpre ampを通すとより顕著にあぶり出されます。


そして今回pre ampを試聴しまして良い意味で期待を裏切られました。
ait製pre ampの価格帯で選択に悩んでおられる方は一度試聴されると良いと思います。

当該pre ampを返却後既存のシステムで再度再生しますとこれまた音が痩せている様に聞こえます。
全く同じ経験を過去aitlabo DAC試聴時にも感じました。
これは恐らくpre ampを通した場合に音数が増えた再生となり、pre ampを外したらその増えた音数が消滅する事により音が
痩せて聞こえるのではないかと思っています。

何れにしましても当方のシステムでDAC,Power Amp共ait製品になっていますが将来のバイアンプ化に備えて期待が持てる
今回の試聴でした。

2018/03/15 AM 12:37:45

● ES9038PRO_DAC購入後感想14

購入者樣の到着直後の感想です。

デフォルト設定で聞いております。
今までのDACと交換して未だ5時間くらいしかたっておりませんが、
だんだんと魅力的な音になってきております。
今までにないような音の広がりと躍動感に感激しております。
声には新しい生命が吹き込まれ、全く新しい曲を聴いているようです。

2018/03/13 PM 08:36:30

● 電流駆動と電圧駆動の比較

AITDAC,プリアンプには電流駆動機能を搭載しております。
この音質比較はあまり公表しておりませんでしたが、購入者様にお願いして評価を送って頂きました。

電流駆動と電圧駆動の比較について
数年前にプリで両者の比較をしました。
幾つかのディスクを用いました。
*マーラー7番の第2楽章、バッハ シャコンヌ等

当時の比較試聴では、
プリを電圧駆動から電流駆動に変えることによって、
以下の変化がありました。
・音場が左右、奥行きともに拡大した
・楽器の響きがよりリアルになった

DACの電流駆動/電圧駆動の比較については、厳密な比較試聴は行っていませんが、改造後のDACの音質向上は明らかでした。

2018/03/09 AM 02:06:21

● ES9038PRO_DAC購入後感想12

ES9038PRO_DAC購入者樣の着荷後1週間の感想です。
試聴機と比較がありますが、この方はAITプリとMONOパワー購入済みですので電流駆動を搭載し利用しています。

試聴機は電流駆動を対応しておりません。(他機器破損防止のため)

以下はお送り頂いた感想です。
udp-205を所有していまして、ES9038proが搭載されていますので、試聴機、購入機、udp-205の比較をしました。
udp-205は試聴機と比べるとボーカルは中央に定位するが情報量が少なく、微細なニュアンスが聴こえません。
ボーカル以外はスピーカーに音がまとわりついて音離れが悪く音の密度がないです。音場は霞んでいます。
試聴機はものすごい透明な音場で広がりの中につるつるに磨きあげた音像が第一印象です。決してキラキラになってわけではないです。
購入機は驚きました、試聴機より音の密度が上がりリアリティが凄く出て、音の分離ががはっきりしてます。
音の分離がいいことで音の奥行きが深くなっています。
あとピアノの響きが綺麗なのが印象のこりました。
知り合いのアキュフェーズマニアの人がこの音を聴いて衝撃を受けていました。(笑)

2018/02/26 PM 09:14:49

● MONOパワーアンプ試聴感想3

MONOパワーアンプを購入された方の感想です。

音が出た瞬間にのけ反りました。 DACプリパワー一体型のイメージがあったので、このプリアンプとモノラルパワーアンプの圧倒的な中高域の透明度は凄すぎます。これが部屋の空気が変わるっていう事かと思いました。低域もかなりの分解能で、いままで気が付かなかった音が聴き分けられます、あとAITLaboの DACがくわわれば滑らかさもプラスされて完璧なんですけどね。
ES9038proのDAC試聴予約したいです。

2018/02/15 AM 12:37:45

● ES9038PRO使用DAC試聴感想19

ES9038PRO使用DAC試聴感想です。
この方の感想にあるように、設置する状態によって音質が変化することは当方でも確認しております。
市販の音響用棚などを用い、パワーアンプとは距離を置いた方が良いようです。
電子部品は少なからず機械電気変換特性がありますので、良い音質で鑑賞するには振動対策は必要です。
以下は感想です。

初めに設置した際は、設置環境が悪かったせいか、
音の分離が悪く、重心も腰高になって良い音がしませんでした。
しかし、インシュレータ等で設置環境を整えると、
音の分離が格段に良くなり、音場が拡大、重心も下がってDAC本来の音が出てきました。
特に、高域の伸びと弾力のある低域に、他のDACにはない魅力を感じました。

ここまで設置環境で変わる機器は初めてで、
さらに詰めれば、より良くなるかもしれません。
それだけ潜在能力が高いDACなのだと思います。

2018/02/10 PM 09:19:19

● ES9038PRO_DAC購入後感想11

ES9038PRO使用DAC購入者樣の2週間経過後の感想です。


先日納品していただいたES9038PRO DACですが、

だいぶ音が安定してきまして、いい音で鳴っております。

2018/02/06 AM 04:12:42

● ES9038PRO_DAC購入後感想10

ES9038PRO使用DACを購入させた方の到着直後の感想です。
この方はES9018S機は継続使用しています。


昨日から鳴らしこんでいますが

やはり9018S機に比べると

音場がかなり広くなっている印象です。

音が安定するまでは電圧駆動で鳴らしてみて

それから電流駆動での音質の違いを確認する予定です。

2018/01/22 AM 02:18:48

● DAC/プリ/パワーの音質改善後感想

DACとプリとパワーアンプ全てに音質改善策を施した方の感想です。
パワーアンプはAITstereoパワーをBiAMP接続されています。


AITのクリアーな音が、さらにグレードアップして戻ってきた感じです。
音のキレが非常に良くなって、生き生きとスピーカーを鳴らしてくれます。
細かいニュアンスの違いが更に一層聴き分けられ、マイクと演奏者との距離感が以前よりも、ハッキリと判ります。
また、録音の違いも更に克明に表現される様になり、全体として非常に満足しております。

2018/01/17 PM 08:46:46

● AIT MONOパワー購入者様の感想

AITMONOパワーアンプ購入者様の購入直後感想です。

昼からずっとパワーアンプを使用しておりますが、
時間と共に音が安定してくるのが判り、鳴らし始めと
比べると雲泥の差となっています。
どこまで良くなるのか楽しみです

2017/12/24 PM 10:58:22

● DACプリパワー一体型感想

DACプリパワー一体型を試聴された方の感想です。

試聴機ありがとうございます。もう届きましたか?とてもアキュレイトな音に感動しました。

2017/12/19 PM 08:52:37

● ES9038DAC音質改良後の感想

ES9038PRO使用DACの音質改良を施した方の感想です。
S/PDIF入力での評価です。


AITDACがない間、CHORDのMo**を据置きで使っていましたが、音は全く平板で、聴く気がしませんでした。AITDACは音ではなく、まさに音楽を聴くことができ、何時間聴いても飽きることがありません。

DSD1024は音が前にせり出してくる感じでとても生々しく感じられました。私はPCMの落ち着いた感じが好きなのですが、しばらく、交互に使ってみます。

2017/12/12 PM 10:48:07

● 音質改善後感想

DAC、プリ、STEROパワーの音質改善を施した方の感想です。


改良された機器、大進化です。

自分の稚拙な文章表現力では、上手く語れないので、箇条書きにします。

・低域から高域までのすべてにおいて、音像がよりクリアーでタイトになり立体感、リアリティが増しました。

・音のキレが良くなり、その粒立ちがハッキリわかる様になりました。

・ボーカルの声の出し方など、より細かいニュアンスが感じられる様に変わりました。

・音像の分離がさらに良くなり、定位が良くなりました。

・音の出ていない所の静寂感が増しました。
・低域については、音に張りが出て、力強さが増し、より リズミカルかつダイナミックな感じになります。

・中高域の解像度が増し、よりきめ細かく再現されるようになりました。

・今まで、聴き取れなかった演奏者の動きなどの微小な音がさらにハッキリと判るようになり、驚きました。

44.1kHz、16bit のフォーマットの音とは思えず、まるでCD音源がハイレゾに変わったみたいな変化です。

正直、前回のプリの改良の結果から、この様な傾向は有る程度予測がつきましたが、これほどの大きな変化が有るとは思いませんでした。
何処をどの様に変えると、こんな風になるのか判りませんし、伺っても理解できないと思いますが、感激です。

今まででも、以前のシステムに比べ、凄くよい音だったのですが、
改めて、オーディオ奥深さを思い知らされた感じです。

大変有難うございました。

2017/12/06 AM 04:12:42

● DACの音質改善後感想

前ブログで紹介されているES938PRO DACの音質改善後感想です。


早速鳴らし込んでいますが、慣らし運転なしでも音が一段と良くなっていることに驚きました。

具体的には分離がさらに向上し、中高域の立体感と低域の制動が明確に改善されています。

これにより主旋律の裏に隠れがちな副旋律、余韻や響きがさらに分解され、音の前後感がより知覚しやすくなりました。
同時に各音の力強さも増しており、分離が良くなった、でも音がスカスカに・・・といったことは皆無です。
逆に音が濃くなって聴き疲れするのでは・・・ということも皆無です。


今回の音質改善で元々圧巻だった性能がさらに一段上に行ったかのような印象を持ちました。
9038機をお持ちの方は是非ともお問い合わせしてみることをお勧めします。

2017/12/05 AM 06:41:09
http://aitlabo.net/blog/?c=005


● 音質比較

AIT ES9038DAC購入者様がDAVEとの音質比較した記事です。

2017/12/04 AM 06:43:12

● AITプリ音質改善後感想2

AITプリの音質改善を実施した方の感想です。

プリアンプの改善していただきましたが、全く別物のような音になりましたね。

音の余韻が非常に長くなり、ニュアンスやが更に良く聴こえるようになりました。また、音の立ち上がりが鮮明で、押し出しにも凄みがあります。

まさに目の前で演奏しているような印象です。

2017/12/04 AM 06:30:36

● AITプリ音質改善後感想

AITプリ所有者様の音質改善後感想です。

これは、月並みの表現ですが、本当に一つ上のランクへ変貌しており、
プログにコメントされた方の仰る通り、音の見通しが良くなり、
ベールが一枚剥がれたようです。
 特に中低音が締まり(音圧はむしろ上がり)クッキリ、高温の余韻(ひびき)も
クリアーでとても綺麗な音を奏でております。
 ボーカルも定位が更に向上し、音質も心地よい語りかけているように
変化しました。
 交響曲も一つ一つの楽器が、楽器本来の音を出している事が明瞭に
確認が可能で、その迫力と繊細さが際立って聞こえてきます。


 一方、録音の悪いものは、良い録音との差がより明らかになり、
少し違和感を感じてしまう事もありました。
 尚、上記と矛盾しますが、録音が「いまひとつ」と感じていたCDでも、
これ良いねとの再評価となるソースもあり、録音された本来の音が
さらけ出されているのでしょうか。
(あるいは、まだ、エージング不足で安定していないのかもしれません。)
 
 何れにせよ、AITブリをお持ちの方は、是非、改良依頼をされる事を
強く推薦いたします。


2017/12/02 PM 10:04:01

● ES9038PRO_DAC購入後感想9

音楽を流しながらゆっくりと200時間強の鳴らし込みを終えましたので、より詳細な感想を送らせていただきます。
結論から言えばES9038PROを搭載したDACを検討している方は真っ先に聴くべきDACですね。
今回も長期に渡って使っていけそうな非常に良い仕上がりかと思います。
個人的な印象ではES9038PROというDACは超大規模な構造ゆえか、とにかく音が落ち着くのに時間がかかる!という一言につきます。
何故なら今回の感想は200時間までですが、今もなお音が整っていっているのがわかります。


1)差替について
実は差替にするか新規で買うかを直前まで迷っていました。
差替の際に旧電源基板と9038用電源基板で性能や音質面の差異についての質問をした所、どちらも差異はないと即答。
この回答から旧電源基板のメンテナンス及びDAC基板差替の方向で行くことを決意。


2−1)通電直後の音質
通電していきなり情報量の増大、微細な強弱、空間表現に優れた極めて立体感のある音が飛び出しきました。
この時点で9018機の基本性能を上回ったことを確認できました。
ただ鳴らし始めということもあり,この時点では高域の硬さや刺激を感じられます。


2−2)50時間後の音質
40時間を過ぎた頃に最初の大きな変化が出てきます。
高域の刺激が一気に取れ、中高域の耳あたりの良い滑らかさが出てきます。
それ以降は徐々に残響音や微細音が更に出てくるようになり、今まで気付かなかった音やニュアンスがどんどん出てきます。
ただ50〜100時間までは音質の上下が一番激しく、全体的に音が良くなったが故に些細な音質変化が耳につく時期です。


2−3)100時間後の音質
100時間を超えてくると本領発揮といわんばかりにあらゆる面で高水準にまとまってきます。
音数や分離はさらに良くなり、それでいて全ての音が丁寧に表現されます。
さらに直接音は圧倒的にコンパクトにまとまり、間接音も長く立体的に拡散するようになります。
エージングを進めた今だからこそいえますが、ここでようやく折り返しでしょうか。


2−4)200時間後の音質
150時間を過ぎたところでようやく音の性格を変えずに音が柔らかくかつ整っていきます。
細かい音の出方が100時間後から比べても格段に丁寧になりますし、硬質と思っていた部分もしっかりと柔らかい音に変わっていきます。
さらにNBWであっても豊かな余韻を感じられるようになり、Lowestであっても精緻さを感じられるようになります。
ここまでくると特定の組み合わせが正解というわけではなく、個々の好みに合わせて設定を詰めていくのが最適解といえます。
ジッタ抑圧モード、LPF設定、DSD変換といったそれぞれの設定で音が変わりますが、どの組み合わせでも素性の良さはそのままです。
9018機と比べて音が安定するまでに2倍かそれ以上の時間を要する印象ですので気長に見守る気持ちが重要。


3)DSD変換について
まず9038機のDSD変換は音数や分離を一切犠牲にしません。
最終的に9018機ではPCMを選び、その後一度もDSDに戻さなかった私が隅々までアラ探しをしたのですがデメリットらしいデメリットがありません。
その上で供給クロックが専用に切り替わるDSD1024が圧倒的に良いのです。
9018機はDSD変換こそ選びませんでしたが、いくつかのデメリットはあってもDSD128は躍動感、DSD256は滑らかさという美点があったと思います。

今回のDSD1024はデメリット無しで躍動感、滑らかさを兼ね備えた上で実在感や空気感を面で押し出すような独特の圧をさりげなく与えてくれます。


矛盾するようですがDSD変換が大幅に進化した裏でPCM再生の魅力は不変です。

9038機でも直接音の鋭さ、静寂を最も正確に描けるのがPCM再生モードだと思っています。
さらに追加されたデジタルフィルタにより更に音を詰めていけます。
どの設定を選んでも圧倒的な基礎力に下支えされていますので、自分の好みに合わせてパラメーターを試行するのも楽しみなのかなと感じます。

4)その他
AFPC:音の厚み、滑らかさに優れている。
APC:モニター的な音。音像がよりコンパクトにまとまる。
HOLD:抑揚表現が他に比べて弱いが音量を上げたときの歪み感が最も少ない。
音質変化はかなり大きい。個人的な印象では上記。


FIRf:高域の伸びが良く、バランスが取れている音。
IIRf:音像、特に直接音が剥き出しになる感じがあり、PCM再生モードでは非常に好ましい。
音質変化は全体から見れば軽微であるが肉声と打楽器で小さくない変化が現れる。
個人的に好印象だった物のみまとめています。


JT ON/OFF:ONにすると滑らかさが増すが音像が肥大する。間違いなくOFFが好ましい。


NBW:音像がコンパクトで付帯音を全て剥いだかのような精細さ。
Lowest:豊かな余韻や響きを持った上質な音。
どちらもエージングが進行するに従ってお互いの特徴を備えていきます。
先人の方々が評価しているとおり差が狭まります。自分は精緻さに優れたNBWを優先しました。


NBW DSD1024 FIRf AFPC(デフォルト)
NBW DSDOFF IIRf APC(音像の小ささ等を突き詰めた設定)
各種パラメーターを試行した結果、私は上記を使い分けています。

2017/11/28 PM 08:38:10

● ES9038PRO使用DAC試聴感想18

ES9038PRO使用DACの試聴感想です。

通常F-1→Dac X-20の経路にて、JPLAY Dac Link700HzでDSDメインで聴いています。
当方の環境ではamaneroだとDac Linkが20Hzが限界で、いつもの音との比較はできなかったのですが、音の粒立ちの向上、特に音場が広くなった点が個人的に非常に好ましく感じました。
X-20は同様に20Hzにすると当方の観点では聴けたようなレベルではなく論外、700Hzと比較してもAIT Dacが一聴して上回っているようです。
700Hzで試聴できないのが残念ですが、試聴期間中に聴き込んでみようと思います。


TVにもSPDIFで繋げたのですがDSDに変換すると低音部が滑らかながらも強調された感じになり、その分音場が広く感じる反面、若干の聴き疲れを感じました。
※オーディオ用途ではDSD変換でも聴き疲れなどのマイナス面はなくプラス面のみ享受できる感じでした
DSD変換せずに聴くと全く問題ないので、この辺りも設定を変えながら試していきたいと思います。

2017/11/27 AM 01:21:07

● DACプリパワー一体型購入後感想

DACプリパワー一体型を購入された方の感想です。
AITの一体型は外部アナログ入力が可能で当然音量も調節できます。
音量調節は16bit高性能乗算型DACを用いていますので、DACチップのデジタルボリューム方法と異なり、音質劣化はありません。
パワーアンプ部はエミッタ抵抗無しの完全BTL、bias可変classA動作、remote sensing付regurator搭載の回路構成です。
デジタル入力はS/PDIF×4、USB、HDMI迄拡張できます。
以下は試聴感想です。

1.音源:CDプレーヤー
スピーカーNS-1000M
PCM→DSD変換に よる比較 をしてみました。
プレイヤーソフト:FOOBAR2000
PCM→DSD変換の変換数値が多くなるほど
色々聞いてみましたところ中高音が安定して聞こえます、
DSD変換で連続音の欠けたが部分が補間されるように思えます。
DSDによる補間の為とパワーアンプの内部のフィードバックも影響して
低域ではドラム等のインパクト的な音が力強くなってきます。


資料例
キースジャレットのザケルンコンサートの試聴ではびっくりしました。
30年近くも前にLive録音したとのことですが。
今までも聞いていましたがこの一体型のセットでは
音量を上げると強烈な音で迫ってきました。
今までにピアノだけでこんな臨場感は感じたことがありませんでした。
PCM→DSD変換1024

2.今回はPCの音源でDSD変換数値を変化させましたが、
あまり変化は感じられませんでした。
foobarがDSD変換している為でしょうか。

3.まとめ
一体になって外部の配線がなくたった為にオーディオルームがすっきりしました。
さらにDAC,プリ、メインアンプがそれぞれ進化しています。
軽量で消費電力50Wでこんな重烈な音が聞こえていいのでしょうか。
今までの常識ではありえません。 重いセットがいい音になると言われてきましたが嘘でした、
力ずくの技術だったのでしょうか。

2017/11/26 PM 09:14:49

● ES9038PRO使用DAC試聴感想17

ES9038PRO 使用DACの試聴感想です。


当方オーディオ初心者で駄耳の持ち主ではありますが、

現在所有するシステムと較べてはっきりとした音質の向上を感じました。

背景の静寂さが増して、音がほぐれて分解が増した結果、

大変聞きやすく音量を上げてもまったくうるさくないこと。

また、ウーファーが正確に動いてくれるおかげで低音が引き締まり

聞いていて大変心地よく感じました。

現行のシステムは音がスピーカーに張り付いているように鳴っていますが

上流を変更するとここまで変わることに感動してしまいました。

これは、DACよりもAMPの能力によるものでしょうか。

DSD変換は512になったあたりから急に滑らかさや力強さを感じました。

2017/11/25 PM 09:50:23

● AITプリアンプについて

AITプリアンプの音質向上策を施した方の感想です。
今まで十分な音質と思っていましたが、他社の超高級プリと比較して多少劣るとの評価を受けましたので、回路を調査し改良しました。
以下はその改良後の音質評価感想です。
購入者様でご希望の方は改修しますので問い合わせてください。


音の見透しが非常に良くなりました。
その結果、音の粒立ちがとても、クリアーになり、さらに細かいニュアンスが聴き取れるようになり、
リアリティが増しました。
気が付かなかったのですが、今までは、やはり、薄い霧のようなものが有って、それが取り払われた景色のようです。

今回の改修結果については、自分の耳で聴き分ける事が出来るか自信が無かったのですが、
かなり、大きな変化だったので、直ぐに判りました。

もしかしたら、静寂感の違いとは、この当たりなのかもしれませんが・・・

感激です。有難うございました。

2017/11/23 PM 09:08:25

● ES9038PRO使用DAC購入後感想8

ES9038PRODAC購入者様の感想です。
主にPCM音源をDSD1024に変換して鑑賞されています。
ES9018S機を基板差し替え更新しています。

音は肌触りというか楽器の細かいニュアンスを表現して、バックの楽器の

表現力も抜群なのでどの楽器に注目して聴いても大変楽しめます。

今までに経験したことのない表現力です。

持っているソースを全て聴きなおすようそそのかす能力だと思います。

2017/11/09 AM 02:06:21

● ES9038DAC、プリ、パワーの評価

AIT製ES9038PRO DAC、プリアンプ、パワーアンプを購入された方の使用後感想です。


9038ProDAC、パワーアンプ、プリアンプともに
快適に使わせて頂いております。
アンプについては様々なアンプを試してきましたが、
今はAIT様のパワー・プリばかり使っており、もうこれで
ゴールで良いと思っています。

良い品物をご提供いただき、ありがとうございました。

2017/11/04 AM 06:30:36

● DSD1024の評価

ES9038PROに搭載しているPCM=>DSD1024についての評価です。

エージングはまだ20時間前後とスローペースですが、
実は現時点でも9038機のDSD1024は高評価です。
9018機では最終的に解像度が最も高いPCMを選択しましたが、
9038機では只ならぬ滑らかさと空気感を得られるDSD1024を標準としました。
今回は相当厳しくアラ探しをしても解像度の低下等のデメリットがなく、
現時点でもDSD変換で得られるメリットのみを享受できる印象です。


以下AITコメント
AITのPCM=>DSDrealtime変換はPCM及びDSD入力をFPGAでrealtimeにDSDに変換する機能です。
受信可能なPCM,DSD信号をDSD128/256/512/1024/OFFに瞬時切り替え若しくはPON設定で使用できます。
ES9038PRO使用DACとDAC一体型プリパワーアンプに搭載しています。
LOCK外れ、異音発生等は一切ありません。

2017/11/02 PM 10:04:01

● ES9038PRO購入後感想7

AIT製ES9018S機を所有され、ES9038PRO DACへ差し替え更新された方の感想です。電源部は従来基板を使用しています。

9018機と同様に圧倒的に迅速な対応をしていただき、誠にありがとうございます。
DACに関してはいまだ通電したての状態ではございますが、
とにかく情報量が多く、微細な強弱や空間表現に優れた極めて立体感のある音です。
9018機を4年近く聴いてきていますが、通電直後から全てにおいて明確に上回ってくるとは・・・という印象です。
200時間通電した後、どういった高みに到達するのか非常に楽しみです。

2017/10/30 PM 08:50:21

● ES9038DACの試聴感想16

ES9038DACの試聴感想です。

週末でみっちり20時間以上は聴かせていただきました。
正にDSDの原器と言っていいほどの完成度だと思います。

2017/10/23 PM 09:08:25

● スピーカーのremote sensing

DAC一体型プリパワーアンプを購入され、その後スピーカー出力のremote sensing回路を追加搭載した方の感想です。

リモートセンシングの追加効果はすばらしいです。
まだ、あまり多くの曲を聴いていませんが、全体的に
以下のような印象です。

・S/Nがさらに良くなった。
・フォーカスがピシッと合った感じがする。
・楽器が生き生きとした鳴り方をする。
・バイオリン等の弦楽器のピチカートの
はじけるような感じが生々しい。


AIT追記
このスピーカー出力のremote sensingはsensing線をスピーカーの入力端子に接続することも可能で、この場合最大の効果を発揮します。(スピーカー配線材による音質差が無くなる)
また当機種はパワーアンプの電源もremote sensing しており、1Aの電流変化で1mV程度の電圧変動になっています。

2017/09/06 AM 04:12:42

● AIT プリとパワーアンプの試聴感想

AIT ES9038PRO DAC購入者樣のAITプリ パワーアンプ使用での試聴感想です。

プリアンプとパワーアンプをお借りして試聴しました。
主に sdtrans384 --- ait dac9038 ---- ait pre&power --- vividaudio k-1
のシステムでジャズ、特にecmレーベルを中心に聴きました。
うわさに違わず、素晴らしい音です。
特にプリアンプでは、今まで音源から聴けなかった、ギターアンプのかすかなハム音、
ライブ会場での食事でのお皿に置くフォークのわずかな音まで聴こえました。
正確に再生している証しですね。その解像度に驚きました。
ただ、音像があまりに鮮明なので、音源の録音の良し悪しがはっきり出て、いままで、聞き馴染んでいた曲が、少し魅力に欠けて聞こえてしまうこともあります。
パワーアンプを、真空管アンプに変えて聴いたところ、解像度が少し下がり、
真空管の柔らかな音が加わり、音楽を楽しむことができました。
聴く音楽のジャンルにをよると思いますが、人の好みに大きく左右されますね。
どのように組み合わせるか、少し考えたいと思います。それがオーディオの楽しみですね。
今回は、大変ありがとうございました。
これからも、素晴らしい機器の開発、期待しています。

2017/08/16 AM 02:58:52

● ES9038PRODACとAITプリの試聴感想

ES9038PRODACとAITプリの試聴感想です。

プリアンプは電子ボリュームの音(リレーの動作音=AIT注釈)は気になるものの、音には問題なく聴けました。
低域は元気よく鳴り、中域は大人しめ、高域が少し強めに鳴るとの印象でした。
音の味付けは殆どなく、私の好みの感じでした。
音源の録音の良し悪しがわかりやすいプリですね!

DACは繋ぎ方がわからず、ラスト3日の試聴だけでした。今使っているDACより良い事だけはわかりました(笑)
アップコンバートは面白い結果も出たりして楽しいですね。
ダイレクトのDSD再生が最後まで出来なくて残念でしたが楽しく試聴させていただきました。

ちなみに、プリにフォノアンプを乗せると価格はいくらぐらいになるのでしょうか?
教えていただければ幸いです。

今回は本当にありがとうございました。

2017/08/07 PM 10:03:06

● パワー、プリアンプ試聴感想

AIT専用パワー、専用プリを同時試聴された方の感想です。


プリ、パワーアンプとも大変気に入りました。
ヌケの良いしっかりした音で、空気感、繊細さがあり、パワーアンプだけと思ってましたが、両方欲しくなりました。
しかしながら、両方一度にとなると金銭的にも厳しいため、色々悩んでいるところです。
プリ付パワーアンプ、DACプリパワーアンプ一体型…
今回、プリ、パワーアンプ貸し出してもらって良かったです。
ありがとうございました。

2017/07/01 PM 09:46:51

● ES9038PRO_ DAC購入後感想

ES9038PRO使用DAC購入から8ヶ月程経過した方からお送り頂いた感想です。

ES9038DACを購入してから音楽を聴く時間がかなり増えました。
女性ボーカルを聞くことが多いのですが高音部がどうしても音量調整しないと聞けない事が多く音量を下げると低音に迫力が無くなり困っていました。
ES9038DACを使うようになりすべて解決しました。
腹にずっしりと響く音が好きなのですが、本当に低音から高音まで良く伸びます。
できれば、PCMのアップサンプリング機能もあったらどのように違うのか
興味を持つところです。

2017/06/29 PM 09:42:41

● ES9038DACの試聴感想15

ES9038DACの試聴感想です。

BR>デフォルト(AFPC,LPF FIRf1、JT OFF、Sy NBW、PCM→DSD1024)設定の時の感想です。
音場は高さは低めに定位するが、左右、前後には広く立体感があります。
試聴記で良く評される解像度、音数も突出する程ではないが高い水準にあります。
音質はニュートラル。現有機と比較すると、ある種の曲で聞かれるトロリとした甘い響きやデュプレのチェロの独特の響きは失われるが、(甘さや情感は、前面には出さないが、ちゃんと陰影は感じさる)、代わりに全体にわたって極めて自然な響きが得られます。
コンサートへ行くとトゥッティでのフォルテシモでも決して煩くなく空間に音が充満するが、このDACはそういう鳴り方をします。

そして、私を最も惹きつけたのは全周波数帯において時間軸が揃っていること。まるでタイムドメインのシステムを聴いているようです。
この時間軸のズレに私は敏感でCDが世の主流になって以来、ヴァイオリン協奏曲などを聴くといつも違和感を感じていました。
これまで、オーディオ的な解像度や音場感、音質とタイムドメインの両立は、私には経済的に不可能な事と思っていましたが、AITLABOのDACが初めて現実的な解決策を提供してくれたと感じました。

尚、設定の変更は色々試しましたが、私のシステムと聞く曲では上記ディフォルトが一番良かったです。

2017/06/22 AM 02:18:48

● DAC付き/プリ/パワー試聴感想

DAC付き/プリ/パワーの試聴感想です。

音のにじみがなくなり、一音々々がくっきり聞こえます。
低域については、制動が効いた弾力とキレのある音が新たに出るようになった。

2017/06/12 PM 10:48:07

● ES9038DACの試聴感想14

ES9038PRO使用DACの試聴感想です。
この方はES9018S機購入後ES9018K2M機に変更しています。

やはり、予想に違わぬ素晴らしさで、感服致しました。
AIT-DACの音質・性能の素晴らしさは、これまでにも縷々申し述べて来た通りで、
今更繰り返す必要も無いわけですが、
私の環境において、正直ここまで良くなっているとは本当に驚きました。

定位・音像の確かさ、音場のリアリティ、パースペクティブの拡大、音数・音色の豊富、
これらがAIT-DACの誇るべき特長と思っているわけですが、
それらがES9018使用機よりも確実に2段階ほどは向上しているのには本当に感嘆しました。
私は過去、NBW動作による音象・定位の向上を優先して、あえて9018S機から9018K2M機に変更したわけですが、
正直、引き換えに、ごくわずかな低域と音自体の厚みを手放したことも自覚しておりました。
それが、この9038PRO搭載機では、全てが解決・更なる向上となっていたと云うことです。

本当に素晴らしかったです、有難うございました。

2017/05/23 PM 09:08:25

● AIT プリアンプの感想

この方はES9038PRODACを購入決定済みですがまだ納入していませんので、ES9018SDAC、AITプリ、パワーの評価感想となります。

すべてAITのもので
DAC プリアンプ入力1 パワーアンプ1へ
全てバランス接続としました。 

真空管プリや光プリなどいくつかプリを使って
ますが、すべてバランス構成のためなのか、
アンバランスの他のシステムよりS/Nが優れて
おり、一聴して上だとわかりました。
やはり噂に違わぬ優れたプリアンプだと思いました。

2017/05/22 AM 02:18:48

● ES9038DACの試聴感想13

ES9038PRO使用DACを購入され、音質対策を施した後の感想です。
この対策は2017/1月以降購入機には全て対応しております。
未対応機所有者様にはPCM=>DSD1024更新を含めて無償で実施しておりますので問い合わせて下さい。

昨日DACが戻りまして、電源を入れた直後は音量が下がったのかと思うくらい眠たい音だったのですが、今日になってからは早く改修を依頼するべきだったと後悔する程の音が出ております。
以前の状態でも音に関しては私の聴いた範囲では過去最高でしたので、伸び代が残っているのか疑問でしたが、確かに以前よりもさらに音の分離が良くなり、それぞれの音の存在感が増しています。

以前より音量を下げてもニュアンスがはっきりと聴き取れるので耳が良くなったかのような感覚です。
基板を見ても特に変化は感じませんが、音の変化は初めてAIT機を試聴した時の感覚を思い出す程で本当に驚きました。


是非これからも音響機器の開発を続けていって頂きたいと強く願っております。
本当にありがとうございます。

2017/05/15 AM 12:37:45

● ES9038DACの試聴感想12

ES9038PRO使用DAC購入者様の着荷第一報です。
この方はオークションでAITDACを購入しこれを基板差し替えで注文頂きました。
市販のSACDPを改造しHDMI接続でSACDとCDがAITDACで再生できるようになっています。


USBでのUDA基板の再生も問題なく機能しています。

まだ2時間ほどしか聞いておりませんが、9018に比べ、更にスケール感が広がり
十分に満足できるアップグレードです。

SACDでの再生も予想以上の音質です。通常のCD再生でもHDMI経由で信号がでる
とは思っていいませんでしたので得をした感じです。

この度は、色々ご無理を申し上げ有難うございました。
これで、システムのことは考えなくてよさそうです。

2017/05/05 AM 06:41:09

● ES9038DACの試聴感想11

ES9038PRO使用DACの試聴感想です。
この方はES9018S機、AITプリ、AITパワーアンプを所有しております。

1.ES9018SとES9038PROと の比較
試聴CD曲:MARI KUMAMOTO J.S BACH ピアノ
PCM→DSD変換はOFF
18Sに比べて38PROは音に
安定感があり、美しい音色に感じます、特に倍音を含んでいる音がきれい です。
倍音の位相が揃っているのでしょうか。(勝手な想像です)
 はじめ38PROをPCM→DSD変換1024で比較しましたが、あまりに違うので
 同じ条件としました。

2.38PROでPCM→DSD変換に よる比較

ハイレゾ音源:PCM 96k 24bit

プレイヤーソフト:FOOBAR2000
PCM→DSD変換の変換数値が多くなるほど
リアリティ、迫力及び臨場感が増します。
音が滑らかになり音の粒子がはっきりして行くように感じます。
AD変換で発生する分解能以下の違和感が無くなる為でしょうか。

片方のチャンネルだけでなく、チャンネル間位相が揃ってくる様に聞こえ ます。
周波数特性が変わったわけではなのに低音はしっかりしていきます。

また高音楽器の音像が明確になり、反射した高音の綺麗さが増します。

気になっていた音のアタック時の棘が少なくなっていきます。

あ まり参考にはなりませんが、妻に聞かせたところありきたりの言い方ですが、
オーケストラのそれぞれの楽器がまるで目の前で演奏されているかのような
素晴らしい音に心を奪われました。

2017/05/04 AM 06:30:36

● ES9038DACの試聴感想10

ES9038PRO使用DACを試聴された方の感想です。

繊細でバランスが大変素晴らしく、音ではなくて音楽を聴く、と言われる意味を体感させていただきました。

2017/04/29 PM 09:42:41

● ES9038DACの試聴感想9

ES9038PRO使用DACの試聴感想です。
この方は試聴後購入されています。

試聴感想ですが、基本的にはこれまで使用していたES9018Sと同じ設定
(Async、PLL幅=Lowest、ジッタリダクションOFF、ジッタ抑圧=HOLD)
の場合には少し良くなったのかなという感じで、買い替える程では無いかなと思っていました。
期待していたNBWも、個人的にはスッキリし過ぎてAsyncモードのほうが良いと思いました。
が、NBWでジッタ抑圧モードをAPCにした時のみ全くの別次元でした。
これまで僅かに不満であったアタックのキツさが解消され、
ほぼ完全にCD再生の不満が無くなったと思います。
低音は沈みこみかつ弾力があり、ES9038PRO DACの設定はこれが正解と確信しております。
PCM→DSD変換はES9018Sの時はあまり魅力を感じませんでしたが、
DSD1024は副作用が少なく音圧感が得られ、再生するソフトによっては有効かと思いました。
ただDSD変換モードを使うとフィルタ設定がリセットされてしまうので
これが無くなると更に使いやすくなると思いました。

2017/04/05 AM 06:41:09

● ES9038DACの試聴感想8

ES9038PRO使用DACの試聴感想です。

9038dac、いま使っている9018dacより一段上の音楽を聞くことができました。
音の広がりは、高域から低域まで素晴らしく、音像がしっかりしていて、
あたかも目の前で演奏してるかのようです。
普段聴く音楽が、ジャズのECMレーベルが多いので、ミュージシャン同士のインプロが手に取るよう聴き取れます。
リアルタイムでの1024DSD変換は素晴らしいです。

2017/03/27 AM 01:21:07

● ES9038PRO使用DAC購入後感想6

ES9038PRO使用DAC購入者様の感想です。

AITから9038pro使用のDACが発売された。

9018Sを使っている身としては目の上のたんこぶというか、気になるけど

そんなに変わらないだろう、とずっと自分に言い聞かせていた。

ところが、親しいオーディオ仲間が二人(一人はK2M)とも9018から9038に鞍替えし、9018を聞かなくなっている状況を目の当たりにし、これはもう買うしかないと毎日呪文のように繰り返していたら、結局注文してしまった。


人間勝手なもので、いざ買ったのだから、前の機器(9018)よりも明確な差があって欲しいと願いながら試聴した。

その願いは杞憂に終わったと言わざるを得ない。

つまり9018との差が想像以上にあったのだ!


まず、圧倒的な静寂感だ。背景が黒くなる等と表現するのが今風のレビューに

なるのか、ともかく無響室に居るのかと思うくらい音の間に静寂が訪れるのだ。

この静寂は副作用をもたらす。そう、ローレベルの再現性に圧倒的な効果を発揮する。

バイオリンの弱音の消え入るような響き、シンバルのとてつもない残響音の長さ、音の表現がまるで違って聞こえる。

そして前後の情報や奥行きも9018と大いに違う部分だ。ホログラフィックな音像がスピーカ中央や周辺に出現し、前後左右広大な音場がまるで球体のように眼前に広がるのである。こんな音はかつて聞いたことが無い!

一瞬、左右の位相を間違えたのかと思うぐらいだ。

これほどハイレベルな進化を遂げているのに更に嬉しい誤算?があった。

音色がすこぶる良いのである。中低域にエネルギーバランスの中心が備わっており、これ見よがしな高域の伸びは感じられない。実に自然でウォームな帯域バランスなのである。

以上はDSD1024モードだが、PCMモードでも上記の感想はそこまで変わらず、

もう少しストレートな感触になる。好みで使い分けるのが良いのかもしれない。

9018を使っていて、9038の出現で迷っている方が居たら是非こう言いたい。

迷っている場合じゃないです、と。


2017/03/24 PM 10:58:22

● ステレオパワー試聴感想

AITステレオパワーアンプの試聴感想です。

SP:ATC SCM100
PRE:LINN akurate kontrol/k
PW: ayre v-3
cdp:maranz sa-14s1
現行のパワーアンプとの比較ですがS/Nの良さに驚きました。
弱音時の表現力が卓越していて、音量を絞っても音が痩せません。
20万円台で購入できるアンプの音でないと感じました。
中低音に関しては量感は減ったように感じましたが、ジャズやロックのベースラインが
明瞭に聞こえ、好ましく感じられました。
音場に関しては広くはないものの、SPの間に正確に展開するようで
クラシック音楽を聞く際には、このパワーアンプの美点が顕になるようです。
発熱は現在使用中のアンプに比べると大したことはありません(ほのかに温かい程度)
使用中クリップすることなく日常的な音量では十分なパワーです。


大変コストパフォーマンスに優れたアンプだと感じました。

2017/03/23 PM 09:08:25
http://aitlabo.net/blog/?c=005&pp=30

● ES9038DACの試聴感想7

ES9038PRO使用DACの試聴感想です。

ESS9038PROの感想としましては、
9018Sよりさらに音が前面にでてきて、低音の力強さも増しており
かつ、滑らかな印象です。有難うございました。

2017/03/20 AM 05:52:29

● ES9038PRO試聴感想

掲題の試聴報告とAITステレオパワーの感想です。

S機のときも感動しましたが、ES9038PRODACは、さらに大きな改善を感じました。解像度が上がり、音場も広がりました。また、バイオリンやピアノの音色がさらに美しくなりました。
いろいろなDACを聞いてきましたが、このDACは圧倒的です。
使用システム
B&W802SD、エソテリックA-02orAITlaboパワー、AITlaboプリアンプ

パワーアンプ:
試聴させていただきありがとうございました。
こちらも、以前聞いたバージョンからだいぶ変わったと感じました。
具体的には、解像度と静寂感が向上していました。

2017/03/13 PM 08:36:30

● DSD1024の感想2

ES9038PRO使用DACをDSD1024に更新した方の感想です。
当初バグがあり十分な音質になっていませんでしたが修正した後の評価です。
尚、DSD1024への更新及び改修は暫くの間無償にしております。


DAC改良して頂いてから10日程経過しました。
音は、もう落ち着いています。

DSD1024の音ですが、以前から滑らかで聴きやすかったのですが、わずかでは有りますが、華やかになる色付けがあり、
曲によっては少し耳障りに聞こえる場合もありました。

今回の改良では、それが解消され、DSD OFF から DSD1024 まで統一されたナチュラルな音色で、1024へ向かっていくほどに、音の粒が小さく滑らかになり、
分解能、定位感が向上し、高域まで綺麗に伸びて、より聴きやすくなりました。また、音場も三次元的に広くなった気がします。

改良前に、DSD OFF では長時間聴いて無いので、確かな事は言えませんが、DSD OFF の時でも音の改善が見られ、音のにじみが減り、上記と同じ様な傾向を感じました。

全体として、改良によりかなり音が変わり、その変化というか進化に驚きました。

正直、「一体何をしたのだろう??」 と言う感じです。

とにかく、嬉しい大きな進化です。

2017/02/22 AM 02:18:48

● DSD1024の感想

先日お知らせしましたPCM=>DSD1024変換の感想です。


最初に音を出した瞬間から、驚きました。
余分な付帯音がそぎ落とされた感じで、音像は小さく、音がこの上なく滑らかになり、とても聴きやすくなります。
だからと言って、解像度が下がったり、響きが減ったりと云う訳では有りません。
音の出ていない所の静寂感が増すので、定位はさらに良くなり、空間に音が『ポッ!』 と浮かびます。
録音の良し悪しに関わらず、全て聴きやすくなると思いますが、かといって録音の差は確実に描き分けます。

128→256→512→1024とこの傾向が強くなりますが、1024は圧巻です。
特に録音の良い、女性ボーカルを聴いた時は、その実在感に圧倒され、本当に鳥肌が立ちました。
とにかく、聴きやすくなるので、曲によっては刺激が足りなく感じる時もあるかもしれませんが。
その時は、DSD変換をOFFにすれば、音に迫力が出ますが、やはり、高域が伸び切らずに、少しつぶれた様に感じます。

最終的には、音源・好みによって使い分けは、有りだと思います。
とにかく、1024の効果は絶大です。
ES9038PROというチップは1024で本当の実力を発揮するというか、その為に作られたのでは・・・
と思ってしまいました。


以下はAITのコメント
最近DSD512/DSD1024 対応と記載されている記事を散見します。
DSD信号はDSD64/128/256のままでSCK周波数のみDSD512/1024(22.5792MHz/45.1584MHz)相当に変更して動作するかの様にありますが、この場合特性はDSD64/128/256となりDSD512/1024ではありません。
AITのDSD512/1024は、PCM(DSD)入力を512/1024倍(22.5792MHz/45.1584MHz)のΔΣ変調しDSDとして出力しています。

2016/12/23 PM 09:08:25

● ES9038PRO使用DAC購入後感想5

AITのDAC/プリ/パワー(Biamp)を購入されています。
以下はES9038PRO使用DACとパワーアンプの音質改善後の評価です。


まず、パワーアンプの改良後の感想ですが、
・低域の量感と力強さの増大には、目を見張るものがあります。
・ノイズフロアーが下がったというか、無くなった様に感じます。
・音像の芯が安定して、定位が向上しました。
・定格出力は、変わらない筈ですが、パワーアップした様に感じられます。
今回の改良は、凄い効果です!!

AIT−DAC9038PROについては、今まで使用していたES9018Sとの比較になります。
・全体的に解像度が向上して、定位が更に良くなりました。
・低域の量感・質感が改善。
・解像度が増したにも関わらず、聴きやすく、芯のしっかりとした力強い音になり、相対的にES9018Sが、線が細く、神経質に感じられます。
・音の出方が、非常にスムーズで滑らかになった。
・PCM-DSD変換については、DSD変換した方が明るく感じれられますが、PCMのすっきり感も捨てがたくソースや好み次第だと思います。

こう書いてしまうと、面白くもなんとも無い感想ですが、現状のシステム全体としての感想は次のとおりです。

 一聴すると、チョットおとなしくなった感じがしたのですが、それは、歪やノイズが激減し、刺激的な音が出なくなった為で、非常に解像度が高いにも関わらず、
音の肌触りが、とても滑らかで、神経質になりがちなバイオリンの高域なども、破たんする事無く、最後まで綺麗に伸び切り、感動的です。
 
 また、定位感も格段に向上し、ひとつひとつの音像が手に取る様に解り、且つ、力強くて切れの有る低音の出方が素晴らしく、音の厚みがハンパでは無い。
残響音の響きが良くなり、音数が多く幾重にも重なり合っていても、見事に再生してくれる。音の見通しが良くなり、冬の澄み切った景色の様です。
  
改造して頂いた、SACDプレーヤーからのDSD再生などは、マスターが違うのかな?と思うほどの激変です。今まで、少しきつく感じられた箇所なども、
非常に綺麗に再生される様になり、気持ちよく音楽に浸れる。

ES9018Sを初めて聞いた時は、これでDACはOK!と思いましたが、数年の年月が流れ、9038PROとなり、改めて技術の進歩を実感しました。
そして、ここに来て初めて、CDのフォーマットを、真にきちんと再生出来るDACに出会った気がします。
改めて、角田さんの技術力には敬服致しました。

一般的に、良くも悪くも『アナログ的な音』、『デジタル的な音』などと表現されていますが、AITのシステムで聴く音に対しては、アナログとかデジタルとかの括りによる表現は、
もはや存在しない気がします。

只々、『有りのままの音楽』がそこに有る気がします。

2016/12/09 AM 02:06:21

● ES9038DACの試聴感想6

ES9038PRO使用DACの試聴感想です。

試聴した感想としては、最初から皆さんの言われるベールの剥がれたという言葉の意味がわかります。

個人の印象では低域から中域の音を非常に分厚く感じました。

困ったことに、これまで投資してきたスーパーウーハーなどは、本機を用いれば不要というくらい低域がハッキリ聞こえます。

もし、これらかオーディオを始める友人がいれば、本機を最初に買うべき機器として、そこから各種の機器を追加するほうが、結果的にコストがかからないと言いたいです。

私の部屋では、本機のパフォーマンスを生かすにはアンプからのスピーカまでのセッティングや、部屋の音響についても手を入れないとダメとも感じました。

しかしながら、次期購入のDACの本命であることは間違いありません。

最後に、試聴機に電源ケーブルが付属しておらず慌てました。

考えてみればメーカー品ではないので付属しないほうが当然かもしれませんが、私のような慌て者が他にもいるかもしれませんので、電源ケーブルについては付属しない旨を試聴機を貸し出す際にお知らせると良いかもしれません。
(以前は添付していましたが、返却されないことが多くありましたので現在は添付していません、AITコメント)

ちなみに私はスーパーウーハー用のプロセッサーのケーブルを流用しました。つまり上記の「低域から…分厚い」という感想はスーパーウーハー無しでの感想です。

それくらい、力強いです。

2016/11/27 AM 01:21:07

● ES9038PRO使用DAC購入後感想 4

ES9038PRO使用DACの購入者様の感想です。
この方はAIT DAC(2機種)、プリ、パワー(BiAMP使用)を購入されています。またSACDPはHDMIケーブルでAITDACに接続しSACDをDSD64として再生できるようになっています。

9038pro DACを1週間以上連続運転させて、エージングしじっくり聞きましたので、SACDPとあわせて感想を報告します。

9018sと比較してびっくりしたことが、音の定位が今まで以上にはっきりしたことです。低高音域の濃さと躍動がさらに良くなり、目の前のカーテンが取れた感じで、予想以上の進化と感じました。
これはSACDP(定価20万クラス)をプリアンプに直接繋げた場合と9038pro DACに通した場合を比較しても同様に感じ、DACやSACDPトランスポートとしての性能の高さとリーズナブルな価格は9018sと同様に非常にお得です。
またDACとは別ですが、SACDPのフロントUSBを外して音質向上を行った改造でも大きな音質向上を確認でき、大変満足できました。

機能面では、所有している9018Sや以前所有していた他メーカ(DA-06)と異なり、ネットワークプレイヤーによるUSB再生でDSDや各々の周波数のPCM音源を組み合わせても、切り替え時に音切れなくスムーズに切り替わる点が非常に気に入りました。
他にもリモコン操作が非常に便利です。
(リモコンはAITプリ用と共用できます、AIT追記)

2016/11/22 AM 02:18:48

● 試聴機貸し出し

現在ES9038PRO使用DAC試聴機は比較的待ち時間が少なく貸し出しできます。
またAIT プリアンプ、パワーアンプ等も用意しておりますのでホームページからメールにて申し込み下さい。
往復の送料(送付時着払い、返送時元払い)のみの負担で1週間程度貸し出ししております。

2016/11/21 AM 07:32:52

● ES9038DACの試聴感想5

ES9038PRO使用DACの試聴感想です。

現在使用中のAITDAC-ES9018Sとの比較試聴になります。(ヘッドホン環境)
最初に結論から書きますと、ES9018Sから確実に音質は向上しています。
特にわかりやすいのが女性ヴォーカルのソプラノ部分で、分解能及びS/Nの向上によりES9018Sとは比べ物にならないぐらい音の粒が細かく滑らかに、そして深くなっており、最初一音目が鳴った瞬間はちょっとびっくりしたぐらい高域の質感が美しく生々しくなっています。
ES9038の全体的な傾向は大よそES9018Sの延長という感じですが、高域部分だけはES9018Sとはちょっと別な質感に変化しているように感じたりも。

AITDAC9038独自の機能面では、当方のES9018S機にはなかった液晶ライトのON/OFFが出来るようになっていたり、各種設定が簡単に記憶できるようになっていたりと痒いところに手が届く仕様に更新されていました。
リアルタイムのDSD変換は変換無しのPCMの方が音像がくっきりと出て音離れも良く好みでしたが、ボリュームを上げた時はDSD変換した方が迫力があってこれはこれでありかなとは思いましたが、音響特性的には無変換のPCMの方が優れているとES9018Sの頃から思ってたりします。
当方は現所有機のES9018Sでは今は無変換でしか使っておりません。

※試聴機器※

ヘッドホン:ベイヤーT1-1st(バランス改造)、HiFiMAN HE1000
CDプレイヤー:Simaudio MOON Neo 280D
DAC:AIT ES9018S(所有機)、ES9038PRO(試聴機)
ヘッドホンアンプ:Simaudio MOON Neo 430HA

2016/11/19 PM 08:52:37

● ES9038DACの試聴感想4

ES9038PRO DACの試聴感想です。この方はAIT ES9018S DACを購入されています。

ES9018S DACと比較しての感想です。

STAX SR-009ヘッドホンでの試聴です。

高音域の歪み感が減り、

特に女性ボーカルが自然で聴きやすくなりました。

低音は解像力が上がり、ジャズやロックのベースラインが

はっきり聴き取れます。

再現できる周波数レンジが低い方に広がり、

電源が強化された影響か、重低音の迫力が増しました。

サンサーンス交響曲第3番「オルガン付き」では、

9018S DACではうまく再現出来ていなかったオルガンの重低音が聴き取れます。


すぐにでも基板をアップグレードしたいところですが

高価なものですので、来年以降で考えたいと思います。

9018S DACも十分クオリティの高い音がしますので。

2016/11/01 PM 09:46:51

● ES9038PRO使用DAC購入後感想 3

ES9038PRO使用DAC購入者様の感想です。


バーンイン40時間での試聴感想です。

@全体的に音がおとなしくなったと感じました。無音部分が本当に無音に感じられ、SNが良く付帯音が少ないと感じられました。高音から低音まで音が整理され、特に低音は音のボヤつきが無くなったことにより中低音が明確に聴こえるようになりました。
A音の立ち上がりが良くなりました。バックロードホーンスピーカーの宿命ですが、低音に締りがなくポップス音楽等の再生が苦手でしたが、低音がすっきりと立ち上がるようになりかなり改善されました。
B音が繊細でスッキリとした表現になりました。シェリングのバッハ無伴奏ヴァイオリンを聴いたところ、弦は繊細ながらもキツイ表現とはならず艶がありヴァイオリンの音色がリアルに再生されるようになりました。
C音像に奥行が感じられるようになりました。聴くソフトによって違いますが、今までと比較して音場の見通しがよく奥行感が増し、より立体的に再生されるようになりました。

・Sync/Asyncの差についてですが、我が家の再生システムにおいては、ポップス音楽等についてはSyncの設定の方がスッキリと再生されて好ましく思え、クラシック音楽の弦の響き等はAsyncの方が滑らかに再生されて好ましく思えました。

・PCM⇒DSD変換については、PCMのままでも十分に良い音で再生されており、DSD変換の方が滑らかに再生されるものの、好みの問題であると感じました。

・リモコン付のものを購入したのですが、非常に便利であり購入される方にはリモコン付をおすすめします。

このDACを導入して一番驚いたことは音像の奥行感・立体感が出たことでした。繊細な音と高解像度も気に入りました。バーンインがこれから進んでいけば更に音質の向上が見込めるのではと期待しています。

2016/10/17 PM 08:46:46

● ES9038DACの試聴感想3

ES9038PRO使用DACの試聴感想です。
この方はAIT製ES9018SDAC/プリ/パワーを購入されています。

ES9038PRO DACの試聴機が届きましたので、現在使用しているAIT製ES9018 DACの上に置いてAITプリアンプとは、バランスケーブルをつなぎ変えて聴き比べてみました。
なお、プリの出力はCR型のチャンデバを経由してAIT製パワーアンプと自作アンプで3WAYスピーカーをドライブしています。 

最初ボーカル曲をいくつか聴いてみると、あまり違いが分からなかったのですが、
「モーツアルト K218」、ムターのバイオリンで聴いてみると、実にみずみずしい音で細部まで聴こえます。
  そこで、次々にクラシックのアルバムを聴いてみましたが、今までに比べて、特に細かい低音が良く聴こえるようになり、生演奏の雰囲気が増します。音のバランスも下がって聴こえます。 

 ボーカル曲を少し大きな音で聴いてみると、今まで聴こえなかった表情や環境音まで聴こえることが分かりました。
JAZZ演奏物でも、細かい音がより良く聴こえ小さな音量でも楽しめます。

 ES9018 DACに戻すと、線が細くなり、高域が少しうるさい感じになります。

 ES9038PRO DAC を使うとCDの音源が、ハイレゾに近づくような効果が有るようです。
 次にリモコンでボリューム調整を行ってみましたが、細かな調整も出来、なかなか便利です。

 ES9018 DACを購入して、まだ3年ですが、技術の進歩と音の進化に驚いていま
す。

2016/10/13 PM 08:36:30

● ES9038PRO使用DAC購入後感想 2続報

前回掲載した、購入者様の続報です。

結論から言いますと、昨日くらいから、前回報告の内容が全域にわたってさらにワンランク滑らかに、温かく、アナログのような音になってきました。
以前は、音を聞いていたように思いますが、 AIT DAC導入により、音楽を聴くことに集中できるようになったと思います。
ジャズやフュージョンでは、その曲の躍動感に
感動し、自然に体が動きます。大満足しています。

「DSDを直接入力時L/Rが入れ替わっていた様ですので、DIPSW操作で正常にした後の評価です(AIT追記)」

ここまで来ますと、 PCMの音は、明るさ、シャープさがありますが、 DSDではより滑らかで落ち着いた音で、シャープさは若干落ちるものの、低域の量感、躍動感とのバランスが良くアナログのような音になりますね。
もちろん、PCMのままでも十分満足できるレベルで、 AITDACの実力の高さがうかがわれます。また、 PCMを DSD変換すれば、まさに DSDの音になり、私にははっきりとは区別がつきません。
とにかく、どんなデータでも音楽を聴く楽しさ、感動を感じられます。

2016/10/05 AM 06:41:09

● ES9038PRO使用DAC購入後感想 2

ES9038PRO使用DAC購入者様の感想です。

いままでのセットで、音楽を聴くことに対し、かなり満足できるレベルにあると自負していました。
しかし、 AIT DACの導入により状況は大幅に向上しました。
まずは、全域で情報量が増え、解像度、臨場感が大きく向上しています。
高域は、耳障りな刺激が一切無くなり、艶のある、柔らかい音で、しかし、シャープさも失っていません。
低域は、ふくよかな量感があり、温かさを持ちながら弾むような弾力性を感じる音で、しかし、濁りも無く、特にウッドベースの音程も他の音に埋もれることなく聞こえます。
全体として、今までは、高域での耳に対する刺激や低域の濁り、よどみが所々感じられて、音楽に没頭できなかった部分のありましたが、そういうことが無くなり、音楽そのものを楽しめ、かつ、演奏者のテクニックや各楽器のアンサンブルの綺麗さも楽しめるようになりました。


とにかく、圧倒的な音質、解像度の向上で、他の方の試聴結果からある程度予想はしていましたが、それ以上で驚いています。
しかし、まだ、トータル通電時間は30時間程度ですから、数日後にはどこまで更なる向上があるのか楽しみです。
コストパフォーマンスに圧倒的に優れた DACであることは間違いなく、超高額の DACも多くなってきている中、 角田さんの設計、開発能力に感謝するとともに、AIT DACが世の中に広まっていって欲しいと思います。
試聴せずにもかかわらず購入決断したこと、まったく正解でした。

2016/10/01 PM 08:46:44

● ES9038DACの試聴感想2

ES9038使用DACの試聴感想です。
この方はAIT ES9018S使用DACを既に購入され、
ヘッドフォン(HD800)で試聴しています。


音の輪郭が明瞭になり、ステージが20%ほど広がった印象を受けました。
この効果により音の分離がよくなり、音量を上げても耳に痛くないです。

以前では音源のピークに音量をフォーカスしていましたが、新作DACではステージの大小を操作する印象のためと感じます。
あまり変化を感じない打ち込み系の音源を除く、以下全ての音源で良好な結果です。
クラッシク〜現代音楽〜電子音楽〜ジャズ〜ロック〜ファンク〜民族音楽
※年代:1940~2000年くらいまで
※フィールド録音の優秀盤、DSD音源、リマスターを優先
一番驚いたのは、グールドのリマスター音源のピアノが美しくなりました。
ソースのLPから取り切れないヒスノイズがかなり抑制され、ピアノの輪郭がはっきりしました。これは音楽が楽しく聞けるどうかにかかわる非常に重要な変化です。
他にもチュードアのヴァリエーション2のようなピアノフィードバック装置をコンタクマイクで取ったリアライゼーションはその暴力的なノイズの迫力、単音のマテリアルの造形美などを十分に鑑賞させます。
この時点でES9018 DACより買い換える方向は決定的となりました。
海童道祖のフィールド音源も素晴らしいものでした。

道祖の吹定前に聞こえる換気扇の位置が右斜上の方向にしっかり定位しました。
法具をして実践する修行の一貫から到達された前衛哲理の世界観はオーディオとして冷静に鑑賞するよりも、哲理実践の深浅をうかがう作用を確かめることに重点が置かれていました。
しかし、このDACでは道祖の吹上が美しく聞こえてしまう現象を体験しました。
前衛哲理の世界では「音を切る」という境地があり、音を聴かせぬことが親切となる場合が多くなるの常です。
その意味でこのDACは道祖の吹上でさえ鑑賞できてしまう稀有なものと感じました。

2016/10/01 PM 09:46:51

● フォノイコライザーの感想

以前、MCフォノイコライザー製作のブログヲ掲載しましたが、
その評価が届きましたのでお知らせします。

CDみたいな音、、、アナログの音を表現する手法としてよく用いられる文節である。

言われた方がどう思うかは別として、誰もがシャープネスでレンジの広い所謂”良質なデジタル”

な音を想像するに違いない。

アナログオーディオを極めようとしているのに、結果としてデジタルな音に近づけていることに矛盾を感じるが、デジタルオーディオの世界では、相変わらずアナログな音(滑らかさ)に近づけようと躍起になっている。両者は永遠に交わることは無いが、互いに意識し続ける存在なんだなと思う。


さて、今回AITから単体のフォノイコライザーが出来たとの知らせを受け、自宅試聴をさせて貰える

機会を得た。

筐体はいつも通りの通称AITサイズ。液晶パネルは無く、代わりにLEDが付く。左右二個のスイッチは左がバッテリーチャージスイッチで右がアンプ動作スイッチである。

そう、このフォノイコライザーはバッテリー動作が可能なのだ。

バッテリー動作時間は約3時間程だが、チャージしながらAC駆動することも可能。チャージ中はLEDが赤く点灯、バッテリー動作中はLEDが青く点灯する。

基板のディップピンでインピーダンスやゲインの調整が可能だ。

回路構成はフルバランスなのでフォノケーブルの改造や専用品が必要。尚、出力はアンバランスも備えてあるので様々なプリアンプに対応出来る所は嬉しい。


自分のアナログシステムだが、デノンのDDドライブターンテーブルとオーディオテクニカのMCカートリッジという極々オーソドックスな布陣だ。

フォノケーブルは専用に用意し本機に接続、これにアンバランス出力でプリアンプに送り込む。

勿論きっちりチャージしたのでバッテリー動作である。

さて、、、、

 

一聴して耳を疑った、、、その音はAITのDACに恐ろしく似ているのだ!

レコードの溝の複雑な山谷を針でトレースして紡ぎだすまごうことなきアナログ音が常用しているAIT9018Sの音とそっくりなのだ。

これは一体どうしたモノだろう、恐ろしく静寂なバックに突如として浮かび上がる音像、広大な音場の中で縦横無尽に動き回る楽器達、、、、

まさに前述したCDみたいな音、いやそれ以上と言える。

デジタルのハイフィディリティにアナログの安心感のようなモノが備わったというか、とにかく

今までの常識では考えられないアナログサウンドである。

次世代アナログとでも言っておこうか。

これはバランス出力にしても変わらず、アナログシステムからのフルバランスの恩恵が得られる。

特筆すべきはS/Nの高さである。アナログなんだから物理的に80dBもいかない筈なのに、聴感上は

120dBくらいありそうなのだ。

こんなフォノイコライザーは今まで聞いたことが無い。

レビンソンのテフロン基板使用の高級機や国産の物量投入の高級機等を使ってきたが、ここまでの

凄みを出してくるフォノイコライザーは無かった。

間違いなく現在購入出来るフォノイコライザーの中では最高の性能を持った機種の一つと言えるだろう。

2016/09/24 PM 10:58:22

● ES9038DACの試聴感想

ES9038PRO使用DAC試聴機の試聴感想です。

<試聴環境>
スピーカー B&W803D3
プリアンプ ジェフローランド シナジー2i
パワーアンプ ALTEC1569A改
NAS DELA N1A改
ネットワークプレーヤー マランツNA8005

<試聴感想>
N1A→USB→AIT DAC
@音の輪郭が鮮明。特に低音部分の彫りが深いです。
A立体感がある。奥行が明確。音の分離が良い。特に大合奏の書き分けが明快。
Bピアノがきれい。
C女性ボーカルちょっと色気がない。
DしょぼいUSBケーブルでも結構音が良い。

N1A→LAN→NA8005→AIT DAC
@マランツっぽい音になる。当然NA8005よりグレードは上がる。
A女性ボーカルちょっとだけ色気出る。

ケーブル等々の問題がありますがUSB接続の方が生っぽい感じがしていい音でした。

全体的に非常に魅力的な音でした。特に大編成の曲はものすごく見晴らしが良かったです。
大変貴重な経験をさせて頂きありがとうございました。

2016/09/20 AM 05:52:29

● ES9038PRO使用DAC購入後感想続編

前回9/5掲載方したからES9038PRO使用DACの感想続編が届きました。(( ))内はAITコメントです。

9038PRO DAC感想 続編


最初にこのDACから出て来る音を聴いた瞬間、『おぉ!』と感じるものがある筈。
もしそうでない場合はあなたは「縁無き衆生」なので解散して宜しい。
以上報告終わり! 帰ります! 廻れ右。サッ サッ サッ サッ・・・・

>でお終いにしたいところですが、これだとエージング後の音はどうなった?という声が聞こえて来そうなので、蛇足ながら、

間に10時間の電源断時間を除いて通算通電150時間強での感想。
何しろ音が滑らか。このDACの感触をビロードに例えれば9018Sはシルク、K2Mは木綿という位の差が有ります。
そして歪み感が更に減って弦の高域に感じられた所謂デジタル臭さと云われたものはないですね。
チェロが艶めかしく鳴るようにバランスを取ると、バイオリンが得てして耳に付く様になりがちなんですが、このDACではそれがなくどちらも絶妙な鳴り方になります。所謂高域をロールオフさせてバランスを取る必要が無い。高域は何処までも抜け切って伸びているのですがこれが馥郁たる響きを持って鳴るのです。
録音してCDに入れた時点ではこの音が入っているので再生する側で細工する必要が無い。
このポイントだけでもこのDACの存在価値があると言えます。
これが9038PROチップのお陰なのかAIT DACの技術なのかは未だ私には判りません。後続の他社製のDACが今後出て来た時の比較が興味深いです。
このDACはデルタシグマ型の欠点と云われたものは解消しているのではないかと思います。

ES9018Sの時から云われていた解像度が高いと言う事についてですが、9038PROでは更に分解能が上がって各楽器の鳴っている音が明瞭になります。
言葉面で分解能が高いと聞くとモニター調で味気ないどうたらとか、音楽性がこうたらという一知半解の言説が連想され勝ちなんですが、実際にこのDACで起こっている現象はこういう連想と全く逆なんですね。
ブランデンブルクの6番は私の好きな曲で何百回聴いたか判りませんが、CaffeZimmermannの演奏ではヴィオラとヴィオラ・ダ・ガンバ2台が通奏低音をバックに主題を繰り返しながら追いかけっこしていくのですが、左からのヴィオラの響きと右からのヴィオラ・ダ・ガンバの響きが空間に於いてアンサンブルを形成し渾然一体となって得も言われぬ響きで空間を満たすのです。
ヴィオラも素晴らしいのですが、この漂うようなヴィオラ・ダ・ガンバの柔らかい響きはこのDACで聴くと幸福感に包まれます。

脈略無く次のテーマに行きます。
エージングに関してです。最初エージング時間と共に変わる変化量は今迄の経験から予想するより余り大きいものでは無かったです。
しかし150時間経った今の時点で最初の鳴り方と較べると、矢張り歴然と激しく変わりました。何が違うかというと感動のレベルが違います。
今の時点では50年前に録音された音楽ソースを聴いてもその美しさに、響きの深さに心がのめり込んでいきます。

私が1週間前までに使っていた9018SDACはNoBandWidthでも再生可能で (24秒に1回スクラッチノイズが入りますが^^)、それでLowestとNBWを比較すると、その差は凄まじく有って9038PROのNBWに多大の期待を持って待機していたのですが、9038PROで今回 Sync(NBW)とAsync(Lowest)を比較するとSyncモードの音が随分と良くなっていてSync/Asyncの差は予想した程大きくないですね。と言うより端的に言って差は非常に小さい。
しかしながら矢っ張り違いはあります。
編成の小さな曲を普通の音量で聴いている限りAsyncの方がむしろ高域のしゃくれた感じがあったり、全体に美しい響きがあって聴いてて楽しいと感じます。
しかし、編成の大きな曲や4,50年ぐらい前に録音された古い音源を音量を上げて聴くとSyncの方が中低域から低域に掛けての良質な下支え感があって無駄な響きも付加されずこちらの方がまともだと思えます。Asyncの方は歪み感によって味付がされて(結果として)響きが載って良い音に感じるという事のように思えます。
でもこれは聴く音楽のジャンルや好みもあって好きな方を選択する話に帰着するのでしょう。

DSD変換機能とかありますが、必要ないです。44.1k/16bit で何の不足もないです。

私の9018SDACは1週間前までは最強であるという自信があったのですが、過去1年に亘って常時通電の火を守ってきたCLKも落として電源群も全部外して外してしまいました。
AIT 9038PRO DACのみ常時通電状態にしました。

最後に感想ではなく事実経緯に関して書き残しておきたいと思います。
私の機体では最初、Async=Lowestモード時は曲間でミュートが1秒弱問答無用で掛かり従ってトラック間移動の時間がそれ以下の場合頭欠けが起きたのですが、その後これはソフトのバグと分かり修正((従来は0.7秒=>fs変化で0.2秒,その他切り換えmax0.3秒になります))して今はこの問題は解決しました。ネットで取りざたされている事もあり「頭欠けは無いですよ。」と言うことをこの際念を押して起きます。

ES9018SをきっかけにDAC環境は可成り変わりましたが、更に5年経過して今ES9038PROの出現で又歯車が廻ったと思います。
嘘か誠か知りませんが、旭化成の新DACチップも良いと言う評判があるようなので、仮に本当だとしてガチで競争が発生すれば明るい展望が開けるかもしれません。

2016/09/11 AM 01:28:16

● ES9038PRO使用DAC購入後感想

ES9038PRO使用DAC購入者の感想です。
この方はES9018S機にデュカロンを使用して高CNクロックでTP,DACを同期動作させています。
また先日AC社のES9038PRO使用DAC,TPの試聴会に参加しました。

以下はAIT製ES9038PRO使用DACにS/PDIF入力しての感想です。

昨日9/4午前11時に基板が到着し、あらかじめ準備してあった外装加工済みのケースに組み込みました。ディスプレイの装着やレギュレータの組み付け等いつもより大変な思いで若干のトラブル込みで最終的に20時30分作業完了、音出し開始。


エージングスタートにもかかわらず今迄と違う雰囲気。通常最初の200時間は色々音が変化(特に帯域バランス)するので真の姿は最初は判らないものですが、これは明らかに別物の次元で鳴り始めました^^。  今現在通電してから20時間弱で、この時間帯は通常は一度変なバランスで鳴る時間帯なんですが実に馥郁たる響きで感動的な音楽を奏でています。


私は例の9018S基板に9038PROを載せ替えた試作版を無理遣り借りて、自宅で自分のDACと切替比較試聴しました。その時は、18Sから38PROの変化で大きく良くなった事は実感したものの、うーむしかしこんなもんかなー、と思って酷評の感想と共に返却しましたがこの本番用になって全く別次元に生まれ変わりました。
特にアナログ回路のGNDパターンを新規描き直し、回路的にも大幅に強化された部分の寄与が相当効いているようです。この感想文の最初の方で書いた〈トラブル〉というのはオリジナルから私の場合若干変更してアースの落とし方をするのですが、この部分をミスってその結果、最初の音出しでは『?試作機と大して変わらないな』という感想を持ったのですが暫くしてその配線ミスに気付いて修正した結果、椅子から転げ落ちるような音が出て来たのです。そのミスをすると回路機能的には大雑把な話 IV回路は試作機に近い形になるので成る程と納得した次第。


NBWとかDSD変換とか音量変化とか面白い話に色々気付きましたが、詳細な感想は改めて100時間又は200時間当たりで書こうと思います。
もし今の段階でAITのこのDACを購入しようという方がおられるなら、ぜひとも『リモコン付き』のオプションにした方が良いですよ、ということを取りあえず言っておきます。色々便利です。


このDACの素晴らしい内容にふさわしい外観を、と言うことでAIT支給のタカチ謹製ケースに外装を施したので参考に添付します。シャンパンゴールドで仕上げてみました。デジカメがしょぼく、室内撮影なので色温度が若干低めですが現物と色は略同じに出て居ます。機械強度的には変わらないですけどね^^;; 取りあえず音出し優先という事でディスプレイ部にはスモークのアクリルパネルが入ったり、リモコン受光部LEDやパワーインジケータ用のLEDが未実装(写真は後日掲載します AIT)ではあります。


最後になって書き忘れていた部分を追加しておきます。トラポとはSPDIFの同軸接続、ケーブル等は取りあえずそこいらにあった安物の既製品。さりげなく100Vのコンセントを差し込んだだけと言う状態での結果です。

2016/09/05 AM 06:41:09

● パワーアンプ試聴報告15

AIT stereoパワーとプリを同時に試聴された方の感想です。
試聴後パワーアンプを購入頂きました。
感想を以下に転載します()内はAITのコメントです。

DACにD-07X、アンプにアキュフェーズのE460、スピーカーにB&W CM9を使用している者です。音質向上のために、セパレート化、バイアンプ化を考えておりましたが、リビングのラックに十分なスペースがありません。そこで今回、薄型だが音が良いというネット上の評判が気になり、AITのプリアンプ、ステレオパワーアンプを試聴させていただきました。


1.AITプリアンプ+E460パワー部
 E460のPRE INはアンバランス接続になります。E460プリメイン使用時に比べて、明らかに音が明瞭に聞こえるようになりました。


2.D-07X+E460パワー部 直結
 1とほぼ同じです。DACでのボリュームは音質劣化があるとも言われているようですが、D-07Xの場合は32bit処理のせいかそれを感じません。(処理が32bitでもDA変換実力は20bit程度ですのでこれはありません)逆に、直結と比較しても音に劣化が感じられないAITプリアンプは優秀と思いました。


3.D-07X+AITパワーアンプ直結
 1,2に比べて、さらに音の鮮度、生々しさが増したように感じます。残響も美しい。2と3を交互に聴き比べようと思ったのですが、明らかに良かったので、ずっとそのまま聴いてしまいました。ベートーヴェンの交響曲第2番の第3楽章冒頭、交響曲第3番の4楽章冒頭など、オケがトゥッティで鳴るところが混濁せず、ティンパニも歯切れよく聴こえて好ましいです(アーノンクール/ヨーロッパ室内管の演奏で聴いています)。


 また、アルバン・ベルクによるベートーヴェンの弦楽四重奏を聴いていても、強奏部が耳障りになりません。例えばラズモフスキー第1番の第2楽章。E460で聴いている時には、音量を上げると弦の音がトゲを持ったように感じられて心地よくなかったのですが、AITのパワーアンプではそのようなことはなく、心地よく聴けました。心地よく味付けしているのではなく、自然に生々しく心地よいのです。こういう音を、歪のない音というのでしょうか。


 AITのステレオパワーアンプの購入を決意いたしました。今回お貸しいただいたステレオパワーアンプは、最新の音質改善策が入っていないものと伺っています。いったいどんな音を聴かせてくれるのか、今から大変楽しみです。


2016/08/09 AM 02:06:21

● パワーアンプ試聴報告14

AIT STEREO パワーアンプの音質評価感想が届きました。
この方は当初よりAIT機器を使用され、技術的にも判断できる方です。文中記載のreguratorはAITとしては4種(TR型、TR型remote付き、OPA型、OPAremote付き)作製し音質評価しました。
制御素子は全てNchMOSFETです。

以下が記事の抜粋です、( )内はAITのコメント。

最初のヴァージョン、即ち出力段のレギュレータなしのものでも超広帯域、低歪みであって、完全バランス、クラスA動作、BTL構成というアンプの理想形の力は圧倒的で、特にスピーカに対するアンプの支配力/制御力が特筆ものだなと感じました。


その後モノラルパワーアンプのリリースとその試聴結果から得られた知見をステレオ版にフィードバックして、出力段にレギュレータver1(TR型)が挿入され、出力廻りの実装や受動素子に若干の変更も追加されました。
これにより低歪み、音の分解能と密度が上がって音の厚みが増えました。


今回のver2(OPA型remote付き)はレギュレータの精度を更に上げるため、MOSFETをドライブする段をTrからOPアンプに変更し、リモートセンシングが追加されました。
ver2になっての音の変化の傾向はver1と全く同じですがその量的変化量がとても大きい。
ver1の時の音の密度が更にムヮーと2倍ぐらいに増えます。音楽ソースに同期して電源/GNDにノイズが乗って高域成分が潰れて再生されていなかったところが、今回ノイズが>なくなったためにちゃんと再生出来るようになり空気感とか響きの部分が音として鳴るようになったのだと思われます。
例えば弦楽四重奏を聴いた時センターのチェロと右側のビオラの間隔が2m位に今迄感じていたものが、その間隔の隙間に空気が埋まって間隔が1m位に小さくなりその分奥行き感が出て音の密度が上がった分、音の厚みが出てくる感じ。
直感として納得出来る変化の仕方なのです。


歪み感に関しても明らかに減っていてver1では2時ぐらいのボリューム位置まで上げるとさすがに歪み感が感じられ、それ以上は滅多に音量上げませんでしたが、2時の位置は標準の位置になりました。
もっと具体的に分かる別のケースを挙げます。Cafe Zimmermannの演奏でドンキホーテというオペラコミックの曲が出ていますが、この曲はメゾソプラノの歌手が大きな声でシャウトするところが数カ所あって、そこで今迄音が割れていたのですがこれが破綻しなくなりました。

音が割れたとしてもそう言うものだと思っていればたいした問題ではないのですが、今迄破綻していたものが破綻しなくなるというのは不安要素が一つ消滅したと言うことなので精神衛生上は矢張り影響あります。
パルス追従性能が上がったという証左です。

2016/08/01 PM 09:46:51

● ES9038PRO使用DAC感想

先日ES9038PRO使用DACを試聴頂きその感想が届きました。
ES9018S基板を改造してES9038PROを搭載しておりますが、現在新規に基板を開発しております。

以下が感想です。
9018から切り替えて音だしした瞬間から、その音の純度と細やかさに驚きました。
細かく観察すると、大きな変化点は3つります。

一つは、中域の付帯音が減り膨らみが9018に比べ抑えられて、スッキリとした音色に変化したこと
これはDACアナログ出力の高周波が大幅に減っている、その影響もあるんでしょうか?

二つ目は、解像感とSNの向上。
リモートセンシングにパワーをしたときも感じた変化に似ていますが、分解能が上がり情報の粒がぎゅっと小さくなり、圧倒的に繊細になりました。何も音がしない瞬間と、暗騒音がある瞬間の描き分けが更に素晴らしくなりました。

そして3つ目は、音の立ち上がりとたち下がりの鋭敏さです。
立ち上がりたち下がりが鋭くなり、非常に歯切れよくなります。
特に低音の変化が顕著で、立ち上がる低音の力感が力強く、なおかつ波形が崩れずに再現されるような輪郭のスッキリ感があります。

また先程のSNの良さにも関係しますが、なにも音がない時と打楽器の立ち上がった瞬間とのダイナミックコントラストが素晴らしく、まるでアンプの駆動力が倍増したかのような鳴りっぷりでした。9038は、DACの出力電流が9018に比べ何倍かになっているということでしたが、この変化はその点も関係してるんでしょうか?
アンプに注ぎ込まれるDAC出力の低音の成分がエネルギーに満ちており、素晴らしい躍動感でした。

ソースとしてはボーカルやクラシックはスピーカーを変えたような奥行感と静かな鳴りに感動しっぱなしで、唯一ロックだけは少し大人しい、音像がスッキリとしすぎて勢いが減ってしまっていましたが、素晴らしい音に感激しました。

尚、この内容は以下のURLに詳しく記載されていますので参考にして下さい。http://blog.livedoor.jp/johnny_trio_lsr/archives/2092437.html

2016/07/30 PM 08:50:21

● ES9038PRO使用DACの評価第一報

ES9038PRO使用DAC試作機の評価が届きました。

通電時間が殆ど無いにも拘わらず、ES9018S/K2M機の音質を超えているようです。(同時に3機種を比較しています)

高域が柔らかく、透明感があり、ゆとりがある印象でさらに高級機にふさわしい音質の様です。

2016/07/25 PM 09:50:23

● パワーアンプ試聴報告12

AITDAC、プリアンプを既に所有しており、AIT stereoパワーアンプをさらに2台購入されBiAMPで使用されている方の感想です。
この方の購入機は最新のOPA,remote sensing型reguratorを搭載しております。


100時間程エージングが進みましたので、感想の方をご報告したいと思います。

環境としては、スピーカーに805sd、dac,プリアンプはAIT製を使用。パワーアンプの比較としては、
@L-550AX
AAITステレオアンプ1台
BAITステレオアンプ2台(左右別バイアンプ)
すべて電流駆動で比較しています。


まず、@とAの比較ですが、出力は同じ20W8Ωはずですが、高域、低域の伸びが大分Aの方が全然良い印象でした。
しかしBは圧倒的で、@やAは霞んでしまいました。Bは高域、低域の伸びだけでなく、中心に音が集まり、重心が下がり、定位が大きく改善しました。

以前、比較したことがあった同価格帯以上のプリメインアンプでこれほどまで、音質を改善することはできなかったので、大変満足しています。

2016/07/13 PM 08:36:30

● 試聴感想130

DACを試聴後、直ちに購入された方の感想です。

早速視聴をはじめて、現有機との比較をしようと交互に視聴しようとしましたが
音質が非常に違うため現有機に切り替えてもすぐにAIT機を聞きたくなり
楽しく音楽を聞きいってしまい比較検討の余地はありませんでした。
非常に優れた製品を提供していただきましてありがとうございます
大変満足しております
末永く良品を創りだしていただきたいです


音質について
◉楽器が楽器らしい音で鳴り、生演奏を感じられます
 楽しくなかった楽曲でも楽器の表情を楽しめるようになりました
◉音楽を聞いていて眠気を誘われることが多くなったようです
 生の演奏を聞いていてウトウトすることが有るのですが
 それを再現しているのかもしれません
◉艶のある高域でキラキラと言うよりはツルツルという印象です
 それでいて耳につく音は一切出てきません
◉引き締まった低域で膨らんでしまうことはありません
 打楽器、弦楽器の表現が良いです
◉分解能に非常に優れています
 声、楽器の表現力が素晴らしいです
◉購入後1週間たちました
 3時間、3日後とだんだん開いてきています
 まだ試聴機ほどの高さ、表現が出ていませんが今後が楽しみでもあります


機器について
◉飾りっ気はありません 所有欲を満たすものではありませんが
音質を気に入ってるせいでしょうか、レーシングマシンのような
余分なものはいらない、ただポテンシャルを発揮するための外装を纏った
機能美とも思えるようになってきました
操作も電源を入れてトグルスイッチを上下に動かして設定するだけで
後は音楽を楽しむだけです

2016/06/01 PM 09:46:51

● 試聴感想129

ES9018S搭載DACの試聴感想です。


色々な音源を試聴させて頂いたのですが、一貫して感じた音の歪みの少なさに感銘を受けました。
そのおかげか音数が多く重なるパートでも音が潰れたり混濁した塊にならず
全ての音を見通しよく聞き取ることができ、以前はあまり好きではなかった音源でも
印象が随分と変わり楽しく聴けるようになったものが幾つか出てきました。


またジャズのウッドベースの音の生々しさがとても印象的でした。
普段使っているDACでは、漠然とベースが鳴っていることしか感じることができないのに対し
AITのDACでは個々の楽器の音色の差や奏者の弦の弾き方の癖まで聞き取ることができます。
音の切り際や余韻の残り方など、スピーカーは同じにも関わらずDACだけでアーティキュレーションがここまで改善されるとは思っていませんでした。

2016/05/30 PM 08:50:21

● 試聴感想128

AIT製DAC購入後、パワーアンプ(プリ機能付き)を購入頂いた方の感想です。

*購入から一ヶ月以上経過して音質もだいぶこなれて来ましたのでimpressionを送らせて頂きます。

(1) speakerを通して出てくる音がsilkyというか柔らかく耳に心地よい。(所謂歪感を感じない)

(2) 以前使用していましたE社のPower ampが押し出し感が強いのとは全く正反対の音質。

(3) 音が柔らかい為に聴き疲れがありません。(女性のVocal物は本当に鳥肌ものです)恐らく歪みのなさから
  来る音質ではと思います。

(4) 音質は柔らかいのですが,低域も十分な音が出ます。

(5) 音の重心が低いにも係わらず音場感が一層増して細かい音が良く聞こえます。

(6) DACを変えた時にも感じたのですが音質の粒子が兎に角細分化されて様に感じます。
  又今回このAmpを導入して一層音質が「silky touch」に変わったのが感じられます。
  長時間聴いていても聴き疲れが本当にありません。

(7) 当方DSD再生には主に「SACD」をiso化してそれを「scarletbook」というsoftで「DSD64化」して聴いて
  います。がAit製「DAC,Amp」は良くも悪くもこのSACD化された音源の善悪を顕在化させてくれます。
  本当に素晴らしい機器構成だと今回改めて感じた次第です。

2016/05/26 PM 09:14:49

● 試聴感想127

4年前に当方DACを購入された方の、mclk45M、DSD512対応に更新後の感想です。

マスタクロックの変更で一番感じたのは、定位感の向上です。録音にもよりますが、
オケの中のソロがまさしくピンポイントにソロとして聞こえます。
DSD512変換すると、これになめらかさが加わります。
4年前に購入したDACが、買い替えることなく、音質向上でき、非常に感謝しています。

2016/05/25 PM 09:50:23

● 試聴感想126

ES9018K2M使用DACの感想です。
この方はES9018S搭載DAC機を購入済みで、DAC基板のみを差し替えて試聴しています。

連休中に、友人宅でゆっくり試聴させていただきましたが、
その高音質に全員感心しておりました。
私個人としても、角田さんのお話の通り、
今回の方がさらに良い音になっており(エージングによるものと思われる)、
具体的には、NBWで、現使用中のES9018S機よりも一段と音のにじみがなくなっており、
音が磨かれ純度が上がった印象です。
したがってピアノの響きの消え行くさまなど、実に見事です。
またそれに伴い、当然、音像のリアリティ、演奏空間の再現性なども向上しており、
一層迫真のプレイバックに唸るばかりです。
ちょっと悔しいですが、K2M機の方が優れていると、私は感じました。

2016/05/14 AM 05:01:32

● MJ誌

本日発売のMJ(無線と実験)誌
2016/6月号にES9018S搭載DACが紹介されています。
型名AIT-DACzn1は販売協力店zionote様の命名ですが、機能性能は変わりありません。

角田郁雄様と柴崎功様が評論しておりますので、
興味のある方は御覧下さい。

2016/05/10 PM 09:19:19
http://aitlabo.net/blog/?c=005&pp=60


● パワーアンプ試聴報告11

AITモノパワーアンプの試聴感想です。
お送り頂いた2通をまとめて掲載します。

1回目
試聴機(モノパワー)の音のよさに驚きました。
プリ同様に音の鮮度感が高く、また中音から高音域の
SNと情報量、透明感は特筆モノでした。
現在、私がつかっているアンプはかなり強力な電源部を
もっており(1600VAのトロイダルトランス) さすがに
余裕感みたいなところや低域の沈み込み具合はそちらに
分がありそうですが、全体的にはAITアンプとくらべると、
どこかもっさり感があり、総合的には音楽の躍動感で
AITアンプがはっきり勝ると感じました。

2回目
アンプとDACをご返却して、手持ちのアンプに戻して
セッティングも見直してかなりいい感じで鳴ってはいるものの
AITアンプの自然でさりげない切れ味の鋭さにはおよばす、
どうやらAITアンプは私が一番大切にしたいところをズバリ
ついているようです。
これは買い換えるしかないと改めて確信しました。

2016/05/03 AM 05:23:30

● パワーアンプ試聴報告10

前掲載の方のAIT STEREO POWER試聴報告です。

先日DACをアップグレードした為今までと若干帯域バランスが違うようで最適なスピーカー位置を探すのに少し苦労しましたが
一言で言うと素晴らしいアンプだと思います。
また改めてバージョンアップのDACの凄さを感じました。


この価格帯でこの音が手に入るのはDAC同様本当に価値があると感じます。
下から上まで全く自然な誇張感のない落ち着いた優しい音でオーディオ的な解像度や分離といった領域は完全に超えており、結果として音楽そのものに没頭でき、指揮者や演奏者が意図したものを感じ取る事ができると思いました。


音質については最高点と思います。個人的には文句をつけるところはありません。
分離された音が再度ハーモニーとなり音が幾重にも重なるクラッシックはホールの音にまた確実に大きく近づきました。
素晴らしく手に取るように生々しいジャズ、歌い手の微妙な声の変化も余さず伝えてくれるボーカル等々、
ここまで表現できるのか!といった印象です。


残念だったのは個人的にはパワーが足りずスピーカーを駆動しきっていないと感じるところがあった部分です。
あと望めるならもう少しゲインが欲しかったです。
(当方のプリのゲインを絞ったセッティングになっているため)
多分モノパワーを使えば解決するどころがさらに高みまで到達
する事が可能だと感じました。
音質は私が今使っているアンプよりも勝るとも劣る事はありません。
もう少しスピーカー位置等を追い込むとAITのアンプのほうが良いかもしれません。
今回スピーカー位置をかなり追い込みましたが、もう少し調整した後、モノアンプに挑戦したいと思います。

2016/04/30 PM 08:50:21

● 試聴感想125

購入後4年程度経過したES9018S機を2回目の更新でDSD512/PCMfs384kHz対応した方の報告です。
この方はSACDPを改造しSACDをDSD64としてAITDACで再生しています。

DACに二回目のバージョンアップを施していただきました。

SACDフレーヤーからDSDのビットストリーム入力です。
DSDはダイレクトでの試聴です。
音だしをして数秒で、グレードが上がった時に感じる、あのゆったりした音を聞いた時に
これは、、、と思いましたが、予想以上の違いに正直衝撃を受けました。
音の分離、音の鮮度、解像度、空間の広さ、音の濃さや陰影、微妙なテンポの違い空気感など今まで録音が余り良くないなあ〜と思っていたCDが激変しました。
その場に居合わせたかのように、ステージや指揮者の張りつめた緊張感がひしひしと伝わってきます。汗が飛んできそうな勢いです。ホントに凄いですね、、、
あの音の先にまだこんな音が出せるのかと思うと、驚く以外にないです。

次にDSD256と512と切り替えて聴いていきますが、個人的な印象だと128はPCMに近い印象、そして512と上がっていくほど、まろやかな自然な音になっていく感想です。
何ていうか突っ張ったところがない自然な音です。安らぐ音です。
良い例かどうかわかりませんが、ダイレクトの時は指揮台の後ろで聴いているような鮮烈な音、512は二階の中央で聴いているような良い意味での馴染のある音の出方になりました。

で、皆さんの感想とは違って私はダイレクトの音がとても良いと感じました。何と言っても鮮度がいい!
これは、CDでも同じです。CDの場合は盤によってPCMが良かったりDSD変換が
良かったりとありますが、総じて変換しないほうが鮮度が高いキレのある実体感の強い音がします。

ただし、これだけ音の出方が違うと厳密にはスピーカーの位置も変えないと本当のところの実力はわからないと思いますし1日聞いただけの感想ですから参考程度にしてください。
今回はダイレクトの位置が、今の私のシステムに合っていた。という事かもしれません。
またHDMIケーブルを変えたので、その影響も多少あるかもしれません。ただダイレクトと
DSD変換は同じケーブルでの感想ですからケーブルの影響はそれほど大きくはないと思います。

どこがどう変わったから良く私は分かりませんが、全体として性能が底上げされた印象があります。
もしかしたらどこかにあった組み付け上のボトルネックが解消されたのかもしれません。
とにもかくにも、ここまで性能アップですから超満足です。
既に何年も使っているのに、わずかな金額でアップグレードしてもらえる、、、それも凄まじい性能アップを伴って、、、本当に貴重であり、感謝です。
アップサンプリングなしのDSD128や256を是非聞いてみたいものですねえ〜。
本当にありがとうございました。

2016/04/18 AM 12:02:25

● 試聴感想124

ES9018S使用DACの試聴感想です。

●AIT DACの音質について


1 解像力、ダイナミックレンジ、SN比、歪率などの基本性能が高い。

2 音の情報量が多い。音の密度感、厚みがある。

3 全帯域フラットで癖がない。かなり低い周波数の低音もはっきり聴き取れる。

4 音に力感、エネルギー感があり、音楽に躍動感が感じられる。

1音1音に存在感がある。

5 微細な音も再現されており、オーケストラの複雑な音のテクスチャーや弦楽器の質感がはっきり聴き取れる。

6 クラシック、ポップスともに各楽器の音色の違いが表現される。

7 クラシックでのホールの響きや、ポップスのライブ録音の雰囲気が伝わってきて聴いていて気持ちがいい。


今回AIT DACを試聴させていただき、

今まで聞いていたCD音源にこれだけの情報量が

はいっていたのかという驚きがありました。

普段は意識しないような倍音や、

超低域まで再現されているようで、

音楽自体の表現力が2段階くらい上がった印象です。

ラヴェルや坂本龍一に代表されるように音楽家はメロディーの背後に複雑な音符を重ねてテクスチャーを作り、様々な音色を組み合わせることでオリジナリティーのある音楽をつくりあげます。

なのでDACやアンプで色付けせずに、音楽家が意図したそのままの音で聴きたいのです。

とにかくすばらしいDACだと思います。

お金持ちのオーディオマニアなら100万円でも買うのではないでしょうか。

現在国内有名メーカーの30万円クラスのDACを使用していますが明らかにAIT DACの方が実力が上でした。

2016/04/11 AM 01:28:16

● パワーアンプ試聴報告9

STEREOパワーアンプを高音質化改修を実施した方の感想です。

改造されたパワーアンプですが、想像以上の
効果がありました。これまででも満足していましたが、
家に持ち帰りシステムに繋げて音出しした瞬間に
前よりもより澄んだ音になり、フワッと拡がる音に
感動しました。

DACだけでなく、パワーアンプも購入後に安価に
バージョンアップしていくというのは
オーディオマニアには堪らないです。
今後も楽しまさせていただきます。

2016/03/24 PM 10:58:22

● STEREO パワーの音質

以前公表しましたSTEREO パワーのさらなる音質改善を施した方からの感想です。この方はAITパワーを2台使用しBiAMP接続しております。

バージョンアップ後、最初に聴いた瞬間、解像度がアップした事が感じられました。
音像の奥行き方向の定位が良くなり、中高域の表現力がより一層増しました。
低域のパワーがまして、より躍動感がでるようになりました。

角田さんのおっしゃるとおり、最初はギラギラした音で疲れましたが、
4日目位から大分落ち着きました。

3週間ほど経過した現在の感想は、

今回のバージョンアップは、新製品に匹敵すると思えるほどの効果です。
全域に渡って、解像度のアップが認めれら、さらにノイズフロアが一段と下がり、
低音域押し出しが強くなっていながら、中高音の響きがとても豊かになり、
音像が一層リアルに感じられます。

以前の状態でも、これ以上何を望むのだろう?・・・と思っていたのですが、
今の音を聴いてしまうと、まだまだ改善の余地があったのだ・・・

こうなってしまうと、モノラルを4台使った、音も聴いてみたくなってしまった。

まぁ、先立つものが無いので無理なのですが
人間とは、実に欲深い生き物なんだなぁ〜

2016/02/28 PM 08:38:10

● 試聴感想123

2012年にES9018S使用DACを購入され、この度最新の仕様に更新された方の報告です。
AITは仕様追加、音質性能向上策を公表した後、既販売機種についてもできるだけ搭載できるようにしております。
本ブログの方のDACは3年以上前に購入ですが、機能更新の外に電源コンデンサ、OPEAMPも変更し最新仕様とほぼ同様になっています。

以下は感想です。
DACが届きました。改修されたDACで音楽を聴くと、改めてこのDACにして良かったなと思いました。
言葉ではうまく言えませんが、音楽を楽しく聞くことができます。
USBの方はまだ聞いていません。エージングでどこまで音が良くなるのか楽しみです。

2016/02/02 PM 10:04:01

● MONOパワーアンプ試聴感想2

MONOパワーの試聴感想です。
これまでも試聴頂いておりましたが、回路的に検討不足の箇所があり十分な特性が出ておりませんでした。
基本性能は2015/07/13掲載ブログ内容と同様です。
ようやく原因が把握でき修正した状態のアンプを購入頂きました、その評価感想となります。

同様仕様に修正した試聴機を用意しております。


第一音が出た瞬間に部屋の空気が変わったのが分かった。

傾向としてはステレオ機の音に近いのだが、低域に骨格のようなモノが現れ、最低域まで深く沈みこむ。

かといってゴリゴリとは違う弾力性のある豊かな低域である。

音離れが抜群に良く滑らか且つ丁寧な音だ。

ステレオ機には無い厚みやパワー感も兼ね揃えている。

圧巻は高域で更に木目が細かく、微粒子感を超えて水分でも含んでそうな極めてフレッシュな音がコンプレッションドライバーから弾け、空気と混じったように聞こえる。

その空気の混じりようが怖いくらいに自然で、今までのアンプとは根本的にに違う音である。

うまく表現できないが、アンプによる音の変化量を超えてしまっているのだ。

よくある表現方法として、スポーツカー比較にF1カーを持ってきたような、、、、つまり規格外の存在としてF1カーを持ち出すことがあるが、それに準えばF1カーではなく戦闘機を持ってきちゃった感じである。

確かにアンプだが他と同じアンプとゆうカテゴリーに入れてはいけない気になってしまう音なのだ。

次世代アンプとでも言っておこうか。

ステレオ機の単なるハイパワー版とは思えない、恐ろしく完成度の高いモノアンプの誕生だ。


このアンプを手に入れてしまうと、他のアンプは個性を楽しむ為の道具に成り下がってしまう。

自作アンプもレベルが違いすぎて自作する意味すら分からなくなっている所だ。

それまでは市販アンプに無い所云々で自作してきたが、本物のプロが作った極上アンプには全く勝ち目が無いようだ。


ここまでの音を出すアンプを40万/2台以下で手に入るのはガレージメーカーならではの有難さではないだろうか。

普通に考えたら、FPGAで制御してるハイテクアンプなんて出したら100万以上はすると思うが、、、

AITはやはりDACで名声を得た会社であることは間違いないが、モノーラルパワーアンプは、DAC以上のエポックメイキングな製品であると同時に、最も他社製品とかけ離れた性能と音を持つ製品だと思う。

自作アンプを楽しんでる方や、海外ハイエンドアンプ等を使っている方にも是非聞いてもらいたいと思う。

そしてこのモノアンプを使って初めてフルAITシステムがその能力を発揮し、桁違いのサウンドを味わえると思う。

次世代オーディオシステムの完成である。

2015/11/28 PM 08:38:10

● 試聴感想122(S/K2M)

ES9018SとK2M機の同時試聴感想です。
尚、複数機の同時試聴は可能な限り対応しますのでご希望の場合問い合わせて下さい。


 ・試聴音源

  アーノンクール指揮/ロイヤル・コンセルトヘボウ
  ベートーヴェン交響曲第2番 第2楽章


9018K2M 搭載機は、低音がよく出ており、音もはっきりしているので1分43秒付近でオケがトゥッティで鳴るところなどが大変立派に聴こえます。初めは聴き映えするK2Mがよいなと感じていたのですが、落ち着いて聴いてみると冒頭の弱奏は9018S搭載機がうっとりするほど細やかで品があり、比較すると9018K2M搭載機は弦楽器の音がわずかですが毛羽立って聴こえます。映像に例えるならば、少しアパコンが効いたような感じでしょうか。トゥッティの部分でも、9018S搭載機の方が、各楽器の音がホールの響きで一つのオケの音にまとまる様子がよく感じられ、実際のコンサートホールで聴く音に近いです。


まとめると、私のアンプとスピーカーとの組み合わせにおいては、9018S搭載機の方が繊細で品があり、ゆったり鳴るのでこのような曲では私の好み、でした。もっと柔らかい音のアンプ・スピーカーとの組み合わせでは違った印象になるかもしれません。


D-07Xとの比較ですが、解像感や透明度は若干御社DACが上回ると思います。D-07XにはDDCや電源のノイズ対策、外部クロックなどいろいろ対策をしているせいか、期待したよりも差が開きませんでした。より上のクラスのアンプ・スピーカーであれば、さらに違いが感じられたのかもしれません。


D-07Xへの外部クロック入力なしの場合は、御社9018S搭載機の方が明らかに良かったです。


2015/11/24 PM 10:58:22

● AITプリの感想

AITプリ購入者様の感想です。

まずこのプリアンプを使用して感じたことは、低域と高域の伸びがスッキリしたことです。これはご試聴機でも感じたことですが、音に角がない感じで、所有しているプリメインアンプ590axやE470のプリ部と比較しても、一聴して音の変化、進化がわかりました。
他のプリアンプと比較しても、十分遜色無く、環境によると思いますが、E社のプリアンプの音の傾向に似ている感じがしました。非常にコストパフォーマンスに優れていると思います。

2015/11/21 AM 07:32:52

● ES9018SとK2M機の感想

ES9018SとK2M機を試聴された方の感想です。

どちらの機種も今まで聞いたことがないほどS/N比が高く、どの音域も音に雑味とよべるものが少ないことに驚きました。
長時間の試聴においても聞き疲れもほとんどせず、気がつけば数時間経っていることも多かったです。
また高域の表現能力が非常に高く、女性ボーカルの声やハンドベル、シンバルの音などがキレイ伸びていく様子と余韻を感じられたのがとても心地よかったです。
ただ一点だけ残念だったのが手持ちの一つであるPSAUDIO製のNuwaveDACよりも音場の表現が少し狭かったことです。
(他のどのDACと比べても広いので、このメーカー製のDACが異常に音場が広いと言った方が正しいのかもしれませんが)
先人たちの試聴結果どおりS機、K2M機とも素晴らしい出来であり、聞く曲によって選択すればよいことが解りました。

2015/11/01 PM 08:46:44

● パワーアンプ試聴報告8

AIT STEREOパワーアンプ購入者様の報告です。

パワーアンプはエージングがすすみいい音になって満足しています。
私よりいい耳を持っている出入りの鍼灸師が小音量時で細かい音が出ていて
すばらしいといっています。

2015/11/01 PM 09:46:51

● AIT PREの感想

AIT PREキット購入者様の感想です。

昨夜AIT PREをPhonoで試聴した感想です。CDでも試聴しましたがほぼ同様の印象でした。
最初のうちは中高域の分解能の優秀さと低域の量感には乏しいが分離の良い音だと感じました。
しかし、分解能の良さが仇となって聴き疲れのする音という印象がありました。
ところが2時間もすると分解能はそのままに中高域の角が取れて耳に心地よい聴き疲れのしない音となり、さらにスピーカーを意識させない音の広がり、低域は量感も増して、しかも団子状態にはならない分解能の良い、締りのある音に変化してきました。そのため、深夜3時頃まで聴き続けてしまいました。
Phono入力でもボリュームを上げても全く雑音が入らないのもすごいと思います。(今時当たり前かもしれませんが)
組み合わせたパワーアンプが真空管のため立ち上がりが遅いのかもしれませんが、AIT PREでもやはりエージング効果はあるようですね。今後が楽しみです。

2015/10/22 AM 02:18:48

● パワーアンプ試聴報告7

AITステレオパワーを2台購入頂き、BiAMP接続された方の報告です。

駆動力があり他のアンプとの一番の違いは音数が増える事だと思います。
小音量でもラウドネス等の処理をしなくても高音も低音もしっかり音を出してくれます。
BiAMPはかなり違います。
今までステレオで使っていましたがバイアンプにすることで、ウーハー側の逆起電流がツイーター側に回らない事により
高音がとても綺麗になり、透き通る事によって低音もくっきりとした輪郭を描く様になりました。
追い込める状態にある人はチャンデパの方が良いかもしれませんが、殆どの人は特性を図ったりするのは難しいと思います。
それに比べてバイアンプは既存のシステムに組み込むだけなので楽に導入出来ます。
お勧め出来る簡単アップグレードだと思います。

2015/10/21 AM 07:32:52

● ES9018K2M/S使用DAC評価

ES9018K2MとES9018S使用DACの比較評価感想です。
両DAC機を購入頂いております。()内は当方追記)

ES9018SとES9018K2MのDSD512のアップグレードについてです。

これはK2Mが圧倒的に有利でS/Nも低下しません。

P2D(AITのPCM=DSDrealtime変換)で512にした時にK2M機にS機が追いつくには基板を改造してやっと追いつくほどです。

K2Mはモバイル用とスペックだけ見ている方がいらっしゃるみたいですが、出てくる音が全てだと思います。

両方を試聴機で是非比べてみて欲しいです。

2015/10/20 AM 05:52:29

● DSD512感想

ES9018S機にDSD512/PCMfs384kを追加搭載された方の感想です。

昨日の感想です。
今朝ボリュームを上げてみましたが、もはやPCMが良いのかDSDが良いのかよく分からなくなっています。
DSD512も角が丸い音かなと思うこともあったのですが、改めてPCMと比較してみるとそこまで丸い訳ではなく。どうも先入観が邪魔しているような気がしています。自分の中では甲乙つけれない状況になりました

1日経過後の感想です。
音の密度はやはり512ですね。
スッキリ、サッパリ、鋭い音のPCM
DSDは生クリームみたいな音ですが、音のキレも充分鋭いです。
空間の広さはPCMでも充分ですがDSDの方が包容力があるように感じられます。
当面はDSD512で運用してみます。

2015/09/23 PM 09:00:54

● PRE,POWERの使用感想

AIT,DAC,PRE,POWERを購入された方の感想です。
DACは3年程前に購入しその後DAC基板を更新し、数ヶ月前にPRE,POWERを購入されています。

PRE、POWERは、大変良い音で気に入っております。
音の立ち上がり、空気感、低域のドライブ能力がみごとです。

今まで聴いたどのアンプよりも癖がありません。
音源の特徴や違いを正確に出してくれる信頼できる優れたアンプだと思います。

すべての音源で、音源の美しさやアンサンブルの面白さを表現してくれます。

特にコーラスの清楚な美しさは特筆ものです。

以下余談ですが、配線材とケーブルについての影響に付いて、補足致します。

内部配線材やACインレット、XLRコネクタ.スピーカー端子を見直しましたが、オリジナルに比べて音の厚みが増し、リアリティが向上しました。

ケーブル類も大幅に見直しましたが、AIT DACとプリ間のケーブルは安価なケーブルでも高級ケーブルでも音の傾向が違うケーブルでも、不思議なことに音がほとんど変わりません。
しかし、プリーパワー間のケーブルは、ケーブルの違いをはっきり出しますので、なるべく、ハイエンドなバランスケーブルを選ぶことをお勧めします。

2015/09/23 PM 09:08:25

● ES9018SのDSD512感想

ES9018S機にDSD512を搭載した方の感想です。
この方はAITのDAC,PREを使用し,AIT POWERを2台でBiamp接続されております。

まず、一聴して、音が明るく感じられました。
音のエッジがより明確となり、フォーカスがはっきりします。
この場合は一般的に、きつい音になりがちですが、
その様な事は全くなく、音の表面がより一層、綺麗に磨かれ、
非常にスムーズかつ明瞭に再生される事に驚かされました。

音像はよりコンパクトとなり、その結果、分離と定位が良くなります。
また、細かい音を今まで以上にはっきりと聴き取ることができ、
特に、高域の細かい音に対しての効果は絶大です。
ボーカルにおいても、声の出し方の微妙なニュアンスの違いを実に良く表現します。

これは、通常のCDフォーマットのみならず、ハイレゾのPCMやSACDの再生でも、
基本的にすべてのフォーマットにおいて同様です。
今までの、PCM→DSD128/256でも、効果はありましたが、
128と256の差は余り感じられなかったのですが、512では、その違いは顕著です。

只、余りにもスムースな再生音なので、
ゴリゴリのパワフルな音が好みの方には少し物足りないかもしれませんが・・・

音源によっては、まさに、目の前の演奏者の音が、部屋中に広がり、
身体全体が音に包み込まれる様な、不思議な感覚になります。

DSD512による再生音を一度体験したら、もう元には戻れません。

今回、バージョンアップして本当に良かったです。
有難うございました

2015/09/09 AM 02:06:21

● ES9018K2M購入者樣の感想

ES9018K2M使用DAC購入者樣の組立直後の感想です。

DACは3日前に組み上がり、使用しています。配線を予め挿して頂いていて助かりました。有り難うございました。
 PCからHDDに貯めている音楽ソフトをfoobar2000、Audiogate v3、Audacityなどの再生ソフトを使って、UBS経由で音楽を楽しんでいます(内部配線用USBケーブルは間に合わせで使っています)。少し、エージングが進んで来たと思われます(計約5時間使用)。高音部から低音部まで素晴らしい解像と音楽性で再生してくれるようになって来ています(PCM無変換)。

2015/09/08 PM 02:52:22

● パワー試聴感想

STEREOパワーアンプの試聴感想です。
この方の場合、出力が不足していたようです。

A級動作で音量を最大にしたときの音質は噂どおり大変に素晴らしいものであると感じました。特筆すべきはまず圧倒的なノイズフロアの低さでしょうか。背景の黒さのようなものを感じます。音場の広がり、空間表現、そして解像度の高さも素晴らしいものがあると感じました。今まで聴き取れなかった音に気づくことができ、感銘を受けました。

「上はclassA動作のため、安全装置が働き動作停止しましたので、下は出力小さく、classAB動作に設定した後の評価です」

動作についてですが、当方は以前に購入させていただいた御社のDACをつないでいますので、バランス接続です。biasが常に6以下になるような音量にしますと、ボリュームの位置がだいたい13時くらいの位置になってしまい、これですと完全に音量不足となります。ロータリースイッチの位置を1にすることも試してみましたが、そうするとややS/Nが損なわれてしまうような印象ですね。

2015/09/06 AM 04:12:42

● MONOパワーアンプ試聴感想

先日公表しましたMONOパワーアンプの試聴感想です。
この方はAIT DAC、PREを既に購入されています。

音質は、御社のDAC、プリアンプ同様に入力された信号を色づけ無く
丁寧に出力されているとの印象であります。
 現在使用しているアンプに比較しますと、細かな音も奇麗に再生し
解像度も高く、低音もしまった音で高音も伸びている印象です。
 反面、ソースの粗も素直に現している様です。
(但し、DAC、プリよりは、柔らかく優しいかと思います。)


 意識しておりませんでしたが、手持ちのアンプは、色づけ
(若干、暖かめの音) があったのだと感じさせられました。 
 ちょい置きでこの実力ですので、電源を含めたセッティングを
詰めれば、深みも出てくるのではと思います。

2015/09/01 PM 09:46:51

● ES9018S機購入者樣の感想

ES9018S機購入者樣の到着第一報感想です。

音質の安定には数日必要との事ですが
既にして以前使用していたDAC機より良いです
一度しか視聴していなかったため若干不安でしたがまったくの杞憂でした。

2015/08/23 PM 09:00:54

● DSD512及びPCM384評価感想

DSD512/PCMfs384kHz対応に改造したDACの感想です。
2年半前の購入でしたが改造できるようにしました。


第一印象は、「音楽がゆっくりしたテンポになった」でしたが、
時間と共に、自然な広がりが出だし、解像度も若干上がった様です。

クリアーになったとの感じは小さかったのですが、自然で滑らか、
小さな音も聞き取りやすいので、やはりクリアーになったんだと思います。
(判りにくい変な表現でありますが)
 尚、音質の向上以上に、自然さと心地良さが大きく向上したとの感じました。
HPの評価に記載されました様に、SACDでの効果が大きい様です。


 また、IC、プログラムの変更による効果なのでしょうか、PCM、DSD256も
改修前より、音が良くなったように感じます。
 特にPCMは、明確な強い音がより進んだようで、良い意味で特徴があり
非常に驚きました。ロック等は、この音が好きな人が多いだろうなと思います。
(私のイメージのクリアーな音と言う意味では、PCMでの変化が大きかったです。
ただ、DSDの「滑らかな、自然な音」の方が、個人的には好みですが)
 
 何れにせよ、改修は、大満足との結果である事を合わせて報告致します。
今後とも、新しい商品を楽しみにお待ちしております。

2015/08/23 PM 09:08:25

● DSD512評価

ES9018S搭載AIT DAC購入者でrealtimePCM=>DSD512変換機能を追加された方の感想です。

特にSACDをDSD512で再生させたときのきめ細かい音がすっかり気に入りました。
特に、例えばDG ムラヴィンスキー、レニングラードフィルのチャイコフスキー4,5,6番のような古い録音のSACDに効果が大きいように感じました。
ありがとうございました。

2015/08/05 AM 06:41:09

● 試聴感想121(K2M)

ES9018K2M機の試聴感想です。
試聴中に購入決定頂きました。

お借りしたAIT DACは、PC → JAVS X-DDC Reserver → AIT DAC で
接続して試聴しました。

主に現在使用中のDA-06(LUXMAN)との比較ですがとにかく解像度が高く、非常にクリアで今まで聞こえてこなかった音が聞こえてきました。
試聴したDACはES9018K2Mでしたが電話にてお話があった通り、ロックやポップス等は非常に心地よく聞くことができ、DAC以外が同じ機材なのか不思議に思うほどでした。私自身クラシック等も聞くのであれば、ES9018Sも試聴してみたかったのですが、今はES9018K2Mの躍動感のある音のファンになってしまいました。

現在は試聴機を返してしまったので以前のDA-06で音楽を聞いて
いますが、非常に残念な音に感じて仕方がありません。
DA-06のほうが勝っている部分は見た目の高級感ぐらしかないように思ってしまいます。ただDA-06もAIT DACを試聴前でしたら、それなりに満足して聞けていましたので、悪い機種ではないと思います。
しかし、AIT DAC試聴後はもう物足りない気持ちがいっぱいで、
購入依頼したDACが届くのが待ち遠しく思っています。

今回は短い期間でしたが、AIT DACを試聴させていただきありがとう
ございました。大手メーカー品では電気店での試聴はできても、実際に
自宅での環境で試聴できるわけではないので、今回のように試聴機を
借りて自宅の機材に接続して確認できる機会が持てることは非常に
ありがたいことだと思っています。


2015/07/03 AM 05:23:30

● パワーアンプ試聴報告6

AITパワーアンプの試聴感想です。
AIT DAC(ES9018S機)所有されています。

現使用機
CDP(トランスポート)ONKYO C-7000R
DAC AIT 9018S
プリアンプ cello encore1MΩ / AR limited model2
パワーアンプ counterpoint SA-220BTL / PASS ALEPH0
スピーカー  PIONEER EXCLUSIVE 2251
プリアンプはcello encore1MΩ(バランス接続)で固定してパワーアンプを比較試聴した。

まずアンプの大きさだが、他のAIT製品と同じタカチケースの例のサイズだ。
前面中央にトレードマーク?の液晶パネルが有り、レベルメーターが表示される。
技術的には素人が口を挟むものでは無いが、基本的には20W出力A級BTLのDCアンプみたいだ。
面白いのがバイアス調整で、電流を検出しFPGAで電力量を即座に演算しバイアスを調整している。
グランド処理もかなり凝ってるみたいで、チャンネルセパレーションやS/Nも超高度。
バイアスは固定も出来るみたいだが本試聴はオートバイアスにて行った。

一聴してその滑らかさに驚いた。とにかく高域が今まで聞いたことのないような美しい音なのだ。
それでいて有機的であり、いつまでも聞いていたくなるフレンドリーな音だ。
低域も程よく伸びており、弾力性のある音階豊かな質の高い低域である。
癖などは無く超普遍的。HIFIサウンドだが所謂音楽性も兼ね揃えている。
圧巻は小音量再生だ。夜中に小音量で聞いてもまったく音痩せは無く、帯域や情報量も寸分違わず音量だけが小さくなるだけなのだ。これはちょっと経験したことが無い。

そしてステレオアンプなのに広大な音場が広がる。ALEPHやSA220等のモノラル機と比べても負けていない。ステレオアンプなのにスピーカーの周りにふわっと出る音にはかなり驚いた。
使用スピーカーの2251は能率が93dBで部屋のサイズは約7.5畳だが、お隣さんから苦情が来るんじゃないか位の音量でも1Wもいっていなかった。アメリカ製のアレな曲者スピーカーとかで無ければ常識的な音量ならばパワー不足は感じないと思う。

最初はサイズ的にどうなのかなと思ったがパワーは過不足は無いし、A級BTL、高度な可変バイアス調整、モノラルアンプ並みのチャンネルセパーレーションとAIT流の技術がたっぷり注ぎ込まれたこのアンプは現代アンプの形を変える何かを持っていると思う。

2015/06/27 AM 01:21:07

● 試聴感想120

ES9018S搭載DACの試聴感想です。

簡単で申し訳ありませんが試聴した感想です。
とてもSNがよい感じで静けさがよく出ていると思いました。
また低音が力強くてとてもよかったです。
楽しく試聴できました。
それから、現在使用中のDAC(ES90108シングル)だとDDCの
電源をいれた直後ではハイレゾで音飛びが数分発生していますが、
AIT DACでは音飛びがなくてよかったです。

2015/06/25 PM 09:50:23

● 試聴感想119

ES9018K2M試聴機の感想です。

音が一歩前に出て、スピーカーの外側に拡がる。低域の解像度、スピード感が優れており、高域・中域と音質全体に好影響を与えているように感じる。
低域がしっかりと出るので、低域パートだけボリュームを上げることがなかった。
PCMが最も解像度が高く、音の密度も濃い。DSDに変換されたものも自然で聴きやすくDSD中心に試聴した。
古いもの、高音質のものソフトによってPCM・DSDと使い分けができるのが楽しい。CECのCDPとの相性が良く、静けさが良く出ていて、音のない空間表現に長ける。
全てのCDを聞き直してみたくなった。
電源立ち上げ時に、終了前の設定が保存されていると有り難い。(対応可能です、AITからのコメント)

2015/06/18 AM 12:02:25

● AIT PREの感想です

AIT PREを購入頂いた方の到着後感想です。

土曜日に受け取って昨日から鳴らしていますが素晴らしいアンプです。

見た目はシンプルなもので物量投入もされていないのになぜ
こんなに音がいいのか、卓越した設計思想やコロンブスの卵的な
ことがあるのか、、、ともかくエイジング前から大変なポテンシャルを
感じます。

2015/05/17 PM 08:46:46

● 試聴感想118

ES9018SDACの試聴感想です。
この方からキットの組立難易度を尋ねられました。
AITのキットはプラモデル組立程度で、ハンダこてを使用しないでも組み立てられます。購入者様全員が正常に組立てております。

昨日、試聴機を返送させて頂きました。ありがとうございました。
非常に優れた解像度を持ちながら、高音の刺さりもなく、
音場の広さも損なっていない素晴らしいDACだと感じました。

2015/05/14 AM 05:01:32
http://aitlabo.net/blog/?c=005&pp=90

● 試聴感想117

ES9018S使用DACの試聴感想です。


一週間と短い試聴でしたが、心地よく音楽を楽しむことが出来ました。
お世辞抜きで素晴らしいDACでした。
極めて高いS/N、御社独自のジッター除去技術
PCMからDSDリアルタイム変換等等からの結果か!
聞き疲れの少ない、力強い低音から繊細それでいて硬さが感じられない高音まで、
けっして派手さはありませんが、癖になるような味が感じられます。
ライブ感のある音楽が楽しめそうです。

2015/04/13 PM 08:36:30

● 試聴感想116

ES9018S使用DACを購入され、AITプリとAITパワーを試聴された方の感想です。

音の感想ですが、音像がピシッとして、音場もひろいです。
音の鮮度が高く、余韻が綺麗です。
音も薄くならず、演奏者の動きまでよくわかります。
それでいて、低音の切れも量もしっかり、バランスもとても良いと思います。
情報がきちんとスピーカーに届いている感じです。

2015/04/12 PM 10:48:07

● 試聴感想115

AITプリの試聴感想です。

所有しているプリアンプからAIT PREに替えて音を出した瞬間にその違いに気づきました。
情報量の増加、音場の拡大、立ち上がりやS/Nの大幅な改善、定位の明瞭化など、他の方が書かれている感想と同感です。
特に、質の良い音源を大音量で再生すると音の洪水といった感じで圧倒されます。
所有プリアンプは包み込まれるような響きがあり聴き疲れしない音質で気に入っていたのですが、
その響きの裏に細かい音が埋もれていたことが分かりました。

機能の面でも大変優れたプリアンプです。
私は小音量で聴くことが多いため、リモコンでの細かな音量調節が困難だったのですが、
AIT PREはリモコンでの音量の微調整が極めて容易です。
また、バランス調整、入力の直接切り替えも便利です。

2015/04/07 PM 10:03:06

● 試聴感想114

ES9018S使用DACの試聴感想です。

とても全域でエネルギッシュ且つ各楽器の分離もよく、音場感も最高です。
いままで、うるさくて聞きたくなかったソースもうまく聞かせてくれます。
マランツ機(SA-14S1)とは雲泥の差です。
友人宅のLINN アキュレィトよりもよいかも知れません。
入口の重要性を改めて感じました。

2015/04/06 AM 04:12:42

● PREAMP試聴感想8

プリとパワーアンプの試聴感想です。


プリアンプ、パワーアンプともにとても素晴らしい機器と感じました。
特にプリアンプは、音の一つ一つがが明瞭、かつ定位が明確で、目をつぶって音楽を聴いていると容易にステージの情景が浮かび上がってくるようでした。
またこれまで埋もれていた高音域、低音域の情報が掘り起こされ、華やかでかつ広大な音場をを形成し、とても心地良く音楽に浸ることが出来ました。

パワーアンプについては、SNに優れ、特に高音域を美しく鳴らせてくれますね。
音色も色付けのない、透明度の高いモノでした。

2015/03/09 AM 02:06:21

● 試聴感想113

以前パワーアンプを購入頂き、新たにBIAMP用に試聴機で検討した結果追加購入頂いた方の報告です。
この方の他に数名の方から、AITパワーアンプをBI AMPで使用し音質が大幅に向上したとの報告を頂いております。


試聴機からつなぎ替えると試聴機の方がまろやかなので、これはエージング待ちです。
試聴機を1週間近く聴いた感想はこのアンプは思ったより遙かに良いアンプでした。ホーンドライバを駆動する能力がとても高く、高域のSPのレベルを上げても耳に刺さることがありません。JBL4343Bを35年前に買ってから初めての経験です。このSPを 通算すると10種類以上のアンプで鳴らしてきましたが常に高域のホーンドライバを騙し騙し鳴らすのが常でした。このアンプは完全にホーンSPをねじ伏せています。

2015/02/20 AM 05:52:29

● 試聴感想112

ES9018S機の試聴感想です。今後ES9018K2M機も試聴予定しています。

AKURATE DSも音楽を聴かせるタイプで、オールラウンドに使えお気に入りなのですが、
試聴機で聴いた美空ひばりは次元の違う音楽でした。
なんと言うか、美空ひばりの上手さ、凄みを改めて感じるほど音楽の本質に迫った音でした。
分解能に優れ空間表現も大変素晴らしい印象でした。
余計な残響もなく、変に色付けされていない点も好印象です。

これだけで驚きの大満足でしたが、改めて御社HPを拝見するとES9018K2Mも試聴させて頂きたくなりました。
私は、JazzやPopsの女性ボーカルや、ビートルズ、ストーンズなどの60,70年代Rock、Jazzを中心に聴いています。
皆様の試聴感想で"音の押出感"、"低音"、"迫力のある音楽"とありますと、是非こちらも聴いてみたくなります。
できればES9018K2Mも試聴させて頂いてから購入を決めたいと思います。

2015/02/15 AM 12:37:45

● 試聴感想111

DAC、PRE、POWER×2を購入頂いた方の一ヶ月経過後感想です。
SACDPは当方が改造しHDMIケーブルでSACDをDSDとしてAITDACで再生できるようになっています。
BiAMP構成による音質向上は理論的にも説明できます。この方のスピーカーはB&W M802の様です。

今回、20年以上使用していた、パワーアンプが故障したので、以前から気になっていた、AITのアンプを購入しました。
電流駆動で使用したいと考えていたので、パワーアンプは電流駆動対応として頂き、思い切ってプリアンプも同時購入としました。
従って、この感想はあくまでも、プリ&パワーアンプセットでの感想という事になります。

AIT DAC➡AIT プリ➡AITパワー の接続は全てバランスとしました。
接続して最初に音を出したときの印象は、目が覚めたばかりの眠たげな音でしたが、ノイズレベルの低さと歪の少なさはすぐに感じられました。
また、音の出ていない所が非常に静かです。
S/N比が良くかつ定位&音場感が良いので、前面に広がる音場に対して、この様な印象を受けたのだと思います。

現在、一か月以上が経過しての印象としては
・音にハリと艶が出てきて説得力が凄い
・低域の量感と切れの良さ
・高域の分解能がハンパでは無い
・とにかく歪感が無く、非常になめらかな音ついついボリュームを上げ過ぎてしまう
・古い余り録音の良くないCDも、かなり聴きやすくなる
・音の粒立ちを良く再現し、非常に綺麗で定位も抜群に良い
・細かな小さい音まで実によく再生してくれる
・楽器の響きが良く、残響音の出方が綺麗で、特にピアノなどでは音の重なり合いすごく良く表現されていて、
まるで目の前で演奏している様に感じられます。
・忠実な再現力のため、録音の良し悪しがまともに出る

とう事で、皆さんの試聴感想と余り変わりませんが・・・・・
また、音色が以前のアンプと同じで、アンプを変えても全く違和感がなく、只々、再生能力が向上したことが予想外の収穫です。

只、それ以外の感想としては、録音の悪い音源であろうが、良い音源であろうが以前のアンプと比べると、再生音のクオリティは確実に上がりますが、
特に、良い録音の場合はその伸びしろが大きいです。
以前ではそれほどの優位性を感じられなかった、SACDプレイヤー(AIT改)からのHDMI出力による、DSD音源の再生では、
いくらボリュームを上げても全く刺激的な音にはならず、ライブ録音では、まるで自分が会場に居る様な雰囲気にさせてくれます。

今は、パワーアンプをもう一台追加して、バイアンプ駆動としていますが、
その効果は予想以上で、より一層の歪低減に加え、音の立ち上がりがスムーズになり、音に余裕が出ます。

スピーカーがバイワイヤリング対応ならば、思い切ってバイアンプ駆動をお勧めします。効果絶大です。

自分は今まで、モノラルパワーアンプを各スピーカーの横に置いていたので、レイアウトの関係もあり、一般的な、低音用に1台、中高音用に1台という使い方をせずに、右用、左用それぞれ1台づつ使っています。
色々試した結果、自分のシステムでは、低音・高音と分けるより左・右で使用した方が音に厚みが出て、全体のバランスも良いという事もあり、変則的な使用をしています。

皆様が書かれている様に、良いことばかりですが、本当に購入して良かったと思います。

2015/01/27 AM 01:21:07

● 試聴感想110

ES9018K2M搭載DACの試聴評価です。

当方の環境ですが、
トラポにWin7PC、DDCはortho spectrum、アンプはAccuphaseのプリメイン、スピーカーはDynaudioのトールボーイです。

聞くジャンルはJazz系主体です。

御社DACは、音の輪郭がくっきりとしていて、各パートがはっきりと聞こえます。定位も良く、各パートの位置関係も見える様です。時折入るパーカッションなどで空中に目を向けてしまいます。

DSD変換機能は最初はぼやけて聞こえ、無変換の方が良いと感じましたが、暫く聞いていると無変換時にくらべ音の広がりが良く、僅かに暖かみがでてどちらも良いと思いました。
DDCへ接続するUSBケーブルの傾向がそのまま反映されるので、無変換時は暖色系、変換時は寒色系のケーブルにするとどちらのバランスも良くなると感じました。

色付け感は感じないものの、録音の悪い70年代のニューミュージックもそれなりに聴けたのは意外でした。

2015/01/18 AM 12:02:25

● 試聴感想109

ES9018S使用DAC,PRE,POWERを同時試聴した方の感想です。
(同時試聴は可能であれば対応します)

到着直後の報告
実を言うとDACはES9018を使用したH**Cというメーカーのものをすでに使用していましてそれほど違いはなかろうと高をくくっていました。しかし電源投入してすぐの状態で一聴して音の違いがわかりました。同じチップを同じくデュアルで使用してもこれほどの違いが出るのですね。驚きました。

1週後の感想
音に関しては、プリもDACも多少分析的な傾向はあるのでしょうが細部が潰れないので音楽の美しさに圧倒されてしまいます。
音の一つ一つがよく分離して、キラキラ輝いていて素晴らしかったです。
 プリとDACは一緒に使ったほうが相性が良かったですが、コンポーネントへの影響力はDACが一番大きかったです。
 プリはノイズフロアが一気に下がり、上流の音をそのままパワーに伝えるといった印象です。
 パワーアンプに関しては見た目とは裏腹に駆動力がありました。我が家のスピーカーでの仕様ではクリップすることはないようです。

2015/01/14 AM 05:01:32

● 試聴感想108

パワーとプリアンプの試聴感想です。
評判の高価格スピーカーでの評価です。

両方とも楽しく試聴させていただきました。
特にパワーアンプのドライブ力は素晴らしかったです。
私のdynaudio consequenceはアンプ喰いで有名で、生半可なアンプでは鳴ってくれませんが、
AITさんのパワーアンプをつなぐと、しっかりと低域をドライブして、音に躍動感が出てきました。
現在のシステムでは、その点でジャズをご機嫌に演奏するのが不得手と感じていましたが、
試聴機ではそれが見事に払拭されていました。

現在のシステムの音には、ある程度満足していましたが、若干の不安もありました。
あらためてconsequenceのすばらしさと、今の方向性の正しさを再確認しました。

2015/01/09 AM 02:06:21

● ES9018K2M使用DAC試聴評価3

ES9018K2M使用DACを再度試聴された方の評価です。

今回お借りしたエージングの後の(エージングの進んだ)K2M-DAC、
やはり、と言うか、想像以上にと言うか、音の進化・深化、磨き込みが進み、
正直ES9018機との差は、(私には)限りなくゼロに近くなったと言う印象です。

最初のまったくの新品基板を聞かせていただいた時も、大変完成度が高く9018S機との差はほとんど感じられないくらいでしたが、
それでも、わずかでは有ってもハッキリとした違いが有り、
それが9018S機との個性の違いと思っておりました。
今回の試聴で、それはごく初期の硬さ・生硬さによるものだったのかと思い至りました。

今回もシンクロナス伝送によるノー・バンド・ワイズ(NBW)の音の良さは傑出していて、正直K2M機を選ぶ場合は、これ以外の設定は考えられないと思いました。
(心穏やかならぬものが有るのですが、この設定で聞くジャズやポップスは、
9018S機で聞くそれらを上回っているかも知れません。)

試聴は、私を含め5名で行ったのですが、
1名はK2M機が大変気に入ったようで、購入も真剣に考えているようです。
また別の一人は、ほとんど違いは無いと感じながらも、音の濃さ・厚みで、9018S機にわずかに分が有ると言っていました。
いずれにしても、本当に素晴らしいDACであるということは、全員の一致した感想です。

2015/01/06 AM 04:12:42

● 試聴感想107

ES9018K2M搭載DAC購入者様の感想一報です。
一言のみで当方DACの特徴を簡潔に述べられています。

DAC届きました。
あまりの高音質にCDを聞き直しています。
今後ともよろしくお願いします。

2014/12/28 PM 08:38:10

● チャネルデバイダー評価

チャネルデバイダー試作基板を検討した方の報告です。
この方はES9018SのDACとES9018K2のDAC、及びプリ、パワーアンプもご購入頂いております。DACはK2M基板に若干手を加え改造してお使いで、感想は「K2Mの方が1ランク上の音です」とのことです。
以下はそれらを含んだ評価となっています。

以下にチャンデバ + パワーアンプ込みの音の感想を適当に列挙。
音色や音の全体バランスは今迄と略同じになりました。今迄は最適点が1ヶ所しかない感じで調整がクリティカルでしたが、AITのチャンデバはクロスオーバーとレベル合わせが非常に正確で変数を変える事による音質の変化もないので調整がとてもスムーズに出来ます。
音質的にも上がっていますが、パワーアンプの寄与が2/3ぐらいあるかなという感じ。低域が伸びてコントラバスの音階がよりクリアになりました。
チェロのエンドピンから床を伝わって奏者の気合いが伝わってくる感じもリアル。
通奏低音のチェンバロがシンシンと右後方から空間に浮かぶ感じは今迄と同様(と言うか、そうなるように低音のバランスを合わせている訳ですが)チャンデバの左右特性が正確なので音の定位が今迄より正確になりました。
4343Bは元々定位を云々するSPではないのですが有意差が有ります。
(色々GND系統を調整する前の一番最初の段階ではBBCモニターのLS3/5aで確認していたのですがその時点でもこの位相性能の差は感じました。)
ボリュームを上げた時の余裕度が増えたのはパワーアンプの特性が良いのかチャンデバの寄与なのかは
未だはっきり分かりませんが、300Hz近辺がスッキリしたのでチャンデバの可能性かなと見ています。
LPFのクロスオーバー周波数は320か330かどちらかだろうと思うのですが、330の方は今暫定的にチップ抵抗で鳴らしているのでスルーホール型の金皮が届いてから最終確認します。
チップ抵抗だと音質的には矢張り劣化すると思います。
320と340の金皮の方が音質的には良いと言うのが耳で分かりますから。
あと、チャンデバのエージング効果はやっぱり有るようですね。4343Bで鳴らし始めてから1週間の辺りで変わった感じがします。


チャンデバはデジタル方式だとDAC部がまともなものがないし、アナログ方式は既に絶滅状態だし、そもそもチャンデバを必要とする需要がほとんどないのでメーカが見向きもしないしで八方ふさがりでしたが、
今回のAITチャンデバは特性、性能的には一切の妥協がないので最高峰を目指す(達成出来るかどうかは別問題としてw)
数少ないユーザーにとっては渾身の一品になっていると思います。私の長年の懸案事項でありましたがやっと乗り越えることが出来ました。ユーザーは他にいない可能性がとても高いですがw

2014/12/26 PM 09:14:49

● 試聴感想106

ES9018S機の試聴感想です、試聴中に購入決定しています。

CD?と疑うような心地よい音がスピーカーから奏でられました。比較したのはシグマ・デルタDACを6つ並列駆動(1チャンネルあたり)させ ている機器です。試聴したCDはジャズ(ピアノ、テナーサックス、ボーカル)を中心に、クラシック(室内曲、交響曲)、童謡、フォークソン グ、歌謡曲、カントリーなどです。CDの一部はSACDとのハイブリッド版で、所有する機器の場合SACD層の音のほうが好ましく感じてい る、そういう音のサンプルです。今回は同じCD信号を同時に両方のDACから出力してプリアンプに入力し、プリアンプ側の操作でソース信号を 適宜変えて、スピーカーが奏でる音を試聴しました。

AIT-DACからの音は違うことがすぐにわかりました。音の角が除かれていて、スピーカーがいっそうまろやかに鳴っていました。この傾向は PCMをDSD変換する機能を作動させると際立つようです。音量を上げて試聴すると、楽曲の音量が低い時に聞こえてくる「サー」という雑音 が、AIT-DACのほうがより低レベルでノイズが小さいことが好ましかったです。

オーディオは嗜好品だと思いますので人それぞれだとは思いますが、どちらの機器の音が好きかと聞かれると、AIT-DACに手をあげたいで す。毎日夕食後に試聴しましたが、演奏音が心地よく時間を忘れて深夜になることしばしばでした。SACD音源ならまだしもCD音源ではあまり 経験しなかったことであり、これには驚きました。休みの日に一日中試聴しましたが、CDの音楽鑑賞疲れがありません。このせいかわかりません が睡眠の質が良くなったように思います。

AIT-DACの存在を知ったきっかけは、あるオーディオ専門ネット記事を読んだことです。ハイレゾ音源とネットワークオーディオに興味を持 ち、調べていたときでした。ウェブサイトを拝見すると、電子回路を独自に開発されている様子に大変興味を持ちました。今回はその製品を試聴さ せていただきましたが、大変すばらしかったです。何よりも人を楽しませてくれる力のある製品であることがすばらしいです。このAIT-DAC の音をもっと聞きたいと思いました。

2014/12/22 AM 02:18:48

● 試聴感想105

プリとパワーアンプを試聴された方の感想です。
スピーカーとヘッドフォンそれぞれ報告頂いています。

(スピーカー視聴)プリアンプ+パワーアンプ

TP: Solid run, Cubox-i4 (Voyage-Mubox ver3.14)
 ↓(USB)
DDC: Audiophilleo, Audiophilleo2
 ↓(S/PDIF同軸)
DAC: Audio-GD, NFB-7
 ↓(アンバランス)
PRA: AIT LABO, プリアンプ
 ↓(バランス)
POA:AIT LABO, パワーアンプ
 ↓
SP:自作バックロードホーン

 ・一つ一つの音に密度感があり、それぞれ空間中に丁寧に置いていく感じがしました。
 ・S/Nの高さや定位の良さが一聴してわかります。
  

(ヘッドホン視聴)プリアンプ+他社ヘッドホンアンプ

PRA: AIT LABO, プリアンプ
 ↓(アンバランス)
HPA:STAX, SRM-727A ダイレクトモード

HP: STAX, SR-507

 ・ヘッドホンアンプ内蔵のボリウムに比べて、細かい音がよく聞こえます。
  また、帯域も広がってモヤがとれた気持ちの良い音になりました。
 ・アッタネーターで音量の調整(LR調整も)が細かくでき、使いやすいと思います。

2014/12/21 AM 01:50:25

● 試聴感想104

ES9018S使用DACキット購入者様の感想です。

CHORDのDACとの試聴比較です。

1:音場が広大。部屋いっぱいに空間が広がる感じ。そしてノイズレスで逆に違和感が有るほど
2:実在感が凄い。
CHORDのDACはオーディオ的で聞いていて気持ちいい。
  AITDACではそういったオーディオ的な気持ちよさは薄いが、印象としてはアナログレコードのような「そこ」に「いる」「ある」感が強い
3:ヴォーカルがしっかり前に出る。個人的にはここが最重要ポイントでした。
  CHORDだとヴォーカルがバックに少し埋もれてしまい、もう少しヴォーカルが「前」にでて欲しかったのですが、AITDACではバックに埋もれることなくしっかり、かついい意味でヴォーカルが主張してくれる

2014/12/21 AM 07:32:52

● 試聴感想103

プリとパワーアンプを試聴された方の感想です。

今回プリアンプとパワーアンプを試聴させてもらいましたが、もともとの本命はDACの買い替えでした。
ただ現在の環境がDAC複合機→パワーアンプ→スピーカーと言う構成なので、先にプリアンプを導入すべきかと思い試聴申込をさせてもらいました。

まずプリアンプの感想ですが、DACを変更していないのでそれほど大きく変わらないかと思いながら聴き始めましたが、思っていたより変化を感じました。
S/N比が上がる・定位が良くなるといったオーディオ的要素の向上を感じましたが、特に音の実在感が強くなるのを感じました。
また、環境的に小音量で聞くことも多いのですが、音量を絞ったときでも音痩せやギャングエラーの発生といった弊害を感じることがなかったのでストレス無く聞くことが出来ました。
市販リモコンによる使い勝手もとても良かったです。

次に、同時に試聴させてもらいましたパワーアンプですが、こちらはあまり時間が取れず聴き込めなかったので詳しい感想は書けませんが、プリアンプの長所を更に伸ばす印象を受けました。

自宅で視聴できると比較もしやすく、導入のイメージもつかめるので大変参考になりました。

2014/12/17 PM 08:46:46

● 試聴感想102

ES9018S機を試聴された方の感想です。

試聴した感想ですが、初期設定のDSD128が一番聞きやすいと思いました。

主にPCからDAC-10(KORG)それからお借りした試聴機(同軸)と接続してヒーリング系の音楽を主に聴きました。

アンプ マッキンMA−6900 スピーカーJBL4428リボンツイター追加
今まで他のDACでPCMをDSDに変換すると音の描写が鮮明になる一方、どうも音が全体的に薄くなって音が軽く綺麗な音なんですが聞いて楽しくありませんでした。

しかしこの試聴機では音は力強く鮮明でした。

PCオーディオ初心者ですが、DACがキモになると実感しました

2014/12/16 AM 02:58:52

● 試聴感想101

プリアンプの試聴感想です。
パワーアンプと同時貸し出しも受け付けております。


圧倒的な特性のよさを実感できる、再生帯域は超ワイドレンジであり、広大な空間の広がりがある。
低域の量感、駆動、制動、分解能のすべてが本当に最高。そのクオリティーは過去最高水準にある。
広帯域なのにとても厚みのある音で、硬質な音質です。アタック(輪郭)も強靭で実体感があり力強い。
無色透明な色付けのない音ですが、生気に欠けた大人しい(暴れがない)昨今のハイエンドの音とは異なり、非常にパンチがあり、とても生命感があって生々しい。
好みにより濃厚(色付け)さ、色付けタップリな音が好きだという方は他の機器やケーブルで調整可能だと思います。
特にプリアンプは古いものは新しいものに勝てないと思うので・・・・・AIT DACが一番売れているようですが、PREの実力はそれに比肩すると思います。
もっと興味を持たれる方が増えてほしいと思いました。このプリと比較すると90年代の複数の名機たちがくすんで曇った音に感じられたのは驚異的な経験でした。
20数年前の200万クラスのプリアンプより断然音が良い。
優れた設計、正しい設計が曖昧な音楽感性やオカルトを吹き飛ばす痛快さ!小規模メーカーは多々あれど、
まさに玉石混淆といえる現状ですが、AIT研究所は本物中のホンモノ。オーディオやってるとダマされた、
こんなはずじゃなかったという経験は沢山あると思いますが、往復送料のみで貸出が可能ですから、
眉唾と思っている方は借りてみると良いですね。
久しぶりにエキサイティングな経験ができるのではないでしょうか。

2014/12/11 AM 01:28:16

● 試聴感想100

ES9018K2M機の後、ES9018S機を試聴された方の比較感想です。

マークレビンソンのアンプ、ラックスマンのCDP、ウィルソンオーディオのスピーカーを使い試聴しました。個々の楽器の直接音と響きがきれいに分離されて聴こえる事、それによって得られる見通しの良い音場などは、K2M、S型両機に共通する美点と感じました。以前お借りしたK2M型と比べると、音楽の持っている空気感や音場感はS型が優れているように感じます。その一方で打楽器などの音は若干おとなしくなる感じです。
他の方も書かれていますが、クラシック主体に聴かれるならばS型、ジャズならK2M型が楽しく聴けるように感じました。ポピュラーだと好みに合わせてという事になりそうです。私個人はS型かなぁ…と考えているところです。

2014/12/08 PM 02:52:22

● 試聴感想99

AITパワーとプリアンプを試聴された方の感想です。
AITDACは既に購入頂いております。

2回目のプリアンプとメインアンプをお借りさせていただき大変ありがとうございます。
1度目の時はあまりのS/Nと情報量に困惑して今まで聞いてた音は何だったんだろうと微笑してしまいました。
それから機材を取っ替え引っ替えしてAITの音を越えようとしてきまして今回の2回目の試聴となりました。
結果的に言いますと今月買ったばかりのアンプではもう聞く気が起きないという悔しい結果に終わりました。
素直に最初からAITで固めておけば良かったと後悔しております。
プリは良くも悪くもアッテネーターの音でフラット正確無比!
メインアンプは音の広がり、高さ、奥行きが異常で一切の汚れがありません。
今まで大金叩いて歪んだ音に慣れた人は文字通り耳を塞ぎたくなる音です。
自分達で音に味付けしなくても良いなと素直に思えました。
購入時にメインアンプにはヘッドホン出力を付けてもらう予定ですのでそちらも大変楽しみです。
試聴機ありがとうございました。

2014/11/27 AM 01:21:07

● 試聴感想98

ES9018K2M搭載機購入者様の1ヶ月経過後感想です。

ソースはUSB入力(COMBO384経由)がメインで、主にクラシックのCDをリッピングしたPCMが多いですが、DSDや96kHz/24bitのハイレゾ音源もあります。
いろいろとモードを切り替えてみましたが、今のところ下記の設定に落ち着いています。
PCM→DSD変換は128倍、ジッター抑圧モードはAPCが最も自然に思います。
AFPCは余韻が長めに感じ、一聴するとこちらの方が良いように思うときもありますが、長時間聴くと少し疲れる感じです。
録音状態の良いソースでは、コンサートホールで聴く楽器の質感と違和感がなくなりました。
これまではコンサートやオペラの生演奏を聴いた後しばらくは自宅で音楽を聴く気になれませんでしたが、このDACではそのようなことはありません。

DVD/SACDプレーヤからのSPDIF入力は同軸、光のどちらでも大差はないようですが、同軸のほうが少し良いかな、という感じです。
これまではDVDでオペラを鑑賞するときに、映像はともかく音質は期待できませんでしたが、このDACでは音楽も楽しめます。

ハイレゾ音源では、DSD2.8MHzと5.6MHzの差や96kHz/24bitと192KHz/24bitの差もはっきりわかります。
ハイレゾ音源がもう少し安く入手できるようになれば、もっと増やして楽しみたいと思います。

2014/11/25 PM 09:50:23

● 試聴感想97

ES9018S機の試聴感想です。
一般的な感想ではありません。
この方の所有機器は以下のようです。
CDP;エソテリックP0s
CLK;DCS 992-2
OSC;FS-725電源改
CLK系ケーブル;エソテリック メクセル
DAC;DCS デリウス1394 日本オーディオDA-2000クロック改
AMP;STAX SRM-717
SP;STAX SR-007
ADC DAC;RME 802
PC;Intel系Windows7 64bit 自作
ADCキャプチャ;SoundForge10
CD-W;シナノケンシ SCSI型PX-W4012TS(通常1xで書き込み)

以下試聴目的等お送り頂いた内容を記載します。

発端はアナログオープンテープのデジタル化保存です。
まずはPC再生系が決まらないと保存開始にたどり着きません。
CD再生系はワードクロックとルビジウム発信機の導入で何とか目標に近づきましたが、PC再生系では試行錯誤です。
クロック系をCD再生系と同等にしても、PCの電源・ハードディスク・USBポートの位置・RAMディスク・再生ソフトなどの変更により音質・音色(帯域バランス)が変わってしまい機器構成が決まらないのです。

R社8機のジッタ抑圧は-30db、1ns程度なので、聴感に影響を与えない50ps以下にするためにはさらに-30db位の抑圧が必要です。
既存保有のDACではここまで抑圧できません。
また非同期DACのES9018のLowestでは-30dbくらいなので何とかギリギリです。
保存する形式の24bit再生のためにはさらにジッタを抑圧する必要もありそうで、
今回のAIT研試聴機のヒアリングとなりました。

<構成について>
試聴構成はPC--USB--R社8機--S/PDIF(光)--試聴機、です
その結果、ハードディスク・USBポートの位置・RAMディスク・再生ソフトなどの変更・R社8機の内部PLL・外部ワードクロック・ルビジウム発信機の有無により音色・音質が変わらないことを確認でき、
今までの試行錯誤の原因はほぼジッタだったということができます。

<音色(帯域バランス)について>
音質は問題ないのですが、初期電源投入後、5分でもゆっくり音色が変化していて通電2時間くらいで音色が安定してきました。
(郵送時の振動が影響したかもしれません)

音質は合奏の際大きな音に隠れてた小さな音が良く聞こえます。
また、年代の違いによるCD作成プロセスの違い(16bit切り捨て、ディザの導入、など)もよく分かります。

一方、今までCD再生系で使用していたDACが古いものなので、その音色の違いに戸惑いました。

2014/11/19 PM 08:52:37

● 試聴感想96

ES9018K2M搭載DACキット購入者様の感想です。

組立も完了し現在音出ししてます。
電源を入れて2時間程度ですが、いやいや素 晴らしい。

これなら完全に我が家のレギュラーDACになります。
これから慣らしが完了して音が変わっていくのが楽しみです。

2014/11/16 AM 02:58:52

● 試聴感想95

ES9018S使用DAC試聴機の感想です。
ES9018K2Mも試聴希望受けております。

現在使用中のConclusion C-D1もかなり良い出来で、正直、大きな差はないのでは?と感じておりましたが、ヴォーカルが三次元的に浮かぶ様は皆さんの感想通りで素晴らしいものでした。
リアルタイムDSDは結構な変化が得られますね。これならUSBは不要かも知れません。

低音の量感はC-D1の方がありますが、AITの方がレンジが下まで綺麗に伸びて強調感がありません。
解像度は単体で聴けばC-D1も素晴らしいですが、AITには負けますね。
クラシックを聴くには最適と感じました。C-D1の良さもあり、ジャズ、クラで切り替えて聴くのも良いかも知れません。
S機で決めたいところですが、皆さんの試聴感想を見るに小生にはK2M機の方が適しているようにも思えます。

2014/11/05 AM 06:41:09

● 試聴感想94

当方のプリとパワーアンプの試聴感想です。
頒布機と異なり試聴用プリは入力抵抗が300Ωと低いため若干音量不足を感じられた様です。当方DACでしたら支障ないのですが、貸し出し日程が合わずプリとパワーアンプの評価になっています。

まず一聴してS/Nの高さに関心しました。
ホール録音などCDを聴くとエコーの消えていくが
それは見事にすぅーーーという感じです。
音色はニュートララルでソースのありのままを
でもモニター的にならない美音で暖かみもあります。


スピーカーがフルレンジということもあり
ステージの広さや楽器の立ち位置などもよく表現されていました。

2014/11/04 AM 06:43:12

● 試聴感想93

ES9018K2M使用DAC機の試聴感想です。

自宅のCDプレイヤー DCD−SA1から同軸接続で試聴。山下達郎のベストアルバムから好きな曲「蒼氓」で聴き比べました。
この歌にはバックコーラスでサザンオールスターズの桑田佳祐さんと原由子さんが参加されています。CDプレイヤーから直接音を出した時は2人の声が何となく聴こえる感じだったのが、DACを通しての音でははっきりと、誰がどの位置でどんな声で歌っているのかがわかるようになりました。曲に込められた情報が余すところなく表現されることで、歌い手やレコーディングにあたった人々の意図や気持ちが、より繊細に伝わってきます。これまで何度も聞いてきた曲から、新鮮な感動をもらいました。
噂には聞いていましたが、実際に使ってみて想像以上の高性能に驚いています。こうなると兄弟機の「S」の音も聴いてみたい!そしてどちらか気に入った方を自分の物にしたい!という気持ちがとても強くなっています。
貸し出しいただいて、貴重な体験ができました。ありがとうございました。

2014/11/03 AM 05:23:30

● 試聴感想92

先日、ES9018K2M採用DAC基板を購入された方の着荷直後感想です。
この方はES9018S機をキット購入し組立、K2M基板を同じケースに差し替えて使用しています。

9018K2M基板が手元にあるとそちらがすぐに聞きたくなり、こちらの方をじっくり聞いております。
他の方の表現どおり、9018S基板より確かに一聴して押し出し感やメリハリ感が強く、別の言い方をすると、録音レベルの高いパート(主役)を更にはっきり描く感じがしました。
具体的には、ピアノの中低域、ベース、バスドラムや打楽器は9018Sより実体感が感じられシンバルの響きの解像度、微小になるまで余韻が続くような美しさは9018Sの方があると思います。
これで シンバルまで輝くような響きに聴こえるようになったら、ジャズ系には最高ですね。
ただし、2年も使ってきた9018S基板とは条件的に今すぐ比較にならないかもしれませんが。

9018Sよりも躍動的に感じられる音質で、演奏や録音の良い音源によってはより臨場感があるような気がして、9018Sよりも音楽が楽しめました。
たぶん、9018K2M基板で聴く方が今後多くなるのではないかと思います。

エージングで細部の解像度が高まり、第1印象を保ちつつ、より背景の音も存在感を主張するような感じになったら、スリリングな、より手に汗握るようなサウンドになり、私の嗜好のテクニカルなジャズ系の音源には最適になると思います。

9018K2M基板を購入して良かったと思います。

2014/10/26 PM 09:14:49

● 試聴感想91

ES9018S使用DAC機購入後1ヶ月の感想です。
音質をさらに向上させるため、OPAの交換を希望していましたので当方の検討案をお知らせしています。

自分の機械になったから…という事はないと思いますが試聴機より、ロックも安定しているようですし(むしろ、まだ一度も外れた事が無い)
音も不安定さが微塵もなく、堂々としています。
音楽を聞きながら、DATAを切り替えても、PCM/DSD128/DSD256の切り替えだけは一瞬音が止まるもののそれ以外は音が途切れる事もありません。
何かUPGRADEされているのかな?と思いました。

音は、古めのCDを楽しく聞けると思って選択した通りの音です。
DSDでUpsampleするのが良いのかどうかは分かりませんが、空気感が出てくるのが素晴らしいです。
今まで聞いた最高のCDPでも、録音の悪いCDはあまり楽しめなかったのですが(録音機材を含めた入れ物の限界を知るような感じで)このDACでは古いCDでも、今まで以上に楽しめます。
また、CD Playerもそれ程選ばないような気がしました。

これらは、角田さんのデジタル部分の設計の良さならなのだろうなぁと感心して聞かせてもらっています。

一方、良く録音されたCDでの、最高のCDPでの音質は、品があるというか音の後ろの空間が見えるような、そんな感じを受けていました

2014/10/21 AM 07:32:52
http://aitlabo.net/blog/?c=005&pp=120

● 試聴感想90

ES9018S機の試聴感想です。
一部割愛しています。


約一週間の試聴で、多くの方がレビューされているように
素晴らしい音を堪能させていただきました。
ーーー中略ーーー
さて音を出すと、一聴にてその質の高さに驚かされました。
音の広がり、明確な音像定位、ボーカルは当HAP比でやや
太ましく、時に力強く時に繊細に息づかいまで聴こえてきて、
音楽に引き込まされました。響きがなにより美しい。
情報量や音数が多いとの評も見ていましたが、なるほど
納得です。
SP交換時の衝撃と、また別の意味でこれも衝撃でした。

ソースはCDをリッピングしたWAVがほとんどですが、
PCMはリアルなものの音が出過ぎるように感じ、DSD128が
個人的には好みでした。特にボーカルものにおいて、より
ボーカルが明瞭になり周囲が滑らかに抑えられる感じで、
出色に感じました。半日聴き入って疲れない心地の良い音
になりました。


そして少し気になっていたLowestでロックの件も、同軸・光共、
ロック外れはなく極めて安定して聴けた事も収穫でした。
音質面は当然として、諸々作業をさせながらでも44.1←→48
KHzの切り替わり時以外は頭の音欠けもなく、PC作業中の
サウンドカードとしての役割も無難にこなしました。
(PCはオーディオ専用でなく、普段使いの自作機です)


今回の試聴で、ES9018Sというチップの力と、それを発揮させる
AITさんの造りに感心しました。本当はすぐにでも欲しいところ
ですが、懐具合を鑑み冬ボDAC新調計画の候補筆頭として
検討していきます。
K2Mも他の方のレビューを見るに良好そうなので、試したい
ところではあります。


2014/10/20 AM 05:52:29

● 購入者様の感想

ES9018S使用DACキット購入者様の感想です。
USB(COMBO384)とSACDP(SA8004)とHDMIケーブル接続可能仕様です。

試聴機と異なりUSBとHDMIを主体で楽しんでいますが、こちらはcoaxialと異なり音が非常に透き通る感じで心地の良い音が楽しめます。
特に改良したSA8004から出る音は、数十万を越えるSACDPを凌駕する解像度というか表現力に感じ、オーディオベテランの友人もこれにはびっくりしたようです。
CD音源での同時比較を行いましたが、明らかに私のネットワークオーディオを凌駕する音像とS/N比に感じました。

2014/10/19 PM 08:52:37

● 試聴感想89

ES9018K2M機の試聴感想です。

小生はオーディオ経験が浅い素人でありますが、視聴の率直な感想を申し上げさせて頂きます。
所有するSACDプレーヤー(DENON DCD-SA1)をトランスポート機とし光ケーブルにて本機へ入力致しました。
音像が低域から広域まで非常にくっきり・はっきりと再生され、これまでの曇った感じから、霧が晴れこれがまさに自分が求めていた再生音だと初めて感じることが出来ました。
また、色付けが無いという評判もよく理解できました。
同じCDをオーディオ専用機で再生した場合とテレビ録画用のHDD&DVD再生機からの再生音の比較では、音色は似ていましたが、
音の濃さや音圧が大きく異なっていたことは想定外でした。
設定では、DSDへコンバートOFFの状態が解像度高くが小生の好みだと感じました。

2014/10/13 PM 08:36:30

● 試聴感想86

ES9018K2M使用DACとPREを同時に試聴された方の感想です。

DACは、高い評判が納得させられました。
私は、音場感といいますか、その場の雰囲気の再現を重視する一方、
できるだけ、アーティストの存在感も感じたいというタイプですが、
お貸しいただいたDACは、その要求を十分満たしてくれました。

私のパワーアンプはバッテリー駆動でSN比はとても良いと思いますが、
そのような試聴システムに組み入れても、全くノイズ感は感じられませんでした。
情報量も十分で、ワンポイントマイクで収録されたような音源は、空間の奥に音が消えていく様が感じられるようでした。
また、オンマイクで収録されたボーカルなどでは、きわめてリアルな感じを受けました。
存在感十分で、ボーカル好きにはたまらない音質です。
また、動機動作やDSD変換等の設定によっても、微妙に変化し、
聴く音楽に合わせるのも楽しそうです。

この傾向は、一緒にお借りしたプリアンプと組み合わせると、より魅力が増すようです。ぜひ、一緒に使いたいところですね。
パッシブプリと交換しても、ノイズの増加は認められませんでした。
大変なことだと思います。

2014/09/30 PM 08:50:21

● 試聴感想85

AIT製DAC(ES9018S及びK2M)、PRE AMP、POWER AMPを購入された方の感想です。
詳しく評価して頂いております。

試聴環境

メインスピーカー : DALI EPICON8
サブウーファー : FOSTEX CW25A
インコネ : DH Labs REVELATION
スピーカーケーブル : DH Labs REVELATION SP
トランスポーター : APU.1D4(MPD)
その他、電源関係・ルームチューニング
DAC.PRE.MAINは電流伝送


AIT DAC

ES9018SとES9018K2Mを比較してみました。

単純なチップの比較は出来ないと感じました。
出てくる音は結構違い環境に合わせて選ぶのがいいかと思います。

ES9018S
ソースを忠実に再現し、まさに現在のDACチップです。
低音から高音まで滑らかに音が出てホール収録のソースを聴くと
その場で再現してくれるかの様に他のDACには無い味付け無しの臨場感を醸し出してくれます。
逆にソースに忠実な為、状態の悪い収録のソースはそのまま出すため私の場合はこの様なソースはDSD変換で聴きます。
これによりかなり緩和され、ソースのあらを誤魔化してくれます。
PCMが一番解像度が高いと思いますが、DSD125 256 と音が滑らかになっていき耳障りの無いスムーズな音が得られます。
音源・ジャンルにより使い分けると一層楽しめるかと思います。
ピュアにこだわり、Hi-Fiが欲しいと思われる方はこちらの方がいいかと思います。


ES9018K2M
NBWが選べる様になったのが一番大きな違いかと思います。
ES9018Sとの相対評価になるのですが、
音の押出感が凄いです。そして相乗効果なのか分かりませんが低音が増します。
これにより迫力のある音楽を聴くことが出来ます。
そしてこれはAVでも活躍します。
BDを見ると凄い音の迫力に液晶が小さく小さく感じます。
フルオケなどはまるでホールに居るが如く音が出てきます。
それでいて聴き疲れのしない優しい音です。
ES9018Sではあまり違いの感じられなかったAFPC/APC/HOLDの変化が大きいのも特徴です。
音楽もピュアで聞きたい。でもAVも欲しいと言う方はこちらを選べば間違いはないかと思います。


総合評価
悩ましい選択です。今のところES9018Sを選ばれる方が多いとお聞きしましたが
ES9018K2Mも大変良い音でなってくれます。ソースによってはES9018Sよりも良い結果が出る事があります。
購入を考えられてる方はES9018Sだけを視野に入れるのでは無く、両方を是非とも試聴してみてください。
どちらにも素晴らしい所があるので環境によって選ばれると良いかと思います。
最近はPCでの再生をされる方も多いと思います。32bit/384kHzに対応も検討していただければなと思います。


AIT PRE

現在手持ちのパッシブとくらべてみました。
アルプス RK-50 4連
L-Pad

プリアンプは通常のメーカーですと音色をつける為に工夫を凝らしています。
その為DACからの音を忠実に再現はしてくれません。
そこで原音忠実優先で取り入れていたのが上記の物ですが音質ではRK-50はL-Padにはかないません。
ですが、AIT PREだとかなり肉薄した違いしかありません。
パッシブではセレクターはもちろんまずリモコンが使えません。
このプリだとアッテネーターとほぼ互角の音を出してくれて、更にプリとしての機能も充実しています。
ケーブルで言えばMOGAMIの2803でDACとパワーをつないでいる感じです。
AIT DACをお持ちの方だと必須だとも思えます。通常のプリアンプではどうしても
音色をつける為ストレートに音を出してくれません。
正確さではとても比べ物にならないと感じます。
空間定位も抜群で前後左右の楽器の位置が手に取るように分かります。
この2つは合わせて使って初めてAITの実力を発揮してくれると思います。


AIT MAIN

コンフィギュ変更により最低バイアスが2になるように設定しています。
PREと同様に音色を付けずそのまま増幅してくれます。
通常のA級アンプと違いFPGAで常時バイアスを変更してくれるので熱を過度に心配しないで良いところもあります。
歪が少なく下から上まで全て綺麗に増幅してくれ、なおかつ大音量から小音量まで音色を均一に保ってくれます。
小音量でも音痩せがないのはA級の強みですね。

驚いたのがフルオケを聴いた時に音が増えた事です。
これは初めての体験でパワーアンプで音が増えるのはどうしてなのか聴きながら唸っていました。
コンフィギュ変更により色々と変更出来るのとPRE搭載も出来るそうなので
角田氏に相談されて試聴してみるといいかもしれません。


AITフルセット評価

電流伝送:
専用の部屋をお持ちで電源がクリーンな状態だと電流伝送はいらないかと思います。
色々と試した結果、電源が汚れていると朝、昼、晩で音が変わり、特に低音が躊躇に変化するのがわかると思います。

音色はまさに原音再生。マスタリングのCD-Rを現場で聴かせてもらい(私のスピーカーは音色があるスピーカーなのでそこは加味して)
そのデータを自宅で聴いたのですがさすがです。
DACで原音をそのまま再現し、PREで音をいじらず音量だけ変え、MAINでスピーカーをフルに活かしてくれます。
ですが、いつもPCMで高解像度で聴いてるとたまにはリラックスして聴きたくなります。
その場合はDSDへ変換して聴いたり、私の場合は真空管のバッファアンプに切り替えて聴いたりしています。


これからもAIT Labo進化を期待しています。

2014/09/21 AM 07:32:52

● 試聴感想84

ES9018S採用DACの試聴感想です。
これより前当方製PREを購入され、DACを試聴後購入決定しています。
パワーアンプはエソテリックA−02、スピーカーはB&W802diamond と伺っています。

わたしはクラシックのコンサートに出かけるのが好きで、自宅でコンサートに近い音を出すことを目指してきました。これまで、いろいろ試してきてなかなかうまくいきませんでしたが、AITLABOさんのDACとプリに出会って、ついに目指す領域に到達できました。この出会いに感謝しています。

角田さんやAITファンの皆さんのブログ等をみると、AITさんの製品の良音は、高価な部品によるものではなく、回路設計によるものであるようですね。
ES9018使用のDACをほかにも持っていますが、AITさんのDACのほうが、はるかにハイレベルで次元の違う音を聴かせてくれます。

2014/09/07 PM 10:03:06

● パワーアンプ試聴報告5

パワーアンプの試聴感想です。
AIT DAC、PREを購入されています。

土曜日に受け取りまして土日は半日、平日は夜中に毎日2〜3時間程度使用していました。スピーカーは主に平面型の卓上タイプ(2.1ch)を使用していました。
音に関しては大変気に入りました。
手持ちのものと比べて、高音にざらつきがなく、情報量が多い音が素直に出てくる、という印象でした。このように言葉にすると陳腐な表現で大したことは無いようなのですが、聴いているときの気持ち良さが格別です。
特に音量を上げた際の音の生々しさに驚きました(隣の部屋の迷惑になるので常には出せない音量ですが…)

2014/09/05 AM 06:41:09

● 試聴感想83

ES9018S機の試聴感想です。

使用目的は、CD再生用の単純なDACとしてで、フィリップスメカ使用のトップローディング式の欧州製CDPを送り出しに、同軸接続です。

DACの違いは微妙という先入観がありましたが、ここまでクオリティに開きがあると判別は容易でした。
CD音源だとこの辺が限界だろうという情報量と空間表現で、作為的な色付けゼロの、ストレートな音調です。

CD音源を色付けゼロで再生するとCD臭が強くて聞いていられなくなるものですが、DSD変換がこの点で非常に有効に機能しており、大音量で2日間聴いていましたがCD臭を全く意識しませんでした。DSD変換offにすると、音場感など忠実な感じはしましたが、長時間は無理でした。

設置やケーブルが仮設状態で、送り出しドライブも上記レベルですのでどこまでがDACの影響か判りませんが、部分的に気になったのは低域が少し団子状に感じられたのと、ヴォーカルが遠くなってバックに埋もれがちになる点、あと人声が何となく不自然に感じる事はありましたが、録音に忠実なだけかもしれません。
しかし試聴機でフルオケを聴く爽快感は病み付きになりそうでしたので購入を検討いたします。

2014/07/30 PM 08:50:21

● ES9018_K2M使用DAC試聴評価3

ES9018K2M搭載DACの試聴報告です。
長期間試聴頂き、詳細に報告頂いております。

【ES9018 K2M LOWEST vs ES9018 S LOWEST】

同条件でのチップの単純比較ですと

[K2M LOWEST]<[S LOWEST]

となる気がします。

流派は同じESSですが、出てくる音が同ラインナップ上ではない気がします。

音圧感やエッジの立ち方は[K2M LOWEST]の方がはっきりしてます。
まとめればダイナミックな躍動感。

対してDレンジ深度は[S LOWEST]が優ると感じます。
まとめれば染み入る躍動感。

ただし解像度やS/Nをそこまで要求しないシステムだと、
[K2M LOWEST]の音の立ち上がりの方が
好ましく聞こえる(聴きやすい)場合もあると思います。

【ES9018 K2M NBW 単体の印象】

K2MをNBW(同期モード)に切り替えると、
比較がどうのという以前に、出てくる音がガラリと変わる印象があります。

MID-LOW→LOWESTなどよりも明確に差が出ます。

[K2M LOWEST]より明らかに音の密度が濃くなります。
そして「音のまとまり感」という点でも[K2M LOWEST]より優れていると思います。


K2M機で[LOWEST]を選ぶ理由は感じられません。
[NBW]一択です。

【ES9018 K2M vs ES9018 S 相対評価】

[K2M NBW]では外部クロックで同期(Sync)動作させることによる影響なのか、
音の表現がひとつの方向にまとまるような印象を受けます。
(ちょうどスピーカーのバイワイヤをシングルワイヤに戻した時のような??)

そして[K2M NBW]と[S LOWEST]
それぞれに優れる要素があると感じてます。

[K2M NBW が優れると感じる点]
・音の押し出し感
・音楽性(条件によってはS/LOWESTよりも高い)
・音のまとまり
・位相が整った印象
・まろやかさ
・いい意味で(Sと比較して)奔放な鳴り
・A級パワーアンプのような低域表現(太い)

[S LOWEST が優れると感じる点]
・音場感
・ハイエンド感
・Dレンジ深度(S/N・数値上もこちらが上)
・音の分離と空間性の表現
・響きの消え際の繊細さや解像感
・ローエンドの深さ
・AB級パワーアンプのような低域表現(潔い)

上記比較は恐らく[NBW(同期)]/[LOWEST(非同期)]の駆動方式の違いによる差よりも、
SとK2Mが持っているチップ性能そのものの音質差(特徴)の方が影響が大きい気がします。

NBWは音質そのものを向上させるというより、
ES9018K2Mというチップ性能を最高にまで引き出したモードという印象です。

ただし外部クロックと同期させるという点で、
音質は搭載クロックにある程度依存すると思います。

【総評】

システムや環境、鳴らすジャンルによっては好ましく感じる部分も多く、
こればかりは「どちらを選択するか?」という結論に終始する気がします。

仲間との試聴時もシステムやジャンルで評価が割れる面もありました。
K2Mを支持していた方は、元々S機の音をあまり好んでいなかったのですが、K2Mにはかなり関心を持たれたようでした。

K2Mは低域表現に厚み(太さ)を感じ、Sは解像感(ダンピング)を感じますので、その差がジャンルによって好みの差となる面も多くありました。

マルチチャンネルであるES9018S、
ステレオ版であるES9018K2M、
それぞれの特徴が出ていると思います。

音の好みは千差万別・多種多様・有象無象ですので、
両機種を同時比較して、好みのモノを選ぶという形がベストかと思います。

K2MはAITの新しいラインナップとして捉えています。

【AIT依頼のテスト結果】

> 1 PCM=>   LPのFAST、SLOW、IIRの音質差がどの程度か?

FIRのFAST ROLL OFF、SLOW ROLL OFF、そしてIIRの差ですが、
IIRはやはり音源が持つアタックの正確追従に優れていると感じます。

SLOW ROLL OFFは個人的に違和感しか感じませんので使用してません。

試聴時、基本はIIRフィルタを通してます。
ポストエコーの弊害も余り感じません。

デジタルフィルタによる音の表現変化は僅かですが、主に音の鳴り出しに変化が現れます。
FASTとIIRは差をあまり感じないという人もいるかもしれません。

独自フィルタで差を付けるという選択を取っているDACが多い中、
個人的にはAITにフィルタによる味付けは必要ないと感じています。

しかしAIT独自フィルタの適用が可能なのであれば、
ぜひ[Liner Phaseフィルタ]を通したAITの音も聴いてみたいとは思います。


> 2 UDA等外部入力時sy,NBWで
>   FPGA MODEをAFPC/APC/HOLDで音質が変化するか否か

やはり[S LOWEST機]と同じく[K2M NBW機]でも変化を感じます。

[AFPC]は音の明瞭度・定位感・アタック感・音のまとまりに優れます。
DSD変換を通す場合は[AFPC]で聴くことが多いです。
S/PDIF環境下で最も好適と感じます。

[APC]は外部PLLに依存する音質です。
所有しているUDA2基板のPLLと同期させると拙宅では若干ですが
AFPCよりも音のメリハリが後退し、響きが強くなる傾向です。
Combo384ではまた出てくる音が変わってきます。
DDCなど外部基板によっても音は変化しますが、
その変化を最も感じやすいのが[APC]です。

[HOLD]はメリハリが若干後退し、音場方向へ向かう感じになります。
ただし音の粒子・空間性は[AFPC]よりも細かく感じます。
また突出している音が無く柔らかいため、音量を上げて聴きたい時に選んでます。
AITに搭載されているPLLに依存する音と言えるかと思います。

※個人的にはFIR/IIRなどデジタルフィルタによる変化よりも、
AITジッタ抑圧方式による変化の方が音の違いを感じ取りやすいです。


> 3 S/PDIF入力でasy Lowestとsy,NBWの差あるか否か  

こちらは上記(1と2)の変化よりも更に明確です。
AIT基板ではLOWESTとNBWの差が最も大きいです。

2014/07/21 AM 01:50:25

● 試聴感想82

試聴感想、ES9018S機です。


・音について
 ・耳につくような いやな音がない。いつまでも聞いていられる。
 ・奥行き感や、広がりがあり、立体感をより感じる。
 ・気づかなかった細かい音が聞こえる。
(演奏者の声や、弦のはじかれる音等)
 ・音がぼやける感じもなく、低音〜高音のどこでもフォーカスがあったような感じ

・その他
 ・SPDIFは音が良くないのではと、何となく先入観を持っていまして、
  試聴機がSPDIFしか無いのが、最初少し残念に思いましたが、
  音を聞いてそれが間違いだと気づきました。
  SPDIFでも ここまでの音が出るのですね。

 ・今まで サ行の耳につく音をどうにかしたいと ずっと悩んでいましたが、まさかDACを変えるだけで、これが解消するとは思いもしませんでした。


2014/07/07 PM 10:03:06

● ES9018K2M使用DAC試聴評価2

引き続いてES9018K2Mを使用したDAC」の試聴評価です。
この方はS/PDIF(光)入力しています。

これまでのDACもそうですが、ノイズ感は皆無と言っていいです。
あらゆる音が、とてつもない滑らかさと響きを放ち押し寄せてきます。
一切の迷いのない音と申しましょうか、一音一音精緻で分離され圧倒されます。
音の間の静かなところから、音が立ち上がる様は言葉で形容できません。
また、NoBandWidth(sy)とLowest(asy)の比較で最も顕著に感じられたのは、音の広がりです。
NoBandWidthのどこまでも広く伸びていく音は、Lowestでは味わえない空間を作っているように思えます。
既存基板のLowestと新基板のLowest(asy)の比較においては、前者の方が音の押し出し(キレ)が強いかなという印象です。
結論、新基板が奏でる音楽は大変心地のよいもので、聴いているだけでとても幸せな気持ちになれました。
新基板の正式リリースが心から待ち遠しくなるDACです。

試聴環境:Cubox-i4(Mubox)→ifi iUSB Power→ifi DDC(光接続)→AIT DAC(ES9018_K2M使用DAC基板)

2014/07/06 PM 10:43:01

● ES9018K2M使用DAC試聴評価

先日公表しました「ES9018K2Mを使用したDAC」の試聴評価です。
この方は内蔵COMBO384からPCM/DSDを入力しています。製作直後に試聴していますので、通電時間はあまり多く無い状態からの評価となります。

全体の音質、ES9018S機(以降S機とします)との比較について、

DACチップ以外、回路等すべて同一とお聞きしたとおり、
まさしくAIT-LABO dacの音、ほとんど変わりは無いかと思われます。
正直この音をパッと聞かされて、これがK2M機かS機かを直ぐに判断できる自信は有りません。
凝視するような感じで、音に耳を凝らし聞き続けるうち、
あぁ、やはり、ちょっと違う、差は有る、と感じ・理解した次第です。
5〜10%ほどもS機と異なるだろうか、といったところですが、
その差は人によって決定的なものかも知れません。
それについては、後述します。

K2M機の特筆すべき点は、その音の磨かれ方、練りこまれた感じで、
滑らかで実に肌合いの良い触感。
大変耳馴染みが良く、また全帯域にわたりバランスの取れた音の出方で、
直ぐに音楽そのものに集中でき、非常に魅力的です。
通電時間はごく短いとのことですので、これで時間が経てばどうなるのか
大いに期待されるところです。

sync、async共に、LPFのfast、slowの違いは判りませんでした。
(PCM、DSD変換offにて)
違ったような気がする時も有りましたが、正直私には聞き取れませんでした。

それに対し、sync、asyncの違いは、はっきりと感じられました。
私には、明らかにsyncモードが優れているように思われ、
具体的には、音像の実体感が増し、音場が拡がり、音(色)そのものも濃くなる印象です。
解像度が上がり、フォーカスが絞り込まれ、さらにピントが合ってきた画像といえば良いでしょうか。

さて、それでは、S機との違いはということになるのですが、
音出し当初、正直、心中穏やかならぬ状態でいたのですが、
聞き進むにつれその違いが明確となり、落ち着きを取り戻すに至りました。

先に、違いはわずか、と書きましたが、私が感じたその違いは具体的には、

1.音像の実在感・実体感の程度の差、であり、
S機に比べK2M機はやや薄く、軽くなるように感じ、まさにそこに奏者がいるという
ホログラフィックな体験は、幾分後退します。
(定位が悪くなるということではありません。)

2.音場(サウンドステージ)の展開がやや小さくなる、ということや、
バランスは取れているのですが、左右、後方への広がりが少し抑えられ、
全体がこじんまりとまとまる印象です。

3.音(色)の描き分け、音の濃さが幾分淡い方向となる、といったことです。
S機が、例えば、クラリネット・オーボエ・イングリッシュホルンの音色の違いを
明確に描き分け、瞠目させるのに対し、K2M機はやや同色に近い感じです。

以上述べた違いは、必ずしも欠点・劣っているということにはならず、
再生の環境によっては、むしろ好ましいと思われることもあるのではないかと思います。

最初に書いた通り、K2M機の音の肌合いの良さ、バランスの良さは大変に魅力で
いわゆるウェルバランスの名器と言って良いと思うのですが、
その突き出たところの無い、バランスの取れたまとまりが、
オーディオ的には、逆に、弱点・不満と感じられてしまうのも事実です。

S機は、良い意味で破天荒・野放図といった感が有り、
すべてを綺麗にバランスよく聞かせるということは無い代わりに、
時折、肌を粟立たせるスリリングな体験をさせてくれる得難い魅力を有しています。
私としては、やはりS機を格上、軍配を挙げたいと思います。

2014/07/06 AM 04:12:42

● パワーアンプ試聴報告4

パワーアンプの試聴感想です。当方PREと組み合わせています。

メインアンプはプリと同様に情報量が多く、歪みのない素直な音だと感じました。
今まで使っていたアンプの悪いところを痛感させられました。

低域の締まり、音の広がり、奥行き間もよく出ています。

特にフルオケは音が混濁することなく分離され、
こういう風に演奏していたのかとはっとさせられました。

2014/06/27 AM 01:21:07

● パワーアンプ試聴報告3

パワーアンプの試聴報告です。

当方のオーディオ環境等はトランスポートのSDtrans384とAITLABOのDACをI2s接続によりCDリッピング音源をFUSEでアップサンプリングした上でDSD256化した音源を再生し、AITLABOのプリとパワーアンプはヤマハB-1を使用し、住宅事情からスピーカー再生でなく、パワーアンプのスピーカー端子からSTAXのSRD-7mk2というヘッドホンアダプターに接続しSTAXのSR-507というヘッドホンで現代のジャズ等を聴いています。
  
当方のB−1はかなり最近の部品に交換されておりオリジナルではなく、音の重心が低く、かつフラットに解像度の高さを併せ持つ感じで気に入っておりますが、AITラボのパワーアンプ試聴機は更に解像度が高く、細かい音がよく聞こえヘッドホン環境なのでスピーカー試聴で聴くと違うかもしれませんが、遠くまで見通せるうような音と言うか、脳内に音像が広がっていくような今までにない体験が出来ました。

2014/06/20 AM 05:52:29

● 試聴感想81

購入者様の報告です。


前回試聴時にはSPDIFのみの再生でしたが当該DAC導入後は殆ど「DSD & wav,flac」等全てI2S接続での再生をしています。

音出し側は今回新たにcuboxの新機種であります「cubox-i2 + voyage mubox + UDA3基板」での再生になります。

私の場合はどうしてもdsd再生をメインにしています。

DSDの音源はその殆どがSACD-ISOを「scarletbook」というアプリケーションにてdsd64へ変換して音源fileを作成しています。

所謂dsd natieveとは言えませんがSACDに内蔵されている音質がこのaitlabo DACでは音場感の拡がりと共に音圧が1〜2段階程上がって再生されます。

懸念していましたDSD再生時での音飛び等も殆ど無く高品位な音質を楽しめる環境になりました。

正に今回DSD再生をmainにすえI2S接続を導入した事が正解でした。
DSD再生時での音の情報量が格段に違って来ます。

一度このDACの音質を試聴体験されるのが私の駄文よりもより説得力があると思います。

2014/06/17 PM 08:46:46

● 試聴感想80

DACキット購入者様の感想等です。


 小生アンプ同好会に参加しており、去る5月25日に公開試聴会が開かれました。会員の自作したアンプを来場の皆様に聞いていただき評価していただく催しです。
音源にはCDと今回は新しくハイレゾ音源を使用しその再生には貴社のDACを使用させていただきました。
 ハイレゾ音源を初めて聞く方も多いようでしたがその再生音は大変好評で今回のハイレゾの再生はお陰様で成功裏に終わりました。
話は変わりますが以下は小生のDACの製作記録です。参考までお送りします。
購入はケース以外基板完成の状態で購入、ケースは指定のタカチのケースで追加工と文字の印刷を秋葉の奥澤に依頼しました。
最近文字の印刷はインクジェツトプリンターで可能で費用もシルクに比べると随分安く上がりました。
やはり文字を入れると見栄えはたいへん良くなります。

2014/06/16 AM 04:33:08

● 試聴感想79

DACの試聴感想です。

一週間、大変楽しませていただきました。ありがとうございました。

言うべきことはたくさんありますが、あえてまとめてしまえば高精度かつ自然な出力をしてくれる、良い変換器だなという印象です。新しいソースだけでなく古い録音でも、あらを目立たせることなく、良いところを引き出してくれるように感じました。もちろん、いまいちなソースは(新旧問わず)いまいちなままで出てきますが。

オーディオ的に前のめりで聴き込めるのはもちろんですが、小音量でBGM的に流すのも意外と心地よく、あらためて音楽を聞く楽しみをふくらませてくれる感じです。変に演出を加えるのではなく、特性を追求した結果がこのようになるというのが面白いというか、技術好きには嬉しいところです。

2014/06/16 AM 02:58:52

● パワーアンプ試聴報告2

パワーアンプの試聴報告です。この方ご自身のブログにも同様内容が掲載されています。
また当方ホームページに仕様を掲載しましたので参照して下さい。

AIT DAC,AITプリ、AIT POWERとは全てバランスケーブルで接続しました。
これでフルバランス構成の音を聴くことが出来ます。


 電源投入直後の音は、少し硬さもありましたが、自作アンプのような歪感は無く、十分に楽しめる音です。1〜2時間程暖機をして、ボーカル曲、JAZZ演奏、クラシック(バイオリン協奏曲、交響曲)などを聴いてみました。

 女性ボーカルは、自作アンプと同様に柔らかく自然で、それほどの違いは無いようですが、低音の力感があり、いままで以上にしっかりと出ている感じがします。

 JAZZの演奏では、ブルーベックトリオのTime Fiveを大音量で聴いてみました。
いままで、2Fの床が響くほどの音は出したことが無かったのですが、凄い迫力です。
LCD表示を見る限りでは1W程度なので、自作アンプでも出そうなものですが、これほどの音は出ませんでした。2Fで聴くには十分すぎるパワーです。

 クラシックの曲では、ムターのバイオリン曲を聴いてみました。CD,ハイレゾとも従来以上に艶やかで、歪の少なさが分かります。
そして、交響曲(シューベルトの9番やサンサーンスの3番)では、音の分離と滑らかさが際立っていて、これなら十分に楽しめる音です。
いままで、交響曲を聴いても今一つだったのは、自作アンプの再生上の問題だったようです。

DACからパワーアンプまで、バランス構成にして、音場や音像の出方に変化があるかどうか聴いてみましたが、あまり変化は無いようです。

2014/06/07 PM 10:03:06

● 試聴感想78

キット購入者様から頂いた感想です。

AIT DACの前に所有していたのは入門〜中級機として人気のあった機種ですが、
当方環境では中低域が豊かな反面、解像度や音場感には不満がありました。
今回AIT DACに切り替えたことによって、
ヴェールが何枚も剥がれたような、明らかに次元の高いクリアな音になりました。
高域がスムーズに伸びたのは想定内だったのですが、
それ以上に、深いところまでフラットに伸びた低音が印象的で、
歪み感の少なさと相まって、安心感と心地良さを持って音楽を聴くことが出来ます。
キット購入前に試聴機も貸し出していただいたのですが、
購入品は試聴機よりも低域の伸びと歪感の低さが優れているような気がします。
マスタークロック変更の影響でしょうか?


入力方法は、CDプレーヤーからの同軸デジタルと、
外付けDDCを経由した光入力、さらにUSB入力(Amanero Combo384)を試しました。
パソコンはMac Mini (Audirvana Plus)です。
当方の環境では全ての面においてUSB入力が同軸を上回っているように感じました。
特に、USB入力でDSD Native再生すると別世界とも言える体験が出来ました。
USB入力オプションを選択して良かったと思います。
外付けDDC経由の光入力では、低域が薄くなり高域にも若干神経質な音色が付くような気がします。
他の方の感想では光入力が優秀で、I2SとS/PDIFの差が小さいようですので、
当方が感じた差は、DDCやトランスポートのキャラクター(クセ)かもしれないと思っています。


ソースの質の違いもよく分かるようになりました。
質の高いソースですと異次元の体験が出来ますが、
今後は、あまり質の高くないソースをより楽しく聴けるような設定を見い出すべく
試行錯誤していこうと考えています。


USB入力はPCM(192 KHzまで), DSDとも問題なく再生できているようですが、
当初、DSDファイルを再生すると左右チャンネルが反転する現象に悩まされました。
結果的に、Windows PC上にインストールしたAmanero社の設定ツール(oem tool)を用い、
「DSD Channels SWAP」という設定を書き込むことで完全に解決しました。

2014/06/04 AM 06:30:36

● パワーアンプ試聴報告

パワーアンプの試聴感想です。
現状、パワーアンプの試聴は事前に連絡頂いた方から順にお送りしております。
ご希望があればホームページから当方に確認して下さい。

以下が感想です。(試聴感想58と同じ方です)

早速当方のシステムに組み込んでみました。

これは・・素晴らしいとしか表現できません。

DACやプリと同様、極めて安定かつ正確であることは言うまでもありませんが、すべての周波数帯域で音質が均質なことは、特筆すべき特徴かと思います。

たとえ振幅周波数特性がフラットでも、一般的には帯域によってトランジェントの収束や、ノイズを含めた歪の性質が帯域によって変化するためか、音質も帯域によって変化するのが従来のアンプの宿命でした。相当に高価な有名アンプでも、ここまでの均質性は確保できていなかったと思います。

聴感上のノイズと歪の少なさも驚異的で、結果、どこまでも見通せるような細部まで描き切る高解像な音でありながら、刺激的な非協和音の付帯がほぼなく、楽器音も歌唱も本来持っていた美しさを良く発揮でき、十分すぎるほどに見事にハモリます。
ハーモニーの美しさも特筆すべきかと思います。大編成のオーケストラがこれほど良好に美しく再現出来たのは、初めての経験です。

トランジェントも強調されず自然で、低音楽器の軽さと弾力性がよく表現され、よく弾む低音が小気味良く再現されます。
突然の強奏部も、突き抜けるような起始部の天井知らずな響きが再現でき、20Wのアンプとはとても思えない力強い表現力です。

空間定位は実に見事。3次元的に奥行き方向の定位も良く表現できていると思います。

どこか改善点を提案することで試聴のお役に立ちたいと思っていますが、あまりにも素晴らしい再生音に、あら探しができていません。申し訳ありません。

2014/06/01 PM 09:46:51

● 試聴感想77

DACの試聴感想です。

現在使用中のBarkleys Audio Design Alpha DACは音数が多い方と思いますが、本機も互角かそれ以上と感じました。以前試聴した他ガレージメーカーさんのES9018シングル機では低域の厚みが不足している印象がありましたが、本機では十分豊かなズシンと来る低域を楽しめました。また高域の伸びやかさ、音量を上げても煩さを感じさせない滑らかな響きも素晴らしいものがあります。
ボーカルも以前聴いたシングル機ではやや線が細く感じたのですが、AITさんのモデルは十分エネルギー感を味わうことが出来ました。空間表現も見事で、特にオーケストラものではしっかりと三次元的な奥行きをもった音場が再現されています。
使用した機器構成は下記の通りです。
トランスポート 自作Mini ITX PC
Windows 7 64bit
再生ソフト JRIVER Media Center17+JPLAY
DDコンバーター BRAINSTORM
DCD-8(ルビジウム10Mhz基準信号入力)にてIEEE1394→S/PDIFへ変換
プリアンプ アキュフェーズC-2810
パワーアンプ アキュフェーズA-45
スピーカー B&W Signature Diamond
主に使用したソースはHD Tracksから購入した24/96音源を含むクラシック、70年代ロックのリマスター盤、柴田淳、岩崎宏美、大貫妙子などの女性ボーカル等です。
驚いたのは10Mhz基準信号を使用してリクロックした時と、DCD-8の内蔵クロックを使用した時とで、音質に有為の差が感じられなかったことです。Alpha DACの場合は、10Mhzを使用した方が明らかにフォーカスが向上します。
AIT DAC自体のクロック精度が優秀であることの証左なのでしょう。

2014/05/31 AM 05:11:02

● PREAMP試聴感想7

DACを購入頂いた方のPREの試聴感想です。

電流伝送での評価です。

当方、AIT DACを愛用しており、その音の精度は充分熟知していたつもりです。

しかしAIT PREを使う事によって、「これほどまでにAIT DACの音が埋もれていたのか」と思うほどの変化を見せました。
DACの持つ音色を全て描き切っているという表現が合います。

無味無臭、高解像度でS/Nも高く、絶品とも言えるトランジェント。

現在使用中であるプリアンプも味付けは少ない方だという評価ですが、こと正確再現という点においてはAITプリの方が上回ります。

かといってモニター基調に終始するわけでもありません。

音は明るめで精巧に描くため、手に取るように音像を感じることができます。
音質や定位、音場感に誇張がなく、音源のそのままをストレートに伝達しているのでしょう。

通常プリは音色を好みの方向へ調整するために使いますが、AIT PREはまるでケーブルの一部のように存在を消してくれます。
ボリュームとしてシステムの中に徹している雰囲気です。

例えばプレーヤーやDACから直接パワーアンプに接続し、デジタルボリュームでの音量調節をしているような環境にも抜群に合うと思います。

中身は完全に「超高精度電子ボリューム」です。
定抵抗切替という方式は昔からありますが、代表 角田氏による独自の追求によって素晴らしい躍進を遂げたと言えるのではないでしょうか。
以前試聴させていただいたDAC方式とは一線を画しております。

自作派で音にうるさいオーディオ仲間も、出てくる音と出来映えに唸っておりました。


何とも言えない世界観を描くAITワールドに、しばし没頭してしまいました。
プリは持ってるから要らないという人も、DACと組み合わせて試聴されると考えが一変するかもしれません。

正直、ベタ褒めする以外に言葉がありません(笑
試聴となると、どこかしらあら探ししてしまうのですが、DACと同様、
その性能に耳が支配されてしまいました。

2014/05/30 PM 08:50:21

● 試聴機貸し出しについて

現在試聴機はDAC2台、PRE1台を手当てし、申し込み順にお貸し出ししております。
DACは希望者が多く1ヶ月以上お待ち頂いておりますが、PREは余りお待ち頂くことはありません。
メインアンプ試聴機も準備できつつありますので、ご希望であれば住所、氏名、電話番号を記載しメールでお申し込み下さい。
貸し出しの条件は往復の送料(送付時着払い、返却時元払い)を負担して頂くことです。これ以外の条件はありません。
今までは、返却時感想を送り頂き当方にとって参考になりましたが、
最近何もコメントして頂けないケースが多くなっています。

返却時は感想等お送り頂くよう御願いします。

2014/05/22 AM 02:18:48

● 試聴感想76

キット購入者様の感想です。

数日聞いた感想です。

みなさんコメントされてるように、第一印象は”あまり差がわからない”でしたが
徐々に差を感じ、3日目くらいから飽和しています。
粒が細かく、位置感がありますね。

HD800とのバランス接続では、うひょーって感じです
買ってよかったと思いました。

ソースの違いがよくわかります
CDでもいいのは良いし、ハイレゾでもダメなのはダメですね。

これからDSDにも挑戦して、色々聞いてみたいと思います。

2014/05/01 PM 09:46:51

● 試聴感想75

DACキット購入者樣の感想です。

音質については
エージングが進まないと本来の良さが出てこないようで、最初は透明度や分離感に優位性があるもののうすっぺらな感じで戸惑いました。

しばらく鳴らしているうちに、音の厚みやアタックの切れの良さ、なめらかさ、交響曲のハイライトが感動的に再現される感じが徐々に高まってくるのがわかってきました。もうしばらく鳴らしこめば、流通品の多くを凌ぐ素晴らしい音色に化けてくれそうです。

所有するアンプが真空管アンプですので、ファーストインプレッションとしてはこのような感想となりましたが、そこそこの解像力を備えた半導体アンプとの組み合わせでは、このDACの持ち味である、解像力、分離感、透明感、なめらかさ、アタックの切れの良さなどに半導体アンプ特有の量感が加わり、感動的な味わいが再現されると思います。

久しぶりに押入れから半導体アンプを引っ張り出して繋ぎ換えてみたくなりました。

2014/04/29 PM 09:42:41

● 試聴感想74

DAC購入者様の到着直後の感想です。

早速LUXMAN P-700uにつないで聞いてみました。
分離の良い爽やかな音でまさにES9018の音です。
キレのある低音、どこまでまでも突き抜ける高音素晴らしいです。

私はES9018シングル構成のDACを持っており
そのDACでES9018の音を知ったのですが
どうしてもES9018デュアル構成DACの音を聞いててみたくなり
aitlabo様のDACを選んだのですが正解でした。
シングルとデュアルとはやはり違いがあり
デュアル構成のものはES9018の個性をより引き出していると思います。
音に厚みがあり音の出方に余裕があります。

ソース入力の方法選択でも音に違いが出てきますが
以外にもUSB入力(I2S)が素晴らしく気に入ってますが
これから色々試してみます。

2014/04/14 AM 05:01:32

● 試聴感想73

DACを試聴された方の感想です。

滑らかであるにもかかわらず、鈍るところがなく、SNの良さから来る上下奥行き
の空間表現がとてもよく思えました。
また高域が気持ちよく伸びて抜けるにもかかわらず、中低域の厚みもあり薄くな
るようなことはなかったと思います。
低域は良く弾み、沈み込みも十分でスピード感もあり活発な表現です。
DSDは基本的にワイドレンジになり、空間の透明度が増し、音に芯が出るような
印象を受けました。
個人的には何でも違和感なく楽しく聞けるPCMかより克明なDSD128が気に入りま
した。

2014/04/08 PM 02:52:22

● 試聴感想72

DACキット購入された方の感想です。木製のケースの様です。

やっと木製ケースも完成し、本格的に音楽鑑賞できそうです。

ケース作成は、思った以上に難儀しました。木の箱を作るだけ
なので高をくくっていましたが、まっすぐに切れない、垂直に
切れない、従って角が合わない、隙間ができる等々散々な目に
あいました。カンナやパテでごまかしながら、箱らしきものが
ようやく完成。

各スイッチ類もノミやキリを使いなんとか装着。ご指示どおり
アルミ板を敷き、スペーサーをかましました。下が木なので木
ネジを使い、そのまま固定しました。

初めての音出しは、到着日に基板のまま光接続で行いました。
曲は、TVドラマの主題歌にもなった鬼塚ちひろの「月光」で
す。静かなイントロ部分からいつもと違う雰囲気。彼女の澄ん
だ声が出た途端、「うーん」と唸ってしまいました。器機が全く
暖気されていないにも関わらず、彼女の声がこれまでで最もリ
アル。私の使用してきたDACの廃業が決まりました。

音の印象を一言でいうと、濃密でパワフル。高音から低音まで
過不足なく滑らかな音の微粒子に満たされます。特に女性ボー
カルでは、従来サビの高音部でどうしても声が歪み勝ちで不満
がありました。ところがこのDACでは澄んだ声がどこまでも伸
びて実に気持ちがよいのです。八神純子の声などは、まさに天
を切り裂く神々しさです。

最初は、ご推薦のrealtimeDSDで聴いていましたが、途中でPCM
に戻したところ、さらに声がリアルでストレートに変化。この
違いはけっこう大きく、一聴してわかります。、私は、パンチが
あり、タイトで芯のあるPCMの音が好みですが、少し潤いと奥
行きがあり、ソフトな印象のDSDを好む方も多いでしょう。J
ポップ、ジャズ、ロック系はパンチの利いたPCM、ホール感や響
きが重視されるクラシックはDSDといった使い分けもお好み次第。
なお、光と同軸の違いは、ほとんど感じられず、どちらも素晴ら
しい音でした。

DACの交換だけで、これだけあっさりと音質が向上すると、趣味
とはいえこれまでの試行錯誤や投資が何かむなしいのも事実。一
応、これで当面は上がりの状態です。

巷の評判を信じて、試聴もせずに思い切って注文して本当に良か
ったと思います。いろいろと無理な相談にも応じていただき感謝
申し上げます。

2014/03/25 PM 09:50:23

● 試聴感想71

DACとPREを同時に試聴された方の感想です。


これまで試聴した方々の感想とほとんど同じですが、DAC、プリともに緻密な音像をパノラマ的に展開してくれる所が一番の特徴だと感じました。
強力な電源に支えられた比類なき再生能力に感心し、その発する音楽を1週間楽しませて頂ました。
余分なものはまったくないのではと感じられるサウンドですが、とくにDACはオーケストラのトゥイッテイでもまったく音像の崩れはなく、安心して聴くことができました。
私は弦楽器の合奏が好きで良く聴きますが、コンサートで聴くバイオリンの合奏がそのまま我が家にやって来た印象です。総じてクラシック、ジャズ、ポピュラーいずれでもその音の印象は変わる事はありませんでした。
私のシステムではケーブルの変化に敏感に反応した所が以外とえば以外でしたが試聴機の実力を100%発揮していたかはわかりません。

2014/03/23 PM 09:08:25

● 試聴感想70

DAC購入者様の感想です。

以前の職業では音響屋の現場組だったのでホールの音は熟知しております。
前のDA-06からAITさんのDACに変えると私たちが作っていた音がながれてきます。
これは凄い事で私たちは億単位の機材で奏でていた音です。
それが家庭で聴けるとなるとホールからは足が遠のくのでは無いかと思うほどの臨場感。
自分の時間が出来た時にS席で聴けるのですから。

特徴としては他の方とかぶるのですが、
サ行が刺さらない。
音量をいくらあげてもうるさく感じない(音量に注意しないといけませんね)
分解能が凄く全ての音を拾って出してくれる。
リアルタイムDSDによって44.1に臨場感が出てくる。
一番はコンサートホールで聴いている感覚に陥るでしょうか。

2014/02/22 AM 02:18:48
http://aitlabo.net/blog/?c=005&pp=150

● 試聴感想69

キットを購入された方の感想です。
()で注釈を付けています。

2010年に起きていたデジタルオーディオ維新、

デジタルオーディオが新たなる地平に到達したと思いました。

オーディオ人生21年間で最大のビッグインパクトです。


出音を聴いた瞬間、驚天動地の衝撃。

音の凄さは三秒で分かります。

「異次元のサウンドレベル」


現行の最新モデルの高級SACDプレイヤーが、

「30年間倉庫で放置して劣化した古ぼけたカセットデッキ」なら、

AIT LABO DACの音は

「最高級SACDプレイヤー」

手持ちCDディスク、16BIT 44.1kHの音源のすべてが蘇る。


AIT DAC の登場で(約23〜28万) dCS Elgar plus(218万)が完全に玩具と化した。(本当!)

革命的製品 DAC版「Mark levinson 32L」 (TOS LINK 光入力) ※同軸入力は大分インパクトが相当薄れる。

超写実的、スーパーハイエンド、ハイパーリアリズムの世界観、ダイナミクスに溢れるウルトラクリアサウンド。(大音量推奨)

初体験の「薄気味悪いほど」信じがたい分解能(解像度)

非常に鮮明、非常に鮮烈、前に出る音。

躍動的で弾むような量感のある低音。

「オーディオマインド」を強烈に刺激する音。音楽に感動できる音。決してつまらない音ではない。

超ワイドレンジなのに厚みが一切薄くならない

搭載DACチップES9018の特性である驚異的S/N特性

非常に密度感が高い

音の分離の凄さ

音楽鑑賞で「満足できる音」

かつて聴いたことがない、レーザーメスのように非常に精細でかつてない正確さと極限の切れ味の
音像エッジが透明な音場空間を光速で切り裂く。

視聴中やや無機的に聴こえる瞬間はあったが、すぐ気にならなくなる。

ヴォーカルのリアルさと実在感、声と楽器のセパレーション(音の分離)は今までに聴いたことがない水準

音場を浮遊する"空気感"の表現力が凄い!!未経験の世界。

この革命的DACチップは使いこなしが難しい、同じES9018でも機種によって雲泥の差

今まで三桁台数以上販売して初期不良は結構多いものの"故障は皆無"らしいです。
アフターサポートは角田さん自身がお元気なうちは責任もって対応してくださるそうです。
もともとDACは殆ど壊れない製品ですから、神経質になる必要はないかなと思います。

最高音質で使用するためには、ディップスイッチを1、3、7をON あとはOFF


液晶表示なし 同軸1系統、光1系統入力の標準仕様でお支払い金額は22万5千円だった。
USB入力追加は+12000円だが、 標準の二系統よりも入力を増やすと液晶表示が必須になる。
液晶表示追加は+20000円、同軸と光入力は+5000円 光入力の増設をお勧めします。


ハンダ付けが出来れば組み立ては誰にでも可能。15ヵ所程度?の入出力端子
ACインレットのハンダ付けとコネクターを差し込む作業、ステンレスケース(アルミです、ハンダ付け作業が不要なオプションもあります)の組立。
液晶パネルなどの数か所の接着があるのみ。

必要な物 ハンダコテ ハンダ プラスドライバー(小) 2液エポキシ接着剤(ホームセンターで600円強)
リード線被膜剥き ニッパ―

エポキシは液晶パネル、LED表示の接着に使う。液晶を付けたときはLED表示は当然存在し無い。
LED表示に関しては接着なしでも問題ない??(輸送時は振動で落下するかも)
LED仕様の場合エポキシは買わなくてもいける。ハンダ作業委託でさらにLED仕様のとき必須になる物はプラスドライバーのみ。


この場合後はケース組み立て コネクターの差し込み ボルトの固定だけ、説明書が付属。


神奈川県横浜市(AIT研究所)から関西地域(当方自宅)までお借りした試聴機は片道送料1370円(ヤマト120サイズ)
往復三千円弱、貸出納期約一ヶ月(当方の時のケース)でこの驚異的体験が可能。
(申し込み時期に依って変わります)

DACの貸出試聴機は二機あるそうです。

他のメーカーも本腰を入れつつある2014年初頭、AIT DACは今も小改良を続けていて、当方が組み立てたDAC(2013/2/6)は、借り受けた試聴機よりブラッシュアップされて洗練度を高めた音質に感じられました。

※現在のDACは試聴機からclock周波数と供給方法を変更したそうです。

2014/02/07 PM 10:03:06

● 試聴感想68

DACを購入、PREを試聴された方の感想です。

音楽専用分電盤
SACDプレーヤーからDSDのビットストリーム、同軸デジタルアウト
また、パソコンから光アウト

AIT DAC
AIT PRE(視聴機)
ROTEL 1592TM2
モニターオーディオGR60

今回はAIT PREをお借りしての視聴です。電圧伝送のみです。
AIT PREは、DACと同じ傾向と私も感じました。みなさんの感想と同じです。
プリアンプの存在を感じさせない、DACの音がそのまま出ているといった印象です。
相変わらず低域の解像度の素晴らしさには舌を巻きます。
ティンパニやドラム、ベースやギターが気持ちいい!

一般的な言葉でいえば、上から下までワイドレンジで超高解像度。
どこにも強調感もなくとても自然。
音は左右、そして後方、そして上方にも展開する。そしてとても大きい。
しかし、音は全く薄くならない。これだけ音を分離しても、とても濃い。そして滑らか。
音に変なツヤがのったりはしない、素のままでてくる、そんな音。
そして、何といってもSNが抜群にいい。ほんとに静か。
最初に聞いたときは余りの静かさに違和感を感じたほど。何か音をわざと消しているような、、、
背景が静かになれば自ずと埋もれたいた音が聞こえるようになる。
これが抜群の空気感の表現につながっていると思います。

DACの時もCDの音に驚いたが、PREもCDの音が素晴らしくいい。
とにかく滑らか、解像度もCDとは思えないし、音の広がりも素晴らしい。空間が凄く大きいのに音が濃い。そして帯域のバランスが秀逸で今までのスッキリ系から中域が出るようになりボーカルが生きてくる。
CDもPCからのデジタル再生も全部いい。聞き比べた訳ではないがPCからの再生(光ケーブル)が一番いいかもしれない。PCからのハイビットレートも文句ないし、DSF再生は表情豊か。
今度是非PCからのDSDダイレクト再生に挑戦してみたい。

もちろんSACDからのDSDのダイレクト再生ももちろん良い。これを聴いたらやっぱりSACD欲しくなる。ソースによって音が充満して今までと違って聞こえてくるものもあった。
オーケストラ物を聴くとたいがいSPの後方にきれいに定位するのだが、音が厚くてまるでオケピットの中で聴いているような音が前にでるというか音場そのものを感じた。かなりのボリュームで聞いているが一切音楽は破綻しない、
音像と音場が一緒になったような、なんというかオーケストラと一体になれるようなそんな音の出方をした。ちょっとした快感、、、


正直、プリアンプの聞き比べはやったことがないのでAIT PREの実力がどれほどのものかの評価は私には分からない。
ただ、間違いなく一つの方向性のかなり高いところにありそうと感じる。

音が正確になると(時間軸も含めて)虫眼鏡で見るように音がはっきりと見えてくる。結果、リズムも明確になり、ゆったりもアンプテンポも
自在に表現できてくる(伝わってくる)これが音楽の躍動感につながっている。だから楽しく気持ちよくそしてノレる!
そういう意味も含めての解像度=正確性は素晴らしく、それは単にカタログスペック的なモノを狙っての事ではなく、真摯に回路と設計を丹念にやった結果もたらされた必然であり、そしてその必然は音楽家(演奏家)が表現したかった音であり音楽であり
そして、それを余すところなく表現し切れることで、当然に素晴らしい情緒あふれる音楽を体験できる、という帰結になっている。

他にも良い機器はあるのだろうと思うし、音の好き嫌いもあろうとは思いますが、AIT DACとAIT PREの素晴らしいところは上記のように演奏者(音楽家)の息遣いを
感じれる事だと思いました。
ほんとに音楽が染み入ります。
リレーの切り替わるカチカチ音、最祖違和感を感じましたが、使っているうちにクセになってきて、個人的にコレ好きです。

2014/02/01 PM 09:46:51

● 試聴感想67

試聴された方の感想です。

◎再生システム

(1) Cubox(エルサウンド製アナログ電源) → Fiedlix製USB noise filter → UDA基板(Dop版) → S/Pdif(同軸) → aitlabo DAC

(2) SDTrans384(Fiedlix製電源) → S/Pdif(同軸) → aitlabo DAC


<総評>

今回始めてaitlabo DAC試聴で本機の「実力と技術力」いうものを改めて感じさせられるものでした。

現在は「Mytek192 DSD-DAC」を使っていますので音質はこのMytekとの比較になります。

御存知の様にこのMytekに使われているDAC chipはaitlabo DAC製同様ESS社の「Sabre ES9016」というchipを使っていますが当然の如くES9018に比較すれば下位に位置する仕様故,最初から勝負にならないとは薄々感じてはいました。


総じてこのDACの特筆すべき点は五点程あるかと思います。

(1) 兎に角音の分解能が高く音の粒子がきめ細かいにも係わらず音膜が損なわれない。

(2) そして聴き疲れがありません。いつも傍らで聴いていますかみさんが五月蠅くなく本当に柔らかい音質と言う位ですので御想像が付くかと思います。(特にVocal系の音質は特筆すべきものがあります)

(3) 普通に何もする事なく「Lowest」のLock状態で聴けると言うことの凄さを改めて感じます。

(4) これは全般に共通するのですが音全体に深みを感じます。抽象的で表現が難しいのですが・・・・。

(5) 音源で特に音質の良いHigh Resを再生しますと音場感が立体的になる場合もあります。

mytek DACもなかなか侮れない音質なのですが,aitlabo DACは音の粒子と言いますか音像の繊細さの空間表現がやはり勝負にならないと思います。

音域全体「Silky sound」と呼ぶにふさわしい音質です。正にjitter対策の肝ではないかと感じた次第です。

2014/01/17 PM 08:46:46

● 試聴感想66

昨年末に購入された方の感想です。

年末年始でDACを100時間程度鳴らした後の感想ですが、受けた印象は試聴感想にて他の方がおっしゃっていた通りの物でした。

・超低域から高域までリニアに伸びていく感覚は圧巻。
・歪み感が極めて少なく、音量を上げても不自然な感じがしない。
・細かい音まで徹底的に分解しきっていますが、それが耳につくことがなく、さりげない形で影現できている。
・圧倒的な分解能と情報量のおかげでダイナミック型ヘッドホンでも静電型ヘッドホン並の繊細さが出ます。

全てにおいて文句の付け所がない程に優れている印象ですが、個人的に独自のジッタ抑圧機能が特に優れていると感じました。
ES9018純正のジッタ抑圧機能も画期的な機能と効果だと思いましたが、この独自のジッタ抑圧機能はそれ以上です。
オーディオ用のDDCではないDVDプレーヤーの光出力でも唸るほどの音楽再生をしてくれたことはまさに驚異です。

環境
iFi Audio iUSBPower
Audiophilleo1
AITLABO ES9018 DAC(S/PDIF専用)
ニューオプト KH-05N
FOSTEX TH900
ULTRASONE SignaturePRO

2014/01/14 AM 05:01:32

● 試聴感想65

DACの試聴感想です。

簡単ですが、DACの試聴記をご報告します。
DAC入力はNWプレイヤN-50(音楽データは大容量USB収納)からのSPDIF出力。
アンプ:LUX L-509S、SP:B&W MARIX-802 S2
音楽ソースはステレオ録音がもっとも熱かった時代、1950年代末〜1960年代に吹き込まれた管弦楽曲。

先ず、S/Nが良く、オケの楽器の数も増えたことにびっくりします。まるで別のCDをかけているようです。
高音もですが、今までと比較して良く伸びてくれる緻密な低音が音楽を楽しく聞かせてくれます。
ここで印象を確かめるために、従来品のDAC(20年位前のCDPのDAC)と同じ所を何遍も聞き比べました。
正直、20年目の製品との比較というの失礼かもしれませんが、これでも当時はこのCDP、20万超の製品で、
十分実用に堪えるレベルに達していると思っています。
しかし、一番違ったのはのはピアノの音、鍵盤の立ち上がりに僅かに聞こえていた付随音が消えました。
測定器は持ち合わせていませんが、ジッターが極めて小さいところまで抑えられているのがよく分かります。
オペラも聞きました。ステージというか、当時の録音スタジオの雰囲気も良く伝わります。
この性能でC/Pは非常に高いと思います。
とにかく今後どうするかしばらく悩むでしょう。

2014/01/05 AM 06:32:39

● 試聴感想64

当方PREの試聴感想です。
AITDACを購入されています。

試聴環境は以前の報告時と変わらず(AIT-DAC⇒Cello Duet350パワー⇒ATC SCM150Psl)、
プリのみ入れ替え、PCからAmanero DDC経由での再生で試聴しました。

一聴、やはり、モノ造りには人(メーカー)が出る、
紛うかたなきAIT-LABO(角田さん)の音と聞きました。

具体的には、非常な細部までの再現性、どんな信号も細大漏らさず音にするといった感じ、
ソースの音はすべて聞き取れるという印象です。
また、再生周波数のレンジ、ダイナミックレンジも大変広大で、オルガンのペダル鍵盤演奏時の
音階の確かさと量感、絶え入るようなpppから突然のトゥッティのfffの安定・余裕感など、まあ、見事なものです。
特にAIT-DACとの相乗で、図太い・野放図とさえ言いたいほどの低音再生は強烈です。

これらの再生が、何の脚色も無く、当たり前のこととして、いとも簡単・普通に行われるところが、
私が上でAIT-LABOの音と評した所以で、
何か聞き逃している・聞き落としているのではないか、という心配は皆無でしょう。

なんにせよ、DAC同様、大変なCPのプリで、プリを選択する際には必ず聞くべきものであり、
個人的には、これもDACと同じく、数倍以上する有名プリアンプと互角に渡り合える、
あるいは凌駕する実力ではなかろうかと感じた次第です。

2014/01/05 AM 06:41:09

● 試聴感想63

引き続き試聴した方の感想です。

年末年始で、特別長くお借りしましたが、正直もう手放せない状態です。
試聴機の音は、最初の印象が「静か」でS/N感が上がる感じでした。

JAZZの生ベースの超低音感が下に延びて、いい感じでした。
私の音源は、昔ながらのCDとNHKFMです。NAS構築もしていますが、正直CD
がまだ上のようにとらえています(ネットワークオーディオプレーヤーのグレードかも)。

じっくり聞いての感想は、まずFMのアナウンスの声が自然となりよりリアリティが上がったこと。
よって、ボーカルの声質も良くなる。大編成の音楽も小編成の音楽もどれもグレードが上がり
音がクリアで明確になりながらも、聞き易く自然な感じとなることですね。

以前、CDプレーヤーのデジアウトにAITさんでは無い単独DACを繋ぎ、アナログアウトとの切替比較をした時は、
正直音の差が判りませんでした。その後デジタルDEQでDA変換し、別のDACで音の差が有るのを知り、今に
至っていますが、パワーアンプの音の差よりもDACの方が大きいし、好みの問題ではなく10人中9人は良い悪いの
判断が出来るレベルかもしれません。そういう中で、AITさんのDACを入れる事での質の向上にびっくりしています。
PCM−DSD変換の音ばかり聞きましたが、PCMアウトはややかっちりしている感があるようです。但し、あまり
差は感じず、違うかな?という程度です。

2014/01/03 AM 06:56:26

● 試聴感想62

新年になりましたが、本年もよろしく御願いします。
早速今年の試聴感想を掲載します。
昨年キット購入された方です。

今回、試聴機を今のシステムで聴いた時の第一印象は あぁ自分が求めていたのはこういう音だったんだ という感動と満足感でした。
いつも聴いているはずのお気に入りのトランスで不覚にも涙を流してしまいました。
絵画や音楽、彫刻といった芸術で深く感動する時、作者が心の奥深くから真実を純粋に追及して作品をつくりあげ、それが鑑賞者の心の琴線に共鳴して感動を感じるのだと私は思っています。
角田様の作品であるこのDACも同じではないかと感じました。
実は以前にも一度試聴機をお借りして以前のシステムで聴いていたのですが、その時のDAC. soulnoteのDC1.0と比較してとても繊細できれいな音だけれども少し線が細い印象があり購入までは至りませんでした。

今回視聴環境、システムともに一新し改めて聴いてみまして初めて真価を理解した感じです。
細かい描写については他の方がわかりやすく説明されている通りだと思いますが、もしまだ聴かれていないのなら是非貸し出し試聴をお勧めします。
より大型のシステムの方が私の場合、真価が理解しやすかったです。
以前のシステム
CDP sulnote sc1.0
DAC soulnote dc1.0
pre 吉田苑オリジナル 光ボリューム
AMP Nnode XPM10
SP dynaudio C1

現在のシステム
電源 psaudio powerplant10
CDP psaudio pwt光接続
またはエルサウンドアナログ電源 SDtrans384 HDMI接続
DAC AIT amanero搭載 mck変更 DSD
premain SHARP smsx300改
または光ボリューム
goldmund mimesis9
SP dynaudio saphaia
またはATC scm100tsl
またはATC scm12sl

2014/01/03 AM 05:23:30

● 試聴感想61

今週お買いあげ頂いた方の評価です。SACDPとHDMIケーブルで接続し主にSACD(=DSD64)を鑑賞されています


再生音の第一印象なんですが、
音の「分解能力」は極めて高く、今までのレベルとは丸きり違うのは確か、重なって不鮮明だった幾つかの音がきちんと分かれて聴こえる。第九のコーラスはぞくぞくっと来ました。

低域がひ弱だったのが難点のSACD、CDと引けを取らない力強さ、ジャズの弾けるパワー感が出てきた。
僕の目標だった、SACDの情報量と最新のハイスピードかつ高分解能力を持つスピーカーとの良さがやっと味わえた気がします。
ブラスの楽器の音がやや硬質、木管も硬い、これは仰ってた「通電エイジング」により柔らかくなるものかな、と思っています。
安定してきて、分解能力までが今以上に向上するとしたら驚くまでの結果ですね。はやりDAコンバーターはデジタル再生の命ですね、アンプは本来ただの増幅器でありDACが良ければ普通の製品で十分良い音、音楽が再生できる、と思えます。

2013/12/25 PM 09:50:23

● 試聴感想60

キット購入者様の感想です。2名の方から頂きました。

1名の方
DACですが、いつも音楽をかけると、家族からうるさい、止めろと言われていましたが、このDACだと言われなくなり、好評です。

以下は別の方からの感想です。

ケースへの組み込みは、電話にてご回答いただいた後の数時間の作業で完了しました。
DIPスイッチの設定も送付時のままです。気に入った設定があれば変えようかとも思いますが、何の不都合も感じないので1か月以上経過してもそのままです。

 実は、本機はこれまで購入したものの中(除く自宅・自動車)で一番高価な買い物であったこと、また基板の大きさがこじんまり(すみません)としていたため、音を聞くまで少々不安でした。ですが、音を聞いて安心しました。

 感想を一言で表現するのであれば、(良い意味で)不思議なDACです。

・音量の大小に関わらず、同じように心地よい音に聞こえる

・CD製作者(レコーディング、ミキサー)の意図がわかってしまう気がする。

・つまらないと思っていた古いCDが楽しく聞ける。

 また、音自体皆さんが言われる通り素晴らしい。(としかいいようがない)
音を言葉で表現することは不可能なので、関心ある方はとにかく聞いてみることをお勧めします。百文は一聞に如かず。ただ聞いてしまうと購入したくなる可能性が高くなるので、試聴前に購入資金を準備したほうが良いと思います。

2013/12/08 PM 02:52:22

● 試聴感想59

DAC購入頂いた方の感想です。
SACDPにLVDS送信基板を取付けHDMIケーブルでDACに接続しDSD64としても再生できる仕様になっています。

DACが我が家に来てから、二週間になります。

最初の印象は、音の厚みと綺麗さでしたが、此処に至って、落ち着いてきて、本当に良い音で再生してくれていますので印象を箇条書きします。

・ 音がとにかくスムーズ。

・ 響きが豊かで、音の厚みがスゴイ。

・ 高音が凄く綺麗に再現される、特にピアノのアタックやシンバルの響きが格別。


・ 音像の芯がはっきりとして、音の分離が凄く良い。

・ 低音が良く出ているが、ブーミーになることは無く、歯切れが良く、音程もしっかりと再現出来、その結果として、再生音の厚みが凄く良く出る。

・ 残響音の再生が良く、音の消え方綺麗。

・ 定位・音場感とも非常に良く、演奏者の存在感がスゴイ。

・ 女性ボーカル等で音がきつくなる事が無く、本当に綺麗に再生してくれる。

・ 今まで、録音が悪く聴く気に成れなかったCDでも、かなりの割合でよい音で再生してくれる。

・ 音数が増えて、月並みな表現ですが、『こんな音が入ってたんだ!』と感じる事が多い。

・ 16Bit/44kHzの音源でのPCM→DSDの変換については、OFF→128→256と換えていくに従って、より、音の芯がはっきりとして且つクリアーで綺麗な再生音になると思います。

・ DSDの音源でも、同じ様な傾向ですが、録音によっては、OFFの方がパンチが有ってよく感じる場合も有ります。DSDの場合は元々かなりクウォリティが高いので、256ですとスムーズになり過ぎて、おとなしく感じてしまう場合もありました。

・ S/PDIFでの入力ですが、同軸よりもTOSリンクの方がスッキリとした感じで好きです。

・ SACDP(MARANTZ SA-11/S3)でのSACD再生と同じディスクのCD層をリッピングして、CuBox+hiFace Evo+AIT DACで再生した場合、音数や定位ではSACD再生の方が良い場合も有
るが、再生音のスムーズさや歪感の少なさは、後者の方が良い。総合的に見れば、遜色が無く、CuBox+hiFace Evo+AIT DACの組み合わせは、恐ろしいくらいの再生能力です。

・ 以前使用していた、SACDPを改造して頂き、SACDをDSD出力で取り出しHDMIでDACに入力して再生した場合、とにかく自然な音の一言に尽きます。SA-11/S3を手放そうかと本気で考えています。

こんな感じですが、まとめて見ると、とにかく何処かのコマーシャルみたいですが、

『何も足さない、何も引かない、只忠実にデジタル信号をアナログに変換する。』

そんな感じのDACです、録音の良し悪しがそのまま出てきます、音場の広い録音では、部屋中に音が広がって、まさに音に包まれる感じになります。

一方、スピーカーの間に小さな音場が再現されて、その中に沢山の音が再現される物も有ります。CDの中の音がそのまま出てきます。

とにかく、素晴らしいDACだと思います。

ネット上では、色々意見のある外観ですが、自分はシンプルさが凄く気に入ってます。


音のコンセプトと外観が凄くマッチしていると思います。

2013/12/02 PM 10:04:01

● 試聴感想58

DAC機の試聴環境は以下の様になっており、その後購入した結果を続けて掲載します。

試聴時


現在使 用中のDACはdCS Elgar Plus 1394で、送り出しはUDA3(DSD-SPDF3オプション)
とdCS Verli La Scalaです。

他に、Zodiac Gold、MSB Platunum DACがあります。

今のとこ ろ、BeagleBone Blackのmpd-0.17.6-rtopt(yan) からUDA3経由の
SPDIF or SDIF3でElgarに至 る組み合わせで、最良の結果が得 られています。

購入後

夜にはキットの組み上げを終え、慣らし運転に入っています。
この状態でも、dCSが逃げ出すほどの再生能力。素晴らしい。

角田さんが開発されたプリアンプも頒布されていると聞きました。
試聴機もあるとのことで、早速予約したいと思います。

視聴するまでもなく良いプリだろうと確信していますが、やはり
確認してからにしたいと思います。

2013/11/26 PM 09:14:49

● 試聴感想57

最近購入された方の感想です。
amaneroCOMBO384を搭載しPCM/DSDも入力できる仕様です。前視聴感想でDSD→PCM切り替え時にポップノイズ発生があるようでしたが、対策し効果があったようです。

DACはとても快調に動作しております。
以前使っていたDACに比較して非常に滑らかで、音が立体的に聴こえます。
また、以前のDACだとサ行が若干耳障りだったのが、AITDACだとそういう感じもなく自然な感じです。
既にサイトで多くの方が絶賛されていらっしゃるとおりだと思います。
DSD音源についても問題なく再生できてます。
とても気に入りました。良いものを有難うございました。今後も愛用していきたいと思います。

2013/11/17 PM 08:46:46

● 試聴感想56

当方DACを購入して暫く経ち、新しいDDC(COMBO384)を導入した後の感想です。当方DACオプションでCOMBO384も接続できますが、この方に紹介頂き最初に搭載していますので、若干の課題があるようです。今後改善する予定です。

結論から言いますと、十分以上・期待以上の性能で、
特に価格対比で考えますと、圧倒的お買い得といったところです。

Win7 64bit、i5-4core CPUのPCからプレーヤーはfoobar2000(v.1.2.9)、
3m弱 ノーブランドのごく一般的USBケーブルを使って再生しました。

まず外付けHDDの音源をそのまま再生したところ、
ほんのわずかにノイズが乗る感じ(SNの悪化・鮮度感の後退)があり、
メモリーをRAMdisk化しそこに音源を置き、foobarのバッファーを150ms程度まで小さくして再生してみると、上記問題は全くと言っていい程に解消・改善されました。

ただこの状態でも、PD-70やSDtransからの再生と比較しますと、個々の音には差を感じませんが、
音楽全体のたたずまいが(抽象的ですみません)、やや引く、躍動感に劣る、冷めている、
といった感じがあり、思わず2〜3クリックヴォリュームをあげてしまいます。
(これでもうるさくはならず、SNに問題なしの証左でもありますね)

この問題は、上記設定・環境での話であり、
オーディオ好きの方ならすぐに思い付く対策(バスパワー供給方法の改善、
USBケーブルの交換やノイズ対策、プレーヤーソフトの選択、等)で、
更には、Cubox等の専用化したPCからの再生で
大幅に改善されるであろうことは容易に想像がつき、根本的な問題にはならないと思われます。

その他、現時点での基本動作・注意としては、
1.再生開始時、DAC側で認識しているファイル形式(PCM, DSD)、サンプリング周波数と異なったものが
入力されると、ポップノイズが発生する。

2.再生中、同一ファイル形式の場合は、サンプリング周波数の変更時にはノイズはほとんど発生しない。

3.再生中、PCM→DSDに切り替わる際は、ごく小さなノイズが発生する(ほとんど気にならない)。
DSD→PCM切り替え時には、ポップノイズが発生する。

4.嬉しい発見で、上記環境・設定で(ほかに特に設定もせず)完全なギャップレス再生が可能。

Amaneroは、以前は外国への直接発注しか方法が無かったようですが、
今は国内販売の代理店も決まり、非常に入手しやすくなり、
さらにこの性能ならば、敢えて他のDDCを考慮する必要はないのではないでしょうか。
(Amaneroが別のDDC(DAC)ボードを出すとまた話は別ですが)

最後に、AIT-DACについて、ここまで使用してきて最近特に強く感じていることを述べたいと思います。
以前にも書きましたが、このDACは、ほとんどの要素でずば抜けた性能であるわけですが、
特にその定位(感)の素晴らしさにホトホト感心させられています。
これまで一般に、良く、音場の再生に長けている、とか逆に音像の再生に長けている、とかいった評価がされ、
言われた側も暗黙の了解で、このような傾向の音だな、といった判断が可能でした。
また、この二つはある程度背反な関係にあったと思います。

しかし、AIT-DACは、これを完全に超えましたね。
つまり、音場、音像という二元要素があり、それぞれを評価・判断するのではなく、
音像があって音場が意識される、あるいは、音場の中のあるべき位置に音像が意識されるわけです。
私の場合、聞く音楽はほぼ100%クラシックなのですが、これまでに経験したことのないほど精緻な音像から
発せられる響きの広がり・減衰から、その場(広さや高さや奥行きなど)を意識・感じさせられるという体験に
陶然としています。

これは生の演奏では当然なことなのですが、なかなか再生の場では得られない感覚で、
これまでの多くの機器でも経験がありません。
特にオーケストラの再生は鳥肌モノで、両スピーカーの外・後方から、それぞれの楽器があるべき位置から
響いてくる(実にしまった音像で)様は、
実際の会場では、逆にこのように聞こえることはあり得ないのですが、
再生(ヴァーチャル)体験の喜びの真骨頂と思います。

これまで、録音年月は新しいのに、やはりオケの自主録音ではこの程度かと思っていた、
チェリ/ミュンヘン・フィルのEMI版CDやヴァンスカ/ラハティ響のBIS版(これは元々好録音ですが)CD
など目から鱗の新体験でした。

2013/11/12 PM 10:48:07

● 試聴感想55

試聴された方の感想です。

3連休、お蔭様で、音楽を堪能することができました。
通常のシステムは、DACがないので、
-CuBox-->UDA--->OLASONNIC NANOCOMPO-UA1 --->BRILON
ですが、久しぶりに、アンプに、しばらく使っていなかったMusical Fidelityを使いました。 
-CuBox-->UDA--->AITLABO DAC--->Musical Fildelity A1---->BRILON
に、切り替えると、見違えるようになりました。

分解能が、すごく良く、旅行中の家族に電話越しに音を聞いてもらっても、違いがわかる程です。  
特に、低音のドラム、ベースの音が、一塊ではなく、粒になって、音圧もしっかりと前に、イキイキと出てくるのは、すばらしかったです。
こんなに、低音がでるのは??とびっくりしました。 まるで、生演奏をスタジオで聞いているような、錯覚に陥りました。 
いつも、洋楽、ジャズを中心に、聴くのですが、久しぶりに、J−POPを聞きましたが(通常、音が塊になっていて、あまり、好きではないのですが)、
いい音になったので、気持ちよく、懐かしく聞けました。  
また、聴き疲れが、まったくしないのがいいです。 CDは、これが、本来のCD製作者が、意図して、吹き込んでいる音なのでは??と思いました。

DSD、PCMですが、私のシステムでは、どちらがいいというわけではなく、曲、音源によって、使い分ければいいのではと思いました。
アンプも今回変えたので、DACの完全比較には、なりませんでしたが、システムのグレードが、数段階あがったこと、
バックノイズが、静か、音圧があがり、音が生き生きする、音の粒のシャワーがスピーカーから、放たれるようになった。
そして何よりも、音楽が、楽しく気持ちよく(感情移入される)聞けるようになったということが、分かったの成果でした。

宅急便屋さんが、視聴機を運んでいった後は、少し寂しくなってしまいました。。。。。

2013/11/05 AM 06:41:09

● 試聴感想54

キット購入者様の感想です。

今のところMac(ソフト:Audirvana plus)で曲を再生し、ifi社製DDCを介してspdif接続で利用しています。
このDDCにはジッター低減機能?がついるらしく、一応onとoffで試してみたのですがこのDACでは全く差異は感じません。このような点でもDAC側のジッター抑制機能の堅牢さを感じた次第です。

空気感、解像度、奥行きは試聴させていただいた当時のままですが、クロック変更の影響かリアルタイムDSDが試聴時よりも好印象でした。
特に128と256では256の方が音数が増し、音の厚みが出てきます。
一概に256の方が良いともいえず、曲のソースによりPCMと切り替えて利用していきたいと思います。
あと、作って下さった方も音がスーッと出る、自然な音の出るDACですねと仰っていました。

角田さまにアドバイスいただいた基板配置とケースのサイズ修正を実施し、ケースにもAIT LABOとロゴ印刷致しました。
今回ネイティブDSD対応は見送りましたが、HDMI用のケース穴を設け、端子も仮付けしましたので先々も安心です。ネイティブDSD機能付加の際はよろしくお願いします。

2013/10/31 AM 05:11:02

● 試聴感想53

PREの試聴感想です。この方はAITDAC購入されています。

確かに解像度が凄いと気づきました。
JEFFROWLANDのCONCERTO(プリメイン)
は色付けも無くかなり気に入ってましたが、まだ
分解能に先が有るのだと思い知らされました。

鮫島有美子のCD「ます」で、SPはHB1

JEFFのプリメインで何の不満も無かったのですが
AITプリで聞くと、鮫島さんがキリッと立つのですね
伴奏のピアノのコロコロした響きが気持ちよい
鮫島有美子が若返った感じです。
そしてボーカルとピアノが3次元空間に定位します。

JEFFに、にじみがまだ有ったのかと気づきました。
湯船のほんのりとした薄けむりみたいな・・・


CDに記録されていた情報がノイズ無く色付けも無く
そのまま再生されている。

CDによってはあからさまになり過ぎてしまうのも
有るみたいですね^^

2013/10/25 PM 09:50:23

● 試聴感想52

購入者樣の到着直後の感想です。この方は当方DAC購入前はF社改造DAC機とHDMI接続しDSD等を再生していたようです。

とりあえず、同軸、TOS、UDA、I2S(HDMI)すべての入力で正常動作することを確認しました。
音についてはまだ出したばかりなので評価できる状況ではないですが、脚色がなく非常に無色透明な音だと感じました。
入力による差ですが、
I2S(HDMI)>同軸、TOS>UDAに感じます。
UDAのクロックがまだ本領を発揮していないのかもしれません。
また、MCLKを追加していただいたHiFaceEVOには外部マスタークロックジェネレータをつけているのでそのせいかもしれません。HiFaceEVOから同軸やTOSを入れて実験しました。

他にもPS3もTOSで繋いでみましたがなかなかいい音で鳴りました。
この文章を書いている間にもどんどん音が滑らかになってきているので今後の変化が楽しみです。

2013/10/11 AM 07:12:32

● 試聴感想51

試聴感想です。

お借りしたDACは音響環境が全く整っていないうえに,高額品でもない私のシステムであってもその良さがはっきりと聞き取ることができました。

具体的には大編成のオーケストラのライブで,ヴァイオリンが細かく弦をこすりながら音を重ねていっているところが極めてはっきりと聞き取れたこと,金管楽器の位置とその遠近もある程度,聞き取れるよう再現したこと,また,ギターのように聞こえていたウクレレの弦をはじく音が明らかにウクレレであることをとてもはっきりと聞き取れたことなど,色々な発見がありました。
加えて,ディスクの録音の良し悪しもとても明確に提示するように思いました。

PCの接続による音源再生はやはりCDプレーヤーによる再生には敵わないそれなりの音でした。

感想の概略はざっとこのようなものです。DACの機能としては,まさに期待以上の働きを見せたと思いますが,一方で我が家のシステムの弱点をさらけ出されたという感じがしています。具体にはやはり音を正確に再現する力の不足,言ってみればプリアンプ機能の不足(ボリュームの精度という側面もあるかと思います。)という部分があるかと思います。

2013/10/11 AM 01:28:16

● 試聴感想50

最近購入された方の感想です。入力はS/PDIFと共にUSB、HDMIケーブル接続によるDSD/I2S再生が可能な仕様となっています。一部伏せ字にしています。

昨日、今日といろいろ聴かせていただいています。
とても満足しています。
再生音の素晴らしさは当然ですが、私にとっては
一台のDACでPCM、DSDどちらも手軽に聴ける使い勝手の
良さがとても嬉しいです。
DSD仕様CAxxxxxではDSDのみの再生、SCD-XE800と
UDA基板では左右が逆になる、PCMはI2S仕様CAxxxxxが
必要等々、ソースでセッティングに苦労していた事
から解放され音楽を聴くと言うことに集中できて
更に楽しくなっています。

再生される音もDSD、PCMともに静けさの中からくっきりと
音像が再生されるのには正直驚きました。CAxxxxxでも
満足していたのですがレベルが違いました。
短時間のエージングでも十分判りました(個人的には
オーディオ機器でエージングの影響は少ないと
思っていますが、、、)

PCM→DSDはOFFとDSD128を比較しましたがDSD128の
方がやや音がまろやかになるように感じましたが
どちらで聴くかは好みだと思えました。

2013/09/24 PM 10:58:22

● 試聴感想49

DACのmclkを45.1584M/49.142Mに変更した方の経過報告です。当方製mulitiolyingDAC方式PRE(現在頒布は、より高音質が期待できるATT方式のみです)も試聴しています。


当初音質は???状態でしたが、1月半程かけて落ち着きました。
皆さん仰るとおりですが、
音色は自然に、情報量が更に増えて、背景はより静かになり、
修正お願いして本当に良かったと思います。ありがとうございます。

当方近況ですが、
DAC 音質が落ち着きましたので、今週からアンプ自宅試聴を再開しています。
今回は
・Ayre KX-R & MX-R
・DarTZeel NHB-18 NS & NHB-108 model one(Pre→Power 電流伝送)
・LINN KLIMAX KONTROL & KLIMAX SOLO
を順番に借用できることになり、本日 Ayre を返却し、DarTZeel を聴き始めました。

Ayre は高級機らしいキレイな音で、音場の立体感や、低音の余裕もなかなかのものでしたが
どんな音源を聴いてもうっすらと Ayre の音がのり、
こういう音が好きな人は居るだろうということは理解しつつ、
BGM とは言い過ぎですが、ちょっとよそよそしくて音楽に没入しきれない面もあって
個人的には受け付けませんでした。
それと Power の片方が数時間経つと勝手に休止してしまうのも困りました。
販売店の方は、デモ機で酷使されたためかもと仰っていましたが
目の前で故障されてしまうと信頼性に懸念を持たざるを得ません。

先ほどから聴き始めた DarTZeel は
アクの強い独特な外観に似合わず、Ayre に比べて自然な音色で色付けは少なく
DAC からの音をかなりの割合でストレートに出している感じはあって、なかなか好印象ですが
低音の一部でオーディオ的な心地よさを感じるので、狙って作っているのかも知れません。
1日くらい経つと音は変わるとのことなので、楽しみにしています。

来週の Linn は音作りは相当上手そうですが、
ストレートさはちょっと劣るのでは?と予想しています。

他、せっかくの機会と思い、
http://www.audiolabo.co.jp/
のパワーアンプPM8CTも借用中ですが
今のところ情報量、低音の迫力、音全体の品位などだいぶ劣っていて、全く感心しない状態です。
日曜からプリpp-5も借用できることになりましたので、本来の組み合わせでどうなるか?
といったところです。


ということで、絞り込めた時点で改めて確認したいとは思いますが
DAC mclk 修正の効果およびATT音量制御方式での改善を考慮すると
現時点のプリアンプ本命は、やはり御社になるかと思います。
(凄いですね!)


2013/09/09 AM 02:06:21

● 試聴感想48

ヘッドフォンで試聴された方の感想です。

貸出機が到着してからは、毎日仕事が終わって直ぐに帰宅し深夜までいろいろなCDを聴いて楽しみました。
試聴環境は、CDTにエソテリックのP-0S(VUK)を使用し同軸デジタル出力を2系統出してAIT DACと私が所有している約13年前の国産A社のデジタルプリアンプにそれぞれ繋ぎました。その出力をラックスマンのヘッドホンアンプP-700uに繋ぎゼンハイザーHD800(バランスケーブルに変更済)で聴きました。アンプの入力切替スイッチにより約1秒のタイムラグで比べることができるようにして試聴しました。
最初、1曲目を聴いた時「音が細い。痩せている」と感じたのですが、あれっ、もしかしてと思い2曲目聴きながらスイッチを切り替え比べると気づいてしまいました。AIT DACの方が断然生の楽器の音に近い、基本の音と倍音がきれい、また全体にベールが一枚掛かっていたのが剥がれた感じです。私のデジプリは、一聴では迫力を感じるのですが少し団子状態で横一列でこちらに向かってきている。
最初の2日は、スイッチを切り替えながら比較したのですが、その後は返却までAIT DACで音楽を堪能しました。私の感覚ではJAZZ、ROCKはDSD128又はPCM、クラッシク、ボーカル等はDSD256が好みでした。

返却前にAIT DACを導入しない理由をいろいろ考えたのですが(「ヘッドホンであれば今でも十分」「1,2年待てばさらに良くなる」等々)あの音を知ってしまったので戻れません。購入します。パイオニアPD-70も別途購入してその改造を含めて完成品の形でお願いします。さらに細部の仕様で詰めなければならない点があれば教えてください。

2013/09/08 PM 02:52:22

● 試聴感想47

DACとPREを同時に試聴された方の感想です。

他の方の評価の通り、非常に音源に忠実で、目を瞠るほどの
性能があると思いました。
・とにかく分解能が高い。(一切混濁が無いと言ったほうがよいかも知れません)
・それでいて音色のクセといったものが殆ど見受けられない。
・よって、音源本来の姿や特質が限りなく引き出される。
・S/Nが非常に良い。
・全帯域、どこも突出したり大人し過ぎたりせず、程よく厚みがある。

とまあ、正直これだけなのですが、非常に高い次元で達成されていると思いました。


ただ、不思議なのは他の方の評価では絶賛されているPCM→DSDリアルタイム変換ですが私には正直合いませんでした。
録音があまり宜しくない音源に関しては音の厚みが増えて良いかな…?
というくらいで、ほぼどの音源でも他の方が言うように見通しがよくなったり、
分解能が上がった感じがするといったことはありませんでした。
VCXO modeにつきましてはHOLDが一番音が前に出てパワーが感じられ、好印象でした。ただ、どのmodeも空気感の違いがあり、音源によって選ぶのが良いかなと思いました。

2013/09/02 PM 10:04:01

● 試聴感想46

DACの試聴感想です。

これまで単体のCDプレーヤーのみで音楽を楽しんできましたが、
AIT-DACを経由させると、音数の増加や空気感の向上を感じることが出来ました。
女性ボーカルも輪郭がハッキリとしながらも聴きやすさが両立され、ヴェールが一枚取れたように感じました。
特にPCM→DSDでは倍音の響きも含めて音が一段と美しくなり、ピアノのアタックでは空気感が一層強調されたように感じ、
特に好みの音でした。
私はトランス・テクノ等のクラブミュージック等も聞きますが、分厚いシンセリードが明確に立体感のある音として前に出ており新鮮でした。
ジッタの低減された音はこのようなリアリティある音に変わるのかと、半ば目の醒める思いでした。

2013/09/01 PM 09:46:51

● PREAMP購入者樣の感想

購入者がご自分で改造し、ケース組込を行っています。


Pre Ampの続報です。長文です。最初にお断りしておきますがベタほめになりますのでそう言うのが嫌いな方は読まない方が宜しいかと。


2週間経ちました。中低域は未だ柔らかくなっている最中ですが、略水平飛行に近くなった印象です。私にはDACの時よりPre の方が衝撃的に感じます。


エージングが落ち着くと音楽が部屋中に充ち満ちてあたかもサラウンドの如き臨場感が出てきます。回路を見る限り、音楽信号が流れるのは抵抗とリレーとオペアンプ2ヶだけで他に何もありませんから、シンプルそのもの。特性的には何も足さず、何も引いていないと思われますが、実際出て来る音は情報量がワッと増える感じ、繊細且つ豊穣。ボリューム位置に関係無しに同じ音が相似形で歪み無しに出て来ます。高域が細めになるようなことも有りません。今使っている真空管式のプリも並大抵の鳴り方では無いので正直これは可成りショックです。


CDやSACDにはこのような表情豊かな情報が元々入っていて能動素子の増幅で音量調節するPreはこの音を実は歪ませていたんだということに気付かされます(飽くまで私の知っているPreの範囲です)。DACでも同じ事を感じましたが、DACが略まともになった後Preを詰めていったらアナログで延々と歴史がある筈のPre Ampでも同じ事が起きたという衝撃的な経験です。


私見で思うに、素晴らしい結果が出た理由の半分は、特性や操作性を全く犠牲にする事無しに音楽信号経路は極限のシンプルさまで到達したこと。残りの半分は電流伝送によるものだと思います。


私のDACにはPreに入っているV/I 変換回路と同じ回路が入っていて(量産の一つ前ver)、DACから信号を電流源で送り出し、XLRケーブルを経由してPreの終端抵抗300Ωの所までこの信号電流が流れていきます。このPreはバイアンプ駆動出来るように出力が2系統出せますから300Ωの両端に出て来る信号電圧をV/I変換回路を通して2回路同時出力できます。電流伝送で2系統のパワーアンプを経由してSPを2way駆動で鳴らしています。


実験の為電圧駆動でも鳴らしましたが、電流の方が明らかに低域が引き締まり音の分解能が上がります。SPの動きも軽やかになります。


色々書いても良いことしか出て来ないのでここまで読むと却って反感を持たれる向きも多いと思います。音はいくらご託を並べても一聴にしかずです。試聴できるのですから是非試聴されることをお勧めします。尚、電流伝送の効果はその大小で言えば、DAC-Pre間よりPre-Power間の方がはるかに大きいです。


使いこなしに関わることですが、出力のところの4pin DIP SWが2セットあって、直感と違う処があるので、これの設定を今の説明書きだけですんなり設定できる人は少ないのではないかと思います(除く回路を読める人)。老婆心ながら説明の所に詳細な絵を付けて出力端子と1対1対応取るべきだと(8pin 全てに)思う次第です。ここの設定をミスると音が眠くなったり死んだりします(経験者語る^^; )。電流伝送は意外な落とし穴が結構あると思います。


完成品売りのデザインは多くの方が言及しておられるとおり、毎日拝むにはちょっと厳しいものがあります。基板で購入し安くなった分でメーカーでは出来ないような自分の気に入るケースを用意できるので却ってラッキーと考える方が前向きになれるのではないでしょうか。私は自分の趣味に合わせて自作しました。デザイン的なバランスを考えてボリュームと同じツマミをSelector用にフロントパネルに欲しいと思い、そのような機能変更を角田氏にお願いしました。

写真を見ればお分かりになると思いますがSelector用のロータリーSWの隣 5mmの処に電源トランスが来ています。従来の因習的なオーディオ常識に頭をやられていると、とてもこんな配置は出来ないのですがこのPreでは何の問題もありません。夜中に音量Maxにして38cm Wooferに耳をくっつけても全く、微塵も、一切ハムの如きものは出て来ません。


リモコンが使えますが私はVolumeのツマミをゆっくり回す時のチャラチャラという感触が気に入って専らマニュアル操作しています。将来デジタルチャンデバを角田氏が製品化してくださった暁には、DAC → プリ → パワー → SPと言うセットをCH数だけ並べてリモコンで一括コントロールが出来ると言うことは考えていますが、角田氏はチャンデバを作る気は目下ないようです。(ちなみにプリに関しても回路的にはあんまり面白くないので本人は大々的にはやりたくないと述べておられました。)


以上使いこなしも含めて感想を述べてみました。内部の関係者ではないかと疑いをもたれるかも知れませんが、お金を払って製品を購入している1ユーザーです。作り出される作品の優秀さが世に知られず埋もれてしまうようなことがあっては人類の損失だという思いから肯定的な感想をちらほら述べております次第です。そのうち筆の立つ方が現れて広く啓蒙して下さる事態が出来するのを期待しつつ。買わなくても良いので何処かで是非その音を経験して知って頂きたいと思います。

2013/08/27 AM 01:21:07

● 試聴感想45

DAC購入者樣の感想です。

今まではLuxmanのDA-XXというAIT DACと同じ価格帯のものを使用していました。
鳴らし始めたばかりなのにエージング済みのDA-XXとは比べ物にならない音にただただ唖然としております。
音数、解像度、音の広がり全てにおいて圧倒的な差で、ベールが何枚も一気に剥がれた感じです。
あまりにも聴くことが楽しく今まで時間を忘れておりました。
一瞬でDA-XXを手放す決心が出来ました。
もっと前にAIT DACのことを知っていれば無駄な出費をせずに済んだことが悔やまれます。

2013/08/17 PM 08:46:46

● PREAMP試聴感想6

PREを試聴頂いた方(当方DAC購入者)の感想です。

聴かせていただいた感想ですが、派手さが無く音楽に変化を加えるようなところがありません。実直で丁寧な音だと感じました。
解像感を強調したようなキツさは全く無くて、耳当たりが柔らかいと言えるのですが
それでいてセパレーションと定位の良さを感じられたのが印象的でした。
DACもそうでしたが、音源を選ばない万能型のプリアンプではないでしょうか。

2013/08/11 AM 01:28:16

● PREキット組立報告

PREAMPキットを購入頂きた方の完成報告です。
当方所定から変更されていますので、当方のキットとは異なる箇所があります。

実装していく段階で回路を追っかけていくと、増幅素子が最後のVI変換回路以外に入っていない事もさりながら、
『オーディオ業界で設計してきた人間では出来ない設計だろうな』と感心すること多々ありました。


今迄と同じ条件で比較する為、Wooferは電圧系で鳴らしていますがそれ以外は電流受け/電流出しです。
音は只者ではないです。歪みが全く感じられないのでストレスが全くないです。
12V電源をTPS7A4700 2段スタック強化してOSコンを多数入れているので音がまともになるのは1〜2週間掛かるはずですが、30分の時点で明らかに別次元です。
美しいとか楽しいとか言う感覚とは違う『懐かしい』、『いとおしい』、そういう
感覚があって、何の変哲もないリュートのソロ曲を聴いていて心の底から込み上げてくるものがあります。音質に関してはエージングが終わってから改めて感想を述べますが取り敢えず音出し開始して1時間での感想です。

2013/08/10 PM 09:19:19

● PREAMP試聴感想5

PREAMPの試聴感想です。
ようやく頒布できるようになりました。詳しくは問い合わせ願います。

他の方も書いていらしたと思いますが、DACと同方向で、ソフトの音をそのまま再現するアンプだと感じました。現在使用しているアンプも、色付けが少ないと思っておりましたが、比較すると、オーディオとして心地良く聞こえるような調整がなされていることに気が付きました。梅干しに例えると、現在使用しているアンプは蜂蜜入りで、AIT LABOのアンプは塩だけで漬けたものといった印象です。
また、定位が非常によく、音が出ている場所をはっきり指差せるくらいでした。

2013/07/31 AM 05:11:02

● 試聴感想44

試聴感想です。

早速Audirvana PlusをインストールしたMacMiniからオルソ・スペクトラムのUSB-201を通して取り出したデジタル信号のDA変換に使用すべく設置いたしました。出力はAccuphase C-2410から A-45を通して自作スピーカー(Fostex FE208-ES-R使用バックロードホーン)から音出ししました。


試聴機から出てきた音は、これぞハイエンド・サウンドというべき、豊かで繊細な響きと深々とした音場感に満ちた申し分のないものでした。試聴機は、当然のことながら、使用するソフトの質を敏感に反映しますので、出来の悪いソフトの音を美音に変えることは不可能でしたが、古いモノラル録音のソフトで、これまでは味わいに乏しくて聞く気にならなかったソフトが、試聴機を通すと、立体感を伴って実に新鮮な響きを放ち、十分に価値あるソフトとして楽しめたことは、うれしい驚きでした。


土曜日は食事もそこそこに夜遅くまで、日曜は早朝から午後まで、ほとんどぶっ通しで手持ちの多様なソフトを試聴機で聞き続けました。

2013/07/29 PM 09:42:41
http://aitlabo.net/blog/?c=005&pp=180


● 試聴感想43

最近購入された方の感想です。問い合わせ頂いた翌日に購入されました。

DACの方は日に日に音が落ち着いてきました。
ざっくりした感想と致しましては
思っていた以上に奥行き感が面白いほどでており、
導入の後悔は全くしておりません。

また、音は勢いで押し切ったりせず極めて冷静というのが
このDACの持ち味だという感想を持ちました。
間違いなくこの価格帯でこれだけの性能を有しているDACは皆無と
言っても過言ではないと思われます。
そのため音を聴く度に顔がにやけてしまっています。
まだ、ケース組み込みに至っておりませんが早いところケースに収納し、
じっくり堪能したく思っております。

2013/07/28 PM 08:38:10

● PREAMP試聴感想4

PREAMP試聴感想です。当方DAC機を購入されています。
低特性インピーダンス(300Ω)の定抵抗アッテネータの効果かも知れません。

実は、現有プリは結構、気に入っており購入の予定は無かったのです。

なにせ、古いとはいえ、かの高城氏も愛用していた往年のSONYの最高機種TA−E900 です。色つけがなく自然で、分解能の鋭さは現代高級アンプと比較してもなんら劣るものでもなく素晴らしい音楽を聴かせてくれます。
・・・と思っておりました。

 ところがです。AIT PRE は、一聽して 嗚呼、気持の良い音だなと感じさせます。

それは、何なのか、得てして、私を含め、オーデイオマニアは、高音の伸びが如何か、抜けが良いとか、音場が、音像がどうだ、低音の分解能が優れているとか、細部を聴き取り、>ありとあらゆる言葉でスピーカから出てくる音を、表現し、評価しがちです。

 AIT PRE は、そのような表現が不要なほど、自然な音とでも言いましょうか、何方かが生命感にあふれた音という表現を用いておりましたが、私は、躍動感に溢れ、音楽を聴いて楽しくなるような音というのが、私の最初に感じたことであり、一週間の間、試聴を重ねてもその印象は変わりませんでした。
ずっと、音楽に浸っていたくなるような音とでもいいましょうか。
 ただ、残念な点は、やはりオーデイオは趣味性が強く、所持する喜び、満足感も欲しいもの、音楽を聴いている間も機材を目にする訳ですから、もう少し見た目も大切・・
(好みが分かれますが)まあ、だからこそ、これだけの性能がありながら、廉価で提供できるのでしょうが・・・・。

 ケースは、気は重いのですが、自作で行きたいと思います。自作なら、少々不細工なつくりでも、諦めがつきます。以上が私のつたない感想です。

いろいろ、機能もいろいろ選択が可能だし、中身的には素晴らしいプリだと思います。

2013/07/22 AM 02:18:48

● 試聴感想42

最近購入された方の感想です、以前試聴機も貸し出しし、感想を当方ブログに掲載しています。

私のオーディオ環境は、Celloのアンコール1MLとデュエット350という老兵のプリ・パワーに、
ATCのSCM150Pslを繋ぎ、エソテリックのP0sにWadia15という入力でCDを再生すると云うものでしたが、
近年のハイレゾ・DSDファイルの再生に衝撃を受け、
これらも再生可能なシステムとすべく、色々と考慮・実験の結果、
AIT DACの導入となりました。

DACの仕様は、入力は当初、PCからの再生を考え、通常入力(SPDIF, AES/EBU)の他に
USB入力基板の内蔵を考えていましたが、角田さんからのアドヴァイスもあり、
HDMIケーブルを使ったLVDS伝送の入力を2系統設置に変更しました。
一つにはSDtrans384を繋ぎ、もう一つには市販のSACD/CDプレーヤーを改造して繋ぎます。
mclkは、45/49MHz固定。
ケースは、制振等を考え、HTPC.jpさんのものを流用しました。
(半田ごての使えない私は、穴明け加工・基板組付けを行った後、配線・動作確認を
角田さんにお願いしました。もちろん、SACD/CDプレーヤーの改造も。)
結果としてこの入力変更は大正解でした。
インターフェースの変更により、AIT DACの性能が十全に発揮され、
大手メーカー製のエントリー/ミドルクラスのSACD/CDプレーヤーから
これだけの高音質を引き出せるなら、あえてPCからの再生にこだわらなくても良いのではないか、
ネットワーク再生をメインとしている場合はまだしも、
オーディオ暦が長く、PCからの直接再生の環境はあるが、円盤を回す方にむしろ馴染みがある、
と云った方には、躊躇無くこの方法をお勧めしたいと思います。
PCからのノイズ対策に腐心・苦心することから解放されることだけでも有り難いです。
(友人宅でのP0sからのSPDIF/同軸での再生も、大変に満足の行くものであったことも付記しておきます。)

さて、肝心の音質ですが、これは素晴らしいの一言につきます。
1年ほど前の試聴機(視聴評価22)よりも逞しく、押し出しの強い音と感じられ、
ほぼ100%クラシックしか聞かない私には、正直、試聴機のあの繊細さも好ましくもあるのですが、
ステージの再現性や音数に不足があるわけではなく、
システム全体でチューンすべきもののように思われます。

他の方も評価されている通り、音源に含まれている全ての音が再生されている印象です。
一聴、高解像度を感じさせる機器でも、音の色数(音のパレット)が多い機種は少なく
(高価な機器にも多数存在)、弦楽器や金管の音色を描き分けられないのですが、
AIT DACは、正にその楽器の音色で、あるべき位置から響いてくるのに興奮させられます。

豊かでありつつソリッドな低音も魅力で、ステレオサウンド社から出ている
菅野沖彦氏のBest Sound SelectionのSACDで、バッハのオルガン小曲集からのコラールが、
ちょっと野蛮とも思えるレコーディングですが、きっちりと最低域まで音階を踏みながら下がっていき、
決して茫洋とした音の固まりにならず、これまでほとんど目にしたことの無い、ATCの15インチウーファーが
ブルブルと震えるさまを見るのは、何とも単純なオーディオ的愉悦です。

総じてDSD(PCMのリアルタイム変換を含む)の再生は、瞠目の水準で、
定位、音像の絞り込まれ方、音色の鮮明さ、広大な空間表現 等、
ハイレゾを含むPCM再生(大変高品位ですが)より一段格上と私には思われます。
CDソースのDSD128と256のリアルタイム変換の差は、測定上は、ほとんど違いが無いようですが、
聴感では、やはり256の方が若干しなやかで瑞々しく感じ、こちらの方を選択してしまいます。
いずれにしても私の場合は、今後CDをDSD変換せずに聞くことは無いでしょう。

AFPC, APC, HOLDのジッター抑圧モードは、音源によって少しずつ聞こえ方が違い、
どれがベストかは、まだ決めかねています。
その都度気分で変えても良いのかも知れませんし、エイヤッとどれかに決めてしまっても
正解かもしれません。
ただ、どのモードの場合も、ES9018の内部ジッター・リデューサーは、OFFの方が良いようです。
少なくとも私にはそう聞こえます。

素晴らしいAIT DACですが、今の私のシステムの中では浮いてしまっています。
明らかに他とのバランスを欠き、
まずまずのバランスでそれなりのレベルの乗り味を楽しんでいた愛車に、
突然カリカリのハイチューンのエンジンを載せてしまったような感じです。
でもこれは、当然の良い結果に違いないと私は思っています。
経験から、ポテンシャルのあるものほど、すぐには全体に馴染まないし
(もちろんそういう場合もあるでしょうが)、その新来の駿馬をいかに乗りこなして行くかに
オーディオの面白さがあると思っています。
多分これからは、このDACを中心にシステムが回って行くことになるのでしょう。

長くなってしまいましたが、あと二つ書かせてください。
一つは、SDtransからの再生について。
操作性の悪さは当然で、これに目を瞑れば、AIT DACと接続することで、
オーディオ的な評価項目の全ての点で、最高と呼べるものを手に入れることが出来ます。
特にe-onkyoからのDSD5.6MHz音源や、
CDソースから自製する(ソニーのDSD-directによる変換)DSD256ファイルの再生は、
驚愕の新体験となることは保証します。

もう一つは、SACD/CDプレーヤーの使い方で、私だけの事情かもしれませんが、
音量を上げたままsacdの出し入れをすると、その都度結構大きなポップノイズが発生し、
ドキッとさせられます。
(CDの出し入れの際には問題ありません。)
精神衛生上からも、sacdの出し入れの際には、必ずヴォリュームを絞っておくことをおすすめします。

2013/07/21 AM 07:32:52

● mclk周波数変更後の試聴感想2

マスタークロック周波数を45.1584M/49.152MHzに変更した方の感想です。この方以外にも同様な感想を頂いておりますので、予想していたより効果が大きいようです。

本日、mclk変更改造機 受け取りました。


早速、聴いてみましたが、明らかに情報量が増してます。


ここ数ヶ月、USBケーブル、LANケーブル、。。アイソレーターなど試してきましたが、本機のmclk改造は激変レベルのプラス効果でした。


改造費用と効果を考えると、素晴らしいコストパホーマンスであると思います。


AITDAC購入して良かったです。

2013/07/18 AM 12:02:25

● PREAMP試聴感想3

PREAMPの試聴感想です、公表に先立って購入頂きました。
multiplyingDAC式音量調節については前ブログに記載していますので、この記事は主にATT方式音量調節とPHNO EQの評価になります。
PHONO EQはMC対応ですが、昇圧トランス無し、カップリングコンデンサ無し回路としています。

以下が感想です。

フォノ・イコライザー視聴は、LPプレーヤーはラックスマンPD121
+FR64Sアーム+FR1mkUの組み合わせ、LPはCDと同じ音源のLPレコードの他にボーカルを数枚加えました。
 なお、前回借用した視聴機との同時比較ではないので記憶にある印象で書かせて頂きます。


1.ATTとmultipling方式の違い
  同時比較ではないので自信はありませんが、やはりATT式の方が音のデフィニッションが明確になります。
  特に今まで気になりませんでしたが、ATT式の場合は「人の声」が音量を絞ってもクッキリと聴こえます。
  やはり、ATT式にして正解でした。
 
  動作音は殆ど気になりません。蓋を開けて耳を澄ますとカチャカチャいう小さい音が聴こえてご愛嬌です

2.電圧/電流方式の違い
  前回同様、やはり電流式のほうが音に力感があるとともにしなやかさがあるように聴こえました。
  所謂「グルーブ感」とでもいうのでしょうか?こちらの方が私の好みです。この印象は音楽の傾向によっても
  変わる可能性はありそうです(ジャズは電圧式の方が好みの方もあるかも・・・)
  次のグレードアップとして、角田様にDACを電流式に変更することをお願いしたいと考え始めました。

3.細部の設計変更点
  リモコン・左右独立バランス変更などを追加して頂きましたが、まったく快調です。左右独立バランス変更は
  私自身の耳も左右アンバランスになり始めていることと音源によってはバランス調整が必要であり必需品です。
 

4.プリ・アンプの音の傾向
  既に何人かの方々が視聴記で書かれていますが、AITプリ・アンプの音の傾向ははDACと殆ど同じく脚色
  がまったく感じられないという結果です。この2機の音色は私の好みに完全にフィットしており不満を感じません。

5.フォノ・イコライザーの視聴
  ご本人は、「フォノ・イコライザーはおまけ」とおっしゃっていますが、私の視聴結果では「デジタル時代の新しい
  アナログ・イコライザー(雑音レベルが圧倒的に低い、暗騒音が殆ど聴こえない等)」という感を強くしました。
  昇圧トランスなし・カップリング・コンデンサなしの設計ですが、 カートリッジの抵抗を3・10Ωで製作して頂い
  たので手持ちのFR1mkUとの相性もよく心地よくアナログが聴けます。最新のオペ・アンプの威力は凄いの一言です。
 
 フォノ・イコライザーの音の傾向は、DAC・プリ・アンプと殆ど同じで脚色を感じません。ご本人は音は殆ど聴かず、
  データで判断するとおっしゃいますが、AIT製品がここまで統一された音の傾向を示すことの不思議さを感じます。
  特に、フォノ・イコライザーは製作者の音作りの要素が強く感じられ、RIAAカーブを忠実に補正するAITの音には抵抗感
  を感じる方もあるかもしれません。(カートリッジ&イコライザーで「ドンシャリ」を楽しんできた方、イコラーザーの音色に 興味
  を感じてきた方等・・)
  蛇足ですが、フォノ・イコライザーはプリの電流出力で聴いたほうがしなやかさが勝るような印象を受けました。

2013/07/16 AM 02:58:52

● 試聴感想41

試聴感想です。

ESS Saber DAC搭載機は複数種類を購入したり試聴したりしてきましたが、
試聴機を使用して上には上があるということを知る事ができました。

高性能なESS Saberとは言え、
オーディオ的な音の心地よさと、モニター的な音の正確性は排他的なもので、
両立は無理だと思っていましたが、今回お借りしたDACは、
リスニング用にもモニター用にも使える完成度のかなり高いモデルだと思います。
音が滲むことが無く細かい音もしっかり聞き分ける事が可能で、
心地よい音場の広さや定位の正確性も感じられる理想に近い音でした。

味付けによる音の鮮やかさだとか、このモデル特有の癖のようなものが無い点が
欠点と言えるかもしれませんが、いかにも作ったような感じの味付が無いのがこのモデルの良さなのだと思います。

トランスポート側の変更も同時に検討しているため、
組み合わせ等の関係で即購入を決めることはできませんが、
購入候補として検討させていただきます。

2013/06/22 AM 02:18:48

● PREAMP試聴感想2

試作段階のPREAMPを試聴して頂きました。音量調整方式がmultiplyingDAC方式です。ATT方式も開発しており知り合いの評価ではより音質劣化が少ないようです。
電流伝送は、専用ケーブルを用いれば通常のアンプ入力に接続でき、電圧/電流伝送がSWで切り換えられます。
今月中には試聴機として貸し出せるようになります。

以下は感想です。

DAC−パワーアンプ直結と比べ、音が滑らかで静かなことにまず気付きました。
音色としてはプリの存在感は全くないのですが、音の情報量、リアリティ、迫力、説得力は増して以前の試聴感想と同じく、不思議なことに音楽のテンポはゆったりと感じられます。
同時試聴していたパッシブプリには脚色が感じられ、ジャンルによっては厳しい結果となりましたがDACと同じように音を正確に出しつつ、どの音源でも煩くならず気持ちよく聴けたことはAITプリの大きな特徴と思います。
(音源:Jazz、Classic、World、Rock、Pops/PCM(44.1、48、96kHz)、DSD)

電流/電圧伝送の違いに関してですが
電流伝送は音の立ち上がり下がりのシャープさ、鮮度、透明感に優れ、ソリッド、タイトになるといった傾向は以前の方と同じですが、
私の環境では両者の違いは明確で、電流伝送でしか体験出来ない世界はあると感じました。
これは環境の違いの他に、私が楽器やVocalのリアリティ、実在感を重視していることもあるかと思います。

機能的にはリモコンVolumeのmuteが便利に使えました。

今回は初めて聞こえる音が新鮮といったオーディオ的な醍醐味だけでなく自然と音楽の世界にトリップできて、非常に楽しい試聴体験となりました。
DAC電流出力と合わせ、完成を楽しみにしております。

唯一気になることは、製品版で追加される予定の入出力切り替え(に伴う音質劣化の可能性)です。
基本的にセレクターが入って音質的にプラスになることはないでしょうし、技術的に異なるとはいえDAC mclkの例もありますので
どうしても必要でない機能はoptionで省くことも出来ると嬉しいです。
(私の音源は最終的にすべてAIT DACを通りますので、現状プリの入力切り替えは不要です)

2013/06/05 AM 06:41:09

● 試聴感想40

試聴感想です。

ヘッドホンAH−D5000、ぺるけ式 FET式差動ヘッドホンアンプ、DAC、SDtrans384という試聴環境で、CDをリッピングした44khzから、DLサイトの192khz音源まで色々聞きましたが、当方使用中のDAC(AK4399を8個使用の個人製作機をコンデンサ、抵抗、OPアンプ交換)と比>較して、音の広がりや低音の解像度では当方のも捨てたものではないと思いますが、音の近さというか鮮度と細部の解像度は試聴機の方が一聴して高いと思いました。
 数日試聴して慣れてしまいましたが、特に、シンバルの響きやスネアのブラッシング、タムやバスドラムの皮が振動する感じ等のドラムスの音の解像度の高さは今まで
聞いたことがないほど生々しいと思いました。

2013/06/03 AM 05:23:30

● mclk45MHzの効果

ES9018のmclkをFPGAを介さず45.1584M/49.152MHzを直接ES9018に供給した場合の音質評価報告です。
2名の方を掲載しますが、これ以外の方々の評価も同様です。想定以上の効果になりました。

A氏
DACのmclk改造後の結果と個人的感想ですが、良い意味で驚かされました。
結果として今回のmclk改造はとてもコストパフォーマンスが高いと言えます。
特に私の環境ではCDPからのS/PDIF入力が、際立ってクリアで力強く感じます。
今まで聞いていたCDから見えないベールを2枚くらい剥がされたように聞こえます。
再びCDには、こんなにも高音質なデータが記録されていた事に気付かされました。


B氏
・音が濃くなり密度が上がった。
・スムースになり滑かさに磨きが掛かった。
・音の分離感が更に上がった。
・ダイナミックレンジが向上した。

前のバージョンと同時比較できないので違いが分かるか不安でしたが
一聴して杞憂だったと悟りました。
まるで別のDACのような変貌ぶりです。
完全かと思っていたAIT-DACですが、更にグレードアップする余地があったとは驚きでした。

2013/05/30 PM 08:50:21

● 試聴感想39

試聴して頂いた方の感想です。

全体的な印象を一言で申しますと、「DACの存在を感じさせない」という言葉がふさわしいかと思います。
高域がどう、解像度がどう、といった分析的な聞き方をするまでもなく、
これですべての音が正しく鳴っていると感じさせるため、あとは音楽に気持ちよく身を任せたくなります。


音出しした瞬間から、元の音が鳴っていた空間がそのまま出現したように感じさせるため、DACがどのような働きをしているか、どうしたらより性能を発揮させることができるかということに思いが至らなくなります。ちょうど、臓器に問題がない時は、その臓器の存在を忘れているようなものでしょうか。

PCMモードからDSDモードに変更しますと、音楽が瑞々しくなり、いっそうの生命力が宿ります。
PCMモードを昔ながらの固いドライプルーンとしますと、DSDモードは最近見かける半生タイプのものといったところでしょうか。

PCMモードでも、情報量、定位、音色等にまったく不満は感じませんが、DSDモードでは、さらに個々の音と音の関係性を明確に聞き取ることができます。
ライブ音源では、プレーヤー達がお互いの演奏に触発されて、興奮や集中力が高まっていく様子が手に取るように分かります。
ピアノ独奏曲のフォルテ部分では、残響があるうちに次の音が鳴らされ、ホール中が音で満たされる様子を感じ取ることができます。これはコンサートでよく体験することです。

2013/05/26 PM 09:14:49

● 完成報告

キット購入者に組立後の感想を送って頂きました。

AIT DACの出力をA/D→DSP処理→D/Aで聴いていますのでストレートではないのですが、AIT DACの良さは充分に感じます。
雑味を感じさせない純度の高い音で、音が立体的で音そのものの表情が良くわかります。

音の質感も自然で、音の厚みも充分に感じます。
そのため、演奏のニュアンスが良く分かり、音楽に引き込まれます。
個人的には、解像度が高く(特に、低域)、きつさを感じないPCM=>DSD 256の音が好みです。
ES9018、AK4399のDACも保有しており(自作機)、これらは強力電源を搭載していることもあり、ある意味ドスの効いた音がしますが、AIT DACと比べると、雑味が多く、品の無い音に聴こえてしまいます。
他の方の試聴結果に書かれていることを実感できました。
素晴らしいDACだと思います。

2013/05/24 PM 10:58:22

● 電流駆動の評価

本日掲載しました、PREAMP試聴感想と同じ方の電流駆動についての感想です。

まず、一聴して分かるのが静寂感(s/nとDレンジ)の向上で、
スピード感が増し、音離れは良くなります。

音としては、よりDAC→パワーアンプ直結の音に近くなり、
「正確性が増す」という印象です。

通常、アンプは電圧駆動に比べて、
電流駆動の音はソリッド・タイトになりますが、
AITプリも同じようにその傾向が出ます。

電圧駆動に比べ、音は前へ展開します。
聴感上のDレンジが向上するようですので、
音のアタック感は増し、スピーカー駆動もマッシブになる傾向です。

もちろん音のフォーカスもシャープになります。
音の細部までピントが合うイメージで、
今まで埋もれていた音も前に出て来ます。

電圧駆動でも充分な音質ですが、
環境によって音にソリッド感を出したい場合などに
電流駆動は重宝しそうだと感じました。

2013/05/20 PM 10:58:06

● PREAMP試聴感想

仮組したPREAMPを試聴して頂き、その感想です。
試聴機の機能は単にレベルの調整のみですが、現在設計している基板の場合、感想記事にあるように次の様な機能を追加する予定です。
入力はバランス又はアンバランス4系統、
出力はバランス2系統若しくは各1系統、
電流駆動対応
汎用リモコンによる制御(入力切り替え,音量,L/Rbalance,CHmemory)
LCD表示
ATTとDAC方式選択可能(試聴感想はDAC方式レベル制御)

以下が試聴感想記事です。

「完璧に正確な音」と言って構わないと思います。
AIT-DAC同様、色づけは全く無く、非常に高精度です。

音数や描写力は、拙宅で使用中のC-3800と殆ど変わりません。
メリハリクッキリ、全ての音を正確に刻んでいる印象です。

違うのは、C-3800にはオーディオ的脚色がある、という点です。
芳醇な響きを加えてあり、音圧、音色、音場は
ソースよりも若干、大げさになります。

AIT-PREAMPには、この脚色が全くありません。
余計な主張がない分、よりソースに忠実で、
非常に聞きやすいです。

音色的には、業務用の高精度アクティブボリュームコントローラに近いです。
違いは、その精度がより正確で、s/nも高く駆動がより正確であるという点です。

ほとんど、「空気」のようになり、存在を感じさせません。

恐らく同価格帯では業務用アクティブ・パッシブ問わず、
AIT-PREAMPに性能で勝るものは、市場に無いと思います。

AIT-PREAMPには脚色が全くなく、音に鮮度を求められる場合に
確実な改善があると思われます。
また、プレーヤーからパワーアンプ直結をされている場合などでも、
音色に余計な色が乗りませんから、追加導入する価値があると思います。

本製造版は、マルチ入出力や、リモコン対応なども今後可能という事で、
プリアンプの性能として文句なしですね。

お目見えするのを楽しみにしております。

以上となります。

プリアンプは精度もさることながら、
音色付けが無いという点でも、非常に導入しやすいと感じました。

完成を楽しみにしております。

2013/05/20 AM 03:21:18

● mclk周波数変更後の試聴感想

前回ブログに記載した9018のmclk周波数変更した方の感想です。

まず、「やってよかった!」というのが第一印象です。

以前のバージョンでも問題など全く感じない出音でしたが、
以下の点が確実に向上していると感じました。

・音の肉感(密度・圧)が増した
・音の分離と定位が良くなった
・PCM→DSDリアルタイム変換の効果が向上

特に感じましたのは、

・音の滑らかさが増し、雑味がない

という点です。
響きがフワッと柔らかくなった印象です。

「より正確な変換になる」という事でしたが、
その意味がよく分かりました。

これまでも音の密度や分離や滑らかさという点で、
ハイエンドプレーヤーやDACに優っていると感じてましたが、
今回の換装で頭一つ分抜きんでたのではないでしょうか?

mclkが固定化されてしまいますが、
それでも余りある恩恵を得られたと感じています。

2013/05/20 AM 05:52:29

● 試聴感想38

最近購入された方の感想です。

購入後、ほぼ毎日聴き続けています。音もほぐれてきた感じです。

条件は電源オン直後の推奨設定で使っています。これまで様々な

ジャンルの音源を聴いていますが、全体的に感じるのは

・音の立ち上がり、下がりのリアルさが増す

・空間的な配置が明確になり、広がりも増す

ことです。音源に入っている情報がそのまま正確に音になって

いる印象を持ちます。その分、録音の粗が露わになるという、

痛し痒しの面もありますが。このDACを通じて、より演奏者や

ヴォーカルが身近に感じられるようになりました。私は組み立て

を自分でやるタイプを選んだこともあり、ディスプレイの配線

を外したり、LEDの照明を外したり、気軽に試しています。

素晴らしいDACをありがとございました。

2013/05/09 AM 02:06:21

● 試聴感想37

DAC機を購入され、試聴感想19,21に記載した方が当方製プリアンプを接続しての感想です。
プリアンプの音量調整はmultiplyingDAC方式型です。
(定抵抗方ATT方式もありますが、別途評価では同様の様です)
出力の伝送方法が電圧と電流駆動に即時切り換えられます。

以下が報告です。
今回のプリ・アンプ試聴は微細な比較となりますので、単なるコメントだけでは具合が悪いと思いますので
参考までに使用音楽ソース・機器を記載いたしました。
(なお、PCM&DSDともCD・SACDからリッピングしてWAV・DSDファイル化後SDカードにコピーしています)

1.使用音楽ソース(作曲者、曲名、演奏者、録音年、視聴曲名の順に表示)
 (PCM)
 @モーツアルト:クラリネット五重奏曲(CL:レオポルド・ウラッハ、ウイーン・コンツエルトハウスSQ、1951年モーツアルト
クラリネット五重奏曲第1楽章、モノーラル)
 Aベートーベン:ピアノ協奏曲第1番(P:バックハウス、シュミット・イッシェルシュテット指揮・ウイーンフィル、第1楽章
1959年)
 Bシューベルト:ピアノ・ソナタ第21番(P:ウイリアム・ケンプ、録音年1950年代?、第1楽章)
 Cイギリス諸島の歌:ブリン・ターフェル(録音年?ロッホ・ローモンド)
 Dちあきなおみ:virtual2005(録音年?、冬隣)
 E深碧のラヴェル:(P:大崎結真、2011年、水の戯れ)
 Fチャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲(VN:庄司紗矢香、ミュンフン指揮、フランス国立管、2005年、第1楽章)
 (DSD)
 Fベートーベン:弦楽四重奏曲「大フーガ」(スメタナSQ、1965年)
 Gヘンデル・アリア集:麗しき瞳よ(SP:森麻季、2009年、涙の流れるままに)
 Hブラームス:ヴァイオリン協奏曲ピアノ版(P:ラツィック、スパーノ指揮、アトランタ響、2009年、第1楽章)
 Iバッハ:ゴルトベルク変奏曲(CEM:曽根麻矢子、2008年、アリア)
 Jシューベルト:ピアノ五重奏曲「鱒」(P:田部京子、カルミナSQ、2008年、第1楽章)
 Kテレマン:ヴィオラ・ダ・ガンバ作品集(フライブルク・バロック・オーケストラ、2006年、協奏曲イ長調第1楽章)
 Lベートーベン:七重奏曲作品20(ベルリン・フィル八重奏団、2008年、第1楽章)

2.使用機器
 ・トラポ:SDtrans384(バッテリー電源:パナソニックQE-QL301、バイパス・キャパシタ追加、LCD用ジャンパピンオフ)
 ・ヘッドフォン:逸品館AIRBOW SR-SC21(スタックスSR507相当製品のクライオ処理版)
 ・ヘッドフォンアンプ:スタックスSRM-007TA(プリ接続は、本機のメインボリュームをMAX位置で固定)
 ・DAC:AITDAC(I2S端子追加機、なお今回の視聴半ばにマスタクロックを45.1MHz直接供給に変更)
 ・接続ケーブル:トラポ〜DAC:HDMI(オヤイデHD-PSW1.0)、DAC〜AITプリ:バランスケーブル(オヤイデ TUNAMI
TERZOXX1.0m)、AITプリ〜ヘッドフォンアンプ:AIT特性電圧・電流兼用バランスケーブル

3.試聴結果
 1)AITプリの接続効果
  プリ無しの試聴と比較すると、プリ追加により以下のような顕著な効果があるようです。
  @聴感上の音の力感増加
   不思議なことですが、どの音楽ソースを聴いていずれも音に「タメ」が効いた感じとなり音の抑揚と起伏が鮮やかに聴き
   取れます。AITプリは減衰機能だけなのに音が増幅されたように聴こえます。昔から、プリは「straight wire with gain」が
   理想とされ、私もそのように信じてきました。AITプリは「straight wire with reinforcement」のような印象で単なるアッテネ
   ータ機能に止まらない機器のように感じました。増幅機能があるのではと思い、視聴中に電話で角田さんに「gain1:1」
   であることを確認したほど。不思議です。
  A聴感上の音の分解能の向上
   二つ目に不思議なことは、現有の接続に比較して音の分解能が遥かに向上したように聴こえます。ピュアな接続という意
   味では現有のほうが遥かに単純だと思うのですが、信じられない思いです。ここからは想像ですが、ヘッドフォンアンプの
   ショボいヴォリュームを通さずにAITプリのアッテネータにより音量調整をしたことから解像度が飛躍的に上がったのではな
   いかと受け止めています。アンプのヴォリュームのクロストーク等が悪戯していたのでは?今までパッシヴ型のアッテネー
   タもいろいろ試してきましたがパッシヴ型は大抵が音に力がなくヴォリュームを上げなければ解像度が判別できないことが 
   多かったように思います。システム的には伝送回路が増えたのに解像度が上がるとは・・・・。理屈を超えた現象に戸惑い
   ながらプリの難しさを痛感させられました。
  Bゆったりとした音楽のテンポ
   今までの拙い経験では、音楽の分解能(特に中・低音部)が向上すると聴いている音楽のテンポがゆったりと感じることが多か
   ったのですが、今回の視聴でもそれを感じました。ゆっくりしたテンポと分解能が向上したおかげでしょうか、視聴した歌手(C、D、
   G)のディクションが明確に聞き取れるようになり歌を聴くのが一層楽しくなりました。ちあきなみの「冬隣」を聴きながら、彼女が
   亡夫を偲んで歌っているようでジーンとしてしまいました。またターフェルの胸の厚そうなこと!森さんのお顔きれいで素敵ですが
   、ソプラノの澄んだ声もうっとりします。
  CリアルタイムDSD変換なしでもPCMが楽しめる
   AITDACのDSDリアルタイム変換は大きな魅力ですが、AITプリを追加すると分解能が向上したせいでしょうかPCMそのものを
   聴いても細かいニュアンスが楽しめるようになりました。
   (角田様に失礼ですが、AITプリの解像度がよすぎて、リアルタイムDSD化により音数が増えた結果これに纏わる「産毛」のような
    部分が聴き取れてプリとDACが喧嘩しているような感じに聴こえてしまいました*)
    *この感想は、マスタクロックを45.1MHz直接供給に変更前のDACでの視聴結果です。変更後は、それまで感じられた「産毛」の
    ような部分が無くなり、DACとプリがお互いを高めあってDSDリアルタイム変換が一層ニュアンス豊かに聴こえるようになりました。

   また、音源の@〜BはLPレコードの音源をCD化されたものですが、発売時のころ聴いて音がキンキンして長時間の演奏に耐えら
   れずにお蔵入りしたままでした。今回の視聴で当時のアナログ録音が極めて高いレベルにありCDにもチャンと記録されていたこと
   を実感しました。これからお蔵入りしたままの古いCDをも一度聴きなおすことになりそうです。
   (今思うと友人に譲渡するなど処分してしまったCDの中には優秀な録音があったろうにと反省しきりです)

    以上の視聴印象はDSDリアルタイム変換音源を中心としたものですが、DSD生ソース再生は解像度・音の立体感などが一層鮮
   やかに表現されています。DSD生ソースの表現のすごさは改めてくどくどと書く必要は無いと思いますのでコメントは省略したほう
   が賢明と思います。ただ一言、AITプリの凄みを改めて実感しました。

 2)AITプリの電流/電圧方式の違い
  ・AITプリの音質は極めて高いレベルであり、両方式の微妙な違いを表現しようとすると強調気味になり誤解を与える虞がありますが、
  あえて針小棒大な表現をすると以下のような違いを感じました。
  なお、この違いは視聴した音楽ソースとも関連するように思います。ジャズなど生々しい直接的な音像を聴く場合、打楽器系の音源の
  場合の評価は逆転するかも知れませんので予めおことわりしておきます。

  @電流方式のほうが音の鮮度感・透明性を感じる
   WAV、DSDいずれのファイルも電流式で聴いたほうが鮮度感・透明性が僅かながら向上するように思いました。2方式の違いを上手く表現
   しにくいのですが、家内が「2つとも水底の石が見えるきれいな湧き水を覗き込んでいるみたい。でも、電圧式は水底の小石の数を数え
   ようとすると水がかげろうのように揺らいで数えにくいけど、電流式は揺らぎが無く小石が幾つあるか数えられるみたいな感じ・・・」と表現
   していました。電流式が揺らぎの無い澄んだ水という表現は独特ですが、感覚的に分かるような気もします。
  A電流式のほうが音の押し出しを強く感じる 
    電流式で聴くと、電圧式よりも聴感上の音の力感を強く意識します。特に音の抑揚と起伏が大きい大編成曲でこれを感じます。古くからの
    アナログファンの私は、電流・電圧方式比較となるとカートリッジのMC/MMの聴感上の違いを連想して、ついつい強い電流式のMCに肩を
    入れしがちですが・・・・・素人の偏見です。ご容赦ください。

 3)追記
  昨年末のAITDACと同じように、家族でワイガヤ試聴会を開催し皆満足して終了しました。
  (プリ以降の再生装置は、35年間付き合ってくれているパイオニア・エクスクルーシブM4a、ロジャースLS3-5Aの組み合わせ。寄る年波で解像力
  はにぶりましたが、人の声はBBCモニターらしく素直)
  
  以下は、その時の皆の反応です。
  ・家内):普段は音に気難しいのにニコニコしながら終始楽しそうに聴いていました。視聴会終了後、学生時代の名誉演奏指導者であったケンプ
    老師のLPレコードを何枚か取り出し、LPプレーヤでかけて欲しそうな表情でした。試聴で何か感じるところがあったのだと思います。
  ・娘):歌謡曲然とした ちあきなおみ 今まであまり好きじゃなかったけど、彼女のファルセット風の声、いいね。上手い!
  ・娘婿):昨年購入したアキュフェーズC3800の音がご自慢でしたが、AITプリを視聴してショックを感じた様子です。私は、トラポ・DAC・プリ・メイン
    とアキュフェーズで統一してるから一貫した音になるのでベストじゃないの?と慰めておきましたが・・・・・
  ・堕耳の私):娘婿の反応を見ながら慰めたり、内心「してやったり!」の表情を隠すのに苦労の連続   
  

2013/05/03 AM 05:23:30

● 試聴感想36

本日頂いた試聴感想です。

まず感じたことはどっしりとした落ち着いた音だなってことです。
そして音数は増えステージが広がりました。
DAC単体での脚色がないと感じました。それが良い方向に作用しているようです。

ジャンルによる相性は余り感じませんでした。強いて言うならばクラシックとの相性が他より良い。特に古い録音のものにはかなりの効果があると思います。迫力と響きが全然違いました。

総評としてはAVからCDまで幅広く効果が感じられたうえにこの値段。非常に魅力的なDACであると思います。今ある機器から余計な色づけなしに更なるいい音を目指したいならベストの選択ではないでしょうか。

2013/04/21 AM 07:32:52

● 試聴感想35

キット購入され組立直後の感想です。

取り敢えずレベルですが組立が完了し、基板に通電しまして
初期設定にて音出しをしてみました。問題無く動作しております。
私のDAC基板はエージンクされていたのでしょうか?
最初から厚みのある音がしています。エネルギーが完全に違いますね。
もしこのレベルがエージング前なら、予想を軽く超えています。
私の経験では、良いものは視聴一発目から凄みがありますから。
火入れ直後の感想でした。やはりAIT研究所DACにして、大正解です。

2013/04/16 AM 02:58:52

● 試聴感想34

最近購入された方の感想です。

あれから毎日AITさんのDACで音楽を聴いています。
背景がとても静かで、一つ一つの音の輪郭が非常にはっきりしています。
音圧も上がった気がします。
お世辞にもよいとはいえない音楽ソースでも結構きれいに聞こえます。
またメニューの操作も思ったよりは操作しやすいです。

文章力、語彙、知識の無さでなかなか感動を伝えられませんが、
低所得の私が貯金すっからかんにする覚悟で29万という買い物をして、
それでも後悔の無い、出費を遥かに超えるだけの価値のある買い物をできたと思っています。

最後になりますが、私の知識、理解力の無さで今回はたいそうお手数をおかけしました。
ずっと根気よく付き合っていただき非常に感謝しております。
これからも優れたオーディオ製品を作っていただけることと思います。
キット販売中心と言うことでなかなか僕には手を出しずらいのですが、チェックはして行こうと思っています。
今回は本当にありがとうございました。

2013/04/10 PM 09:19:19

● 試聴感想32

試聴感想30の方の追加報告です。

このDACは本当に素晴らしいですね。
jitterの処理が巧くいくと、ここ迄の逸品が出来ると思うと、大手メーカーは何をしているのと言う感が拭えません。
今迄外部クロックでコントロールすると、すべてのデジタル機器於いて良化を経験したのですが、このAIT DACをCRV555で外部クロックを通して音だししてみると、音は確かに立体感が増すのですが、S/Nの低下をみ、音が少し後退するような印象を受けました。
手持ちの演歌のCDは石川さゆりのみですが、”天城越え”は3社のものがあります。
拙宅のDACを通して聞いた印象は、A≪B<Cの順に音数が増え、また音楽が豊かになって行きます。AITのDACで聞くと、いとも簡単にB盤が既存のDACで聴くC盤を軽く追い越しました。またC盤をAIT DACで聞くとPCMでB盤DSDを追い越し、C盤DSDで聴く音楽の実在感、情炎は恐ろしいものがありました。


概ね貴社の推奨する環境で良いと思われましたが、JAZZではPCMの方が楽器のごり押し感が感じられ小生的には好みでした。
また、打ち込み系や石川さゆりの盤ではSLOWで、音の張り出し、奥行き感が感じられました。
しかし、これらは好みの範疇に入るものでしょうね。

ES9018 jitter onではS/Nが低下する様に感じましたが、ES9018 jitter on,offの意味合いが理解しかねています。


2013/03/24 PM 11:42:08

● 試聴感想31

試聴された方の感想です。

私の耳はそんなによくありませんが、少しでも参考になればと思い、感想を書かせていただきます。
 私は、ハイエンドモードを基本に、DSD128、mclk45(?)の組み合わせがいいように感じました。
 PCM→DSD変換をすると、音の芯がより強くなり、すっきりした音に。ピアノの倍音も気持ちよく響きます。PCMは溌剌とした元気のいい音で、音楽に合わせて、使い分けるのは楽しそうです。


大音量にすると、CDプレーヤーからのアナログ出力の場合に背景にノイズが含まれるように感じますが、光でデジタル信号を受けたAITのDACを使うとノイズレベルが下がるのがよく分かります。

 私の使用するスピーカーは入門機なので、AITの良さを十二分に発揮するまではいかなかったのかもしれません。メーンに据える予定のスピーカーで聞かせていただければ、また違った結果になっていたと思います。DACの良さを生かすにはそれなりの環境が必要でしょうが、私のつたない環境でも、DACを使って音楽を楽しめました。

2013/03/24 PM 10:58:22

● 試聴感想30 

試聴頂いた方の感想です。4名の方と一緒に試聴されていますが同様の評価のようです。

近くのオーディオ仲間3人にも集まって頂いての試聴でした。
再生環境は送り出しにEso Pos-VUKとUX-1Limitedを使用し、比較DACとしてはEso D-70VUとUX-1内蔵DACです。
これらをML 32LからMcIntosh 2102に導きExclusive 2402を駆動しています。


このDACは一聴して音の沈み込み、情報量、低域の締まり、定位、音場、どれをとっても既存のDACとは比較になりません。加えて音数が2〜3倍増えている様ですね。
DSD変換に関しては、低域の締まり、音の立ち上がり、下がりが素晴らしいですね。
DSDの漠然としたイメージでは、情報量が増える代わりに、エネルギー感が減少し線が細くなると言うイメージだったのですが、認識を新たにしなければならない程エネルギー感が増し、線が太くなっていました。
音の輪郭は少し丸くなる感じがし、JAZZの楽器のゴリゴリ感はPCMの方が良く出ている感じがしました。
クラッシック、ボーカル等ではDSDが良いですね。

以上の印象は4人が共有出来ました。

2013/03/21 AM 07:32:52

● 視聴感想29 

視聴された方の感想です。

試聴機が到着し、早速聴いてみました。
こちらの部屋と機器のセッティングが万全ではないので、細かなところまで
指摘できませんが、聴きなれた音源では違いがよくわかりました。


私には音数(倍音)が増える印象です。それに伴って空間表現が豊かになって、
楽器と楽器の間がただの空白ではなくなります。


いままであまり録音が良くないと思っていた音源でピアノのタッチが繊細に聴こえ
ましたので、あまり聴きつけないけれど人に勧められていたクラシックのピアノを
聴いてみたところ、非常に楽しめました。


こちらのセッティングが悪く、思ったような低音が出ない環境なのですが、それでも
低音のボリュームが上がったように感じられました。


何より、楽しく聴ける音でした。あら探しができるようになるということではなく、
演奏家の表現したいことがちゃんと伝わる音になっていると思います。


なかなか思ったように試聴時間が取れないのですが、返却まで色々聴いてみたいと
思います。とても嬉しいです。貸し出しいただき有り難うございます。

2013/03/10 PM 09:19:19

● 視聴感想28

購入者様の感想です。

今日届き、借り配線ですが午前・午後ずっと聞いています。
無理言ってQA660用にHDMIケーブル受けを作って頂き
さっそくハイレゾWAV音源を次々に聴いております。

とても満足です。

ところが、もう処分しようと思っていたSONYのNAC−HD1
これはSONYの○○さんにSD05用にリメイクして頂いた
HDDディスクプレイヤーですが、光でつなぎ44.1kHzの
PCM音源をDSD128で聞き流していましたら、これが良かった。

とても背景が静かで、全然刺激的な音がしなくてハイレゾ音源に
劣らない位に良い音で再生できています。
これではNAC−HD1は処分できません。それほど素敵な再生
プレイヤーになりました。古いクラッシクのCDをたくさん入れて
おりましたが、ハイレゾ音源必要なしと思うほど良い音質です。

本当に購入して良かったです。

2013/03/01 PM 09:46:51

● 視聴感想27

購入者様の視聴評価です。

入力ソースは、@DSD生信号、AI2SによるPCM、BSPDIFによるPCMの3種類。また、mclkは追加して頂いた45.15MHzで統一して聴いております。

1.電源部増強(コンデンサの容量アップ)効果
 ・3種類の入力ソースすべて電源部増強の効果が出てきたように聴き取れました。
その違いを的確に表現するのは難しいのですが、低音部に余裕が出たためかどの曲もテンポがユッタリしたような感じになり、中低音の奥行きが出てきたイメージ。
抽象的ですが「懐が深くなった」ような音に感じました。
 ・また、低音部が今まで以上に腰が据わった効果なのかDSDの低音部がいっそう自然な感じになりDSD特有の突き抜けるような繊細な高音部とのバランスが良くなりました。
従来機でのDSDの低音はゴリッとしたイメージでしたがこれにしなやかさが加わった感じです。)
この効果は、中低音部のメロディーが聴かせ所のブラームスの交響曲のような曲にはっきり出るようです。
 ・同時切替の試聴ではないので、プラシーボ効果もあるかもしれませんが、やはり電源部の充実は大切だな・・・・と今更ながら実感しました。

2.mclkの選択肢
 ・今回FPGAファームウエア変更で複数のmclkをチョイスできるようになりましたが、
推奨の45.15MHzではDSD生信号では雑音も一切発生せず安定しています。
これからDSD生信号、PCM、PCM⇒DSDリアルタイム変換ごとに幾つかのmclkを試してその変化を聴き比べてみたいと思っています。

3.トランスポート毎の試聴印象
 ・以下、
@SDTrans384Sync基板+○○○SyncDAC基板の完全シンクロセット
(DSD生信号・PCM)、
APSオーディオトランスポート(PCM)、
BAITDAC+SDTrans384(DSD生信号・PCM)の3種類のトラポでの試聴印象です。
接続は、全てHDMIケーブルです。

@SDTrans384Sync基板+○○○:同一チップのためか音の基本的傾向は似てい
ますが、○○○の高音側に一種の「癖」(=言い換えれば高音部の色付け)を感じます。
この辺りは製作者の音色の好みを反映したものか?と感じます。AITDACは「何も足さない・何も引かない」といった音のようでオリジナルの音に素直に反応している感じです。
 むしろ、両者の大きな違いは、音場感(音の前後・上下・左右の広がり、奥行き)と音像の確かさにあるように感じます。
違いはPCMでも感じ取れますが、DSDソースで一層はっきりと聴き分けられると感じます。
AITDACですとDSDの音場・音像の広がりが手に取るように聴けるのですが、○○○では音場がこじんまりと纏まってしまいます。(悪く言うとオダンゴ状態の音場で臨場感が薄れる。)
 この違いは、ES9018のPLLに依存したジッター削減(○○○)とFPGAのファームウエアーの工夫によるジッター削減方式のAITDACとの設計方針の違いに行き着くのでは?と思います。
また、PCMでのロックはずれがまったく心配ないAITDACの機能は、技術情報開示が不十分な素子に対する角田さんの技術的チャレンジの成果だと理解でき始めました。

APSオーディオトランスポート:今回試聴で一番実感したことは、PSaudioトラポでの長時間PCM試聴が苦痛にならなくなったことです。同トラポはピックアップした信号を内臓のバッファーメモリに一旦蓄積しクロックを打ち変えてジッターを減らしてDACに信号を送り込んでいるようですが、高音が耳に付いて疲れましたがそれが感じなくなりました。
むしろ同機の特徴であるDVDROMに焼いたハイレゾPCM音源を演奏できるためことから
AITDACでのPCM⇒DSDリアル変換に有利なトラポになるという嬉し結果になりました。

BAITDAC+SDTrans384:SDTrans384のメリット(回転系がないことによる音像の安定性と静粛性、PCM・DSDのシームレス演奏可能)が際立った形で試聴できました。
基板そのものはむき出しで汎用性に欠けますが、このトラポ+AITDACの組み合わせはDSDの生信号・PCMがシームレスに演奏可能であり、現在のオーディオ市場でこのような>高性能を発揮できる機器は少ない(あっても超弩級の価格レベル)と思います。

4.FPGAハードウエアのグレードアップ
 ・角田さんは、ユーザの希望に合せてFPGAのハードウエアのグレードアップを試みてくださり(DSD、I2Sのノンシーム演奏、mclkの複数選択肢の付加等)、標準仕様のないDSDとI2Sの複数機器への対応にトライしてくださるなどユーザー・フレンドリーな対応は頭が下がります。
AITDACのPCM⇒DSDリアルタイム変換も出色ですが、DSD生信号の演奏を最終目標としている私にはAITDACが他にかけがえのないDACになりました。
現在、dCS、プレイバック・デザイン、マイトナー等DSD再生をを指向する海外高級機が次第に増えているようですが、DoPによらないDSD生信号再生が可能なAITDACの機能と多様性は今後一層DSD愛好家の注目を浴びる存在となると思います。

2013/02/23 PM 09:08:25

● 視聴感想26

視聴感想です。

PCM同士ではお互い同じチップで兄弟みたいな似た音質です。
○○○にはHDMI/I2Sでつないでいますが、しいて違いを上げれば視聴機の方が音像が若干小さくなる感じがする程度です。

ただ、DSD変換の音を聞くと違いが出てきます。

JazzはPCMで聞くほうがメリハリが有って良いですが、女性ボーカルが入るとPCMでは声のザラツキ感が感じられDSD128の方がより滑らかな質感になり凄く良いです。
しかしDSD256までする必要性はあまり感じられませんね、Jazzの刺激的な楽器の質も大切ですから。

クラシックで聞き比べました。スピーカーを中低音よりのT4に切り替えて聞きました。
このSPはピラミッド型の再生音で、部屋の中央に設置しSPのはるか奥にサウンドステージが来るようにしています。

クラシックでは俄然DSD256が良かったです。
この視聴機を聞くまではPCMで不満は無かったのですが、弦楽器群の高域のハーモニーはDSDはキツサが無くなり弦の響きの美しさが聞けますね。DSD256が良かったです。

あと全体的に気づいたことは、楽器等の付帯音が少なくなって定位の見通しが良くなるようです。

2013/02/22 AM 02:18:48

● 視聴感想25

視聴感想です。


第一報。

やはり試聴感想で多くの方が書いておられるように、素晴らしい音ですね。
私はかねてよりオーディオで音のリアリティを追い求めてきましたが、理想の音により近づいた感があります。現状の再生環境は以前のメールに書いた 通りですが、現在使用中のDAC(RME Fireface UC)と比較しても、音の透明感、存在感は上回っていると思われます。

DIPSWは、PCM=DSD OFF以外出荷時の設定にしています。PCM=DSD ONでは、特にアコースティックな音源で間接成分が豊かに なった感じがありますが、先ずはPCMでの音をしっかり聴かせてもらおうと思います。

以下は続報です。

平日は夜間の試聴だったため、音量を控え目にしていましたが、休日に入り、家族の留守中に音量を少し上げてみたところ、DSD変換の効果を実 感できました。
音源にもよりますが、各パートの分離が鮮明になった印象を受けました。それとヴォーカルのリアリティが向上した感じです。

2013/02/11 AM 01:28:16

● 視聴感想24

視聴された方の感想です。
AK4399型とES9018型を同時に貸し出しました。AK4399型はPCM=>DSD変換はありませんが、DACチップ以外は殆ど同じです。

【入力】
Fireface UFX(AES/EBU 同軸、S/PDIF 光)および
CuBox (S/PDIF 光)の3つを比較した結果、CuBox は音に力強さが無いため Fireface UFX 同軸を選択。
(CuBox は現状付属の電源のまま& おまけ光出力 CS42l51 チップの相乗効果のようです。
また Fireface UFX の AES/EBU 同軸と S/PDIF 光は殆ど同じでした。)

音源は 44.1kHz/16bit をメインに、ハイレゾからインターネットラジオ、FM ラジオまで(DSDなし)

【出力】
バランスを使用(同一ケーブルを繋ぎ替え)

【スピーカー】
SONY SS-AR2

【試聴結果】
とにかく、今まで聴いたことのない音に驚きました。
(レベルはAK4399PCM<ES9018PCM<<ES9018DSD)
特にES9018DSDで、歪みが極めて少なく、瑞々しく、透明感に溢れ、音像は小さく、音場は立体的であることが印象に残りました。
また、ソースそのままストレートに音を出しつつ、Volume を上げても嫌な音が殆どしないのも特徴的です。
Vocal では滑舌がよくなったかのように歌詞がよく聞き取れるので、自然と曲に入り込めます。
CD 音源が相当よくなるのはみなさん仰るとおりですが、程度は録音状態に依るようです。
同様に、インターネットラジオでもソースによってはビックリするくらい良い音で聴けますし
FMラジオでも生録とかはスタジオの空気感までわかって、笑ってしまうくらい。

Audio的にとても新鮮な体験でしたが、
気持ちよさについつい Volume が上がりすぎる点は、要注意ですね(笑)。


他社DACのレベルは超えた上でのかなり細かい点ですが、気になった点は以下の通りです。
・ES9018
@チップの素性でしょうか、音に微かに加工された作り物感があります。良く出来た CG の様。
これだけキレイなら騙されても良いかと思わせるレベルですが。
A立体感や歪み感とのトレードオフかも知れませんが、音が全体に奥に引っ込んで
ちょっと元気がないところは若干気になりました。
(実際、同じ Volume のまま繋ぎ替えると、音量は UFX >> AK4399 > ES9018 の順)
ただこれに関しては私の慣れの問題もありそうですし、他で調整出来そうな感触も掴めたため、最終的には恐らく大丈夫かと思います。

・AK4399
ES9018PCMと比べると僅かに透明感に欠け、音像が膨らみ、音場は狭い。
音が自然でストレートなのは魅力的ですが、ES9018機と比べてしまうとちょっとつらい感じです。


なお、ES9018機は電源状態にも敏感な様子です。
壁コンセント直結と絶縁トランス経由でAK4399機は比較的差が少ないのに対し、
ES9018機はまるで音が変わりました(優劣が逆転するくらい)。
当たり前ですが、テスターでのシャシー電位チェックはMustですね!
繊細な美女と素朴で元気な野良娘?

2013/02/05 AM 06:41:09

● 比較視聴4

購入者様の比較視聴報告です。機種名は一部匿名にしております

比較試聴に、A社のZ***GOLDを借りました。
新鋭のDACで、音質に定評があります。
もともと、AIT-DACを知らない時に、第一候補で購入する予定でした。
価格的には専用電源込みで45万円くらいします。


A社の思想は、高精度クロックジェネレータを販売している事からも、ジッタに対してシビアに考えて設計しているようです。


Z***GOLDは事前に通電を数時間行い、万全の準備をしました。
貸出機は箱も若干ボロボロで、かなり使い込んでいる様子から、機器のエージングという点では完了しているとみて間違いないです。


しかし、最初の音出しからAIT-DACの圧勝です。
どこかのブログで○○○ースと比較した際に「瞬殺KO」と表現されていましたが、まさに同じような事を言えます。


最もそう感じる理由は、音質やスペック云々ではなくて、パッと楽曲が耳に入った際の「音楽としてどうか?」の一点に尽きます。
音像、音場、定位感、密度、輪郭や骨格、音離れや深み、ジッタ制御による音数の多さ、さらには音楽としてのリアリティ含めて、AIT-DACに軍配です。


私は基本的に、人の好みもありますから優劣は決めない主義です。
しかし、私の好みのうえでの勝ち負けで言えば、Z***GOLDに買い換える理由はひとつもありませんでした。

2013/02/03 AM 05:23:30

● 視聴感想23

購入された方の報告です。

DAC受け取りました。
ただ今、音だしエージング中です。
時間とともに音が良くなって行くのが判ります。
特にDSD音源は、今までmr-2000sで聞いていた音とは現段階でも別次元です。
皆様方と違い文章で上手く音の表現が出来ませんが、私の耳にはPCM、PCMリアルタイムDSDと明らかに違って聞こえます。
しかも、DSD音源は44.1kHzのCDリッピングデータをAudioGateで変換したものです。
御社DACのおかげでDSD音源のすばらしさを体験できたこと大変うれしく思います。

2013/01/27 AM 01:21:07
http://aitlabo.net/blog/?c=005&pp=210


● 視聴感想22

購入頂いた方の第一報です。
A****は国産高級機メーカーでES9018使用DACです

USBからのPCM再生での評価です。
以前、A****も貸出機で自宅試聴しましたが、評判通りAIT-DACの方が音のレベルを超えております。
理由に、A****は「全ての音の情報を出し切れていない」と感じ、その音の雑味を消すために、濃いデジタルフィルターを使っているような印象です。
(音像がぼけ、輪郭は強調され、音場は広がりますが、アナログエフェクターのような音です。パッと聴きで、一般受けする芳醇サウンドですね。)

対しまして、AIT-DACは「全ての音の情報を出し切っている」印象で、一言でアナログレコードを一切の歪み無く再生しているような雰囲気です。
かといって、アナログの歪みや飽和感はありませんから、全帯域に渡り、澄み切ってスッキリしております。

一言で、「聴いたことがない音」の部類に入ります。
「ああ、今まで音源データの全てを、耳にしていたわけではないんだな…」と感じました。
今まで感じていた「雑味」は、D/Aの質にあったんだなと気づかされました。

私は元サウンドエンジニアですから、この音が好きです。
情報欠落を誤魔化すための味付けや色づけが一切ありません。

“モニター的”な緻密さがありながらも、モニターほど音が硬くない。
つまり、“オーディオ的にも非常に聴きやすい”、類い希なるモニター音質です。

全てのデジタルデータを正確にアナログデータへ解放したら、アナログチックな誤魔化しや味付けは不要であった、という最終結論を見せつけられたような気になっております。

スペックと情報だけで選びましたが、不安など微塵もなく、最初の音出しの瞬間から、「やはり貸出機試聴は不要であった」と感じました。

2013/01/25 PM 09:50:23

● 試聴感想21

試聴感想19の方です。
この時はI2Sの場合LRの位相が1/fs=23μs異なっていました。
理由はLVDS伝送時当方製送信位相と他社製が逆になっていたためです。他社製は受信で再度逆になるためこの現象は発生しません。
またLCD表示有無で音質が変化すると言う評価は初めてです。


1.試聴印象
 @フェーズテックUDIF7でのI2 S接続試聴
  ・変更後の高音部が滑らかになったような印象。角田様のお話では測定値で高域の位相違いが出るが聴感上は判らないかもしれないとのことでしたが、妻は「高域のピアノタッチが優しくなったみたい」とのこと。私も高域が聴きやすくなったと受け止めました。
やはり、純正の送・受信基板に変更していただいて正解だったようです。

 AパイオニアPD70でのDSDディスク試聴
  ・手持ちのDSDファイルをオーディオ・ゲートでDVDに焼くつけて試聴しました。DACでのPCM→DSD変換による音も凄いですが、DSD生信号を直接DACに繋いだ時の音は一層新鮮になり低音・高音とも突き抜けるような印象です。DSDですので高音は本当に綺麗に響きますが、低音が今までのPCMの出方とは違ってゴリッとしたタイトな音になり、暫く戸惑いました。
妻もフレディ・ケンプの「シャコンヌ・ピアノ版」をDSDで聴いて、彼の背筋と上腕筋は物凄いと思うと独特の表現をしていました。
おそらく低音部が生に近い音と受け止めた故ではないかと思います。
やはり、角田様のDACでDSD生信号を入れたら・・・との想像は大正解で大満足です。改めてこのDACの実力を体感いたしました。
蛇足ですが、PCM→DSD変換では気付きませんでしたがDSDの時にはフロントのLCD表示を消したときの変化がかなりあるようです。やはりDSD生信号は繊細なのでしょね。
また、SDTrans-Sync基板+C****の完全ロック同期とも比較して試聴してみました。高低音の傾向はほぼ同じですが、低音の音像、前後・左右の音場の広がりは角田様DACの方が優れていると感じました。
   (私見ですが、トラポの性能はSDTrans・パノオニアPD70ほぼ互角またはややSDTransが上、DAC性能はAIT DAC>C****の感じで、トラポのハンデキャップをDACで盛り返した・・・という印象です。)
  

2013/01/19 PM 08:52:37

● 購入者様の感想

キットで購入された方の感想です。

小生はある方の基板を利用して9018DACで楽しんでおりましたが、貴方のセットを導入して聴いている音の質が一変しました。PCM→DSDは、他の方々も感じておられるようにSNが非常によいと感じています。DSD128で十分です。S/PDIFによる信号の質がここまでよくなるとは驚きです。演奏されている空間のなかに自分がいるようで、雰囲気のある音楽が楽しめています。小生がこれまで経験したどのDACにもないすばらしいものです。

2013/01/18 AM 12:02:25

● 視聴評価20

試聴された方の感想です。

はじめサブシステムで聴いてその後メインシステムに組み入れて
視聴しました。
メインシステム
 DENON DCD−SA1→本機DAC→自作コントロールAMP → 6dBチャンネルデバイダー 自作メインアンプ4WAY(金田式)→ オンケン4WAYマルチアンプシステム

感想をいくつか、


・サブのCDプレイヤーは古いものでBGM代わりに聴いていましたが、本機DACに変ると音楽に引き込まれてしまいBGMとしては聴けなくなりました。
・周波数レンジが広い感じで低音部は低音の中に一本心棒がはいり、音程が正確になります。
・高音部もよく伸びていてピアノの余韻など心地よく響きます。
・女性ボーカルでは声を出すまえに息を吸い込む感じがよくわかり口元がみえるようです。
・大型システム(オンケン)では低音がすこし膨らみ過ぎの部分がありますが、
これは私のシステムがLPレコードにあわせてチューニングしてあるからだと思います。
・SDカードプレイヤー QA-550でも視聴しましたが、いい感じでした。

2013/01/15 AM 12:37:45

● 試聴感想19

試聴後、購入頂いた方の感想です。
この方家族は全員音楽家の様です。****は記載しませんが、国産高級機メーカーでES9018使用DACです。


年末年始に親子4人でaitlaboDACを試聴した時の4人の感想です。年末にDACに加工して頂いたI2S端子にトラポを繋ぎi2s&spdif、PCM&DSD交互切替で演奏したものです。
各人の感想をワイガヤ風の生の声です。私は駄耳ですが、音を聴き分ける聴力は、
妻>>娘=娘婿>>私の順と思います。
皆で楽しみましたので大晦日恒例の「紅白歌合戦と年越しそば」は取り止めという
おまけがつきました。

1.各人の感想
 
(妻:小さな音まで聴き取る地獄耳の持ち主)
・ピアノのフェルトハンマーが弦に当たって離れる瞬間が手に取るように聴き取れる
・ピアノの直接音と反響板に当たって響く音、録音場の壁からの反射音が聴き分けできる
・ピアノの直接音と間接反射音が巧くブレンドされており、録音マイクの位置がイメージできる
・演奏しているピアノがベーゼンドルファーであることが良く判る(スタインウエイと比べて高音・低音の2つのピアノの音の違いが良く判る)
・学生時代に大学の名誉顧問として来日し、記念演奏して頂いたウィルヘルム・ケンプ先生演奏のベートーベン・ハンマークラヴィーア第3楽章を聴いているうちに先生のピアノタッチを思い出してジーンとしてしまった。音数が一塊でなく分解して聴けるので先生のタッチがイメージできる
・(角田さんがDACを測定だけでお造りになり、購入者の音楽ファンの感想を求めておられるとの説明に対し)音楽ヒヤ抜きでの作品とは信じられない。
色々な演奏者の意見ということであれば演奏者と楽器の距離と位置によって意見も変わると思う。演奏楽器との距離を考えるとヴァイオリン>チェロ・ギター>指揮者の順に離れるのでそれぞれの演奏者に感想をお聞きになるといいのじゃないか(ピアノではこの音は最高。他の楽器では直接音と間接音の耳への入り方・タイミングのズレが違うから別の意見があるかも・・・・)
・2つの接続による音の違いは音楽を楽しむ人ならそんなに違いを感じないと思う。でも演奏者は自分の演奏した楽器の音が耳に入る音に近いかがポイント。
私にはI2Sの方がなじみやすい。また、i2sの方が自分から聴きにいって音を分解して聴ける。コントラプンクト(対位法)演奏に関心持つ音楽ファンにはこの違いは大きいのかも・・・・。spdifはシェフのお勧め料理風で安心して聴ける。
・お父さんが最近チコンキ(=LPプレーヤーのことを妻はこう言います)弄らなった気持ちが判る様な気がする

娘:子供時代にピアノのお稽古、でも今では・・・)
・手嶋葵の声が本当に生々しい。彼女はウイスパーシンガーだけど、音を大きくしなくても彼女の息遣いと口の動きが手に取るように聴き取れる(やっぱりシスコンじゃ出ない音ね)
・(妻の聴いたブルグミュラーの練習曲をそばで聴いて)ピアノの練習で嫌々なが ら弾いた練習曲がこんなにニュアンスのある曲だったとは、演奏者の腕も良いけど機械も・・・・・
・(12月に急遽入手したDACを評して)お父さんの久しぶりのヒット作だね

娘婿:趣味はギター演奏)
・(村治佳織のギターを聴いて)彼女の弾いているギターが名器だということが良くわかる
・弦を爪弾き押さえる指先の動きと弦から出た音が胴に響く様子が巧くミックスされ音が出ている
・PCMだと僕の****のトラポ+DACの方がいい音だが、DSD変換するとこちらのほうがギターの直接音と間接音が良くわかるし、音数が多くなり僕の装置より上。帰ってからDSD変換ファイルにトライしたい


2.私(駄耳の40年来のアナログ信奉者)の感想
・今まで一気に聴き通すことが無かったフィデリオを年始に初めて一気に聴きとおして大満足
・音量を絞っても歌手の立ち位置・動き、ディクションが手に取るように聴き取れ、DVDで見なくても歌劇を楽しめる。次はワグナーにトライするか!
・楽器/オーケストラの音とこれを取り囲む演奏の場の空気感が、音の大小にあわせ て膨らんだり・縮じんだりする透明な風船のように変化する。
弦楽四重奏曲の渋みを左右するビオラとチェロパートの音が明快に分解されて、4挺の弦楽器が作り出す音と音の空間が見えるような感じ
・一つのDACで音楽の内容・聴きたい箇所に焦点を合せてi2s・spdifの入力方式とPCM・DSDを瞬時に切り替え可能なDACはこれしかない。
PCMリアルタイム変換によるDSDがこれほどのレベルならば、最終目標であるDSD生信号をDACに入れた時の音はさぞやと思うとわくわくする 

2013/01/08 PM 02:52:22

● 試聴感想18

試聴感想です。

簡単ですが感想です。
まず非常に解像度が高く驚きました。そして楽器が生々しく聞こえました。
音場や定位も良く、良いスピーカーで聞いたら目の前に居るかの様に感じるかと思いました。
私の環境ではスピーカーは使えなくヘッドホンで聞いているのでスピーカーで聞いたら素晴らしいだろうと思いました。
非常に素晴らしく魅力的ですが、やっぱり先に上流を整えたいと思います。
上流を整え、より良く再生出来る環境で聞いたらもっとDACの凄さが分かると思いました。

2012/12/25 PM 09:50:23

● 比較視聴3

基板のみキットを組み立てた方の感想です。文中の抵抗はI/V用ではありませんが、他素子を変更すれば若干の音質変更は可能です。また当方DACはオーバサンプリング、デジタルフィルターの欠点(デジタル的な音になる)を解消しております。

お陰様で無事動作しました。まだ箱に入れておらず、送付して頂いた箱の上に繋いでのせただけの仮配線ですが、これまで使っていた47研究所のDACを改造した物を全ての点で上回っているようです。
47研究所のDACもかなり特徴がある物でノンオーバサンプリング、デジタルフィルターレスと言う物で改造してそれなりに満足していたのですが、AITが素晴らしすぎると言うことだと思います。細かい音もはっきりしていながらも繊細さがあり特に、ピアノ、チェロの響きと余韻が自然で驚きました。他の方の試聴結果にある、若干明るい傾向の音とのことですが、私もそれについては同じ感想です。基板の中で目立つ大きな抵抗が2本ありましたが、i/v用の抵抗でしょうか。47研究所のDACはi/vの抵抗をビシェイのz201に交換しておりまして、私の好みなので、i/v用なのであれば交換してみたいと思います。回路は完成されており部品の品質に余り頼ることなく、この音が実現したのが素晴らしいのですが、音質を余り損わない範囲で、他の方のAITと違う個性や好みを反映させてみたいと思いますが、対応を間違えれば、簡単に改造ならぬ改悪となりそうですね。そう思わせるだけの完成度ですね。

2012/12/24 PM 10:58:22

● 視聴評価17

引き続いて試聴感想です。試聴機が2台ですのでほぼ同時に報告されることがあります。

素晴らしい音ですね!低域から高域まで癖無く素直に延びてます
私に、技術が有れば、celloのDACの電源を使ってこのDACに活かしたいですね!
この音は、市販DACだと100万超でないと購入出来ないですね!
もう少し試聴させて頂きます

2012/12/17 PM 11:08:35

● 視聴評価16

試聴された方の報告です。

視聴させていただいた感想として、まず一番に感じましたことは、ストレス無くクリアな音だと感じました。
あまりにもスムーズな感じなので、正直に申しまして、聞いた当初は感心7割・拍子ぬけ3割といった感じでした。
 しかし、何日か試聴している内に、このノイズ感のないクリアな鳴り方が、いい意味での、本当の意味での、いわゆる「スタンダート」なのかもしれないという思いがしてくるようになりました。デジタル音声とは本来このような水準で記録・再生できるのだ、ということのひとつの基準になりうるDACだと思いました。
 また、当方、DSD対応DACを所持していなかったので、DSD音源の凄さも実感できたいい機会となりました。
 

2012/12/17 PM 08:46:46

● 視聴評価15

PCM=>DSDrealtime変換機能付きを視聴された方の感想です。

お借りしたPCM・DSD変換機、いい音でした。
これまでPCMで聴いていた音が豊かなスケールが大きい音に変わり驚かされました。
PCオーディオで聴いていますので、ソースはCDをリッピングしたものですが、DSDに変換された音を聴いて元のPCMに戻しますと何だかプアな感じで音がさびしくなります。倍音が出ていないと言うことなんでしょうか。
長く聴いていると戻れなくなりそうです。
この音を聴きますとCDプレイヤーもそのうちにDSDに変換して音を出す形に変わるのではないかと思いました。

2012/12/11 AM 01:28:16

● 視聴評価14

視聴感されている方の感想です。
当方はこの方の言うように、古いCDでも音質が劣化させない事を目標の一つとしております。


素晴らしいDACですね。

最近は比較的新しく録音の良いもの選んで聴くことが多かったのですが

このDACでは古いCDでも音が良く聴こえてしまい、少し戸惑っています。

2012/11/29 PM 09:42:41

● 視聴評価13

視聴評価です。この方は他社製ES9018使用DACを所有しています。PCM=DSDrealtime変換対応機です

他社製ES9018使用DACと比較して解像度が高く、全ての音がハッキリ聴こえ、アンプやスピーカーを上位機種にレベルアップさせたような錯覚になりました。

前向きに購入を検討していますが、
視聴機の仕様で価格を教えていただけますでしょうか。
また、トラポの電源強化は効果がありますか。
高さはホームページにある、5pくらいも可能なんでしょうか。

2012/11/23 PM 09:08:25

● 視聴評価12

視聴された方の感想です。この視聴機はPCM=>DSDrealtime変換機能を搭載しています。


当方所有のAK4399パラレルPP構成のDACと比較視聴させて頂きました。

24bit192kHz音源では、それほど大きな差はなかったのですが、総合的にみてAIT機の方が音質は優れていたと思います。

特に高域の情報量の面で顕著でした。ただ音のキャラクターの面では、AIT機はやや硬い感じの音でアタックがきつく

感じる部分があったのに対し、AK4399機は甘く艶っぽい感じの音で、ソースによって評価が割れるかなという気がしました。

16bit44kHz音源では、音のキャラクター云々を超えた差が感じられ、情報量、定位、音場の広がりといった面で、明確に

AIT機の方にアドバンテージがありました。

総じてAIT機は評判どおりとても素晴らしいDACだと思います。

2012/11/16 AM 02:58:52

● DSD変換後の音質5

視聴結果と、質問へ回答です。
ハンダ付けはSW、RCA、XLRへの接続となりますが、希望によっては予めハンダ付けします。
DACの納期は2週間を目標としています。


素晴らしい音質でした。
特にDSDリアルタイム変換での繊細かつ広がりのある音には感動しました。

筐体も含めた全てのパーツのキットは組み立てにハンダ付けは必要でしょうか?
当方PCの自作までなら経験があるのですが。
注文させていただいた場合の納期はどれほどでしょうか。

2012/10/24 PM 10:58:22

● DSD変換後の音質4

PCM=>DSDrealtime 変換を追加された方の視聴結果です。

PCM=>DSD、REAL TIME変換後の感想について報告します。

 他の報告にもありますように、私の試聴環境でも大きな変化を感じました。

変換前の音とは、まったく別物とでも言えるほどの違いがあると思います。

もちろん、良くなったということでです。細かい、違いは他の方たちと若干の

表現の違いはあるが、おしなべてそのようだと思います。

ほとんど、他の試聴されたかたと同じですが、しいて申せば、私の環境では、

音場がスピーカーの外まで広がります。そして音像は小さくなり、立体感が増し
ます。

奥行き感の増大も特筆していいでしょう。

ソースによっては突き刺さるような(良い表現が見つかりません。)感があり、立体的な音がします。

いろんな楽器が目前に散らばり、とても気持ちが良いもので。

AIT DAC は、どんどん進化しているようです。また新たな楽しみが増えました。

2012/10/15 AM 12:37:45

● DSD変換後の音質3

PCM=>DSDrealtime 変換の視聴結果です。

私はオーディオに興味を持ち始めてまだ1年程度なもので、あまり参考にはならないかと思いますが、取り敢えず。

今回視聴を申し込んだのは、うちのPCオーディオ環境でグレードアップを体感できるのではないかと思ったからです。
普段、私はポップス・fusion・ロックを聴いている為、今回の視聴もこれらの分野から好きな曲を取り止めなく再生しました。

先ずは、DSD変換された音を聴いてみたのですが、正直に申しますと、私には余り合わなかった感じがしました。
以前、PCMを自分でアップサンプリングして聴いた時も同じように
感じたのですが、音楽の乗りが少し淡白になったような気がしました。
ただ、そんな中でも聴き続けると、1曲だけ今まで聴いた事無い様なサウンドステージが形成されたものがあり、ぞくっとしました。
(何故にその曲だけがはまったのか理由は解りませんでしたが)

通常のPCM再生に関しては、音の左右方向の広がりを体感できました。
因みに奥行きや上下方向は、スピーカーセッティングがまだ突き詰められていない状況なので(真ん中にTVがおいてあったり、天井が低かったりするので^^)敢えて無視しました。
また、今まで変にエッジがかかっているように感じて聴こえていた音が改善されたり、音に芯が感じられるようになり、音の沈み込みも素晴らしいですね。
私のような素人でも体感できるレベルで変化を感じ取れました。

2012/10/09 AM 02:06:21

● DSD変換後の音質2

昨日に続きPCM=>DSDrealtime変換を追加した方の感想です。

DSDモードは非常に音が良く満足しております。

・歪みっぽさが無くなる。
・余韻がクリアになる。
・バックでやってることが明白に。
・低域が締まり、音階が判りやすくなる。
・高域が滑らかになる。


ざっと挙げてもこんなにあります、、、、

2012/10/02 PM 10:04:01

● DSD変換後の音質

PCM=>DSDrealtime変換機能を追加された方の感想です。

昨日DAC機受領いたしました。
とりあえずポピュラー系の曲をリピートさせ、PCMとDSD変換を切換ながら聞いてみましたが、DSD変換は一聴して音のなめらかさが感じられ、また、一部の楽器(トラック)の音像がクッと奥に広がり、緻密なサウンドステージが広がります。
ファーストインプレッションとしてはこのDSDリアルタイム変換は、大変好ましく感じられました。
引き続きいろいろなジャンルで比較しながら楽しんでみたいと思います。

2012/10/01 PM 09:46:51

● PCM=>DSD、REAL TIME変換の評価

PCM-DSD変換機能追加を行った方の感想を一部転載します。

PCM→DSD Real Time変換で聴くと目の前の霧がぱーっと晴れて音楽が生き生きと弾むようになります。所謂ハイエンドモードはその効果が目覚ましいものがある事を実感。
Real Time変換再生を他の人に聴かせればその時点で満足してしまうとは思います。
今回のヴァージョンアップは大正解でした。

2012/09/21 AM 07:32:52

● 視聴評価25

以下はdualAK4399(DAC chip以外はES9018型と同じです)を視聴された方の感想です。ジッター抑圧は当方方式のみです。

それまで大好きだったあるバリトンのリーダークライスは、声楽的な体力が追いつかず、
小手先のテクニックでなんとか歌いこなしているという様子が手に取るように分かってしまい、
がっかりしてしまいました。一言で言うと、窮屈でつまらない演奏でした。
Airmac Expressで聞いていたときは、静と動、ダイナミクス、音楽の解釈、テクニックの全てが素晴らしく、
その歌唱力にうっとりしていたのに、あまりの違いに愕然としました。。。
また、これとは全く逆に、それまで何とも思ってなかったCDが素晴らしい演奏だと分かり、
釘付けになってしまったというものもあります。
ある生録音の弦などは、Airmac Expressのアナログ出力に戻した瞬間、
ビニール製の弓(そんなものはありませんが)で演奏しているのかと思うほど
響きが薄っぺらく、おもちゃを演奏しているように感じてしまいました。
これらのように、微小な演奏のニュアンスや楽器の響きが生々しく記録されているCDについては、
昼夜を問わず、暗騒音の大小に関わらず、聞き流しているときも、注意深く聞いているときも、
音楽から受ける感動は全く別物になってしまいました。

他の方の感想として、「奥行きが深くなった」というご意見が多かったのでこの点にも期待しておりましたが、
拙宅での奥行き方向の変化は僅かでした。
(もともと、壁の奥に展開する音場は距離感が不鮮明で、部屋の完成度が低い状態でしたので、
 DACをAITに固定して、セッティングを詰めていくのも面白そうだと思いました。)

総じて、エントリークラスの機器との組み合わせでも十分なレベルアップを体験させてくれる
素晴らしいDACだと感じました。

2012/08/27 AM 01:21:07

● 視聴評価24

視聴され、結果購入となった方の感想です。一部他社機名を消去しています。

第一報

昨日無事受け取り、試聴させて頂いております。
スピーカーの入れ替え途中で、オラソニックのデスクトップSPでの試聴となってしまっているのが残念ですが、それでも、ボーカル曲のリアル感が際立っており、音色も、○○○ー○より断然好みです。
解像度、定位感も当然に素晴らしいですが、音量を絞っても音痩せしにくく、気持ち良く聴けるところが今までにない不思議な感覚です。
設定を変えていくと音質が変るような気がしますが、まだ細かくは試せていません。
ネットで話題の「ハイエンド・モード」なる設定で試聴していますが、返却までに色々と試してみようと思います。


第二報

また、お礼が遅れて恐縮ですが、試聴機の貸し出しの方もありがとうございました。
一万円強のアンプ付きSPから、今までにない実体感のある音が出てきて驚きました。
本命SPが届き、貴社DACで鳴らすとどんな凄い音が出るのか、今から興奮しております。

2012/08/22 AM 02:18:48

● 視聴評価23

昨日の評価記事を閲覧した当方DAC機購入者の方が、改めて感想を当方ブログに掲載希望ありましたので以下にお知らせします。記事中の「基盤」は「基板」となります。


僅かに明るい音色というのが 好みであれば、 おそらく 無敵の基盤でしょう!!

ブログでは、 「100万級超えるぜっっ!!」なんて、 書いてますが 嘘でも 冗談でもありません。

ここまでの基盤の出来ですと、 違いは筐体の設計・コストくらいなものです。 

宣伝代など含め、 投資金額・コストを 差し引いた、 会社の儲け込が 高級DACの お値段なのですから。

ホント、 DACの定価なんて アテにならないです。
 
頭にきて、 叩いたこともあります。(反省)

ただ、 筐体に関しては 試聴評価22の方と同じで、 褒められるものでは ありません。

自作派だけでなく、 多くのオーディオ愛好家が 注目しているDACで、 これは ないでしょう!?

ですが、 ご安心ください。 私は セパレートのケースを 設計中でございます。

出来が良ければですが、 手作り電源コード付きで AITで頒布してもらおうかと考えてます。

今月末には、 電源基盤用ケースが できますので、 みなさん お楽しみに。

2012/08/16 AM 02:58:52

● 視聴評価22

久しぶりに視聴された方(静岡県在住)の評価コメントをお知らせします。

まず、試聴環境ですが、
再生場所は、友人宅のオーディオ・ルーム、軽度の音響処理を施した20畳洋間で、
天井高は3.3m、多くのラスクパーティションを配置して実効部屋容量を確保した、
大変に条件の良い部屋です。

プリ・パワーは、チェロ(オーディオ・スイート+アンコール・モノ150×2)
SPは、ATC150。
この構成に、一部ノイズ対策済みのウインドウズPC+Foobar2000から
ハイフェース・エヴォDDC(ミューテックのクロックを付加の場合もあり)、
また、現状ではCD再生のみの環境の別の仲間のために、エソテリックP0sトランスポート
というフロント・エンドからの再生です。
今回は、環境整備不足のため、DSDの再生は出来ず、PCMのみの試聴となりましたが、
これまでの経験から、PCM再生での印象・感想は、リニアにDSD再生にも当てはまると思われ、
判断に間違いはないと確信しております。

まず総評ですが、お世辞抜きで、素晴らしいDACです。
とてもこの価格で入手出来るものとは思われません。
国内外の、いわゆる高級・最高級DACと十分比肩し得るのではないでしょうか。

非常にSN感に優れ、ケバ立ち、滲みのない音像や声の確かさに加え、
羽二重を触感させるような弦楽の艶、そして、音量を絞っても痩せることのない
音そのものの充溢感からもたらされる、染み入るような強い浸透力の弱音など、
実に見事なものです。

また、P0sからのCD再生、いわば素のままのPCM(CD)の音が期待以上の良さで、
PCオーディオに馴染めない、音楽・オーディオ愛好家にも最適ではないでしょうか。

さらには、スピーカー奥へと深く広がる音場に精緻に並ぶ音像と云う、
ある意味静的なプレゼンスでありながら、程好い温度感が保持され、
ゆったりとしつつインティメートな雰囲気が醸成されるのも、非常に好印象です。

実は、この点がこれまで聞いたES901*チップ搭載の他のDACに共通する最大の不満点で、
確かに解像度の高い、繊細な音ではありますが、何とも薄い、冷え冷えとした触感、
貧血気味といった印象で、これではとても受け入れられないと思っておりました。
それが、AIT LABOさんのDACでは、見事に解消されており、大変に感心した次第です。

上記の懸念から、AK4399搭載機もお借りしたわけですが、
結果としてはまったくの杞憂で終わり、私個人の感想としては、
上に述べましたような全ての点でES9018機の方がAK4399機を上回り、好印象でした。
ただ、AK4399機の名誉のために、以下の点は明記しておきたいのですが、それは、
1.ES9018機の方が諸要素で上回るといってもその差は僅かであり、
 個人の好みの違いといってよいほどで、ほとんど同一といって良いほどの出音である。
2.音像の押し出し、SPより前への展開傾向は、AK4399機の方が顕著である。
3.AK4399機の方がザックリとした肌触り、いわば生成りの服地のような風合いで、
 これに比べるとES9018機の音は、やや人工美、化粧めかした印象かも知れず、
 AK4399機の音を好まれる方も多いのではないか。
と云った点です。

いずれにしましても、DACチップの違いをほとんど感じさせない見事な統一感は、
まさに角田さんの回路設計、スキルの見事さの紛れもない証左ということではないでしょうか。

最後に、これも正直に申し上げ、大変失礼になりますので、あらかじめお詫び申し上げますが、
角田さんの金属加工の技術は、あまり褒められないようです。(スミマセン)
内容が勝負、あくまで仮の入れ物であるし、ケース自作の方が多いから、
と云った理由からだと思いますが、やはりファースト・インプレッション、コスメティクスというのも
大事ではないでしょうか。

2012/08/15 AM 12:37:45

● 視聴評価21

視聴された方の報告です。


前提: 普段はクラシックのSACDを聞くことがほとんどです。

     物心ついたときにはCDに切り替わった世代なので、アナログをベンチマークとしていません。

     深夜にリビングで聞くスタイルのため、音量は小さめ。

     トランスポート: Esoteric SA50

プリ: トランス式のパッシブプリ

    メイン: First watt J2

スピーカー:B&W Signature diamond

試聴対象: クラシックのCDとSACDのCD層中心

設定: メカはからきしなので、送られてきたままでした。

感想: 

元の状態でCDを聴くのにくらべ、一聴して弦楽器の繊細さに気が付きました。

アンサンブルの細かい違いなどがよくわかります。

音のにじみがなくなり、結果として引き締まる感じです。金管の音が相対的に前に出てくる感じです。

また、おそらく静寂さの向上により、奥行きがよりわかるようになりました。

特に新しいライブ録音において、そのメリットが最大限に引き出されていたように思います。

一方、音のふくらみによって広がりやきもちよさが演出されるようなソフトにおいては、

こじんまりとしたな、という印象を受けるかもしれません。が、おそらく忠実であるということかと思います。

総合的な感想としては、リビングで比較的小さい音で聞いている自分にとっては、

非常にありがたい忠実度、細やかさをもったDACと思いました。

CDを聴いていても、SACDに近いクオリティになると評価できます。

是非、DSDについても聞いてみたいところです。

2012/07/27 AM 01:21:07

● 評価ブログ

2012/07/08当方ブログで紹介したケース込み組立キットを購入された方のブログを紹介します。
ホームページ記載ケースより、高さを70mmと薄くしており、
UDA、LVDS伝送等のインターフェース基板を搭載できる配置にしています。
ケースは部品取付穴は全て加工済み、配線材を支給とすれば容易に組立できます。
このブログの写真と同様外観になります。

2012/07/26 PM 09:14:49

● 視聴評価20

昨日に続き視聴された方の感想です。この方はLCD表示機を貸し出しております。

当方の現行視聴環境は下記の通りです。
TEAC製VRDS-25Xのデジタル出力→accuphase製DC-61(DAC)→accuphase製C-290V(プリ)→accuphase製P-1000(メイン)→B&W製MATRIX801S3

 トランスポートとして使っているプレイヤーには光と同軸のふたつのデジタル出力があるので、片方は現用のDACに、もう片方は視聴機に送り、プリアンプでふたつのDACの出力を切り替えて比較視聴しました。プリとの接続はいずれもバランスです。
 すぐに気がつくのは、視聴機(ES9018仕様)が楽器のもつ複雑な倍音を極めて素直に出してくれることです。ともすれば壊れたピアノのようになりがちのピアノフォルテの音が、細かい弦の振動も含んで高い周波数成分を持っていることがよく分かります。
 抽象的な表現ですが、小編成の室内楽や弦楽四重奏では、演奏者と演奏者の間に誰もいない空間があることが感じられました。臨場感が増すということでしょう。

 音がふくらんで丸くなった感じで聞こえていたコントラバスの音が、弦の「ふるえ」も含んで非常にリアルに聞こえました。アンプが大型のウーファーをしっかり制動している雰囲気です。
 サンサーンスの3番のオルガンなどでも同じような傾向が聞き取れます。ただ単にモワモワとふくらんでいた音がクリアになり、極めて低い周波数の領域までしっかり聞き取ることができます。音量を上げてもうるさくならず楽しめました。

2012/07/19 PM 08:52:37

● 視聴評価19

視聴頂いた方の感想です。貸し出した視聴機はES9018のjitter reduction機能をOFFできませんでした。

どこまでも明瞭で見通しが良く、極めて高いS/N比によるものと思いますが
とても静かに感じました。これらは、過去に使用してきたDACやCDP(下記)でナンバー1だと感じました。
(主だったものは、Wadia2000S、Levinson No.35L、soulnote dc1.0、dCS Elgar2、ベリンガー SRC2496、ESOTERIC DV-50s、メトロノームテクノロジー CD3 Signature、LUXMAN D-08、STUDER D730mk2)

AITさまのHPはわからないなりに全てを拝見しましたが
ジッター対策が高精度クロック(ルビジウム)導入以上の効果となって現れているものと思えました。
情報量は過去最高であり、ブレのない正確な音が最大の魅力でした。

以下は、当方の好みと組合せによるものが大きいのですが、今後さらに良くなるのでは?との期待が高いため、物足りなく感じたところを挙げさせていただきますと
音の傾向が若干硬質で単調に感じられ、潤い感が不足気味に感じました。

2012/07/18 AM 12:02:25

● AK4399とES9018の比較試聴

ES9018DAC機を購入された方がAK4399機を比較試聴した報告です。これらはDACチップ以外は殆ど同じ回路としていますのでチップの音質差になると思います。尚AK4399はFPGAによるジッター抑圧となります。

dualAK4399fullballance はes9018dualdacに勝るとも劣らない素晴らしいdacだと思います。
聴くジャンルによって、両機は評価が異なるように思います。
音の解像度といいますが、分解能は両機とも素晴らしいものがあり甲乙つけられません。また、楽器と楽器の間の空間がはっきりと感じられ、その静寂間も素晴らしく静かで音楽のみが聞こえてきます。

 私の駄耳では、多くの違いは感じ取れられませんでした。ほんの僅かではありますが、両機の差は好みの違いのレベルだと思います。
しいてあげれば、ak4399は、クラシックや女性ボーカルが落ち着いた雰囲気で鳴り、やわらかく自然で耳ざわりな音がしません。
 一方、es9018は、時として、鋭い生々しく切れこんだ音が出たりします。
この方が、生音に近いように感じますが。少しきつく感じる場合があります。
jazzなどの打撃音が主な音楽では、es9018はその素晴らしい実力を発揮します。
特に、音像の立体感、遠近感、左右の広がりなどの描写に優れていると感じました。
何よりも、音楽を聴いていて楽しく感じることです。

 ak4399はヴァイオリン等の弦の音や、女性ボーカルが滑らかで、自然に感じます。
聴き疲れもなく何時までも聞いていたい衝動を感じます。
 オーデイオに何を求めるかによって評価は変わるかもしれません。
いずれにしても、両機はとても素晴らしいできばえだと思います。
私としましては、オーデイオマニアの性と言いましょうか、es9018の良さを再認識することとなりました。ただ、たまには、ak4399のような自然な音楽に浸るのも良いと思います。

2012/07/09 AM 02:06:21

● 購入者様報告

ケースキット込みで購入された方の報告です。
配線材、取付穴加工済みケースを全て購入頂いておりますので(組立済み機より20%程度安価です)、組立は1日で完了したようです。

今組み上がりました。
取り敢えずVoyage MPD〜内蔵DoP版UDA〜ES9018の経路でテストしています。
PCMは44.1kHzから192kHzまでLowestで問題なくロックしています。
DSDの再生も問題ありません。

出てくる音は、静かですね。
ジッタを低減させたDACに共通する感触です。
最低域から最高域までストレス無く滲みなく澄み渡って伸びています。

この辺りES9018のキャラクタか、I/V以降のアナログ段のキャラクタなのかは判りませんが気持ちがいいですね。

明日は他の入力等もテストしようと思います。

このDACを手に入れられた方は満足されること間違いなしだと思います。

2012/07/08 PM 02:52:22

● JITTER REDUCTIONと音質

先日ちゃまダンナ様 のブログでES9018内蔵のJITTER REDUCTION機能を使用せず、当方開発のJITTER抑圧機能のみの方が高音質になると言う記事が紹介されました。
開発当初、どちらを用いるか悩んだのですが、二重に作動させても問題ないだろうと考え、余り評価せずON/OFF機能をLCD対応機にだけは採用していました。
ちゃまダンナ様の評価を当方として再評価していましすが、余韻、躍動感が増加し改善効果があるようです。
以下は2台購入(#1は4IV型、#2は8IV型です)された方の比較試聴した結果です。
尚、APCモードにした理由は次回お知らせします。(S/PDIF入力時はAFPCです)
ここで#1はJITTER REDUCTION=OFF 4IV型、
#2はJITTER REDUCTION=ON 8IV型と考えて下さい。

自分の耳には余り自信ありませんがプラシーボモードで素直に感じたまま多少大げさに表現すれば下記の様になります。
#1のAPCの方が音がスッキリして100〜200Hz辺りの音が締まってきます。更に低音部は下の方に伸びていきます。今日1日色々な曲をAPC EXT 90MHz設定で44.1kHzのPCMを聴きましたが、
#2でのDSD256より歪みはない、というより#1のAPC JTR OFFではCDに入っている情報を全て漏らさず正しく拾っているということでしょうね。高域は華やかに最高域のピリッとしたニュアンスもあります。
ただ、20kHzでスパッと切れたCDを忠実に再生しているという意味でハイレゾのPCMやDSDと較べるとこの部分が違うのかなと。
44.1kHzのPCMからDSD256に変換した#2再生は所詮データを弄って作っている訳ですから箇所によっては歪みが聴こえたりするのですがオーバートーンの部分だけはDSD256の方に部があると思います。これは1日中聴いているとPCM44.1kHzの方は疲れるという部分があり、DSDと違うところだと思います。
しかし、現時点では44.1kHzからDSD256に時間を掛けて変換するだけの意味はなくなりましたね。44.1kHzについてはAPC JTR OFFの方が総合的に上だと思います。
ソースの段階からハイレゾのものは別ということは付け加えておきます。
今#2の方はJTR OFFに設定できませんが、このSWを追加してDSDで再生出来る様になれば、又音が飛躍するのが期待されるのでしょうか?
いやあ、ES9018という石はモンスターだと思いますが、それをねじ伏せているAIT DAC も偉いもんです。
不思議なのは何故30年もかかって他のメーカーが出来ないのかということですが。

下はこの方より提供頂いたDAC機紹介用写真です

>

2012/06/30 PM 08:50:21
http://aitlabo.net/blog/?c=005&pp=240


● 試聴評価18

本日送られた試聴評価です。

試聴の感想ですが、まず分解能が高く、細かいところまで見えるような鳴り方であることと、奥行きのある音場に演奏者との距離感が感じられるところが特徴的で、特にクラシックの大編成での再生で顕著に感じられました。
また、音に滑らかさがあり低音もよく伸びているので細やかなのに線が細い感じがしないところも好ましく、アナログ的とも言えると思いました。
自分のシステムではエネルギーバランスが低域寄りになり、一部打ち込み系のベースでは若干低音過多になりましたが、元が低域ブースト気味の設定だったので、ブーストする必要がなくバランスがフラットになったということだと思います。

2012/06/27 AM 01:21:07

● 試聴評価17

試聴された方の感想です。

A様
試聴環境
当方のシステムは3WayマルチチャンネルSPになっています。
チャンネルデバイダーにアキュフェーズのDF-45を使用しておりDF-45でAD/DAされた状態での試聴という事になります。

当方の所有DACのソウルノートのdc1.0というジッタ対策に非同期Digital Audio レシーバーを搭載したモデルと比較試聴しました。

まずつなぎ換えての第一印象は聴感上のS/Nが良いと感じました。
試聴ソフトはJAZZのCD、フォープレイ、女性ボーカル等を聴きました。
低域はdc1.0に比較してAITDACは明らかにベースの音程や低域の伸びがよくなり非常に良い感じです。
中域はほぼ同等で多少AITDACの方が細かい音が出ているように感じられました。
高域は分解能が高い感じがしますが、多少線が細い様に聴こえました。
このあたりはどちらのDACが良い悪いでは無く好みの問題ですね。
あと音場は奥行き感がAITDACの方が広く聴こえます。

総合的にみてとても魅力的とDACと思います。


B様
生々しさを感じさせる非常に素晴らしい音質でした。
SACDのCD層の44.1kHz16bit音源をこのDACで再生したのですが他社のプレーヤーでSACD層を再生した時の音より良いと感じましたもし、このDACでSACDをデコードしたらどれほど、、、という興味が猛烈に湧きます。
そこで、DACにI2S(LVDS)の入力とSACDプレーヤーにI2Sの出力を付ける費用について教えていただけないでしょうか?
改造実績があるのはソニーのプレーヤー以外にありますか?

2012/06/20 AM 05:52:29

● 評価結果

当方製dualES9018型DACを購入された方のPhile-webコミュニティを紹介します。当方へメールでも頂いていますが、購入された方ご本人の感想です。
ちゃまダンナ様 
カクタスシティ様
dreamweaver様

2012/06/12 PM 10:48:07

● 試聴評価16

本日届いた試聴感想です。

女性ボーカルでは、細かなニュアンスをよく表現してくれていたように思います。
分析的に書いてしまいましたが、最初聴いた時、本当にびっくりしました。
バイオリンは音の透明感や伸びがすばらしと思いました。誇張感がないと言えばいいのでしょうか。
多くの方が自然な音と言われるのが分かった気がします。
うちのDACはこのDACに比べるとかなりうるさく感じました。
総じて、音の密度が高く透明で柔らかさがあるように感じました。
このDAC本当に素晴らしいと思います。
ちょっとこのままうちのDACを聴き続けるのはつらいかもしれません。

2012/06/07 AM 01:21:51

● 試聴評価15

以下は試聴結果です。

今回は貴重な機会を頂きまして誠にありがとうございました。

情報量・静粛性・位相等どこをとっこも素晴らしく音楽を聞かせてくれる音質でした。
聞き慣れたソフトにまだまだこんな音が入っていたのかと驚かれされました。
直接の比較試聴ではないのですが少しまえにソウルノートのSD2.0とPSオーディオのPWDを借りる機械がございましたがこれらの機種よりもその音色は好ましいものでした。
それでも敢えてもう一発欲しい部分を申し上げさせて頂きますとさらなるち上がりの反応の速さと生音っぽい音色の煌きのようなものがあればこれ以上ない最高のDACになるのではないかなと思います。
いずれにせよすばらしいDACでしてこちらのDACで音楽を楽しませていただきたいという思いも強くしばらく悩ませていただくことになりそうです。
またその際はどうぞよろしくお願い致します。

2012/06/04 AM 06:30:36

● 試聴評価14

先月末に貸し出した方の試聴感想です。

感想のほうも、少しだけですが書かせていただきます。
ヘッドフォンでの試聴、また、基本的には現在使用しているCapriceとの比較となります。
最初に聴いた時、曲のテンポがゆっくりになったように感じました。
こう感じるときは大体、音が滑らかに、かつ、響きや余韻がしっかりと出ている場合に感じるので、自分にとっては良い変化です。
高域はCapriceよりも綺麗にでています。Capriceも、Ver.2.0になった時に以前よりも歪みっぽさが無くなったように感じていましたが、聴き比べると差がありますね。
こちらのDACのほうが、綺麗で細かい音まで潰れることなくしっかりとでています。
また、音一つ一つに芯がある感じで、意識しなくとも細かい音までしっかりと聴き取る事ができます。

ヴォーカルは、Capriceよりも奥に定位する感じです。個人的には歌手の口が必要以上に大きく感じられるのはマイナスなので、やはりこちらのDACのほうが好みです。
それと変な表現なのですが、こちらのDACで聴いたほうが、歌手が丁寧に歌っているように感じました。どうしてそう感じるのかは分からないのですが、ゆっくりとした曲を聴くと特にそう感じます(柴田淳とか中島美嘉など)。

音の拡がりは、Capriceはヴォーカルが前に定位し、他の音がその後ろに平面的に左右に拡がる感じなのですが、こちらのDACは左右の拡がりはそんなに変わらないのですが、奥行きがだいぶ違います。
ヘッドフォン独特の音場だと思うのですが、Capriceはただ左右に拡がっているのみ。対してこちらのDACは球体のように前後左右、さらに上下にも拡がっていく感じです。
それと、こちらのDACは音と音の間の空間もスカスカにならず、しっかりと感じられます。SNが悪いとかではなく、空間いっぱいに音がびっしり詰まっている感じです。比べてしまうと、Capriceは少しスカスカに感じてしまいます。
また、左右の分離や定位などもこちらのほうが上ですね。特に音が左右に動く場合、Capriceだと少し動きが曖昧になってしまうのですが、こちらのDACですと、しっかりと音を追うことができます。
以前、スピーカーを少し使っていたとき、音場は広大に、音像はコンパクトに、でも空間はスカスカにならないように、というのを心掛けて調整していましたが、こちらのDACのほうがその辺りは上手く表現できているように感じました(今はスピーカーを使用しておりませんので、あくまで想像ですが)

低音は、こちらのほうがギュッと凝縮されて立ち上がりの早さや重みが感じられます。対してCapriceは軽いですし、若干、ゆるくも感じられます。
この辺りは電源の差なのでしょうか?わかりませんが、結構差がありますね。

色々と書きましたが、簡単に書いてしまうと、バランスの良い自然な音かと思います。
変に強調された部分がないので、何を聞いても気持ち良く聴く事ができます。
どこか一部分を変に強調すると、最初はそこに耳がいってインパクトはあるのですが、いざ気に入って購入しても、長く使っているとその部分が耳障りになったり飽きてしまうこともありますが、こちらのDACはそんな事はないのではないかと思います。
反面、パッと聴いてのインパクトは、申し訳ないですが、正直薄いですね。
色々と聴いていくとその良さが分かりますが、少し聴いただけですと面白みのない音と思われる方もいるかもしれません。
また、必要以上にスピード感や透明感や音の切れ、もしくは少しドンシャリっぽい迫力のある音を求める方には、別の選択肢があるのではないかとも思いました。

2012/06/03 AM 05:23:30

● 試聴評価13

試聴報告です。
殆どの方が同様な評価ですので、ほぼ正しいのではないかと思います。

1 ヘッドフォンで試聴の方です。
早速、数曲だけですが聴いてみました。
なるほどという感じです(変な表現ですが)
Capriceで聴いていた時は、他にもいくつか試聴してもうこれで十分だと思っていたのですが、今回はちょっと驚きました。
細かいことは省かせていただきますが、Capriceの音が何となく安っぽく感じてしまいました。
僕はヘッドフォンでの試聴ですので、他のスピーカーで聴く方々とは感じ方が違うのかもしれませんが。


2 埼玉の方
このDACの紡ぎだす音は
自然で音楽に浸れる素晴らしさを感じました。
音の可能性、音楽の可能性をとても感じました。
また、普通の人が購入できる価格になっているところがほんとに嬉しいです。
大手が作ったらいくらになるのでしょう。
難しくなさそうなので自作してみたいと思います。
この価格は、ほんとうに有難いです。
私は熱狂的なオーディオマニアではありませんのでちょっとした差をああだ、こうだというつもりもなく
ただ良い音楽を再現性の高い音で聞きたいだけですが、その再現性がずっと得られなくて
ある種の限界(再現性を高める為には尋常じゃない投資が必要)を感じていましたが
自分で試している方法との併用で、相当満足できる音が再現できました。

今年に入りきちんとしたアンプを買おうと実売100万位までの
アンプを自宅視聴、ショップ視聴含め、散々いろいろな音に触れてきました。
100万出すとさすがに説得力のある音になるけど、、、、正直コスパ悪いな、、、と思っておりました。
それを考えるとこの価格で、DACのこの性能は素晴らしいと思いました。
DACそのものの比較はしておりませんが、ショップにおいて最高級のCDPを使った音そのものを
嫌というほど聞いてきていますので、全く迷いはありません。
CDの情報量と滑らかさは既に良質のアナログシステムを上回っているのではと思います。
それにしてもCD(16ビット)でも十分な滑らかさ(諧調感)解像度がある事にびっくりです。左右よりも奥が特に深く音源までの距離も推測できるほどですね、、、定位も素晴らしいです。

いつものようにCDをセットして接続に問題ないか確認し、
サウンドオブサイレンスのイントロが始まりボーカルが聞こえた瞬間に衝撃を受けました。
懐かしい30年前の匂いを感じました。
ずっと出したくても出せなかった音、記憶の底にしか存在していなかった音がそこに確かに聞こえ
当時のクオリティを完全に上回って再現されていました。
それからは 他の方がされるようにもう次から次へと、、、CDを、、、
CDにこれだけ情報がつまっていたのかと、、、今まで聴いてきた音は一体何だったのだろうと初めて心の底から思いました。
ハイビットになって少しはマシになったと思っていましたが、このDACの音は好き嫌いを超えて
多くの人に是非聞いてもらいたいです。音楽そのものに触れることができると思います。
ビートルズとか、サイモン&ガーファンクル、ブルーススプリングスティーン、日本のフォークや、かつてのCDが素晴らしい表現力と滑らかさをもって再現されるのは、ちょっとした驚きです。聞くのが楽しくて仕方ありません。
録音の質の良しあしも笑っちゃうくらいそのままさらけ出しますが、出てくる音がとにかく自然で柔らかくひき込まれます。
古いCDでも、これだけ高いクオリティで再現してくれる、いやできる、という事がわかった事実は音楽を趣味とする人間にとって
とても幸せな事です。古い中古のCDなんて二束三文で売っていますから!
そして良い音がしないのはほとんど全てDACに原因があった、という事も分かりました。
(高級CDPはますます存在意義が薄くなりますね、、、)
低域の再現性が悪いのはSPやアンプじゃなくてDACが一番のキモだと理解しました。
CDの登場以来、やっとここでアナログを超えたと思える音を聞くことができました。
アンプも変えればさらに音質は向上すると思いますが、とりあえずは十分です。
感じたオーディオ的特性は、空間がとにかく広い。拡散という意味ではなくて、音源から音が自然に空間に広がっている様子を
再現できるという意味です。その為には実際の音量に近い音量を出す必要がありますが、そうすると尚の事それを感じる事ができました。
結果、どうしてもボリュームが上がりすぎてしまいますね、、、
普通は空間が広くなると音が薄くなる事がありますが全くそういう悪癖がない。むしろ広すぎて部屋(空間)を広げないと本領を発揮できない印象。
解像度、空気感、正確な音場。自然な高域、素晴らしい解像度と再現性の高い低域。(相当低いところまで安定して再現されている)と
思います。特に生録系の空気感の表現は秀逸です。
言い方が正しいかどうか不明ですが、ヘッドフォンよりも音がしっかり聞こえます。
ギラギラした感じは全く感じません、しかし全く滲みない音は素晴らしく切れこみます。特にハイレゾの切れこみはカミソリです。
音のバランスも強調されている音域がないように思います。よって自然、自然過ぎて
刺激が足りない?と思われがちですが全く逆で、聴いてて聞きいってしまいます。
それから不思議なのは、良い音を聞いていると眠くなることが多いですが、それがないんです。初めてですね、、、
もちろん聞いていて疲れると言うこともありませんでした。それほど自然と言うことなんでしょうか?良く分かりません。

2012/05/25 PM 09:50:23

● 試聴評価12

試聴された方の感想追加です。


まず、よりシンプルな伝送系で差を明確にするため金田式プリアンプをパスしてDAC出力を直接チャンネルデバイダーに入力しました。音量はチャンネルデバイダーで調整しました。先月国内有名メーカーでリジッドなトランスポートで有名なSACDプレーヤーを借りて視聴しました。
50万円くらいですが100万以上の音に匹敵する改良が施されているというものです。それなりに音はいいのですが明るい色付けが感じられ楽器が太ってしまりない感じになります。リファレンスの改造中道CDPからこれに変更するとかえって音が悪くなってしまいます。
一方AITのDACは出だしからすばらしくピアノの音は張りのある低音から芯のある高音域までストレートに再生します。低音も最低音域までしまった音できっちり再生されすべての楽器が正確に再現されています。どこかのウイスキーのように何も足さない何も引かない恐ろしく正確に再生されていると思われます。古いソースはそのときの情報を正確に最新録音ではすべての音を引っ張りだしてきます。

ここから中道改造機と比較視聴に入ります。
中道改造機のアナログ出力を金田式プリにつなぎ、デジタルOUTをAITにつなぎAITのアナログアウトを金田式プリにつなぎ瞬時に2台の切り替えができるようにしました。あらゆるソースで3日間比較しました。再生中の瞬間切り替えでの情報量の比較もしました。結果からいうと私の駄耳では2台の聞き分けができません。
微妙に差があるのでしょうが、ブラインドテストをしたら違いの有意差はないでしょう。ちなみに知人のピアノニストにも音の差があるかブラインド視聴させましたが違いはないという結論です。
ちなみにトランスポートをケンウッドにしても差はわかりませんでした。

    点数にしたら
    KENWOOD DPF-7002(未改造)アナログ出力 3点 
    某社貸出機 アナログ出力 7点   
    AIT,中道改造機 9.8−10.0
   といったところでしょうか。
    私のプアーなCDトランスポート環境での視聴ですのこのような結果に
なったのかもしれません。
    AITのよさを引き出せていない可能性は高いと考えています。
    システムを見直したほうがよさそうです。
    すごく差のわかる方はバランス接続をされているようですし。


音質についての印象は以下のとおりです。
・濃い音で滑らかである。
・広帯域ではあるが、音色が薄くなったりしない。
・高解像ではあるが、ヒリ付いたり温度感が低いようなこともない。
・ホールトーンなど間接音をしっかり再生できており、よりクラシックに向く。
・高音質盤と普通盤との音質の差が少なく、普通盤のほうが音質の改善幅が大きい。
・24ビットDACを導入した時より変化が大きく、一聴しただけで高い質感が分かり、音質全体を大きく支配する。
・インシュレーター・デジタルケーブルで音質が大きく変わる。
・ピアノの音色が若干であるがキンつくところがある。タイトに感じることがある。
最後の点ですが、ごくごく僅かではあると思いますが、PCM1704チップに長く馴染んできたせいかもしれません。悩ましいところです。繰り返しになりますが貸し視聴の機会を下さりありがとうございました。

2012/05/22 AM 02:18:48

● 視聴評価11

以下は貸し出した方の感想です。
昨夜、通電4時間後、早速、試聴させていただきました。
静粛性やLRの分離も良く、QBDより明るめないい音してますね。
とてもいい基板と印象を得ました。
お貸し出しの機器ですが、新型AKURATE DSの単体
およびDS→QBD76→Jeff→LINN KLIMAX Solo→
KLIMAX 350P(添付)QBD76より、いい音でした。
特にAKURATE DSの8741Dualとの比較では、
ほんの少しやわらかい、ウォーム系にて、艶がある
音が気に入りました。

2012/05/20 AM 03:21:18

● 御購入者評価

当方DACを購入された方の感想の一部を紹介します。

Aさん (この時の視聴機はバージョンが少し古かったのですが現在はAさん購入機と同じ最新にしています)
なんか、よく分かりませんが、先だっての試聴機より良い音に、聞こえますが、気のせいでしょうか?音楽が、楽しく聞こえます。
大変、満足いたしております。私の機器は結構古い機種なんですが、ほんとに、古さを感じさせません。
デジタルの世界は恐ろしく進化したと思いますが、アンプやスピーカーはどうなんでしょうか?私のアンプは1972年製造ですが、まだ現役です。オーデイオは分からないことだらけです。
しばらくは、dacでの悩みは解消できそうです。
今回、ほんとに、素晴らしいdacを手にすることができました。
ありがとうございました。

Bさん(DSD対応機購入した方です)
五嶋みどりのシングルレイヤーのSACDが抜群の安定感で奏でています。以前 ベテランの方の自作した力作のDSDDACで、PCからのデータで何度も聞きましたが高域の抜けがPCMに比べて抜けなくて、全体にざらつく傾向にあったのですが、その方も、毎回毎改良を重ねて最近は素晴らしい出来なのです。
本機は最初からそういった心配なく全帯域がバランスよく音が出ていると思います。

Cさん(お住まいが、当方に近いため来所して頂きました)
先週は、シャーシを持ち込み、
配線の指導などしていただき、ありがとうございました。
おかげさまで、希望のDDC基板と一体化した装置を完成することができ、とても喜んでおります。
連休中のシャーシ加工は大変でしたが、今はとても満足しています。
さっそく、毎日4時間ぐらいずつ聞いて楽しんでいます。PCの静音化のため、SSDドライブのPCの筐体をオープンにして、電源とCPUの冷却ファンだけの状態にしています。数年前、RMEのFireface400(Firewire接続)を導入したときに、PCがCDPよりも圧倒的に音の解像度や瞬発力が高くなることを体感し、感動しました。
今回は、特にDSDにまでソースを広げたくて、貴殿AITLABOのDACを購入させていただきましたが、本日、PCM音源について、既存システムと切り替えつつ聴いてみました。
現在、PCからFireface400のSPDIFまたはADAT(光)経由でAitlabo殿のDACに接続しています。
ピアノの音がキンキンと響き過ぎず、ほどよく響いて、しっとりと、しかし、くっきりと、立ち上がりの良い音を奏でています。ーカッションや弦をはじいたり、弦をはらう音も同様です。一弦一弦が明瞭にわかります。さまざまな楽器から構成される音が、それぞれきちんと定位して、バランスよく存在感を示しています。
プレーヤも、いろいろ試して楽しんでいます。
SPDIF接続もADAT接続もどちらも同様に素晴らしい。
DSD音源に関しては、既存システムと比較はできませんが、ElektrArt殿のUDA基板(標準版)のシリアル出力を接続して、楽しませていただいています。これで対応できる音源の幅が広がり、楽しみも広がりそうです。


2012/05/20 AM 05:52:29

● 視聴ブログ

今まで、購入又は視聴された方々のブログを紹介します。
(記載されたブログ所有者には御了承御願いします)
尚LINKはしませんのでコピーして貼り付けて下さい。

http://blog.livedoor.jp/johnny_trio_lsr/archives/1862698.html
http://am-izu.cocolog-nifty.com/blog/2012/05/aitlabo-5eb3.html
http://otoaudio.blogspot.jp/
http://blogs.yahoo.co.jp/hachioji_japan/9224499.html
http://higenasi.jimdo.com/2012/05/02/テスト/

2012/05/07 PM 10:03:06

● 視聴評価10

DSD/I2S対応DAC基板を購入し、ケースに組み込んだ方の評価です。この基板はDSD256迄再生できます。
以下は文面をそのまま転載しています。

AIT基板は、大変素晴らしいです。
英国CHORD社のQBD74HDを所有しておりますが、
全く相手になりません。
ジッター、ノイズ、電源、オペアンプなどに起因する
音質劣化の諸要因を徹底的に排除することで、こんな
にリアリティのある音になるのですね。
音の高さ感、奥行き感は中々出ないものですが、
滑らかで広い音場は心をリラックスさせてくれます。
音の立ち上がりが早いので、ピアノや打楽器の音がきつく
ならないです。興味深いのは、音が悪いと言われている
音源やSP復刻版などがとてもふつうに愉しめることです。
価格も大変良心的ですし、知人にも是非勧めさせていただきます。

2012/04/22 AM 02:18:48

● 視聴評価9

先日貸し出しした、北海道の方の評価ブログを紹介します。

この方へお送りした、説明書がLCD機用でなかったため操作に大分手間取り迷惑をかけてしまいました。それにも拘わらずご発注頂き、大変感謝しています。

詳しくはこの方のブログを参照して下さい。

2012/04/17 PM 08:46:46

● 視聴報告

当方製DACの評価のなかで古い若しくは安価なCDPを用いても、音質が改善され、見違えるようになった、と言うような感想が多くあります。これは私が設計目標にした事が一つ達成できた様に思っています。
大きな要因はジッターの抑圧の様ですが、これだけではES9018を使用した他社機と変わらない事になります。
当方DACの場合ES9018の駆動方法に加え、高性能なアナログ信号の処理、電源供給、GND接続法等に工夫したことが功を奏した様です。
しかしこれらは全て従来からある技術です、それを再度理論計算、シミュレーションした後プリント基板を含めて一人で設計したので思った通りの性能が発揮できたのだろうと推測しています。

従来の方式を最新のデバイスで設計すると思いもかけない高性能が実現できることがあり、まさに温故知新です。   

2012/04/12 PM 10:48:07

● 視聴評価8

新しく聞いて頂いた方(音質評価では評判の方のようです)
詳しくはこのブログを参照して下さい。

2012/03/30 PM 08:50:21

● 視聴評価7

貸し出し機を視聴された方の評価です。

一音一音の力強さが段違いです。濃いと言っても暑苦しい濃さではない。(爆)曲間のノイズの少なさは特筆モノですね。
音がしっかりして輪郭がハッキリしているのはLowestの対策が出来ているからなのでしょうか。粒立ちが凄く良いです。
詳しくはこの方のブログを参照して下さい。

2012/03/26 PM 09:14:49

● 視聴評価6

前回と同じ方のI2S接続での再評価です。当方基板はI2S時でもSPDIFと同様にジッター抑圧動作が可能です。以下はdualES9018のDPLL BW=Lowestでの評価です。

S/PDIFとI2Sの音の差は各信号を送り出す基板が異なった為に音質差が出た様です。
両方を送り出せる同じ機器を2台用意し、DAC基板への入力端子を変えながら実験した所、接続法がどちらなのか聞いて当てる事が出来ませんでした。
両方の入力をジッタ抑圧回路を有効化した状態で音質比較しました。
無効化すると差が出ました。そういったわけでこのDACは最近悪く言われる事の多いS/PDIF接続をI2S接続と同等の音質に改善可能な事も判りました。
PLLを使わない低ジッタクロック内蔵基板からI2S直接入力した時と比較しても音質が全く劣らないS/PDIF入力に本当に驚きました。

2012/03/22 AM 02:18:48

● 視聴評価5

最新型dualES90181DACのI2SとS/PDIF接続での音質評価結果です。

ジッタに無防備な普通のDACであれば、I2S基板にマスタークロックが付いていてS/PDIFのDIRから開放されるので「良い」変化なのでしょうが、AIT LABOのDACはS/PDIF入力が高性能なので変化幅が僅差です。
聞いていてホッとするのはS/PDIFです。
前に出てくるのはI2Sで、奥行きと高さはS/PDIFの方がより感じます。

歪が多いと前に出てくる、ジッタが多いと平面的になる感じを受けるので変化しているのかもしれません。
AITLABOのDACだと変化具合が微かなので悪くない程度に収まっているだけとか…粒立ちはいいです。

2012/03/20 AM 05:52:29

● 音質評価報告

本日購入(4トランスdualES9018)された方の感想が届きました。

1 筐体組み込み機を購入された方の感想
  正直驚きました。
  特に低域の再現が素晴らしい!
  伸びる高音と溶けるような低域
  AUDIO-GDのes9018も所有しているのですが硬さが気になりお蔵入りしてしまいました。


2 I2S/DSD対応基板を購入し組み立てた方の感想
  『超低域の音がちゃんと出てくるのでピラミッド型に構築される音がとても素晴らしい。良質な低域が出て来ると音楽全体に血が通って表情が変わる。温度感が高く生き生きした音だと思う。ジャンルは選ばない。』

この方の組み立てた写真です、電源とDACを別個の筐体にしています。176.4kHz再生とのことです

2012/02/21 AM 07:32:52

● 4トランス型の視聴2

4トランス型の視聴報告です。

「1トランスの時も演奏の細かい部分まで良く見えるDACだった、4トランスでメリハリが付いた事で更に表現が豊かになった」

「古いデジタル機器の音とは全く異なり、キツくないのにとても細かい所まで描く。細かいが線が細い事も無い。」

「オペアンプとかディスクリートとかマルチビットとか中身の事を忘れてこれで没頭出来る」
との事でした。

2012/01/15 AM 12:37:45

● 4トランス型の視聴

DAC_L/R,LPF_L/R,FPGAの各電源を完全に分離した4トランス型dualES9018DACの視聴して頂いた方の評価です。

1トランス時よりメリハリ(力強さ)が出てジャズを聞いていて気持ち良いようです。
1トランスの時も十分素晴らしい出来でしたが、微妙におとなしい部分も有って、好みのレベルではあるけれどクラシック向きに感じたそうなので、今回の変化は大きいようです。
クラシックを聞いても以前よりどっしりとしたスケール感が有りました。音が澄んでいて混濁しない様はそのまま引き継いでいていてこの感じはとても良いようです。

この方以外に、今までの不十分な箇所が全て改善されている、との評価もありました。

2012/01/12 PM 10:48:07

● 4トランス対応DAC

前回UPしましたブログ記載の視聴評価は、dualES9018ですが電源は1トランス型で各電圧の分離は十分ではありません。それでも高い評価を頂いきましたので、当方の設計方法は間違えていないと満足しています。
また今までの視聴評価から推測すると、ACを含み電源経由の雑音?、共通インピーダンスによるクロストーク?が音質を劣化させるようですので、ホームページ記載の4トランス型にし、各電圧を分離し専用に供給できるDACを作成しました。DACとLPF(OPA)はL/R完全分離、他にFPGA用も専用です。
視聴評価は後日お知らせしますが、事前評価では十分改善されているようです。

2012/01/10 PM 09:19:19

● 新年

新年あけましておめでとうございます。
本年も御拝読御よろしく願いします。
昨年末、DACを比較視聴して頂いた方々のブログを紹介します。
dualES9018が最良の評価ですが、ブログを参照願います

2012/01/04 AM 06:30:36

● 比較視聴2

前回の比較視聴での、ピアノの引きずり感は、ES9018使用DAC評価ブログ記載QA550と同様にTP(esotericP-50)に原因があったようでした。QA550の音質改善と同様対策を実施し大幅に改善しました。また知人からもこのTPの問題点として情報をいただき、対策法と照合しても間違いないと思われます。
大きな金属の塊は大きなコンデンサを形成します、従って機器内部の雑音は見かけ上低減します(不要輻射は小さくなる)が、これと接続された場合は雑音を低減しにくくなります。簡単に言えばグランドがゆれていることです。このような場合の対策は、完全に接続するか、完全に絶縁するか、どちらかになります。S/PDIF接続コードで音質が変化する、と言う事も、真の原因を把握すれば別のより良い方法があるように思います。
参考
地球は現在実現できる最大のコンデンサなので、アース,GNDと言います。人間は約200pFのコンデンサと等価です。

2011/11/27 AM 01:21:07

● 比較視聴

一昨日、友人宅(HPの視聴環境)でDAC購入者様と共に3人でDACの比較視聴を行いました。ES9018DACの評価は音の力強さ、解像度等が大きいと言う点では共通していました。
esotericP-50のSPDIFをES9018DAC入力にした時、ピアノの強打音に引きずる感じが僅かにありました。TP、SP、アンプによっても感じ方は変わります。
この原因を想定しますと
1 GND電位の不安定によって雑音が混入している
2 DIGITAL FILTER等による線形歪
3 このように録音されている
等が考えられ、今後継続調査したいと思っています。

2011/11/25 PM 09:50:23

● 視聴評価4

先週、貸し出しした方の評価をそのまま記載します。

「接続してみて愕然としたのが、情報量の多さでした。ヘッドホンで聴いている時にしか聴こえないような埋もれがちな音もしっかりとスピーカーから鳴っていることに凄く感動しました。

804Sから出ているとは思えないほどの低域の量感。無理に鳴らしているといった感じも無く、非常にリアルな低音を初めて自宅で聴いた気がします。
D-06もかなり低音を出せる機器なのですがこのDACを聴いてしまった後だと、ぼやけた感じの音で不自然さを感じます。

総じてどの帯域も原音再生の傾向が現れていて、目の前で演奏しているような臨場感がありました。ボーカルもマイクを介さずそのまま歌っているような感じでした。
普段聴いている音はマイクを介して音を少し反響するような聴こえ方になっています。これは自分が好んで選んだシステムでの音だったので、ボーカルに関しては少し物足りなさを感じました。」

2011/11/11 AM 01:28:16

● ES9018使用DAC評価

ホームページにも記載してます、dualES9018DACの視聴評価です。
2個使いの特徴と思われる低音の力強さは十分発揮できているようです。AK4399型と比較しますと、音の華やかさ?があり、私には音が大きくなったような感じがしました。表現力が大きいともいえますが、一方派手な音ともいえるようです(私の友人曰く)
FULLBALLANCEの場合LPFの特性を十分吟味し、メインアンプとの接続も正確に(同相除去等)しないと効果は得られませんでした。
通常使用ではUNBALLANCE接続の方が良い結果を得られるようです。当基板は両方対応していますので、好みの接続を選択できます。

昨日ES9018DACを購入された方を訪問し、視聴感想等伺ってきました。
システムはfeastrex nf-5ex、HK-17(300B真空管)を用い、BDP-95(OPPO製dualES9018DAC)とAIT製singleES9018DACを同一コンテンツで比較視聴しましたが、AIT製が勝っているとの評価でした。
ただしOPPOはCD再生、AIT_DACはSDカードを、QA550のSPDIF接続再生です。(この方所有のQA550は私が調査し、音質改善対策を施していますので、そのままではOPPOの方がよいかも知れません)

下はこの方の視聴環境です。これ以外にJBL4341、タンノイVLZ、AXIOM80、UV211、LUX505u等所有していましたが全て破棄したそうです。


2011/11/04 AM 06:30:36

● 視聴評価3

2011/07/19 の視聴評価と同様メンバーによるES9018型の評価結果です。浜松という土地柄、音楽にはうるさい人間が非常に多いです様です。
以下はご報告者の感想抜粋です。

今回も音響メーカー、オーディオマニア、ソフトマニア混在で聞いてもらいました。

・非常に分解能があって細かい音がよくわかる
・非常に静かな感じである
・歪感が少ない
・高域に厚みがある
・帯域が広すぎる為に中域の厚みがやや薄く感じる
・超低ジッターの為かおとなしい傾向である
・やや平面的な音で楽器の響きが少なめである(高NFBアンプに通じる音)
・ソースの主人公が見えてこない(全体がよく出すぎている為)

ハイエンド機材のようなミクロの世界をのぞくような音質を求めるオーディオマニアの方々であればかなりの評価が得られると思います。まさしくハイエンド越え!!です。素晴らしいと思います。
AK4399と比べてES9018版のものの方が音楽性が高いと私は感じています。

2011/08/24 PM 10:58:22

● 視聴評価2

(A) ES9018基板を入手されたピュアオーディオマニアの方評価です。
当機は音切れしませんので、BWは常にLowest固定です。

混濁感が一番少なく一つ一つの音がとても綺麗です。
ジッタが多くてもそれなりに音が出てしまうから今まで野放しだったのかなと思いますが、
一度AFPCモードやHOLDモードを聞いてしまうと他との差が凄いです。
AFPCやHOLDモードは高域の情報量がこれ程有るのに耳に付く硬い音が無いのは物凄い事です。
一方、ES9018に直接SPDIF入力はザラザラした感じを受け、雲泥の差でした。
既にかなり凄い音質なのですが、欲が出てきました。
U1,U6、U3,U8にOPA2211(OPA211の2回路版)を使ってみようと思いました。

(B) 次に普通のオーディオマニア(汎用のTP、SP使用)のAK4399型評価です。
かすれたような音が変わった。
今まで聞こえなかった音が聞こえるようになった。
小音時のS/Nが良くなった。

と言う結果ですのでJITTER REDUCERの効果は、一般性があること示す事と考えます。

2011/08/23 PM 09:08:25

● 2DACの音

2011/7/15ブログで1DACより2DACにした方が音質良いようだ?と記載しましたが、やはり低音部の威力がさらに増加した音の様です。
電源は完全に分離していますので、ICで考えられるのはVSS(=GND)経由で何らかのXtalkが発生?しているのでは無いかと想像しています。SPDIF接続線種でも変化するようであり、他にも原因があるかも知れませんので継続調査したいと思っています。

2011/07/25 PM 09:50:23
http://aitlabo.net/blog/?c=005&pp=270


● 試聴評価

先日AK4399×2型DACを貸し出した方よりの評価結果です。

A 氏(真空管オーディオマニア)
・低域の解像度が高い
・高域の押出しがある
・残留ノイズが測定器(-120dbv)の限界以下

B 氏(オーディオ設計関係者)
・高域の情報量がとてもある
・低域の切れが良い
・スピード感のある音質
・既存のDACでは最高峰のものに近いと感じる
・低ジッター、低ノイズではあるが、動作時の静粛感があまり感じられない

C 氏(生楽器の音に非常に詳しい方)
・高域の情報量はあるが音質が硬めである
・音質ではなく音楽を聴いたうえでは音楽性にやや欠ける
・WADIAのハイエンド機の音と近い音質

となりました。
概ね期待の結果になったようです。
視聴頂いた方々に感謝します。


2011/07/19 PM 08:52:37

● 音質評価

先週、友人宅を訪問した時、さらに驚いたことがあった。
今までは、十分音質は良くなっているので、DACを2個使いしてもさして効果は無いだろうと、暗黙の了解で確認をしてこなかった。
ES9018搭載基板の視聴後、訳あって、貸し出し用のAK4399を2個使いにした基板を試しに視聴した所、即座に低音の切れが?良くなったと伝えられた。私にはあまり分からなかったが、よく分かるのなーと感心した。
結局友人は2個使い基板を採用することとなり、当方の追加作業が発生することになった。
測定データでは-100dB以下でxtalkらしきゴミが変化することは確認しているが、やはりこのオーダーのレベルが音質に影響しているのではないかと再認識している。これを参考にDAC供給seial dataのL/Rを完全に分離(LdacにはLのみのdata、RdacにはRのみのdata)して送るようにFPGAを修正した。結果はどうなるか??

2011/07/15 AM 12:37:45

● 音質評価とJITTER

先日、ホームページ記載の友人宅を訪問し新基板の視聴後、音質について講義を頂いた。

1 本物の音(コンサート)に近い音を良いと考える。

2 JITTERが無くなると、低音はまとまり小さく聞こえ、強調されることは無く、静かになる。
  実際コンサートでも同様だよ!。

3 50Hz以下は可聴帯域であるが、その周波数を基本波として演奏できるのはパイプオルガンしか無い、殆どの人は高調波を聞いている。体で感じる部分が多いのではないか。

4 人は音声の位相には鈍感、一方周波数、特に音色を支配する倍音には非常に敏感であると思う。

5 しかし、それぞれの人が全て原音を希望するとは限らない、自分が良いと思えば、それに意見する必要は無い。

というような内容でした。

製作DACの感想は期待に近くなりつつあり、楽器の位置が分かるようになったと評価。
また他に視聴している某氏からは、CDRに書き込んだ状態でも劣化せず、楽器の音が多くなったとの評価もあります。

2011/07/13 PM 08:36:30
http://aitlabo.net/blog/?c=005&pp=300



http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/689.html#c35

[リバイバル3] 修善寺温泉「あさば」 にはもう泊まってはいけない 中川隆
212. 中川隆[-13826] koaQ7Jey 2018年7月29日 06:51:56 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-17374]

Re: 坐忘林行ってまいりました。 - あびたろう
2018/05/28 (Mon) 21:47:06

昔、あるサイトで、あるお方から、「本物のお宿というものは、宿自体が文化そのものなんですよね」 というコメントを頂戴いたしました。

10年以上前のことですが、そのコメントに感銘を受け、そういう目でお宿を見つめてまいりました。

当時、日本文化を具現しているお宿は、「蓬莱旅館」・「あさば」、そして「俵屋旅館」だと思っていました。

現在、「蓬莱旅館」はなくなり、「あさば」は方向を変え(数年来訪れていないので、現在の姿はわかりませんが)、「俵屋旅館」だけになってしまいました。
その「俵屋旅館」も、佐藤年女将が引退され、代替わりしました。

「あさば」の二の舞にならないか、とても不安なのですが、これからも見つめていきたいと思っています。
http://abita2000.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=11142076
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/514.html#c212

[リバイバル3] 株で損した理由教えてあげる 新スレ 中川隆
51. 中川隆[-13831] koaQ7Jey 2018年7月29日 07:56:44 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-17380]

4-6月期アメリカGDPで株式市場崩壊のシナリオが近づいた2018年7月28日
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/7717

2018年第2四半期のアメリカ実質GDP成長率は2.85%(前年同期比)となり、前期確報値の2.58%から加速した。ただ、前期の確報値は速報値の2.86%から下方修正されているため、最近のアメリカGDP成長率は3%に届かない所で安定している感がある。

いつものようにGDPの分析をやっていくが、今回のデータで筆者は世界の株式市場の崩壊シナリオが近づいたと判断している。最後の結論のところに書いてあるので、楽しみにしながらそこまで読んでもらいたい。

さて、3%には届かないとはいえ、先進国にとっては十分以上の経済成長率である。チャートを見ても、トランプ政権後のアメリカ経済が右肩上がりであることが分かる。

11月のアメリカ議会選挙に備えているトランプ政権にとっては追い風と言えるだろう。これまでの進捗から見れば、大統領選挙の頃よりトランプ政権が有権者にとっての魅力が減っているとは想定しがたく、中間選挙では与党共和党が続伸し、トランプ政権に追い風になるのではないかと予想しているが、それを考えるのはまだ早いだろう。

好調も頭打ちの個人消費

さて、アメリカ経済に話を戻そう。GDP全体の数字は結果であり、今後どうなるかを予想するためにはGDPの内訳を見ていく必要がある。先ずは大きな部分を占める個人消費である。

個人消費は2.65%の成長となり、前期の2.38%から加速した。

チャート的には、大統領選挙後から右肩上がりのGDP全体の数字に対して、個人消費は頭を押さえつけられた形となっている。

原因は、上昇している長期金利である。長期金利はローンの金利に影響するため、金利高は自動車などの販売状況に悪影響を与えるのである。長期金利のチャートは次のようになっている。

ただ、アメリカの個人消費は金利高にもかかわらず高成長を維持しているという点ではむしろ力強さを感じるべきだろう。それでも個人消費の今後については長期金利の動向次第ということになる。

では長期金利はどうなるかと言えば、利上げによって短期金利が2.6%まで迫ってきている状況下では、長期金利が2.6%以下に下がる可能性は低いだろう。つまり、個人消費の伸びしろはあまりないことになる。

投資

民間国内総投資は4.57%の成長となり、前期の6.15%より減速した。しかし投資の数字は振れ幅が大きく、一回の数字よりは全体の流れを見る必要がある。

投資の内訳はまちまちである。基本的には企業の投資もローン金利に影響されるため、金利高の影響が出始めた2017年中盤から頭打ちとなっている。

しかし、ここに来て更なる上昇を見せている要素である構造物に着目すれば、金利高の状況でアメリカ経済を支えているものが何かが分かる。それは原油価格である。原油価格が回復していることで、アメリカのシェール関連企業の投資が再開しているのである。原油価格のチャートは次のようになっている。

回復しているのは原油価格だけではなく、米国株式市場ではシェール関連企業の株価も回復している。掘削を行うための稼働リグ数も順調に伸びており、2014年の原油価格暴落前のリグ数に戻るまでに数年というところである。そうなれば供給が急増し、70ドル付近の原油価格の維持も難しくなるだろう。つまり、原油価格に頼ったアメリカの経済成長も限界が近いということである。

政府支出

次は政府支出である。政府支出の成長は1.24%となり、前期の0.72%から加速した。

GDP分析の記事ではトランプ政権の誕生当初から、政府支出の数字は後々重要になるだろうと言い続けてきたが、それが実現してきているようである。トランプ大統領と共和党の視野に入っているのは、勿論11月の中間選挙である。政府支出を増加させGDPの数字を底上げすることで、選挙において野党民主党から更なる議席を奪おうということである。

ただ、国家における政府の役割を小さくする「小さな政府」を標榜している共和党が議席を増やしたとしても、トランプ大統領の主張するインフラ投資という財政出動がどれだけ実現するのかどうかは不明瞭だが、個人消費と企業投資の伸びしろが限られる以上、投資家は今後、政府支出に着目するべきだとは言えるだろう。

輸出入

最後に輸出入である。先ず輸出は5.71%の成長となり、前期の4.33%から加速した。輸入は4.22%となり、前期の4.95%からやや減速した。GDPには輸出から輸入を引いたものが加算されるため、輸出の好調と輸入の減速はともにプラスとなる。

驚くべきことだが、メディアでは貿易戦争が懸念されているトランプ政権の政策下で、輸出が急増しているのである。しかも貿易赤字を減らすというトランプ大統領の取り組みは成功しているようであり、輸出は減速している。頭打ちした個人消費も輸出の減速に貢献しているかもしれない。

また、金利高にもかかわらずドルが上昇していないことも原因だろう。この点については、最近何度も書いている。

•2018年、円高ドル安の理由
•2019年へのドル円のレート推移予想と空売り開始

株式市場崩壊のシナリオが近づいた

纏めると、個人消費と投資はともに頭打ち、政府支出は11月の大統領選挙に影響する第3四半期のデータまでは上昇する可能性が高いが、その後は共和党次第ということになる。

既に2018年も半分終わっているので、ここからの経済減速が仮にあるとしても、今年の利上げには影響しないだろう。今後の利上げ回数については以下の記事に書いている。

•アメリカは本当にあと6回も利上げするのか?

今後の利上げ回数は限られており、今年中に2回の利上げが行われる可能性が高いため、アメリカの実体経済が利上げに影響を与えるシナリオはほぼ無くなったと言える。GDPデータがそこまで減速する前に、アメリカは必要な利上げを終えてしまっているだろう。

そうなれば、次に問題となってくるのは、利下げに方向転換するほどの経済減速がいつやってくるかということになる。これは利上げ停止となる経済減速よりも急激な減速ということになるから、それはあるとしても2019年後半となるだろう。つまり、アメリカの短期金利はあと1年は高止まりし、長期金利の下限もそこに設定されるということになる。

さて、以前書いたように、アメリカ経済が利上げに耐えられたとしても、世界の金融市場が利上げに耐えられるかどうかは別問題である。

新興国市場の暴落が先進国に波及する

実際に、アメリカが利上げと量的引き締めを行なっていることによって新興国市場と新興国通貨は既に暴落しており、先進国の株式市場もNASDAQを除いて上昇トレンドが止まっているのは以前説明した通りである。ドル円空売りの記事に様々なチャートが載っているので、参考にしてほしい。

•2019年へのドル円のレート推移予想と空売り開始
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/7683


アメリカの中央銀行によって世界市場から資金が引き揚げられており、現在は新興国だけを襲っている金融引き締めも、現在の引き締め状況が続けば最後にはアメリカと日本を含む先進国まで回ってくることになる。何度も言っているように、金融引き締め相場では高リスク資産から順番に下落していくからである。

アメリカが金融引き締めを最後までやり遂げ、緩和への転換も2019年後半まで無いということは、あと1年その状況が続くということである。筆者は、現在の世界経済の弱気相場が新興国から先進国に波及するまで、1年という時間は十分過ぎると判断する。

つまり、日本株は当然のこと、米国株まで含め、世界の株式市場は下落相場を経験するだろう。なかなか面白い相場がやってくると考えている。リスクオフになれば円高となるため、ドル円の空売りは1つの方法である。

•2019年へのドル円のレート推移予想と空売り開始
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/7683

しかし売値によっては株式など他の資産を空売りすることも面白いだろう。今後の相場は荒れることが想定されるが、ここでは適宜、世界中の資産クラスについてチャートを踏まえて説明していきたいと思っている。楽しみにしていてもらいたい。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/7717
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/823.html#c51

[中国12] 「米航空各社、中国の求める『台湾』表記変更に応じるが、」(Pars Today・ロイター・フォーカス台湾) 無段活用
1. 中川隆[-13830] koaQ7Jey 2018年7月29日 09:14:00 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-17380]
台湾は中国ではないんだけど

台湾を乗っ取った中国人の悪質な嘘

ほとんどの日本人が台湾人は漢民族であると考えている。実は、なによりわれわれ戦後の台湾人が「お前たちはもともと漢民族である中国人なのだ」という教育を受けてきたのだから、日本人がそう思うのも致し方ない面がある。しかし、これは間違いなのである。


台湾人は漢民族ではない―知っておきたい隣国の真実
2009/02/01/Sun

■最新の研究結果―南島語族の起源は台湾  

台湾では人口の八四%が所謂「本省人」で、一四%が戦後中国から渡って来た「外省人」、そして二%が原住民とされるが、これまで本省人は清国統治時代(一六八三〜一八九五)に移民してきた漢民族の子孫で、原住民はそれ以前に東南アジアから渡って来たマレー・ポリネシア民族(オーストロネシア語族=南島語族)と説明するのが常識だった。

そうした中、「マレー・ポリネシア人の起源は台湾だ」との研究結果が、一月下旬の米誌「サイエンス」で発表された。

これはニュージーランドのオークランド大学の地域言語学研究によるもの。東南アジア、太平洋地域での四百種以上の言語をコンピューターで分析し、簡単な動詞、動物、色、数字などの基本的な語彙の比較から、同語族の移動ルートを割り出したのだ。

その結果「南方民族は五千二百年前に台湾を出発し、東南アジアで約一千年滞留。その後の一千年以内の時間内でフィージー、サモア、トンガに至り、そこで約一千年留まった後、さらにポリネシアへ進出。最後はニュージーランド、ハワイ、そしてイースター島へと拡散して行った」と言う。ちなみにニュージーランドでは、マオリ族が定住したのは今から七、八百年前とのことだ。

研究グループによると「丸木舟を用いる優れた航行技術があったため、速いスピードで太平洋諸島に拡散できた。偉大な人類の移動の旅だった」とのこと。まさに壮大なロマンを書き立てる話である。

ちなみに最近のDNA研究からも、台湾を南方語族の起源とする結果が出ており、台湾の原住民にとっては誇りともなろうが、ここで台湾人全体が考えなくてはならないことがある。

■台湾人は漢民族移民の子孫ではなかった

沈建徳氏はこれまで、統計学の観点から、台湾の人口の歴史的変遷を克明に調査し、台湾の「本省人」が清国統治時代に同化(漢民族化)させられた原住民の子孫であり、移民の子孫とするのは古文献上の記録の政治的捏造であることを突き止めた人物。その研究成果の正しさは、医学界での住民のDNA調査でも裏付けられているのである。

だがこの事実を台湾人がなかなか受け入れようとしないのは、国民党の中国人化教育の影響、そして原住民を蔑視する伝統意識(これも漢化の影響)などと言った理由考えられるようだ。

そのため血統上は異なっても、漢民族意識があるかぎり、台湾人は漢民族のままである。しかし台湾人は中国の漢民族との比較を通じ、自分たちが異質の存在であることを知り、台湾人意識(台湾人としての誇りの意識)を高めているはずである。日本人から見ても台湾人は、漢民族よりも正直でやさしく、開放的な性格を持っており、民族的なDNAの違いが感じられる。
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-644.html


一六二四年、オランダ人が台湾を統治することになる。それが台湾人が体験した初めての国家としての権力であった。

 著名な統計学者である沈建徳氏の著書『台湾常識』によれば、当時の台湾の人口は五〇万人だったという。今から一〇年ほど前までは、台湾では原住民のことを「山胞」、つまり山に住んでいる民族と呼んでいた。しかし、確かに三分の二は山でも、三分の一は平野である。住みやすい平野に人が住まなくて、山にばかり住んでいるなどというおかしなことはない。実は、当時の台湾人のうち二〇万人は山に、三〇万人は平野に住んでいたのである。

 余談だが、当時の台湾でいちばんの資源は鹿だった。台湾産の鹿の皮がとても綺麗だったので、日本の武士は好んで兜の飾りにしていたという。

●台湾に来たがらなかった中国人

 オランダ人は台湾を統治するために、中国から労働者を輸入する。その数は七〇〇〇人から八〇〇〇人で、五〇万人のなかの八〇〇〇人だ。人口の一・六パーセントにすぎない。

 鄭成功が清に負けて台湾に逃げてきたのが一六六一年であるから、オランダの統治は三八年間つづいたことになる。今、台湾人が中国人の子孫であり後裔であるという根拠は、鄭成功が多くの中国人を連れて海を渡ってきたことに求められている。しかし、一六六一年の台湾の人口は六二万人であり、中国からやってきたB成功一族と彼の軍隊はそのなかのたった三万人なのである。

 その一族が台湾を統治したのは二二年間で、清朝によって滅ぼされた。当時の台湾の人口は七二万人になっており、そのとき清朝が連れてきた軍隊はほんの数千人だ。なぜ中国人が台湾に行きたがらないかというと、当時の台湾はまさに瘴癘の地だったからだ。瘴癘とは風土病のことだが、マラリアをはじめ猩紅熱、腸チフス、百日咳など、ありとあらゆる伝染病が台湾に蔓延していた。「台湾に一〇人行けば七人死んで一人逃げ帰る。残るのはせいぜい二人」という中国のことわざが残っているほどだ。

 実際、清朝は二〇〇年間にわたって台湾を統治するが、その間、統治者は三年交替だった。三年交替の統治者で生きて中国に帰れたのはほんの数人、一〇人を超えていない。もちろん統治者としてやって来るわけであるから、いちばんよい食事、いちばんよい環境、いちばんよい住まい、つまりいちばんよい衛生状況を保てたはずだったが、その彼らがほとんど台湾で死んでしまうほど台湾の風土病は怖かった。

 そして、一八九五(明治二八)年に日本が台湾を領土としたときの人口は二五〇万人だったが、そのとき、清朝出身者のほとんどは中国に引き揚げている。だから、このように歴史をたどってみれば、われわれ台湾人が漢民族であるという認識はいかに間違っているかがよくわかるのである。

●税金のために漢民族になろうとした原住民

 清は、いろいろな階級に分けて台湾人を統治した。漢人、つまり漢民族しか苗字を持っておらず、原住民のことは、野蛮人を指す「蕃」を使って「生蕃」「熟蕃」と呼んだ。この戸籍制度は、日本の統治時代まで使われている。

 熟蕃というのは漢民族と一緒に住んでいる、人を殺さない原住民を指す。山に住んでいる原住民は首を狩る。そのことを「出草」という。自分が一人前の男であることの証明として人の首を狩り、狩った首はお飾りとして自分の家の前に棚を作って並べておく。この首の数が多ければ多いほど立派な男ということになる。私のなかでときどき血が騒ぐのは、その遺伝子のせいかもしれない。

 生蕃には重税が課せられ、熟蕃はやや軽い。漢人はいちばん軽い。そうすると、熟蕃は競って漢人になろうとする。そこで、当時の清朝は「では、あなたの名前は林にしましょう。あなたは王にしましょう」と苗字を与えた。苗字のない原住民は競って苗字のある漢民族になろうとしたのである。生蕃もできるだけ熟蕃になろうとした。だから、台湾人が漢民族であるというのは統治者の政策によってつくられた虚像でしかない。要は名前を漢人風にしただけのことであり、表面だけを見て漢人と言っていたのである。

●血液学からも台湾人は漢人でない

 台湾の人口は、一六二四年の五〇万人から一九四五年にはざっと六〇〇万人になった。環境などを考慮すると、その成長率は非常に合理的な数字である。清朝統治の二〇〇年間には、台湾に渡るなという禁止令があった。それは、台湾が非常に長いこと海賊の巣になっていたので、人が増えることは好ましくなかったからで、できるだけ台湾に渡らせないようにしようというのが清の姿勢だった。

 日本が統治した当時の人口は二五〇万人で、もちろん日本統治の五〇年間に中国から台湾に移住してきた中国人はほとんどいなかった。正常な人口の成長で、五〇年間で六〇〇万人になったのである。ただ一九四五年以降、台湾から引き揚げた日本人は約四〇万人いたから、総数としては六四〇万人ということになる。そのなかにもし中国人がいたとしても、ごくわずかなのだ。

 血液学的調査でも、台湾人が漢人でないことは証明されている。台湾の馬偕記念病院の血液学の教授である林媽利先生は人間のリンパ球の遺伝子を調べて、すでに台湾人と漢民族の遺伝子がまるっきり違うことを証明しているのだ。

 台湾人は漢民族ではなかったのだ。

http://kb-news.at.webry.info/200904/article_15.html


昭和二十年の八月十五日、日本が第二次世界大戦、つまり大東亜戦争に敗れた年、私たちが住んでいる台湾は、今まで祖国と言ってきた日本国から切り離され、選択の余地無しに中国人にさせられてしまいました。
君たちの祖国はこっちだよと言葉に蜜つけて侵入してきた外来政府は、実に天使の面を被った悪魔でした。国籍を失った台湾人は、それから中国人となり、そして中国籍になったその時から、悲惨を極める奈落の底に落とされ、イバラの道に追い込まれてしまいました。 

外来政府は、謀反を起こしたという烙印を押し、四十年もの長い年月にわたり″戒厳令″という名目で殺戮を繰り返したのです。台湾全土の人民を震撼させたあの忌まわしい二・二八事件で殺された人の数は、当時の政府の圧力により報道されていません。学生、若者、医者、学識ある者、特に財産を有する者など、死者は三万人にも上ると言われていますが、確実な数字は今でも分からないそうです。因みに当時の台湾の人口は、六百万人でした・・・
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4795276897/aoiumi-22/ref=nosim/


一九四七年二月二七日、台北市で闇タバコを販売していた女性を、支那人である国民党政府の官憲が摘発した。この女性が土下座して許しをえようとしたにもかかわらず、支那人官憲は銃剣の柄で殴打しただけけでなく、商品、所持金を没収した。この時、タバコ売りの女性に同情して、集まった台湾人民衆に向かってこの支那人官憲が発砲したさいに、無関係な台湾人を射殺し逃亡。

 この事件によって台湾人の人々が、二八日に市庁舎に押しかけたが、そのデモ隊に向かって支那人憲兵隊は市庁舎の屋上から機関銃にて、無差別に発砲し、多くの台湾人が殺害される。

 その後、蒋介石の命令により支那本土から派遣された支那兵による第二一師団と憲兵隊が、台湾一般市民に対しての無差別的な発砲や、裁判官・医師・役人など日本統治下で高等教育を受けたエリート層が目標とされ投獄・拷問などにより虐殺される。

基隆では針金を台湾人の手に刺し込んで縛って束ね、チマキと称し、トラックに載せ、そのまま基隆港に投げ込むという醜い虐殺もおこなわれた。この手に針金を通すというやり方は、支那人そして、それに事大して生きてきた朝鮮人など特有の残虐さを感じる。

 この支那人による台湾人への虐殺事件によって、約二八〇〇〇人が殺害・処刑されました。

 一九八七年まで継続していたこの時に発令された戒厳令下、支那人による白色テロと呼ばれる恐怖政治が永らく続く。そんな台湾において、「民主化」が実現するのは、当時の李登輝総統が一九九二年に刑法を改正し、言論の自由が認められるまで待たなければならなかった。
http://www.tamanegiya.com/syoukaiseki20.2.28.html


台湾人の無差別な殺戮は高雄・基隆から始まり、約2週間で全島を鎮圧した。殺戮には機関銃が使用されたが、手のひらに針金を刺し、数人1組に繋いだり、麻袋に詰めて海や河に投げ捨てたり、また、処刑前に市中引き回しを行い、処刑後は数日間放置されたり、と今世紀に生きる近代文明の人間がなしえる業とは思えぬ野蛮きわまりない手口だった。

3月14日、警備総司令部により「粛奸工作」が開始される。「粛奸工作」の対象は、事件に直接関与していない者も多く含まれ、社会的指導者はもとより、危険人物と見られた民意代表、教授、弁護士、医者、作家、教師など、多くの知識人が逮捕された。意図的に日本教育を受けた知識人を根こそぎ粛清するかのようである。このため、台湾の知識人の存在は一時期の間空白となってしまう。

「二・二八事件」の関係者の逮捕は1949年になって緩和されるが、「要注意人物」の逮捕はまだ暫く続くのであった。国民党の発表によると、事件後1ヶ月に殺された台湾人は28,000に上る。これは50年の日本統治において日本軍によって殺戮された台湾人の数に匹敵する。また、有罪判決を受けて有期・無期の投獄に処せられた人数は計り知れないという。

国民党の台湾における「二・二八事件」に対する過剰な殺戮と鎮圧は国際社会の痛烈な批判を浴びた。国共内戦で劣勢にあり米国の援助が必要だった国民党は、米国の駐中国大使の抗議を受けると、蒋介石は米国の意向を無視できず、4月22日、陳儀を免職、5月1日に南京に召還した。余談になるが、陳儀は1950年に、中国共産党と通じたして反逆罪で逮捕、やがて処刑された。

日本統治下では「法の支配」、「法治国家」の精神を植え付けられ、国民党にもそれを期待していた。日本統治下では、いくら政府を批判しても、悪法とは言えども、治安警察法などの法によって裁判と処罰を受けていた。しかし、国民党は抵抗するものを手当たり次第に「鉄砲」で裁く事しかしなかったのだ。

http://tokyo.cool.ne.jp/masakim/Taiwan/History/history9.html

なぜ台湾人は台湾語を話していませんか?
作者:TAN Uichi(タン・ウイチー)(2008年の秋に来日)

台湾の歴史をあまり知らない人にとって、ちょっと理解できない
でしょう。韓国人は韓国語で話しているのではないでしょうか。
どうして台湾人は台湾語で話していませんか。あるいは話せませ
んか。

実は僕は、日本に来て、一番うれしいのは、自由に台湾語で話せ
ることです。

ちょっと変でしょう?台湾で台湾語を話してはいけませんか。自
分の国で自分の言葉を話したら、どうにかなるのでしょうか。

台湾では、1945年以前、中国語が話せる人はほとんどいませ
んでした。しかし、その4年後、中国の内戦で負けた中国国民党
が台湾に逃げてきました。

中国の統治者からみると、台湾人は日本人の奴隷になってしまい
ました。そのため、愛国教育、反日教育、中国語教育が入りまし
た。学校で、中国語しか使えません。台湾語を話したら、罰金を
払わなければなりませんでした。

また、このような、「犬カード」と言われるものを、首に掛けさ
られました。「方言を使いません。国語で話します」と書いてあ
りました。

そのせいで、大勢の台湾人はアイデンティティーが変わりました。
自分自身が中国人だと考える人が多くなり、台湾語で喋っている
人は、なにか、変な人、低いレベルの人、格好悪い、と見られま
した。

僕は高校時代までその差別について、あまり知りませんでした。
しかし、大学時代のある日、クラスメートとバスケットボールを
していた時に、つい台湾語が出ました。そのとき、「お前、人間
の言葉を話せ!」と叱られました。

みなさん聞こえますか。「人間の言葉を話せ!」と叱られました。

前、本で読んだ「台湾人の悲哀」は、これなのかと気がつきまし
た。僕は本当に悔しくて、恨めしかったです。

それから他の人を啓蒙しようと、いろいろな活動をしましたが、
やはり、一般の人を無関心にさせるのが最高の統治方法です。
「自分のことしか興味がない。自分が将来出世できるかどうかが
心配だ。そんな暇はない」という言葉がよく聞こえてきました。

1980年代後半から、中国国民党は革命を避けるために自由化
の政策を採り、政党や言論の自由などの禁止をやめました。確か
に、人々のアイデンティティーが変わってきました。がしかし、
中身はあまりかわっていません。学校の教育は中国を中心にして
続いています。

また、台湾語の罰金は、もう必要なくなりました。なぜなら、み
んなが中国語の正統性を信じるようになって、台湾語を話さなく
なってきたからです。つまり、多くの人々は独裁者が作成した価
値観でそのまま生きています。

選挙があっても、民主的のようになっても、台湾語で話す人は、
前と同じように差別されました。それでも台湾人の国でしょうか。

最近、『海角七号(ハイチャオチーハウ、かいかくななばん、ハ
イカクチッホー)』という映画のおかげで、その影響があって、
台湾語を学ぶ日本人の若者が増えているといいます。本当です。
私も知っています。

台湾人が変わらなければ、いつか台湾語がなくなってしまうかも
しれません。将来は日本語のために日本に来るのではなく、台湾
語のために来るかもしれません。

残念ながら、外国の日本に来て、台湾人と台湾語で話すようにな
りました。これから、尊厳をもって、自信をもって、台湾で台湾
語を話すようになって欲しいです。少なくとも今の自分がどうし
てそうなったのかちゃんと分かってほしいです。


平成21年7月31日
JET日本語学校日本語スピーチコンテスト最優秀賞受賞作品
http://blog.livedoor.jp/hjm2/archives/51373250.html

ポリネシア人のルーツと移民の流れ


トール・ヘイエルダールが唱えた南米からの植民説、ベン・フィニーらが唱えたアジアからの植民説があるが、1975年にハワイで建造された双胴の航海カヌー、ホクレアによる数々の実験航海や、言語学的・人類学的な各種の検証により、現在では東南アジア説が定説となっている。

アボリジニーの祖先となったオーストラロイド系の民族は中国大陸から約5万年前にスンダランドに移住。一部は後に現在のオーストラリアへ渡る(その逆で、彼等がアフリカ、南アジアからスンダランド経由で北東アジアに移住していったという見解もある。)のだが、ポリネシア人の祖先とされるラピタ人の移住はもう少し後の時代である。

ラピタ人はオーストロネシア語を話すモンゴロイド系の民族で、元々は台湾にいたのだが、その一部は紀元前2500年頃に南下を開始した。この時に別のグループは黒潮や対馬海流に乗って日本列島にも渡っており、縄文人の骨格との類似性から、縄文人と現在のポリネシア人を形成した人種は共通するとされている。ちなみに日本語は文法がアルタイ諸語のものであるが、音韻体系はポリネシア語の属するオーストロネシア語族と共通している部分がある。

一方、南下したグループはフィリピンを経て紀元前2000年頃にインドネシアのスラウェシ島に到達した。ラピタ人はここで進路を東に変え、紀元前1100年頃にはフィジー諸島に 到達する。現在、ポリネシアと呼ばれる地域への移住は紀元前950年頃からで、サモアやトンガからもラピタ人の土器が出土している。サモアに到達した時点 でラピタ人の東への移住の動きは一旦止まるのだが、その間に現在のポリネシアの文化が成立していったと考えられている。

再び東への移住を開始するのは紀元1世紀頃からで、ポリネシア人たちはエリス諸島やマルキーズ諸島、ソシエテ諸島にまず移住した。その後、ソシエテ諸島を中心に300年頃にイースター島、400年頃にハワイ諸島、1000年頃にクック諸島やニュージーランドに到達した。ポリネシア人の移住の動きはこれ以降は確認されていないのだが、ポリネシア人の主食のひとつであるサツマイモは南米原産であり、西洋人の来航前に既にポリネシア域内では広くサツマイモが栽培されていたため、古代ポリネシア人は南米までの航海を行っていたのではないかと推測されている。


生活

元来のポリネシア人の生活は極めてシンプルで石器や貝殻を用いた漁撈を主としていた。カヌー製作や航海技術に卓越した知識を保有し、天体や波のうねりなどから各島の位置を察知し、頻繁な海上交流を行っていた。漁法は環礁での単純捕獲のほか、投槍、漁網、釣り針、毒など多彩な手段を用いていたことが判明している[3]。通常の魚だけでなくカニ、エビ、ナマコなど様々な魚介類を捕食しており、特に外洋での危険を伴うサメやクジラの捕獲は胃袋を満たすだけでなく個人の名声を高める手段のひとつでもあった。

食材を葉にくるんで蒸焼きにするウム料理が一般的で、魚介類のほかにはタロイモ、ヤムイモ、バナナ、ココヤシ、パンノキ、サツマイモなどの農作物が採られた。一部儀礼の際には犬肉や豚肉も食される[1]。飲料はメラネシア人などと同じくコショウ科植物の根を原料としたカヴァが飲まれていたが、アルコール性飲料は一般的では無かった。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%AA%E3%83%8D%E3%82%B7%E3%82%A2%E4%BA%BA



03. 中川隆 2012年10月13日 15:41:25 : 3bF/xW6Ehzs4I : HNPlrBDYLM

沖縄県先島諸島の住民、遺伝的に本島と最も近いことが判明 台湾先住民や東南アジア系とは近縁性なし 2009/10/23(金)


先島住民 遺伝的に本島と近く 琉大と東大大学院研究 台湾先住民と近縁性なし

 先島諸島(宮古島、石垣島)の住民は沖縄本島住民と遺伝的に近く、いわゆる「琉球クラスター(集団)」の一つであることが22日までに、琉球大学医学部と東京大学大学院の共同研究で分かった。

考古学的には沖縄本島と先島諸島は約1000年前まで文化的交流は少なく、先島諸島は台湾先住民を含む東南アジアの海洋民との共通点が多いとされてきた。
しかし、今回の研究で現在の先島住民は遺伝的には沖縄本島に最も近く、台湾先住民との近縁性はないことが明らかになった。(黒島美奈子)


 研究は琉大医学部形態機能医科学講座解剖学第一分野研究室と、東大大学院新領域創成科学研究科が共同で実施。

2007年に3代続けて住む石垣島の高校生63人、宮古島の高校生66人、沖縄本島の専門学校生95人の歯形、血液、唾液(だえき)を採取し分析した。


 結果、母方の遺伝を示すミトコンドリアDNA配列は沖縄本島、宮古島、石垣島が琉球クラスターに属し、台湾先住民とは離れた系統に位置した。

同じく父方の遺伝を示すY染色体データに基づく系統樹でも3島の集団は、台湾先住民とは離れた。

 歯形の分布では沖縄本島の今帰仁、嘉手納の住民と、宮古島、石垣島の住民は、
歯の幅が狭い上に唇と舌の間の歯ぐきが太く、日本や東アジアなど、ほかのどの地域とも異なる位置に存在することも分かった。

 琉球大学医学部の石田肇教授は

「活発な文化的・遺伝的交流があったとされる琉球王朝時代に、琉球クラスターができあがったのではないか」

と推測する。

 日本人の起源に関する研究でアイヌ民族と琉球人はともに東南アジア起源の縄文時代人の直接の子孫であるとされてきたが、石田教授は

「琉球クラスターは昔からある縄文集団に、ある時点でほかからの移入があり、個性的な要素を持った可能性がある」

と分析した。


ソース 沖縄タイムス 10/23
http://logsoku.com/thread/yutori7.2ch.net/news4plus/1256302453/

アイヌ人・琉球人・本土日本人はGm遺伝子ではどういう違いが認められるのだろうか。

  このグラフはもちろん現代の人々のデータである。従って松本によれば、例えばアイヌの人々のデータは、遺伝学的に60〜70%の純粋さしかないという。しかしそれでも、本土日本人との同化が進んだ現代において、奇跡的なデータといわねばならない。

 また宮古島の人々は一般の沖縄の人との間に言葉が通じない、あるいは民俗的にも違いが見られる人々であるという。上図のデータはそういう風に出来るだけ本来の姿に近づける努力をした結果の数値であると、松本は言う。

まずアイヌ人と琉球諸島人とくに宮古人とは、非常に高い青のag遺伝子と、極端に低い赤のafb1b3遺伝子をもつという明らかな等質性が認められる。アイヌ人と琉球人が二重構造モデルにもあるように、縄文人の直接の子孫の可能性がGm遺伝子からも窺える。しかもそのGm遺伝子の頻度は、きわめて北方的であり、南方系の可能性はほとんどない。

しかし奄美から与那国までの集団は、afb1b3遺伝子の頻度が非常に低い、極めて北方的な遺伝子セットになっている。アイヌ系と言ってもいいのかもしれない。
 そしてひとたび台湾に入ると、afb1b3が76%という高頻度の南方的なGm遺伝子のセットになる。ab3stという北方蒙古系の標識遺伝子も台湾ではほとんど認められない。

 すなわちGm遺伝子で見ると、日本の南西諸島と台湾とでは断崖絶壁というような集団間の違いがある。もし海上の道を南方の集団が島伝いに北上したとするなら、そういう絶壁のような遺伝子の断絶は見られず、なだらかに南方要素が大から小へ、北方要素が小から大へ推移するはずである。

 したがって、 松本秀雄は言っている。

 −−「現在の日本民族の基層となっている原日本民族が南方から琉球諸島、奄美大島を島づたいに遡上し、原日本民族を形成した」ということは、Gm遺伝子の分布に基づいた人類遺伝学的検証の結果では、全く考え難いことである。もし、南方から遡上したとするならば、南方型蒙古系の標識遺伝子・赤のafb1b3は与那國のみならず、琉球、奄美大島においても、もっと高い値を示すはずである。(p.109)
http://www.geocities.jp/ikoh12/honnronn1/001honnronn_08.html


縄文人、アイヌ人、琉球人と日本人は遺伝子は非常に近い。

台湾原住民と台湾内省人の遺伝子は非常に近い。

しかし、(縄文人・アイヌ人・琉球人・日本人) と (台湾原住民・台湾内省人) は完全に別グループ


台湾原住民と台湾内省人の遺伝子は非常に近い:

Gm遺伝子の頻度
http://www.geocities.jp/ikoh12/honnronn4/004_08_2Ysennsyokutai_karamita_sosenn..html



04. 2012年11月11日 21:33:00 : HNPlrBDYLM


中国最大のタブー、台湾問題


 ここしばらくの間、仕事に追われ、日記を書かない間に、あっという間に3ヶ月近くが過ぎてしまいました。読者の方からも催促のメールをいただきました。申し訳ありませんでした。今後も仕事の関係で、間が空くことが多々あると思いますが、この日記はどのような形であっても書き続けていくつもりですので、よろしくお願いいたします。

 さて、今回は長いあいだ取り上げたいと思いながら、なかなか書けなかった問題、台湾問題について書きたいと思います。

 8月の末、エミリー・ラウという香港立法会の女性議員が台湾で「台湾人の前途は台湾人が自ら決めるべきである」と発言しました。中国の一部のメディアはこの問題を大きく取り上げ、ラウ氏が「台湾独立を吹聴した」と断定し、激しく攻撃しました。そして、ついには「中国の領土の統一を維持する」という内容を含んだ基本法を擁護するという宣誓に反した(香港の立法会の議員は就任の際、基本法を守る趣旨の宣誓をする)として、「虚偽の宣誓をした罪」で警察が調査する騒ぎに発展しました。

 いろいろなメディアでラウ氏の発言を見ましたが、「台湾独立を支持する」と発言しているものは一つもありませんでした。ただ、「台湾人が自らの将来を決めるべき」と言っているだけです。しかも、ラウ氏は大陸に比べたら相対的には自由な発言が可能な香港の議員です。にもかかわらず、「台湾独立派」と決め付けられ、メディアの集中砲火を浴び、ついには警察沙汰にまでなってしまったのを見たとき、正直なところ、恐ろしいなあ、と思ったものです。

 もし、中国人との共通認識を得るのが最も難しい問題を一つ挙げろと言われたら、私は台湾問題を挙げます。私はこれまで多くの中国人と台湾問題について討論しましたが、この問題ほど、日本人と中国人の観念の違いというものを強く感じさせる問題はありません。

 「台湾は大陸と統一するべきか、それとも独立するべきか」。「台湾問題」と呼ばれる問題の核心を一言で言えば、こういうことになるでしょう。中国ではほとんど99.9%の人が「台湾は大陸と統一すべき」と考えているように思います。共産党の一党独裁を批判したり、江沢民や胡錦涛を批判することはメディア上ではほぼ不可能ですが、日常生活の中ではごく普通に行われています。しかし、「台湾統一」に異を唱えることは民間でもかなり困難といっていいでしょう。これに反対することは中国ではほとんどタブーと言ってもいいと思います。

 この問題について、日本人である私が「統一すべき」または「独立すべき」などという権利はないでしょう。しかし、私が少なくとも思うのは、ラウ氏と同様、「台湾のことは台湾の人たちが決めるべきだ」ということです。つまり、多数の人が統一したいと思うなら統一する、独立したいと思うなら独立する、ということです。「民主主義」という考えに慣れ親しんだ日本人にとって、この考えはごく普通のものだと思います。

 ところが、中国でこのようなことを口にしたら、どこに行っても賛同を得られないだけでなく、激しい批判の対象になります。

 かつて、こんなことがありました。私が武漢に留学した最初の年、留学生を対象にした「中国文化」という授業に参加していました。授業の始まる前、台湾の話になり、私は先のような考えを先生に言いました。すると、先生は急に興奮しはじめました。

 「君、それは間違っている。台湾は中国のものだ。なぜ、そう言えるのか、これから説明しよう」

 そう言うと、中国文化の講義はそっちのけで、台湾問題についての「講義」を始めました。普通、授業は約2時間で、間に10分休憩が入るのですが、先生は、休憩を取る様子も全くなく、まるまる2時間熱弁を振るい続け、とうとう台湾問題だけで、授業が終わってしまいました。この時は、中国人の台湾問題に対する執着ぶりに本当に驚いたものです。

 しかし、先生の言う「台湾は中国の一部だ」という論理は「もし台湾が独立したら、アメリカの台湾に対する影響力が増し、中国にとって脅威になる」「中国はこんなに台湾に譲歩している」といった、「大陸側からの論理」を並べるばかりで、当の台湾の人たちがどう考えているか、という論理は全く見られませんでした。また、「日本だって北方領土は自国の領土だと言って譲らないだろう。それと同じことだ」と言いました。私は、北方領土の問題は2国間のどちらに属するかという問題であり、独立か統一かという問題とは性質が違うと言った上で、沖縄のことを取り上げました。

  「沖縄でも独立を主張する人がいますが、もし沖縄の半数以上の人が独立に賛成するなら、当然、独立を認めるべきだと思います」

 私がこう言った時の先生の驚愕とも困惑ともつかぬ表情を忘れられません。先生には私のこのような観念が全く理解できなかったのです。もちろん、日本人でも沖縄の過半数の人が賛成しようが、独立には反対だという人もたくさんいるでしょうし、日本政府も簡単に独立を認めるとは思えません。しかし、少なくとも中国人のような「統一」への極度な執着は日本人にはないと思います。

 また、こんなこともありました。近くの大学で、毎週「漢語角」というのを開いていました。これは、「イングリッシュ・コーナー」の中国語版で、中国人学生と留学生が中国語で交流する場でした。私も一度それに参加したことがあります。その時は、留学生の参加が少なかったらしく、私が日本人だと知るや、多くの中国人学生たちが何重にも私を取り囲み、次々と質問を浴びせ始めました。そんな中で、ふと台湾のことも話題に上りました。ある女子学生が言いました。

「台湾の人たちのほとんどは統一を望んでいるのに、李登輝らの一部の人間が妨害しているのよ」

 私は、これは明らかに現状と違うことを言っていると思ったので、それに反論しました。すると、彼女はやや語気を強めて、反論してきました。同時に、私を取り囲んでいた中国人学生たちの雰囲気が急に殺気立ってきたのを感じました。私は身の危険を感じ、慌てて彼女の主張を受け入れるようなことを適当に言い、話題を変えました。

  中国人たちが台湾を中国の一部分と主張するのには、いろいろな理由があります。明の時代から中国の領土だった、日本がポツダム宣言を受託した時に、台湾の中国への返還を約束している、国際社会のほとんどの国が、台湾を中国の一部分と認めている、といったものです。

 こうした国際法や歴史的経緯からすると、確かに台湾は中国の一部だと言えるのかもしれません。しかし、私が中国人たちの意見に違和感を感じるのは、彼らの多くに、台湾の人たちは一体なにを望んでいるのか、もし統一を望まない人がいるなら、それはなぜなのか、ということを真剣に考えている人があまりいないということです。その前に、中国人の多くは、台湾の歴史や現状をほとんど知らない、あるいは知らされていないという現状があります。

 中国人のほとんどは、「本省人」「外省人」という言葉すら知りません。本省人というのは、明の時代に台湾に渡り、ずっと台湾に住みついている人たち、外省人というのは、共産党との戦いに敗れた国民党とともに1949年に台湾に渡った人たちです(このほかに、もっと以前から台湾に住んでいる少数民族もいます)。国民党の統治が始まってからは、本省人は様々な面で差別されつづけ、それに対する反抗は、徹底的に弾圧されました。

1947年の2.28事件では2万人前後の犠牲者が出たと推計されています(92年の台湾政府の調査による)。このような、本省人と外省人の対立、いわゆる「省籍矛盾」は今でも存在しています。統一派には外省人が多く、独立派には本省人が多いのは、このためです。人口の比率では、本省人の方が圧倒的に多いため、世論調査をして、統一を望むという人の比率は、低くなっています(2002年11月の行政院研究発展考核委員会の世論調査によると、台湾独立 32.3%、両岸統一 21.8% 、現状維持 19.7%となっています )。したがって、もし台湾をどうしても統一したいというなら、まず台湾のこうした現状をつかみ、どうしたら台湾の人たちが統一を望むようになるのか、ということを考えなければならないはずです。

 しかし、残念ながら、大陸の人たちの中にはこのような思考方法はほとんど見られません。あるのは、まず、先にも述べたような「台湾の大多数の人たちは統一を望んでいるのに、一部の人たちが妨害している」という根拠のない思い込みです。

 「アメリカや日本が軍事上、台湾の独立を望んで策動しているために、台湾が統一されない」と外部に原因を求める人もいます。アメリカや日本にこのような考えを持っている人がいないとは言えないにしても、少なくとも政府レベルにおいてはアメリカも日本も「一つの中国」の原則を認めているわけで、このような「外因論」は全く成り立たないのですが、こうした根拠のない論理が多くの人たちに信じられています。

 統計的に見て、統一を望んでいる人が多数派ではないのを知っている人たちもいます。しかし、その人たちも「これは台湾のメディアが民衆を『誤導』(誤った道に導くこと)しているのだ」と言います。民主化された台湾のメディアは少なくとも大陸よりは自由であること、また、あえて言うなら、台湾のメディアにおいては国民党系の力のほうが強いことなどを考えれば、このような主張も全く的外れですが、現実にはこのような論理がまかり通っています。

 そして、もう一つあるのは次のような考え方です。

 「台湾は中国の一部だ。したがって、台湾の統一・独立については台湾の人たちの投票によってではなく、全中国人の投票によって決められるべきだ」

 これは、台湾で統一を支持するひつが少ない現実に対応した新たな論理と言えるでしょう。しかし、これは「一つの中国」をすでに前提にした論理で、台湾の人たちからして見れば、すでに独自の政府も持っている一つの「国」の運命を、全く別の政治体制を持っている「国」の人たちによって決められるべきだなどという主張が受け入れ難いでしょう。

 いずれにしても、ほとんどの中国人は台湾が統一されない理由を一部の「台湾独立派」、アメリカや日本などの外国の「策動」に求め、決して大陸自らに原因を求めようとしません。また、台湾を大陸と対等な対象と見ず、まるで子供か何かのように見る考え方があるように思います。このような考え方がある限り、台湾の人たちが進んで統一に向かうことはないのではないでしょうか。

 さて、それでは中国には台湾問題に対する異論は存在しないのでしょうか?私が最初に「台湾独立容認論」に触れたのは、ある理系の大学の先生に会った時でした。その先生は言いました。

 「台湾もチベットも独立したければすればいいんですよ。独立した結果、統一したほうが有利だとわかれば、こちらが何も言わなくても向こうから頭を下げてきますよ。唐の時代もそうだったでしょう。こんなことを私が言ったと決してほかの人に言ってはいけませんよ。大変なことになりますから」

 この先生の考え方は、本当の意味での台湾独立支持ではなく、やはり戦略的な統一論と言えます。

 台湾問題について、以前この日記でも書いたA先生に訊いたことがあります。A先生ならきっと、他の中国人とは違う考えが聞けると思ったのです。

  「先生、私は台湾のことは台湾の人たちが決めるべきだと思うのですが、先生はどう思いますか?」

 私がこう訊くと、A先生の顔が苦渋に満ちた表情に変わりました。そして、言いました。

  「その問題に答えることはとても難しい」

  「先生、もし答えにくかったら無理に答えなくてもいいですよ。すみません、こんな問題を訊いてしまって」

  「いや、いいんだよ。ただ、一つだけ言えば、解放当時の中国ではレーニンの唱えた『民族自決権』ということが盛んに強調されたが、その後の中国では『民族自決権』ということがほとんど言われなくなった」

 これがA先生のギリギリの回答でした。私はこれを聞いて、A先生が圧倒的大多数の中国人とは違う考え方を持っていることが知りました。しかし、授業で天安門事件の時の学生運動を絶賛するなど、タブーを恐れず発言してきたA先生ですら、このような形でしか台湾問題を語れないのを見たとき、中国でこの問題について統一に異を唱えることがいかに困難で、プレッシャーの大きいことなのかを思い知らされました。

 それでは、当の台湾の人たちはどう考えているのでしょうか?私が武漢に留学していた当時、台湾の留学生が数人いました。彼らは皆、独立も統一も望んではいませんでした。ただ、「現状維持」を望んでいました。これは、多くの台湾人の考えを代表していると言えるのでしょう。

 一人の台湾人留学生がこんなことを言ったことがあります。

 「中国が日本に侵略されたのは、中国があまりにも遅れていて、愚かで、腐敗していたからだよ。これは日本の責任じゃなくて、中国の問題だよ」

 私はこれを聞いて、びっくりしました。こんなことを大陸の人が言ったら袋叩きに合うでしょう。しかも彼はこれを卑下した感じではなく、実に爽やかな様子で言い放ちました。まるで他の国のことにようです。そうです。彼にとっては「中国」は自分の国ではないのです。彼の話を聞いて、大陸と台湾の間には、いかに大きな溝があるのかを思い知らせれました。そして、多くの大陸の人たちは全くといっていいほどこの溝の大きさを理解していないように思いました。

 留学時代、ある中国人の友人が言いました。

 「台湾は中国の一部という考え方は、僕らにとっては理屈じゃない。骨の髄まで染み込んだ考え方なんだ」

 一体、なぜ中国人がここまで台湾に執着するのか。一つには、かつて日本を含む列強に侵略され、台湾を含む領土を切りきざまれた歴史があるように思います。中国人と話していると、チベットや新疆が独立して領土が縮小し、国家が弱体化することへの恐怖とも言える感情を感じることがあります。そのトラウマとも言えるものは侵略された民族のみが理解できるものなのかもしれません。そして、そのトラウマを知るもののみが台湾への執着を理解できるのかもしれません。

 しかし、それなら、なおのこと、大陸の人たちには台湾の人たちの心にもっと思いを寄せてほしいと思います。大陸の人たちと台湾の人たちがいかに違うのかを理解してほしいと思います。本当に統一を望むのなら、それが第一歩であると思います。

2003.10.7
http://www1.odn.ne.jp/kumasanhouse/kangomei/


05. 中川隆 2014年9月18日 12:01:23 : 3bF/xW6Ehzs4I : 3cdYZYbVIc

領土と国(1) 台湾 (平成24年8月28日)

・「領土」と言うからには、その前提として「国」がなければならないのは当然です。そして、日本に住んでいると歴史が長いことと、四方が海なので国というのは「大昔からあるもの」と考えがちですが、世界では「国」や「国境」がハッキリしている方が珍しいということをまずは頭に入れなければなりません。その意味で「固有の国土」などというものはほとんど無いのです。

・たとえば、台湾ですが、明治初期の台湾は「清」という中国の国が軍隊を派遣していましたが、「清の国土」なのか「清の勢力範囲」なのかはハッキリしていませんでした。

・明治4年に琉球王国のご用船が難破して台湾に漂着した時、乗員69人の内、54名が斬首されるという事件がありました。今の常識では考えられませんが、「今の常識」はまさに「今の常識」であり、これを歴史的なことにそのまま適応するのは不適切です。

・ともかく、琉球王国も「国かどうかハッキリしない」という時期だったので、琉球政府に代わって日本政府がこの事件について清に賠償を求めます。難破して漂着した人を殺害するのですから、もし「国」であればその国の政府が賠償しなければなりません。

・ところが清は「台湾の中国人がやったのなら別だが、現地人がやったのだから俺には責任がない」と回答しました。この回答でわかることは台湾は清のものではなく清の一部が台湾に駐留していたということです。私たちは現代人ですから、どうしても「どこの国か?」と聞きたくなりますが、昔(たった150年ほど前)でも、「地域」があっても「国」ではないところは多かったのです。

・かくして紆余曲折はあったのですが、日本軍が台湾に上陸して報復します。ところが、中国の守備隊は台湾を守るのではなく、台湾の人を殺戮し、台北を放棄して逃げてしまいます。このことも、台湾は「清の領土」ではなく「清の軍隊が駐留していた」と言うことを示します。後に整理しますが、「中国」というのは「地域」の名称であって、「中国」という「国」ができたのは共産党が中国を統一したごく最近の事です。

・建国は1949年ですからまだ60年ほどしか経っていません。これは政治的な意味合いではなく学問的な解釈で、詳しくは歴史学者宮脇先生とシアターテレビジョンの「現代のコペルニクス」で詳しく解説をしています。

・結局、台湾は歴史的に「国」であったことはなく、日本と清の間の戦争(日清戦争)のあとの下関条約で「清の統治下」から「日本の統治下」に入り、まもなく1915年に「内地延長主義」、つまりそれまでの「植民地統治」から「日本国の延長」ということにかわり、歴史的にははじめて台湾は「日本国」という国の一部になったのです。

・私が「日本国は千島列島(占守島)から台湾まで」と言っているのは、政治的とか、良い悪いではなく、単純に歴史的には有史以来、台湾が国になったのは日本国の一部になってからという意味です。

・たとえば、アメリカ合衆国というのは最初は北アメリカの一部に13州を作って独立したのですが、その後、西に進み、インディアンやメキシコなどと戦って、州を増やして今のアメリカ大陸の「国」ができたのです。カリフォルニアがアメリカ合衆国の一部であるということと同じく、台湾は日本であるということになります。

・その後、日本が戦争に負けて台湾を放棄し、そのすぐ後(日本が降伏した1945年8月の2ヶ月後)、中華民国という国(中国ではない)が台湾に進駐して「実効支配」している状態です。

・200年前の状態という意味では台湾は台湾人(中国は台湾を植民地にしていたので、インドとイギリスの関係と同じ)のもの、100年前というと日本国、そして50年前というと誰のものでもないということになります。もし、台湾をもともとの人に返すということなら台湾人(1945年に移ってきた中華民国人ではなく、もともとの台湾人)という事になります。

・もちろん、領土は政治的、感情的なものですから、このようなことを言うと日本を支持してくれている今の台湾の人からも文句を言われますが、歴史的にはこのような事だったということです。
http://takedanet.com/2012/08/post_29f2.html



06. 2014年9月18日 12:05:07 : 3cdYZYbVIc

・台湾はサンフランシスコ条約で日本が放棄して当面、アメリカをはじめとした連合国の信託統治になり、その後、中華民国の人が移動してきて実効支配しています。
・その意味では、台湾の最終的な帰属は今の中華人民共和国(大陸)が決めることはできず、中華民国(台湾)、アメリカ、そして日本が参加して平和の内に最終決定することが必要でしょう。

・くり返しますが、中華人民共和国は台湾の帰属について口を出すことはできません。

・その中華民国が自分の国土を示した切手をだしていますが、その切手の中には尖閣諸島は含まれていません。つまり、台湾の実質的な占拠者である中華民国ですら、尖閣諸島は自分たちと関係がないとしているのです。
http://takedanet.com/2012/09/post_e7dd.html



7. 中川隆[3502] koaQ7Jey 2016年8月03日 11:26:38 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[3857]

▲△▽▼


2016年08月03日
沖縄と台湾とハワイの違い
http://thutmose.blog.jp/archives/64595428.html


日本時代の高砂族、既に琉球の人口の半分しか居なかった。
http://livedoor.blogimg.jp/aps5232/imgs/2/2/22a0d499.jpg


台湾先住民

台湾総統に就任した蔡英文は16の先住民族代表を総統府に招き、過去400年の権利侵害を謝罪しました。

唐突な行動に見えたが、後からやってきた華人が先住民から全てを奪ったと説明しました。

蔡英文の母方の祖母は少数民族の出身とされ、父方は中国系の豪商で、裕福な家庭で育ったとされています。

台湾には中国大陸からいわゆる中国人や漢民族が渡ってくる前から、先住民族が暮らしていました。

日本列島にいわゆる縄文人が暮らしていた頃、琉球、台湾、北海道、千島、樺太などでも同じような人々が暮らしていた。

縄文人は人種の名前ではなく、種々雑多な部族や人種が多くの島で混在していました。


これらの島々に最初に住んだ人々は、氷河期に地続きだったので、歩いてやってきたと言われている。

氷河期が終わり島々は海で区切られたが、木製の船で断続的に渡ってきた人々が加わって、多様な人種が混ざり合った。

こうして同じ島でも別な民族が同居するようになり、台湾でも多くの部族あるいは民族が存在している。


大陸では秦の始皇帝以降、大陸を統一する国家が出現し、そうした大国は台湾島にも政府機関を置いた。

だがそれは自国の一部という事ではなく、今で言う領事館のようなもので、台湾における権益確保が目的だった。

台湾島を最初に領有した国家はオランダで、1624年年から1662年まで領有していた。


平地から追われた台湾先住民

外国に占領される事で初めて台湾にも国家意識が生まれ、中国系の鄭成功が占領したが20年ほどで滅んだ。

その後は清国が政府機関を置いていたが、「化外の地」と呼び自国の領土ではないとわざわざ宣言していた。

日清戦争で清国から日本に帰属が移り、日本は敗戦で領有権を放棄し、現在は中華民国が占領している。


この間の台湾先住民の生活はどうだったかというと、先史時代の人口は良く分かっていません。

台湾先住民の人口調査を始めておこなったのは日本帝国で1905年に戸別調査を実施している。

1905年の台湾全体の人口は約303万9千人、高山族は76,443と記されていました。


現在の台湾先住民の人口は約48万人で、台湾の人口の約2%を占めています。

1600年以前の台湾島では、この立場が逆で、先住民が圧倒的多数だったと想像できる。

1632年、江戸時代初期の琉球の人口が約10万人、一時18万人に増えたが地震と津波で江戸末期には13万人でした。


中世以前の琉球の潜在的な人口が10万人程度とすると、台湾島はずっと大きいので、元々40万人くらい住んでいた可能性が高い。

台湾先住民は島の大部分を漢民族に取られ、高山族の呼び名の通り、限られた高山で暮らしている。

これを琉球、つまり沖縄やハワイと比べると興味深い事がわかります。


台湾先住民と琉球人の違い

先ほど書いたように江戸時代以前の琉球の人口は10万人という所で、江戸末期には13万人でした。

もっとも琉球では王に収める税金を逃れる為、住民の人数を少なく申告するのが一般的だったとする説があります。

ともあれ、琉球人の子孫である直系の沖縄人は沖縄県の人口の80%以上を占めています。


沖縄県に住んでいる琉球系の人が約100万人、本土に住んでいる人が120万人と言われ、合計220万人まで増えています。

人数が増えれば発言力も増すわけで、最近沖縄県が基地問題などで強気なのは、偶然ではありません。

琉球人の人口は140年で15倍以上に増え、基地が在るとはいえ沖縄の大半を「所有」しています。


現代の沖縄人はヤマトがいかに横暴に、琉球を搾取し弾圧したかを言いたがるが、事実はまるで逆だと分かります。

江戸時代に薩摩と幕府が「人頭税」など苛烈な搾取を行ったというのは沖縄で定説に成っていますが、これも事実ではありません。

幕府や薩摩が琉球に税を課した事は無く、琉球王が独自にやっていた事です。


それどころか幕府と薩摩は琉球が破綻するのを防ぐ為に、物資や資金や人的援助を行って、幕末まで助けていました。

もう一つの孤島の先住民、ハワイ先住民と比べると、ヤマトの琉球人への優遇ぶりは一層はっきりしてきます。

ハワイには数十万人の先住民が住んでいたが、1778年にキャプテンクックがハワイを「発見した」と称してから侵略が始まった。


ハワイと沖縄の違い

最初西洋諸国は少人数で小さな船だったため、国交を結んだり交易したりしてハワイは栄えた。

だが小船が大型船になり蒸気船に代わると、大勢の宣教師や移民や軍隊が移住してきてきて、伝染病を持ち込みました。

ハワイ先住民は人口が10分の1程度に減ったとされ、これ幸いとアメリカは「住民投票」でアメリカに併合しました。


先住民が減少したことで白人が多数派になり、白人は銃を持っているので、先住民を支配できたのです。

現在純粋なハワイ先住民は僅か8000人で、混血を含めて24万人がハワイに居住しているとアメリカ政府は発表しています。

自分の土地というものは持っておらず、厄介者のような存在になっている。


離島に限らず、世界の多くの先住民はこんな感じで暮らしていて、元の居住地にそのまま住んでいる琉球人は稀有な例外なのです。

アメリカ先住民のいわゆるインディアンとか、アジア諸国の先住民の多くも、先祖の土地を追い出されています。

追い出されたからこそ「先に住んでいた人」と呼ばれるのですが、琉球人は「今も住んでいる」ので先住民ではない。


http://www.asyura2.com/17/china12/msg/786.html#c1

[リバイバル3] 車中泊向けの軽バン、ホンダ「N-VAN」の実用度 中川隆
72. 中川隆[-13832] koaQ7Jey 2018年7月29日 09:33:21 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-17383]

日本の秘湯を歩く 車中泊スポットガイド(県別P泊情報)
http://onsen.kikuchisan.net/article/126658060.html

日本の秘湯を歩く 車中泊グッズ・装備(必須、あると便利、快適グッズ)
http://onsen.kikuchisan.net/article/119628952.html

日本の秘湯を歩く 温泉旅行・車中泊グッズ
http://onsen.kikuchisan.net/article/113120043.html

日本の秘湯を歩く 快適車中泊のDIY構築
http://onsen.kikuchisan.net/article/119626346.html

日本の秘湯を歩く 100均グッズの車中泊活用
http://onsen.kikuchisan.net/article/206196472.html

日本の秘湯を歩く 単3充電池(エネループ)の車中泊活用
http://onsen.kikuchisan.net/article/301920838.html

日本の秘湯を歩く 車中泊の最低限のマナー 
http://onsen.kikuchisan.net/article/119627846.html



http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/865.html#c72

[リバイバル3] 日本の投資家はネットパチンコやギャンブルが大好き 中川隆
18. 中川隆[-13831] koaQ7Jey 2018年7月29日 11:35:51 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-17383]
ギャンブル。不運を積み重ねる人と付き合っても得することは何もない │ ブラックアジア:鈴木傾城
https://blackasia.net/?p=8616

2018年7月20日。IR実施法案が参議院本会議に可決され、日本にもカジノが解禁されることになる。

カジノはギャンブルの代表なのだが、日本はカジノがないにも関わらず、世界でも有数のギャンブル依存症の患者を抱えている。日本のギャンブルはパチンコやスロットがメインだ。

パチンコについては数十年前からたびたび問題が指摘されているにも関わらず、多額の政治献金によって厚く保護されており、今も深刻な依存者を生み出し続けている。

いったん、パチンコにハマると、そこから抜け出せなくなる。借金をしても、子供を放置しても、また会社の金を横領してもパチンコに邁進していく。

パチンコをはじめとするギャンブルは、泥沼に引きずり込まれると人間を廃人化させる。

ギャンブルをしない人間には、それの何がそんなに面白いのかまったく分からない。基本的にギャンブルとは、「幸運」を得て他人より恵まれたいという祈りにも似た気持ちで成り立っている。

自分がどんなに無能で、自堕落で、情けない人間であったとしても運が良ければ勝てる。だから、自分の情けなさを一気に解消するために、それにのめり込む人がいる。(鈴木傾城)

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/824.html#c18

[リバイバル3] 車中泊向けの軽バン、ホンダ「N-VAN」の実用度 中川隆
73. 中川隆[-13830] koaQ7Jey 2018年7月29日 11:42:01 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-17383]

2018年05月25日
【車中泊のプロに聞いた】車中泊におすすめのグッズ22選&おすすめ車種3選
https://matome.response.jp/articles/1622


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/865.html#c73

[昼休み54] 移民を入れると日本女性はみんな移民の男に取られ大和民族は消滅する 中川隆
9. 中川隆[-13829] koaQ7Jey 2018年7月29日 11:52:38 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-17383]

黒人と日本人とのハーフ女性は結婚も就職もできない

池上彰が解説「ブスの人生は損」は本当か
7/27(金) 9:15配信 プレジデントオンライン

「私たちの評価は9割が外見」
「同じ失敗をしても“顔面偏差値”が高い人ほど許される」
「結局、美人には勝てないのですか? 」

そんな働く女性たちからの切実な問いに対し、ジャーナリストの池上彰氏が答える。


 アメリカの大学教授ダニエル・S・ハマーメッシュ氏は、著書『美貌格差-生まれつき不平等の経済学』(東洋経済新報社)において「美人はそうでもない人よりも生涯約3000万円得をする」という調査結果を発表しています。

 お隣の韓国は、外見による所得格差が非常に顕著な国のうちのひとつです。“整形大国”とも呼ばれ、美容整形手術の経験がある女性は4割以上もいるそうです。しかも、術後の事例写真を見ると、どれもよく似た印象を受けます。

 韓国女性はなぜ、整形手術をしてまで同じような顔にするのでしょうか。その理由で最も多いのは、採用試験のためだそうです。韓国の就職ポータルサイトの調査によると、「容姿が面接試験の結果に影響する」と答えた企業の人事採用者が、なんと84%もいました。韓国政府もこの風潮を問題視し、企業側に能力重視の面接試験を導入させる措置を取っていますが、なかなかうまくいかないのが現状のようです。

 容姿重視の採用だと、美人というだけで待遇のいい企業に入社できますから、必然的に金銭面で得をすることになります。実は、日本でも容姿重視の採用が堂々と行われていた時代がありました。

例えば、1960年代の新聞の求人広告には、「美人ウエートレス募集」といった見出しが躍っています。採用条件も

「身長157cm位、20歳前後、スマートな美しい方」

と、ほぼ容姿の項目ばかりです。


 また、1983年の新聞記事には、ある大手企業が全国の営業所に通達していた、女性社員採用基準の文書が掲載されています。そこには

「採用不可の女子として

(1)ブス、絶対に避けること
(2)チビ、身長140センチ以下は全く不可
(3)カッペ、田舎っぺ
(4)メガネ」

と明確に記されていました。

 これはすぐさま社会問題となり、当時の国会でも議論されたほどでした。しかし、このような容姿重視の採用が、少なくとも30年前には存在していたことは事実です。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180727-00025717-president-soci


http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/233.html#c9

[リバイバル3] OPPO Sonica DAC _ 音楽がわからないアホ・オーディオマニアが絶賛する超お買い得品(?)だけど… 中川隆
25. 中川隆[-13828] koaQ7Jey 2018年7月29日 12:19:01 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-17383]


AIT DAC (Dual ES9018)

(2015/01/08追記)大分前からオーディオのコミュニティで一世を風靡しているAIT labo社のDACです。熱烈なファンがいらっしゃいますから、荒れるかもしれないのでタイミングをずらして投稿しました。

聞いたのはDSD対応、Dual ES9018仕様の時期のものを自作品、その他いくつかのものと比較して聞いたことがあります。

正直価格性能比はかなり高いと思いますし、一線を越えた製品に仕上がっていると思います。ですが4位以上に抜けるような音ではないと感じました。その理由を説明します。

このDACの最大の特徴は高音の綺麗さにあると感じました。このような音は正直他で聞いたことがありません。この点が非常に優秀で多分この中では比較できるのはLavry Gold = DA924だけでしょう。大抵の業務機では高域の綺麗さは二の次で分離重視が基本ですし、オーディオ向け製品はサラっとした聴き心地の良い音に仕上がっていることが多く、このようなつるつるに磨きあげたような音質の製品は他に知りません。この部分の趣向が合えば最良のDACとなるでしょう。開発者は音質について意識していないようですが、徹底した技術と特性追求の結果として、このような個性的な音質に仕上がっていると思いました。

ですが弱点は最後の分離です。十分ハイレベルですが超ハイエンド級ではありません。多分Lynx Hiloと同じくらいです。HiloはCS4398ですがAIT DACはES9018のDualという基本性能で言えば圧倒的に有利(CS4398とES9018は同じ条件ではES9018のほうが分離がいい音)なはずですが抜けきりません。レギュレータの配置を見た限りでは理想状態なのでもっと音の分離が良くてもいいのですがそうでもないです。この辺りAITは突出させたい音の方向性がそもそも違っている設計なことが原因だと思っています。この音質傾向をたとえるならばアルプスのミニデテントが似ています。なめらかで嫌な音を出さないですが、そのかわり情報量が減ります。これと同じ方向性です。もちろんレベルは全然違いますが。

というわけで私自身の評価軸は分離の良し悪しが重要なのでトータルではこの順位という形です。最終的に自作品を超える分離は持っていないと判断したのでこの位置になります。正直一線を越える分離の良さを聞き取るためには訓練が必要ですしほとんどの方は音楽をそこまで解析的に聞く必要がないと思うのでそのような性能は不要かもしれませんが。
http://innocent-key.com/wordpress/?p=2302

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音の良いDAC、インターフェース
Posted on 2014/12/6 Saturday by yohine
http://innocent-key.com/wordpress/?p=2302

yohineです。今でもオーディオインターフェース関係の検索が結構あるので、あれから知り得た音の良いDACとかの情報を上げたいと思います。業務機だけじゃなくてイベントでちゃんと聴き比べることが出来た高級機も含めたいと思います。価格帯が大分上がってきているので購入は厳しいと思いますけれども。実際にはここに紹介した以外でも面白い音のDACは他にもありますが、ここではある程度妥当な順位付けが出来ない機材は出来るだけ省いています。

最近だと安くても測定性能の良いオーディオインターフェースが多いのですが、中身の素子は世代交代で新しいものが安く良くなっているので、安いものでも性能は当然ながら新しいものが良いです。しかし測定だけじゃなくて実際にある程度以上の音質を確保しようと思うと結構出費が必要です。特に耳で聞いた音質は測定だけじゃわかりません。音質の良い物を集めていくと超高額品ばかりになってしまいますが、それはアナログ回路の部分が重要だからでしょう。実際に上位に来ている製品は特殊な設計のものばかりです。IC付けただけのものと比べたらそれは開発や量産にコストがかかります。

この順位は一部の例外をのぞいて基本的に分離の良さが第一で、次に音の癖の出方が基準です。順位にはオーディオ的な高級機も含まれていますが基本的にモニター的な性能で評価はしているつもりです。なお聞き取りの環境の関係でヘッドフォン出力での比較がメインになっていますので実際に比較できているのは機材の性能の一部に過ぎません。AD/DAではAD部に力を入れている製品もあるのでその部分はわかりません。また聞き取りは個人の主観なので評価軸や印象は人によって大きく変わる可能性があります。ですのであくまでも参考程度としてください。

それでは順位で良かったものから紹介したいと思います。

2016年7月8日

情報が古くなってきたので、最近の情報を追加したいと思います。一部過去の経験からの類推もありますため、あまり比較としては現実的な話ではない部分もありますので、一つの参考としてお願いしたく思います。

現時点で世界最高峰はおそらくMSB Select DACです。次はChord DAVEです。Select DACは聞いたことがありませんが一つだけ根拠があります。DAVEは実際に試聴経験があるからです。DAVEはかつて聞いたことがないようなクオリティでした。なので時点では正直下記ランキング内ではこれら最新機種と比較できるレベルに有るものは無いと思っています。(おそらくHugoレベルでも5位以下のDACと比較して同等かそれ以上でしょう)

その一つの根拠となるのはこちらの測定値です。

Select-90db-Graph

Select DACは現在最高峰の測定データを持つDACです。もちろん測定値が全てではないのですが、この領域となると絶対的な設計品質やノイズ対策の徹底された製品クオリティの差が明らかなほど超ハイレベルな世界です。実際に-160dBV以下となるともう空中の外来ノイズのほうがよほど大きくなるので、対象を正しく測定することも難しいような世界です。もちろん測定値は絶対的な指標ではないですが、ここまで圧倒的に良ければ聴感でも結果が良いという確率は上がります。あくまで確率ですが。

次にDAVEの測定値を見てみます。こちらも超優秀です。MSBでいえばDiamond DACと近いレベルです。下記ランキングでのMSB Platinum DACはこの図ではAnalog DACと最も近い領域ですので、もうPlatinum DACよりDAVEがより優れている可能性はかなり高いと考えています。実際に音質で圧倒的インパクトが有ったのはDAVEです。Select DACはさらに上を言っている可能性があると考えています。

500x1000px-LL-d661dbf6_Dave2.5vagainstnosignal

実は先日DAVEを購入したのですが、納期が長いのでまだ届いていません。届いたら自作品のAK4495Sと直接厳密比較してみたいと思います。その時こちらの記事にも追記予定です。

1.Lavry Engineering DA924

da924-0-lavry-engineering

2012年のフジヤエービックのDAC試聴会で聞きました。単体DACの業務機です。Lavry Goldともいわれているみたいです。自分はこのイベントでしか実物を見たことがありません。

これは他とはちょっと異質な音で非常に滑らかな音です。特別な特徴がなく、どうだ癖がないだろう!って言わんばかりの音です。マルチビットのDACらしいのですが、同じような自作のフルディスクリートマルチビットMSBモジュールを使ったDACともまたぜんぜん違う音でした。というかこのDACと似たような音がする機材は聞いたことがありません。すごく余裕が有る、少し軽やかだけどしっかりした音です。

表現が難しいのですがパッと聞いてごく普通の音に聞こえるのですが、この普通の音を出すのがすごく難しいです。どこをとっても上質です。言葉で説明しようとすると特に特徴がない音になってしまうのですが、トータルでは独特の魅力を感じました。分離の良し悪しとか全然気になりません。それくらいバランスが良い音です。これは90年台の機材なのですが古さを全く感じさせません。登場した時代を考えると、時代を超えた名機としか言いようがありません。ということでとくに文句をつけるところもないので一位です。

内部設計についてはこちらに記事がありました。すごいです。

http://audithall.exblog.jp/tags/DAC924/

2.Metric Halo ULN-8

ULN8_Angle

これだけ視聴環境が他と異なります。これはStudio Arte-Refactで聞きました。

これは良かったです。スタジオ主にきいた話だとPrism SoundのOrpheusもこれと同格くらいで別の良さがあるとのことでした。これは分離が良いし駆動力もある音でした。高い音は結構荒くてガサガサしてるので品位とかは全然ないのですが、そんなことは些細なことと言えるくらいに分離が良くて空間の前後感のある音でした。価格も高いが高いだけじゃなくて音も良いです。いいアンプ回路を積んでいるのでしょうか。AD/DAとしての測定特性は極めて突出しているわけではないのですが出音は特性以上に良かったです。中身の写真を見ても普通すぎなので何で音がいいのかよくわかりません。

ちなみにこの当時の自作品としてはDual1792DACとMSBのディスクリートマルチビットモジュールを使ったDACがあったのですが、実際に聴き比べてみるとULN-8には分離で負けてました。この当時(2013初頭)の自作品はまだまだ課題が多かったとはいえ、正直比較するまでマルチチャンネルのIFに負けてしまうとは思いませんでした。なのでLynx Hilo<2013年版自作DAC<ULN-8という順位になります。

3.Playback Designs MPS-3

playback_mps3_angle

これもDAC試聴会で聞きました。分離だけなら1位かもしれませんが、音の方向性があまりにも好みではなかったので3位です。

見た目だけじゃなくて音もすごい硬質でゴリゴリしています。ハイも結構キツ目の音がしていました。なので分離以外はあまり好ましい音色ではなかったのですが、その描写のクオリティは認めざるを得ません。パワフルで固い音なのにやたら空間が広くて分離が良い音でしょうか。

内部ではFPGAで全てDSDに変換され、DSD以降は既存のICを使わないでそのままアナログに変換しているらしいです。その辺りが音質の良さの秘密だと思います。この技術についての情報はこちらにあります。DACモジュールも頑張れば入手できるのかもしれません。

http://www.akdesigninc.com/products_dacmodule.html

4.MSB Platinum DAC

82e6e39890cc5cd92ed094d897e6e36a

これと同等品をイーディオで借りたことがあります。DACは完全ディスクリートのマルチビットです。音は3位のプレイバックデザインとある意味似ています。プレイバックとの優劣は分かりませんが固めの音質で分離が非常によく、レンジも広い音でパワフルです。違うのは高域の綺麗さで綺麗さはこちらが上です。こっちは長く聞いていられる音です。トータルのクオリティは申し分ありません。

正直このへんまでの順位は正確じゃないですね。ここまでの機材はどれも相当のハイレベルで、ここから下とは別格と言っていいと思います。

DACモジュールのデータシートはここにあります。同じモジュールを使った自作DACはULN-8に負けてしまいましたが本家のMSBDACはその当時より新しい自作DACよりさらに良かったので実際には本家MSBDACならばULN-8を上回っている可能性も十分にあります。冷静に考えたらディスクリート構成の高級単体DACがマルチチャンネルAD/DAに負けているというのも変な話ですし。もちろん絶対にありえないことではないと思いますが。機会があればULN-8ともう一度厳密に比較してみたいです。

http://www.msbtech.com/oem/mp-acd512.pdf

5. AIT DAC (Dual ES9018)

(2015/01/08追記)大分前からオーディオのコミュニティで一世を風靡しているAIT labo社のDACです。熱烈なファンがいらっしゃいますから、荒れるかもしれないのでタイミングをずらして投稿しました。聞いたのはDSD対応、Dual ES9018仕様の時期のものを自作品、その他いくつかのものと比較して聞いたことがあります。正直価格性能比はかなり高いと思いますし、一線を越えた製品に仕上がっていると思います。ですが4位以上に抜けるような音ではないと感じました。その理由を説明します。

このDACの最大の特徴は高音の綺麗さにあると感じました。このような音は正直他で聞いたことがありません。この点が非常に優秀で多分この中では比較できるのはLavry Gold = DA924だけでしょう。大抵の業務機では高域の綺麗さは二の次で分離重視が基本ですし、オーディオ向け製品はサラっとした聴き心地の良い音に仕上がっていることが多く、このようなつるつるに磨きあげたような音質の製品は他に知りません。この部分の趣向が合えば最良のDACとなるでしょう。開発者は音質について意識していないようですが、徹底した技術と特性追求の結果として、このような個性的な音質に仕上がっていると思いました。

ですが弱点は最後の分離です。十分ハイレベルですが超ハイエンド級ではありません。多分Lynx Hiloと同じくらいです。HiloはCS4398ですがAIT DACはES9018のDualという基本性能で言えば圧倒的に有利(CS4398とES9018は同じ条件ではES9018のほうが分離がいい音)なはずですが抜けきりません。レギュレータの配置を見た限りでは理想状態なのでもっと音の分離が良くてもいいのですがそうでもないです。この辺りAITは突出させたい音の方向性がそもそも違っている設計なことが原因だと思っています。この音質傾向をたとえるならばアルプスのミニデテントが似ています。なめらかで嫌な音を出さないですが、そのかわり情報量が減ります。これと同じ方向性です。もちろんレベルは全然違いますが。

というわけで私自身の評価軸は分離の良し悪しが重要なのでトータルではこの順位という形です。最終的に自作品を超える分離は持っていないと判断したのでこの位置になります。正直一線を越える分離の良さを聞き取るためには訓練が必要ですしほとんどの方は音楽をそこまで解析的に聞く必要がないと思うのでそのような性能は不要かもしれませんが。

5.THETA DSpre

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ビンテージです。友人の引き受けた修理を手伝った時に借りました。古くて特性も良くないのですが、反面実際の出音はかなり良いです。音色はパワフルで濃厚な音というのでしょうか。少し柔らか目で密度の高い音です。90年初頭頃のハードシンセを知っている人なら何となく想像できると思うのですが、とにかくず太くてしっかりした音がでます。独特の雰囲気がありますね。

こういう音は現代の機材ではなかなか出なくなってしまった音色です。時代を考えると分離も驚異的に良いです。こういう古い機材は測定してみると大抵特性は悪いのですが何故か音は良かったりします。オーディオの不思議です。ちなみに自作品はこれより分離については良いので5位にしてあります。

6.Lynx Hilo

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所持品です。現在でも最高峰の測定特性を誇るAD/DAオーディオインターフェースです。マイクプリはないので録音する場合は別途マイクプリがいりますので既に機材を持っている人向けですね。こいつの主な用途は測定用なのでほとんどこれにつないで聞くことはありません(これも自作機のほうが上なので)。

一番の売りと思われる部分は測定の特性です。Lynx Hilo RMAAで検索すると出てきますが測定値は素晴らしく特に低音のSNが驚異的です。100Hz以下は1/fノイズの影響もあってなかなかSNを稼ぐことが難しいのですがこれは最低域まで全く劣化しません。メーカーの測定例でもここまでのデータはなかなか見ません。これは相当気を使った対策をしていると思われます。ですが最近は測定もあまりやってないのでサークルの歌い手さんにレコ用で貸したりしてます。

ちなみにこれも2012年のDAC試聴会で他の機材と同じ条件で聞いたのですが、現場でLavry Goldと同じように全然癖がない音に聞こえました。搭載しているICの世代も新しくLavry Goldよりも繊細でレンジも広い音ですし細部の表現も綺麗なのですが、こちらは比べてしまうとどこか余裕のない必死な音に聞こえました。電源設計の差ですかね?もちろん十分良いのですが実際の音から受ける印象は全然違う感じです。

ちなみにすぐ隣にAntelopeのEclipse384が置いてあったので何度も比較したのですが、Eclipse384よりこちらのほうが緻密でなめらか、細かい音がよくでていたように思います。

7.dCS Debussy

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DAC試聴会で聞きました。 めちゃ高いDACです。これがこの位置なの?と思うのですが、ラインナップ下位機種のせいかそれほど良いとは思いませんでした。基本サラっとした上品な音なのですが、これは色付けの音だと思います。殆どの人は好む音色だと思いますが化粧で粗を隠している感じがします。オーディオでは良くても業務用ではダメな方向性です。といってもこの位置くらいに来るクオリティはあったので、さすがdCSと言った方がいいのかもしれません。

この日は同じ条件での試聴ですから結構まともな比較が出来たと思うのですが基本性能では正直Lynx Hiloのほうが良いと思いました。まぁこれは上品なカラーが最大の特徴だと思いますしリスニングでそれが合うかどうかという機材だと思います。基本性能を求めるならもっと高価な上位に行かないとダメぽいです。

8.Antelope Eclipse384

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Lynx Hiloの隣においてあったので本体のヘッドフォン端子同士で比較したのですが、この条件ではHiloのほうがレンジ、分離、癖の無さ全てにおいて良かったと思います。これはちょっと荒い音質で若干不利な感じがしました。実物は見た目が大きくて迫力があるのですが実際の音での説得力はもうひとつでした。価格はHiloよりずっと高いですが192kまでなら個人的にはHiloを買ったほうがいいんじゃないか?と思いました。

ただしこれはあくまでヘッドフォンでの出音の比較なので単なるアンプ部の質の問題かもしれません。AD/DAのクオリティはもしかしたら良いのかも?と思うのですが、残念ながらRMAAの結果を探したのですが見つかりませんでした。

AD/DAのサンプリングはまだまだ少数派の384k対応らしいので超ハイレゾでレコーディングしたいとかの特殊用途向けにはありかもしれません。

9.Lavry Engineering DA10

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元所持品です。ここから価格帯が一気に下がります。そして順位も怪しくなってきます。とにかくこいつはこの価格帯では分離だけは一番良かったです。Lavry Blueと設計がほぼ同じらしいので業務機としてモニター用の単体DAとしてみたら優秀な方だと思われます。音色としては荒いし品位もないのですけど、とにかく安くて分離重視ならありですね。内蔵アンプも結構力強い音です。中身を見るとICオペアンプも使われているのですがここ以下の製品と比べて一皮むけた音で、これはディスクリートクオリティです。

本当は以前にレビューを書いたFireFace800辺りと比較したいのですが残念ながらそのような機会もなく、DA10はもう売却してしまいましたので比較不能です。でもApogee MiniDACの位置から判断すると、FF800よりはさすがにこっちのほうがいいんじゃないかと予想します。

10.Apogee miniDAC

apogee2

元メンバーのゆうま氏の所持品です。故障した時に自分が修理したのでその時に比較しました。DA10のほうが分離や駆動力などが良いのですが、こちらは元気でメリハリの有る音ですね。以前にApogeeのRosetta200について書いたことがありますがそれを思い出します。Rosetta200はこれよりもう少しいいと思いますが大まかな傾向は同じでしょう。今まで聞いたApogeeは忠実系じゃなくて結構はっきりしたカラーがあるメーカーなので、録音した音が前に出てくるとかそういう方向性を狙ってると思います。業務用として使える基準はクリアしているんじゃないでしょうか。

11.Benchmark DAC1

Benchmark_DAC1_front

昔、話題になったDACです。友人が持っていました。悪くはないのですがDA10と比べると最後の分離で負けています。ぱっと聞いた感じは切れがあって解像度が高いように感じるのですが、奥行とか前後の描写がやや苦手で平面的です。丁度ICオペアンプの限界につまづいている感じの音です。MiniDACとクオリティは近いですが、比べてしまうとこちらは特に音楽性に優れているわけではないのでこの位置になります。測定した特性はDA10よりいいのですが耳で聞いた順位は意外と関係ありません。

12.Fidelix Caprice

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所持品です。重要なのはこれはヘッドフォンでの評価だということです。内蔵DACのクオリティならDA10よりも上の実力はありますがヘッドフォン出力の音の籠もりはどうしようもありません。正直このヘッドフォンアウトでミキシングは不可能です。アルプスのミニデテントボリュームが相当悪さをしています。キツさを消しているのでしょうけど音も消えています。全体的に音色は上品で優しい音がします。リスニングオーディオ用ならいい仕上がりと思います。

その他

DAC試聴会で聞いて覚えているものを書きます。ここで書くものは多分DA10以降のものと同じくらいのクオリティです。DA10は超えている可能性もありますが試聴会当日の印象では明らかにEclipse384、Hilo以下でした。

•Grace Design m903
•Mytek Digital 192DSD-DAC

ここから更に落ちるものはこちらです。こちらはほとんど持ってる機材なのでちゃんと聴き比べてしています。大抵のオーディオインターフェースはこの位置です。だいぶ前なのであやふやですがRMEのFireFace800は以前の印象ではここよりは確実に上に行ける(Benchmark DAC1位?)と思います。

•TC electronic Konnekt24D
•E-mu 0404Usb
•Asus essenceSTX
•RME HDSP9632
•YAMAHA 01V96

ひどかったもの
•Roland UA-4FX

一度借りました。歌い手さんがよく使っていますがこれの音質は最悪です。耳で聞いてわかるノイズがありますし、測定データもひどいです。凄い売れてたみたいですが出来る限りこれを使うのを辞めましょう。
http://innocent-key.com/wordpress/?p=2302
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/852.html#c25

[リバイバル3] 超お買い得 イシノラボのトランス式パッシブ・プリアンプ 中川隆
36. 中川隆[-13827] koaQ7Jey 2018年7月29日 12:21:23 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-17383]

音の良いDAC、インターフェース
Posted on 2014/12/6 Saturday by yohine
http://innocent-key.com/wordpress/?p=2302


AIT DAC (Dual ES9018)

(2015/01/08追記)大分前からオーディオのコミュニティで一世を風靡している AIT labo社の DAC です。熱烈なファンがいらっしゃいますから、荒れるかもしれないのでタイミングをずらして投稿しました。

聞いたのはDSD対応、Dual ES9018仕様の時期のものを自作品、その他いくつかのものと比較して聞いたことがあります。

正直価格性能比はかなり高いと思いますし、一線を越えた製品に仕上がっていると思います。ですが4位以上に抜けるような音ではないと感じました。その理由を説明します。

このDACの最大の特徴は高音の綺麗さにあると感じました。このような音は正直他で聞いたことがありません。この点が非常に優秀で多分この中では比較できるのはLavry Gold = DA924だけでしょう。大抵の業務機では高域の綺麗さは二の次で分離重視が基本ですし、オーディオ向け製品はサラっとした聴き心地の良い音に仕上がっていることが多く、このようなつるつるに磨きあげたような音質の製品は他に知りません。この部分の趣向が合えば最良のDACとなるでしょう。開発者は音質について意識していないようですが、徹底した技術と特性追求の結果として、このような個性的な音質に仕上がっていると思いました。

ですが弱点は最後の分離です。十分ハイレベルですが超ハイエンド級ではありません。多分Lynx Hiloと同じくらいです。HiloはCS4398ですがAIT DACはES9018のDualという基本性能で言えば圧倒的に有利(CS4398とES9018は同じ条件ではES9018のほうが分離がいい音)なはずですが抜けきりません。レギュレータの配置を見た限りでは理想状態なのでもっと音の分離が良くてもいいのですがそうでもないです。この辺りAITは突出させたい音の方向性がそもそも違っている設計なことが原因だと思っています。この音質傾向をたとえるならばアルプスのミニデテントが似ています。なめらかで嫌な音を出さないですが、そのかわり情報量が減ります。これと同じ方向性です。もちろんレベルは全然違いますが。

というわけで私自身の評価軸は分離の良し悪しが重要なのでトータルではこの順位という形です。最終的に自作品を超える分離は持っていないと判断したのでこの位置になります。正直一線を越える分離の良さを聞き取るためには訓練が必要ですしほとんどの方は音楽をそこまで解析的に聞く必要がないと思うのでそのような性能は不要かもしれませんが。
http://innocent-key.com/wordpress/?p=2302

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/689.html#c36

[リバイバル3] CD プレーヤーは進歩しているのか?  中川隆
33. 中川隆[-13826] koaQ7Jey 2018年7月29日 16:53:02 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-17383]

音の良いDAC、インターフェース
Posted on 2014/12/6 Saturday by yohine
http://innocent-key.com/wordpress/?p=2302


yohineです。今でもオーディオインターフェース関係の検索が結構あるので、あれから知り得た音の良いDACとかの情報を上げたいと思います。業務機だけじゃなくてイベントでちゃんと聴き比べることが出来た高級機も含めたいと思います。価格帯が大分上がってきているので購入は厳しいと思いますけれども。実際にはここに紹介した以外でも面白い音のDACは他にもありますが、ここではある程度妥当な順位付けが出来ない機材は出来るだけ省いています。

最近だと安くても測定性能の良いオーディオインターフェースが多いのですが、中身の素子は世代交代で新しいものが安く良くなっているので、安いものでも性能は当然ながら新しいものが良いです。しかし測定だけじゃなくて実際にある程度以上の音質を確保しようと思うと結構出費が必要です。特に耳で聞いた音質は測定だけじゃわかりません。音質の良い物を集めていくと超高額品ばかりになってしまいますが、それはアナログ回路の部分が重要だからでしょう。実際に上位に来ている製品は特殊な設計のものばかりです。IC付けただけのものと比べたらそれは開発や量産にコストがかかります。

この順位は一部の例外をのぞいて基本的に分離の良さが第一で、次に音の癖の出方が基準です。順位にはオーディオ的な高級機も含まれていますが基本的にモニター的な性能で評価はしているつもりです。なお聞き取りの環境の関係でヘッドフォン出力での比較がメインになっていますので実際に比較できているのは機材の性能の一部に過ぎません。AD/DAではAD部に力を入れている製品もあるのでその部分はわかりません。また聞き取りは個人の主観なので評価軸や印象は人によって大きく変わる可能性があります。ですのであくまでも参考程度としてください。

それでは順位で良かったものから紹介したいと思います。


2016年7月8日

情報が古くなってきたので、最近の情報を追加したいと思います。一部過去の経験からの類推もありますため、あまり比較としては現実的な話ではない部分もありますので、一つの参考としてお願いしたく思います。

現時点で世界最高峰はおそらくMSB Select DACです。次はChord DAVEです。Select DACは聞いたことがありませんが一つだけ根拠があります。DAVEは実際に試聴経験があるからです。DAVEはかつて聞いたことがないようなクオリティでした。なので時点では正直下記ランキング内ではこれら最新機種と比較できるレベルに有るものは無いと思っています。(おそらくHugoレベルでも5位以下のDACと比較して同等かそれ以上でしょう)

その一つの根拠となるのはこちらの測定値です。

Select-90db-Graph

Select DACは現在最高峰の測定データを持つDACです。もちろん測定値が全てではないのですが、この領域となると絶対的な設計品質やノイズ対策の徹底された製品クオリティの差が明らかなほど超ハイレベルな世界です。実際に-160dBV以下となるともう空中の外来ノイズのほうがよほど大きくなるので、対象を正しく測定することも難しいような世界です。もちろん測定値は絶対的な指標ではないですが、ここまで圧倒的に良ければ聴感でも結果が良いという確率は上がります。あくまで確率ですが。

次にDAVEの測定値を見てみます。こちらも超優秀です。MSBでいえばDiamond DACと近いレベルです。下記ランキングでのMSB Platinum DACはこの図ではAnalog DACと最も近い領域ですので、もうPlatinum DACよりDAVEがより優れている可能性はかなり高いと考えています。実際に音質で圧倒的インパクトが有ったのはDAVEです。Select DACはさらに上を言っている可能性があると考えています。

500x1000px-LL-d661dbf6_Dave2.5vagainstnosignal

実は先日DAVEを購入したのですが、納期が長いのでまだ届いていません。届いたら自作品のAK4495Sと直接厳密比較してみたいと思います。その時こちらの記事にも追記予定です。

1.Lavry Engineering DA924

da924-0-lavry-engineering

2012年のフジヤエービックのDAC試聴会で聞きました。単体DACの業務機です。Lavry Goldともいわれているみたいです。自分はこのイベントでしか実物を見たことがありません。

これは他とはちょっと異質な音で非常に滑らかな音です。特別な特徴がなく、どうだ癖がないだろう!って言わんばかりの音です。マルチビットのDACらしいのですが、同じような自作のフルディスクリートマルチビットMSBモジュールを使ったDACともまたぜんぜん違う音でした。というかこのDACと似たような音がする機材は聞いたことがありません。すごく余裕が有る、少し軽やかだけどしっかりした音です。

表現が難しいのですがパッと聞いてごく普通の音に聞こえるのですが、この普通の音を出すのがすごく難しいです。どこをとっても上質です。言葉で説明しようとすると特に特徴がない音になってしまうのですが、トータルでは独特の魅力を感じました。分離の良し悪しとか全然気になりません。それくらいバランスが良い音です。これは90年台の機材なのですが古さを全く感じさせません。登場した時代を考えると、時代を超えた名機としか言いようがありません。ということでとくに文句をつけるところもないので一位です。

内部設計についてはこちらに記事がありました。すごいです。

http://audithall.exblog.jp/tags/DAC924/

2.Metric Halo ULN-8

ULN8_Angle

これだけ視聴環境が他と異なります。これはStudio Arte-Refactで聞きました。

これは良かったです。スタジオ主にきいた話だとPrism SoundのOrpheusもこれと同格くらいで別の良さがあるとのことでした。これは分離が良いし駆動力もある音でした。高い音は結構荒くてガサガサしてるので品位とかは全然ないのですが、そんなことは些細なことと言えるくらいに分離が良くて空間の前後感のある音でした。価格も高いが高いだけじゃなくて音も良いです。いいアンプ回路を積んでいるのでしょうか。AD/DAとしての測定特性は極めて突出しているわけではないのですが出音は特性以上に良かったです。中身の写真を見ても普通すぎなので何で音がいいのかよくわかりません。

ちなみにこの当時の自作品としてはDual1792DACとMSBのディスクリートマルチビットモジュールを使ったDACがあったのですが、実際に聴き比べてみるとULN-8には分離で負けてました。この当時(2013初頭)の自作品はまだまだ課題が多かったとはいえ、正直比較するまでマルチチャンネルのIFに負けてしまうとは思いませんでした。なのでLynx Hilo<2013年版自作DAC<ULN-8という順位になります。

3.Playback Designs MPS-3

playback_mps3_angle

これもDAC試聴会で聞きました。分離だけなら1位かもしれませんが、音の方向性があまりにも好みではなかったので3位です。

見た目だけじゃなくて音もすごい硬質でゴリゴリしています。ハイも結構キツ目の音がしていました。なので分離以外はあまり好ましい音色ではなかったのですが、その描写のクオリティは認めざるを得ません。パワフルで固い音なのにやたら空間が広くて分離が良い音でしょうか。

内部ではFPGAで全てDSDに変換され、DSD以降は既存のICを使わないでそのままアナログに変換しているらしいです。その辺りが音質の良さの秘密だと思います。この技術についての情報はこちらにあります。DACモジュールも頑張れば入手できるのかもしれません。

http://www.akdesigninc.com/products_dacmodule.html

4.MSB Platinum DAC

82e6e39890cc5cd92ed094d897e6e36a

これと同等品をイーディオで借りたことがあります。DACは完全ディスクリートのマルチビットです。音は3位のプレイバックデザインとある意味似ています。プレイバックとの優劣は分かりませんが固めの音質で分離が非常によく、レンジも広い音でパワフルです。違うのは高域の綺麗さで綺麗さはこちらが上です。こっちは長く聞いていられる音です。トータルのクオリティは申し分ありません。

正直このへんまでの順位は正確じゃないですね。ここまでの機材はどれも相当のハイレベルで、ここから下とは別格と言っていいと思います。

DACモジュールのデータシートはここにあります。同じモジュールを使った自作DACはULN-8に負けてしまいましたが本家のMSBDACはその当時より新しい自作DACよりさらに良かったので実際には本家MSBDACならばULN-8を上回っている可能性も十分にあります。冷静に考えたらディスクリート構成の高級単体DACがマルチチャンネルAD/DAに負けているというのも変な話ですし。もちろん絶対にありえないことではないと思いますが。機会があればULN-8ともう一度厳密に比較してみたいです。

http://www.msbtech.com/oem/mp-acd512.pdf

5. AIT DAC (Dual ES9018)

(2015/01/08追記)大分前からオーディオのコミュニティで一世を風靡しているAIT labo社のDACです。熱烈なファンがいらっしゃいますから、荒れるかもしれないのでタイミングをずらして投稿しました。聞いたのはDSD対応、Dual ES9018仕様の時期のものを自作品、その他いくつかのものと比較して聞いたことがあります。正直価格性能比はかなり高いと思いますし、一線を越えた製品に仕上がっていると思います。ですが4位以上に抜けるような音ではないと感じました。その理由を説明します。

このDACの最大の特徴は高音の綺麗さにあると感じました。このような音は正直他で聞いたことがありません。この点が非常に優秀で多分この中では比較できるのはLavry Gold = DA924だけでしょう。大抵の業務機では高域の綺麗さは二の次で分離重視が基本ですし、オーディオ向け製品はサラっとした聴き心地の良い音に仕上がっていることが多く、このようなつるつるに磨きあげたような音質の製品は他に知りません。この部分の趣向が合えば最良のDACとなるでしょう。開発者は音質について意識していないようですが、徹底した技術と特性追求の結果として、このような個性的な音質に仕上がっていると思いました。

ですが弱点は最後の分離です。十分ハイレベルですが超ハイエンド級ではありません。多分Lynx Hiloと同じくらいです。HiloはCS4398ですがAIT DACはES9018のDualという基本性能で言えば圧倒的に有利(CS4398とES9018は同じ条件ではES9018のほうが分離がいい音)なはずですが抜けきりません。レギュレータの配置を見た限りでは理想状態なのでもっと音の分離が良くてもいいのですがそうでもないです。この辺りAITは突出させたい音の方向性がそもそも違っている設計なことが原因だと思っています。この音質傾向をたとえるならばアルプスのミニデテントが似ています。なめらかで嫌な音を出さないですが、そのかわり情報量が減ります。これと同じ方向性です。もちろんレベルは全然違いますが。

というわけで私自身の評価軸は分離の良し悪しが重要なのでトータルではこの順位という形です。最終的に自作品を超える分離は持っていないと判断したのでこの位置になります。正直一線を越える分離の良さを聞き取るためには訓練が必要ですしほとんどの方は音楽をそこまで解析的に聞く必要がないと思うのでそのような性能は不要かもしれませんが。

5.THETA DSpre

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ビンテージです。友人の引き受けた修理を手伝った時に借りました。古くて特性も良くないのですが、反面実際の出音はかなり良いです。音色はパワフルで濃厚な音というのでしょうか。少し柔らか目で密度の高い音です。90年初頭頃のハードシンセを知っている人なら何となく想像できると思うのですが、とにかくず太くてしっかりした音がでます。独特の雰囲気がありますね。

こういう音は現代の機材ではなかなか出なくなってしまった音色です。時代を考えると分離も驚異的に良いです。こういう古い機材は測定してみると大抵特性は悪いのですが何故か音は良かったりします。オーディオの不思議です。ちなみに自作品はこれより分離については良いので5位にしてあります。

6.Lynx Hilo

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所持品です。現在でも最高峰の測定特性を誇るAD/DAオーディオインターフェースです。マイクプリはないので録音する場合は別途マイクプリがいりますので既に機材を持っている人向けですね。こいつの主な用途は測定用なのでほとんどこれにつないで聞くことはありません(これも自作機のほうが上なので)。

一番の売りと思われる部分は測定の特性です。Lynx Hilo RMAAで検索すると出てきますが測定値は素晴らしく特に低音のSNが驚異的です。100Hz以下は1/fノイズの影響もあってなかなかSNを稼ぐことが難しいのですがこれは最低域まで全く劣化しません。メーカーの測定例でもここまでのデータはなかなか見ません。これは相当気を使った対策をしていると思われます。ですが最近は測定もあまりやってないのでサークルの歌い手さんにレコ用で貸したりしてます。

ちなみにこれも2012年のDAC試聴会で他の機材と同じ条件で聞いたのですが、現場でLavry Goldと同じように全然癖がない音に聞こえました。搭載しているICの世代も新しくLavry Goldよりも繊細でレンジも広い音ですし細部の表現も綺麗なのですが、こちらは比べてしまうとどこか余裕のない必死な音に聞こえました。電源設計の差ですかね?もちろん十分良いのですが実際の音から受ける印象は全然違う感じです。

ちなみにすぐ隣にAntelopeのEclipse384が置いてあったので何度も比較したのですが、Eclipse384よりこちらのほうが緻密でなめらか、細かい音がよくでていたように思います。

7.dCS Debussy

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DAC試聴会で聞きました。 めちゃ高いDACです。これがこの位置なの?と思うのですが、ラインナップ下位機種のせいかそれほど良いとは思いませんでした。基本サラっとした上品な音なのですが、これは色付けの音だと思います。殆どの人は好む音色だと思いますが化粧で粗を隠している感じがします。オーディオでは良くても業務用ではダメな方向性です。といってもこの位置くらいに来るクオリティはあったので、さすがdCSと言った方がいいのかもしれません。

この日は同じ条件での試聴ですから結構まともな比較が出来たと思うのですが基本性能では正直Lynx Hiloのほうが良いと思いました。まぁこれは上品なカラーが最大の特徴だと思いますしリスニングでそれが合うかどうかという機材だと思います。基本性能を求めるならもっと高価な上位に行かないとダメぽいです。

8.Antelope Eclipse384

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Lynx Hiloの隣においてあったので本体のヘッドフォン端子同士で比較したのですが、この条件ではHiloのほうがレンジ、分離、癖の無さ全てにおいて良かったと思います。これはちょっと荒い音質で若干不利な感じがしました。実物は見た目が大きくて迫力があるのですが実際の音での説得力はもうひとつでした。価格はHiloよりずっと高いですが192kまでなら個人的にはHiloを買ったほうがいいんじゃないか?と思いました。

ただしこれはあくまでヘッドフォンでの出音の比較なので単なるアンプ部の質の問題かもしれません。AD/DAのクオリティはもしかしたら良いのかも?と思うのですが、残念ながらRMAAの結果を探したのですが見つかりませんでした。

AD/DAのサンプリングはまだまだ少数派の384k対応らしいので超ハイレゾでレコーディングしたいとかの特殊用途向けにはありかもしれません。

9.Lavry Engineering DA10

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元所持品です。ここから価格帯が一気に下がります。そして順位も怪しくなってきます。とにかくこいつはこの価格帯では分離だけは一番良かったです。Lavry Blueと設計がほぼ同じらしいので業務機としてモニター用の単体DAとしてみたら優秀な方だと思われます。音色としては荒いし品位もないのですけど、とにかく安くて分離重視ならありですね。内蔵アンプも結構力強い音です。中身を見るとICオペアンプも使われているのですがここ以下の製品と比べて一皮むけた音で、これはディスクリートクオリティです。

本当は以前にレビューを書いたFireFace800辺りと比較したいのですが残念ながらそのような機会もなく、DA10はもう売却してしまいましたので比較不能です。でもApogee MiniDACの位置から判断すると、FF800よりはさすがにこっちのほうがいいんじゃないかと予想します。

10.Apogee miniDAC

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元メンバーのゆうま氏の所持品です。故障した時に自分が修理したのでその時に比較しました。DA10のほうが分離や駆動力などが良いのですが、こちらは元気でメリハリの有る音ですね。以前にApogeeのRosetta200について書いたことがありますがそれを思い出します。Rosetta200はこれよりもう少しいいと思いますが大まかな傾向は同じでしょう。今まで聞いたApogeeは忠実系じゃなくて結構はっきりしたカラーがあるメーカーなので、録音した音が前に出てくるとかそういう方向性を狙ってると思います。業務用として使える基準はクリアしているんじゃないでしょうか。

11.Benchmark DAC1

Benchmark_DAC1_front

昔、話題になったDACです。友人が持っていました。悪くはないのですがDA10と比べると最後の分離で負けています。ぱっと聞いた感じは切れがあって解像度が高いように感じるのですが、奥行とか前後の描写がやや苦手で平面的です。丁度ICオペアンプの限界につまづいている感じの音です。MiniDACとクオリティは近いですが、比べてしまうとこちらは特に音楽性に優れているわけではないのでこの位置になります。測定した特性はDA10よりいいのですが耳で聞いた順位は意外と関係ありません。

12.Fidelix Caprice

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所持品です。重要なのはこれはヘッドフォンでの評価だということです。内蔵DACのクオリティならDA10よりも上の実力はありますがヘッドフォン出力の音の籠もりはどうしようもありません。正直このヘッドフォンアウトでミキシングは不可能です。アルプスのミニデテントボリュームが相当悪さをしています。キツさを消しているのでしょうけど音も消えています。全体的に音色は上品で優しい音がします。リスニングオーディオ用ならいい仕上がりと思います。

その他

DAC試聴会で聞いて覚えているものを書きます。ここで書くものは多分DA10以降のものと同じくらいのクオリティです。DA10は超えている可能性もありますが試聴会当日の印象では明らかにEclipse384、Hilo以下でした。

•Grace Design m903
•Mytek Digital 192DSD-DAC

ここから更に落ちるものはこちらです。こちらはほとんど持ってる機材なのでちゃんと聴き比べてしています。大抵のオーディオインターフェースはこの位置です。だいぶ前なのであやふやですがRMEのFireFace800は以前の印象ではここよりは確実に上に行ける(Benchmark DAC1位?)と思います。

•TC electronic Konnekt24D
•E-mu 0404Usb
•Asus essenceSTX
•RME HDSP9632
•YAMAHA 01V96

ひどかったもの
•Roland UA-4FX

一度借りました。歌い手さんがよく使っていますがこれの音質は最悪です。耳で聞いてわかるノイズがありますし、測定データもひどいです。凄い売れてたみたいですが出来る限りこれを使うのを辞めましょう。
http://innocent-key.com/wordpress/?p=2302

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/842.html#c33

[リバイバル3] 車中泊向けの軽バン、ホンダ「N-VAN」の実用度 中川隆
74. 中川隆[-13825] koaQ7Jey 2018年7月30日 04:42:05 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-17383]

車中泊客はどこに行っても鼻ツマミ

奥飛騨温泉郷の車中泊事情2016/1/18
http://kurumatabi.net/database/?p=2795


奥飛騨温泉郷で車中泊をする目的は大きく分けて2つある。

ひとつは上高地に入るための前泊、あるいは帰りに立ち寄る後泊である。

そして、もうひとつは「温泉めぐり」。シェアとしてはこちらのほうが多いと思う。

だが、いずれにしても奥飛騨温泉郷では、車中泊の旅人を快く思ってはいないということを自覚しておく必要がある。

荒神の湯

栃尾温泉に「荒神の湯」という露天の共同湯がある。
10年ほど前まで、その駐車場は車中泊はもちろんゴミの回収まで引き受けてくれる親切な場所だった。

荒神の湯 車中泊禁止

しかし、悪質な旅行者のせいで状況は徐々に悪化し、2008年頃には車中泊禁止の看板が置かれると同時に放送まで流れるようになり、2013年の秋には、ヘッダー写真のとおり、遂に駐車場の入口に高さ2.2メートル以上の車両が入れないようロープが張られた。

そのため現在は、キャンピングカーは車中泊に関係なくこの温泉を利用することができない。

車中泊禁止 あかんだな駐車場

また北アルプスへの登山客が利用する

「あかんだな駐車場」
http://kurumatabi.net/database/?p=2573

の入口にも、このように大きく車中泊禁止の看板が掲げてある。経緯は知る由もないが、この地に車中泊客を歓迎しない人たちがいることだけは確かだろう。

だが、その気持ちはわからなくもない。
車中泊で温泉めぐりを楽しんでいる人々の中には、「湯治」気分で温泉に近い無料駐車場に長期滞在をする人が後を絶たない。

湯治

だが、本来の「湯治」は、専門医から入浴方法や体調の維持・管理の指導を受けながら、特定の病気や怪我の治療を目的に、長期間(少なくとも一週間以上)温泉地に滞留する医学療法のひとつである。

つまり、癒しや観光目的の温泉旅とは、根本的に異なるものだ。車中泊の旅人の中には、自らの温泉めぐりが、湯治か旅かの区別がつかない人もいるようだが、いくら熱心な温泉ファンだとしても、温泉旅は他人の目にはレジャーに映る。

つまり、無料の駐車場で許されるのは、せいぜい一夜泊まりの「湯治気分」を味わう旅まで。もし湯治を希望するなら、オートキャンプ場か宿泊施設を利用しろというのは、スジの通った話である。

平湯料金所トイレ

それを考えると、これ以上誤解や環境悪化が進まないよう、平湯料金所脇のトイレ休憩所や、ヘリポートのある駐車場、あるいは新穂高村営駐車場のような目立つ場所は避けて、既に市民権を得ている施設を利用するのが得策だ。

<無料で車中泊のできる駐車場>

●道の駅 奥飛騨温泉郷上宝

●鍋平園地

<オートキャンプ場>

●平湯キャンプ場

●奥飛騨温泉郷オートキャンプ場
http://kurumatabi.net/database/?p=2795
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/865.html#c74

[リバイバル3] 車中泊向けの軽バン、ホンダ「N-VAN」の実用度 中川隆
75. 中川隆[-13824] koaQ7Jey 2018年7月30日 04:54:45 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-17383]

車中泊客はどこに行っても鼻ツマミ者 _ 2


奥飛騨温泉郷 地図
https://www.google.com/maps/@36.248925,137.499873,15z?hl=ja-JP


車中泊禁止の「あかんだな駐車場」は、奥飛騨温泉郷の恥2018/4/30
http://kurumatabi.net/database/?p=8718


「あかんだな駐車場」の車中泊禁止の立て看板
http://kurumatabi.net/database/wp-content/uploads/2016/01/禁止立て看板.jpg

前々から書いていることだが(笑)、ここは国立公園利用者向けの市営駐車場としては「最低」だ。車中泊禁止もさることながら、北アルプスの玄関口にあるにもかかわらず、駐車場のゲートが夕方6時を超えると翌朝4時までクローズドされるというのは、「空いた口が塞がらない」。

あかんだな駐車場には、上高地行きのバスターミナルがある。

季節によって開門時間を多少は変えているようだが、いずれにしてもハイシーズンの連休になれば、深夜の2時や3時に日本各地から利用者がやってくる。

東海北陸自動車道の全線開通により、吹田インターから上高地へのアクセスは、長野自動車道の松本インター経由より60キロ以上短くなった。おかげで仕事から帰って出発しても、なんとか日付が変わる頃には平湯に到着できる。

だが、登山客が利用する公共駐車場が、よもや夜間閉鎖されているとは、誰も思わないに違いない。

ゆえに到着後、えええっ!と絶句する(笑)。

徹夜も辞さずに、憧れの北アルプスを目指してやってくる登山客を何だと思っているのだ。安全に登山ができるための配慮として、運転疲れを癒やす「ほんのささやかなサービス」とも思えることすらできない、鈍感で自分たち本位で、不勉強。

と云われても仕方あるまい。

続いて「車中泊禁止」についてだが、想像するに「禁止したい事項」とは、上記の「乗鞍観光センターに置かれた看板」に記されているようなことなのだろう。

であれば、車中泊という行為をハナから勘違しているし、対応策も違う。「車中泊禁止」という乱暴かつ横柄なやり方は、偏見も甚だしい。

草津温泉でも、そんなアホなことはやってない。

2018年4月。

冒頭のみっともない「車内泊禁止」の看板は除外され、新しい表示に変わっていた。さすがに気が引けたのか、目先だけは変えてきたが、実質は何ひとつ変わっていない。

普通、入庫させなければ「車中泊」は物理的にできない。小さな「車中泊禁止」の表示は、「午後7時までに入庫してしまえばいい」という旅行者を、いざという時に刺すための布石なのだろう。

というのは、実際は閉鎖時間が来ても追い出したりせず、居座る車中泊客は「見て見ぬふり」だ。キャンピングカーが「居留守」をすれば、誰だってわからない(笑)。 結果、正直でマナーを守ろうとする「いい車中泊客」は沢渡に流れ、ルール破りが平気でできる「悪い車中泊客」だけが、奥飛騨温泉郷に残るという悪循環が生じる。

もし意図的にそうすれば、「車中泊は悪」と裏付ける画像や動画は、面白いくらい手に入る。ひょっとすると、そうなるように仕向けているのかもしれない(笑)。

一見すると、まるで子供、そして浅はか。しかし、本性はしたたか。

それが「奥飛騨温泉郷」の旅館組合のスタンスだと、近頃筆者は思うようになった。だが旅館宿泊客・団体ツアー客偏重主義の経営は、裏返せば「インバンウンドのカモ」。政権が変われば、きっと何軒もの旅館が消えて失くなることだろう。

いずれにしても、現状は利用者だけでなく「高山市」にとってもけして良いことではあるまい。

老婆心ながら、奥飛騨温泉郷が北海道の「洞爺湖温泉」のようになってしまわないうちに、「乗鞍観光センター」や沢渡第2・第3駐車場を見習って、1日でも早くルールを改め、日本人の本当に旅が好きな人々を大事にしたほうがいい。

PS

こちらは、道の駅奥飛騨温泉郷上宝にほど近い「荒神の湯」の駐車場。

それにしても… 奥飛騨温泉郷は、特に背の高いキャンピングカーがお嫌いらしい(笑)。

筆者には「お金持ち」をわざわざ追い出しているようしか見えないし、これをオートキャンパーのような専門誌が「問題扱い」しないことにも疑問を感じる。

ちなみにこれが駐車場の奥の実態。2時間以上いるように見えるのは、筆者だけだろうか。

乗鞍高原・上高地の車中泊スポット一覧
http://kurumatabi.net/database/?tag=%E4%B8%8A%E9%AB%98%E5%9C%B0%E3%83%BB%E4%B9%97%E9%9E%8D%E9%AB%98%E5%8E%9F

http://kurumatabi.net/database/?p=8718

▲△▽▼


どっちがマナー違反? 道の駅・奥飛騨温泉郷上宝と車中泊 2018年4月更新
http://kurumatabi.net/database/?p=2824

道の駅・奥飛騨温泉郷上宝は、奥飛騨温泉郷にある唯一の道の駅だが、高規格オートキャンプ場に隣接しており、ここでの車中泊に違和感を覚える住民や旅行者は少なくあるまい。ゆえに、やむなき場合時の利用にとどめておくのが大人の配慮というものだ。

ただし、それは常識が通用する旅先においての話である。

『車中泊禁止の「あかんだな駐車場」は、奥飛騨温泉郷の恥』
http://kurumatabi.net/database/?p=8718

という記事で書いた通り、上高地から北アルプスに向かうマイカー登山客の中には、午前中から山に登るため、前夜にクルマを飛ばして平湯までやってくる人が少なくない。

だが、そのための専用施設であるはずの「あかんだな駐車場」のゲートは夜間閉鎖されており、午前3時30分まで入場することができない。

その対応策として、開場までは平湯バスターミナルでの仮眠が許可されているわけだが、それでは登山者が睡眠不足になってしまう。

睡眠不足を解消し、良いコンディションで山に向かうためには、この道の駅で夜が明けるまで車中泊をする以外の最善策は見当たらない。

さて。上の写真は道の駅・奥飛騨温泉郷上宝の休憩所を兼ねた情報室だが、2018年のゴールンウィーク初日に訪ねた時には、驚いたことに「奥飛騨温泉郷の旅館・日帰り温泉に関するパンフレット」は一枚たりとも置いてなかった。隣県の乗鞍岳のパンフはあるのに?だ(笑)。

常識的には、誰が見ても「逆」。マイカーで現地を訪れる旅行者のために、地域のPRをするのは国交省が掲げる道の駅の役割のひとつである。

さらにもうひとつ。こちらは道の駅に最寄りの温泉「荒神の湯」の駐車場。通行フリーな空間に、あえてハイルーフ車やルーフキャリアを積んだクルマだけを、入場できなくするための細工が施されている(笑)。

もうお分かりの通り、道の駅を含めて奥飛騨温泉郷では、車中泊ができる背の高い車両で旅を楽しむ人を歓迎していない。そう、キャンピングカーに乗る貴方のことだ(笑)。

すなわち、キャンピングカーのオーナーは、ここでは謂れのない「差別行為」を否応なしに受ける。それは「基本的人権の侵害」には抵触しないのか?

しかし、だからといって道の駅で車中泊がしづらいわけではない。

敷地内には3軒の食事処も揃っている。まわりに店がないので、これは旅人にも嬉しいことだが、「シャモ・ホルモン・イワナの炭火焼き」は、飯のおかずというより、農家のオヤジにとってもちょっと素敵な酒の肴だ(笑)。

とどのつまり、「飲んだ人は寝て帰れ!」が暗黙のうちに成立する。しかも飲んだ人がどこから来ようが関係ない。そのうえ隣はオートキャンプ場なので、なんとなく筋も通っている(笑)。

こうしてみると、筆者にはさきほどの「差別」が、「この地域住民全体の意思」ではなく、「何某かの圧力」によるものだと思えてくる。草津温泉もそうだが、温泉地における「旅館組合」の力は絶大だ。

とりあえず、ここではさらに車中泊・キャンピングカーのイメージを失墜させる行動をとるのは愚かだ。それは「抵抗勢力」に「ごちそう」をわざわざ与えてやることにほかならない。

たとえば、明るい時間から駐車場に居座り、人の気配はあるが、動く様子のないクルマ。またバックドア下やスライドドア脇で自炊をしている姿。それはまさしく「抵抗勢力が期待している姿」以外の何者でもない。

だがそんなことをせずに、道の駅に泊まりながら車中泊の旅ができる人は山ほどいるし、本来それが理想的にできるクルマをキャンピングカーと呼ぶ。

ゆえに筆者は買い替えたし、同じような人が日本中に溢れている。そういう健全なクルマ旅の旅行者を迫害するのは、本末転倒も甚だしい。

幸いなことに、軽やミニバンで自炊と車中泊をしながら奥飛騨温泉郷に滞在するオッチャン達は、今「荒神の湯」の無料駐車場の居心地がいいらしい。

そして荒神の湯の駐車場管理者は、「2時間以上駐車禁止」と自らが定めたルールを破られているにもかかわらず、その駐車場で車中泊をし続ける輩を排除しないのに、キャンピングカーは差別しつづける…

いつかは、この矛盾が「抵抗勢力」の命取りになるだろう。

いつまでもバカにするなよ、俺たちを! 


道の駅・奥飛騨温泉郷上宝
〒506-1427 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷田頃家11-1
☎0578-89-3746

【道の駅奥飛騨温泉郷上宝 車中泊好適度!チェック】
1.駐車場の平坦性=○
2.駐車場のキャパシティー=△ 普通車:29台
3.ゴミ箱の有無=○
4.旅行情報の充実度=×
5.付帯設備の充実度=○


最寄りの温泉・入浴施設
■名前:奥飛騨ガーデンホテル焼岳
■☎:0578-89-2811
■料金:大人700円
■営業時間:12:00〜21:00(閉館22:00)
■定休日:無休(繁忙期は日帰り入浴の出来ない時間帯あり)
http://kurumatabi.net/database/?p=2824
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/865.html#c75

[リバイバル3] 車中泊向けの軽バン、ホンダ「N-VAN」の実用度 中川隆
76. 中川隆[-13823] koaQ7Jey 2018年7月30日 05:03:16 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-17383]

車中泊客はどこに行っても鼻ツマミ者 _ 3

北海道の「車中泊環境破壊」は、今が過渡期 2018/6/5
http://kurumatabi.net/hokkaido_wp/2017/09/07/post-971/


2012年夏、北海道へのリピーターが愛用している「H0」(ほっ)という雑誌に、衝撃的なコメントが掲載された。


編集部からのお願いです。 

この時期、キャンピングカーで道内を訪れる旅行者が増えていますが、一部のキャンパーの中に、

浴室で洗濯をしたり、
トイレで食器を洗ったり、
休憩所や駐車場を長時間にわたって使い続ける

など、非常に迷惑な行為をされる方がおります。

さらには、利用できる「期間」「時期」の条件を確認せずに、期間外、時間外に訪れて「せっかくここまで来たんだから」とごり押しする利用客もおり、せっかく当企画にご賛同いただいた施設様との信頼関係を損なう結果を招いております。

このままですと「一部の」不心得な方の行為が、パスポートファンの楽しみを奪ってしまうことにつながりかねません。この「無料パスポート」企画を存続させるためにも、ルールを守り良識を持ったご利用をお願いいたします。

HO編集長 大鹿寛

情けないとか、もったいないとか、このコメントを見て様々なことを思うわけだが、読者の中には、この事態に憤りを感じると同時に、「ついに、そうなったか…」という思いを抱く人も多いと思う。なぜなら、上に書かれた場面を、たぶん一度や二度は目の当たりにしたことがあるからだ。

中でも多いのは洗濯だろう。確かにひとり旅の場合は、コインランドリーが使いづらいという事情は理解できる。だが、ホテルや温泉旅館でなくても、入浴施設で洗濯をしている姿というのは、傍から見てもけして心地の良いものではなく、「場違い」という意見には頷くしかない。


まして、その洗濯物を道の駅や無料駐車場などの人目につく場所に干すというのは、常識人には受け入れがたい姿だ。 観光地に来て、まさか道端で人の下着を見せられるとは、誰も思っていない(笑)。

遠慮が得意な日本人の中に、お金があるから北海道で遊んでいると自ら公言する人は滅多にいない。しかし、キャンピングカーでなくても周囲はシルバー世代の車中泊旅行者をそんな目で見ている。

事実、北海道で普通に夫婦が1ヶ月間過ごせば、贅沢せずとも旅費込みで30万円程度は必要だ。身なりがどうあれ、潤沢な資金がなければ簡単に捻出できるものではあるまい。ゆえに「節約」自体は、けして悪いことではないと思う。

しかし、それも度が過ぎれば、他人に不快感を与えるだけでなく、

将来、同じように北海道でクルマ旅を楽しもうと日々働き、現在の年金生活を「支えている」現役世代から、その環境を奪うことになる。それは日本人がもっとも嫌う、「恩を仇で返す」ことではあるまいか…


北海道の場合、その解決策は実に明快で弁解の余地はない。 長期滞在がしたいのなら、キャンプ場を利用することである。そこなら洗濯も乾燥もできるし、炊事もできる。

そのうえ、どれだけ滞在しても、不審に思われたり煙たがられることもない…

車中泊だから旅の必要経費に「宿泊費」を計上しなくて良いというのは、1泊1000円以下で利用できるキャンプ場が数多く点在する北海道では通用しない。

1000円が惜しくて出せないというのなら、何もここまで来てもらわなくてもけっこう。それが常識を持つ道産子と、まともな旅人達の「ホンネ」である。

ここ数年、筆者は事あるごとに、「車中泊環境」という言葉を使うようにしている。

今でこそ、多少は車中泊という言葉が世間で知られるようになったが、世の中の大半がそれをしない人達であることに変わりはなく、施設や利用者、あるいは近隣住民との間で何かトラブルがあれば、それが即座に「車中泊環境」の破壊に通じるのは当然だ。上記の話は、その一例に過ぎず、リピーターであれば、いまさら驚くような出来事ではない。

特に北海道では、避暑を目的に車上生活をする人の姿を数多く見かけるが、もし貴方の近所にある公園や温泉の駐車場にそういう人が居着いたらどう感じるだろうか…  いつまでも動く気配のない車を見て「気味が悪い」と警察に通報するのは、神経質だからとは思えない。

北海道にも我々と同じ日本人が住んでいる。つまり、良いことも嫌なことも、感じ方は同じなのだ。

洞爺湖温泉街の噴水広場

2008年までは車中泊旅行者に開放され、地元の人々がゴミの回収までしてくれていた。
つまり地元は「新たな観光客層」として、車中泊の旅人に期待し、歓迎してくれていたのだろう。それは言い換えれば、それまでの旅行者のマナーが良かったことの証ともいえる。

2009年。1年経って来てみると、ご覧の通り車中泊は禁止になっていた。

ここでキャンピングカーが車を洗ったとか、トイレに紙オムツを捨てたからとか、その理由は諸説モロモロあるようだが、いずれにしても複数の要因が重なり、地元の反発を買うことに通じたのだろう。誠意を仇で返すような振る舞いだけに、その怒りは「ごもっとも」と言わざるを得まい。

2012年。噴水広場に隣接する彫刻公園での車中泊も実質的に規制され、いよいよ洞爺湖温泉街の無料駐車場では車中泊ができなくなった。すなわち、温泉街では車中泊の「功罪」に対し、この先も「罪」多しと結論づけたのである。 よって、同時に8月号のHoと温泉博士の無料クーポンからも、洞爺湖温泉の名前が消えてしまった。

だが、その代償として、平日の温泉街の目抜き通りには、人っ子一人いなくなった…

洞爺湖周辺には、整備されたキャンプ場が点在する。

この曙公園は、湖畔の草地に車の乗り入れが許された1泊1000円ぽっきりのキャンプ場だ。こういう施設がある以上、温泉街の対応は「妥当だった」と筆者は思う。

だが、それと無料クーポン券からの撤退は本来別問題だろう。これだけ時間が経てば、もう冷静に物事が判断できるはずだ。

マナーの悪い車中客は思っていたより少なかった。むしろ逃したのは「食事や土産物にお金を落としてくれる、気のいい客」のほうであったと(笑)。

確かに… 古き良き時代の北海道を知る者にとって、このような車中泊の環境破壊は残念なことだ。しかし、同時にそれによって逆に環境が正常化されるメリットは大きい。たとえ無料で車中泊ができなくても、無料で温泉施設が使えなくても、北海道の魅力が色褪せることはなく、むしろそのことにより、マナーや礼儀をわきまえない人々が、自らこの地を去ってくれる方がずっといい…


いずれにしても、現在の車中泊環境破壊は「過渡期」に入りつつある。

北海道にかかわらず、車中泊の旅行者は、まもなく世代交代が完了する。これから先は、筆者と同じく若い日に空前の「オートキャンプブーム」を経験しているキャリア・キャンパーが主流になる。

これはパソコンが操れる世代と、そうでない世代の違いに匹敵する出来事で、同じ車中泊でも手法が変わるということだ。計算を電卓ではなくエクセルでする、文書はワープロではなくワードで作るといえば、ピンとくるだろう。

そのシェアーが完全に逆転するまでには、まだ5年ほどかかると思うが、年々みっともないことが「やりづらくなる」のは明白で、最後には行きづらくなって、そこまで待たずとも自然消滅してしまうに違いない。
http://kurumatabi.net/hokkaido_wp/2017/09/07/post-971/
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/865.html#c76

[リバイバル3] 車中泊向けの軽バン、ホンダ「N-VAN」の実用度 中川隆
77. 中川隆[-13822] koaQ7Jey 2018年7月30日 05:12:00 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-17383]

車中泊客はどこに行っても鼻ツマミ者 _ 4


乗鞍観光センターの「これが正しい車中泊事情」 2018.4最新
http://kurumatabi.net/database/?p=8657


思い起こせば、乗鞍高原との「付き合い」はずいぶん長い。初めて訪ねたのは1994年、「20世紀」の話である(笑)。

当時はまだ車中泊もしていなかった時代だが、幼い子どもたちといっしょに奥飛騨温泉郷にテントを張り、安房峠超えで上高地に出かけたり、乗鞍スカイランで畳平までドライブしたり、スノーボードが禁止だった乗鞍高原のゲレンデに何度も足を運んだ。

しかし、振り返るとその全ては「過去形」。泣きそうになるほど渋滞した安房峠は安房トンネルに代わり、乗鞍スカイラインは通年マイカー通行禁止、そして休暇村のゲレンデは、スノーボーダーの楽園になっている(笑)。

それを考えれば、当時乗鞍観光センターの駐車場で、こんな光景がごく普通に見られていたとしても、さほど不思議じゃない。

例えるなら、サラリーマンはくわえタバコで堂々と街を歩き、もちろんレストランでも禁煙ができた時代だ。

乗鞍観光センターの車中泊事情を理解するには、そんな過去から現在に至る「車中泊を取り巻く時代の変遷」にも目を向ける必要がある。

http://kurumatabi.net/database/wp-content/uploads/2018/04/禁止事項.jpg

乗鞍観光センターが抱えた「悩み」は、この注意書きに見事に集約されている。そう、一番の問題は地元の宿泊施設に迷惑がかかり始めたということだ。

このあたりも喫煙と似ているのだが、実は同じことがほぼ同じ時期に、群馬県の草津温泉でも生じている。

ただ乗鞍高原の場合は、問題の解決策が対象向けに整理されているとは思えない。筆者なら、まずはこう書くと思う。

❶全ての皆様へ
乗鞍高原にはクマがいますので、ゴミはお持ち帰りください。クマが出ると閉鎖になるか、罪のないクマを処分しなければなりません。

❷キャンピングカーでお越しの皆様へ
盗電と、車両タンクへの水道水の給水は「犯罪行為」ですので、発見次第、警察に通報いたします。

❸車中泊をされる皆様へ
近隣の住民と宿泊施設に迷惑となる以下の行為を禁じます。お客様で禁止行為を発見された方は☎○○○○○までご一報ください。ただちに注意に伺います。

花火、調理・炊事、夜8時以降に車外で騒ぐこと、テント・タープ・シェルターの使用、発電機の使用

本来は、これでカタがつくはずだ。問題は通報や警察沙汰になった場合、誰が立ち会うのかだろうが、それは「施設の管理責任」の範疇で、禁止しておきながらそれを守らない人間を放置するから、マナー違反が後を絶たない。単純な話、監視カメラと、1年間のアルソックとの警備契約に必要な予算を、松本市に要請すればいいだけでは。

スピード違反、飲酒運転と同じで、悪質な車中泊旅行者を毎日取り締まる必要はなく、「ネズミ取り」でいい。というか、夜間見回りするだけでも十分だ。要は「乗鞍高原では捕まる」という噂をユーザー側に立ててもらうことが大事で、それが広まれば、常識外れな車中泊客は来なくなる。彼らはそういうことに異常なほど敏感なのだ(笑)。

だが、それを実践している車中泊スポットを、筆者は未だ見たことがない(笑)。逆にあろうことか、「全面車中泊禁止」という荒っぽい手段に出るところがある。

事実、乗鞍高原も一時はそうなりかけていた。

この看板を見て、「車中泊も禁止」と解釈するユーザーは多い。

「オートキャンプ」も「車中泊」も定義が曖昧だから仕方がないが、厄介なことに、それがブログやSNSを通して、多くの人に誤解を与えている。

中には親切な読者がいて、その話をわざわざカーネル編集部に連絡してくれるため、我々の知るところとなるのだが(笑)、これまでの経験上、大半は勘違いだったと云っていい。

ちなみに管理人やスタッフに確認しても、相手の「車中泊認識レベル」で答えは変わり、それが正しいとは限らない。どうせ聞くなら、ルールを作った「最高責任者」にすべきだ。

2018年現在、乗鞍観光センターの駐車場では、この看板が使われている。

以前よりもずいぶん分かりやすくなったと同時に、「これを守れば、車中泊をしてもかまわない」ということにもなる。しかもよく読むと、道の駅で普通に車中泊ができる人は、何一つ困らないはずだ(笑)。

だが… 実はここにはもうひとつの「トリック」がある。

ということは、禁止も何も、「P-1」にあたる乗鞍観光センター前の駐車場での車中泊は、「実質的に不可能」ということだ!(笑)。

つまり車中泊については、禁止事項に従い、「P-1-1」もしくは「P-2」でならOKということ。それが現在の正しいルールである。

それにしても… 上の表記とマップは連動しておらず、「湯けむり館」が移転して5年が過ぎているにもかかわらず、地図の修正は行われていない。こういうところがルーズというか、意識が低すぎる。

現地では「P-1」と呼ばれる、乗鞍観光センター駐車場。エコーラインが開放される夏は、御来光バスが未明から運行するため、続々と登山客・観光客がやってくる。その人達のために、駐車スペースを空けておきたいというのはよくわかるし、理にも適っているだろう。

車中泊OKのP-2は、乗鞍スーパー林道の入口手前にあり、カフェ&レストラン「アルム」の向かいになる。敷地にトイレはないが、P-1のトイレまで歩いて行けるので心配は無用だ。芝生の公園と隣接しており、むしろこちらのほうが居心地はいい。

未舗装でフリーのキャンプサイトのようなP-1-1。筆者は一度ここに誘導されたことがあるが、地面が土なので涼しく居心地も悪くない。

ただ、利用時間の看板に「P-1-1」と記載しているが、地図には載っていないうえに、スタッフに聞いても「P-1-1」がどこだかわからない。

ど〜よ!ほんま。これほど取材者泣かせな施設も珍しい(笑)。

なお、筆者の経験上、よほどのハイシーズン以外は「P-1」を表示通り「夜間閉鎖」にしてはいない。逆に「P-1-1」は普段利用できなくなっている。

そのあたりは「臨機応変に」ということだろう。杓子定規に突っ込まれたら、施設側もやらざるを得なくなり、WinWinの関係が崩れる(笑)。

云えるのは「何が何でも、車中泊客を締め出そう」というスタンスではないということ。掲示板に書かれたルールをちゃんと守りさえすれば、現状維持を保てる。

ついでなので、隣接する日帰り温泉施設「湯けむり館」についても記しておこう。

1990年に開業し、以来乗鞍高原を訪れるハイカーや、スキーヤーの疲れを癒し続けてきた名湯。硫黄臭を伴う白濁のお湯を持ち、車中泊ができる乗鞍観光センターと、白骨温泉に通じる乗鞍スーパー林道のゲートに隣接する好立地にあることから、筆者も開業間もない頃から幾度もここを利用してきた。

しかし設備が老朽化したため、2013年4月に道の向かい側に移転し、リニュアルオープン。上の写真は旧館だが、圧倒的に広い露天風呂とお洒落な薪ストーブが印象的だった。

こちらが現在の「湯けむり館」。外観はガラス張りのモダンなデザインで、外には「足湯」もある。また併設するレストランPRIMAVERAは、パスタとピザに力を入れているようだ。

ただ残念なことに… 以前に比べて新館のお風呂は、内湯が約3分の2、露天風呂に至っては3分の1ほどの大きさになり、どちらも石のタイル貼りの湯船になった。確かにキレイにはなったが、そのぶん風情が失われてしまった感は否めない。かつての檜の内湯と、広い浴槽に乳白色の湯がなみなみと満ちた休館を惜しむ声も多いだろう。

またこの規模では、ハイシーズンにはかなりの待ち時間が出ると予想される。

ちなみに「湯けむり館」から少し道を下ったところに「せせらぎの湯」という無料の湯小屋もあるが、定員は3名がギリギリ。ここは早朝に行かないと寛げない。

乗鞍高原 湯けむり館
〒390-1513 長野県松本市安曇鈴蘭4306-6
0263-93-2589

料金:大人720円(中学生以上)
営業時間:9:30〜21:00 受付終了は20:00・毎月第3火曜日または第4火曜日定休

実は乗鞍高原温泉郷には、公共施設の湯けむり館より安い料金で外来利用ができる温泉宿がたくさんある。

休暇村もそのひとつだが、筆者が勧めるのは、のりくら温泉とわさび沢温泉の2つのお湯が520円で楽しめる、写真の山水館信濃だ。

最後に。スキーと登山、そして温泉の宿泊客で栄えてきた乗鞍高原には、「食料調達がしずらい」という難点がある。近くにはスーパーマーケットどころかコンビニもない。

ちなみに比較的大きなスーパーは、松本方面に向かって30キロ近く走った、松本電鉄・上高地線の「波田」駅手前の「デリシア」。国道158号沿いの波田町役場交差点を右折し、踏切を超えたスグのところにある。

ここは真新しいコインランドリーも併設しているので、長旅の人にはありがたい。乗鞍高原や上高地を訪れるのは、週末や3連休の旅人だけではないのだから。

乗鞍高原・上高地の車中泊スポット一覧はこちら
http://kurumatabi.net/database/?tag=%e4%b8%8a%e9%ab%98%e5%9c%b0%e3%83%bb%e4%b9%97%e9%9e%8d%e9%ab%98%e5%8e%9f


http://kurumatabi.net/database/?p=8657
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/865.html#c77

[リバイバル3] 車中泊向けの軽バン、ホンダ「N-VAN」の実用度 中川隆
78. 中川隆[-13821] koaQ7Jey 2018年7月30日 05:19:16 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-17383]

車中泊客はどこに行っても鼻ツマミ者 _ 5


上高地行きのベスト車中泊スポット  沢渡・松本市営第2(第3)駐車場 2018年4月更新
http://kurumatabi.net/database/?p=948

沢渡・松本市営第2(第3)駐車場 地図
https://www.google.com/maps/@36.165619,137.651965,16z?hl=ja-JP

沢渡(さわんど)は、長野県側にある上高地行きのシャトルバス乗り換え駐車場が点在する地域の総称で、近頃は「沢渡地区」と呼ばれている。

ご承知の通り、上高地は通年マイカー規制を実施しており、アクセスするには沢渡地区か、岐阜県側の平湯温泉にある「あかんだな駐車場」で、シャトルバスに乗換える必要がある。 

上高地は河童橋周辺を散策する人だけでなく、穂高連峰や槍ヶ岳を目指す登山者にとっても通り道にあたるため、夜明け前に出る始発バスへの乗車を目指して、深夜にもかかわらず、日本全国から続々とマイカーが集まってくる。

しかし平湯温泉にある「あかんだな駐車場」は、午後7時から翌朝3時30分まで入庫することができず、仕事を終えた後、東海北陸自動車道を利用して大阪方面からやってくる登山客は、おちおち仮眠もできず、本当に不自由で歯がゆい思いをさせられている。

それに対し、24時間体制で利用客を受け入れているのが沢渡の市営駐車場だ。しかも、ただ開いているだけではなく、サービス全体を比べても、温泉街のある平湯とはかなりの温度差があり、上高地へ行くのに車中泊をするなら、沢渡側がお勧めであることは間違いない。

沢渡地区には大小あわせて14件の駐車場があるが、その中でトイレが有って最大規模の1050台を収容できるのが、松本市営第2・第3駐車場である。

松本市営第2・第3駐車場は、この「沢渡バスターミナル」まで徒歩でアクセスできる場所にある。

また「ナショナル・パークゲート」は、「沢渡バスターミナル」に隣接する施設のこと。このあたりの関係が行ったことのない人には分かりづらいが、要はこの4つはほとんど同じ場所にあると思っていい。

「かすみ沢駐車場」の愛称を持つ、沢渡第3駐車場。沢渡バスターミナルよりもずいぶん低い場所にあるが、地下道でつながっている。夏は「ナショナル・パークゲート」のトイレが24時間利用できるので、こちらで車中泊をするほうが便利だ。ただし、春はトイレが夜間閉鎖される。

いっぽう、こちらはオールシーズン24時間トイレが利用できる沢渡第2駐車場。冬は別として、上高地が開山祭を迎えるゴールデンウィークから、ニリンソウが咲き乱れる5月下旬に車中泊をしたい人に適してしている。

なお自炊派は、私営の梓第1駐車場と沢渡大橋駐車場に炊事場が完備されている(料金は同じ)。ここは禁止ではないようだが、水場やゴミ箱までは用意されていない。

沢渡第2駐車場は「足湯公園駐車場」とも呼ばれ、「さわんど温泉 湯の郷公園」の駐車場を兼ねており、写真の足湯が24時間無料で利用できる(駐車料金は1時間まで無料)。またトイレは洋式で、暖房完備のバリアフリーになっている。

加えて、料金ゲート前に建つ「山小屋ともしび」は、300円で日帰り入浴を受け付けている。

浴室は簡素で、看板には「露天風呂」と書かれているが、実際は屋根と壁がある。またシャワーはあるが、ボイラーの関係上、洗髪には使えないようだ。

そのため、うちの家内のようなシャイな女性には適さない(笑)。そのほかの温泉では、沢渡大橋にある「梓湖畔の湯」か、その向かいに建つ「お食事処 しもまき」が便利だろう。なお、駐車場内に建つ「しおり絵」では外来湯を受け付けていない。

沢渡地区の日帰り温泉 一覧

沢渡地区の問題は、近くにスーパーマーケットどころかコンビニもないことだ。

ちなみに比較的大きなスーパーは、松本方面に向かって30キロ近く走った、松本電鉄・上高地線「波田」駅手前に建つ「デリシア」。国道158号沿いの波田町役場交差点を右折し、踏切を超えたスグのところにある。

ゆえに松本方面からアクセスする場合は上記で、また奥飛騨温泉郷から安房トンネルを超えてアクセスする場合は、栃尾温泉の近くにある「Aコープおくひだ」で事前に食材を用意されることをお勧めする。

また、市営駐車場の料金は「1日単位(日付が変わると課金)」なので、買い出しや食事、入浴は事前に済ませてから入庫しよう。

かつてはこのバス停で乗降車できた上高地行きのバスは、写真の矢印方面に200メートルほど登ったところにできた、前述の「沢渡バスターミナル」から乗車する。バスターミナルは見た目よりも近いので、荷物が軽ければその距離は気にならない。なお、帰りはここで降ろしてくれる。

ついでなので、タクシー利用に関する耳寄りな話を記載しておこう。

現在の上高地は、平湯も沢渡地区もタクシー料金を定額化しており、沢渡地区から上高地バスターミナル間は2018年4月現在、一律の4200円になる。ちなみにバス代はひとり片道1250円(往復2050円)だ。

もし貴方が写真のような大荷物なら、当然タクシーのほうがいいわけだが、その際には「相乗り」する相手が重要になる。クルマに4人は乗れるが、リュックを4本積むのは大変だ。だが、まわりには手荷物しかない日帰りのバス待ち客がたくさんいる…

ここで算数。貴方がカップルだったら、4200円の半分にあたる2100円の負担で、残りは2100円。相乗り客の負担は、カップルなら同じく2100円でバスの片道運賃よりも200円安く、もし3人なら700円で収まり、550円も安いことになる。

しかも待ち時間はゼロで、ゆうゆうと座って行ける。

ということを3人組の日帰り客に声をかけて教えてやろう!(笑)

最後は厳冬期のお話。上高地が閉山する冬季は、この第2駐車場のみが、釜トンネルからスノートレッキングを楽しむ人用に無料開放されている。

年間を通じて利用できる温泉は、坂巻温泉旅館(0263-95-2453)。

ただし冬は周囲の店も日帰り温泉も閉鎖されるため、逆に温泉街のある平湯に泊まる方が利便性が高い。あかんだな駐車場が冬季は閉鎖になるため、町中にある平湯バスターミナルの駐車場での車中泊が認められているのもありがたい。

沢渡・松本市営第2・第3駐車場

【駐車料金】
1泊2日¥1,200(1日600円)

【駐車台数】
第2=550台 第3=500台  


上高地キャンプ&トレッキングガイド トップページへ
http://auto-packer.com/blog/2017/07/10/post-885/

乗鞍高原・上高地の車中泊スポット一覧はこちら
http://kurumatabi.net/database/?tag=%e4%b8%8a%e9%ab%98%e5%9c%b0%e3%83%bb%e4%b9%97%e9%9e%8d%e9%ab%98%e5%8e%9f

http://kurumatabi.net/database/?p=948
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/865.html#c78

[リバイバル3] 車中泊向けの軽バン、ホンダ「N-VAN」の実用度 中川隆
79. 中川隆[-13820] koaQ7Jey 2018年7月30日 05:31:19 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-17383]

車中泊客はどこに行っても鼻ツマミ者 _ 6


世界自然遺産・知床半島らしさが味わえるキャンプサイト 「知床国立公園羅臼温泉野営場」 2018/6/21 キャンプ場, 特選・車中泊スポット
http://kurumatabi.net/hokkaido_wp/2017/08/28/post-465/


「知床国立公園羅臼温泉野営場」地図
https://www.google.com/maps/@44.033064,145.156262,16z?hl=ja-JP

知床半島には、ウトロと羅臼にそれぞれ国設のキャンプ場がある。

以前はサイドオーニングやシェルターをクルマの横に展開できる、ウトロの「国設知床野営場」をよく利用していたのだが、数年前からライダーや自転車キャンパー優先の姿勢が鮮明になってきたため、知床滞在の拠点をこちらに移した。

もっとも…筆者はそのことに納得している。

世界自然遺産に名を連ねる知床半島は、もともと日本のみならず世界中から訪れるキャンパーの数と収容施設のバランスがあっていない。

加えて車中泊は道の駅でも可能だが、テントキャンプはさすがにキャンプ場以外でするわけにもいかず、ヒグマが多いこの地では、安全面でも特に混雑時期はサイトを彼らに譲るほうが賢明という気がするわけだ。

そんな中にあって、この「知床国立公園羅臼温泉野営場」では、駐車場での車中泊キャンプが許されている。北海道ではオートキャンプ不可でも、このようなシステムになっているところが数多くある。キャンプ場ガイドを見て、オート不可と書かれているからダメだとあきらめないで、確認の電話を入れてみるといい。

さすがにイスとテーブルを広げたまま寝る人は見かけないが、バックドアの下でつつましく食事をするような使い方なら、施設からも周りからも、とやかく云われることはない。道の駅との違いはそこにある。

キレイな水洗トイレ。

清潔に保たれた炊事棟。

ひとり1泊300円でこの施設が使え、道の駅での不自由さから解放されると思えば、筆者にはずいぶんお安い話に思える。

今度は、キャンプサイトの魅力について話そう。

朝夕に「知床横断道路」を走れば、エゾジカを見かけることは珍しくないのだが、ここでも比較的キャンパーが少ない日の早朝には、エゾジカが場内に姿を現し、和やかな景色を見せてくれる。

以前に確かNHKのワイルドライフだったと思うが、どこかの国の「木の葉を立って食べる鹿」を特集していたことを覚えている。たぶんこのような姿は世界的に見ても珍しいのだろう。

ただし、その日にペット同伴のキャンパーがいれば、鹿たちは姿を現さない。少し残念な気もするが、逆に犬がいることでキタキツネやヒグマも警戒する。もとより知床半島のキャンプ場でペット同伴を禁じてしまえば、愛犬家たちはこの地を訪ねることができなくなる。

なおここは、2008年8月に小鹿を追ってヒグマがサイトに迷い込み、テントに乗りかかろうとしたところ、中にいた少女が姉がじゃれてきたのと勘違いして蹴飛ばしたら、熊が慌てて逃げていった… というニュースで一躍有名になった。

その後、一時期閉鎖をしていたが、現在は普通に再開している。

知床国立公園羅臼温泉野営場ではゴミの管理が行き届いている。

ただし羅臼町では、「燃えるゴミ」と「燃えないゴミ」の観光客専用ごみ袋をそれぞれ1枚100円で販売しており、廃棄はそれを使用するのが条件だ。

北海道のキャンプ場では、ヒグマやキタキツネといった動物対策の面からもゴミの管理は欠かせないのだが、全部が全部そういう受け入れ態勢をとっているわけではないし、料金も自治体によってさまざまだ。

だが… 実は夕方には管理人が帰るため、有料の袋なしでもゴミは捨てられる。また駐車場も熊の湯利用客は無料で駐車できる。夫婦で1泊してお金を払ったとしても800円だが、悪く言えば、「正直者がバカを見るシステム」であることに変わりはない。

ここでどう振る舞うかは自由だが、現地でそれを知れば「無銭利用者」にムカつくのは当然だ。どうせ行けばわかるのだから、最初から知っておくほうがいいだろうと記載をした(笑)。

ちなみにこちらは、「道の駅うとろ・シリエトク」のトイレに貼ってあったゴミの回収料金表。以前はなかったと思うが、冒頭に記したようにキャンプ場から締め出された車中泊旅行者向けに、新たに始めたサービスなのかもしれない。

既にご承知の方も多いと思うが、知床国立公園羅臼温泉野営場から知床横断道路を渡った先には、無料の露天風呂「熊の湯」がある。

熊の湯についてはこちらのページに別途詳しい記事を用意しているので、興味があればそちらを参考にしていただきたい。


「虫刺され」に効く? 知床半島羅臼町の名物無料露天風呂 熊の湯
http://kurumatabi.net/hokkaido_wp/2017/09/01/post-743/

カランやシャワーがきちんと設備された温泉が希望なら、羅臼市街に下る途中にある「第一ホテル」と「峰の湯」が日帰り入浴を受け付けている。料金は500円だが入浴受付時間は4時まで。また繁忙期には断られる場合もある。

なお、知床半島にはスーパーマーケットはない。買い出しが必要な場合は、羅臼市街地にあるセイコーマートを利用している。

最後に。知床は峠を境に羅臼とウトロでお天気が全く違うケースが多々ある。ウトロの国設知床野営場とうまく使い分ければ、貴重な知床の夜を少しでも快適に過ごせるだろう。天気の情報は、熊の湯の前で待ち、ウトロ方面からきた旅行者に聞けば確実にわかる(笑)。

知床国立公園羅臼温泉野営場
〒086-1822 目梨郡羅臼町湯ノ沢町
☎現地無し
※ホームページに記載の0153-87-2126は、羅臼町役場水産商工観光課の番号なので、ナビにいれると役場に到着する。


キャンプ場の目印は、知床横断道路沿いにある写真の「熊の湯・無料駐車場」。その道向かいにキャンプ場に通じる導入路がある。

【車中泊好適度】
1.利用料金=ロケーションを考えれば ○ 
2.駐車場の平坦度=ほぼ平坦 ○ 
3.ゴミ箱の有無=有償であり △
4.入浴施設までの距離=隣接 ○ 
5.コンビニ・スーパーまでの距離= 羅臼市内まで約4キロ ○ 

知床半島 全記事リスト
http://kurumatabi.net/hokkaido_wp/tag/%E7%9F%A5%E5%BA%8A%E5%8D%8A%E5%B3%B6/


http://kurumatabi.net/hokkaido_wp/2017/08/28/post-465/
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/865.html#c79

[リバイバル3] 車中泊向けの軽バン、ホンダ「N-VAN」の実用度 中川隆
80. 中川隆[-13819] koaQ7Jey 2018年7月30日 05:54:19 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-17383]

車中泊客はどこに行っても鼻ツマミ者 _ 7

道東のRVパーク 知床清里町ウエルウサルみどり 2018/7/18 
http://kurumatabi.net/hokkaido_wp/2018/07/18/post-3177/


知床 清里町 ウエネウサルみどり - 知床 清里町の車中泊施設と自然ガイドをご提供しております
https://self-catering-accommodation-45.business.site/


知床清里町ウエルウサルみどり 地図
https://www.google.co.jp/maps/place/%E7%9F%A5%E5%BA%8A+%E6%B8%85%E9%87%8C%E7%94%BA+%E3%82%A6%E3%82%A8%E3%83%8D%E3%82%A6%E3%82%B5%E3%83%AB%E3%81%BF%E3%81%A9%E3%82%8A/@43.714428,144.506985,15z/data=!4m5!3m4!1s0x0:0xf1e944192a32c5e0!8m2!3d43.714428!4d144.506985?hl=ja

既にご承知の人も多いと思うが、RVパークは日本RV協会が推進している「滞在可能な車中泊専用施設」の総称で、2018年7月現在、全国で104件がその認定を受けている。

ただその経営母体は様々で、道の駅やホテル・温泉館の駐車場の一画を割いているところがあるかと思えば、純然たる個人経営のところもある。つまりキャンプ場と同じく、設備やサービスにはバラツキがあるわけだ。

筆者はこれまで10件ほどの施設を利用してきたが、面白いと感じたのは個人経営のRVパークだ。往々にしてオーナーは自らキャンピングカーを保有し、クルマ旅と車中泊を楽しんでいる。

そんな個人経営のRVパークが、筆者が注目している道東の「清里町」にできたというので、さっそく足を運んできた。

小清水の「清」の字と、斜里の「里」の字をもらって独立した清里町は、知床半島の「うとろ」から1時間ほどのところにある北海道有数のジャガイモ産地で、農道から見える風景は「プチ美瑛」。晴れていれば斜里岳の美しい稜線が見える、のどかな町だ。

有名なのは、このサクラマスが豪快に跳ねる「さくらの滝」。数年前までは知る人ぞ知る秘境だったが、SNSのおかげで今では「知らない人がいない」ほど有名な観光スポットになっている。

その「さくらの滝」から10キロほど離れた別荘地の一画に、RVパーク「知床清里町ウエルウサルみどり」はある。

オーナーの菅野又(すがのまた)氏は室蘭出身の「道内移住者」で、豊かな自然に恵まれたこの清里の地が気に入り、それまでの職業とは全くかけ離れた「ネイチャーガイド」として、現在の別荘を拠点に「人生の楽園」をスタートさせた。現在は「NPO法人きよさと観光協会」に所属し、上記の「さくらの滝」や「神の子池」など周辺の観光地をガイドするほか、世界遺産の知床にも精通している。

菅野又氏の観光ガイドの詳細はこちら。

ただ、清里町には観光客の宿泊施設がないに等しく、素晴らしい観光資源を有しながらも、団体ツアーの「通過点」にならざるを得ない事情を抱えている。

実は筆者は、以前からそのことを注視していた。宿泊施設がないということは、インバウンドとは無縁。言い換えれば、ここは我々とライダーの天国で、かつて富良野や知床がそうであったように、「古き良き北海道の佇まい」が今も感じられる貴重なエリアなのだ。その意味からすると、RVパークの開設は理にかなっており、明らかに需要はあるだろう。

ただし、近くには温泉併設の道の駅・パパスランドさっつると、高規格サイトの清里オートキャンプ場がある。RVパークの中でも最高位にランクされる宿泊料金を取る以上は、この2つにない明確なセールスポイントがいずれ必要になるのは明白だ。

冒頭にも書いたが、大半のRVパークは道の駅やホテル・温泉館など、もともと「ハード」面の本業を持つ業者が経営母体になっている。つまり舗装された駐車場や水洗トイレなどは「初めからある設備」であって、その面への不安はない。ただしスタッフに車中泊の経験はなく、居心地や「車中泊特有のサービス」といった面での満足感は得られない。

それに対し、「ウエルウサルみどり」はネイチャーガイドという「ソフト」を生業にしてきた個人が母体である。上のサイトは雑木林を菅野又氏本人が扱い慣れないチェーンソーを持って伐採し、ユンボで根っこを掘り起こして整地したという。

かように「北の国から的手作り感」があちこちに見られるため、設備を道の駅と比較すれば到底かなわないのは紛れもない事実で、いずれ宿泊客が増えれば「価格と設備」に関する「手厳しい評価」がSNS上に掲載されることになるかもしれない。

だが「ウエルウサルみどり」には、大いなる「伸びしろ」があるはずだ。

他者にはない「ソフト」を活かしたサービスやおもてなしの部分を見直せば、今の価格で経営を維持することは、さほど難しくはないように思う。

例えばシンクは、道の駅にはなくてココにはある。だが、このままではタンクに給水できても、食器や野菜を洗うことはできない。横にテーブルを置くだけで格段に使いやすくなるわけだが、そのことに本人たちは気づいていない…

全ては価格と質のバランスだ。ホームページを含めて、価格を下げるのではなく質を向上させる工夫で対処してほしいと思う。

料金ほか詳細は公式サイトを参照。
https://26y1o.crayonsite.info/p/3/

http://kurumatabi.net/hokkaido_wp/2018/07/18/post-3177/
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/865.html#c80

[リバイバル3] 車中泊向けの軽バン、ホンダ「N-VAN」の実用度 中川隆
81. 中川隆[-13818] koaQ7Jey 2018年7月30日 06:04:12 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-17383]

クルマで旅する<北海道・車中泊旅行ガイド>

クルマ旅の専門家がお届けする、北海道を車中泊で旅行するために役立つ情報が満載のスペシャルサイトです。
http://kurumatabi.net/hokkaido_wp/

「フェリー乗船レポート 」一覧
http://kurumatabi.net/hokkaido_wp/category/featured/ferry/

北海道は「車中泊天国」 2017/8/25
http://kurumatabi.net/hokkaido_wp/2017/08/25/post-287/

無料または格安オートキャンプ場が各地に点在。

北海道には無料または1000円〜2000円ほどでオートキャンプができる施設が各地に点在しており、道の駅を利用するよりも、そういった施設で車中泊をしたほうが圧倒的に寛げる。特にバックドア下を利用する自炊派の人々には理想的な環境といえるだろう。

写真は道の駅びふかに隣接する森林公園びふかアイランドキャンプ場のフリーサイトで、料金は大人1泊300円。道の駅のほかに400円で日帰り入浴ができる温泉施設と1日100円でプレーできるパークゴルフ場が隣接しており、2500円払えば区画電源サイトも利用できる。


ただし… 最初はそういうキャンプ場を簡単には見つけられないかもしれない。
北海道といえども、低料金キャンプ場の大半は、ガイドブックに「オート不可」と記された施設である。ゆえに大半のキャンパーは、キャンプ場ガイドのその表示を見て利用を諦めているはずだ。

しかし実際は、サイトと駐車場が隣接し、空いていればクルマのすぐ横か後にテーブルを出せるキャンプ場はたくさんある。

それが可能かどうかは、キャンプ場のレイアウト地図を見れば見当がつくし、インターネットでキャンプ場の画像検索をすれば、ほぼ確実にわかる。またライダー向けのガイドブックには、低料金キャンプ場がよく掲載されており、それを参考にするのもひとつの方法だろう。


なお、北海道ではそういう車中泊向きのキャンプサイトが各地にあることを住民もよく心得ている。ゆえに本州よりも道の駅での車中泊に対する視線が厳しいことは覚えておこう。

美深アイランドのような北海道の格安キャンプ場を見つけるのにお勧めのガイドブックがこちら。北海道の出版社が発刊しているだけあって、中身の濃さが光っている。毎年発刊されるので、購入する際は最新版を手に入れよう。


北海道キャンピングガイド
https://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_sb_noss?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&url=search-alias%3Dstripbooks&field-keywords=%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89


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[リバイバル3] 北海道の温泉に行こう 中川隆
36. 中川隆[-13817] koaQ7Jey 2018年7月30日 06:05:22 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-17383]

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北海道は「車中泊天国」 2017/8/25
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無料または格安オートキャンプ場が各地に点在。

北海道には無料または1000円〜2000円ほどでオートキャンプができる施設が各地に点在しており、道の駅を利用するよりも、そういった施設で車中泊をしたほうが圧倒的に寛げる。特にバックドア下を利用する自炊派の人々には理想的な環境といえるだろう。

写真は道の駅びふかに隣接する森林公園びふかアイランドキャンプ場のフリーサイトで、料金は大人1泊300円。道の駅のほかに400円で日帰り入浴ができる温泉施設と1日100円でプレーできるパークゴルフ場が隣接しており、2500円払えば区画電源サイトも利用できる。


ただし… 最初はそういうキャンプ場を簡単には見つけられないかもしれない。
北海道といえども、低料金キャンプ場の大半は、ガイドブックに「オート不可」と記された施設である。ゆえに大半のキャンパーは、キャンプ場ガイドのその表示を見て利用を諦めているはずだ。

しかし実際は、サイトと駐車場が隣接し、空いていればクルマのすぐ横か後にテーブルを出せるキャンプ場はたくさんある。

それが可能かどうかは、キャンプ場のレイアウト地図を見れば見当がつくし、インターネットでキャンプ場の画像検索をすれば、ほぼ確実にわかる。またライダー向けのガイドブックには、低料金キャンプ場がよく掲載されており、それを参考にするのもひとつの方法だろう。


なお、北海道ではそういう車中泊向きのキャンプサイトが各地にあることを住民もよく心得ている。ゆえに本州よりも道の駅での車中泊に対する視線が厳しいことは覚えておこう。


美深アイランドのような北海道の格安キャンプ場を見つけるのにお勧めのガイドブックがこちら。北海道の出版社が発刊しているだけあって、中身の濃さが光っている。毎年発刊されるので、購入する際は最新版を手に入れよう。


北海道キャンピングガイド
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[昼休み53] 北海道の名湯 中川隆
11. 中川隆[-13816] koaQ7Jey 2018年7月30日 06:06:07 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-17383]

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無料または格安オートキャンプ場が各地に点在。

北海道には無料または1000円〜2000円ほどでオートキャンプができる施設が各地に点在しており、道の駅を利用するよりも、そういった施設で車中泊をしたほうが圧倒的に寛げる。特にバックドア下を利用する自炊派の人々には理想的な環境といえるだろう。

写真は道の駅びふかに隣接する森林公園びふかアイランドキャンプ場のフリーサイトで、料金は大人1泊300円。道の駅のほかに400円で日帰り入浴ができる温泉施設と1日100円でプレーできるパークゴルフ場が隣接しており、2500円払えば区画電源サイトも利用できる。


ただし… 最初はそういうキャンプ場を簡単には見つけられないかもしれない。
北海道といえども、低料金キャンプ場の大半は、ガイドブックに「オート不可」と記された施設である。ゆえに大半のキャンパーは、キャンプ場ガイドのその表示を見て利用を諦めているはずだ。

しかし実際は、サイトと駐車場が隣接し、空いていればクルマのすぐ横か後にテーブルを出せるキャンプ場はたくさんある。

それが可能かどうかは、キャンプ場のレイアウト地図を見れば見当がつくし、インターネットでキャンプ場の画像検索をすれば、ほぼ確実にわかる。またライダー向けのガイドブックには、低料金キャンプ場がよく掲載されており、それを参考にするのもひとつの方法だろう。


なお、北海道ではそういう車中泊向きのキャンプサイトが各地にあることを住民もよく心得ている。ゆえに本州よりも道の駅での車中泊に対する視線が厳しいことは覚えておこう。


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青函フェリー
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日本長距離フェリー協会 航路案内
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航路・ダイヤ・運賃|舞鶴・敦賀・新潟・秋田と北海道を結ぶフェリー航路。
http://www.snf.jp/searoute/index.html

さんふらわあで行く、首都圏・北海道の船旅 - 商船三井フェリー
http://www.sunflower.co.jp/ferry/index.shtml

北海道・九州・四国・沖縄のフェリー予約はクルーズシステムへ
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地図から検索 高速料金・ルート検索 料金・ルート・交通情報 ドラぷら
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北海道道路情報総合案内サイト「北の道ナビ」〜ドライブに役立つ情報が満載!
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距離と時間検索 北の道ナビ
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37. 中川隆[-13813] koaQ7Jey 2018年7月30日 06:11:37 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-17383]

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日本RV協会 RVパーク認定施設一覧|くるま旅公式WEBサイト
https://www.kurumatabi.com/rvpark/list.html

2018年3月30日
日本RV協会は、全国の車中泊可能な施設をまとめた「RVパーク公式サイト」を開設した。

RVパークとは、道の駅や日帰り温泉などの駐車場の一画に車中泊専用の有料宿泊エリアを設けたもので、1週間程度の滞在もできる。

24時間利用が可能なトイレや100V電源供給設備、ごみ処理を引き受けるシステムが利用可能。

さらにほとんどのRVパークでは入浴施設の利用が可能もしくは近隣に入浴施設がある。日本RV協会では、キャンピングカーライフをより楽しんでもらうため、このRVパークの推進活動を実施。これまでに100か所を超えるRVパークが開設された。

今回開設した「RVパーク公式サイト」では、全国の施設を詳しく紹介。RVパークをエリアから検索できるほか、設備や駐車可能車両サイズなどの条件を指定して絞り込むこともできる。
https://response.jp/article/2018/03/30/307948.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/865.html#c83

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