79. 中川隆[-13458] koaQ7Jey 2018年7月15日 20:04:07 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-16588]
2018年07月15日
円高や世界不況では、投資しないことが最良の投資
円安から円高に移行する時は、投資しない方が良い
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投資しないほうが良い時
投資は何かをしなくてはいけないと考えがちだが、何にも投資しない方が儲かる場合もあります。
今から10年以上前の2007年7月頃「サブプライムショック」が発生して、世界経済危機が起きました。
為替相場は1ドル120円以上だったのが短期間に100円を割り、ついに80円も割り込みました。
日経平均は1万8000円だったのが2009年には7100円まで下落し、この頃投資したほとんどの人は大損失を出しました。
株価はもちろん消費も停滞し商売もだめ、失業率だけ上昇して「投資で儲けたい」という人が急増しました。
ところがこんな時こそ「投資をしないのが最良の投資」だったのです。
世界同時不況で資産価値が減少し、ドルや円といった基本通貨の信用もなくなり、土地価格や資源価値も下落しました。
こんな時に何かに投資して儲けるのは、グランドキャニオンを綱渡りで渡るようなもので、やめた方が良いのです。
だがこの世界同時不況でたったひとつ高騰した資産がありう、それは日本円でした。
1ドル124円から1ドル76円になったので、約40%も値上がりしたことになり、円を持っていれば4割儲かったのです。
こんな時に外貨投資するのは金をドブに捨てたのと同じで、必ず損をするでしょう。
国内投資でも同じことで、株価や土地価格は円高の影響で下がり、「日本円」で銀行に預金するのが一番いいのです。
長期的な流れに乗る
経済評論家や投資プランナーとかいう人たちは「現金で持たず投資しろ」と言いますが、彼らは証券会社などから広告費や給料をもらっているからそう言うのです。
円安から円高になる局面では、投資など一切せず銀行に預金しておくのが最も良い。
「日本が破産して預金は消滅する」と危機を煽る人も居ますが、それなら「円安」になる筈なので、通貨高で破産する国などありません。
では銀行に預金してそのままで良いかというと、円高から円安になる局面では、外国に投資するのが有利です。
銀行に預金しておいただけでドル換算で資産が4割増えたので、1ドル76円の時に米株とか海外投信を買えば、その後少なくとも4割儲かります。
実際にはその後の世界経済回復によって、4割どころか何倍にも儲かったでしょう。
必ずしも円高の底でなくても、マスコミが「超円高」と騒いだら銀行預金から海外投資に切り替えていきます。
円高はおよそ10年周期でやってくることが多いので、円高進行時には何もせず、円高になったら海外投資をします。
そういう時は大きな流れに乗り、日々の株価や相場に右往左往しないほうが良いです。
http://www.thutmosev.com/archives/76881113.html
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